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12月22日-10号

  • "天安門事件"(/)
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  1. 岡山市議会 1989-12-22
    12月22日-10号


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    最終取得日: 2021-08-30
    平成 1年12月定例会    平成元年12月定例岡山市議会    議 事 日 程 第10号       12月22日(金)午前10時開議第1 甲第240号議案~甲第282号議案第2 請願第12号 消費税即時廃止を政府に求める意見書の提出について 昭和63年陳情第15号 鉄道共済年金安定的財政確立に関する意見書の提出について 陳情第11号 私立学校に対する助成の新設等について 陳情第12号 私学助成増額等を求める意見書の提出について 陳情第13号 岡山幼稚園園舎建築並びに園地の拡張等について 陳情第14号 岡山小学校校舎建築並びに設備充実整備等について 陳情第15号 岡山中学校校舎増改築について 陳情第20号 ゆきとどいた高校・障害児教育を保障するための教育条件改善に関する意見書の提出について,中  5 私学助成を大幅に増額すること。 陳情第21号 難病対策に関する諸要望について,中  1 福祉タクシー支給制限を緩和してください。 陳情第22号 難病対策に関する諸要望について,中  2 岡崎基金を続けて助成してください。 陳情第23号 新幸町図書館の建設位置変更について第3 甲第283号議案 教育委員会委員任命同意について第4 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について第5 常任委員会における閉会中継続審査及び継続調査について 1 継続審査  〇 総務委員会    昭和63年請願第1号 固定資産税都市計画税負担軽減について    請願第8号 「リクルート疑惑全容解明」について    昭和62年陳情第12号 スパイ防止のための法律制定を求める意見書の提出について    昭和63年陳情第17号 法務局の増員に関する意見書の提出について  〇 民生消防委員会    陳情第21号 難病対策に関する諸要望について,中     2 難病患者見舞金を支給してください。     3 身障3級まで重度身体障害者に含めてください。  〇 衛生水道委員会    陳情第22号 難病対策に関する諸要望について,中     1 難病相談所の費用を早急に増額してください。  〇 文教委員会    陳情第20号 ゆきとどいた高校・障害児教育を保障するための教育条件改善に関する意見書の提出について,中     1 高校における35人以下学級(職業科30人以下)を早期に実現すること。     2 大規模校(25学級以上)を解消し,学校規模適正化をはかること。     3 学校間格差を解消し,近くの学校へ行けるように地元高校を育成すること。     4 教育予算を増額し,父母負担を軽減すること。     6 希望するすべての障害児後期中等教育を保障すること。 2 継続調査  〇 総務委員会    財政問題について    総合計画の改定について    苫田ダム問題について    記念事業について    行政情報の公開について    土曜閉庁について  〇 民生消防委員会    消防力整備充実について    福祉行政について    国民健康保険について    同和対策事業について  〇 衛生水道委員会    保健衛生行政について    環境衛生行政について    清掃事業について    病院事業について    水道事業について  〇 経済委員会    商・工業振興対策について    観光対策について    農林水産業振興対策について    市場対策について  〇 建設委員会    道路橋りょう問題について    河川及び港湾事業について    都市計画について    区画整理事業について    都市再開発事業について    公園事業について    住宅問題について    駐車場及び自転車等駐車場について    下水道事業について  〇 文教委員会    青少年問題について    教育施設について    学校教育社会教育及び同和教育に関する問題について    学校給食について    通学区域について第6 特別委員会における閉会中継続審査について  〇 一般会計決算審査特別委員会   決第1号 昭和63年度岡山一般会計歳入歳出決算について    …………………………………会議に付した事件 日程第1 甲第240号議案~甲第282号議案報告討論・表決) 日程第2 請願第12号,昭和63年陳情第15号,陳情第11号~陳情第15号,陳情第20号~陳情第23号(上程・討論・表決) 追加日程 報第57号~報第59号(上程・報告) 日程第3 甲第283号議案(上程・説明・表決) 日程第4 諮問第2号(上程・説明・表決) 追加日程 意見書案第6号(上程・説明・表決) 日程第5 常任委員会における閉会中継続審査及び継続調査──請願陳情・調査(申出・表決) 日程第6 特別委員会における閉会中継続審査──決算(申出・表決)    ──────〇──────出席議員(50人)        1番  片 岡 五百樹君        2番  辻 野 喬 雄君        3番  田 畑 賢 司君        4番  崎 本 敏 子君        5番  楠 木 忠 司君        6番  寺 田 和 子君        7番  土 肥 啓 利君        8番  宮 武   博君        9番  梶 原 昌 一君        10番  貝 原 信三郎君        11番  小 川 晴 雄君        12番  太 田   稔君        13番  有 井 靖 和君        14番  河 合 和 成君        15番  寺 田 明 生君        16番  則 武 伸一郎君        17番  高 津 利 明君        18番  松 山 茂 樹君        19番  守 屋 彰 久君        20番  串 田   務君        21番  堀 川   進君        22番  垣 下 文 正君        23番  川 田 敏 幸君        24番  鈴 木 邦 彦君        25番  板 野 和 昭君        27番  丹 原 重 彦君        28番  亀 井   章君        29番  吉 田 政 司君        30番  景 山 貢 明君        31番  内 田 宏 哉君        32番  福 原 弘 子君        33番  定 政 猛 男君        34番  華 房 美 衛君        35番  山 田 録二郎君        36番  磯 村   博君        37番  田 中 昭 三君        38番  大 橋 英 雄君        39番  伏 見 昇 男君        40番  片 山   仁君        42番  高 木 悦 夫君        43番  小 林   勉君        44番  新 谷 盈 智君        45番  山 田   勇君        46番  苦 水 重 徳君        49番  岡 本 俊 彦君        50番  花 岡   薫君        51番  小 橋 留 男君        52番  浅 野 卓 志君        53番  脇 本 一 郎君        54番  妹 尾 達 道君    …………………………………欠席議員(1人─欠員3)        48番  渡 辺 慎 一君    ─────────────説明のため出席した者   市     長  松 本   一君   助     役  鹿子木   貢君   助     役  八 木   肇君   収  入  役  有 本   正君   市 長 公 室 長  浜 田 一 彦君   総 務 局 長  三 宅   襄君   財 政 局 長  関 場 長 久君   民 生 局 長  平 松 章 弘君   衛 生 局 長  江 尻   堅君   経 済 局 長  菱 川 公 資君   建 設 局 長  田 中 康 男君   下 水 道 局 長  鏡 原   進君   西大寺支 所 長  藤 原 忠 男君   参     与  山 本   宏君   参     与  原   欣 士君   参     与  岡 村 陽 三君  水  道  局   水道事業管理者  黒 田 智 昭君  消  防  局   消 防 局 長  懸 谷 忠 弘君  教 育 委 員 会   委  員  長  喜多嶋 美枝子君   教  育  長  奥 山   桂君  選挙管理委員会   委  員  長  服 部 忠 文君  監 査 委 員   委     員  藤   昭 博君  農 業 委 員 会   委     員  奥 山 歳 行君    ─────────────出席した議会事務局職員   局     長  三 村 俊 隆君   次     長  中 川 和 彦君   総 務 課 長  植 野 耕 次君   議 事 課 長  小 坂 夏 彦君   調 査 課 長  塩 見 山 治君   議事課長補 佐  斎 藤 泰 清君   記 録 係 長  最 相 初 音君   主     事  佐 藤   武君    午前10時39分開議 ○議長妹尾達道君) 皆さん御苦労でございます。 これより12月定例市議会第10日目の本会議を開きます。 ただいまの御出席は50名であります。    ───────────── ○議長妹尾達道君) 会議録署名議員に辻野君,楠木君のお二人を指名いたします。    ───────────── ○議長妹尾達道君) 本日の議事日程はお配りいたしておりますとおりでございます。    ──────〇────── △日程第1 甲第240号議案~甲第282号議案    ───────────── ○議長妹尾達道君) 日程に入ります。 日程第1は甲第240号議案平成年度岡山一般会計補正予算(第4号)について以下43件の議案についてであります。 これを一括上程いたします。 これらの議案につきましては,それぞれ所管の常任委員会において御審議をいただいておりますので,これより委員長報告を求めます。まず,総務委員長報告を求めます。   〔25番板野和昭君登壇,拍手〕 ◆25番(板野和昭君) 総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は,甲第240号議案平成年度岡山一般会計補正予算(第4号)について以下の9件であります。この内訳としましては条例案4件,予算案4件,契約案件1件であります。 この審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,全会一致をもっていずれも原案のとおり可決並びに同意すべきものと決定いたしました。 以上甚だ簡単でありますが,総務委員会の御報告を終わります。以上。(拍手) ○議長妹尾達道君) 次に,民生消防委員長報告を求めます。   〔15番寺田明生君登壇,拍手〕 ◆15番(寺田明生君) 民生消防委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は,甲第240号議案平成年度岡山一般会計補正予算(第4号)中,歳出第3款民生費,第5款労働費について外4件の議案についてであります。 これらの審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上甚だ簡単ではありますが,民生消防委員会報告を終わりにいたします。(拍手) ○議長妹尾達道君) 次に,衛生水道委員長報告を求めます。   〔19番守屋彰久君登壇,拍手〕 ◆19番(守屋彰久君) 衛生水道委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は,甲第240号議案平成年度岡山一般会計補正予算(第4号)中,歳出第4款衛生費及び繰越明許費補正第4款衛生費について外8件であります。 この審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上甚だ簡単でありますが,衛生水道委員会報告を終わります。(拍手) ○議長妹尾達道君) 次に,経済委員長報告を求めます。   〔11番小川晴雄君登壇,拍手〕 ◆11番(小川晴雄君) 経済委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。本委員会に付託されました案件は,甲第240号議案平成年度岡山一般会計補正予算(第4号)中,歳出第6款農林水産業費,第7款商工費,第11款災害復旧費第25項農林水産業施設災害復旧費及び債務負担行為補正について外4件であります。 これらの審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上甚だ簡単でありますが,経済委員会審査報告を終わります。(拍手) ○議長妹尾達道君) 次に,建設委員長報告を求めます。   〔36番磯村博君登壇,拍手〕 ◆36番(磯村博君) 建設委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。 本委員会に付託されました案件は,甲第240号議案平成年度岡山一般会計補正予算(第4号)中,歳出第8款土木費,第11款災害復旧費第35項土木施設災害復旧費について外22件であります。 審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,甲第240号議案平成年度岡山一般会計補正予算(第4号)中,歳出第8款土木費第1項土木管理費第1目土木総務費,百間川水辺環境管理センター(仮称)出捐金3,000万円の補正について,一部の委員から反対する旨の意見があり,採決の結果,賛成多数で,その他の案件については全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお,審査の過程におきまして,特にこの出掲金の補正について議論がありましたので 以下その経過について御報告いたします。 この事業は,百間川改修計画及び高水敷整備計画の1つとして百間川最上流岡山中島地先河川敷内の低水路を整備し,あわせて高水敷ゴルフ場として利用しようとするものでありますが,委員からゴルフ場建設にかかわる環境アセスメントはどうなっているのか,またゴルフ場建設を含めた百間川高水敷整備計画地元説明は十分にできているのかとの質問があり,当局から,環境アセスメント調査については現在取りまとめをされているところであるが,全体がまとまるまでにはいましばらくの日時が必要である。また,地元への説明会も何度か開催してきたが,さらに今後も予定しており,現時点では十分であるとは思っていないとの答弁があったのであります。 これに対して委員から,地元説明等の状況から判断して,この時点では予算は認められないとの意見が出されたため,本予算の取り扱いについて協議した結果,当委員会環境アセスメント調査の結果が当委員会報告され,当委員会の了承を得てから予算を執行することとの条件を付して予算を可決すべきものと決定したのであります。 なお,この際当局におかれましては,環境アセスメント報告までの間に中島橋から下流の緑地整備計画のうちゴルフ場開業予定平成4年度までに整備できる具体的な施設を年度ごとに策定し,それを地元に説明し,計画の周知徹底を図るとともに,十分地元の理解が得られるよう努力することをお願いしておきます。 以上で建設委員会における審査報告を終わります。(拍手) ○議長妹尾達道君) 次に,文教委員長報告を求めます。   〔22番垣下文正君登壇,拍手〕 ◆22番(垣下文正君) 文教委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。本委員会に付託されました案件は,甲第240号議案平成年度岡山一般会計補正予算(第4号)歳出第10款教育費等について外1件であります。 審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上甚だ簡単ですが,文教委員会報告を終わります。(拍手) ○議長妹尾達道君) 以上で委員長報告は終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長妹尾達道君) 別に質疑もないようですから質疑を終わり,討論に入ります。 討論の通告があります。 田畑君。   〔3番田畑賢司君登壇,拍手〕 ◆3番(田畑賢司君) 私は日本共産党岡山市議団を代表いたしまして,本定例市議会に御上程になりました甲第240号議案平成年度岡山一般会計補正予算(第4号)中,第8款土木費第1項土木管理費第1目土木総務費,百間川水辺環境管理センター(仮称)出捐金3,000万円について反対いたします。 同出捐金は,建設省が中心となって県,市とともに第三セクターをつくり,中島橋上流部分約15.5ヘクタールに低水路を含む9ホールのゴルフ場をつくろうというものです。将来的には全高水敷の管理をしようとするものであります。 委員長報告は,環境アセスメントが出されるまで予算執行を凍結との条件つきで可決とのことであります。 しかし,もともとこの地域は低水路ではなく自然流を残すべき遊水地であります。また,この自然そのものが市民に愛されてきたところであります。百間川について建設省アンケート調査をしていますが,その内容は,積極的に利用すべき10.8%,調和を考えて整備すべき53.9%,自然保護優先及び自然をそのまま残すべき20.1%となっています。 また,本市が実施をいたしました市民意識調査結果では,自然保護優先がこの調査よりももっと多くなり,さらには開発優先は4.8%と低くなっているわけであります。教育長子供たちの非行の問題を初めとして大変憂慮される事態の1つの解決策としても,自然と親しむことのできる場所の確保の大切さについて御答弁されましたが,市民の願いもこの自然を残すことにあることは明白であります。 そこでまず第1に,河川敷は公共的な空間であり,特定の人のみが利用できる施設にしてはなりません。市民がいつでもだれでも行くことのできる場所でなければならないと思います。第2に,この一帯の景観は特にすばらしく,自然と親しむことのできる貴重な場所であります。 第3に,念のために申し添えておきますが,百間川全域についてスポーツ施設のすべてを反対しているわけではありません。スポーツ施設を希求する市民要望との整合性を考慮しながら,一定のまとまりのある自然についてはこの場所に限らず市民のかけがえのない財産としてでき得る限り保護すべきだということであります。 第4に,岡山市民飲料水取水井戸のすぐそばにゴルフ場が建設されるので,下流も含めて農薬汚染が心配されております。事は市民の飲み水にも関係することであり,危険だと思われることはやめておくべきだと思います。 第5に,ことしはこれまでの工事の影響でオニバスがだめになってしまったとのことでありますし,アユモドキについては鈴木議員も御指摘のような状況であります。淡水漁協とのお話し合いや地元住民合意もまだ得られていない状況であります。 以上反対理由を述べましたが,議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げまして,反対討論を終わります。(拍手
    議長妹尾達道君) 以上で通告による討論を終わります。 ほかに討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長妹尾達道君) ほかに討論もないようですから討論を終わり,採決いたします。 日程第1の案件中,甲第240号議案平成年度岡山一般会計補正予算(第4号)についてを他の議案と分離して採決いたします。 甲第240号議案平成年度岡山一般会計補正予算(第4号)についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。 委員長報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長妹尾達道君) 起立多数であります。よって,本案は委員長報告のとおり決定いたしました。 次に,ただいま議決をいたしました甲第240号議案を除く他の議案について一括採決いたします。 これらの議案につきましては委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長妹尾達道君) 御異議なしと認めます。よって,本案は委員長報告のとおり決定いたしました。    ──────〇────── △日程第2 請願第12号,昭和63年陳情第15号,陳情第11号~陳情第15号,陳情第20号~陳情第23号    ───────────── ○議長妹尾達道君) 日程第2に入ります。 日程第2は請願第12号消費税即時廃止を政府に求める意見書の提出について及び昭和63年陳情第15号鉄道共済年金安定的財政確立に関する意見書の提出について以下10件の陳情についてであります。 これを一括上程いたします。 お諮りいたします。 本件に関する委員長報告会議規則第41条第3項の規定により省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長妹尾達道君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長妹尾達道君) 別に質疑もないようですから質疑を終わり,討論に入ります。 討論の通告があります。 崎本君。   〔4番崎本敏子君登壇,拍手〕 ◆4番(崎本敏子君) 私は日本共産党岡山市議団を代表し,平成年度請願第12号消費税即時廃止を政府に求める意見書の提出について不採択という総務委員会委員長報告に対する反対討論を行います。 去る12月11日,参議院では消費税廃止法案が可決をされました。国民の消費税廃止の意思が国会に反映をされた歴史的な出来事でしたにもかかわらず,自民党政府消費税見直しに終始しており,国民の意思を踏みにじっております。この見直し案なるものは本質的に何ら変わるものでなく,それどころか現場はますます混乱すると,以前より強く批判が出されております。選挙目当ての小手先の見直しでなく,消費税廃止をとの声は最近の調査でもふえているのであります。 消費税はあれこれの口実で存続させるのでなく,きっぱりと廃止すべきであります。 市民の声にこたえて,市議会としても消費税廃止意見書を政府に提出すべきであります。 議員各位の御賛同を心からお願いをいたしまして,私の反対討論とさしていただきます。(拍手) ○議長妹尾達道君) 以上で通告による討論を終わります。 ほかに討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長妹尾達道君) ほかに討論もないようですから討論を終わり,採決いたします。 日程第2の案件中,請願第12号,陳情第11号,陳情第12号,陳情第20号及び陳情第23号を他の陳情と分離して採決いたします。 まず,請願第12号消費税即時廃止を政府に求める意見書の提出についてを起立により採決いたします。 本件に対する委員会報告は不採択であります。 委員会報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長妹尾達道君) 起立多数であります。よって,請願第12号は委員会報告のとおり決定いたしました。 次に,陳情第11号私立学校に対する助成の新設等についてを起立により採決いたします。 本件に対する委員会報告は不採択であります。 委員会報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長妹尾達道君) 起立多数であります。ょって,陳情第11号は委員会報告のとおり決定いたしました。 次に,陳情第12号私学助成増額等を求める意見書の提出についてを起立により採決いたします。 本件に対する委員会報告は採択であります。委員会報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長妹尾達道君) 起立多数であります。よって,陳情第12号は委員会報告のとおり決定いたしました。 次に,陳情第20号ゆきとどいた高校・障害児教育を保障するための教育条件改善に関する意見書の提出について中,5の私学助成を大幅に増額することを起立により採決いたします。 本件に対する委員会報告は採択であります。委員会報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長妹尾達道君) 起立多数であります。よって,陳情第20号は委員会報告のとおり決定いたしました。 次に,陳情第23号新幸町図書館の建設位置変更についてを起立により採決いたします。 本件に対する委員会輯告は不採択であります。 委員会報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長妹尾達道君) 起立多数であります。よって,陳情第23号は委員会報告のとおり決定いたしました。 次に,ただいま議決いたしました請願第12号,陳情第11号,陳情第12号,陳情第20号及び陳情第23号を除く陳情について一括採決いたします。 これらの陳情につきましては委員会報告のとおり決することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長妹尾達道君) 御異議なしと認めます。よって,委員会報告のとおり決定いたしました。    ───────────── ○議長妹尾達道君) この際議事日程の追加についてお諮りいたします。 お配りいたしておりますとおり,報第57号専決処分の報告について以下3件の報告が追加提出されました。 つきましては,これを日程に追加し議題といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長妹尾達道君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。    ──────〇────── △追加日程 報第57号~報第59号    ───────────── ○議長妹尾達道君) 報第57号専決処分の報告について以下3件の報告を一括上程し,市長の説明を求めます。   〔市長松本一君登壇〕 ◎市長(松本一君) ただいま御上程になりました報告について御説明申し上げます。 まず,報第57号は,環境事業部第2事業所使用の市有自動車が,市内福富中一丁目1番2号先国道において普通乗用車に追突し,同車がはずみでその前に停車していた普通貨物自動車に追突し,運転者が負傷し及び同車が破損した事故について,報第58号は,環境事業部第3事業所使用の市有自動車が,市内津島東三丁目1番3号先市道において原動機付自転車と衝突し,運転者が負傷し及び同車が破損した事故について,また,報第59号は,西大寺支所衛生課使用の市有自動車が,市内西大寺上二丁目2番41号先市道において軽貨物自動車と出会い頭に衝突し,双方の車両が破損した事故について,それぞれ相手方と和解し,賠償額を決定するに当たり専決処分をしたものであります。 何とぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長妹尾達道君) 以上で日程追加の報告を終わります。    ──────〇────── △日程第3 甲第283号議案    ───────────── ○議長妹尾達道君) 日程第3に入ります。 日程第3は甲第283号議案教育委員会委員任命同意についてであります。 これを上程して,市長から提案理由の説明を求めます。   〔市長松本一君登壇〕 ◎市長(松本一君) ただいま御上程になりました議案について御説明申し上げます。 これは,平成元年12月23日をもって任期が満了する教育委員会委員横田勉氏の後任として平松掟氏を任命するに当たり,市議会の同意を求めようとするものであります。 なお,同氏の略歴につきましては,既にお手元に配付しておりますので,説明を省略さしていただきます。 何とぞよろしく御同意のほどをお願い申し上げます。 ○議長妹尾達道君) 提案理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。 本件は委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上,御決定願いたいと思います。 これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長妹尾達道君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長妹尾達道君) 別に質疑もないようですから質疑を終わり,討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長妹尾達道君) 別に討論もないようですから討論を終わり,採決いたします。 甲第283号議案教育委員会委員任命同意については,これに同意することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長妹尾達道君) 御異議なしと認めます。よって,甲第283号議案はこれに同意することに決定いたしました。    ──────〇────── △日程第4 諮問第2号    ───────────── ○議長妹尾達道君) 日程第4に入ります。 日程第4は諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦についてであります。 これを上程し,市長から提案理由の説明を求めます。   〔市長松本一君登壇〕 ◎市長(松本一君) ただいま御上程になりました諮問について御説明申し上げます。 これは,平成元年12月14日をもって任期が満了した人権擁護委員千々木昭平氏の後任として同氏を再推薦するに当たり,市議会の御意見を聞こうとするものであります。 なお,同氏の略歴につきましては既にお手元,に配付してありますので,説明を省略さしていただきます。 何とぞよろしく御同意のほどお願い申し上げます。 ○議長妹尾達道君) ただいま市長から提案理由の説明がありました。 お諮りいたします。 本件は委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上,御決定願いたいと思います。 これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長妹尾達道君) 御異議なしと認めます。 よって,さように決定いたしました。 質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長妹尾達道君) 別に質疑もないようです から質疑を終わり,討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長妹尾達道君) 別に討論もないようですから討論を終わり,採決いたします。 諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦については,これに同意することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長妹尾達道君) 御異議なしと認めます。 よって,諮問第2号はこれに同意することに決定いたしました。    ───────────── ○議長妹尾達道君) この際議事日程の追加についてお諮りいたします。 お配りいたしておりますとおり垣下君外6人から意見書案第6号高校生急減期にともなう特別助成の新設を含む私学助成の充実に関する意見書が追加提出されました。 つきましては,これを日程に追加し議題といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長妹尾達道君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。    ──────〇────── △追加日程 意見書案第6号    ───────────── ○議長妹尾達道君) 意見書案第6号高校生急減期にともなう特別助成の新設を含む私学助成の充実に関する意見書案を上程し,提出者の説明を求めます。 貝原君。   〔10番貝原信三郎君登壇,拍手〕 ◆10番(貝原信三郎君) ただいま御上程になりました意見書案第6号について,お手元に配付しております文案の朗読をもって提案理由の説明にかえさしていただきます。  高校生急減期にともなう特別助成の新設を含む私学助成の充実に関する意見書 我が国の私学は,大学生の8割,高校生の3割を占めるなど,日本の教育において私学の役割はきわめて重要なものがあります。 平成元年度文部省の私学助成予算は,私立大学では1.3%増(33億円増),私立高校以下では2.72%増(10億円増)となり,文教予算全体の伸び率1.3%に比べるならば,一定の増額となっています。 しかし,岡山県における高校の初年度納付金年間比較では,公立約12万円に対して,私立約37万円と約3倍の格差があり,父母,県民,教職員の要求からいえばとうてい満足のできるものではありません。 とりわけ,来年度から中卒生徒の数が急激に減少する中で,父母負担のこれ以上の高騰をまねくことは私学にとっては存続の危機をまねきかねません。私学助成の大幅増額で父母負担の軽減をはかり,国・公・私立間の不当な格差の解消をめざすことは,県民,国民の切実な要求であり,当面する教育改革の上からも国が負うべき緊急課題の一つです。 国および県は,私学振興の責任を果たすため,私立学校振興助成法と私学経常費の2分の1の補助の早期実現を求めた国会決議に基づき,助成を充実・強化するとともに,「急減期特別助成」の実現により教育諸条件の向上,父母負担の軽減に努めるべきであります。 よって,学校教育における私学の果たす役割の重要性にかんがみ,私学助成の充実・強化を図られるよう強く要請いたします。 以上,地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出いたします。 以上でございます。 なお,字句の整理,提出先等につきましては,議長に御一任申し上げます。 何とぞ皆様方の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。(拍手) ○議長妹尾達道君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 本件は委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上,御決定願いたいと思います。 これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長妹尾達道君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長妹尾達道君) 別に質疑もないようですから質疑を終わり,討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長妹尾達道君) 別に討論もないようですから討論を終わり,採決いたします。 起立により採決いたします。 本件は提案のとおり決することに賛成の方は御起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長妹尾達道君) 起立多数であります。よって,意見書案第6号は提案のとおり決定いたしました。 なお,字句の整理及び提出先等につきましては,議長に一任願います。    ──────〇────── △日程第5 常任委員会における閉会中継続審査及び継続調査について    ───────────── ○議長妹尾達道君) 日程第5に入ります。 日程第5は常任委員会における閉会中継続審査及び継続調査についてであります。 お配りいたしておりますとおり,常任委員会における閉会中継続審査及び継続調査について委員長から申し出があります。 お諮りいたします。 委員長から申し出のとおり,閉会中継続審査及び継続調査に付することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長妹尾達道君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。    ──────〇────── △日程第6 特別委員会における閉会中継続審査について    ───────────── ○議長妹尾達道君) 日程第6に入ります。 日程第6は特別委員会における閉会中継続審査についてであります。 お配りいたしておりますとおり,一般会計決算審査特別委員会における閉会中継続審査について委員長から申し出があります。 お諮りいたします。 委員長から申し出のとおり,閉会中継続審査に付することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長妹尾達道君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。    ───────────── ○議長妹尾達道君) 以上をもちまして12月定例岡山市議会に付議された案件はすべて議了いたしました。    ───────────── ○議長妹尾達道君) この際お高いところからではございますが,お許しをいただきまして一言ごあいさつを申し上げます。 皆様には年末のお忙しい中,今月1日以来補正予算を初めとする諸案件を慎重に御審議いただき,また議会運営にも終始御協力を賜り,おかげをもちまして本日ここに12月定例市議会を閉会するに至りましたことを心からお礼を申し上げます。 本年は長年市議会議員として本市発展のため御活躍になりました根石昌平君が逝去され,昨年の磯島康夫君に次いで2人の同僚議員を失うという不幸な出来事がございました。まことに寂しい限りであり,謹んでこの方々の御冥福をお祈り申し上げます。 さて,昭和の時代から平成の時代へと移りましたこの1年を振り返ってみますと,国の外にあってはソ連,中国,さらに東欧諸国において民主化への大きなうねりが見られ,国内にあっては消費税の存廃の嵐が吹き荒れ,非常に波乱に富んだ1年でありました。 また,岡山市にとりましての平成元年は,市制施行100周年を迎え,本市の歴史にとって非常に記念すべき年であったと同時に,100周年の記念事業でありますチボリ公園問題に明け暮れた1年であったように思うのであります。 いずれにいたしましても,この記念すべき年を市政の大きな区切りとし,新たな岡山市政2世紀に向けてのスタート台にしていくため,市民総参加によりさまざまなイベントや記念施設を実現し,21世紀の岡山を魅力あるまちにするために努力がなされてきたところであります。 また,本市は昨年春,瀬戸大橋が開通し,新空港も開港,そして今広域交通網の整備が着々と進む中で中枢管理機能の充実がなされてきております。高度情報化,国際化,さらには高齢化と,社会は目まぐるしく変化しております。この時代の潮流に適切に対応し,さらなる市民生活の一層の向上に寄与するため,皆様方と手を相携えて邁進していかねばならないと思う次第であります。 今年もあと1週間余りで新しい年を迎えます。皆様にはくれぐれも健康に御留意をいただきまして,御家族おそろいでよいお年をお迎えになられますようお祈りを申し上げます。 市長を初め当局の皆様方には大変御苦労さまでした。 市民の信頼と期待にこたえる市政実現のために格段の御努力をお願い申し上げます。 終わりになりましたが,報道関係者各位はこの1年,格別の御協力を賜りましたことを,この席をおかりいたしまして厚く御礼を申し上げます。 以上甚だ簡単でございますが,12月定例市議会を閉会するに当たりましてのごあいさつといたします。ありがとうございました。    ───────────── ○議長妹尾達道君) 次に,市長からのごあいさつの申し出があります。   〔市長松本一君登壇〕 ◎市長(松本一君) 12月定例市議会の閉会に当たりまして一言お礼を申し述べさしていただきます。 去る12月1日の開会以来,今議会に提案いたしておりました各議案につきまして,御熱心に御審議を賜り,また,ただいまはすべての議案を御議決くださいましてまことにありがとうございました。 審議の間に賜りました数々の御指摘,御意見等につきましては十分検討をいたしまして,今後の市政の執行に当たり心してまいる所存であります。 さて,今年は昭和天皇が崩御あそばすという深い悲しみの中で1年が始まり,国内では税制改革の実施や竹下首相,宇野首相の相次ぐ退陣,また国際的には天安門事件,サンフランシスコ大地震,ベルリンの壁の開放など,国の内外ともに激動の1年でありました。 我が郷土におきましては,瀬戸大橋架橋などの波及効果が観光面だけではなく,その他の産業や生活面にも浸透をし,地域に活気がみなぎる中で,本市は市制施行100周年という意義深い節目の年を迎え,今日の岡山市の姿を築き上げてこられました先人の偉業をたたえつつ,市民の祭典を初めさまざまな記念事業を実施し,市を挙げて100周年の節目をお祝いすることができました。 この間議員各位,また報道関係の方々を初め市民の皆様方に絶大なる御協力,御尽力を賜り,おかげをもちまして各記念事業とも大いなる成果をおさめることができたのであります。この場をおかりいたしまして心から厚く御礼を申し上げますとともに,これらの記念事業を通じて培われた市民の連帯と協調のきずなを一層強く結び合い,触れ合いに満ちた明るく住みよい地域社会づくりに生かしていただきたいと念願する次第であります。 岡山市政の面では,瀬戸内海地域が一体となった瀬戸内経済文化圏の新たな発展が期待される中で,国際化,高齢化,高度情報化などの時代の潮流に的確な対応を図りながら,瀬戸内海地域の発展をリードする中核拠点都市として大きく飛躍するため,21世紀を展望した岡山市第3次総合計画の策定を進め,去る6月には瀬戸内にかがやく人間拠点都市岡山の創造を基本理念とする基本構想を策定したのであります。 そして,道路,下水道,用排水路など,身近な生活環境の整備はもとより,文化的シンボルゾーンの一角,表町一丁目地区の市街地再開発事業の推進や岡山駅周辺の整備など,機能的で魅力あふれる都市空間の形成やアメニティーの創出を図る一方,各種の福祉,保健施策の充実やコミュニティーの育成に努め,明るく住みよい地域社会づくりに意を用いてまいりました。 また,長寿社会におけるハード,ソフト両面の福祉,健康の中心施設となる新総合福祉センター建設計画,生涯学習や社会教育の充実に大きな役割を担うこととなる西川イベントカルチャープラザ整備計画や青少年自然の森レクリエーション広場整備計画などにつきましても,その実現に向け大きく前進することができました。このほか産業,教育,文化など,市政の各方面におきまして新しい時代に備えて着実な進展を見ることができたのであります。 これもひとえに議員の皆様方を初め市民皆様方並びに報道関係の方々の深い御理解と御協力のたまものであり,心から厚く御礼を申し上げる次第であります。 また,市制施行100周年記念事業の1つでありますチボリ公園を誘致して建設するセンチュリーパークにつきましては,去る3月20日にデンマークチボリ社のマスタープランが発表され,具体化に向けて種々取り組みをいたしているところでございますが,この間市議会の皆様方には心から御心配をいただき,また貴重な御意見や御激励をいただいており,大変ありがたく,心から感謝を申し上げる次第であります。新会社への出資金につきましては,新年早々の臨時市議会にお諮りいたしたく諸準備を進めてまいりたいと思います。そして,岡山県,経済界とそれぞれの役割を分担しながら,この事業の実現を私の使命として,今後とも全力を傾注してまいる覚悟でありますので,一層の御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。 本市を取り巻く財政環境は,好調な景気の持続を反映してある程度の税収の伸びが期待できるものの,高率補助金の継続的な削減,事務的経費の増高,新たな財政需要などが見込まれ,なお一層の事務事業の効率的執行に意を用い,健全財政の確保に努めてまいらなければならないと考えております。 来年は岡山市制100年の歴史の上に新たな100年の第一歩を踏み出す大切な年であり,また20世紀の総仕上げをすべき1990年代のスタートの年であります。 今後ますます多様化,高度化する市民ニーズに適切に対応しつつ,21世紀を展望して着実な歩みを進めるために,一層の創意工夫を凝らし市政に邁進してまいりますとともに,市民皆様方と一体となって活力とゆとりに満ち,住むこと,働くことに誇りを持ち,幸せが感じられる都市岡山を築くために,決意を新たに取り組んでまいる所存であります。 今年も余すところあとわずかとなり,寒さも一段と厳しくなってまいります。皆様方にはくれぐれも御自愛の上,御家族おそろいで輝かしい新年をお迎えになりますようお祈り申し上げ,お礼のごあいさつにかえさしていただきます。ありがとうございました。(拍手)    ───────────── ○議長妹尾達道君) これをもちまして12月定例岡山市議会を閉会いたします。 大変御苦労でございました。    午前11時28分閉会...