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03月07日-05号

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  1. 津山市議会 2018-03-07
    03月07日-05号


    取得元: 津山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    平成30年 3月定例会                             平成30年3月津山市議会定例会                議 事 日 程(第 5 号) 〇平成30年3月7日(水)午前10時開議┌─────┬─────────────────────────────────────┐│ 日程番号 │       会  議  に  付  す  る  事  件        │├─────┼─────────────────────────────────────┤│     │ 〇議案質疑一般質問                          ││ 第 1 │   議案第79号~議案第127号(49件)               ││     │  (中村聖二郎議員安東伸昭議員)                   ││     │ 〇委員会付託                              │└─────┴─────────────────────────────────────┘ 〇散 会           本日の会議に付した事件┌───────────────────────────────────────────┐│ 議 事 日 程 と 同 じ                             │└───────────────────────────────────────────┘                                      津議第797号                                    平成30年3月7日 津 山 市 議 会 議 員 殿                       津山市議会総務文教委員長 竹 内 靖 人 印                         〃  厚 生 委 員 長 安 東 伸 昭 印                         〃  産 業 委 員 長 竹 内 邦 彦 印                         〃  建設水道委員長 津 本 憲 一 印                委 員 会 招 集 通 知 下記により、それぞれ委員会を招集しますからご出席ください。                      記1.日時及び場所  ┌──────┬──────┬────────────┬─────────────┐  │ 月  日 │ 時  刻 │ 委  員  会  名 │  場       所  │  ├──────┼──────┼────────────┼─────────────┤  │      │ 午前10時 │ 総 務 文 教 委 員 会 │ 第 1 委 員 会 室 │  │3月12日 │   〃   │ 厚    生 委 員 会 │ 第 2 委 員 会 室 │  │  (月)  │   〃   │ 産    業 委 員 会 │ 第 3 委 員 会 室 │  │      │   〃   │ 建 設 水 道 委 員 会 │ 第 4 委 員 会 室 │  ├──────┼──────┼────────────┼─────────────┤  │      │ 午前10時 │ 総 務 文 教 委 員 会 │ 第 1 委 員 会 室 │  │3月13日 │   〃   │ 厚    生 委 員 会 │ 第 2 委 員 会 室 │  │  (火)  │   〃   │ 産    業 委 員 会 │ 第 3 委 員 会 室 │  │      │   〃   │ 建 設 水 道 委 員 会 │ 第 4 委 員 会 室 │  └──────┴──────┴────────────┴─────────────┘2.案    件  付託議案及び閉会中継続調査事件                                     津議第798号                                   平成30年3月7日 津 山 市 議 会 議 員 殿                 津山市議会広報調査特別委員長    吉 田 耕 造 印                   〃  議会活性化調査特別委員長 松 本 義 隆 印             特 別 委 員 会 招 集 通 知 下記により、それぞれ委員会を招集しますからご出席ください。                     記1.日時及び場所  ┌──────┬──────┬────────────┬─────────────┐  │ 月  日 │ 時  刻 │ 委  員  会  名 │  場       所  │  ├──────┼──────┼────────────┼─────────────┤  │3月14日 │ 午前10時 │広報調査特別委員会   │ 議 会 応 接 室   │  │ (水  │   〃  │議会活性化調査特別委員会│ 第 3 委 員 会 室 │  └──────┴──────┴────────────┴─────────────┘2.案    件  閉会中継続調査事件                             平成30年3月津山市議会定例会                                   平成30年3月7日               審  査  付  託  表  ┌───────┐  │総務文教委員会│  └───────┘議案第 79号 平成30年度津山市一般会計予算のうち総務文教委員会の所管に属する事項議案第 80号 平成30年度津山市磯野計記念奨学金特別会計予算議案第 83号 平成30年度津山市公共用地取得事業特別会計予算議案第 84号 平成30年度津山市奨学金特別会計予算議案第 87号 平成30年度津山市土地開発公社清算事業特別会計予算議案第 88号 平成30年度津山市吉見山財産区会計予算議案第 89号 平成30年度津山市大崎財産区会予算議案第 90号 平成30年度津山市田邑財産区会予算議案第 91号 平成30年度津山市高田財産区会予算議案第 92号 平成30年度津山市東一宮財産区会予算議案第 93号 平成30年度津山市河辺財産区会予算議案第 97号 平成29年度津山市一般会計補正予算(第7次)のうち総務文教委員会の所管に属する事項議案第 98号 平成29年度津山市磯野計記念奨学金特別会計補正予算(第1次)議案第103号 平成29年度津山市奨学金特別会計補正予算(第1次)議案第107号 津山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例議案第108号 津山市職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例議案第118号 津山市公民館条例の一部を改正する条例議案第120号 岡山市及び津山市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更について議案第121号 定住自立圏形成協定の変更について議案第124号 工事請負契約について(津山市西エリア幼稚園二宮公民館複合施設新築工事)のうち総務文教委員会の所管に属する事項議案第126号 工事請負契約について(津山文化センター耐震補強及び大規模改修工事)議案第127号 平成29年度津山市一般会計補正予算(第8次)のうち総務文教委員会の所管に属する事項  ┌───────┐  │厚 生 委 員 会│  └───────┘議案第 79号 平成30年度津山市一般会計予算のうち厚生委員会の所管に属する事項議案第 82号 平成30年度津山市国民健康保険特別会計予算議案第 85号 平成30年度津山市介護保険特別会計予算議案第 86号 平成30年度津山市後期高齢者医療特別会計予算議案第 97号 平成29年度津山市一般会計補正予算(第7次)のうち厚生委員会の所管に属する事項議案第100号 平成29年度津山市国民健康保険特別会計補正予算(第3次)議案第104号 平成29年度津山市介護保険特別会計補正予算(第3次)議案第105号 平成29年度津山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2次)議案第109号 津山市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例議案第110号 津山市介護保険条例の一部を改正する条例議案第111号 津山市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例議案第112号 津山市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例議案第113号 津山市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例議案第114号 津山市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例議案第115号 津山市国民健康保険条例の一部を改正する条例議案第116号 津山市高額療養費資金貸付条例及び津山市高額療養費貸付基金条例を廃止する条例議案第124号 工事請負契約について(津山市西エリア幼稚園二宮公民館複合施設新築工事)のうち厚生委員会の所管に属する事項議案第125号 工事請負契約について(津山市東エリア幼稚園新築建築工事)  ┌───────┐  │産 業 委 員 会│  └───────┘議案第 79号 平成30年度津山市一般会計予算のうち産業委員会の所管に属する事項議案第 81号 平成30年度津山市食肉処理センター特別会計予算議案第 97号 平成29年度津山市一般会計補正予算(第7次)のうち産業委員会の所管に属する事項議案第 99号 平成29年度津山市食肉処理センター特別会計補正予算(第1次)  ┌───────┐  │建設水道委員会│  └───────┘議案第 79号 平成30年度津山市一般会計予算のうち建設水道委員会の所管に属する事項議案第 94号 平成30年度津山市下水道事業会計予算議案第 95号 平成30年度津山市水道事業会計予算議案第 96号 平成30年度津山市工業用水道事業会計予算議案第 97号 平成29年度津山市一般会計補正予算(第7次)のうち建設水道委員会の所管に属する事項議案第101号 平成29年度津山市下水道事業特別会計補正予算(第3次)議案第102号 平成29年度津山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3次)議案第106号 平成29年度津山市水道事業会計補正予算(第2次)議案第117号 津山市都市公園条例等の一部を改正する条例議案第119号 損害賠償の額を定めることについて議案第122号 市道路線の認定について議案第123号 市道路線の変更について           出席・欠席または遅参・早退した議員の番号・氏名┌───┬─────────┬───┬───┬───┬─────────┬───┬───┐│ 議席 │         │ 出席 │ 遅参 │ 議席 │         │ 出席 │ 遅参 ││   │  氏   名  │   │   │   │  氏   名  │   │   ││ 番号 │         │ 欠席 │ 早退 │ 番号 │         │ 欠席 │ 早退 │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  1 │ 金 田 稔 久 │ 出席 │   │ 15 │ 黒 見 節 子 │ 出席 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  2 │ 広 谷 桂 子 │ 〃 │   │ 16 │ 津 本 辰 己 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  3 │ 田 口 浩 二 │ 〃 │   │ 17 │ 野 村 昌 平 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  4 │ 津 本 憲 一 │ 〃 │   │ 18 │ 竹 内 邦 彦 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  5 │ 安 東 伸 昭 │ 〃 │   │ 19 │ 松 本 義 隆 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  6 │ 村 田 隆 男 │ 欠席 │   │ 20 │ 美 見 みち子 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  7 │ 中 島 完 一 │ 出席 │   │ 21 │ 河 本 英 敏 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  8 │ 小 椋   多 │ 〃 │   │ 22 │ 岡 安 謙 典 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│  9 │ 政 岡 哲 弘 │ 〃 │   │ 23 │ 木 下 健 二 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 10 │ 中 村 聖二郎 │ 〃 │   │ 24 │ 西 野 修 平 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 11 │ 秋 久 憲 司 │ 〃 │   │ 25 │ 森 西 順 次 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 12 │ 竹 内 靖 人 │ 〃 │   │ 26 │ 吉 田 耕 造 │ 〃 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 13 │ 原   行 則 │ 〃 │   │ 27 │ 森 岡 和 雄 │ 欠席 │   │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 14 │ 近 藤 吉一郎 │ 〃 │   │ 28 │ 岡 田 康 弘 │ 出席 │   │└───┴─────────┴───┴───┴───┴─────────┴───┴───┘           説明のため出席した者の職氏名┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│  職   名  │  氏     名  │  職   名  │  氏     名  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 市長      │  谷 口 圭 三  │ 都市建設部長  │  原 田 博 史  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 教育長     │  原 田 良 一  │ 地域振興部長  │  鈴 木 洋 二  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 総合企画部長  │  玉 置 晃 隆  │ 加茂支所長   │  安 達   正  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 総務部長    │  山 本 倫 史  │ 勝北支所長   │  赤 田 和 美  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 総務部参与   │  織 田 敬 子  │ 久米支所長   │  藤 本 浩 克  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 財政部長    │  岡   完 治  │ 阿波出張所長  │  石 田 昌 子  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 財政部参与   │  林 田 敏 之  │ 会計管理者   │  山 口 一 義  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 環境福祉部長  │  友 末 憲 良  │ 水道局長    │  分 部 秀 樹  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 環境福祉部参与 │  小 賀 智 子  │ 学校教育部長  │  絹 田 真 一  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ こども保健部長 │  忠 政 堅 之  │ 生涯学習部長  │  松 尾 全 人  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 産業経済部長  │  高 務 雅 彦  │ 総務部次長   │  森 上   譲  │├─────────┼───────────┼─────────┴───────────┘│ 産業経済部参与 │  二 宮 俊 幸  │└─────────┴───────────┘           職務のため出席した事務局職員職氏名┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│  職   名  │  氏     名  │  職   名  │  氏     名  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 局長      │  梶 岡 潤 二  │ 主幹      │  近 藤 基 恵  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 次長      │  野 口   薫  │ 主任      │  寺 坂 洋 一  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 企画参事    │  廣 野 淳 子  │ 主事      │  井 口 琢 朗  │└─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘   会議場所  津 山 市 議 会 議 場                                   午前10時00分 開議 ○議長(河本英敏君)  おはようございます。 御着席をお願いいたします。 これより3月津山市議会定例会5日目の本会議を開きます。 ただいまの出席議員は26名であります。欠席届が村田議員、森岡議員から出ております。 本日の議事日程は、お配りいたしておりますとおり1つの日程といたしております。 △日程第1  議案質疑一般質問 ○議長(河本英敏君)  これより日程第1に入り、「議案質疑及び一般質問」を行います。 昨日に引き続き順次質問を許可いたします。 10番、中村聖二郎議員、登壇。 ◆10番(中村聖二郎君) 〔登壇〕 皆さんおはようございます。 日本共産党の中村です。議長の許可をいただきましたので、通告に従い質問に入ります。 まず、市道の補修整備について質問します。 市道の補修整備については、市民の方より、でこぼこやらわだもあり、何とかしてほしいとの声をいただき、平成29年6月議会で質問をしました。市の答弁では、平成25年から26年にかけて幹線道路155キロを対象に調査した結果、約38%に当たる59キロについて修繕が必要とのことでした。そして、調査結果に基づいて、平成27年、28年に3キロの補修修繕をされたとのことです。修繕が必要な道路の約5%しか手がついていないことになります。修繕にもっと力を入れていかないと、津山の道路はぼこぼこ状態になりかねないと心配をしています。 そこで、お伺いします。新年度予算では、道路修繕のためどれくらいの予算を確保しているのでしょうか、お聞かせください。 次に、市長の政治姿勢についてお尋ねします。 市長選挙の選挙公約の問題で幾つかお聞きします。 1、初めに、谷口市長が掲げる大きなスローガンである津山を動かすということですが、極めて抽象的で、内容がわかりません。現状の津山の何が動いていないのか、それをどのようにするのか、あるいはやろうとしているのか、具体的に教えてください。 2、次に、限られた人材と予算の中で、今まで以上の生産性を上げるという課題ですが、行政が本来行うべき任務、市民福祉の向上へ向けて生産性を上げるというのは、どういう意味なのでしょうか、お尋ねします。 そもそも行政に生産性という表現であらわすべき課題か何かがあるのでしょうか。商業活動とか会社、工場などでは単純にわかりやすい言葉ではありますから、失礼ですが、そんな関係者への人気取りの方便という感じにも受け取れる言葉ではあります。 行政に企業意識をという言葉で、行政が本来すべき市民の暮らし、命を守る任務が置き去りにされている、そういった風潮をつくり出したのが、今の政治のなれの果てではないかと私は思います。市長さんの言いたいことはわからないでもないですが、行政の生産性がひとり歩きすることがないよう、具体的に何を言われているのか明らかにしてください。 3、今回の市長選挙では、子供の医療費、第2子の幼稚園や保育料の無料化、奨学金など、市民の暮らしをよくする、選挙で勝つための市民の期待度のある政策を幾つか上げられたと思います。これらをどのようにして実現されますか。本年度予算で考えますと、いつの時点で、どのような順番で、どの項目から予算化されますか、お答えください。 4、今回の選挙の争点の一つと言われていた中心市街地の活性化ですが、いつの選挙でも話題になり、活性化の実現を訴えます。しかし、訴えとは逆に、だんだんと衰退していくのが現実の問題、全国共通の悩みであります。郊外への大型店や量販店の進出、アルネのように市街地を潰して再開発の名で整備をしましたが、うたい文句どおりの起爆剤にはならなかった現実もあります。市長は現在の市街地の衰退の原因は何だと思っていますか、お答えください。 次に、日本原演習場米海兵隊単独訓練の問題についてお尋ねします。 日本原演習場米海兵隊単独訓練の問題についてですが、既にこの問題では答弁がありましたが、観点と課題も変えての質問です。よろしくお願いします。 まず最初に、答弁を聞いて思うことは、就任早々に過去の経緯を無視しての答弁であり、答弁を修正あるいは取り消していただきたいとの思いを申し上げておきます。 海兵隊の単独訓練の問題で、まず1つ、市長も既に御承知と思いますが、12月議会で早期容認については多数が否決したという事実があります。いろんな立場の議員さんがおられますが、少なくともこの否決したということと、谷口さんが市長になり、年度末を間近に控えての賛否の変化はあるかもしれませんが、それら正式に確認して、それからの判断をすべきではないかと思いますが、市長、どう思われますか。 2、昨年11月に松本議員が委員長として答申をした演習場対策委員会の内容では、6項目の条件を出し、口頭ではありますが、覚書を取り交わすことを申し入れています。この演習場対策委員会から出された6つの条件と覚書をどうするのかも定められていない現在、演習場対策委員会の皆さんの御意向を防衛省及びアメリカ軍に対して正式に申し上げて、その対応策を考えなくては、単に容認すればよいというものではないと思いますが、市長、どう思われますか。覚書の内容など明確にしてから容認すべきではないのか、それが演習場対策委員会の皆さんの苦労に報いる道ではないでしょうか。最低でもこのことは行ってから返事をすべきかと思います。どう思われますか。 3、津山は土蔵倒壊事件で、住民に被害が起こった場合、防衛省だけとの覚書あるいは約束では被害の補償が実現できないことを知らされた苦い経験があります。そのために、アメリカ軍と話し合いが必要、万が一の事故、事件があってはなりませんが、安心・安全という保障と万が一の事故があった場合の責任をとる方法をアメリカ軍と話し合い、覚書を交わす必要があると思いますが、どう思われますか。 以上、登壇での質問を終わります。ありがとうございました。〔降壇〕 ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 おはようございます。 中村議員の質問にお答えをいたします。 まず、現状の津山の何が動いていないのかとのお尋ねですが、本市を取り巻く環境は、少子・高齢化の進展、人口減少の加速化など活力が失われており、閉塞感や停滞感が高まっていると受けとめています。また、小・中学校における学力の低迷や本市の厳しい財政状況など、県北の拠点都市としての存在感が低下しているのではないかと危惧をしています。 そのような状況から脱却するため、手厚い子育て支援による出生率の向上や確かな学力の向上などへの取り組みを進めるとともに、行財政改革も断行してまいります。あしたの津山のために、私が先頭に立って津山を動かし、県北の拠点都市津山を再興していきたいと考えております。 次に、行政における生産性についてお答えをいたします。 議員御指摘のとおり、市民の暮らしと生命、財産を守り、市民福祉の向上に努めることは、行政の責任として当然のことと十分認識をいたしております。その前提のもとで、限られた人材と予算を効率的かつ効果的に活用することは、市長である私の責任であるとも考えております。 行政の事務事業全般においては、成果や目標を明確に定め、コスト意識や時間管理に一層配慮しながら、知恵と工夫による事業効果を最大限高めるとともに、CAPD、CAPDoサイクルによる継続的な事務事業のチェックを行うことで、事業の効率化や適正化を進め、市民満足度の向上に努めていかなければなりません。 このような認識を全ての職員と共有し、まちづくりに取り組むことが、行政の生産性を向上させ、市民にとっても有益であるというふうに思います。 次に、津山八策に掲げた施策をどのような順番で予算化をするのかとのお尋ねですが、人口減少に歯どめをかけるためには、まず少子化対策に力を入れて取り組まなければならないと考えています。具体的には、第2子以降の保育園、幼稚園の保育料無償化、放課後児童クラブの充実、出産祝い金の創設などに取り組んでいきたいと思っています。 実施に当たっては、国の動きを注視するとともに、財政計画や他の施策との整合性を担保しながら十分に整理を行う必要があり、具体的なスケジュールについては改めてお示ししたいと思っております。 次に、市街地の衰退の原因は何かとのお尋ねですが、本市においてはこれまでアルネ津山の建設や中心市街地活性化基本計画の策定を通じて、市街地の活性化に取り組んでまいりました。しかし、御指摘のように、中心市街地の疲弊は現実としてあり、対策が必要なことは確かであります。 疲弊の要因といたしましては、さまざまな理由があると思いますが、総体的には訪れたいと思えるような環境や魅力が低下していること、多世代にとって暮らしやすい環境が整っていないこと、本市の魅力を十分に伝えられる環境が整っていないことなどがあると考えております。 次に、米軍単独訓練に対する3点の質問に対しお答えをさせていただきます。 12月議会において、早期に受け入れ賛成を求める決議が否決されたことについては承知をしております。しかし、このときは、市長選挙までに結論を急ぐことが否決をされたものと認識をしており、また議会での反対討論でも、米軍単独訓練の受け入れに対する反対は少数であったと認識をしております。 私といたしましては、津山市日本原演習場対策委員会の審議や答申内容、市議会での論議を確認をさせていただきました。また、北朝鮮のミサイル発射問題や核問題に見られるように、我が国を取り巻く国の安全保障環境は一層厳しさを増しており、本件は国民の安全・安心の観点から国策として大変重要な案件であり、市民の安全が守られることを条件に、訓練の受け入れを容認いたしました。 次に、覚書の内容などを明確にしてから容認すべきではないかとの御指摘ですが、演習場対策委員会の答申書にある訓練の実施に当たっての遵守事項は、覚書に残していきたいと考えております。また、覚書の内容については、日本原演習場対策委員会に諮るつもりであります。 最後に、米軍と話をした上で覚書等を交わすべきではとのお尋ねですが、日本原演習場は、沖縄の米軍基地とは違い、あくまでも自衛隊の所有であり、日米地位協定の手続では限定使用となることから、防衛局が窓口となり、所有者である国が責任を持って対応していくものというふうに確認をしております。米軍に対しては、米軍司令官宛てに申し入れを行いたいと考えております。 以上でございます。〔降壇〕 ○議長(河本英敏君)  都市建設部長。 ◎都市建設部長(原田博史君)  道路舗装修繕の新年度予算についてお答えします。 道路の舗装修繕の予算につきましては、新年度当初予算で舗装補修委託料を600万円計上いたしております。幹線道路の舗装修繕工事費につきましては、補正予算で対応してまいりたいと考えております。 ○議長(河本英敏君)  10番、中村議員。 ◆10番(中村聖二郎君)  議長、次の質問に入る前に、今の市長答弁、1行抜けています。答弁書1の答弁で。こういう文章があります。「また、前任の市長も3月末までに結論を出すことを公言されておりました。」これが今市長答弁にありませんでした。確認してください。 ○議長(河本英敏君)  ちょっと休憩します。                                   午前10時16分 休憩─────────────────────────────────────────────                                   午前10時18分 再開 ○議長(河本英敏君)  再開します。 中村議員。 ◆10番(中村聖二郎君)  それぞれに答弁いただきました。ありがとうございました。 市道の補修整備については、新しい道路整備も必要でしょうが、維持補修は必ず毎年あるものです。市道、生活道路、がたがたになっても手がつけられず、このままでよいのかと心配の種でもあります。6月補正で対応するのであれば、維持補修費を前年度以上に確保していただくことを要望します。 最後に、谷口市長、今私が質問したように、道路修繕にかける予算が少ない状況と言ってもいいと考えます。6月補正の中でしっかりと予算化し、確保していただくことを求めておきます。 次の質問へ行きます。 まず、市長の政治姿勢についてお尋ねします。再質問の一つ一つが政治姿勢にかかわることですので、よろしくお願いいたします。 まず、今回の市長選挙では、隣の真庭市と美作市には国にパイプがあり、国からお金を取ってきてくれる、前市長では国から予算がとれないといった話がまことしやかに出ていました。こういった話について市長はどう思われますか、お尋ねします。 ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  地方自治体がまちづくりを進めるに当たっては、国の財政的支援策の活用が不可欠であり、しっかりと財源の確保に取り組まなければならないというふうに思っております。そのためには、国の動向を注視しつつ、積極的な情報収集を努めることは当然でありますけれども、私といたしましては、継続的な国とのつながりで良好な信頼関係を築いていくことが大切だというふうにも考えております。 これまでの市政も懸命にまちづくりに取り組まれて、国からの予算確保に尽力されていたことと思っておりまして、私といたしましても継続すべきは継続していく意向であります。 ○議長(河本英敏君)  10番、中村議員。 ◆10番(中村聖二郎君)  質問といただいた答弁と、何かちょっとずれているなという感じがするんですけれども、次に行きます。 谷口市長が当選して、不安がったり、中には怖がったり、いろいろな声を耳にします。この理由の一つとして、残念ではありますが、退職した市の職員が選挙期間の前に前市長を批判し、谷口氏を支持するようにお願いの手紙を現職員に送りつけたり、前市長を個人攻撃する文書が配布されたりしたことがありました。特に、退職した職員の手紙は、公選法にも抵触するのではないかと思われるような記述もあったとお聞きしております。私は、人の尊厳を傷つけるこういった選挙戦は、あってはならないと強く思います。 また、市長が選挙でお世話になった人たちの言うがままに動くのではないかという懸念です。率直にそんな言葉で私に質問する市民も何人かおられます。 しかし、別の方、この方は市長もよく御承知の先輩ですが、谷口さんは人権や人の尊厳に対しかなりの見識があり、人を傷つけたりする人物ではないという話もお聞きしています。 市民は、谷口市長の一挙手一投足に注目しています。市長は今後どういう政治姿勢で臨まれるのか、もう一度お答えください。 ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  今回の市長選挙におきまして、私が取りまとめた津山八策を中心に、市政がなすべきことを有権者の皆様に訴えてまいったつもりでおります。私が政策を問う選挙を行ってきた、すなわちかなえの軽重を問う選挙ではなかったということは、多くの市民の皆さんが御承知のとおりであるかというふうに思います。市長就任に当たり、こうした指摘があることはまことに残念でありますけれども、指摘の趣旨を真摯に受けとめたいというふうに思います。 選挙が終わり、私は市長としてのスタートラインに立ったところではありますが、津山を動かすためには、私の政策を理解いただき、そして取り組むべき方向性を一つにしていくことが重要であるというふうに思っております。その意味でも、市民や地域が一体になることが大切であり、私はその努力を惜しむことなく心がけていくつもりであります。
    ○議長(河本英敏君)  10番、中村議員。 ◆10番(中村聖二郎君)  次に、市長の政策について、どのように実現していくのかお答えいただきましたが、予算的な保障、財源をどのように思われてこれらの政策を掲げられたのか、もう一度お答えください。また、これらの掲げた政策を全部実現するためには、幾らの予算が必要と思われますか、あわせて答弁お願いします。 ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  津山八策は、直面する課題への対応だけでなく、10年から20年先を見据えたビジョンの側面もあります。将来展望を持ちながら、段階的に実施していくものでありますことを、まずは御理解をいただきたいと思います。 また、これらの施策を着実に実施していくためには、PDCAサイクルに加え、CAPDサイクル、CAPDoと、こういった手法を導入をして、事務事業の見直しを含む行財政改革に積極的に取り組む考えでありまして、こうした取り組みの中で財源を確保してまいりたいと思います。 なお、今後の政策の方向性につきましては、6月議会までに一定の整理を図りたいと思います。 ○議長(河本英敏君)  10番、中村議員。 ◆10番(中村聖二郎君)  次に、中心市街地の活性化ですが、地域によっては昔ながらの町並みや商店が軒を連ね、人が集まっている、曲がりなりにも商店が成り立っている事例があります。特徴と共通点は、店の前に歩道があり、道路にはアーケードがなく、あるのは道の両端にお客さんの車が置けるスペースです。狭いですが、駐停車禁止でない道路、買いたいお店の前に車をとめて買い物を行い、店の前の車で帰っていく、こんな商店街が生きていると思いますが、市長はこのようなまちづくりが大切と思いませんか、お答えください。 ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  今後のまちづくりにおいては、県北地域の中心都市としての拠点性を高め、そして特色ある歴史的、文化的資源、社会資本や産業景観資源などの既存ストックを生かすとともに、ユニバーサルデザインの導入や公共交通の利便性向上などによる、誰もが暮らしやすいまちづくりを進める必要があると考えております。 ○議長(河本英敏君)  10番、中村議員。 ◆10番(中村聖二郎君)  中心市街地の衰退は、歴代の政治家や市長、さらには歴代の商工会議所の役員さんたち、この人たちに大きな責任があると私は思います。時々の市長の責任、商工会議所の推薦する政治家、谷口市長はこの責任についてどう思われますか、お答えください。 ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  これまでの市政におきましては、その時々でさまざまな課題に対処をされてきたものと考えますけれども、残念ながら解決できていない課題や、多額の公費を費やした事業があったのは事実であります。 私といたしましては、今津山市政がなすべきことを明確にし、皆様方の御意見をお聞きしながら、ともに津山の未来をつくっていきたいというふうに考えております。 ○議長(河本英敏君)  10番、中村議員。 ◆10番(中村聖二郎君)  次の質問に行きます。 市長から政治姿勢について一つ一つお答えいただきました。ありがとうございます。私は、総じて他人を傷つけ人権を無視する潮流は絶対にあってはならない、そんな世の中はつくってはいけないと思います。市長自身そう思われていなくても、多くの市民は今回の選挙戦を通じて不安に感じられておられます。この不安を取り除かなければ、よい政治は期待できないのではないでしょうか。 私どものふるさと津山、この町の主役、主人公は市民であると考えています。老若男女を問わず、一人一人が大事にされる町でなければならないと、常日ごろから私は思っております。このことについて市長どのように思われますか、お尋ねします。 ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  人の尊厳を傷つけるような行為は、理由の有無にかかわらずあってはならない、私もそう思っております。議員の御指摘を重く受けとめるとともに、市民の皆さん一人一人が大事にされる津山とすべく、私も鋭意努力していく所存であります。 ○議長(河本英敏君)  10番、中村議員。 ◆10番(中村聖二郎君)  ありがとうございました。次の質問に行きます。 市長の基本的政治姿勢、立場として、一党一派に偏ることなく、公平、公正を心がけ、だめなものはだめという思いも大切と考えますが、いかがでしょうか、お聞かせください。 ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  私といたしましては、不偏不党の気概もあわせ持って、市長として職務を全うしていく考えであります。 ○議長(河本英敏君)  10番、中村議員。 ◆10番(中村聖二郎君)  今答弁の中で使われました不偏不党の気概をあわせ持ち、すばらしい答弁いただきました。ありがとうございました。 基本姿勢について最後の質問ですが、市長就任の日、2月27日のことですが、1週間ほど前から秘書室を通じて市民団体数人が話し合いの申し入れをしており、就任の日に市長の耳にも入ったとは思いますが、この市民との話し合いには立ち会わないで、岡山のほうへ挨拶に行かれました。 この態度は、上の方、偉い人たちには就任以前から連絡などされていたのかどうかわかりませんが、市民との対話を重視すべきでした。市長の政治姿勢として、やはり上の方とのつき合いを重視するのかなと思います。市長、なぜ市民の声を聞くことを大切にしなかったのでしょうか、考えなりをお聞かせください。 ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  御指摘の27日は、市長就任以前から岡山市での予定が入っておりまして、面談については欠席をさせていただくこととなりました。関係者の皆様方には申しわけなく思っております。 なお、市民の皆さんとの懇談につきましては、可能な限り出向いてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(河本英敏君)  10番、中村議員。 ◆10番(中村聖二郎君)  よくわかりました。 次に、米海兵隊単独訓練について再質問します。 1つ、昨今全国的にヘリコプターの事故が多い。海兵隊の訓練に当たっては、地元の演習場対策委員会では、民家の上空を避けて、演習場の東側からの飛来を要望しています。これは演習場の内部の訓練の問題が強く含まれていますが、この答申を受ける津山市としては、ヘリが飛び立つ地点、防衛省は明確にしておられませんから、日本原までのルートについて、防衛省はヘリの飛来が民家の上空を飛来しないとしているわけですから、どこかの地点、例えば岩国として、そこから日本原まで飛来するとき、民家の上空を飛来しないで日本原に到着できるルートがわからないままです。そのルートを明確にしてもらう必要があります。 これらは、反対という立場ではなく、防衛省や地元演習場対策委員会の申し出をもとにしての課題であり、どうしても容認の前に解決すべき課題と思い、市長の考えをお聞かせください。 ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  ヘリコプターなど米軍の単独訓練に関する情報は、防衛局には米軍と調整してもらい、可能な限り本市へ提供してもらうことを行っていきたいというふうに考えております。また、この情報提供については、覚書に盛り込みたいと思っております。 ○議長(河本英敏君)  10番、中村議員。 ◆10番(中村聖二郎君)  次に、米軍単独演習による津山市への財政効果についてお聞きしますが、一般的には一般会計として普通交付税及び特別交付税ですが、何らかの恩典あるという認識を示す人もあり、逆に特別に増加はないと言われている人もありますが、現時点ではどうなのか、わかる範囲でお答えください。 この点では、演習場周辺住民への対策、交付金について、1、演習場周辺民生安定施設整備補助金の増加はないと言われています。そして、あえて言いますと、特定防衛施設周辺整備調整交付金、普通交付金プラス特別交付金については、行ってもらう工事内容にもよると思いますが、若干の変化もあるかもしれないと言われます。従来から行っています特定防衛施設周辺整備調整交付金、広戸地区の生活環境整備事業、市道改良等を実施する場合、事業費に交付金は変化があるのかどうかも教えてください。地域振興部長からお願いします。 ○議長(河本英敏君)  地域振興部長。 ◎地域振興部長(鈴木洋二君)  まず、普通交付税及び特別交付税につきましては、特別に増加されることはございません。 次に、演習場周辺民生安定施設整備補助金につきましては、防衛局に確認したところ、御指摘のように訓練を受け入れることによる増額はないと聞いております。 また、特定防衛施設周辺整備調整交付金については、現時点においては防衛局から増額などについて示されておりません。 ○議長(河本英敏君)  10番、中村議員。 ◆10番(中村聖二郎君)  よくわかりました。ありがとうございました。 単独訓練再質問、日米共同訓練や自衛隊の訓練とは全く違うと考えております、米単独訓練は。その点について市長はどのように考えておられますか、お尋ねします。 ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  自衛隊は自国防衛のために訓練を行い、日米共同訓練は日本国と米国と共通の危機に対する相互協力のための訓練であります。単独訓練は、日米共同訓練と目的は一緒ですが、相互協力に当たらない単独を想定した訓練であると、こういうふうに考えております。 また、今回要請のありました米単独訓練の内容は、日本原演習場の使用協定の範囲内であることを防衛局から確認をしております。 ○議長(河本英敏君)  10番、中村議員。 ◆10番(中村聖二郎君)  再質問の4つ目に入ります。 米海兵隊は殴り込み部隊と言われておりますが、そういった認識はありますか、市長、お願いします。 ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  私は、米海兵隊については前線部隊との認識です。 ○議長(河本英敏君)  10番、中村議員。 ◆10番(中村聖二郎君)  市長として市民の安心・安全な生活を守る、保障するということも大事な仕事と考えます。そういう立場で、市のトップとして考え行動するなら、今回の米海兵隊単独訓練にはぜひともノー、だめの答弁をと思っておりました。なぜでしょうか、お聞かせください。 ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  本件は、国民の安全・安心の観点から、国防という極めて重要な国策に協力していく必要があるというふうに思っております。また、常日ごろから演習に直面し、訓練内容に精通している日本原演習場対策委員会の委員の皆さんや、直接影響を受ける演習場周辺町内会においても、最終的には理解を示されております。 さらに、市と議会で、東広島市の原村演習場において、米軍が日本原演習場で予定している同様の訓練を視察をした結果、現在日本原演習場で自衛隊が行っている演習の範囲内であることが確認ができたことによりまして、市民の安全が守られることを条件に、訓練の受け入れを容認いたしました。 ○議長(河本英敏君)  10番、中村議員。 ◆10番(中村聖二郎君)  それぞれに答弁をいただきました。これから、始まったばかりです、いろいろと見守っていかなければならない点も多々あると思います。そして、市長の公約の中で、協力できるところは一緒にやらねばと思っております。 そこで、最後に意見を申し上げます。 土蔵倒壊について一言申し上げます。市長もよく御存じと思いますが、この事件は平成23年3月2日に発生し、ちょうど丸7年が経過し、いまだ未解決の状態です。被害者である井口さんの心情を考えるに、身につまされるものがあります。 なぜ事態が進展しないのか。それは、米軍、アメリカが相手だからです。日本政府が米軍に、アメリカに、ちゃんときちんと筋を通して発言できないからです。明治時代のような治外法権というんですか、そういう状況でしょうか。ならぬものはならぬと市民、国民の立場に立って物を言わなくてはなりません。それができない根底には、日米安保条約があるからです。 市長、津山を動かすということならば、この件についても大いに動いて、動かしてください。もう過去のことなどとは思っておられないでしょうから、国、県との太いパイプを持っておられるのであれば、なおのことです。一市民のことであったとしても、津山の空の平和があります。パイプを駆使してください、問題解決のために。答弁は要りません、一言申し添えておきます。 次に、米単独訓練の受け入れ表明についても一言申し上げます。 市長答弁を聞いている中で、谷口市長の答弁の中には、国策という二文字がよく出てきます。米単独訓練容認につきましては、市長選直後から既定路線であったように思えてなりません。会派代表質問1番手への答弁での表明、思っていたとおりになりました。 しかし、その真逆、真反対を考えてみました。それは、もしも谷口市長が米単独訓練受け入れは容認しませんという答弁をしていたならば、どのようになっていたかです。恐らく津山市政の歴史に名を刻んだと思います。市民として、トップとして、良心を堅持したと、通したと。保守の政治家として市民の平和、安全を第一に考えて、市民の記憶に名をとどめたと。しかし、現状は受け入れ容認でした。反対の立場の意見もちゃんと聞いて、それからの容認表明でもよかったと思えてなりません。手順が少々ずれている気がします。 3月6日の新聞に、こういう文章があります。一度受け入れを決断した場合、米軍側の意思がない限り、未来永劫にわたって演習場を使用できることが日米地位協定で決まっている。今この日米地位協定について、見直しを求める声が上がってきている状況もあります。 昨日の議員への答弁の中にも、国防という極めて重要な国策に協力していく必要があるとの表現がありました。そこで、国防、国策にかかわることであれば、市民は、国民は我慢しなければならないのかという、余りにもひどい米軍機オスプレイによる低空飛行訓練の新聞記事がありました。3月5日付です。奄美大島上空での傍若無人な低空飛行が繰り返されているのです。2012年にオスプレイが沖縄県普天間基地に配備されて以来、九州南方のトカラ列島と奄美群島から沖縄を結ぶ飛行ルート、パープルルートが設定され、低空飛行が日常化しているのです。昼、夜、昼夜を問わず襲う爆音、それがために奄美市の小学校3年生の少女は昨年8月、安倍首相にオスプレイをなぜ飛ばす理由を聞きたいという手紙を出されたそうです。返事はいまだにありませんとの記事です。 市長、この少女、小3の女の子に、国防、国策ですから我慢してくださいと言えますか。米単独訓練受け入れ容認は、この事例と同質と考えます。津山市民も周辺自治体住民も、何があっても国防、国策に協力することも仕事ですから我慢してくださいと言っているのと同じことだと思うものです。 今からでも遅くありませんよ。容認発言は撤回しますという態度表明も恥ずかしいことではありません。答弁は要りません。一言申し添えます。ありがとうございました。  〔15番黒見節子君「関連」と呼ぶ〕 ○議長(河本英敏君)  関連。 黒見議員、15番。              〔「終わってからでないとだめ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(河本英敏君)  とりあえず。中村聖二郎議員の質問を終わります。 15番、黒見議員。 ◆15番(黒見節子君)  数分残っています。言わせていただきます。 今答弁をお聞きしていて、実はうんっと思ったことがあります。覚書の申し入れの相手ですけれども、さっき私の聞き間違いでなければ、米軍司令官を考えているとおっしゃったと。違いますね。もう一回そこのところを確認をお願いします。昨日の答弁とちょっと違って、私の聞き間違いでなければと思って、お尋ねです。 ○議長(河本英敏君)  ちょっと休憩します。確認します。                                   午前10時44分 休憩─────────────────────────────────────────────                                   午前10時44分 再開 ○議長(河本英敏君)  再開します。 市長。 ◎市長(谷口圭三君)  先ほど申し上げましたのは、米軍と話をした上で覚書を交わすべきとのお尋ねですがということに対しまして、防衛局が窓口となり、国が責任を持って対応していく、ですから国と覚書、防衛局と覚書を交わすということでありまして、米軍に対しては米軍司令官に申し入れを行いたい、申し入れを行うと、こういうことでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(河本英敏君)  ありがとうございました。  〔20番美見みち子君「20番、関連」と呼ぶ〕 ○議長(河本英敏君)  20番、美見議員。 ◆20番(美見みち子君)  市長にお尋ねしたいと思います。 米単独訓練のことで、市民の安全を守ることが保障されることを条件に容認すると。どこにその保障される条件があるのかお聞かせください。 ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君)  先ほども申し上げておりますけれども、確認事項、まずはこの演習場対策委員会で出されました確認事項、こういったことをしっかりと覚書として防衛局に窓口となっていただきまして、しっかり取り組んでいただくように申し上げてまいる、こういうことでございますし、米軍に対しましては、米軍司令官に対してしっかりとその確認事項を申し入れをしてまいりたいと、こういうことで安全を確保してまいりたいと、このように思っております。 ○議長(河本英敏君)  以上でよろしいですね。ほかにございませんね。 次の質問を許可いたします。 5番、安東伸昭議員、登壇。 ◆5番(安東伸昭君) 〔登壇〕 5番、安東伸昭です。議長の発言許可がありましたので、通告に従い質問をします。 谷口市長、市長御就任おめでとうございます。市民の大きな期待と負託にしっかり応えていただき、津山市、そして津山の子供や孫のために、誇りの持てる津山の未来づくりに全力で働いてくださいと申し上げます。 私からは、谷口市長の打ち出された政策公約津山八策の中で、特に私が注目する項目について、関係部長に今後の津山市の取り組みについて質問をいたします。 まず、人口減少の歯どめに挑戦とありました関係について、人口減少対策に向けて、関係人口についての質問をします。 2月24日の津山朝日新聞に、「津山珈琲倶楽部3周年、関係人口取り込みへ」の見出しで、関係人口取り組みの手段として珈琲倶楽部が有効であるというふうに言われております。 この関係人口については、総務省が平成29年10月6日に、新たな人口減少対策として、出身者や勤務経験者であるなど継続的なかかわりがある人を関係人口と捉え、地域活性化に生かす体制づくりを支援するというものです。この内容を目にしたとき、既に津山には津山珈琲倶楽部が取り組んでいるなと考えました。 そこでお尋ねしますが、津山珈琲倶楽部の会員と関係人口の増の取り組みについてどのような考えを持って進めるか、担当部長にお尋ねいたします。 次に、津山市の農業施策についての取り組みについてお尋ねいたします。 直面している課題ですが、生産数量目標を守った農家向けの米の直接支払交付金が平成29年度をもって廃止となります。1反当たり7,500円がなくなることです。国の平成29年度の予算は714億円でした。津山市内の農家さんは8,800万円の交付を受けています。30年度の国による主食となる米の生産量は昨年並みの735万トン、岡山県は15万5,000トンであり、津山の目安はどうなるか。そして、農家に交付された8,800万円はゼロとなりますが、この交付金が平成30年度の予算でどのように使われるか。そして、これまでに米の生産調整をしてきた農家にとって、今後どのように対応していけばよいか不安を抱いておられます。この3点について、津山市から農家に向けて市の考えをお示しください。 3点目ですが、市長が就任最初の挨拶の中で、雇用なくして定住なしと言われました。私も同感であります。 津山市の最前線に立っているのが、仕事・移住支援室であり、産業支援センターです。この仕事・移住支援室は大変頑張っていると受けとめております。年々進化、発展し、成果も出しておられます。 そこで、仕事・移住支援室のこれまでの成果と、平成30年度はどのような施策を展開していくか、お尋ねいたします。 次に、つやま産業支援センターの取り組みについてです。 開設から3年、地に足をつけ、県北の企業回りをしながら、しっかり地元企業の支援を支えていただいています。1点だけ残念なのは、統括マネジャーが任期を少し残しての退職です。当然ながら個人的理由というのもあると考えますが、大きな期待をしていた中での退職です。何があったのか、区切りをつける意味でも、皆さんにその理由について説明していただきたいと考えます。 次に、学力向上への取り組みについてですが、市長は多様な教育機会が得られる津山へとの方向を示されています。既に本議会においても皆さんからいろんな質問が出され、市長及び執行部からの答弁を聞かせていただきました。私からは、間接的な観点から、先般加茂中学校で行っただっぴ授業についてお聞きし、平成30年度はどのような展開をしていくか、その方針をお尋ねいたします。 以上、谷口市長の津山八策に関し、5点についてお尋ねします。 次に、2項目めで、議案第126号、津山文化センター耐震補強、大規模改修工事の件でお尋ねいたします。 3回目の公募により業者が決定し、本議会に議案が上程されました。1点は、公募要件の緩和を行ってきたと聞いておりますが、その過程についてお尋ねいたします。 2点目は、契約額が17億円の算定根拠についてお示しをください。 登壇での質問は以上です。答弁を聞いた上で、自席にて再質問をさせていただきます。〔降壇〕 ○議長(河本英敏君)  総合企画部長。 ◎総合企画部長(玉置晃隆君)  人口減少対策に向けた関係人口についてのお尋ねでございます。 津山珈琲倶楽部は、平成27年1月、本市の魅力を市外の方にPRする目的で開設をし、本年2月末時点で2,348人の会員登録がございます。市では、定期的な情報発信を行う中、会員の口コミ等により会員数もふえてきております。 この倶楽部には、本市出身者や市内の高校、大学を卒業された方にも多く登録をいただいており、現在総務省が推奨します関係人口を確保する取り組みになっていると考えております。今後は、市内高校などの同窓会組織と連携し、関係人口を一層創出する中で、人口減少対策を図ってまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(河本英敏君)  産業経済部長。 ◎産業経済部長(高務雅彦君)  移住・定住施策のこれまでの成果についてお答えをいたします。 専門部署の仕事・移住支援室を設置し、IJUサポーターを配置、移住相談窓口を拡充するとともに、津山市への移住希望者向けの就労支援や、津山市住まい情報バンクの開設、またお試しぐらしや就職促進家賃助成、空き家の購入・改修費補助等住まいに対する支援策や、企業面接の際の交通費助成等、さまざまな移住支援策を整備してまいりました。 また、定住ポータルサイトLIFE津山を開設をいたしまして、移住体験ツアーや移住相談会等を市単独でも開催をいたしまして、先輩移住者等の動画や記事、パンフレットの作成など、津山暮らしの魅力の情報発信に努めてまいりました。昨年度の県外からの移住者数は、115世帯188人と、県内でもトップクラスとなっております。移住相談件数や移住者数も確実に増加を続けております。 また、移住希望者向け雑誌「田舎暮らしの本」2018年度版日本の住みたい田舎ベストランキングでは、10万人以上の自治体総合部門で17位と、大変喜ばしい結果となっております。各世代別ランキングでも、子育て世代8位のほか、若者が住みたい田舎部門で15位、シニア世代でも15位と、全ての世代において上位にランキングされておりまして、津山市の移住施策が一定の評価をいただいた結果と思っております。 次に、平成30年度につきましては、IJUコンシェルジュを増員し、移住希望者のワンストップ相談窓口として津山ぐらし移住サポートセンターを開設してまいります。本センターは、市への移住相談の拠点として、これまでの支援に加え、特に今まで対応し切れてなかった移住相談会等で相談された方へのフォロー対応や、移住の下見案内、移住後のアフターケアにも力を注いでいくことができるようになりました。 また、4月から移住希望者が手軽に津山暮らしを体験できたり、住まいや仕事探しに利用することができるお試し住宅を整備し、トライアルステイ事業を開始するとともに、農業を体験したり、後継者がいない伝統工芸や伝統産業等の手仕事産業の継業を支援する匠の技のトライアルワーク事業に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、つやま産業支援センター統括マネジャーの件についてお答えをいたします。 退職しました統括マネジャーは、産業支援センター設置の半年前から単身で津山に来ていただき、地域企業の積極的な訪問など、センター立ち上げの準備段階から御尽力をいただきました。平成27年4月にセンターを開所して以降、産学官や異業種連携による革新的な製品の開発など、地域企業の成長に結びつく多くの実績を上げてこられましたが、御家族が神奈川県に在住されている御事情などから、第2期統括マネジャーの募集には応募されず、あくまで一身上の御都合で退職されたものでございます。 なお、次期統括マネジャーにつきましては、今月22日に着任されることとなっており、これまでの国の地方創生交付金を財源として推進してきた事業内容を踏まえて、継続的かつ総合的な取り組みが進められるものと考えております。 以上でございます。 ○議長(河本英敏君)  産業経済部参与。 ◎産業経済部参与(二宮俊幸君)  米の直接支払交付金の廃止に関するお尋ねであります。 平成30年度より、国による米の生産数量目標の配分と、農家に対する米の直接支払交付金が廃止となります。しかし、米の生産調整は今後も必要であることから、平成30年度の生産数量につきましては、昨年並みの数値が目安として示され、本市においては1万3,929トンとなっております。この数値から算出をされます生産面積を、営農計画書を通じて各生産者に通知しているところであります。 米の直接支払交付金の廃止に伴う予算への影響についてでありますが、国は平成30年度予算において、水田活用の直接支払交付金やならし対策、また30年度から導入をされます収入保険制度のへの予算の増額を行っております。市においては、今後も生産数量の目安に沿った生産調整を行う必要があると考えております。 農家における対応につきましては、米の価格安定にも考慮をいただきまして、今後も交付されます水田活用の直接支払交付金などを活用することで、引き続き生産調整に取り組んでいただきたいと思います。 ○議長(河本英敏君)  生涯学習部長。 ◎生涯学習部長(松尾全人君)  2点の質問にお答えします。 中学生だっぴについて、まずお答えいたします。 中学生だっぴは、将来に目を向け、大人への自覚が芽生え始める中学2年生を対象に、中学生、地域の大人、大学生がグループになり、テーマに沿って一緒に語り合うキャリア教育プログラムであり、2月に加茂中学校において先行実施いたしました。参加者には、さまざまな生き方や価値観に触れ、お互いに自己を振り返り、社会の中の自分、津山で育っている自分を意識する機会となりました。 実施後の中学生のアンケートを見ると、いろいろな職業の人の話を聞くことができて、将来について考えることができた。いろいろな夢を持った大人がいる、とても勉強になった。自分の知らない自分を発見することができたなどの感想を記入してくれています。 本事業の実施により、地域に関心を持ち、地域をつくっていくことのできる人材の育成と、郷土愛の醸成を育む効果があると考えています。 平成30年度につきましては、実施校をふやす方向で学校等と調整していきたいと考えております。一人でも多くの子供が自分の進路や将来について前向きに考え、行動できるきっかけになるよう、各種地域団体やNPO法人、美作大学等と連携しながら進めていきたいと考えております。 次に、文化センター関連の2点の質問にお答えします。 公募条件の緩和についてでございますが、平成29年7月から公募を始めましたが、参加資格を満たす応募者がなく、中止といたしました。9月からの再公募に当たっては、設計企業の過去の実績期間の拡大や出資比率の緩和などを行いましたが、応募者がなく、中止しております。再々公募に当たっては、過去の実績用途の緩和や耐震設計において時刻歴応答解析以外の設計も許容すること、事業者提案部分の拡大などが主な変更点で、最優秀提案者を決定したものでございます。 次に、17億円の算定根拠についてのお尋ねでございます。 限度額としての積算根拠の概算となりますが、耐震改修で8,000万円、エレベーター棟を含む増築が2億8,000万円、屋根、外装改修が1億2,000万円、大ホール改修が3億5,000万円、断熱化など外部サッシの改修が2億4,000万円、トイレの更新などを含む内装改修が1億8,000万円、空調更新を含む電気機械設備改修が3億2,000万円、展示ホール改修が3,000万円、実施設計費が1億円となっております。 以上です。 ○議長(河本英敏君)  5番、安東議員。 ◆5番(安東伸昭君)  ありがとうございました。それぞれ答弁をいただきました。ここから一問一答方式で質問をいたします。 関係人口の増に向けての津山珈琲倶楽部の活用について答弁をいただきました。関係人口については、総務省が2018年度、関係人口を活用した地域活性化を目指すモデル事業について、合計30ほどの自治体を選定するとあります。関係人口は、長期的に住む定住人口と旅行などで訪れた交流人口の中間にある概念。同省は人口が減少する地域で外部から継続的にかかわりを持ちながら、過疎や高齢化といった課題に取り組む人材をふやす必要があるとの考えから、事業に取り組むことになったと考えております。 先ほど答弁で、市内高校などの同窓会組織と連携し、関係人口を一層創出する中で、人口減少への対策を図ると言われました。もう少し具体的な事業内容についてお教えください。 ○議長(河本英敏君)  総合企画部長。 ◎総合企画部長(玉置晃隆君)  津山珈琲倶楽部では、地域と継続的なつながりを持ちます機会となる同窓会、この機会を捉えまして、本倶楽部への登録促進を図るとともに、本市のIJUターン施策の取り組みなどを紹介し、その中で多様なニーズを持つ個別の情報収集を行い、本市への移住人口の増加を目指してまいりたいというぐあいに考えております。 ○議長(河本英敏君)  5番、安東議員。 ◆5番(安東伸昭君)  ありがとうございました。ちょっとこれに関係するというか、参考にしていただきたいということで申し上げます。 平成26年12月に、同窓会の補助金について質問を紹介いたします。ふるさとへUターンし、定住する動機づけとして、同窓会へ補助金制度を設け、市長のビデオで市の現状と将来のPRを行い、それを同窓会で上映してもらう。そういった津山出身者に向けてメッセージを発信し、Uターンを促進してはどうかと思いますという内容の質問も出ておりました。対象年齢や資金確保の課題もありますが、よい考えではないかと受けとめて聞かせていただいたので、ここで紹介しておきます。 次の質問ですが、津山珈琲倶楽部が関係人口増に向けてのツール、道具だとすると、倶楽部の情報内容を知っておくことが必要となります。現在、会員以外は見れません。ぜひ津山市民も津山珈琲倶楽部のホームページが閲覧可能になるように考えていただきたいんですが、いかがでしょうか。 ○議長(河本英敏君)  総合企画部長。 ◎総合企画部長(玉置晃隆君)  津山珈琲倶楽部の会員増加に向けまして、今後は市民の方々の口コミ等での広がりも必要であるというぐあいに考えております。このことから、議員御提案の市民向けの閲覧も含めて研究をしてまいりたいというぐあいに考えております。 ○議長(河本英敏君)  5番、安東議員。 ◆5番(安東伸昭君)  珈琲倶楽部の内容がよくわからないと、市以外の方に紹介できないとの意見を多く聞いていましたので、今回質問をさせていただきました。よろしくお願いいたします。 ここでちょっと少し、関係人口に関し、お隣の真庭市の事例に触れておきます。ポイントとなるのは、総務省のこれからの移住・交流施策のあり方に関する検討会ということの内容です。検討会の座長は、小田切徳美明治大学の教授さんでした。この小田切教授は、平成27年10月20日に真庭市で開催された第9回全国水源の里シンポジウムで、「見えてきた!農山村再生」をテーマで講演をされておられます。 移住・交流施策のあり方に関する検討会の内容を時系列で振り返ってみると、まず、28年11月に第1回の検討会が開催され、後2年間、都合9回行っておられます。5カ月後の29年4月25日、中間報告、そして29年10月6日、先ほども申し上げましたが、新たな人口減少対策として、出身者や勤務経験者であるなど継続的なかかわりがある人を関係人口と捉え、地域活性化に生かす体制づくりを支援するという発表がございました。 この発表を待っていたかのように、真庭市さんでは平成29年11月27日、出生増、持続可能な町へ施策強化として、関係人口の協力も想定して第1回の会議を開催されております。その後、12月12日に最終の報告がまとまっております。 ことしに入りまして、1月7日に真庭市長のトップインタビューで、人口減少対策として、関係人口への取り組みを示唆している内容の記事が出ました。 次に、1月19日、このときに30の自治体で関係人口事業のモデルを公募により決定すると発表がありました。そして、先月になりますが、2月14日、地方移住促進会議というのが設けられ、第1回わくわく地方生活実現会議が開催されました。13人の委員の中で、太田昇真庭市長も委員の一人として参加されております。 2日後の2月16日ですが、昨年の12月19日からことしの1月19日にかけて、全市区町村1,700団体を対象に調査を実施、365団体が関係人口の取り組みを行っているとの報告がありました。この中に、確認すると津山珈琲倶楽部が入っております。 こうして振り返ると、真庭市は常に先行して関係人口にかかわっています。私は、これが国とのパイプ、情報共有の一つだと考えております。津山市の珈琲倶楽部は平成27年1月開設で、関係人口の概念がない時期から、具体的な施策を先行して行ったことになります。残念ながら中央へのアピール度、認知度が不足している感は否めません。 とはいうものの、関係人口について総務省は、4月から5月ごろ公募で自治体を選定し、夏ごろから事業を展開とあります。同省は、必要経費の補助などで支援するとあり、平成30年度の予算は2億5,000万円です。津山市として関係人口の取り組み事業に応募する考えがあるかどうか、お尋ねいたします。 ○議長(河本英敏君)  総合企画部長。 ◎総合企画部長(玉置晃隆君)  御提案の総務省におけますモデル事業への応募に向けて、今全庁的に検討を進めております。津山珈琲倶楽部の会員など地域にゆかりのある方との交流機会をふやし、移住人口の増加など地域課題の解決に取り組んでまいりたいというぐあいに考えております。 ○議長(河本英敏君)  5番、安東議員。 ◆5番(安東伸昭君)  ありがとうございます。先ほど地方行政改革会議が調査したアンケート、これで365の団体が関係人口にかかわっているというふうに取り組んでいるということを申し上げました。この全ての市区町村が応募すると想定すると、競争倍率12倍の狭き門となりますが、津山市には大きな裏づけとなる事業があります。先ほど申し上げた津山珈琲倶楽部、そして市政アドバイザー制度、登録無形文化財に指定されている各地域の祭り、3年に一回東京で行うふるさと作州のつどいなど、またふるさと納税者はこれまでの累計で4万442人おられます。文化の面では、蘭学の偉人箕作家、宇田川家を代表とする洋学の町、そして初日の代表質問にもありました、総務省が29年9月に発表した地域おこし未来塾プロボノの活用について、これは谷口市長の公約の中にも入っておりますが、事業名が関係人口創出モデル事業に改められたということを聞き、美作大学、津山高専、そして36人の市政アドバイザーの人脈をフルに生かして、関係人口増に向けた企画ができ上がるものと確信していますので、よろしくお願いいたします。 次に、農業政策に関して、米の直接支払交付金の廃止について答弁をいただきました。ここでもう一点お尋ねします。 改正後の土地改良法が平成29年5月から施行されております。農地中間管理機構と連携した新事業の創設など7項目の改正点があり、農地中間管理機構が借り入れている農地について、農業者からの申請によらず、都道府県が農業者の費用負担や同意を求めずに基盤整備事業を実施できる制度を創設するとあります。改正点のみを読めば、基盤整備が受益者負担なくしてできるように受け取ってしまいます。 津山市では昭和40年代からの圃場整備事業では、施工後50年余りが経過し、もはや多面的機能支払交付金制度での用水・排水路の整備は追いつかない状況となっており、土地改良法の活用を考え、相談が持ち込まれているのではと考えます。担当部に現状の状況と今後の展開について所見をお尋ねいたします。 ○議長(河本英敏君)  産業経済部参与。 ◎産業経済部参与(二宮俊幸君)  御指摘のとおり、本市におきましても既に問い合わせがあり、関係機関と協力をして実施の調査を行っております。しかしながら、対象面積が中山間地域であっても5ヘクタール以上、また事業実施後の収益性の20%以上の向上を図るなど採択要件が非常に厳しく、その対処に苦慮をしております。 今後につきましては、国への要件緩和の働きかけも含めまして、事業を推進してまいりたいと考えております。 ○議長(河本英敏君)  5番、安東議員。 ◆5番(安東伸昭君)  ありがとうございます。地方の声を中央に知らせていかないと、地方の農業は衰退をします。谷口市長は、農林部をこの7月1日創設して、津山の農業を守ると訴えられました。農家の声を中央にしっかり届けてくださいと、これもパイプという形での使い方だと考えておりますので、ここで申し上げておきます。 ここで一つの考えを提案申し上げます。昨年11月に、「知恵と工夫で農業を成長産業にしよう!」という講演がありました。齋藤農林水産大臣の講話や、和歌山県田辺市の梅と赤穂市の塩との連携事業の取り組みについて聴講しました。津山市もできるものがあるのではと思います。 例えばですが、農産物の出口、販売の話として、津山市と姉妹都市縁組をしている宮古島市との連携です。ここに1つの見本を持ってまいりました。これですが、これは北海道の東川町が販売している炊くだけ御膳という商品です、3合の特殊米のゆめぴりかと500㏄の旭岳の原水がこういう形でパックになっております。両方使えば3合の米が炊けるという商品です。この販売価格、これが648円、消費税込みです。 津山市は、きょうはちょっと仮につくってまいりましたが、特Aのきぬむすめ、これがあります。宮古島には、ちょっとないんですけど、地下ダムの水を利用した水があります。これをこのパックに入れて商品化する。そして、津山市と宮古島で共同で売っていこうということです。 それで、最終的な目標は、津山市は宮古島さんに米を買うてもらう。それで宮古島さんからは津山はマンゴー、砂糖を購入する。マンゴーはもう既に商品化されていますが、砂糖は津山市の製造メーカーで使っていただく。こうしたウイン・ウインの関係による連携を検討できないものかと考えております。担当部長の所見を聞かせてください。 ○議長(河本英敏君)  産業経済部長。 ◎産業経済部長(高務雅彦君)  平成26年度の宮古島市との姉妹都市縁組50周年記念事業の実施からこれまで、宮古島のマンゴーにつきましては津山ロールへの活用が継続をしておりまして、民間ベースでの取引ルートが確立されているものと認識をしております。 津山のお米の話につきましても、50周年記念事業を契機に宮古島への販売ができないかと考えておりまして、その当時、各方面を通じて働きかけを行いましたが、コスト面などの課題から実現に至っておりません。 しかしながら、既に確立をしておりますマンゴーの購入ルートや姉妹都市縁組という足がかりがありますので、こうしたネットワークを生かした連携の拡大を引き続き模索してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(河本英敏君)  5番、安東議員。 ◆5番(安東伸昭君)  ありがとうございます。なぜ米を提案したかというと、特Aをもらったというのもあるんですが、もう一つは、1月16日の津山朝日新聞で、津山市にお米マイスター、松本さんと高橋さんの2人がおられることを知りました。岡山県下で3人、全国を見ても460人しかおられません。人材を生かして、津山の特A米きぬむすめを米のマイスター認定のパッケージ商品化して、全国に発信してはどうかと考えたからです。その場合には、ここの津山の水も入れるということもいいかもしれません。そういう形で考えていただきたい。 もう一点、連携についてもう一点申し上げます。 それは、津山圏域クリーンセンターの件です。今でも大変残念に思っているのが、クリーンセンター建設に向けての取り組みの手法として、候補地を公募により決定したことですが、これが広く知られていません。途中経過はいろいろありましたが、現実には応募の中から計画地を決定し、施設が完成しております。ぜひ経過をまとめていただき、見学施設として広く全国に発信していくべきではと考えます。 その手法の一つの案ですが、真庭市のバイオマス発電施設との連携です。相手がおられ、相手の事情はありますが、資源循環をキーワードとして捉えると、真庭市のバイオマスツアーのメニューに取り組んでいただけるのではと考えます。施設見学者の目から見ると、注目度満点の企画になるのではと考えます。 また、真庭市では生ごみによる発電、液肥利用の施設建設予定地を、公募により6件の応募があったということです。岡山県北の注目度がさらに増すのではと考えます。ぜひ検討していただきたいとここでは提言をしておきます。 次に、雇用創出に関して答弁をいただきました。再質問はありませんが、仕事・移住支援室、産業支援センターは相互に補完しながら頑張っていただいております。谷口市長には、津山で頑張っている企業をしっかり把握していただいてくださいというか、把握してくださいとお願いをしておきます。 次に、学力向上に関して、だっぴ授業の取り組みについて、地域に関心を持ち、地域をつくっていくことのできる人材の育成と、郷土愛の醸成を育む効果があるとの考えからという授業ですとの答弁をいただきました。2月21日に加茂中学校の授業を参観させていただき、中学生にとって貴重な体験ができ、市内全中学校で早期に取り組んでほしいと感じました。 次に、きのうの田口議員のICT機器の導入に関して、平成30年度に全校に導入すべきはないかとの質問に対して、一斉導入に必要な財源の確保や人的配置など、慎重に検討すべき課題もあるため、機器の導入については、現在立てている計画に従って進めていきたいと考えております、でした。 生徒にとってはチャンスは一度です。1年、2年間のおくれに対して、またことしの中学校3年生は、大半がデジタル教科書での授業経験もなく卒業をします。経験しない生徒に対して、教育委員会はどのように考えているか。生徒にとってチャンスは1回しかない場合もあります。生徒の側に立ったこの件について答弁をお願いいたします。 ○議長(河本英敏君)  学校教育部長。 ◎学校教育部長(絹田真一君)  昨日3番議員にもお答えいたしましたように、財源確保の課題もあり、現段階では大変厳しい状況であると考えております。 学力面での課題が大きい中学校につきましては、平成30年度に全て導入する方向で検討しております。小学校につきましては、財源面の課題のほかに、平成30年度は校舎の大規模改修により仮設校舎となる予定の学校もあるため、年次的に導入する計画となっております。平成31年度に導入となる児童にも、今ある機器等を効果的に活用して、学習に大きな影響が出ないよう工夫していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(河本英敏君)  5番、安東議員。 ◆5番(安東伸昭君)  ちょっと後ほどコメントはさせていただきます。 次の質問ですが、2020年から学習指導要領改訂に伴い、小学校の5年生、6年生からは国語、算数と同じように英語が教科として時間割りに加わります。津山市の小学校5、6年生の英語教科化及び3、4年生の英語活動の導入方針について、教育委員会の考えをお尋ねいたします。 ○議長(河本英敏君)  学校教育部長。 ◎学校教育部長(絹田真一君)  国や県の方針では、平成30年度と平成31年度を新学習指導要領への移行期間とし、平成32年度から全面実施するように示されております。全面実施になると、小学校3、4年生は年間35時間の外国語活動、小学校5、6年生は年間70時間の英語を学習するようになっております。 全面実施に移行する時期は、地域や学校においてさまざまですが、本市におきましては、全小学校において、平成30年度から全面実施と同じ時間数で学習するよう予定しております。現在、授業時間や教材の確保、指導計画の作成など、円滑なスタートが切れるよう準備を進めているところであります。 以上です。 ○議長(河本英敏君)  5番、安東議員。 ◆5番(安東伸昭君)  ありがとうございます。移行期間と言いながら、来年というか、もう間もなくですが、30年度から全27小学校でスタートを切るということで、安心をしました。 教育とは、全てが同時にスタートが基本と考えます。このことは、学習教材や冷暖房完備など学習環境も私は同様だと考えております。何を言いたいかわかると思いますが、ずらさないで教育環境もするというのを、私は強く申し上げておきます。 次に、津山文化センターの耐震改修工事に関する答弁をいただきました。答弁の中で、時刻歴応答解析という言葉がありました。これについてちょっと詳しくお願いいたします。 ○議長(河本英敏君)  生涯学習部長。 ◎生涯学習部長(松尾全人君)  時刻歴応答解析は、超高層建築の構造計算に用いられる手法で、一般の耐震診断に比べて精度の高いものでございます。津山文化センターは、斗きょう構造とも言われる特殊構造であるため、一般の耐震診断手法では正確な耐震性の確認が困難であり、この時刻歴応答解析により耐震性を確認いたしました。 ちなみに平成27年に耐震診断を実施しておりますが、同センター創建時に実際に構造計算に携わった渡辺邦夫氏が所属する株式会社構造設計集団SDGに調査を依頼したものでございます。 以上です。 ○議長(河本英敏君)  5番、安東議員。
    ◆5番(安東伸昭君)  ありがとうございます。50年前にもお世話になった渡辺氏という関係者の意見を聞いて、耐震の診断を行ったということで、この関係はこれからも続くというように聞いておりますので、安心しました。 いずれにしても、津山文化センターの耐震大改修工事は、今後30年以上の将来の使用に向けての工事です。30年後、建設当時を振り返り、すばらしい施設を残してもらったと言われるような改修内容で行ってくださいと、ここでは申し上げておきます。 それで、つけ加えたいんですが、グラスハウスのようなことにならないようにお願いいたします。 最後に、谷口市長にお尋ねいたします。 津山市議会3月定例会の議案質疑一般質問は、きょうの私で最終となります。市長はこれまでは質問者としての御経験は豊富にございますが、初めて執行部側となって会派代表質問や個人質問への答弁をしていただきました。今後議会中の委員会質疑、執行部人事、そして職員人事、6月議会に向けての事業予算編成、事業評価など膨大な業務が待ち受けています。津山市の未来に向けてどのように津山を動かすか、今議会の一般質問等を通して今の思い、考えをお尋ねいたします。 ○議長(河本英敏君)  市長。 ◎市長(谷口圭三君) 〔登壇〕 安東議員の御質問にお答えをいたします。 津山市の未来に向けてどのように津山を動かすのか、私の思いをとのお尋ねでございます。 今定例会の一般質問は、安東議員が最後となりますけれども、皆様方の質問からも、津山八策を含めた私の施策に対する考え方につきまして、いま一度しっかり説明をさせていただく必要があると感じております。 また、津山八策は、早期に対応すべき施策などはもちろん、10年先、20年先のまちづくりを念頭に置きながら、中・長期にわたり段階的に、かつ着実に進めていかなければならない取り組みを明示しております。 6月議会に予定する所信の中では、これらの整理を含め、私の考え方や政策について掘り下げて表明をしたいと思いますので、津山を動かすためのお力添えを改めてお願いし、答弁とさせていただきます。〔降壇〕 ○議長(河本英敏君)  安東議員。 ◆5番(安東伸昭君)  市長、ありがとうございました。今回は担当部への一般質問を通して、平成30年度以降の市政について質問を構成させていただきました。6月議会では、谷口市長の所信表明も出ます。そうした内容をしっかりと見させていただき、質問を申し上げたいと思います。 以上で私の3月議会の一般質問を終わります。答弁ありがとうございました。 ○議長(河本英敏君)  以上で5番、安東伸昭議員の質問を終わります。 以上で通告による質問、質疑は終わりました。 これをもって質問、質疑を終結といたします。 ただいま議題となっております諸議案の審査につきましては、それぞれ所管の常任委員会に付託をいたします。 審査付託表はお手元に配付のとおりであります。 これをもちまして本日の日程は終了いたしました。 3月12日から14日までは委員会審査とし、お手元に配付いたしております各委員長の招集通知によって審査をお願いいたします。 議会運営委員会で御決定のとおり、3月8日から11日、15日から19日までは休会とし、次の会議は来る3月20日午前10時から議会運営委員会、11時から全員協議会、午後1時から本会議を開きます。 本日御出席の皆様には別途通知はいたしません。御了承を願います。 本日はこれをもって散会をいたします。 御苦労さまでございました。                                   午前11時32分 散会...