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10月04日-07号

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  1. 岡山市議会 1985-10-04
    10月04日-07号


    取得元: 岡山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-30
    昭和60年 9月定例会    昭和60年9月定例岡山市議会    議 事 日 程  第7号       10月4日(金)午前10時開議第1 甲第164号議案~甲第210号議案第2 請願第10号 市立せのお病院の整備拡充について 請願第11号 三方コンクリート水路樋門付近揚水機場吐出口並びに取入口水路付近安全柵設置について 陳情第15号 田中・平田地区浸水対策について 陳情第18号 校舎整備費助成について 陳情第23号 私立学校に対する助成の新設等について 陳情第24号 私学助成増額を求める意見書の提出について 陳情第26号 江崎地区ラブホテル建築計画反対等について 陳情第33号 岡山教育委員会に関する諸要望の実現について 陳情第34号 「平和都市宣言」の具体化実現について第3 甲第211号議案 公平委員会委員選任同意について第4 甲第212号議案 固定資産評価審査委員会委員選任同意について第5 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について第6 常任委員会における閉会中継続審査及び継続調査 1 継続審査  〇 総務委員会    昭和59年請願第12号 政党法制定の一切の動きをやめることを求める意見書の提出について    昭和59年請願第26号 国鉄の分割・民営・ローカル線切りすてに反対し国民の国鉄を守ることについて    請願第9号 国家機密法に反対する意見書提出について    請願第13号 大型間接税の導入をとりやめ,大幅減税等を求めることについて    請願第14号 重度心身障害者住宅における固定資産税の減免について    昭和58年陳情第9号 スパイ防止法法制化について    昭和58年陳情第27号 スパイ防止法制定促進陳情取扱いについて    昭和59年陳情第5号 核巡航ミサイル・トマホーク配備等について  〇 民生消防委員会    請願第5号 同和行政に関する請願について    請願第12号 同和事業の完了・自立と融合をめざす新たな時限立法を求めることについて    陳情第14号 部落解放基本法制定にむけての議会決議の要請について    陳情第19号 西大寺福祉文化会館建設について  〇 衛生水道委員会    陳情第32号 岡山市衛生局に関する諸要望の実現について  〇 経済委員会    昭和58年陳情第21号 大手ホテル進出中止方について    陳情第13号 観光会館建設に対する補助金交付について    陳情第28号 市場使用料据置について    陳情第29号 市場使用料据置について    陳情第30号 高島学区内の由緒ある史蹟群一帯環境整備推進等について  〇 建設委員会    昭和58年請願第8号 永安橋の存置について    昭和59年陳情第14号 岡山駅前開発ビル利用構想再検討について    陳情第16号 田中・平田地区浸水対策について    陳情第35号 現永安橋の存置若しくは歩行者自転車専用橋架設について  〇 文教委員会    昭和59年請願第28号 国民のための教育改革私学助成の充実を求めることについて    陳情第20号 岡山幼稚園園舎建築並びに園地の拡張について    陳情第21号 岡山小学校校舎建築並びに設備充実整備等について    陳情第22号 岡山中学校校舎増改築について    陳情第27号 江崎地区ラブホテル建築計画反対等について 2 継続調査  〇 総務委員会    財政問題について    新空港問題について    苫田ダム問題について    テレトピアについて    人事に関する問題について  〇 民生消防委員会    消防力整備充実について    福祉行政について    国民健康保険について    同和対策事業について  〇 衛生水道委員会    保健衛生行政について    環境衛生行政について    清掃事業について    病院事業について    水道事業について  〇 経済委員会    商・工業振興対策について    観光対策について    農林水産業振興対策について    市場対策について  〇 建設委員会    都市計画について    道路橋りょう問題について    住宅問題について    公園事業について    区画整理事業について    都市再開発事業について    下水道事業について  〇 文教委員会    青少年問題について    教育施設について    社会教育及び同和教育に関する問題について    学校給食について第7 特別委員会における閉会中継続審査・ 企業会計決算審査特別委員会 決第1号 昭和59年度岡山病院事業会計決算について 決第2号 昭和59年度岡山水道事業会計決算について 決第3号 昭和59年度岡山工業用水道事業会計決算について    …………………………………会議に付した事件 日程第1 甲第164号議案~甲第210号議案(報告・討論・表決) 日程第2 請願第10号,請願第11号,陳情第15号,陳情第18号,陳情第23号,陳情第24号,陳情第26号,陳情第33号,陳情第34号(上程・表決) 日程第3 甲第211号議案(上程・説明・表決) 日程第4 甲第212号議案(上程・説明・表決) 日程第5 諮問第2号(上程・説明・表決) 追加日程 特別委員会の設置について 追加日程 意見書案第4号(上程・説明・表決) 追加日程 意見書案第5号(上程・説明・表決) 日程第6 常任委員会における閉会中継続審査及び継続調査──請願陳情・調査(申出・表決) 日程第7 特別委員会における閉会中継続審査(申出・表決)    ──────〇──────出席議員(51人)        1番  矢 木   明君        2番  片 岡 五百樹君        3番  近 藤 紗智子君        4番  辻 野 喬 雄君        5番  田 畑 賢 司君        6番  有 井 靖 和君        7番  亀 井   章君        8番  垣 下 文 正君        9番  道垣内 正 雅君        10番  大 橋 英 雄君        11番  宮 川 日 吉君        13番  小松原   操君        14番  寺 田 明 生君        15番  内 田 宏 哉君        16番  日 南   香君        17番  景 山 貢 明君        18番  山 田   勇君        19番  福 原 弘 子君        20番  堀 川   進君        21番  川 田 敏 幸君        22番  磯 村   博君        23番  山 田 録二郎君        24番  片 山   仁君        25番  伏 見 昇 男君        26番  丹 原 重 彦君        27番  脇 本 一 郎君        28番  松 山 茂 樹君        29番  小 林   勉君        30番  苦 水 重 徳君        31番  新 谷 盈 智君        32番  守 屋 彰 久君        33番  楠 木 忠 司君        34番  草 野 邦 輔君        35番  小 橋 留 男君        36番  田 中 昭 三君        38番  小 川 晴 雄君        40番  高 木 悦 夫君        41番  妹 尾 達 道君        42番  谷   慎一郎君        43番  串 田   務君        44番  定 政 猛 男君        45番  華 房 美 衛君        46番  磯 島 康 夫君        47番  渡 辺 慎 一君        48番  岡 本 俊 彦君        49番  浅 野 卓 志君        50番  鈴 木 邦 彦君        51番  板 野 和 昭君        52番  花 岡   薫君        53番  藤 原   貢君        54番  藤 原 照 夫君    …………………………………欠席議員(0人-欠員3)    ─────────────説明のため出席した者   市     長  松 本   一君   助     役  鹿子木   貢君   助     役  富 岡   要君   収  入  役  久 山 忠 孝君   総 務 局 長  八 木   肇君   財 政 局 長  関 場 長 久君   民 生 局 長  三 宅   襄君   衛 生 局 長  竹 原 良 一君   経 済 局 長  藤   昭 博君   建 設 局 長  神 原 俊 彦君   下 水 道 局 長  中 山 茂 也君   西 大 寺支所長  森 末   京君   参     与  丸 尾 比呂志君   参     与  渡 辺 史 郎君   参     与  人 見 文 男君  水  道  局   水道事業管理者  黒 田 智 昭君  消  防  局   消 防 局 長  千 田   稔君  教 育 委 員 会   委     員  喜多嶋 美枝子君   委     員  辻   吉之祐君   教  育  長  奥 山   桂君  選挙管理委員会   委     員  青 地   勇君   委     員  岡   八 夫君   事 務 局 長  南 石 元 久君  監 査 委 員   委     員  川 上 一 正君   事 務 局 長  小 合 昭 典君  農 業 委 員 会   会     長  山 川 義 章君    ─────────────出席した議会事務局職員   局     長  北 村   博君   次     長  原 田 知 義君   庶 務 課 長  石 原 重 樹君   議 事 課 長  中 川 和 彦君   調 査 室 長  二 宮 善 政君   主     任  最 相 初 音君   主     事  佐 藤   武君    午前10時13分開議 ○議長(藤原照夫君) 皆さん御苦労でございます。 これより9月定例市議会第7日目の本会議を開きます。 ただいま御出席は49名であります。    ───────────── ○議長(藤原照夫君) 会議録署名議員に岡本君,花岡君のお二人を指名いたします。    ───────────── ○議長(藤原照夫君) 本日の議事日程はお配りいたしておりますとおりでございます。    ───────────── ○議長(藤原照夫君) しばらく休憩いたします。    午前10時14分休憩    ~~~~~~~~~~~~~    午後4時46分開議 ○議長(藤原照夫君) それでは午前中に引き続いて会議を開きます。    ───────────── ○議長(藤原照夫君) この際お諮りいたします。議事の都合により,本日の会議時間を延長しておきたいと思います。これに御異議はございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定をいたしました。    ───────────── ○議長(藤原照夫君) この際御報告申し上げます。 お配りいたしておりますとおり,監査委員から例月現金出納検査の結果について報告がありましたので,御報告を申し上げます。 続いて御報告を申し上げます。 9月30日に開かれました企業会計決算審査特別委員会において正・副委員長互選の結果,委員長草野邦輔君が,副委員長楠木忠司君が決定をした旨,委員長から報告がありましたので,御報告を申し上げます。    ──────〇────── △日程第1 甲第164号議案~甲第210号議案    ───────────── ○議長(藤原照夫君) 日程に入ります。 日程第1は,甲第164号議案昭和60年度岡山一般会計補正予算(第3号)について以下47件の議案についてであります。 これを一括上程いたします。 これらの議案につきましては,それぞれ所管の常任委員会において御審査をいただいておりますので,これより委員長の報告を求めます。 まず総務委員長の報告を求めます。   〔52番花岡薫君登壇,拍手〕 ◆52番(花岡薫君) 総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件は,甲第164号議案昭和60年度岡山一般会計補正予算(第3号)について以下12件であります。その内訳といたしましては,予算案2件,契約案件10件であります。 これらの審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,甲第164号議案昭和60年度岡山一般会計補正予算(第3号)については,歳入第13款国庫支出金第2項国庫補助金第10目教育費国庫補助金第25節社会教育費補助金のうち,教育集会所施設設備補助金について,国庫支出金歳入の計上に当たっては,歳入が確実に見込み得るものを計上すべきであるものにもかかわらず,今回の補正予算に計上している教育集会所施設設備費補助金1,140万円余については,文部省の正式な補助決定がなされておらず問題がある等の理由により一部の委員から反対があり,賛成多数で原案のとおり可決,その他の案件については全会一致をもって原案のとおり可決並びに同意するものと決定いたしました。 以上甚だ簡単ですが,総務委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(藤原照夫君) 次に民生消防委員長の報告を求めます。辻野君。   〔4番辻野喬雄君登壇,拍手〕 ◆4番(辻野喬雄君) 民生消防委員会における審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件は,甲第164号議案昭和60年度岡山一般会計補正予算(第3号)について外3件の議案についてであります。 これらの案件につきましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,いずれも全会一致で原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。 以上甚だ簡単でありますが,民生消防委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(藤原照夫君) 次に衛生水道委員長の報告を求めます。片山君。   〔24番片山仁君登壇,拍手〕 ◆24番(片山仁君) 衛生水道委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は,甲第164号議案昭和60年度岡山一般会計補正予算(第3号)中,歳出第4款衛生費外2件の議案についてであります。 これらの議案審査に当たりましては,当局から説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 それでは次に,審査を通じて議論のありました主な点について申し上げます。 甲第172号議案岡山廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定についてに関連した問題であります。昭和58年5月に公布されました浄化槽法が本年10月1日から施行されることに伴い,浄化槽の年1回の清掃,特に全曝気方式を導入している約2万2,000基の浄化槽については,おおむね6カ月に1回の清掃となることによって,設置者料金負担増並びに汚泥処理量の増大に伴う処理能力の問題が提起されたのであります。各委員からは,制度改正の趣旨を十分にPRし,関係業者と住民との間にトラブルが起こらないよう指導していくとともに,本市の処理施設整備拡充,さらに浄化槽維持管理については保健所にゆだねられているとはいえ,料金体系等の問題について関係機関と協議をするなど,今後積極的に検討するよう指摘がなされました。 以上,甚だ簡単ではありますが,審査の経過,概要を申し上げまして衛生水道委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(藤原照夫君) 次に経済委員長の報告を求めます。日南君。   〔16番日南香君登壇,拍手〕 ◆16番(日南香君) 経済委員会における審査の経過並びに結果について御報告をいたします。 本委員会に付託されました案件は甲第164号議案昭和60年度岡山一般会計補正予算(第3号)中,歳出第6款農林水産業費,第7款商工費及び債務負担行為の補正についてであります。 これらの案件につきましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上甚だ簡単でありますが,経済委員会における審査の経過並びに結果について御報告を終わらせていただきます。(拍手) ○議長(藤原照夫君) 次に建設委員長の報告を求めます。伏見君。   〔25番伏見昇男君登壇,拍手〕 ◆25番(伏見昇男君) 建設委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。 本委員会に付託されました案件は,甲第164号議案昭和60年度岡山一般会計補正予算(第3号)中,歳出第8款土木費について外25件であります。 審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,いずれも原案のとおり可決並びに同意すべきものと決定いたしました。 なお,審査の過程において各委員から意見及び指摘がされた点について御報告いたします。 甲第177号議案和解及び損害賠償の額を定めることについてであります。本件は昭和59年8月13日,西川緑道公園上流部丸太柵の横木に腰をかけたところ,横木が外れ転落,負傷した被害者に対してであります。損害賠償金を支払うというものであります。 これに対して委員から,事故の直接の原因は何か,完成後3年が経過しているのに,なぜ横木が外れたのかなどの質問があり,当局から杉丸太が異常に収縮していたことと,たびたび重なるもたれにより,それを固定していた五寸くぎが緩んでいたのが原因であるが,事故の後直ちに1.5メートルの横木を3メートルのものに取りかえるなどの改修を行い,このような事故が再び起きないようパトロールを強化するなど万全の態勢で臨んでいるとの答弁があったのであります。 さらに委員から,今後かかる事故のないよう保守点検を徹底すべきであるが,万一事故が起きた場合,交通事故も含め損害補償金賠償責任保険金で支払うとしても,なお一層厳正に対処すべきであるとの指摘があったところであります。 以上簡単でありますが,建設委員会における審査の報告を終わらせていただきます。(拍手)
    ○議長(藤原照夫君) 次に文教委員長の報告を求めます。   〔41番妹尾達道君登壇,拍手〕 ◆41番(妹尾達道君) 文教委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。 本委員会に付託されました案件は,甲第164号議案昭和60年度岡山一般会計補正予算(第3号)中,歳出第10款教育費外1件であります。 これらの審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお,甲第164号議案中,歳出第10款教育費第25項社会教育費第10目公民館費のうち,仮称西大寺北教育集会所建設事業費5,900万円について一部委員から反対があったことを申し添えます。 以上簡単でございますが,文教委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(藤原照夫君) 以上で委員長の報告は終わりました。 質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 別に質疑もないようですから質疑を終わり,討論に入ります。 討論の通告があります。辻野君。   〔4番辻野喬雄君登壇,拍手〕 ◆4番(辻野喬雄君) 私は日本共産党岡山市議団を代表して,御上程になりました甲第164号議案昭和60年度岡山一般会計補正予算(第3号)中,第10款教育費第25項社会教育費第10目公民館費中,仮称西大寺北教育集会所建設事業費5,900万円に反対するものであります。 私は今,この壇上から反対討論をしなければならないことをまことに残念に思うものであります。昨年の9月定例市議会で私が図面をかざして一般質問して以来,ちょうど1年がたちました。私は文字どおりこの1年,定例議会たびごとに一つ一つ動かぬ事実を示して,この事業不当性を追及してまいりました。当局は何一つとして,具体的で説得力ある答弁はしておりません。 昭和52年,部落解放同盟金山沖支部なる団体から27世帯の名簿をつけて,岡山市役所西大寺支所西南の一角を金山沖と称する対象地域にせよとの要求が出され,その名簿のチェックもせず,またこの一角の歴史性についての調査もせずに,この要求に屈服し,ずるずると2億円余りの事業をしてきたことに過ちの第一歩があったわけであります。その27世帯の名簿を見せてほしいと言えば,組織に返したと言い,コピーはとっていないのかと問えば,答弁はありません。総理府へ提出する書類の様式には,その区画内の総人口,総所帯数男女別人口年齢構成などを同和関係者と一般の人とに分けて記入するようになっており,また生保所帯の数も記入するようになっていると聞いておりますが,その控えは絶対に市当局にあるはずであり,調べ直してみれば偽りは明らかになるはずであります。しかし,調べ直そうとはしておりません。地元で反対している人は,27世帯の名簿を複数の人で見せてもらっているのです。この区画内に在住している人は3世帯しかいなかったと言っております。残りの24世帯は他の地域に在住している人を寄せ集めているということです。この一角の中に空き地も田んぼもあるのに,物的事業を遊園地一つやっていないということが,いかにこの一角が偽りの対象地域であったかを如実に証明していると思います。6年もたって今さらという御意見もありましょう。確かに早く気がついて手を打っておけばよかったのは論をまちません。しかし,800メートルも離れた国鉄赤穂線を隔てた向こうで,しかも他の対象地域と隣接した地域へ住宅を建てていたということで,すぐに気づけという方が無理でありましょう。議会にも説明せずに予算を通してきたのではないでしょうか。 仮称西大寺北教育集会所建設は,そうした誤った土台の上に教育委員会がさらに誤りを重ねるように行う事業ということができると思います。教育委員会としても,この対象地域はおかしいとは感じておられると思いますが,行政の一体性の名のもとに教育委員会合議制行政委員会としての独自性を発揮して市長部局へ再検討を求めようとしないのは,教育行政中立性独自性を侵すものとして極めて遺憾に思うものであります。 加えて対象地域内住民の4分の3にも及ぶ圧倒的反対の署名が出されているのを,あえて無視して事業を強行しようとしています。教育長教育集会所という性格からして,地元に反対があっては事業の意味がないと言われた言葉をお忘れでしょうか。対象地域から800メートルも離れ,地元に根強い,しかも圧倒的な反対がある状態では,文部省国庫補助決定を保留しているのは当然でありましょう。 対象地域内に建設用地が得られないから遠くへ建てると,文部省へ弁明しているそうでありますが,対象地域内には3反──まちの,しかも道路に接した田んぼがあります。用地はあるのです。偽りの事業なるがゆえに,協力してもらえないだけのことであります。 国庫補助に必要な住宅30戸以上という点についても無理をしております。昭和52年申請時の27戸と西大寺北団地の17戸を足して44戸という答弁ですが,そもそも昭和52年の27戸は架空のものであることは,さきに述べたとおりであります。ここにもまた偽りがあります。 さて,岡山市の同和行政は住宅新築資金問題から,この金山沖問題など,せっかくの差別解消を願って施行された同対法,地対法の事業を振り返るとき,大きな禍根を残したと思います。今こそ勇気と良識をもって正すべきは正していかなければならないときと思います。今まで事業をしてきたからとずるずるといくことは許されないと思います。それでは地対法期限後,きっぱりと正すことができるでありましょうか。今の姿勢ではできないと思います。決断をするのは誤りに気づいたときにすぐに行うべきだと思います。岡山市の同和行政を正しくしていく上で大きな一石を投ずるであろう本事業予算の否決に御賛同いただきますよう心からお願いをいたしまして,反対討論を終わります。(拍手) ○議長(藤原照夫君) 以上で通告による討論を終わります。 ほかに討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) ほかに討論もないようですから討論を終わり,採決いたします。 日程第1の案件中,甲第164号議案を他の議案と分離して採決いたします。 甲第164号議案昭和60年度岡山一般会計補正予算(第3号)についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(藤原照夫君) 起立多数であります。よって,本案は委員長報告のとおり決定をいたしました。 次にただいま議決いたしました甲第164号議案を除く他の議案について一括採決いたします。 これらの議案につきましては,委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,委員長報告のとおり決定いたしました。    ──────〇────── △日程第2 請願第10号,請願第11号,陳情第15号,陳情第18号,陳情第23号,陳情第24号,陳情第26号,陳情第33号,陳情第34号    ───────────── ○議長(藤原照夫君) 日程第2に入ります。 日程第2は,請願第10号市立せのお病院の整備拡充について以下2件の請願及び陳情第15号田中・平田地区浸水対策について以下7件の陳情についてであります。 これを一括上程いたします。 お諮りいたします。本件に関する委員長報告は,会議規則第41条第3項の規定により省略いたしたいと思います。これに御異議はございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定をいたしました。 質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 別に質疑もないようですから質疑を終わり,討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 別に討論もないようですから討論を終わり,採決いたします。 日程第2の請願及び陳情は,委員会報告のとおり決することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,委員会報告のとおり決定いたしました。    ──────〇────── △日程第3 甲第211号議案    ───────────── ○議長(藤原照夫君) 日程第3に入ります。 日程第3は,甲第211号議案公平委員会委員選任同意についてであります。 これを上程し,市長から提案理由の説明を求めます。   〔市長松本一君登壇〕 ◎市長(松本一君) ただいま御上程になりました議案について御説明申し上げます。 これは,昭和60年9月30日をもって任期が満了した公平委員会委員山本林之助氏の後任として,新たに内田浩氏を選任するに当たり,市議会の同意を得ようとするものであります。 なお,同氏の略歴につきましては,既にお手元に配付しておりますので,説明を省略させていただきます。 何とぞよろしく御同意のほどをお願い申し上げます。 ○議長(藤原照夫君) ただいま市長から提案理由の説明がありました。 お諮りいたします。本件は委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上御決定願いたいと思います。これに御異議はございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 別に質疑もないようてすから質疑を終わり,討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 別に討論もないようですから討論を終わり,採決いたします。 甲第211号議案公平委員会委員選任同意については,提案のとおり決定することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,内田浩君を公平委員選任同意することに決定いたしました。    ──────〇────── △日程第4 甲第212号議案    ───────────── ○議長(藤原照夫君) 日程第4に入ります。 日程第4は,甲第212号議案固定資産評価審査委員会委員選任同意についてであります。 これを上程し,市長から提案理由の説明を求めます。   〔市長松本一君登壇〕 ◎市長(松本一君) ただいま御上程になりました議案について御説明申し上げます。 これは,昭和60年10月3日をもって任期が満了した固定資産評価審査委員会委員奥山敏雄氏を再選任し,及び同日をもって任期が満了した片山登喜雄氏の後任として,新たに西田三千代氏を選任するに当たり,市議会の同意を得ようとするものであります。 なお,これらの方々の略歴につきましては,既にお手元に配付しておりますので,説明を省略させていただきます。 何とぞよろしく御同意のほどをお願い申し上げます。 ○議長(藤原照夫君) ただいま市長から提案理由の説明がありました。 お諮りいたします。本件につきましては委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上御決定願いたいと思います。これに御異議はございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定をいたしました。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 別に質疑もないようですから質疑を終わり,討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 別に討論もないようですから討論を終わり,採決いたします。 甲第212号議案固定資産評価審査委員会委員選任同意については,これに同意することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,甲第212号議案はこれに同意することに決定をいたしました。    ──────〇────── △日程第5 諮問第2号    ───────────── ○議長(藤原照夫君) 日程第5に入ります。 日程第5は,諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦についてであります。 これを上程し,市長から提案理由の説明を求めます。   〔市長松本一君登壇〕 ◎市長(松本一君) ただいま御上程になりました諮問について御説明申し上げます。 これは,昭和60年10月14日をもって任期が満了する人権擁護委員北村陣一氏,高木彦吉氏,山本隆勝氏,石井冠氏及び難波賢氏の5氏を人権擁護委員候補者として再推薦し,並びに同日をもって任期が満了する岡本一可氏,木村兼市氏,植田確夫氏及び甲元恒也氏の後任として,新たに民實政枝氏,斉藤行義氏,大橋正昇氏及び藤本徹氏の4氏を推薦するに当たり,市議会に意見を聞こうとするものであります。 なお,これらの方々の略歴につきましては,既にお手元に配付しておりますので,説明を省略させていただきます。 何とぞよろしく御同意のほどをお願い申し上げます。 ○議長(藤原照夫君) ただいま市長から提案理由の説明がありました。 お諮りいたします。本件は委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上御決定願いたいと思います。これに御異議はございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 別に質疑もないようですから質疑を終わり,討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 別に討論もないようですから討論を終わり,採決いたします。 諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦については,これに同意することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,諮問第2号はこれに同意することに決定をいたしました。    ───────────── ○議長(藤原照夫君) しばらく休憩いたします。    午後5時15分休憩    ~~~~~~~~~~~~~    午後6時18分開議 ○議長(藤原照夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ───────────── ○議長(藤原照夫君) この際議事日程の追加についてお諮りいたします。 特別委員会の設置についてを日程に追加し,議題といたしたいと思います。これに御異議はございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定をいたしました。    ──────〇────── △追加日程 特別委員会の設置について    ───────────── ○議長(藤原照夫君) 特別委員会の設置についてを議題といたします。 職員に朗読させます。 ◎議事課長(中川和彦君) 朗読いたします。 委員会の名称 市有地売払い問題調査特別委員会 委員定数 8人 付議事件 西市地内の排水路敷地の売払いに関する調査 審査の期間 調査が終了するまで 以上でございます。 ○議長(藤原照夫君) お諮りいたします。特別委員会の設置については,ただいま朗読のとおり決定をいたしたいと思いますが,これに御異議はございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定をいたしました。 続いてお諮りいたします。ただいま設置されました市有地売払い問題調査特別委員会委員の選任につきましては,岡山市議会委員会条例第4条第1項の規定により,議長から指名いたしたいと思います。 職員に指名を朗読させます。 ◎議事課長(中川和彦君) 朗読いたします。 市有地売払い問題調査特別委員会委員            寺 田 明 生君            岡 本 俊 彦君            新 谷 盈 智君            片 岡 五百樹君            板 野 和 昭君            高 木 悦 夫君            小 橋 留 男君            草 野 邦 輔君 以上でございます。 ○議長(藤原照夫君) ただいま朗読いたしましたとおり,委員を決定いたしたいと思います。これに御異議はございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。    ───────────── ○議長(藤原照夫君) 市有地売払い問題調査特別委員会におかれましては,直ちに正・副委員長を互選の上御報告を願います。 しばらく休憩いたします。    午後6時20分休憩    ~~~~~~~~~~~~~    午後6時44分開議 ○議長(藤原照夫君) それでは休憩前に引き続き会議を開きます。    ───────────── ○議長(藤原照夫君) ただいまの休憩中に開かれました市有地売払い問題調査特別委員会におきまして,委員長及び副委員長を互選されましたので,その結果を報告いたします。 委員長草野邦輔君,副委員長に新谷盈智君を互選されましたので,その結果を御報告申し上げます。(拍手)    ───────────── ○議長(藤原照夫君) 続いて議事日程の追加についてお諮りいたします。 お配りいたしておりますとおり,妹尾君外7人から意見書案第4号私学助成の充実強化に関する意見書が追加提出されました。 つきましては,これを日程に追加し,議題といたしたいと思います。これに御異議はございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。    ──────〇────── △追加日程 意見書案第4号    ───────────── ○議長(藤原照夫君) 意見書案第4号私学助成の充実強化に関する意見書を上程し,提出者の説明を求めます。   〔21番川田敏幸君登壇,拍手〕 ◆21番(川田敏幸君) ただいま御上程になりました意見書案第4号私学助成の充実強化に関する意見書について,お手元に配付いたしております文案の朗読を提案理由の説明にかえさしていただきます。  私学助成の充実強化に関する意見書 我が国の私学は,大学生の8割,高校生の3割を占めるなど,日本の教育において私学の果たす役割は極めて重要なものがあります。 昭和60年度文部省私学助成予算は,臨調答申に基づき前年度と同額に抑えられ,実質的には削減となりました。このような私学助成費の削減・抑制は,学費や授業料の大幅値上げを必至とし,公私格差の一層の拡大を招くものと憂慮されます。 国及び県は,私学振興の責任を果たすため,私立学校振興助成法と私学経常費の2分の1 補助の早期実現を求めた国会決議に基づき,助成を強化し,教育諸条件の向上,父母負担の軽減に努めるべきであります。 よって,学校教育における私学の果たす役割の重要性にかんがみ,私学助成の充実強化を図られるよう強く要望いたします。 以上,地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。 意見書案第4号私学助成の充実強化に関する意見書。我が国の私学は,大学生8割,高校生3割を占めるなど,日本の教育において私学に果たす役割は極めて重要であります。昭和60年度の文部省私学助成予算は,臨調答申に基づき前年度と同額に抑えられ,実質的には削減となりました。このような私学助成費の削減抑制は,学費や授業料の大幅値上げを必至とし,公私格差の一層の拡大を招くものと憂慮されます。 国及び県は,私学振興の責任を果たすために,私立学校振興助成法と私学経常費の2分の1の補助の早期実現を求め,国会決議に基づき助成を強化し,教育諸条件の向上,父兄負担の軽減に努めるものであります。よって,学校教育における私学の果たす役割の重要性にかんがみ,私学助成の充実強化を図られるよう強く要望いたします。 以上,地方自治法第99条第2項の規定により,意見書を提出いたします。 なお,字句の整理,提出先等につきましては,議長に一任を申し上げます。何とぞ皆様方の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 以上です。(拍手) ○議長(藤原照夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。本件は委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上御決定願いたいと思います。これに御異議はございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 別に質疑もないようですから質疑を終わり,討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 別に討論もないようですから討論を終わり,採決いたします。 本件は提案のとおり決することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,意見書案第4号は提案のとおり決定いたしました。 なお,字句の整理,提出先等につきましては,議長に一任願っておきます。    ───────────── ○議長(藤原照夫君) 重ねて議事日程の追加についてお諮りいたします。 お配りいたしておりますとおり,藤原貢君外7人から意見書案第5号流水占用料の徴収並びに水源税導入反対に関する意見書が追加提出されました。 つきましては,これを日程に追加し,議題といたしたいと思います。これに御異議はございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。    ──────〇────── △追加日程 意見書案第5号    ───────────── ○議長(藤原照夫君) 意見書案第5号流水占用料の徴収並びに水源税導入反対に関する意見書を上程し,提出者の説明を求めます。   〔46番磯島康夫君登壇,拍手〕 ◆46番(磯島康夫君) ただいま御上程になりました意見書案第5号につきまして,お手元に配付をいたしております文案を朗読をもって提案理由にかえさしていただきます。  流水占用料の徴収並びに水源税導入反対に関する意見書 建設省においては,昭和61年度政府予算概算要求に当たり,緊縮財政下の財源確保策として「流水占用料」の徴収構想が予定され,また,林野庁においても水源林整備を目的とした「水源税」の導入が計画されていると仄聞する。 「流水占用料」は,現在,徴収が免除されている農業用水をはじめ,水道水や工業用水をその徴収対象にするとともに,発電用水の徴収単価もアップして,国のダム建設,河川改修,河川環境整備の財源に充てようというものであり,「水源税」は,水源林の造成・維持管理のため,水道水,工業用水,発電用水などの河川水の利用者にその負担を求めようとするものであるが,この流水占用料の対象とされている農業用水については,農業者自身にとってその維持開発という長い歴史をもち,国民食糧供給の基礎をなすものであり,また,国土保全面からも一定の治水機能の役割を果たしてきている。 これらの制度改正や新税が実施されると,農家経営を一段と圧迫させることは言うに及ばず,さらには,水道事業の健全な経営にも多大な支障をきたし,ひいては,水道料金や工業用水道料金の値上げにつながることは必至で,断じて容認することはできない。 よって,この流水占用料の徴収並びに水源税導入については直ちに撤回するよう強く要望するものである。 以上,地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。 なお,字句の整理,提出先等については議長に御一任申し上げます。何とぞ皆さん方の御賛同を賜りますようお願い申し上げ,提案とかえます。 以上です。(拍手) ○議長(藤原照夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。本件は委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上御決定願いたいと思います。これに御異議はございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 別に質疑もないようですから質疑を終わり,討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 別に討論もないようですから討論を終わり,採決いたします。 本件は提案のとおり決することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,意見書案第5号は提案のとおり決定いたしました。 なお,字句の整理,提出先等につきましては議長に一任願っておきます。    ──────〇────── △日程第6 常任委員会における閉会中継続審査及び継続調査    ───────────── ○議長(藤原照夫君) 日程第6に入ります。 日程第6は,常任委員会における閉会中継続審査及び継続調査についてであります。 お配りいたしておりますとおり,常任委員会における閉会中継続審査及び継続調査について委員長から申し出があります。 お諮りいたします。委員長から申し出のとおり,閉会中継続審査及び継続調査に付することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。    ──────〇────── △日程第7 特別委員会における閉会中継続審査    ───────────── ○議長(藤原照夫君) 日程第7に入ります。 日程第7は,企業会計決算審査特別委員会における閉会中継続審査についてであります。 お配りいたしておりますとおり,企業会計決算審査特別委員会における閉会中継続審査について委員長から申し出があります。 お諮りいたします。委員長から申し出のとおり,閉会中継続審査に付することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原照夫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定をいたしました。    ───────────── ○議長(藤原照夫君) 以上をもちまして9月定例岡山市議会に付議されました案件はすべて議了いたしました。 これをもって9月定例岡山市議会を閉会いたします。 大変御苦労さまでございました。    午後6時55分閉会...