令和 元年 9月定例会 令和元年9月
津山市議会定例会 議 事 日 程(第 6 号) 〇令和元年9月13日(金)午前10時開議┌─────┬─────────────────────────────────────┐│ 日程番号
│ 会 議 に 付 す る 事 件 │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 〇議案質疑・一般質問
││ │ 議案第11号~議案第25号(15件) ││ 第 1
│ (竹内邦彦議員、村田隆男議員、
中村聖二郎議員、津本辰己議員、
││ │ 松本義隆議員)
││ │ 〇委員会付託 │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 請願第1号 ││ 第 2 │ 〇上程
││ │ 〇委員会付託 │└─────┴─────────────────────────────────────┘ 〇散 会 本日の会議に付した事件┌───────────────────────────────────────────┐│ 議 事 日 程 と 同 じ │└───────────────────────────────────────────
┘ 津議第391号 令和元年9月13日 津 山 市 議 会 議 員 殿
津山市議会総務文教委員長 松 本 義 隆 印 〃 厚 生 委 員 長 政 岡 哲 弘 印 〃 産 業 委 員 長 金 田 稔 久 印 〃
建設水道委員長 岡 田 康 弘 印 委 員 会 招 集 通 知 下記により、それぞれ委員会を招集しますからご出席ください。 記1 日時及び場所 ┌──────┬──────┬────────────┬─────────────┐ │ 月 日 │ 時 刻 │ 委 員 会 名 │ 場
所 │ ├──────┼──────┼────────────┼─────────────
┤ │ │ 午前10時 │ 総 務 文 教 委 員 会 │ 第 1 委 員 会 室 │ │9月17日 │ 〃 │ 厚 生 委 員 会 │ 第 2 委 員 会
室 │ │ (火) │ 〃 │ 産 業 委 員 会 │ 第 3 委 員 会
室 │ │ │ 〃 │ 建 設 水 道 委 員 会 │ 第 4 委 員 会 室 │ ├──────┼──────┼────────────┼─────────────
┤ │ │ 午前10時 │ 総 務 文 教 委 員 会 │ 第 1 委 員 会 室 │ │9月18日 │ 〃 │ 厚 生 委 員 会 │ 第 2 委 員 会
室 │ │ (水) │ 〃 │ 産 業 委 員 会 │ 第 3 委 員 会
室 │ │ │ 〃 │ 建 設 水 道 委 員 会 │ 第 4 委 員 会 室 │ └──────┴──────┴────────────┴─────────────┘2 案 件 付託議案及び閉会中継続調査事件 津議第392号 令和元年9月13日 津 山 市 議 会 議 員 殿
津山市議会広報調査特別委員長 吉 田 耕 造 印 〃
議会活性化調査特別委員長 松 本 義 隆 印 特 別 委 員 会 招 集 通 知 下記により、それぞれ委員会を招集しますからご出席ください。 記1 日時及び場所 ┌──────┬──────┬────────────┬─────────────┐ │ 月 日 │ 時 刻 │ 委 員 会 名 │ 場
所 │ ├──────┼──────┼────────────┼─────────────┤ │9月19日 │ 午前10時
│広報調査特別委員会 │ 議 会 応 接
室 │ │ (木) │ 午前10時
│議会活性化調査特別委員会│ 第 3 委 員 会 室 │ └──────┴──────┴────────────┴─────────────┘2 案 件 閉会中継続調査事件 令和元年9月
津山市議会定例会 令和元年9月13日 審 査 付 託 表 ┌───────
┐ │総務文教委員会│ └───────┘議案第11号 令和元年度津山市
一般会計補正予算(第2次)のうち
総務文教委員会の所管に属する事項議案第14号 津山市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例議案第15号 津山市一般職の任期付職員の採用等に関する条例議案第16号 津山市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例のうち
総務文教委員会の所管に属する事項議案第17号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例のうち
総務文教委員会の所管に属する事項議案第18号 津山市
税賦課徴収条例等の一部を改正する条例議案第22号 津山市公民館条例の一部を改正する条例議案第23号
津山文化センター条例の一部を改正する条例議案第24号
定住自立圏形成協定の変更について請願第 1号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための2020年度政府予算に係る意見書採択の要請について ┌───────┐ │厚 生 委 員 会│ └───────┘議案第11号 令和元年度津山市
一般会計補正予算(第2次)のうち厚生委員会の所管に属する事項議案第12号 令和元年度津山市
介護保険特別会計補正予算(第1次)議案第19号 津山市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例議案第20号 津山市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 ┌───────┐ │産 業 委 員 会│ └───────┘議案第11号 令和元年度津山市
一般会計補正予算(第2次)のうち産業委員会の所管に属する事項 ┌───────
┐ │建設水道委員会│ └───────┘議案第11号 令和元年度津山市
一般会計補正予算(第2次)のうち
建設水道委員会の所管に属する事項議案第13号 令和元年度津山市
下水道事業会計補正予算(第1次)議案第16号 津山市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例のうち
建設水道委員会の所管に属する事項議案第17号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例のうち
建設水道委員会の所管に属する事項議案第21号 津山市水道条例の一部を改正する条例議案第25号 市道路線の認定について 出席・欠席または遅参・早退した議員の番号・氏名┌───┬─────────┬───┬───┬───┬─────────┬───┬───┐│ 議席
│ │ 出席 │ 遅参 │ 議席
│ │ 出席 │ 遅参 ││ │ 氏 名 │ │ │ │ 氏 名 │ │ ││ 番号
│ │ 欠席 │ 早退 │ 番号
│ │ 欠席 │ 早退 │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 1 │ 勝 浦 正 樹 │ 出席 │ │ 15 │ 田 口 浩 二 │ 出席 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 2 │ 高 橋 寿
治 │ 〃 │ │ 16 │ 秋 久 憲
司 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 3 │ 村 上 祐 二
│ 〃 │ │ 17 │ 近 藤 吉一郎
│ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 4 │ 広 谷 桂 子
│ 〃 │ │ 18 │ 津 本 辰 己
│ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 5 │ 政 岡 大
介 │ 〃 │ │ 19 │ 松 本 義
隆 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 6 │ 河 村 美
典 │ 〃 │ │ 20 │ 美 見 みち子
│ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 7 │ 三 浦 ひらく
│ 〃 │ │ 21 │ 岡 安 謙
典 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 8 │ 中 村 聖二郎
│ 〃 │ │ 22 │ 竹 内 靖
人 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 9 │ 安 東 伸 昭
│ 〃 │ │ 23 │ 河 本 英 敏
│ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 10 │ 政 岡 哲 弘
│ 〃 │ │ 24 │ 西 野 修 平 │ 〃 │ 早退 │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 11 │ 中 島 完 一
│ 〃 │ │ 25 │ 竹 内 邦
彦 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 12 │ 原 行
則 │ 〃 │ │ 26 │ 吉 田 耕
造 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 13 │ 村 田 隆
男 │ 〃 │ │ 27 │ 森 岡 和 雄
│ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 14 │ 金 田 稔
久 │ 〃 │ │ 28 │ 岡 田 康 弘
│ 〃 │ │└───┴─────────┴───┴───┴───┴─────────┴───┴───
┘ 説明のため出席した者の職氏名┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│ 職 名 │ 氏 名
│ 職 名 │ 氏 名 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 市長 │ 谷 口 圭 三
│ 都市建設部長 │ 岡 部 卓 史 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 副市長 │ 山 田 賢 一
│ 地域振興部長 │ 岡 完 治 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 教育長 │ 有 本 明
彦 │ 加茂支所長 │ 田 中 啓 治 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 総合企画部長 │ 明 楽 智 雄
│ 勝北支所長 │ 高 橋 宏 誌 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 総務部長 │ 梶 岡 潤 二
│ 久米支所長 │ 藤 本 浩 克 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 財政部長 │ 二 宮 俊
幸 │ 阿波出張所長 │ 安 東 正 人 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 財政部参与 │ 小 賀 智 子
│ 選挙管理委員会 │ 内 田 晶 二
││ │ │ 委員長 │ │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 財政部参与 │ 原 田 浩
司 │ 選挙管理委員会 │ 三 好 篤 弘
││ │ │ 事務局長 │ │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 環境福祉部長 │ 森 山 誠 二 │
会計管理者 │ 加 藤 俊 文 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 環境福祉部参与 │ 飯 田 早
苗 │ 水道局長 │ 分 部 秀 樹 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ こども保健部長 │ 織 田 敬 子
│ 学校教育部長 │ 絹 田 真 一 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 産業経済部長 │ 玉 置 晃 隆 │ 生涯
学習部長 │ 小坂田 裕 造 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 農林部長 │ 福 島 康 弘
│ 総務部総務課長 │ 笠 尾 美 樹 │└─────────┴───────────┴─────────┴───────────
┘ 職務のため出席した事務局職員の職氏名┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│ 職 名 │ 氏 名
│ 職 名 │ 氏 名 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 局長 │ 野 口
薫 │ 主幹 │ 近 藤 基 恵 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 次長 │ 尾 高 弘 毅 │ 主任 │ 寺 坂 洋 一 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤│ 企画参事 │ 廣 野 淳 子 │ 主事 │ 井 口 琢 朗 │└─────────┴───────────┴─────────┴───────────
┘ 会議場所 津 山 市 議 会 議 場 午前10時00分 開議
○議長(岡安謙典君) おはようございます。 御着席を願います。 皆様方には連日御苦労さまでございます。 これより9月
津山市議会定例会第6日目の本会議を開きます。 ただいまの出席議員は28名全員であります。 本日の議事日程は、お配りいたしておりますとおり2つの日程といたしております。
△日程第1 議案質疑・一般質問
○議長(岡安謙典君) これより日程第1に入り、「議案質疑及び一般質問」を行います。 昨日に引き続き、順次質問を許可いたします。 25番、竹内邦彦議員、登壇。
◆25番(竹内邦彦君) 〔登壇〕 おはようございます。 議長の許可をいただきまして、順次、通告に従い質問させていただきます。 「天災は忘れたころにやってくる」、この戒めも昨今は死語となるほど、日本全国で季節や場所を問わず、地震、台風、豪雨、猛暑といったさまざまな天災が発生し、我々の生活が脅かされています。つい先週も、県北部の新見を中心とする地域が豪雨に見舞われ、人命の被害はなかったものの、土砂崩れ等で中国縦貫道の下り車線が通行どめとなり、復旧のめどが立っていないという状況です。 津山市においても、平成10年の台風10号による水害、平成16年の台風23号による風害、昨年の7月豪雨災害と、甚大な被害をこうむりました。そこで、本市の防災対策についてお尋ねいたします。 まず初めに、地域の自主防災・防犯組織の設立状況ですが、
連合町内会支部のほうは100%とお聞きしていますが、各町内会の組織率は、今月の津山広報には38.1%とありましたが、その他地域での設立ができてない要因は何でしょうか、お尋ねをいたします。 次に、災害時における行政側の対応状況として、対策本部の構成と役割分担、情報収集並びに周知方法をお尋ねいたします。 次に、昨年作成され、市内全戸に配布されました
防災ハザードマップですが、市民からの評価はいかがでしょうか。また、このマップの更新時期と周知方法はどうされるのでしょうか、お尋ねいたします。 次に、過去の災害を検証し、防災・減災の施策をしっかりと推進していかなければなりません。本市においては水害対策が重要だと考えます。特に、川の氾濫に関してどのような対策事業を展開されていますか。河川のしゅんせつや改修、ポンプゲートの整備等、具体策と現状をお示しください。 次に、本市の観光スポットである城東・城西地区においては、建物が密集し、道路は狭小であり、火事や浸水で大きな被害をこうむることは必然と考えますが、防災・減災対策をどうされていますか、お尋ねをいたします。 次に、防犯対策ですが、市内における防犯灯、防犯カメラの設置状況と
貸出用防犯カメラの使用状況をお尋ねいたします。 また、最近頻繁に報道されるあおり運転ですが、これも
ドライブレコーダーの普及でみんなが知るようになったと思われますが、映像が残るということで、運転中の事故や事件解決に大きく貢献できると思われます。 そこで提案ですが、職員の方が使用される全公用車に設置されたらどうでしょうか、見解をお尋ねいたします。 次に、津山市の廃棄物処理の中で
廃プラスチック処理に絞ってお尋ねいたします。
廃プラスチックは、昨今、海洋ごみとして海の生物の生態系に影響を及ぼしたり、中国を筆頭に輸入禁止措置がとられ、日本国内においての処理が逼迫している状況であります。ここで言う
廃プラスチックの多くは、産業廃棄物としてのはプラスチックではありますが、一般と産業といっても同様のものであり、処理方法に差はありません。 そこでお尋ねいたしますが、
津山圏域クリーンセンターで処理される
廃プラスチックの処理状況を、具体的に回収委託費用、処理費用、資源ごみとしての売却単価、売却先等をお示しください。 次に、県北の市町村における
廃プラスチックの処理状況は、津山圏域と同様なのか、違うのか、お尋ねをいたします。 また、過去にも提案いたしましたが、
廃プラスチック専用のピンクの袋は廃止され、可燃ごみとされたらいかがでしょうか。見解をお尋ねいたします。 以上で登壇での質問を終わります。〔降壇〕
○議長(岡安謙典君) 総務部長。
◎総務部長(梶岡潤二君)
自主防災組織の町内会単位での組織化が進まない要因といたしましては、高齢化や人口減少、役員の担い手不足などがあると思われます。また、地域の防災活動を、
連合町内会支部での自主防災活動に統一している地域もあると伺っております。
自主防災活動は、地域の防災力向上のために重要であると認識しておりますので、町内会単位での組織化がなされていない地域につきましても、
津山圏域消防組合とも連携して、地域の要請により初期消火やAEDの操作訓練、防災講話等の支援を行っております。 次に、本市の災害時における対応につきましては、暴風や大雨等の警報の発表に伴い津山市災害警戒本部を設置し、その後、実際に災害が発生した場合は津山市災害対策本部を設置し、災害対応や被災者への対応を行います。 また、情報収集につきましては、市民の方からの通報によるもののほか、市内公民館など25カ所と各支所、出張所に職員を配置し、地域巡視の実施や町内会や
自主防災組織、消防団等と連携し情報収集を行っております。 災害情報や避難情報の周知につきましては、つやま
災害情報メール、
緊急告知防災ラジオ、防災行政無線などのほか、Lアラートによるマスコミ伝達やテレビの文字放送、L字放送を通じて行っております。また、必要に応じて避難情報や避難所開設などにつきましては、
連合町内会支部長等にも直接電話連絡を行っております。 最後に、昨年お配りいたしました
防災ハザードマップの評価と更新時期、周知方法についてでございます。 前回平成25年に配付いたしました
防災ハザードマップに比べ、市内全地域を1冊にまとめたことでわかりやすくなったと御意見がある一方で、地図の縮尺が小さくなったことから、見づらいとの御指摘も一部ではいただいております。 次回の更新につきましては、現在岡山県が市内における
土砂災害特別警戒区域の指定を進めておりまして、調査が終了した地域には説明会の後、調査結果を反映した
ハザードマップをお配りいたしておりますが、市内全域の
防災ハザードマップにつきましては、本事業の終了後、更新を考えております。 周知方法につきましては、前回と同様に広報紙とあわせた戸別配布と、
市ホームページへの掲載等を考えております。 以上です。
○議長(岡安謙典君) 財政部長。
◎財政部長(二宮俊幸君) 庁用車への
ドライブレコーダー設置についてのお尋ねでありますが、
ドライブレコーダーを設置することで、記録映像が運転中の事故や事件の解決に大きく貢献するだけでなく、運転者自身の運転マナーの向上に寄与すると認識をしております。全ての庁用車への設置が望ましいとは思いますけれども、設置費用や車両の見きわめなどを含めて検討してまいりたいと思います。
○議長(岡安謙典君)
環境福祉部長。
◎
環境福祉部長(森山誠二君) 防犯灯や防犯カメラの状況についてお答えをいたします。 防犯灯については、平成26年のアンケート調査結果と、その後に市の補助で設置したものを加え、平成30年度末で8,795灯で、そのうちLED化したものが1,620灯となっております。防犯カメラについては、町内会や連町支部に補助を開始した平成27年度から平成30年度までに、県、市の補助で設置したものが合計83台ございます。 今年度の市の補助額については、防犯灯設置に対して上限1灯2万円、防犯カメラ設置に対して経費の3分の2で、1台につき上限20万円となっております。貸出カメラについては、現在6台が貸出中となっている状況でございます。 次に、
廃プラスチックの処理について順次お答えをいたします。 収集委託料、処理費用についてですが、収集委託料については、プラスチック容器包装やペットボトルだけの委託契約は結んでおりませんで、可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみなどを含んだ委託内容で、市内5業者と2企業体に、総額9億9,283万5,000円で平成29年度から令和3年度までの5カ年の委託をしております。また、津山圏域クリーセンターでの処理費用に関しましても、運営、維持管理費用の内訳として、プラスチックごみ等特定のごみ種別に係る処理経費の算出は困難でございます。 次に、資源ごみの売却単価、売却先ですが、単価及び事業者については、日本容器包装リサイクル協会が再商品化事業者を対象に入札を行い、決定をいたします。
津山圏域クリーンセンターで処理されたプラスチック容器包装及びペットボトルは、その決定に基づき搬出されております。平成30年下期の再商品化事業者及び単価は、ペットボトルは大阪府泉南市のウツミリサイクルシステムズ株式会社に搬出し、1トン当たり4万1,767円で取引されております。また、プラスチック容器包装では、福山市のJFEプラリソース株式会社に排出し、再商品化費用として
津山圏域クリーンセンターが1トン当たり税抜き490円での負担をしております。 次に、県北市町村の
廃プラスチックの処理状況ですが、美作県民局管内の市町村は、津山圏域と同様にプラスチック容器包装とペットボトルをリサイクルをしております。 最後に、プラスチック容器包装を可燃ごみにしてはとのことでございます。容器包装リサイクル法では、容器包装廃棄物を分別して収集する責務が市町村にあるとされております。分別収集には一定の経費が必要となりますが、循環型社会の一端を担う目的で設置された
津山圏域クリーンセンターの趣旨からも、現在の分別収集を継続し、限りある資源を有効活用することにより、持続可能な社会を目指して分別リサイクルを進めてまいります。
○議長(岡安謙典君) 都市建設部長。
◎都市建設部長(岡部卓史君) 水害対策としての事業展開についての御質問にお答えをいたします。 まず、河川の改修としゅんせつについてでございますが、現在、岡山県によって福田地内の皿川や西吉田地内広戸川におきまして、川幅の拡幅や護岸の整備などが実施されております。また、昨年の7月豪雨を踏まえまして、吉井川や久米川など4河川7カ所で河川しゅんせつを、加茂川など2河川7カ所におきましては河道内の樹木伐採を、今年度実施する予定であると聞いております。 次に、ポンプゲートについてでございますが、平成10年の10号台風災害を受けまして、津山市雨水対策基本計画を策定し、順次ポンプゲートの整備を進めております。現在17カ所の整備計画がございまして、昨年度までに材木町ほか11カ所の整備が完了しております。今年度も2カ所の整備を行っており、残り4カ所となっております。 次に、城東・城西地区の防災対策についてお答えをいたします。 城東地区につきましては、平成31年3月に津山市城東伝統的建造物群保存地区防災計画を策定しており、城東地区全体の計画として、今後防災機器設置等について検討していくこととなっております。 城西地区につきましては、現在、城西まちづくり協議会の防災・防犯部会が中心となり、地域の
ハザードマップの作成や市民による避難所運営訓練の実施など、災害発生時に即応できる自助、共助を意識した取り組みを行っております。 また、当地区は本年度、岡山県地区防災計画策定モデル事業の実施地区に選定され、本市職員もアドバイザーとして参画をしております。 以上です。
○議長(岡安謙典君) 25番、竹内議員。
◆25番(竹内邦彦君) それぞれ答弁をいただいたところで、幾つか再質問いたします。 先に、本市の
廃プラスチックの処理状況より、ピンクの袋を廃止してはとの答弁は、過去と同様、容器包装リサイクル法、循環型社会の一端を担う目的との理由で廃止はしないということでございますが、私も費用対効果を考えると、当然ながら費用のほうがまさっているんではないかということを言わせていただきます。 それでは質問ですが、登壇で述べましたように、日本国内では
廃プラスチック類の滞留が解消されず、処理が逼迫している状況の中、国は各自治体、一部事務組合に対して受け入れ処理を求めているとお聞きをいたしましたが、本市の対応はいかがでしょうか、お尋ねをいたします。 次に、これからもふえていくだろうと予想される使用済みの紙おむつの処理ですが、津山市では現在どのような処理をされていますか。聞くところによると、紙おむつの焼却は炉にダメージを与えるようです。他都市においては資源化されているところもあり、本市としても検討をされたらと考えますが、見解をお尋ねいたします。
○議長(岡安謙典君)
環境福祉部長。
◎
環境福祉部長(森山誠二君)
廃プラスチックの受け入れについてにお答えをいたします。 環境省から、産業廃棄物に該当する
廃プラスチックを一般廃棄物処理施設で受け入れ処理することについて検討するよう通知がございました。しかしながら、
津山圏域クリーンセンターは、処理計画とほぼ同等な処理を行っており余裕がないこと、また建設に当たり、周辺地域住民との協議の中で産業廃棄物の受け入れはしないことで合意をしているため、受け入れは困難であると聞いております。本市といたしましても、
津山圏域クリーンセンターと同様の考えでございます。 次に、紙おむつの資源化についてお答えします。 使用済み紙おむつは可燃ごみとして受け入れ、焼却をしております。紙おむつの焼却による炉の負荷については不明瞭ですが、本年度、紙おむつの資源化について環境省がリサイクルを促すガイドブックを策定する方針であり、今後動向を注視してまいります。
○議長(岡安謙典君) 25番、竹内議員。
◆25番(竹内邦彦君) 再質問の答弁をいただきました。
廃プラスチックの受け入れ処理は、稼働率の余力がなく困難と示されましたが、このことは国からの地方自治体へのお願いであります。今後は早急に再度検討され、外貨獲得に進んでもらいたいということをお願いをいたします。 使用済み紙おむつの資源化に関しては、状況をしっかり注視され、実現の方向に進むことを望んでおきます。 さて、防災対策ですが、町内会単位での自主防災・防犯組織の立ち上げは、人口減少や高齢化により担い手不足が原因で組織化できないとのこと。私は、この組織は自助、共助、公助の核となるものだと考えます。答弁にもありましたが、何かありましたら支部や公共機関がしっかりとサポートできるようにお願いをいたします。 次に、災害時の本市の対応についてですが、大げさに早目早目の通報と対応を行っていただきたいということをお願いをしておきます。
ハザードマップにつきましては、時の経過とともにいろいろと地域の状況も変化していきます。それらを的確に把握し、周知していただくよう、これもお願いをしておきます。 水害の要因となる川の氾濫に対しては、しっかりと県とタイアップして進められているようでありますので、安心をいたしました。 城東・城西地区の防災も、計画が策定され、組織も立ち上げられており、順調に推し進められているようです。 防犯に関しては、防犯灯、防犯カメラの設置も拡充されているようですが、先般の山陽新聞の「ちまた」の欄に、高田小学校6年の竹内洋人君の記事があったんですけど、私の親戚ではございませんが、高田地区には街灯が余りなく、あったほうがいいというような投稿がありましたので、一応御報告をさせていただきます。 次に、
ドライブレコーダーの装備の件に関しては、必要と思われる公用車に検討をお願いをしておきます。 最後に、本市の防災に対して市長の思いをお聞きして、私の質問を終わります。
○議長(岡安謙典君) 市長、登壇。
◎財政部長(二宮俊幸君) 基金が減少していく中での財政運営についてでありますが、まず、財政運営における基金の繰り入れにつきましては、財政調整基金は財源の年度間調整として、地域づくり基金や都市基盤整備事業基金などの特定目的基金は、その設置目的に沿って活用を図ることとしております。厳しい財政状況ではありますが、子ども・子育て支援や教育の充実、産業振興などの施策推進により、本市の将来人口の減少に歯どめをかけて収入増加を図るとともに、計画的かつ継続的な行財政改革の取り組みなどにより財政運営の改善に努めてまいります。 次に、経常収支比率の改善と将来負担比率の抑制についてのお尋ねであります。 経常収支比率につきましては、財政構造の弾力性をはかる指標であり、歳出に占める社会保障関係経費の割合が大幅に増加するなど財政構造が多様化をし、全国の平均値が90%を超える状況となっている中、本市においても高い値となっております。 市民福祉の向上につながる施策の充実には、柔軟性の高い財政構造が求められます。そのため、税収を初めとする収入の増加と積極的な行財政改革の推進などにより経常経費の削減に努め、自由に使える一般財源をより一層確保していくことが必要であります。 また、将来負担比率につきましても、改善傾向にはあるものの、依然として高い値であります。市債の計画的な発行や第三セクター等改革推進債の繰上償還の実施などを引き続き行っていくことで改善に取り組み、将来世代の負担の軽減に努めてまいります。 最後に、維持補修計画と維持補修費の予算の推移についてお答えをいたします。 公共施設の維持管理に関しましては、公共施設等総合管理計画を策定し、面積総量の適正化と多機能化、長寿命化の推進、管理運営コストの縮減と財源の確保等の取り組み方針を示しており、インフラ施設に関しても利用者や第三者の安全を確保した上で、必要な機能を継続的に維持していくというマネジメント基本方針に基づいて整備補修に努めております。 特に、施設改修に当たりましては、公共施設長寿命化等推進基金を活用して、今までの事後保全型の維持管理から、定期的な点検に基づく予防保全型の維持管理への転換を図っております。また、道路維持補修に要する経費につきましても、年度当初に予算措置することによりまして、計画的な維持補修に努めているところであります。 なお、維持補修費の予算の推移につきましては、平成27年9月補正後予算と令和元年9月補正後予算を比較いたしますと、6%の増となっております。
○議長(岡安謙典君) 環境福祉部参与。
◎環境福祉部参与(飯田早苗君) 扶助費において、老人福祉の向上に対し、国、県の制度を補完、先導する市独自の施策についてお答えいたします。 低所得世帯を対象に、定期的な安否確認を必要とするひとり暮らしの高齢者に対する福祉電話の貸与と通話料の一部を支援するもので、平成30年度の事業実績は、14件の利用に対し40万2,000円を執行しております。 以上です。
○議長(岡安謙典君) 18番、津本議員。
◆18番(津本辰己君) それぞれ答弁をいただきました。今後の基金頼みの財政運営からどう脱却をしていくのかということでございますけれども、将来人口の減少に歯どめをかけ、継続的な行革を推進し、自主財源の増大につながるよう努めていくとの答弁でもございました。また、将来世代へのつけ回しとならない財政運営について、経常比率、将来負担比率とも改善傾向にあるが、経費の削減に努め、自由に使える一般財源をより一層確保していき、また市債の計画的な発行等により将来世代への負担軽減に努めていくとの考えが示されました。 この考えは、この種の質問のときにいつも出てくる内容の答弁でもございます。一過性の答弁とならないよう、また答弁にたがわないよう、しっかりと行財政改革に取り組んでいただきたいと、よろしくお願いをしたいと思います。 次に、また維持補修経費は徐々に伸びておるわけでございますが、この事業は市民生活の環境改善に直結する事業経費でもあります。行政に対する市民満足度が高まる分野でもありますので、予算の一層の充実を図っていただきたいと、よろしくお願いをいたしたいと思います。 それでは、まちづくりの拠点施設としての公民館運営についてでございます。 生涯学習部門と地域振興部門をあわせ持つ公民館運営についてでございますけれども、市長より、生涯学習を振興するとともに、地域課題の解決、地域を担う人材確保が持続可能なまちづくりの推進につながり、生涯学習部門と地域振興部門の拠点として公民館を使用することについては、公民館のあり方を検討する中で、機能の拡充、そして強化を念頭に協議していくとの答弁でもございます。公民館運営の所管を、生涯学習部門と地域振興部門をあわせ持つ施設として、また市長の思いがそのような思いであろうと思います。これが実現するべく、早急に庁内協議をしていただきまして、明確にしていただきたいなというふうにお願いをいたしておきたいと思います。 次に、地域の交通弱者対策として、住民自治によりますデマンド機能を構築し、無償による住民の共助による通院、買い物等の補助等の事務局を公民館に設置することについて、また産業経済部長より、住民の共助による移送サービスは、国が認めた運送形態であり、公共交通空白地解消の一つの大きな方策であると。そして、希望する地域には、実施へ向けてのサポートを行いたいとの答弁でもございます。 地域住民の共助による交通弱者対応が、きめの細かい公共交通の補完にもこの作業はつながってくると思います。また、大きな行財政の改革にもつながってくると思います。デマンド方式により地域を守る事業の実施を考えている地域に対しまして、一層の支援をお願いをいたしたいと思います。 次に、農政分野について再度お尋ねをいたしたいと思います。 農業用施設の管理についてでございます。土地改良区が浄化処理した排水の農業用水路への放流による目的外使用料を強制徴収できるかとの問題について、支払いを強制できないとの最高裁の判決があったわけでございます。今後土地改良区に対して、これを判決を受けて、農林部としてどう対応していくのかということにつきまして、国、県、他の自治体の進め方を見きわめて対応するとの答弁でありますが、長年にわたる慣習的な、法的な拘束力のない管理権限による水路使用料の徴収が否定されたわけでございます。 その中で、裁判官の補足意見の中で、農業用水路の維持管理、費用負担のあり方について、管理権限を持つ自治体と土地改良区の間で法的な整理が必要との指摘も出されておるわけでございます。この管理権限について整理、検討は農林部としてどうするのか、お尋ねをいたしたいと思います。 また、市が管理権限を持つ水路の把握はできているのか、お尋ねをいたしたいと思います。 次に、県管理の道路側溝、水路への放流に対しても、改良区の賦課金徴収があるとも聞いておりますけれども、こういう事実があればどのように対応するのか、お尋ねをいたしたいと思います。 最後に、水路の改修、長寿命化に向けてどう取り組んでいくのかについてでございますが、生活基盤を支える非常に重要な施設であるとの認識は持っておると。施設の長寿命化については、国の補助事業で取り組み、改良区の負担を最小限にしていきたいとの答弁でありました。 そこでお尋ねをいたしますけれども、土地改良施設維持管理適正化事業以外の国の補助事業についてどういうものを考えているのか、お尋ねをいたしたいと思います。
○議長(岡安謙典君) 農林部長。
◎農林部長(福島康弘君) 再質問4点にお答えいたします。 まず、水路に関する管理権限の法的な整理についてですが、先ほどの目的外使用の取り扱いを整理する上での前提となるため、法定外公共物に係る関係部署と連携し、早急に整理方法を見出せるよう努めてまいります。 次に、市が管理権限を持つ水路の把握についてですが、国からの譲与台帳や登記簿等で大半は把握しておりますが、国土調査前につくられた水路などは登記がなされていないため、所有権がはっきりしていない土地も存在しております。 次に、道路側溝等において目的外使用の協力金を徴収している際の対応についてですが、農業用水路と兼用している道路側溝につきましても、一般的な農業用水路と同様に管理者と申し出者の間で協議の上、決定されており、先ほどの目的外使用の取り扱いとあわせて対応してまいりたいと考えております。 済みません、答弁漏れがありました。 また、このように農地の宅地化に伴い、今後兼用となる水路も増加し、農業用水路は農用地を含めた地域全体の排水強化にも大きな役割を果たしていることから、農業者、非農業者が地域ぐるみで維持管理の責任を果たせる方法について研究してまいりたいと考えております。 以上です。 〔18番津本辰己君「適正化事業以外の補助事業の答弁あったかな」と呼ぶ〕
◎農林部長(福島康弘君) 失礼しました。 受益者の負担が抑えられる国の補助事業メニューについてですが、水路の改修に当たっては、市の単独事業による小規模修繕を重ねるのではなく、長寿命化が図れる国の補助事業メニューで取り組み、受益者の負担を最小限にすべきと考えております。事業規模等の前提条件はありますが、水利施設等保全高度化という事業メニューがあります。 なお、採択要件などの改良区等への説明につきましては、土地改良区等の施設管理者から事業採択を対象とする部分などの具体的な要望を十分把握した上で、県との協議などを踏まえ、個別に機会を捉えて説明していく流れにしております。 以上です。
○議長(岡安謙典君) 18番、津本議員。
◆18番(津本辰己君) それぞれ答弁いただいたわけでございますけれども、水路の目的外使用のあり方についてでございますけれども、長年にわたり慣習的な管理権限により取り扱っているが、国の方針や判決が下った県、市の対応を踏まえ検討していくとの答弁でありますが、これは最高裁の判決でございます。だから、全国共通項の判例として流通するわけでございますので、それを判決があった県や市の動向というんでなしに、できれば農林部が独自の動きを、独自性を十分に発揮してもらいたいなという思いがあります。 また、今まで長い間の慣習というのが、これは土地改良区の定款というのがございます。これは土地改良区の組合員の約束事ですわな。これをもって賦課金の徴収をしておるという中で、これを会員外のいわゆる目的外使用をされるであろう者に言うというのは、これはちょっと無理があるんじゃないんですかという判決なんです。 じゃけん、これは土地所有者である津山市と通常管理者である土地改良区なりが、もうその管理権限というものを法的にきちっと整備しなさいという一つの判決でもあろうかと思いますので、津山市農林部の主体性というものをしっかりと今後発揮していただきたいなと思います。管理権限の明確化というものを図っていただきたいというふうに思います。 また、農林部として他都市の動向を参考にする、いわゆるもう最終審の判決でございますので、重ねて市独自の対応により、対応することによって土地改良区というものが長く存続し得ると。津山市行政にとっても、土地改良区の役目というのは大きいわけでございますので、これをきちっとした形で将来に土地改良区を渡すという意味でも、この法整備というものをきちっと管理権限というのを明確にするという動作をしっかりとやっていただきたいというふうに思います。 そして、ちょっと私も内部機構の問題なんで、わからん部分もございますけれども、いわゆる今部長答弁の中で無償譲与を受けた道路、水路ですね。平成16年、17年、地方分権の関係で来とると、そういうような台帳もありましょう。それから、国土調査以前につくられた道路、水路については、ようわからんような答弁なんですけれども、これもちょっとおかしなことで、いわゆる都市建設部管理下にそういうような無償譲与、法定外公共物の無償譲与の処理があると。それで、農林関係の部署で協議をかけたら、そちらで確認をせにゃいけんというようなこともありますので、農業に関する農道台帳、農業用水路台帳というものは、でき得れば農林部がさっとわかると、責任を持って管理できるという体制というものも今後必要じゃないかなと思いますので、これもあわせて、機構の問題になるかもわからんですけれども、その辺もしっかりとこれから協議していただきたいなというふうに思います。 それから、土地改良施設の維持管理適正化事業以外の国の補助事業について、水利施設等保全高度化事業があるとの答弁でございます。この事業は機関水路の補修、補強によって長寿命化を図る事業で、国の補助が50%、そして県、市、町、村、そして改良区が補助団体になり、事業を起こすということになるんですけれども、これはあくまでも事業採択年度の前年度の申請というのが建前でございますので、そういうような一般型と、大規模な一般型と小さい簡易型というのがあろうかと思いますけれども、この種は私もいい事業じゃと思いますので、これの啓蒙も、やっぱりこちらから改良区なら改良区に問いかけていかないと、向こうからはなかなか来ないという局面もありますので、これがやっぱり今も言うたように農業用水路だけでなく、大雨のときの洪水抑止力にもなっとる水路でございますので、行政のほうから先に問いかけていくというようなスタンスで、いろんな機会を捉えてこういう資料を開示するというふうに持っていっていただきたいなと思います。 したがいまして、土地改良区に対して事業の説明はできているのかということについて、もう一度答弁をいただきたいなというふうに思います。 それから、農業振興についてでございますけれども、津山版農業ビジネスモデルを構築する上で、現在誰と何を重点に協議しているのかについてお尋ねをいたしました。農業者団体であるJAとの意見交換が重要であり、今後の検討会においてJAとの連携とすみ分けについて議論を深めたいとの答弁でございました。市が考えているJAとの連携とすみ分けは何なのか、お尋ねをしたいと思います。 次に、津山市農商工連携推進計画の現状の主な取り組みとして、地域資源を活用した商品開発や農商工連携により地域農業に一定の成果が得られたとの答弁でもございました。何を商品開発をしたのか、地域農業に一定の成果を具体的に、またそれを今後の津山版農業ビジネスモデルにどう生かしていくのか、お尋ねをいたしたいと思います。
○議長(岡安謙典君) 農林部長。
◎農林部長(福島康弘君) まず、国の補助事業の採択要件などの説明を改良区等に行っているかという御質問ですが、採択要件などの改良等への説明につきましては、先ほど申し上げましたとおり、土地改良区等の施設管理者から事業採択を対象とする部分などの具体的な要望を十分把握した上で、県との協議などを踏まえ、個別に機会を捉えて説明していく流れにしております。 続きまして、地域商社とJAとの連携についての御質問ですが、JAとの連携やすみ分けの考え方につきましては、先ほど申し上げましたとおり、次回以降の検討会の中で固めていきたいと考えておりますが、これまでにJAとの間で協議している方策として、例えば地域商社が持つ販路をJAが活用して、より高い収益を得ることで、生産者にその利益が還元される仕組みなどを考えております。 いずれにしましても、生産者の所得の増加につながるよう、JAとの連携やすみ分けの方策を組み立てていきたいと思っております。 次に、農商工連携に関する御質問ですが、まず、商品開発と成果の具体的な内容ですが、主な開発商品としましては、津山産小麦を活用した津山ロール、ショウガを活用した菓子やシロップのほか、学校給食に提供された新高梨のシロップ漬けやピオーネゼリーなどが上げられます。こうした商品の開発には、生産者と加工事業者に加えまして、地元の高校やJA、商工関係機関がかかわることで、若い世代のアイデアや専門的な視点が大いに生かされた取り組みとして、具体な成果が得られたと考えております。 この農商工連携事業につきましては、今後も農業ビジネスモデルに関連した事業として相乗的な効果が得られるよう取り組む考えであります。
○議長(岡安謙典君) 18番、津本議員。
◆18番(津本辰己君) 水利施設等保全高度化事業についての説明をいただいたわけでございますけれども、これはあくまで事務手順の説明ということで、先ほども申し上げたように、事業の実施に向けて、積極的に改良区等と連絡をとり合いながら取り組んでいただきたいなというふうに思います。 また、JAとの連携とすみ分けは、まずJAが地域商社を活用して高い収益を得ることで、生産者に利益が還元される仕組みを考えているとの答弁でありました。また、津山版農業ビジネスモデルの成功の鍵は、地域商社の出口調査による消費者ニーズの多い作物をいかに産地化できるかにかかっていると思います。生産者第一主義を基本とした検討、実施を忘れないように、よろしくお願いをいたしておきたいと思います。 また、農商工連携について、多くの商品開発、また多くの分野の方々の関与による商品開発事例の説明が今ございました。今後ともこの流れを継続して、津山版農業ビジネスモデルの成功の推進力となるよう、しっかりと頑張っていただきたいなというふうに思います。 それでは、質問を、最後になりますけれども、市所有の農機具倉庫、農作業場等の譲渡についてでございますけれども、国からは解体・補修時におけるアスベストの飛散防止の規制強化をするとの強い方針が出されている中で、壁、屋根材のスレートに含むアスベストは練り込まれている状態であり、アスベストの飛散の可能性は低い、現状での使用については問題がないとの答弁でございました。 そこでお尋ねをいたしますけれども、この倉庫、作業場は、建築後おおむね30年から40年。30年以上経過した建物が多い中で、スレートは劣化し、表面は手でさわっただけで剥がれる状態の建物も多くあるわけでございます。現状のままでの使用では健康被害が、こういう状態でも健康被害がないと考えているのか、再度お尋ねをいたしたいと思います。答弁をお願いします。
○議長(岡安謙典君) 農林部長。
◎農林部長(福島康弘君) スレートが劣化し、手でさわっただけで剥がれる状態のものも、健康被害はないと考えているのかとのお尋ねです。 現在本市が所有し整理を進める農機具保管庫は、市内全域に83施設ありまして、施設ごとの状態は、周辺環境や設置からの経過年数などにより異なっております。スレートが劣化し、表面が手でさわっただけで剥がれるような状態の施設においては、現状のままでの活用はできないと考えられるため、市で解体することになります。
○議長(岡安謙典君) 18番、津本議員。
◆18番(津本辰己君) スレートが劣化し、現状のままでは活用ができない施設は、解体して更地にして整理するとの答弁でもございます。仮に活用できる施設があった場合、現状のまま譲渡を受けたものは、そうはいっても取得後すぐに補修が必要になる可能性の高い老朽建物について、解体・補修の場合の注意点を説明し、判断してもらうとの考えが示されましたけれども、アスベスト除去対策を推進した、今までそういうアスベスト除去というものを推進した津山市という一つの行政のあり方としては、ちょっとおかしいなという疑念が持たれる答弁なんでございますけれども、要はもうアスベスト問題というのは国家賠償法の対象にもなっておる大きな課題でもございます。 そういう中で、市保有の建物に明らかにそういうものがもう現状にしてあるというのがわかっておりながら、この建物を譲渡を受けた後に改修、補修するときには、こういうものがありますよという説明をして、納得してとってもらうというような対応のようにも聞こえるんですけれども、それではちょっと市民に対して、私の考えではちょっとおかしいんじゃないかなということを指摘をさせていただきたいというふうに思います。 最後になりますけれども、こういうことについて最後に答弁をいただいて、本日の質問を全て終了とさせていただきます。
○議長(岡安謙典君) 農林部長。
◎農林部長(福島康弘君) 現状のままの譲渡を行う場合、アスベスト除去対策を推進してきた行政のあり方として問題があるのではとの御指摘ですが、国内におきまして平成17年度以降にアスベストを含む特定建築材料の使用が原則禁止され、同時に飛散防止対策が行われました。それに伴いまして、本市におきましても、市保有施設について、吹きつけアスベスト飛散防止対策方針に基づき適切に対応してまいりました。 この飛散防止対策の対象である特定建築材料とは、吹きつけアスベスト、アスベストを含有する断熱材、保温材、耐火被覆材などが主なもので、アスベストが練り込まれたスレート板は飛散防止対策の対象外となっていたことから、撤去に至らなかったものであります。
○議長(岡安謙典君) 以上で18番、津本辰己議員の質問を終わります。 次の質問を許可いたします。 19番、松本義隆議員、登壇。
◆19番(松本義隆君) 〔登壇〕 失礼いたします。9月定例会一般質問戦、私で最後になりましたけれども、お疲れのところ、もう少しのおつき合いのほどよろしくお願いいたします。 それでは、議長の許可を得ましたので、通告に従い質問をさせていただきます。谷口市長になって初めての質問ですが、納得のできるすばらしい答弁がいただけますよう期待して始めたいと思います。 横山地区の埋立最終処分場についてお尋ねしてみたいと思います。 平成21年3月に横山地区の埋立最終処分場が終了し、45年間の長きにわたり、津山市全体の市民が出すごみをこの地区の処分場でお世話になり、当然周辺地区の皆さん方に多大な御迷惑をかけてきたのも周知のとおりであります。 また、地元に対してもそれなりのことをしなければならないということで、周辺整備事業を行うことで地元に御理解をいただきながら埋立処分場が円滑に稼働してきた歴史があり、そして地元からさまざまな要望が出されていたと思います。 その主な要望は、次のようなことだったと思います。市営住宅の整備、そして東池を埋め立てての公園整備、横山地区を通る県道津山柵原線の道路改良整備、横山川の整備、南横山に行く市道整備等であり、このほかにも多くの要望があったやに聞いております。これらの要望事項は現在までどのように進めてきているのか、お尋ねしてみたいと思います。 次に、処分場の最後の埋立処理について、どんな処理の仕方をされたのかお聞きしたいと思います。 また、処分場跡地についても協議がなされてきた経過があろうかと思いますが、地元からはリサイクルセンターを継続してほしい旨の要望が出されていたと思います。それに対する対処はどうされたのかお答えください。 次に、この最終処分場は、産業廃棄物処分場なのか、それとも一般廃棄物処分場なのか、教えていただきたいと思います。 次に、議案第11号「令和元年度津山市
一般会計補正予算(第2次)」についてお聞きいたします。 この議案は、横山地区の最終処分場に隣接した場所に展望台を整備するということであります。平成31年度の当初予算でこの展望台に予算が計上され、3月議会で議決されておりますが、そのときの予算は幾らだったのか教えてください。また、その詳細と、議案第11号もあわせたいきさつ等を教えていただけたらと思います。 登壇での質問は以上ですが、再質問につきましては、当初の発言通告書では一括方式を選択しておりましたが、正副議長及び議運の正副委員長の了承を得まして、一問一答方式に変更させていただくことになりましたことを申し添えさせていただきます。〔降壇〕
○議長(岡安謙典君)
環境福祉部長。
◎
環境福祉部長(森山誠二君) 最終処分場に関する御質問に順次お答えをいたします。 まず、地元要望に対する現状についてです。 市営住宅の整備でございますが、整備に際し多くの課題があることから、関係部署と協議を重ねているところでございます。 次に、東池の公園整備ですが、現在も池の水利を利用し耕作を行っていることから、事業推進は困難と判断をしたものでございます。 次に、横山地内の県道津山柵原線の整備は、平成27年度に一部区間が事業化され、現在岡山県が事業実施をしております。 次に、横山川の整備ですが、県が砂防事業として昭和63年1月に砂防堰堤を整備し、事業完了となっております。 最後に、市道の整備ですが、県道から荒尾稲荷神社までは一定の整備を完了しております。 次に、処分場の処理の仕方についてお答えします。 埋め立てが終了した最終処分場は、廃棄物処理法及び最終処分場に係る技術上の基準を定める省令に基づき、平成21年3月31日までに最終覆土を施工し、その後、上部の整地を行っております。 次に、資源化センターの継続要望の対応についてですが、最終処分場は平成20年度末をもって埋め立てを終了しましたが、資源化センターなどは、新処理施設稼働までの継続使用や機能移転などについて地元10町内会に承認されました。その後に地元の一部から要望があったことは承知しておりますが、津山市域のごみ処理につきましては、津山市一般廃棄物処理基本計画及び津山市一般廃棄物処理実施計画に基づき、
津山圏域クリーンセンターで行っております。 次に、最終処分場の種別についてですが、津山市最終処分場は一般廃棄物の最終処分場でございます。しかし、法律に基づき一般廃棄物と産業廃棄物をあわせて処分した時代もありました。 最後に、展望広場整備の予算額及び議案第11号についてお答えをいたします。 津山市最終処分場を閉鎖してから跡地利用について地元団体と協議を重ねてまいりましたが、具体化まで至っておりません。処分場の北側からは津山市内が一望でき、特に津山城跡を正面に見ることができることから、最終処分場北側の一部と隣接する選鉱場跡地に展望広場を整備するよう地元団体より要望があったものでございます。この要望を受けまして、平成31年度当初予算で展望広場整備に伴う測量設計委託料として300万円措置しておりましたが、事業実施に当たり現地を再度精査した結果、測量設計費が必要になったことから、今議会で390万円の増額を提案したものでございます。 以上です。
○議長(岡安謙典君) 19番、松本議員。
◆19番(松本義隆君) 答弁をいただきましたけれど、順次再質問をさせていただきたいと思います。 まず、住宅につきまして、多くの課題があるということを答えられましたけれども、どんな課題でしょうかね。
○議長(岡安謙典君) 都市建設部長。
◎都市建設部長(岡部卓史君) 市営住宅の整備や改修を行う場合の課題でございますが、転居や仮住まいが必要となる入居者全員の同意と、工事に際しましての近隣の住民の方々の御理解、御協力が必要というふうになります。 また、土地の利用を含めました効果的な住宅の配置を進めるためには、技術面でありますとか財政面での詳細な検討が必要というふうに考えてございます。
○議長(岡安謙典君) 19番、松本議員。
◆19番(松本義隆君) 地元の皆さん方との協議とか、それから入居者の同意、これは当然のことだと思います。ただ、今そこの入居をしとられる皆さん方、それから近隣の皆さん方、非常に危惧していることがあるんですよね。というのは、あそこの住宅の屋根はスレートでやっていると思うんですけれど、そのスレートに、先ほど18番議員が言いよりましたアスベストが含有されている疑いが非常に強いんですよね。それが風が吹いたりすると、もう飛んでるのが目視できるんですよ。 だから、そういったものを地元の皆さん方に協議をしてとかというようなことを言っていたんじゃいけんのんで、だからそういうことを地元の皆さんがもう心配だから、とにかく早く何とかしてほしいということを言われよるわけですから、そういうことについて、それは部長、早急にどうされるか、もう一遍お答えください。
○議長(岡安謙典君) 都市建設部長。
◎都市建設部長(岡部卓史君) 先ほどの18番議員への答弁、農林部長もお答えをさせていただいた内容とダブると思いますが、今の法律では練り込みのアスベストについては安全だということの判断がありますが、そうはいいましても、今議員のお話にもありましたように危険な、住環境にとって不適切であるというふうに判断される物件につきましては、住宅を管轄をしております都市建設部といたしましても、適切に対応してまいりたいというふうに考えております。
○議長(岡安謙典君) 19番、松本議員。
◆19番(松本義隆君) 今部長から適切に対処したいということを言われよんですけれど、適切にやってもらうのは当たり前のことなんですが、早急にやってもらえるかどうか、ここなんですよ。どうですか。
○議長(岡安謙典君) 都市建設部長。
◎都市建設部長(岡部卓史君) 適切といいますのが、まさに早急にということで考えてございます。 以上です。
○議長(岡安謙典君) 19番、松本議員。
◆19番(松本義隆君) それから、これはもう長きにわたってこの住宅の整備がなかなかできてない。これはどこに原因があるか、私わかりません。だけれども、当然この住宅につきまして、それから周辺につきましても、これは単なる津山市の住宅施策としてやっているものじゃないと私は思っているんですよ。 というのは、やはり先ほど登壇で申しましたように、もう45年間の長きにわたってあそこの最終処分場で、地元の皆さん方に多大な御迷惑をおかけしとるわけですよね。そうすると、そういったことで地元の皆さんが理解をするということは、そういった周辺整備をやってもらうということで理解をされとると、私はそのように認識しているんですよ。 ですから、それをただ協議します、何とかというようなことではいけんと思うので、やっぱり今一番懸念していることを早急にしてやってくれることが津山市の務めじゃないかと私は思っています。だから、そういうことについて、なかなか答えにくい部分はあろうかと思うんですけれど、やはり地元の住民の皆さん、近隣の皆さんのことを考えた上での答弁をきちっとしてやってほしいと思います。
○議長(岡安謙典君) 都市建設部長。
◎都市建設部長(岡部卓史君) まず、今市営住宅にお住まいの皆様方のやはり住環境でありますとか安全を確保すること、これを最優先と考えまして、そのためには地域の皆様の御協力をいただけるように最善の努力を行ってまいりたいというふうに考えております。
○議長(岡安謙典君) 19番、松本議員。
◆19番(松本義隆君) 最善を尽くしてくれるということですので、期待をしておきます。 そして、私もこの住宅についてはちょっと提言をしたいと思います。 というのは、やはり昔はこの要望書の中に高層アパートというのがあったんですよね。それもするというようなことを役所のほうが言っていたみたいですけれど、今日までやっぱり何にもしないで今日まで来たということの中で、やはり今入居している方が十四、五名おられるというのをお聞きしたんですけれど、やはりそういった政策をきちっとしようと思うんでしたら、津山市にもメリットがあることをしなきゃいけないんで、今から高層アパートっていっても非常に無理でしょうから、ですからできましたら、今入居している人たちをできるだけ1棟のところに、リフォームしてあげてそこに集約していただくと。そして、空き家になったところはもう解体撤去してもらって、それでそこを公園にするなり、それから地元の要望も聞きながらそれを払い下げをするとか、そういった方策を考えてみてはどうかと思うんですけれど、どうでしょうか。
○議長(岡安謙典君) 都市建設部長。
◎都市建設部長(岡部卓史君) 先ほど議員がおっしゃられた御提言、真摯にお聞きをしました。そういう方向で我々といたしましても関係部局連携しまして、早期にそういう方向になるように検討し、それで実際に事業が進むように努力してまいりたいというふうに考えております。
○議長(岡安謙典君) 19番、松本議員。
◆19番(松本義隆君) そういったことでよろしくお願いしときます。 次に移ります。 例の東池のことなんですけれど、ここに水利組合の関係者の方が同意が得れればやってもいいというような答弁だったと思うんですけれど、これも当時からもう本当に長い間要望を出されて、そのままになってきておるんですけれど、やはり受益者の方はおられるんですけれども、やっぱり役所側のほうがそういったことを地元から要望が出されたときに話をして、早くこれ解決しとくべきじゃなかったかなというふうに私は思っております。 ですから、今受益者は、お聞きしたころ1人になっておるようなんですので、地元の皆さん方もこの方はお話ししていただけるんじゃないかと思うんですけれど、当局のほうもしっかりとこの受益者の方にお話をしていって、やはり地元からこういう要望が出されている以上は、一日も早く、難しいこれは問題じゃないと思いますので、一日も早く解決できるようにしてやってほしいと思いますが、その辺はどうでしょうか。
○議長(岡安謙典君)
環境福祉部長。
◎
環境福祉部長(森山誠二君) 東池についてでございますけれども、水利関係者全員の同意が得られれば、今後について関係部署、機関と協議を進めたいと思います。
○議長(岡安謙典君) 19番、松本議員。
◆19番(松本義隆君) 先ほど言うたようなことですから、これも早急によろしくお願いしておきたいと思います。 次に、一番肝心かなめな県道について、一部の区間は今整備実施中であるということを言われておるんですけれども、私が一番危惧しているのは、当然今のところから順番にしてくるんでしょうけれども、前から非常に要望を強く出されておった、もう本当にその地区の真ん中を走っている県道ですね。非常に危険な道路だということは、多分これは皆さん方は、市長さんを含め皆さん方これ、この写真を見たことをあると思うんですが、非常にもう危険な状態の中で子供さんたちが登下校をやっておる状態でございます。もう車すれすれで行っていると思います。 だから、こういった道路は、津山市の市道じゃないんでしょうけれども、でもやはりこれは周辺整備事業ということで、特別な考え方でやっぱり早くやってもらわなきゃいけないのに、今日までできてない。こういったものは、どういったところにこれ原因があるんでしょうか。
○議長(岡安謙典君) 都市建設部長。
◎都市建設部長(岡部卓史君) 今お話をいただきました道路というのは、県道津山柵原線の改良工事というふうにお聞きしましたが、御存じと思いますけれども、平成17年より事業化になりまして、今県のほうで用地買収のほうを進めていただいております。用地買収といいますのは、なかなかやはり個人の権利関係が伴いますので、なかなか進んでないといいますか、進んでおるんですけど、ちょっとまだ十分完全に買収が終わってないと、そういう状況でございます。 そういう中で、津山市といたしましても県と協力して、そういう事業推進につながるよう努力しておるということで御理解をいただきたいというふうに思います。
○議長(岡安謙典君) 19番、松本議員。
◆19番(松本義隆君) 今一部のところでやっているということなんですけれど、一部というのは、多分福岡保育園のところに信号がある、あのあたりまでぐらいじゃないかと思う、作陽高校の下からあのあたりまでじゃないかとは思うんですけれど、今私が写真をお示ししたのは、その福岡保育園から柵原に向かって町の中ですね、地区の町の中の今写真を示したんですけれど、ここの先の計画はこれどうなっていますか。
○議長(岡安謙典君) 都市建設部長。
◎都市建設部長(岡部卓史君) お話の計画の区間につきましては、現在進めている事業完了後の状況を見て、事業化について検討するというふうに県のほうから聞いております。
○議長(岡安謙典君) 19番、松本議員。
◆19番(松本義隆君) 今のところが完了してから検討すると。これ検討というても、もうこれ何十年前から要望が出ていた路線だと思うんですけれど。だから、これはもう県だけのことじゃなくて、やはり津山市のほうも真剣にこれ考えてやってくれなきゃいけないんじゃないんかなと思うんですよ。 これができなかった理由というのはいろいろあるとは思うんですけれど、だけど私らから見たら、それは本当に必要なことですから、どんな理由があろうともやっておかなきゃいけなかったんじゃないかなと今思っているんですけれど、これ前にも前任者のときに質問をさせてもらいました、前市長のときに。この写真を示しながら質問させてもらったんですけれど、それからもう恐らく3年か4年たっていると思うんですけれど、その質問してから、何も動いてないのが現状なんですよ。 だから、やはり少なくてもここの路線、県がそんなに悠長なことを言われるんだったら、津山市のほうが進んで調査費でも計上するとか、そういったことをやってもらったらどうかと思うんですが、その辺はどうでしょうか。
○議長(岡安謙典君) 都市建設部長。
◎都市建設部長(岡部卓史君) 議員のおっしゃられる区間につきましては、本市といたしましても毎年要望しているところでございますが、まずは現在進めている事業におきまして、先ほども申しました事業調整等でしっかり協力し、これから県ができるだけ早く今やっている工事を完了し、次に着手検討していただけるようにしっかりと取り組んでまいります。
○議長(岡安謙典君) 19番、松本議員。
◆19番(松本義隆君) この路線で過去に交通事故で亡くなった方もおられるというのを聞いていますけど、それは承知していますか。
○議長(岡安謙典君) 都市建設部長。
◎都市建設部長(岡部卓史君) 事故があったことは承知をしております。
○議長(岡安謙典君) 19番、松本議員。
◆19番(松本義隆君) そういった危険な道路なので、やはりもう再三言いますけれども、とにかく一日も早くしてあげることが、やはり近隣の住民の皆さん、そしてあそこを通行される皆さんが安心されるんじゃないかと、私はそのように思っていますので、だからもう検討だとか協議をするとかというようなことは、もうとっくに過ぎているはずだと私は思うんですよ。だから、もう県との協議は問答無用でやっていただきたいというふうに思っています。 そして、先ほど調査費でもつけてくださいということを言ったんですけど、これ津山市でつけれることは可能なんですか、それとも、県道だからなかなか難しいかもわかりませんが、津山市の独自のことでやれるんだったら、そのようにしてやってもらいたいと思うんです。そうすると地元の皆さん方もある程度安心する分があるんじゃないかと思うんですけど、どうでしょうか。
○議長(岡安謙典君) 都市建設部長。
◎都市建設部長(岡部卓史君) 今の答弁の前に、先ほどお答えをさせていただきました事業着手年度が平成17年度というふうに申し上げましたが、正しくは平成27年度ということで訂正をさせていただきます。 それでは、ただいまの御質問でございます。予算を計上することができないかということでございますが、現状では困難でございまして、市としてできることを最大限積極的に取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(岡安謙典君) 19番、松本議員。
◆19番(松本義隆君) とにかくもう県とは問答無用でこの話を進めて、とにかく事業着手ができるように、一日でも早くできるように、とにかく県とすぐに協議を始めてください。よろしくお願いしときます。 次に移ります。 次は、処分場の最後のしまい方について、先ほど答弁いただきましたけれど、覆土をして終わったということなんですけれど、この覆土というのは、アスファルトを上に敷き詰めて終わったということでしょうか。
○議長(岡安謙典君)
環境福祉部長。
◎
環境福祉部長(森山誠二君) 管理型処分場並びに旧処分場は、埋立終了時に土砂による最終覆土を施工しております。旧処分場の一部にアスファルト舗装を施しておりますのは、雨水による浸出水への影響を抑制するために、雨水対策工事として施工したものでございます。
○議長(岡安謙典君) 19番、松本議員。
◆19番(松本義隆君) 雨水による浸出をどっちかといったら抑制するという答弁だったんですけれど、あそこに、この間あそこへ上がらせてもらったんですけれど、後からできた管理型ですね、ここはその最後のところ舗装はしておりません。だから、旧型のほうでしょうね、アスファルトを敷き詰めているのは。だから、ここの違いはこれは何ですか。
○議長(岡安謙典君)
環境福祉部長。
◎
環境福祉部長(森山誠二君) これは平成12年度でしたか、浸出水によります事故がございまして、そのことの対策のために、ある程度浸出水を抑制するという目的のために一部を舗装したものでございます。
○議長(岡安謙典君) 19番、松本議員。
◆19番(松本義隆君) 先ほど言ったように、私はあそこへ上がって、ガス抜きのためにパイプがいろいろ、何カ所かパイプを入れていますよね。それで、そのパイプの先に行って私はにおったんですけれど、ほとんどにおいがない。ということは、これは中ではっきり言ってガスが発生してないんじゃないかと思うんですよね。それから、後のほうの管理型のほうへ行ったら、もうそこの場所へ行っただけでにおいます。 だから、ここの違いというのは、極端に言うと、今先ほど森山部長は雨水を抑制するためにアスファルトを敷き詰めたんだと言うけれども、実際そうじゃなくて、何かがあるからそうしたんだろうと私は思うんですけれど、雨水がやっぱり入らないと、中のごみは洗い出しが私はできないと思うんです。 そして、あそこの管理をするのにおいて、大学の先生か何かが会長になられてやっているのがあったんですけれど、津山市廃棄物処理施設跡地対策委員会専門委員会報告というのが上がってきております。これが平成26年5月ですね。ここの会長さんが河原さんという方のようなんですけれど、この方がこの報告書で言われているのは、非常に管理をしとる数値が非常にいいということをここへ書かれとんですけれど、その原因としては、廃棄物層に雨水が入るような構造になっており、汚染物質の洗い出しが進んでいるものと考えられるということで、こういう報告をされた中で、管理しているここの水質の数値が非常にいい数値が推移をしているということをここへ報告されとんですけど、現場へ皆さん行ってみたかどうかわかりません。市長は特に現場へ行かれたかどうかわかりませんが、現場へ行ってみたらわかると思うんですけれど、こんな状態の中でアスファルト舗装をしてしまったら、中のものが洗い出しは絶対できません。となると、今ここに報告されておるとおり、数値は全く変わらない、いい数値が出るとは思います。だから、そこらをちょっと改善をしてもらうようなことを考えないと、地元の皆さんはこのことで一番不安になっとるわけですよ。 ですから、そういったことを、先ほど森山部長は何カ所か雨水が入るようなことをしているということを言ったと思うんですけれど、言ってないかな、それ。たしかそういうことを言ったと思うんですけれど、それはとてもじゃないけど、あの何カ所か舗装してない部分があるんですけれど、あれでは雨水が私は入らないなと私は思っています。たまたま私が行ったときに雨が降っていました。そのときにじゃあそこへ水が浸透しているのかといったら、そんなことはありませんよ。若干は入っているかもしれませんけど、あの広い処分場の中で、雨水が十分入って中のごみを洗い出しするようなことには私はなってないと思っています。そういう分について部長どうですか。
○議長(岡安謙典君)
環境福祉部長。
◎
環境福祉部長(森山誠二君) 確かに舗装はしておりますけれども、雨水による洗い出し、このことは当然考慮しておりまして、8カ所未舗装部を設けております。
○議長(岡安謙典君) 19番、松本議員。
◆19番(松本義隆君) 未舗装の部分が8カ所、そういったものを雨水を入れるために設けているということを言われているんですけれど、私はそれで十分とは思いません。ですから、やはり本当にここの中のごみを洗い出しをかけて、本当にこのごみがもうここにあっても、将来安心して地元の皆さん方が生活ができるというようなことが本当に言えるかどうか。 また、今の数値でしたら、やり方でしたら、下のところに水質の管理をしとる場所があると思います。お聞きしたら、年間に数千万円のお金をかけてそこを管理しているということをお聞きしているんですけれど、そんなもん意味がないんじゃないかと私は思うんですよ。 だから、そういう部分で、本当に水の処理をやっているところが完全に機能されるんでしたら、やはり上からの処分場からの洗い出しがきちっとできるような方策を考えてやらないけんのじゃないかと、私はそのように思いますけれど、水質管理をやっているあの場所について、今本当にあれ、部長、必要なものかどうか、それをもう一回お答えください。
○議長(岡安謙典君)
環境福祉部長。
◎
環境福祉部長(森山誠二君) 浸出水はまだ排水基準に達していない項目がございます。ですので、現在あります水処理施設は適正に稼働しております。
○議長(岡安謙典君) 19番、松本議員。
◆19番(松本義隆君) 適切に稼働しているということは、先ほど私が言いましたように、そういった状況だから適切にやっているというだけのことであって、実際今の舗装している部分を全部舗装を剥がして、雨水が全部入っていったら、今のままの数値では私はないと思うんですよ。 だから、なかなか困難かもわかりませんけれど、だけど私はそういったものを含めた中で、やはり地元の皆さん方がそういったことも含めた中で周辺整備をやってくださいというお願いをしているにもかかわらず、ほとんどができてないような状況です。 そこで部長、地元の皆さん方は、久米の領家の新クリーンセンターに見学に何回も行っとるようです。そことやっぱり比較するんですね。周辺整備がどんだけできとるか、できてないか。だから、そういった部分で、この横山の処分場の周辺整備と、それから領家の新クリーンセンターの周辺整備の部分の違いをちょっと語ってみてください。
○議長(岡安謙典君)
環境福祉部長。
◎
環境福祉部長(森山誠二君) 3カ所の周辺整備でございますけれども、これは個々の事業、それから個々の事情も異なりますので、一概にこれが多いか少ないかというようなことは、なかなか難しいのではないかなと思います。
○議長(岡安謙典君) 19番、松本議員。
◆19番(松本義隆君) 部長、当時の時代の背景もありましょうから、その時代と、この横山の最終処分場をやっているころの時代と、それから今の時代とは比較はできない部分があろうかと思うんですけれど、でも横山の最終処分場から領家の新クリーンセンターのほうに移ってまだ七、八年しかたってないと思うんですよ。そんなような中で、じゃあ七、八年の差でこんなに差がつくかと思ったら、私は疑問に思うんですよ。 だから、新クリーンセンターと、それから長年に御迷惑をかけたその場所の周辺整備、やはりこれは登壇でも言いましたように、主な要望項目があったと思うんですけれど、それがやっぱりなかなか前に進めてないのが、結局今日のこういったことを招いていると私は思っている。 だから、そういったことを踏まえて、なかなかいろんな諸問題がある中で、きちっと言ったとおりにやってくれといっても非常に難しい部分はあろうかとは思うんですけれど、でもやはり地元の皆さん方が苦しんできとる経過が私はあると思うんです。中でやっぱり、地区の中でもいろんな問題があったりして、けんかまでとは言いませんけれど、意見の合わない方たちがいろんな団体から抜けたり何やかんやしとる経過もあると思うんですよ。だから、そういったことは、やはり当局のほうがそういったことをしてあげてないことに私は起因していると思っています。 だから、そういったことも含めた中で、やはり新クリーンセンターと比較することは難しいかもわかりませんけれども、やはり一般の方、誰が見ても、ああ、ここは周辺整備してあげとるなというような状況をつくらないけんと思うんです。それが私は当局の務めじゃないかと思っていますが、この辺のことは一番最後にまた市長に見解をお伺いしようと思うんですけれど、今言った最終処分場のことにつきましては、やはりまたこれからもっと考えなきゃいけないというふうに思っています。 そして、その次の質問に移りますけれど、クリーンセンターを、もうあそこも領家のほうに移ってから7年かな、それぐらいたつと思うんですけれど、今あそこに建物なんかが残っているんですね。クリーンセンター、横山の処分場のところでやっていたと思うんですけれど。そういった建物については、これはどうされようと思うんですか。
○議長(岡安謙典君)
環境福祉部長。
◎
環境福祉部長(森山誠二君) 処分場の跡にあります旧のリサイクルセンターのことと思います。現在津山市のごみ処理は、
津山圏域クリーンセンターに機能移転しておりますことから、この建物については、跡地協議を進めていく中で一緒に検討していきたいというふうに考えております。
○議長(岡安謙典君) 19番、松本議員。
◆19番(松本義隆君) 今の新クリーンセンターに移動して稼働していることはよく承知しているんですけど、ここに継続要望が出ていたにもかかわらず、地元の方が了承したというようなこともお聞きしとるんですけど、了承していた皆さん方はどこどこの方が了承されたのか、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
○議長(岡安謙典君)
環境福祉部長。
◎
環境福祉部長(森山誠二君) 町内会で言いますと、東横山1区から7区町内会、西横山町内会、西横山宮ノ前町内会、南横山町内会の10町内会でございます。
○議長(岡安謙典君) 19番、松本議員。
◆19番(松本義隆君) じゃあ、この今の言った10町内会にお話をした中で了解をもらって、もうここでは、横山の処分場の跡地のところではリサイクルセンターはやらないということの認識でよろしいんですね。
○議長(岡安謙典君)
環境福祉部長。
◎
環境福祉部長(森山誠二君) はい、そのとおりでございます。