令和 3年 9月定例会 令和3年9月
津山市議会定例会 議 事 日 程(第 6 号) 〇令和3年9月10日(金)午前10時開議┌─────┬─────────────────────────────────────┐│ 日程番号 │ 会 議 に 付 す る 事 件 │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 〇議案質疑・一般質問 ││ 第 1
│ 議案第9号~議案第16号(8件)
││ │ (村田隆男議員、金田稔久議員、
近藤吉一郎議員、
河本英敏議員) ││ │ 〇委員会付託 │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 請願第3号~請願第5号(3件) ││ 第 2
│ 〇一括上程 ││ │ 〇委員会付託 │└─────┴─────────────────────────────────────┘ 〇散 会 本日の会議に付した事件┌───────────────────────────────────────────┐│ 議 事 日 程 と 同 じ │└───────────────────────────────────────────
┘ 津議第303号 令和3年9月10日 津 山 市 議 会 議 員 殿
津山市議会総務文教委員長 松 本 義 隆 〃 厚 生 委 員 長 近 藤 吉一郎 〃 産 業 委 員 長 原 行 則 〃
建設水道委員長 岡 田 康 弘 (公 印 省 略) 委 員 会 招 集 通 知 下記により、それぞれ委員会を招集しますからご出席ください。 記1 日時及び場所 ┌──────┬──────┬────────────┬─────────────┐ │ 月 日 │ 時 刻 │ 委 員 会 名 │ 場 所 │ ├──────┼──────┼────────────┼─────────────┤
│ │ 午前10時 │ 総 務 文 教 委 員 会 │ 第 1 委 員 会 室 │ │ 9月13日│ 〃 │ 厚 生 委 員 会 │ 第 2 委 員 会 室 │ │ (月) │ 〃 │ 産 業 委 員 会 │ 第 3 委 員 会 室 │
│ │ 〃 │ 建 設 水 道 委 員 会 │ 第 4 委 員 会 室 │ ├──────┼──────┼────────────┼─────────────┤
│ │ 午前10時 │ 総 務 文 教 委 員 会 │ 第 1 委 員 会 室 │ │ 9月14日│ 〃 │ 厚 生 委 員 会 │ 第 2 委 員 会 室 │ │ (火) │ 〃 │ 産 業 委 員 会 │ 第 3 委 員 会 室 │
│ │ 〃 │ 建 設 水 道 委 員 会 │ 第 4 委 員 会 室 │ └──────┴──────┴────────────┴─────────────┘ 2 案 件 付託議案及び閉会中
継続調査事件 津議第304号 令和3年9月10日 津 山 市 議 会 議 員 殿
津山市議会広報調査特別委員長 吉 田 耕 造 〃
議会活性化調査特別委員長 松 本 義 隆 〃 高等教育機関の
あり方調査特別委員長 政 岡 哲 弘 (公 印 省 略) 特 別 委 員 会 招 集 通 知 下記により、それぞれ委員会を招集しますからご出席ください。 記1 日時及び場所 ┌──────┬──────┬────────────┬─────────────┐ │ 月 日 │ 時 刻 │ 委 員 会 名 │ 場 所 │ ├──────┼──────┼────────────┼─────────────┤
│ │ 午前10時
│ 広報調査特別委員会 │ 議 会 応 接 室 │
│ │ 〃
│ 議会活性化調査特別委員│ 第 3 委 員 会 室 │ │ 9月15日
│ │会 │ │ │ (水) ├──────┼────────────┼─────────────┤
│ │午後1時30
│ 高等教育機関の
あり方 │ │ │ │分 │ 調査特別委員会 │ 第 1 委 員 会 室 │ └──────┴──────┴────────────┴─────────────┘ 2 案 件 閉会中
継続調査事件 令和3年9月
津山市議会定例会 令和3年9月10日 審 査 付 託 表 ┌───────
┐ │総務文教委員会│ └───────┘議案第 9号 令和3年度津山市
一般会計補正予算(第4次)のうち
総務文教委員会の所管に属する事項議案第11号 令和3年度津山市
公共用地取得事業特別会計補正予算(第1次)議案第14号 津山市
税賦課徴収条例の一部を改正する条例請願第 5号
選択的夫婦別姓制度の法制化を進める意見書の提出を求める請願 ┌───────┐ │厚 生 委 員 会│ └───────┘議案第 9号 令和3年度津山市
一般会計補正予算(第4次)のうち厚生委員会の所管に属する事項議案第12号 令和3年度津山市
介護保険特別会計補正予算(第1次)請願第 3号 環境基本計画「光害対策」の具体的な推進についての請願 津山らしい風景の創造を目指して ┌───────┐ │産 業 委 員 会│ └───────┘議案第 9号 令和3年度津山市
一般会計補正予算(第4次)のうち産業委員会の所管に属する事項議案第10号 令和3年度津山市
食肉処理センター特別会計補正予算(第1次)請願第 4号 新型コロナ禍による米危機の改善を求める請願 ┌───────
┐ │建設水道委員会│ └───────┘議案第 9号 令和3年度津山市
一般会計補正予算(第4次)のうち
建設水道委員会の所管に属する事項議案第13号 令和3年度津山市
下水道事業会計補正予算(第1次)議案第15号 市道路線の認定について議案第16号 市道路線の廃止について 出席・欠席または遅参・早退した議員の番号・氏名┌───┬─────────┬───┬───┬───┬─────────┬───┬───┐│ 議席
│ │ 出席 │ 遅参 │ 議席
│ │ 出席 │ 遅参 ││ │ 氏 名 │ │ │ │ 氏 名 │ │ ││ 番号
│ │ 欠席 │ 早退 │ 番号
│ │ 欠席 │ 早退 │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 1 │ 三 浦 ひらく │ 出席 │ │ 15 │ 村 田 隆 男 │ 出席 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 2 │ 勝 浦 正
樹 │ 〃 │ │ 16 │ 近 藤 吉一郎
│ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 3 │ 高 橋 寿
治 │ 〃 │ │ 17 │ 松 本 義
隆 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 4 │ 村 上 祐 二
│ 〃 │ │ 18 │ 美 見 みち子
│ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 5 │ 広 谷 桂 子
│ 〃 │ │ 19 │ 津 本 辰 己
│ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 6 │ 政 岡 大
介 │ 〃 │ │ 20 │ 中 島 完 一
│ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 7 │ 河 村 美
典 │ 〃 │ │ 21 │ 竹 内 邦
彦 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 8 │ 中 村 聖二郎
│ 〃 │ │ 22 │ 竹 内 靖
人 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 9 │ 田 口 浩 二
│ 〃 │ │ 23 │ 西 野 修 平
│ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 10 │ 安 東 伸 昭
│ 〃 │ │ 24 │ 岡 安 謙
典 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 11 │ 政 岡 哲 弘
│ 〃 │ │ 25 │ 河 本 英 敏
│ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 12 │ 秋 久 憲
司 │ 〃 │ │ 26 │ 吉 田 耕
造 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 13 │ 金 田 稔
久 │ 〃 │ │ 27 │ 森 岡 和 雄
│ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 14 │ 原 行
則 │ 〃 │ │ 28 │ 岡 田 康 弘
│ 〃 │ │└───┴─────────┴───┴───┴───┴─────────┴───┴───
┘ 説明のため出席した者の職氏名┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│ 職 名 │ 氏 名
│ 職 名 │ 氏 名 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 市長 │ 谷 口 圭 三
│ 産業文化部参与 │ 今 村 弘 樹 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 副市長 │ 山 田 賢 一
│ 農林部長 │ 中 川 竜 二 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 教育長 │ 有 本 明
彦 │ 都市建設部長 │ 山 本 将 司 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 企画財政部長 │ 野 口
薫 │ 地域振興部長 │ 藤 井 浩 次 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 総務部長 │ 玉 置 晃
隆 │ 加茂支所長 │ 水 島 智 昭 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 総務部参与 │ 落 合 勉
│ 勝北支所長 │ 谷 口 善 洋 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 総務部参与 │ 森 上 譲
│ 久米支所長 │ 坂 本 達 彦 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 税務部長 │ 左 居
薫 │ 阿波出張所長 │ 安 東 正 人 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 環境福祉部長 │ 朝 田 一
│ 会計管理者 │ 河 本 浩 明 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 環境福祉部参与 │ 奥 田 賢 二
│ 水道局長 │ 小 林 和 弘 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ こども保健部長 │ 飯 田 早
苗 │ 教育次長 │ 粟 野 道 夫 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 産業文化部長 │ 明 楽 智 雄
│ 総務部総務課長 │ 井 上 卓 也 │└─────────┴───────────┴─────────┴───────────
┘ 職務のため出席した事務局職員の職氏名┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│ 職 名 │ 氏 名
│ 職 名 │ 氏 名 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 局長 │ 尾 高 弘 毅 │ 主幹 │ 尾 原 佳 世 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 次長 │ 廣 野 淳 子 │ 主任 │ 有 岡 佑 起 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 主幹 │ 児 島 知 子 │ 主事 │ 井 口 琢 朗 │└─────────┴───────────┴─────────┴───────────
┘ 会議場所 津 山 市 議 会 議 場 午前10時00分 開議
○議長(津本辰己君) 皆さんおはようございます。 御着席を願います。 皆様方には連日御苦労さまでございます。 これより9月
津山市議会定例会第6日目の本会議を開きます。 ただいまの出席議員は28名全員であります。 本日の議事日程は、お配りいたしておりますとおり2つの日程といたしております。
△日程第1 議案質疑・一般質問
○議長(津本辰己君) これより日程第1に入り、「議案質疑及び一般質問」を行います。 昨日に引き続き、順次質問を許可いたします。 15番、村田隆男議員、登壇。
◆15番(村田隆男君) 〔登壇〕 皆さんおはようございます。ただいま議長の御指名がありましたので、小さな声を大切にを基本の15番、村田隆男、一般質問をさせていただきます。 その前に、今回もいつもと同様、生活密着型での質問をさせていただきます。 それでは、質問1、津山市
重度障害者自家用車給油助成。 ①の事業の状況について。 事業の開始はいつ頃でしたか。助成基準は。種類を含む説明を求めます。
腎臓機能障害の等級は何に規定され、1級はどのような方が対象となっているのか。また、その他の区分があるのか、見解を求めます。 ③でありますが、事業の状況は。利用者数、利用できる給油所の調査報告を、明快な回答を求めます。
④ガソリンスタンドの周知状況について。 平成30年6月議会において私が質問し、平成31年4月から
セルフサービスの給油所でも給油ができるようになっておりましたが、取扱いについて給油所へは周知を図っているのか。 私が聞いたところでは、給油券が利用できる事業所にもかかわらず給油券は利用できないと言われたことがあったようですが、従業員にまで周知できていないと私は考えておりますが、今後どのように周知を図っていくのか、当局の、私が理解できる説明をお願いいたします。 質問2であります。 福祉対策。 障害者、高齢者、また
住宅型有料老人ホームの施設入所中の外出に際しての交通費の助成について、交通費の助成はできないか。 ②でありますが、高齢者の
免許自主返納件数で岡山県と津山市の報告を求めます。 高齢者が免許を返納した場合の福祉施策として支援を検討すると言っていましたが、いまだ何の施策もない。どのような検討をしているのか、最近ないしょの好きな市長の明快な回答を強く求めます。 質問3であります。
新型コロナウイルス感染症対策事業。 ①の
生活応援商品券配付事業について。 その前に、令和2年から今までの対応の状況、考え方、経過はどのように変化しつつあるのか。また、初めて津山市で感染者の公表をした日は。また、現在までの
年代別感染者数は。そして、現在の感染者数は。また、2回目接種状況はどのように変化しているのか。 次に、
新型コロナワクチンの年代別の接種率、集計の状況報告を求めます。 次に、今回の補正予算に計上されている
新型コロナウイルス感染症対策の事業である
生活応援商品券配付事業、低所得者世帯の方向でありますが、1,200万円予算的な方向であります。②の方向で
農商工連携推進事業、頑張る学生応援事業へ1,664万8,000円について支援の内容、支援の基準や対象者数の見込みはどのようになっているのか、当局の明快な回答を求めます。 以上で登壇での質問を終わり、状況に応じては質問席にて再質問をさせていただきます。〔降壇〕
○議長(津本辰己君) 市長、登壇。
◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 村田議員の御質問にお答えをいたします。 高齢者が免許証を返納した場合の施策についてです。 免許証返納後の移動手段確保については、全国市長会から財政支援の提言がなされるなど、全国的に重要な課題と認識をしております。本市は、
公共交通空白地の解消や交通弱者対策を目的に、小型乗合交通、
グループタクシーの社会実験を実施し、
免許証返納者の移動手段の一つになり得るかを検証中であり、こういった検証を踏まえつつ、交通弱者に向けた施策展開を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。〔降壇〕
○議長(津本辰己君)
環境福祉部参与。
◎
環境福祉部参与(奥田賢二君) 私から、村田議員の7件の質問にお答えいたします。 まず初めに、
重度障害者自家用自動車給油助成事業の開始時期と助成基準についてです。 本事業は、平成3年度から実施しております。障害のある人の社会参加を促進するため、所得制限はありますが、
身体障害者手帳1級、下肢・体幹機能障害2級、療育手帳Aを所持されている方と
腎臓機能障害1級の方に自家用自動車の給油券を交付しております。 次に、
腎臓機能障害の等級につきましては、障害等級は
身体障害者福祉法施行規則で定められており、
腎臓機能障害の1級としては腎臓の機能の障害により自己の身辺の
日常生活活動が極度に制限されるものと規定されております。その他の等級は、2級はなく、3級は家庭内での
日常生活活動が著しく制限されるもの、4級は社会での
日常生活活動が著しく制限されるものに区分されています。 次に、助成制度の利用者数と利用できる給油所の現状についてお答えします。 利用者数は、令和2年度で580人です。利用できる給油所は現在19か所で、形態としてはフルサービスが16か所、
セルフサービスが3か所でございます。 次に、給油所への周知についてお答えします。 給油券の利用が可能な給油所へは、毎年岡山県石油商業組合や晴れの国岡山農協を通じて給油券の取扱いに関しての周知を行っております。給油所で給油券を利用できなかったことに関しましては、再度組合等に給油券が適正に利用できるよう周知を図ってまいります。 次に、障害者、高齢者等の施設入所中の外出に際しての交通費補助についてお答えします。 重度障害者の方などにはタクシー利用の一部を補助しております。現時点で、高齢者への制度拡大についての計画はございません。 次に、高齢者の免許返納件数についてでございます。 令和2年の数字でございますが、65歳以上の方の
運転免許返納者は岡山県内で8,524人、
津山警察署管内で410人となっています。 最後に、
生活応援商品券配付事業の概要についてお答えします。 本事業は、対象となる世帯に対して
プレミアム付地域商品券「さくら」を1世帯当たり1冊1万2,000円分を無料配付するものです。配付基準は、生活福祉資金の特例貸付を利用したことがある方、
住居確保給付金を利用したことがある方、
生活困窮者自立相談支援事業でプランを実施している方を対象として、月の収入が1人世帯で10万9,000円以下、2人世帯で15万2,000円以下など、現在の収入状況による基準を設けての実施を考えております。対象者数は約900世帯を見込んでおります。 以上でございます。
○議長(津本辰己君)
こども保健部長。
◎
こども保健部長(飯田早苗君)
新型コロナウイルス感染症に関する3点の御質問にお答えいたします。 最初に、感染症への対応についてです。 市では、令和2年2月の第1回津山市
新型コロナウイルス感染症対策本部会議からこれまで37回の本部会議を開催いたしました。感染不安等に対しましては、令和2年3月に
コールセンターを、同年4月には総合相談窓口を設置しております。当初は、手洗い、消毒、マスク着用等を、令和2年5月からは3密回避等の新しい生活様式を基本とした取組をお願いしており、公共施設の休館や行事等の中止、延期、不要不急の外出自粛要請など、感染拡大の状況に応じて必要な対策を講じております。また、適宜住民生活と事業継続を支援する対策を行うとともに、ワクチン接種の推進についても取組を進めてまいりました。 次に、年代別の感染者数の変化についてです。 初めて感染者の公表を行った令和2年4月24日以降、令和3年9月1日までに381人の感染が確認されております。10歳未満は15名、10代53名、20代84名、30代43名、40代45名、50代44名、60代28名、70代19名、80代33名、90代以上は17名となっております。 令和2年におきましては、市内の感染者数の約20%が50代で一番多くなっておりましたが、令和3年は20代が約25%、10代が約15%となっており、若い世代の感染者が増加しております。 最後に、年代別の接種率についてお答えいたします。 ワクチンの年代別の接種率の状況については、9月9日時点になりますが、65歳以上は1回目、91.41%、2回目、90.03%、60歳から64歳は1回目、85.38%、2回目、75.37%、50代は1回目、78.70%、2回目、65.46%、40代1回目、64.70%、2回目、39.64%、30代1回目、54.37%、2回目、31.77%、20代1回目、52.09%、2回目、29.03%、10代は1回目、34.67%、2回目、11.05%、全体では1回目が72.53%、2回目、59.09%となっております。 以上です。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 頑張る学生応援事業についてお答えいたします。 当該事業は、
新型コロナウイルス感染症による自粛生活が継続する中、アルバイトなどによる生活費の確保が困難になっている学生への支援と、農業生産者や加工業者への需要を拡大するものでございます。 支援の内容につきましては、申請のあった方に津山地域産品の詰め合わせを送付するというものでございまして、支援基準は本市出身の大学、短大、高等専門学校、専門学校、予備校生と市内の大学、短大、高等専門学校、専門学校、予備校生でありまして、対象者は3,500名を見込んでおります。 以上です。
○議長(津本辰己君) 15番、村田隆男議員。
◆15番(村田隆男君) 先ほど、ただいま答弁いただきました。その中で、私は常に方向していきたいのは、
腎臓機能障害の等級の中にやはり2級はないと。1級あって、2級なくて、3級から7級おのおのあります。そん中で、いろいろともう少しこまく等級をつけてもいいんじゃないかというふうに思いますけども、これはいろいろと規制、また法的なもんがあります。それを重視するために方向してきたのであろうと思いますが、いろいろとよろしくお願いしたいと思います。 次に、助成制度の利用者数と利用できる給油所の状況はということでありますが、
セルフサービスが3か所しかない。もう少し組合に働きかけていただくということを強く求めておきます。そして、給油券が適正に利用できるよう周知を図っていただきたい。このことも特にお願いしたいと、そのように思います。 次に、高齢者免許返納した場合の施策としての支援を検討すると言っていたが、いまだに何の返答もないということであります。もう少し真剣に考えていただき、ふるさとを常に思う気持ちを考えて、そして福祉政策を特に集中的に力を入れていただきたいということを特にお願いしておきます。 次に、高齢者の要するに免許証自主返納の件でありますが、
津山警察署管内で410人となっております。若者は、事故が起きたらいけんから返納せよと。返納した後から返納した人はよく考えると返納するのではなかった。何もそういう対策、補助事業がない。失敗したというような声をたくさん聞きます。もう少し行政として本当心温かい、優しいどうぞ政策を打っていただくことを強く求めておきます。 次に、やはり同じようにその中でこれは
年代別感染者数の方向ですけども、若い世代の感染者が増加していると。どのようにして感染者数を下げるかが問題だと思いますので、よく考えていただき、あらゆる角度からやはりどのような政策を打ったらええかということも特にお願いしたい。若い人の接種率も低いんでありますから、よくお願いしたいと、そのことを特に強調しておきます。 それでは、質問1の再質問、津山市
重度障害者自家用車給油助成の現状について。 平成31年4月から
セルフサービスの給油所でも助成制度が利用できるように便利になりましたが、そのように思うだけかなと。セルフは現在3か所しかないと先ほど方向しました。そのセルフの給油所を含めてさらに利用できる給油所を増やしていく必要があると私は考えておりますが、当局の明快な回答を求めます。
○議長(津本辰己君)
環境福祉部参与。
◎
環境福祉部参与(奥田賢二君) セルフ給油所につきましては、対応可能な従業員がいないなどの理由から、給油券が利用できない場合がございます。また、市内の給油所についても減少傾向にあり、事業に協力いただける給油所の拡大は困難な状況でありますが、今後も事業者等に協力のお願いをし、給油所の確保に努めてまいりたいと考えております。
○議長(津本辰己君) 15番、村田隆男議員。
◆15番(村田隆男君) これも何回も方向ですけど、もう何回も何回も私に質問させんように特にお願いしたい。もう次はこういう質問はしませんからと私は思うんです。そのようによろしくお願いいたします。 次、質問2の再質問であります。 福祉対策。 障害者、高齢者の施設入所中の外出に際しての交通費の補助について再度確認する。特に低所得者、施設入所費だけで精いっぱいなんですよ。買物など行う際の外出費に困っている。どうにかならぬか、何回も私のところに電話がかかっております。どうにかならぬか、当局の明快な回答を求めます。
○議長(津本辰己君)
環境福祉部参与。
◎
環境福祉部参与(奥田賢二君) 現在、家族が外出をサポートする場合や、入所施設によっては乗り合わせにより外出を行っていると聞いており、外出に際して低所得者に対する補助は現在のところ考えておりません。
○議長(津本辰己君) 15番、村田隆男議員。
◆15番(村田隆男君) 低所得者に対する補助は考えておりませんと。なぜ考えられないのか、考えていないんなら考えたらいいじゃないか。市長の福祉の充実は言葉だけなんかなあと。今、先ほど参与が答弁していただきましたけども、これはひいては最終的には市長の力なんですよ。私は、そのことを強く申しておきます。市長よろしくお願いいたします。 それでは次に、高齢者施設は制度がない。家族がサポートするか、施設によって乗り合わせて外出することもあるが、私は相談を受けている小さな声の市民にはおりません。そのような人が多いんです。そこで、ボランティアで乗合タクシーを津山市が音頭を取る方向、方法を考えるしかないのではないかと私は思いますが、当局の明快な回答を求めます。
○議長(津本辰己君)
環境福祉部参与。
◎
環境福祉部参与(奥田賢二君) 無償によるボランティア移送は、公共交通に代わる移動手段の一つとして認識しております。しかし、担い手の確保、事故時の責任問題などの課題があり、特定の移送方法に力点を置くのではなく、多様な移送サービスが展開できるよう関係部署と連携し、課題解決に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
○議長(津本辰己君) 15番、村田隆男議員。
◆15番(村田隆男君) その乗合タクシーの津山市が音頭を取るという方向はないかということでありますが、やはりボランティアがするといろいろと交通事故の問題もあるかもしれません。それは運転する側のほうからやはり乗せる側のほうに対してやはり万一事故が起きたら責任は持たんということも一言まず言うべきだろうし、そして保険適用というものがありますから、それは津山市が考えてしていただきたいと。要するに、認識していますと、それだけでいいのでしょうか、本当。私は、質問、質問、何のために質問しておるんか分からんようになる。これから、後から出ますけども。ようしっかり考えて、本当市民目線を基本に市民のために、市民にためにしっかり燃えてくださいよ。そのことを強く求めておきます。 再度確認する。高齢者が免許証を返納した場合、また
住宅型有料老人ホームなどの福祉施策としてタクシー補助などの施策を検討すると言っていましたが、いまだに何の施策もない。どのように実行に移すのか、当局の明快な回答を求めます。
○議長(津本辰己君)
環境福祉部参与。
◎
環境福祉部参与(奥田賢二君) 高齢者や免許返納者への移動支援につきましては、関係部署と連携し、課題解決に向け取り組んでまいります。
○議長(津本辰己君) 15番、村田隆男議員。
◆15番(村田隆男君) 解決に移す、移す、それだけでよいのでしょうかね。ほんま、もう質問するのが何か大儀なような感じします。 課題解決に向けて取り組んでいくという方向でありますが、私は半分期待したいがなあと。関係部署ではなく、市長の采配で実行に移すということはできます。やはりトップがこの気持ちをしっかり持って、本当に高齢者に対してやはり温かい気持ちを返していただきたいということを特に私どもは強調しておきます。 次に、今日までこの日本を支え、また築いてくれた高齢者に対してこれでよいのか。今まで私が質問しました。これでよいのか。市長としてどのような気持ちを持つのか、市長の明快な回答を強く、強く求めます。
○議長(津本辰己君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 近年、高齢者の運転による交通事故が全国で発生しておりまして、車の運転を不安に思う高齢者や、そして交通事故を心配する家族の報道も見かけるところであります。高齢者の方が住み慣れた自宅や地域で安心して暮らしていけるように、福祉部門はもとより交通対策関係部署との緊密な連携を図りまして、公共交通や移動支援サービスの充実に努めてまいりたいというふうに考えております。
○議長(津本辰己君) 15番、村田隆男議員。
◆15番(村田隆男君) 先ほど、市長の答弁ありました。高齢者の方が住み慣れた自宅、地域で安心して暮らしていけるよう、福祉部門はもとより交通関係対策の部署の方向でやはり緊密な連携を図り、公共交通や移動支援サービスの充実に努めてまいりたいということであります。 どれだけ実行に移すかをやはり市長、次選挙挑戦するということでありますんで、公約で有言実行の男として自然体でなす技を見たいと、私はそのようにずっと心の中でしまっておきます。心してください。そのことを特に見守っていきたいと、そのように思います。 次に、質問3の再質問であります。
新型コロナウイルス感染症対策事業で
生活応援商品券配付事業、これは①であります。 ②の
農商工連携推進事業、いろいろな角度から見た支援があり、対象になっている方の中にもワクチン接種などに協力的でない方もおられます。事業対象の要件にすることはできないと思いますが、ワクチン接種率を上げる意味でも、また感染症対策の協力を呼びかけるメッセージ等を同封し、送付することはできないか。 10代、20代、30代、40代の接種率は非常に悪い。そこで普及率の向上、①
生活応援商品券配付事業、低所得世帯に提案するものであります。事業に。当局の明快な回答を求めます。
○議長(津本辰己君)
環境福祉部参与。
◎
環境福祉部参与(奥田賢二君) 対象者への通知文書にワクチン接種の有効性についてのチラシを同封するなど、対応を検討したいと考えております。
○議長(津本辰己君) 15番、村田隆男議員。
◆15番(村田隆男君) もう昔から行政用語は分からない。時代は変わっていきよんですよ。その中で私が一言申したいのは、対応を検討したいと考えております。昔から検討という言葉は行政用語でははっきり言います、できないことを検討というんですよ。ずうっと振り返ってみてください。同じ答弁でした人はそのように思っておると思う。できない、できない、できない、検討ではなくもう少しよう考えて、私がいつも言うように研究するというのは後退的なもんだがなというような言い方をするかも分からないですけど、後退的、研究という言葉を使うてみたらどうですか。もう検討という言葉はもうできないということが私は思っておりますんで、特にそのことを実行に移す言葉が私どもは欲しいと、そのように思いますので、何分よろしく、感染症拡大防止は若者世代の周知も必要であるということ、そのことは分かっていただいておると思いますけど、もう少し慎重な取組をよろしくお願いいたします。 〔「答弁を願います」と呼ぶ者あり〕
◆15番(村田隆男君) すいません、答弁をお願いします。ありがとうございます。
○議長(津本辰己君) 15番議員に申し上げます。 まだ質問に入っておりませんので、先ほどの質問、答弁はもう今終了いたしております。次の質問を。 15番、村田隆男議員。
◆15番(村田隆男君) でしょう、ほんま。 次に入ります。 普及率の向上、同じく②であります。
農商工連携推進事業、頑張る学生応援事業に提案するものであります。当局の明快な回答を求めます。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 感染症の拡大防止は、若い世代への周知も必要であると考えております。頑張る学生応援事業で申請のあった学生に対してワクチン接種や感染症対策への協力をいただけるよう、メッセージの送付を研究したいと思います。 以上です。
○議長(津本辰己君) 15番、村田隆男議員。
◆15番(村田隆男君) いや、ええんでしょう。
○議長(津本辰己君) 今答弁がありましたので、次に。
◆15番(村田隆男君) もう答弁あったけえ、15番。
○議長(津本辰己君) もう質問を終了ということでよろしいですか。
◆15番(村田隆男君) いや、ありますよ。
○議長(津本辰己君) 15番、村田隆男議員。
◆15番(村田隆男君) だから、手を挙げていますがな、議長。 何回も何回も手を挙げるか、名前を言うかどちらかですから、よう理解していただきたいということを議長に申しておきます。 その中で、先ほど普及率の向上の①の
生活応援商品券配付事業の分と同じです。やはり最後には対応の検討をしたいという考えを持っとる。検討という言葉が常に出る。これからまた次の後の人も質問ありますんで、どういう検討が出るかなあということも観賞したいと思います。実行に移すという言葉が私は欲しいんで、要するに表だけ、上辺だけじゃなしに中身です。中身を特に大事にしたいという方向で質問しておりますので、何とぞよろしくお願いいたします。 最後に、私はこの今回の質問をさせていただいてその感じたことを私はこれから言いますので、職員の皆さんしっかり心して次の政策に打ち込んでいただきたいということを、という意味で一言申しさせていただきます。 私は、市議会議員として住民の小さな声を大切にしながら施策なる第一歩を大事にしたいと思う者であります。ゼロから1を生み出す、要するに市民の声を市政に反映するということの議員の使命、そして次によく産みの苦しみと言いますが、それは小さな声にヒントが埋まっておりまして、市議会議員が重要にするものだと私は考えております。 また、このゼロから1は私たちでいいと思います。しかし、その後の1から100にするためには市民の声をしっかり受け止め100にするように、当局の皆さんの心優しい職員を私は信じます。私は、このことを大切にして津山市政に寄与してまいりたい。 以上で小さな声を大切にを基本の15番、村田隆男、一般質問を終了させていただきます。
○議長(津本辰己君) 以上で15番、村田隆男議員の質問を終わります。 次の質問を許可いたします。 13番、金田稔久議員、登壇。
◆13番(金田稔久君) 〔登壇〕 皆さんおはようございます。 通告に従いまして質問に入らせていただきたいと思います。 今日は、胸元にシトラスリボンをつけさせていただきまして、今日は登壇をさせていただいております。連日のように市内でもコロナによる非常に残念な、苦しまれとる方がいらっしゃいます。一日も早く回復をされ、そしてこのコロナ禍におけるこの社会が新しい秩序に戻って新しい津山ができるように、そういう真心を込めてこれから質問をさせていただきます。 それでは、市政運営について、まず最初に質問をさせていただきます。 このたびの第4次補正予算で上程されております2点について質問をさせていただきます。 民生費から成年後見人制度利用促進事業として計上し、権利擁護に関する中核機関を令和4年1月以降設置に向けた予算が組まれておりますが、具体的な内容について答弁を求めます。 次に、観光費について、昨日の6番議員の質問もあり、重複しておりますが、まだコロナ禍で誘客活動をすることへ何となく先行き不透明感がある中で、来年度デスティネーションキャンペーンに向けての取組、1,200万円を投じるわけですから、それなりの受入れ側としてのまなびの鉄道館に来ていただくお客様をどんな企画でもてなすお考えか、お考えをお尋ねいたします。 次に、平成31年3月に平成の大合併をした地域を対象とした加茂・勝北・久米・阿波地域振興ビジョンが策定をされました。その中で、まちづくりの方針の8項目が示され、当時の現状と課題、施策方針がそれぞれの地域の現状と課題、施策の方向が示されたところであります。それぞれの取組の状況の成果と課題について、各支所長、出張所長より答弁をお願いいたします。 続いて、農業振興についてであります。 毎年、津山市農業再生協議会から経営所得安定対策として冊子とともに今年の作付調査をされていますが、その内容についてお知らせいただき、それらのデータをどのように生かして取組をされているのか、農林部長にお尋ねをいたします。 次に、地域商社曲辰について、6月議会での議論は十分な答弁がなされなかったというような感じがいたしております。芦田新社長が就任をされ、経営方針はどのように考えておられるのか、取締役である中川農林部長にお尋ねをいたします。 次に、津山圏域資源循環施設組合が運営する津山圏域クリーンセンターの可燃ごみの増加問題についてであります。 津山市は、クリーンセンター完成前まではごみ非常事態宣言が発出され、ごみ減量化に向けた取組を市民とともに取り組んできました。ところが、平成28年運用開始以降、人口減少の中にもかかわらずごみ量は増加してきたということは、ごみの減量化を長年取り組んできたリバウンドとも思える状況であります。クリーンセンター開設後は本市を含む5市町で運営であり、ごみ排出抑制や減量化に取り組む責任の所在はどこが持っていると認識なのか。 次に、津山市一般廃棄物処理基本計画で目標とされている1人1日当たりのごみの排出量及びリサイクル率について、基準年度、中間目標、最終目標の値と実際の状況を明らかにしていただき、進捗状況と評価、分析をお尋ねします。 28番、12番議員からもありました、河川管理について質問がありましたが、私からは平成10年台風10号による甚大な被害を受け、井堰の改良がされましたが、中でも皿川に設置されたゴム堰というふうに通称言うんですが、その現在の管理状況と市内の設置状況について、また倭文川などにある可動堰についても農林部長にお尋ねをいたします。 続いて、市長の政治姿勢についてお尋ねをいたします。 谷口市長におかれては、今議会の冒頭に20番議員の質問に対して再出馬を表明をされました。そこで市長は昭和63年に国会議員の秘書を皮切りに市議3期、県議2期7年、市長として1期4年と30年を超える政治経験をお持ちでございます。その中で、政治信条を心がけてこられたと思います。変わらぬ信条、市長として特に配慮、心がけて市政運営に当たられたのか、次期2期目に向けてどのような取組をされるお考えか、まだ公約として明らかにはされておりませんが、前期の継続、発展をさせ、全ての住民が郷土に誇りと愛着を持って便利で快適な暮らしができる津山を創造していきたいとのことですが、より具体的なお考え、何が実現でき、何ができなかったのか、また新型コロナ感染症の発生もあり、何か変更や目標を取り下げなければならなくなっているのか、表明していただければと思うところであります。 次に、県北の拠点都市の再興を掲げて市政運営にもそのことを念頭にしたと常々申されておりますが、県北のリーダーとしてどのような取組を実践をされてきたのかお尋ねし、登壇での質問を終結いたします。〔降壇〕
○議長(津本辰己君) この際、13番、金田議員の答弁を保留し、しばらく会議を休憩いたします。 再開は、午前11時といたします。 午前10時49分 休憩───────────────────────────────────────────── 午前10時59分 再開
○議長(津本辰己君) 御着席を願います。 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 13番、金田議員に対する答弁を求めます。 市長、登壇。
◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 金田議員の御質問にお答えをいたします。 初めに、津山圏域クリーンセンターについてです。 ごみ排出抑制や減量化の取組については、廃棄物処理法の規定によりそれぞれの市町村が行わなければならないとされています。 次に、これまでの取組ですが、3Rを推進するためホームページや広報などを利用してごみ減量や分別ルールなどについて啓発に努めているところです。また、生ごみ処理機の普及促進や資源化物の回収促進などにより、可燃ごみの減量化に取り組んでおります。 次に、私の政治信条についてですが、進めるべき政策の全てについて、現状において満足することなく常に高みを目指して取り組む、これを信条とし、お示しした8つのまちづくりのビジョンに基づいてこれまでの3年半市政の推進に取り組んできたところです。 次の任期に向けた取組についてですが、現在これまでの取組を総括し、今後の課題を整理しているところです。次の任期に向けた具体的な政策については、総合的に整理したものを改めてお示ししてまいりたいと思います。 現任期で実現できなかったことについてですが、総合計画の主要事業や総合戦略に掲げる目玉事業の一つと考えていた「春はつやま」の一大観光キャンペーンが予定どおり実施できませんでしたが、これも感染症の影響によるものです。 最後に、県北のリーダーとしての取組であります。 これまで県北に設置されていなかった配偶者暴力相談支援センターやおかやま出会い・結婚サポートセンターを本市に設置したほか、ワクチン接種について市町村が開設したものとしては県下で最大規模の集団接種会場を設置することなどに注力しました。そのほか、美作国観光連盟の枠組みの維持に奔走いたしました。また、平成30年7月豪雨災害の際にはJR在来線の復旧、存続に関係市町と連携して取り組んだほか、運休となった鉄道の代替手段として美作市から真庭市までの区間の通学バスの確保も行いました。 美作圏域の市町村長とは定住自立圏の構成団体を中心に適宜連絡を密に取り、連携の強化に努めております。 以上でございます。〔降壇〕
○議長(津本辰己君) 環境福祉部長。
◎環境福祉部長(朝田一君) 津山市一般廃棄物処理基本計画についてですが、本計画における数値は基準年度を平成27年度とし、中間目標を令和3年度、最終目標を令和7年度としております。 まず、1人1日当たりのごみ排出量は基準年度が906グラム、中間目標が886グラム、最終目標が872グラムとなっております。 次に、リサイクル率については基準年度が25.1%、中間目標、最終目標が共に30%となっております。これに対しまして令和2年度の実績は、1人1日当たりのごみ排出量が910グラム、リサイクル率は18.3%となっております。 1人1日当たりのごみ排出量は、令和元年度以降基準年度の値を上回る結果となっておりますが、これは生活スタイルの変化や人口減少に反して世帯数が増加していること、またいわゆる片づけごみの増加などが要因と考えております。 リサイクル率の低下につきましては、プラスチック容器包装を汚れを落とさず可燃ごみにしていることや、資源化物の集団回収が減っていることなどが要因と分析をしております。
○議長(津本辰己君)
環境福祉部参与。
◎
環境福祉部参与(奥田賢二君) 中核機関についてお答えします。 この機関は、高齢者や障害のある方、また認定には至らないが、後見制度の利用が必要な要保護者の相談窓口や、権利擁護支援が必要な人を支援につなげる地域連携ネットワークのコーディネーター役、専門職による助言等が期待されており、県内では岡山市のほか8市で設置されております。中核機関は、国の基本計画において全市町村での令和3年度中の設置が求められており、本市において必要な機能を整理し、令和4年1月から事業を開始することとし、専門職2名の人件費等340万円を計上しております。 業務につきましては、成年後見制度の利用支援をはじめ市民の権利擁護に大きな役割を果たしている津山市権利擁護センター事業を行う津山市社会福祉協議会に委託する予定でございます。
○議長(津本辰己君) 産業文化部参与。
◎産業文化部参与(今村弘樹君) デスティネーションキャンペーンでの津山まなびの鉄道館の企画についてお答えいたします。 津山まなびの鉄道館においては、例年行っている夏休みの特別企画に加え企画列車の運行、ナイトフェス、マルシェの開催などを検討しております。デスティネーションキャンペーンでは、JR西日本が特別列車の運行をする予定であり、お越しいただいたお客様が津山に滞在していただけるよう、まなびの鉄道館をはじめとする観光施設においてイベント等の企画、体験プログラムの造成等を行っていきたいと考えております。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 私からは、3点の御質問にお答えいたします。 まず、今年の作付状況とデータの活用についてでございます。 主食用米の作付状況といたしましては、需要に応じた生産を推進する中で、昨年に比べて150ヘクタール程度減少し、約2,300ヘクタールとなっております。転作作物としては、飼料作物、飼料用米、黒大豆が上位を占めております。 また、このデータを基に翌年度の主食用米の作付目安率や産地交付金を設定することで生産者の経営安定を図っております。 次に、地域商社の経営方針についての御質問でございます。 新代表には設立の目的であります農業生産者の所得向上と地域の農業を持続可能な産業にするとともに、曲辰自身の継続的な運営が可能となるよう御尽力をいただけるものと考えております。 最後に、可動堰の管理状況などについての御質問でございます。 平成10年の台風10号によりまして皿川が被災したことから、岡山県による河川災害復旧工事に伴いましてゴム堰への改修が行われました。堰の管理は、受益区域ごとの水利組合で行っております。 次に、市内の皿川以外のゴム堰の設置状況でありますが、逆川と広戸川に1か所ずつ設置されております。また、倭文川などにある可動堰につきましても、受益区域ごとの水利組合で管理を行っております。 以上です。
○議長(津本辰己君) 加茂支所長。
◎加茂支所長(水島智昭君) 地域振興ビジョンについてお答えします。 本計画では、各地域の課題、魅力を抽出し、特性、特色を生かしたまちづくりを進めるため、具体的な取組の方向としてアクションプランを定めています。その主な取組として、加茂地域では遊休農地対策について農地中間管理機構を活用した農地等の集約化とマッチングを進めております。これまでに約35ヘクタールの農地契約が締結され、担い手への農地等の集積、集約化と有効活用を促進しています。 また、市道西加茂29号線及び東西橋改良では、道路改良工事が昨年度終了し、現在東西橋改良工事に向けた事務を進め、住民生活の利便性等の向上を図っております。そのほかにも除雪体制の整備、維持として年間約25回の出動に対応するため、除雪機器の維持管理を行っております。 加茂地域は、森林が約9割を占める地域であるため、森林の管理、活用や高齢化等による林業従事者の育成などが課題と考えております。 以上が加茂地域の取組状況でございます。
○議長(津本辰己君) 勝北支所長。
◎勝北支所長(谷口善洋君) 続いて、勝北地域での主な取組状況です。 勝北マルシェの機能強化として、年間約18万人の利用者をさらに増加させるため、農作物や特産品等の販売促進、各種広報媒体を利用したPR、イベント等を行っており、地域の活性化と地域外への認知度向上につなげております。 また、勝北スポーツ公園の修繕、改修については優先順位を定めた維持管理から安全を確保し、利用促進を図っています。 そのほか、市道整備では工門市場線の測量設計、地元説明を開始するとともに、演習場対策事業の日本原大吉線改良工事等計画的に実施しているところです。 最後に、課題として市営勝北バスなどの地域交通の利便性向上や、老朽化している公共施設の対応等が重要と考えております。 以上が勝北地域の状況でございます。
○議長(津本辰己君) 久米支所長。
◎久米支所長(坂本達彦君) 続きまして、久米地域での主な取組状況でございます。 久米山利活用の推進といたしまして、NPO法人、ボランティアグループを中心とした里山保全活動に取り組んでおり、また昨年度久米山利活用検討会議を立ち上げ、さらなる利活用に向けた検討を始めております。 また、年間28万人の方が訪れる道の駅久米の里の活用等による地産地消等の推進、梅の里公園や岩屋城跡等による自然を生かした観光レクリエーションの拠点づくりを推進するため、担当部局と連携して地域資源の情報発信等に取り組んでおります。 今後も引き続き、久米山、岩屋城跡等の利活用策の検討や、町内会と連携しながら小地域ケア会議等を活用して高齢化が進む中での防災等への取組を一層強化していく必要があると考えております。 以上が久米地域の状況でございます。
○議長(津本辰己君) 阿波出張所長。
◎阿波出張所長(安東正人君) 最後に、阿波地域での主な取組状況です。 地域の核となる公共施設等の長寿命化と機能の維持、充実としてエリア一帯の公共施設の在り方を関係部署と地域連携等による持続可能な施設運営を目指した指定管理制度の導入など、取組を進めています。 また、公共施設の有効活用では、阿波こぶしアリーナでのプロスポーツチーム岡山リベッツによる卓球教室の開催等で交流人口の増加を図っております。 そのほかにも林道や市道の維持管理、冬季における円滑な交通確保のための除雪作業等や、地域の関係機関と連携した阿波ふるさと祭り、健康福祉まつりによる地域の活性化を行っておりますが、深刻化する空き家への対策が課題と考えております。 以上が阿波地域の状況でございます。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) これより一問一答にて質問に入らせていただきます。 まず最初に、
環境福祉部参与より答弁をいただきました。成年後見人制度の中核機関の設置について、来年1月より開始されるとのことで、社会変化によって課題が複雑化しており、役割も大きいと思います。専門性の高い活動ができることを期待し、この質問を終結いたします。 観光費についてでございます。 1,200万円投じて1週間のポスター掲示との昨日の6番議員への答弁がありましたが、このタイミングの実施はいかがなもんかなあというふうにちょっと私は思っております。私からの提言とさせていただくならば、前々から御提言をさせていただいておりますが、津山駅の列車が付近に来たときにメロディーが流れる、B’zの楽曲などを流すなりと、そういうメロディーを流すシステムが非常に高額だというふうな話を聞きました。 そういったものに使っていただくのもそうでしょうし、例えば北口広場のSLが最近さびが非常に目立ってきております。草が生えとるというようなこともあります。あれのやっぱりきちんとした維持管理と、例えば時報を発するための汽笛を鳴らすようなことをするとか、そういうこともあるかとは思いますが、しかしながら同僚議員からもいろいろ話がありましたが、JRさんが管理されとるトイレが男性のところが使用できないような状態が何年も続いております。本来ならば津山市が手を出すところじゃないんかもしれません。しかしながら、やっぱり来年の多くのお客様をお迎えするという体制を整えるためにも、そういったトイレの整備をしていくということも大事ではないでしょうか。これは観光施策、公共交通施策かもしれませんが、これは福祉施策の一つでもあると、こういうふうに思いますので、よろしく御検討のほどお願いを申し上げたいと思います。 続きまして、地域振興ビジョンについての取組について、各支所長、出張所長より御答弁をいただきました。大変いろんな御苦労をされながら取り組んでいただいていることはよく分かります。しかし、合併地域の共通の課題であります人口減少が著しくてその抜本的な対策がなかなかできていない。危機感というもんが何かちょっと感じられんとは言いませんけども、ちょっとそんな感じがする、難しいところかなあというふうに思います。 合併地域への今後の取組については、市長より施政方針の中でもまたお尋ねするといたしまして、久米支所長から特に言われなかったんですが、久米地域には温水プールレインボーがあります。この利用状況と施設の課題、利用者からの声はどのような御意見が出ているのか、これは担当部長さんに御答弁をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(津本辰己君) 地域振興部長。
◎地域振興部長(藤井浩次君) 久米市民プールは、平成30年度に約5万6,000人、令和元年度では約5万人の方が利用されております。その一方で、開設以来26年が経過いたしまして、施設や設備などの老朽化が進んでいることから、その対応が課題となっております。 利用者からは、駐車場が広く、施設が利用しやすい。子供たちの水泳教室や高齢者などの日々の健康づくりには欠かせない施設であるなどのお声をいただいております。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) ありがとうございます。私が聞いておりますとかなり老朽化が激しくて、天井から鉄さびが落ちてきていると、こういうふうなことも聞きます。このレインボープールは、平成13年から久米中学校の水泳授業に使用されていますし、令和元年には秀実小学校の水泳授業を試行的ではありますが、活用したということがあります。令和元年の6月、9月議会でこのレインボープールについて質問をし、当時の生涯学習部長より大規模改修が必要と認識を示されました。また、令和元年度にはサウンディング型市場調査をされ、統廃合あるいは新設を含めて年度中に市営プールの方針を見極めると当時の財政部長からの答弁もありました。たしか令和元年11月から学校プールと市営プールの在り方を検討する津山自分ごと化会議も開催されましたが、この市民プールレインボーについてどう協議をされたのか、そして当局として非常に経年劣化、傷みが激しいこのプールの在り方、改修計画をどう取り組んできたのか、お尋ねをいたします。
○議長(津本辰己君) 総務部長。
◎総務部長(玉置晃隆君) 久米市民プールレインボーを含めた市営プールの在り方につきましては、FM委員会の答申や自分ごと化会議からいただいた提案を基に様々な角度から検討を進めております。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) 既にこの施設は老朽化が、ここ数年で出てきた話ではございません。学校プールとしての機能もあると考えたときに、いつ故障して使用できなくなるか分からないような状態を放置してもよいのか、市長ちょっとそこの辺についてお考えをお尋ねいたします。
○議長(津本辰己君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 引き続き、安全・安心な運営を行うために必要な修繕等を行ってまいりたいというふうに考えております。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) 修繕ということで、既に修繕するよりは新設するほうが安価につくんではないかと思うところであります。 ここで私からの提案を申し上げたいのですが、この市民プールレインボーのほど近くには津山圏域クリーンセンターがあります。この熱源を生かした温水プールをやっぱり建設をしていく、当時建設同士でちょっといろんなことがあって、進入路が今の久米産業団地のほうしかなかった。それを中北下、いわゆるレインボーのプール側のほうにも道をつけると、こういうふうなことは地元からの御要望があったということがありまして、その後前に進んでおりません。もしものことがあったときの代え道として必要ではないかということも言われておるわけでありまして、その道をつなぐことによって久米地域、いわゆる道の駅から今の現在のレインボーのあるところ、一体的なまちづくりを進めていく、西のまちづくりの拠点としてやっていくと、こういうふうなことをぜひ御検討をいただきたいと、こういうふうに私からの御提言でございます。 さて、そのクリーンセンターの回答でございますが、答弁の中でもごみの排出抑制、減量化は廃棄物処理法からして自治体の責任とされているわけであります。津山市一般廃棄物処理基本計画を策定基準年度よりさらに悪化しているということは、失礼な言い方といいましょうか、現実だと思うんですが、市が油断して取組が不十分ではなかったのかなあと、こういうふうに懸念されます。部長いかがでしょう。
○議長(津本辰己君) 環境福祉部長。
◎環境福祉部長(朝田一君) 住民の皆様や事業者にも御協力をいただきながら、ごみの減量化など基本計画に掲げた目標達成に向け取組を進めておりますが、令和元年度の最終目標年度に向けて見直しを行うなど、改善を図ってまいりたいと考えております。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) 今後のクリーンセンターの安定運営に向けて数値目標を設定して取り組むべきと思いますが、部長いかがでしょう。
○議長(津本辰己君) 環境福祉部長。
◎環境福祉部長(朝田一君) すいません、ただいまの質問にお答えする前に、1つ前の答弁の中で最終目標年度を令和元年度と申し上げました。間違えでございまして、令和7年度の最終目標年度に向けて見直しを行ってまいりたいということで訂正をさせていただきます。 次に、ただいまの御質問です。クリーンセンターの安定稼働のために圏域内において目標数値はということで、令和2年度の実績値に対して3%、約1,000トンの可燃ごみの減量を目標に取り組んでまいります。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) この状況を受けて大変厳しいことになるんですが、ごみ非常事態宣言を出さなくてもよいもんでしょうか。部長、お尋ねします。
○議長(津本辰己君) 環境福祉部長。
◎環境福祉部長(朝田一君) ごみ非常事態宣言は、平成7年当時の処理施設の逼迫状況や、新施設建設の見通しが立たなかったことなどから、ごみの減量と施設の延命化を図るために発出したものでございます。現在のところ、非常事態宣言の必要性はないと考えておりますが、引き続き住民の皆様や事業者に御協力いただきながら、ごみの減量に取り組んでまいります。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) このクリーンセンターの地元であります久米地域、特に領家、中北下地区に今回非常にごみが多くなって車が2時間ぐらい並んだと、敷地内かもしれませんが。しかしながら、排出をするということは出入りも非常に多いと、こういうことが出てきております。新聞報道では想定をされるわけですが、地元の方にこのことの事態について説明をされましたか。
○議長(津本辰己君) 環境福祉部長。
◎環境福祉部長(朝田一君) クリーンセンターを運営します津山圏域資源循環施設組合から構成市町には説明がありました。地元には特段説明は行っていないと聞いておりますので、今後組合と相談して対応してまいります。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) 先ほども申し上げました交通にも影響が出ると思いますし、私の家はちょっと高いところに住んでおるんですけど、ちょうど中国山脈の山々が見えるんですが、クリーンセンターの蒸気の煙が見えるんです。冬はよく蒸気が見えるんですよ。この夏もよく見える。普通、夏はあまり見えないですな。それから、ボーという音が遠く離れておるところでも聞こえるんです、夜静かになっていますと。ということで、かなり焼却をされとんだなあというふうに何となく見ておったところであります。 ところで、ごみの減量化していかなきゃいけないわけでありますが、ごみの減量はカーボンニュートラルやSDGsの取組とともに密接な関係であります。菅総理は、昨年10月の臨時国会の所信表明において2050年のカーボンニュートラル、脱炭素社会実現を目指すことを宣言をされました。本年4月に開催された気候変動サミットでは、2030年の温室効果ガス削減目標について2013年比で46%削減することを目指し、さらに50%高みに向けて挑戦し続けていくと明らかにされたところであります。2050年の二酸化炭素実質排出ゼロに取り組むことを表明されている自治体もあるわけでありまして、SDGsの視点を取り入れた政策を実施し、地域社会や企業も連携して再生可能エネルギーの創出やライフスタイルの転換などについて取り組むことがゼロカーボンシティを目指すこととされています。 しかしながら、津山市はそれら視点を取り入れた政策はやや少ないんじゃないかなあと、こういうふうに感じるところであります。説明、周知もあまりされていないような気がいたします。ごみ減量化、資源化はSDGsの目標達成にも脱炭素、温室効果ガス削減に本気で取り組むべきと考えますが、2050年カーボンニュートラルもですが、2030年の温室効果ガス削減目標に向けてどのように取り組むお考えか、これは市長の方針ということでお尋ねをいたします。
○議長(津本辰己君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 住民、事業者、そして関係団体等の皆様と協働して津山市地球温暖化対策実行計画というのを見直しまして、温室効果ガス削減目標の実現に向けて取り組んでまいりたいと思っております。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) ありがとうございます。県北のリーダーとして津山市がこれを発するということは非常に大事なことであります。ぜひ市長に宣言をしていただきたいなあというふうに思うところであります。 とりわけ岡山連携中枢都市圏の分でもされとるということでありますので、国の目標等もしっかりしていただきながら取り組んでいただこうと思います。これはちょっと答弁は結構でございますので。 次に移らさせていただきます。 農林部長より答弁をいただきましたことについて再質問いたしますが、ゴム堰、可動堰について水利組合が管理されているとのことでありますが、皿川のゴム堰の設置から20年近く経過をしております。作動点検等はされておられますか、お尋ねいたします。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 水利組合が県から移管を受けましたゴム堰につきましては、移管後15年間は設置業者が点検を行っていたと聞いておりますが、その後は実施されていないとのことであります。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) 仮に、大雨によって放流するために作動しようとして動かない。故障ということになれば井堰周辺や下流に洪水が発生する可能性が出る。そうなると、一水利組合だけの問題ではないと思います。そのあたりの見解を部長、お尋ねします。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 災害を未然に防止するためにも、ゴム堰など施設の健全な状態を維持する必要があると考えます。したがいまして、点検や修繕の実施につきましては、管理者であります水利組合に対しまして土地改良施設維持管理適正化事業などの制度について情報を提供いたしまして、健全な管理や施設の長寿命化を促進したいと考えております。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) ありがとうございます。維持管理費がどれぐらいの捻出なんかということもありますし、後ほどお話ししますが、米の価格が非常に厳しいという中で、農業を離農される方も出てくるとこれら水利組合として維持していくことが困難な状態が起こり得る懸念もあります。そういった意味で、もし災害時にこのゴム堰、可動堰が作動しないことによってもしものことがあったとき、大きな災害となると人災ということも言われかねないわけであります。やはりここら辺について水利組合とよく協議を進めていただきながら、安全な運用をお願いしたいと、こういうことをお願いしておきます。 同じその高尾地区では国道53号線バイパスに伴いまして排水路がゴム堰の下流にあったものが上流に変わり、特に大雨のときの水量の変化が生じとんではないかということで高尾町内会からも相談があったと思いますが、この対応について都市建設部長にお尋ねをいたします。
○議長(津本辰己君) 都市建設部長。
◎都市建設部長(山本将司君) お話の件につきましては、高尾町内会から直接国へ相談されており、現在国において原因は確認中と聞いております。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) こういう大幅な地形や水路の変更がある場合は、工事前にきちんと地元に説明をしていただきたいというふうにお願いしておきます。津山市としても配慮のほう、対応の配慮をお願いいたしたいと思います。 さて、農業振興についてです。 ここにパネルを許可をいただきましたので、持参をしておりますので、御覧をいただきたいと思います。 議員の皆様にはタブレットのほうにやっておりますが、ここへ私のほうが今日は持込みをさせていただいております。 実は、これは今年のいわゆるJAグループが出されております米の概算金でございます。概算金ですから、これからまた足し算があると思いますが。 まず、津山市の米の生産状況について。 先ほど、お話がありました津山市農業再生協議会で調査された中では水稲面積が2,332ヘクタール、2年度は2,494ですからマイナス162ヘクタール減っておると、こういうことです。 生産見込みもこれで算出を私なりにしました。市のほうでは反当たり8.5俵と、こうなっていますが、そねえ取る人おりゃあしません。7俵ぐらいです。1反当たり420キロ、1ヘク当たりは4トン200と、こうなります。そういう生産量でありますから、津山市の今年度の米の生産量は9,794トン、俵数に表しますと16万3,240俵と、こういうことになるわけであります。 さてさて、コシヒカリからあきたこまち、様々にありますが、今年の等級、3年産の概算金、JA晴れの国岡山が出されとるわけでありますが、決してJAが安いとかいうんじゃなしに、世の中の相場がこうなっとるいうことをもう一つ付け加えておきます。 コロナ以前の令和元年と比較をしましたのがこの一番右になっております、赤になっております。ウルチ米は全て△、モチ米だけがプラス1,400円と、1俵当たりということです。一番ひどいものはあきたこまちが元年に対し1俵当たり4,400円もあきた、きぬむすめですね。こういうような状態です。非常に大変な状態であるということであります。これは再生産に向けてのお金といいましょうか、運転資金すらどうかなあと、こういうふうに思われるわけであります。 ちょっと先走って先、パネルのことを言いましたが、次のパネルは今の津山市の生産状況、あきたこまち、きぬむすめを基準として1俵当たり4,400円になった場合、農業生産額でいうとざっくりですけども、7億1,825万6,000円の農業生産のダウンです。津山市の農業生産の大体あれが30億円ちょっとだったかな、だったと思います。再生産に向けて対応がやっぱりこれは必要だと私は思うわけであります。 奈義町がせんだって、今週の議会で非常に価格が低迷しているということで議会の決議もされました。そして、奈義町として単独で1俵当たり1,000円の助成を実施することも可決をされました。そこで、津山市が奈義町と同じように取組をするとなれば、1億6,032万4,000円ということになるかと思います。ぜひこういう取組がやっぱり今必要じゃないのかなあと。お金を配ることがいいとは言えませんが、コロナ対策が今回の補正に農業分野にない、そういうことがちょっと私は問題というか、問題をそらしとるとは言いませんが、やってないんじゃないかなと。この間の市長と知事とのタウンミーティングのこの米価のことについても論じられたと聞いておりますが、やはりこの現状、津山の基幹産業は農業だというふうにずっと言い続けられて、市長も農林部を設置される中で農業の再生を力を込められとる。しかし、来年の再生産に向けてこのような状態で農地が保全できますか。この地域の、都市部に向けてもですが、水、そして食料を供給するのは農業、農山村であります。津山の仕事なんです。そういう意味からでも、ここは農家を来年もちょっと我慢してもらわにゃいけんところあると思いますが、やはり支援をしていくということを私はお願いしたいというふうに思います。 大体8反、80アール作っとる農家の方の声を聞きました。水稲の苗購入、防除のドローン、それからその人がちょっと少し高齢なんで、刈取り、乾燥調整をお任せをするらしいですが、実質的に現金を支払うのが約1反当たり7万円払われよるそうです。自らの人件費や農機具の減価償却費、それらは抜けとるということです。厳しいが、集落の農地を荒らすことはできないという気持ちでやっていると、こういうコメントもいただきました。これらを踏まえて農林部長、何らかのお考えがございませんでしょうか。切なるお願いでございます。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) このたびの米価の概算金の下落によりまして、今後の営農に不安を覚える農家の方が多くいらっしゃることと存じます。支援を必要とする農家が収入保険制度や収入減少影響緩和交付金といったセーフティーネット対策を着実に受けられるよう周知しながら、今後も一層の転作と収入保険の加入や当該交付金の活用を促進してまいりたいと考えております。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) 市長は14番議員の答弁で、国、県への支援の要望をしていきたい旨を答弁されましたが、あまり時間の余裕はありません。市長の政治決断をぜひお願いしたいのですが、いかがでしょう。
○議長(津本辰己君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 農業者が安心して米作りが継続できるように、本市としても支援をしてまいりたいと存じます。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) 過疎という問題がずっと出てきております。山は木を育み、田んぼは稲を育んで収入を得て暮らしが成り立っていたところでありますが、一番打撃を与えたのは森林の価値、必要性を失わせた木材の輸入自由化であります。そこから米の価格の下落、農山村で経済的な暮らしがやっていけないという経済環境をつくってしまった国の経済施策であります。これが問題であります。村から町へ、町から都市へと人が仕事のある賃金の高いところへ移住していったと、こういうことであります。 しかし、先ほども申し上げましたが、山や水田は国土を保全していくために欠かせないものであります。都市の水資源は、自然環境をつくられているわけでありまして、農山村で食料もつくられているわけです。だからこそ、農林業振興をしないと都市も成り立っていかないと、こういうことであります。そこのところから言いますと、この米価格は存続できない金額であります。地域事情に即した政策を実行するのが基礎自治体であり、津山市の実態からすれば米の価格、米価の下落に対応する施策を何らか、何ら迷うことはないと思います。12月議会まで待てることではありません。ぜひ9月最終日までに追加補正予算を提出していただく政治決断をお願いしたいと思います。 さて、農業を支えるために設立された地域商社でありますが、経営方針についてお尋ねしましたが、部長私の質問は芦田社長が就任をされ、代表である社長がどういう形の経営を取り組んでいくのかというお尋ねをしております。事業計画があられるわけでありますが、芦田社長はどういうものを特に力を入れて販売をしていくお考えを示されていますか、お尋ねいたします。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 現在、戦略的な要素も含めた様々な可能性を検討し、事業計画の修正を進めているところでございますが、地域農業の中心的な作物である米のほか、ブドウや栗などの果樹、地域産品を用いた加工品などの販売に特に力を入れて取り組むとされております。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) 米、栗、ブドウ、加工品と、なぜ大豆が入っていないんでしょうか。ちょっと教えてください。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 先ほどは主な作目を上げたものでありまして、大豆につきましても取扱いの対象としてございます。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) 米がこれだけ安くなっておりますから、大豆への転作というものを進めにゃいけませんから、ぜひその辺も力を入れていただきたいと思います。 6月議会で質問した内容、あれから3か月が経過しました。全国穀類工業協同組合との取引について加工米、米粉用米について調整中と答弁でありましたが、契約はできましたか。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 加工用米105トン、米粉用米116トンの出荷につきましては、生産者との間で成立するよう調整いたしましたが、曲辰の売上げにはなりません。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) 残念であります。非常に残念です。産業委員会の勉強会で1俵当たり1万2,500円ぐらいを設定する話でありました。契約ができていたら、この地域商社曲辰が目指す農家の所得向上が実現できたはずです。 さて、1期決算も9月末だったと思いましたが、どのような事業展開をされたのか、お尋ねします。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 当初計画に基づきまして、米、麦、大豆、ブドウ、加工品の調達、販売を軸に事業を推進いたしまして、ブドウにつきましては当初目標の売上げを達成できる見込みでございます。加えまして、状況に即した事業といたしまして、つやま和牛の拡販業務などにも取り組んでおります。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) 昨日の7番議員の答弁で、8月末で2,200万円、この内訳をお知らせください。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 8月末時点の売上げの主な内訳といたしましては、つやま和牛が約1,700万円、ブドウや桃などの成果品が約150万円、加工品が約350万円となっております。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) 売上げよりも重要な収益です。収支計画と実績との比較はどうでしょう。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) ブドウ以外は当初の目標達成が厳しい状況にあります。 なお、経常利益につきましては不確定要素がありますので、見通しがはっきりしないところはありますが、確定後に公表させていただきます。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) 収益が一番であります。地域商社の役割は通常の米とか、ああいうものをすぐに流通で流すんではなくて、ほかの事例をちょっと申し上げますが、米を使ってどういうふうなマーケティングが広がっていったと、こういうことを申し上げておきましょう。 北海道旭川市の餅製造の一久という会社は、このオリンピックに目指して大福餅、スポーツ餅というのを開発されたそうです。要するに腹持ちがよい、エネルギー源となる、炭水化物が凝縮されている、効率的に食べれるものということでスポーツ餅を先駆けて売られています。いろんな海外ではスポーツの大会の前にパスタを食べるところもあります。そういった意味で一工夫やっていく、それが地域商社曲辰の役割だと思いますので、物をそっちへ売るというだけではない方法をぜひ進めていただきたいというふうに思います。 6月議会では、社長辞任についていろいろとお話がありました。昨日の7番議員の答弁で、4月4日に中川部長に辞意が伝わり、市長には4月5日に伝わったということが明らかになりました。6月議会で8番議員がガストでどのような内容を話されたのかというのは答弁をされないままでありまして、その事がそうなのかなあというふうに思います。 そこを指摘しておきますが、私が質問した中に信用金庫理事長から岡田社長に宛てた内容、中川部長が答弁では相談を受けた文書と同一のか分からないという答弁でありましたが、あれから3か月、この件どのように確認されましたか。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 文書自体は津山信用金庫から出されてはいないということを確認しております。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) そういうふうに言われますと、ほんならこれはどこから出た文書、つくったようなことになりますなあ。確認はされたんですね。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 曲辰を通じて確認をしております。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) それでも、岡田社長からもって相談を受けたそのものと同一文書かどうか分からないというふうなことを言われたわけですから、その確認ですから中川部長見られとるわけですから、そこはどうだったですか。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 文書を拝見したものでありますが、おっしゃっている文書と同一のものかは分からないということを申し上げたものでありまして、御理解いただきたいと存じます。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) 現物のものを見たものと、その出たものと確認をして明らかに違うんですね。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 出されたものと、私が確認いたしましたのは津山信用金庫からそうした文書が出ていないという点でありまして、そのことを申し上げたものでございます。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) 分かりました。信用金庫の文書はそこへ出されていないということを確認をされたということで、その文書の所在というものがちょっとよく分かりませんが、その辺についてお預かりをした岡田前社長にお尋ねしたいと思います。 それでは、この質問を終結しまして市長の政治姿勢についてお尋ねします。 市長はおじいさんの影響から政治家になることを夢見られて、好きな言葉は思うことなければかなうことなしとされとるということを書かれたことを記憶しております。政治信条は進めるべき政策を全てについての現状において満足することなく、常に高みを目指して取り組むとされております。その中で、8つの柱に59項目の津山八策は市長が目指す公約であります。就任されて早々、八策は20年、30年先を目指すものとも表明をされました。選挙後の津山朝日新聞に今後4年間の抱負を語られておりますが、1期目の意気込みで子育て支援が強調されました。出生率2.0を目指されたわけですが、この目標に対する評価をお尋ねいたします。
○議長(津本辰己君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 私は、就任以来人口減少の歯止めや人口構造の若返りを図るために安心して働ける雇用の確保、出会いの場の創出、妊娠から出産、育児までの切れ目のない支援を行い、安心して健やかに子供を産み育てられる環境づくりに取り組んでまいりました。 本市の合計特殊出生率は平成30年で1.66となっておりまして、全国平均、県平均に比べ高い数値になっています。その後の推移について、現時点で公表できるものはありませんが、
新型コロナウイルス感染症による影響が懸念されるため、今後におきましても引き続き取組を推進してまいりたいと考えております。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) 1期目の政策実行に当たってPDCAサイクルによる1期目はプラン、計画、2年目はドゥー、実行、3年目はチェック、評価、4年目、アクション、改善という取組をしていくと考えを話されておられますが、その考えの下で子育て支援についてどのように総括されますか。
○議長(津本辰己君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 子育て支援につきましては、安心して子供を産み育てられる社会の実現を目指して、そして妊娠から出産、育児まで切れ目のない支援のほか、仕事と生活の調和の実現に向けた取組など、様々な子育て支援策を推進して子供支援体制の充実を図ることができたというふうに思っております。これからも子育て支援施策の充実を図って、引き続き安心して子供を産み育てられる社会の実現を図ってまいりたいと思っております。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) なかなか難しい課題であります。 さて、作陽学園高大連携について、前市政に対して地域ブランドを守ろうとしない、対応についてスピード感、交渉力、タイミングを逃している、私どもでは考えられないやり方だと街頭で演説をされておりましたが、就任3年半がたった今月初め、移転が正式に発表されました。市長も3年半その問題に関わっておられると思いますが、市長としてどのように取り組まれましたか。
○議長(津本辰己君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 市長就任直後から松田理事長を訪問させていただきまして、協議を行ってまいりました。既に、作陽高校の移転整備に向けた意思は固まっておりまして、不本意ではありましたけども、方向といいますか、方針変更の余地は少ないものというふうに理解をいたしました。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) 固い意志であったということであります。残念ですね。 作陽の跡地について、21番議員からも話がありました。ポスト作陽を考えたまちづくりというものをリーダーとしてぜひ取り組んでいただきたいと思います。真庭市の久世のグンゼの工場閉鎖になります。これもしっかりと取り組んでおられるそうでありますが、ぜひ作陽の跡地は交通の要衝、便利のいいところでもありますので、しっかりとした居住ゾーンとして開発していくプランをぜひお示しをいただきたいと思います。 最後に、時間がなくなりました。県北のリーダーとして今後取り組む自治体、国、県、ほかの自治体との信頼ネットワーク、どのように取り組まれましたか、お尋ねします。
○議長(津本辰己君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 私は、国、県、そして並びに関係自治体と良好な関係を構築をして、そして津山圏域定住自立圏の共生ビジョンや第5次総合計画の中期実施計画に掲げた事業を強い思いを持って着実に実行してまいったところでございます。
○議長(津本辰己君) 13番、金田稔久議員。
◆13番(金田稔久君) 時間がありませんので、通告をここからもう省きます。 市長、本当に大変な、コロナ禍で大変でございました。しかしながら、市長を支える1,000名に近い職員の皆さん、しっかりと果敢に取組をされています。この間も、せんだっても立地企業に行きますともう本当にカウンセラーぐらいに市の職員が来てくれてアドバイスしてくれると、そんなことも聞きました。窓口に行ったら優しく声をかけてくれる、道路がめげとると言うたらよく連絡をくださったなあとお礼を本当に言うてくださったと。市民の皆さんは市の職員の活躍に大変喜ばれております。そういった職員、町をリーダーとして引っ張っていく谷口市長、今後の活躍、新しいビジョンをしっかりとお示しをいただきたいというふうにしまして、終結いたします。ありがとうございました。
○議長(津本辰己君) 以上で13番、金田稔久議員の質問を終わります。 この際、会議をしばらく休憩いたします。 再開は、午後1時といたします。 午前11時50分 休憩───────────────────────────────────────────── 午後0時59分 再開
○議長(津本辰己君) 御着席を願います。 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次の質問を許可いたします。 16番、
近藤吉一郎議員、登壇。
◆16番(近藤吉一郎君) 〔登壇〕 失礼いたします。議長から質問の許可をいただきましたので、通告に従いまして津山市の現状について質問させていただきます。 最初に、先月8月26日にインターネットにて配信されましたヤフーニュースでの日刊SPA!の「太陽光発電事業で贈収賄疑惑。“地元のドン”に振り込まれた5,000万円、市長への高額接待も」について質問させていただきます。 初日の8番議員との質疑に関連いたしますが、田邑地区における太陽光発電事業の資料を頂きました。その資料を見ると、ホームランソーラーパーク合同会社と田邑財産区、津山市と契約行為が行われています。令和の時代になって、津山市が谷口市長の名で契約、開発行為の許認可などを与えています。細かい経過は省きますが、令和3年8月10日、ホームラン社が破産手続を開始しています。最初の平成29年5月から始まった地元説明会から5年、津山市が契約、許認可をし始めて約3年でホームラン社は破産手続を始めたわけです。 そこで、市長にお聞きいたしますが、この工事の全体費用は96億円、実際は150億円から160億円とか言われている大きな事業です。これだけの大プロジェクトを行う会社に津山市や財産区の土地を貸せるわけですから、契約や許認可する相手側の会社、資本力とか銀行、金銭上の信用力等も大事ですが、何よりも持続可能な会社で財務状況など約束どおりの賃料を払ってくれるのか、過去の工事実績などいわゆる信用調査、契約相手としてふさわしいかどうかを調査し、認定してからの契約と思いますが、どんな信用調査をされたのか、お尋ねいたします。 次に、市長は全員協議会の場でネットニュースに対して弁護士と協議し、法的措置を取ると言われました。そこで、6番議員から本会議開会の市長の議案提案のとき、市民の皆さんに今日のことを説明されてはどうですかと言われましたが、市長は質問があれば答弁するということでした。本会議であのネット配信がでたらめだと発言されればテレビやユーチューブ配信が入るので、市長に対しての不信感が強まっていると思われる津山市民にある程度行き渡ると考えますが、このことについて市長から市民の皆さんへの説明をこの場でお願いいたします。 また、8月30日の全員協議会から本日の9月10日まで12日たっております。全員協議会で述べられた法的措置とはどのように対処しているのか、日刊SPA!を訴えるのか、教えていただきたいと思います。 さらに、高額接待を受けたとされる2018年6月1日は公務であり、連合町内会の支部の会合とのことですが、その会合後、また6月1日の前後のどこかでホームランソーラーパーク合同会社の方とお会いされていませんか、お尋ねいたします。 次に、弥生住居跡について質問させていただきます。 市長は、常々津山市は文化と歴史の町と言われていますが、そのお考えに間違いはございませんね。市長は、文化財にどのような見識をお持ちでしょうか。1949年に奈良の法隆寺金堂の壁画が焼失したことから、文化財保護を目的とした総合的な法律として議員立法で制定され、1950年に施行されました文化財保護法は周知のとおりであります。その中でも、沼の弥生式住居跡の復元住居は近年整備され、市民の散策の場、保育園、幼稚園、小学生の遠足など、憩いの場として定着しております。 この写真を御覧ください。 議長、私語が多いんで、注意のほうをよろしくお願いいたします。
○議長(津本辰己君) 議員の皆様に申し上げます。 質問者の質問の妨げとなりますので、静粛にしていただきたいと思います。
◆16番(近藤吉一郎君) ありがとうございます。 市民の方が散策に行かれて撮影されたものです。6月、7月、8月と入り口付近の屋根の部分の破損した部分が傾き、そして落ち込み、穴が開いたようになっている箇所もあります。 撮影された市民の方は、市役所に問合せをされたようですが、担当職員は知っているが、修理はできないと言われ、幼少の思い出の場所でもあることから、非常に残念がられていました。 今9月議会でも修理の予算が上がっておりません。知っていながら修理の予算づけは行われない。なぜか。市長までそのことが届いていなかったのですか。このような状況でありますが、市民の憩いの場所である弥生式住居跡を今後どうしていかれるのか、教えていただければと思います。 このままほっておくと崩壊しかねません。大至急予算をつけて対応すべきと思いますが、具体的にいつ予算づけをし、修理を行うのか、教えていただきたいと思います。 次に、地域商社曲辰についてお尋ねいたします。 曲辰の旧岡田社長の体制の下での一定の成果部分として米の契約、中でもモチ米の生産者との契約ですが、生産者からの聞き取りによれば昨年の暮れに津山市が来て、今年の2月頃には今度は津山市と曲辰が来られ、事務的なことは曲辰がしますからと。そしてその後、米の入荷について契約がなされ、内容は価格も量も決められ、半鐘屋の倉庫に入荷とし、米袋も半鐘屋のものを使うことなどが決まりました。生産者の方は、津山市の職員と話をして印鑑が曲辰と思っていた。曲辰の職員も契約書の印鑑は私がもらいに来ますということで、曲辰と言いながら最初から市の職員と話をして契約内容を決めていたということです。結果、袋は農協の袋を使い、半鐘屋の倉庫の運搬ということになりました。御承知と思いますが、単に袋ではないのです。袋は米の検査をしたところを表示しているものだということです。 そして、びっくりしたのは覚書の相手方は半鐘屋であり、津山市でも曲辰でもありませんでした。このことは、9月議会直前に津山市の担当に確認しましたら、生産者には契約時には曲辰ではなく半鐘屋であることを説明しているということでした。 この事実関係から幾つかの不思議なことがあります。1、曲辰の職員ではなく、津山市の職員が契約内容の話をする。2、しかし、曲辰は契約の相手側となる。3、社長の交代劇は農家には何も知らせない。4、刈取りのときは社長交代ということもあったのか、農家に不安を与えた状態がしばらく続く。5、刈り取っていざ搬入となると曲辰でなく、津山市でもなく、半鐘屋であった。 この契約、覚書のコピーが私の手元にありますが、まず曲辰として自前の職員でなく津山市の職員が生産者と契約の話をする。津山市としては曲辰に代わって職員が動く。そして、結果は社長が辞任した。半鐘屋と契約、覚書を取り交わして半鐘屋からお金をもらう。この世話も全部市の職員が行うという一連の行為など、どこかがおかしいと思いますが、なぜこんなことになったのか。公務員が一つの株式会社の仕事、業務を支援していいのでしょうか。農林部長、何の権限でそのことをやらかしたのですか。また、法的に問題はないのですか。併せてお答えをいただき、登壇での質問を終わります。〔降壇〕
○議長(津本辰己君) 市長、登壇。
◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 近藤議員の御質問にお答えをいたします。 太陽光発電事業者の信用調査についてのお尋ねです。 契約に当たっては、事業者から融資及び出資証明書、事業試算表、再生可能エネルギー発電事業計画変更認定申請書を徴しております。 次に、ネット配信について説明をとのことです。 8月30日の全員協議会で申し上げましたとおり、あたかも私が飲食接待を受けて事業者に何らかの便宜を図ったとも取れるようなネットニュースの記事については事実と異なり、大変心外であります。現時点では、代理人弁護士から配信事業者に対し訂正記事を配信することを求めております。 次に、法的処置についてお答えをいたします。 申入れが履行されないときには、代理人弁護士と協議しながら粛々と進めてまいります。 次に、業者とお会いしていないかとのことですが、2018年6月1日、またその前後でお会いした記憶はございません。 最後に、弥生住居跡の復元住居についてのお尋ねです。 復元住居につきましては、建築から10年以上が経過し、少しずつ傷みが進む中、今年の春以降の強風、強雨に伴ってより傷みが増していることから、担当部署において対応を指示しております。 以上でございます。〔降壇〕
○議長(津本辰己君) 産業文化部参与。
◎産業文化部参与(今村弘樹君) 沼の弥生住居跡について、今後どのように対応するのかとのお尋ねでございます。 修理に当たっては、破損状況を把握した後、どの程度の修理が必要になるか、また特殊な技術や工法が必要であることから、工法的、技術的な検討を行った後、修理方針を決定する必要があります。あわせて、指定文化財としての岡山県との協議も必要となります。現在、それらについて検討いたしておりますが、なるべく早い時期に結論が出せるように進めていきたいと考えております。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 地域商社に関する御質問にお答えいたします。 昨年からのコロナの影響で米の在庫が増えていることから、国からの指示により主食用米から加工用米や米粉用米、飼料用米などへの転換が求められておりました。国の掲げる主食用米から加工用米等への転換を推進することは市の業務であり、その取組内容について生産者へ説明したものでございます。
○議長(津本辰己君) 16番、
近藤吉一郎議員。
◆16番(近藤吉一郎君) それぞれ答弁をいただいた中から再質問させていただきます。 ここにホームランソーラーパーク合同会社の内部資料、多分津山市に来て市長や市の関係部局を訪問し、接待や飲食をされた人が東京の会社宛てに出されたファクス、2018年4月のものがあります。これによりますと、まず津山プロジェクト地元対策費業務料についてとされており、田邑連合町内会との話など関連して津山市田邑財産区地上権設定年間1,000万円、地上権契約時に払う。月割り支払いは協議という項目があり、それ以外にインターネット上に流れているここでは市内の政治家とさせていただきますが、その方に7,700万円の支払いを決めたと記入があります。 当局から各議員がいただいた資料によりますと、地上権設定は平成30年6月4日となっています。ホームランソーラーパーク合同会社社長K、津山市長谷口圭三、津山市田邑財産区管理会委員長Uの3者の契約です。谷口市長は、平成30年2月27日に就任していますから、就任直後となります。ということは、僅か3か月と少々しかたっておりません。この資料にある地元関係者の名前などから想像いたしますと、どうも市長後援会の人たちの言うことを聞いたのではないかと疑える感じです。もちろん私が感じただけであります。 さらに、同年の5月10日にK社長がいろいろな人に連絡をしたコピーが私の手元にもあります。が、これによりますと今後の予定として問題となっています6月1日に津山市議にアポイントを取って13時、津山市長にホームラン合同会社社長と面談を行い、お礼の御挨拶を行う。市議も同席と書かれています。その後、田邑財産区、田邑連合町内会に御挨拶となっています。 まだ、ここにZ社関係の2019年1月の内部文書がありますが、コメントの一部を読み上げますが、そこには元政治家に払った6,500万円は税申告しないよという約束。これ借入金に計上して、借入金だから申告しなくてもいいよね。そのお金を3人で分けてきているわけですよとのコメントが書かれています。このようなホームラン合同会社の内部資料を見る限り、谷口市長、失礼ではありますが、あまり合同会社の信用度などは調査をしていない。有力な支持者から推薦された物件だから言うとおりに印鑑を押した。その結果、今後毎年約1,000万円と言われる土地賃借料が入らないかもしれない。もらうべき会社は破産手続に入ったということになるんではないでしょうか。そうなれば、このことで来年から1,000万円の入金が止まるわけで、そうなればどう責任を取られるおつもりか、お尋ねいたします。 次に、曲辰の質問で指摘しましたが、生産者との話合いは最初は市の職員でした。株式会社曲辰の契約につながるこのような話を本来市の職員がしてはいけないことではありませんが、どうですか。本来の公務員の任務、仕事からかけ離れている違反行為になるのではありませんか。もう一度、株式会社半鐘屋と生産者の覚書のコピーが先ほど言いました私の手元にありますが、これも前倒しの話を全て市の職員がしています。本来の公務員がすべきことではありません。 さらに、生産者は津山市あるいは曲辰との契約だと思って話を進め米を刈り取った。ところが、結果は半鐘屋からお金をもらうことになった。不思議だと言われています。これをどう理解したらいいのか、お答えください。 次に、弥生式住居跡についての答弁ですが、特殊な技術や工法が必要だとのことです。登壇でも言いましたが、このままだと崩壊の危険性が考えられます。子供が中で遊んでいたときに崩壊して最悪の事態になったら責任を取るとか、謝罪しても済む問題ではありません。津山市の文化財でもあり、市民の憩いの場所である弥生式住居跡の修復に対して早急に行っていただけるよう、このことについては強く要望をいたします。
○議長(津本辰己君) 総務部長。
◎総務部長(玉置晃隆君) 田邑財産区の地代についてのお尋ねです。 今後の破産手続を見守っていきたいという具合に考えております。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 地域商社に関する再質問にお答えいたします。 繰り返しにはなりますが、主食用米から加工用米等への転換を推進することは市の業務であり、その取組内容について生産者へ説明したもので、曲辰の業務を行ったものではありません。 また、代表が辞任したことにより曲辰を通じた取引はできなくなりましたので、そのことを生産者の方々に説明をいたしたものでございます。
○議長(津本辰己君) 16番、
近藤吉一郎議員。
◆16番(近藤吉一郎君) さて、太陽光発電の件ですが、破産管財人の手に委ねられている。9月14日が破産債権の届出期間です。今日を入れて残り4日です。財産区は、毎年1,000万円の借地代を当然津山市は申立てをすべきです。しないとなると市長が津山市に損害を与えたという結果が生まれます。 また、今後の管財人のやり方にも関係しますが、インターネットで名前の出ている政治家へのお礼ですが、K社長は税金逃れで貸付金として扱うと約束しています。貸付金となりますと、インターネットで流れた元政治家は貸付金であることを認めなくてはなりません。そうでないなら、贈収賄ですから事は複雑になります。貸付金でしたら管財人、裁判所に取り立ててもらって清算金として損をさせた方々へ配付してもらえるお金となります。 これもZ社の資料ですが、税金対策で貸付目的にしたという文書があります。市長、どうされますか。津山市が損害を申告し、貸付金の行方をとことん突き止め、貸付金ですから当然払ってもらう。今、表に出ている金額でも5,000万円ですから、津山市の損害金だけではないと思います。かなりの資金ができるはずですから、管財人に財産区の毎年1,000万円の借地料についての申立てを早急に行っていただきたいと思いますが、このことについてもお尋ねいたします。 さらに、お尋ねいたしますが、初日の企画財政部長の答弁で、このSPA!ニュースのネット記事のことで市役所に電話がかかってくる件数はゼロではないと答弁されました。また、市長高額の接待報道を受けて、市民から津山市はどうなっているのか。記事を見たが、本当のことを教えてほしいという問合せの電話が私にもありました。その方は、市長にも朝9時過ぎ頃電話をしたと言われていました。ということは、市長に朝から電話がかかってきたということです。 私が、8月27日に議員有志でこのことに対する集中審議等の申入れに行くことを朝一番に市長に副市長に伝えてほしいとお願いいたしましたが、対応は秘書室。その後、副市長は奥から出てこられました。どうもその申入れのことは聞いていない感じに取れました。その後、単身で秘書室を訪ね、私自身市民の方からの連絡で秘書課に電話したら対応が悪かったと聞いていましたので、市民の方から電話があったと思いますがと副市長にお尋ねしたところ、そんな電話はありませんでしたと言われました。その後、再度秘書に電話をされた方に確認いたしましたら、朝の9時過ぎぐらいには2人は最低でも電話をしたということでございます。市民からの秘書課にかかってきた電話をなぜ知らなかったのか、私が秘書室を訪れたのは13時を過ぎていたはずです。 また、その日は全国に日刊SPA!ネットニュースが流れた次の日です。全世界に流れたネットニュースに対しての市民への対応は考えておかなければならないと思います。事前相談、事後報告は組織には特に必要であります。事前相談、事後報告の体制をもっとしっかり取っていただきたいと思いますが、副市長の見解をお尋ねいたします。 次に、中川部長に再度お尋ねいたしますが、曲辰の仕事を本当に市の職員がしていることは法的に問題はないのでしょうか、お尋ねいたします。
○議長(津本辰己君) 副市長。
◎副市長(山田賢一君) お答えいたします。 報告体制についてでありますが、必要な報告は随時すべきだと存じます。 以上でございます。
○議長(津本辰己君) 総務部長。
◎総務部長(玉置晃隆君) 財産区の地代についての質問にお答えします。 破産手続の開始決定前までの地代については破産債権、それ以後のものは財団債権になります。このことから、令和4年4月以降の地代については財団債権となり、現時点で破産管財人に申立ての必要はございません。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 地域商社に関する御質問にお答えいたします。 米の生産調整に関する市の業務であり、曲辰の業務ではないため、法的な問題はないものと判断しております。
○議長(津本辰己君) 16番、
近藤吉一郎議員。
◆16番(近藤吉一郎君) 曲辰についてですが、公務員が公務との境界線が不明瞭ではいけないのではないでしょうか。農業振興は公務員が行っても株式会社の代わりに農家に行くのはおかしいのではないでしょうか。公務員に関する法律に抵触するんではないかとここでは指摘させていただきます。 次に、先ほども言いましたが、日刊SPA!のネットニュースの記事はインターネットで全世界に流れております。だからこそ市長、御自分が潔白でありましたら市民に対して記者会見等をすべきではないでしょうか。このことについてお答えください。
○議長(津本辰己君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 記者会見等についてでありますけれども、適切に対応してまいりたいというふうに思っております。
○議長(津本辰己君) 16番、
近藤吉一郎議員。
◆16番(近藤吉一郎君) この質問の最後に、私から意見を述べさせていただきます。 ホームランソーラーパークとの契約時での信用調査についてですが、御承知のようにこの会社は津山市のみ太陽光発電の建設をすることを目的として2017年3月につくられた会社です。谷口市長は、2018年2月27日に就任し、その年の6月4日に田邑財産区の賃貸契約を結んでいるわけです。過去1件の太陽光建設、むちゃなことではないでしょうか。工事を行うから津山市の土地を貸してほしいという願いをまともに受けて契約したという市長、軽はずみであると述べておきます。 例えば一般請負業として考えますと特Aです。どんなに優れた技術者を雇用したとしても、150億円の入札など思いもつきません。インターネット上でいわゆる何かがあったから市長は信用調査ではなく、後援会関係の言うことを聞いたと疑われても仕方がないことではないかと指摘いたしまして、私の質問を終わります。
○議長(津本辰己君) 以上で16番、
近藤吉一郎議員の質問を終わります。 次の質問を許可いたします。 25番、河本英敏議員、登壇。
◆25番(河本英敏君) 〔登壇〕 どうも。25番、河本ですが、最後の質問となりました。今日は3つ、4つ、お尋ねしたいことがございますけども、先輩議員、また同僚議員がいろいろと質問をされまして、大体内容は出てきました。しかし、私はどうしても市長の政治に対する信頼性といいますか、市民に対する信頼をどう勝ち取っていくのか、そんなところに私は疑問を感じております。そうしたところから、信頼についてということで1から4まで、一つに地域商社曲辰について、それから第2に旧加茂町桑原地内の森林開発のその後について、第3に市道108号線について、第4に田邑財産区の大規模太陽光発電事業に関わっての順にお聞きをいたします。 さて、質問ですが、さきの定例会で地域商社曲辰の質問でははぐらかしやごまかし、うそとは申しませんけども、が多かったと。ああいう質問に答えてそういうことに、そういう形で答えてどうだったんかなあというふうに思っております。 市長に登壇でお尋ねしたいのは、はぐらかし、ごまかしでお答えになったか、真摯に答えをしていただけたかということについてお尋ねをして、登壇での質問を終わります。〔降壇〕
○議長(津本辰己君) 市長、登壇。
◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 河本議員の御質問にお答えをいたします。 御質問につきましては、真摯にお答えをいたしております。 以上でございます。〔降壇〕
○議長(津本辰己君) 25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) 私も真摯にお尋ねしたような気がするんですが、これまでの質問で私が今日お聞きしようと思ったことはほとんど出ております、前段で。この曲辰に関しては、私は市長の物の捉え方、人の扱い方について私の疑問を申し上げて、もしお答えがあれば聞きたいというふうに思います。 まず最初に、曲辰の社長であった岡田氏はなぜ自ら辞職させられたのか、自ら、要は自分から提出させられたのかということについてですが、曲辰は農業を少しでも活力ある産業にしたいと市長がトップダウンで進めた数少ない事業の一つであります。しかし、道半ばにして突然社長が辞任するというお家騒動。謎が多く、市民への説明がぜひとも必要ということで、6月議会でも多くの方が取り上げたということであります。 そこで、その解明が必要なんでありますけども、その責任は全て私は市長にあるというふうに考えております。どうですか。
○議長(津本辰己君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 私としましては、地域商社としての事業を継続をして、そして生産者の所得向上に資することができるように努めることが市長としての責務と考えております。
○議長(津本辰己君) 25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) 1番を飛ばかしますので、この市民との信頼というところの。これはもう出ておりますので。 2番目の4月2日、部長は誰の意向を持って曲辰の社長にお会いになっておるのか、答えてください。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 加工用米、米粉用米について、当初の合意内容に沿って生産者が出荷できるよう調整いたしたものでございます。 失礼しました。 〔25番河本英敏君「申し訳ない。2番と言ったと思いますが。1番飛ばかしますから」と呼ぶ〕
◎農林部長(中川竜二君) 失礼しました。それまでもお願いしてきた事業計画の修正などについて、曲辰での協議後にお時間をいただいたものでありまして、市長の指示というわけではございません。
○議長(津本辰己君) 25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) 改めて質問させていただきますよ。ごまかしは聞きたくないんです、ごまかしは。最後通告を受けて、最後通告というのは後に話しますけども、信用金庫の松岡理事長から曲辰にメールで送った文書のことでありますが、それを受けて因果を含めにいったということではないんですか。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) お願いしてきた事業計画の修正などについて、お話を差し上げたものでございます。
○議長(津本辰己君) 25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) 修正を求めたという、当初から修正を求められていたということはよく聞いておりました。しかし、あなた方はそのことを表では言ったことありません。市長の言われるとおり農業ということを常に言っておられましたね。 それはさておいて、それで次に移りますけども、全国穀類工業協同組合と当事者も含めて調整中と言っていましたけども、その成果の件数と数量についてお答えをお願いします。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 加工用米105トン、米粉用米116トンの出荷につきまして、生産者54組織との間で成立するよう調整をいたしました。
○議長(津本辰己君) 25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) 聞くところによりますと、先ほども出ましたけど、これは大切なことでありますので、聞いておきたいと。市の職員もよく頑張っていたように聞いています。一概に悪いとは申しませんけれども、市の職員が直接生産者に米の買入れについて話ができるのですか。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 主食用米から加工用米等への転換を推進することは市の業務でありまして、その取組内容について生産者へ説明したもので、曲辰の業務を行ったものではございません。
○議長(津本辰己君) 25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) しかし、市の職員の方が直接生産者と数量、値段、そうしたことについてお話をして契約を結ばれた、そこにも第三者、曲辰の関係あったんだろうとは思いますけども、そういうことについて問題ないという答えですけども、それはもう少しよく慎重に考えていただきたいなあというふうに思います。 次に、岡田氏に社長就任を職員はもちろん市長も重ねてお願いをしていたというふうに聞いております。にもかかわらず、留任の要請もなく、本人からの辞任届を尊重したと。これでは私はお願いした人たち、また市長、人の道に外れませんか。どう思われますか。
○議長(津本辰己君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 結果として代表者が辞任されたことにつきましては大変遺憾ではありますけれども、御本人の意思を尊重したものであります。
○議長(津本辰己君) 25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) 市長、とても言葉は丁寧に言われてはおるようですけども、心がない、冷たい。冷たい。自分の責任をどう表現するかということは言葉だけでは無理なんですよ。相手には通じないんですよ。そういうことを申し上げておきます。 結果として御本人の意思を尊重したとのお答えですが、市長らしいお言葉で、御本人が聞いていればどう感じるでしょうか。市長、岡田氏は今後私のような扱いを受ける市民がないことを願うと言われておられました。この重みがお分かりですか。
○議長(津本辰己君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 先ほどから申し上げておりますように、代表者が辞任をされたということにつきましては誠に遺憾であります。
○議長(津本辰己君) 25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) 市長、私は今日はできれば市長からいろんな事情があったと、この最後のくだり、市民が二度とこういう扱いを受けるようなことをしてもらいたくないということをどう受け止めたかということを聞いたんですよ。あなたの言よんのはそうじゃないでしょ。受け止めたかて聞いたんよ。もう一遍答えてくださいよ。信頼できませんよ、それじゃあ誰も。
○議長(津本辰己君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 先ほど来お答えをしておるとおりであります。 〔25番河本英敏君「議長ちょっと止めてください。私はそんなことを聞いておりませんから。私はそんなことを聞いておりません、再度申し上げたように」と呼ぶ〕
○議長(津本辰己君) しばらく休憩します。 午後1時46分 休憩───────────────────────────────────────────── 午後2時07分 再開
○議長(津本辰己君) 御着席を願います。 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 河本議員に申し上げます。 ただいまの質問を終結し、次の質問を行ってください。 また、市長にも申し上げます。 質問の趣旨を踏まえ、丁寧に答弁するよう求めておきます。 25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) 市長、たまたま少し、私はあなたからしたら年が少し年上です。二十歳までに両親を亡くして近所の人に育てていただいたという経歴の違いがあるだけであります。私は、人とのつながりを大切にしてきました。人との関わり方を大事にしてきたつもりであります。もう一言市長私の気持ちだけ伝えておきますが、岡田氏が私たちの話を、私たちがお話を聞いたときに最後に今後私のような扱いを受ける市民がないことを願うと本当に言われた、本当残念な、私はそのときに残念な思いがしたんです。そのことだけは心に留めといてください。信頼をしておったはずなんですよ。だからこそ、受けてくださったんですよ。それが全く裏切られたということをこの言葉が表しとんじゃないかと。ですから、今日ここで恐らくこの曲辰の問題についてはおおよそ片がつくだろうと思いますんで、言うとかにゃいけんなあと、市長にも考えてほしいということで申し上げただけであります。関係ないなら関係ないでよろしい。 次に、何度も聞いてこれまであるんですけども、もう一度重ねてお聞きをします。 岡田前社長が出された辞任届、解任か一身上の都合かということについて度々聞いてまいりましたが、その内容をお聞かせください。どう書いてあったのか。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 解任ではなく、御本人から辞任届の提出があったものでございます。
○議長(津本辰己君) 25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) 御本人が出されたというのは何遍も聞きました。私が聞いたのは、どういうことを書いてあったかと聞きよんですよ、辞任は辞任でも。今までと同じ言葉は言わんようにしてくださらんか。あんた部長、役員で出とんでしょ。全く見ていないんですか。見ずに役員が務まるんですか。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 事実として解任ではなく、御本人からの辞任届の提出があったということでございます。御理解願います。 〔25番河本英敏君「議長」と呼ぶ〕
○議長(津本辰己君) はい。
◆25番(河本英敏君) こねえな答弁な、私、見られる立場に立った人ですよ、これ。
○議長(津本辰己君) ちょっとちょっとお待ちください。ちょっと整理します。 質問者は辞任の理由をどう書いとったんならということをお聞きしたいということ、それで答弁者は辞任届が単純に出ておりましたと。その内容を聞いとるということでしょ。 〔「その内容ですよ」と呼ぶ者あり〕
○議長(津本辰己君) はい。それ、答弁者が分かる範囲内で速やかに答弁をお願いします。 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 私が今年の4月23日に取締役に就任しました。その前日に辞任届が出されておりまして、当日23日にはその辞任届の提出があったとの報告を受けたにとどまってございます。しかしながら、その後6月、前6月定例会で辞任の要請があったと、こういうことを書いてあったというふうな御指摘がありましたので、そのことは後ほど確認をしたところでございます。 以上です。
○議長(津本辰己君) 25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) もう少し詳細に答えていただきゃよかったんですけども、株主から、誰とは書いていなかったと思いますよ。株主からそういう要請があったと書いてあったはずなんですよ。ごまかさんようにしてください。だから、信用できんと言うんですよ。取りあえず要請があったと、株主から要請があったということですから、分かりました。 要は、皆さんに聞いてほしいんじゃけど、市長さんもそうだし、部長さんもそう。辞任届の中身も確認しなかった。特に、僕は中川部長も市長も自分がお願いした方が辞任届を出した。どういう理由で出したのかということを私は確認する義務があるんじゃないかという、私思うんですよ。責任も。ところが、ところがですよ、そんなこともない中でたまたま新聞が、私が全員協議会でそういうやめたという話を聞いたんでということを言ったら、副市長が預かっとりますということだったと思いますよ。その後、新聞社の方が社長の御本人を取材をして、その中に辞任届の内容が株主からの要望を受けて辞任したということの趣旨を述べられたということが新聞記事になって、ここで、ここでそのことが明らかになってどうならときてもめてきたんですよ。そうでしょうがな。私はそれを言よんですよ。何でそんなこといつまでもあなた方が隠さにゃならんのなという。都合の悪いことがあるんですかということですよ。そのことをなぜちゃんと答えられんのならというて言よるだけでしょ。ずうっとこんな時間を過ごしとんですよ。ええかげんにしてください。もう一度答えなさい、丁寧に。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 先ほど申し上げましたとおり、私が役員に就任して6月の定例会を経てその後内容を確認し、辞任の要請があったと、こういう文言が書いてあることを確認したものでございます。 以上です。 〔25番河本英敏君「はい、分かりました。私の言ったとおりだったということですね」と呼ぶ〕
○議長(津本辰己君) 25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) 取りあえずこんなことを言わせんようにして。何をしよんなら、津山の議会はということになりますよ。もう大うそばあつきよんかということですよ。誰が信頼すりゃあな。津山はもともと難しい町じゃ言われよんのに議会もそんなに難しいんかというて言いよられますよ。 それはええですけど、ここから私はもうまともに質問する気になりません。私が思ったことに、もしお尋ねしたことに答えられりゃ答えてください。 これがこの私が全員協議会で質問した、預かった、これが最初のボタンの食い違いだったんですよ、皆さんからすれば。皆さんからすればそうだったんですよ。要は、そのことが問題になって、にぎやかになって、そうしてなお社長降ろしの話がずっと渦巻いておって、新しい体制の話も出た。しかし、それまでに、それまでに総力を挙げて岡田社長の降ろしにかかっとった。そのときに、市の職員はどう捉えとったんか知りませんけども、そのことに一つも気を遣わずに何も岡田社長の擁護に当たらなんだ。つまり放り投げとったんですよ。別にもう言いたい放題に、商工会議所が言よんじゃないとは思いますが、信金の方が、信金の松岡理事長から送られたメールがありましたけど、それを文章に打ち出してありましたけども、最後のこれまた脅しですよ。もう一切協力せんと、言うことを聞かんのならということを書いてありましたね。そういうものが出てくるまで何にもせずに指をくわえて眺めよったということなんですよ、皆さんが。役所は。そうなんですよ。市長、そうじゃないんかな。
○議長(津本辰己君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) どうもおっしゃられていることとは違うと思います。私も日にちは覚えておりません。社長ときちっとお話をして事業計画の修正、今後の曲辰のありよう、きちっと私は私なりの考えを伝えております。失礼なことを言わないでください。
○議長(津本辰己君) 25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) 失礼は私らのほうが失礼と言いたいですね。そういうことを言いながら、全く表に話の一つも出していないですが、今まで。ちょっと待ってください。
○議長(津本辰己君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) なぜ出さなきゃいけないんですか。何を聞かれたんですか、そんなこと。 〔「何が」と呼ぶ者あり〕
◎市長(谷口圭三君) 何を言っているんですか。 〔「よう分からん、言よることが」と呼ぶ者あり〕
◎市長(谷口圭三君) 何を言っているんですか。隠しも何もしないじゃないですか。私はちゃんと部長に言っていますよ。きちっとどうなっているんだ、話をして事業経過はどうなっている、大切な大切な税金なんですよ。 それを資本金として使っているんですよ。ですから、事業計画についてどうあるべきか、今後この計画をどう進めて、そしてどのようにこの会社をやっていこうと思うのか、当たり前じゃないですか、私が聞くのは。何を言っているんだ。 〔「議長、議長、ちょっと議事運営」と呼ぶ者あり〕
○議長(津本辰己君) どうぞ。議事運営、議事進行、動議。 はい、25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) 市長えらい興奮しとられるんですけども、これまで、これまで具体的に、具体的に公の場でどういう方向で行かれるんですかというたらずっと農業、農業と言うてこられたですよ。それ以外のことは一言も言うとらん。方向を変えるなんてことはほとんど言っていないですよ、分かるように。
○議長(津本辰己君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 方向を変えていないじゃないですか。何の方向を変えたんですか。5,500万円、6,000万円でありましたけれども、5,500万円の資本金をもって農業者を元気にしようと思って岡田さんにお願いして社長になっていただいて進めてきたわけじゃないですか。いろんな事業計画出てきていますよ。これについてはどうなんですか、これについては利益は確保できそうですか、これについては生産物が集まりそうですか、きちっと私は言っていますよ。できないことについては改めてください。でも、大変なんですよ。1期目から大変ですよ。2期目からは勝負ですよ。でも、言っていますよ。そのことはきちっと私は私なりに伝えていますから、何もほったらかしにもしているわけじゃないし、そんなことやるわけないじゃないですか。
○議長(津本辰己君) 25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) 元気な市長になっていただいてありがとうございます。それは私らからすると岡田さんから私たちが聞いた話は多少食い違いますね。食い違います。いいですか、よく聞いてくださいよ。計画を当初の計画でずっといくということを今の計画は最初にこさえた計画ですよ、最初にした計画のままで、ままという言葉が適切かどうかは別として、計画変更はありませんという話。ところが、計画変更をどこが要求して、市長は話をしたと言われよる。しかし、そういう話はほとんど私たちには来ていませんよ。 それからもう一つ、計画変更を強力に迫ってきたのはどなたか知っていますか。どこか、どこが言うてきたか。
○議長(津本辰己君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 会社というのは計画を当然立ててやります。立ててやりますけれども、計画どおりにいくばっかりのことじゃないんですよ。ですから、どこかではその計画はどうなっているのか、検証もしなきゃいけないんです。経済は生き物です。うまくいかなければ変えていかなきゃいけない。当初の見積りが甘かったと言われればそれはお断りをしなきゃいけませんね。当初の見積りが甘かったんであれば。ですけど、それはそれでやっていく。事業計画に修正は付き物でしょう。誰に言われて誰かに、それは知りません、それはそれぞれの立場で皆さんよかれと思っていろんなことは進言もされるし、言うでしょ。私は私なりにその在り方、私が知らなかった新しいことにもチャレンジをしようという思いもあった。そのことは私はっきり言っています。これは面白いことになるかもしれません。しかし、これでどれだけの売上げが、売上げじゃあないんですよ。今日、13番議員だったかな、売上げじゃあなくて利益なんですよ、会社ですから。回していかなきゃいけないわけですよ。資本は税金でしょう。だから、そのことは申し上げる。しかし、責任を持って会社を運営してほしいと、このことを申し上げるのは当然のことじゃあないかな。何がそれが事業計画を修正することはあってはならん、そんなことがあるわけないじゃないですか。
○議長(津本辰己君) 25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) 私は、修正をすることがいけんとか何とか言うたんじゃなくて、するときに例えば今市長は自分もお話ししたと言われましたね。曲辰の社長に修正を求めたと言われましたね。これは確かですね。確かでしょ。まあよろしい。 要は、私たちが知る限りでは、話を聞いている限りでは、その修正を強力に言ってきたのは市長ではないということです。そのことだけ言うておきますわ。 取りあえずこれ以上言うても市長とはかみ合いませんので、私は信頼できない市長にそんなに一々質問するのも大儀なんで、大きな声されても私は割合気が小さいほうですから。 それでは、一つもともと辞任届さえ出てくれればいいというふうに思っておったところに中身まで書いてそれが新聞記事に載った。先ほどに戻りますけど、それが混乱の元になった。つまりその内容が結局株主からということで、ではどっちが要求したんならということで、これまたいろいろと問題になって、ああでもない、こうでもないで今日まで来たと。ですから、津山市もしていない、信金もそんなことはもうメールもなかった、文書もなかったということを言われましたけども、これも大うそですがな。文書はあったんですよ、コピーしたやつが。携帯から打ち出したやつがあったんですよ。ないわけはないんです。何なら出しますよ。ないことはないんで。 そういうものが来て、曲辰の岡田社長、当時の岡田社長にそのメールが届いて最終的に決断をされたようでありますね。こんなところへおってもどねえもならんと。一生懸命やってきたと。にもかかわらず、脅しまでされるようならということで決断をされたようであります。そのことを、市長の気持ちは分かりますよ。気持ちや考え方も分かりますよ、そりゃ。当然のことです。赤字になりよんのにからそのままいこうやという話は企業家ならしゃあしませんけん。ただ、そういうことがありながら、そういう文書もない、中身も知らん、私は見ておりません、そんなもんがあるとも、あなたが今読み上げたものと同一のもんかどうか分かりませんというてごまかすことを一生懸命やってきたんですよ、6月の議会は。そういうことが不信感となるし、何でそんなんならと、うちの市長は、部長はということになったわけですよ。そういうことが私は不信感につながりゃしませんかいうて言よんですよ。 次に、ちょっと質問させていただきますから。 これも再々聞いたところなんですけども、これは市長もちゃんと答えてくださった。そういう意味ではもう一度その市長の思いを語っていただきたいと思いよんが、岡田氏は3代にわたってああいう穀類、雑穀も含めておはこです、手がけてこられて、長い間の経験や流通に非常にたけておるということでお願いしたんですよ。そのときに、やめられたことについてどう思うかと聞いたら遺憾ですというふうに答えられました。そのこと、もうこれもがっくりきました。なぜ度重ねになりますけど、なぜそんなに簡単に遺憾ですで一言で済ませれるんかなあと。なぜ大株主である市長は、部長は何で止められなんだんならと。何で信用金庫や商工会議所に物が言えんのならというふうに、私らからすると何をしよんならというように取れたわけですよね。 信用金庫や商工会議所に500万円の出資をいただいとんで、借りがあるんかもしれませんけど、どんな借りがそういう方たちにあるんかちょっと聞いときたいんですよ。どんな借りが、言えんような、きちっと物が言えんような。
○議長(津本辰己君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 私も長幼の序という言葉ぐらいは存じ上げておりますので、あまり申し訳ないんですが、ちょっと反問権をお願いをしたいと思います。 〔「どうぞ」と呼ぶ者あり〕
◎市長(谷口圭三君) 商工会議所や信用金庫とおっしゃられましたですね。物が言えんような借りがあるんかと。どういう物が言えんような借りがあるのかとおっしゃられましたけど、私には心当たりがありませんので、そのことを明確にしていただきたいと思います。
○議長(津本辰己君) 25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) 私は、今の借りというのは例えば、例えばじゃない、曲辰の社長が商工会議所に、商工会議所に誰が流したか知りません。曲辰の社長はどうも懐へ金を入れとるようなどというようなうわさが流れました。そのことも曲辰社長は悲しんどられたです。それから、信金の理事長が送った文書の内容も、これは威圧的な文章の内容だったと思います。そういう人たちに何で物が言えなんだんですかということをあえてこういう言葉を使うたです。 以上です。 〔「議長、反問権の答えになっていないが」「答えになっとる」「なってない」「あんたに言われえでもええ」「違う、違う、違う。反問権なんじゃけ、これ議会なんじゃけ、市長に答え、ちゃんと」と呼ぶ者あり〕
○議長(津本辰己君) ちょっと議員の皆さんに言います。 そういう私は今の発言は不穏当な発言じゃ思います。じゃけど、私が聞いとっても、ほなら市長はその根拠を何をもって言えん借りがあるんならということを問われよるわけです、反問権で。ほんなら、いろんな今説明されたんですけども、言われとる内容にはまだちょっと答弁が足らないように思いますので、もう一度答弁をお願いします。 〔「議長、ちょっと待って。議長自体が市長の反問権を認めてないんじゃけん、先に言わにゃいけんがな。認めていようが、反問権て言うたんじゃけえ、ほんなら市長の反問権を認めますというてみんなに言わにゃあ。それから市長が言うて、それから」と呼ぶ者あり〕
○議長(津本辰己君) 分かりました。 ほんなら、河本議員ちょっともう一度お願いします。
◆25番(河本英敏君) どういう借りがあるんならと。簡単に言やあ問い返されたんじゃろう思うんですけど、それでよろしいかな。そういうことでよろしいか。どういうツケがあるんかなあと。 市長は、いろんなところでいろんな方とお会いされると思います。そん中でいろんな行政上の問題も含めて津山の市政に関わって今回の信金さんについても出資をお願いする、向こうから出す言われたんかどうか知りませんけど、多分市長がお願いしたんじゃろうと思うんですけども。そういうふうにしていただいたおかげで今があるんかもしれませんけども、そういうことに対して気を遣われとられるんですかという言葉のほうが適切だったかもしれませんな。 以上です。
○議長(津本辰己君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) それでは、お答えを申し上げます。 そういった借り、そして気遣いというのはございません。決して、それはお世話にはなる、いろいろ世話にする、いろいろありますけれども、私は対等の関係だと思っておりますので、借りはございません。
○議長(津本辰己君) 25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) ありがとうございます。市長、対等であってほしいし、対等であるということをおっしゃられたんで、安心をいたしました。対等以上に皆さんにお願いをして動いてもらえるように頑張っていただきたいなというふうに思います。 この13番の問題に、質問に戻りますけど、今期赤字となった場合、誰が責任取るかということです。答えていただきたいと思います。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 仮に赤字となった場合は、経営陣で早期の解消に向けて努力することが責任というふうに考えております。
○議長(津本辰己君) 25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) よくしっかり頑張ってそういうことのないように、またそうはいうても1年目ですから大変だろうと思います。 次に、赤字となった場合6,000万、ただただどっちにしても赤字になった場合6,000万の出資金の一部が毀損することになると思うんですが、そのことについてどうお考えですか。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 仮に赤字となった場合は、その赤字部分に関して資本欠損の会計処理を行うことになると想定しております。
○議長(津本辰己君) 25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) この社長辞任という事態を招いたことは、6,000万の出資を決断した市長に私は大きな責任はある、やっぱり感じてほしいと。他の企業に出資を協力してほしいと、地域の商社として頑張りたいんだということで少しでも市の財政というか、負担を少なくしてほしいなあというように思いがあるわけでありますけれども、市民の血税を何とか大事にしてほしいと。していないという意味じゃないですよ。そういう声に、何とかしてほしいというような声もありますので、市長はどうお考えかということをお尋ねいたします。
○議長(津本辰己君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 私といたしましては、地域商社が農業生産者の所得向上という所期の目的をどうしても実現するためにしっかりと頑張っていく、そして地域の農業を持続可能で強い産業にしていくことが責務であるというふうに考えております。
○議長(津本辰己君) 25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) 市長、いろいろと市長に失礼なことも申し上げましたけども、この曲辰の関係はおおむね済んだように思います。ただ、あとは黒字を目指して農家の支えになるように、地域の支えになるような会社に育てていただきたいし、私どももそうしたことに協力できるところはしていきたいというふうに思います。どうぞよろしくお願いいたします。 次に、加茂の、旧加茂町地区内の森林開発について、改めてお聞きをしたいと思います。 今年も時ならぬ雨が、土砂降りが再々ありました。そういう状況の中で、何か異常はなかったか、市長のほうから異常はないかということで前回のときも市長ほか執行部の皆さんに現状を十分理解して、桑原の地区の住民の方々に寄り添う姿勢で安全な暮らしを守ってほしいということを強くお願いしたつもりでしたんですが、そのときに市長から当事者が問題解決に取り組み、住民や関係の皆様の不安が解消されることを望みますという、当事者がということで当事者の方も大変だろうとは思いますけども、ごく簡単にこれが普通の市長の受け止め方であり、お話の仕方だろうと思うんですけども、軽く流されたというふうに思っておったんですけども。ある日私が時々人と長話するんですけども、女性の方だったんですけども、その話を持ち出されていて、市長は他人事のような答弁をしたと、聞いたと。市民から、私たちの気持ちを市長は逆なでするようなことを言われるなあというて言われたんです。割合元気な奥さんなんですけども、言われて、私も叱られたんかなあと思うたんですけど、それはそれぞれありますからなあというて。 この市民の方が言われた心を逆なでするんですかと言われてどういうふうに、そのことを聞いて私がお話ししたわけですけど、どういうふうに思われたんか、お答えがあれば答えてください。
○議長(津本辰己君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 私は、質問には真摯にお答えをしているつもりであります。できましたらその方のまたお名前でも、名前といいますか、御本人を御紹介いただきたいと思います。しっかりと私なりに釈明じゃないですね、きちっと気持ちを伝えてまいりたいというふうに思います。
○議長(津本辰己君) 25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) 次に、当事者、まだ、当事者は危ないと思ったらあそこも転売をされていたというふうに聞いておったんですが、その現場は現在どういう状態なのか、何か動きがあったのか、売った後戻っとんか、戻っとらんのかということがちょっとお聞きできればと思います。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) 御指摘の場所について、先日現地を確認いたしましたところ、木の伐採と造成がなされた状態のまま特に動きはありませんでした。 以上です。
○議長(津本辰己君) 25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) ありがとうございます。変化がないんが一番です、ああいうところは。私も前に行かせていただいて、時々はと思いよったんですが、なかなか行く間がございませんでした。 あれだけ降ったらひょっとして一部でも端のほうでも動いたら困るなあというふうに思っておったんですが、何もなかったということで、よろしくこれからも気配りをしていただきたいなあというふうに思います。 それから、これからも雨が降ります。台風シーズンを迎えると大変だろうと思います。どのような、これまでと同じような取組をしていただけると思うんですけど、そういうときにどんな取組ができるんでしょうかなあ。
○議長(津本辰己君) 農林部長。
◎農林部長(中川竜二君) おっしゃるような大雨の後などには現地の確認をし、必要に応じて土地所有者に現地の状況等をお伝えしたいというふうに思います。
○議長(津本辰己君) 25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) 一つこれはこの前もお話をしたかと思うんですが、この土地は地元の林業法人が林業を主体としてする法人が伐採、造成した太陽光発電用地だったというふうに聞いております。事前にこの地域のハザードマップ見れば一目で土砂警戒区域や土石流の特別管理区域ですか、そういう指定された地域のすぐ上のあたりにあるということはおおよそ見当がつくところなんですけども、何せ伐採というのが1ヘクタールを超えないと何も規制もなければ指摘もできない。要は、ストレートに通るというような決まりになっておりまして、今後こうしたことの事前にお話を聞く、どういう事業になるんだろうか、どういう施工をされるんだろうか、地元に問題が起きんような開発はしていただけるでしょうかというような、小さい面積でもできるようには、そんなことを考えてほしいなあということを申し上げたんですけども、今回もそのことをもう一遍災害防止のためにそんなことはできんかなあと。そのことを行政としても考えておく必要があるんじゃないかなあというふうに思っております。ですから、市長は桑原地区の現場をどのように理解しているか分かりませんけども、関係住民の不安は相当なもんがございます。そういう意味で対応をしていただきたいと、住民の不安に答えていただきたいということをお願いをしたいというように思っております。その辺りをどんな考えを持っておられるんか聞きたいなあというふうに思います。
○議長(津本辰己君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 民間の事業でありますので、本市が介入することはできませんけれども、住民の不安が解消されるように問題解決をしていただきたいと思いますし、できる応援といいますか、御支援はしていくと、こういうことだろうかと思います。
○議長(津本辰己君) 25番、河本英敏議員。
◆25番(河本英敏君) それから、実はこれは報告にさせていただきます。高倉のいつもお願いして5年にもなる108号線なんですけども、先般地元の方がお話しされて多少の、地元の方の対応に多少の差があったもんですから、このたび聞かせていただきます。 今年度はどのような取組をされますか。
○議長(津本辰己君) 市長。
◎市長(谷口圭三君) 市道の交通に支障を来しております竹林の伐採作業など、農繁期が終了する10月以降に着手をしてまいりたいというふうに思っております。
○議長(津本辰己君) 25番議員に申し上げます。 時間が来ておりますので、終結に御協力を…… 〔25番河本英敏君「もうあとはやめますんで」と呼ぶ〕
○議長(津本辰己君) はい。
◆25番(河本英敏君) ちょっと市長に大変失礼なこと申し上げたということをおわびを申し上げて、ただお互いにそれぞれ立場も違えば考え方も違います。お互いに意思の疎通が図れるような情報発信をしてほしいなあというふうに思っております。というのは、先ほど市長からも言われたようにやっていくのは当たり前なんですが、それが見えてこなかったということだけは私残念に思っておると。 以上で9月議会の質問を終わります。
○議長(津本辰己君) 以上で25番、河本英敏議員の質問を終了いたします。 以上で通告による質疑、質問は終わりました。 これをもって質疑、質問は終結といたします。 ただいま議題となっております諸議案の審査につきましては、それぞれ所管の常任委員会に付託をいたします。 審査付託表はお手元に配付のとおりであります。
△日程第2 請願第3号~請願第5号
○議長(津本辰己君) 次に、日程第2に入り、請願第3号から請願第5号までの請願3件を上程議題といたします。 この請願書は、去る8月30日の会議の際に配付をいたしておりますとおりであります。 この際、お諮りをいたします。 ただいま議題となっております請願3件の審査は、所管の常任委員会に付託いたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(津本辰己君) 御異議なしと認めます。 よってさように決しました。 審査付託表はお手元に配付のとおりであります。 なお、審査付託表には議案及び請願を併せて記載しておりますので、御了承をお願いをいたします。 これをもちまして本日の日程は終了いたしました。 運営予定に従い、9月13日から15日までは委員会審査とし、お手元に配付いたしております各委員長の招集通知によって審査をお願いいたします。 9月11日及び12日並びに16日から21日までは休会とし、次の会議は来る9月22日午前10時から議会運営委員会、11時から全員協議会、午後1時から本会議を開きます。 本日御出席の皆様には別途通知はいたしませんので、御了承をお願いいたします。 本日はこれをもって散会といたします。 大変御苦労さまでした。 午後2時44分 散会...