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07月05日-03号

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  1. 岡山市議会 1945-07-05
    07月05日-03号


    取得元: 岡山市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-10-07
    平成 3年 6月定例会    平成3年6月定例岡山市議会    議 事 日 程  第3号       7月5日(金)午前10時開議第1 代表質問 甲第108号議案~甲第168号議案    …………………………………会議に付した事件 日程第1 代表質問      甲第108号議案~甲第168号議案(質疑)    ──────〇──────出席議員(54人)        1番  片 岡 五百樹君        2番  辻 野 喬 雄君        3番  田 畑 賢 司君        4番  崎 本 敏 子君        5番  藤 沢 和 弥君        6番  小 川 晴 雄君        7番  伏 見 昇 男君        8番  板 野 和 昭君        9番  大 橋 英 雄君        10番  奥 野 三四志君        11番  佐々木 清 巳君        12番  石 原 奐 治君        13番  垣 下 文 正君        14番  堀 川   進君        15番  寺 田 明 生君        16番  則 武 伸一郎君        17番  高 津 利 明君        18番  井 村 嘉 久君        19番  羽 場 頼三郎君        20番  鈴 木 邦 彦君        21番  浅 野 卓 志君        22番  貝 原 信三郎君        23番  片 山   仁君        24番  土 肥 啓 利君        25番  宮 武   博君        26番  梶 原 昌 一君        27番  有 井 靖 和君        28番  河 合 和 成君        29番  定 政 猛 男君        30番  華 房 美 衛君        31番  串 田   務君        32番  楠 木 忠 司君        33番  寺 田 和 子君        34番  近 藤   昭君        35番  藤 岡 康 博君        36番  宮 川 日 吉君        37番  太 田   稔君        38番  磯 村   博君        39番  川 田 敏 幸君        40番  山 田 録二郎君        41番  脇 本 一 郎君        42番  亀 井   章君        43番  小 林   勉君        44番  吉 田 政 司君        45番  景 山 貢 明君        46番  山 田   勇君        47番  福 原 弘 子君        48番  新 谷 盈 智君        49番  苦 水 重 徳君        50番  内 田 宏 哉君        51番  高 木 悦 夫君        52番  小 橋 留 男君        53番  藤 原   貢君        54番  花 岡   薫君    ─────────────説明のため出席した者   市     長  安 宅 敬 祐君   助     役  森 末   京君   助     役  高 島   進君   収  入  役  有 本   正君   総 務 局 長  槌 田 邦 夫君   財 政 局 長  長 江   哲君   民 生 局 長  藤 原 忠 男君   衛 生 局 長  三 村 俊 隆君   経 済 局 長  平 松 章 弘君   建 設 局 長  春 田   巌君   下 水 道 局 長  西 口 泰 夫君   西 大 寺支所長  原 田 知 義君   参     与  山 本   宏君   参     与  菱 川 公 資君   参     与  天 久 嘉 弘君   参     与  原   欣 士君   参     与  井 上   仁君  水  道  局   水道事業管理者  黒 田 智 昭君  消  防  局   消 防 局 長  加賀谷 益 治君  教 育 委 員 会   委  員  長  辻   吉之祐君   委     員  高 田 武 子君   教  育  長  奥 山   桂君  選挙管理委員会   委  員  長  服 部 忠 文君   委     員  岡   八 夫君   事 務 局 長  江 尻   堅君  監 査 委 員   委     員  三 宅   襄君  農 業 委 員 会   会     長  小 若 敬 二君    ─────────────出席した議会事務局職員   局     長  中 川 和 彦君   次     長  中 村 清 司君   総 務 課 長  小 坂 夏 彦君   議 事 課 長  長 尾 栄二郎君   調 査 課 長  塩 見 山 治君   議 事 課 主 幹  岡 田 登志男君   記 録 係 長  最 相 初 音君   主     任  佐 藤   武君    午前10時10分開議 ○議長(花岡薫君) 皆さん御苦労でございます。 これより6月定例市議会第3日目の本会議を開きます。 ただいまの御出席は47名であります。    ───────────── ○議長(花岡薫君) 会議録署名議員に石原君,寺田明生君のお二人を指名いたします。    ───────────── ○議長(花岡薫君) 本日の議事日程は代表質問並びに甲第108号議案から甲第168号議案までの61件の議案についてであります。    ───────────── △日程第1 代表質問(甲第108号議案~甲第168号議案)    ───────────── ○議長(花岡薫君) 日程に入ります。 日程第1は代表質問並びに甲第108号議案平成3年度岡山市一般会計補正予算(第1号)について以下61件の議案についてであります。 これらを一括上程し,代表質問を行います。 それでは,順序に従いまして内田君。   〔50番内田宏哉君登壇,拍手〕 ◆50番(内田宏哉君) 皆様おはようございます。また,どなた様も御苦労さまでございます。私公明党岡山市議会を代表して質問させていただきます内田宏哉でございます。特に傍聴席に社会学と市政勉強にお越しいただいた地元大元学区連合婦人会の代表の皆様方並びに福祉団体の岡山市家族連合会代表の皆様方,そして周辺地域やクリーンサークルの代表の皆様方,本日はお忙しい中,また雨模様の中をお足元のお悪い中,このようにお運びいただきまして,ありがとうございます。 では,これより先日の市長提案理由をベースに,また今議会御上程の甲第108号議案以下に関連する諸問題や,はたまたかねての懸案事項,市民の皆様の要望の数々に,ネックとは何か,ニーズとは何か,そこが知りたいという直面する諸問題を織りまぜて以下順を追い,お手元の通告順に従い質問を展開させていただきますので,どうぞよろしくお願い申し上げます。 内憂外患の折,はたまた政府・自民党は,自民党選挙調査会や総務会で政治改革関連3法案を強行しようとしています。これは小選挙区制,政党法導入の動きであり,公明党岡山市議会は日本国憲法の主権在民,議会制民主主義の理念を踏みにじる行為であると,厳しく批判して強く反対をするものであります。 まず冒頭に,この問題に関して市長の御見識を伺わさせてください。 さて,チボリ公園問題,これは何といっても岡山市政当面の最大のハイライトであります。きのうも先発の垣下,片山両議員の代表質問でただされましたが,肝心の市長答弁は最も大事な部分は依然としてほおかむりのままで,釈然とも決然ともなさいません。 一口に言いますと,期待半分,不安半分というところで,ブルータスよおまえもか,という感じがいたします。まさしく現況を見ますと,岡山市長は蚊帳の外であるというのが今まででありました。ところが,なかなかどうして現況を見ると,まさしく蚊帳の中であり,それも蚊帳の中へ入ってしまってなお蚊取り線香をたいて,煙ばっかりをたき,我々はその煙を見ているにすぎません。その蚊帳も今はなくなりました。そのためにもどうか夏の夜ではありませんが,金太郎の腹巻きぐらいして赤パンツぐらいはいて裸になって自分はどうするのだと,こういう姿勢を示していただきたいと,こう思いますが,皆さんいかがですか。 議会と論議してと,6月27日所信表明で,この6月定例市議会において議員の皆様と議論を深め一定の方向を,と申されました。その議論を進めるために資料,テーマ,ポイントも全然ございません。市長も高島助役も東京大学御出身でありますが,恐らく30年,20年前に卒論をお書きになったと思いますが,テーマは何だったんでしょうか。──そうですか。そのように,やはり論文を書き,そこから話は始まるのであります。議会は,さも議会で何かをやっているかのような感じさえいたしますが,皆さん昨年10月17日に岡山市議会は真相を究明するために100条委員会を設け,35回にわたり年末年始もお正月も返上して頑張らしていただきました。前妹尾議長のもと,私も副議長として1年半苦しみました。そしてまた,ここへいらっしゃる花岡議長,華房副議長もチボリ問題の委員長としてそれをいろいろ論議なさいました。その論議を受けてあなたは再検討ということをうったてとして候補,当選なさったではございませんか。それを考えてみますときに,あなたも立候補なさった以上はもう腹を決めていらっしゃると思います。そのためにも,やる方向でやるのか,やめる方向でやるのか,このことをどうか,この議会,詰めてまいりますが,7月の上旬に言うのか,いつ腹を決めるのか,さもなくばフランス革命の7月14日ぐらいに,ころにおやりになるのか,まさしく岡山市政の革命のためにこのことを発表していただきたい,これをまず冒頭に詰めさせていただきます。 それでは,できるだけ重複の部分は避けつつ,角度を変えて問題点,疑問点をただしてまいります。 では,第1項目,CPT,つまりセンチュリーパークチボリ問題であります。 その1,CPT社に対して岡山市が最も多額の出資割合を持つ株主であることから,一定の責任は市としてあると思われませんか。とりわけ金銭的には出資割合に応じて責任がある上に,市長のきのうの御答弁では,退く場合は新たに予算措置の伴う措置があるやにうかがえましたが,そのあたりの御見解をいま一度詳しくお聞かせください。 その2,CPT社長職はこの発足時点のかかわり合いから,岡山市長へのあて職的なものでもあったと思われますので,安宅市長も一応社長職は受けられないといけないのではないでしょうか。これもきのうの市長答弁では否定的でしたが,進むしろ退くにしろ私どもはやはり市長として責任ある態度を関係者に示す意味からも,受けて対応しなくては根本的解決の方向にならないと思いますが,この態度をお示しください。 その3,CPT社のチボリインターナショナルとの権利,義務は既にチボリ・ジャパンに受け継がれているわけですが,債権,債務はまだ受け継がれていないとか,現時点でもまだ未解決なのはどうか。もしそうだとすれば,その理由をどのように考えていらっしゃるのか。 また,CPTに深くかかわってきた本市としては,T・J社との間で速やかに継承手続を完了させるべきであると思いますが,お答えください。 その第2項目は,チボリインターナショナル社との契約問題であります。 現在TI社とT・J社との間で種々の交渉,契約があるわけですが,岡山市として安宅市長がこのチボリ公園誘致案に再検討の結果,仮に市として参画しないと政策決定をなされた場合,市としての一定の法的責任は派生すると考えられますが,このお考えをお聞かせください。 その第3項目目は,用地取得問題に関してであります。 本日の某新聞に,チボリ公園用地取得断念の意向と,岡山市長月内にも表明と見出しがございます。さらに,市長コメントとして議会ともよく話し合い,できるだけ早く結論を出すとか,今は言えないとのことですが,全く私どもは市長から腹を割ったお気持ちは一切聞いていないわけでございます。ずばり用地取得断念の意向はおありかどうか,まずお聞かせください。 その2,この問題については慎重な対応が必要とのことでありますが,この一環として県との協議はなされていないのか。ちなみに5月以降この点に関連して非公式に知事と市長が極秘会見をなさったとのうわさがあるようですがどうなのか,あわせてお聞かせください。 その3,いろいろケースが想定されますが,以下大別して3つのケースに分けて市長にただしてみますが,まずその1,多額のリスクを減少させる意味から用地取得に踏み切るものの,市単独を避けて県との共同購入──これは相手もあることですが──という政策を打ち出すというもの。その2点目,チボリ以外の目的での用地取得に市として一定の結論を出す方法。その3点目,用地そのものの購入を断念する。少なくとも以上3つのケースに当てはめた場合と,先ほどの意味とをかみ合わせて市長のそれぞれの御所見をお聞かせください。 その第4項目目は,市長所信表明を受けて伺います。 市長発言では,その1,年間入り込み客数についてすぐれたソフトと企業努力があれば400万人の客数は可能と考えているやに受け取れますが,これはどんな論拠に基づかれているのでしょうか。 その2,経営努力を超えるほどの赤字が出た場合,その処理対策について岡山市も地主として一定の責任が出てくるものとお考えか。 また,その点についてそうであるとするならば,市民の理解が得られるのかどうか,どうお考えかお聞かせください。 その3,進むにしろ退くにしろ,市としては多額の負担を負うことが予想されると言われた市長答弁に対して,これについても同様の質問がきのうありましたが,この御答弁を踏まえてさらにただしてみます。 まず,CPTへの出資金1,500万円のほか一定部分に関して,本市の負担がかさむ可能性を示されましたが,前松本市長時代の市当局の答弁とはやや違ったニュアンスでありました。この一定部分について,CPTの6億円の借り入れはあくまでも本市としては責任が生ずるものではないと思いますので,もう一度たださせていただきます。 また,堀氏との契約に基づく支払い残額に対しても,本市としては何ゆえ責務が生じるのか。しかも,具体的な金額を出して一定額が生ずる可能性を言われるのはいかがなものかと思われますが,いま一度改めて説明してください。 また,市長の言われた岡山市としては多額の負担を負うことが予想され云々とは,いかなる額,数値をもって言われたのか,根拠をお示しください。 以上でとりあえずチボリ問題の質問を終わらせていただき,市長の政治姿勢に関して,その(3)は,第3次総合計画に関してでございます。 「瀬戸内にかがやく人間・拠点都市 岡山の創造」とのテーマのもと,岡山市第3次総合計画が平成元年度に策定され,本市では現在それをもとに施策が推進中のはずだが,安宅市長は例えば下水道計画のさらなる推進を図られており,独自の施策を模索されていると思いますが,この御所見を伺わさせてください。 そして,基本理念の考え方,あるべき姿の変更,見直しや修正,補完をなされるのかどうか,それを反映させるとするならば,それに伴う予算化のもくろみ,手だて等も含めてお聞かせください。 その(4)は,政策選択性への感受度について伺います。 自治体はこれまで建設業であり,施設管理者であればよかったのです。しかし,これからはコンサルタントであり,セールスマンであり,ボランティアでなければならず,その意味では自治体は総合力と政策立案及び選択性が問われるのではないでしょうか。それは歴史的に見ても,昭和20年代は基礎施設,サービスの充実,昭和30年代は工業,産業開発,昭和40年代は福祉,環境,昭和50年代は減量経営とさきの30年代,40年代への反省と対応に,いわば他律的に課題は与えられてきており,選択の必要もなければ手法も既存システムの延長線上でしかありませんでした。しかし,平成年代以降の地方自治は,海図なき自治であり,自治体がみずから方向を選択し,そのため地域を経営し,目標を達成していかなければなりません。そのために自治体の活性化と政策立案及び選択性への課題が急務だと思いますが,市長御自身の感受度について御所見を伺わさせてください。 その(5)はアンケートとニーズで,これは市民意識調査,つまりアンケートを神戸市的全世帯対象に,全市民の意見とニーズを探り,それを市政に反映させてはというものでございます。 安宅市長は,先般チボリ問題にのみ設問と意向を絞り,1万人のアンケート調査を行われ,その結果,意向が分かれ,ぶれと悩みの振幅を示されているようですが,それは設問のあり方に問題があるからではないでしょうか。 ちなみに,ごく最近神戸市長が行ったアンケートを参考に。また同じく神戸市議会が独自で2年前にアンケート調査を行っております。また,ここへお越しの傍聴席の党員の皆様によりこのように市民のアンケート調査を,私どもも,あなたの御感心をお聞かせくださいと,行いました。先ほど御参考に市長に3点を提示しております。 市長,このように生活実感に根差した人心を知り,その息づく時代の流れをつかむために,さらには発想の転換を図る上からも,アンケート調査の定期化と,ごらんいただいた参考資料への御感想とともにお考えをお聞かせください。 その(6)は支所と適正規模の考え方について伺います。 今議会提案の予算に,目新しいメニューの一つ,地域振興費が盛られていることに対し,額は大変少のうございますが,今後これらによる対応を見て地域振興費的規模の増大を望みますとともに,市長は支所のあり方をどのように評価,認識していらっしゃるのかをお聞かせください。 また,あわせて地方自治の適正規模について伺います。 それは,世界最大の証券会社メリル・リンチ副社長から出雲市長に転身した,岩国哲人氏と,熊本県前知事細川護煕氏との共著,「鄙の論理」の文中に,狭い日本の中で3,251市町村は余りにも多過ぎる。どう判断しても現在の3分の1に当たる1,000くらいを目標として,合併助成金をつけてでも市町村合併を進めるべきだと述べる一方,さらには中央のコントロールに対する地方の反乱的呼びかけで,地方の自治体の権限移譲と拡大化を主張していますが,この考え方に対してもあわせて承らさせてください。 その(7)は文化度と文化予算(メセナ)についてで,今外国から来たジャーナリストは,日本はこれからの世界のリーダーを目指しているが,リーダー国であるためには3つの条件があると言っています。1つは軍事大国であること。2つ目は経済大国であること。そして3つ目は文化大国でなければならないと言っていますが,この3条件のうち,軍事大国というのは金輪際日本国憲法擁護の立場からノーとしていくとしても,経済の方は樹立されており,あとの一つ,文化,特にカルチャーについては日本もこの岡山市もまだまだでございます。経済力は今や日本は世界のトップクラス,経済は国際的になったが,社会資本の整備や芸術,文化と政治は,まして地方はまさにローカルだと言われるゆえんに市長も助役も教育長も御同感ではないでしょうか。 最近メセナという言葉をよく見聞きするようになりましたが,実はこのメセナはフランス語であり,文化支援とか文化擁護という意味だそうです。フランスでこの言葉が日の目を見たのは1981年に誕生したミッテラン政権下のことであり,芸術,文化の都パリに象徴されるフランスでは,昔から国家主導型の豊かな文化政策が推進されてきました。ドゴール時代には,作家のアンドレ・マルローが情報・文化大臣を務めたこともあり,ミッテランが大統領に就任したころは,不況や失業問題が深刻だったのですが,経済社会活動の再生には文化こそがかぎとされ,文化予算の倍増など積極的な文化政策が打ち出されました。ミッテランは文化政策は政権の柱と位置づけ,腹心のラング文化相は文化はあすの繁栄を生む産業だと述べているごとく,フランスはこのように国の方針が民間や地方にも浸透し,今日の栄華を誇っているようです。 ところが,我が国の文化行政は貧窮で,例えばさきのフランスでは企業の売上高の0.3%まで,ドイツでは純利益の5%か売上高の0.2%のいずれかのものを文化支援に対する支出の優遇課税の課税控除がなされているのです。それに比べてこのようなこと皆無の日本は,文化庁予算が約400億円に対して,フランスの文化省の年間予算は5倍の約2,000億円,さらに問題なのはフランス文化省は予算の半分を現代の芸術振興に使われているのに,日本の文化庁は大半を過去の文化財保護に充てられているという大きな違いが見られる現状です。我が岡山市行政の文化の度合い,メセナは,国と同様に脆弱であり,希薄と言わざるを得ません。 そこで,これらに対するデータの数々,文化予算,文化行政,今後のお取り組み姿勢をそれぞれお聞かせください さらに,付言させていただきますと,去る6月27日の市長の所信表明文の23ページの多きにわたる中にも「豊かな心と創造性をはぐくむ教育文化都市づくり」とだけしかうたってなく,本来の文化行政,メセナについては一向に皆無であります。市長の文化度については少しもうかがい知ることができぬ残念さを申し添えさせていただきます。 変わって姉妹・友好都市の拡大,充実についてでございます。 かって明治初期の当時ですら,国際人と言われた岡倉天心は,東洋は1つであると称しております。それから時代は100年近く,通信網,情報網,交通手段等々の日進月歩の発達により,地球は,世界はますます狭くなったと思うと同時に,これこそ大切に大切にしなければならなくなりました。この大切な人と物の交流による岡山市との姉妹・友好都市縁組をアメリカのサンノゼ市,コスタリカのサンホセ市,来年縁組20周年を迎えるブルガリアのプロブディフ市,ことし10周年記念の中国は洛陽市と行っていることは皆様御案内のとおりでございますが,この際もっと拡大,拡充を図るべきではないか。そのために5大州とネットするとか,さきに挙げた岡倉天心の言葉のごとく,東洋の近い国々とのきずなを深めるとかのプランニングこそ大事ではないでしょうか。国際化を目指す岡山市でもあり,若くて海外生活の経験もおありの新市長の誕生でもあり,あらゆる意味と意義の御見解を承らせていただければと存じます。 次に,在岡留学生支援策について伺います。 留学生という言葉から,一般の人々は金髪,青い目,白い肌を連想することでしょう。だが,全国留学生の90%以上がアジアから来ています。日本人と外見は同じだが,言葉と風習にギャップがあり,さらに経済や住居の生活面でピンチを味わい,外国政府派遣や日本の国費による留学生には月々の手当が出ていますが,私費留学生はゼロなのです。日本にいる外国人留学生は約4万1,000人,うち岡山県下には約300人余,その90%余が岡山大学留学生で,市内各大学への留学生も含めると約95%が岡山市に在住しております。 そこで,私はかつての日本の立場と今ある立場とを思い合わせてみるとき,せめても岡山市の行政で何かしてあげられるものはないものかと思いつつこの問題を,はたまた今回も取り上げさせていただき,質問いたしました。 この在岡留学生支援の現在までの対処と今後の対応,あわせて温かい計らいを承らせてくださいませんか。 では,総務局関係に入ります。 この市庁舎整備に関して伺います。 市役所機能の充実と市民サービスへの対応を図るため,庁舎整備計画の推進に当たる建設事務所を設置,その準備体制を整えられました。本議会では,第4庁舎の建設が上程されている傍ら,この本庁舎と最も至近の場にあり,最も大きな建物が予定されている第2庁舎は,用途地域変更によるビル容積率アップのうれしい規模拡大の見通し,検討をなされているようですが,これも次の9月定例本会議には提案されるおつもりなのか,お聞かせください。 また,それらの庁舎の機構,配置と機能充実の青写真をおのおの承らせていただくとともに,水道局南側の鹿田町二丁目地内の跡地利用については話題に上りつつも,一向に具体化されません。これはどうなされるのか,これもあわせて承らせてください。 次は,お役所言葉の改善について伺います。 日本は,一面では法治国家だと言われます。それは基本6法といえば,憲法,民法,商法,民事訴訟法,刑法,刑事訴訟法であることは皆様もよく御存じのはずでございますが,このうち完全に平仮名,口語体で記されているのは,戦後の日本国憲法と改正された刑事訴訟法の2法だけで,刑法も近年見直しが検討されているようですが,あとはなじみにくく,何ともいかめしく,読みづらく,これほどわかりにくいものはありません。この名残か延長なのか,本市の公文書用語もかたくて権威的,あいまい文でわかりにくいことから,先般来より大分改善がなされてきてはおりますが,まだまだ改善をされてはと思われることが多数見受けられますので,こうした難解で事務的,権威的,命令的なお役所言葉からサービス精神のあらわれる見直し策を承らせてください。 さて,判こなしの省略化について伺います。 お役所での手続はほとんどの書類に印鑑が必要で,たまに忘れたときなど大変です。特になくてもよいものは押印を省略できないのかという点に関して提案をかねて伺うものです。 神奈川県では,この4月から行政サービスの一環として,県に提出される申請書などの全体にわたる約20%の押印を不要として,署名でも受け付けるように改善をしております。仙台市でも,この4月から市有施設の利用申込書などの押印が不要になっており,中でも埼玉県の川口市では大幅に押印を廃しています。 その川口市を私の調べで例にとりますと,各部門の若手係長クラスで構成する行政事務改善委員会があり,毎年1テーマを研究課題として,市民サービス,庁内事務の改善などに取り組んでおり,昭和63年度のテーマとして,この押印の課題が取り上げられたのだそうです。それにより,市民から市に提出される書類1,011件のうち,国と県に提出されるものを除いた690件を対象に不正を行う可能性がないのか,申請書を特定する必要があるのかどうかということをチェックし,8項目を基準に検討した結果,213件の書類の押印を省くことにしております。 そこで,本市でも先進都市に見習って省略化を図るべきだと提言を兼ねて伺った次第です。御所見をお述べください。 育児休業法については,法の施行が来春からということもあり,今回は通告のみで割愛させていただきます。 次に,岡山市民会館の改善事業に関して伺います。 私は,これまで幾度となくこの岡山市民会館については,愛する者の一人としてこの本会議場でも改良を迫ってまいりました。 そこで,本年度は岡山シンフォニーホールの完成と相まって,オフシーズンに全面的なリフレッシュを図られるようですが,私は観覧席,つまりいす席の全面改良で,多少1,726の定席が減っても現代人の体形にフィットする心身ともにゆとりが感ぜられるものへとかえていただきたいと思います。さらに,これからの市民会館の特徴は,演芸や劇のしやすい,見やすいホールにしていただきたいこと。また,2,3階席のさくのような保護物は目線からの邪魔になるので改良していただきたいこと。 以上,とりあえず岡山市民会館への提言と注文とを兼ね質問でございました。よろしくお取り計らいください。 変わって財政局関係に入ります。 今回の税法改正に伴い,従来の固定資産税に加えて,平成4年度から各自治体が課税標準額の1.4%を重ねて課税できるようになった遊休土地課税に関して,市街化区域内の遊休地の実態とその課税の時期はいつごろからと考えているのか,お聞かせください。 また,遊休地の実態を把握されると同時に,最近岡山市の公共用地の取得が計画の思うに任せぬ実情と市への売却する土地の地代よりも代替地を要望する人がふえ,目立っている現状からも,遊休土地の買い取りを市が進めていくことも必要ではないかと思いますが,この辺のお考えもお示しください。 さらに,このような実情から,本市の市街化区域と市街化調整区域の線引きの見直しの必要性が迫られてきているようですので,この方針もあわせて御答弁ください。 次に,私たちの強い反対を押し切って導入された消費税が施行され2年有余が経過いたしましたが,この間私どもが指摘した逆進性の問題や消費者が支払った税金が国庫に正しく入らないという消費税の構造的欠陥が現実のものとなっております。したがって,消費税廃止はもとよりでありますが,現行消費税よりもよりましな選択という意味の消費税法改正がさきの通常国会で可決され,欠陥緊急是正が多少行われました。消費税法そのものの行方が流動的な行政の経過から,他都市では転嫁を見合わせたり,延長したところと,各市まちまちの状態のありさまのようですが,遺憾ながら本市では転嫁されたまま今日に至っております。 そこで,今後10月1日から実施される消費税法改正による非課税影響が本市でも予測されますが,どのようになるのか伺っておきます。 変わって民生局関係に入ります。 高齢者福祉に関して,福祉対応の2点を提案も込め,それに対する対応ぶりをお尋ねいたします。 まずその1点目は,岡山市も老人介護手当等支給事業を創設するときが来ているのではと思いますが,当局の温かい見解をお聞かせください。 ある市のデータでは,介護に対する1人当たりの補助,つまり公的負担額で16万5,000円が特別養護老人ホームなどの施設福祉に必要なのに対して,在宅福祉では5万5,000円と,約3倍の格差が生じていることを指摘しておきます。私は,このデータから見ても,在宅介護人への補助率アップにもなり,また一方では厚生省の言うところの老人保健の見直しとも接遇しており,類似及び先進都市の前例にも見習って岡山市にも老人介護手当,年間10万円以上はせめて介護される側の方に対しても,せめてもの励みと慰労にもなることから,早期実現を強く訴えるものでございます。 その2点目は,総合福祉カードの採用に,これも提言を込めて実現を迫ります。 高齢化社会への切り札と全国から注目されていた総合福祉カードが,去る4月1日から島根県出雲市岩国市長のところでスタートしているのです。このカードは,医療,年金,住民情報などのデータを名刺大のIC,集積回路に託して入力してあり,緊急時の医療はもとより平素の検診や健康管理,はたまた住民票等々の行政サービスに及ぶ広い範囲のニーズに応じようというもので,まずは65歳以上のお年寄りを対象に発足させ,順次全市民に普及させる方針だというものでございます。創造福祉のトータルと市民サービスの切り札と呼ぶこの総合福祉カードの採用は,夏の岡山市政の一服の清涼剤にもなるのではないでしょうか。 変わって衛生局関係に移ります。 保健所移管問題について。 これは昨日も垣下議員が代表質問でお触れになられましたが,重複するところはお許しをいただきつつ,以下項目別に伺ってまいります。 その1,昭和56年,県から岡山市に正式な移管の申し入れがあったものの,既に10年余りが経過した主な理由を御説明願うことと,いよいよ全面移管の標的をいつごろあたりに考えていらっしゃるのか。 その2,現在の計画では2保健所4支所体制のようだが,広大な地域に60万人近い人口に対するきめ細かな保健サービス業務から考えても,この体制では不十分ではないのか。 その3,計画されている新体制と現在建築中の桑野のふれあいセンターとの整合性はどうなのか。 その4,拠点的施設として予定されている中央保健所(仮称)については,移行前に県負担でと要望中だが,県の反応はいま一つであり,この今後の見通しは。 その5,現岡山環境保健所は御津郡内2町,西大寺地域保健所には邑久郡内3町をそれぞれ含んでいますが,これらの取り扱い調整はどのように行うのか。 その6,業務内容も1,700件余りと,膨大な数になっているが,これについても十分精査して役割分担を早急に煮詰めるべきではないのか。 その7,産業廃棄物関係業務は原則的には県の全面的な取り扱いの方向で検討していくべきではないのか。 その8,組織,機構は実務を重視した配置,構成で行うべきではないのか。 その9,保健所問題懇談会が6月13日に設置され,その後も幾たびか会合があり,見直しも含めどのあたりまでの話が出たのでしょうか。 その10,近い将来保健所問題で市民の意見を幅広く聞く機会を設けるべきではないのか。 以上保健所移管関係の質問でございました。 次に,精神障害者対策についてで,これはかねて長年懸案だった入院中心から地域ケアへの転換をうたった精神保健法が3年前の昭和63年施行され,その精神保健法の目的の中に,精神障害者の福祉という文言が入りました。 そこで,精神障害者は徐々に地域へと移り始めようとしておりますが,その受け皿となる居住施設,共同作業所などの社会復帰施設は岡山市でもほとんど皆無と言っていいと思いますが,この対応をまず承らせてください。 その第2に,これら患者や対象者の面倒を見たり支援する人々で岡山市精神障害者家族連合会のボランティア的会があり,温かいこの会への支援の先鞭をつけてくださった前々岡崎市長時代から継いで前松本市長へと毎年定期的に陳情が行われている経過がございます。平成2年度も,昨年9月にとりあえず5項目について陳情が行われており,その間に市長選挙で安宅市長へとバトンタッチされたわけですが,福祉面でも心のやさしい市長と漏れ承っておりますので,現市長の御配慮とともに,陳情の対応ぶりもあわせて承らせてください。 その第3に,本市から岡山県への要望事項の中,その第4,健康で触れ合いのある地域社会づくりの中で,20番目の番号,精神障害者共同作業所に対する助成の充実についての要望に対して,岡山県はどのようにその後対応をされているのかもお聞かせください。 その第4に,これもかねてからの要望のございました岡山市民病院への精神内科と精神科の新設は,この4月から実現を見て,ストレス社会への対応に対して心から御礼を申し上げます。 なお,この利用状況もついでにお聞かせいただければありがたいと思いますので,お示しください。 市民病院関係の話が出たところで,これは提言を兼ね御意見,御意向を打診するわけですが,高齢化社会を迎えてどこの医療機関を見渡しても診療時間内は時間に拘束されぬお年寄りがあふれ,一見社交場的な観を呈しているところが多々ございます。それもいいのですが,勤労者や時間に制限される人たちが,短時に,急にという場合には思うようにいきません。 そこで,神戸市西市民病院が試行先行を始めたような老人科への取り組みを考えてはと思い,提言を兼ね申し上げておきます。 さらに,せのお病院移転新築化がいよいよ軌道に乗り,地域医療に前進が始まったことに対し,関係の方々の御努力と御尽力にこの場をおかりして感謝を申し上げさせていただいておきます。 次に,医療廃棄物処置のその後を伺います。 この処置方について,我が党は吉田,景山両議員を初め再三調査や質問をさせていただきましたが,その後どう処置されているのか,対応をお聞かせください。 厚生省は,平成元年秋,適正処理のために医療廃棄物処理ガイドラインを公表,昨年4月から実施しておりますが,この件に対して本市では指摘も含め危険と生命にかかわる問題でもあるだけに,執拗に迫っておきますが,つまびらかにその後の対応をお答えください。 次は,健康診査についてでございます。 昭和58年2月から老人保健法が施行され,この制度の適用により老人の医療面だけではなく40歳以上の壮年期からの健康管理が充実されておりますが,本市でも基本健康診査を基本に,胃がん,子宮がん,乳がん,肺がんと,年次ごとに診査科目が増加されてきました。そして,今回から日本人の欧米型への食生活の変化から,急増する大腸がんを健診対象に加えられたことは要望者のサイドとしても一安心をいたしております。しかし,この健診の受診率が20%前後を上下している現状からも考えて,もっともっと受診率の向上策を図るべきだと思います。 なお,熊本市では一般健康診査の受診率アップを目指して夕方の6時から8時の夜間健診を実施しております。これも一方法ではありませんか。率の向上に当局のお取り組みを伺っておきます。 次は,市営斎場の建設,市立葬儀場の設立について伺います。 昨今の住宅事情を考えるとき,一昨年の我が党の代表質問で提案しています市立の葬儀場はますますその必要性が増大しています。我が市における公共施設の充実が急がれるわけでありますが,市長もかわられたことでもあり,今後の計画と方向性についてお聞かせください。 変わって経済局関係に入ります。 児島湖浄化についてでございますが,人造湖としては我が国でも有数の児島湖は,近年ますます汚れが増加,全国ワースト5となってしまいました。それが国の湖沼法の施行に続き水質改善などを目指して,岡山県では児島湖環境保全条例がこの4月から施行されることになり,加えて児島湖をきれいにする議員懇談会が児島湖に関係する県議で構成され,環境保全にエンジンがかかることになりました。 また,農水省でも浚渫などの目的で2億円余の予算が図られているようですが,これに対して対象を受ける岡山市としては何を期待し,何をなすべきか,何が影響を受ける予想なのかをそれぞれお聞かせください。 次は,CONVEX岡山に関連して質問いたします。 今から6年前の本会議で,我が党の景山議員の提案に緒を発して,岡山市側から県を動かし,この5月2日に岡山の新しい人,物,情報の発信基地としてCONVEX岡山はオープンいたしました。オープニング記念事業の「蘭おかやま1991」,第2段の「テクノ・フォーラム'91岡山」とともに,予想以上の倍近い来場記録,続いて「'91先端産業フェア岡山」も,従前の浦安会場に比べてはるかに出品もレイアウトもよく,まずは順調な滑り出しに御同慶の限りでございます。しかし,課題と役割はこれからと見守りながら,不備な点に対する注文がございます。 それは1つには,案内看板が少ないこと。2つには,国際会議場があるのに,外国人向きの案内と施設,雰囲気がない。3つには,駐車場付近に公衆トイレが全然ない。4つには,食事,喫茶等の場所が少ないこと。5つには,交通,足の確保に不便である。等のことが利用者から指摘されておりますので,善処を図られますように望み,この対応を伺っておきます。ということが6点目に申し上げさせていただきます。 次に,国民宿舎の活性化についてでございますが,岡山市にも国民宿舎おかやま桃太郎荘がございますが,環境庁は今回利用率の低い国民宿舎の活性化を図るために,公営国民宿舎の設置基準を見直すことに決めました。この夏をめどに各宿舎が自由に料金の設定ができるようにしたり,原則として食事は食堂でとることや門限,消灯時間の延長など,基準の見直しを進めることになったようです。桃太郎荘も安いけれども,規制がうるさい,環境はいいが遠い上に食べ物が画一的で魅力に乏しいとの利用者の声もありました。今回の運営基準の見直しの通達により,大幅に弾力化されるものと思われますが,この桃太郎荘の活性化へ付近,周辺整備の拡充とあわせていかなる方途を計画されているのか,トータル的にプランをお聞かせください。 次に,緑化の推進についてでございます。 先般のチボリアンケート調査にもありますように,市民の公園に対する要望やイメージはやはり緑の公園がうかがえました。現代社会が追い求めてきた人工的なものから自然への回帰と申しましょうか,つくられたものからもともとあるものへの郷愁の方が強いのです。複雑化する現代人が今求めているゆとり,安らぎの場は,環境破壊や無計画な樹木の伐採には反対なのです。緑を大切に自然を大切にと,市長は2月議会の質問戦の御答弁でも,また先般の所信表明の中でも,緑化の確保を重点に置かれ,緑化推進を明言されています。 そこで,本市の緑化推進の基本計画について,そのスケジュールと進捗はどうかをお聞かせください。 次に,水路行政については,市長の所信の5つの施策の中の「緑豊かで安全な快適環境都市づくり」を取り上げて質問をいたします。 その第1点して,市長は岡山市の平坦な地形から考えて,水路の降雨時期における安全性はどうすれば保持できると思われますか。 第2点として,現在の水路は都市排水路として機能を十分果たしていると思われますか。 第3点として,水路の維持管理機構が3局,つまり経済,建設,下水道局に分かれ,しかもその範囲が明確になっていなくて,市民からはたらい回し行政と悪評であったものですが,この,さきの本会議における我が党の新谷議員の質問で,当時の三宅総務局長は,平成3年6月までにそれを明確にするとの答弁がありましたが,いかがですか。 第4点目として,水系別の水路の基本計画も立てられてない現状について,また今後ますます都市化の進む中で,水路だけがばらばら行政ではいけないと考えますが,市長の御所見をお伺いし,ぜひ水路行政の一本化を推進していただきたいと要望いたします。 第5点として,笹ケ瀬川改修実施基本計画が平成2年度に岡山県で策定されたと仄聞いたしましたが,当局は岡山県からいつ,どこの課が説明をお聞きしましたか,またその内容についてお知らせください。特に,この梅雨シーズン,注意報,警報が出ると気になって仕方がありません。 次は,今議会御上程の農業振興対策事業費に関して2点伺います。 まずは,上道フラワーガーンデン(仮称)の基本計画構想についてでございますが,私どもはかつて岡山市にも農業公園をと提案したいきさつから,実現へ前進したことは喜ばしいことだと思います。 そこで,内容的には神戸市のワイン場もある農業公園型なのか,それともただいま建設中の神戸フルーツパーク型なのか,岡山市型構想をお聞かせください。 もう一点の農業振興対策の女性農業士導入について伺います。 農業の担い手育成や地域農業の振興,環境保全,特産,加工品の開発などに女性ならではのきめ細かな視点から,地域のリーダー役をとのねらいは大変歓迎いたしますが,老婆心ながらちょっと心配いたしますことは,岡山県が昭和49年から岡山県農業士制度を設け,現在116名が指定されていますが,このうち認定基準からか,女性はわずかの3人しかいらっしゃいません。そのような現状から,岡山市女性農業士はどのようなポイント,キーワードでお選びになられ,また年齢は平均型で,うん歳くらいの方々をズームしていらっしゃるのか,お教えくださいませ。 建設局関係のトップ質問は,「城下に大きなドラムと高まるリズム」「城下に大きなドラムと高まるリズム」この句はいよいよ9月23日,秋分の日,大安吉日,待望のオープニングセレモニーを迎える岡山シンフォニーホールをうたいたたえた句でございます。文化の薫る岡山カルチャーゾーンにときめきタイムを告げる岡山シンフォニーホールは,今開場を間近に控え,総仕上げの真っただ中でございます。 それでは,本題のお尋ねに入りますが,第1はホールの意義と目的とホールの役割について,主たる項目に分けて御説明ください。 第2に,ホールの運営はどのようにするのか。例えば,近年運営を第三セクターに委託するケースがふえているが,この場合メリットとデメリットがあるが,それはどのように評価しているのか。 第3は,館長以下プロデューサー的,支配人的,営業マン的人の配置の人事が大事なキーポイントであると思いますが,適材適所のスタッフの体制は万全なのかどうか。 第4に,特徴,ウイークポイントとPR,宣伝作戦はいかにやられているのか。また,人を集めること,楽しませること,退屈させないこと,つまり人の定着化の方法は。 第5に,岡山市シンフォニーホールと呼ぶと一般受けは,あの2,001名収容の大ホールしかないものと思っている方が多いので,和風ホールやイベントホール,それにスタジオ1・2と,使用目的に応じて各種施設があり,おまけに安く使えることをPRされる必要があると思いますが。 第6は,9月23日NHK交響楽団のオープニングセレモニーに始まり,明年1月26日の創作オペラ「ワカヒメ」まで,一連のオープニングプロが続くわけですが,問題はそれ以後で,真の評価が問われることは必定です。 そこで,平成4年以降の事業計画はどうなされているのか。また,これからの運営基準のために基金を積み置くべきだと思いますが,この用意,手だてはなされているのでしょうか。 以上6点にわたり岡山シンフォニーホールに関してお尋ねいたしました。 次は,JR瀬戸大橋線の高架化ついて。 これは昨日も垣下・片山両議員から御質問も,御提案もございましたが,きょうは傍聴席に地元の方もお越しでございますので,あえてお尋ねいたします。 宇野線当時は通過する列車が1日84だったものが,昭和63年4月の瀬戸大橋線の開通により一挙に2倍以上の173本以上に急増しております。このため,JR瀬戸大橋線の大元駅付近の高架化については,昭和五十七,八年度当時,鉄道高架化の必要性と緊急性について検討を行い,平成元年より県とともに実現化に再検討を行い,昨年は建設省が予算要求に盛り込みながら少しブレーキをかけました。これは何が原因だったのか,お教えください。 さらに,ことしこそは実現をと復活折衝的に猛運動を大々的に展開してください。 また,そのような機運のとき,まちづくりと流通の一本化,交通渋滞の緩和のためにぜひ早期化をと,去る6月23日この岡山市役所において,会長を安宅市長にJR宇野線大元駅付近高架事業促進期成会が発車いたしました。いずれにしても,この会長たる安宅市長に,市長として会長としてのダッシュぶり,促進のダイヤを機関車として汽笛を高らかに響かせてください。 次いで,宇野線の高架化問題の関連質問で,「線路は続くよどこまでも」ではありませんが,ただいまの中島田町から備前西市間3.2キロが問題ばかりだけではなく,去る平成元年2月21日に妹尾,箕島両学区連合町内会から地元陳情が出されており,本年度も重点項目になっている妹尾,箕島両駅方面の複線高架化要請はその後どう扱われているのか,全体感とニーズに立ってこの事業も進めてください。 さらにまた,四国香川県側から岡山─高松間のJR瀬戸大橋線へミニ新幹線導入検討結果は,総体的に厳しい内容がありました。ミニ新幹線導入よりも在来線の強化が報告されているようですが,このことをも含め御答弁ください。 次に,放置自転車対策についてでございます。 岡山市が県下で初めて市放置自転車防止条例を設け,施行してやがて3年目を迎えます。この間,放置禁止区域のうちJR岡山駅付近は放置自転車が減少し,効果を上げていますが,駅前地区は依然当局の撤去,取り締まりとのイタチごっこで,当局の御苦労も大変なことであるとお察し申し上げます。 そこで,禁止区域の見直しとともに,撤去の方法を再検討すべきではないかと思いますが,当局の御見解をお聞かせください。 また,JR沿線周辺地区で放置自転車対策を講じなければならない箇所があれば,これも御答弁ください。 次に,交通安全運動に配慮をと,意見を添えて伺います。 市内の小学校区単位に交通安全対策協議会並びに交通安全母の会の組織が設けられ,地域の事故防止に全くボランティア精神の発露として御活躍されております。もちろんこの従事に御参加の方々は,お互い奉仕の活動をなされていることに他言はございませんが,私側面から拝見させていただいたり,たまにこの運動に参加させていただいて感じることは,余りにも市の補助金的活動感謝金が1万円とか7,500円の少額であることでございます。会長の市長さん,この交通安全運動に真心の配慮の増額向上をお訴えし,善意あるお気持ちをお聞かせください。 次に,愛称道路の増進パート2と題してで,住みよいまちづくりの一環として,個性的で魅力ある道路づくりを求め,安らぎや憩いを感じさせ,道に親しみと愛着を持ち,覚えやすくてよくわかるような市道等に愛称,ニックネームをつけるようにと私は10年前に提言させていただき,商工会議所様からも御賛同をいただき,市役所筋とか桃太郎大通りとかの名づけがなされて今日に至った次第でございます。当時,当初のスタート時点では20本のはずだったものが,とりあえずということで10本で発足されたのです。 そこで,当初の計画では20本が予定された経過もあり,10年前と比べてほかの道路も大分整備がなされたり新設されたりいたしましたので,再び候補道を選び,市民からつけるにふさわしいニックネームの道を募集されるように迫り,パート2に対する快い御答弁を期待しておきます。 関連質問で,道路標識についてのお願いと提言ですが,多少ローカル的になり,恐縮ながらも同じ岡山市域の要望です。 それは,藤田,興除地区の道路にもミニ標識をとの要望で,御存じのとおり,この方面は干拓の歴史上から田畑と道路が碁盤の目のように設けられており,目印がどこも同じような形態をなしており,初めての人はおろか,土地の人でもわかりにくい上に,最近は宅地化も進み,住民から最近は岡山県下の山村道に入っても標識が設置されているのに,大岡山市が不親切だと言われます。市民サービスの上からも,このミニ標識の設置を願い,前向きの御配慮をと望んでおきます。 変わって道路管理システムに関してお尋ねいたします。 システムの基本となる道路台帳管理の基礎のための全市域の航空写真測量を実施されるようですが,この航空写真事業はどこが写して,どこがおやりになる予定なのでしょうか 次に,下水道事業について。 市長の所信表明で,15年で70%の下水道普及率の実現を目指すため,下水道基本計画を策定するとありますが,この計画はいつできるのか。また,新しい経済的な方式を導入する下水道モデル事業調査の実施とは,具体的にどのようなことをするのか。 第2点として,この目標を達成さすために留意しなければならない問題点をお聞かせください。 第3点として,平成2年度の下水道工事の繰り越し率が約53%と,高いものとなっており,特に面的整備が大幅に遅延しているようだが,この点について今後のお取り組みはどうするのか。 第4点として,下水道事業の推進に欠かすことのできないほかの地下埋設物の移設等工事についての協力,連携が特に大切と考えるが,協力体制の確保はできているのか。 第5点として,処理可能区域における水洗化率はどうか。 第5点として,第7次5カ年計画が本年度より実施されるが,その実施区域を詳細に告知してはどうか。また,その時期を明示してください。 第6点として,請負施工業者の作業員不足が事業進捗に影響しているが,この対策はどうか。 第7点として,地元調整のおくれも工事のおくれの原因となっているが,具体的にどのようなものが隘路となっているのか。また,調整の手順はどうしているのかをお聞かせください。 第8点として,地元調整に当たる組織を確立する必要があると考えますが,御見解をお知らせください。 第9点目として,都市下水路についてお伺いいたしますが,津島都市下水路の完成と岡大正門前通りに埋設する座主川との連絡管は早急に施工を要すると考えますが,着工はいつですか。また,一宮都市下水路の計画について詳しくお知らせください。 変わって消防体制の充実に関しては,市長並びに消防局当局の前向きのお取り組みをまず評価して大要3点にわたりお尋ねいたします。 その1,岡南分署の署昇格については,我が党の苦水議員や関係の方々が願い続けてきたところでございますが,この署昇格はことしうん月を予定されていらっしゃるのか。 その2,来年春からスタートする高度な応急処置ができる救急救命士の誕生はこれからの救命率の向上に大いに寄与されるものと期待しております。また,今後もますます救命士の増強と高規格救急車の積極的導入を図られますよう要望申し上げるととに,今後の年次計画を伺わさせてください。 なお,その車には病院へ連結するファックスとか,あるいは自動車電話の設備まであるのかも伺わさせてください。 その3,本市の西方面へ消防の地区出張所建設についてでございますが,これは我が党の小林議員が質問した経過がありますが,御存じのとおり人口急増と都市化のためにぜひ早急に対応をと願いつつ,場所は大元,西,御南学区のどこを決められたのかお伺いいたします。 いよいよ教育委員会関係になりました。 まず,校則についてお尋ねいたします。 集団生活を営む以上一定の秩序を維持するという意味から行動などを規制する校則があるのは当然のことと考えます。しかしながら,現在一般的な傾向として,校則の細分化が行われ,その妥当性を疑うようなものがあるのも事実のようであります。 そこで,校則のあり方,あるいはその見直しについてお尋ねいたします。 まず第1点は,教育長は校則のあり方についてどう考えていらっしゃるのでしょうか。 第2点は,子供たちの人づくりを問い直す委員会からの校則のあり方についての提言があったと聞いておりますが,どんな提言があったのでしょうか。 第3点は,この提言に基づいて各小・中学校では見直しがなされたのでしょうか。その状況をお知らせください。 第4点は,見直しをされた校則の具体例を数例挙げてください。 以上4点についての校則の御答弁をお願いいたします。 次は,学校5日制への対応についてでありますが,一般企業の週休2日制,あるいは官公庁の4週6休制が次第に定着しつつあり,また世界的な傾向としても労働時間の短縮も叫ばれています。こうした環境の中で,文部省は平成2年度学校5日制への調査研究協力校を指定して具体的な研究を進めており,平成3年度末までには何らかのまとめを出すのではないかとも予測されております。このような流れの中にあって,本市では学校5日制に向けての研究委員会を設置し種々検討をなされているようなので,次の点をお尋ねいたします。 その1,学校5日制が実施されたとして,学力の低下は防げるとお考えですか。 その2,地域を中心とした社会教育という観点から,どんな問題点が出ているのでしょうか。 その4,倉敷市で調査研究協力校に指定された学校の現在までの状況がわかればお知らせください。 以上についての御答弁をお願いいたします。 さて,岡山の歴史を守り,伝えようと,総合歴史博物館構想が吉備文化,岡山城,児島湾と,それぞれ3つのテーマを中心構成に,大分具体化されてきたことは朗報の一つとお喜び申し上げますが,その文化財保護行政とともに,一方では岡山市の未来を担う子供たちへも何か一工夫も二工夫も英知を集めた文化の贈り物があってもいいように思えてなりません。 ここに一応の代表質問を結ぶに当たり,再び市長さん,教育委員長並びに教育長にお伺い申し上げますが,岡山市の箱物施設には子供たちに夢と希望を与えるような物が果たして幾つあったでしょうか。あえて数えてみても,図書館,少年自然の家,それに建設中の西川イベントカルチャープラザ等ぐらいしか思い当たりませんね。実に寂しい限りでございます。よその町のように水族館の一つもあるではなく,あす,あさっては七夕でございます。「笹の葉さらさら」ではございませんが,プラネタリウムのある天文館,天文台はさらさら,少年たちへの夢の科学館や科学文化のものはゼロゼロ,これでは学校5日制となったとしても,子供はやっぱり狭い家でパソコンとテレビなのでしょうか。 そこで,岡山の子供たちへの夢と希望,そしてまた水族館や天文館,科学館建設と,夢をはぐくむドリーム21Cプランぐらい語っていただけることを催促して,督促して,七夕手形にならないように願ってまずは代表質問このあたりで終わらせていただきます。 大変御清聴ありがとうございました。失礼いたします。(拍手) ○議長(花岡薫君) しばらく休憩いたします。    午前11時15分休憩    ─────────────    午前11時37分開議 ○議長(花岡薫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 当局の答弁を求めます。   〔市長安宅敬祐君登壇〕 ◎市長(安宅敬祐君) 公明党を代表しての内田議員の代表質問に順次お答え申し上げます。 まず最初は,市長の政治姿勢と政策についてでございますが,その中で最初に,小選挙区制,政党法の導入の動きに対しての私の見解をという御質疑でございますが,第8次選挙制度審議会が答申した衆議院小選挙制等の問題につきましては,民主主義の根幹にかかわる重要な問題であり,国民にとっても重大な関心事であると言えます。私も強い関心を抱いているものでありますが,現在中央においていろいろ論議がなされているところでありますので,その推移を注意深く見守っていきたいと考えております。 次に,チボリ問題についての御質疑のうち,センチュリーパーク社問題につきまして,株主としての一定の責任,社長職,あるいは債務保証の引き継ぎについての御質疑でございますが,センチュリーパークチボリ社はチボリ公園の企画誘致会社であり,チボリ公園誘致の是非を含め再検討する立場で市民の信託を受けた私といたしましては,現時点で社長に就任することは適当でないと考えておりますが,同社の設立に当たっては,御指摘のように岡山市は筆頭株主でもあり,中心的役割を果たしてきたという経過もあり,近い将来にはこれらをあわせて解決しなければならない問題と考えております。 営業権譲渡につきましては,いまだ引き継ぎがなされていませんが,センチュリーパークチボリ社とチボリ・ジャパン社の間で譲渡するとの合意のもとに昨年3月覚書を締結しており,手続上は双方の会社が株主総会を開き特別決議をする必要がありますが,現在までのところもろもろの事情からその手続がとられていないと聞いておりますが,最終的には引き継がれるということになっております。 次に,チボリインターナショナル社との契約問題についてでございますが,チボリインターナショナル社とチボリ・ジャパン社との基本契約の解除条項では,この事業の成功が予測できないときには,相手側に書面で通知することにより解除できるとされております。こうしたことから,事業の成功が予測できない場合には,契約条項から判断すれば,チボリインターナショナル社に対するチボリ・ジャパン社の損害賠償等の負担は生じないものと考えております。したがって,当然岡山市の負担も発生しないと考えております。 次に,用地取得問題について,新聞報道で断念という意向というが報道されているが,真意かということでございましたが,これにつきましては昨日から始まりました本会議において垣下議員の代表質問,片山議員の代表質問に御答弁した以上のことは申し上げておりませんので,御理解を賜りたいと思います。 それから,この県との協議ということでございますが,これも昨日の垣下議員の代表質問にも御答弁しましたように,検討すべき課題については県を初め関係者との協議が必要と考え,これまでも何回となく話し合ってきております。 それから,用地取得問題で3点のいろいろなケースを挙げて御質疑がございましたが,まず第1のチボリ公園用地を県と共同購入するということは,これまでの話し合いの中においては可能性は少ないと考えております。 次に,チボリ公園以外の目的で用地を取得することについてですが,現段階では特許公園を前提としたものになっており,市として直ちにチボリ公園以外の目的での用地取得はできないということになっております。この場合は,新たな土地利用計画の検討,または具体的な事業計画を策定した上で,国鉄清算事業団の資産処分審議会の承認など,一連の手続を経なければならないことになります。 それから,用地取得そのものを断念する場合については,これは岡山市以外の者が岡山市にかわって取得し,チボリ公園事業を継続し,岡山市は周辺整備事業をする場合と,チボリ公園事業が全く中止されて,改めて国鉄清算事業団において,土地利用計画が策定され,それに基づいて処分されるということが考えられるわけでございます。 次に,所信表明の中で400万人の客数は可能と考えているというふうに受け取れるがどうかという御質疑でございますが,所信表明の中で申し上げましたように,400万人の入園者を確保するにはよほどすぐれたソフトと企業努力が必要だと考えております。岡山にはチボリ公園のソフトであるチボリガードが果たして岡山チボリ公園の催し物の中で目玉事業になり得るのかどうか,あるいはパントマイム劇場,野外劇場,コンサートホールなどで多くの人を集めることができ催し物が果たして岡山でシーズンを通して提供できるのかどうかいう問題があります。さらに,チボリ公園がデンマークの首都に位置していること,ヨーロッパの北の玄関口とも言える国際空港があること,短い夏の期間を楽しみたいという国民性や風土に合っていること,あるいはチボリの名がヨーロッパではかなり知名度が高いことなど,岡山と異なる有利な条件があります。入り込み客を確保するには,これらのハンディキャップとも言われるものをはね返すだけのよほどの企業努力とソフトが求められると,こういうことで申し上げたわけでございます。 次に,経営努力を超えるほどの赤字が出た場合,市も地主として一定の責任が出てくると考えるのかどうかという御質疑でございますが,岡山市が土地を取得して貸し付ける場合には,賃貸借契約によることとなり,法律的には賃借人の債権債務に関与する必要はないと考えます。しかし,岡山市の100周年記念事業としてチボリ公園のために貸す場合には,経営努力を超えるほどの赤字が出た場合,ある意味で運命共同体という見方も出てくる可能性があり,その場合には全く負担を完全に免れることはできない場合が出てくることが考えられるわけでございます。もしそうであるとするならば,民間企業が行う事業のリスクが市民の税負担にはね返る可能性があるということですから,この点について市民の理解が本当に得られるのかどうかという判断が求められるということになるわけでございます。 仮に退く場合,どのような,どの程度の額が想定されるのかという御質疑でございますが,昨日の新和クラブを代表しての垣下議員にお答えしましたように,退く場合としては,市が公園用地を取得することを断念し,市の役割分担を駐車場を含む周辺整備に限定するケースがまず考えられます。この場合には,道路,駐車場の用地費約70億円と周辺の土地区画整理事業として10年間で約140億円,道路整備事業約26億円,新駅の負担金約5億円の合計約241億円の負担と推計しております。 また,退く場合の2つ目のケースとして,市が土地取得をやめたためやむを得ずチボリ公園計画が中止されることも考えられます。この場合には,これまでにチボリ公園関連の事業推進のために支出している総費用のうち,出資金1,500万円のほか一定部分について市の負担が生ずる可能性があると考えております。 また,可能性の範囲等については,昨日の政友会を代表しての片山議員の代表質問に御答弁申し上げたとおりでございますが,この額についても具体的に申し上げましたが,このすべての範囲に市として法的に責任があるという意味で申し上げたわけではなく,最悪の場合係争になるおそれがあるという範囲ということで申し上げたわけでございます。 次に,第3次総合計画に関しての御質疑でございますが,既に御案内のように,第3次総合計画基本構想は,21世紀を展望して岡山市のあるべき姿と施策の方向を示し,平成元年6月市議会の議決をいただいております。 また,基本計画は基本構想に掲げられた都市像を実現するための施策が総合的,体系的に示されていますが,2月定例市議会でも答弁いたしましたように,政策の急激な転換を避けることとし,これまでの市政の基本的方向を踏まえることが重要であると考えております。 一方,平成元年度から平成3年度までを計画期間とする実施計画は,平成3年度をもって終了することから,平成4年度から平成6年度までの3カ年を計画期間とする新しい実施計画を本年度末を目途に策定を予定しており,本市の行財政運営の指針としてまいりたいと考えております。 また,2月定例市議会において,6月定例市議会の所信表明の中で申し上げました「瀬戸内経済文化圏の中核拠点都市づくりと,心のかよいあう,あたたかな,市民生活優先のまちづくり」を基本にして,5つの政策の柱を掲げており,加えて当面の市政の重要課題として,下水道,道路,公園などの生活関連の社会資本の整備ほか5つの課題を掲げておりますが,今後ともあらゆる分野から行政課題を再点検し,諸情勢の変化に即応した行政の推進に努めてまいりたいと考えております。 次に,政策の選択性についての御質疑でございますが,都市づくりの基本的スタンスについての御提言と承りました。 多様化,高度化する市民ニーズにこたえ,地域の個性と創意を生かした都市づくりを進めていくことが今最も求められていると考えております。このため,市は市民の参加と協力を基本に,主体性を発揮し,市民福祉の向上に努めるとともに,先導性,計画性を持って都市基盤の整備を進めていかなければなりません。とりわけ政策の実施に当たりましては,緊急性,効率性,公平性はもとより,費用,効果のバランス等を勘案して政策の選択を行うこと。加えて,総合的,計画的な執行を図るため,政策立案能力,総合調整能力を強化することが肝要と考えております。いずれにいたしましても,市民生活優先の原則,効率的な行財政運営に視点を置きまして,市民が主役のまちづくりを推進してまいりたいと考えております。 次にアンケートと市民のニーズということの御質疑でございましたが,複雑多様化する市民の御意見や御要望を各種の方法で収集し,市政運営に反映させることは,地方自治の基本であり,非常に重要なことであると考えております。私が2月定例市議会における所信表明で,市政の推進に当たっては市民の声に耳を傾け,市民とともに歩む市民が主役のまちづくりを進めると申し上げましたのも,そういう趣旨からでございます。 内田議員におかれましては,西南部地域で当面する諸課題に関して,市民の生の声と関心の度合いを聞くため,独自に市民意識調査を実施され,住みよいまちづくりに反映されるよう御努力されておられ,深く敬意を表するものであります。 御指摘のアンケート調査につきましても,市民各層の御意見,御要望や苦情などを積極的に把握するため,定期的に実施してまいりたいと考えております。 なお,アンケート調査の実施に当たりましては,市民の御意見や考え方が正しく反映されることが何よりも重要であり,先ほどいただきました神戸市の資料に見られるような多色刷りやイラストなどを参考にしながら,市民の方々が取り組みやすい方法などについて十分配慮してまいりたいと考えております。 次に,支所のあり方をどう評価,認識しているのかという御質疑でございますが,支所については地域住民のサービスの拠点としてこれまで機能の充実を図り,地域に定着してまいったと考えております。今後はさらに地域振興に向けての住民活動の拠点として,地域活性化推進対策事業などを活用しながら,支所地域の活性化に取り組んでまいりたいと考えております。 また,市町村合併と自治体の権限移譲についての考え方の御披露がございましたが,これにつきましては去る6月21日報告された第3次行革審の豊かな暮らし部会によれば,東京一極集中の是正のため,地方の中枢都市を重点的に育成していくべきとの提言がなされております。 岡山市においても,日常生活圏や経済圏の広がりに対応して,地域が魅力ある地域づくりを実現するためには,行財政面の自立性を高める改革,権限の移譲,広域行政など地域本位の行政を進めることができるような地方行政体制の確立が今後の重要な課題と考えております。これらの課題については,地方制度調査会において市町村の再編,地域中核都市制度,広域行政の具体化に向けて検討がなされることになっておりますので,審議の促進を期待しているところでございます。 次に,メセナといいますか,文化度と文化予算についての御提言がございました。市民生活の多様化に伴い価値観は大きく変化し,文化的,知的要求が高まっております。市民生活の快適環境の向上や都市のシンボル性の創造など,あらゆる分野にわたり文化的視点を持って市政を推進することは重要な課題であり,現在各種事業や施策を各セクションにおいて創意工夫をしているところでございます。行政には,市民が文化活動を進めていくための活動の場や機会づくり,文化情報の提供,指導者の養成など,さまざまな文化活動の支援や施設整備などの文化的環境づくりなどが求められております。そのために,岡山市芸術祭の開催や坪田譲治文学賞の創設,岡山スポーツ・文化振興財団の設立など,またハード面としては約90億円をかけた岡山シンフォニーホールの建設や約35億円をかけた西川イベントカルチャープラザ(仮称)の整備等を進めているところでございます。その他,文化的シンボルゾーンの整備,彫刻のあるまちづくり,市街地景観整備として電線の地中化や歩道のカラー舗装など,生活の場,活動の場に潤いや魅力が感じられるよう文化的視点に立ったまちづくりを推進しているところでございます。 いずれにいたしましても,文化とは本来人々の生活の積み重ねの中から生まれてくるものでもあり,今後市民と行政が一体となってこれらの施策を推進し,個性と自立に満ちた文化的視点に立ったまちづくりを推進していきたいと考えております。 次に,姉妹友好都市についてもっと拡大充実を図ってはどうかという御質疑,御提言でございますが,岡山市でこれまでに姉妹友好都市との交流を通じ,市民の国際化に努めてまいりました。具体的には,昭和32年5月にアメリカのサンノゼ市と縁組を締結して以来,4都市と都市縁組を結び,現在まで広く海外との友好親善を図っており,文化,学術,スポーツ,経済などのさまざまな分野で幅広い交流を展開しております。 御指摘の5大州をネットとした交流という考え方に立って,世界の国々との交流,あるいはアジアとの交流を強めることは意義のあることと考えております。しかしながら,姉妹都市縁組につきましては,何と申しましても市民のコンセンサスと全市的な機運の盛り上がりが必要であり,市としては当面市民レベルでの各種の交流が広く行われるよう努力してまいりたいと考えております。 次に,市庁舎整備に関しての御質疑でございますが,市庁舎整備のうち,仮称第2庁舎につきましては,種々検討を重ねてきているところでありますが,本年度は基本設計を行う予定であります。また,仮称第4庁舎につきましては,床面積約2,800平方メートルの建物で,行政機能,福利厚生機能,研修機能を持たした庁舎を考えております。その他につきましても,市民サービスの向上,執務環境の整備等を目標に目下鋭意検討中でございます。 次に,高齢者福祉に関してで,老人介護手当の支給について,もうそういう時期に来たんではないかと,こういう御提言でございますが,お年寄りの介護者の負担をいかにして軽減するかは,在宅福祉の充実を図る上で極めて重要な課題であり,今年度高齢者福祉中期構想の見直しを予定しております。その中で,御提言の介護手当の取り扱いも含め,在宅福祉支援の方策について検討することとしております。 また,次の御提言の総合福祉カードの導入についてでございますが,これは今後の本格的な高齢化社会に向けた新しい行政サービスシステムの一つとして,本市としても注目しております。カードを利用することにより各種申請書の省略や正確,迅速な行政サービスの向上とあわせて,お年寄りや家族の方々の負担軽減,各種制度の利用促進などにつながるものと考えております。本市においても,出雲市など他都市の実施状況も参考にしながら,今年度予定している中期構想の見直しの中で鋭意検討してまいりたいと考えております。 次に,保健所移管問題についての御質疑がございました。この保健所の問題での一連の御質問についてでございますが,まず保健所の移管の時期につきましては,昨日新和クラブの垣下議員の代表質問に対して御答弁申し上げましたように,一日も早く保健所政令市の指定が実現するよう鋭意取り組んでまいりたいと考えているところでありますが,円滑な移行を図る上で,当面解決していかなければならない課題や問題点が山積している状況の中で,特に移行に当たっての保健所の体制整備を初めとする基本的な課題について,一定の見通しがついた段階で移行する時期の目標を設定してまいりたいと考えているところでございます。 また,2保健所4支所体制では不十分では,あるいは現在建設計画中のふれあいセンターとの整合性,あるいは中央保健所について県負担で移行前に整備するよう要望中であるが,今後の見通しというような御質疑がございました。 移行に当たっての保健所体制の整備に関連しての御質問につきましてのうち,2保健所4支所体制ということにつきましては,保健所問題調査研究チームが移行時の保健所の体制として提案しているものでございます。この研究チームが提案しております保健所支所というのは,中央保健所(仮称)が管轄する人口,面積とも余りにも大きいことから,主に対人保健サービスをできる限り身近なところでという考えのもとに,岡山ふれあいセンター,またはこの地域センターに保健所支所を併設することを提案していると考えております。ただ,これから整備する地域センターは別として,岡山ふれあいセンターを保健所支所と位置づけることについては,自治省のリーディングプロジェクトとの関係もあって,現時点では難しいのではないかと考えております。 なお,岡山ふれあいセンターにつきましては,御承知のとおり保健,福祉,生涯学習の一体化した施設でありますので,対人保健サービスを中心に十分に活用してまいりたいと考えているところであります。 また,研究チームが提案している中央保健所(仮称)の整備については,研究チームとしては現在の岡山環境保健所が駐車場もなく,また施設面が十分でないこと等から,それにかわる新たな施設整備が必要で,その整備に当たっては県負担でということなどを提案しておりますが,これにつきましては移行に当たっての体制整備についての方針決定にあわせて県との煮詰めをしてまいりたいと考えております。 また,現岡山環境保健所には御津郡内の2町,西大寺地域保健所には邑久郡内の3町を含んでいるということがあります。これらの取り扱いを一体どのように行うのかという御質疑でございますが,この問題については本市が保健所政令市へ移行することによって,当然本市の管轄区域からも外れるということになりますので,その取り扱いについては県において適切な対応が図られるものと考えております。 次に,保健所の事務内容が非常に膨大な数である,また,役割分担を早急に煮詰めるべきではないか,産業廃棄物関係業務はどうなるのか──,こういう御質疑でございますが,保健所政令市へ移行するに当たって,県から市へ移行したい業務として,現在のところ1,700件余りの項目が提示されているところであります。これにつきましては,昨日垣下議員の代表質問に対して御答弁申し上げましたように,当面個々の業務についての分析と煮詰めをしてまいりたいと考えております。その際,市といたしましては,保健所政令市移行に伴い,現在の保健所の固有の業務はすべて市へ移行することとなりますが,県知事の委任業務につきましては当然に移行するということではなく,現在本市で実施している関連の業務との関係,あるいは市民サービス面などなどの観点から,一つ一つ十分精査をし,役割分担を早急に明確にしてまいりたいと考えております。 なお,産業廃棄物関係業務につきましては,移行に伴う非常に大きな問題であり,固有業務ということから,移行後は本市で取り組んでまいらなければなりませんが,円滑な処理ができるよう今後種々の問題について十分県と協議してまいりたいと考えております。 また,移行に当たっての組織,機構は実務をしっかり重視して構成,配置を行うべきではないかという御質疑でございますが,保健所業務を円滑かつ適切に処理していく上で,これは大変重要な問題であると考えております。したがいまして,御指摘の趣旨を踏まえまして,移行する業務の検討を進める中で,今後十分検討をしてまいりたいと考えております。 それから次に,保健所問題懇談会の今後の見通し,あるいは保健所問題で市民の意見を幅広く聞く機会を設けるべきではないかとの御質疑でございますが,保健所政令市へ移行するに当たって御意見をお聞きするため,岡山市保健所問題懇談会を設置し,現在までのところ2回開催いたしております。この懇談会は大所高所の立場から,保健所政令市へ移行することの意義であるとか,移行に当たっての保健所の施設整備のあり方,さらに保健所機能の充実に向けての取り組みなど,準備を進めるに当たって基本的な考え方をお伺いするものでございます。今後数回この懇談会を開催した後,お出しいただいた御意見を取りまとめてまいりたいと考えております。 なお,移行作業の煮詰めの段階では,別途関係団体,あるいは関係者の御意見等をお伺いする機会も必要に応じ考えてまいりたいと考えているところでございます。 次に,岡山市精神障害者家族連合会からの陳情がある。それに対する市長の考えということでございますが,精神障害者回復途上者の社会訓練の場と社会復帰の促進を図るための共同作業所の運営に関しましては,精神障害者家族会等民間団体の自主的な活動をいただいていることに対しまして,深く敬意を表する次第でございます。 精神保健対策に当たっては,基本的には保健,福祉両面からの取り組みが必要であり,国,県,あるいは関係団体との機能分担,役割分担を図りながら,相互に連携を保ちながら取り組んでいくことが必要であると考えております。市としては,交通費の一部助成を市単独で現在行っておりますが,今後とも陳情の趣旨を十分踏まえて精神保健対策の充実に向けて可能な限り努力してまいりたいと考えております。 また,市による県への要望事項中,精神障害者共同作業所に対する助成の充実の要望に対して県はどのように対応しているのか,こういう御質疑でございますが,これは,この精神障害者共同作業所に対する助成の充実についてということでございますが,共同作業所は回復途上にある精神障害者の自立につながる重要な役割を果たしているところであります。御承知のとおり,共同作業所に対する市の助成は,県の補助を受けて実施しているところでありまして,県に対しまして精神障害者の社会復帰対策のより一層の促進を図るため,共同作業所運営に対する制度の充実強化を要望してきたところでございます。その結果,平成2年度において指導員手当の一部助成に対して増額が見られたところであります。また,平成2年度から市独自の施策として,交通費の一部助成を行うなど,助成内容の充実を図ってきたところでありますが,今後とも助成内容の充実について県に対して強く要望してまいりたいと考えております。 次に,児島湖の浄化についての御質疑でございますが,深刻な水質汚濁が問題となっている中で,農林水産省においては,水質汚濁による農業被害を解消するため,児島湖に堆積した底泥の浚渫を行うとともに,親水施設,水質保全施設などの整備による周辺地域の環境改善を図ることを目的として,平成3年度に児島湖沿岸地区国営総合農地防災事業として採択をされております。本年度事業としましては,地質や土質の調査,測量,浚渫工法決定のための試験工事,また全体実施設計などを実施すると聞いております。 この事業の完成後は,水質の浄化,また環境や景観等の改善が期待され,その結果農林漁業者はもとより,一般市民に対しても良好な影響がもたらされるものと考えております。 本市といたしましても,本事業の早期かつ円滑な実施に向けて関係8市町村などとともに国,県に対し強く要望してまいりたいと考えております。 次に,緑化推進の基本計画のスケジュールについての御質疑がございました。岡山市では,緑豊かなまちづくりを進めるため,岡山市緑化条例を制定し,また緑化審議会等の意見も聞いて,緑化の推進を図ってまいりました。今後21世紀の岡山市の姿を展望した緑豊かな都市づくりを進めるため,さきに策定した緑のマスタープランに基づき,緑化推進基本計画を策定してまいります。計画に当たっては,緑をつくる,緑を育てる,緑を守る,緑を広げることを柱にしながら,平成3年度は岡山市における緑の現状把握のための基礎調査や基本計画の方向づけと課題の整備などを行ってまいります。引き続き平成4年度では,基本方針や計画目標,計画内容などを策定していく計画でおります。 次に,農業公園についての御質疑でございますが,上道フラワーガーデン(仮称)につきましては,フラワー及びフルーツを目玉にしつつ,地域農業の付加価値を高め,果樹の栽培から農産加工,観光農園,体験学習,レストランなど,第1次から第3次の産業形態にわたる農業の高次元化を図るための諸施設を配置することが構想されております。言いかえれば,都市住民の求めている自然との触れ合い,生活のゆとりや心の豊かさに対するニーズに応じて,農作業や農産加工,さらに地域の伝統文化との体験を重視した新しいタイプの農業公園を目指したものでございます。 次に,女性農業士に関する御質疑でございましたが,この岡山市独自の女性農業士の認定に当たってのポイントとしましては,1つは農業生産技術と経営管理能力にすぐれ,2つは地域農業の振興に関する熱意が高く,また地域女性等から信頼を受け,指導力を有していること。3つ目は,農家生活の改善,向上及び農業後継者の育成に関して貢献度が高い者で,年齢は中堅的なリーダーと考えられるおおむね40歳から60歳までの農業経営者及び農業従事者を考えております。 次に,JR瀬戸大橋線高架化についての一連の御質疑でございますが,国の予算について少しブレーキがかかったのは何が原因かと,こういう御質疑でございますが,原因といたしましては,連続立体交差事業については毎年全国で二,三カ所新規採択があり,全国的な優先順位があります。それから,JR西日本として現在10カ所程度の連続立体交差事業を実施しております。それから,岡山県においても現在水島臨海鉄道で連続立体交差事業が実施され,多額の事業費を要しておると考えられますが,これはその水島臨海鉄道が完成の時期になっておりますので,当高架事業が早期に事業採択が図られるよう強力に要望してまいりたいと考えております。 これに関連しまして,妹尾,箕島駅方面の複線高架化要請の陳情に関することでございますが,これは昨日の垣下議員の代表質問にもお答えし,片山議員の代表質問の中で特に御要望が強いということでもありましたが,本市としては最重点事項として今後とも関係機関との調整を行い,努力してまいりたいと考えております。 それから,ミニ新幹線導入結果により在来線の強化が報告されているが,これをどのように考えているかという御質疑でございますが,平成3年5月31日にミニ新幹線鉄道研究調査会から報告された内容を見ますと,建設投資額に比べ余り導入効果は期待できないとなっております。今後とも現在の宇野線を複線高架にするよう関係機関に粘り強く要望していきたいと考えております。 次に,交通安全運動に配慮をという御質疑でございますが,昨今交通事故の状況は大変厳しいものがあります。昨年6月総理府が行った世論調査によりますと,75%の人がふだん道を歩いているときに交通事故に遭いはしないかと不安に思うことがあると答えており,今日交通事故は日常生活における大きな不安の一つとなっていると言えます。 こうした中にあって,学区交通安全対策協議会,学区交通安全母の会の皆様には,家庭や地域社会から交通事故による被害者,加害者を出さないため,交通安全意識の高揚など事故防止に奉仕的な活動をいただいておりまして,感謝いたしているところでございます。 もとより交通安全の対策やその目的は,安全でより快適な社会の構築にあるわけでありまして,交通安全思想を市域全体に広げていくためには,学区交通安全対策協議会,学区交通安全母の会など,交通安全諸団体の協力は不可欠でありまして,その活動に係る活動費については,これは他の団体とのバランスもありますので,いろいろな角度から考えておりますので,御理解を賜りたいと存じます。 それから,議員御提言の愛称道路パート2をということでございますが,これは愛称道路については議員御指摘のように,市議会及び商工会議所からの提案を踏まえ,地域住民の方々には親しみをという観点,また旅行者にはわかりやすさということで,当初20路線程度を対象路線として選定することを考えておりましたが,昭和58年度に当面市街地中心部の10路線について広く市民から愛称募集をし,名前をつけ,現在では市民の間でも定着しておるようでございます。 なお,この愛称道路につきましては,歩道の拡幅,歩道のカラー舗装,植栽など,市街地景観整備事業を重点的に進めておる状況でございます。新たな愛称道路の選定につきましては,道路幅員,歩道幅員,整備計画等を踏まえて実施してまいりたいと考えております。 次に,下水道計画に関する御質疑でございますが,15年,70%と下水道基本計画の策定と,これはいつごろできるのかということでございますが,このたびの補正予算でお願いしている基本計画につきましては,下水道計画を策定していない吉備,津高,上道などの全市街化区域を対象に,主要の管渠のルートや能力等下水道の基本的な施設計画を今年度中に策定するものであります。これをもとに認可区域を順次拡大して,15年間で70%の普及率実現を目指し努力してまいりたいと考えております。 また,下水道事業についてのこの15年,70%の達成についてのいろいろな問題点についての御質疑でございましたが,この15年で70%の普及率の実現に向け,当面の5年間で10%アップの目標達成も,これはなかなか容易でないということも事実でございます。御指摘のあった工事の遅延防止策,地下埋設物管理者との協力体制の確保,施工業者の作業員不足,地元調整のおくれ,地元調整のため協力関係の構築など,議員各位の御指摘のように,解決すべき課題があることも十分認識いたしております。平成2年度からの繰り越し工事が多いことについては,深くおわびをいたし,早期完了に向け努力をいたします。 今後はこの苦い経験を生かし,次のような方策を持って執行したいと考えております。 1つは,工事施工の効率化を図るため,可能な地域においては発注規模の大型化を試行的に考え,今議会でも今までになかった面整備2件の契約案件を上程させていただいております。 2つ目は,他の地下埋設物管理者との協力体制についても,それぞれ下水道担当の窓口を設置していただいており,今後はスムーズな設計協議が行えるものと期待しております。 3つ目は,施工業者の技術力の向上のために技術講習会の開催などを業界とタイアップして既に実施しているところであります。 それから,下水道事業と地域住民とのコミュニケーションを深めるため,今年度から魅力アップキャンペーンを実施しており,これにより業界のイメージアップも図れるものと期待しております。 いずれにいたしましても,今まで経験のない整備量に対応するため,あらゆる角度から創意工夫を凝らしているところでありますし,今後とも積極的に実施してまいりたいと考えております。 次に,消防局関連の御質疑で,岡南署への昇格についての時期についての御質疑がございました。この岡南分署の署昇格の時期につきましては,さきの2月定例市議会において,平成3年10月,遅くとも平成4年4月には署昇格を目途に鋭意努力をしてまいりたいと御答弁申し上げておりますが,現在消防庁舎の増改築工事を急ピッチで進めており,また署昇格に必要な管轄区域の変更,車両諸装備等の整備を行っており,ことし,年内には署に昇格させ,新消防署として業務開始したいと考えております。 次に,子供へのドリーム21Cプランをという御提言でございますが,さきの出生率の発表によりますと,1.57ショックをさらに下回る1.53人となりまして,児童数は激減の一途をたどっております。岡山市においても,児童の健全育成は最重要課題の一つと考えており,遊び場の確保は大切であるとの考えから,児童公園,児童遊園,ちびっ子広場を初め図書館,児童館の整備に努めてきたところであります。また,プラネタリウムの施設を備えた県立児童会館など,市内には十分とは申せませんが,児童の遊び場として各種施設を整備活用されております。 現在国において,学校5日制は検討されており,近い将来実現されるものと思われます。児童の健全育成のためには,遊び場の確保を初め地域住民による受け皿づくりは現在以上に必要になってくると考えられますが,議員御提案のいろいろな施設も十分勘案いたしまして,本当に児童に夢を与える施設整備については今後十分研究してまいりたいと考えております。 その他の議員の御質問については,関係局長等から順次御答弁させていただきたいと存じます。 ○議長(花岡薫君) 答弁途中ですが,午後1時25分まで休憩します。    午後0時22分休憩    ─────────────    午後1時32分開議 ○議長(花岡薫君) 休憩前に引き続いて会議を開きます。 当局の答弁を求めます。 ◎総務局長(槌田邦夫君) 総務局関係のうち,岡山市民会館の改善について,館のリフレッシュをするに当たってゆとりのある座席にしては,見やすいホールにしては,2,3階席の保護さくの改善をしてはという3点のお尋ねにお答えいたします。 内田議員には,岡山市民会館の管理運営につきまして,日ごろから御理解をいただき,今日まで幾つかの御提言を賜り,鋭意改善整備に努めてきたところであります。本年度におきましては,座席の取りかえ,側板などの改修工事を予定しているところであります。 御指摘の座席につきましては,常時御利用いただいております報道関係,音楽文化団体など利用者懇談会では,席数は現状のままで座り心地のよい座席ということであり,新しい座席設置が望まれたところであります。 次に,見やすいホールになるよう1階席の両端部分の座席もできるだけ舞台正面に向けるよう考えております。また,2,3階席の通路の保護さくにつきましても,目線に入らないよう改善の予定でございます。今後とも市民に密着した愛され,親しまれる多目的ホールとして努めてまいりますので,よろしくお願いいたします。 次に,経済局関係のうち,水路行政についてのお尋ねでございます。 水路維持管理機構の明確化については,河川水路の窓口対応については,所管する部局が事業目的に応じて3局に分かれており,市民からの問い合わせ等に対しては,3局が連携しながら対応しているところであります。窓口対応をより改善する方策について,河川水路問題検討チームにおいて検討した結果,管理区分を明確にすべきであるとの判断で,おのおのの管理区分ごとに色分けした河川地図を作成中で,間もなく完成する予定であります。こうした作業と並行して,関係部局間の連携を一層緊密にすることにより,河川水路の維持管理について適切な対応を図ってまいりたいと考えております。 次に,水路行政の一本化についてのお尋ねでございます。 都市化の進展等に伴い,複雑多様化する水行政の課題に対応し,河川水路行政の効率的な組織のあり方等について,関係部局で岡山市河川水路問題検討チームを設置し,種々検討いたしているところであります。現在各部局の抱えている課題,問題点等について整理するとともに,県の策定する治水計画への対応について検討しており,こうした検討結果を踏まえて適切な方策を考えていきたいと考えております。 次に,建設局関係のうち,岡山シンフォニーホールについて一連のお尋ねにお答えいたします。 ホールの意義と目的,ホールの役割について,主たる項目について分けて説明をというお尋ねでございます。 岡山シンフォニーホールは,音楽を主体としたすぐれた舞台芸術を鑑賞するための場を提供し,市民,県民がみずから企画し,参加して行う創作公演活動の場を提供するという2つの大きな役割と,地元商店街の活性化という経済的役割を担って建設されているところであります。既存の岡山市民会館は,多様なジャンルに対応できる多目的ホールとして,特にその規模,設備等の特性において,演劇系にすぐれているのに対し,岡山シンフォニーホールは,音響にすぐれたホールでありますので,それぞれの特性を生かした利用がなされるよう努めてまいりたいと考えております。また,音楽ホールとは言っても,音楽関係以外の大会,講演会等の多様な利用にも対応していかなければならないものと考えております。 続いて,ホールの運営はどのようにするのか,例えば近年運営を第三セクターに委託するケースがふえておるが,この場合のメリット,デメリットについてどのように評価しておるのかというお尋ねでございます。 ホールの管理運営は,昭和59年に県,市,経済界の出資により設立された財団法人岡山シンフォニーホールに今年度からその業務を委託しております。第三セクターへの委託については,一般的には民間との事業の共同化,あるいは民間資金の導入等,弾力的,効率的な運営が図れる一方,民間の参加のメリットが発揮できない危険性が生まれるといったデメリットがあると言われておりますが,他都市の最近の委託例として,平成2年にオープンした東京芸術劇場,川口市総合文化センター,平成元年の広島国際会議場,相模原市文化会館,昭和63年の香川県民ホール等の例を見ても,第三セクターへの委託はメリットが大きいものと考えております。 次に,館長以下プロデューサー的人,支配人的人,営業マン的等スタッフ,人事が大事なキーポイントと思うがというお尋ねでございます。 岡山シンフォニーホールは,館長以下14名のスタッフにより管理運営されることになっており,財団職員のほかに,それぞれの部門に精通した優秀な市職員を責任者として派遣しております。 続きまして,館の特徴,ウイークポイントとPR宣伝作戦はというお尋ねです。 岡山シンフォニーホールの特徴については,2,001席の収容能力を持ち,日本でも有数のすぐれた建築音響を誇り,オーケストラ,吹奏楽,合唱等の生演奏に最適の音楽ホールでありますが,大会,講演会等多目的な利用にも対応でき,音楽を軸として人と人が触れ合い,新しい文化の創造の場として幅広く御利用いただけるものと思います。しかしながら,当ホールは市街地再開発事業による事業で,建物の3階から7階までの部分がシンフォニーホールであるため,荷物の搬入,搬出には物理的な制限と制約がございますので,申請時の説明の中で十分対応し,利用者に御迷惑をかけないようにしてまいりたいと思っております。 PR宣伝作戦は,ネーミング募集,シンボルマークの募集を初めとし,本年9月からの開館記念事業の実施とその成功が何よりのPRであると考えております。 また,人集め,定着化の方法についてのお尋ねですが,シンフォニーホールは開館記念事業の実施に合わせて,友の会会員の募集を行い,平成4年度以降も開館記念事業の企画趣旨に沿った形で文化事業を実施していく計画の中で,事業の定着化と人の定着化に対し強く意を注いでまいるところでございます。 次に,シンフォニーホールと呼ぶと一般の人は2,001名収容の大ホール1つしかないものと思っている人が多いと,和風ホールやイベントホール,スタジオ1・2と,使用用途に応じてあること,また安く使えることをPRしてはというお尋ねでございます。 2,001名収容の大ホールは,何といいましても印象的であり,シンフォニーホールのメーン施設として大きな期待を寄せられているところでありますが,利用の申し込み状況を見ますと,御指摘のとおりであると考えます。今後のPRに際しては,大ホールにあわせてイベントホール,和風ホール,スタジオ1・2の利用も積極的に案内してまいりたいと考えております。 次に,平成4年以降の事業方針はどうなっておるのか,また基金の創設はというお尋ねでございます。 平成3年9月から平成4年1月までの約4カ月間の開館記念事業は,内外の超一流公演の招聘と地元文化団体による参加公演で構成されており,そのジャンルは当ホールで上演可能と思われるものをできる限り幅広く取り入れ,43公演が企画されております。 平成4年の事業については,開館記念事業の企画を基本に,財団法人岡山シンフォニーホールで年間10本程度の公演を計画されているように伺っておりますが,基金のあり方等については引き続いて検討をさしていただきたいと思います。 以上でございます。 ◎財政局長(長江哲君) 財政局関係の4点のお尋ねにお答えを申し上げます。 まず,鹿田町二丁目地内の市有地についてでございますが,現在具体的な利用計画はございませんが,将来を展望いたしました有効利用を考えていきたいと思っております。 次に,市街化区域内の遊休土地に対する課税についてでございますが,今年度の税制改正におきまして特別土地保有税の強化を図ることとされました御指摘の遊休土地転換利用促進地区につきましては,現在都市計画サイドにおきまして地区指定基準に照らし合わせた実態調査が行われている段階と聞いております。この地区指定がなされました後,課税強化の特例措置が適用されることとなります。 次に,市内の遊休地を代替地として活用をとお尋ねでございますが,公共事業の執行に必要な公共用地の取得に当たりましては,被補償者から代替地を要求される事例が多くなっておるのが実情でございます。適正かつ円滑な代替地の提供を図っていくためにも,代替地対策に対する要綱等の整備が必要であると考えております。 現在県におきまして,公共事業の施行に伴う代替地対策についての検討がなされており,その動向を見守りながら,本市といたしましても関係部局と協議しながら,その手法等の整備に努めてまいりたいと考えております。 最後に,消費税法改正によります非課税影響はというお尋ねでございます。 第120国会の最終日に全会一致で議決されました消費税法改正により非課税とされましたもののうち,本市に直接的な影響を与えるものは出産経費の関係でございます。その影響額を2年度病院事業会計に当てはめてみますと約174万円の減収影響があるというふうに試算をいたしております。 以上でございます。 ◎参与(山本宏君) 在岡留学生の支援策について御答弁申し上げます。 近年国際化が急速に進展する中で,我が国で学ぶ外国人留学生の数は急激な増加を示しており,岡山市内の大学に在籍する留学生の数も急増の傾向にあり,その受け入れ態勢の整備は重要な問題になっております。そうした中,本市を初めとする行政,経済,教育,国際交流団体等関係機関で構成される岡山県留学生交流推進協議会が本年3月に設立されており,留学生の受け入れ推進,留学生勉学条件及び生活環境の整備,留学生と地域住民との交流の推進,地域住民に対する広報活動等の事業を行うことといたしております。 また,本市では留学生,在岡外国人,国際交流団体等で構成された岡山市の国際交流を考える集いを本年設置し,本市における国際交流事業のあり方についてアンケート調査を行うなど,広く市民の御意見を取り入れながら留学生問題等に対する対策も考えることにいたしております。 また,当委員会からは,本年度末に提言がなされる予定であり,その内容を踏まえまして今後の施策に反映さしてまいりたいと考えておりますので,御理解をいただきますようよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ◎民生局長(藤原忠男君) 精神障害者対策についての御質問のうち,精神障害者の社会復帰施設に対する対応についての御質問にお答えいたします。 現在市内には精神障害者の社会復帰施設といたしまして,県立の精神障害者援護寮が1カ所ございます。さらに,精神障害者の方を対象として共同作業所が医療機関の管理しているものも含めまして7カ所あります。これに対しましては,県及び市から運営費の補助をいたしておるところでございます。 今後精神障害者の社会復帰施設等の充実につきましては,関係者とも協議しながら適切な対応に努力してまいりたいと考えております。よろしくお願い申し上げます。 以上です。 ◎衛生局長(三村俊隆君) 衛生局関係の4点について御答弁申し上げます。 まず最初は,市民病院の神経内科と精神科の利用状況についてでございます。 この4月から6月までで,入院患者が延べ人員で37人,外来患者が延べ人員で519人,合計556人となってございます。このほかに他科での入院中の患者に対する診療を行っておるところでございます。 なお,精神科という特殊性から,急激には患者数が増加することはないと考えられますが,将来的には順次ふえてくるものと思われます。 次に,市民病院に老人科をという御提言についてでございます。 人口構成の高齢化と疾病構造の変化,高齢者における有病率の増加によって,高齢者の患者数が著しく増加することは避けられないため,現在市民病院では全国的にも数少ない老年病学会認定の研修病院の指定を受けまして,老人病対策に努めており,内科医は消化器,呼吸器,循環器等の専門性を持って老人病一般に対応いたしておるところでございます。最近一部の大学におきまして,老年病科を独立させる傾向も少しずつ出始めているようでございますが,市民病院におきましては患者の実態から見まして,直ちに老人科を独立させるよりも,内科を初めといたしまして関係科でそれぞれ老人病対策に努力する方が現時点では好ましいと考えております。今後の検討課題とさしていただきたいと思いますので,よろしく御理解を賜りたいと思います。 次に,健康診査の受診率向上についての対策及び夜間検診の検討についてでございます。 岡山市におきます健康診査は,基本健診,胃がん,子宮がん,乳がん,肺がん検診のほかに,今年度から大腸がん検診を加えまして,検診内容の充実を図ってまいっておるところでございますが,これらの受診率は肺がん検診の47.7%以外は,議員御指摘のとおり20%前後となっているのが実情でございます。受診率アップに向けまして,医師会を初め各検診機関や愛育委員会などの御協力を得ながら,受診啓蒙に努力をいたしているところでございます。具体的には広報紙「市民のひろば おかやま」でのPR,40歳以上の国保加入者全員及び40,50,60歳といった節目年齢の対象者に,はがきによる受診の勧奨,各地区愛育委員さんによります検診のチラシ等の回覧及び個々への声かけ訪問による勧奨,あるいはまた市長のラジオスポットによる呼びかけ,また昨年度からは飛行機による空からの宣伝など,あらゆる工夫をいたしておりまして,徐々にではございますけれども受診数もふえつつあるところでございます。 また,御指摘いただきました夜間検診の件でございますけれども,岡山市は集団検診では実施いたしておりませんが,医師会の御協力を得まして,毎年9月と10月の2カ月間,個別の医療機関で健康診査を実施をいたしておりまして,各医療機関の診療終了時間が午後6時30分から7時ごろまでとなっており,その時間帯まで健康診査の対応もしていただいておるところでございます。 今後とも受診率の向上に向けまして,さらにきめ細かい対応を図ってまいりたいと考えております。 最後は,市営斎場の建設についてのお尋ねでございますが,昨今の都市化の進展に伴う住宅事情を考えますと,市営の葬儀場の必要性は十分認識をいたしておるところでございます。葬儀場についての御提案をいただいて以来,他都市の状況をも調査をいたしまして種々検討をしてまいったところでございますが,独立した葬儀場を新たに建設するとなりますと,建物の性格上,あるいは場所の選定,用地取得等,現状ではなかなか難しい状況にございます。 他都市の状況を見ますと,利用者の利便,あるいは建物の性格上,火葬場との併設にならざるを得ないというふうに考えております。したがいまして,現在の東山斎場の整備の一環として併設する方法で考えておりますが,現有施設の耐用年数,あるいは用地の制約,駐車場のスペース,地元住民の合意,さらには利用頻度等によりますところの財政負担の問題等,検討あるいは解決をすべき多くの課題がございますので,引き続き検討を加えてまいりたいというふうに考えておりますので,御理解を賜りたいと思います。 以上でございます。 ◎経済局長(平松章弘君) 経済局関係のお尋ねのうち3点についてお答えを申し上げます。 まず,CONVEX岡山の利用に関しまして,案内板など5項目について改善をし,さらに利便性を高めるようにとの御提言でございます。 御案内のように,CONVEX岡山は平成3年5月2日にオープンいたしました最新の施設でございます。岡山市におきましても同会場を利用いたしまして,先般'91先端産業フェア岡山を開催をいたしました。おかげをもちまして非常に盛況であったところでございます。この実施に当たりましては,案内板をふやすとか,岡山駅,倉敷駅から臨時無料バスの運行を行うなど,できる限り利用者の利便を図ってきたところでありますが,こうしたイベントの開催期間中だけでなく,施設自体,さらに利便性を高めるため,可能なものにつきましては改善,工夫は必要だと考えております。 現在CONVEX岡山の管理運営主体でございます財団法人岡山総合展示場においても,案内看板をふやすなど検討中であると伺っております。 御要望の趣旨につきましては,今後所有者である県,さらに財団法人岡山総合展示場に対して要望をしてまいりまして,利便の向上を図るよう努力してまいりたいと考えております。 次に,国民宿舎の活性化の問題でございます。 国民宿舎の運営基準の見直しについては,先般新聞等に報道されておりましたが,現在のところ正式な通達は参っておりません。今後,国,県に情報収集するとともに研究をしてまいりたいと考えております。 なお,利用者の方々から,食事,宴会時間等について御指摘の声をお聞きしておりますが,食事につきましてはできるだけ利用者の御要望をお聞きし,最近のグルメ志向にマッチしたメニューで対応しております。 活性化につきましては,市民憩いの森の桜植栽を初めとして,虎口池の整備,遊歩道の整備といった桃太郎荘周辺の環境整備,また観光朝市等のイベントの実施により周知を図る努力をいたしております。 今後は,それに加えましてテニスコート,駐車場の増設,フジ棚の設置といった顧客の需要に応じた附属施設の整備拡充に努めてまいりたいと考えております。 それから,水路行政についてのお尋ねでございますが,農用地地域につきましては,水田が一時的に遊水地の役割を果たしていることから,比較的に安全性が保たれていると思われます。しかし,市街化の地域ではそのような補完的役割を果たすものがなく,従来からある用排水路のみに依存しているのが現状でございます。そうしたことから,今後都市排水としての機能を果たすべく整備方策を樹立をし対応していくことがこれからは重要な課題であると認識をいたしているところでございます。 以上でございます。 ◎建設局長(春田巌君) 建設局関係6点についてお答えいたします。 まず第1に,財政局関係の中で市街化区域内の遊休地の実態のお尋ねでございますが,遊休土地転換利用促進地区の指定制度は,市街化区域内の低・未利用地を指定し,その効果的な土地利用転換を促し,周辺と一体となった良好な市街地形成を図ろうとする制度でございます。 市街化区域内のおおむね5,000平米以上の低・未利用地は約35ヘクタールあり,現在地区指定基準に照らし合わせまして実態を調査をいたしておるところでございます。 次に,線引き見直しの方針についてでございます。 平成元年度に実施いたしました基礎調査の結果に基づきまして,平成12年を目標年次として,適正な市街地の規模が確保できるよう平成3年度と4年度の2カ年をかけまして見直しをいたしております。その見直しの方針は,人口等の見直しから判断して,市街化区域を拡大する要因は乏しいものの,都市の発展に資する計画的プロジェクト等新たな施策展開を踏まえ,所要の見直しを行いたい。また,現市街化区域内の約1,900ヘクタールにも及ぶ農地がございます。その中で市街地としての適正かつ有効な利用がなされていない地区については,見直しも含め検討してまいりたいと考えております。 次に,水路行政についての笹ケ瀬川の改修についてでございますが,お尋ねの笹ケ瀬川につきましては,流域の都市化の進展に伴い,保水機能が低下しているため,早急な再改修が必要であり,市といたしましても建設省及び県に対し再々陳情を重ねているところであります。 現在の状況といたしましては,平成3年3月15日に工事実施基本計画を建設大臣あてに申請しており,認可になり次第,市にも正式に説明をいただくこととなっております。 今後の作業といたしましては,実質の河川幅や堤防の高さ,護岸の構造等を決定する2級河川笹ケ瀬川全体計画の策定を行い,あわせて笹ケ瀬川河畔の環境等を誘導する河川環境管理基本計画等を策定することになっております。市といたしましても,これら計画を策定するに当たり県に対しまちづくりと一体となった改修が実現できますよう要望並びに協議を重ねてまいっております。 次に,自転車等の放置禁止区域の見直しと撤去の方法を再検討すべきではないか。また,JR沿線の駅周辺地区で放置自転車対策を講じなければならないところはどこかというお尋ねでございます。 岡山駅周辺に通勤,通学,買い物客の自転車等が放置され,歩行者の通行や緊急時の救急活動や消防活動を妨げるだけではなく,都市機能を阻害し,さらにまちの景観を損なうなどから,昭和63年放置防止条例を制定し,それに基づき岡山駅を中心に400メートルの範囲を放置禁止区域に指定して,駐輪場の整備とあわせ,放置自転車の防止に努めているところであります。 御指摘のように,自転車等使用者のマナーの低下から,依然として放置車の絶えない状況でありますが,条例制定前に1日に約5,500台放置されていたものが,放置禁止区域指定後,現在1日約1,100台となっているところから,一定の成果はあったものと受けとめております。放置禁止区域は現在の区域でよいと判断をいたしております。 なお,撤去につきましては,警告,撤去,保管,処分といったサイクルで処理しているところでありますが,警告から撤去までの時間の見直し,明らかな廃棄車の撤去,処分方法など検討してまいりたいと考えております。 また,JR沿線の駅周辺地域での放置自転車対策を講じなければならない箇所については,設置の実態から妹尾駅,西市駅,庭瀬駅,東岡山駅,赤穂線大多羅駅の設置対策が緊急を要する駅であると認識をいたしております。 続きまして,道路標識についてでございます。 御指摘の藤田,興除地区は,道路が碁盤の目のようになっており,わかりにくい実情でありますが,幹線市道の道路案内標識設置については,この路線の目標地の方面,方向,予告及び距離,著名地点,主要地点,行政境界を案内するよう努めておりますが,今後とも地区交体協などと協議して,よりわかりやすい案内標識の設置に努力をしてまいりたいと考えております。 最後に,道路管理システムについてでございます。 今年度実施を予定をいたしております航空写真撮影については,道路台帳現況平面図の修正に役立てるとともに,現在進めております地図をコンピューターで扱う都市情報システムのベースとなるデジタル化された地図を作製するものであります。現在市域513.26平方キロのうち,市街化区域を中心とした155.8平方キロは,道路台帳作成時にデジタル化しており,道路管理,固定資産管理,上水道管理,下水道管理の基本4システムに共通的に利用しており,平成4年から残り357.46平方キロのデジタル化に役立てるものであります。 実施時期につきましては,固定資産課税との関係から平成4年1月1日を中心に実施を予定いたしております。 また,業者につきましては,航空写真測量業者による指名競争入札で決定したいと考えております。 以上でございます。 ◎下水道局長(西口泰夫君) まず,水路行政のうち,現在の水路は都市排水路として十分機能していると思っているかという点でございますが,現在の水路網では都市排水路機能が不足しているものが相当ございます。このため,市街地の雨水排水につきましては,下水道計画を立て断面の不足するところは能力の改善,あるいは別途に下水路を設ける事業を段階的に実施していくということで進めておりますので,御理解を賜りたいと思います。 次に,下水道局関連ということでの御質問でございますが,まず新しい経済的な方式を導入する下水道モデル事業調査とは具体的にどういことかということでございますが,下水道の従来の役割に加えまして,幅広い多様なニーズにこたえるために建設省が昭和57年度よりモデル事業,これは各種のモデル事業がございますが,これをスタートさせ,現在全国でさまざまな形で進められておりまして,着実にその効果を上げていると聞いております。 本市におきましても,これらのモデル事業のうち,当市に生かせる事業の導入について調査検討を行うため,当議会に予算をお願いしたところでございます。 このモデル事業の一つに,新技術を積極的に導入するというアイデア下水道といったものがあるわけでございますが,例えばということで,現在自然流下を原則としております下水道の収集方式にかえまして,最近技術開発されました圧力式,これは幹線を圧送管としまして,さらに各接続点で枝管から圧力注入するという収集方式でございますが,あるいは真空式,これは全く逆で,管内を真空状態にしまして,掃除機のように吸い込んで下水をポンプ場の方に引き寄せるというシステムがございますが,これらのシステムを地形や市街地の形態によっては導入することが経済的であることも一部では報告されております。こういったことについても本調査の中で本市の適用について検討していきたいというのが経済的なシステムの導入という表現になったわけでございます。 それから,下水道事業についての処理可能区域における水洗化率はどうかという御質問でございますが,市内の処理区域全体におけます水洗化率は,この6月末現在で89.4%となっております。このうち,現在整備中でございます児島湖流域下水道関連処理区だけ取り出してみますと,一昨年供用しました区域では60%を超えておりますが,ことしの春供用したところもございまして,平均いたしますと58.5%というのが現状でございます。 下水道整備の効果を十分発揮するためには,未水洗化家屋の水洗化が不可欠でございますので,その未水洗化理由の実態調査を予定しておりますが,それによりまして必要な対策を今後検討したいということと,もう一点,このたび水洗便所改造資金貸付制度という融資制度の改善を補正予算でお願いしておりまして,こういうことも含めて水洗化普及促進に今後とも努力してまいりたいと考えておる次第でございます。 7次5カ年計画が本年度実施されることにつきまして,実施区域等について詳細に告知してはどうか,またその時期はいつごろになるかという御質問でございますが,本市の7次5計につきましての公表の方法等につきましては,まず整備の前提となる事業認可の変更等につきまして,現在県を通じ国と協議中でございます。これが具体化した時点で,整備のスケジュール等につきましても,市民にわかりやすい形で公表していきたいと考えておるところでございます。 それから,都市下水路の方でございます。 津島都市下水路の完成と,岡大正門前通りに埋設する座主川との連絡管は急速に施行を要すると考えられるが,着工はいつかという御質問でございますが,津島都市下水路の第1期計画は万成ポンプ場の築造及び北富用水間での雨水渠築造までということで,平成3年度で事業完了の予定でございます。 御指摘の座主川との連絡管は,津島下水路の全体計画の中で位置づけておりますが,現在の事業認可計画の中には含まれておりません。今後,公共下水道の認可区域拡大に取り込んで,公共下水道の雨水渠として整備する予定でありますが,当面は計画の位置づけを急ぎたいという段階でございます。 最後でございます一宮都市下水路の計画について詳しくということでございますが,一宮下水路は2級河川笹ケ瀬川水系,中川及び砂川に囲まれた市街地の浸水防除を目的に計画しようとしております。具体的には,市街地の中を流れる水路について流下能力を検討し,不足箇所において水路改築を行うものでございます。平成3年度は調査設計,4年度以降において水路改築工事を実施する予定でございます。 以上でございます。
    ◎参与(原欣士君) 事務改善に関する2点についてお答えいたします。 まず,お役所言葉の改善でございますが,本市のわかりやすい文章づくりについては,平成元年度からの触れ合い行政サービス運動の一つの柱として進めてきたところでございます。例えば,敬称,文体,わかりにくい言葉の言いかえ100例,文章をわかりやすくするための3つの具体策など,用語,文章例を示して定着を図っております。 また,ことし1月には,公用文の書きあらわし方に関する資料を全面的に改め,日常の業務に生かされるよう庁内各課に配付しております。 こうした取り組みの中で,敬称については「殿」を「様」に,文体では「ます体」を原則とするなど,効果が出ていると考えておりますが,個々の文章表現についてはまだ改善すべき点も見受けられます。 今後とも文書研修に力を入れることなどにより,わかりやすい,親しみの持てる文章化に向けて努力してまいります。 次に,申請書等に関する判この省略化でございますが,近年余暇時間の増大などに伴い,市有施設の利用が活発化し,その利用手続についても市民サービスの向上を図る必要が認められます。 御提言の趣旨につきましては,触れ合い行政サービス運動の推進項目の一つに便利な窓口を掲げており,今年度は市有施設の利用申請書などから押印廃止を検討する予定であります。 今後御提案を参考にしながら,どの範囲の市有施設に適用できるのか,また施設の利用申請以外にも押印廃止できるものはないかなど,関係部局と協議を行い,可能なものから実施してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◎参与(井上仁君) 衛生局関係のうち,医療廃棄物処理のその後という御質問にお答えをいたします。 医療廃棄物の処理につきましては医師会の御協力をいただき,ガイドラインに沿った処理を行っており,最近ではほとんど適正な処理が行われております。しかし,ごみステーション等に医療廃棄物が出た場合には,医療機関や一般廃棄物処理業者に対しまして適正な取り扱いについて指導等を行っております。 また,岡山県市長会からも県に対して医療機関等へ医療廃棄物の取り扱い方針の周知徹底と指導,処理施設の確保等につき要望を行っているところでございますが,今後とも要望をしてまいりたいと考えております。 次に,収集業務職員を対象にいたしまして,危険防止のため,昨年産業医による感染症についての正しい知識と予防対策の講習会を2回実施いたしたところでございます。 さらに,国におきましては,現在継続審議となっております廃棄物処理法改正案におきましては,感染症など人の健康,または生活環境に被害を生ずるおそれのある廃棄物の規制を強化することも検討されていることであり,この動向も注目してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◎消防局長(加賀谷益治君) 消防局関係の2点の御質問にお答え申し上げます。 まず,救急救命士並びに高規格救急自動車についての御質問でございますが,救急救命士の資格を取得するための教育訓練は,東京において8月下旬から実施され,議員御指摘のとおり来春には第1号の救急救命士が誕生いたします。 また,今年度から救急高度化推進事業が国庫補助事業として全国25団体を対象に進められており,当市におきましても高規格救急自動車の導入について要望をいたしておるところであります。 そこで,今後の計画でありますが,昨日垣下議員にもお答えしたとおり,救急救命士につきましては今年度2名の隊員を派遣いたしたいと考えており,今後国の方針にのっとり,1人でも多くの隊員が資格を取得するべく努力していきたいと考えております。 また,高規格救急自動車の導入でありますが,現在要望している車両については,南消防署への配置を予定しており,将来的には少なくとも各消防署へ1台の高規格救急自動車を配置し,今後の救急業務高度化に向け,積極的な運用を図っていく考えであります。 なお,高規格救急自動車には患者情報を医療機関へ直接伝え,医師の適切な指示を受けるためのホットラインとして自動車電話,ファックス等を設置いたします。 次に,西方面への出張所の新設についてでございます。 西方面への出張所の新設につきましては,平成2年12月定例市議会において,平成3年度から出張所設置に向けての調査に入りたいとの市長答弁がなされており,消防局といたしましては,土地区画整理事業が行われ,発展の著しいこの地域のどの位置が防災拠点として最適地であるか,あるいは庁舎の規模,必要人員,配置車両等について,本年度から具体的な調査を実施してまいりたいと思っております。 以上でございます。 ◎教育長(奥山桂君) 教育に関します一連のお尋ねにお答えいたします。 まず,校則に関するお尋ねでございます。 教育長は校則のあり方についてどのように考えているか,また人づくり問い直し委員会では校則に関してどのような提言があったかというお尋ねでございます。 子供たちの人づくりを問い直す委員会では,細分化し,子供たちを受け身の立場に置くような校則に関しては,子供たちに自主性を育てるという観点から見直すようにというふうに提言をしております。 私も一人一人の子供たちが主体的に活動し自立していくことを目指した校則が望ましいと考えております。そのためには,校則はできるだけ少なくすること,また子供たちが自分で考え,自分で判断しなければならない,そういうふうなものがいいというふうに考えております。 次は,人づくり問い直し委員会の提言に基づいて,小・中学校では校則の見直しがなされたのか,その状況はどうか,その例をというようなお尋ねでございます。 ほとんどの市立小・中学校では,この提言の趣旨に基づいた校則や指導のあり方について見直しをしつつあります。具体的には,小学校の例では帽子の着用を本人に任せるというふうなことに変えておりましたり,また従来あった校則を次々と削除しておる報告も出ております。 それから,中学校の例では,手袋の色や柄を規定しておったものを,地味な色にというふうに簡単にしたものや,また頭髪の決まりを中学生らしい頭髪にというふうな簡単な規則に変えておるような,そういうふうなものなどがあるわけでございまして,子供の意見を取り入れながら保護者と連携して本人の自主性を重んじた校則の見直しが行われつつあるわけでございます。 次は,学校5日制に関しまして,学校5日制が実施されたとして,学力の低下は防げるかと考えるかというお尋ねでございます。 御指摘にもありましたように,学校5日制導入による学力の低下に対する不安があるのは事実でございます。この問題への対応も必要であると考えますが,この休日の活用の仕方によってもたらされる子供の人づくりへのプラス面にも目を向ける必要があるというふうに考えております。 学力面に関しましては,文部省において全国の調査研究協力校の報告を踏まえ,教育水準を維持できる教育課程編成方法を協議するための専門部会を設置をして検討を進めております。 本市におきましても,この国の動向を踏まえながら,今年度の学校5日制に向けての研究委員会,これは本市が設定しておるものでございますが,この研究委員会で具体的な方策を検討してまいりたいというふうに考えております。 次は,同じく学校5日制に関しまして,家庭の教育力にウエートが大きくなると考えるが,どう認識しているかというお尋ねでございます。 御案内のように,教育の今日的な問題点の一つに家庭,地域の教育力の低下と,また家庭での親子の触れ合いの希薄化といったことがございます。こうした背景には,教育を余りにも学校へ依存するというような考え方があることを見逃せないというふうに思っております。 人づくり問い直し委員会の第1次提言に,子供の自立ということが大きく上げられておりますが,家庭での子供の自立がその後の生活での自立の基盤となりますので,学校5日制が家庭での教育を考え直すよい機会にもなることを期待をいたしておるというような次第でございます。 次は,同じく学校5日制に関する問題でございますが,学校5日制に向けての研究委員会の報告の中で,地域を中心とした社会教育という観点からはどんな問題点が出ておるのかというお尋ねでございます。 社会教育の観点からの問題としましては,まず子供たちが自分の生活圏の中で使用できる施設,設備が少ないのではないかということ。 次に,学校開放をより進めていくための管理上の問題や管理責任者の問題をどうするかというような問題,また公共図書館や公民館等の施設や行事が子供を対象としたものが少ないのではないか。また,地域の実情に応じた態勢づくり,子供たちの受け入れの態勢づくりをどう進めていくか。などの問題点が指摘されております。 次は,同じく学校5日制に関しまして,倉敷での調査研究協力校の状況はどうかというお尋ねでございますが,倉敷市西阿知地区の調査研究協力校の状況でございますが,この地区内の幼稚園,小学校,中学校,高等学校の4校園が歩調を合わせて4週に1回の土曜日を休校といたしまして,地域で用意した行事に自主的に参加を呼びかけているといった形で実践がなされております。 幼稚園では,花を育てる日,伝承遊びの日,伝承は伝え受けると意味でございます。伝承遊びの日等。小学校では,チャレンジャーデーと称して,家の手伝いや魚釣りといったような内容を。中学校では,保護者,地域の人たちとのクリーン作戦等の行事が試みられております。学力低下を心配する声がある一方,親子で過ごす時間がふえたとか,子供の自由時間がふえたなどの理由で肯定派がふえておるというような状況の報告を受けております。 最後は,子供たちへのドリーム21Cプランについて教育長の考えもというお尋ねでございます。 学校5日制は近い将来実現することになると思われます。そうなりますと,今以上に地域の受け皿づくりと体験学習の場というようなものが必要になってまいります。その中にあって,現在野外体験のできる遊び場等の整備,学校などの施設開放を進める一方で,子供たちとかかわる地域の皆さんのボランティアの輪が広がること,そういうことも少しずつ進められております。しかし,現状では子供たちが気楽に休みにどこかに出かけていって学習ができるような,魅力ある場や施設が十分であるとは言えません。これからの社会において岡山市の未来を担う子供たちに夢や希望をはぐくむ施設整備はぜひ必要であるというふうに思っております。 先ほどの市長答弁の御趣旨もよく踏まえまして,今後よく研究をしてまいりたいと考えておりますので,よろしくお願いをいたします。 以上でございます。   〔50番内田宏哉君登壇〕 ◆50番(内田宏哉君) それでは,限られた時間でありますが,再質問をさせていただきますが,今火砕流が発生しているとこはどこだったですか,火砕流の……。(「雲仙,島原」と呼ぶ者あり)答弁聞いておりまして,雲仙でありますが,普賢岳にならないように当局の皆様にまず要望さしていただきます。つまり燃えて上がるのは普賢岳ですが,字は違いますが,言うだけでなくって実行していただきたいということで不言だけと申し上げておきます。 チボリ問題でありますけれども,私冒頭に申し上げさしていただきました,また議員の皆様と議論を進め一定の方向をと,こうおっしゃいましたが,期日はフランス革命の7月14日ごろまでやられるのか,そうなければ一定の方向が見出せないではないかと。やるにしてもやらないにしても,この議論を,まずたたき台をそこから始めるんだと。市長は,わしゃどうかと思うけどもやりとうないんだと,あるいはやりたいんだと,こうおっしゃるのかどうか。そこから議論は始まるというので,それをいつ示されるのか,腹の中をいつ示されるかということを,さっき御答弁ございませんでした,まず1番それをしてください。 続いて2番目でございますけれども,私は社長には就任しないと,こうおっしゃいましたが,このことについて論議は近い将来とおっしゃいましたが,この近い将来とはいつのことなのか。 それから,責任問題でございますけれども,この係争になった場合とございましたけれども,岡山市は1,500万円しか出していないわけですし,ほかのところまで心配する必要はないんではないかと思いますが,このことはどういうお考えを持っておっしゃられているのか,そこをお聞かせください。 続きまして,ちょっと具体的になりますので,筆記の方をよろしくお願いいたします。 1つ,県とはこれまで話し合っているとのことでしたが,さて用地取得について県との共同購入については,その可能性は少ないとの御答弁でしたが,これも県と協議をなされた上でそのようにおっしゃられるのでしょうか,お聞かせください。 2番目,退く場合2つのケースをおっしゃられましたが,それに関連してお伺いしますが,その1つの市の役割分担を変更して,公園本来の用地取得を断念していく場合,70億円の用地費のみということになるわけでございますけれども,そうしますと県との共同購入についてはその可能性は少ないという御答弁と矛盾はいたしませんか。 次に,退く場合先ほど2つのケースを言われたわけですが,すなわち,周辺整備のみ市の役割をする,もう1つは,土地取得をやめたために公園の計画が中止になった場合という,いわゆる2つのケースを言われましたが,まだその他,市が土地取得をやめたため県が土地取得に乗り出すということが考えられなくはないと思いますけれども,これはいかがでしょうか。 そうしますと4番目,市が土地取得をやめたために公園計画が中止になった場合は,市の負担が生じる可能性があるわけですが,市が土地取得をやめた場合,県がかわりに取得をし,公園計画を挫折せず実現した場合は,出資金1,500万円のほか,新たに市の負担が生じる可能性は余りないのではないかと思いますが,このこともお聞かせください。 チボリ問題終わりまして,時間ありませんけれども,高齢者福祉のことについてでございますが,この中期計画の中でとおっしゃいましたが,他都市もやっておりますので,市長の温かい福祉メニューとして,来年4月からでも介護手当は実現していただきたい。 そしてまた,岡山シンフォニーホールについては,香川県民ホールは,例えばこの間コシファントッティーがございましたが,ザ・シンフォニーホールは1万6,000円。香川県民ホールは1万円──これは基金があるから香川県民のためにこういうふうに安く見せるんだというそのことがございました。それがために岡山でも3億円ぐらいの基金は積み立ててほしいと思いますが,この政治配慮をお聞かせください。 それから,水路についてでございますけれども,青線を引いたり赤線を引いたりしているとございましたけれども,市民のニーズでございますので,水路課を設けるのはいつなのか,この辺をお聞かせいただきたいと思います。 以上再質問でございました。よろしくお願いします。 ○議長(花岡薫君) 当局の答弁を求めます。   〔市長安宅敬祐君登壇〕 ◎市長(安宅敬祐君) 内田議員の再質問に対して順次お答えを申し上げます。 チボリ問題につきましてですが,答弁漏れがありまして申しわけございませんでした。この議論を進め一定の方向をというんですが,その一定の方向っていつ示されるのかと,こういうことでございますが,これは今議会中に皆様との,議員各位との議論を通じて示していきたいと,こう考えて最大限の努力をしてまいりたいと,再度申し上げさしていただきたいと思います。 それから,社長には就任しないが,センチュリーパークチボリ社の社長就任問題,近い将来解決をするというその近い将来とはいつかということでございますけれども,これはこのチボリ問題の一定の方向が出る時期と同時期というふうにお答えさしていただきたいと思います。 それから,継承債務でございますけれども,1,500万円の出資だけで済むんではないかと,こういうふうなお考えもあるかもしれませんが,私は,今まで岡山市がセンチュリーパーク構想の中でチボリ公園問題を出して,提案してきたと。そして,その後いろいろな経過はあって,市民の公園という原点に戻って再検討ということはあったにしても,現在でも100周年記念事業という看板を掲げているということからしますと,いやまあその現在センチュリーパークチボリ社の債務は6億円あるけれども,これは1,500万円だけでいいんだと,必ずしもそういうふうにことにはならないのではないかというふうに考えております。そういう意味で,垣下議員にもお答えしましたように,一定の責任が出てくる。この一定というものはいろいろその段階になって話し合いということにはなろうかと思いますし,必ずしも法的な責任というわけではありませんが,そういうふうな1,500万円だけにはとどまらないだろうというふうに考えております。 それから,県とは話し合っているかという中で,可能性は少ない,県と市とが共同取得という可能性は少ないという判断の根拠ということでございますが,私と知事とが今まで話し合いをした中,あるいは担当部長とも話し合いをした中では,この共同取得という可能性は少ないし,またいろいろなまた逆に問題が出てくるであろうと思いますし,従来の考え方からしましても,仮に前進するとした場合は,用地は岡山市が,そして上物の建設及び管理運営は県と財界がという機能分担のもとに議論されてきたことから見ても,これは少ないと,こういうふうに判断いたしている次第でございます。 それから,退く場合というような場合にもいろいろなケースがあるわけでして,退くというか,むしろ役割分担の見直しというようなことにはなろうかと思いますが,そのかわりにそのときに,県あるいは財界と,あるいはむしろ岡山市以外の者が本体の公園用地を取得するという可能性というものは,これは必ずしもないわけではない思います。そして,そのときの岡山市の責任というものは,やはりいかなる事業主体がやるにしましても,それに対する周辺整備,あるいはこれは駅を含み,駐車場を含む,そういった周辺整備というものは岡山市のやっぱり役割であろうと,こう考えるわけでございます。 それから,本当にすべてそういった役割分担の見直しと,再見直しというほかに,また完全に岡山市以外の事業主体が出てこないということでチボリ公園が中止になるという可能性も,これはあるわけでございます。その場合にはこれは,それじゃ岡山市はセンチュリーパークチボリ社に1,500万円しか出資しておらないということからしまして,これはもうそれだけの責任しかないんだと。そして,チボリ・ジャパン社には現在も出資しておらない,チボリパークにも出資しておらないから,それではいいんだということだけでは事が済まないであろうと。それはやはり法的な責任ということにとどまらず,やはりいかなる役割分担ということを考えましても,センチュリーパーク構想からチボリ公園が出てきた,そして,用地の取得,本体の公園用地の取得も含めて用地の取得は岡山市がやるんだというようなことの前提で議論を進めてきた関係からしましても,これは1,500万円だけの責任割合にはとどまらない。やはり一定の責任というものがどうしても出てくるんではないかと,こういうふうに考えるわけでございます。 それから,高齢者福祉の問題でございますけれども,介護者手当につきましては,実は今回の中期見直し,あるいは介護在宅福祉のあり方の検討の中においても中心的なテーマとして検討してまいりたい,こういうふうに考えます。 ◎総務局長(槌田邦夫君) 岡山シンフォニーホールについての再質問でございます。 舞台芸術文化の振興普及を図り人間性豊かな社会を実現していくということは大変大切なことであろうと痛感しておるわけでございます。 芸術,音楽全般に関し大変御造詣が深い内田議員にはいつも感服いたし,頭が下がる思いでございます。 市はこのたびのシンフォニーホールに対しまして建設費また出捐金という拠出いたしまして,これも非常に議会の御承諾をいただいて相当な額になっておるわけでございます。この上にさらに基金ということでございます。先ほど御答弁申し上げましたように,さらに引き続いて検討さしていただきたいというふうに思うわけでございます。 それから,水路の一元化ということでございます。 さきにもお答えいたしましたように,まず水路の一元化を考える以前の問題といたしまして,管理区分を明確にすべきであるということから,今管理区分ごとの色分けの河川地図を作製いたしておりまして,ほぼでき上がっておるという状況でございます。これが手始めでございまして,これをもとに今後もっと一元化を図るという以前に,やはり大きな総合の治水計画,あるいは水系別の水路の基本計画というようなことも策定をしながら,この一元化ということについて検討チームの中で今協議をしておるという状況でございますので,いましばらく検討委員会の検討の中で策定を見ていただきたいというふうに思うわけでございます。 以上でございます。 ○議長(花岡薫君) 次は,順序に従いまして楠木君。   〔32番楠木忠司君登壇,拍手〕 ◆32番(楠木忠司君) 御苦労さまです。 連日うっとうしい梅雨空が続いておりますが,どうか当局におかれましては,この梅雨空を晴らすようにすがすがしい,また晴れ晴れしい答弁というものをよろしくお願いしときたいと思います。 まず,早速ですがチボリ公園の問題についてお尋ねをさしていただきたいと思います。 きのう,きょうとチボリの関係,多くの御意見なりが出ております。私も聞いておりまして,だんだんとわからないようになったというのが率直な気持ちでございます。例えばきのう,垣下議員の方から100周年の関係の看板をおろしたらどうかという質問もなされました。これもはっきりおろすとも言っていない。まず第1に,私ももう100周年の看板は,この岡山市が主体性と,このように言って,今までチボリに推進をしておりましたけれども,現実問題もうそのようになってない。この中では100周年の看板はもうおろすということを,一つは明確にしていただきたいと,このように思うわけでございます。 それから,実はきのうの質問,先ほど内田議員からの質問にもありましたが,これからの方策といたしまして,岡山市が協力していくのか,また退いていくのか,そしてもうチボリもやまってしまうのか,3つのこれからの方向があると,そのように言われております。この中では2つの問題,岡山市が退く場合は,今の関係では約241億円が必要なんだということをきのう答弁をなされております。すなわち駐車場を含む用地の関係,また区画整理の関係,周辺道路整備の関係,そして新駅の関係,大体それを含めて241億円が必要だと言われております。それから,先ほどの答弁ですと,チボリが中止された場合は1,500万円のセンチュリーパークチボリ社の出資金を含めて岡山市についても幾らかあとプラスアルファもあるというふうな答弁でありました。 そこで,あとまた周辺の区画整理の問題は質問をいたしますが,この区画整理と,それからこのチボリの問題,同時に駅の問題,これが一体なのかどうかということであります。 今までの質問に対しましてきょうまで私が理解していたのは,あくまでも区画整理区画整理でやるんだ,そしてチボリはチボリでやるんだと,このように聞いていたわけですけれども,けさの新聞の,きのうの市長の答弁を踏まえた新聞,そして先ほどの答弁を聞いておりますと,何か区画整理とチボリの問題が一体化なっているような気がいたしますので,そのあたりにつきましては明確に答えていただきたいと思います。 また,きょうの中で,1つは今チボリ・ジャパン社が現在収支計画を出しております。3月に出したあの収支計画であります。先ほどの質問の中で,入り込み客数400万人というのはとてもじゃないが無理なんじゃないかと,そのようなことも言われておりまして,市長も400万人は難しいという答弁の内容であったわけです。私もいろいろこのテーマパークについて調べてまいりました。今現在テーマパークと言われている公園が全国で32カ所あるそうであります。その中で一番お客さんが入っているのが東京ディズニーランド,この入り込み客数は年間1,500万人と言われております。この1年以上経過しているテーマパークで見てみますと,入り込み客数が400万人というのはとてもじゃないありません。次に多いのがオランダ村,長崎のオランダ村が約200万人,そういう数字が出ているわけでございます。同時に,現在建設中のテーマパーク,これが約20カ所。また,計画中のもの,これは岡山のチボリ公園なり,また玉野市のスペイン村等も入るわけですけれども,それらを含めますと全国に約100カ所あるそうであります。一般的に言われているのが,これからにつきましては施設間の競争というものがますます激化するだろうと,そのように言われているわけであります。 ちなみに先日の新聞報道ですと,香川県の坂出市番の州の瀬戸大橋博'88四国会場跡に予定されていたレジャーランド計画,アコモ計画の事業主の予定者だった民間5社から,その辞退の申し出があったそうであります。理由は,金利の上昇による採算見通しの悪化だと言われております。やはりもう一つの理由としては,同じテーマパークであるレオマワールドがこの4月に開園をいたしております。そういったこともあり,このテーマパークの計画が中止をされたのではないかと思うわけであります。 そこで質問でありますけれども,先ほども申し上げましたように400万人の入場者というものはとてもじゃない,この数字はどうにもならない数字ではないかと思いますが,市長は率直にどのくらいな数を把握されているのか,そのことをお聞きいたします。 次に,岡山市が土地を購入して,今までの計画ですとチボリ・ジャパン社に貸すと,そのようになっているわけでございます。チボリ・ジャパン社は借地料といいますか,地代といたしまして1.5億円,いわゆる1億5,000万円を見込んでいるそうであります。先ほども申し上げましたように,土地の地代というものは約250億円だということも市長も言っておられますが,チボリジャパン社の予定しているこの地代というものは利子にも及ばないという数字が明らかであります。市長はどのくらいの地代というものを,もし,これは推進するという立場に立ちますけれども見込んでいるのかお尋ねいたします。 いろんなきょうまでの議論がされておりますけれども,とてもじゃない,今チボリ・ジャパン社が計画しているような収支計画で進むとはとても思えないわけであります。もしチボリ公園が建設されたならば,累積赤字がふえ続け,経営上成り立たなくなった場合,岡山市としても知らないでは済まされないのではないでしょうか。この点に関しての市長の御見解お尋ねいたします。 次に,センチュリーパークチボリ社との関係でございます。 既に解消しているはずの誘致会社がいまだに存在しているわけでございます。その負債は,報告ですと6億円とも7億円とも言われております。そのセンチュリーパークチボリ社,先ほど質問に対する答弁もありました。早い時期に一定の整理をしていくとのことであります。それはそれで結構なんです。 1つは,この役員の問題で,先日このセンチュリーパークチボリ社の総会が行われておりまして,その中で松本前市長がそのまま社長で残る。また,このたび勇退されました鹿子木助役がそのままで監査役で残るということをお聞きしておりますけれども,このことに対し岡山市の市長,安宅市長としてどのようにお考えかお尋ねをいたします。 次に,実はきのうの新聞に載っておりましたが,県議会の中で長野知事は,チボリパークはトンネル的だと,そのように質問に対して答弁がなされております。このチボリパークの問題については多くは申し上げませんが,知事がトンネル的だとか,そのような発言をすることは,これまた問題があるのではないかと思うわけであります。この発言に対しまして,安宅市長の御見解をお尋ねいたします。 次に,市民意識調査の結果,そして市民と市長との語る会,市長のデンマーク視察についてお尋ねいたします。 市民の意識調査についてありますが,この用地の取得については,チボリ用地として取得してもよいが32.9%,公園以外の公共公益目的に利用するが28.9%,チボリ公園は必要だが市が土地を取得する必要はないが10.8%となっております。チボリ賛成は43.7%となっているものの,岡山市がチボリ公園用地を購入することについては反対が39.7%となっており,賛成の人を上回っております。市民の意見は賛否どちらも過半数を超えておりません。 また,チボリ・ジャパン社が3月に発表した事業計画の内容については,よくわからないが47.6%と,十分PRが行き届いておるとは思われない状況でございます。しかし,調査用紙の回収状況に見られるように,60%の人がチボリに関心を持っているとの結果も出ているわけでございます。 また,公園周辺の交通渋滞や騒音,青少年の非行の問題,ごみの投げ捨て等の環境悪化,事業の採算などについては,多くの方々が不安感を持っているわけでございます。 調査内容には問題があるものの,この調査結果を見た限りではチボリに関心はあるものの,賛否についてはほぼ互角ということではないかと思います。しかし,先ほど申しましたように環境悪化と採算性には多くに方々が危惧されているわけでございます。 もう一つのアンケートについて皆様方に御報告をさしていただきます。 実はきょうの朝,市長に対しましてアンケートの結果を持ってこられた方々が,市長ちょうど用事がありまして,公室長にその結果を手渡したわけでありますけれども,岡山市地区労──岡山地区の労働組合,岡山地区労の方で独自に1,000人に対するアンケート調査を行っておりまして,その結果が明らかになっております。この調査の内容につきましては6月20日,先月の6月20日から1週間にわたりましてチボリ問題について市民1,000人に対してアンケート調査を行った内容だということであります。 調査の対象は電話帳から無作為に出しまして,そして無記名の郵送による回答を求め,回答を寄せた方は311人ということでありまして,大体岡山市が普通のアンケートをする場合が大体3割ぐらいな回収率ということで,労働組合がやったこのアンケート調査が大体3割ぐらいと,3割強ということが回収率としてあらわれております。 その内容なんですが,このチボリ公園について率直に賛成か反対かの調査を行っております。賛成が79人,反対が183人という結果が出ているわけでございます。早急に結論を出す必要ないが38人,どちらともよくわからないが10人,そして無回答が1人というふうな結果になっておりまして,圧倒的多数の方がこのチボリ公園について,圧倒的多数といいますか6割ぐらいの方がチボリ公園については反対という結果が出とるわけでございます。ちなみに,どちらともよくわからないが先ほど言った10人でありまして,これはもう3%にとどまっているということであります。 それから,世代別で見ますと,反対の多い年代が60代が61%,70代に至っては81%ということになっておりまして,高齢化社会を迎えるに当たってのチボリ公園という面については,このアンケート調査を見た限りではそのように高齢者の方は,お年寄りの方は考えていないということが言えるのではないかと思います。 また,男女別で見ますと,男性の反対が57%,賛成が26%,女性の反対が71%,賛成が16%ということでありまして,女性の方々が反対が多いと。これはやはり今の非行の問題とか,いろんな問題も含まれているのではないかと思いますが,岡山地区労が無作為に行ったアンケートについては,そのような結果が出ていますこともあわして御報告をしときたいと思います。 そこで,あと語る会の問題につきましても少し質問をさしていただきたいと思います。 この内容につきましては,岡山市内10カ所で7日間行われたわけであります。これも賛否両論の意見が出ておりまして,私も西小学校に参加をさしていただきましたが,多くの方々が来られまして,どこの会場もやはり盛況の中で開催をされているわけでございます。この結果につきましては,市長も6月24日の全員協議会の中で答弁がなされて,答弁といいますか報告がなされておりますけれども,やはり賛否両論の中で,その中では市長そのものがやめるか進めるかということについての決断は出していないようでありますけれども,そういった中ではこの語る会についても,ある程度の有意義な会ではなかったと,そのように考えております。 また,6月からデンマークの方にも市長が行かれております。市長は自分の目でそのチボリを確かめるということで視察をし,カイサー社長ともお会いをし,チボリ公園も夜も昼も何回も見て回ったということであります。 質問の第1は,カイサー社長と3回会談を行ったそうでありますけれども,その内容について御報告をお願いしたいと思います。 また,さきの報告会で,内容については平行線だったと言っておられますが,何が平行線だったのか,その点についてもお尋ねをいたします。 また,カイサー社長は岡山市に対する進出についてどのように思っておられるのか,そのあたりもお聞かせいただきたいと思います。 また,同時にチボリ誘致をめぐりまして,現在の混迷している岡山市の現状をカイサー社長そのものがどのように思っておられるのか,これもお尋ねをいたします。 第2に,チボリ公園を自分の目で見た印象として,チボリの哲学,特別のノーハウはこれといってなかったということであります。市長の報告をお聞きいたしますと,岡山市にチボリ公園を誘致しても余りなじまないような印象を私自身持ちましたが,そのあたりの御意見につきまして,再度お聞かせをいただきたいと思います。 総じて申し上げますと,このチボリ公園誘致は市民の合意というものも,現在アンケート調査等でわかるように得られていない状況。またチボリ・ジャパン社が作成した事業計画も不透明な部分が多い過ぎる。このまま岡山市としてずるずると結論を延ばすことは,それだけ先ほどのお話ではありませんけれども経費もかさむし,そのことは市民の負担も増すものと思われます。進むにしても,やめるにしても,やはり今議会で決断すべだと,そのように思うわけでございます。また,市民の方々もそのように望んでいるわけでありまして,ぜひ今議会でこのチボリ問題について一定の方向というものをぜひ出していただきたいということをお願い申し上げまして,チボリ問題の質問についてはとりあえず終わらしていただきたいと思います。 次に,第3次総合計画実施計画の進捗状況,また審議監の関係,市長公室の関係につきましては割愛をさしていただきますけれども,それぞれにそれぞれの問題を持っております。既に質問通告も出しておりますので,そのあたりにつきましては十分御検討をよろしくお願いしたいと思います。 次に,岡山市コミュニティー協会(仮称)の発足についてお尋ねいたします。 現在岡山市にコミュニティーハウスが53館あり,それぞれコミュニティー協議会を市の指導のもとに発足し,活動を行っております。これからも公民館のない学区を対象に……,2年前まではコミュニティーハウスを建設していましたが,今は公民館があってもコミュニティーハウスは建てれるそうであります。しかし,各学区のコミュニティー協議会はありますけれども,岡山市のコミュニティー協議会はなく,自治振興課で対応なされております。さらに,各学区のコミュニティー協議会を活性化をさせるためにも岡山市のコミュニティー協会の設置の必要があると思いますが,御見解をお尋ねいたします。 また,岡山県にはコミュニティー協会がありますが,県との関係についてはどのようになっているのか,あわしてお尋ねいたします。 次に,企画室の関係でありますが,地域振興費の関係については既に質問がなされておりますので,割愛をさしていただきます。 また,総合交通体系研究会の関係についても割愛をさしていただきます。 次に,総務局関係についてお尋ねいたします。 職員研修の充実についてであります。 ハイテク化,情報化,国際化,高齢化の進展や価値観の多様化の中で,従来にも増しまして職員の資質の向上と能力の開発が重要となっており,職員研修の充実が問われております。そして,現在まで職員研修の重点目標として,1,自己啓発の促進,2,職員研修の促進,3,職場外研修の充実を挙げております。これからの職員研修の充実を願いつつ,以下の点について質問いたします。 第1に,ハイテク化,情報化の研修も重点的に行っていると思いますが,内容,回数,参加対象,参加人数についてお尋ねいたします。 第2に,国際化に対応できる職員の育成を問われておりますが,昨年1年間の海外派遣研修は何回行ったのか,また参加人数は何人で,どこに行ったのか,目的は何か,選考基準についてもあわしてお尋ねいたします。 第3に,高齢化社会に対応する職員の育成が言われていますが,どのような研修をしているのか,また対象と参加人数についてお尋ねいたします。 第4に,公務員倫理の高揚のための研修内容は,参加対象及び参加人数は何人だったのか。 この項の最後の質問でありますが,今までの研修の成果と問題点についてお尋ねいたします。 次に,支所の統廃合については割愛をさしていただきます。 次に,財政局の関係についてお尋ねいたします。 まず,平成3年度の歳入見込み及び平成2年度の決算見通しについてお尋ねをいたします。 まず,平成3年度の歳入見込みですが,6月補正で主な歳入として市税64億6,796万円,分担金及び負担金1億6,182万円,使用料及び手数料として1億1,182万円,国庫支出金11億1,611万8,000円,県支出金が4億794万1,000円,また繰入金といたしまして45億880万7,000円,繰越金として16億1,908万1,000円,そして市債として55億8,725万円を計上しておりますが,平成3年度の主な款別の歳入見込みについてお尋ねいたします。 第2に,財調の取り崩しを行っていますが,これからの予定はどうか。 次に,平成2年度の決算見込みとありますが,決算の状況はどのようになっているのか。 以上の点についてお尋ねいたします。 次に,固定資産税の超過徴収分の払い戻し及び今後の対策についてお尋ねいたします。 この6月議会におきまして固定資産税過誤納金補てん金2億2,000万円の予算が計上されております。私はこの問題について,ちょうど3年前の6月議会で質問しておりましたが,その当時の答弁としては5年以上の時効分についてはどうにもならないとのことでありました。しかし,市民から救済を求める声も数多くあり,そういった中で岡山市としても検討を進め,同時に同様の問題が起きている横浜市や神戸市は,それぞれ国家賠償法地方自治法の規定により見舞い金方式で既に返還がなされております。岡山市においても,昨年の12月議会で,横浜,神戸の検討状況を見ながら,還付について前向きの対応がなされ,そしてことし2月の私の質問に対しまして安宅市長は,6月補正で返還できるよう努力するとの答弁がなされております。ここに予算化されております。全国の自治体に先駆けまして英断されました安宅市長,そして大変な業務をこなしてこられました財政局の関係者の皆様に心から敬意を表するものでございます。また,当面大変でしょうが頑張っていただきたいことをまず申し上げておきたいと思います。 さて,今回予算計上されている固定資産税過誤納金補てん金2億2,000万円についてお尋ねいたしますが,全員に返還されるのはいつごろか。 第2に,見込み分として3,210万円が含まれていると聞いておりますが,過誤納金の予測をしているのかどうか。 第3に,今後の対策ですが,昨年の12月議会で納税通知書に課税明細書を添付,送付したらどうかということを申し上げました。このようなことが起こらない対策の一つとしてぜひ実施したらと思いますが,御見解をお聞かせください。 また,これから市としてどのような対策を考えているのか,あわしてお尋ねいたします。 次に,入札の現状と対応策についてお尋ねいたします。 入札問題については,今まで多くの点が指摘をされております。市としても公平を期すために,平成2年8月に入札制度改善項目の実施状況と今後の対応策が書かれております。内容は16項目の実施状況及び問題点,そして平成2年度の対応策が示されております。 質問でありますが,第1に一般競争入札でありますが,引き続き検討をしていくとのことになっております。今までどのように検討してきたのか,また一般競争入札は談合防止のためにも必要と思われますが,お考えをお尋ねいたします。 また,57年以降,発注の標準となる金額,指名数ともおおむね同じでありますが,指名数をふやすお考えはどうか。 第2に,一括下請の防止ですが,平成2年度の対応策として下請台帳が新指導要綱に盛り込まれる予定だと聞いておりますが,その内容と,今後の一括下請防止策についてどのようにしていくのか,その対策をお尋ねいたします。 第3に,積算等の漏えい防止についてでありますが,事前に積算金額が漏れるということを聞きますが,このようなことは絶対にあってはならないことであります。漏えい防止のためにはどのような対応策をとっているのか。積算の見積書はどのように保管しているのか。以上の点についてお尋ねいたします。 第4に,大型工事の発注は分散発注,分離発注に努めるとなっておりますが,現在の対応はどうなっているのかお尋ねいたします。 第5に,不正または不誠実の行為があった場合,指名業者を処分するとなっていますが,この3年間の処分業者は何社か,またどのような指導をしてきたのかお尋ねいたします。 第6に,好景気を反映して工事のおくれが目立っております。落札した以上は期限内に工事を完工する義務が業者にあると思いますが,その点の指導についてはどのようにしているのか。以上の点について質問をいたします。 岡山市庁舎整備計画基本計画については割愛をさしていただきますけれども,やはり今の岡山市庁舎は一体だれがだれのために何をする場所なのかといった素朴な視点から考えていただく,そして人を最も大切にした庁舎を考え直す必要があるのではないかと思うわけであります。現在の岡山市庁舎,いろいろ欠点もございます。ぜひこのたびの新庁舎の,分庁舎の建築,またここの改築につきまして,大改造につきましてはその辺のあたりを十分検討していただきまして,またこの問題につきましての質問は後日に回さしていただきたいと思います。 次に,民生局関係についてお尋ねいたします。 まず,総合福祉センター「岡山ふれあいセンター」についてお尋ねいたします。 既に総合福祉センターは平成2年度に工事着工,平成4年度の完成を目指し,工事も進んでおります。この総合福祉センターは,リーディングプロジェクトとして国の指定を受けたインフィニティー・シルバープラン岡山長寿社会対策として総合的な施策を積極的に推進するために,保健,福祉,生涯学習等の機能を一体化に運用できる総合的拠点施設であるとともに,地域におけるきめ細かな保健福祉施策を展開する場としての地域センターを市内4カ所に設置し,関係施設,関連機関とのネットワークづくりや,行政と市民,関係団体が一体となった望ましい地域社会づくりを行うことにいたしております。 この地域センターは平成7年度に4カ所設置する予定となっており,今回の6月補正予算では西大寺地域センター(仮称)建設調査費1億3,000万円が計上されており,地域センターについても建設が始まったことを評価するものであります。 それでは,まず総合福祉センターについてお尋ねいたします。 第1に,本年度建設事業費32億4,500万円が計上されておりますが,工事の進捗状況につきましてお尋ねいたします。 第2に,開館後の管理運営システムや施設利用プログラム等の検討はどのように行っているのか。 第3に,路線バスや福祉バスなどの交通手段が問題となっていますが,その方策についてはどうなっているのか。 第4に,地域センターの関係ですが,6月補正で西大寺地域センター建設調査費が計上されております。その内容についてお聞かせください。また,他の地域センターの建設場所等については,いつごろをめどに決定されるのか。 以上の点についてお尋ねいたします。 次に,障害者福祉についてお尋ねいたします。 障害者の方々が安心して暮らせる社会を目指すため,岡山市として障害者対策に関する岡山市行動計画を策定し,既に後期計画の4年目を迎えております。この行動計画の主な柱は,1.理解と交流の促進,2.保健医療の充実,3.教育の充実,4.社会参加の推進,5.施設の整備,6.生活援護の充実,の6つを掲げ現在まで事業に取り組んできております。市長は6月補正予算で,障害者の自立と社会参加を支援するため,重度身体障害者の自己所有改造自動車のガソリン代助成,手話通訳派遣事業を実施しております。 そこで質問でありますが,このたびのガソリン代助成は重度身体障害者となっておりますが,この制度を精神薄弱者の方にも拡大するおつもりはあるのかどうか。 第2に,手話通訳派遣事業の内容についてお聞かせください。 第3に,障害者の方々が気楽に外出できるような交通手段の整備,障害者用トイレや道路の段差解消等の整備状況はどのようになっているのかお尋ねいたします。 第4に,障害者の雇用問題ですが,労働省はこの6月から企業に対して雇用の指導を行っておりますが,岡山市として企業に対しどのような指導を行っているのか。また,法定雇用率を下回っている企業はどのくらいあるのか,その対策はどのようにしているのか,お尋ねいたします。 第5に,障害者に対する偏見や差別解消のため,学校教育の中に福祉教育を取り入れておりますが,その状況と成果はどうかお尋ねいたします。 第6に,緊急通報システム制度をお年寄りや障害者を対象に平成元年度からスタートさしています。しかし,障害者の利用は目標台数に比べ利用率が低く,その理由はひとり暮らしで外出困難な重度身体障害者という条件にあると見られております。目標台数達成のためにはもっと条件を緩和する必要があると思いますが,その御見解をお尋ねいたします。 次の国民健康保険については割愛をさしていただきます。 次に,高齢者福祉についてお尋ねいたします。 平成2年度の岡山市高齢者実数調査によりますと,老人人口は比率11.7%であり,全国平均12%を若干下回っているものの,年々高齢化が進んでおります。寝たきり老人,痴呆性老人,ひとり暮らし老人がふえ,官民一体となった福祉施策を進めておりますが,まだ多くの問題点を抱えています。岡山市においても昭和62年に策定された岡山市高齢者福祉中期構想に基づいて,年次的に具体的な事業が進んでいると思います。 そこで質問でありますが,この岡山市高齢者福祉中期構想は平成3年度までとなっておりますが,計画どおりの推進が図られているのかどうか。また,平成4年度から構想策定の予定はどうか,まずお尋ねいたします。 それでは,以下それぞれの問題点について質問いたします。 施設整備の関係でありますが,現在市立養護老人ホームは友楽園,松風園,富崎園の3園ありますが,いずれも施設が老朽化しているとともに手狭になっております。また,修理費もかさんでいるところであります。この3園の建てかえについての検討状況と今後の対応についてお尋ねいたします。 2つに,痴呆性老人対策についてであります。 平成2年度の全国の痴呆性老人は推定で100万人を超えているとの厚生省の調査結果が出ており,従来の推計をはるかに上回っております。将来予測も平成12年には150万人,平成22年度には213万2,000人になると想定をいたしております。中でも重症で入院が必要な患者は10年後には約13万5,000人と上ると見られております。 そこで質問でありますが,岡山市として現在の痴呆性老人数及び10年,20年後の予測人数をまずお尋ねいたします。 2つに,岡山市の具体的な事業として痴呆性老人介護相談,痴呆性老人短期保護事業を実施しておりますが,特に短期保護事業については平成2年度は前年比5.6倍と大幅に増加をいたしております。今後痴呆性老人が増加することは明らかでありますので,早急な施策が必要と思われますが,具体的なものにつきまして,そのお考えをお尋ねいたします。 3つに,平成2年度の65歳以上の痴呆性老人は,在宅73万9,000人,施設入所者25万5,000人がいると言われております。施設入所者の施設としては特別養護老人ホームが最も多く,次いで一般病院,老人病院,精神病院,養護老人ホーム,老人保健施設となっております。そのほとんどが民間施設であります。 そこで質問でありますが,岡山市として特別養護老人ホームをつくる予定をお持ちかどうかお尋ねいたします。 2つに,現在特養に入所したくてもなかなか入れないのが現状でありますが,当面しての対策をどのように考えているのか,お尋ねいたします。 第3に,老人家庭奉仕員派遣事業についてお尋ねいたします。 この制度は,老齢に伴う心身の障害等により日常生活に支障のある家庭に家庭奉仕員を派遣して,家事や身の回りの世話をするものであり,昭和39年に当初非課税世帯を対象に実施されましたが,昭和61年からは課税世帯も対象となっております。ひとり暮らし老人や寝たきり老人が増加する中で,家庭奉仕員の役割もますます重要になっております。これからの高齢化社会に対応するということで,厚生省は深刻化する看護婦,ホームヘルパーの人手不足解消の一環として,医療・福祉人材確保法(仮称)を制定する方針を決めております。ことしの5月28日までに本格的な検討に着手いたしております。保健医療や福祉に携わる職員の社会的評価を高めるということを主眼に,職員の待遇や人材確保のための条件整備などを盛り込む方向で調整するとのことであります。高齢化社会に向けた看護介護の重要性がクローズアップされる中,10年後は現在より約180万人もの職員増が必要と見込まれております。この法案が国会で通過すれば,自治体についても具体的な対応が求められると思います。 そこで質問の第1は,岡山市として今後の奉仕員の増員計画及び待遇改善についてどのようにお考えかお尋ねいたします。 2つに,この6月補正で在宅福祉推進事業費として650万円が計上されております。ホームヘルパー15人の増員,シルバー人材センターに委託となっております。ホームヘルパーをシルバー人材センターに委託するのは初めてではないかと思いますが,なぜこのような措置をとられたのか。シルバー人材センターですと高齢者というイメージがありますが,何歳ぐらいの人を対象にされておるのか。また,業務内容,現在のホームヘルパーと同じ業務なのかどうかお尋ねいたします。 4つに,研修はどのようにするおつもりなのか。 以上の点についてお尋ねいたします。 次に,シルバー人材センターについて簡単に質問いたします。 第1に,会員の入会基準についてお尋ねいたします。 第2に,99人の方がこのたび脱会しとりますが,その理由は何か,の点についてお尋ねいたします。 この件につきましては,森末助役の方,シルバー人材センターの今まで所長ということもありましたので,この点についてはお答えできたらと,そのように考えておりますので,よろしくお願いいたします。 次に,同和対策についてお尋ねいたします。 現在部落問題にかかわって地域改善対策特別事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律──地対財特法が施行されております。しかし,この法律は5年間の期限つきの法律で,来年3月31日で期限切れを迎えるという状況でございます。そこで,この法律の期限切れ後をどうするのかについて,国会はもとより,地域改善対策協議会,さらには地方自治体や民間団体,宗教団体などで活発な議論が繰り広げられております。したがって,部落問題の解決に向けたこれまでの取り組み,とりわけ国や地方自治体部落問題の解決に向けた本格的な施策を開始するきっかけとなった1958年8月の内閣同和対策審議会答申以降の20数年間にも及ぶ取り組みによって,部落差別の実態がどのように改善されてきたのか,また残事業についてお尋ねをいたします。 2つに,心理的差別の解消に当たり,今後どのような施策を行うのか,お尋ねをいたします。 次に,衛生局関係についてお尋ねいたします。 保健所移管につきましては既に答弁もなされておりますので,割愛をさしていただきます。 公害対策についてお尋ねいたします。 まずは,水質汚濁についてであります。 水に流すという言葉が示すように,人間は生活排水,産業廃棄物など,要らなくなった物,汚い物を川や海に流し続けてきました。このため水質汚染は河川から内海,沿岸,外洋へと広がってきております。魚介類をたんぱく資源としている日本人にとっては深刻な問題であります。特に湖沼の汚れは深刻な社会問題となっております。 昭和59年に湖沼保全特別措置法が制定され,9湖沼が指定されております。児島湖もその中に入っています。この湖沼法に基づき,各種汚染源に対する規制措置などが総合的かつ計画的に推進されておりますが,まだ十分な成果が上がっていないのが現状であります。 当たり前のことではありますが,湖沼に入る汚れを減らし,湖沼内に蓄積している汚れを外に運び出せば,湖沼の水質は回復できるわけであります。これを総合的に実施しようとするのが湖沼保全であります。 そこで質問は第1に,湖沼に入る汚れを減らす対策の主な施策についてお尋ねいたします。 第2に,児島湖の汚れを外に運び出す方法としてどのような方策を講じているのか。 第3に,水質汚濁状況を把握するため,県の定めた水質測定計画に基づき,市内25の地点で水質監視を行っておりますが,ここ5年間ぐらいの水質の状況はどうか。そして,3カ所の自動測定器による常時監視体制を行っていますが,これを増設するお考えはあるのかどうかについてお尋ねいたします。 次に,大気汚染についてお尋ねいたします。 人間は工場のばい煙,自動車の排気ガスなどさまざまな物質を大気中に流し続けてきました。しかし,大気中に排出されたppm,ppb程度のごく微量な気体が大気を変化させ,地球環境を破壊する元凶になっていることが次々に確認されてきております。窒素酸化物,硫黄酸化物は酸性雨を降らせ,大気中の微量な物質の変化が気象システムにも影響を与え始めております。 岡山市においても,法令及び公害防止協定等により,汚染物質の削減を厳しく指導したり,車の排気ガス規制の強化により逐次改善がなされているものの,まだ汚染が進んでいる状況であります。これからも大気汚染監視の一層の充実と向上,事業所に対する監視,指導の徹底に努めるとともに,関係機関連携のもとに自動車排出ガス対策の総合的推進に取り組んでいただきたいことを申し上げ,質問をさしていただきます。 第1に,市内の大気汚染の状況はどうか。 第2に,工場,ビル群からの排煙についての規制と今後の対策についてはどうですか。 第3に,自動車の排ガス規制が強化されておりますが,主要道路沿線の汚染状態はどうか。 以上についてお尋ねいたします。 次に,ごみ対策についてお尋ねいたします。 まず,粗大ごみの収集についてお尋ねいたします。 現在の粗大ごみ収集の周期がどうなっているのかよくわかりません。私の町内の例で申し上げますと,昨年7月2日,そして97日間たった10月7日,そして126日間たったことしの2月11日,また140日間たった7月1日に収集がされております。そして,次回の収集は1カ月先の8月2日ということになっております。どのくらいの周期で収集しているのか,その基準についてお尋ねいたします。 また,あわして県下の10市の収集状況についてもお尋ねいたします。 第2に,粗大ごみの多いのは,電気製品,家具またはベッド等であります。粗大ごみは年々ふえている中で,その減量対策が問われております。その対策についてお尋ねいたします。 次に,分別収集についてお尋ねいたします。 市民に対しての啓発活動を行っておりますが,なかなか徹底しているとは言えません。分別収集の実態はどうか。 第2に,これは市民の意識の問題であります。市民に対し今後どのように啓発活動を行っていくのか。 以上2点についてお尋ねいたします。 リサイクルの関係につきましては割愛をさしていただきます。 次に,最終処分場確保ですが,岡山市の不燃物処理がピンチを迎えております。10年にわたって埋め立てられてきた山田埋立地がいっぱいになり,6月からは新たに総社との境の松ケ鼻埋立地で処理が始まっております。この処分地は規模も小さく,2年程度で満杯になるとの見込みでございます。岡山市の東部で進められている新しい処分地確保も,まだ用地買収の段階であります。使用開始は来年度中とのことであります。2つの処分地を併用したとしても,4年から5年先には両処分地ともパンクするのは必至の状況であります。 そこで質問でありますが,早急に新しい埋立地の確保をする必要があると思いますが,どのように検討されているのか。また,現在の埋立地はかなりの距離がありますが,その対策についてはどのように考えておられるのかお尋ねいたします。 次に,団地内合併浄化槽についてお尋ねいたします。 昨年の9月議会で団地内の合併浄化槽の大規模な機器等の修繕に対し補助金を交付してはどうかという質問がございました。現在岡山市にはこのような団地が約40カ所ございます。団地内の住民は,定期検査,修繕,そして大規模な機器や設備の改善を想定し,月4,000円から6,000円を合併浄化槽の維持管理費として徴収しております。かなりの負担を強いられているわけでございます。しかし,大規模な修繕ともなればさらに住民の負担が増すことは必至であります。行政で一部負担してほしいとの声を聞くわけでございます。 岡山市は,昨年9月の質問に答え,古いものは設置後約15年を経過した浄化槽もあり,大規模な機器や設備の改善が必要になっているところもあろうかと思う。補助金を交付することについては,まず市内住宅団地に設置されている合併浄化槽の機器や設備の状況,さらには修繕に要する費用などの実態調査を行い,また他都市の状況も調査し,これらの結果を踏まえてあらゆる角度から関係部局の間で協議検討していくとの答弁がされております。一定の前進であると評価をいたしております。 そこで質問でありますが,第1に9月議会の答弁を踏まえ,今日までどのような調査をしてきたのか。 第2に,市営住宅の合併浄化槽の維持管理費は幾らか。また,大規模修繕の場合,どのように修繕費はしているのか。 ぜひこの問題につきましては前向きの検討をしていただき,早い時期に結論を出していただきたいと思います。 以上の点についてお尋ねいたします。 次に,合併浄化槽の補助金についてお尋ねいたします。 この6月補正予算で5,926万円の予算が計上されております。これは国の基準に基づいて大幅にアップされたものであります。 また,岡山県は児島湖の環境改善をねらい,岡山県児島湖環境保全条例案をまとめて2月議会に提案し,5月中にも実施する予定と聞いております。この条例案では,児島湖流域の環境回復を目的に,県,市町村,住民,事業者が環境保全に努める責務を明記しており,その上で下水道等未整備地域では一般家庭に合併浄化槽を設置するよう,努力義務ではありますが規定しております。 また,事業者に対して,し尿と生活雑排水を処理する合併処理浄化槽の設置を義務づけています。罰則規定はないものの,立ち入り調査の権限を認め,違反した場合は知事が勧告,氏名を公表する制裁措置を課することができるというものであります。 そこで質問でありますが,この条例は9月から施行ということでありますが,岡山市としてどのように対応をされていくおつもりなのかお尋ねいたします。 第2に,家庭用の合併処理浄化槽の設置に対する補助金は,公共下水道認可区域には適用されないとのことでありますが,家を建築した場合その区域だと補助金は出ないということになると思いますが,この問題についてどのように対処されるのか,お尋ねをいたします。 次に,経済局関係についてであります。 まず,農業振興についてお尋ねいたします。 米の自由化,米価の値下げ,減反政策,助成補助金の減額等,日本の農業は深刻な状況を迎えております。中でも米の自由化は,農民にとっては死活問題でございます。 そこでまず質問いたしますが,市長は米の自由化に対してどのような御見解をお持ちなのかお尋ねいたします。 また,この問題につきましては,農業委員会会長の御見解もあわしてお尋ねいたします。 第2に,これからの農業を守るためにも農業の集団化が言われております。これに対し岡山市としてどのような指導をしておられるのか,お尋ねいたします。 第3に,水田農業確立対策は国の指導において岡山市も実施していますが,農家の対応は,また現状はどうなっているのか,お尋ねいたします。 第4に,本年度の目玉施策は何か,お尋ねをいたします。 次に,観光対策についてお尋ねいたします。 昭和63年の瀬戸大橋ブームをピークに,岡山市の観光客は年々減少しており,岡山市の活性のためにも観光対策は重要な施策の一つであります。 それでは,以下数点について質問をいたします。 第1は,63年以降各観光地の入り込み客数は軒並み減少しておりますが,その対策はどのようにしているのか。 第2に,岡山市も四季折々の祭りが行われております。しかし,これが岡山市の祭りというものがありません。一大イベントの岡山の祭りを創出するために新岡山祭りをとのことでありますが,どのように進めているのかお尋ねいたします。 第3に,観光地の一つとして吉備路があります。整備も進められておりますが,吉備路の観光対策の目玉は何かお尋ねいたします。 次の用排水の改修については割愛をさしていただきます。 次に,建設局の関係でございます。 まず,倉安川改修についてお尋ねいたします。 この倉安川は,約300年前に津田永忠がつくったと言われております。延長は百間川から旭川まで6.55キロであり,川は普通南北に流れておりますが,倉安川は人工川ということもあり東西に流れ,高低差がほとんどなく,川の水が行ったり来たりしております。したがって,排水も悪く,また沿線はほとんど市街化であり,宅地化が進み,大雨が降ればすぐ浸水し,地域住民にとっては深刻な問題となっており,その改修が急がれております。現在県事業で,百間川から西へ約980メーター工事が施行中でありますが,他は全くの手づかずの状況であります。これから本格的な改修工事待ちというのが現状でございます。 昭和62年,河川法の改正により都市小河川改修制度ができ,それまでは事業主体は県,施行は市だったものがどちらも市となり,市として独自の計画を建てることができるようになったと聞いております。市の計画ですと,全体の改修計画の事業費は約68億円が必要ということであります。平成元年度に建設省のオーケーが出て,今まで用地買収,見直しを行っており,本年度から工事着工となっております。本年度分予算として1億6,500万円が計上されております。一日も早く全体の改修が行われることを望みながら,次の点について質問いたします。 第1に,今年度の施工内容についてお聞かせください。 第2に,来年度から年間どのくらいの予算規模で改修をする予定なのか。また,全体の改修が終了するには何年後ぐらいかをお示しください。 第3に,先ほど言いましたように,倉安川はほとんど高低差がありません。改修するためには高低差をつけなければなりませんが,どのような手法を考えているのか。 また,倉安川沿線は道路が狭く,工事もやりにくいと思いますが,当然地元の協力が必要となってまいります。地元協議についてはどのようにしているのか。 以上の点について質問を行います。 次に,中・高層マンション建設に伴う地域住民とのトラブルについてであります。 私がここにこの問題を取り上げさせていただいたのは,私の居住いたしております吉備地区で,現在高層マンション建設をめぐりまして2件の住民とのトラブルが起こっているからであります。また,他の地区についても同様の問題が今日まで起こっており,これからも起こる可能性が多いと思い,岡山市としての建設指導のあり方等について指摘を含め質問をさせていただきます。 昭和59年12月議会で片山議員は広瀬町のマンション建設を取り上げ質問をされておられます。その中で片山議員は,瀬戸大橋架橋を契機に今後は中・高層マンションの建設が盛んになり,周辺住民との紛争が多発することが予想されます。したがって,現在の指導要綱でよいのかどうか疑問に思うわけであります。なるほど,今日の建築行政上,この要綱ではないよりはましであるかもしれません。しかし,指導要綱は名称が示すとおり行政側が建築指導をするための指針にほかなりません。私は,この際本市の建築行政を市民代表のコンセンサスを得た条例に置きかえるべきではないかと考えているものであります。また,条例化できなかった理由についても尋ねられておられます。 それに対して当時の建設局長は,建築指導要綱を制定する時点においても条例化の検討をしましたが,法的にも問題があり,また当事者間の問題でありますので,条例ではなく要綱として建築指針を定めたものであります,との冷たい答弁をされております。 昭和60年2月議会で守屋議員が,また平成元年9月,同じく12月議会で守屋議員が同様の質問をされております。片山議員の質問にもあったように,以前にも増してマンション建設に対する地域住民との紛争が起こっているわけでございます。岡山市としても民・民の問題だからといって放置しておくわけにはいかなくなっております。まさに片山,守屋両議員が指摘されておりますように,静かな住宅地にそのようなマンションが建設されることは,住民にとっては生活環境の悪化ばかりか,憲法に保障された基本的人権まで脅かされるというこになります。岡山市の建築行政について早急な善処方を望むものであります。 それでは,以下数点について質問させていただきます。 第1に,地域住民の方は岡山市が業者への指導を期待しております。市民の立場に立つ行政である以上,業者への指導はすべきだと思いますが,どのようにお考えか。 第2に,指導要綱の問題点が今まで議会においても再三指摘がされておりますが,この点についてどのようにお考えか,お尋ねいたします。 第3に,準工業地域ではこの中高層建築指導要綱も適用されません。現状を踏まえ,適用するお考えはどうか,お尋ねいたします。 第4に,用途地域の問題でありますが,これは都市計画法に基づいて決まっております。しかし,準工業地については極端な言い方をすれば何でも建てれるというのが現状の姿であります。法をもっと適正に運用すれば,このような問題も少なくなるのではないかと思いますが,御見解をお示しください。 次に,岡山駅周辺整備事業についてでありますが,この問題については割愛をさせていただきます。 次に,岡山市西部第4地区土地区画整理事業についてお尋ねいたします。 この事業は平成元年度で計画が決められ,平成2年4月,地元に西部第4区画整理事務所が建てられ,早期着工を目指して地元説明会も約40回行っているそうであります。この地域は,住宅の密集地であり,約600戸が移転の対象となっており,チボリ問題も関連しておりまして,この区画整理が進まない限りチボリ建設も難しいと言われております。 それで,以下数点について質問をさせていただきます。 第1に,都市計画決定を昨年秋ごろと予定しておりましたが,それがことしの12月に変更になったと聞いておりますが,その理由をお尋ねいたします。 第2に,これから順調に事業が進んだ場合の具体的なスケジュールについてお聞かせください。 第3に,住宅密集地ということで地元合意が難しいと思いますが,地元の状況はどうか,お聞かせいただきたいと思います。 第4に,この事業はチボリとの関連が強いが,市長はチボリとは関係なく区画整理事業は推進していきたいとのお考えですが,もしチボリができない場合,この計画は予定どおり進む見通しなのかどうか。 第5に,区画整理事業の中でもチボリの新駅を想定して道路が計画されておりますが,駅はチボリ公園ができなくてもつくる予定なのかどうか,お尋ねいたします。 第6に,チボリが中止された場合,計画変更があるのかどうか,お尋ねいたします。 次に,放置自転車対策でありますが,庭瀬駅の問題に限りまして,時間の関係で質問をさせていただきます。 ことしの5月までは放置自転車は庭瀬駅についてはわずかでしたが,駅前3軒あった自転車預かりの1軒がやめてしまいまして,駅前は放置自転車であふれております。その対策として,交通安全対策課が中心となりましてJR岡山支社と用地について協議したとお聞きしておりますが,具体的な対策についてお示しください。 以上でこの関係については終わらせていただきます。 下水道につきましては,1点のみ質問をさせていただきます。 この下水道整備の関係で,これから面的整備も始まるわけでありますけれども,面的整備で私道に公共下水道を布設する場合は,地権者との合意が必要ということになっております。しかし,団地などでは道路が共有財産となっているところもありまして,地権者が行方不明のところもあるわけであります。このような場所がこれから出てくることも想定されますので,このような場合,特別な措置を考えられておるのかどうか,その点についてお尋ねいたします。 消防局関係については割愛をさせていただきます。 次の水道局関係についても同様に割愛をさせていただきます。 次に,教育委員会の関係でございますが,教育現場の週5日制の関係については,先ほどの質問がありましたので割愛をさせていただきます。 子供会活動について簡単に触れさせていただきます。 岡山市子供会育成連絡協議会は28年の歴史を持ち,現在約400単位子供会,約3万人の会員を擁する市内最大の少年団体組織であります。創作活動や野外活動等を通して子供たちの調和のとれた心身の発達,自主性や自立心の育成,さらに3世代交流活動など,幅広い活動を通して子供の健全な成長と地域づくりに大きな役割を果たしてきたと思います。 しかし,子供の現状は非行の低年齢化,登校拒否児の増加など,深刻な問題が多発しており,加えて近い将来導入される予定であります学校5日制により余暇時間拡大など,考えますと今後子供会活動の果たすべき役割はますます重要になっていると考えます。 そこでお尋ねいたしますが,今後子供会活動の活性化をどのように図っていこうと思っておられるのか,お尋ねいたします。 また,次の史跡・旧跡の整備,歴史博物館の建設につきましては割愛をさせていただきます。 教育施設へのファックスの導入の問題でございますが,これは2月の議会で苦水議員から質問がなされております。 で,このたびの予算で,6月のこの予算で上道地区の学校についてファックスが設置されると聞いておりますが,まず教育長,ファックス導入についてどのように認識されているのか,そのことを1点お聞きし,同時に公民館についても,学校施設全部,そして公民館についてファックスを導入したらどうかと思いますが,その点についての御見解をお尋ねいたします。 最後に,選挙管理委員会の関係についてお尋ねいたします。 投票所の見直しの関係についてであります。 新設校に伴う学区編成や公民館の建設,交通手段の変化など,今までの投票所では投票に行きにくい地域があるのではないでしょうか。そのことが投票率の低下の1つの原因になっていると思います。 例えば,白石の投票所は旧白石学区そのままであり,周辺の道路も狭く,学区外のため,場所がわからない人もいます。このような投票所では投票率が上がるわけがありません。 質問でありますが,このような投票所については,投票場所を検討する必要があるのかどうか,お尋ねいたします。 第2に,投票率低下に伴う対策についてお尋ねいたしますが,ここ数回の選挙を見た場合,だんだんと投票率が下がっております。先ほど申し上げました原因もありますが,選管として何が原因と考えておられるのか,その今後の対策についてどうしていくのかお尋ね申し上げまして,若干早口になった部分があろうかと思いますが,私の第1回の質問はこれで終わらせていただきたいと思います。 御清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長(花岡薫君) しばらく休憩いたします。    午後3時52分休憩    ─────────────    午後4時23分再開 ○議長(花岡薫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ───────────── ○議長(花岡薫君) この際お諮りいたします。 議事の都合により,本日の会議時間を延長しておきたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(花岡薫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。    ───────────── ○議長(花岡薫君) 当局の答弁を求めます。   〔市長安宅敬祐君登壇〕 ◎市長(安宅敬祐君) 社会党を代表しての楠木議員の御質問に順次お答え申し上げます。 まず,チボリ問題についてでございますが,まず第1に100周年記念事業の旗をおろす考えはあるかという御質疑でございます。 これにつきましては,昨日新和クラブを代表しての垣下議員の御質問にもお答えしましたように,このチボリ公園問題,チボリ公園事業につきましては,市制100周年記念事業としてスタートした事業ではありますが,現在までの経過の中でチボリ公園事業を進める過程においてマイナスのイメージが重なってきております。また,市民と市長の語る会やアンケート調査結果においてもチボリ公園事業については賛否が分かれております。こういう状況では,100周年を市民がこぞってお祝いするという位置づけについてはこだわらず,新しい観点から取り組む時期に来ているのではないかと考えております。 次に,事業計画で予測している400万人という入り込み客数は多過ぎると思うが,どのくらいを見込むのかという御質疑でございますが,3月末に財団法人チボリパーク並びにこの財団から委託されるチボリ・ジャパン社から発表された事業計画における入り込み客の予測は時間距離モデル法と類推法を使ってなされておりますが,先ほど内田議員の代表質問にもお答えしましたように,私は400万人の入り込み客を継続的に確保するにはよほどすぐれたソフトと企業努力が必要であると考えております。 また次に,この事業計画では公園用地の借地料を1億5,000万円としているが,どのくらい借地料を市長は見込んでいるか,考えているのか,こういう御質疑でございますが,この貸付料については岡山市の普通財産の貸付基準では営利の場合には土地価格の5%,非営利の場合は3%となっております。これをもとに仮に計算しますと,チボリ公園全体を営利と見る場合には9億円前後,それからチボリ公園全体を非営利と見る場合には5.5億円前後。しかしながら,この公園内部の施設ごとに客観的に営利,非営利を分けることが可能な場合は面積比率によるというようなことになろうかと思います。 したがいまして,この一つの幅のある数字でお答え申し上げますと,5.5億円から9億円ということを私は考えております。 それから,チボリ公園が経営上成り立たなくなった場合,岡山市として知らないでは済まないと思うがどうか,こういうことで御質疑でございますが,経営上の赤字について市は補てんできない旨表明しておりますし,財団法人チボリパーク,株式会社チボリ・ジャパン社においても経営の健全化に努め,赤字が出た場合でも経営陣と出捐者や株主との間で相談して対処したい旨表明されておられます。 しかしながら,経営努力を超える赤字が出た場合には,さきに公明党の内田議員の代表質問にもお答えしましたように,岡山市が100周年記念事業として取り組み,そして地主として貸すというようなことからしまして,1つは運命共同体的な考え方も出てくるわけでありまして,そうなれば全く免れるとは言えないことも出てくると思われます。 次に,センチュリーパークチボリ社の今後,あるいは社長の就任意思,鹿子木助役が監査役として残っているということに関する御質疑でございますが,まずセンチュリーパークチボリ社の営業譲渡については,昨年3月にセンチュリーパークチボリ社の営業一切をチボリ・ジャパン社へ譲渡する合意のもとに覚書が締結され,これに基づきセンチュリーパークチボリ社の業務は一応引き継がれておりますが,すべての営業譲渡がなされていないのが実情でございます。 次に,社長就任については,チボリ公園誘致の是非を含め再検討する立場で市民の信託を受けておりまして,チボリ公園の企画誘致会社であるセンチュリーパークチボリ社の社長に現時点で就任することは適当でないと考えております。 さらに,監査役については,鹿子木助役は退任の際に直ちに監査役を辞任するのは会社の職務上適当ではないということから留任していると聞いております。 いずれにいたしましても,近い将来にそれらを含めて解決する必要があると考えております。 次に,財団法人チボリパークはトンネル的であるという知事の発言ということで報道がなされており,これは問題ではないのかと,こういう御質問でございますが,岡山市が国鉄清算事業団から土地を取得して,財団法人チボリパークに貸しつけることは今回のシステムの中の大前提であります。 このことは,チボリ公園の公共性,公益性を確保することを初め,賃貸借契約の責任ある当事者として岡山市が財団法人チボリパークと債権債務の履行を確保するとともに,国鉄清算事業団から課される条件をクリアすることからも極めて重要な点であります。 しかしながら,岡山市の相手方の財団法人が単なるトンネル法人だとすれば,これは結局形式的な保証にすぎないということになりますので,今までの議論しておった大きな前提が崩れるおそれがあります。 したがって,報道にある知事の真意が本当にそうだったのかどうか,全く理解に苦しみますので,早急にその真意を確かめたいと考えておりますす。 次に,アンケート調査の結果では市民合意とは言えないと思うがどうかと,こういうことでございますが,アンケート調査については今議会の所信表明の中で御報告したところですが,チボリ公園推進では賛成が多く,チボリ公園用地を市が取得することについては反対が多いという結果であり,いずれも過半数を下回っております。こうした結果では,用地取得について市民の同意が得られているとは言いがたく,市としては慎重な対応が必要であると受けとめております。 次に,私がデンマークのチボリ公園を視察した際のカイサー社長との会談の内容で何が平行線だったのかというような御質疑でございますが,カイサー社長との会談の内容につきましては,デンマーク・チボリ社の収支経営の内容,またチボリ公園の魅力の源泉は何か,パントマイム劇場のような施設が岡山に合うかどうか,チボリガードが岡山で育つかどうか,コンサートホールはどういう客層で,どれだけの集客力があるのかなどについてお尋ねし,また私の意見も申し上げました。 特に,カイサー社長の見方と私の見方の違いについては,チボリ公園が岡山にあって育っていくもかどうか,岡山の入り込み客数の見通しがどうかということなどについては平行線で終わったという感じでした。 また,岡山への進出については,カイサー社長は依然として積極的であるとともに,デンマークの技術人も岡山にすばらしい公園をつくりたいということで真剣に努力しておられる様子でございました。 さらに,岡山におけるチボリ問題については,カイサー社長はなぜ現在のような事態になったのか理解できない,日本における問題は私には直接的には関係しないという考えでございました。 それから,6月24日の報告会での私の報告についての御質疑でございますが,今回のチボリ公園の視察で感じたことの1つは,デンマークのチボリ公園はデンマークの人々が長い歴史の中で育て親しんでいるということを肌で感じたことでございます。 また,施設そのものは質素ですが,イルミネーション,花壇等は洗練されており,園内や各施設は適切に管理され,催し物などについて見るべきものがありました。 さらに,岡山チボリ公園のデザインをしているスタッフに会い,話を聞いたところ,チボリという考え方あるいは哲学というのは同じですが,岡山チボリ公園はデンマークのコピーではないということはわかりました。 一方,デンマークの歴史,風土と岡山のそれは基本的に異なっており,またデンマークのチボリ公園は首都の中心に位置するとともに,コペンハーゲンには国際空港があり,ヨーロッパの交通の要衝を占めるなど,人口は岡山と大差がないにしても,地方都市岡山とは異なった面を持っております。 したがって,先ほども申し上げましたように,この事業の採算制をとるためにはよほどのソフトと企業努力が必要であるという感じを受けたわけでございます。 それから,進めるにしてもやめるにしても今議会で決断すべきと思うがという御質疑でございますが,市民に対しても責任ある一定の方向を早急に見出すために,今議会で議員各位との論議を通じて早急に結論を出したいと考えております。 次に,総合福祉センター,ふれあいセンターについての工事の進捗状況はどうかということですが,岡山ふれあいセンターの建設は地元の皆様,関係者の方々の御理解,御協力をいただき,昨年10月に着工以来計画どおり順調に進んでおります。今後とも,平成5年春の完成に向けて鋭意努力してまいりたいと考えております。 また,岡山ふれあいセンターの管理運営システムや利用プログラムについては,リーディングプロジェクト推進本部の研究班において活力ある長寿社会づくりの拠点として総合的,有機的に機能が発揮できるよう基本的な検討を行ってきたところであります。 現在,この成果を踏まえて市民ぐるみの保健福祉,生涯学習の活動の展開がしやすく,子供からお年寄りまで幅広い市民が気軽にできるよう柔軟で効果的な管理運営方法,組織,利用プログラム等について,さらに具体的な検討を加えております。 今後,関係機関,団体等との協議も進めながら,岡山ふれあいセンターの開設には支障を来さないよう万全を期していきたいと考えております。 また,交通手段の確保につきましては,岡山ふれあいセンターの利用者の利便性を確保し,利用の促進を図るために重要な課題であります。 このため,定期路線バスの直接乗り入れについて関係者と協議を重ねているところであります。 また,岡山ふれあいセンターで実施を予定している精神薄弱者に対する授産更生,お年寄りや身体障害者に対するデイサービス用の福祉バスの有効利用もあわせて検討しております。 それから,西大寺地域ふれあい地域センター建設調査費の内容,その他のセンターの建設場所についてでございますが,西大寺地域センターの建設調査費については1億3,000万円を計上しておりますが,その内容は基本設計,実施設計のための測量設計等委託料6,960万円,地質調査,家屋調査,電波調査等委託料2,450万円及び既存の建物を解体するための費用3,500万円等となっております。 岡山ふれあいセンターを補完する地域センターは人口10万人程度に1カ所を整備する計画で,4カ所を新設することとしており,残る3カ所についても現在福祉地区をベースに道路交通網などの利便性,主な利用エリア,用地取得の容易性など種々の観点から検討を進めているところであり,でるだけ早い時期に建設場所を決定したいと考えております。 次に,障害者福祉対策についてでございますが,ガソリン代の助成事業の利用者の範囲の拡大についての御質疑がありました。 御質問のように自己所有の改造自動車をみずから運転する重度身体障害者に対し,8月以降ガソリン代の一部を助成することで計画いたしております。さらに,自動車運転の不可能な精神薄弱者を同乗させて家族が運転する車にまで範囲を拡大せよという御質疑でございますが,これについては運転状況の確認の観点から困難であると思われますが,今後の検討課題とさせていただきたいと存じます。 次に,手話通訳者派遣事業についてですが,この事業につきましては,手話を意思伝達の手段とする聴覚障害者等が公的機関,医療機関,あるいは学校等において所要がある場合,要請に基づき手話通訳者を派遣して,その所要目的を達成できるよう支援する制度であります。 実施に当たりましては,手話通訳者5名を確保し,岡山市聴覚障害者協会に委託して行うことにしております。 次に,障害者のための交通手段の整備や道路の段差解消等の整備状況等についての御質疑でございますが,障害者の社会参加を進めていく上で,交通手段等の整備が必要でありますが,公共交通機関としてのバスやタクシーなどの乗車設備あるいは駅舎の設備などにつきましては,障害者,中でも車いすを使用する人には極めて不十分な状況でございます。 障害者用トイレにつきましても官公庁や百貨店など主な公共的施設に設置されておりますが,これまた十分とは言えない状況でございます。 また,道路の段差解消につきましても,自転車道などは整備が進められておりますが,整備の必要なところはまだ多数ございます。 以上のような状況の中で,市がみずからやらなければならない点については,今後とも一層努力していくとともに,交通手段の整備や道路の段差解消等について,今後とも関係機関へ強力に要請してまいりたいと考えておりますので,御理解をいただきたいと存じます。 次に,障害者雇用の問題についての御質疑でございますが,障害者雇用は障害者の高齢化,重度化,多様化の進む中で厳しい状況にありますが,各企業の理解と認識により雇用率は,これは平成2年度,岡山職業安定所管内1.64%,西大寺職業安定所管内2.32%,全国平均1.32%をいずれも上回っております。 本市といたしましても,関係機関と連携を密にしながら毎年9月に行われる障害者雇用月間中に「市民のひろば おかやま」,その他情報誌への掲載などを行い,啓蒙啓発に力を入れているところであります。 また,障害者の雇用促進,就労の機会開発のため,勤務成績優秀な勤労障害者及び多くの障害者雇用を行っている模範優良事業所の表彰を昭和56年度から毎年行い,多数の障害者,模範優良事業所が選ばれております。 次に,法定雇用率を下回っている企業数についてでありますが,平成2年6月1日現在,岡山・西大寺職業安定所管内対象企業数370のうち137社であります。その未達成企業に対しての対策としましては,各事業所に対して関係機関との個別訪問,個人面接,毎年9月障害者雇用月間中,街頭でのPR,雇用促進会議においてのPR,各情報誌への掲載など行っているところであります。 今後とも,障害者雇用率制度が十分生かされるよう関係機関と協力して啓蒙啓発に努力してまいりたいと思っております。 次に,緊急通報システム制度についての御質疑でございますが,緊急通報装置の設置対象者につきましては,現在ひとり暮らしの重度身体障害者に限定しておりますが,今後対象者を拡大することにより利用の促進を図りたいと思います。 現在,障害者,高齢者ともに対象者の範囲拡大について検討しておりますが,障害者につきましては2人以上の世帯で重度身体障害者のみの世帯とか重度身体障害者と病弱な老人のみの世帯も対象者に含める制度改正を8月ごろから実施できるよう準備しております。 次に,高齢者福祉の問題のうちで痴呆性老人対策についての御質疑でございますが,痴呆性老人の把握はプライバシー保護や痴呆の状況把握などの問題から調査が非常に難しく,現在のところ実数はつかんでおりません。しかし,痴呆性老人対策は高齢化の進展とともにますます重要な課題となるので,本年度行う高齢者福祉中期構想の見直しの中で実態把握の方法などについて検討を進めたいと考えております。 また,これに対する施策ということでございますが,本格的な高齢化社会が到来する中で,問題行動等のある痴呆性老人については,家族介護者の負担が極めて大きいことから,この痴呆性老人の問題は非常に重要な問題であると認識しております。 これに対処するためには,発生の予防から治療まで保健,医療,福祉が一体となった幅広い取り組みが必要でありますが,中でも痴呆性老人を抱える家族をいかに支援するかが急務だと考えております。 岡山市としては,現在介護家族を支援するために痴呆性老人の介護相談窓口の設置,専用の短期保護施設の設置,ナイトケア事業などを実施しており,さらに今年度には痴呆性の託老事業を予定するなど,今後とも施設整備とあわせて介護者の身体的,精神的な負担軽減を図るための施策を充実させていきたいと考えております。 次に,特別養護老人ホームの建設についてでございますが,垣下議員にもお答えいたしましたように,特別養護老人ホームの待機者が増加していることについては,高齢者福祉施策を推進する上で重要な課題であると十分認識をいたしております。 施設整備については,民間事業者の設置意欲が旺盛なこともあり,毎年1カ所程度は整備したいと考えており,平成3年度においても平成2年度に続いて岡山市内に1カ所認可される予定でございます。 また,介護者の負担の軽減を図るため,さらにはお年寄りの自立した生活を援助するためにも,在宅福祉の充実が必要であり,施設整備とあわせて積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 次に,家庭奉仕員事業の充実についての御質疑でございますが,ホームヘルパー派遣事業は在宅福祉の三本柱の1つであり,今後もますますその必要性は高まることが予想されます。平成2年度は市嘱託ヘルパー13人,社協ヘルパー11人を増員し,平成3年度においても市嘱託ヘルパー7人のほか,シルバー人材センターに委託予定のヘルパー15人程度の増員を予定しております。 さらに,特別養護老人ホームに委託しているヘルパーも順次充実していくことにしており,今後のニーズに的確に対応できる要員の確保に努めてまいりたいと考えております。 また,ホームヘルパーの待遇改善については,この事業の円滑な推進を図るためにも引き続き努力してまいりたいと考えております。 次に,ホームヘルパー15人の増員をなぜシルバー人材センターに委託するのかという御質疑でございますが,このシルバー人材センターの家庭援護班は,現在でも小規模デイサービス事業に関与しておりまして,高齢者福祉に対し理解と協力が得られやすく,また当センターの事業拡大にもなるというメリットがあるため,その活用を図るものでございます。 それから,シルバー人材センターの登録をされる方は何歳ぐらいの人か,業務内容はという御質疑でございますが,この業務に当たる人の年齢については60歳代の方が中心となる予定であります。 業務内容については,他のヘルパーと基本的には同様でございますが,家事援助を中心とした業務内容を考えております。 次に,その研修ということについてでございますが,市の嘱託ヘルパーの採用者と合同で初任者研修を実施するほか,関係機関が実施する研修にも受講を予定しております。 次に,岡山市高齢者福祉中期構想についての御質疑でございますが,現行の岡山市高齢者福祉中期構想は,人間尊重と豊かな長寿社会の創造を基本理念とし,総合的な対策,生きがいづくり対策,健康づくり対策,幸せづくり対策及びまちづくり対策の5本の柱のもとに各種施策を総合的に展開するために策定されたものであります。 現在までに,今後の長寿社会の拠点施設となる岡山ふれあいセンターの建設を初めホームヘルパー,ショートステイ,デイサービス事業を中心とする在宅福祉の充実など着実に施策の推進に当たっております。 平成4年度以降の構想については,平成2年度に実施した市民意識実態調査の結果を参考にしながら,今年度中に見直しを行う予定にしております。 次に,市立養護老人ホーム3園の建てかえの検討状況についての御質疑でございますが,3園の建てかえにつきましては,これまで友楽園の建てかえを最優先に,老朽化の高い施設から順次建てかえる方針で検討を進めております。生活施設としての機能の充実とともに,デイサービスセンター等の地域における在宅支援機能を高めるための施設を併設する方針でございます。 今後は,施設規模の拡充に伴う敷地との関係,生活施設としての環境を維持する上での工事施工上の諸問題等について具体的な検討を行い,関係機関との協議が調い次第,順次基本設計に取りかかりたいと考えております。 またなお,シルバー人材センターの入会基準,退会理由はという御質問でございますが,会員の入会基準は市内に居住し,おおむね60歳以上で就業意欲のある方となっております。 また,平成2年度中の退会者99人の退会理由については,一身上の都合が主なものでございまして,その詳細は把握しにくいところがありますが,このほかの理由としましては死亡,転出あるいは病気等で就業できなくなったことなどと承知しております。 次に,同和対策についての御質疑でございますが,本市といたしましては同和対策事業特別措置法施行以来22年間にわたり同和行政を市政の重要施策と位置づけ,総合的,計画的に事業を推進してきたところであります。 この結果,生活環境等の改善が図られ,同和地区内外の格差は相当程度是正されてきたものと考えております。 特に,平成3年度は地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の最終年度であり,残された物的事業であります道路,用排水路整備等の実施に向け鋭意取り組んでいるところでありまして,法期限内にはおおむね完了の見込みであります。 しかしながら,雇用,産業,教育,啓発等の課題が残されており,これらの事業につきましては,なお継続的に実施することが必要であると考えております。 なお,法期限後の対応につきましては,現在国の地域改善対策協議会において審議されておるところでありまして,今後国,県の動向を踏まえながら検討してまいりたいと考えております。 次に,農業振興の中での米の輸入自由化についてでございますが,米の自由化問題につきましては,国の内外で種々論議されているところでございますが,国際的に見て農産物の市場は不安定的要因を多く抱えており,食糧の安定的な供給を図るため,基本的には国内で自給することが必要であると考えております。特に,稲作は地域農業の根幹であり,国土,自然環境の保全,伝統文化の形成等,多年にわたり重要な役割を果たしており,国民の主食である米の市場が開放されるならば,我が国農業はもとより稲作農業を基幹とする地域経済,さらには国民生活に多大な影響を及ぼすことは必至であり,この米の自由化阻止は重要な課題と認識いたしております。 本年6月には農業団体から自由化阻止の陳情書も受けており,市といたしましても,これら陳情書に基づき関係方面に強く働きかけております。 また,全国市長会等地方6団体といたしましても,国に対しまして米の市場開放阻止に関する緊急要望をいたしているところでございます。 次に,農業の集団化についての御質疑でございますが,本市農業の基幹作物であります米,麦,大豆等の土地利用型農業を推進するためには、コスト低減により生産性の向上を図ることが当面の課題であります。 これがためには,農地の流動化による経営規模の拡大や大区画圃場整備を行うなど農地の集団化,面的な集積が不可欠であると考えております。 このため,本市では農業委員会や農協等と密接に連携しながら流動化の施策を強力に推進し,中核的農家への農地の利用集積を推進し,また土地改良区等との連携を図りながら低コスト生産をねらった大区画圃場整備等をモデル的に施行しているところであります。 また,今後は農業集落が我が国の地域社会を維持,発展させてきた機能に着目し,話し合いを基本としながら集落を単位としたまとまりのある地域において生産資材や農機具とか労働力などの効率的利用による集落営農方式へと誘導してまいりたいと考えており,集落営農を推進するための話し合いや共同利用農機具の導入に要する経費に対する助成を行うよう今議会で予算化をお願いしているところでございます。 また,今年度の農業振興の目玉の施策といたしましては,1つは農地の流動化等をさらに促進するため,農地の借り手に助成する中核農家育成奨励金制度の創設。2番目は,集落営農組織の確立による農業の組織化,低コスト化をソフト,ハード両面で推進するための補助制度として集落営農推進特別対策事業の創設。農業に果たす女性の役割の大きさにかんがみ,その社会的評価を高め,地域農業発展のリーダーとしての役割を助長するため,女性農業士制度の導入。4,新しいタイプの体験型農業公園,上道フラワーガーデン(仮称)の基本計画の樹立。5番目は,農業集落排水事業の新たな地区での実施,全体基本計画の策定などであります。これらに関しては,所要経費について補正予算で計上しておりますので,よろしくお願いいたします。 また,21世紀に向けて農家経営の安定を図り,地域農業を推進していくため,農業共済事業の組合化を図ることが必要であると考え,このための推進体制の整備等を行っております。 次に,岡山市西部第4地区土地区画整理事業に関する御質疑でございますが,この都市計画決定のおくれた理由でございますが,平成2年4月から関係6町内会において都市計画決定及び区画整理事業の現況測量についての説明会を開催してまいりましたが,区画整理事業に対して,地権者の皆さんの理解が十分に得られず,時間をかけての対話が今後の事業実施に際し必要であると判断したからでございます。御理解をいただきたいと思います。 今後のスケジーュルについてでございますが,今後西部第4地区の区画整理事業が順調に進捗した場合のスケジュールについてでございますが,現在現況測量を実施しており,これをもとに地権者の皆さんに区画整理事業についての減歩率,公共施設の配置など詳細な説明会が開催できるように作業を進めております。 これらの作業と並行して都市計画決定,事業計画の作成を行い,平成3年度末には事業計画の決定を行いたいと考えております。 さらに,平成4年より権利者の皆さんの関心事であります換地設計,仮換地指定の作業を行い,審議会の意見をいただく中で工事着工,家屋移転などを行い,平成13年度を完成目標として事業実施を計画しておりますので,御理解をいただきたいと思います。 それから,地元の状況でございますが,昨年4月から説明会などを通じ,現況測量については地権者の大方の合意を得て現在実施いたしておりますが,減歩率,家屋移転,清算金の額などについて地権者に不安があり,現況測量の成果を踏まえた詳細な説明資料を作成し,地権者の合意形成を図っていく所存であります。 それから,チボリ公園ができない場合,区画整理事業は予定どおり進む見通しなのかという御質問でございますが,JR宇野線の西側から笹ケ瀬川に至る西部地区は,昭和40年ごろから土地区画整理事業により約500ヘクタールが整備され,岡山市の副都心的位置づけを担うべく発展してきております。 この西部地区にあって,いまだ整備されていないのがこの西部第4地区であります。この西部第4地区は,北側をJR山陽本線に接しており,将来当地区を含む西部地区全体の拠点として発展していくためにも,区画整理事業は進めていきたいと考えております。 それから,新駅についてはチボリ公園ができなくてもつくる予定かという御質疑でございますが,西部地区のまちづくりの上からも山陽本線岡山駅から庭瀬間は約6.5キロメートルあり,チボリ公園計画以前からの住民要望もあり,市としてもその中間に新駅が必要と考えております。 仮にチボリ公園が中止になった場合には,手続上では改めてJR西日本株式会社へ新駅設置の要望をし直してまいる必要が出てくると考えております。 その他の御質問については,関係の局長等から御答弁させていきたいと存じます。 ◎総務局長(槌田邦夫君) 職員研修の充実についてという一連のお尋ねにお答えいたします。 まず,ハイテク化,情報化の研修について,内容,参加対象,参加人数はというお尋ねでございます。 近年,技術革新によるハイテク化や情報化の進展による情報通信の機器の普及やシステムの開発が驚異的なスピードで進んでいることは御案内のとおりであります。市政運営についても,こうした情報化に対応するため,汎用コンピューターの導入や財務会計システム等により事務の省力化や事務事業の改善に努めているところであります。 特に,ワープロ,パソコン,ファクシミリ等のOA機器は市民生活レベルまで普及しており,本市においてもこうした環境の変化に対応するため,OA研修を職員研修の一環として実施しているところであります。 昨年度は所属長の推薦する職員を対象に汎用コンピューター上級とパーソナルコンピューター中級の研修に45名が参加しております。また,新任の会計事務担当者53名を対象に財務会計研修を行っております。 さらに,今年度は課長,課長補佐級の管理職を対象にOA化に対する正しい理解と認識を深めていただくための管理者OA研修を新たに実施する予定にいたしております。 職場外研修として,岡山県自治研修所のパーソナルコンピューターの実務研修に56名を派遣いたしております。その他職場研修として,各局で積極的な取り組みがなされております。 次に,昨年1年間に行った海外派遣研修は何回か,参加人数,目的,選考方法はどうかというお尋ねです。 昨年1年間に実施しました海外研修は3回で,4名を派遣いたしております。その内訳は,イギリスドイツフランスオランダなどのヨーロッパ諸都市の都市事情を調査する目的で2回で3名を派遣しております。 調査テーマは,都市計画,地域振興,観光リゾート,福祉行政,教育,文化,行政などであります。そのほか中国における保健医療サービスの現状や医療事情の実態について調査するため1名を派遣いたしております。 海外派遣の選考方法については,意欲があり,かつ将来的にある程度長期間市政に研修効果が反映できる職員であること。課長補佐以上の管理職員であること。積極的な学習意欲を有する者。これまでに海外へ派遣されたことがない者。勤務態度が良好で,かつ心身ともに健康な者であること,などを基準に選考いたしております。 続いて,高齢化社会に対応する研修内容はどのような内容かというお尋ねです。 高齢社会に対応するための研修につきまして,主に関連の深い部局での職場研修で実施されております。 昨年度は,保健衛生課において老人保健事業専門研修を3回実施し,延べ133名の職員が参加。社会課では家庭奉仕員研修を4回,延べ157名。また,北福祉事務所では老人福祉関係の研修を4回,担当職員7名に実施するなど,各職場で主体的な職場研修が行われています。 また,職場外研修では,市町村アカデミーの研修科目,高齢化社会への対応に毎年衛生局,民生局の職員を1名ずつ派遣いたしております。 そのほか岡山地域研修センターが実施いたしました高齢化社会講座,高齢化社会等市町村行政に関係職員を中心に21名が参加いたしております。 次に,公務員倫理の高揚のための研修について,参加対象と人数はというお尋ねです。 公務員としての使命と責任を再確認し,全庁的な職員倫理の高揚を図るため,昨年度は新任課長補佐級職員70名,係長級499名を対象に職員倫理研修を実施いたしました。 公務員は全体の奉仕者であるという基本理念を職員一人一人が常に認識し,職務の遂行に当たることが求められているため,公務員の自覚や職員の服務規律など基本的知識を身につけるため,新規採用職員,吏員前期及び中期の各段階での研修を実施しております。 また,公務員倫理については,機会あるごとにその高揚に努めることが肝要であると考えております。 最後に,今までの研修の成果と問題点についてということでございます。 研修の成果についてのお尋ねですが,研修の根幹は自己啓発であり,それを補うのが職場研修,職場外研修であると考えております。 中でも,階層別研修,専門,実務研修である人事課研修は,市全体に共通する課題や職場研修で実施するには非効率となるものを取り上げて実施しており,自己啓発,職場研修を補い,動機づけるものであります。したがいまして,職員研修は自己啓発,職場研修,職場外研修が相互に補完し合うことによって一層効果を高めることができます。 こうしたことから研修の成果は直ちにはあらわれるということではなく,職員の資質向上や能力の開発のためには,粘り強い取り組みが重要であります。 研修効果につきましては,一定の成果は上がっているものと評価はいたしておりますが,必ずしも十分であるとは考えておりません。今後とも,研修内容,研修方法などをさらに工夫し,研修機材,教材,図書の充実を図るとともに,研修効果を高めるため,研修施設の整備充実に努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ◎財政局長(長江哲君) 財政局関係の一連のお尋ねに順次お答えを申し上げます。 まず,平成3年度歳入見込み額及び財調取り崩しの今後の予定はというお尋ねでございますが,平成3年度の歳入見込みにつきましては,現時点で税収912億4,000万円余と見込んでおります。そのうち,今回補正予算として64億6,700万円余を追加計上し,現計予算額は873億700万円余となっております。 また,今後の財政需要に対応するため39億3,300万円余を留保いたしております。したがいまして,今後税収見込みに大幅な減額等特別な要因がない限り,財政調整基金の取り崩し額を変更する予定はございません。 また,その他の収入につきましては,現時点で見込める額を全額計上いたしておりますが,今後とも国庫補助を初め歳入の確保に努力をしてまいりたいと考えております。 次に,平成2年度決算見込みについてでございますが,一般会計につきましては歳入決算見込み額1,685億33万円余,歳出決算見込み額1,607億6,900万円余,歳入歳出差し引き77億3,132万円余でございます。 このうち翌年度に繰り越すべき財源といたしまして,継続費で12億7,170万円余,繰越明許費で30億7,964万円余,事故繰り越しで6,089万円余,合計44億1,224万円余を差し引きました実質収支は33億1,908万円余の黒字となっておりまして,条例により財政調整基金に2分の1以上で17億円の積み立て,差し引き16億1,908万円余を純剰余金として繰り越しております。 次に,下水道特別会計以下20特別会計についてでございますが,さきの5月臨時市議会で御議決をいただきました国民健康保険特別会計外3特別会計につきましては,所要の繰上充用措置をいたしております。また,上道墓園費特別会計につきましては平成2年度末をもって特別会計を廃止し,決算剰余金6,252万円余を平成3年度一般会計へ引き継ぎをいたしております。 その他15の特別会計につきましては,おおむね予定どおりの決算となっております。 それから次に,固定資産税の超過徴収分についてのお尋ねでございます。 まず,返還の時期についてでございますが,今議会に補てん金として補正予算をお願いしておりますが,御議決をいただきまして補てん金の確認等の事務作業を進め,その後関係納税者への通知,支払い方法等の照会を行い,確定したものから速やかに順次返還をしてまいりたいと考えております。 また,補てん金の今後の見込み額についてでございますが,納税者の方々が所持する領収書等によりまして確認できるもの,あるいは調査を引き続き進めることにより明らかになるものにつきましても速やかに補てんをしていくために計上をいたしたものでありますので,御理解をいただきたいと思います。 さらに,今後の再発防止策についてでございますが,議員御提言の課税内訳書につきましては効果があるものというふうに考えておりますので,送付に向けまして検討してまいりたいと思います。 また,来年1月には土地家屋の現況を把握するため,航空写真撮影を行うことといたしております。 さらに,課税客体の把握方法の充実,チェック体制の強化,関係部署等との連絡体制の強化,税についてのわかりやすい広報活動等の実施にも引き続き精力的に取り組みまして,再発防止に一層努力をしてまいりたいと考えております。 次に,入札の現状と対応策でございます。 そのうち,まず一般競争入札についてでございます。一般競争入札は,いわゆる談合をやりにくくする。あるいは業者規模の大小にかかわらず入札機会が拡大し,公平性が確保できる等のメリットがある反面,経営規模の格差が著しい市場構造の特殊性や不誠実な企業の参入,過当競争によるダンビングや受注の偏り等の問題に加えまして,行政事務が複雑となり,事務経費の増大や起工から契約までの期間が長期化するなど,多くの課題が指摘されているところでございます。 このような背景から,昭和58年中央建設業審議会におきまして,指名競争入札を公共工事に関する契約方式の運用上の基本とするべきであるとの建議がなされ,国を初め全国的にもこの方式が定着をしているところでございます。 しかしながら,近年の国際化の進展等の新たな社会経済情勢の展開が予想される中で,国におきましても入札契約制度の改善に向けて中・長期的に対応すべき事項として発注方式の多角的検討が図られていると聞き及んでおりまして,本市におきましてもこれらの推移に注目をしてまいりたいと考えております。 また,指名業者数につきましては,当面は現行の基準により対応していくことといたしておりますが,工事の内容や地域の状況により若干の増減は運用面でも考慮をしていきたいと考えております。 次に,一括下請の防止についてでございます。 工事の一括下請は,建設業法第22条で禁止されており,本市では指定業者に対して,毎年度当初文書により行政指導を実施をいたしております。 国におきましては,平成3年2月,従来の元請,下請関係合理化指導要綱を廃止し,従来の下請保護の観点のみでなく,総合工事業者と専門工事業者の区分の中で,元請と下請が対等な経営主体としてのパートナーシップを確立するとともに,双方が機能的に補完し合う合理的な分業関係を確立していくことを基本として,建設産業における生産システムの合理化指針が示されたところでございます。 これを受けまして,主任技術者の専任配置を義務づけた工事について,施工体制台帳の整備が義務づけられておりまして,本市ではこれらの工事の受注者に対して契約時においてあらかじめ下請予定の有無を文書により提出を求め,下請契約を締結した際には,関係課へ下請届の提出を求めております。 今後とも国,県の指導を受けながら制度の定着に向けて努力をしてまいります。 次に,積算等の漏えい防止ということについてでございますが,設計金額,予定価格につきましては,入札前後を問わず守秘事項であり,これらのたぐいは工事施工伺には一切記入せず,別途密封いたしました文書によって取り扱いをいたしております。なお,これらの文書の保管につきましては,それぞれ所管課で厳重に管理をしているところでございます。今後とも,管理の徹底に意を注いでまいりたいと考えております。 次に,大型工事と分散発注についてでございますが,大型工事はその準備段階から工事の完工まで長期間を要するところから,周到な準備をして望む必要があり,さらに大型工事が一時期に集中することは,人員,機材の確保等にも影響を及ぼすため,財源や予算措置等制約のある中ではございますが,発注担当課と調整を図りながら極力分散発注に努めているところでございます。 特に,建築一式工事につきましては,前年度設計により早期発注が可能となり,これに付随する設備工事につきましては地場企業の参加の拡大を図りながら早期分離発注に努めているところでございます。今後とも,大型工事における分離分散発注に努力をしてまいりたいと考えております。 次に,指定業者の不法行為等につきましては,その事実確認がなされた場合は,指名審査委員会に諮り,厳正に処分をいたしておりますし,改善を求める等必要と思われる場合は,口頭により注意を喚起する等,過去3年間で66社を対象といたしております。 指導の方針といたしましては,再発防止はもとより,指定業者としての資質の向上という見地から指導もいたしておるところでございます。 次に,工事のおくれと指導についてということでございますが,景気の好・不況が公共工事に微妙に影響及ぼしているのではないかというふうに懸念はいたしております。工事の起工に当たりましては,事前の調査,調整等にも留意し,先ほど大型工事の発注のところでもお答えいたしましたとおり,早期発注に努め,工事の施工に当たりましては,業者を督励する等,指示,監督を行い,関係課と連携を図りながら必要と認められる場合は,代表者からの事情聴取を行うなど指導に努めておるところでございます。 最後に入札に関する私どもの取り組みにつきまして若干つけ加えさせていただきたいと思います。 本市では,契約事務の集中管理の中で,昭和57年以来入札制度の改善に取り組んでおりまして,当時12項目でスタートしておりましたが,現在では16項目についての取り組みとなっております。 その間,入札結果の公表や関係法令の改正に伴う新たな取り組みなど,一定の成果もおさめてきたところであり,これらの状況につきましては毎年総務委員会にも御報告をさせていただいておるところでございます。 近年の建設業界を取り巻く状況は,国際化の波の中で新たな対応に迫られているなど,厳しい社会情勢の中で,入札制度問題につきましても絶えず改善に取り組んでいかなければならないというふうに考えております。議員各位の御理解と御協力を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 以上でございます。 ◎参与(山本宏君) 岡山市コミュニティー協会の発足についてという御質問に対して御答弁させていただきます。 岡山県コミュニティー協会は,昭和54年8月,明るく住みよい地域づくりを目指し,コミュニティー活動やボランティア活動の輪を一層広げるため設立されたものでありまして,機関紙「ふれあい岡山」の発行,シンポジウムの開催などを主な事業として行っております。 岡山市のコミュニティー協議会関係では,53組織のうち18組織の方々がこれに加入しており,現在未加入のコミュニティー協議会などに対しましては,私どもの方から加入を呼びかけているところであります。 岡山市では,県の協会の事業とは別に,独自の事業といたしまして協議会の事務局長と各コミュニティーの協議会の役員の研修会,連絡会議,ミニコミ紙編集や触れ合いバスの運行などを実施いたしておりまして,コミュニティー活動の活性化を図るべく鋭意努力をしているところでございます。 御指摘の協会の発足につきましては,このような諸事業を積極的に進め,コミュニティー活動の活性化を図りながら,今後検討をしてまいりたいと考えておりますので,御理解を賜りたいと思います。 以上でございます。 ◎衛生局長(三村俊隆君) まず,公害対策で水質汚濁に関します4点のお尋ねにお答えを申し上げたいと思います。 初めは,湖沼に入る汚れを減らす対策についてでございます。 児島湖浄化は岡山市の重要な行政課題の1つでございまして,庁内関係部局が一体となり,県,関係市町村とも連携をとりながら,ハード,ソフト両面から浄化対策を推進いたしております。 特に,近年は生活排水による汚濁が問題になっており,家庭から出る汚濁物質の削減が不可欠となっております。このため,ハード面では水質浄化の根幹となります下水道を初め,農業集落排水事業,合併処理浄化槽などの生活排水処理関連施設の整備普及の促進が必要と考えており,これら事業の積極的な推進を図っているところでございます。 一方,ソフト面では水質浄化に対する住民一人一人の意識の高揚と家庭や地域における浄化実践活動が不可欠であります。このため,広報紙やマスコミを通じまして広く啓発するとともに,地域学習会の開催や石けん,クリーンネット使用実践地区の指定拡大等を通じまして実践活動の促進を図っているところでございます。 次に,児島湖の汚れを外に運び出す方法はということでございますが,児島湖浄化の方法といたしましては,家庭や工場などの発生源で汚濁物質を削減する方法と児島湖内で汚濁物質を除去する方法がございます。このうち,児島湖内で除去する方法といたしましては,水生生物を活用した浄化や御指摘の汚れを外に運び出すという意味で,湖内で発生したアオコの回収,ヘドロの浚渫がございます。とりわけヘドロの浚渫は,児島湖浄化の有効な手段と考えておりますが,この点につきましては農林水産省において本年度から具体的な調査等が開始されることになり,本市にとりましてもその成果を期待をいたしているところでございます。 次に,25地点で水質監視を行っているが,ここ5年間ぐらいの汚濁状況はどうかという点でございます。 本市では旭川,吉井川,笹ケ瀬川,倉敷川の河川4水域,児島湖及び児島湾水域の計25地点で水質の監視測定を行っております。その結果を汚濁の代表的な指標と言われますBOD,CODで見てみますと,水の停滞しやすい笹ケ瀬川,児島湖,児島湾水域は依然として水質の目標値である環境基準を超えており,一方旭川,吉井川,倉敷川水域では環境基準に適合をいたしております。また,昭和61年度から63年度までの3カ年の平均適合率と平成元年度の適合率を比較いたしますと,倉敷川,笹ケ瀬川水域は適合率が向上しており,一方児島湾では適合率が低下し,悪化の傾向が見られております。 具体的には,倉敷川のBOD適合率が55.6%から75.9%に,また笹ケ瀬川の適合率が19.4%から25%と向上をし,一方児島湾のCOD適合率は71.7%が39.1%に低下をしている状況でございます。 それから,3カ所で自動測定器による常時監視を行っているが,増設についてはどうかという点でございます。 現在,3カ所におきまして水質の常時監視を実施しており,測定局はいずれも児島湖流域に設置をいたしております。また,旭川,吉井川の1級河川につきましては,建設省において常時監視がなされているところでございます。したがいまして,本市といたしましては市東部地区を流れる砂川に1カ所設置する予定で,現在設置場所の選定に向けて調査中でございます。 しかし,その設置に当たりましては河川に隣接する土地取得の問題や採水管の布設場所等の問題がございまして,まだ設置場所が確定できていないのが実情でございます。 今後,さらに調査を進めまして,適切な場所が決まり次第設置をしてまいりたいと考えておりますので,どうかよろしくお願いを申し上げます。 続きまして,大気汚染に関しまして,まず市内の大気汚染の状況はどうかということでございます。 本市における大気汚染の状況は,昭和40年代後半から全般的には改善の傾向が見られ,特に硫黄酸化物濃度については現在環境基準を相当下回っている状況であります。しかしながら,光化学オキシダント等につきましては依然として環境基準を超えており,また最近の全国的な傾向でもありますが,自動車排ガスによります二酸化窒素の濃度が増加してきておりまして,今後これらへの対応が重要な課題となっております。 それから,工場ビル群からの排煙についての規制と今後の対策はどうかという点でございます。 本市では,工場ビル群からのばい煙による大気汚染を防止するため,一定規模以上のボイラー等に対しまして,大気汚染防止法により定められた地域区分のうちでも比較的厳しい排出基準が適用されております。また,大規模工場につきましては,公害防止協定を締結いたしまして,さらに厳しい排出基準を設け,指導をいたしているところでございます。 今後とも,大気汚染の状況を注意深く監視するとともに,工場ビル等への良質燃料の使用等について指導,監督を続けてまいりたいと,このように考えております。 また,自動車の排ガスの状況についてでございますが,自動車排出ガスにつきましては,本市では主要幹線道路沿線の4地点で監視測定を行っております。測定結果によりますと,一酸化炭素濃度につきましては4地点とも環境基準に適合をいたしております。また,二酸化窒素濃度につきましては,青江測定局を除く3地点において,ここ数年環境基準以下で,横ばいの状況となっておりますけれども,1日の交通量が9万台を超えます市内で最も交通量の多い国道2号岡山バイパスの青江測定局におきましては,平成元年度初めて環境基準を超える状況となっております。県,さらには県を通じまして国へ総合的な自動車交通公害対策を要望をいたしておるところでございます。 次に,団地内合併浄化槽について,昨年9月議会の答弁を踏まえ,今までどのような調査を行ってきたのかという点でございます。 団地内浄化槽の機器等の大規模修繕に関する調査につきましては,他都市の状況を把握するため,全国19都市を対象に補助制度の実情を調査をいたしました。その結果,愛知県の豊田市において500人を超える浄化槽について10万円を超える修繕に対し補助金を交付しております。他の都市においては,実施をされておりません。 また,それとあわせまして,一般的に見て大規模な修繕にどの程度の費用が必要かを試算しておりますが,試算の結果では500人槽規模で10年間でブロワーのオーバーホールや交換,各種ポンプの交換等を行ったとして,1個当たり年間で7,000円強,月で600円程度となっております。また,1,000人槽規模では年間4,000円強,月で340円程度となってございます。 なお,これはあくまで試算でありますので,現在団地の実態把握に向けまして検討をいたしておるところでございます。 次に,県のいわゆる児島湖条例の施行に伴います岡山市としての対応はということについてでございます。 岡山県児島湖環境保全条例は,御承知のとおり児島湖流域の良好な環境を維持し,回復及び創造することを目的といたしまして,ことし3月19日に公布をされ,この9月に施行されることになっております。児島湖の環境保全は,本市といたしましても重要な行政課題の1つでもあり,今後はこの条例の趣旨を踏まえまして,市民の理解と協力を得ながら下水道の整備や合併処理浄化槽の設置等を進めるとともに,業者等に対しましても一層の指導強化を図ってまいりたいと考えております。 また,御指摘のありました事業者に対する合併浄化槽の義務づけにつきましては,現在県におきまして規則の制定に向けて対象業種や規模等の検討を進めているところでございますので,本市といたしましては,こういった点が明らかにされた段階で地域に密着した指導は市において実施するなど,一定の役割のもとに適切な対応を図ってまいりたいというふうに考えております。 最後に,合併処理浄化槽の補助金について,公共下水道の認可区域内についても補助対象とすべきと考えるがどうかという点でございます。 合併処理浄化槽の補助金交付につきましては,現在本市では公共下水道の認可区域外を対象としておりますが,厚生省におきまして去る6月11日,合併処理浄化槽設置整備事業実施要綱が改正をされまして,認可区域であっても下水道の整備が原則として7年以上かかる地域は補助対象地域として取り扱うことができるようになりました。 市といたしましても,今後公共下水道の整備計画を考慮しながら厚生省の方針に沿って対応をしてまいりたいと考えております。 具体的には,現在下水道局で公共下水道の認可区域の見直しと整備年度を明らかにするための作業を進めているところでもありますので,これらの内容が明らかになった段階で一定の方針を出したいというふうに考えておりますので,御理解を賜りたいと思います。 以上でございます。 ◎経済局長(平松章弘君) まず,農業振興についてのお尋ねのうち,水田農業確立対策による農家の対応の現状でございます。 現在,実施されております水田農業確立対策につきましては,稲作と転作との合理的な組み合わせにより地域輪作農法の確立を推進して,生産性の向上と多様な水田利用の展開を図り,あわせて需要に応じた米の計画的な生産をすることとして,昭和62年度から実施されているところでございます。 農家の対応の現状につきましては,平成2年度実績は転作等目標面積3,575ヘクタールに対し,転作等実施面積は3,665.3ヘクタールとなっており,達成率は102.5%となっております。 転作等の内訳といたしまして,主なものは麦類への転作をしたもの754ヘクタール,野菜等督励作物へ転作したもの482ヘクタール,レンゲへ転作したもの351ヘクタール,大豆へ転作したもの242ヘクタール,水田預託が4ヘクタールとなっております。また,多用途利用米として対応したものが671ヘクタールでございます。 なお,平成3年度の転作状況につきましては,現在現地確認を実施をいたしており,7月末までに確認作業が終了する予定でございます。 次に,観光対策についての一連のお尋ねでございます。 まず,瀬戸大橋架橋後の観光客の減少に対する今後の対応についてのお尋ねでございますが,昭和63年4月瀬戸大橋の開通とあわせて瀬戸大橋博覧会開催により本市への観光客が大幅に上昇を見たところでございます。しかし,63年をピークに主要な観光地での減少傾向は御指摘のとおりでございます。 今後の対策は,観光基盤整備事業として後楽園,岡山城を中心とした岡山の都市文化に触れるカルチャーゾーン,歴史とロマンを中心とした高松城址,足守の生きた歴史を知ってもらう吉備路ゾーン,そして国民宿舎おかやま桃太郎荘,市民憩いの森を中心としたマリンヒルズゾーンの観光地の整備を図りつつ,一方では観光客誘致事業として従来からの観光宣伝隊,観光情報誌への記事記載,全国大会の誘致,また大型キャンペーン等のソフト面の充実を図りながら観光の振興に努めてまいります。 次に,新岡山祭りの創設についてのお尋ねでございますが,岡山の祭りにつきましては四季を通じて開催され,市民には共感を与え,親しまれ,定着しておりますが,全国に誇れるこれぞ岡山の祭りというのにはいま一つであるため,岡山から全国に向けての情報発信ができ,観光客を引きつける魅力ある新岡山祭りを創設するため,岡山市,岡山商工会議所,岡山青年会議所,岡山市商店会連合会,岡山市観光協会の5団体による新岡山祭り創設準備委員会を発足させ取り組んでいるところでございます。 今後,さらに祭りの内容,時期,会場等の問題など他都市の祭りも参考に協議しながら,実験的な手法も含めて創設に向けて努力をしてまいりたいと考えております。 最後に,吉備路の観光対策の目玉についてのお尋ねでございます。 吉備路の奥座敷として観光客から注目を浴びている足守町並み整備事業を強力に推進するとともに,高松城址や造山古墳などの歴史的,文化的に貴重な観光資源の整備を促進し,吉備路ゾーンの観光的レベルアップを図ってまいりたいと考えておりますので,どうかよろしくお願いをいたします。 以上でございます。 ◎建設局長(春田巌君) 建設局関係の7点についてお答えをいたします。 まず,衛生局関係の中で,市営住宅の合併浄化槽の維持管理,また維持管理費は幾らか,また修繕はどうしているのかというお尋ねでございます。 市営住宅内の合併浄化槽の共益費は一般住宅で月額2,800円から3,000円となっております。また,修繕費につきましては岡山市が負担をいたしておりますので,御理解を賜りたいと思います。 倉安川改修についてでございますけれども,今年度の施工内容をお聞かせくださいと。倉安川の改修は平成元年に都市小河川改修事業の採択を受けて,岡山県と共同で改修事業を進めております。倉安川の平成3年度の事業内容といたしましては,建設省と共同で計画いたしております樋門及び放水路の新設のための用地補償とその工事を予定をいたしております。 続きまして,年間どのくらいの予算規模で改修を行う予定なのか。また,全体が終了するのは何年後を予定しているのかというお尋ねでございます。年間の予算規模につきましては,約2億円から3億円の事業費を見込んでおり,完成目標といたしましては約20年後と推定をいたしております。今後,建設省及び岡山県に対しまして,大幅な予算増額を強く要望してまいりたいと考えております。 続きまして,倉安川はほとんど高低差がなく,排水するためにどのような手法を考えているのか。また,沿川は道路が狭く,工事がやりにくいと思うが,地元協議はどうなっているのかというお尋ねでございます。 工事手法といたしましては,倉安川の中央付近より河床に勾配を持たせて,旭川方面と百間川方面への両方への分水することにいたしております。抜本的な治水対策を図るためには,まず河道改修を行い,流末には強制排水ポンプの設置を計画いたしております。 また,御承知のとおり沿川は民家連檐地区でございますので,家屋等に影響を及ぼさないよう広報等を検討するとともに,地元関係者の方々と十分協議して実施してまいりたいと考えております。 続きまして,中・高層マンション建設に伴う地域住民とのトラブルについてというお尋ねでございます。 市民の立場に立つ行政である以上,業者への指導はすべきであると思うがどうか。2点目といたしまして,指導要綱の問題点が今までの議会においても再三指摘されているが,この点についてどのようにお考えか。3点目といたしまして,現状を踏まえ,準工業地域についても適用するお考えはないか。一括してお答えをさせていただきます。 要綱には,法的強制力はございませんが,建築主に対して協議するよう指導しております。地元の要望についても,建築主に伝える等,可能な範囲で指導を行っているところでございます。 業者への指導,要綱の強化及び準工業地域への適用の拡大という提案でございますが,要綱はその性格からして当事者の理解と協力が必要不可欠でございます。拘束力の限界がありますので,これ以上の強化,準工業地域への拡大については慎重に対処したいので,御理解をいただきたいと思います。 続きまして,中・高層マンション建設に伴う地域住民とのトラブルについてでございまして,用途地域の問題についてでございます。 御指摘のように,都市計画法においては特に準工業地域における開発条件を広範囲に認めているため,住,工,商の混在する傾向が強く見られます。 そこで,一定の開発方向が見通せる段階を適切にとらえ,純化のための用途地域の変更に向けて努力してまいりたいと考えております。 次に,駐輪場問題についてでございますが,庭瀬駅の放置自転車につきましてはJR用地の一部を借り受け,暫定的な駐車場を3カ所,延べ面積567平方メートルに約350台分の施設を設置することで,目下現地測量調査,設計を進めている段階でありますが,早急に設置してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◎下水道局長(西口泰夫君) 下水管の市道布設に関する御質問にお答えいたします。 本市におきましては,私道要綱を設けまして道路幅員1.5メーター,戸数にして2戸以上所有者が異なるといったような一定の要件を満たせば地上権設定をすることにより私道においても排水管を公共下水道として管渠を布設しているということでございます。これは私道対策といたしましては,全国的に見ましても比較的整備されている方ということで理解しているところでございます。 不測のトラブルを避けるためにも,地上権設定は不可欠と考えておりますが,御質問は地権者が行方不明ということで,手続に支障がある場合の対応策は持っているかという点でございます。整備の拡大に伴いまして十分あり得るケースということで,強い問題意識を持っているという段階でございます。現実的な解決に向け,個々の事例に即した適切な処理方法を考えていきたいと存じますので,御理解を賜りたいと思います。 ◎参与(天久嘉弘君) 同和対策につきまして1点お答えをさせていただきます。 心理的差別の解消に当たり,今後どのような施策を行うべきなのかの御質問でございます。 心理的差別の解消につきましては,実態面の改善にあわせて国の内外における人権尊重の風潮の高まりや啓発,教育などの実施によりまして,その解消は進んできているところであります。しかしながら,実態面に加えまして,まだ不十分な状態にあり,今後の重要な課題であると考えているところであります。 今後の啓発の推進に当たりましては,市民一人一人の人権意識の普及,高揚を図る視点から啓発内容に一層総意と工夫を凝らしまして,感性に訴える啓発活動を積極的かつ粘り強く推進しまして,一日も早い差別のない明るい社会の実現に努めてまいりたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ◎参与(井上仁君) 衛生局関係のうちごみ対策につきまして順次お答えを申し上げます。 粗大ごみの収集について,現在どのぐらいの周期で収集しているのか,また県内他都市の状況はというお尋ねでございます。 粗大ごみの収集につきましては,現在75コースで収集計画を立て,約100日間の周期になっておりますが,今年6月1日機構改革によりまして第2事業所粗大事務所を設置するなど,体制の充実を図り,今後周期の短縮に努力をしてまいりたいと考えております。 なお現在,収集体制等の見直しを図っているため,議員御指摘のように一時的に一部の地域につきましては変則的な収集になっておりますが,今後は定期的な収集になりますので,御理解をいただきたいと思います。 さらに,今後の課題といたしまして,収集業務の迅速化を図るため,中継基地の設置を検討してまいりたいと考えております。 次に,県内他都市の粗大ごみの収集状況はという御質問でございます。 倉敷市は毎月1回の収集,津山市は随時各戸収集,玉野市は2カ月に1回,笠岡市は随時に業者対応,井原市は月2回,総社市は月1回,高梁市は収集しないで個人が搬入をしております。新見市は随時各戸収集,備前市は週1回不燃ごみと同時に収集を行っております。 次に,粗大ごみの減量対策はというお尋ねでございますが,粗大ごみの減量対策には非常に苦慮している現状であります。減量対策といたしましては,まず物を大切に使う,まだ利用できるものは他人に譲る等,資源の有効利用につきまして,市民に対して啓発活動をより一層充実してまいりたいと考えております。また,4月から家電業界では東京都内で家電製品の回収をモデル事業として開始したようであります。そのようなことも参考にしながら,近年多量に出ておりますテレビ,冷蔵庫等の家電製品などを買いかえた場合,下取り等回収方法につきまして業者と協議してまいりたいと考えております。 今後の方針といたしましては,こうしたソフト面とあわせて中間処理施設の設置を検討し,資源回収を行って,より減量化に努めてまいりたいと考えております。 次に,分別収集についてでございます。 市民への啓発活動は,分別収集の実態は,あわせてお答えをさせていただきます。 啓発活動につきましては,毎年各家庭に保存版のごみの分け方,出し方についてのチラシを配布しております。また,毎年ごみの特に多くなります8月に「市民のひろば おかやま」にごみの特集を掲載し,市民に対しごみ処理の実情を報告するとともに,ごみの分別等につきましてPRしているところでございます。 さらに,昨年はごみ展を開催し,ごみの減量化,資源化の啓発とともに,ごみの正しい出し方につきましてもPRをいたしました。 分別の実態は燃やせるごみ,燃やせないごみ,粗大ごみの3分別で収集を行っておりますが,燃やせるごみの中に燃やせないごみを入れたり,また反対の場合も見受けられます。これは焼却場の機能低下,あるいは埋立処分場の終期を早めることにもなりますので,本年度啓発用のビデオ,映画等の制作も予定いたしております。今後とも,引き続きごみ処理の実情を訴え,正しい分別の仕方につきましてPRに努めてまいりたいと考えております。 最後でございますが,最終処分場の確保につきましてお答えを申し上げます。 埋立地の主体でありました山田埋立地が今年の6月1日で埋め立てを完了いたしました。6月3日から松ケ鼻埋立地に搬入を開始したところでございます。現在,用地を確保しております東部の浅越地区につきましても平成3年度,4年度の継続事業によりまして早急に着手,完成させたいと考えております。 両施設とも中規模の施設でありまして,大規模な埋立地の確保が急務であります。現在,候補地といたしまして一宮支所管内,津高支所管内,上道支所管内,足守支所管内など適地につきまして検討をいたしておりますが,現在のところ未知数であります。さらに,適地につきまして情報収集を行ってまいります。 なお,土地の有効利用,埋立容量の確保等から,さきに述べました候補地につきまして検討いたしておりますが,搬入路の問題,浸出水の放流問題等の地元対策,さらには保安林の解除等,厳しい諸条件が重なり,大変厳しい状況にありますが,地元関係者の御理解と御協力をいただくとともに,関係機関と協議を進め,早急な埋立地確保に向け鋭意努力をしてまいりたいと考えております。 また,収集体制につきましては,候補地等の関連からも収集運搬の効率性や埋立地の延命化のために,中間処理施設の建設を検討しているところでございます。 以上でございます。 ◎教育長(奥山桂君) 教育に関します3点のお尋ねにお答えを申し上げます。 まず第1は,障害者とともに生きるための福祉教育の取り入れの状況についてのお尋ねでございます。 学校におきましては,人間はかけがいのない存在であり,はかり知れない可能性を持つ存在であるという認識に立ち,一人一人を大切にし,思いやりの心が養われる教育に取り組んでおりますが,特に道徳や学級活動の時間に福祉教育資料として作成していただいております「ともに生きる」という資料の活用や,障害児との触れ合を通しての指導が行われております。 具体的には,御南中学校,牧石小学校で養護学校児童・生徒との交流や地域の障害者との交流を通して相手の立場を理解し,思いやりのある接し方ができるようになっているというような成果の報告を受けております。 また,障害児学級のある学校では,健常児と障害児が交流をすることによりまして,障害者に対する理解を深める教育に取り組んでおるところでございます。 次は,学校5日制実施に関連いたしまして,子供会活動の活性化に関するお尋ねでございます。 人づくり問い直し委員会の第1次提言でも,地域の教育力の向上が改めて強調されており,子供会活動は子供たちに地域でのいろいろな役割を演じることを通して,地域社会での子供たちの自立を育てる重要な役割を担うものであるというふうに考えております。学校5日制が導入されることになりますと,子供会の地域活動は一層盛んになってくるというふうに思っております。 子供会活動の活性化につきましては,従来から岡山市子供会育成連絡協議会と連携をとりながら鋭意取り組んできたところでございますが,今後さらに地域の指導者や協力者のための研修の充実を図るなど,その活性化に努めてまいりたいと考えるところでございます。 なお,後になりましたが,楠木議員さんには子供会活動に大変お世話になっておりますことをお礼を申し上げます。大変ありがとうございます。 最後は,教育施設へのファックスの導入についてのお尋ねでございますが,まずこのことについて教育長はどのように考えておるのかというお尋ねでございますが,御案内のように学校現場が過密過ぎるのではないかという声をあちこちで聞かれるような状況でございます。そういう状況の中で,事務処理の迅速化,効率化ということを図る視点からファックスの利便性というようなものは十分認識できることでございますし,その必要性についてもよく理解しておるところでございます。 次のお尋ねは,今年度は上道地区の小・中学校に配置する予定だと聞いておるが,市内の全部の小・中学校に,また公民館にも設置してはどうかというようなお尋ねでございますが,このことにつきましては当面は連絡の不便な地域の小・中学校について考えていきたいというふうに考えておるわけでございまして,全校とか公民館への設置ということにつきましては,今後の研究課題とさせていただきたいと思いますので,御理解をいただきたいと思います。 ◎選挙管理委員会事務局長(江尻堅君) まず,投票所の見直しについてのお尋ねにお答えいたします。 投票所の決定につきましては,市立の小学校等投票所となるべき施設の有無,選挙人の数,投票区の面積,地形,有権者の交通の便,選挙の管理執行面,あるいは投票所の位置は可能な限り投票区の区域の中心に位置すること等を考慮しながら,個々具体的に実情を検討し,決定いたしております。 なお,小学校区の新設等に伴う投票所の見直しについてでありますが,小学校区が新設されたような場合には,投票区の再編成が必要であるかどうかを検討した上で実施いたしております。 白石投票区の投票場所につきましては,現在白石幼稚園に設けておりますが,今後白石投票区内に適当な施設ができた場合には,投票所の変更を検討するなど,投票をしやすい環境づくりに努めてまいりたいと考えております。 次に,投票率低下の原因及び今後の対策についてのお尋ねでございますが,近年は全国的な傾向として投票率の低下現象が見受けられます。投票率低下の原因を特定することは,大変難しいところであります。しかし,一般的に選挙民の政治意識,選挙の争点,投票日の天候などさまざまな要因に左右されると言われております。また,若者を中心とした政治離れの傾向なども投票率の低下の大きな要因になっているとも言われております。 選挙管理委員会といたしましては,投票率の向上を図るため,有権者の政治意識の高揚と明るい選挙推進のために常時啓発活動を推進しており,教育委員会,公民館など各種団体の協力を得まして政治講座,講演,話し合い事業などを実施いたしております。 また,成人式におきましては,啓発用の冊子を配布し,新成人に対する啓発を行っております。 さらに,選挙時におきましては臨時啓発事業といたしましてセスナ機による空からの投票の呼びかけ,広報車による呼びかけ,デパート,スーパー等の店内放送,電車,バスなどの中つりポスターなどを通じての棄権防止を訴えておるところでございます。 いずれにいたしましても,投票率向上のため,啓発活動内容の充実に一層努めるとともに,関係団体とも十分協議をいたしまして,より効果の上がる啓発活動について研究してまいりたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ◎農業委員会会長(小若敬二君) 米の輸入自由化についてのお尋ねにお答えをさせていただきます。 先ほど,市長からも御答弁がございましたが,米は国民の基礎的食糧であるとともに,我が国農業の基幹作物として地域経済社会の維持発展を支え,国土の保全,自然環境の維持等の重要な役割を担っております。したがって,稲作を基軸に効率的な農業経営を育成し,国民食糧の安定的な供給体制,特に米の自給政策を堅持することが今日の農政の基本課題でございます。 他方,ガット・ウルグアイ・ラウンド等米の市場開放問題,農業補助の削減が論議されており,我が国農業,農村の根幹を揺るがしかねない状況下にあります。 農業委員会といたしましては,食糧安全保障並びに農業の持つ重要な役割への配慮,基礎的食糧の国内生産水準維持のため,米の輸入制限措置を強く望むと同時に,さらに関係方面に強力に働きかけてまいる所存でございます。どうか御協力のほどをよろしくお願いをいたします。 以上でございます。   〔32番楠木忠司君登壇,拍手〕 ◆32番(楠木忠司君) どうも遅くまで申しわけございません。また,当局の方々親切な答弁ありがとうございました。 きょうは割愛箇所も多くて,それぞれもう答弁原稿もできておったのではないかと思いますので,それぞれの方々によろしくお伝えください。 1つ,実は答弁漏れがございます。先ほど一番最初に質問をいたしましたチボリと区画整理は一体のものかどうかという質問をいたしましたが,その部分の答弁がございませんので,後よろしくお願いいたします。 それから,あと2点についてチボリの関係のみ質問をさせていただきます。 1つは,駐車場の用地については,岡山市が退く場合は購入するということになっておりますけれども,例のおとどしの11月の役割分担の中での文書については,安宅市長も,これも検討の対象に入るんだというふうに言っておりまして,何かこの文書のとおりにやっておるんじゃないんかなというふうな気がしますので,なぜ土地を購入するのか。それから,この予算が70億円,土地の購入の関係というふうに思いますが,その上物の工事といいますか,駐車場の工事はどのように考えとるんかなというふうに思います。 それで,その場合,清算事業団との関係,岡山市が土地は購入はしない,しかしながら駐車場の用地は確保するということになりますと,部分的に買うというふうなことになりますけれども,そのあたりの清算事業団との話し合いはどうなっているのかというのをあわせてお尋ねをいたします。 以上で終わりたいと思いますが,本当に当局の方々長い時間の答弁ありがとうございました。 以上です。(拍手) ○議長(花岡薫君) 当局の答弁を求めます。   〔市長安宅敬祐君登壇〕 ◎市長(安宅敬祐君) 楠木議員の再質問にお答え申し上げます。 チボリ公園の事業と第4土地区画整理事業,これは一体のものかどうかという御質疑でございましたが,これは地理的には非常に近接をいたしておりますが,先ほどの御答弁の中でも申し上げましたけれども,この区画整理事業は長年の間,約500ヘクタールにわたって順次区画整理をしてきたものでありまして,必ずしも,このチボリ公園事業がもし仮になくなれば,区画整理事業もなくなるといったようなものでもないというふうに御理解をいただきたいと存じております。 それから,なぜ駐車場の用地まで岡山市が買うのかと,こういう御質問でございますが,これはまあチボリ公園用地の再検討の結果につきましてですが,チボリ公園用地の取得について岡山市の役割分担,従来から議論されておる役割分担から岡山市が手を引くとした場合において,仮に岡山市以外の者が土地を取得してチボリ公園事業を行う場合には,これは改めて役割分担の再見直しという必要が出てくるということのように考えられます。 その中において,それじゃ岡山市の役割というものもひとついろんなことが考えられるわけでございます。それも手を引くということもありましょうが,このここでの駐車場というものがチボリ公園以外のものも利用できるということを確保するということのために,そういった観点から,また地理的条件からも岡山市の都市づくりの中で重要な位置づけを占めるというものであるという考え,そして,周辺道路の整備に限らずチボリ公園用地そのものだとこの本体の事業にもかかわることになりましょうが,駐車場においては道路整備と一体的に駐車場整備についても協力するということも協力の1つの方向ではないかと考えるわけでございます。 それから,駐車場の工事につきましては,したがいましてその場合には,その上物も,これは従来の手法によりますれば建設公社をつくってやるということになります。 しかしながら,こういうふうに役割分担の再見直しをするということになりますれば,当然に今の国鉄清算事業団の資産処分審議会の承認内容とは当然異なってまいります。本体そのものが異なってまいりますので,駐車場というものも現在駐車場と周辺道路と,それから公園本体用地というものがワンセットで1つの資産処分審議会にかかっている関係上,清算事業団としては改めてこれはもう一度審議のやり直しと,一連の手続のやり直しということになると,こういうふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(花岡薫君) よろしいですか。    ───────────── ○議長(花岡薫君) この際お諮りいたします。 7月6日及び7日の2日間本会議を休会いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(花岡薫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。    ───────────── ○議長(花岡薫君) 本日はこれをもって打ち切り,次の本会議は7月8日午前10時に開き,引き続き代表質問を行います。 本日はこれをもって散会いたします。 御苦労さまでした。    午後6時9分散会...