○議長(
藤原照夫君) 次に
文教委員長の報告を求めます。 〔41番
妹尾達道君登壇,拍手〕
◆41番(
妹尾達道君)
文教委員会における
審査の経過並びに結果について御報告いたします。 本
委員会に付託されました案件は,甲第164
号議案昭和60年度
岡山市
一般会計補正予算(第3号)中,歳出第10
款教育費外1件であります。 これらの
審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に
審査いたしました結果,いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお,甲第164
号議案中,歳出第10
款教育費第25項
社会教育費第10目
公民館費のうち,
仮称西大寺北教育集会所建設事業費5,900万円について一部
委員から反対があったことを申し添えます。 以上簡単でございますが,
文教委員会の報告を終わります。(拍手)
○議長(
藤原照夫君) 以上で
委員長の報告は終わりました。 質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 別に質疑もないようですから質疑を終わり,討論に入ります。 討論の通告があります。辻野君。 〔4番
辻野喬雄君登壇,拍手〕
◆4番(
辻野喬雄君) 私は
日本共産党岡山市議団を代表して,御上程になりました甲第164
号議案昭和60年度
岡山市
一般会計補正予算(第3号)中,第10
款教育費第25項
社会教育費第10目
公民館費中,
仮称西大寺北教育集会所建設事業費5,900万円に反対するものであります。 私は今,この壇上から
反対討論をしなければならないことをまことに残念に思うものであります。昨年の9月
定例市議会で私が図面をかざして一般質問して以来,ちょうど1年がたちました。私は文字どおりこの1年,
定例議会の
たびごとに一つ一つ動かぬ事実を示して,この
事業の
不当性を追及してまいりました。当局は何一つとして,具体的で説得力ある答弁はしておりません。 昭和52年,
部落解放同盟金山沖支部なる団体から27世帯の名簿をつけて,
岡山市役所西大寺支所西南の一角を
金山沖と称する
対象地域にせよとの要求が出され,その名簿のチェックもせず,またこの一角の
歴史性についての調査もせずに,この要求に屈服し,ずるずると2億円余りの
事業をしてきたことに過ちの第一歩があったわけであります。その27世帯の名簿を見せてほしいと言えば,組織に返したと言い,コピーはとっていないのかと問えば,答弁はありません。総理府へ提出する書類の様式には,その区画内の総人口,総
所帯数,
男女別人口,
年齢構成などを
同和関係者と一般の人とに分けて記入するようになっており,また
生保所帯の数も記入するようになっていると聞いておりますが,その控えは絶対に
市当局にあるはずであり,調べ直してみれば偽りは明らかになるはずであります。しかし,調べ直そうとはしておりません。地元で反対している人は,27世帯の名簿を複数の人で見せてもらっているのです。この区画内に在住している人は3世帯しかいなかったと言っております。残りの24世帯は他の地域に在住している人を寄せ集めているということです。この一角の中に空き地も
田んぼもあるのに,
物的事業を遊園地一つやっていないということが,いかにこの一角が偽りの
対象地域であったかを如実に証明していると思います。6年もたって今さらという御意見もありましょう。確かに早く気がついて手を打っておけばよかったのは論をまちません。しかし,800メートルも離れた
国鉄赤穂線を隔てた向こうで,しかも他の
対象地域と隣接した地域へ住宅を建てていたということで,すぐに気づけという方が無理でありましょう。議会にも説明せずに予算を通してきたのではないでしょうか。
仮称西大寺北教育集会所建設は,そうした誤った土台の上に
教育委員会がさらに誤りを重ねるように行う
事業ということができると思います。
教育委員会としても,この
対象地域はおかしいとは感じておられると思いますが,行政の
一体性の名のもとに
教育委員会は
合議制の
行政委員会としての
独自性を発揮して市長部局へ再検討を求めようとしないのは,
教育行政の
中立性,
独自性を侵すものとして極めて遺憾に思うものであります。 加えて
対象地域内住民の4分の3にも及ぶ
圧倒的反対の署名が出されているのを,あえて無視して
事業を強行しようとしています。
教育長は
教育集会所という性格からして,地元に反対があっては
事業の意味がないと言われた言葉をお忘れでしょうか。
対象地域から800メートルも離れ,地元に根強い,しかも圧倒的な反対がある状態では,
文部省が
国庫補助決定を保留しているのは当然でありましょう。
対象地域内に
建設用地が得られないから遠くへ建てると,
文部省へ弁明しているそうでありますが,
対象地域内には3反──まちの,しかも道路に接した
田んぼがあります。用地はあるのです。偽りの
事業なるがゆえに,協力してもらえないだけのことであります。
国庫補助に必要な住宅30戸以上という点についても無理をしております。昭和52年申請時の27戸と
西大寺北団地の17戸を足して44戸という答弁ですが,そもそも昭和52年の27戸は架空のものであることは,さきに述べたとおりであります。ここにもまた偽りがあります。 さて,
岡山市の
同和行政は住宅新築資金問題から,この
金山沖問題など,せっかくの
差別解消を願って施行された同対法,地対法の
事業を振り返るとき,大きな禍根を残したと思います。今こそ勇気と良識をもって正すべきは正していかなければならないときと思います。今まで
事業をしてきたからとずるずるといくことは許されないと思います。それでは地対法期限後,きっぱりと正すことができるでありましょうか。今の姿勢ではできないと思います。決断をするのは誤りに気づいたときにすぐに行うべきだと思います。
岡山市の
同和行政を正しくしていく上で大きな一石を投ずるであろう本
事業予算の否決に御賛同いただきますよう心からお願いをいたしまして,
反対討論を終わります。(拍手)
○議長(
藤原照夫君) 以上で通告による討論を終わります。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) ほかに討論もないようですから討論を終わり,採決いたします。 日程第1の案件中,甲第164
号議案を他の
議案と分離して採決いたします。 甲第164
号議案昭和60年度
岡山市
一般会計補正予算(第3号)についてを起立により採決いたします。 本案に対する
委員長報告は原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
藤原照夫君) 起立多数であります。よって,本案は
委員長報告のとおり決定をいたしました。 次にただいま議決いたしました甲第164
号議案を除く他の
議案について一括採決いたします。 これらの
議案につきましては,
委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,
委員長報告のとおり決定いたしました。 ──────〇──────
△日程第2 請願第10号,請願第11号,陳情第15号,陳情第18号,陳情第23号,陳情第24号,陳情第26号,陳情第33号,陳情第34号 ─────────────
○議長(
藤原照夫君) 日程第2に入ります。 日程第2は,請願第10号市立せのお病院の
整備拡充について以下2件の請願及び陳情第15号田中・
平田地区の
浸水対策について以下7件の陳情についてであります。 これを一括上程いたします。 お諮りいたします。本件に関する
委員長報告は,会議規則第41条第3項の規定により省略いたしたいと思います。これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定をいたしました。 質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 別に質疑もないようですから質疑を終わり,討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 別に討論もないようですから討論を終わり,採決いたします。 日程第2の請願及び陳情は,
委員会報告のとおり決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,
委員会報告のとおり決定いたしました。 ──────〇──────
△日程第3 甲第211
号議案 ─────────────
○議長(
藤原照夫君) 日程第3に入ります。 日程第3は,甲第211
号議案公平委員会委員の
選任同意についてであります。 これを上程し,市長から提案理由の説明を求めます。 〔市長松本一君登壇〕
◎市長(松本一君) ただいま御上程になりました
議案について御説明申し上げます。 これは,昭和60年9月30日をもって任期が満了した
公平委員会委員山本林之助氏の後任として,新たに内田浩氏を選任するに当たり,市議会の同意を得ようとするものであります。 なお,同氏の略歴につきましては,既にお手元に配付しておりますので,説明を省略させていただきます。 何とぞよろしく御同意のほどをお願い申し上げます。
○議長(
藤原照夫君) ただいま市長から提案理由の説明がありました。 お諮りいたします。本件は
委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上御決定願いたいと思います。これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 別に質疑もないようてすから質疑を終わり,討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 別に討論もないようですから討論を終わり,採決いたします。 甲第211
号議案公平委員会委員の
選任同意については,提案のとおり決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,内田浩君を公平
委員に
選任同意することに決定いたしました。 ──────〇──────
△日程第4 甲第212
号議案 ─────────────
○議長(
藤原照夫君) 日程第4に入ります。 日程第4は,甲第212
号議案固定資産評価審査委員会委員の
選任同意についてであります。 これを上程し,市長から提案理由の説明を求めます。 〔市長松本一君登壇〕
◎市長(松本一君) ただいま御上程になりました
議案について御説明申し上げます。 これは,昭和60年10月3日をもって任期が満了した
固定資産評価審査委員会委員奥山敏雄氏を再選任し,及び同日をもって任期が満了した片山登喜雄氏の後任として,新たに西田三千代氏を選任するに当たり,市議会の同意を得ようとするものであります。 なお,これらの方々の略歴につきましては,既にお手元に配付しておりますので,説明を省略させていただきます。 何とぞよろしく御同意のほどをお願い申し上げます。
○議長(
藤原照夫君) ただいま市長から提案理由の説明がありました。 お諮りいたします。本件につきましては
委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上御決定願いたいと思います。これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定をいたしました。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 別に質疑もないようですから質疑を終わり,討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 別に討論もないようですから討論を終わり,採決いたします。 甲第212
号議案固定資産評価審査委員会委員の
選任同意については,これに同意することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,甲第212
号議案はこれに同意することに決定をいたしました。 ──────〇──────
△日程第5 諮問第2号 ─────────────
○議長(
藤原照夫君) 日程第5に入ります。 日程第5は,諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦についてであります。 これを上程し,市長から提案理由の説明を求めます。 〔市長松本一君登壇〕
◎市長(松本一君) ただいま御上程になりました諮問について御説明申し上げます。 これは,昭和60年10月14日をもって任期が満了する人権擁護
委員北村陣一氏,高木彦吉氏,山本隆勝氏,石井冠氏及び難波賢氏の5氏を
人権擁護委員候補者として再推薦し,並びに同日をもって任期が満了する岡本一可氏,木村兼市氏,植田確夫氏及び甲元恒也氏の後任として,新たに民實政枝氏,斉藤行義氏,大橋正昇氏及び藤本徹氏の4氏を推薦するに当たり,市議会に意見を聞こうとするものであります。 なお,これらの方々の略歴につきましては,既にお手元に配付しておりますので,説明を省略させていただきます。 何とぞよろしく御同意のほどをお願い申し上げます。
○議長(
藤原照夫君) ただいま市長から提案理由の説明がありました。 お諮りいたします。本件は
委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上御決定願いたいと思います。これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 別に質疑もないようですから質疑を終わり,討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 別に討論もないようですから討論を終わり,採決いたします。 諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦については,これに同意することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,諮問第2号はこれに同意することに決定をいたしました。 ─────────────
○議長(
藤原照夫君) しばらく休憩いたします。 午後5時15分
休憩 ~~~~~~~~~~~~~ 午後6時18分開議
○議長(
藤原照夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ─────────────
○議長(
藤原照夫君) この際
議事日程の追加についてお諮りいたします。
特別委員会の設置についてを日程に追加し,議題といたしたいと思います。これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定をいたしました。 ──────〇──────
△
追加日程 特別委員会の設置について ─────────────
○議長(
藤原照夫君)
特別委員会の設置についてを議題といたします。 職員に朗読させます。
◎議事課長(中川和彦君) 朗読いたします。
委員会の名称 市有地売払い問題調査
特別委員会 委員定数 8人 付議事件 西市地内の排水路敷地の売払いに関する調査
審査の期間 調査が終了するまで 以上でございます。
○議長(
藤原照夫君) お諮りいたします。
特別委員会の設置については,ただいま朗読のとおり決定をいたしたいと思いますが,これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定をいたしました。 続いてお諮りいたします。ただいま設置されました市有地売払い問題調査
特別委員会の
委員の選任につきましては,
岡山市議会
委員会条例第4条第1項の規定により,議長から指名いたしたいと思います。 職員に指名を朗読させます。
◎議事課長(中川和彦君) 朗読いたします。 市有地売払い問題調査
特別委員会委員 寺 田 明 生君 岡 本 俊 彦君 新 谷 盈 智君 片 岡 五百樹君 板 野 和 昭君 高 木 悦 夫君 小 橋 留 男君 草 野 邦 輔君 以上でございます。
○議長(
藤原照夫君) ただいま朗読いたしましたとおり,
委員を決定いたしたいと思います。これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 ─────────────
○議長(
藤原照夫君) 市有地売払い問題調査
特別委員会におかれましては,直ちに正・副
委員長を互選の上御報告を願います。 しばらく休憩いたします。 午後6時20分
休憩 ~~~~~~~~~~~~~ 午後6時44分開議
○議長(
藤原照夫君) それでは休憩前に引き続き会議を開きます。 ─────────────
○議長(
藤原照夫君) ただいまの休憩中に開かれました市有地売払い問題調査
特別委員会におきまして,
委員長及び副
委員長を互選されましたので,その結果を報告いたします。
委員長に
草野邦輔君,副
委員長に新谷盈智君を互選されましたので,その結果を御報告申し上げます。(拍手) ─────────────
○議長(
藤原照夫君) 続いて
議事日程の追加についてお諮りいたします。 お配りいたしておりますとおり,妹尾君外7人から
意見書案第4号
私学助成の充実強化に関する
意見書が追加提出されました。 つきましては,これを日程に追加し,議題といたしたいと思います。これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 ──────〇──────
△
追加日程 意見書案第4号 ─────────────
○議長(
藤原照夫君)
意見書案第4号
私学助成の充実強化に関する
意見書を上程し,提出者の説明を求めます。 〔21番川田敏幸君登壇,拍手〕
◆21番(川田敏幸君) ただいま御上程になりました
意見書案第4号
私学助成の充実強化に関する
意見書について,お手元に配付いたしております文案の朗読を提案理由の説明にかえさしていただきます。
私学助成の充実強化に関する
意見書 我が国の私学は,大学生の8割,高校生の3割を占めるなど,日本の教育において私学の果たす役割は極めて重要なものがあります。 昭和60年度
文部省の
私学助成予算は,臨調答申に基づき前年度と同額に抑えられ,実質的には削減となりました。このような
私学助成費の削減・抑制は,学費や授業料の大幅値上げを必至とし,公私格差の一層の拡大を招くものと憂慮されます。 国及び県は,私学振興の責任を果たすため,
私立学校振興助成法と私学経常費の2分の1 補助の早期実現を求めた国会決議に基づき,助成を強化し,教育諸条件の向上,父母負担の軽減に努めるべきであります。 よって,学校教育における私学の果たす役割の重要性にかんがみ,
私学助成の充実強化を図られるよう強く要望いたします。 以上,地方自治法第99条第2項の規定により
意見書を提出します。
意見書案第4号
私学助成の充実強化に関する
意見書。我が国の私学は,大学生8割,高校生3割を占めるなど,日本の教育において私学に果たす役割は極めて重要であります。昭和60年度の
文部省に
私学助成予算は,臨調答申に基づき前年度と同額に抑えられ,実質的には削減となりました。このような
私学助成費の削減抑制は,学費や授業料の大幅値上げを必至とし,公私格差の一層の拡大を招くものと憂慮されます。 国及び県は,私学振興の責任を果たすために,
私立学校振興助成法と私学経常費の2分の1の補助の早期実現を求め,国会決議に基づき助成を強化し,教育諸条件の向上,父兄負担の軽減に努めるものであります。よって,学校教育における私学の果たす役割の重要性にかんがみ,
私学助成の充実強化を図られるよう強く要望いたします。 以上,地方自治法第99条第2項の規定により,
意見書を提出いたします。 なお,字句の整理,提出先等につきましては,議長に一任を申し上げます。何とぞ皆様方の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 以上です。(拍手)
○議長(
藤原照夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。本件は
委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上御決定願いたいと思います。これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 別に質疑もないようですから質疑を終わり,討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 別に討論もないようですから討論を終わり,採決いたします。 本件は提案のとおり決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,
意見書案第4号は提案のとおり決定いたしました。 なお,字句の整理,提出先等につきましては,議長に一任願っておきます。 ─────────────
○議長(
藤原照夫君) 重ねて
議事日程の追加についてお諮りいたします。 お配りいたしておりますとおり,藤原貢君外7人から
意見書案第5号流水占用料の徴収並びに水源税導入反対に関する
意見書が追加提出されました。 つきましては,これを日程に追加し,議題といたしたいと思います。これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 ──────〇──────
△
追加日程 意見書案第5号 ─────────────
○議長(
藤原照夫君)
意見書案第5号流水占用料の徴収並びに水源税導入反対に関する
意見書を上程し,提出者の説明を求めます。 〔46番磯島康夫君登壇,拍手〕
◆46番(磯島康夫君) ただいま御上程になりました
意見書案第5号につきまして,お手元に配付をいたしております文案を朗読をもって提案理由にかえさしていただきます。 流水占用料の徴収並びに水源税導入反対に関する
意見書 建設省においては,昭和61年度政府予算概算要求に当たり,緊縮財政下の財源確保策として「流水占用料」の徴収構想が予定され,また,林野庁においても水源林整備を目的とした「水源税」の導入が計画されていると仄聞する。 「流水占用料」は,現在,徴収が免除されている農業用水をはじめ,水道水や工業用水をその徴収対象にするとともに,発電用水の徴収単価もアップして,国のダム建設,河川改修,河川環境整備の財源に充てようというものであり,「水源税」は,水源林の造成・維持管理のため,水道水,工業用水,発電用水などの河川水の利用者にその負担を求めようとするものであるが,この流水占用料の対象とされている農業用水については,農業者自身にとってその維持開発という長い歴史をもち,国民食糧供給の基礎をなすものであり,また,国土保全面からも一定の治水機能の役割を果たしてきている。 これらの
制度改正や新税が実施されると,農家経営を一段と圧迫させることは言うに及ばず,さらには,
水道事業の健全な経営にも多大な支障をきたし,ひいては,水道料金や工業用水道料金の値上げにつながることは必至で,断じて容認することはできない。 よって,この流水占用料の徴収並びに水源税導入については直ちに撤回するよう強く要望するものである。 以上,地方自治法第99条第2項の規定により
意見書を提出します。 なお,字句の整理,提出先等については議長に御一任申し上げます。何とぞ皆さん方の御賛同を賜りますようお願い申し上げ,提案とかえます。 以上です。(拍手)
○議長(
藤原照夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。本件は
委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上御決定願いたいと思います。これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 別に質疑もないようですから質疑を終わり,討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 別に討論もないようですから討論を終わり,採決いたします。 本件は提案のとおり決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,
意見書案第5号は提案のとおり決定いたしました。 なお,字句の整理,提出先等につきましては議長に一任願っておきます。 ──────〇──────
△日程第6
常任委員会における閉会中
継続審査及び
継続調査 ─────────────
○議長(
藤原照夫君) 日程第6に入ります。 日程第6は,
常任委員会における閉会中
継続審査及び
継続調査についてであります。 お配りいたしておりますとおり,
常任委員会における閉会中
継続審査及び
継続調査について
委員長から申し出があります。 お諮りいたします。
委員長から申し出のとおり,閉会中
継続審査及び
継続調査に付することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 ──────〇──────
△日程第7
特別委員会における閉会中
継続審査 ─────────────
○議長(
藤原照夫君) 日程第7に入ります。 日程第7は,
企業会計決算審査特別委員会における閉会中
継続審査についてであります。 お配りいたしておりますとおり,
企業会計決算審査特別委員会における閉会中
継続審査について
委員長から申し出があります。 お諮りいたします。
委員長から申し出のとおり,閉会中
継続審査に付することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定をいたしました。 ─────────────
○議長(
藤原照夫君) 以上をもちまして9月
定例岡山市議会に付議されました案件はすべて議了いたしました。 これをもって9月
定例岡山市議会を閉会いたします。 大変御苦労さまでございました。 午後6時55分閉会...