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03月15日-11号

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  1. 岡山市議会 2019-03-15
    03月15日-11号


    取得元: 岡山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-30
    平成31年 2月定例会    平成31年2月定例岡山市議会    議 事 日 程  第11号       3月15日(金)午前10時開議第1 甲第2号議案 平成31年度岡山市一般会計予算について 甲第3号議案 平成31年度岡山市国民健康保険費特別会計予算について 甲第4号議案 平成31年度岡山市用品調達費特別会計予算について 甲第5号議案 平成31年度岡山市災害遺児教育年金事業費特別会計予算について 甲第6号議案 平成31年度岡山市公共用地取得事業費特別会計予算について 甲第7号議案 平成31年度岡山市財産区費特別会計予算について 甲第8号議案 平成31年度岡山市学童校外事故共済事業費特別会計予算について 甲第9号議案 平成31年度岡山市母子父子寡婦福祉資金貸付事業費特別会計予算について 甲第10号議案 平成31年度岡山市介護保険費特別会計予算について 甲第11号議案 平成31年度岡山市後期高齢者医療費特別会計予算について 甲第12号議案 平成31年度岡山市公債費特別会計予算について 甲第13号議案 平成31年度岡山市立総合医療センター病院事業債特別会計予算について 甲第14号議案 平成31年度岡山市病院事業会計予算について 甲第15号議案 平成31年度岡山市水道事業会計予算について 甲第16号議案 平成31年度岡山市工業用水道事業会計予算について 甲第17号議案 平成31年度岡山市市場事業会計予算について 甲第18号議案 平成31年度岡山市下水道事業会計予算について 甲第19号議案 岡山市災害救助法基金条例の制定について 甲第20号議案 岡山市職員の勤務時間,休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定について 甲第21号議案 岡山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について 甲第22号議案 岡山市財産条例の一部を改正する条例の制定について 甲第23号議案 財産区に属する基金に関する条例の一部を改正する条例の制定について 甲第24号議案 岡山市立市民文化ホール条例の一部を改正する条例の制定について 甲第25号議案 岡山市御津ふれあいプラザ条例の一部を改正する条例の制定について 甲第26号議案 岡山市灘崎文化センター条例の一部を改正する条例の制定について 甲第27号議案 岡山市建部町文化センター条例の一部を改正する条例の制定について 甲第28号議案 岡山市立福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について 甲第29号議案 岡山市営墓地条例の一部を改正する条例の制定について 甲第30号議案 岡山市営納骨堂条例の一部を改正する条例の制定について 甲第31号議案 岡山市民プール条例の一部を改正する条例の制定について 甲第32号議案 岡山市社会体育施設条例の一部を改正する条例の制定について 甲第33号議案 岡山市立市民会館条例の一部を改正する条例の制定について 甲第34号議案 岡山シンフォニーホール条例の一部を改正する条例の制定について 甲第35号議案 岡山シティミュージアム条例の一部を改正する条例の制定について 甲第36号議案 岡山市宇垣コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定について 甲第37号議案 岡山市人権啓発センター条例の一部を改正する条例の制定について 甲第38号議案 岡山市男女共同参画社会の形成の促進に関する条例の一部を改正する条例の制定について 甲第39号議案 岡山市男女共同参画社会推進センター条例の一部を改正する条例の制定について 甲第40号議案 岡山市休日夜間急患診療所条例の一部を改正する条例の制定について 甲第41号議案 岡山市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 甲第42号議案 岡山市ふれあいセンター条例の一部を改正する条例の制定について 甲第43号議案 岡山市ウェルポートなださき条例の一部を改正する条例の制定について 甲第44号議案 岡山市災害救助条例の一部を改正する条例の制定について 甲第45号議案 岡山市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について 甲第46号議案 岡山市心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例の制定について 甲第47号議案 岡山市保健所及び保健センター条例の一部を改正する条例の制定について 甲第48号議案 岡山市こころの健康センター条例の一部を改正する条例の制定について 甲第49号議案 岡山市簡易給水施設の設置及び給水に関する条例の一部を改正する条例の制定について 甲第50号議案 岡山市立老人憩の家条例の一部を改正する条例の制定について 甲第51号議案 岡山市福寿苑条例の一部を改正する条例の制定について 甲第52号議案 岡山市介護給付費準備基金条例の一部を改正する条例の制定について 甲第53号議案 岡山市介護医療院の人員,施設及び設備並びに運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について 甲第54号議案 岡山市障害者体育センター条例の一部を改正する条例の制定について 甲第55号議案 岡山市立勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例の制定について 甲第56号議案 岡山市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について 甲第57号議案 岡山市立少年自然の家条例の一部を改正する条例の制定について 甲第58号議案 岡山市日応寺自然の森条例の一部を改正する条例の制定について 甲第59号議案 岡山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について 甲第60号議案 岡山市立認定こども園条例の一部を改正する条例の制定について 甲第61号議案 岡山市立学校の学校医,学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例の制定について 甲第62号議案 岡山市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例の制定について 甲第63号議案 岡山市東部リユースぷらざ条例の一部を改正する条例の制定について 甲第64号議案 岡山市西部リユースぷらざ条例の一部を改正する条例の制定について 甲第65号議案 当新田健康増進施設設置条例の一部を改正する条例の制定について 甲第66号議案 東部健康増進施設設置条例の一部を改正する条例の制定について 甲第67号議案 岡山市勤労者福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について 甲第68号議案 岡山市職業訓練施設条例を廃止する条例の制定について 甲第69号議案 岡山城天守閣条例の一部を改正する条例の制定について 甲第70号議案 岡山市足守プラザ条例の一部を改正する条例の制定について 甲第71号議案 岡山市かながわSAKAGURA条例の一部を改正する条例の制定について 甲第72号議案 岡山市建部町八幡温泉配湯条例の一部を改正する条例の制定について 甲第73号議案 岡山市たけべ八幡温泉条例の一部を改正する条例の制定について 甲第74号議案 岡山市営宝伝駐車場条例の一部を改正する条例の制定について 甲第75号議案 岡山コンベンションセンター条例の一部を改正する条例の制定について 甲第76号議案 ママカリパーキング条例の一部を改正する条例の制定について 甲第77号議案 岡山市農村集落活性化施設条例の一部を改正する条例の制定について 甲第78号議案 岡山市クラインガルテン条例の一部を改正する条例の制定について 甲第79号議案 岡山市サウスヴィレッジ条例の一部を改正する条例の制定について 甲第80号議案 岡山市漁港管理条例の一部を改正する条例の制定について 甲第81号議案 岡山市公共物管理条例の一部を改正する条例の制定について 甲第82号議案 岡山市城下地下広場条例の一部を改正する条例の制定について 甲第83号議案 岡山市営駐車場条例の一部を改正する条例の制定について 甲第84号議案 岡山市パークアンドライド駐車場条例の一部を改正する条例の制定について 甲第85号議案 岡山市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例の制定について 甲第86号議案 岡山市公園条例の一部を改正する条例の制定について 甲第87号議案 岡山市児童遊園地条例の一部を改正する条例の制定について 甲第88号議案 岡山市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について 甲第89号議案 岡山市港湾水域占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について 甲第90号議案 岡山市駅前広場駐車場条例の一部を改正する条例の制定について 甲第91号議案 岡山市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について 甲第92号議案 岡山市下水道条例の一部を改正する条例の制定について 甲第93号議案 岡山市準用河川流水占用料等徴収条例の一部を改正する条例の制定について 甲第94号議案 岡山市採石及び砂利採取関係事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について 甲第95号議案 岡山市水道条例の一部を改正する条例の制定について 甲第96号議案 岡山市工業用水道条例の一部を改正する条例の制定について 甲第97号議案 岡山市水道の布設工事監督者及び水道技術管理者の資格等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 甲第98号議案 岡山市中央卸売市場業務条例の一部を改正する条例の制定について 甲第99号議案 岡山市花き地方卸売市場業務条例の一部を改正する条例の制定について 甲第100号議案 岡山市立学校条例の一部を改正する条例の制定について 甲第101号議案 西川アイプラザ条例の一部を改正する条例の制定について 甲第102号議案 岡山市立公民館条例の一部を改正する条例の制定について 甲第103号議案 岡山市立犬島自然の家条例の一部を改正する条例の制定について 甲第104号議案 岡山市環境学習センター「めだかの学校」条例の一部を改正する条例の制定について 甲第105号議案 岡山市近水園条例の一部を改正する条例の制定について 甲第106号議案 旧足守藩侍屋敷遺構条例の一部を改正する条例の制定について 甲第107号議案 岡山市立オリエント美術館条例の一部を改正する条例の制定について 甲第108号議案 指定管理者の指定の期間の変更について 甲第109号議案 指定管理者の指定について 甲第110号議案 指定管理者の指定について 甲第111号議案 指定管理者の指定について 甲第112号議案 指定管理者の指定について 甲第113号議案 岡山市及び津山市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更について 甲第114号議案 岡山市及び総社市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更について 甲第115号議案 岡山市及び久米南町における連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更について 甲第116号議案 平成31年度包括外部監査契約の締結について 甲第117号議案 工事請負契約の一部変更について 甲第118号議案 事業契約の締結について 甲第119号議案 事業契約の締結について 甲第120号議案 平成30年度岡山市一般会計補正予算(第6号)について 甲第121号議案 平成30年度岡山市国民健康保険費特別会計補正予算(第3号)について 甲第122号議案 平成30年度岡山市災害遺児教育年金事業費特別会計補正予算(第1号)について 甲第123号議案 平成30年度岡山市公共用地取得事業費特別会計補正予算(第1号)について 甲第124号議案 平成30年度岡山市財産区費特別会計補正予算(第1号)について 甲第125号議案 平成30年度岡山市学童校外事故共済事業費特別会計補正予算(第1号)について 甲第126号議案 平成30年度岡山市介護保険費特別会計補正予算(第3号)について 甲第127号議案 平成30年度岡山市後期高齢者医療費特別会計補正予算(第2号)について 甲第128号議案 平成30年度岡山市公債費特別会計補正予算(第1号)について 甲第129号議案 平成30年度岡山市立総合医療センター病院事業債特別会計補正予算(第1号)について 甲第130号議案 平成30年度岡山市水道事業会計補正予算(第3号)について 甲第131号議案 平成30年度岡山市工業用水道事業会計補正予算(第2号)について 甲第132号議案 平成30年度岡山市市場事業会計補正予算(第1号)について 甲第133号議案 平成30年度岡山市下水道事業会計補正予算(第3号)について 甲第134号議案 岡山市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 甲第135号議案 岡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について 甲第136号議案 損害賠償の額を定めることについて第2 平成27年陳情第24号 路面電車の岡山駅東口への乗り入れについて 平成27年陳情第27号 路面電車駅前乗り入れ平面案の早期実現について 平成27年陳情第28号 路面電車の岡山駅前広場への乗り入れについて 平成27年陳情第29号 路面電車駅前広場への平面乗り入れについて 平成27年陳情第30号 路面電車駅前広場への平面乗り入れについて 平成27年陳情第31号 路面電車駅前広場への平面乗り入れについて 平成27年陳情第32号 路面電車駅前広場への平面乗り入れについて 平成27年陳情第33号 路面電車駅前広場への平面乗り入れについて 平成27年陳情第34号 路面電車駅前広場への平面乗り入れについて 平成27年陳情第35号 路面電車駅前広場への平面乗り入れについて 平成27年陳情第36号 路面電車駅前広場への平面乗り入れについて 平成27年陳情第41号 路面電車の岡山駅前への平面乗り入れ早期実現について 平成27年陳情第42号 岡山駅への路面電車の平面乗り入れ早期実現について 平成28年陳情第8号 路面電車のJR岡山駅前広場への乗り入れの早期実現について 平成28年陳情第9号 路面電車駅前広場への平面乗り入れについて 平成28年陳情第10号 路面電車の岡山駅への平面乗り入れ早期実現のために,調査・検討の予算を議決することについて 平成28年陳情第15号 路面電車岡山駅前広場乗り入れに際し岡山駅東口構内全体を見直した上での施設の拡充について 平成28年陳情第16号 路面電車駅前乗り入れ平面案の早期実現について 平成28年陳情第17号 路面電車駅前広場への乗り入れに関しての調査・検討予算の議決について 平成28年陳情第18号 路面電車駅前広場への乗り入れに関しての調査・検討予算の議決について 平成28年陳情第19号 路面電車駅前広場への乗り入れに関しての調査・検討予算の議決について 平成30年陳情第3号 受動喫煙の防止と啓発について 陳情第1号 視覚障害者であることを知ってもらうためのたすきについて 陳情第3号 平成31年10月の消費税10%への中止を求める意見書の提出について 陳情第5号 国に対し消費税増税中止を求める意見書の提出について 陳情第6号 憲法を壊す「9条改憲」に反対し,憲法を生かすため,国に対する意見書の提出について 陳情第7号 同意なしの個人情報の提供を行わないことについて 陳情第8号 種子法廃止に伴い岡山県の取り組みが後退しないよう岡山県に条例の制定を求める意見書の提出について第3 平成30年7月豪雨災害対策等調査特別委員会の中間報告について第4 大都市制度・広域連携調査特別委員会以下4特別委員会の調査状況報告について第5 報第13号 専決処分の報告について 報第14号 専決処分の報告について 報第15号 専決処分の報告について 報第16号 専決処分の報告について第6 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について第7 三ケ村組合議会議員の選挙について第8 四ケ郷組合議会議員の選挙について第9 六ケ郷組合議会議員の選挙について第10 西一郷半組合議会議員の選挙について第11 決議案第1号 「多様性尊重社会の実現に向け,世代にわたる取り組みを推進すること」を求める決議第12 常任委員会及び議会運営委員会における閉会中継続審査及び継続調査について 1 継続審査  〇 保健福祉委員会    平成28年陳情第40号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書の提出について    平成28年陳情第41号 介護従事者の勤務環境改善及び処遇改善の実現を求める意見書の提出について    平成29年陳情第1号 障害児者の生きる基盤となる「暮らしの場」の早急な整備を求める意見書の提出について    平成29年陳情第4号 給付制奨学金の創設について    平成29年陳情第31号 中学卒業までの医療費の無料化を求める意見書の提出等について    平成30年陳情第22号 岡山市こども園化における候補園を見直し,横井保育園の民営化の計画を凍結して横井保育園を今までどおり公立保育園として存続するよう求めることについて    平成30年陳情第23号 岡山市吉備津保育園を市立保育園として存続させるよう求めることについて    平成30年陳情第26号 岡山市立幼保連携型認定こども園の数の拡大及び既存の保育園・幼稚園で定員を満たしている園の存続を求めることについて    平成30年陳情第27号 岡山市可知保育園園舎の耐震問題について    陳情第2号 後期高齢者医療の窓口負担の見直しに当たり,原則1割負担の継続を求める意見書の提出について  〇 環境消防水道委員会    平成30年陳情第29号 公園での喫煙禁止を求めることについて    平成30年陳情第30号 路上喫煙制限指定区域の拡張変更等を求めることについて    平成30年陳情第31号 路上喫煙制限指定区域及び公園での喫煙者に対する罰則規定の制定を求めることについて  〇 経済委員会    平成29年陳情第2号 池田動物園の公営化について    平成29年陳情第19号 住宅宿泊事業条例の制定について    平成29年陳情第20号 住宅宿泊事業条例の制定について    陳情第4号 最低賃金の地域間格差をなくして大幅に引き上げ,中小企業支援策の拡充を実現する意見書の提出について  〇 建設委員会    平成28年陳情第14号 路面電車岡山駅前広場乗り入れ計画の実証実験の実施について  〇 市民文教委員会    平成27年陳情第21号 山田グリーンパーク スケート場の改修及び補助金給付について    平成27年陳情第23号 障害や発達に応じた教育が受けられるような学級編成への改善について    平成28年陳情第7号 アユモドキ産卵場の休耕田の買い上げについて    平成29年陳情第15号 体育館の新設について    平成29年陳情第30号 市民のための芸術センター,美術館の設置について    平成30年陳情第16号 北朝鮮による全ての拉致被害者救出を日本国政府に強く求める意見書の提出及び岡山市民が拉致された可能性が排除できない行方不明者である事案の啓発強化について    平成30年陳情第28号 西大寺向州公園テニスコートの新設について    平成30年陳情第32号 客引き行為等の防止に関する条例の制定を求めることについて 2 継続調査  〇 総務委員会    市政運営の基本方針について    危機管理について    主要政策について    行財政改革について    広報及び情報政策について    組織及び人事の管理について    文書管理及び情報公開について    財政問題について    会計及び財産管理について    入札及び契約について    選挙事務について  〇 保健福祉委員会    福祉行政について    保健行政について    環境衛生行政について    医療行政について    岡山っ子育成について  〇 環境消防水道委員会    廃棄物の処理及び清掃について    環境保全について    消防力の整備充実について    水道事業について  〇 経済委員会    商・工業振興対策について    観光コンベンション対策について    雇用対策について    農林水産業振興対策について    市場事業対策について  〇 建設委員会    都市計画について    交通政策について    都市再開発について    区画整理について    公園緑地について    道路橋りょう・港湾について    建築・住宅について    開発行為について    西部新拠点について    下水道・河川について    公共工事について  〇 市民文教委員会    市民サービスの充実について    生活衛生行政について    文化・スポーツ政策について    市民との協働について    持続可能な開発のための教育(ESD)について    国際交流について    人権行政について    男女共同参画について    学校教育について    社会教育について    教育施設について  〇 議会運営委員会    議会の運営及び議長の諮問について    議会に関する条例等について      …………………………………〇会議に付した事件 日程第1 甲第2号議案~甲第136号議案 日程第2 平成27年陳情第24号,平成27年陳情第27号~平成27年陳情第36号,平成27年陳情第41号,平成27年陳情第42号,平成28年陳情第8号~平成28年陳情第10号,平成28年陳情第15号~平成28年陳情第19号,平成30年陳情第3号,陳情第1号,陳情第3号,陳情第5号~陳情第8号 日程第3 平成30年7月豪雨災害対策等調査特別委員会の中間報告について 日程第4 大都市制度・広域連携調査特別委員会以下4特別委員会の調査状況報告について 日程第5 報第13号~報第16号 日程第6 諮問第1号 日程第7 三ケ村組合議会議員の選挙について 日程第8 四ケ郷組合議会議員の選挙について 日程第9 六ケ郷組合議会議員の選挙について 日程第10 西一郷半組合議会議員の選挙について 日程第11 決議案第1号 日程第12 常任委員会及び議会運営委員会における閉会中継続審査及び継続調査について      ──────〇──────〇出席議員(46人)            1番  東     毅            2番  田 中 のぞみ            3番  林   敏 宏            4番  柳 迫 和 夫            5番  柳 井   弘            6番  岡 崎   隆            7番  松 田 隆 之            8番  松 本 好 厚            9番  林     潤            10番  河 田 正 一            11番  竹之内 則 夫            12番  福 吉 智 徳            13番  太 田 栄 司            14番  山 田 正 幸            15番  難 波 満津留            16番  千 間 勝 己            17番  二 嶋 宣 人            18番  川 本 浩一郎            19番  赤 木 一 雄            20番  藤 原 哲 之            21番  竹 永 光 恵            22番  中 原 淑 子            23番  松 田 安 義            24番  鬼 木 のぞみ            25番  高 橋 雄 大            26番  森 山 幸 治            27番  吉 本 賢 二            28番  森 田 卓 司            29番  成 本 俊 一            30番  小 川 信 幸            31番  東 原   透            32番  松 島 重 綱            33番  則 武 宣 弘            34番  田 尻 祐 二            35番  磯 野 昌 郎            36番  羽 場 頼三郎            37番  下 市 このみ            38番  楠 木 忠 司            39番  小 林 寿 雄            40番  和 氣   健            41番  三 木 亮 治            42番  鷹 取 清 彦            43番  礒 谷 和 行            44番  浦 上 雅 彦            45番  田 口 裕 士            46番  宮 武   博      …………………………………〇欠席議員(0人)      ─────────────〇説明のため出席した者       市     長  大 森 雅 夫       副  市  長  那 須 正 己       副  市  長  加 藤 主 税       危機管理担当局長 田 中 利 直       市 長 公 室 長  福 井 貴 弘       政 策 局 長  山 口 博 史       総 務 局 長  河 野 広 幸       財 政 局 長  山 本 修 司       市 民 生活局長  荒 島 茂 樹       市 民 協働局長  江 田 美 幸       保 健 福祉局長  森 安 浩一郎       岡山っ子育成局長 小 野 典 生       岡山っ子育成局保育・幼児教育担当局長                中 原 貴 美       環 境 局 長  門 田 和 宏       産 業 観光局長  赤 坂   隆       産業観光局産業政策担当局長                堤   修 治       都 市 整備局長  林   恭 生       都市整備局都市・交通・公園担当局長                栗 田 泰 正       下水道河川局長  桐 野 眞 二       水道事業管理者  今 川   眞       市場事業管理者  田 淵   薫       消 防 局 長  東 山 幸 生      選挙管理委員会       委  員  長  桑 島 幹 雄      監 査 委 員       委     員  岸   堅 士      人 事 委 員 会       委     員  矢 野 有 哉      農 業 委 員 会       第二農業委員会会長浮 田 孝 允      教 育 委 員 会       教育長      菅 野 和 良      ─────────────〇出席した議会事務局職員       局     長  矢 木 広 幸       次     長  中 野   光       総 務 課 長  山 本 和 広       議 事 課 長  森 安 章 浩       調 査 課 長  塩 見 紀己代      午前10時0分開議 ○宮武博議長  皆さんおはようございます。 これより2月定例市議会第11日目の本会議を開きます。 ただいまの御出席は43名であります。      ───────────── ○宮武博議長  会議録署名議員に小林議員,三木議員のお二人を指名いたします。      ───────────── ○宮武博議長  本日の議事日程は,お配りいたしておりますとおりでございます。      ───────────── ○宮武博議長  この際御報告申し上げます。 お配りいたしておりますとおり,監査委員から例月現金出納検査の結果について,市長から市議会における説明者の異動についてそれぞれ報告がありましたので,御報告申し上げます。      ──────〇────── △日程第1  甲第2号議案~甲第136号議案      ───────────── ○宮武博議長  日程に入ります。 日程第1は,甲第2号議案平成31年度岡山市一般会計予算について以下135件の議案についてであります。 これらを一括上程いたします。 これらの議案につきましては,それぞれ所管の委員会において御審査をいただいておりますので,これより委員長の報告を求めます。 まず,総務委員長の報告を求めます。     〔28番森田卓司議員登壇,拍手〕 ◆28番(森田卓司議員)  皆さんおはようございます。 それでは,総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は,甲第2号議案平成31年度岡山市一般会計予算について外18件の議案についてであります。 これらの審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,甲第2号議案平成31年度岡山市一般会計予算について,甲第22号議案岡山市財産条例の一部を改正する条例の制定について,甲第120号議案平成30年度岡山市一般会計補正予算(第6号)については,一部の委員から反対があり賛成多数で,その他の議案については全会一致で原案のとおり可決並びに同意すべきものと決定いたしました。 それでは,審査の過程において特に議論となりました点について順次御報告申し上げます。 まず初めに,甲第120号議案平成30年度岡山市一般会計補正予算(第6号)についてのうち,歳出第2款総務費第1項総務管理費中,第20目企画費についてであります。 ここでは,中山間・周辺地域を対象として,持続可能な地域づくりを目指し,さまざまな地域課題の解決に取り組むための活動に交付される地域の未来づくり推進事業補助金の予算がほとんど執行されていないことが議論になりました。 まず委員から,補助金の予算が減額となる理由は何か,予算が執行できなかったということは周知が足りなかったのかとの質問があり,当局から,昨年6月から事業を開始したが,7月に豪雨災害が発生したことにより事業全体が後ろ倒しになった。来年度行う事業については申請を受け付けており,着実に実行していきたいとの答弁がありました。 さらに別の委員から,市民の皆さんが活用しにくいと思われているため申請していないのではないか,柔軟に運用し,事業に参加しやすくできているのかとの質問があり,当局から,初めての取り組みであり,職員が地域に入っていき,地域の声を聞きながら事業を進めている。今後もこうした取り組みを継続して事業を進めたいとの答弁がありました。 次に,甲第2号議案平成31年度岡山市一般会計予算についてのうち,歳出第2款総務費第1項総務管理費中,第57目防災対策費であります。 ここでは自主防災組織等育成事業について議論となりました。 これは,自主防災組織の主体を単位町内会とし,結成時の手続の簡易化,支援制度の助成金支給への見直し,結成時の助成額の引き上げなどにより自主防災組織の結成の促進や活動の活性化等を図るものです。 委員から,自主防災組織を結成したときに,最初にどういう活動をすればいいか,かなり手探りだった。マニュアルのようなものを示していくことが必要だと思うが,どのように取り組まれるのかとの質問があり,当局から,地域に説明に入る際に自主防災組織の役割等をわかりやすい資料で示していく。また,出前講座の際も要望に沿った資料を持参して説明していこうと思っているとの答弁がありました。 これを受けて委員から,100%の結成率を目指していくということなので,初期段階の継続支援が大事だ。要配慮者の個別支援計画なども含めて,ぜひわかりやすく啓発してもらいたいとの要望がありました。 次に,甲第117号議案工事請負契約の一部変更についてであります。 これは,岡山市一宮浄化センター施設改修工事の工期を延長するために工事請負契約の一部を変更しようとするものです。 委員から,工期の大幅なおくれを招いたのは誰の責任なのか,二度も三度も変更契約することにはならないとの指摘があり,当局から,責任がどこにあるのか明確にしないと今後の議論をすることができないと考えているとの答弁がありました。 別の委員から,今回の変更契約は仕事として余りにもお粗末で非常に残念だ。責任を持って仕事をしてほしい。不測の事態があった場合の工期延長はやむを得ないが,工事の進捗状況等については全庁的に徹底した管理をすべきではないかとの厳しい意見があり,当局から,工事の発注及び進捗状況等については,契約指導の立場から今後チェック機能を十分果たせるよう取り組んでまいりたいとの答弁がありました。 以上のとおりでありますが,当局におかれましては,このほか,審査の過程や所管事務調査において各委員から出された意見や要望等に十分留意され,事務事業の執行に当たられますよう申し添えて,総務委員会の報告を終わらせていただきます。(拍手) ○宮武博議長  次に,保健福祉委員長の報告を求めます。     〔12番福吉智徳議員登壇,拍手〕 ◆12番(福吉智徳議員)  保健福祉委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。 本委員会に付託されました案件は,甲第2号議案平成31年度岡山市一般会計予算について外37件の議案であります。 これらの審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,甲第2号議案平成31年度岡山市一般会計予算について,甲第3号議案平成31年度岡山市国民健康保険費特別会計予算について,甲第40号議案岡山市休日夜間急患診療所条例の一部を改正する条例の制定についてから甲第43号議案岡山市ウェルポートなださき条例の一部を改正する条例の制定についてまでの4議案について,甲第47号議案岡山市保健所及び保健センター条例の一部を改正する条例の制定についてから甲第51号議案岡山市福寿苑条例の一部を改正する条例の制定についてまでの5議案について,甲第54号議案岡山市障害者体育センター条例の一部を改正する条例の制定について,甲第55号議案岡山市立勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例の制定について,甲第57号議案岡山市立少年自然の家条例の一部を改正する条例の制定についてから甲第60号議案岡山市立認定こども園条例の一部を改正する条例の制定についてまでの4議案について,以上17件の議案については,一部の委員から反対意見があり賛成多数で,その他の議案についてはいずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 それでは,審査の過程で特に議論となりました点について順次御報告いたします。 まず,甲第2号議案平成31年度岡山市一般会計予算についてのうち,放課後児童健全育成事業についてであります。 ここでは,放課後児童クラブの今後の運営に関し,サービス内容の平準化や運営の一元化の方向性について議論となりました。 まず委員から,放課後児童クラブの運営は平成32年度からふれあい公社へ業務委託する予定だが,ふれあい公社が採用する支援員の雇用形態は1年契約ではなく退職までということでいいのかとの質問があり,当局から,支援員の雇用条件等についてはまだお答えすることができない状況だが,市とふれあい公社との契約については現段階では1年ごとの契約を想定している。複数年契約という考え方も検討の必要があると考えているとの答弁がありました。 また別の委員から,学校では障害のある子どもの生活支援と安全確保のため特別支援教育支援員を配置しているが,放課後に児童クラブに行くと受けられるサービスが変わってくる可能性がある。今後ワーキンググループをつくって具体的な議論を進めていくことになると思うが,本会議でも答弁されたように教育委員会と保健福祉局と岡山っ子育成局でしっかり連携をとりながら調整してほしいとの意見があり,当局から,学校が終わった後児童クラブでお預かりするという一連の流れの中で担当する職員は学校と児童クラブでは変わってくるが,委員の意見を念頭に置いて関係部局と連携をとりながら調整していきたいとの答弁がありました。 次に,子育て環境の施設整備推進事業に関連して,障害児の受け入れについての考え方が議論となりました。 委員から,必ず障害児は受け入れるという前提に立つと,認定こども園等を整備する際は障害児保育に利用できる部屋が必要だと思うとの指摘があり,当局から,障害の有無にかかわらず,できるだけみんなが一緒に保育を受けられるようにするというのが岡山市のポリシーである。一方で障害児保育に利用できる部屋が重要だということは認識している。施設によって条件が違う中で,良質な就学前教育・保育をひとしく提供できるようにしっかりと考えていきたいとの答弁がありました。 次に,生活保護費についてであります。 委員から,以前から指摘しているが,生活保護受給世帯の数に対し,ケースワーカーの数が社会福祉法で定める標準数を下回っている。制度の適切な運用のためにも必要な人員は要求し続けていくべきではないかとの意見があり,当局から,人事当局へは引き続き要求を続けていく。また,ケースワーカーを補助する嘱託員を配置するなど,組織的な対応ができるような体制づくりも進めていきたいと考えているとの答弁がありました。 また別の委員から,正規職員を一気に標準数までふやすのが難しいのであれば,再任用職員や嘱託員といった人生経験の豊富な方にケースワーカーをしていただく方法もあるのではないかとの意見があり,当局から,再任用職員や嘱託員の活用も含めて,標準数を実現できるような方策を関係部局とも協議していきたいとの答弁がありました。 次に,甲第10号議案平成31年度岡山市介護保険費特別会計予算についてであります。 ここでは要介護認定について議論となりました。 委員から,要介護認定は申請から認定まで岡山市では平均しておよそ39日かかると聞いている。少しでも早く介護サービスを受けたいと思っている申請者のためにも,できるだけ速やかに認定できるように検討してほしいとの要望があり,当局から,高齢者の方がふえてきており申請件数もふえてきている中で,国に対して制度改善などを要望している。認定審査会に向けてのやり方の効率化を図ることなどにより改善していき,遅滞なく進めていけるように努めていきたいとの答弁がありました。 以上,本委員会における審査の経過を御報告いたしましたが,このほかにも審査の過程でさまざまな意見や要望が出されました。当局におかれましては,こうした意見や要望に十分留意され,事務事業の執行に当たられますよう申し添えて,保健福祉委員会の報告を終わらせていただきます。(拍手) ○宮武博議長  次に,環境消防水道委員長の報告を求めます。     〔16番千間勝己議員登壇,拍手〕 ◆16番(千間勝己議員)  環境消防水道委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は,甲第2号議案平成31年度岡山市一般会計予算について外17件の議案であります。 これらの審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,甲第2号議案平成31年度岡山市一般会計予算について,甲第15号議案平成31年度岡山市水道事業会計予算について,甲第16号議案平成31年度岡山市工業用水道事業会計予算について,甲第62号議案岡山市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例の制定について,甲第63号議案岡山市東部リユースぷらざ条例の一部を改正する条例の制定について,甲第64号議案岡山市西部リユースぷらざ条例の一部を改正する条例の制定について,甲第65号議案当新田健康増進施設設置条例の一部を改正する条例の制定について,甲第66号議案東部健康増進施設設置条例の一部を改正する条例の制定について,甲第95号議案岡山市水道条例の一部を改正する条例の制定について,甲第96号議案岡山市工業用水道条例の一部を改正する条例の制定について,以上10件の議案については,一部の委員から反対があり賛成多数で,その他の議案については全会一致で,いずれも原案のとおり可決並びに同意すべきものと決定いたしました。 それでは,審査の過程において特に議論となりました甲第2号議案平成31年度岡山市一般会計予算中,環境局関係について御報告申し上げます。 ここでは,まずごみ処理広域化対策事業についてが議論となりました。 この事業では,岡山市,玉野市,久米南町の2市1町を新岡山県ごみ処理広域化計画の岡山ブロックの構成市町として広域ごみ処理施設の整備計画を進めています。岡山市の岡南環境センターの敷地を候補地として決定したことを受け,施設整備の基礎となる広域処理施設整備計画等を策定していくものであります。 まず委員から,11月議会の本委員会で附帯決議を付した件だが,現状はどうなっているのかとの質問があり,当局から,1月に芳泉学区,福浜学区,岡南学区の単位町内会長を対象とした説明会を開催したが,施設規模,配置計画,事業スケジュール等をまだお示しできていない状況であり,具体的資料が示されていない等の御意見をいただいた。新年度に広域処理施設整備計画を発注した後,それらの資料を作成して地元住民に資料をお示しして御意見をいただきながら広域処理施設整備計画にフィードバックして計画を取りまとめていきたいとの答弁がありました。 これを受けて委員から,広域処理施設整備計画が最終的に決定するのはいつなのかとの質問があり,当局から,委託の期間を平成31年度末までと予定しているとの答弁がありました。 別の委員から,この問題は11月議会から議論しており,民間に貸している北側用地や温水プールを今後どのようにしていくのか,まず地域住民の意見を把握する必要があると思うがどうかとの質問があり,当局から,1月の町内会長への説明の中では温水プールや公園がどうなるかという御意見はいただいたが,北側用地を活用してはどうかなどの具体的な話は出ていない。今後の検討の中で進めていく内容であるとの答弁がありました。 さらに別の委員から,平成31年度中に広域処理施設整備計画を策定するとのことだが,地元住民が納得しているのであればよいが,当局の一方的な感触だと思う。岡南環境センターの敷地を広域ごみ処理施設の候補地としたのであれば地元住民に対して説明責任があり,広域処理施設整備計画のわかっているところから説明していく必要があると思うがどうかとの質問があり,当局から,我々としても一刻も早く地元住民の方へ御周知を図るべく動いている。今後は,岡南環境センターの周りには小学校区が3学区ありエリアも広いため,各町内会長と説明会の開催時期,場所,対象等を平成30年度中には相談していきたい。その後,施設規模,配置計画,全体の工事スケジュール等を,全部まとまった段階ではなくその都度地元住民に説明し,その中で御意見を聞きながら作成して,最終的に広域処理施設整備計画をまとめていきたいとの答弁がありました。 また別の委員から,附帯決議について当局としてこれまでどのくらい取り組んできたのかとの質問があり,当局から,附帯決議の1点目,対象となる地元への説明を丁寧に行い,理解に努めることについてだが,この事業を進める上でずっと御理解をいただきながら進めていかないといけないと受けとめている。今の段階では町内会長に当たっただけで,入り口に立っていると考えている。2点目,本委員会を初め議会に逐次説明や報告を行い,業務を執行することについてだが,私どもが十分動けておらず,また御報告も十分できていない点がある。動きがある都度,本委員会に御報告した上で進めていきたいとの答弁がありました。 これを受けて委員から,この件については委員全員が心配しているとの意見がありました。 なお,附帯決議の解除の可否については後ほど御報告いたします。 続いて,同じく環境局関係で一宮浄化センター施設改修事業費についてが議論となりました。 まず当局から,11月議会で工期が平成33年6月まで27カ月延びるということで改めて債務負担行為の設定を行った。今回,平成30年度2月補正予算で一宮浄化センター施設改修事業費を11億2,774万円減額補正として予算計上している。1期工事の放流管工事は平成31年6月ごろまでに終わる予定であり,2期工事では200キロリットル系列の処理施設を停止し,平成31年度,平成32年度で300キロリットル系列の処理施設へ更新する工事を行う予定としている。また,平成31年度当初予算案として一宮浄化センター施設改修事業費を2億5,000万円計上しているが,その内訳は,工事請負費として2期工事の出来高払い分1億6,500万円,その他として工事管理費,下水道使用料金,消耗品費であるとの説明がありました。 委員から,契約金額はふえるのか,そのあたりはどうなっているのかとの質問があり,当局から,今回の契約変更だが,工期は27カ月延びるが契約金額の変更はないとの答弁がありました。 さらに委員から,契約金額の変更はいつ出てくるのかとの質問があり,当局から,今回の契約変更は工期のみの変更であることについては業者と合意している。当初市が定めていたルートから現在のルートへの変更に要した経費について業者に対して合理的な説明ができる資料の提出を求め,提出された資料の内訳をさらに求めている状況であり,現在協議中であるとの答弁がありました。 さらに別の委員から,本委員会に2年もおくれて報告したことがそもそもの間違いである。また,2年もおくれれば経費はかかるだろうが,責任は当然業者にあると思う。当初の契約の基本的な考え方を押し通さないといけないと思うがどうかとの質問があり,当局から,当然工期内に完工できるということで請け負っているので,請け負った以上,業者としての責任がある。岡山市も施工について困難なルートを示した部分があるので,合理的な理由があれば金額について協議を継続していく。しかし,合理的な理由がなければ当然金額を変更することはないとの答弁がありました。 これを受けて委員から,あくまで粘り強く交渉してくれとの強い要望がありました。 以上で本委員会に付託されました議案の報告は終わりますが,この場をおかりして一宮浄化センター施設改修工事について及び広域処理施設整備計画等策定業務委託について御報告申し上げます。 まず,一宮浄化センター施設改修工事についてであります。 ここでは当局から,改修工事の工期が延長となった理由について説明がありました。本工事は,老朽化した基幹設備及び建物について現有施設を利用した改修を行い,設備の小型化,効率化による維持管理費の削減,公共下水道への接続を目的としたものです。平成27年12月17日から平成31年3月31日までを工期として計画し,請負金額33億4,260万円,業者は水ingエンジニアリング株式会社大阪支店,設計施工一括方式で発注したものです。工事のおくれた原因は放流管ルートを決定できなかったことであり,当初設定した放流管ルートは,放流地点であるマンホールが特殊な構造であった等の理由から施工困難なことが判明しました。そこからほかの放流管ルートを複数検討し,最終的なルートの変更決定は平成29年7月となり,JRとの協議に時間を要し,さらにボーリング等の調査,施工が非用水期に限られていることから,工期を平成33年6月30日まで27カ月延長せざるを得ない事態に至ったものであります。 まず委員から,今までの過程で業者とどのような話し合いをしてきたのかとの質問があり,当局から,放流管の施工が困難であることが判明した平成28年9月から検討していくことになった。この検討の中で別ルートを示して再検討の要請を行ったとの答弁がありました。 別の委員から,これは33億円の巨大な事業なので,業者と定期的にミーティングを行い,問題点を確認しながら進めていくべきではなかったのかとの質問があり,当局から,この工事には工事監理も入っており,工程会議を定期的に行っている。その中で問題点として放流管の話も出ていたが,なかなかうまく進んでいかなかった。今後はこれからの工事がおくれることのないようにしっかりとやっていきたいとの答弁がありました。 次に,広域処理施設整備計画等策定業務委託についてであります。 11月議会において,甲第201号議案平成30年度岡山市一般会計補正予算(第4号)の採決に当たり附帯決議を付していましたことは皆さん御承知のとおりでございます。附帯決議に対する当局の対応状況については,甲第2号議案平成31年度岡山市一般会計予算中,環境局関係,ごみ処理広域化対策事業についてのところで先ほど御報告申し上げたとおりです。 まず当局から,広域処理施設整備計画策定業務委託のスケジュールについて,平成31年3月15日から委託業者の募集開始のお知らせを行い,参加申請書及び企画提案書の提出は4月8日から15日までの1週間を予定しており,4月19日には審査を行い,4月26日には契約を締結する予定であるとの説明がありました。 委員から,4月26日に契約予定とのことだが,地域住民に説明できるのは5月中旬くらいになるのかとの質問があり,当局から,広域処理施設整備計画等策定業務委託は企画提案書の企画競争入札のため,契約締結後に実際の業務がスタートする。施設の規模や炉の数,事業全体のスケジュールなどを決めていくことになる。地元住民に実際に説明する資料は,契約後速やかに作成をお願いすることになるとの答弁がありました。 別の委員から,業務内容は白紙のようだが,市としてある程度骨子は持っているのかとの質問があり,当局から,岡南環境センターの敷地を候補地として決定を受けて,ごみ処理基本計画の中間見直し,今後の計画ごみ量の検討,適合性のある炉,処理方式の検討などを行っていくとの答弁がありました。 さらに別の委員から,それだけの内容を検討するならば半年以上かかるのではないか,広域処理施設整備計画等策定業務委託のスケジュールがそもそも厳しいのではないかとの質問があり,当局から,現在のスケジュールは定められた期間は守っているが,タイトなものとなっている。広域処理施設整備計画の策定の途中でその都度地元住民に説明し,その中で御意見を聞きながら作成して,最終的に広域処理施設整備計画を策定していきたいとの答弁がありました。 これらの附帯決議に関する議論を踏まえ,本委員会の総意として,当局が引き続き附帯決議の内容を今後も真摯に考え,今回の件を貴重な教訓とし,本委員会で指摘された問題点を丁寧に検証し具体的な業務の改善に鋭意取り組んでいただき,二度とこのようなことのないよう改めてお願い申し上げて附帯決議を解除するものといたしました。 以上,御報告いたしましたが,このほかにも審査の過程でさまざまな意見や要望が出されました。当局におかれましては,こうした意見や要望に十分留意され,事務事業の執行に当たられますよう申し添えて,環境消防水道委員会の報告を終わらせていただきます。(拍手) ○宮武博議長  次に,経済委員長の報告を求めます。     〔17番二嶋宣人議員登壇,拍手〕 ◆17番(二嶋宣人議員)  経済委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は,甲第2号議案平成31年度岡山市一般会計予算について外22件の議案についてであります。 これらの審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,いずれも全会一致をもって原案のとおり可決並びに同意すべきものと決定いたしました。 それでは,審査の過程において特に議論となりました点につきまして順次御報告いたします。 まず,岡山市プレミアム付商品券事業についてであります。 本事業は,消費税,地方消費税率の10%への引き上げが低所得者世帯及びゼロ歳から2歳児の子育て世帯の消費に与える影響を緩和するとともに,地域における消費を喚起することを目的に実施するものであり,甲第120号議案平成30年度岡山市一般会計補正予算(第6号)において地域消費喚起事業費として5,458万9,000円が,甲第2号議案平成31年度岡山市一般会計予算において同事業費9億6,475万5,000円が計上されております。岡山市プレミアムつき商品券事業は,平成30年度から商品券発行に係る事業を開始し,平成31年10月から翌年3月まで使える商品券の引きかえを平成31年9月下旬から行うとのことであります。 委員から,過去にプレミアムつき商品券を発行した際には事業者に商品券のことが知られておらず,取扱店舗が少なかった印象があるが,今回はどうかとの質問があり,当局から,前回は2,600店もの店舗に登録いただき,購入者へは利用店舗リストも配布したが,実際の利用は1,000店舗程度であった。前回取扱店舗として登録しても商品券を利用されなかった店舗は今回登録を辞退する可能性があり,店舗の募集に苦労すると思われるとの答弁がありました。 これを受け委員から,事業者には選択の自由があり,制度を利用しないのはリスクではなく,機会を与えているのだから損失でもない。それよりも利用できないほうが困るので,制度を知らない事業者が出ないようにしてもらいたいとの要望がありました。 次に,甲第112号議案指定管理者の指定についてであります。 この指定管理者の指定については,牧山クラインガルテンを平成31年4月1日から4年間を指定期間として特定非営利活動法人牧景園に管理運営を委託するもので,総額700万円を指定管理料として支払うものであります。 委員から,牧山クラインガルテンはまだ電気も通っておらず,トイレも仮設のままである。復興整備の事業が終えんしていない中で,今回の災害による被害は軽微な修繕だからといって何でも指定管理者や地域,地元に押しつけるようなことをしてはいけないとの指摘があり,当局から,平成30年7月豪雨で生じた被害については平成30年度から平成32年度の3カ年の予算で対応するように準備を進めており,施設の復旧については当然市のほうとしてもしっかり対応していきたいとの答弁がありました。 次に,甲第2号議案平成31年度岡山市一般会計予算歳出第6款農林水産業費中,牧山クラインガルテン管理事業費7,200万円についてであります。 この事業費は,市民農園牧山クラインガルテンの管理運営,災害復旧に係る経費であります。 委員から,管理棟の建てかえについて,地元から横幅10メートルの建てかえ要望案が出されているが,当局は8メートルの案を提示している。この差は埋めるべきではないのかとの質問があり,当局から,横幅10メートルにすると建てかえ予定地に下水道の排水管等があり,排水管の上に管理棟を建てることは今後の維持管理上難しい。また排水ポンプもあり,移設には追加で数百万円の費用がかかるので,限られた建てかえ予算を有効に使うためには,横幅は変更せず,縦幅を1メートル延ばした案を提案しているとの答弁がありました。 これに対し委員から,地元の方は断腸の思いで当局案に協力していこうと考えてくださっているが,しっかりと内容について精査し,できるだけ地元の意向に沿える形で検討してほしいとの要望がありました。 最後に,歳出第7款商工費中,日本遺産活用推進事業費2,802万1,000円についてであります。 この事業費は,岡山市,倉敷市,総社市,赤磐市共同で認定された日本遺産「桃太郎伝説」のストーリー及び構成文化財を活用し国内外に情報発信するとともに,受け入れ体制の整備を行うものであります。 委員から,昨年5月に日本遺産の認定を受けたが,地元の方でさえ認知していない状況であり,まして観光客への認知度が高まったとは感じられない。岡山空港やJR岡山駅などで一目見て日本遺産のことがわかるような取り組みをしていないのかとの質問があり,当局から,現在ももたろう観光センターには日本遺産に関連するパンフレットを置いているが,今後JRと協議を行い,JR岡山駅構内での掲出を図っていきたいとの答弁がありました。 これに対し委員から,日本遺産が認定されている他の地域での成功事例があるならば,それがどういう形で成功しているのか十分にヒアリングし,本市の取り組みに生かしてもらいたいとの要望があったのであります。 以上,本委員会における審査の経過を御報告いたしましたが,当局におかれましては,委員会審査の過程で各委員から出されたさまざまな意見や要望に十分留意され,事務事業の執行に当たられますよう要望し,経済委員会の報告を終わらせていただきます。(拍手) ○宮武博議長  次に,建設委員長の報告を求めます。     〔15番難波満津留議員登壇,拍手〕 ◆15番(難波満津留議員)  建設委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は,甲第2号議案平成31年度岡山市一般会計予算について外17件の議案についてであります。 これらの審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,甲第2号議案平成31年度岡山市一般会計予算について,甲第18号議案平成31年度岡山市下水道事業会計予算について及び,消費税及び地方消費税の税率の改定に伴う施設使用料の改定等を行うための甲第82号議案岡山市城下地下広場条例の一部を改正する条例の制定についてから甲第94号議案岡山市採石及び砂利採取関係事務手数料条例の一部を改正する条例の制定についてまでの13件の議案,以上15件の議案については,一部委員から反対意見があり,採決の結果,賛成多数で,その他の議案についてはいずれも全会一致で原案のとおり可決並びに同意すべきものと決定いたしました。 それでは,審査の過程で特に議論となりました点について順次御報告申し上げます。 初めに,甲第120号議案平成30年度岡山市一般会計補正予算(第6号)についてであります。 ここでは繰越明許費について議論となりました。 委員から,主に災害復旧事業について来年度の早期に工事が完了するのかとの質問に対し,当局からは,出水期までには復旧を目指しているが,大規模な工事や用地処理等が伴うものは出水期までの完工が難しい場合もあるが,速やかに復旧するよう作業を進めるとの答弁があり,委員から,復旧工事が完了していなくても雨に備えた対策を十分に講じてほしいとの意見がありました。 次に,甲第2号議案平成31年度岡山市一般会計予算のうち,第8款土木費第10項河川費第1目河川総務費中,河川改修促進期成会の負担金補助及び交付金に関連して,委員から,旭川や砂川などの河川改修の促進期成会以外で国や県に対する予算確保の要望などさらなる活動を進めるべき旨の意見があり,当局からは,国や県に対しては政策提言や定例の意見交換会などあらゆる機会を通じて河川整備の要望に努めるとの答弁がありました。 さらに,第9款消防費第1項消防費第15目水防費中,水防事業費の中の市民への土のう配布や町内会等への備蓄土の配備について,数量の確保と十分な周知を行うよう意見がありました。 以上,本委員会における審査の過程を御報告いたしましたが,このほかにも議案審査や継続審査中の陳情の審査の過程において,桃太郎線LRT化の検討や路面電車の岡山駅前広場への乗り入れについて,関係する地域や団体等への丁寧な対応かつ十分な説明のもとで理解を図るよう意見がありました。当局におかれましては,今回委員から出された意見や指摘に十分留意され,今後の事務執行に当たられますよう要望し,建設委員会の報告を終わります。(拍手) ○宮武博議長  次に,市民文教委員長の報告を求めます。     〔26番森山幸治議員登壇,拍手〕 ◆26番(森山幸治議員)  市民文教委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。 本委員会に付託されました案件は,甲第2号議案平成31年度岡山市一般会計予算について外28件の議案についてであります。 これらの審査に当たりましては,当局からの説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,甲第2号議案平成31年度岡山市一般会計予算について,甲第24号議案岡山市立市民文化ホール条例の一部を改正する条例の制定についてから甲第37号議案岡山市人権啓発センター条例の一部を改正する条例の制定についてまでの14議案について,甲第39号議案岡山市男女共同参画社会推進センター条例の一部を改正する条例の制定について,甲第100号議案岡山市立学校条例の一部を改正する条例の制定についてから甲第107号議案岡山市立オリエント美術館条例の一部を改正する条例の制定についてまでの8議案について,甲第120号議案平成30年度岡山市一般会計補正予算(第6号)について,以上25件の議案については,一部の委員から反対があり賛成多数で,その他の議案についてはいずれも全会一致で原案のとおり可決並びに同意すべきものと決定いたしました。 それでは,審査の過程において特に議論となりました点について順次御報告いたします。 まず,甲第2号議案平成31年度岡山市一般会計予算についてであります。 初めに,第2款総務費第1項総務管理費中,第38目文化振興費と第46目スポーツ振興費についてが議論となりました。 委員から,文化振興費はスポーツ振興費の2倍ぐらいの予算となっている。文化振興に一生懸命なのは理解するが,スポーツ振興も大事だと思う。岡山市は文化だけに力を入れてスポーツは現状維持という考えなのかとの質問があり,当局から,どちらも大事だと考えているが,スポーツ施設を整備する場合,相当な経費が必要となることから,慎重に検討していかないといけないと思っているとの答弁がありました。 これを受け委員から,岡山芸術創造劇場(仮称)には相当な経費をかけ整備するのに,体育館を1つつくることはそんなに悩まないといけないことなのかとの質問があり,当局から,岡山芸術創造劇場(仮称)は,単に文化施設を整備するということだけではなく,岡山市の中心部の活性化といった視点から大事な施設ということで整備していくものと認識しているとの答弁がありました。 委員から,否定しているわけではなく,必要なものはつくればいいと思うが,将来的にも健康寿命の面からもスポーツは大事だと思うので,市民サービスの向上に向けて頑張ってもらいたいとの要望がありました。 次に,第2款総務費第1項総務管理費中,第51目区役所費についてであります。 委員から,支所は当分の間残すことになったが,今ある建物全部を耐震改修しようとしているのかとの質問があり,当局から,現状維持を基本に対応していきたいとの答弁がありました。 また別の委員から,構造上,全ての耐震化にかなりの金額が要るのであれば,部分的な耐震化はできるのかとの質問があり,当局から,部分的な耐震というものはなく,1つの躯体という捉え方をしなければならないとの答弁がありました。 それを受けて複数の委員から,建物全てを耐震改修するとかなり無駄が出るので,コンパクトに建てかえるか,ほかの施設との合築を検討してほしい。さらに,しっかり議論して地元の声も聞きながら,どうあるべきか決定してもらいたいとの意見があり,当局から,有利な財源の期限がある中で,まずは安全第一に考え,今後どういう形がいいのか十分検討しながら進めていきたいとの答弁がありました。 次に,第2款総務費第1項総務管理費第37目男女共同参画推進費中,DV被害者民間シェルター運営支援事業補助金についてであります。 この事業は,DV被害者等への支援活動を行う民間団体に対して,その事業を支援するため予算の範囲内において補助金を交付するものです。 委員から,岡山市としてこんな低予算でいいのか,本市独自でもう少し発展的に考えることはできないのかとの質問があり,当局から,DV防止法では県の女性相談所がDV被害者の保護施設と位置づけられており,市町村の責務はDVシェルターの事業を行っているNPO法人等を支援するということになっており,今すぐ単独で何とかするということには至らないとの答弁がありました。 また別の委員から,この補助金が平成27年度から使われていないのは問題だとの指摘があり,当局から,この補助事業に手を挙げてくれる団体がなく,結果的にこうなったことは申しわけないと思うとの答弁がありました。 これを受け複数の委員から,DV被害を救済する一番大事なことは命を守ることだ。本市はDV被害者を救おうという先進都市であったことがわかっていないのではないか,DV被害者のためにどう取り組むのかとの質問があり,当局から,予算増ができるかどうか難しい面もあるが,この補助金を有効に使ってもらい,民間団体の方たちと一緒にこれからもDV被害者の支援に当たっていきたいとの答弁がありました。 引き続き,第10款教育費第1項教育総務費第5目事務局費中,特別支援事業費についてであります。 ここでは特別支援事業について大議論となりました。 この事業は,障害のある児童・生徒のため,学校生活をサポートする支援員を配置するものです。 委員から,平成31年度は今年度と比較すると特別支援教育支援員が16名減っている。この支援員を減らした明確な理由を聞きたいとの質問があり,当局から,国の補助対象から外れたことと,特別支援学級の増加に伴って教員をふやすといったことを含めて,この支援員については人数を若干減らすという方向を教育委員会として総合的に判断をしたとの答弁がありました。 それを受けて委員から,支援学級の担任の先生も苦労されている中で,先生,生徒を支援するこの支援員の存在は現場にとって何よりもかえがたいものである。代替案があって減員するなら理解できるが,そういうものがない中で減員するのは到底納得できないとの意見がありました。 さらに多くの委員から意見や指摘があり,当局から,平成31年度は特別支援教育支援員317名分ということで予算要求をしているが,執行状況を勘案しながら必要に応じて非常勤講師を配置するなど工夫して今年度と同人数の配置ができるように努力し,子どもたちや学校のサポートをしていきたいとの答弁がありました。 それを受け委員から,今年度は国の補助対象から外れたにもかかわらず減員しなかった実績があることに自信を持って取り組んでほしいとの意見があり,また別の委員からは,この支援員の配置は障害を持つ子どものためだけでなく,健常の子ども,学校の先生のためにもなる。いつまで予算があるかわからないということもあるのでいずれは代替案をつくってもらいたいが,今回は我々市民文教委員の意見や指摘を真摯に酌み取ってもらったことに感謝するとの意見があったのであります。 最後に,甲第38号議案岡山市男女共同参画社会の形成の促進に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 これは,性的マイノリティーの人権への配慮,ワーク・ライフ・バランスの推進,女性の職業生活における活躍の推進等の新たな課題の解決に向けて,一層の理解促進を図ろうとするものであります。 委員から,性的マイノリティーの方やその支援者を対象としたワークショップで今後の取り組みへの期待という点について意見交換しているが,今回,性的マイノリティーの定義を条例に盛り込んだことによって何か動くのかとの質問があり,当局から,例えば社会の偏見,理解不足の解消に向けてはパンフレットの作成を予定しており,学校における対応としては男女平等教育指針の変更への対応をお願いしている。企業,職場における対応としては各種経済団体等との協議が必要と考えているとの答弁がありました。 それを受け委員から,本当に当事者が願っている相談窓口や学校生活への配慮,さらには医療現場でのパートナーとのやりとりなど,性的マイノリティーの方々の人権を守りながら環境を前に進めるということはこの条例改正だけでは限界があり,別の制度が必要であるとの意見があり,当局から,例えばパートナーシップ制度についても受け手側で理解されないことがあるかもしれないので,まずは意識の醸成を図るための啓発を行っていきたいとの答弁がありました。 また別の委員から,教育では人権教育の中で取り組みを進めており,学校現場のほうが進んでいるところもあるので,そういうことも酌み取り,次の段階を考えてほしいとの要望や,さらに別の委員から,この件については議会でも調査特別委員会で4年間取り組み,当事者と何度も懇談し,また当事者みずからも意識の醸成のために努力をされている。それが花開くためには,この条例だけではなく別の制度が必要であり,パートナーシップ制度も含めて制度の拡充を急がなければならないとの強い指摘があったのであります。 以上,本委員会における審査の経過を御報告いたしましたが,当局におかれましては,委員会審査の過程で各委員から出されたさまざまな意見や指摘に十分留意され,事務事業の執行に当たられますよう要望し,市民文教委員会の報告を終わらせていただきます。(拍手) ○宮武博議長  以上で委員長の報告は終わりました。 これより質疑に入ります。 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。 討論の通告があります。東議員。     〔1番東毅議員登壇,拍手〕 ◆1番(東毅議員)  皆さんこんにちは。日本共産党岡山市議団の東毅です。 日本共産党岡山市議団を代表して,水道料金や下水道料金,市施設の利用料や手数料について,消費税増税による値上げを行う議案に反対する立場で討論いたします。 反対する議案は以下のとおりです。 甲第2号議案,甲第15号議案,甲第18号議案,甲第22号議案,甲第24号議案から甲第37号議案までの14議案,甲第39号議案から甲第43号議案までの5議案,甲第47号議案から甲第51号議案までの5議案,甲第54号議案,甲第55号議案,甲第57号議案,甲第58号議案,甲第62号議案から甲第67号議案までの6議案,甲第69号議案から甲第96号議案までの28議案,甲第98号議案から甲第107号議案までの10議案,そして最後に甲第120号議案,以上77件であります。 消費税増税を行えば暮らしも経済も破壊されます。消費税増税そのものに反対です。そして,10月からの消費税増税を岡山市も一緒になって進めることを認めるべきではありません。2014年に消費税の8%への増税によって日本経済は深刻な消費不況に陥りました。JNNの2月の世論調査では82%の方が景気回復の実感がないと答えています。安倍総理は私の政権で景気回復したと自慢しますが,国民の実感とかけ離れていると言わねばなりません。 安倍総理は,賃金上昇を増税の理由の一つにしています。しかし,上がっているのは名目賃金だけで,買えるものやサービスを決める実質賃金は2012年の396.1万円から消費税増税後激減し,2018年には382.1万円とマイナス14万円で推移しています。最近の賃金についても毎月勤労統計の偽装が発覚し,実際の2018年の賃金は上がるどころか下がっていると指摘されています。賃金上昇という増税の根拠は崩れています。 就業者数が380万人ふえたことも安倍総理は増税の理由にしています。しかし,安倍政権6年間の就業者増の内訳を見ると,65歳以上は266万人,大学生,高校生などが74万人増です。就業者がふえたといっても,削減の続いている年金だけでは暮らせない高齢者と高学費に苦しむ学生たちが大多数であるのが実態です。 家計から見ても増税はすべきでない状況です。家計消費は,消費税8%増税の打撃からいまだに回復していないのです。2人以上世帯の実質家計消費支出の推移では,8%への増税前の2013年平均が363.6万円だったのが,2018年平均は338.7万円と25万円も減っているのです。家計消費は日本経済の6割を占める経済の土台です。痛手から回復していないのに大増税をかぶせれば,日本経済は破滅への道まっしぐらです。 安倍総理は経済への打撃を避けるためいただいたものは全てお返しすると言いますが,全て返すなら最初から増税しなければいいだけの話です。プレミアム商品券の発行を補正予算で行いますが,商品券を買えるだけのお金がなければ恩恵にあずかれません。 中小のお店でキャッシュレス支払いならポイントが還元される制度も,恩恵を受けるのはお金のある人です。安倍総理がスーツを仕立てているという銀座英國屋で50万円のスーツを買えば2万5,000円分のポイントがつきます。高級店ですが,ポイント還元を使える中小企業なのです。安倍総理のスーツならもっとポイントがつくかもしれません。一方で身近なスーツのお店の青山やはるやまで買っても,大企業なのでポイントはつきません。消費税増税の打撃を一番受ける所得の低い層からすれば,いただいたもののお返しから外れ,取られた消費税はお金のある層に移るだけになるのです。ポイント還元について商店からは,売り上げの現金がすぐに入ってこなくなって困る,カード手数料が心配,補助は9カ月だけだ,キャッシュレス決済に対応できないという声が上がっています。日本スーパーマーケット協会も,消費者にとっては極めてわかりづらい,日々の買い物において必要のない混乱が生じる,過当な競争を招き込むと厳しい批判が出されるほどお店にとっては厳しい制度であります。 軽減税率で8%に据え置くものがあるというふれ込みではありますが,岡山市でも水道料金,下水道料金は10%への値上げが行われます。これによる下水道料金の負担増は一月当たり1,600万円になります。ペットボトルの水は軽減税率の対象ですが,買わなくても生活できます。しかし,水道水は使わずには生活できません。そして,連動して下水道料金もかかります。上下水道の利用は生活に不可欠なのに容赦なく増税されるのが実態です。 今,消費税に賛成の人も含め,今度の消費税10%増税には異議ありという声が広がっています。セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文名誉顧問は,今のタイミングで消費税を上げたら間違いなく消費は冷え込む。企業倒産増加,失業率上昇の危険があると警鐘を鳴らしています。まさにそのとおりではないでしょうか。 果たして財源といえば消費税しかないのでしょうか。そんなことはありません。消費税に頼らない別の道があります。アベノミクスで大もうけした大企業や富裕層に応分の負担を求めれば,10%増税などしなくても社会保障の財源はつくれます。 例えば法人税。2015年度の国税庁データから法人企業の利益に対する実質負担率を計算すると,中小企業は19%前後なのに大企業は12%しか負担していません。さらに,連結納税法人であれば5.6%にまで下がります。研究開発減税などの租税特別措置,連結納税制度,受取配当益金不算入制度など,実質は大企業にしか使えない優遇税制があるからです。大企業にもせめて中小企業並みに税金を払ってもらえば,年間4兆円の財源です。 所得税。働く皆さんが一生懸命働いているお給料よりも株で働かずに上げたもうけのほうが税金が安くなり得るのが日本の税制です。配当や株式譲渡所得への税率は,どんな富裕層でも20%という低い税率なのです。この結果,2014年では所得税の負担率は所得1億円の28.7%をピークに下がり,所得100億円では17.0%しか取っていません。富裕層の株取引に欧米並みに課税すれば年間1.2兆円生み出せます。 安倍総理はアメリカの兵器を買うとトランプ大統領に約束し,1機110億円を超えるF35戦闘機を147機も買うなど,軍事費は中期防衛力整備計画の5年間で27兆4,700億円を注ぎ込みます。この軍事費や米軍への思いやり予算,辺野古米軍新基地建設の費用,政党助成金などの税金の使い方を正すことも大切です。消費税増税は社会保障のためなどと言いながら,実際の税金の集め方や使い方で大企業や富裕層を優遇し,アメリカには大盤振る舞いです。財界大企業やアメリカばかりに向いた政治のゆがみを正す改革こそが必要です。 対案は暮らしの応援です。国内景気について景気動向指数が3カ月連続で悪化し,内閣府は基調判断を下向きに修正しました。中国経済の減速などが要因とされています。世界経済とのかかわりでも,今やるべきは外需頼みではなく国内需要,とりわけ家計を温めて日本経済の足腰を強くすることです。必要な経済対策は,さきに挙げた消費税増税によらない財源を暮らし応援に使うことです。景気の足腰を破壊する消費税増税はいよいよもって論外であり,岡山市が条例を変えることで増税の先駆けになることはやってはならないと指摘します。 以上の理由で消費税増税による値上げの条例案に反対する討論とさせていただきます。 皆さんの御賛同をお願い申し上げます。 ありがとうございました。(拍手)
    ○宮武博議長  次に,田中議員。     〔2番田中のぞみ議員登壇,拍手〕 ◆2番(田中のぞみ議員)  皆さんおはようございます。引き続いて恐縮ですが,日本共産党岡山市議団の田中のぞみです。 党市議団を代表して,2月定例議会で上程されました135議案のうち消費税増税に関する議案以外の6議案について委員長報告に反対の立場で討論いたします。 まず,甲第2号議案平成31年度岡山市一般会計予算のうち,第2表債務負担行為千種認定こども園(仮称)施設整備事業限度額3億4,718万円,宇野幼稚園幼保一体化施設整備事業限度額5,160万円,高島幼稚園幼保一体化施設整備事業限度額5,280万円,第3表地方債保育園・幼稚園一体型施設整備事業費充当中,今,陵南,妹尾を除く16億5,200万円余,歳出第3款民生費第10項児童福祉費第16目認定こども園費中,同じく18億8,000万円余,第1目児童福祉総務費第15節工事費請負費中,民営化に係る経費1億円余及び甲第60号議案岡山市立認定こども園条例の一部を改正する条例の制定についてと甲第100号議案岡山市立学校条例の一部を改正する条例の制定についてです。 これらは,市立保育園と市立幼稚園を統合して認定こども園を整備する事業とそれに伴う市立園民営化に係る事業費です。 岡山市の保育園入園希望者は増加し続けており,2次調整の現段階で保育園を落ちた方が1,660人もいる状況です。122あった市立保育園と市立幼稚園を30の認定こども園に統合し,そのほかは民営化か廃止するという岡山市の方針は,今急いでやるべきことなのかと改めて問いたいと思います。 ことしふえたと感じる印象的だった保護者の声は,企業主導型や認可外保育園を市に勧められても経済的に行けない,こんなに苦労するなんて岡山市で子育てをするのがつらいといった声でした。保護者の願いは安心できる認可保育園に預けたいということであり,これは保育料無償化後もますます強くなる傾向だと言われています。3歳未満児は無償にならないし,認可外では3歳以上児も無償化に上限があるからです。 そのような中で岡山市が巨額の市費と職員のマンパワーを投じて推進する保育園と幼稚園を一体化してつくる場合の認定こども園事業は,保育定員がほとんどふえないのに市立保育・教育施設も減らすというまさに市民にとって理解ができない施策です。私立認可保育園を1園つくるのに市負担は約2,000万円,市立幼稚園に給食場をつくるのは約1億円。20億円もあれば何人分の認可施設ができるでしょうか。 また,認定こども園整備に伴い廃止される鹿田保育園や今後跡地活用を検討される伊島保育園,庄内保育園などについてはすぐに廃止するとなれば,さらに市民の理解は得られません。当面保育園として存続させるべきです。現在,市立幼稚園の空き教室で行っている緊急一時預かりを移動すれば,一定数の保育士も確保できているわけですから給食つきの保育園としてそのまま稼働できるわけです。 児童福祉法第24条の趣旨にのっとれば,1,660人という数を直視して,できることを最大限行う責務が岡山市にあると思います。そして,その際将来的な少子化を見据えれば,民間任せでは生き残り競争が激化するということは明白で,公立園こそが柔軟に対応できるし,その責任を果たさなければならないと指摘します。 また,市立認定こども園整備についてはもう一点,セーフティーネットの役割を果たすと繰り返し説明されている一方で,図面上では障害児の受け入れについてどこまで検討なされたのか,大いに疑問が残りました。多目的室すらない園が多く,一貫性が見られません。クールダウンの部屋や別室確保については,昨今学童保育でも考慮されつつあります。保育現場ではことしも障害のあるお子さんに対して手続上の退園を迫るというトラブルが起きました。就学前の障害児保育について当局の位置づけの不十分さが設計にもあらわれていると強く指摘します。 今議会の本会議の質問では,子育て施策のいかんが移住先の選定や人口動態にも影響があるという趣旨の質問が幾つかありました。まさにそのとおりだと思いますが,残念ながら保育園に入れない保護者の声は全国に向けて発信され続けています。隠れ待機児童をふやすような岡山市の保育施策の抜本的見直しを求めて,この予算と条例改正案に反対します。 次に,甲第59号議案岡山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について。 これは,家庭的保育事業の給食に第三者による外部搬入を導入しようとするものです。家庭的保育とは,子どもを5人まで預かる保育事業です。認可保育所の3歳未満児については,法律上現在も外部搬入は原則認められていません。今回の岡山市条例にも第15条には利用乳幼児に食事を提供するときは家庭的保育事業所内で調理する方法によらなければならないと明記されています。なぜわざわざ業者による外部搬入を認めようとするのか理解できません。アレルギー対応実績など条件をつけたとしても,管理を徹底することは難しいわけです。 また,同じ第15条には家庭的保育事業者等は利用乳幼児の健康な生活の基本としての食を営む力の育成に努めなければならないとあるにもかかわらず,小さな子どもの毎日の貴重な栄養源である給食を外部の業者のお弁当でよいとするその姿勢が非常に残念です。毎日毎日業者のお弁当でどうやって食を営む力が育成できるのか,条例自体が自己矛盾しています。よって,この条例案に反対です。 次に,甲第2号議案中,第2表債務負担行為岡山北斎場整備事業に伴う監理業務委託1,710万円余,第3表地方債斎場整備事業費充当4億3,660万円,歳出第4款衛生費第1項保健衛生費第30目火葬場費中,斎場施設関連整備事業費6億1,000万円余は,北区富吉での斎場整備に係るものです。 当初の地域の意思決定のあり方,賛成地域に補助金を配分するやり方などに強い批判があります。土地の値段,安全性などに疑問は残ったままです。このまま富吉に新斎場を建設しては地域にしこりが残ると繰り返し指摘してきました。この予算に賛成はできません。 同じく甲第2号議案中,歳入第17款使用料及び手数料第2項手数料第4目衛生手数料中,家庭系ごみ処理手数料9億9,100万円余,第2表債務負担行為家庭系指定ごみ袋作製経費1億1,770万円,歳出第4款衛生費第5項清掃費第1目清掃総務費中,家庭系ごみ有料化事業費3億8,390万円は,家庭系ごみの収集有料化に伴う予算です。 ごみは,どれほど心がけていても生活する上で必ず発生します。安全で衛生的な市民生活の基盤を守ることは,自治体の最も重要な業務の一つです。お金を出して袋を買わなければごみを集めないという考え方が間違っています。税金で処理するのが当然です。有料化とごみ減量化には有効な相関関係も見られませんでした。300万人都市横浜がごみ無料のまま30%以上の減量を達成していることからも明らかです。また,岡山市はごみ袋代を環境関連の拡充経費に充てると言いますが,不法投棄対策やエコの推進は手数料を取らなくてもやらなければなりません。市民からの税金の二重取りのようなこのごみ処理手数料を集める理由にはなりません。よって,この予算に反対です。 同じく甲第2号議案中,第3表地方債岡山県広域水道企業団水源開発出資金充当1億5,700万円,歳出第4款衛生費第15項上水道整備費第1目上水道整備費中,岡山県広域水道企業団運営費等負担金1,900万円余,岡山県広域水道水源開発等出資金1億5,700万円余及び甲第15号議案中,支出第1款水道事業費用第1項営業費用第2目受水費23億7,263万円余は,岡山県広域水道企業団からの受水に係る費用です。 日本共産党は,苫田ダムは不要なダムだと反対してきました。広域水道企業団の水の供給計画は極めて過大です。全体で日量40万トンの供給計画ですが,現在1期分の13万トンしか稼働していないにもかかわらず,既に水は余っています。他の自治体からも,いまだ着手していない第2期の計画は見直す必要があるのではとの認識が示されています。にもかかわらず市は毎年23億円もかけて無駄な水を買い続けています。今後の人口減少や市の節水努力とは別に,常に同じ量を買い続けなくてはならないのは税金の無駄遣いです。いつまで払い続けるつもりでしょうか。市は水道会計の厳しさを理由に水道料金の値上げを示唆しますが,このような大きな無駄を放置したまま市民の水道料金を値上げするなど到底許されません。苫田ダムの利水,治水計画を見直すべきです。よって,この予算には反対です。 同じく甲第2号議案中,歳入第18款国庫支出金第3項委託金第2目総務費委託金中の自衛官募集事務費委託金11万6,000円は,市が委託を受けて行う自衛官の募集事務に係る予算です。 安倍政権のもとで安保法制,いわゆる戦争法が強行採決され,災害救助に頑張る自衛隊員が,今や集団的自衛権の行使が容認され海外で戦争する組織へと変えられてきました。年末に発表された中期防衛力整備計画を見れば,最新鋭のステルス戦闘機の爆買いや護衛艦いずもの空母化など,もはや専守防衛の組織ではなく,まさに攻撃型の組織へと変貌を遂げようとしていることがわかります。大体岡山市は外交,安全保障は国の専管事項と言っているのですから,自衛官募集を市が行うことはありません。よって,この予算に反対です。 同じく甲第2号議案中,歳出第8款土木費第20項都市計画費第1目都市計画総務費中,都市交通戦略推進事業費のうち1億6,600万円は,路面電車の駅前乗り入れに係る予算です。同じく都市交通戦略推進事業費のうち6,300万円は,JR吉備線のLRT化に係る予算です。 言うまでもなく公共交通の充実は交通弱者に必要なことであり,CO2排出削減のためにも進めなくてはなりません。民間の競争任せではなく公が一定の責任を果たすべきということは,バス路線廃止問題で改めて明らかになりました。市民の切実な願いは,交通不便地域をなくしてほしいということで,地域交通の充実です。そのためには中心市街地の重複バス路線の整理も赤字バス路線の維持も必要で,コミュニティー交通の充実もまだまだ不十分です。その上で路面電車の駅前広場乗り入れとまだまだきれいな駅前広場の全体の改修が公共交通政策の中で優先施策なのでしょうか。LRT化についても,三門駅周辺の大幅改修が本当に必要なのか,それだけで本当に渋滞が解消するのか,大体渋滞解消のためならばLRT化と切り離して今でも踏切を拡大すればよいだけではないのか,周辺地域がLRTでバラ色の未来予想図を描いて大丈夫なのか,そもそもJR西日本が現状でも単独で実施できる事業ではないのかという疑問は払拭されません。予算配分についても市民的な議論はなしでスリートップで決めてきてしまいました。現段階で実施ありきの予算を認めるわけにはいきません。 続いて,同じく甲第2号議案中,歳出第10款教育費第30項保健体育費第15目学校給食費中,学校教育施設等整備基金運営費1,262万円余,給食業務委託料9億4,381万円余は,学校給食調理業務の民営化に係るものです。 一昨年のちょうど今ごろ,調理業務委託の指名を受けた業者が調理員を確保することができずに辞退して投げ出したことがありました。ほかの学校から給食を別々に運ぶ事態となり,他校の献立があおりを受けました。安全で安定的な給食調理業務が維持できず子どもたちに影響が出ました。この件は給食民営化について指摘し続けてきた懸念が現実化したもので,決して忘れることはできません。起きるべくして起きた事案です。給食調理業務は,民営化推進ではなく直営で責任を持つべきです。民営化で浮くとされる金額を算出して,民営化すればその学校の施設整備を進めるというやり方にも反対です。よって,この予算は賛成できません。 最後になります。甲第3号議案は,岡山市国民健康保険の保険料率を引き上げようとするものです。 ことしも市民から国民健康保険料を引き下げてほしいという署名が多数寄せられました。国民健康保険制度は全ての国民が安心して医療を受けられる基盤となる社会保障制度です。にもかかわらずこの間,国庫負担を減らす仕組みをつくり上げてきたのは国です。その分の負担が保険料に転嫁されてきたという経緯を無視して市独自の赤字補●分を6年間でゼロにし原点に戻すとするのは,立ち返る原点自体が間違っています。それは全国知事会等が国に対して1兆円の財政負担をふやすよう求めていることからも明らかで,それまでの間,市独自の財政支援を継続して保険料を軽減することはむしろ当然です。 国保料の市民負担を減らすには,まず扶養者が1人ふえるたびに約3.6万円もふえる国保特有の均等割をなくすことです。特に18歳未満の子どもに係る均等割をなくすのに必要な額は約2.6億円でした。保険料の減免のための自治体独自の財政支援分については,国が削減を指導する赤字補●には当たらないということも委員会で明らかになりました。 また,岡山市独自のいわゆる4割減免制度について,制定以来20年以上も見直しが行われておらず,例えば現在無料となった県立高校授業料の免除を基準にしていたり,死文化している条項があることもわかりました。実際に本来なら該当するべき人が減免対象とならず,8万円の差し押さえ通告に苦しんでいるわけです。岡山市は7年も連続で値上げを計画しているのに苦しい市民を救う減免規定については放置したままで,無責任としか言いようがありません。早急に見直しするようあわせて指摘します。高過ぎる国保料をさらに引き上げようとする本特別会計には到底賛成できません。 以上,反対の理由を申し述べました。 議員各位の賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げて反対討論といたします。 御清聴ありがとうございました。(拍手) ○宮武博議長  以上で討論を終わり,採決いたします。 日程第1の案件中,甲第2号議案平成31年度岡山市一般会計予算について以下80件の議案を他の議案と分離して起立により採決いたします。 議案名を職員に朗読させます。 ◎森安章浩議事課長  分離して起立により採決する80件の議案名を朗読いたします。 甲第2号議案平成31年度岡山市一般会計予算について,甲第3号議案平成31年度岡山市国民健康保険費特別会計予算について,甲第15号議案平成31年度岡山市水道事業会計予算について,甲第18号議案平成31年度岡山市下水道事業会計予算について,甲第22号議案岡山市財産条例の一部を改正する条例の制定について,甲第24号議案岡山市立市民文化ホール条例の一部を改正する条例の制定について,甲第25号議案岡山市御津ふれあいプラザ条例の一部を改正する条例の制定について,甲第26号議案岡山市灘崎文化センター条例の一部を改正する条例の制定について,甲第27号議案岡山市建部町文化センター条例の一部を改正する条例の制定について,甲第28号議案岡山市立福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について,甲第29号議案岡山市営墓地条例の一部を改正する条例の制定について,甲第30号議案岡山市営納骨堂条例の一部を改正する条例の制定について,甲第31号議案岡山市民プール条例の一部を改正する条例の制定について,甲第32号議案岡山市社会体育施設条例の一部を改正する条例の制定について,甲第33号議案岡山市立市民会館条例の一部を改正する条例の制定について,甲第34号議案岡山シンフォニーホール条例の一部を改正する条例の制定について,甲第35号議案岡山シティミュージアム条例の一部を改正する条例の制定について,甲第36号議案岡山市宇垣コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定について,甲第37号議案岡山市人権啓発センター条例の一部を改正する条例の制定について,甲第39号議案岡山市男女共同参画社会推進センター条例の一部を改正する条例の制定について,甲第40号議案岡山市休日夜間急患診療所条例の一部を改正する条例の制定について,甲第41号議案岡山市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について,甲第42号議案岡山市ふれあいセンター条例の一部を改正する条例の制定について,甲第43号議案岡山市ウェルポートなださき条例の一部を改正する条例の制定について,甲第47号議案岡山市保健所及び保健センター条例の一部を改正する条例の制定について,甲第48号議案岡山市こころの健康センター条例の一部を改正する条例の制定について,甲第49号議案岡山市簡易給水施設の設置及び給水に関する条例の一部を改正する条例の制定について,甲第50号議案岡山市立老人憩の家条例の一部を改正する条例の制定について,甲第51号議案岡山市福寿苑条例の一部を改正する条例の制定について,甲第54号議案岡山市障害者体育センター条例の一部を改正する条例の制定について,甲第55号議案岡山市立勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例の制定について,甲第57号議案岡山市立少年自然の家条例の一部を改正する条例の制定について,甲第58号議案岡山市日応寺自然の森条例の一部を改正する条例の制定について,甲第59号議案岡山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について,甲第60号議案岡山市立認定こども園条例の一部を改正する条例の制定について,甲第62号議案岡山市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例の制定について,甲第63号議案岡山市東部リユースぷらざ条例の一部を改正する条例の制定について,甲第64号議案岡山市西部リユースぷらざ条例の一部を改正する条例の制定について,甲第65号議案当新田健康増進施設設置条例の一部を改正する条例の制定について,甲第66号議案東部健康増進施設設置条例の一部を改正する条例の制定について,甲第67号議案岡山市勤労者福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について,甲第69号議案岡山城天守閣条例の一部を改正する条例の制定について,甲第70号議案岡山市足守プラザ条例の一部を改正する条例の制定について,甲第71号議案岡山市かながわSAKAGURA条例の一部を改正する条例の制定について,甲第72号議案岡山市建部町八幡温泉配湯条例の一部を改正する条例の制定について,甲第73号議案岡山市たけべ八幡温泉条例の一部を改正する条例の制定について,甲第74号議案岡山市営宝伝駐車場条例の一部を改正する条例の制定について,甲第75号議案岡山コンベンションセンター条例の一部を改正する条例の制定について,甲第76号議案ママカリパーキング条例の一部を改正する条例の制定について,甲第77号議案岡山市農村集落活性化施設条例の一部を改正する条例の制定について,甲第78号議案岡山市クラインガルテン条例の一部を改正する条例の制定について,甲第79号議案岡山市サウスヴィレッジ条例の一部を改正する条例の制定について,甲第80号議案岡山市漁港管理条例の一部を改正する条例の制定について,甲第81号議案岡山市公共物管理条例の一部を改正する条例の制定について,甲第82号議案岡山市城下地下広場条例の一部を改正する条例の制定について,甲第83号議案岡山市営駐車場条例の一部を改正する条例の制定について,甲第84号議案岡山市パークアンドライド駐車場条例の一部を改正する条例の制定について,甲第85号議案岡山市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例の制定について,甲第86号議案岡山市公園条例の一部を改正する条例の制定について,甲第87号議案岡山市児童遊園地条例の一部を改正する条例の制定について,甲第88号議案岡山市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について,甲第89号議案岡山市港湾水域占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について,甲第90号議案岡山市駅前広場駐車場条例の一部を改正する条例の制定について,甲第91号議案岡山市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について,甲第92号議案岡山市下水道条例の一部を改正する条例の制定について,甲第93号議案岡山市準用河川流水占用料等徴収条例の一部を改正する条例の制定について,甲第94号議案岡山市採石及び砂利採取関係事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について,甲第95号議案岡山市水道条例の一部を改正する条例の制定について,甲第96号議案岡山市工業用水道条例の一部を改正する条例の制定について,甲第98号議案岡山市中央卸売市場業務条例の一部を改正する条例の制定について,甲第99号議案岡山市花き地方卸売市場業務条例の一部を改正する条例の制定について,甲第100号議案岡山市立学校条例の一部を改正する条例の制定について,甲第101号議案西川アイプラザ条例の一部を改正する条例の制定について,甲第102号議案岡山市立公民館条例の一部を改正する条例の制定について,甲第103号議案岡山市立犬島自然の家条例の一部を改正する条例の制定について,甲第104号議案岡山市環境学習センター「めだかの学校」条例の一部を改正する条例の制定について,甲第105号議案岡山市近水園条例の一部を改正する条例の制定について,甲第106号議案旧足守藩侍屋敷遺構条例の一部を改正する条例の制定について,甲第107号議案岡山市立オリエント美術館条例の一部を改正する条例の制定について,甲第120号議案平成30年度岡山市一般会計補正予算(第6号)について,以上でございます。 ○宮武博議長  まず,甲第3号議案を起立により採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○宮武博議長  起立多数であります。よって,委員長報告のとおり決定いたしました。 次に,甲第15号議案を起立により採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○宮武博議長  起立多数であります。よって,委員長報告のとおり決定いたしました。 次に,甲第18号議案を起立により採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○宮武博議長  起立多数であります。よって,委員長報告のとおり決定いたしました。 次に,甲第59号議案を起立により採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○宮武博議長  起立多数であります。よって,委員長報告のとおり決定いたしました。 次に,甲第60号議案を起立により採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○宮武博議長  起立多数であります。よって,委員長報告のとおり決定いたしました。 次に,分離した議案のうち,ただいま議決いたしました5件の議案を除く甲第2号議案以下75件の議案を一括して起立により採決いたします。 これらの議案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○宮武博議長  起立多数であります。よって,委員長報告のとおり決定いたしました。 次に,ただいま議決いたしました80件の議案を除く他の議案について一括採決いたします。 これらの議案につきましては,委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,委員長報告のとおり決定いたしました。      ──────〇────── △日程第2  平成27年陳情第24号,平成27年陳情第27号~平成27年陳情第36号,平成27年陳情第41号,平成27年陳情第42号,平成28年陳情第8号~平成28年陳情第10号,平成28年陳情第15号~平成28年陳情第19号,平成30年陳情第3号,陳情第1号,陳情第3号,陳情第5号~陳情第8号      ───────────── ○宮武博議長  日程第2に入ります。 日程第2は,平成27年陳情第24号路面電車の岡山駅東口への乗り入れについて以下28件の陳情についてであります。 これらを一括上程いたします。 お諮りいたします。 本件に対する委員長報告は,会議規則第41条第3項の規定により省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 これより質疑に入ります。 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。 討論の通告があります。竹永議員。     〔21番竹永光恵議員登壇,拍手〕 ◆21番(竹永光恵議員)  皆さんこんにちは。日本共産党岡山市議団の竹永光恵です。 党市議団を代表して,平成27年陳情第27号以下25件の陳情に対する委員会報告に反対の立場で討論いたします。 まず,平成27年陳情第27号路面電車駅前乗り入れ平面案の早期実現についてから平成27年陳情第36号,平成27年陳情第41号,平成27年陳情第42号,平成28年陳情第8号から平成28年陳情第10号,平成28年陳情第15号から平成28年陳情第19号は,路面電車をJR岡山駅前広場へ平面乗り入れすることに関して早期実現や調査検討の予算を議決することについての陳情です。 路面電車の岡山駅の乗り入れについては,確かに利用している方にとって便利にはなると思いますが,今急いでしなければならない事業かというと疑問が残ります。特に市民の移動権や交通権を守るためには,どの地域に住んでいても公共交通の利用ができるように市がきちんと位置づけなければなりません。バス停や鉄道駅から遠い交通不便地域に住んでいる市民は20万人,うち高齢者は5万人もいます。まず,そこにしっかりと手だてを打つべきです。 昨年度の一般会計のうち地域公共交通にかかわる支出は約0.03%で9,000万円足らずでした。新年度は8,189万円でさらに減っています。今回の路面電車の岡山駅平面乗り入れは当初10億円かかると言われていました。その上,岡山駅前広場をミニ後楽園のように改修するデザイン案が選定され,さらに20億円,30億円かかるような方向で進んでいます。今急いでここに多額の税金を投入するのではなく,交通政策としては路面電車の延伸・環状化,市全域のバスの充実などを考えるべきとの意見を申し上げて反対の理由とします。 次に,陳情第3号と陳情第5号は,ともにことし10月の消費税10%への中止を求める意見書の提出についてです。 安倍政権が強行しようとしている消費税の増税には,全国の労働者,中小業者,消費者だけではなく企業経営者や知識人など幅広い層から懸念と批判の声が上がっています。3月11日に共同通信が行った世論調査では54.4%,過半数以上の人が増税に反対で,84.5%もの人が景気回復を実感していないと答えています。消費の落ち込みに対して政府が打ち出した対策は,買う物,買う場所,買う方法によって5通りもの税率になり,消費者にとっても業者にとっても大混乱が予想されます。プレミアムつき商品券の発行も現金で買う分を商品券で買うだけで,消費拡大の効果はないと指摘されています。 そもそも消費税は赤ちゃんから高齢者までかかる税であり,また所得の低い人ほど負担が高くなる仕組みとなっています。消費税に頼らなくても,大もうけしている大企業や大資産家に適切な負担を求めることや5兆円も超える軍事費にメスを入れるだけでも財源は確保できます。何よりも市民の暮らしや社会保障に税金を使い,家計を温める経済政策をとるべきです。そのためにも増税しないことが一番の景気回復への近道です。よって,この陳情を採択し,国に対して10月からの増税中止を求めるべきです。 次に,陳情第6号憲法を壊す「9条改憲」に反対し,憲法を生かすため,国に対する意見書の提出についてです。 政府は戦後,日本国憲法制定後から,戦力不保持を定めた憲法第9条第2項の制約から,自衛隊は我が国の自衛のための必要最小限度の実力組織であって戦力に当たらないとする合憲論を主張し,海外派兵,集団的自衛権の行使,武力行使を目的とした国連軍への参加はできないとしてきました。しかし,安倍政権のもと,集団的自衛権の行使容認や安保法制,いわゆる戦争法を強行し,この見解に大穴をあけましたが,少なくとも建前では憲法第9条の制約を認めています。しかし,安倍総理は,自衛隊がいつまでも違憲だというのはかわいそうだと,憲法第9条に第3項を設け自衛隊を明記する改憲に固執しています。自衛隊を明記するだけと言いますが,たとえ戦力不保持を定めた第2項を残したとしても,第2項の死文化に道を開き,海外における武力行使が無制限になるおそれがあります。 そして,安倍総理自身が党大会などで発言し,憲法第9条を変えることを時期まで決めて宣言したことは,総理の立場として憲法尊重擁護義務に反する憲法違反の大問題です。加えて立法府に対する行政府の不当な介入であるという点では三権分立の原則にも反しています。今回,岡山市議会で総理を後押しする発言があったことは,憲法を理解していないという点でとても残念です。 世論調査でも6割の方が憲法第9条を変えるべきでないという結果が出ています。戦後70年以上にわたり日本が海外で戦争してこなかった大きな力は,憲法第9条の存在と唯一の戦争被爆国としての平和を愛する国民の願いと粘り強い運動でした。岡山市議会としても,日本国憲法の国民主権,基本的人権,平和主義の原則が生かされる政治をするためにも,国に対して意見書を出すべきだと申し上げます。 次に,陳情第7号同意なしの個人情報の提供を行わないことについてです。 この陳情の趣旨は,本人の同意なしに個人情報を提供しないことを求めること,つまり住所,氏名,生年月日,マイナンバー等を自衛隊を含め第三者に個人情報の提供をしないことという内容です。よって,何らこの趣旨を採択することには問題がありません。 しかし,今回この陳情のきっかけとなったのは,安倍総理が自民党大会や国会答弁で自衛隊の新規募集に対して都道府県の6割以上が拒否している悲しい実態があると述べたことです。自衛隊を軍隊のように位置づけ,名簿を自治体に強制的に提出させることが当然のように考える総理の発言自体が大問題です。憲法第9条改定の口実にしていることも看過できません。住民基本台帳法には自衛隊への情報提供の義務規定はありません。この陳情の言う本人の同意なしに個人情報の提供はしないことというのは当然のことであり,今後もその立場を貫くべきです。よって,この陳情を採択すべきです。 最後に,陳情第8号種子法廃止に伴い岡山県の取り組みが後退しないよう岡山県に条例の制定を求める意見書の提出についてです。 この陳情は,国の種子法廃止を受けて,県の取り組みが後退し食料と種子の安定供給が損なわれることを危惧し,県に条例制定を求める内容です。米,麦,大豆の種子の生産と普及を都道府県に義務づけていた種子法が2018年4月で廃止され,そのことによって行政の取り組みの後退や将来的な種子の高騰,外資系企業の独占などを懸念する声が続出しています。 そもそも国による種子法廃止は種子の市場化が目的です。今まで米,麦,大豆については,品種を各都道府県が責任を持って種子の開発,増殖をしてきました。それは,1つの品種が開発されるまでに10年,増殖までには4年という膨大な歳月と労力が必要であるからで,しっかり取り組めるよう税金で賄ってきたのです。しかし,種子法廃止でその根拠が失われます。予算の支えがなければ地域や気候に合った品種の多様性が失われることになります。 また,廃止により,種子ビジネスを行う企業とすれば,利益優先で同じ品種を効率的に広めることに重きが置かれます。その上膨大な開発費を回収する必要が出てくるので,F1種という一世代に限ってのみ作物ができる品種を販売することが中心となり,毎年農家は企業から種を買わなければならなくなります。民間企業の種子の価格は,これまでの県で推奨されてきた品種と比べると5倍から10倍になりかねません。種子の価格の高騰は消費者にもはね返ってきます。 価格の高騰や安全な供給体制が整わないなど問題だらけです。安心できる食を守るためにも本来は種子法の復活が必要ですが,せめて条例をつくるべきです。県は,要綱があるので何も変わらないと言いますが,要綱だけでは根拠が不十分です。しっかりと条例に明記し,それを根拠に予算づけや人員の確保,体制の確立につながることが必要です。よって,この陳情を採択すべきと考えます。 以上,反対の理由を述べさせていただきました。 議員の皆様の御賛同をいただきますようお願いして討論を終わります。 ありがとうございました。(拍手) ○宮武博議長  以上で討論を終わり,採決いたします。 日程第2の案件中,平成27年陳情第24号路面電車の岡山駅東口への乗り入れについて以下27件の陳情を他の陳情と分離して起立により採決いたします。 陳情名を職員に朗読させます。 ◎森安章浩議事課長  分離して起立により採決する27件の陳情名を朗読いたします。 平成27年陳情第24号路面電車の岡山駅東口への乗り入れについて,平成27年陳情第27号路面電車駅前乗り入れ平面案の早期実現について,平成27年陳情第28号路面電車の岡山駅前広場への乗り入れについて,平成27年陳情第29号路面電車駅前広場への平面乗り入れについて,平成27年陳情第30号路面電車駅前広場への平面乗り入れについて,平成27年陳情第31号路面電車駅前広場への平面乗り入れについて,平成27年陳情第32号路面電車駅前広場への平面乗り入れについて,平成27年陳情第33号路面電車駅前広場への平面乗り入れについて,平成27年陳情第34号路面電車駅前広場への平面乗り入れについて,平成27年陳情第35号路面電車駅前広場への平面乗り入れについて,平成27年陳情第36号路面電車駅前広場への平面乗り入れについて,平成27年陳情第41号路面電車の岡山駅前への平面乗り入れ早期実現について,平成27年陳情第42号岡山駅への路面電車の平面乗り入れ早期実現について,平成28年陳情第8号路面電車のJR岡山駅前広場への乗り入れの早期実現について,平成28年陳情第9号路面電車駅前広場への平面乗り入れについて,平成28年陳情第10号路面電車の岡山駅への平面乗り入れ早期実現のために,調査・検討の予算を議決することについて,平成28年陳情第15号路面電車岡山駅前広場乗り入れに際し岡山駅東口構内全体を見直した上での施設の拡充について,平成28年陳情第16号路面電車駅前乗り入れ平面案の早期実現について,平成28年陳情第17号路面電車駅前広場への乗り入れに関しての調査・検討予算の議決について,平成28年陳情第18号路面電車駅前広場への乗り入れに関しての調査・検討予算の議決について,平成28年陳情第19号路面電車駅前広場への乗り入れに関しての調査・検討予算の議決について,陳情第1号視覚障害者であることを知ってもらうためのたすきについて,陳情第3号平成31年10月の消費税10%への中止を求める意見書の提出について,陳情第5号国に対し消費税増税中止を求める意見書の提出について,陳情第6号憲法を壊す「9条改憲」に反対し,憲法を生かすため,国に対する意見書の提出について,陳情第7号同意なしの個人情報の提供を行わないことについて,陳情第8号種子法廃止に伴い岡山県の取り組みが後退しないよう岡山県に条例の制定を求める意見書の提出について,以上でございます。 ○宮武博議長  まず,平成27年陳情第24号を起立により採決いたします。 本件に対する委員会報告は不採択であります。よって,本件を採択することについて採決いたします。 平成27年陳情第24号を採択することに賛成の方は御起立願います。     〔起立者なし〕 ○宮武博議長  起立なしであります。よって,本件は不採択と決定いたしました。 次に,陳情第1号を起立により採決いたします。 本件に対する委員会報告は不採択であります。よって,本件を採択することについて採決いたします。 陳情第1号を採択することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○宮武博議長  起立少数であります。よって,本件は不採択と決定いたしました。 次に,陳情第3号を起立により採決いたします。 本件に対する委員会報告は不採択であります。よって,本件を採択することについて採決いたします。 陳情第3号を採択することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○宮武博議長  起立少数であります。よって,本件は不採択と決定いたしました。 次に,陳情第5号を起立により採決いたします。 本件に対する委員会報告は不採択であります。よって,本件を採択することについて採決いたします。 陳情第5号を採択することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○宮武博議長  起立少数であります。よって,本件は不採択と決定いたしました。 次に,陳情第6号を起立により採決いたします。 本件に対する委員会報告は不採択であります。よって,本件を採択することについて採決いたします。 陳情第6号を採択することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○宮武博議長  起立少数であります。よって,本件は不採択と決定いたしました。 次に,陳情第7号を起立により採決いたします。 本件に対する委員会報告は不採択であります。よって,本件を採択することについて採決いたします。 陳情第7号を採択することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○宮武博議長  起立少数であります。よって,本件は不採択と決定いたしました。 次に,陳情第8号を起立により採決いたします。 本件に対する委員会報告は不採択であります。よって,本件を採択することについて採決いたします。 陳情第8号を採択することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○宮武博議長  起立少数であります。よって,本件は不採択と決定いたしました。 次に,分離した陳情のうち,ただいま議決いたしました7件の陳情を除く平成27年陳情第27号以下20件の陳情を一括して起立により採決いたします。 これらの陳情に対する委員会報告は採択であります。委員会報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○宮武博議長  起立多数であります。よって,委員会報告のとおり決定いたしました。 次に,ただいま議決いたしました27件の陳情を除く他の陳情を採決いたします。 平成30年陳情第3号につきましては,委員会報告のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,委員会報告のとおり決定いたしました。      ──────〇────── △日程第3  平成30年7月豪雨災害対策等調査特別委員会の中間報告について      ───────────── ○宮武博議長  日程第3に入ります。 日程第3は,平成30年7月豪雨災害対策等調査特別委員会の中間報告についてであります。 お諮りいたします。 これより平成30年7月豪雨災害対策等調査特別委員会の中間報告を求めたいと思います。 これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 それでは,平成30年7月豪雨災害対策等調査特別委員長の中間報告を求めます。     〔33番則武宣弘議員登壇,拍手〕 ◆33番(則武宣弘議員)  平成30年7月豪雨災害対策等調査特別委員会における調査の状況につきまして,まだ調査が一部残っております関係で中間報告ということで御報告させていただきます。 まず,報告に入る前に,本市として平成に入って初めて直面する大規模な災害に対し,昼夜を問わず市民や地域のためにさまざまな支援に当たられました当局の皆様にこの場をおかりして敬意を表するとともに感謝を申し上げます。 それでは,報告に入りたいと思います。 御承知のとおり,この特別委員会は,平成30年7月5日から降り続いた雨により西日本を中心に大規模に発生した未曽有の豪雨災害を受け,本市の被害状況や災害対策本部等の運営,被災者支援などを調査し,被災者等の早期の生活再建はもちろん,今回の対応等を教訓に災害に強いまちづくりを進めるため,急遽平成30年9月20日の9月定例市議会で設置されたものであります。 付議された調査事件は,1,被害の概要と特徴及び災害対策本部等の対応や課題に関する調査,2,被災者支援等に関する調査の2つであります。調査事件につきましては,被害が本市全域にわたり,私ども市議会議員も地元を初め多くの被災者からさまざまな声を聞いてきたことを踏まえ,市議会議員皆さんの意見を十分に反映するために各区選出の議員で構成する各区協議会を順次開催し,区ごとの課題等を洗い出した上で議論を重ねてまいりました。さらに,次年度の予算に本特別委員会での意見を反映できるよう緊急性を考慮し,被害状況,避難所設置のあり方や被災者支援等に対して迅速な対応や取り残しのない支援が行われているか,11月20日までの短期間に5回の委員会を開催し,委員会での調査や議論を踏まえて平成30年11月30日には議長及び市長に対し被災者支援等を初めとする17項目に及ぶ提言を提出いたしました。 本特別委員会で調査してきた個々の具体的な内容につきましてはお手元にお配りしております中間報告をごらんいただき,ここでは特に議論となりました被災者支援について御報告するとともに,最終報告に至らなかった経緯について述べさせていただきます。 本特別委員会といたしましては,平成30年11月30日に市長へ提出した提言にも,現在の国の基準に基づいた支援要件に合致しない被災者には,岡山市独自で支援を行うことという項目を設けるなど,国の制度では支援の対象にならない被災者を何とか救おうという立場で調査を進めてまいりました。特に浸水被害の認定基準に差があることや同じような被害を受けていても要件に一つでも合致しない場合は支援が受けられないケースなどを本市独自で支援することを提言し,本市単独での支援等については市全体で検討する必要があると考え,被災者支援対策本部会議等で協議するよう要望したところであります。 こうした状況の中,提言を提出した後に開催した本特別委員会において国の基準に基づいた支援要件に合致しない被災者に対する支援の進捗状況について調査したところ,国等に対して要望は行っているものの,本市単独での支援を行わない判断をしたケースについて,なぜ本市単独で支援を行わないのか明確な理由が示されず,その判断も,市長,副市長も含め検討されたとのことではありますが,各担当局に割り振り,各局で行ったものでありました。また,本特別委員会の提言についても,市長,副市長を含め被災者支援本部会議等で国の基準に基づいた支援要件に合致しない被災者がいるという報告は行われていたものの,その対応について市全体として精査されていないケースもあることが判明しました。こうした調査結果を受け,議会としても,理由がわからない以上,次の手の打ちようがないとの思いに至ったところであります。 さらに,取り残しのない被災者生活支援について,11月定例市議会で罹災証明の未申請世帯は地図上で把握し,床上浸水世帯を中心に戸別訪問を検討してまいりたいとの答弁があったことを受け,現在の進捗状況を確認したところ,世帯への訪問勧奨は2月5日の特別委員会時点では実施されていないことも明らかになるなど,市として今本当に困っておられる方をきちんと把握し,手を差し伸べていかなくてはならない人たちに寄り添っていることができているのか,納得できない結果となりました。 本特別委員会といたしましては,国の基準に基づいた支援要件に合致しない被災者に寄り添った支援を行うことが一番重要であり,本特別委員会で指摘があった点についてもう一度被災者支援対策本部会議等で協議し,その結果を確認する必要があるなどの意見が相次ぎ,多くの課題が残されたままの状況が浮かび上がりました。 当初よりこの2月定例市議会で最終報告ができるよう委員全員で精力的に調査を進めてまいりましたが,以上のような理由から最終報告を行わず,中間報告として調査を継続することにしたもので,4月に委員会を開催し,被災者支援対策本部会議での協議状況を再度調査することにしたのであります。 なお,本特別委員会は4月末日の議員の任期満了により消滅することになりますが,平成30年7月豪雨災害の被災者支援等については継続する必要があると考えており,改選後の協議の中で検討いただきますよう申し添えて中間報告とさせていただきます。(拍手) ○宮武博議長  以上で日程第3の中間報告を終わります。      ──────〇────── △日程第4  大都市制度・広域連携調査特別委員会以下4特別委員会の調査状況報告について      ───────────── ○宮武博議長  日程第4に入ります。 日程第4は,大都市制度・広域連携調査特別委員会以下4特別委員会の調査状況報告についてであります。 これらを一括上程いたします。 お諮りいたします。 これらの調査状況報告につきましては委員長の報告を省略したいと思います。 これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 大都市制度・広域連携調査特別委員会,多様性尊重社会の実現調査特別委員会,岡山ブランド戦略調査特別委員会,活力と魅力あふれる区づくり調査特別委員会の調査状況報告につきましては,お配りいたしております報告書のとおりそれぞれ報告がありましたので,御報告申し上げます。      ──────〇────── △日程第5  報第13号~報第16号      ───────────── ○宮武博議長  日程第5に入ります。 日程第5は,報第13号専決処分の報告について以下4件の報告についてであります。 これらを一括上程し,市長から説明を求めます。     〔大森雅夫市長登壇〕 ◎大森雅夫市長  ただいま上程になりました報告について御説明申し上げます。 報第13号は,リース公用車が事故により返還不能となったことによる債務不履行について賠償額を決定したものです。 報第14号は,市有自動車の事故について賠償額を決定したものです。 報第15号及び報第16号は,公園の管理瑕疵による事故についてそれぞれ相手方と和解し賠償額を決定したものです。 何とぞよろしくお願いいたします。 ○宮武博議長  以上で日程第5の報告を終わります。      ──────〇────── △日程第6  諮問第1号      ───────────── ○宮武博議長  日程第6に入ります。 日程第6は,諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦についてであります。 これを上程し,市長から提案理由の説明を求めます。     〔大森雅夫市長登壇〕 ◎大森雅夫市長  ただいま上程になりました議案について御説明申し上げます。 諮問第1号は,本年6月30日をもって任期が満了する人権擁護委員渡邉博重氏の後任として同氏を再推薦するに当たり,市議会の意見を聞こうとするものです。 なお,同氏の略歴につきましては既にお手元に配付しておりますので,説明を省略させていただきます。 何とぞ御同意のほどよろしくお願いいたします。 ○宮武博議長  以上で提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 本案は委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上,御決定願いたいと思います。 これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 これより質疑に入ります。 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。 別に討論の通告がありませんので,討論を終わり,採決いたします。 諮問第1号については,これに同意することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,諮問第1号はこれに同意することに決定いたしました。      ──────〇────── △日程第7  三ケ村組合議会議員の選挙について      ───────────── ○宮武博議長  日程第7に入ります。 日程第7は,三ケ村組合議会議員の選挙についてであります。 お諮りいたします。 選挙の方法はいかがいたしましょうか。     〔11番竹之内則夫議員登壇〕 ◆11番(竹之内則夫議員)  ただいまお諮りになりました三ケ村組合議会議員の選挙の方法につきましては,投票の煩を省き,議長を指名者とする指名推選の方法をとられるよう動議を提出いたします。 皆様方の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。     〔拍  手〕 ○宮武博議長  ただいま竹之内議員から,投票の煩を省いて,議長を指名者とする指名推選の方法によるよう動議が提出され,所定の賛成者がありましたので,動議は成立いたしました。 よって,本動議を直ちに議題とし,採決いたします。 お諮りいたします。 本動議のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,本動議のとおり決定いたしました。 指名いたします。 職員に氏名を朗読させます。 ◎森安章浩議事課長  三ケ村組合議会議員として議長が指名いたします方々の住所,氏名を朗読いたします。  岡山市北区吉備津2062番地2 高艸文雄さん  岡山市北区吉備津1427番地3 栗原公平さん  岡山市北区惣爪168番地 脇本忠正さん  岡山市北区惣爪780番地 土肥誠一さん 以上でございます。 ○宮武博議長  ただいま朗読いたしましたとおり指名いたします。 指名いたしました方々を当選人と決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,ただいま指名いたしました方々が当選されました。      ──────〇────── △日程第8  四ケ郷組合議会議員の選挙について      ───────────── ○宮武博議長  日程第8に入ります。 日程第8は,四ケ郷組合議会議員の選挙についてであります。 お諮りいたします。 選挙の方法はいかがいたしましょうか。     〔11番竹之内則夫議員登壇〕 ◆11番(竹之内則夫議員)   ただいまお諮りになりました四ケ郷組合議会議員の選挙の方法につきましては,投票の煩を省き,議長を指名者とする指名推選の方法をとられるよう動議を提出いたします。 皆様方の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。     〔拍  手〕 ○宮武博議長  ただいま竹之内議員から,投票の煩を省いて,議長を指名者とする指名推選の方法によるよう動議が提出され,所定の賛成者がありましたので,動議は成立いたしました。 よって,本動議を直ちに議題とし,採決いたします。 お諮りいたします。 本動議のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,本動議のとおり決定いたしました。 指名いたします。 職員に氏名を朗読させます。 ◎森安章浩議事課長  四ケ郷組合議会議員として議長が指名いたします方々の住所,氏名を朗読いたします。  岡山市北区惣爪322番地 小西満さん  岡山市北区吉備津2281番地5 岡本修一さん  岡山市北区撫川320番地 荒木巧さん  岡山市北区西花尻195番地 内田久宜さん  岡山市北区大内田52番地3 森谷英憲さん  岡山市北区延友212番地 岡崎治幸さん  岡山市南区妹尾86番地 正保修さん  岡山市南区山田1394番地 吉田公太さん  岡山市南区古新田277番地10 河内富夫さん 以上でございます。 ○宮武博議長  ただいま朗読いたしましたとおり指名いたします。 指名いたしました方々を当選人と決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,ただいま指名いたしました方々が当選されました。      ──────〇────── △日程第9  六ケ郷組合議会議員の選挙について      ───────────── ○宮武博議長  日程第9に入ります。 日程第9は,六ケ郷組合議会議員の選挙についてであります。 お諮りいたします。 選挙の方法はいかがいたしましょうか。     〔11番竹之内則夫議員登壇〕 ◆11番(竹之内則夫議員)  ただいまお諮りになりました六ケ郷組合議会議員の選挙の方法につきましては,投票の煩を省き,議長を指名者とする指名推選の方法をとられるよう動議を提出いたします。 皆様方の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。     〔拍  手〕 ○宮武博議長  ただいま竹之内議員から,投票の煩を省いて,議長を指名者とする指名推選の方法によるよう動議が提出され,所定の賛成者がありましたので,動議は成立いたしました。 よって,本動議を直ちに議題とし,採決いたします。 お諮りいたします。 本動議のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,本動議のとおり決定いたしました。 指名いたします。 職員に氏名を朗読させます。 ◎森安章浩議事課長  六ケ郷組合議会議員として議長が指名いたします方々の住所,氏名を朗読いたします。  岡山市北区加茂1332番地2 岩佐伸一さん  岡山市北区高松167番地 関野義明さん  岡山市北区新庄上264番地 赤木護さん  岡山市北区吉備津1145番地2 仲達潤さん  岡山市北区中撫川88番地 俣野勝さん  岡山市北区川入116番地2 高木孝史さん  岡山市南区妹尾3733番地 小池知司さん  岡山市南区山田1955番地 笠石正志さん 以上でございます。 ○宮武博議長  ただいま朗読いたしましたとおり指名いたします。 指名いたしました方々を当選人と決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,ただいま指名いたしました方々が当選されました。      ──────〇────── △日程第10  西一郷半組合議会議員の選挙について      ───────────── ○宮武博議長  日程第10に入ります。 日程第10は,西一郷半組合議会議員の選挙についてであります。 お諮りいたします。 選挙の方法はいかがいたしましょうか。     〔11番竹之内則夫議員登壇〕 ◆11番(竹之内則夫議員)  ただいまお諮りになりました西一郷半組合議会議員の選挙の方法につきましては,投票の煩を省き,議長を指名者とする指名推選の方法をとられるよう動議を提出いたします。 皆様方の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。     〔拍  手〕 ○宮武博議長  ただいま竹之内議員から,投票の煩を省いて,議長を指名者とする指名推選の方法によるよう動議が提出され,所定の賛成者がありましたので,動議は成立いたしました。 よって,本動議を直ちに議題とし,採決いたします。 お諮りいたします。 本動議のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,本動議のとおり決定いたしました。 指名いたします。 職員に氏名を朗読させます。 ◎森安章浩議事課長  西一郷半組合議会議員として議長が指名いたします方々の住所,氏名を朗読いたします。  岡山市北区撫川1101番地1 坪井万吉さん  岡山市北区中撫川95番地 俣野堅さん 以上でございます。 ○宮武博議長  ただいま朗読いたしましたとおり指名いたします。 指名いたしました方々を当選人と決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,ただいま指名いたしました方々が当選されました。      ──────〇────── △日程第11  決議案第1号      ───────────── ○宮武博議長  日程第11に入ります。 日程第11は,決議案第1号「多様性尊重社会の実現に向け,世代にわたる取り組みを推進すること」を求める決議についてであります。 これを上程し,提出者から説明を求めます。     〔3番林敏宏議員登壇,拍手〕 ◆3番(林敏宏議員)  ただいま御上程になりました決議案第1号「多様性尊重社会の実現に向け,世代にわたる取り組みを推進すること」を求める決議について,提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。 なお,提案理由の説明はお手元にお配りしております文案の朗読をもって説明にかえさせていただきます。   「多様性尊重社会の実現に向け,世代にわたる取り組みを推進すること」を求める決議 議会は,これまで「LGBT,外国人,難病等,多様性に対応するための正しい理解や意識改革の促進」,「個人としての多様性が尊重され,誰もが暮らしやすい社会の実現」を目指し,課題解決のため,精力的に調査,議論を行ってきた。 この度の「岡山市男女共同参画社会の形成の促進に関する条例」の改正を,多様性が尊重され,つながり,支え合う社会を実現するための一歩とし,さらに,議会と当局が協働のもとに関連施策の検討を行い,世代にわたる取り組みを推進することをここに求める。 以上,決議する。 以上でございます。 議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。(拍手) ○宮武博議長  以上で提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 本案は委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上,御決定願いたいと思います。 これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 これより質疑に入ります。 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。 別に討論の通告がありませんので,討論を終わり,採決いたします。 決議案第1号について,提案のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,決議案第1号は提案のとおり決定いたしました。      ──────〇────── △日程第12  常任委員会及び議会運営委員会における閉会中継続審査及び継続調査について      ───────────── ○宮武博議長  日程第12に入ります。 日程第12は,常任委員会及び議会運営委員会における閉会中継続審査及び継続調査についてであります。 お配りいたしておりますとおり,常任委員会及び議会運営委員会における閉会中継続審査及び継続調査について委員長から申し出があります。 お諮りいたします。 委員長から申し出のとおり,閉会中継続審査及び継続調査に付することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。      ───────────── ○宮武博議長  以上をもちまして2月定例岡山市議会に付議されました案件は,全て議了いたしました。      ───────────── ○宮武博議長  この際,お高いところからではございますが,お許しをいただきまして,一言御挨拶を申し上げます。 平成の時代もあとわずかとなり,本年5月1日には天皇陛下の譲位に伴い皇太子殿下が即位され,新しい時代の幕あけとなります。新しい時代は災害の少ない,安全・安心で暮らすことができる時代となるよう願うばかりであります。 さて,平成最後の議会となりました今議会は,先月20日から24日間にわたり災害に強い岡山市実現予算として編成された平成31年度当初予算を初め国の補正予算に呼応した平成30年度補正予算など数多くの議案につきまして慎重に御審議いただき,また議会運営にも終始御協力を賜り本日2月定例市議会が無事閉会の運びとなりましたことを厚く御礼申し上げます。 特に平成30年7月豪雨災害を踏まえた防災・減災対応,都市交通,生活交通などの公共交通のあり方,進行する少子・高齢化による人口減少への対応などさまざまな課題が議論され,提言もなされたところでございます。当局におかれましては,こうした議論を踏まえ,中・長期的な視点に立ち,国,県とも連携し,必要な施策を適時適切に講じていただきたいと思うところでございます。 さて,私ども議員の任期も,残すところあとわずかとなりました。顧みて議員各位におかれては,この4年間,日々研さんに努められ,市民の皆様の負託に真摯に応えるべく御尽力されてきたことに対しまして深甚なる敬意を表する次第でございます。 とりわけ,今期をもって勇退されます方々には,市民福祉の向上のため,ともに励んだ歳月を振り返り,その御功績をたたえ,惜別の情を深く感じているところでございます。皆様にはくれぐれも御自愛の上,今後とも岡山市議会への御鞭撻と市政への御支援を賜りますようお願い申し上げます。 来る4月7日に実施されます市議会議員選挙に臨まれる議員におかれましては,市民の信任を得て,再び岡山市勢発展のために御活躍をいただきますよう心より祈念するものでございます。 最後になりましたが,市民の皆様,報道関係者各位,さらには大森市長を初めとする執行部各位には格別の御協力を賜りましたことに対し厚く御礼申し上げます。 また,今月末で退職されます職員の方々におかれましては,長年にわたり市勢の発展と市民福祉の向上に御尽力をいただきましたことに対し心から敬意を表するとともに,皆様方の御健勝と御多幸をお祈り申し上げまして,平成31年2月定例市議会閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。 ありがとうございました。(拍手)      ───────────── ○宮武博議長  この際市長から御挨拶の申し出があります。     〔大森雅夫市長登壇〕 ◎大森雅夫市長  お許しをいただきまして,平成31年2月定例市議会の閉会に当たり,一言御挨拶を申し上げます。 去る2月20日から本日までの長期間にわたり,提案しておりました平成31年度予算案並びに関係諸議案について熱心に御審議いただき,また先ほどは議決を賜りまして,まことにありがとうございました。本会議や委員会において議員各位からいただきました御指摘,御提言につきましては十分に検討し,今後の市政運営に生かしてまいります。 本議会は平成最後の議会であり,議員の皆様の任期を締めくくる最後の定例会でございました。今期で引退される議員の皆様には,市民を代表してこれまでの御功績に対し心からお礼を申し上げますとともに,今後とも御健勝で岡山市のまちづくりにお力添えをいただきますようお願い申し上げます。また,さらなる飛躍を期しておられる皆様には心から御活躍をお祈り申し上げます。 来る新年度は,岡山市が政令指定都市に移行して10年という節目の年を迎え,5月からは新たな元号が始まります。ただいま成立した予算を有効に活用し,災害に強い安全・安心,住む人に優しい住みやすさ,圏域を牽引する力強さを兼ね備えた岡山市の実現のために,長期的な展望に立ち公共交通,子育て,教育,産業,観光,地域振興,健康福祉など市政の各般にわたるさまざまな政策課題について引き続き誠実かつ積極的に取り組みを進めてまいります。近い将来,人口減少期の到来が見込まれる中,岡山市が今後とも中四国の中心都市にふさわしい魅力と活力を有し,一層拠点性を高めていくことができるよう,市当局と市議会が一体となってさまざまな課題の克服に取り組んでまいりたいと考えております。 市議会,市民並びに報道関係の皆様には一層の御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げて,本定例市議会の閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。 まことにありがとうございました。(拍手)      ───────────── ○宮武博議長  これをもちまして2月定例岡山市議会を閉会いたします。 大変御苦労さまでございました。      午後0時29分閉会...