令和 4年 9月定例会 令和4年9月
津山市議会定例会 議 事 日 程(第 7 号) 〇令和4年9月21日(水)午後1時開議┌─────┬─────────────────────────────────────┐│
日程番号 │ 会 議 に 付 す る 事 件 │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 議案会第2号 安倍晋三元
内閣総理大臣の「国葬」の中止を求める
意見書 ││ │ 〇上程 ││ 第 1
│ 〇提案理由の説明
││ │ 〇質疑・討論
││ │ 〇採決 │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 議案第21
号~議案第32号(12件)
││ │ 請願第 5
号~請願第 7号(3件) ││ 第 2
│ 〇委員長報告(
総務文教、厚生、産業、
建設水道)
││ │ 〇質疑・討論
││ │ 〇採決 │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 議案第33号 令和3年度津山市
一般会計歳入歳出決算 ││ │ 議案第34号 令和3年度津山市磯野計
記念奨学金特別会計歳入歳出決算 ││ │ 議案第35号 令和3年度津山市
食肉処理センター特別会計歳入歳出決算 ││ │ 議案第36号 令和3年度津山市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算 ││ │ 議案第37号 令和3年度津山市
公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算 ││ │ 議案第38号 令和3年度津山市
奨学金特別会計歳入歳出決算 ││ │ 議案第39号 令和3年度津山市
介護保険特別会計歳入歳出決算 ││ 第 3
│ 議案第40号 令和3年度津山市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算 ││ │ 議案第41号 令和3年度津山市
土地開発公社清算事業特別会計歳入歳出決算 ││ │ 議案第42号 令和3年度津山市
吉見山財産区会計
歳入歳出決算 ││ │ 議案第43号 令和3年度津山市
大崎財産区会計
歳入歳出決算 ││ │ 議案第44号 令和3年度
津山市田邑財産区会計
歳入歳出決算 ││ │ 議案第45号 令和3年度津山市
高田財産区会計
歳入歳出決算 ││ │ 議案第46号 令和3年度津山市
東一宮財産区会計
歳入歳出決算 ││ │ 議案第47号 令和3年度津山市
河辺財産区会計
歳入歳出決算 │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 議案第48号 令和3年度津山市
下水道事業会計決算及び未
処分利益剰余金の
処││ │ 分について
││ │ 議案第49号 令和3年度津山市
水道事業会計決算及び未
処分利益剰余金の
処分││ │ について ││ 第 3
│ 議案第50号 令和3年度津山市
工業用水道事業会計決算及び未
処分利益剰余金││ │ の処分について
││ │ 〇一括上程 ││ │ 〇市長の
提案理由の説明
││ │ 〇副市長の
概要説明 │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 議案第51号
公平委員会委員の選任について ││ 第 4
│ 〇上程 ││ │ 〇市長の
提案理由の説明
││ │ 〇採決 │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 諮問第 1号
人権擁護委員候補者の推薦について ││ 第 5
│ 〇上程 ││ │ 〇市長の
提案理由の説明
││ │ 〇採決 │└─────┴─────────────────────────────────────┘ 〇散 会 本日の会議に付した事件┌─────┬─────────────────────────────────────┐│
日程番号 │ 会 議 に 付 し た 事 件 │├─────┼─────────────────────────────────────┤│ 第 1
│ │├─────
┤ 議事日程と同じ ││ 第 2
│ │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 会議時間の延長について │├─────┼─────────────────────────────────────┤│ 第 3
│ │├─────
┤ ││ 第 4
│ 議事日程と同じ │├─────
┤ ││ 第 5
│ │└─────┴─────────────────────────────────────
┘ 令和4年9月
津山市議会定例会 追 加 議 事 日 程(第 7 号) 〇令和4年9月21日(水)午後1時開議┌─────┬─────────────────────────────────────┐│
日程番号 │ 会 議 に 付 す る 事 件 │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 請願第5号(1件) ││ 第 1
│ 〇委員長報告(
総務文教)
││ │ 〇質疑・討論
││ │ 〇採決 │└─────┴─────────────────────────────────────┘ 本日の会議に付した事件┌───────────────────────────────────────────
┐│ 議 事 日 程 と 同 じ │└───────────────────────────────────────────
┘ 令和4年9月21日 津 山 市 議 会 議 員 殿
津山市議会議長 津 本 辰 己 議 員 派 遣(緊急・閉会中) に つ い て
津山市議会会議規則第167条の規定により別紙のとおり、議員を派遣したので報告する。 議 員 派 遣 事 項 ┌───────┬───────┬───────┬────────────────┐ │
派遣議員 │
派遣期間 │
派遣場所 │ 派 遣 目 的 │ ├───────┼───────┼───────┼────────────────
┤ │ │ │ │校則・
生徒指導のあり方の見直しに
│ │ │ │熊本県熊本市
│ │
│ │ │ │ついて
│ │ │令和4年 ├───────┼────────────────┤ │三 浦 ひらく│ 7月18日
~│長崎県
諫早市 │こどもの城について │
│ │ 7月21日├───────┼────────────────
┤ │ │ │長崎県五島市
│再生可能エネルギーの取組について│ ├───────┼───────┼───────┼────────────────
┤ │安 東 伸
昭│ 〃 │ 〃 │ 〃 │ ├───────┼───────┼───────┼────────────────
┤ │田 口 浩 二
│ 〃 │ 〃 │ 〃 │ └───────┴───────┴───────┴────────────────
┘ 議案会第2号 安倍晋三元
内閣総理大臣の「国葬」の中止を求める意見書 上記の議案を、別紙のとおり
津山市議会会議規則第14条の規定により提出する。 令和4年9月21日
津山市議会議長 津 本 辰 己 殿 提出者
津山市議会議員 河 村 美 典 印 賛成者 〃 河 本 英 敏 印 〃 〃 政 岡 大 介 印 〃 〃 村 田 隆 男 印 安倍晋三元
内閣総理大臣の「国葬」の中止を求める意見書 本年7月実施の第26回
参議院議員選挙期間中、奈良市での
街頭演説会場にて銃撃され、非業の死を遂げられた安倍晋三元
内閣総理大臣の追悼式を、
岸田文雄内閣総理大臣は、9月27日に日本武道館において、「国葬」として執り行うことを閣議決定しました。 国葬令は、戦後、
日本国憲法の制定に伴い失効されており、この度の「国葬」については、現行、
法的根拠がないにもかかわらず、その実施について、立法府である国会での議論を行うことなく、内閣が、独断で決定したものです。
岸田内閣は、「国葬」として執り行うことを決定した根拠として、安倍元総理が、
憲政史上最長期間8年8か月の任期を務めたこと、海外から寄せられた多くの敬意や弔意に礼節をもって応えるため等を掲げていますが、
自由民主党議員と旧統一教会との深刻な結びつきが明らかになったことで、安倍元総理の「国葬」に対する国民の反対世論は、日増しに高まり、今や過半数を超える状況にもなってきています。 その背景には、
長期政権下で行われた
集団自衛権の行使容認や戦争法、
特定秘密保護法、
共謀罪法の
強行採決、
森友学園、
加計学園、桜を見る会に見られる政治の
私物化等、
安倍政権の「罪」に対する潜在的な不信感もあります。 この度の惨劇について、
与党自民党や一部
報道機関は、
選挙期間中に行われた暴挙であることから、民主主義への挑戦であるとする論調を繰り広げてきました。しかし、時の経過、被疑者の供述により、本件は、
現状国家体制の変革を意図したものではなく、旧統一教会に関連した私的恨みが要因であったことも明らかになってきています。 「国葬」実施にあたっては、現状16億円を超える費用が、国税で丸抱えされることになっていますが、専門家の中には、さらなる経費の増大を指摘する声も少なくありません。国内においては、長引く
新型コロナウイルス感染症やロシアの
ウクライナ侵攻、諸外国の金融政策の煽りを受けた歴史的な円安の進行による経済的な打撃とともに、国民の中には大きな生活不安が蔓延しています。 ついては、美しい国づくりをめざし、国民の幸せを誰よりも願った故人の追悼式について、「国葬」として執り行うこととした閣議決定は撤回し、中止することを要望します。 以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出いたします。 令和4年9月21日 岡山県
津山市議会 総 務 文 教 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書 令和4年9月12日
津山市議会議長 津 本 辰 己 殿 本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したので報告します。
総務文教委員長 金 田 稔 久 印 記事件番号件 名審査結果摘 要議案第 21号令和4年度津山市
一般会計補正予算(第4次)のうち
総務文教委員会の所管に属する
事項原案可決 議案第 25号津山市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例〃 議案第 26号津山市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく
個人番号等の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例〃 議案第 28号津山市
公民館条例の一部を改正する条例〃 議案第 30号岡山県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び岡山県
市町村総合事務組合規約の変更について〃 請願第 5号「
総合屋内25mプール」建設に伴う
請願書継続審査 請願第 6
号日本政府に
核兵器禁止条約への参加を求める
意見書採択を求める請願不 採
択賛成少数 厚 生 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書 令和4年9月12日
津山市議会議長 津 本 辰 己 殿 本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したので報告します。
厚生委員長 西 野 修 平 印 記事件番号件 名審査結果摘 要議案第 21号令和4年度津山市
一般会計補正予算(第4次)のうち
厚生委員会の所管に属する
事項原案可決 議案第 23号令和4年度津山市
介護保険特別会計補正予算(第1次)〃 請願第 7
号精神保健医療福祉の改善に関する請願不 採
択賛成少数 産 業 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書 令和4年9月13日
津山市議会議長 津 本 辰 己 殿 本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したので報告します。
産業委員長 原 行 則 印 記事件番号件 名審査結果摘 要議案第 21号令和4年度津山市
一般会計補正予算(第4次)のうち
産業委員会の所管に属する
事項原案可決 議案第 22号令和4年度津山市
食肉処理センター特別会計補正予算(第1次)〃 建 設 水 道 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書 令和4年9月13日
津山市議会議長 津 本 辰 己 殿 本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したので報告します。
建設水道委員長 岡 田 康 弘 印 記事件番号件 名審査結果摘 要議案第 21号令和4年度津山市
一般会計補正予算(第4次)のうち
建設水道委員会の所管に属する
事項原案可決 議案第 24号令和4年度津山市
下水道事業会計補正予算(第1次)〃 議案第 27号津山市
建築関係手数料条例の一部を改正する条例〃 議案第 29号津山市
執行機関の
付属機関設置条例の一部を改正する条例〃 議案第 31
号市道路線の認定について〃 議案第 32
号市道路線の変更について〃 総 務 文 教 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書 令和4年9月21日
津山市議会議長 津 本 辰 己 殿 本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したので報告します。
総務文教委員長 金 田 稔 久 印 記事件番号件 名審査結果摘 要請願第 5号「
総合屋内25mプール」建設に伴う請願書採 択賛成多数 津総総第432号 令和4年9月14日 津 山 市 議 会 議 員 殿
津山市長 谷 口 圭 三 追 加 議 案 の 送 付 に つ い て 市議会9月定例会に提出する次の議案を、別紙のとおり送付します。 記議案第33号 令和3年度津山市
一般会計歳入歳出決算議案第34号 令和3年度津山市磯野計
記念奨学金特別会計歳入歳出決算議案第35号 令和3年度津山市
食肉処理センター特別会計歳入歳出決算議案第36号 令和3年度津山市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算議案第37号 令和3年度津山市
公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算議案第38号 令和3年度津山市
奨学金特別会計歳入歳出決算議案第39号 令和3年度津山市
介護保険特別会計歳入歳出決算議案第40号 令和3年度津山市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算議案第41号 令和3年度津山市
土地開発公社清算事業特別会計歳入歳出決算議案第42号 令和3年度津山市
吉見山財産区会計
歳入歳出決算議案第43号 令和3年度津山市
大崎財産区会計
歳入歳出決算議案第44号 令和3年度
津山市田邑財産区会計
歳入歳出決算議案第45号 令和3年度津山市
高田財産区会計
歳入歳出決算議案第46号 令和3年度津山市
東一宮財産区会計
歳入歳出決算議案第47号 令和3年度津山市
河辺財産区会計
歳入歳出決算議案第48号 令和3年度津山市
下水道事業会計決算及び未
処分利益剰余金の処分について議案第49号 令和3年度津山市
水道事業会計決算及び未
処分利益剰余金の処分について議案第50号 令和3年度津山市
工業用水道事業会計決算及び未
処分利益剰余金の処分について 津総総第433号 令和4年9月14日 津 山 市 議 会 議 員 殿
津山市長 谷 口 圭 三 令和3年度
事務報告書の送付について
地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第5項の規定に基づき、決算に係る
会計年度における主要な施策の成果を説明する書類として、令和3年度
事務報告書を作成しましたので、別添のとおり提出します。 津総総第434号 令和4年9月14日
津山市議会議長 津 本 辰 己 殿
津山市長 谷 口 圭 三 令和3年度
健全化判断比率報告書等の提出について このことについて、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第3条第1項及び第22条第1項の規定により、次のとおり報告します。 記1 令和3年度
健全化判断比率報告書2 令和3年度
資金不足比率報告書3 令和3年度津山市
健全化判断比率及び
資金不足比率審査意見書 津総総第453号 令和4年9月21日 津 山 市 議 会 議 員 殿
津山市長 谷 口 圭 三 追 加 議 案 等 の 送 付 に つ い て 市議会9月定例会に提出する次の議案等を、別紙のとおり送付します。 記議案第51号
公平委員会委員の選任について諮問第 1号
人権擁護委員候補者の推薦について 議案第51号
公平委員会委員の選任について 津山市
公平委員会委員に次の者を選任したいから、地方公務員法(昭和25年法律第261号)第9条の2第2項の規定により、議会の同意を求める。 記1 住 所 岡山市北区奉還町三丁目1番40号2 氏 名 有 本 耕 平3 生年月日 昭和53年12月30日 令和4年9月21日提出
津山市長 谷 口 圭 三 諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦について
人権擁護委員候補者に次の者を推薦したいから、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。 記┌──────────────────┬──────────┬─────────────┐│ 住 所 │ 氏 名 │ 生 年 月 日 │├──────────────────┼──────────┼─────────────┤│津山市阿波3160番地1 │ 倉 持 幸 代 │ 昭和31年 1月21日 │├──────────────────┼──────────┼─────────────┤│津山市神代287番地 │ 甲 元 眞佐代 │ 昭和28年11月 3日 │└──────────────────┴──────────┴─────────────┘ 令和4年9月21日提出
津山市長 谷 口 圭 三 出席・欠席または遅参・早退した議員の番号・氏名┌───┬─────────┬───┬───┬───┬─────────┬───┬───┐│ 議席
│ │ 出席 │ 遅参 │ 議席
│ │ 出席 │ 遅参 ││ │ 氏 名 │ │ │ │ 氏 名 │ │ ││ 番号
│ │ 欠席 │ 早退 │ 番号
│ │ 欠席 │ 早退 │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 1 │ 三 浦 ひらく │ 出席 │ │ 15 │ 村 田 隆 男 │ 出席 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 2 │ 勝 浦 正 樹 │ 〃 │ │ 16
│ │ │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 3 │ 高 橋 寿 治 │ 〃 │ │ 17 │ 松 本 義 隆 │ 出席 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 4 │ 村 上 祐 二 │ 〃 │ │ 18 │ 美 見 みち子 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 5 │ 広 谷 桂 子 │ 〃 │ │ 19 │ 津 本 辰 己 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 6 │ 政 岡 大 介 │ 〃 │ │ 20 │ 中 島 完 一 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 7 │ 河 村 美 典 │ 〃 │ │ 21 │ 竹 内 邦 彦 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 8 │ 中 村 聖二郎 │ 〃 │ │ 22 │ 竹 内 靖 人 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 9 │ 田 口 浩 二 │ 〃 │ │ 23 │ 西 野 修 平 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 10 │ 安 東 伸 昭 │ 〃 │ │ 24 │ 岡 安 謙 典 │ 〃 │ 早退 │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 11 │ 政 岡 哲 弘 │ 〃 │ │ 25 │ 河 本 英 敏 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 12 │ 秋 久 憲 司 │ 〃 │ │ 26 │ 吉 田 耕 造 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 13 │ 金 田 稔 久 │ 〃 │ │ 27 │ 森 岡 和 雄 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 14 │ 原 行 則 │ 〃 │ │ 28 │ 岡 田 康 弘 │ 〃 │ │└───┴─────────┴───┴───┴───┴─────────┴───┴───┘ 説明のため出席した者の職氏名┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│ 職 名 │ 氏 名 │ 職 名 │ 氏 名 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 市長 │ 谷 口 圭 三 │ 観光文化部長 │ 今 村 弘 樹 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 副市長 │ 桑 村 功 士 │ 農林部長 │ 中 川 竜 二 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 副市長 │ 野 口 薫 │ 都市建設部長 │ 山 本 将 司 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 教育長 │ 有 本 明 彦 │ 地域振興部長 │ 藤 井 浩 次 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 企画財政部長 │ 左 居 薫 │ 加茂支所長 │ 水 島 智 昭 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 企画財政部参与 │ 平 井 良 幸 │ 勝北支所長 │ 谷 口 善 洋 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 総務部長 │ 三 浦 英 俊 │ 久米支所長 │ 黒 瀬 生 雄 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 総務部参与 │ 落 合 勉 │ 阿波出張所長 │ 畑 田 泰 則 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 総務部参与 │ 森 上 譲 │ 会計管理者 │ 久 松 美也子 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 税務部長 │ 尾 高 弘 毅 │ 監査委員 │ 和 田 賢 二 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 環境福祉部長 │ 朝 田 一 │ 監査事務局長 │ 田 中 啓 治 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 環境福祉部参与 │ 木 梨 良 祐 │ 水道局長 │ 小 林 和 弘 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ こども保健部長 │ 奥 田 賢 二 │ 教育次長 │ 粟 野 道 夫 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 産業経済部長 │ 明 楽 智 雄 │ 総務部総務課長 │ 井 上 卓 也 │└─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘ 職務のため出席した事務局職員の職氏名┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│ 職 名 │ 氏 名 │ 職 名 │ 氏 名 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 局長 │ 玉 置 晃 隆 │ 主幹 │ 尾 原 佳 世 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 次長 │ 廣 野 淳 子 │ 主任 │ 有 岡 佑 起 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 企画参事 │ 杉 山 洋 │ 主事 │ 井 口 琢 朗 │└─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘ 会議場所 津 山 市 議 会 議 場 午後1時00分 開議
○議長(津本辰己君) 御着席を願います。 これより9月
津山市議会定例会第7日目の本会議を開きます。 ただいまの出席議員は27名全員であります。 この際、報告をいたします。
地方自治法第100条第13項の規定による議員の派遣について、
津山市議会会議規則第167条の規定に基づき、議長において配信のとおり決定をいたしましたので、御報告をいたします。 本日の議事日程は、配信いたしておりますとおり5つの日程といたしております。
△日程第1 議案会第2号「安倍晋三元
内閣総理大臣の「国葬」の中止を求める意見書」
○議長(津本辰己君) これより日程第1に入り、議案会第2号「安倍晋三元
内閣総理大臣の「国葬」の中止を求める意見書」を上程議題といたします。 本案は本日提出され、お手元に配信のとおりであります。 この際、提出者から
提案理由の説明を求めます。 7番、河村美典議員、登壇。
◆7番(河村美典君) 〔登壇〕 7番、河村美典です。議長より発言のお許しをいただきましたので、議案会第2号「意見書」を朗読をさせていただきまして、提案に代えさせていただきます。 安倍晋三元
内閣総理大臣の「国葬」の中止を求める意見書。 本年7月実施の第26回
参議院議員選挙期間中、奈良市での
街頭演説会場において銃撃され、非業の死を遂げられた安倍晋三元
内閣総理大臣の追悼式を、
岸田文雄内閣総理大臣は、9月27日に日本武道館において、「国葬」として執り行うことを閣議決定しました。 国葬令は戦後、
日本国憲法の制定に伴い失効されており、このたびの「国葬」については現行、
法的根拠がないにもかかわらず、その実施について立法府である国会での議論を行うことなく、内閣が、独断で決定をしたものです。
岸田内閣は、「国葬」として執り行うことを決定した根拠として、安倍元総理が
憲政史上最長期間8年8か月の任期を務めたこと、海外から寄せられた多くの敬意や弔意に礼節をもって応えるためなどを掲げていますが、
自由民主党議員と旧統一教会との深刻な結びつきが明らかになったことで、安倍元総理の「国葬」に対する国民の反対世論は日増しに高まり、今や過半数を超える状況にもなってきております。 その背景には、
長期政権下で行われた
集団自衛権の行使容認や戦争法、
特定秘密保護法、
共謀罪法の
強行採決、
森友学園、
加計学園、桜を見る会に見られる政治の私物化など、
安倍政権の「罪」に対する潜在的な不信感もあります。 このたびの惨劇について、
与党自民党や一部
報道機関は、
選挙期間中に行われた暴挙であることから、民主主義への挑戦であるとする議論を繰り広げてきました。しかし、時の経過、被疑者の供述により、本件は、
現状国家体制の変革を意図したものではなく、旧統一教会に関連した私的恨みが要因であったことも明らかになってきております。 「国葬」実施に当たっては、現状16億円を超える費用が、国税で丸抱えされることになっていますが、専門家の中にはさらなる経費の増大を指摘する声も少なくありません。国内においては、長引く
新型コロナウイルス感染症やロシアの
ウクライナ侵攻、諸外国の金融政策のあおりを受けた歴史的な円安の進行による経済的な打撃とともに、国民の中には大きな生活不安が蔓延をしています。 ついては、美しい国づくりを目指し、国民の幸せを誰よりも願った故人の追悼式について、「国葬」として執り行うこととした閣議決定は撤回し、中止することを要望いたします。 以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出をいたします。 令和4年9月21日、岡山県
津山市議会。 以上です。〔降壇〕
○議長(津本辰己君)
提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りをいたします。 本案は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(津本辰己君) 御異議なしと認めます。 よって議案会第2号は委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議することに決しました。 これより議案会第2号に対する質疑、討論に入ります。 質疑の通告がありますので、発言を許可いたします。 9番、田口浩二議員、登壇。
◆9番(田口浩二君) 〔登壇〕 ただいま議長に許可をいただきましたので、提案されました議案会第2号について質疑をいたします。
提案理由の説明をいただきました。私も国葬に対しては反対の立場ではありますが、この問題は、それぞれの個人の判断に任せるべきものでありまして、議会での意思統一を図るべきものではないと考えます。 なぜ議会として意見書を提出しなければならないとお考えなのか御説明をください。その御説明をお聞きした上で判断をしたいと思います。〔降壇〕
○議長(津本辰己君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。 7番、河村議員、登壇。
◆7番(河村美典君) 〔登壇〕 9番、田口浩二議員の御質問にお答えをいたします。 意見書にも記したとおり、
地方自治法第99条におきましては、普通
地方公共団体の議会は当該普通
地方公共団体の公益に関する事件につき、意見書を国会または関係行政機関に提出することができると記されております。 本意見書は、安倍元総理大臣の追悼式を国葬として執り行うこととした閣議決定の撤回と、国葬という形態で行う追悼式の中止を求めたものです。 このたびの国葬は、国民、市民を守るべき大切な法令の規定に基づき執り行われるものではなく、
岸田内閣が無理やりに実施することとしたものであること、それにもかかわらず、国民が納めた多額の国費を要するとされていることから、津山市民にも重大な不利益、公益に反するものであり、市民に負託を受けた議員、議会として意見することは当然の義務であると考え、提出をさせていただきました。 以上です。〔降壇〕
○議長(津本辰己君) 以上で9番、田口浩二議員の質疑を終わります。 以上で通告による質疑は終わりました。 次に、討論の通告がありましたので、順次発言を許可いたします。 1番、三浦ひらく議員、登壇。
◆1番(三浦ひらく君) 〔登壇〕 こんにちは。1番、三浦ひらくでございます。議案会第2号「安倍晋三元
内閣総理大臣の「国葬」の中止を求める意見書」に、私は反対の立場からの討論をさせていただきます。 初めに申し上げておきますと、私自身は先ほど9番議員からもあったんですけれども、安倍元総理の死を悼む気持ちは持っておりますし、先ほどの意見書提出に当たっての説明の中では、否定といいますか、されていたものの、テロ同然の暴力によって失われた命に関する話であること、このことに対する憤りも持っているものの、しかしながら国葬には積極的には賛成している立場ではございません。 それというのも、私のところに届きます市民の皆様の声、そして町なかでも皆様の思いを聞いて歩いたりもしました。 つまり、比較的私自身の考え方に近かったり、好意的であったり、あるいは毎回のように市政への思い、不満や不安などもぶつけてこられるような方、そういった方もおいでですけど、様々な方の意見を聞いてきたつもりです。 その中で、皆様それぞれにやはり非常に多岐にわたる御意見、お考えをお持ちだということを感じたからです。つまり、常々言っておりますように、考え方、感じ方、それは人それぞれだということですね。市民の皆様の数だけ考え方、感じ方があると思っております。だからこそ、一つの考え方を実質的に強制、押しつけるような印象を与えかねない、国葬というセレモニーを多くの税金を費やした上で、コロナ禍に行うということ自体には、慎重であるべきだとは考えているわけですけれども、これはもう御存じのように27日に行われると決まっている話であります。 もちろん、自治法の99条の話もありましたけれども、それでも意見を表明しておくべきだという考え方自体は尊重されるべきだと思いますし、9番議員からも述べたように、ただそれを
津山市議会として示す必要があるのかというふうな考えを持っております。 私はですね、私に限ったことではございません。議員の皆様全て、ここにいる議員は皆、市民の皆様の代表であり、議会は多様な意見が認められる場であるはずだと考えております。 なるほど確かに、定められた期間内において結論を導き出す、これも議会の重要な仕事であります。そういう課題もあります。そういう問題もあるでしょう。しかしながら、本件がそういう課題だと言うことができるでしょうか。国葬をめぐっては、行政法的な論点があります。 御存じの方もおいでだと思いますが、国会などでの与・野党の対立では、通説とされている侵害留保説と、少数派とされている全部留保説の対立、こう解釈することもできます。ざっくりと分かりやすく説明をいたしますと、侵害留保説とは、内閣府設置法と閣議決定を根拠に、国葬は国民の権利義務を侵害するものではないから、法的な根拠、それ自体が不要である。よって合法であるとする考え方のことです。一方で、全部留保説とは、国葬には法的根拠がなく違法であるとする考え方。既に多くの場面で言われていることではあるのですが、国会などにおける全部留保説の問題点は、もし法的根拠を全てに求めるのであれば、今後あらゆる行政活動において事前の法的根拠が必要となる、こういうことです。
法的根拠を軽視する意図はもちろん議員として一切ありませんが、実務的には、行政を進めていくに当たって極めて困難であるがゆえに、少数派とされているのではないでしょうか。政治はあくまでも現実であり、机の上だけで決められるものではない。議場の外に目を向けなくてはならないということを私たちは忘れてはなりません。ただ、それでも、今回の意見書提出に当たっての理由が、行政法的な問題点に焦点が当てられたものであれば、議論あるいは検討の余地はあったかと考えています。しかしながら、先刻の
提案理由の説明は、どちらかといえば、感情がベースになっていたものであると感じられました。 仮に、一切の税金を費やすべきではないと言われるのであれば、それはそれで筋が通っているかと思います。今までの慣例に基づいた場合に行われるはずだった、内閣と自民党との合同葬、これについても認めるべきではないというのがその場合の考え方だと思いますが、そこまでの思いがあったのでしょうか。今回の国葬に当たっての内閣の進め方には、個人的には乱暴な印象も受けているところで、国会での審議をすべきだろうと思うところではあります。極めて民主的な選挙というプロセスを経て、私たちが選出した国会議員が決定したことではあるわけです。 その責任の一端は、有権者である私たち自身にも間違いなくあるということはできます。国会の進め方が気に入らないのであれば、選挙で意思表示をして、誤った判断をしている国会議員には御退場願うべきです。 各社の世論調査を見ても、国葬に反対する人たちが増え続けているのは事実でありますし、民主主義の観点からいっても、こうした議論が進められていること自体は重要であると考えています。この判断自体には、国葬を行うという判断自体には、個人的にも首をかしげてしまう部分は確かにあります。しかしながら、
地方自治法において認められている権利であっても、事実上のパフォーマンスにすぎない結果になることが分かり切っているこのタイミングにおいて、意見書を提出することよりも、私たち
津山市議会議員が取り組むべき津山の未来のために話し合うべき、もっと大切な喫緊な課題があると私は考えております。もういいかげん、
津山市議会で話し合うべき課題に集中して取り組んでいくべきではないでしょうか。 最後に、何歳の誰でありましても、どれだけ毀誉褒貶が分かれる人物であっても、この世界に存在するあらゆる人が誰かに望まれて生まれてきて、そして誰かに愛されて生きているわけです。それがたとえ自分自身とは異なる価値観の持ち主であっても、亡くなってしまった誰かを悼む気持ちを持って見送ろうとしている人々に対して、ああだこうだということは、それこそ、これはお気持ちの問題になってきますけれども、私は自分の大切な人に対して胸を張れる言動ではないと考えています。 結論です。 市民の皆様の中にも、肯定派、否定派、そして恐らくは大多数の無関心層、様々な方々がおられる中で、国葬の中止を求める意見書を、今この段階で
津山市議会として提出することよりも、私たち
津山市議会議員にはやるべきことがあります。 まさしく
提案理由の最後にも述べてくださったような、市民の生活不安、そういったものをできる限り解消していくためにも、私たちはもっと取り組むべき課題に向き合っていかなくてはなりません。 この件は、白か黒か議会がはっきりと意思表示をする必要がある問題ではないと考えます。 よって議案会第2号「安倍晋三元
内閣総理大臣の「国葬」の中止を求める意見書」を
津山市議会として提出することには反対させていただき、私の討論を終えさせていただきます。ありがとうございました。〔降壇〕
○議長(津本辰己君) 以上で1番、三浦ひらく議員の討論を終わります。 次の発言を許可いたします。 8番、中村聖二郎議員、登壇。
◆8番(中村聖二郎君) 〔登壇〕 失礼します。日本共産党の中村です。議案会第2号「国葬」中止を求める意見書、この意見書には賛成の立場で一言申し上げます。 国の最高法規憲法違反であり、内心の自由を侵すものです。国民の大多数が反対とする調査もあります。この国による愚行、愚かな行為に市長、教育長、議長は共に参加すべきではありません。 国は一個人、亡くなられた方の弔意を国民に強制するということはあってはならないことです。 よって今回の意見書には賛成の立場を表明して終わります。〔降壇〕
○議長(津本辰己君) 以上で8番、中村聖二郎議員の討論を終わります。 次の発言を許可いたします。 3番、高橋寿治議員、登壇。
◆3番(高橋寿治君) 〔登壇〕 議長の許可をいただきましたので、行動的政策集団会派未来、3番、高橋寿治。議案会第2号「安倍晋三元
内閣総理大臣の「国葬」の中止を求める意見書」議案に反対の立場から討論いたします。 まず、意見書には、国葬となっておりますが、政府は国葬儀という国の儀式として執り行うこととしています。これは内閣府設置法にのっとって閣議決定をされております。 さて、意見書では
地方自治法第99条の規定により提出とあります。先ほど提出議員からもお話がありましたが、同条では「普通公共団体の議会は、当該普通公共団体の公益に関する事件につき、意見書を国会または関係行政庁に提出することができる」と規定されています。
地方公共団体としての津山市の公益に関する事件とは、国や県の施政方針、具体的な施策、政策が本市の財政運営、行政事務、社会資本形成、市民生活に大きな影響を及ぼす場合をいうと考えます。 今回の事例に関して、国葬儀の費用負担や運営に関わる様々な事案に関して、本市に求められているのなら、本市の公益に関する事件に当たると考えます。しかし、今回そういった事実はなく、意見書として取り扱う事件としては不適当と考えます。 また、岡山県市議会議長会の代表として津本議長の参列が予定されております。もし可決され、議長名で意見書が提出されることとなれば、明らかに整合性の取れない事態となります。 以上の理由から、本意見書議案は否決すべきものと考え、反対討論とします。 以上です。〔降壇〕
○議長(津本辰己君) 以上で3番、高橋寿治議員の討論を終わります。 以上で通告による討論は終わりました。 これをもって質疑、討論を終結といたします。 これより採決に移ります。 本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより表決〕
○議長(津本辰己君) 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(津本辰己君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成少数であります。 よって議案会第2号は否決することに決しました。
△日程第2 議案第21
号~議案第32号 12件 請願第5
号~請願第7号 3件 (委員長報告・採決)
○議長(津本辰己君) 次に、日程第2に入り、今議会付託の議案第21号「令和4年度津山市
一般会計補正予算(第4次)」から議案第32号「市道路線の変更について」までの議案12件、請願につきましては、今議会付託のもの3件を一括上程議題といたします。 これら議案等については、いずれも各常任委員会において審査終了の旨、報告があり、審査結果報告書は配信のとおりであります。 この際、各常任委員長から審査結果の報告を求めます。 まず、
総務文教委員会委員長、登壇、報告を求めます。 13番、金田稔久議員、登壇。
◆13番(金田稔久君) 〔登壇〕 議長の許可をいただきましたので、御報告を申し上げたいと思います。
総務文教委員会では、9月定例会において付託をされました議案5件、請願2件につきまして、9月12日午前10時より委員会を開催し、審査をいたしましたので、その経過並びに結果等について御報告を申し上げたいと思います。 初めに、議案第21号「令和4年度津山市
一般会計補正予算(第4次)」のうち当委員会の所管に属する事項についてでございます。 総務に関する事項として、財産管理費の増額については、電気調達価格の上昇等に伴う本庁舎、東庁舎、すこやか・こどもセンターの電気料金の増加部分であることの説明がありました。 委員から、公共施設に設置されている太陽光パネルの発電の効果試算をしたことがあるのかとの質問に、天候によって変動はあるが、電気代の約1,000万円をカバーできている試算となると、当局からの説明を受けました。 公民館費の増額については、老朽化した佐良山公民館を令和6年度中の供用開始に向けて建て替えをするための予算措置でありました。 陸上競技場の増額は、冬季に開設を予定しているアイススケート場、アイスランド津山の運営経費と、電気調達価格の上昇等に伴う陸上競技場の電気料金増額分との説明を受けました。 次に、文教に関する事項でございます。 給食センター費の増額について、戸島学校食育センターの空調用燃料及び2つの食育センターの光熱水費等があると説明を受けました。 そのほか詳細な説明を受け、慎重なる審査の結果、補正議案の内容は適正と判断し、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 続いて、条例議案及びそのほかの議案の審査でございます。 議案第25号「津山市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第26号「津山市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく
個人番号等の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例」、議案第28号「津山市
公民館条例の一部を改正する条例」、議案第30号「岡山県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び岡山県
市町村総合事務組合規約の変更について」は、改正及び変更内容の説明を受けた後、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 続いて、請願の審査の結果について御報告を申し上げます。 請願第5号「「
総合屋内25mプール」建設に伴う請願書」については、委員より
津山市議会スポーツ・武道振興議員連盟は、総意で応援しようと協議をした請願であり、公認プールとして認定を受けるよう、方向性は前向きに進めるべきであるという採択を求める意見がありました。 また一方で、プール建設には賛成だが、建設総工費財源計画は分からない。本市の財政状況では厳しいため、もう少し研究が必要という継続審査を求める意見がございました。 審査の結果で、過去2回、平成17年、平成23年でありますが、過去2回のプール建設に関する請願が採択される中、市営プール解体以降、建設に至ってないことに対して、当局は請願については重く受け止め、今年度中に方向性を出させていただくとの答弁がありました。 また、これまでに岡山県水泳連盟から、岡山県、岡山県議会に対して、県北への公認プール建設についての要望並びに請願が出されたことがあるかの質問があり、当局からは、出ていないとの答弁を受けました。 慎重なる審議の後、本請願は継続審査を求める意見がございましたので、継続審査とするかどうかの採決の結果、賛成多数で継続審査となりました。 続いて、請願第6号「日本政府に
核兵器禁止条約への参加を求める
意見書採択を求める請願」についてでございます。 核兵器はなくさなければならないという採択の意見、趣旨については理解するが、国が対応することであるという不採択の意見が出され、慎重なる審議の結果、賛成少数で不採択するものと決定をされました。 報告事項として、文教の所管から令和3年度教育に関する事務管理及び執行状況の点検評価報告書について、外国語指導派遣業務を委託する業者の選定についての報告がございました。 以上が
総務文教委員会に付託をされました諸案件の審査結果、またそのほかの報告でございます。何とぞよろしく御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願いを申し上げます。 以上でございます。〔降壇〕
○議長(津本辰己君) 次に、
厚生委員会委員長、登壇、報告を求めます。 23番、西野修平議員、登壇。
◆23番(西野修平君) 〔登壇〕 失礼いたします。それでは、報告をさせていただきます。 今期定例会において
厚生委員会に付託されました議案2件及び請願1件につきまして、去る9月12日に委員会を開催し、審査をいたしましたので、審査結果を御報告いたします。 初めに、議案第21号「令和4年度津山市
一般会計補正予算(第4次)」のうち
厚生委員会の所管に属する事項についてであります。 こども保健部の所管に属する主な質疑として、委員から、民間教育・保育施設整備事業費補助金について、対象となる民間保育園の耐震化などの大規模修繕の内容についての質疑がありました。 当局からは、老朽化した箇所の改修に加え、国の耐震基準に沿った安全対策としての施設整備が予定されているとの答弁がありました。 そして、ヒトパピローマウイルスの予防接種費用助成金について、既に接種した方が助成対象になるのか、また積極的に勧奨が行われていなかった期間に接種した方が対象になるのかとの質疑がありました。 当局からは、積極的勧奨が行われていなかった、現在16歳から25歳の方が既に自費で接種されている場合に助成金の対象になるとの答弁がありました。 環境福祉部の所管に属する事項では、委員より、スマートエネルギー導入補助金の増額が必要になった要因について質疑がありました。 当局からは、原油をはじめとした物価高騰などを背景として、市民からの要望が想定以上に多いことや、スマートエネルギーへの転換をさらに促進する必要があるためとの答弁がありました。 また、地域再エネ導入目標策定支援調査及び公共施設等への太陽光発電設備等導入可能性調査が国の選考から外れたことによる委託料の減額について、調査自体は必要だと思うが、どう対応するのかとの質疑がありました。 当局からは、既決の一般財源での予算により、地域再生エネルギー導入目標策定支援調査に絞って実施するとの答弁がありました。 社会福祉事務所に関する事項では、委員より、生活のしづらさなどに関する調査の内容についての質疑がありました。 当局からは、国がおおむね5年ごとに障害者等の日常生活のしづらさについて実態調査を実施するものであり、国が無作為で抽出した市内5つの地区、350戸を対象として調査員が訪問調査を行うとの答弁がありました。 また、高齢者施設の大規模改修などに係る防災改修等支援事業補助金及び介護施設などの施設整備に係る地域医療介護総合確保事業補助金の対象となる施設数について質疑がありました。 当局からは、防災改修等支援事業補助金は3法人、5事業所、地域医療介護総合確保事業補助金は2施設が対象となるとの答弁がありました。そのほか説明を詳しく聴取し、慎重な審議を行った結果、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続きまして、議案第23号「令和4年度津山市
介護保険特別会計補正予算(第1次)」についてでありますが、委員から、令和3年度の事業費確定による国庫支出金等への返還金について質疑がありました。 当局からは、一部のサービスで施設におけるコロナ感染による一時休止の影響や、これに伴う利用控えなどによるものとの答弁がありました。そのほか内容の詳細を聴取した結果、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続きまして、請願の審査結果について報告いたします。 請願第7号「精神保健医療福祉の改善に関する請願」につきましては、委員より請願の趣旨は理解できるが、請願項目について隔離・拘束の原則廃止など、実態も踏まえ慎重に考えるべきであり、不採択との意見が複数あった一方で、採択または継続審査との意見も出されましたが、採決の結果、賛成少数で不採択となりました。 また、議案審査終了後、執行部から報告事項として、こども保健部より
新型コロナウイルス感染症への対応等について、新型コロナワクチン接種について、環境福祉部より高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施について、内閣府「『地方創生×脱炭素』推進事業」についての4件をそれぞれ聞きおいております。 以上が
厚生委員会に付託されました諸案件の審査結果等の報告であります。何とぞよろしく御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(津本辰己君) 次に、
産業委員会委員長、登壇、報告を求めます。 14番、原行則議員、登壇。
◆14番(原行則君) 〔登壇〕
産業委員会の報告を申し上げます。 今期定例会において
産業委員会に付託されました議案2件について、9月13日に委員会を開催し、審査をいたしましたので、審査結果を御報告いたします。 まず初めに、議案第21号「令和4年度津山市
一般会計補正予算(第4次)」のうち
産業委員会の所管に属する事項についてであります。 産業経済部、観光文化部の所管に属する事項として、委員から、津山国際ホテル跡地を整備する城下地区まちづくり整備事業について、補償鑑定を行う面積等について質疑がありました。 当局からは、該当の場所は、山下地内の森本慶三記念館との間にある民有地2筆であり、対象となる土地の面積は91.63平方メートルと74.98平方メートルの計166.61平方メートルであるとの答弁がありました。 これを受け、委員から、現在、該当の民有地では営業等を営まれていると思うので、この事業がスムーズにいくようしっかりと説明をしながら進めてほしいとの意見が述べられました。 また、このたび新たにリニューアルを予定している作州城東屋敷について、リニューアル後のイメージはどのようなものなのかとの質疑がありました。 当局からは、瓦、建具、排水等の整備を行い、外観は大きく変わらないが、本棟南側を民間活用により集客できるように改修を行う予定であるとの答弁がありました。 さらに、現在の駐車場スペースは民間から借り上げている状態であるが、これを民間に返し、北側の広場を駐車場として再編するとの説明がありました。 これを受け、委員から、この場所を訪れた人がお茶を飲んだり買物を楽しんだりできるような交流の場となるよう期待しているとの意見が述べられました。 また、委員から、東京スカイツリーに展示されている、江戸一目図屏風のレプリカの移設について、市役所1階の市民ロビーに展示するとのことであるが、市役所に展示するだけでなく、市内外の幅広い人に見てもらい、津山市のPRにつながるようお願いしたいとの意見が述べられました。 次に、農林部の所管に属する事項として、委員から、一般畜産振興事業、飼料高騰対策支援事業について提示されている助成額の積算根拠は何か、また畜産をやめようとしている農家はいないのかとの質疑がありました。 当局からは、家畜への飼料の給与量は農家によって異なるため、岡山県が定める農業経営指導指標を基に算出した。また、前年の調査と比較し、畜産農家2軒が廃業しており、厳しい経営状況が続いているとの答弁がありました。 また、委員から、家畜へ給与する飼料を地域内で生産することについて、耕畜連携を進め、水稲から飼料用米や、稲わら、乾牧草などの粗飼料へ転換を進める必要があるが、どのように考えているかとの質疑がありました。 当局は、畜産に係る飼料については、海外から輸入に頼らざるを得ない品種も一部あるが、物価高騰などの影響を緩和するためにも、自給率の向上を図っていく必要があると考えている。飼料の生産に係る機械の導入には、一定のコストはかかるが、補助率のよい制度などを農家に情報提供していきたいとの答弁がありました。これを受け、委員から、農家は次の年に何を作るか、早めに考えているので、できるだけ早めの情報提供に努めてほしいとの意見が述べられました。 また、委員から、阿波地域にあるチップボイラーについて現在の状況はどうかとの質疑がありました。 当局からは、騒音等の理由により現在は停止している状態である。今回の補正予算で現在の状態を確認するための調査費を計上しており、既存施設の利用について検討したいとの答弁がありました。これを受け、委員から、チップボイラーについては、停止したままではもったいない。エネルギー価格の高騰に対応していくためにも、周辺地域で木材資源とお金が循環する仕組みを構築してほしいとの意見が述べられました。 議案第21号の採決につきましては、その他、内容の詳細及び必要性を聴取し、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第22号「令和4年度津山市
食肉処理センター特別会計補正予算(第1次)」についてであります。 本案は、牛を解体する際に使用する背割りのこの修繕に要する費用を、一般会計、農林水産業費から繰り入れるもので、その必要性を聴取し、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 また、このたびの委員会においては、当局から、津山市プレミアム付グルメ券シン・うまい券及び津山市プレミアム付電子商品券eつやま商品券の状況について、津山市公共交通等事業者支援助成金及び津山市貨物運送事業継続支援金の申請件数と補助金交付額について、宿泊観光応援キャンペーンについて、津山城ナイトファンタジア夏桜について、津山・台湾デーinまなびの鉄道館ナイトフェスタ2022の報告があり、それぞれ聞きおいております。 以上が
産業委員会に付託されました諸案件の審査結果の報告でございます。何とぞよろしく審議の上、適切な決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。〔降壇〕
○議長(津本辰己君) 次に、
建設水道委員会委員長、登壇、報告を求めます。 28番、岡田康弘議員、登壇。
◆28番(岡田康弘君) 〔登壇〕 それでは、
建設水道委員会の審査結果を御報告いたします。 今期定例会において
建設水道委員会に付託されました議案6件につきまして、去る9月13日に委員会を開催いたしましたので、審査の経過並びに結果などについて御報告申し上げます。 まず、議案第21号「令和4年度津山市
一般会計補正予算(第4次)」のうち
建設水道委員会の所管に属する事項についてであります。 委員から、道路橋りょう費における道路整備事業負担金の減額について、主な要因の説明を求めました。 当局からは、国道181号線の道路改築工事における県営事業負担金を予算計上していたところ、県の事業の進め方に変更が生じ、今年度の事業負担金が不用となったことが減額の主な要因であるとの答弁がありました。そのほか説明を聴取した結果、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第24号「令和4年度津山市
下水道事業会計補正予算(第1次)」についてでありますが、当局より詳細な説明を聴取した結果、議案に関する質疑は特になく、適切妥当と認め全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第27号「津山市
建築関係手数料条例の一部を改正する条例」についてであります。 当局から長期優良住宅の認定促進による住宅の質の向上、既存住宅の流通市場の活性化を目的とした長期優良住宅法改正に伴い、手数料の項目を追加するもので、岡山県内の8行政庁も同様に改正予定であるとの説明を聴取した結果、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第29号「津山市
執行機関の
付属機関設置条例の一部を改正する条例」についてであります。 当局から、津山市水道事業経営審議会を津山市
執行機関の附属機関と位置づけるため、条例の一部を改正するものであり、水道事業の効率的かつ安定的な経営の持続を図るために必要な経営方針を決定するに当たり、審議・答申の形を取るため、審議会を
執行機関の附属機関と位置づける必要があることから所要の改正を行うものである。また、審議会は、学識経験者や市民で構成するとの説明がありました。 委員からは、学識経験者は、どのような人選を予定しているのか、また開催頻度はどの程度かとの質疑がありました。 当局から、開催頻度については、年度内に1度開催し、その後3か月に1度のペースで開催したいと考えている。また、学識経験者の人選については、昨年度開催した水道事業経営懇談会に参加いただいた方々を中心に、幅広い分野の有識者に参加いただけるよう検討しているとの答弁がありました。そのほか、説明を聴取した結果、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 続いて、議案第31号「市道路線の認定について」及び議案第32号「市道路線の変更について」は、どちらも市道路線に関する議案であったため、一括して審査いたしました。 委員より、議案第31号に提案されている8路線のうち、高野303号線については現在県道であり、河辺高野山西線北工区が供用開始するまでは県の管理、その後は市が管理することになるということだが、このような早い時期に市道認定をする理由について質疑がありました。 当局からは、移管手続をスムーズに行う必要があることや、他市町と同様に県事業推進の担保から県と協定を結ぶことになっており、今回はその協定内容に従い、提案に至っているとの答弁がありました。そのほか、説明を聴取した結果、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 最後に、当局からの報告事項についてであります。 都市建設部からは、
地方自治法第180条第2項の規定による専決処分の報告について、翁橋の選奨土木遺産認定について、水道局からは、小田中系導送配システム最適化事業の進捗状況について、それぞれ報告がありました。 以上が
建設水道委員会に付託されました諸案件の審査結果、またその他の報告であります。何とぞよろしく御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げます。〔降壇〕
○議長(津本辰己君) 各常任委員長からの審査結果の報告は、ただいまお聞きのとおりであります。 ここで議事運営の都合により、しばらく会議を休憩いたします。 再開は午後2時10分といたします。 午後1時55分 休憩───────────────────────────────────────────── 午後2時09分 再開
○議長(津本辰己君) 御着席を願います。 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 これより各常任委員長の報告に対する質疑、討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 22番、竹内靖人議員、登壇。
◆22番(竹内靖人君) 〔登壇〕 お許しをいただきましたので、今議会に提出をされました請願第5号について、賛成の立場で討論をさせていただきます。 まず、先ほどの
総務文教委員長の報告は、継続審査とのことでしたが、私は請願紹介者ということでもありますので、別の立場から述べさせていただきたいと思います。 プールの請願は、過去2回ございましたが、そのいずれも採択されましたことは皆さん周知のとおりであります。 1回目は、市営プールがなくなったタイミングの際の50メートルプールを、2回目は平成23年12月議会ですが、建設費の問題など請願者も熟慮された上での屋内25メートルプール建設を求める請願でございました。 議会内では、なぜ50メートルプールでないのかというような論議ございましたが、採択となったものです。 プール建設は大事業であります。多目的利用についても、当時も話題に上ったと思いますけれども、今さら思い起こしてみますと、請願を採択した議会の責任、また当局も軽々な扱いで、真摯に向き合うことなく、およそ17年の時を経て今日に至ったと言わざるを得ません。 今回の請願について、
総務文教委員会でも種々論議がなされたと聞きますけれども、私たちが知り得る請願内容、情報は、日本水泳連盟の国内一般プールAということでございまして、それを補完する項目4つであります。 過去2回の請願では、今回ほどのやり取りが行われたことはないというふうにお聞きをしておりますけれども、それはプール建設を求める裏返しの声とも言えるのかもしれません。 津山市のプール問題は、グラスハウスに始まり、幾つかの市民プールについて自分ごと化会議などで継続か否か論議を重ねられたと思いますけれども、本当に津山市におけるプール問題の将来構想について論議をされてきたのか、少々疑問を感じているところであります。 私は、請願書に記され、読み取れますように、小・中学校のプールの維持費問題などは、今後の大きな課題であり、恐らく周辺の町も同様の課題を持たれていると思います。 このたび請願のプールは、地域の広域化による利用、活用をもにらんだ定住自立圏構想参画への足がかりとも言えます。 この際、真に必要なプールとは何ぞやを協議し、進めなくてはならないと思います。 加えて、津山市は第5次総合計画の後期実施計画では、令和5年から7年にかけまして、久米市民プールの改修を計画されております。 これには当然、財政計画との整合性が必要でありますが、抱き合わせによるプール建設のチャンスとも捉えられ、また指定管理期間が残り少ないということもありまして、今後慎重に検証し、実現性の高い事業にする必要があると思います。 なお、このたびの請願は、建設場所を限定しないということなど、議会も一大事業として捉え、プール建設事業に対する調査特別委員会の設置も視野に、また当局においては請願の重さを認識されまして、具体的な調査や研究に対する財源的裏づけなども考慮し、検討に入る必要があるんではないでしょうか。 なお、今回の常任委員会で協議、話題となりました岡山県水泳連盟等からの要望については、まさにそのような前例はございませんで、一般論としては、まずあり得ないというふうにお伝えをし、改めまして議員各位には適切な御判断の下、請願5号は採択とされますようお願いをし、討論を終わります。〔降壇〕
○議長(津本辰己君) 以上で22番、竹内靖人議員の討論を終わります。 次の発言を許可いたします。 18番、美見みち子議員、登壇。
◆18番(美見みち子君) 〔登壇〕 失礼いたします。日本共産党の美見みち子です。議長に発言のお許しをいただきましたので、先ほどの各常任委員長報告に対し、日本共産党津山市議団を代表いたしまして、賛成・反対討論を申し上げます。 まず、議案第26号「津山市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく
個人番号等の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例」についてですが、生活保護受給者や生活保護法に準じて生活保護を受けている外国人に対し、マイナンバーで確認ができるようひもづけを行うものです。 一見便利にはなると思いますが、このコロナ禍の中、わざわざお金を出してまでマイナンバーカードを購入する人がどれだけいるでしょうか。マイナンバー制度はこれまでも述べてまいりましたように、情報の漏えいなど多くの問題のある制度です。一旦凍結、中止して、見直すべきだと考えますので、この議案に反対いたします。 次に、請願第6号「日本政府に
核兵器禁止条約への参加を求める
意見書採択を求める請願」及び請願第7号「精神保健医療福祉の改善に関する請願」についてですが、ぜひとも採択すべきと申し上げておきます。 まず、請願第6号「日本政府に
核兵器禁止条約への参加を求める
意見書採択を求める請願」についてですが、請願趣旨にもあるように、2022年8月15日現在、
核兵器禁止条約はこれまで86か国が署名し、66か国が批准しました。今年の2月24日、突如ロシアのウクライナ侵略に合わせて、プーチン大統領は、あろうことか、ロシアは世界で最も強力な核保有国の一つだ。我が国を攻撃すれば、壊滅し、悲惨な結果になると、核兵器による威嚇を行いました。これは明らかに核兵器の使用、威嚇を禁じた
核兵器禁止条約に違反するものです。 今こそ広島、長崎の原爆被爆を体験した日本の政府は、核兵器の使用を許さず、核兵器を全面的に禁止させる先頭に立たねばなりません。そのあかしとして、
核兵器禁止条約に参加、調印、批准すべきです。そのためにも、
津山市議会として国に対して声を上げるべきと考えます。 津山では、市民平和祭が長年にわたって続けられております。被爆2世の皆さんの声も、核兵器禁止を求めているのではないでしょうか。したがって、請願第6号「日本政府に
核兵器禁止条約への参加を求める
意見書採択を求める請願」は採択すべきです。 次に、請願第7号「精神保健医療福祉の改善に関する請願」についてですが、日本政府は2014年に障害者権利条約を批准しました。それに基づき、全ての人の人権が尊重され、患者、利用者本位の精神保健・医療・福祉に転換することが何よりも求められていると思います。 請願項目として上げられている4項目とも、大切な改善であり、国の責任が大きく問われていると思います。420万人とも言われる精神科受診者数に対し、とりわけ項目1で指摘されているとおり、医療機関における隔離・拘束を原則として廃止できるよう、精神科専門職の配置基準を引き上げることは急務だと感じます。 精神科における人員配置は、一般医療機関に比べ、医師で23%、看護師で51.5%と大変低くなっております。分かりやすい比較でいいますと、一般病棟の看護師の配置基準で比べますと、一般病棟は患者7人に対し1人ですが、精神病棟では患者15人に対し1人と、まさに半分以下となっています。また、診療報酬については、一般医療機関に比べ、28.2%と極端に低くなっています。こうした状況が、隔離・拘束を招いたり、長期療養や入院を余儀なくされることにもつながっていきます。だからこそ、こうした基準を引き上げて、患者に対し適切な医療が提供できるよう体制を整えるべきではないでしょうか。したがって、請願第7号「精神保健医療福祉の改善に関する請願」は、ぜひとも採択すべきです。 以上、述べてまいりましたように、議案第26号「津山市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく
個人番号等の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例」に反対し、他の議案には賛成を申し上げます。 また、請願第6号「日本政府に
核兵器禁止条約への参加を求める
意見書採択を求める請願」及び請願7号「精神保健医療福祉の改善に関する請願」の不採択に反対し、採択に賛成を申し上げます。 以上で日本共産党津山市議団を代表しての賛成・反対討論を終わります。〔降壇〕
○議長(津本辰己君) 以上で18番、美見みち子議員の討論を終わります。 以上で通告による討論は終わりました。 これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより採決に移ります。 議会運営委員会での申合せにより、一括上程議案等のうち、議案第26号「津山市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく
個人番号等の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例」を分離して採決を行い、その後、分離した議案以外の議案11件を一括して採決を行います。 初めに、議案第26号「津山市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく
個人番号等の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例」について採決をいたします。 本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより表決〕
○議長(津本辰己君) 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(津本辰己君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成全員であります。 よって議案第26号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、一括上程議案等のうち、既に採決した議案を除く、議案第21号「令和4年度津山市
一般会計補正予算(第4次)」から議案第25号「津山市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」及び議案第27号「津山市
建築関係手数料条例の一部を改正する条例」から議案第32号「市道路線の変更について」までの議案11件を一括して採決をいたします。 これら議案11件につきましては、原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより表決〕
○議長(津本辰己君) 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(津本辰己君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成全員であります。 よって議案第21号から議案第25号及び議案第27号から議案第32号までの議案11件につきましては、原案のとおり可決することに決しました。 次に、今議会付託の請願3件について採決をいたします。 議会運営委員会の申合せにより、分離して採決を行います。 初めに、請願第5号「「
総合屋内25mプール」建設に伴う請願書」について採決をいたします。 本請願に対する
総務文教委員会委員長からの報告は継続審査であります。 本請願を継続審査とすることに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより表決〕
○議長(津本辰己君) 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(津本辰己君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成少数であります。 よって請願第5号は閉会中の継続審査に付することは否決することに決しました。 次に、請願第6号「日本政府に
核兵器禁止条約への参加を求める
意見書採択を求める請願」について採決をいたします。 本請願を採択することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより表決〕
○議長(津本辰己君) 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(津本辰己君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成少数であります。 よって請願第6号は不採択とすることに決しました。 請願第7号「精神保健医療福祉の改善に関する請願」について採決をいたします。 本請願を採択することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより表決〕
○議長(津本辰己君) 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(津本辰己君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成少数であります。 よって請願第7号は不採択とすることに決しました。
△会議時間の延長について
○議長(津本辰己君) この際、お諮りをいたします。 会議時間は午後5時までとなっておりますが、議事の都合により、あらかじめこれを延長することにいたしたいと思いますが、御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(津本辰己君) 御異議なしと認めます。 よって本日の会議時間は延長することに決しました。 直ちに
総務文教委員会を開催し、請願第5号の審査を求めます。 ここで委員会開催のため、しばらく会議を休憩いたします。 再開は追って連絡をいたします。 午後2時31分 休憩───────────────────────────────────────────── 午後4時54分 再開
○議長(津本辰己君) 御着席を願います。 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 議事日程の追加
○議長(津本辰己君) この際、議事日程の追加についてお諮りをいたします。 先ほど継続審査に対することが否決された請願第5号「「
総合屋内25mプール」建設に伴う請願書」について、採択することの可否を諮るため、これを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(津本辰己君) 御異議なしと認めます。 よって本案を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。 追加日程第1 請願第5号 1件 (委員長報告・採決)
○議長(津本辰己君) 追加議事日程は、お手元に配信のとおりであります。 先ほど
総務文教委員会を開催し、本案を審査いただいたところ、審査終了の旨、報告があり、審査結果報告書は配信のとおりであります。 この際、
総務文教委員会委員長から審査結果の登壇、報告を求めます。 13番、金田稔久議員、登壇。
◆13番(金田稔久君) 〔登壇〕 それでは、
総務文教委員会委員長報告を行います。
総務文教委員会に付託をされました請願第5号について、継続審査が否決されたことにより、本請願の審査が差し戻され、再度審査を行いましたので、審査結果を報告をいたします。
総務文教委員会は、本日午後2時40分から第1委員会室におきまして、委員全員出席の下、開会をいたしました。 請願第5号「「
総合屋内25mプール」建設に伴う請願書」については、委員より、先ほどの委員長報告のとおり、津山市スポーツ・武道振興議員連盟は総意で応援しようと協議していた請願でもあり、本請願を採択すべきであるという御意見、津山市スポーツ協会からの請願は市民からの要望でもあり、前向きに進めていくべきであるという採択を求める意見がございました。そのほか、本請願中、一般市民への開放、高齢者、障害者の健康増進等の趣旨は採択するが、公認プールとすることには反対をしますという意見、屋内25メートルプールを建設するという趣旨は、採択すべきという趣旨採択の意見がございました。 判断をするに当たって、当局へ過去2回の請願並びに要望書の提出を受け、市としてどのような対応をしてきたのか質問をしたところ、市としては適切な回答がなかったことから、本請願について、より詳細な審査を行うため、津山水泳連盟会長である真木茂氏を参考人として招致をいたしました。 真木参考人に本請願の思いと水泳連盟が試算されている総工費について発言を求めたところ、真木参考人からは、固定床とすると経費は削減されるが、幼児やお年寄りが利用するときに不便となることから、可動床としている。そして、総工費は3年前の試算であるが、約20億円であるとの意見が述べられ、参考人への質疑を終結をいたしました。 慎重なる審議の後、本請願は趣旨採択を求める意見がございましたので、屋内25メートルプールを建設するという趣旨を採択することに賛成の委員の挙手を求めた結果、賛成少数で、その趣旨を採択しないことに決定をいたしました。 その後、本請願について採択を諮り、賛成多数で採択するものと決定をいたしました。 以上が
総務文教委員会の報告であります。何とぞよろしく御審議の上、適切な御決定を賜りますようにお願いを申し上げます。 以上でございます。〔降壇〕
○議長(津本辰己君)
総務文教委員会委員長からの審査結果の報告は、ただいまお聞きのとおりであります。 ここで議事運営の都合により、しばらく会議を休憩いたします。 再開は5時5分といたします。 午後5時00分 休憩───────────────────────────────────────────── 午後5時04分 再開
○議長(津本辰己君) 御着席を願います。 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 先ほどの
総務文教委員会委員長の報告に対する質疑、討論の通告はありませんので、これより採決に移ります。 本請願を採択することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより表決〕
○議長(津本辰己君) 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(津本辰己君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成多数であります。 よって請願第5号は採択とすることに決しました。
△日程第3 議案第33
号~議案第50号
○議長(津本辰己君) 次に、日程第3に入り、議案第33号「令和3年度津山市
一般会計歳入歳出決算」から議案第50号「令和3年度津山市
工業用水道事業会計決算及び未
処分利益剰余金の処分について」までの各会計決算議案18件を上程議題といたします。 これらの議案について
提案理由の説明を求めます。 市長、登壇。
◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第33号から議案第50号までの令和3年度各会計決算について御説明を申し上げます。 令和3年度会計の決算議案は、一般会計並びに8つの特別会計決算のほか、6つの財産区会計、下水道事業会計、水道事業会計、工業用水道事業会計の決算でございます。 それぞれの議案の説明に先立ちまして、令和3年度の財政の動向及び決算概要について、総括的に御説明を申し上げます。 令和3年度の日本経済は、前年度に引き続き
新型コロナウイルス感染症の動向に影響を受け、行動制限や社会経済活動の抑制により、個人消費は一進一退で推移しました。 全ての都道府県で緊急事態宣言等が解除された10月以降は、ワクチン接種の加速とともに、社会経済活動の水準が段階的に引き上げられ、政策支援により総需要の下支えが図られたことなどから、ようやく景気に持ち直しの兆しが見られるようになりました。 一方、令和3年度の本市の財政は、市税収入の大幅な増加が見込まれない中、社会保障関係費が増加傾向にあり、一部事務組合負担金の高止まりや、公債費など経常的な負担が増加することにより、状況はますます厳しくなることが見込まれていました。 このような状況の中、本市では財政構造改革の取組を強化するとともに、感染症の拡大防止や生活支援、経済対策に取り組んでまいりました。 また、ポストコロナを見据えながら、第5次総合計画中期実施計画や第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づく事業を推進し、将来にわたって持続可能な地域社会の確立に向けた取組を着実に進めてまいりました。 その結果、一般会計決算は、前年度対比で、歳入は12.9%の減となり、歳出は13.8%の減となっております。普通会計決算におきましては、前年度対比で、歳入は11%の減、歳出は11.9%の減という決算状況になっております。 また、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく財政指標で申し上げますと、いずれの数値も健全化に取り組まなければならない基準を下回っております。実質公債費比率は、昨年度と同じ12.4%で、将来負担比率は起債残高や公営企業への繰入れ見込額が減少したことなどにより、19.3ポイント改善して100.5%となりました。しかし、依然として県平均を上回っており、今後も引き続き改善に取り組む必要がございます。 そのほかの指標を申し上げますと、国の制度である子育て世帯等への給付金給付事業の実施に伴い、扶助費が大幅増となったことなどが主な要因となり、義務的経費比率が52.4%と、前年度から10.3ポイントの増となったものの、経常収支比率は88%で、前年度から4.4ポイントの減と大幅に改善しております。しかしながら、依然として財政運営が硬直化した状態を脱してはおらず、今後もさらなる行財政改革を断行し、財政健全化に取り組んでまいる所存でございます。 最後になりましたが、決算議案の上程に当たり、ここに予算の執行を完了することができましたことは、議員の皆様をはじめ住民各位の御協力のたまものと心から感謝申し上げる次第でございます。 以上で令和3年度決算の総括的な説明とさせていただきます。 なお、各議案の詳細につきましては、副市長から説明させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。〔降壇〕
○議長(津本辰己君) 次に、決算議案の
概要説明を求めます。 副市長、登壇。
◎副市長(桑村功士君) 〔登壇〕 それでは、私から個々の会計について御説明申し上げます。金額は万円単位で、以下切り捨てて申し上げますので御了承いただきたいと存じます。 まず、議案第33号の「令和3年度一般会計決算」から御説明申し上げます。 予算総額は、令和2年度からの繰越金10億8,051万円を含み、537億8,621万円でございます。 これに対する決算額は、歳入524億4,169万円で、対予算97.5%、歳出503億4,038万円で、対予算93.6%でございます。 歳入歳出差引き額21億131万円のうち、10億円を
地方自治法第233条の2の規定に基づき、財政調整基金に繰入れ、11億131万円を令和4年度へ繰り越しております。 次に、決算の内容につきまして、歳入から御説明を申し上げます。 市税は133億8,694万円、地方譲与税は5億5,790万円、利子割交付金は1,019万円、配当割交付金は6,341万円、株式等譲渡割交付金は9,648万円、法人事業税交付金は1億8,337万円、地方消費税交付金は24億4,384万円、環境性能割交付金は4,340万円、地方特例交付金は3億5,114万円、うち令和3年度に創設されました
新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金は2億5,619万円を収入しております。 地方交付税は、普通交付税119億8,213万円と特別交付税11億2,776万円を合わせて131億990万円が交付されております。 分担金及び負担金は3億7,898万円、使用料及び手数料は4億2,186万円となりました。 国庫支出金は120億1,836万円、県支出金は37億964万円をそれぞれ事務事業に対応して収入いたしております。 財産収入は5,100万円、寄附金は2億3,020万円、繰入金は5億3,492万円で、水道企業会計、下水道企業会計、公共用地取得事業特別会計、財政調整基金、減債基金などからのものであります。 諸収入は6億5,185万円を収入いたしております。 市債につきましては、30億8,983万円であります。 続きまして、歳出の御説明を申し上げます。 各款の事務事業の実績につきましては、お手元の決算参考資料を御覧いただきたいと存じます。 なお、決算事項別明細書の備考欄にも内容を掲げさせておりますので、各款の金額の説明にとどめさせていただきます。 まず、議会費は3億6,487万円で、議員報酬や議会運営費などであります。 総務費は41億351万円で、グラスハウス利活用事業、マイナンバー取得促進事業、加茂地域高速通信施設光ファイバ化事業などであります。 民生費は205億7,188万円で、子ども医療費公費負担事業、
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金給付事業、障害者介護給付金事業などであります。 衛生費は45億7,889万円で、新型コロナウイルスワクチン接種事業、不妊不育症治療支援事業、ごみ焼却施設解体撤去事業などであります。 労働費は2億6,691万円で、雇用機会確保のための緊急雇用創出事業、IJUトータルサポート事業、勤労者福祉施設運営事業などであります。 農林水産業費は19億9,283万円で、つやま和牛ブランド化事業、有害鳥獣駆除事業、木材利用・普及啓発事業、新型コロナウイルス対策認定農業者等米の計画的生産継続支援事業などであります。 商工費は21億2,583万円で、新型コロナウイルス対策経営安定化一時金事業、つやま産業支援センター企業サポート事業、新型コロナウイルス対策地域商品券発行事業などであります。 土木費は41億6,049万円で、神庭66号線などの交通安全対策事業、総社川崎線整備事業、重要伝統的建造物群保存事業などであります。 消防費は18億2,765万円で、津山圏域消防組合負担金、防災基盤整備事業費などであります。 教育費は38億7,744万円で、学校ICT活用推進事業、学校及び幼稚園の施設整備事業、津山城跡保存整備事業などであります。 災害復旧費は1億5,463万円で、令和2年度から令和3年度までの間に発生した農地・農業用施設等の災害復旧事業であります。 公債費は58億9,446万円で、市債償還など、諸支出金は4億2,092万円で、土地開発公社清算事業特別会計への繰出金などを支出いたしております。 以上が令和3年度一般会計決算の説明でございます。 引き続き、議案第34号から議案第41号までの各特別会計について、一括して御説明を申し上げます。 これらの特別会計の予算総額は233億688万円で、これに対する決算額は、歳入232億5,030万円、歳出226億6,927万円となっており、歳入歳出差引き額5億8,102万円を令和4年度に繰り越しております。 以下、個別の会計の支出についてでございますが、磯野計記念奨学金特別会計は48万円で、奨学貸付金であります。 食肉処理センター特別会計は8,032万円で、運営管理費であります。 国民健康保険特別会計は95億3,000万円で、保険給付費、後期高齢者支援金、介護納付金などであります。 公共用地取得事業特別会計は106万円で、一般会計への繰出金であります。 奨学金特別会計は879万円で、奨学貸付金であります。 介護保険特別会計は103億3,895万円で、保険給付費、地域支援事業費などであります。 後期高齢者医療特別会計は13億7,854万円で、後期高齢者医療広域連合納付金などであります。 土地開発公社清算事業特別会計は13億3,110万円で、第三セクター等改革推進債の基金への積立て及び償還などであります。 続きまして、議案第42号から議案第47号までの6つの財産区会計決算でございますが、歳入総額は3,364万円、歳出総額は329万円となっており、歳入歳出差引き額は3,034万円を翌年度へ繰り越しております。 続きまして、議案第48号の「令和3年度津山市
下水道事業会計決算及び未
処分利益剰余金の処分について」につきまして御説明を申し上げます。 まず、収益的収支でございますが、税込みで収入35億6,224万円に対し、支出32億2,888万円となっており、この結果、税引き後で2億3,984万円の当年度純利益を生じております。 また、当年度末の未
処分利益剰余金は同額の2億3,984万円となり、全額を資本金に組み入れるものでございます。 続きまして、資本的収支でございますが、税込みで収入33億8,158万円で、支出49億2,325万円となっております。 収入から前年度起債前借り額6億1,120万円を除いた27億7,038万円と支出との差引きは、21億5,287万円の不足となっておりますが、不足額は当年度分損益勘定留保資金等で補填しております。 次に、議案第49号の「令和3年度津山市
水道事業会計決算及び未
処分利益剰余金の処分について」につきまして御説明申し上げます。 まず、水道事業会計の収益的収支は、税込みで収入37億2,858万円に対し、支出32億2,098万円となっており、この結果、税引き後で3億7,751万円の当年度純利益を生じております。 また、当年度末の未
処分利益剰余金は6億9,761万円となり、このうち、3億7,751万円を建設改良積立金に積み立てるとともに、3億2,010万円を資本金に組み入れるものでございます。 続きまして、資本的収支は税込みで収入10億5,945万円、支出23億1,867万円で、差引き12億5,921万円の不足となっておりますが、不足額は当年度分損益勘定留保資金等で補填しております。 次に、議案第50号の「令和3年度津山市
工業用水道事業会計決算及び未
処分利益剰余金の処分について」につきまして御説明申し上げます。 収益的収支は、税込みで収入3,663万円、支出2,560万円で1,102万円の当年度純利益が生じております。 また、当年度末の未
処分利益剰余金は1,102万円となり、全額を減債積立金に積み立てるものでございます。 資本的収支は、税込みで収入134万円、支出2,505万円で、差引き2,370万円の不足となっておりますが、この不足額は過年度分損益勘定留保資金で補填しております。 令和3年度各会計別の決算についての御説明は以上でございます。何とぞよろしく御審議の上、御認定賜りますよう、よろしくお願いいたします。〔降壇〕
○議長(津本辰己君)
提案理由並びに
概要説明はただいまお聞きのとおりであります。 これら各会計決算議案18件に対する質疑は、運営予定に従い9月28日の本会議に行います。
△日程第4 議案第51号「
公平委員会委員の選任について」
○議長(津本辰己君) 次に、日程第4に入り、議案第51号「
公平委員会委員の選任について」を議題といたします。 本案は本日提出され、既に配信のとおりであります。 この際、市長から
提案理由の説明を求めます。 市長、登壇。
◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第51号「
公平委員会委員の選任について」につきまして御説明申し上げます。
公平委員会委員3名のうち、有本耕平氏の任期が満了となりますため、同氏を引き続き選任いたしたく、地方公務員法の規定により、議会の御同意をお願いするものでございます。 有本氏は、津山市出身で、現在岡山市にて法律事務所を開設しておられる弁護士でございます。 人格高潔であり、法律家としての豊富な経験を通じて、地方自治の本旨はもとより、民主的で能率的な
事務処理への十分な御理解と識見を有しておられ、公正かつ的確な判断が求められる
公平委員会委員としてふさわしい方であると確信をしております。何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。〔降壇〕
○議長(津本辰己君)
提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りをいたします。 本案は人事案件であり、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(津本辰己君) 御異議なしと認めます。 よって議案第51号は委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議することに決しました。 議会運営委員会の申合せにより、質疑、討論を省略し、お諮りをいたします。 本案は原案のとおり同意することに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(津本辰己君) 御異議なしと認めます。 よって議案第51号「
公平委員会委員の選任について」は、原案のとおり同意することに決しました。
△日程第5 諮問第1号「
人権擁護委員候補者の推薦について」
○議長(津本辰己君) 次に、日程第5に入り、諮問第1号「
人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。 本案は本日提出され、既に配信のとおりであります。 この際、
提案理由の説明を求めます。 市長、登壇。
◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 ただいま上程されました諮問第1号「
人権擁護委員候補者の推薦について」につきまして御説明申し上げます。 津山市推薦の人権擁護委員15名のうち、倉持幸代氏及び甲元眞佐代氏の任期が12月31日をもって満了となりますため、両氏を引き続き推薦いたしたく、人権擁護委員法の規定により議会の御同意をお伺いするものでございます。 倉持氏は、長年にわたり主に市内の小・中学校において養護教員として勤務され、平成29年1月から人権擁護委員として御活躍中でございます。 甲元氏は、市内広野小学校校長、大崎小学校校長などを歴任され、同じく令和2年1月から人権擁護委員として御活躍中でございます。 お二人とも人格、識見ともに高く、広く社会の実情に通じておられ、人権擁護に対する理解も深く、人権擁護委員としてふさわしい方々であると確信いたしております。何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。〔降壇〕
○議長(津本辰己君)
提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りをいたします。 本案は人事案件であり、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(津本辰己君) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員会付託を省略し、本会議において審議することに決しました。 議会運営委員会での申合せにより、質疑、討論を省略し、お諮りをいたします。 本案は原案のとおり同意することに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(津本辰己君) 御異議なしと認めます。 よって諮問第1号「
人権擁護委員候補者の推薦について」は、原案のとおり同意し、御異議のない旨を答申することに決しました。 これをもちまして本日の日程は終了いたしました。 運営予定に従い、明日22日から27日までは休会とし、次の会議は来る9月28日午前10時から本会議を開きます。 本日御出席の皆様には別途通知はいたしませんので、御了承をお願いをいたします。 本日はこれをもって散会といたします。 御苦労さまでした。 午後5時31分 散会...