国東市議会 > 2018-06-13 >
06月13日-02号

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  1. 国東市議会 2018-06-13
    06月13日-02号


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    平成 30年 6月定例会(第2回)──────────────────────────────────────────平成30年 第2回(定例)国 東 市 議 会 会 議 録(第2日)                             平成30年6月13日(水曜日)──────────────────────────────────────────議事日程(第2号)                         平成30年6月13日 午前10時00分開議 日程第1 一般質問──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 一般質問──────────────────────────────出席議員(18名)1番 坂本 隆之        2番 萱島 祥彦3番 後藤 貴志        4番 石川 泰也5番 白石 德明        6番 宮園 正敏7番 明石 和久        8番 森  正二9番 吉田眞津子        10番 秋國 良二11番 元永 安行        12番 堀田 一則13番 唯有 幸明        14番 大谷 和義15番 丸小野宣康        16番 木田 憲治17番 堤 康二郎        18番 野田 忠治──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長 村井 正彦        係長 井上  浩係長 南   裕                ──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名市長 ………………………… 三河 明史    副市長 ………………… 冨永 六男教育長 ……………………… 加藤 正和    市民病院事業管理者 … 佐藤  裕市民病院事務長 …………… 岩本 弘範    消防長 ………………… 手嶋 幸吉総務課長 …………………… 吉水 良仲    政策企画課長 ………… 原田須恵宏財政課長 …………………… 徳部 吉昭    福祉課長 ……………… 田吹 文人高齢者支援課長 …………… 小川 浩美    教育総務課長 ………… 岡部  宏会計管理者 ………………… 冨松 郁也    広報室長 ……………… 古庄 健一契約検査課長 ……………… 豊田 太三    税務課長 ……………… 友成 哲郎市民健康課長 ……………… 清成  隆    医療保健課長 ………… 於久  浩環境衛生課長 ……………… 村岡 修一    人権・同和対策課長 … 都留 泰男農政課長 …………………… 秋田 克幸    林業水産課長 ………… 伊藤 義一活力創生課長 ……………… 森  浩昭    建設課長 ……………… 栗林  慎上下水道課長 ……………… 野田 隆治    学校教育課長 ………… 畑野  章社会教育課長 ……………… 真城 孝之    文化財課長 …………… 吉田 隆一監査委員事務局長 ………… 小川 雄三    農業委員会事務局長 … 清原 秀一選挙管理委員会事務局長 … 吉水 良仲                   ──────────────────────────────午前10時00分開会 ○議長(野田忠治君) おはようございます。本日の出席は18名であります。 ただいまより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。────────────・────・──────────── △日程第1.一般質問 ○議長(野田忠治君) 日程第1、本日は一般質問であります。 お手元に配付してあります一般質問予定表の順序により、質問を許可いたします。 まず、最初に、8番、森正二君。 ◆議員(森正二君) 8番、市民クラブの森であります。 先般、4月15日執行の市議会議員一般選挙後の初めての定例議会、そして、一般質問であります。私は、今回、大きく3点につきまして質問をさせていただきます。1点目がごみ処理対策について、そして、2点目が非常備消防について、それから、3点目が地域振興についてであります。 それでは、1点目のごみ処理対策についてでありますが、これは、ちょうど平成26年の定例議会において質問をさせていただきました。その後の経過につきまして質問をいたします。特に、県下の中で、瓶・缶等の資源ごみにつきましては、無料・無償の自治体もあります。また、可燃ごみ袋につきましては、需要が大であります。特に、国東市におきましては、可燃ごみの袋、45Lでございますが、10枚入り、これにつきまして、県下の中で420円ということで一番高い状況にあります。その他のごみ袋についても同様でございます。 そこで、1点目として、ごみ袋の価格の根拠及び今後の単価改定についてお聞きをいたしたいと思います。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 環境衛生課長。 ◎環境衛生課長村岡修一君) おはようございます。8番、森議員からのごみ袋の価格の根拠及び今後の価格改定についてのご質問についてお答えいたします。 まず、最初に、ごみ袋価格の根拠でございますが、ごみ処理には多額の経費が必要となってくることから、市民の皆様方にもその一部をご負担いただこうという考え方に基づきまして、平成11年度のクリーンセンター稼働時に指定ごみ袋を導入する際、ごみ処理費用の約2割程度をごみ袋の販売代金とすることで、当時の東国東広域連合議会で承認を得て価格を決定し、現在に至っております。 次に、2点目でございますが、今後の単価改定についてでございますが、平成29年3月に策定いたしました国東市一般廃棄物処理基本計画におきまして、平成26年度を基準年といたしまして、平成31年度までにごみの総排出量を1割削減することを目標値として掲げてございますが、昨年度、29年度の総排出量は9,353tございまして、基準年となる26年度の9,306tに比較いたしまして若干の増加傾向にある状況でございます。 このような状況の中で、ごみ袋の単価改定につきましては、宇佐・高田・国東広域ごみ処理施設の稼働に向けて、これまでの長い間、慎重に検討を重ねてまいったところでございます。 可燃並びに不燃のごみ袋につきましては、費用負担の公平性や排出抑制の視点から、新たな広域ごみ処理施設の稼働までは現在の価格を維持して、稼働にあわせて、ごみ処理施設維持管理費の減少が見込まれる時期に、3市におきまして調整を図る計画としてございます。 一方、瓶と缶のごみ袋につきましては、3市のうち、既に宇佐市と豊後高田市が無料であること、缶の売り払い収入が直近の3カ年平均で年額にして約600万、昨年度だけをとりますと約740万の売り払い収入があったことなどを考慮いたしまして、来年度を目途に無料化する方向で最終的な調整段階に入っておりますので、決定までいましばらくお時間を頂戴したいと考えているところでございます。 また、ペットボトルのごみ袋につきましても、瓶・缶と同じく、無料化する方向でこれまで慎重に検討を重ねてまいったところでございますが、昨年の29年度までは、年間にして約100万円から200万円の売り払い収入がありましたペットボトルが、本年2月の中国のごみ輸入禁止措置などの影響を踏まえて、今年度より、昨年まで買い取っていただいたペットボトルが、逆に市がお金を出して処理することとなったことから、当分の間は今後の状況・動向等を確認する必要が生じてきたことから、当分の間は現状の価格を維持させていただきたいと考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(野田忠治君) 森正二君。 ◆議員(森正二君) ただいま、回答の中で、特に瓶・缶については、来年度を目途に無料化の方向で調整をしていると、検討しているというお話がございました。それについては、もうそういう方向ということでよございますか。検討しているということですから、最終確定ではない、しばらく時間をくださいということでございますので、瓶・缶については資源ごみということで、無償の方向でいくということでよございますか。今、課長が回答したとおりだろうと思いますが、こっちはそういう期待感があるわけでございますから、どうでしょう。 ○議長(野田忠治君) 環境衛生課長。 ◎環境衛生課長村岡修一君) 8番、森議員のご質問にお答えいたします。 最終調整段階という意味合いでございますが、もちろん、無償化するとなれば、ある程度の市民の皆様方への周知期間も必要であろうと考えております。 また、今現在は透明の指定袋でございますが、他市の事例を見ますと、半透明でよいというところもございますが、分別する観点からいかがなものであろうかということも検討しております。 さらに、ごみ袋の厚さでございます。今、私どもの指定袋は0.04mm以上ございますが、スーパーやドラッグストアで売っておる、いわゆる透明のごみ袋をいろいろ見ますと、0.02mmぐらいしかないものが多くて、破れやすい危険性も考えられます。 それらのことも踏まえて、最終的な調整を今しながら、検討を重ねておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(野田忠治君) 森正二君。 ◆議員(森正二君) 分かりました。瓶・缶につきましては、無償という方向で再調整をしているということでございます。 特に私が気になるのは、やっぱり消費量が、市民の方が多く消費する、消費量が多い可燃ごみなんです。うちの国東市については、冒頭で言いましたように、全ての袋が高いわけです。5つございます。可燃、それから不燃、瓶・缶、ペットボトルと5つありますが、全てが高い状況でございます。 前回、26年のときのお話も、そのときには、宇佐・高田・国東のごみ処理施設が31年に稼働するという予定、想定でございましたので、それまで待ってください。待ってくださいというよりも、そのときに、やはり高いというのは認識していますので、調整ができるだろうと。それで、今回はどうですか。3市の広域のごみ処理施設は、今、全く稼働が分からない状況なんです。いつどうなるのかと。今の答弁の中で、もうずっと待ちなさいよと、こう聞こえるわけなんです。稼働までというのはありますけど、稼働がはっきり、いつというのが分からないので、このままの推移で、確かに、平成11年クリーンセンターの稼働、それから19年経過しました。もう420円という、途中、消費税が5%ございましたので、1枚40円から10枚入りで400円、それに5%、420円で今推移をしています。それが皆さん方は当たり前だと、こういう感覚でおられたら困るんです。今、私は、直接携わるお母さん方にお話ししますと、「なしこげ国東市は高えんかい」と、そういう話が返ってきます。 先般の質問のときも、31年再稼働までと、そういう答弁をいただきました。今回も、まだ不確定でございますが、また再稼働までということで、この420円というのがもう当たり前なんだと、そういう認識で私はおられるのかなと、こういう気持ちでおります。 それで、1点、ちょうどクリーンセンター広域連合下の中で平成11年に実は稼働をいたしました。その当時、同じ──消費税を含めてなんです──420円という価格があったのが、その当時、大野郡、それから大分郡、今の豊後大野市でございます。それと、大分郡といいますと挾間・庄内が入りますので、由布市でございます。その両市につきましては、やはり高いという認識だったんでしょう。今、豊後大野市で300円、由布市で250円ですね。だから、私は、行政というものは生き物なんです。常にそのときの状況を判断しながら、やはり価格設定。今回のごみ袋の問題は、私は、もうこれが定着して何もないんじゃないかという、そういうことも思われるか知りませんけど、やはり市内の全世帯に適用する部分なんです。ですから、行政は、いろんな事業を展開していかなきゃならんというのも重々承知しています。少子高齢化子育て支援事業をやろう。それから、高齢化社会、高齢化に対する支援事業をやろう。その時々に応じて事業を展開していかなきゃならんと、こういう気持ちでおりますが、私が言いたいのは、ごみ袋に関しては全世帯が対象なんですよと、こういうことを声を大にして言いたいわけでございます。 ちょっと1点お聞きしますが、29年度は若干、前年度よりも排出量が多くなったという回答がされました。直近の28年度決算で、どれだけのごみ袋の負担比率受益者負担、何%にあるのか、お聞きをいたします。 ○議長(野田忠治君) 環境衛生課長。 ◎環境衛生課長村岡修一君) 8番議員の28年度決算における受益者負担の割合についてお答えいたします。 28年度に限らず、ここ数年の推移は、約12%から13%前後で推移をいたしております。 あと、議員、先ほど来、おっしゃられておりますごみ袋が高いというご理解の上でのご質問についてなんですが、まず、現状のままを維持している目的といたしましては、いわゆる費用負担の公平性、先ほども申し上げましたが、各家庭からごみを出すことにより費用の負担が生じることから、ごみを減らそうとする排出抑制による経済的なメリットを実感しやすくなり、ごみ減量やリサイクルに取り組もうという意欲が高まることを期待しておるところでございます。 また、一方では、この間、ずっと慎重に検討を重ねてきた中で、いろんな状況もつかんできたので、この際、ご報告したいと思います。 まず、議員おっしゃられたとおり、大分県内でごみ袋を有料化していないのは中津市と姫島村でございまして、その2市村を除く16市町村の可燃ごみ袋単価の1枚当たり平均は28.9円でございまして、確かにこれと比較すると、国東市の42円は高いと感じられるのはごもっともであろうかと思いますが、環境省が26年度に調査した結果では、全国の市区町村でごみ袋を有料化している自治体は62.4%ございまして、その中の価格帯別の都市数では、平均の1位は40円台でございます。なおかつ、1L当たりは1円前後が最も多く採用されている状況でございます。 また、お隣の福岡県では、福岡県には28市ございますが、28市の平均額は47.4円でございます。高いところでは、飯塚市が75.6円、宮若市が74円、直方市が64.8円、世界遺産の登録を受けた宗像市は64円、バイオマスの先進地の大木町は60円となっております。 また、そのさらにお隣の佐賀県では、県内には10市がございますが、その平均も41.5円となってございます。 そして、私どもの国東市においては、市民の皆様方からいただいたごみ袋の販売代金を財源といたしまして、合併前の旧4町において、地元負担金なしで、約5,700万円の公費を投じまして、ステンレス製ごみ回収ボックス、または、ネットを市内約1,000カ所以上に設置をいたしております。県内の状況を見ましたときに、国東市を除く13市の全てが、うちの市で言う行政区が設置することとなっておりまして、上限額を設定した上で、3万円から4万円の上限額をもって、なおかつ、2分の1程度の補助をしているのが8市、残りの5市は補助金すらなく、全額行政区の負担で設置をしている状況でございます。また、ごみ回収ボックスを置く用地が確保できないことやごみの排出量が多いことを理由に、ネットですね、網を使用しているところも多数ございますが、これについても、国東市は全額公費で負担をさせていただいております。県下の状況では、補助制度がある市は3市のみでございまして、残りの10市は全額、行政区の負担で設置をいたしております。つまり、地元負担金なしでごみ回収ボックスを設置しているのは、県内では唯一、国東市のみでございます。ごみ回収ボックスにつきましても、合併後も、市民の皆様方からのご要望に応じて、全額公費で設置をさせていただいております。 さらに、いわゆるストックヤードと言われる古紙集積所でもございますが、これも合併前後に、各行政区に最低1カ所以上、市内全域で204カ所、これも地元負担金なしで設置をしておりまして、その上、現在では、修繕や更新に係る費用も9割を補助いたしております。加えて、昨年度からは、古紙回収量に応じて、全ての行政区へ交付金を交付する事業を始めておりまして、昨年度の実績額は822万4,000円となっております。 これらのことを踏まえまして、私どもで考えておるところは、ごみ袋の単価のみを比較するのではなくて、各自治体がごみの減量化に取り組んでおる施策等も含めて比較をしていただきたいと考えておるところでございます。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 三河市長。 ◎市長(三河明史君) 森議員から、広域のごみ処理場の話が出ましたけれども、残念ながら、この前、提案しまして否決されました。ずっとこのままいくのかという話ですが、当然、そんなことはありません。うちよりも、宇佐・高田のほうが処理場は古いわけでありますから、3市の意思を早く固めて、そして、それらを広域議会に提案をして早急にやらないことには、ほかのほうがむしろ壊れてしまいますので、これは、それぞれ3市の市長は意思が統一されておりますので、これから意見調整をやる。そのときには処理額が減りますので、減ったときにあわせて、ごみ袋も3市であわせて安くしようというふうに考えておりますし、私は大分に住んでおりましたので、こっちに帰ってきたとき、あのとき、当時、大分は市販のごみ袋でよかったんですね。半透明でよかったので、確かに高いなと思いました。 ただ、今、大分市も値段を上げていますね。有料になっておりますけれども、お金がかかるということと、受益者負担、ごみをたくさん出す人は多少負担していただきたいということと、それから、ごみをできるだけ減らすという意識を持ってもらいたいと。各自治体でもそういうところが結構ありまして、大分県の中ではうちは高いんですけれども、他の自治体と比べてみると決して高くはなくて、ごみを減らすために意識的に高くしている自治体もあるわけなんですね。その辺は、今、村岡課長が申しましたように、いろんな面でお金を、交付金を各区に、820万をお返ししているわけですね。それから、いろんな置き場をうちが多大な補助金を出して設置していますので、総合的にご判断をいただきたいと思っております。その部分だけ取り上げて高いんじゃないかというのは、もうちょっと全体を考えてご判断いただきたいと思っております。 ○議長(野田忠治君) 森正二君。 ◆議員(森正二君) 今、市長から、さらに、担当課長からも回答がございました。 私たちは、ややもすると、特にストックヤード等々につきましては、国東市は全額公費で負担しているんですよというお話を聞きました。そこら辺が実は一般市民は分からんわけなんです。他市は、行政区ごとに行政区の2分の1負担でやっておるよと、そういうことも分からんわけです。そういうことも広報なりを通じて発信していただきたいと、このように思います。 ただ、価格を見ると、断トツでもう大分県下、それで、今、課長が、全国的には1枚40円、これがもうほとんどなんですよという表現をされましたが、やはり私たちは大分県下の市町村の状況がどうなのかというのを直近で、均衡のバランスということもございますし、そこら辺で判断をするわけでございます。そういうことから、皆さん、高いなという感覚をお持ちでございます。 そして、1点、先ほど、直近の28年、それから27年を含めた決算の状況で11.何がしというパーセンテージ、受益者負担がありました。仮に、20%が妥当であろうということで、平成11年、連合で決定をいたしました。そのときには、ごみ処理の処理費、もちろん新しく設置をしましたので、そんなに、今はもうかなり年数がたっていますので、修理とかいろんな面で経費がかかっておりますが、そのときに20%ということで決めたわけです、程度ということで。逆に、今、その20%を当てはめた場合、幾らになると思いますか。先ほど、11.何%ということで言うたですね。言われたでしょう。 ○議長(野田忠治君) 環境衛生課長
    環境衛生課長村岡修一君) 8番、森議員のご質問にお答えいたします。 大変申し訳ないんですが、その点につきましては、検討はいたしておりませんので、数字は持っておりません。 以上でございます。 ○議長(野田忠治君) 森正二君。 ◆議員(森正二君) 私が平成11年、それからずっと19年間、420円、途中、消費税の5%の問題はございましたが、来ています。果たしてこの20%の数値がどういうウエートを占めているんだろうかということで試算をしてみました。今の420円に対して、28年度決算では、先ほど、11.何%と言いましたが、13.3%です。それを20%に置きかえたときに、631円の袋の価格、逆算してそういう状況になるわけなんです。 先ほど、市長のほうからも、今は、広域連合も今からまた再スタートをするということで、永代云々じゃないんですよと、早い時期にしなければ、他市を含めて、施設が老朽しているということで、早い時期にやりたいと、計画を練っていきたいということでございますので、そこら辺につきましては、高いという認識を私も持っていますし、恐らく、担当課長さんも、もう単価だけを言うと、そういう気持ちでおられるんじゃないかなと、こう思います。 そういうことで、私のほうから、1点目の質問については終わらせていただきます。 2点目といたしまして、ごみ処理の2点目でございますが、可燃ごみ集積所の箇所数と設置基準についてお聞きをいたします。 ○議長(野田忠治君) 環境衛生課長。 ◎環境衛生課長村岡修一君) 8番、森議員の可燃ごみ集積所の箇所数と設置基準についてのご質問についてお答えいたします。 可燃ごみの集積所につきましては、市内全域で約1,060カ所となってございます。 設置基準につきましては、1集積所当たり、概ね15世帯の割合を基準として設置をいたしてございます。 以上でございます。 ○議長(野田忠治君) 森正二君。 ◆議員(森正二君) 私が可燃ごみ集積所の箇所数、それから設置基準、今さら何でこういうことを聞くんだろうかと、そういう疑問もあるかと思います。というのが、実は、2点ほど、経験を含めて、私は発言をさせていただきたいと思います。 私が思ったのは、確かに、1行政区の規模で、その中に、組・隣保班が複数ございます。先ほど、基準が大体15世帯の割合で設置をしているということで言われました。私は、国東市の指定ごみであったならば、どこでも置いていいのかなという、実は感覚があったわけなんです。それは積極的じゃないですよ。たまたま通勤等の行き帰りで道寄りのいいところにぼんと入れると、そんなことも原則いいのかなという考えがあったのでお聞きをしたところなんです。それは、あくまでも、設置基準が行政区の世帯数によってやっておるからだめなんだということだろうと思います。 実は、私の経験談で2点ほど申しますのが、もうはっきり言います。県道の糸原杵築線の沿線でストックヤード、可燃物の、それで、その沿線で通りがかりもいいです、道幅も広くて。それで、私、週に2回収集をしますので、2週間たってもまだそのごみがある。それも、45Lほどの大きな袋。私は、実はその箇所に行きました。何でこんなにいつまでもあるのかなと。見たら、指定ごみじゃなくて、45L、一般市販のごみじゃないです。商店から買い物をして入れてくれる大きなごみ袋なんです。私は、これはもうこのままだと、収集する方は持って帰ってくれんなと。ただちに帰って、ごみ袋を持ってきて、そして、私1人じゃあ、またそのごみをあさるのもあれですから、近所の人を第三者で、立ち会いでしていただきました。その袋に、もういっぱいだったもので、入れました。そうしたら、たまたま名前が出てきたんです、その袋の中から。それで、私は、そういう0.数%のモラルのない方、もしこれを黙っていると、また次にもやるということで、私は、安岐総合支所、それから課長さんに連絡いたしました。それで、すぐ来ていただいて、そのごみの所有者に持っていった。課長、そうですね。そういう状況ですね。いや、はっきり言ってください。 ○議長(野田忠治君) 環境衛生課長。 ◎環境衛生課長村岡修一君) お答えいたします。 昨年、そういう事案があったことを私どもも聞いておりますし、たまたま個人を特定するものが出てきたことから、その個人に対して私どもが指導に参ったことも事実でございます。 以上でございます。 ○議長(野田忠治君) 森正二君。 ◆議員(森正二君) そういうことで、私は、ごみ処理対策についても、市民のモラル、そして、官と民と協働ですかね、一緒になってごみを減らしていく、そういう身構えでいかなけりゃいかんなと、こういう気持ちでございます。そういうことが1点ございました。 それから、もう1点、これもまた幹線道路の沿線なんです。コンビニの袋が毎回たんび、ストックヤードにほたり込まれる。またほたり込まれる。そして、そこの行政区、隣保班の方が見かねて、実は、先ほど言いましたストックヤードの横に──私は写真も撮ってきました──赤字で「お願い」と、ごみ集積所に地区外のものは持ち込まないでくださいと、何々区長ということで、実は看板を出したんです。そうしたら、ぴたっと止まったというか、その後、指定ごみ以外のものが入っておるケースはないということをお聞きしました。 そういう状況の中で、私は再度、課長にお聞きしますが、そういう0.00何%のモラルのない市民の方々のために、今後、啓発をどのようにしていくのか。いいですか。 ○議長(野田忠治君) 環境衛生課長。 ◎環境衛生課長村岡修一君) 8番、森議員のご質問にお答えいたします。 議員ご指摘のような事案は、それ以外にも多数発生しておりまして、隣保班の方や区長さんから私たちのほうにそういったご要望の声を聞いております。ご要望やご相談を聞いております。その都度、私どもといたしましては、該当する集積所に啓発する看板というか、表示をさせていただいておるところでございます。 議員ご質問のとおり、周知が足らないという部分は、私どもも十分理解しておりまして、3月に全戸に配布した国東市ごみ収集計画表の一番上にも、「ごみはきちんと分別し、指定袋に入れ、お住まいの地域に割り当ての集積所へ、収集日当日の朝8時まで出してください」というふうに書いていますが、なかなか市民の皆様方に浸透もしていないというのも事実でございますので、今後とも、例えば、市報であるとか、ケーブルテレビを使うだとかして、市民の皆様方に分かりやすくご説明をしてまいりたいと考えているところでございます。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 森正二君。 ◆議員(森正二君) 今、るる事例をしながら、質問をいたしました。特に資源ごみについては、先ほど言いましたように、今後、検討していく、無料化に向けて、そういうお話もございました。そして、市長さんのほうからは、再稼働を早目に連合組織、広域圏でやりながら、それまで何とか単価を下げていきたいというお考えもいただきました。そういうことで、冒頭言いましたように、やはり行政だけの問題じゃない。我々の責任なんです、本当に正直言って、市民の。だから、一緒になってごみ処理対策については対応していきたい、このように思って、1点目の質問は終わらせていただきたいと思います。 次に、大きな2点目に入らせていただきます。非常備消防についてでございます。 その1番といたしまして、太陽光発電設置箇所の火災及びその他災害において、団員の安全確保、基礎知識の習得のための講習会の実施であります。 ご承知のとおり、ここ国東市においては、国道213号線の沿線、あるいは市道の沿線、それからミカン園の荒廃地跡、さらには多くの個人住宅、会社、企業の方々等々が太陽光発電を設置いたしております。そうしたことから、消防団員が火災などの有事の事態が生じた場合、安全に活動ができるために、基礎知識の習得が重要であろうと思います。全国的には、団員・隊員が感電する事案も発生をいたしております。そういう視点から、講習会の開催をしていただきたいというか、そういう開催でございます。そこら辺につきましてはどうでしょうか。 ○議長(野田忠治君) 消防長。 ◎消防長(手嶋幸吉君) 8番、森議員のご質問にお答えします。 太陽光発電システムを設置した住宅等が増加する中、そのような住宅で発生した火災の消火活動中に、消防隊員が感電するなどの事案が報告されており、国からも、太陽光発電システムを設置した一般住宅火災における消防活動上の留意点等が示されているところでございます。 消火活動における消防隊員及び消防団員の安全確保が極めて重要であることは申し上げるまでもありませんが、新たな危険性が潜む太陽光発電システム設置住宅等の火災への対応については、現在のところ、消防隊員においても十分習熟できているとは言えない状況にあります。 まずは、研修等により、消防隊員の習熟度を向上させていくことが重要であり、そのことが消防隊員の安全確保はもとより、消防団員の安全確保にもつながるものと考えているところでございます。 また、議員のおっしゃるように、消防団員の皆様への周知も大事でありますので、太陽光発電システム設置住宅等における火災などについて、基礎知識習得のための機会を提供してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(野田忠治君) 森正二君。 ◆議員(森正二君) 今、消防長の回答の中で、団員の知識が十分でないと、したがって、研修会・講習会等につきましてはやっていきたいということでありました。特に、この研修において、早い時期にやっていただきたいわけなんですが、団の上部役員さん方と十分に協議をして、そして、専門的な知識を有する方の講演等々を含めて、是非ともお願いをいたしたいと。もう事故があったら遅いんです。そういうことで、よろしくお願いします。 ○議長(野田忠治君) 消防長。 ◎消防長(手嶋幸吉君) 8番、森議員の質問にお答えいたします。 講習会等の履歴といいましょうか、26年には、国東方面隊のみに団員の分団長による講演等を行っております。26年ですので、これはもう毎年に1回ぐらいは講習会をして、設備の方とか、その講習にふさわしい講師を選択して、秋場ぐらいには実施したいと思っております。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 森正二君。 ◆議員(森正二君) 分かりました。この件につきましては、秋場を目途に団員の研修をしていただきたいと、このように思います。 次に、非常備消防の2点目でございますが、各方面隊、各部における消防用車両充電器の設置状況について、どういう状況なのかお聞きをいたしたいと思います。 ○議長(野田忠治君) 消防長。 ◎消防長(手嶋幸吉君) 8番、森議員のご質問にお答えします。 消防団における消防車両充電器の配備状況でございますが、市といたしましては、現在、充電器の配備は行っておりません。 ただし、本年3月に、地元の事業所様より、消防団国東方面隊の12部に対して充電器の寄贈がございました。そのほかにも、消防団のほうで独自に準備しているところもあると思われますが、その数については把握しておりません。 充電器の配備については、昨年の第2回定例会において、丸小野議員より同様の質問をいただいております。その効果などを検討してまいったところですが、今回、充電器の寄贈を受けた国東方面隊からは、車両管理に有用であるという話も聞いておりますので、今後、各部への充電器の配備を進めてまいりたいと考えています。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 森正二君。 ◆議員(森正二君) 今の回答では、今後、消防として必要なというか、充電器の配備はしていきたいというご回答でございました。特に、消防団員は、常日ごろ、仕事を持ちながら、いざ有事、いざ火災、そのときには出ていかなければならんわけなんです。そうしたことから、恐らく、方面隊長・分団長の指揮下の中で、常時、そうした車両、あるいは、可搬のポンプ等は定期的に点検をしているだろうと、このように思っております。 以前、こういう話もありました。いざ火災、それで、詰所に行って、さあ、軽四の積載車だったんですが、エンジンがかからないと、軽四は押せばかかりますので、押してかかったと、そういう状況じゃだめなんです。だから、私は、この充電器を早急に配備していただきたいと。 それと、いま一つは、やはり費用対効果で、火災はしょっちゅうあっちゃ困るんです、当然。いざ有事のときには即行けるような状況、それで、定期的な管理をしても、せいぜい水利の点検とか、ずっと自分の部のエリア内を回るのがせいぜいだろうと思います。消防車両につきましては、特に、緊急車両ということで、赤色灯、あるいはサイレン等、本当にバッテリーの消耗が激しいわけなんです。だからこそ、ちょっとの点検ではカバーできないという面がございます。 それから、先ほど、費用対効果ということで言いましたが、バッテリーが完全にもう放電というか、なくなってしまい、そして、充電した場合には、バッテリー自体の耐用年数が通常10年もつのが5年、それはもう私は自動車会社さんからお聞きしたことなんですが、5年ぐらいしかもたないと。したがって、そう単価が高くないようでございますが、充電器を設置して、常時、バッテリーを充電しておけば、バッテリーが長期にもつという例もありますし、やはり費用対効果の面からも、是非とも進めていただきたいと、こういう気持ちであります。 はい、分かりました。 以上で、2点目の質問は終わりたいと思います。 次が大きく3点目でございます。 地域振興の中で、地域交流施設で、これは、KOGAWA横丁のトイレの設置ということでございます。当地域は、安岐町の小川地区、西安岐の地域内ですが、そのちょうど中心地に空き家店舗を改修・改造して、ちょうど1年前、県・市の助成を受けて改修し、地域の交流施設になったわけでございます。この間1年、定期的に交流会の実施、それから、各種展示会、即売会等々を実施してきました。当初、これは平成28年になろうかと思いますが、設計の中で、トイレの設置計画はあったんですが、受益者負担の部分で、予算上の問題で、もう当面、トイレは近くの民家を利用しようということで落とした経緯もございます。そして、1年たった今日を見ると、どうしても不便だということで、今回、要望なり質問をしたところでございます。私も何回となく行きましたが、特に、地域交流会には三十数名の方が見えます。そして、大体80過ぎのお年寄りも一緒に見えて、若い者との交流を盛んにやっておるわけなんです。その方々も、月一なんですが、その交流は、「ここに来て皆さんと話すのが楽しみだ」ということも言われていましたので、そこら辺も含めてお聞きをいたしたいと思います。 ○議長(野田忠治君) 活力創生課長。 ◎活力創生課長(森浩昭君) 8番、森議員のご質問にお答えをいたします。 議員も言われましたが、まず、平成28年度に実施しましたKOGAWA横丁の開設工事の経緯についてご説明をいたします。 この開設工事につきましては、西安岐お祭り保存会が空き店舗を活用し、地域の活動・交流スペースを開設するため、大分県がんばる商店街総合支援事業を活用して事業実施をしました。事業の補助率は、県が3分の1、市が3分の1、実施団体が3分の1であります。事業認可当初は、トイレ設置の計画も含まれておりましたが、事業実施する際に、団体の負担金に加えて、補助対象外の下水道受益者分担金、完成後の下水使用料等を考慮して、トイレ設置を断念し、事業費を当初の3分の1まで縮小して実施をしております。 今後のトイレ設置につきましては、同様の県の事業を活用しての実施は困難だと思われます。ただ、トイレがなく不便であることは十分理解できますので、地域の強い要望がありましたら、東部振興局等が所管する活用可能な事業などを研究していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 森正二君。 ◆議員(森正二君) 今、ご説明で分かりました。特に、1年経過して不便だということで、当初は入っていたんですが、受益者負担の関係から落とさざるを得なかったということです。 私、ちょっと1点お聞きするんですけど、確かにこういう空き店舗、所有権は民間の方、個人の方なんですが、そういう地域の交流施設として使う場合、TSURUGAWAコーナもそうなんでしょうけど、実際は交流施設です。準公的施設、公的機関というか、公的施設、そういうような考え方はできないんですか。というのは、要は負担金の問題ですね。 ○議長(野田忠治君) 活力創生課長。 ◎活力創生課長(森浩昭君) お答えをいたします。 今、議員からもお話が出ましたTSURUGAWAコーナにつきましても、公的の機関ではございません。その当時の厚生労働省の事業を使って、今、国東市の雇用促進協議会が安い安価な使用料をいただきながら経営をしているところでございます。ですから、公的な事業の対象になるかといいますと、それはもう今時点では、観光トイレぐらいしか市としましてはないかと思っています。観光トイレですと、行政が設置して、行政が維持管理するという位置づけになっていると聞いております。ですが、それは不特定多数の観光地があることが条件でございますので、今時点では、ちょっと公的な施設として扱いは難しかろうというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 森正二君。 ◆議員(森正二君) 分かりました。私のほうも、受益者負担が当然、今後設置する場合は伴うということで頭に置いて、この設置団体、特に西安岐お祭り保存会の方々とお話しをして、またそれでもやるという状況になれば、同一事業はできないでしょうが、何とか地域の要望ということで、また検討をしていただきたいと、このように思います。どうかよろしくお願いします。 以上をもちまして、私の全ての質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(野田忠治君) 以上で、8番、森正二君の一般質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(野田忠治君) 暫時休憩いたします。午前10時54分休憩………………………………………………………………………………午前11時00分再開 ○議長(野田忠治君) 休憩前に引き続き一般質問を続けます。 15番、丸小野宣康君。 ◆議員(丸小野宣康君) 15番、新風会、丸小野です。今回は、ジャンボタニシの駆除対策について、公職選挙の投票所について、それから国道並びに市道沿線の景観整備についての3点について質問いたします。 まず最初に、ジャンボタニシの駆除対策についてですが、この件につきましては、過去3回ほど質問いたしましたが、一向に市内のジャンボタニシの繁殖が抑えられておりません。異常繁殖が進んでいるので、再度質問いたしたいと思っております。 まず、繁殖の量、面積でございますが、並びに駆除の対策の現状についてということ、それと、市の取り組み状況、今後の駆除対策についてということでお聞きしたいと思います。 まず最初に、国東市内の繁殖状況についてと駆除対策の現状について質問いたします。よろしくお願いします。 ○議長(野田忠治君) 農政課長。 ◎農政課長(秋田克幸君) 15番、丸小野議員のご質問にお答えします。 ジャンボタニシの生息状況につきましては、国東市全域で340haを超えており、拡大傾向にあります。駆除対策としましては、多面的機能支払い交付金を活用し、駆除を行っている地域もありますが、基本的には農地の管理を行っている農家が戸別実施しているのが現状であります。 現在では、その生態もかなり分析をされており、被害の出ないような対応がなされています。 具体的には、苗を通常より大きいものにしたり、田植え後の水の管理により被害を最小限にとどめる工夫を行っています。 しかしながら、駆除となりますと、一農家が行うことには限界があるため、地域全体での取り組みが必要になります。現在、多面的機能支払交付金を活用して、市内で4地区が人力による駆除を実施しています。 以上でございます。 ○議長(野田忠治君) 丸小野宣康君。 ◆議員(丸小野宣康君) 現在、国東市で340haもの面積でジャンボタニシの繁殖が見られるということで、大変びっくりしております。そしてまた、各方面でいろいろと努力をしておるということは聞きましたが、全然その効果はあらわれてないのではないかと思っております。 そういうことで、私が思うのには、多面的支払いの関係もありますが、現在の高齢化をして、なかなか地域の方々がそういうことに取り組む力もございません。 そして、また広範囲に大変広く作っている方々は、何十haか多く作っている方は、なかなか手が届かなく、半分あきらめているような方もあり、その影響か全く関係ない普通の農家の方々の田んぼに入り、大変迷惑をしているのが現状です。 そういうことで、人力でとる場合は、中に入ってタニシを拾わなければいかない。そういうことで、その一方、農薬によって駆除をするという方法もお聞きしております。 そういうことで、この人力でジャンボタニシを拾って踏みつぶして駆除する方法、これについては、何か補助金というか、個人にしても何か補助金があるような多面的機能じゃなくて、例えばとりあえずちょっと極端な話ですが、1㎏当たり幾らかで市が買い上げるとか、そしてまた、農薬でもタニシの駆除に使う農薬に対して、補助金をあげるというような方法は考えられないのか。また、今後そのようなことについて検討する考えはないか、お伺いしたいと思います。 ○議長(野田忠治君) 農政課長。 ◎農政課長(秋田克幸君) お答えします。 タニシの買い取りですが、こちらにつきましては、先ほど私も申し上げましたように、駆除につきましては多面機能支払交付金事業というのを使って実施を推奨しております。これにつきましては、100%補助金ということで、10分の10の補助が出ております。 これを行いながら駆除を行っていただきたいという市の方針の中から、これでタニシを集めて、それを買い取るというのは補助金の二重払いというような形が考えられますので、現在のとこはそれについては考えておりません。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 丸小野宣康君。 ◆議員(丸小野宣康君) その多面的機能の事業で行われる場所はいいですけど、それ以外のとこの個人的な農地のことを私は言っております。 ○議長(野田忠治君) 農政課長。 ◎農政課長(秋田克幸君) お答えをいたします。 個人的な採取といいますか、駆除といいますか、とる分につきましても、特定が多面でした分とそれでない部分というのが、なかなか区別ができないというのが現状になろうかなというふうに思ってます。 それで、市としましては、そういう地域も多面的機能の交付金のほうを使用していただいて、事業を実施していただければなというふうな形で奨励をしているところでございます。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 丸小野宣康君。 ◆議員(丸小野宣康君) この多面的機能の関係の補助事業については、その地域につくっている方が、その多面的機能の組織に入ってない場合は、その水田はどうなるんですか。 ○議長(野田忠治君) 農政課長。 ◎農政課長(秋田克幸君) 多面的機能につきましては、その地域全体が一つのまとまりで入りますので、その中で入っている、入っていないという部分は、特には発生はしません。 ですから、1地域が一つの多面に入りまして、全体でやるというような形のほうになろうかなというふうに思っております。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 丸小野宣康君。 ◆議員(丸小野宣康君) その場合は、そんなら入ってない方の田んぼ、水田に入る場合は、その方の許可をもらわないとできないんですか、作業は。 ○議長(野田忠治君) 農政課長。 ◎農政課長(秋田克幸君) 多面的につきましては、基本的には所有者全部が入るというのが一つの原則になりますので、その多面が実施をする場合は、その土地に許可をとる、とらないというよりも、全員の総意で実施をするということですから、所有者の皆さんが今回こういう形でタニシの駆除をやろうというのであれば、それについては特に同意は必要ないかというふうに思っております。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 丸小野宣康君。 ◆議員(丸小野宣康君) 分かりました。中には、その水田の所有者が多面的機能に入ってない方がおりますので、聞いてみました。 それで、先ほど言ったこの農薬購入に対する助成というのは考えられませんか。 ○議長(野田忠治君) 農政課長。 ◎農政課長(秋田克幸君) お答えいたします。 農薬につきましては、先ほどちょっと申しましたように、大体市内全域で340haほどの生息が確認をされているところでございます。これを一度に農薬を散布するとなりますと、大変な量になります。 量もそうなんですけども、実際にジャンボタニシ以外の動植物への影響が考えられるんではないかなというふうに思ってます。 それから、その農薬が川を伝って海に流れた場合は、海産物への影響もかなり出るんではないかなというふうに考えておりますので、現時点では適当ではないというふうに考えております。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 丸小野宣康君。 ◆議員(丸小野宣康君) 分かりました。特に、前回も言ったんですが、私たちの地区は下流域にOYSTERの養殖場があります。そういう関係上、大変心配をしております。闇で農薬をやったりする可能性もあるし、その辺は市として確認とか、そういうことはしておるんですか、監視は。 ○議長(野田忠治君) 農政課長。 ◎農政課長(秋田克幸君) お答えをします。 農薬につきましては、許可してるといいますか、許可できておる、使っていい農薬っていうのがもう既にございます。これは、それぞれの農家さんが自分とこの田の中で使ってますので、1つの1枚、2枚の田を使う部分については、特に誓約はないというふうに思っております。 ただ、地域全体でするとか、広範囲になると農薬の量が多くなりますので、そこについてはやはり今後検討しながら実施をしていく必要があるのかなというふうに思っております。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 丸小野宣康君。 ◆議員(丸小野宣康君) では、今後市としてどのような指導を、この撲滅に対する指導、それから啓発等々行っていくのか。また、これまでにどのようなことで指導しているのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(野田忠治君) 農政課長。 ◎農政課長(秋田克幸君) お答えをいたします。 現在の状況でございますが、ジャンボタニシを駆除するには、今先ほどから何度か申しましたが、圃場だけではなくて用排水路を含めた広い範囲の駆除作業を実施する必要があるのかなというふうに思っております。 現在、国東市内では57地域が多面的機能支払い交付金事業に取り組んでいます。この事業の項目の中としまして生態系の保全活動があり、その中に外来種の駆除というものがあります。この事業を行うことで、地域全体の取り組みとしてのジャンボタニシ駆除が実施できると考えております。 具体的には、人力による駆除に対する賃金の支払いや、用排水路の泥上げ等の重機の使用料などがあります。この事業を活用することで、一定の成果を上げることができると考えておりますので、事業の説明会においてジャンボタニシの駆除について提案をしているとこでございます。 また、被害が拡大していると見られる国見地域においては、昨年12月に、区長文書により「冬場のジャンボタニシの防除について」のチラシを回覧をしております。 以上でございます。 ○議長(野田忠治君) 丸小野宣康君。 ◆議員(丸小野宣康君) じゃ、その指導のとおり現場では実施されているか、お聞きしたいと思います。 ○議長(野田忠治君) 農政課長。 ◎農政課長(秋田克幸君) お答えいたします。 現時点で、これは全部の農家さんで実施をしているということは、確認はしておりません。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 丸小野宣康君。 ◆議員(丸小野宣康君) 以前聞いたことがあるんですが、竹田津のほうで石灰窒素をやったら、ほぼ全滅したという話を聞いておりますが、この石灰窒素の散布についてはどう考えておりますか。 ○議長(野田忠治君) 農政課長。 ◎農政課長(秋田克幸君) お答えいたします。 駆除できます農薬につきましては、石灰窒素やスクミノンやスクミノンビートというような農薬が考えられるかというふうに思っております。 ただ、こちらの農薬を使うにしましては、専門的知識が必要だということで、振興局等の指導を仰ぎながら使っていただくということが一つの条件になろうかというふうに思っております。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 丸小野宣康君。 ◆議員(丸小野宣康君) それでは、今後そのように強く指導をして、農薬散布をして、このジャンボタニシの撲滅に努力をしていただきたいと思います。手おくれにもなっているような状況でございます。山は荒れ、農地が荒れるような現状が進んでいるので、十分力を入れて取り組んでいただきたいと思います。 もう一件だけ、最後その点についてお聞きしたいんですが、このジャンボタニシによって多くの被害が出た田んぼ等については、その水稲栽培に対する補助金等はどうなっているのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(野田忠治君) 農政課長。 ◎農政課長(秋田克幸君) お答えをいたします。 被害が大きいところといいますと、共済のほうに申請をして補助をいただくというような形になっておるんですけども、昨年度の共済の部分では、29年度が被害が出たということで共済に届け出があったものが、3筆の1.8haというふうになっております。 ただし、これにつきましては、共済のほうから被害が該当しないということで、共済の支払いは出ておりません。 ただ、議員がおっしゃるように、飼料米等については、ある程度の被害が拡大しているのではないかなというふうに私のほうも考えております。 これにつきましては、管理不良というような形のものが、ジャンボタニシの生息を大きくしているんではないかというふうに考えておりますので、本年度の国東市再生協議会の総会におきまして、本年度産からの飼料米については、収量払いの基本をしっかりと実施していくことが話し合われております。基本反収の下限収量150㎏を下回る者については、出荷実績を確認して支払いを行うというようなことを今回からとるような形を考えております。 こういうことで、飼料米につきましても、管理はしっかりとしていくというような形で、今後ジャンボタニシの生息のほうは減っていくんではないかなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 丸小野宣康君。 ◆議員(丸小野宣康君) ありがとうございます。栽培の方法についても、ご指導をお願いしたいと思います。 それでは、次、2番目の公職選挙の投票所について質問したいと思います。 国東市の今回実施された市議会議員選挙での有権者数並びに投票者数について、まず伺いたいと思っております。よろしくお願いします。 ○議長(野田忠治君) 選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(吉水良仲君) 丸小野議員の質問にお答えいたします。 4月7日告示された市議会議員選挙の投票有権者数及び投票者数の数であります。 有権者数につきましては、当日有権者数が2万4,711名、投票者数は1万7,474名ということになっています。 以上、お答えいたします。 ○議長(野田忠治君) 丸小野宣康君。 ◆議員(丸小野宣康君) ありがとうございます。現在、国東市の高齢化率は年を増すごとに増加しております。中でも、免許証を返納し、移動困難な高齢者や老健施設に入所して投票所に行けない方が多数おります。 そういうことで、先ほど言われた投票数という、1万7,474という数字をもう少し上げる、また投票率を上げる方法を考えたほうがいいんじゃないかと私は思っております。来年は3つ、あるいは4つの選挙が控えているようでございます。そういうことで、現在投票所は市内にありますが、この投票所の数を増やすか、または移動投票所の考えはないか、お伺いいたします。 ○議長(野田忠治君) 選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(吉水良仲君) 15番、丸小野議員のご質問にお答えいたします。 まず、投票率の向上についての策として、投票所の見直し、投票所の増設はという質問にお答えいたします。 現在、市内の投票所は、平成18年12月に選挙管理委員会において見直しを行い、平成19年3月4日執行の国東市長選挙以降、18投票所で執行しています。 合併当時、45カ所の投票所がありましたが、1投票所当りの有権者数が県内14市で最低であり、有権者に比較して投票所数が多いことや投票所経費の削減等を考慮し、合併当時の小学校区を基本として18カ所としています。 その際、投票率の低下を招かないようにということで、期日前投票所の充実(開設場所の増や時間の確保)や投票所の見直しについて、市民への周知を行っております。 投票率につきましては、投票所の見直し前から低下傾向にありましたが、いろいろな要因があると考えられます。しかし、見直し後も国、県平均と比較しても、高い投票率を維持しています。 近隣の杵築市と豊後高田市ともに現在18投票所であることなどからも、現時点で投票所の見直しについては考えておりません。 しかしながら、有権者数や高齢化率の推移、投票所となる公の施設の状況などについて、注意深く観察しながら、必要に応じて対策を講じてまいりたいと考えています。 移動投票所等の開設についてでありますが、移動投票所の開設につきましては、平成28年の参議院選挙において、全国で初めて島根県の浜田市が、車を使用した移動期日前投票所を実施しております。 これは、有権者が少なく立会人の選任が困難になってきた8投票所を統合したことによる代替案として実施されており、有権者数は151人に対して、この移動期日前投票所を利用された方が68人で、約45%でした。 移動投票所の実施につきましては、二重投票の防止などセキュリティー面での課題も多いものと考えており、実施については考えておりません。 ただ、今回市議会議員選挙におきまして、選挙管理委員会ではまず市民の方の政治参加を促したいということで、その動議づけとして選挙広報を発行させていただきました。 国東市初めての取り組みでありましたが、市民の皆さんに立候補者の意向をしっかりと伝えることができたというふうに考えています。 以上、お答えします。 ○議長(野田忠治君) 丸小野宣康君。 ◆議員(丸小野宣康君) 内容につきましては、分かりました。 しかしながら、年々進む高齢化、そしてまた免許証の返納ということで、なかなか行く方が減ってきております。近所の人に連れて行ってもらうことができる方はいいですけど、家庭で療養して動けない、また施設に入ってベットから起きられないというような方々も数多くおられますので、今後何らかの形でその対応について検討をしていただきたいと思います。 以上で、この質問については終わります。ありがとうございました。 3番目に、国道並びに市道沿線の景観整備について質問いたします。 国道213号線は、「別府湾岸・国東半島海辺の道」で、日本風景街道に認定していただいております。その概要としては、六郷満山と呼ばれる神仏集合の独特な仏教文化が伝わる各種歴史遺産だけではなく、独特な地形のため、朝日と夕日を楽しむことができる国東半島、また先般国東・高田地域が日本遺産にも認定されました。 そのような中、市内の国道や市道を通ってみると、このすばらしい景観を生かした施設整備が十分ではないと思われます。 一歩高田市に入ると、道路沿線の樹木を伐採して、海がよく見えるような景観になっております。また、観光施設も整備されております。 国東市内の奈良原と来浦の沿岸道路につきましては、姫島と伊予灘が一望できる風光明媚なところでございます。海から上がる朝日も、大変きれいに見えるところでございます。 しかしながら、国道横にパラペットが設置されており、全く乗用車では見えない状況になっております。これにつきましては、先輩の前議員がパラペットの撤去をしてほしいと議会で言ったことを思い出します。 そのようなことで、現在残されている旧国道跡、これは市道になるんですが、その周辺を整備して展望所をつくってはどうかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(野田忠治君) 建設課長。 ◎建設課長(栗林慎君) 15番、丸小野議員のご質問にお答えいたします。 国東半島沿岸から別府湾岸沿岸、沿線まで、そして佐賀関までの地域は、平成25年3月に「別府湾岸・国東半島海辺の道」として、国土交通省の日本風景街道に認定されております。 「せっかく認定されたのに、海の眺めが樹木で阻害されているところがある。伐採して整備してはどうか」とのことですが、国東市管内で国道213号沿線が主に該当すると思われますので、そういうところがありましたら、道路敷地内については大分県に伐採の要請をさせていただきます。 また、旧国道の払い下げなどで市道となった区間で、樹木により眺望が阻害されているところに、視点場、いわゆるビューポイントとして駐車スペースなどを設けることや眺望を阻害する民地の樹木を伐採することは、今のところ考えておりません。 以上でございます。 ○議長(野田忠治君) 丸小野宣康君。 ◆議員(丸小野宣康君) ただいまそういうことは全然考えていないということで話を伺いましたが、現在その市有地の管理も、そういうことではしないということですか。 ちょっと高台ですから、いざ何か津波とかあったときには、そこにも上がられる。そしてまた、朝日、それから姫島も一望できる大変いいところですので、そういうところを開発すれば、大変県外からの集客等々で大変有利なことになると思います。 また、移住してくる方々も、そういうところから姫島、そしてまた朝日を見るところを、大変感動しております。 私の近くに東京のほうから移住してきた方が民泊をしているんですが、その方々はSNS等を使って、都会の移住希望者にそういう景色を送ったりしており、そこには多くの移住希望者が来ております。 そういう方には、その方が長瀬のほうに、姫島の見えるところに連れて行ったり、不動山のゴームリー像のとこに、展望のいいところに連れて行ったり、いろいろ努力をしており、移住者の定住にもつながっております。 そういうことで、今言ったなりもそういうことを考えてないという、大変私ショックですが、それ以外に向田海岸、ここも朝日が見える場所で、以前は福岡方面から多くの方が初日の出を拝みに来ておりました。 そういうことで、現在は少子化が進む中でしょう。キャンプ、海水浴に来る方が年々減ってきております。そういうことで、あそこも小さいオートキャンプ場でもしたりして開発する、それからまた、小熊毛から小江、長瀬を通って岐部に抜ける道、そしてまた竹田津から高島を通って長崎鼻、そして香々地に抜ける道、この道に道路に名前をつけて、そしてまた国道に看板をつけて、そういうところに県外の方々が入り込みやすい、そういうことをすると、まだまだこの国東市内の海岸線、沿岸のことがよく知れて移住者の増、そしてまた観光客の集客に大変寄与するものと思っております。 そういうことで、この地域は先ほど言ったように、別府湾から国東半島海辺の道ということで、日本風景街道に認定しております。逆に、その名前が泣くような気がします。いきなり市道の管理もしない、樹木を切らないというようなことで、その現場に1回行ったことがありますか。 ○議長(野田忠治君) 三河市長。 ◎市長(三河明史君) いろいろとご提言をいただきまして、大変ありがとうございます。沿線は非常に長いんで、サイクリングロードのとこ通って、私は朝ウォーキングで歩くんですけども、そのサイクリングロードの護岸、海側ですね、この辺もかなり木が生えてきておるわけです。これは県の管理なんで、県のほうに要望もするんですが、なかなか全然切ってくれない。サイクリングロードとしてなかなか自転車も通りにくい状況になっている。 人の方だけでなく、うちの市道の関係もやはり木が伸びたりしとることが多いわけでありますけども、ただあちらもこちらもってなかなかできないんで、当面今力を入れておるのは、ちょっと議員がおっしゃったことと多少ずれるかもしれませんけども、国見の権現崎から海浜公園ですね、あの付近がもうちょっと整備したいと。 この前連携協定を結んだモンベルの辰野会長が、5月4日にちょっとお見えになりまして、時間はなかったんですけども、あの付近海浜公園にお会いをして、あのとき案内したわけですけども、ちょうど権現崎のキャンプ場には、結構お客さんが来てキャンプをしておりましたけども、モンベルさんもそういったいろんな提言をされるようでありますので、力を借りながらあの付近一帯をもうちょっと人が集まることできないかと。 いつまでも長崎鼻に負けてるわけいきませんので、何とか頑張りたいと思いますし、それから黒津崎の海岸ですね、あそこも今花を植えたり、少しずつ準備を進めて、一遍にできませんけども、何年か計画で整備をしていきたいと思ってますので、沿線は全部木を切れっていうのは、なかなか大変。切ってもすぐまた伸びますので、管理はできないんですけども、県にも県の分は要請をしておりますし、我々も努力をしないといけないんですけども、その当面2カ所を中心にお客さんが来たり、休んだり、遊ぶ場所にできないかと考えているところであります。 ○議長(野田忠治君) 丸小野宣康君。 ◆議員(丸小野宣康君) はい、ありがとうございました。 しかしながら、ここ国東市には大変風光明媚な箇所がたくさんあります。そういうことがあるにもかかわらず、市外の方々はただ国道を通るだけで案内標識も不十分であり、そのいいところに進み込めることができません。 そういうことで、先ほど言ったように、その2つの道路も将来的には名前をつけて、沿岸の道路に名前をつけて、姫島が見える、高島が見える、朝日が見える、そういうことを市外の方々に知らせていただきたいと思います。 高田は、夕日で頑張っております。国東市は朝日で頑張っていただきたいと思っております。 次に、国道並びに市道沿線に覆いかぶさった樹木の管理についてお聞きしたいと思います。 これにつきましては、国道が主ですので、市のほうから県のほうにお願いしていただきたいと思うんですが、まずトンネル入り口の上部、これにつきましては、大変木が大きくなってきております。景観も悪いし、これは将来的に木は大きくなるのを待ってくれません。年々大きくなります。大きな大雨、それから台風等で揺さぶられると、トンネル入り口だけではありません。道路の高いがけの上の大きな木は揺さぶられて、土砂崩れ等々を引き起こします。 そういうことで、県外では最近道路に土砂が落ちて、1人の教員ですか、この方が車ごと襲われてなくなった事案も発生しております。この国東市内の道路も、そういう危険なところがたくさんあります。国道、県道、市道、そのようなところがありますので、早目にそういう危険なところの樹木伐採等々について、早目に処理していただきたいと思っております。大きくなればなるほど、その作業できません。 特に、オレンジ道路については、雨のときはちょっとした車は通られません。センターラインを越えて通らないと通れないような状況です。そういうことになると、また正面衝突事故も発生をいたします。毎回言うんですが、なかなかその樹木は伸び放題で、管理されておりません。土砂崩れの心配等々、大変危険な状況になってきております。 特に、カーブにつきましては、カーブミラーがもう見えないようなカーブミラー、また標識が見えないように木が茂っております。特に、向田からオレンジロードに出る道路、これは市道ですが、もうカーブミラーは各カーブにあるんですが、全くその機能を果たしておりません。1回でもあそこを通ったことはありますか、担当者は。 ○議長(野田忠治君) 建設課長。
    ◎建設課長(栗林慎君) オレンジ等の幹線道路につきましては、何度か通行をしております。 以上でございます。 ○議長(野田忠治君) 丸小野宣康君。 ◆議員(丸小野宣康君) だから、オレンジロードに出る道路を通ったことはありますか。 ○議長(野田忠治君) 建設課長。 ◎建設課長(栗林慎君) 向田からオレンジに行く道については、通ったことはございません。 ○議長(野田忠治君) 丸小野宣康君。 ◆議員(丸小野宣康君) 市道管理はあそこだけじゃなく、市内の市の職員多数おります。誰かが通ったことがあると思いますが、そういう方々の情報も入れて、市道全般の維持管理をしていただきたいと思います。 何か事故があったときには、すぐ市のほうに損害賠償等々発生します。その辺についてお願いしたいと思いますが、月に1回、1カ月に1回、あるいは2カ月に1回ぐらい、市道全体の巡回して、その状況を確認するというようなことは考えておりませんか。 ○議長(野田忠治君) 建設課長。 ◎建設課長(栗林慎君) 市内の幹線道路につきまして、特にオレンジにつきましては、雨、暴風、もしくは台風、あと大雪等の事象が発生した後に、各係員が巡視をしているという状況で、定期的に巡視をするというような予定にはしておりません。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 丸小野宣康君。 ◆議員(丸小野宣康君) 特に悪いところがありますということで、定期的に巡回して側溝の状態、それから樹木の状態等々を見ていただきたいと思います。 それから、これについても国の国道のことですが、現在この市内の213号を通ると、あちらこちらの歩道等が草だらけになっております。先般も土木事務所の所長に出会って言ったんですが、草刈りの回数をふやしていただいて、この国道が日本風景街道になっておる関係上、大変悲しく道路の周辺が見られます。 特に、伊美から道の駅くにみに来るトンネルの両サイドについては、もう草ぼうぼうで見る面影もありません。観光客はギャラリー通りから道の駅まで歩いて来る方々もおりますが、大変景色が悪く、草ぼうぼうで残念でなりません。 できるだけ早目にこの国道沿線の草刈り作業については、お願いしたいと思っておりますし、国道の、のり面の草刈り、これについても上から、国道端から1mだけ切る、下のほうは全然切らないということで、全て地元の方々が切っております。もう高齢化して、危険な方々でもそういうところに上がって切っております。大変心配しているところでございます。 1年か2年に一回ぐらいは、一番下の国道を管理する国の土地の方々が、一番下まで切って維持管理をしていただきたいと思いますが、その点について市のほうから県のほうに強く要望というか、していただきたいんですが、その考えはありますか。 ○議長(野田忠治君) 建設課長。 ◎建設課長(栗林慎君) うちのほうも県のほうとは国、県道の道路敷地の草、樹木についてのご要望は、その都度させていただいておりますし、地元のほうからいろんなご要望があったときには、進達をしてございます。 ただ、道路管理者として県のほうが言われるのは、道路敷地にある樹木の中で、通行に阻害しない部分、通常路面上ですと、空間4.5mの空間、歩道ですと2.5mの上空の空間ということ、それ以外のとこで木が茂った分については、施設の管理上、強風とかで盛り土部分が傷めたり、道路構造物を傷めるようなケースが多い場合には切るんですけど、早急に危険がないというようなところについては、なかなか市からの要望を実行していただけないというような状況がございます。 今議員がおっしゃいますように、いま一度うちのほうもいろんな地区でご要望があった場合には、県のほうに強く要望していきたいと思います。 ○議長(野田忠治君) 丸小野宣康君。 ◆議員(丸小野宣康君) ありがとうございます。これから梅雨の時期、それからまた台風の時期になります。先ほど言った沿線の樹木は、大変大きくなっております。いつどのような事故が発生するかわからないような状態になっておりますので、そういうことのないように、前もって処理をしていただきたいと思っております。 国東六郷満山の1300年、それからまた、ラグビーの大会、それからまた日本遺産ということで、多くの方々が市外、県外から訪れるようになります。そういう方々がこの国道、市道、県道を通ってみて、笑われないような状況にしていただきたいと思います。終わります。 ○議長(野田忠治君) 以上で、15番、丸小野宣康君の一般質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(野田忠治君) 暫時休憩いたします。午前11時45分休憩………………………………………………………………………………午後1時00分再開 ○議長(野田忠治君) 再開いたします。 休憩前に引き続き、一般質問を続けます。 4番、石川泰也君。 ◆議員(石川泰也君) 4番、石川泰也です。私は、今回、大きく3点について質問をしようと思っております。 まず第一に、大規模災害の対応策についてということであります。 前回、同趣旨の質問をしたのが、平成28年、熊本地震の直後でありました。6月議会でありました。その後、災害現場や避難所の生々しい状況が伝わってきました。そうするうちに、昨年では九州北部豪雨がありまして、今回、私は年度初めということもありますので、再度、大災害の対策ということの確認の意味を込めまして質問をしたいと思います。小さく1、2について質問いたします。 まず、流通備蓄として国東市と地元商店との提携契約の現在の状況はということであります。 平成28年6月の質問の回答では、国東市が契約しているのが、コメリ、石油商業組合、LPガス協会ということでありました。そして、大分県が直接契約をしておるのが、マルショク、ローソン、それからほか20社という回答でありました。あらゆるものの準備を想定して、提携契約というのは、契約を結ぶだけでストックを自分のところでストックを持つわけではないので、非常に有利ではないかと思うんですが、それについて現在の状況をお聞きしたいと思います。 次に、2つ目として、2次避難所への毛布の備蓄はできないかということであります。 以上、まず2点についてお聞きします。 ○議長(野田忠治君) 総務課長。 ◎総務課長(吉水良仲君) 4番、石川議員の質問にお答えします。 まず、地元商店等との連携契約の現在の状況ということであります。 非常時における生活必需物資等の備蓄に係る地元商店との連携契約については、議員がおっしゃられましたとおり、大分県の地域防災計画に基づき、県全体で連携して確保することとしています。 県下共通の考え方としまして、まず自助・共助の部分で3分の1、それから市・県の部分で3分の1、そして残り3分の1につきましては、大分県が生活必需品取扱業者などと供給に関する協定を結び、流通備蓄として確保して、することとしています。 具体的には、先ほど議員から発言がありましたとおり、マルショクやローソンなど、約11社と連携協定を結んでいますし、市もコメリ、石油商業組合、LPガス協議会と連携協定を結んだ中で、流通備蓄としての確保に努めています。 そして、地元商店と連携契約についてでありますが、災害に対する危機管理意識の共有を図るという考え方の中で、考え方も考えられますが、国東市が被災している以上、地元商店等も被災していると思われますので、大規模災害対応策として、地元商店との連携契約については、まだ結んでいる状況にはありません。 続いて、2次避難所への毛布等の備蓄の状況でありますが、大規模災害時の備えとして、被災者が最低限必要とする主食、副食、飲料水、毛布等の主要4品目、具体的には、主食、副食のアルファ米8,400食、缶詰8,560食、飲料水8,520Lについては、本庁、武蔵総合支所に備蓄をしている状況であります。本年度中に総合支所の建てかえ等が完了しますので、本庁、各総合支所の4カ所に分散して備蓄する予定としています。 また、主要品目の毛布1,264枚、そして発電機等の防災用資材、防災マット等の避難所用品につきましては、既に本庁、各総合支所の4カ所に分散して備蓄しています。 以上、お答えします。 ○議長(野田忠治君) 石川泰也君。 ◆議員(石川泰也君) 地元商店等の提携契約については、前回質問をした平成28年のときと、ほとんど変わっていないというようなことだと思います。 地元商店、それから大分県を通して契約を結んでいるところと、契約というんだから契約書を取り交わしているんでしょうけど、それプラス、どんなその情報交換とかコミュニケーション、災害時のそういうのを準備しているのかというのをお聞きしたいと思います。 ○議長(野田忠治君) 総務課長。 ◎総務課長(吉水良仲君) お答えいたします。 具体的に大規模災害が起き、その対応になったときには、流通備蓄としての部分で、3分の1を市内避難所、もしくは被災地に送り込みをしていただくという優先的な連携協定になっています。 その情報公開につきましては、災害対策本部等で指揮命令系統が作られ、その体制の中で連絡しながら、優先的に配分をされるという形になっています。 ○議長(野田忠治君) 石川泰也君。 ◆議員(石川泰也君) 私が、熊本地震のときに阿蘇で被災された方に直接聞いたことなんですが、その内容が、揺れは想像を絶するような揺れで、すぐに停電になり、その揺れで家の中の人間と家具が一緒に、右の壁、左の壁に一緒に打ちつけられるような揺れが数分間続いたようにあると言っておりました。 そして、そのまま着のみ着のままで避難所とされる廃校になった小学校に、その方は介護者、介護をする両親を持っちょったんですけど、その両親と一緒に廃校になった小学校に避難して、それこそ着のみ着のままで避難して、4月の阿蘇はまだ非常に寒いんですが、朝まで毛布一枚届かなかったそうです。 そして、そうなんですかと言っても、その方は、それはもう仕方ないです。市役所も市の職員もみんな一緒に被災されているんですから、それは仕方ないんですちゅうような感じで、私のほうに弁解というか、理由を言っておられました。 そして、その夜中、停電した寒さの中、避難所にもガス漏れとかでガスが充満しておって、火もおこせない、火はおこせないというか、至るところに家屋が壊れておりますので、その下に、瓦れきの下に人がおるので、火をたいて火事でも起こしたら大変だということで、火もおこせない。寒さの中で一晩過ごしたそうです。それで、その暗闇の中で懐中電灯でけが人の治療をしたそうであります。そして、中には、瓦れきの下にいる友達を探したいがために、夜明けまで、のこぎりを探して回るような人もおったそうです。 災害に対しては、いろいろなパターンがあると思うんですが、災害対策本部を設置するまでの、災害が起きてすぐ暴風雨とかで警報が出たりすればそうですけど、地震とかで災害が起きて災害対策本部を設置するまでの時間の中は、やっぱりよく言いますその自助・共助の中でそれぞれ助け合っていくんですが、その中で、どれだけ地元商店の人とコミュニケーションをとって、日ごろから情報交換して、懐中電灯だ、水だ、電池だ、カセットコンロだとか、そういうのを調達できれば一番いいんじゃないかと思っております。 それを、市で日ごろから買って準備するなんかいうのは、到底それができることではないし、予算もたくさんかかるので、1件でも多くそういう提携契約を結んで、日ごろから情報交換をして、さっと、なったときには、あそこに行けば何がある、ここに行けば何があるというような準備をしておくのがいいんじゃないかと思います。 先ほど、発電機をと言いましたけど、国東市には、多くのしいたけ作りの人がおります。しいたけ作りの人の家に行けば、整備された発電機、それから50mぐらいのコードリールは、いつも倉庫の中には準備されております。そういうその被害が遭った、災害が遭ったところの情報で、何が必要になるのかというようなものをリストアップして、どうすればいいのかというようなことが必要じゃないかなと思うんですが、流通備蓄として地元商店との契約、これを増やしていただきたいと思います。どうでしょうか。 ○議長(野田忠治君) 総務課長。 ◎総務課長(吉水良仲君) お答えさせていただきます。 災害を受けた後、被災の状態の中で、どう市民の生命と財産を守るかという部分にもなってこようと思いますが、まず一つは、災害で想定されますのが、風雨による災害、それから地震、津波の災害ということになろうかと思います。 市のほうで大きく二つの考え方を持っていまして、風雨等に関する災害につきましては、事前の情報取得が、市民の皆様も含めてマスコミ等いろいろなところで情報取得ができるだろうということで、行政区の区長さん、それから防災士の皆さんにも、警報なり発令が出る前に、事前に地域の中の防災士、それから自主防災組織の中で、どういう対応をとるということで動いていただきたいということを、昨年もお願いをしました。 今年、第1回の区長会の中でも、自主運営になる1次避難所、それから市が開設する2次避難所、その部分につきましても、こういう意味合いで設置をしますのでということをお知らせをしてきたところです。 議員の言われるとおり、いろいろな部分で被災に向けての準備を個々にしてもらいたいというふうに思いますが、先ほど答弁しましたとおり、自主、共助の中で自分たちがどういうものをそろえるべきなのか、備蓄するべきなのかというのは、個々で考えてもいただきたいというふうに思いますし、市内の商店でも、防災キット等の販売もされているのも私も確認をしています。 そういった部分で、自助の部分で準備していただくこと、それから共助の部分で地域で準備するもの、それから市のほうが設営します2次避難所、ここにつきましては、市が食料から毛布等宿泊、長期滞在ができる形で設営をいたしますので、その部分につきましては、長期滞在できるような形の避難所ということになります。熊本のときのように、この2次避難所が、いずれは長期の避難所となっていきますので、最終的には行政区による自主運営という形になろうかと思います。そういった部分につきましても、社会福祉協議会と情報交換しながら、どういった形で自主運営する、マニュアル等を作りながら準備をしているところでありますし、中身の充実もこれからしていくべきだというふうに考えています。 まずもって、自分の命を守るということ、それから地域の中で、区長さん、それから防災士の皆さんと、自主防災組織の中で検討していただきたいというふうに考えています。市のほうもそういった部分につきまして、講師等の派遣の準備もできていますので、積極的にお問い合わせをいただきたいというふうに思います。 先ほど来ありました地元商店との連携につきましては、ただ、市が独占的に商品を押さえてしまうと、市民一般の皆様の消費活動にもどうなのかという部分もありますので、被災したときには、全ての皆さんが協力体制の中で、生きるすべを見出していくという方向でご協力をいただければというふうに考えています。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 石川泰也君。 ◆議員(石川泰也君) 私がお願いしたことと、何かちょっと回答が違うような気がするんですが、それでも自助・共助の分ですが、区長、防災士、消防団、それはもう災害のときは、自主的にそれは動くと思いますが、冷静に有効ある活動というか、冷静に動くためには、日ごろからの準備、情報交換、それから、けさ、朝の質問でありましたように、太陽光の基礎知識云々というのがありましたように、知識、情報交換、それが一番必要だと思います。 それから、3番目の質問に入ります。 緊急支援活動のためにオレンジ道路等の道路案内、看板設置はできないかということです。これも平成28年の6月の一般質問でしました。熊本の地震の話ばっかりをして悪いんですが、熊本も57号線が全面通行止めになったときに、ちょっと迂回路になりますけど、山道のほうになりますけど、県道を主として使って、生活道路として使っておりました。 先ほど、毛布、それから防災用品を4支所にこれから分けるということです。それで、結局4支所から、いざというときに各避難所に運ぶんだと思いますけど、オレンジ道路というのが、非常な海岸線の国道に次ぐ重要な道になると思うんですが、例えば、国見の熊毛、小熊毛、向田、この谷を降りたらどこに行く、国道が使えないとき、ちょっと誰か持って行ってくれないかちゅうようなときに、オレンジ道路を使うと思うんですけど、そのときに、そう高価なものじゃなくてもいいから、ここを降りたらどこの谷に、どこの集落に出るというようなのがあったほうがいいんではないかなと思いますので、この質問をしました。お願いします。 ○議長(野田忠治君) 総務課長。 ◎総務課長(吉水良仲君) 石川議員の質問にお答えします。 まず、オレンジ道路の活用についてでありますが、私どもも市の道路状況を見ると、中山間部にオレンジ道路があり、それが串刺しの状態で各谷を連結しているというふうに考えています。災害時には、バイパス機能をうまく果たすことができれば、その後の支援活動について有効的な幹線になろうと思いますが、被災時の対応になったときに支援を行う場所、2次避難所、それから地域の孤立した集落等に職員派遣、物資の輸送等を行う場合には、そこを目標として計画的な準備をしながら市内支援品の配布を行うということになりますので、そこで看板がどうこうという話には、なかなかなりづらいのかなというふうに思っています。 現在でも、全然ないという状況ではありませんし、本当に必要なものがあれば、また市のほうも建設課等とも協議しながら、どの場所にどういうものが必要かというのは検討はしますが、現時点でその必要性が最優先課題かということになりますと、優先順位が下がるのかなという気がしています。体制整備と地域支援の方策をしっかりとやっていきたいというふうに考えています。 ○議長(野田忠治君) 石川泰也君。 ◆議員(石川泰也君) 私の、優先順位1番じゃなくてもするべきだと思いますので、この質問をしたんですが、例えば、総務課長は安岐ですから、例えばオレンジから堅来の谷とか向こう、先ほど言った熊毛とか、オレンジをどの降りたら行くとかいうのは分からないと思いますし、国見の人は、じゃあ安岐方面に行って、これを上がったら七郎の区があるとか、ここを上がったら橋上の集落があるとか、そういうのを全部一遍にというのは無理かもしれませんが、徐々にでもしようかとかいう回答なら私も納得するんですけど、全くする必要を感じないというようですから、それはもう私と総務課長の見解の違いですから、これはどうしようもないんですが、私は必要だと思いますので、もしこれが必要じゃないかなと思う人がほかにいらっしゃったら、そういう意見をまた職員の中で出していってもらいたいと思います。私は必要だと思っております。 ○議長(野田忠治君) 総務課長。 ◎総務課長(吉水良仲君) お答えさせていただきます。 全て必要ないとかいう、優先順位が低過ぎるとかそういう話ではなくて、被災した場面の支援については、市のほうは計画的に物資の配付・配送をしていくということになりますので、基本的には地理に詳しい者を配置しながら、その場所に支援が届くような形で準備をするということであります。 ただ、議員が言われるとおり、その何らかの看板が必要な部分もあるというようであれば、また内部では協議をさせていただくということであります。 ○議長(野田忠治君) 石川泰也君。 ◆議員(石川泰也君) 2次避難所に毛布等を準備することは無理だということなんで、それは、衛生管理だとか安全に保管することができないところもありますから、それは無理だと思います。だから、そこに運ぶための経路ということで非常に大切だと思いますので、協議をお願いしたいと思います。以上です。 続きまして、2番目の質問に入ります。 職員勤務評定等評価結果に対する研修についてであります。 まず、職員勤務評定により低評価だった者、また不祥事を起こした者に対する研修は、どのように行われているかということであります。 勤務評定については、前回、今回を含めて3回目であります。人事効果、人事評価について、これはどういう使い方をするのかということで、人事異動の参考や役職級への登用に参考にするという回答がありましたが、まず私は、人事評価については、この低評価だった者を改善させる、ただすという研修が必要ではないかと思いますが、それについてお聞きをしたいと思います。 ○議長(野田忠治君) 総務課長。 ◎総務課長(吉水良仲君) 4番、石川議員の質問にお答えします。 現在、職員の評価につきましては、勤務評定ではなく、人事評価として制度を運用しております。人事評価が低評価だった職員については、所属長による面談の中で自己評価に対して、業務に取り組む姿勢や意識の改革、自己啓発につながるような指導を実施しています。 評価内容もさまざまであるため、面談の上、業務遂行上、職員に足りない能力等があれば、必要に応じて大分県自治人材育成センターが主催する職務能力向上研修や行政実務研修に参加させ、職員の能力向上に努めています。 また、不祥事を起こした職員に対する対応については、不祥事の当事者である職員本人への処分は当然ですが、服務規律の保持は市役所全体の問題でありますので、再発防止を主眼に全職員へ周知徹底を図っています。 以上、お答えといたします。 ○議長(野田忠治君) 石川泰也君。 ◆議員(石川泰也君) ありがとうございます。前回質問したときに、低評価だったところを改善させるというような意味で、内容で人事評価をしているということが聞こえてこなかったような気がしたもので、この質問をしました。 それぞれの課で仕事をするためには、協調性を持ってチームワークで仕事をするのが一番大事なところだと思うんですが、その中で、言うべきことは言う、するべきことはする、そして職員間でも厳しく指摘しながら仕事をするというのが、一番必要なことだと思っておりますので、低評価は低評価で、また不祥事は不祥事で厳しく課内で指摘し合って、足並みをそろえて仕事をして、その中でチームワークを持って仕事をするというのが一番ベストだと思っておりますので、この研修については、必ず厳しくやってもらいたいと思います。 そして、次の質問に入ります。 行政主催の研修会だけではなく、民間企業への実地研修は行われないのかということであります。 以前、市長からも民間企業の研修は重要である。増やしていきたいというようなことも、この議場で聞いたような気がします。 それから、昨年度から新規採用の職員に社会人枠というのを設けて、この設けたのは、民間企業で培った経営感覚や企画力を市政に生かしてもらいたいという回答でしたが、国東市職員にないもの、民間企業の風を入れたいというのが目的ではないかなと思いますので、それなら民間企業に、民間企業のする研修に行くんではなくて、民間企業に入って一緒に仕事をして、実地研修といいますか、それを味わうというようなそういう研修も必要じゃないかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(野田忠治君) 総務課長。 ◎総務課長(吉水良仲君) 質問にお答えいたします。 国東市人材育成の基本方針というのを市のほうは持っています。基本的な考え方の中に目指すべき職員像として、市民感覚を持ち、市民の目線に立って行動する職員。常に問題意識を持ち、新たな課題に挑戦する職員。経営感覚にすぐれ、コスト意識・プロ意識の高い職員。それから広い視野を持ち、速やかで柔軟な対応ができる職員。自己啓発意識が高く、積極的な職員ということで、職員のあるべき姿を方針として打ち出しています。 こういった職員を育成するために具体的な取り組みとして、各種の職員研修を実施してきており、民間企業への実地研修は、接客業務や効率的な業務運営を学ぶことを目的として、平成23年、平成24年に実施いたしました。しかしながら、短期間(5日間)の研修でありましたので、短期間での研修では、それらの研修目的を達成することが難しかったため、25年以降、見合わせております。 現在は、大分県と県内市町村が共同で設置しています公益財団法人大分県自治人材育成センターで行われる各種研修へ参加することで、職員の能力向上を図っています。さらには、大分県庁や大分県建設技術センター、大分県立埋蔵文化センター、B&G財団などの他団体への長期派遣研修を積極的に活用して、より実務的なことが学べる研修へシフトしています。 ほかにも、市町村中央研修所や全国市町村国際文化研修所、及び日本経営協会が行う研修にも参加させておりますし、通信講座による自己啓発を支援する取り組みも行っているところです。今後も必要に応じた研修を実施し、職員の能力向上に努めたいと考えています。 ○議長(野田忠治君) 石川泰也君。 ◆議員(石川泰也君) これ以上、民間企業への研修とかいうのは、しないということでしょうか。 ○議長(野田忠治君) 三河市長。 ◎市長(三河明史君) 今、総務課長がお話した中で、大分県におられますけれども、今、大分県の大阪事務所に1名行っております。これは企業誘致のためのですね。第一線で県の職員と一緒に企業誘致で行ってもらうということで、2年間ということで、今、2年目になりますけど、行っております。 それから、医療政策課にですね。今、県からうちに課長が1人来ておりますけど、若い職員を今、政策課に1名やっています。それから県立技術センターに、それはもう土木なんかの専門のところに、そこに1名やっていますので。 余裕があれば、本当はまだもうちょっと県に出したいし、民間にも出したいんですけれども、なかなか、とにかくその採用をするときに、例えば10人、今年は欠員が出たので採用したいという試験をしますね。そのとき、私はいつも12、13人はとって、余裕が出た人を民間でも県でも国でも研修に出したいと思っているんですけれども、なかなかそこまでの、言い方を何といいますかね、受験のその合格ラインの数がそこまでいかない。もっと余裕を持ってとりたいんだけど、だから残念ながら、10人のときに12、13人とりたいと思っても、そうはいかないので、研修に出す人も、もうぎりぎり職員の中、各配置したそれがいっぱいいっぱいになってしまって、なかなか思うとおり行けないのが現状です。余裕ができれば民間にも選んで出したいとは思っております。 ○議長(野田忠治君) 石川泰也君。 ◆議員(石川泰也君) 今、市長が言われたのは、ひょっとして合格ラインにいかない人がいるちゅうことですか。(発言する声あり)これはどう言ったんですか。(「違う違う」と呼ぶ声あり) ○議長(野田忠治君) 三河市長。 ◎市長(三河明史君) 例えば、10人の職員がやめますね。次は、その10人が足りなくなるから、次にまた一般事務に10人採用するわけ、募集してですね。そうすると、10人とったら10人入れば、ちょうどいいんですけれども、もし余裕があれば、12、13人ぐらいをとって、その人たちを採用した後に、その研修には出したい。その人たちじゃなくて、その今おる職員ですね。 その職員、多少余裕ができますから出したいんですけれども、なかなかそれが10人ほしい時に、12、13まで合格ラインを下げられないちゅうますかね、どう言えば。それ以上とるとちょっと合格させづらいなというのがあるので、なかなか思う通りの余裕ができていけない、こないんですね。または、そういう研修に出したいとはいつも思っております。民間も県もあるいは国も、余裕があったら出したいとそういつも思っているところです。 ○議長(野田忠治君) 石川泰也君。 ◆議員(石川泰也君) ちょっと話は変わるんですけど、以前、国東市の受験をしやすいように、受験の時期を10月とか11月、発表が12月にするようなことじゃなくて、もっと夏休みとか民間企業の採用をする時期、もっと早く試験をしたほうが優秀な人材が集まるんじゃないですかと自分が提案したときに、いや、そういうことはない、今回も何人に対して100何人の人が受験していますよちゅうようなことを答弁であったんで、何か今のとはちょっと、優秀な人材がたくさん受験しよったとこっちは思っていますので。(発言する声あり)いいです。いいです。本当ちょっと調子が狂ったかなと思っています。 それと、今、再任用とかの人材がおるうちに、再任用制度があるうちに、そういうことをどんどん、人材がいないならいないほど、そういう感じでどこかへ出して鍛えたほうが、一般の職員も出して鍛えたほうがいいんじゃないかなと思うので、この質問をしました。はい。是非できればそうしてもらいたいと思います。 ○議長(野田忠治君) 総務課長。 ◎総務課長(吉水良仲君) ここ昨今の試験の応募者の数と現実的な部分をちょっとお話しておきたいと思います。 平成29年度から、試験採用の試験テストを3次試験まで増やしました。2次試験の制度で行っていたんですが、3次試験としました。1次が筆記試験、2次が集団面接、それから3次が個別面接という形に変更しました。これは、なぜ3次試験制にしたかというと、皆さんご存じのとおり、公務員学校だとか、ビジネス学校だとか、そういうところで公務員を目指す生徒さんたちの受験の場をということで、市も年間スケジュール、8月ごろに応募をしながら試験をしていくんですが、多くの人が受験されます。議員が言われるとおり、140名を超える人たちが募集しますし、受験をします。 ただ、最終的に国東市で、公務員、市役所の職員として目指す人たちが、その中が全てかというと、そういうわけではありません。結果を重んじる学校も中にはあって、都合がつけば受けてくださいという形で、国東市じゃなくても、公務員試験の形で受けることが目的の人たちが多く存在します。 そういう部分を市が求める職員をうまく採用しようということで、2次試験の集団面接を入れたことによって、昨年度も1次試験の合格者から2次試験への応募者はぐっと減りました。いわゆるペーパーテストだけを受けようという職員が減ったということです。残った受験生たちは、国東市で自分のスキルを生かしながら、永久就職の場として市役所を選んだ職員たちになっている。 その中で、2次試験、3次試験を行っていくわけですが、市長が先ほど言われましたとおり、欠員に対して、プラスアルファの人員を合格できるような形で準備をして、このレベルであれば大丈夫だろうという部分を点数によって合格とするわけですが、現実的に、じゃあ市役所に就職という形になるかというと、欠員が出ます。いわゆる早い時期に試験をしても、おそい時期に試験をしても、合格通知をもらった人は、自分の希望をするところを目指すものですから、国東市役所にという人と、また他市だとか、県だとか、県外の国とか、そういったところの試験も受けたりもしていますから、結果的には、国東市、余分を持って合格通知を出したつもりですが、4月の時点で数が足りないという状況が発生しているというのが、ここ2年ほどの状況であります。 受験のやり方を、3次試験という形にしたんですが、もう少し人数的な部分だとか、そういったところも加味しながら、優秀な職員を数多く採用しようという方向で検討を重ねることにしています。 ○議長(野田忠治君) 石川泰也君。 ◆議員(石川泰也君) わかりました。私も35年前、国東町役場を受けまして、落ちましたので、非常にお話を聞くと心が痛いんですが、おかげをもちまして、あちこちの民間企業にも行っていろいろな経験をして、そのおかげでいろいろ勉強することができました。 一番大事なのは、ああ、いいですよ、民間企業でも行って勉強してきますよというような気持ち、それが国東市の職員に一番必要じゃないかなと思うので、できれば、よろしくお願いします。 続きまして、3番目の質問に入りたいと思います。 国指定名勝に申請中である文殊耶馬についてであります。 文殊耶馬、文珠仙寺の周りの渓谷を、通称文殊耶馬として国指定名勝となった場合の国東市、また地元への効果は、ということを聞きたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(野田忠治君) 文化財課長。 ◎文化財課長(吉田隆一君) 4番、石川議員のご質問にお答えいたします。 「百聞は一見にしかず」という言葉がありますので、私、ちょっと説明のためにパネルを用意してきましたので、使わさせていただきたいと思います。 石川議員のここはふるさとでもありますけれども、まずは、これが今年の4月に公開したんですけれども、文珠仙寺が持っている「紙本著色文殊仙境内図」というものでございます。まさしくこれが、文殊耶馬の景観が全ておさまっているという絵でございます。江戸時代1700年代の書かれた絵でございます。これが今回の指定のほぼ区域かなと私は思っております。 そして、もう一枚お見せしたいのがこれでございます。これが2年前の、空撮で撮った秋の文殊耶馬の一帯でございます。ただ、これはお寺さんを中心に撮っておりますので、全ての360度の景観は入っておりません。こういう形で非常にまだまだたくさん国東にはこういう宝物があるということでございます。 そういうことでございまして、文殊耶馬は、平成29年度に二度、地元藁蓑区でしたけれども、説明会を開催させていただいたところでございます。関係者の同意を得られた箇所につきまして、国東市も関係者でございますが、現在、文化庁に史跡名勝指定を申請中でございます。近日中に指定についての今後の対応が県などよりある予定でございます。 先ほどのお話の中にもありましたとおり、地元への効能といいますか、そういうのも含めてお話しさせていただいていいのかと思いますが、今後、もし指定されれば、文化財指定の意義を発信するための地元住民や市民を対象にしたシンポジウムの開催、あるいは指定について周知・広報するためのパンフレット作成や、市外への情報発信のためのホームページにも掲載したいと思います。 それからまた、効果については国東市の文化財が増えることにより地域の価値が高まり、観光素材、いわゆる宝でございますが、などへの付加価値ということになると考えております。また、私、現在取り組んでおります1300年祭の取り組みにも相乗効果は大いにあるというふうに思っております。是非とも申請が指定されるといいというふうに今思っている段階です。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 石川泰也君。 ◆議員(石川泰也君) ありがとうございます。この文殊耶馬を申請するに当たって、地元もそれなりのこうエネルギーを使っているわけですから、それに対する何らかのメリット、それから国東市に何らかのメリットがないとと思うんですが。 例えば、世界農業遺産も、この文殊耶馬も、そのど真ん中に私たちが住んでいるわけですが、世界農業遺産で例えますと、世界農業遺産でため池をめぐる農業遺産、それでそのため池が水漏れをしました。それで危険ため池になりました。それで、それは国の事業で改修工事をしてあげます。地元負担金がこれこれ何百万円ですよ。その地元負担金が地元でできません。そんならもうそのため池の堰を壊して、危険ため池から解消します。そういう感じだったら、何がため池をめぐる世界農業遺産かなというようなことも、分からないでもありません。 ですから、例えば、文殊耶馬に指定されたら、それなりの何かメリット、それを景観を守るためのメリットを求めるというのが普通ではないかなと思います。しかしながら、そのメリットを、その国東市の予算の中であっちとりこっちとりしながら、ここをよくしてくださいというのはまた不本意だと思いますので、そういう交渉を国とか県とかとやってもらいたいなと思っております。それがいい仕事というか、それを望んでおります。いかがでしょうか。 ○議長(野田忠治君) 文化財課長。 ◎文化財課長(吉田隆一君) 4番、石川議員のご質問にお答えいたします。 方法、内容については理解したつもりでございますけれども、当然、たればの世界でございます。もし、これが指定されればという話になろうかと思いますけれども、この指定自体も、例えば指定された後には、保存計画の策定というのが待っております。その保存計画を策定するための保存の整備委員会というものを立ち上げなければいけません。当然、地元の方あるいは商工会、観光関係の方々も入って、今後の策定計画の中を詰めていかなければいけないという作業が待っております。 地元へのメリットというのは、なかなか見えてこない部分があります。世界農業遺産を例えられて、なかなか何なんだというところが見えないというところもありますが、既に文化財課のほうとしましても、今、お見せいたしました文珠仙寺につきましては、江戸時代にあった参道の復元工事を、4カ年事業で今年が最終年度で行っております。そして観光課も駐車場の整備とか、あるいは河川の改修、のり面、これは土木ですけれども、県の土木のほうでやっていただいていると。今後は、観光課は観光トイレを設置するとか。あの周辺一帯はやっております。 しかしながら、それを地域として取り組む場合、典型的な例で言えば、文渓里の会というのが、富来は、村おこしに積極的な地域ですので、ございます。そういう会の方々もこの委員会、整備委員会に入っていただいて、今後の活用計画を練って、市、あるいは関係機関に、いろんな提案をしていくということは可能かと私は考えております。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 石川泰也君。 ◆議員(石川泰也君) ありがとうございます。地域にこう振られた部分が多いような気がするんですが、是非、市のほうも積極的に参加していただきたいと思います。 今、先ほど来、世界農業遺産と比較して大変悪いんですけど、世界農業遺産があって、今度、国指定名勝になって、先ほど地域の価値が上がると言われましたけど、地域の価値が上がるその実感を味わえるように、是非お願いしたいと思います。お願いして私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(野田忠治君) 以上で、4番、石川泰也君の一般質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(野田忠治君) 暫時休憩いたします。午後1時56分休憩………………………………………………………………………………午後2時01分再開 ○議長(野田忠治君) 再開いたします。 休憩前に引き続き、一般質問を続けます。 5番、白石德明君。 ◆議員(白石德明君) 5番、日本共産党の白石德明です。 8年ぶりの一般質問になります。議員の皆さんの中には、合併当初一緒に勉強された方が8人いらっしゃいますが、執行部の皆さんには、議場で向かい合うのは初めての方ばかりです。どうぞ、よろしくお願いいたします。 まず、冒頭に国東市と豊後高田市が日本遺産に認定されました。おめでとうございます。関係者の皆さんのご苦労が報われたものと心からお喜びを申し上げます。今後は、世界農業遺産と日本遺産の地域にふさわしい国東市政が基本になることだろうと思います。 さて、質問に移らせていただきますが、早々ですが、日本遺産にふさわしい質問だと思います。大きく言えば環境問題です。ごみ行政について、通告の①、②について合わせて質問をいたします。 可燃物、不燃物の指定ごみ袋の引き下げと資源ごみの袋の撤廃を合わせた質問ですが、午前中に8番議員さんがもう既にやられ、回答も出ています。しかし、まだ納得のいくちょっと回答ではなかったと思いますので、引き続き私の方も質問をさせていただきます。 今日は、ケーブルテレビをご覧の皆さんも市民の皆さんもいますので、こんなものを用意させていただきました。ちょっと字が小さいかもしれませんが、この表を見てください。大分県下の14の市と日出町の現在のごみ袋の価格です。この比較をしてみましたが、国東市は断トツに高い420円になっております。小さい袋で315円です。 先ほど8番議員さんもこの問題を指摘されていましたが、値段が高いのと同時に、私は問題だと思うのがこの部分、こっちです、このペットボトル・缶・瓶の問題です。先ほど瓶・缶の売り上げが600万円と言われました。袋の売上が総額で4,000万円、そのうちの瓶・缶については合わせて300万円の売り上げになっています。300万円の売り上げと600万円の資源として売られた瓶・缶、約900万円が市の収入になるのかもしれませんが、袋の部分については原価もありますし、小売店に戻す分もあると思いますが、その点については管理して計算しなければなりません。 その中で、──もうちょっと重たいのでおろします。──ごみ袋の値段を大幅に引き下げるべきではないか、また、瓶や缶、ペットボトルの、これは撤廃と最初に通告をしております。しかし、杵築の場合、ごみ袋の値段がついています。しかし、このごみ袋は市販のごみ袋より安いんです。これ、市民の方が相当に助かっていると思います。70Lの袋が、大体市販ですと同じ袋で30円します、1枚が。杵築市では1枚20円です。ほかの小さい袋についてでも同じことが言えます。どこの市でもごみ袋がないか、それよりも市販のごみ袋も安い、そういう袋を作っているようです。 先ほど課長からは、よその、大分県は安いんだと、大分県は平均して安いと言われました。私たちも大木町に、一緒のとこにちょっと研修に行きましたけど、大木町はごみ袋が62円か63円でした。ですが、ごみの量が少ないんです。現在のごみのリサイクル率が67%、これ全国10万人以下の町で、都市で上から7番目だったです。一昨年までは5番目だったんですが、2%リサイクル率が向上したにもかかわらず順位は下がったと、こういうことを言っていました。よその自治体もリサイクル率をずっと高めている。こういう努力が日本各地で行われています。 そこで、私が、先ほどの8番議員さんの質問の中でちょっと疑問に思った問題があります。値段を高くすると分別を進める。そういう意図を持って値段をつけているといいましたが、どうやって分別が進むのか、ごみの量が減るということであろうと思いますが、そこの点についてちょっとひとつ、8番議員さんと続きになりますが、ご回答をお願いします。 ○議長(野田忠治君) 今の部分のみの答弁でよろしいですか。 ◆議員(白石德明君) はい。 ○議長(野田忠治君) よろしいですか。 環境衛生課長。 ◎環境衛生課長村岡修一君) 5番、白石議員のご質問にお答えいたします。 ごみの分別の進め方や減量化の方針のご質問だというふうに捉えております。 今現在、国東市で特に力を注いでいるのは、可燃ごみの中に含まれる、いわゆる雑がみと言われる紙類を分別していただこうという取り組みを進めております。 ごみに占める紙類の割合は、私どもが独自に調査したところでは、約40%前後と高くなっておりまして、これを分別することにより、ごみの排出量の総量も減りますし、各ご家庭でごみ袋の出費も抑えられるんではなかろうかと感じております。 そのために、先ほどお示しした、3月にお配りしたごみ収集のお知らせの各戸配付したものにも紙リサイクルマークがあるものについては概ねリサイクルができるんで、各行政区にあるストックヤードにお出しいただくようお願いをしているところでございます。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 白石德明君。 ◆議員(白石德明君) 紙の分別を進めるということであります。 この、全体の分別を進めるに当たって、国東市では5種類しか袋がないです。分別が進められるのは、今、古紙で出している紙類だけになるかと思います。リサイクルの進んだ地域では、やっぱり分別の種類が多くなっています。大分市でも約20種類になっています。大木町では29種類でした。その中に、ごみの中に間違って混入されるものが1%しかない。そういう、研修の中で報告がありました。 1%というのは、100個のごみ袋の中に1つ、爪ようじが1個入っている生ごみの中に爪ようじが入っていると、このぐらいの確率だということです。だからもう、まず置いていかれることはないと思います。あそこは生ごみの袋はありませんから、大丈夫らしいですが、そういう分別の方法によってはごみの減量化はどんどん進められていくんですが、この国東市ではそういう分別方法がない。 市民の方から、主婦の方から私が言われたのは、5種類に分別されているものの中でも分かりにくいものがあると、これは多分、先ほど課長が言われた紙に分別できるものが混ぜられているということです。ごみの残していった袋が時々あると先ほども言われていましたが、各家庭には、毎年、収集日と分別の種類などを提示した大きな一覧表が配られていますが、これを見ながらやっているんだけど、まだ難しいと、ケーブルテレビを使って映像と音声で分別の方法を見せてほしいというのが、まだ60代の女性の方です。こういう方でも分別に戸惑うことがあると言われていますが、このケーブルテレビで流すということは可能でしょうかどうか。 ○議長(野田忠治君) 環境衛生課長。 ◎環境衛生課長村岡修一君) お答えいたします。 議員がおっしゃるとおり雑がみなどの分別方法が分かりにくいという点につきましては、私どもも市民の皆様方から常日頃お問い合わせをいただいているところでございます。 一例を申し上げれば、例えばアイスクリームなどの紙容器は、防水加工されているからこれは適さないであるとか、レシート、お買い物の際にもらえるレシート、レシートについても、これも特殊加工されているから適していない。 また、よく知られるところでは、トイレットペーパーの箱については、取り出し部分のビニールは可燃ごみなんで、これは取り除いて箱だけ出してくださいというふうに、とにかく分かりづらい部分が多くございますのは確かでございます。 先ほど議員からおっしゃられたとおり、私どもも市報やケーブルテレビなどを利用した周知を考えておるところでございます。また、例年、高齢者支援課が窓口となって実施しております、サロン事業においても出前授業を近く実施する予定でございます。 今後とも、リサイクル率の向上を目指して、さまざまな情報発信手段を活用しながら、市民の皆様方へ分かりやすくご説明をしてまいりたいと考えております。 あと1点、先ほどの、私、回答をし忘れた部分がありましたので、ご容赦いただいて回答させていただきたいんですが、もう一つ、可燃ごみの中に含まれるものの多いものの紙類に次いで多いのは、生ごみでございます。 生ごみについても、現在、バイオマスの産業都市構想を策定しておるところではございますが、現時点では、市民の皆様方にとって、まずは気軽に取り組んでいただくことをお願いしているところでありまして、それは、エコサポーターというものに登録をしていただいた方には、家庭用の生ゴミ処理機と言われる段ボールコンポストを年4回、無償で配付をいたしております。 また、電動の生ゴミ処理機の購入した方には、上限2万円を設定して補助する制度も持っておりまして、生ごみの減量化にも努めておるところでございます。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 白石德明君。 ◆議員(白石德明君) 先ほど言われた、段ボールの処分進める分ですが、ホームページにも書いていたから私もちょっと見ましたけど、大変いいことだと思います。是非、団地などにお住まいの方が挑戦していただけるようにお願いをしたいと思います。 次に、収集場所の問題です。 これも先ほど、午前中にもありましたけど、金属製のケースが置かれています。 先ほどは15世帯に大体1つの計算ということになっているかもしれんが、よく言われるのが、老人世帯が増えて、もうあそこまで運べないんだと、大型の収集車じゃあ入ってこれないと、こういうことが言われています。どうしたらいいのかと、こういう訴えが私のほうにもありました。 これにどう対応するのか、先ほどはサポート事業等も言われていました。ごみ出しのボランティア、サポート体制がとれるのかどうか、これは高齢者支援のほうにもなるかと思いますけど、そういう連携ができていくのかどうかちょっとお尋ねをしたいと思います。 ○議長(野田忠治君) 環境衛生課長。 ◎環境衛生課長村岡修一君) 5番、白石議員のご質問にお答えいたします。 午前中でも申し上げましたが、可燃ごみの集積所の設置につきましては、1集積所当たり15世帯を基準に地元負担金なしで設置を、全額公費で設置をいたしておるところでございます。 議員のおっしゃられるとおり、市内には高齢者の方であるとか、障害を持たれた方、また、住宅の密集地からちょっと離れて1軒でお住まいの方などさまざまなご事情があることは承知をいたしております。 そういった方々にとっては、ごみ出しがご不便であろうことも重々承知をしておるところではございますが、そうした事情を個別に対応をしてまいりますと最終的には個別回収などの方法になってしまいまして、収集・運搬にかかわる経費が増大することから、先ほど言った15世帯に1つという基準は持つべきであろうと私どもも考えておるところではございますが、ご不便をかけておる事情等も踏まえて、集積所の新たに設置する箇所であるとか移動であるとかにつきましては、収集経路や道路の幅員、地権者の方の同意などを総合的に判断しながら地元の区長さんと調整をした上で、可能な限り対応をしてまいりたいと考えておりますので、そういうお困りの事情がございましたら、区長さんを通じて私どもへご相談をいただきたいと、このように考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(野田忠治君) 白石德明君。 ◆議員(白石德明君) 是非、場所によっては増やしていただきたいところも出てくるかと思います。個別収集になると心配されていましたけど、市民を信じてください。そんなことはないと思います。 私は、国東町が無料でそういうごみ収集所にごみ収集のケースを置いているとか、新聞のストックヤードを置いている。それは、もう以前からも私は知っていたんですが、以前、ちょっと日出町で、ちょっと知り合いがここにそういうのを作りたいんだということで、ちょっと手伝いに行ったことがあるんですけど、地元負担がやっぱり10万円あると、そういうことを聞いてちょっとびっくりして、「そんなん国東市にはないですよ」と日出はおくれちょんなって言って、ごみ袋は安いけど、そういうことですかという話はしたことがあります。 ただ、ごみ袋が高いちゅうのは毎日のことですから、これは市民感情から見てやっぱり下げてもらいたいというのはあると思います。この収集場所についても、条件によっては出していただきたいということです。また、サポート体制については、今後、考えていただきたいと思います。 さて、ごみ処理場の計画が2月に、議会で否決されました。白紙になったんではないかというのが私の感想ですが、市長のお考え、また、クリーンセンターの耐用年数がまだ20年ほどあるんではないかと思います。3市で建設であった大きな焼却場は見直しが必要なのではないかと思います。 私はこれから、先ほどから言っていますように、リサイクルを高めていく、こういうことが求められている中で、このまま焼却場建設を進めていくのかどうか、小さい規模でよいのではないかと思いますが、私自身は国東市の焼却場がせっかくあるのにわざわざ、ほかの宇佐市や高田市と一緒になる必要があるのかということについて見解を求めたいと思います。市長からお願いします。 ○議長(野田忠治君) 三河市長。 ◎市長(三河明史君) 白石議員のご質問にお答えしたいと思います。 広域ごみ処理施設整備計画につきましては、2月広域議会で、「ごみ処理施設整備・運営事業に係る建設工事請負契約の締結」という議案でございましたけども、否決されたのはそのとおりでございます。ただ、これで白紙撤回では全くありません。否決されたわけでありますので、私どもは早急に、宇佐・高田・国東3市での枠組みを維持しながら、すぐに考えをまとめたいと思っておるところであります。 議員がおっしゃったとおり、国東の方は比較的新しくて、すぐ壊れるというわけではありません。ただ、宇佐と高田はかなり古くて、途中で宇佐が壊れて高田の焼却で焼いたことがございまして、ただ、この枠組みを壊すことになると、これは私の前任者のときに、うち合併1年おくれました、そのこともあって、別杵速見の中に入ろうとしたんですが、向こうから断られたということがあって、国の指導もごみをできるだけ1カ所へ集めて常時焼かないと炉の温度が下がってダイオキシンが出やすいということがあったもので、できるだけ共同でやれということになっているわけです。それに対して補助金が出ると。 当時、別杵速見が断られたので、宇佐・高田のほうに一緒に入れてもらったという経緯があります。それで、これはもう既に宇佐のほうではもう基盤ができて整備をしている。土地も買っていますので、前回、否決はされましたけども、次、どういう仕組みでやるかというのは、また、これ近く、管理者・副管理者会議、そして、広域の議会がありますので、その中で提案して、協議していくことになりますけども、その枠組みは維持していかなければならないと思っています。もちろん、ごみができるだけ少なく、資源化できるものは資源化して、できるだけ少なくした方がいいことは間違いありませんので、これはうちだけでなくて、宇佐・高田の方にも要請をしながら、そういった仕組みをさらに作っていく必要があるだろうと思っております。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 白石德明君。これは、④の項目でよろしいんですね。(「行ったり、来たりしよる」と呼ぶ声あり)ごみ資源化の先進地にという項目でよろしいんですね。 ◆議員(白石德明君) それは今から行きます。 ○議長(野田忠治君) 今の。(「今のじゃないんですか」と呼ぶ声あり)通告は、この通告書によるとです。 ◆議員(白石德明君) そうですね、そこに入っています。 ○議長(野田忠治君) 入っていますね、はい、分かりました。 ◆議員(白石德明君) 大変失礼しました。もう④の中に入っています。 この中で、バイオマスの計画も国東市があるというので、ごみの減量化は国東市はどんどん進めるのではないかなと感じているわけですが、よその自治体でそういう取り組みをされているところは、先ほども言いましたけど、リサイクル率が60%、70%ということになっています。 神奈川県の葉山町、ここはやっぱり広域で三浦市と逗子市ですか、2市1町でやる計画から脱退して、今、ゼロ・ウェイスト宣言を検討する、そういう町になっています。ごみゼロを目指すということで、計画の中にいたけど脱退したというところもあります。 私たちの国東市はバイオマスを目指すのなら、新しい方法も考えるべきではないかと思います。もう、既定路線なんですか、今から行くという。先ほど宇佐ではもう土地を買っていると言われました。それは大きな問題ですけど、今から市民の皆さんに大きな負担をかけていくことになるのかなと。減量していけば、小さな焼却場で済むものを、わざわざ今のごみの量で計算して、若干少な目には計算しているようですけど、そういう計画が結局否決されたわけです。 そこら辺、国東市のごみの減量とよその宇佐市、高田市にもそれを迫っていくべきではないかと思うんですが、市長、どうですか。 ○議長(野田忠治君) 三河市長。 ◎市長(三河明史君) 否決されたのは、提案した契約そのものが否決されただけであって、3市でやるということが別に否決されたわけではありませんので、土地を買収しているだけじゃなくて、もう基礎工事はできるやつ、やっていますから、それと、うちが単独でやるということになったとしても、全く焼却するものがなくなるわけではありませんから、そのときに単費だけで作っていくことに、国の補助金もなく作っていくことになるのも、果たしてそれが今の段階でどれぐらいお金がかるかというのも試算もしていませんから、なかなか難しいと思います。 一番早いのは、やはり3市の枠組みを維持しながら、高田・宇佐にもごみの減量化に取り組んでもらいながら共同でやっていくと、できるだけ小さいものを作っていくと、それが一番合理的ではないかと思います。 例えば、途中で話があったのが、紙おむつです。これの繊維が物すごく有効らしい、いろいろなのに使えるそうなんです。それを別に集めれば、その加工場ができれば、それは全く、特に高齢者の人が多いですから、そういうのは全く除きますから、そういったことも、これは宇佐や高田にも声かけたりして、そういう加工場を誘致するとか、いろんなやり方、今まで知らなかったこともありますので、それは工夫していきたいと思っております。 ○議長(野田忠治君) 白石德明君。 ◆議員(白石德明君) 3市で続けていくというのも、私はちょっと疑問があるんですけど、相談しながら小さいものを作っていくと、できれば私は、国東市の今のクリーンセンターを有効活用していただきたいと思います。 今、市長が言われた紙おむつは、この大木町のパンフレットでは、ちゃんとやっぱり紙おむつ置き場があって、それを回収しているということでありました。 どうしてもごみの問題になると、分別ということがあります。ごみは、私は資源になってくると思いますし、それを燃やしたらエネルギーとか、生ごみを処理した肥料とかも全てエネルギーや肥料に変えられていくということで、資源を輸入している日本としては、これを利用すれば資源大国になるのではないかということもあちこちで言われていますので、是非、その問題を担当課も研究していただきたいと思います。 リサイクルの問題にちょっと言いますと、せっかく世界農業遺産がこの3市で認定され、日本遺産には豊後高田市と国東市が認定されています。私、この日本遺産で物すごく感心したのが、「鬼が仏になった里『くにさき』」こういうすばらしいネーミングをつけた方に本当に拍手をしたいと思いますが、今のこのごみの問題だけとると、鬼も仏も泣いているというような現状ではないかと思います。 現在のリサイクル率、世界遺産にふさわしくないと言えば、不法投棄もあるんです。うちの山にはいっぱい捨てられていたんですが、代執行していただきまして、ごみをとっていただきました。このリサイクル率、大分県は本当に低いんです。大分市が二十何%ですか、津久見市は、焼いた灰をセメント工場が使ってくれるということで七十数%になっていますけど、こういうことがない自治体は全て十何%です。 全国的に順位が出ています。全国の791の市、東京の23区を合わせた814団体の中で、国東市は452位、リサイクル率です。豊後高田市が467位、宇佐市は799位、宇佐市に至ってはもう後ろが15しかないということです。やっぱり3市で進める中で、これは重要な問題だと思います。リサイクルに努めれるように共同で新しい取り組みをしていただきたいと思います。 日本で一番リサイクル率が高いのは徳島県の上勝町だと言われています。五十数種類に分けられています。あそこは、ごみの収集車がないそうです。市民が全部集める、持っていく、そこに住んでいる人は高齢化率が50%を過ぎています。そういう人たちがちゃんとやっています。市民、市役所の人が大変なんです、説明が。大木町もそうでした。同じところに毎晩、2回も3回も行って説明をして、今の混入率を下げてきた。こういう努力があって、市民の皆さんも協力してくれる。それがなければ、午前中言われたように、モラルが問題になる前にやっぱり市の努力、私たちのリサイクルに取り組む姿勢が大切じゃないかと思います。今後に向けて取り組んでいただきたいと思いますが。 最後に、聞きたいことが最初の問題です。 不燃物、可燃物のごみ袋、午前中の答弁では、これはまだ下げられないと言われました。ごみの資源ごみのほうは、瓶・缶は無料にできるということでしたが、それに変わりはありませんか。 ○議長(野田忠治君) 環境衛生課長。 ◎環境衛生課長村岡修一君) 5番、白石議員のご質問にお答えいたします。 午前中、回答申し上げましたとおり、瓶・缶のごみ袋につきましては、来年度を目途に無料化をする方向で最終調整をしておるという段階でございます。ペットボトルや可燃、不燃については、午前中、申し上げたとおり現状の維持をさせていただきたいと考えておるところでございます。 あと1点、ご質問ではないんですが、クリーンセンターの今の現状だけちょっとご説明させていただきたいと思っております。 平成28年3月に環境省が策定した、インフラ長寿命化計画というのがございますが、この中でうたわれておるのは、ごみ焼却施設の耐用年数は一般的に20年程度とされており、全国のごみ焼却施設の稼働開始から廃止までの平均年数は約30年、その30年を超えて稼働している施設も約1割程度は存在をしているようでございます。 私どもの国東市のクリーンセンターは平成11年に使用開始しており、今年で19年目を迎えることとなっております。ということは、冒頭申し上げました、一般的な20年に、今、到達するということで、平均年数の30年まではあと10年しかないという状況です。 先ほど市長が申し上げましたとおり、平成19年に今の3市の枠組みを立ち上げてから、はや10年以上経過して、まだこのような皆さんご存じのとおりですから、あと10年しかタイムリミットないと考えれば、このまま枠組みを堅持する必要があろうかと私も考えておるとこでございます。 また、地元の皆様、今のクリーンセンターです、地元の皆様とダイオキシンの公害防止協定について当初から協定を結んでおりますが、これも当初の15年から、1回、5年間延長させていただいて、さらにもう1回延長させていただいたのは、広域ごみ処理施設稼働、施設が稼働するまでという形で再度延長させていただいていることに地元の皆様方のご理解も賜っておりますことから、早期に関係3市で協議を深め、新たなごみ処理施設の関係を進めてまいりたいと考えているところでございます。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 白石德明君。
    ◆議員(白石德明君) せっかくの施設ですので長く使えるように努力をお願いいたします。 次に移らせていただきます。 子育て支援と若者定住策という問題について通告しております。 「子育て支援日本一の取り組みを」という題をつけていますが、市議選挙前に3月議会で三河市長から、子育て支援について大きく踏み出した、こういう予算がつけられ大変うれしく感じました。議会でも承認され、マスコミでも取り上げられました。と同時に、隣の豊後高田市でも同じように子育て支援が大きく前進しています。 端的にお聞きいたします。 1、高校生の医療費の通院分がいまだに実施されていないが、これは進めるべきではないでしょうか。 2番目に、学校給食費の無料化についてはどうでしょうか。 3番目、保育料の無料化について検討しているのかどうか。 これは、この3項目についてお聞きします。私は、ふるさと納税制度ができて10年ですが、東京に住んでいる市内出身者にお願いしたことがあります。「ふるさと納税をお願いしますよ」といったら、「考えてもいいけど、何に使うかだな」と、「子育てや残している年寄りのために使ってくれるんなら、私たちも考えるよ」ことが返事でした。今でも同じではないかと思います。 このふるさと納税、国東市は、皆さんの努力のおかげで全国的にもベストに入っています。こういう状況がいつまで続くかは分かりませんけど、この出身者にお願いするということは、まだ長らく続けられるんではないかと思います。そういう問題もあります。こういうところに市長が英断を下して予算を配分したことには大変、大いに評価すべきことだと思いますが、この3点についてご回答をお願いいたします。 ○議長(野田忠治君) 三河市長。 ◎市長(三河明史君) まず、私のほうから白石議員のご質問にお答えし、私の考えも少しお話をしたいと思います。 議員のおっしゃる、「子育て支援日本一の取り組みを」につきましては、私も同じ考えであり、全くの同感であります。 広瀬大分県知事も「大分県は、子育て満足度日本一を目指す」とおっしゃっています。私も、その大分県の中で大分県一を目指せば、ひいては日本一になると考え、これまでも少しずつですが子育て支援に取り組んでまいりました。 国東市も人口減少社会であり、その人口の減少を食いとめ、定住人口を増やし、活力ある国東市を作るため、産業の振興を最重点に各種政策に取り組んでまいりましたが、その中で、子育てに対する支援は極めて大事な政策の一つだと考えております。 子育て支援の政策で、子育てをするなら国東市に住みたいと思っていただけるような県内でもトップレベルの子育て環境を実現するために、これまでもさまざまな事業に取り組んでまいりました。 県下トップクラスのロタウイルスやおたふく風邪などの任意の予防接種への助成、あるいは不妊治療費の助成、3万円の出産祝金やチャイルドシート購入の補助、第2子以降のお子様の保育料及び幼稚園使用料の無料化などに加えまして、今年度からは、小学校と中学校への入学するときの祝い金の支給、医療費については、中学生までの通院と入院、高校生は入院経費の自己負担分の全額補助と入院時の食事療養費の全額補助、そして、妊娠、出産、産後、子育ての悩み事の相談を受け付ける、子育て世代包括支援センター、あるいは子育てを地域で応援するファミリーサポートセンターの開設など取り組んでおります。 また、市内の小中学校のエアコンの設置も順次行ってまいります。そのほか、移住・定住政策や学校への支援策なども並行して行ってまいりました。 ただ、私は、今、申し上げました子育て支援などの各種施策も思いつくままに事業してきたのではなくて、人口の減少や合併算定替えの特例措置の縮減による普通交付税の減額を横目に見ながら、財政の状況を勘案し財政担当と協議をしながら慎重に事業化を進めてまいりました。 議員からは、給食費の無料化、医療費の高校生までの無料化のお話出ていますけども、先ほど申し上げましたように、財政状況等を慎重に見ながら優先すべきところから事業化をしてきたわけでありまして、結果として、子育て支援につきましては、私はかなり取り組んできたほうだと思っているところであります。 その結果、今年の2月の宝島社が発表した「第6回住みたい田舎ベストランキング」の、ここに表がありますけども、人口10万人未満、これは宝島が2つ分けて、人口10万人以上の大きい町と、人口10万人未満の小さい町に分けています。うちは2万9,000ですから、小さい町の中、全国で565自治体が参加している中で、「子育て世代が住みたい田舎部門」で、大分県の中で臼杵市とともに565の中の同率3位になっております。それだけ評価されてきたということでありましょう。 何事も、無料であったり、負担が少ない方がよいことはよく分かります。ただ、行政事業は実に多岐にわたっております。最近多いのは、道路の補修や改良の要望は市内各地からもたくさん寄せられていますし、コミュニティバスを補完する交通の対策はどうするのか、あるいは側溝の掃除や木の枝の伐採、あるいは学校、これは高校も含めてです、支援など、ありとあらゆる需要があります。そしてまた、多くの課題もございます。これからも財政規律を壊さないように注意しながら取り組んでまいりたいと考えていますし、その中で何を優先するか慎重に検討しながら、選んで事業化していかなきゃならないと思っております。 先ほど議員からございました3つの項目につきましては、担当課長から答弁をさせますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 医療保健課長。 ◎医療保健課長(於久浩君) それでは、白石議員のご質問のうち、まず1点目の、子ども医療費の助成についてお答えいたします。 子ども医療費の助成対象を高校生の通院分に拡大することは、現時点では考えてはおりません。 子ども医療費の助成は、国東市での子育てを応援するため、本年4月から助成対象を大きく拡充をしたところです。拡充に当たりましては、受診者の増加に伴う医師の負担や財政負担の増加が懸念されたことから、市民病院等の関係機関と協議しながら慎重に検討を重ねてきたところです。 まだ、現時点では制度改正をしたばかりであり、今後の受診動向を注視していく必要があると考えています。さらなる制度の拡大は、財源の確保とともに医師の負担の状況を把握してからの研究課題になると考えております。 以上でございます。 ○議長(野田忠治君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(畑野章君) 5番、白石議員のご質問にお答えをいたします。 学校給食無料化につきましては、平成28年度6月議会において宮永議員からもご質問をいただきました。その際にも回答いたしましたが、学校給食無料化については、次の3点から、これまでどおり保護者負担が適切であると考えます。 1点目は、給食費に係る費用は施設管理費や人件費等もあり、この部分に関しましては、既に市が負担しているというところであります。保護者負担は、実際に給食として食べる材料費のみとなっているからです。 2点目は、経済的に厳しい家庭には、要保護・準要保護児童生徒就学援助事業により給食費の支給をしているからです。 そして3点目でありますが、やはり子どもの生活の基盤となる衣食住については、保護者が責任を持って取り組んでいくという姿勢が要るのではないかと考えております。その姿を見せることが教育的観点からも重要であると考えるからです。 以上、お答えいたします。 ○議長(野田忠治君) 福祉課長。 ◎福祉課長(田吹文人君) 白石議員の3番目、保育料の無料化についてお答えします。 国東市では、平成29年度から子育てしやすいまちを目指しまして、子育て世帯の経済的負担を軽減するために、第2子以降の保育料を無償化しました。 この結果、園児数を比較しますと、平成28年度末の園児数576人に対しまして、平成29年度当初の園児数が677人、101名の増加ということになりました。 出生数については、この5年間大きく変わっていないことから、第2子以降の保育料の無償化により、お子さんを保育施設に預けることにより保護者の就労につながったものではないかと推察しているところです。 議員ご質問の保育料の無償化についてですが、今後の国の動向としまして、消費税増税に伴い、来年10月には3歳から5歳までの全ての子どもの幼稚園、保育園、認定こども園の費用を無償化します。ゼロ歳から2歳においては、住民税非課税世帯に限り無償、そして、認可外保育所と幼稚園での預かり保育につきましては、保護者の就労や親の介護など、市が適切と認めた乳幼児を対象に無償化するといったことが新聞報道でされているところです。 国としては来年から再来年にかけて無償化を実施する予定で、その対象範囲など詳細については、今年の夏までに結論を出す予定であります。 市としましては、その結果を待っている状況で、その結果により今後の負担軽減策について検討したいと考えております。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 白石德明君。 ◆議員(白石德明君) 3人の課長さん、ありがとうございます。 私も8年ぶりに議会に戻ってきまして、4年間かけて財政分析をしながら、まだ市長のほうに迫りたいと思います。 こういうパンフレットがあったり、この27億円の新聞を見て、本当に国東市努力しているなという感じを持っています。ですから、先ほど福祉課長が言われたように、国の保育園、保育の3歳児以上が無料化になると、本当に期待をして、そのときにまた、それ以下の子どもについても問題を提起したいと思います。是非、子育てができるように努力していただきたいと思います。 続きまして、次の問題です。小学校の複式学級の問題です。 通告では、解消についてと書いておりますが、現場の学校を何校か回らせていただきました。全ての5校のうち、武蔵西以外は学習支援教諭の配置がなくなったということでお聞きしました。詳しく内容は、また、課長のほうから報告していただきたいと思いますが、武蔵西にはなぜ残ったのかというところは、6年生がいないからなのか、それともまた特別な理由があるのか、それについてまずお願いいたします。 ○議長(野田忠治君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(畑野章君) 5番、白石議員のご質問にお答えします。 初めに、複式を抱える学校の実態についてお話をします。 今、議員おっしゃったとおり、対象校は5校であります。竹田津小・熊毛小・小原小・旭日小・武蔵西小の5校です。複式でありますので、教員が同時に2学年、2学年を同時に教えるということになります。ですから、同じ教室で学年を行き来するというような形になりますので、授業そのものは少し困難さがあると思われます。しかし、学校の工夫や教員の努力によって、それぞれの教科の目的が達成されるように、今現在、努力していただいているところであります。 しかし、教育現場が抱える問題は複式学級だけではなくて、学力や体力、生徒指導上の問題等いろんな問題が多岐にわたって、それぞれの学校で課題を抱えております。 それで、市としましては、学校の実態・課題解決のために授業を行われる学習支援教員を配置をしているところであります。市独自で現在8名の配置をしております。この配置基準は、1学級30人を超える児童のいる学級、それから、学習指導が困難な学校となっております。 先ほど言われました武蔵西小学校は、学習指導等が困難と、当然、6年生がいませんので、職員数も減ってきます。それで、いろんな行事等する場合にもやはり職員の人数的には厳しいだろうということで、この学習指導等困難な学校という位置づけの中で、武蔵西小には配置をさせていただきました。 複式学級には困難さがあるわけですけど、ほかにもいろんな課題が教育現場にはあります。それで、今の配置、複式のある学校に1名、そのほか7名は、30人以上のある学校と、今の国東市を見た場合には、そのほうが適切だろうということで、今年度から配置を変えさせていただきました。今後も学校の実態に応じた配置を検討してまいりたいと考えております。 以上であります。 ○議長(野田忠治君) 白石德明君。 ◆議員(白石德明君) 実態はよくわかりました。 その中で、小学校の複式学級のある学校、教頭先生が授業を持たれているということで、多い人は10時間ぐらい入っているようですが、その中で、私が尋ねたときに電話をしたんですが、ちょっと校長先生がいらっしゃらない、教頭は授業に出ている。そのときに、もう女性の先生が一人いらっしゃいました。事務の先生も置かれていないですよね、専門の方は。やっぱりそういう中で、本当に忙しいんだなという状況がもう垣間見えました。ほんの30分ずつぐらいの訪問でしたけど、そういう中で、それで、今、課長言われましたが、7人の支援教諭が市内にいるんですか、それの予算を増やせば、そういう複式学級の学校にもそういう配置ができるということです。 これはもう、市長の判断だと思いますが、市長、それはどうお考えでしょうか。 ○議長(野田忠治君) 三河市長。 ◎市長(三河明史君) 予算をつけるから市長なんだろうけど、教育委員会どうするんです。 ○議長(野田忠治君) 教育長。 ◎教育長(加藤正和君) 確かに、お金があれば何人も、何人もということは可能でありましょうけども、現状では、先ほど課長が言いましたように、課題の多いところに教員を配当するということになっております。 さらに、教員を8人、10人増やしましょうとなった場合に、これは支援教員でありますので、免許が必要であります。残念ながら、免許を持っている教員、あんまり、退職をされた方でもいいんですけども、なかなかその人材がいないというのが現状であります。大分、別府から来てくれるかというと、「え、国東遠いな」ということになって、なかなかその確保が難しいということも現実としてあります。私どもも十分な体制を学校に整えたいということは思っておりますけども、いろいろな事情あるいは現状を踏まえたときに、今の人材でどうするかと考えたときに、今年度のような配置にしたところであります。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 白石德明君。 ◆議員(白石德明君) すいません。大変失礼いたしました。 もう時間がないので市長の回答をもらったらいいかなと思いました。もうそれだけです。 まだ来年の予算編成まで時間がありますので、まだ、この問題取り上げていきたいと思います。是非、今後ともよろしくお願いいたします。 最後に、ちょっと緊急な問題ですので、最後にやらせてください。空港の誘導灯工事。 ○議長(野田忠治君) 3つ目の項目は、もうしないのですか。 ◆議員(白石德明君) すいません。それもあります。 陸上競技場とテニスコートの問題ですが、これについて課長、お願いします。 ○議長(野田忠治君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(真城孝之君) ただいま、ご質問ございました陸上競技場とテニスコート等の人工芝化、全天候型トラック化ということでありますけれども、平成29年1月に策定しました、国東市スポーツ施設整備計画の中で中長期的な整備方針を定めて、効率的かつ効果的な体育施設の運営に努めるということにしております。 テニスコートにつきましては、使用頻度の高い施設につきましては、人工芝化を検討しておるのは事実であります。 そして、陸上競技場の全天候型トラックについても、長期計画の中で考えていくというふうに表示されておりますので、結構なお金が、3億円以上のお金がかかるというふうに聞いておりますから、どういうふうな形が適切なのかというのも含めて今後も検討していきたいと思います。 ○議長(野田忠治君) 白石德明君。 ◆議員(白石德明君) 時間もありませんが、一つだけ、テニスコートは検討と言われたんですが、今のテニスの愛好者たちは杵築のほうに行っています。全天候型のコートを求めて、で、調べたら、全県でないのはうちと姫島だけなんです。それを是非、早く進めていただきたいと思います。来年どうでしょうか、来年の計画には上がっていませんか。 ○議長(野田忠治君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(真城孝之君) テニスコートは安岐は、武蔵は、今、使っていませんけど、一応あります。そして国東というふうにありますけど、その中でどこが使用率が高いかということで、今、検討している最中なので、場所はちょっと特定できませんけれども、来年の予算化に向けて検討していきたいと思います。 ○議長(野田忠治君) 白石德明君。 ◆議員(白石德明君) 是非、お願いいたします。 最後に、空港の問題です。深夜12時半から3時までの工事らしいです。 私は3時半に起きて3回行きましたけど、3時までで終わりやっち言われて聞いたことがありません。音の大変なこと、原因の解明はできたのか、その責任はどこにあるのか、県や国との連携はどうしているのか、住民説明会で出た意見に、どこが責任を持って対応しているのか、その点について回答をお願いします。 ○議長(野田忠治君) 環境衛生課長。 ◎環境衛生課長村岡修一君) 5番、白石議員のご質問にお答えいたします。 まず1点目の、夜間の異常な音の発生についての原因の解明という点にお答えいたします。 現在、国土交通省大阪航空局の発注で、空港の南側におきまして、大分空港進入灯橋梁工事が行われております。夜間工事での異常な音につきましては、橋脚となる鋼管杭を打設するときに発生する音でございます。この打設工事は、昨年の9月から始まっており、今月の6月末で終了する予定となっております。 議員おっしゃられたとおり、施工時間帯は航空機の運行に支障が出ないよう、空港の運用時間となる午前7時半から午後10時30分までの間は施工できないという理由から、深夜0時半から午前3時までの時間帯に工事が行われております。また、地盤の当日の硬さによっては、これより長くかかることもあると聞いております。 騒音防止対策といたしましては、発注者であります大阪航空局の責任において鋼管杭への防音対策を施すなどの対策を講じておりますが、騒音の発生がゼロになるまでには至っておりません。 周辺地域にお住まいの市民の皆様方には多大なるご迷惑をおかけしておりますことは、私どもも十分認識しておりますので、市としてできることは全て対応してまいりたいと考えております。なにとぞご協力を賜りますようお願いいたします。 2点目の、県や国との連携はできているかというご質問についてですが、市といたしましては、これまで発注元であります大阪航空局に対して大阪空港事務所を通じて、市民の皆様方から寄せられた苦情やご要望を伝えるとともに、例えば時間帯を前後にずらせないかといった改善策についても私どものほうからお願いをしてまいったところでございます。 3点目、住民説明会で出た意見にどう対応しているのかについてでございますが、先月の5月26日に安岐総合支所で大阪航空局の主催で開催した地元説明会には、60名ほどのご参加がございました。その中で出たご意見といたしましては、工事を実施する当日に周辺地域の皆様方へ防災無線を使って事前に周知ができないかというご要望がございましたので、その点については早速、工事再開後から取り組んでおります。 その他のご要望につきましても、大阪航空局の責任で行っておりますが、それについての連絡調整等、私どももできる限りのことをさせていただいておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(野田忠治君) 5番、白石德明君。 ◆議員(白石德明君) 最後です。 5月26日に説明会があって、その後、もう1週間前の金曜日が、一番音が大きかったと言われました。それは場所によるんでしょうけど、安岐中学校の前のアパート、あそこまで寝れなかったということが言われています。 そして、武蔵は月山団地、あの辺までちょっと気になると、もう大変なんですと、取り組んでほしいということです。よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(野田忠治君) 以上で、5番、白石德明君の一般質問を終わります。────────────・────・──────────── ○議長(野田忠治君) 以上をもちまして、本日の議事日程は終了いたしました。 これにて散会いたします。午後3時02分散会──────────────────────────────...