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09月13日-06号

  • "津山市議会広報調査特別委員長"(/)
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  1. 津山市議会 2019-09-13
    09月13日-06号


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    令和 元年 9月定例会                              令和元年9月津山市議会定例会                議 事 日 程(第 6 号) 〇令和元年9月13日(金)午前10時開議┌─────┬─────────────────────────────────────┐│ 日程番号 │       会  議  に  付  す  る  事  件        │├─────┼─────────────────────────────────────┤│     │ 〇議案質疑・一般質問                          ││     │   議案第11号~議案第25号(15件)                ││ 第 1 │  (竹内邦彦議員、村田隆男議員、中村聖二郎議員、津本辰己議員、     ││     │   松本義隆議員)                           ││     │ 〇委員会付託                              │├─────┼─────────────────────────────────────┤│     │ 請願第1号                               ││ 第 2 │ 〇上程                                 ││     │ 〇委員会付託                              │└─────┴─────────────────────────────────────┘ 〇散 会                 本日の会議に付した事件┌───────────────────────────────────────────┐│ 議 事 日 程 と 同 じ                             │└───────────────────────────────────────────┘                                      津議第391号                                    令和元年9月13日 津 山 市 議 会 議 員 殿                       津山市議会総務文教委員長 松 本 義 隆 印                         〃  厚 生 委 員 長 政 岡 哲 弘 印                         〃  産 業 委 員 長 金 田 稔 久 印                         〃  建設水道委員長 岡 田 康 弘 印                委 員 会 招 集 通 知 下記により、それぞれ委員会を招集しますからご出席ください。                      記1 日時及び場所  ┌──────┬──────┬────────────┬─────────────┐  │ 月  日 │ 時  刻 │ 委  員  会  名 │  場       所  │  ├──────┼──────┼────────────┼─────────────┤  │      │ 午前10時 │ 総 務 文 教 委 員 会 │ 第 1 委 員 会 室 │  │9月17日 │   〃   │ 厚    生 委 員 会 │ 第 2 委 員 会 室 │  │  (火)  │   〃   │ 産    業 委 員 会 │ 第 3 委 員 会 室 │  │      │   〃   │ 建 設 水 道 委 員 会 │ 第 4 委 員 会 室 │  ├──────┼──────┼────────────┼─────────────┤  │      │ 午前10時 │ 総 務 文 教 委 員 会 │ 第 1 委 員 会 室 │  │9月18日 │   〃   │ 厚    生 委 員 会 │ 第 2 委 員 会 室 │  │  (水)  │   〃   │ 産    業 委 員 会 │ 第 3 委 員 会 室 │  │      │   〃   │ 建 設 水 道 委 員 会 │ 第 4 委 員 会 室 │  └──────┴──────┴────────────┴─────────────┘2 案    件  付託議案及び閉会中継続調査事件                                      津議第392号                                    令和元年9月13日 津 山 市 議 会 議 員 殿                  津山市議会広報調査特別委員長    吉 田 耕 造 印                    〃  議会活性化調査特別委員長 松 本 義 隆 印              特 別 委 員 会 招 集 通 知 下記により、それぞれ委員会を招集しますからご出席ください。                      記1 日時及び場所  ┌──────┬──────┬────────────┬─────────────┐  │ 月  日 │ 時  刻 │ 委  員  会  名 │  場       所  │  ├──────┼──────┼────────────┼─────────────┤  │9月19日 │ 午前10時 │広報調査特別委員会   │ 議 会 応 接 室   │  │ (木)  │ 午前10時 │議会活性化調査特別委員会│ 第 3 委 員 会 室 │  └──────┴──────┴────────────┴─────────────┘2 案    件  閉会中継続調査事件                               令和元年9月津山市議会定例会                                    令和元年9月13日                審  査  付  託  表  ┌───────┐  │総務文教委員会│  └───────┘議案第11号 令和元年度津山市一般会計補正予算(第2次)のうち総務文教委員会の所管に属する事項議案第14号 津山市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例議案第15号 津山市一般職の任期付職員の採用等に関する条例議案第16号 津山市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例のうち総務文教委員会の所管に属する事項議案第17号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例のうち総務文教委員会の所管に属する事項議案第18号 津山市税賦課徴収条例等の一部を改正する条例議案第22号 津山市公民館条例の一部を改正する条例議案第23号 津山文化センター条例の一部を改正する条例議案第24号 定住自立圏形成協定の変更について請願第 1号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための2020年度政府予算に係る意見書採択の要請について  ┌───────┐  │厚 生 委 員 会│  └───────┘議案第11号 令和元年度津山市一般会計補正予算(第2次)のうち厚生委員会の所管に属する事項議案第12号 令和元年度津山市介護保険特別会計補正予算(第1次)議案第19号 津山市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例議案第20号 津山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例  ┌───────┐  │産 業 委 員 会│  └───────┘議案第11号 令和元年度津山市一般会計補正予算(第2次)のうち産業委員会の所管に属する事項  ┌───────┐  │建設水道委員会│  └───────┘議案第11号 令和元年度津山市一般会計補正予算(第2次)のうち建設水道委員会の所管に属する事項議案第13号 令和元年度津山市下水道事業会計補正予算(第1次)議案第16号 津山市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例のうち建設水道委員会の所管に属する事項議案第17号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例のうち建設水道委員会の所管に属する事項議案第21号 津山市水道条例の一部を改正する条例議案第25号 市道路線の認定について           出席・欠席または遅参・早退した議員の番号・氏名┌───┬─────────┬───┬───┬───┬─────────┬───┬───┐│ 議席 │         │ 出席 │ 遅参 │ 議席 │         │ 出席 │ 遅参 ││   │  氏   名  │   │   │   │  氏   名  │   │   ││ 番号 │         │ 欠席 │ 早退 │ 番号 │         │ 欠席 │ 早退 │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  1 │ 勝 浦 正 樹 │ 出席 │   │ 15 │ 田 口 浩 二 │ 出席 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  2 │ 高 橋 寿 治 │ 〃 │   │ 16 │ 秋 久 憲 司 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  3 │ 村 上 祐 二 │ 〃 │   │ 17 │ 近 藤 吉一郎 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  4 │ 広 谷 桂 子 │ 〃 │   │ 18 │ 津 本 辰 己 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  5 │ 政 岡 大 介 │ 〃 │   │ 19 │ 松 本 義 隆 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  6 │ 河 村 美 典 │ 〃 │   │ 20 │ 美 見 みち子 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  7 │ 三 浦 ひらく │ 〃 │   │ 21 │ 岡 安 謙 典 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  8 │ 中 村 聖二郎 │ 〃 │   │ 22 │ 竹 内 靖 人 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  9 │ 安 東 伸 昭 │ 〃 │   │ 23 │ 河 本 英 敏 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 10 │ 政 岡 哲 弘 │ 〃 │   │ 24 │ 西 野 修 平 │ 〃 │ 早退 │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 11 │ 中 島 完 一 │ 〃 │   │ 25 │ 竹 内 邦 彦 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 12 │ 原   行 則 │ 〃 │   │ 26 │ 吉 田 耕 造 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 13 │ 村 田 隆 男 │ 〃 │   │ 27 │ 森 岡 和 雄 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 14 │ 金 田 稔 久 │ 〃 │   │ 28 │ 岡 田 康 弘 │ 〃 │   │└───┴─────────┴───┴───┴───┴─────────┴───┴───┘               説明のため出席した者の職氏名┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│  職   名  │  氏     名  │  職   名  │  氏     名  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 市長      │  谷 口 圭 三  │ 都市建設部長  │  岡 部 卓 史  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 副市長     │  山 田 賢 一  │ 地域振興部長  │  岡   完 治  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 教育長     │  有 本 明 彦  │ 加茂支所長   │  田 中 啓 治  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 総合企画部長  │  明 楽 智 雄  │ 勝北支所長   │  高 橋 宏 誌  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 総務部長    │  梶 岡 潤 二  │ 久米支所長   │  藤 本 浩 克  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 財政部長    │  二 宮 俊 幸  │ 阿波出張所長  │  安 東 正 人  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 財政部参与   │  小 賀 智 子  │ 選挙管理委員会 │  内 田 晶 二  ││         │           │ 委員長     │           │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 財政部参与   │  原 田 浩 司  │ 選挙管理委員会 │  三 好 篤 弘  ││         │           │ 事務局長    │           │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 環境福祉部長  │  森 山 誠 二  │ 会計管理者   │  加 藤 俊 文  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 環境福祉部参与 │  飯 田 早 苗  │ 水道局長    │  分 部 秀 樹  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ こども保健部長 │  織 田 敬 子  │ 学校教育部長  │  絹 田 真 一  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 産業経済部長  │  玉 置 晃 隆  │ 生涯学習部長  │  小坂田 裕 造  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 農林部長    │  福 島 康 弘  │ 総務部総務課長 │  笠 尾 美 樹  │└─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘             職務のため出席した事務局職員の職氏名┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│  職   名  │  氏     名  │  職   名  │  氏     名  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 局長      │  野 口   薫  │ 主幹      │  近 藤 基 恵  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 次長      │  尾 高 弘 毅  │ 主任      │  寺 坂 洋 一  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 企画参事    │  廣 野 淳 子  │ 主事      │  井 口 琢 朗  │└─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘   会議場所  津 山 市 議 会 議 場                                   午前10時00分 開議 ○議長(岡安謙典君)  おはようございます。 御着席を願います。 皆様方には連日御苦労さまでございます。 これより9月津山市議会定例会第6日目の本会議を開きます。 ただいまの出席議員は28名全員であります。 本日の議事日程は、お配りいたしておりますとおり2つの日程といたしております。 △日程第1  議案質疑・一般質問 ○議長(岡安謙典君)  これより日程第1に入り、「議案質疑及び一般質問」を行います。 昨日に引き続き、順次質問を許可いたします。 25番、竹内邦彦議員、登壇。 ◆25番(竹内邦彦君) 〔登壇〕 おはようございます。 議長の許可をいただきまして、順次、通告に従い質問させていただきます。 「天災は忘れたころにやってくる」、この戒めも昨今は死語となるほど、日本全国で季節や場所を問わず、地震、台風、豪雨、猛暑といったさまざまな天災が発生し、我々の生活が脅かされています。つい先週も、県北部の新見を中心とする地域が豪雨に見舞われ、人命の被害はなかったものの、土砂崩れ等で中国縦貫道の下り車線が通行どめとなり、復旧のめどが立っていないという状況です。 津山市においても、平成10年の台風10号による水害、平成16年の台風23号による風害、昨年の7月豪雨災害と、甚大な被害をこうむりました。そこで、本市の防災対策についてお尋ねいたします。 まず初めに、地域の自主防災・防犯組織の設立状況ですが、連合町内会支部のほうは100%とお聞きしていますが、各町内会の組織率は、今月の津山広報には38.1%とありましたが、その他地域での設立ができてない要因は何でしょうか、お尋ねをいたします。 次に、災害時における行政側の対応状況として、対策本部の構成と役割分担、情報収集並びに周知方法をお尋ねいたします。 次に、昨年作成され、市内全戸に配布されました防災ハザードマップですが、市民からの評価はいかがでしょうか。また、このマップの更新時期と周知方法はどうされるのでしょうか、お尋ねいたします。 次に、過去の災害を検証し、防災・減災の施策をしっかりと推進していかなければなりません。本市においては水害対策が重要だと考えます。特に、川の氾濫に関してどのような対策事業を展開されていますか。河川のしゅんせつや改修、ポンプゲートの整備等、具体策と現状をお示しください。 次に、本市の観光スポットである城東・城西地区においては、建物が密集し、道路は狭小であり、火事や浸水で大きな被害をこうむることは必然と考えますが、防災・減災対策をどうされていますか、お尋ねをいたします。 次に、防犯対策ですが、市内における防犯灯、防犯カメラの設置状況と貸出用防犯カメラの使用状況をお尋ねいたします。 また、最近頻繁に報道されるあおり運転ですが、これもドライブレコーダーの普及でみんなが知るようになったと思われますが、映像が残るということで、運転中の事故や事件解決に大きく貢献できると思われます。 そこで提案ですが、職員の方が使用される全公用車に設置されたらどうでしょうか、見解をお尋ねいたします。 次に、津山市の廃棄物処理の中で廃プラスチック処理に絞ってお尋ねいたします。 廃プラスチックは、昨今、海洋ごみとして海の生物の生態系に影響を及ぼしたり、中国を筆頭に輸入禁止措置がとられ、日本国内においての処理が逼迫している状況であります。ここで言う廃プラスチックの多くは、産業廃棄物としてのはプラスチックではありますが、一般と産業といっても同様のものであり、処理方法に差はありません。 そこでお尋ねいたしますが、津山圏域クリーンセンターで処理される廃プラスチックの処理状況を、具体的に回収委託費用、処理費用、資源ごみとしての売却単価、売却先等をお示しください。 次に、県北の市町村における廃プラスチックの処理状況は、津山圏域と同様なのか、違うのか、お尋ねをいたします。 また、過去にも提案いたしましたが、廃プラスチック専用のピンクの袋は廃止され、可燃ごみとされたらいかがでしょうか。見解をお尋ねいたします。 以上で登壇での質問を終わります。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  総務部長。 ◎総務部長(梶岡潤二君)  自主防災組織の町内会単位での組織化が進まない要因といたしましては、高齢化や人口減少、役員の担い手不足などがあると思われます。また、地域の防災活動を、連合町内会支部での自主防災活動に統一している地域もあると伺っております。自主防災活動は、地域の防災力向上のために重要であると認識しておりますので、町内会単位での組織化がなされていない地域につきましても、津山圏域消防組合とも連携して、地域の要請により初期消火やAEDの操作訓練、防災講話等の支援を行っております。 次に、本市の災害時における対応につきましては、暴風や大雨等の警報の発表に伴い津山市災害警戒本部を設置し、その後、実際に災害が発生した場合は津山市災害対策本部を設置し、災害対応や被災者への対応を行います。 また、情報収集につきましては、市民の方からの通報によるもののほか、市内公民館など25カ所と各支所、出張所に職員を配置し、地域巡視の実施や町内会や自主防災組織、消防団等と連携し情報収集を行っております。 災害情報や避難情報の周知につきましては、つやま災害情報メール緊急告知防災ラジオ、防災行政無線などのほか、Lアラートによるマスコミ伝達やテレビの文字放送、L字放送を通じて行っております。また、必要に応じて避難情報や避難所開設などにつきましては、連合町内会支部長等にも直接電話連絡を行っております。 最後に、昨年お配りいたしました防災ハザードマップの評価と更新時期、周知方法についてでございます。 前回平成25年に配付いたしました防災ハザードマップに比べ、市内全地域を1冊にまとめたことでわかりやすくなったと御意見がある一方で、地図の縮尺が小さくなったことから、見づらいとの御指摘も一部ではいただいております。 次回の更新につきましては、現在岡山県が市内における土砂災害特別警戒区域の指定を進めておりまして、調査が終了した地域には説明会の後、調査結果を反映したハザードマップをお配りいたしておりますが、市内全域の防災ハザードマップにつきましては、本事業の終了後、更新を考えております。 周知方法につきましては、前回と同様に広報紙とあわせた戸別配布と、市ホームページへの掲載等を考えております。 以上です。 ○議長(岡安謙典君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  庁用車へのドライブレコーダー設置についてのお尋ねでありますが、ドライブレコーダーを設置することで、記録映像が運転中の事故や事件の解決に大きく貢献するだけでなく、運転者自身の運転マナーの向上に寄与すると認識をしております。全ての庁用車への設置が望ましいとは思いますけれども、設置費用や車両の見きわめなどを含めて検討してまいりたいと思います。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(森山誠二君)  防犯灯や防犯カメラの状況についてお答えをいたします。 防犯灯については、平成26年のアンケート調査結果と、その後に市の補助で設置したものを加え、平成30年度末で8,795灯で、そのうちLED化したものが1,620灯となっております。防犯カメラについては、町内会や連町支部に補助を開始した平成27年度から平成30年度までに、県、市の補助で設置したものが合計83台ございます。 今年度の市の補助額については、防犯灯設置に対して上限1灯2万円、防犯カメラ設置に対して経費の3分の2で、1台につき上限20万円となっております。貸出カメラについては、現在6台が貸出中となっている状況でございます。 次に、廃プラスチックの処理について順次お答えをいたします。 収集委託料、処理費用についてですが、収集委託料については、プラスチック容器包装やペットボトルだけの委託契約は結んでおりませんで、可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみなどを含んだ委託内容で、市内5業者と2企業体に、総額9億9,283万5,000円で平成29年度から令和3年度までの5カ年の委託をしております。また、津山圏域クリーセンターでの処理費用に関しましても、運営、維持管理費用の内訳として、プラスチックごみ等特定のごみ種別に係る処理経費の算出は困難でございます。 次に、資源ごみの売却単価、売却先ですが、単価及び事業者については、日本容器包装リサイクル協会が再商品化事業者を対象に入札を行い、決定をいたします。津山圏域クリーンセンターで処理されたプラスチック容器包装及びペットボトルは、その決定に基づき搬出されております。平成30年下期の再商品化事業者及び単価は、ペットボトルは大阪府泉南市のウツミリサイクルシステムズ株式会社に搬出し、1トン当たり4万1,767円で取引されております。また、プラスチック容器包装では、福山市のJFEプラリソース株式会社に排出し、再商品化費用として津山圏域クリーンセンターが1トン当たり税抜き490円での負担をしております。 次に、県北市町村の廃プラスチックの処理状況ですが、美作県民局管内の市町村は、津山圏域と同様にプラスチック容器包装とペットボトルをリサイクルをしております。 最後に、プラスチック容器包装を可燃ごみにしてはとのことでございます。容器包装リサイクル法では、容器包装廃棄物を分別して収集する責務が市町村にあるとされております。分別収集には一定の経費が必要となりますが、循環型社会の一端を担う目的で設置された津山圏域クリーンセンターの趣旨からも、現在の分別収集を継続し、限りある資源を有効活用することにより、持続可能な社会を目指して分別リサイクルを進めてまいります。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  水害対策としての事業展開についての御質問にお答えをいたします。 まず、河川の改修としゅんせつについてでございますが、現在、岡山県によって福田地内の皿川や西吉田地内広戸川におきまして、川幅の拡幅や護岸の整備などが実施されております。また、昨年の7月豪雨を踏まえまして、吉井川や久米川など4河川7カ所で河川しゅんせつを、加茂川など2河川7カ所におきましては河道内の樹木伐採を、今年度実施する予定であると聞いております。 次に、ポンプゲートについてでございますが、平成10年の10号台風災害を受けまして、津山市雨水対策基本計画を策定し、順次ポンプゲートの整備を進めております。現在17カ所の整備計画がございまして、昨年度までに材木町ほか11カ所の整備が完了しております。今年度も2カ所の整備を行っており、残り4カ所となっております。 次に、城東・城西地区の防災対策についてお答えをいたします。 城東地区につきましては、平成31年3月に津山市城東伝統的建造物群保存地区防災計画を策定しており、城東地区全体の計画として、今後防災機器設置等について検討していくこととなっております。 城西地区につきましては、現在、城西まちづくり協議会の防災・防犯部会が中心となり、地域のハザードマップの作成や市民による避難所運営訓練の実施など、災害発生時に即応できる自助、共助を意識した取り組みを行っております。 また、当地区は本年度、岡山県地区防災計画策定モデル事業の実施地区に選定され、本市職員もアドバイザーとして参画をしております。 以上です。 ○議長(岡安謙典君)  25番、竹内議員。 ◆25番(竹内邦彦君)  それぞれ答弁をいただいたところで、幾つか再質問いたします。 先に、本市の廃プラスチックの処理状況より、ピンクの袋を廃止してはとの答弁は、過去と同様、容器包装リサイクル法、循環型社会の一端を担う目的との理由で廃止はしないということでございますが、私も費用対効果を考えると、当然ながら費用のほうがまさっているんではないかということを言わせていただきます。 それでは質問ですが、登壇で述べましたように、日本国内では廃プラスチック類の滞留が解消されず、処理が逼迫している状況の中、国は各自治体、一部事務組合に対して受け入れ処理を求めているとお聞きをいたしましたが、本市の対応はいかがでしょうか、お尋ねをいたします。 次に、これからもふえていくだろうと予想される使用済みの紙おむつの処理ですが、津山市では現在どのような処理をされていますか。聞くところによると、紙おむつの焼却は炉にダメージを与えるようです。他都市においては資源化されているところもあり、本市としても検討をされたらと考えますが、見解をお尋ねいたします。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(森山誠二君)  廃プラスチックの受け入れについてにお答えをいたします。 環境省から、産業廃棄物に該当する廃プラスチックを一般廃棄物処理施設で受け入れ処理することについて検討するよう通知がございました。しかしながら、津山圏域クリーンセンターは、処理計画とほぼ同等な処理を行っており余裕がないこと、また建設に当たり、周辺地域住民との協議の中で産業廃棄物の受け入れはしないことで合意をしているため、受け入れは困難であると聞いております。本市といたしましても、津山圏域クリーンセンターと同様の考えでございます。 次に、紙おむつの資源化についてお答えします。 使用済み紙おむつは可燃ごみとして受け入れ、焼却をしております。紙おむつの焼却による炉の負荷については不明瞭ですが、本年度、紙おむつの資源化について環境省がリサイクルを促すガイドブックを策定する方針であり、今後動向を注視してまいります。 ○議長(岡安謙典君)  25番、竹内議員。 ◆25番(竹内邦彦君)  再質問の答弁をいただきました。廃プラスチックの受け入れ処理は、稼働率の余力がなく困難と示されましたが、このことは国からの地方自治体へのお願いであります。今後は早急に再度検討され、外貨獲得に進んでもらいたいということをお願いをいたします。 使用済み紙おむつの資源化に関しては、状況をしっかり注視され、実現の方向に進むことを望んでおきます。 さて、防災対策ですが、町内会単位での自主防災・防犯組織の立ち上げは、人口減少や高齢化により担い手不足が原因で組織化できないとのこと。私は、この組織は自助、共助、公助の核となるものだと考えます。答弁にもありましたが、何かありましたら支部や公共機関がしっかりとサポートできるようにお願いをいたします。 次に、災害時の本市の対応についてですが、大げさに早目早目の通報と対応を行っていただきたいということをお願いをしておきます。 ハザードマップにつきましては、時の経過とともにいろいろと地域の状況も変化していきます。それらを的確に把握し、周知していただくよう、これもお願いをしておきます。 水害の要因となる川の氾濫に対しては、しっかりと県とタイアップして進められているようでありますので、安心をいたしました。 城東・城西地区の防災も、計画が策定され、組織も立ち上げられており、順調に推し進められているようです。 防犯に関しては、防犯灯、防犯カメラの設置も拡充されているようですが、先般の山陽新聞の「ちまた」の欄に、高田小学校6年の竹内洋人君の記事があったんですけど、私の親戚ではございませんが、高田地区には街灯が余りなく、あったほうがいいというような投稿がありましたので、一応御報告をさせていただきます。 次に、ドライブレコーダーの装備の件に関しては、必要と思われる公用車に検討をお願いをしておきます。 最後に、本市の防災に対して市長の思いをお聞きして、私の質問を終わります。 ○議長(岡安謙典君)  市長、登壇。
    ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 竹内議員の再質問にお答えをさせていただきます。 本市の防災に対する私の思いはということでございます。 近年では、大規模なものに加え、局所的で短時間に甚大な被害を及ぼす自然災害も多発をしておりまして、市民、地域、行政が連携して災害に対する備えを進めていくことが非常に重要であるというふうに認識をしております。 市民の皆様には、自助や共助の意識を持って地域の防災力を高めていただくような取り組みをお願いをしてまいります。 市としましても、具体の一例として、第5次総合計画以降の完成となっていましたポンプゲートの整備を大幅に前倒しし令和3年度中の完成予定とするなど、ハード面にもしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。 また、今月28日に実施をいたします岡山県・津山市総合防災訓練などを通じて、国や県との連携の強化、防災関係機関の災害対応能力の向上を図ってまいりたいと考えております。 今後とも市民の皆様が安心して暮らすことのできる津山市の実現に力を入れてまいります。 以上でございます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  以上で25番、竹内邦彦議員の質問を終わります。 次の質問を許可いたします。 13番、村田隆男議員、登壇。 ◆13番(村田隆男君) 〔登壇〕 皆さんおはようございます。 ただいま議長の御指名がありましたので、小さな声を大切にを基本の13番、村田隆男、ただいまより一般質問させていただきます。今回もいつもと同様、生活密着型の質問をさせていただきます。何とぞよろしくお願いいたします。 質問1であります。認知症対策。認知症の人に優しい町津山を。 認知症はさまざまな原因で脳の働きが悪くなって、記憶力、判断力などが低下し、日常生活まで支障が出る状態で、通常の老化による衰えとは違うことの方向であります。認知症は誰でも起こり得る脳の病気と聞きますが、国の確定値である平成31年3月1日で、総人口は1億2,624万8,000人。そこで65歳以上の人口は3,571万6,000人であります。高齢者が人口の28%を占めるに至っておるそうですが、そこで全国の認知症の発症状況にある人口は、また軽度認知症に当てはまる人口は、合計で当てはまる人口は、実数の把握は。以上、それぞれの実数の回答を求めます。 質問1の2であります。認知症対策。認知症事故救済制度の新設について。 次に、認知症対策、同じです。認知症事故救済制度の発祥地はどちらでしょうか、当局の報告を求めます。 質問2であります。国・県・市道事業と管理。歩道幅員で車椅子、シニアカー利用者に街路樹等が弊害。 年が経過し、市内各地で伸び放題になったサツキや大きく成長した街路樹、また根などでありますが、歩道を通行する車椅子利用者、歩行者、その中でも通学児童、いわゆる交通弱者の弊害となっております。市で維持管理している街路樹はどれぐらいあるのでしょうか、当局の回答を求めます。 次に、市道は生活安全道路の確保が第一。道路をつくるときからの話になりますが、街路樹が必要でありましょうか。東京などの大都市の道路となれば別問題と私は思いますが、そもそも津山のような緑に囲まれた地域で、道路に街路樹が必要なのでしょうかと私は思うところであります。歩道を通行する車椅子利用者や歩行者、通学児童が最優先ではないでしょうか。当局の回答を求めます。 次に、3であります。道路環境美化活動について。 道路の環境美化活動についてですが、歩道に植樹されているサツキなどを撤去し、地域の花壇として、また希望する企業の玄関口などの歩道には、街路樹をこれも同じように撤去していただきたい、私は思うところであります。そういう方向の中で花壇としてもらう工夫も必要と考えますが、当局の回答をよろしくお願いします。 以上で、状況に応じては質問席にて再質問をさせていただきます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部参与。 ◎環境福祉部参与(飯田早苗君)  認知症対策に関しまして2点の質問にお答えをいたします。 最初に、全国の認知症、軽度認知症の発症状況の把握についてです。 実数の把握は難しい点もございますが、厚生労働省の推計基準では、65歳以上の高齢者に対し認知症発症率が15%、認知症予備軍とされている軽度認知障害発症率を13%としております。直近の国の人口確定値である平成31年3月31日の高齢者人口に当てはめますと、認知症発症数は535万7,400人、軽度認知障害発症数は464万3,080人で、合計で1,000万480人と推計をされます。 次に、認知症高齢者の事故賠償への救済制度を初めて導入した自治体ですが、神奈川県大和市が平成17年11月に全国で初めて認知症高齢者を対象として、公費で保険料を全額負担する制度を開始したと把握しています。 以上です。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  街路樹の維持管理についてお答えをいたします。 昨年度末で13路線、約2,100本の街路樹を維持管理をしております。 次に、街路樹の必要性などについてのお尋ねにお答えをいたします。 街路樹は、道路構造令に基づき、沿道の景観、環境、安全面などの観点から植栽を行っております。しかしながら、大きく成長した街路樹や、根が支障を来している箇所があることは認識をしております。歩道を利用される方々の安全が最優先であることから、そのような箇所につきましては、適切な維持管理を実施してまいります。 次に、街路樹を撤去した場合などに関するお尋ねにお答えをいたします。 街路樹の撤去につきましては、維持管理上の安全確保におきまして、必要に応じて実施をしております。議員からのお話も含めまして、道路環境の向上に御協力をいただけるような手法について検討してまいります。 以上です。 ○議長(岡安謙典君)  13番、村田議員。 ◆13番(村田隆男君)  街路樹の維持管理の方向ですけれども、私もある程度は聞いておるんですけれども、要するに年事業ですると約1,100万円から1,500万円ぐらい必要とするかなと。そういう方向になれば、やはり維持管理費が要するに少なくなる、予算化の方向です。そういう方向で、やはりそういうことも考える時期だろうと、そのように私は思うところであります。 次に入らせていただきます。 次に、認知症対策であります。 認知症の人に優しい町津山、このことはずっと頭に入れとってください。よろしくお願いいたします。 全国の認知症の発症状況の回答をいただきました。そこで、津山市の人口に当てはめると、平成31年3月1日の津山市の人口は10万1,337人で、65歳以上の高齢者は3万398人であると報告いただいております。 そこで、お聞きします。津山市の認知症の発症状況にある人数は。次に、津山市の軽度認知症──要するに正常と認知症の中間であります──に当てはまる人数、合計で当てはまる人数はということで、以上、実数の回答を求めます。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部参与。 ◎環境福祉部参与(飯田早苗君)  認知症発症数は4,560人、軽度認知障害発症数は3,952人で、合計で8,512人と推計されます。 ○議長(岡安謙典君)  13番、村田議員。 ◆13番(村田隆男君)  2025年度からは物すごう急上昇していくと思います。その中でその方向を事前に考えていくということでないとおくれますので、そういう方向は特によろしくお願いしたいと思います。 次に、②であります。認知症になっても住みなれた我が家、我が町で暮らしていくために、津山市、津山市地域包括支援センター、また関係各位の皆様には、障害者、認知症の皆様に対して、基本である人に優しい心を磨いていただいておることに心から感謝するところであります。 認知症をもっと知ろう、認知症をもっと知ろうと。そこで、認知症はどんな症状が起こるのでしょうか、当局の回答を求めます。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部参与。 ◎環境福祉部参与(飯田早苗君)  認知症になると、記憶力や判断力などが衰えます。これが認知症という病気の本質なので、中核症状と言われます。そのほか、妄想や幻覚などの症状が出る行動・心理症状があります。 ○議長(岡安謙典君)  13番、村田議員。 ◆13番(村田隆男君)  次に、質問、同じように1であります。同じように認知症の人に優しい町津山、何回も繰り返してみたいがなと思います。 中核症状と言われますその症状にはどのようなものがあるのでしょうか、当局の回答を求めます。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部参与。 ◎環境福祉部参与(飯田早苗君)  主に4種類の障害がございます。1つ目は記憶障害です。新しい体験の記憶や知っているはずの記憶の呼び覚ましが困難になる障害です。2つ目が見当識障害です。時間、日付、季節感、場所、人間関係などの把握が困難になる障害です。3つ目が実行機能障害です。旅行や料理など計画や手順を考え、それに沿って実行することが困難になる障害です。4つ目が理解・判断力の障害です。2つ以上のことの同時進行や、いつもと違うささいな変化への対応が困難になる障害です。 ○議長(岡安謙典君)  13番、村田議員。 ◆13番(村田隆男君)  次に、行動・心理症状と言われますその症状にはどのようなものがありますか、そしてその対応はどのようにされようと思いますか、当局の明快な回答を求めます。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部参与。 ◎環境福祉部参与(飯田早苗君)  行動・心理症状には、妄想、幻覚、攻撃的な言動、徘回、無気力、便をいじるなどの排せつの混乱、過食などの食行動の混乱などがあります。その対応として、適切な治療や周囲のサポートで認知症の人が感じている精神的なストレスなどを取り除くことによって、ある程度の予防や緩和が可能です。 ○議長(岡安謙典君)  13番、村田議員。 ◆13番(村田隆男君)  中核症状と行動・心理症状にはどのような関係があるのでしょうか、当局の明快な回答を求めます。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部参与。 ◎環境福祉部参与(飯田早苗君)  中核症状は、不安や焦り、心身の不調、周囲の不適切な対応などの影響により、妄想、幻覚、攻撃的な言動などの行動・心理症候を起こすようになります。 ○議長(岡安謙典君)  13番、村田議員。 ◆13番(村田隆男君)  次に、認知症を引き起こす主な脳の病気、3大原因と症状傾向をわかりやすくお願いいたします。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部参与。 ◎環境福祉部参与(飯田早苗君)  認知症では、アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症が3大認知症と言われております。 アルツハイマー型は、脳内で異常なたんぱく質がつくられ、脳の細胞の働きが少しずつ失われます。脳の萎縮も進み、全般的に機能低下が進みます。不安、鬱、妄想が出やすくなる、物忘れの自覚がなくなる、人格が変わることがあるなどの症状があります。 次に、脳血管性認知症は、脳の血管の一部が詰まるなどにより神経細胞が損傷を受け、認知症を発症します。損傷を受けた部分により症状は異なりますが、認知症の症状に片麻痺や言語障害などの身体症状を伴う場合が多いです。 最後に、レビー小体型認知症は、脳内にレビー小体という特殊な物質が蓄積された結果、脳の細胞が損傷を受けて発症する認知症です。手足の震え、筋肉の硬直などの症状や、物忘れとともに生々しい幻覚があらわれるのが特徴です。画像診断では脳の萎縮が軽い傾向にあります。 ○議長(岡安謙典君)  13番、村田議員。 ◆13番(村田隆男君)  いろいろと説明をしていただきました。最後にレビー小体型認知症と、そこまでいったらもうほんま、人間の中で、この世の中へ生をうけて生きとんじゃない、生かしてもろうとるということを特に感じますけれども、みんな気をつけていても、これは気をつけても、その状態はよくならないというような感じというような感じを私ども受けました。 そこで、次に入ります。 認知症は早期発見と治療がとても大事な病気で、適切に対処すれば、その人らしい充実した暮らしを続けられるということであります。そこで、早期発見による3つのメリットでできるものは、当局の明快な回答を求めます。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部参与。 ◎環境福祉部参与(飯田早苗君)  早期発見による3つのメリットの1つ目は、早期治療で改善が期待できることです。認知症の原因となる病気はさまざまですが、早期発見、早期治療で改善できるものもあります。 2つ目は、進行をおくらせることができることです。症状が悪化する前に適切な治療やサポートを行うことで、進行のスピードをおくらせることができる場合があります。 最後に、事前にさまざまな準備ができることです。症状が軽いうちに本人や家族が話し合い、今後の治療方針を決めたり、利用できる制度やサービスを調べたりする認知症に向き合うための準備を整えることができます。 ○議長(岡安謙典君)  13番、村田議員。 ◆13番(村田隆男君)  認知症は早期発見と治療がとても大切な病気であるということであります。適切に対処すれば、人らしい充実した暮らしができるということでありますので、早期発見という方向の中で、やはり早期治療ということをしっかり、個人個々の問題でありますので、やはり受診をしていただくということが一番大事なことだろうと思います。早期治療を皆さんで方向していきましょう。 次に、この認知症の問題については、次に入ります。 認知症事故救済制度の新設について。 認知症の人に優しい町津山、何回も言いますけど、もうそろそろ頭に入っていただいたかなというふうな感じを受けます。その問題点を提案する。 認知症は、加齢によってだけではなく、若年性認知症もあることを認識していただき、認知症はさまざまな原因で脳の働きが悪くなって、記憶力、判断力などの低下、日常生活にも支障が出るという状態。通常の老化による衰えとは違うということ。何回も繰り返しますけれども、認知症は誰にも起き得る脳の病気という方向であります。 そこで、認知症事故救済制度で、神戸市を例にとると、神戸市の認知症の人にやさしいまち「神戸モデル」で、無料で受け取れる4つの安心とはどういうことでしょうか。市民の皆様が理解できる当局の明快な回答を求めます。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部参与。 ◎環境福祉部参与(飯田早苗君)  賠償責任保険への加入保険料を神戸市が負担すること、24時間365日対応の認知症事故救済制度専用コールセンターを利用できること、認知症の方が行方不明になった場合に、GPSの位置情報を頼りに早期発見、事故を未然に防ぐGPSかけつけサービスの利用経費を一部神戸市が負担すること、そして見舞金制度を設け、認知症の方が起こした事故で被害に遭われた市民に対して見舞金を支給することと把握しております。 ○議長(岡安謙典君)  13番、村田議員。 ◆13番(村田隆男君)  認知症の高齢者が起こした事故で、家族に多額の賠償金が請求されるケースもあると聞いております。普通、多額の賠償金と言われますと、そうそう家族からいいますとできません。また、本人はもちろんのこと。その中で、やはりもう少し考えた賠償金や被害者への見舞金を市が負担する制度であります。 前々回の質問で、11番議員の回答で、まずは神戸市のほか先進地の取り組みについて調査研究を行っていくと当局はあります。そのことについて確認はしましたか。当局の明快な回答を求めます。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部参与。 ◎環境福祉部参与(飯田早苗君)  全国で大和市や神戸市を含めて16自治体の認知症の人の事故に備えた保険制度導入を把握しております。 ○議長(岡安謙典君)  13番、村田議員。 ◆13番(村田隆男君)  岡山県では似たようなところは、今のところ総社市ぐらいかなと、そういうふうに私どもは感じております。 次に入らせていただきます。 同じく市長は、市長、市長はですよ、まさに認知症の人の尊厳が保持されて、そして住みなれた地域で社会参加をしながら安全・安心に暮らしていけるまちづくりの、要するにしっかりと努めたいとの回答は評価します。 そこで、認知症の人に優しい町津山の認知症事故救済制度の創設をすることを提案いたします。市民目線で弱者のことを常に考えている市長の明快な回答を強く求めます。 ○議長(岡安謙典君)  市長、登壇。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 村田議員の再質問にお答えをさせていただきます。 認知症事故救済制度の導入では、民間の保険を活用するほか、神戸市のように市民税を上乗せして財源とし、被害者への見舞金と一体になった独自制度を構築した例もあります。認知症は、将来誰もがなり得るとされている中で、認知症疾患、その家族、また多くの市民の不安に向けた取り組みの重要性は認識をしております。全国的な課題でありますことから、現在行っています市民への正しい知識の普及を行いながら、国の動きを注視し、そして先進の取り組みについての研究を行ってまいります。 以上でございます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  13番、村田議員。 ◆13番(村田隆男君)  市長、住みなれた地域で社会参加しながら安全・安心に暮らせる、そしてしっかりと方向していくということも、やはり市長、本当に認知症の人に優しい津山を、そのためには認知症事故救済制度の創設をすることが一番だろうと思います。しっかり協議、協議に協議を重ねて、最後には実行へと移すような方向を特に強く求めておきます。よろしくお願いいたします。 次に、質問2であります。歩道幅員で車椅子、シニアカー利用者に街路樹が弊害と。 市で維持管理している市道で、幅員3メートル以上の歩道はどのくらいあるのでしょうか、当局の報告を求めます。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  昨年度末で139路線、約44キロメートルとなっております。 ○議長(岡安謙典君)  13番、村田議員。 ◆13番(村田隆男君)  次に、電線に覆いかぶさっている街路樹がどうにかならぬかと、市民の多くの声であります。私のところにも入っておりますけれども、10人そこらじゃありません。 なぜならというと、これが今はもう災害もろもろあって、台風があったり、いろいろと今回も方向です。その中で、いつ何どき津山に来るかもしれません、はっきり言って。そのときに、虫にやられたり、それでちょっとの風で倒れたりしとるところはあります。そういうことで、それが今言う人身の方向になった場合には大ごとですから、じゃけん、事前にそのことはよく考えていただき、中電、NTTと一緒に解決できる方向をという方向で私どもは特に強調しておきますので、当局の明快な回答をいただきたいと思いますが、ここに写真を私ども載せております。電線の写真だろうかと思いますけれども、ちょっと確認してみてください。そういうことで、明快な回答を求めます。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  街路樹の剪定は、夏から秋にかけまして行うこととしております。また、ケーブル付近など市が行う剪定業務ができない部分につきましては、各電線管理者に対応をお願いをしております。 ○議長(岡安謙典君)  13番、村田議員。 ◆13番(村田隆男君)  市道は生活安全道路の確保が第一であります。歩道幅が1メートルない箇所が多く見られるが、歩道スペースをつくる規格はあるのでしょうか。これも写真をつけております。よろしくお願いします。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  歩道は、道路構造令の規定に基づきまして、歩行者等の交通、沿道の状況、地域特性等を考慮し決定をしております。 ○議長(岡安謙典君)  13番、村田議員。 ◆13番(村田隆男君)  この写真見てもろうたらわかるんですけれども、この奥の分は違いますけど、前です。これ見てもろうたらわかるように、歩道です。歩道で見てもろうたら、どこに歩道があるんだろうか。もう樹木、樹木で方向して、方向でありますから、これでどこが歩道と言えるんだろうかと。 僕は言いますけれども、50センチないようなところがあります。もう下の木が大きくなって。だから、どこまでというたら、はっきり決めて、業者でいうと、なるべく多く刈ると、剪定すると持ち出す量が多ゆうなるから、なるべく避けていきよんかなと。 それともう一つは高さ制限であります。もうとにかく55センチ、60センチと決めて、それ以上高いところは刈ってもらうように。 なぜかというと、皆さんも御存じのとおり孫は目の中に入れても痛くないという方向で、やはりその気持ちを持つならば、子供さんが隠れておった、そこから急に飛び出しをしたということのないように。これは高さ制限だけはしっかり方向していただく。どこの子供さんが犠牲になっても大変ですから。常に皆さんも思っておるように、我が子は我が子、よその子も我が子という気持ちを常に持って行動をしておるのが、この議場におられる皆さんだろうと、私はお互いに信じ合う仲であります。よく見ておってください。 そして、ここに写真もありますね。そこで、次に入ります。 これは一番大事な方向ですから、確認しっかりしてください。点字ブロックが歩道部分から横断歩道に向かっていく途中に、グレーチングが設置されていると。どうにかならぬか。これはほんま、人ごとじゃないですよ。点字ブロックが、ずっとそのために障害者の人に対して誘導方向で点字ブロックしていただいとる。これは全国共通です。しかし、その前に要するに排水のグレーチングがある。そこだけかなと思うて渡ると、そこにもあった。それとかマンホール。そのふたがあったり。 だから、ふたとか、マンホールのふたもろもろについては、それが弊害になるんなら、そのふたも点字ブロックに変えてくださいよ。続きができるように。そうすれば点字ブロックが続いて方向ができると。そのように私は思いますが、この分は物すごい私のところに電話があっております。10人、20人じゃありません。ですから私は、この小さいようでも質問せにゃならんということで、今回質問させていただいております。どうか前向きの方向で、そのことを特に強調していきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  御指摘をいただきました箇所につきましては、現地確認を行い、検討をいたします。 ○議長(岡安謙典君)  13番、村田議員。 ◆13番(村田隆男君)  私がこんだけ強調しておって、障害者の人に本当に心優しい気持ちで接するという方向を考えるならば、検討いたしますというんじゃなしに、最低でも前向きに検討するとか、実行に移しますとか。今歩道の分の雑草もろもろについて、街路樹のことを言いました。それよりこれが一番大事なんですよ。このものについては、もう全長を見て確認してもろうて。障害者イコール健常者だと、そういう気持ちを常に持つということで、対等の立場にするためには、やはりそのことを一番に解消することが一番だろうと私どもは特に強調しておきますから。皆さんもそうですね。そのように思います。そのことでありますので、よろしくお願いいたします。 次に、歩道幅員で車椅子、シニアカー利用者に、津山駅前の歩道ブロック張りを設置しておりますが、検査は規格に合ったチェックをしておるのでしょうか、当局の回答を求めます。 ○議長(岡安謙典君)  財政部参与。 ◎財政部参与(原田浩司君)  工事の検査については、津山市工事検査規程に基づき、契約書、設計書、図面、仕様書、その他関係図書に照らして厳正に行っております。現地検査では、出来高寸法、構造物のできばえはもとより、平たん性や段差等の安全性についても十分確認を行っております。 ○議長(岡安謙典君)  13番、村田議員。 ◆13番(村田隆男君)  最後に、交通弱者に配慮した歩道の維持管理を行うこと。小さな声を大切に配慮した生活密着型の歩道を切にお願いしておきます。 また、城下町津山、観光都市津山を目指すには、地域の力で津山に来てくださる方々が気持ちよく歩ける道づくりを進めていただくことを、特に強調しておきたいと思います。 私は常に、久米地域でありますけれども、ついこの間、この9月5日の山陽新聞に載っておりました。「花楽しめるポーチュラカ」、これは岡山市の南区の人でありますが、その中で私ども見させていただきました。ちょっと読んでみますと、10年以上も前に、要するに県北の国道を走行中、道路沿いでの花を見てきました。いろいろと見た中で、通り越しておりましたが、余りにも美しいので引き返して写真を撮ったり、帰宅後調べてみると、ポーチュラカという花の種類でありました。 そういう方向で、常に県北の津山にこうして観光もろもろで来ていただいたんだなと。その中でそういう花を見ていただいて印象に残るということは、久米地域だけじゃありません。やはりいろいろ各地域で、あそこには負けんぞというような感じで地域おこし、村おこしを、いろいろな方向でよろしいんですよ。花だけじゃなくてもいい、ほかのことをしてもいい。囲碁をしてもいいし、そういう大会したりいろいろして、本当に地域づくりを築いていくのが本当の津山市の姿だろうと。 そういうことをすることによって、やはり自然体で津山市に関心を持っていただく市民が多くふえる。ただ批判、批判だけじゃなしに、市長は何ならと言うたり、また片方では市長はいい人だな、本当すばらしいと、両方の考えがあります。しかし、津山を思う気持ち、お互いに同じ考えだろうと思いますので、精いっぱい方向していただけばなと思います。花いっぱい運動を推進することで環境美化が図れ、また当局の道路管理につながると私は思います。提言いたします。そういうことにすれば、維持管理費が要らないんですよ。方向すればね。 そういうことで、小さな声を大切にを基本の13番、村田隆男、生活道路と認知症対策の質問を終了させていただきます。 ○議長(岡安謙典君)  以上で13番、村田隆男議員の質問を終わります。 14番、金田議員。 ◆14番(金田稔久君)  済いません、13番議員の関連を1点、環境福祉部参与のほうにちょっとお尋ねしたいと思うんですが、今13番議員が質問されましたいわゆる点字ブロックであるとか歩道であるということになると、どうしても福祉分野の窓口に随分相談がおありだと思います。そういった中で、都市建設部の道路管理と情報を共有して、こういう声が上がっているという協議体というのは現在あるんでしょうか。もしないようなら、そういう場面も必要ではないかということを御提言を申し上げたいと思います。 以上です。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部参与。 ◎環境福祉部参与(飯田早苗君)  津山市におきましては、人にやさしいまちづくり条例のもとで、関係部局と連絡をとり合って施策を進めておりますが、御提言いただきましたことにつきましても注意して、とり行っていきたいと思います。 ○議長(岡安謙典君)  以上で14番、金田議員の関連質問を終わります。 次の質問を許可いたします。 8番、中村聖二郎議員、登壇。 ◆8番(中村聖二郎君) 〔登壇〕 失礼します。日本共産党、中村聖二郎です。通告に従い、質問に入ります。 まず、市長の基本姿勢。 いきなり妙な質問をしますが、6月議会が終わったころに、衆楽園にホテルが建つ、津山市から民間である私らに、これらの衆楽園のあり方を考えるように市長や部長から管理をお願いされたという趣旨の話が耳に入って、びっくりしました。その後いろいろ調べてみましたら、ホテルの話もまんざら全てが間違っているということではなく、津山市は衆楽園の指定管理制度の取り組みの方針を持っており、あらかじめ一定の下相談のようなことをしているとの話が伝わってきました。 その中心になっているのが、現在9人ですか、市長の肝いりで、それも市長が指名、各部署の意見もとらずに津山市みらい戦略ディレクターといわれる方を委嘱する。この制度は、ホームページを見ても、地方創生とか行財政改革や教育の分野とかの中で、谷口市長のお得意とされている横文字を使って、市民向けのアドバルーンを上げられているものではないかと思われる節がたくさんありました。 そこで、お尋ねします。衆楽園の指定管理制度を現在どのような方針で検討されているのか。また、国の史跡地内にある迎賓館を初めとする建物をホテルにすることが、そうたやすく、いわゆる簡単にできるのかどうか、お尋ねします。 津山市みらい戦略ディレクターは、桑山市長時代の市政アドバイザーと内容を同じくするものと思われますが、その当時の制度の違い、特徴というものをわかりやすく説明してください。 次に、地域商社についてです。 8月20日に産業委員会が中心となり、JAの関係者を集めて説明会、いわゆる会議がありました。そこで、改めてお聞きしますが、現在検討されている地域商社は、県北の農畜産物全般を対象商品として考えているのか、お答えください。 1つ、なぜ今、JAがあるのに地域商社なのか、すみ分けの考え方も教えてください。 2つ、地域商社の研究、検討には、これまでコンサルタントへの委託業務があったと記憶しておりますが、その委託料の金額はこれまで幾らであったのか、また現時点での成果を明らかにしてください。その上で、この9月議会の補正予算が出ていますが、この事業に取り組んでいくのは何か、事業の内容についてお答えください。 次に、津山における市民個々の尊厳、ジェンダー平等社会の実態は、について質問いたします。 最近よく耳にする言葉ですが、ジェンダー平等という表現がありますが、全国的にも津山市も大差はないと思いますが、本当の意味で個人個人が尊重されている社会なのか、それが保障されている自治体なのかと考えますと、これは私の考えも含めて極めて難しい社会づくりとなると思います。ジェンダー社会づくりという点から考えまして、今ある津山市の数多い条例の中でどの条例が関係する条例だと言えますか、まず教えてください。 次に、参議院選挙、市議選挙の結果についてお尋ねします。 市議選挙、参議院選挙と、いわゆる連続する2つの選挙が終わりました。参議院選挙投票率、全国が48.80%、岡山県45.08%、津山市が43.48%で、全国よりも岡山県よりも低いという結果でした。8月9日のマスコミによりますと、岡山県は特に10代、20代の若者が27.54%と、3分の1を切っております。4月の市議会議員選挙は53.71%でした。これは前回よりも4.99%低い数字です。 この実態は選挙ごとに投票率が下がるということをあらわしており、選管を中心にしてさまざまな手を考えて投票率の向上を叫ばれ、手だても尽くされていますが、国民、市民の方はそれとは逆の方向にあることを物語っております。国民、市民の政治離れ、若者の政治への無関心などが言われておりますが、市長にお聞きします。 国民、市民の政治への魅力への欠如と言えるこのような実態、政治が有権者一人一人の心に届かない実態をどのように考え、どこに責任があると思われますか、お尋ねします。 選挙に関しましてもう一点お聞きしますが、元号が平成から令和に変わったこと、このことで津山市内で思いもかけない市民への妙なしわ寄せの現象が起こりました。マスコミを総動員して、日本が何かよいことでも起こる、新しい時代が来るという、本来そうではない事柄なのに、大騒動でした。普通に考えれば、4月30日の次に5月1日が来る、たまたま天皇がかわったことで元号の呼び名が変わったという事柄だけだったはずですが、何か平成とは違う、世の中が変わった、よいことが起こるなどの印象まで国民に与えた、いわば国民の意識を国家が誘導したという事態です。これを国家総動員と言うのでしょうか。あるいは国の悪政から国民の目をそらせるためでしょうかと。 それはそれとしまして、4月21日投票で行われた津山市議会選挙において、加茂地域で投票に行くバスが出ない、出せないという事態が起こりました。地元の方から、なぜ出ないのだろうかと問いかけられまして、その疑問を解くために質問します。 この投票バスの運行は何年から運行されてきましたか。 2つ、これまで全ての選挙で対応されてきましたか。 3、この投票バスの運行に関して、当局としてどのような気持ち、思いがありましたか。 以上3点について実態をお聞かせください。 これにて登壇質問を終わります。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  市長、登壇。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 中村議員の御質問にお答えをさせていただきます。 市政アドバイザーとみらい戦略ディレクター制度の違いと特徴についてのお尋ねでございます。 みらい戦略ディレクター制度は、地域創生経済戦略、行財政改革、教育などの分野で知識、経験を有する専門家に就任をいただいております。ディレクターには、市政の重要課題や将来構想などについて専門的視点からの意見を伺うとともに、調査、分析、施策立案等に対し提案を受けることも想定をしております。 一方、平成18年度に制度化されました市政アドバイザーは、産業、経済、文化などの分野で専門的な知識や経験を有する延べ36名の方に就任をいただき、市政運営の参考となる事項などについて提言を受けた経過があります。 私といたしましては、より専門的な見地から直面する市政の課題解決に向けた提案をいただき、施策の内容を高め、効率的に進めていくための手法として、みらい戦略ディレクター制度を有効に活用していく方針であります。 次に、ジェンダー平等なまちづくりを進める上で中心となる条例は、平成14年制定の津山市男女共同参画まちづくり条例でございます。 最後に、政治への魅力の欠如と言える実態、政治が有権者一人一人の心に届かない事態をどのように考え、どこに責任があるのかとの質問でございます。 投票率は、国民、市民の政治への参加意識をそのまま反映した数字であると考えております。これが低くなっていることにつきましては、地方行政に携わる者として大変残念に思っております。 どこに責任があるのかとのお尋ねでございますが、これは誰かに責任があるというような問題ではないと思っております。全ての国民が自分が主権者であるという意識を持つためにはどうしたらいいか、これから日本全体として取り組んでいかなければならない大きな課題であると考えております。 以上でございます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  農林部長。 ◎農林部長(福島康弘君)  地域商社についての御質問にお答えいたします。 まず、扱う商品につきましては、現在対象エリアを津山圏域の1市5町として、1次産品や加工品など扱う商品について地域商社機能構築検討会で検討しているところであります。 また、地域商社はJAとの連携による仕組みにしたいと考えており、現在進めているJAとの協議や検討会の中で、すみ分けなどの考え方を定めていく方針でございます。 次に、地域商社に関する調査検討業務の金額と内容についてでありますが、平成29年度が248万4,000円、平成30年度には地域商社機能を核とする津山地域の農業ビジネスモデル構築に係る調査検討業務を550万円で委託し、関西圏への農産物直売機能を組み込んだ仕組みの考察など、生産者の所得向上を念頭に置いたモデルの全体像を組み立てるための調査検討を行いました。 今議会への補正予算提案は、これまでの調査検討結果を踏まえ、モデルを実際に動かしていくための実務レベルの検討会や、大消費地でのテストマーケティングなどに伴う実費経費を中心に計上したものでございます。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  衆楽園についてお答えをいたします。 まず、指定管理者制度についてでございますが、現在具体的な検討はしておりませんが、民間提案制度により広く利活用策を募集しておりますので、有効な利活用策があれば、実施に向けて検討をすることとしております。 次に、迎賓館を初めとする建物をホテルにすることについてでございますが、衆楽園は国の名勝に指定されていることから、文化庁との協議も必要であり、簡単にできるものとは認識をしておりません。 ○議長(岡安謙典君)  選挙管理委員長。 ◎選挙管理委員会委員長(内田晶二君)  加茂地域で運行している投票バスについてお答えいたします。 加茂地域の投票バスにつきましては、地域内の投票所を4カ所に統合したことに伴いまして、平成14年の加茂町議会議員選挙から運行を開始しております。これ以降、全ての選挙で投票バスを運行していますが、4月21日執行の津山市議会議員選挙におきましては、投票日が加茂郷フルマラソン全国大会の開催日と重なったため、マラソンコース上の安全確保のため、やむを得ず運行を中止しました。 この投票バスは、投票所の統合により投票所までの距離が非常に遠くなった方々にとっては、投票所へ行く手段として重要なものと認識しております。市議選におきましても当然運行と考えておりましたが、投票日がマラソン大会と重なったため、マラソンの安全確保を最優先として、やむなく運行を中止したものでございます。 以上です。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  それぞれに答弁いただき、ありがとうございました。それでは、再質問、まず市長の基本姿勢の問題から入ります。 部長にお聞きしました。まず、都市建設部長にお聞きしますが、部長は衆楽公園の今後のあり方について、どこまで市長やみらい戦略ディレクターの人たちと話をされていますか、お聞きします。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  関係部署と連携し、民間提案制度により広く利活用を募集しておりますが、有効な利活用策があれば、実施に向けさらに協議を進めてまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  お聞きしているのは、答弁になっておりません。衆楽園のあり方について、どこまで市長やみらい戦略ディレクターのY氏ですか、話をされているのかとお聞きしました。これは後でももう一度聞きますが、関係部署とはどこですか、お願いします。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  総合企画部や財政部などと考えております。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  民間提案制度とは、いつ組織されて、衆楽公園の民間委託とか指定管理制度へとかをいつの会議で誰と誰が集まって決められ、まとめられたものですか、お願いします。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  民間提案制度は、民間事業者から独創的なアイデアやノウハウを募集し、公共施設の利活用策を検討するものでございまして、本年4月に策定、公表したものでございます。衆楽園の利活用策につきましては、現時点で提案は受けておりませんので、民間委託、指定管理者制度などの運営手法については協議は行っておりません。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  重ねてお聞きしますが、みらい戦略ディレクターY氏と協議しているのかいないのか、しておればどんな協議をしたのですか、端的にお答えお願いします。 ○議長(岡安謙典君)  総合企画部長。 ◎総合企画部長(明楽智雄君)  ディレクターとの間では、今後のまちづくりについて多岐にわたる意見交換を行っており、さまざまな御提言をいただいております。衆楽園につきましては、迎賓館の利活用について提案を受けた経過があります。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。
    ◆8番(中村聖二郎君)  Y氏との相談もあり、広く衆楽園の活用を募集したのですか。それはいつ、どんな方法で募集したのですか、わかるようにお願いします。 ○議長(岡安謙典君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  随意契約保証型の民間提案制度は、本年4月に策定、公表をしておりますが、今回はこの制度に基づき、特に本庁舎、東庁舎、すこやか・こどもセンター、衆楽園、旧高田幼稚園、旧公郷保育所の6施設を対象として、6月10日付で募集要項を公表し、提案募集を行っております。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  衆楽園の迎賓館についてはどのような提案がありましたか、お聞かせください。 ○議長(岡安謙典君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  先ほど都市建設部長が答弁したとおり、迎賓館の活用についての提案は受けておりません。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  重ねてお聞きしますが、みらい戦略ディレクターの人と話をしているのはいつの時点でしょうか、端的にお答えください。 ○議長(岡安謙典君)  総合企画部長。 ◎総合企画部長(明楽智雄君)  ディレクターには、本市のまちづくりについて、就任以前からさまざまな御提案をいただいており、迎賓館の利活用もその中の一つでございます。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  ちょっとおかしなことですが、Yさんらが美作地域の美作の国アートゾーン構想の件で何かシンポジウムを企画している。その中で、この梶村邸と迎賓館を宿泊施設へとホテル構想があります。資料が城東の関係者等に配布されていると言われますから、取り寄せてみました。何でこれだけのことが企画され案内文に書かれるのか、市が知らないでできることなのかどうか。 特に総合企画部長と生涯学習部長におかれましては、Y氏が代表を務める津山街デザイン創造研究所の初会合にも参加されています。ホームページの写真からも、お二人の部長がY氏と一緒にまちづくりを考えているメンバーだということがわかりました。市民的目線からいって、みらい戦略ディレクターの方から事前にいろいろな考えをお聞きできる立場にあるわけです。そんたくしていると思われてもおかしくないわけですよ。 みらい戦略ディレクターの活動に対して、これまで公費で出張したことはありませんか、お尋ねします。 ○議長(岡安謙典君)  総合企画部長。 ◎総合企画部長(明楽智雄君)  各ディレクターとの協議等を目的に出張したことはございます。また、来津いただいた際に、各ディレクターへ交通費を支出したこともございます。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  改めてお聞きしますが、一緒に宴席に出たということはありませんね。 ○議長(岡安謙典君)  総合企画部長。 ◎総合企画部長(明楽智雄君)  懇談会等に同席したことはございます。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  みらい戦略ディレクターは利害関係者ではないのですか、お答えください。 ○議長(岡安謙典君)  総合企画部長。 ◎総合企画部長(明楽智雄君)  助言、提言をいただくことをもって利害があるとは考えておりません。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  みらい戦略ディレクターと宴席を一緒にしてもいいのでしょうか、お答えください。 ○議長(岡安謙典君)  総合企画部長。 ◎総合企画部長(明楽智雄君)  各ディレクターの来津時に、関係職員などとともに懇親会等を催したことはあり、一概に同席できないとは考えておりません。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  私たちはこの問題を質問に取り上げるために、事前に当局へ幾つかの質問や資料提示のお願いをしましたが、都市建設部は、文化庁に事前に相談しましたとかと聞いたときには、まるで何が言いたいのか質問をもっと具体的にしてほしいという返事をし、何のための文化庁かという態度をとりましたが、今までの答弁とはかなり実態が違うわけですが、何が真実なのですか、教えてください。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  都市公園としての衆楽園を管理しております都市建設部といたしましては、現時点で文化庁と相談する案件はございません。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  実のところ、市民の方から私に通報があり、衆楽公園にホテルを建てる、民間が管理するように市から言われているという話があるか、本当ですかと聞いたときには、当局の職員は全く知らなかったのが本当であり、その後、質問の準備のためにいろいろとつじつま合わせをしたというのが実のところではありませんか、お答えください。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  都市建設部といたしましては、衆楽園にホテルを建てるというお話は聞いておりません。承知しておりません。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  先ほども指摘しましたが、質問の材料を集めているときに、当局からもっと詳しく質問内容を説明してほしいなどと言われたわけです。そこで私は、例えば戦略ディレクターの方が衆楽園の管理人などに何を話しているとか、話していないとか回答してくださいと尋ねたわけで、また、国の公園にホテルを建てることについて、文化庁とは相談しましたかと聞いたわけです。その回答は、〇〇と言われたとか、文化庁と話をしたことはないとかを説明すべきでしょう。それが答えられなかった。何で私らに回答ができなかったのですか。何で当局が議会の側に逆に質問をされたのか。それは、今答弁したような事態は職員として本当は知らなかったからではありませんか、明確にお願いいたします。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  先ほども申し上げましたとおり、衆楽園にホテルを建てるというお話は承知をしておりません。 ◆8番(中村聖二郎君)  議長、これ質問ではありません。ちょっとお願いします。とめてくださいね。いけません。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員、質問してください。 ◆8番(中村聖二郎君)  わかりました。ほんなら次行きます。 追加質問。答弁になっておりません。 市長にお聞きしますが、部長の答弁を聞いて、議会が質問を組み立てるための資料請求、担当課との意見交換の場面で、この当局の対応について何か感じることはありませんか、お答えください。 ○議長(岡安謙典君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  御質問の趣旨をしっかりと確認することは大切なことだというふうに思います。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  結局は衆楽公園をどうされようとしているのでしょうか。先日のおくにじまん研究会の席では、トイレの水洗化とも含めて、衆楽園は随意契約保証型民間提案制度によるサウンディングを実施し、民間活力導入の可能性を検討中ですと言われております。衆楽園の整備は、まず有識者、専門家の考えを聞き、その中で整備がなされ、民間活力という順番を思いますが、今の谷口市長は全て官民連携を言われ、すぐに民間の意見を聞き、できたらそのまま随意契約でやってもらおう。これでは市役所は要らんのと違いますか、お答えください。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  衆楽園の利活用策を検討する上で、民間事業者からの提案、意見をお聞きしますが、提案内容に応じまして有識者、専門家の御意見もお聞きし、事業実施の是非については十分内部で協議検討を行った上で決定することとしております。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  そのために話がひとり歩きした感じで、みらい戦略ディレクターの一員と思われる人がホテルを建てるとか、新しい型の経営をしたいなどの話をして回った感じがします。このことはまさに安倍内閣の考えた諮問政治、この制度、この仕組みのあり方の欠点を見せつけたことになっていると思います。 それは、衆楽公園には直接的に高齢者事業団とか迎賓館の管理している人とか、地元住民はもとよりかなり幅広い市民、観光客の憩いの場になっております。そんな人たちがおられるわけで、この人たちは事の次第が全くわからないのに、いきなりみらい戦略ディレクターさんからホテルのことを聞いてびっくりしたというよりも、あきれて物が言えなかったというのが実態だったようです。 まさに横文字で市民をたぶらかす戦略の典型で、さも立派なことをする、立派な人間と思い込んで、情報収集という言葉を背中にしょって、行政のお墨つきで何でもできるというやり方を実践したわけです。どう思われますか、お願いします。 ○議長(岡安謙典君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  ディレクターからは、迎賓館の価値を高めたいとの思いは聞いておりますけれども、本市に対しまして具体的な提案をされたものではございません。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  質問の答弁にはなっていないと思います。指摘をしておきますが、再度お聞きしますが、先ほど総合企画部長は、迎賓館の利活用について提案を受けた経過があると答弁されています。市長の答弁と食い違っているのですが、なぜ食い違いますか、わかるように説明してください。 ○議長(岡安謙典君)  総合企画部長。 ◎総合企画部長(明楽智雄君)  迎賓館の利活用については、提案を受けた趣旨は同じでございますが、市長が申したとおりホテルの建設など具体的な内容は伺っておりません。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  衆楽園の身売りとでも言っていいのでしょうか。それを考える前に、以前指摘をしましたが、北・中・南池の汚泥処理を何とかしようという考えは出てきませんか、お聞きします。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  現時点で直ちに池の土砂撤去を行う必要まではないと考えておりますが、今後も状況につきまして見守ってまいりたいというふうに存じます。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  谷口市長は市長選挙において、前の宮地市長を批判するための言葉として、津山はこのままでよいのか、何が足りないのか、トップが動かないから津山が動かないと言われてきました。しかし、谷口市長が動くに当たって、職員の方から施策の提案は受けない、職員の意見はあくまで聞きおくのみで、あとは自分が思うとおりに判断する、いわゆるアメリカのトランプ流のやり方が今の市役所の物事の決められ方と思います。すなわち、トップとして谷口市長が何でも動かすという意味なのか、アメリカのトランプ流をやりたいという気持ちなんですか、お聞きします。 ○議長(岡安謙典君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  各部局に対しまして施策の検討を指示することはありますけれども、策定した中期実施計画を始めといたしまして、各部局の提案を吟味をして協議を行いながら政策決定をしております。職員と力を合わせ、引き続き取り組んでまいる所存でございます。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  それぞれ皆さんの席に配付したコピーをごらんになってください。真庭市の市長が全職員に、人口増、市の活性化への政策提言を求めたことが紹介されております。失礼ですが、市長が動くという意味が津山とは大きな違いを感じますが、トップダウンで決めてやる、前市長はそれができないから津山は閉塞感が強いと決めつけた谷口市長、どうでしょうか。職員の知能、知識、力を発揮してもらう方法としてはどう思われますか、お願いします。 ○議長(岡安謙典君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  職員にはアンテナを張って日ごろから情報を収集し、そして自己研さんに努めてもらいたいというふうに考えております。職員の考えを加味した業務改善や政策の提言、提案を求めているところであります。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  さらに市長にお聞きしますが、就任以来1年半になりますが、市長はいろいろと目新しい方向を述べられておりますが、それらの施策を発表される前に、職員の意見を十分に聞いてやってこられたと思っておられますか、また持てる能力を引き出そうとされましたか、お聞きします。 ○議長(岡安謙典君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  各部局とは日々協議を行っております。新しい施策や業務の改善についても広く提案を求め、そして内容を精査しながら取り組みを進めているところであります。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  具体的な例としては、先日発表された行革の成果論の中で、行財政改革推進委員会で職員提案の案件が極端に減っているが、元気がなくなっているのではないかという意見があったと指摘され、これに対し総合企画部長がちょっと的外れとも言えるような答弁が議事録から読み取れました。これもトップダウンが強いところからくる問題ではありませんか、お聞きします。 ○議長(岡安謙典君)  総合企画部長。 ◎総合企画部長(明楽智雄君)  職員の提案件数につきましては、減少はしておりますが、その要因は1つに特定されるものではないと考えております。提案件数が増加するよう取り組むとともに、具体的な業務改善の取り組みが広がるよう、職員の機運を高めてまいりたいと考えております。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  総務部長にお聞きしますが、これまでのサマーレビューの発表の中で、任期中に嘱託職員を半減すると言われた。これにしましても、関係する職員というか部署の人は何も知らされていないと言われておりますが、総務部長は了解した上での方針だったのでしょうか、お聞きします。 ○議長(岡安謙典君)  総務部長。 ◎総務部長(梶岡潤二君)  サマーレビューは、事業を見直す余地があるかという視点で、執行体制や人員、執行手法の工夫などについても評価するとして、全庁的に取り組んだものでございまして、最終的な方針は、総務部長である私もメンバーとして参加しております行財政改革推進本部が決定したものでございます。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  何とも言いようがありません。これまたこちらの質問に答えていないと申しておきます。 そして、結局は総務部長は正式には了解していない方針なんだと理解させてもらいます。 さらにお聞きしますが、このことを確認しましたら、行革のメンバーで話したのでしょうという程度のことでした。トップが動かないとだめだからこそ、谷口市長が動いたということでしょうか。来年度、会計年度職員の制度導入がありますが、昨年言われた嘱託職員の半減のことは現在どのように考えておられますか、お願いします。 ○議長(岡安謙典君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  現在、来年度から始まります会計年度任用職員制度の体制整備も踏まえながら、執行体制や業務量の確認を行う中で検討を行っているところでございます。執行体制の構築や事務事業の見直しに取り組む中で進めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  昨年のサマーレビューの目標では、たとえ来年度会計年度職員の制度を入れても、二百数十人の半分の嘱託職員は減らさなくてはなりませんが、もう一度わかりやすくお答えください。 ○議長(岡安謙典君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  嘱託職員の見直しにつきましては、私の任期中におきまして、事務事業や執行体制の見直しを行う中で目標に掲げたものでありまして、やみくもに人員を削減しようとするものではございません。執行体制や業務状況を十分確認した上で判断をしてまいりたいと考えております。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  少し妙なことになりますが、市長は昨年の11月19日に行った定例記者会見というものをどのように思っておられますか。何のために公式に発表したのですか。いわば大見えを切ったのだろうと思っていますが、どうですか。 ○議長(岡安謙典君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  定例記者会見は、市政の取り組みについて情報発信を行う場でございますので、サマーレビューの実施結果と今後の方針について御説明をさせていただいたところでございます。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  昨年のサマーレビューのときに、職員からは、そのような嘱託職員の半減についての提案はすべきではないという声も聞いております。たくさんありました。市長は嘱託職員を半分減らすという発言をし、その後周りからいろいろ言われて目標に変更したということを聞いております。ここに来て市長、最初から言わなければよかったと思いませんか、いかがです。 ○議長(岡安謙典君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  市政を預かる者として、本市を取り巻く社会状況の変化や、そして将来を見据えて適正な人員による事務執行体制を構築していくことは、私は必要不可欠であるというふうに考えておりまして、現在も私の取り組む気持ちに変わりはございません。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  次に、衆楽公園に戻りますが、ホテルにするなどは知らない、指定管理とか民間に管理してもらうとかなども事実に対する関係が食い違っていますが、登壇でも指摘した動きは明らかにあったわけです。すなわち、市長がみらい戦略ディレクターの人たちと話ができている、している。だから、その人たちがある意味、自分の判断も含めて勝手に動く、市民に対応するということになっているとしか言いようがありません。この本会議において幾ら否定しましても、現実的にはその方向で動いているわけです。市長はどのように責任をとられますか、お願いします。 ○議長(岡安謙典君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  みらい戦略ディレクター制度は、市政の重要課題などにつきまして専門的視点からの御意見を伺う、そして施策立案等に対しい提案を受けることを想定しながら、これまでの意見交換においてもさまざまな助言、そして提言をいただいているところであります。各ディレクターの動きを全て把握をしているわけではございませんが、お考えがあれば手続に従って提案を受けると、こういうことになります。
    ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  みらい戦略ディレクターの人たちにどんな権限を与えているのですか。谷口が動かすのでなく、ディレクターの人たちが津山市を動かす、それを市長が保障していくということですか、お願いします。 ○議長(岡安謙典君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  各ディレクターは政策決定には関与しておりません。あくまで専門的知見からの助言や提言をいただくものであります。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  委員会で質問しますが、八出のある会社への道路あるいは河川整備、また津山中央記念病院を突き抜け西の奴通りまでの間に東西線をつけるという2つの話を聞いております。なぜこの時期に、津山保育園前の南側道路を西に抜けて、それを整備するのであればまだ話はわかりますが、多額のお金をかけ新しい用地買収をしていくこのことも結局はおかしなことで、選挙そんたくと市民が批判しているのは、私は無理からぬことだと思いますが、この市民の批判に対してどのように思われますか、お願いします。 ○議長(岡安謙典君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  私は、暮らしの安全・安心や、そして町のにぎわい創出に向けた取り組みとして実施をしたいというふうに考えているものであります。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  ここも質問への答弁になっていないと指摘しておきます。 再度お聞きしますが、道路を拡幅することが安全・安心と本当になりますか。後で考えられた言いわけにも聞こえますが、いかがですか。 ○議長(岡安謙典君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  河川整備や道路整備についての私の考えを述べたものであります。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  よくわからない答弁です。意味不明です。道路を拡幅するのが市民の安全・安心に直接的に結びつかない場合もあります。今観光の目玉にもなると言われている古い町並みを分断したり、アルネで出雲街道が切られたようにとか、広い道路ができて、むしろ危険になるというケースもありますと指摘しておきます。 次に、みらい戦略ディレクターは大学教授あるいは会社の代表者等に委嘱をされていますが、会社の代表者にも委嘱されているということは、この会社と津山市が当然委託関係になることも考えられます。公共事業の入札等への一定の制約はありますか。これらの方々の入札等における不透明感が払拭できるよう回答をお願いします。 ○議長(岡安謙典君)  総合企画部長。 ◎総合企画部長(明楽智雄君)  各ディレクターの中には会社の代表者がおられ、委託関係がある会社もございます。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  みらい戦略ディレクターを委嘱するときに、委嘱期間中は津山市の事業については辞退しておくなど一定の制約を課すべきだと思います。みらい戦略ディレクターが提案してきた内容を次年度以降事業化し、入札をすることやプロポーザル審査をすることも考えられます。直ちにみらい戦略ディレクターの皆さんにお話をして、津山市の事業参画への辞退をしてもらうべきと思います。改めてお聞きしますが、制約への同意をもらわれませんか、お願いします。 ○議長(岡安謙典君)  総合企画部長。 ◎総合企画部長(明楽智雄君)  各ディレクターには、専門的な知見からの助言、提言をいただくことが主な役割であり、政策決定過程に関与することはございません。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  市民や市内業者からは、ディレクターという存在における何らかのそんたくがあるのではないかとの疑いも出かねません。透明、公正な市政運営とは言えません。これはなかなか払拭できない問題ではないかと思います。現在会社組織の代表者等になっておられる方、何人をディレクターに委嘱されていますか、お願いします。 ○議長(岡安謙典君)  総合企画部長。 ◎総合企画部長(明楽智雄君)  現在9名の方をディレクターとして委嘱しておりますが、代表者等に就任している方は3名です。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  現在津山市がみらい戦略ディレクターが関与している会社と契約している事業などがあれば、事業内容をお答えください。 ○議長(岡安謙典君)  総合企画部長。 ◎総合企画部長(明楽智雄君)  みらい戦略ディレクターが関与する契約案件は2件ございます。1件目は、高校生のためのグローカルメディアプロデューサー養成講座運営業務委託で、5月1日に委託契約を締結しております。事業内容は、津山東高校生を対象に地域企業等の魅力をまとめた動画制作講座を行うもので、高校在学中に津山地域企業に目を向けてもらうことによる新規学卒者の就職者数の向上及び定住人口の減少抑制を図るものです。 2件目は、観光シティプロモーション推進事業支援業務で、8月1日に委託契約を締結しております。事業内容は、滞在型観光のまちづくりを実現していくため、国内外の観光客をターゲットに、町の魅力をPRすることで、知名度の向上及び観光誘客を推進していくものでございます。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  その事業の契約、一般入札と随意契約とを区分して、随意なら随意、一般入札なら競争入札とした理由もお答えください。 ○議長(岡安謙典君)  総合企画部長。 ◎総合企画部長(明楽智雄君)  1件目の高校生のための養成講座運営業務は、これまでの実績やその事業者の持つ独自の手法を活用することが最適であると判断し、随意契約としております。 2件目の観光シティプロモーション支援業務は、その業務内容等から、価格のみよる競争ではなく、実績、専門性、技術力、企画力、創造性等を勘案し、総合的な見地から判断して最適な事業者を決定することが適当であることから、公募型プロポーザルによる業者選定を行い、随意契約するものです。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  もともとこのみらい戦略ディレクターは、市長個人の思いで全て決定しているのか、会議に諮って広く意見を聞いて決定しているのか、お尋ねします。 ○議長(岡安謙典君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  本市にゆかりまたは理解及び関心があって、かつ本市のまちづくりに対する積極的な意見、そして識見等を有する方の中から人選し、私が委嘱をしております。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  次に、みらい戦略ディレクターが提案してきた事業内容等については、あくまでも市長に対する提案であり、実際に事業を行う、いわゆる主催あるいは共催する場合は予算や人員が必要となりますが、その場合は議会に諮り説明する必要があると思いますが、どう考えられますか。 ○議長(岡安謙典君)  総合企画部長。 ◎総合企画部長(明楽智雄君)  通常の事務処理と同様の対応を行うことになります。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  今後執行部がみらい戦略ディレクターの提案などにより直営で事業に取り組んだり一緒に共催してやる場合、議会へその経緯、取り組み方、事業費の負担など議会に説明すべきと思いますが、どうされますか、お答えください。 ○議長(岡安謙典君)  総合企画部長。 ◎総合企画部長(明楽智雄君)  先ほども申し上げましたとおり、通常の事務処理と同様の対応を行うこととなります。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  さらにお聞きしますが、皆さんのお手元にあります資料をもう一つごらんになってください。 宛先の名前を消した「お世話になります。」から始まる文章を見てください。関係者にお渡しくださいとあります。ディレクターでもある津山街デザイン研究会のYさんからの文章メモですが、これを見ますと、関係者に大きな誤解があるようですと書かれています。城東まちづくりなどで頑張っておられる日本共産党の元先輩議員宛てですから、関係者とは私中村及び質問についてパソコン打ちなどで協力していただいておりますもう一人の先輩を指すと思いますが、そこで何で私らが衆楽公園、迎賓館にホテルを建てるのかということを問題としているという事情をこの人が知っているのか、当局の誰が連絡したのか教えてください。 ○議長(岡安謙典君)  総合企画部長。 ◎総合企画部長(明楽智雄君)  ディレクター制度を所管する担当部として、迎賓館について何か発言したか確認をした経過はございます。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  その中に、ホテルとはフランスでは市役所のことです。町のホテルですと説明されています。市役所ですから、迎賓館にホテルなど、中村らは大きな誤解をしているという、こういう流れと思います。この問いかけは人をばかにした問いかけであります。市長が書いたものではありませんが、あなたのお気に入りのディレクターの言葉です、表現です。どう思われますか。 ○議長(岡安謙典君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  配付されました資料の背景や意味合いを把握をしておりません。ディレクターの意図を推量することは控えさせていただきます。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  Yさんの文章、資料の真ん中あたりを見てください。迎賓館や旧梶村邸を世界のVIPが宿泊できる施設にすると書いてあるわけです。今までの質疑で、ホテルは知らないとか提案があったとか、多少理解できない答弁をしてきましたが、少なくともこのディレクターの肩書のある人は、迎賓館を私らが言うたホテルにしたいという構想があることは事実だと言わなくてはなりません。市長、この解釈はどう思われますか。ディレクターの人の構想は、迎賓館に世界のVIPが宿泊できる施設、すなわち私たちが最初質問で問いかけました問題を投げかけたホテル建設だと思いませんか、お願いします。 ○議長(岡安謙典君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  迎賓館の利活用の提案が指摘をされるホテルの建設の話と同じかどうかは、私はわかりません。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  さらに市長にお尋ねしますが、この人が呼びかけて10月27日に「美作の国アートゾーン構想、300万人誘致実現に向けて」と題するシンポジウムを開催されるようですが、このシンポジウムの主催・共催者挨拶として市長谷口圭三とあります。この企画の主催あるいは共催に津山市がなっているのですか、お答えください。皆さんお手元にあります。 ○議長(岡安謙典君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  現時点におきましては主催、そして共催ともになっておりません。御指摘の部分につきましては確認をしたいと思います。なお、申請があれば、当然通常の事務手続の中で対応することになります。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  このシンポジウムの企画などには職員が関係していると思われますが、誰が関係しているのでしょうか。最初に問題とした研究会に加盟しているメンバーと思えばよろしいか、お願いします。 ○議長(岡安謙典君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  シンポジウムの開催を検討されていることは承知をしておりますが、現時点におきましては、先ほども答弁させていただきましたけれども、主催も共催もしておらず、本市として具体の計画にはかかわっておりません。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  このシンポジウムの企画は、市長が了解したという以外には考えられません。そうでないと、お配りした資料にあるように、主催者・共催者挨拶、谷口圭三津山市長と書いてあり、共催団体に津山市と書かれたり、後援団体に津山市教育委員会などと書かれたりはしません。いかがですか。 ○議長(岡安謙典君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  最前から申し上げておりますとおり、主催、共催ともになっておりません。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  市長にお聞きしますが、今議会の市長答弁でのディレクター問題で、論議の中で市長の考えを聞きますと、こうしたディレクターの提案を受けて、市職員はその実現に知恵を出す、政策化していくのが任務だと受けとめたわけですが、それでよろしいか。 ○議長(岡安謙典君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  各ディレクターからの提案につきまして、本市として政策決定をした事業となれば、職員が連携協力して取り組んでいくことになります。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  おかしな話から質問を始めましたから、最後もおかしな話になりますが、市長やYさんがどんな夢を持たれても自由ですが、しかし自治体が市民とともに職員が知恵を出す、政策をつくる、夢というのは一定程度実現可能な、やればできるかなという範囲でないと、今の津山市には余りにも風呂敷が大きくなり過ぎた夢は私は言うべきではないと思っています。市長、どのように思われますか。 ○議長(岡安謙典君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  私が申し上げてまいりました事業の中には、早急に対応すべき事業とともに、中・長期のまちづくりを見据えた施策もございます。御指摘につきましては、一つの考え方として受けとめさせていただきます。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  このYさんの津山市への提言は、衆楽公園を兼六園、後楽園、水戸の偕楽園に次ぐ日本で4番目の都市公園、史跡公園にするとか、観光客を300万人にするとか、まだ建築確認も出ていないようですが、津山市中之町8-1に来年3月にホテルをオープンさせるとか、行き過ぎた夢を提案していると思われます。これをまともに受けて、職員の知恵を結集して実現できると思われていますか。試しに鶴山公園もそこまでは至っていないんですよ。いかがですか。 ○議長(岡安謙典君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  先ほど答弁を申し上げたとおりであります。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  迎賓館とか旧梶村邸とかは津山市のものです。幾ら市長のお気に入りの新しい政治を模索するディレクターとはいえ、津山市と深くかかわりがあるわけですから、話は市民の中にひとり歩きします。最初指摘しましたが、彼の主宰する研究会には、市の幹部職員や議員さんも加入されているようですが、話はひとり歩きします。それこそ大きな誤解を生むでしょう。Yさんに対してこんな調子では困るとか、あるいはディレクターから外れてもらうとか、何らかの措置をしないととんでもないことになると思えて仕方ありませんが、市長、あなたは津山市のトップですよ。思うように津山を動かせるわけです。いかがですか。 ○議長(岡安謙典君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  ディレクターとは改めて話をしたいというふうに思います。 ○議長(岡安謙典君)  8番、中村議員。 ◆8番(中村聖二郎君)  この問題について長くなりましたが、最後に一言申し上げます。 質問した内容がこれからの市政運営に生きることを願います。ディレクター制度そのものを見直すとか、特にこのディレクターY氏には外れていただくとか考えられてはいかがです。そうでなければ、谷口市政に傷がつくのと違いますかと申し上げて、質問を終わります。ありがとうございました。 ほかの答弁いただきました。まことに申しわけありません。次の12月議会に生かせていただきます。済いませんでした。 ○議長(岡安謙典君)  以上で8番、中村聖二郎議員の質問を終わります。 この際、会議をしばらく休憩いたします。 再開は午後1時15分といたします。                                   午後0時06分 休憩─────────────────────────────────────────────                                   午後1時14分 再開 ○議長(岡安謙典君)  御着席を願います。 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次の質問を許可いたします。 18番、津本辰己議員、登壇。 ◆18番(津本辰己君) 〔登壇〕 18番、津本辰己でございます。ただいま議長より発言の許可をいただいております。通告いたしております第5次総合計画中期以降の財政について、そしてまちづくりの拠点施設としての公民館運営について、そして農林分野についてお尋ねをいたしたいと思います。 津山市の財政につきましては、2020年には津山市の人口が10万人を割るとの推計値が出されている中で、自主財源の縮減、地方交付税の縮減等、財政の硬直化が心配されております。津山市では総合計画の主要事業の実施により、単年度収支の不足が見込まれる、そして財政調整基金等の基金の充当により財源不足は一時回避されている現状でございます。 実質公債費比率、将来負担比率とも早期健全化基準は超えないとの財政見通しを平成28年度に示しておりますけれども、5次総中期以降の財政の見通しはどうなるのか、そして経常収支比率、将来負担比率の現状と改善策についてお尋ねをいたしたいと思います。 また、平成28年度以降4年間の歳出の内訳を平成27年度の決算見込みと比較した場合、人件費、公債費、扶助費等の義務的経費は約3%の増、そして、物件費、維持補修費、補助費等の消費的経費は約2.5%の減、そして普通建設事業、災害復旧事業等の投資的経費は約36%減との財政予測が示されておりますが、現状はどう推移しているのかお尋ねをいたします。 次に、まちづくりの拠点施設としての公民館運営についてお尋ねをいたします。 地域コミュニティーの充実を図るため、地域の青壮年、婦人部、老人会、町内会等の会議、総会、そして懇親会場として施設を利用する場合、希薄になりつつある人的の交流、親睦を深めるため、生涯学習機能だけでなく、多機能な施設運営が多く求められている中で、生涯学習部門と地域振興部門をあわせ持つ公民館の運営体制を具体的に進めるべきだと考えますが、市長の見解はどうでしょうか、お尋ねをいたします。 また、既存のバス停にも行けない交通弱者がふえている中で、住民自治によりデマンド機能を構築し、無償による住民の共助による通院・買い物補助等が有効と思いますが、これらの事務局を公民館に設置することについて、公民館運営、公共交通の観点からどう思うか、考えをお聞かせ願いたいと思います。 最後に、農政についてお尋ねをいたします。 農業用施設の管理について、土地改良区が浄化処理した排水の農業用水路への放流による使用料を強制徴収できるかとの問題について、本年7月18日、支払いを強制できないとの最高裁判決がありましたが、この判決を受けて、土地改良区に対し今後どう対応していくのか。また、農地転用時に改良区から浄化水槽の放流同意書をもらい、意見書とともに提出することになっておりますが、今後どのような取り扱いになるのかお尋ねをいたします。 次に、改良区が通常管理しております幹線水路の改修について、土地改良施設維持管理適正化事業等の長寿命化を図る国の助成事業は、岡山県では樋門、揚水ポンプ等のみで、水路改修には適用されておりません。そういう中で、幹線水路の改修は、改良区組合員の減少等により改良区の事業費3割負担の対応が年々厳しくなっている現状でありますが、しかし幹線水路は農業用水利としてだけではなく、豪雨災害の抑止力、危機管理機能等多面的機能を持っているわけでございます。これらの水路の改修、長寿命化に向けて今後どう取り組んでいくのか、考えをお聞かせ願いたいと思います。 次に、農業振興についてお尋ねをいたします。 津山版農業ビジネスモデルを構築する上で、農業者、JAとの意見交換、生産現場の声を反映させることが一番大事なことだと思いますが、現在誰と何を重点に協議しているのかお聞かせを願いたいと思います。 また、津山市農商工連携推進計画について、津山市では産業振興に関する施策を基幹産業の農業に軸足を置き、食にかかわる産業が一体となって連携し、消費者とともに新しい付加価値の創造を推進するため、農商工業者と市民が連携した新たな仕組みを策定し、津山市ならではの持続的に発展する産業振興を推進するとしておりますが、現在の農商工連携推進計画の現状の推移と成果についてお聞かせを願いたいと思います。 最後に、津山市所有の農機具倉庫、作業場等の譲渡についてお尋ねをいたします。 津山市では現状維持のまま譲渡するとしておりますが、壁材、屋根材にアスベスト入りの部材が使用されている現状の中、また建築後30年、40年と経過した老朽建物が多い中で、すぐに補修が必要になってくる物件でありますが、国からは解体・補修時におけるアスベストの飛散防止の規制を強化するとの方針が出されている中で、このような建物を譲渡することについてどう考えているのか、お聞きをいたしたいと思います。 以上、登壇での質問を終わらせていただきます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  市長、登壇。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 津本議員の御質問にお答えをさせていただきます。 公民館運営体制についての見解をお尋ねでございます。 公民館は、地域住民にとって最も身近な学習施設であり、住民の学習ニーズや地域の実情に応じた多様な学習機会の提供が行われているだけでなく、その成果を地域に還元することで、人づくり、地域づくりに寄与しています。また、少子・高齢化や人口減少が進行し、人と人とのつながりが薄れる中、主体的に地域づくりを推進する地域運営組織などの取り組みは、地域を支える大変重要な活動だと思います。 生涯学習を振興するとともに、地域課題の解決に向けて包括的に取り組み、地域を担う人材を育むことは、地域の特色を生かした持続可能なまちづくりの推進につながります。そのために、生涯学習部門と地域振興部門がそれぞれの拠点として公民館の施設を使用することについては、公民館のあり方を検討する中で、機能の拡充、強化を念頭に協議してまいりたいと考えております。 以上でございます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  財政部長。 ◎財政部長(二宮俊幸君)  第5次財政計画中期以降の財政についてのお尋ねであります。 まず、財政見通しについてでありますが、第5次総合計画中期実施計画とあわせて、津山市財政計画長期財政見通しのローリング結果を公表しております。この中では、5年ごとに行う第三セクター等改革推進債の利率見直し効果や繰上償還見込み額の増加による公債費の圧縮などのプラス要因はあるものの、市債償還額の増加に加え、地方交付税の縮減や社会保障関係経費の増嵩といった国の施策の影響も想定をされ、依然として厳しい財政状況が続くものと見込んでおります。 なお、累積収支不足額が最大になりますのは令和12年度で、その時点での基金残高は3億8,000万円と見込んでおり、実質収支が赤字となることはなく、その後は収支が改善していく見込みであります。 今後におきましても、適時財政計画のローリングを行うことにより、適切な財政運営に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、財政指標についてのお尋ねでありますが、決算議案の提出前でありますことから、速報値とはなりますけれども、平成30年度の経常収支比率は90.7%、将来負担比率は133.1%という現状であります。前年度と比較いたしまして、経常収支比率、将来負担比率いずれも3.1%改善しております。しかしながら、依然として高い値であり、積極的な企業誘致や産業振興などにより、税収を初めとする歳入の確保に努めるとともに、民間活力の導入などの一層の行財政改革による歳出の削減、計画的な市債の発行と償還の実施などにより、指標の改善に努めてまいります。 続きまして、性質別経費の推移についてお答えをいたします。 財政指標と同様に、決算議案提出前でありますので、30年度決算は速報値ということになりますけれども、平成27年度決算と30年度決算を比較いたしますと、義務的経費は1.4%の増、消費的経費は16.3%増、投資的経費は12.9%減で推移をしております。 なお、第5次総合計画前期実施計画策定時の財政予測と消費的経費が大きく乖離しておりますが、これは下水道会計が特別会計から企業会計へ移行したことに伴い、下水道会計への拠出金が消費的経費の区分に変更されたことが要因となっております。 また、投資的経費の差につきましては、庁舎耐震化事業や小・中学校施設整備事業などの実施に加え、災害復旧事業費の増加等により生じたものであります。 ○議長(岡安謙典君)  産業経済部長。 ◎産業経済部長(玉置晃隆君)  住民の共助による交通弱者対策についてお答えいたします。 居住地が既存のバス停などから離れている公共交通空白地における移動手段は、公共交通における課題と認識いたしております。本市における共助の観点による移送サービスは、阿波地域において有償により実施されていますが、無償による形態は他の自治体では取り組み例がありますが、市内にはございません。 住民共助による移送サービスは、国が認めた運送形態であり、交通空白地解消の方策の一つでもあります。公共交通に関する公民館施設の活用も視野に入れ、地域運営組織などによる移送サービスなどの事例を引き続き研究し、希望地域への情報提供や助言、実施へのサポートを行いたいと考えております。 ○議長(岡安謙典君)  農林部長。 ◎農林部長(福島康弘君)  6点の御質問にお答えいたします。 まず、他県の裁判結果を受け、本市の農業用水路の目的外使用の取り扱いについてのお尋ねですが、土地改良区等の水利団体が水路を維持管理する上で、浄化槽排水の放流協議を受けた際は、各水利団体の規程に基づき協力金をお願いしている事例はあると認識しております。 そこで、今回の件についてほかの市や町の状況を聞いたところ、長年にわたり慣習的な管理権限により、こうした協力金を使用料として徴収している用水管理者が多く、取り扱いも統一したものはないという状況となっておりました。そのため、目的外使用の取り扱いについて、今後国や県などの動きやほかの自治体の進め方を踏まえ対応してまいりたいと考えております。 次に、農地転用時の放流同意書となる意見書についてのお尋ねですが、農地法の規定により、当該土地改良区の意見書を添付することと定められているのは、農地転用意見書になります。したがいまして、放流同意書については、この判例が示されたことにより法令が改正された場合において、その改正による取り扱いとなります。 次に、農業用幹線水路の改修や長寿命化に向けての取り組みについてですが、まず、雨水排水も担う農業用幹線水路は、近接地域において生活基盤を支える非常に重要な施設であると認識しており、今後も長期間安定して利用できることが必要と考えております。 続きまして、農業ビジネスモデルについての御質問にお答えいたします。 モデルの構築に当たりましては、生産者の所得向上を第一の柱として検討を進めており、本年7月31日に立ち上げた地域商社機能構築検討会には、農業生産者や関係事業者に加えて、JAや商工関係機関、岡山県などに参画いただいております。この検討会や生産者との意見交換などの中でも、やはりJAとの関係についての御意見が多く、モデルを構築する上での重要なポイントと認識しております。次回の検討会におきましては、これまでのJA幹部や担当者との意見交換の内容を踏まえて、連携やすみ分けなどについての議論を深めていきたいと考えております。 次に、農商工連携推進計画に関する御質問にお答えいたします。 計画を実行するための会議体として、農商工関係者や大学、市内の高校などで構成するつやまFネットを平成24年に組織し、計画を推進してまいりました。主に地域資源を活用した商品開発に取り組み、展示会、商談会への出展や情報発信などへの支援を継続的に進めてきたことで、農商工連携による地域農業の振興に一定の成果が得られたものと考えております。 最後に、現在本市が進める農機具保管庫等の譲渡について、アスベスト規制に関する国の動向も踏まえてお答えをいたします。 アスベスト飛散防止に関する規制強化の主な内容は、解体・補修時の規制対象を全てのアスベスト部材に拡大したこと、また、事前調査の届け出義務化、罰則の強化などです。農機具保管庫の壁、屋根に使用されているスレート部材に練り込まれたアスベストについては、建物をそのまま使用される場合は飛散の可能性が低いため、問題はありません。 本市の方針では、地元管理組合等による引き受け希望がない場合は、市が解体を行うこととしております。また、地元管理組合等が引き受けを希望する場合には、現状のままの譲渡を基本としておりますので、解体、補修を行う際の注意点を説明させていただいた上で、譲渡に関する判断をしていただくということにしております。 ○議長(岡安謙典君)  18番、津本議員。 ◆18番(津本辰己君)  それぞれ答弁をいただいた中で、まず5次総の中期計画以降の財政の見通しについてお尋ねをいたしたいと思います。 財政の見通しとしては、改革推進債の利率の見直し、繰上償還による公債費の圧縮等のプラス要因があると。また反面、市債償還額の増加、地方交付税の縮減と社会保障費の増嵩など厳しい財政事情が続くと。そして、令和12年度で累積の収支不足額が最大になり、その時点での基金残高というものが3億8,000万円と見込んでいるとの答弁でございました。また、平成28年度に示されました長期財政見通しでは、財政調整基金等の基金の充当により財源不足は回避しているとのことでありましたが、基金にもいろいろな性質があるわけでございますが、一般的には有事に備えるという性質があると思います。令和12年度にはほとんど基金が底をついた状況になりますが、この基金頼みの財政運営からどう脱却を図るのか、お尋ねをいたしたいと思います。 次に、経常収支比率、将来負担比率の現状と改善策についてでございますが、経常収支、将来負担比率とも前年度と比較して3.1%改善しております。しかし、依然としてこれは高い数値であり、積極的な自主財源の獲得に向け取り組み、財政指標の改善に努めるとの答弁でもございます。 その中で、一般的に経常収支比率は90%を超えると、財政運営上、注意を要すると言われておると思います。また、将来負担比率についても、平成29年度決算に基づく総務省健全化判断比率の全国平均の数倍の数値を示しておるというのが現状でもございます。 経常収支比率というものは、自治体のエンゲル係数とも言われております。経常収支比率の改善により、きめの細かい市民福祉の向上につながる予算の充実に向け、また将来負担比率の増大が将来実質公債費比率の増大をもたらすということでございます。結果的に将来世代へのつけ回しとならない財政運営について、再度財政部長より答弁をお願いをいたしたいと思います。 次に、財政予測現状の推移についてでございますけれども、義務的経費、消費的経費、投資的経費の平成27年度決算見込みと28年度からの4年間の予測についての現状は、義務的経費は1.4%の増、消費的経費は16.3%の増、投資的経費は12.9%減との答弁でありました。 そこで、義務的経費分野についてお尋ねをいたします。義務的経費の中の扶助費は、住民福祉の向上の経費として、国の施策として支出されるものと、地方自治体が独自の施策として支出するものとがあると思います。市町村独自の施策は、国、県の制度を補完し、そして先導するものとして重要な役割を果たすものと考えますが、老人福祉の向上に対し、国、県の制度を補完または先導する市独自の施策の現状についてお尋ねをしたいと思います。 次に、消費的経費についてお尋ねをいたします。 消費的経費の中の維持補修費については、市が管理する公共用施設等の維持と長寿命化を図るものでございますけれども、その維持補修計画と予算の推移はどうなっているのか、お尋ねをいたしたいと思います。 以上4点について再質問をさせていただきます。 ○議長(岡安謙典君)  財政部長。
    ◎財政部長(二宮俊幸君)  基金が減少していく中での財政運営についてでありますが、まず、財政運営における基金の繰り入れにつきましては、財政調整基金は財源の年度間調整として、地域づくり基金や都市基盤整備事業基金などの特定目的基金は、その設置目的に沿って活用を図ることとしております。厳しい財政状況ではありますが、子ども・子育て支援や教育の充実、産業振興などの施策推進により、本市の将来人口の減少に歯どめをかけて収入増加を図るとともに、計画的かつ継続的な行財政改革の取り組みなどにより財政運営の改善に努めてまいります。 次に、経常収支比率の改善と将来負担比率の抑制についてのお尋ねであります。 経常収支比率につきましては、財政構造の弾力性をはかる指標であり、歳出に占める社会保障関係経費の割合が大幅に増加するなど財政構造が多様化をし、全国の平均値が90%を超える状況となっている中、本市においても高い値となっております。 市民福祉の向上につながる施策の充実には、柔軟性の高い財政構造が求められます。そのため、税収を初めとする収入の増加と積極的な行財政改革の推進などにより経常経費の削減に努め、自由に使える一般財源をより一層確保していくことが必要であります。 また、将来負担比率につきましても、改善傾向にはあるものの、依然として高い値であります。市債の計画的な発行や第三セクター等改革推進債の繰上償還の実施などを引き続き行っていくことで改善に取り組み、将来世代の負担の軽減に努めてまいります。 最後に、維持補修計画と維持補修費の予算の推移についてお答えをいたします。 公共施設の維持管理に関しましては、公共施設等総合管理計画を策定し、面積総量の適正化と多機能化、長寿命化の推進、管理運営コストの縮減と財源の確保等の取り組み方針を示しており、インフラ施設に関しても利用者や第三者の安全を確保した上で、必要な機能を継続的に維持していくというマネジメント基本方針に基づいて整備補修に努めております。 特に、施設改修に当たりましては、公共施設長寿命化等推進基金を活用して、今までの事後保全型の維持管理から、定期的な点検に基づく予防保全型の維持管理への転換を図っております。また、道路維持補修に要する経費につきましても、年度当初に予算措置することによりまして、計画的な維持補修に努めているところであります。 なお、維持補修費の予算の推移につきましては、平成27年9月補正後予算と令和元年9月補正後予算を比較いたしますと、6%の増となっております。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部参与。 ◎環境福祉部参与(飯田早苗君)  扶助費において、老人福祉の向上に対し、国、県の制度を補完、先導する市独自の施策についてお答えいたします。 低所得世帯を対象に、定期的な安否確認を必要とするひとり暮らしの高齢者に対する福祉電話の貸与と通話料の一部を支援するもので、平成30年度の事業実績は、14件の利用に対し40万2,000円を執行しております。 以上です。 ○議長(岡安謙典君)  18番、津本議員。 ◆18番(津本辰己君)  それぞれ答弁をいただきました。今後の基金頼みの財政運営からどう脱却をしていくのかということでございますけれども、将来人口の減少に歯どめをかけ、継続的な行革を推進し、自主財源の増大につながるよう努めていくとの答弁でもございました。また、将来世代へのつけ回しとならない財政運営について、経常比率、将来負担比率とも改善傾向にあるが、経費の削減に努め、自由に使える一般財源をより一層確保していき、また市債の計画的な発行等により将来世代への負担軽減に努めていくとの考えが示されました。 この考えは、この種の質問のときにいつも出てくる内容の答弁でもございます。一過性の答弁とならないよう、また答弁にたがわないよう、しっかりと行財政改革に取り組んでいただきたいと、よろしくお願いをしたいと思います。 次に、また維持補修経費は徐々に伸びておるわけでございますが、この事業は市民生活の環境改善に直結する事業経費でもあります。行政に対する市民満足度が高まる分野でもありますので、予算の一層の充実を図っていただきたいと、よろしくお願いをいたしたいと思います。 それでは、まちづくりの拠点施設としての公民館運営についてでございます。 生涯学習部門と地域振興部門をあわせ持つ公民館運営についてでございますけれども、市長より、生涯学習を振興するとともに、地域課題の解決、地域を担う人材確保が持続可能なまちづくりの推進につながり、生涯学習部門と地域振興部門の拠点として公民館を使用することについては、公民館のあり方を検討する中で、機能の拡充、そして強化を念頭に協議していくとの答弁でもございます。公民館運営の所管を、生涯学習部門と地域振興部門をあわせ持つ施設として、また市長の思いがそのような思いであろうと思います。これが実現するべく、早急に庁内協議をしていただきまして、明確にしていただきたいなというふうにお願いをいたしておきたいと思います。 次に、地域の交通弱者対策として、住民自治によりますデマンド機能を構築し、無償による住民の共助による通院、買い物等の補助等の事務局を公民館に設置することについて、また産業経済部長より、住民の共助による移送サービスは、国が認めた運送形態であり、公共交通空白地解消の一つの大きな方策であると。そして、希望する地域には、実施へ向けてのサポートを行いたいとの答弁でもございます。 地域住民の共助による交通弱者対応が、きめの細かい公共交通の補完にもこの作業はつながってくると思います。また、大きな行財政の改革にもつながってくると思います。デマンド方式により地域を守る事業の実施を考えている地域に対しまして、一層の支援をお願いをいたしたいと思います。 次に、農政分野について再度お尋ねをいたしたいと思います。 農業用施設の管理についてでございます。土地改良区が浄化処理した排水の農業用水路への放流による目的外使用料を強制徴収できるかとの問題について、支払いを強制できないとの最高裁の判決があったわけでございます。今後土地改良区に対して、これを判決を受けて、農林部としてどう対応していくのかということにつきまして、国、県、他の自治体の進め方を見きわめて対応するとの答弁でありますが、長年にわたる慣習的な、法的な拘束力のない管理権限による水路使用料の徴収が否定されたわけでございます。 その中で、裁判官の補足意見の中で、農業用水路の維持管理、費用負担のあり方について、管理権限を持つ自治体と土地改良区の間で法的な整理が必要との指摘も出されておるわけでございます。この管理権限について整理、検討は農林部としてどうするのか、お尋ねをいたしたいと思います。 また、市が管理権限を持つ水路の把握はできているのか、お尋ねをいたしたいと思います。 次に、県管理の道路側溝、水路への放流に対しても、改良区の賦課金徴収があるとも聞いておりますけれども、こういう事実があればどのように対応するのか、お尋ねをいたしたいと思います。 最後に、水路の改修、長寿命化に向けてどう取り組んでいくのかについてでございますが、生活基盤を支える非常に重要な施設であるとの認識は持っておると。施設の長寿命化については、国の補助事業で取り組み、改良区の負担を最小限にしていきたいとの答弁でありました。 そこでお尋ねをいたしますけれども、土地改良施設維持管理適正化事業以外の国の補助事業についてどういうものを考えているのか、お尋ねをいたしたいと思います。 ○議長(岡安謙典君)  農林部長。 ◎農林部長(福島康弘君)  再質問4点にお答えいたします。 まず、水路に関する管理権限の法的な整理についてですが、先ほどの目的外使用の取り扱いを整理する上での前提となるため、法定外公共物に係る関係部署と連携し、早急に整理方法を見出せるよう努めてまいります。 次に、市が管理権限を持つ水路の把握についてですが、国からの譲与台帳や登記簿等で大半は把握しておりますが、国土調査前につくられた水路などは登記がなされていないため、所有権がはっきりしていない土地も存在しております。 次に、道路側溝等において目的外使用の協力金を徴収している際の対応についてですが、農業用水路と兼用している道路側溝につきましても、一般的な農業用水路と同様に管理者と申し出者の間で協議の上、決定されており、先ほどの目的外使用の取り扱いとあわせて対応してまいりたいと考えております。 済みません、答弁漏れがありました。 また、このように農地の宅地化に伴い、今後兼用となる水路も増加し、農業用水路は農用地を含めた地域全体の排水強化にも大きな役割を果たしていることから、農業者、非農業者が地域ぐるみで維持管理の責任を果たせる方法について研究してまいりたいと考えております。 以上です。  〔18番津本辰己君「適正化事業以外の補助事業の答弁あったかな」と呼ぶ〕 ◎農林部長(福島康弘君)  失礼しました。 受益者の負担が抑えられる国の補助事業メニューについてですが、水路の改修に当たっては、市の単独事業による小規模修繕を重ねるのではなく、長寿命化が図れる国の補助事業メニューで取り組み、受益者の負担を最小限にすべきと考えております。事業規模等の前提条件はありますが、水利施設等保全高度化という事業メニューがあります。 なお、採択要件などの改良区等への説明につきましては、土地改良区等の施設管理者から事業採択を対象とする部分などの具体的な要望を十分把握した上で、県との協議などを踏まえ、個別に機会を捉えて説明していく流れにしております。 以上です。 ○議長(岡安謙典君)  18番、津本議員。 ◆18番(津本辰己君)  それぞれ答弁いただいたわけでございますけれども、水路の目的外使用のあり方についてでございますけれども、長年にわたり慣習的な管理権限により取り扱っているが、国の方針や判決が下った県、市の対応を踏まえ検討していくとの答弁でありますが、これは最高裁の判決でございます。だから、全国共通項の判例として流通するわけでございますので、それを判決があった県や市の動向というんでなしに、できれば農林部が独自の動きを、独自性を十分に発揮してもらいたいなという思いがあります。 また、今まで長い間の慣習というのが、これは土地改良区の定款というのがございます。これは土地改良区の組合員の約束事ですわな。これをもって賦課金の徴収をしておるという中で、これを会員外のいわゆる目的外使用をされるであろう者に言うというのは、これはちょっと無理があるんじゃないんですかという判決なんです。 じゃけん、これは土地所有者である津山市と通常管理者である土地改良区なりが、もうその管理権限というものを法的にきちっと整備しなさいという一つの判決でもあろうかと思いますので、津山市農林部の主体性というものをしっかりと今後発揮していただきたいなと思います。管理権限の明確化というものを図っていただきたいというふうに思います。 また、農林部として他都市の動向を参考にする、いわゆるもう最終審の判決でございますので、重ねて市独自の対応により、対応することによって土地改良区というものが長く存続し得ると。津山市行政にとっても、土地改良区の役目というのは大きいわけでございますので、これをきちっとした形で将来に土地改良区を渡すという意味でも、この法整備というものをきちっと管理権限というのを明確にするという動作をしっかりとやっていただきたいというふうに思います。 そして、ちょっと私も内部機構の問題なんで、わからん部分もございますけれども、いわゆる今部長答弁の中で無償譲与を受けた道路、水路ですね。平成16年、17年、地方分権の関係で来とると、そういうような台帳もありましょう。それから、国土調査以前につくられた道路、水路については、ようわからんような答弁なんですけれども、これもちょっとおかしなことで、いわゆる都市建設部管理下にそういうような無償譲与、法定外公共物の無償譲与の処理があると。それで、農林関係の部署で協議をかけたら、そちらで確認をせにゃいけんというようなこともありますので、農業に関する農道台帳、農業用水路台帳というものは、でき得れば農林部がさっとわかると、責任を持って管理できるという体制というものも今後必要じゃないかなと思いますので、これもあわせて、機構の問題になるかもわからんですけれども、その辺もしっかりとこれから協議していただきたいなというふうに思います。 それから、土地改良施設の維持管理適正化事業以外の国の補助事業について、水利施設等保全高度化事業があるとの答弁でございます。この事業は機関水路の補修、補強によって長寿命化を図る事業で、国の補助が50%、そして県、市、町、村、そして改良区が補助団体になり、事業を起こすということになるんですけれども、これはあくまでも事業採択年度の前年度の申請というのが建前でございますので、そういうような一般型と、大規模な一般型と小さい簡易型というのがあろうかと思いますけれども、この種は私もいい事業じゃと思いますので、これの啓蒙も、やっぱりこちらから改良区なら改良区に問いかけていかないと、向こうからはなかなか来ないという局面もありますので、これがやっぱり今も言うたように農業用水路だけでなく、大雨のときの洪水抑止力にもなっとる水路でございますので、行政のほうから先に問いかけていくというようなスタンスで、いろんな機会を捉えてこういう資料を開示するというふうに持っていっていただきたいなと思います。 したがいまして、土地改良区に対して事業の説明はできているのかということについて、もう一度答弁をいただきたいなというふうに思います。 それから、農業振興についてでございますけれども、津山版農業ビジネスモデルを構築する上で、現在誰と何を重点に協議しているのかについてお尋ねをいたしました。農業者団体であるJAとの意見交換が重要であり、今後の検討会においてJAとの連携とすみ分けについて議論を深めたいとの答弁でございました。市が考えているJAとの連携とすみ分けは何なのか、お尋ねをしたいと思います。 次に、津山市農商工連携推進計画の現状の主な取り組みとして、地域資源を活用した商品開発や農商工連携により地域農業に一定の成果が得られたとの答弁でもございました。何を商品開発をしたのか、地域農業に一定の成果を具体的に、またそれを今後の津山版農業ビジネスモデルにどう生かしていくのか、お尋ねをいたしたいと思います。 ○議長(岡安謙典君)  農林部長。 ◎農林部長(福島康弘君)  まず、国の補助事業の採択要件などの説明を改良区等に行っているかという御質問ですが、採択要件などの改良等への説明につきましては、先ほど申し上げましたとおり、土地改良区等の施設管理者から事業採択を対象とする部分などの具体的な要望を十分把握した上で、県との協議などを踏まえ、個別に機会を捉えて説明していく流れにしております。 続きまして、地域商社とJAとの連携についての御質問ですが、JAとの連携やすみ分けの考え方につきましては、先ほど申し上げましたとおり、次回以降の検討会の中で固めていきたいと考えておりますが、これまでにJAとの間で協議している方策として、例えば地域商社が持つ販路をJAが活用して、より高い収益を得ることで、生産者にその利益が還元される仕組みなどを考えております。 いずれにしましても、生産者の所得の増加につながるよう、JAとの連携やすみ分けの方策を組み立てていきたいと思っております。 次に、農商工連携に関する御質問ですが、まず、商品開発と成果の具体的な内容ですが、主な開発商品としましては、津山産小麦を活用した津山ロール、ショウガを活用した菓子やシロップのほか、学校給食に提供された新高梨のシロップ漬けやピオーネゼリーなどが上げられます。こうした商品の開発には、生産者と加工事業者に加えまして、地元の高校やJA、商工関係機関がかかわることで、若い世代のアイデアや専門的な視点が大いに生かされた取り組みとして、具体な成果が得られたと考えております。 この農商工連携事業につきましては、今後も農業ビジネスモデルに関連した事業として相乗的な効果が得られるよう取り組む考えであります。 ○議長(岡安謙典君)  18番、津本議員。 ◆18番(津本辰己君)  水利施設等保全高度化事業についての説明をいただいたわけでございますけれども、これはあくまで事務手順の説明ということで、先ほども申し上げたように、事業の実施に向けて、積極的に改良区等と連絡をとり合いながら取り組んでいただきたいなというふうに思います。 また、JAとの連携とすみ分けは、まずJAが地域商社を活用して高い収益を得ることで、生産者に利益が還元される仕組みを考えているとの答弁でありました。また、津山版農業ビジネスモデルの成功の鍵は、地域商社の出口調査による消費者ニーズの多い作物をいかに産地化できるかにかかっていると思います。生産者第一主義を基本とした検討、実施を忘れないように、よろしくお願いをいたしておきたいと思います。 また、農商工連携について、多くの商品開発、また多くの分野の方々の関与による商品開発事例の説明が今ございました。今後ともこの流れを継続して、津山版農業ビジネスモデルの成功の推進力となるよう、しっかりと頑張っていただきたいなというふうに思います。 それでは、質問を、最後になりますけれども、市所有の農機具倉庫、農作業場等の譲渡についてでございますけれども、国からは解体・補修時におけるアスベストの飛散防止の規制強化をするとの強い方針が出されている中で、壁、屋根材のスレートに含むアスベストは練り込まれている状態であり、アスベストの飛散の可能性は低い、現状での使用については問題がないとの答弁でございました。 そこでお尋ねをいたしますけれども、この倉庫、作業場は、建築後おおむね30年から40年。30年以上経過した建物が多い中で、スレートは劣化し、表面は手でさわっただけで剥がれる状態の建物も多くあるわけでございます。現状のままでの使用では健康被害が、こういう状態でも健康被害がないと考えているのか、再度お尋ねをいたしたいと思います。答弁をお願いします。 ○議長(岡安謙典君)  農林部長。 ◎農林部長(福島康弘君)  スレートが劣化し、手でさわっただけで剥がれる状態のものも、健康被害はないと考えているのかとのお尋ねです。 現在本市が所有し整理を進める農機具保管庫は、市内全域に83施設ありまして、施設ごとの状態は、周辺環境や設置からの経過年数などにより異なっております。スレートが劣化し、表面が手でさわっただけで剥がれるような状態の施設においては、現状のままでの活用はできないと考えられるため、市で解体することになります。 ○議長(岡安謙典君)  18番、津本議員。 ◆18番(津本辰己君)  スレートが劣化し、現状のままでは活用ができない施設は、解体して更地にして整理するとの答弁でもございます。仮に活用できる施設があった場合、現状のまま譲渡を受けたものは、そうはいっても取得後すぐに補修が必要になる可能性の高い老朽建物について、解体・補修の場合の注意点を説明し、判断してもらうとの考えが示されましたけれども、アスベスト除去対策を推進した、今までそういうアスベスト除去というものを推進した津山市という一つの行政のあり方としては、ちょっとおかしいなという疑念が持たれる答弁なんでございますけれども、要はもうアスベスト問題というのは国家賠償法の対象にもなっておる大きな課題でもございます。 そういう中で、市保有の建物に明らかにそういうものがもう現状にしてあるというのがわかっておりながら、この建物を譲渡を受けた後に改修、補修するときには、こういうものがありますよという説明をして、納得してとってもらうというような対応のようにも聞こえるんですけれども、それではちょっと市民に対して、私の考えではちょっとおかしいんじゃないかなということを指摘をさせていただきたいというふうに思います。 最後になりますけれども、こういうことについて最後に答弁をいただいて、本日の質問を全て終了とさせていただきます。 ○議長(岡安謙典君)  農林部長。 ◎農林部長(福島康弘君)  現状のままの譲渡を行う場合、アスベスト除去対策を推進してきた行政のあり方として問題があるのではとの御指摘ですが、国内におきまして平成17年度以降にアスベストを含む特定建築材料の使用が原則禁止され、同時に飛散防止対策が行われました。それに伴いまして、本市におきましても、市保有施設について、吹きつけアスベスト飛散防止対策方針に基づき適切に対応してまいりました。 この飛散防止対策の対象である特定建築材料とは、吹きつけアスベスト、アスベストを含有する断熱材、保温材、耐火被覆材などが主なもので、アスベストが練り込まれたスレート板は飛散防止対策の対象外となっていたことから、撤去に至らなかったものであります。 ○議長(岡安謙典君)  以上で18番、津本辰己議員の質問を終わります。 次の質問を許可いたします。 19番、松本義隆議員、登壇。 ◆19番(松本義隆君) 〔登壇〕 失礼いたします。9月定例会一般質問戦、私で最後になりましたけれども、お疲れのところ、もう少しのおつき合いのほどよろしくお願いいたします。 それでは、議長の許可を得ましたので、通告に従い質問をさせていただきます。谷口市長になって初めての質問ですが、納得のできるすばらしい答弁がいただけますよう期待して始めたいと思います。 横山地区の埋立最終処分場についてお尋ねしてみたいと思います。 平成21年3月に横山地区の埋立最終処分場が終了し、45年間の長きにわたり、津山市全体の市民が出すごみをこの地区の処分場でお世話になり、当然周辺地区の皆さん方に多大な御迷惑をかけてきたのも周知のとおりであります。 また、地元に対してもそれなりのことをしなければならないということで、周辺整備事業を行うことで地元に御理解をいただきながら埋立処分場が円滑に稼働してきた歴史があり、そして地元からさまざまな要望が出されていたと思います。 その主な要望は、次のようなことだったと思います。市営住宅の整備、そして東池を埋め立てての公園整備、横山地区を通る県道津山柵原線の道路改良整備、横山川の整備、南横山に行く市道整備等であり、このほかにも多くの要望があったやに聞いております。これらの要望事項は現在までどのように進めてきているのか、お尋ねしてみたいと思います。 次に、処分場の最後の埋立処理について、どんな処理の仕方をされたのかお聞きしたいと思います。 また、処分場跡地についても協議がなされてきた経過があろうかと思いますが、地元からはリサイクルセンターを継続してほしい旨の要望が出されていたと思います。それに対する対処はどうされたのかお答えください。 次に、この最終処分場は、産業廃棄物処分場なのか、それとも一般廃棄物処分場なのか、教えていただきたいと思います。 次に、議案第11号「令和元年度津山市一般会計補正予算(第2次)」についてお聞きいたします。 この議案は、横山地区の最終処分場に隣接した場所に展望台を整備するということであります。平成31年度の当初予算でこの展望台に予算が計上され、3月議会で議決されておりますが、そのときの予算は幾らだったのか教えてください。また、その詳細と、議案第11号もあわせたいきさつ等を教えていただけたらと思います。 登壇での質問は以上ですが、再質問につきましては、当初の発言通告書では一括方式を選択しておりましたが、正副議長及び議運の正副委員長の了承を得まして、一問一答方式に変更させていただくことになりましたことを申し添えさせていただきます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(森山誠二君)  最終処分場に関する御質問に順次お答えをいたします。 まず、地元要望に対する現状についてです。 市営住宅の整備でございますが、整備に際し多くの課題があることから、関係部署と協議を重ねているところでございます。 次に、東池の公園整備ですが、現在も池の水利を利用し耕作を行っていることから、事業推進は困難と判断をしたものでございます。 次に、横山地内の県道津山柵原線の整備は、平成27年度に一部区間が事業化され、現在岡山県が事業実施をしております。 次に、横山川の整備ですが、県が砂防事業として昭和63年1月に砂防堰堤を整備し、事業完了となっております。 最後に、市道の整備ですが、県道から荒尾稲荷神社までは一定の整備を完了しております。 次に、処分場の処理の仕方についてお答えします。 埋め立てが終了した最終処分場は、廃棄物処理法及び最終処分場に係る技術上の基準を定める省令に基づき、平成21年3月31日までに最終覆土を施工し、その後、上部の整地を行っております。 次に、資源化センターの継続要望の対応についてですが、最終処分場は平成20年度末をもって埋め立てを終了しましたが、資源化センターなどは、新処理施設稼働までの継続使用や機能移転などについて地元10町内会に承認されました。その後に地元の一部から要望があったことは承知しておりますが、津山市域のごみ処理につきましては、津山市一般廃棄物処理基本計画及び津山市一般廃棄物処理実施計画に基づき、津山圏域クリーンセンターで行っております。 次に、最終処分場の種別についてですが、津山市最終処分場は一般廃棄物の最終処分場でございます。しかし、法律に基づき一般廃棄物と産業廃棄物をあわせて処分した時代もありました。 最後に、展望広場整備の予算額及び議案第11号についてお答えをいたします。 津山市最終処分場を閉鎖してから跡地利用について地元団体と協議を重ねてまいりましたが、具体化まで至っておりません。処分場の北側からは津山市内が一望でき、特に津山城跡を正面に見ることができることから、最終処分場北側の一部と隣接する選鉱場跡地に展望広場を整備するよう地元団体より要望があったものでございます。この要望を受けまして、平成31年度当初予算で展望広場整備に伴う測量設計委託料として300万円措置しておりましたが、事業実施に当たり現地を再度精査した結果、測量設計費が必要になったことから、今議会で390万円の増額を提案したものでございます。 以上です。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  答弁をいただきましたけれど、順次再質問をさせていただきたいと思います。 まず、住宅につきまして、多くの課題があるということを答えられましたけれども、どんな課題でしょうかね。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  市営住宅の整備や改修を行う場合の課題でございますが、転居や仮住まいが必要となる入居者全員の同意と、工事に際しましての近隣の住民の方々の御理解、御協力が必要というふうになります。 また、土地の利用を含めました効果的な住宅の配置を進めるためには、技術面でありますとか財政面での詳細な検討が必要というふうに考えてございます。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  地元の皆さん方との協議とか、それから入居者の同意、これは当然のことだと思います。ただ、今そこの入居をしとられる皆さん方、それから近隣の皆さん方、非常に危惧していることがあるんですよね。というのは、あそこの住宅の屋根はスレートでやっていると思うんですけれど、そのスレートに、先ほど18番議員が言いよりましたアスベストが含有されている疑いが非常に強いんですよね。それが風が吹いたりすると、もう飛んでるのが目視できるんですよ。 だから、そういったものを地元の皆さん方に協議をしてとかというようなことを言っていたんじゃいけんのんで、だからそういうことを地元の皆さんがもう心配だから、とにかく早く何とかしてほしいということを言われよるわけですから、そういうことについて、それは部長、早急にどうされるか、もう一遍お答えください。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  先ほどの18番議員への答弁、農林部長もお答えをさせていただいた内容とダブると思いますが、今の法律では練り込みのアスベストについては安全だということの判断がありますが、そうはいいましても、今議員のお話にもありましたように危険な、住環境にとって不適切であるというふうに判断される物件につきましては、住宅を管轄をしております都市建設部といたしましても、適切に対応してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  今部長から適切に対処したいということを言われよんですけれど、適切にやってもらうのは当たり前のことなんですが、早急にやってもらえるかどうか、ここなんですよ。どうですか。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  適切といいますのが、まさに早急にということで考えてございます。 以上です。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  それから、これはもう長きにわたってこの住宅の整備がなかなかできてない。これはどこに原因があるか、私わかりません。だけれども、当然この住宅につきまして、それから周辺につきましても、これは単なる津山市の住宅施策としてやっているものじゃないと私は思っているんですよ。 というのは、やはり先ほど登壇で申しましたように、もう45年間の長きにわたってあそこの最終処分場で、地元の皆さん方に多大な御迷惑をおかけしとるわけですよね。そうすると、そういったことで地元の皆さんが理解をするということは、そういった周辺整備をやってもらうということで理解をされとると、私はそのように認識しているんですよ。 ですから、それをただ協議します、何とかというようなことではいけんと思うので、やっぱり今一番懸念していることを早急にしてやってくれることが津山市の務めじゃないかと私は思っています。だから、そういうことについて、なかなか答えにくい部分はあろうかと思うんですけれど、やはり地元の住民の皆さん、近隣の皆さんのことを考えた上での答弁をきちっとしてやってほしいと思います。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  まず、今市営住宅にお住まいの皆様方のやはり住環境でありますとか安全を確保すること、これを最優先と考えまして、そのためには地域の皆様の御協力をいただけるように最善の努力を行ってまいりたいというふうに考えております。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  最善を尽くしてくれるということですので、期待をしておきます。 そして、私もこの住宅についてはちょっと提言をしたいと思います。 というのは、やはり昔はこの要望書の中に高層アパートというのがあったんですよね。それもするというようなことを役所のほうが言っていたみたいですけれど、今日までやっぱり何にもしないで今日まで来たということの中で、やはり今入居している方が十四、五名おられるというのをお聞きしたんですけれど、やはりそういった政策をきちっとしようと思うんでしたら、津山市にもメリットがあることをしなきゃいけないんで、今から高層アパートっていっても非常に無理でしょうから、ですからできましたら、今入居している人たちをできるだけ1棟のところに、リフォームしてあげてそこに集約していただくと。そして、空き家になったところはもう解体撤去してもらって、それでそこを公園にするなり、それから地元の要望も聞きながらそれを払い下げをするとか、そういった方策を考えてみてはどうかと思うんですけれど、どうでしょうか。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  先ほど議員がおっしゃられた御提言、真摯にお聞きをしました。そういう方向で我々といたしましても関係部局連携しまして、早期にそういう方向になるように検討し、それで実際に事業が進むように努力してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  そういったことでよろしくお願いしときます。 次に移ります。 例の東池のことなんですけれど、ここに水利組合の関係者の方が同意が得れればやってもいいというような答弁だったと思うんですけれど、これも当時からもう本当に長い間要望を出されて、そのままになってきておるんですけれど、やはり受益者の方はおられるんですけれども、やっぱり役所側のほうがそういったことを地元から要望が出されたときに話をして、早くこれ解決しとくべきじゃなかったかなというふうに私は思っております。 ですから、今受益者は、お聞きしたころ1人になっておるようなんですので、地元の皆さん方もこの方はお話ししていただけるんじゃないかと思うんですけれど、当局のほうもしっかりとこの受益者の方にお話をしていって、やはり地元からこういう要望が出されている以上は、一日も早く、難しいこれは問題じゃないと思いますので、一日も早く解決できるようにしてやってほしいと思いますが、その辺はどうでしょうか。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(森山誠二君)  東池についてでございますけれども、水利関係者全員の同意が得られれば、今後について関係部署、機関と協議を進めたいと思います。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  先ほど言うたようなことですから、これも早急によろしくお願いしておきたいと思います。 次に、一番肝心かなめな県道について、一部の区間は今整備実施中であるということを言われておるんですけれども、私が一番危惧しているのは、当然今のところから順番にしてくるんでしょうけれども、前から非常に要望を強く出されておった、もう本当にその地区の真ん中を走っている県道ですね。非常に危険な道路だということは、多分これは皆さん方は、市長さんを含め皆さん方これ、この写真を見たことをあると思うんですが、非常にもう危険な状態の中で子供さんたちが登下校をやっておる状態でございます。もう車すれすれで行っていると思います。 だから、こういった道路は、津山市の市道じゃないんでしょうけれども、でもやはりこれは周辺整備事業ということで、特別な考え方でやっぱり早くやってもらわなきゃいけないのに、今日までできてない。こういったものは、どういったところにこれ原因があるんでしょうか。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  今お話をいただきました道路というのは、県道津山柵原線の改良工事というふうにお聞きしましたが、御存じと思いますけれども、平成17年より事業化になりまして、今県のほうで用地買収のほうを進めていただいております。用地買収といいますのは、なかなかやはり個人の権利関係が伴いますので、なかなか進んでないといいますか、進んでおるんですけど、ちょっとまだ十分完全に買収が終わってないと、そういう状況でございます。 そういう中で、津山市といたしましても県と協力して、そういう事業推進につながるよう努力しておるということで御理解をいただきたいというふうに思います。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  今一部のところでやっているということなんですけれど、一部というのは、多分福岡保育園のところに信号がある、あのあたりまでぐらいじゃないかと思う、作陽高校の下からあのあたりまでじゃないかとは思うんですけれど、今私が写真をお示ししたのは、その福岡保育園から柵原に向かって町の中ですね、地区の町の中の今写真を示したんですけれど、ここの先の計画はこれどうなっていますか。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  お話の計画の区間につきましては、現在進めている事業完了後の状況を見て、事業化について検討するというふうに県のほうから聞いております。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  今のところが完了してから検討すると。これ検討というても、もうこれ何十年前から要望が出ていた路線だと思うんですけれど。だから、これはもう県だけのことじゃなくて、やはり津山市のほうも真剣にこれ考えてやってくれなきゃいけないんじゃないんかなと思うんですよ。 これができなかった理由というのはいろいろあるとは思うんですけれど、だけど私らから見たら、それは本当に必要なことですから、どんな理由があろうともやっておかなきゃいけなかったんじゃないかなと今思っているんですけれど、これ前にも前任者のときに質問をさせてもらいました、前市長のときに。この写真を示しながら質問させてもらったんですけれど、それからもう恐らく3年か4年たっていると思うんですけれど、その質問してから、何も動いてないのが現状なんですよ。 だから、やはり少なくてもここの路線、県がそんなに悠長なことを言われるんだったら、津山市のほうが進んで調査費でも計上するとか、そういったことをやってもらったらどうかと思うんですが、その辺はどうでしょうか。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  議員のおっしゃられる区間につきましては、本市といたしましても毎年要望しているところでございますが、まずは現在進めている事業におきまして、先ほども申しました事業調整等でしっかり協力し、これから県ができるだけ早く今やっている工事を完了し、次に着手検討していただけるようにしっかりと取り組んでまいります。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  この路線で過去に交通事故で亡くなった方もおられるというのを聞いていますけど、それは承知していますか。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  事故があったことは承知をしております。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  そういった危険な道路なので、やはりもう再三言いますけれども、とにかく一日も早くしてあげることが、やはり近隣の住民の皆さん、そしてあそこを通行される皆さんが安心されるんじゃないかと、私はそのように思っていますので、だからもう検討だとか協議をするとかというようなことは、もうとっくに過ぎているはずだと私は思うんですよ。だから、もう県との協議は問答無用でやっていただきたいというふうに思っています。 そして、先ほど調査費でもつけてくださいということを言ったんですけど、これ津山市でつけれることは可能なんですか、それとも、県道だからなかなか難しいかもわかりませんが、津山市の独自のことでやれるんだったら、そのようにしてやってもらいたいと思うんです。そうすると地元の皆さん方もある程度安心する分があるんじゃないかと思うんですけど、どうでしょうか。 ○議長(岡安謙典君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(岡部卓史君)  今の答弁の前に、先ほどお答えをさせていただきました事業着手年度が平成17年度というふうに申し上げましたが、正しくは平成27年度ということで訂正をさせていただきます。 それでは、ただいまの御質問でございます。予算を計上することができないかということでございますが、現状では困難でございまして、市としてできることを最大限積極的に取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  とにかくもう県とは問答無用でこの話を進めて、とにかく事業着手ができるように、一日でも早くできるように、とにかく県とすぐに協議を始めてください。よろしくお願いしときます。 次に移ります。 次は、処分場の最後のしまい方について、先ほど答弁いただきましたけれど、覆土をして終わったということなんですけれど、この覆土というのは、アスファルトを上に敷き詰めて終わったということでしょうか。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(森山誠二君)  管理型処分場並びに旧処分場は、埋立終了時に土砂による最終覆土を施工しております。旧処分場の一部にアスファルト舗装を施しておりますのは、雨水による浸出水への影響を抑制するために、雨水対策工事として施工したものでございます。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  雨水による浸出をどっちかといったら抑制するという答弁だったんですけれど、あそこに、この間あそこへ上がらせてもらったんですけれど、後からできた管理型ですね、ここはその最後のところ舗装はしておりません。だから、旧型のほうでしょうね、アスファルトを敷き詰めているのは。だから、ここの違いはこれは何ですか。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(森山誠二君)  これは平成12年度でしたか、浸出水によります事故がございまして、そのことの対策のために、ある程度浸出水を抑制するという目的のために一部を舗装したものでございます。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  先ほど言ったように、私はあそこへ上がって、ガス抜きのためにパイプがいろいろ、何カ所かパイプを入れていますよね。それで、そのパイプの先に行って私はにおったんですけれど、ほとんどにおいがない。ということは、これは中ではっきり言ってガスが発生してないんじゃないかと思うんですよね。それから、後のほうの管理型のほうへ行ったら、もうそこの場所へ行っただけでにおいます。 だから、ここの違いというのは、極端に言うと、今先ほど森山部長は雨水を抑制するためにアスファルトを敷き詰めたんだと言うけれども、実際そうじゃなくて、何かがあるからそうしたんだろうと私は思うんですけれど、雨水がやっぱり入らないと、中のごみは洗い出しが私はできないと思うんです。 そして、あそこの管理をするのにおいて、大学の先生か何かが会長になられてやっているのがあったんですけれど、津山市廃棄物処理施設跡地対策委員会専門委員会報告というのが上がってきております。これが平成26年5月ですね。ここの会長さんが河原さんという方のようなんですけれど、この方がこの報告書で言われているのは、非常に管理をしとる数値が非常にいいということをここへ書かれとんですけれど、その原因としては、廃棄物層に雨水が入るような構造になっており、汚染物質の洗い出しが進んでいるものと考えられるということで、こういう報告をされた中で、管理しているここの水質の数値が非常にいい数値が推移をしているということをここへ報告されとんですけど、現場へ皆さん行ってみたかどうかわかりません。市長は特に現場へ行かれたかどうかわかりませんが、現場へ行ってみたらわかると思うんですけれど、こんな状態の中でアスファルト舗装をしてしまったら、中のものが洗い出しは絶対できません。となると、今ここに報告されておるとおり、数値は全く変わらない、いい数値が出るとは思います。だから、そこらをちょっと改善をしてもらうようなことを考えないと、地元の皆さんはこのことで一番不安になっとるわけですよ。 ですから、そういったことを、先ほど森山部長は何カ所か雨水が入るようなことをしているということを言ったと思うんですけれど、言ってないかな、それ。たしかそういうことを言ったと思うんですけれど、それはとてもじゃないけど、あの何カ所か舗装してない部分があるんですけれど、あれでは雨水が私は入らないなと私は思っています。たまたま私が行ったときに雨が降っていました。そのときにじゃあそこへ水が浸透しているのかといったら、そんなことはありませんよ。若干は入っているかもしれませんけど、あの広い処分場の中で、雨水が十分入って中のごみを洗い出しするようなことには私はなってないと思っています。そういう分について部長どうですか。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(森山誠二君)  確かに舗装はしておりますけれども、雨水による洗い出し、このことは当然考慮しておりまして、8カ所未舗装部を設けております。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  未舗装の部分が8カ所、そういったものを雨水を入れるために設けているということを言われているんですけれど、私はそれで十分とは思いません。ですから、やはり本当にここの中のごみを洗い出しをかけて、本当にこのごみがもうここにあっても、将来安心して地元の皆さん方が生活ができるというようなことが本当に言えるかどうか。 また、今の数値でしたら、やり方でしたら、下のところに水質の管理をしとる場所があると思います。お聞きしたら、年間に数千万円のお金をかけてそこを管理しているということをお聞きしているんですけれど、そんなもん意味がないんじゃないかと私は思うんですよ。 だから、そういう部分で、本当に水の処理をやっているところが完全に機能されるんでしたら、やはり上からの処分場からの洗い出しがきちっとできるような方策を考えてやらないけんのじゃないかと、私はそのように思いますけれど、水質管理をやっているあの場所について、今本当にあれ、部長、必要なものかどうか、それをもう一回お答えください。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(森山誠二君)  浸出水はまだ排水基準に達していない項目がございます。ですので、現在あります水処理施設は適正に稼働しております。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  適切に稼働しているということは、先ほど私が言いましたように、そういった状況だから適切にやっているというだけのことであって、実際今の舗装している部分を全部舗装を剥がして、雨水が全部入っていったら、今のままの数値では私はないと思うんですよ。 だから、なかなか困難かもわかりませんけれど、だけど私はそういったものを含めた中で、やはり地元の皆さん方がそういったことも含めた中で周辺整備をやってくださいというお願いをしているにもかかわらず、ほとんどができてないような状況です。 そこで部長、地元の皆さん方は、久米の領家の新クリーンセンターに見学に何回も行っとるようです。そことやっぱり比較するんですね。周辺整備がどんだけできとるか、できてないか。だから、そういった部分で、この横山の処分場の周辺整備と、それから領家の新クリーンセンターの周辺整備の部分の違いをちょっと語ってみてください。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(森山誠二君)  3カ所の周辺整備でございますけれども、これは個々の事業、それから個々の事情も異なりますので、一概にこれが多いか少ないかというようなことは、なかなか難しいのではないかなと思います。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  部長、当時の時代の背景もありましょうから、その時代と、この横山の最終処分場をやっているころの時代と、それから今の時代とは比較はできない部分があろうかと思うんですけれど、でも横山の最終処分場から領家の新クリーンセンターのほうに移ってまだ七、八年しかたってないと思うんですよ。そんなような中で、じゃあ七、八年の差でこんなに差がつくかと思ったら、私は疑問に思うんですよ。 だから、新クリーンセンターと、それから長年に御迷惑をかけたその場所の周辺整備、やはりこれは登壇でも言いましたように、主な要望項目があったと思うんですけれど、それがやっぱりなかなか前に進めてないのが、結局今日のこういったことを招いていると私は思っている。 だから、そういったことを踏まえて、なかなかいろんな諸問題がある中で、きちっと言ったとおりにやってくれといっても非常に難しい部分はあろうかとは思うんですけれど、でもやはり地元の皆さん方が苦しんできとる経過が私はあると思うんです。中でやっぱり、地区の中でもいろんな問題があったりして、けんかまでとは言いませんけれど、意見の合わない方たちがいろんな団体から抜けたり何やかんやしとる経過もあると思うんですよ。だから、そういったことは、やはり当局のほうがそういったことをしてあげてないことに私は起因していると思っています。 だから、そういったことも含めた中で、やはり新クリーンセンターと比較することは難しいかもわかりませんけれども、やはり一般の方、誰が見ても、ああ、ここは周辺整備してあげとるなというような状況をつくらないけんと思うんです。それが私は当局の務めじゃないかと思っていますが、この辺のことは一番最後にまた市長に見解をお伺いしようと思うんですけれど、今言った最終処分場のことにつきましては、やはりまたこれからもっと考えなきゃいけないというふうに思っています。 そして、その次の質問に移りますけれど、クリーンセンターを、もうあそこも領家のほうに移ってから7年かな、それぐらいたつと思うんですけれど、今あそこに建物なんかが残っているんですね。クリーンセンター、横山の処分場のところでやっていたと思うんですけれど。そういった建物については、これはどうされようと思うんですか。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(森山誠二君)  処分場の跡にあります旧のリサイクルセンターのことと思います。現在津山市のごみ処理は、津山圏域クリーンセンターに機能移転しておりますことから、この建物については、跡地協議を進めていく中で一緒に検討していきたいというふうに考えております。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  今の新クリーンセンターに移動して稼働していることはよく承知しているんですけど、ここに継続要望が出ていたにもかかわらず、地元の方が了承したというようなこともお聞きしとるんですけど、了承していた皆さん方はどこどこの方が了承されたのか、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(森山誠二君)  町内会で言いますと、東横山1区から7区町内会、西横山町内会、西横山宮ノ前町内会、南横山町内会の10町内会でございます。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  じゃあ、この今の言った10町内会にお話をした中で了解をもらって、もうここでは、横山の処分場の跡地のところではリサイクルセンターはやらないということの認識でよろしいんですね。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(森山誠二君)  はい、そのとおりでございます。
    ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  今、先ほどちょっと部長答弁してくれなかったんですけれど、その中でリサイクルセンターの建物がまだかなりあると思うんですけれど、これを今後どうしようと思っているんですか。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(森山誠二君)  今後、跡地利用を協議していく中で、建物についてもあわせて検討してまいりたいというふうに思います。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  当局としては、もうあそこをやる気はないんだろうという見解なんですけれど、これもちょっと提言したいと思うんですけれど、あのリサイクルセンター、かなりの建物があります。あれを撤去するのには相当なお金がかかるだろうと思うんですけれど、あそこの場所を処分場としてそのまま置いとくんでしたら、リサイクルセンター、これを、誰が運営するかは別としましても、これを利用してもいいんじゃないかなというふうに私は思うんですよ。そうすると、地元の皆さん方がされるのか、またほかの事業者の方がやられるのか、それは今後の協議の中でしかわかりませんけれども、そういった撤去するのに莫大な費用がかかることを思ったら、そういったもので運用してもどうかと思うんです。 確かに領家のほうにリサイクルセンターがありましょうけれども、この東側のほうにもそういうものが1つあってもいいんじゃないかと私は思うんですけれど、どうでしょうか。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(森山誠二君)  先ほども答弁いたしましたが、新しいクリーンセンターに業務が移っておりますし、津山市のごみ処理計画、これにのっとって現状のまま進めてまいりたいというふうに存じます。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  現状のままということは、もう撤去もしないし、そのまま建物を放置して置いとくということですか。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(森山誠二君)  失礼をいたしました。現状のままといいますのは、廃棄物処理はクリーンセンターで行い、建物については跡地とあわせて検討してまいります。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  検討するというのは、もうここでリサイクルセンターはもうやらないという見解でしたら、もう撤去しかないんじゃないかと思う。それかもう、朽ち果てるまでほっとくんですか、どうですか。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(森山誠二君)  建物と、それから中の施設がございます。跡地利用によりましては、建物自体は例えば移築をするでありますとか、そういう活用もあると思いますので、今後検討してまいりたいと思います。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  部長、検討ということをよう使われるんだけど、検討というのは、もうほとんど大体私は何もしないという見解を私は持っとんですけれど、やはり部局内でいろいろ協議しなきゃいけないんだろうとは思うんですけれど、だからそういう面はちょっと、はっきりした答弁をやっぱりできたらしてもらいたい。もうあそこを利用とか使用しないんだったら、もう撤去しかないわけですから。それをしないということは、もう朽ち果てるまでほっとけというぐあいにしかとれないわけですよ。それじゃあまた、地元の皆さんだけじゃなくて、津山市民の皆さん方はそれは納得しないと思うんですよ。 そういったことで、それは検討するんでしたら、しっかりいい方向での検討をやってください。 次に移ります。 先ほど、最終処分場は一般廃棄物処分場か産業廃棄物処分場かということをお尋ねしたんですけれど、当然答えは一般廃棄物処分場だというのは、これは当たり前だろうと思うんですけれど、あそこの中へ埋められているものはいっぱいあると思うんですが、どんなものが埋められとんでしょうか。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(森山誠二君)  管理型処分場、旧処分場ともに、不燃ごみ、破砕ごみ、焼却残渣などの中間処理残渣と金属くず、プラスチック類などが埋立処分されております。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  この写真は、多分部長さんらは御存じだろうとは思うんですけど、これを見てもらったらわかるとおり、もうとんでもないものが入っとると思います。だから、これがあそこに入っとるのは、これ地元の皆さん方が写真撮られているわけですから、地元の皆さん方は何が入っとるかようわかっとん。だから、こういった中で、これを見たら私はもうびっくりしましてね、これ。これがあそこの一般廃棄物処分場かと思いました。 一般廃棄物処分場というのは、皆さん御承知のとおり家庭から出るごみのことをいうわけですから、これ見たら、もうどう見ても家庭のごみだけというようには思いませんよね、これ。だから、そういった部分で、やはりここの処分場が本当に不適切な処分場と私は言わざるを得んのです。 だから、そういったことで、地元の皆さんはそれでもやっぱり我慢をして、要望等はいろいろ言うてきた経過はあろうかと思うんですけれど、でも今日まで何となくきたというのは、やはり周辺整備をきちっとしてくれるという約束事があるから、地元の皆さんはやっぱり辛抱してくれたんだろうと思うんですよ。 その中において、やっぱりきょうのような答弁をされると、余りまだ地元の皆さんはしっくりこないと思うんですよ。やはりもう少し前向きないい答弁をいただけるかなと私は思っておったんですけれど、余り納得のできるすばらしい答弁ではなかったような気がするんですけれど、これから皆さん方にこれを本当にその思いを、地元の皆さんの思いを本当にきちっとしてあげるという意味でやってくれることを期待したいと思います。 それから、最後になりますけれども、議案第11号の展望台のことについて再質問をさせてもらいたいと思います。 これ、今年度の当初予算で300万円計上されたということで、またこの9月議会で補正として390万円。これ、この展望台というのは、なぜこれ優先順位が1番になっとんかなと思うんだけど、どうなんですか。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(森山誠二君)  跡地利用につきまして具体化までまだ至っておりません。このことから、事業実施できるところから対応したいというふうに考えて、ここで計上しておるものでございます。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  跡地利用について具体化がまだいってないというのが、ちょっと私わかりにくい答弁なんですけれど、要するに当局のほうがこんなものは勝手に私はせんと思うんですけれど、誰かの要望があってやったんだろうと思うんですけれど、これ、どこの方がこれ要望したんですか。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(森山誠二君)  最終処分場の地元町内会で構成されます津山市廃棄物処理場跡地対策協議会からの要望でございます。それと、事業実施につきましては、当協議会を含む地元2団体に説明をしております。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  確かに地元の皆さん方に説明をして了解をもらったというのは、そのとおりかもわかりません。だけど、地元の皆さん方がこれを言うということは、やはり何かちょっと違うんかなと。というのは、これを反対しているわけじゃないんですよ。やってもいいんだけど、なぜこれが1番で、700万円近い予算が簡単につくんかなという疑問を地元の皆さん方は持っとられる。 だから、そういう部分につきまして、やはりもうちょっとわかるような説明をしていただきたいなというふうに思います。 ○議長(岡安謙典君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(森山誠二君)  地元からのさまざまな要望をいただいております。それと、埋め立てが終了しました処分場につきましては、跡地利用を検討していく中で、なかなかよい案が見つからないということの中から、もう埋め立てが終わりました処分場周辺、この環境整備を図るという観点からも、まずできるところから始めようということで計画をしたものでございます。 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  だから、最終処分場にまつわることでいろんなことをしてあげるのはええとは思うんです。だけどやっぱり優先順位というものがあろうと思います。ですから、そういうものをしっかりと地元と協議しながら、これから物事をするんだったらしてやってほしいなというふうに思っておりますので、そこら辺のことを踏まえた上でのこれからの協議をしっかりやっていただいて、そして約束事はきちっと守っていただく、このことが一番だろうと思いますので、よろしくお願いしときます。 そして、跡地利用につきまして、当然あそこの跡地がそのままあるということを仮定しまして、私はその跡地のことについてちょっと提言をしたいと思います。 来年の東京オリンピックで採用されましたBMXあるいはスケボーなどの練習場にしてあげたらどうかというふうに思います。また、グラウンドゴルフ場にしても、近隣の皆さん方が喜ぶんじゃなかろうかと思うんですけど、そのことについてどう思われますでしょうか。 ○議長(岡安謙典君)  市長、登壇。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 松本議員の再質問に対してお答えをさせていただきます。 最終処分場の跡地利用につきましては、現在のところ方針決定には至っておりません。議員から御提案いただきました手法も含めまして、跡地が有効活用されますよう、地元の方々等の御意見もお聞きしながら、引き続き協議を重ね検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。〔降壇〕 ○議長(岡安謙典君)  19番、松本議員。 ◆19番(松本義隆君)  市長はいろいろ協議をこれから進めていくということなんですけれど、前の市長のときにこの練習場につきましても協議した結果があるんですけれど、結果的にはやってもらえずに今日まできとるということで、非常にこのBMX、スケボーというのは若い人がやっていますんで、若い人たちがやっぱり津山市にそういうものがあれば、もっともっとたくさんの若い人が来てくれると思うんで、よろしくお願いをしたいというふうに思います。 以上で私の質問を終わります。 ○議長(岡安謙典君)  以上で19番、松本義隆議員の質問を終わります。 以上で通告による質問、質疑は終わりました。 これをもって質問、質疑は終結いたします。 ただいま議題となっております諸議案の審査につきましては、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 審査付託表はお手元にお配りのとおりであります。 △日程第2  請願第1号 ○議長(岡安謙典君)  次に、日程第2に入り、請願第1号を上程議題といたします。 この請願書は、去る9月9日の会議の際に配付いたしたとおりであります。 この際、お諮りいたします。 ただいま議題となっております請願1件の審査は、所管の常任委員会に付託いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡安謙典君)  異議なしと認めます。 よってさように決しました。 審査付託表はお手元に配付のとおりであります。 なお、審査付託表には議案及び請願をあわせて記載しておりますので、御了承をお願いいたします。 これをもちまして本日の日程は終了いたしました。 運営予定に従い、9月17日から19日までは委員会審査とし、お手元に配付いたしております各委員長の招集通知によって審査をお願いいたします。 9月14日から16日及び20日から24日までは休会とし、次の会議は来る9月25日午前10時から議会運営委員会、11時から全員協議会、午後1時から本会議を開きます。 本日御出席の皆様には別途通知はいたしませんので、御了承をお願いいたします。 本日はこれをもって散会いたします。 御苦労さまでした。                                   午後2時56分 散会...