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07月11日-10号

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  1. 岡山市議会 1983-07-11
    07月11日-10号


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    昭和58年 6月定例会    昭和58年6月定例岡山市議会    議 事 日 程  第10号    7月11日(月)午前10時開議第1 一般質問第2 報第33号 昭和57年度岡山市一般会計継続費繰越計算書について 報第34号 昭和57年度岡山市一般会計繰越明許費繰越計算書について 報第35号 昭和57年度岡山市下水道費特別会計繰越明許費繰越計算書について 報第36号 昭和57年度岡山市中央卸売市場費特別会計繰越明許費繰越計算書について 報第37号 昭和57年度岡山市宅地造成分譲事業費特別会計繰越明許費繰越計算書について 報第38号 昭和57年度岡山市一般会計事故繰越し繰越計算書について 報第39号 昭和57年度岡山市中央卸売市場費特別会計事故繰越し繰越計算書について 報第40号 昭和57年度岡山市水道事業会計予算繰越計算書について 報第41号 専決処分の報告について第3 甲第166号議案 岡山市職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定について    …………………………………会議に付した事件 日程第1 一般質問 日程第2 報第33号~報第41号(上程・報告) 日程第3 甲第166号議案(上程・説明・付託)    ──────〇──────出席議員(54人)        1番  矢 木   明君        2番  片 岡 五百樹君        3番  近 藤 紗智子君        4番  辻 野 喬 雄君        5番  田 畑 賢 司君        6番  有 井 靖 和君        7番  亀 井   章君        8番  垣 下 文 正君        9番  小 川 晴 雄君        10番  道垣内 正 雅君        11番  片 山   仁君        12番  湯 浅   泰君        13番  小松原   操君        14番  寺 田 明 生君        15番  内 田 宏 哉君        16番  日 南   香君        17番  景 山 貢 明君        18番  山 田   勇君        19番  福 原 弘 子君        20番  堀 川   進君        21番  川 田 敏 幸君        22番  磯 村   博君        23番  山 田 録二郎君        24番  難 波 英 和君        25番  宮 川 日 吉君        26番  丹 原 重 彦君        27番  脇 本 一 郎君        28番  松 山 茂 樹君        29番  小 林   勉君        30番  苦 水 重 徳君        31番  新 谷 盈 智君        32番  守 屋 彰 久君        33番  楠 木 忠 司君        34番  草 野 邦 輔君        35番  小 橋 留 男君        36番  田 中 昭 三君        37番  山 田 隆 雄君        38番  伏 見 昇 男君        39番  浅 野 卓 志君        40番  高 木 悦 夫君        41番  妹 尾 達 道君        42番  谷   慎一郎君        43番  串 田   務君        44番  定 政 猛 男君        45番  華 房 美 衛君        46番  磯 島 康 夫君        47番  渡 辺 慎 一君        48番  岡 本 俊 彦君        49番  大 橋 英 雄君        50番  鈴 木 邦 彦君        51番  板 野 和 昭君        52番  花 岡   薫君        53番  藤 原 照 夫君        54番  藤 原   貢君    ─────────────説明のため出席した者   市     長  松 本   一君   助     役  鹿子木   貢君   助     役  高 畑 幸 一君   収  入  役  桑 形   宏君   総 務 局 長  富 岡   要君   財 政 局 長  中 野 正 志君   民 生 局 長  三 宅   襄君   衛 生 局 長  南 石 元 久君   経 済 局 長  藤   昭 博君   建 設 局 長  沢 井 正 寿君   下 水 道 局 長  中 山 茂 也君   西 大 寺支所長  森 末   京君   参     与  渡 辺 史 郎君   市 長 公 室 長  丸 尾 比呂志君   企 画 室 長  有 本   正君  水  道  局   水道事業管理者  篠 原 勇 造君  消  防  局   消 防 局 長  北 村   博君  教 育 委 員 会   委     員  横 田   勉君   教  育  長  水 谷   靖君  選挙管理委員会   委  員  長  小 野 敬 直君   事 務 局 長  吉 田 猪三郎君  監 査 委 員   委     員  川 上 一 正君   事 務 局 長  森 谷 高 明君    ─────────────出席した議会事務局職員   局     長  久 山 忠 孝君   次     長  山 本 茂 樹君   次     長  原 田 知 義君   議 事 課長補佐  中 川 和 彦君   記 録 係 長  岡 田 登志男君   主     事  最 相 初 音君   主     事  佐 藤   武君   嘱     託  妹 尾 元 吉君    午前10時6分開議 ○議長(藤原貢君) 皆さん御苦労でございます。 これより6月定例市議会第10日目の本会議を開きます。 ただいまの御出席は49名であります。    ───────────── ○議長(藤原貢君) 会議録署名議員に山田録二郎君,難波君のお二人を指名いたします。    ───────────── ○議長(藤原貢君) 本日の議事日程はお配りいたしておりますとおりでございます。    ───────────── ○議長(藤原貢君) この際,御報告を申し上げます。 お配りいたしておりますとおり,市長から,地方自治法第243条の3第2項の規定により,岡山市土地開発公社財団法人岡山市建設公社,岡山市地下開発株式会社財団法人岡山市シルバー人材センターに関する経営状況説明書が提出されましたので,御報告申し上げます。    ──────〇────── △日程第1 一般質問    ───────────── ○議長(藤原貢君) 日程にはいります。 日程第1は一般質問であります。 順序に従いまして難波君。   〔24番難波英和君登壇,拍手〕 ◆24番(難波英和君) 皆さんおはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)朝のすがすがしい気分の中で私に質問の時間をお割きいただきまして,大変どうもありがとうございます。今議会は新しい議員さんもたくさん御選出になりまして,われわれ老兵は消えていかなければならないというような感さえあります。けれども,私はそういう若い人に負けないようにひとつ元気いっぱいで質問したいと思います。(「そんなことはねえ,若えんぞな」と呼ぶ者あり,笑声) なお,質問のことに関しましては,毎度でございますけれども,私は原稿を持ちません。そういう関係上,失礼な言葉もあるかもわかりませず,また,不適当な言葉がございましたら,議長さんにおいて削除していただきますよう,前もってひとつお願いしておきます。 まあ,順序に従いまして数点について質問にはいらしていただきます。 今回の選挙で松本市長は,清潔と誠実を,そして市民本位の政治ということが多くの市民の共感を呼んで,大勝なされました。わが政友クラブの同志も松本市政を強力に御支援していこうというような申し合わせもした一幕もございます。また,そういうことから大いに期待もいたしております。 私は,今回の市長の所信表明を見まして,非常にりっぱであるというふうな感銘も受けましたけれども,議案その他を検討いたしましたら,言われることはまことにりっぱであるけれども,中身に乏しいと,こういう感を抱いております。 そこで,私は市長にひとつ,政治姿勢の中で幾つかの問題を取り上げて,ひとつ御質問してまいりたいと思います。 まあ,そういう中で,人事異動の件にも触れますが,決して市長の特権を侵害しようとか,そういう,人事に介入しようというようなことは毛頭考えてもおりません。ただ感じたことをひとつ市長に苦言を呈したいと,このように考えております。 まず私は,最初に申し上げたいことは,市長就任と同時に,総務局長,公室長,人事課長の異動がございましたけれども,まあ,自分のスタッフをつくるのだから,これは,人事異動は,これは当然ではございますけれども,前任者がそのまま課付きとかいうような名目で,たなざらしと申し上げては失礼ですけれども,そういう形で残されたということに,私は不満を持ちます。それぞれのそのときの権力者と申しますか,市長の座にすわられた人のために一生懸命やられた人であるから,やはり次のポストを与え,そして自分の次に行う人事のスタッフをつくるというふうに,やはりある程度労に報いるような私はポストを与えてほしかったと。その中で自分の人事をなされたらよかったんじゃないかと,このように考えます。まあ,そういうことをひとつ,どのようにお考えか,市長さんにお尋ねしたいと思います。 それから,この人事課長さんそのものに私は文句を言うわけではございませんけれども,岡山市には150人から200人程度の課長職がいらっしゃいます。まあ,総務課長とか人事課長というものは,課長職の中でも右翼にランクされると,そのように私は認識いたしております。それを,その課長の中にそういう適任者がいなかったから……課長補佐から人選をしたんだというように私は受け取れますが,市長は所信表明の中でも申されております,職員にやる気を起こさすんだというようなことも考えておりますが,そういうことで多くの課長職の職員が果たしてやる気を起こすかどうか。まあ,それは,有能な抜てきだから,元気を出せば抜てきもしてもらえるんだという,一つの励みにもなるとは思いますけれども,まあ,そういう多くの課長職の中からお選びになるんが適当ではないだろうかと,このように思いますので,市長さんにひとつお尋ねしたいと思います。 それから,今議会でも共産党の矢木議員が御指摘になりましたが,当局の局長の答弁に,歯切れが悪い,精彩がないという御指摘がございました。私もそのとおりだと思います。その原因を探ってみますと,約2年ほど局長になられてようやく物がわかりかけたと,そういう時期の異動でございまして,新しくなられた局長は部下の書いた答弁書を棒読みにしておると,これが実態だと思います。やはり,2年で少しわかりかけたなら,いま1年か2年か,本当にその人に仕事をしていただいて,そしてまた次のポストにかえていくというふうな配慮をしていただかなければ,少し勉強して,わかった,おまえははあ次へかわれえというようなことでは,本当の行政の推進はできないと,私はこのように考えますので,この点につきましてもひとつ御見解をお願いしたいと思います。 それから,次にお尋ねいたしたいことは,建設公社の理事長は,まあ外郭団体のような形になっておりますけれども,市長さんが御任命になっておりますが,この理事長は,選挙管理委員会の委員さんを拝命になり,任期半ば,約4年の任期を半分ほどお務めになりまして,一身上の都合で退職になり,また今回復職なさっておりまするが,私はどういう理由でおやめになったかいうことは申し上げませんけれども,公職というものをやめたり受けたり,余りにも私物化するというふうな認識を受けますので,これを任命なさいました市長さんに,ひとつその所信を聞きたいと,かように考えております。 また,これは項目の中にございます,建設公社の火災についてということで上げておりますけれども,この理事長さんがテレビ対談で,東古松庁舎の火災についてのことでございますが,古い建物で耐用年数も過ぎておるという答弁の中で,まあ,言葉がすべったと申しますか,そういう古い建物だから焼けてよかったんだというようなニュアンスで物を言ってられますが,いやしくも,庁舎の管理は市の総務課が受け持っておりますけれども,その中に住んでおる,責任のある理事長がそのような発言をなされるということは,私は心外でございます。就任間もないとはいえ,責任者の一人である人がそういう風波な発言をするということはもってのほかだと,私はこのように思いますので,この件につきましてもひとつ御返事をちょうだいしたいと,このように考えております。まあ,いろいろ申し上げましたけれども,この問題につきましては,市長さんにひとつ御答弁をちょうだいしたいと,このように思います。 御答弁は,検討しますというような,その場逃れの御答弁が多いんでございますけれども,私は,質問も言いにくいことを端的に申し上げておりますので,ひとつお答えの方もひとつ,市長さん,局長さん,明確にひとつ,質問の内容を踏まえられまして,端的にお答えを願いたいということをお願いいたします。 次に,体育協会の育成でございますけれども,所信表明の中にもございますが,スポーツの振興をやっていくんだと。私も体協のお世話もさしてもらっとるし,体協の育成には十分力を注ぐんだという所信表明でございましたけれども,予算の中にはただの10円の私は予算も加味されてないというふうに考えますが,ひとつこの点につきましても御答弁をちょうだいしたいと思います。 それから,公園の新設でございますけれども,まあこの公園は,われわれが以前からも前市長にもたびたびお願いいたしましたけれども,要望の趣旨はよくわかるけれども,方々に公園をつくれと言われても,地価の高いところもたくさんあるので,そういうところにもやはり要望ができたらつくるということにはならないと,趣旨はわかるけれどもいまの財政状態ではなかなかできないというような御返事をいただき,われわれも住民にそのような理解を深めてまいりましたが,まあ,ここで新しく公園の新設というような問題が,この所信表明の中にもございますし,予算的にもございますが,われわれもそのようなことで住民の理解を求めると申しますか,そういう対応をしておりますが,今後われわれもその要望を踏まえて市長さんに要求したならばしていただけるのか,市長さんが御返事せられたとこだけしかしないのか,その辺をひとつはっきりお答え願いたいと思います。 次に,新中央卸売市場の購入でございますけれども,この件につきましては,私は過去8年間ずっと,市場関係の委員会にずっと所属いたしておりました。その間には建設の委員長もさしていただきました。そういう過程の中で私は駐車場が要るというようなことは一度も聞いたこともございませんし,現在できました体育館につきましても,要望はないけれども,現在両備に貸してる土地が5年の契約でございますので,あれが返していただけたならば,そこへ従業員の福利施設として,厚生福利として体育館ぐらい建ってやったらどうならというような意見を申し上げた経過もございます。そういう中で,ぜし体育館が必要なんだと,ぜし土地も購入さしてほしいということで,現在建っております体育館の用地も新しく買い,そして入場業者の要望があったとして,あれができております。そういう中でいろんなことに御相談もちょうだいいたしましたけれども,駐車場が狭いからつくらなきゃならないということは一言も聞いておりません。 私は,この問題については,地元にたびたびこの建設問題は呼びつけられまして,幾ら説明しても,建設委員長という名前で,おまえが責任者だろうがというような御理解しかいただけなく,中には,児島湾のもくずにしてやろうかとか,おまえはわれわれ市民の代表でなくして役所の手先か,役所の代弁者かと,このようにきついおしかりもちょうだいしました。私は選挙を控えて,しかし,やはり開場という大きな目的のために,私は地元でしかられながらも,当局側に立ってこの市場の開場に努力しました。経済委員長の磯島さんも,非常に御苦労なされました。そういうことは高畑助役が一番よく知っておると思います,私は。そういう過程の中で,当局側に立って市場の開場にこぎつけた私といたしましては,こういうふうな,いまごろになって駐車場が要るんだ,突如として出てくるということは理解に苦しみます。建設公社でお買いになるんかもしれませんけれども,いずれは市で買い取るということになると思いますが,私はこの購入には,わしゃ全面的に反対していくと,このように考えております。 次に,非行少年の防止でございますが,非行少年の問題につきましては,非常に大きな問題となっております。そういう中で,私の地区では,中学校単位に青少年保導協議会というものがございますけれども,これはあまりにも大き過ぎて実効が上がらないと。小学校単位にひとつこのブロックに分けてひとつやろうではないかということで,ブロックに分け,そしてその小学校単位にできたブロックの中には町内会長もはいり,町内ぐるみでひとつその組織を町内におろそうということで,現在町内におろしてたびたびこの問題についても討議いたしております。そういう中で,私は,余りにもそういう運動に対する補助金と申しますか,助成が少ない。かけ声ばかりは,やれよやれよで,そういうことに対する補助金が少ないということは,真剣に取り組んでおるのかどうか。ひとつ私は教育長にお尋ねしたいと思います。 これはまあ,子供ばかりではございません。大人にも罪があり,失礼な言い方かもしれませんけれども,マスコミの方々たちも私は責任があると,そして親にも大きな責任があると,わしゃこのように考えております。だから皆さんでひとつこの健全な子供の育成のためにがんばつていかなければならない時期に,そういう補助金は,やはり補助金のカットだということで,減していただいたんでは,これは何にもならない。やはりそういう,21世紀を担う有能な子供を養成するために,やはり万全の措置を講じていただかなければならないと,このように考えております。 次に私は,報第31号,32号として取り上げておりますけれども,この議会にも提案をしておられますが,停車中の車に接触事故を起こしたと,から賠償金を双方で話し合って払うんだと,こういうことでございますが,いままでにもこのことについては,余りにもそういうことが多過ぎるんではないかというような考え方も持っておりましたが,それぞれの所管の委員会がございますので,あえて本会議で取り上げたことはございませんけれども,今回は停車中の車に接触したということでございます。そういうことの中で,何でもかんでも,そういう不注意による事故を起こしたことでも,やはり本人に責任がない,岡山市が全部払うんだと,こういうことではこの問題はいつまでたっても解決しません。やはり,本人に注意を促すという意味で,ひとつ本人に対する責任の,責任感を植えつける意味におきましても,ひとつ本人に何らかの措置を講ずるべきだと,このように私は考えておりますが,その点につきましてひとつ明快な御答弁をお願いしたいと,このように思います。 かいつまんで申し上げましたが,私は言いにくいことをはっきり申し上げておりますので,御答弁の方も端的にひとつお答え願いたいとお願い申し上げまして,1回目の質問を終わらしていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)   〔市長松本一君登壇〕 ◎市長(松本一君) 難波議員の御質問にお答えを申し上げます。 市長の政治姿勢といいますか,そういうことに対しましてお話がございましたし,また,いろいろと私に対しまして御注意もいただいたわけでございますが,まことにありがとうございました。 予算について中身が乏しんじゃないかということでございますが,これは,就任間のないときに手をつけた予算でございまして,したがって財政状態というものを十分考慮しながらつくりましたものでございます。いろいろと内容について少し不満であるというような点もおありかと存じますけれども,財政の状態が厳しい状態でございますので,これを加味しながら編成をいたした次第でございますので,御了承を賜りたいと存じます。 次にこの,人事異動につきましていろいろと御意見をいただいた次第でございますが,特にこの人事課長という問題につきましてお話がございましたが,この問題につきましては,特にその,おっしゃった御意見というのはよく理解できるわけでございますし,それでまた,課長クラスというのは,ずいぶんりっぱな課長がたくさんおるわけでございます。これはまあ私もよく承知いたしておりますし,また人事課長の適任者もたくさんいらっしゃるわけでございます。しかし,私は,特にこの人事課長の今回の決定につきましては,新進気鋭の士を入れまして,しかもこの人心の一新を図るいうことを考えまして決定をいたした次第でございます。この点はひとつ御了承いただきたいと思います。 それから,前課長の問題でございますけれども,これは私は,本格的な異動というものがすぐ直後にございますものですから,やむを得ない処置としてそうしたわけでございまして,決して軽視したり,そういう意味は一切ございませんし,人事課長としてずいぶんりっぱな成果を上げた方でございますから,そのように認識をいたしております。 続きまして,建設公社の理事長の問題につきまして御質問がございましたけれども,この理事長決定に当たりましては,いろいろな観点から私も考えたわけでございますけれども,この本人は,御承知と思いますけれども,かつて建設公社の常務理事をいたしておられた方でありまして,そういう経験等を考えまして,また建設公社の現状というものを考えまして,適任であると,かように考えて決定をいたした次第でございます。 また,火災に対する答弁で,誤解されるような発言があったと,こういうことでございまして,特に難波議員の方では,焼けてよかったというような答弁をしたと,こういうようないまの御発言でございましたけれども,私が調査した範囲におきましては,さようなことは話してないというように考えております。 それから,体育協会の育成とスポーツの振興についてということでございますが,これはもう難波議員もよく御承知のとおりに,体育協会の内部に詳しい方でございますから,その活動の状態だとか,あるいはまた内容につきましては,十分この内容をお知りの難波議員でございますので,そういうことに触れることはいたしませんが,要するにこれから岡山市といたしましては,すべての市民の皆さんが,健康で明るい生活の推進のために,新しい時代の要望に答えて,市民皆スポーツという立場で諸施策を推進してまいりたいと,かように考えてる次第でございますが,ただ,この,補助金だけに頼るというような形でなくて,補助金も必要でございますけれども,みずからその進んで市民の皆さんがスポーツ振興に意欲的に努力していこうという,そういうその気構えというものがスポーツ振興にとっては非常に大切なんじゃないかと,このようにまあ考えておりますので,お説のございましたことにつきましては,これから十分考慮をしてまいりたいと思いますけれども,どうぞ御了承を賜りたいと思う次第でございます。 次に,公園の新設についての御質問がございましたが,この公園は,現在,今年度で考えておりますのは四つございます。児童公園が2カ所と,近隣公園が1カ所,そしてまた都市の緑地が1カ所と,こういうことでございまして,これはいずれも国庫の補助事業として整備をいたしていくものでございます。 今後の方針といたしましては,市街化区域内にある小学校区ごとで児童公園等のない学区を優先的に考えてまいらなきゃいけないと,次いで,一部市街化区域の学区で同じように公園のない学区への設置を次の段階として考慮していこうと,このようにまあ考えておりますので,どうぞよろしく御了承を賜りたいと思います。その他につきましては関係者から答弁をいたさせます。    ───────────── ○議長(藤原貢君) この際申し上げます。 会議録署名議員山田録二郎君が退場されましたので,会議録署名議員に丹原君を追加指名いたします。    ───────────── ◎助役(高畑幸一君) 難波議員の御質問のうち,中央卸売市場の駐車場の問題につきまして御答弁を申し上げます。 難波議員さんには中央卸売市場建設特別委員会の委員長とされまして,新しい中央卸売市場の建設並びに開業に向けて大変お世話になり,また,地元に近いお立場でもございますので,開業について大変御苦労いただいたことにつきましては,感謝をいたしております。 まず,御質問の駐車場の問題でございますが,中央卸売市場を計画をいたしましたのが,たしか昭和50……,計画設計といいますか,その年度がたしか昭和55年度ぐらいだったと思います。で,青江の例等もございますけれども,新しい場所に十分な敷地をとりまして,将来の発展も考えながらレイアウトもしまして,つくったわけでございます。 で,駐車場につきましては,市場が発展をいたしますと,当然取り扱いの商品がふえますし,出入りをする車もふえてくるわけでございますから,十分な駐車場を将来に備えて持っておかなければならないことは論をまちません。まあしかし計画をいたします段階では,おのずから敷地も決まっておりますので,その枠の中で一定の計画をいたしました。そして,特に将来ふえます業務上の駐車場につきましては,平地に,それぞれの卸売場の平地に隣接をして一定のものをとっております。それから,中央卸売市場の荷受けとか仲卸とかいいますか,場内で営業をいたします会社の従業員の駐車場につきましては,計画といたしましては,平地にはなるべくそういったものがいかないようにしまして,屋上にもっていて従業員駐車場を計画をいたしたのでございます。で,約350台の駐車場で計画をいたしておったわけでございます。で,計画を説明をし,いろいろ御審議をいただく過程におきましては,一応それで駐車場というのはいいというふうに考えておったと思います。ところが57年,当初から言いますと2年ほど経過してるわけですが,実際に個々の業者と開業に向けまして,入場に向けまして話をしておりますと,350台の駐車場ではすでに足りないという話が出まして,何十台かがもうすでにはみ出しておるという状態が明らかになってまいりました。しかも業者からはそういった従業員の駐車場の確保についても強く要請があったわけでございます。われわれといたしましては,従業員の駐車場というのは,朝来て,済んでから帰るんですから,市場の活動をやってる最中に出入りをする車と違いますから,こういうものはあんまり平地にとまってもらっちゃ困るということから,まあ,場合によったら場外に適当な駐車場を求めて,そちらの方へとめてもらってもいいんではないかというような話をした経過がございます。 そういったようなことがございまして,計画立案当時からすでにわかっておったということじゃございません。開業の交渉をしておるときに,従業員の駐車場がすでに足りないということがわかってき,しかもそれを平地の一般の出入りをする自動車の駐車場の中にとるということは将来適当でないというふうに判断をいたしましたために,これはいずれ場外へ求めなきゃならんであろうというふうに思いました。 たまたま,国有地の処分の話が昨年から起きたわけでございます。で,かねてそういうことを考えておりましたこともございまして,従業員の駐車場をそこへ持っていったらどうかというふうに考えまして,国有地の処分でございますので,しかも,国の方は一定の時期がございまして,いつまでも持っておくというわけにいかんということでございますので,これはこの際,市が買えるものなら買ったらいいんではないかというふうに考えたわけでございます。 で,もちろん,大蔵省との話でございますので,ある程度見通しがつくまでは外への話というのは伏せておりましたけれども,農林水産省の方の理解もいただき,さらにその財政,特に財政措置について問題でございますので,先ほど建設公社で一時買うのかというお話でございますけれども,そういう買い方はいたしません。まあ,はっきりと中央卸売市場の施設の一部である駐車場ということに,当面は従業員の駐車場に使いますが,そういうことに都市計画決定をいたしてもらいまして,しかも,中央卸売市場であるということを,区域であるということを農林省の方で認めていただきまして,それに対する一定の起債なり,あるいは起債の将来の償還に対する交付税等による財政措置の対象というふうな手順を踏んで進めていっておるという状況でございますので,ひとつその辺の点よろしく御理解を賜りたいというふうに思います。 それから,御質問の中で,両備に貸しておる土地が御指摘ございました。まあ,議員としては,両備に貸しておる土地がいずれ返ってくるんだから,そこをたとえば体育館の敷地に使ってはということも言ったことがあるということでございますので,駐車場等についてもいずれ返ってくる土地を考えたらいいではないかという意味もあって,御発言があったのだというふうに思います。 で,この両備に貸しておる土地というのは,現岡山港の背後地でございまして,この土地が港湾の区域から要らなくなって返ってくるときということを想定いたしますと,現在,岡山港から出ております小豆島行きの両備のフェリーが,新しい新岡山港の方に移っておると,したがって要らなくなるという状況のときだと考えられます。で,そうなりますと,両備の船があちらへ移りますと,現岡山港はかなりすいてくるわけでございます。で,まあ将来市場への荷物の搬入についても港が使える可能性が出てくるような時期だというふうに思います。で,開業の際に荷受けの業者の一部の人が,せっかく港のそばへ中央卸売市場をつくったんだから,将来は海から港を使って荷物を市場へ揚げるということも考えにゃいかんなあということを言っておりましたが,十分考えられる将来の展望でございます。もしそうなりますと,現在,両備から返ってくる土地というのはかっこうの物揚げ場になるわけでございますので,いまから従業員の駐車場とか,そういったものに使うというふうに決めておくということは適切ではないんではなかろうかというふうにも考えております。将来いろいろと経済は動いてきて変化をいたしますので,そういった変化への対応としても,両備から返ってくる土地の利用については,今後の大切な土地として,今後活用を図らなきゃならんというふうに思っております。 以上でございます。 ◎総務局長(富岡要君) 難波議員の,公用車の交通事故につきまして,当然本人が悪いという場合における損害補償も市がするのかと,本人に対する責任はどうするのかと,こういう御質問でございました。 たび重なる事故と,たびたびの議会で御注意をいただきながら,絶無に至っていないことにつきましては,当局といたしまして周知徹底を図っておるわけでございますけれども,大変御迷惑をおかけいたしております。 まず,その本人に対する責任問題でございますが,交通事故のそのときの質の問題によりまして,まあこれは法律上,と申しますのは大変恐縮でございますが,いわゆるその事故が質的に非常に重大なる過失によるものかどうかと,あるいはまた軽度な過失によるものかどうかと,こういうことに一般的に分けられると存じます。重大なる過失という場合には,もちろん役所といえども求償権の問題が起こってまいります。軽易な過失と,こういうふうな,まあ,不注意が,十分注意が足りなかったと,こういうふうな軽易な過失につきましては,まあ,社会上,求償権までは及ばないと,こういうふうなことで一応役所としても従来対応をしてまいりました。 もちろん,監督者,あるいは当事者等につきまして,二度とそういうふうなことの今後起こらないような,十分な監督責任,あるいはまた当然自動車を運転する者が一般的に交通の法規上に求められるべき責任,それから特に,さらに公用車をする者としての注意と,こういうふうなものに基づきまして,いろいろと注意をやっておるわけでございますけれども,何といたしましても,今後こういうふうなことが起こらないように,交通教育,あるいはまた指導,そういうふうなことに万全を期してまいらなければならないと,このように考えておるわけでございます。 なお,そういうふうな点につきましても今後十分,どういうふうに対応するか,そしてまあ絶無に進める場台にどういうふうに今後考えていかなければならないか,なお(聴取不能)におきましても十分検討をしてまいりたい,このように考えておる次第でございます。 ◎教育長(水谷靖君) 難波議員の青少年の非行問題に関連いたしましての地区での育成費の問題について,お答えを申し上げたいと思います。 ただいま御指摘がありましたことでございますけれども,青少年の非行防止のために,町内会に至りますまで,非常にきめの細かいお取り組みをいただいておるということにつきましては,心から感謝を申し上げたいと思うわけでございます。それに対しますところの補助金と申しますか,助成金と申しますか,そういったものの額の多寡については,決してこれは満足すべき額であるとは思っておりません。ただ,この問題につきまして,昨年県からの補助金がなくなってしまいました。そのために,それぞれの地区でのこの活動に支障があってはならんということで,市単独の事業といたしまして,これは財政当局とも十分に話し合いをしたわけでございますけれども,非行防止のための町別懇談会促進費ということで200万円を計上したわけでございます。そういった経過がございますので,先ほどカットの問題が出ておりましたけれども,現実の問題として,この方面への育成費につきましては減額とはなっていないと。ただ,まあ,冒頭に申し上げましたように,決して満足すべき額でないということはわかりますけれども,減額にはなっておりませんので御理解をいただきたいと思いますし,また,われわれも今後努力いたしますけれども,御協力をお願い申し上げたいというふうに思います。   〔24番難波英和君登壇〕 ◆24番(難波英和君) 時間がございますので再質問さしていただきます。 市長さんから理事長の問題に対して御答弁ございました。私も適任者であるというふうには考えますけれども,選挙管理委員会の委員さんを拝命になられて,御事情があっておやめになったんでしょうが,一たんそういうことで,私は公職につけないということでやめられて,またそのやられると。まあ市長は適任だから任命したとおっしゃいます。確かに適任ではございますけれども,そういうふうに,やめたり受けたりせられるということが,私はどうも納得できないと,やめられた理由も納得できない,そういうことを申し上げておるんでございまして,私は本人は適任であるというふうな踏まえ方もいたしております。この点につきまして,そういうことに対するひとつ御答弁をちょうだいしたいと。 それからまた,テレビの対談でございますが,市長はないとはっきりおっしゃいますけれども,私はこの件につきましては,山陽テレビへ行きまして,録画をぜひ欲しいということを申し入れましたら,1週間したら消すので,現在1週間以上たっておるからそれはないと,こういうことでございます。けれども,多くの人からその対談の内容を聞いておりますし,現に議員さんの中にも,あれは不穏当だというような,テレビを見られた方の発言もございます。全然それがないとおっしゃるんであれば,私もそういう,人の御意見といいますか,そういう人に,現在は名前をはばかっておりますけれども,そうおっしゃるお方に出ていただいて,はっきり白黒をつけてもいいと思います。ただ,そういうことの中で,配慮が足らなんだというような御答弁なら,私はこれ以上追及もいたしませんけれども,絶対にないとおっしゃるんなら,私はこれははっきりやりたいと,このように考えております。 以上2点再質問さしていただきます。どうも失礼いたしました。(拍手)   〔市長松本一君登壇〕 ◎市長(松本一君) 難波議員の再度の御質問に対してお答えをいたします。 建設公社の理事長の問題につきまして再度お尋ねがございましたが,私が申し上げましたように,この,常務理事という立場でやられたという経験もございますし,適任であるということで任命をした次第でございます。その後の,その前の選挙管理委員とか,そういうような問題につきましては,その内容について私も詳しく承知いたしておりませんので,お答えをいたしかねるわけでございます。 次に,火災に対する発言の内容について,いまお話が,再度お話がございまして,私が調査した範囲ではそういうように考えておりませんけれども,そういう誤解をお与えしたということに対しては,これは申しわけないと,このように考えるわけでございまして,遺憾に思う次第でございます。慎重に今後対処するように注意をいたしたいと,このように思っております。御了承をよろしくお願いします。 ○議長(藤原貢君) 次は順序に従いまして田畑君。   〔5番田畑賢司君登壇,拍手〕 ◆5番(田畑賢司君) どうも御苦労さまでございます。1年生でございますんで,ひとつ御指導,御鞭撻,皆様よろしくお願いいたします。もう,いよいよきょう一般質問の最終日ということですが,いろいろ不手際や,またとんちんかんなところもあろうかと思いますが,ひとつ御了承のほどよろしくお願いします。 それでは,通告に従いまして,4点について御質問を申し上げます。 その前に私は当局の方々に一言申し上げたい。1年生で非常に口はばったいんですが,御了解をいただきたいというふうに思うわけですが,それは何かと言いますと,片岡議員が共産党を代表して質問をいたしましたが,その際,2項目について答弁漏れがありました。そこで私は,通告を提出するときに,教育問題など1点及び5項について質問をすることができなくなりました。まことに残念であります。こういう事情でありますから,委員会の審議に当たりましては,何とぞお時間をお与えくださいますようお願いを申し上げる次第であります。どうぞよろしくお願いします。 また,7月1日の代表質問開始以来今日までの間,同じく答弁漏れが幾つか見受けられます。退職金については礼を失しないけれども,議会や市民に対しては礼を失してもよいというふうにお考えではないというふうに思っておりますけれども,まあひとつ,私先ほど申し上げましたように1年生でもありますし,初議会でもありますし,よくわかりません。ひとつよろしくお願いをいたします。 それでは,質問に移らしていただきます。 まず,質問の第1は,中小企業の振興についてであります。この問題については,先ほど申し上げましたように,答弁をお忘れになるほど重きを置いていらっしゃるということでありますから,再質問といいますか,再び取り上げざるを得ない,いうことであります。 市内の中小企業を商業と工業に分けてみると,商業で見ますと,商店数で91%,年間販売額で69%,従業員数が81%であります。工業で見れば,事業所数が99%,製造品の出荷額が74%,従業者数が73%と,こういう状況でありまして,中小企業が岡山市経済の主役であることについては論をまちません。と同時に,お勤めになっていらっしゃる方々の圧倒的大部分が,中小企業に勤めていらっしゃいます。ここもよく御存じのとおりであります。 ところが,この中小企業に対する予算は,歳出に対してわずか5.1%であります。しかも,その中身をよく見ると,総務費,計量費,観光費,岡山城費を除く商工業振興費41億7,000万円の大半は貸付金,これが29億円でありますが,この貸付金は年度当初に戻ってまいります。したがってこの支出という勘定には合わせねばならないというふうに思いますが,それと新市場への繰出金12億円,これが29億円と12億円ですから,もうほとんど大半であります。そうすると,岡山市の中小企業対策は,桃太郎まつりと商工会,同会議所,これを初めとする補助金行政,これ以外の何物でもない。こういうふうに思うわけであります。これではどうにもなりません。私は,ここに力を入れないと市税収入の伸びもあまり期待できませんし,また瀬戸大橋架橋後も大変であります。市長はこの事実をどう受けとめておられるか。また,今後どのように対処するおつもりか。まずお伺いをする次第であります。 さて,それに関連をいたしまして,新市場では,競り値をめぐって,またいろいろ入場後のごたごたが起きております。つい最近では,トラブルによって,競り値をめぐってなぐり合いのけんかが起きたというふうにも聞いておりますが,そういう中の苦情処理ですね,これを,やはし委員会のようなものをつくって対処する必要があるのではないかというふうに思いますが,ひとつ経済局長のお考えをお聞かせください。 さて,このような中小企業対策の貧困さと行政指導の弱さが,どのような結果を生んでいるかということについてでありますが,まず小売業で見てみると,いわゆる大型店の問題でありますが,第1種大規模小売店舗の売り場面積約18万平方メートルになっております。売り場面積が1平方メートル当たりの人口は5人が危機,こういうふうに言われておりますけれども,岡山市は何と3.1人であります。またさらに第2種大規模小売店舗が6万6,000平方メートルで,合計をいたしますと24万4,000平方メートル,売り場面積1平方メートル当たりの人口が何と2.3人と,これは全国でもまれな状況ではないかというふうに思いますが,驚くべき状況となっております。 さらにその上,大資本系列のボックスストアの進出,これが野放しでありますから,倒産多発も当然であります。県が新たに500平方メートル未満のボックスストア対策の指導要綱をつくり行政指導を強化しているところでありますが,市としても指導要綱をつくりもっと行政指導を強めるべきだと思いますが,県の取り組みとその効果を,あわせて具体的にそのお考えをお聞かせくださいますようお願いをいたします。 さて,建設業で見てみますと,住宅不振に加えて大企業の締めつけ,低価格工事への侵入,さらには,県の瀬戸大橋特別委員会,この報告で明らかでありますけれども,県内建設業者への仕事が回ってこない,こういうふうになっておりますが,市の公共工事がいま死活の生命線となっております。 そして,この指名入札の問題では,私は当局の方に簡単な追加資料をお願いをしておりましたけれども,前に申し上げた理由によって,この質問項目については取りやめると,こういうふうに申しました。そうすると,いまだに資料が参りません。質問をやめると言ったら,資料が参りません。 そこでお尋ねをする次第でありますが,各種別の総指名回数と,年間で1度も指名を受けていない指名願いの業者数をお聞かせください。 さて,これらの原因と消費不況,県内第2次産業の業種の偏り,また存立基盤の弱さが相乗して岡山市の企業倒産が多発したと考えられますが,次に帝国データバンクの企業倒産状況で見てみますと,昭和47年から49年にかけて岡山県・市の倒産状況は,全国に比べてトップクラスになりました。ここから,県が,県内中小企業は労働生産性が低く,その存立基盤が弱い。水島の工業地帯は県内に波及をしていない。こういうことを指摘をしたのが,昭和50年から51年にかけてであります。このことは皆様御存じのとおりであります。しかし,昭和54年,55年,またしても,全国の倒産状況が落ちついたにもかかわらず,岡山市は逆比例をして,市内企業倒産は倍加を超えるに至っております。中小企業振興についての大英断をお願いをする理由がこれでありますが,しかし,高水準ながら,昭和56年度後半から若干持ち直しをしてまいりました。57年度は岡山市の場合対前年比で件数が78.4,金額が55.4となり,全国が件数が97.2,金額で87.5でありますから,かなりの好転となっております。また,中国地方管内の信用保証協会の保証残高も,57年度は対前年比マイナス1.6となっております。したがってですね,保証協会への出捐金も減って,市の税収もある程度伸びが期待できるというふうに思います。まあ市長さんも,財政局長さんも大変この頭が痛いというところでありますが,少しは笑顔が取り戻せるんではないかというふうに思っております。まあここまでお話をしていますので,ひとつ積極的な御答弁をお願いします。 さて,そこで,こういう状況の中で必死に働いている中小企業の経営者及び労働者の皆さんに対して,まず,融資の制度について改善をお願いしたいわけであります。いま,中小企業の皆さんは,こういうふうに言っておられます。申し込んでも無理だと,また,手続きが複雑だと,借りたいが,市小口の返済が2分の1以下だから無理ではないかと,借りれないと。また,借りても返すめどがないと。こういう意見を言っていらっしゃいます。ですから,こういう状況でありますから,ここで市も積極的な姿勢を示して,中小企業を激励をする必要があると思います。また,倒産状況の持ち直しを一つのチャンスにおして,また,瀬戸大橋架橋後を間近に控えているという状況でありますから,ひとつここで中小企業の基礎体力を充実をさせるいうことが必要であります。したがって,この制度の中身を受け身から,いままでの倒産防止という受け身から,積極的なものに変えていくと,こういう必要があろうかと思います。 そこでまず第1は,倒産防止資金を企業経営安定資金,こういうふうに名称を変えていく必要があるのではないか。第2は,この制度の中の経営安定融資の不況業種指定,これをはずす。またその条件をはずす。また運転だけとなっておりますのを設備も使えるようにする。限度額700万円を1,000万円にすると,こういうふうにしてはいかがかと思います。大蔵省やその他の状況から見ても,非常にスムースにいくのではないかというふうに思います。それから,第3は,市小口の借りかえ禁止条項2分の1をはずす。4は,手続きを簡素にする方向で,当面資産証明など2回目からの申し込み時に添付しなくてもよいようにする。以上,御所見をお聞かせください。 質問の第2は,西川・枝川緑道公園下流域の整備についてであります。昭和13年発行の岡山市史によりますと,西川は別名浜野川とも言ったそうであります。岡山城主小早川秀秋の手になるものか,池田忠雄の手になるものか,はっきりとしないそうであります。ごみの投棄もかなり昔からあったようで,大川,西川筋へ洗濯並びに不浄物とり捨てること相ならずとか,じんかい類,何によらず水筋へ掃き込み禁止,などの文献もあるようであります。現在では51年5月8日以来市民の憩いの場として利用されております。ホタルがよく出てまいりますが,51年5月から西川にホタルを呼び戻そうという努力もされております。総務局長さん,ホタルは課決まりました。 ところが,下流域については,昔ながらのごみ投棄,汚染が続いております。これでは中央図書館ができても,その途中が大変であります。交通経路は,車,自転車,徒歩によってもかわってまいりますが,たとえば電車に乗ったとすると,清輝橋が終点であります。バスだと医大前か清輝橋か,岡電バス前であります。医学部の学生も含めて,あとは排気ガスの中を歩いて行くと,こういうふうになっております。ですから,もっと親子や,あるいはまた恋人同士,この,語らい合いながら,非行防止にも役立つと思いますが,この,語り合いながらですね,行けるような環境づくり,これが必要なのではないかと思います。所信表明の中にもございました,水と道路と公園の整備,これが当面の課題とも合致するのではないでありましょうか。 そこでお尋ねをする次第であります。まず第1は,この西川・枝川用水の川ざらえも含めた対策はしているかどうか。その関連域の対策はどうしているか。これがまず第1,当面の問題であります。 第2は,渇水期の通水は可能なのかどうかということであります。水質障害事業が行われていると聞きますが,計画の概要と問題点,その実現の見通しについてお伺いをしたいと思います。第3は,整備計画はあるのかどうか。あれば,これは全体的な将来計画でありますが,あればその計画の概要をお示しいただきたい。なければその計画の検討をしていただく。このことも含めてお聞かせいただきたいと思います。 質問の第3は,スポーツの振興についてであります。この項も,他は省きましたので,水泳の問題についてのみお尋ねをいたします。 最近,営利目的の水泳教室がふえております。以前は人口10万人に一つ,こういうふうに言われておりました。その水泳教室の採算点でありますけれども,現在では5万人に一つと,したがって水泳人口は倍加をしていると,こういうふうに見てよいのではないかというふうに思いますが,これほど水泳人口がふえているにもかかわらず,市の施設は少な過ぎると思います。苦水議員の質問にもありましたように,補助プールの建設は一刻も早く必要ですが,今回私は,ここでプールをたくさんつくれということではなくて,まあ市も金がない,金がないと言っているわけでありますから,当面の課題として数少ない施設をどう効果的に利用していくか,このことについて申し上げたいと思います。そのためには,指導者の養成と確保の問題,いま一つは,温水プールのさらに効果的活用,このことが必要だと思います。 現在,学校の先生の中でも,水泳指導のできる先生が非常に少ないということであります。泳げるように指導するところまでいかなくて,プールのそばで監視をするというところにとどまってるということが,まあ現場でもいろいろ報告をされているようでありますが,温水プールをやっぱり利用して,一般及び先生の長期指導を行う必要があるのではないか。そのことから,まず長期指導を受けた先生を中心に学校での水泳指導の充実と,教員の水泳指導能力の向上を図っていくと,これがまず手がけるべき第1の内容ではないかと。そして,夏季学校プールを開放する際は,学童生徒を含めて,各学区民の水泳指導を行うと,こういうふうにしてはいかがかと思います。 で,スポーツの振興といいましても,まず根幹は指導者の量と質いうことになりますので,まずこういうことから始めていくことが必要ではないかと思います。と同時に,もっとよりうまく泳ぎたいと,こういう人については,7月,9月は学校プールが使えるようにするということが必要だと思います。温水プールの方は泳げるようになりたい,あるいはまた体力づくりをしたい,こういうふうに思っている人がたくさんいるわけでありますから,また,障害者の方々にも,あの温水プールは大変喜ばれております。恥ずかしい思いをしなくていいということと,機能訓練で非常に役立ってるというのが,それぞれ障害児の抱えている団体や先生方から報告がありますけれども,大変役立っているということで喜ばれております。 ですが,いまの状況からいいますと,一般の方々にもなかなか十分に使えないという状況がありますので,やはし,いま,日曜日以外は午前中プールを閉めておりますけれども,せめて春休みとか夏休みとか,そういう休みの期間中,冬でも夜は寒いですから,そういう期間中だけでも,可能な限り午前中開放して,いろんな育成の団体や,そういうところに開放していくべきではないかと。もともと営利を目的としている団体と,そうでないボランティアでやっている団体と,これはやっぱり分けて行う必要があるのではないかということで,こういうことではその道の専門家の方々が申しているところであります。まあ,こういう点について,数少ない施設の有効利用が図れると思いますので,御所見をお聞かせください。 また,この際,岡南環境事業センターのごみ余熱利用自家発電,これの一部を温水プールへ送電なさってはいかがでしょうか。市長の御判断をお願いをいたします。 質問の第4は,市長の政治姿勢についてであります。総論についてはわが党の,まあ平和と民主主義,革新を貫いて61年間でありますが,この日本共産党の代表として片岡議員がお伺いをいたしておりますので,私は次の3項について各論としてお伺いをしたいのであります。 その1は,行財政の減量化についてであります。市長は所信表明の中で,行財政のムダ,ムラ,ムリをなくして,行財政の減量化を進め,財政基盤の強化と安定を図ることが,きわめて肝要でありますと述べられ,一円を大切にするとのことでありますが,どうもこれまでの御答弁をお聞きしておりまして,職員にやる気を起こさせる方向での行財政改革ではなくて,やる気をなくさせる方向での行財政改革ではないかという危惧がする次第であります。たとえば,収税課の皆さんが苦労に苦労を重ねて税金をいただきに行っております。ところが,行くと,この金は退職金になるんかということで,もうおまえらは帰ったらどうかというふうに,いろいろいやみも言われて,大変苦労しているというのが現場の声であります。 こういう状況の中でありますが,こういう退職金は予定どおりいくけれども,礼を失しないでいくけれども,職員の方は見直すということであると,これは大変ですね,困るのではないかというふうに思いますが。もう一つは,政策的な補助金の一種である,たとえば市街地再開発事業にかかわる固定資産税の減額条例,たとえば現在23件で1,380万円あるそうでありますが,こういうものもたくさんあるというふうに思います。したがってですね,こういうものを見直していくべきではないかというふうに思いますが,私は,行財政の減量化はどういう立場で,職員に本当にやる気を起こさせる立場でやっておられるのかどうか。それから,再開発の減免条例,これについて,おやめになられるのかどうか。また,歳入歳出各項目ごとに,どこをポイントに見直しを指示をされたのか。この点についてお伺いをしたいわけであります。 その2は,文化の問題であります。所信の中に,地域に根差したスポーツ文化都市というふうにありますが,ほかにはあと1文字,文化の文言がありますが,その他ということで文章上はあまり意味がありません。したがって,この文化の所信についてでありますが,スポーツ文化都市というのは,スポーツが文化なのか,それとも,スポーツと文化の間に点がはいって,スポーツと文化区別されてるのか,よくわかりませんが,まあこれではですね,所信の中にあるとないとでは,先々大きな違いが起きてくるというふうに思いますので,文化に対する基本的な考えと,このお考えとあわせてお伺いをする次第であります。 いま一つ具体的なことでお尋ねをしたいと思います。昨年の7月7日,岡山名誉市民であった児童文学者の坪田譲治さんがなくなられました。中央図書館にもそのコーナーが設けられていますが,「河童とどんこつ」「ねずみのいびき」「正太の馬」「風の中の子供」など,数多くの作品が残されています。また,賞もたくさん受けられております。その坪田さんの生家が岡山空襲からも焼け残り,現存をしているわけであります。 坪田さんは明治23年三野郡石井村島田,現在の島田本町に生まれました。約300坪の敷地に昔ながらの門,母屋,倉などが残っていますが,荒れたままになっています。児童文学者のみならず,広範な方々から,ぜひ生家の保存をしてほしい,こういう声が上がっております。そこで私は,まず第1に,新総合実施計画,この中の坪田譲治賞,仮称となっておりますが,これはどういうふうにされるお考えなのか。第2は,岡山の生んだ偉大な児童文学者,坪田譲治さんの生家を保存して,それに児童文学館などを併設をすれば,市の文学発展のためにも大きく貢献をすることと思いますが,御所見を含めてお答えいただきたいと,お尋ねする次第であります。 その3は,所信の中に見当たらない同和行政についてであります。同和教育というのが初めて文部省で使われたのが昭和17年だそうであります。昭和16年12月8日,真珠湾攻撃,まあ全国民が戦争に突入をする,思想動員をされていく,戦争へ戦争へと,こういう状況の中で使われたということでありますが,岡山の教育界の先人は,こういう状況の中からすぐれた先見性を持って,33年前民主教育という名称にして,部落問題基本的人権の問題である,民主主義の問題である,こういうことで取り組んでまいりました。 こういうりっぱな,風当たりは強いけれどもすばらしい活動,民主主義を守る活動,これが33年間続けられてまいりましたが,いま危機に直面をしているわけであります。民主教育の名称が,運動団体やその他の関係者に何らの相談もなく,時代の遺物であるこの同和教育,こういうふうに突如として変えられたわけでありますが,こういう暴挙が,現場に大混乱を持ち込んでいるわけであります。県では,知事が民労部長を通じて7月2日,名称問題を含む同和行政全般の指針として,現場の混乱,事態の収拾に努力をすると言明したことでもおわかりいただけると思いますが,同特法がその期限を終了して,それにかわって,その同和という名前を使わない,地域改善対策特別措置法が5カ年の期限で制定をされ,21世紀に差別を持ち越さない取り組みがなされているわけであります。いまあらためて,また差別とは何かが問われているわけであります。 私は,市長に,同和行政の指針として,これまでの議会で重ねて確認をされてきた内容である,公正,民主,公開の同和行政を,市が主体性を持って,毅然として貫くのかどうか,このことをお伺いしたいわけであります。明確な御答弁をお願いいたしまして,私の第1回の質問を終わります。ありがとうございました。(拍手) ○議長(藤原貢君) しばらく休憩します。    午前11時18分休憩    ~~~~~~~~~~~~~    午前11時45分開議 ○議長(藤原貢君) それでは,休憩前に引き続きまして会議を開きます。 当局の答弁を求めます。   〔市長松本一君登壇〕 ◎市長(松本一君) 田畑議員の御質問に対しましてお答えを申し上げます。 まず,中小企業の問題でございますが,中小企業が本市の産業の中ではきわめて重要な役割りを担っておることは,お説のとおりでございます。本市といたしましては,これまで,人材の育成,あるいはまた情報の提供,資金融資等を行ってまいっとるところでございます。今後は瀬戸大橋時代を控えまして,中小企業の体質の強化と,そしてまた近代化は大きな課題でございます。したがいまして,金融対策の円滑化を含めまして,技術水準の高度化等につきましても関係業界と協議して努力してまいりたいと考えております。 次に,スポーツの振興についてお尋ねがございましたが,近年,小中学校プールの設置率の向上に伴いまして,水泳に対する関心というのは非常に強く高まってまいりました。心身ともに健康でたくましい児童生徒の育成のためにその効用もまことに大きいものがあると思います。御指摘の指導者の資質の向上につきましては,教員養成大学,及び教員の採用試験実技として水泳が取り上げられておりまして,年々指導者自身の泳力,あるいはまた指導能力も向上しつつあると存じます,考えております。毎年シーズン前に,新採用教員を中心にいたしまして,指導者の講習会を開催をし,指導能力の向上を図っておるのでございます。今後も,これらの講習会につきましては,幼小中学校種別ごとの開催をいたしたり,あるいはまた,社会体育指導者としての体育指導委員,また,スポーツ少年団指導者等の報酬についても関係方面と協議をいたしまして,一層の充実を図ってまいりたいと思っております。 平日の温水プールの午前中利用につきましては,プールの清掃,水質を良好に保つ上で,原則としましては利用をお断わりいたしておるのが現状でございます。しかし,福祉関係者等から,水泳は機能回復に良好な結果をもたらすということから,強い御要望がございます。特別な配慮のもとに開放することがございます。また,日曜日は9時半から御利用いただいておりますので,御理解をいただきたいと存じます。岡南環境センターよりの電気の供給につきましては,今後関係方面と協議をして検討してまいりたいと考えております。 次に,行政の減量化について,職員にどのような指示をしたかと,こういうことでございますが,就任以来,人心の刷新に,次の重要課題として行政改革を職員に訴えているのでございます。行革の推進会議で現在までの経過を聞き,さらに全庁的にむだを省いて,合理化,効率化を進めるように指示しております。これは,まあ,一遍にその徹底するものでないことは御承知のとおりでございまして,まあ息長く,効果の出るように続けていくということが大切だと思うわけでございます。職員もまた私の考え方を了承していただいて,理解をして,そして努力していただいておる,かように考えております。 で,まあどこにポイントを置いて減量化を指示してるんかと,こういうことでございますけれども,まあ収入面におきましては,各種のまあ徴収金の確保をどのようにしたらいいかということについての方策をですね,検討をし,それを実行していくと。それから,歳出面におきましては,惰性的に予算を組んでいるものがありはしないかと,あるいはまた原点に返ってみると,不要不急のものはないだろうか,あるいはまた,やり方を変えることで費用の節減を図れるものはないか,そういうようなことについて指示をいたしまして,検討をしていただいております。 次に,文化に対する考え方でございますけれども,スポーツ,まあ文化都市,間に点を入れたのかどうかということですが,文化の概念というのは,最近では,広くとらえられてまいっておりまして,常に向上をしていこうとする人間の意識と行動の総体と言われているわけでございます。基本構想が総合文化都市を志向しているのも,この点に基づいているものと私は思っております。 このような観点からいたしますというと,スポーツもまさにその文化の範疇にはいっておる,このように理解をしております。しかし,所信表明の中で申し上げましたのは,わかりやすく,スポーツと文化を個別的に取り上げておるわけでございますので,御了承をお願いいたしたいと思います。 次に,同和問題に対する基本姿勢でございますが,同和問題は基本的人権にかかわる重要な課題でございます。その解決は行政の責務であり,同時に国民的課題でもあります。この同和行政の取り組みに当たっては,これまでの取り組みを振り返り,また,新法の趣旨を踏まえる中で,行政としての責任と主体性,さらに公正性,民主性を保持し,市民の理解と協力を得ながら,毅然とした姿勢をもって,真の同和問題の解決に役立つ,開かれた同和行政の推進に努めてまいらなければならないと考えておりますので,御了承をお願いいたします。 その他の点につきましては,関係局長,関係者から答弁をいたさせます。
    ◎財政局長(中野正志君) 再開発事業にかかります税の減免措置について,まあ減免額を減額するつもりはあるのかというふうな御趣旨での御質問だろうというふうにわれわれは考えたわけでございますが,この再開発事業といいますのは,まあ御承知のとおり土地の合理的かつ健全な高度利用と,都市機能の更新を図るというために,まあ法律に基づいて実施するわけでございますが,その必要性を認めまして,地方税法におきましても,その権利床部分につきまして減免の措置があるわけでございます。岡山市におきましてもそれに準じまして,保留床分につきましての減免措置を市の徴収,税の,市税徴収条例におきまして定めておるわけでございますが,その減免率につきまして,今回御提案申し上げております甲第127号議案におきまして,現在3分の1の減免ということにしておるわけでございますが,これを4分の1に減免するということで御提案申し上げておるところでございます。よろしくお願いしたいと思います。 ◎経済局長(藤昭博君) 新市場内の取引上のトラブルの問題で,苦情処理委員会をつくってはどうかという御提言でございます。御指摘のようなトラブルが起こったという報告は受けておりません。まあしかしながら,そういった問題が起こっちゃいかんことでございますが,取引についての諸問題につきましては,各部ごとに設置いたしております取引協議会というのがございます。そこにおいて,各業者の責任者において,その,協議,整理するというシステムになっておりますので,御了承賜りたいと思います。 それから中小企業の振興問題でございますが,大型出店の関連いたしまして,市としても指導要綱をつくり取り組むべきと思うがと,それからさらに,県の取り組みとその効果も含めて市の考え方を示せと,こういうことでございます。 岡山県が大型店などの出店を抑制する目的で昨年4月に施行いたしました大型店等出店調整指導要綱によりまして,出店状況は全県的に見まして前年度を下回りました。で,抑制効果は十分にあったと,このように考えておるところでございます。岡山市におきましても,昨年の9月に県要綱に沿いまして,500平米以下の店舗出店に対応すべく,岡山市大型店等出店調整審議会規程,岡山市大型店出店調整に関する取扱要領,これを定めまして,大型店の出店問題に鋭意取り組んでおるところでございます。 それから,中小企業倒産防止対策資金と保証融資制度の名称変更をせよということでございます。この岡山市中小企業倒産防止対策資金等の融資保証制度は,昭和57年の7月から実施いたしました新しい制度でございます。制度の名称は国と同様のものを使っておりますので,ひとつ御了解をいただきたいと存じます。 それから,経営安定資金から不況業種の指定をはずせ,こういうことでございますが,市の経営安定資金の融資対象といたしております不況業種は,国が中小企業信用保険法に基づきまして,特に原材料の供給の著しい減少とか,あるいは需要の著しい減少等によりまして,中小企業者の相当部分の事業活動に著しく支障を生じていると認められる業種を不況業種として指定し,これら業種の企業に対して,倒産防止対策の措置を講じておるところでございます。県におきましても,国に準じて不況業種を指定して,これら業種の企業に対して経営安定対策等を実施してるところでございます。 このように,最近の景気低迷の中では,不況業種対策は特に重要であるというように考えられますので,市といたしましても経営安定資金の制度を創設したわけでございます。不況業種以外の業種の企業につきましては,一般融資もございますので,その方を御利用していただきたいと存ずるわけでございます。 それから,経営安定資金の700万円を1,000万円までに増額せよと,こういうことでございます。現行の経営安定資金の制度融資は,昭和57年の7月から実施してるものでございます。ちなみに57年度は7件,4,500万円でございました。で,実施して日も浅うございます。限度額の引き上げにつきましては,現状では考えておりませんので,ひとつ御了解を賜りたいと存じます。 それから,市小口の2分の1以上を返還してないと貸せないという,その制限条項を削除せよということでございますが,限られた市の融資原資を効率的に運用する,そしてまた,より多数の中小企業者が制度融資を活用できるようにするためには,償還された資金も合わせて融資原資として,融資償還の調整が必要でございますので,この条項の削除は困難でございます。どうぞ御理解を賜りたいと存じます。 それから,市小口融資の手続を簡素化せよということでございます。で,岡山市は,市の融資制度要綱に定める事項に基づきまして審査をしておる。信用保証協会のしたる審査事項とは重複はしていないわけでございます。また,現在市では事務処理に要する日数が1日ないし2日というのが大部分でございますが,今後とも融資申し込み手続の簡素化については検討をしてまいりたい,このように考えておるところでございます。 それから,西川・枝川緑道公園の下流域の整備の問題で,用水路の流域の川ざらえはどうなっているのかということでございます。川ざらえにつきましては,汚染防止対策といたしまして,また,水質障害対策といたしまして通水の円滑化を図るために,浚渫,ごみ収集を行っておるところでございます。今後も引き続き努力をしてまいりたいと,このように考えております。 それから,渇水期に用水路が汚れておる対策はどうするのかと,これでございますが,これは,まあ清水導入事業というようなことで,渇水期の対策といたしまして,旭川から清水を導入して浄化を図っているところでございます。しかし,渇水期には水路改良工事が集中するという点,また,水田の裏作の問題もございまして,通水が中断することもございますけれども,関係者と水利調整を図りながら,できるだけ清水を導入するよう努力してまいりたいと,このように考えておるところでございます。 ◎建設局長(沢井正寿君) 西川・枝川下流域の整備についてでございます。下流域の道路沿いには,拡幅整備の余地がほとんどありませんが,道路環境の整備と,安全対策の見地から,将来用水路の再検討が可能でありましたら,関係各局とも協議しながら,植栽等の整備を検討してまいりたいと存じます。 ◎参与(竹原良一君) 指名業者に関連する御質問にお答えしたいと思います。 田畑議員さん先ほどおっしゃいました資料でございますが,たしか数日前に数点の資料を求められました。すぐ調べて,報告できるものにつきましては報告をさしていただきましたが,先ほどお尋ねの件につきましては,若干調査に手間どっております。大至急調査いたしましてお届けいたしますので,いましばらく御猶予いただきたいと思います。 ◎教育長(水谷靖君) 田畑議員の市長に対します御質問の中,坪田譲治賞の問題につきましては,私の方からお答えを申し上げたいと思います。 もういまさら申し上げるまでもございません。岡山の生んだ坪田譲治先生の偉業につきましては,われわれひとしくこれを敬慕するものでございます。したがいまして,私どもも岡山の新総合計画の中に,坪田譲治賞というものも考えまして,先生の偉業を全国的に知っていただこうということも考えておるわけでございます。ただ岡山市には,全国に先駆けまして,いわゆるもう坪田譲治先生の御足跡というものも大きく影響しておると思いますが,市民の童話というものを募集いたしまして,その優秀作品に賞を差し上げておるということでございます。 で,この市民の童話募集ということにつきましては,全国におそらく岡山がトップであって,そのあと各地でそういった催しが,催しと申しますか,試みがなされておるやに承っております。で,この市民の童話を拡張するか,あるいはもっと全国的なものにするかといったようなことにつきましては,これから研究をさしていただきたいというふうに思います。 それからもう一つ,坪田譲治先生の生家の保存の問題でございますけれども,この問題につきましても,果たして文化財としてどうかといったようなことも検討いたしましたけれども,文化財という形にはどうもなりにくい。したがって,いま御指摘がありましたように,それとは別の面においてこれの保存する方法はないか調査を進めたいと思います。 それから,いま一つの同和行政の問題につきましては,この議会の代表質問の冒頭に,片岡議員の方から細かく御質問がございました。それについて,経過等々についてお答えを申し上げましたが,先ほど市長の方から所信表明もございました。私どもは市長のこの御意思を尊重しながら,教育の中立性,主体性というものを堅持して進んでまいりたいというふうに思います。 ○議長(藤原貢君) 質問の途中でありますが,午後1時10分まで休憩します。    午後0時5分休憩    ~~~~~~~~~~~~~    午後1時15分開議 ○副議長(岡本俊彦君) それでは,午前中に引き続き会議を開きます。 田畑君。   〔5番田畑賢司君登壇〕 ◆5番(田畑賢司君) どうも御答弁ありがとうございました。再質問をさせていただきます。新中央卸売市場のトラブルの件ですが,これはまあ当人から私が直接聞いた話なんで,ないという御答弁だったんですけれども,現実問題にはあるということで,浅野議員さんなんかよく御存じのところでありますが,その点でないとおっしゃられると,どうもね,振り上げた刀をおろすところがなくなるというふうに思うんですが,まあひとつその点でですね,もう一つこの苦情処理委員会,もう業者困っとる言よんですわ。それで,言うていく場所がないと,いうふうにおっしゃってますので,まあひとつ明確にですねお答えを願いたいというふうに思います。 それから,倒産防止の資金の問題ですけれども,まあ大蔵省などはですね,いま新しい制度については認めないと,こういう方向です。したがって,いまある制度をどう活用するかということが非常に大事になってくるわけですので,その点で御質問をさしていただいたわけですけれども,まあちょっと木で鼻をくくったような御答弁でありますんで,まあひとつですね,業者は倒産防止ということで,倒産防止を借りた場合にはね,やはし,ほかの,たとえば業界や,また,取引先やから一遍にやられるという不安もあるのと,もう一つは,いまの制度をどう活用するかという2点ですからね,どうぞこの点では,やはし再検討していただかないかんのじゃないかというふうに,具体的には申しませんので,まあひとつその点ですね,お願いをしたいというふうに思います。 それから,指名入札の点ではですね,まあそんなに時間がかからないというお話でございましたんで,まあひとつ至急にですね,お願いをしたいと。まあ一度も指名を受けたことがない業者がないように,ひとつお願いをしたいというふうに思います。 スポーツの振興問題についてはですね,まあひとつ休み中だけでもやっぱり開放するということが必要なんじゃないかと。問題点を私が聞いたところによりますと,倉敷なんかの営利目的の団体があるので,このスイミングクラブですね,この点でちょっと考えてるんだということですので,まあひとつですね,昨年も開放しているわけですし,まあプール管理者が,営利目的とボランティアとをきちっと区別ができる,チェックができるようなね,仕掛にしてやれば十分可能なんじゃないかと。 で,予算上の措置については,送電問題でですね,岡南環境事業所からの送電についてどうされるかというふうに聞いたわけなんですけれども,これは行財政の減量化とも関連しますけれども,いま温水プールがですね,67万7,565キロワット,2,102万9,679円,単価が31円です,中国電力から買っている単価が。それから,岡南事業所の方がですね,57年の12月の3日から売ってる金額ですね,これが94万5,700キロワット,これが4カ月,491万7,640円。これの単価がですね,5円20銭なん。したがって6分の1が中国電力へ売ってる単価で,隣の温水プールが買っているのは31円と。で,これを計算してみますとね,大体1,750万6,299円が節約できるんですよ。で,これに要する,送電に必要なトランスなんかですね,こういう設備をするのが1,500万なんです,大体聞いてみますと。 で,中国電力へ問い合わせましたら,いま電気余ってると。で,供給能力がもうかなりあって余ってるということですので,その点で中電へのお心遺いは余り要らないんじゃないかいうふうにも思っています。したがってですね,1,500万の設備費をかけても,初年度で200万,次年度からはですね,約1,700万の節約ができると,こういうものをやはし見直していくべきではないでしょうかと。職員の肩にこのかける,職員にやっぱ負担をかける方向ではなくて,やはし市の方もこういうことをきちっとやっていくと。で,まあひとつこの,一緒にやっていこうじゃないかという姿勢を示すべきではないかというふうに思っていますので,まあひとつよろしく御検討お願いいたします。 以上で終わります。ありがとうございました。(拍手) ◎経済局長(藤昭博君) 中央卸売市場のトラブルの件でございますが,前回の御質問で御答弁いたしましたように,私も,それから市場関係職員もトラブルがあったという事実は承知いたしておりません。実態,議員さんがおっしゃることでございますので,関係業者に実態聞きまして,市場は本来そういったトうブルがないような,その取引をすべきでございますので,まあ関係業者の意見も聞きながら対処してまいりたいと,このように考えております。 それから,融資制度の件でございますけれども,まああの岡山市の融資制度は,これはもういまさら申し上げるまでもございません。多くの企業の方に利用していただいて,本当にその企業の振興に役立っていただくというのがこの本融資制度の趣旨,目的でございます。まあこういった基本的な観点に立ちまして,国,県の制度の関係もございます。市の財政事情の関係もございますけれども,そういったこともあわせて考慮しながら,よりいい制度に向けて検討を重ねてまいりたいと,このように考えております。 ◎衛生局長(南石元久君) 電力の供給の問題でございますが,これにつきましては,市長先ほど御答弁されましたように,十分関係者で協議をしていきたいというふうに思います。 ◎参与(渡辺史郎君) 再質問の行政の減量化について答弁いたします。 温水プールの関係で,まあ清掃センターで,岡南清掃センターで売っておる電気を回せば節約になるではないかというふうな,まあ具体的な例を引いて,行政の減量化についてなお努めるべきであると,職員に負担をかけずに,そのまあよくその計画をしてやれと,こういう御指摘でございます。 ただいまの御指摘の点もかねてから私ども聞いておりまして,まああの,そういうこと,そういう事例とか,その他さまざまな事例があって,現在各局で検討いたしております。御指摘の趣旨に沿って減量化に努めてまいりたいと思っておりますので,御理解いただきたいと思います。 ○副議長(岡本俊彦君) 次は順序に従いまして,高木君。   〔40番高木悦夫君登壇,拍手〕 ◆40番(高木悦夫君) 一般質問も最終日を迎え皆さん大変お疲れのことと思います。が,しばらくの間御清聴のほどよろしくお願いいたします。 まず,松本市長さんおめでとうございます。心からお喜びを申し上げます。私,松本市長と接する機会を持って,一番関心を持って,感心をいたしましたのが,規律正しく,誠実に徹した態度でございます。おそらく清潔な市長が,市政が推進できることと信じております。今後とも市政発展のため,よろしくお願いいたしまして,通告どおり質問いたします。 1番に,商工業振興対策のうち,大規模小売業者の出店問題についてお伺いします。先ほど田畑議員から少し,大型店について質問がありましたけれど,少し重複するかと思います。 岡山県では,57年4月1日に大型店等出店調整指導要綱が施行され,資本金1,000万円以上,従業員50人以上,店舗面積1,500平方メートル以上の店舗を持つ小売業者を大規模小売業者と定め,大規模小売業者とその系列会社が新たに店舗を開設する場合には,店舗面積が500平方メートル以下の第3種小売店舗でも,開店5カ月前までに知事への届け出と地元への事前説明を義務づけて,全国でもトップクラスの厳しい規制を実施しました。そして,大規模小売業者の通常の出店は自粛を要請するという行政指導で,過密状態にあるわが岡山市からは締め出されることになりました。 しかし,ダイエーなど大規模小売業者は,フランチャイズ方式で一方的に指導要綱対象外の第3種小売店舗を出店しております。市当局としましても,既存の地元中小小売業者の保護育成対策が必要であり,一方,消費者団体からはこうした大規模店の進出を歓迎する立場から,現行の施策に反発することと思います。当局はこれからの実態をどう認識し,どう対応していくのか,御見解を伺います。 私は,この問題はフランチャイズ方式にあると思います。第3種小売店舗の出店に際し,例外として,1,地域中小小売業者の経営近代化のため,2,地域商店街活性化のため中小小売業者の共同店舗,3,人口規模に比べて商業施設が少なく,地域住民の生活利便上必要と認められる店舗の新増設,4,その地域の小売業振興のため特に必要のある場合,とあります。第3種小売店舗出店希望者は,名義のみの変更で店舗が建ち,事実上は大規模小売業者の経営が行われているようでございます。これでは,せっかくの県の指導要綱も,第3種小売店舗の出店については無用の長物にすぎないと思います。フランチャイズ方式を当局はいかに考えているか,経済局長の御所信を伺います。 次に,商工会経営改善事業補助金についてお伺いします。 合併10地区商工会の育成強化と会員指導,経営合理化などを図るため,補助金が58年度1,976万5,000円計上されております。郊外型ショッピングセンターの進出,経済不況の中で既存小売業者の売り上げ地盤が沈下する傾向にあり,地区商工会役員,指導員の努力は並々ならぬものがあるかと思います。小売業者の皆さんは連帯感があり,また,商工会館はコミュニティー活動の場としても活用されております。商工業対策は,国,県,市の行政施策に加え,商工会などの関係機関が一体となってこそ,地域に対する商工業施策が可能であると考えられます。とりわけ商工会は,経営指導員による指導,相談,金融あっせんなど,経営改善事業を推進しており,いわば行政の肩がわり的役割りを担っているものであります。 商工会に対する補助金は,単に各種団体に対する団体補助とは性格を異にするものであると理解いたしております。こういう考えに立って1.財政状況の厳しい現状ではあるが,この商工会経営改善事業補助金については,当局においても十分認識を持って増額すべきではないかと思います。2.また,各商工会に対してどのような算出方法で配分しておるのか。3.その結果として各商工会の格差が生じていることはないか。以上3点について当局はいかに考えているか,経済局長の御所信を伺います。 次に,市西部地区の環境保全について伺います。 5年後,昭和63年春には,いよいよ岡山市民待望の瀬戸大橋が完成します。現在岡山県,市など,行政当局の手で瀬戸大橋完成後の岡山はどうあるべきかといった対策の模索がいろいろ行われているようでございます。私は,瀬戸大橋こそ岡山市の将来を決めかねない一大起爆剤になると考えております。中四国地区の拠点都市として大きく成長するか,それとも単なる通過都市になってしまうかのキーポイントだと思います。しかし,岡山市として絶対に成功の方へ導かねばなりません。逆に四国側にとっては,たとえば気象条件に左右されることなく本土と連絡ができます。きょうもし四国の人たちが瀬戸大橋を渡って岡山県側へ来た場合,現状では恐らく自動車のハンドルは左へ切って倉敷美観地区,鷲羽山,瀬戸内海の多島美へ観光に行くと思います。岡山市の西の玄関口である箕島地区は土砂採取による自然環境の破壊,55万市民のごみ捨て場である山田埋立地,また,浄化槽放流水の流しほうだい,これが現在の西の玄関口の現状でございます。 そこで,岡山県労働衛生センターが使用しておる蒸発散処理装置について伺います。現在,屎尿浄化槽の放流水を蒸発散処理装置で対応していますが,現場は水道も未設置の状況で,正常に処理されておるか,私疑問に思うし,また,国の基準も認知もないこの蒸発散処理装置をどの程度信頼してよいのか,地元市民は不信,不満を爆発しております。 蒸発散処理装置の取り扱い要領は,設置場所として,1.環境衛生上支障なく,かつ日照,通風が良好で,雨水などが流入しない場所とすること,2.蒸発表面には原則として人がみだりに出はいりできないたな,へいなどを設け,また上部に建物などは設けないこと,とありますが,そこで質問いたします。この要領はどこが設定したのか。また維持管理として,適切な維持管理が行われるものであること,と書いてありますが,その行政指導を,保健所,公害課,建築指導課が行うも,先方の設置者が応じない場合,その対応措置はどうか,市当局にお伺いいたします。 次に,岡山の森についてお伺いします。 さきに7月5日藤原議員から質問がありましたが,再び角度を変えてお尋ねいたします。瀬戸大橋架橋の記念事業に,妹尾箕島地区周辺の丘陵地に,岡山の森を建設する計画でございます。市議会資料58年度主要新規単独事業調にも掲載されております。まことに結構な計画でございます。6月補正予算に調査費を計上し,58年度中に候補地を限定したいとありますが,なぜ予算が計上されなかったかお尋ねいたします。 倉敷市は瀬戸大橋対策については,400億円という大金をかけて取り組んでおります。そこで私は思いますのに,計画が決定すると一つ一ついまから架橋工事と並行して取り組んでいかねばならないということを肝に銘じて,当局は対処すべきではないかと思います。山陽新幹線の博多開業のときのように,通過都市にならないよう,いまから対処すべきではないかと思います。瀬戸大橋ができることは岡山市にとって非常にすばらしいことであり,瀬戸大橋が完成したとき,目的が到達したときではなく,新しい岡山のスタート地点に着いたときであると私は思います。したがって,それからの行程をどんなにすばらしいものにするかが当局を初め,私たちに与えられた責任であるかと思います。 計画では,松林,果樹園などのあらゆる現丘陵地をそのまま生かし,公園面積は約10ヘクタールを予定,岡山の特徴を生かした樹木や,四季を彩る花を植栽し,市民だけでなく,県外から訪れる観光客も楽しめる都市基幹公園としたい考えで,また,自然景観を生かしたレスト施設,スポーツ,レクリエーション施設を整備し,家族連れで憩えるふるさとの森にしたいということでございます。そこで質問いたしますが,いつごろからこの計画を実施するのか,いま一度建設局長にお伺いいたします。 次に,山田埋立処分地の関連の問題についてお伺いします。 清潔で住みよい町づくりのためには,一日として清掃事業を怠ることはできません。私たち市民生活が文化生活になればなるほど,排出されるごみの量は増大し,ごみもまた多様化してきます。本市では,分別収集体制の確立,岡南環境センターの建設,山田埋立処分地の56年6月供用開始と,本市における清掃行政は2年前一応確立されました。環境衛生部の努力に対し敬意を表する次第でございます。 山田埋立地は岡山市の西の玄関口に位置し,総面積9万2,756平方メートル,埋立容量80万立方メートルの岡山市では最大規模の処分地であります。市内から排出されるごみは1日約500トン。不燃ごみ,粗大ごみ,焼却灰が搬入され,山より覆土用の山土を採取して効率的に処理しています。そして,環境保全の立場から,また公害防止対策として汚水処理施設も設置されて,万全を期しています。 しかし,最近,国道2号線に隣接した南側の上池,下池の汚濁が進み,また,下流にある18軒の井戸水を使用しておる家庭に病人が続出してきております。先月,6月30日衛生局にお願いして井戸水を採取して検査をしていただきましたが,その検査結果をお知らせください。井戸水を飲料水としている家庭では,バケツでもらい水をしている,毎日不安な生活を送っています。当局は,この問題をどのように考え,また対処するのか,所信を伺います。 次に,115号議案,清掃費1,650万円。公会堂建設費補助金について,どこに建設するのか伺います。 山田ごみ埋立地に関しては,箕島地区の皆さんはいち早く協力態勢をとり,ごみ処分地がなく,まだ建設ができなくて困惑していた清掃行政に大きく貢献してくれたことと思いますが,しかしながら当局が認知してくれなければ別問題でございます。55万市民のごみが絶えず頭上にあり,埋立地に対する見返りひとつ要求するでなく,全面協力してくれた砂場の地区の人々は,井戸水の問題で毎日の生活を脅かされ,正直者がばかを見るとは,まさにこのことでございます。見返り施設を要求し,工事を引き延ばし,ごね得をする地区,見返りひとつ要求せず,建設工事に全面協力し,汚水公害で泣く地区,岡山市政はこれでよいのだろうか。 政治の基礎は公平と公正だと私は思います。砂場地区の皆さんに,どうか用排水路の施設を整備し,また,箕島小学校区にはないコミュニティーハウスでも建設して,箕島地区に対処する市当局の姿勢があるのかどうか,市長並びに衛生局長の御所信を伺います。 次に,山田ごみ埋立地の跡地利用について,これは御提言申し上げます。 10年間埋め立て可能といわれた当処分地も,あと四,五年もすれば満杯になるように予測されています。5年後といえば,ちょうど瀬戸大橋が開通されます。そこで,瀬戸大橋開通記念事業の一環として,市民球場の建設を提案します。現在,岡山県が計画している県営球場の拡張計画が,一帯にある埋蔵遺跡問題で,文化庁から待ったをかけられています。県では架橋時代に対応して1万6,000人しか収容できぬ同球場を,3万人収容のスタンドに拡張し,広島市民球場並みにする計画でしたが,現在,挫折しております。プロ野球サッカーなど,スポーツに対する市民の関心はものすごいものがあります。高度の競技を見て体得することにより,岡山市民のスポーツをレベルアップをすることができるし,また,いま問題になっておる青少年の健全育成にも大きに役立つことと思います。岡山市,倉敷市の中心地であり,また岡山県南100万人が住む中心地でもある,この山田埋立地,そしてプロ野球など,カードがよければ,四国からも瀬戸大橋を渡って観戦にやってくるのではないかと思います。スポーツ岡山の名声が全国に響き渡る日も間近い,なと私は思っております。スポーツに大変御理解があるとお聞きしております松本市長の温かい御回答をよろしくお願いいたします。 以上をもちまして質問を終わらしていただきます。御清聴まことにありがとうございました。(拍手)   〔市長松本一君登壇〕 ◎市長(松本一君) 高木議員の御質問にお答えをいたします。 箕島学区砂場地区の方々には,山田のごみ最終処分地建設に当たりましては,他地区に率先をされまして御理解と御協力をいただき,非常に感謝をいたしております。この最終処分地建設に当たりまして,地元と交渉した経過といたしましては,箕島学区連合町内会長,また砂場町内会長お二人を窓口として交渉をいたしまして,同意をいただいた次第でございます。 その当時,この御要望といたしましては,箕島小学校の25メートルプールの建設,上池堤体の老朽化に伴う改修,竹田水路の整備,左間田池の排水路の底張工事等を施工いたしております。御要望の左間田池用の排水路の整備につきましては,当初手がけました関係もございまして,今後一層検討をしていきたいと思います。 コミュニティーハウスの建設につきましては,現在妹尾地区の管内に,ほぼ中心部に当たる妹尾支所東側に公民館がございます。そういう関係もございますので,どうか御理解をいただきたいと思います。 次に,市民球場の建設の件につきまして提案をいただいた次第でございますが,山田埋め立て跡地に市民球技場をとの御提言でございますけれども,付近におきましては瀬戸大橋関連の大型プロジェクトも始動しておりまして,岡山県総合流通センターの建設が,御承知のように現在進行いたしております。周辺の環境が大きく変化しつつある状態でございますので,跡地の利用計画の策定に当たりましては,地域の将来動向等を予測いたしまして,埋立地跡地を利用する場合の適合性の検討,あるいはまた専門家の意見等もよく聞きまして,さらに地元の皆様方の御意向を十分承りまして,今後検討してまいりたいと,かように考えておりますので御了承をお願いいたします。 その他につきましては,関係局長から答弁いたさせます。 ◎衛生局長(南石元久君) 山田の埋立地の問題につきましてお答えをいたしたいと思います。井戸水の検査の問題,さらに箕島地区に対してどう思うのかという御質問についてでございますが,山田の埋め立て施設の設置に当たりましては,箕島地区の皆さま方にいち早く協力態勢をとっていただきまして,非常にお世話になっております。また,地元の施設改良等につきましては,市長がただいま御答弁をされたとおりでございまして,私といたしましても心から皆さん方に,地域の皆さん方に,率先して御協力をいただきました皆さん方に対しまして,感謝をいたしておるところでございます。 周辺地区の井戸水につきましては,年4回定期的に水質検査を実施しております。御質問のように去る6月29日,水が濁っておるというようなお話がございましたので,早速に周辺の一般井戸18カ所,並びに池の3カ所を水質検査を実施いたしております。この結果についてはただいままだ手元に来ておりませんけれども,急いで結論を出してもらうようにお願いをしておるところでございます。住民の健康にかかわる問題でございますので,検査結果を待ちまして県とも協議をし今後の対応を考えていきたいと思いますので,よろしくお願いをいたします。それから公会堂の清掃費1,650万円の建設補助金についてはどこかという御質問でございますけれども,この位置は,山田地区の県道妹尾・吉備線沿いの山田公会堂跡地に建設することにいたしておるものでございます。 以上でございます。よろしくお願いします。 ◎経済局長(藤昭博君) 大型小売店舗の出店につきまして御答弁申し上げます。 大型店の出店につきましては,店舗面積が500平方メートルを超える店舗は,大規模小売店舗法に基づく調整が行われることになっておりまして,500平方メートル以下の店舗につきましては,昨年4月に施行されました岡山県大型店等出店調整指導要綱,これに基づきまして出店調整を行っておるところでございます。 御指摘のように500平方メートル以下の第3種小売店舗につきましては,資本金が1,000万円以上,従業員50人以上,保有店舗面積の計が1,500平方メートル以上の大規模小売業者が行う店舗につきましては,届け出を義務づけるということで厳しい指導を行っておるところでございます。 で,フランチャイズ方式につきまして経済局長の見解はと,こういうことでございますが,国におきまして中小小売業者の活性化を図るためにこのフランチャイズ方式は推進している施策でございます。したがって県の指導要綱の対象外とされておるわけでございますけれども,やはり独立した小売業者のその保護育成と,それから議員おっしゃいますように消費者サイドのニーズの問題,こういった問題もございます。そういった点から今後県とも十分協議をしてまいりたいと,このように考えておるところでございますので,よろしくお願いいたします。 それから商工会の問題でございます。 まず御質問の第1点が補助金全体を増額すべきではないかということでございます。商工会経営改善事業の補助金は毎年増額を図ってまいりましたが,現下の非常に厳しい財政事情の中で苦慮しておるところでございますが,今後できる限り努力をしたいと,このように考えております。 それから2番目の算出方法はどうかということでございますが,これは経営指導員割り,基本割り,事業費割り,三つの方法によって算出しておるところでございます。 それから,商工会ごとの格差を生じていないかということでございますが,算出の方法が,先ほど申し上げましたように三つの方法,特に事業費割りというのがございます。そういったことで,それぞれの商工会の活動状況によって格差が生じておることは事実でございます。この辺の問題につきましては今後検討してまいりたいと,このように考えておるところでございます。 ◎建設局長(沢井正寿君) まず県労働衛生センターに関します蒸発散処理装置の取り扱いについてお答え申し上げます。蒸発散処理装置につきましては,法的,構造的基準がないため,岡出県屎尿浄化槽連絡協議会におきまして,その取り扱い要綱を作成したものでございます。 次に維持管理等についての行政指導でございます。蒸発散処理装置は排水施設の一つでございまして,屎尿処理槽に関する施設ではなく,設置することに関しての規制は受けませんが,設置者に対しまして適正に維持管理を行うよう指導をしてきております。今後とも関係機関と協力いたしまして,この装置が正常な機能を保つよう一層の指導をしていきたいと存じますので,御理解を賜りたいと存じます。 次に岡山の森についてでございます。岡山の森建設につきましては,さきに清風クラブを代表して藤原照夫議員にお答えしたとおりでございます。 瀬戸大橋架橋に伴い,西の玄関口とも言えます妹尾箕島周辺の丘陵地に自然林を取り入れました岡山の森を建設いたしまして,市民の憩いの場となるような構想を検討してるところでございます。本年度はまず適地選定のための基礎資料を収集していきまして,地域住民の方々とのコンセンサスを得ながら,計画を積極的にまとめていきたいと考えております。   〔40番高木悦夫君登壇〕 ◆40番(高木悦夫君) どうもありがとうございました。再質問さしていただきます。 いま建設局長から県の労働衛生センターについて説明がありましたけれど,問題が起きまして保健所,公害課,建設指導課とそして先方を1カ所に集めて話をいたしました。その放流水はとりあえずくみ取りにやってくれというように館長にお願いしましたけれど,行政指導いたしましたけれど,頭からはねられてしまいました。その対応措置はどういうふうにしたらよいのか,その答弁がなかったように思いますので,その方をひとつよろしくお願いいたします。 それに関連いたしまして,このたびの本会議では保健所の移管の問題がよく検討,討議されました。市民の健康管理という身近な仕事は,県よりむしろ市が一貫して行う方がよいのではないかと,私もこれは同感でございます。単に県から市へ運営が移されるというだけでなく,市が保健衛生行政にどう取り組むか,その姿勢が問題であると思います。 たとえば団地などの集中浄化槽の放流水は,隣地の認知証明などを取るように指導いたしております。しかし保健所に至っては,ドライブイン,食堂など,ただ飲料水が合格であれば,適格であれば,たとえその建物が不法な建物であっても,また後の,使った後の雑排水をどこへ放流しても関係なしに認可する。そして地元から問題が起きて,苦情を聞きしかられるのは,一生懸命努力している市当局の若い職員であります。そこで保健所の職員を呼んで対応処置を要求しても,見るべき,しかるべき処置ができないのであります。 私は現在の保健所を現状のままで市に移管すれば,市政は混乱することは間違いないと思います。飲食店などの食品衛生施設の認可及び監視,指導,また水質汚染防止など,保健所の現在の行政指導をどのように思っておるのか,これは衛生局長の方から所信を伺います。現行の保健行政で環境保全が保てるかどうか,その点あわせて御答弁をお願いいたします。 次に岡山の森でございます。 先ほども申しましたように樹木や四季の花,これを彩る花を植栽してありますけれど,植えてすぐ観光客,市民の憩いの場所になるような樹木には育たないように思います。いまから植栽をして,来るべき瀬戸大橋の開通に備えるべきではないかと思っておりますので,1日も早く計画を実施していただくよう,これはよろしく御要望いたしておきます。 次に山田の埋め立て処分地の関連でございます。 非常に情けない返事が返ってまいりました。私はここで申しますのは,砂場の連町,組合長と話をして,25メートルプールを50メートルプールに直した。これは市長,義務教育ではありませんか。小学校のプールを直すのは,傷んで水が流れとんのは,義務教育として直すべきだと思うんです。こういうことを見返りにプールをやり直す。もってのほかだと思います。 私,ちょっとここに書いてありますけれど,備南衛生施設組合の地元対策へも,対応については56年度に鶴崎地区と南部地区の集会所建設に4,776万8,000円を出しておるじゃありませんか。また昨年の57年度は,茶屋町にも集会所を建設するために1,339万8,000円も支出しとるじゃありませんか。それで何で箕島だけ取り残すんですか。 丸尾谷については,本当に砂場はもちろん,箕島学区の人は全面協力をしてくれたことと思います。いまは井戸水で飲料水をしとる人は,本当に毎日毎日を脅かされて生活をいたしております。そういう人をどのように対応していくか。私は1日,1時間,1分を争う問題ではないかと思います。そういう温かい御返事をいただきたかったのでございます。 次の山田跡地の埋め立て利用については,ひとつできることならよく検討していただきまして,りっぱな市民球場ができることを私も要望いたしております。 これで再質問を終わらしていただきます。温かい御答弁のほどよろしくお願いいたします。   〔市長松本一君登壇〕 ◎市長(松本一君) ただいまのコミュニティーハウスの問題でございますけれども,私も議員のおっしゃることはよくわかるんでございますけれども,場所が,いま公民館ができておる場所がちょうど真ん中にあるわけなんです。そういうことがございまして,過去の経過から申しまして,新しくつくるということがいまのところ困難なように思われるわけであります。したがって,せっかくの御意見もございましたから,これからさらに検討をしてまいりたいと,かように考えます。御了承をお願いします。 ◎衛生局長(南石元久君) 岡山県安全衛生会館に関連しての問題ほか1点について御答弁を申し上げます。 労働安全衛生会館についての問題につきましては,再三にわたって,会館側に対しまして善処方を指導してきたわけでございますが,いまだ,会館と地元側の両者間での話し合い持たれましたけれども,結果として合意が得られてないというのが現状でございまして,この会館の合併処理槽からの放流水を処理するための蒸発散装置につきましては,法規制の対象外でありますけれども,建設局とまた保健所とともに今後その監視に努めてまいりたいというふうに思います。 それから保健所移管に関連しての御質問でございますけれども,保健所は御指摘のような市民に密着した行政でございます。御指摘の飲食店営業許可という問題につきましては,保健所は食品衛生法に基づいて,県の食品衛生法施行細則によって許可をされておるわけでございます。御指摘のような点につきまして,保健所の移管の問題を検討をする際には,いろんな問題点もございますので,そういう御指摘のような点十分に踏まえまして検討をしてまいりたいというふうに思います。 なお,この保健衛生行政の指導については,これから大いに努力をしていきたいというふうに思いますので,よろしくお願いします。   〔40番高木悦夫君登壇〕 ◆40番(高木悦夫君) 再々さしていただきます。 保健所の問題でございます。 私たちが一般家庭へ一般の家屋を建築する場合に,正式な書類をそろえて確認申請書を出して,そして市の建築指導課の方から許可をもらってから建築にかかります。それが最近では瀬戸大橋の開通に関連してか,国道2号線の沿線べりには,そういう食堂とか,24時間営業の食堂などがたくさん建ち始めました。そういうところが食堂を建てる,そして保健所の検査を受ける。保健所はただ水さえよければ営業の許可を与える。たとえそれが──ちょっと言うては悪いですけえど,正式に許可をもらってないような建物でも与える。 私はここで尋ねたいのは,保健所はそういう建物がはっきりした,正式な確認申請を取った,それを確認しての認可を与えておるのか。恐らくただ水がきれいだから,後は雑排を野ざらしにしていてもいいというような対策を立てております。私は保健所はそういうことを知りながらいま言う認可を与えておるのか,非常に私は疑問を持っております。地元の土木委員さん,農業委員さんなんかは,やはりそういう確認申請を正式なものにするために,一生懸命正式なルールに乗って,確認申請書の作成に協力しております。しかしながら,そういうものをないがしろにして建った食堂などに,あえて水がきれいであったというだけのことで認可を与える。 これは私ちょっと話をそらしますけれど。高松のあちらの方で,鬼の城ですか,ああいう食堂ができまして,地元の人が立ち上がって問題を起こしました。五つか六つの何か違反をしておったようでございますけれど,そういう施設を県は買い取ったというんです。結局じゃ悪いことして,それを先方に取り壊さすというなら話わかるんですけれども,そういう悪いことをした,不法建築や不法営業しとる鬼の城,多分鬼の城と思います。そういう設備を県が買い取るというような,結局いま言う正直者がばかをして,悪いことをした人が結局勝っておるというようなのが現在の行政です。 私はあえてこういうことのないように,保健所を県から市へ移譲する場合には,こういう問題も一つ一つ,ひとつどうかみんなの意見を尊重して,市の方へ移譲するように心がけていただきたいと思います。 どうも御清聴ありがとうございました。(拍手) ◎衛生局長(南石元久君) 保健所の移管の問題につきましては,おっしゃるような点十分に検討して,移管についての結論を出してまいりたいと思います。 ○副議長(岡本俊彦君) 次は,順序に従いまして渡辺君。   〔47番渡辺慎一君登壇,拍手〕 ◆47番(渡辺慎一君) 長うございました6月定例市議会も,本会議,質問者がいよいよきょうで終わりでございます。私が最終の質問でございまして,大変お疲れでございますけれども,しばらくお許しをいただきたいと,かように存じます。 まず私は市長の政治姿勢,以下通告をいたしております順序で御質問を申し上げたいと思います。 まず松本新市長でございますけれども,代表質問でもございましたが,どの政党からも推薦も支持もされませんで,全く草の根民主主義運動というのを展開されまして,23代岡山市長にめでたく当選になりました。心からお祝いを申し上げたいと思います。したがいまして,一党一派に偏しませんで,市民の大多数を占めておりますのは,何と申しましても勤労者,農民,そうして中小企業,零細企業の皆さん方でございますから,そういう立場を十分御認識をいただきまして,公正,公平な市政をやっていただきたいと思う次第であります。 また,岡山市史を調べてみますと,市制始まって以来,市会議員あるいは議長で市長に当選されました方は,2代目の新庄厚信氏,3代目小田安正氏,8代目中山寛氏,15代目国富友次郎氏,18代目田中弘道氏,19代横山昊太氏となっておりまして,松本市長で7人目ということになろうかと思います。 したがいまして,新市長は長い議員,そうして議長としての経験,経綸抱負を生かされまして,市民の声を生かした清潔な市政の確立に邁進していただきたい。このことをお願い申し上げ,御所信を改めてお聞かせ願いたいと思う次第であります。 さて第2番目は,住民参加の市政についてでございます。私は,瀬戸大橋時代を目前に控えております。また,かってない,岡山市の財政状態は厳しい状態でございます。また,いま世の中で将来のことについて確実に言えるものは何かと問うならば,高齢化社会が確実にやってくるということ以外に確実なものはないと言われるときであります。したがいまして,どうしてもこれからの岡山市政を展開をしていくためには,住民参加の強力な市政を,強力な住民参加の市政を実現しなきゃならん,かように思います。 そういう立場から多少の意見,あるいはその他の例も踏まえながら質問をいたします。 住民参加の前提であります住民運動は,初めは行政に対する住民の不満の噴出という形で全国各地に発生をいたしました。それは,激変する地域社会のニーズに,十分に行政が対応できなかったことに対する住民の異議申し立てであったと言えると思います。これに対して行政側は,住民運動の出現に戸惑いつつも,高度成長による地方財政の規模拡大という背景もございまして,住民の要求をわりあいに容易に受け入れる傾向がございました。しかしこうしたことが,住民から自分たちで問題処理を考えなくてもという主体性を奪い,行政に対する依存性を増大をさせ,次々と要求するだけで,みずからは何もしないという住民を生み出したという一面も確かにございました。 ところが経済環境が悪化をし低成長の時代にはいり,財政危機はこれまでのやり方を不可能にしつつございます。すなわち,行政は単なる御用聞きではなく,多様化,複雑化する住民のさまざまな要求に対しまして,限られた財源の中で各層住民の価値を統合し,その合意と主体的参加を得ながら,財源の有効配分を行わなければならんという時代にやってまいりました。したがってこれからは住民参加は,単なる要求主義から脱皮をし,地域の問題,各層の問題を行政と共同しつつ解決しなければならん,そういう方向を目指す,その必要性があると思うのであります。 また,住民が自治体の政策を決定する過程に参加をし,その決定に影響力を与えることも必要であります。たとえば最近では,住民参加に対する市の総合計画作成に当たり,人間尊重,環境保全,福祉優先などを掲げ,広く住民参加を強調しておるのが実情でございます。 そのために,住民に問題提起として,人口や産業,あるいは自然環境,水資源,公害,交通,財政問題などなどの現状把握と予測を行い,また社会指標,生活環境指標によって数量的に環境を把握したり,他方では住民意識調査を実施し,これらの資料を住民に広報によって提供していかなければなりません。そして地域づくりの市民集会を教育問題,ごみ処理問題,あるいは下水道,老人問題など,焦眉の急を要する問題については課題別に,あるいは小学校,もしくは中学校の学区別に開いておるところもございます。また計画の構成も,地域を幾つかのブロック別の地域計画をもとに全体計画をまとめるように,きめ細かく配慮しておる市もございます。 このような傾向は,かつての計画が,施設優先の開発を行政当局で一方的に作成され,形式的に審議会にかけ決定されていた総合計画とは,根本的な発想の転換であります。 私たちの岡山市も昨年4月,総合文化都市おかやまの創造を目指してという副タイトルで,岡山市新総合計画の基本構想と基本計画をつくりました。この計画推進の方策として,市民参加の都市づくりを真っ先に取り上げられておりますことは,まさに当を得ておると思うのであります。 また,実施計画も本年度中には改定をすると,市長は今議会で明言をされておりますが,今後具体的にどう進められようとしておるのか,具体的にお聞かせを願いたいと思う次第であります。住民参加の立場に立ってお聞かせを願いたいと思います。 また岡山市でも,小さな親切運動本部の町をきれいにする運動──けさ,まあ御案内のように新聞に出ております。それから年数回の地域ぐるみの用排水路の整備,老人クラブによる公園の清掃,管理など,すでに実効の上がっているものもございます。 県下の実例を私もいろいろ調べてみましたが,住民参加が具体例としてユニークなものとなっておるものが幾つかございます。まず倉敷市の公園管理は老人クラブが委託を受けてやっております。また山手村は,吉備路の冬に緑を配るという運動をやっております。また山手村では,コミュニティー広場の手づくり建設というので,廃材を利用してやっております。 また矢掛町では,楽しい老後を趣味で,福祉のリサイクルというので,実はここへその作品を持って上がりましたが,なかなかこれはおもしろいアイディアでございまして,この作品はリサイクル福祉事業として,町内のお年寄りが「自分たちの福祉は自分たちの手で」をスローガンに,真心を込めてつくった手づくりと,こういうことでございます。私がいただいてまいりましたのは,皆さんも御承知かと思うんですが,神楽に出てくる──備中神楽に出てくる松尾明神であります。脇本議員が非常に喜ばれる。(笑声)でございましてですね,これを市長,こういうもんでございまして,これを新聞の故紙をですね,(「ちょっとかぶってみられぇ」と呼ぶ者あり,笑声)冗談言うちゃおえん。新聞の故紙を浸しまして,それをのりで固めて鋳型に入れてつくる。これを57年度からですね,先ほど申し上げましたリサイクル福祉事業として,町内のお年寄りがコミュニティーハウスやセンターに寄ったり,公会堂に寄って三々五々やると。で,大体1個を1,000円で売ります。で,まあ,原価幾らかかるか知りませんけれども,現在町役場で聞きましたら,30万円ほどリサイクル資金ができておるということでございます。まあ市長,ちょっと何ならかぶってください。(笑声)これは酒造りの名人の神様でございますから,ちょっと鹿子木助役などはお似合いかもしれません。(笑声) それから勝山町ではですね,美しく豊かな郷土づくり運動というのを,推進協議会をつくってやっております。 また,先日山陽新聞へも出ておりましたが,早島町ではですね,町内をきれいにする運動という推進協議会というのができまして,町づくり1%運動というのを行っております。これも57年度から,瀬戸大橋時代がやってくるということで,町内でひとつ盛り上げを起こそうじゃないかというので,コミュニティー運動の中から町長がお考えになったという話でございますけれども,時間とお金と町民が毎日毎日1%ずつ提供しようじゃないかと,──お金は次でございますけれども,時間は1%ずつ提供しようということで,厳密に計算をいたしますと,20万円月給もらっておる者は,2,000円程度のですね,ポットやはちやなんかを買ってお庭をきれいにしましょうと。それから,たとえば15時間働く人でございますと,1日に10分か15分は,8分か10分は庭の掃除をいたしましょうというような運動を展開をいたしておるということでございます。 こういう住民運動をですね,岡山市でももっと住民参加の中でやる必要があるのではないかというふうに思う次第でございます。 また市長は提案理由の冒頭述べられておりますが,市政の主役は市民であります。市民の各層とひざを突き合わせて謙虚に,しかも真摯にその声に耳を傾け,ともに考え,ともに前進する市政の確立を一貫して堅持する考えでありますと申されておりますが,その総論だけではなくて,具体的な御計画をお聞かせを願いたいと思います。 私は市長や助役はもとより,各局長さん,参与さん,そうして支所長も含めた,また総合計画作成の多くの学識経験者の先生方にも何人かお願いをいたしまして,プロジェクトチームをつくり,各地域,せめて中学校区程度で市政に対する現状の認識,広報──広報だけではなくて公聴活動などを展開してはどうかと思うのであります。御所見をお聞かせください。 また,瀬戸大橋時代は63年に確実にやってまいります。市長は,岡山市にとってはもろ刃のやいばだと表現をされておりますが,具体的に商工業者にとってメリットは何か,デメリットはどういうことが考えられるか。あるいはまたこれらをどう,デメリットをメリットに切りかえることができるか。交通においてはどうか,農業はどうか,文化,教育,観光についてはどうか。あるいは労働力市場についてはどうかなどなどをですね,いま想定できる限りのものを想定をいたしまして,市民みんなが考え,そして対応する心構えを持つために,映画やテレビでわかりやすい説明と資料をつくって,市民にお示しをしたらどうかと考えるのであります。1日も早くやらなければならない,これも重要な問題だと思います。市長の御所信をお聞かせをください。 また,市民参加の市政推進には,市職員の皆さんの地域における活動が大変大切だというふうに存じます。現在でもスポーツ団体を初め,各種団体に市の職員の人が大ぜい参加をしていらっしゃいますけれども,今後もますます続けてやっていただきたい,かように存ずる次第でございます。 さて第3番目の質問は,建設業法の正しい運用と工期の遵守,検査の適正の問題についてでございます。 私たちはかつて行財政調査特別委員会の報告書を出しておりまするように,特別委員会でもこの問題については相当議論をいたしました。そうしてことし1月の24日に,当議会に報告をいたしましたこの問題につきましては,市は県が行う建設業者の許可,経営事項の審査に伴う実態調査などに積極的に協力をし,厳正な審査がなされた上,許可が与えられるよう努力することという答申を,報告をいたしておるのは御承知のとおりでございます。 まあ,それにつながります,関連いたしまする問題は,先般,湯浅議員も御質問になりましたから,私から重ねて申しませんけれども,私たち特別委員会が審議をいたしました過程で,県知事に対して昨年の6月8日要望書を提出をし,その答えを7月の22日に,県の土木部次長,管理課長等本市へお見えをいただきまして聞いた次第でございます。その内容は先ほどの報告にもございましたように,業者ごとに厳重な検討がなされているとは考えまするけれども,許可,あるいは経営事項審査については,県市協調して適正な実施をしたい,こういう御回答でございました。ところが,どうもそういうわけにいってないと,そういう状態でいっていないということを私たちもいろいろ聞きますもので,去る6月30日に私が県庁へ行きまして,合法的に許可申請書を閲覧をいたしました。それは既存業者が3社と,ことし新規に許可を出しておる業社2社,計5社でございます。で,びっくりいたしましたのには,代表者,管理責任者,専任技術者を兼ねておるのが2社ございます。申請場所に会社事務所がない,電話の場所も違う会社が2社ございます。それから代表者の住所が申請と現実と違っておるもの,同じく専任技術者が違っておるものが4人ございます。使用人数は令第3条に基づき,様式第11号の使用人の一覧表は出ておりまするけれども,様式第13号の履歴書は出ておりません。略歴書も出ていないのが5社,すなわち全部でございます。また様式第5号の営業用機械器具を申請をいたしておりますけれども,そのとおり持っていないのが2社ございます。また法人事業税や個人事業税の課税は,5社のうち4社がなされておりません。相当赤字会社であるということであろうと思います。また,建設業退職金共済組合厚生年金,健保の証明書のないのが5社,全部でございます。という実態でございます。それでいて許可はおり,経営審査は充足しているという欄に黒々と丸がして,審査をパスしておるということでございます。 私がなぜこういうことを強調するかと申しますと,そもそも公共事業は,市民,国民の税金でわれわれの後世に残る社会資本をつくるというのが公共事業であるのでございます。言うまでもありません。また,よい工事を安く確実に工期内にやっていくというのが公共事業の性格でございます。にもかかわらず,こういう業者を許可をして経営審査をパスさしておくと,本会議でもたびたび議論になりましたように第2,第3の西大寺農道業者問題は起きかねない,その引き金がここにあるというふうに存じますので,以下,質問についてお答えを願いたいと思います。 こういう虚偽の申請をいたしました際には,法29条の2項によって許可の取り消しというのができると思うが,どうお考えでございましょうか。 また,われわれ特別委員会に対して,県市は積極的に協力するとお約束ができましたが,してあるのかどうか,その後の経過をお聞かせをください。市も1,574社,建設業の指名業者がいらっしゃるそうでございますが,大変大ぜいでお困りでございましょうけれども,少なくとも各業種別に,年次別に計画を立てて岡山市の能力検査などですね,県と同じように指名業者に対してはしてはどうかと思うのでお考えをお聞かせください。またこの,そうしないと業者のレベルアップを図るということは大変むずかしいと思う次第でございます。 さて工期のおくれ,大変住民の間では議論になっておりますが,本年度57年度末はどういう結果であったかお知らせをください。また検査につきましてはどうか。 いずれにいたしましても,この調達事務につきましては,竹原新参与が今度の機構改革と人事異動で専任参与としておつきになっていらっしゃるので,ひとつその決意と,また今後どうやるかということをお聞かせ願いたいと思うのであります。 さて質問の第5番目は,国保徴収員制度の問題でございます。 これは御案内のように57年の9月に発足をし,国保の過年度,あるいは現年度の徴収に対して30人の女性職の皆さん方が一生懸命にがんばってくれておりまして,先般の本会議でも徴収率が90.14が90.64と,0.5%でございますけれどもアップしたというお話がございました。私も大変この人たちの御努力に感謝を申し上げるのでございまするけれども,実はこの人たちの労働意欲といいますか,勤労意欲と申しますか,阻害をする問題が幾つか私たちの耳に聞こえます。 それはなぜかというと,令書が出て過年度分を徴収に行きますと,2回,3回,4回と行っておる間にですね,市の方から「もうあの人は国民健康保険料を課税しないことになった」すなわち「減免になったからもう行かなくてもよい」というお達しがあるということであります。一体何事かと聞いてみますと,ある政治団体がお手伝いをいたしまして,所得が急減したから減免規定を採用して課税をやめさせるというのであります。少なくともこういうことのないように,減免規定は減免規定として,本当に困っていらっしゃる人には適用すれば私は結構だと思うのでございまするけれども,乱用しないように,あるいは先ほども申し上げましたような事情のないようにお取り扱いを願いたい,かように存じます。 さて,第6番目は米価の問題でございます。 御案内のように本年度いよいよ米価の秋を迎えまして,いま中央・地方を問わず農民の皆さんでは最大の関心事でございます。しかし,政府・自民党は参議院選挙前には2%上げると申しました。ところが選挙がこういう形で済みますと,ゼロ諮問だとか,あるいは1点何ぼしか上げないとかということを公言をしてはばからない。まさに天下の与党,公党が国民に対して政治の不信をさらけ出した今日の実態だと言わなければならないと思います。 さてそういう客観情勢の中で,本年度の米価問題をめぐりましては幾つかの特徴がございます。それは,実質5年据え置きの米価である。したがって農家経済は大変低迷をいたしております。また米は余る余るという人もおりますけれども,真実,本年度は10万トンしか米穀年度に米が余らない。しかも早出し米産地の米を集め歩いて綱渡り的需給の状態であるということは,紛れもない事実でございます。 農林水産省の非公式発表によりますと,来年4月には53年産の古々米がみててしまいますので,原料用のお米は40万トン,カリフォルニアから緊急輸入をするという話さえあります。一体何事か。われわれ農民に対しては調整区域22%,市街化区域27%──岡山市などでは──水田利用再編対策,減反政策を押し進めながら,そういう緊急輸入をするという話すら非公式にある。しかもその商社は三井物産だということまで決まっておるという話でございますから,われわれとしては何としても許しがたいと思う次第でございます。おかげで農家は生産意欲が減退をいたしております。また気象は,昨年一昨年と続いてことしも大変な冷害が予想されておるということは御承知のとおりであります。 そこで市長は,生産者米価値上げの運動についてはどう対処されようとしておるのか,御意見をお聞かせ願いたい。市長も農民の心は痛いほどわかっておる。若いときには農協の組合長もされました。また村長も御経験があると,そういう市長でございますから,この農民の気持ちをどう中央へ働きかけるのか,御所信をお伺いいたしたいと思います。昔から米は,牛肉100目とかんぴょう100目と散髪代と米1升とが見合ったという話があります。だといたしますと,だれが計算しましても,いまの1万7,891円の米はですね,絶対安い。対照にならない安いということはおわかりいただけると思う次第でございます。 さて次は,国営吉井川農業水利事業の問題でございますが,前文は略しまして質問だけさしていただきます。 まず,本年4月19日に土地改良区も設立されましたが,この土地改良区の概要と岡山市の占める割合はどうか,お知らせをください。 また,本川施設の維持管理費に対する行政の対応について,関係2市6町で異なるとは存じまするけれども,岡山市としての考え方をお知らせ願いたいと思います。 3番目は,仄聞いたしまするところによると,新田原井堰には水力発電施設も併設されておると聞きますが,その時期,能力,運営などはどう考えられておるのかお伺いをいたします。 また,土地改良区の経常賦課金についてでございます。設立認可申請を行うための受益者の同意取得に当たっての地元説明会においては,10アール当たり600円ということでございましたが,これに対して軽減が強く要望されております。関係2市6町でその対応は異なるとは存じまするけれども,岡山市としてはどう考えておられるのか,お尋ねをいたします。 さて,質問の第7番目は,市の退職職員の関連業界への天下り自粛についてであります。 御案内のように,国家公務員世論の激しさに押されまして,先年から人事院規則を改正をいたしまして,高級官僚は2年間は天下りを自粛しろということになっておるのは御承知のとおりであります。ところが本市で,地方自治体にはそういう制度のないことをよいことにいたしまして,本年度希望あるいは自然退職なさいました退職職員が,堂々と6月1日から関連業界へコンサルタント会社へ天下りをしておられる。しかも役員待遇所長ということでございますから相当優遇をされておる。なぜそういうところへ就職をするのか,あるいは迎えられるのか。いままでの経過と,今後の関連業界と市との癒着をわれわれは疑わざるを得ません。したがって,第2の職場は大切でございます。私は大いに第2の人生を新しい職場で働いていただきゃ結構でございまするけれども,少なくとも最前私が申し上げましたような形の天下りは自粛をしていただきたい。清潔な市政をモットーにされておる市長の御所信をお伺いをいたしたいと思います。 さて,最後の質問は,もう出尽くした問題ではございまするけれども,工事用残土の林地などへの投棄につきまして,自然保護条例をつくるとか,あるいはプロジェクトチームをつくるとか,いろいろ御意見がございますが,岡山市草ケ部の小廻山でも同じような問題が起きまして,市民は大変心配をしておるのが実情でございます。したがって市としては一日も早く,これが安心ができるような施策を県と協議もせなければなりますまい。しかし市は市として,市民の生命財産を守る義務があるわけでございますから,早急に第2の横井上の事件が起きないように対策を考えていただきたい。ぜひとも条例化をお願いをいたしまして,私の第1回目の質問を終わります。ありがとうございました。(拍手) おつ,それからちょっと,もう3分あるから……。実は米価のところで言おうと思って忘れておりましたが,もう3分ございます,もう2分ございますから,失礼ですが。 実は私たちは,国民食糧を国内で自給をする,少なくとも65%は自給をするということを大きな柱にして運動をいたしておりますが,先般から岡山市内の小中学校へ,全部かどうかは確認をいたしておりませんが,財団法人経済広報センターというところから,「日本の食糧事情を考える」「私たちの食生活をよくするために」というパンフレットが配布をされております。 で,これを通読いたしますと,かねてから財界が主張しておった財界農政,すなわち食糧は外国依存,あるいは開発輸入に頼れと,日本の農業はコストが高い,したがってどんなに努力してもそれらには勝てないと。また,日本の農政は補助金農政ででたらめであるというようなことをだんだんと書き連ねまして,学校の先生たちの教育思想を根底から覆す意図がある,あるいは米飯給食に対して抵抗する意思があるというふうに,私たちは疑わざるを得ません。 したがって,これがどの程度配られておるのか。全国では6万部印刷をして各小中学校へ配ったというニュースでございますので,岡山市内でお調べがあっておわかりでございましたら,教育長の御答弁をお伺いしたい,また御所信もお聞かせを願いたい,かように存じます。   〔市長松本一君登壇〕 ◎市長(松本一君) 渡辺議員の質問に対しましてお答えをいたします。 まず冒頭,私の政治姿勢につきまして御激励をいただいた次第でございます。感銘深く聞かしていただきました。中でも私が市民党というような立場でということで激励をいただいたわけでございますが,私は徹底した草の根運動ということでやってきたものでございまして,公平,そしてまた公正な,清潔な市政を展開していくために最善を尽くしたいと,このように考えておりますので,よろしく御協力,御理解を賜りたいと存じます。 次に,市民参加の市政につきまして,渡辺議員がおっしゃいましたように市政の主役は市民でございます。市政の執行に当たりましては,市民の理解と協力が不可欠なことでございます。とりわけ自分たちの町は市民みんなの力でよくしていくという意識を持っていただくことが特に必要な時期となっておりますし,また私どもは非常に期待をいたしておるわけでございます。現にこうした意識の芽生えがございまして,これが本来の住民自治の原点であろうと,かように考えております。 御指摘の住民意識の改革につきましては,啓蒙活動等についてこれから重要な課題の一つとして受けとめておりまして,今後コミュニティー活動の活発化をさらに進めるとともに,御提言のことにつきましても関係方面とその取り組みについて真剣に検討し,実行してまいりたいという考えでございます。市民の声が生きる市政を確立することが,市政を担当し,そしてまた市政に取り組む基本姿勢でなければならないと思います。そのために地域の組織とかあるいは諸団体はもとより一人でも多くの市民の方々にいろいろな機会にお会いをいたしまして,市政について率直な考えをお聞きし,そして市政をともに考え,ともに努力してまいるという姿勢でまいりたいと思っておるわけでございます。 具体的な方法といたしましては,現在煮詰めをいたしておりますけれども,御提言がございました,中学校を単位とした市政説明会というようなものも考えてはどうかということでございますが,そうした中にも取り入れまして検討さしていただきたいと,かように考えております。 それから米価の問題で,農政問題について御質問がございましたが,御承知のように米の3年連続の不作,ことしも不作のようでございますが,こうしたこの5年にわたる実質米価の据え置きが続いておりまして,農家経済が落ち込んでおる中でございます。農家は米を国民に安定供給するために懸命の努力をいたしておるのが実情でございます。その農家が基本米価の563%という引き上げと農業基本政策の実現を目指して,いま生産者としての活動を続け要望をしておるわけでございますが,その心中を察しまして,胸の痛む思いがいたします。 米価抑制の理由は需給事情と財政難でございますが,岡山県市長会の会長といたしまして,岡山県農業協同組合中央会から要請がございました「米穀政策,価格等に関する要請書」というものを,去る6月20日付で全国市長会に対しまして上申をいたしました。さらに県の選出国会議員に対しましても,この要請書の協力方を依頼しておりますので,どうぞ御理解を賜りたいと思う次第でございます。 その他につきましては,関係局長から答弁いたさせます。 ◎総務局長(富岡要君) 渡辺議員の御質問のうち,市長の答弁を補足をさせていただきます。退職職員の関連業界への天下り自粛の問題でございます。御質問の中に御指摘がございましたように国家公務員につきましては一定の制限がございます。2年間の在職年数を過ぎることとか,あるいはまた一定の許可を受けた者とか,こういうふうな制約がございますが,地方公務員には在職中における制限はございますが,退職後については現在ございません。しかし本人の自由意思によるとは言え,自分の在職をした関連業界に天下りをすると,就職をすると,こういうことは非常に誤解を受けやすい問題でございますので,本人の自由意思とは言え今後もそういう問題については自粛を喚起するようなお願いをし,指導をしてまいらなければならないと,このように考えておる次第でございます。 よろしくお願いします。 ◎民生局長(三宅襄君) 国保の推進員制度に関連いたしまして,保険料の減免問題についてお答えを申し上げます。 国保の保険料の減免につきましては,国保条例の定めによりまして,災害等により生活が著しく困難となった者,貧困により,生活のため公の扶助を受ける者,その他これに類する理由があると認められる者というふうに減免措置が決められておるわけでございます。その事務処理に当たりましては,減免申請書の提出を求め,あくまで本人と直接面談の上事情聴取を行いまして,さらに必要に応じましては関係書類の提出をさせるなど,減免取扱基準に従いまして慎重かつ厳正な取り扱いをやったところでございます。今後とも減免取扱基準に基づきまして適用の適正化に努め,保険推進員の意欲が減退することがないように努めてまいりたいというふうに考えております。 ◎経済局長(藤昭博君) 国営吉井川農業水利事業の関連でお答え申し上げます。 新田原堰の完成予定と事業全体の進捗率でございます。昭和60年度に堰本体が完成するというように承っております。事業全体の進捗率は57年度末で約65%でございます。 それから土地改良区の概要と岡山市の占める割合はどうかということでございます。この改良区には岡山市外1市6町,受益面積が7,000ヘクタール余り,関係戸数1万1,500戸でございます。国営事業で造成された土地改良施設を一体的に管理するために,昭和58年4月19日に設立認可されたものでございます。岡山市の関係受益は約3,800ヘクタール,面積にいたしまして約54%でございます。 それから吉井川……この関係施設の維持管理費について岡山市はどう考えるのかということでございます。この維持管理費につきましては,岡山市の他の水系と同じような考え方で対応していくべきであろうというように考えておるところでございます。 それから新田原堰に発電施設を併設する場合,その時期,能力,運営方法ということでございます。58年度からミニ発電施設の併設が,国の制度として事業の中で認可可能となったというように承っておるところでございます。したがいまして,国営吉井川農業水利事業におきましても,将来の管理費の軽減のために,これはぜひ採択していただくよう国に強く要望することにいたしております。 それから時期,能力その他につきましては今後採択の要望をする中で国,県と協議してまいりたい,このように考えておるところでございます。 それから土地改良区の経常賦課金,この軽減についてはどう考えるのかということでございます。改良区の設立認可に伴います同意取得のための説明会で,経常賦課金が約600円であるという説明があったということを承っております。新田原堰に新たに200万立方メートルの取水権が設定されることになります。坂根堰その他の施設との一体的な管理がなされることになりますが,その維持管理及び水利権を守るために受益者に応分の負担をしていただくことはやむを得ないものと考えておるところでございます。賦課金の600円が高いか安いか,この点につきましては論議のあるところでございますが,いずれにいたしましても改良区が決めることでございますので,その辺のところはひとつ御了承をいただきたいと思います。 以上でございます。 ◎企画室長(有本正君) 2点につきましてお答えを申し上げます。 まず,住民参加を踏まえた実施計画の改定についてでございますが,現行の実施計画は多くの市民の方々の参加をいただきまして策定をされました基本構想,基本計画に基づいてつくられたものでございますが,市長から答弁がございましたように,本年中に改定をすべく現在準備作業を進めているところでございます。 改定に当たりましては市のすみずみまで住民の声に耳を傾けてこられました市長の意向を体し,また議会の皆さんや,日々市へ寄せられております多くの市民の御意見,御要望等を踏まえまして見直しをしていきたいと考えております。 次に工事用残土の林地等への投棄についての規制についてでございます。 先日御答弁いたしましたように,近く自然環境の保全に関する研究プロジェクトチームを設置しまして,これらの小規模行為の規制を含みます自然環境の保全に関する具体的方策を検討をしてまいりますとともに,当面の問題につきましては関係課におきまして遺憾のないように行政指導をしてまいりたいと思います。 以上でございます。 ◎参与(竹原良一君) 建設業法の正しい運用と工期の厳守と検査の厳正というお尋ねでございますが,業者数の増加に伴いましていろいろと問題のあります建設業の許可,経営に関する事項の審査の制度につきましては,現在建設大臣の諮問機関でありますところの中央建設業審議会で見直しについて検討をされていることは御承知のとおりであります。 本市といたしましても,この許可認定の結果が岡山市において発注する工事に大きな影響のあるところから,これまでも許可審査機関であります県に対しまして厳しい審査の要請を行い,その実施についても確約をいただいておるところであります。今後とも議会の御提言や御協力を賜りながら,許可審査官庁に対しまして積極的に働きかけていきたいと考えております。 また,御指摘の承認後の実態的な調査につきましては,適格要件を欠いでいる疑いのある業者につきましては,許可官庁でありますところの県知事に調査を依頼し,あわして事情の聴取等を行い,そのようなことのないよう行政指導に努めているところでございますが,県とも積極的に情報の交換を行い,適切な指導に努めてまいりたいと考えております。 なお,工期の厳守はもちろんのこと,検査の執行に当たっては,監督員,検査員とも認定基準により厳正に書類並びに現場の検査を行い,岡山市の財産としてよい物件を引き取るよう努めておりますが,今後とも厳正に対応してまいりたいと思いますので,よろしくお願い申し上げます。 ◎教育長(水谷靖君) 渡辺議員から日本の食糧事情を考えるというパンフレットのことについてお尋ねがございました。 事前にお尋ねがございましたので,急遽10数校調べてみました。その中には来ておるというところと,うちには来とらんという学校とがあったりしましたけれども,大体来ておるという学校につきましては1校について4部ずつ行っとるようでございます。 さて,これについての見解でございますけれども,学校というところはいろんなパンフレットが参ります。またいろんな主張を盛り込んだ印刷物等も数多く参ります。したがいまして,こういった資料につきましては,一つの見解を伺う資料というふうに考えております。 ○副議長(岡本俊彦君) 以上で一般質問を終わります。    ──────〇────── △日程第2 報第33号~報第41号    ───────────── ○副議長(岡本俊彦君) 日程第2にはいります。 日程第2は,報第33号昭和57年度岡山市一般会計継続費繰越計算書について以下9件の報告についてであります。 これを一括上程して,市長から報告を求めます。   〔市長松本一君登壇〕 ◎市長(松本一君) ただいま御上程になりました報告について御説明申し上げます。 まず,報第33号から報第40号までは,昭和57年度継続費繰越計算書,繰越明許費繰越計算書,事故繰越し繰越計算書及び予算繰越計算書で,経費の性質上または年度中途の避けがたい事由により,昭和57年度中に支出を終わらなかった事業について,昭和58年度にわたり繰り越して執行するため,その内容について報告するものであります。 次に,報第41号は,第2事業所所属の市有自動車が,市内下中野の路上で普通乗用車に接触し,同車を破損させた事故について相手方と和解し,賠償額を決定するに当たり,専決処分をしたものであります。 何とぞよろしくお願いいたします。 ○副議長(岡本俊彦君) 以上,日程第2,報告を終わります。    ──────〇────── △日程第3 甲第166号議案    ───────────── ○副議長(岡本俊彦君) 日程第3にはいります。 日程第3は,甲第166号議案岡山市職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 これを上程し,市長から提案理由の説明を求めます。   〔市長松本一君登壇〕 ◎市長(松本一君) ただいま御上程になりました議案について御説明申し上げます。 これは,特殊な勤務に従事する職員の特殊勤務手当について,昭和55年の改正以降3年3カ月が経過したので,勤務の実態を考慮して全般的な見直しを図るため,岡山市職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正しようとするものであります。 何とぞよろしくお願いいたします。 ○副議長(岡本俊彦君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑にはいります。 質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(岡本俊彦君) 別に質疑もないようですから,質疑を終わります。 つきましては,本件はお配りいたしております付託案件表のとおり,所管の常任委員会に付託いたします。    ───────────── ○副議長(岡本俊彦君) この際お諮りいたします。 委員会審査のため,明7月12日から14日まで3日間本会議を休会をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(岡本俊彦君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定をいたしました。    ───────────── ○副議長(岡本俊彦君) 次の本会議は7月15日午前10時に開きます。本日はこれをもって散会をいたします。御苦労さまでございました。    午後2時55分散会...