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09月16日-04号

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  1. 国東市議会 2009-09-16
    09月16日-04号


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    平成 21年 9月定例会(第3回)──────────────────────────────────────────平成21年 第3回(定例)国 東 市 議 会 会 議 録(第4日)                             平成21年9月16日(水曜日)──────────────────────────────────────────議事日程(第4号)                         平成21年9月16日 午前10時01分開議 日程第1 一般質問──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 一般質問──────────────────────────────出席議員(24名)1番 白石 德明        2番 唯有 幸明3番 木付 親次        4番 豊田 宏治5番 溝部 元生        6番 田口 易幸7番 堤 康二郎        9番 野田 忠治10番 綾部  敦        11番 元永 安行12番 安見  蔚        13番 宮永 英次14番 木田 憲治        15番 渡邉 俊樹16番 髙橋 正之        17番 吉松 京一18番 吉水 國人        19番 堀田 一則20番 松本 剛弘        21番 大谷 和義22番 丸小野宣康        24番 清國 仁士25番 馬場 將郎        26番 諸冨  忠──────────────────────────────欠席議員(2名)8番 後藤耕一郎        23番 猪俣 俊雄──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長 鹿島健太郎        次長 笠置  雄主幹 村井 正彦──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名市長 …………………… 野田 侃生    副市長 ………………… 高木 正史教育長 ………………… 吉井 孝光    総務部長 ……………… 清末 芳晴市民病院事業管理者 … 籾井 眞二    企画部長 ……………… 溝井 浩二生活福祉部長 ………… 瀧口 洋司    産業商工部長 ………… 佐野 勝也土木建設部長 ………… 中野  茂    教育次長 ……………… 古森 利幸総務課長 ……………… 中野 哲男    市民健康課長 ………… 明石 政輝市民病院事務部長 …… 小川  進    財政課長 ……………… 江本 雅春福祉事務所長 ………… 清原 和俊    教育総務課長 ………… 髙木 裕俊建設課長 ……………… 佐藤 光義    環境衛生課長 ………… 小川 文彦消防長心得 …………… 井門 豊彦    学校教育課長 ………… 有定 恭司午前10時01分開会 ○議長(諸冨忠君) おはようございます。 本日の出席は24名であります。 ただいまより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。────────────・────・──────────── △日程第1.一般質問 ○議長(諸冨忠君) 日程第1、本日は一般質問であります。 通告順にまいります。 まず、最初に、1番、白石德明君。 ◆議員(白石德明君) おはようございます。1番、白石德明です。 きょうは3点について通告をしております。通告要旨どおりに質問を始めさせていただきます。 まず最初に、市道の管理についてであります。現在、市道で修復すべき箇所が増加している、また、傷みが大変多くなっているような気がしております。昨年、担当課に伺ったところ、私の地域の要望があったわけですが何年ぐらい先になるのかという話をしたら、今のペースでいけば、まあ4年、5年はかかるだろうというような話でありました。このような状況の中でどんどん道路が傷んでくるのは、想定の範囲でわかると思いますが、今の要望書が提出されているその中で、どのぐらいかかる見通しなのか、まず、その点についてお伺いいたします。 市道については、道路の管理の責任上、事故の発生時に補償金の問題がよく発生をしております。市の責任が追及されるということにもなりかねませんし、また、人がよく通る生活道路の修復は後回しになっている、こういう感じさえしております。早期に住民の要望に応える計画を立てるべきではないかと考えています。 また、道路の管理についてですが、いま行政区ごとに草刈り等の作業を委託していると思いますが、地域の反応はどうなっているのか。過疎地域ほど、1人当たり、また、1世帯当たりが刈る距離が長くなっております。人手も足らない。こういうことで、集落支援隊、こういう組織も結成されていますが、この集落支援隊が将来にわたって存続してもらえればいいのですが、その過疎地域というのがどんどん広がって、将来、今のままでは支援隊そのものの組織も大変なことになるのではないかと考えております。 いま、行政区ごとに支払っている金額が、1m当たり24円となっています。担当部長にお聞きしたところ、これは県下でも高いほうだということでありましたが、ところが、うちの行政区で話をすると、年に2回、3回の草刈りお願いすると。で、補助金が出るのは1回分だけだと。となると、24円割る3回をすれば、やっぱ1m当たり8円という計算になります。2回か3回刈らなければ、生活に支障を来すような道路が多くなっております。その点について見直しをする必要はないのか、お聞きをします。 第2番目に、梅園の里の未払金の問題についてです。昨年の12月議会だったと思いますが、同じ質問をしました。そのときは、副市長のほうから、JAのほうは裁判をして、その結果、市のほうも対応を決めたいという回答であったと思いますが、その後、どう進展しているのかお聞きをいたします。 また、指定管理者となっていた都氏には、市として働きかけ事情聴取はその後行ってきたのか、また、本人でなくても関係者とは接点があったのか。その点をお伺いいたします。 また、現時点で都氏に未払金支払い能力はあると考えているのかどうか、この点についてお答えお願いいたします。 梅園の里に納品をしてきた業者の皆さんは、このまま泣き寝入りせねばならないのかと、こういう声が寄せられました。今回、また、ちょっとこの問題がまだ処理されていないということが私のほうにもありましたので、敢えて取り上げたことです。そういう業者や、農家の皆さんは、市の施設だと、そういう市を信頼して納めてきたと。また、梅園の里のほうも、年度末に支払われる2,500万円、この入金があったらそれで支払うというふうに納入業者等に弁明をして、納入を続けていただいていた。しかし、期日がきても、2,500万円入っているはずなのに支払いがなかったということで、今回の件に取り上げることになりました。この回答をお願いいたします。 最後に、肺炎球菌ワクチン接種への公費助成を求めるという質問であります。これは、大分県には、まだ5月段階でないという話を聞いていたんですが、10月から由布市と豊後大野市でやるという計画が進んでいるようです。もう、インフルエンザの時期がすぐそこに迫っていますし、新型インフルエンザの問題もいつ大流行になるのか大変心配な状況になっています。今年も、そろそろそういう季節が近づいてきましたので、何とかこの医療費の削減のためにも先に予防のほうに力を入れるということが大事だと思います。 また、インフルエンザに罹病し肺炎を併発する事例が、大変高齢者の中で多いと聞きました。この肺炎球菌ワクチンを接種すれば、大半の肺炎が抑えられる。まあ、全部じゃないということですが、それが全国的に今少しずつ広がっているということです。これは、今までお医者さんのほうも、まあ内科の先生たちは知ってたんだと思うんですが、知らないっていうお医者さんがいて、なかなか広がりが遅かったと。うちの市民病院の院長はさすがに知ってましたけど、医療費の削減に大きく繋がると思いますので、ぜひ、この公費助成をして市民の健康を守るという観点と医療費の高騰を防ぐという観点から、してはどうかと考えます。市長のお考えを、またお願いをしたいと思います。 また、最後に、質問の中に、市民病院もあり国東市が県下でも先進的な役割をすべきではないかとこういう説明もしましたけど、これは市民病院だけが取り組む問題じゃなくて、市全体でどうこの肺炎を抑えていくかという問題でもありますので、この点については、若干、市民病院だけの責任ではないと思いますが、回答できればお願いいたしたいと思います。 最初の質問にさせていただきます。 ○議長(諸冨忠君) 野田市長。 ◎市長(野田侃生君) おはようございます。 それでは、白石議員さんの御質問にお答えいたします。 市道管理につきましては、1、2ともに土木建設部長より答弁がございます。 梅園の里未払金問題につきましては、産業商工部が行います。 3番目の肺炎球菌ワクチン接種公費助成につきましては、生活福祉部長が行いますが、後に質問がございましたら、私からもお答えいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(諸冨忠君) 土木建設部長。 ◎土木建設部長中野茂君) おはようございます。 1番、白石議員の質問、市道の管理につきまして、そして、市道の草刈りにつきましてお答えをしたいと思います。 市道の管理についてでございますが、町村合併の18年度以降に市内各地よりいろんな要望書が提出をされているところでございます。本年9月7日現在で、56件ほど出てございます。大体、1年間、13件から15件ということで、本年は現在15件でございますが、今後また出る可能性がございまして、増えることもあり得るかなというふうに思っているところでございます。 56件中、現在23件ほどが未処理でございます。この中で、12件が本年度分でございますんで、18年から20年度までの3年間で、11件ほどが未処理ということでございます。この未処理につきましては、緊急度が低いというものもございます。そしてまた、道路改良というようなことで、予算的にすぐ対応できないというふうな案件もございまして、現在そのような状況でございます。 市道の改良、もしくは修繕につきましては、優先順位をつけた中で計画を立てまして、事業の実施をいたしているところでございます。ただ要望書を出せば、すべて対象になるかというと、そうとは限りません。当然、担当職員が現地を確認いたしまして、現地の状況を調査の上、優先順位を決める中で、緊急性が高いものにつきましては、申請年度の早いものに優先される場合、こういう場合もございまして、そういう中で事業の実施をしてるところでございます。 先ほど、見通しはというようなことで質問されました。優先順位の低いものが現在まだ未処理で残っているという場合もございますし、改良工事等につきましては、これから22年度以降、交付金事業や過疎の対策事業というようなことで計画をしていく、また、いけるかどうかというようなことで、今後計画をしていくところでございます。市全体のバランス、そしてまた財源等を総合的に判断をしながら計画をしていきたいというふうに考えております。あと何年というふうなことは、この場では非常に申し上げにくいというようなことでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。 それから、市道の草刈り管理でございますが、平成18年、19年、20年度ということで、徐々に増えてございます。まあ微増傾向ということで、18年度につきましては、旧町の状況をそのまま実施をいたしましたので、実績の上では国見町でゼロというふうな状況でございまして、19年度から95地区、20年度が97地区で、本年度が100地区というふうなことで、微増傾向でございます。 行政区の皆さん大変お世話になっているところでございまして、大変ありがたく、そしてまた、感謝をいたしているところでもございます。今後とも、市道の良好な環境維持のために、御協力をいただきたいというふうに思っているところでございます。市内各地高齢化が進みまして、作業に参加する住民の皆さんの数が減るというようなことで、非常に苦慮している地域もございますようで、集落支援隊応援隊等ボランティア皆さん方の御協力をいただいているそういう地域もあるというふうに聞いております。 地域にお支払いをしております報償金の単価でございますが、先ほど24円ということで、議員も御承知のとおりでございます。県下では非常に高い単価になってございます。現時点では、上積みは非常に難しいのじゃないかなというふうに考えておるところでございます。また、1回じゃなかなか管理っていいますか、維持をしていくのは難しいから、2回、3回というふうな、そういう草刈りを実施をしているというのも、これ現実でございます。県の河川の草刈り、除草の単価が1m2当たりが8円というようなことで、国東市の1m当たり24円の市道の草刈りの賃金につきましては、これを1m2当たりに換算をいたしますと、大体16円というようなことになりまして、2回実施をすれば県の単価と並んでくるというふうな状況でございます。この県の単価が、県内の他市の単価がこれにほとんど並んでいるというような状況でございます。非常に心苦しい部分がございますが、こういうふうな状況でございますので、今回、これ以上の上積みはっていうのはなかなか難しい状況かなというふうに判断をしているところでございます。どうぞよろしくお願いをしたいと。今後とも御協力をいただきたいなというふうに思うところでございます。 以上でございます。 ○議長(諸冨忠君) 産業商工部長。 ◎産業商工部長佐野勝也君) おはようございます。1番、白石議員さんの梅園の里の未払金問題について解答を申し上げます。 まず、その後の進展でございますけれども、本年の3月11日付で売掛金請求事件として、県外の法人から福岡簡易裁判所未払金支払いを求めて市を被告として訴訟が起こされ、本市も顧問弁護士代理人として対応しています。原告の未払金請求に対し、本市としては指定管理者制度においては、指定管理者は自己の名義と責任において、当該公の施設の管理を行うこととされている点、指定管理者管理を行う上で負った債務等について、当該地方公共団体が負うことはないという立場であります。このことは、平成15年5月27日の衆議院総務委員会にて、当時の若松副大臣の発言で、まず、事業破綻した場合の民間業者が負った負債、これはあくまでも民間業者の負債ですから、いわゆる一般常識的にそこまでも行政が負う必要はない旨の答弁をしていること等の主張によるものです。現在、裁判中でありますので、市としては司法の判断により対応していく所存でございます。 それから、都氏には市として働きかけ事情聴取をしたのかという質問でございますけども、昨年の12月議会で副市長が答弁したように、都氏とは未払問題について直接、その後もお話はできていません。しかし、代理人の方には支払いのお話は、当然いたしております。 それから、3番目の都氏に未払金支払い能力はあるかとの御質問でございますけれども、支払い能力の有無の判断は、市では判断をしかねますが、支払いの義務はあると考えております。 それから、最後の質問でございます、解決に向けて市の方針を出すべきではという質問ですけれども、現在、16業者に9,272万543円の未払金になります。本件売買契約は、納品業者と梅園の里ネットワークとの間で締結されたものであると考えております。先ほど申し上げましたように、司法の判断の結果により対応していきたいと考えております。 以上でございます。(「単価が違う」と呼ぶ声あり)金額、済みません、927万2,543円でございました。申し訳ありません。 ○議長(諸冨忠君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長瀧口洋司君) 引き続きまして、3番目の肺炎球菌ワクチン接種への公費助成という質問に回答させていただきます。 肺炎球菌ワクチンにつきましては、直接インフルエンザに作用するものではありませんけども、インフルエンザに感染し体力等が落ちたときには、肺炎球菌による肺炎の発症を抑えるのに有効であると考えられているとこでございます。特に、高齢者の方はインフルエンザにかかった4分の1の方が、細菌性肺炎にかかりやすく、重症化するというふうにいわれております。肺炎球菌ワクチン重要性は認識をしているところでありますが、あくまでも任意の予防接種でありますので、関係機関等協議をいたしながら、今後、公費助成必要性を検討してまいりたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(諸冨忠君) 1番、白石議員。 ◆議員(白石德明君) 1番、白石です。 まず、市道の管理について回答がありましたので、再質問させていただきます。 何年ぐらいかかるかという見通しについては、あまりはっきりと見通しはあげられないということでありますが、23件の未処理がまだあると。そのうち、今年度分もあるようですが、私は改良工事とか、大幅な改良が必要なところは、当然計画も綿密にしなければならないと思います。それは、何年間か計画を立てていかなければならないんですが、市道の中でも特に狭い、いわゆる本来なら農道じゃないかというようなところもあります。そりゃまあ、たまたま住民の家があって、皆さん生活道路として使われている道路ですから、市道になっているわけです。昔ならそういう道路はなかったと思いますが、だんだん車や農機具も通るということでそういう道路に格上げされてきたんだろうと思うんですけど、そういうところがやっぱり、非常にいま傷んできていますね。コンクリートを貼ったような道路がだんだん割れてきています。そういうところを計画を立てて、どういう箇所にそういうひび割れがあるのか、道路が下が流されていつまでもつのかという状況があるんで、その辺を各支所で調べていただいて、十分に回答をしていただきたいと。年をとっていつこけるかわからないというのが、生活してる人たちの声なんです。私が見に行ったとこは、そんな急ぐことはないかなと思いながらも、やっぱり生活している人たちにとっては怖いと。そういう状況ですので、ぜひきめ細かに対応をお願いしたいと思います。 そういう生活道路は、どうも後回しにされてるんじゃないかなというような、いま危惧を私はもってます。まあ、予算の都合もあると思いますけど、そういうところに金を回していただきたいと思います。いま、道路橋梁費も大分削減されておりますが、業者の皆さんの仕事の、まあ小さい単位の仕事にしかなりませんけど、仕事が増えるんじゃないかなというようなことも踏まえて、対応していただきたいと思います。 あと、道路の管理についてですが、今年、私の地域もそういう話をしまして、日頃使わない道路の草刈り皆さんお願いをしているところです。同じ行政区の中でも、そこで生活していない道路もみんなでやろうと、お互いに助け合いという気持ちで出てもらっているんですけど、やっぱり80歳とかですね、ちょっと体の大変なんだというような人たちも無理をして出てきてくれています。中には、よそにお嫁に行った女性が、親ができないんで手伝いにきたっちゅうようなこともありましたんで、これはどうなってるのかなと思います。本当に今年、市長の英断で集落支援隊とか、そういうシステムを作っていただいて、過疎に対する対策もされていると思いますけど、これからそういう地域がどんどん増えてくると思うんですね。市長さんや副市長さんは街の中で生活されてるんで、実際に草刈機を担いでそういう作業をするということはあんまりないんだと思うんですけど、私の年齢でやれっちゅうのは、本当に頑張らんといけないと思いますけど、私たちの親の世代の人たちが一生懸命やってると、そういうのを見るとどうも忍びないなと。何とかしてあげたいとなということです。 先ほど部長から県の河川ですか、この1m28円というのが。まあ、今まで業者に頼んでた予算を住民にお任せするということで、大分予算が減ったんじゃないかなと思うんですが、そりゃ、住人がやればその草を刈ったのをそういうトラックで運ぶといことはないでしょう、近所に捨てる、お互いですから、道路から除けるという状況ぐらいで済ましてるんでしょうけど、その予算的な減り方というのは、草刈り清掃作業、業者に出すのと住民の清掃に任せるというので、どのような変化があったのか。ちょっと、去年の決算と今年ので、なんぼか、100万ぐらい違ったのかなというところがありました。去年の20年度の決算では683万7,000円、今年の当初予算では732万5,000円が住民の皆さんに支払われる草刈清掃費だと思います。その分、維持管理費が1,700万、21年度は2,100万ぐらいに上がってるんですけど、これはちょっと私にもわからないんですが、どうなんですかね、市民の皆さんにお任せするという形でどんどんそういうの増やしていければ、少しは単価を上げられるんじゃないかと思うんですが、そのことについてはどうなんでしょうか。 ○議長(諸冨忠君) 土木建設部長。 ◎土木建設部長中野茂君) ただいま、業者さんにお任せをした部分の数値、そしてそれの対比、その分について、地域にお任せをすれば金額的に単価を上げられるんではないかというふうな御質問でございますが、詳細につきましては検討してございません。数値も手元にございませんので、それに関する御回答につきましては、また後ほどさせていただきたいというふうに思います。ただ、市道である以上、市のほうが管理をすると。道路もそうでございますが、道路の管理維持管理責任ってものがございますんで、いま地域の方に御協力をしていただいてるというその点につきましては、非常に感謝を申し上げているところでございます。 以上でございます。 ○議長(諸冨忠君) 1番、白石議員。 ◆議員(白石德明君) 住民の皆さん自分たちが住んでいる道路を何とかきれいにしたい、そういう気持ちはありがたいと思います。それに全部甘えるというわけにもいきませんので、ぜひもっといい改善策を考えていただきたいと思います。私は、市民が積極的に参加してくれることにはおおいに賛成ですし、地区の中でも大変でしょうけどお願いしますと。で、何人かそういう地域のボランティアを作ろうかというような意見も少しずつ出始めています。若い人たちの中で、年に何回かお年寄りが住んでいる地域を回ろうよと言うような、こういうのやっと出始めたんでね。そういうところも進めてもらいたいなと、ひとつの地域でやるんじゃなくて、そういうボランティアを組織していくということも進めてもらいたいと思います。集落支援隊とはまた違った組織になるかと思いますけど、そういうことをお願いしたいと思います。 次に、梅園の里の問題に入らせてもらいます。 先ほど、産業商工部長から答弁ありましたけど、県外の法人といま裁判になってると、訴えられた側ですが、業者の名前はここでは言えないということですか。 ○議長(諸冨忠君) 産業商工部長
    産業商工部長佐野勝也君) 先ほどの白石議員さんの質問にお答えします。 業者の名前は差し控えたいと思います。 ○議長(諸冨忠君) 1番、白石議員。 ◆議員(白石德明君) では、私も業者の名前は明らかにしませんが、今までいろんな所にそういう状況で未払いが発生しているということであります。先ほどのそれとは別に、今まで問題になっていた16業者の問題ですが、その今裁判になっている問題とはちょっと違うと思うんですが、市の後ろ盾があるというふうに信じてきたということです。で、市からの管理委託料が年度末に入るから、それで支払うんだと言われて収めてきたと。しかし、3月、4月になっても支払いがなかった。どうなってるんだろうかという相談が、もうそれも一昨年の話が今頃私のほうにまたきたんですが、そうやったんだ、そういう話だったんですねという、この2,500万円の流れを市が掴んでいるかどうか。どこに振り込んで、何に使われたのかという話まで詰めたのかどうか、その点について。そのときは教育委員会の管轄だったんで、今の佐野部長に聞くのは無理かと思いますが、副市長でもお答えできれば副市長にお願いします。 ○議長(諸冨忠君) 高木副市長。 ◎副市長(高木正史君) 1番、白石議員お答えします。2,500万円が何に使われたかというのは、もう向こうの判断で使っておりますので、市のほうでは把握をしておりませんし、また、把握すべきではないというふうに思っております。 ○議長(諸冨忠君) 1番、白石議員。 ◆議員(白石德明君) 把握すべきではないということなんですが、納入してきた業者の皆さんや農家の人たちが納めてきています。その皆さんがやっぱり3月、4月に、市が2,500万を出して、その分からもらえるんだという気持ちは、確信ですよね。市が今までやってたという信頼が、そういうことになって、金額が膨れてきたと思うんですが、そこはやっぱ指定管理者を指定したと、管理者を指定した責任が議会にもそれを認めた責任があるわけですが、それぐらいのことは私は聞いてもいいと思うんですが、どこに振り込んだかは市の責任でやっているはずですから、それはわかるんですか。 ○議長(諸冨忠君) 高木副市長。 ◎副市長(高木正史君) 振り込んだのは都さんの口座に振り込んでいます。(「都さんの口座」と呼ぶ声あり)ええ。ただですね、いま白石議員、市の責任もあるんじゃないかという話なんですが、これは民法、確か715条だと思いますけれども、使用者責任というのは、これはあるかないかということは、今裁判で争っておるところでございまして、先ほど部長がお答えしました国会答弁、これが我々の行政がやる指針になるわけで、だから司法と行政は判断が違うということは、今後あり得るとおもいます。ですから、今裁判になっておりますんで、その裁判の結果をもって対応いたしたいということでございます。 ○議長(諸冨忠君) 1番、白石議員。 ◆議員(白石德明君) 農協ですね、昨年の回答のときには、農協が裁判をしてくれたら、それに準じて市も判断するということだったんですが、農協はもう裁判をしないと言ってます。で、それについてはもう御存じなんですかね。その後、どうするか決めてませんか。 ○議長(諸冨忠君) 高木副市長。 ◎副市長(高木正史君) 農協は、もう裁判をしないと。これは、向こうの顧問弁護士と話した結果でそういう結果になったということはお聞きをいたしております。 今後につきましては、裁判の結果で、使用者責任で市が何らかの形で支払いしなさいという指示が出れば、今回裁判をしてない企業もそれに準じて対応していきたいというふうに思っております。 ○議長(諸冨忠君) 1番、白石議員。 ◆議員(白石德明君) 私も、農協のほうに行ったら、向こうの農協の弁護士が都さんには差し押さえるものはないと。支払い能力もないと。それで、裁判してもお金がかかるだけだということで、やめたということらしいんですが、それなら、いくら待ってても入らないわけですよね。結局、こういうことを言ってはあれですが、大きい業者、いわゆる今裁判になっている法人とか、農協とは別にまた当然入れば、支払われるわけですけど、一般の普通の業者ですよね、商店とか農家の皆さん、そういうところにはやっぱ、何らかの手立てを市がするべきではないかと思う。それもできない。裁判か何かの形がされるまでできないんでしょうか。 ○議長(諸冨忠君) 高木副市長。 ◎副市長(高木正史君) 行政がいろいろ支払う場合は、必ず根拠法令がいるわけでございまして、今回支払われてないという方は、お気の毒だとは存じますけれども、今の法体系では支払う根拠がないということでございます。 ○議長(諸冨忠君) 1番、白石議員。 ◆議員(白石德明君) 法律にのっとってやるのはわかるんです。で、市長も独断で出したというふうになれば、また議会の追及もあるかと思いますけど、これだけ明らかになった問題ですので、何らかの救済措置、市が先にやっても私は別に問題ないんじゃないかなと思うんですけど、その点について、どこにいくら未払金があるというのが明らかになってますんで、そういうものもやっぱ法律の根拠がいるんですか。 ○議長(諸冨忠君) 高木副市長。 ◎副市長(高木正史君) 今回の支払いは、直接市が支払うということでもないし、あくまでもうちは指定管理をしておりますんで、指定管理した業者に対しては、一切をその収支の責任もってもらうということで、仮に指定管理者がうちが想定した以上にもたくさん儲かっても、それは向こうで儲かりを処理するわけで、負債を仮に負えば、それはその責任をもって指定管理者が払うべきだというふうに思っております。ただ、何らかの形でできないかといえば、今の段階では私はちょっと無理ではなかろうかと思っております。 ○議長(諸冨忠君) 1番、白石議員。 ◆議員(白石德明君) 先ほど言いました2,500万円の流れなんですが、まあ都さん側に支払われたと言ってました。多分そうだと思うんですが、都さんの代理人に、先ほどちょっと聞いてみました。で、この2,500万円は誰が受け取ってるんですかと。お宅が受け取って何で支払いができなかったのかということを聞いたら、うちが受け取ったんじゃないと。名義は多分そうでしょうけど、梅園の里のほうが引き出したと。で、それは何に使ったのか私のほうも掴んでないんだということで、そういうずさんさもあるわけですが、そこの流れを誰が調べるかということです。今さら都さんが調べる権利があるのかどうか私もわかりませんけど、そりゃ裁判を都さんの方がするべきかもしれませんが、それを調べるのはどこができるか承知はしていませんか。こっちで、市はできないんですかね。 ○議長(諸冨忠君) 副市長。 ◎副市長(高木正史君) あくまでも民間業者に振り込んだ後の使い道については何に使いなさいというのは協定書の中にないわけですから、その辺はもう議員が一番御存じのとおり、市の段階ではできません。これも議員も理解しておるとおりだと思います。ただ、やれば告発したり或いは、検察庁に行ってやるか、それ以外はないと思います。市がやって、どういうふうに使うかとお金に紐がついてるわけじゃないんで、あそこの場合は宿泊料とかで収入があるわけですから、その辺は一般企業でも私はわからないと思っております。 ○議長(諸冨忠君) 白石議員。 ◆議員(白石德明君) 私はそこまで市に責任があるということを言いたいわけじゃないんです。やっぱ、同義的に住民が困ってると。それを市の名前を信頼して納入し続けた業者に、このまま泣き寝入りさせていいのかという問題なんですが、今の施設をずっと管理されて、今も経営が改善されてるとは思うんですが、18年、19年度に溯ってどうやって調べたらいいのかなというのは、もう市のほうではできないというんでしたら、そのときの支配人や管理者が2人で争うというか、裁判をしてもらわなきゃならないことになりますかね。どのようにお考えですか。指定管理者とやってたほうのお互いの論争ということになるんですか。 ○議長(諸冨忠君) 高木副市長。 ◎副市長(高木正史君) 市が支払った後まで、何に使ったかというのは、それはうちのほうでも権限がないわけで、どういう形になったら向こうが払えるかというのは私もわかりません。 ○議長(諸冨忠君) 1番、白石議員。 ◆議員(白石德明君) あの、わたしもちょっと腑に落ちないっちゅうか、納得がいかないんですが、市の責任として断固として払えという立場じゃないんですけど、何か救済措置をしてもいいんじゃないかなと思う気持ちはあります。このまま、業者や農家の皆さんが泣き寝入りをしなければならないのか。それはもう、市としては仕方がないという結論なんですか。何かこう、いい解決方法が見出せないとお考えでしょうか。ちょっと最後ですが。 ○議長(諸冨忠君) 高木副市長。 ◎副市長(高木正史君) 一般的にお聞きをした範囲内では、払ってない業者も今梅園の里で取引をしておるんで、その辺は取引をしていただければ結構ですという業者も間にはあるわけです。それと、指定管理をしたときに、赤字になったときは全部市が払うというふうになれば、今回、そんな例を作ると、もうすべて業者は赤字になったら市が全部もってくれるんだということになりますんで、それは公共団体としてはいかがかなというふうに考えております。 ○議長(諸冨忠君) 白石議員。 ◆議員(白石德明君) 今回のこの問題を、赤字と考えるのかということです。だから、この2,500万円がどういうふうに使われたのかってのを先ほどからいってますけども、掴みようがないということですが、実際に払う払うと言ってきて、商品を入れさせてきて、その2,500万円が入っても払えなかったと。ほんとにこれ詐欺に近いんですよね。だから、ただの赤字じゃないと思うんですが、その辺について、管理者が明らかにあそこは赤字になったと。その責任まで追及せよというのではないんですが、払うと言ってきたものを、そのお金が入ったのに払わなかったという問題なんですよね。だから、そこら辺をもう一度調べていただきたい、相談してもらいたいと思います。 ○議長(諸冨忠君) 高木副市長。 ◎副市長(高木正史君) 払うと言ったのは、どなたが言ったという前提でしょうか。 ○議長(諸冨忠君) 1番、白石議員。 ◆議員(白石德明君) それは、梅園の里の支配人、田中さんですよね、その当時は。その田中さんから言われて皆さん納入したということなんです。だから、都さんと田中さんが一緒の場で話をしてくれればいいんですけど、意外となかなか一緒に同席をしたがらないんじゃないかと思うんですが。 ○議長(諸冨忠君) 高木副市長。 ◎副市長(高木正史君) 田中さんはうちの職員じゃございませんので、あくまでも梅園の里ネットワークの都さんの管轄の職員ですので、仮に田中さんが言っても、それは代表者である都さんの責任になろうと思ってます。 ○議長(諸冨忠君) 1番、白石議員。 ◆議員(白石德明君) 白石です。だから私もさっき言ったように、現場の支配人と都さんが責任を争うしかないのかなと、それをちょっと言ったつもりなんですが、市としてはそういうことでいいんですかね。市の考えとしては。 ○議長(諸冨忠君) 高木副市長。 ◎副市長(高木正史君) 田中さんと都さんが争うかどうかというのは、市は関知しないことなんで、お2人の問題だと思います。 ○議長(諸冨忠君) 1番、白石議員。 ◆議員(白石德明君) わかりました。その2人がどうするかという問題はお2人の問題でありますから、お2人から話を伺うことももうしないということでいいんですかね。もう聞く気はないと、2人でやってくれということですか。 ○議長(諸冨忠君) 高木副市長。 ◎副市長(高木正史君) 向こうからお話があれば聞かないということはありませんけど、うちからは今のところ◎お話しする気はありません。(「はい、わかりました」と呼ぶ声あり) ○議長(諸冨忠君) 1番、白石議員。 ◆議員(白石德明君) 次に入らしていただきます。時間がありませんので。 肺炎球菌ワクチンの摂取ということですが、先ほども言いましたように、もう10月から県下でも由布市と豊後大野市がやるということです。さっき部長からも言われましたが、検討する課題にさせてくださいと言われましたが、私は早急に検討してやるべきじゃないかと思います。インフルエンザ、新型も相当騒動になりましたし、これからまた今までの旧来のインフルエンザの時期も迫っておりますので。1回肺炎になると50万円ぐらいかかるという話を聞きましたけど、これを、ワクチンを打つことによって、一生に1回しか打てないらしいですね。だから、75歳で打てば、80何歳まで効くらしいんですが、初年度はお金がたくさんかかると思います。対象者が多いんで。だから、ある程度年齢を区切って毎年やっていけば、相当な医療費の削減に繋がっていくと思うんですが、その辺について市長と部長がお話をされたのかどうか、お願いいたします。 ○議長(諸冨忠君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長瀧口洋司君) ただいまの質問でございますけども、検討してきたんですけども65歳以上で1万人強の方がおられるわけですね。それで、先ほど言いました豊後大野市のほうを聞いてみますと、3,000円が自己負担で残りが市の負担だというふうに聞いております。そうしますと、お医者によって違うわけですけども、6,000円から8,000円かかるんじゃなかろうかというふうに聞いております。そうなると、3,000円から5,000円、1人当たり市が補助するというような状況になりますと莫大なお金になりまして、到底今の予算では市としては対応できないんじゃなかろうかとそういうふうに思いますし、検討してみる段階におきましては、ある程度今議員さんから質問にあがりましたように、限って検討するという形もありましょうけども、何せこの話を聞いたのが9月に入りまして聞いた話でありまして、私もそれまでそれにつきましては承知しておりませんでしたので、私の準備も遅れております。そういうことで、今回は申し訳なく思いますけども、検討させていただきたいというふうに思います。 ○議長(諸冨忠君) 1番、白石議員。 ◆議員(白石德明君) 部長さんについては、いろんな情報がこれは少なかったということです。先ほど言いましたように、お医者さんも知らない方がいて、やっと2001年からこのワクチンの公費助成が始まったと。まだ、大分県では今までなかったということで、全国的にもまだそんなに多くないと思いますが、これをやることによって、医療費は確実に下がるという統計結果が出てるらしいんですが、きょうは院長には質問通告を出してませんが、院長としてお答えしていただけるなら、医療費の削減についてそういう知識があればちょっと紹介していただきたいと思うんですが。突然で済みませんけど。 ○議長(諸冨忠君) 市民病院事業管理者。 ◎市民病院事業管理者(籾井眞二君) 白石議員さんの御質問なんですけども、一番有名なのは2000年なんですけども、旧せたな町で村上智彦先生という方、今夕張の夕張希望の杜の理事長で再建に向けて頑張ってる先生なんですが、昨年に2度ほど講演に大分県に来ました。そのときにもお話をお聞きしたんですけれども、当時せたな町の高齢者医療は全国でワースト1位だったんですけども、そこで肺炎球菌ワクチン公費助成をして施行したところが、800位ぐらいまで医療費が下がったというふうな結果が出ているということで、その後昨日調べましたけども、100ぐらいの自治体で公費助成が行われるようになっているようです。で、外国の例ですけれども、インフルエンザワクチンとこの肺炎球菌ワクチンを両方使うと、入院が60%減少して、死亡率が80%減少するという報告もあるというふうに聞いてます。ただ、これはやはりどこまで公費助成をするかというこれ政治的判断ということになると思います。あくまでも医療を行う側とすれば、金のことを考えないのであれば、それはやるに越したことはないというふうに言うしかありませんけれども、後は政治の問題だというふうにお答えするしかないです。 以上です。 ○議長(諸冨忠君) 1番、白石議員。 ◆議員(白石德明君) 市民の健康にかかわる問題と、財政的にもいいほうに動くんじゃないかなと、医療費削減にも繋がるという実績が出ているんで、ぜひ検討していただきたいと。まあ、初年度、やっぱやるときにはちょっとお金かかると思うんです。で、毎年、年齢を決めて75歳以上の人とか、特定の病気にかかっている人、そういう肺炎を誘発しやすいそういう患者さんとかに特定していけば、少しずつでも削減されていくと思います。予算的には。ぜひ検討していただきたい。ちょっとこれを聞いた方に聞いたら、ワクチンが足らなくなりますよと、時期的に。そういうことも言ってますので、早急に手配ができるようにしていただきたいと思いますし、ぜひ検討してください。 以上です。 ○議長(諸冨忠君) 以上で質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(諸冨忠君) 次に、7番、堤康二郎君。 ◆議員(堤康二郎君) 今回、2つの項目について質問をしたいと思います。 まず、第1点目ですが、昨年、平成20年2月に国東市教育委員長から長期学校教育環境整備についての諮問を受けた国東市学校教育審議会が答申を出しました。この審議会は、各町の学識経験者、住民代表を1名ずつ、それと、6小学校のPTAの代表、それと小学校長代表1名、中学校長代表1名、教諭代表1名の合計17名でありました。この答申の中で、小学校の適正規模及び適正配置についての中で、児童数を50名を割り込む学校については、統合の検討を開始し、複式学級の解消を図るものとする。それと、児童数が30名程度の学校については、児童間の切磋琢磨が出来る教育環境が困難となるため、積極的に統合を図るものとするとありました。 この答申を受けた教育委員会は、本年、平成21年3月に国東市学校幼稚園教育環境整備計画(平成21年から平成30年まで)を策定をいたしました。その具体的な方策として、平成23年度に国東市では大恩小、来浦小、それと富来小の統合、それと豊崎小と国東小の統合をすると。国見町では、竹田津小、熊毛小、伊美小の統合、武蔵町では、武蔵西小と武蔵東小との統合を、国見も武蔵もそうですが、平成24年度より検討を開始すると計画をしております。 これらの計画を進めるにあたっては、各地区や保護者への説明など、様々な課題が出てくることが予想をされます。そこで、最近統合した学校の現状等を分析し、参考にされることは当然のことかと思います。そこで、①の質問の中で、昨年、平成20年に統合された安岐中央小学校と、本年21年に統合された国東中学校、それと、これちょっと通告漏れでしたが、同じく今年度統合した上国崎小学校と国東小の統合によるいろんな問題点、不登校、いじめ、通学路や通学方法などのメリットとデメリットを、教育委員会部局はどのように把握しているのかお尋ねをいたします。 続いて、②ですが、中学校の部活動の問題点をどう把握しているかということです。中学校にはいろいろ部活動がございます。これは、授業の一環としての位置づけというふうに把握をしておりますが、特に学校によっては、まあ安岐もそうですが、統合された国東中学校の野球部等には、80名おると。卓球部あたりでも人数が多い、そういった多すぎる部員で、指導者も学校の先生がしておるわけですが、指導者は大変な思いをしている。そして、安岐も国東もそうですが、一部、部活動を離れて社会体育のほうにいっているというような現状もあります。そして、今度統合された国東中学校においても、多すぎる部活から独立して社会体育のほうにいこうかというような動きもあるようであります。こういった部活動の問題を、教育委員会はどう把握をしているのかをお尋ねをいたします。 続いて③ですが、中学生の保護者への援助はできないかということであります。前にも一般質問いたしました。小学校6年までは児童手当をもらって、割合それを給食費に当てたりとかしておった保護者が、中学に上がった途端児童手当もなくなった、そして部活動でお金がかかる、いろんなお金がかかる、そして給食費も4,300円ですか、払わないといけない。教材費、補助教材費などでかなり出費がかさんでおります。そういった中学生の、せめて給食費の4,300円の全額とは申しませんが半額補助等で援助してあげるというような施策はできないものか。これ、教育長への質問になっておりますが、執行部のほうか支所部局のほうが答えるのかはお任せしますが、お答えをしていただきたいと思います。 それから、④の通学校区の規定はどうなっているのかということです。中学校も統合をいたしまして、各町1つずつの中学校になりました。これによって、旧町の境におります子どもたちが、学校の距離が違ってきたわけですね。そういったことで、近い隣の町の中学校に通ったほうが近いのにというような例も出ておりますし、また、小学校も同じようであります。特に、小学校の向陽台、安岐の向陽台は、道路の右側が武蔵町、そして左側が安岐町ということで、前は、右側の子は武蔵小学校に行ってて、左側の子は安岐小学校または安岐中央小学校に行ってたということでありましたが、何か今回、向陽台の子がみんな安岐小学校に通えというような方向が出たというようなこともお聞きしております。そういったことで、校区の扱いというのが果たしてどうなっているのかというのをお尋ねをしたいと思います。ちなみに、国東小学校が今260名生徒がいますが、校区外から通っている人が26名おります。260名の1割が校区外から通っております。そういったことで、親の希望等だけでそういうことができるのか、そこのところをちょっとお尋ねをしたいと思っております。 続きまして、生活環境につきまして質問いたします。 ①であります。近年、少子高齢化、特にひとり住まいの高齢者の方が亡くなって、もうそこが空き家になったと、そういった例がたくさん見られます。都市部といいますか、この辺、鶴川、田深等でも、もう壊れかけた、倒壊しそうな空き家がかなりあります。そして、近所の家に瓦が飛んだり、錆が飛んだりとか、迷惑をかけておる物件が多数あります。これは個人的な問題といえばそれまででありますが、そういった倒壊の恐れのある家の人はこちらにいない人が多いですね、都会にいて壊すお金がないんだというようなことでそのままになっていると。そういった家がかなりあります。それらの空き家の実態をどれくらい把握しているのか。そして、どう対応、対処しているのかをお尋ねをしたいと思います。 続いて、②でありますが、クリーンセンターへのごみの持込みが厳しすぎるのではないかということであります。いろいろ家でちょっとあたったりしたときにいろんな粗大ごみとかそういったのが出ます。そういったことで、持込める軽トラを持っている人はどんどん持ち込んで、クリーンセンターへ持ち込んだりしておりますが、ひとり暮らしのお年寄りとか、車を持たない人とか、そういう人たちは、ちょっとした片づけをするのにも、持込みが厳しいと。ちょっと大工さんにあたってもらったついでに他の物も持ってってくれっちゅうようなことで頼んでも、クリーンセンターでは業者はだめだというようなことで、拒否をされるというような話も聞いております。そういったことで、この持込みに関してどうなっているのか、ちょっと厳しすぎるんじゃないかというふうに思いますが、御答弁をいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(諸冨忠君) 野田市長。 ◎市長(野田侃生君) 堤議員さんの御質問にお答えをいたします。 1の学校教育環境については、①は教育次長が答弁します。②、③、④につきましては、教育委員会がお答えいたします。2の生活環境につきましては、①は総務部、②は生活福祉部がお答えをいたします。よろしくお願いをいたします。 ○議長(諸冨忠君) 教育次長。 ◎教育次長(古森利幸君) それでは、堤議員さんの御質問にお答えをしていきたいと思います。 統合されました安岐中央小学校と国東中学校の、統合によるメリット、デメリットはどのようなものがあるかということ、把握しているかという問題ですけども、平成20年4月に統合した安岐中央小学校のメリットといたしましては、小規模校では少人数の固定した友人関係に留まりますが、統合して多くの児童との交わりができまして、多種多様の考えに接することができ、人間関係能力の育成がよい方向に向かってきたことや、施設や設備面が整いましたので、意欲的に学習できるようになったことでございます。 デメリットといたしましては、大人数での授業では、生徒一人一人に対する指導の内容がきめ細かにできないことや、通学区域が広範囲となりまして、旧校区の方々との交流やふれあいが、こまめにできなかったことが考えられます。そのデメリットの解消策といたしましては、学校といたしまして10学級を少人数に分け指導したり、放課後等を活用して個別指導を行うなど、工夫をしているとこでございます。 また、地域とのふれあいにつきましては、地域行事に積極的に参加したり、地域の方々からもこれまで以上に声をかけていただきたいと考えております。 先ほど質問がありましたけど、不登校といじめについて述べさせていただきます。 不登校につきましては、現在安岐中央小学校においては該当児童はいないと聞いております。いじめにつきましては、平成19年度、統合前は2名だったのが、平成20年度──統合時ですけども、24名に急増いたしました。原因として考えられますことは、これまで少人数から多くの人数になったという環境の変化に伴いまして、安定した友達関係が広がり、子どもによっては疎外感を感じたのではないかと思われます。しかし、人間関係が落ち着きました本年度におきましては、3名と減少しております。それにおきましては、学校現場では引き続き友達関係のアンケートを行いまして、いじめの早期発見、早期対応を行っております。 また、本年4月に統合をした国東中学校のメリットといたしましては、生徒は友達が増えまして、学習、運動面や学校環境の変化による刺激が増えまして、学校に活気があるということでございます。中学生活で養われました人とのふれあいを大切にすることは、高校生活でも必要になってきますので、社会人になっても大いに役立つのではないかと考えられます。 デメリットといたしましては、クラス、学年の生徒を覚えるのに時間がかかり、全校生徒を覚えにくく、まとまりができるまでに時間がかかることや、校区が広範囲となり、親御さんの送迎が大変になったと聞いております。その解消策といたしましては、学校では体育大会等の学校行事や、部活動に力を入れまして、集団での達成感を味わえる教育に力を入れているところでございます。校区が広くなったことにつきましては、今後とも保護者の御理解・御協力をいただけなければできないことだと思っております。 不登校については、平成20年4中学校で13名だったのが、平成21年度7名に減少しております。 いじめにつきましては、平成20年度6名だったのが、平成21年度、本年度ですけども、3名に減少しております。原因として考えられますことは、多感な思春期の中学生にとって、人間関係の固定化した少人数の学校から、幅広い人間関係を築ける多くの人数の学校規模になったと考えられます。 また、教職員も多くなりまして、相談体制が整いましたことや、統合1年目ということで、生徒指導に力を入れまして、指導してきたことも大きな原因ではないかと考えられます。 以上のように、統合した学校について減少傾向にありますけども、依然としていじめや不登校で苦しんでいる児童、生徒がおります。今後もアンケートや日ごろの児童生徒の観察に丁寧に行う必要があろうと思います。統合されました学校のメリットやデメリット、そして、いじめや不登校について述べましたけども、統合後は後退は許されませんので、メリットを伸ばして、デメリットを少しでもなくすためには、教職員を中心にしまして、教育委員会と連携を密にしまして、子どもたちの心に響く生徒指導や、保護者の信頼に応えられる生徒指導に心がけていかなければならないと思っています。そのためには、保護者の皆さんの御協力が一層必要と感じております。 それから、2点目ですけども、中学校の部活動の問題点についてどういうふうに把握しているかということですけども、先ほど堤議員さん言いましたように、部によっては部員数が多いところと、少ない部があります。それにつきましては、統合した今年の3年生、2年生につきましては、旧来浦、城崎中学校は、男子は野球部、女子はバレー部しかありませんでしたので、その2部活に偏ったと理解しております。1年生で部員の少ない部につきましては、勧誘しておりますけども強制ではなく、最後は本人が決定をしております。そういうことで、その問題点といいますと、部員数が多くなると指導者の目が届きにくい面があります。そういうところで、部員の多い野球部76名でございますけども、指導教員3名体制で、サッカー部は19名でいらっしゃいますけども、7月から外部指導者を採用しております。部員数が多くなると、指導者の目が、先ほども言いましたように届きにくい面が出てくると思いますけども、外部指導者については必要に応じ採用すると聞いております。 それから、3点目ですけども、中学生の保護者への援助はできないかということですけども、特に給食費の補助ということでありますけども、給食費につきましては中学生が1年間全体で4,285万円あまり支出になっておりますので、これにつきましては国東市の財政状況もありますし、幼稚園、小学校、中学校のいろいろバランスもありますので、困難であると一応考えております。 それから、通学校区の規定はどうなっているのかということですけども、一応、校区外の申請につきましては、その都度本人から申請をいただきまして、教育委員会で毎月認定をしております。そういうことで、通学区域につきましては、原則として保護者とともに居住する児童生徒の現住所によって決定をしております。町境の生徒は、隣の町の中学校のほうが通学距離が短い生徒もいますけども、小学校で長年慣れ親しんできた同じ校区が望ましいと考えております。国東中学校におきましては、統合したばかりですが、将来的には校区の再編も考えていかなければならないと思っております。 以上でございます。 ○議長(諸冨忠君) 総務部長。 ◎総務部長(清末芳晴君) それでは、7番、堤議員の質問の1点についてお答えを申し上げます。 2項目めの生活環境についての①倒壊の恐れのある空き家の実態をどれくらい把握し対処しているのかにつきまして、お答えを申し上げます。 市内の実態については、現在のところ把握はいたしておりません。問い合わせは本年度1件ございました。で、この問題につきましては、県内市長会で県内共通の案件であるということの捉え方をいたしまして、管理放棄された老朽家屋に対する緊急安全措置についてという議案で、大分県市長会並びに九州市長会で協議をいたしまして、全国市長会の申し入れとして、平成21年5月に国に対して管理放棄された土地、住宅等については、住民の安全を守る観点などから地方公共団体等が弾力的に対応できるよう、法整備や財政措置を講ずるということで、要望書を提出しております。で、これは、個人財産である建物を市が直接処理するということが法的に問題があり、その対応に苦慮しておるという現状から、要望として提出したものでございます。 以上でございます。 ○議長(諸冨忠君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長瀧口洋司君) 続きまして、生活環境の2番目の、クリーンセンターへのごみの持込みが厳しすぎるのではないかという質問に対して回答させていただきます。 御承知のように、クリーンセンターにつきましては、家庭や事業所等から排出されます一般廃棄物を処理するために設置されている施設であります。したがいまして、法律に規定される産業廃棄物は受け入れをしておりませんので、民間等が設置する産業廃棄物処理施設において処理をお願いをしたいと思います。 そういうことで、量の多少にかかわらず家の造作など建設業者が請け負い、施工した場合に生じる木屑やコンクリートがらなどは、産業廃棄物に分類されることから、クリーンセンターへの搬入は認めてないところでございます。 ただ、一般廃棄物と産業廃棄物の区別は、ごみの種類とともに事業活動によって生じたものであるかどうかによって区別されることから、搬入時に窓口においてごみの種類や量の確認、搬入者への聞き取りなどにより判断をさせていただいております。一般廃棄物と確認できれば、受け入れを行っているところであります。 先ほどの質問のように、ひとり暮らしの老人の方が運搬を依頼する場合におきましては、事前に連絡をしていただければ受け入れを行っておりますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。 以上です。 ○議長(諸冨忠君) 7番、堤議員。 ◆議員(堤康二郎君) じゃあ、再質問させていただきます。 先ほどの、統合の件で、通学に関しては答弁なかったようですが、結構、国東中学校あたりの通学路の面で、特に富来から自転車で通っている、国道を通ってきておるんですが、歩道が、もうこちらから、法面からは草が出てて、歩道のところも草があって、本当に自転車が1台通るのがやっとかなというようなところが何カ所もあります。それに、あそこは防犯灯はなく、もう真っ暗であります。そういったことで、大変、保護者も子どもたちも不安な思いをしております。それと、国東小学校の下の安国寺へ抜ける市道国東豊崎線、ここは両サイドに歩道があります。ここは、国東高校、国東小学校、また中学校の生徒も通学に使っておるんですが、あそこの狭い歩道の中に、サツキの花壇みたいのが数箇所あります。そのために、歩道を狭くしております。だから、通るときには本当に自転車が1台通るぐらいしかできません。一部、それを撤去して、安全帯のポールを立てて歩道を広くしていただいているところがありますが、ずっとあの通りがかなりそういう形で狭いです。果たして、もうそんなサツキなんか本当いらないから、切って広くしてくれというような声がものすごく上がっております。そういったことで、あそこはもういろんな小・中・高が通るところでありますので、そういったところは把握しているのか、お尋ねをしたいというふうに思います。 それと、国東高校の周辺の道路整備も、かなりそのままになっております。登下校あたりでも、細い路地まで保護者が送り迎えで入り込んだりして、周辺の住民に大変迷惑をかけているという話を聞いております。そういったことを把握しているのか、それは土木建設部長のほうがいいかと思いますが、できたら答弁をいただきたいと思います。 ○議長(諸冨忠君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(髙木裕俊君) 7番議員にお答えいたします。 国東中学校の通学路に関しましては、開校準備委員会で旧国道を使うということを決定しておりました。それが、中学校のほうで保護者、子どもたちは北江の坂はどうも怖いということでPTAと学校が協議し、変えていいかという校長からの相談もありまして、それはもう新しい校長の権限だということで、教育委員会も学校と保護者に任せたところであります。その結果、6月17日から富来の生徒は国道を通学するようになりました。そのことを聞きまして、歩道に草がありましたので土木事務所に、そこまでは教育委員会の私の方で連絡を取りましたら、すぐ草刈りはしていただけました。それ以降のことにつきましては、校長先生に任せております。街灯もないということも相談を受けましたけれども、開校するまでは保護者及び地区の住民の方から街灯がないから多くつけてくれということで、教育委員会はそれまで校区でなかったところにはかなり街灯をつけました。それでも、通学路を変えるということでありましたので、それから先は校長先生に相談してくださいということは相談しております。 国東小学校の通学路については、土木のほうがいいんじゃないかと思いますので、その点は控えさせていただきます。 以上です。 ○議長(諸冨忠君) 土木建設部長。 ◎土木建設部長中野茂君) 国東小学校の南側を走っております市道の国東豊崎線でございますが、議員がおっしゃるように両側に植樹帯がございます。確か、国東豊崎線の歩道部につきましては2m50の仕上がりの計画でできた道路であろうというふうに記憶をいたしております。その中に、1mの植樹帯がございます。これは、アベリアとかツツジだったというふうに思いますが、あと、側溝が50cmほどございますので、側溝に蓋がかかってない箇所につきましては、通行幅が1mというふうな状況の場所もあろうかと思います。その部分を議員がおっしゃるのかなというふうに思います。小学生と中学生、そしてまた高校生も通うという、重複をする通学路ということで、一昨年でありましたが、何か危険箇所があるというようなことで修繕等をやったような記憶もあるんでございますが、そしてまた、植樹帯が一部撤去されたところもございます。子どもたちの通学の安全を確保するという意味からは、考慮する必要があるのかなと、今お話を聞きまして感じたところでございます。現場調査をし、そして関係各所と協議をする中で対応してまいりたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(諸冨忠君) 7番、堤議員。 ◆議員(堤康二郎君) 今、課長のほうから通学路が変わったからしょうがないというようなことでありますが、じゃあ後はもうPTAで国道の草刈りをして何とかしろということですか。 ○議長(諸冨忠君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(髙木裕俊君) 歩道につきましては、維持管理は県の管理であります。そこに要望するべきだと思います。保護者がすべきではないと思っております。 ○議長(諸冨忠君) 7番、堤議員。 ◆議員(堤康二郎君) ということは、市はもうノータッチで、学校のほうから県のほうにお願いしろと。そして、防犯灯あたりも学校のほうからお願いしろというようなことでありますか。 ○議長(諸冨忠君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(髙木裕俊君) なかなか難しいところもありますけども、そこらへんは学校等と連絡を取りながら、対処していきたいと思います。 以上です。 ○議長(諸冨忠君) 7番、堤議員。 ◆議員(堤康二郎君) 先ほど、校区内の規定のことです。向陽台の実態はどうなってるんですか。答弁がなかったんですが。向陽台に通っている子どもたちがバラバラの学校に行ってるのを、ひとつにするように通達があったというようなことを聞いておりますが、どうなんですか。 ○議長(諸冨忠君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(有定恭司君) ただいまの質問でございますけども、国東市の校区につきましては、国東市の学校通学区域設定規則というのに定められておりまして、その中の第2条に学校の通学区域は別表第1及び別表第2の通りとするということがありまして、第3条に通学区域は保護者とともに居住する児童生徒の現住所によって決定するとあります。それで、武蔵向陽台、安岐向陽台につきましては、平成18年の3月31日にこの規則ができたわけですけども、この時点では、このときには向陽台につきましては安岐小学校と安岐中学校に校区は定められておりますが、その時点で武蔵中学校とか武蔵東小学校に兄弟姉妹が通っている場合があれば、その経過措置として兄弟姉妹はそのまま武蔵中学におるんであればその兄弟姉妹も武蔵中学に行くし、兄弟が武蔵東小学校のほうにおるんであれば、そのまま卒業するまでは武蔵東小学校でということになっておりました。で、兄弟姉妹がいなくなり、自分も卒業するんであれば、小学校、中学校に上がるんであればそのときはもう経過措置がなくなりますので、当然安岐中学校というふうになるというふうに思っています。これは、平成18年の合併前に武蔵教育委員会と向陽台の事務所等と、保護者の方が話をしてこういうことになったと聞いておりますけども、今現在まだその校区外で通っている子どももいるようです。 で、国東小学校も26名の校区外の子どもっていうことですけども、この子どもたちにつきましては校区外を申請する理由がございまして、それぞれ体の具合とか、親御さんの都合とか、いろいろ転居の理由とかありますけども、そういったことで申請が出されておりますので、26名、ちょっとまあ多いと思うんですけども、それぞれの理由の中で申請されているということでございます。 ○議長(諸冨忠君) 7番、堤議員。 ◆議員(堤康二郎君) では、次の生活環境についてのことですが、要望書を国のほうに提出しているということですが、実際問題、問い合わせがあったのは1件ということですが、なかなか市のほうに言ってこないで困っているとこもたくさんあると思うんですよね。こういったのが今からそういったのを相談してくださいというようなことを周知するのか、このままほうっておくのかどうか、ちょっとお考えをお尋ねしたいと思います。 ○議長(諸冨忠君) 総務部長。 ◎総務部長(清末芳晴君) 7番議員の質問にお答えいたします。 私が先ほど答弁いたしました1件というのは、実際に倒壊をして、その後処理をしたのが1件ということで、地元の方がもうボランティアで、所有者はわかっておるんで、所有者は手は出せないけどということで了解を得て、取り壊しを片づけまで地元の方がされたということを聞いております。 あと、税務課あたりには、もう家屋敷を買ってくれれば市に売りたいというような話もきておりますが、それはお◎断りをいたしております。(笑声)そのことを、これはまあほとんど、大分県の問題ではなくて、もう全国的な問題だと思います。この問題は。で、市といたしましてもそこへんは積極的にということにはなりませんが、何らかの方法で相談体制はとりたいと考えております。 以上です。 ○議長(諸冨忠君) 7番、堤議員。 ◆議員(堤康二郎君) これは、相談窓口はまだ決まってないと思いますが、どこになりそうですか。 ○議長(諸冨忠君) 総務部長。 ◎総務部長(清末芳晴君) 7番議員にお答えします。 今回の事案については、とりあえず総務部総務課で対応を──一般質問の対応したんですが、今後につきましては、内部協議をいたしまして、どこが、環境問題と捉えるなら生活環境かなと。よろず相談ということになると総務課かな、他の課に属さない事案については総務課かなと考えておりますので、内部協議をしたいと思います。 ○議長(諸冨忠君) 7番、堤議員。 ◆議員(堤康二郎君) いいです。 ○議長(諸冨忠君) いいですか。以上で質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(諸冨忠君) 次に、19番、堀田一則君。
    ◆議員(堀田一則君) それでは、19番、堀田です。一般質問させていただきます。 今回は、公立幼稚園、そして保育園並びに児童館の業務委託について、民営化についてということと、先般、今月の1、2、3と行革の視察に四国に行ってまいりました。大変、いろんな面で参考になり、有意義な研修だったなと思っております。その中であった駐車場の有料化についてということと、3番目に、これは再三、白石議員からもありますけども、ほかに比べて高い市内のゴミ袋の価格の値下げについてという3点について、質問したいと思います。 それでは、1番から順次、皆さんの要望の時間内に終わりたいと思います。(笑声) 現在、市の運営している幼稚園が、御存じのとおり国見が3、国東が3、安岐が2の計8カ所でございます。保育園が、国見が2、まあ国見は幼保一元化になっておりますけども、そして国東が2、安岐が1の計5カ所であります。そのうちの園児数を見ますと、幼稚園が安岐を除いてほとんどが一けたであります。安岐は人口が多い密集地に立地しておりますので多いんですけども、ほとんどが一けたの入園児、保育園が定数に対して、これも安岐を除いて約7割が入っております。ちなみに、民間の保育園では来浦が非常に人口的にも少ない地区になりますが、それを除けばほぼ100%に近いといった状態であります。これは、今さら私が言うことではありませんが、皆さん方も御存じであると思います。 なぜ、公的な市の運営する幼稚園、保育園が、人数がないのかなといろいろ考えたわけであります。で、私、この4年間、文教委員をさせていただきました。もちろん、その幼稚園は2時までに終わるとか、保育料が4,000円か5,000円ぐらいで安いんですけども、それに引き換え人気がないのは、やはり早く終わるといったことが、それだけかなといろいろ考えたんです。で、今度の旭日幼稚園の事故等も考えたときに、公の運営する保育園、幼稚園では、特に幼稚園では校長先生が園長、そして副園長が教頭と、職員がほとんどが1名に対し臨時がおるかいないかといった形で、しかも、その人たちは異動があるわけでございます。つまり、民間のそういうところは、もう10年、20年、プロがついておるわけですね。だから、その入園する子ども、あるいは現在いる子どもの家庭環境まですべて把握してると、そういったこともある。だから、細かなことができる。つまり、園長までもがそういった状態だし、そういったことも含めて、民間では事故も少ないし、ほとんどないんじゃなかろうかと思います。安心して預けられると、保護者もですね。そういったこともあるんじゃなかろうかなということに、この4年間気がついたわけであります。で、そういったことも含めて、市長、副市長も、これはもう早く民間に業務委託、あるいはそういった形で廃止をしなければと悩んでいるところと思いますけども、ただ私が言いたいのは、このままずるずるいって小学校の統廃合と併せて何とかやったらどうかというような考えを持っていたのであれば、早くその考え方をやめていただきたいし、もう既に遅すぎるぐらいでございます。これを、民間に例えば業務委託、この一けたばっかりの幼稚園を民間がしても運営できません。大きな大赤字です。現に、豊崎は園児2名に職員1名、臨時1名と、職員が皆さん方御存じのようにこの人件費を見ますと、約年間400万、500万かけて、たった2人の園児をみておるわけでございます。こういったことができるわけがない。ですから、早めに廃園できるものは廃園する、そして安岐あるいはそういった形で人口の多い、成り立ってるところは、民間に早く委託するんだということを決断してもらいたい。そしてまた、そういうことがこれからもおこってもいいように、きちんとじゃあその定員数の3分の1──これは私の考えですけど、3分の1になったらもう何らかの対処をするんだ、統合、あるいは委託、あるいは廃園にするんだという規定をきちっと作っていかなければ、今の小学校の統廃合と同じようになってしまう。急にばたばたしてもいろんな問題が起こってしまう。一応今これを作ってますけどね、小学校のいろんな規定を作りましたけども、そういうところも含めてやったらどうかなと。 子どもというのは、小学校もそうです、今度も、先ほど統合の話が出てましたけども、例えは悪いですけども、イモ洗いと一緒なんですね。サトイモを昔、川で、竹の編んだやつに入れてごろごろ回したら、真っ黒のサトイモがだんだん白くなっていくと。やっぱり、子どもは今、特に子どもは兄弟が少ないです。多いところに行って助け合って、上の子が下の子を面倒見る、あるいはおやつを我慢する、そういった家庭では今できなくなったことを、学校あるいは幼稚園、いろんな公共の面で、幼稚園、保育園で子ども自身に学ばせる。それが今必要じゃなかろうかなと思っております。それで、今廃園するんかどうするのかといろいろ悩んでいると思います。地域性もあります。そういったことを今現在どのような考えで、どこまで進行しているのか。また、今後どのようにしていくのかをお聞きしたいと思います。 そしてまた、児童館の問題でございます。児童館が市内に国見、国東、武蔵、安岐と、すべてにあります。事業実施者が社協でございます。で、これも児童クラブが今年の3月の定例会の予算特別委員会で質疑がありました。どなたかは覚えておりませんけども、放課後児童クラブと児童館の関係について、利用者は放課後児童クラブのほうがかなり多いし、場所も同じところなら、放課後児童クラブに移行して一緒にできないかという誰かの意見で、それについての答えが、放課後児童クラブと児童館は補助金の内容も違いますが、その目的が違いますと。一緒に実施すると、県等から指導されることがあります。ただ、児童館につきましては、今の形がよいのかどうか、今後検討を進めてまいりますという答えを出しております。非常に、その児童館という立場というか、中途半端でございます。図書館と放課後児童クラブとが重なったような、読み聞かせをしたりですね。そしてまた、時間帯も非常に短い。じゃあ、そこで働いている人たち──嘱託か臨時かわかりませんけども、2名ずつぐらいいます。そういった人件費がかなりかかっております。じゃあ、その昼間の間、何をしてるのか僕はわかりませんけども、そういったものも含めて、ここでは検討して進めてまいりますといっておりますけども、その結果はどうなったのか。そしてまた、今後どういった形にこれをしていくのかをお聞きしたいと思います。おかげさまで、大分児童クラブが出来上がってまいりました、市内でも。計画的に行っていただいておりますが、その点も含めてお答えいただきたいと思います。 以上、2点です。 そして次に、駐車場の件であります。高知県南国市、非常に遠かったですけども行って、合併当時は4万2、3千でしたかね。ところが今は5万近くに人口が増えてると。で、しかも、病院は持ってない、老人ホームは持ってないという内容で、すごく辛抱してるんですね。庁舎はボロボロに壁がはげて、はげ落ちてるんです。垂れてるんですね。(笑声)そうなんですよ。行ってびっくりしたんですよ。垂れてるんです、外壁が。部屋は暗い、非常に暗い。で、当初では画期的なエレベーターが、もう四国っていうのは皆さん御存じのように土地がないんですね。山があって限られているから、4階か5階建てなんです。当時の5階建てのビルは、すごかったと思うんですけども、ガタンガタンいうようなエレベーターで、大丈夫かな、これ、ちゃんと検査しよんかなといった形で、そういったとこに行ってまいりました。で、資料をもらってびっくりしたんですね、僕は。「自主財源の一層の確保を目指し、国庫負担金補助金の整備合理化に伴う施策事業の統廃合により、財源を捻出します」と。また、「新たな財源の開拓などに取り組みます」ということで、平成19年度から職員から駐車料金をもらっているんです。1人1,000円、月に。で、議会は一議会に対し1,000円、1人1,000円。ああ、びっくりしたなあと思ってね。これは、こんなこと考えてもみなかったですけども、やっぱうちと同じなんです。土地がないから土地を借りてる。職員の駐車場を借りてるわけなんですね。で、やっぱり市民から土地を借りて、それを市民の税金から出してて、しかも通勤費を出して、二重じゃないかと。それを、だからお客さんが、お客さんというか市民が今度市役所に行ったときに止めるとこがないと。それじゃいけんと。で、今は地球温暖化もあるし、職員の健康のためにも、できる限り近い人は自転車、単車、歩いてきてもらって、どうしてもと言うは1,000円くださいよと。しかも、その名前が「利用協力金」という名前なんですよ。これはすごいなと思うんですね。駐車料金とは言わない。「利用協力金」と。それが、1年間に1,087万円入ってるんですね。大きいなと思ってね。で、まあこれを、私は自分の会社で考えたときに、もちろんうちのお客様用の駐車場がありますけども、社員用の駐車場も確保しなければいけない。20人ぐらい今従業員がいますけども、12、3台は車が来るわけです。もちろん、その会社用の車が3台ありますから、あ、4台か、それだけでもう、やっぱり20台ぐらいの駐車スペースがいると。ですから借りてるわけですね。ところが、我々の場合は、従業員さんはちゃんと働いてくれて利益を出してくれて、その中から駐車料金を支払う。ところが、ここの場合は、先ほども言いましたように、市民の皆さん方の税金から賃料を払わなければいけない。だから、それは金額云々というよりも、その役場の職員さんたちも大変なんだから、そういった協力金として出してくれよという感情から決めたんだと思う。ですから、これはもうそういう議案として出した市長さんもすごいし、決めた議員さんもすごい、それを払ってる職員さんの感情というか、心がすごいなと私自身思って、これを早速嫁さんに相談したんです。もうひとりだけじゃね、もし、これはおかしいんじゃないかと思われたら悪いんで、そしたら嫁さんが言いました。そら、当たり前や、父ちゃんって。そりゃ、税金を出して、市民が税金を出して駐車場を借りちょんなら、それ、一番借りているのが悪いんじゃと。お城の土地を人から借りたとこなんか、◎あんまりあらせんで、と。そら、払わないけん、と。ただ、父ちゃんな、国見から票が減るで、と。(笑声)それはしょうがねえなあと。国見の人が一番遠いわけでございます。駐車場を使う方が多い。しかしこれは、すべてのことに関して、私はこれ駐車料金のことを今回言いますけども、これはもうあくまでも提案にしか過ぎません。すべてのことに関してそういった、切り替えてもらいたい。民間であるから、あるいは公務員であるからというひとつの別なところがあるんです。そうじゃなくて、こういう考え方があるんだと。また、ここまで職員の方々も協力してくださいよというのを私は教えられたようで、この高知に行ってガツンと頭を叩かれた、発想が違うなということであります。これはもう、変なことでありますけども、どうぞ御理解をしていただいて、できることならばこういったことも職員が身をもって市民に対して、私たちもここまでやってんだと、もちろん議会も1,000円出すんですけども、皆さんで、借りてる以上は、税金を使っている以上は、少しでも軽減したらどうかということで提案させていただきます。 最後に、ゴミ袋。先ほど来、白石議員が過去に2回の質問をしているのを、聞いております。クリーンセンターの赤字を少しでも防ぐためにということで、他町村では大体20円ちょっとぐらいのごみ袋、20円から25円まで。豊後高田市も25円、杵築、日出あたりが22円ぐらいですか。うちは40円、消費税を入れますと42円。つまり、倍まではいかないにしても倍近くの販売価格、末端価格になっております。仕入れ値もやっぱり聞くとちょっと高いんですよ。1円近く高いわけであります。で、御存じの通りクリーンセンターはもうどうしようもなく毎年1億ずつぐらい、一時は毎年1億ずつぐらい近くの補修費がかかってた。ですから、いまはそういった面で、西の方と北の方と統合して、新しく対応しようということで検討しておりますけども、クリーンセンターのことをいろいろ言っても今更しょうがありません。しかしながら、このごみ袋を、これも再三言いますけども、やっぱり少しでも下げて、下げたってこれどうしようもない。これ、上げたからどう、下げたからどうということはないんです。もう、クリーンセンターに関しては、経費はどんどんかさばる一方です。もう、古くなってますし、ですからこれはもう市長の考え方ひとつでやっぱり住みやすい市の全国ランクを少しでも上げるためにも、こういった環境の一番身近なものですべての市民に関係あるこのごみ袋を少し下げていただいたらどうかなと。 で、私は前回の一般質問のときに、ネーミングライツのことを言いました。ネーミングライツについては、隣の議員さんとかよく言ってますけども、ごみ袋にコマーシャルを入れたらどうかと。で、少しでも下げたらどうかと。そして、その分でもう値引きしたらどうかと。市からの持ち出しがないようにといった提案をしてまいりました。先に言った高知県南国市では、市の広報とかホームページにまで細かくコマーシャルを入れてるそうでございます。募集してですね。やっぱり徹底しておるなというので参考になりましたけども、武蔵ではポテトチップスの会社が今元気がいいです。キヤノンやソニーは悪いですけども。そういったとこに頼んで広告料を入れたりして下げたらどうか、あるいはやっぱり全国の市長会がありますので、そういったとこと協力してごみ袋を一括集中で頼んで、大きなメーカーにとってもらう。ネーミングを入れてもらう。そして、それを安くしてもらう、そういったことも含めて努力したらどうかということを前に申し上げたと思いますけども、それからネーミングライツにつきましては、アストもありますけれども、それも含めて検討するという答えを前回、他の議員には言っておりましたが、その後どうなったのかを含めてお聞きしまして、質問といたします。 以上です。 ○議長(諸冨忠君) 野田市長。 ◎市長(野田侃生君) 19番、堀田議員の御質問にお答えいたします。 1の公立幼稚園、保育園、児童館の民営化につきましては、その進捗状況につきましては教育委員会と福祉事務所より答弁があります。2番目の、駐車場の有料化につきましては、総務部よりお答えをいたします。指定ごみ袋の値下げにつきましては、生活福祉部長より説明があります。よろしくお願いいたします。 ○議長(諸冨忠君) 教育次長。 ◎教育次長(古森利幸君) それでは、堀田議員さんの御質問にお答えします。教育委員会といたしましては、国東市の学校教育審議会の答申では、園児数の少ない幼稚園と公立の保育所との幼保一元化を示唆していますので、民営化につきましてはちょっと難しいんじゃないかと思っております。その中で、教育委員会といたしましては、国東市公立幼稚園・保育所等あり方検討委員会というのを、14名の委員さんがいらっしゃいますけども、その場で規則の制定をいたしましたので、その中で幼保一元化などを検討してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(諸冨忠君) 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(清原和俊君) 19番、堀田議員さんの御質問の中で、福祉事務所に関するものにつきまして回答を申し上げたいと思います。 公立保育所の民営化に伴う進捗状況につきまして、お答えをいたします。 現在、市内に保育所が5カ所、こども館が1カ所ございます。市の考えといたしましては、民間でできることは民間にお願いをしたいという基本方針を持っております。しかしながら、各施設の定員数も30人から120人、定員に対する9月1日現在の入所率も53%から108%と各施設ごとの条件が違うなどの問題があるほか、果たして受けていただく保育園等があるのかどうか等の問題もございます。以上のことから、現段階での具体的な結論は出ておりませんが、今後さらに施設ごとに検討をしてまいりたいと考えております。 また、児童館の民営化につきましては、現在、児童館は指定管理ということで、人件費もほぼ全額を委託料ということでお支払いをしておりますが、民営化につきましては、公立・私立に関わらず、人件費に対しての国・県等からの補助金が全くありませんので、民営化という選択肢は難しいのではないかと思慮いたしておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(諸冨忠君) 総務部長。 ◎総務部長(清末芳晴君) それでは、19番、堀田議員の御質問にお答えをいたします。 2項目めの、駐車場の有料化についてでございます。職員、議員については有料化してはどうかという問題でございます。 現在、職員の通勤手段につきましては、もう御存じのとおり自家用車がもう大半でございます。公共交通機関の利用者はほとんどおりません。で、職員の駐車場の状況でありますが、議員御指摘のとおりでございます。本庁以外の3総合支所については、市有地の駐車場でございますが、本庁につきましては庁舎敷地内は借地がございます。それと、それのスペースで足りない分については、別に第2駐車場を市が借り入れて賃借料を支払っておるのが現状でございます。で、先進事例がありましたが、この問題につきましては、行財政改革の面からはメリットがございますので、そういう行財政改革の中で総合的に今後判断してまいりたいと、現状では考えております。 以上でございます。 ○議長(諸冨忠君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長瀧口洋司君) 最後の質問でございますけども、指定ごみ袋の代金を値下げしてはどうかという御質問でございました。 質問の中で、私が回答しようということもすべてもう御承知の上で、回答もいただいたような形になっておりますけども、昨年度販売額は4,457万2,000円ほどありまして、クリーンセンターのほうの維持管理に2,800万円ほど使わせていただいております。そういうことで、修繕費が年々かさんでおります。今しばらく維持管理のために市民の皆さんの御協力をいただきたいと思います。 ネーミングライツにつきましては、今後とも検討してまいりたいと思いますんで、よろしくお願いをいたします。 ○議長(諸冨忠君) 19番、堀田議員。 ◆議員(堀田一則君) ぼちぼち時間も近づきましたが、それでは返答いただきましたけども、最初の幼保のほうからいきます。 ちょっと聞き忘れましたけども、何とか委員会というのを発足して、それは、前そういう内容はいただきましたけども、その委員会では将来は集中化して廃園すべきところはしながら、集中して幼保一元化にしたいという、非常にのんびりな委員会らしい返答であったと思います。もう、国見の場合は既に幼保一元化しております。していても、10名をきるかきらないの数字であります。こういったことも含めて、もっと検討を、早急な、スピーディーな検討が必要だと思っております。当然、地域になくてはならない幼稚園、保育園もあります。しかし、それはそれとして、それぞれの、一つ一つの問題を把握しながら、一つ一つ個々に対応していかなければ、この問題は解決しません。民間でできるところ、利用の多いところは、もういち早くして、できないところはそれなりということで分けて考えんと、全部を一括でどうのこうのということは絶対できません。そこへんの検討をこれからもよろしくお願いします。 そしてまた、保育園につきまして、民間との話し合いをもっていますということで、いま既にもっているのでしょうか、どうですか。今からもつんですか。御返答お願いします。 ○議長(諸冨忠君) 高木副市長。 ◎副市長(高木正史君) 堀田議員にお答えをします。 そういう話があるかというと、まあないとは言えないんですけれども、具体的なものはまだありませんけれども、1カ所だけやりたいというのは聞いております。 ○議長(諸冨忠君) 19番、堀田議員。 ◆議員(堀田一則君) 副市長が一生懸命動いておるというのは、私も少し聞いております。ぜひとも前向きに、もしあるのであればそういったところから早めに対応していただきたいなと思います。まだ残った部分については、先ほど来言いましたように、小学校の統合と一緒になってごたごたならないように、上国崎のように幼稚園をタクシーで1年間送って、いらない経費を使うというようなことのないように、やめるところはやめていくと、この機会にやっていきたいと思います。 そして、児童館ですね。児童館は社協でやっておりますけども、市としては全額委託費となってます。市の持ち出しといったふうな委託費は今いくらぐらい年間払ってるか、わかる範囲でお願いします。わからなければ、また資料として。 ○議長(諸冨忠君) 福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(清原和俊君) 19番議員さんの御質問にお答えいたします。 児童館で、先ほど御質問の中にもございましたが、放課後児童クラブと同じ箇所でやっております武蔵の分につきましては、委託料が886万6,000円で、安岐の児童館につきましては、987万2,000円の委託料を支出いたしております。 以上でございます。 ◆議員(堀田一則君) いずれにしても、この2つがどちらもやはり900万近く払ってるわけです。1つは900万近く、1つは900万以上、多分同じような状況じゃなかろうかなと思います。私は、先ほど福祉事務所長が民営化云々とか話してましたけども、私が言いたいのはそうじゃないんです。というのは、社協が中途半端な営業形態であると。その労力もそうであるし、人件費もそうであります。これを、放課後児童クラブ、あるいは図書館に振り分けて、なくすことはできないかということを言ったんです。将来、これはなくすことはできないのか。そういうようなことも含めて、これまあ極端な計画ですけども、それくらい人件費がかかってると。かかってる割には、登録人数は多いんですけど、実際は非常に今は少年野球や、少女バレーやとみんな入ってて、そういうところに入らない子どもたちが通っているような状態であります。そういったことも含めて検討していただければいいかなと思うわけであります。 次に、駐車場の件を総合的に判断という、非常に暖かい言葉をいただきました。真に受けていいのかわかりませんけども、これはあくまでも提案でございます。すべてを含めてそういった意識を職員さん方ももっと市民に対して、意識改革をしていただければいいなと、それくらい、今から先は絞った雑巾を更に絞らなきゃいけない時代がくると。今からばら撒きの民主党政治が始まります。いろんな面でしわ寄せが来ると思いますので、今からでも切り詰めていくべきものは、早くからするべきじゃなかろうかなと。 最後に、ごみ袋でございますけども、市長に聞いたのに例のネーミングライツの経緯の返答がなかったのですが、そこへんの答弁お願いします。 ○議長(諸冨忠君) 野田市長。 ◎市長(野田侃生君) 堀田議員にお答えをいたします。 アストにつきましては、キヤノンやソニーに問いかけをしたことがあるんですけども、これはあまりいい返事はないということで、あれが一番大きいんですけども、いい返事がいただけなかったという経緯があります。 ごみ袋につきましては、非常に有難い御提言なんですけども、今議員さんが言いましたように、国東市だけでそういう業者さんがいらっしゃればいいんですけども、今からはつめてまいりますけども、広域で。せめて国東、杵築、日出あたりで一緒に購入して単価を下げながら、そういうふうに広告を載せるというような施策も進めるべきだと考えております。 ○議長(諸冨忠君) 19番、堀田議員。 ◆議員(堀田一則君) 先ほど来、もう価格の根拠がなくなってるわけなんですね。クリーンセンターが運営費のためにと、確かにその4,400万のうちの2,000何百万は使ったと言っておりますけども、もうこれはそういった根拠、価格の根拠ではないと。住民サービスということで、ぜひとも15円、あるいは17円ぐらい違いますけども、この単価をぜひとも下げていただいて、住みやすい、何か、行革してこの4年間市民の皆さん方に辛抱に辛抱させていただいております。何か喜ばしいことを中にはありましたよ。今度もね、商品券を発行していただいて本当にありがとうございます。そういったことも含めて、いろんなことをやっていただいておりますけれども、これはやっぱりみんなで喜ばれてくれる大きなサービスの一環でありますし、何とか前向きな返事を市長からいただけなければ、◎私はもう20分ぐらい時間がありますので、(笑声)粘りたいと思いますが、せっかく他の議員さんも何回も言っております。どうか、検討いただきたいんですが、どうでしょうか。 ○議長(諸冨忠君) 野田市長。 ◎市長(野田侃生君) お答えします。 この問題は、過去何回も皆さん方から御質問なり要望をいただいておりますけれども、現在の状況の中で、財政状況、すべての面にわたって財政が絡んでまいります。乳幼児から高齢者の方までの社会福祉関係の費用、それから、こういう環境衛生面のお金、すべてマイナスにするということは今できないような情勢でありますけども、すべてをやればすべてお金がかかるわけでありまして、我慢していただけるとこは我慢していただいて、今国東市、豊後高田市、それから宇佐市の広域でクリーンセンターの建設を目指しておりますけども、その中でやはり国東が一番持ち込みのごみが少ないということで、市民の皆さんも頑張っていただいております。しばらく、ごみ焼却場は合議ができて、新しい形になるまでは、何とか皆様方に我慢していただきたいと思いますけれども、その内容につきましては、もうちょっと値段を下げるとか、仲介料をやめるとか、そういうことをしたり、さっき言いましたように広告を載せていただくとかいう、そういう方法で進めていかなきゃならんと思っております。 以上でございます。 ○議長(諸冨忠君) 19番、堀田議員。 ◆議員(堀田一則君) 我々のスーパー業界も中小が生き抜くためにはどうしたらいいかということで、全国の小さいスーパーが集まって、1円でも安いものを仕入れております。そうしないと大手に勝てないんです。ですから、多くの横の手を繋いで、特に我々が一番先に取り組んだのは、リースマット、マットのリースを全部取り組んだら、かなり安くなります。あるいは保障会社、あるですね。セコム、前セコムだったけどやめて、同等の1個下げた二流の会社にすれば、ガーンと安くなる。そういったことも含めて、多くの方々でできることっていうのは、メリットがいっぱいあるんです。ぜひとも手を繋いで、袋を、特に我々袋のプロです。いま簡易袋が廃止になりましたけども、あれ大きいんです。毎月うちでも50万近く払いよったんです。そういったものを1円でも、1円何十銭の世界です。そういったものを検討していただいて、ゴミ袋の値下げを期待しております。 以上で終わります。ありがとうございました。 ○議長(諸冨忠君) これで、一般質問を終わります。────────────・────・──────────── ○議長(諸冨忠君) 以上をもちまして、本日の議事日程は終了いたしました。 これにて散会いたします。午後0時10分散会──────────────────────────────...