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12月15日-04号

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  1. 国東市議会 2020-12-15
    12月15日-04号


    取得元: 国東市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-03
    令和 2年 12月定例会(第4回)──────────────────────────────────────────令和2年 第4回(定例)国 東 市 議 会 会 議 録(第4日)                             令和2年12月15日(火曜日)──────────────────────────────────────────議事日程(第4号)                         令和2年12月15日 午前10時00分開議 日程第1 議案第91号 令和2年度国東市一般会計補正予算(第8号) 日程第2 議案第92号 国東市保育所条例の一部改正について 日程第3 (議案質疑)      議案第76号 令和2年度国東市一般会計補正予算(第7号)      議案第77号 令和2年度国東市立国東自動車学校特別会計補正予算(第3号)      議案第78号 令和2年度国東市介護保険事業特別会計補正予算保険事業勘定第2号)      議案第79号 令和2年度国東市水道事業特別会計補正予算(第3号)      議案第80号 令和2年度国東市下水道事業特別会計補正予算(第3号)      議案第81号 国東市過疎地域自立促進計画の変更について      議案第82号 国東市学校給食費条例の制定について      議案第83号 国東市ケーブルテレビ施設条例の一部改正について      議案第84号 国東市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について      議案第85号 国東市産業振興条例及び国東市税特別措置条例の一部改正について      議案第86号 国東市国民健康保険税条例の一部改正について      議案第87号 国東市体育施設条例の一部改正について      議案第88号 国東市火災予防条例の一部改正について      議案第89号 国東市老人憩の家条例の廃止について      議案第90号 大分県退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合規約の変更について      同意第5号 農業委員会委員の任命について      議案第91号 令和2年度国東市一般会計補正予算(第8号)      議案第92号 国東市保育所条例の一部改正について 日程第4 議案の委員会付託について──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 議案第91号 令和2年度国東市一般会計補正予算(第8号) 日程第2 議案第92号 国東市保育所条例の一部改正について 日程第3 (議案質疑)      議案第76号 令和2年度国東市一般会計補正予算(第7号)      議案第77号 令和2年度国東市立国東自動車学校特別会計補正予算(第3号)      議案第78号 令和2年度国東市介護保険事業特別会計補正予算保険事業勘定第2号)      議案第79号 令和2年度国東市水道事業特別会計補正予算(第3号)      議案第80号 令和2年度国東市下水道事業特別会計補正予算(第3号)      議案第81号 国東市過疎地域自立促進計画の変更について      議案第82号 国東市学校給食費条例の制定について      議案第83号 国東市ケーブルテレビ施設条例の一部改正について      議案第84号 国東市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について      議案第85号 国東市産業振興条例及び国東市税特別措置条例の一部改正について      議案第86号 国東市国民健康保険税条例の一部改正について      議案第87号 国東市体育施設条例の一部改正について      議案第88号 国東市火災予防条例の一部改正について      議案第89号 国東市老人憩の家条例の廃止について      議案第90号 大分県退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合規約の変更について      同意第5号 農業委員会委員の任命について      議案第91号 令和2年度国東市一般会計補正予算(第8号)      議案第92号 国東市保育所条例の一部改正について 日程第4 議案の委員会付託について──────────────────────────────出席議員(18名)1番 坂本 隆之        2番 萱島 祥彦3番 後藤 貴志        4番 石川 泰也5番 白石 德明        6番 宮園 正敏7番 明石 和久        8番 森  正二9番 吉田眞津子        10番 秋國 良二11番 野田 忠治        12番 堤 康二郎13番 堀田 一則        14番 唯有 幸明15番 丸小野宣康        16番 木田 憲治17番 元永 安行        18番 大谷 和義──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長 小川 雄三        係長 泉  文彦係長 福田 隆紹                ──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名市長 …………………………………… 三河 明史    副市長 ………………… 吉水 良仲教育長 ………………………………… 加藤 正和    市民病院事務長 ……… 古庄 伸一消防長 ………………………………… 福田 雅樹    総務課長 ……………… 森  浩昭政策企画課長 ………………………… 原田須恵宏    財政課長 ……………… 徳部 吉昭福祉課長 ……………………………… 小田 美一    高齢者支援課長 ……… 小川 浩美教育総務課長 ………………………… 村岡 修一    会計管理者 …………… 宇都宮郁子広報室長 ……………………………… 舟部 正敏    まちづくり推進課長 … 岸上 隆信税務課長 ……………………………… 菊池 俊夫    市民健康課長 ………… 古庄 健一医療保健課長 ………………………… 三好 一夫    環境衛生課長 ………… 猪下 俊一人権啓発部落差別解消推進課長 … 福田 晴繁    農政課長 ……………… 秋田 克幸林業水産課長 ………………………… 伊藤 義一    観光課長 ……………… 金當 裕昭活力創生課長 ………………………… 清成  隆    建設課長 ……………… 豊田 太三上下水道課長 ………………………… 小俣 幸則    学校教育課長 ………… 諸冨  理社会教育課長 ………………………… 猪俣  優    文化財課長 …………… 井上  浩監査委員事務局長 …………………… 佐藤 克典    農業委員会事務局長 … 長野 英昭──────────────────────────────午前10時00分開会 ○議長(大谷和義君) おはようございます。本日の出席は18名であります。 ただいまより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。────────────・────・──────────── △日程第1.議案第91号 △日程第2.議案第92号 ○議長(大谷和義君) 日程第1、本日追加提案されました、議案第91号「令和2年度国東市一般会計補正予算(第8号)」と日程第2、議案第92号「国東市保育所条例の一部改正について」の2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。三河市長。 ◎市長(三河明史君) おはようございます。それでは、本日追加提出いたしました議案についてご説明申し上げます。 議案第91号「令和2年度国東市一般会計補正予算(第8号)」は、歳入歳出予算の総額に1,470万円を増額し、補正後予算額を308億7,487万9,000円とするものでございます。 今回の補正予算につきましては、12月11日の閣議決定により支給が確定した、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業の増額によるものでございます。 議案第92号「国東市保育所条例の一部改正について」は、国東オレンジ保育所の廃止に伴い、本条例の一部を改正するものでございます。 以上で提案理由の説明を終わります。議案の詳細につきましては、担当課長よりご説明申し上げます。 何とぞ慎重ご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大谷和義君) 以上で、提案理由の説明が終わりました。 皆様に申し上げます。これより担当課長による詳細説明を行いますので、資料の同時閲覧を実施します。タブレット端末システム上の第4回定例会、議案等会議室に入室くださいますようお願い申し上げます。 これより担当課長に各議案の詳細説明を求めます。 まず、議案第91号「令和2年度国東市一般会計補正予算(第8号)」を財政課長。 ◎財政課長(徳部吉昭君) それでは、議案第91号「令和2年度国東市一般会計補正予算(第8号)」につきまして、詳細説明を申し上げます。 まず、1ページをご覧ください。今回の補正額につきましては、1,470万円の増額で、補正後の予算額は308億7,487万9,000円となっております。 まず、歳入の主な補正内容につきましてご説明いたします。2ページの上段の表をご覧ください。 15款国庫支出金は1,470万円の増額です。12月11日の閣議決定で給付金の支給が確定した、ひとり親世帯臨時特別給付金事業費補助金の増額によるものです。 続きまして、歳出の主な補正内容につきましてご説明申し上げます。同じく2ページ、下段の表をご覧ください。 3款民生費は1,470万円の増額です。新型コロナウイルス感染症の影響により、子育てと仕事を一人で担う、ひとり親世帯の生活実態が依然として厳しい状況にあることを踏まえ、年末年始に向けて、再度、1世帯5万円、第2子以降の1人につき3万円の基本給付等を行うものです。 なお、事業ナンバーごとの内訳は3ページに掲載しておりますのでご参照お願いいたします。 以上で詳細説明を終わらせていただきます。 ○議長(大谷和義君) 次に、議案第92号「国東市保育所条例の一部改正について」を福祉課長。 ◎福祉課長(小田美一君) 議案第92号「国東市保育所条例の一部改正について」、予算外議案説明資料にて詳細説明を申し上げます。 今回、提出する議案は、市内5か所ある保育所のうち、国東オレンジ保育所を廃止し、本条例を改正するものです。国東オレンジ保育所は定員60人で、平成8年4月1日から開園しています。現在、保育所に在籍している園児は16名ですが、年々、園児数は減少傾向にあり、今後も引き続き減少することが見込まれます。また、建設から24年が経過し、毎年、修繕等で対応していますが、今後、施設・設備等の大規模な改修が必要となります。 以上の理由から国東オレンジ保育所を廃止し、本条例を改正するものです。施行日は令和3年4月1日です。 以上で詳細説明を終わります。 ○議長(大谷和義君) 以上で、各議案の詳細説明が終わりました。────────────・────・──────────── △日程第3.議案第76号から議案第90号、同意第5号および議案第91号と議案第92号(議案質疑) ○議長(大谷和義君) 日程第3、議案第76号から議案第90号までの15件、同意第5号の1件及び本日追加提案されました議案第91号と議案第92号の2件、計18件を一括議題といたします。 これより議案質疑にまいります。 まず、議案第76号「令和2年度国東市一般会計補正予算(第7号)」から議案第80号「令和2年度国東市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」までの予算議案の質疑にまいります。 議案第76号「令和2年度国東市一般会計補正予算(第7号)」について質疑の通告がありますので、これを許可します。 まず、繰越明許費コロナ関連予算について。5番、白石德明君。 ◆議員(白石德明君) おはようございます。日本共産党の白石です。 最初に、補正予算の繰越明許費のところについて質問いたします。通常、大規模な工事とか継続が必要な事業というのが繰越しになると私の感覚ではそういう思いですが、今回のコロナ関連の予算で、この事業は緊急性が高い事業だと思いますが、全国一斉に事業が実施されるため、業者が確保できないという理由なのか、それとも大都市から優先となっているのか、いろいろなことが考えられます。また、工事規模については、金額もさることながら、期間についてどのようなことになるのか。今後の見通しについて質問いたします。 以上です。 ○議長(大谷和義君) 財政課長。 ◎財政課長(徳部吉昭君) お答えいたします。 今回、繰越明許費として追加をしたコロナ関連事業につきましては、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の対象事業でございます。 まず、衛生設備感染予防対策事業につきましては、武蔵保健センター武蔵総合支所と併合になっておりますが、そのトイレ、洗面所及び旧豊崎小学校トイレ改修の事業費として8月に1,000万円を補正予算として計上したものでございます。 このうち、旧豊崎小学校トイレ改修工事につきましては、工事規模からも実施設計が必要となり、その作成段階で関係機関との調整に予想以上の時間を要したため、今回、旧豊崎小学校トイレ改修工事分の事業費を繰越明許費の対象とするものでございます。 ○議長(大谷和義君) 総務課長。 ◎総務課長(森浩昭君) お答えいたします。 私からは総務費、総務管理費避難所感染予防緊急対策事業繰越明許費について説明をいたします。 今回の繰越明許費は市内に44か所あります2次避難所の防災資機材の備品購入費6,591万円のうち2,454万6,000円でございます。繰越し理由としましては、本市が発注した空間除菌機能つき空気清浄機ポップアップ機能つきテントが感染予防に効果があるとして購入予定でありましたが、いずれも品薄の状態であり、年度内での納品が困難となったためでございます。なお、納品時期につきましては、遅くとも出水期前の令和3年5月となる見込みであります。 以上でございます。 ○議長(大谷和義君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(村岡修一君) 私からはコロナ関連事業でございます教室等換気改善事業の小学校、中学校分についてお答えいたします。 この事業は、市内の小学校、中学校、義務教育学校の一部、もう既に完成した校舎にはございますが、前からあった校舎にはなかったので、その校舎の教室の室温を保ったまま、窓を開けずに換気ができる機器を取り付ける事業でございます。 設置する機器につきましては、天井埋め込み型と天井つり下げ型の大きく分けて2種類がございまして、8月の補正の段階では全て天井つり下げ型を想定して予算要求を行っておりました。補正予算議決後、直ちに実施設計業務委託を行いましたが、学校の教室ごとの状況がまちまちに異なっておりましたことから、天井つり下げ型の設置が困難な教室も出てまいりまして、現地の調査や設計に予想以上の時間を要し、約1か月半程度、設計業務委託期間の延長が必要となってまいりました。そのため、当初では設置工事に関わる入札を本年11月を予定しておりましたが、それを来年1月へと変更したところでございます。その設置工事につきましては、およそ4か月から5か月の工期が必要と想定しておりますので、現時点では令和3年6月ごろの完成を見込んでおります。 これらのことから、事業が年度内に完了できず、繰越しせざるを得ない状況となりましたので、設置工事費の全額と、その工事に係る管理委託料の全額を繰越明許費としてご提案した次第でございます。 以上でございます。
    ○議長(大谷和義君) 白石德明君。 ◆議員(白石德明君) いずれも私が考えていたのとは別の理由だったと思います。設計がなかなかできていないということでありました。特に、学校の教室の窓を開けずにということ、これは従来、もう既に設置しているところがあると最初に言われたんじゃないかなと思ったんですけど、設置している学校はありますか。 ○議長(大谷和義君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(村岡修一君) お答えいたします。 本年8月に竣工いたしました義務教育学校、志成学園の新校舎部には全てのエアコンのある教室には設置しております。あと、安岐中央小学校の職員室であるとか校長室の本部棟というところ、そこには設置してございます。 以上でございます。 ○議長(大谷和義君) 白石德明君。 ◆議員(白石德明君) いずれも繰越明許というのは仕方がないことだとは思いますけれども、早急に、時期が時期です。本当は冬季に必要なものだと思います。その点、早く実施できるように努力をしていただきたいと思いますけど、相手があることですので強くは言えませんけれども、要求はしたいと思います。 あと、コロナウイルス、今まで空気清浄機についてはインフルエンザに対応できるような空気清浄機もあったと思うんです。それとは全然違うものなのですか。一緒にできるものなのですか。その辺について分かっている段階でお願いいたします。 ○議長(大谷和義君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(村岡修一君) お答えいたします。 今回、設置予定の全熱交換機は、あくまで換気、空気の換気を行うための機器でございます。一方、ご質問の空気清浄機につきましては、換気をしてもしなくても、空気中に漂っている細かなごみの類い、そういったものをきれいにするという機械で、全く別物でございます。 以上でございます。 ○議長(大谷和義君) ただいまの質疑に関連しての質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(大谷和義君) ないようですので、次にまいります。 繰越明許費、戦略・応援、ケーブル施設整備事業、国見・国東・武蔵地域分について。4番、石川泰也君。 ◆議員(石川泰也君) 4番、緑風会、石川です。 ケーブルテレビ施設整備事業についてお聞きします。ケーブルテレビの事業を計上しておりますが、具体的な実施スケジュールはどうなっているのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(大谷和義君) 広報室長。 ◎広報室長(舟部正敏君) お答えします。 この事業は、国見町、都市計画用途区域を除く国東町及び向陽台を除く武蔵町においてケーブルテレビ施設の光化をするものであり、昨年度から本年度に繰越事業として実施している安岐町工区の光化事業の概ね2倍の規模となりますので、本年度中の事業完了は困難であります。 この補助事業は、国の令和2年2次補正で新型コロナ感染症対策等を目的として補助枠が拡充されたものであり、国においても繰越明許費として国会の議決を既に経ているものでありますので、本市においても令和3年度に繰り越して事業実施の予定であるため、繰越明許費に計上したものです。 なお、本事業における工事費等については、今回の一般会計補正予算に計上しておりますが、事業が円滑に実施できるように、本年8月補正予算により本事業に係る実施設計業務委託を先行して実施しております。令和3年度末の事業完了予定まで1年3か月余りでありますが、期間内に光化事業が完了するよう、円滑な事業実施に努めたいと考えています。 以上でございます。 ○議長(大谷和義君) 石川泰也君。 ◆議員(石川泰也君) 武蔵、国東、国見までの光ケーブルが3月末までを目標に工事をするということでありますが、移住定住を促進する上で、光ケーブルは必要不可欠なものでありますが、この回線を使用するに当たりまして、全体的にケーブルが完了してから実用できるのか。町ごとか、エリアごとに使用できるのか。エリアが完成した時点でエリアごとに光ケーブルを使うことができるのかということをお聞きしたいと思います。 ○議長(大谷和義君) 広報室長。 ◎広報室長(舟部正敏君) お答えいたします。 加入者宅への光化工事は、ノードという集落単位に同軸ケーブルから光ケーブルへの張り替えとなりますので、作業ができた地域から順次利用開始となります。しかしながら、工事発注をしていない現時点では、施工手順が不明ですので、どの地域から利用開始となるかは不明です。 以上でございます。 ○議長(大谷和義君) ただいまの質疑に関連しての質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(大谷和義君) ないようですので、次にまいります。 債務負担行為補正、戦略、まちづくり公募補助金事業について。4番、石川泰也君。 ◆議員(石川泰也君) 4番、石川でございます。まちづくり公募補助金事業についてお聞きします。令和2年2月ごろから、皆さんご存じのとおり、新型コロナウイルスの影響で各団体の活動実績というのがほとんどないと思いますが、令和3年度の補助金の内容やスケジュールはどうなっておるのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(大谷和義君) 活力創生課長。 ◎活力創生課長(清成隆君) お答えいたします。 まちづくり公募補助金事業は、地域の実情に即して、自主的、自発的に公益的な市民活動を行う団体が市内で地域活性化に資する事業に対して補助金を交付するものです。補助対象経費の4分の3以内の額、20万円が上限となります。この補助金は補助金を受ける団体を公募し、公開型プレゼンテーションの審査会を経て決定する仕組みとなっております。 来年度のスケジュールは、令和3年2月に公募を行い、4月に審査会を開催して交付団体を決定いたします。令和4年2月または3月に実績報告会を実施して終了となるサイクルになります。今回の債務負担行為を議会で承認していただいて、2月に公募を実施したいと考えております。 今年度はコロナウイルス感染拡大のため、イベント等の開催が難しく、採択された団体は3団体となっております。議員が心配するところの活動実績がなかった団体であっても、令和3年度に事業を計画する団体においては申請できますし、ぜひ申請を検討していただきたいと思います。 いまだコロナウイルス感染拡大が収まる気配がありませんが、地域が元気になるような事業計画を立てていただき、多くの団体に申請いただきたいと考えております。 以上です。 ○議長(大谷和義君) 石川泰也君。 ◆議員(石川泰也君) ということは、大体、この事業の申込みをするときに、活動実績と決算書、それを今年度のをまとめて申し込んで、そして来年度に自分たちの団体はどういうことをするか、どういうことをしたいかということをプレゼンテーションをして、そして審査を受けて補助金をもらえるようになるというような流れだったと思うのですが、来年度については、来年度どうしたいかということだけで審査をするということでしょうか。要するに、今年、実績がないわけですから、自分の団体は来年度どういうことをしたいかというプレゼンテーションだけで補助金をくれるか、くれないかというのを審査するということでいいですか。 ○議長(大谷和義君) 活力創生課長。 ◎活力創生課長(清成隆君) お答えいたします。 まず、その団体ですが、市内に活動拠点を有する団体で、当然、会則等もございますから、会則の目的、趣旨に沿った活動をしていると考えられます。当然、その内容、目的に沿った事業を企画して、それをプレゼンして、審査員の前でそれを説明していくという形になりますので、議員がおっしゃいますように、コロナの関係で今年イベントをしなかったということであっても、来年度については計画を作っていただいて、審査会に臨んでほしいということになります。 以上です。 ○議長(大谷和義君) ただいまの質疑に関連しての質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(大谷和義君) ないようですので、次にまいります。 議案第76号「令和2年度国東市一般会計補正予算(第7号)」から議案第80号「令和2年度国東市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」までの予算議案について、通告のありました質疑は以上のとおりです。 ほかに質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(大谷和義君) ないようですので、次にまいります。 議案第81号「国東市過疎地域自立促進計画の変更について」から同意第5号「農業委員会委員の任命について」までの予算外議案の質疑にまいります。 議案第82号「国東市学校給食費条例の制定について」、質疑の通告がありますので、これを許可します。5番、白石德明君。 ◆議員(白石德明君) 5番、日本共産党、白石です。 一般質問でも少し触れましたが、給食費の公会計に伴う問題であります。この徴収方法について、今後、どのような対応になるのか。それと、銀行引き落とし、これも要望の強いものですが、これについてどのように検討されているのか、お願いいたします。 ○議長(大谷和義君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(諸冨理君) お答えいたします。 学校給食費の徴収方法は、現行は地区集金や個人ごとに金融機関から振り込む方法でありますが、保護者の利便性の向上を図る観点から、原則として口座振替、銀行などからの自動引き落としによる方法とし、特別な事情がある場合は納付書による納付も可能とすることを予定しております。 納付書による納付については、市役所本庁及び各総合支所並びに指定金融機関、収納代理金融機関、さらにコンビニエンスストアでの納入も可能とする予定です。 以上です。 ○議長(大谷和義君) 白石德明君。 ◆議員(白石德明君) 今、いろいろな方法を説明していただきましたが、引き落としということが基本になるかと思いますけど、納付での給食費の支払いについてですが、これは希望で選択できるわけですか。 ○議長(大谷和義君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(諸冨理君) 先ほどもお答えしましたが、原則として口座振替、自動引き落としを原則とします。ただし特別な事情がある場合は納付書による納付も可能とするということでございます。 ○議長(大谷和義君) 白石德明君。 ◆議員(白石德明君) 今の特別な場合というのは、大体、予想できますけど、それは希望でできるのか、できないのかだけお願いします。 ○議長(大谷和義君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(諸冨理君) お答えいたします。 原則として口座振替といたしますので、保護者の意向によっては納付書による納付も可能とする予定であります。 以上です。 ○議長(大谷和義君) 同じく11番、野田忠治君。 ◆議員(野田忠治君) 11番、新世会の野田でございます。 同じ質問の中で3つの項目を通告させていただきました。まず1つ目にどのような方法で集金するのかは、今の5番議員さんの答弁で結構なんですけれども、1点だけ。例えば、子どもさんが体調を崩されて5日以上休んだときには減額になったりしますよね。そういう場合はどのような形で対応するのか。 どういうことかといいますと、今であれば学校の中で処理しますから、すぐに分かると思うんですけれども、徴収の方法によっては、そういったいろんな手続が発生すると思いますから、そういう場合にはどのような形で対応するのかということをお聞きいたします。 2項目めの滞納が発生した場合の対応はどうするのかということであります。これまで導入しているところの実例を見ますと、市税扱いとして税務課がするとか、会計課がするだとか、あとは児童手当からその分を引くとか、はたまた弁護士事務所のほうに外部委託するとか、いろんな方法があるわけなんですけれども、実際に滞納が発生したときに、どのような形で滞納処理をするのかということをお聞きいたします。 3つ目が、今の質問したことによって、もちろん変わると思うんですけれども、これは中教審からの教員の働き方改革の一環として答申が出されたわけであります。それが全国的にも広がっていっているんですけれども、ただ、全国ではまだ20数%しか導入されていないのが実情でありますから、まだ醸成されていないというふうに思ってはいるんですけれども、実際、そうすることによって国東市にそれだけの業務が発生するわけでありまして、その負担としまして、人員増がどの程度発生するのか。また、予算増をどの程度想定しているのか。予算というのは、毎年毎年の人員に関わる経常経費の部分と、最初にそれなりのシステム等の導入もいると思いますから、初期の投資を含めて、どの程度を考えているのか。その経費について、先ほど言いましたように、中教審のほうでの答申でこうなっている流れだと思うんですけれども、国からの交付税だとか何らかの形の措置があるのかどうか。そこについて質問いたします。 ○議長(大谷和義君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(諸冨理君) お答えいたします。 まず、1点目の5日以上休む場合の給食費のことについてですが、これは現行と変わりがありません。5日以上の欠席がある場合には、3日前に連絡をいただければ対応が可能です。その分の給食費についての還付につきましては、3月の給食費において調整をします。3月分として減額した分を納付していただく予定にしております。 それから、2点目の滞納があった場合どうするのかということですが、これまでは学校が納付指導をしてきましたが、今後は教育委員会が納付指導を担うことになります。 学校給食費の債権は、地方自治法上の債権として取り扱う必要があります。そのため、学校給食費の未納があった場合は、地方自治法及び地方自治法施行令による債権の取扱いに関する規定に従って、適切に対応する必要があると考えています。債権が履行期限までに履行されない場合には、期限を指定して督促することになります。督促をした後、相当期間が経過してもなお履行されないときは、強制執行等によって履行を請求しなければならないこととされており、これは義務規定でありますので、督促をしても履行されない場合には、最終的には原則として訴訟手続を行うことも考えられます。 学校給食費の未納は、納付した保護者と未納の保護者との間で負担の公平性を欠くこととなりますので、納付指導を適切に行い、最終的には訴訟手続を視野に入れ、未納者への対応を実施してまいりたいと考えています。 続いて、3点目の人員や予算についてのことですが、現在、学校給食費については、各学校において、学校長が徴収、返金、未納対応等を実施しておりますが、来年度よりこれらの業務を教育委員会で行うこととなります。人的負担の軽減を図り、遅滞なく正確に業務が遂行できるよう、学校給食費の一元管理が可能な管理システムを導入することとしていますので、今後、管理システムを導入した学校給食費の一般会計移行後における業務量を推計して、適切な人員の配置になるよう検討していく予定であります。 なお、学校給食費の一般会計移行後に関する経費について、国からの補助等の措置はございません。 以上であります。 ○議長(大谷和義君) 野田忠治君。 ◆議員(野田忠治君) まず確認ですけれども、例えば、5日、病欠等で休まれたときには、1年間一括して3月のときに……。ちょっと語弊がありますけれども、年に1回ということですね。数字でいえばそんなに膨大な量ではないということですね。 あと、教育委員会のほうで徴収から滞納が発生した場合の説明も受けました。それは教育委員会でするということは結構なんですけれども、まだ人員の配置も、私の最初の質問でシステムの導入でどの程度の先行の投資があるのかということを質問したんですけれども、今、その資料がないということですか。分からないということですか。システムを導入するということなんですけど、要は、どの程度、経費がかかってこうなるのかということをお伺いしたいと思っているんです。 先ほど言いましたように、まだ全国でも現にされているところは24%しかありませんし、大分県でも、今22%です。検討しているところをいえば国東市も含めてでしょうけれども、随分、率は上がっていくんですけれども、現に、全国的にも43%の自治体、教育委員会は一切検討していないということではあるんですけれども、その辺、人員配置も、これから検討していくということであれば、どの程度、国東市に対しての予算の負担増になるかが分からない状況になると思うんですけれども、その辺、どう考えているんですか。 ○議長(大谷和義君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(諸冨理君) お答えいたします。 まず1点目の5日休んだ際の給食費の徴収ですが、2月分までは毎月の定額の給食費を口座から引き落とすことになります。ただし、5日以上ですが欠席等があった場合には、3月分の給食費を減額して徴収することになります。 それから、2点目のご質問の一元管理するシステムの導入にかかる費用でございますが、このシステムは752万1,000円、経費がかかる予定であります。 以上です。 ○議長(大谷和義君) 野田忠治君。 ◆議員(野田忠治君) まだ答弁が……。最初の投資のシステムが752万1,000円かかるということは分かったんですけれども、先ほど言いましたように、人員配置についての見込みは全く考えていないということですか。これから、そのシステムをする中で、どの程度、教育委員会に人員の増となるかは検討するということだったんですけれども、これは来年の4月からなるわけですよね。そのときに、今、想定としてどれぐらい人件費が……。私が言いたいのは、かなりボリュームがある作業だなというふうに感じたんですけれども、そこは全く見込みをしていないということなんですか。そういうふうに2回目の質問で質問させていただいたんですけれども。 ○議長(大谷和義君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(諸冨理君) お答えいたします。 人的な負担をなるべく軽減するために、この一元管理ができるシステムを導入いたします。ですから、システムが導入した後に、どれぐらいの人員が必要になるのかを推計をして、来年度の人員配置の検討を行いたいと考えています。 以上です。 ○議長(大谷和義君) 野田忠治君。 ◆議員(野田忠治君) 分かりました。現時点では、経常経費として、要は経常経費が国東市の負担になるわけですから、本来は、これは中教審で出された答申に従ってやっているわけですから、国から応分の補助なり予算の措置があってもいいのかなと思うのですが、これはここで言っても仕方がないことではあるんですが、今後、システムを入れたときに、どういった人員配置になるかを検討した上で人員増なり、経常経費はその後に分かるということですね。確認ですけど、そうですね。分かりました。 ○議長(大谷和義君) ただいまの質疑に関連しての質疑はありませんか。13番、堀田一則君。 ◆議員(堀田一則君) 13番、新風会の堀田です。 自動引き落としということは、今までかつて銀行がそれぞれやられておったんですけれども、今、銀行がそれを一切手を引いて、一般の企業というか、よくあるのが大銀サービスとか、そういったところが今はやっておるわけでございますけれども、そうすると、自動引き落としの手数料というのが発生します。それは1件につき140円ぐらいです。それは生徒の保護者が負担するのか、学校側、いわゆる市が負担するのか、そこを教えてください。 ○議長(大谷和義君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(諸冨理君) お答えいたします。 納付にかかる手数料は一切公費負担といたします。口座振替の場合が1件につき10円、それから金融機関で納付書による納付をする場合は手数料が40円になりますが、これは全て公費負担で行う予定にしております。 以上です。 ○議長(大谷和義君) 堀田一則君。 ◆議員(堀田一則君) かなり安いと思うんですけれども、いずれにしても、一人の保護者がそれぞれに5枚複写の契約、印鑑をついて、通帳の番号を書いて、そして提出してもらうわけでありますけれども、かなり不備があったりして事務的には混雑すると思うんですけれども、そしてまた引き落としまでに2か月ぐらいかかるわけです。そういったところで、きちんとした人材を確保して、トラブルのないように、そして何よりも個人情報でございます。通帳の番号、印鑑が押してありますので、十二分に注意して取り組んでください。 以上です。 ○議長(大谷和義君) ほかに質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(大谷和義君) ないようですので、次にまいります。 議案第84号「国東市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について」、質疑の通告がありますので、これを許可します。4番、石川泰也君。 ◆議員(石川泰也君) 4番、石川泰也です。 国東市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてお聞きします。 議案書には国及び県に準じ改正された特殊勤務手当とありますが、手当の財源は一般財源か交付金であるかということをお聞きしたいと思います。 それと、2つ目に改正案で長時間とありますが、実例ではどのような作業が対象となるのかということをお聞きしたいと思います。 ○議長(大谷和義君) 総務課長。 ◎総務課長(森浩昭君) お答えいたします。まず、今回提案いたしました特殊勤務手当の財源ですが、一般財源となります。 それから次に、現在想定している作業としましては、新型コロナウイルス感染症患者の転院の搬送業務をした消防職員及び感染症発生のため消毒作業に従事した職員への支給としております。 改正案では、国、大分県に準じ、患者等に直接的に接触する者や、長時間にわたり接して行う作業を1日当たり4,000円、消毒作業などの間接作業に1日当たり3,000円としております。消防職員の搬送は直接的に接触する作業に区分し、消毒作業は間接的作業に該当するものと区分しております。 現状では長時間にわたり接して行う作業に該当する具体例は想定しておりませんが、新たな事案が発生した場合は、その作業が支給対象となるか検討したいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(大谷和義君) 石川泰也君。 ◆議員(石川泰也君) 今のお答えですと、11月1日から施行されるということですが、今のところは対象がないということでいいですか。 ○議長(大谷和義君) 総務課長。 ◎総務課長(森浩昭君) この条例を起案したのが11月中旬だったのですが、その後、12月になって消防職員3名が搬送業務に従事したということで、今、対象となるのが3名おるということになっております。 以上でございます。 ○議長(大谷和義君) 石川泰也君。 ◆議員(石川泰也君) 今のところ、コロナウイルスの患者というのが、国東市、まだ例が2人くらいで、あまりないんですが、あってはならないんですが、これから爆発的になった場合、作業というのが非常に増えてくると思うんですが、この特殊勤務手当の対象者、こういう人にあげてくださいとかいうような、国や県からの指導というのはあるんでしょうか。 ○議長(大谷和義君) 総務課長。 ◎総務課長(森浩昭君) 指導と申しますか、人事院がダイヤモンドプリンセス号、それから国への帰国のチャーター便に従事した国家公務員のために、1月数日であったと思うんですけれども、適用するということで改正をしております。それに沿って、地方もしなさいとかいう通知ではございませんが、それに合わせて県もしましたし、県下も今のところ9団体が今年度中に制定予定ということでございます。 以上であります。 ○議長(大谷和義君) ただいまの質疑に関連しての質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(大谷和義君) ないようですので、次にまいります。 議案第89号「国東市老人憩いの家条例の廃止について」、質疑の通告がありますので、これを許可します。5番、白石德明君。 ◆議員(白石德明君) 5番、日本共産党、白石です。 老人憩いの家についてですが、提案理由のときに担当課長から説明はありましたけれども、現状の利用状況について、老人憩いの家としての任務は終わったというような説明もありましたけど、現在、どのような利用がされているのかということ。それと、今後の活用について、市として具体的な案があるのかどうか。最初にその分の質問をお願いいたします。 ○議長(大谷和義君) 高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(小川浩美君) お答えいたします。4施設ございますので、施設ごとに利用状況をお答えいたします。 国見老人憩いの家は、全て入浴目的で、年間6名の利用でございました。なお、令和2年度はコロナ禍の影響もあり、利用者はございません。 国東老人憩いの家は、趣味的な活動、いわゆるサロン的な団体、6団体が月10日程度使用しているということでございます。 武蔵老人憩いの家も国東と同様、趣味的な活動の団体9団体が月12日程度使用しています。 安岐老人憩いの家は、老人クラブなどの地域福祉団体5団体が月3日程度使用しているという状況でございます。 続きまして、今後の活用についてという質問についてお答えいたします。用途廃止後の施設活用については、それぞれの施設で方針が決まっている施設と決まっていない施設がございます。 まず、武蔵老人憩いの家は、同じ敷地内にある隣保館に所管替えいたします。 国見老人憩いの家は、湯の郷渓泉の来年度以降の指定管理の公募が予定されておりますので、併せて指定管理に含めるのか検討している状況でございます。 国東老人憩いの家は、現にシルバー人材センター国東支所の事務所として使用していますので、普通財産移行後も貸付が継続してできる方向で協議しているところでございます。 安岐老人憩いの家は、現在、国東市社会福祉協議会の安岐支所が事務所として使用しております。今回の廃止条例で、行政財産から普通財産に移行しますが、移行後の貸付については協議中でございます。付帯施設であるゲートボール場は、社会体育施設として社会教育課に所管替えします。 以上でございます。 ○議長(大谷和義君) 白石德明君。 ◆議員(白石德明君) それぞれの用途については説明をいただいたわけですけれども、今、実際に使っている団体がありますね。国見は入浴場だけで使っていないようでありますけど、武蔵や国東、安岐については、現状使っている団体としては希望が出ているんですか。それについてお願いします。 ○議長(大谷和義君) 高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(小川浩美君) お答えいたします。 今、施設を管理していただいている管理者については、今回の廃止について事前に説明し、廃止後の対応について協議をしてきたところでございます。実際、施設を利用されている方々につきましては固定されております。固定した団体等でございますので、今後、自治区の公民館や地区公民館、または他の公共施設等の代替となる施設にて利用していただくよう、今後説明していく予定です。 なお、安岐につきましては、地域福祉団体ということでございますので、今後、他の公共施設では支障はないのではないかというふうに判断しております。武蔵は隣保館が貸し館を継続していただけますので、支障がないのではないかというふうに思います。国東については、団体に対して説明会を開催して理解を求めていく予定でございます。 以上でございます。 ○議長(大谷和義君) 白石德明君。 ◆議員(白石德明君) ありがとうございます。 大体、今使っている団体については説明があったので、それは納得しますが、今後の利用について、地元の人たちがこういうふうに使いたいとか、そのような希望があれば、それは検討の中に入れてもらえるのかどうか。その点についてどのように考えていらっしゃいますか。 ○議長(大谷和義君) 財政課長。 ◎財政課長(徳部吉昭君) お答えします。 今回、老人憩いの家は条例の廃止により、その役割を終え、行政財産から普通財産となります。施設は行政財産として管理していた高齢者支援課から財政課に普通財産として引き継がれます。学校跡地とは違って、今回の老人憩いの家規模の普通財産では、財政課に引き継がれた後に、まず、行政内部の関係各課に対し、他の用途で利用希望がないか確認をして、次に、関係機関・団体等から要望書等が出ていなかったか、元の管理担当課を含め確認をいたします。したがって、地元の意見等につきましては、要望書等により確認することとなります。 市側にも他の利用用途があり、また、複数の地元からの要望書等が出ていた場合は、市側で調整し、最も有効的に活用できる用途を選択することになります。 なお、他に利用用途がない場合は、その施設の老朽化等の状況もしくは状態によって、売却・譲渡等の検討も行います。 ○議長(大谷和義君) 同じく、12番、堤康二郎君。 ◆議員(堤康二郎君) 12番、新世会の堤です。 今の5番議員の質問で分かったんですが、確認です。この後、普通財産になってということなんですが、具体的に国東町のサロンは、私、近くですからよく知っているんですが、実際、シルバー人材センターの事務所になって、外の倉庫なんかは草刈り機とかいろいろ置いてあります。そして中は、一部をシルバー人材センターが使っているんですが、そのまま継続していくということでありましょうが、畳の部屋とか、結構広く残っているんです。そこを何も利用しなくて、貸出しもしなくて、そのままという形になるんでしょうか。 ○議長(大谷和義君) 高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(小川浩美君) お答えいたします。 現に利用されている方については、他の自治公民館や地区公民館に移転ができないか、今から協議に入っていきます。今、施設の中にある大部屋、そこの使用について、利用等の要望が今後出てくる可能性はございます。そういう中で、今後、普通財産の中で貸付けするシルバー人材センターと協議して、そこについては有効活用が利用できるかどうか検討していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(大谷和義君) ただいまの質疑に関連しての質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(大谷和義君) ないようですので、次にまいります。 議案第81号「国東市過疎地域自立促進計画の変更について」から同意第5号「農業委員会委員の任命について」までの予算外議案について、通告のありました質疑は以上のとおりです。 ほかに質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(大谷和義君) ないようですので、次にまいります。 本日、追加提案されました議案第91号「令和2年度国東市一般会計補正予算(第8号)」と議案第92号「国東市保育所条例の一部改正について」の2件についての質疑にまいります。 質疑はありませんか。1番、坂本隆之君。 ◆議員(坂本隆之君) 1番、緑風会の坂本隆之です。 議案第92号「国東市保育所条例の一部改正について」お伺いします。先ほどの課長からの説明で、オレンジ保育所が平成8年開設の、現在、定員60に対して16人の在籍ということでした。その他の施設が、今、定員に対して何人になっているのか分かれば教えてください。 それと、今後、まずオレンジ保育所を廃止していくということですが、一般質問でも民間移譲をどんどんしていってはどうかということを伺ったことがあるわけですが、今後の方針等があれば教えていただきたいと思います。 ○議長(大谷和義君) 福祉課長。 ◎福祉課長(小田美一君) 定員との比較ということで、まず1点目ですけれども、直近のは分かりませんけれども、4月1日時点ということでお答えさせていただきます。 竹田津の保育所については定員30名で、その時点での園児が18名。熊毛保育所については、定員30名で園児が14名。オレンジ保育所、先ほど16名と言いましたが、4月1日時点で定員60名に対して15名。武渓保育所、定員45名に対して28名。安岐保育所、定員120名に対して103名ということになっております。 それと2つ目の質問で、今後の方針につきましては、まず保護者の説明会、あるいは私立の園の方に受け入れ、あるいは施設見学の了承等をして、今の園児さんたちがスムーズに移行できるようにというふうに考えております。 ○議長(大谷和義君) 坂本隆之君。 ◆議員(坂本隆之君) ありがとうございます。 今後の方針というのは、ほかの保育所をどうしていくのかという方針が、もし決まっていれば教えていただきたいというのと、先ほど課長が少しおっしゃりかけた、オレンジ保育所をなくした後の施設、何か有効利用ができるのであれば、決まっていれば教えていただきたいと思います。 ○議長(大谷和義君) 政策企画課長。 ◎政策企画課長(原田須恵宏君) 今後の方針についてお答えいたします。 第4次の国東市行財政改革プランの3つの柱の1つとして、民間が担うことができるものは民間に委ねる。民間を活用することで行政サービスの簡素化、効率化を目指して行政は民間では対応することが難しい行政課題に重点的に取り組むということを決めております。オレンジ保育所以外の保育所についても、準備が整い次第、議案として議会のほうに上程していきたいというふうに考えております。 以上です。
    ○議長(大谷和義君) 福祉課長。 ◎福祉課長(小田美一君) 先ほど、今後の施設の活用と私が言いかけたものですから。それについてはまだ具体的な部分は決まっておりません。 ○議長(大谷和義君) ほかに質疑はありませんか。5番、白石德明君。 ◆議員(白石德明君) 5番、日本共産党の白石です。 保育所の廃止でありますけれども、小学校の廃止などは校区とかPTAとかに相談すると思いますが、保育園を廃止するときには、そういうときには意見の聴取とか、利用者の声を聞くとか、そういう場があるのか。その点についてお願いいたします。 ○議長(大谷和義君) 福祉課長。 ◎福祉課長(小田美一君) 今回提案した部分につきましては、事前の意見の聴取はいたしておりませんが、今後、保護者の皆さんに対しましては、こちらから出向いていって、丁寧に説明して、先ほど申しましたように民間の受入れ等のご相談、あるいは民間こども園等への受入先の相談を行いたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(大谷和義君) 白石德明君。 ◆議員(白石德明君) 今後相談していくということでありますけど、ここを廃園にした後に、こども園とか、そういうところに移らなければならない人が出てくるかと思いますけど、そういうところの受入れ態勢、全員入れるのか、定員についての問題もあると思いますので、そこら辺の見通しについてお願いいたします。 ○議長(大谷和義君) 福祉課長。 ◎福祉課長(小田美一君) お答えいたします。 全体的には国東地域で申しますと、定員の現状は定員と同等か、それ以下ということで、受入れの数については十分だと考えております。 以上でございます。 ○議長(大谷和義君) ほかに質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(大谷和義君) ないようですので次にまいります。 以上で議案質疑を終了いたします。────────────・────・──────────── △日程第4.議案の委員会付託について ○議長(大谷和義君) 日程第4「議案の委員会付託」を議題といたします。 お諮りいたします。付託委員会の朗読は省略いたします。お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託することにご異議はありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(大谷和義君) 異議なしと認めます。よって、それぞれの所管の委員会に付託いたします。────────────・────・──────────── ○議長(大谷和義君) 以上をもちまして、本日の議事日程は終了いたしました。 これにて散会いたします。午前11時03分散会──────────────────────────────...