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岡山市議会
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2021-06-07
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06月07日-01号
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岡山市議会 2021-06-07
06月07日-01号
取得元:
岡山市議会公式サイト
最終取得日: 2021-08-30
令和
3年 6月
定例会
令和
3年6月
定例岡山市議会
議 事 日 程 第1号 6月7日(月)午前10時開議第1
議席
の
変更
について第2
会期
の
決定
について第3 報第31号
令和
2年度
岡山
市
一般会計繰越明許費繰越計算書
について 報第32号
令和
2年度
岡山
市一般会計
事故
繰越し
繰越計算書
について 報第33号
令和
2年度
岡山
市
水道事業会計継続費繰越計算書
について 報第34号
令和
2年度
岡山
市
水道事業会計予算繰越計算書
について 報第35号
令和
2年度
岡山
市
工業用水道事業会計予算繰越計算書
について 報第36号
令和
2年度
岡山
市
下水道事業会計予算繰越計算書
について 報第37号
専決処分
の
報告
について 報第38号
専決処分
の
報告
について 報第39号
専決処分
の
報告
について 報第40号
専決処分
の
報告
について第4 甲第115
号議案 令和
3年度
岡山
市
一般会計補正予算
(第2号)について 甲第116
号議案
岡山
市
固定資産評価審査委員会条例
の一部を改正する
条例
の
制定
について 甲第117
号議案
岡山
市
市税条例等
の一部を改正する
条例
の
制定
について 甲第118
号議案
岡山
市
証明事務等手数料条例
の一部を改正する
条例
の
制定
について 甲第119
号議案
岡山
市
心身障害者医療費給付条例
の一部を改正する
条例
の
制定
について 甲第120
号議案
岡山
市
養護老人ホーム条例
の一部を改正する
条例
の
制定
について 甲第121
号議案
岡山
市
児童福祉施設
の
設備
及び
運営
に関する
基準
を定める
条例
の一部を改正する
条例
の
制定
について 甲第122
号議案
岡山
市
指定通所支援
の
事業等
の
人員
,
設備
及び
運営
に関する
基準等
を定める
条例
の一部を改正する
条例
の
制定
について 甲第123
号議案
岡山
市
指定障害児入所施設等
の
人員
,
設備
及び
運営
に関する
基準等
を定める
条例
の一部を改正する
条例
の
制定
について 甲第124
号議案
岡山
市
指定障害福祉サービス
の
事業等
の
人員
,
設備
及び
運営
に関する
基準等
を定める
条例
の一部を改正する
条例
の
制定
について 甲第125
号議案
岡山
市
指定障害者支援施設等
の
人員
,
設備
及び
運営
に関する
基準等
を定める
条例
の一部を改正する
条例
の
制定
について 甲第126
号議案
岡山
市
障害福祉サービス事業
の
設備
及び
運営
に関する
基準
を定める
条例
の一部を改正する
条例
の
制定
について 甲第127
号議案
岡山
市
障害者支援施設
の
設備
及び
運営
に関する
基準
を定める
条例
の一部を改正する
条例
の
制定
について 甲第128
号議案
岡山
市
地域活動支援センター
の
設備
及び
運営
に関する
基準
を定める
条例
の一部を改正する
条例
の
制定
について 甲第129
号議案
岡山
市
福祉ホーム
の
設備
及び
運営
に関する
基準
を定める
条例
の一部を改正する
条例
の
制定
について 甲第130
号議案
岡山
市
保護施設
の
設備
及び
運営
に関する
基準
を定める
条例
の一部を改正する
条例
の
制定
について 甲第131
号議案
岡山
市
家庭的保育事業等
の
設備
及び
運営
に関する
基準
を定める
条例
の一部を改正する
条例
の
制定
について 甲第132
号議案
岡山
市
特定教育
・
保育施設
及び
特定地域型保育事業等
の
利用者負担額
に関する
条例
の一部を改正する
条例
の
制定
について 甲第133
号議案
岡山
市
自転車等駐車場条例
の一部を改正する
条例
の
制定
について 甲第134
号議案
岡山
市
公園条例
の一部を改正する
条例
の
制定
について 甲第135
号議案
訴えの提起について 甲第136
号議案
和解
及び
損害賠償
の額を定めることについて 甲第137
号議案
和解
及び
損害賠償
の額を定めることについて 甲第138
号議案
指定管理者
の
指定
について 甲第139
号議案
字の区域・名称の
変更
について 甲第140
号議案
岡山
市第六次
総合計画後期中期計画
の策定について 甲第141
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第142
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第143
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第144
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第145
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第146
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第147
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第148
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第149
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第150
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第151
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第152
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第153
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第154
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第155
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第156
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第157
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第158
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第159
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第160
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第161
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第162
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第163
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第164
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第165
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第166
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第167
号議案
市道路線
の
認定
について 甲第168
号議案
市道路線
の廃止について 甲第169
号議案
工事請負契約
の
締結
について 甲第170
号議案
工事請負契約
の
締結
について …………………………………〇
会議
に付した事件
日程
第1
議席
の
変更
について
日程
第2
会期
の
決定
について
日程
第3 報第31
号~報
第40号
日程
第4 甲第115
号議案~甲
第170
号議案
──────〇──────〇
出席議員
(43人) 1番 柳 迫 和 夫 2番 平 元 道 隆 3番 林 敏 宏 4番 川 本
浩一郎
6番 江 田 厚 志 7番 松 本 好 厚 9番 太 田 栄 司 10番 福 吉 智 徳 11番
竹之内
則 夫 12番 赤 木 一 雄 13番 藤 原 哲 之 14番 菅 原 修 15番 東 毅 16番 鬼 木
のぞみ
17番 熊 代 昭 彦 18番 岡 崎 隆 19番 松 田 隆 之 20番 柳 井 弘 21番 高 橋 雄 大 22番 中 原 淑 子 23番 松 田 安 義 24番 東 原 透 25番 小 川 信 幸 26番 林 潤 27番 田 中
のぞみ
28番 森 山 幸 治 29番 山 田 正 幸 30番 二 嶋 宣 人 31番 難 波 満津留 33番 楠 木 忠 司 34番 小 林 寿 雄 35番 則 武 宣 弘 36番 田 尻 祐 二 37番 田 口 裕 士 38番 宮 武 博 39番 竹 永 光 恵 40番 下 市 このみ 41番 羽 場
頼三郎
42番 森 田 卓 司 43番 成 本 俊 一 44番 三 木 亮 治 45番 千 間 勝 己 46番 和 氣 健 …………………………………〇
欠席議員
(2人
-欠員
1) 5番 寺 林 綾 乃 32番 吉 本 賢 二 ─────────────〇
説明
のため出席した者 市 長 大 森 雅 夫 副 市 長 那 須 正 己 副 市 長 古 橋 季 良 危 機 管 理 監 荒 木 昭 彦 市 長 公 室 長 藤 澤 明 彦 政 策 局 長 福 田 直 総 務 局 長 門 田 和 宏 財 政 局 長 岸 学 市 民
生活局長
中 原 貴 美 市 民
協働局長
近 藤 康 彦 保 健
福祉局長
福 井 貴 弘
保健福祉局感染症対策担当局長
宮 地 千登世
岡山っ子育成局長
田 渕 澄 子 環 境 局 長 國 米 哲 司 産 業
観光局長
小 川 祥 子
産業観光局産業政策担当局長
安 東 功 夫 都 市
整備局長
林 恭 生
都市整備局都市
・
交通
・
公園担当局長
平 澤 重 之
下水道河川局長
河 原 浩 一 消 防 局 長 藤 原 誠
水道事業管理者
今 川 眞
市場事業管理者
大 杉 誠 教 育 委 員 会 教 育 長 菅 野 和 良 監 査 委 員 委 員 岸 堅 士 ─────────────〇出席した
議会事務局職員
局 長 行 正 彰 夫 次 長 石 井 敏 郎 総 務 課 長 山 本 和 広 議 事 課 長 岡 田
慎一郎
調 査 課 長 藤 原 恵 子 午前10時3分開会 ○
和氣健議長
皆さん御苦労さまでございます。 本日,
令和
3年6月
定例岡山市議会
が招集されました。 ただいまの御出席は43名であります。 これより6月
定例岡山市議会
を開会し,本日の
会議
を開きます。 ───────────── ○
和氣健議長
会議録署名議員
に
柳迫議員
,
松田隆之議員
のお二人を指名いたします。 ───────────── ○
和氣健議長
本日の
議事日程
は,お配りいたしておりますとおりでございます。 ───────────── ○
和氣健議長
この際御
報告
申し上げます。 去る5月31日に
浦上雅彦議員
から
市議会議員
を辞職したい旨の願い出があり,
地方自治法
第126条の
規定
により,同日これを許可いたしましたので,御
報告
申し上げます。 重ねて御
報告
申し上げます。 お配りいたしておりますとおり,
市長
から
地方自治法
第243条の3第2項の
規定
により,
岡山
市
土地開発公社
,
地方独立行政法人岡山市立総合医療センター
,
一般財団法人岡山
市
水産協会
,
岡山市場冷蔵株式会社
及び
岡山
港
埠頭開発株式会社
に関する
経営状況説明書
が提出されましたので,御
報告
申し上げます。 また,
市長
及び
教育委員会教育長
から陳情の
処理経過
及び結果について,さらに
市長
から
市議会
における
説明者
の異動についてそれぞれ
報告
がありましたので,御
報告
申し上げます。 ──────〇────── △
日程
第1
議席
の
変更
について ───────────── ○
和氣健議長
日程
に入ります。
日程
第1は,
議席
の
変更
についてであります。
岡山市議会会議規則
第5条第3項の
規定
により
議席
の一部を
変更
いたします。
変更
いたしました
議席
は,お手元に配付の
議席表
のとおりであります。 その
議席番号
及び氏名を職員に朗読させます。 ◎
岡田慎一郎議事課長
朗読いたします。 1番 柳 迫 和
夫議員
2番 平 元 道
隆議員
3番 林 敏
宏議員
4番 川 本
浩一郎議員
5番 寺 林 綾 乃
議員
6番 江 田 厚
志議員
7番 松 本 好
厚議員
9番 太 田 栄
司議員
10番 福 吉 智
徳議員
11番
竹之内
則
夫議員
12番 赤 木 一 雄
議員
13番 藤 原 哲 之
議員
14番 菅 原
修議員
15番 東
毅議員
16番 鬼 木
のぞみ議員
17番 熊 代 昭 彦
議員
18番 岡 崎
隆議員
19番 松 田 隆 之
議員
20番 柳 井
弘議員
21番 高 橋 雄 大
議員
22番 中 原 淑 子
議員
23番 松 田 安
義議員
24番 東 原
透議員
25番 小 川 信
幸議員
26番 林
潤議員
27番 田 中
のぞみ議員
28番 森 山 幸
治議員
29番 山 田 正
幸議員
30番 二 嶋 宣
人議員
31番 難 波 満
津留議員
32番 吉 本 賢 二
議員
33番 楠 木 忠
司議員
34番 小 林 寿 雄
議員
35番 則 武 宣
弘議員
36番 田 尻 祐 二
議員
37番 田 口 裕
士議員
38番 宮 武
博議員
39番 竹 永 光
恵議員
40番 下 市 このみ
議員
41番 羽 場
頼三郎議員
42番 森 田 卓
司議員
43番 成 本 俊 一
議員
44番 三 木 亮
治議員
45番 千 間 勝 己
議員
46番 和 氣
健議員
以上でございます。 ○
和氣健議長
ただいま朗読いたしましたとおり
議席
を
変更
いたします。 ──────〇────── △
日程
第2
会期
の
決定
について ───────────── ○
和氣健議長
日程
第2に入ります。
日程
第2は,
会期
の
決定
についてであります。 お諮りいたします。 本
定例市議会
の
会期
は,本日から6月23日までの17日間といたしたいと
思い
ます。 これに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕 ○
和氣健議長
御
異議
なしと認めます。よって,
会期
は本日から6月23日までの17日間と
決定
いたしました。 ──────〇────── △
日程
第3 報第31
号~報
第40号 ───────────── ○
和氣健議長
日程
第3に入ります。
日程
第3は,報第31
号令和
2年度
岡山
市
一般会計繰越明許費繰越計算書
について以下10件の
報告
についてであります。 これらを一括上程し,
市長
から
説明
を求めます。 〔
大森雅夫市長登壇
〕 ◎
大森雅夫市長
ただいま上程になりました
報告
について御
説明
申し上げます。 報第31号から報第36号までは,いずれも
令和
2年度の
繰越明許費繰越計算書
,
事故
繰越し
繰越計算書
,
継続費繰越計算書
または
予算繰越計算書
で,
令和
3年度に繰り越して執行するため,その内容について
報告
するものです。 報第37号は,
都市計画道路下中野平井線橋梁下部築造工事
について,
契約金額
を
変更
したものです。 報第38号は
リース公用車
の
事故
について,報第39号は
市有自動車
の
事故
について,それぞれ
賠償額
を
決定
したものです。 報第40号は,
公園
の
管理瑕疵
による
事故
について,相手方と
和解
し,
賠償額
を
決定
したものです。 何とぞよろしくお願いいたします。 ○
和氣健議長
以上で
日程
第3の
報告
を終わります。 ──────〇────── △
日程
第4 甲第115
号議案~甲
第170
号議案
───────────── ○
和氣健議長
日程
第4に入ります。
日程
第4は,甲第115
号議案令和
3年度
岡山
市
一般会計補正予算
(第2号)について以下56件の
議案
についてであります。 これらを一括上程し,
市長
から
提案理由
の
説明
を求めます。 〔
大森雅夫市長登壇
〕 ◎
大森雅夫市長
令和
3年度
補正予算案並び
に関係諸
議案
の御審議をお願いするに当たり,その大要と
市政
の
動向等
について申し上げ,
市民
並びに
市議会
の
皆様方
に御
理解
と御
協力
を賜りたいと存じます。 初めに,
新型コロナウイルス感染症
に関する
岡山
市の
状況等
を御
報告
いたします。
岡山
市では,3月中旬以降,連日多くの
新規感染者
が発生し,
累計感染者数
は6月3日
発表時点
で3,951人となっております。このたびの第4波は,
感染力
の強い
変異株
により急激に
感染
が拡大いたしました。5月8日には
新規感染者数
が過去最多の118人に上るなど,爆発的な
感染拡大
により
医療提供体制
が逼迫する
危機的状況
となり,同月16日には
岡山
県に
緊急事態宣言
が適用されました。 この間,
岡山
市は,
高齢者入所施設
の
従事者
への定期的な
PCR検査等
を速やかに実施し,
緊急事態宣言
後には,人の流れを抑制するべく
市有施設
の全面的な
利用制限
や
市立学校
の
部活動
の
原則中止等
の措置を講じてまいりました。また,急増する
感染症患者
への対応として,保健所の
体制強化
や
救急隊
の
増隊等
を実施してまいりました。
外出自粛等
により
新規感染者数
は減少に転じたものの,多くの指標が厳しい水準で高止まりする中,5月28日には
緊急事態宣言
が今月20日まで延長されました。6月3日時点で,1を下回ると
感染
が収束に向かうとされる実効再
生産数
は
ピーク
の1.93から0.52となり,また1週間の人口10万人当たりの
新規感染者数
も
ピーク
の98.3人から17.1人となるなど,
感染状況
について明るい兆しが見え始めております。 これまで
感染拡大防止
の取組に御
理解
と御
協力
をいただいている
市民
の
皆様
,
事業者
の
皆様
,また
医療現場
で懸命の御尽力をいただいております
関係者
の
皆様
に心から感謝と敬意を表します。
市民
の
皆様
におかれては,
感染
を再び拡大させないためにも,引き続き,気を緩めることなく,基本的な
感染防止対策
を徹底していただきますよう改めてお願いいたします。 安心な日常を取り戻すための切り札となる
ワクチン
につきましては,5月17日から
一般高齢者
への
接種
を開始しております。7月中旬までに
高齢者
への
接種
を完了させるべく,
接種
可能な
医療機関
の
増加
や
予約
の
空き情報
の
ホームページ掲載
など,
接種体制
を順次充実させております。また,
予約
の
キャンセル等
により生ずる
余剰ワクチン
を活用した,
在宅介護
,
障害者支援施設
の
従事者
や小・中学校の
教職員等
への
接種
を開始しております。 64歳以下の
一般接種
につきましては,6月下旬に
接種券
を発送することとしております。まずは
基礎疾患
のある方や60歳以上の方,そして介護・
障害福祉従事者
や
教職員
に加え,
保育士
,
幼稚園教諭等
の
予約受付
を先行して開始いたします。それ以外の方につきましては,7月中旬から
年代別
に
予約受付
を開始し,
予約
の集中を避け,
接種
を円滑に進めてまいります。
現時点
で全ての
接種対象者
への
ワクチン接種
の完了は11月末を想定しており,今後,職域での
接種
の
促進等
により前倒しも可能であると考えております。引き続き
全力
を挙げて
ワクチン接種
を推進してまいります。 内閣府が5月に発表した
月例経済報告
によると,
国内景気
は,
新型コロナウイルス感染症
の
影響
により依然として厳しい
状況
にある中,持ち直しの
動き
が続いているものの,一部で弱さが増しているとされております。
日本銀行岡山支店
が6月に発表した
岡山
県
金融経済月報
によると,
県内景気
は
新型コロナウイルス感染症
の
影響
などから弱めの
動き
となっているとされております。 5月
補正予算
では,
岡山
市が3月に実施した
緊急アンケート
の結果から,長期化する
コロナ禍
により宿泊・
飲食業
をはじめ幅広い業種に厳しい
経営状況
が見られたことを踏まえ,
市内商工業者
,
農林漁業者
,
医療法人等
を
対象
とする約18億円の市独自の
応援金
を創設いたしました。また,
市内飲食店
が行う
感染防止強化策
への緊急的な
支援
を4月末から開始し,タクシーや
路線バス
,
路面電車
の
利用促進策
を
感染
の
収束状況
を見て実施することとしております。 長引く
コロナ禍
により厳しい
経済状況
となっている世帯の
子育て負担
の
増加
や
収入減少
に対する
支援
を行うため,5月には低
所得
の
ひとり親世帯
を
対象
に,国の
特別給付金
に市独自の上乗せをして
給付
しております。その他の低
所得
の
子育て世帯
に対しては,同様の
給付
を8月に実施することとしております。
岡山
市では,
新型コロナウイルス感染症対策
として,これまで計8回の
補正予算
を編成し,
感染拡大防止
,
事業者支援
,
市民生活支援
の
3つ
の柱に沿って,
スピード感
を持って時期に応じた
対策
を切れ目なく講じてまいりました。これまでの
新型コロナ対策予算
の総額は
令和
3年度当初
予算
及び今議会にお諮りしている
補正予算分
を含め995億円であり,そのうち
市負担額
は164億円となっております。この財源として,国の
新型コロナ臨時交付金
99億円を活用した残りの65億円につきましては全て
一般財源
で対応しております。
現時点
では引き続き
感染状況等
に十分な注意を払い,
感染拡大防止
を徹底していく必要があります。その一方で,
外出自粛等
に伴う
地域経済
や
市民生活
への
影響
を把握し,国の
経済対策
の動向も踏まえながら,
社会経済活動
の
継続
,回復に必要な
対策
を講じていかなければなりません。今後とも,
新型コロナウイルス感染症対策
を
岡山市政
の最
優先事項
と位置づけ,
感染拡大防止
と
社会経済活動
の両立に
全力
を尽くしてまいります。 ここで,私の
市政
に対する
思い
を申し上げたいと
思い
ます。
ふるさと岡山
の役に立ちたいという強い気持ちを抱いて私が
市長
に就任し,早くも7年8か月となりました。私がこれまで大切にしてきた言葉に
不易流行
があります。これは,物事の本質は変えずに,時代とともに新しい変化を取り入れるという意味であります。私は,
市長
という重責を担うに当たり,常に
岡山
市のさらなる
発展
と
市民生活
の質の向上のためには何をなすべきかという根本に立ち返り,住みやすさ,力強さ,安全・安心という
3つ
の視点を大切にして,変えるべきものは変えていくという
思い
を持って,あらゆる施策を一つ一つ真摯に進めてまいりました。
まちづくり分野
では,住みやすさを高め,
都市
の活力と
躍動感
を創出するため,各
地域
と
町なか
との調和に意を用いながら取り組んでまいりました。圏域全体の
発展
を牽引する
町なか
では,
岡山芸術創造劇場
や
令和
の大改修を行う
岡山城等
の
にぎわい拠点
の
整備
,
県庁通り
1
車線化
や
路面電車
の
岡山
駅前
広場乗り入れ
など,
回遊性
が高く,歩いて楽しい
都市空間づくり
を推進してまいりました。市街地再
開発事業
も数多く動いており,
旭川河畔
や
西川緑道公園
,各
商店街等
では
民間主体
による
魅力づくり
が活発になってきております。 また,
地域
と
町なか
をつなぐ
交通ネットワーク
の充実に向け,
公共交通
の
利便性向上
や中・
外環状線等
の
幹線道路網
の
整備
などを進めてまいりました。
路線バス
,
路面電車
の
高齢者
,
障害
者の運賃割引につきましては,10月実施を目指し準備を進めております。
地域
の活性化では,
地域
振興基金を活用したコミュニティービジネスの創出を進めてまいりました。今年度からは経済,文化,生活の向上に資する事業に
対象
を広げており,その中で生活
交通
の運行に係る地元の負担を軽減しております。また,
地域
おこし
協力
隊の導入や多彩な農業振興等を実施してまいりました。 経済・交流分野では,
岡山
市のさらなる
発展
のためには
地域経済
の活性化が必須であるという認識の下に,拠点性を生かした企業立地の推進や創業
支援
,デジタル化への対応等,中小企業
支援
を進めてまいりました。また,日本遺産の古代吉備遺産群や
岡山
城の魅力向上を通じた観光誘客を進め,ESDの世界
会議
やG20
岡山
保健大臣会合等の国際
会議
の成功により,コンベンション先進市としての認知度も向上させてまいりました。 子育て分野では,子育て環境が充実した
都市
の実現を目指し,特に待機児童の解消に注力してまいりました。平成28年度には,それまでゼロとされていた待機児童について,定義を
市民
感覚に即したより厳しいものに見直し,その解消に向けて,積極的な保育の受皿
整備
と
保育士
の確保に
全力
を尽くしてまいりました。平成29年度に最多の849人となった待機児童数は,
令和
3年4月時点で31人となり,おおむね解消することができました。今後は,個別の事情に沿った選択肢を可能な限り提供するなど,量の確保から質の向上へと
対策
を転換してまいります。 教育分野では,平成29年に策定した
岡山
市教育大綱において,喫緊の課題を学力の向上並びに問題行動等の防止及び解決の2つに絞り込み,オール
岡山
市で具体的な目標値を共有しながら取り組み,学力は目標とする全国平均レベルに到達いたしました。本年3月には第2期の大綱を策定し,
岡山
市が目指す子どもの姿として,自らの個性を磨き,選択と挑戦を繰り返すことができる子どもを掲げ,新たな目標値の達成に向けて取り組んでおります。 健康・福祉分野では,全国水準を下回る健康寿命の延伸策を進め,
岡山
市の
令和
元年の健康寿命は平成25年と比較し,男性は0.6歳,女性は1.5歳延伸されております。
令和
元年には,
岡山
の医療・介護分野における実績が評価を受け,G20
岡山
保健大臣会合が開催され,そのレガシーとしてポジティブ・ヘルス・オカヤマを策定し,子どもからお年寄りまで,病気や
障害
などの有無にかかわらず生きがいを持ち活躍できる社会づくりを推進しております。 安全・安心分野では,平成30年7月豪雨災害を教訓として,ソフト,ハード両面から災害に強く安全・安心な
都市
づくりを推進してまいりました。
地域
防災力の強化では,自主防災組織の結成を促進し,組織率は9割を超えました。また,ポンプ場
整備
や河川改修,用水路の水位の事前調整など総合的な浸水
対策
に
全力
で取り組んでまいりました。 こうした取組を通じて
岡山
市の総合力は着実に高まっており,その一方で少子・高齢化等の従来からの構造的な課題に加え,脱炭素社会の推進やSDGsの理念の実現など,新たな課題も生じております。また,
新型コロナウイルス感染症
への対応が,今現在,
市政
最大の課題となる中で,人々の働き方や価値観の変化,デジタル化の進展への対応など,ポストコロナを見据えた施策展開も必要となっております。そして,少子・高齢化の進展に伴う社会保障関係経費の
増加
等に加え,
コロナ禍
による市税収入等の下振れリスクも生じております。これまでも有利な財源の活用をはじめ様々な手法を駆使した財政
運営
により,
岡山
市は財政指標を総じて健全に推移させ,財政調整基金の残高も一定程度保ってまいりましたが,引き続き,将来世代に負担を先送りしないよう,中・長期的に財政
運営
の健全性を確保していかなければなりません。このたびお諮りしている後期中期計画で示す,今後5年間における各分野の施策展開及び行財政改革推進の方向性に沿って,様々な課題に適切に対応してまいりたいと考えております。
市長
就任後2期8年がたとうとする中で,多くの方々から
岡山
は大きく動いているとの声をお聞きすることが増え,大変うれしく思っております。ようやく
市民
の
皆様
に
岡山
のまちのよりよい変化を実感していただけるところまでたどり着いたものと考えております。
岡山
市は今さらなる飛躍に向けて確実に前進を続けており,この
動き
を止めてはなりません。中四国の拠点
都市
岡山
は,まだまだ高い潜在能力を秘めております。私は生まれ育った
岡山
のまちをもっとよくできると確信しており,いまだ道半ばであります。そして,
新型コロナウイルス感染症
の完全終息にはしばらくの時間を要すると言われる中で,
市民
の健康を守り,
社会経済活動
を維持していくためには,これまで取り組んできた
対策
の手を緩めることなく,しっかりと
継続
していくことが必須となっております。 信なくば立たず。
市政
は,
皆様方
からの信頼がなければ成り立ちません。私は,これまで常に透明性を確保し,公平,公正な
市政
運営
に努めてまいりました。
市民
の
皆様
から御信任をいただけるのであれば,引き続き来期も
市政
を担当し,
新型コロナウイルス感染症
への
対策
を自ら陣頭指揮を執って強力に推進しながら,
岡山
市の住みやすさ,力強さ,安全・安心にさらなる磨きをかけ,
市民
誰もが住み続けることに誇りを持てる
都市
の実現に向けて,
全力
を尽くしてまいる所存です。
市民
並びに
市議会
の
皆様方
のより一層の御
支援
と御
協力
をお願い申し上げる次第であります。 それでは,甲第115
号議案
の
令和
3年度
一般会計補正予算
の概要について申し上げます。 補正額は,一般会計で39億6,800万円余の増額となっております。なお,補正に要する
一般財源
については,
令和
2年度決算により生ずる見込みの剰余金で対応します。 主な内容としては,
子育て世帯
生活
支援
特別給付金
,保健所
体制強化
等の
新型コロナウイルス感染症対策
事業や国庫支出金の
決定
に基づく道路改良事業,市街地再
開発事業
を行うものです。 続きまして,その他の
議案
の主なものについて申し上げます。 甲第134
号議案
は,
都市
公園
の占用が可能な仮設の施設及び入札により
公園
施設の設置者を特定する場合等の当該施設の使用料の額を定めるとともに,
岡山
操車場跡地
公園
(仮称)に有料駐車場を設置する等のものです。 甲第138
号議案
は,
岡山
市
岡山
北斎場について,
指定管理者
の
指定
を行うものです。 甲第140
号議案
は,
岡山
市第六次
総合計画後期中期計画
を策定するものです。 甲第169
号議案
は
都市計画道路下中野平井線橋梁下部築造工事
について,甲第170
号議案
は
岡山
城天守閣等大規模改修他工事について,それぞれ請負契約を
締結
するものです。 以上で
提案理由
の
説明
を終わります。 よろしく御審議の上,議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○
和氣健議長
以上で
市長
の
提案理由
の
説明
は終わりました。 なお,これらの
議案
に対する質疑は後日お願いいたしますので,御了承を願っておきます。 ─────────────
○
和氣健議長
お諮りいたします。
議案
検討のため,明6月8日から6月10日までの3日間,本
会議
を休会いたしたいと
思い
ます。 これに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕 ○
和氣健議長
御
異議
なしと認めます。よって,さように
決定
いたしました。 ───────────── ○
和氣健議長
次の本
会議
は,6月11日午前10時に開きます。 本日はこれをもって散会いたします。 御苦労さまでございました。 午前10時35分散会...
地方議会議事録
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東京都
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静岡県
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三重県
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大阪府
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