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03月23日-06号

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  1. 津山市議会 2021-03-23
    03月23日-06号


    取得元: 津山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    令和 3年 3月定例会                               令和3年3月津山市議会定例会              議 事 日 程(第 6 号) 〇令和3年3月23日(火)午後1時開議┌─────┬─────────────────────────────────────┐│ 日程番号 │        会  議  に  付  す  る  事  件        │├─────┼─────────────────────────────────────┤│ 第 1 │ 津山市議会広報調査特別委員会の中間報告について             ││     │ 津山市議会議会活性化調査特別委員会の中間報告について          │├─────┼─────────────────────────────────────┤│     │ 議案会第4号 津山市議会基本条例の一部を改正する条例          ││     │ 〇上程                                 ││ 第 2 │ 〇提案理由の説明                            ││     │ 〇質疑・討論                              ││     │ 〇採決                                 │├─────┼─────────────────────────────────────┤│     │ 議案会第5号 津山市議会議員定数条例の一部を改正する条例        ││     │ 〇上程                                 ││ 第 3 │ 〇提案理由の説明                            ││     │ 〇質疑・討論                              ││     │ 〇採決                                 │├─────┼─────────────────────────────────────┤│     │ 議案会第6号 津山市議会会議規則の一部を改正する規則          ││     │ 〇上程                                 ││ 第 4 │ 〇提案理由の説明                            ││     │ 〇質疑・討論                              ││     │ 〇採決                                 │├─────┼─────────────────────────────────────┤│     │ 議案会第7号 公共交通維持のための財政支援を求める意見書        ││     │ 〇上程                                 ││ 第 5 │ 〇提案理由の説明                            ││     │ 〇質疑・討論                              ││     │ 〇採決                                 │├─────┼─────────────────────────────────────┤│     │ 議案第67号~議案第120号(54件)                 ││     │ 報告第 3号(1件)                          ││ 第 6 │ 〇委員長報告(総務文教、厚生、産業、建設水道)             ││     │ 〇質疑・討論                              ││     │ 〇採決                                 │├─────┼─────────────────────────────────────┤│     │ 議案第121号 津山市長及び副市長の給与に関する条例並びに津山市教育委員││     │         会教育長の給与及び勤務時間に関する条例の一部を改正する条││     │         例                           ││ 第 7 │ 〇上程                                 ││     │ 〇市長の提案理由の説明                         ││     │ 〇質疑・討論                              ││     │ 〇採決                                 │├─────┼─────────────────────────────────────┤│     │ 議案第122号 教育委員会委員の任命について              ││ 第 8 │ 〇上程                                 ││     │ 〇市長の提案理由の説明                         ││     │ 〇採決                                 │├─────┼─────────────────────────────────────┤│     │ 議案第123号 固定資産評価審査委員会委員の選任について        ││ 第 9 │ 〇上程                                 ││     │ 〇市長の提案理由の説明                         ││     │ 〇採決                                 │├─────┼─────────────────────────────────────┤│     │ 諮問第  2号 人権擁護委員候補者の推薦について            ││ 第10 │ 〇上程                                 ││     │ 〇市長の提案理由の説明                         ││     │ 〇採決                                 │└─────┴─────────────────────────────────────┘ 〇市長あいさつ 〇議長あいさつ 〇閉 会               本日の会議に付した事件┌─────┬─────────────────────────────────────┐│ 日程番号 │        会  議  に  付  し  た  事  件        │├─────┼─────────────────────────────────────┤│ 第 1 │                                     │├─────┤                                     ││ 第 2 │                                     │├─────┤                                     ││ 第 3 │                                     │├─────┤ 議事日程と同じ                             ││ 第 4 │                                     │├─────┤                                     ││ 第 5 │                                     │├─────┤                                     ││ 第 6 │                                     │├─────┼─────────────────────────────────────┤│     │ 会議時間の延長について                         │├─────┼─────────────────────────────────────┤│ 第 7 │                                     │├─────┤                                     ││ 第 8 │                                     │├─────┤ 議事日程と同じ                             ││ 第 9 │                                     │├─────┤                                     ││ 第10 │                                     │└─────┴─────────────────────────────────────┘                                       議案会第4号          津山市議会基本条例の一部を改正する条例 上記の議案を、別紙のとおり津山市議会会議規則第14条の規定により提出する。  令和3年3月23日 津山市議会議長  岡 安 謙 典 殿                       提出者 津山市議会議員  西 野 修 平 印                       賛成者    〃     高 橋 寿 治 印                        〃     〃     原   行 則 印                        〃     〃     政 岡 哲 弘 印                        〃     〃     村 田 隆 男 印                        〃     〃     吉 田 耕 造 印          津山市議会基本条例の一部を改正する条例 津山市議会基本条例(平成31年津山市条例第55号)の一部を次のように改正する。 目次中「第22条」を「第23条」に、「第23条」を「第24条」に、「第24条」を「第25条」に改める。 第24条を第25条とし、第7章中第23条を第24条とする。 第6章中第22条の次に次の1条を加える。 (災害時の対応)第23条 議会は、災害時においても、議事機関としての機能を維持するよう努めなければならない。2 議会及び議員の災害時の対応について必要な事項は、別に定める。   付  則 この条例は、令和3年4月1日から施行する。                                       議案会第5号        津山市議会議員定数条例の一部を改正する条例 上記の議案を、別紙のとおり津山市議会会議規則第14条の規定により提出する。  令和3年3月23日 津山市議会議長  岡 安 謙 典 殿                       提出者 津山市議会議員  中 島 完 一 印                       賛成者    〃     岡 田 康 弘 印                        〃     〃     勝 浦 正 樹 印                        〃     〃     村 上 祐 二 印                        〃     〃     森 岡 和 雄 印        津山市議会議員定数条例の一部を改正する条例 津山市議会議員定数条例(昭和26年津山市条例第158号)の一部を次のように改正する。 本則中「28人」を「24人」に改める。   付  則 この条例は、次の一般選挙から施行する。                                       議案会第6号          津山市議会会議規則の一部を改正する規則 上記の議案を、別紙のとおり津山市議会会議規則第14条の規定により提出する。  令和3年3月23日 津山市議会議長  岡 安 謙 典 殿                       提出者 津山市議会議員  西 野 修 平 印                       賛成者    〃     高 橋 寿 治 印                        〃     〃     原   行 則 印                        〃     〃     政 岡 哲 弘 印                        〃     〃     村 田 隆 男 印                        〃     〃     吉 田 耕 造 印          津山市議会会議規則の一部を改正する規則 津山市議会会議規則(平成14年津山市議会規則第3号)の一部を次のように改正する。 第2条第1項中「事故のため」を「公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助その他のやむを得ない事由のため」に改め、同条第2項中「日数を定めて」を「出産予定日の6週間(多胎妊娠の場合にあっては、14週間)前の日から当該出産の日後8週間を経過する日までの範囲内において、その期間を明らかにして」に改める。 第91条第1項中「事故のため」を「公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助その他のやむを得ない事由のため」に改め、同条第2項中「日数を定めて」を「出産予定日の6週間(多胎妊娠の場合にあっては、14週間)前の日から当該出産の日後8週間を経過する日までの範囲内において、その期間を明らかにして」に改める。 第131条の見出し中「起立」を「起立又は挙手」に改め、同条第1項中「起立させ、起立者」を「起立又は挙手させ、起立又は挙手をした者」に改め、同条第2項中「起立者」を「起立若しくは挙手をした者」に改める。 第137条中「起立」を「起立又は挙手」に改める。 第139条第1項中「並びに請願者の住所及び氏名(法人の場合にはその名称及び代表者の氏名)を記載し、請願者が」を「及び請願者の住所を記載し、請願者が署名又は記名」に改め、同条中第4項を第5項とし、第3項を第4項とし、同条第2項中「請願を」を「前2項の請願を」に改め、同項を同条第3項とし、同条第1項の次に次の1項を加える。2 請願者が法人の場合には、邦文を用いて、請願の趣旨、提出年月日、法人の名称及び所在地を記載し、代表者が署名又は記名押印をしなければならない。   付  則 この規則は、令和3年4月1日から施行する。                                       議案会第7号        公共交通維持のための財政支援を求める意見書 上記の議案を、別紙のとおり津山市議会会議規則第14条の規定により提出する。  令和3年3月23日 津山市議会議長  岡 安 謙 典 殿 提出者 津山市議会議員  金 田 稔 久 印 賛成者 津山市議会議員  秋 久 憲 司 印    津山市議会議員  岡 田 康 弘 印    〃     河 村 美 典 印       〃     河 本 英 敏 印    〃     近 藤 吉一郎 印       〃     田 口 浩 二 印    〃     竹 内 邦 彦 印       〃     竹 内 靖 人 印    〃     津 本 辰 己 印       〃     中 村 聖二郎 印    〃     西 野 修 平 印       〃     原   行 則 印    〃     広 谷 桂 子 印       〃     政 岡 大 介 印    〃     松 本 義 隆 印       〃     美 見 みち子 印    〃     村 田 隆 男 印       〃     森 岡 和 雄 印    〃     吉 田 耕 造 印        公共交通維持のための財政支援を求める意見書 地域における公共交通は、住民にとって必要不可欠な生活基盤であり、とりわけ鉄道・路線バスは、移動手段を持たない高齢者の買い物や通院、中学生や高校生の通学などに利用される重要な交通機関である。 一方、人口減少や自家用車の利用などにより、近年、鉄道・路線バス利用者は大幅に減少し、交通事業者の鉄道・路線バス運行事業は赤字が続いており、さらに今般の新型コロナウイルス感染症拡大によって公共交通機関の利用者は移動自粛により激減し、交通事業者の収益は著しく低下しており、鉄道・路線バス運行のための企業努力も限界に達している。 去る2月18日に西日本旅客鉄道株式会社社長定例記者会見で「ローカル線の維持が難しく、今後の在り方について協議していく」とのローカル線(地方交通線)の廃線を視野に入れた見直しに言及された。 地方における鉄道は、平成12年3月の鉄道事業法の改正による鉄道の路線撤退が許可制から届出制になったことにより、各事業者が不採算路線から撤退する状況が全国各地で発生しており、西日本旅客鉄道株式会社において16線区が廃線となっている。 このため、地方交通線の維持について国及び県による財政支援の拡充がなければ、公共交通としての鉄道路線の維持は困難な状況である。 よって、国及び県においてJR地方交通線維持に対する財政的支援の創設並びに地方自治体が取り組む地域公共交通の維持・利用促進にかかる補助事業について、補助要件を緩和するなどの財政支援措置を大幅に拡充されるよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。 令和3年3月23日                                     岡山県津山市議会                    総 務 文 教 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書                                                         令和3年3月15日   津山市議会議長  岡 安 謙 典 殿  本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したので報告します。                                                 総務文教委員長 松 本 義 隆 印                                 記事件番号件          名審査結果摘  要議案第 67号令和3年度津山市一般会計予算のうち総務文教委員会の所管に属する事項原案可決  議案第 68号令和3年度津山市磯野計記念奨学金特別会計予算〃  議案第 71号令和3年度津山市公共用地取得事業特別会計予算〃  議案第 72号令和3年度津山市奨学金特別会計予算〃  議案第 75号令和3年度津山市土地開発公社清算事業特別会計予算〃  議案第 76号令和3年度津山市吉見山財産区会計予算〃  議案第 77号令和3年度津山市大崎財産区会計予算〃  議案第 78号令和3年度津山市田邑財産区会計予算〃  議案第 79号令和3年度津山市高田財産区会計予算〃  議案第 80号令和3年度津山市東一宮財産区会計予算〃  議案第 81号令和3年度津山市河辺財産区会計予算〃  議案第 85号令和2年度津山市一般会計補正予算(第8次)のうち総務文教委員会の所管に属する事項〃  議案第 86号令和2年度津山市磯野計記念奨学金特別会計補正予算(第1次)〃  議案第 88号令和2年度津山市奨学金特別会計補正予算(第1次)〃  議案第 91号令和2年度津山市土地開発公社清算事業特別会計補正予算(第1次)〃  議案第 95号津山市創生推進基金条例〃  議案第 96号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例〃  議案第 97号津山市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例〃  議案第 98号グラスハウスを活用した施設の公共施設等運営権に係る実施方針に関する条例〃  議案第109号津山市公民館条例の一部を改正する条例〃  議案第110号グラスハウス条例を廃止する条例〃  議案第111号財産の減額貸付けについて〃  議案第112号定住自立圏形成協定の変更について(鏡野町)〃  議案第113号定住自立圏形成協定の変更について(勝央町)〃  議案第114号定住自立圏形成協定の変更について(奈義町)〃  議案第115号定住自立圏形成協定の変更について(久米南町)〃  議案第116号定住自立圏形成協定の変更について(美咲町)〃  議案第119号令和2年度津山市一般会計補正予算(第9次)のうち総務文教委員会の所管に属する事項〃                        厚 生 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書                                                         令和3年3月15日  津山市議会議長  岡 安 謙 典 殿  本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したので報告します。                                                   厚生委員長 政 岡 哲 弘 印                                 記事件番号件          名審査結果摘  要議案第 67号令和3年度津山市一般会計予算のうち厚生委員会の所管に属する事項原案可決賛成多数議案第 70号令和3年度津山市国民健康保険特別会計予算〃〃議案第 73号令和3年度津山市介護保険特別会計予算〃  議案第 74号令和3年度津山市後期高齢者医療特別会計予算〃賛成多数議案第 85号令和2年度津山市一般会計補正予算(第8次)のうち厚生委員会の所管に属する事項〃〃議案第 87号令和2年度津山市国民健康保険特別会計補正予算(第4次)〃  議案第 89号令和2年度津山市介護保険特別会計補正予算(第3次)〃  議案第 90号令和2年度津山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2次)〃  議案第 99号津山市介護保険条例の一部を改正する条例〃賛成多数議案第100号津山市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例〃  議案第101号津山市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例〃  議案第102号津山市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例〃  議案第103号津山市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例│〃  議案第104号津山市国民健康保険条例の一部を改正する条例〃  議案第105号津山市執行機関の付属機関設置条例の一部を改正する条例〃  議案第118号工事請負変更契約について〃  議案第119号令和2年度津山市一般会計補正予算(第9次)のうち厚生委員会の所管に属する事項〃賛成多数報告第  3号市長が専決処分した「令和2年度津山市一般会計補正予算(第7次)」について原案承認                        産 業 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書                                                         令和3年3月15日   津山市議会議長  岡 安 謙 典 殿  本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したので報告します。                                                   産業委員長 金 田 稔 久 印                                 記事件番号件          名審査結果摘  要議案第 67号令和3年度津山市一般会計予算のうち産業委員会の所管に属する事項原案可決  議案第 69号令和3年度津山市食肉処理センター特別会計予算〃  議案第 85号令和2年度津山市一般会計補正予算(第8次)のうち産業委員会の所管に属する事項〃  議案第106号旧妹尾銀行林田支店条例の一部を改正する条例〃  議案第107号津山市火入れに関する条例の一部を改正する条例〃                      建 設 水 道 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書                                                         令和3年3月15日   津山市議会議長  岡 安 謙 典 殿  本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したので報告します。                                                 建設水道委員長 岡 田 康 弘 印                                 記事件番号件          名審査結果摘  要議案第 67号令和3年度津山市一般会計予算のうち建設水道委員会の所管に属する事項原案可決  議案第 82号令和3年度津山市下水道事業会計予算〃  議案第 83号令和3年度津山市水道事業会計予算〃賛成多数議案第 84号令和3年度津山市工業用水道事業会計予算〃  議案第 85号令和2年度津山市一般会計補正予算(第8次)のうち建設水道委員会の所管に属する事項〃  議案第 92号令和2年度津山市下水道事業会計補正予算(第3次)〃  議案第 93号令和2年度津山市水道事業会計補正予算(第3次)〃  議案第 94号令和2年度津山市工業用水道事業会計補正予算(第1次)〃  議案第108号津山市建築関係手数料条例の一部を改正する条例〃  議案第117号市道路線の認定について〃  議案第119号令和2年度津山市一般会計補正予算(第9次)のうち建設水道委員会の所管に属する事項〃  議案第120号令和2年度津山市下水道事業会計補正予算(第4次)〃                                       津総総第579号                                    令和3年3月23日 津 山 市 議 会 議 員 殿                          津山市長  谷 口 圭 三           追 加 議 案 等 の 送 付 に つ い て 市議会3月定例会に提出する次の議案等を、別紙のとおり送付します。                      記議案第121号 津山市長及び副市長の給与に関する条例並びに津山市教育委員会教育長の給与及び勤務時間に関する条例の一部を改正する条例議案第122号 教育委員会委員の任命について議案第123号 固定資産評価審査委員会委員の選任について諮問第  2号 人権擁護委員候補者の推薦について                                      議案第122号             教育委員会委員の任命について 津山市教育委員会委員に次の者を任命したいから、地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第162号)第4条第2項の規定により、議会の同意を求める。                      記1 住  所  津山市河辺2127番地242 氏  名  土 居 道 宏3 生年月日  昭和30年3月9日   令和3年3月23日提出                             津山市長  谷 口 圭 三                                      議案第123号         固定資産評価審査委員会委員の選任について 津山市固定資産評価審査委員会委員に次の者を選任したいから、地方税法(昭和25年法律第226号)第423条第3項の規定により、議会の同意を求める。                      記┌──────────────────┬──────────┬─────────────┐│    住         所    │   氏   名  │   生 年 月 日   │├──────────────────┼──────────┼─────────────┤│津山市院庄289番地        │  岸 川 洋 一 │ 昭和27年 4月 1日 │├──────────────────┼──────────┼─────────────┤│津山市南新座126番地       │  廣 澤 耕 造 │ 昭和42年 4月25日 │├──────────────────┼──────────┼─────────────┤│津山市山北552番地16      │  吉 田 誠 五 │ 昭和23年11月 6日 │└──────────────────┴──────────┴─────────────┘   令和3年3月23日提出                             津山市長  谷 口 圭 三                                        諮問第2号            人権擁護委員候補者の推薦について 人権擁護委員候補者に次の者を推薦したいから、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。                      記┌──────────────────┬──────────┬─────────────┐│   住          所   │   氏   名  │   生 年 月 日   │├──────────────────┼──────────┼─────────────┤│津山市安井429番地2       │  生 末   朗 │ 昭和33年 7月 5日 │├──────────────────┼──────────┼─────────────┤│津山市小田中1616番地1     │  岸 本 延 子 │ 昭和24年10月29日 │├──────────────────┼──────────┼─────────────┤│津山市加茂町公郷92番地      │  福 見 容 子 │ 昭和31年 1月12日 │└──────────────────┴──────────┴─────────────┘   令和3年3月23日提出                             津山市長  谷 口 圭 三       出席・欠席または遅参・早退した議員の番号・氏名┌───┬─────────┬───┬───┬───┬─────────┬───┬───┐│ 議席 │         │ 出席 │ 遅参 │ 議席 │         │ 出席 │ 遅参 ││   │  氏   名  │   │   │   │  氏   名  │   │   ││ 番号 │         │ 欠席 │ 早退 │ 番号 │         │ 欠席 │ 早退 │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  1 │ 勝 浦 正 樹 │ 出席 │   │ 15 │ 田 口 浩 二 │ 出席 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  2 │ 高 橋 寿 治 │ 〃 │   │ 16 │ 秋 久 憲 司 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  3 │ 村 上 祐 二 │ 〃 │   │ 17 │ 近 藤 吉一郎 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  4 │ 広 谷 桂 子 │ 〃 │   │ 18 │ 津 本 辰 己 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  5 │ 政 岡 大 介 │ 〃 │   │ 19 │ 松 本 義 隆 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  6 │ 河 村 美 典 │ 〃 │   │ 20 │ 美 見 みち子 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  7 │ 三 浦 ひらく │ 〃 │   │ 21 │ 岡 安 謙 典 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  8 │ 中 村 聖二郎 │ 〃 │   │ 22 │ 竹 内 靖 人 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  9 │ 安 東 伸 昭 │ 〃 │   │ 23 │ 河 本 英 敏 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 10 │ 政 岡 哲 弘 │ 〃 │   │ 24 │ 西 野 修 平 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 11 │ 中 島 完 一 │ 〃 │   │ 25 │ 竹 内 邦 彦 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 12 │ 原   行 則 │ 〃 │   │ 26 │ 吉 田 耕 造 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 13 │ 村 田 隆 男 │ 〃 │   │ 27 │ 森 岡 和 雄 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 14 │ 金 田 稔 久 │ 〃 │   │ 28 │ 岡 田 康 弘 │ 〃 │   │└───┴─────────┴───┴───┴───┴─────────┴───┴───┘             説明のため出席した者の職氏名┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│  職   名  │  氏     名  │  職   名  │  氏     名  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 市長      │  谷 口 圭 三  │ 産業文化部参与 │  今 村 弘 樹  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 副市長     │  山 田 賢 一  │ 農林部長    │  福 島 康 弘  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 教育長     │  有 本 明 彦  │ 都市建設部長  │  岡 部 卓 史  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 企画財政部長  │  野 口   薫  │ 地域振興部長  │  二 宮 俊 幸  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 総務部長    │  玉 置 晃 隆  │ 加茂支所長   │  田 中 啓 治  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 総務部参与   │  落 合   勉  │ 勝北支所長   │  高 橋 宏 誌  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 総務部参与   │  森 上   譲  │ 久米支所長   │  坂 本 達 彦  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 税務部長    │  左 居   薫  │ 阿波出張所長  │  安 東 正 人  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 環境福祉部長  │  森 山 誠 二  │ 会計管理者   │  加 藤 俊 文  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 環境福祉部参与 │  藤 井 浩 次  │ 水道局長    │  山 本 将 司  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ こども保健部長 │  飯 田 早 苗  │ 教育次長    │  粟 野 道 夫  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 産業文化部長  │  明 楽 智 雄  │ 総務部総務課長 │  井 上 卓 也  │└─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘          職務のため出席した事務局職員の職氏名┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│  職   名  │  氏     名  │  職   名  │  氏     名  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 局長      │  尾 高 弘 毅  │ 主幹      │  尾 原 佳 世  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 次長      │  廣 野 淳 子  │ 主任      │  有 岡 佑 起  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 主幹      │  児 島 知 子  │ 主事      │  井 口 琢 朗  │└─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘   会議場所  津 山 市 議 会 議 場                                   午後1時00分 開議 ○議長(岡安謙典君)  御着席を願います。 皆様には連日御苦労さまでございます。 これより3月津山市議会定例会第6日目の本会議を開きます。 ただいまの出席議員は28名全員であります。 本日の議事日程は、お配りいたしておりますとおり10の日程といたしております。 △日程第1  津山市議会広報調査特別委員会の中間報告について          津山市議会議会活性化調査特別委員会の中間報告について ○議長(岡安謙典君)  これより日程第1に入り、「津山市議会広報調査特別委員会の中間報告について」及び「津山市議会議会活性化調査特別委員会の中間報告について」を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 広報調査特別委員会委員長及び議会活性化調査特別委員会委員長より、審査中の事項について中間報告をいたしたいとの申出がございますので、これを許可することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって広報調査特別委員会及び議会活性化調査特別委員会の中間報告を許可することに決しました。 まず、広報調査特別委員会委員長、登壇、報告を求めます。 26番、吉田耕造議員、登壇。 ◆26番(吉田耕造君) 〔登壇〕 津山市議会広報調査特別委員会の活動につきまして、現在の編集体制での2年間の取組について、経過及び調査研究内容を踏まえ、中間報告をさせていただきます。 当委員会は、令和元年5月臨時市議会において特別委員会として設置され、各会派から1名ずつ委員を選出し、7名での活動であります。現体制での特別委員会では、津山市議会における広報紙の基本方針であります議会活動全般を公正で客観的に捉え、市民に分かりやすく読みやすい市議会だよりの編集を心がけながら、計8号の市議会だよりを発行し、現体制ではあと一号の発行を残す状態であります。 市議会だよりの編集については、平成27年5月から平成31年3月までの間に行われた大幅なリニューアルを機に始まった新たな取組や、それに併せて作成された津山市議会だより編集方針を継承する形で編集作業を行っています。その中でも、毎回好評をいただいている市内高校生の表紙写真提供や、過去に質問した内容のその後をお知らせするコーナー「あの質問その後どうなった!?」などに引き続き取り組んでおり、この2つについては読者の方から毎回楽しみにしているという声を特に多くいただいております。 そのほか、QRコードを積極的に活用し、紙面では伝わり切らない詳細な情報をホームページなどで伝えることを意識した紙面づくりを心がけてまいりました。 次に、津山市議会だよりは平成10年5月に創刊号が発行されて以来、令和3年2月発行分で創刊100号を迎えたところであります。この場をお借りしましてこれまで御愛読いただき、支えてくださいました市民の皆様に感謝申し上げます。 創刊100号記念企画として、過去に高校生から提供をいただいた写真を展示するみんちゃい写真展をホームページに開設をいたしました。惜しくも表紙にならなかった作品を集め掲載したものでありますが、改めて見返すとすばらしい作品の数々で、今後も市内高校生からの表紙写真提供は継続して行っていくべきであると、このように再認識したところであります。 また、広聴機能の強化として懸賞つきクイズを掲載し、読者の皆様から多くの御意見や御感想をお寄せいただいているところです。この2年間でより一層幅広い年齢層の方から御意見、御感想をお寄せいただいています。以前は比較的年齢の高い方が多かった読者層も、最近では20代、30代の若い世代に広がってきていると感じており、これは読みやすさ、分かりやすさを追求してきた編集方針の成果であるとともに、津山市公式フェイスブック、LINEへの市議会だより発行のお知らせを投稿し始めたことの効果が出ているのではないかと、このように思っています。 なお、この2年間で御意見をお寄せいただいた最高齢は94歳、最年少の方は11歳でありました。 当特別委員会では議会だよりの編集にとどまらず、津山市議会における議会広報機能全体についても常に課題と改善点を委員会内で協議してまいりました。成果の一つとして、ユーチューブに公開している録画映像の公開期間について、閉会後3か月程度としていたものを令和元年5月臨時会より閉会後4年間公開することといたしました。公開期間が延びたことにより、過去の本会議の様子についても映像で振り返ることができることとなり、市民の皆さんにとって議会情報を知る上での利便性が高まったものと考えています。また、視覚に障害のある方にも議会の様子を知っていただくための取組として、音声で広報紙の内容をお伝えする声の広報についての検討も行っています。導入に向けて前向きな検討を行ってまいりましたが、具体的な実施方法については今後継続して協議する必要があると、このように思っています。 以上が当委員会におけるこの2年間の主な調査、活動の報告であります。 続きまして、本委員会から次期広報調査特別委員会に今後の津山市議会の広報機能の在り方について要望したい、このように思っています。 まず、市議会だよりの編集について、津山市議会だより編集方針を遵守していただくようお願いいたします。特に、紙面レイアウトにおける記事40%、見出し20%、写真20%、余白20%を意識した紙面づくりについては、読みやすさ、分かりやすさを追求する上で非常に大切なことであります。 また、近年SNSの急速な普及により多種多様な情報発信手段がある中、津山市議会でもより多くの方に議会情報を知ってもらうため、今後新たな情報発信手段導入は必須であることから、そのことについて調査研究を行うことをお願いいたしておきます。 最後になりますが、新型コロナウイルス感染症拡大を受け、大きな社会変革がもたらされている今、市民の声を代弁する地方議会の役割はますます重要になっているものと考えています。その中で、議会は市民に向けて情報を発信すること、市民から意見を聴取することが今まで以上に求められており、当委員会が果たすべき役割は依然として大きいものと、このように思っています。このことからも、引き続き当委員会で議会広報活動についてのさらなる調査研究を進めていっていただきたいとの要請をいたしまして、広報調査特別委員会の中間報告といたします。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  広報調査特別委員会委員長の中間報告は、ただいまお聞きのとおりであります。 次に、議会活性化調査特別委員会委員長、登壇、報告を求めます。 19番、松本義隆議員、登壇。 ◆19番(松本義隆君) 〔登壇〕 失礼いたします。津山市議会議会活性化調査特別委員会から中間報告をさせていただきます。 現在の議会活性化調査特別委員会は、令和元年5月から活動を行っております、8名の委員により委員会における協議を20回にわたり行い、津山市議会の活性化に向けた諸課題について調査研究を行ってまいりました。本日は、これまで行ってきた調査研究結果を総括し、大きく3項目に分けて御報告いたします。 まず、1点目として議会報告会についてであります。これは議会の活動状況を市民に直接報告、説明していくと同時に、市民と直接意見を交換できる場として継続して取り組んでいるものです。昨年度は一つのテーマを4日間にわたり4つの会場で開催し、99名の参加をいただきました。女性や若者の参加が少なく、課題として残りましたが、一方で初めて参加される方も多く、一定の成果を得たものと捉えております。 また、若い世代の意見をより積極的に聞き取ろうと津山高専生との意見交換会を行いました。ここでは22名の参加があり、貴重な意見や要望を聞き取ることができました。本年度につきましては、これまで参加の少なかった層をターゲットに絞り、議場を使用しての開催を検討してまいりましたが、コロナウイルス感染症の感染状況の収束が見えない状況で対面式での開催は難しいとの結論に至り、代替案として議会活性化に生かしていくための津山市議会アンケートを行うこととし、700件を超える回答が寄せられました。アンケート結果及びお寄せいただきました御意見、御要望につきましては、全議員で共有し、議会活性化に向けた貴重な材料とさせていただき、次期委員会において調査研究を行っていくことを要請いたします。 次に、2点目として議会におけるタブレット端末の導入についてであります。議会運営を活性化、効率化する取組及び議会におけるICT化の推進について、タブレット端末の導入、活用を検討し、情報の収集や研修会への参加など、数年にわたり研究を重ねてまいりました。タブレット端末の導入を決定後、政務活動費を減額し、その費用に充てる提案がなされ、特別委員会発議で条例改正に係る議案会を上程、可決されております。その後、プロポーザル方式により事業者の選定を行い、この2月から導入したところであります。タブレット端末導入に併せクラウド型文書共有システムの導入、また連絡文書の一斉送信など迅速な情報共有・伝達の効果が期待できます。今後は、導入後の効果の検証や使用に当たっての基準の遵守や見直しなど、引き続き調査研究が必要だと考えております。 3点目として、昨年12月に津山市議会業務継続計画が策定されたことに伴い、議会及び議員の災害時の対応に関するこの規定を津山市議会基本条例に盛り込むための条例改正を今定例会において上程いたします。 以上、これまでの2年間当委員会では多くの時間をかけて議会活性化に向けた調査研究を行ってまいりました。その結果、議会タブレットの導入や議会報告会に代わる津山市議会アンケートなど、一定の成果を得ることができましたが、制定から2年を迎えます、津山市議会基本条例の見直し等さらに議論が必要な課題も残されております。今後、その成果と課題の検証を継続することで、さらなる議会の活性化が生み出されるものと考えております。次期特別委員会においては議会基本条例にもありますとおり、議員間でのより丁寧で自由闊達な議論と調査研究を進めていただくよう要請をいたします。 最後になりましたが、新型コロナウイルス感染症はいまだ収束が見えない状況でありますが、ワクチン接種開始など明るい話題も聞かれるようになりました。しかし、昨年津山市の人口は10万人を割り込むなど、様々な変化による課題が現れております。我々津山市議会においてもその変化に対応するべく議会の在り方についてさらなる調査研究を行い、議会を改革していくことが求められております。今後とも市民の負託に応えるべく、より分かりやすく市民が参加しやすい魅力のある議会となることを目指してまいりますので、市民の皆様、議員の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げ、議会活性化調査特別委員会の中間報告とさせていただきます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  議会活性化調査特別委員会委員長の中間報告は、ただいまお聞きのとおりであります。 質疑の通告がありますので、順次質疑を許可いたします。 8番、中村聖二郎議員、登壇。 ◆8番(中村聖二郎君) 〔登壇〕 失礼します。ただいま議会活性化調査特別委員会の松本委員長報告をお聞きしましたが、どうも分かりにくいことがありますから質問します。よろしくお願いいたします。 委員長報告に議員定数問題についての報告がありませんでした。なぜでしょう。うわさでは、活性化特別委員会には議員定数問題についての案件は付託されていないとかの見解もあると聞きました。これには驚きました。特別委員会の付託案件というか、審査課題として議会活性化に係る諸問題についての調査研究としか書かれていませんが、議員定数問題も議会活性化と深く関わっている問題であり、現に松本委員長の音頭で議員定数に関わる論議を何回か行い、定数問題でのアンケート調査まで行ってきたところであります。今さら付託案件ではなかったなどの見解は、明らかに実態とかけ離れていると言わなくてはなりません。 実質的に活性化委員会の話合いの中心的な課題として松本委員長は扱っていたわけで、都合によっては付託案件として論議を行い、都合が悪くなったら付託案件ではないと、扱うことはあまりにも身勝手と言わなくてはなりません。もしそうでしたら、松本委員長の責任が問われるんではありませんか。活性化委員会でも委員長の音頭で議員定数問題を議論してきたわけですから、それが付託案件ではなかったなどという結果になりますと、委員長は責任を取ってやめるというぐらいの責任を取る必要があると思いますが、いかがされますか。 当然、過去の経過から見ても議員定数問題は付託案件そのものと位置づけるべきなんですが、何で付託案件ではないという見解が出されたのか、経過を明らかにしてください。 さらに、付託案件でないとすればこれから活性化調査特別委員会では二度と議員定数問題は論議しないという約束というか、確認が必要となりますが、それでよろしいのでしょうか。 そして、委員長以外の活性化調査特別委員会の皆さんにお聞きします。答弁は副委員長が代表で答弁していただいてもよいかと思いますが、委員の皆さんは付託案件ではないという認識なんでしょうか。それとも、付託案件として委員長の音頭で定数問題を真面目に論議されてきたのでしょうか、いずれでしょうか、お答えください。 また、逆に付託案件だとなりますと、今議会で何も触れなかったことはどういう意味でしょうか。議員定数問題は、山陽新聞の記事では委員会審査を終結との見出しがありますが、もう活性化調査特別委員会では審査をしないという最終報告と理解すればよろしいのでしょうか。明確に教えてください。 それとも、いやいや結論が出ていないので、まだ話合いは続く、いわゆる継続審査という扱いと理解すればよいのでしょうか、教えてください。 単純に言いますと、審査終了か継続審査なのかということです。いずれなのか、明確にお答えをいただければ幸いです。ありがとうございました。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  ただいまの質疑に対する答弁を求めます。 議会活性化調査特別委員会委員長、19番、松本義隆議員、登壇。 ◆19番(松本義隆君) 〔登壇〕 中村議員の質問にお答えをいたします。 議員定数につきましては、議会活性化調査特別委員会において長い時間をかけ多くの議論を行ってまいりました。しかし、委員会において協議がまとまらず、結論を出さないと判断したため議員定数に関する報告は行わないことにしたものでございます。 以上です。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  以上で8番、中村聖二郎議員の質疑を終わります。 以上で通告による質疑は終わりました。 これをもって質疑を終結いたします。 △日程第2  議案会第4号「津山市議会基本条例の一部を改正する条例」 ○議長(岡安謙典君)  次に、日程第2に入り、議案会第4号「津山市議会基本条例の一部を改正する条例」を上程議題といたします。 本案は本日提出され、お手元に配付のとおりであります。 この際、提出者から提案理由の説明を求めます。 24番、西野修平議員、登壇。 ◆24番(西野修平君) 〔登壇〕 失礼いたします。それでは、ただいま上程をされました議案会第4号「津山市議会基本条例の一部を改正する条例」について提案理由の説明をさせていただきます。 この条例の改正につきましては、昨年12月津山市議会業務継続計画が策定されたことに伴い、災害時においても議会が議事機関としての機能を維持するよう努めなければならないこととし、二元代表制の一翼を担う議会及び議員が取るべき対応について必要なことを業務継続計画に定めることとするなど、災害時の対応に関する規定を新設し、条例中の規定について所要の整備を行うものであります。 以上、何とぞよろしく御審議の上、御議決を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りいたします。 本案は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議したいと思いますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって議案会第4号は委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議することに決しました。 質疑、討論の申出がございませんので、お諮りいたします。 本案を原案のとおり可決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって議案会第4号「津山市議会基本条例の一部を改正する条例」は原案のとおり可決されました。 △日程第3  議案会第5号「津山市議会議員定数条例の一部を改正する条例」
    ○議長(岡安謙典君)  次に、日程第3に入り、議案会第5号「津山市議会議員定数条例の一部を改正する条例」を上程議題といたします。 本案は本日提出され、お手元に配付のとおりであります。 この際、提出者から提案理由の説明を求めます。 11番、中島完一議員、登壇。 ◆11番(中島完一君) 〔登壇〕 それでは、ただいま上程されました議案会第5号「津山市議会議員定数条例の一部を改正する条例」について提案理由の説明を申し上げます。 津山市議会における議員定数に関しましては、これまで議会活性化調査特別委員会において様々な議論が重ねられてきたところであります。しかしながら、先ほどの同委員会の松本委員長による協議結果に関する中間報告では、議員定数に関する報告はありませんでした。この議会活性化調査特別委員会における定数削減の協議は喫緊の課題として前委員会から引き継がれたものであり、第8回の同委員会において議員定数削減について議員全員のアンケート結果を踏まえ4名削減し、24とするという結論が出されており、さらには委員長の中間報告の後、松本委員長を提出者とし、賛同する委員を賛成者として議案会を提出することとなっていたはずであります。 私は、急激な人口減少下にあり、昨年10万人を割った津山市の議員定数は削減するべきであるという立場に立ち同委員会での議論を注視してまいりましたが、議員定数削減についての議論に触れられていない今回の中間報告は、到底納得できるものではありません。 さらに、これまで数回にわたり津山市連合町内会から津山市議会議長宛てに提出されている現行の28名から24名以内への定数削減を求める要望書の存在は軽視できないものであり、議会はこのことを真摯に受け止める必要があります。津山市議会に対して議員定数の削減を求める市民からの要望は、極めて強いものを感じます。 また、全国市議会議長会資料によりますと、全国の人口階層別の議員定数調査において人口10万人から20万人の市における平均議員定数は26人、人口5万人から10万人の市における平均議員数は21人となり、現状の津山市議会議員定数と大きな差があります。行革の点からも、またこれまでの議会活性化調査特別委員会における議員定数の検討の基本は人口比で行うとの決定事項を踏まえるならば、現定数を4名削減し、定数24とすることが妥当であると考えます。 以上の点に鑑み、本3月議会において我々議員一人一人が市民の皆様方に対してこの本会議の場においてそれぞれの意思表示をするべきであると考え、本市における議員定数について現在の28名から24名に削減することを提案いたし、議案会第5号の提案理由の説明とさせていただきます。議員の皆様の適切な判断をよろしくお願いいたします。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りいたします。 本案は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって議案会第5号は委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議することに決しました。 これより議案会第5号に対する質疑、討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 16番、秋久憲司議員、登壇。 ◆16番(秋久憲司君) 〔登壇〕 16番、秋久です。今、提案されました議員の議員定数の削減につきまして、これに反対する立場で討論させていただきたいというふうに思います。 この提案内容では、人口減、10万人を割った、連合町内会から要請もあった、そして議会内でも議会活性化委員会でいろいろ議論をやってきたということが主な理由として上げられております。行革の観点からも削減すべきではないかということでございまして、28名から24名に4名の削減を提案されたということでございます。私は、これに対して現行のままでもうしばらくやっていくべきではないかという立場で反対討論させていただきます。 人口と議員定数の関係、それは関連はあるというふうに思います。しかし、それは要素の一部でございまして、それだけではありません。御存じのとおり二元代表制に基づき議会の議論の活性化を市民の方は一番求められているんではないかと思います。議会は何を議論しているのやらよく分からない、議員はどういうことを思っているのかよく分からない、活動がよく見えないというようなことから選挙のときになりますと投票率が半分以下になって、半数民主主義ではないかというふうに新聞でもよく言われているところでございます。 とするならば、やはり活性化委員会の中でも報告がありましたように、分かりやすい、参加しやすい、そういう議会にどうしていくのか、もっと議員の方が全体議論をしっかりやっていただいて、今後のあるべき議会、あるべき議員の姿、それをしっかりイメージを持って全体像をつかんで、そして個々の改善点について順次改善をやっていくということがないと、特にこれからということではテーブルに出された今話題となっていることから順次片づけるということでは、これは私たち行政に携わる者として全体を見ずに、いわゆる山を見ずに木を1本ずつ見て、切っていくということにつながるんではないかというふうに思います。私は、議員と議会の資質をどう高めていくか、そこをしっかりやっていく必要があると思います。 そして、もう少し広い時間の範囲で見ますと平成の大合併がありました。大合併をいたしまして、首長も5人の首長が1人になりました。議会も議長が5人いらっしゃったのが今1人でございます。もちろん議員定数も減り、職員の数も減りました。大変なそういういろいろ厳しい中で行政運営を行っているわけでございまして、やはりその中では基本条例に、私たちが決めた議会基本条例に位置づけられたやはり議員会議の開催とか、そういうことをしっかりやって、やはり市民が実質的に利益を受けることができる改革をどう進めるのか、そして政策提案、そしていろんな政策のチェック、調査研究、それをしっかりどうやるのか、そのためには事務局を含めた体制整備をどう図っていくのかということを併せてやらないと、議会に与えられた予算を減らしたり、増やしたりというようなことにもつながります。やはり安定的な行政を行う上で、全体を見渡しながらしかるべきところへ議論全体、あるべき姿を持っていくということが一番大切な姿ではないかというふうに思います。 最終的にもう一回言いますが、人口と議員の数ということは、私は否定しているわけではありません。しかしながら、それよりもっと大切な問題がありますよと。減らすだけ減らして、じゃあそれに伴って予算も減ります。タブレットをここで導入をやりましたが、もしもう少し充実したいどうのこうのということがあれば、この厳しい行財政を運営やっていく中で、いろいろ充実に向けた議論も難しいんではないかというふうに思います。私たちはもっとしっかり全体的なイメージを持って、そして一つずつ取り組んでまいりたいという立場を申し上げまして、この定数条例の一部を改正する条例には反対の立場で討論させていただきました。 以上です。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  以上で16番、秋久憲司議員の討論を終わります。 次の討論を許可いたします。 3番、村上祐二議員、登壇。 ◆3番(村上祐二君) 〔登壇〕 行動的政策集団会派未来の3番、村上祐二でございます。 ただいま上程されました議案会第5号「津山市議会議員定数条例の一部を改正する条例」について賛成の立場で討論をいたします。 津山市議会議員の定数は、平成17年の合併を経て法定上限数34人に対し平成18人に32人、平成22年に28人に削減してまいりました。また、それ以降もこれまで議会活性化調査特別委員会において定数削減は主要なテーマとして議論されています。なぜ定数削減が主要なテーマとして議論されてきたかといいますと、これはひとえに市民の方々がそのことを何より強く望んでいるからであります。 昨年、私の出席した議会報告会においても最後に議員の定数削減について一人一人の考えを述べるよう求められ、削減は当たり前という立場からの質問がありました。また、提案理由の説明の中にもありましたように、本市連合町内会からも4名の定数削減の要望が提出されています。 そして、最も重要なことは本格的な人口減少社会の到来であります。平成22年の定数28人に削減したときの人口は約10万7,000人でした。しかし、昨年本市の人口は10万人を割り込みました。その後も徐々に減少しております。そうした中、議会は当局に対してさらなる行財政改革の断行を厳しく求めているところでございます。一方で、私たち議員がなすべきことは自らが身を切る態度を示すことです。まさに定数削減しかあり得ません。 最後に、今議案会は提案理由の説明のとおり議会活性化調査特別委員会での議論が終結しておりますので、議員一人一人の議員定数に関する考え方を問うものであります。この際、本会議場において各自がそれぞれの考えを市民に示すべきであると考えます。議員各位における適切な御判断をお願いし、賛成の討論といたします。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  以上で3番、村上祐二議員の討論を終わります。 次の討論を許可いたします。 15番、田口浩二議員、登壇。 ◆15番(田口浩二君) 〔登壇〕 15番、田口浩二でございます。ただいま上程をされました議案会第5号「津山市議会議員定数条例の一部を改正する条例」に対しまして、定数の4名削減に反対の立場から討論をさせていただきます。 議員定数に関しましては、状況の変化に伴い過去より何度も議論されているところであります。このたび4名の削減が提案されましたが、本来議論は多様性を確保するためにもできるだけ多くの人でされるべきものだと考えております。平成28年3月16日にされた第31次地方制度調査会答申である「人口減少社会に的確に対応する地方行政体制及びガバナンスのあり方に関する答申」では、「多様な人材が議員として議会に参画することをしやすくする取組が必要である。議員の人数を少なくする場合、住民の多様な意見を反映させることが課題となる。」とありますし、令和2年6月26日になされました第32次の地方制度調査会答申である「2040年頃から逆算し顕在化する諸課題に対応するために必要な地方行政体制のあり方等に関する答申」では、第5、地方議会、1、基本的な考え方、(1)人口減少社会における議会の役割において、「経営資源が制約される中にあって、広い見地から個々の住民の利害や立場の違いを包摂する地域社会のあり方を議論する議会の役割がより重要になる。」、「議会がその重要な役割を十分に果たすためには、議会が多様な層の住民から選出された議員によって構成される必要がある。」とあります。 2、議員の成り手不足に対する検討の方向性、(1)議会における多様性の確保におきましては、「人口の半分を占める女性の議員の割合が低いことは課題であり、「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」に基づく関係者の取組が引き続き求められる。」ともあります。 また、平成31年3月に出されました全国町村議会議長会での「町村議会議員の議員報酬等のあり方最終報告」概要版におきましては、第2章の議員報酬、定数に関する調査結果の分析、(4)無投票当選発生と報酬検討過程への住民参加から見た議員報酬、議員定数の変化において、「女性議員を増やすという政策目標を重視するのであれば定数削減は避けるべきといえる。」ともあります。全国市議会議長会でも、令和元年6月11日に多様な人材の市議会への参画促進に関する決議がなされております。 合併前の津山市におきまして、人口は約9万人で面積は185.7平方キロメートルでありました。合併前の各市町村の議員数を合計いたしますと、法定定数が96名で、現議員数が78名でありました。合併後は、面積は506.8平方キロメートルとなり、約2倍となっているにもかかわらず、現在議員数は合併前と同じ28人であります。現時点で人口は10万人を下回ってはおりますが、1人当たり2.7倍の面積をカバーする状況となっております。 財政面で言いましても、津山市の予算規模は約500億円であり、議員1名の報酬が占める割合は0.015%でしかありません。提案されました4名削減を実施いたしましても、0.06%しか財政には影響いたしません。その程度の財政効果よりは市民の声をしっかりと聞き、福祉の向上に努めるべきと考えます。 最後に、議会活性化調査特別委員会におきまして、議員定数に関しましてはアンケート調査を実施し、議員全員の意向調査はいたしましたが、その調査結果に基づいた審議が十分尽くされておりません。委員会構成等についても議論を尽くしていくべきであると考えております。議員定数に関しましての採決も行っておりませんので、委員会としての結論は出ていないものと認識をしております。 以上、述べてまいりました理由により議会の多様性を確保し、市民の皆様方の声を細やかにお聞きするためには現状の議員数は必要と考えております。財政に対する影響につきましても、多くの知恵を出し合いながら事業評価を行うことにより対応していくべきと考えております。 よって議員定数の削減にはこのたびは反対をいたします。議員皆様の賢明な御判断をよろしくお願いいたします。 以上で私の反対討論を終了いたします。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  以上で15番、田口浩二議員の討論を終わります。 次の討論を許可いたします。 20番、美見みち子議員、登壇。 ◆20番(美見みち子君) 〔登壇〕 日本共産党津山市議団を代表いたしまして、議案会第5号「津山市議会議員定数条例の一部を改正する条例」につきまして、反対の意見を申し上げたいと思います。 まず、提案理由に上げられていることで指摘をさせていただきたい点が2点あります。その一つは、議会活性化調査特別委員会で定数削減の結論が出されたはずと言われておりますが、結論は出されていない点です。採択はなされず、結論は出されていないままです。それは、先ほど8番議員の質問に議会活性化調査特別委員会の委員長が答えたとおりであります。 もう一つは、津山市連合町内会から議員定数を24名以内への要望が出されていると言われていますが、そのことは否定いたしません。しかしその一方で、昨年12月議会に削減に反対する市民の声も届けられている、このことも事実であります。また、議会報告に代わる市民議会アンケートに先ほど700件を超えて声が届けられているとありましたが、その中にも議員定数は削減せず現状でよいとの声が寄せられています。こうした市民の声もしっかり考慮すべきと考えます。 次に、議員定数の削減に反対する理由について述べます。 最大の理由は、市民の様々な要求、意見を市政に反映されるためには多くの議員が必要という民主主義の観点から、現状維持が妥当と考えます。津山市は、既に合併を経て旧津山市の時代より議員定数は少なくなっています。議員定数を考える場合に人口を基準にすることに異論はありませんが、先ほどもありました地域の広さや山間部、過疎地域の多さなども考慮する必要があると思います。さらに、人口や有権者の過半数を占める女性の声をより市政に反映させるためには女性議員が増えることが重要です。議員定数を減らすことはその条件を狭めてしまうことにもなりかねません。付け加えれば、市民の皆さんの中には議員は市民のためにしっかり働いてほしいという思いが根底にあるのだと思います。議員を減らせばよいというものではありません。 以上の理由から、議案会第5号に、議員定数4名削減する条例に反対を申し上げ、日本共産党津山市議団を代表しての反対討論を終わります。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  以上で20番、美見みち子議員の討論を終わります。 次の討論を許可いたします。 7番、三浦ひらく議員、登壇。 ◆7番(三浦ひらく君) 〔登壇〕 こんにちは。7番、未来開く、三浦ひらくです。皆さん方の討論を伺っていたんですけど、やっぱりそれ伺っているだけでもやっぱり議員も人それぞれだなあというふうに思っておりました。 議案会第5号「津山市議会議員定数条例の一部を改正する条例」案について、私も反対の立場から討論をさせていただきます。 この現在の定数28名から24名に減らすという提案に対して反対するのであれば、おまえは一体どうすべきだと考えているのか、その回答を示すことなくただ反対反対と叫ぶつもりはありません。 まず最初に、私自身が現時点で定数を幾らに、議員定数を何名にしていくべきだと考えているかを明確にさせていただきます。 私が、現在考えている次期改選時の津山市議会議員の定数の適正数なんですけど、これは24名です。おまえ何言ってんだと思われるかもしれませんね。つまり提案された議案会第5号の数字と全く同じ、28名を24名に削減するということが僕自身も正しいんじゃないかなと思っているところではあります。それにもかかわらず、なぜこの議案に反対するのか、それについて理由を述べていきます。 私は、先ほど委員長報告もありました議会活性化調査特別委員会の一員として、そのメンバーとして議員にならせていただいてから2年弱の間、議員定数のことも含めまして様々な課題に向き合ってまいりました。定数をどうするのか、それを含めて様々なテーマについて委員会では話合いがなされてきたところです。所属の委員のみならず、全議員の皆さんが既にそこは分かってくださっていることだと思います。 しかし、結果として先ほどの委員長報告の中でも触れられることがなかった、既に皆様が討論の中でも述べられたとおりですけど、委員会内では議論がまとまらなかったということですね。議論がまとまらず、かといってなぜか採決もしなかった、採決が採られなかったということです。さきにありました委員長報告の中でもやはり定数のことは触れられないという結果に、これ急遽なったと思っています。もう12月に新聞報道が出ていた、それも受けて24名というのが既定路線じゃないかということは市民の皆様の中にも思っておられる方がかなりおられて、僕自身のところにもかなりせんだってその話がなくなったぞという報道が出たときに問合せを受けました。 この結果なんですけれども、私の理解では明らかに継続して審議、審査を行っていくものだという理解でした。だから、ちょっとあの報道が出たときにびっくりしたのはびっくりしたというところです。それは既にさきに討論してくださった議員の中にも触れてくださった方がおられたので、詳しくは言いませんけど、その終結の仕方が明らかに継続審議を行うものだと判断できるような形でした。これは今後議事録を確認できるような状況になれば明らかになることですし、そもそも、もう本当そもそもの話になりますけど、特別委員会も常任委員会も、これ議事録の公開がなされていないことがこうした好ましくない事態、意見の食い違いですとか、結果に対する判断が食い違っていくということの大きな要因になっていることをこの際指摘させていただきます。本来、津山市議会の会議規則を読む限りにおいて議事録は公開されてしかるべきです。というよりも、議員に配るというふうに書いてあったと思いますが、現状はそうなっていません。議事録を事務局のほうに欲しいという話をした議員のみが手にしているというような形ですね。 その委員会なんですけれども、市民の皆様に対しても一応は開かれている、傍聴は認められているはずです。傍聴が認められている以上、やはり議事録が公開されていないというのはちょっと不自然だと思いますね。傍聴が認められているとはいっても平日の日中に開催されている本会議あるいは委員会を傍聴することは、多くの市民の皆様にとってはかなりハードルが高いことです。だからこそ、本会議ではユーチューブの動画配信をしていますし、議事録も会議録検索で見ることができる。市民の皆様からも開かれた市議会を目指しているんであれば、やはりこれ委員会も同じような形にするべきじゃないのかというような意見も僕自身がいただいております。突っ込みを受けていることがあります。それには予算が必要で、やはりユーチューブで公開、会議録の公開ということになると予算が必要だという話ではあるんですけれども、やはりこの議事録が公開されていない、インターネット中継がないというこの状況が、ある意味でその委員会の場を密室にしているというふうに判断できると思います。議員全員に関わりがあるこのような議員定数のような話ですとか、ひいてはこの議員定数ということはつまり市民の方全員に対しても関係があることだと思っています。このような大切なテーマを扱うのは今の委員会の在り方では無理があるのではないのかというのが私の現時点の率直な感想です。 また、提案理由の中でも触れられていた議員全員によるアンケート、ありましたね。アンケートなんですけれども、その結果これ詳しくは公表されていないわけなんです。市民の代表として集っている私たちが、それぞれがどのような考え方に立脚し、現在28名である議員をどのような形に、何名に削減する、あるいはもしかしたら増やすというようなことを言われている方も、いらっしゃいませんでしたけど、アンケートの結果。そういう方もいらっしゃるかもしれない。どのようにみんなが考えているか、それをやはり各自が回答した内容を市民の皆様に対して公開するのは当然必要なことだと思います。アンケートの実施を提案したのはほかならぬ私です。僕が提案させていただきました。で、実施していただいた。にもかかわらず、本当参考にしかあれは基本的にならないからという話で公開は、誰がどのように答えたかは公開しないというふうに言われたときは僕はちょっと残念だなと思ったんですけど、ただ最終的には結論を出すのにある程度重用されたというふうに受け止められるような結果になっています。であれば、なぜしっかりと公開しなかったのかというのは非常に疑問に思うところで、一体何のためのアンケートだったのかなというのがちょっと自分から提案しておきながら納得がいかないところです。どのような議論がなされて、そしてどのようなデュー・プロセスを経て結論が導き出されたのか、これを市民の皆様にしっかりと公開していくべきです。透明性の確保こそが結果として議論を深めていくことにつながっていくと私は信じています。 「あなたの意見には反対だが、あなたがそれを主張する権利は命をかけても守る」、これはフランスの哲学者のヴォルテールの言として有名ですけれども、実は本人は言っていないという説もあるわけなんですけれども、そんなことはこの際関係がありません。この姿勢は、表現の自由を守っていく意味でも、そして自由闊達な議論ができる場として議会を、議会の存在意義を担保していくためにも絶対に忘れてはいけないことであり、なおかつ今のこの津山市議会に圧倒的に不足している、足りていないものだと私は2年ほど議員をやらせていただいて痛感しているところです。恐らく今回反対されている多くの同僚議員と私の考えは異なります。今までの皆さんの話を聞いていても少し違うなと思いながら伺っていました。 ただ、それでも数字の上ではもう賛成される議員の皆さんと同じ結論を僕持っているわけなんですけど、それでもやはりこの提案には、この議案には賛成ができません。圧倒的に現時点で議論が足りていない、そう感じているからです。今ここで決める必要がないからです。多様性が叫ばれる時代にできる限り多様性を容認していこうという姿勢が、この議会においても肝要だと考えております。口先だけ達者に全く動かないような議員ではいけませんし、目的達成へとつながらない単なる政治的なパフォーマンスが大嫌いな私としては津山市議会は目先のことだけにとらわれずに先を見据えて本当になすべきことをなすための本来期待されるような役割を、市民の皆様に期待されているような役割を果たせるような丁寧な議論ができる場にしていくことが大切だと思っているんです。そのために、今回は反対せざるを得ないということです。 1年先に決定すれば次期改選、次の選挙に間に合うということは既に確認をしております。1年先になったら判断を変える人間が出てくるかもしれないんだよと、そんなふうに言ってくださった同僚議員いらっしゃいました。判断は状況によって変えていけばいいと僕はもうそう考えています。ただし、それは決して個人的利益の追求のためであってはなりませんし、それぞれが市民の皆様の代表としてこの場にいる28名です。市民の皆様に対して胸を張れるか否か、結局はつまるところそれに尽きると私は考えております。そうした判断を市民の皆様に随時分かりやすく公開していくべきではないでしょうか。判断について我々はその理由を説明しなくてはならないでしょう。それがよく言われる政治家や議員の説明責任、公職にある者の責務だと考えております。 そして、判断から逃げる、例えばこの議決の際に議場から退席して棄権をするという選択肢も議員には許されています。しかしながら、その判断が果たして市民の皆様に説明できる、胸を張ってできるものなのか、これは改めてしっかりと考えていただきたいと思います。たとえ自分自身にとって100%望むような結果ではなかったとしても、よりベターな選択肢が何であるかを自分自身の頭で考えて、そして津山の未来のためにしっかりと行動に移していく、それこそが市長が施政方針の中でも触れられていたローカルファースト、この考え方そのものであり、津山ファーストで考えることは当然に我々津山市議会議員に期待されている役割ではありませんか。 提案理由書しっかり読ませていただきました。津山市議会に対して議員定数の削減を求める市民からの要望は極めて強い、確かに強いものがあるかと思います。僕も何人か確認してみれば何か多いなというふうに言われることは確かにあります。ただ、28名だっていうことも知らないんですよね。少なくとも僕の周りの方々は、もう今の市議会議員が何人いるかなどもう全く知らずに、何人に減らすべきかとかも全く言わずに何となく多い気がするって言うんです。これ市議会が何をやっているか分かんないから多い気がする、そう言われることが事実です。 あと、先ほど3番議員より法定上限数についてのちょっと言及もありましたけども、そもそも法定上限数はもう平成11年、つまりもう20年以上前には廃止されております。今、地方自治体が条例で定めることになっているわけです。だからこそ、今回条例改正を出してくださっているわけですけど、地方自治体、つまり津山市が、津山市議会議員がしっかりと我々自身の頭で考えていかないといけないことだと思っています。 あと、議員定数の検討の基本は人口比で行うことを決定事項だと言われています。僕もこの議会活性化調査特別委員会に最初に入らせていただいたときに人口比で考えることは決定なんだよと。僕は面積のことも考えたほうがいいんじゃないですかと言ったら言われたんですよね。これ決定事項というところには僕は少し違和感があります。やはりその時々の社会情勢ですとか、そういったこともしっかりと考慮しながら、考慮したら実際問題増やすとか、そういう話にはならないと思っていますけど、所管委員会なり、適当と認められる部署においてやはり検討をしっかりと丁寧になしていくことが必要だと思っています。 また、本会議の場においてそれぞれの意思表示をするべきであると考えているというふうに提案理由で触れていただいております。確かに意思表示は非常に大切なことです。ただ、本当に大切なことなどは意思表示そのものよりも議員定数をあるべき数にしていくことです。本当に本気で28人を24人に減らす、それが目的なのであれば今回ではなくもう期限ぎりぎり、リミットぎりぎりのところで提案すべきだと私は考えます。今じゃないんですよ。 どなたかとは申し上げませんけど、これやはり少しちょっとばくちのようなものではないかというふうな話をさせていただいたときに、それはもうそのとおりだとおっしゃっていました。ばくちじゃいけないでしょ。こんな大事なことばくちにしちゃいけないでしょ、これ。本当に市民の皆さんに対して絶対に胸が張れません。しっかりと話していかないといけません。 確認させていただきましたけれども、今回のこの議会において28人を例えば24人、この提案が認められたとしても1年先に例えばそれを減らすとか、ゼロにしようとか、そういう提案をすることも法の上では可能だという話です。だから、ゼロにしたい人や2名にしたい人はもしかしたらそうしようとするかもしれない。それは議員のモラルや良識に委ねられているというふうに事務局からは回答をいただきましたけれども、本当にそれが正しいと信じている人はそういうことをすると僕は思っています。だから、本当に本気で28人を24人にしようとするんであれば今じゃない、そう思うからこそ反対をさせていただくわけです。 私は、活性化委員会の場でも、報道の皆さんが入られている場でも、自分自身ユーチューブですとかブログなんかでも配信をさせていただいておりますけど、そもそも4人定数を減らしていくべきだという意思表示はしてきております。意思表示はいつでもできるんですよ。ただ、それをされていない方が多いんです。やっていないだけですよ。それやっていきましょうよ。あるべき数、自分自身の意思表示はやっていきながら、本当になすべきことをなしていくために、この合議制の津山市議会の場で議会基本条例にもありますとおりに、議会議員間でのより丁寧で自由闊達な議論と調査研究を進めていただくよう要請をいたします、ということに関しては委員長報告でも触れていただいております。議員会議という28人全員での話をする場を設けるべきだということは活性化委員会の中でも僕はお話をさせていただきましたが、結局それはそのときには受け入れられませんでした。そういった形でもいいですし、今後この問題に関しても、あるいはそれ以外の問題に関してもですけれども、やはり全員が参加して、全員に関係があることなんですから、こういうテーマに関してはしっかりとそれぞれの考えを明らかにして、そしてそれを市民の皆様にも公開していくことがより津山市議会をあるべき姿に変えていく、そのための唯一有効な手段だというふうに私は信じております。皆様方の良識に基づいた判断でこの案件についての採決に賛否を示していただくことをお願い申し上げ、私の反対討論を終えさせていただきます。ありがとうございました。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  以上で7番、三浦ひらく議員の討論を終わります。 以上で通告による討論は終わりました。 これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより採決に移ります。 本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。               〔賛成・反対ボタンにより表決〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れはございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れなしと認めます。 これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成少数であります。 よって議案会第5号は否決されました。 △日程第4  議案会第6号「津山市議会会議規則の一部を改正する規則」 ○議長(岡安謙典君)  次に日程第4に入り、議案会第6号「津山市議会会議規則の一部を改正する規則」を上程議題といたします。 本案は本日提出され、お手元に配付のとおりであります。 この際、提出者から提案理由の説明を求めます。 24番、西野修平議員、登壇。 ◆24番(西野修平君) 〔登壇〕 失礼します。それでは、ただいま上程をされました議案会第6号「津山市議会会議規則の一部を改正する規則」について提案理由の説明をさせていただきます。 この会議規則の改正につきましては、女性をはじめとする多様な人材の市議会への参画を促進する環境整備を図る観点から、市民が議員として活動するに当たっての制約要因の解消に資するため、本会議や委員会への欠席事由として育児、看護、介護等を明文化するとともに、出産について産前産後期間にも配慮した規定の整備を図ったほか、行政手続等において原則として押印を廃止する政府の政策動向を踏まえ、市議会に対する請願に係る署名押印の見直しを行うものであり、併せて委員会における表決方法を現状に即したものとするなど、会議規則中の規定について所要の整備を行うものであります。 以上、何とぞよろしく御審議の上、御議決を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りいたします。 本案は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって議案会第6号は委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議することに決しました。 質疑、討論の申出がございませんので、お諮りいたします。 本案を原案のとおり可決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって議案会第6号「津山市議会会議規則の一部を改正する規則」は原案のとおり可決されました。 △日程第5  議案会第7号「公共交通維持のための財政支援を求める意見書」 ○議長(岡安謙典君)  次に、日程第5に入り、議案会第7号「公共交通維持のための財政支援を求める意見書」を上程議題といたします。 本案は本日提出され、お手元に配付のとおりであります。 この際、提案理由の説明を求めます。 14番、金田稔久議員、登壇。 ◆14番(金田稔久君) 〔登壇〕 失礼いたします。今議会に「公共交通維持のための財政支援を求める意見書」につきまして、提出者として提案理由を申し上げたいと思います。 人々の生きるを支え、移動手段として欠かせない公共交通。中でも鉄道、バスがその使命を担っております。これら公共交通事業者は、人々の暮らしを支えるため安全・安心を基本に定時運行を使命とされ、輸送サービスの提供に日々努力をされておられます。しかし、日本の構造的課題である人口減少によって利用者の減少が続き、事業と輸送サービスの維持確保のためコスト削減、多角経営など取り組んでいる中、このたびの新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から国において移動自粛を発せられ、人々の行動、移動を鈍化させたことによりこれら公共交通事業者の影響は事業そのものを継続困難な状況にまで追い詰めている現状であります。 このことは、去る2月18日に西日本旅客鉄道株式会社JR西日本長谷川社長の定例記者会見において収益を担っていた新幹線や関連事業がコロナの影響を受け、大幅な減収、減益となり、業績見通しで2,400億円の最終赤字となる見込みであると発表もあり、このことによりローカル線の維持が難しく、今後の在り方について自治体と協議していくとのローカル線、地方交通線の廃止を視野としたコメントが出されたところであります。 また、昨年9月の記者会見も含めて確認すると、新しい生活様式の中でテレワークの普及など行動の変容が一過性のものでなく、定期券でも100%戻ることはなく、よく戻って9割戻ればいいところとのことのようであります。そういうことから言いますと、コロナ前の営業収益率は10%で、コストが変わらないとすると9割にとどまると以前のような収益を上げることは難しい。新たな需要の創造とコスト削減が不可欠との見通しが出されました。 このような状況になると幹線ではない地方交通線、いわゆるローカル線である本市に関係する全ての鉄道路線が見直しの対象となると考えられるところであります。輸送密度2,000人から4,000人未満の路線が過去国鉄再建法による廃止対象、最近ではJR北海道の単独運行困難と言われている基準として明らかとされており、本日タブレット端末で関係する資料を御覧をいただいておりますが、津山、岡山県北に関係する因美線の東津山-智頭間では輸送密度が179人とワーストファイブに入り、姫新線では津山-上月間の413人、津山-中国勝山の820人、中国勝山-新見間の306人、津山線は3,588人となっております。 各線区における状況は、人口減少に加え姫新線、因美線においては1990年に急行みささ・みまさか号、津山線、因美線においては1997年に急行砂丘号それぞれが廃止され、また津山-姫路、津山-鳥取間の直通運行から輸送量に合わせた編成から因美線では美作加茂、智頭、姫新線では美作江見、佐用、中国勝山などで区間運行の移行や、不便な乗換えダイヤなども輸送密度を下げている原因でもあると考えられます。いずれにしても、このような本市や県北におけるローカル線の厳しい状況からすると、鉄道輸送の確保に大きな問題を抱えていると考えます。これらローカル線の維持について、沿線自治体と商工団体、岡山県、鳥取県で構成されている因美線・津山線近代化促進期成同盟会、沿線自治体と岡山県、そしてJR西日本で構成される姫新線・因美線・芸備線を利用する会などがありますが、目立った活動はこれまでされてきていません。 津山市においては今議会で市内郊外駅を対象に駐車料の一部補助の支援が提案されているところであります。しかしながら、抜本的な利用促進施策や需要喚起には取り組まれておりません。最近の好事例では、姫新線姫路-上月間の高速化事業を取り組むに当たり、沿線の官民挙げて乗客数300万人を目標に取り組まれ、現在は320万人へと増加しています。この取組は、沿線自治体の利用促進施策や車両購入など財政支援も行われ、輸送サービス向上によりより快適、便利となり、さらに利用が進む好循環を生み出しているところであります。 これらの取組を参考に考えると、沿線自治体が鉄道に対しての物心両面の支援による好循環を生み出す仕掛けが重要であります。また、欧州で取組が始まり、日本では私鉄や第三セクター鉄道で取り組まれている鉄道の上下分離、上は鉄道会社で車両と運転手の運営、下は行政でレール、鉄路や駅施設の保守費用の負担といったこれからのローカル線維持のために取り組むべき手法として取り組まれております。 国や自治体等の果たすべき役割などを定める交通政策基本法が2013年11月27日に成立されています。その中でも定められている豊かな国民生活に資する交通の実現について、国民の自立した生活確保の上でも国、地方自治体、交通事業者の役割が示されております。このような地方交通線、ローカル線の維持や利用促進を進めていくために、これから取り組むべき課題、施策は多くあり、多くの地方交通線を抱えているJR北海道やJR四国でも国における財政支援が進められ、また自治体でも取り組まれているところであります。このような状況下において、津山市や県北においても因美線、姫新線、津山線各線を維持していくために今後様々な取組が必要であります。また、広域での取組が必要であるため、岡山県の役割も極めて重要であります。 島根県の丸山知事は、2月19日に政府に対する支援スキームについて既に所見を述べられているところであります。鉄道路線を維持していくため様々な取組を実施するに当たり、鉄道事業者への財政支援や利用促進政策などを地方自治体が積極的に取り組めるよう財政支援や補助要件の緩和など、国、岡山県に対して強くお願いするため、ここに意見書を出すものであります。 私たちが住む津山市、そして岡山県北住民、そして他地域から来訪される皆様の足として安定した鉄道を確保するため、また観光施策として鉄道遺産の町津山をより高めていくため、JRのネットワークにおける鉄道維持のため、議員各位の賢明な御判断をいただき、御賛同いただきますようお願いを申し上げ、提案理由の趣旨説明をいたします。 以上でございます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りいたします。 本案は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって議案会第7号は委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議することに決しました。 これより質疑、討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 10番、政岡哲弘議員、登壇。 ◆10番(政岡哲弘君) 〔登壇〕 失礼をいたします。行動的政策集団未来、政岡哲弘。 ただいま上程されました議案会第7号「公共交通維持のための財政支援を求める意見書」案に対して提出に反対の立場で討論をさせていただきます。 そもそもこの意見書の趣旨はよく理解できますし、反対するものではありません。しかしながら、JR西日本にとっては津山線を含む津山市近辺のJR各路線は赤字路線であり、全ての路線が廃止対象となっても不思議なことではありません。そうした中にあっても西日本旅客鉄道株式会社においては国庫補助事業とはいえJR津山駅のバリアフリー化など、津山市民及び県北住民の移動手段確保とサービス向上に努力されております。 例えば当意見書を国に対して提出した場合、赤字路線の維持やコロナ禍における乗客減に苦しむJRグループから地方自治体に対する反感を買い、特に岡山県南地域と時間短縮を推進する津山市においては津山線の高速化事業などに対する印象を悪くし、今後ますますJR側との協議における立場が不利になりはしないかと、そういうおそれがあると考えられます。 また、このような意見書の提出には圏域内での十分な協議と意思統一がなされる必要があるのではないでしょうか。現時点において津山市のみが独自にそのような行動を取ることは、大きく懸念されると思います。定住自立圏構想を共有する自治体に働きかけるなど、十分な準備や合意形成を図ってから行うべきと考えます。 よって議案会第7号「公共交通維持のための財政支援を求める意見書」案を国に対して提出するのは時期尚早であると考え、反対をさせていただきます。 以上です。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  以上で10番、政岡哲弘議員の討論を終わります。 次の討論を許可いたします。 16番、秋久憲司議員、登壇。 ◆16番(秋久憲司君) 〔登壇〕 16番、秋久です。議長のお許しが出ましたので、議案会第7号「公共交通維持のための財政支援を求める意見書」案の提出に賛成の立場で討論をちょっとさせていただきたいなあというふうに思います。 今、反対意見もございました。いろいろと御心配もあるということでございますが、その話もちょっと述べさせてもらいたいと思いますが、基本的な認識はもう議員皆さん同じだろうというふうに思います。しかしながら、今JR側が津山駅のバリアフリー事業、それに取り組んでいただく真っただ中でこのようなことを言いますと、ちょっと御機嫌を損ねるんじゃないかと。国庫補助ということで努力していただいとるじゃないかということでございます。 この3月議会にも予算や債務負担行為が提案されました。また、委員長報告でもあるというふうに思いますが、3年度の当初予算でも1,000万円、そして津山市の予算でこのバリアフリー事業につきましては、それから債務負担行為1億5,000万円、そして令和2年度は設計委託料1,300万円を予算化いたしまして、これに対応しております。今、総額で起債も含めて市費で1億7,800万円の市も予算を組んでのこのバリアフリーでございます。これはバリアフリー法によって津山駅は4,000人程度でございますから、平成23年に3,000人以上の乗降客のある駅はバリアフリーを行うということが規定されておりまして、いろいろ国の予算がつかなかったり、JRの都合もあってずっと延びてきまして、令和2年度からこの事業を迎えたということで、津山市とJRと協力してこれに取り組んでいるということですので、津山市の姿勢もきちっと示しているんではないかというふうに思いますし、高速化等に取り組む印象を悪くするという御心配もございます。また、JRと協議が不利になるんじゃないかと。 このように国や県から新たな補助事業を創設してもらって予算取ってこようという、そういう話ですからJRは歓迎していただけるんじゃないかというふうに思います。また、先ほどの趣旨説明でもありましたように、法律でそれぞれの持分、それを発揮していく必要があります。そのためにはやはり環境づくりが必要でございまして、新たな国、県、それから現在の補助事業の緩和、そのようなものはぜひ実現していく必要があるんではないかというふうに思います。 それから、コロナでもう収益が本当に下がった、JRも本当に今困っております。社長も困っとんです。前はドル箱だった新幹線も含めてもう利用料が半減です。今後も続きます。こういった収益減が続く時代にどう対応していくのか、そして住民の暮らし、また観光資源、人との往来、そういったものを守っていくのかということになりますと、ここに意見書にありますような新たな財政支援をつくっていく、それを求めていく、そして津山市がそれを先頭に立ってやっていくというのが津山市の拠点都市としての役割、イニシアチブを示すことではないかというふうに思いますので、この意見書に賛成をいたします。 意見といたしましては以上でございます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  以上で16番、秋久憲司議員の討論を終わります。 以上で通告による討論は終わりました。 これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより採決に移ります。 本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。               〔賛成・反対ボタンにより表決〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れはございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れなしと認めます。これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成多数であります。 よって議案会第7号は原案のとおり可決することに決しました。 △日程第6  議案第67号~議案第120号            54件          報告第3号            1件               (委員長報告・採決) ○議長(岡安謙典君)  次に、日程第6に入り、今議会付託の議案第67号「令和3年度津山市一般会計予算」から議案第120号「令和2年度津山市下水道事業会計補正予算(第4次)」までの議案54件、報告第3号「市長が専決処分した「令和2年度津山市一般会計補正予算(第7次)」について」の報告1件を一括上程議題といたします。 これら議案等につきましては、いずれも各常任委員会において審査終了旨報告があり、審査結果報告書はお手元に配付のとおりであります。 この際、各常任委員長から審査結果の報告を求めます。 まず、総務文教委員会委員長、登壇、報告を求めます。 19番、松本義隆議員、登壇。 ◆19番(松本義隆君) 〔登壇〕 それでは、総務文教委員会の審査結果の報告を申し上げます。 今定例会において総務文教委員会に付託されました議案28件につきまして、3月15日に委員会を開催し、審査をいたしましたので、審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 初めに、補正予算議案として議案第85号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第8次)」のうち総務文教委員会の所管に属する事項の審査についてであります。 この補正予算は、主に事業費の確定や確定見込みによるものでありました。総務費、諸費の工事請負費の減額、オリンピックの延期によるオリパラホストタウン交流事業の減額などについて詳細な説明を受け、審査の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第119号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第9次)」につきまして、国の補正予算(第3号)に対応するものであり、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として各学校に感染症対策費として消耗品費の配分をするほか、抗菌・抗ウイルスコーティング剤の購入費等を計上するものであること、防災・減災国土強靱化の推進など安全・安心の確保に資する事業として南小学校等のトイレ洋式化改修を実施するものであることの説明を受け、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第86号「令和2年度津山市磯野計記念奨学金特別会計補正予算(第1次)」、議案第88号「令和2年度津山市奨学金特別会計補正予算(第1次)」及び議案第91号「令和2年度津山市土地開発公社清算事業特別会計補正予算(第1次)」については当局からの説明を聴取し、全ての議案について全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 続きまして、令和3年度予算議案として議案第67号「令和3年度津山市一般会計予算」のうち総務文教委員会の所管に属する事項の審査についてであります。 総務の所管に属する事項としては、配偶者暴力相談支援センターの開設について、今までの相談件数の経緯と今後の取組、証明書発行以外のメリットについて質問がありました。当局からは、直近5年間で津山市が受けたDV相談件数は463件、1年当たり約90件であること、今後の取組として相談員を2名体制としたことで電話、面談、相談を充実させるとともに、潜在的な被害者などに対してDV防止啓発に取り組む予定であること、また津山圏域定住自立圏内におけるDV被害の軽減や未然防止を図るため、DV被害者からの相談体制の整備とDV被害者の支援、普及啓発に取り組むとの答弁がありました。 証明書発行以外のメリットとしては、人員を確保することで相談員が不在の時間帯を解消できることや、DVに関する知識のある相談業務に特化した職員を配置することができること、潜在化している被害者の早期発見、被害者支援のコーディネートの迅速化など説明を受けております。また、消防施設整備費の内訳、緊急告知、防災ラジオの必要性についての詳細な説明を受けております。 次に、文教の所管に属する事項として、人件費予算の中の英語指導のための支援員雇用経費、学校運営改善アドバイザーに関する内容について質問がありました。当局からは、授業力向上にさらに取り組むため専門講師を派遣すること、学校運営改善アドバイザーについては学校の組織体系の整備、若手の人材育成に加え地域連携分野でも豊富な経験を踏まえて広い視野で指導や助言をしていただくものとの説明がありました。また、学校給食調理用燃料費負担金について詳細な説明を受けております。そのほか種々の質疑応答を経て審査の結果、適切妥当と判断し、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第68号「令和3年度津山市磯野計記念奨学金特別会計予算」、議案第71号「令和3年度津山市公共用地取得事業特別会計予算」、議案第72号「令和3年度津山市奨学金特別会計予算」及び議案第75号「令和3年度津山市土地開発公社清算事業特別会計予算」の審査でありますが、いずれの議案も説明を聴取した結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 続いて、議案第76号「令和3年度津山市吉見山財産区会計予算」から議案第81号「令和3年度津山市河辺財産区会計予算」までの6件の各財産区会計の予算議案については一括して審査いたしました。いずれの議案も説明を聴取した結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、条例議案の審査についてでありますが、議案第95号「津山市創生推進基金条例」、議案第96号「特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」、議案第97号「津山市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例」、議案第98号「グラスハウスを活用した施設の公共施設等運営権に係る実施方針に関する条例」、議案第109号「津山市公民館条例の一部を改正する条例」、議案第110号「グラスハウス条例を廃止する条例」についてそれぞれ内容の説明を受けた後、全ての議案について全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 最後に、その他議案の審査についてであります。 議案第111号「財産の減額貸付けについて」につきましては、貸し付けようとする財産の詳細などを聞き取り、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 議案第112号から議案第116号までの「定住自立圏形成協定の変更について」は変更点についての説明を受け、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 執行部からの報告事項といたしまして、総務関係として令和元年度津山市財務書類について、地方自治法第180条第2項の規定による専決処分の報告について、津山市税賦課徴収条例等の一部改正について、津山市山村振興計画の策定について、津山市多文化共生推進指針の策定についての報告がありました。 以上が総務文教委員会に付託されました諸案件、その他の審査結果報告であります。何とぞよろしく御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願いを申し上げます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  次に、厚生委員会委員長、登壇、報告を求めます。 10番、政岡哲弘議員、登壇。 ◆10番(政岡哲弘君) 〔登壇〕 失礼をいたします。今期定例会において厚生委員会に付託された議案17件及び報告1件につきまして、去る3月15日に委員会を開催しましたので、審査の過程において委員から出された意見などを含め、審査結果を報告させていただきます。 初めに、補正予算議案の審査結果について御報告いたします。 まず、議案第85号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第8次)」のうち厚生委員会の所管に属する事項についてであります。 委員からは、新生児特別定額給付金に関して保護者が基準日以降に転入し、出産した場合、給付金の給付を受けられない制度であり、これから津山に移住して津山で働く方が対象とならない、そういう方にも手を差し伸べられるような新たな制度を他部署とも検討してほしいとの要望がありました。 また、一部の委員からは、マイナポイントは消費税に関連した制度であり、マイナンバー制度に誘導するものであること、情報漏えい等の危険があるマイナンバー制度に反対する立場から、関連予算にも反対する意見が示されましたが、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第119号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第9次)」のうち厚生委員会の所管に属する事項と報告第3号「市長が専決処分した「令和2年度津山市一般会計補正予算(第7次)」について」であります。 いずれも新型コロナワクチン接種事業を含む補正予算であったため、一括して審査を行いました。採決の段階で議案第119号にはマイナンバーに関するシステム改修費用が含まれるため、制度に反対の立場を取る委員から反対意見も示されましたが、審査の結果、採決により賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。 また、報告第3号につきましては異論はなく、全員一致で原案のとおり承認すべきものと決定いたしました。 次に、議案第87号「令和2年度津山市国民健康保険特別会計補正予算(第4次)」、議案第89号「令和2年度津山市介護保険特別会計補正予算(第3次)」、議案第90号「令和2年度津山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2次)」についてはいずれも実績見込みに基づく補正であり、特段議論となる点はなく、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて、令和3年度予算議案の審査結果について御報告いたします。 まず、議案第67号「令和3年度津山市一般会計予算」のうち厚生委員会の所管に属する事項についてはマイナンバー制度の関連予算を含むことから反対意見も示されましたが、審査の結果、採決により賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。審査の過程において、社会福祉事務所の所管では令和3年度からの新規事業として生活困窮者自立相談支援制度の子供の学習生活支援事業と農業を活用したモデル事業について質疑応答を重ね、それぞれの要件や内容に加えて今後の事業の進め方についても詳細を聞き取りました。 また、こども保健部の所管におきましては、独り親家庭の父親、また母親が各種資格を取得する費用を助成する制度、陽子線治療センターの稼働状況、新型コロナウイルスワクチン接種事業やPCR検査等費用助成の事業などについて質疑があり、慎重な審査を行いました。 次に、議案第70号「令和3年度津山市国民健康保険特別会計予算」では、20歳以上の国保被保険者を対象に健康づくりの取組や健診の受診、健康イベントに参加することでポイントが付与され、商品券が贈呈されるつやま健康ポイント事業を令和3年度から新規に実施し、健康意識の向上、各種健診の受診率向上等につなげるとの説明がありました。 なお、国、県からの負担金、交付金や一般会計からの国保会計への法定内の繰入れについて、それでもまだ不十分であり、保険料が高額であると一部の委員から反対意見が出されましたが、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。 続いて、議案第73号「令和3年度津山市介護保険特別会計予算」については審査の結果、全員一致で可決すべきものと決定いたしました。 また、議案第74号「令和3年度津山市後期高齢者医療特別会計予算」については年齢で差別する医療制度に反対する意見が示されましたが、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決定しております。 続きまして、条例その他の議案の審査結果について報告いたします。 まず、議案第99号「津山市介護保険条例の一部を改正する条例」については委員から条例の改正は必要ではあるが、介護保険料の増額を含む改正であることに対し反対意見も示され、採決により賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第100号「津山市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例」から議案第103号「津山市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例」までの4議案は、いずれも国の基準の一部改正に伴う条例改正であり、一括して審査を行いました。介護保険の各種サービス運営等に関する基準について、感染症発生及び蔓延等に関する取組、事務継続の取組、ハラスメント対策の強化などの改正内容が説明され、全員一致で可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第104号「津山市国民健康保険条例の一部を改正する条例」につきましては、国民健康保険法施行令の一部改正に鑑み、本市においても軽減判定基準や税制改正による保険料の所得割算定の改正等所要の改正を行うものであります。この改正により負担増にならないこと、また市民に分かりやすい周知を行うことを確認した上で、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第105号「津山市執行機関の付属機関設置条例の一部を改正する条例」につきましては、健康増進計画、自殺対策計画に関する事項の審議に関する事務を行っていた津山市健康づくり推進審議会において、食育推進計画に関する事務を追加するもので、委員からは反対意見はなく、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 最後に、議案第118号「工事請負変更契約について」は津山圏域クリーンセンターの稼働により廃止した小桁地内の津山市ごみ焼却場等を撤去する工事の変更契約であり、基準不適合土壌の撤去等に伴う増額で、適正妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、議案審査終了後、執行部から津山市立教育・保育施設再構築事業について、第6期津山市障害福祉計画、第2期津山市障害児福祉計画の策定について、新型コロナウイルス感染症への対応等について、新型コロナワクチン接種についてなど、5件の報告事項をそれぞれ聞きおいております。 最後に、マイナンバー制度により市民の利便性が向上されることをしっかり周知し、交付枚数を増やすよう一部の委員から要望がありました。 以上が厚生委員会に付託されました議案の審査結果等の報告であります。何とぞよろしく御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  次に、産業委員会委員長、登壇、報告を求めます。 14番 金田稔久議員、登壇。 ◆14番(金田稔久君) 〔登壇〕 それでは、産業委員会の委員長報告をさせていただきます。 今定例会において産業委員会に付託されました議案5件について、3月15日に委員会を開催し、審査をいたしましたので、審査結果を御報告を申し上げます。 初めに、補正予算案として議案第85号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第8次)」のうち産業委員会の所管に属する事項についてでございます。 まず、農林部の所管に属する事項についてでございます。 委員から、軒並み減額補正となっているが、新型コロナウイルスの影響によるものかとの質疑がありました。当局からは、新型コロナウイルスの影響によるものもあるが、全てではない。国のヒアリングによる減額や交付金事業などで実施を予定していた団体で取組が行われなかったことなどによるものでとの答弁がありました。 また、農業費、投資及び出資金における地域商社出資金の500万円の減額について、委員から、地域商社の今後の事業運営に備えるため、予定していた金額を出資すべきではないかとの意見が述べられました。これに対し、当局からは、地域商社の当初の出資額6,000万円は津山市が100%出資する予定であったが、津山信用金庫から500万円の出資を受けることができたため、500万円の減額を行った。出資金を膨らませるのではなく、事業計画どおりに経営を進めていきたいとの答弁がありました。 また、地域商社における農家やJAとの関わり方について、委員から、農家の所得向上を実現しながらどのようにしてJAとの協調関係を築いていくのかとの質疑がございました。当局からは、JAから仕入れる品目もあるが、農家への一本釣りなどは行わないよう協調関係を保ちたい。地域商社が持つノウハウや販売ルートにより付加価値をつけた商品を首都圏などに高く販売する出口戦略を構築していきたいとの答弁がございました。 産業文化部の所管に属する事項についてでございます。 補正理由等詳しく内容を聴取をいたしました。 議案第85号の採決については、審査結果、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 続きまして、令和3年度当初予算議案として議案第67号「令和3年度津山市一般会計予算」のうち産業委員会の所管に属する事項及び議案第69号「令和3年度津山市食肉処理センター特別会計予算」についてでございます。 まず、農林部所管に属する事項についてですが、農地等保全管理事業における湛水防除施設について、現在誰が操作を行っているのかとの質疑があり、当局からは消防団員が行っているとの説明がございました。これに対し、委員からは、今後も施設を有効活用してほしいが、消防団員が操作を行うとなると危険性も伴うため、操作説明を十分行うなど配慮するようお願いしたいとの意見が述べられました。 また、湛水防除施設の上流の岡山県が改築工事を行う排水路について、吉井川への排水が直角に計画されているため、水圧を逃すよう斜めに設計すべきではないかとの意見が述べられ、当局からは、事業計画を行っている岡山県に伝えるとの答弁がございました。 次に、委員から、集落営農基盤強化事業について、実施主体や補助額の上限などの質疑を行い、内容を詳しく聴取いたしました。 また、つやま和牛ブランド化事業については、委員から、生産に伴う資金の貸付けの単価が少ないと考えるが、増額する予定はないかとの質疑があり、当局からは、直近の対応は困難と考えるが、協議会で話し合い、貸付額を上げるべきとなった場合には貸付頭数との関係で調整したいとの答弁がございました。 また、委員から、加茂地域にある五輪原高原における風力発電の予定について説明を求めました。当局からは、現在五輪原高原における該当の土地は民間事業者と賃貸借契約を締結しており、事業者から令和4年度をめどに稼働させたいと聞いている。令和3年度当初予算に計上している農道の補修等工事費は、五輪原高原へのアクセス道でもあるとの答弁がございました。これを受け、委員から、五輪原高原の農地が山の状態に戻りつつあるように見受けるため、しっかりと管理をしてほしいとの意見が述べられました。 また、森林環境譲与税に関する事業についても委員から説明を求め、内容を詳しく聴取いたしました。 次に、産業文化部所管に属する事項についてですが、美作国分寺跡保存整備事業の最終的な形について、委員から説明を求めました。当局からは、整備予定地が国の史跡であることや、奈良時代の寺の跡であることから、文化財として国分寺を構成する建物跡やその特色を生かした史跡公園として整備したいと考えている。急速に宅地化が進む周辺環境など多くの課題があるが、それらを解決しながら整備計画をつくっていきたいとの答弁がありました。 また、中心市街地街なみ形成事業について、委員から、シャッターが閉まった店舗を1軒ずつ解消していくのではなく、今津屋橋北詰からシロヤマテラスまでの鶴山通り沿い全体のまちづくりの在り方を抜本的に見直してはどうかとの提案もいただいております。これに対し、当局からは、中心市街地街なみ形成事業はこれまで行ってきた出店者に対する支援とは異なるもので、物件を所有する人に対して改修等を支援し、店舗や商業支援施設としてにぎわいを創出する目的のものであるとの答弁がありました。 また、アルネ津山におけるエレベーター等の大規模改修や空きテナント対策の方針について委員から質疑があり、当局からは、大規模改修の時期に入っていると考えている。今回は、空調設備の改修を行う予定である。空きテナントについては核テナントの方針も確認しながら商業テナントだけなくそのほかの可能性も探っていきたいとの答弁がございました。 また、公共交通の利用促進に関する予算に関連し、JR姫新線の利用促進について委員から説明を求めました。当局からは、JR姫新線は津山線、因美線とともに重要な路線と考えている。岡山県が事務局を持っている姫新線・因美線・芸備線を利用する会の中などで引き続き利用促進やPRを図っていきたいとの答弁がありました。 議案第67号及び議案第69号の採決について、審査の結果、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、条例議案の審査についてでございますが、議案第106号「旧妹尾銀行林田支店条例の一部を改正する条例」及び議案第107号「津山市火入れに関する条例の一部を改正する条例」について、それぞれ改正理由を詳しく聴取した結果、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 また、このたび産業委員会において当局からはツキノワグマ捕獲許可の権限移譲について、津山さくらまつり期間中におけるごんご小循環線バスの運行ルートの変更及び新型コロナウイルス感染症の公共交通事業者への影響について、津山まなびの鉄道館開館5周年記念イベントについて報告があり、それぞれ聞きおいております。 以上、産業委員会に付託されました諸案件の審査結果の報告でございます。何とぞよろしく御審議の上、適切な御決定を賜りますようにお願いを申し上げます。 以上でございます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  次に、建設水道委員会委員長、登壇、報告を求めます。 28番、岡田康弘議員、登壇。 ◆28番(岡田康弘君) 〔登壇〕 それでは、建設水道委員会の審査結果を御報告いたします。 今期定例会において建設水道委員会に付託されました議案12件につきまして、去る3月15日に委員会を開催いたしましたので、審査の経過並びに結果等について御報告いたします。 まず、議案第85号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第8次)」のうち建設水道委員会の所管に属する事項についてであります。 委員から、減額補正されている合併浄化槽設置整備事業費について詳細な説明を求めました。当局からは、合併処理浄化槽の設置整備については229基を予定していたが、今年度の実績見込みが200基となることから減額するものであるとの答弁がありました。 そのほか説明を聴取した結果、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 続いて、議案第92号「令和2年度津山市下水道事業会計補正予算(第3次)」、議案第93号「令和2年度津山市水道事業会計補正予算(第3次)」、議案第94号「令和2年度津山市工業用水道事業会計補正予算(第1次)」及び議案第119号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第9次)」のうち建設水道委員会の所管に属する事項についてでありますが、当局より詳細な説明を聴取した結果、特に質疑もなく、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 続いて、議案第120号「令和2年度津山市下水道事業会計補正予算(第4次)」についてであります。 委員から、マンホール蓋更新工事についてどれくらいの数を想定した予算なのか、また今後の更新工事の計画はどうなっているのか説明を求めました。当局からは、今回の補正予算では80基程度の更新工事を見込んでいる。今後は、年度計画を立て、定期的に更新工事を行っていく予定であるとの答弁がありました。 そのほか説明を聴取した結果、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 続いて、議案第67号「令和3年度津山市一般会計予算」のうち建設水道委員会の所管に属する事項についてであります。 委員から、社会資本整備総合交付金事業における交通安全対策として2億8,000万円の予算が計上されているが、この事業の該当路線や予算の内訳について詳細な説明を求めました。当局からは、当事業は交通安全対策を目的とした歩道整備事業であり、5路線の整備を予定している。令和3年度予算の内容については福岡43号線に1億円、勝部川崎線に2,300万円、二宮70号線に1億3,595万円、工門市場線に600万円、中央180号線に1,500万円として予算計上しているとの説明がありました。 次に、委員より、歳入に計上されている市営駐車場納付金に関連して、コロナ禍の中、市営駐車場の利用台数や利用料金について大幅に減少していると思われるが、どのような状況か、説明を求めました。当局からは、令和元年度については利用台数約3万6,000台、利用料金約1,500万円に対し令和2年度は利用台数約2万4,000台、利用料金約840万円と減少しており、これは新型コロナウイルスの影響を受けているものと考えているとの答弁がありました。これに対し、委員より、市営駐車場納付金は市営駐車場の指定管理者である都市整備公社から納付されるものであると思うが、都市整備公社では新型コロナウイルスの影響で大幅に収入が減る中、市の指定管理を受けていただいている。このことからも、市への納付金引下げなどの対応は考えていないのかとの質疑がありました。当局からは、関係部署とも協議し、対応していきたいとの答弁がありました。 最後に、委員より、指定管理における新型コロナウイルスの影響による収入減に対する対応をお願いするとともに、指定管理者制度自体の見直しについても併せて行っていただきたいとの意見がありました。 そのほか説明を聴取した結果、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 続いて、議案第82号「令和3年度津山市下水道事業会計予算」並びに議案第84号「令和3年度津山市工業用水道事業会計予算」についてでありますが、当局より詳細な説明を聴取した結果、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて、議案第83号「令和3年度津山市水道事業会計予算」についてであります。 委員より、岡山県広域水道企業団からの受水費が約4億円計上されていることに関連し、企業団では水が売れ残っている現状が指摘されている。企業団の経営改善が行われれば津山市からの受水費の減額につながると思うが、そのような働きかけは行わないのかとの質疑がありました。当局からは、多方面での協議も必要になるが、検討していくとの答弁がありました。 そのほか詳細な説明を聴取したところ、一部委員より、本議案については苫田ダムに関連する予算が含まれているとして反対意見が出されましたが、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 続いて、議案第108号「津山市建築関係手数料条例の一部を改正する条例」及び議案第117号「市道路線の認定について」でありますが、当局より詳細な説明を聴取した結果、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 最後に、当局からの報告事項についてであります。 水道局から新型コロナウイルス感染症への対応について、都市建設部からは地方自治法第180条第2項の規定による専決処分の報告についての報告がありました。 以上が建設水道委員会に付託されました諸案件の審査結果と、またその他の報告であります。何とぞよろしく御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願いを申し上げます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  各常任委員長からの審査結果の報告はただいまお聞きのとおりであります。 ここで議事運営の都合により、しばらく会議を休憩いたします。 再開は追って連絡いたします。                                   午後3時15分 休憩─────────────────────────────────────────────                                   午後3時30分 再開 ○議長(岡安謙典君)  御着席を願います。 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △会議時間の延長について ○議長(岡安謙典君)  この際、お諮りいたします。 会議時間は午後5時までとなっておりますが、議事の都合によりあらかじめこれを延長することにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって本日の会議時間は延長することに決しました。 ここで7番、三浦ひらく議員から発言の申出ありますので、これを許可いたします。 7番、三浦議員。 ◆7番(三浦ひらく君)  すいません、お時間も限られている中で御迷惑をおかけいたします。 先ほどの私の討論の中で、3番議員の発言に対しまして法定上限数は平成11年に廃止されておりというふうにお話をさせていただいたんですけれども、大変申し訳ありませんでした。大変失礼いたしました。御指摘をいただきまして調べ直したところ、法定上限数が撤廃されたのは平成23年、平成11年に関しては、これはなんだ、何がなくなったんだっけ。定数の法定制が廃止されたのが平成11年ですね。大変失礼しました。もう3番議員の発言を受けてもうこの場でぱぱぱっと調べさせていただいて、それをもう本当しっかり根拠も当たらずに発言させていただいたことにより大変御迷惑をおかけしたことをおわびいたします。申し訳ございませんでした。 ○議長(岡安謙典君)  これより各常任委員長の報告に対する質疑、討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言の許可をいたします。 7番、三浦ひらく議員、登壇。 ◆7番(三浦ひらく君) 〔登壇〕 再びこんにちはです。すいません。失礼いたしました。7番の未来開く、三浦ひらくです。 総務文教委員会の委員長報告を受けまして、津山市教育委員会による親学講座について、私一般質問でも取り上げさせていただきましたけれども、この施策が理不尽極まりない完全に誤った内容であるという点を指摘しつつ、本事業への支出が予定されている議案第67号「令和3年度津山市一般会計予算」につきまして、委員会内では原案どおり可決したとのことでしたが、反対の立場から討論をさせていただきます。 まず、親学講座という名称自体が不適切であること。親学講座と言いつつも保護者の参加は極めて少なく、その実は子供たちへの授業であること。そしてネット、スマホ、ゲームへの一律の規制を推奨する内容自体が極めて不合理なものである上に、資料として用いられているチラシ類に全く科学的根拠のないでたらめな記述が含まれていること。市教委により行われている本施策の問題点を厚生労働省や文部科学省の見解も示しながら一般質問で指摘したことは会議録として残り続けますし、ユーチューブでも少なくとも4年間公開され続けます。正直に申し上げて、本市の恥をさらすようなあのような質問は行いたくありませんでした。だからこそ、議会前から担当課とやり取りを重ねてきていたのです。全国的に悪例として注目を浴びている取組をやめていただき、事態を収束させるためにも適切な形に改善していただけるのであれば穏便に済ませたかった。そうした思いを再三再四伝えたにもかかわらず、数字の水増し、回答の差し替えといった不誠実な対応を繰り返されたことは極めて残念でした。だからこそ、事業の撤回だけではなく、市教委の姿勢そのものを正してもらう必要があると考え、厳しく追及させていただきました。 しかしながら、厚顔無恥にもあれだけ露骨に問題点を指摘されておきながらも来年度以降も基本的に現状のまま継続すると伺っています。もはやあきれて物が言えないといった気分ですけれども、言うべきことは言わせていただきます。無論、市議会議員として調査研究し、責任を持って発信する内容ですから、発言の重みをしっかりと受け止めていただきたいとまずお願いしておきます。先ほどのことがあるんで、ちょっとすいません、軽く聞こえると思いますけれども。 本件に関わる部分の総務文教委員会の会議録を拝見いたしました。これ不合理な答弁のオンパレードで、全くもって納得ができる内容ではありません。まず、スマホが覚醒剤と近質であるという、厚労省と文科省によって否定された根拠のない言説が掲載されたチラシについてです。これ余談ですけれども、近質という表現、これ総項目数50万、用例数100万を収録した我が国の最大の国語辞典である日本国語大辞典にも載っていませんでした。これどうなんですかね。もちろん表現は自由であり、何となく言いたいことは伝わりますけれども、本当にそんな言説があるのであれば、今どき検索すれば引っかかりそうなもんです。そもそも存在すら怪しい日本語を使っておられる点も含めてきちんとしたマスメディアや出版社なら間違いなくこれ校閲で指摘が入るわけです。国語の先生は気になさらなかったのでしょうか。これで精査したとはとても言い難いと感じます。 さて、その資料ですけれども、トータル的に見た際には参考として使えるものだと判断して使っているとのお答えがありましたが、正気でしょうか。これトータル的に見ても全く使い物になりません。筆者御自身が無料での掲載を許可されたまさにその文章の中にただほど高いものはない、うまい話には裏があるとの記述がある謎に始まり、個人の感想が山盛りで科学的根拠、エビデンスのない話が詰め込まれた内容です。感じやすい年齢の子供たち、あるいはインターネットについての知識をそれほどお持ちでない保護者の皆様に読んでいただくには非常に不適切な誤った理解を擦り込む危険性が極めて高い悪質な情報です。何の根拠もなく、スマホとゲームには麻薬のような強い力があると主張しつつ、いつかお酒を一緒に飲みましょうという、それこそおよそ子供たちに投げかける言葉として適切であるとは思えない依存性の高いアルコール摂取への呼びかけで締めくくられている文章、これがトータル的に使える資料だと子供たちや保護者に対して胸を張れるのでしょうか。しかも、その資料に書かれている学説も研究も承知していないと厚労省や文科省が否定しているんですよ。 さらには、国立大学の先生をはじめ複数の筋から本資料には明確かつ重大な誤りが含まれていると御指摘をいただいています。これ、津山市教育委員会で連携している東京学芸大学、あるいは津山市で連携している早稲田大学の先生方にも見ていただいたらいかがでしょうか。継続使用することがいかに恥ずかしく、子供たちの未来に不当な悪影響を及ぼす可能性がどれだけ高いものであるのかがお分かりいただけるのではないでしょうか。ほんのささいなミスであっても行政資料は差し替えや刷り直しをする、そういう印象があります。これデマ同然の内容なんですからそんなレベルではなく、即刻取り下げねばなりません。 また、私の質問への対応を尋ねてくださった同僚議員への答弁の中には、100%のエビデンスがないと施策が打てないのなら何もできないという内容がありましたが、もうそれはそうでしょう。100%のエビデンスを求められて困るのは当然ですが、だからといってエビデンスを完全に無視していいはずがないじゃありませんか。そもそも私は100%のエビデンスを用意しろなどとは一切申しておりません。もう一度質問動画を見直していただきたいと思います。発言意図をそう理解されたのであれば、理解力に問題があるのではないかと言わざるを得ません。以前も申し上げましたが、施策の基本スタイルとしてはフェイルファスト、あとスモールスタート、ウイックウィンという考え方が重要です。失敗は早くしておけ。小さく始めて結果をすぐに出せ。前例踏襲主義に陥りがちな行政組織が苦手とするところで、津山市や市教委はこれ過ちを認めることが苦手なんだなと感じます。本件への対応、本当に間違っていないとお考えなのでしょうか。もしそうであるならば、非常に重症だと言わざるを得ませんが、なぜ素直に過ちを認めないのか、私には全く理解ができないんです。撤回して修正すればいいだけのことではありませんか。何を守ろうとしているのでしょう。 公式ツイッターの導入を訴えてもデマの拡散を恐れるあまり導入しない、そういった趣旨の答弁をいただいています。あれはあれでそんなばかなという答弁ではありましたけれども、デマの拡散があってはならないことだという認識だけは私も同じです。でも、それ今まさに津山市教育委員会が現在進行形でやっちゃっているんですよ。謝ってほしいわけじゃありません。ただ、撤回して津山が恥をさらしているこの状況を収束させてください。市議会議員としても、市民の一人としても、本当に恥ずかしく思っています。そして、何よりも津山の子供たちのためにならない施策ですし、この事業のせいでつらい思いをして不愉快な気持ちになっている子供や保護者が実際にいるという現実から目を背けないでいただきたい。いま一度はっきりとさせておきますが、私が問題視しているのはエビデンスがないことをあたかもエビデンスがあるかのように表現している点です。再度質問を捉え直し、論理的に考えていただきたいと思います。 論理的といえば、相関関係だけを根拠にまるで因果関係が証明されているかのような説明を主に子供たちに対して授業として行っている現状について、論理学や統計学の基本を全く分かっていない。これは重大な誤りであると指摘させていただきました。ただ、その点意味が分からなかったという声もいただきましたので、改めて分かりやすく説明をさせていただきます。 スマホの利用時間とテストの点数に相関関係があったとしても、それだけではスマホの利用時間が長くなったことが原因でテストの点数が下がったとは言い切れない、つまり直ちに因果関係が証明されるものではないということです。逆に、テストの点数が下がったことが原因となり、スマホの利用時間が長くなったのかもしれませんし、全く別の要因、例えばストレスですとか、体調が悪かったというような要因がそれぞれに作用していくことも大いに考えられるからです。安易な原因の決めつけには隠れている本当の原因を見落とす危険があります。ただ、私の質問意図を取り違えているとなると、これはもはや国語力、読解力の問題です。何回でも聞いてどうしても分からないと言われるのであれば私に直接尋ねればいいじゃないですか。仮に分かっていてこうした対応を取られているのであれば、これごまかし以外の何物でもありませんから本当に不誠実です。今からでも誠実に御対応いただきたい。 また、スマホやインターネットについては子供たち同様に初めての保護者がおられ、子供たちへの教育とともに保護者への啓発も必要であるとの答弁もありました。教育や啓発とは分かっている者が分かっていない者に対して行うことです。教育委員会内に本当にネット、スマホ、ゲームについて詳しい方がおられるのでしょうか。例えば私よりも自信を持って詳しいと言い切れる方がおられるのでしょうか。分かっていない者がしっかりした教育や啓発を行うことは可能でしょうか。 本市ではあまりにも現実を知らない、あまりにもインターネットに対する知識の足りない方々によってインターネット関連政策が行われています。これは全ての施策について言えることで、その最たる悪例こそがこの親学講座。特に、教育においては科学的根拠、エビデンスに基づいた政策立案ができる領域ばかりではないことは重々承知していますし、担当課の皆様とは膝を突き合わせて何時間も本件について論じ合いました。しかし、全くかみ合わなかった。それは皆さん感情が先に来るからです。感情べースで公共に関わる判断をしてはなりません。政策立案段階では十分なエビデンスが得られない場合であっても、少なくても政策を実施する中でエビデンスの調査も併せて行い、両者の整合性に疑義が生じた時点で政策そのものの修正や中止の判断もできる仕組みを整えておくことが大切です。単なる思いつきや感情ベースだけで、あるいは個人的経験のみに基づいた政策が立案され、その後は検証もなしに実行され続けることは極めて危険です。1週間ほど前に全国的に話題になりました体操服の下に肌着の着用を認めないという、これ信じられないようなルールが横行するといった極めて理不尽な状況が生まれる要因にもなります。万が一にもそんな状況を生み出さないため、政策評価の仕組みもいま一度しっかりと見直していただきたい。表面的で予定調和でお手盛りの点検、評価には何の意味もないんです。そもそも津山市ではネットやスマホに特化した一律の使用時間制限は行ってはいかないと、もう本会議の場で答弁をいただいております。にもかかわらず、どう読んでも一律規制を推奨していると感じられる資料を使い続けるのは、これ議会軽視じゃありませんか。それとも、あのチラシの類いを一律の制限を訴えるものではないと言い切ってしまうほどに市教委の国語力、読解力は絶望的なのでしょうか。 ここで国の最新の動向についても苦言しておきます。16日に参議院内閣委員会内で行われた話ですけれども、文科省と厚労省からそもそもネット依存、スマホ依存という言葉には定義すらまだなく、ゲーム依存も含めて治療法も予防法もいまだ確立されていないという事実が明確に示されました。そして、内閣府で見直しをかけていた子供・若者育成支援推進大綱案からはネット依存、ゲーム依存という文言が全てこれ非難が集中したために削除されたんです。国、そして文科省がこうした動きを見せている中で、来年度も継続して本事業を行うのはどう考えても不合理です。なぜならば、本市の家庭教育支援チームは文科省の補助を財源に充て活動しているからです。文科省の見解とずれた施策は整合性が取れないのではないでしょうか。 ところで、新しい親学講座では結局今年度ただの一度も開催されなかったようですけれども、論語講座も予定されていました。市教委ではもちろん御存じのことと思いますが、論語にはこんな言葉があります。「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ」、「過ちて改めざる、是を過ちと謂ふ」。要するに、間違えたらすぐに改めろということです。さっき僕も謝らせていただきました。間違いは謝らないといけない、改めないといけません。過ちを過ちと認めずしてどうして子供たちに教育などできましょうか。どうやって保護者に胸を張ることができるのでしょうか。本件に関し、市内外から様々な情報を、様々な声を寄せていただいておりますが、特に重く受け止めていただきたいのは市内の子供たち、つまりは最大の当事者の声です。保護者の方を含め、名前と顔を出しても構わないから意見を届けてほしいといってくれた子供たちさえいます。 例えば先日市内で行われたプログラミング教室の発表会では、いじめ相談室という掲示板サービスを発表したお子さんに出会いました。GIGAスクール構想で配付された1人1台端末でこのシステムを使ってもらい、つらい思いをしている子たちの助けになれたら、いじめられた経験を持つ子が自分自身の手でこうしたことを成し遂げたという事実を目の当たりにしても、こんなにも頑張っている可能性の固まりの存在を把握していながらも、まだくだらない縛りを設けますか。個人の自由、家庭の自由で公権力が口を出す話ではありません。若い層からばかりではありません。お孫さんのことで御連絡くださった方もおられます。教育委員会に言わせれば、うちの孫は麻薬中毒なんか、と悲しそうにおっしゃいました。 また、これは市教委としても当然御存じでしょうし、その上で使い続けているからこそ大問題なわけですけれども、親学推進協会なる団体の理事長を務められている親学の生みの親である方は、発達障害が教育で直るという、発達障害などは親の責任だと言わんばかりの主張をしていたことでも広く知られています。言うまでもなくとんでもないデマですよ。公的機関がこうした名称を使うことがどれだけ意味を持つことなのか、想像ができませんでしょうか。親学という名称については複数の当事者の方からもずっと違和感を覚えていたという声を悲痛にいただいております。 ネット、スマホ、ゲームの過度な使用を本当はやめたいのに、自分の意思ではやめられないという状態があることを否定しているわけではありません。ただ、上手にコントロールできている子もいれば、保護者と相談した上で将来設計や自身の夢の実現、そういった目的のために長時間ネットに向き合っている子もいます。そして、忘れてはならないのは生きづらさと向き合う中でネットに助けを求めている子供たちの存在で、いじめ対策や望まない孤独対策のための非常に有効なツールの一つにネット、スマホ、ゲームはなり得るんです。だからこそ、一律の規制は許されません。一連の経緯を踏まえた上で、親学という名称の使用を控えることと、明らかに科学的根拠のない資料の使用をやめ撤回してもらう対応を必要ないと本当に思われるんでしょうか。 ただ、令和3年度予算案の採決を行おうというこの段になって、今さら市教委の見解を尋ねても仕方がありませんし、これは質問ではなく討論です。同僚議員の皆様にお考えいただきたいのですが、このような恥ずかしい津山市教育委員会の現状を構わない、そうお考えでしょうか。本市の現状、市教委の施策と姿勢をスルーして議会をこのまま通過させるようなことがあっては、津山市議会自体も恥をさらすことになります。予算額としては大きなものではなくても本件は非常に大きな問題です。誰一人として取り残さないなどという理想が口先だけのものではないならば、子供たち一人一人を本当に大切にしてDX、自治体のデジタル化による変革を真剣に進めていこうとお考えの議員であれば、これはスルーすることなんか決してできないはずなんです。今回の採決に際しまして、皆様がどのような判断を下されたのかは私自身も忘れませんし、この討論を御覧になっている市内の方々、そして市外の方々、注目されている方は決して忘れないでしょう。本気で津山の未来を考えるのであれば各人の良心に従っていただき、柔軟かつ適切な、必要な判断をしていただきたい。そう強くお願いを申し上げまして、親学講座をはじめとしたネット、スマホ、ゲーム規制への取組が含まれる議案第67号「令和3年度津山市一般会計予算」に反対の立場での私の討論を終結させていただきます。ありがとうございました。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  以上で7番、三浦ひらく議員の討論を終わります。 次の討論を許可いたします。 16番、秋久憲司議員、登壇。 ◆16番(秋久憲司君) 〔登壇〕 16番、秋久でございます。3回目ですが、お許しください。 ただいまの建設水道委員長の委員会報告を補強し、賛成する立場で討論させていただきたいと思います。 委員長報告の中でもポイントに絞って触れていただきました。都市整備公社に対する市営駐車場の指定管理の問題でございます。今後、令和3年度予算で指定管理納付金、市営駐車場納付金として860万円計上されておりますが、これらの見直しも含めて今後検討していただきたいなあというふうに思います。 委員長報告でもありましたように、市営駐車場の指定管理、都市整備公社が受けておりまして、昨年はコロナの関係で半額ぐらいに減ったということでございます。収入減がありましたので、市のほうからも幾らかの補填金があったというふうに聞いておりますが、最終的に都市整備公社の中でもいろんな業務改善等図りましたが、450万円くらいの赤字になりそうでございまして、来年度は予算が立たない、このままでいきますと私は指定管理の解消もあり得るんではないかというふうに大変心配をしております。 皆さん御存じのとおりに市の業務をいろいろと都市整備公社に受けていただいております。駐車場とか市営住宅の管理等受けていただいておりますが、特に市営駐車場の指定管理につきましては、都市整備公社全体の人件費の財源となっております。したがいまして、都市整備公社はこのコロナ禍で駐車場の収入減によりまして人件費の財源を失い、昨年6月人勧の倍以上の一時金の削減となりました。これは労使で交渉し、妥結されとるということですから、この結果につきましては私は異論を挟む立場ではございません。あくまで労使関係を尊重していきたいというふうに思いますが、このような状況になり、また来年度賃金、労働条件がどうなるかも心配でございますし、それから指定管理の解消、これも心配をするところでございます。したがいまして、委員長報告でも結論として言われましたように、来年度におきましては今年度もまだもう少し時期があります。市が行っております指定管理全体につきまして、全ての事業について適切な対応となりますように指定管理の在り方の検討を早急にしていただきたいと。 次に、来年度のこの市営駐車場につきましては860万円の市営駐車場の納付金が予算化されておりますけれども、この扱いについて適切な御検討をいただきたいと思います。そして、結論としましては都市整備公社職員の方々への人件費削減ということにつながりました。通常は市に準ずる形の処遇となっておりましたところ、人勧の倍以上の削減ということで大きな影響でございます。雇用している方の生活はきちっと保障していくということが使用者、雇用者の責任であると思いますし、理事長もいらっしゃいますが、その財源の本は市でございます。市当局の使用者責任、雇用者責任を全うしていただきまして、適切な対応をお願いをいたしまして、委員長報告に対する賛成討論とさせていただきます。 以上です。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  以上で16番、秋久憲司議員の討論を終わります。 次の討論を許可いたします。 8番、中村聖二郎議員、登壇。 ◆8番(中村聖二郎君) 〔登壇〕 失礼いたします。皆さんお疲れでしょうが、最後です。お付き合いのほどよろしくお願いいたします。 日本共産党の中村です。先ほどの各常任委員長報告に対し、日本共産党津山市議団を代表して賛成、反対討論を申し上げます。 まず、議案第67号「令和3年度津山市一般会計予算」のうち歳入における地方消費税交付金23億5,000万円についてですが、かつて消費税率の5%から8%への引上げ、さらには一昨年の10月から10%への引上げに反対してまいりました。とりわけ一昨年10月1日から消費税率10%への引上げによって、さらに新型コロナウイルス感染症の影響が加わり、倒産、廃業する企業や店舗が増加するなど市民生活を直撃しています。コロナ禍で世界では56か国、地域において日本の消費税に当たる税金、付加価値税を引き下げる措置が取られております。日本でも、まずはマスクや医療品などの消費税率を優先的にゼロにする、あるいは5%へ引き下げることが重要だと痛感しています。もともと消費税は不公平な税制などだけでなく、低所得者ほど負担の重い不公平な税制度です。将来的にはきっぱりと中止すべきです。したがって、10%への増税分については認められませんので、反対を申し上げます。 次に、自衛官募集事務費委託金4万円についてですが、令和2年度の2万5,000円から1万5,000円も引き上げられています。この間、安倍政権は安保関連法に基づく自衛隊の任務を次々と拡大し、その姿勢は今の菅政権にも引き継がれています。さらに、安倍政権時に安保関連法で危険な任務を義務づけられました。そうした自衛隊を憲法9条に書き込めば憲法9条は死んでしまいます。そして、自衛隊がアメリカ軍と一緒に武器を持って地球のどこにでも戦争に出かける、とんでもない事態になってしまいます。自衛隊募集事務に自治体が関わるべきではないと考えております。したがって、これまでも指摘してまいりましたように、この予算に反対いたします。 次に、歳入における国庫補助金の中の社会保障・税番号制度システム改修費補助金135万1,000円、さらに個人番号カード交付事業費補助金7,170万6,000円、個人番号カード交付事務費補助金3,216万円、歳出における総務費の中の中間サーバープラットフォーム利用交付金528万5,000円や通知カード・個人番号カード関連事務交付金7,170万6,000円を含めたマイナンバーカード発行推進のための関連予算約1億400万円など、マイナンバー制度関連予算についてですが、これまで幾度も述べてまいりましたように、個人情報の漏えいやプライバシーの侵害の心配、不安があり、ひいては犯罪にもつながりかねない危険性をはらんだ制度に反対であります。 この間、津山市におけるマイナンバーカードの発行状況は、この1年間の努力も実り、人口比で21%を超えたところですが、一貫してこの制度の延期、中止を求めてきた立場から、これらのマイナンバー制度関連予算に反対をします。 あわせて、議案第85号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第8次)」にあります通知カード・個人番号関事務交付金1,153万6,000円など、マイナンバー関連補正予算にも同様の理由で反対を申し上げます。 続いて、議案第119号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第9次)」についてですが、ワクチン接種のための補正予算であり、そうした措置には賛成ですが、ワクチン接種におけるマイナンバーの、これは何やったかな。反対ですので、この補正予算に反対を申し上げます。 ちょっと漢字が読まれへん。まあええや。すいません。 次に行きます。 次に、議案第67号「令和3年度津山市一般会計予算」に戻り、商工費の中の商業基盤施設整備事業補助金8,832万4,000円及び商業基盤施設運営事業補助金1,825万9,000円についてですが、アルネへの税金投入であり、反対を申し上げます。 次に、市債の中の岡山県広域水道企業団水源費出資金充当1,900万円及び諸支出金の中の広域水道事業費、岡山県広域水道企業団運営費等負担金及び岡山県広域水道企業団出資金の合計2,501万8,000円についてですが、これらは苫田ダム関連予算です。これまでも繰り返し指摘してまいりましたように、一貫して苫田ダムに反対してまいりました。苫田ダムが完成した今でも水不足どころか、逆に水余り状態となり、余分な水まで岡山県広域水道企業団から買っている状況になっています。また、近年の集中豪雨の際にはダムの放流による浸水被害なども実際に起こっているところです。水の利用と治水、相反する目的を持つ苫田ダムも例外ではありません。したがって、これらの苫田ダム関連予算に反対いたします。 あわせて、議案第83号「令和3年度津山市水道事業会計予算」の中の岡山県広域水道企業団運転管理受託費2億4,713万3,000円並びに岡山県広域水道企業団からの受水費4億999万3,000円についてですが、苫田ダムを前提とした岡山県広域水道企業団に関する予算であり、同様の理由で反対いたします。 続いて、議案第70号「令和3年度津山市国民健康保険特別会計予算」についてですが、平成30年度から国保の広域化がスタートし、津山市では被保険者1人当たりの保険料が1,095円引下げとなりましたが、それでも高くて払えない国保料となっています。岡山県下でも高いクラスの国保料を引き下げるためにも一般会計から思い切った法定外の繰入れを行うべきです。これまで国保会計への国の補助金が一旦一般会計へ入り、そこから国保会計へ支出されるという一般財源化がなされ、さらに津山市の一般会計から国保会計への持ち出しが義務化され、法定内繰入れが行われている状況は十分理解できますが、それでも高過ぎる国保料を引き下げるためには、国保加入世帯の子供の均等割保険料の軽減措置も国の制度改正を待たずに津山市独自で取り組むべき課題です。そうなっていない点からも、やはり広域化そのものに反対の立場からこの予算に反対いたします。 続いて、議案第74号「令和3年度津山市後期高齢者医療特別会計予算」についてですが、そもそも75歳以上の高齢者を差別する医療制度をつくるべきではありません。75歳になったらもうええ、早う旅だってちょうだいとでもいうような制度です、国の。許されません。うちにも95歳と90歳がおります。こうした差別医療制度は廃止すべきと考えますので、この予算に反対いたします。 次に、議案第99号「津山市介護保険条例の一部を改正する条例」についてですが、必要な条例の改正であることは認めます。そして、3年に1度の保険料の改正時に当たり、基金の取崩しにより年間1,200円の引上げと被保険者の負担の軽減に努力していただいていることは理解しますが、新型コロナの影響で日々の生活が大変な中、県下15市の状況、引下げが2市、据置きが6市という状況から見ましても、津山市でも保険料の引上げでなく据置きにすべきと考えます。したがって、この条例に反対を申し上げます。 以上、述べてまいりましたように議案第67号「令和3年度津山市一般会計予算」、議案第70号「令和3年度津山市国民健康保険特別会計予算」、議案第74号「令和3年度津山市後期高齢者医療特別会計予算」、議案第83号「令和3年度津山市水道事業会計予算」、議案第85号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第8次)」、議案第99号「津山市介護保険条例の一部を改正する条例」、議案第119号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第9次)」について反対を申し上げ、他の議案には賛成を申し上げます。 以上で日本共産党津山市議団を代表しての賛成、反対討論を終わります。ありがとうございました。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  以上で8番、中村聖二郎議員の討論を終わります。 以上で通告による討論は終わりました。 これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより採決に移ります。 議会運営委員会での申合せにより、まず一括上程議案のうち議案第67号、議案第70号、議案第74号、議案第83号、議案第85号、議案第99号及び議案第119号を分離して採決を行い、その後分離した議案以外の議案等48件を一括して採決を行います。 まず、議案第67号「令和3年度津山市一般会計予算」について採決をいたします。 本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。               〔賛成・反対ボタンにより表決〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れはございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成多数であります。 よって議案第67号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第70号「令和3年度津山市国民健康保険特別会計予算」について採決をいたします。 本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。               〔賛成・反対ボタンにより表決〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れはございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成多数であります。 よって議案第70号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第74号「令和3年度津山市後期高齢者医療特別会計予算」について採決をいたします。 本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。               〔賛成・反対ボタンにより表決〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れはございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成多数であります。 よって議案第74号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第83号「令和3年度津山市水道事業会計予算」について採決をいたします。 本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。               〔賛成・反対ボタンにより表決〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れはございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成多数であります。 よって議案第83号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第85号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第8次)」について採決をいたします。 本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。               〔賛成・反対ボタンにより表決〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れはございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成多数であります。 よって議案第85号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第99号「津山市介護保険条例の一部を改正する条例」について採決をいたします。 本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。               〔賛成・反対ボタンにより表決〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れはございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成多数であります。 よって議案第99号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第119号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第9次)」について採決をいたします。 本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。               〔賛成・反対ボタンにより表決〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れはございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成多数であります。 よって議案第119号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、一括上程議案等のうち既に採決した議案を除く議案第68号「令和3年度津山市磯野計記念奨学金特別会計予算」、議案第69号「令和3年度津山市食肉処理センター特別会計予算」、議案第71号「令和3年度津山市公共用地取得事業特別会計予算」から議案第73号「令和3年度津山市介護保険特別会計予算」まで、議案第75号「令和3年度津山市土地開発公社清算事業特別会計予算」から議案第82号「令和3年度津山市下水道事業会計予算」まで、議案第84号「令和3年度津山市工業用水道事業会計予算」、議案第86号「令和2年度津山市磯野計記念奨学金特別会計補正予算(第1次)」から議案第98号「グラスハウスを活用した施設の公共施設等運営権に係る実施方針に関する条例」まで、議案第100号「津山市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例」から議案第118号「工事請負変更契約について」まで、及び議案第120号「令和2年度津山市下水道事業会計補正予算(第4次)」までの議案第47件並びに報告第3号「市長が専決処分した「令和2年度津山市一般会計補正予算(第7次)」について」の報告1件を一括して採決をいたします。 これら議案47件につきまして原案のとおり可決、報告1件につきまして原案のとおり承認することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。               〔賛成・反対ボタンにより表決〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れはございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成全員であります。 よって議案第68号、議案第69号、議案第71号から議案第73号まで、議案第75号から議案第82号まで、議案第84号、議案第86号から議案第98号まで、議案第100号から議案第118号まで、及び議案第120号の議案47件につきましては原案のとおり可決、報告第3号の報告1件につきましては原案のとおり承認することに決しました。 △日程第7  議案第121号「津山市長及び副市長の給与に関する条例並びに津山市教育委員会教育長の給与及び勤務時間に関する条例の一部を改正する条例」 ○議長(岡安謙典君)  次に、日程第7に入り、議案第121号「津山市長及び副市長の給与に関する条例並びに津山市教育委員会教育長の給与及び勤務時間に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。 本案は本日提出され、既に配付のとおりであります。 この際、提案理由の説明を求めます。 市長、登壇。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案につきまして御説明申し上げます。 議案第121号「津山市長及び副市長の給与に関する条例並びに津山市教育委員会教育長の給与及び勤務時間に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、本市の財政状況等に鑑み、引き続き令和4年3月31日までの間において特別職の給料月額の減額措置を講ずるものでございます。減額率につきましては、私市長が30%、副市長が15%、教育長が10%でございます。 以上、何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りいたします。 本案は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって本案は委員会付託を省略し、本会議において審議することに決しました。 質疑、討論の申出がございませんので、これより議案第121号「津山市長及び副市長の給与に関する条例並びに津山市教育委員会教育長の給与及び勤務時間に関する条例の一部を改正する条例」について採決をいたします。 本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。               〔賛成・反対ボタンにより表決〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れはございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成多数であります。 よって議案第121号「津山市長及び副市長の給与に関する条例並びに津山市教育委員会教育長の給与及び勤務時間に関する条例の一部を改正する条例」は原案のとおり可決することに決しました。 △日程第8  議案第122号「教育委員会委員の任命について」 ○議長(岡安謙典君)  次に、日程第8に入り、議案第122号「教育委員会委員の任命について」を議題といたします。 本案は本日提出され、既に配付のとおりであります。 この際、提案理由の説明を求めます。 市長、登壇。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第122号「教育委員会委員の任命について」につきまして御説明申し上げます。 教育委員会委員4名のうち、尾島邦昭氏の任期が3月31日をもって満了となりますため、新たに市内河辺の土居道宏氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定により議会の御同意をお願いするものでございます。 土居氏におかれましては、津山市立向陽小学校校長、東小学校校長等を歴任されるなど、教育活動に御尽力いただいております。人格高潔で、教育、学術等に関し高い識見と情熱を有しておられ、教育委員会委員としてまさに適任であると確信いたしております。何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りいたします。 本案は人事案件であり、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって本案は委員会付託を省略し、本会議において審議することに決しました。 議会運営委員会での申合せにより、質疑、討論を省略し、お諮りいたします。 本案は原案のとおり同意することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって議案第122号「教育委員会委員の任命について」は原案のとおり同意することに決しました。 △日程第9  議案第123号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」 ○議長(岡安謙典君)  次に、日程第9に入り、議案第123号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」を議題といたします。 本案は本日提出され、既に配付のとおりであります。 この際、提案理由の説明を求めます。 市長、登壇。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第123号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」につきまして御説明申し上げます。 固定資産評価審査委員会委員6名のうち、岸川洋一氏、正影朋義氏及び吉田誠五氏の3名の任期が3月31日をもって満了となりますため、岸川氏及び吉田氏を引き続き選任するとともに、新たに市内南新座の廣澤耕造氏を選任いたしたく、地方税法の規定により議会の御同意をお願いするものでございます。 岸川氏は、長年にわたり市職員としてお勤めになり、税務行政にも精通されておられます。吉田氏は、中国税理士会津山支部所属の税理士として御活躍されておられます。廣澤氏におかれましては、岡山県土地家屋調査士会に所属されている土地家屋調査士で、同会津山支部の支部長をお務めでございます。いずれの方々も人格、識見ともに高く、公正かつ的確な判断が求められる固定資産評価審査委員会委員として適任であると確信いたしております。何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りいたします。 本案は人事案件であり、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって本案は委員会付託を省略し、本会議において審議することに決しました。 議会運営委員会での申合せにより、質疑、討論を省略し、お諮りいたします。 本案は原案のとおり同意することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって議案第123号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」は原案のとおり同意することに決しました。 △日程第10  諮問第2号「人権擁護委員候補者の推薦について」 ○議長(岡安謙典君)  次に、日程第10に入り、諮問第2号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。 本案は本日提出され、既に配付のとおりであります。 この際、提案理由の説明を求めます。 市長、登壇。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 ただいま上程されました諮問第2号「人権擁護委員候補者の推薦について」につきまして御説明申し上げます。 津山市推薦の人権擁護委員15名のうち、岸本延子氏、中田靖宏氏及び福見容子氏の3名の任期が6月30日をもって満了となりますため、岸本氏及び福見氏を引き続き推薦するとともに、新たに市内安井の生末朗氏を推薦いたしたく、人権擁護委員法の規定により議会の御意見をお伺いするものでございます。 新たに推薦いたします生末氏は小学校教員として長年勤務され、児童教育に深く関わってこられました。なお、岸本氏及び福見氏は人権擁護委員1期目をそれぞれお務めでございます。いずれの方々も人格、識見ともに高く、広く社会の実情に通じておられ、人権擁護に対する理解も深く、人権擁護委員としてふさわしい方々であると確信いたしております。何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りいたします。 本案は人事案件であり、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって本案は委員会付託を省略し、本会議において審議することに決しました。 議会運営委員会での申合せにより、質疑、討論を省略し、お諮りいたします。 本案は原案のとおり同意することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって諮問第2号「人権擁護委員候補者の推薦について」は原案のとおり同意し、御異議のない旨を答申することに決しました。 以上で津山市議会3月定例会の議事は全て終了いたしました。 この際、市長から御挨拶があります。 市長、登壇。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 3月定例市議会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 議員の皆様方には、23日間の長きにわたり提案申し上げました諸議案等につきまして御決定、御承認をいただき、誠にありがとうございました。今議会の審議の過程におきまして、皆様から頂戴いたしました御意見や御提言につきましては、検討いたしまして、今後の市政推進に努めてまいりたいと存じます。 さて、今議会におきましては冒頭私の今後の市政運営の方針と主要施策をお示しさせていただきました。任期最終となります令和3年度は、第5次総合計画中期実施計画に掲げる施策を着実に推し進め、将来にわたって持続可能な地域社会が確立できるよう、任期の総仕上げを行ってまいります。 人口減少、少子・高齢化や財政硬直化など、直面する大きな課題に加え新型コロナウイルス感染症の拡大がもたらす深刻な影響により、本市を取り巻く環境は厳しさを増していますが、こうした困難を克服し、明るい津山の未来を切り開くため、引き続き市政運営に全力で取り組んでまいる所存でございます。ここに改めまして議員の皆様をはじめ市民の皆様の御支援と御協力を心からお願い申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  閉会に当たりまして、私からも御挨拶を申し上げます。 皆様方には去る3月1日の開会以来、本日まで23日間にわたり終始御熱心に御審議を賜り、それぞれ適切な御決定により閉会する運びとなりました。本会議中はもとより、平素から議員の皆様方をはじめ執行当局、報道関係者並びに市民各位の御協力に対し心から感謝の意を表する次第でございます。 新型コロナウイルス感染症はいまだ予断を許さない状況にありますが、皆様方には今後とも健康には十分御留意をいただき、市政振興に一層の御尽力を賜りますよう心からお願い申し上げ、御挨拶といたします。 これをもちまして令和3年3月津山市議会定例会を閉会といたします。 大変御苦労さまでした。                                   午後4時30分 閉会     地方自治法第123条第2項の規定により、    本会議の顛末を証するため、ここに署名する。     令和3年3月23日       津山市議会議長 岡 安 謙 典       津山市議会議員 河 本 英 敏       津山市議会議員 西 野 修 平...