中津市議会 2022-09-09 09月09日-04号
この漁場生産力の低下の要因の一つに、干潟の砂の流出による地盤低下、底質の硬化などですが、6月議会で中津港航路の埋没も干潟が削られた結果であり、対策としては海底の防砂堤である潜堤の造成が有効ではないかと私が申し上げましたが、もう一手として、アマモ場──海の草です──アマモ場の造成による海底地盤の安定化が考えられます。
この漁場生産力の低下の要因の一つに、干潟の砂の流出による地盤低下、底質の硬化などですが、6月議会で中津港航路の埋没も干潟が削られた結果であり、対策としては海底の防砂堤である潜堤の造成が有効ではないかと私が申し上げましたが、もう一手として、アマモ場──海の草です──アマモ場の造成による海底地盤の安定化が考えられます。
◎商工農林水産部長(大下洋志) 中津干潟の現状でございますが、底質の硬化ですとか泥土の堆積、また砂の流失による地盤低下、食害生物の来遊、また夏の異常高温などで特有の天然資源であるアサリ・ハマグリ・ガザミなどの魚介類が住みにくい環境となっています。
干潟の現状は、底質の硬化や、泥土の堆積、砂の流出による地盤低下、さらには、地球温暖化による自然環境変化によりまして、食害生物の来遊、夏の異常高温などで、干潟特有のアサリ、クルマエビ、ガザミなどの魚介類がすみにくい環境となっています。 この対策としまして、中津市では、これまで、国・県の補助事業を活用した漁場耕うんや客土、藻場造成事業など改善事業を実施し、漁場の回復を図ってきました。