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09月24日-07号

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  1. 津山市議会 2020-09-24
    09月24日-07号


    取得元: 津山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    令和 2年 9月定例会                              令和2年9月津山市議会定例会                議 事 日 程(第 7 号) 〇令和2年9月24日(木)午後1時開議┌─────┬─────────────────────────────────────┐ │ 日程番号 │        会  議  に  付  す  る  事  件        │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │     │ 議案会第2号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に│ │     │        対し地方税財源の確保を求める意見書            │ │ 第 1 │ 〇上程                                 │ │     │ 〇事務局朗読                              │ │     │ 〇質疑・討論                              │ │     │ 〇採決                                 │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │     │ 議案第16号~議案第26号(11件)                  │ │     │ 請願第3号(1件)(今議会のもの)                   │ │ 第 2 │ 請願第2号(1件)(6月定例会のもの)                 │ │     │ 〇委員長報告(総務文教、厚生、産業、建設水道)             │ │     │ 〇質疑・討論                              │ │     │ 〇採決                                 │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │     │ 議案第27号 令和元年度津山市一般会計歳入歳出決算           │ │     │ 議案第28号 令和元年度津山市磯野計記念奨学金特別会計歳入歳出決算   │ │     │ 議案第29号 令和元年度津山市食肉処理センター特別会計歳入歳出決算   │ │     │ 議案第30号 令和元年度津山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算     │ │     │ 議案第31号 令和元年度津山市公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算   │ │     │ 議案第32号 令和元年度津山市奨学金特別会計歳入歳出決算        │ │ 第 3 │ 議案第33号 令和元年度津山市介護保険特別会計歳入歳出決算       │ │     │ 議案第34号 令和元年度津山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算    │ │     │ 議案第35号 令和元年度津山市土地開発公社清算事業特別会計歳入歳出決算 │ │     │ 議案第36号 令和元年度津山市吉見山財産区会計歳入歳出決算       │ │     │ 議案第37号 令和元年度津山市大崎財産区会計歳入歳出決算        │ │     │ 議案第38号 令和元年度津山市田邑財産区会計歳入歳出決算        │ │     │ 議案第39号 令和元年度津山市高田財産区会計歳入歳出決算        │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │     │ 議案第40号 令和元年度津山市東一宮財産区会計歳入歳出決算       │ │     │ 議案第41号 令和元年度津山市河辺財産区会計歳入歳出決算        │ │     │ 議案第42号 令和元年度津山市下水道事業会計決算及び未処分利益剰余金の処│ │     │        分について                        │ │ 第 3 │ 議案第43号 令和元年度津山市水道事業会計決算及び未処分利益剰余金の処分│ │     │        について                         │ │     │ 議案第44号 令和元年度津山市工業用水道事業会計決算          │ │     │ 〇一括上程                               │ │     │ 〇市長の提案理由の説明                         │ │     │ 〇副市長の概要説明                           │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │     │ 議案第45号 教育委員会委員の任命について               │ │ 第 4 │ 〇上程                                 │ │     │ 〇市長の提案理由の説明                         │ │     │ 〇採決                                 │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │     │ 議案第46号 行政不服審査会委員の選任について             │ │ 第 5 │ 〇上程                                 │ │     │ 〇市長の提案理由の説明                         │ │     │ 〇採決                                 │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │     │ 議案第47号 固定資産評価審査委員会委員の選任について         │ │ 第 6 │ 〇上程                                 │ │     │ 〇市長の提案理由の説明                         │ │     │ 〇採決                                 │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │     │ 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について              │ │ 第 7 │ 〇上程                                 │ │     │ 〇市長の提案理由の説明                         │ │     │ 〇採決                                 │ └─────┴─────────────────────────────────────┘  〇散 会                 本日の会議に付した事件┌───────────────────────────────────────────┐ │ 議 事 日 程 と 同 じ                             │ └───────────────────────────────────────────┘                                      議案会第2号  新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し          地方税財源の確保を求める意見書 上記の議案を、別紙のとおり津山市議会会議規則第14条の規定により提出する。  令和2年9月24日 津山市議会議長  岡 安 謙 典 殿                       提出者 津山市議会議員  西 野 修 平 印                       賛成者    〃     高 橋 寿 治 印                        〃     〃     原   行 則 印                        〃     〃     政 岡 哲 弘 印                        〃     〃     村 田 隆 男 印                        〃     〃     吉 田 耕 造 印  新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し          地方税財源の確保を求める意見書 新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、わが国は、戦後最大の経済危機に直面している。地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても、地方税・地方交付税など一般財源の激減が避けがたくなっている。 地方自治体では、医療介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への対応はじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想される。 よって、国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。                      記1 地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。2 地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。3 令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。4 税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性を厳格に判断すること。5 とりわけ、固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直しは、土地・家屋・償却資産を問わず、断じて行わないこと。先の緊急経済対策として講じた特例措置は、臨時・異例の措置として、やむを得ないものであったが、本来国庫補助金などにより対応すべきものである。よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年9月24日                                     岡山県津山市議会            総 務 文 教 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書                                    令和2年9月14日  津山市議会議長  岡 安 謙 典 殿  本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したので報告します。                            総務文教委員長 松 本 義 隆 印                                  記事件番号件          名審査結果摘  要議案第16号令和2年度津山市一般会計補正予算(第4次)のうち総務文教委員会の所管に属する事項原案可決  議案第21号津山市税賦課徴収条例等の一部を改正する条例〃  議案第23号岡山県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び組合を組織する地方公共団体数の減少並びに組合規約の変更について〃  議案第24号ノート型パーソナルコンピュータの購入について〃  請願第 3号「地方財政の充実・強化を求める」請願書継続審査   (継続審査中)事件番号件          名審査結果摘  要請願第 2号「日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を求める」意見書採択を求める請願不 採 択賛成少数             厚 生 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書                                    令和2年9月14日  津山市議会議長  岡 安 謙 典 殿  本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したので報告します。                              厚生委員長 政 岡 哲 弘 印                                  記事件番号件          名審査結果摘  要議案第16号令和2年度津山市一般会計予算のうち厚生委員会の所管に属する事項原案可決賛成多数議案第18号令和2年度津山市国民健康保険特別会計補正予算(第2次)〃  議案第19号令和2年度津山市介護保険特別会計補正予算(第1次)〃               産 業 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書                                    令和2年9月15日  津山市議会議長  岡 安 謙 典 殿  本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したので報告します。                              産業委員長 金 田 稔 久 印                                  記事件番号件          名審査結果摘  要議案第16号令和2年度津山市一般会計補正予算(第4次)のうち産業委員会の所管に属する事項原案可決賛成多数議案第17号令和2年度津山市食肉処理センター特別会計補正予算(第1次)〃〃議案第22号津山市城東伝統的建造物群保存地区における建築基準法の制限の緩和に関する条例の一部を改正する条例〃              建 設 水 道 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書                                    令和2年9月14日  津山市議会議長  岡 安 謙 典 殿  本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したので報告します。                            建設水道委員長 岡 田 康 弘 印                                  記事件番号件          名審査結果摘  要議案第16号令和2年度津山市一般会計補正予算(第4次)のうち建設水道委員会の所管に属する事項原案可決  議案第20号令和2年度津山市下水道事業会計補正予算(第1次)〃  議案第25号市道路線の認定について〃  議案第26号市道路線の廃止について〃                                     津総総第334号                                  令和2年9月16日 津 山 市 議 会 議 員 殿                          津山市長  谷 口 圭 三                追加議案の送付について 市議会9月定例会に提出する次の議案を、別紙のとおり送付します。                      記議案第27号 令和元年度津山市一般会計歳入歳出決算議案第28号 令和元年度津山市磯野計記念奨学金特別会計歳入歳出決算議案第29号 令和元年度津山市食肉処理センター特別会計歳入歳出決算議案第30号 令和元年度津山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算議案第31号 令和元年度津山市公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算議案第32号 令和元年度津山市奨学金特別会計歳入歳出決算議案第33号 令和元年度津山市介護保険特別会計歳入歳出決算議案第34号 令和元年度津山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算議案第35号 令和元年度津山市土地開発公社清算事業特別会計歳入歳出決算議案第36号 令和元年度津山市吉見山財産区会計歳入歳出決算議案第37号 令和元年度津山市大崎財産区会計歳入歳出決算議案第38号 令和元年度津山市田邑財産区会計歳入歳出決算議案第39号 令和元年度津山市高田財産区会計歳入歳出決算議案第40号 令和元年度津山市東一宮財産区会計歳入歳出決算議案第41号 令和元年度津山市河辺財産区会計歳入歳出決算議案第42号 令和元年度津山市下水道事業会計決算及び未処分利益剰余金の処分について議案第43号 令和元年度津山市水道事業会計決算及び未処分利益剰余金の処分について議案第44号 令和元年度津山市工業用水道事業会計決算                                   津総総第355号                                  令和2年9月24日 津 山 市 議 会 議 員 殿                          津山市長  谷 口 圭 三                追加議案等の送付について 市議会9月定例会に提出する次の議案等を、別紙のとおり送付します。                      記議案第45号 教育委員会委員の任命について議案第46号 行政不服審査会委員の選任について議案第47号 固定資産評価審査委員会委員の選任について諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦について                                     議案第45号                教育委員会委員の任命について 津山市教育委員会委員に次の者を任命したいから、地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第162号)第4条第2項の規定により、議会の同意を求める。                      記1 住  所  総社市刑部136番地2 氏  名  薬 師 寺 明 子3 生年月日  昭和48年7月18日  令和2年9月24日提出                             津山市長  谷 口 圭 三                                     議案第46号               行政不服審査会委員の選任について 津山市行政不服審査会委員に次の者を選任したいから、津山市行政不服審査会条例(平成28年津山市条例第2号)第3条第1項の規定により、議会の同意を求める。                      記┌──────────────────┬──────────┬─────────────┐ │   住         所    │   氏   名   │   生 年 月 日   │ ├──────────────────┼──────────┼─────────────┤ │津山市弥生町64番地1       │  江 原 由美子  │ 昭和50年12月15日 │ ├──────────────────┼──────────┼─────────────┤ │津山市河辺874番地4       │  清 水   稔  │ 昭和28年 5月 7日 │ ├──────────────────┼──────────┼─────────────┤ │勝田郡奈義町久常130番地2    │  瀧 川 浩 司  │ 昭和54年 2月17日 │ ├──────────────────┼──────────┼─────────────┤ │津山市小原137番地11      │  長谷川 勝 一  │ 昭和43年12月17日 │ ├──────────────────┼──────────┼─────────────┤ │津山市田町38番地1        │  宮 本 有 二  │ 昭和30年 4月13日 │ └──────────────────┴──────────┴─────────────┘    令和2年9月24日提出                             津山市長  谷 口 圭 三                                     議案第47号              固定資産評価審査委員会委員の選任について 津山市固定資産評価審査委員会委員に次の者を選任したいから、地方税法(昭和25年法律第226号)第423条第3項の規定により、議会の同意を求める。                      記1 住  所  津山市上河原205番地12 氏  名  赤 松 弘 枝3 生年月日  昭和58年12月23日  令和2年9月24日提出                             津山市長  谷 口 圭 三                                      諮問第1号              人権擁護委員候補者の推薦について 人権擁護委員候補者に次の者を推薦したいから、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。                      記┌──────────────────┬──────────┬─────────────┐ │   住         所    │   氏   名   │   生 年 月 日   │ ├──────────────────┼──────────┼─────────────┤ │津山市上野田189番地1      │  角 野 一 女  │ 昭和26年1月27日  │ ├──────────────────┼──────────┼─────────────┤ │津山市小原318番地17      │  小 林 俊 道  │ 昭和30年6月24日  │ ├──────────────────┼──────────┼─────────────┤ │津山市加茂町齋野谷226番地    │  須 田 京 祐  │ 昭和23年9月 6日  │ └──────────────────┴──────────┴─────────────┘    令和2年9月24日提出                             津山市長  谷 口 圭 三                                   令和2年9月24日 津山市議会議長  岡 安 謙 典 殿                       発議者 津山市議会議員  河 本 英 敏 印                        〃     〃     秋 久 憲 司 印                        〃     〃     田 口 浩 二 印                        〃     〃     村 田 隆 男 印                  議案の修正について         議案第16号 令和2年度津山市一般会計補正予算(第4次)                      記 上記議案に対する修正案を、別紙のとおり津山市議会会議規則第17条の規定により提出します。            令和2年度津山市一般会計補正予算(第4次)修正案 第1表 歳入歳出予算補正 歳  入┌──────┬──────────────┬──────┬──────┬───────┐ │   款   │       項       │ 補正前の額 │ 補 正 額 │   計   │ ├──────┴──────────────┼──────┼──────┼───────┤ │                     │    千円│    千円│     千円│ │                     │      │   174,223│    174,224│ │80 繰越金                │      1│   224,223│    224,224│ │      ┌──────────────┼──────┼──────┼───────┤ │      │              │      │   174,223│    174,224│ │      │10 繰越金         │      1│   224,223│    224,224│ ├──────┴──────────────┼──────┼──────┼───────┤ │                     │      │   886,051│  59,851,387│ │    歳   入   合   計    │ 58,965,336│   936,051│  59,901,387│ └─────────────────────┴──────┴──────┴───────┘  歳  出┌──────┬──────────────┬──────┬──────┬───────┐ │   款   │       項       │ 補正前の額 │ 補 正 額 │   計   │ ├──────┴──────────────┼──────┼──────┼───────┤ │                     │    千円│    千円│     千円│ │                     │      │   134,060│   1,936,464│ │35 農林水産業費             │  1,802,404│   184,060│   1,986,464│ │      ┌──────────────┼──────┼──────┼───────┤ │      │              │      │   106,441│   1,488,199│ │      │10 農業費         │  1,381,758│   156,441│   1,538,199│ ├──────┴──────────────┼──────┼──────┼───────┤ │                     │      │   886,051│  59,851,387│ │    歳   出   合   計    │ 58,965,336│   936,051│  59,901,387│ └─────────────────────┴──────┴──────┴───────┘                                      津総総第371号                                    令和2年9月24日 津 山 市 議 会 議 長 殿                          津山市長  谷 口 圭 三            決算参考資料の正誤表の送付について 市議会9月定例会に提出した決算参考資料に誤りがありましたので、誠に恐縮ですが、下記のとおり訂正くださいますようお願い申し上げます。                    記〇令和元年度決算参考資料  事業効果表土木費の部中(13ページ) ┌─┬───────────────┐ │ │ ┌───────────┐ │ │ │ │〇道路改築等整備事業 │ │ │ │ │ (市道H080号線)  │ │ │ │ │ (道路側溝)    │ │ │ │ ├───────────┤ │ │誤│ │〇道路改築等整備事業 │ │ │ │ │ (市道H080号線)  │ │ │ │ │ (道路側溝)    │ │ │ │ │ [明許分]     │ │ │ │ └───────────┘ │ ├─┼───────────────┤ │ │ ┌───────────┐ │ │ │ │〇道路改築等整備事業 │ │ │ │ │ (市道B080号線)  │ │ │ │ │ (道路側溝)    │ │ │ │ ├───────────┤ │ │正│ │〇道路改築等整備事業 │ │ │ │ │ (市道B080号線)  │ │ │ │ │ (道路側溝)    │ │ │ │ │ [明許分]     │ │ │ │ └───────────┘ │ └─┴───────────────┘           出席・欠席または遅参・早退した議員の番号・氏名┌───┬─────────┬───┬───┬───┬─────────┬───┬───┐ │ 議席 │         │ 出席 │ 遅参 │ 議席 │         │ 出席 │ 遅参 │ │   │  氏   名  │   │   │   │  氏   名  │   │   │ │ 番号 │         │ 欠席 │ 早退 │ 番号 │         │ 欠席 │ 早退 │ ├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤ │  1 │ 勝 浦 正 樹 │ 出席 │   │ 15 │ 田 口 浩 二 │ 出席 │   │ ├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤ │  2 │ 高 橋 寿 治 │ 〃 │   │ 16 │ 秋 久 憲 司 │ 〃 │   │ ├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤ │  3 │ 村 上 祐 二 │ 〃 │   │ 17 │ 近 藤 吉一郎 │ 〃 │   │ ├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤ │  4 │ 広 谷 桂 子 │ 〃 │   │ 18 │ 津 本 辰 己 │ 〃 │   │ ├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤ │  5 │ 政 岡 大 介 │ 〃 │   │ 19 │ 松 本 義 隆 │ 〃 │   │ ├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤ │  6 │ 河 村 美 典 │ 〃 │   │ 20 │ 美 見 みち子 │ 〃 │   │ ├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤ │  7 │ 三 浦 ひらく │ 〃 │   │ 21 │ 岡 安 謙 典 │ 〃 │   │ ├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤ │  8 │ 中 村 聖二郎 │ 〃 │   │ 22 │ 竹 内 靖 人 │ 〃 │   │ ├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤ │  9 │ 安 東 伸 昭 │ 〃 │   │ 23 │ 河 本 英 敏 │ 〃 │   │ ├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤ │ 10 │ 政 岡 哲 弘 │ 〃 │   │ 24 │ 西 野 修 平 │ 〃 │   │ ├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤ │ 11 │ 中 島 完 一 │ 〃 │   │ 25 │ 竹 内 邦 彦 │ 〃 │   │ ├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤ │ 12 │ 原   行 則 │ 〃 │   │ 26 │ 吉 田 耕 造 │ 〃 │   │ ├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤ │ 13 │ 村 田 隆 男 │ 〃 │   │ 27 │ 森 岡 和 雄 │ 〃 │   │ ├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤ │ 14 │ 金 田 稔 久 │ 〃 │   │ 28 │ 岡 田 康 弘 │ 〃 │   │ └───┴─────────┴───┴───┴───┴─────────┴───┴───┘                説明のため出席した者の職氏名┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐ │  職   名  │  氏     名  │  職   名  │  氏     名  │ ├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤ │ 市長      │  谷 口 圭 三  │ 農林部長    │  福 島 康 弘  │ ├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤ │ 副市長     │  山 田 賢 一  │ 都市建設部長  │  岡 部 卓 史  │ ├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤ │ 教育長     │  有 本 明 彦  │ 地域振興部長  │  二 宮 俊 幸  │ ├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤ │ 企画財政部長  │  野 口   薫  │ 加茂支所長   │  田 中 啓 治  │ ├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤ │ 総務部長    │  玉 置 晃 隆  │ 勝北支所長   │  高 橋 宏 誌  │ ├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤ │ 総務部参与   │  落 合   勉  │ 久米支所長   │  坂 本 達 彦  │ ├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤ │ 総務部参与   │  森 上   譲  │ 阿波出張所長  │  安 東 正 人  │ ├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤ │ 税務部長    │  左 居   薫  │ 会計管理者   │  加 藤 俊 文  │ ├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤ │ 環境福祉部長  │  森 山 誠 二  │ 監査委員    │  仁 木   実  │ ├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤ │ 環境福祉部参与 │  藤 井 浩 次  │ 監査事務局長  │  河 本 浩 明  │ ├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤ │ こども保健部長 │  飯 田 早 苗  │ 水道局長    │  山 本 将 司  │ ├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤ │ 産業文化部長  │  明 楽 智 雄  │ 教育次長    │  粟 野 道 夫  │ ├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤ │ 産業文化部参与 │  今 村 弘 樹  │ 総務部総務課長 │  井 上 卓 也  │ └─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘              職務のため出席した事務局職員の職氏名┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐ │  職   名  │  氏     名  │  職   名  │  氏     名  │ ├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤ │ 局長      │  尾 高 弘 毅  │ 主幹      │  尾 原 佳 世  │ ├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤ │ 次長      │  廣 野 淳 子  │ 主任      │  有 岡 佑 起  │ ├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤ │ 主幹      │  児 島 知 子  │ 主事      │  井 口 琢 朗  │ └─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘    会議場所  津 山 市 議 会 議 場                                   午後1時00分 開議 ○議長(岡安謙典君)  御着席を願います。 これより9月津山市議会定例会第7日目の本会議を開きます。 ただいまの出席議員は28名全員であります。 本日の議事日程は、お配りいたしておりますとおり7つの日程といたしております。 △日程第1  議案会第2号「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書」 ○議長(岡安謙典君)  これより日程第1に入り、議案会第2号「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書」を上程議題といたします。 本案は本日提出され、お手元に配付のとおりであります。 この際、お諮りいたします。 本案は提案者からの説明を省略して朗読することとし、また会議規則第37条第3項の規定に基づき委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって本案は委員会付託を省略し、本会議において審議することに決しました。 議会事務局職員に朗読させます。 議会事務局次長。 ◎議会事務局次長(廣野淳子君)  それでは、朗読いたします。                                新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書。 新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、我が国は、戦後最大の経済危機に直面している。地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより、来年度においても、地方税、地方交付税など一般財源の激減が避け難くなっている。 地方自治体では、医療介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想される。 よって、国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。 1、地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。 2、地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。 3、令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。 4、税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税、地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設、拡充、継続に当たっては、有効性、緊急性を厳格に判断すること。 5、とりわけ、固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直しは、土地、家屋、却資産を問わず、断じて行わないこと。さきの緊急経済対策として講じた特例措置は、臨時、異例の措置として、やむを得ないものであったが、本来国庫補助金などにより対応すべきものである。よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年9月24日、岡山県津山市議会。 以上でございます。 ○議長(岡安謙典君)  質疑、討論の申出がございませんので、お諮りいたします。 本案を原案のとおり可決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって議案会第2号「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書」は原案のとおり可決することに決しました。 △日程第2  議案第16号~議案第26号            11件          請願第3号            1件(今議会のもの)          請願第2号            1件(6月定例会のもの)               (委員長報告・採決) ○議長(岡安謙典君)  次に、日程第2に入り、今議会付託の議案第16号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第4次)」から議案第26号「市道路線の廃止について」までの議案11件、請願につきましては、今議会付託のもの1件、継続審査中のもの1件を一括上程議題といたします。 これら議案等については、いずれも各常任委員会において審査終了の旨報告があり、審査結果報告書はお手元に配付のとおりであります。 この際、各常任委員長から審査結果の報告を求めます。 まず、総務文教委員会委員長、登壇、報告を求めます。 19番、松本義隆議員、登壇。 ◆19番(松本義隆君) 〔登壇〕 今定例会において総務文教委員会に付託されました議案4件、請願1件、継続審査中の請願1件につきまして、9月14日に委員会を開催し、審査を行いましたので、審査の過程で委員から出されました主な意見などを含めて審査結果を御報告いたします。 初めに、議案第16号「令和2年度一般会計補正予算(第4次)」のうち当委員会の所管に属する事項についてであります。 まず、総務に関する事項として、情報管理費の増額については、加茂地域、阿波地域の高速通信環境を整備する地域高速通信施設光ファイバー化事業に関わるもので、学校休校時の遠隔授業、テレワークなど、新たな日常の基盤を構築するための予算措置でありました。 文教に関する事項では、委託料の増額については、小・中学校の児童・生徒用のノート型パソコン約8,000台を配備することに伴い、機器の修理など技術的障害の解決やパソコンの効果的な利活用策の提案など、ICT支援事業を実施するための予算措置でありました。 社会教育費については、岡山県からの受託事業であります公民館等を活用した夜間学び直し推進事業の実施回数の増加に伴う増額についての説明がありました。 委員から、参加者の状況について質疑がありました。まなびカフェへの参加者は、昨年度実績では32名となっており、そのうち日本人が12名、外国籍の方が20名との答弁がありました。 以上、慎重なる審査の結果、補正議案の内容は適正と判断し、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて、条例議案の審査であります。 議案第21号「津山市税賦課徴収条例等の一部を改正する条例」についてでありますが、令和3年度以降の個人住民税に係る税制改正、固定資産税及び都市計画税に係る税制改正、新型コロナウイルス感染症の影響を緩和するための税制改正等について、資料を基に詳細な説明を受けた後、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第23号「岡山県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び組合を組織する地方公共団体数の減少並びに組合規約の変更について」は、令和2年3月31日をもって岡山県市町村総合事務組合の共同処理する住民の交通災害共済に関する事務を廃止すること及び令和2年9月30日をもって美作養護老人ホームが解散することに伴い、当該組合が脱退することを承認することによる岡山県市町村総合事務組合規約の変更について説明がありました。 また、議案第24号「ノート型パーソナルコンピュータの購入について」でございますが、市内小・中学校の児童・生徒1人1台端末の配備に伴う契約議案であり、入札による業者決定が行われたこと、端末については、準備でき次第、各学校へ納入すること等説明を受けた後、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて、請願の審査結果について御報告いたします。 令和2年6月議会に上程され、継続審査となっておりました請願第2号「「日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を求める」意見書採択を求める請願」については、核兵器というものについて世界で見直していかなければならないし、日本は呼びかけの立場に立つべきではないかという賛成意見もありましたが、採決の結果、賛成少数で不採択と決定いたしました。 請願第3号「「地方財政の充実・強化を求める」請願書」については、委員から、取組としては非常に重要なこととしながらも、文面にトップランナー方式を否定されているような箇所があること等、様々な意見が出され、採決の結果、全員一致で継続審査と決定しました。 報告事項として、総務の所管から、地方自治法第180条第2項の規定による専決処分の報告について、文教の所管から、令和元年度教育に関する管理及び執行の点検評価報告書について、新型コロナウイルス感染症発生時の対応マニュアルについて、GIGAスクール構想に関わるICT環境整備についての報告がありました。 以上が総務文教委員会に付託されました諸案件の審査結果、またその他の報告であります。何とぞよろしく御審議の上、適正な御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  次に、厚生委員会委員長、登壇、報告を求めます。 10番、政岡哲弘議員、登壇。 ◆10番(政岡哲弘君) 〔登壇〕 今期定例会において厚生委員会に付託された議案3件につきまして、去る9月14日に委員会を開催しましたので、審査の過程において委員から出された質問などを含め、審査結果を御報告させていただきます。 初めに、議案第16号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第4次)」のうち厚生委員会の所管に属する事項についてであります。 新生児特別定額給付金について、令和2年4月28日以降に出生し、国の制度では給付対象とならない新生児の保護者に対して10万円を支給する給付事業であるとの説明があり、700名分の予算が計上されることを確認しました。 また、危険な空き家等を取り壊すための補助金の増額については、特定空家及び危険と認められた空き家についての除却費用であり、1件につき費用の3分の1、50万円を上限として補助するもので、今年度の申請に対する不足分を補正するものであるとの説明がありました。 さらに、4か所の地域子育て支援センターで通信機能を備えたタブレット端末等を設置し、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に配慮した相談体制の強化が図られることが説明されました。 一方、社会保険・税番号システム整備費に関しては、マイナンバーを持つ国外転出者の住民票が削除されることにより、マイナンバーカードと公的個人認証が利用できなくなる現状について、引き続き利用できるように国全体でシステムを改修するもので、利用者にとって便利になるような改修であるとの説明がされましたが、マイナンバー制度に反対の立場を取る一部の委員からは、関連予算に対しても反対意見が示されました。 そのほか補正根拠を詳しく聴取した上で採決した結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第18号「令和2年度津山市国民健康保険特別会計補正予算(第2次)」につきましては、国保の市町村事務処理標準システムを共同利用する岡山県クラウド構築に係る電算委託料で、ハードウエアは2分の1、データ移行や導入諸作業の費用は10分の10が特別調整交付金で補助されるとの説明を受けました。 委員からは、岡山県クラウド導入により保険料が統一されるのかとの質問があり、クラウド構築と保険料統一は別のものであるとの説明がありました。 システム化に対する反対意見はなく、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第19号「令和2年度津山市介護保険特別会計補正予算(第1次)」につきましては、地域支援事業支援交付金の令和元年度事業費確定に伴う社会保険診療報酬支払基金からの超過交付分を返還するための予算であり、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、審査終了後、執行部から、特別定額給付金及び新型コロナウイルス感染症の影響による国保料減免の状況について、また新型コロナウイルス感染症への対応状況などについて、計6件の報告事項があり、それぞれ聞きおいております。 以上が厚生委員会に付託されました議案の審査結果等の報告であります。何とぞよろしく御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  次に、産業委員会委員長、登壇、報告を求めます。 14番、金田稔久議員、登壇。 ◆14番(金田稔久君) 〔登壇〕 今定例会において産業委員会に付託をされました議案3件につきまして、9月14日、15日の2日間にわたり委員会を開催し、審査をいたしましたので、審査結果を御報告をいたしたいと思います。 まず、議案第16号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第4次)」のうち産業委員会の所管に属する事項についてでございます。 労働費及び商工費において、IJUトータルサポート事業や津山納涼ごんごまつり、かもの夏まつりなど、このたびの新型コロナウイルスの影響により事業が中止となったことに伴う減額補正について説明を受けました。 また、商工費、企業立地雇用促進奨励金3,154万1,000円について、市内に工場を新設し、操業を開始した2社に対して交付するもので、そのうちの1社については5年の分割交付とし、令和3年度から令和6年度までの債務負担計上をしているとの説明がありました。 これに対し委員からは、企業にとって資金繰りが重要であるため、一括交付が望ましいのではとの質問がありました。当局からは、各事業者の意向や交付金額の大小も確認をしながら、状況に応じて判断していきたいとの答弁がございました。 また、委員から、観光、宿泊、就労に関する直近の動態について質問があり、当局から、一時的な落ち込みからは緩やかに回復基調がありますが、前年対比で見ると依然として厳しい状況であるとの説明を受けました。これを受けて委員から、事業者支援を行っていく上で、一過性のものだけでは事業者がもたないため、持続的な施策について研究してほしいとの意見が述べられました。 次に、農林水産業費についてでございます。 畜産業費、農地費及び林業振興費における増額補正について、それぞれ委員から事業内容について質問があり、その必要性を聴取いたしました。特に、有害鳥獣による農作物への被害については、近年増加傾向にあるため、防止策を十分実施するよう委員から意見が述べられました。 次に、農業振興費内の地域商社に関する事項についてでございますが、今回、より詳細な審査を行うため、地域商社の代表候補者である岡田裕治氏を参考人として招致いたしました。当局からは資金計画及び事業計画の説明を受けた後、岡田参考人から地域商社にかける思いを聴取いたしました。その中で、岡田参考人自身が事業を営む中で培ってきた経験及び農業者への思いと、地域商社設立の目的である農業者の所得向上の命題とが一致していることが述べられました。 参考人への質疑の中で、委員から、主要品目の販売方針、JAとの協調の考え方、市中銀行からの融資、出資の予定、役員報酬の考え方など質問がありました。 これに対し岡田参考人からは、取り扱う収容品目である米、麦、大豆、ブドウ、加工品について、それぞれマーケット戦略やブランド展開の考え方が示されました。 JAとの協調についてですが、地域商社が認定農業者となって営農組合活動を行い、大豆生産者を増やす津山モデルを構築する考えも示されました。 市中銀行からの融資、出資の予定でございますが、今回の地域商社の構想は、県内の複数の金融機関から高い評価を得ており、協力は惜しまないとの声をもらっているとのことでした。また、金融機関への出資打診について、本設立後、改めて働きかけていく予定であるとの考えも示されました。 役員報酬については、現時点では募集要領に記載のあった月額報酬を遵守する考えではあるが、経営状況を見ながらバランスを取る必要があると述べられました。 岡田参考人に対し委員から、このたびの設立となる地域商社は、あくまでも営利企業であるため、健全経営を念頭に置いて事業に当たってほしいとの意見が述べられ、参考人への質疑を終結をいたしました。 次に、当局への質疑においては、資金計画に関する審議が深められました。積算根拠内に記載のある仕入れ、売上単価の設定額等について質問がありました。特に、ブドウなどに関しては、仕入れ単価の設定根拠や選果場における集荷率の状況など、委員から詳細な説明を求め審議しました。 また、定住自立圏内の5町からの出資金など協調関係について委員から質問があり、当局から、現時点においては津山市のみの出資となっているが、本設立後、認知度が高まり、業績評価が得られた暁には、関係各方面にも改めてお願いしていきたいとの考えが示されました。 また、委員から、内閣府から内示を受けている地方創生推進交付金に関し、津山市が6月の申請時点においては出資金額が1,000万円であったが、申請内容に変更が生じていない中で、今回の出資金が6,000万円での議案になった経過について質問がなされ、当局からは、卸売事業部門における米、麦、大豆、ブドウといった主な品目について、来期の収穫期に向けた農家との交渉を今年の11月から12月にかけて開始するに当たって、必要となる資金を算出した結果、設立時に6,000万円の資本金が必要となることになったとの答弁がありました。 これを受け委員から、設立時点においては、当初の計画どおり出資金1,000万円で事業を開始し、市場の情勢等を見ながら増資して事業拡大をしていくべきではとの意見に対し、当局からは、設立に当たって必要な資金となるため御理解をいただきたいとの答弁がなされました。 また、今期定例会における議案質疑、一般質問において、地域商社に関する議員からの質問に対し、当局から産業委員会の場で資料提供を行う旨の答弁がなされる場面があったことを受け、本会議における質疑に対する答弁及び資料提供が不十分であったこと、またこのたびの地域商社の社名等の発表方法について、津山市議会基本条例に定められているように、議会側への情報提供及び開示に関して十分考慮するよう厳しく指摘をし、申し伝えをしたところであります。 なお、来月10月に本設立を迎える地域商社については、厳しい状況下の船出となるため、相当の覚悟を持って取り組んでいただくよう併せて申し添えをいたしました。 質疑の過程で、一部の委員から関連予算に反対する意見が示されましたが、採決の結果、賛成多数で可決すべきとの決定をいたしました。 次に、議案第17号「令和2年度津山市食肉処理センター特別会計補正予算(第1次)」でございます。 本案は、食肉処理センター内にある冷蔵庫の冷凍機及び仕分室の追加的修繕に要する費用を一般会計農林水産業費から繰り入れるもので、この必要性を聴取した後、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第22号「津山市城東伝統的建造物群保存地区における建築基準法の制限の緩和に関する条例の一部を改正する条例」についてでございます。 本案は、出雲往来の町並みの連続性や歴史的景観との調和を保つための条例の適用の範囲に城西地区を含むことができるよう、条例名の「城東」の文言を削除し、条文中の緩和の範囲を城西地区も追加するよう改正するものでございます。 改正内容の必要性を聴取した結果、全員一致で可決すべきものと決定をいたしました。 また、このたびの委員会において当局から、ごんごバス西循環線、津山市文化財保存活用地域計画、重要文化財旧苅田家住宅の破損状況について報告があり、それぞれ聞きおいております。 以上が産業委員会に付託されました諸案件の審査結果の報告でございます。何とぞよろしく審議の上、適切な御決定賜りますようにお願いを申し上げます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  次に、建設水道委員会委員長、登壇、報告を求めます。 28番、岡田康弘議員、登壇。 ◆28番(岡田康弘君) 〔登壇〕 失礼いたします。それでは、建設水道委員会の審査結果を御報告いたします。 今期定例会において建設水道委員会に付託されました議案4件につきまして、去る9月14日に委員会を開催いたしましたので、審査の経過並びに結果などについて御報告いたします。 まず、議案第16号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第4次)」のうち建設水道委員会の所管に属する事項についてであります。 委員から、河川管理費のうち改修など工事費550万円について詳細な説明を求めました。当局より、県のしゅんせつなどの取組に併わせ、一体的な防災効果が生み出せるよう、市管理河川においても同様なしゅんせつを行うもので、このたび事業計画が承認されたことから計上している。これは、国が創設した緊急しゅんせつ推進事業を活用したもので、起債への交付税措置が7割と非常に有利な事業であることから、本年度は人家が近いなど優先度の高い2か所から着手し、起債事業期間となる令和6年度まで継続的に実施していきたいとの答弁がありました。 次に、委員より、道路橋梁行政費の測量委託料125万円について詳細な説明を求めました。当局から、所有者と寄附の合意に至った市道内民地解消のために必要な10件の測量委託料であるとの答弁がありました。 これに関連して委員より、長期にわたり懸案となっている市道内民地の事案については、解消に向けてしっかり取り組むこと、また市道の認定に関する事務の流れが分かる手順書などを広く市民に明らかにし、市民と行政で認識を共有することで、新たな事案を生じさせないこととの要望がありました。 そのほか説明を聴取した結果、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決するべきものと決定をいたしました。 続いて、議案第20号「令和2年度津山市下水道事業会計補正予算(第1次)」についてであります。 委員から、予算計上されている倭文第1真空ステーションの自家発電設備の修繕内容について質疑がありました。当局からは、本年7月頃に自家発電設備が故障し作動しなくなったため、停電時に真空ステーションが機能せず、汚水の収集に支障を来すことから修繕するものであり、バッテリーの交換並びに充電器の修繕を行うものであるとの答弁がありました。 そのほか説明を聴取した結果、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 続いて、議案第25号「市道路線の認定について」及び議案第26号「市道路線の廃止について」は、ともに市道路線の議案であるため、一括して審査を行いました。 当局より、対象の路線の概要などについて詳細な説明を聴取した結果、適切妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 以上が建設水道委員会に付託されました議案4件の審査結果の報告であります。 最後に、当局からの報告事項についてであります。 水道局から、新兼田橋水道本管破裂の復旧について、都市建設部からは、地方自治法第180条第2項の規定による専決処分の報告についての報告がありました。 以上が建設水道委員会に付託されました諸案件の報告であります。何とぞよろしく御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  各常任委員長からの審査結果の報告はただいまお聞きのとおりであります。 ここで議事運営の都合により、しばらく会議を休憩いたします。 再開は1時45分といたします。                                   午後1時35分 休憩─────────────────────────────────────────────                                   午後1時45分 再開 ○議長(岡安謙典君)  御着席を願います。 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 議案第16号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第4次)」に対しまして、本日、河本英敏議員外3名から修正の動議が提出されております。所定の発議者がございますので、動議は成立いたしました。 本案はお手元に配付のとおりであります。 この際、提案理由の説明を求めます。 23番、河本英敏議員、登壇。 ◆23番(河本英敏君) 〔登壇〕 議長のお許しをいただきまして、減額修正動議を受け付けていただきました。分かりやすく、手元に予算書の修正が出ておると思いますけど、どなたが聞いていただいても分かるようにということでお話をさせていただきたいというふうに思います。 この動議は、田口議員、そして秋久議員、村田議員、私の4名で提出をさせていただいております。 この動議は、当局がこのたび提案をされております地域商社に対する出資の減額を求めるものであります。この出資は、当初1,000万円で国にこういう事業を始めたいという申請をいたしておりました。ところが、津山市、農協、津山圏域自治体、関係業者、それぞれから出資をお願いしたい、していただくというようなお話も聞いておったわけでありますが、いつの間にか金額が6,000万円となって、その全額を津山市が負担するということになっているのが分かったわけであります。このことは大変なことであります。十分な説明もないまま今日に至ったわけでありますから。 つまり、この会社の体制、農畜産物の生産者団体、流通関係者、津山圏域自治体などそれぞれと話し合って利害の調整をして、そうしたことが十分図られていないというふうに思われるわけであります。まあ仕方がない、私どもからするとそういうことが背景にあるんだろうというふうに感じております。 そういうことを具体的に申し上げますと、問題点というのを具体的に申し上げます。 第三セクターへの出資率が100%。今、第三セクターが各自治体がいろんなところでやってこられておるわけでありますが、100%出資というのは非常に珍しいというんですか、今の時代でいうとですよ。責任を、公金を投入する以上は皆さんの協力を得て、力を合わせてやっていくというのが本来の姿だろうというふうに思うわけでありますけれども、1,000万円が6,000万円になって、100%津山市が市民の税金を使っていくという、大問題であります。 株式会社の事業にこの100%出資というのは、行政が出すお金であります。ということは、この事業に携わる会社としては、運営をする会社としては、行政の言い分、思い、そういうものを十分理解していかなければならないことになるだろうと。これはいいことなんでありますけれども、事業に携わる皆さんの自由度が、私は担保されなくなるということであります。そういう意味では、自由度、手足を縛って本当にできるのかなというふうに疑問を持つところであります。 内閣府に確認をいたしたという委員会での話がありましたけれども、議会で否決されたとしても、この議案が、地方創生資金は交付されるとの答弁もあったと思います。なれば、いま一度立ち止まって体制を整えていく必要があると私は考えるし、そうすることが大切ではないかというふうに思いますし、間違いではないというふうに思います。私は、こういうやり方を強引に進めるということは、間違いの元になるし、間違いだろうというふうに思っております。 商社の役員体制も未定の中、また取扱いの産品も米、麦、大豆、ブドウ、プラス加工品ということになっていて、私どもからすれば、もっとより多くの農産物、産品の流通を目指していると、そういうふうに思っていたわけであります。そうあるべきだと私は思っております。 このような理由で補正予算の修正を求めるものでございます。 今議会に提出されている出資金は6,000万円とされていますが、私たちの修正案は1,000万円とし、来る年に向け会社の体制、農畜産物の生産者団体、流通関係者、津山圏域自治体などとの調整を十分に図り、オール津山、オール津山圏域として船出ができるよう取り組むこととともに国への事業申請時の資本金1,000万円が6,000万円となったことへ、その説明と整合性を私は担保しておく必要があるのではないかというふうに思います。 そして、この予算は、議会との話合いをしながら、議会の了解が得られるまで執行しないという約束をしていただくことを強く要求をいたしております。 以上で私の提案を終わりますけども、急いで事を仕損じるなと言いたいところであります。 以上であります。〔降壇〕
    ○議長(岡安謙典君)  議案第16号に対する修正案の提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 ここで議事運営の都合により、しばらく会議を休憩いたします。 再開は追って連絡いたします。                                   午後1時54分 休憩─────────────────────────────────────────────                                   午後2時09分 再開 ○議長(岡安謙典君)  御着席を願います。 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 これより各常任委員長の報告及び議案第16号に対する修正案への質疑、討論を併せて行います。 質疑の通告がありますので、発言を許可いたします。 2番、高橋寿治議員、登壇。 ◆2番(高橋寿治君) 〔登壇〕 議案第16号の修正案に対して質問をさせていただきたいと思います。 まず、6,000万円を1,000万円へということではありますが、これは最初の基本計画で1,000万円であったがために、そこへ戻せということだろうと私は判断いたしましたが、それの根拠となる経営計画、資金繰り計画などお示しいただきたいと思います。 以上です。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  ただいまの質疑に対する答弁を求めます。 23番、河本英敏議員、登壇。 ◆23番(河本英敏君) 〔登壇〕 高橋議員の質問に真面目に答える能力はございません、はっきり言っときます。ただ、この事業は市民の血税を6,000万円使う、それも先行きがどちらになるか分からないというものであります。経営計画などは当局によく聞いてあげてください。最初つくっているはずでありますから。 以上であります。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  2番、高橋議員。 ◆2番(高橋寿治君) 〔登壇〕 お答えはいただけませんでした。やはり提案される以上、根拠となるもの、論拠となるものをお示しいただかないと、なかなか判断がつかないだろうと思います。 それとはまた別に、100%出資はちょっとおかしいんじゃないか、なかなか珍しい。しかしながら私は、逆に言えば独自のものができるんではないかというふうにも考えます。経営者の自由度が縛られる、そこはよく話し合っていけば解決できる問題だろうと思います。 また、4産品というものを初めて聞いたというふうに言われましたが、これは設立協議会のときに既に説明をされておったことで、逆にここでお尋ねしたいのが、多品目にわたるものを取り扱ってほしいということをおっしゃいましたが、これの集荷並びにその売り方等、お持ちでしたらお答えいただきたいと思います。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  23番、河本議員。 ◆23番(河本英敏君) 〔登壇〕 まず、お答えをする前に、品目についてですけども、これはおおよそ聞いて、説明があったと思います。ただ、農業はこの4品目と加工品だけじゃありません。そのことを申し上げときます。 それから、先ほどおっしゃられた中に、経営計画とかそういうものがなかったらという話がありましたけれども、1,000万円はお察しのとおり、当初津山市が国に届けた内容へ戻せということであります。 以上であります。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  2番、高橋議員。 ◆2番(高橋寿治君) 〔登壇〕 2つ目の質問にも明確なお答えはいただけませんでした。非常に残念です。 最後にお聞きをします。再度お聞きをするようになると思います。経営計画、資金繰り計画、少しでもこの1,000万円で今期やれる事業というものがお示しいただけませんか。それがないことには、修正案に対してどのように判断をしていいのか戸惑うところであります。よろしくお願いいたします。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  23番、河本議員。 ◆23番(河本英敏君) 〔登壇〕 高橋議員の質問、私は立ち位置を間違えているんじゃないかなと思いますね、立ち位置を。私たちは当局の提案に対してどれだけ目配りをして、どれだけ質問をしながら、よりよい方向に、また市民の皆さんに説明できるものをするというのが私たちの仕事であります。経営計画まで立てるようにはなっておりません。 以上です。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  以上で2番、高橋寿治議員の質疑を終わります。 これで通告による質疑は終わりました。 続いて、討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 8番、中村聖二郎議員、登壇。 ◆8番(中村聖二郎君) 〔登壇〕 失礼します。日本共産党の中村聖二郎です。 発言のお許しをいただきましたので、先ほどの各常任委員長報告に対し、日本共産党を代表して賛成・反対討論を申し上げます。 議案第16号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第4次)」のうち、マイナンバー制度関連の補正予算及び地域商社関連の補正予算に反対いたします。 まず、社会保障・税番号制度システム整備費補助金471万8,000円についてですが、マイナンバーカードが海外に出たときに使えなくなるため、それに対応するための補正予算ということです。以前にも指摘したように、そのためにはマイナンバーカードを取得しなければならず、国が後れているマイナンバーカードの発行を何が何でも推し進めようとしているとしか思えません。 昨年の10月に消費税率の10%への引上げを強行しながら、その一方で国民の税金を使ってのマイナンバーカードの押しつけは認められません。テレビコマーシャルでも、どれほどマイナポイントを付与するといって国民の税金を垂れ流しているのでしょうか。皆さんも一度は見たでしょう。 そもそも5,000円もおまけ、礼金までつけて制度を推進するという仕組みが許されることですかと言いたいです。国民をばかにして、国の言うことを聞いたらお金を上げるというのですから、あきれて物が言えません。逆に言いますと、それだけ人気のない施策ということです。その税金は国民に返してください。まさに税金の無駄遣いです。この事業を進めることによって潤うところがあるのでしょうか。 また、来年の3月から医療機関窓口でマイナンバーカードを健康保険証としても使えるようにするためのシステム改修に向けて、この機会にマイナンバーカードの取得を市民にアピールしているようですが、これも以前に指摘したとおり、病院などでのカード利用は窓口対応を複雑にし、職員の多忙化に拍車をかけるだけです。患者にとっても、自分でカードを操作をしなくてはならず、煩雑さが増えるだけで全くメリットはありません。かえってカードを持ち歩くリスクのほうが高まります。 こうした問題だらけのマイナンバーカードの普及を無理やり推し進めることは、新たな混乱や危険を広げることにもなりかねません。したがって、このマイナンバー制度関連予算に反対いたします。 次に、地域商社への出資金6,000万円についてですが、この10月から、農業者の所得の向上と後継者の育成を目的として設立予定の地域商社へ、津山市だけが6,000万円を出資する補正予算です。 本会議前の議案説明会、そして議員には質問などするなと条件をつけた議員全体への地域商社の勉強会、この9月議会での一般質問、そして先日の産業委員会において、10月から立ち上げようとしている地域商社なるものの実体がはっきりし、大きな問題点も浮かび上がってきたのではないでしょうか。 まず私どもは、自治体が株式会社をつくる、第三セクターへ出資することはいかがなものかという疑問を持っております。本来の地方自治体の住民福祉の向上に目を向けて力を注ぐべきではありませんか。特に今、コロナ禍の最中で、国民、市民生活は大変なときです。今日のニュースで失業者6万人、新たなニュースも流れました。そういうときです。収束の見えない、先の見通せない今です。新しい生活様式の定着が求められる今、全く理解ができません。 議会の答弁、委員会で言われることは、10月に立ち上げることが所得の向上につながり、担い手の育成になるとの一点張りです。その根拠となるものは、残念ながら示されていません。あえて申すならば、社長の月収60万円がまさに所得増ということだけが見えております。なぜ10月中にと急ぐのですか。焦るのですか。納得のいく説明をすべきですが、それがありません。 今しなくてはいけないのは、調査研究のために継続審査とするか、廃止、中止して採決するか、2つの中で1つを選択することです。今、税金を株式会社などに出すべきではないのではないでしょうか。しかも、津山市だけで100%出資するのはいかがなものかと考えます。 さらに、農産物、持続可能な農業経営を支援するというのですから、最低でもJA晴れの国農協の地域商社への直接参画は必須条件ではないでしょうか。しかし、今回農協が外れて、必要なことは協力するという立場に立ったのには、将来的な展望に大いなる疑問があるからではないでしょうかとしか思えません。 御承知のように、農協はかなり前からこの地域商社づくりに力を入れて調べたり、生産者や顧客の検討などもしていたはずです。それが役員も出さない、出資はしないということです。農業に関わる本職、専門家が手を引いたわけですから、よくよくのことだと思います。 また、会社の役員体制ですが、社長しか決まっておらず、他の必要な役員3人は会社を立ち上げてから探すのでは遅いし、会社の事務所はどこに所在するのかも説明されておりません。どういうことですか。誰が考えても、そんなことではいけないのではないでしょうか、皆さん。 社長と地域商社の業務内容と、社長が現在経営しておられる半鐘屋という会社、お店の関係の矛盾点は、議案提案への賛成討論で美見議員が指摘したとおりですから繰り返しません。まだや。 ただ、産業委員会の質疑の中で、参考人として参加していただいた社長は、経営トップとして5%の株式を取得して経営に当たるべきということに関しましては、私も先代から引き継いだ株式会社半鐘屋の屋号を背負って経営に当たるということですので、率直に申し上げればですね、出資以上のリスクテイクだというふうに私は思っております。また、農業者の所得向上を目指すということがこの地域商社の最大の目標でありますので、市が100%出資を行ったこの商社のメリットというのは、利益を農業者へ全て還元できることではないかというふうに考えておりますと、この前の産業委員会事情聴取のときに言われました。 出資したらリスクを負うようになるということです。その方が現在の商売と津山の地域商社を兼務するわけです。社長になる人とか、農協とか銀行とか、農産物の生産農家などの代表者自らが資本を出してでもつくるという意欲というか、意味もありますね。初めからリスクが伴うから資本は出さないというようでは、正直情けないではありませんか。その程度の会社に市が100%出資して大丈夫なのかということです。これはいけません。 さらに、半鐘屋の屋号を背負ったままで地域商社の社長になる。先ほども言いました兼務ということです。うっかりしたら、商品を地域商社で作って、半鐘屋の屋号で売るという関係も想定されます。この点はもっと深く検討が必要ではないでしょうか。60万円もの報酬を受け取り、表現は悪いですけれども、片手間に会社を面倒を見る。それでもリスクが生じるというのですから、どこかがおかしくて、事と次第によれば地方自治法に抵触する部分が出てくるかもしれない、そんな疑いもあるのではないかと指摘しておきます。 さらに、残念ながら財務計画がずさんとしか言いようがありません。誰から何を購入して、どこに売るのか、信用できる確かな資料が見当たりません。 そして、はっきりしているのは、社長に月60万円の報酬を払って、地域商社を回していくということです。結果として、国の交付金さえもらって、それを使用する道を考えるということだけが優先した施策だと指摘しておきます。 したがって、こんなずさんな地域商社計画は認めるわけにはいきませんので、地域商社への出資金6,000万円に反対いたします。地域商社設立は一旦立ち止まって見直しをすべきと申し上げておきます。全議員の皆さん、そない思われませんか。 続いて、請願第3号「「地方財政の充実・強化を求める」請願書」は、継続審査ではなく、コロナ禍の最中、逼迫する地方財政を手助けする意味でも、今議会でぜひとも採択すべきと強く申し上げるものです。 次に、継続審査中の請願第2号「「日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を求める」意見書採択を求める請願」についてですが、今議会でぜひとも採択すべきであり、不採択に反対いたします。 その理由は、世界で唯一の被爆国日本が、その先頭に立って核廃絶を世界に向けて発信、アピールすべきなのに、国連で採択された核兵器禁止条約に署名すらしていません。アメリカの核の傘にしがみついて、核の抑止力に取りつかれている、誠に恥ずかしい限りです。 9月23日付のマスコミ報道によりますと、核兵器禁止条約に署名した国が45か国となりました。残り5か国で、核兵器禁止条約が生きた条約として有効になるわけです。アメリカや日本政府・自民党と公明党の連立政権の皆さん、核兵器と人類は共存できないと理解すべきではありませんか。どんなに反対しても、あと5か国で署名が集まれば、核を保有することが国連の決定違反という世界が生まれるのです。遅きに失することなく、津山市議会がならないようにすべきです。 以上、述べてまいりましたように、議案第16号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第4次)」に反対し、他の議案には賛成いたします。また、請願につきましては、継続審査中の請願第2号「「日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を求める」意見書採択を求める請願」の採択を強く主張するものです。 以上で日本共産党津山市議団を代表しての賛成・反対討論を終わります。ありがとうございました。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  以上で8番、中村聖二郎議員の討論を終わります。 次の討論を許可いたします。 9番、安東伸昭議員、登壇。 ◆9番(安東伸昭君) 〔登壇〕 失礼します。議長の発言許可をいただきましたので、9番、安東伸昭、議案第16号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第4次)」に賛成の立場で討論をいたします。 本議案について、産業委員会所管の予算のうち、農業ビジネスモデル構築事業の地域商社設立に向けた出資金に関し集中審議が行われ、また本日、予算修正動議が提出されたところです。 私は、津山圏域の地域商社は早期に動かすべきと考え、賛成であります。津山圏域の地域商社に関して津山市議会で取り上げられたのは、平成28年、2016年の3月議会です。その年の2月22日に開催された津山圏域地域創生協議会主催の「まちの構造改革で津山圏域を元気に!」自立性と持続性の高い圏域づくりに向けての広域連携施策の講演の中で、中村良平教授から出された言葉でございます。それ以降、津山圏域でのお金の地域内循環を進めるために、地域商社の設立に向けての検討が進められてまいりました。 私がポイントとして捉えているのは、経済産業省地域経済産業グループ地域経済調査室が2016年にまとめたRESAS、ビッグデータの値でございます。ここに持っております。この中で、津山市で食品製造業に関する分析結果というのが表されております。ちょっと古い数字ですが、2009年と2012年の比較をした際、食料品製造業の特化係数が1を超え、地域経済への影響力があることが示されております。その中で、売上高の多い3社は、いずれも地域外調達先が地域内調達先より多いという結果が出ております。つまり、稼いだお金が地域外に流出しているということになります。 もう一つは、津山産業・流通センターに大手食品製造業者が2社が誘致しております。1社は正田食品株式会社が平成28年3月創業、もう一社はモランボンプロダクツ株式会社が平成30年8月に創業をしております。 こうした客観的なデータがある中で、私は今回の津山圏域での地域商社は、これまでの地産地消に加え、地産外商を進めるエンジンとして、地域の農業生産者の利益につながるものと確信をしております。4年という期間を要し、腰の重い当局が、積極的に今回の議案提案に踏み切ったことは評価しております。 当局の説明によると、地域商社設立直後の11月から12月には、来期の収穫期に向けて農家との契約に伴う話を始める必要があり、その際の資金的な担保として、今回の出資金6,000万円を議案として提案されたと受け止めております。農家の立場で、地域商社からこの品種の米や麦、大豆を作ってほしいと言われたら、まず作った農産品は全部買い取ってくれるのだろうか、資金は大丈夫かと確認をいたします。 今議会で課題提起されている出資金6,000万円は、直ちに消えてなくなってしまうものではありません。設立時点で地域商社としてストックしておくべき資金です。ということは、今後関係者からの出資があれば、金額にもよるとは思いますが、その分は減資として、減らすという意味です、津山市に戻せばいいと考えもできます。 農業者の高齢化、農地の集積、農事組合法人の設立、スマート農業への取組など、農業形態も大きく変わろうとしております。もうかる農業、地域での生き残りをかけた農業を実現するために、津山圏域地域商社を設立することは、将来に夢の持てる農業を実現するために必要な施策であると考えております。生き残りをかけ、麦の栽培面積を4ヘクタールから6ヘクタールへと1.5倍に増産しようとしている計画も聞いております。 以上述べた理由により、今回の議案第16号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第4次)」に賛成であります。この議場におられる議員の皆様に適正な御決定を賜りますようお願いを申し上げ、私の賛成討論といたします。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  以上で9番、安東伸昭議員の討論を終わります。 次の討論を許可いたします。 7番、三浦ひらく議員、登壇。 ◆7番(三浦ひらく君) 〔登壇〕 こんにちは。7番、未来開く、三浦ひらく、議長より御許可いただきましたので、産業委員会委員長報告の中にありました地域商社への歳出を含む議案第16号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第4次)」について、今議会の一般質問で触れさせていただきましたが、事業そのものの見通しが甘く感じられ、市民に対する説明とともに、施策を実施するに当たっての準備もいまだ充足していないと思われるため、反対の立場から討論をさせていただきます。 まず、基本的な考えとして、執行権のない議員の立場でできる大きな仕事の一つとして、行政職員の皆様の職務の下支えをすることがあると私は考えています。つまり、組織の仕組み上、言いたいことが言えず、やりたいことがやれないことも多々ある職員の方々に代わり、選挙で選出された市民の代表者としての矜持を持って、自らの責任において施策を適切にフォローしていくことも、我々議員の大切な役目だという認識でいます。 そして同時に、この場で改めて言うまでもないことではありますが、二元代表制の下では議会、つまり私たち議員には、市長をはじめとした津山市の行政職員の皆様が市民の税金をベースにした施策を適切に計画、実行し、本市がよりよい方向に進んでいくためのかじ取りをしていってくださっているかあるは否かチェックする機能も、期待されている大切な役割です。 市民の皆様からの負託をいただき、この場にいる27人と共に津山市議会議員にならせていただいてから、私はまだ1年半足らず。今まで予算議案に反対したことはなく、今回も正直悩みました。議案第16号には、新型コロナウイルス感染症への対策費用等、一刻も早い成立を待つ性格の予算が計上されており、当然ながら本市職員の皆様が厳しい財政状況の中で腐心してつくり上げてこられた予算案だということを重々承知しているからです。 しかしながら今回、このところ新聞紙上などでも取り上げられたことで市民の皆様の関心が非常に高まってきていることが感じられる、津山市100%出資による地域商社の設立、この件がどうしてもネックとなりまして、補正予算に賛成することができないという結論に至りました。 委員長報告にもありました集中審査を経た後にも、担当部局の皆様とは膝を突き合わせて長時間に及ぶ議論をさせていただきました。人それぞれ、議員もそれぞれです。考え方はおのおの異なって当然ですが、私が常々一貫して発信させていただいていることの一つ、このままではいけない、今のままの津山市では明るい津山の未来など描けるはずがないという主張には、多くの皆様が納得してくださるのではないでしょうか。このままの状態が続けば、現状維持すら夢のまた夢。 つまり、心持ちとしては、今回の地域商社の試み、津山市の津山圏域の主産業の一つでもある農業産品の中から特に自慢できる品々を、大都市圏への販路を開拓することで高く売り込み、農業従事者の所得向上、関係人口の増加やシティプロモーション面へのポジティブな効果すら目指すという挑戦的なこの試みには、応援したいという気持ちを持っています。そう、応援したいんです。しっかりした事業計画が立てられており、市民理解が得られているならば応援したい。ただ、現状は全くそうなっていない。そう感じるからこそ反対させていただく次第で、感じる根拠について順次述べさせていただきます。 最大の理由は、議会への説明と住民への情報公開が十分になされていないことです。納税者、有権者に施策の目的や効果をある程度示しておくことは、公金を費やして行う事業の大前提です。これは集中審査の場でも資料として示していただいた総務省自治財政局長通知、第三セクター等の経営健全化等に関する指針の第2の2の部分にもはっきりと明記されています。現在の状況、将来の見通し等について、分かりやすい説明を行い、理解を得ることが必要であると国がうたっているんです。しかるに、事地域商社に関しては、現段階で本市議会、つまり津山市民に対して十分な説明がなされているとはとても感じられず、津山市の市民に理解を得る前の段階であることは明らかです。 実際に、集中審査の件が大きく報じられた後から、多くの市民の方より本件についてのお問合せを継続的に頂戴しています。その多くが、一体何の話なのか、どういう取組なのか、分からぬ、知らぬ、教えてくれという内容です。実際、賛成や反対を表明する以前の段階にいる市民がほとんどではないでしょうか。だからこそ、本定例会では一般質問で実に9名の議員がこの件に絡めた質問をした。そして、集中審査の場に産業委員会所属ではないほとんどの議員が傍聴に入ったことも、こうした見解の裏づけになると感じています。 当局からは繰り返し、このタイミングで施策を打たねばならないという説明をいただきました。この点についてはもう一つ言っておきたいことがあります。こうした大きな公金を費やして行う津山市の事業、それは当然に本議会での審議を経て進めるべきであるということです。ここに異論を唱える方は、恐らくこの議場にはおられないでしょう。 つまり、現段階での施策のスタートが必須であるならば、事前に議会への説明を丁寧に重ねておき、そうした下準備を徹底しておくことでスムーズな予算通過を図ってしかるべきだったと言えないでしょうか。にもかかわらず、現状はこの状態。準備不足は明白です。あえて準備していなかったのだとしたら、議会軽視あるいは不誠実な対応だと言わざるを得ません。そういう意味でも見通しは甘かった。気持ちとしては応援したい、しかしながら現段階では大変遺憾ながら反対せざるを得ない、そういう思いでこの議場に立っている議員は私だけではないはずです。今は皆さん座っているんですけれども。 地域の将来を支える地域資源を最大限生かした市場開拓の指令塔となる役割を担う商社機能の設立、そして普及に向けた取組を進めることは、我が国ではもはや国策として進めていく方針です。内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局が、民間企業と連携し、地域商社の効果的な事業展開を目指し、官民協働にて実施、運営する地域商社協議会の取組は2015年からスタートしており、先月末に開催されたオンラインセミナーには110を超える自治体から関係者が参加しました。 事務局によりますと、参加者の約3割は既に地域商社または地域商社としての起業予定者を支援中であり、地域にとって地域商社を立ち上げる意義やメリットを知りたい、地域商社の設立、運営で行政に期待されることを知りたいといった、今まさに津山市でも求められているようなニーズに対し、多角的な視点からの情報提供がなされたそうです。こうした企画にも、言ってしまえばライバルとなる自治体が多数参加しているにもかかわらず、津山市は参加していなかったことを確認しています。 理解していただきたいのは、地域商社はもはや決してブルーオーシャンではないということ。ブルーオーシャンとは、競争相手の少ない未開拓の市場を指すビジネス用語です。国が力を入れて、つまり語弊を恐れず言えば、補助金や助成金の類いをばらまいてある施策を推進しようとすれば、当然そこには多くの地方自治体が手を挙げます。少子・高齢化、人口減少をはじめ様々な問題が山積し、財源が乏しくなっていく中で、それでも実効性の高い挑戦的な試みを打ち、現状改善につなげていきたい。これは特に地方部では極めて多くの自治体関係者の共通認識でしょう。 今お話ししているのは姿勢の問題です。楽してもうかるような甘い話などなく、これは疑ってかかるべき。市民の皆様に向けて行政としても啓発していることではありませんか。こうした津山市の甘い姿勢の延長線上に、私たちが情報が足りていないと感じる今の状況があるのではないでしょうか。 続けて、データの面での不備というよりは、整合性の欠如について指摘させていただきます。 つい先日、敬老の日、21日ですね、総務省の統計局より発表されたデータでは、農林業の就業者総数に占める65歳以上の高齢者の割合は、全産業の中で突出して高く、全国平均で52.2%でした。これは2019年の数値で、本市が地域商社の件で根拠として示すデータである農林水産省による農林業センサス2015年の数値とはタイムラグがあります。 ちなみに津山市の農林業の高齢就業者の割合について、そうしたデータを市のほうでは持っていないとお答えいただきましたので、私自身で計算したところ、津山市は61.1%でした。2015年の数値ではありますが、全国の高齢就業者数の増加が16年連続で続いていることを踏まえますと、現状はさらに高い数値となっている可能性が高い。全国平均よりもおよそ10%高い。これは本市の後継者不足、担い手不足を端的に表しており、生産者の所得を向上させることで担い手の確保、持続可能で強い農業を実現するという地域商社の目的の裏づけとなり得るものです。 しかし、農林業センサスをさらに細かく読み解くと、地域の担い手不足は決して津山市だけの問題ではなく、岡山県はもとより、津山圏域定住自立圏を構成する他の5町においても同じだという事実が見えてきます。 産業委員会での集中審査の後、どうしても理解できなかった点や新たに湧いた疑問などについて当局へと質問させていただき、回答を得ています。津山市全額出資に踏み切った理由が、早期事業化の必要性だと言われても、根拠薄弱。どうしても今動かないとならないデータの裏打ちがあるのかと尋ねた私に対して、こう御回答いただきました。津山圏域の農業経営体数は、2010年から15年の5年間で16.2%減少している。早期に手を打たなければ地域農業の衰退に歯止めをかけられない。これはごもっともに聞こえます。いや、実際にごもっともなんです。地域のため、だからこそ私もこの取組を成功させねばならないと思っており、応援したいと言っているわけです。ここの整合性が取れていないんです。 農業経営体数の津山市単体での減少率は、5年間で20%ちょうど。そして、鏡野町では17.7%、勝央町は11.2%、奈義町は22.2%、美咲町に至っては24.1%減少しており、久米南町は14.1%です。例えばこうした計算、これは津山市ではなされているんでしょうか。奈義町と美咲町は津山市よりも減少率が大きく、圏域全ての自治体で生産者は大きく減っている。だからこそ、本来津山市単体ではなく周辺5町の協力も取り付けた上、出資もいただいて、万全の態勢を整えて広域連携を形にしてスタートすべき事業なんです。根拠として圏域の数字を持ち出すのであれば、なおさらに必要な姿勢です。津山の状況が待ったなしだというのであれば、奈義や美咲はそれ以上に強く感じているはずで、他の町も当然に同様に厳しい状況であるはず。にもかかわらず、現時点で出資や協力が得られていないという事実が、一体何を意味するのかということ、これをいま一度受け止めて考えていただきたい。まだ早過ぎる、今の段階での計画は甘過ぎる、5町ではそう判断しているのではないでしょうか。 定住自立圏を構成する他の5町の協力が得られていない段階で、周辺自治体の中に本市よりも農業経営体の減少率が厳しい状況にある町もある中で、津山市だけが単市で今、今どうしてもこの計画を進めなくてはならないという合理的理由が私には見当たりません。 他の自治体の担当部局の方とも直接話をさせていただきました。しっかりと十分な準備をしてスタートするのであれば応援したい、そうおっしゃっていた。しかし、今実際には津山市が単独で進めていかなければならない状況です。本当に地域の農業を盛り上げる強い意志を持って取り組もうというのであれば、市長がよく言われる県北の雄都としてのリーダーシップを発揮する気概を持って、津山市が圏域全体の施策として5町の協力を取り付けてから進めていくといくことが当然に必要で、今はその段階に至っていないというのが現実ではないでしょうか。 また、盛んに本件についてはマーケットインという表現が使われています。マーケットインとは、市場や消費者、つまりは買手の立場に立って、買手が必要とするものを提供していこうという考え方です。はっきり申し上げて、この取組の基本的な姿勢自体がマーケットイン型思考に立脚しているとは全くもって感じられません。施策ありき、商社の形、つまりは組織ありきで話が進んでいるように見え、むしろ取組としてはマーケットインの真逆にある考え方、売手側からの発想で商品開発、生産、販売といった活動を行うプロダクトアウト的な思考に偏っている印象すら受けるのが正直なところです。 そして、地方創生推進交付金を受けるに当たって、スケジュール等の大幅な変更は難しいとの説明もいただきました。私自身が内閣府に確認をさせていただきました。例えば議会を通らない場合などのやむを得ない事情があった際、事業計画の見直しについては臨機応変に対応し、場合によっては今年度中の事業スタートが本格的に始められなかったとしても、直ちに交付金を削減したり、採択が取りやめになるような判断はしないと言質を取っています。つまり、スケジュールをずらし、計画をより綿密に練り直し、丁寧な説明を重ねて市民の理解を得た上で出直すことが可能だということです。 産業委員会に参考人として参加されていた商社代表予定者の言葉の中に、短期的には厳しいビジネスだが、長期的ビジョンに立って進めていきたい、そういう趣旨の発言がありました。農業には時間がかかり、一朝一夕に好転させられるような分野でないことは、農業従事者ではない私でも重々承知しています。だからこそ拙速に進めるべきではないんです。市全体で取組を応援していくような風潮を醸成していくことが、事業成功のためには必要不可欠で、住民理解を得るための丁寧な説明とともに、綿密な計画が必須です。 お示ししてきたように、今明らかにされている計画が全てであるならば、決して用意周到なプランだとは言えないではありませんか。甘い考えでは成功しませんし、公金を費やす以上、成功しなくてはならないという気持ちで取り組んでいただかなければ、市民に胸を張れないではありませんか。 地方創生推進交付金の申請段階では1,000万円だった資本金が、6倍の6,000万円に増資された経緯を伺っても、計画が慎重に立てられているとは感じられません。現状のままでは私は賛成できない。ゆえに、今回は反対をさせていただきます。 どうか施策の実施そのものが目的化することがないよう、本来の施策の目的に立ち返っていただき、その目的達成のために、適切な時期に、準備を整えてからまた改めて取組を始めていただきたいと切に願います。条件がそろえば心から応援するつもりでいます。 執行部の皆様には、スタートにけちがつくような印象を与えかねない議会でのごたごたなど避けるべきだと何度も申し上げてきましたが、こうした状況になってしまいました。一度立ち止まり再考するという英断を期待したかった。 今この場に至っても、単市で6,000万円という大きな金額を費やした地域商社という挑戦、この試みを一旦止めてしまわないとならないことは、私個人の中にある二律背反の思いに照らして結論を出すときに悩ましい決断でもあります。先ほど9番議員が言われたように、データ、数字は裏打ちとして非常に大切なものですが、現実に向き合うとき、ただいまなされている分析ではあまりに甘い。資本金を1,000万円に減らせばいいという問題ではないというのが本意ではあります。 ただ、何もすることなく施策のスタートを認めるわけにはいきません。複雑な感情を一言で言い表すのは簡単ではありませんが、事実、私の目的として持っているものは1つです。恐らくほとんどの市民の皆様にとって分かりやすい説明が行われ、市民の理解を得られている状況ではないこの今の現状を改善することです。 今後なるべく早い段階で、できれば本年度中に改めてそうした状況を整えていただくために、今議会において予算を否決することがその唯一の手段であるのならば、甘んじて一旦ここで待ったをかける、止めるという判断を下すことが、津山のため、市民のためになるという考えの基に、地域商社の歳出を含む議案第16号について、執行部に対しては反対の立場から御意見とお願いを改めて申し上げ、同僚議員の皆様におかれましても、どうか良心に基づいた適切な判断をしていただきたいというお願いをさせていただき、私の討論を終わります。ありがとうございました。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  以上で7番、三浦ひらく議員の討論を終わります。 次の討論を許可いたします。 26番、吉田耕造議員、登壇。 ◆26番(吉田耕造君) 〔登壇〕 議長のお許しをいただきましたので、議案第16号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第4次)」に賛成の立場で討論いたします。 議案第16号のうち、農林水産業費に計上されている農業ビジネスモデル構築事業、地域商社に対する出資金と補助金については、今議会で私を含めた多くの同僚議員が質問をし、所管の産業委員会においても代表候補者の岡田氏に参考人として御出席をいただき、集中審議が行われたところであります。 私は、誰もが地域の基幹産業と認める農業を持続可能で強い農業にしていくためのエンジンとして、地域商社を一日でも早く機能させ、農業従事者の高齢化や担い手不足といった地域課題の解決を図らなければ、手後れになってしまうことが心配であります。 今回の地域商社の設立に関する補正予算議案は、そういう意味では提案が遅い、私は思っています。ただ、今ならまだ間に合うと思います。 当局が今回の補正予算に伴う有効な財源として、国の地方創生推進交付金の採択を受けたことからしても、ただやみくもに地域商社を設立するわけではありません。私は、当局のこうした努力を認めるとともに、前向きに取り組もうとしている姿勢を率直に評価すべきであります。地域課題の解決に挑戦する意気込みを後押ししたい、このように考えています。 以上申し述べた理由によりまして、私は今回の議案第16号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第4次)」に賛成をいたします。同僚議員の皆様にはどうか適切な御判断をいただきますようお願いを申し上げ、賛成討論を終わります。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  以上で26番、吉田耕造議員の討論を終わります。 次の討論を許可いたします。 16番、秋久憲司議員、登壇。 ◆16番(秋久憲司君) 〔登壇〕 議長の許可をいただきましたので、討論させていただきます。 まず、総務文教委員長の報告にありました「「日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を求める」意見書採択を求める請願」不採択との決定に対し、反対します。また、地方財政の充実、強化を求める請願を継続審査するとの決定に反対します。また、産業委員長の報告にありました議案第16号一般会計補正予算のうち、地域商社への出資金6,000万円の予算に反対し、先ほど提出された一般会計補正予算の修正動議に賛成の立場で賛成討論の討論を行います。 まず、請願2件でございます。 「「日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を求める」意見書採択を求める請願」の不採択に反対し、これは採択すべきです。核兵器は、人類と共存できません。世界平和の実現に向け、日本は被爆国であり、世界に向けて率先して核兵器をなくそうとのメッセージを送るべきでありまして、意見書提出を採択していただくように訴えます。 次に、地方財政の充実、強化を求める請願について、継続審査とする総務文教委員会の決定に反対し、この請願を採択すべきという立場で討論を行います。 先ほどの決議にもありました社会保障や、今年は特に新コロナ感染症対策などの地方自治体の経費は上昇を続けておりまして、こうした切迫した財政を抱える地方の実情に対し、地方財政の確立を国に要望するものです。 今回継続審査となったのは、国が民間委託等で経費が低くなった業務について、業務ごとに地方への交付金を一律に引き下げる方式でありますトップランナー方式の是非をめぐってのことと聞いています。このトップランナー方式については、全国市議会議長会なども、全国の実情に合わない制度で、本来の交付税に求められる財源保障機能を損なう算定方式であり、見直していただきたいと要望を行っております。 国は、令和元年度に窓口業務へのトップランナー方式導入を検討するとしていましたが、窓口の委託化が全市町村の2割程度にとどまっていることなどから、見送られています。もし国の予定どおり窓口業務においてもトップランナー方式が導入されれば、窓口業務に関する基準財政需要額の経費水準の見直しがなされ、経費が減額されます。そのことは、本来津山市に来るはずの地方交付税が減額され、市の歳入の減額につながりますが、いかがでしょうか。 業務によっては、全国的には民間委託しようと思っても、人口規模など等によりできない自治体もあります。また、そもそも民間委託等は、本来自治体独自の判断で行うもので、国の誘導策により行うものではありません。このトップランナー方式により、結果的には地方全体の交付税の総額が減らされ、様々な状況、条件で運営している地方自治体の多様性も否定されてしまいます。制度の中身や現状をしっかりと調査研究し、議論していただければ、問題点も明確になり、議会もより活性化していくと期待します。 以上述べました理由により、地方財政の充実、強化を求める請願は採択すべきです。 次に、地域商社ですが、津山市は地域商社設立のために津山圏域地域商社設立協議会を設置し、協議を行ってきました。様々な問題を含め、何点か討論させていただきます。 この協議会は、津山市と津山信用金庫、そして津山市が選んだ地域商社の代表候補者という3者で構成され、協議会では地域商社の体制、収支等計画を協議することなどとなっておりますが、商社設立に必要な収支等計画書という計画書の所在が最後まではっきりしませんでした。行政がつくった組織の意思決定が文書でなされず、市長決裁もされていないと思います。これはお聞きをいたしましても、明確な御返事がありませんでした。事務手順からいえば大きな問題です。 議会説明会や産業委員会でも個別の資料での説明でありまして、地域商社を設立し、何を行っていくかの事業の全体像が明らかにされておらず、地域商社を設立すること自体が目的化しているのではないでしょうか。 出資金の件ですが、最終的に津山市が資本金の総額6,000万円、すなわち100%の出資を行い株式会社を設立するとのことですが、周辺5町や津山信用金庫へも出資をお願いし、津山信用金庫は出資を具体的に検討しているとのことですが、会社設立に一番大事な出資がなぜ今までに集まっていないのでしょうか、疑問を感じます。出資と事業内容はコインの裏表ではないでしょうか、納得できる説明もなく、不思議な状態です。 その上に、出資を打診しているのであれば、当初の考えは津山市だけによる1,000万円の出資ではなかったはずですが、説明では、最初から津山市だけが出資する方針だったとも受け取れます。その金額がただ1,000万円から6,000万円に増額になったような、そうではないような、どちらとも取れるようで、私にははっきり分かりませんでした。不明確で矛盾する説明です。 また、出資金が6,000万円になった理由は、来年度のお米の買い付け費用などで5,600万円の資金繰りが必要になるとの資金繰りシミュレーションによる説明でした。本来は短期借入金で賄うべきものではないでしょうか。地域商社ができたばかりで、銀行からの融資がしてもらえないそうですが、そもそもこの計画は、津山信用金庫さんが作成した津山市における地域商社機能の構築に係る提言書及び事業計画書に沿った内容です。金融機関自らが作成した事業計画書に融資できないわけがありません。通常の融資活動はどのようにされているのでしょうか。 また、津山信用金庫さんは、この地域商社の役員に就任される予定と聞いております。なぜ皆さんがおつくりになった計画と会社に引っ込み思案なのか、理解できません。 本来は、地域商社の設立や運営に必要な資金などの融資による支援は、金融機関の果たす役割と思います。金融庁の規制緩和により、信用金庫も地域商社に40%未満の出資を行えるようになりました。地方銀行や信用金庫の地域の金融機関という社会的使命を果たそうと、地域商社の立ち上げを行う事例をよくお聞きをいたします。 一方、行政が行う資金面の支援は、融資や多額の出資ではなく、地方創生交付金事業などにより、側面からの補助事業による支援を充実させることにより、戦略的な事業を行いながら、運営に必要な資金の一部を同時に支援することなどが、その果たすべき役割と思います。 昨年度、津山市が地域商社の機能構築調査検討業務を有限責任監査法人トーマツに委託して行いました。トーマツは、地方創生事業のプロデュースなどを行っている会社です。その報告書は、津山地域農業ビジネスモデル構築実施計画書としてまとめられております。私も少し読ませていただきました。事業の全体像など分かりやすく表現してあり、目当ても含め、このような構想なら事業化への全体議論が進んでいくのではないかなと思いました。 その中で、法人格設立方法の検討(資本金の額の考え方)の項目がありまして、2つの考え方が示してあります。必要な運転資金の視点を中心に検討すると、1、資本金1,000万円未満で設立して、当初の運転資金は事業の状況に応じて融資で賄う。2、資本金1,500万円以上で余裕を見た自己資金で運営を図ると書かれております。運転資金は融資で賄う、また資本金1,500万円でも余裕があるとのことですが、このような報告書についての説明を私は聞いておりません。 やはり融資で賄うことができないのに、お米の買取り料を多く計画していることが矛盾としてあるのではないでしょうか。検討途中で大きな変更を余儀なくされたと思いますが、その説明に職員の方々は大変な御苦労をされていると思います。 以上のように、出資金と融資やお米の買取り計画の決定過程の説明が明らかではありません。 次に、津山市が6,000万円の100%出資することは、このような産業支援の分野では不適切との指摘も本会議でさせていただきました。総務省の第三セクター等経営健全化等に関する指針では、このような場合はプロジェクトファイナンス、すなわち民間資本で出資を募り、民間経営のノウハウを生かしていくことが示されております。そのために津山信用金庫さんも金融機関として参加していただいているのではないでしょうか。 仮に行政が出資する場合でも、経営に参加しない30%未満の出資とするのが妥当でしょう。出資割合と出資額が行政として不適切で、行政丸抱えの商社を設立することは、民間の予算を生かすことができず、そればかりか、万が一損失補填ともなれば、経営責任から逃れることはできず、市民に対する説明が果たせません。 先ほどの指針による第三セクター立ち上げに際しての留意事項7項目の当局見解が、副市長の指示により産業委員会に提出されましたが、何を書いてあるかがさっぱり分かりません。説明になっていません。書かされた職員も、職員全体も、さも残念な恥ずかしいことと思います。でたらめな資料であり、議会軽視です。国の指針の解釈を曲げて平然と無視する行為であり、当局が行政のコンプライアンス、すなわち法令遵守と言いながらルールを無視する姿勢に、市民はどのように感じているのでしょうか。国の指針にあえて沿わない事業を行うなら、自治体独自の事情など誰にでも説明できる合理的理由を明らかにするのが行政の務めでございます。指針に沿う形で事業を進めるべきと思います。 以上で討論を終わりますが、議員の皆様の御賢明な御判断を切に願い、以上で私の討論を終わります。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  以上で16番、秋久憲司議員の討論を終わります。 次の討論を許可いたします。 20番、美見みち子議員、登壇。 ◆20番(美見みち子君) 〔登壇〕 日本共産党の美見みち子でございます。 発言のお許しをいただきましたので、先ほど提案されました令和2年度津山市一般会計補正予算(第4次)修正案について、日本共産党津山市議団を代表いたしまして賛成の討論を行います。 まず、議案第16号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第4次)」の農業振興費にある地域商社出資金について、6,000万円でなくて1,000万円に修正するということですが、確かに国に対して地方創生推進交付金の申請をするために、津山市は1,000万円の出資金を出すとし、8月には980万5,000円の交付の決定をしてもらい、その決定の前後には補正予算を印刷や議会説明用の資料を作成して、8月26日の議案説明会では6,000万円になっていたわけですから、言葉は悪いですが、国をだましたか議会をだましたか、どちらかになります。それを国への申請数字に合わすということですから、ある意味では当然の措置で、これに反対するという議員さんがおられるというのはとても不思議なことだと申し上げておきます。 そして、私どもは、地域商社を今の時点でつくるということ、しかも出資金の全て100%を津山市が持つという在り方に反対だと申しておきます。少なくとも津山信用金庫から出資するぐらいは取り付けて立ち上げるべきと指摘をしておきます。 さて、修正案では、まず出資金を1,000万円に変更する、そしてそれを今後議会が認めるまで執行しないという措置も提案されているわけですから、私たちは当然そうすべきだと考えます。 その理由としては、まず1,000万円と6,000万円とか、2度にわたって変化するという事態が生じますから、このことについて国がどう言うのか、どういう判断をするかということです。今後の国の動向を見定めなくてはいけないということで、継続すべきと考えます。 そしてもう一つは、地域商社そのものの在り方です。扱う商品の仕入先も販売先も決まっていない。しかも驚いたのは、お米は事業用と加工品用ということです。小麦も大豆も加工品用となっています。私たちは地域商社がお米や小麦、大豆を扱うということをお聞きしましたから、生産者から買い上げて、そのまま東京とか都市圏の市民に直接販売するというふうに思っておりましたが、事業所用と加工品にして販売するというのですから、どう考えてもおかしなことだと思えて仕方がありません。 そして、地域商社の社長が現在は半鐘屋を経営しておられる方です。半鐘屋は、御存じのようにお米、小麦、大豆を加工して販売するお店だと思います。言わば地域商社は、その点では半鐘屋さんの商売敵になる性質を持っているわけです。それなのに地域商社の面倒を見るということです。そして、60万円の報酬をいただくということです。地域商社だけの社長さんなのか、半鐘屋さんも兼務するのかどうかも明確になっていません。こうしたことも含めてどうなっているのかなど、議会としても当然さらに調査研究が必要であると思います。 予算を執行しないでおく、議会として認めないでおくという在り方も提案されておりますから、賛成をいたします。 以上で令和2年度津山市一般会計補正予算(第4次)の修正案に賛成の討論を終わります。同僚議員の皆さんの良識ある判断を期待をしておきます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  以上で20番、美見みち子議員の討論を終わります。 次の討論を許可いたします。 2番、高橋寿治議員、登壇。 ◆2番(高橋寿治君) 〔登壇〕 議長の許可をいただきましたので、2番、高橋寿治、請願第2号「「日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を求める」意見書採択を求める請願」不採択に賛成の立場で討論させていただきます。 まず、核兵器禁止条約ですが、これはもう国の外交という最重要問題のことに関係してくる国会マターだと思います。 その上に、核兵器禁止条約は、核兵器保持国ということには全く無関係、全く話もしておらないということ。日本は唯一、戦争被爆国、これは先ほどからもおっしゃいました。しかし、政府は核兵器禁止条約が目指す核兵器廃絶という目標を共有しています。 また他方、北朝鮮の核ミサイル開発は、日本及び国際社会の平和の安定に対するこれまでにない重大かつ差し迫った脅威です。このように核兵器の使用をほのめかす相手に対しては、通常兵器だけでは抑止を効かせることは非常に困難だと考えます。日米同盟の下で、核兵器を有するアメリカの抑止力を維持することは必要と思います。 核軍縮を取り組む上では、人道と安全保障、この2つの観点を考慮することが重要です。核兵器禁止条約では安全保障の観点が踏まえられていません。9月21日現在、中南米諸国多く、それから東南アジア、ヨーロッパ、アフリカ諸国、45か国が批准をしております。しかしながら、この45か国は核の脅威にさらされている、そういう国は1か国もございません。核兵器を直ちに違法化する条約に参加すれば、アメリカによる核抑止力の正当性を損ない、国民の生命、財産を危険にさらすことを容認することになりかねません。日本の安全保障にとって問題が惹起いたします。 また、核兵器禁止条約は、現実に核兵器を保有する核兵器国のみならず、日本と同様に核の脅威にさらされている非核兵器国からも支持を得られておらず、核軍縮に取り組む国際社会に分断をもたらしている点も懸念されます。 その上で、2010年に日本とオーストラリアが主導して立ち上げた地域横断的な非核兵器国のグループである軍縮・不拡散イニシアチブNPDI、メンバー国の外相自身による関与の下、現実的、実践的な提案を通じ、核兵器国と非核兵器国の橋渡し役を果たしております。このような行動も行われる点から考え、私は核兵器禁止条約の調印・批准を求める意見書採択を求める請願の不採択に賛成の立場で討論をさせていただきます。 以上でございます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  以上で2番、高橋寿治議員の討論を終わります。 以上で通告による討論は終わりました。 これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより採決に移ります。 まず、河本英敏議員外3名から提出されました議案第16号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第4次)」の修正案について採決を行います。 本案を修正案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより表決〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れはございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成少数であります。 よって議案第16号に対する修正案は否決されました。 次に、ただいま修正案が否決されましたので、議案第16号「令和2年度津山市一般会計補正予算(第4次)」の原案について採決を行います。 本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより表決〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れはございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れなしと認めます。これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成多数であります。 よって議案第16号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、一括上程議案のうち、既に採決した議案を除く議案第17号「令和2年度津山市食肉処理センター特別会計補正予算(第1次)」から議案第26号「市道路線の廃止について」の議案10件を一括して採決いたします。 これら議案10件につきましては、原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより表決〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れはございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成全員であります。 よって議案第17号から議案第26号までの議案10件につきましては原案のとおり可決することに決しました。 次に、請願につきまして、今議会付託の請願1件及び継続審査中の請願1件について採決をいたします。 議会運営委員会の申合せにより、それぞれを分離して採決を行います。 まず、請願第3号「「地方財政の充実・強化を求める」請願書」についてを採決いたします。 本請願に対する総務文教委員会委員長からの報告は継続審査であります。 本請願を継続審査とすることに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより表決〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れはございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成多数であります。 よって請願第3号は継続審査とすることに決しました。 次に、継続審査中の請願第2号「「日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を求める」意見書採択を求める請願」について採決をいたします。 本請願に対する総務文教委員会委員長からの報告は不採択でありますが、本請願を採択することについてお諮りいたします。 本請願を採択することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより表決〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れはございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 採決の結果を申し上げます。 賛成少数であります。 よって請願第2号は不採択とすることに決しました。 △日程第3  議案第27号~議案第44号 ○議長(岡安謙典君)  次に、日程第3に入り、議案第27号「令和元年度津山市一般会計歳入歳出決算」から議案第44号「令和元年度津山市工業用水道事業会計決算」までの各会計決算議案18件を上程議題といたします。 これらの議案について提案理由の説明を求めます。 市長、登壇。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第27号から議案第44号までの令和元年度各会計決算について御説明申し上げます。 令和元年度会計の決算議案は、一般会計並びに8つの特別会計決算のほか、6つの財産区会計、下水道事業会計、水道事業会計、工業用水道事業会計の決算でございます。 それぞれの議案の説明に先立ちまして、令和元年度の財政の動向及び決算概要について、総括的に説明申し上げます。 令和元年度の予算編成時における我が国の経済の先行きについては、緩やかな回復が続くことが期待されるものの、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響などに留意する必要があるという状況でした。 令和元年度の本市の財政は、市税や地方交付税などの大幅な増加は見込まれない中、社会保障関係費が引き続き増加するとともに、平成30年7月豪雨等の災害復旧、一部事務組合への負担金の増加などにより、一段と厳しい状況となっていました。 こうした中、サマーレビューによる事務事業の見直しや、ファシリティー・マネジメントの加速化を図りながら、第5次総合計画中期実施計画主要事業、まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づく事業や、拠点都市津山の再興に向けた圏域連携事業などに取り組んでまいりました。 その結果、一般会計決算は、前年度対比で歳入は0.5%の減少となり、歳出は0.8%の増加となっております。普通会計決算におきましては、前年度対比で歳入は5.4%、歳出は4.4%の減少という決算状況になっております。 また、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく財政指標で申し上げますと、いずれの数値も健全化に取り組まなければならない基準を下回っております。実質公債費比率は0.1ポイント上昇して12.2%となり、将来負担比率は起債残高や公営企業への繰入れ見込額が減少したことなどにより2.9ポイント改善して130.2%となりましたが、依然として県平均を上回っており、今後も引き続き改善に取り組む必要があります。 そのほかの指標を申し上げますと、経常収支比率は96.2%と前年度より5.5ポイントの増となり、義務的経費比率は48.7%と前年度より1.3ポイントの減となりましたが、依然として財政の硬直化を脱しておらず、さらなる行財政改革を断行して財政健全化に取り組んでまいります。 最後になりましたが、決算議案の上程に当たり、ここに予算の執行を完了することができましたことは、議員の皆様をはじめ市民各位の御協力のたまものと心から感謝申し上げる次第でございます。 以上で令和元年度決算の総括的な説明とさせていただきます。 なお、各議案の詳細につきましては、副市長から説明させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  次に、決算議案の概要説明を求めます。 副市長、登壇。 ◎副市長(山田賢一君) 〔登壇〕 それでは、私から個々の会計について説明申し上げます。金額は万円単位で、以下切り捨てて申し上げますので、御了承いただきたいと存じます。 まず、議案第27号の「令和元年度一般会計決算」から説明申し上げます。 予算総額は、528億825万円でございます。これに対する決算額は、歳入504億5,168万円で、対予算95.5%、歳出492億6,424万円で、対予算93.3%でございまして、歳入歳出差引き額11億8,743万円のうち5億円を地方自治法第233条の2の規定に基づき財政調整基金に繰り入れ、6億8,743万円を翌年度へ繰越ししております。 次に、決算の内容につきまして、歳入から説明申し上げます。 市税は134億3,944万円、地方譲与税は5億2,150万円、利子割交付金は1,313万円、配当割交付金は5,402万円、株式等譲渡所得割交付金は3,297万円、地方消費税交付金は18億5,565万円、自動車取得税交付金は7,228万円であります。 令和元年度に創設の環境性能割交付金は2,040万円、地方特例交付金は2億3,418万円となりました。 地方交付税は116億423万円で、内訳は、普通交付税104億4,798万円、特別交付税11億5,625万円であります。 分担金及び負担金は5億4,074万円、使用料及び手数料は4億6,977万円となりました。 国庫支出金は71億9,467万円、県支出金は40億9,912万円を、それぞれ事務事業に対応して収入いたしております。 財産収入は1億1,607万円、寄附金は2億8,120万円、繰入金は22億2,748万円で、特別会計及び基金からの繰入金であります。 諸収入は9億1,997万円を収入いたしております。 市債につきましては56億2,811万円で、内訳としましては、教育債が27億320万円で、小学校施設改修事業や文化センター施設整備事業に充当しております。また、臨時財政対策債12億2,671万円等でございます。 次に、歳出の説明を申し上げます。 各款の事務事業の実績につきましては、お手元の決算参考資料を御覧いただきたいと存じます。 なお、決算事項別明細書の備考欄にも内容を掲げておりますので、各款の金額の説明にとどめさせていただきます。 まず、議会費につきましては、支出済額は3億7,165万円で、議員報酬や議会運営費などであります。 次に、総務費は39億4,940万円で、加茂支所建て替え事業、地域づくり応援事業などであります。 民生費は175億8,174万円で、子ども医療費の公費負担事業、保育所運営費、国民健康保険等の特別会計への繰出金などであります。 衛生費は30億2,014万円で、空家等対策推進事業、津山圏域衛生処理組合や津山圏域資源循環施設組合への負担金などであります。 労働費は2億5,560万円で、IJUトータルサポート事業、勤労者融資資金に係る預託金、勤労者福祉施設運営管理費などであります。 農林水産業費は16億9,951万円で、有害鳥獣駆除事業、中山間地域等直接支払交付金事業、地域材利用促進事業、つやま和牛ブランド化事業などであります。 商工費は15億4,215万円で、企業立地促進事業、つやま産業支援センター事業、DMO観光まちづくり推進事業などであります。 土木費は48億3,997万円で、神庭66号線整備事業、総社川崎線整備事業、交通安全施設整備事業、重要伝統的建造物群保存事業などであります。 消防費は18億3,896万円で、津山圏域消防組合負担金、防災基盤整備事業などであります。 教育費は64億5,127万円で、小・中学校の施設整備事業、幼稚園の再構築施設整備事業、津山文化センター施設整備事業などであります。 災害復旧費は14億1,350万円で、内訳は農林水産施設災害復旧事業で7億4,999万円、土木施設災害復旧事業で6億4,712万円、文教施設災害復旧事業で1,638万円であります。 公債費は58億5,932万円を、諸支出金は土地開発公社清算事業特別会計への繰出金などで4億4,097万円を支出いたしております。 以上が令和元年度一般会計決算の説明でございます。 引き続き、議案第28号から議案第35号までの各特別会計について一括して説明申し上げます。 これらの特別会計の予算総額は222億4,966万円で、これに対する決算額は、歳入221億23万円、歳出218億7,587万円となっており、歳入歳出差引き額2億2,435万円を翌年度に繰越ししております。 以下、個別の会計の支出についてでございますが、磯野計記念奨学金特別会計は貸付けがなく、支出がありませんでした。 食肉処理センター特別会計は7,705万円で、運営管理費であります。 国民健康保険特別会計は98億3,793万円で、保険給付費、後期高齢者支援金、介護納付金などであります。 公共用地取得事業特別会計は107万円で、一般会計への繰出金であります。 奨学金特別会計は753万円で、奨学貸付金であります。 介護保険特別会計は102億7,271万円で、保険給付費、地域支援事業費などであります。 後期高齢者医療特別会計は13億2,952万円で、後期高齢者医療広域連合納付金などであります。 土地開発公社清算事業特別会計は3億5,003万円で、第三セクター等改革推進債の償還などであります。 続きまして、議案第36号から議案第41号までの6つの財産区会計決算でございますが、歳入総額は2,745万円、歳出総額は1,638万円となっており、歳入歳出差引き額1,107万円を翌年度へ繰越ししております。 続きまして、議案第42号の「令和元年度津山市下水道事業会計決算及び未処分利益剰余金の処分について」につきまして説明申し上げます。 まず、収益的収支でございますが、税込みで収入35億6,289万円で、支出33億4,228万円となっております。この結果、税引き後で1億7,903万円の当年度純利益が生じております。 また、当年度末の未処分利益剰余金は、同額の1億7,903万円となり、全額を資本金に組み入れるものでございます。 続きまして、資本的収支でございますが、税込みで収入25億7,772万円で、支出は39億3,462万円となっております。収入から前年度起債前借り額6億1,080万円を除いた19億6,692万円と支出との差引きは19億6,770万円の不足となっておりますが、不足額は当年度分損益勘定留保資金等で補填いたしております。 次に、議案第43号の「令和元年度津山市水道事業会計決算及び未処分利益剰余金の処分について」につきまして説明申し上げます。 まず、水道事業会計の収益的収支は、税込みで収入33億1,775万円に対し、支出28億5,856万円となっております。この結果、税引き後で3億8,496万円の当年度純利益を生じております。 また、当年度末の未処分利益剰余金は、前年度処分後残高と合わせまして4億3,799万円となり、このうち3億9,216万円を建設改良積立金に積み立てるとともに、4,583万円を資本金に組み入れるものでございます。 続きまして、資本的収支は、税込みで収入8億9,746万円、支出18億6,938万円で、差引き9億7,192万円の不足となっておりますが、不足額は当年度分損益勘定留保資金等で補填しております。 次に、議案第44号の「令和元年度津山市工業用水道事業会計決算」につきまして説明申し上げます。 収益的収支は、税込みで収入2,941万円、支出1,875万円で、1,065万円の当年度純利益が生じております。 資本的収支におきましては、収入はなく、支出2,288万円で、差引き2,288万円の不足となっておりますが、この不足額は過年度分損益勘定留保資金で補填いたしております。 以上をもちまして令和元年度各会計の決算についての説明を終わります。何とぞよろしく御審議の上、御認定賜りますようお願い申し上げます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  提案理由並びに概要説明はただいまお聞きのとおりであります。 これら各会計決算議案18件に対する質疑は、運営予定に従い、9月30日の本会議に行います。 △日程第4  議案第45号「教育委員会委員の任命について」 ○議長(岡安謙典君)  次に、日程第4に入り、議案第45号「教育委員会委員の任命について」を議題といたします。 本案は本日提出され、既に配付のとおりであります。 この際、提案理由の説明を求めます。 市長、登壇。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第45号「教育委員会委員の任命について」につきまして御説明申し上げます。 教育委員会委員4名のうち森尚美氏の任期が9月30日で満了となりますため、新たに総社市刑部の薬師寺明子氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定により、議会の御同意をお願いするものでございます。 薬師寺氏におかれましては、美作大学生活科学部准教授、岡山県立誕生寺支援学校評議員などを務められ、教育活動に御尽力いただいております。人格高潔で、教育、学術等に関し高い識見と情熱を有しておられ、教育委員会委員としてまさに適任であると確信いたしております。何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りいたします。 本案は人事案件であり、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって本案は委員会付託を省略し、本会議において審議することに決しました。 議会運営委員会での申合せにより、質疑、討論を省略し、お諮りいたします。 本案は原案のとおり同意することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって議案第45号「教育委員会委員の任命について」は原案のとおり同意することに決しました。 △日程第5  議案第46号「行政不服審査会委員の選任について」 ○議長(岡安謙典君)  次に、日程第5に入り、議案第46号「行政不服審査会委員の選任について」を議題といたします。 本案は本日提出され、既に配付のとおりであります。 この際、提案理由の説明を求めます。 市長、登壇。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第46号「行政不服審査会委員の選任について」につきまして御説明申し上げます。 行政不服審査会委員5名の任期が9月30日で満了となりますため、江原由美子氏、清水稔氏、長谷川勝一氏につきましては引き続き、また奈義町久常の瀧川浩司氏、市内田町の宮本有二氏を新たに選任いたしたく、津山市行政不服審査会条例の規定により、議会の御同意をお願いするものでございます。 江原氏は、津山工業高等専門学校総合理工学科准教授として御活躍でございます。清水氏は、元市職員で、産業経済部次長、環境福祉部参与などを歴任され、地方行政全般に精通されております。長谷川氏は、美作大学生活科学部教授として御活躍でございます。瀧川氏は、市内において事務所を開設しておられる弁護士でございます。宮本氏は、津山市立阿波小学校校長、北小学校校長を歴任された後、平成28年に御退職をされておられます。 いずれの方々も人格高潔で、法律や行政に関して優れた識見を有しておられるとともに、それぞれの分野における専門知識をお持ちであり、公正かつ的確な判断が求められる行政不服審査会委員として適任であると確信をいたしております。何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りいたします。 本案は人事案件であり、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって本案は委員会付託を省略し、本会議において審議することに決しました。 議会運営委員会での申合せにより、質疑、討論を省略し、お諮りいたします。 本案は原案のとおり同意することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって、議案第46号「行政不服審査会委員の選任について」は原案のとおり同意することに決しました。 △日程第6  議案第47号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」 ○議長(岡安謙典君)  次に、日程第6に入り、議案第47号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」を議題といたします。 本案は本日提出され、既に配付のとおりであります。 この際、提案理由の説明を求めます。 市長、登壇。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第47号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」につきまして御説明申し上げます。 固定資産評価審査委員会委員6名のうち、赤松弘枝氏の任期が9月30日で満了となりますため、引き続き同氏を選任いたしたく、地方税法の規定により、議会の御同意をお願いするものでございます。 赤松氏は、平成23年に弁護士登録され、市内法律事務所にて御活躍でございます。人格、識見ともに高く、公正かつ的確な判断が求められる固定資産評価審査委員会委員として適任であると確信いたしております。何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りいたします。 本案は人事案件であり、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって本案は委員会付託を省略し、本会議において審議することに決しました。 議会運営委員会での申合せにより、質疑、討論を省略し、お諮りいたします。 本案は原案のとおり同意することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって議案第47号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」は原案のとおり同意することに決しました。 △日程第7  諮問第1号「人権擁護委員候補者の推薦について」 ○議長(岡安謙典君)  次に、日程第7に入り、諮問第1号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。 本案は本日提出され、既に配付のとおりであります。 この際、提案理由の説明を求めます。 市長、登壇。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 ただいま上程されました諮問第1号「人権擁護委員候補者の推薦について」につきまして御説明申し上げます。 津山市推薦の人権擁護委員15名のうち、角野一女氏、小林俊道氏及び須田京祐氏の3名の任期が12月31日で満了となりますため、3名の方々を引き続き推薦いたしたく、人権擁護委員法の規定により、議会の御意見をお伺いするものでございます。 角野氏は、NPO法人もっこクラブの相談支援専門員、民生委員、児童委員を務めておられ、平成23年10月から人権擁護委員として御活躍でございます。小林氏は、小学校教員として長年勤務され、津山市立勝加茂小学校校長、美咲町立柵原東小学校校長を歴任された後、平成30年1月から人権擁護委員として御活躍でございます。須田氏は、小学校教員を御退職後、御実家であるお寺で御住職をお務めになっておられ、平成23年10月から人権擁護委員として御活躍でございます。 いずれの方々も人格、識見ともに高く、広く社会の実情に通じておられ、人権擁護に対する理解も深く、人権擁護委員としてふさわしい方々であると確信いたしております。何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りいたします。 本案は人事案件であり、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって本案は委員会付託を省略し、本会議において審議することに決しました。 議会運営委員会での申合せにより、質疑、討論を省略し、お諮りいたします。 本案は原案のとおり同意することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  御異議なしと認めます。 よって諮問第1号「人権擁護委員候補者の推薦について」は原案のとおり同意し、御異議ない旨を答申することに決しました。 これをもちまして本日の日程は終了いたしました。 運営予定に従い、明日25日から29日までは休会とし、次の会議は来る9月30日午前10時から本会議を開きます。 本日御出席の皆様には別途通知はいたしませんので、御了承をお願いいたします。 本日はこれをもって散会いたします。 御苦労さまでした。                                   午後3時57分 散会...