令和 5年12月定例会 令和5年12月
津山市議会定例会 議 事 日 程(第 6 号) 〇令和5年12月19日(火)午後1時開議┌─────┬─────────────────────────────────────┐│ 日程番号 │ 会 議 に 付 す る 事 件 │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 議案第39号~議案第74号(36件)
││ │ 請願第4号(6月定例会のもの) ││ 第 1
│ 〇委員長報告(総務文教、厚生、産業、建設水道)
││ │ 〇質疑・討論
││ │ 〇採決 │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 議案第75号 令和5年度津山市
一般会計補正予算(第8次)
││ │ 〇上程 ││ 第 2
│ 〇市長の提案理由の説明
││ │ 〇質疑・討論
││ │ 〇採決 │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 議案第76号
公平委員会委員の選任について
││ │ 〇上程 ││ 第 3
│ ││ │ 〇市長の提案理由の説明
││ │ 〇採決 │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 議案第77号
教育委員会委員の任命について
││ │ 〇上程 ││ 第 4
│ 〇市長の提案理由の説明
││ │ 〇質疑・討論
││ │ 〇採決 │└─────┴─────────────────────────────────────
┘ 〇市長あいさつ 〇
議長あいさつ 〇閉 会 本日の会議に付した事件┌─────┬─────────────────────────────────────┐│ 日程番号 │ 会 議 に 付 し た 事 件 │├─────┼─────────────────────────────────────┤│ 第 1
│ 議事日程と同じ │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 会議時間の延長について │├─────┼─────────────────────────────────────┤│ 第 2
│ 議事日程と同じ │├─────┼─────────────────────────────────────┤│ 第 3
│ 議事日程と同じ │├─────┼─────────────────────────────────────┤│ 第 4
│ 議事日程と同じ │└─────┴─────────────────────────────────────
┘ 令和5年12月
津山市議会定例会 追 加 議 事 日 程(第 6 号) 〇令和5年12月19日(火)午後1時開議┌─────┬─────────────────────────────────────┐│ 日程番号 │ 会 議 に 付 す る 事 件 │├─────┼─────────────────────────────────────┤│ 第 1
│「災害拠点病院運営費補助金1,248万2千円」について「津山・英田圏域での合
││ │意」などの措置ができるまで予算執行を凍結することを求める決議 │└─────┴─────────────────────────────────────┘ 本日の会議に付した事件┌───────────────────────────────────────────┐│ 議 事 日 程 と 同 じ │└───────────────────────────────────────────
┘ 令和5年12月19日 津 山 市 議 会 議 員 殿
津山市議会議長 中 島 完 一 議 員 派 遣(緊急・閉会中) に つ い て
津山市議会会議規則第167条の規定により別紙のとおり、議員を派遣したので報告する。 議 員 派 遣 事 項 ┌───────┬───────┬───────┬────────────────┐ │ 派遣議員 │ 派遣期間 │ 派遣場所 │ 派 遣 目 的 │ ├───────┼───────┼───────┼────────────────
┤ │ │ │神奈川県
│小田原城について
│ │ │ │小田原市
│ │ │ │令和5年 ├───────┼────────────────┤ │三 浦 ひらく│10月15日~│東京都狛江市
│主権者教育について
│ │ │ 10月17日├───────┼────────────────
┤ │ │ │東京都小金井市│議会改革について │ ├───────┼───────┼───────┼────────────────┤ │白 石
まこと│ 〃 │ 〃 │ 〃 │ ├───────┼───────┼───────┼────────────────┤ │田 口 浩 二
│ 〃 │ 〃 │ 〃 │ ├───────┼───────┼───────┼────────────────
┤ │ │令和5年
│ │ │ │松 本 義 隆│11月14日~│富山県氷見市
│地域公共交通について
│ │ │ 11月15日│ │ │ ├───────┼───────┼───────┼────────────────┤ │岡 田 康
弘│ 〃 │ 〃 │ 〃 │ └───────┴───────┴───────┴────────────────
┘ 議案会第8号 「
災害拠点病院運営費補助金1,248万2千円」について「津山・英田圏域での合意」などの措置ができるまで予算執行を凍結することを求める決議 上記の議案を、別紙のとおり
津山市議会会議規則第14条の規定により提出する。 令和5年12月19日
津山市議会議長 中 島 完 一 殿 提出者
津山市議会議員 末 永 弘 之 賛成者 〃 秋 久 憲 司 〃 〃 河 村 美 典 〃 〃 河 本 英 敏 〃 〃 近 藤 吉一郎 〃 〃 政 岡 大 介 〃 〃 丸 尾 勝 「
災害拠点病院運営費補助金1,248万2千円」について「津山・英田圏域での合意」などの措置ができるまで予算執行を凍結することを求める決議 令和5年9月議会に提案され、多数決で議決された「
災害拠点病院運営費補助金1,248万2千円」について、令和5年12月19日現在、執行されていないことから、予算執行を凍結することを求める決議を提案するものです。 予算が可決された、しかし、予算執行はされていない、という事実のうえにたつからこそ、予算執行の凍結を求めることができるということをまず付記しておきます。 まず、最初の指摘事項は、この補助金は、津山市
補助金等交付規則で予算化し、執行する訳ですが、当該補助金については、
災害拠点施設についての「活動した内容が不明」であること、また、「歳出についての大まかな項目」が存在するだけで、歳入については一般財源での対応です。 このことから、津山市
補助金等交付規則の交付内容に正しく合致し、議会が納得できる資料提出がなされ、かつ、
災害拠点病院の認定は、津山圏域・英田圏域の施設として認定したものですから、関係各自治体で「支援が決定される」までを期限とし、津山市も執行しない。そして、
津山中央病院からは、「感染症対策を維持する中で、
津山中央病院への患者数が減少し、病院の経常収支が減少していること、
医療スタッフの確保も難しくなっていることでの補助」を要請されたのにかかわらず、「
災害拠点病院としての補助」に変化した原因などが議会として納得できるまでを期限とし、予算執行の凍結を求めるものです。 以上、決議します。 令和5年12月19日 津山市議会 総 務 文 教 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書 令和5年12月11日
津山市議会議長 中 島 完 一 殿 本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したので報告します。
総務文教委員長 金 田 稔 久 印 記事件番号件 名審査結果摘 要議案第 39号令和5年度津山市
一般会計補正予算(第6次)のうち
総務文教委員会の所管に属する
事項原案可決賛成多数議案第 44号令和5年度津山市
土地開発公社清算事業特別会計補正予算(第1次)〃 議案第 47号津山市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号等の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例〃賛成多数議案第 48
号地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例のうち
総務文教委員会の所管に属する事項〃 議案第 54
号阿波地域農産物等活用型総合交流促進施設「あば交流館」条例の一部を改正する条例〃 議案第 57号損害賠償の額を定めることについて〃 議案第 58号損害賠償の額を定めることについて〃 議案第 59号損害賠償の額を定めることについて〃 議案第 68号令和5年度津山市
一般会計補正予算(第7次)のうち
総務文教委員会の所管に属する事項〃 議案第 74号津山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例〃 厚 生 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書 令和5年12月11日
津山市議会議長 中 島 完 一 殿 本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したので報告します。 厚生委員長 高 橋 寿 治 印 記事件番号件 名審査結果摘 要議案第 39号令和5年度津山市
一般会計補正予算(第6次)のうち厚生委員会の所管に属する
事項原案可決賛成多数議案第 41号令和5年度津山市
国民健康保険特別会計補正予算(第1次)〃 議案第 42号令和5年度津山市
介護保険特別会計補正予算(第2次)〃 議案第 43号令和5年度津山市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1次)〃 議案第 49号津山市空家等の適切な管理及び活用の促進に関する条例の一部を改正する条例〃 議案第 50号ふれあいサロン条例の一部を改正する条例〃 議案第 51号津山市
国民健康保険条例の一部を改正する条例〃 議案第 52
号新型コロナウイルス感染症のまん延を防止するための公の施設の利用等の特例に関する条例の一部を改正する条例〃 議案第 60
号指定管理者の指定について〃 議案第 61
号指定管理者の指定について〃 議案第 68号令和5年度津山市
一般会計補正予算(第7次)のうち厚生委員会の所管に属する事項〃 議案第 69号令和5年度津山市
国民健康保険特別会計補正予算(第2次)〃 議案第 70号令和5年度津山市
介護保険特別会計補正予算(第3次)〃 議案第 71号令和5年度津山市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2次)〃 産 業 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書 令和5年12月12日
津山市議会議長 中 島 完 一 殿 本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したので報告します。 産業委員長 森 岡 和 雄 印 記事件番号件 名審査結果摘 要議案第 39号令和5年度津山市
一般会計補正予算(第6次)のうち産業委員会の所管に属する
事項原案否決賛成少数議案第 40号令和5年度津山市
食肉処理センター特別会計補正予算(第1次)原案可決 議案第 53号津山市加茂町
文化センター条例の一部を改正する条例〃 議案第 55号小型低床ノンステップバスの購入について〃 議案第 56号財産の処分について〃 議案第 62
号指定管理者の指定について〃 議案第 63
号指定管理者の指定について〃 議案第 64
号指定管理者の指定について〃 議案第 65
号指定管理者の指定について〃 議案第 66
号指定管理者の指定について〃 議案第 67
号指定管理者の指定について〃 議案第 68号令和5年度津山市
一般会計補正予算(第7次)のうち産業委員会の所管に属する事項〃 請願第 4号新食品衛生法に対応した
農産加工施設設置を求める請願不 採 択 建 設 水 道 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書 令和5年12月12日
津山市議会議長 中 島 完 一 殿 本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したので報告します。
建設水道委員長 岡 田 康 弘 印 記事件番号件 名審査結果摘 要議案第 39号令和5年度津山市
一般会計補正予算(第6次)のうち
建設水道委員会の所管に属する
事項原案可決 議案第 45号令和5年度津山市
下水道事業会計補正予算(第2次)〃 議案第 46号令和5年度津山市
水道事業会計補正予算(第1次)〃 議案第 48
号地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例のうち
建設水道委員会の所管に属する事項〃 議案第 68号令和5年度津山市
一般会計補正予算(第7次)のうち
建設水道委員会の所管に属する事項〃 議案第 72号令和5年度津山市
下水道事業会計補正予算(第3次)〃 議案第 73号令和5年度津山市
水道事業会計補正予算(第2次)〃 津総総第548号 令和5年12月19日 津 山 市 議 会 議 員 殿 津山市長 谷 口 圭 三 追 加 議 案 の 送 付 に つ い て 市議会12月定例会に提出する次の議案を、別紙のとおり送付します。 記議案第75号 令和5年度津山市
一般会計補正予算(第8次)議案第76号
公平委員会委員の選任について議案第77号
教育委員会委員の任命について 議案第76号
公平委員会委員の選任について 津山市
公平委員会委員に次の者を選任したいから、
地方公務員法(昭和25年法律第261号)第9条の2第2項の規定により、議会の同意を求める。 記1 住 所 津山市上河原212番地42 氏 名 國 藤 義 隆3 生年月日 昭和25年7月20日 令和5年12月19日提出 津山市長 谷 口 圭 三 議案第77号
教育委員会委員の任命について 津山市
教育委員会委員に次の者を任命したいから、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第162号)第4条第2項の規定により、議会の同意を求める。 記1 住 所 津山市日上110番地2 氏 名 島 田 美 保3 生年月日 昭和31年1月30日 令和5年12月19日提出 津山市長 谷 口 圭 三 令和5年12月19日
津山市議会議長 中 島 完 一 殿 発議者
津山市議会議員 白 石 まこと 〃 〃 政 岡 大 介 〃 〃 丸 尾 勝 議案の修正について 議案第39号 令和5年度津山市
一般会計補正予算(第6次) 記 上記議案に対する修正案を、別紙のとおり
津山市議会会議規則第17条の規定により提出します。(別紙) 令和5年度津山市
一般会計補正予算(第6次)に対する修正案 令和5年度津山市
一般会計補正予算(第6次)の一部を次のように修正する。 第1条第1項中「2,446,986千円」を「2,371,986千円」に、「52,843,359千円」を「52,768,359千円」に改める。 第1表
歳入歳出予算補正の一部を次のように改める。歳入┌──────┬──────────────┬──────┬──────┬───────┐│ 款 │ 項 │ 補正前の額 │ 補 正 額 │ 計 │├──────┴──────────────┼──────┼──────┼───────┤│ │ 千円│ 千円│ 千円││ │ │ 382,397│ 8,789,781││ │ │ │ ││55 国庫支出金 │ 8,407,384│ 419,897│ 8,827,281
││ ┌──────────────┼──────┼──────┼───────┤│ │ │ │ △13,096│ 2,859,344││ │ │ │ │ ││ │20 国庫補助金 │ 2,872,440│ 24,404│ 2,896,844│├──────┴──────────────┼──────┼──────┼───────┤│ │ │ 1,009,852│ 3,444,537││75 繰入金 │ 2,434,685│ 1,013,652│ 3,448,337
││ ┌──────────────┼──────┼──────┼───────┤│ │ │ │ 1,007,490│ 3,427,792││ │20 基金繰入金 │ 2,420,302│ 1,011,290│ 3,431,592│├──────┴──────────────┼──────┼──────┼───────┤│ │ │ 14,000│ 3,474,474││90 市債 │ 3,460,474│ 47,700│ 3,508,174
││ ┌──────────────┼──────┼──────┼───────┤│ │ │ │ 14,000│ 3,474,474││ │10 市債 │ 3,460,474│ 47,700│ 3,508,174│├──────┴──────────────┼──────┼──────┼───────┤│ │ │ 2,371,986│ 52,768,359││ 歳 入 合 計 │ 50,396,373│ 2,446,986│ 52,843,359│└─────────────────────┴──────┴──────┴───────┘歳出┌──────┬──────────────┬──────┬──────┬───────┐│ 款 │ 項 │ 補正前の額 │ 補 正 額 │ 計 │├──────┴──────────────┼──────┼──────┼───────┤│ │ 千円│ 千円│ 千円││ │ │ 265,010│ 2,042,192││40 商工費 │ 1,777,182│ 340,010│ 2,117,192
││ ┌──────────────┼──────┼──────┼───────┤│ │ │ │ 265,010│ 2,042,192││ │10 商工費 │ 1,777,182│ 340,010│ 2,117,192│├──────┴──────────────┼──────┼──────┼───────┤│ │ │ 2,371,986│ 52,768,359││ 歳 出 合 計 │ 50,396,373│ 2,446,986│ 52,843,359│└─────────────────────┴──────┴──────┴───────┘ 第2表 繰越明許費補正の一部を次のように改める。 (単位 千円)┌────────┬────────┬───────────────┬─────────┐│款 │項 │事 業 名 │金 額 │├────────┼────────┼───────────────┼─────────┤│ │ │ │ 29,850││40 商 工 費│10 商 工 費│城下地区まちづくり整備事業 │ 104,850│└────────┴────────┴───────────────┴─────────┘ 第4表 地方債補正の一部を次のように改める。 (単位 千円)┌────────┬─────┬──────┐│ 起債の目的 │ 区 分 │ 限 度 額 │├────────┼─────┼──────┤│ │ 補正前 │ 5,900││ 城下地区まち ├─────┼──────┤│ づくり事業費 │ │ 19,300││ │ 補正後 │ 53,000│├────────┼─────┼──────┤│ │ 補正前 │ 3,460,474││ 計 ├─────┼──────┤│ │ │ 3,474,474││ │ 補正後 │ 3,508,174│└────────┴─────┴──────
┘ 令和5年12月19日
津山市議会議長 中 島 完 一 殿 提案者
津山市議会議員 河 村 美 典 賛成者 〃 秋 久 憲 司 〃 〃 河 本 英 敏 〃 〃 近 藤 吉一郎 〃 〃 政 岡 大 介 〃 〃 丸 尾 勝 「議案第75号 令和5年度津山市
一般会計補正予算(第8次)」に関する組替えを求める動議の提出について 上記の動議を、別紙のとおり
津山市議会会議規則第16条の規定により提出します。(別紙) 議案第75号 令和5年度津山市
一般会計補正予算(第8次)に関する組替えを求める動議 令和5年度津山市
一般会計補正予算(第8次)について、下記のとおり組み替えを要求する。 記1 組み替えの内容 (1)20款民生費、10項社会福祉費、66目住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業を除く予算(288,491千円)を削除し、市民へ直接給付し支援する予算に組み替えることを求める。2 提案理由 今日の物価の高騰は、確かに各事業所には大きな負担となっているが、各々の事業所を支える多くの労働者である市民一人ひとりにも、大きな影響がもたらされており、本市の経済活動の長期的な維持・向上に向けては、市民の家計支援をとおして、消費活動の活性化をめざすことが何よりも重要であると考える。 住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業を除く予算288,491千円について、昨日現在の市民96,391人で割った場合、一人当たり約3,000円となり、世帯数45,678で割ると約6,300円となる。 以上のことから、住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業を除く予算288,491千円は、諸物価高騰に苦しむ市民への物価高騰対策として直接的な給付事業に組み直す、または、各世帯の水道料金基本料金減免事業に組み直すことを求める。 出席・欠席または遅参・早退した議員の番号・氏名┌───┬─────────┬───┬───┬───┬─────────┬───┬───┐│ 議席 │ │ 出席 │ 遅参 │ 議席 │ │ 出席 │ 遅参 ││ │ 氏 名 │ │ │ │ 氏 名 │ │ ││ 番号 │ │ 欠席 │ 早退 │ 番号 │ │ 欠席 │ 早退 │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 1 │ 白 石 まこと │ 出席 │ │ 14 │ 広 谷 桂 子 │ 出席 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 2 │ 上 山 はるうみ │ 〃 │ │ 15 │ 秋 久 憲 司 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 3 │ 寺 坂 典 子 │ 〃 │ │ 16 │ 近 藤 吉一郎 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 4 │ 高 橋 寿 治 │ 〃 │ │ 17 │ 中 島 完 一 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 5 │ ほかぞの 千 晶 │ 〃 │ │ 18 │ 田 口 浩 二 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 6 │ 丸 尾 勝 │ 〃 │ │ 19 │ 岡 田 康 弘 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 7 │ 河 村 美 典 │ 〃 │ │ 20 │ 森 岡 和 雄 │ 〃 │ 早退 │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 8 │ 政 岡 大 介 │ 〃 │ │ 21 │ 吉 田 耕 造 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 9 │ 三 浦 ひらく │ 〃 │ │ 22 │ 末 永 弘 之 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 10 │ 勝 浦 正 樹 │ 〃 │ │ 23 │ 津 本 辰 己 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 11 │ 政 岡 哲 弘 │ 〃 │ │ 24 │ 原 行 則 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 12 │ 松 本 義 隆 │ 〃 │ │ 25 │ 河 本 英 敏 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 13 │ 金 田 稔 久 │ 〃 │ │ │ │ │ │└───┴─────────┴───┴───┴───┴─────────┴───┴───┘ 説明のため出席した者の職氏名┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│ 職 名 │ 氏 名 │ 職 名 │ 氏 名 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 市長 │ 谷 口 圭 三 │ 産業経済部長 │ 中 川 竜 二 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 副市長 │ 桑 村 功 士 │ 観光文化部長 │ 今 村 弘 樹 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 副市長 │ 野 口 薫 │ 農林部長 │ 平 田 暁 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 教育長 │ 有 本 明 彦 │ 都市建設部長 │ 山 本 将 司 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 企画財政部長 │ 左 居 薫 │ 地域振興部長 │ 明 楽 智 雄 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 企画財政部 │ 針 生 博 文 │ 加茂支所長 │ 美 若 隆 宏 ││ 政策推進監 │ │ │ │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 企画財政部参与 │ 平 井 良 幸 │ 勝北支所長 │ 平 井 営 次 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 総務部長 │ 三 浦 英 俊 │ 久米支所長 │ 黒 瀬 生 雄 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 総務部参与 │ 藤 井 浩 次 │ 阿波出張所長 │ 畑 田 泰 則 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 総務部参与 │ 土 井 克 一 │ 会計管理者 │ 久 松 美也子 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 税務部長 │ 尾 高 弘 毅 │ 水道局長 │ 小 林 和 弘 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 環境福祉部長 │ 朝 田 一 │ 教育次長 │ 森 上 譲 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 環境福祉部参与 │ 木 梨 良 祐 │ 総務部総務課長 │ 香 山 秀 樹 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ こども保健部長 │ 奥 田 賢 二 │ │ │└─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘ 職務のため出席した事務局職員の職氏名┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│ 職 名 │ 氏 名 │ 職 名 │ 氏 名 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 局長 │ 玉 置 晃 隆 │ 主幹 │ 尾 原 佳 世 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 次長 │ 廣 野 淳 子 │ 主任 │ 有 岡 佑 起 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 企画参事 │ 杉 山 洋 │ 主任 │ 難 波 大 輔 │└─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘ 会議場所 津 山 市 議 会 議 場 午後1時29分 開議
○議長(中島完一君) 御着席を願います。 皆様には連日御苦労さまでございます。 これより12月
津山市議会定例会第6日目の本会議を開きます。 ただいまの出席議員は25名全員であります。
△報告
○議長(中島完一君) この際、報告をいたします。 地方自治法第100条第13項の規定による議員の派遣について、
津山市議会会議規則第167条の規定に基づき、議長において配信のとおり決定をいたしましたので、御報告いたします。 本日の議事日程は、配信しておりますとおり4つの日程としております。
△日程第1 議案第39号~議案第74号 36件 請願第4号 1件 (委員長報告・採決)
○議長(中島完一君) まず、日程第1に入り、今議会付託の議案第39号「令和5年度津山市
一般会計補正予算(第6次)」から議案第74号「津山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」までの議案36件及び継続審査中の請願1件を一括上程議題といたします。 これら議案等につきましては、いずれも各常任委員会において審査終了の旨、報告があり、審査結果報告書はタブレットに配信しておりますとおりであります。 この際、常任委員長から審査結果の報告を求めます。 まず、
総務文教委員会委員長、登壇、報告を求めます。 13番、金田稔久議員、登壇。
◆13番(金田稔久君) 〔登壇〕 失礼をいたします。それでは、議長のお許しをいただきましたので、
総務文教委員会での今定例会におきましての付託をされました議案10件につきまして、12月11日に委員会を開催いたしまして審査をいたしました。その経過並びに結果等につきまして御報告を申し上げたいと思います。 まず初めに、補正予算議案3件について御報告をさせていただきたいと思います。 議案第39号「令和5年度津山市
一般会計補正予算(第6次)」のうち
総務文教委員会に所管いたします事項につきましてでございます。 この議案は、主に人事異動等に伴う職員人件費の調整、自己都合退職予定者等への退職手当の計上など人件費に関する予算措置でございました。 また、総務の所管といたしまして、財産管理費はふるさと納税寄附金の増加見込みに伴うふるさと津山サポート基金積立金の増額、賦課徴収費は令和6年度から市町村において賦課徴収する森林環境税に対応するためのシステムの改修費等の予算措置であることの説明を受けたところでございます。 委員より、森林環境税に対応するためのシステムの改修及び制度の内容を分かりやすく説明してほしいと、こういう御意見がございましたので、当局より、新制度であるため、現システム及び納付書の改修が必要となるもの、また制度創設より1,000円が国税として課税され、市町村においては個人住民税の均等割と合わせて賦課徴収されるものであるとの説明を受けたところでございます。 また、ふるさと納税の増額に関連し、令和25年度までの財政計画の中でふるさと納税も毎年見込まれるが、新しい財源の確保なども含めて、いま一度財政計画を立て直すべきではないかとの意見がございました。 次に、文教の所管でございます。 学校管理費は、予定をしていた高田小学校の橋梁の拡幅工事を取りやめをしたことに伴う減額、また勝北中学校のテニスコート改修に係る増額等の予算措置であることの説明を受けたところでございます。 委員より、勝北中学校のテニスコートの改修の具体的な内容はとの質問がございまして、当局より、2面テニスコートを人工芝からクレーコートへの変更するもの、人工芝と人工芝の下の舗装を撤去し、その上に真砂土を設置するため、撤去費用が多額になるとの答弁をいただいたところでございます。 そのほか、当局より詳細な説明を聴取し、慎重なる審査の結果、職員の退職手当について、自己都合退職予定者の状況は、今の津山の政治の在り方に何らかの問題点があるのではないかという意味での反対など、反対意見が示されましたが、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしたところでございます。 次に、議案第44号「令和5年度津山市
土地開発公社清算事業特別会計補正予算(第1次)」及び議案第68号「令和5年度津山市
一般会計補正予算(第7次)」について説明を受けた後、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしたところでございます。 次に、条例議案4件につきまして御報告をさせていただきます。 議案第47号「津山市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号等の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例」は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、法律でマイナンバーの利用が認められている事務について所要の改正を行う必要があるものとの説明を受けたところでございます。 審査を行った結果、採決において、マイナンバー制度の反対の立場を取る委員から反対意見が示されましたが、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしたところでございます。 次に、議案第48号「地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例」及び議案第74号「津山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」は、説明を受けた後、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしたところでございます。 続きまして、議案第54号「阿波地域農産物等活用型総合交流促進施設「あば交流館」条例の一部を改正する条例」についてでございます。 老朽化したあば交流館の大規模改修の後、客室形態に合わせた料金体系の見直しを行い、条例の一部を改正するものとの説明を受けたところでございます。 委員より、料金の設定根拠、利用見込み等の現状も含めて丁寧な情報提供をしていただきたいとの意見があり、現在までの利用状況、改修案等の説明を受け、審査の結果、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしたところでございます。 次に、その他議案の3件について御報告をさせていただきたいと思います。 議案第57号、58号、59号の「損害賠償額を定めることについて」は、令和5年1月24日から25日及び27日から28日の積雪の影響で、阿波地区の大福寺公園の大枝、樹木の枝が折れたということでございまして、それが落下し、4名の所有する墓地の墓石や石灯籠、塀などを損傷し、その修繕に係る費用であるとの説明を聞きました。 委員からの要望があり、事故の詳細について改めて説明を受けた後、審査の結果、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしたところでございます。 続いて、報告事項につきましては、総務の所管から、地方自治法第180条第2項の規定による専決処分の報告について、文教の所管から、体制整備に関する基本方針説明会開催状況についての報告を受けております。 最後に、その他の項を私のほうから何点か御報告をさせていただきたいと思います。 市民プールの建設につきましての御意見が出されたところでございます。
総務文教委員会で11月16日に、久米支所におきまして新市民プール建設に伴うこれからのまちづくりをテーマに懇談会を開催し、参加者の皆様より様々な意見をいただいたところでございます。意見の中には、具体的なことが分からないと、プールができることでの経済効果はいかがかなどなど、いろいろな意見がございまして、いわゆる公認プール、非公認プールの比較等を具体的に示した上で広範囲の方に対象としたアンケート調査を行ってほしいと、こういうことで様々な意見を聴取した中で、委員会として当局にお願いをしたところでございます。 また、現在、調査委託をされております久米総合文化運動公園市民プール整備基本計画策定事業に関しましての内容が分かり次第、委員会並びに議会のほうにお示しをいただくようにもお願いをしているところでございます。 また、そのほかにも市民プールに関係する質問、対応が多々ありました。本議会におきましても、1番議員からもアンケートの実施の在り方等についてのことも議論が出ました。また、現在開催をされております津山市スポーツ推進審議会の開催状況、協議内容について、また様々な審議会が開催をされておりますが、その審議会の在り方について、宮古島市との姉妹縁組60周年に向けての対応について、次にDX化に関連して、JR西日本が行っておりますICOCAカードが津山駅に導入する中で、新見市のような地域カードで取組をまちづくりの視点で取り組むべきではないかという意見、様々に意見が出されたところでございますことも御報告をさせていただきたいと思います。 以上が
総務文教委員会に付託をされました諸案件の審査結果等の報告でございます。何とぞよろしく御審議の上、適切決定を賜りますようにお願いを申し上げまして、
総務文教委員会としての御報告を申し上げます。 以上でございます。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 次に、厚生委員会委員長、登壇、報告を求めます。 4番、高橋寿治議員、登壇。
◆4番(高橋寿治君) 〔登壇〕 今期定例会において厚生委員会に付託されました議案14件につきまして、去る12月11日に委員会を開催し、審査をいたしましたので、審査結果を御報告いたします。 初めに、議案第39号「令和5年度津山市
一般会計補正予算(第6次)」のうち厚生委員会の所管に属する事項についてであります。 環境福祉部の所管に属する事項では、委員から、障害者福祉費の扶助費の補正額が多い要因と、なぜ12月補正になるかについて質疑がありました。当局からは、前年度実績及び当該年度の上半期の実績、サービスの利用状況等を勘案し、年間の見込額の算出を行い、例年12月補正で措置しているとの答弁がありました。 次に、委員から、国民健康保険特別会計繰出金4,367万1,000円の内容について質疑がありました。当局からは、低所得者世帯等への保険料の軽減措置に関わる財政安定化支援事業として繰り出すもので、実績確定によるものとの答弁がありました。 こども保健部の所管に関する事項では、委員から、私立幼稚園連合会補助金6万5,000円について、内容の詳細について説明を求めました。当局からは、私立幼稚園連合会に対して、送迎するバス運行に関する運転手の研修や車両の安全点検等に要する年間経費の一部を補助するものであるとの答弁がありました。さらに、委員から、なぜこの時期に予算措置を行うこととしたのかとの意見がありました。これを受け、当局からは、以前より支援の要請があったことに加え、近年他地域で発生している送迎バスの事故に鑑み、新制度移行の有無等に関わらず、園児のさらなる安全・安心を確保する観点から予算措置を行う必要があると判断したものであるとの答弁がありました。 本議案につきましては、その他内容の詳細を聴取し、審査の結果、一部の委員より、私立幼稚園連合会補助金について、新制度に移行していないのはそれぞれ園の判断であり、新制度の支援が受けられないことを理由に市が補助を行うことは反対との立場から否決すべきとの意見が示されましたが、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第41号「令和5年度津山市
国民健康保険特別会計補正予算(第1次)」につきましては、内容の詳細を聴取した結果、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第42号「令和5年度津山市
介護保険特別会計補正予算(第2次)」につきましては、内容の詳細を聴取した結果、委員からは特段の質疑はなく、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第43号「令和5年度津山市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1次)」につきましては、内容の詳細を聴取した結果、委員からは特段の質疑はなく、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第49号「津山市空家等の適切な管理及び活用の促進に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、委員より、今回の改正における管理不全空き家に対する固定資産税の住宅用地特例解除の内容について質疑がありました。当局からは、周辺環境に影響を及ぼす空き家に対し、市が管理不全空き家と認定し、その後、勧告まで至った場合、特例の解除を行うことができるものであるとの答弁がありました。さらに、委員より、今回新たに創設された支援法人制度の内容について質疑がありました。当局からは、従来市が行っていた空き家の管理指導業務の一部を民間の法人等に委託できることとなったものであるとの答弁がありました。本議案につきましては、その他内容の詳細を聴取した結果、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第50号「ふれあいサロン条例の一部を改正する条例」につきましては、委員より、ふれあいサロンの今後の方向性について質疑がありました。当局からは、現時点では具体的な計画はないとの答弁がありました。これを受けて、委員から、今後方針があれば速やかに教えてほしいとの意見が述べられました。 審査の結果、本議案につきましては、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第51号「津山市
国民健康保険条例の一部を改正する条例」につきましては、内容の詳細を聴取した結果、委員からは特段の質疑はなく、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第52号「新型コロナウイルス感染症のまん延を防止するための公の施設の利用等の特例に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、内容の詳細を聴取した結果、委員からは特段の質疑はなく、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第60号及び議案第61号の「指定管理者の指定について」につきましては、内容の詳細を聴取した結果、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第68号「令和5年度津山市
一般会計補正予算(第7次)」のうち厚生委員会の所管に属する事項、議案第69号「令和5年度津山市
国民健康保険特別会計補正予算(第2次)」、議案第70号「令和5年度津山市
介護保険特別会計補正予算(第3次)」及び議案第71号「令和5年度津山市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2次)」の4議案につきましては、いずれも人事院勧告に基づく国家公務員給与の改定に準じた職員給与の改定に伴う予算措置であり、委員からは特段の質疑はなく、審査の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 審査終了後、当局から報告事項として、こども保健部より、小学生、中高生の生活に関するアンケート調査報告について、新型コロナワクチン接種についての2件をそれぞれ聞きおいております。 以上が厚生委員会に付託されました案件の審査結果等の報告であります。何とぞよろしく御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げます。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 次に、産業委員会委員長、登壇、報告を求めます。 20番、森岡和雄議員、登壇。
◆20番(森岡和雄君) 〔登壇〕 産業委員長報告。 今期定例会において産業委員会に付託されました議案12件及び継続審査となっております請願1件について、12月12日に委員会を開催し、審査をいたしましたので、審査結果を御報告いたします。 まず初めに、議案第39号「令和5年度津山市
一般会計補正予算(第6次)」のうち産業委員会の所管に属する事項についてであります。 まず、産業経済部、観光文化部の所管に属する事項として、委員から、城下地区まちづくり整備事業について、国際ホテル跡地に芝を敷設するとのことだが、どの程度の維持費がかかるのかとの質問であります。当局からは、天然芝を敷設した場合、年間250万円程度の費用がかかるとの答弁がありました。また、委員から、数百人規模のイベントをすれば、イベントごとに修繕の必要があるのではないかとの質疑がありました。当局からは、使用状況にもよるが、修繕等の手入れが必要になると思われる、隣接施設と一体で管理する構想もあるため、隣接する施設の商業用途で活用した場合の利益を維持管理費に回すといった国の例示している手法も研究し、経費の節減に努めたいとの答弁がありました。これに対し、委員から、維持管理費が費用がかかることを考慮すれば、現状のままでよいのではないかとの反対する意見が出されました。そのほか、委員から、天然芝の場合は、水やりや虫の対策などの管理に手間がかかるため、人工芝にしてはどうかとの意見が出されました。 次に、農林部の所管に属する事項については、当局から内容の詳細及びその必要性を聴取した結果、特に質疑はございませんでした。 本議案に対しては、反対意見が出され、採決の結果、賛成少数で否決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第40号「令和5年度津山市
食肉処理センター特別会計補正予算(第1次)」についてであります。 議案第40号については、内容の詳細及びその必要性を聴取し、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第53号「津山市加茂町
文化センター条例の一部を改正する条例」についてであります。 議案第53号につきましては、内容の詳細及びその必要性を聴取し、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第55号「小型低床ノンステップバスの購入について」であります。 議案第55号につきましては、内容の詳細及びその必要性を聴取し、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第56号「財産の処分について」であります。 委員から、今回津山産業・流通センター内に立地する企業の従業員数はどの程度かとの質疑がありました。当局からは、現在の従業員は5名で、立地に当たり津山市で5人の雇用を予定しているとの答弁がありました。 議案第56号につきましては、内容の詳細及びその必要性を聴取し、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第62号から議案第67号までの「指定管理者の指定について」であります。 議案第62号、津山圏域雇用労働センターに係る指定管理の指定について、委員から、指定管理者から提案があった事業計画の中で利用促進を図るとしているが、収支計画の収支が増えておらず、整合性が取れていないのではないかとの質疑がありました。当局からは、収支計画については津山広域事務組合から提案があったものである、今後も利用促進を図ってもらいたいとの要望がありました。 また、議案第65号、道の駅久米の里に係る指定管理の指定について、委員から、ほかの施設同様に公募すべきではないかとの質疑がありました。当局からは、今回の指定管理団体が設立された趣旨からも、引き続き同団体が運営することが最も合理的であるとの決定方針の下、指定管理者審査委員会により選定されているとの答弁がありました。 また、議案第66号、黒木キャンプ場に係る指定管理者の指定について、委員から、運営経費に関する事項の得点が低いのではないかとの質疑がありました。当局から、候補者が収支計画に示した指定管理料金の金額が市が設定した指定管理料に近い金額であったため、計算の結果、このような得点になったと答弁がありました。 また、議案第67号、奥津川ラビンの里に係る指定管理者の指定について、委員から、現在の指定管理者と金額にしてどの程度の差があるのかとの質問がありました。当局からは、現在の指定管理者より5年間で331万円安い提案を受けているとの答弁がありました。また、委員から、新しい指定管理者は県外の事業者になるため、今まで働いていた地元の人に頼らなければ経営がスムーズにできないのではないかと思うが、当局はどのように考えているのかとの質問がありました。当局からは、提出された事業計画において、地域の人材の協力を得ながら運営をしていくと示されており、円滑な運営がなされるものと考えているとの答弁がありました。これに対して委員から、当局が責任を持って地元の人材の協力を得ながら事業を行うよう依頼すべきであるとの意見が出されました。 議案第62号から議案第67号までの採決については、その内容の詳細及び必要性を聴取し、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第68号「令和5年度津山市
一般会計補正予算(第7次)」のうち産業委員会の所管に属する事項についてであります。 議案第68号につきましては、内容の詳細及びその必要性を聴取し、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、請願の審査結果について報告いたします。 6月定例会及び9月定例会において継続審査となっていた請願第4号「新食品衛生法に対応した
農産加工施設設置を求める請願」についてであります。 本請願は、新食品衛生基準に適合した衛生管理が全ての食品等事業者に義務づけられたことに伴うものであり、個々の事業者では施設整備が難しいため、津山市に対して新たな基準に適合した共同利用が可能な加工施設の新設を求めるものです。 委員から、施設の新設ではなく、家庭でも条件を満たすことで漬物づくりが継続できるので、設備の改修の補助を検討すべきではないかとの反対意見が出され、採決の結果、全員一致で不採択とすべきものと決定いたしました。 また、このたびの委員会において、当局から、台湾彰化市との観光交流における友好協力に関する協定締結について、農業用水合理化管の破裂についての報告があり、それぞれ聞きおいております。 以上が産業委員会に付託されました諸案件の審査結果の報告でございます。何とぞよろしく審議の上、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げます。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 次に、
建設水道委員会委員長、登壇、報告を求めます。 19番、岡田康弘議員、登壇。
◆19番(岡田康弘君) 〔登壇〕 失礼いたします。今期定例会において
建設水道委員会に付託されました議案7件について、12月12日に委員会を開催いたしましたので、審査の経過並びに結果などについて御報告いたします。 初めに、議案第39号「令和5年度津山市
一般会計補正予算(第6次)」のうち
建設水道委員会の所管に属する事項についてであります。 当局から詳細な説明を聴取した結果、議案に対する質疑は特になく、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第45号「令和5年度津山市
下水道事業会計補正予算(第2次)」についてであります。 当局から詳細な説明を聴取した結果、議案に対する質疑は特になく、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第46号「令和5年度津山市
水道事業会計補正予算(第1次)」についてであります。 当局から詳細な説明を聴取した結果、議案に対する質疑は特になく、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第48号「地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例」のうち
建設水道委員会の所管に属する事項についてであります。 委員から、今回該当となる条例の条文はどういった内容を定めたものかとの質疑がありました。当局からは、下水道事業の業務に従事する職員の賠償責任の免除について規定しているものであるとの答弁がありました。 その他説明を聴取した結果、適当妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第68号「令和5年度津山市
一般会計補正予算(第7次)」のうち
建設水道委員会の所管に属する事項についてであります。 当局から詳細な説明を聴取した結果、議案に対する質疑は特になく、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第72号「令和5年度津山市
下水道事業会計補正予算(第3次)」についてであります。 当局から詳細な説明を聴取した結果、議案に対する質疑は特になく、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第73号「令和5年度津山市
水道事業会計補正予算(第2次)」についてであります。 当局から詳細な説明を聴取した結果、議案に対する質疑は特になく、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 また、このたびの委員会において当局からの報告事項の説明がございました。 都市建設部からは、地方自治法第180条第2項の規定による専決処分の報告について、水道局からは、津山市水道事業経営審議会について、吉備中央町への給水応援活動について、有機フッ素化合物PFASに対する水道水の安全確認について、寒波対策についてなどの報告があり、それぞれ聞きおいております。 以上が
建設水道委員会に付託されました諸案件の審査結果の報告であります。何とぞよろしく御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願いを申し上げます。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 各常任委員長からの審査結果の報告は、ただいまお聞きのとおりであります。 ここで議事運営の都合により、しばらく会議を休憩いたします。 再開は午後2時10分といたします。 午後2時03分 休憩───────────────────────────────────────────── 午後2時10分 再開
○議長(中島完一君) 御着席を願います。 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 議案第39号「令和5年度津山市
一般会計補正予算(第6次)」に対しまして、本日、白石まこと議員外2名から修正の動議が提出されております。 所定の発議者がございますので、動議は成立いたしました。 本案は配信のとおりであります。 この際、提案理由の説明を求めます。 1番、白石まこと議員、登壇。
◆1番(白石まこと君) 〔登壇〕 失礼します。議長より発言のお許しをいただきましたので、発議者を代表いたしまして、私、白石まことが修正案の提案理由を述べさせていただきます。 このたび提出しました修正案は、議案第39号「令和5年度津山市
一般会計補正予算(第6次)」のうち、先ほど産業委員長報告にもありました産業委員会の所管に関する事項における40款商工費、10項商工費、15目商工振興費、14節工事請負費、施設整備工事費、城下地区まちづくり整備事業の国際ホテル跡地整備工事費7,500万円の予算案に対して、産業委員会において議案に反対をさせていただきました。その整備事業予算7,500万円を減額した修正案を提案させていただきます。なお、この部分を除いた塀改修工事費2,985万円やその他の補正予算案件に対して異論はありません。 この予算の事業概要は、住民や観光客が気軽に時間を過ごせる場やイベント実施などができる多目的広場として芝の敷設や駐車場の設置などを行い、その年間維持管理費は250万円を予定しているというものです。 今回の議案については、令和元年8月に津山市中心市街地活性化協議会からイベント広場として整備する旨の提案を受けて実施するものと理解しています。そのことに異論を申し上げるつもりはありません。確かに、天然芝は、環境的側面では二酸化炭素を吸収して酸素を生成するためCO2排出削減に貢献できます。また、水分を蒸散して周辺の温度上昇を抑制するなど、自然にも人にも優しい利点があります。さらには、周辺の自然に応じて四季折々の季節を感じることができ、津山城址の一部として天然芝の敷設はすばらしいと思います。一方、欠点として、維持管理が困難で、経費が多くかかることです。まず、定期的な水やりと刈り込みが必要で、夏場には1日に二、三回の水やりと1週間に2回程度の刈り込み作業が必要になります。また、生育状況に応じて計画的な施肥も必要です。そして、害虫駆除や病気殺菌のための薬剤散布、土中へのエアレーション作業も必要です。さらには、除草剤散布、草取り、鳥獣やペットの後始末、多くの方が使った後には傷んだ芝生の補植と張り替えなどなど、活用すればするほど維持管理に手がかかるため、とても250万円で管理できるとは考えられません。傷んでいくのが目に見えます。実際、吉井川の河川敷も、ごんごまつりの後には多くの芝生修繕費がかかっております。9月議会でも市役所前のアメリカフウの伐採について指摘しましたが、現在の市の財産は、過去から預かり、未来に手渡すものです。未来にツケを残さないために、意思決定には多面的な見解を考慮することが必要です。 このたびの議案についても、費用や扱いやすさを考えたら人工芝のほうがいいでしょう。例えば、スポーツに特化して、バスケットコートやフットサルコートにしたら、利用料も見込め、若者は喜んでくれると思いますし、クレーコートなどの土の仕上げにしておけば、平常時は広場として使用でき、春の花見シーズンに来訪者が多く来られた際には臨時駐車場にも使用できます。また、近年大きく変化した気象状況を踏まえて、平常時には憩いの場やイベント広場、スポーツの場、駐車場などに活用し、災害時には防災トイレ、かまどベンチなどを備え、広場の下に雨水貯水タンクを設置し、災害時の用水確保や豪雨時に水路や河川の負担を軽減できる防災公園としての整備をするなど、検討はしなかったのでしょうか。また、検討する必要があるのではないでしょうか。このように市民にどのようなサービスを提供するかを考えると、整備の方法はまるで変わってきます。 産業委員会での答弁では、津山市の中心である城下というエリアを今後どのようなイメージで考えているのか、天然芝でないといけない理由、維持管理費250万円の具体的な管理内容、住民の方にいつまでも美しい芝生広場を提供したいという思いがまるで伝わってきませんでした。当局の天然芝にしたい理由としては、多目的に使用できる、環境にもよい、ほかの地域の広場も天然芝が一般的、今後別の目的で使用する場合に天然芝だと転用しやすいといった内容でした。さすがに、こんな説明では賛成はできません。私は、議員として税金が適正に使われているか判断しなければならない立場ですし、市民の方に説明する責任があります。なぜ天然芝にしたんですかと市民の方に聞かれたときに、ほかの地域も広場は大体天然芝が一般的なんですとか、また違う目的で使用するときに転用しやすいからです、そんな説明では誰も納得してくれません。委員会では私たち議員が納得できるだけの資料と説明を用意していただき、市民の税金を使うためには市民が納得できる当局のビジョンを明確に示す必要があることを指摘しておきます。 今後も、私は議員として全力で審議していきます。当局も同じく税金を投入する事業の決定については、将来を見据えて本気で考えていただくようにお願いいたします。 以上の理由から、このたび提案されている城下地区まちづくり整備事業の国際ホテル跡地整備につきましては、さらなる検討、審議の必要があると考え、減額修正を提案させていただきます。〔降壇〕(拍手)
○議長(中島完一君) 議案第39号に対する修正案の提案理由の説明は、ただいまお聞きのとおりであります。 ここで議事運営の都合により、しばらく会議を休憩いたします。 再開は午後2時25分といたします。 午後2時18分 休憩───────────────────────────────────────────── 午後2時24分 再開
○議長(中島完一君) 御着席を願います。 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 これより各常任委員長の報告及び議案第39号に対する修正案への質疑、討論を併せて行います。 質疑の通告がありますので、発言を許可いたします。 7番、河村議員、登壇。
◆7番(河村美典君) 〔登壇〕 失礼します。議長より発言のお許しをいただきましたので、先ほどの委員長報告につきましてお尋ねをさせていただきます。 議案第39号津山市
一般会計補正予算(第6次)のうち産業委員会の所管に関する事項、40款10項15目13節に商工振興関係費として掲げられております城下地区まちづくり整備事業、施設整備工事費に関わってであります。 旧国際ホテルの跡地に隣接する店舗部分がございますけれども、その用地取得等の見込みについて、本事業実施に当たり委員会の中で論議、審査が行われたのか、また行われたのであれば、その内容をお知らせいただきたいと思います。 次に、その整備内容につきまして、先ほどの修正案にも触れられてはおりましたけれども、その具体的なイメージ等が分かるものについて委員会審査の中で提示があったのかどうか、あればその内容についてお知らせいただきたいと思います。 以上です。〔降壇〕
○議長(中島完一君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。 20番、森岡和雄議員、登壇。
◆20番(森岡和雄君) 〔登壇〕 失礼いたします。河村議員の質疑にお答えします。 産業委員会における議案第39号津山市
一般会計補正予算(第6次)のうち産業委員会の所管に属する事項、商工業振興関係費として上げられている施設整備工事に関わって、旧国際ホテル跡地に隣接する店舗部分の用地取得見込みについて、委員会審査の中で触れられたのか、またやり取りが行われたのであればその内容について、また整備内容についてそのイメージ等が審査の過程で示されたのであればその内容をお知らせ願いたいとのお尋ねでございます。 まず、旧国際ホテル跡地に隣接する店舗部分の用地取得については、委員会審査の中では触れられませんでした。 次に、整備内容のイメージについては、当局から最終的なイメージは決まっておらず、住民のコミュニティー活動等に使用してもらう中で住民と一緒に検討していきたいとの答弁がございました。 以上でございます。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 以上で7番、河村美典議員の質疑を終わります。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 19番、岡田康弘議員、登壇。
◆19番(岡田康弘君) 〔登壇〕 失礼いたします。
総務文教委員会委員長報告の中の議案第54号のあば交流館条例の一部を改正する条例について賛成、反対討論をいたします。 阿波地域農産物等活用型総合交流促進施設あば交流館条例の別表第1、宿泊料金の変更については、近年の物価高の中でやむを得ないことと考えますが、市内に類似した公共宿泊施設はほかにもあると思います。例えば、ウッディ加茂は令和2年に改修し、現在指定管理者が管理していますが、宿泊料金は大きく違います。宿泊料金の改定をするのであれば、類似施設の料金改定についても協議する必要があると考えますが、委員会内でどのように協議されたのでしょうか。 また、ドミトリーとは相部屋の格安宿泊施設のことを指し、1部屋に複数台の2段ベッドを用意し、宿泊施設とする場所が多いようであります。ウッディ加茂にも2段ベッドを設置した部屋があり、合宿利用も考慮し、高校生以下の格安料金を設定していると仄聞いたしますが、あば交流館は小学生以下を1,100円減ずることとしてありますが、中高生には適用されません。利用料金改定をされるのであれば、あらゆる利用者、形態を考慮し、多くの利用者にひとしく喜んでもらえ、リピーターが増える料金体系とするべきと考えます。 以上の理由により、議案第54号「阿波地域農産物等利用型総合交流促進施設「あば交流館」条例の一部を改正する条例」に反対し、その他の議案に対しては賛成をいたします。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 以上で19番、岡田康弘議員の討論を終わります。 次の発言を許可いたします。 16番、近藤吉一郎議員、登壇。
◆16番(近藤吉一郎君) 〔登壇〕 失礼いたします。令和5年度津山市
一般会計補正予算(第6次)、55款教育費、40項幼稚園費、15目教育振興費、18節負担金補助及び交付金6万5,000円に反対をいたします。 この負担金補助及び交付金が私立幼稚園2園、明星幼稚園、美作大学附属幼稚園に対する送迎バス運行の補助金との説明でしたが、この補助金がなぜこの時期にこの予算が補正されるのか。予算の
緊急性はどう考えるのか。なぜ来年度の当初予算ではいけないのか。さらに、しらゆり幼稚園には同じような補助金をつけないのかが疑問です。 また、新制度に移行をしていない園は、県が所管し、県の財政措置との説明も9月議会の一般質問の答弁でされていますが、県が関与してないものをなぜ津山市が補助金として予算化する関与性など不透明であり、この予算に対して反対をいたします。 1番議員の補正修正案には賛成をいたします。 以上で賛成、反対討論を終わります。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 以上で16番、近藤吉一郎議員の討論を終わります。 次の発言を許可いたします。 4番、高橋寿治議員、登壇。
◆4番(高橋寿治君) 〔登壇〕 議長の許可をいただきましたので、産業委員長報告のうち令和5年度
一般会計補正予算(第6次)に原案否決されたものに対する反対の立場から討論を行います。 令和2年10月17日、18日、城下パークピクニック入場者2日間2,500人、令和3年11月14日から21日、城下パークピクニックvol.2、1,500人、令和5年11月1日から5日まで、森と本とごはん、5日間1,100日、11月18、19日、「珈琲と、エトセトラ」、2日間2,100人の入場者を見た旧国際ホテル跡地利用の各社会実験では、人工芝を敷いての開催で、入場者のばらつきはありますが、家族やお子様連れなど、多くの市内外の方が訪れておられました。 江戸時代の商家町家の並ぶ城東、江戸期から昭和にまたがる寺社建築群と商家町家の城西、この2つの重要伝統的建造物群保存地区、城東、城西の整備は進み、それぞれの地区でイベントが開かれるなど、市民はもちろん観光客が歩く風景も日常となってまいりました。しかし、2つの地区の結節点である城下整備はこれからであります。重伝建地区のさらなる整備も必要ですが、城下を整備し、人が集まることにより、そこからの回遊も期待できると考えます。 一昨日の山陽新聞、「津山誘客へ官民タッグ まちじゅう博物館構想スタート」の記事の中、津山の観光の課題を上げながら、珈琲フェアのように偉人とそれにまつわるものを題材にした官民連携のイベント開催などは、郷土への愛着が深まり、誘客にもつながるに違いない。市民が足元の魅力に目を向ける機会を増やす努力を行政が後押ししてほしいと記者の視点でも語られていました。 初めに紹介した各イベントとも、そこに来られた方の笑顔はもちろん、出店されている方々の笑顔は、見ているこちらもうれしくなる光景でした。市民の皆さん、想像してみてください。アスファルトの道路とコンクリートの建物の間にある芝生の広場、そして見上げると備中櫓、その広場で遊ぶ子供の笑顔と家族の姿、常設、臨時を合わせてのイベント、整備が進めば森本慶三記念館からもその姿を眺めることができる、その広場の風景を。その広場がアスファルトや砂利のままでは殺風景で、イベントのないときに人が集まるとは、私には思えません。都市公園とまでは言えないにしろ、市民や観光客が憩える広場があり、そこに仕掛けをすることで人が集まる、これこそが中心市街地活性化の一歩にはならないでしょうか。 さて、補正予算6次に示された城下地区まちづくり整備事業1億485万円のうち、旧国際ホテル跡地整備費7,500万円は決して大きな投資とは思えません。また、維持費も国土交通省が活用を進めるPark-PFIなど様々な手法を使うことで軽減ができるはずです。 以上のことから、産業委員長報告に反対し、討論を終わります。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 以上で4番、高橋寿治議員の討論を終わります。 次の発言を許可いたします。 9番、三浦ひらく議員、登壇。
◆9番(三浦ひらく君) 〔登壇〕 こんにちは。9番、ツヤマノチカラの三浦ひらくです。同僚議員の皆様におかれましては、今し方タブレット端末のほうに私の発言する内容、論旨を送らせていただきました。LINE WORKSです。ぜひ御覧いただきながら見ていただければと思います。毎回結構早口で聞き取りづらいと同僚議員の皆様からも、市民の皆様からも御指摘、お叱りを受けているところですので、本日はなるべく分かりやすくお話しさせていただこうと思っております。 それでは、議長より御許可いただきましたので、会派を代表してではなく、今回は個人として思いを述べさせていただこうと思います。 先ほどありました委員長報告、産業委員会では議案第39号「令和5年度津山市
一般会計補正予算(第6次)」が否決されたとのことでした。その委員長報告に対して反対の立場での討論となります。先ほどの高橋議員と同じ立場ではあるんですが、少し異なるアプローチ、私なりのアプローチでの話をさせていただこうと思います。 まず、結論から申し上げるんですけど、これ否決するなと言うつもりは毛頭ありません。私自身も予算案に反対させていただいたことはあります。この場で改めて言うまでもないことではありますが、私たち議員には、議会として市長をはじめとした津山市の行政職員の皆様が市民の皆様の税金をベースにした財源を基にした施策を適切に計画、実行し、本市がよりよい方向に進んでいくためのかじ取りをしてくださったいるか否かをチェックする機能が期待されています。そうした意味では、必要な場合には予算を否決することは当然にあり得る話で、十分な審議を経て有権者、納税者、子供たちを含めた市民の皆様の代表として、津山の未来にとっての極めて重要な意思決定を行うこの議場という場に立たせていただいている重みを理解した上で、確固たる信念の下に判断されるのであれば、いかなる判断であっても、それが例えば私自身の判断と異なったとしても、同僚議員のどなたに対しても文句をつける筋合いはありませんし、そんなつもりはありません。そもそも誰に対しても文句をつけてやろうという趣旨の討論ではございません。この討論の場は、私自身の考え方を知っていただく、そのために述べさせていただくと同時に、今後よりよい議会としていくことを目的として、この後、賛否の意思表示をされる同僚議員の皆様だけではなく、執行部の皆様方、そして市民の皆様方に対しても、この御様子を御覧いただいているわけですから、メッセージを伝えられたらとは考えております。 ところで、先ほど述べたチェック機能とともに、執行権のない我々議員の立場でできる大きな仕事の一つに、行政職員の皆様の職務の下支えをすることがあると個人的には思っています。組織の仕組み上、議場においても、委員会審議の場でもはっきりと言いたいことを言えない、時には現場においてもやりたいことがやれないことも多々あるかもしれない職員の皆様に、勝手に成り代わり、選挙で選出された市民の代表者としてその矜持を持って自らの責任において行政の皆様の職務を適切にフォローしていくこと、後押しをしていくことも我々議員にとっての大切な役目、ある意味では私たち25名にしかできない役割だという気持ちでいるということです。別に議員が特別なわけじゃありません。偉くも何ともないと、ただ重い立場にいるということ、だからこそ言動には気をつけねばならないということ、もっと言えば判断一つにも十分に熟慮を重ねて、できる限りしっかりとした根拠を持って、胸を張って決断しなくてはならないということに異を唱えられる方は、この場にはおられないのではないでしょうか。 振り返ってみたときに、今回の産業委員会において果たして十分な審議がなされたのでしょうか。疑義がある点についてしっかりと懸念ポイントが解消されるような質疑応答がなされ、そうした濃密なやり取りを経た上で各委員から賛否表明がなされ、結果として否決に至った、そういうことなのでしょうか。傍聴に入れておりませんでしたので、私は委員会の会議録を用意していただき、拝見しました。ただ、正直に申し上げて、そのような丁寧な審議がなされたとは感じられませんでした。ただ、先ほど示された修正案を含めまして、委員会において反対された皆様の思いのかなり多くの部分に賛同できる面があります。複数の委員の皆様から直接思いも伺いましたし、会議録を拝見する中で、各委員が違和感を覚えると指摘されていた点をはじめ、仮に自分自身、私自身が産業委員会の一員だったならばと仮定、想像してみたときには、幾つも質問をぶつけさせていただいただろうなという印象は受けています。いや、実はぶつけています。今回の質疑に先立って、懸案事項としてトピックになっていた城下のまちづくり整備事業に関する担当部局の皆様とも、実際にお話をさせていただきました。もう少し詳しい説明や丁寧な資料提供があったのであれば、もしかしたら委員会での審査結果も異なっていたかもしれないという印象は強く受けたところです。 この際、この場を借りて、改めて執行部の皆様にお願いしておきたいのが、丁寧な説明と資料提供です。本市議会の最高規範として制定されている津山市議会基本条例、その第15条と第16条においては、重要な政策等を実施するに当たり、その政策等の必要性や公平性の有無、財源措置や将来への費用対効果など、その政策等の重要性を客観的に判断できる説明資料に基づき、議会審議における論点等を明確にし、政策等の監視及び評価につなげること、そして議会の審議のために提出される予算決算の説明資料は分かりやすいものとすることが定められています。前任期中から言い続けてきたことではありますし、今議会でも私自身が所属する
総務文教委員会においては同趣旨の発言をしておりますが、しっかりと審議をすることで、議会、委員会に期待される役割、機能をより一層しっかりと果たしていくためにも、そして取り組んでくださっている施策の効果を最大化して、市民の皆様の利益につなげていくためにも、できる限り詳細かつ分かりやすい資料提供に努めていただくことは、当局の皆様に必要な姿勢であり、本市の条例に定められていることなのです。それは行っていただかなくてはならないことです。 現実的には、本市が行う事業の一件一件、その全ての事業費を精査していくことは、少なくとも現状の議会の在り方に鑑みたとき、不可能と言っていいのが実際なところだとは感じておりますが、予算計上された事業を議会審議にかけるのであれば、当然に議会に対しては審議に必要な資料は示していただかなくてはなりません。それは議会はもちろん、市民に対する説明責任を果たすという側面からも不可欠な姿勢であり、予算書や決算書に示すこと、書類上示すことができる範囲には限りがあって当然ではあるんですけれども、概要の説明になること、それは理解できますけれども、それでも少なくとも違和感を覚える議員がいて、求めがあった場合には、できる限り詳細な資料を提示いただくことは、本来の趣旨を考えてみれば、当たり前の対応ではないかと思うところです。果たしてそれが現状でできているか否か、そういったことを論じる場ではないので、これ以上は申し上げませんし、仮定の話には意味がありませんが、例えば今回の産業委員会において議会基本条例にうたわれているような対応がなされていたのであれば、結果は変わったかもしれないなという印象を受けたことだけは、繰り返させていただきます。 話を戻しますが、十分な審議がなされたのかどうかについては、皆様の主観によりますので、論じても仕方ないかなとも思いますが、特に事実として述べさせていただきたい、改めて考えていただきたい点は、予算案に反対すること、その重みです。今回の補正予算(第6次)には、城下地区のまちづくり整備事業以外にも多くの事業が盛り込まれており、その中には、例えば障害者福祉費や子ども医療費、あるいは保育園運営委託料への予算や電気代高騰への対応予算、老朽化及び台風被害による学校施設の改修工事費なども含められているわけです。予算案が否決されるということは、当面それらの事業が全て進められないということにほかなりません。予算に反対するということは、本来それら全ての事業を止めてでも改めてもらわねばならない、ほかの全ての事業とてんびんにかけたとき、それでも考え直す必要がある、どうしても納得できない、看過できないようなケースに限られるくらい重い判断ではないでしょうか。本音では一部の事業には賛成できない部分があったとしても、例えば心の中では100のうちに50対50だったとしても、場合によってはじくじたる思いで総合的な判断の下で51対49になるように自分の中で賛否を決断していかなくてはならないのではないでしょうか。 産業委員会での審査結果が、今言ったようにしっかりと比較考慮した上での結論であれば言う必要ないことではありますが、もし1つの事業についてのみ疑義があるのであれば、予算案否決という選択ではなく、附帯決議をつけるなどのやり方も選択肢にあったはずです。多くの皆様には御案内かもしれませんが、附帯決議とは、予算案そのものは原案どおりに可決したとしても、例えば今後の執行についてはくれぐれも慎重に進めるように、関係各位から意見聴取しながら執行していくことなどを要望、あるいは意見として文字どおり付け加えるものです。委員会においてさきに述べたような丁寧で十分な審査を行った上で賛否表明することは当然の前提ではありますが、それでもなお個別事業に特段にどうしても附帯しておくべき意見がある場合には、こうした措置も十分に考えられたはずです。もちろんこれは個人的意見にすぎませんが、会議録からはそういった選択肢を含めた議論がなされたようには見受けられませんでした。 繰り返しますが、予算案否決という結論そのものを否定する気はありません。時にはそうした判断が必要になる場合もあるはずです。ただ、今回がそのケースに該当するのかどうかということです。争点は、補正予算に含まれる民生費や衛生費、教育費、その他のあらゆる事業全てとてんびんにかけて、それでも否決するほどに見通しが甘いような事業だったのかどうか、そこに尽きると思っています。個人的には、担当部局の皆様からの説明、委員会で示された資料や私自身が集めた声などを総合的に判断した際に違和感を持つ感覚には賛同できるものの、そこまでのケースだとは感じられませんでした。 担当課では、様々なケースを想定し、比較検討も繰り返し、それこそ皆様も御存じのように、何年にもわたり実証実験を繰り返すことなどの検証も行いながら、国から有利な財源を引っ張ってきて今回事業提案されたわけです。同僚議員の皆様に改めて申し上げたいのは、我々議員にもまた姿勢を正す必要があるのではないかということです。先ほど引いた本市の議会基本条例をはじめ、
津山市議会議員として把握しておくべき条例や規則は幾つもあります。無論、法律を含め、私自身も全てを把握しているなどと言うつもりはありません。だからこそ申し上げたいのは、より議会機能を充実させ、できる限り深く適切な審議を行っていくためにも、私たち自身には常により進化する姿勢が必要だということです。しっかりと法令を理解し、遵守し、その規定に基づいてそれぞれが言うべきを言い、なすべきをなしていかねばなりません。現状では議論ができないというのであれば、ルールにのっとって変えていかねばならない。平たく言えば、勉強し続ける姿勢、職責の重みを忘れないことが私たちには求められていると考えます。 そして、もう一つ忘れてはならないことは、いつまでも検討、審議を続けていくことはできないということです。時間には限りがある。限られた時間の中で与えられた、あるいは自分自身で集めた、その時点での判断材料を下に、期限までには決断しなくてはならない、それこそが私たち議員の役割だと考えます。例えば、附帯決議という仕組み、例えば自分自身の1票で職員の皆様が必死に考えて議会への提案までこぎ着けた事業、市民の皆様が施策の実施を心待ちにしているあらゆる事業が止まってしまうかもしれないという可能性、その辺りに本当に思いを巡らせることが私たちにはできているのでしょうか。知らなかった、忘れていた、思いが至らなかったでは済まないことも起こり得ます。今回の一件を自分自身への戒めも込めて、学びとして生かしていかねばならないと痛感しているからこそ、同僚議員の皆様にも個人としてのイデオロギーあるいは見えやプライドなどによることなく、それぞれが託されたはずの1票の重み、応援してくださっている御自身の周りの市民一人一人の皆様の顔をぜひとも思い浮かべていただき、この後の表決に当たりましてはいま一度それぞれの良心に照らし、市民の皆様に胸を張って説明できる本当に取るべきだと思う態度をお示しいただきたいと切に願います。 判断は変化することがあっていいはずです。むしろ必要な場合には変化してしかるべき、改めて言うまでもないことではありますが、私たちの議場における賛否の態度表明は市民の皆様には公開されておりますし、未来永劫残っていくものです。限られた時間しか残されていない中ではありますが、しっかりと御検討いただきますことを改めてお願いします。 今回特に取り上げられた津山国際ホテル跡地の活用をはじめとした城下地区のまちづくり整備事業は、もとより津山市内でも最も注目度が高い場所の一つに関する事業でした。天然芝と人工芝の比較検討、都市型公園への視察も行い、町の顔となるような広場として維持管理にも注力していくと伺っております。使途も含め、その在り方については、今後の議論も踏まえてレベルアップしていきたいとの表現も委員会の中ではあったようです。ただでさえ多くの市民の方から注目されている事業ですが、今まさに繰り広げられている議会でのやり取りを含めまして、今回の一件で皆様の耳目がさらに集まっていくことになるでしょう。当局におかれましては、今後の活用に関してはさらに慎重かつ丁寧に進めていただけるものになるはずだと確信しております。そして、私たち議員を含め、市民の皆様の声にしっかりと耳を傾けていただき、市民ニーズに寄り添った活用方法を検討していただけますよう、ぜひともそうしていただきたいという点につきましては、産業委員会の委員長報告に反対の立場、つまりは予算案原案に賛成する立場からも、この討論が事実上の附帯決議になるくらいの強い意志を込めてお願い申し上げ、私の討論を終えさせていただきます。ありがとうございました。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 以上で9番、三浦ひらく議員の討論を終わります。 次の発言を許可いたします。 7番、河村美典議員、登壇。
◆7番(河村美典君) 〔登壇〕 失礼します。改めて議長から発言のお許しをいただきましたので、先ほどの修正案に対して賛成の立場で討論に参加をさせていただきます。強い気持ちを持って申し上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 城下まちづくり整備事業について。 少し話題は外れますが、既に事業は完了いたしましたけれども、市庁の敷地内への喫煙所整備のことを思い出していただきたいと思います。その際も、その具体的な整備内容は不明瞭なままで、まずは予算を計上します、御承認ください、その整備内容については今後具体的に詳細を検討をしてまいります、その過程でできる限り予算の縮減は図ります、このたびの予算額はアッパーですとしてあの喫煙所は造られました。最終的な形は出来上がってみないと分からないという状況です。そして、今日大きな問題となっているのが久米新市民プールですが、これに似た状況にあるのではないでしょうか。 倉敷市においては、現在、倉敷市屋内水泳センターと水島緑地福田公園水泳場の一体化計画が行われていますが、その旨をまず示されました。そして、次に福田公園水泳場の解体予算を計上され、現在解体が実施中です。そして、このたびの12月定例会において12月15日、(仮称)水島緑地福田公園屋内プールの基本設計概要が議員並びに市民に示されています。そして、予算についてはこれからです。こうしたプールを造りたいんです、議員の皆さん、市民の皆さん、どうですか。これが倉敷市のやり方なんですが、私はそれが普通なんではないんかなと思っています。 現在、本市の久米新市民プールについては、その施設の具体的な内容は示されていません。言葉面だけです。地方大会や県大会が10試合程度誘致ができる想定です。本当なんですか。怪しいところもあります。そして、それが久米の人口増加と活性化につながるんです。どこにその保証があるんでしょう。そんな中で数億円のお金を使おうとしています。 そして、今あるこの委員長報告にもありました城下の整備、質疑、そしてこの答弁の中でも明らかになっているとおりに、このたびの旧国際ホテル跡地整備もその整備内容について抽象的な説明ばかり、具体的な内容はまだ示されてなく、イメージのないままで、今後住民と考えていくんです、ですが、予算を下さい。同じやり方です。そうした執行部の市民や議会に対する説明不足な行政手法が最近私には目に余っています。それぞれの事業が本当に市の発展につながるのか。観光客は本当に増えるのか。交流人口の増加が見込めるのか。それとも市民の憩いの場として市民が集まってこれるのか。そんな整備について大切な市民や国民の税金を使わせていただくわけですから、市民が判断する具体的な材料のない状況で判断しましょう、それが我々の責任ですから。本当なんでしょうか。 そうした予算承認を求める今日の市政の在り方に疑問を抱かざるを得ないため、このたびの議案第39号に対する修正案につきましては賛成をいたしますと同時に、議案第39号には反対を述べさせていただきます。 以上です。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 以上で7番、河村美典議員の討論を終わります。 次の発言を許可いたします。 6番、丸尾勝議員、登壇。
◆6番(丸尾勝君) 〔登壇〕 議長より発言のお許しをいただきましたので、市民が第一、丸尾勝、議案第39号に対する1番議員の修正案に賛成の立場で討論をさせていただきます。 このたび提出された修正案、城下地区まちづくり整備事業の津山国際ホテル跡地整備、多目的広場に係る施設整備工事予算案に対する減額提案ですが、予算額7,500万円の財源のうち2分の1の3,750万円は国からの交付金です。残りは市債と一般財源380万円を充てるとのことですが、問題は市債です。市債3,370万円を20年間で償還するとのことですが、私には現在計画されている多目的広場、いわゆる芝生公園が20年先まで適正に維持管理され、多くの市民や観光客が憩う姿が全く想像できません。1番議員が修正案の提案理由を述べられていましたけど、管理者が次々に替わる、また替わるたびに本当に無残な姿になっていく、ただの広場か芝生なのか、草なのか、はたまたドッグランなのか、何が何だか分からない状況になることは明らかです。他都市が天然芝だからというような安易に事業提案するのではなく、維持管理費や年間を通じていかに使ってもらえるか、本市の中心地の公園として何が必要で何を求められているのかを熟慮して提案されているとは考えられません。少なくとも市債の償還期間の20年先を見越した多くの市民に愛され、親しまれる公園になるように、知恵を出し合い、これからの中心公園、広場としての在り方を含めて、本当に使ってもらえる、使い倒される施設になるように再考されることをお願いします。 たとえ職員の皆さんが一生懸命考えられた事業であったとしても、市民のためにならないと考えられる事業には、どんどん物言いをつけさせていただきます。職員も私たちも、市民のために真摯に向き合っていきたいものです。議員の皆様方には賢明な御判断をいただきますようお願い申し上げて、賛成討論とさせていただきます。ありがとうございました。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 以上で6番、丸尾勝議員の討論を終わります。 次の討論を許可いたします。 22番、末永弘之議員、登壇。
◆22番(末永弘之君) 〔登壇〕 ただいま報告がありました各常任委員会の委員長報告修正案に対して賛成、反対の討論を行います。 議案第39号令和5年度津山市一般会計(第6次)補正予算と議案第47号津山市行政手続における特定の個人を識別する番号の利用等に関する法律に基づく個人番号等の利用を識別するための番号の利用等に関する条例の一部改正する条例という非常に長い長い名前の条例、この2つの議案に反対をし、議員提案のあった修正案には賛成し、その他の案件も賛成する討論を行います。 まず、第39号、
一般会計補正予算ですが、産業委員長報告にありました城下まちづくり整備事業の委員会での否決という事態についてですが、常任委員会で予算が否決されるということは、45年を超える私の議員活動の中で初めての経験ではないんだろうかという気がいたします。約1億円のうち7,000万円程度の事業費で現在の駐車場になっている場所に天然芝を張るという予算です。天然芝ですと今後毎年維持費が250万円程度必要となり、現在でも時折行われる市民各団体のイベントごとにさらに費用がかさむ、こういった理由等で反対という方が多かった。そして、委員会が多数で否決、こうなったわけです。特に、新人議員さんをはじめとした反対された議員の皆さん方の英断に、私は拍手です。まさに応援歌だと討論を思ってください。 こうした委員長報告に対して予算の修正が提案されたわけですから、当局提案の予算に反対、組替え動議に賛成、こういうことになります。こうした事態は、若い、新しい議員さんがこの予算を見て、最初にひらめいた事柄、言わば初心というべき事柄です。私の過去の経験で、今のこの問題、現状にぴたりと当てはまる事例ではないかもしれませんが、こんな場合、えてして当局は当然として何でも賛成の議員さんから当局を含めて様々な圧力が反対した議員にかけられるなど、何人かの議員さんに私は過去直接愚痴も聞いてきました。それはまさに想像を絶する甘い汁と苦い汁とを混ぜ合わせて、とことん反対してはいけない、そんなことを議員はすべきではない、委員会で反対していても本会議では賛成してもよいなどなど、ともかく言葉にはならないあつれきがあると言われてきました。まさに、寄ってたかってという言葉がありますが、初心者を変質させてしまう、こんなことは人間として絶対にしてはならない大原則だと思います。議員として自分のためだけを考えれば、そうした先輩の言うことを聞く、当局の言うがままにする、そうすればひょっと未来が開けるのかもしれない。楽な道がそこにあるのは間違いないことだと思いますが、がです、この予算を認めれば、委員会で反対した意味がなくなるだけではなく、議員としての政治感覚を投げ捨てることにつながる。そして、後援会の皆さんのみならず、全市民にうそをつくことになる。まさにそれは各議員の心の葛藤だと言われてきました。そうすることによって議会議員の気骨さがなくなり、情けない議会、情けない議会議員だと称されるように変質していきます。勇気を持って議員としての感性でおかしいと思ったことをその初心を貫くために一歩を踏み出した今回の若い人たち、中堅の議員、この勇気を何様も今回反対された議員さん、この道を曲げずに初心を貫いて真っすぐに進んでください。私の応援歌です。 初心を曲げられた議員は、腹を立って、会派を離脱する、そしてまた他の人とひっつく。離合集散の繰り返しが過去の苦い津山の議会の歴史です。このような現象をもって、かつて津山朝日新聞社の記者さんが、津山市議会は会派構成とか是々非々論に立つべき議会が何でも賛成してしまうという姿を見て、衆楽座猿芝居と名言を残されているわけです。まして、この予算は、先ほども意見がありました附帯決議ということではなく、他の方法もあるんです。まさにそれが修正案なんです。いろんな方法があるんです。修正案を出した人を附帯決議の方法があるがなというような言い方というのは、私は失礼ではないかと思えて仕方がありません。負担金であったり、絶対にやらなくてはいけないという事業でもありません。イベントができなくなるような事業でもありません。ここのところをよく考えていくべきではないんでしょうか。絶対にしてはいけないというものではないとは思いますが、今財政難、異常な物価高で市民の暮らしと営業は大変という時期に、やるべきことはほかにあるのではないかと思います。現在の駐車場のままで2年でも3年でも、格別の混乱が起こったり、津山市の名誉が傷つくような施策でもありません。イベントは今のままでもできるんです。その点も考えれば、ここでは反対した若者と中堅議員に拍手を送って、芝生の整備予算は削除してしまうという措置を講ずる、これに大賛成です。議案第39号の城下町まちづくり整備事業費の7,000万円の予算には反対。 そして、議案第39号全体についてですが、もう一つこれも中堅、若い人への応援歌かもしれませんが、討論でありました幼稚園教育振興費6万5,000円、私立保育園の明星と美作大学附属幼稚園の送迎バスへの補助金、厚生委員会報告では、反対の理由の部分が子細は不明の感じでしたけれども、反対した議員の討論を聞きました。あまりにも突然、唐突に予算化されたのかなという感じがしました。県から補助金の話も出されました。どことなくおかしい。さらに、しらゆり幼稚園になぜ出さないのかも不明のまま。結局、委員会の論議でも多少意見があったと聞きますが、選挙忖度予算かとも言われております。現在の通園バスの保護者負担、明星が月額4,000円、美作大学附属幼稚園が5,000円、しらゆりが4,000円、公立幼稚園2園で1人3,500円となっていますが、幼稚園教育振興費6万5,000円が明星と美作大学附属幼稚園の送迎バス保護者負担に利用され、バス料金が本当に安くなる、こういう根拠なども示されたとは聞いておりません。加えて、送迎バス利用を補助するのであれば、しらゆりも含めて、あるいは公立の2園も保護者負担の軽減の措置を同時に講ずるべきだ。平等性、公正な行政でないと指摘し、矛盾のある予算に反対です。 さらに、
総務文教委員長報告にあります職員の退職金関係の歳出、19人分について、退職予定者の人々のそれぞれの退職金合計という数字に反対するものではありませんが、また退職理由のそれぞれ個人の都合というのがあり、一概ではないのは分かっているつもりですが、44歳という若い人をはじめとして、いわゆる定年制の延長という措置の始まりという事態の中でも、定年前の若い退職者が多くあるということは、今の津山市政の政治の在り方、働き方改革の問題とも関係して、トップダウン方式が多いとも言われる昨今、こういうものに深く関係している、一考の余地がそこにある、そのために反対という意見を申し上げておきます。 次に、議案第47号、長い長い特定の個人識別する番号問題、この条例に反対です。 私に対する個人番号をつけてほしくない、こう願う人たちは、以下、私という表現でしゃべらせていただきますが、私は個人の番号など必要がない、末永弘之でよい、こう主張しているのに、国が勝手に番号を決めて、送りつけてきて、それを登録させて、マイナンバーと称してマイナンバーがないと行政サービスやその他いろんな社会生活の中でいろんな手続が容易に行えないような仕組みにしてしまうという、まさに個人の生きざま、個人の尊厳を奪ってしまうことになってしまいます。私の生き方、人間としての存在を番号で呼び、番号で行政手続などをする、それが嫌です、こう主張するのは、まさに個人の自由の範疇ではないんでしょうか。このことは誰もが侵してはならない人権の大問題です。だからこそ、個人個人の人権尊重の世の中をつくろうと人権週間までつくって日本中が頑張っているわけです。このことと全く矛盾したことを平気な顔をして行う今の政治の在り方、人権尊重と言いながらもう一つの手では、個人の意思を尊重せずに、番号で個人を表すというむちゃくちゃなやり方、そして社会現象としてマイナンバーを登録しない人は何となく駄目な人間としてのレッテルでも貼るような雲行きが今生まれつつあります。大変な社会が私は来たと思っております。そうした課題に結びつく議案第47号、長い長い名前ですから繰り返しません。これに反対し、その他には賛成する意見を申し上げ、最後、申し訳ない、ちょっと時間がありますから、修正案に関係することですけれども、私はいろいろあろうとも、先ほど言いましたように、絶対必要な予算ではないという前提があると思いますけれども、やっぱり同じ会派の人が、若い人が勇気を出して選んだ道は、少なくともその会派の人々はその若い人々を応援してあげる、これが私は会派構成の一つの課題になる、こういう意見を申し上げて、討論を終わります。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 以上で22番、末永弘之議員の討論を終わります。 以上で通告による討論は終わりました。 これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより採決に移ります。 まず、白石まこと議員外2名から提出されました議案第39号「令和5年度津山市
一般会計補正予算(第6次)」の修正案について採決を行います。 本案を修正案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより表決〕
○議長(中島完一君) 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中島完一君) 押し忘れなしと認めます。 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 賛成少数であります。 よって議案第39号に対する修正案は否決されました。 次に、ただいま修正案が否決されましたので、議案第39号「令和5年度津山市
一般会計補正予算(第6次)」の原案について採決を行います。 本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。 〔「これは原案でええんかな」と呼ぶ者あり〕
○議長(中島完一君) はい、原案に対する賛成、反対です。 〔賛成・反対ボタンにより表決〕
○議長(中島完一君) 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中島完一君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成多数であります。 よって議案第39号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議会運営委員会での申合せにより、一括上程議案のうち議案第47号を分離して採決を行い、その後分離した議案以外の議案34件を一括して採決を行います。 初めに、議案第47号「津山市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号等の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例」について採決をいたします。 本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより表決〕
○議長(中島完一君) 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中島完一君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成多数であります。 よって議案第47号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、一括上程議案等のうち既に採決した議案を除く議案第40号「令和5年度津山市
食肉処理センター特別会計補正予算(第1次)」から議案第46号「令和5年度津山市
水道事業会計補正予算(第1次)」、議案第48号「地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例」から議案第74号「津山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」までの議案34件を一括して採決をいたします。 これら議案34件につきましては、原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより表決〕
○議長(中島完一君) 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中島完一君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成全員であります。 よって議案第40号から議案第46号並びに議案第48号から議案第74号までの議案34件につきましては、原案のとおり可決することに決しました。 次に、請願につきまして、継続審査中の請願1件について採決をいたします。 請願第4号「新食品衛生法に対応した
農産加工施設設置を求める請願」を採決いたします。 本請願を採決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより表決〕
○議長(中島完一君) 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中島完一君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成少数であります。 よって請願第4号は不採択とすることに決しました。 〔22番末永弘之君「22番、議事進行について」と呼ぶ〕
○議長(中島完一君) 22番、末永議員、どうぞ。
◆22番(末永弘之君) 前々から各議員さんにお願いをしたりしてきました中央病院の災害拠点運営費補助金について凍結という措置を特別決議をしてもらいたいという動議を所定の手続を経て文書ではつくっておるんですけれども、提案したいと思いますので、ぜひよろしくお願いをいたします。
○議長(中島完一君) ただいま22番、末永弘之議員から予算に対する執行凍結を求める決議を提出したい旨の動議が提出されました。 この際、お諮りをいたします。 本動議を議題とすることに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(中島完一君) 所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。 ここで議事運営の都合によりしばらく会議を休憩いたします。 再開は午後3時40分といたします。 午後3時27分 休憩───────────────────────────────────────────── 午後3時40分 再開
○議長(中島完一君) 御着席を願います。 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
△会議時間の延長について
○議長(中島完一君) この際、お諮りをいたします。 会議時間は午後5時までとなっておりますが、議事の都合によりあらかじめこれを延長することにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中島完一君) 御異議なしと認めます。 よって本日の会議時間は延長することに決しました。 議事日程の追加
○議長(中島完一君) 議案会第8号
災害拠点病院運営費補助金の予算執行の凍結を求める決議を議題といたします。 本案は、休憩中に末永弘之議員外6名から提出され、配信のとおりであります。 この際、お諮りいたします。 本案を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中島完一君) 御異議なしと認めます。 よって本案は日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。
△追加日程第1 議案会第8号「「
災害拠点病院運営費補助金1,248万2千円」について「津山・英田圏域での合意」などの措置ができるまで予算執行を凍結することを求める決議」
○議長(中島完一君) 議案会第8号
災害拠点病院運営費補助金の予算執行の凍結を求める決議について、この際、提案理由の説明を求めます。 22番、末永弘之議員、登壇。
◆22番(末永弘之君) 〔登壇〕 ただいま上程されました「「
災害拠点病院運営費補助金1,248万2千円」について「津山・英田圏域での合意」などの措置ができるまで予算執行を凍結することを求める決議」について提案をいたします。 お手元に配付し、配信しております決議案につきましては、若干の補足を行いながら、
災害拠点病院運営費について、令和5年9月議会で提案され多数決で議決された予算ですが、令和5年12月19日現在執行されておりませんから、
津山市議会会議規則第14条の規定によって谷口圭三津山市長に対して予算執行の停止措置を行うことを求める決議について、提案理由の説明を行います。 まず最初に、予算が可決された、しかし予算は執行されていないという事実の上に立つからこそ、予算執行停止凍結を求めることができるということを申し上げておきます。そんなことができるわけがないとか、してはならないなどと言われる議員さんもあるかとうわさで耳にしますが、だからこそできることであり、しなくてはならないと申しておきます。 最初に指摘したいのは、この補助金は津山市補助金交付に関する規則で予算化する、執行するわけです。津山市
補助金等交付規則では、補助金等に係る予算の執行の適正化を図ることを目的として、第3条で、補助金の交付を申請する者は、事業計画書、予算書、その他必要となる書類が必要とされております。当該補助金については、
災害拠点施設についての事業を見てみますと、災害被災者の受入れ活動はゼロ人で、何にもしておらないという実態が長い間続いております。津山市が説明していますCTも整備しているため、その維持管理費についても補助金の対象としているということなどは、中央病院の側の災害拠点活動報告書には一言も一文字も書かれておりません。中央病院が公式にしております
災害拠点病院として行っていることは、研修が4回、訓練が6回のみです。このような活動に
災害拠点病院としての補助金が必要な活動と言えるかどうか、大いなる疑問です。さらに、補助金条例との関係で、予算書ということでは、災害拠点としての歳入項目はなし、一般的な中央病院の歳入はあるんですよ、歳出についての大まかな項目の額が分かっている程度で、ほかのことは全く明らかになっていません。ということは、津山市の規則に違反をしている危惧を大いに持っているということを指摘しておきます。 津山市補助金規則と正しく合致するのかどうかの疑問が議会として納得できる資料が提出されるまでの凍結が必要ということです。さらに違反という点では、中央病院の補助金要請内容と項目は、感染症などで利用者が減り、そのための財政収益ですよ、収益が下がったから補助してほしいと公式に述べているわけです。それを津山市が率先して中央病院と相談したから補助するなどの理由で
災害拠点病院への補助金としていることも規則違反のおそれあり、こう思います。 次に、
災害拠点病院の認定は、津山圏域、英田圏域の施設として認定したものです。したがって、補助金の名目でいいますと、最低でも関係する各自治体での支援が決定されるまでは、津山市も執行しない、すなわち逆説的にこの措置ができるということで凍結はなくなる、このような意味を持っていると思います。 津山・英田圏域での意思統一が当然必要な事柄だと思いますが、まず現在あります英田圏域の加入をしていない津山圏域定住圏で相談する、しかも定住圏組織の規約まで変更して津山圏域で意思統一をして、続いて英田圏域に協議するという手間暇かける方法ではなくって、津山市は津山・英田圏域の災害拠点問題であるのですから、津山圏域の町村で事前に協議する必要があると判断をしておるわけですから、津山・英田圏域保健医療対策協議会という組織があるんですから、ここで正面から論議すべきですが、そこでの提案、協議は行っていないというおかしな態度を取っております。津山・英田保健医療対策協議会は、保健医療の問題を協議する組織です。この組織には、各地域の医師会の代表者、民生委員の代表者などがおられます。とすると、中央病院だけの補助金を考えると、なぜ私のところはしてくれないのかと言われるかもしれないから、ここから逃げたのかと思われても仕方がないんではありませんか。津山・英田圏域保健医療対策協議会は、中央病院の関係者が委員長さんです。津山市など関係する自治体、津山・英田圏域の自治体が100%おられる組織です。そこで堂々と論議して
津山中央病院だけ補助金を出す、この足並みがそろうまで予算を凍結して待つ、その必要がある、こう皆さん思いませんか。それでも多数で、そんなことは問題じゃないんじゃ、末永むちゃ言うな、難しゅう言うな、何でも出しゃあええ。こんなんで議会の役割が果たせるんですか。私はおかしいと指摘し、執行の停止を求めるべきだと思います。 さらに、圏域が補助すると決まるまで、今年度は津山市だけで補助するという方向性も言われております。この点も補助金の在り方、津山圏域、英田圏域という公益組織への補助金の在り方について若干の批判というニュアンスを持つものではないかと指摘し、しかも圏域で意思統一できれば、半ば永久に補助する道をつくり出す可能性もあります。 最後に、津山市以外の津山圏域、英田圏域の市町村への要請を、ようく皆さん聞いてくださいよ、中央病院がすべきなんですけれども、中央病院ではなくって津山市がして回る、まさに至れり尽くせり。何でこんな行政が、議員の皆さん、まかり通るんですか。どこかがいびつじゃありませんか。津山の政治はどこかがおかしいと言われる一つの原因になるんじゃありませんか、こんなことは。この点も補助金の在り方、津山圏域、英田圏域という公益組織への補助金の在り方、若干のやっぱり違反というニュアンスを持つと思います。こうした課題を何でもええがなというて多数で認めてしまって執行するということになりますと、これもよく聞いてください、近い将来、オンブズマンの課題にもなるかもしれませんよ。慎重に考えていただきたい。もしオンブズマンの結果として多少の違法性でも見つかれば、これを認めた議員さん、一体どうやって責任取るんですか。そんなことは議員が責任取るような法律になってないから、知るかいのう、決めたら終わりじゃがな。こんなことでは、私は議会としてのありようが疑われる。 以上、申し上げたように、このまま執行するのは大きな疑問ありです。議員全員の皆さんの御理解をいただき、様々な問題が解決するまで凍結をする、この決議に全員が賛成していただきますことを心からお願いして、提案理由の説明を終わります。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りいたします。 本案は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中島完一君) 御異議なしと認めます。 よって議案会第8号は委員会付託を省略し、本会議において審議することに決しました。 ここで議事運営の都合により、しばらく会議を休憩いたします。 再開は午後3時55分といたします。 午後3時54分 休憩───────────────────────────────────────────── 午後3時55分 再開
○議長(中島完一君) 御着席を願います。 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 質疑、討論の通告がありませんので、これより議案会第8号「「
災害拠点病院運営費補助金1,248万2千円」について「津山・英田圏域での合意」などの措置ができるまで予算執行を凍結することを求める決議」について採決をいたします。 本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより表決〕
○議長(中島完一君) 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中島完一君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成少数であります。 よって議案会第8号「「
災害拠点病院運営費補助金1,248万2千円」について「津山・英田圏域での合意」などの措置ができるまで予算執行を凍結することを求める決議」は否決されました。
△日程第2 議案第75号「令和5年度津山市
一般会計補正予算(第8次)」
○議長(中島完一君) 次に、日程第2に入り、議案第75号「令和5年度津山市
一般会計補正予算(第8次)」を議題といたします。 本案は本日提出され、既に配信のとおりであります。 この際、市長から提案理由の説明を求めます。 市長、登壇。
◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第75号「令和5年度津山市
一般会計補正予算(第8次)」につきまして御説明を申し上げます。 なお、金額は万円単位で、以下切り捨てて申し上げますので、御了承いただきたいと存じます。 今回の補正予算は、国の第1次補正予算である総合経済対策の中で、物価高騰対策として早期に事務執行する必要がある低所得世帯に対する支援金の追加給付のほか、エネルギー、食料品価格等の物価高騰の影響を受けた住民や事業者を支援する本市独自事業について編成をしております。 歳入につきましては、国庫支出金11億6,339万円、地方交付税4,514万円を増額し、歳出につきましては、まず民生費9億9,654万円の増額は、住民税非課税世帯に対し臨時特別給付金を追加支給する住民税非課税世帯臨時特別給付金給付事業、物価高騰の影響を受けた福祉サービス事業者へ食材費などの増加経費に対する支援を行う高齢者施設等物価高騰対策支援事業など、衛生費2,972万円の増額は、医療機関等へ光熱費などの増加経費に対する支援を行う医療機関等物価高騰対策支援事業など、続いて農林水産業費7,907万円の増額は、認定農業者等へ農業用資材代などの増加経費に対する支援を行う農業用資材価格高騰対策支援事業など、商工費3,443万円の増額は、中小企業の生産性向上のため、ICTソリューションや産業用ロボットの導入など、省力化を図る取組を支援するつやま産業支援センター企業サポート事業など、教育費6,876万円の増額は、小・中学校給食費高騰に係る保護者負担分を市が負担する学校給食費高騰対策支援事業などでございます。 次に、歳出を性質別に御説明申し上げますと、人件費104万円、物件費3,254万円、扶助費9億1,000万円、補助費等2億6,494万円をそれぞれ増額しております。 この結果、令和5年度
一般会計補正予算(第8次)の補正額は、12億853万円を増額し、補正後の予算総額は541億5,355万円となっております。 このほか、繰越明許費補正として、住民税非課税世帯臨時特別給付金給付事業など5件を追加しております。 以上、何とぞよろしく御審議の上、御議決を賜りますようお願いを申し上げます。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りいたします。 本案は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議したいと思いますが、これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中島完一君) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員会付託を省略し、本会議において審議することに決しました。 これより本案に対する質疑、討論を行います。 質疑の通告がありますので、順次発言を許可いたしますが、当初の質疑は登壇して行い、再質疑は質問席において、関連質疑は自席においてお願いをいたします。 なお、議案質疑につきましては、一般質問ではないため、議案の内容に対する質疑とし、質疑の持ち時間は15分以内及び回数については議会運営委員会での申合せを遵守するようお願いいたします。 答弁につきましては、私から指示をいたしますが、質問の趣旨を十分把握され、質問趣旨の復唱、引用や同じ答弁の繰り返しは避け、簡明、的確に答弁されますよう、この際申し上げておきます。 これより順次質疑を許可いたします。 7番、河村美典議員、登壇。
◆7番(河村美典君) 〔登壇〕 失礼をします。発言のお許しをいただきました、市民が第一、河村美典です。 先ほど上程をされました議案第75号「令和5年度津山市
一般会計補正予算(第8次)」につきまして、その20款民生費、10項社会福祉費、66目住民税非課税世帯臨時特別給付金給付事業、これを除いた他の事業について、その
緊急性が今審議しなければならないのか、その
緊急性があるのかどうか、お尋ねをします。 続いて、医療機関、障害者施設、高齢者施設、児童養護施設、障害児施設、放課後児童クラブ並びに保育所、幼稚園等につきましては、現在岡山県議会においてもこの12月定例会において県としての支援事業予算について審議がなされているとお聞きをしています。県からのそうした支援が実施された際には、その上に重ねてさらに本市として支援をする理由についてお尋ねをいたします。 次に、医療機関等物資高騰対策、こちらについての具体的な内容についてお尋ねをします。お知らせください。 最後に、先ほど特別決議の中にも触れられておりました
津山中央病院もその支援対象の機関に含まれているのでしょうか、お尋ねをします。 以上です。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 企画財政部長。
◎企画財政部長(左居薫君) 2点の御質問にお答えいたします。 まず、住民税非課税世帯臨時特別給付金給付事業を除くほかの事業についての
緊急性についてのお尋ねです。 エネルギー価格等の物価高騰の影響につきましては、低所得者世帯以外にも住民や事業者に幅広く及んでおり、早急に支援を行う必要があると判断し、追加提案したものでございます。 次に、県から支援される上にさらに本市としても支援する理由につきましてでございます。 岡山県が支援するものに市も支援する理由については、各地域医療の維持充実につきましては、岡山県と共通した重要な課題と認識しております。また、国から都道府県と市区町村宛てに物価高騰対策として支援事業の早期予算化の通知があり、予算化したものでございます。これら岡山県と連携し、実施することで相乗効果をより高めるものと考えております。 以上でございます。
○議長(中島完一君) こども保健部長。
◎こども保健部長(奥田賢二君) 私からは、医療機関等物価高騰対策の内容についてお答えします。 保険診療を行っている医療機関等は、公定価格が決められており、物価高騰や人件費上昇分を価格に転嫁できない実情がございます。また、国からの支援要請や津山市医師会からの要望などを踏まえ、物価高騰が医療機関等の経営に与えている影響を鑑み、支援を決定いたしました。 支援内容は、123の医療機関等に対しまして一律10万円を支給し、合計1,230万円となります。そのうち病床のある18の医療機関の1,740の病床には、1病床当たり1万円を加算し、合計1,740万円となり、予算総額2,970万円を提案しております。
○議長(中島完一君) 7番、河村議員。
◆7番(河村美典君) 先ほど
津山中央病院も対象なのかというふうにお尋ねをしまして、具体的にそのことのお答えがなかったように思いますので、再度よろしくお願いいたします。
○議長(中島完一君) こども保健部長。
◎こども保健部長(奥田賢二君)
津山中央病院も支援の対象になっております。
○議長(中島完一君) 7番、河村議員。
◆7番(河村美典君) 最後の質疑として、住民税非課税世帯臨時特別給付金給付事業以外についてですけれども、幾つか繰越明許として上げられているものもあります。次年度予算に回されるものです。その
緊急性について、残念ながらその実態から考えると疑問符が残ります。この7万円支給の予算以外につきましては、改めて県の支給動向を見定めた後、さらに支援が必要なところに詳細に対応していく施策を取るべきではないかと思いますが、いかがでしょうか、お尋ねをいたします。
○議長(中島完一君) 答弁者。 企画財政部長。
◎企画財政部長(左居薫君) 今回予算化できることによりまして、新年度を待たず周知ができることであるとか、事業に着手できる、こういったことも含めまして、今回予算を上程しておるものでございます。
○議長(中島完一君) 7番、河村議員。
◆7番(河村美典君) 後の方もいらっしゃるようですので、答弁をお伺いしまして、その後、また考えさせていただきます。 以上です。
○議長(中島完一君) 以上で7番、河村美典議員の質問、質疑を終わります。 次の質疑を許可いたします。 15番、秋久憲司議員、登壇。
◆15番(秋久憲司君) 〔登壇〕 15番、ここで出されました8次補正についてお伺いをいたします。 この8次補正は、11月2日の閣議決定、11月29日に国において予算が成立し、同時に事務連絡等がなされて、それで具体的な要綱が示され、策定されておるものというふうに思いますが、予算案は出たんですが、この予算案の基となります国の要綱の概要、そしてこのスケジュールですね、もう既にこの内容については国に申請し、認定を受けているのか、認定を受けられて予算化されとると思いますが、そのような状況をちょっとお聞きをしたいと思います。 それから、また関連して質問席で質問させていただきます。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 企画財政部長。
◎企画財政部長(左居薫君) スケジュールについてのお尋ねでございます。 国、県等々から意向についての調査は既に参っておりまして、それに対する回答はしておりますが、詳細については今後になるかと思います。 以上でございます。
○議長(中島完一君) 15番、秋久議員。
◆15番(秋久憲司君) 要綱の正式名称を教えてください。
○議長(中島完一君) 企画財政部長。
◎企画財政部長(左居薫君) 申し訳ございません。手持ちがございませんので、正式な名称といいますとお答えできませんが、物価高騰対策重点支援地方創生臨時交付金に係る要綱になるかと思います。
○議長(中島完一君) 15番、秋久議員。
◆15番(秋久憲司君) そういった制度要綱というふうに私も聞いておりますが、これはもう申請して、国の認可を受けた状態での予算化なんでしょうか。
○議長(中島完一君) 企画財政部長。
◎企画財政部長(左居薫君) 先ほども申し上げましたとおり、スケジュール感であるとか意向については既に報告しておりますが、正式な認可ということになりますと今後になってくる予定です。
○議長(中島完一君) 15番、秋久議員。
◆15番(秋久憲司君) この要綱の取扱いについていろいろ示されておりますが、取扱いについて、この事務連絡ですね、11月29日の事務連絡に基づいた重点支援地方交付金の取扱いについてということで書かれておりますが、そのポイントについて御教示お願いします。
○議長(中島完一君) 企画財政部長。
◎企画財政部長(左居薫君) 国におきましては、重点支援交付金については、低所得者対策として一律7万円、住民税非課税世帯に対する7万円の給付に上げたもののほかに推奨メニューといたしまして、生活者支援、事業者支援にわたるもろもろのメニューを掲げられておりまして、それに準じて各自治体が判断をして事業実施していく、そういうふうなフレームになっているものと理解しております。
○議長(中島完一君) 15番、秋久議員。
◆15番(秋久憲司君) 取扱いについてということは、大きな問題は新型コロナウイルス感染症との関連ではなく、要するにアフターコロナの対応だというふうに把握されとるんじゃないかというふうに思います。 それから、河村議員のほうからもありましたように、交付金の趣旨を十分踏まえて、県、市町村で連携を取りながら有効に活用し、事業の効果的な実施に取り組むようというふうに指示をされとります。特には、今回は電力、ガス、エネルギー関係、それから食料品価格等の物価高騰、要するに食料品とエネルギーの電力、ガスです。これについて国の予算が組まれております。それで、各自治体では重点支援地方交付金の対象について、交付対象事業についてはどういうふうに示されとんでしょうか。
○議長(中島完一君) 企画財政部長。
◎企画財政部長(左居薫君) 議員、今おっしゃられているとおり、生活者支援、それから事業者支援等が上げられておりますが、特に農林水産業における物価高騰対策であるとか、中小企業等におけるエネルギー対策、交通、物流等に対する支援、それと住民に関しましては、消費を下支えするような支援対策、エネルギー対策、子育て支援等がメニューとして示されております。
○議長(中島完一君) 15番、秋久議員。
◆15番(秋久憲司君) 国のほうでは、アンダーラインまで引いてきっちりと言われておるのは、交付金による支援の効果が当該生活者等に直接的に及ぶ事業としますというふうに書かれております。そして、国における1兆592億円については、これは7万円のいわゆる低所得者枠としてやってくださいと、それからそれ以外については推奨事業メニューというのがあるんですか、推奨事業メニューに沿って考えてくださいというふうになっておりまして、低所得者とそれから推奨メニューの割合は国の予算は7対3です、ざっくり。それで、津山市で同様に私が見させてもらったら、8、2になっているので、ざっくりですよ、だから全国平均よりもやはり津山市というのは低所得者の方の割合が多いんだなと、だから生活困窮者の方々へやはり比重を置いて、そこで予算組みをしていく必要があるんではないかなというふうに思いました。 しかしながら、低所得者ということは非課税世帯というふうに限られておりまして、基礎的な税が課税されている部分は来年また1月にされるんじゃないかと思いますが、そういうようなことをされている。そして、問題は推奨メニュー事業でいろんな予算が具体的に組まれておりますが、具体的にどのように基本的な考えでこういうような事業を組まれとんでしょうか、お願いします。
○議長(中島完一君) 企画財政部長。
◎企画財政部長(左居薫君) 今回お示ししております事業につきましては、福祉や農林、交通、商工分野など、一定額ではありますが、広く支援が行き渡るよう事業を編成しておりまして、これら事業者を通じて、結果として住民の皆様方への個々人への物価高騰に対する支援がつながるものと考えております。
○議長(中島完一君) 15番、秋久議員。
◆15番(秋久憲司君) ポイントの質問だけさせてもらいたいと思いますが、生活者支援としまして、先ほどの低所得者、それから子育て生活支援、これは学校給食等、それから消費者下支え等を通じた生活者支援ということで、特に推奨メニューとして上げられているのは、LPガス使用世帯への給付の支援というようなことも上げられております。それから、家庭も、事業主のほうも、省エネ家電等への買換え促進による生活者支援というのが生活者支援のメニューでは4番目に書かれております。 それから一方、事業者支援の中で津山市は、地域公共交通、物流や地域観光等に対する支援ということで、ここに省エネ対策というのが出まして、産業支援センターに1,500万円、一般財源を234万円充てていると、これはこれで評価ができるんですが、事業者には充てているけど、生活者には省エネを上げてない。そういった生活者の軽視ではないかと思います。それから、LPガス使用者の分も出てこない。その点についての御見解をお伺いをいたしたいと思います。
○議長(中島完一君) 企画財政部長。
◎企画財政部長(左居薫君) 議員御指摘のいろいろな事業につきまして、私どもも検討いたしました結果、現在の津山市の交付金規模からして、今回の対応は不可能ということで予算には計上しておりません。
○議長(中島完一君) 15番、秋久議員。
◆15番(秋久憲司君) 事業者支援優先ではないかなというふうに思います。もっと予算配分を直接的な生活支援のほうに振り向けていただきたいなというふうに思います。 それから、先ほども出ました医療関係、事業者支援の医療関係なんですが、今回の交付金の性格は、要するにエネルギー、電力、ガス、それから食料品価格、特に病院で着目されるのは、入院している患者さんの給食ですね、病院食の値上げ抑制のための食数に対する支援というものが私は一つのポイントではないか。それからまた、福祉施設等も入所の給食の支援というものがここの交付金の趣旨というふうに思われますが、その辺はどういうふうに認識し、予算化されとるのでしょうか。
○議長(中島完一君) 環境福祉部参与。
◎環境福祉部参与(木梨良祐君) 失礼します。福祉関係の支援金の関係です。 入所事業所に対しては、議員おっしゃられたとおり、食材料費の高騰がございます。それに対しての支援金ということになりまして、あと通所系、訪問系、それらの事業所につきましては、燃料費の高騰に対する支援金として交付を提案をさせていただいております。 以上です。
○議長(中島完一君) こども保健部長。
◎こども保健部長(奥田賢二君) 医療関係につきましては、病床のある医療機関に対しまして、1病床当たり1万円加算をするということで対応をさせていただいております。
○議長(中島完一君) 15番、秋久議員。
◆15番(秋久憲司君) この市の事業の予算を執行した結果が、やっぱり病院食、また利用者さんの給食費の値上げの抑制になりますように、学校給食と同じ考え方です、そういうふうになりますようにお願いをしておきます。 それから、農林水産業における物価高騰対策支援ですが、この国の事務連絡では、配合飼料等、酪農経営の対応というふうに言われますが、河村議員も言われました県との対応があります。その辺はどういうふうな調整をされるんでしょうか。
○議長(中島完一君) 農林部長。
◎農林部長(平田暁君) 失礼いたします。 この事業は、農業生産資材の価格が高騰する中、市内農業者の経営安定の一助を図るために農業資材高騰分に対する支援金を支給するものでございます。 対象になられる方は、昨年の認定農業者等物価高騰対策支援事業を踏襲したものになりますので、認定農業者、新規就農者を含む農業経営体となりますが、その中には先ほどおっしゃられた畜産農家の方、要件はございますが、も入ってまいります。 一方で、岡山県のほうでございますが、現状で把握しております中では、飼料価格高騰の影響を受ける畜産農家への飼料購入の負担軽減、こういったものが入ってくるということになりますので、そういう意味でいいますと、県がするものに対して今回市の事業としては対象部分としては違うものをするということになります。そういうすみ分けの中で今回は提案をさせていただいております。 以上です。
○議長(中島完一君) 15番、秋久議員。
◆15番(秋久憲司君) 県のほうも酪農家のほうに重きを置いて畜産業対策をしっかりやっとるというふうに思いますので、今畜産農家は非常に困っておられます。しっかりとした対応をお願いしたいと思いますので、今後とも、まだ変更もできますので、またその次もあると思うので、その辺はしっかりとお願いします。 それから、このメニューでは、農林業の関係は化学肥料からの転換に向けた地域内資源の活用などの支援というふうにうたわれていまして、この辺等は重視していくべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(中島完一君) 農林部長。
◎農林部長(平田暁君) その部分につきましては、今12月議会での答弁とかぶってくると思いますが、今後の農業において大きなことだというふうに認識しております。ただ、今回の補正につきましては、物価高騰対策ということを主眼に農業者の皆さんの経営安定化の一助を図るという観点から取りまとめておりますので、若干そこについては入っていない部分があるというふうに思っております。 以上です。
○議長(中島完一君) 15番、秋久議員。
◆15番(秋久憲司君) 化学肥料高騰により高い化学肥料からの転換というものを国は重視されているのだろうというふうに思いますので、今後はしっかりとそういったところに取り組んでいただきたいと思います。 中小企業等に対する支援としまして、やはり中小企業の賃上げ環境の整備、これに向けた支援に振り向けるべきだという国の考えですが、いかがでしょうか。
○議長(中島完一君) 産業経済部長。
◎産業経済部長(中川竜二君) 賃上げ関係につきましては、このたびの提案の中では、つやま産業支援センター企業サポート事業、こちらの視点が人口減少に伴う雇用難あるいは賃金の上昇、それから物価高騰によるコストの上昇、そういった厳しい状況に置かれている中小企業に関しまして、生産性向上に資する、そういった取組をサポートするものでございまして、議員御指摘の内容も包含したものとなっているとの認識でございます。 以上です。
○議長(中島完一君) 15番、秋久議員。
◆15番(秋久憲司君) 苦しい答弁、ありがとうございました。 産業支援センターに向けては、やっぱり省エネ対策というものが非常に大きいと思うんです。それで、もう時間もあまりありませんので、こういった国の交付金事業、コロナ禍とアフターコロナの私は交付金が来たときに地方の行政を預かる者としてどういうようにこれを措置していくのかが大切だろうというふうに思います。 産業支援センターの場合は、投資的な予算とも言えます。省エネですね。そして、産業の振興につなげていく、要するに経費が循環していく、好循環を生んでいくわけです。それで、このような物価高騰対策とか救貧対策というものは、どちらといえば予算が消費的な予算というふうになります。これはもう仕方がないんですが。これは国の交付金に任せて、市が一般財源で4,500万円打つのであれば、市はこういった制度を活用して将来の投資に回るような使い方、それが私は生きた予算の使い方ではないかというふうに思います。国のメニュー事業もいろいろ来ますけども、そこのところに津山独自のかみ砕きをやって、将来に予算が生きるんだという一般財源のつけ方をしていただきたい。そして、一般財源は今回は補助裏的につけざるを得んのだというふうに言われますが、どこも費目的に見れば15.6%の一般財源をつけております。そこまでやる必要はないんじゃないかと思います。やはり少々数字がそろわなくても、それぞれで対応していただいて、一般財源はやはり投資的な部分にやっぱり使っていく、それが私は行政手腕だというふうに思いますので、この交付金、最後は1月22日が推奨メニュー分の提出期限でございます。この1月22日までにはまだ時間があるんではないかというふうに思いますので、今から組替えというのは難しいかも分かりませんが、いろいろと私はもう少し時間を置いて検討していただきたかったなというふうに思います。そういった一般財源がほとんどちょっと消えたということについて、私は非常に残念な思いを持っております。 以上で終わります。
○議長(中島完一君) 以上で15番、秋久憲司議員の質疑を終わります。 次の質疑を許可いたします。 6番、丸尾勝議員、登壇。
◆6番(丸尾勝君) 〔登壇〕 失礼します。議長の許可をいただきましたので、8次補正についてお尋ねをいたします。 まず、先輩議員もお尋ねをされていたところでありますが、繰越明許についてお尋ねをします。 私たちは常々早く早くということをお願いをしておりますが、そのことについては一向にしていただけない。ところが、何と繰越明許、来年の予算をもう先に確保しようという、全く私にとって意味が分からないんですけど、なぜこのようなことになるのか、お尋ねをいたします。 それともう一つ、これも議会でお尋ねを以前したところでありますが、事業概要を拝見しますと、市独自事業ということで何点か上げられております。 市長にお尋ねします。独自という言葉の意味、どういった意味を持ってお使いになられているのか、このことについては言葉の単純な意味としては教育長にもお尋ねをしたいと思います。 以上で登壇での質問を終わります。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 市長、登壇。
◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 丸尾議員の御質問にお答えをいたします。 独自事業とはということのお尋ねでございますけども、まさに読んで字のごとくということでございますけども、市が独自に、例えば今回の予算等、交付金等ございましても、国からの、失礼な、表現が適切かどうかということはありますけども、ひもつきということではなくて、市が独自に割り振っていくといいますか、市が独自にいろんな政策を鑑みて、そこに予算づけをしていくと、こういった考え方でございます。 以上でございます。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 教育長。
◎教育長(有本明彦君) 教育委員会につきましては、給食費の補助ということになってまいりますけども、少しでも保護者の負担を軽減する、そういう意味での本市独自のという思いでございます。
○議長(中島完一君) ちょっと意味が違う。 〔6番丸尾 勝君「6番」と呼ぶ〕
○議長(中島完一君) ちょっと待って。 企画財政部長。
◎企画財政部長(左居薫君) 次年度の予算を繰越しを編成しているのはなぜかというお尋ねでございます。 今回予算化が御了解いただけますと、新年度を待たずに周知ができることや、もろもろの関係者の経済的な不安をいち早く払拭できること等を勘案し、計上したものでございます。
○議長(中島完一君) 6番、丸尾議員。
◆6番(丸尾勝君) 教育長にはすみません、言葉の意味をお聞きしたかったんです。独自という言葉の意味を教えてください。
○議長(中島完一君) 教育長。
◎教育長(有本明彦君) 給食費で例えますと、国からの指導であるとか、そういうようなものではなくて、本市で独自に考えたものということでございます。
○議長(中島完一君) 6番、丸尾議員。
◆6番(丸尾勝君) 答弁になってないんです。独自という言葉の意味を教えてください。
○議長(中島完一君) 独自という言葉の意味。 教育長。
◎教育長(有本明彦君) 国の考え方にそのままそぐうんじゃなくて、市の考えを持ってやるということが独自ということでございます。
○議長(中島完一君) 国語辞典の意味じゃないかと思うんですけど。 6番、丸尾議員。
◆6番(丸尾勝君) 議長も言われたとおり、事業内容じゃないんです、独自という言葉の意味を教えていただきたいというふうにお願いをしたんですけど、私の言い方が、お聞きの仕方が悪かったのか、お答えいただけませんでしたけど、まさにただ一つのというようなことだろうと私は思っています。 このことにつきましては、本市独自事業ということで、大きな声で言われるわけであります。事業概要の説明書につきましては、赤く塗られて出されておるんですけど、全く独自事業ではない。市長も言われましたけど、まさに国からのひもつき、ひもつきではなくて、国の財源そのものを使った事業ですね。事業をするその内容については、確かに津山市の皆さんが考えられたことではありますが、よそでたくさんされていますよね。類似の事業はたくさん、他都市でも、市町でもされていると思います。決して津山市独自の事業ということはないと思うんですが、もし津山市独自の事業があるんでしたら教えてください。
○議長(中島完一君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 全ての自治体のこういった施策を研究を、研究といいますか、全て確認をして、これはうちだけしかやっていませんと、少しそれは意味が違うんじゃないんでしょうかと私は思っておりまして、先ほどから申し上げていますように、財源は確かに国から来て、来ているといいますか、国からの交付金であるかもしれませんけども、市でそれぞれにいろんな団体に、あるいは事業所に、あるいはいろんな生活者に、いろいろと考えて行っていることでありますから、私は独自でいいというふうに思っております。
○議長(中島完一君) 6番、丸尾議員。
◆6番(丸尾勝君) 谷口市長のお考えはそのようでありますけど、私はやっぱり、新聞、テレビ等で放送、伝えられているような事業は、やっぱり独自事業ではないんかなというふうに思います。よそでされていても、例えばですよ、岡山市さんなんかがされているように、1月、2月、3月、3学期の学校給食の無償化でありますとか、そういったことはやっぱり独自事業と、これは声を大きくして言えるんじゃないかなというふうに思いますけど、今回の、先ほど登壇での質問にもなってくるわけですけど、繰越明許ということで学校給食費のほうにも補助がされるということはありますけど、これはあくまでも令和6年度の事業ですよね。子供さんをお持ちのPTA、保護者の方に対しての不安を払拭するというようなことも言われておりましたけど、なぜ今、繰越明許として来年の予算を確保するのか、当然3月議会では当初予算を要求されるわけでありますから、当初予算でも十分間に合うんでないかというふうに思いますが、どのようにお考えでしょうか。
○議長(中島完一君) 企画財政部長。
◎企画財政部長(左居薫君) 今回この予算に計上することによって、子育て支援の一環としてお示しすることで、市としての姿勢が早期に示されることと、先ほども申し上げましたように、関係者の皆様の不安が払拭できると判断した上で、今回上程させていただいております。
○議長(中島完一君) 6番、丸尾議員。
◆6番(丸尾勝君) お言葉ですが、関係者の方は今が不安なんです。来年じゃなくて、今が不安なんですよ。今、何をしなければならないかということをもう一度よく考えられて、支援策を御検討いただけたらというふうに思います。 来年のことを今から考えるんではなくて、今、国からはこの支援に対する財源が下りてきているわけですから、それをやっぱり今使う、今使わなければ意味がないというふうに思いますけど、どのようにお考えでしょうか。
○議長(中島完一君) 企画財政部長。
◎企画財政部長(左居薫君) 繰り返しになりますが、このタイミングでの予算計上が適していると判断したものでございます。
○議長(中島完一君) 6番、丸尾議員。
◆6番(丸尾勝君) 押し問答になりますんで、これ以上は言いませんけど、今できること、今必要とされていることを本当に津山市として手当てができる、そういった津山市であってほしいというふうに願っております。 それから、安全とか安心とか、それからいろいろと給付金に対して言われたわけでありますけど、例えば民生費の中で言いますと、救護施設、障害者施設、高齢者施設、保育所、児童養護施設、障害児施設、医療機関、本当に必要な施設、大切な施設で支えていかなければならないというふうには思いますが、言い方は悪いです、市長さんも言われておりましたけど、それぞれの事業所、施設にしたら微々たるお金だというふうに思います。こういう薄い支援の仕方っていうのは、市長としてどのようにお考えでしょうか。
○議長(中島完一君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) やっぱり経営を圧迫している事業者に対しまして、私は幅広く支援措置を講じたいと、こういう思いからです。
○議長(中島完一君) 6番、丸尾議員。
◆6番(丸尾勝君) 幅広くと言えば、まあ確かに幅広くなんですけど、じゃあ、いろいろな病院でありますとか、いろんな施設が5万円、10万円もらったからといって、経営が安定するんでしょうか。
○議長(中島完一君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 先ほども申し上げていますように、幅広く支援措置を講じることで少しでも負担の軽減を図っていきたいと、こういうことであります。
○議長(中島完一君) 6番、丸尾議員。
◆6番(丸尾勝君) 言われることはよく分かりますけれども、効果としては薄い。言い方は悪いんですけど、市長さんの人気取りというふうに私は受け止めています。それよりは、もっと的を絞った積極的な支援をしなければならないところはほかにあるというふうに思っております。6月議会でも同僚議員が言われておりました。今回の住民税非課税世帯の支援だけではなくて、非課税世帯ですけど、扶養になっている世帯、あるいは支援の対象のはざまにいる世帯、そういったところに本当に津山市として手を差し伸べる必要はないのか、私はぜひするべきだと思いますが、市長のお考えはどうでしょうか。 〔市長谷口圭三君「反問」と呼ぶ〕
○議長(中島完一君) はい、市長、反問。
◎市長(谷口圭三君) 人気取りというふうにおっしゃっていただいたんでありますけども、私はそういう視点でこの予算を組んでおりません。 その中で議員が、私はほかにやらなきゃいかんところがあると思うよと、こういうふうにおっしゃってくださった。私はこうやって、先ほども申し上げましたように、やっぱり負担の軽減を少しでも、幅広く支援措置を行いたいという意味合いでこの施策を展開をさせていただこうということでお諮りをしているわけでありまして、ほかにやらなきゃいけないところがあるとおっしゃるんでありますから、ぜひ御指導いただきたいと思います。
○議長(中島完一君) ただいまの反問に対する答弁を求めます。 6番、丸尾議員。
◆6番(丸尾勝君) 先ほど申し上げました、やっぱり住民税非課税世帯だけではなくて、その支援のはざまにいる方にぜひ支援をしていただきたい、これは以前からずっとお願いをしてきたところであります。 以上です。
○議長(中島完一君) 以上で6番、丸尾議員の答弁を終わります。 それでは、通常の質疑に戻ってください。 6番、丸尾議員。
◆6番(丸尾勝君) 全協の中でも今回のこの質問、質疑のやり方については、るる話がされてきたわけでありますけど、当局の皆さんは委員会でも説明はされませんでした。最終日に上程をさせていただくということで、細かいことについては説明をされませんでした。一体いつ当局の方は検討されたんでしょうか。
○議長(中島完一君) この議案に対してですね。
◆6番(丸尾勝君) はい。
○議長(中島完一君) 議案に対する検討はいつしたのか。 企画財政部長。
◎企画財政部長(左居薫君) 当然、国の議決を受けまして、それ以前から情報収集等、必要な関係機関等へのヒアリング等を行っておりましたが、最終的には各もろもろの調整をする必要上、委員会が終了後に大方の意向が固まったものであります。
○議長(中島完一君) 6番、丸尾議員。
◆6番(丸尾勝君) 私どもは、議会が始まってからもお願いをしていたと思うんですけど、少しでも早く、年内に支給ができるように、市長さんは明言はされませんでしたけど、一生懸命努力はされておられたと思うんですけど、国のメニューがもう決まって、新聞、テレビでもう報道されているわけですから、それに基づいて他の市町では取組をしているところもあります。今日が19日なので、報道によれば、明日から総社市ではもう支援が始まるというような報道もありました。こういったことを私たちはずっと言い続けてきた。なのに、なかなか対応していただけない。委員会でも話はしたかったけど、最終日に上程をするので待ってくれと、詳しいことは言えませんというような話でございました。こういったことで審議が十分になされているとお思いでしょうか。
○議長(中島完一君) 野口副市長。
◎副市長(野口薫君) 国の議決から、執行部のほうが議員さんのほうにこういった議案を出しましたというところが確定をしてない間に、こんなのがあります、こうですというような協議はなかなかできません。そういったことで、今日の追加で上程をお願いするということになりました。 以上です。
○議長(中島完一君) 6番、丸尾議員。
◆6番(丸尾勝君) 常々私たちは言われてきたのが、知恵とスピードっていうのは以前の、前の市長さんからずっと言われてきたことでありますけど、まさに知恵とスピード、本当に支援をしなければならない人を本当に真に見極めて、皆さんで知恵を出し合って、一日も早く支援ができるようにしなければならない。それが私たちの仕事ではないかなというふうに思っているところです。 さて、県の補助との二重補助ということについて、先輩議員もお尋ねをさせていただいたところでありますが、やっぱり県と市とそれぞれが補助をする。今のお言葉を借りれば、県のメニューがまだ出されてないんですよね。そういった中で市が補助をする、これはどういうふうにお考えでしょうか。
○議長(中島完一君) 桑村副市長。
◎副市長(桑村功士君) 県の支援については、独自に県から資料もいただきながら、ダブりがなく、漏れがないように調整をしておりますので、県とダブっとるというようなことはないと思いますし、漏れなく市も独自で頑張ろうということで予算編成してまいったところでございます。 以上でございます。
○議長(中島完一君) 6番、丸尾議員。
◆6番(丸尾勝君) 副市長、本当ですか。ダブりないですか。 福祉の部分だけで言えば、医療機関とか保育所とか障害者福祉とか、資料もらっていますけど、ダブりないですか。
○議長(中島完一君) 桑村副市長。
◎副市長(桑村功士君) 丸尾議員が言われる出しどころは、同じところに出しているかもしれませんけど、支援メニュー、やり方、どこへ補助するということは、きちっと各部局がまとめて、財政課とも話をしながら、それを我々も了解をしたところでありますので、積算そのものがダブっとるということはございません。
○議長(中島完一君) 6番、丸尾議員。
◆6番(丸尾勝君) 副市長、言い方悪いかもしれませんけど、それは詭弁ですわ。私は詭弁だと思いますよ。県が補助をして、市も補助をしとる。実際、結果そうなっとるじゃないですか。ねえ、ここは私は個人的に指摘をさせていただいときます。 それから、これも先ほど15番議員が言われましたけど、広く支援をする、事業者に対して、市長も言われました、広く支援をして、結果、市民へそれが戻ってくるんだというような御答弁だったというふうに思いますけど、いわゆる間接支援ですね、なぜ直接支援をされないのか、ここが私はどうも納得ができませんので、もう一度お尋ねをします。
○議長(中島完一君) 企画財政部長。
◎企画財政部長(左居薫君) 直接支援と言われますと、現物支給であったり、現金給付であるかと思いますが、今回のメニューに関しましては、事業者を通じてであるとか、将来的に負担する部分の減額という意味を込めて、間接的な給付も含めて支援に当たると判断したものでございます。
○議長(中島完一君) 6番、丸尾議員。
◆6番(丸尾勝君) ごめんなさい。私の質問の仕方が悪かったかもしれません。直接支援というのは、市民の方に対してストレートに支援ができないのかという意味合いでした。当局のほうは、事業者に対して支援をする、それが巡り巡って市民のほうに返ってくるというような内容だろうだというふうに思うんですけど、私はやっぱり市民を見てほしい。生活に困っている、物価高騰で本当に困っている市民を見て、市民にストレートに、直接、こういう意味の直接支援をしていただきたいと思いますが、そういった考えはなかったんでしょうか。
○議長(中島完一君) 答弁者。 桑村副市長。
◎副市長(桑村功士君) 国から示されております推奨メニューの中に生活者支援と事業者支援というものがありますので、それもバランスよくというふうに考えまして、我々として予算編成をしたところでございます。
○議長(中島完一君) 企画財政部長。
◎企画財政部長(左居薫君) 副市長からも答弁のとおり、各メニューに沿って、メニューを津山市での支援を組み立てたものでありまして、直接給付に関しましては、給食費等、現金相当するものとして制度をつくっておりますので、御理解いただけたらと思います。
○議長(中島完一君) 6番、丸尾議員。
◆6番(丸尾勝君) 給食費のことは先ほど申し上げたんですけど、来年度のことですよね。今のことじゃないですよね。
○議長(中島完一君) 今の質問ですね。
◆6番(丸尾勝君) はい。
○議長(中島完一君) 企画財政部長。
◎企画財政部長(左居薫君) 御指摘のとおり、来年度のものになりますが、現在お示しすることで、先ほどからお答えしておりますように、不安の払拭等もできると判断したものでございます。
○議長(中島完一君) 6番、丸尾議員。
◆6番(丸尾勝君) 今困っていることに目を背けて、言い方はすごい上手に言われるんですけど、当初予算で要求をすることもなく、来年度の予算に繰越しをするというような言い方だろうというふうに私は受け取りました。 今困っている人に支援をしていただきたい、学校給食であれば、たとえ1月、2月であったとしても無償化にすると、そういった考え方を何で持てんのんかなというふうに思って、とても残念です。 るる申し上げてきましたけど、結論としては、やっぱり市民のほうを向いてもらっていない、まず事業者、そういったところが主眼にあって、先ほど言われた国の方針については生活者というのが先に来ていたと思うんですが、津山市はどうも事業者のほうが先に来ているなというふうに思います。 最後に、いろんな施設あるいは病院から、医師会から要望書が出された、それについてお応えをされているわけでしょうか、お尋ねをします。
○議長(中島完一君) 要望書に基づいて予算を組んだのかということですか。 はい、それに対して。 はい、桑村副市長。
◎副市長(桑村功士君) 各部局においていろんな事業者からは要望があったとは思いますが、参考にはしますが、それに基づいて全て組み立てたというわけではございません。
○議長(中島完一君) 6番、丸尾議員。
◆6番(丸尾勝君) 要望書を出して事業採択、事業計画していただけるんであれば、市民から要望を私たちいっぱいもらっているんです。ペーパーにして出せと、紙にして出せ、要望書にして出せと言われるんでしたら、いつでも出しますから。事業者、施設、そういったところからの要望書で事業を計画されるんじゃなくて、私たちは市民から負託を受けて、市民の声を聞いて、当局に届けているわけでありますから、私たちの声をしっかり聞いていただくようお願いをして、以上で質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(中島完一君) 以上で6番、丸尾勝議員の質疑を終わります。 次の質疑を許可いたします。 13番、金田稔久議員、登壇。
◆13番(金田稔久君) 〔登壇〕 議長のお許しをいただきましたので、議案第75号、第8次補正予算の案につきましてお尋ねをいたしたいと思います。 同じ質問が繰り返さないようにということで、少しずつ整理をさせていただきながら質問に入らさせていただきたいというふうに思うところでございます。 このたびの歳入は、国庫支出金が11億6,339万2,000円、地方交付税交付金が4,514万6,000円で、合計12億853万8,000円、いずれも国の1次補正、総合経済対策として今回その財源をもって上程をされとるところでございます。 住民税非課税世帯の臨時特別給付金給付事業については、早期の事務執行を求められている、私たち議会の中でもその声が大きく上がりまして、その予算は9億2,004万7,000円と、こういうことでございます。その中で市独自事業としましては2億8,849万1,000円、これが予算計上されている内訳でございます。 先ほどから6番議員からもありましたが、市の独自事業と、こういうことの論議がございました。私が思いますのは、市の独自事業というのは、地域性、地域的な課題を考慮して、その判断をして市の独自事業を提案をされたものと、こういうふうに思います。でありますから、岡山市の提案内容と津山市の提案内容では課題が違うというふうに思うわけであります。 さて、そういうことからいいますと、全国一律、同じ、共通的な課題もあるわけではありますが、まず津山市が今回の主眼であります物価高騰の対策となりますと、津山市における物価高騰の状況や影響がどのようになっているのかという分析、それを基に判断をして市の独自事業が組み立てられているというふうに思います。ということは、それがどういう分析であったのか、どういうことであるからということをぜひお尋ねをいたしたいと思います。 次に、このそれぞれに事業の事業実施の狙い、しかしながら物価高騰が来年の5月で終わるというようなんだったら、その対策でよろしゅうございましょう。しかしながら、それから先以降もこの物価が高騰した上で、高止まりのままでなっていくということの懸念のほうが多いかと思います。永遠に物価高騰対策として国から財源をいただいて、先ほどの6番議員の話じゃありませんが、基本的には地方自治体は三割自治でありますから、3割の自主財源しかございません。大半が国からの交付というようなことになるわけでありますが、そういうふうな中で、永遠にまた物価が今よりも高くなったから、物価高騰対策でほんなら予算が組めるんですかということになるわけですね。その辺の見地を見て、これからの物価高騰がこれから高止まりになるだろうというふうに見解を整理していくならば、それぞれの事業者や、そして市民皆さん方に、どういう生活の構えをしていかなきゃいけないということに対して、ここで私は予算を提示して、皆さん方と一緒に乗り越えていく課題をやっていかなきゃいけないんじゃないかなと、このように思うわけであります。 そういった意味で、今回提案をされておりますのは、事業者、団体が、そういった方に多いと、こういうことになっております。そういうふうな将来への展望のことも含めて見解をお尋ねをし、登壇での質問を終結いたします。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 桑村副市長。
◎副市長(桑村功士君) まず初めに、津山市の物価高騰の分析をしたのかというようなお尋ねでございますが、トータルとしての分析は、申し訳ないですができておりませんが、各々事業課が予算を組むに当たっては、その物価高騰分についての分析をして、その部分を予算計上させていただいているというところでございます。 それから、今後の高止まりということでございますが、国においては2%の物価上昇、安定的な物価上昇を目標としておりますので、このたび国が行っております物価高騰対策は急激な物価高騰に対する対策ということでございますので、高止まりという言葉が正しいか、あるいは合致しているかどうかは分かりませんが、国の2%の物価上昇は踏まえた上で予算案あるいは財政計画は立てていくべきと考えております。 以上でございます。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) 御答弁をいただきましてありがとうございます。 分析、各部署から積み上げてこられた、そのものを合わせて今回の提案をされたと、こういうことで理解をいたしました。そのそれぞれの事業部門でこういう課題がありますということで積み上げがあったかと思うんですが、確かにそういう積み上げ方をしますと、確かに団体であるとか、そういったところの声を聞くことのほうが多いかと思います。それぞれの市民の声を聞いていくのは、役所に直接言われる方もあるかもしれませんし、議員にこういう苦しみがあるから何とかやってもらえんだろうかと、そういうところで議会で私たちがそれぞれの声を聞いた中で、ここで発議をしながら当局の皆さんにお願いをすると、こういうこともありましょうし。また、様々な課題、声なき声にもどのように対応していくかということもあるかと思うんですね。そういうことからいいますと、どういうようなことでこの組立てをされたのかなということを、これから各事業項目についてお尋ねをいたしたいと思います。 まず、児童福祉総務費、保育所等物価高騰対策支援金の中で、児童クラブ、物価高騰の影響を受けている、具体的に答弁をいただきたいと思います。これはこども保健部長、お願いします。
○議長(中島完一君) こども保健部長。
◎こども保健部長(奥田賢二君) 児童クラブには1施設当たり5万円の支援としたものですが、こちらは介護、障害施設等、各種種別ごとに経費負担の増加も様々でありますが、保育所等、運営の状況等も参考に、物価高騰による負担を軽減するために、一部でありますが、5万円を支援するという方向で決定させていただいております。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) こども保健部長に申し上げますが、私は放課後児童クラブと言いましたよ。今は、保育所の大きな事例のことを申されました。児童クラブに対してどういうメニューで持っとられますか。なぜそういうふうにされましたか。
○議長(中島完一君) こども保健部長。
◎こども保健部長(奥田賢二君) 児童クラブにつきましては、児童クラブへの内容の聞き取りであるとか、そのようなことを基に判断させていただいております。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) 聞き取りをされて物価高騰の対策ということですが、どういうことでしょうか。具体的に積み上げた内容について教えてください。
○議長(中島完一君) こども保健部長。
◎こども保健部長(奥田賢二君) 全てではありませんが、何か所かの児童クラブに物価高騰による経費負担の上昇分をお聞きしまして、それは5万円では全く足りませんけど、その中でできる範囲でということで5万円を決定しております。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) 一部ということに言われるんですが、児童クラブの活動費は、要するに一般的に何が高騰しますか。光熱水費ですわね。光熱水費がどれぐらい上がっとんでしょうか。それと、一番には、子供さん、おやつを召し上がると。そのおやつがどれぐらい値上がりしてこうなんだと、だからこういうふうな支援になるんだというふうなのか、ちょっとお尋ねします。
○議長(中島完一君) こども保健部長。
◎こども保健部長(奥田賢二君) おやつ代につきましては、それぞれ児童クラブで負担してないところもございまして、それぞれが支払いしているところもございますので、食費分というわけではなくて、運営していくためのそこの指導員の交通費、ガソリン代であるとか、そういったもろもろのものを集計して、どの程度事業による物価高騰の影響があるかということをお聞きして判断いたしました。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) それじゃあ、各児童クラブの指導員の先生の分は、ガソリン代が高騰したことによって皆さん値上げをされとんですから、通勤手当を皆さん値上げをされてそういうふうに支出しとるということになるんですか。もっと児童クラブの、その負担軽減で大きな影響を受けて、運営上に大変なことになるというような状態の今児童クラブの運営なんですか。そもそも、もう少し活動費の中でこういうことになっとるということは何かありませんか。
○議長(中島完一君) こども保健部長。
◎こども保健部長(奥田賢二君) 私が直接聞いておりませんので、細かいところまでは今答弁できません。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) こども保健部長にお話ししますけどね、これを企画立案をしたのは、私は聞いとらんからかもしれんけど、職員の方から積み上げてきたものを聞かれて、そのことを部長が決裁をされて執行部に出されとんじゃねえんかな。知らんいうような答弁はないです。改めてください。
○議長(中島完一君) こども保健部長。
◎こども保健部長(奥田賢二君) 失礼しました。全体として聞き取りをしたところによると、あらゆるもの、ティッシュペーパーであるとか、そういうようなものの経費が上がっておるということで、それを基に判断したということを聞いております。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) なかなか歯切れがよくございませんので、これ以上はちょっとお尋ねしないことにしましょう。 続きまして、農林水産業費、農林部長にお尋ねをいたしたいと思います。 今回の農業用資材価格高騰対策支援事業、これがございますが、この事業実施の狙いをお尋ねいたします。
○議長(中島完一君) 農林部長。
◎農林部長(平田暁君) 失礼します。この事業の狙いですけども、農業生産資材の価格が高騰する中で、市内農業者の経営安定の一助とするために産業用資材高騰分に対する支援金ということで先ほど答弁させていただいたんですが、今回物価高騰により経営の厳しい、これほかの業種も含めてになりますが、厳しい、その中で農業生産者に対し支援を行うことで農業の経営の安定化を図っていこうということで、さらにそれをすることによって生産の意欲向上につながっていけばというような趣旨で今回提案させていただいております。 以上です。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) この事業の実施の手法はどのような手法で考えておられますか。
○議長(中島完一君) 農林部長、ちょっとマスクを外してしゃべってください。 はい、農林部長。
◎農林部長(平田暁君) 失礼しました。今回の事業、まず支給対象者ですが、昨年度の認定農業者等物価高騰対策支援事業を踏襲したものということになります。したがいまして、認定農業者、新規就農者を含む農業経営体となりまして、支給額は種苗費、農薬衛生費、諸材費、こういったものの高騰分を積算して予算の範囲内で支給額を決めたと。具体的には認定農業者、新規就農者に対しましては1経営体当たり8万円、その他の経営体については1経営体当たり2万円ということで額を決めております。 こちらの経営体の定義でございますが、昨年と同趣旨ということになりますので、水田作農業者で耕作面積が30アール以上の方、それから畜産農業者で、これはもう1頭以上の牛を持たれているとか、15頭の豚を持たれているかといったような要件、それから畑作農業者におかれましては耕作する面積が15アール以上の方、ここを踏襲した上で今回制度をつくっております。 以上です。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) いわゆる生産資材のそういう高騰に対しての対策を講じられると、こういうことで今お聞きをしたところでございます。 認定農業者、認定農業者以外の方、多くいらっしゃるところでございますが、そこへの光は当たらないのでしょうか、お尋ねをいたします。
○議長(中島完一君) 農林部長。
◎農林部長(平田暁君) 認定農業者の方、こちらの方について額を上げておりますのは、新規就農者も含めてになりますが、規模を大きくされている、そして生業として、これを主としてやられている、そういったところを考慮して額を上げているというところはあると思います。 それから、ちょっと先ほどの答弁にちょっと補足になるんですけども、事業主体というところがあると思います。今制度におきましては、JAさんを事業主体としてやっていこうというふうに考えて、そこはJAさんのほうで支給していくことのほうが速やかにできるといったことも考慮しながら判断させていただいて、やっていこうというふうに思っております。 以上です。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) すみません。今のJAを事業実施主体でやるというのは、これちょっとよう、どういう組立てでやるんですか。間に入るということですね、それは。
○議長(中島完一君) 農林部長。
◎農林部長(平田暁君) まず、今回の制度の前に当たりまして、JAさんのほうから農業用資材高騰に対して支援をといったようなことの要望があった、これも一つの要素になります。 それから、農業者に対する支援、その中で他の自治体においてJAさんと協力してやっていくという事例もありましたので、今回津山市といたしましても農業者への周知、それから支払い事務の効率性、こういったものから今回そういうことでやっていこうということで考えております。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) JAから資材を買わない人もおります。どうするんですか。
○議長(中島完一君) 農林部長。
◎農林部長(平田暁君) そういった事例もあるかと思いますが、その辺りこれから詰めていく話になってくると思いますが、あくまで今回給付するのが定額になりますので、その定額のお金をどちらにお支払いするか、そういったところの手続事務、そこが主になってまいりますので、そういったところをお願いするということができないかということを考えております。 以上です。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) いやいや、なぜJAにそれを委託をするんですか。JAは公的機関じゃありませんよ。同じように税金をいただきよる、いわゆる経済団体、民間団体。なのに、そこに委託をする。委託をするというのは何を根拠に委託をするんかということがありますね。ほかの自治体がしとるからというてそれが成功、よかったのか悪かったのかというそういう事業評価をされて今回委託をするんですか。
○議長(中島完一君) 農林部長。
◎農林部長(平田暁君) そういったことを考えていくという中での話になりますが、JAさんを使っていく、あくまで今後協議していく話になりますけれども、農業者の皆さんの身近にある団体でもありますので、それから金融という業務を担っておられる、そういったことから合理的ではないかというふうに思って検討しているところでございます。 以上です。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) 農林部長、そりゃあねえ、農協に皆々、今資材を買ようるわけじゃないんですよ。どっちかというたら、そうでないほうが多いかもしれません。言いにくいですわ、そりゃ買ようらんねえから、お金だけもらえんかの申請だけ出しょって。農協に誘導しょんじゃないですか、そりゃ。それを暗に行政としてそういうふうに誘導するような、そういう事案じゃないですか。 なぜ、これは直営で、従前に直営でやられとった、直営のときにどんな問題があって、だからJAに委託するんだというなら分かる。何を根拠にやっとるかということを説明してください。
○議長(中島完一君) 農林部長。
◎農林部長(平田暁君) おっしゃるとおりで、昨年度は直営でやっていたということは確かでございます。今回におきまして、前回のところをスキーム踏まえていく中で、当然通知をさせていただく行為とか、いろんな要素がありますので、そういった部分について、津山市がするところ、それから金融という関係、それから支払い手続、そういったものを農協さんと協力してやるということもあり得るということで、今その方向を検討しているということでございます。 以上です。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) 私思うんですけど、農協というのは、営農指導事業、こういうもんがあります。例えば、物価高騰するけども、まとめて、農協のそもそもは協同の理念ですわね、みんなで協同で買って、少しでもコストを安くして、組合員がその利益を営農と生活を守るためにやっとるのが農業協同組合ですよ。現実それが今破綻をしてしまっとんですね。だから、逆に言えば、ここは農協の考え方もそういうふうな考え方を持って、安い生産資材が提供できる、そういうふうなものを持ってこういうことを取り組むというんだったら、そりゃええことをやるなというふうに称賛される話でしょう。しかしながら、ただこの給付のことだけを農業協同組合だけを使うということは、いささかこれは問題があるような気がいたしますね。これからの協議というふうな言われ方をされていますが、こうやって予算の提案をして、農協に事業の実施運営主体にやってもらおうというふうに、そこまで提案をされとんなら、ちゃんと話ができてじゃないんですかな。それで我々に提案せにゃいけんのんじゃないですか。もう一度答弁願います。
○議長(中島完一君) 農林部長。
◎農林部長(平田暁君) 今協議をしているということは、協議をしているということなので、そういう答弁をさせていただいたんですが、私どもとしては、支払いの業務等について農協さんと一緒にできないかということで今考えているのは確かでございます。 それから、この制度自体を速やかにやっていくと、そしてこれ繰越明許になっておる事業でございますが、できる限り今年度にできる方向を一生懸命やった上で来年度にまたぐものは、可能性があるものはそうやっていくという観点でやっていこうと思っている中で、農協さんの金融機能というところを考慮して、今回提案しているものでございます。 以上です。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) これには事務手数料を幾ら見てますか。
○議長(中島完一君) 農林部長。
◎農林部長(平田暁君) 今事務手数料のほうが、振込手数料合わせまして237万円を見込んでおります。 以上です。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) 同じく農林水産業費の中の林業振興費、木材の搬出、間伐の促進事業、こういうことに関しても、木材組合とか森林組合とかいろいろ団体がありますが、ここはどういうふうにされるんですか。
○議長(中島完一君) 農林部長。
◎農林部長(平田暁君) こちらについては、既存の事業に1立米当たり300円上乗せするような形になりますので、現時点においては直営でやるということで考えております。 以上です。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) いずれにいたしましても、ほかにもありますから、この辺りで残念ながら終結をさせていただきますが、この質問はですよ。まあちょっと農協のいろんなことが、これは本議案に対しての質問ですから、もうそれ以外のことは申し上げませんがね、そういう経営体質、農業者に対しての向き合い方、これにも多く課題があるということは、社会一般的によく言われております。そういうことも含めて、もうちょっと行政が指導せにゃいけんと私は思います。この事業の内容については、よく分かりました。 続きまして、産業経済部長、お待たせしました。商工費についてお尋ねいたしたいと思います。 公共交通等の事業者支援ということでございます。この事業実施の目的をお尋ねいたします。
○議長(中島完一君) 産業経済部長。
◎産業経済部長(中川竜二君) 目的に関しましては、物価高騰の長期化あるいは労働力の不足などによりまして影響を受けております市内のバス、タクシー、福祉タクシー、自家用有償旅客運送登録者、自動車運転代行事業者に対しまして、車両維持の経費、また人材確保に関する費用の一部を支援し、安心・安全な公共交通を維持する、こういったことを目的とした事業でございます。 以上です。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) こういうバス、タクシーについては、国、県でも同様の支援メニューがあるんじゃないでしょうか。
○議長(中島完一君) 産業経済部長。
◎産業経済部長(中川竜二君) 御指摘のとおり、同様の支援メニュー、類似の支援メニューといいますか、そういったものはあるんですけれども、今回の支援の組立てというのが、市内に本社、営業所、または事務所を有しているということはあるんですが、それに加えて支援額の考え方としまして、バス事業者でありますと1台当たり、保有台数ですね、1台当たり2万円、またその他の事業者にあっては1台当たり1万5,000円、そういう支援の考え方をしておりまして、この辺りで必ずしも国等とかぶるものではないとの認識でございます。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) 産業経済部長が答弁されたことについて、いま少し申し上げるんですが、バスは1台当たり2万円、タクシー、福祉タクシー等は1万5,000円と、こうなっております。この金額の積算基礎を教えていただけますか。
○議長(中島完一君) 産業経済部長。
◎産業経済部長(中川竜二君) 積算の細かい根拠というのを今お示しはできないんですけれども、一般的にバスの維持費は大きなもの、一定程度大きい、そしてその他の車両については若干下がるものと、そういうところから2万円と1万5,000円を設定をしているということでございます。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) 燃料高騰については、御支援が国、県、あったと思います。これはどういうところを支援をしようという積算でございますか。
○議長(中島完一君) 産業経済部長。
◎産業経済部長(中川竜二君) 冒頭、目的等のところで申し上げましたけれども、物価高騰の長期化、それから労働力の不足、こういった問題、ここに目を向けたものでありまして、必ずしも燃料費だけというのではなくって、いろんな点において影響を受けておられるというところから、そういった視点の下で組み立てたものでございます。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) それがね、私思うんですけどね、バスというのは定員が多いです。福祉タクシーとかタクシーは、4人とか、多くて8人かもしれません。僅か5,000円しか違わんのんです。大型バスのタイヤとかオイルとか、全部違いますよね、量が、大きさも。僅か5,000円の差しかないというのは、これはバスのほうが不利益を、不利益を被るとは言いませんけど、ちょっと分が悪いんじゃないかなと、こういうふうに思うんですが、では今回給付を対象とするバスの台数、それぞれタクシー、福祉タクシー、運転代行、全て答弁願います。
○議長(中島完一君) 産業経済部長。
◎産業経済部長(中川竜二君) まず、バスにありましては67台、タクシーにあっては116台、福祉タクシーでは20台、福祉有償運送車両が7台、随伴用車両が40台、こういう積算でございます。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) それにいたしましても、ちょっとこの5,000円の差というのは、どうもちょっと私は感じられるのが、まあ確かに運転手の確保ということもあるということを言われましたが、この金額でバスの台数でそれでどれぐらいの効果をもたらすと思われていますか。
○議長(中島完一君) 産業経済部長。
◎産業経済部長(中川竜二君) 例えば、運転手1人が必ず確保できるというようなことではないわけですけれども、一定程度、少しでも支援になればという考え方の中で組み立てている、そういうふうに御理解いただければと存じます。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) 先ほど6番議員の質問の中にもありましたが、薄く広くということで、効果が、この2万円、1万5,000円が乗務員さんの確保で乗務員さんの待遇改善になるような形ならいいんですけど、何かこれあんまりはっきり分かりませんよね。車両の維持管理費もバスのほうが高額です。車検も金額は高いです。それから、もちろん走行距離、こんなことは全部分析されていますか。今67台のバスの平均的な1台当たりの1か月の走行キロ、まあ年間でもいいですわ。タクシー、そこらのことは調べられていますか。
○議長(中島完一君) 産業経済部長。
◎産業経済部長(中川竜二君) 今御指摘をいただいたそういうデータに関して、細かく全てを分析できているかというと、そうでない点、不十分な点はあろうかと思います。ただ、考え方としましては、少しでもそういった事業者の支援になればと、こういう考え方の下で一助になればということでの組立てということで御理解を賜りたく存じます。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) いろいろと御質問を申し上げたところでございますけれども、今回は事業者の方に重点を置かれておるということです。しかしながら、私が考えますのに、今物価高騰というのは先ほどの登壇でも申し上げましたが、高止まりするだろう、さらにまだ高くなるだろうと、こういうことが思われます。それに賃金が見合ってどんどん上がっていけばいいんですが、幾らかは最低賃金も上がって何らかの対応はできているとはいうものの、そういう賃金を得られない、いわゆる年金受給者の方、そういった方は費用がいっぱい要るだけなんですね。今病院に直接給付するというのもありました。それぞれいろんな方法はあると思います。しかしながら、今回物価高騰に光が当たらない人がたくさんいらっしゃる。そこをどういうふうにしていくかというのが政治じゃないんでしょうか。その辺りをもう一遍考えていただきたいということを申し上げます。市民には多様な声があります。私どもの声も市民の声ですので、金田の声ではありません。どうかお聞き入れいただきますようにお願い申し上げまして、終結いたします。 終わります。
○議長(中島完一君) 以上で13番、金田稔久議員の質疑を終わります。 この際、会議をしばらく休憩いたします。 再開は午後5時35分といたします。 午後5時26分 休憩───────────────────────────────────────────── 午後5時34分 再開
○議長(中島完一君) 御着席を願います。 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次の質疑を許可いたします。 22番、末永弘之議員、登壇。
◆22番(末永弘之君) 〔登壇〕 それではまず、市長に3点お尋ねいたします。 繰越明許についてそれぞれ論議もあったわけですけれども、市長にお尋ねしたいのは、国の施策としての7万円を繰越明許にしたという意味が分かりにくいんで、なぜかということをお答えください。 2つ目は、これも論議の中にありました、それぞれ当局の言い分は、私らが指摘することとちょっと違うかもしれませんが、国の要綱とか、今県議会で論議されている県の支援金とかとは全く違うメニューに市独自と書いたものがあるのかないのか、お尋ねしたい。 言葉のあやじゃないんですよ。副市長も言われたように、あれがこうで、あれがこうでとか、ちょっと違うんですとか、そんなんじゃない。要するに、タクシーがあるんかないんか、保育園があるんかないんか、幼稚園があるんかないんか、給食があるんかないんか、そういう意味で全くそういうことには書かれていない、まさに市独自のものがあれば、これとこれじゃということを教えてください。 もう一つ、市長に、これもほかの議員さんも言われました。全体としてですけれども、今回1回だけなのかどうか。論議の中にもありました。国が示した2%がどうとかこうとか、あるいは今の異常物価高がいつまで続くとか、言い方はいろいろあると思うんですけれども、私の思いは、1回限り、1年限りではなくって、ここで値上がりを異常にしたやつはほぼ続くわけです。下がるんじゃないんですね。続くんです。ですから、毎年要るんじゃないかと。端的な例が、今度郵便局はもうすぐ84円が107円かしらになるね。なったら下がりゃへんのじゃ、続くんじゃ。だから、国の物価指数がどうとかこうとかじゃない。上がるやつに対する支援なら、毎年ずっとすべきじゃないかと思うんで、この3つ、市長に答えてください。 関係部長にお尋ねしますが、市独自の施策、農業、企業、給食に2件ですか、同じように繰越明許と書かれております。答弁を聞いてみると、何となくですけれども、今こういうことをしますというて、来年からになろうけれども、発表したり、予算化したら、言わば安心とまで言わなかったんですけれども、市民が納得してくれるんじゃないかという意味のことを言われた。それだったら、予算化せえでも、施策として来年給食費を、ここへ書いておるようなことをしますからというて言うたらそれで事が足りるんで、わざわざ予算化する必要があるんかないんか。ここら辺りを、農業と企業と給食2件、要するに繰越明許と書いた分について答えてください。 それからもう一つ、これほかの議員も言われたことばあとダブるんですけれども、あまりにも僕は少額過ぎると、全てのメニューが。そういう意味では、価値観というものを一体どういうふうに各部長、理解しておるのか、保育所、医療の10万円プラス1万円プラス病床数、さっき答弁があったタクシーとかバスとかそういったもの、それから幼稚園の、これが典型ですね、1園5万円でしょう。それってこういうようなものの価値観というものをどう見るか。もっと僕は一つのことに集中して使うほうがある意味価値観があるんじゃないかと思えて仕方がないということを付け加えて、登壇での質問を終わります。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 市長、登壇。
◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 末永議員の御質問にお答えをいたします。 繰越明許につきましての国の施策であります7万円についてもということでありますけども、これは4月になってからも支給をするといいますか、そういった場合も考えられるものでありますから、そういったことを申し上げていると、こういうことでございます。 それから、市独自の施策という、独自の考え方ということも先ほど御答弁申し上げたところでありますけれども、全ての市町村なり、全ての自治体を調査をしているわけでございませんけれども、今分かる範囲でいいますと、岡山県と津山市の比較の中では、農家全般、林業、このことについては津山市のみの対応であると、このように言えると、このように思っております。 それから、全体として1回だけかと、こういうことでございますけれども、御承知のように、今回の臨時給付金には入っていない、例えば生活者支援の中での住民税の均等割とか、これは国の事業でございますけども、こういったことには、また今後国からの状況を把握して、これは適切に対応していきたいということでもございますので、年明けあるいは次年度についても、ここについては対応していくことになろうかと思っています。 また、その他の事業者支援を含めますメニューにつきましては、当然財源の問題もありますので、よくよく経済状況等も勘案しながら、しっかりと考えてまいりたいと、このように考えているところでございます。 以上でございます。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 企画財政部長。
◎企画財政部長(左居薫君) 今回の給付金等が少ないのではないか、その価値観はというお尋ねでございますが、今回国から交付されます交付金等を活用していく中で、広く福祉や農林業、一定額ではありますが、広く支援が行き渡るように事業を編成することによって、結果として住民の皆様への支援がつながるものと考えた次第でございます。
○議長(中島完一君) 産業経済部長。
◎産業経済部長(中川竜二君) 私からは、産業経済部における提案の中で繰越明許の予算に関してのお答えを差し上げます。 産業経済部におきましては、つやま産業支援センター企業サポート事業が繰越明許の対象としておりまして、この理由に関しましては、事業の内容が補助対象において、例えばFAロボット等の自動化設備を新たに導入するための費用等の支援ということになります。すなわちそういった生産性向上を目的に導入するもの等が対象になる、対象として支援を申し上げる、こういったものでして、企業においての検討の期間あるいは対象の事業者を探すこと等に時間もかかるというようなことと、それから当局としては、周知期間も一定程度、こういった視点で設けなくちゃいけない、こういうこともありますので、現状のスケジュールとしても、年度を超えて申請を受け付けてその上で御支援を申し上げる、こういう考え方に立脚するものということで御理解を賜りたく存じます。 以上です。
○議長(中島完一君) 農林部長。
◎農林部長(平田暁君) すみません。農林部の農業用資材価格高騰対策支援事業が繰越明許になっている理由についてになります。 まず、この事業につきましては、まず案内書を送付させていただいて、その上でその案内書をもって申請受付をいただくと、申請の締切りがありまして、その後に振込、申請の締切りもありますが振込をしていくということになりまして、できるだけ早くそういう形が完結するようにしたいというふうに思っております。できる限り速やかな給付ということになりますが、さらに対象者の申請負担の軽減、こういうことも図っていきたいというふうに思っております。ただし、年度をまたぐ可能性、これがありますので、繰越明許という手続をさせていただいておるということで御理解いただきたいと思います。 以上です。
○議長(中島完一君) 教育次長。
◎教育次長(森上譲君) 学校給食費の関係についてでございます。 給食費の価格高騰が続いております。今年度につきましても価格高騰の対策ということで公費負担をして保護者の方の給食費の負担を抑制するというような措置を取っております。さらに、5年度、6年度にかけても価格の高騰の状況が続いているということでございますので、さらにその高騰分を勘案した上での給食費の負担を増やさないということを前提に今回予算提案をさせていただいております。 6年度の、引き続きということで繰越明許というような措置をさせていただいておりますが、今後につきましても国の給食費に対する考え方とか方針というような動向も、それから物価の状況というものもさらに注視をしながら、状況に応じてこの公費負担については検討していく課題というふうに考えております。 以上であります。
○議長(中島完一君) 22番、末永議員。
◆22番(末永弘之君) 国の7万円ですが、4月にかかるかもしれんというおそれもあってという意味合いのことを言われた。今まで12月末までに出すべきだと、努力しましょうと、こういうこととの関係は全く矛盾を感じんのですか。何でこれが繰越明許になるんですか、さっぱり分からんじゃないですか。
○議長(中島完一君) 環境福祉部参与。
◎環境福祉部参与(木梨良祐君) 実は、年度末までの支給をという予定をしておりますけれども、やむを得ず支給対象者の方が申請を忘れたとか、自分が申請対象者なのか分からないといった方が年度を超えて申請される場合があるので、こういった繰越しの予算を組ませていただいているところでございます。 以上です。
○議長(中島完一君) 22番、末永議員。
◆22番(末永弘之君) 3分の1ほど意味は分かるけど、あとさっぱり分からないですね。みんな年度末に、正月までにもらいたいし、出すべきだと、これをみんな言うてきたんでしょう。努力しますというて、あなた方言うてきたんでしょう。努力の結果、今のような答弁で繰越明許までかけるという。ほかの部類もやや似とんです。手続がかかるとか、手紙を出さにゃいけんからとか。それだったら、3月補正で来年度から使うようにしたらええじゃないですか。何でこの国の7万円を死に物狂いになって正月までに渡すということができないんですか。みんなに分かるように説明してください。
○議長(中島完一君) 環境福祉部参与。
◎環境福祉部参与(木梨良祐君) 現在、支給対象者になろうかという方についてデータ突合の結果、1万1,800世帯弱がその対象になろうかと思います。 現在、市のほうで前回、この夏、秋にかけて3万円の支給をさせていただきましたけれども、そういった方の口座を持っておられる方…… 〔22番末永弘之君「もうちょっと声を大きゅうせにゃあ、聞こえにくい」と呼ぶ〕
◎環境福祉部参与(木梨良祐君) 聞こえますか。
○議長(中島完一君) マスクを外してもろうてええですかな。
◎環境福祉部参与(木梨良祐君) 今現在、支給対象者については1万1,800世帯とつかんでおります。そのうち1万400世帯については、この夏と秋に支給をさせていただいて、口座の番号もこちらのほうが把握している世帯、その世帯については年内に支給は可能と考えております。そのほかの1,000世帯につきましては、新規にこちらに転入された方とか、口座番号をこちらが把握していない方になります。その方につきましては、通知書を出して、そういった口座番号をこちらのほうに御提出いただいた後に支給となりますので、年内支給には、そういった方たちについては難しいというふうに考えております。 以上です。
○議長(中島完一君) 22番、末永議員。
◆22番(末永弘之君) どう考えても、はなっから繰越明許で国の7万円を予算化する、いただけんと思うんですよ。今答弁があったようなことだったら、いろいろとあるのは分かりますよ。全て使い切れんというぐらいのことも分かります。それは、最終的に未執行扱いとして扱えることでもあって、財政法上それが許されてないわけじゃないんでしょう。ましてや、出納閉鎖時期という2か月間の余裕もあるわけですよ。いろんなことを考えたら、どう考えても、この国の7万円を繰越明許をつけて議決するということは、僕は賛成できない。繰越明許を外したら、さすがに私も努力するんじゃなという気がしますが、はなっから年内にはもう渡らんでと、ましてや年度内も渡らんかもしれんでと、こういうように見えて仕方がないじゃないですか。 市長、どう思いますか、もう一遍、市長。未執行で十分扱えるわけでしょう、全部渡り切らなんだ。何でここで繰越明許がつくんですか。
○議長(中島完一君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 登壇でも申し上げましたけれどもですね、まずは年内支給を目指してしっかり取り組みます。職員も本当に頑張ってくれています。ありがたく思っています。だけども、これはきちっと年内にお届けをするという使命をみんなで頑張ろうということでやらせていただいているわけであります。 ただ、先ほど参与が申し上げましたように、どうしてもシステム上とかいろんなことで、どうしても年内難しい、これはもう年明けからでも急いでまたやらせていただく。一日も早くお届けをしようと思うんでありますけれども、何がしかの、今申し上げました、例えば申請ができてない、いろんなことで漏れた方が出ちゃいけませんから、ですからそういう意味合いで繰越明許をかけておきながら、保険を掛けるといいますか、とにかく全ての人に、対象となる全ての方にお渡しをするためにこういう考え方を行っているということでございます。
○議長(中島完一君) 22番、末永議員。
◆22番(末永弘之君) このことだけに時間を取るわけにはいかんのですけれども、市長が今言われた程度のことなら、程度と言わせてください、失礼、繰越明許をわざわざかけえでも3月末で繰越しすりゃええがなという感じがするんです。何で、はなっから繰越明許というのがおかしいと私は言よんじゃ。12月末までに渡すという意気込みが見えんと言うとんじゃ。何でそこで繰越明許をつけるんですか。そこが分からんと、大きな声をしたら懲罰にかけられるかもしれんけども、大きな声をして言います。誰が見たって、はなっから繰越明許で、7万円を正月までに渡す努力をしますが、通るとでも思っとんですか。努力するということはうそじゃないと思いますよ。そんなことを言っとんじゃないんです。きちっとした心構えが分かる予算にしてもらいたいということをまずこの点では述べておいて、取りあえず置きます。 さて、県や国の要綱とか品目が違うか違わんかということについて、ちょっと分かりにくい答弁なんですけれども、あっさり言うたら、例えば非課税世帯が均等割世帯に変わるとか、あるいは1万円が2万円になるとか、そんなことを聞いとんじゃないんじゃ。1万円だろうと2万円だろうと、国、県が渡したやつの上にプラスして、そりゃ条件はつくかもしれんけど、出すんでしょうと、僕はそう思えて仕方がないんです、この独自事業と赤い印がついとるやつの大部分は。分からんから、これは絶対国や県が言よるんじゃないんじゃ、津山市が考えたんじゃというやつを教えてくださいと言よんです。
○議長(中島完一君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 先ほど申し上げましたように、全て財源にひもがついていない、要するに使い道が決まっていないわけでありますから、これは独自事業になります。ただ、先ほどおっしゃるように、例えば今、県で全ての市町村は分かりませんが、岡山県と津山市で重複をしていない、要するに岡山県が取り組んでいない事業の中で津山市が取り組んでおるというのは、出し方は別なんですよ、独自事業なんですから、計算方法とか違うわけでありますから。独自事業に全く取り組んでいないものは、これまた先ほど登壇で申し上げましたけれども、農家とそれから林業、これについては岡山県は取り組んでおりません。ですから、議員がおっしゃるところの独自事業ということになるんでしょうか。そういうことでございます。
○議長(中島完一君) 22番、末永議員。
◆22番(末永弘之君) 全体論ですよ、市長が言われた1つか2つのやつはちょっとあるかもしれないけれども、全体として本当の意味で市独自施策と言えるかどうかという疑問を持っておるということを言っておきます。 やっぱり、メニューも形も中身も違う、そういったものを出すべき、独自と言ったら、僕はそう思えて仕方がない。例えば、私が本会議の質問で言った、それをせえ言うんじゃないんよ。商品券を低所得者に出すと、これはやっぱりメニューが違うわけですよ。そういうようなことを考えてもらいたいということを言っときます。 さて、次の課題、1年短期かどうかということです。 さっきも言いましたけれども、この異常な物価高の中で下がるんならええんよ、2年か3年したら。下がらずに上がったままで、さらに国は上がったやつに対して2%ほど上乗せが来るかもしれんと、こう言っとんでしょう。だとすれば、通年という言葉が適当か、毎年ということが適当か、いっつもという言葉が適当か分かりませんけれども、1年短期じゃなくって、まさにここが市独自ですがな。これからずっとやれますと、こう言えれんのでしょうか。
○議長(中島完一君) 桑村副市長。
◎副市長(桑村功士君) このたびの補正予算につきましては、急激な物価高騰ということでございますので、急激な部分についてだけこのたびと、今後のことについてはまた国等の動きもありますし、市がどうするかということは今後また考えるということでございます。
○議長(中島完一君) 22番、末永議員。
◆22番(末永弘之君) 失礼ですけどね、答弁になっとらんのです。急激な物価高がありましたって、ここまでは合うとる。これは下がらんのじゃから、このまま続くんじゃから、ここで支援するんだったら、ずうっとしてください言よんじゃ。ちょっと答弁がちょっと違うとんよ。質問の意味が分からんですかね。分からなんだから、時間がないんじゃけど、詳しゅう言わにゃいけん。 要するに、異常な物価高で暮らしが困っとる、その暮らしにここで1回だけ、一発的に、単発的に補助するんじゃなくって、ずっと困るんじゃからずっと補助すべきじゃないかと言よんです。もう一度答えてください。
○議長(中島完一君) 桑村副市長。
◎副市長(桑村功士君) 国全体の動きもあると思うんですね。例えば、賃金の上昇もあるし、あるいは年金どうするかというような話もあると思うんで、国全体の動きの中でまた市の独自のことも考えないといけないと思います。このたびは、繰り返しになって申し訳ございませんが、急激な物価上昇でこのたびの補正をお願いしているということでございます。
○議長(中島完一君) 22番、末永議員。
◆22番(末永弘之君) どうも、多少擦れ違いですね。あえてこれでやめますけれども、ずっとやってくださいということをお願いしときます。1回やったらずっとやってください。それは、異常な物価高が単に続く言よんじゃないんじゃ、上がったものが下がらずに続くと言よんです。さらにこれが上がる言よんじゃないんですよ。まあ2%ほど上がるかもしれんとかいろいろあるけど、そんなことを言よんじゃないん。給料が上がるとか下がるとか、年金がどうとかこうとかという答弁も言われましたが、そんなことじゃない。異常な物価高で市民が困っとる。それは給料が安いから、年金が少ないから、そりゃあそこに原因があるのは一つですよ。僕が言いたいのは、こういう施策を独自でするんなら、ずうっとやってもらいたいということをお願いですね、これは。例えば、学校給食の答弁もありましたけれども、1回だけじゃなくって、タクシーやバスやいろんなものだって、1回だけじゃなくって、困っとるんだったらずっとあげてください言よんじゃ。 それも、ちょっとこれは別のことで、部長に答弁をいただきたいんですけれども、それぞれがあんまりにも少額過ぎる、もっと思い切って重点的にぽんとこう出すような施策というのは取れんのですか。特に幼稚園の1園5万円というのが気になるというたら気になるし、分かりやすいから言うと思ってください。全体の幼稚園の中で、しらゆりをあんた方がどう思うとんか知りません、しらゆりを忘れそうですからね。私立が僕は3つと思うんです。2つかもしれない。5万円の価値観。ないよりはええ、それは分かり切っとんですけど。もっと、例えば繰越明許を来年に回すとしたら、まあ財源のこともありますけれども、ここを例えば10万円にするとかね、20万円にするとか。1児童をどうするとか。言わば、もっと密度のあるものにしてもらいたいと思うんですが、どうでしょうか。
○議長(中島完一君) 答弁者。 桑村副市長。
◎副市長(桑村功士君) 末永議員からあまりにも少額ではないかという御質問でございます。 ただ、やはり国の交付金を活用した中で財政状況も考えながらということで、その辺はちょっと御理解をいただきたいということと、やはり県とのダブりなく、あるいは漏れなくということも考えた上でこのような要求となっておりますということを御理解を願いたいと思います。 以上でございます。
○議長(中島完一君) 22番、末永議員。
◆22番(末永弘之君) 確かに、国が一定の目安を示しながら要綱も決めておるということぐらいは知っとんです。しかし、その中で、やっぱし独自という言葉を使う限り、独自なことを僕は考えるべきじゃないかというふうに思うんです。 時間がありませんから、ちょっと妙ちくりんなことを市長、お尋ねしますが、中央病院の
災害拠点病院の決議案の中でもちょっとだけ触れました。それぞれの項目の補助金、津山市の補助金規則では、僕の解釈、それぞれの項目に事業計画と歳入歳出と、もっと細かく言ったら、この助成金、補助金を受け取ったとして収支がゼロになる、これが補助金規則の歳入歳出の計画書、事業計画書と相まって津山市が受け取って補助金を出していく。これが筋だと思っとんです。いやいや、緊急の急激な物価対策にする補助金じゃけん、そんなこたあどうでもええんじゃ、ともかく現ナマをぽんと渡したらええんじゃと、こういうことでしょうか、どっちでしょう。
○議長(中島完一君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) これは医療機関に限ってという話でしょうか。でいいんでしょうか。今のお話は医療機関に限ってという話なんでしょうか。 〔22番末永弘之君「いや、違う違う違う、全部の補助金。このメニュー全ての補助金が、ちょっと……」と呼ぶ〕
○議長(中島完一君) どうぞ。
◆22番(末永弘之君) 失礼、時間がもう、これ説明ですから。
○議長(中島完一君) 座ってでいいです。座ってでいいですよ。
◆22番(末永弘之君) 要するに、全ての補助金が僕は津山市の補助金条例に適した補助金の支出をすべきじゃないでしょうかと思うとるわけですよ。だとすれば、補助金の規則の中に事業計画、歳入歳出計画、そういったものが必要なんです。歳入歳出の予算書の中には、この補助金を受け取って収支がゼロになりますと、だからここへお金を下さいと、こういうふうになるのが書類じゃないんでしょうかと。それはどうでもええんじゃと、ともかく緊急に要るんじゃけん、現金はぱっと配るんじゃと。それでええんですかというて聞きょん。
○議長(中島完一君) はい、市長。
◎市長(谷口圭三君) 失礼いたしました。 やはりこれは当然補助金、補助金といいますか、御支援を申し上げて、そちらの会計に入っていくわけでありますから、これはそのときには、また会計の中でそれがどのようなお金の流れになって、どう使われたのかということは、これは明確になろうかというふうに思っております。
○議長(中島完一君) 22番、末永議員。
◆22番(末永弘之君) 多少、あや分かりがせん答弁と言っておきます。 僕は、いかなる補助金であろうとも、補助金という名前がつく支援をする限り、少なくともそれぞれの部署、それぞれの職員が津山市の補助金条例、規程、規則、どういうものを最低の条件として、それぞれの人というんか団体というんか、に渡すべき。ある意味、予算化するときに僕はそれが要ると思うとんですよ。そういうものを抜きに、ともかく補助金を出すんだということでは、いささか津山市が持つ条例を持った意味がなくなる。こういうふうに思いますので、この点もしっかり検討していただきたい。答弁は求めませんが、これで質問を終わります。
○議長(中島完一君) 以上で22番、末永弘之議員の質疑を終わります。 以上で通告による質疑は終わりました。 これをもって質疑、討論を終結いたします。 〔7番河村美典君「議長」と呼ぶ〕
○議長(中島完一君) 7番、河村美典議員。
◆7番(河村美典君) 本議案に対して組替えの議案を提出させていただきたいと思います。
○議長(中島完一君) ただいま7番、河村美典議員から議案第75号「令和5年度津山市
一般会計補正予算(第8次)」に関する組替えの動議を提出したい旨の発言がございました。 この際、お諮りをいたします。 本動議を議題とすることに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(中島完一君) 所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。 ここで議事運営の都合によりしばらく会議を休憩いたします。 再開は午後6時15分といたします。 午後6時04分 休憩───────────────────────────────────────────── 午後6時15分 再開
○議長(中島完一君) 御着席を願います。 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 先ほど河村美典議員から議案第75号「令和5年度津山市
一般会計補正予算(第8次)」に関する組替えの動議が提出されました。所定の賛成者がございますので、動議は成立いたしました。 本組替え動議は、配信のとおりであります。 この際、提案理由の説明を求めます。 7番、河村美典議員、登壇。
◆7番(河村美典君) 〔登壇〕 失礼をします。7番、河村美典、議長よりお許しをいただきました。 議案第75号「令和5年度
一般会計補正予算(第8次)」につきまして、組替えの動議提案理由のほうを述べさせていただきます。 本予算のうち住民税非課税世帯臨時特別給付金給付事業については、質疑の中にも度々触れられましたとおり、平穏に年の瀬を迎えていただくため、一日も早い給付が望まれているものです。それを除く予算について、次年度への繰越明許とされている予算、その
緊急性について大変疑問も残ります。また、医療機関、社会福祉施設、保育・教育施設などへの支援に関わり、その対策事業について、今まさに県議会においても論議されているさなかでございます。同時進行で本市が別途支援事業に取り組む必要が本当にあるのか、御答弁をお聞きしていても、どうも納得もいかないところがあります。今は、県支援の状況を見定めてから必要な支援を再検討していくべきではないのかと私は思っています。 また、このたびの補正予算は、幅広い支援対策を目指したものと言われておりますが、県北の拠点病院とされているある大規模医療機関について見てみると、先ほど議案会でも示された本市9月定例会での支援給付、そしてこの議案第75号での支援及び岡山県議会の可決を経て施されるであろう支援金によって、結果的にその総額が私の試算では数千万円に上るのではないかと考えてみると、そんな支援が必要な経営状況なのか、私にはとてつもなく大きな、甘い甘いあめ玉のように見えてまいります。その甘さがゆえ、今後も継続的におねだりされる過保護的な市政になってしまうことを危惧をいたします。 そこで、今日の物価高騰は確かに各事業所には大きな負担となっているのでしょうが、そのおのおのの事業所を支える多くの市民一人一人にもその大きな影響がもたらされている現状です。本市の経済活動の長期的な維持向上に向けては、市民の家計支援を通して消費活動の活性化と経済活動の正のスパイラル化を目指すことが何よりも重要であると考えます。 住民税非課税世帯臨時特別給付金給付事業を除く予算2億8,849万1,000円について、昨日現在の市民9万6,391人で割った場合、1人当たり約3,000円、世帯数4万5,678で割ると約6,300円となります。 以上のことから、住民税非課税世帯臨時特別給付金給付事業を除く予算2億8,849万1,000円は、諸物価高騰に苦しむ市民への国の支援に加えた物価高騰対策として直接的な市民への給付に組み直す、または各世帯の水道基本料金の減免に組み直すことをここに求めます。 以上です。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 本組替え動議の提案理由の説明は、ただいまお聞きのとおりであります。 ここで議事運営の都合によりしばらく会議を休憩いたします。 再開は午後6時25分といたします。 午後6時21分 休憩───────────────────────────────────────────── 午後6時24分 再開
○議長(中島完一君) 御着席を願います。 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 これより令和5年度津山市
一般会計補正予算(第8次)に関する組替え動議への質疑、討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 13番、金田稔久議員、登壇。
◆13番(金田稔久君) 〔登壇〕 失礼をいたします。議長の許可をいただきましたので、先ほど提案をされました組替え動議に対します賛成の立場からの討論をさせていただきたいと思います。 私を含みまして先ほど5名の議員が質疑をされまして、この提案内容について皆様方にもいろいろと内容の課題についても明らかになったり、いや、内容的にも十分果たされているというふうに思われている方、様々いらっしゃるかと思います。 私が感じましたのは、先ほど今回組替え動議の提案をされましたこの内容というのは、いわゆる基本的にお一人お一人の市民の皆さんをどう、みんな物価高騰にあえいでいる、それをしっかり支えていこうというボトムアップの発想の私は今御提案をいただいたというふうに思います。 本執行部から提案をされておりますこの議案第75号については、どちらかといいますと、上の団体から、組織から、そこから流していこうという、トップダウンという言い方がどうか分かりませんが、上から来ているような、どちらの手法でも物価高騰を支えるという、手法的にはどちらも間違いではないのかもしれません。しかしながら、皆さんに隅々まで、誰一人取り残さずに支援をするという手法については、先ほど提案をされました案件につきましては、1人当たりにしますと3,000円、世帯にしますと6,300円と、こういうような提案でなされとるところでございます。住民税非課税世帯臨時特別給付金給付事業を除く、残されました2億8,849万1,000円、このことについてのこの市民への直接の支援への提案ということに私は賛成をいたしたいと思います。 それと、あわせて思いますのは、今回この議案が提案をされましたのは、昨日夜配信をされたとはいうものの、委員会付託もなく、ほぼ今日の当日ということでございまして、内容を十分吟味する時間がないということが非常に残念であります。もっといい内容ができるのではないかということも非常に感じるところでございます。そういった意味で、市民一人一人の支援を求めるこの動議に対しまして賛成を申し上げたいと思いますので、皆様方にも何とぞ御理解、そして市民のためにぜひお願いを申し上げたいと思います。 以上をもちましての賛成討論を終結いたします。 以上です。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 以上で13番、金田稔久議員の討論を終わります。 以上で通告による討論は終わりました。 これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより採決に移ります。 議案第75号「令和5年度津山市
一般会計補正予算(第8次)」に関する組替え動議について採決を行います。 本組替え動議を可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより表決〕
○議長(中島完一君) 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中島完一君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成少数であります。 よって本組替え動議は否決されました。 次に、議案第75号「令和5年度津山市
一般会計補正予算(第8次)」について採決を行います。 本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより表決〕
○議長(中島完一君) 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中島完一君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成多数であります。 よって議案第75号は原案のとおり可決することに決しました。
△日程第3 議案第76号「
公平委員会委員の選任について」
○議長(中島完一君) 次に、日程第3に入り、議案第76号「
公平委員会委員の選任について」を議題といたします。 本案は本日提出され、既に配信のとおりであります。 この際、市長から提案理由の説明を求めます。 市長、登壇。
◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第76号「
公平委員会委員の選任について」につきまして御説明申し上げます。
公平委員会委員3名のうち、國藤義隆氏の任期が満了となりますため、同氏を再任いたしたく、
地方公務員法の規定により、議会の御同意をお願いするものでございます。 國藤氏は、元市職員で、会計管理者、教育次長などを歴任され、地方公務員制度にも精通されております。 人格高潔であり、豊富な行政経験を通じて、地方自治の本旨はもとより、民主的で能率的な事務処理への十分な御理解と識見を有しておられ、公正かつ的確な判断が求められる
公平委員会委員としてふさわしい方であると確信しております。何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りをいたします。 本案は人事案件であり、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中島完一君) 御異議なしと認めます。 よって議案第76号は委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議することに決しました。 議会運営委員会での申合せにより、質疑、討論を省略し、お諮りをいたします。 本案は原案のとおりに同意することに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中島完一君) 御異議なしと認めます。 よって議案第76号「
公平委員会委員の選任について」は、原案のとおり同意することに決しました。
△日程第4 議案第77号「
教育委員会委員の任命について」
○議長(中島完一君) 次に、日程第4に入り、議案第77号「
教育委員会委員の任命について」を議題といたします。 本案は本日提出され、既に配信のとおりであります。 この際、市長から提案理由の説明を求めます。 市長、登壇。
◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第77号「
教育委員会委員の任命について」につきまして御説明申し上げます。
教育委員会委員4名のうち、福見弘氏の任期が満了となりますため、新たに島田美保氏を選任いたしたく、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定により、議会の御同意をお願いするものでございます。 島田氏は、南小学校校長、一宮小学校校長などを歴任され、教育活動に御尽力されてこられました。 人格高潔で、教育、学術等に関し、高い識見と情熱を有しておられ、
教育委員会委員としてまさに適任であると確信をいたしております。何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りをいたします。 本案は人事案件であり、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中島完一君) 御異議なしと認めます。 よって議案第77号は委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議することに決しました。 質疑の通告がありますので、発言を許可いたします。 7番、河村美典議員、登壇。
◆7番(河村美典君) 〔登壇〕 失礼いたします。教育委員の選任につきまして、これまでもいろんな場所において御意見が出されておったところですけれども、3点御質問をさせていただきます。 この候補者の選考の経過とこの候補者を候補として選考された理由について御紹介をいただきたいと思います。 次に、一般質問の中でも取り上げられておりましたが、この候補者の方について、デジタル化、ICT機器を用いた教育活動へどの程度精通をされているのか、お聞かせいただきたいと思います。 最後に、教育委員会は5人の委員で構成されております。そのうち3人の方が教育長を含め、教育現場に長年勤務、または教育行政に携わられた方で構成されていることとなっておりますが、この候補者に対して期待をされる、ほかの2人の教育現場等出身者と異なる資質並びに本市教育の発展に期待される点についてお聞かせいただきたいと思います。 以上です。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 教育長。
◎教育長(有本明彦君) 3点につきまして順次お答えをいたします。 まず初めに、候補者の選考過程と選考理由についてでございます。 今回、候補者につきましては、市内において管理職として3校で8年勤務され、教育課題を的確に把握し、リーダーシップを発揮し、学校経営や生徒指導、人材育成などに大きな成果を上げられておられます。現在は、学校経営アドバイザーとして市内小・中学校の授業改善や若手教員の育成、生徒指導等へのアドバイスなどについて尽力し、多くの教職員から厚い信頼を得ておると認識しております。本市の喫緊の教育課題を見据えたとき、適切な助言、指導がいただけるものとして提案したものでございます。 次に、デジタルへの精通についてであります。 候補者につきましては、現在、学校経営アドバイザーとして学校現場でICTを活用した授業を数多く参観しております。これからの教育にはICTを活用することは必要不可欠であるとの認識を持っておられます。デジタルあるいはICT機器の精通にかかわらず、今後も適切な指導が期待できると考えております。 最後に、教育委員の資質等についてであります。 候補者につきましては、授業改善への専門的な見識が高く、今年度の小学校における学力向上の結果にも大きく寄与していただいた方と思っております。今後、教育委員としてこの流れを継続し、さらなる授業改善や学力向上等の確立に貢献いただけることを期待するものでございます。 以上であります。
○議長(中島完一君) 再質疑はいいですか。
◆7番(河村美典君) よろしい。
○議長(中島完一君) はい。以上で7番、河村美典議員の質疑を終わります。 次に、討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 12番、松本義隆議員、登壇。
◆12番(松本義隆君) 〔登壇〕 失礼いたします。議長に許可をいただきましたので、先ほど上程されました議案第77号
教育委員会委員の任命の人事案件につきまして、反対の立場から討論をさせていただきます。 先ほど市長から教育委員の欠員が生じるため、議会に同意を求めるということで提案理由の説明がありました。任命同意を求められているのは、市内在住の島田美保さんであります。提案理由の中で、島田さんは人格高潔で適任者であると言われましたが、私の知る限り、この方は人格者でもなければ、教育委員適任者でもありません。そもそも教育者になってはいけない人格の人だと思っております。近隣の皆さんにも非常に評判が悪いと仄聞しております。その理由は、午前中の全員協議会において一例を申し上げたところでございます。そのことは島田さん自身が一番御存じのことと思います。よって島田美保さんの
教育委員会委員任命同意に反対を申し上げます。どうか議員皆様方の良識ある御判断をお願い申し上げまして、賛成、反対の討論を終わります。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 以上で12番、松本義隆議員の討論を終わります。 次の発言を許可いたします。 7番、河村美典議員、登壇。
◆7番(河村美典君) 〔登壇〕 失礼をします。恐らくこれが最後になると思いますが、議長より発言のお許しをいただきましたので、先ほど提案のありました教育委員人事案件につきまして、12番議員同様、反対の立場で討論に参加をさせていただきます。 先ほども申しましたとおり、現在の教育委員会は全員で5人で構成をされています。そのうち現場教育関係者2名、そして長年教育行政に携わってこられた教育長お一人、合計3名が長年の教育関係者として委員としておられます。 そうした中、数少ない3人のそうした教育に携わってきた方々は、それぞれの持たれる、それぞれの立場からの知見を合わせることで、本市の未来ある子供たちの教育をいかに進めていくのか、意見交換、そしてその方針を決めていかれる場だろうと思っています。 しかし、当該候補には大変申し訳ないことではありますけれども、私が聞く限りにおいては、当該候補が教育委員となることで、現行、有本教育長が牽引されるその教育委員のリーダーシップを強めることにはなるとはいえ、多様な側面からの委員会構成にはならないのではないかという声を残念ながらお聞きをします。 学校時代の管理職として旧市内に勤められております。そうしたときのこともお伺いをしても、残念ながら、教職者、管理職として、また個人として不信感を抱いていらっしゃる声を耳にいたします。 人格高潔な方を選ぶということになるのであれば、残念ながらその資質として認めがたいところが正直あるというのが私の受け止めで、残念ながら当該候補の選任については、心苦しく思いますけれども、反対をさせていただきます。議員の皆様の御賢明な御判断をよろしくお願いいたします。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 以上で7番、河村美典議員の討論を終わります。 以上で通告による討論は終わりました。 これをもって討論を終結いたします。 これより採決に移ります。 本案を原案のとおり同意することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより表決〕
○議長(中島完一君) 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中島完一君) 押し忘れなしと認めます。 これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成多数であります。 よって議案第77号「
教育委員会委員の任命について」は原案のとおり同意することに決しました。 以上で津山市議会12月定例会の議事は全て終了いたしました。 この際、市長から御挨拶があります。 市長、登壇。
◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 12月定例市議会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 議員の皆様方には、23日間の長きにわたり、提案申し上げました諸議案につきまして御決定、御同意をいただき、誠にありがとうございました。 今議会の審議の過程におきまして皆様から頂戴いたしました御意見や御提言につきましては、検討いたしまして、今後の市政推進に努めてまいりたいと存じます。 さて、本年も余すところ10日余りとなってまいりました。振り返りますと、世界ではいまだ終わりの見えないウクライナ情勢、イスラエルとパレスチナの紛争など、国際情勢の不安定感がより高まっている状況となっております。 また、国内では物価高騰が住民生活や企業活動に大きな影響を及ぼしていることから、経済活動の正常化への動きがある中、景気の回復をなかなか実感できない状況でありまして、まだまだ先行きの不透明感が強い、そういった1年であったように感じております。 しかしながら、一方では、本年5月に新型コロナウイルス感染症の区分が5類へ移行されたことに伴い、本市においても社会経済活動が徐々に活発化してまいりました。また、本市が全国メディアに取り上げられる機会も増え、本市出身者が国内外で活躍される話題に事欠かない明るい1年でもありました。夏のごんごまつり、秋の津山まつりをはじめ、様々な地域イベントが久しぶりに通常開催され、地域の皆様の御尽力により、元気と絆、そしてにぎわいを少しずつ取り戻していただいております。自粛から通常、静から動へと、地域社会全体がモードを切り替えて、コロナ禍前の元気な姿を取り戻そうと、それぞれの団体や住民お一人お一人が努力されている、そういったお姿を大変ありがたく、そしてうれしく思っているところであります。 改めまして、この3年余りの様々な感染防止対策への御理解と御協力には大変感謝を申し上げる次第でございます。今後も私の目指すところであります快適で楽しい、住み続けたい町、安心して暮らせる地域共生の社会、持続可能な地域内循環型の経済、そして教育の充実で未来を切り開く人材、これらを築いていくため、諸課題に全力で取り組んでいく所存でございます。 ここに改めまして、議員の皆様をはじめ住民の皆様の一層の御支援と御協力を心からお願いを申し上げます。 終わりになりましたが、議員の皆様方におかれましては、寒さ厳しき折、健康には十分御留意なされまして、希望に満ちた輝かしい新年を迎えられますとともに、さらなる御活躍をお祈り申し上げ、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。大変ありがとうございました。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 閉会に当たりまして、私からも御挨拶を申し上げます。 皆様方には、去る11月27日の開会以来、本日まで23日間にわたり終始御熱心に御審議を賜り、それぞれ適切な御決定により、ここに閉会する運びとなりました。 本会議中はもとより、年間を通じまして、議員の皆様をはじめ執行当局、報道関係者並びに市民各位の御協力に対し、心から感謝の意を表す次第であります。 新型コロナに加えましてインフルエンザも猛威を振るっております。皆様方には今後とも御健康に十分御留意され、よりよき新年を迎えられますよう心からお祈りを申し上げますとともに、市政振興に一層の御尽力を賜りますようお願いを申し上げ、御挨拶といたします。 これをもちまして令和5年12月
津山市議会定例会を閉会といたします。 大変御苦労さまでした。 午後6時49分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により、 本会議の顛末を証するため、ここに署名する。 令和5年12月19日
津山市議会議長 中 島 完 一
津山市議会議員 河 村 美 典
津山市議会議員 政 岡 大 介...