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06月18日-06号

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  1. 津山市議会 2021-06-18
    06月18日-06号


    取得元: 津山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    令和 3年 6月定例会                               令和3年6月津山市議会定例会              議 事 日 程(第 6 号) 〇令和3年6月18日(金)午前10時開議┌─────┬─────────────────────────────────────┐│ 日程番号 │        会  議  に  付  す  る  事  件        │├─────┼─────────────────────────────────────┤│     │ 〇議案質疑・一般質問                          ││     │   議案第2号~議案第6号(5件)                   ││ 第 1 │  (村田隆男議員近藤吉一郎議員安東伸昭議員河本英敏議員     ││     │   中村聖二郎議員)                          ││     │ 〇委員会付託                              │├─────┼─────────────────────────────────────┤│     │ 請願第1号~請願第2号(2件)                     ││ 第 2 │ 〇一括上程                               ││     │ 〇委員会付託                              │└─────┴─────────────────────────────────────┘ 〇散 会               本日の会議に付した事件┌───────────────────────────────────────────┐│ 議 事 日 程 と 同 じ                             │└───────────────────────────────────────────┘                                      津議第134号                                    令和3年6月18日 津 山 市 議 会 議 員 殿                       津山市議会総務文教委員長 松 本 義 隆                           〃  厚 生 委 員 長 近 藤 吉一郎                           〃  産 業 委 員 長 原   行 則                           〃  建設水道委員長 岡 田 康 弘                                     (公 印 省 略)               委 員 会 招 集 通 知 下記により、それぞれ委員会を招集しますからご出席ください。                      記1 日時及び場所  ┌──────┬──────┬────────────┬─────────────┐   │ 月  日 │ 時  刻 │ 委  員  会  名 │  場       所  │   ├──────┼──────┼────────────┼─────────────┤   │      │ 午前10時 │ 総 務 文 教 委 員 会 │ 第 1 委 員 会 室 │   │ 6月21日│   〃   │ 厚    生 委 員 会 │ 第 2 委 員 会 室 │   │  (月)  │   〃   │ 産    業 委 員 会 │ 第 3 委 員 会 室 │   │      │   〃   │ 建 設 水 道 委 員 会 │ 第 4 委 員 会 室 │   ├──────┼──────┼────────────┼─────────────┤   │      │ 午前10時 │ 総 務 文 教 委 員 会 │ 第 1 委 員 会 室 │   │ 6月22日│   〃   │ 厚    生 委 員 会 │ 第 2 委 員 会 室 │   │  (火)  │   〃   │ 産    業 委 員 会 │ 第 3 委 員 会 室 │   │      │   〃   │ 建 設 水 道 委 員 会 │ 第 4 委 員 会 室 │   └──────┴──────┴────────────┴─────────────┘ 2 案    件  付託議案及び閉会中継続調査事件津議第135号                                    令和3年6月18日 津 山 市 議 会 議 員 殿津山市議会広報調査特別委員長 吉 田 耕 造  〃  議会活性化調査特別委員長 松 本 義 隆  〃  高等教育機関あり方調査特別委員長 政 岡 哲 弘                                     (公 印 省 略)            特 別 委 員 会 招 集 通 知 下記により、それぞれ委員会を招集しますからご出席ください。                      記1 日時及び場所  ┌──────┬──────┬────────────┬─────────────┐   │ 月  日 │ 時  刻 │ 委  員  会  名 │  場       所  │   ├──────┼──────┼────────────┼─────────────┤   │      │ 午前10時 │ 広報調査特別委員会  │ 議 会 応 接 室   │   │ 6月23日│   〃   │議会活性化調査特別委員会│ 第 3 委 員 会 室 │   │  (水)  ├──────┼────────────┼─────────────┤   │      │午後1時30│ 高等教育機関あり方 │ 第 2 委 員 会 室 │   │      │分     │ 調査特別委員会    │             │   └──────┴──────┴────────────┴─────────────┘ 2 案    件  閉会中継続調査事件                               令和3年6月津山市議会定例会                                    令和3年6月18日              審  査  付  託  表  ┌───────┐  │総務文教委員会│  └───────┘議案第2号 令和3年度津山市一般会計補正予算(第2次)のうち総務文教委員会の所管に属する事      項議案第6号 工事請負契約について(地域高速通信施設光ファイバ化工事)請願第1号 選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出を求める請願書請願第2号 少人数学級の拡充及び教職員定数改善をはかるための、2022年度政府予算に係る意      見書採択の請願について  ┌───────┐  │厚 生 委 員 会│  └───────┘議案第2号 令和3年度津山市一般会計補正予算(第2次)のうち厚生委員会の所管に属する事項議案第3号 津山市手数料条例の一部を改正する条例議案第4号 津山市心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例議案第5号 新型コロナウイルス感染症のまん延を防止するための公の施設の利用等の特例に関する      条例の一部を改正する条例  ┌───────┐  │産 業 委 員 会│  └───────┘議案第2号 令和3年度津山市一般会計補正予算(第2次)のうち産業委員会の所管に属する事項       出席・欠席または遅参・早退した議員の番号・氏名┌───┬─────────┬───┬───┬───┬─────────┬───┬───┐│ 議席 │         │ 出席 │ 遅参 │ 議席 │         │ 出席 │ 遅参 ││   │  氏   名  │   │   │   │  氏   名  │   │   ││ 番号 │         │ 欠席 │ 早退 │ 番号 │         │ 欠席 │ 早退 │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  1 │ 三 浦 ひらく │ 出席 │   │ 15 │ 村 田 隆 男 │ 出席 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  2 │ 勝 浦 正 樹 │ 〃 │   │ 16 │ 近 藤 吉一郎 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  3 │ 高 橋 寿 治 │ 〃 │   │ 17 │ 松 本 義 隆 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  4 │ 村 上 祐 二 │ 〃 │   │ 18 │ 美 見 みち子 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  5 │ 広 谷 桂 子 │ 〃 │   │ 19 │ 津 本 辰 己 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  6 │ 政 岡 大 介 │ 〃 │   │ 20 │ 中 島 完 一 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  7 │ 河 村 美 典 │ 〃 │   │ 21 │ 竹 内 邦 彦 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  8 │ 中 村 聖二郎 │ 〃 │   │ 22 │ 竹 内 靖 人 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  9 │ 田 口 浩 二 │ 〃 │   │ 23 │ 西 野 修 平 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 10 │ 安 東 伸 昭 │ 〃 │   │ 24 │ 岡 安 謙 典 │ 〃 │ 早退 │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 11 │ 政 岡 哲 弘 │ 〃 │   │ 25 │ 河 本 英 敏 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 12 │ 秋 久 憲 司 │ 〃 │   │ 26 │ 吉 田 耕 造 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 13 │ 金 田 稔 久 │ 〃 │   │ 27 │ 森 岡 和 雄 │ 〃 │ 早退 │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 14 │ 原   行 則 │ 〃 │   │ 28 │ 岡 田 康 弘 │ 〃 │   │└───┴─────────┴───┴───┴───┴─────────┴───┴───┘             説明のため出席した者の職氏名┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│  職   名  │  氏     名  │  職   名  │  氏     名  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 市長      │  谷 口 圭 三  │ 産業文化部参与 │  今 村 弘 樹  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 副市長     │  山 田 賢 一  │ 農林部長    │  中 川 竜 二  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 教育長     │  有 本 明 彦  │ 都市建設部長  │  山 本 将 司  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 企画財政部長  │  野 口   薫  │ 地域振興部長  │  藤 井 浩 次  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 総務部長    │  玉 置 晃 隆  │ 加茂支所長   │  水 島 智 昭  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 総務部参与   │  落 合   勉  │ 勝北支所長   │  谷 口 善 洋  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 総務部参与   │  森 上   譲  │ 久米支所長   │  坂 本 達 彦  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 税務部長    │  左 居   薫  │ 阿波出張所長  │  安 東 正 人  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 環境福祉部長  │  朝 田   一  │ 会計管理者   │  河 本 浩 明  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 環境福祉部参与 │  奥 田 賢 二  │ 水道局長    │  小 林 和 弘  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ こども保健部長 │  飯 田 早 苗  │ 教育次長    │  粟 野 道 夫  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 産業文化部長  │  明 楽 智 雄  │ 総務部総務課長 │  井 上 卓 也  │└─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘          職務のため出席した事務局職員の職氏名┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│  職   名  │  氏     名  │  職   名  │  氏     名  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 局長      │  尾 高 弘 毅  │ 主幹      │  尾 原 佳 世  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 次長      │  廣 野 淳 子  │ 主任      │  有 岡 佑 起  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 主幹      │  児 島 知 子  │ 主事      │  井 口 琢 朗  │└─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘   会議場所  津 山 市 議 会 議 場                                   午前10時00分 開議 ○議長(津本辰己君)  おはようございます。 御着席を願います。 皆様方には連日御苦労さまでございます。 これより6月津山市議会定例会6日目の本会議を開きます。 ただいまの出席議員は28名全員であります。 本日の議事日程は、お配りいたしておりますとおり2つの日程といたしております。 △日程第1  議案質疑・一般質問 ○議長(津本辰己君)  これより日程第1に入り、「議案質疑及び一般質問」を行います。 昨日に引き続き、順次質問を許可いたします。 15番、村田隆男議員、登壇。 ◆15番(村田隆男君) 〔登壇〕 皆さんおはようございます。ただいま議長の御指名がありました15番、小さな声を大切にを基本の村田隆男、ただいまより一般質問をさせていただきます。 質問1、津山市議会政務活動費の交付及び費用弁償、政務活動費の交付と返納。 政務活動費は地方自治体の規定に基づき条例に定めるところにより交付することができるとされており、本市では津山市議会政務活動費の交付に関する条例に基づき議員1人当たり月額5万円の政務活動費が交付されております。政務活動費の交付を受けた議員は、収支報告書等を作成し領収書等を添えて議長に提出することになっている。また、政務活動費を充てることができる経費の項目には、調査研究費、研修費、広報費などがあり、これらに要する経費に対して政務活動費をいただいていることに改めて感謝するものであります。 次、費用弁償の旅費についてでありますが、市民の皆様からよく言われる言葉が視察ということだが、旅行にでも行くのかというものであります。これが起きる問題点は、津山市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例第4条の旅行するとか旅費を支給という言葉にあると、私は考えます。これらの言葉は、昔の行政用語にすぎないものである。昔は十年一昔、現在は半年一昔という時代である。視察費とか研修費などの時代に合った用語への改正提案をいたします。部長の明快な回答を求めます。 次に、質問2であります。 学校環境衛生維持管理学校敷地内庭園木の伐採と植樹。 それぞれの学校、小学校27校、中学校8校には歴史があります。また、地域住民の憩いの場でもあります。思い出の、また場でもあります。最近由緒ある庭園木が伐採されているのを見かけておりますが、歴史が壊されているようで私は忍びないものを感じます。そのようなことを感じたときに、どのように思いますか。幼少の頃の校庭を目に浮かべた教育長の明快な見解を求めます。 このたびの業務仕様書の確認をさせていただきます。 1、件名はどのように、復興場所の報告を求めます。そして、復興期間の報告も求めます。 次に4、維持管理費の報告を求め、また指定業者の報告を求めます。 5、業務仕様書の目的は、市民の皆様が理解できる丁寧な説明を求めます。業務仕様書の目的には伐採は含まれていないが、どのように変化したのでしょうか。教育次長の明快な回答を求めます。 以上で登壇での質問を終わり、状況に応じては質問席にて再質問させていただきます。〔降壇〕 ○議長(津本辰己君)  教育長。 ◎教育長(有本明彦君)  学校敷地内の庭園木についてお答えをいたします。 市内各学校は庭園木を含めてそれぞれに歴史があり、児童・生徒、卒業生、そして地域の方々にとって思い出につながる大切な場所だと考えております。校内の樹木につきましては、児童・生徒がそうした歴史を感じることができるものであり、適切に維持管理していくことが必要であると考えております。 以上でございます。 ○議長(津本辰己君)  総務部長。 ◎総務部長(玉置晃隆君)  条例改正についての御質問です。 旅行、旅費の用語は法令一般で使用されており、公務による出張を広く含むこれらの用語を使用していることは当該条例の趣旨に鑑みれば適切なものであると考えております。既存の条例等における用語の使用につきましては、時代の変化に応じた配慮も必要という認識の下、今後法令全体における表現などとの整合性も踏まえながら研究をしていきたいと考えております。 ○議長(津本辰己君)  教育次長。 ◎教育次長(粟野道夫君)  業務仕様書についてのお尋ねですが、当該業務の名称は津山市立小中学校樹木剪定及び草刈り業務であり、津山市シルバー人材センターへ委託しております。事業費は約1,161万円、履行期間は令和3年4月14日から令和4年3月15日までとなっております。業務の目的は学校環境衛生の維持であり、市内の小・中学校35校の学校敷地において樹木の剪定及び草刈り作業を実施しております。 なお、本業務は樹木を剪定することであり、枯れた樹木などの伐採についても剪定の範囲内として取り扱っております。 以上です。 ○議長(津本辰己君)  15番、村田議員。 ◆15番(村田隆男君)  いろいろとこのたびは問題点があると、そのように思います。その中で、私ども再質問させていただきますが、津山市議会政務活動費の交付及び費用弁償、政務活動費の交付と返納であります。 このような政務活動費に対し、一議員としての意見の在り方を述べておきたい、そのように思います。私は議員として財政状況の厳しい中、知恵を出し合いどのようなことで歳出を切り詰めることができるかと常日頃から主張してきました。また、私ごとではありますが、議員報酬を政務活動費に充てることで平成19年には会派に、個人では平成20年から令和2年までの13年間で807万3,839円の全額を津山市に返納しておるところであります。特に私は皆さんもそうですけども、子育て支援や高齢者介護などの施策にと私は思い、日頃の主張を達成してきました。このほかにも、削減が考えられることが幾つかあると思います。 その一つに、議員の広報活動には政務活動費を使った個人単位の広報活動のほかに、本会議など議会活動の内容を市民の皆さんに知っていただくための津山市議会「みんちゃい」があります。この2つの掲載内容は、議員にもよりますが議会の一般質問の内容と重複していることもあり、市民から見ると同じ内容であるような場合が多いように思えると。また私たちは津山市議会議員であることにより一部事務組合の議会の議員も併せて務めさせていただいているところであります。これらの組合からは津山市からの議員報酬とは別に日当の支給を受けておりますが、この金額について減額することが検討できないかと思っており、このことを管理者である市長に意見として述べておきます。よろしくお願い申し上げます。 次に、質問2の再質問であります。 学校環境衛生維持管理学校敷地内庭園木の伐採と植樹。 先ほど当局から説明を受けましたが、業務仕様の目的とかけ離れた事業になっているのではないかと、私はそのように思います。私が聞いたところ、伐採と植樹とそのように聞きますが、業務仕様書の目的は学校敷地内の樹木の剪定、刈り込み及び草刈りを行い、学校環境衛生の維持を図るの目的ではないかと、そのように私は思います。教育次長の明快な回答を求めます。 ○議長(津本辰己君)  教育次長。 ◎教育次長(粟野道夫君)  学校環境衛生の維持を図ることが、当該業務の目的でございます。主な業務といたしましては、低・中木を剪定することであり、校内にある樹木のうち枯れている樹木、支障木など問題となる樹木については伐採をしております。 ○議長(津本辰己君)  15番、村田議員。 ◆15番(村田隆男君)  この業務仕様書の中の目的、要するに学校環境衛生の維持を図るということでありますが、枯れている木、樹木、要するに支障木というんですか、が問題のある支障木については伐採しておりますと言いますけども、例えば今回私どもの小学校において本当にこの木は枯れておるんだろうかということを私は不思議に感じております。歴史というものは物すごい、もう何百年からわたって方向しておる木であるのもあります。そのことについてやはりしっかり枯れているかいないか、確認をしてから方向していただきたいと、そのように私どもは思います。 次に行きます。 対象樹木となっている木、市の財政難状況のため処分するとのこと、学校敷地内庭園木の対象樹木が伐採となっておりますが、また事前に学校、地域との協議なしで教育委員会が先に伐採する木に目印テープをつけたのか、順番が私は違うんじゃないかと思います。そのことについて、教育次長の明快な回答を求めます。 ○議長(津本辰己君)  教育次長。 ◎教育次長(粟野道夫君)  樹木の維持管理業務を実施するに当たり、教育委員会が事前に目印テープをつけさせていただき学校、地域の方に協議、確認いただく手順といたしました。35校の樹木の取扱いについては、関係者と丁寧に協議を進めることが必要であると考えており、協議が調う前に伐採するようなことはいたしておりません。 ○議長(津本辰己君)  15番、村田議員。
    ◆15番(村田隆男君)  私何回も言うように、事前に学校、地域との協議をして、その後教育委員会のほうと連携を取って、これにはもう必要としない樹木であると、これは置いとこうかと、やはりその中で記念樹からいろいろと木にはありますから、そういう方向で先に地元、地域、学校とが協議した後に伐採する木には鉢巻きしたらいいんですよ。先に教育委員会のほうが鉢巻きするということは地元をええかげんに扱うとんかと、そうじゃないよと、教育次長はそう分からんかも分からんけど、これには昔からの歴史があるんだから、それを大事にしていただきたいということを特にお願いしておきます。 次に行きます。 時折々の行事によって植えられた木々も多くあると思いますが、昔から引き継がれている名木は教育委員会がチェックできるのですか。反省の色はあるんですか、ないんですか。教育長の明快な回答を求めます。 ○議長(津本辰己君)  教育長。 ◎教育長(有本明彦君)  記念樹につきましては、学校別に作成をしている樹木台帳へ記入をし着実に引継ぎを行うよう改善をいたします。今後も、樹木の維持管理につきましては丁寧な対応をしていくよう心がけてまいりたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(津本辰己君)  15番、村田議員。 ◆15番(村田隆男君)  よろしくお願いします。答弁だけじゃいけんので、やはり全て心が必要だろうと思いますので、よろしくお願いをいたします。 次に、維持管理費の問題でしょうが、教育とは今さら言うまでもありませんが、学校と地域と家庭が手を携えて成し遂げるもので、単に経済効果のみで歴史を壊し地域住民の思い出を壊すことは情操教育の大きな損失であると私は思いますが、今現在必要とするものは何でしょうか。教育長の明快な回答を求めます。 ○議長(津本辰己君)  教育長。 ◎教育長(有本明彦君)  児童・生徒が記念樹や石碑などの由緒由来などを知り学校や地域の歴史を学ぶことは大切なことであり、学校内の樹木など保護者や地域と協力して児童・生徒が大切にしていくことは情操教育につながるものだと考えております。 以上でございます。 ○議長(津本辰己君)  15番、村田議員。 ◆15番(村田隆男君)  次に行きます。 同じように、学校環境衛生維持管理についての学校敷地内の庭園木の伐採と植樹であります。 学校担当者と事前に協議ではなく、後協議でありますが、それで何回も聞きます。次長に聞いて、今度は教育長に確認するという意味で方向しておりますんで、教育長の明快な回答を求めます。 ○議長(津本辰己君)  教育長。 ◎教育長(有本明彦君)  学校の樹木の維持管理作業を実施するに当たっては、教育委員会が目印テープをつけた後に学校や地域の方に相談、確認をいただくという手順にしており、協議上剪定などの対象となる樹木を決定をしております。 以上でございます。 ○議長(津本辰己君)  15番、村田議員。 ◆15番(村田隆男君)  地元の人は、残していただきたいという声が多くあります。市長、維持管理費をもう少し予算的につけていただきたいと思います。どうも教育機関が全てが何か前向きの方向できていないんじゃないかと、そういうように私ども感じております。その中で、今先ほど申しましたが、やはり教育委員会が事前に目印テープをつけるもんじゃない、今次長に私が質問した、今度は教育長はその目印テープというものはやはり学校から地域の方に相談、確認をしていただいた手順で、その後目印テープをつけさせていただくという方向がベターな考えなんですよ。誰が考えてもそうです。地域をお粗末にしないように、そのことを特に私どもが強調するところであります。 次に行きます。 なぜシルバー人材に頼るのか、学びやは自分たちで守る、先生と生徒が一斉に列を組み草取りをするぐらいの学校環境衛生の維持を図っていただきたいと、この問題について教育次長の明快な回答を求めます。 ○議長(津本辰己君)  教育次長。 ◎教育次長(粟野道夫君)  各校の剪定は年に1から3回、草刈りは年に2回程度の作業としておりますが、管理上一定程度の水準を維持する内容でありシルバー人材センターに委託をしております。各学校においては、児童・生徒は掃除や部活の時間を活用して草取りを、教職員は放課後奉仕作業日に草取りや剪定を行っております。草取りや剪定の作業量は、学校施設規模や立地条件によって大きく変わるものでございまして、学校環境衛生の維持については学校だけでなくPTAや地域の方々にも御協力をいただいているところでございます。 以上です。 ○議長(津本辰己君)  15番、村田議員。 ◆15番(村田隆男君)  シルバー人材センターに委託しておりますと、そういう方向で1,141万円ほどですか、年間方向しておりますけども、その中で私の言いたいのはシルバー、シルバー、いいことなんですよ。ところが、シルバーの中には一人一人のやはり松の剪定したり、それでいろいろツゲを丸くしたり刈ったり、そういう人、得手不得手があると思う。何でもかんでもシルバーの人が、私はこれちょっと自信ないなと思うたら松剪定する人は断る勇気が要ると思うんで、そのこともよくシルバーセンターのほうにはよう言うとってください。 例えば、こういう例があります。私どもの誠道小学校の北側の久米川河川のところに誠道というてツゲで書いております。それをシルバーの人が方向したと聞いたけども、要するに文字を作ってですから、ツゲで、ほしたらのり面に平行に刈らなんだら意味がない。ところが、上だけを刈ってずっとそろえて方向しとるから、横から見たら字が写っていない、そういうようなことが分からんような人が剪定しちゃいけんと、そのように思いますので、これで2回目ですから。それで、修復せにゃいけんということで、今考えております。そういうことのないように、特にお願いします。 それと、各学校においての要するに教職員の人が放課後奉仕作業に草取りや剪定を行っておる、私は見たことがないんじゃ、ほんま、時の逃れでただ答弁になるかなということでは駄目だと思う。私はちょっときつめに言わせてもらうけども、やはりそのぐらいの方向していかないと、そのように思いますんで。昔は草取りから皆してくれようた人がおられたと。ところが、最近はもう半月も出ない、草が伸び放題ですよ。じゃけん、その中で学びやですから、やはりしっかり何回も繰り返すけども、やはり先生と生徒が一斉になって一列を組み草取りをするぐらいの学校環境衛生の維持を図るというのが一番基本ですから、それからできないときにシルバー人材センターに頼む、そういう方向していただかないと、逆になっとん。これじゃ子供たちが本当社会人になって成長、もう難しいかも分からん。要するに掃除せんようになる可能性があるんで、そのことは徹底してお願いしたいということを特にお願いしときます。 次に、同じように学校環境衛生維持管理の学校、要する校史の存在確認、記念樹、タイムカプセル等、夏の暑い日ひとときの安らぎを求める場、大樹の木陰である、子供たちが寄り添い雑談を交わすことで情操教育は生まれてきたものであると私は思いますが、教育長の明快な回答を求めます。 ○議長(津本辰己君)  教育長。 ◎教育長(有本明彦君)  児童・生徒は、学校生活の中で様々な友人と出会い互いに多くのことを学び心豊かに人として成長していくものと考えております。例えば児童・生徒が記念樹の下で、そのいわれを学ぶことを通して情操が培われることもあろうかと存じます。学校教育の中には、そのほかにも道徳科の授業や音楽、美術といった教科、文化的行事などを通して豊かな情操の育成を目指しているところであります。これらの活動を通して、ふるさとに誇りと愛着を持てるよう豊かな心を育んでまいりたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(津本辰己君)  15番、村田議員。 ◆15番(村田隆男君)  ふるさとに誇りと愛着を持てる豊かな心を育んでいくということでしょう。今先ほどの答弁は心にしみました。 次に行きます。 その近くの東西南北に埋めたのがタイムカプセルではないでしょうか。最近掘り起こしたタイムカプセルはいかほどありますか。教育長の心豊かな見解を聞いてみます。 ○議長(津本辰己君)  教育長。 ◎教育長(有本明彦君)  最近掘り起こされたタイムカプセルにつきましては把握をしておりませんが、現在タイムカプセルの存在を把握している学校は18校と聞いております。近い将来、卒業生が母校に集いタイムカプセルを掘り起こすことなどで昔の出来事をみんなで語り合うことは、当時を懐かしく思い出すことのできる貴重な時間となることと思います。 以上でございます。 ○議長(津本辰己君)  15番、村田議員。 ◆15番(村田隆男君)  私の近くの小学校に、要するにタイムカプセル記念樹という方向で植えたそうです、桜の木を。東西に埋めたらしいけど、その木はどこ行ったんだろうか。もう桜は切るべからずで、とにかく下、下ずっと切っていって枝を切っていって最後には枯れたんじゃないかなと。そういうことの剪定を分からない人もおりますので、そこはよく注意していただきたいと、そのように私どもは思います。 8番は、まだでしたね。ちょっと飛んでおります。緊張しておりますからね。8番でありますが、どの学校でも校史は存在するでしょう。その中に、時折々の行事によって植えられた記念樹の木々も多くあると思います。1番に、同窓生が寄り添うことを大切に意見交換の下であります。2番目が成人式の式典に出席する、と私は思います。教育長の心温まる見解を求めます。 ○議長(津本辰己君)  教育長。 ◎教育長(有本明彦君)  時がたち再び同窓生が集えるということは、大切なことだと私も感じております。願わくば、御指摘のように式典への出席だけではなく、母校に集まり記念樹を植えたときの思い出を語り合うようなことができれば、よりすばらしいことだろうと思います。卒業していった児童・生徒が再び集い昔を懐かしみながら語り合う姿は、大変ほほ笑ましく心温まるものであります。私も、過去に同窓会等に出席をし、そのような光景を目にしたとき、立派に成長した教え子たちの姿に頼もしさを感じたものであります。当時を思い出すと、感慨深いものがございます。 以上でございます。 ○議長(津本辰己君)  15番、村田議員。 ◆15番(村田隆男君)  卒業していった児童・生徒が再び集い、昔を懐かしみながら語り合う姿、これが前向きに行くならば本当人間性が養われるんじゃないかと、そのように私は思うところであります。いろいろと方向でありますけども、何分にもよろしくお願いしたいと。 次に行きます。 また、掘り起こしていないタイムカプセルは何個ありますか。 ○議長(津本辰己君)  教育長。 ◎教育長(有本明彦君)  掘り起こしていないタイムカプセルの数の把握は難しく、把握はしてございません。 ○議長(津本辰己君)  15番、村田議員。 ◆15番(村田隆男君)  次行きます。 新築、改築する業者にはタイムカプセルを掘り起こしたときの対策、事前に指示説明をしていただくことを特にお願いしておきます。教育次長の明快な回答を求めます。 ○議長(津本辰己君)  教育次長。 ◎教育次長(粟野道夫君)  工事の際には受注業者に対して事前説明を行い、工事施行エリアにおいてタイムカプセルを掘り起こすこととなった場合にも適切に対応いたします。 ○議長(津本辰己君)  15番、村田議員。 ◆15番(村田隆男君)  業者の人には、いろいろとまちまち考えがある。要するに新築をする場合、そのタイムカプセルが出た、おい、これは出たら大ごとになるでと、早う深う掘って隠しとけやという業者も私は聞きました。だから、この質問しよんですよ。業者の人は、大体すばらしい人が多い。 ただ、一部の人のそういう行動することによって、業者が悪い印象を与えるようになるんですよ。ですから、そういうことのないように、それを確認の上に確認をして一番大事な子供たちの宝ですから、その点よろしくお願いいたします。 次、ちょっとすみません。 次回タイムカプセルは校長室の床の下に設置していただきたいことを特に提案するものであります。そのことを教育長の見解を求め、以上で小さな声を大切にを基本の15番、村田隆男、一般質問終了といたします。 ○議長(津本辰己君)  教育長。 ◎教育長(有本明彦君)  以前はタイムカプセルは大樹のそばなど校庭に埋めることがあったようでありますが、近年は御提案のように校舎内に保管をしていることが多いと聞いております。学校生活の思い出が詰まった大切なタイムカプセルをどこに設置をするかを未来の自分たちに思いをはせながら、友達や先生と一緒に考えていくことも子供たちにとって良い思い出になると考えます。 以上でございます。 ○議長(津本辰己君)  以上で15番、村田隆男議員の質問を終わります。 次の質問を許可いたします。 16番、近藤吉一郎議員、登壇。 ◆16番(近藤吉一郎君) 〔登壇〕 議長から発言の許可をいただきましたので、通告に従いまして地域商社曲辰、アルネ津山、そしてコロナ対策について質問させていただきます。 まず最初に、津山圏域の産品の販路拡大や商品開発を手がけるため、津山市が出資して昨年10月に設立した地域商社曲辰について質問いたします。 本会議の一般質問で多くの議員からの質問があり、執行部の答弁をお聞きいたしました。谷口市長が持続可能な強い農業の実現に向け津山市が構築を進めている津山地域版農業ビジネスモデルとして先進技術を活用したスマート農業の導入、若手農業者の育成や担い手不足への対策につなげるとし、6,000万円の予算を投入するということで当時の議会で物議を醸し出しました。しかし、今年4月23日に曲辰の社長である岡田社長から辞任届が出されました。SNSでも多くの方々がこの辞任に対してのコメントを掲載されるなど、市民は疑問に感じております。また、社長の辞任に当たっては岡田社長は理事者側から辞職を促されたとの旨を言われており、津山市は辞任を促したことはないと津山市側と岡田氏との意見の食い違いがあり、津山市の言い分には多少無責任さを感じ、何も言わないのに辞めるわけがないなど津山市の言い分に対して不信感を募らせております。また、6月10日の午前10時には曲辰の新しい社長が決まり、新しい取締役等が集結し初顔合わせを行っております。なぜ試行錯誤しながら大変な思いをしながら販路を開拓し、これからという大事なときに岡田氏は辞任をされたのでしょうか。辞任されたというよりは辞任に追い込まれたのでしょうか。今までも答弁されておりますが、岡田前社長の働きぶりのどこがいけなかったのでしょうか、具体的にお示しください。 また、津山信用金庫が500万円出資してから曲辰のT氏がいろいろと画策し岡田前社長の活動に株主として信用金庫のM氏が口を挟むようになったともお聞きしておりますが、津山市はなぜ岡田前社長を守ろうとしなかったのか。岡田氏をぜひとも地域商社の社長へとかなり無理をして依頼したのは津山市です。はっきりさせてください。また、4月2日に中川部長と2人の担当職員が岡田前社長のところに出向き辞任をお願いするようなことをなぜ言ったのか、具体的に教えてください。 議長、ちょっとうるさいんで、今度うるさい方注意してください。 ○議長(津本辰己君)  はい、分かりました。 ◆16番(近藤吉一郎君)  はい、お願いします。 次に、新しい役員ですが、公募されて決定される時間がなかったんでしょうから津山市が一人一人お願いに回られたのですか、このことに対しても詳しく教えてください。 次に、アルネ津山について質問いたします。 総事業費で約270億円かかっているアルネ津山ですが、再開発事業では使途不明金が約70億円あり結果としてアルネオープンから再建計画の実施までに6年間の税金が投入され続けて、総事業費の約270億円よりはるかに多い約300億円を超えて税金がつぎ込まれました。建設当時、補助金として約85億円の税金が投入され津山市が公共施設として約58億円床を購入し、2つの三セクが保留床を約126億円で購入、その後街づくり会社出資金など約158億円の公的支援が行われ湯水のごとくと言われたように血税が補填されているのは御存じのとおりです。ベルフォーレや図書館等公共施設を併設し、豪華な施設にし過ぎたため、身の丈を超えた施設となり、巨額の税金を投入し津山市の財政を悪化させるというずさんなことになっております。津山市は中心市街地活性化法がスタートした際には、500メートルコアのまちづくりというタイトルで一世を風靡し、まちづくり事業のシンボルが巨大複合施設アルネ津山ととうとうと語っていたのを思い出します。また、税金を投入するときは当時の執行部からは税金を投入すれば潤うし黒字になるとさんざん聞かされましたが、今では撤退するテナントも増え、また1階の食品売場では品数が減り、アルネではなく、もうないねになっている状況で市民からの苦情もよくお聞きいたします。一般的に、建物は維持から解体までが建設費の3倍から4倍かかると言われております。この維持費は、この先津山市民が負担していくことになります。昨日の議会でも取り上げられていましたが、全国でもこのアルネ津山の失敗例は青森のアウガと同様に本当に有名になっております。平成11年4月にアルネ津山がオープンして、今年で22年たちました。 そこで、お尋ねいたしますが、アルネ津山もメンテナンスをしなければならないということですが、今後どのようなメンテナンスを行うのか、またメンテナンスにどれぐらいの税金が投入されるのか、お尋ねいたします。 次に、アルネ津山に関する修理の積立金は幾らあるのか、お尋ねいたします。 さらに、これだけテナントも少なくうわさでは核テナントも撤退するのではないかと言われているアルネ津山に今議会では中心市街地テレワーク施設等開設支援事業が約1億5,000万円予算づけられています。街づくり会社と津山鶴山ホテルが実施するサテライトオフィスが設置されるという説明ですが、アルネ津山3階に1,000平方メートルのオフィスを整備し、そこから街づくり会社に入る家賃は幾らくらいの見込みでしょうか、お尋ねいたします。 次に、コロナ対策についてお尋ねいたします。 先月17日から高齢者のワクチン接種が始まりましたが、接種を希望する高齢者の皆さんの接種漏れはないような確認作業はどのような方法で行われていますか、お尋ねします。 高齢者の独り住まいの方、障害のある方、特に視覚障害、言語障害のある方など自力だけでは予約が困難、予約ができていても病院など接種場所に行くのが困難な人、高齢者として津山市に住民登録してある方々の漏れは絶対あってはならないと思います。また、今後の若者たちの接種も一つの問題となっています。人と人との交流の機会の多さ、無症状ですが新型コロナウイルス感染症は保有している可能性がある、しかも変異株としての新型コロナウイルスの問題を考えますと、若者も急がなければならないと考えますが、どのようにされるおつもりなのか、お尋ねいたします。それに伴う予定及び終了の見通しは、どのようになるのかもお尋ねいたします。 次に、6月4日金曜日に障害福祉課発信で津山市新型ウイルス感染症対策本部よりメールが事業所宛てに届いております。これは福祉事業者だけに送られたものでしょうか。飲食店、食品販売店等の事業者にも送られているんでしょうか、お尋ねいたします。 また、ポスターを作成したので印刷して掲示をしてもらって啓発するような趣旨のことのようでしたが、間違いございませんか。コロナ禍で大変なときで我慢や支援を必要とする事業者もおられますのに、事業者自ら印刷して掲示とはおかしいのではないかと、私は思います。事業者からは非常識ではないかという声もお聞きいたしますが、このことについて当局の見解をお尋ねいたします。 さらに、ポスターには感染事例という箇所には屋内スポーツでの感染事例が掲載されています。市内のダンスフィットネスジム等では運営がなされておりますが、野外で行うスポーツ少年団は公共施設が使用できないため練習も中止せざるを得ない状況です。このようなダンスフィットネスジム等に津山市はどのような指導を行っているのか、お尋ねいたします。 次に、先月美作大学の某教授が学生30人以上引率して津山市内の某小学校に体育の授業時間を利用して陸上運動の指導を行ったとお聞きしておりますが、岡山県でもコロナ感染症が非常に増加し蔓延防止法が適用されつつ時期でもあり、緊急事態宣言地域になろうかとの緊迫したときに学生30名以上引率して指導に行くことはいかがなものかと思います。私の下に、授業を受けた児童の保護者から苦情が入ってきました。 そこで、教育長にお尋ねいたします。 指導を受けた児童も、コロナ禍でこんなにたくさんの学生さんが来て大丈夫だろうかと感じたくらいです。感染者が出たとか出なかったからよいとかではなく、人と人との交流を少なくする、4人以上の話合いは避けるということから言いましても間違いと言わなくてはなりません。この現場は、津山市立の小学校です。公の施設です。学校長の判断、許可という範疇なんでしょうか。教育長も知らないとか、校長がしたことでは済まされない事態と思います。また、保護者がこのことに関して憤りを感じておられることは、どうお感じになられておりますか。このことに対しての説明をお聞かせください。 次に、これは意見ですが、今年はごんごまつりを開催するといううわさを聞きました。また、SNSでも投稿されているのを見て驚いたところでございます。サマーフェスティバルin塩手をはじめ、各町内会でも納涼祭等が中止の検討をしております。コロナ禍の中、まだ若年層にワクチン接種が全て行われてはいない状況で、津山市最大のイベントを開催することは極めて危険であると考えます。確かに実行委員が行うことではありますが、津山市も出資するわけです。うわさが本当なら、中止を視野に入れて考えるべきだと思います。ぜひ実行委員会としっかり話をしていただきたいと申し上げ、登壇での私の質問を終わります。〔降壇〕 ○議長(津本辰己君)  教育長。 ◎教育長(有本明彦君)  体育の授業についてお答えをいたします。 学生を活用した当該校の授業は、児童・生徒が意欲的に運動に取り組み体力や運動能力の向上を図る目的で続けてきたものであり、児童・生徒にとって魅力的で効果的な指導の一つであると考えております。本年度この学生を活用した授業では、野外においてもマスクの着用、十分な距離を取った上での指導などの感染対策を講じた上で実施しております。しかし、この当時の感染状況を考えますと、学生の人数を制限したり感染対策の内容を事前に保護者にお知らせしたりすることなどの配慮があってもよかったと思っております。 なお、岡山県が緊急事態宣言対象地域となった後については、感染リスク等を考慮し学校及び大学側とも協議をし実施時期を変更しており、今後は感染対策を講じながら安全に学習活動が実施されるよう実施時期や方法について学校には必要に応じ指導、助言を行ってまいります。 以上でございます。 ○議長(津本辰己君)  こども保健部長。 ◎こども保健部長(飯田早苗君)  コロナ対策の4点の御質問にお答えいたします。 まず、ワクチン接種を希望される高齢者への対応についてです。 高齢者の方で御自身で接種予約の困難な方につきましては、御家族や代理の方などで予約をしていただくことになります。ワクチン接種は、体調や持病などにより医師から接種を止められる場合や御自身の意思で接種を希望されない場合もあります。このことから高齢者の方々の意思を尊重しつつ希望する方が接種できるよう民生・児童委員、愛育委員、地域包括支援センターなどの協力を得ながら周知に努めているところでございます。 次に、若者に対する接種スケジュールの考え方についてです。 64歳以下の方には予約等の混乱を避けるため、まずは64歳から50歳の方に段階的に接種券の発送を6月下旬から行い、その後30代以下の方にも7月中には案内を発送する予定です。今後64歳以下の接種を進めていくに当たりましては、接種を希望する全ての方がスムーズに早く接種できる体制をつくる必要があると考えており、医療機関での接種者数の拡大や集団接種会場の増設等を行う予定としております。また、接種は11月末までには2回目の接種が終えられるよう取り組んでおります。 次に、ポスター掲示についてです。 対策本部からのポスターは緊急事態宣言の延長に伴い、さらなる感染拡大防止を図るため身近な感染事例などを掲載して作成したもので、福祉・介護事業所を含む市内の企業、事業所等へメールによりデータを送付し掲示をお願いしたものでございます。宣言期間中であり人との接触を考慮し、また迅速に周知を図るためメールでお願いしたものでございます。 最後に、フィットネスジム等への指導につきましては、業種ごとに作成されたガイドラインを遵守し必要な感染防止対策を講じ運営されるよう市ホームページやチラシなどでお願いをしております。 以上です。 ○議長(津本辰己君)  産業文化部長。 ◎産業文化部長(明楽智雄君)  アルネ津山に関する3点の御質問に順次お答えいたします。 まず、メンテナンスについてのお尋ねです。 今後必要となる大規模なメンテナンスにつきましては、エレベーター、エスカレーターの改修、空調設備や建物自体の修繕が想定されております。街づくり会社の試算では、エレベーター、エスカレーターは改修に5億円程度かかる場合もあると説明を受けており、空調設備や建物自体の修繕等費用は多額になることが予想されます。アルネの大規模改修につきましては、これまでも街づくり会社と協議を行っており、本市の負担金額を含め引き続き関係部局と連携し検討してまいります。 次に、修繕積立金についてですが、アルネ津山管理組合において積立てを行っており令和2年3月末の残高は1億4,800万円でございます。 最後に、街づくり会社に入る家賃の見込みについてでございます。 サテライトオフィス部分の賃料は、街づくり会社が利用者から収受することとなりますが、商業施設との違いもあり維持管理費や類似施設の料金等を参考に今後整理していくものと説明を受けております。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  私からは、地域商社に関します御質問に順次お答えいたします。 まず、辞任届についてでありますが、辞任の要請はいたしておりません。また、辞任届を提出された理由についても、分かりかねるものでございます。 次に、津山市の対応についてでありますが、御本人からの辞任届が提出されたことを受けて、そのことを尊重したものでございます。 次に、4月2日の面談についてでありますが、その際に辞任を求めてはございません。 最後に、後任の選定につきましては、公募によることなく早急に体制を整えることとしたものでございます。 以上です。 ○議長(津本辰己君)  16番、近藤議員。 ◆16番(近藤吉一郎君)  まず、曲辰について再質問いたします。 子細を知らない、岡田氏が辞表を出しただけで本人の意思を尊重して辞表を受け取ったという言い分は間違いではないでしょうか。4月2日の部長らとの話、そのときに部長は津山信用金庫の言われていることのタイムリミットは今週末ですと岡田氏に辞表の申し渡しのようなことを述べているのではありませんか。何でそれを隠すんですか、明確にしてください。どうも津山市は辞任に至る経緯は知らない、民間会社がやったことなど、他人事のような答弁を繰り返し、その上で岡田氏の言い訳ではなく信用金庫の言い訳を信用しているという感じがいたします。そして、最初に議会に説明があり、産業委員会の勉強会に岡田氏が来て述べました。そのときは、津山市だけの出資でした。信用金庫は、その後500万円の出資で参画してきたわけでありますが、岡田社長が就任された初期の段階では農業商社津山エリアと称する案でしたが、信用金庫が出資して株主になってから農がなくなって現在の曲辰になったわけです。 そこで、市長にお聞きいたしますが、このときから信用金庫の言い分が取り入れられ、農がなくなり産とか観光が主力になる可能性があったと思いませんか、お尋ねいたします。 また、農業ビジネスの名称が消えてしまったわけですから、市長がしきりに言われた農業で生きていける持続可能な農業の在り方が追求できなくなったんではありませんか。明確にしてください。地域商社の会社名が農業でなくなったことを含め、津山市が向かっている方向性もお答えください。 次に、市長は、なぜ慰留するために岡田社長に会わなかったんですか。また、今後の事業計画の見直し時期はいつなのでしょうか。早くしないと今期が終わります。このことについてお尋ねいたします。 次に、アルネ津山についての再質問です。 サテライトオフィスについては、NTT西日本等のノウハウを有する関係者とも今後連携する必要があるかと言われており、4月15日の全員協議会の資料では国の交付金の補助率は4分の3で国費ベースの交付金は約7,000万円程度との説明でしたが、今議会に提案されています予算では約1億5,000万円が提案されており、一般財源が7,196万円とされております。4月15日の全員協議会では、説明の整合性がどうなのか分かりません。分かるように説明いただき、さらに単独市費が7,196万円必要なわけで、国の交付金8,247万円も税金です。これは新たな税金の投入です。どう思われますか。一体どこまで税金の投入が続くわけですか、教えてください。アルネ津山サテライトオフィス整備を契機とし、利活用を増進させることが都市機能の一つであるアルネ津山の将来展望を開くとのことですが、それなら将来への具体的な活用計画と改修計画がなぜ示されないのか、お尋ねいたします。 そして、メンテナンスをしても商店としてのテナントを誘致するのは困難、津山市のお店も入らない、そして食品売場が少ない商業施設に集客の見込みは望めないと思います。また、何年か先には多額の費用を導入してメンテナンスを行わなければなりません。天満屋が撤退しないという保証はあるんでしょうか。近い将来には撤退するのではないかとのうわさも流れていますが、明確に答弁ください。当局として、このことを踏まえて今後のアルネ津山に何を誘致しようとしているのか、アルネを一体どうしようとされるのか、またメンテナンスを今後もされるおつもりなのか、お尋ねいたします。さらに市長は将来例えば10年先、20年先、どのようなアルネ津山の活用を考えておるのかもお尋ねいたします。 次に、コロナ対策ですが、5月の初めは津山のコロナ感染者が日に日に増え続けていた頃です。1日は1人、そして2日には4人、その後も連続してコロナ感染者が日に日に増え続けていた頃です。これらと関連して、大学では5月10日月曜日、伊原木知事の呼びかけにより大学コンソーシアム岡山臨時代表者会議がウェブ会議で開催され、県内大学の学長が出席しました。各大学の中で、感染防止対策が強められた時期です。そして、2021年5月19日には2021年スポーツ教室、児童運動教室、ヒップホップ教室は新型コロナウイルス感染拡大防止のため2020年に引き続き4月より休止させていただいておりますが、岡山県にも緊急事態宣言が発令され全国的な感染拡大が収まる気配が見受けられませんと大学が対策を強化していた時期でもあります。こんな時期に指摘していた事実が起こったわけで、美作大学への津山市からの注意のような意見なども申すべきであると考えますが、どうされるおつもりか、お尋ねいたします。 ○議長(津本辰己君)  市長、登壇。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 近藤議員の御質問にお答えをいたします。 まず、市の方向性についてですが、設立した地域商社は地域農業ビジネスモデルの核になる機能と位置づけておりまして、その位置づけに変わりありません。 なぜ慰留しなかったのかとの質問でございますが、御本人からの辞任届でありまして、そのことを尊重したものでございます。 今後のアルネの活用についてですが、これまでも様々な議論がありましたが、公共施設を併設し本市の都市機能の一翼を担う重要な施設であると私は受け止めております。今回のサテライトオフィスの整備をはじめ、新たな展開を進めていくことになりますが、こうした取組を契機に利活用を増進させることが10年先、20年先の展望を開くと考えております。 以上でございます。〔降壇〕 ○議長(津本辰己君)  教育長。 ◎教育長(有本明彦君)  今後の対応についてお答えをいたします。 当該事業は児童・生徒の学習意欲の向上などを図る上で有意義な活動であり、今後も継続して実施していきたいと考えております。ついては十分な感染対策を講じながら安全に学習活動が実施できるよう、改めて大学側と協議をする旨、学校に対して指示をしてまいりたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(津本辰己君)  産業文化部長。 ◎産業文化部長(明楽智雄君)  アルネに関する再質問にお答えいたします。 まず、サテライトオフィスの予算についてでございます。 テレワーク交付金は対象経費の4分の3が国から交付されるものですが、対象経費の上限が9,000万円となっており、上限額6,750万円を財源見込みとしているものでございます。また、今回の予算はサテライトオフィスを整備する街づくり会社に補助金を交付するのは確かでございますが、当該施設の整備はポストコロナを見据えるとともに、移住や定住、企業の誘致につなげていくための取組でございます。交付金の活用からも国のテレワーク推進の方針に沿ったものであり、アルネの新たな展開を進めていくことになると考えております。 次に、アルネの今後の活用についてですが、取り巻く環境や今後のテナント誘致などを考慮しつつ段階的に進めていくこととなり、こうした取組を重ねていくことにより今後の展開が定まっていくものと考えております。また、具体的な改修計画につきましては、公共施設を併設していることからも長寿命化していくことが基本的なシナリオとなりますが、関係部局と連携し検討してまいります。 次に、核テナントである天満屋についてですが、天満屋との間では情報共有しながら連絡を密に取っておるところでございます。こうした関係性を引き続き維持していくことが、アルネ津山での営業継続にもつながると受け止めております。 最後に、テナント誘致につきましては、空きスペースのある3階を中心にサテライトオフィスとの相乗効果なども考慮しながら幅広く検討し進めていくものと考えております。また、メンテナンスにつきましては、これまでも車路棟の改修や予定する公共施設の空調設備の改修など必要に応じて逐次対応を行っているところであり、今後も引き続き進めていく方針でございます。 以上です。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  私からは3点の再質問にお答えいたします。 まず、4月2日の件でございますが、繰り返しにはなりますが、辞任を求めてはございません。 次に、社名に関しての御質問ですが、設立した地域商社は地域農業ビジネスモデルの核になる機能と考えております。 最後に、事業計画についてでありますが、新体制におきましてこれまでの事業経過も踏まえ速やかに計画の修正をするよう依頼したいと考えております。 ○議長(津本辰己君)  16番、近藤議員。 ◆16番(近藤吉一郎君)  教育長、ぜひ今保護者も非常にデリケートになっております。ちゃんと大学側としっかり話を協議をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 地域商社ですが、市長も会社設立から以降、岡田氏と話をされているわけでしょう。これも隠したままで、経過は知らないとの答弁の繰り返しです。市長は岡田氏に信用金庫の言うことを聞いてほしいなどと述べていたのではないですか。これも、なぜ隠すのですか。知らないという答弁に逃げるんですか。6月10日には形の上では正式な決定に至っていないのかもしれませんが、いずれにいたしましても曲辰の役員会で新社長が決まり、その他のことが津山市の知らないこと、関係のないことと逃げるのですか。津山市が税金を使ってつくった会社ではないのでしょうか。当初は100%税金でつくった会社です。それを民間会社の出来事だと言えるとでも思っているんでしょうか。お金さえ出せば、後は報告も何もなくても責任はないとでも言いますか。明らかにしてください。 次に、アルネです。 いろいろと答弁をいただきましたが、私はアルネ商業床は今後縮小していく可能性があると思えて仕方がありません。 そこで市長、一つの提案ですが、国や県の施設にアルネへ入ってもらう、ある意味で津山の市民、戸籍などの総合窓口も設置する、また大手企業の支店、津山営業所なども入ってもらう、新しく津山市内に本店、支店の事務所を建設しようとする企業にアルネの部屋を利用してもらうという、言わばオフィスビルのようにするとか考えられませんか。津山中央郵便局も入ってもらうのもいいかもしれませんね。それが無理なら、もう潰してしまうという乱暴なことしか残らないのではありませんか。市長、このような提案をどう思われるのか、お尋ねいたします。 ○議長(津本辰己君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  まず、責任についてですが、地域商社としての事業を継続して、そして生産者の所得向上に資することができるように努めることが株主としての責務と考えております。 アルネ活用についてですが、第3次の再建計画をはじめとしたこれまでの議論の中でも、こうしたお話があったと記憶しておるところでございます。サテライトオフィスの整備のように、新たな展開を進めることが重要であるというふうに考えておりまして、参考にさせていただきたいと思います。 ○議長(津本辰己君)  16番、近藤議員。 ◆16番(近藤吉一郎君)  もう一度お聞きいたしますが、今議会曲辰のことで私や他の議員が今まで質問したことへの中川部長の答弁は本当に全て間違いはありませんね。答弁をお聞きして、ますます分からなくなりました。中川部長、私が岡田前社長からお聞きしたことと大きな開きがあります。どういうことですか。これは、どちらかがうそを言っていることになりますね。 半鐘屋の由来は岡田社長が4代目で、のれんは120年にわたって続いており、開業時初代社長が社名を繁盛、店が繁盛するとかの、繁盛屋とするつもりでしたが、繁盛すれば驕慢になりがち、驕慢にならないように警笛を鳴らす意味から半鐘屋と名づけられたと岡田社長御本人からお聞きいたしました。その志を引き継いだ岡田社長、半鐘屋さんの従業員、そして関係者等の皆様方の名誉のためにお聞きいたします。岡田社長に辞任を要請したのは中川部長ではないのですか。それとも、岡田社長が私たちにお話をしていただいたことは全くのでたらめなんですか。 そこで、中川部長にお尋ねいたします。 4月2日、中川部長は岡田氏とお会いになられたとき、どのような内容を話されていますか。このことについても、お尋ねいたします。 次に、アルネですが、動きの速い時代に対応し令和の時代にどのように活用したら市民のため、津山市の発展のためになるか、改修の必要性があるにもかかわらず問題を先送りしたみたいな、これから検討するみたいなことを言っていいのですか。このことに対しての答弁を市長にお願いいたします。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  4月2日にお会いしてのことについてのお尋ねでございます。 4月2日にお会いして、設立当初の事業計画について現状を見た時点修正をお願いした経緯はございます。また、御指摘の辞任を要請したということはございません。 以上です。 ○議長(津本辰己君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  アルネの活用についてでございます。 まさに経済は生き物であります。百貨店というビジネスモデルが非常に今厳しい状況にあるということでございましょう。3階の部分をテナントリーシングを行うと、こういったことは事実であります。したがいまして、先ほど申し上げましたようにサテライトオフィス整備のように新たな展開を進めることが重要であります。また、いろんな利用の在り方、これはこれから考えていくというわけではありませんが、もちろんすぐにでもテナントリーシングを行っていけばいいわけでありますけど、これは相手方もあることでありまして、それのまず第一歩としてサテライトオフィスを整備をしていくと、このことを申し上げているわけでございます。 ○議長(津本辰己君)  16番、近藤議員。 ◆16番(近藤吉一郎君)  ここで最後にします。 中川部長、その答弁、それでも議会の説明になっていると思いますか。内容も言えないのなら、議会も市民の皆さんも真相が分からないではないですか。地域商社の件で、最後に議長と産業委員会の皆さんにお願いです。どうも行政の態度は秘密が多いです。答弁も、もう真実かどうか分かりません。産業委員会に岡田氏に参考人として来ていただき、津山市の言い分が正しいのか、岡田氏の言い分が正しいのか、これ明らかにしてください。このことを市民の皆さんに伝えるのも議会の責務だと私は思いますので、よろしくお願いいたします。そして議長、産業委員長、産業委員と全議員の皆さん、この問題はとても大切であり重要であります。ぜひ調査特別委員会を設置していただき、そこで専門的に調査していただきたいと思います。 ただ、特別委員会の手順としては、産業委員会の論議が必要であり、その結果を待たなくてはいけませんが、岡田氏を参考人に呼ぶとしましたら議長の責任でありますから、あえて議長にお願いいたしました。よろしくお願いいたします。このことを強くお願いいたしまして、私の質問を終わります。 ○議長(津本辰己君)  以上で16番、近藤吉一郎議員の質問を終わります。 この際、会議をしばらく休憩いたします。 再開は午前11時35分といたします。                                   午前11時23分 休憩─────────────────────────────────────────────                                   午前11時34分 再開 ○議長(津本辰己君)  御着席を願います。 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次の質問を許可いたします。 10番、安東伸昭議員、登壇。 ◆10番(安東伸昭君) 〔登壇〕 失礼します。会派ツヤマノチカラ10番、安東伸昭です。 議長の発言許可がありましたので、通告に従い質問をいたします。 この6月議会の質問は、津山市電子自治体の取組について、GIGAスクールの対応について、使い捨てプラ削減義務化等への対応について、この3項目について質問をいたします。 まず、津山市電子自治体DX推進の取組についてです。 私の今の大きな関心事は、新型コロナウイルス感染症の状況、コロナワクチンの接種及び申込み状況、マイナンバーカードの保有者の状況です。この3点に絞り、津山市の電子自治体の取組を質問を通して市民の皆さんと状況を共有させていただきたいと考えております。 令和3年6月18日本日でございますが、津山市での感染者は196名であり、集団感染、クラスターは9件発生し、この感染者の状況が118名、全体の60.2%となっております。 まず、ワクチン接種の状況についてです。 国は接種状況が瞬時に把握できるように、接種医療機関にタブレット端末を渡していると聞いております。その結果が内閣府に集められ、公表に至っております。各種のホームページでも公開されております。国や岡山県のワクチン接種の状況はホームページで確認できますが、津山市のワクチン接種の申込み状況及びワクチン接種状況をどのように把握しているか、その方法についてお尋ねいたします。併せて6月17日時点の津山市のワクチン接種人数と接種率についてもお聞きいたします。 次に、マイナンバーカードの津山市の取得状況、保有者状況についてお尋ねでございます。 日本経済新聞の公開ページで確認できますが、5月1日現在の津山市の状況では全体で2万5,551名で25.4%となっております。現時点での交付状況についてお尋ねし、併せて今後どのように保有者を増やしていくか、方法についてお尋ねします。 この項の3点目ですが、高齢者らにスマートフォンの使い方というものについてどう取得してもらえるかということでございます。 総務省は、5月18日に高齢者らにスマートフォンの使い方を教える無料の講習会を6月から始めると発表いたしました。全国約1,800か所のスマートフォン販売店や公民館で実施するマイナンバーカードの申請など行政手続のオンライン化が進んでおり、円滑な利用を支援するというものでございます。インターネットやパソコン等の情報通信技術を利用できる者と利用できない者との間に生じる格差、デジタルディバイドと言われていますが、この解消策として特に我々の住む中山間地域の住民にとっては必要と考えます。できれば、優先的に講習会を開催してほしいものであります。津山市としての考えについてお尋ねいたします。 次に、2項目めのGIGAスクールの関係について質問します。 令和3年6月5日、今月のことですが、ポストコロナ期における新たな学びの在り方についてというタイトルで教育再生実行会議第12次提言が公表されました。4つの大きな項目で取組を実施するとあります。その中で、特に4の項目のデータ駆動型の教育への転換、データによる政策立案とそのための基盤整備というふうになっております。これについて、津山市としてはこの項目に関してどのように取り組むのか、その考えをお聞きいたします。 次に、全ての学校ではありませんが、学校から聞き取り調査を行いました。パソコン端末は全ての児童・生徒に行き渡ったものの、課題も見つかっておると思います。私からは、通信環境の改善について本議会でも若干触れられたところがありますので、Wi-Fiルーターを貸し出していると聞きました。この点について、現状の課題と今後の対応策についてお尋ねいたします。 3点目でございますが、6月5日に津山市はNTT西日本、NTTドコモと連携協定を締結しました。産業振興、教育振興に5Gの活用を探るとあります。津山市のDX推進のための大きな一歩がスタートしたと、私は捉えております。この連携協定に至った経緯についてお尋ねいたします。 3項目めでございますが、使い捨てプラ削減義務化等への対応ということでプラスチックごみを削減し循環利用するよう促す新法が6月4日に成立しております。新法では、コンビニなど小売店や飲食店、ホテルに対して使い捨てプラの削減を義務づける、具体的に取り組むべき対策は今年の10月頃までに定めるとあり、これは目の前に迫っていることでございます。その後、いろんなデータから見ると、これに関する詳細な考え方というのがどんどん発信をされております。リサイクル強化では、市町村が行うプラ資源ごみの収集でトレーなどの容器包装だけでなく文具やハンガーといった製品も一括回収する仕組みを創設する、住民に分かりやすい分別方法としてより多くのプラ製品がリサイクルに回すようにするということでございます。この件については、しっかりと市民の皆さんにも伝えておく必要があると私は考えております。津山市の現時点での方針についてお尋ねいたします。 以上、登壇での質問とし、質問席より一問一答にて再質問を行います。〔降壇〕 ○議長(津本辰己君)  企画財政部長。 ◎企画財政部長(野口薫君)  総務省実施の無料講習会の開催についてですが、この講習会は民間企業やNPO法人等が実施主体となり総務省の補助を受けて開催するもので、現在関係部署間で本事業に関する情報共有を行っているところでございます。高齢者のデジタルディバイド解消の問題は、デジタル社会の推進を図る上でも重要な課題と認識をしており、今後講習会の円滑な実施のための本市の協力方法なども含め検討してまいりたいと考えております。 次に、今回の連携協定に至った経緯ですが、本市はこれまでも両者と庁内及び市内小・中学校の情報通信基盤の整備や活用などで連携してまいりました。特に昨年度からは、教育委員会と東京学芸大学との共同研究においてNTT西日本岡山支店が本市への支援という形で参画していただいております。また、つやま産業支援センターにおいては、両者と本市の企業をつなぎ生産性向上のためのシステム導入や新たなソリューション開発の可能性を検討する取組を進めているところでございます。こうした中、本市より高い技術力やネットワークを生かしてデジタル社会を推進したいという思いで両者に連携協定について提案し、このたびの締結に至ったものでございます。 ○議長(津本辰己君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(朝田一君)  マイナンバーカードの交付状況等についてお答えします。 5月31日時点での本市におけるマイナンバーカードの交付件数は2万7,689件で交付率は27.5%となっており、前年同月と比べ2倍を超える増加となっております。申請件数も急増したことから、本年4月より市民窓口課を拡充しマイナンバーカード専用窓口を開設しております。また、一月に3回開庁している日曜日の交付窓口についても、時間を延長して対応しているところですが、7月からは土曜日も追加し実施する予定でございます。さらに7月からは直接企業や地域に出向き申請サポートを行うこととしており、引き続き一層の交付率の向上を目指してまいります。 次に、プラスチック資源循環促進法についてですが、この法律の施行によりプラスチック類を一括して回収し再商品化する新たな取組が求められます。今後国から政省令等が交付され具体的な制度内容が明らかになりますので、それを踏まえて津山圏域資源循環施設組合及び構成市町で協議をし住民の皆様が分別等で混乱しないよう対応方針を決定してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(津本辰己君)  こども保健部長。 ◎こども保健部長(飯田早苗君)  ワクチン接種の状況把握に関する御質問です。 まず、予約状況についてですが、医療機関で行う個別接種では各医療機関での予約対応となっております。市で行う集団接種につきましては、市の予約システムにより把握を行っております。 次に、接種状況と人数の把握につきましては、国のワクチン接種記録システムVRSから平日毎日確認を行っており、6月17日現在で1回目の接種を終えられている方は1万7,313人で54.08%、2回目の接種を終えられている方は5,966人で18.64%となっております。 なお、各医療機関での接種者数につきましては、国のワクチン接種円滑化システムV-SYSにより接種者数を確認することができます。 以上です。 ○議長(津本辰己君)  教育次長。 ◎教育次長(粟野道夫君)  初めに、データ駆動型の教育についてのお尋ねですが、データ駆動型の教育については子供の学習面、生活健康面や教師の指導面での様々な教育データを整理して、授業や学校行事等の多様な場面での活用を図り、個別最適な学びや共同的な学びを目指す教育のデジタル化を推進するものと捉えております。今後は、国の提言を踏まえ先般連携協定を締結したNTT西日本及びNTTドコモとともに児童・生徒の学力や学習状況についてのデータを一覧化して分析できるシステムを構築し指導に生かしていくなど、これからの社会を心豊かにたくましく生きていく子供たちを育むため、教育分野におけるデジタル化を進めてまいりたいと存じます。 次に、通信環境改善についてのお尋ねです。 現在学校のインターネット環境の改善策として、市役所への引込み回線の増強や市役所から学校への通信回線について、速度のより速いプランへの契約変更を進めているところですが、こうした対策が完了するまでの間はWi-Fiモバイルルーターを各学校に貸与し回線の補強を行っております。 以上です。 ○議長(津本辰己君)  10番、安東議員。 ◆10番(安東伸昭君)  それぞれ質問に対して答弁をいただきました。若干コメントを入れさせていただきますが、まず高齢者にスマートフォンの使い方を教える講習ということで答弁をいただきました。 この事業は、本年度だけで終わる事業ではございません。令和3年から令和7年までの5年間で、日本の国民1,000万人の参加を目標にした取組でございます。私の私見的な意見でございますが、私は津山市においてはアルネ津山に今新しくつくろうとするスペース、そしてまちなかカレッジがございます。この会場を一つのメイン会場として周辺市町村の方にも呼びかけながら、高齢者の方にそういったスマートフォンの講習ができるということの指導場所にしていただければと考えております。 併せて、ここには本当に子供さんをお預けするような施設もございますので、これからお母さん方でも大部分御存じだと思いますけど、そういう方にとってもここで学ぶことができればということです。それで、特に御注意いただきたいのは、高齢者の方本当にメモしません。一旦覚えたことはすぐ忘れるんやというて帰り際にもう一遍聞かれるかもしれませんということで、何度もそういうことができるような場が必要だと思います。メーカーさんというか、auさんなんか、auというて特別な名前言っちゃいけませんが、携帯電話のところに行くと非常に待ちながら簡単に済まそうとされるのではないかと思いますので、その点を、この場合ではここではこのポイントについてちょっとコメントさせていただきます。 質問に入ります。 マイナンバーカードの保有者は、先ほども説明をいただいたように27.5%、2万7,689人が保有されているということです。津山市の行財政改革運営指針の目標値として、令和3年度末で66%です。登壇での質問に対する答弁にもありましたように、前年同月と比べて2倍を超える状況となっておりますが、私は保険証としての役割を持つことが一つの大きな要因になったのではと考えております。 ただ、この保険証等の関係は令和3年3月までに保険証として利用できるように進めていましたが、令和3年10月に延びております。このことについて、なぜだろうという疑問が起こります。市民に分かるように説明をお願いいたします。 ○議長(津本辰己君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(朝田一君)  厚生労働省によると、特定の医療機関や薬局、保険者においてテスト的な運用を開始し、継続的に検証等を行ってきました。しかしながら、システム改修の遅れや世界的な半導体不足による機器調達の遅れ、加入者データの正確性に問題があったことなどが原因で3月開始が見送られました。今後プレ運用を継続し、システムの安定性やデータの正確性を確保した上で本年10月までに本格運用を開始することとされています。 ○議長(津本辰己君)  10番、安東議員。 ◆10番(安東伸昭君)  ありがとうございました。そのつもりで私も既に登録はしておりますので、活用のほう、そしてこれに一番重要なのは医療機関さんがそれに対応する機器を設置していただきながら、受付のところでスムーズに確認できるようになればと考えております。 次に、マイナンバーカードの取得ということでマイナポイント、これを申請できるということもこの要因の一つだと考えております。一つの例ですが、2万円をキャッシュレス決済カードに入金するとプラス5,000円のプレミアムがつく制度でございます。津山市民の利用状況はどうなっているか、お尋ねいたします。 ○議長(津本辰己君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(朝田一君)  マイナポイントにつきましては、設定の際、申請者の住所情報を使用しないことから自治体ごとの利用状況を把握することはできませんが、総務省公表の資料によりますと本市ではこれまで約1万3,000人の利用があったものと推計されます。 ○議長(津本辰己君)  10番、安東議員。 ◆10番(安東伸昭君)  推計値でございますが、津山市の場合は約4割、46%程度ですかね、1万3,000人という数字でございます。これに単純に5,000円を掛けたとしたら、6,300万円という数字になります。こういったもんが国から最終的には個人に渡り、それが地域内を循環しているというふうになりますので、こういう形で進めるというのも一つの方法であり、デジタル時代の今後についてもそういうことが大きな要素になりますから、今後の運営の上では参考にしていただきたいと思います。 次に、令和3年3月の議会で発表されております、つやま健康ポイント事業について、その進捗状況をお尋ねいたします。 このポイント事業については、マイナンバーカード保有者の登録者はカードを提示することによって、お金ではないですが50ポイントが加算されるというものでございます。現状について、御報告をお願いいたします。 ○議長(津本辰己君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(朝田一君)  つやま健康ポイント事業は、津山市国民健康保険に加入している二十歳以上の被保険者全員を対象に社会参加を通じた自身の健康増進活動を行うことによりポイントがもらえ、1,000ポイントためることで商品券と交換する仕組みでございます。この中で、マイナンバーカードの保有者には50ポイントを付与することにしています。つやま健康ポイント事業は8月1日から参加申込みを受付する予定でございまして、現在準備を進めているところでございます。 ○議長(津本辰己君)  10番、安東議員。 ◆10番(安東伸昭君)  ありがとうございます。これについてもマイナンバーカード保有者の方を増やす大きな宣伝効果というか、そういうことを津山が取り組んでいるということが深く皆さんのほうに知られると思いますので、結果については8月1日以降しっかりと把握されます。これもデータ化することによって公表していただきながら、この活用の状況を、報告をお願いしたいと思います。口頭ではなくて、いろんな形でSNS等でも報告をいただければありがたいと思います。 次に、先ほどちょっと津山の取組を紹介がてら質問をさせてもらいましたが、新たな活用方法について今現状で発表できるというか、そういう内容について今の考えをお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(津本辰己君)  総務部参与。 ◎総務部参与(森上譲君)  マイナンバーカードはオンラインで確実に本人確認ができることから、電子申請等の個人認証として利用が可能であります。現在デジタル化による市民の利便性向上を図るため、みらいビジョン戦略室と情報政策課が関係課と連携し、住民の皆様にとって身近な使用許可申請やサービス利用申請など各種行政手続を市の窓口に出向かなくても行えるよう、電子申請化に向けた取組を進めているところであります。取組を進めるに当たりましては、本人確認が必要な手続につきましてマイナンバーカードの個人認証を活用することも検討をしていきたいと考えております。 以上であります。
    ○議長(津本辰己君)  10番、安東議員。 ◆10番(安東伸昭君)  ぜひ早いうちにこれを立ち上げていただくというか、事業の一般に使えるようにしていただきたいと思います。 1つだけちょっと御紹介しておきますが、これは石川県の加賀市というところでの取組の状況です。市外居住者をウェブ上の市民とするということで、電子市民というふうに言っておりますが、この電子市民制度というのを導入を検討されているようでございます。これは全国で初めてだということで、関係人口を増やすことで将来的な人材や産業の集積を目指すという取組でございます。そういったことも、このカードが普及すれば可能になりアイデアがどんどん出てくると思います。ちなみに加賀市は、ちょっと調べると60%を全体で超えているマイナンバーカードの保有者になっているということが分かりますので一遍確認してみてください。 次に、岡山県は6月11日にDX推進ディレクター1名を公募により採用したというニュースが新聞報道にありました。この推進ディレクターさんと県下27市町村との関連性を持てるようにしてもらいたいと考えますが、津山市としての考えをお聞きいたします。 ○議長(津本辰己君)  企画財政部長。 ◎企画財政部長(野口薫君)  県のDX推進においても、市町村の取組との連携が必要となるものもあると考えられることから、岡山県DX推進ディレクターに本市の取組に関与していただけるかどうか、県と協議をしてまいりたいと考えております。 ○議長(津本辰己君)  10番、安東議員。 ◆10番(安東伸昭君)  続いて、4月30日のことでございますが、みらいビジョン戦略室より地域経済再生専門委員の選任ということで通知をいただきました。新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえて、地域経済の再生に係る政策の推進を図るために津山市として地域経済再生専門委員を委嘱するというものでございます。委嘱する方は出島誠之氏でございますが、津山市においてこの出島さんに対してどのような役割を果たしていただくのか、お尋ねいたします。 ○議長(津本辰己君)  企画財政部長。 ◎企画財政部長(野口薫君)  地域経済再生専門委員とは、毎月定期的に協議を行い新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた地域経済の再生に関する取組のほか、本市のデジタル化やまち・ひと・しごと創生総合戦略の推進に係る取組などについて幅広い分野で助言をいただいております。 ○議長(津本辰己君)  10番、安東議員。 ◆10番(安東伸昭君)  答弁の中に、デジタル化というのが含まれました。そういうことで、経済をしっかり見る上ではデータというものが基本的な内容になってくると思いますので、その辺を出島さんとともに一緒にしながら、また岡山県のアドバイザーさんと連携を取りながら進めていただきたいというふうにお願いします。 続いて、コロナ禍において、オンラインでの協議や研修が多くなってきております。先ほどの出島さんとの関係も、オンラインでされているんじゃないかなという想像もします。私も令和2年度においてはオンラインでの研修、講習を数多く受講いたしました。あるセミナーでは、行政職員が講師となられたことがありますが、周りの職員に気配りをしてやりづらそうな感じを受けました。私は庁舎内にオンライン専用のスペースを確保しておくことが必要不可欠ではないかと考えますが、この点についての御所見を担当部のほうからお願いします。 ○議長(津本辰己君)  総務部長。 ◎総務部長(玉置晃隆君)  庁舎内にリモート会議やオンライン研修に対応できるスペースが必要と考えまして、本庁舎の大会議室202会議室において7月中の運用開始を目指して現在整備を進めております。 なお、セキュリティーと通信の安定性を考慮し、接続は有線LANを予定をしております。 ○議長(津本辰己君)  10番、安東議員。 ◆10番(安東伸昭君)  ありがとうございます。要するにしっかりとした施設が接続の手間もかからないで、即そこの部屋に行ったらできる、これがスピード感があり、またお互いに対話でする感じのオンラインの会議ができると思います。 ちょっと余談のことですが、昨日岡山県がコロナ対策本部会議がありましたけど、午後7時からオンラインで配信されていました。まさに1番の議員が言われましたけど、ああいう会議もオンラインで配信し、そして市民の皆さんも、ああ、これは聞きたいなと思えばしっかりと伝わるようにしていただきたいと思います。 次に、2項目めに入ります。 GIGAスクールの対応ということで、3月に児童・生徒に無償貸与されたノートパソコンを津山市は自宅に持って帰ることを許可するのかどうかについて確認をいたします。 ○議長(津本辰己君)  教育次長。 ◎教育次長(粟野道夫君)  教育委員会といたしましては、現在東小学校において実際に端末を自宅に持ち帰りクラス単位でビデオ会議システムへの接続などの実証実験を行うとともに、児童や保護者を対象としたアンケートを実施しながら、持ち帰りについての検討をしております。今後もこうした実証実験を重ね課題を洗い出し、児童・生徒が端末を自宅に持ち帰ることに関して一定の方針を策定したいと考えております。 ○議長(津本辰己君)  10番、安東議員。 ◆10番(安東伸昭君)  間もなく夏休みを迎えます。これが絶好のチャンスだと思います。そしてまた、いつ何どき風水害とか地震とかの災害があるかもしれません。そういったときに練習をしとかないとなかなかできませんので、この夏休みの期間にモデルだけではなくて一度持ち帰ってもらってどういうふうになるのか、その課題点を探る意味でも問題を起こしてもらうということもこういうIT機器を使うための一つの方法だと思いますんで、その辺も検討してみていてください。 次に、もう一つ私気になっているのがパソコンが導入されたばかりなんですが、今無償で貸与しております。更新時期について、教育委員会としてはどんなような考えを持っておられるか、お尋ねいたします。 ○議長(津本辰己君)  教育次長。 ◎教育次長(粟野道夫君)  昨年度購入した児童・生徒用端末については、5年間のメーカー保証を条件として契約をいたしました。令和8年度以降、更新について財源も含めた検討が必要となると考えております。 ○議長(津本辰己君)  10番、安東議員。 ◆10番(安東伸昭君)  最初は、国のほうのほとんど費用として導入されて4億円かかっております。いっときに4億円を、また更新するときにというよりは、もう今からしっかりと保護者の方に負担もお願いせにゃいけん場合もあると思います。その場合には2年、3年かけてしっかりと取り組んでいただきたいと思いますので、この質問をさせていただきました。 次に、東京学芸大学との連携協定に基づくモデル校2校を選定し共同研究を進めていますが、今後どのように発展をさせて10年先を見据えたICT教育に取り組むか、その考えについてお示しください。 ○議長(津本辰己君)  教育次長。 ◎教育次長(粟野道夫君)  学芸大学とともに取り組んでいる未来の学校プロジェクトは、「好きに、挑む」ということをテーマとしています。このテーマは、これから10年先の学校が1つだけの答えを探す場所ではなく、自分の目で見て考え自分だけの好きなことを見つけ、夢中で挑むことができる力を育成する場所であってほしいという思いを込めたものです。こうした考えを踏まえ、本市の教育の一つの方向性として3月末に行った5GやVRなどの先進技術を活用した実証授業を皮切りに、ICTを活用したリアルで分かりやすい体験活動等を通じて、自らの将来を夢見るきっかけを見つけられるような授業づくりへの取組を広げ、主体的、対話的で深い学びの実現を目指していきたいと考えております。 ○議長(津本辰己君)  10番、安東議員。 ◆10番(安東伸昭君)  ありがとうございます。東京学芸大学というのは、今回この連携協定を結んだだけではございません。平成29年4月6日にアルネ津山に設置された親子ひろばわくわく、この中に東京学芸大学こども未来研究所の知育玩具が置いてあります。私も最初に見させてもらったとき、これすばらしいなと感じております。これからは小学校から幼稚園、保育園でもICT教育が必要になってくると考えますので、東京学芸大学との連携をさらに深めて進めていただきたいということをここの場でお願いしておきます。 次に、3項目めの質問に入ります。 令和2年11月8日に、オンライン会議で開催された瀬戸内海海ごみフォーラムinおかやまというのを視聴させていただきました。原田禎夫先生というのが基調講演として未来のために知っておきたい海とプラスチックの話、これには驚愕するところもありましたし、ああ、これから大変だなという思いもしました。このフォーラムでは、岡山県下27市町村の首長さんもそれぞれの思いでメッセージを配信され、谷口市長はやめようポイ捨て守ろう水と環境の手書きの方針を手元に持たれて津山の取組を紹介、配信されました。この課題は津山だけではありません。吉井川流域の広域で取り組まなければならないと捉えております。この課題について、津山市の取組の考えについてお尋ねいたします。 ○議長(津本辰己君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(朝田一君)  上流に位置する本市の取組としましては、毎年6月の環境月間における河川清掃の実施や海ごみ減少啓発看板の設置、啓発パネル展などを行っております。また、子供たちを対象とした水の学校を開催し、川の生き物調査などを通じて川の大切さを伝える啓発活動を行っております。さらに岡山連携中枢都市圏や津山圏域定住自立圏において共同で啓発活動などを行うこととしており、今後も関係する市町と連携して取り組んでまいります。 ○議長(津本辰己君)  10番、安東議員。 ◆10番(安東伸昭君)  ありがとうございました。このフォーラムの中で、プラスチックの肥料ごみというのがありますが、これについて現状報告がありました。6月6日の日本農業新聞で滋賀県の樹脂被覆肥料というか、一般的に言われている一発肥というものがございます。これについて出ておりましたし、また6月16日と17日には山陽新聞に連日、プラスチック肥料がらの殻というのもごみになりますが、記事が掲載されました。この樹脂肥料、ちょっと省略しますが肥料ごみというものについて津山市はどのように捉えているか、お考えをお示しください。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  被覆肥料につきましては、省力化や施肥量の削減につながるなどの利点から、水稲を中心に広く使用されている一方で、肥料成分が溶出した後の被膜がらが河川等へ流出する可能性がございます。引き続き岡山県やJAと連携して、被膜がらの流出防止対策の啓発に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(津本辰己君)  10番、安東議員。 ◆10番(安東伸昭君)  ありがとうございます。この被覆がらというか、肥料ごみについては既に農家の方もこれはちょっと問題になるだろうということで試供品というか、それをこの田植時期に使われている方もおられます。そういったこともありますので、これがどういうふうになるか、急激にちょっと対策を求めるようになるかもしれませんので、今からしっかりと取り組んでいただきたいというふうに思います。 最後になりますが、質問をいたします。 今回津山市の電子自治体の推進の取組、GIGAスクールの対応、使い捨てプラ削減義務化等についての質問をさせていただきまして、各担当者のほうから答弁をいただきました。市長が、そこでいろいろ聞かれていると思います。その思いについて谷口市長のこれからの考えについて、この辺を踏まえて総括をしていただければありがたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(津本辰己君)  市長、登壇。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 安東議員の御質問にお答えをいたします。 電子自治体の推進、GIGAスクール及びプラスチックの資源循環への対応につきましては、感染症を踏まえた新たな日常へ適応し、また海洋プラスチックごみや気候変動問題などの社会課題を解決するための重要な対策であると認識をしております。これらは後世に引き継いでいく持続可能な社会の構築を進めるために有効な取組でありまして、国際目標でありますSDGsの達成にも資するものであります。様々な社会変革に柔軟かつ的確に対応しながら、引き続き持続可能で明るい津山の未来の創造に向けた取組を推進してまいりたいと考えております。 以上でございます。〔降壇〕 ○議長(津本辰己君)  10番、安東議員。 ◆10番(安東伸昭君)  どうもありがとうございました。 以上で私の6月議会の質問は終わります。ありがとうございました。 ○議長(津本辰己君)  以上で10番、安東伸昭議員の質問を終わります。 この際、会議をしばらく休憩といたします。 再開は午後1時30分といたします。                                   午後0時19分 休憩─────────────────────────────────────────────                                   午後1時30分 再開 ○議長(津本辰己君)  御着席をお願いします。 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次の質問を許可いたします。 25番、河本英敏議員、登壇。 ◆25番(河本英敏君) 〔登壇〕 お昼でおなかも膨らんでまぶたが少しぐすくなるという時間帯であると思いますけども、お付き合いをいただきたいと思います。 6月議会河本英敏、市民の皆さんと一緒にということでやっておりますが、今日は地域商社についてと、それからコロナの蔓延対策と経済対策の整合性はということで質問させていただきます。そして、その中でこの何日間か、今日が最終日なんですけども、その最終日の中で9人の方がこの曲辰の話を質問されております。そのことについて疑問を解きたいというふうに思いますが、どうぞよろしく丁寧な回答をいただければありがたいというふうに思います。 さて、始めます。 岡田社長はなぜ辞めなければならなかったのかということであります。一番私は大切にしたいというにふうに思っている。地域商社設立準備協議会の中での会社の名前を農業という文字を外すようにという一部の出席者の中から発言があったり、また聞くところによりますと市長からも同様の趣旨の話があったというふうにも、聞いたという声も聞きました。その後、岡田社長は考えに考えた末に福島部長ほか職員の方を通じて市長に曲辰の了解を得たと聞いたんですが、これは事実ですか。ぜひ市長にお伺いしたいなと思います。答弁書になかったので、改めて申し上げておきます。 この地域商社は、津山の農業を少しでも元気に活力ある産業にしたいと市長がトップダウンで進められてきた事業であります。市長はいつもトップダウンで決めていくんだ、大切なことはというふうにされた決断には私は期待をいたしておりました。しかし、現状には謎が多く、不安感と不信感を持っているところであります。曲辰に期待と岡田社長の熱心さと真面目さを口にする生産者の声を耳にするたびに、より不信感を強くしているところでございます。その立場から、何点か質問をいたします。 登壇での質問は、会社設立半年にして社長の辞任騒動で会社が今後どうなるのか、どうするのか、期待をして作付をし関心を持って見ていた多くの関係者の不安にどう説明されるのか、お答えください。全協でお伺いした際、岡田社長から一身上の都合として辞任届が出ているという扱いということでありましたし、保留というお答えがございました。しかし、新聞によると株主からの要望、要求ということでしょうね、があって辞職に至ったという内容の新聞記事でありました。この食い違いについて説明をしてほしいと。 次に、4月2日中川部長は会議の後、岡田社長に会ったというふうに聞いております。このことで、どのようなお話があったのかなというふうに思います。 それから、今年度の事業計画はどうなるのかということ、5番目に4月23日臨時株主総会ではどのような話があったのか、特に辞任届が出とったわけですから、そういう話もあったのかどうかも聞きたいですね。 6番目に、金田議員の質問の中で加工用米や米粉用米の契約に関わる答弁の中で、全国穀類工業協同組合と調整中という表現があった。この協同組合は金田議員の中でも話がありましたけども、曲辰とは取引自体が終わっております。生産者と契約もできていないのに、その段階で中途半端な回答をされたわけですが、協同組合とは具体的にどのような話が進んでいるのか、お答えください。 7番目に、既に生産者とこの協同組合との間で直接契約ができているものや協同組合以外の需要業者と生産者とを結びつける、そういう取引が進んでいるとも聞いております。これらの取引に伴う農政局の報告処理が必要になるわけでありますけども、出荷元の生産者側が用意すべきものでありますが、岡田氏はこれを無償でこれまでのお付き合いの延長線として書類を作成し生産者との約束を守る、経済的損失を避ける努力をしておられますが、このことについてどうお考えか、お答えください。 8番目に、突然の社長辞任問題で、株主として今後の在り方について協議されましたか。 これが登壇での一応質問であります。 それから、大きい2番目で、コロナ蔓延対策と経済対策の整合性はないという立場から質問させていただきます。 この補正予算では、低迷している個人消費を喚起し地域内の経済循環を促進するために地域商品券発行事業を公費支出額総額2億2,500万円を活用して地域商品券、一般の分、電子分、特別分、つまりこの一般の分と電子分は1万円を1万2,000円に使えるもんであります。地域商品券の中でも、特別分がまた飲めや歌えとグルメを楽しめという1万3,000円で使える分であります。これがそれぞれ5万冊と1万冊と2万冊ということで、お金のある人は結構なことだろうと思いますが、市民の皆さん感染症対策には感染によって生活が苦しくなって困っている、本当に困っている人や事業者に私はその度合いを見極めながら国の制度や津山市もできることを直接給付型ですべきじゃないかというふうに思って一貫して申し上げてまいりました。経済対策とはいえ感染が続いている状況の中で、地域商品券のような公費の使い方には問題があるんではないかということを指摘をいたしてまいりましたが、御理解していただけていないということを残念に思いますけども、私の思いを理解していただけますでしょうかということで登壇での質問といたします。〔降壇〕 ○議長(津本辰己君)  市長、登壇。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 河本議員の御質問にお答えをいたします。 地域商社の曲辰という名称は、代表から御提案をいただいたというふうに記憶をしております。〔降壇〕 ○議長(津本辰己君)  産業文化部長。 ◎産業文化部長(明楽智雄君)  地域商品券に対する御指摘についてでございます。 昨年度における本市の経済対策といたしましては、小規模事業者緊急支援事業、新しい生活様式飲食店支援事業、地域商品券発行事業などコロナにより影響を受けた事業者に対し直接的な支援を行うとともに、経済の地域循環を促す施策を講じてきたところでございます。本年度においては、厳しい状況にある事業者を継続して支援する施策として現在事業継続支援事業を実施しており、緊急事態宣言の発令等を踏まえた6月1日からの制度拡充により申請は240件を超えております。また、長期化するコロナの影響を踏まえ、このたび電子商品券を含めた地域商品券の発行を進めているものであり、本市としましては実効性を見極めながらこうした対策を継続的に進めていく考えでございます。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  地域商社についての御質問に順次お答えいたします。 まず、生産者についてでありますが、これまでの合意内容に沿って調整を進めているところでございます。 次に、新聞報道に関してですが、4月22日付の辞任届が同日曲辰に提出され同社でお預かりしている状態でございます。これは会社法の規定によりまして取締役の法定数を下回る登記ができないため、辞任届の扱いを保留しているものであり、現在代表の後任を含めた全体的な体制の調整を進めているところでございます。株主からの辞任要請の件については、承知をいたしておりません。 次に、4月2日の件につきましては、曲辰との会議の際にお会いをしております。 次に、事業計画につきましては、新たな体制の下で現状に即した修正計画をまとめることとしております。 次に、臨時株主総会の件についてでございますが、前日の4月22日に辞任届が提出された旨の報告がございました。 次に、生産者との契約についてでありますが、現在当事者も含めまして調整中でございます。 次に、農政局への報告書類に関してでありますが、生産者に対する思いでなされていることと存じます。 最後に、今後の在り方につきましては、株主総会でそうした協議は行っておりません。 以上でございます。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  ありがとうございました。どれもどうも何となしに寂しい答弁ですね。それはいいんですが、言えることと言えんことがあるんでしょうけども、もう少し丁寧な答弁をお願いしたいということを申し上げておきます。 再質問でありますが、一問一答でさせていただきます。 岡田さんから辞職届が出され、この方を失うと当初の事業がうまくいかなくなるおそれが、私はあるというふうに思っております。そういうことになるだろうと、市長はなぜこの岡田さんの慰留をしなかったのか、先ほどもありましたけど市長の思いも含めて。 ○議長(津本辰己君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  御本人からの辞任ということでございまして、そのことを尊重したものでございます。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  法人曲辰の社長として岡田氏に法的な義務違反が、明らかな義務違反があったんですか。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  御質問のようなことの有無は分かりかねます。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  解任に近い辞任とも言われているんですが、自己都合と株主からの要望では大きく違います。岡田氏の名誉のためにも、辞任理由を確認をする必要がございます。皆さんもいろいろと出ておりましたけども、重ねて伺います。一身上の都合なのか、株主からの辞任要請なのか、はっきり答えてください。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  御本人から辞任届が提出されたものでございます。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  実は準備をしておったの中川さん今部長が答えていただいたんですが、もう一つ重ねて聞きたいのは株主からの解任、要求があったとすりゃ解任ですよ。一部そこの聞いたつもりでは私は、どちらかというて聞いたんです。どちらかというて聞いたんです。あんた部長じゃなしに取締役でおられたはずなんですよ。どちらかということを聞いたんです。答えてください。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  解任の手続をしているものではございません。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  手続というの、理由はどちらで出しておられたかというて聞きょうるだけです。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  御本人の判断で辞任届が提出されたものと存じます。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  分かりました。真実を答えてはいただけないとすれば、岡田氏の辞任届の提出を私は求めたいというふうに思います。お隣にちょっと行ったら5分もかかりゃしませんので会社がありますんで電話ででも相談していただいて取り寄せていただきたいなというふうに思うんですが、議長どんなでしょうか。              〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(津本辰己君)  議事進行という声がありますが。              〔「辞任届は出とんじゃけええんじゃないん」「じゃけ、それの中身が分からん言よんじゃ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(津本辰己君)  この際、会議をしばらく休憩いたします。 再開時刻は追って御連絡をいたします。                                   午後1時47分 休憩─────────────────────────────────────────────                                   午後2時24分 再開 ○議長(津本辰己君)  御着席を願います。 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 休憩中に議会運営委員会を開催し、議事運営に関しての協議をしていただきましたので、議会運営委員会委員長から報告を願います。 12番、秋久憲司議員、登壇。 ◆12番(秋久憲司君) 〔登壇〕 先ほど議会運営につきまして議会運営委員会を開催し協議をいたしましたので、その結果を御報告いたします。 一般質問は行政全般にわたり執行機関に対し事務の執行の状況等についてただすものであり、質問の対象、範囲は会議規則において市の一般事務と規定されておりますので、その趣旨を十分御理解の上、質問をお願いをいたします。また、執行部にも質問の趣旨を踏まえた丁寧な答弁を求めます。 以上です。〔降壇〕 ○議長(津本辰己君)  経過はお聞きのとおりであります。 25番、河本議員に申し上げます。 先ほどの議運委員長報告の趣旨を十分に御理解の上、質問をお願いいたします。 また、執行部も質問の趣旨を踏まえた丁寧な答弁をするよう、よろしくお願いをいたします。 質問を続行いたします。 25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  大変御迷惑をおかけしました。お互いに思いもありましょうし、真実を語っていただきたい、答弁していただきたいことをお願いしておきます。 先ほども申し上げましたけども、皆さんが思っておる、考えておる、守ろうとするものが後ろで影が隠れて見える、そんなことでなしにこうなんですよとおっしゃっていただきたいということを申し上げる。 さて、通告はしておりませんが、私は岡田氏にお会いをいたしました。無理を承知の上で、辞任届にどう書かれたかというのをお聞きしましたところ、こういうことだということでメモ、書類を見せていただけました。辞任届を簡単に言うと見せていただいたと、そのコピーを、それを私はメモをさせていただきました、よろしいかということで。それをこれから読み上げますので、よく聞いてください。 辞任届、株式会社曲辰御中となっております。私は株主より令和3年4月2日にあった辞任要請に従い、令和3年4月23日をもって貴社の取締役及び代表取締役を辞任いたしたく届けいたします。住所もございますが、これは個人情報になりますんで出しませんが、岡田裕治、令和3年4月22日となっております。 これを御紹介させていただいたんですけど、これを聞いて部長はどういうふうに今までの答弁について答えられますか。同じことを聞きます。どうだったのか、事実は。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  これまでの答弁と同じことにはなるんですけれども、辞任を要請してはございません。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  先ほどもお話ししたときにも同じような答弁ですけど、もう一度重ねてお聞きします。 4月2日に会議の後、お会いしておられますね。会議の中とは言われませんでしたよ。あと部長ほかということでありますけども、部長とお話をしたと、いろいろと積もる話があったんでしょう。お話をしたというふうに聞いておるんですが、その中でどのような具体的なお話があったのか、お聞かせいただけるところがあればお聞かせください。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  設立時の事業計画につきまして、その時点の状況に応じた時点修正をお願いしたということはございます。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  そういうお話もあったんだろうというふうに思いますが、ただ辞任届の中に株主の要請という言葉が入っておるということですよ。ですから、そこで部長も前からの知り合いでもあるし一緒に曲辰を立ち上げた現場におった方ですから、いろいろとお話があったんじゃないかなという気がするわけですよ。臆測ですよ。だけど、あなたの気持ちも含めて、どうおっしゃられたか別にして、どういう話が内容があったのか、今の話もあったんでしょうけども、そのことだけで終わったんでしょうか、それとももう少し丁寧というか、思いのお互いの意思の疎通を図るところがあったんじゃないですか。どうですか。 ○議長(津本辰己君)  河本議員に申し上げます。 先ほど議会運営委員長からの協議報告にありましたとおり、本定例会においては会議規則において市の一般事務についての質問、質疑ということになっております。やや同じ質問、同じ答弁の繰り返しの連続でございますので、この議論についてはこの質問で終結をお願いをいたしたいと思います。 農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  先ほど申しましたとおり、事業計画の時点修正について、またそのほかの事業等についてお話をしたというふうに記憶してございます。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  部長は20年前にもじっと我慢の答弁をされている、今思い出したんですが、なかなかお務め大変ですね。そういうことにしておきましょう、今日は。 ただ、一言申し上げておきたいんですが、私たちは真実を知りたいし市民の皆さんにも5,500万円出資した会社がどんな運営をされとるか、どう使われていこうとしとるかということを私は大切にせにゃいけんのじゃないかな、そういう意味では議長、議長に言ってもあれなんですけど、議長にも考えてほしいんですが、私はどのような内容がこの答弁の中から見えてきたかというと、曲辰さんの会社が十分話をせん間に一部の人たちから曲げられたんじゃないかというふうな疑惑を持たれとる。部長も苦労したんだろうと思うんですが、非常に答弁が不十分なんで、不十分そりゃもう全く理解できない。理解できるような資料出てこない。そういうことを考えれば、産業委員会に岡田元社長に来ていただいて御招致申し上げて参考人として御意見をいただく、お話を伺うということをしていただきたいということを求めたいというふうに思います。 では、質問に戻ります。 聞いてもどうにもならんのでしょうけども、4月の株主総会に市側から信用金庫から誰々が出席されたんですか。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  市側からは、私を含めた農林部から3名、信用金庫からは2名の方が出席されております。  〔25番河本英敏君「これから言うことは、時間無駄になるんで、質問の内容に答えてないでしょう、これも。直接的な津山市の行政とは直接は関係ないにしても。人数じゃないんです、誰が出たかと言うたんです、私は。法的に言えんのなら法的に言えません、人数だけですというて言われりゃええんじゃ」と呼ぶ〕 ○議長(津本辰己君)  ちょっと河本議員に申し上げます。 今本会議の開会中でございます。発言は手を挙げて、しっかりと指名をされてからの発言にしていただきたいと思います。 25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  再度いいですな。答えていただいたんですが、人数を聞いておりません。名前を聞いております。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  先ほど申し上げましたとおり、市側からは私を含めた職員を3名、もう一方は2名ということでございます。 ○議長(津本辰己君)  質問者、発言は。 農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  信用金庫については他団体のことですので申し上げられませんが、本市津山市からは私中川、それから能勢、沼の3名でございます。 ○議長(津本辰己君)  25番議員に申し上げます。 答弁が納得いかないということでの手を挙げて、やっぱりどこがどう。  〔25番河本英敏君「はい、分かりました」と呼ぶ〕 はい。 ◆25番(河本英敏君)  信金側から、どなたが来られましたか。 ○議長(津本辰己君)  それは他団体のことで申し上げかねるという答弁であったように思います。            〔「僕、議長に聞いとらん」と呼ぶ者あり〕 農林部長。農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  繰り返しになりますが、他団体のことですので私から申し上げられません。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。
    ◆25番(河本英敏君)  90何%、大多数の株式を取得という、持っておる出資をした津山市が中心になってつくった曲辰、その役員さんでしょう、来られた方も含め、役員さんじゃないわな、これは。そのときに株主として来たんなら、株主として来られたんなら僕は聞いてってもええような気がするんですけど、知らんことはないんでしょう、それでも。知らんことありませんか。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  存じ上げてはおりますが、他団体のことですのでお名前は差し控えさせていただきたいと存じます。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  じゃ、要望があったと、株主から要望があったという新聞に書いてあったんですが、どちらがどちらの組合、津山市がしたんか、してないという答弁がありましたんで、どちらなんでしょうか、要請したのは。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  本市からは、辞任の要請はしておりません。また、信用金庫につきましては、曲辰を通じて要請はなかった旨の確認をしております。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  どちらもしていない、ほかに株主があるんですか。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  株主は、津山市と津山信用金庫の2者でございます。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  このせんだって13番議員が取り上げた文書のことがありましたね。この文書の内容をどう、恐らく入っていないと言われるんだろうけど、見たことあるだろうと私は必ず見とるだろうと思うんですが、どういうふうに対応されたんか、役所の側が市側としてどう対応したかということを聞きたいですね。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  御指摘の文書でありますが、提示いただいた文書と同一であるかは定かではございません。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  職員と岡田さんの話の中で、信用金庫及び商工会議所のことが出ていますが、これからも信用金庫理事長や信用金庫といいますか、それから商工会議所とか、そういう皆さんのアドバイスを今後も受けるというお考えでしょうか、市長。 ○議長(津本辰己君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  新たな体制の下で組織体制の強化を図るとともに、生産者であったり、あるいは市場開拓等の識見を持った外部の方との連携ネットワークを構築していきたいというふうに思っております。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  穀物はもちろん雑穀の加工や流通に明るい岡田氏を辞任に追い込んでしまったということになっとんですが、必ず社長が必要なんですけども、どのような知識や経験、能力を持った方を新しい社長にお迎えをしようというふうに考えておられるんですか。決めたようなこともありますんで、もし決めておられたら教えてくださったら。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  地域商社といたしまして農業生産者の所得の向上という所期の目的が達成できる、そうした新体制を構築したいというふうに考えております。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  岡田氏を社長にお願いしたのは、物流にそういう市場に明るい方として岡田氏にお願いした、それは社長の長い経験、そうしたものを手腕、知識を生かしていただきたいとして市長もお願いをしたんではなかったですかね。 ○議長(津本辰己君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  結果として代表者が辞任をされましたことにつきましては、誠に遺憾であります。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  市長、もう一度お尋ねしますけども、結果としてはというお話なんですが、お会いをしてお願いをしたということは認められますか。 ○議長(津本辰己君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  代表者をお願いをしたというふうにちょっと今は私は答弁をいたしますけれども、公募の後、決定をされて、そしてその後意見交換をさせていただき曲辰をよろしくということは申し上げました。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  さきの定例会におきまして今期の売上げを利益見通しだという報告がありましたが、このことについて部長、そういうことは見通しはそのままでよろしいんですか。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  新たな体制の下で計画の見直しを行うこととしてございます。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  大株主として、いつまでにこの計画見通しを求めるお考えですか。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  新体制におきまして、これまでの事業経過も踏まえ速やかに計画修正をするよう依頼したいと存じます。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  途中で社長が辞退するという方のことがあったわけで、今年度そういう事態の中で赤字が見込まれることなら一旦この事業を休止して改めて体制を組み直すわけですし、事業計画を再構築すべきではないかなというふうに思いますが、市長どう思いますか。 ○議長(津本辰己君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  私はやはり外部との連携ネットワークなどを含めた組織の強化などをしっかりと行って、そして体制を充実した曲辰を機能させることで農業生産者の所得の向上を実現して、そして地域農業を持続可能で強い産業にしたいというふうに考えています。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  市長の一問一答ですから答弁によってはちょっと聞きたいということ出てくるんですが、この外部のネットワークというのはどういうことを考えておられますか、ここの津山でいえば。 ○議長(津本辰己君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  もちろん会社の方が運営を、経営をしていくわけでありますけれども、例えばでありますけども、生産者であったりあるいはマーケティングの部門であったりとか、いろんなところの知見のある方に私としては組織を強化するために、ぜひそのネットワークに加わっていただきたいと、こういう思いを持っております。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  ありがとうございました。今回の事態を招いた方々の責任は、また私は大変大きいというふうに私は思っております。責任があります。信用金庫あるいは他の企業に対して、これに加わった、社長就任に至るまでの配慮がお互いに話合いができてなかった、できなかったという責任はあると私は思っております。そういう意味で、そこに関わってくださった人たちにある程度私は責任を持ってもらう必要がある、市民だけがこのお荷物をひょっとして90%以上の出資をした私たちの津山市の責任だけでこれから運営していくというのは私はちょっとつらい、そういう意味ではここに参加している、この曲辰に将来に対して希望をいろいろと意見をいただいた皆さんから出資を、津山市の出資を肩代わりすることについて打診はされておられますか。 ○議長(津本辰己君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  打診をしておりません。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  出しておる中では、一応これが終わりになるんですが、取りあえず途中でわがまま言って止めたということになるわけですけども、1つだけもう一度聞いておきたい。中川さん、4月2日何が話されたかということを私は必ず知りたい。必ず知りたい。そこで、どういうお話があったのか、株主総会で要求があったわけでもない。しかし御本人は株主から要求があったと、簡単に言やじゃな。それを誰が岡田社長に伝えたかと。これはちょっと株式会社ですから、それはいろいろと役割もあるでしょう。しかし、何にもどこがどう流れて突然善意で気力と、知っておられる方があったら契約やお話をした方から聞いてください。曲辰の社長岡田さんがどれだけ丁寧に話をして歩いていったか、そういう方を辞職に追い込んだ、この体制というか、会社のありようと、信頼は相当傷つけられましたよ、信頼は。その背後におる皆さんも、相当傷つけたことになるんですよ。ましてその傷つけた、その上に津山市のこの事業の在り方について不信感が生まれたというのは事実なんですよ。そういうことにも少しは気を遣ってください。アルネのとき、委員会であなたも同じように答弁を同じ知らない、知りませんという答弁されたことを私今でも思い出します。谷口市長もそのときおられたんですよ、議会に。責める側だった、聞くほうだったのは事実ですけども、私はあのときの光景を思い出しますよ、金額こそ小さいですけど。信頼という点は、大きい小さいじゃないんですよ。私はこの仕事を元は国の職員をしておりましたけども、その国の職員でもお客さんとどう接するかということが一番大事だったはずですよ、私らも。市民はお客さんであり、私たちを支えておる、また信頼してもらってものができるわけです。その信頼を培う、また培うという大切にしていくということをしていかなければ、どんな立派なことを言うても、いつはしごを取られるや分からんと言うたらついてきませんよ、みんな。そのことだけは申し上げておきますけど、多少私のほうが年寄りですから、私は二十歳になるまでに両親を亡くしましたから、年寄りからお話を聞きながら今日まで来ました。そういう意味では、人をだますということは絶対しちゃいけんと、いけんことは黙るんなら自分で一切取り込んで黙っとく、言うちゃいけんことは。言うべきことは言やええと思ってきました。そういう意味では、2度目です、こういう答弁をまともに聞かせてもらうのは。どうぞ年寄りの冷や水じゃと思うて、鼻水が出るんです、朝になったら寒いときは、そういう年になったんで、取りあえず要らんことを言うちゃいけません。 さて、最後に、これは僕の気持ちですから、意見を申し上げたいと思います。 地域商社津山エリア、株式会社曲辰の再構築のために、今回のような事態が二度と繰り返すことのないよう津山市議会として検証する必要があります。産業委員会への関係者の参考人の招致や、招致と言わなくても、積極的に参加をしていただいて真相を知る必要があります。そうやって、もう一度再出発する必要がある、私はそのことを申し上げて、できれば議会の総意で特別委員会の設置も考えていただきたいということを議長に申し上げておきます。そうすることが、市民の不信と期待に応えることとなることを信じております。議長室にお預けいたしますので、よろしくお願いいたします。 待ってください。あと一丁残っていました。申し訳ありません。 それでは、次に移りたいと思いますが、コロナに関してですが、再質問をさせていただきますが、一遍に言わせてもらいますから、そうせんと時間がありませんので、余談事をちょいちょい言いますから。1問目がお金で市民を必要以上に移動させることには感染を拡大してはならない、そういう意味から不要不急の行動や移動は極力減らすことが大切、買物は3密、密集、密接、密閉につながることはやってはいけないということを申し上げておきます。 それから、2番目…… ○議長(津本辰己君)  25番議員に申し上げます。 一問一答方式となっております。 答弁お願いします。 こども保健部長。 ◎こども保健部長(飯田早苗君)  感染拡大防止のために業種ごとのガイドラインが作成されておりまして、小売業の店舗では人との距離が保てるようレジ前では床に目印をつける、透明間仕切りを設置する、マスクを常に着用するようにアナウンスを行う、換気設備を適切に運転管理するなどの3密を避けるための取組とともに、出入口には消毒薬を設置し、感染防止対策を図ることとされております。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  2番目、1冊1万円と言いますけれども、持てる方は何冊も買い集める。そして、2割の、3割の利を稼ぐ。持てない人は手が出ない。大切にしているうちに使わずじまい、こんなことを話を聞きましたが、そんなことを聞かれたことございませんか。 ○議長(津本辰己君)  産業文化部長。 ◎産業文化部長(明楽智雄君)  昨年度発行した地域商品券やグルメ券におきましては、1人当たりの購入限度冊数を定めており、それぞれ3万円分が限度となっております。商工会議所の石垣やグルメ券につきましては利用期限を1か月延長いたしましたが、期限までに使用することができなかったとの事例があったことは発行団体から聞いております。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  公金のばらまきと言う市民も多く、不公平感は拭えないと考えますが、いかがですか。 ○議長(津本辰己君)  産業文化部長。 ◎産業文化部長(明楽智雄君)  昨年度の地域商品券は幅広い業種で利用されるとともに、総額9億1,000万円が地域を還流することとなり、地域内の経済循環の一助になったと受け止めております。今回の地域商品券は前回を超える発行総額となり、直接的な効果だけでなく間接的な部分も含めた地域経済への波及効果は高いと考えております。 ○議長(津本辰己君)  25番、河本議員。 ◆25番(河本英敏君)  公費の2億2,500万円の予算を組み替えて、ぜひ本当に困っている方に事業者も含めて事業者を中心にいろいろなツールを使いながら直接給付型の支援はできませんか。 ○議長(津本辰己君)  産業文化部長。 ◎産業文化部長(明楽智雄君)  事業継続支援金の相談において多くの事業者から直接お話をお伺いするとともに、申請手続等を通じて厳しい経営状況を確認をしております。本市といたしましては、本事業のより一層の周知や国、県等の支援制度の紹介を行い、困窮している事業者に対し支援が行き届くよう取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(津本辰己君)  以上で25番、河本英敏議員の質問を終わります。 次の質問を許可いたします。 8番、中村聖二郎議員、登壇。 ◆8番(中村聖二郎君) 〔登壇〕 失礼します。日本共産党の中村です。最終日最後の質問です。皆さんお疲れでしょうが、最後までお付き合いのほどよろしくお願いします。 まず、再び選択的夫婦別姓についてですが、この問題について3月19日岡山県議会にて導入に反対する意見書案が可決されました。2011年以降では、全国で初めてのことですが、賛成討論には誰一人立たずという誠に情けないやら恥ずかしい事態です。また、今回津山市議会にも導入反対の請願が出されました。全国的にも、50人の国会議員が連名で文書を出したとされています。あの丸川珠代大臣も、その一人です。 そのような一連の動きの中で、埼玉県議会議長でもある田村琢実自民党県議は3月3日のブログで反論されております。文書に名を連ねた国会議員が圧力をかけたつもりはないなどと述べたことに対し、私は一貫して圧力になりかねないと答えていますと批判、また同制度に賛成する田村氏に共産思想を刷り込まれているのか、共産党がやっていることに自民党が手を貸すのかといった意見が寄せられていることに対して、選択的夫婦別姓のどこが共産思想なのかと反論されているそうです。使い古しの反共デマ宣伝でもあるまいし、ほかに言うことはないのでしょうか、残念です。共産党が推進していることでも、国民的課題であるならば施策の遂行は必要だと思います。一概に決めつけるほうが民主主義の思想から遠いものと思いますと述べておられます。まさに保守政治家として良識、良心を示したと言っても過言ではありません。この選択的夫婦別姓については、共産党は単独で推進しているとかなど、問題を矮小化してはいけません。今や国民の6割、7割以上が賛成し、政府にその法整備を求めており、国民多数の声です。まさに国民的課題なのです。 その一つのあかしとして、6月7日の東京都議会の本会議で小池都知事のお膝元都民ファーストも維新も自民、公明も含めて全会一致で国に選択的夫婦別姓の国会審議の推進を求める意見書が採択されました。また、同じくしてパートナーシップ制度の創設を求める都民からの請願を全会一致で採択しています。 そこで、改めてお尋ねします。 夫婦別姓だと家族の絆を危うくする、家族としての一体感も危うくするという意見も耳にしましたが、どのように考えられますか、お尋ねします。 次に、地域商社曲辰についてお聞きします。 既に8人の議員が質問され答弁もありましたが、私のほうから改めてお聞きします。 まず、この件に関して私を含めて22人の質問者のうち9人の議員が本会議で質問するという結果になりましたが、それぞれに立場、思いは大小違いはあるかもしれません。しかし、それほどの多数の議員が質問しているのか、どう思われますか、お尋ねします。 そして、地域商社曲辰の代表が替わった原因ですが、本人が辞表を提出したということですが、私たちは設立の前からいろいろと問題も指摘しましたが、どうしても2020年10月に立ち上げることが重要との一点張りでした。先が全く見えない、見通せないのに見切り発車したと、今でも思っております。約8か月で当局が肝煎りでつくり出したトップが替わるというのは、今まさに異常事態という認識はありますか。その点についてもお聞きします。コロナではありませんが、地域商社異常事態宣言ではありませんか。辞表を提出したというのは事実でしょうが、なぜなのかが明確に分かりません。単純に辞めると言うから辞めてもらった、そんなもんですか。そういうものではないと、私は判断しています。曲辰の内部で何があったのか、津山市のことでないから答弁はできない、控えるというようなことではなくて、91.6%市が出資して国から市が交付金を受け取り、その交付金で運営している団体ですから、市の責任において全てのことを明らかにする責任があります。まず、辞表に至った本当の経過と理由を明らかにしてください。民間会社のことでなく、津山市が91%出資している会社の実態ですから、本当のところをお答えください。 次に、市長の基本姿勢について、拠点都市づくり、アルネの在り方についてお尋ねします。 市長の基本姿勢について、拠点都市づくり、アルネの在り方、障害者施策についてお聞きしますが、すみません、ダブりました、市長は市長就任以来、県北の拠点都市の再興などの文言を何回か述べられてきました。その響きからは、感じられるのは県北の中心都市、重要な町であるとは聞こえてきます。聞こえるといいましても、何のためなのかは理解できない部分もあります。 そこで、お尋ねします。 市長が言われる拠点都市とは、一口で言い表しますとどのような内容になりますか。具体的な定義なりありましたら、市民にも私にも分かるように分かりやすく説明をお願いします。行政用語は、あまり多く使わないでください。 市長の基本姿勢の課題の最後に、ひかり学園の問題でお聞きしますが、かつて虐待があるがどうなのかとお聞きしました。実はその質問の前後に、その当時の学園の理事長からの声がかかった議員の一人が、質問により社会福祉法人の中が大変なことになっているから、全員協議会の席でおわびをしなさいとの旨も言われましたが、最近になって県が虐待があったという事実を発表しました。学園に対して一定の指導もあったと聞いていますが、その指導を受けて先日責任を取って理事長などが交代し新しい体制もできたと聞きました。この問題で、県から津山市に対して情報提供があったのでしょうか。また、県では具体的にどのような指導を行ったのか、明らかにしてください。 これにて登壇質問終わります。〔降壇〕 ○議長(津本辰己君)  市長、登壇。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 中村議員の御質問にお答えをいたします。 選択的夫婦別氏に関する御質問にお答えをいたします。 この制度をめぐっては、社会の基盤である家族の絆を弱めてしまう懸念がある、同姓にせざるを得ないことで不利益を感じているなど様々な御意見があることを踏まえ、今後も引き続き国において議論が行われるものと考えております。 次に、拠点都市とはどのような内容かというお尋ねです。 私は、拠点都市とは日常生活に必要なインフラや医療、福祉、教育、文化、商業、公共交通などの機能やサービスが集積し、人口減少社会においても圏域全体の持続可能性や発展に重要な役割を担う都市であると考えております。 以上でございます。〔降壇〕 ○議長(津本辰己君)  環境福祉部参与。 ◎環境福祉部参与(奥田賢二君)  ひかり学園につきまして、県から情報提供があったのかとのお尋ねにお答えします。 県民局から、本年3月に監査結果等の情報提供がございました。 次に、具体的な指導内容についてですが、県では県条例で定める指定障害福祉サービス事業の設備及び運営に関する基準に従った適正な事業運営がなされていないとして、障害者総合支援法に基づき勧告を行っております。勧告の内容としましては、事業所の全ての従業者に虐待防止の意識を徹底させるとともに、不適切なサービスが行われないよう再発防止に向けた措置を講じることを求めた、との情報提供でございました。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  私からは、地域商社に関する3点の御質問にお答えいたします。 まず、多数の議員からの御質問ということについてでありますが、代表による辞任届の提出が予期しない事柄であったためではないかと存じます。 次に、地域商社の現状についてでありますが、早急に体制を整える必要があると認識してございます。 最後に、経過と理由についてであります。 4月22日に提出された辞任届につきましては、御本人の判断によるものと受け止めております。 以上です。 ○議長(津本辰己君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  答弁をいただきましたが、私の質問に的確に答えておられないというのか、ちょっとずれがあります。国の論議の在り方を聞いてはおりません。津山市長、谷口圭三氏の考えをお聞きしたいんです。そして、親子別姓になると子供の福祉にとっても悪影響になるという耳を疑う、理解に苦しむ意見もあるようです。これは市長も属していると言われる日本会議の方針のようになっているのでしょうか。今回津山に出ている請願書にも書かれている言葉で、子供の福祉にどのような影響がありますか。具体的な事例でお答えください。 ○議長(津本辰己君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  選択的夫婦別氏制度の導入につきましては、婚姻や家族の在り方と関係する重要な課題でありまして、国民的な理解の下に進められるべきであると考えます。こうしたことから、様々な意見を踏まえ国において十分に議論を深めていただく必要があると思います。 ○議長(津本辰己君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  市長、やはり答弁になっておりません。岡山県議会に出された案件は、38人の県会議員の先生が賛同されて出されたんです。そこの中に、この文言があるんですよ、子供にとってという。ですから、どういう事例がありますかと、それをお答えいただきたいんですよ。まあそれはそれで意見として申し上げておきます。具体的事例を答弁として欲しいもんですね。そして、子供にとって父親か母親か、どちらの姓を名乗るかは生まれたときですから選択できないという実態になります。そのことはよく理解していますが、夫婦で決めることとし、その姓を子供が名乗るということではないでしょうか。その後は、どの子供も受ける社会、行政、教育などの権利を守ればよいことで、あえて悪影響という言葉で選択的夫婦別姓問題に反対、いちゃもんをつける理由にはならないと思いますが、再度市長の考えをお聞かせください。 ○議長(津本辰己君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  先ほどお答え申し上げたとおりであります。 ○議長(津本辰己君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  どうも心の籠もった答弁ありがとうございました。全く質問を理解されていないと申し上げておきます。市長にさらにお聞きしますが、夫婦別姓で届けを出したい、そんな結婚生活がしたいと願っている男女、バツイチ同士です、ここが障害になって結婚ができない、で内縁関係で終始する、そのほうがよっぽど社会的な不利益、子育て上も不利益になるのではありませんか。子育てに悪影響というなら、この内縁関係しか選択肢がないという今の社会悪をどう思われますか。国の動向とかではなくて、津山市長としてどう思うのか、その思いを答弁としてお聞かせください。 ○議長(津本辰己君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  夫婦別氏での婚姻の届出は、現行法上では認められていないことから未婚のまま生活するケースが生じていることは承知をしています。 ○議長(津本辰己君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  次に、最後にお聞きします。 一人一人を大切にする、個を大切にすることなどが人権を守る基礎です。教育でも一人一人の学力をどうつくるか、一人でも落ちこぼれはつくってはならないとされているところで、これが人権尊重の在り方です。言わば民主主義のイロハのイです。選択制と、わざわざ選択制と表現されているのは個人が選ぶということです。夫婦が別姓という現象は理解できない、すっきりしない、反対だと思われる人もぜひ理解しなくてはいけないのは、一人でも一組でも夫婦別姓で結婚したいと求める人があれば、それを認めるのが民主主義の原点ではないでしょうか。自分は理解できない、反対であっても、それはそれで仕方がないと思いますが、国民の中で一人でも要求があれば、それを認めるというか、法で守るというか、そんな社会をつくるためにこの制度はつくるべきだと思いませんか。改めて市長のお考えをお聞かせください。 これで終わります。 ○議長(津本辰己君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  ちょっと答弁の前に訂正をさせてください。 先ほどの答弁の中で、私未届けのまま生活するケースがというふうに申し上げたかったところを未婚のままと申し上げてしまいましたので、これは訂正をさせてください。 答弁申し上げます。 制度に対する考え方が異なる場合にあっても、それぞれの意見を認め合って、そして尊重し、そして議論するという姿勢は、これは大切であるというふうに思っております。このような視点も踏まえて、今後国において議論が進められるものというふうに考えております。 ○議長(津本辰己君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  続いて、地域商社の再質問ですが、9人の議員が質問したということでの答弁ですが、まるっきり人ごとのように聞こえます。質問者22人のうちの9人が質問するんですよ、部長。さっきも登壇で言いましたけど、それぞれの立場、思いは違うかもしれません。しかし、22人中9人が取り上げた、この重みがあると思うんですよ。それならやっぱしちょっと問題あるんちゃうか。おかしいんちゃいますというて、それを言っているんですよ。それを考えたら、ちょっと納得いきませんな。地域商社は谷口市長が機構改革の名でビジネス農林業推進室を立ち上げ、もうかる農業を第一にうたわれました。そして、地域商社へと進み、肝煎り鳴り物入りで議会の中でもかなりの人たちが疑問、反対にもかかわらず何が何でも10月には立ち上げると設立させたもので、農業所得を増やす、持続可能な農業でとうたい、かなり無理なお願いをして半鐘屋の社長を曲辰の社長にしたわけです。三顧の礼で迎えたと言っても過言ではありません。こんなことになるのは、津山市の指導上に何らかの間違いがあったからだと言えますが、どう思われますか。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  結果といたしまして、代表からの辞任届が提出された事実を受け止めているところでございます。 ○議長(津本辰己君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  部長、今の答弁は取りあえずお聞きしておきます。 これについては、やはり大きな問題点があるんで、後で再度質問の中で触れさせていただきます。 今回の事態を招いた谷口市長の責任は大きいと指摘しておきます。そして、質問ですが、今までの質問、答弁を聞いていまして不思議なことは、6月10日に曲辰内部の役員会があり社長が決まった、その他の理事もほぼ決まったということです。しかし、当局は私も含めて議員それぞれが当局から資料をもらったり話をしたりと質問の本格的な準備をしているときに、この役員会で新しい体制が決まった、社長が決まったというのであれば、それを知らすべきではありませんか。質問の組立ての上で大切なというか、重大な意味を持つ質問そのものを変更する必要がある大事な課題です。なのに当局は質問する予定の議員少なくとも中村、この私には何の連絡もないままに質問当日を迎えたわけです。事実でしょう、部長。当局と議会の関係、しかも本会議質問に当たっての資料提供という点からも議会軽視、大きく間違っていると思いますが、どう思われますか、お願いします。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  新たな体制の調整過程でありまして、決定に至っているものではございませんので、公表にはいま少し時間を要するものでございます。 ○議長(津本辰己君)  8番、中村議員。
    ◆8番(中村聖二郎君)  お聞きしておきます。 結局は議会ではどうでもよい、取りあえず知らない、何とでもなるから知らぬ存ぜぬで押し通すという考えで秘密のままにしておくことにした、それがよいと判断をしたと理解する以外にない方法ですが、どう思われますか。部長、お願いします。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  曲辰の株主総会等の所定の手続を経まして公表したいと、このように考えております。 ○議長(津本辰己君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  それはいつ頃でしょうか、楽しみにしておきます。 中川部長にお聞きしますが、4月2日にあなたと担当課長ら3人と岡田社長と話をしている、間違いありませんね。そのとき、中川部長は津山信用金庫から言われている課題のタイムリミットは今週末ですが、もう一回言いますよ、津山信用金庫から言われている課題のタイムリミットは今週末ですがと意味深長なことを岡田社長に言われております。このことはどうですか、これも知らないと逃げられますか、お答えください。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  その際に、辞任を求めてはおりません。 ○議長(津本辰己君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  部長、辞任は求めておりません、そういうことをお聞きしているんじゃありませんよ。その場で話をしたときに、津山信用金庫から言われている課題のタイムリミットは今週末ですかとあなた言われたんです、当時の岡田社長に、それをあなたが言ったかどうかということをお聞きしているんです。ちゃんと答弁に答えてください。答弁になっていません。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  その際に、事業計画の時点修正を依頼したというようなことはございます。 ○議長(津本辰己君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  部長、またそんなこと言うたらあきませんって。タイムリミットということを言ったかどうかということをお聞きしているんです、岡田社長に、当時の。分かりませんか、言っていることの意味が。言葉が悪いですか。ちょっと大阪言葉が入りますから。理解できないんですか、言っていることが。再答弁求めます。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  タイムリミットというような字句を使ったようなことは子細に覚えておりませんが、事業計画の修正等をお願いした、こういった経緯はございます。 ○議長(津本辰己君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  ということは、以前、昔国会審議でありました国際興業小佐野賢治、あれが言ったでしょう、記憶にございません、覚えておりません、それと一緒じゃないですか。そこから、岡田社長の辞任劇もひとつ始まっているんですよ。ええかげんなこと言わんといてください。そしたら、岡田さんから御自身から話を聞いて、この質問組み立てているんですよ。そしたら、中村はうそを言っていることになるんですよ。僕の名誉もかかっているんです。親子4代120年続いた、あれ半鐘屋ののれんの名誉もかかっているんですよ。近藤議員も言われましたけど、大変なことなんですよ。そういう認識はないんですか。ちゃんと答えてください。岡田氏は、中川部長からそういう言葉をいただいたと言われているんです。片方は言わない、片方は聞きました、100年たっても盾と矛ですよ。許されませんよ、こんなこと。半鐘屋さんは少なくとも20人前後か、数確認していませんけど、津山市民も雇用し津山市の発展維持に少なからず貢献されているんですよ。そういう会社に対して、あなたたちがやっていること、言っていることはのれんを土足で踏みつけることなんですよ。その重大性が分かっておられん、残念ですけど。すみません、大きな声出してごめんなさい。分かりました。 もうそれで次の質問に行きます。おかしな答弁です。確かに辞めろ辞めないなどの直接の言葉を双方が使われていない。だから辞任は求めていないという答弁の繰り返しなんでしょうが、この信用金庫の言うタイムリミットですというのはどんな意味でしょうか。また、まさか事業計画の変更の時期とは答えられないと思いますが、なんですから再度になりますが明らかにしてください。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  繰り返しになりますが、事業計画の時点修正を依頼した、そのことはございます。 ○議長(津本辰己君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  ありがとうございます。タイムリミットというのは、辞任をうかがわせる言葉だったと岡田さんは述べています。単に本人が辞表を出したというものではないと断言できます。関わる人全て、そしてここで質問した人の名誉を、そして僕の中村の名誉もかかっているんです。津山市議会の名誉もかかっているんですよ。それでいいんですか、本当に。辞任をうかがわせるようなニュアンスの話がなかったのか、あったけれども忘れたのか、とぼけているのか、議会をなめているのかということになりますが、河本議員が指摘をしました辞表届、そこには明確に令和3年4月2日にあった辞任依頼ですか、要請ですか、と書かれているようです。この表現から行きますと、辞任ではなくて実質的には解任という言葉のほうが実情にぴったりの言葉ではありませんか。当局は、信用金庫の言い分に従っていたのではありませんか。だから、あれこれの小理屈を並べて、あえて本人が辞表を出した意思を尊重したと、もっともらしい言葉を見つけたにすぎないのではありませんか。あまりにも無責任なことは答弁しないようにしてください。岡田さんには、辞めてもらう以外に方策はなかったのではありませんか。はっきりしてください。お願いします。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  繰り返しになりますが、辞任を求めたものではございません。 ○議長(津本辰己君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  部長、苦しいでしょう、そうとしか言いようがありませんからね。 次に行きます。 部長らは、岡田社長と庁舎内だけでなく市内の飲食店ガストで話し合ったこともあるわけでしょう。すみません、部長、質問書を出すのが遅かったんで答弁書いただいたの今日昼やったんです。ここの再質の6、ちょっと2つに分けますからお願いします。 飲食店ガストで話し合ったことはありますか。それは認められますか。いかがです。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  お会いしたことはございます。 ○議長(津本辰己君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  4月2日と新しい社長などを決めた6月10日の業務日誌というか、仕事内容の分かる日報のようなものを提出していただけますか。いかがですか。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  おっしゃった4月2日、6月10日、それぞれ業務日誌というものが手元にはございません。 ○議長(津本辰己君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  庁舎内での仕事においては業務報告というような、そういうものは書かれません。しかし、庁舎外でそういうふうな大事なところへ出向いたときとかは、業務日誌として残すんじゃないんですか。いかがです。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  業務日誌というようなものはございません。 ○議長(津本辰己君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  分かりました。この2つの日にちでの部長、あなたと曲辰の担当職員の業務内容を明らかにし、岡田さんともガストでどのような内容の話をされたのか、それを答えていただけるのか、いかがです。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  まず、4月2日には、曲辰との打合せの際に事業計画の時点修正をお願いするなどしてございます。また、6月10日ですが、曲辰の新体制を調整するための打合せをしてございます。 ○議長(津本辰己君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  お聞きしておきます。 あくまで知らない、なかったとの答弁ですが、何かおかしいです。そこで議長、そして産業委員長及び産業委員の皆さんにお願いです。委員会の審査で4月2日、6月10日のこの問題につきまして、それに関わる各関係職員の1日の行動記録、岡田さんとの話合いの内容あるいは報告でもよいと思いますが、正式に調査してください。この2つの日付の職員の言動はとても大事な意味があります。時と場合によれば百条調査委員会の審査対象にでもなり得る出来事だと思いますが、お願いしておきます。 そして、市長にお聞きしますが、市長は岡田社長が辞表を提出する前、津山信用金庫から意見が出た後に岡田社長と会っていると聞いていますが、どんな話をされましたか、お答えください。 ○議長(津本辰己君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  事業推進について意見交換をさせていただきました。 ○議長(津本辰己君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  答弁は一応お聞きします。6月10日の件ですが、新しく社長になったり理事になったりした人を委員会にでも参考人として来ていただき、白黒つけていただきたいと申し上げておきます。新しい社長や理事になってもらうようにいつ頃から誰が話し合い、工作をしたのか、明らかにしてください。曲辰の内部の人なら誰に権限があり工作できたのか、部長が知らないわけがないはずです。そして、それは市長にも報告され協議され信用金庫とどんな話合いをして新しい社長をつくり出したのか、明確にしてください。お願いします。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  辞任届が提出された後に、公募でなく人選をしてきたものでございます。 ○議長(津本辰己君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  答弁としてお聞きしておきます。 次に、岡田社長と谷口市長の話合いの件ですが、私が谷口市長に代わって報告するわけにはいきませんが、谷口市長は岡田社長に対して信用金庫の言うことを聞いてくださいという意味のことを進言したと報告を受けていますが、何でそのことを本会議で明確に答弁されないのでしょうか。明らかに議会軽視ではありませんか。やましいことがあるからと理解してよろしいか。いかがでしょうか。 ○議長(津本辰己君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  ちょっと失礼ですが、質問の趣旨がよく分かりませんけれども、やましいことはありません。 ○議長(津本辰己君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  その席で市長、信用金庫の言うことを聞いてくださいと市長が岡田氏に言ったんであれば、これは明らかに辞任を導く方向での発言だと取れるんです。ですから、ちょっと質問の組立てとしてあれやったかもしれません、それについてはおわびします、こういう性分ですから。しかし、そういうことを岡田氏本人からお聞きしているんですよ。信用金庫の言うことを聞いてくださいよと言われましたと。これは事実です。この本会議の場でこうやって申し上げるのは、さっきも言いましたように岡田氏の名誉、私自身の名誉もかかっているんです。ですから、うそは言っていません、私も。 次に行きます。 取りあえず答弁への反論は後でまとめてするとして、さきの質問に戻りますが、先日津山信用金庫松岡さんから岡田社長に宛てたメールが紹介されましたが、その中で岡田社長は曲辰の事業計画をつくる義務があるのに何度言うてもつくらないからその責任を問うという意味のことがありました。この事業計画は、曲辰をつくるときにあったわけですよ。あったから、就任してすぐに改めてつくる必要はなかったと解すべきなんです。つくらない責任を追及して、つくってないから辞任に追いやるというのは間違った行為です。市長、どう思われますか。市長も、信用金庫と同じようにつくるべきだと思いますか。だとすれば、まさに無駄な仕事を押しつけると言わなくてはいけませんが、どうでしょうか。お願いします。 ○議長(津本辰己君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  私は、活動状況に応じた時点修正というのは必要だと思います。 ○議長(津本辰己君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  市長、活動状況に応じた時点修正、これは企業とやはり大事なことだと思います。しかし、お聞きしているのは、その事業計画というものがもう岡田さん就任のときもあったんですよ、何らかの形で。それ見せていただきました。ですから、岡田社長は当時就任したときに、新たな事業計画をつくらなかった。それを事業計画もつくらないから、あなたは駄目ですよと言っているんですよ。許されませんよ、そんなことは。市長、地域商社の事業計画は、正式な会社になったときには事前に当局が国の指針で作成した事業計画があったわけでしょう。そうしないと国の交付金の対象事業にならないわけですから、それを社長に就任した人が確認は必要と思いますが、信用金庫が辞任に追いやる責任を取らせるような作成は不要ではありませんか。その点、どのように認識されておられますか。お答えください。 ○議長(津本辰己君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  国の地方創生交付金の事業計画と、それから曲辰自体の事業計画は、私はそれぞれ必要な計画であるというふうに認識をしております。 ○議長(津本辰己君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  次の質問ですが、岡田さんが社長に就任したときは曲辰の出資者は津山市だけでした。その後、通産省や金融庁の指導の変化なども手伝って地方銀行が利益を得るという確信の下で、津山信用金庫が参入するわけですが、1割にも満たない出資者の信用金庫が社長を辞任に追いやるようにくちばしを入れ各方面に報告、連絡をすることは許されるが、91%の税金投入した津山市がくちばしを入れない、市議会や市民に事の次第は報告もしないで知っているのに知らぬ、存ぜぬの一点張り、こんな不合理は許されますか。1割にも満たない人が大手を振って世の中を闊歩し、9割を超える人は何も言わないし、1割の人に気を遣って報告もしない、何ということでしょうか。税金でつくった会社の様子を議会にも報告しないだけでなく、議会で質問しても知らないとしか答弁しない、そんなことは許されません。市の責任で、正式に議会質問に答弁してください。事の次第、流れを明確に答弁してください。 ○議長(津本辰己君)  農林部長。 ◎農林部長(中川竜二君)  事実として代表から辞任届が提出されたものと、このように受け止めております。 ○議長(津本辰己君)  8番議員に申し上げます。 時間が経過しております。あと収束に向けての……  〔8番中村聖二郎君「あと少し申し上げたいことがありましたが、そこまでいくことができませんでした。曲辰に時間取りまして、申し訳ございません。ありがとうございました」と呼ぶ〕 以上で8番、中村聖二郎議員の質問を終わります。 以上で通告による質疑、質問は終わりました。 これをもって質疑、質問は終結といたします。 ただいま議題となっております諸議案の審査につきましては、それぞれ所管の常任委員会に付託をいたします。 審査付託表はお手元に配付のとおりであります。 △日程第2  請願第1号~請願第2号 ○議長(津本辰己君)  次に、日程第2に入り、請願第1号及び第2号を一括上程議題といたします。 この請願書は、去る6月7日の会議の際に配付いたしておりますとおりであります。 この際、お諮りをいたします。 ただいま議題となっております請願2件の審査は、所管の常任委員会に付託いたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(津本辰己君)  御異議なしと認めます。 よってさように決しました。 審査付託表はお手元に配付のとおりであります。 なお、審査付託表には議案及び請願を併せて記載しておりますので、御了承をお願いいたします。 これをもちまして本日の日程は終了いたしました。 運営予定に従い、6月21日から23日までは委員会審査とし、お手元に配付いたしております各委員長の招集通知によって審査をお願いをいたします。 6月19日及び20日並びに6月24日から28日までは休会とし、次の会議は来る6月29日午前10時から議会運営委員会、11時から全員協議会、午後1時から本会議を開きます。 本日御出席の皆様には別途通知はいたしませんので、御了承をお願いいたします。 本日はこれをもって散会といたします。 御苦労さまでした。                                   午後3時43分 散会...