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06月11日-01号

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  1. 倉敷市議会 2012-06-11
    06月11日-01号


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    平成24年第3回 6月定例会     第3回倉敷市議会(第2回定例会)会議録(第1号)開会・散会年月日時  開 会  平成24年6月11日(月)  午前10時 2分  散 会  平成24年6月11日(月)  午前11時25分会議の場所  倉敷市議会議場出席議員(42名)  1番 中 島 光 浩   2番 北 畠 克 彦   3番 藤 井 昭 佐  4番 藤 原 薫 子   5番 大 橋 健 良   6番 塩 津 孝 明  7番 伊 東 裕 紀   8番 難 波 朋 裕   9番 荒 木 竜 二  10番 八 木   實   11番 森     守   12番 末 田 正 彦  13番 時 尾 博 幸   14番 矢 野 周 子   15番 牧 野 規 子  16番 生 水 耕 二   17番 吉 田   徹   18番 磯 田 寿 康  19番 赤 澤 幹 温   20番 原 田 龍 五   21番 松 浦 謙 二  22番 三 村 英 世   23番 塩 津   学   24番 田 儀 公 夫  25番 斎 藤 武次郎   26番 今 川 鉄 夫   27番 浜 口 祐 次  28番 森 分 敏 明   29番 梶 田 省 三   30番 倭   正 文  31番 大 橋   賢   32番 秋 田 安 幸   34番 田 辺 昭 夫  35番 大 本 芳 子   36番 眞 田   護   37番 雨 宮 紘 一  38番 平 井 弘 明   39番 原 田 健 明   40番 津 崎   賢  41番 宇 野 一 夫   42番 矢 野 秀 典   43番 原     勲欠席議員(1名)  33番 木 村 圭 司説明のため出席した者  市長       伊 東 香 織    副市長      三 宅 英 邦  副市長      河 田 育 康    技監       穴 村 範 夫  企画財政局長   堀 尾 淳 治    総務局長     橋 本 篤 男  市民局長     吉 田 晴 一    環境リサイクル局長物 部 健 二  環境リサイクル局参与          保健福祉局長   黒 江 庄 平           塩 尻 康 文  保健福祉局参与  森 脇 正 行    保健福祉局参与  吉 岡 明 彦  文化産業局長   松 原 信 一    文化産業局参与  杉 山 一 弘  建設局長     受 川 良 美    競艇事業局長   矢 島   薫  会計管理者    常 藤   馨    消防局長     片 山 龍 三  市長公室長    工 藤 幸 子    総務部長     古 谷 太 一 水道局  水道事業管理者  中 山 公 司 教育委員会  教育委員会委員長 近 藤 幸 二    教育長      吉 田 雄 平  教育次長     國 枝 美智子 選挙管理委員会  選挙管理委員会委員長           石 井   淳 監査委員  代表監査委員   原     実 農業委員会  農業委員会会長  堀   幹 宏出席した事務局職員  参与       高 瀬 健 一    参事       八 木 敏 明  副参事      高 尾   彰    議事調査課課長主幹笠 原 浩 之  議事調査課主幹  荻 野 雅 士本日の日程 1.開 会(午前10時) 2.議席の変更及び指定 3.会議録署名議員の指名 4.議会運営委員長報告 5.会期の決定 6.新議員あいさつ 7.市長あいさつ 8.常任委員会委員選任報告 9.特別委員会委員選任報告10.議会運営委員会委員の辞任及び選任報告11.諸般の報告12.永年在職議員表彰及び伝達    全国市議会議長会中国市議会議長会13.議案上程    議案第68号~議案第93号    報告第 5号~報告第14号    選挙第 4号     提案理由説明14.追加議案上程    議案第94号・議案第95号   提案理由説明、質疑、討論、議決15.散 会本日の会議に付した事件 議案第68号 平成24年度倉敷市一般会計補正予算(第2号) 議案第69号 平成24年度倉敷市下水道事業特別会計補正予算(第1号) 議案第70号 平成24年度倉敷市立児島市民病院事業会計補正予算(第1号) 議案第71号 倉敷市職員の給与に関する条例及び倉敷市水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第72号 倉敷市水島清掃工場基幹的設備改良整備運営事業審査委員会条例の制定について 議案第73号 倉敷市事務分掌条例の改正について 議案第74号 倉敷市住民基本台帳カードの利用に関する条例の改正について 議案第75号 倉敷市印鑑登録及び証明に関する条例の改正について 議案第76号 倉敷市手数料条例の改正について 議案第77号 倉敷市遺児教育年金条例の改正について 議案第78号 倉敷市市税条例の改正について 議案第79号 倉敷市ひとり親家庭等医療費給付条例の改正について 議案第80号 倉敷市重度心身障害者医療費給付条例の改正について 議案第81号 倉敷市児島産業振興センター条例の改正について 議案第82号 倉敷市埋立行為等の規制に関する条例の改正について 議案第83号 倉敷市屋外広告物条例の改正について 議案第84号 倉敷市公共下水道区域外流入分担金の徴収に関する条例の改正について 議案第85号 倉敷市火災予防条例の改正について 議案第86号 債務不存在確認請求事件の和解について 議案第87号 倉敷市の特定の事務を取り扱う郵便局の取扱事務の変更について 議案第88号 路線の廃止について 議案第89号 路線の認定について 議案第90号 工事請負契約について 議案第91号 工事委託契約について 議案第92号 岡山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体数の減少及び岡山県市町村総合事務組合規約の変更に関する協議について 議案第93号 専決処分の承認を求めることについて(倉敷市市税条例の一部を改正する条例) 報告第 5号 財産の信託に係る事務の処理状況について 報告第 6号 平成23年度倉敷市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について 報告第 7号 平成23年度倉敷市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について 報告第 8号 平成23年度倉敷市介護保険事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について 報告第 9号 平成23年度倉敷市下水道事業特別会計事故繰越し繰越計算書の報告について 報告第10号 平成23年度倉敷市水道事業会計予算繰越について 報告第11号 平成23年度倉敷市児島モーターボート競走事業会計予算繰越について 報告第12号 損害賠償に係る専決処分の報告について 報告第13号 工事請負契約の変更に係る専決処分の報告について 報告第14号 和解に係る専決処分の報告について 選挙第 4号 三ケ村組合議会議員補欠選挙について 議案第94号 倉敷市副市長の選任の同意を求めることについて 議案第95号 倉敷市副市長の選任の同意を求めることについて            午前10時 2分  開 会 ○議長(森守君) 皆さんおはようございます。ただいまから平成24年第3回倉敷市議会第2回定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 ただいまの御出席は42名、会議は成立いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 議席の変更及び指定 ○議長(森守君) では、議席の変更及び指定を議題といたします。 今回の補欠選挙において当選されました伊東 裕紀議員の議席の指定に関連し、議席の一部を変更したいと思います。 お諮りいたします。 お手元に配付の議席表のとおり、議席を変更し、指定することに御異議ございませんか。            (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森守君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会議録署名議員の指名 ○議長(森守君) 次に、会議録署名議員は21番 松浦 謙二議員、25番 斎藤 武次郎議員を指名いたします。よろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 議会運営委員長報告 ○議長(森守君) この際、議会運営委員長から報告をお願いいたします。梶田 省三議員。            (29番  梶田 省三君  登壇) ◆29番(梶田省三君) 皆さんおはようございます。本日から始まります6月定例会の運営などについて協議するため、去る4日に委員会を開きましたので、その結果を報告いたします。 まず、今期定例会の会期でございますが、本日から28日までの18日間とし、会議日程は既にお手元に配付のとおりであります。 次に、市長提出議案は、既にお手元に配付されておりますとおり、予算案3件、条例案15件、事件案7件、専決1件、報告10件の都合36件であります。 次に、追加提出議案についてですが、本日副市長選任の人事案2件が提出され、議決することにいたしております。 このほかに、予算案1件が委員会付託日に、人事案2件が議会最終日に提出される予定であります。 次に、議員提出議案は、三ケ村組合議会議員補欠選挙1件であります。 なお、候補者の選考を所管の委員会に委任することにいたしております。 次に、専決1件、報告10件の都合11件は、問題がなければ、質問終了後、議決することにいたしております。 次に、全国市議会議長会及び中国市議会議長会の永年在職議員表彰を受けられた方々の表彰状の伝達を本日行うことにいたしております。 なお、伝達方法は、全国及び中国市議会議長会、それぞれ代表者1名の方に行うことにいたしております。 次に、伊東市長から発言の申し出がありましたので、了承いたしております。 次に、個人墓地の不許可処分に係る取り消し請求事件の判決が6月20日の予定であり、控訴する場合は議会最終日追加議案が提出される予定であります。 次に、岡山県後期高齢者医療広域連合議会議員2名の補欠選挙についてですが、立候補者が3名以上となった場合、議会最終日に選挙を行うことにいたしております。 次に、全員協議会についてですが、平成24年度倉敷市土地開発公社事業計画について説明を受けるため、本日の本会議終了後、全員協議会を開くことにいたしております。 最後に、今議会の服装についてですが、軽装で行うことを委員会として決定しましたので、議員及び執行部の皆様方の御協力をよろしくお願いいたします。 以上で報告を終わります。 ○議長(森守君) 報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 会期の決定 ○議長(森守君) では、会期についてお諮りいたします。 今期定例会の会期は、ただいまの委員長の報告のとおり、既に配付の会議日程により、本日から28日までの18日間と決定することに御異議ございませんか。            (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森守君) 御異議ないものと認め、会期は本日から28日までの18日間と決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △新議員あいさつ ○議長(森守君) 次に、伊東 裕紀議員からごあいさつをお願いいたします。伊東 裕紀議員。            (7番  伊東 裕紀君  登壇) ◆7番(伊東裕紀君) 皆様おはようございます。 4月の市議会議員補欠選挙で当選させていただきました伊東 裕紀でございます。 倉敷が大好きで、この町がもっとよい町だと言われる町を目指して精いっぱい努めてまいります。教えていただくことばかりかと思いますが、どうぞ皆様よろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)            ~~~~~~~~~~~~~~~市長あいさつ ○議長(森守君) 次に、伊東市長からごあいさつがございます。伊東市長。            (市長  伊東 香織君  登壇) ◎市長(伊東香織君) 皆さんおはようございます。 議長さんのお許しをいただきましたので、一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。 まず、去る6月6日に御逝去なされました三笠宮 寛仁親王殿下に対しまして、謹んで哀悼の意を表する次第でございます。殿下におかれましては、福祉活動スポーツ振興、青少年の健全育成などを通じまして、広く国民に親しまれ、悲報に心痛む思いでございます。生前のお姿をしのび、衷心より御冥福をお祈り申し上げたいと存じます。 なお、倉敷市といたしましては、当分の間、半旗を掲揚し弔意を表しますとともに、本庁舎展示ホール内及び各支所におきまして記帳所を設置をいたしておりますので、皆様に御報告を申し上げます。 そして、まずこのたびの倉敷市議会議員補欠選挙におきまして当選なされました伊東 裕紀議員さんにおかれましては、まことにおめでとうございます。今後の御活躍をお祈り申し上げたいと思います。 さて、私こと4月22日の倉敷市長選挙におきまして、市民の皆様や市議会議員皆様方から大きな、そして温かい御支援をいただきまして、1期目に引き続きまして市長の重責を担わせていただくことになりました。身の引き締まる思いでいっぱいでございます。後ほど今後4年間の所信につきましては議案の提案理由説明の中で述べさせていただきたいと思いますが、1期目の成果を踏まえまして、倉敷市のすばらしい個性と魅力を市民の皆様とともにより一層磨き、発展させ、全国、そして世界に発信をしまして、倉敷市が未来に向かって笑顔と元気あふれる町になっていきますよう精いっぱい頑張っていきたいと思っております。引き続き皆様方の格別の御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、市長就任あいさつとさせていただきます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)            ~~~~~~~~~~~~~~~
    △日程第5 常任委員会委員選任報告 △日程第6 特別委員会委員選任報告 ○議長(森守君) 次に、伊東 裕紀議員常任委員会委員並びに特別委員会委員の選任について御報告いたします。 委員会条例第7条第1項の規定により、常任委員会市民環境委員会委員に、特別委員会行財政改革特別委員会委員に、それぞれ選任いたしております。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 議会運営委員会委員の辞任及び選任報告 ○議長(森守君) 次に、去る5月31日に、雨宮 紘一議員から議会運営委員会委員の辞任願が提出され、これを許可いたしました。 新たな議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、大橋 賢議員を選任いたしております。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 諸般の報告 ○議長(森守君) 次に、諸般の報告を行います。 お手元に配付のとおり、中核市議会議長会、岡山県市議会議長会中国市議会議長会全国市議会議長会が開催されました。詳細につきましては、事務局に関係書類を保管しておりますので、それにより御了承いただきたいと思います。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △永年在職議員表彰及び伝達 ○議長(森守君) それでは、このたび全国市議会議長会並びに中国市議会議長会から表彰を受けられた方々に表彰状の伝達を行います。 初めに、全国市議会議長会から表彰を受けられた方々は、議員25年以上矢野 秀典議員、議員15年以上原 勲議員、倭 正文議員、議員10年以上三村 英世議員の4名であります。 次に、中国市議会議長会から表彰を受けられた方々は、議員12年以上今川 鉄夫議員、松浦 謙二議員、議員8年以上矢野 周子議員の3名であります。            (議長退席、副議長着席) ○副議長(原勲君) それでは、表彰状の伝達を行います。 まず初めに、全国市議会議長会表彰状の伝達を行います。表彰を受けられた4名を代表して、矢野 秀典議員、前へお願いいたします。  (議長より表彰状を伝達) 次に、中国市議会議長会表彰状の伝達を行います。表彰を受けられた3名を代表して、今川 鉄夫議員、前へお願いいたします。  (議長より表彰状を伝達) ○副議長(原勲君) 以上で表彰状の伝達を終わります。            (副議長退席議長着席)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9 議 案   3件 △日程第10 議 案  15件 △日程第11 議 案   7件 △日程第12 議 案   1件 △日程第13 報 告  10件 △日程第14 選 挙   1件 ○議長(森守君) 続いて、議事に入ります。 日程第9 議案第68号 平成24年度倉敷市一般会計補正予算(第2号)から議案第70号 平成24年度倉敷市立児島市民病院事業会計補正予算(第1号)まで予算案3件、日程第10 議案第71号 倉敷市職員の給与に関する条例及び倉敷市水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから議案第85号 倉敷市火災予防条例の改正についてまで条例案15件、日程第11 議案第86号 債務不存在確認請求事件の和解についてから議案第92号 岡山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体数の減少及び岡山県市町村総合事務組合規約の変更に関する協議についてまで事件案7件、日程第12 議案第93号 倉敷市市税条例の一部を改正する条例の専決処分の承認を求めることについての専決1件、日程第13 報告第5号 財産の信託に係る事務の処理状況についてから報告第14号 和解に係る専決処分の報告についてまで報告10件、日程第14 選挙第4号 三ケ村組合議会議員補欠選挙についての選挙1件、以上都合37件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。伊東市長。            (市長  伊東 香織君  登壇) ◎市長(伊東香織君) それでは、提案理由説明を申し上げさせていただきます。 議員の皆様方におかれましては、本日は御多忙の中お集まりをいただきまして、厚く御礼を申し上げます。 今議会は私にとりまして市長任期2期目の最初の議会となりますので、ただいま御上程をいただきました諸議案説明の前に、これからの倉敷市政に対します私の決意と所信を申し述べさせていただき、議員の皆様並びに市民の皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げたいと存じます。 まず、倉敷市を取り巻く状況について申し上げたいと存じますが、私が市長に就任をいたしました平成20年の秋に起きましたリーマンショックと、その後発生をしました東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故などによりまして、倉敷市もその影響を大きく受ける状況にございましたが、全体といたしましては、最近明るい兆しが見えつつあると感じております。 市内の雇用状況についてでございますが、ハローワーク倉敷中央有効求人倍率は、リーマンショック後最低を記録いたしましたのが、平成21年6月の0.47倍から平成24年4月には1.00倍になり、同様に有効求人数につきましては、平成21年8月の6,221人から平成24年4月には1万1,537人にまで回復をしてきております。この間、倉敷市といたしましては、当初予算だけでなく補正予算も含めまして積極的・機動的な予算編成を行いまして、地域経済の下支えを図ってまいりました。また、昨年11月に開園をいたしました倉敷みらい公園複合型商業施設につきましては、施設側の調査によりますと、4月末までの5カ月間で約660万人もの方々が訪れられ、雇用も新たに約3,000人が創出をされるなど、地域経済の活性化に寄与いたしております。 観光客数につきましても、チボリ公園閉園後の平成21年には555万人でありましたものが、最新の統計が平成22年の分まで出ておりますが、平成22年には639万人まで回復をいたしております。ことしのゴールデンウイークでは、県内観光地の多くが前年割れをする中で、美観地区には昨年を1万2,000人上回りまして県内最多となる21万3,000人が訪れ、鷲羽山にも7,500人上回りまして8万8,500人が訪れられております。イベント集客につきましても、せんいのまち児島フェスティバルが18万人、ハートランド倉敷が10万2,000人と、県内で1位、2位を占めております。観光バスの駐車場の駐車台数も、本年4月には前年比で68%の増加となってございまして、宿泊客数も前年を大きく上回る傾向にあると聞いてございます。 産業振興につきましても、昨年3月に誘致をいたしました最先端航空機産業であります日本エアロフォージ株式会社の工場は今年度中に竣工をする予定と聞いてございます。また、三菱自動車水島製作所につきましても、このたび耐震化とあわせました工場の生産性向上のため、今後2年間で100億円規模の投資を行われ、生産規模を1.5倍に拡大をする予定であるなど、今後とも同社の主力工場として力を入れていただくことを示していただきました。これらは、これまで倉敷市が岡山県と連携をいたしまして企業誘致設備投資の拡大などにつきまして何年にもわたり重ねて要請をしてまいりましたことが実を結んだものであると考えておりまして、今後の本市の経済発展雇用拡大に大きく寄与をするものと確信をいたしております。 私は、こうしたさまざまな取り組みの成果によりまして、倉敷市の総合力はこの4年間で確実に高まってきているものと考えてございます。 このような明るい兆しがある一方で、倉敷市におきましても、将来の人口の見通しは、ここ数年をピークにしましてその後減少傾向に転じると推計をされてございます。既に15歳から64歳までの生産年齢人口は年々減少をしてきております。こうした中、今後とも倉敷市の活力を維持・向上をしていくためには、市民の皆様方の満足度をより高めるとともに、さらに魅力ある町として人々を引きつけ、投資を呼び込んでいくようなまちづくりを進め、そしてそれを全国、世界に発信をしていかなければならないと考えております。 また、岡山県南地域や備中高梁川流域などの広域圏の自治体とも連携をし、防災・環境・観光・保健医療を初めといたしました行政課題に対応をしますとともに、圏域の全体的な発展を図っていくことも倉敷市にとって重要と考えておりまして、県内唯一の中核市としてのリーダーシップを発揮していくことが必要であると考えております。 私は、2期目の市政運営に向けまして、倉敷市に多くの人や企業が集まり、仕事や活動の場が広がりつつあるという好機を生かしまして、これらをさらに発展させることにより、子育てしやすく、健康で活気にあふれ、安全・快適で働きやすく、市民活動が活発に行われているなど、子供さんからお年寄りの方まで皆様が笑顔で元気に暮らしていただける町の実現を目指してまいりたいと考えております。具体的には、「子育てするなら倉敷でと言われるまち」、「高齢者が健康で、生涯現役で暮らせるまち」、「災害に強く、安心して暮らせるまち」、「地域経済が元気で、人が集まるまち」、「都市機能が高く、環境にやさしいまち」、「行財政改革を実行し、市民との協働のまちづくり」の6つの政策を掲げております。 それでは、これらの6つの政策につきまして、それぞれ御説明を申し上げたいと思います。 まず、「子育てするなら倉敷でと言われるまち」をつくってまいります。 私は、1期目におきまして、倉敷市が発展をしていくためには、地域の宝であります子供さんや子育て世代の皆様を支援するなど、未来に向かって投資をしていくことが必要であると考えまして、「子育てするなら倉敷でといわれるまち」を3つのまちづくりの柱の最初に掲げまして、妊婦健診の公費負担14回までの拡大や、小学校6年生までの医療費の公費負担の拡大など、子育て支援に取り組んでまいりました。こうした取り組みによりまして、平成24年3月末の4歳以下の子供さんの数でございますが、平成20年3月末と比べまして、全国では543万人から530万人へと13万人減少、岡山県内におきましても8万5,000人から8万3,000人へと2,000人減少をしております中でございますが、倉敷市では2万3,054人から2万3,237人へと県内市町村で最大となる183名の増加となってございます。ちなみに、岡山市さんは122名の増加と伺っております。 2期目におきましても、これまでと同様に重要な政策と位置づけまして、子供さんや子育て世代への施策の一層の充実を図り、子供が健やかに育ち、それぞれの個性や能力に応じた教育を受け、また子育て世代の皆様が安心して子育てできる町を目指してまいります。 具体的には、保育園の新設や学童保育の充実など、待機児童ゼロを目指した取り組みをまず進めてまいるため、特に保育園の新設につきまして早急に対応する必要があると考えておりまして、現在、保育園2園の新設を計画いたしております。また、老松小学校の建てかえ及び茶屋町小学校の増築などを行いますとともに、小1グッドスタート延長事業の継続や生活支援員の増員など、子供の教育・学習環境の充実を図ってまいります。さらに、疾病の早期治療を促し、子供の健康を守るため、医療費などの公費負担の拡大を目指してまいります。また、子供の安全を確保するために、小・中学校の耐震化と並行いたしまして、幼稚園・保育園の耐震化につきましても計画的に実施をしてまいる所存でございます。 次に、「高齢者が健康で、生涯現役で暮らせるまち」をつくってまいります。 我が国全体で急速に高齢化が進展をしている中、倉敷市におきましては、平成24年3月末の高齢化率は22.9%と、昨年10月1日現在の県平均の25.3%や全国平均の23.4%を下回ってはおりますものの、5年後には26.6%に達すると推計をされてございます。こうした状況が見込まれる中、これからの倉敷市を活性化していくためには、多くの知識と経験を持たれている高齢者の皆様方の力が必要不可欠であると考えております。そこで、皆様方が年齢を重ねても健康で生きがいを持たれ、生涯現役として暮らしていただける地域社会を目指してまいります。 具体的な取り組みといたしましては、がん検診やワクチン接種の受診率向上、地域におけるスポーツや健康づくりの推進など、健康寿命を延ばすための施策を積極的に展開してまいります。また、介護・福祉施設や在宅サービスを充実させるため、養護老人ホームやグループホームなどの整備を進めるとともに、公共施設の洋式トイレをふやすなど、高齢者の皆様方が安心して暮らせる取り組みを進めてまいります。さらに、生きがいづくりや地産地消を促進するため、高齢者の皆様方がつくってくださった地域の身近な農林水産品などの生産や販売を促進していきたいと考えております。 また、市民の皆様の暮らしの安心を確かなものとし、さまざまな社会環境の変化にも対応していくために、高齢者の皆様方が子育てや学校支援、防犯、環境美化などの活動を通じまして、地域社会により一層かかわっていただいていくようにすることで地域のきずなの強化を図ってまいります。 3点目といたしまして、「災害に強く、安心して暮らせるまち」をつくります。 市民の皆様の命と暮らしを守ることは、行政の最も基本的な使命と考えております。 現在、東南海・南海地震の今後30年間の発生確率は50%から70%と予想され、さらに東海地震を含めました3連動地震も想定をされてございます。 昨年3月の東日本大震災や9月の台風12号災害から得ました数多くの教訓を今後の災害への対応に生かし、地震や台風などの災害への備えを行い、市民の皆様が安心して生活していただける町を実現することは喫緊の課題と考えてございます。 具体的には、まず災害時の避難場所ともなります小・中学校の屋内運動場の耐震化につきましては、既にこの4年間で完了をさせてございますが、校舎につきましても平成27年度までに耐震化率を100%にするなど、一層のスピード感を持って取り組んでまいりたいと考えております。また、平成23年度末で337組織、38.2%となっております自主防災組織の組織率向上や高齢者や障がい者の皆様方が避難する場所としての福祉避難所を20カ所以上設置してまいりたいと考えております。 昨年の台風12号災害の際にも大きな課題となりました排水機場の新設・改修や、堤防・護岸の改修など浸水対策につきましては、岡山県とも連携を図りながら計画的に整備を進めてまいります。なお、倉敷川流域の内水はんらんへの対応のため、児島湖締切堤防の排水停滞に対する早期の原因解明と今後の対策の方針を示していただけますよう、先日も農林水産省に赴きまして要望をいたしましたところでございます。 さらに、高齢者や障がい者の皆様及び家族の皆様方に安心して暮らしていただけますように、これまでも介護支援ボランティア制度の創設や高齢者給食サービスの拡充、水島障がい者支援センターの整備など行ってまいりましたが、今後とも支援のための施策や体制を充実させていきたいと考えております。 児島市民病院につきましては、これまで常勤内科医の招聘、診療科目の増設など、診療体制の強化や医療内容の充実に取り組みまして、医師の大量退職によります私の就任前の危機的な状況から単年度黒字が達成できる見込みにまで改善をいたしてまいりました。今後は、医師のさらなる増員や建てかえの検討を進めまして、児島地区の中核病院として医療体制のさらなる充実を図ってまいりたいと考えております。 さらに、自殺予防・虐待・DV対策など、市民の皆様の生きる力を支え、地域のきずなを強める生きる支援を強化する取り組みを進めてまいります。 4点目といたしまして、「地域経済が元気で、人が集まるまち」をつくってまいります。 昨年、国際バルク戦略港湾及び地域活性化総合特区に指定をされたことにより、今後、水島コンビナートの国際競争力はさらに高まり、本市の地域経済に大きな波及効果をもたらすものと期待しております。また、中心市街地におきましては、JR倉敷駅北の複合型商業施設の開業などによる新たな雇用創出や、観光客数の増大などによりまして、倉敷の地域経済には明るい兆しが見えつつあります。 これらの好機を今後につなげていくためにも、伝統産業から最先端産業にわたる多彩な産業・技術の集積などの倉敷市の財産を活用しながら、地域の資源や特性を生かしました産業振興や魅力づくりをより一層推進するとともに、企業が立地・進出しやすい環境整備や、投資を促進する方策に取り組むことで、地域経済の活性化や雇用の創出を図ってまいります。 具体的な施策といたしましては、まず今月4日に市内の3商工会議所、2商工会との共同でくらしき地域資源活性化協議会を設立しまして、本市の地域資源の魅力を発信するための一体的な取り組みを行ってまいるほか、商店街の活性化、中小企業やしにせ企業などの地場産業の競争力強化や高度化につきましても支援を進めてまいります。 また、児島のジーンズや制服を初めとする繊維産業、玉島の桃、水島のレンコンやゴボウ、船穂のマスカットやスイートピー、真備のタケノコやピオーネなど、全国に誇れる本市の特産品につきまして、事業者や生産者の皆様方と連携しながら、販路拡大に向けた情報発信を充実させてまいります。 さらに、水島と玉島を結ぶ高梁川新橋梁の整備促進など、水島コンビナートの競争力強化を引き続き支援するとともに、玉島ハーバーアイランドなどに引き続き低炭素型最先端企業や物づくり産業の誘致を進めてまいります。 美観地区を初めといたします倉敷物語館周辺整備、国指定重要文化財井上家住宅の保存修理などを通じまして、倉敷市の誇る歴史的な町並みの新たな魅力づくりを進めるとともに、将棋や囲碁などの文化、芸術活動を振興し、倉敷の歴史と文化の魅力を全国に発信してまいります。 5点目といたしまして、「都市機能が高く、環境にやさしいまち」をつくってまいります。 地球温暖化などの環境問題が社会的な課題となり、また現在、すべての原子力発電所の稼働停止によりまして、我が国全体での今後の安定的な電力供給が懸念をされております中で、資源やエネルギーを有効に活用し、環境への負荷が少ない持続可能な町を目指していくことが、今を生きる私たちの重要な責務であると考えております。 こうした状況のもと、本市といたしましても、環境最先端都市の実現に向けまして、これまでの4年間に設置をいたしました児島・玉島市民交流センター、環境交流スクエア、真備総合公園体育館、船穂支所・武道館など、最近整備をしました公共施設につきましては、太陽光発電システムなどを設置をいたしてございます。また、引き続き家庭での太陽光発電システムや電気自動車普及などを積極的に推進していくとともに、市民の皆様と一緒にごみの分別を進めまして、ごみのリサイクル率を50%以上までに向上させていきたいと考えております。 この4年間で、児島・玉島市民交流センター、環境交流スクエア、倉敷みらい公園や玉島みなと公園などの芝生化や、市庁舎及びすべての学校・園などで緑のカーテンを実施をしますとともに、校園庭の芝生化を実施してまいりました。今後は、これまでの取り組みをさらに発展させまして、家庭などの美しい花壇を表彰する花いっぱいコンクールの開催などを初めまして、街角に花と緑あふれるフラワーガーデンシティーを目指した取り組みも積極的に進めてまいります。 利便性の高い交通ネットワークの形成や魅力ある中心市街地の整備など都市機能の充実を図ることは、地域の活性化、地域間の交流促進にもつながります。これまでにも国道2号の4車線化、金光船穂倉敷線、生坂二日市線、堀貫線、昭和宮前線の寿町踏切改良などの整備を進めてきたところでございますが、今後も引き続き国道2号の4車線化などとあわせまして、柏島道越線、新田上富井線など、市内各地区の幹線整備を進めてまいります。また、水江地区と船穂地区を結びます高梁川の新架橋につきましては、昨年度から橋梁の工事を進めてございまして、平成27年度中の完成を目指してまいります。 さて、JR倉敷駅付近連続立体交差事業につきましては、鉄道によって分断をされました中心市街地を一体化するため、9カ所の踏切除却や都市計画道路6路線を含めました24の路線の道路との立体交差を一挙に行いますことで、都市交通の円滑化及び回遊性の向上が図られますとともに、都市防災機能も格段に高まるものと考えております。さらに、本事業を推進することによりまして、土地区画整理事業や倉敷物語館周辺整備など、中心市街地活性化基本計画に基づきます事業との相乗効果も最大限に期待をできることとなります。私は、このたびの市長選挙を通じまして、市民の皆様方の御意向も鉄道高架推進にあるとの思いを強くし、先日、国土交通省に対しまして事業推進に向けました積極的な支援を要望してまいりました。今後とも、議員の皆様方と一緒になりまして、工事期間の短縮も含めまして、県や国への働きかけを一層強めてまいりたいと考えております。 最後に6点目といたしまして、「行財政改革を実行し、市民との協働でまちをつくります」。 私の1期目在任中に開館をいたしました児島・玉島市民交流センター、環境交流スクエア、真備健康福祉館などは、市民の皆様方の相互交流やコミュニティ活動の拠点として、また地域の情報発信の拠点として活用していただけますように整備をし、開館以来、大変多くの皆様方に御利用をいただいております。今後、各地区の拠点といたしましてより一層御活用いただきまして、地域の活性化につなげていただきたいと考えてございます。また、今年度より市の組織といたしまして市民協働推進部を新設をしたところでございまして、市民の皆様と行政が一体となった市民協働のまちづくりに積極的に取り組んでまいります。 行財政改革につきましては、単なる経費削減にとどめるのではなく、効果的・効率的な行財政運営を行うことによりまして、社会経済状況の変化に対応しました行政サービスの提供や行財政改革の実施によって得られました効果を市民サービスの向上につなげていくということが目的であると考えておりまして、こうした視点を持って行財政改革プラン2011を着実に実施することによりまして、目標額である53億円を上回る行財政改革効果を実現してまいります。また、今後の財政運営に当たりましても、引き続き4年間で200億円以上の負債の削減を行ってまいりたいと考えております。 さらに、企業誘致設備投資の奨励、雇用機会の拡大、観光振興など、地域経済の活性化に積極的に取り組むことにより、市民サービスの向上の財源となる市税の増収に努めてまいります。 市政につきまして、皆様と幅広く意見交換を行いまして、一緒に考えるふれあいトークを引き続き実施し、対話重視の市政を進めてまいります。また、直接現場において課題を把握いたします現場主義につきましても、今後とも実践をしてまいります。 最後になりましたが、常に変化をし続ける社会経済状況の中にあって、公約の着実な実現を目指しますとともに、その時々の状況に応じまして、市民の皆様にとって最善のかじ取りを行うことにより、皆様の御期待にこたえる市政を実現することが私に課せられた使命であると考えております。市民の皆様からいただきました厚い御信託をしっかりと心に刻み、引き続き全力で取り組んでまいりますので、議員の皆様、そして市民の皆様方の温かい御支援を賜りますようにお願いを申し上げます。 それでは、ただいま御上程いただきました諸議案につきまして御説明を申し上げます。 まず、議案第68号 平成24年度倉敷市一般会計補正予算(第2号)から議案第70号 平成24年度倉敷市立児島市民病院事業会計補正予算(第1号)の各会計の補正予算につきまして御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、当初予算が市長選挙のため骨格予算となりましたことによりまして、計上を見送っておりました新規事業費や建設事業費、また市長公約に掲げました施策のうち早期に取り組むことが必要な事業費などを計上しておりまして、一般会計では16億4,100万円余りの増額、累計では1,632億5,500万円余りとなってございまして、前年度同期と比較しまして2.4%の減となってございます。 では、歳出につきまして主なものを御説明申し上げます。 総務費では、サンクトペルテン市との姉妹都市提携55周年及び鎮江市との友好都市提携15周年を記念しまして訪問団を派遣するための経費、市民ふれあいトーク開催に要する経費のほか、地域のコミュニティ活動や自主防災組織を助成する経費を計上いたしてございます。 民生費では、公立保育所園舎の耐震化事業費、児童数の増加に伴います放課後児童クラブのプレハブ増設のための経費、養護老人ホームへの昇降機設置などに要する経費、障がい者への虐待を防止するための相談対応や一時保護に要する経費、障がい者歯科診療用機器の整備に要する経費、この10月25日に福田公園の体育館で開催をされます大相撲倉敷場所を支援するための経費、市内のスポーツ情報をホームページで発信するための経費、児島武道館整備事業費のほか、倉敷武道館のトイレ洋式化に要する経費などを計上するとともに、児島武道館整備事業費につきましては債務負担行為の設定をあわせてお願いしてございます。 衛生費では、児島市民病院事業会計への繰出金といたしまして、市民病院の建設構想の検討及び院内保育所の運営に要する経費、住宅用太陽光発電システム・電気自動車等購入費補助金の追加分のほか、生物多様性保全対策事業費などを計上いたしてございます。 農林水産業費では、ふなおワイナリーの試飲室やトイレなどを整備する経費、県の補助内示に伴います水路新設改良事業費のほか、農道、水路、ため池、揚排水機場及び林道の整備を行う単独公共事業費の追加分などを計上いたしてございます。 商工費では、大都市圏におきまして特産品や観光のPRを行いますくらしき「個性と魅力」発信事業費、倉敷の地域資源を活性化するため、しにせ企業の顕彰や倉敷みらい公園で特産品など情報発信をするイベントを開催するための経費、倉敷の魅力ある地域資源を海外へ情報発信し、販路開拓を支援するための経費、観光バス専用駐車場トイレの洋式化などに要する経費、鷲羽山展望台周辺整備事業費、むかし下津井回船問屋整備事業費などを計上してございます。 土木費では、倉敷駅周辺駐車場整備計画を検討するための調査費、中心市街地活性化事業費といたしまして倉敷物語館周辺路地の美装化や川西町13号線を整備する経費、周辺自治体と合同で行います交通動向実態調査に要する経費、水島臨海鉄道の老朽化した線路などの整備費に対する助成や真備地区コミュニティバスの路線図・時刻表作成など公共交通を支援するための経費のほか、道路、橋梁、河川、街路及び公園の整備を行います単独公共事業費の追加分、下水道事業特別会計への繰出金を計上し、一方、国の補助内示に伴いまして道路新設改良費や街路事業費などの減額分を計上しております。このほか、柏島道越線の国道2号アンダー部分の工事費につきましては、債務負担行為の設定をお願いしてございます。 教育費では、公立幼稚園園舎及び小・中学校校舎耐震化事業費、学校・園生活支援員を増員する経費、国指定重要文化財であります井上家の保存修理に要する経費、中学校武道場整備事業費、学校体育施設の開放に伴います運動場の照明設備整備事業費、公立幼稚園での預かり保育の検討に要する経費、青少年防災教育事業費のほか、学校・園舎の施設整備を行います単独公共事業費の追加分などを計上してございます。 一方、歳入では、国・県などからの補助金や市債を計上いたしましたほか、財政調整基金によりまして財源の調整をしてございます。 次に、下水道事業特別会計では、下水道管埋設工事費など36億円を追加をしております。 次に、企業会計につきまして御説明を申し上げます。 児島市民病院事業会計につきましては、収益的収支のうち収益的収入では、建設構想検討業務委託及び院内保育所の運営に対します一般会計からの補助金や院内保育所の利用料収入によりまして1,100万円余りを増額し、収益的支出では、これらに要します経費1,100万円余りを増額してございます。この結果、平成24年度は5,400万円余りの予定利益を見込んでございます。 続きまして、条例の制定議案につきまして御説明を申し上げます。 議案第71号 倉敷市職員の給与に関する条例及び倉敷市水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定については、災害対策基本法に基づきまして、他の地方公共団体等から災害復旧等のために派遣されました職員に対しまして手当を支給するためのものでございます。 議案第72号 倉敷市水島清掃工場基幹的設備改良整備運営事業審査委員会条例の制定については、水島清掃工場の改修、その運営等につきまして調査審議することを目的に、審査委員会を設置するためのものでございます。 次に、条例の改正議案につきまして御説明を申し上げます。 議案第73号 倉敷市事務分掌条例の改正については、平成24年4月1日付の行政組織改革に伴いまして、内部組織の分掌する事務を変更するためのものでございます。 議案第74号 倉敷市住民基本台帳カードの利用に関する条例の改正については、住民基本台帳法の改正に伴いまして、引用条項を変更するためのものでございます。 議案第75号 倉敷市印鑑登録及び証明に関する条例の改正については、外国人登録法の廃止等に伴いまして、外国人住民の印鑑登録に係る規定を定める等のためのものでございます。 議案第76号 倉敷市手数料条例の改正について及び議案第77号 倉敷市遺児教育年金条例の改正については、同じく外国人登録法の廃止に伴いまして、証明等の交付手数料を廃止し、及び遺児教育年金の支給対象に係る規定を改正する等のためのものでございます。 議案第78号 倉敷市市税条例の改正については、地方税法の改正に伴いまして、個人市民税の均等割税率の引き上げ等に係る規定を定めるためのものでございます。 議案第79号 倉敷市ひとり親家庭等医療費給付条例の改正について及び議案第80号 倉敷市重度心身障害者医療費給付条例の改正については、岡山県の公費負担医療制度の見直しに伴いまして、平成22年度税制改正における扶養控除の縮小を医療費の受給資格に影響させないものとするためのものでございます。 議案第81号 倉敷市児島産業振興センター条例の改正については、施設内の創業支援を行いますための事務所を1室増設する等のためのものでございます。 議案第82号 倉敷市埋立行為等の規制に関する条例の改正について及び議案第83号 倉敷市屋外広告物条例の改正については、民法の改正によりまして、未成年後見人として法人を選任することができるようになったことに伴いまして、埋立行為等の許可基準及び屋外広告業の登録手続につきまして規定を定める等のためのものでございます。 議案第84号 倉敷市公共下水道区域外流入分担金の徴収に関する条例の改正については、下水道法の改正に伴いまして、下水道事業計画の策定等が許可制から届け出制に変更となったことに伴い、所要の改正を行うためのものでございます。 議案第85号 倉敷市火災予防条例の改正については、危険物の規制に関する政令の改正によりまして炭酸ナトリウム過酸化水素付加物が第1類の危険物となったことに伴いまして、貯蔵等に関する経過措置を設けるためのものでございます。 次に、事件議案につきまして御説明を申し上げます。 議案第86号 債務不存在確認請求事件の和解については、原告が平成22年9月に訴えの提起を行いました当該事件につきまして和解するためのものでございます。 議案第87号 倉敷市の特定の事務を取り扱う郵便局の取扱事務の変更については、郵便局が取り扱う事務のうち、外国人登録に係る証明書の請求に係る事務を削除するためのものでございます。 議案第88号及び議案第89号は、路線の廃止及び認定を行うためのものでございます。 議案第90号 工事請負契約については、準用河川汐入川河床掘削工事請負契約を締結するためのものでございます。 議案第91号 工事委託契約については、都市計画道路高砂町中島柳井原線新架橋建設事業に伴う工事委託を締結するためのものでございます。 議案第92号 岡山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体数の減少及び岡山県市町村総合事務組合規約の変更に関する協議については、平成24年3月31日をもって御津・加茂川環境施設組合及び和気・赤磐共同コンポスト事務組合が解散したことに伴いまして、規約を変更する等のためのものでございます。 次に、専決議案につきまして御説明を申し上げます。 議案第93号 専決処分の承認を求めることについては、倉敷市市税条例の一部を改正する条例の専決処分につきまして御承認をいただくものでございます。改正内容は、地方税法の改正に伴いまして、固定資産税等における負担調整措置の延長を行いますもので、本年3月31日に専決をさせていただいております。 なお、この専決処分につきましては、去る2月の定例市議会におきまして御説明をさせていただきましたものでございますので、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 次に、報告議案につきまして御説明申し上げます。 報告第5号 財産の信託に係る事務の処理状況については、倉敷ライフ・キャンパスに関する平成23年度の信託の状況につきまして報告するものでございます。 報告第6号 平成23年度倉敷市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてから報告第8号 平成23年度倉敷市介護保険事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告については、工事等のおくれなどによりましてやむなく次年度に繰り越しをいたしましたもので、去る9月、11月及び2月の定例市議会におきまして翌年度へ繰り越すことで御議決をいただいたものの報告でございます。 報告第9号 平成23年度倉敷市下水道事業特別会計事故繰越し繰越計算書の報告については、下の町ポンプ場の沈砂貯留装置の一部につきまして、設置後に発生をしました破損の原因調査に日時を要し、年度内の完了が困難となったことによりましてやむなく次年度に繰り越したものの報告でございます。 報告第10号 平成23年度倉敷市水道事業会計予算繰越については、片島町地内配水管移設工事(その3)ほか66件に係る予算を翌年度へ繰り越したものでございます。 報告第11号 平成23年度倉敷市児島モーターボート競走事業会計予算繰越については、今年度から導入をされます新プロペラ制度に対応するための予算を翌年度へ繰り越したものでございます。 報告第12号 損害賠償に係る専決処分の報告については、営造物管理瑕疵など14件を議会の委任に基づきます専決処分の範囲内で措置をさせていただいたものでございます。今後とも事故の減少には一層の努力をしてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。 報告第13号 工事請負契約の変更に係る専決処分の報告については、高砂町中島柳井原線(その2)道路改良工事ほか2件の工事につきまして工期等を変更しましたものの報告でございます。 報告第14号 和解に係る専決処分の報告については、市営住宅家賃未払い者との間で未払い家賃の分割支払い等の和解が調ったためのものでございます。 以上、御上程をいただきました諸議案につきまして、その概要を御説明を申し上げましたが、詳細につきましては、お手元に配付の議案その他参考資料により御質問をいただきまして、私または関係者から御説明を申し上げたいと存じます。何とぞ御審議の上、御議決を賜りますようお願い申し上げまして、所信表明と提案理由説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森守君) 続いて、選挙1件について事務局から説明させます。高瀬参与。            (参与  高瀬 健一君  登壇) ◎参与(高瀬健一君) それでは、選挙1件について御説明申し上げます。 選挙第4号 三ケ村組合議会議員補欠選挙については、欠員補充に伴う1人の選挙でございます。 以上で説明を終わります。 ○議長(森守君) 以上で説明を終わります。 ただいまの説明に対し御質疑のあります方は、来る質問日において御発言をお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △追加日程第1 議 案   2件 ○議長(森守君) ただいま議案第94号 倉敷市副市長の選任の同意を求めることについてほか1件が提出されました。 これを日程に追加し、議題とすることに御異議ございませんか。            (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森守君) 御異議ないものと認め、議案第94号 倉敷市副市長の選任の同意を求めることについてと議案第95号 倉敷市副市長の選任の同意を求めることについての人事案2件を追加日程第1に追加し、直ちに議題といたします。 提案理由の説明を求めます。伊東市長。            (市長  伊東 香織君  登壇) ◎市長(伊東香織君) ただいま追加御上程をいただきました諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。 議案第94号及び議案第95号の倉敷市副市長の選任の同意を求めることについては、本日をもって任期満了となります副市長につきまして、引き続き三宅 英邦氏及び河田 育康氏の選任の同意をお願いするものでございます。両氏の経歴につきましては、お手元にお配りをいたしております経歴書のとおりでございますが、これまでの4年間、副市長として実績を上げられ、経験、見識も豊富であり、今後の倉敷市の発展のためより一層の御尽力をいただけるものと考えておりますので、選任の同意をよろしくお願い申し上げます。 なお、この2件の議案につきましては、任期が本日までという関係上、本日御議決を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由説明とさせていただきます。 ○議長(森守君) 説明を終わります。 ここで質疑等の確認のため、しばらく休憩いたします。            午前11時 8分  休 憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前11時21分  開 議 ○議長(森守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほど上程いたしました案件に対し、御発言はございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森守君) 発言なしと認めます。 では、お諮りいたします。 議案第94号 倉敷市副市長の選任の同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。            (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森守君) 御異議ないものと認め、本案は原案のとおり同意されました。 次に、議案第95号 倉敷市副市長の選任の同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。            (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森守君) 御異議ないものと認め、本案は原案のとおり同意されました。 ただいま副市長の選任を同意いたしました三宅 英邦氏、河田 育康氏からごあいさつがございます。初めに、三宅 英邦氏。            (副市長 三宅 英邦君  登壇) ◎副市長(三宅英邦君) 議長のお許しをいただきましたので、一言ごあいさつを申し上げます。 先ほど副市長選任同意の御議決をいただきました三宅 英邦でございます。 倉敷市議会議員の皆様には、さきの4年間は大変にお世話になりました。皆様方との真摯な議論のおかげをもちまして何とか仕事を進めてくることができたものと考えております。まことにありがとうございました。 ここで再び御議決をいただきましたので、市民福祉の向上のために努力する覚悟でございます。引き続き議員の皆様の御指導、御鞭撻をお願いを申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、あいさつとさせていただきます。本日はありがとうございました。(拍手) ○議長(森守君) 次に、河田 育康氏。            (副市長 河田 育康君  登壇) ◎副市長(河田育康君) 議長のお許しを得ましたので、一言ごあいさつを申し上げます。 先ほど副市長の選任の同意をいただきました河田 育康です。 平成20年6月より4年間、議員の皆様方の御協力並びに多くの方々の御理解によりましてきょうを迎えることができました。さらにきょうよりまた副市長ということでございますので、初心に返り、微力ではございますが、伊東市政の推進及び発展につきまして精いっぱい職務に専心してまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いします。 また、議員の皆様方におかれましては、より一層温かい御指導、御鞭撻をお願い申しまして私のあいさつといたしますので、本日どうもありがとうございました。(拍手) ○議長(森守君) 本日はこれにて散会し、次会は来る15日午前10時から再開いたします。            午前11時25分  散 会...