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07月08日-02号

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  1. 岡山市議会 1986-07-08
    07月08日-02号


    取得元: 岡山市議会公式サイト
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    昭和61年 6月定例会    昭和61年6月定例岡山市議会    議 事 日 程  第2号     7月8日(火)午前10時開議第1 甲第128号議案~甲第179号議案,承第3号第2 一般質問    …………………………………会議に付した事件 日程第1 甲第128号議案~甲第179号議案,承第3号(付託) 日程第2 一般質問    ──────〇──────出席議員(47人)        1番  矢 木   明君        2番  片 岡 五百樹君        3番  近 藤 紗智子君        4番  辻 野 喬 雄君        5番  田 畑 賢 司君        6番  有 井 靖 和君        7番  亀 井   章君        8番  垣 下 文 正君        9番  宮 川 日 吉君        10番  伏 見 昇 男君        11番  道垣内 正 雅君        14番  寺 田 明 生君        15番  内 田 宏 哉君        16番  日 南   香君        17番  景 山 貢 明君        18番  山 田   勇君        19番  福 原 弘 子君        20番  堀 川   進君        21番  川 田 敏 幸君        22番  磯 村   博君        23番  山 田 録二郎君        24番  大 橋 英 雄君        25番  小 川 晴 雄君        26番  丹 原 重 彦君        27番  脇 本 一 郎君        28番  松 山 茂 樹君        29番  小 林   勉君        30番  苦 水 重 徳君        31番  新 谷 盈 智君        32番  守 屋 彰 久君        33番  楠 木 忠 司君        34番  草 野 邦 輔君        35番  小 橋 留 男君        36番  田 中 昭 三君        38番  片 山   仁君        40番  高 木 悦 夫君        41番  妹 尾 達 道君        42番  谷   慎一郎君        43番  串 田   務君        44番  定 政 猛 男君        45番  華 房 美 衛君        46番  磯 島 康 夫君        47番  渡 辺 慎 一君        48番  岡 本 俊 彦君        49番  浅 野 卓 志君        51番  板 野 和 昭君        52番  花 岡   薫君    …………………………………欠席議員(4人-欠員3)        13番  小松原   操君        50番  鈴 木 邦 彦君        53番  藤 原   貢君        54番  藤 原 照 夫君    ─────────────説明のため出席した者   市     長  松 本   一君   助     役  鹿子木   貢君   収  入  役  久 山 忠 孝君   総 務 局 長  八 木   肇君   財 政 局 長  関 場 長 久君   民 生 局 長  三 宅   襄君   衛 生 局 長  竹 原 良 一君   経 済 局 長  藤   昭 博君   建 設 局 長  神 原 俊 彦君   下 水 道 局 長  鏡 原   進君   西 大 寺支所長  森 末   京君   参     与  有 本   正君   参     与  井 堀 晃 郎君   参     与  人 見 文 男君   参     与  中 山   彰君  水  道  局   水道事業管理者  黒 田 智 昭君  消  防  局   消 防 局 長  千 田   稔君  教 育 委 員 会   委     員  喜多嶋 美枝子君   委     員  赤 枝 郁 郎君   教  育  長  奥 山   桂君  選挙管理委員会   委     員  田 渕 禎 子君   事 務 局 長  南 石 元 久君  監 査 委 員   委     員  川 上 一 正君   事 務 局 長  小 合 昭 典君  農 業 委 員 会   会     長  山 川 義 章君    ─────────────出席した議会事務局職員   局     長  北 村   博君   次     長  原 田 知 義君   庶 務 課 長  石 原 重 樹君   議 事 課 長  中 川 和 彦君   調 査 室 長  二 宮 善 政君   記 録 係 長  岡 田 登志男君   主     任  最 相 初 音君   主     事  佐 藤   武君    午前10時9分開議 ○副議長(渡辺慎一君) 皆さん御苦労でございます。これより6月定例市議会第2日目の本会議を開きます。 ただいまの御出席は43名であります。    ───────────── ○副議長(渡辺慎一君) 会議録署名議員に田畑君,宮川君のお二人を指名いたします。    ───────────── ○副議長(渡辺慎一君) 本日の議事日程はお配りいたしておりますとおりであります。    ──────〇────── △日程第1 甲第128号~甲第179号議案,承第3号    ───────────── ○副議長(渡辺慎一君) 日程に入ります。 日程第1は甲第128号議案昭和61年度岡山市一般会計補正予算(第2号)について以下53件の議案についてであります。 これを一括上程いたします。 これらの議案につきましては既に提案理由の説明を終わっておりますので,これに対する質疑をお願いいたしますが,質疑の通告がございませんので,質疑を終わります。 つきましては,日程第1の案件はお配りいたしております付託案件表のとおり,それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。    ───────────── ○副議長(渡辺慎一君) この際御報告申し上げます。 本定例市議会において受理いたしました陳情につきましては,お配りいたしております文書表のとおり所管の常任委員会に付託いたしますので,御報告申し上げます。    ──────〇────── △日程第2 一般質問    ───────────── ○副議長(渡辺慎一君) 日程第2に入ります。 日程第2は一般質問であります。 質問に入ります前に議会運営についてお願いいたしておきます。 御通知申し上げましておりますとおり,議会運営委員会のお申し合わせにより,質問はお一人30分以内にお願いいたしたいと思いますので,御協力をお願いいたします。また,当局は質問の要点を十分把握されまして,簡明,的確に答弁されますようこの際お願いいたしておきます。 それでは,順序に従いまして片山君。   〔38番片山仁君登壇,拍手〕 ◆38番(片山仁君) 皆さんおはようございます。6月定例市議会の質問戦のトップを切って質問できますことを大変光栄に存ずるものであります。皆さん方には今回の衆参同日選挙で東奔西走され,大変お疲れのことと存ずる次第であります。80年代後半の国政の方向も定まり,新たな政治の展開が期待されるところでありますが私は通告に従いまして2点に絞って市長の所信をお伺いいたしたいと思います。 そのまず第1は,瀬戸内新時代を迎える市長の政治姿勢と決意についてであります。 御案内のとおり,世紀の大事業であります瀬戸大橋の架橋工事は着工以来8年を経過し,工事も順調に進んでおり,日ごとにその勇姿を多島美を誇る瀬戸内海にあらわしつつあるところであります。完成まであと2年足らず,いよいよ瀬戸内新時代の幕あけを迎えようとしております。 さて,松本市長は昭和58年の市長選において,市政の刷新を掲げられ,激戦の末市民の圧倒的な支持を得られ,見事に当選を果たされて以来はや3カ年が経過いたしました。就任以来この3年間,地方自治行政一筋に歩んでこられた豊かな経験と手腕を遺憾なく発揮され,市民福祉向上に日夜を分かたぬ努力を傾注してこられたことに対し,まずもって敬意を表する次第であります。 さて,5期20年にわたる岡崎市政については,長期政権であったこともあり,多くのひずみを生じたことも事実ではありますが,中核拠点都市にふさわしい岡山市の礎を築かれた数々の顕著な功績は枚挙にいとまがないと思う次第であります。この岡崎市政の後を継がれた松本市政は,スタートから幾多の問題の是正と克服に心血を注がれ,ようやくその効果があらわれてきたことは万人が認めるところであります。また,公債比率が増高する等極めて厳しい財政状況の中ではありましたが,その苦難に敢然と立ち向かわれ,市民の英知とエネルギーを結集して立派に岡山丸のかじ取りをしてこられたと思うのであります。特に,都市整備にあっては,いわゆる箱物といわれるものが整備が岡崎市政当時に既にある程度の水準に達していたこともあって,ハードな面においてはまず市民生活に密着した生活道路であるとか用排水路の整備,あるいは下水道の整備等いわゆる地味な面に力点を置かれてきたと考えるのであります。 特に,私にとって昭和56年初当選以来訴え続けておりました,地元最大の懸案問題でありました旭中学校体育館の市立商業との共用による教育障害が,財政極めて厳しい中を市長の大英断によりテニスコートを屋上に見事な格技場が完成し,去る5月28日落成式が盛大に行われ,多年の懸案問題が解消し,学区民の喜びはひとしおであり,心から感謝申し上げる次第であります。 また。ゆとりと潤いといったソフト面からの市政の推進に目を向けられましたことは,いわば物質優先社会からの脱却とも言えるものであり,まことに時期を得たものであると思う次第であります。すなわち,市民ボランティア運動の推進による草の根福祉都市づくり,市民が何かのスポーツに親しむという市民スポーツのまちづくりの推進,緑化基金の創設等による市民参加によるグリーン作戦の展開,さらに瀬戸大橋時代に向かっての受け皿づくりとして市民総コンパニオン運動の推進を強力に進められており,また厳しい財政事情に対応するため行財政改革にも積極的に取り組まれ,1円を,1分1秒を大切にする市政の推進は職員の間にも定着しつつあると考えるのであります。 さて,待望久しかった瀬戸大橋と新空港の完成まであと2年足らずとなったわけでありますが,今後の市政推進の指針としては先般改定を終えた新総合計画の実施計画を基調に,着々と都市づくりを推進されるものと思いますが,それには松本市長の行政手腕が大いに期待されておるわけであります。これからの都市づくりにおいては市長のリーダーシップがその行方を左右すると言っても過言ではなく,市長のより積極的かつ強力なリーダーシップを望む声が高いのも事実であります。この3年間に培われた礎をもとに,松本市長はリーダーシップを強力に発揮され,次代を見詰めた的確な判断力と確固たる信念に基づく英断をもって取り組んでいただきたいと思うのであります。しかしながら,市長の任期は余すところ10カ月足らずとなってまいりました。中曽根総理の句集の一句に「暮れてなお命の限り蝉時雨」「暮れてなお命の限り蝉時雨」──私が信条としております句でもあります。セミは7年間地中にすみ,世に出て3日間命の尽きるまで人間を楽しましてくれる。セミに託した中曽根総理の信条でもあります。この気持ちは松本市長にも通ずるものと思うのであります。瀬戸内新地代を築き,21世紀に向かう岡山市政の進む大事な軌道を設定するときでもあり,政治生命が燃え尽きるまで頑張り抜く市長の再選に向かってのかたい決意のほどをぜひともお伺いいたしたいと思います。 次に,町名保存についてお伺いいたします。 我が国の社会経済人口の高齢化,国民価値観の多様化,高度情報化,国際化が進展する中で,さまざまな面で大きな変貌を遂げつつあります。こうした中での地方行政は引き続き厳しい行財政環境のもとで,このような社会経済情勢の変貌に的確に対応しつつ,個性豊かな活力ある地域社会の実現を目指し,積極的にその役割を果たしていくことが期待されていることは言うまでもありません。また,近年地域文化,あるいは地方文化への住民の関心の高まりとともに多くの都市で行政の文化化,個性あるまちづくりなどの施策が積極的に実施されるようになり,本市においても他都市に先駆け,既にこうした視点での取り組みがあらゆる行政分野において対応されてきておりますことは大変喜ばしい限りであります。 私はこうした地域文化地方文化をはぐくむ事業の一つとして,去る60年9月議会で地域精神文化を守り,地域に対する愛着心を育てるため由緒ある町名の保存継承をと提言してまいったところであります。その後,市当局におかれましては同事業の必要性を認識され,昭和64年の市制施行100周年に合わせて古い町名を記録に残し,後世に伝えるため旧町名保存事業を61年度から取り組むこととされ,当初予算に200万円の調査費を計上され,今後3カ年で実施される由,当局のスピーディーな対応にまず敬意を表する次第であります。地名への関心と興味が深まりつつある現在,歴史的,文化的価値を持つ町名の由来と沿革を明らかにし,地域住民にとってわかりやすく親しみやすいまちづくりを行うことは重要な課題であります。さらに,地域歴史を知ることが地域の連帯感と共同意識の一助とする面からも,早期刊行が大いに期待されているのであります。こうした観点から,私は次の点について質問いたします。 質問の第1は,発刊スケジュールをお知らせください。 質問の第2は,旧町名保存事業の具体的な手法をお示しください。 質問の第3は,専門の委員会組織して調査に着手するようでありますが,その構成など明らかになっておればお示しください。 質問の第4は,住居表示事業実施によって町名の変遷,その実情を具体的にお聞かせください。 以上申し上げましたように,文化の消長はすべて地名,町名を離れて成り立たないし,そのための地名,町名は地域の大切な文化遺産であろうと思います。 昨年6月,住居表示に関する法律の一部が改正され,その継承を図るため資料の収集,標識の設置を講ずることになっていますが,今回調査されます町名保存調査は住居表示事業の実施で消えた町名等にこだわらず,対象を拡大して歴史的由緒あるものを基本的な要素として,例えば由緒ある社,寺,山,川,あるいは構造物の地名,町名等有機的に結びつけて調査し,価値の高い町名由来書を編さんされんことを重ねて要望しておきます。 以上をもって質問を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍手)   〔市長松本一君登壇〕 ◎市長(松本一君) 片山議員の御質問に対しましてお答えをいたします。 まず,私の政治姿勢についてお尋ねをいただきましたが,市民皆様方の温かい御支持によりまして岡山市長の大任をいただきまして早いもので任期の締めくくりの年を迎えたわけでございます。 この3年間を振り返ってみますと,岡崎前市長が残されました5期20年の大きな足跡を継がせていただきまして,市議会を初め市民皆様方の温かい御支援と御協力のもとに執行体制の確立を図りながら市政の推進に取り組みまして,着実な進展を見ることができたと思っておる次第でございます。 都市づくりに当たりましては,御承知のとおり極めて厳しい財政状況のもとでの市政の展開を余儀なくされましたが,誠実に徹し,市民の声が生きる市政の確立を基本としながら,心の触れ合いを大切にする情感に満ちた市政の展開を目指しまして,瀬戸大橋時代に向けての基盤づくりと身近な生活環境の整備を最重点課題として取り組んでまいったところでございます。 御指摘にもございましたように,瀬戸大橋と新岡山空港の完成まで余すところ2年足らずとなりまして,さらにその翌年の昭和64年には岡山市制が100周年という節目を迎える等まさに本市は変革の時代に入ったと考えるのでございます。今後瀬戸内新時代の雄都としての岡山市を築く上では,取り組まなければならない課題が山積をいたしておりまして,ここ数年の対応いかんは極めて重要な意味を持っており,将来の岡山市の発展を大きく左右すると言っても過言ではないと思うのであります。すなわち基幹交通網の整備とともに,岡山市の玄関口でございます岡山駅の周辺整備,特に駅前広場につきましては後世に悔いを残さない整備をすることが必要でございまして,さらに市街地再開発と総合文化都市にふさわしい芸術音楽ホールの建設スポーツ文化振興財団の設立,新空港の関連した受け皿づくりとしてのフライト農業の振興や先端技術産業の育成,総合展示場の実現に向けまして最大限の努力を払わなければなりません。また,新しい総合福祉センターの整備と高齢化社会に対応する福祉施策の推進,住みよい地域社会づくりのためのコミュニティー施策の強力な推進,国際化時代への対応と21世紀に向けての人づくり等々極めて多くの課題を抱えておるのが現状でございます。今後,こうした課題を解決をし,市民とともに後世に誇り得る手づくりのまちづくりを積極的に進めていかなければならないと決意を新たにする次第でございます。 幸い,ありがたいことに健康にも恵まれております。目前に迫った瀬戸内新時代,さらに21世紀への夢を描きながら,当面は残された任期いっぱい渾身の努力を傾注することが私に課せられた使命であると考えておりますので,何とぞよろしくお願いを申し上げます。 その他につきましては関係者からお答えをいたします。 ◎総務局長(八木肇君) 由緒あるといいますか,この町名保存の問題につきましてお答えさせていただきます。 この町名保存の調査といいますか,この実施計画と,このスケジュールということでございます。また,スケジュールとそれから具体的な手法,あるいはこの専門委員会の問題,住居表示の変遷,あるいは標識の設置,住居表示だけにこだわらずにというふうな御指摘でございます。 まず一つ,その町名保存調査の実施計画につきましてでございますが,市制100周年記念事業の一環として実施するためには,これは61年度に基本調査期間ということで,現在執筆要領,あるいは編さん内容の具体的内容を検討しておるところでございます。10月をめどにこの専門委員も委嘱していきたいということで,その構成等につきましても現在検討を進めておるところでございます。それから,昭和62年度にはこの専門委員によりまして調査も進め,あるいはまた執筆も進めてまいりたいと思うわけでございます。この63年といいますか,63年度にはこうした調査,あるいはまた編集,そうしたものも完了いたしていきたいということで考えておるところでございます。それの出版,あるいはこの由緒ある町名等の表示の問題,そうしたことにつきましてはこうした調査を完了した時点でそれぞれ検討をしてまいりたいと思っております。 それから,住居表示実施後の町名の変遷ということでございます。 この昭和38年からこの住居表示事業というものを14回にわたって実施してまいっておるところでございます。その結果,と言いますか,実施当時は約530町でございましたが,そのうちの240町を実施しておりますので,その後結果としては135町が増加して,665町ということになっておるわけでございます。しかし,その反面ではこの住居表示事業によりまして廃止された町名ということで,例えていいますと上之町,あるいは中之町,下之町,大雲寺町等を初めといたまして,城下町当時存在しておりました80町のうち40町が消えておるところでございます。そのほか,現在使用されている町名でございましても,上出石町,あるいは下出石町というのが,これが出石町一丁目,二丁目というふうに,あるいはまたこの東田町,西田町が田町一丁目,二丁目というふうに基本的に旧町名の一部を新町名と残しておりながら変更されている町名も約30町ございます。それからまた,富浜町とか豊浜町というように2町の合併による合成町名も数町ございます。それからまた,古くから通称町名であったもので,地域の呼称名といいますか,そうしたものでありましたものが今現在逆にこれは行政町名となって活躍しているような町名,例えていいますと,中納言町,あるいは蕃山町,天神町,あるいは法界院等がございます。また,歴史的流れの中で以前になくなった町名というものもございます。その中には,例えて申し上げますと,鷹匠町,あるいは蓮昌寺,あるいは堀端,あるいは砂場等約10町ございます。そのほかにも津島運動公園が大部分ということでございますけれど,市民の活力のあります,活力の泉ということでございますか,市民の活力の泉ということでのいずみ町,あるいは清心学園の清心町,国体道路の国体町,芥子山の富士見町等,相当数が全く新しい町名ともなっておるわけでございます。また,変更されていない町名でございましても,町界あるいは町域の大幅に変更をしているというふうな町もございます。そうしたことがございますのを踏まえる中で,今回の地名保存調査に当たりましては,住居表示事業によりまして消えた町名のみというふうにはこだわらずに,対象を字の名前,あるいは山,川,由緒ある事項,そうしたものを歴史的に関連づけながら市民に理解しやすいような記録を作成していくと,そうした中で市民の方々の郷土愛といいますか,そうしたものの,あるいはまた市民の連帯感を深めていくとか,そうしたことにもいろいろと役立つような記録を作成してまいりたいというふうに思っておるとこでございます。今後とも御要望を踏まえまして,こうした御要望の点も踏まえながらいろいろと協議しながら進めてまいりたいと考えておるところでございます。 以上でございます。 ○副議長(渡辺慎一君) 次は順序に従いまして浅野君。   〔49番浅野卓志君登壇,拍手〕 ◆49番(浅野卓志君) 皆さん何かとお忙しくお疲れのことと存じますが,少しばかりひとつ発言をお許しいただきたいと思います。 さて,市長さん,先ほど私どもの片山議員さんからお尋ねがありました方針について,政治姿勢についての決意は市長の来年以降の市政担当の御意思と受け取ってよろしいですか。私はそのように受けとめておりますが,お尋ねをしておきます。 それでは,質問に入らしていただきます。 まず,国鉄の分割についてお尋ねをするわけですが,これはさきの議会で私が集積度ということについてお尋ねをし,鹿子木助役の方からお答えをちょうだいしたのでございますが,国鉄の分割民営化が62年春に実施される,それについては西日本鉄道ということでこの付近が管理されるようでございますが,これにつきまして西日本鉄道会社の本社を岡山市に誘致する問題,あるいはどうしても難しかったら,難しいのはわかっておりますが,支社を誘致するお考えについて,各方面からの御要請があるようでございますが,その問題についてどのように取り扱われ,どのような努力をされておるのかお尋ねをします。 2番目は,国鉄の余剰人員の受け入れについてでございますが,現在余剰という言葉が果たして適当なかどうかはわかりませんが,ともかく今国鉄の余剰についての受け入れについて市長はどのようにお考えになっておられるか。これもさきの議会でお尋ねをしましたところ,これは61年の問題だから今答弁ができない,このようなお話でした,総務局長からのその話がありましたが。61年度の当市の新規採用の計画はもうそろそろ煮詰められておらなくてはならないと思いますが,その場合これを一般枠で国鉄の問題を処置するのか,それとも別枠で処置するのか。できるだけひとつ,国鉄の余剰というふうなことになりますけれども,私どもの後輩になりますので,よろしくお願いしたいと思います。私はよくなかったけれども,いいのがおりますよ。何というても矢木さんにしても楠木さんにしても立派な国鉄の職員であったんですから,そういうふうにいい方がおられますので,どうか後輩の国鉄職員の採用については格段のひとつ御理解を賜りたい,このように思っております。 さて,次は岡山駅前広場についてでございます。 先ほど市長が御方針の中でいろいろ出ておりました。確かに岡山市百年の大計のためでもあるし,県都岡山にふさわしい駅前づくりでございますが,さきの議会でE案ということで決断され,4月24日に市長さんが御発表されました。このことについては敬意を払う次第でございますが,今期の予算で1,500万円が調査費が計上されておりますが,このE案がスタートいたしましたならば,これについて4月24日以降,市長が発表されまして後についてどのような処置をされ,対策をされておられるのかお伺いをいたします。 そこで,現在の岡山駅前整備についての方針はその後どのようになっておるのか,また今後どのように進めていくのかをお尋ねをしておきます。 それでは,次はまがい商法とまがい行政についてお尋ねをするわけです。 これは,まずまがい商法についてお尋ねをするわけですが,最近新聞で神戸協和会ですか,この協和会が多くの市民をだますというんですか,多くの人々の市民の被害が出ておるようですが,これがどのようになっておるのか,その後の処置をどのようにされておるのか,この点をひとつ説明をしていただきたい。 まがい商法というのはもともといいのを言いながら結果的には悪いのをさすというふうなことになりますので,これと同じようなことがまがい行政にあってはならないなあ,こう思うております。 そこで,このまがい行政というふうなことはあり得んと思いますが,しかし内山下にお住まいの大森高一さん外1万5,000人の方々からの署名で,あの付近にマンションを建てるということについての反対の陳情が出ております。このことにつきましては,既にいろいろと御処置をされておられるようですが,問題はそれがここに至るまでの経過についてもお尋ねをしたいんですが,もともと市長の御方針,つまり本年度の方針の中にも文化の薫り高い個性ある風格ある岡山市の形成と,こういうことになっております。現在,あの付近というのは,岡山市が,岡山市の発祥の地,すなわち今から414年前に宇喜多の殿様が岡山へ入府されたときのあの地内がお城になるわけですから,歴史的に非常に価値の高いところです。したがって,これにマンションを建つということについては確かに一つの私の権利,私権として当然あることでありましょうが,しかし行政の面で何とかの方法がとれなかったもんだろうかな。この点をお尋ねをするわけですが,今建築指導課が出していらっしゃる「歴史と自然と地形を生かした街づくり」これに非常にいいのを書いてあります。これのこの中に写真が出ております,写真がね,これに。これが問題の箇所です。こういったところに対しては保存すると書いておる。保存するということになると,市民一般が見にゃあならん,見していただきたい,こう思うわけです。しかし,現在の建築基準法の中では,この前は私有地になって,私の土地になっておるから,当然その業者とすれば,権利を持っておる方々は建てようとするのが当然でありますが,しかし,その中でも何とかこの方法がでけなかったんかな,こう思うわけです。この写真の中には「歴史を生かした街づくり」と,こういう,出ております。 で,もともとこの問題については,私は建築指導課がとった処置も私は当然だと思う。けれども,これは建築指導課が合議をした教育委員会文化課が出した答えがどのようになっておるのか私わかりませんが,少なくともここは岡山市発祥の地であるし,そのお城の石垣というのは大事なものではなかろうか,こう思うわけです。 このことにつきましては,お城の石垣というのは非常に大切なと思います。まず「荒城の月」に出ておる。土井晩翠が出した「荒城の月」──有名なです。今荒城の夜半の月……。それの中に垣に残るはただカツラ,松に歌うはただあらしと,こういうふうなことが出とる。それと同時に,松本城の歌の中にも石垣青くコケむして,さらに大阪城の歌の中には石垣青くコケふりてと,こうある。岡山城の歌の中にも月見櫓よ石垣よと。これは副議長が非常に上手う歌われますから,本来なら副議長に歌うてもろうてもええんですけえど,きょうは議長席へいらっしゃるから。 このように石垣というのは非常に大事なことですから,一つの文化基礎になるわけです。このことが,今度は市民から見られない,見えないというふうなことになる。壊すんじゃなしに,見られないというふうになるわけです。このことについては非常に遺憾と思うんですが,やっぱり私の権利からすれば当然のことと思います。けれども,何とかの方法はでけなかったんかなと。 さらに,そのさかのぼってみますと,あの岡山市にとって発祥の地と言える石山です。あの石山のお城は,東経133度55分16秒,北緯34度39分36秒,これが有名な岡山の西手櫓のところです。この西手櫓のあの石垣も電車通りから見えなくなったわけです。これも何とかの方法がとれなかったかのかな。私はこれに対して非常に遺憾に思うわけですが,しかし法の中でいろいろと争われることですから,なかなか難しいと思う。けれども,行政の長としての市長さんが,あるいは関係の教育委員会とか建設局とか,建築指導課とか,いろいろそういうところで御協議されて,その協議を調整するのは助役さん,あんたの仕事じゃねえかな。私はそう思う。市長にこれを追及したところで,市長は形式上の責任はあるじゃろう,実施上の責任があると思うけれども,これは助役さんがもう少し考えにゃあならんことじゃなかろうか。かつてもう,西手櫓はもうこちらから,電車通りから見られません。これが工事中の西手櫓の,これ国宝ですわ。こういったようなことを含めるときに,私は何とかならなかったかな,こう思っておるわけです。こういうことがありますので,決して係のやった措置を私は悪いとは言わん。法の上では当然のことでやっとん。けれども,何とかせにゃならんということに対してはやっぱり行政でそれを判断せにゃあならん,こう思うわけです。この点についてひとつお尋ねをするわけですが。 たまたま,ことしは戦災があって40年ですか,その昭和20年6月26日に,文豪の永井荷風さんが出しとる「罹災日録」というのがありますが,この中に6月26日の項に,こう書いてあります。「晴れまた陰。早朝三菱住友両銀行に至る。帰途再び城址を歩み,櫓の下に出ず。大手らしき城門の石垣に密接し又は,古松鬱然たるところに人家の散在するあり。宏大なる国民学校の校舎,工場の如く城壁の間に屹立するあり。今これに由って四辺の光景を観察するに,岡山市民明治廃藩の後この地特有の史跡を珍重するの心なく,乱雑に家屋を建設し,毫も市街の美観と品位とに就いて考慮するところなかりし」かと,こう書いてある。これが罹災の日録です。そのようなことがあり,さらに,それでさらに私はここに持っておりますのが,菊池寛が岡山へおいでになったときに,「心の日月」,この文章の中にもこれが一節あるわけです。こういったことを考え合わすとなると,今さら覆水盆に返らんかわかりませんけれども,何とかの処置はしたいなあ。それから,今後こういうことがあってはならないので,この点について市長のお考えをお伺いをするとともに,まず市長のお考えというより,助役さんのお考えをひとつ伺っておきましょうか。このように思うわけです。 以上でこのことについてのお尋ねを終わります。 次は,用水の浄化についてですが,最近公害課がまとめた「おかやまの川」というのがあります。これは非常にすばらしいなと思うております。で,やはり現在では用水というふうなことに対して親しみがなくなってきました。しかし,このことについては公害課が出されておるいろいろな資料を見ますと,立派なもんだな,こう思っておりますが,岡山市はこのパンフレットをどのような形で活用するのか。また,多くの生物がすむ河川環境を保全するためにはあらゆる部局,いろんな部局が話し合って,調整しながらやっていかにゃあならんじゃろう,こう思うんですが,どのような御処置をされるのかお伺いをしたいと思います。 それから次は,福祉センターについてですが,これは市長さんの御熱意で総合福祉センターの計画が出ておりますが,これに対しては高齢化社会に対応する問題,あるいは機能訓練の問題,これはどこへするのかなあ,こう思うんですが,これまだ御決定でないんですか。もしあればどのような方法でどこにするのかをお尋ねをしたいと思います。 それから,野鳥の公園について。 さきの議会でお尋ねをしましたが,この野鳥の問題についてはひとつ動物を哀れむというふうなこと,親しむということで,これはさきの児島湖やあるいはあの付近の阿部池ですか,こういったところもあるわけですが,こういったことについての御理解をいただいて,早く救ってあげたいなと,こう思うんですが,市長のお考えを求めておきます。 それから,観光客誘致の問題についてです。 これは観光客の誘致ということよりも,既に新聞で出ておりますところのホバークラフトによりますところの高松市岡山との直通コースです。そういたしますと,これはどのような状態でするのか,これは先般試運転があったようですが,その乗ってきたお客は京橋から上がって表町商店街に行くのか,岡山駅の方へ行くのか,こういったこともあるんですが,この点についてどのように考えていらっしゃるのかどうか。 さらに,観光についてはもう一つお尋ねをするんですが,前の議会で言っておりますが,岡山城のあの上に烏城,金烏玉兎集,金烏ということですから,岡山の城は烏城だけでなしに,金張りであったわけですから,このようなことをしたらどうかなと,こう思うんですが,再度このことについてもお尋ねをしておきます。 それから,教育センターについては割愛をさせていただきます。 婦人の地位向上の問題については,さきの議会で女子職員の待遇についてお尋ねをすると同時に,現在のその婦人の地位の向上についてひとつどのように考えて,どのような対策をされるのかお尋ねをするわけです。今回の選挙でも婦人が全国で300万人多いかったそうですが,市長さんその婦人の地位の向上についてはどのように考えておられるのか,それから職員の待遇についてはどのように考えておるのか,お尋ねをし,第1回の質問を終わります。ありがとうございました。(拍手)   〔市長松本一君登壇〕 ◎市長(松本一君) 浅野議員の御質問に対しましてお答えを申し上げます。 まず,再出馬のこの意思表明等につきましての御質問でございますが,先ほど片山議員にお答えをいたしましたように,瀬戸内新時代を迎えまして,市政の上で大きな課題が山積をいたしておるわけでございます。その解決のために市民とともに積極的に対応してまいらなきゃならないと現在考えておる次第でございます。 お尋ねございました再出馬のことにつきましては,市民の皆様方,いろんな方々の御意見をひとつ十分聞かしていただきまして対処してまいりたいと考えておりますので,どうかよろしく御理解を賜りたいと存じます。 次に,国鉄の余剰人員の受け入れにつきましてでございますが,国鉄の余剰人員の受け入れにつきましては,既に都道府県政令指定都市等の採用人員の多いところ,あるいはまた各自治体の実態の中で一定の方向を打ち出しているところもございます。さらに,県を通じまして国からの協力依頼やまた国鉄の当局からの要請もあります中で,国においても秋ごろにはこの国鉄の余剰人員の採用計画というものを策定すると伺っておるわけでございますが,本市といたしましてもこれらの諸般の事情等を十分勘案をいたしまして,できるだけ早い時期に一定の結論を出してまいりたいと,このように考えておりますので,よろしく御理解をいただきたいと存じます。 次に,婦人の地位向上と雇用の平等についてでございますが,女子職員の登用につきましては,これまでも昇任の対象職に関しての本人の能力とかあるいは適性等を十分勘案をいたしまして,その登用を行ってきております。今後とも引き続き女子職員の登用につきまして意を用いてまいりたいと考えております。 採用については,昨年度から男女の区分を外しまして,採用試験を実施をいたしております。今後とも男女雇用機会均等法の精神に沿って努力してまいりたいと存じます。 なお,改正法の施行に当たりましては,各課の担当職員を集めまして説明したところでございますが,法の精神については職員の意識改革も必要でございますし,職員研修について研修運営協議会に女子職員の参画を図り,さらに今年度中には法の理解を深める教養講座の開催も予定をいたしておる次第でございます。 役付職員の占める女子の比率につきまして,59年が13.67%でございまして,60年が13.74%,61年が13.80%と,逐年増加をいたしておる次第でございます。 その他につきましては関係者からお答えいたします。 ◎助役(鹿子木貢君) 浅野議員の御質問のうち,内山下のマンション建設の問題についてでございますが,御指摘がございましたように,建築の確認,あるいは文化財等の面からは,その時点では問題がなかったところでございますが,地元で大変な問題になっておることは承知いたしております。この問題の解決のためには地権者の方々,また地元の代表の方々がさらに十分話し合われることを希望いたしますとともに,私どもといたしましても今後状況を的確に把握しながら関係者がさらにこの話し合いを深めていただくように要望するなど努力をしてまいりたいというふうに考えております。 ◎民生局長(三宅襄君) 浅野議員の2点について答弁をさしていただきます。 まず第1点,神戸協和会のその被害状況の御質問でございます。 御承知のように,神戸協和会の事件につきましては,会長が逮捕されておりまして,現在取り調べ中でございますし,また岡山地方裁判所から破産宣告がなされております。債権者の人数,金額を確定する債権調査が現在行われておりまして,7月6日現在での破産債権届け数は7,128件というふうにお伺いいたしておりますけれども,最終的な確定数字ということになりますと,近く行われます,債権者会議が行われるの中で数字が固まってくるんではないかというふうにお聞きをいたしております。 それから次に,新総合福祉センターの問題でございます。 新総合福祉センターにつきましては,高齢者障害者のみならず保健衛生等の総合的な機能を考えておりまして,その調査につきましては,高齢者及び障害者の福祉対策会議の合同研究班を6月上旬に関係部局の職員で編成をいたしまして,本年度中を目途に施設機能を中心とした基礎調査を行っているとこでございます。また,この調査の段階で,各界の市民代表で構成をいただいております高齢者福祉対策協議会や心身障害者対策協議会の御意見も拝聴し,さらに議会の皆さんや専門家の御意見をもお聞きしながら,できるだけ早い時期にマスタープランを策定してまいりたいというふうに考えております。 建設場所につきましても,交通体系や望ましい環境などの面も考慮しながら,同研究班の中で検討してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ◎衛生局長(竹原良一君) 河川の浄化に関連した2点のお尋ねについてお答え申し上げます。 まず,「考えてみよう おかやまの川」と題しましたパンフレットの活用についてでございますけれども,このパンフレットは市民の方々に河川環境に対する認識をより一層深めていただくために作成したものでありまして,その活用方法といたましては,一般の市民の方々から河川環境レポーターを募集し,身近な川で魚等生物の調査をしていただく際に活用するとともに,教育委員会協力により開催する水辺教室,さらには学校教育や各種市民団体学習の場等において広く活用してまいりたいと考えております。 第2点の河川環境を保全していくための関係部局の協調体制についてのお尋ねでございますが,御指摘のとおり市民の理解と協力はもとより,町内関係部局相互の連携が不可欠と考えております。こういったことから,昨年調査いたしましたホタルの生息状況やこのたび作成しましたパンフレットなど河川環境を保全するために必要な資料は適宜関係部局に送付し,河川環境の保全に対する協力を求めるなど,相互に連携を図りながら対応しており,今後も的確な河川環境づくりを目指して関係部局が協調を図りながら対応してまいりたいというふうに考えておりますので,よろしくお願い申します。 以上です。 ◎経済局長(藤昭博君) 観光問題につきましての岡山城の天守閣に金箔を張ったらどうかという御提言でございます。 この御提言は昨年の6月の定例議会におきましてもちょうだいをいたしました。現在の天守閣になぜ金箔が張ってないのかという経過につきましては,その節御説明を申し上げた記憶がございます。じっくり研究をいたしたいと,このような御答弁をさしていただいております。 議員御指摘のとおり,岡山城は岡山市の観光の一つの目玉でございまして,金色さん然たる甍につくり上げる,これは非常に岡山城そのものの観光価値を高めていく,また後楽園から見ましてもその借景の一つとしての価値も高めていく,さらにはカルチャーゾーンの文化的な価値も高めていく,そういった観点からの御提言であろうと,このように拝察するわけでございますが,金箔を張るということにつきましては,今後さらに検討を加えまして,さらにじっくりと研究をさしていただきたいと,このように考えておりますので,ひとつ御理解をちょうだいいたしたいと存じます。 ◎建設局長(神原俊彦君) まず,駅前問題でございます。 駅前整備につきましては,今年の4月に市の整備方針を建設委員会へ御報告し,それ以降E案を市の基本計画案としてこの実現に取り組んでおるところでございます。E案は沿道区画整理型街路事業により駅前広場,下石井・巌井線及び駅南地区を一体的に整備,開発するもので,この事業化に先立ち,都市計画決定,沿道区画整理型街路事業の基本計画の作成が必要でございます。これら必要な手続を順次進めていくべく関係機関及び関係者と協議を重ねておりまして,今年度中に都市計画決定をしたいと考えております。 事業化につきましては,62年度に事業採択され着手できるよう,要望につきまして建設省,県と協議中でございます。今後とも関係機関はもとより地権者等関係者の御理解と御協力を得て事業推進に取り組んでまいりたいと,このように考えております。 次に,野鳥公園建設でございます。 都市化が進む中で,児島湖周辺は南部に国立公園の金甲山や貝殻山など緑の山並みをいただき,また北部一帯には整然と配列された田園などに取り囲まれ,自然の姿が残されております貴重な地域でございます。このようなすぐれた自然環境に守られて群生する野鳥にとってはまさに自然がつくった野鳥の楽園と言っても過言ではないと,このように考えております。このような環境に恵まれた地域に野鳥公園建設してはという御提言でございますので,県の空港跡地の利用計画とも整合性を持たせながら今後検討の課題とさしていただきたいと,このように考えております。
    参与(井堀晃郎君) 西日本鉄道会社の本社の誘致についてどのようにやっておるのかと,こういうことについてお答え申し上げます。 昭和62年4月に予定をされております新しい西日本旅客鉄道会社が発足されました場合には,岡山市地理的にも新会社の管轄区域の中心的位置を占めること,また岡山市の中枢管理機能を高める上からも,新会社の本社を設置されるように県を初めといたしまして関係方面と一体となりまして,去る5月15日,16日の両日運輸省,国鉄本社,国鉄再建監理委員会並びに県選出の国会議員の先生方に対して要望をしてきたとこでございます。 次に,ホバークラフトの岡山─高松間の試運転が先般行われたと,これが就航された場合に京橋から表町方面,あるいは岡山駅方面にどのようにしていくのかと,こういう御質問でございます。 先般,国鉄の四国総局が行いましたホバークラフトの試運航の目的は,航路の安全性,あるいは旭川沿線地域の住民の方々やさらには漁業関係者に与える影響等について検討するために行ったものでございます。就航後の京橋から表町方面やあるいは駅方面への輸送につきましては,今後就航の見通しとあわせまして検討していく必要があるのではないかと,このように考えております。 以上でございます。   〔49番浅野卓志君登壇〕 ◆49番(浅野卓志君) 市長さんを初め皆さん方の御答弁大体満足をいたしております。 ただその中で,まがい行政についてということで内山下の問題を入れましたが,助役さんはこれはもう仕方がないんだというふうな言い方のようですが。私が思いますのには,一番大事な考え方は,市長の御方針をどのように助役がし,あるいは各局長がそれを助けていくかということです。私は,もともとこの考えますのに,市長さんはお一人ですから,そのスタッフとして皆さんおられると。神様でもやはり神様がおられて,それを守るのが大体その狛犬というのがおる。狛犬いうのは右の犬と,あれ狛犬,獅子になるんですか,右と左が違うわけです。お仁王さんでもやはり両方が違うわけです。やっぱり違うのが寄って一つの方針を出して神や仏を守っていくというふうなこと。特にお仁王さん,お仁王さんというのは,あれは金剛力士というんですが,金剛力士という,特にこの右手と左手がいつも位置が違うわけです。その位置は違いながらも一つの方針に基づいて神や仏を助けていくというわけですから,いろいろ各部局が違う考え方をしても,それを合わせて持つのは,やはり各局長の考え方が違うのは助役のところで調整をしながらやっていかにゃならん,私はそう思うわけです。 今回のこの問題については,もう既に実施したことですからやむを得んといえばそうかもわからん。しかし,努力をされておられるということでありますけれども,問題はこういった岡山市歴史と自然を守る,自然を守っていくという立場からすると,何とかならないのじゃろうかなと,こう思うわけです。これには特に当てつけたようにここへ出ておるわけですから,このようにね,ちゃんとここへ出とるわけですから。これがもう将来見られないということになるわけです。 先ほど市長さんの方へお渡しをいたしましたあの西手のあの国宝国宝になるわけですが,今は重要文化財と言う。そういったようなことに対して,もう少し文化ということ,あるいは貴重な史料というものに対しては大切に持たなかったらいけんのじゃなかろうか。 先ほども申しましたように,永井荷風さんが昭和20年6月26日にここのことが記されてあるわけです。 こういったことに対して助役さんの考え方をもう一度お伺いするとともに,教育長文化を守るのは教育委員会の主な仕事なんじゃ。それはじゃな,教育委員会が後ずさりをしようちゃあいけんわな。だから,市長の部局と教育委員会というものはそれぞれ合議をしながらこの問題に対して何とかの処置をでけないかなということをする必要があるんじゃなかろうかな,こう思うわけです。もちろんこの問題についてはもう過ぎ去ったことでどうにもならないかもわからんけれども,何とかの方法を今助役も考えて模索しておるというふうなことですから,それはそれでいいとしても,今後過ちを繰り返してはならないということです。文化を守るいうのは今の私どもが守ることじゃ。子孫に伝えるのはやはりこの貴重な文化財を伝えることですから。それはたとえ市長さんの方がこれをこうやろう言うても,教育委員会の方がこれは市長,こうですよと,こういうて言うて聞かさにゃあいけん。それが教育委員会のあんたらの仕事なんじゃから。こういったことを含めて再度お答えをちょうだいしたいと,このように思うわけです。 それからもう一つは,野鳥公園。これ事は難しいですね。先ほども野鳥のことを言いますと,市長さんは,この前何かのこう見ると,二枚舌を使うたと,こういうことを言うんですけど。鳥の中にもモズいう鳥がおって,モズいう鳥は百の舌と書くわけじゃ。だから,これは野鳥になるのかならないのか,この野鳥公園の対象になるかならんかしらんけれども,そのようなことのないようにじゃな,もう問題は助役さんが中心にじゃな,助役が中心にやっぱりそういったことを調整せにゃあいけんのじゃねえかな,私はそう思うわけです。 以上で,助役さんと教育長の答えを求めます。 ◎助役(鹿子木貢君) 浅野議員の再度のお尋ねにお答えを申し上げます。 各局の調整には市長の意向を体して努力をいたしておるところでございますけれども,何分非力でございまして,反省することしばしばでございます。今後とも努力をしてまいりたいと思います。 文化財保護につきましては,教育委員会が主管でございますけれども,市といたしましても企画室に担当も配置いたしておりますし,今後とも的確な保存について,また利用についても努力してまいりたいというふうに私思う次第でございます。 ◎教育長(奥山桂君) 丸の内マンション建設計画についての教育委員会の考えについてのお尋ねでございます。 御指摘にもありましたように,今後の町づくりの中で文化行政にかかわる役割もまた大きいものがあると思います。御承知のように,本市では歴史的文化環境の保全にも留意をした文化の薫りの高い都市づくりということで進められておるわけでございまして,烏城みちの整備とともに,その背景となる丸の内一帯の歴史をしのぶよすがとも言えます石垣やすぐれた景観を保存するということは重要なことであると思います。これらが開発行為によって景観が変わってしまったり,また貴重なものが隠れたりというようなことはまことに遺憾なことである。これはもう万人同じ気持ちであろうと思いますが,そう思います。今回のマンション建設計画につきましては,これまた非常に重く受けとめておるわけでございます。今後も状況をよく把握しまして,関係部局ともよく連絡をとりながら関係者が解決に向けてさらに話し合いを深めていただけるように努力をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○副議長(渡辺慎一君) 次は順序に従いまして小川君。   〔25番小川晴雄君登壇,拍手〕 ◆25番(小川晴雄君) 当局も今度の選挙で投票事務や開票事務で大変お疲れのことと思います。私は簡単に質問をさしていただきます。 まず,建築基準法第42条の2項にあります敷地後退線についてお伺いをいたします。 この規定に定められております道路幅につきましては,いろいろなトラブルが発生しております。このことにつきましては当局もよく承知されていることと思います。その原因を聞いてみますと,当局の指導が施主によく伝わっていないと,よく理解されていないということがわかってまいりました。 建築確認の申請をする場合,設計事務所や施工業者が提出することがほとんどでございまして,施主はこの後退線のことは全く知らないとか,承知していないというような場合が非常に多うございまして,その後で門や塀やガレージなどを建築しておるという場合が大変たくさんあります。当局では建築確認の通知書を渡すときに,建築確認を受けられた方へという1枚の注意書を渡しておりますが,これが施主には渡っていない場合もありましたり,また施主もそのままぽんとこうそこへ置いておるということで,道路後退部分については建築物,例えば家,門,塀など建築することはできませんと,こうようにしておりますけれども,それが徹底していないということがあります。 工事が完了しますと,完了届を提出いたしておりますが,それによって当局は現地確認などはしておると思いますが,この後退線についてどのように対応しておられるのか。また当局が調査したとき,既に,または調査以後,後退部分に建築していることが判明した場合はどのような法的な措置があるのか,とれるのか,どのような行政指導をしておるのか教えていただきたいと思います。 次に,高松駅前の放置自転車はどうにかならないかということなんでございますが,私もたびたび当局にお願いをしておりますし,高松の交通安全対策協議会でもたびたび申し入れがあるところであります。一向に解決策が示されておりません。ますます雑然となるばかりでございます。当局はどのように解決されるつもりか,まずお尋ねをいたします。 市道にはみ出しております自転車につきましては,交通障害になって大変困っておりますが,一つの提案としまして,置き場と市道とに境界線,白線を入れるとかいたしまして,その線からはみ出したものについてはルールを守らせるために強い指導をしてやれば,この問題は少しは何とかなるんではないかと思います。 しかし,何といいましても根本的には駐輪場を新しくつくってもらうことだろうということで,先日も交対協の方々が,多少不便にはなりましても,国鉄の未利用地が高松の駅にはたくさんあるわけですから,そこを借りて何とか解決策をしてもらったらどうだろうかと,こういうことを申しておりますので,この点について当局のお考えを教えていただきたいと思います。 次は,観光農業でございますが,いろいろな農協の事業計画書を私は読ましていただきましたが,大変ユニークな発想でいろいろな事業に積極的に取り組んでおられる農協がたくさんありまして,このような農協の指導者に対しましては敬意を表するところであります。 高松農協の観光農業については,先日山陽新聞に大きく取り上げていただきまして,ごらんになった方も数多くあると思いますが,吉備路を訪れる観光客に自然と親しんでもらったり,新鮮な有機野菜や果物や卵や鶏の薫製など郷土の特産品を格安で買ってもらおうと,そしてまた農業をよく理解していただこうと,こういうような発想であります。そのためには,観光農園をつくったり朝市などの開催やその施設をつくらなければならんというような整備の問題というものがあります。まだまだ研究の段階でありますので,この研究会では岡山市当局の指導と援助をお願いしておるところであります。どうかこの事業が成功できますように適切な助言をしてやっていただきたいと,私はお願いをしておきます。 また,当局では吉備路にフルーツパークとかカルチャーパーク,また自転車道の沿線にフラワーロードというような構想があるように聞いておりますが,それはどういうようなものか,どういうようになさるのか教えていただきたいと思います。 農道整備につきましては,これはいろいろとありまして,今回は中止さしていただきます。 次の利子税と住民税につきましてお伺いしたいと思っておりましたが,いろいろな問題があるようでございますんで,今回は取りやめにさしていただきます。 以上簡単でございますが質問を終わります。ありがとうございました。(拍手)   〔市長松本一君登壇〕 ◎市長(松本一君) 小川議員の御質問に対しましてお答えをさしていただきます。 観光農業についてでございますが,観光農業研究会の発足につきましては,お話がございましたように,7月2日付新聞紙上に掲載されておりましたように,高松農協関係者の皆さんが瀬戸大橋時代を迎えてますますこの吉備路の観光客が増加することを予想をされまして,地域の活性化と,また消費者に対しまして人気が急上昇をいたしております有機栽培野菜を売り出そうというようなことから,今回観光農業研究会を設置をされて発足されたものでございます。 市といたしましては昨年御承知のように花の吉備路を進めていこうということから設置をいたしました吉備路観光を考える会と,この会の皆さんもこれに参加をされていると聞いておりますので,今後はこういったこの吉備路の観光の推進に当たっては積極的に地元の方々の御相談に乗っていきたいと考えております。 また,吉備路一帯の整備構想につきましては,現在民間のコンサルタントに委託をいたしておりまして,できれば年内にまとめ上げまして,瀬戸大橋時代におくれをとらないように取り組んでまいりたいと考えておりますので,御理解いただきたいと存じます。 その他につきましては関係者からお答えをいたします。 ◎建設局長(神原俊彦君) 高松駅前の放置自転車はどうにかならないかという御質問でございます。 駅周辺の放置自転車問題は,岡山駅はもとより市内の19のローカル駅にも多少問題があるのが現状でございます。当面高松駅につきましては,高松支所を中心に各関係者の理解と協力のもとに自転車の正しい駐車の方法などの啓蒙指導を行ってまいりたいと,このように考えております。 御指摘の自転車駐車場の整備でございますが,民営との共存を考えながら今後国鉄と協議をしてまいりたいと,このように考えております。 ◎参与(中山彰君) 小川議員の建築基準法第42条第2項に関連して行政指導をどのようにしているかについて御質問がございましたので,お答えいたします。 建築物建築する場合におきましては,幅員が4メートル未満の道路に面した敷地につきましては建築基準法42条の2項の規定によりまして道路の後退が必要になっております。道路後退部分の敷地につきましては,土地所有権から道路後退をしないでその門とかブロック塀等を築造してトラブルが発生するケースがございます。これらにつきましては,工事完工検査,あるいは現地調査の際には,周辺の状況等を実情調査しまして,道路後退が必要なものにつきましては撤去等の是正,指導を行ってまいっておるところでございます。また,法的な措置といたしましては,建築基準法第9条によりまして,是正措置命令をすることができる規定がございます。まず,是正措置命令をする前に指示書等を交付いたしまして,是正を指示し,指導しておるところでありまして,御指摘の点につきましては私ども今後とも市民なり建築主等にも十分に啓蒙に努め,行政指導してまいりたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。 以上でございます。   〔25番小川晴雄君登壇〕 ◆25番(小川晴雄君) 建築基準法第42条の2項の問題でございますが,この後退線までを市へ寄附さすと,こういう方法はとれないもんかどうかということをお尋ねいたしますが,大多数の方はこの規定を理解して後退線を守っております。ところが,これを市道にしないといつまでも個入所有地がそのままに道路に残っておるわけでございますから,代がかわるとかいつかのことで,あそこにもそうやっとんじゃからうちもやろうとかいうような問題が発生するおそれが今後あるわけでございますから,この建築許可をするときにこの後退線の個入所有の土地を市道へ寄附さすと,こういうような方法はとれないものかどうかお尋ねをいたします。 以上でございます。 ◎参与(中山彰君) 小川議員の再度の御質問で,市道に寄附をしてはどうかという御質問でございますが,これはあくまで土地所有権はそれぞれ個人でございまして,本人の方から寄附の申し出があればこれは一つの考えることはできると思いますが,市の方から,また確認申請等にもそういう条件をつけるいうことは非常に困難だと思いますので,御理解いただきたいと思います。 ○副議長(渡辺慎一君) 次は順序に従いまして辻野君。   〔4番辻野喬雄君登壇,拍手〕 ◆4番(辻野喬雄君) 2点にわたって通告をいたしておりますが,都合により順序を逆にさしていただきます。 最初は,歩道の段差のあり方について御質問をいたします。 歩道というものは車からの被害を防止するために車道部より20センチぐらい高くしてあります。そして,歩道を横切って車の出入りするところは歩道部を切り下げてあります。その切り下げも歩道の幅全部でなく,車道の側に傾斜させているものが多いのが実情であります。 ところで,私は先年障害者団体の方からこの傾斜した切り下げ部分の傾斜が急で,車いすが倒れそうになる。歩道の路面は水平にしておいてほしい,こういう要望を受けたのであります。車の出入りと両立させる案として,歩道の段差はそのままにして,車道の側へ縞鋼板を斜めにかけたり,あるいは外径の違うパイプを3本束ねて傾斜をとったりしている例を多く見かけます。あれは公に認められるアイデアなのかどうか。公安委員会や県に聞いてみましたが,公に認められるものではありません。路側を走るバイクには危険であるとの見解であります。 また,歩道の幅全体を切り下げている幅の狭い歩道をよく見かけます。最近の典型は操南小学校の東に延びる宮道にその例を見ます。所によっては,もっと上下のひどいところもあり,身軽な中学生ですら自転車で難儀をしています。こんなひょこたん道は歩きにくい,乗りにくいから車道へ出てくる。車道が一番歩きやすく,自転車も乗りやすいという現状であります。また,安全のための段差といっても,車の出入りする箇所の多い道路では,切り下げている区間が全道路延長の50%を超しているのではないかと思われる道路もあります。また,車道の舖装を上に上にオーバーレイしていくために,事実上歩道との段差がなくなってしまっている道路もあります。また,逆に桜橋の上は歩道は色分けしてあるだけで,仕切りの縁石もなければ段差もなく,スムーズに交通が行われております。 こんなことを考えながら,車社会,道路のあり方を含め,歩道について考えてみたいと思います。 歩道,自転車道及び自転車歩行者道については,道路構造令に規定されていますが,一定の選択の幅はあると思われますので,当局の今までの考え方と今後の考え方についてお尋ねをしたいわけであります。 その1は,歩道を1段高くするマウンドアップ型が従来は広く採用されていたと思われますが,最近は車道と同一レベルを縁石で区分けしたフラット型が見られるようになりましたが,その長所,短所と今後どちらを多く採用していくお考えかお聞かせください。 その2,マウンドアップ型についてとフラット型とで車と歩行者,自転車との事故率にどの程度の差があるか,また桜橋のような縁石もガードパイプもない区分のところでどうか,資料があればお教えください。 その3,マウンドアップ型は店,車庫及び田畑への横断で切り下げが避けられず,またその数は今後ふえる可能性の方が高いと思われます。一応切り下げの区間はおおむね10メートル程度とされていますが,あえてこれを守ろうとすれば,車道へのテーパーの張り出しとなり,新たな問題を起こしましょう。そういう意味からはフラット型が今後は望ましいのではないかと考えますが,御所見をお聞かせください。 その4,フラット型の場合,セメント色丸出しの縁石がまことに美観を損なっていますが,何か工夫はないでしょうか。若干幅は広くなりましょうが,植樹帯というほどの幅はとらなくても,フラワーポットと縁石を組み合わせたようなものはできないものでしょうか。 その5,ガードパイプで区分けする場合,一般的には水平のパイプは支柱の車道側に取りつけてあり,歩行者の側には止めボルトのナットが出ています。構造自体,車を傷つけないような車中心の構造になっています。東京都江東区だったと思いますが,ガードパイプを支柱の中を貫通させ,両端は支柱に埋め込んで,パイプの先端がのぞいていない構造を採用しています。強度的には確かに弱くなると思いますが,全体として道幅の狭い我が国でガードパイプ全体の幅を狭くおさめることができるし,車にも歩行者にもまず安全な構造と言えるのではないかと思います。 なお,江東区ではこのガードパイプを緑色に塗っていましたが,事情が許せばツタなどをはわせて幅を損なうことなく,町に潤いをもたらすことにもなるのではないでしょうか,あわせて御見解をお聞かせください。 次に,金山沖教育集会所の国庫補助金の問題について質問をさしていただきます。 金山沖教育集会所建設については,61年度に入ってから文部省の補助の決定がなされましたが,国庫補助決定の内容の理解について,本質的な食い違いがあると思われますので,本会議において教育委員会の公式な見解を改めてお聞きしておきたいと思います。 金山沖教育集会所建設に係る国庫補助の決定は,本年3月の定例市議会の間は保留のままであり,私が代表質疑の中でいさぎよく減額補正を求めたことに対し,教育長は決定はおりていないが,交付決定を待っていると答弁されておられます。これが3月7日でありました。 年度がかわって,4月3日私は文部省社会教育課吉武課長補佐に電話をしましたところ,1,3月中ごろに前の補助金交付申請の修正申請が出されてきた。2,その内容は,建設場所,仮の名称は同じだが,対象地域を山田地区にしたいとのことで,対象世帯数は約150戸となっている。3,同地区には隣保館があるのではないかとの問い合わせに対し,川の東西,恐らく新堀川のことだと思いますが,川の東西で文化圏が違うので,教育集会所が必要だとの返事だった。4,山田ということなら補助金交付が拒否できないので,前向きに検討中で,予算繰り越しについても財務局と打ち合わせをし,認められる見込みである。とのことでありました。 4月7日,宮宅室長に経過をお聞きいたしました。1,西大寺北に建設用地が決まったころから山田の富崎地区の人たちから利用させてほしいとの話があった。2,山田にそんな声があるのなら含めてより広い活用を図るのなら補助金交付要綱に適合するのではないかと考え,1月中ごろ,多分20日過ぎに金山沖に山田を併記した申請書を出した。これは何枚もある申請書のうち,この部分の1枚を差しかえたものである。3,この判断は事業主体である市の判断で行ったものである。4,隣保館教育集会所の同一地域内への併設の点については,山田を併記してもあくまで金山沖が主体であると理解している。とのことでありました。 同日,その話の後,文部省へ早速電話をいたしました。7日と8日と2日間にわたって関連した話をしましたのて,まとめて申し上げますと,1,4月4日に交付の決裁を行ったが,交付決定月日は3月31日付にさかのぼっている。2,文部省としてはあくまで山田で決裁したのであり,金山沖では認めていない。3,山田を中心に交付するもので,周辺地域の人も利用できるという周辺の範囲に金山沖が含まれる。4,併記の問題については,市は金山沖は消せないと言うし,文部省は山田が中心という考えで,山田を上に書かないと認めないと主張したということです。つまり一つの行の中で金山沖と書いてあったところの上に山田を書き加えたものが差しかえられたということであります。5,そして補助金交付決定書には決定書の書式として補助事業者名,集会所名しかなくて,対象地域とか設置場所は書く欄がないとのことでありました。文書番号は文社社11号ということであります。 4月10日,日本共産党衆議院文教委員の秘書より改めて文部省と話してもらいましたが,その回答は,対象地域はあくまで山田であり,対象地域に金山沖は含めていない,金山沖の人が利用されることは結構だということでありました。 4月16日,文部省より私に電話があり,交付決定の受け取り方について吉武課長補佐は県へきつく言っておいた。文部省の立場もないので,と言っておられました。 4月21日,全解連と市教育委員会交渉が行われ,私どもは立ち会っておりませんので,後で聞いたことですが,県から山田で交付されたとの連絡があったことを認めています。 さて,4月22日と5月6日,市議会文教委員会が開かれ,当局説明と質疑が行われましたが,その要点は,1,教育委員会より4月10日にこ3月31日付の交付決定書を受け取った。2,金山沖では地域指定,距離──つまり対象地域建設場所が離れ過ぎているということですね。距離で問題の指摘を受け,交付決定が保留になっていた。3,山田の人から使わせてほしいとの要望があったが,市道を挟んで小学校区が異なるので,市教委としては余り触れていなかった。4,しかし金山沖,山田両地区を含んで広い範囲の方々に利用してもらったらどうかとの感触を得たので,申請書に山田を併記させてもらった。5,交付決定書には特別の条件はついていない。6,文部省の見解は山田に重点を置いたということは県より聞いている。しかし市も意見を言っている。それを文部省がどう判断されたかわからない。7,市教委としては西大寺小学校区の金山沖の集会所と思っている。 以上,経過を詳しく事実に即して申し上げましたが,要約すれば,1,対象地域が金山沖では交付要綱に適合せず,文部省は交付決定を保留していた。2,そこでだれの知恵か真相はわかりませんが,対象地域に約150世帯の山田を併記した。3,文部省は山田なら交付要綱上問題がないので,交付決定をして市の顔を立てた。4,しかし市教委とすれば,山田で交付決定されたと言い切られると,ア,金山沖が否定されたことになる。イ,教育集会所と隣保館とを同一地域に併設する矛盾が生じる。の2点で困るので,いろいろ強弁をして,その強弁の内容としては,交付決定書に条件が書いていないということを一つの盾にして,文部省の見解は山田重点と聞いているが,市も意見を言っているので,それを文部省がどう判断されたかわからないとぼやかしておいて,市教委としてはあくまで西大寺小学校区の金山沖が主体で,山田の人にも利用していただくという理解であると言い切っていると思われるわけであります。 そこでお尋ねをいたします。 その1,補助金交付申請に山田を併記して差しかえることを決定をしたことについて,市議会に事前に一切報告しなかった理由と,併記についての当局の認識。 その2,併記申請を市教委で決定した年月日と県教委から文部省へ出された年月日。 その3,山田併記のいきさつの中で,当初市教委は小学校区が違うので余り触れていかなったと言いながら,なぜ併記に踏み切ったのか,その理由,真の発案者はだれか。 その4,市教委は補助対象はあくまで金山沖が主だと言い張っているが,論理の流れから言って,金山沖だけでは地域指定や距離で問題を指摘されて保留になっていたものが,山田を併記して決定となったとなれば,当然山田が重点と見るのが自然な思考と思うがどうか。 その5,金山沖の戸数について,市教委は金山沖の公称27世帯プラス北団地17世帯,計44世帯と言ってきたが,文部省は,北団地は対象地域でないので,この17戸分は認められない,したがって27戸分としてしか認定できないと言っている。これは文教委員会で報告されているとおりです。つまり北団地といわゆる金山沖との一体性を文部省は否定しているわけですが,市教委はこれを認めないのかどうか。 その6,市教委は補助対象の地域施設を利用できる周辺の地域とを意識的に混同して説明しようとしていると思われるがどうか。 その7,交付決定書に対象地域名など書く様式になっていないことに盾に,特別の条件はついていないと強弁しているが,県を通じて山田が重点との文部省の意は聞いているのに,なぜいまだに強弁をするのか。 その8,市教委は今日でもなお交付決定は西大寺小学校区の金山沖が主体と言い張るお考えか。 その9,金山沖が主体という理屈には,金山沖の公称世帯が27戸で,交付要綱の30戸以上に満たない。そのために山田の約150戸を加えて交付要綱をパスしたということになるのだろうと思いますが,西大寺北団地の17戸すら加算することを文部省は認めていないのに,北団地のさらに北側に広がっている山田地区,しかもここは対象地域であり,それを加算分として認めるわけがないと思います。この論理の矛盾についてはお認めになりますかどうか。 その10,辻教育委員は,文教委員会で交付がおりず心配していた,何とかできる方向で委員会全体で取り組んだ,大変喜んでいるところだと発言をしておられますが,これが教育委員会の公式見解と解してよいのかどうか。委員会全体で取り組んだと言われましたが,市教委を傍聴していた限りでは,論議は耳にしておりませんが,どういう形でどういう場で取り組まれたのか具体的に御説明をください。 以上,10項目の御答弁を求めますが,内容いかんでは国会文部省の見解を公式に確認をしたいと考えておりますことを申し添えて,第1回目の質問を終わります。(拍手) ○副議長(渡辺慎一君) 質問中途でございますが,午後1時まで休憩いたします。    午前11時50分休憩    ~~~~~~~~~~~~~~~    午後1時8分開議 ○副議長(渡辺慎一君) 午前中に引き続き会議を開きます。    ───────────── ○副議長(渡辺慎一君) この際申し上げます。会議録署名議員宮川君が退場されましたので,会議録署名議員に景山君を追加指名いたします。    ───────────── ○副議長(渡辺慎一君) 当局の答弁を求めます。   〔市長松本一君登壇〕 ◎市長(松本一君) 辻野議員の御質問にお答えをいたします。 歩道の段差についてでございますが,歩道の形式にはマウンドアップとフラット形式がございまして,いずれも一長一短があるわけであります。新設道路でございますと,マウンドアップを原則として十分な歩道幅員が確保できるので理想的な道路となるわけであります。既設の道路に歩道を設置する場合におきましては,いろいろと制約がございますのが現状であります。私といたしましては御意見を参考にしながら今後も潤いのある町づくりを推進していきたいと思っておりますので,よろしくお願いいたします。 その他につきましては関係者からお答えいたします。 ◎建設局長(神原俊彦君) 市長答弁を補足さしていただきます。 歩道の設置の基本的な考え方はマウンドアップ形式を原則としておるわけでございます。ただし,現地の状況等によりフラット形式を採用しているケースもございます。 そこで,お尋ねの長所,短所でございますが,マウンドアップ形式は都市部のように非常に交通量の多い地区での,特に歩行者の安全の確保,また路面排水の処理等フラット形式よりすぐれているとされておるわけでございますが,沿線の地形の状態によってはマウンドアップ形式は適さず,また狭い歩道の場合は出入り口等の切り下げにより路面の傾斜ができ,歩行者,自転車の通行の支障を来す場合がございます。今後も新設道路であれば原則としてマウンドアップ形式を採用し,既設道路につきましては沿道の地形の状況などを考慮して形式を決定していきたいと考えております。 歩行者の事故のお尋ねでございますが,マウンドアップとフラットの場合の比較でございますが,この統計はございません。しかし,歩道のあるところと外側線などで仕切られた歩道のないところでは,県警の資料によりますと,今月1月から5月にかけての歩行者事故でございます。歩道のあるところは1件,ないところが25件となっております。 それから,フラット形式を今後採用すべきではないかとの御質問でございますが,道路構造令または県の指導要綱による歩道の設置の基本的な考え方はマウンドアップ形式でございまして,これを踏まえながら現地の状況にあわせ,また歩行者,自転車等の安全を考えながら事業を進めることとしておりますので,御理解のほどよろしくお願い申し上げます。 また,フラット形式で縁石とフラワーポットを組み合わせるとか,ガードパイプ等を工夫するようにとの御提言がありましたが,御提案のような整備をするためにはそれなりの歩道の幅員が必要となってき,またガードパイプなどにつきましても本来の防護の目的がございます。しかしながら,潤いのある町づくりを進めるためにこうした道路構造物にも十分配慮しながら努力してまいりたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。 ◎教育委員(赤枝郁郎君) この金山沖の集会所の問題について教育委員会としてどのように対処してきたか,どのような話し合いをしたかということでございますけれども。この問題は私の聞いてる限りにおいては,これを設置し,これをやるということはもう既に本会議の議決を得てる事柄だということが大前提にあったように聞いておりますので,これは当局からの説明でそのように聞いておるわけでございますので。そういうことについてどうなったかということについてはいろいろの協議会であるとか,あるいは研究会であるとか,お互いの胸襟を開いた話し合いの懇話会とでもいいますか,そういう会においてお互いにいろいろの意見は聞いたり当局からも実情の説明を受けたり,そういうことをして,とにかく同和対策の一環として一歩でも前進するという結論が出たということは大変に喜ばしいことだというように解釈したと。辻委員も恐らくそういう意味で,一つでもいい対策が進歩したと,前進するということに対して大変にこれはいいことだと,安心したと,そういうように発言されたものだと私は理解いたしております。 ◎教育長(奥山桂君) 金山沖教育集会所の補助金をめぐっての一連のお尋ねにお答えを申し上げます。 まず,補助金の交付申請に山田を併記して差しかえたことについて市議会に報告しなかった理由と山田を併記したことについての見解はどうかというお尋ねでございますが,山田を併記したことを議会で御報告をしなかったということにつきましては,山田を併記いたしましても,建設予定地や建物の規模等全く変更を考えておるわけではありませんで,大きな計画の変更とは考えなかったためであります。また,併記についての認識は質問3であわせてお答えをさしていただきたいと思います。 次は,市教委が併記申請を決定した年月日と県教委から文部省へ提出した年月日はどうかということでございますが,併記したのは昭和61年1月下旬ごろであります。県教育委員会からは文部省昭和61年3月上旬ごろ提出されたというふうに聞いております。 次は,山田併記に踏み切った理由と発案者はだれかというお尋ねでございますが,この教育集会所の建設はもともと金山沖の事業としてスタートしたものでありまして,私どもといたしましては金山沖と,それに基づいて建設された,西大寺の北住宅と言っておりますが,をもとに考えてまいりました。しかし,西大寺の北住宅17戸が地域指定されていないという指摘がされたわけでありまして,こうした中で小学校区が違うのでそれまでは触れていませんでしたけれども,前々から利用したいという要望が出されておりました山田を併記しては,これはごく極めて隣接しておるわけでありまして,そういう意味で山田を併記してはというような感触を持ったこと,そういうことを踏まえてより広い地域の皆さんに活用していただけばよいのではないかというようなことを考えて併記をしたものでございます。 次は,金山沖だけでは保留,山田を併記して決定された経緯からすると,山田に重点が置かれたと見るのが自然ではないかというお尋ねでございますが,このことにつきましては,補助金の交付決定があった後に県教育委員会から文部省は山田に重きを置いているという内容の発言があったということを聞いております。 それから次は,文部省は金山沖と北団地の一体性を否定しているが,市教委はこれを認めないのかというお尋ねでございますが,西大寺の北住宅は金山沖の地域にかかわる物的事業として建設されたものであります。さらに,個人施策につきましても対応がなされてきた経過がありますので,岡山市としては対象地域と一体のものとして理解を求めてまいったわけでありますが,地域指定がされていないということで理解が得られませんでした。しかし,西大寺北住宅の方々は集会所が建設されれば最もよく利用される方たちだというふうに判断をしておるわけでございます。 次は,補助対象の地域施設利用の問題を意識的に混同をして説明しようとしているのではないかということでございますが,それは意識的にそのようなことは考えておりません。 次は,山田が重点との文部省の意向を聞いていながら,なぜ交付決定書に対象地域名など特別な条件がついていないことを強調するのかというお尋ねでございますが,先ほども申し上げましたように,県教育委員会から文部省の発言として山田に重きを置いているということは聞いておるわけでございまして,これはたびたび申し上げて,いろんな場で申し上げておるところでありまして,私どもとしましてはこの文部省の意向を踏まえ,両地域の方々の活用を図ってまいりたいというふうに考えておるところでございます。 次は,金山沖主体との市教委の考えは変わらないかというお尋ねでございますが,質問の3でお答えをいたしましたように,教育集会所建設はもともと金山沖をもとにスタートしたものでございます。しかし,山田を併記いたしておりますし,実際には金山沖,それから北住宅,山田の方々,皆さんに活用をしていただきたいというふうに考えておるわけでございます。 次は,金山沖が主体なら北団地加算を認めない文部省がさらに北へ離れた山田の加算を認めるわけがないと,論理が矛盾していないかという御指摘でございますけれども,西大寺の北住宅は先ほども申しましたように,地域指定がされておらないと,山田は地域指定がなされていると,そういったことから文部省が判断をされたのではないかというふうに思っております。 以上でございます。   〔4番辻野喬雄君登壇〕 ◆4番(辻野喬雄君) 再質問をさしていただきます。 歩道の段差の問題でありますが,新設道路についてはマウンド型が原則だという御答弁でありますが,現実に西大寺の駅前・河本線ですか,都市計画道路の場合には相当な幅員がありますが,既にフラット型で一部施工がされておるというところもあります。 それから,マウンド型の欠点については最初の質問でも申し上げましたが,特にもう操南小学校の東のところは非常なこんな波形の道路になっとるわけで,そういう基本的な欠点は当然お認めになっていると思うんですが,しかも最近の施工例を見ると河本・駅前線のように既にフラット型で施工に着手しているというふうなところもあるんで,もう少し考慮の幅を持っていただけるんではないかというふうに期待をしておったんですが……。意外とこうあるんですがね。ただ,道路構造令では別にそうこの限りでは規定はしてないというふうに思うんです。一般にマウンドアップ型は歩道の幅員が大きいところに適していて,道路切り下げの云々と,こうなって,道路切り下げの箇所が短くなる,おおむね10メートルが標準だけれども,短くなるようなところではフラット型が望ましいと,こうなっとんですから,ああいうひょこたん道が今後もたくさんつくられることがないように地域の実情を見て考慮いただきたいというふうに思います。 それから,金山沖の問題ですが,相当答弁が食い違っているといいますか,はぐらかされているというふうに思います。 まず,教育委員長の御答弁ですが,教育委員会としては既に本会議の決定があったということを前提にしておったと思うというお話ですけれども,市議会で正式に決定をしたのは昨年の9月議会ですね。私が質問しておるのはそれ以前の,私が既に60年の9月,もう1年前から本会議でたびたび御質問をしてきた経過,その辺の教育委員会の対応を問題にしておるわけでありまして,ちょっと時点が大分ずれとると思うんですね。 それから,教育長の御答弁ですが,山田を併記したことについては議会に報告しなかったのは大きな計画変更とは考えなかったというこの認識がやっぱり一番大きな問題だというふうに思います。建設予定地や規模の問題でなく,なぜ今年の1月,2月,3月まで交付決定が保留になっておったかという,教育委員会としても苦渋しておられたというふうに思うんですが,その一番問題である金山沖の地域指定の矛盾,これを文部省がすっきりと認めなかったところに一番問題があったわけでありまして,それを山田を併記したということは極めて根本的な問題だと思うんです。補助対象の対象地域がどこなのかという,この事業を行う対象地域がどこなのかということが根本問題でありまして,それが大きな計画変更であるとは認識しなかったというところに大きな教育委員会の議会に対するごまかしがあると思うんです,これはもう軽視ではなしと。こんなことは当然わかっておって報告しなかったというふうにしか考えられませんが,その点の御認識を改めてお聞きしたいというふうに思います。 それから,県教委から文部省へ差しかえの申請をされたのが3月上旬ごろという御説明ですが,私が2月定例で質問したのが,代表質疑を行ったのが3月7日ですから,もう大方その時点では,市教委は既に1月下旬に県教委へ上げておるわけですから,当然そういう作業が流れておるということは十分承知の上であの答弁をされたんだろうと思いますね,交付決定を待っているという答弁は。というならば,極めて不親切な答弁だというふうに思いますね。既に申請の差しかえをして,その何らかの見通しがつくもんと思うというぐらいのことは答弁をされてしかるべきだと思うんですが。そういう差しかえ作業が現実に潜行,ひそかに行われていたということを一切公言をされずに交付決定がおりてから文教委員会で謝ったら済みというふうな対応がまた極めて不誠実であるというふうに思います。 それから,あといろいろと御説明がありましたが,結局はその利用していただくところと補助の対象になる地域とを常に混同して答弁をされているというふうに思います。補助対象になるのは30世帯以上というのがもう一つあるわけです。地域指定の矛盾に加えて30世帯以上ないといけないというのが交付要綱にあるわけです。文部省といえども交付決定する以上には,会計検査院の検査をパスしなきゃならんという文部省自体の一つの制約があると思うんです。ですから,金山沖だけでは27世帯しか認められないと,どうも17世帯には問題があるというのが文部省の見解で保留になっとったわけですから。そういう文部省が一定の配慮は,山田を併記ということで配慮したんだろうというふうに思いますが,それをあえて市の教育委員会文部省の顔をつぶすような,言うならば答弁をして,金山沖が主体だということを言い張るということは,行政の立場としてどうかというのが一つありますし,既にこういう流れの中で文部省自体が北団地を一体化するということ,一体として認めるということには大きな問題を指摘をしておるということをやっぱり素直に受けとめていくべきではないかというふうに思うわけです。 結局のところ,その市の教育委員会はきょうの本会議の第1回の答弁ではあくまで金山沖が主体だということを固執されるわけですが,結局は何らかの文書で書いたものが出なければこの考えは固執し続けるというお考えなのかどうか,その点を改めて御質問をして,2回目の質問を終わらしていただきます。 ◎建設局長(神原俊彦君) 再質問にお答え申し上げます。 既設道路に歩道をつくるとき,十分な歩道幅員がとれない場合にはマウンドアップにするかそれともフラットにするか各道路管理者とも迷っておりますのが実情でございます。いずれにいたしましても,現地の状況に合わせて,また歩行者,自転車等の安全を考えながら形式を決定していきたいと,このように考えておりますので,よろしくお願いいたします。 ◎教育長(奥山桂君) 再質問に対してお答えを申し上げます。 まず第1は,山田を併記をしたということについてに関しては,議会をごまかしておるのではないかと,大きな問題ではないかというような御指摘でございますが,これは我々の方ではそれほど大きな変更ではないというふうに考えておったということを先ほど申し上げたわけでございますが,それは実はこの教育集会所の用地を決定したその際から,その時分からこの山田の地域,これはもう本当目と鼻との位置にあるわけでございますが,その地域の方からも使わしてもらいたいというような声は出ておったわけでございまして,それは当然教育集会所ができれば一緒に使ってもらえばいいというふうに我々は思っておったわけでございますが,たまたまそれだけ近いんですけれども,それは学区が違うもんですから,文教委員会等では全く申し上げていなかったわけでございます。しかし,先ほど申しましたような状況で,我々の方では当然基準の数に算入してもらえると思っておりました17戸が算入されないというような思いも寄らない事態になったもんですから,それで我々とすれば当初思っておった山田の地域も併記した方がいいんじゃないかというようなことを感じまして,それで併記をしたということでございまして,最初のことから考えればこれは我々の方では大した変更ではないというふうに考えておったわけでございます。 それから次は,議会でそのことについて謝ったら済みだというようなふうに思うとったんではないかということでございますが,先ほど申し上げたような状況でございますので,教育委員会としましてはそれほどの大きな変更でないというふうに考えておりましたから,そのようなことは考えておりませんでした。 それから,第3は金山沖が主体というのをあくまでも固執するのかということについての再質問でございますが,これは先ほども申しましたように,我々はまず金山沖をもとにこの事業はスタートをしておるわけでございまして,そういう経緯の中で山田も途中,さっき申し上げましたような事情で併記をしたということでございまして,この間の事情はすべて県に報告してありますから,文部省へもそのとおり伝わっておると思いますが,そういうふうな事態の全体を踏まえて文部省の方は判断をされたと,であろうというふうに私どもは理解をしておりますので。金山沖が主体だというとどうもちょっと私どもの感じからするとぴったりこないんですけれども,私たちの気持ちを一番ぴったり表現するのはやはり金山沖をもとにスタートしたものだと。しかし,途中で併記もしておりますし,そういう関係の皆さんによく使っていただきたいと,そういうふうに思っておるわけでございまして,御理解をいただきたいと思います。 ◎教育委員(赤枝郁郎君) 集会所をつくる,私たちは責任を回避するつもりじゃございませんけど,言うならば月に何回か集まっていろいろの御審議をさしていただくわけなので,詳しい事情が全部わかるわけないわけなんでございますけれども,この集会所ってのが大変もめとるということは聞いておりましたんで。これはもうやるやらんというようなことはもうどういうことかというと,もう既定の事実であるという大前提の御説明があったから,それなら何とかうまいことと言いますか,みんな円満に少しでもみんなの理解ができて,立派にできるもんができるようにということを私たちは希望していたわけでございまして。それで今教育長からいろいろ御説明がありましたように,そういう問題についてはどう考えているのかということについて,今のようないろいろの御質問があり,御説明があったもんですから,とにかくみんなが円満に本当に役に立つような幸せなものができていくというのなら,そりゃ結構なことだというようなことで当局の説明を聞いて,それはよかったなあと,うまいようにできるのによかったなというように,そう解釈したわけでございまして。その辺の深い内容については我々当局の説明を聞いて,それについてもうそれでうまくいくんなら結構だというような解釈をしたわけで。そこに疑義があるということになりますと,もう少し勉強させていただかなきゃいかんという気もするわけでございます。御了承願いたいと思います。   〔4番辻野喬雄君登壇〕 ◆4番(辻野喬雄君) 再々質問をさしていただきます。 教育委員長に要望をいたしておきますが,いろいろ問題の発端は一昨年の9月議会以来私が指摘をしてきておるわけで,その問題点は十分改めて読み直していただきたいと思いますが,いずれにいたしましても教育委員会基本姿勢として,教育基本法にもうたってありますように,真理と正義を愛する国民の育成というのが基本法にもあるわけでありますので,真理と正義を愛する,そういう立場を教育委員会としても貫いていただきたい,このことを要望いたしておきます。 それから,教育長の御答弁ですが,別に議会をごまかしたというふうに私が言ったわけではないんで。教育委員長の御認識の中にこれが大きな変更ではないということを繰り返し今も申されるわけですが,補助金交付が文教委員会の中でも教育長はすんなりおりるもんと思っとったと,何でこんなに延びるのかその不思議に思っとるというふうなことも言われた経過があると思いますが,事ほどさように対象地域の問題については文部省も問題意識を持って保留にしてきたというのは覆い隠すことのできない事実だと思うんです。その一番基本的なところを山田を併記ということでくぐり抜けてきたわけですから,これが大きな変更でないという認識はこれは教育長の行政マンとしての資質を問われる非常に大きな問題だというふうに思います。 きょうのやりとりの中では若干ニュアンスをかえて,金山沖を主体というのはぴったりしないと,金山沖をもとにしてスタートした事業だというふうに若干ニュアンスを言いかえられましたが,金山沖をスタートとして始まった事業だけれども,金山沖では補助金が保留になってしまったと。そっからの展開を私は論議をしておるわけで,もう一歩明確な御答弁がいただけるのかどうか。金山沖をスタートとして申請は出したけれども,それでは保留になって,山田を併記せざるを得なかったと。その過程で補助金がおりたという流れですから。その答弁いかんによっては冒頭申し上げましたように改めて文部省の見解を国会の中で追及をしていきたいというふうに思います。文部省も冒頭申しましたように,県に対しては文部省の顔をつぶすなというふうなことも厳しく言っておられるわけですから,補助金交付要綱に違反をするようなことは文部省としてはできないと,これはもう基本なんですから。その辺はよく踏まえて再々質問に御答弁をお願いいたします。 以上です。(拍手) ◎教育長(奥山桂君) また再々質問をいただいたわけでございますが,先ほどお答えを申し上げました以上のことがどうも申し上げかねるわけでございますが,金山沖をもとにこの事業がスタートしたというのはもうこれは十分御理解をいただけると思うわけでございますが,それに我々の方は当然17戸は加算されるものだと,金山沖がもとでなされた事業の地域でございますから,そう思っておったのが予想に反して外れたと,算入してもらえないと。そういうことで当初から思っておった,当然利用してもらうというふうに思っておった山田地区も併記をした方がいいのではないかというふうな感触を得たということで併記をしたということでございます。先ほど御指摘にもありましたが,17戸が算入できないことになったから山田をというようなこと,その辺を文部省がどう考えられたかは詳しく細かいとこまではわかりませんけれども,我々とすればそういう一連の事態の推移を踏まえて文部省が総合的に判断をされたんだろうというふうに考えておるわけでございまして,その辺のことで,先ほどもお答えしたとおりですが,そういうことでひとつ御理解をいただきたいと思います。 ○副議長(渡辺慎一君) 本日はこれをもって打ち切り,次の本会議は明日午前10時に開き,引き続いて一般質問を行います。 本日はこれをもって散会いたします。御苦労でございました。    午後1時44分散会...