令和 5年 6月定例会 令和5年6月
津山市議会定例会 議 事 日 程(第 5 号) 〇令和5年6月22日(木)午前10時開議┌─────┬─────────────────────────────────────┐│ 日程番号 │ 会 議 に 付 す る 事 件 │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 〇議案質疑・一般質問
││ │ 議案第2号~議案第4号(3件) ││ 第 1
│ (政岡大介議員、
金田稔久議員、
秋久憲司議員、
津本辰己議員、
││ │ 近
藤吉一郎議員)
││ │ 〇委員会付託 │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 請願第1号~請願第4号(4件) ││ 第 2
│ 〇一括上程 ││ │ 〇委員会付託 │└─────┴─────────────────────────────────────┘ 〇散 会 本日の会議に付した事件┌───────────────────────────────────────────┐│ 議 事 日 程 と 同 じ │└───────────────────────────────────────────
┘ 津議第138号 令和5年6月22日 津 山 市 議 会 議 員 殿
津山市議会総務文教委員長 金 田 稔 久 〃 厚 生 委 員 長 高 橋 寿 治 〃 産 業 委 員 長 森 岡 和 雄 〃
建設水道委員長 岡 田 康 弘 委 員 会 招 集 通 知 下記により、それぞれ委員会を招集しますからご出席ください。 記1 日時及び場所 ┌─────────┬──────┬────────────┬──────────
┐ │ 月 日 │ 時 刻 │ 委 員 会 名
│ 場 所 │ ├─────────┼──────┼────────────┼──────────┤ │ 6月26日(月)│ 午前10時 │ 総 務 文 教 委 員 会 │ 第1
委員会室 │ │ │ 〃 │ 厚 生 委 員 会 │ 第3
委員会室 │ ├─────────┼──────┼────────────┼──────────┤ │ 6月27日(火)│ 午前10時 │ 産 業 委 員 会 │ 第1
委員会室 │ │ │ 〃 │ 建 設 水 道 委 員 会 │ 第3
委員会室 │ ├─────────┼──────┼────────────┼──────────┤
│ │ 午前10時 │ 総 務 文 教 委 員 会 │ 第1
委員会室 │ │ 6月28日(水)│ 〃 │ 厚 生 委 員 会 │ 第2
委員会室 │ │ │ 〃 │ 産 業 委 員 会 │ 第3
委員会室 │ │ │ 〃 │ 建 設 水 道 委 員 会 │ 第4
委員会室 │ └─────────┴──────┴────────────┴──────────┘2 案 件 付託議案及び閉会中
継続調査事件 津議第139号 令和5年6月22日 津 山 市 議 会 議 員
殿津山市議会広報調査特別委員長 吉 田 耕 造 〃
議会活性化調査特別委員長 三 浦 ひらく 特 別 委 員 会 招 集 通 知 下記により、それぞれ委員会を招集しますからご出席ください。 記1 日時及び場所 ┌─────────┬──────┬────────────┬──────────
┐ │ 月 日 │ 時 刻 │ 委 員 会 名
│ 場 所 │ ├─────────┼──────┼────────────┼──────────┤
│ │ │ │ │ │ │ 午前10時
│ 広報調査特別委員会 │ 議会応接室 │ │ 6月29日(
木)│ │ │ │ │ │ 〃
│ 議会活性化調査特別委員│ 第3
委員会室 │ │ │ │会 │ │ └─────────┴──────┴────────────┴──────────┘2 案 件 閉会中
継続調査事件 令和5年6月
津山市議会定例会 令和5年6月22日 審 査 付 託 表 ┌───────
┐ │総務文教委員会│ └───────┘議案第2号 令和5年度津山市
一般会計補正予算(第2次)のうち
総務文教委員会の所管に属する事項議案第3号 津山市
税賦課徴収条例及び津山市
都市計画税条例の一部を改正する条例議案第4号
消防ポンプ自動車の購入について請願第2号 「地方財政の充実・強化を求める」請願書請願第3号 少人数学級の拡充及び
教職員定数改善をはかるため2024年度政府予算に係る意見書採択の請願について ┌───────┐ │厚 生 委 員
会│ └───────┘議案第2号 令和5年度津山市
一般会計補正予算(第2次)のうち
厚生委員会の所管に属する事項 ┌───────┐ │産 業 委 員
会│ └───────┘議案第2号 令和5年度津山市
一般会計補正予算(第2次)のうち
産業委員会の所管に属する事項請第1号 「森林整備を一層推進するための
森林環境譲与税の
譲与基準見直しについて」に係る請願について請願第4号 新食品衛生法に対応した
農産加工施設設置を求める請願 ┌───────
┐ │建設水道委員会│ └───────┘議案第2号 令和5年度津山市
一般会計補正予算(第2次)のうち
建設水道委員会の所管に属する事項 出席・欠席または遅参・早退した議員の番号・氏名┌───┬─────────┬───┬───┬───┬─────────┬───┬───┐│ 議席
│ │ 出席 │ 遅参 │ 議席
│ │ 出席 │ 遅参 ││
│ 氏 名 │
│ │
│ 氏 名 │
│ ││ 番号
│ │ 欠席 │ 早退 │ 番号
│ │ 欠席 │ 早退 │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 1 │ 白 石 まこと │ 出席 │ │ 14 │ 広 谷 桂 子 │ 出席 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 2 │ 上 山 はるうみ
│ 〃 │ │ 15 │ 秋 久 憲 司
│ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 3 │ 寺 坂 典 子
│ 〃 │ │ 16 │ 近 藤 吉一郎
│ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 4 │ 高 橋 寿 治
│ 〃 │ │ 17 │ 中 島 完 一
│ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 5 │ ほかぞの 千 晶
│ 〃 │ │ 18 │ 田 口 浩 二
│ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 6 │ 丸 尾 勝
│ 〃 │ │ 19 │ 岡 田 康 弘
│ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 7 │ 河 村 美 典
│ 〃 │ │ 20 │ 森 岡 和 雄
│ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 8 │ 政 岡 大 介
│ 〃 │ │ 21 │ 吉 田 耕 造
│ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 9 │ 三 浦 ひらく
│ 〃 │ │ 22 │ 末 永 弘 之
│ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 10 │ 勝 浦 正 樹
│ 〃 │ │ 23 │ 津 本 辰 己
│ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 11 │ 政 岡 哲 弘
│ 〃 │ │ 24 │ 原 行 則
│ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 12 │ 松 本 義 隆
│ 〃 │ │ 25 │ 河 本 英 敏
│ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 13 │ 金 田 稔 久
│ 〃 │ │ │ │ │ │└───┴─────────┴───┴───┴───┴─────────┴───┴───
┘ 説明のため出席した者の職氏名┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│ 職 名
│ 氏 名
│ 職 名
│ 氏 名 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 市長
│ 谷 口 圭 三
│ 産業経済部長 │ 中 川 竜 二 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 副市長
│ 桑 村 功
士 │ 観光文化部長 │ 今 村 弘 樹 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 副市長
│ 野 口
薫 │ 農林部長 │ 平 田 暁 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 教育長 │ 有 本 明
彦 │ 都市建設部長 │ 山 本 将 司 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 企画財政部長 │ 左 居
薫 │ 地域振興部長 │ 明 楽 智 雄 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 企画財政部参与 │ 平 井 良
幸 │ 加茂支所長 │ 美 若 隆 宏 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 総務部長 │ 三 浦 英 俊
│ 勝北支所長 │ 平 井 営 次 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 総務部参与 │ 藤 井 浩 次
│ 久米支所長 │ 黒 瀬 生 雄 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 総務部参与 │ 土 井 克 一
│ 阿波出張所長 │ 畑 田 泰 則 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 税務部長 │ 尾 高 弘 毅
│ 会計管理者 │ 久 松 美也子 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 環境福祉部長 │ 朝 田 一
│ 水道局長 │ 小 林 和 弘 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 環境福祉部参与 │ 木 梨 良 祐
│ 教育次長 │ 森 上 譲 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ こども保健部長 │ 奥 田 賢 二
│ 総務部総務課長 │ 香 山 秀 樹 │└─────────┴───────────┴─────────┴───────────
┘ 職務のため出席した事務局職員の職氏名┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│ 職 名
│ 氏 名
│ 職 名
│ 氏 名 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 局長
│ 玉 置 晃
隆 │ 主幹 │ 尾 原 佳 世 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 次長
│ 廣 野 淳 子
│ 主任 │ 有 岡 佑 起 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 企画参事 │ 杉 山
洋 │ 主任 │ 難 波 大 輔 │└─────────┴───────────┴─────────┴───────────
┘ 会議場所 津 山 市 議 会 議 場 午前10時00分 開議
○議長(中島完一君) おはようございます。 御着席を願います。 これより6月
津山市議会定例会5日目の本会議を開きます。 ただいまの出席議員は25名全員であります。 本日の議事日程は、配信しておりますとおり2つの日程といたしております。
△日程第1 議案質疑・一般質問
○議長(中島完一君) これより日程第1に入り、「議案質疑及び一般質問」を行います。 昨日に引き続き、順次質問を許可いたします。 8番、
政岡大介議員、登壇。
◆8番(政岡大介君) 〔登壇〕 おはようございます。通告により、8番、市民が第一の政岡大介、質問をさせていただきます。 最初に、津山市の高齢者問題について。 選挙期間中、多くの方々とお話をさせていただきました。特に、車社会で高齢者の日常生活は非常に厳しいと、多くの高齢者の方々からお聞きしました。当選をされたら市政に届けてくださいと宿題をいただきました。それは、高齢者で免許証を返還された方々の悩みです。 まず、私の地元、院庄の高齢者ですが、ごんごバスを利用したいのですが、ごんごバスに乗るにはマルナカまで歩いていかなければ利用できません、家からマルナカまで約2キロ近くあり、高齢者の私たちが歩くには無理ですと言われていました。市役所でごんごバスに乗るまでの方法を何か考えてくださいと言われました。 担当部長、いい知恵を出して、車を所有していない、金銭面のことでタクシーに乗ることのできない高齢者に人間らしく暮らすことができる何かを考えてください。答弁ください。 もう一つは、もっと深刻な悩みです。5番議員の質問に前向きな答弁がありましたが、私なりに質問をしてみます。 それは、多くの地区でお聞きしました。東のほうのある地区で、議員さん、近所を見てください、高齢者ばかりで、病院に行くにも、食料品を買いに行くにも困り、時にタクシーに相乗りしていますが、安くはありません。行政のほうで、週1回でいいから、高齢者を何か所かに集めて、津山の中心地まで送ってくださることを市長に強く要望してくださいと言われました。高齢者人口はまだまだ増えます。市長、車のない高齢者を少しだけ助けてやってください。前向きな答弁をよろしくお願いします。 そして、高齢者の年金だけの生活、この物価高、電気代の高騰でとんでもなく厳しいものです。6月から年金が増額されました。微々たるもののようです。増額される以前の厚生年金は、平均で月14万4,000円、国民年金は平均で5万6,000円です。ほんの少しと聞きますが、どれほど増額されたのか、教えてください。 年金のみの世帯でも、非課税あるいは均等割のみ世帯には3万円支給されます。私が言いたいのは、これに加えて商品券を独自に配布して家計の急変を助けるという取組はどうですか。高齢者問題、商品券、担当部署は違うのは分かっていますが、皆さんで考えてみてください。 この年金だけで人間らしい生活ができると思いますか。副市長、お答えください。 物価高、
電気代高騰による市民生活について、先ほどの質問とかぶるところもありますが、質問します。 先日の
予算説明会で
物価高騰対策として3万円が
非課税世帯1万3,000世帯、住民税均等割のみ課税世帯2,500世帯、家計急変と認められる世帯100世帯に支給と説明がありました。100世帯、訳が分かりません。申告によるとお聞きしましたが、家計急変とはどのような場合でしょうか。その制度、仕組みについて答弁ください。あわせて、100世帯の算出根拠を教えてください。非課税になるには、1人世帯では、収入が93万円、年金収入では148万円です。2人世帯では、収入が230万円、年金収入は340万円が限度です。ほかにもいろいろな組合せで非課税の金額が変わってきます。
非課税世帯にならないけど、この物価高、
電気代高騰で多くの一般市民は生活に苦しんでいます。津山市が独自に限度額を上げて、今助けないと、この暑い夏が乗り切れない人が出てきます。一般市民と言いましたが、私たち議員やここにおられる職員にまでとは決して言っていません。いろいろな考え方があると思います。例えば、年金のみ収入であっても、子供などの別の扶養に入っていたら、この3万円は津山市では対象外です。しかし、他の市ではこのようなケースであっても3万円支給されるようです。限度額をどこまで上げるか難しいと思いますが、津山市の財政を考えると
非課税世帯に近く、本当に困っている世帯は約2,000世帯と私は思います。ほかの考え方もあると思いますが、どこかで線を引かないと財政がもちません。この2,000世帯は私なりに調べた結果の数字ですので、間違っているかもしれませんが、いずれにしろ100世帯とか、形だけの数字はもうやめてください。 例えば、2,000世帯掛ける3万円で6,000万円です。どこかの予算を削って、津山市民に我慢しないでエアコンを使用させてあげてください。日本の夏は非常に暑く、エアコンがないと体の弱い人は死んでしまいます。電気代がまた上がり、9月から国からの電気代の補助も半分になると聞きます。この物価高の中で一生懸命生きている津山市民の姿を想像してみてください。
電気代高騰でエアコンを我慢しなければならないような市民を助けたくはありませんか。財政担当の桑村副市長にお聞きしたいと思います。あわせて、先ほどの他の扶養に入っている年金暮らしの世帯に、津山市独自で3万円支給することはできませんか、お聞きします。 次に、津山市の観光について。 最近、城東地区に何回か行ってきました。そこで感じたことは、観光客が少しずつ増えているように思いました。県南や他の県から観光に来ていただこうと、民間の方がお店を出したり、大変努力されたのだと感じました。しかし、城東地区は道幅が狭いのに交通量が多く、車を避けながら歩く観光客が多々見られました。だんだん観光地として認知されてきている城東地区の将来が不安に思えてなりません。交通の安全を確保するため、時間により一方通行とか、何かを考える時期に来ていると思いますが、道路管理者として観光部局と連携し、何か考えられませんか、お答えください。 次に、先日津山市に要望があると友人から聞き、職員とあるバス会社に行ってきました。関西方面から来られた観光客に津山の観光案内を分かりやすいところに魅力ある津山をアピールする案内、観光するための交通機関を津山市が低料金で何かできないかとお聞きしました。また、京都、大阪、兵庫のバスに魅力ある津山市の広告を出せば、津山に観光客が増え、津山市にも、バス会社にも大きなメリットがあると思う。それ以外にもいろいろありましたが、この2点を担当部長、どう考えますか、お答えください。 次に、最近テレビを見ていると、どの観光地も外国人の方であふれています。関西では、京都、大阪、神戸の観光地が
外国人だらけのニュースをテレビでよく見ます。外国人の方の足を津山にまで向ける魅力的な発想を優秀な職員や観光協会の方々等で考えていただき、外国人の選択肢の一つに津山を考えてもらうこと、今がそのチャンスだと思います。どう考えますか、お聞かせください。 私は今回
産業委員会に所属していて、観光に全力で取り組むと言っている
新人議員たちと一緒に力を合わせ、津山が外国人でいっぱいと言われるようになりたいものです。 また、ゴールデンウイークに孫がいる倉敷に行って市内観光してきました。美観地区に行くと、東南アジアと思われる方々も多くいましたが、西洋人と思われる方もたくさん見かけられました。岡山、倉敷まで外国人の方はたくさん来ています。あと60キロ、70キロです。早急に外国人の誘致を考える組織づくりが必要と思いますが、どう考えますか、お答えください。 次に、市長の裁判結果について幾つかお聞きしたかったのですが、同僚議員がよく調べて、詳しく、質の高い質問をするようです。私の質問はそれを超えるような質問ではないので、市長の裁判結果についての質問を取り下げます。 最後に、津山市の財政運営について。 3月議会で谷口市長に反問権をいただきました。私の質問によっぽど腹が立ったのでしょう。谷口市長と一
市議会議員の私ですが、市民の生活苦について認識があまりにも違い過ぎます。失礼ですが、市民の生活苦については、市長より私のほうがはるかに把握していると自負しています。市長の目線が生活の困っている多くの市民の方々に向いていない、それはまちじゅう博物館構想のパンフレットを見れば一目瞭然です。片仮名ばかりで、市長の目線はどこに向いているのでしょうかと、今の谷口市長は私らのほうを見ていないと市民の皮肉もよく聞きました。市長が反問権を使ってまで言われた米百俵の精神、議会後、物すごい反響でした。1週間以上、電話やLINE、そして会派の部屋へ多くの方が来られ、市長の反問権の内容に10万都市のトップリーダーとしていかがなものか、これは私の周りの方の言葉です。市長の周りは違うと思います。多くの方々が言われ、9月議会で米百俵に対する質問の材料としてくれと、どれを質問したらよいのか困るぐらい、できない分はまたの機会にしますとお断りをしています。 それでは、質問をします。 米百俵の精神の関係から、前市長時のとき61億5,700万円の基金がありましたが、かなり減っているようですが、令和4年度末、年度末の基金残高を教えてください。 次に、谷口市長は施政方針決定、予算編成権等、様々な大きな権限が託されています。市民から与えられた強い権限を行使する市長は、社会的責任として透明性が必ず必要です。過去の様々な不思議な事業、例えばB80号線、非常に高額な移転費用の城南医院の問題、禁煙場所に津山の恥と言われる喫煙場所、3月議会で議員にも地元市民にも説明のない城西地区の駐車場問題などは、透明性が全く感じないと言っておきます。 お尋ねをします。 市長は市政運営で議会に対して、市民に対しての透明性と説明責任についてどう考えていますか、答弁をください。 また、先ほど言いましたB80号線の現状とこれからの取組の考え方、城南医院跡地の活用に向けての考え方、喫煙場所設置への建設費用と維持管理費等の見込み、利用を見たことがないが利用がどのくらいあるか、ここもお答えください。 米百俵の関係は、再質で時間を考えながら質問をします。 以上で登壇での質問を終わります。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 市長、登壇。
◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕
政岡大介議員の御質問にお答えをいたします。 公共交通を利用できない高齢者に対する支援策についてです。 昨年度の津山市地域公共交通計画の策定に続き、今年度は福祉3計画策定の年度となっておりまして、高齢者、障害者を対象とする移動支援策を検討するよう指示をしているところであります。 具体的な施策については、地域によって事情が異なるため、公共交通施策とも整合性を図りながら検討してまいりたいと考えております。 次に、説明責任についてのお尋ねです。 市政運営におきまして、住民や議員の皆様に御理解、御協力をいただくために、透明性を確保し、説明責任をしっかりと果たしていく必要があると認識をしておりまして、今後も丁寧な対応に努めてまいりたいと存じます。 以上でございます。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 桑村副市長。
◎副市長(桑村功士君)
物価高騰対策についてお答えいたします。 今回の補正予算においては、物価高騰の負担が大きい低所得世帯の負担を軽減するため、住民税
非課税世帯に加え、本市独自事業として、直近で家計が急変した世帯と住民税の均等割のみ課税される世帯を対象とした特別給付金の支給事業はじめ、住民及び事業者の消費・経済活動の負担を軽減するためのプレミアム付地域商品券発行事業等を計上し、物価高騰の影響を受けた住民、事業者の皆様に幅広く手当てが及ぶよう、所要の予算を編成したものであります。今後の物価高騰の推移によっては、さらなる対策も検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(中島完一君) 野口副市長。
◎副市長(野口薫君) 年金による生活についてお答えをいたします。 社会保障の根幹をなす公的年金制度は、老後の生活を社会全体で支える制度でございます。高齢になっても健康で経済的にも不安のない安心した生活を送ることは、誰もが望む姿であり、公的年金などを中核として各種制度、行政サービスや支援策等で補完していくことで、よりよい生活を送ることができるようになると考えております。 その一つとして、今回は住民税
非課税世帯のみならず、市独自の取組として住民税均等割のみ課税されている世帯、家計急変世帯を支援するため予算を提案しているところでございます。
○議長(中島完一君) 企画財政部長。
◎企画財政部長(左居薫君) 財政調整基金などを除いた特定目的基金の残高についてお答えいたします。 令和4年度末の基金残高は、約28億3,300万円でございます。
○議長(中島完一君) 総務部長。
◎総務部長(三浦英俊君) 本庁舎に設置しました屋外特定喫煙施設についてお答えをいたします。 喫煙施設の建設費用は約400万円でございましたが、この事業に対しまして津山たばこ販売協同組合から50万円の寄附があり特定財源として充てたことから、市の実質負担額は約350万円でございました。維持管理費につきましては、電気代が月に100円程度かかるというふうに見込んでおりますが、別途予算を措置するような費用については、今のところないものと考えております。 また、利用者につきましては、具体的な人数は把握できておりませんが、1日当たり数名の利用があるものと思われます。 以上でございます。
○議長(中島完一君) 環境福祉部長。
◎環境福祉部長(朝田一君) 年金がどれほど増額されたかとの御質問にお答えいたします。 既に国民年金の老齢基礎年金を満額受給している68歳以上の方の例で申しますと、令和5年度の年金額は1.9%の引上げとなり、月額で1,234円の増額となっております。
○議長(中島完一君) 環境福祉部参与。
◎環境福祉部参与(木梨良祐君) 3点の質問にお答えいたします。 最初に、公共交通を利用できない高齢者に対する支援策についてお答えいたします。 現在、移動手段を確保することが困難な高齢者、障害者を対象とする移動支援策の再構築を検討しております。どのような支援策がよいのか、ニーズをしっかりと把握した上で課題を整理し、関係部署とも連携を図りながら、様々な移動支援施策の検討を行っていきたいと考えております。 次に、高齢者世帯への独自の支援策についてお答えいたします。 昨今の急激な物価高騰による負担増を踏まえ、特に家計への影響が大きい低所得者世帯層への支援といたしまして、1世帯当たり3万円の給付金を支給することについて、今議会に予算を提案しているところでございます。 これまでも低所得世帯への支援策といたしまして、住民税
非課税世帯等を対象に給付事業を行ってきましたが、経済的に困窮している世帯層をより広く支援するために、今回新たに独自の支援策として住民税均等割のみ課税される世帯等への給付も行いたいと考えております。 まずは、新たな取組を加えたこの給付金事業を着実に行いまして、今後の状況把握に努めてまいりたいと考えております。 最後に、家計急変世帯についてお答えいたします。 新型コロナウイルス感染症の影響を受けまして、予期せず離職等により所得を得ることができなくなった
非課税世帯相当の世帯に対して支援を行うものでございます。具体的には、令和5年1月から6月の間で家計が急変したことにより、1年間の所得見込額が非課税判定相当額未満であれば
非課税世帯相当の世帯といたしまして給付金を支給するものでございます。 この家計急変世帯に対しての給付は、昨年行いました給付金給付事業においても実施しておりまして、昨年度の実績数から本年度100世帯分の予算を計上させていただいております。 以上でございます。
○議長(中島完一君) 観光文化部長。
◎観光文化部長(今村弘樹君) 5点の質問に順次お答えいたします。 まず最初に、交通機関を低料金で何かできないかということにお答えいたします。 津山市、美作国観光連盟では、観光バスツアーを主催する旅行業者に対し、補助金を交付していますが、路線バス等公共交通機関を利用して来られる旅行者に対する補助金はございません。他の自治体等の状況を参考にしながら研究していきたいと思います。 続きまして、京都、大阪、兵庫のバスへの広告の掲載についてです。 京阪神からの観光客が多いことは、観光客動態調査からも把握しており、大阪万博もあるため、有効な情報発信地域と考えております。バスへの広告の掲載については、ほかの広告媒体等も含め、比較検討していきたいと思います。 次に、インバウンドについてでございます。 インバウンドについては、コロナ禍前に戻っており、今後も伸びてくると言われております。また、岡山桃太郎空港においても台湾便の就航は元どおりとなっております。 インバウンド客の誘致は、今がチャンスが捉えており、季節、志向に合った有効な情報発信を行い、誘客に努めていきたいと思います。 続いて、外国人の誘客を考える組織づくりについてです。 岡山県、岡山県観光連盟、津山市観光協会、美作国観光連盟と協力しながら誘客を行っていきたいと考えております。 また、岡山県インバウンド推進協議会、岡山県外国人観光客受入協議会にも参加しており、そういった協議会との連携をしながら事業の推進をしていきたいと思います。 最後に、城南医院跡地の活用についてです。 今後の活用につきましては、津山城の遺構に当たるため、史跡津山城跡保存整備事業計画の中で具体的な整備について検討してまいります。 以上でございます。
○議長(中島完一君) 都市建設部長。
◎都市建設部長(山本将司君) 城東地区の交通安全確保についてです。 現在、城東地区の市道は地元の生活道であるだけでなく、観光経路である出雲街道であるため、特に観光客の多い休日などは危険な状況であると認識しております。道路管理者として事故防止の観点から、一方通行や時間指定による車両進入禁止などのソフト対策は有効であると考えられます。しかしながら、通行規制を実施することは、地元住民の方々の生活に多大な影響があると考えられるため、十分な調整が必要となります。また、交通管理者である警察や公安委員会との調整も必要となります。今後、関係部局と連携し、安全・安心な城東出雲街道となるよう、まずは地元の意見をお伺いしたいと思います。 次に、市道B80号線の現状とこれからの取組についてのお尋ねですが、道路整備に必要な土地、建物の権利者の方々へ御協力がいただけるようお願いをしているところでございますが、現在も同意が得られていない状況です。引き続き、関係者の方々に御理解、御協力が得られるよう、丁寧に粘り強く交渉してまいります。
○議長(中島完一君) 8番、
政岡大介議員。
◆8番(政岡大介君) 答弁ありがとうございました。 津山市の高齢者問題について、高齢者、障害者を対象に移動支援策を検討すると、前向きな答弁ありがとうございました。高齢者は10年も20年も待てませんので、早急な対応をよろしくお願いします。 次に、津山市の観光についての答弁ですが、私の質問に対して、いつもの議会と違い、非常に前向きで、拍子抜けです。これでは再質問がありません。 関西方面からの観光客、外国人の誘致を官民一体となり魅力あふれる津山を全力でアピールし、津山の景気をよくし、県北の雄はやっぱり津山だと言わせたい。今が一番のチャンスだと思います。 次に、物価高、
電気代高騰による市民生活について。 家計急変世帯100世帯は、前年度の実績数から予算を計上と答弁されました。本当に困っている世帯は100世帯だと判断する執行部に、津山市民の生活苦がどんなに厳しいものか、感じてほしい。今の津山市民は苦しい生活に耐えて、耐えて頑張っていましたが、物価高、電気代の高騰で、もう耐えられないのが現状です。その世帯が100世帯、桁が違います。この人たちはコロナ給付金でも恩恵を全然受けていないのです。もう一度だけ言います。限度額をもう少し上げ、津山市独自の基準で津山市民を助ける、これを近隣自治体にアピールして、津山に住んでいてよかったと言ってもらいたい。津山の将来を考えてお答えください。 次に、副市長、私の質問に答えておりません。 年金だけで生活している高齢者は、均等割のみ世帯にはほとんど入りません。特に、国民年金だけの高齢者は、100%非課税です。だから、この高齢者の方々にここで予算化されるプレミアム商品を3万円分支給してほしいとお願いをしているのです。さらなる対策も検討したいの答弁に少し期待をします。年金だけでぎりぎりの生活をしている高齢者を想像しながら、商品券を考えてみてください。もう一度同じ質問をします。答えてください。 最後に、財政運営についての答弁をいただきました。ここでは遠慮なく質問をさせていただきます。 3月議会で市長が反問権まで使い言われた米百俵の精神、その思いを津山新八策で探してみました。市長の表現に思い描くのは、この町の10年後、20年後です。米百俵は、将来200俵、300俵になると将来を見据えられているようです。反問権も、現在のことばかり言って質問し、批判をしているけど、私は将来を見据えている、この逸話をあなたに教えてあげる、そんな思いでしょう。しかし、市長になられてもう5年と数か月たちました。津山市の大切な米百俵がどんどんなくなり、思い描く10年後、20年後には、果たして米は残っているのでしょうか。基金の質問になると、他の自治体と比較してしまうのですが、真庭市は100億円を大きく超えています。美作市も100億円に近いと聞きます。人口が約1万2,000人の鏡野町も40億円に近い基金をお持ちだと聞きます。いずれも最近の異常気象に備えてと仄聞をします。どうしても基金を使わないと乗り切れないこともあり支出したのだと思います。しかし、谷口市長になり基金が33億円以上減少しています。33億円もの基金の減少で津山のどこが、何がよくなったのですか。何か新しい仕組みができましたか。市民から見て将来に希望の持てる新たな取組ができていますか。何に30億円も使ったのですか、教えてください。 市民の暮らしは厳しくなるばかりです。私はいつも厳しい津山市の財政を心配して、毎回財政の質問をしています。市長、今までにない異常な災害が来たとき、津山市は大丈夫ですか。財政調整基金が十数億円で大丈夫ですか。この10億円を掲げられ、目標とする考え方を市長、ぜひお聞きしたいと思います。 先日、友人の紹介で関西の旅行会社の方たちに県北を案内し、温泉、食事をしてきました。真庭市、美作市の後、アルネ津山から中心市街地を見られた後、言った言葉に大きな衝撃を受けました。大変失礼なことを言いますが、言葉は悪いのですが、この町は死んでいると感じましたと、友人と私に真剣な顔で言って、関西に帰っていきました。一緒に聞いた方が、後ろの傍聴に来られています。谷口市長は毎日のように、どこどこと提携、協定したと新聞の記事に載っています。これを見せられると、国や県に太いパイプを持っておられる谷口市長なら津山市の景気がよくなり、市民の生活が楽になると思ってしまいます。以前の議会でも言いましたが、協定を重ねるだけでは意味がありません。協定した相手がどれだけ津山のために投資してくれ、アイデアを出してくれ、他の町からも羨ましいと思う、ここにつながる協定が必要です。協定するだけでは、津山市民の暮らしは全然よくなりません。どう思いますが、担当部長、よろしくお答えください。 国からの交付金にしても、今日まで現金も商品券も消毒液も、マスク一枚ありません。そんな自治体はどこを探してもありません。市民の気持ちも期待から失望に変わりつつあります。当然です。その結果、暮らしやすい町を求め、津山市の人口が著しく減少しています。平成23年度から10年間、毎年700人から800人の人口減少でしたが、令和3年度は1,130人、令和4年度は1,265人と、物すごい勢いで津山離れが進んでいます。市長、この減少をどう思いますか、真剣に答えてください。 そして、谷口市長の新施策の中に、アルネ津山、中心市街地の活性化を上げておられます。しかし、何ひとつ中心市街地活性化が現実として実にならない中で、アルネ対策として次から次といろいろな理由をつけ、財政支出をしています。過去の失敗が市民が今感じることのない負債となり、津山市の財政を締めつけていると思いますが、市長の考えをお聞かせください。 その上に、今年度から第2子、第3子への20万円、30万円の支給が始まります。この制度を悪いと言っているのではありません。1億円以上の事業です。基金を崩さないとしたら、この1億円の財源は、収入を増やすか、事業をやめるか、それとも職員を減らすしかありません。これ以上職員を減らせば、津山市の行政は回らなくなります。ここへおられる各部長も職員ですので、それはよく分かっていると思います。先ほどの1億円も考慮して、今の財政調整基金に不安を持っていませんか。企画財政部長、お答えください。 次に、B80号線ほかの質問には答えにくそうなので、触れないようにしようと思ったのですが、喫煙施設の維持管理費の電気代が月に100円程度、予算を措置する費用はないとの答弁に一言物申します。それでは、維持管理費、電気代は年間1,200円ですか。毎日清掃していると聞きました。全体の清掃費用に含むのでしょうが、誰がただでしますか。メンテナンスの費用もかかると思います。電気代が少しかかるぐらいの答弁なら私はこんなことは言いません。総務部長、私は総務部長にあまり言いとうないんですけどな、電気代が月に100円、こんな答弁をしとったら将来困ることになりますよ。答弁は要りません。 以上が再質問です。
○議長(中島完一君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 財政調整基金の残高10億円についてお答えをいたします。 平成30年7月の豪雨災害での対応を踏まえまして、本市においては最低でも10億円以上が必要と考え、目標として掲げたものでございます。 なお、令和元年度の財政計画ローリングでは、令和12年度において最低基金残高が3.8億円にまで減少する見込みとなっておりましたが、令和2年度から3年度にかけて財政構造改革取組方針に基づく活性型行革等の取組を強化した結果、13.7億円を確保できる見込みとなりまして、一定程度の災害などへの対応が可能になったというふうに考えております。 次に、津山市の人口減少についてです。 人口減少は喫緊の課題であると私も認識をしておりまして、今年度から市独自の対策としまして、第2子以降の児童を対象とした多子世帯応援給付金制度を創設するなど、その取組を加速化しているところであります。妊娠から子育てに至るまでのトータル支援や移住・定住事業など、きめ細やかな対策を総合的に進めまして、暮らしへの満足感や幸福感、ウエルビーイングですね、これを高めまして少子化に歯止めをかけてまいりたいと考えております。 次に、アルネ津山や中心市街地の活性化のための支出と財政負担に関してです。 私は、本市が果たすべき大きな役割の一つが県北の中心都市、拠点都市としての機能であるということを常々申し上げております。本市、ひいては圏域全体の発展を図っていくためには、アルネ津山をはじめといたします中心市街地が有する都市機能の充実を図ることが不可欠であるというふうに思っております。こうした都市機能の整備が実を結ぶためには、一定程度の財政負担や、そして期間も要するものでございまして、今後も未来への投資としまして、長期的視野に基づいて継続的に取り組んでいくことが町としての魅力向上や地域の活性化につながるものというふうに考えております。
○議長(中島完一君) 桑村副市長。
◎副市長(桑村功士君)
物価高騰対策の再質問にお答えいたします。 今議会に提案させていただいている補正予算につきましては、物価高騰の影響を受けた住民、事業者の皆様に幅広く手当てが及ぶよう必要な予算を編成したものでありますが、今後の物価高騰の推移によっては、財政状況も考慮しながら、さらなる対策を検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(中島完一君) 企画財政部長。
◎企画財政部長(左居薫君)
物価高騰対策としての臨時特別給付金給付事業につきましては、直近で家計が急変した世帯、約100世帯以外にも住民税の均等割のみ課税される世帯、約2,500世帯の合計2,600世帯を本市独自の対策として対象に加え、必要な予算を今議会に提案させていただいております。 さらなる対策については、今後の物価高騰の推移によっては検討することとなりますが、いずれにいたしましても、移住・定住策の充実につきましては、津山市まち・ひと・しごと創生総合戦略を推進する中で、着実に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、民間事業者との連携についてお答えいたします。 人口が減少し、社会の在り方や産業構造が急速に変化する現下の社会情勢においては、従来型の企業間で争い合う競争ではなく、官民が協調して新たなビジネスやサービスを共に創出する共創により社会全体の生産性を向上させることが求められております。 本市におきましても、こうした官民共創の取組が新たな産業の振興や本市の魅力や住民の暮らしへの満足度向上などの成果につながるようしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。 最後に、今後の財政調整基金残高についてお答えいたします。 本年度は、子育て支援施策の拡充や津山市スマートシティ構想の実現など、津山の未来を切り開いていくため必要な予算編成を行いました。今後も社会保障関係費の高止まりや物価高騰などの影響により、基金を取り崩しての予算の収支均衡を図る状況が続くものと推測されますが、必要な財源の確保に向けては、今まで以上に事務事業の見直しや新たな歳入確保などの不断の行財政改革に、計画的かつ継続的に取り組んでまいります。 以上でございます。
○議長(中島完一君) 8番、
政岡大介議員。
◆8番(政岡大介君) 答弁ありがとうございました。 現在の年金では、年金生活者は本当に苦しい生活をしています。そんな高齢者の方々に一度でいいから、商品券でほんの少しのぜいたくをさせてあげたい。他の予算を少し削ればできることです。備前市では高齢者の熱中症予防対策として、75歳以上の人のいる住民税
非課税世帯を対象にエアコンの購入経費の助成を始める、併せて使用に伴う電気代を負担する助成金7,032万円を計上し、定例市議会に提案、可決をしています。上限は10万円だそうです。また、エアコンの有無を問わず、75歳以上の人がいる住民税
非課税世帯に電気代が助成されるそうです。備前市はやっています。備前市はすごいなあでは情けないと思いますよ。答弁は結構です。 次に、特別給付金事業の限度額を上げることはできないとの質問に、均等割のみ課税世帯約2,500、それに100世帯を加えた2,600世帯の考えは変えないようです。この100世帯を市民が知ったら、大変な混乱が起きると思います。我先にと混乱が起きると思います。失礼ですが、この100世帯の施策、私は愚策と指摘しておきます。 津山市の財政運営について、答弁漏れが幾つかあります。 まず、基金が異常に減少しているが何に使ったのか、答弁がしにくいのでしょうが、答弁協議で納得できる部分もありましたが、答弁書を作成する職員をこれ以上苦しめたくないので、今後の様子を見ながら9月議会以降の議会で質問をしていきたいと思います。 次に、財政調整基金13億7,000万円を確保できる見込みと答弁されました。最近は大きな災害が起きると、10億円が必要と言われています。大きな災害が2つ来ると全然足りません。今後、無駄な事業はやめ、少しずつでも基金に繰り越すようにしていただきたいと思います。 次に、部長が基金を取り崩して予算の収支均等を図る状態が続くものと推測されるの答弁です。取崩しをしないと予算が組めない現状は私も理解をしていますが、こうした現状から早急に抜け出すように、無駄を省く健全な予算編成に取り組むようにお願いをしておきます。 先ほどの1億円も基金を取り崩すのではないかと思い、質問をさせていただきました。極力借金をしないで、無駄な事業をやめて、市民の命を守る。2年前の私から市長に質問で、谷口市長は市民の命を守るのが一番だと答弁されたことを忘れないでください。 人口減少について答弁いただきました。 この原因ははっきりしています。これから先、生きていくのに、津山市より近隣市町村のほうが子育て支援等の施策が有利だからです。特に、コロナ支援は近隣市町村が羨ましいと市民はとっくに知っています。今後、市長に魅力ある施策をどんどん出していただき、人口減少を止めなければなりません。 最後に、市長にお願いをしておきます。 市長の市政運営で市民に対し、議会に対し、今後十分に説明責任を果たし、そして一番大切な透明性のある谷口市政であってほしい、よろしくお願いをします。 以上で6月議会での私の質問を全て終わります。ありがとうございました。
○議長(中島完一君) 以上で8番、
政岡大介議員の質問を終わります。 次の質問を許可いたします。 13番、
金田稔久議員、登壇。
◆13番(金田稔久君) 〔登壇〕 それでは、議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして質問に入らせていただきたいと思います。 少し質問に入ります前にお話をしたいんですが、1846年6月22日、コーヒーの当て字を考案した宇田川榕菴の命日でございまして、今日は、今年は177年目の命日と、こういうことでございます。今日はぜひ榕菴珈琲を飲んでその榕菴の業績をたたえながら、朝、家を出てきたところでございます。 さて、通告に基づきまして質問をさせていただきます。 まず、第2次補正予算について。 民生費の住民税
非課税世帯臨時特別給付金事業について、それぞれの事業がございましたが、対象となりますのが1万5,600世帯で、1世帯当たり3万円と、こういうことであります。該当される世帯の人数、世帯人数は何人なのか。また、もたらせる効果はどう分析をされておるか、お尋ねをいたします。 衛生費の津山圏域衛生処理組合負担金1,122万5,000円について、脱水汚泥外部搬出経費とのことでありますが、既にクリーンセンターへの受入れがなされているわけでありますが、当初計画より大幅な受入れがされ、
可燃ごみの逼迫になったことは、これまでも指摘をさせていただいたところでありますが、このたびの外部の排出することになった経過を御説明いただきたい。 次に、飼料価格高騰対策支援事業について、直近ではどの程度の高騰の影響を受けているのか、お尋ねをいたします。 国、県からも配合飼料への支援事業がされていると聞きますが、今回提案されている内容が実現すればどの程度補えるのか、飼育別の事業者、農家数と飼育頭数等のお尋ねをするとともに、この事業の狙いと効果をお尋ねをいたしたいと思います。 続きまして、公共交通等事業者支援事業について、まず当初では公共交通機関の定義についてお尋ねしたいと思います。 次に、商業振興事業について、中心市街地活性化事業でございますが、起業人の受入れということでありますが、事業実施での効果と今後のどのような展開をされるのか、お尋ねをいたしたいと思います。 中心市街地活性化は何が問題点であるのか、また市内にはそれぞれの地域に拠点というべき商業集積地がございます。それぞれどのような状況になっているのかという分析をお尋ねいたしたいと思います。 プレミアム付商品券事業についてでありますが、今回提案されておりますが、発行事業の効果、評価、検証されていると思います。特に、電子商品券を含む一般と事業者で分けての事業評価と経済効果をお尋ねをいたしまして、そして地域内経済の循環を促進するための事業となっているわけでありますから、利用された店舗の業種、規模など、利用先の分析をお答えいただきたいと思います。 土木費の補助、交通安全施設整備事業について、通学路の危険箇所解消が目的とされておるわけでありますが、ここで申し上げるのは、下田邑の県道西一宮中北上線のバイパス工区の960メーターが3月20日に供用開始をされ、産業流通センターへのアクセスが改善をされたところでありますが、バイパス完成によって従来からの南北に通ずる市道が交わることとなる懸念から、地元平尾町内会から対策を講じるよう要望書が数年前から出ておるところでありますが、現状対策が講じられておりません。見通しの悪い状況であります。今後どのような対応をするのか、お考えをお尋ねします。 また、国道429号線、県道455号線と市道が交わる津山市里公文交差点についても要望が出されているところでありますが、交差点改良、信号設置に向けた取組の状況をお尋ねいたします。 次に、市政の課題についてであります。 2024年問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 2024年4月1日以降、自動車運転業務の時間外労働時間が960時間とする規制が設けられることになって生じている問題をこのことを2024年問題とこういうふうに言われておるわけであります。 2024年問題は、運送会社の利益の減少、トラックドライバーの給与の減少やそれに伴う離職など、今後物流業界に大きな影響を与える問題であります。逆に、人材確保のため、トラックドライバー確保のため、バス、タクシードライバーからの引き抜きによってプロドライバーの人材確保に大きな影響が生じるものと考えるわけであります。 総務省の調査では、令和3年においてトラックドライバーの拘束時間が3,300時間を超える会社の割合は21.7%のことです。法定労働時間が1日8時間、週40時間でありますが、1年を52週であるとすれば、年2,080時間が法定労働時間、これに時間外労働の上限を加えると3,040時間となるわけであります。つまり、令和3年度時点で少なくともトラック運送会社のうち21.7%の会社が何らかの対応を講じなければ労働基準法違反、労基違反になると、こういう罰則の対象になるわけであります。 本市で生産、製造、または原材料は全てトラック輸送になっておりますが、本市における産業の大きな支えとなっている運輸環境の実態調査をされていますか。中でも、労働環境についてどの程度把握をされているのか、お尋ねをいたしたいと思います。 次に、人口減少対策であります。 総合的な取組が必要と考えるところでありますが、ここでは改めて人口減少対策についてどのように取り組もうとお考えなのか、市長にお尋ねをいたしたいと思います。 農業対策であります。 今年の作付について営農計画書の提出をお願いをし、確認作業中と思いますが、現段階で把握をされている内容をお尋ねいたしたい。そして、水稲の場合、品種構成や水稲の苗の供給についてどのような状況なのか、農林部長にお尋ねをいたしたいと思います。 次に、水道事業について、本市の上水道の現状と課題、特に給水体制についてお尋ねをします。 次に、新型コロナ感染症についてお尋ねをいたします。 市として把握をされている津山市における感染者数についてお尋ねするとともに、ウイルス感染の心配はなくなったものの、後遺症で悩んで苦しんでおられる方のサポートはどのような取組をされているかお尋ねをし、登壇での質問を終結をいたします。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 市長、登壇。
◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 金田議員の御質問にお答えをいたします。 人口減少対策への取組についてです。 人口減少対策に当たっては、地方に仕事や人の流れをつくること、結婚・出産・子育て支援を充実させること、魅力的な地域づくりが重要であると認識をしております。 地方に仕事や人の流れをつくるため、スマートシティ構想の推進により民間事業者とも連携しながらデジタル社会を実現し、若い世代が新たなビジネスやサービスの創出ができる環境整備を進めております。 結婚・出産・子育て支援の充実については、これまでの各種支援制度に加え、今年度から市独自の給付金である第2子以降の児童に対しての多子世帯応援事業を創設し、運営を開始します。 魅力的な地域づくりについては、まちじゅう博物館構想を具現化し、交流人口の増加、インフラ整備等促すことで地域活力の向上につなげていきます。あわせて、暮らしへの満足度や幸福感であるウエルビーイング指標など、様々な行政データを活用しながら、エビデンスに基づいた現状分析も行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。〔降壇〕
○議長(中島完一君) 環境福祉部長。
◎環境福祉部長(朝田一君) 脱水汚泥の外部搬出に至った経過についてお答えいたします。 本件に関しましては、クリーンセンターの
可燃ごみ貯留施設の逼迫を受け、同センターを管理運営する津山圏域資源循環施設組合と構成市町が共同でごみの減量対策を行い、
可燃ごみの一部を外部搬出して処理しているところでございますが、昨年11月に同組合から津山圏域衛生処理組合に対し、搬入量の抑制について検討依頼があり、本年1月に削減の要請が行われております。この要請に応じて、津山圏域衛生処理組合では、脱水汚泥の一部、約700トンを民間施設で処理することとし、クリーンセンターに
可燃ごみとして搬入する量を削減することになりました。このことについては、5月に行われた津山圏域衛生処理組合の臨時議会で予算議決をされており、同組合を構成する3市町に処理経費の負担を求められているものであります。
○議長(中島完一君) 環境福祉部参与。
◎環境福祉部参与(木梨良祐君) 住民税
非課税世帯等臨時特別給付金給付事業に関する2点の質問についてお答えいたします。 まず、給付対象となる世帯員の人数についてでございます。 対象世帯の総人数といたしまして、約2万3,500人を見込んでいるところでございます。 続きまして、事業の効果についてお答えいたします。 特に、住民税
非課税世帯や直近で家計が急変した世帯、住民税均等割のみ課税される世帯などの低所得世帯にとって、エネルギー、食料品価格等の物価高騰は大変厳しいものと考えられ、給付により少しでも家計の負担軽減が図られるものと期待をしているところでございます。 以上です。
○議長(中島完一君) こども保健部長。
◎こども保健部長(奥田賢二君) 新型コロナウイルスに関する質問にお答えします。 津山市における感染者数は、令和4年9月26日までは1万4,573人で、その後、全数届出の見直しに伴い、令和4年9月27日から令和5年5月7日までは美作保健所管内で2万662人となっており、それ以降は毎週金曜日に定点観測による数値が公表されておりますが、津山市の正式な感染者数は把握できません。 後遺症に苦しんでおられる方へのサポートは県が担当しておりますが、市に相談があった場合は、状況をお聞きし、受診できる医療機関を紹介することとなります。
○議長(中島完一君) 産業経済部長。
◎産業経済部長(中川竜二君) 御質問に順次お答えいたします。 公共交通機関という定義についてのお尋ねでございます。 鉄道、バス、タクシーなど不特定多数の方が所定の運賃を支払って利用する交通機関を公共交通機関と認識してございます。 次に、地域活性化起業人についてのお尋ねでございます。 事業効果といたしましては、受入れ人材が民間企業において培った専門知識、業務経験、人脈、ノウハウなどを生かしてアルネ津山の商業機能等の強化を図ることで、魅力向上や中心市街地の活性化につながるものと考えております。 また、今後の展望といたしましては、先月22日に締結をしました連携協定の枠組みで実施いたしますワーケーション等推進事業など、COTOYADOを活用した取組のほか、イベント、広報の強化など、各種の販売促進策の企画、実施を進めていくことで、来客数や売上げの増加を図ってまいりたいと考えております。 次に、中心市街地活性化の問題点と商業集積地の分析内容についてです。 中心市街地の商業集積地としての状況につきましては、アルネ津山や周辺商店街を中心に、本市の商業機能の中核的役割を果たしていると考えております。 一方で、本市におきましては、郊外型の大規模小売店舗等の増加によりまして、市全体での商業機能の充実につながっているものの、中心市街地にとりましては総体的に集積度や集客力が低下するといった影響も危惧されているところでありまして、今後も継続的な対策が必要と考えております。 次に、地域商品券事業の事業評価と経済効果についてでございます。 商品券利用者からは、住民、事業者ともに生活や事業活動の負担軽減につながったとのお声をいただいております。また、電子商品券は紙商品券より利用しやすいといった声や、商品券取扱店舗からは売上げの確保につながった、また電子商品券は紙商品券より手間がかからないといった声、そして再度の事業実施を求める声も多数寄せられておりまして、住民、事業者のニーズに応えられているものと考えております。 次に、経済効果につきましては、商品券利用額約8億3,200万円に対しまして、総務省が公開しております産業連関表を活用した経済波及効果額におきましては約12億8,300万円と推計されます。 次に、地域商品券事業の利用先の分析についてのお尋ねでございます。 利用業種につきましては、スーパーマーケット、ホームセンターなどの小売業、飲食店、理美容などのサービス業などで利用されております。 利用割合と利用額につきましては、幅広い業種で利用できる「シン・さくら」と「eつやま」を合わせますと、スーパーマーケットが約45%で約2億3,500万円、ドラッグストアが約15%で8,100万円、ホームセンターが約9%で4,500万円、飲食店が約8%で約3,900万円、家電販売店、衣料品店、理美容などで約23%で約1億2,200万円となっておりまして、飲食店等に利用を限定しました「シン・うまい券」につきましては、飲食店が約76%で約2億3,600万円、ガソリンスタンド等が約22%で約6,800万円、タクシー等が約2%で約600万円となっております。 利用店舗の規模につきましては、スーパーマーケットなど一定程度の規模がある店舗の方が多く利用されているものの、飲食店や理美容などの個人が営む店舗におきましても利用されるなど、幅広く利用されている状況でございまして、業種や事業規模にかかわらず、広く効果が生じているものと考えております。 最後に、運輸環境の実態調査と労働環境の把握についてお答えいたします。 まず、市内の運輸環境について、市で昨年度に行った調査によりますと、一般貨物自動車の運送事業者数は70社で、保有台数が計6,335台、貨物・軽自動車の運送事業者数は148社で、保有台数が計262台、合計では218事業者で、保有台数6,597台という状況になっております。 また、労働環境を示す指標の一つとして、求人状況をハローワーク津山に確認しましたところ、令和5年3月から5月にかけて新規求人数が伸びておりまして、この要因として、物流、運輸の需要が伸びていることによる人手不足と残業規制への対応のため、これまで1人で行ってきた仕事を2人体制で行うなど、働き方改革を進めるための人員補充が上げられるとのことでございます。 働き方改革に積極的に取り組んでいる企業では、定着率が高く、人員について既に充足している企業もあり、二極化が見られているとのことで、今後も人材確保の状況等について注視してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(中島完一君) 農林部長。
◎農林部長(平田暁君) 私からは、5点につきましてお答えいたします。 直近でどの程度の飼料価格高騰の影響を受けているかとのお尋ねでございます。 まず、粗飼料ですが、おかやま酪農業協同組合による販売価格からの試算では、基準である令和3年7月と比較しまして、1トン当たり平均で約40%、2万4,600円上昇しております。 また、配合飼料につきましては、農林水産省の公表データから試算すると、基準である令和3年度第1四半期と比較しまして、実質農家負担額が1トン当たり約30%、1万9,934円高騰しております。 次に、飼料価格高騰対策支援事業によりどの程度の高騰の影響を補えるのかとのお尋ねでございます。 配合飼料への支援につきましては、岡山県の助成と合わせまして、飼料価格高騰分の2分の1を半年分で積算しております。 次に、飼育別の事業者数や飼養頭数等についてでございます。 令和5年2月の家畜飼養頭羽数調査を基に、乳用牛が19経営体で1,028頭、肉用牛が45経営体で2,642頭、豚が2経営体で342頭、採卵鶏が10経営体で96万961羽、ブロイラーが5経営体で20万4,883羽と見込んでおります。 次に、この事業の狙いと効果についてでございます。 物価高騰により農業生産資材全般が高騰している中、生産コスト上昇分が価格に転嫁されていない部分もあります。本事業の実施により厳しい経営環境に置かれている畜産農家等の経営継続の一助になると考えております。 次に、令和5年産営農計画書の内容及び水稲についてのお尋ねでございます。 麦、大豆等の転作面積は約2,555ヘクタールとなっており、前年と比較し41ヘクタール増加しております。水稲については、食用米が約2,152ヘクタールで、前年と比較し57ヘクタール減少しております。 品種構成としましては、上位3品種となりますが、あきたこまちが811ヘクタール、きぬむすめが506ヘクタール、コシヒカリが498ヘクタールとなっております。 水稲苗の供給については、JAに確認いたしましたところ、令和5年産の出荷数量は昨年同様、約27万枚と聞いております。 以上でございます。
○議長(中島完一君) 都市建設部長。
◎都市建設部長(山本将司君) 一般県道西一宮中北上線と市道1011号線との交差点における安全対策についてお答えいたします。 当該箇所については、供用開始前より継続的に協議を行っており、カーブミラーなどを設置しておりますが、地元の皆様の実情を踏まえた御意見を基に、道路管理者である岡山県と引き続き協議を行ってまいります。 次に、国道429号線里公文交差点の取組状況ですが、道路管理者である県に確認を行ったところ、交差点改良事業は令和4年度で実施設計が完了しており、本年度用地測量、物件調査を行う予定と聞いております。
○議長(中島完一君) 水道局長。
◎水道局長(小林和弘君) 上水道事業の現況と課題についてお答えいたします。 高度経済成長期に整備した施設や水道管の多くが耐用年数を迎えており、更新を進めていく中で、近年の激甚化する自然災害に対応するため、施設の耐震化にも取り組んでいるところでございます。 また、浄水場を含めた223施設と水道管約1,145キロメートルの更新に多額の費用が発生することから、計画的に実施していく必要がございます。 給水の現状につきましては、令和4年度末の給水戸数は約4万3,000件、年間給水量は約1,082万トンとなっております。課題としましては、人口減少に伴う給水量の減、鉛給水管の解消、普及率向上、給水管の漏水、水圧改善、寒波による破裂などがあり、それぞれ対応しているところでございます。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) それぞれ御答弁ありがとうございます。 それでは、再質問に入らせていただきます。 脱水汚泥について、この経過については令和4年の6月、9月議会におきましても指摘をさせていただきましたが、クリーンセンターにおける
可燃ごみ外部搬出計画が本年度1,000トン、たしか4,750万円の計画だったと記憶しておりますが、この脱水汚泥搬出事業によりクリーンセンターの
可燃ごみの外部搬出が削減できるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。
○議長(中島完一君) 環境福祉部長。
◎環境福祉部長(朝田一君) 津山圏域資源循環施設組合によりますと、
可燃ごみの外部搬出については今年度が最終となり、1,000トンの予定に変更はないと聞いております。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) それでは脱水汚泥を外部排出する意味がなくなるんじゃないですかな。もう一度お尋ねします。
○議長(中島完一君) 環境福祉部長。
◎環境福祉部長(朝田一君) 津山圏域資源循環施設組合によりますと、ごみ減量の取組は進んでいるが、
可燃ごみ貯留施設の安定稼働をより確実なものにするため、津山圏域衛生処理組合に対し、搬入量削減の要請を行ったと聞いております。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) 計画を立てとるから変えるというのはなかなか言いにくいと思いますからあれですけども、汚泥を外部搬出するということで、少し
可燃ごみの分が減量して外部搬出が少し減ったというようなお答えが返ってくることをよろしくお願いを申し上げたいというふうに思います。これで、この件につきましては終結をさせていただきます。 飼料価格高騰対策支援事業についてお答えをいただきました。 効果という答弁でございますが、農業生産資材全般が高騰している中で、生産コスト上昇分が価格に転嫁できていない部分があるとの認識であるわけでありますが、稲作や園芸品目も同様でありますが、御認識はいかがでしょう。
○議長(中島完一君) 農林部長。
◎農林部長(平田暁君) 水稲や園芸品目につきましても転嫁されていない部分があると、このように考えております。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) 今回なぜ支援事業を提案されていないんでしょうか、お尋ねします。
○議長(中島完一君) 農林部長。
◎農林部長(平田暁君) 肥料については、農業生産資材の中で特に価格上昇が見られるものの一つでございます。そういう中で、国、県が高騰対策を行っております。 また、配合飼料の支援につきましては、県と市の連携事業となれば補助率が上がると、こういったこともありまして、独自に検討した粗飼料への支援と併せまして今議会へ提案させていただいている次第でございます。
○議長(中島完一君) 農林部長、もう少しマイクに近寄ってください。 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) ほんなら、園芸品目のそういう、水稲も、肥料もやってもええと思うんですが、肥料のみの国、県の対策はどのような内容になっていますか、お答えください。
○議長(中島完一君) 農林部長。
◎農林部長(平田暁君) 肥料価格の高騰による農業経営の影響を緩和するため、化学肥料の低減に取り組む出荷販売実績のある農業者に対し、肥料費を支援するものでございます。 対象となる肥料は、昨年の秋肥と今年の春肥分で、化学肥料低減に向けた取組に応じまして、前年度から増加した肥料費のうち、最大8.5割が支援金として交付されることになっております。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) 今のお答えのベースを言えば、水稲作を対象にしとる、それも大事でしょう。しかしながら、今ちょうどブドウの出荷が始まったところであります。東京に向けて、加温されて暖房費が随分と上がっている。そういうふうな中で、園芸品目にあまり対象になっていない、こういうことになりますが、そういうものの今戦略的な品目について高騰している、その辺について何か考え、今後何か対策しようというお考え、検討されませんか。
○議長(中島完一君) 農林部長。
◎農林部長(平田暁君) 失礼します。 今御指摘いただいた部分についても、特に今後力を入れていかないといけない部分でもあります。ただ、今回提案させていただいておりますのは、飼料についてのみということになっておりますので、引き続き注視しまして対策をいろいろと考えていく、これが我々の仕事と思っております。 以上です。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) その心意気でぜひお願いを申し上げたいと思います。 はい、次に行きます。 経営分析として、飼料支援と、そういう紹介があったんですが、そのほかの品目の支援との比較検討ですね、どのようにされておりますか、お尋ねします。
○議長(中島完一君) 農林部長。
◎農林部長(平田暁君) 令和5年4月公表の国の農業生産資材価格指数では、令和2年と比較しまして肥料と飼料の高騰が顕著であったことから、今回
物価高騰対策をしたところでございます。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) ありがとうございました。 続きまして、住民税
非課税世帯等の給付金給付事業についてに移りますが、対象となる世帯における総世帯の人数ですね、約2万3,500人とのことであります。考えてみますと、津山市民の人口の4分の1が対象ということでありますから、これはやっぱりちょっといろんなことを考え方を変えて取り組まなきゃいけないことが多いなというふうに、市長、私は特に思います。 この議論はさておきまして、物価高騰というものは、全市民、全事業に影響を受けているわけであります。では、対象とならない方、この物価高騰の支援というものはどういうところから受けれるのか。これでは受けれないということになるんですが、どのようにお考えでしょうか、お尋ねいたします。
○議長(中島完一君) 企画財政部長。
◎企画財政部長(左居薫君) 今回の補正予算においては、物価高騰の影響を受けた住民、事業者の皆様に幅広く手当てが及ぶよう消費・経済活動の負担を軽減するためのプレミアム付地域商品券発行事業も計上し、必要な予算を今議会に提案させていただいております。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) 地域商品券におきますプレミアム部分が支援ということということであります。12月議会で「eつやま」は約8,000人、「シン・うまい券」は個人が約8,500人、法人は168社と、「シン・さくら」は約7,900人との答弁をいただきました。私からは全人口の1割の方にしか行き渡っていないということの不公平感を指摘をさせていただいたところであります。今回の発行ではその点をどのようなところを考慮したでしょうか、お尋ねをいたします。
○議長(中島完一君) 産業経済部長。
◎産業経済部長(中川竜二君) 御指摘の事業につきましては、今回の住民税
非課税世帯等臨時特別給付金給付事業のほか、昨年度実施いたしました商品券事業の購入者数の割合や財源の状況などを踏まえて制度設計しておりまして、今回の購入限度冊数をこれまでの3冊から2冊に減らすことで、より広く行き渡るように配慮をしております。 また、購入可能な人数につきましては、これまでの実績を踏まえると希望者に対する割合では8割から9割程度の方に御購入いただけるものと見込んでおります。 以上です。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) 今の答弁で、購入希望者に対しては8割から9割のことにお渡しができるようになるだろうと、こういうことでありますが、その応募をしていない、いや、もうこれは手を出すことができない、そういう方々に日が当たらなければならないんではないでしょうかということをここで指摘をしまして、引き続きこの問題については私も調査研究をして、これからの議論に結びつけていきたいと思います。 これで数字的な内訳が細かく分かったわけでありますが、この事業の傾向でお分かりいただけると思いますが、今回も法人が買い求めることができることになっていますが、法人としての要件はどういう要件ですか、お尋ねいたします。
○議長(中島完一君) 産業経済部長。
◎産業経済部長(中川竜二君) 地域経済の持続性を確保する観点から、一定の法人格を有するとともに、本店あるいは主たる営業所など市内に拠点となる事業所があることを基本的な要件としております。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) 法人、なかなか、そうですね、分かりました。 農業者は法人化をされていたら対象ということになるんですかね、ちょっとお尋ねいたします。法人化をしていた、法人化、農事組合法人、農業法人、農地所有適格法人、こういうことになっておる法人で、法人登記をされていたら農業者の分でもこれ買えますよねということでございます。
○議長(中島完一君) 産業経済部長。
◎産業経済部長(中川竜二君) 先ほども答弁いたしましたとおり、法人格を有する、あるいは主たる営業所等が市内に拠点になるところにあるというような基本的要件を満たしていれば、購入可能という認識でございます。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) そうですよね。ただ、私が気になるのは、自営業者的な方、法人とはしていないけど自営業者、買えませんわね、それはね。個人のいわゆる部分で買うしかないと、こういうことになるわけですから、なかなかちょっと制度上難しいところがあるなということを指摘だけしておきます。 このたびのコロナ対策として様々なデジタル社会構築に向けて、自治体でも、企業でも進んだと、このように思うわけであります。私が思いますのは、初日の5番議員が質問をされましたが、津山駅のICカード化、鉄道系ICカードに関連をいたしますが、新見市ではJR西日本のICOCAカードを新見市オリジナルカードとして市内の加盟店利用ならばポイントがつく「にーみんポイント」として活用し、全市民にそういうもので活用されております。 私が考えますのは、私はICカードを広めていかなきゃいけない。これもそうです。既に持っている方もいらっしゃいましょう。しかしながら、こういう今JRのローカル線の問題があります。そういう中でJRと一緒にまちづくりを進めていく。昨年このICカード化の津山駅の要望をJRに言われたと、こういうことでありますが、やっぱり津山市はJRと一緒にこれからまちづくりを一緒につくっていく、その中で公共交通を守っていくんだと、その中でいろんな波及効果を持っていく中で、地域内の経済の循環もしていく、そういうような取組が必要じゃないでしょうか。 例えば、そういうポイントがためれるということになれば、例えばこけないからだ体操に行ったら何ポイントかつきます。例えば、町内会の清掃活動に行ったら何ポイントつきます。そういうふうな、もっと言えば、健康づくりのために毎朝、要するにウオーキングをして5,000歩歩いたら5ポイントつきますよと、こういうふうなICカードで皆さん、要するに今持っていこうとする目標に誘導していく、そういうことにもこの鉄道系のICカードは使えると、こういうことであります。 いずれにいたしましても、地域通貨カードを発行してということが私は必要と思いますが、いずれにいたしましても、このDX時代に紙ベースの商品券事業がこれで4回目となるわけでありますが、残念ながら進歩も発展もないなと、こういうふうに思うわけであります。新見市の事例を見本に取り組む考え、検討はされませんか。DX担当の桑村副市長にお考えをお尋ねをいたします。
○議長(中島完一君) 桑村副市長。
◎副市長(桑村功士君) 電子地域通貨やポイントの導入につきましては、津山市スマートシティ構想におきましても重点分野の中に位置づけ、研究しているところでございます。引き続き、通貨の域内循環を主目的とするのか、地域コミュニティーの活性化を主目的にするのかを明確にした上で、地域の実情に合った仕組みとなるよう検討してまいりたいと存じます。 以上でございます。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) まあねえ、そこら辺を、だんだんだんだん進化していきますから、そういうことを地域、そしてコミュニティーも含めた中で取り組んでいただくことをお願いを申し上げたいと思います。 お聞きすれば、この4月からごんごバスにICOCAカードが使えると、こういうことでありますが、お聞きすれば、現在のところ、まだ僅か、期間が短いですからそれを言うのは何なんですが、60枚程度ということでございます。もっと町にICカードが使えるメリットがある、そういう津山をつくっていただくことを切にお願いを申し上げたいと思います。 中心市街地の活性化についてのことでありますが、起業人の受入れについて、今までいろいろな取組をしてきました。もう後がないような気がしますから、再生に向けた活動がしっかりできるよう最善を尽くしていただきたいと意見を申し上げます。 公共交通等事業者支援事業の対象となる自家用有償運送旅客運送登録者というのは、どういうものが対象でしょう、お尋ねします。
○議長(中島完一君) 産業経済部長。
◎産業経済部長(中川竜二君) 今回の事業者支援事業の対象につきましては、岡山県知事から自家用有償運送旅客運送の登録を受けた事業者のうち、移動に制約のある方が利用する福祉有償運送の事業者が対象となります。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) 公共交通の定義を先ほどお尋ねしました。不特定多数の方が乗り合わせるのが公共交通、こういうことになるかと思います。となりますと、今回該当といたします運転代行であるとか、そういうふうな福祉タクシーというのは貸し切る部分になってくるのかな。いわゆる貸切りバスやタクシーだけとして乗るものと同じじゃないかなと。いわゆる公共交通、不特定多数と、これ実を言いますと国交省の中にもその定義が定められています。ちょっと事業名がもう少しこれ公共交通等の、等のほうが大きいような気がします。この辺はちょっと少し事業名を改めていただきたいなということを指摘を申し上げます。 次に、交通安全施設整備事業に関連して、下田邑平尾町内のバイパス交差点について、平尾交差点と通称申し上げますが、現地確認をしましたら、市道1011号線から特に南向きにはカーブミラーもありませんし、バイパスの通行は交差点の減速予告の状況もありません。早急な対策をお願いしたい、このように思います。 また、里公文交差点については、昨日現地説明会があったとお聞きします。多くの課題が道路事情についてはたくさんありますが、今後ともよろしくお願いを申し上げたいと思います。 新型コロナウイルスに関する質問でありますが、後遺症で苦しい思いをされている方が多くおられるわけでありますが、県が担当だからというお答えの対応はいかがなものかと思うんですが、後遺症について医療費の負担はどうなっておりますか。
○議長(中島完一君) こども保健部長。
◎こども保健部長(奥田賢二君) 医療費負担は通常の保険診療となります。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) 後遺症の症状は個人差もあります。私の知る限りで難病を発症された方、お仕事が、お若い方ですけども、就職して間がない方ですが、公務員の方なんですけども、週に1日しか出勤できない、疲れやすい、そういうことでありますが、そういう方もおられます。何らかの支援はお願いできませんか。
○議長(中島完一君) こども保健部長。
◎こども保健部長(奥田賢二君) インフルエンザなど他の感染症で困られている方との整合性から、困難と考えております。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) 部長ね、まあ分かります、おっしゃられることも分かります。でも、インフルエンザにしても、それぞれにしても、命に関わる病気です。後遺症で悩んでいらっしゃる、その後遺症で悩んどるのを、特段何もできませんと、そりゃ一般論かもしれません。しかし、健康づくりを進めていかれとるわけであります。本当に生きることに苦しい、そのことが分かってあげれないかもしれません、御本人しか分からないことですから。それに寄り添う政治がないということはいかがなものかと思います。 私は以前から政治というものは命と暮らしを守る、それを基本にしてやるべきだろうと、このように思っておりましたら、この春の県議会議員選挙の応援に、このたび自民党の岡山県連の小野泰弘幹事長がその応援演説でこのようなこともおっしゃられていました。私が議員になったときには長野知事でありました。人間尊重、福祉優先と、こういうふうに言われとったわけです。やっぱり、そのことから、私は命と暮らしを守る政治というのが政治の中の基本だと、そういうことをおっしゃられた。その候補者に県北の命と暮らしを守るために、何々候補をぜひお力いただきたい、こういうことの熱弁をされたことを、私と同じ思いを持っとるなということで、非常に私も胸が熱くなったわけであります。 市長、やはり津山市民、どのような形、いろいろな様々な課題もあるかと思いますが、基本となる命と暮らしを守る、そのためにこういう課題があった、よその町はしなくても、津山市はやるんだと、そこが津山の市民に寄り添った、苦しいときに大丈夫と、愛と人間愛で抱きかかえれる、そういう政治をやらにゃいけんじゃないですか。私はそう思うんです。ぜひこのことについてお考えを改めていただいて、お願いを申し上げたい、このように申し上げて、この質問を終わります。 続いて、上水道事業について、諸課題が多くあります。 物価高騰の影響は、資材費の高騰といった課題もありますが、給水量の減少という課題もある中で、新たな給水を求める場所や宅地団地とか、特に給水量が増やせれると見込めるところの配慮措置というものはございませんか、水道局長にお尋ねします。
○議長(中島完一君) 水道局長。
◎水道局長(小林和弘君) 新たな場所に給水する場合、工事に要する費用はお客様に御負担をお願いしているところでございます。 水道局では、配水管の布設基準を設け、経済的に採算が見込める路線、管網を構築する上で必要な路線に布設しております。 また、水量、水圧の改善が必要な地域においては、配水管の更新時に合わせ増径を行うなど、使用者の利便性向上に向け、努めております。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。
◆13番(金田稔久君) いろいろ課題がありますけど、引き続きよろしくお願い申し上げたい、このように思います。 続きまして、2024年問題についてであります。 貨物運送業者合わせて218社、台数として約6,600台。思った以上に多いなと思っております。答弁でも、1人でやっている業務が2人体制、もしくは1.5人体制ということになる仕業もあるんかもしれませんね。ドライバーという職種は、人を運ぶ場合は二種免許が取得となりますが、トラックドライバー確保から賃金ベースが高くなり、バス、タクシーの賃金体系が違うため、トラックドライバーのほうが賃金が高いということもあります。公共交通施策をいろいろと議論しておるわけでありますが、その機能を担うドライバー不足は既に深刻な問題になっております。この2024年問題に対しての対応、どのようにされていましたか、産業経済部長、お尋ねします。
○議長(中島完一君) 産業経済部長。
◎産業経済部長(中川竜二君) 広域連携事業として、津山圏域公共交通連絡協議会の枠組みの中におきまして、公共交通の運転手不足解消を目的として、第二種免許取得支援事業を平成30年度から実施しまして、二種免許を新たに取得する方を雇用する公共交通事業者に支援を行っております。 以上です。
○議長(中島完一君) 13番、金田議員。