令和 2年 6月定例会 令和2年6月
定例岡山市議会 議 事 日 程 第7号 6月24日(水)午前10時開議第1 甲第85号議案 令和2年度岡山市
一般会計補正予算(第2号)について 甲第86号議案 令和2年度岡山市財産区
費特別会計補正予算(第1号)について 甲第87号議案
地方自治法施行令第152条第1項第3号の規定による
岡山市長の調査等の対象となる法人の範囲を定める条例の一部を改正する条例の制定について 甲第88号議案 岡山市
市税条例等の一部を改正する条例の制定について 甲第89号議案 岡山市
地方活力向上地域における
固定資産税の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について 甲第90号議案 岡山市
証明事務等手数料条例の一部を改正する条例の制定について 甲第91号議案
岡山市営火葬場条例の一部を改正する条例の制定について 甲第92号議案
岡山市立老人憩の家条例の一部を改正する条例の制定について 甲第93号議案 岡山市
福寿苑条例を廃止する条例の制定について 甲第94号議案 岡山市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について 甲第95号議案 岡山市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について 甲第96号議案 岡山市
浄化槽保守点検業者の登録等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 甲第97号議案 和解について 甲第98号議案 和解及び
損害賠償の額を定めることについて 甲第99号議案
損害賠償の額を定めることについて 甲第100号議案 字の区域・名称の変更について 甲第101号議案
市道路線の認定について 甲第102号議案
市道路線の認定について 甲第103号議案
市道路線の認定について 甲第104号議案
市道路線の認定について 甲第105号議案
市道路線の認定について 甲第106号議案
市道路線の認定について 甲第107号議案
市道路線の認定について 甲第108号議案
市道路線の認定について 甲第109号議案
市道路線の認定について 甲第110号議案
市道路線の認定について 甲第111号議案
市道路線の認定について 甲第112号議案
市道路線の認定について 甲第113号議案
市道路線の認定について 甲第114号議案
市道路線の認定について 甲第115号議案
市道路線の認定について 甲第116号議案
市道路線の認定について 甲第117号議案
市道路線の認定について 甲第118号議案
市道路線の認定について 甲第119号議案
市道路線の認定について 甲第120号議案
市道路線の認定について 甲第121号議案
市道路線の認定について 甲第122号議案
市道路線の認定について 甲第123号議案
市道路線の認定について 甲第124号議案
市道路線の認定について 甲第125号議案
市道路線の認定について 甲第126号議案
市道路線の認定について 甲第127号議案
市道路線の認定について 甲第128号議案
市道路線の認定について 甲第129号議案
市道路線の廃止について 甲第130号議案
市道路線の廃止について 甲第131号議案
市道路線の一部廃止について 甲第132号議案
市道路線の一部廃止について 甲第133号議案
工事請負契約の締結について 甲第134号議案
工事請負契約の締結について 甲第135号議案 令和2年度岡山市
一般会計補正予算(第3号)について 甲第136号議案 令和2年度岡山市
水道事業会計補正予算(第1号)について 甲第137号議案 令和2年度岡山市
市場事業会計補正予算(第1号)について 承第1号
専決処分の承認について第2 陳情第14号 路面電車を創造的に廃線しBRTを導入する「
MaaS推進局」の新設を求めることについて 陳情第15号 市立の職業能力開発大学校の設置を求めることについて 陳情第17号 日本政府に
核兵器禁止条約の調印・批准を求める意見書の提出について 陳情第19号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について 陳情第20号
国土交通省の公募「
日本版MaaS推進・
支援事業」への応募を求めることについて第3 報第25号
専決処分の報告について 報第26号
専決処分の報告について 報第27号
専決処分の報告について 報第28号
専決処分の報告について 報第29号
専決処分の報告について 報第30号
専決処分の報告について 報第31号
専決処分の報告について 報第32号
専決処分の報告について 報第33号
専決処分の報告について第4 甲第138号議案 副市長の選任同意について第5 甲第139号議案
教育委員会委員の
任命同意について第6 甲第140号議案 第一
農業委員会委員の
任命同意について第7 甲第141号議案 第二
農業委員会委員の
任命同意について第8 諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦について第9
意見書案第1号 地方財政の充実・強化を求める意見書第10
常任委員会及び
議会運営委員会における閉会中
継続審査及び
継続調査について 1
継続審査 〇
総務委員会 陳情第18号 人口移動,転出超過を逆転させる「
スーパーシティ」構想への応募を求めることについて 〇
保健福祉・
協働委員会 令和元年陳情第3号
人工鼻関連商品の
購入補助を求めることについて 〇 市民・
産業委員会 陳情第4号
西大寺向州公園テニスコートの新増設について 陳情第11号
種苗法改正反対の意見書の提出について 〇 子ども・
文教委員会 令和元年陳情第4号 岡山市
可知保育園の民営化・廃園に反対し,
岡山市立の保育園として存続を求めることについて
令和元年陳情第7号 岡山市
吉備津保育園を
公立保育園として存続させることを求めることについて
令和元年陳情第12号 3歳以上の年収360万円以上相当の世帯も含めた,給食副食費月額4,500円を補助する仕組みの構築を求めることについて
令和元年陳情第21号
学校事務職員等に係る時間外労働の
実態調査及び働き方
改革推進法に定める時間外労働の規制を担保するための方針等の策定と取り組みを求めることについて
令和元年陳情第25号
保育士等の確保のため,
派遣保育士等の人件費及び紹介料に対する補助金の創設を求めることについて 陳情第6号 岡山市に
公立中学校夜間学級を設置することを求めることについて 陳情第10号
横井保育園を今までどおり
市立保育園として存続を求めることについて 2
継続調査 〇
総務委員会 市政運営の基本方針について 危機管理について 主要政策について
行財政改革について 広報及び情報政策について 組織及び人事の管理について 文書管理及び情報公開について 財政問題について 会計及び財産管理について 入札及び契約について 消防力の
整備充実について
選挙事務について 〇
保健福祉・
協働委員会 市民との協働について 持続可能な開発のための教育(ESD)について 国際交流について
人権行政について
男女共同参画について
福祉行政について
保健行政について
環境衛生行政について
医療行政について 〇 市民・
産業委員会 市民サービスの充実について
生活衛生行政について 文化・
スポーツ政策について 商・
工業振興対策について
観光コンベンション対策について
雇用対策について
農林水産業振興対策について
市場事業対策について 〇 都市・
環境委員会 廃棄物の処理及び清掃について 環境保全について
都市計画について 交通政策について 都市再開発について 区画整理について 公園緑地について
道路橋りょう・港湾について 建築・住宅について 開発行為について 西部新拠点について 下水道・河川について 公共工事について
水道事業について 〇 子ども・
文教委員会 岡山っ子育成について
学校教育について
社会教育について
教育施設について 〇
議会運営委員会 議会の運営及び議長の諮問について 議会に関する条例等について …………………………………〇会議に付した事件 日程第1 甲第85
号議案~甲第137号議案,承第1号 日程第2 陳情第14号,陳情第15号,陳情第17号,陳情第19号,陳情第20号 日程第3 報第25号~報第33号 日程第4 甲第138号議案 日程第5 甲第139号議案 日程第6 甲第140号議案 日程第7 甲第141号議案 日程第8 諮問第2号 日程第9
意見書案第1号 日程第10
常任委員会及び
議会運営委員会における閉会中
継続審査及び
継続調査について ──────〇──────〇
出席議員(45人) 2番 森 山 幸 治 3番 菅 原 修 4番 平 元 道 隆 5番 江 田 厚 志 6番 松 本 好 厚 7番 岡 崎 隆 8番 柳 井 弘 9番 熊 代 昭 彦 10番 東 毅 11番 田 中 のぞみ 12番 柳 迫 和 夫 13番 林 敏 宏 14番 福 吉 智 徳 15番 川 本 浩一郎 16番 赤 木 一 雄 17番 松 田 隆 之 18番 山 田 正 幸 19番 二 嶋 宣 人 20番 難 波 満津留 21番 鬼 木 のぞみ 22番 林 潤 23番 太 田 栄 司 24番 高 橋 雄 大 25番 竹之内 則 夫 26番 中 原 淑 子 27番 藤 原 哲 之 28番 東 原 透 29番 千 間 勝 己 30番 吉 本 賢 二 31番 小 川 信 幸 32番 成 本 俊 一 33番 羽 場 頼三郎 34番 下 市 このみ 35番 竹 永 光 恵 36番 小 林 寿 雄 37番 楠 木 忠 司 38番 松 田 安 義 39番 則 武 宣 弘 40番 田 尻 祐 二 41番 田 口 裕 士 42番 宮 武 博 43番 和 氣 健 44番 三 木 亮 治 45番 森 田 卓 司 46番 浦 上 雅 彦 …………………………………〇
欠席議員(1人) 1番 寺 林 綾 乃 ─────────────〇説明のため出席した者 市 長 大 森 雅 夫 副 市 長 那 須 正 己 副 市 長 加 藤 主 税 理 事 河 野 広 幸 市 長 公 室 長 小 山 直 人 政 策 局 長 山 口 博 史 総 務 局 長 門 田 和 宏 財 政 局 長 重 松 浩二郎 生 活 局 長 中 原 貴 美 市 民
協働局長 亀 井 良 幸 保 健
福祉局長 福 井 貴 弘
岡山っ子育成局長 田 渕 澄 子
岡山っ子育成局子育て支援担当局長 近 藤 康 彦 環 境 局 長 國 米 哲 司 産 業
観光局長 赤 坂 隆 都 市
整備局長 林 恭 生
都市整備局都市・交通・
公園担当局長 平 澤 重 之 教 育 委 員 会 教 育 長 菅 野 和 良 ─────────────〇出席した
議会事務局職員 次 長 石 井 敏 郎 総 務 課 長 山 本 和 広 議 事 課 長 岡 田 慎一郎 調 査 課 長 塩 見 紀己代
総務課課長補佐 永 田 朱 美 午前10時0分開議
○
浦上雅彦議長 皆さんおはようございます。 これより6月
定例市議会第7日目の本会議を開きます。 ただいまの御出席は45名であります。 ─────────────
○
浦上雅彦議長 会議録署名議員に
松本議員,
則武議員のお二人を指名いたします。 ─────────────
○
浦上雅彦議長 本日の議事日程は,お配りいたしておりますとおりでございます。 ─────────────
○
浦上雅彦議長 この際御報告申し上げます。 お配りいたしておりますとおり,市長から
地方自治法第243条の3第2項の規定により,
公益財団法人岡山市ふれあい公社,
公益財団法人岡山市
シルバー人材センター,
一般財団法人岡山市
勤労者サポートプラザ,
岡山都市整備株式会社,
株式会社岡山コンベンションセンター,
岡山都市開発株式会社,
公益財団法人岡山文化芸術創造,
公益財団法人岡山県
下水道公社,
一般財団法人岡山市
スポーツ協会,
岡山市場冷蔵株式会社及び
公益財団法人岡山市スポーツ・
文化振興財団に関する
経営状況説明書が提出されましたので,御報告申し上げます。 重ねて御報告申し上げます。 お配りいたしておりますとおり,
監査委員から定期監査及び
例月現金出納検査の結果について報告がありましたので,御報告申し上げます。 ──────〇──────
△日程第1 甲第85
号議案~甲第137号議案,承第1号 ─────────────
○
浦上雅彦議長 日程に入ります。 日程第1は,甲第85
号議案令和2年度岡山市
一般会計補正予算(第2号)について以下54件の議案についてであります。 これらを一括上程いたします。 これらの議案につきましては,それぞれ所管の委員会において御審査をいただいておりますので,これより委員長の報告を求めます。 まず,
総務委員長の報告を求めます。 〔30番
吉本賢二議員登壇,拍手〕
◆30番(
吉本賢二議員) 皆さんおはようございます。
総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は,甲第85
号議案令和2年度岡山市
一般会計補正予算(第2号)について外10件の議案についてであります。 これらの審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,甲第85
号議案令和2年度岡山市
一般会計補正予算(第2号)及び甲第97
号議案和解については,一部の委員から反対があり賛成多数で,その他の議案については
全会一致で原案のとおり可決,同意並びに承認すべきものと決定いたしました。 それでは,審査の過程において特に議論となりました点について順次御報告申し上げます。 まず,甲第135
号議案令和2年度岡山市
一般会計補正予算(第3号)についてのうち,歳入について御報告申し上げます。 まず委員から,今回の
新型コロナウイルス感染症関係の
補正予算は主に
一般財源により予算編成しているが,今後国の交付金が配当された場合,財源に充当していくのかとの質問があり,当局から,国の2次補正による交付金の配分等を見ながら,今後の
新型コロナウイルス対策に係る事業も含めて全庁的に整理して取りまとめていき,先の読めない未曽有の危機に対し,必要なものについては補助金や交付金,
一般財源を駆使して手当てをしていきたいとの答弁がありました。 これを受け委員から,必要なものを必要なときに早急に手当てできるようにお願いしたいとの要望がありました。 また別の委員から,我々市議会においても,
コロナ禍の中,市民の命と生活を守り,
地域経済再生のための財源として活用してもらいたいとの思いで,7月の
議員報酬から期末手当の10%相当額を削減し,また
常任委員会等の
行政視察も自粛する方針である。当局においても,
新型コロナウイルス感染症の影響により予算執行できない事業等に伴い不用となる経費をしっかりと精査し,
減額補正を組み,必要な
新型コロナウイルス対応の財源として活用していただきたいとの要望があり,当局から,様々なイベントの中止などにより不用となる経費が見込まれている。どの程度活用できるか,時期や方法について調査し,今後検討していきたいとの答弁がありました。 次に,甲第135
号議案令和2年度岡山市
一般会計補正予算(第3号)についてのうち,歳出第2
款総務費第15項選挙費第30目
県知事選挙費であります。 これは,
新型コロナウイルスの感染が危惧される中,10月25日に執行予定の
岡山県知事選挙における安全・安心を確保するために必要な対策を行うものです。 委員から,投票所での
感染防止の取組について,他都市の事例はどうなのか,また期日前投票所となる
地域センターには狭いところもあり,
ソーシャルディスタンスの確保が困難な場合にはどのような対応をするのかとの質問があり,当局から,他都市では入場制限や記載台の間隔を空けるなどの取組事例がある。また,狭い会場もあるが,消毒,
マスク着用の徹底などの対策を行い,安心して投票できる
環境整備を行いたいとの答弁があり,さらに委員から,期日前投票所が狭く,
ソーシャルディスタンスの確保が困難な場合には,
民間施設等も含めたこれまでとは異なる施設の検討も行い,投票所に来場した市民の不安が解消できるような対応をしてほしいとの意見がありました。 以上のとおりでありますが,当局におかれましては,このほか,審査の過程で各委員から出された意見等に十分留意され,
事務事業の執行に当たられますよう申し添えて,
総務委員会の報告を終わらせていただきます。 ありがとうございました。(拍手)
○
浦上雅彦議長 次に,
保健福祉・
協働委員長の報告を求めます。 〔13番
林敏宏議員登壇,拍手〕
◆13番(
林敏宏議員)
保健福祉・
協働委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。 本委員会に付託されました案件は,甲第85
号議案令和2年度岡山市
一般会計補正予算(第2号)について外4件の議案についてであります。 これらの審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,いずれも
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 それでは,審査の過程で特に議論となりました甲第135
号議案令和2年度岡山市
一般会計補正予算(第3号)についてのうち,
保健福祉局関係,
民生委員活動等推進事業について御報告いたします。 これは,要支援者の訪問や相談等,
民生委員・
児童委員の活動時において
新型コロナウイルス感染防止を図り,新しい生活様式に即した活動を支援するため,
民生委員・
児童委員にマスク,消毒液を配付するものです。 委員から,活動を進める中で
マスク等が不足した場合に追加配付することは可能かとの質問があり,当局から,今後の
感染状況を踏まえ,必要に応じて検討してまいりたいとの答弁がありました。 また別の委員から,今後は
ウィズコロナを意識した生活となり,
消毒液等は日常的なものになる。
民生委員等の活動を含めた
地域活動に対し,他部局と連携した
感染防止施策が求められるが,どのように考えているのかとの質問があり,当局から,
民生委員協議会をはじめ様々な集会がある中,関係局とも調整し,必要な施策を考えてまいりたいとの答弁がありました。 議案については以上でありますが,この場をお借りして,
所管事務調査のうち特に議論となりました
市民協働局における
新型コロナウイルス感染症拡大に係る
市民生活への影響と対応について御報告いたします。 感染症が拡大する中,
コミュニティハウスへの対応について報告を求めたところ,当局から,主な相談として,
感染症対策の方針や
消毒液等の必要資材を求める声,
利用料収入の減少に対する心配の声などが寄せられた。市の対応として,
感染症対策指針を作成し周知したほか,現在,
利用料収入に係る
影響調査を実施していると資料により説明がありました。 これに対し委員から,町内会が会合を開く場合,参加者のために町内会がマスクを用意している例もある。
コミュニティハウスが
消毒液等を常設する場合,その設置に対する補助制度を検討してほしいとの要望があり,当局から,
感染防止につながるものであり,実情を踏まえながら今後に向けて対応していきたいとの答弁がありました。 さらに委員から,多くの
コミュニティー協議会は
利用料収入の減少で一層運営が厳しくなる。その状況についてどう対応するのかとの質問があり,当局から,現在,各学区・
地区コミュニティー協議会に対して
利用料収入に係る
影響調査を行っており,その結果を踏まえ,
関係部局と協議し早急に対応を考えてまいりたいとの答弁がありました。 以上,本委員会における審査の経過を御報告いたしましたが,このほかにも審査の過程で様々な意見や要望が出されました。当局におかれましては,それらの意見や要望に十分留意され,
事務事業の執行に当たられますよう申し添え,
保健福祉・
協働委員会の報告を終わらせていただきます。(拍手)
○
浦上雅彦議長 次に,市民・
産業委員長の報告を求めます。 〔7番
岡崎隆議員登壇,拍手〕
◆7番(
岡崎隆議員) 皆さんおはようございます。 市民・
産業委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。 本委員会に付託されました案件は,甲第85
号議案令和2年度岡山市
一般会計補正予算(第2号)について外5件の議案であります。 これらの審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,甲第91
号議案岡山市営火葬場条例の一部を改正する条例の制定については,一部の委員から反対があり賛成多数で,その他の議案についてはいずれも
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 それでは,審査の過程において特に議論となりました点について順次御報告いたします。 まず,甲第135
号議案令和2年度岡山市
一般会計補正予算(第3号)であります。 ここでは第6
款農林水産業費のうち,
農林漁業者に対する
事業継続支援金についてが議論となりました。 この事業は,
新型コロナウイルス感染症の影響を受け,売上げが減少している市内の
農林漁業者へ
事業継続のための支援金を支給するものです。 委員から,農業などをされている方は高齢者が多い。申請の手続はJAに委託されるということだが,煩雑な手続にならないよう支援をお願いしたいとの要望があり,当局から,分かりやすい書類で,最低限の確認で処理できるよう対応したいとの答弁がありました。 次に,第7
款商工費のうち,
キャッシュレス決済ポイント還元事業についてであります。 この事業は,市内の対象店舗において
スマートフォン決済で商品の購入や飲食などの支払いをした場合に,
ポイント還元を実施することで消費喚起を後押しし,事業者の売上げ回復を応援するものです。 委員から,クレジットカード決済等は対象としないのかとの質問があり,当局から,今回は非接触での決済を考えているので,スマートフォンに限定しているとの答弁がありました。 これを受け別の委員から,使い方の指導をするなど,高齢者にも配慮した仕組みを考えてほしいとの要望があり,当局から,事業者が決まり次第,コールセンターを設置するなり,何らかの対応をしていきたいとの答弁がありました。 さらに別の委員から,現金のやり取りが減って,
感染防止にもつながる事業だと思う。制度の告知等をしっかり行って,一人でも多くの方に利用してもらいたいとの意見がありました。 次に,同じく第7
款商工費のうち,宿泊・飲食クーポンを活用した宿泊促進事業についてであります。 この事業は,
新型コロナウイルス感染症収束後の観光需要を喚起し経済回復を促すため,インターネット上の宿泊予約サイトで宿泊クーポンの発行を行うとともに,利用者には市内で飲食に利用できるクーポンを提供するものです。 委員から,経済の活性化を図るための事業だと思うのでしっかりプロモーションしてもらいたいが,市外の方への告知の方法はどう考えているのかとの質問があり,当局から,本事業は宿泊予約サイト上での実施を予定しており,全国どこからでも使うことができる。市外の方に観光に来ていただきたいので,幅広く周知していきたいと考えているが,県内,近県から徐々に広げていくというように,状況を見ながら告知に努めていきたいとの答弁がありました。 これに関連し別の委員から,事業を立ち上げるに当たり,例えば宿泊客にホテルの近くの飲食店を紹介するようなアプリをつくるなど,観光客が利用しやすくなるような工夫が必要ではないかとの指摘があり,当局から,飲食店を地図に落とし込み,オンラインで案内してくれるような形のものを設定するなど,利便性を向上させ,より事業を活用してもらえる方法を考えていきたいとの答弁がありました。 次に,甲第137
号議案令和2年度岡山市
市場事業会計補正予算(第1号)に関連して,
新型コロナウイルス感染症の拡大により大きな影響を受けている卸・仲卸業者の市場の使用料についてが議論となりました。 委員から,
感染症対策としてマスクや消毒液などを購入する卸・仲卸業者に対して行う今回の助成事業にはもちろん賛成だが,市場の使用料の減免,免除についてもう一度考えてもらいたい。卸・仲卸業者は,食の安定供給などセーフティーネットとしての市場を支えており,飲食業などが休業し,需要が減った場合でも生産者の利益を守るために買い支えしている面がある。国の家賃支援給付金などの対象となる業者にはその制度を使ってもらえばいいが,対象とならない業者に対して,市として寄り添う支援を考えてもらいたいとの要望があり,当局から,5月・6月分の使用料は4か月後まで支払いを猶予している。経済が回復していくことが一番大切だと思うが,今後の状況を見ながら,今回の議論も含めて判断したいとの答弁がありました。 また,委員会の総意として,一般会計から市場事業会計へ予算の繰り出しを行う産業観光局に対しても,市場事業部と相談して何らかの方策を打ち出してもらいたいとの申入れを行いました。 以上,御報告いたしましたが,このほかにも審査の過程で様々な意見や要望が出されました。当局におかれましては,こうした意見や要望に十分留意され,
事務事業の執行に当たられますよう申し添えて,市民・
産業委員会の報告を終わります。(拍手)
○
浦上雅彦議長 次に,都市・環境委員長の報告を求めます。 〔17番松田隆之議員登壇,拍手〕
◆17番(松田隆之議員) おはようございます。 都市・
環境委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は,甲第85
号議案令和2年度岡山市
一般会計補正予算(第2号)について外36件の議案であります。 これらの審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,甲第129号議案
市道路線の廃止については,一部の委員から反対意見があり賛成多数で,その他の議案についてはいずれも
全会一致で原案のとおり可決並びに同意すべきものと決定いたしました。 それでは,審査の過程において特に議論となりました点について順次御報告いたします。 まず,甲第135
号議案令和2年度岡山市
一般会計補正予算(第3号)歳出第8款土木費のうち,都市交通戦略推進事業費についてであります。 ここでは,地域公共交通応援事業について議論となりました。 この事業は,
新型コロナウイルス感染症の拡大により利用者が大幅に減少し,経営が危機的状況となっている市内の路線バス,路面電車,タクシーの全事業者を対象に,公共交通の維持,確保のため,運行及び
感染防止対策に係る経費の支援を行うものであります。 委員から,路線バスと路面電車の支援に3億2,000万円の事業費を計上しているが,それぞれに幾ら配分するのかとの質問があり,当局から,基本的に市内在籍の車両数を基に事業費を計上しているとの答弁がありました。 さらに委員から,公共交通の利用が減少し始めた3月から他県への移動が段階的に解禁される6月までの4か月間を想定して事業費を算出しているとのことだが,6月までに元に戻るとは思えない。示している事業費で十分なのかとの質問があり,当局から,今回の市の支援により公共交通が一定水準で維持されることを期待しているが,今後の動向を注視し,必要であれば機動的に考えたいと思っているとの答弁がありました。 次に,甲第129号議案から甲第132号議案までの
市道路線の廃止及び一部廃止についてであります。 委員から,
市道路線を廃止しようとする際には,町内会長や農業水利土木員に
市道路線の廃止を打診するだけでなく,歴史的な経過等を調べることが必要ではないのかとの意見がありました。 また別の委員から,申請者が既に市道を占有していたのではないか,管理が行き届かなかったのではないかとの指摘があり,当局から,市道の適正な管理について目が行き届いていないケースが出ているが,今後このようなことがないように適正に管理してまいりたいとの答弁がありました。 さらに委員から,占用料を遡及して請求するなど,やり方はないのかとの質問があり,当局から,どういうふうに遡及できるのか等,研究させていただきたいとの答弁がありました。 当委員会としましては,一定の整理ができた段階で報告するよう当局に申入れを行ったところであります。 次に,甲第136
号議案令和2年度岡山市
水道事業会計補正予算(第1号)についてであります。 これは,
新型コロナウイルス感染症で大きな影響を受けた
市民生活,経済活動の支援を目的として,全ての給水契約者を対象に,上水道の2か月分の基本料金の5割を減免するものであります。 委員から,最低限の暮らしを支援するということでありがたいが,2か月分の基本料金の全額を免除することを検討できないかとの質問があり,当局から,これは市の一般会計から
水道事業会計への繰入れで行う事業であり,
コロナ禍に対する他の
支援事業とのバランスを考慮したものであるとの答弁がありました。 以上,御報告いたしましたが,このほかにも審査の過程で様々な意見や要望が出されました。当局におかれましては,本委員会で出された意見や指摘を真摯に受け止め,今後の
事務事業の執行に当たられますよう申し添えて,都市・
環境委員会の報告を終わらせていただきます。(拍手)
○
浦上雅彦議長 次に,子ども・文教委員長の報告を求めます。 〔15番川本浩一郎議員登壇,拍手〕
◆15番(川本浩一郎議員) 子ども・
文教委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。 本委員会に付託されました案件は,甲第95号議案岡山市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について外1件の議案についてであります。 これらの議案の審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,いずれも
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 それでは,審査の過程において特に議論となりました甲第135
号議案令和2年度岡山市
一般会計補正予算(第3号)歳出第3款民生費第10項児童福祉費中,ひとり親世帯臨時特別給付金について御報告いたします。 本事業は,低所得のひとり親世帯を対象に,
新型コロナウイルス感染症の影響による子育て負担の増加や収入の減少に対する支援を行うため,ひとり親世帯臨時特別給付金を支給するとともに,岡山市独自の上乗せとして岡山市ひとり親世帯支援金を支給するものであります。 委員から,公的年金を受給していることにより児童扶養手当の支給を受けていない方,
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し,直近の収入が児童扶養手当の対象となる水準に下がった方は申請が必要とのことだが,その周知はどのように行うのかとの質問があり,当局から,ホームページや岡山駅にあるデジタルサイネージ,フリーペーパーなどを用いることを検討している。また,保育園,小・中学校などにチラシを配布することを検討しているとの答弁がありました。 これを受け委員から,
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変したことで直近の収入が児童扶養手当の対象となる水準になった方への周知が一番難しいと思うので,多くの方に制度を知っていただけるようにしてほしいとの要望がありました。 また別の委員から,コールセンターを設置し,周知業務等を含めて4,800万円で業務委託するとのことだが,周知方法が明確に定まっていない中で委託すると,委託後の配布物の追加印刷などに対して臨機応変な対応ができないのではないかとの質問があり,当局から,予算を組んだ際には,今対象となっていない方への周知など不明瞭な部分が多く,委託に間に合わない場合も考えられるが,その際には当局において直接配布することも含め,想定されるところに情報が届くように努めていきたいとの答弁がありました。 以上が主な議論でありますが,当局におかれましては,委員会審査の過程で各委員から出された様々な意見や要望に十分留意され,
事務事業の執行に当たられますよう要望し,子ども・
文教委員会の報告を終わらせていただきます。(拍手)
○
浦上雅彦議長 以上で委員長の報告は終わりました。 これより質疑に入ります。 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。 討論の通告があります。鬼木議員。 〔21番鬼木のぞみ議員登壇,拍手〕
◆21番(鬼木のぞみ議員) 皆さんおはようございます。 私は,市民ネットを代表して,甲第91
号議案岡山市営火葬場条例の一部を改正する条例の制定について,委員長報告に反対の立場で討論します。 この6月議会に岡山市北区富吉に建設中の岡山北斎場が設置される条例案が上程されるに当たって,いま一度岡山北斎場の計画地に行ってみました。本体工事の建設が始まっています。議員の皆様には御存じの方が多いと思いますが,これが写真なんですけれども,岡山北斎場は空港に向かうこの幹線道路沿いに建設が進んでいます。岡山市墓地等の経営の許可等に関する条例において,火葬場の設置場所の基準は国道等の敷地から200メートル以上離れていることとするとあり,岡山北斎場が面する県道もこの道に該当します。 岡山市は,この岡山市の条例では設置できない火葬場を,
都市計画決定を行うというもう一つの方法で設置しました。民間事業者では火葬場をここに設置することはできません。行政の良識として,岡山市は条例に反するこの土地を選ぶべきではありませんでした。 工事現場には,恐らくくいだと思われますが,太い管が置かれていました。ここは元産業廃棄物最終処分場で,跡地になっているとはいえ,現在も産業廃棄物がこの下に埋まっています。くいを廃棄物層に通して地山まで打ち,建物の重さをくいで負担し,廃棄物層への影響を最小限に抑えようとしています。現在,太さ130センチから180センチ,最長31メートル,平均18.5メートルものくい104本を打っている最中です。産業廃棄物が埋まっているということで環境面への不安が大きいです。産業廃棄物最終処分場跡地ということで形質変更に係る施行ガイドラインに沿った調査などが必要で,もしここが産業廃棄物最終処分場跡地でなければ支払うことのなかった税金が投入されています。 この土地はもともと岡山市の土地ではなく,民間の産業廃棄物最終処分場跡地という土地を購入したものです。岡山市は広いです。条例に反しない土地,産業廃棄物最終処分場跡地ではない土地,もっとふさわしい土地がほかになかったのか,丁寧に探すべきではなかったかと残念でなりません。 火葬場は周辺に大きな影響を与える施設です。それだけに岡山市が責任を持って地元の人たちに真っ当な手順を踏んで理解していただくことが欠かせません。 2012年に富吉地区臨時総会で条件付賛成の決議が行われましたが,候補地に最も近い小部落である小畑地区の住民の皆さんが知らないままに新斎場という重大なことが決定されました。近隣に大きな影響を与える新斎場計画を決定するに当たって,岡山市は地元住民に事前に一度も直接説明を行いませんでした。岡山市が責任を持って計画を進めるためには,新斎場計画について熟知している岡山市が地元住民の皆さんに直接丁寧に説明を行うべきでした。岡山市からの説明が行われ,話合いが行われていれば,今のような事態を招いていなかったのではないかと残念でなりません。この当たり前の手順を踏まなかったことが,この8年近く,そして今も最も近隣地区の皆さんを苦しめている最大の要因であり,岡山市の責任は大きいです。 なお,この建設地はここに法的な規制がなかった平成元年頃から埋立てが始まっており,当時安定型の最終処分場には埋めることができないものが埋められていることを地域の皆さんは見ておられると聞いています。私自身も現場の既設井戸の臭いにおいを嗅ぎましたし,メタンガスも調査で検知しています。今議会の答弁では,掘削した土壌には安定型以外のものの報告はないということでしたが,より慎重な対応を求めます。 新斎場建設は,適正な場所を丁寧に検討すべきでした。公正で民主的な手続の下に進めるべきで,最も近隣の小畑町内会の同意がない中で進めるべきではありませんでした。今回の条例改正では,岡山北斎場を指定管理者で管理運営する議案となっています。この斎場は,私たちの世代だけでなく,子どもや孫の世代に受け継がれていきます。安心できる温かな地域づくりはどこでも大切です。岡山市には,環境面で地域の皆さんが納得のいく調査と説明,地域の皆さんとの信頼関係の修復が必要です。最終的に岡山市が責任を持つとはいえ,指定管理者では地域と岡山市の間にワンクッション入ります。重たい経過のある施設ですので,信頼関係を修復していくためには,東山斎場と同じように岡山市が直営で施設を運営し,地域の皆さんと直接向き合いながら管理運営するべきです。 以上の理由で岡山北斎場を条例で設置するこの議案に反対します。 議員の皆さんの賛同を求めます。よろしくお願いいたします。 ありがとうございました。(拍手)
○
浦上雅彦議長 次に,林潤議員。 〔22番林潤議員登壇,拍手〕
◆22番(林潤議員) 皆さんおはようございます。
日本共産党岡山市議団の林潤です。 会派を代表して,甲第85
号議案令和2年度岡山市
一般会計補正予算(第2号)について,甲第91
号議案岡山市営火葬場条例の一部を改正する条例の制定について,甲第97
号議案和解について,甲第129号議案
市道路線の廃止についての4件について,委員長報告に反対の立場で討論します。 甲第91号議案は,岡山市岡山北斎場を位置づける条例です。 岡山北斎場は,地元の方々の反対を把握しながら,インフラ整備や本体工事設計まで進めているものです。当市議団は,これまでに何度も問題点を指摘してきました。 1つは,場所決定の経過です。市は地元町内会の臨時総会での採決を場所決定の根拠としていますが,市による地元説明会がないままの町内会決議でした。その僅か2週間前に別の候補地を断念した直後です。市が説明責任を果たさないまま,不十分な情報提供だけで地元に判断を強いたのです。これはその後の地元の分断も招きました。市には責任があります。 2つは,産業廃棄物最終処分場だった場所であるということです。何が埋まっているか分からない,今後地中で何が起こるか分からないという産廃跡地に100本ものくいを打ち込む建設計画です。周辺環境に与える影響が危惧され,地盤強化や継続的な調査,観察に多くの税金が投入されています。産廃跡地でなければ発生しなかった費用です。 3つは,産廃跡地にもかかわらず宅地並みという不当に高い値段で市が購入したことです。市は4億3,000万円余で購入しましたが,住民が起こした裁判では,第三者の鑑定で6,700万円余だったことが指摘されています。7倍もの暴利を産廃業者に与えたことになるわけです。 4つは,岡山市に必要な火葬炉数のことです。今後の人口減少や運用改善,技術発展などを見据えれば,現在岡山市が必要としている炉の数は過大であるとの疑いが拭い切れません。斎場整備は必要なものですが,過大な施設にならないように精査が必要です。 岡山北斎場を市の施設として位置づけるには,解決,再検討すべき課題があります。また,運営を指定管理にしようとしていることは問題です。地元からの意見や要望に直接市が責任を持って対応できるよう,直営で運営すべきです。よって,岡山北斎場を市の施設に位置づける甲第91号議案に反対すべきです。 甲第85
号議案令和2年度岡山市
一般会計補正予算(第2号)中,歳出第2
款総務費第1項総務管理費第20目企画費中の7,450万円余と甲第97号議案は,学校法人川崎学園に定期借地で貸している旧深柢小学校跡地の工事で出た瓦礫の処理についての処理費用の予算案と金額の根拠となる和解案です。 旧深柢小学校跡地は,本来教育財産として学校のために,そして避難所として使うべき土地でした。それを岡山市は45年の定期借地として貸し出しました。そこに川崎学園が病院を建設する際の工事において埋まっていることが判明した戦災瓦礫の処理費用の負担割合を決めるものです。処理費用の9割が市の負担です。負担割合を決める際に,地下2メートルまでの埋設物が市の責任とされました。深さは事前には決められていませんでした。瓦礫の総量は産廃業者の資料で分かるとしても,地下2メートルまでに埋まっていたものとそれより深いところから掘り出されたものの割合の資料はありません。そもそも2メートルを境にすることについて合理的な説明がなされませんでした。この負担割合には納得できません。 今後も市有地を貸したり売ったりすることはあります。それからどこをどう掘るのかは市には決められません。あしき前例になることを危惧します。よって,甲第85号議案と甲第97号議案に反対すべきです。 甲第129号議案は,市道を廃止しようとするものです。 当該市道は,既に以前から民間の駐車場の一部と化していました。大部分は市道の両側の民間の駐車場と一体にアスファルトが敷かれており,外観からは市道は確認できません。当然一般の通行人はおらず,意図的ではなかったとしても,駐車場の使用者に占有されている状態です。今回,民間が土地利用を変更しようとして,図面上は市道と市の水路があることが判明し,払下げの要望が出されているものです。 このまま払い下げたのでは公有地が経過不明なまま占有されている現状を追認することになります。市は通れないようにはしておらず,占有しているとは言えないとの答弁でしたが,インターネットの地図サイトで沿道の写真を見ると,2019年頃には駐車場にフェンスが設置されて通行できない状況であったことが見てとれます。このような占有状態を市が許可した記録はありません。公有地に民間のものが置かれていたら,まず是正を図るのが本来の在り方です。2018年頃には市が状況を認識したにもかかわらず,遡って許可を出すのでもなく,使用料を徴収するのでもなく,原状復帰させるのでもなく,ここに至りました。今後については判明した時点での対応を検討するとのことですが,今回の件は現状追認のままです。公有財産の管理の在り方としてあしき前例になるおそれがあり,認めるわけにはいきません。よって,甲第129号議案に反対します。 議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げて,討論を終わります。 よろしくお願いいたします。(拍手)
○
浦上雅彦議長 以上で討論を終わり,採決いたします。 日程第1の案件中,甲第85
号議案令和2年度岡山市
一般会計補正予算(第2号)について,甲第91
号議案岡山市営火葬場条例の一部を改正する条例の制定について,甲第97
号議案和解について,甲第129号議案
市道路線の廃止について,以上4件の議案を他の議案と分離して起立により採決いたします。 まず,甲第85号議案を起立により採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○
浦上雅彦議長 起立多数であります。よって,委員長報告のとおり決定いたしました。 次に,甲第91号議案を起立により採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○
浦上雅彦議長 起立多数であります。よって,委員長報告のとおり決定いたしました。 次に,甲第97号議案を起立により採決いたします。 本案に対する委員長報告は同意であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○
浦上雅彦議長 起立多数であります。よって,委員長報告のとおり決定いたしました。 次に,甲第129号議案を起立により採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○
浦上雅彦議長 起立多数であります。よって,委員長報告のとおり決定いたしました。 次に,ただいま議決いたしました4件の議案を除く他の議案について一括採決いたします。 これらの議案につきましては,委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
浦上雅彦議長 御異議なしと認めます。よって,委員長報告のとおり決定いたしました。 ──────〇──────
△日程第2 陳情第14号,陳情第15号,陳情第17号,陳情第19号,陳情第20号 ─────────────
○
浦上雅彦議長 日程第2に入ります。 日程第2は,陳情第14号路面電車を創造的に廃線しBRTを導入する「
MaaS推進局」の新設を求めることについて以下5件の陳情についてであります。 これらを一括上程いたします。 お諮りいたします。 本件に対する委員長報告は,会議規則第41条第3項の規定により省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
浦上雅彦議長 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 これより質疑に入ります。 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。 討論の通告があります。羽場議員。 〔33番羽場頼三郎議員登壇,拍手〕
◆33番(羽場頼三郎議員) 私は,市民ネットを代表いたしまして,この中の陳情第17号日本政府に
核兵器禁止条約の調印・批准を求める意見書の提出について,これは委員会では不採択とされておりますが,私はこの不採択というのは間違いだったなと改めて思っておりますので,この件について反対したいと思います。 まず,これは言うまでもありませんが,命というのは何より大切なものです。誰もがそう思っているんじゃないかと私は思います。ただ,思っているだけでは駄目なんで,そのための行動が必要です。 同じように思っているだけで実現しないのは平和の問題です。平和になってほしいというのは,これはもう人類共通の願いだと思いますが,それが果たされていない。そういうときにはどうするのか。これは我々が立ち上がるしかない。この問題については,委員会で議論があった際に,当局のほうから,こうした国際的な問題は市が関与するものじゃないので国のほうの動向を見守るしかないというような御説明がありましたが,これがそもそも私は間違いだと思います。市がそういう見解を持っていようが持っていまいが,それは言うべきことじゃないんで。国に対して我々国民が物を言うのは当然です。国の政策が間違っている場合には間違っていると我々が言わなければ誰が言うんですか。その意味では,この市の御説明というのは私は今後は一切していただきたくないと思っております。いずれにしてもこの核兵器の廃絶というのが人類共通の願いだとよく言われますが,現実には確かに核兵器を保有している国がある。その核兵器を保有している国とこの日本とが親しくする。これは当然ですが,親しくするからといって核兵器廃絶の気持ちを,勇気をなくする必要はない。私は,友好な国であればあるほど,その国に対して率直に物を言わせていただく,その国と一緒に世界の平和について,核兵器の廃絶について力を合わせていく,このことが必要だと思います。 その意味ではここで黙っているわけにはいきませんので,ぜひ皆さん方と一緒にこの日本の国に対して,政府に対して我々国民の権利を行使する。その意味でもこの意見書をぜひ出したいと思っておりますので,皆様方の御賛同をどうかよろしくお願いいたします。(拍手)
○
浦上雅彦議長 次に,竹永議員。 〔35番竹永光恵議員登壇,拍手〕
◆35番(竹永光恵議員)
日本共産党岡山市議団の竹永光恵です。 当市議団を代表して,陳情第17号日本政府に
核兵器禁止条約の調印・批准を求める意見書の提出についてを不採択にするという委員会報告に反対の立場で討論します。 今年は,広島と長崎に原子爆弾が投下されて75年です。1945年末までに21万人以上が犠牲になり,生き残った被爆者は戦後も身体的な影響と精神的な苦痛を強いられてきました。私の母も被爆者です。10歳のとき広島市内中心部で被爆しました。被爆直後は母と両親と3歳の弟の命は何とか助かりましたが,その4か月後,原爆症を患い,精神を病んだ母の母,つまり私の祖母に当たる人が首をつって自殺してしまいます。その姿を発見したのはまだ10歳の私の母でした。それから2年後,母の父親も原爆症で亡くなり,弟と2人で親戚の家に預けられて育ちました。その弟も被爆が原因で健康被害があり,大人になって自殺するという悲惨な出来事が続きました。たった一発の核兵器が大勢の人の命を奪い,生き残った人にも苛酷な人生をもたらしました。そして,罪もない家族も壊したのです。母は,何で私ばっかりこんな目に遭うのか,ピカさえなければと何度も何度も思いながら何とか生き延びてきたとよく話をしてくれました。子どもや孫の世代には核も戦争もない社会であるようにとそれだけを祈り続けた母は,2011年,77歳で亡くなりました。私も孫を持ち,おばあちゃんになりました。いとおしい孫たちを新たな被爆1世にしないためにも,母たち被爆者の願いや思いをしっかりとつなげ,核兵器のない世界の実現を目指したいと思います。 現在,被爆者の方々の平均年齢は82歳を超え,被爆体験を語り継げる人は少なくなっています。その被爆者たちの長年の運動と思いが実ったのが
核兵器禁止条約です。史上初めて核兵器の全面禁止を求めるこの条約は,2017年7月,国連加盟国の6割を超える122か国と地域が賛成し採択されました。前文に被爆者の受け入れがたい苦しみに留意すると記され,核の非人道性が強調されました。条約は,核兵器について,破滅的な結末をもたらす非人道的な兵器であり,国連憲章,国際法,国際人道法,国際人権法に反するものであると断罪して,これに悪の烙印を押しました。核兵器は今や不道徳であるだけではなく,歴史上初めて明文上も違法なものとなりました。 また,条約には開発,実験,生産,製造,取得,保有,貯蔵,使用とその威嚇に至るまで,核兵器に係るあらゆる活動を禁止し,抜け穴を許さないものとなっています。同時に,核を持っている国が条約への参加ができます。核兵器完全廃絶への道筋を示し,ともに実現していくことを示しています。 長年の被爆者たちの願い,訴えが結実した内容で,私たち被爆2世にとっても大きな希望です。全世界の反核平和運動,非同盟諸国などの力と人類の英知が結集されたこの条約の成立は,多くの人に感動的に受け止められました。しかし,被爆国である日本は世界に先駆けて核兵器廃絶へのリーダーシップを取る役割を果たすべきであるにもかかわらず,いまだに批准していません。
核兵器禁止条約への批准が50か国に達してから90日を経過した時点で条約は発効します。6月8日現在で署名国81か国,批准している国は38か国になっており,あと12か国が批准すれば発効するところまできています。あと一歩です。 また,今年は被爆75年であるとともに,核不拡散条約──NPT発効から50年。5年に一度の再検討会議が4月27日から5月22日まで国連本部で開催され,私も被爆2世としてニューヨークに行って一連の行動に参加する予定でした。しかし,
新型コロナウイルスの感染問題で中止となり,とても残念でした。 アントニオ・グテーレス国連事務総長は,核兵器の差し迫った危険は単なる仮定や遠い将来のものではありません,それは現在紛れもなく存在するものなのですと述べました。だからこそ核兵器を使うこと,持つこと,造ること,実験することなど全てが違法化される
核兵器禁止条約の一刻も早い発効が求められています。核保有国と非保有国の分断がさらに深まるとの意見もありますが,抑止力に頼る限り核兵器はなくなりません。核抑止力とは,いざというときは核兵器を使うという宣告に等しいものです。被爆を体験した国が他国に同じことが起きてもいいと言うこと自体が,反道徳的であり,非人道的です。政府は核保有国と非保有国の橋渡し役を目指すとしますが,被爆国として積極的に核廃絶を目指す熱意を感じ取れません。アメリカの核の傘の下でこそ守られる,核兵器は安全保障にとって必要だと批准しない理由を述べているからです。 現在,地球上には1万4,000発もの核兵器が存在し,その威力は広島や長崎に使われたものよりもはるかに大きく,地球を何度も破壊するだけの威力があると科学者は論じています。核兵器の使用がどんな惨禍を招くか,骨身にしみて理解している日本が核廃絶の取組の先頭に立つ責任があると私は思います。政府には被爆者の声にも耳を傾け,切なる思いを真摯に受け止めていただきたいと思います。
核兵器禁止条約は,一握りの大国が世界政治を思いのままに動かしていた時代は終わり,全ての国々が対等,平等の資格で世界政治の主人公になる新しい時代が開かれつつあること,市民社会が国際政治の構成員として大きな役割を果たしていることの2つの視点を世界に示した画期的な条約だと言われています。全国の自治体では,核兵器の廃絶のため,議会決議や動議が採択されています。また,
岡山市長も参加している平和首長会議には163か国から7,900以上の都市が参加し,核兵器廃絶と安全な都市を求めています。よって,これまで以上に平和行政を進めるためにも,岡山市議会として政府が速やかに禁止条約に調印し批准することを求める意見書を提出するべきだと申し上げて,討論を終わります。 議員各位の御賛同をお願いいたします。 ありがとうございました。(拍手)
○
浦上雅彦議長 以上で討論を終わり,採決いたします。 日程第2の案件中,陳情第14号路面電車を創造的に廃線しBRTを導入する「
MaaS推進局」の新設を求めることについて,陳情第15号市立の職業能力開発大学校の設置を求めることについて,陳情第17号日本政府に
核兵器禁止条約の調印・批准を求める意見書の提出について,陳情第20号
国土交通省の公募「
日本版MaaS推進・
支援事業」への応募を求めることについて,以上4件の陳情を他の陳情と分離して起立により採決いたします。 まず,陳情第14号を起立により採決いたします。 本件に対する委員会報告は不採択であります。よって,本件を採択することについて採決いたします。 陳情第14号を採択することに賛成の方は御起立願います。 〔起立者なし〕
○
浦上雅彦議長 起立なしであります。よって,本件は不採択と決定いたしました。 次に,陳情第15号を起立により採決いたします。 本件に対する委員会報告は不採択であります。よって,本件を採択することについて採決いたします。 陳情第15号を採択することに賛成の方は御起立願います。 〔起立者なし〕
○
浦上雅彦議長 起立なしであります。よって,本件は不採択と決定いたしました。 次に,陳情第17号を起立により採決いたします。 本件に対する委員会報告は不採択であります。よって,本件を採択することについて採決いたします。 陳情第17号を採択することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○
浦上雅彦議長 起立少数であります。よって,本件は不採択と決定いたしました。 次に,陳情第20号を起立により採決いたします。 本件に対する委員会報告は不採択であります。よって,本件を採択することについて採決いたします。 陳情第20号を採択することに賛成の方は御起立願います。 〔起立者なし〕
○
浦上雅彦議長 起立なしであります。よって,本件は不採択と決定いたしました。 次に,陳情第19号地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についてを採決いたします。 陳情第19号については,委員会報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
浦上雅彦議長 御異議なしと認めます。よって,委員会報告のとおり決定いたしました。 ──────〇──────
△日程第3 報第25号~報第33号 ─────────────
○
浦上雅彦議長 日程第3に入ります。 日程第3は,報第25号
専決処分の報告について以下9件の報告についてであります。 これらを一括上程し,市長から説明を求めます。 〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫市長 皆さんおはようございます。 ただいま上程になりました報告について御説明申し上げます。 報第25号はリース公用車の事故について,報第26号から報第28号までは市有自動車の事故について,それぞれ賠償額を決定したものです。 報第29号は保育料の徴収手続の不備による振込手数料等の損害について,報第30号から報第32号までは道路の管理瑕疵による事故について,報第33号は公園の管理瑕疵による事故について,それぞれ相手方と和解し,賠償額を決定したものです。 何とぞよろしくお願いいたします。
○
浦上雅彦議長 以上で日程第3の報告を終わります。 ──────〇──────
△日程第4 甲第138号議案 ─────────────
○
浦上雅彦議長 日程第4に入ります。 日程第4は,甲第138号議案副市長の選任同意についてであります。 これを上程し,市長から提案理由の説明を求めます。 〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫市長 ただいま上程になりました議案について御説明申し上げます。 甲第138号議案は,本年6月30日をもって退職する加藤主税副市長の後任として古橋季良氏を選任するに当たり,市議会の同意を求めようとするものです。 なお,同氏の略歴につきましては,既にお手元に配付しておりますので,説明を省略させていただきます。 何とぞ御同意のほどよろしくお願いいたします。
○
浦上雅彦議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 本案は委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上,御決定願いたいと思います。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
浦上雅彦議長 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 これより質疑に入ります。 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。 別に討論の通告がありませんので,討論を終わり,採決いたします。 甲第138号議案については,これに同意することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
浦上雅彦議長 御異議なしと認めます。よって,甲第138号議案はこれに同意することに決定いたしました。 ──────〇──────
△日程第5 甲第139号議案 ─────────────
○
浦上雅彦議長 日程第5に入ります。 日程第5は,甲第139号議案
教育委員会委員の
任命同意についてであります。 これを上程し,市長から提案理由の説明を求めます。 〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫市長 ただいま上程になりました議案について御説明申し上げます。 甲第139号議案は,本年8月31日をもって任期が満了する
教育委員会委員石井希典氏の後任として同氏を再任するに当たり,市議会の同意を求めようとするものです。 なお,同氏の略歴につきましては,既にお手元に配付しておりますので,説明を省略させていただきます。 何とぞ御同意のほどよろしくお願いいたします。
○
浦上雅彦議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 本案は委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上,御決定願いたいと思います。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
浦上雅彦議長 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 これより質疑に入ります。 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。 別に討論の通告がありませんので,討論を終わり,採決いたします。 甲第139号議案については,これに同意することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
浦上雅彦議長 御異議なしと認めます。よって,甲第139号議案はこれに同意することに決定いたしました。 ──────〇──────
△日程第6 甲第140号議案 ─────────────
○
浦上雅彦議長 日程第6に入ります。 日程第6は,甲第140号議案第一
農業委員会委員の
任命同意についてであります。 これを上程し,市長から提案理由の説明を求めます。 〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫市長 ただいま上程になりました議案について御説明申し上げます。 甲第140号議案は,本年7月19日をもって任期が満了する第一
農業委員会委員秋山幸江氏,荒井隆文氏,池上克己氏,浦上和己氏,遠藤茂氏,賀門義和氏,河田敬司氏,國定豪氏,久山優氏,黒田栄三郎氏,小橋久宣氏,小林弘幸氏及び信定知福氏の後任として同13氏を再任し,同日をもって任期が満了する河本和彦氏,柴田一郎氏,中山順市氏及び安田久子氏の後任として板野元次氏,角南一昭氏,長瀬孝司氏及び和田修一郎氏を任命するに当たり,市議会の同意を求めようとするものです。 なお,各氏の略歴につきましては,既にお手元に配付しておりますので,説明を省略させていただきます。 何とぞ御同意のほどよろしくお願いいたします。
○
浦上雅彦議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 本案は委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上,御決定願いたいと思います。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
浦上雅彦議長 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 これより質疑に入ります。 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。 別に討論の通告がありませんので,討論を終わり,採決いたします。 甲第140号議案については,これに同意することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
浦上雅彦議長 御異議なしと認めます。よって,甲第140号議案はこれに同意することに決定いたしました。 ──────〇──────
△日程第7 甲第141号議案 ─────────────
○
浦上雅彦議長 日程第7に入ります。 日程第7は,甲第141号議案第二
農業委員会委員の
任命同意についてであります。 これを上程し,市長から提案理由の説明を求めます。 〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫市長 ただいま上程になりました議案について御説明申し上げます。 甲第141号議案は,本年7月19日をもって任期が満了する第二
農業委員会委員浮田孝允氏,大森美也子氏奥田哲也氏,岸本博氏,串田修氏,今東徳雄氏,延澤強哉氏及び雪本泰嗣氏の後任として同8氏を再任し,同日をもって任期が満了する上岡耕一氏及び難波勝利氏の後任として大森勇二氏及び岡本五樹氏を任命するに当たり,市議会の同意を求めようとするものです。 なお,各氏の略歴につきましては,既にお手元に配付しておりますので,説明を省略させていただきます。 何とぞ御同意のほどよろしくお願いいたします。
○
浦上雅彦議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 本案は委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上,御決定願いたいと思います。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
浦上雅彦議長 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 これより質疑に入ります。 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。 別に討論の通告がありませんので,討論を終わり,採決いたします。 甲第141号議案については,これに同意することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
浦上雅彦議長 御異議なしと認めます。よって,甲第141号議案はこれに同意することに決定いたしました。 ──────〇──────
△日程第8 諮問第2号 ─────────────
○
浦上雅彦議長 日程第8に入ります。 日程第8は,諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦についてであります。 これを上程し,市長から提案理由の説明を求めます。 〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫市長 ただいま上程になりました議案について御説明申し上げます。 諮問第2号は,令和元年5月31日付で辞任した人権擁護委員黒田積氏の後任として新庄義彦氏を推薦するに当たり,市議会の意見を聞こうとするものです。 なお,同氏の略歴につきましては,既にお手元に配付しておりますので,説明を省略させていただきます。 何とぞ御同意のほどよろしくお願いいたします。
○
浦上雅彦議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 本案は委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上,御決定願いたいと思います。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
浦上雅彦議長 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 これより質疑に入ります。 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。 別に討論の通告がありませんので,討論を終わり,採決いたします。 諮問第2号については,これに同意することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
浦上雅彦議長 御異議なしと認めます。よって,諮問第2号はこれに同意することに決定いたしました。 ──────〇──────
△日程第9
意見書案第1号 ─────────────
○
浦上雅彦議長 日程第9に入ります。 日程第9は,
意見書案第1号地方財政の充実・強化を求める意見書についてであります。 これを上程し,提出者から説明を求めます。 〔23番太田栄司議員登壇,拍手〕
◆23番(太田栄司議員) ただいま御上程になりました
意見書案第1号地方財政の充実・強化を求める意見書について,提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。 なお,提案理由の説明は,お手元にお配りしております文案の朗読をもって説明に代えさせていただきます。 地方財政の充実・強化を求める意見書 今,地方自治体には,医療・介護など社会保障への対応,子育て支援策の充実,地域交通の維持・確保など,より多く,またより複雑化した行政需要への対応が求められている。しかし,現実に公的サービスを担う人材不足は深刻化しており,疲弊する職場実態にある中,
新型コロナウイルス感染症対策や近年多発している大規模災害への対応,防災・減災事業の実施など,緊急な対応を要する課題にも直面している。 こうした地方の財源対応について,政府はいわゆる「骨太方針2018」で,2021年度の地方財政計画まで,2018年度の地方財政計画の水準を下回らないよう,実質的に同水準を確保するとしている。実際に2020年度地方財政計画の
一般財源総額は63兆4,318億円,前年比1.2%増加と,過去最高の水準となった。 しかし,人口減少・超高齢化に伴う社会保障費の増大に加え,
新型コロナウイルス感染症で疲弊した地域経済の回復など,地方の財政需要が増加することは必然であり,地方財政のさらなる充実・強化が求められている。 2021年度における地方の行政需要に的確に対応した財源を確保するため,下記の事項を実現するよう強く要望する。 記 1 社会保障,
感染症対策,防災対策,環境対策,地域交通対策,人口減少対策など,増大する地方自治体の財政需要を的確に把握し,これに見合う地方
一般財源総額の確保を図ること。 2 とりわけ,子育て,地域医療の確保,介護や児童虐待防止,生活困窮者自立支援など,急増する社会保障ニーズへの対応と人材を確保するための社会保障予算の確保及び地方財政措置を的確に行うこと。 3
新型コロナウイルス感染症対策として,新たに政府が予算化した「
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」や「
新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金」については,2020年度の
補正予算にとどまらず,
感染状況や自治体における財政需要を把握しつつ,2021年度予算においても,国の責任において十分な財源を確保すること。 4 地方交付税における「業務改革の取組等の成果を反映した算定(従来のトップランナー方式)」は,本来交付税に求められる財源保障機能を損ないかねない算定方式であることから,地域の実情を十分考慮したものとすること。 5 「まち・ひと・しごと創生事業費」として確保されている1兆円について,引き続き同規模の財源確保を図ること。 6 2020年度から始まった会計年度任用職員制度における当該職員の処遇改善に向けて,引き続き所要額の調査を行うなどして,その財源確保を図ること。 7 地域間の財源偏在性の是正に向けては,偏在性の小さい所得税・消費税を対象に国税から地方税への税源移譲を行うなど,抜本的な改善を行うこと。また,各種税制の廃止,減税を検討する際には,自治体財政に与える影響を十分検証した上で,代替財源の確保をはじめ,財政運営に支障が生じることがないよう対応を図ること。 8 地方交付税の持つ財源保障機能・財政調整機能の強化を図り,大都市特有の財政需要など地方自治体の規模に応じた財政需要や地方税等の収入を的確に見込み,標準的な行政サービスの提供に必要な地方交付税額を確保すること。 9 依然として4兆5,000億円強と前年度を超える規模の財源不足があることから,地方交付税の法定率を引き上げ,臨時財政対策債に頼らない地方財政を確立すること。 以上,
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 以上でございます。 議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願いします。(拍手)
○
浦上雅彦議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 本案は委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上,御決定願いたいと思います。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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浦上雅彦議長 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 これより質疑に入ります。 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。 別に討論の通告がありませんので,討論を終わり,採決いたします。
意見書案第1号については,提案のとおり決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
浦上雅彦議長 御異議なしと認めます。よって,
意見書案第1号は提案のとおり決定いたしました。 なお,ただいま議決いたしました
意見書案第1号の字句の整理,提出先等につきましては,議長に御一任願っておきます。 ──────〇──────
△日程第10
常任委員会及び
議会運営委員会における閉会中
継続審査及び
継続調査について ─────────────
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浦上雅彦議長 日程第10に入ります。 日程第10は,
常任委員会及び
議会運営委員会における閉会中
継続審査及び
継続調査についてであります。 お配りいたしておりますとおり,
常任委員会及び
議会運営委員会における閉会中
継続審査及び
継続調査について委員長から申出があります。 お諮りいたします。 委員長から申出のとおり,閉会中
継続審査及び
継続調査に付することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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浦上雅彦議長 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 ─────────────
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浦上雅彦議長 以上をもちまして6月
定例岡山市議会に付議されました案件は,全て議了いたしました。 ─────────────
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浦上雅彦議長 これをもちまして6月
定例岡山市議会を閉会いたします。 午前11時21分閉会...