• 部落(/)
ツイート シェア
  1. 豊後大野市議会 2020-12-11
    12月11日-04号


    取得元: 豊後大野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-13
    令和 2年 12月 定例会(第4回)        令和2年第4回豊後大野市議会定例会会議録議事日程(第4号)                 令和2年12月11日(金曜日)午前10時開議日程第1 第97号議案 豊後大野督促手数料及び延滞金徴収条例等の一部改正について日程第2 第98号議案 豊後大野国民健康保険税条例の一部改正について日程第3 第99号議案 豊後大野税特別措置条例の一部改正について日程第4 第100号議案 豊後大野感染症金融対策基金条例の制定について日程第5 第101号議案 豊後大野公民館条例の一部改正について日程第6 第102号議案 豊後大野体育施設条例の一部改正について日程第7 第103号議案 豊後大野火災予防条例の一部改正について日程第8 第104号議案 大分県退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合規約の変更について日程第9 第105号議案 公の施設の指定管理者の指定について日程第10 第107号議案 令和2年度豊後大野一般会計補正予算(第10号)日程第11 第109号議案 令和2年度豊後大野国民健康保険特別会計補正予算(第4号)日程第12 第111号議案 令和2年度豊後大野介護保険特別会計補正予算(第3号)日程第13 第113号議案 令和2年度豊後大野農業集落排水特別会計補正予算(第3号)日程第14 第115号議案 令和2年度豊後大野浄化槽施設特別会計補正予算(第3号)日程第15 第117号議案 令和2年度豊後大野公共下水道特別会計補正予算(第2号)---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1から日程第15まで議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(14名)     1番  後藤雅克君      2番  嶺 英治君     3番  吉藤里美君      4番  穴見眞児君     5番  田嶋栄一君      6番  川野優治君     7番  赤峰映洋君      8番  神志那文寛君     9番  小野順一君     10番  小野泰秀君    11番  衞藤正宏君     13番  佐藤辰己君    14番  沓掛義範君     15番  衞藤竜哉君欠席議員(1名)    12番  首藤正光君---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長      川野文敏君   副市長     石井聖治君                 総務企画統括 教育長     下田 博君           赤峯 浩君                 理事 総務課長    城井達也君   財政課長    金山英三君                 まちづくり 税務課長    麻生和男君           小野律雄君                 推進課長 生活福祉統括         後藤貴子君   市民生活課長  羽田野宏章君 理事                 人権・部落 環境衛生課長  川野寿洋君   差別解消推進  廣瀬宏一君                 課長                 子育て支援 社会福祉課長  朝倉誠一君           高野辰代君                 課長 高齢者福祉           産業建設統括         後藤樹代文君          衞藤好夫君 課長              理事 農業振興課長  志賀 正君   農林整備課長  後藤龍昭君 商工観光課長  安藤久美子君  建設課長    玉ノ井浩司君 上下水道課長  足立宏幸君   教育次長    堀 誉裕君 学校教育課長  内野宮俊介君  社会教育課長  佐藤精華君 豊後大野市民          監査事務局長         伊東一也君   兼選挙管理委  足立建士君 病院事務長           員会事務局長                 農業委員会 会計管理者   古沢智孝君           足立 崇君                 事務局長 消防長     廣瀬哲治君---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長    新宮幸治    総括主幹    後藤文生 主幹      後藤泰幸    副主幹     佐々木恭徳          開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(衞藤竜哉君) 本日の出席議員は14名であります。 12番、首藤正光君から欠席の届けが出ております。 これより本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(衞藤竜哉君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △第97号議案~第105号議案の質疑 ○議長(衞藤竜哉君) 日程第1、第97号議案 豊後大野督促手数料及び延滞金徴収条例等の一部改正についてから日程第9、第105号議案 公の施設の指定管理者の指定についてまでの9案件を一括議題とします。 本9案件について、これから質疑を行います。 まず、第97号議案から第99号議案までの3案件については、質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。 次に、第100号議案 豊後大野感染症金融対策基金条例の制定については、質疑の通告がありますので、発言を許します。 10番、小野泰秀君。 ◆10番(小野泰秀君) 第100号議案 豊後大野感染症金融対策基金条例の制定についてでありますが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による売上高の減少等の影響を受けた中小零細企業に対する利子補給に要する経費の財源に充てるためということであります。これは中小零細商業者にとっては大変ありがたい制度であるわけですけれども、要するに国あるいは県があると思うんですけれども、金利を補助するどういうものがあるのかお尋ねします。 ○議長(衞藤竜哉君) 安藤商工観光課長。 ◎商工観光課長安藤久美子君) この感染症金融対策基金条例の対象になります新型コロナウイルス感染症緊急対策特別資金は、大分県独自の融資制度でございまして、それに対しての利子補給を本市が独自で行うというものでございます。 ○議長(衞藤竜哉君) 小野泰秀君。 ◆10番(小野泰秀君) 大分県の中小企業者が借りたときの利子を補助してくれると。その大分県は何%のものをどれだけ補助するのか。あるいは、それは何十回とか、何年とか期限があるのか。その辺をお教えください。 ○議長(衞藤竜哉君) 安藤商工観光課長。 ◎商工観光課長安藤久美子君) 県の新型コロナウイルス感染症の資金につきましては、融資の利率を1.3%としております。 融資の限度額は、設備運転資金として、県は1億6,000万円を対象として、その融資の利率が1.3%になり、豊後大野市の県の融資制度の利子補給補助金は、そのうちの1,000万円に対して3年間利子補給をするものであります。 ○議長(衞藤竜哉君) 小野泰秀君。 ◆10番(小野泰秀君) 豊後大野市を挙げての小規模事業者経営改善資金利子補給補助金だったか、たしか一般会計で892万8,000円だったかな、それはそれでやっていただけるわけですね。 ○議長(衞藤竜哉君) 安藤商工観光課長。 ◎商工観光課長安藤久美子君) 今ご質問のございました既存のマル経融資の部分については、5年間の利子補給を現行どおり行うこととしております。 ○議長(衞藤竜哉君) ほかに質疑の通告はありませんので、第100号議案の質疑を終わります。 次に、第101号議案 豊後大野公民館条例の一部改正についてから第104号議案 大分県退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合規約の変更についてまでの4案件については、質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。 次に、第105号議案 公の施設の指定管理者の指定については、質疑の通告がありますので、発言を許します。 初めに、8番、神志那文寛君。 ◆8番(神志那文寛君) それでは、第105号議案について、2点通告しております。 公民館7施設、体育施設17施設について、一般社団法人ここからプラスを指定管理者候補として選定したということであります。 1点目のお尋ねですが、指定管理制度の目的で、提案理由の説明の中にもあります民間事業者等が有するノウハウを活用ということでありますが、社会教育法の目的を外さずに、この一般社団法人ここからプラスの実績や提案というものは、どのようなものがあるのかお尋ねします。
    ○議長(衞藤竜哉君) 佐藤社会教育課長。 ◎社会教育課長(佐藤精華君) 今回提案しております指定管理者候補一般社団法人ここからプラスにつきましては、本年4月に市役所OBを中心に設立された法人でございます。 法人の実績はございませんが、法人の設立目的は、豊後大野市の持続可能なまちづくりを支援するために必要な事業を行い、地域振興に寄与することを目的として設立された非営利団体の一般社団法人です。 法人には、公民館で勤務を行った経験のある方や社会教育主事の資格を持つ社員を有しており、今回の指定管理において、公民館等の設置目的を踏まえた管理運営体制を構築できるものであることと、法人の設置目的に合致する必要な事業と認識したことにより申請に至っています。 法人の考え方としては、公民館は地域の公民館であることを基本理念として位置づけ、地域の人々が主役の公民館として、地域の様々な団体等が公民館の存在意義、進む方向性を理解した上で、運営に参画できる体制を整備し、地域とのつながりを大切にしていくことが重要であり、社会教育やスポーツ振興の分野においても専門性の高い職員の配置を進め、地域のニーズや課題解決に向けた取組を推進することとしています。 また、社会教育の振興及び生涯学習の推進には人づくりが重要であるという認識に立ち、コミュニケーション力コーディネート力のある人材の育成・採用を図ることとしています。 職員の雇用に関する基本的な考え方は、現在勤務している職員の継続配置を基本としており、人員の補充が必要になった場合は、地域の雇用提供の場として、地元や周辺地域からの採用を優先することとしています。 経費縮減の基本的な考え方としましては、提供するサービスの質・内容を低下させずに、あらゆる面で業務を見直し、無駄を省き、無理・むら・無駄の徹底排除を行い、効率の悪い要因を全ての運営管理業務から一つでも多く探し出し、排除し、事業費へ反映することとしています。 指定管理になりましても、市民の皆さんが現在利用している公民館の会議室やホール、野球場やグラウンドの利用時間や予約、申請、許可、料金や使用料の減免、休館日や休業日などに変わりはありません。 利用に関するそれぞれの条件は、市の条例や規則に基づくもので、議会の議決がなければ変更はできません。また、条例等の範囲内での変更が必要なときは、教育委員会の許可が必要となります。 指定管理者豊後大野市の条例・規則・規程を遵守することが条件となっていますし、条例等の範囲内での変更が必要なときは、教育委員会の許可が必要となっていますので、法令遵守のチェックは社会教育課の業務の一つともなりますので、連携して取り組んでまいりたいと考えています。 ○議長(衞藤竜哉君) 8番、神志那文寛君。 ◆8番(神志那文寛君) 前段の、この社団法人の実績はないんだが、代表の方あるいは構成員の方でしょうか、社会教育に対する知見はあるんだというところのようであります。今、併せて様々答弁をいただいたんですけれども、公民館というのは地域の公民館である、また地域の方々が主役であるといったところで再質問しますけれども、その点での新たな取組の提起というのが何かあれば、お尋ねします。 ○議長(衞藤竜哉君) 佐藤社会教育課長。 ◎社会教育課長(佐藤精華君) 事業計画の中でも提案されておりますが、各公民館ごとに、仮称ではありますが、運営協議会なるものを設置して、事業計画に地域の方、利用者の方の意見が反映される取組を行うということをお伺いしております。 ○議長(衞藤竜哉君) 8番、神志那文寛君。 ◆8番(神志那文寛君) それでは、2点目として通告している部分をお尋ねします。 今も少し経費の話があったんですけれども、この指定管理で、一つは経費を削減するんだというのが市としては目的でありますが、それでは、経費の削減というのがどの程度になるものかと。以前お尋ねしたときは、まだそこが算出できない段階だということだったんですが、今、現段階では、どの程度削減できるものか、もう試算は可能か、お尋ねします。 ○議長(衞藤竜哉君) 佐藤社会教育課長。 ◎社会教育課長(佐藤精華君) 現時点の試算は令和3年度当初予算の概算要求時点のものになりますが、指定管理委託料積算時の算定額で見ますと、年間の削減額は約4,000万円、5年間の削減額は約2億円と試算しています。 ○議長(衞藤竜哉君) 8番、神志那文寛君。 ◆8番(神志那文寛君) これは、指定管理に出すことで、現在は市の正規職員が6つの公民館に1名ずついらっしゃるわけなんですけれども、そこは引揚げの形になって、人件費は少なくとも減るわけですよね。今答弁いただいた額というのは、市正規職員分を超えての額なのか、あるいはそこまでは削減できないということなのか、そこを再度お尋ねします。 ○議長(衞藤竜哉君) 佐藤社会教育課長。 ◎社会教育課長(佐藤精華君) 委託料の積算根拠では、事業費、管理費については令和2年度の当初予算をベースに積算しております。ということで、削減の根拠は、主には人件費、現在6つの公民館にそれぞれ正規職員を配置しておりますが、その部分が指定管理者に代わるということの差額と考えていただきたいと思います。 ○議長(衞藤竜哉君) 8番、神志那文寛君。 ◆8番(神志那文寛君) 指定管理の目的の一つは経費の削減ということもありますが、それでもって事業が縮小して地域の方々の利便性が落ちるとかがあってはなりませんし、雇用されている方の賃金にも反映するわけで、そこがまた下がることもあってはならないと考えております。 いずれにしても、法に定める目的を外さず、利用者の利便性を損なわない、そういった運営をしっかりお願いします。 ○議長(衞藤竜哉君) 次に、10番、小野泰秀君。 ◆10番(小野泰秀君) ただいま神志那議員から質問がありましたので、ダブった部分もありますので、それを除いて質問します。 一般社団法人、これは非営利法人なんですけれども、公証役場に認証を受けて、近くの法務局に行って設立登記をすれば、すぐできるわけです。一銭の出資もすることなく簡単にできるというメリットがあろうと思うわけですけれども、私は一般社団法人が果たしてこれにふさわしいのかどうかというのをまず思うわけなんです。この指定管理を行うことに対して、入札したと思うんですけれども、何者見えたんでしょうか。 ○議長(衞藤竜哉君) 佐藤社会教育課長。 ◎社会教育課長(佐藤精華君) 今回の指定管理の公募の説明会には2つの団体が見えられまして、公募を実際にされた団体は今回提案しております候補者の1団体ということになっております。 ○議長(衞藤竜哉君) 10番、小野泰秀君。 ◆10番(小野泰秀君) 今話を聞くと、やはりそれだけ妙味がないというか、多分うまみがないと、私はそう思っているわけです。先ほど言いましたように一般社団法人といいますと、大学のOB会とか、あるいは学会とか、あるいは同窓会だとか、あるいは我々の野球の連盟とか、そういうものが大体一般社団法人でやるんですけれども、こういうものも一般社団法人がやるということ自体が非常に理解しにくいんですけれども、県内で一般社団法人でこういった施設をやられるところがあるのかどうかお尋ねします。 ○議長(衞藤竜哉君) 佐藤社会教育課長。 ◎社会教育課長(佐藤精華君) 公民館施設に限れば、県内では日田市が指定管理者制度の導入を行っております。日田市に関しては、一般財団法人指定管理者となっております。 ○議長(衞藤竜哉君) 10番、小野泰秀君。 ◆10番(小野泰秀君) 非常に少ないなと思うわけです。ここは二十四、五の施設を抱えているわけですけれども、社会教育課長、日田市にメリットあるいはデメリットを聞いたのでしょうか。 ○議長(衞藤竜哉君) 佐藤社会教育課長。 ◎社会教育課長(佐藤精華君) 私は4月から社会教育課に参りましたが、導入に当たっては、前任等が日田市を視察してメリット、デメリットを伺っているということを聞いております。 ○議長(衞藤竜哉君) 10番、小野泰秀君。 ◆10番(小野泰秀君) そういうこともきっちり調べた上でやってほしかったなという思いがするわけです。経費削減とか、世の中の風潮としては民営化できるところはということがあるかもしれませんけれども、やはりこういった運動施設とか公民館というのは、基本的には私は市が直営すべきものではないかなという思いがしているわけでございます。 こうした以上、もうどうしようもないわけなんですけれども、果たして、経費は下がるでしょう、サービスが本当に保たれるのかどうか。社団法人になってから今以上にサービスが落ちるようでは困るわけですけれども、それ以上になるのかどうか、再度お聞きします。 ○議長(衞藤竜哉君) 佐藤社会教育課長。 ◎社会教育課長(佐藤精華君) サービスの低下を招かない施策としては、協定書に基準書、仕様書なるものを添付しておりますので、その仕様書どおりに業務を行っていっているか、月次報告書、それから年次報告書等で確認しながら指導を行って、市民の方へのサービスが低下しないようにチェックをしていきたいと考えております。 ○議長(衞藤竜哉君) 10番、小野泰秀君。 ◆10番(小野泰秀君) 今、社団法人に任せるということなんですけれども、私は野球関係をしているんで、あえて言いたいんですけれども、三重総合グラウンドというのには三重野球場は入っているんでしょう。三重野球場にしても、大野球場にしても、千歳球場にしても、豊後大野市はグラウンドがたくさんあって非常にいいんだというようによく思われているんですが、実際、グラウンドの中に行くと、もうひどいんですよ。例えば、大野町のスコアボードはあるんですけれども、あの機械なんかも壊れているんですよ。だから、指定管理にする前に、やはりもう一度点検をしてもらいたい。非常に悪いんです。三重野球場にしても、土がぼこぼこで、もう固まっていて、野球ボールが跳ねるんです。大野町にしても絶対手入れしないといけないんですよ。 大学野球なんかが来てたんですけれども、今はもう来ないんですよね。中九州大会なんかを緒方町でやっていたんですけれども、グラウンドに全然手を入れない。一回見てください。直営ですらこういう状況であるわけですから、一般社団法人になって今よりさらに悪くなるんではないかという感じがする。だから、豊後大野市は4つの野球場があるから便利がいいんだとかいうあぐらをかくのではなくして、ぜひ、今ある施設を点検し直してください。 例えば、高校野球にしたって、千歳球場なんかはあるんだけれども、ネットが低いからできないんですよ。ネットを高くすれば立派にできるんですよ。そういうことに力を入れないと、今度は何か県職員住宅跡地スポーツ施設を造るとかいう話が出ていますけれども、その前に今現在あるやつをきちっと見直してください。お願いします。 ○議長(衞藤竜哉君) ほかに質疑の通告はありませんので、第105号議案の質疑を終わります。--------------------------------------- △第107号議案の質疑 ○議長(衞藤竜哉君) 日程第10、第107号議案 令和2年度豊後大野一般会計補正予算(第10号)を議題といたします。 お諮りします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 異議なしと認めます。 したがって、本案については委員会付託を省略することに決しました。 本案について、これから質疑を行います。 第107号議案 令和2年度豊後大野一般会計補正予算(第10号)は、質疑の通告がありますので、発言を許します。 初めに、8番、神志那文寛君。 ◆8番(神志那文寛君) 一般会計補正予算(第10号)については、3事業について通告しております。 まず、1点目、別冊2の一般会計補正予算書の27ページであります。こちらは減額の部分になるんですが、真ん中辺、小中学校ICT環境整備事業が3,390万2,000円の減額となっているところであります。これは本年度の補正予算(第3号)で計上した小中学校ICT環境整備事業3億671万9,000円の結果だと思うわけですが、その内容は情報ネットワーク整備庁用器具費などの何がどれだけ減額となったのかお尋ねします。あわせて、タブレットについてはWi-FiモデルSIMモデルかお尋ねします。 ○議長(衞藤竜哉君) 内野宮学校教育課長。 ◎学校教育課長内野宮俊介君) まず、減額の分についてですが、これは、実はタブレットの4年間の保守点検料アップルケアですが、それを計上しておりました。ところが、他市の状況とか、GIGAスクールモデルには落下時に対応した保護ケースがついているということから、その保守点検料を減額した分で、それが3,390万2,000円ということであります。 それから、Wi-FiモデルSIMモデルかということでありますけれども、Wi-Fiモデルであります。SIMモデルにつきましては、携帯電話網を使うために、豊後大野市では速度とか範囲とかの問題がありますし、使用料金が年間1億円ぐらいかかるということでありますので、Wi-Fiモデルといたしました。 ○議長(衞藤竜哉君) 8番、神志那文寛君。 ◆8番(神志那文寛君) 減額部分は、タブレットの購入台数が2,306台という予算でありましたが、この保守料4年分ということのようであります。 今説明がありました、落下時に対応した保護ケースがついた形で入るということなんですが、落下時に限らず、ハードの中身の部品の不具合があったりとかした場合に、保守に入っていれば、それが無償で修理なり交換なりできるというのが保守であります。今現在でも何台かずつはタブレットが入っているわけなんですが、これまでの経過、実績として保守は入る必要がないということも根拠にしているんでしょうか。 ○議長(衞藤竜哉君) 内野宮学校教育課長。 ◎学校教育課長内野宮俊介君) 今までの実績からして、保守点検料に入っていくよりも、その都度の修理とかで対応したほうが安いという判断で、そこの部分を減額補正いたしました。 ○議長(衞藤竜哉君) 8番、神志那文寛君。 ◆8番(神志那文寛君) これまでの実績でも都度修理のほうが安いんだということは確認したいと思います。 次、2点目をお尋ねしますけれども、これは予算計上時、新型コロナウイルス感染症が再び拡大した場合の臨時休業等に備えとのことでありました。 今、とうとう豊後大野市内でも感染された方が出たわけなんですが、この冬には間に合うのかどうか、期日等お尋ねします。 ○議長(衞藤竜哉君) 内野宮学校教育課長。 ◎学校教育課長内野宮俊介君) GIGAスクール構想は、そもそも5年間かけて整備をするという方向でありましたが、今回のコロナの影響で、1年でもう急遽、全国規模で整備をするという方向になりました。そういうことでありますので、全国一斉に機材についての需要が高まりました。 それと、もう一つが、世界的に見たときに、生産現地でのロックダウンとかいうことが行われておりましたので、部品も何か思うように手に入らないということであります。そのため、これがずれ込んで、業者にWi-Fiモデルが納入されるのが1月と聞いております。その後、業者が設定作業を行います。それで、豊後大野市に入荷できるのは3月となっております。 ○議長(衞藤竜哉君) 8番、神志那文寛君。 ◆8番(神志那文寛君) 市のほうには3月ということであります。今答弁ありましたように、全国一斉でありますから、それはそのぐらいかかるよと、あるいは3月に間に合わないのではないかとおっしゃる専門家もいらっしゃいますけれども、本当にこれが役に立つのかなというのは、まだまだちょっと疑問があるわけなんです。 それで、3点目であります。入荷が3月になるんだという話でしたが、それは4月以降にしても同じなんですけれども、臨時休業となれば、児童・生徒がタブレットを持ち帰り、自宅から、オンライン授業など必要になった場合、インターネットの通信環境がない世帯にはどう対応するのか。1点目で少し答弁もありましたけれども、Wi-Fiモデルということであれば、自宅のインターネットを使わせていただける方は利用できるかもしれないんですが、それがない方は利用できないという問題があります。あわせて、自宅から既存の校内ネットワークへのアクセスというのはどのように実現するのかお尋ねします。 ○議長(衞藤竜哉君) 内野宮学校教育課長。 ◎学校教育課長内野宮俊介君) 今ご指摘のように、家庭のインターネット環境は様々な状況があります。そのため、現在インターネットに接続できていない家庭というのもあります。そこについては、携帯電話、スマートフォンだけでも十分だという理由で、インターネット環境がないという家庭がたくさんあるという実態であります。そういう実態があるんですけれども、これは教育委員会だけでは対応が難しいところがありますので、これは大きな課題だと思いますので、他課と検討してまいりたいと思います。 それから、自宅から学校へのアクセスについてなんですけれども、現在、国は、自宅から既存のネットワーク、学校のネットワークとかいうのにつないでいくのではなく、クラウドを積極的に利用していく方針ということであります。それで、既存のネットワークからクラウドに移行するなど、GIGAスクールモデルは現在のネットワークシステムの利用法が大きく変わっていく節目ではないかと思っております。そのため、今後、様々な技術革新がなされていくと思われますけれども、他市の状況、それから全国的な様子を見ながら、柔軟に対応していきたいと考えています。 ○議長(衞藤竜哉君) 8番、神志那文寛君。 ◆8番(神志那文寛君) もともとGIGAスクール構想というものがあって、それは新たな通信環境というか、クラウドを使うんだというものでありますけれども、もう3月にしか入らないという答弁もありましたけれども、最初の目的、新型コロナウイルス感染の拡大の、では何に対して備えてタブレットを入れるのか、このタブレットを入れて何ができるのか。今の学習環境をタブレットを使うことでこういうふうに置き換えることができる、教室に行かなくてもこういうふうに自宅からのオンラインで先生が見られるんだというのをつくるのが、まず必要ではないかと思うんです。このタブレットでコロナに備えて何をするんですか、改めてお尋ねします。 ○議長(衞藤竜哉君) 内野宮学校教育課長。 ◎学校教育課長内野宮俊介君) 現在、実際にやっているという学校もあるんですけれども、不登校の児童・生徒に、全員ではないんですが、学校での授業をタブレットで撮って、そこの家庭はWi-Fi環境があるんですけれども、そこで子供が授業の様子を見ることができるという取組をしています。現在、学校にとっては初めての取組でありますので、教職員の研修とか準備とかを進めながら順次そういうことを拡大していく。 仮にコロナで学校が休校になった場合とかについては、学校に来られていない子供について、またそういう方法で配信ができるのではないかと考えております。 ○議長(衞藤竜哉君) 8番、神志那文寛君。 ◆8番(神志那文寛君) 臨時休校がよかったのかどうかという議論もありますけれども、この春の臨時休校時はケーブルテレビで授業も行っていました。あれは今ある環境の中でいい取組だったんではないかなと思います。これは、言ったら政府によるGIGAスクール構想の前倒しということで、コロナに乗じたそういう対策であるんですけれども、導入自体には反対するものではありませんが、これはこれでまたいろんな現場にも負荷がかかるのかなというところは気になるところであります。その辺については気をつけていただきたいと思います。 この点については以上で、次の事業についてお尋ねします。 次は、別冊3、一般会計補正予算主要歳出説明書の3ページ、2款1項11目のICT環境整備事業5,971万7,000円であります。 1点目としてお尋ねしますが、この環境整備は、具体的には主にどのような環境整備を行うのか、また、新たな機械器具費の配付というのは、特別職や職員など、どの範囲を考えているのかお尋ねします。 ○議長(衞藤竜哉君) 城井総務課長。 ◎総務課長(城井達也君) ICT化の環境整備としまして3つの事業を考えております。 1つ目は、Wi-Fi環境の整備であります。本庁、支所ともに整備しまして、庁舎内であればどこでも接続できる環境に整備したいと考えております。新たな器具としては、Wi-Fi機器とその回線及びネットワーク構築のためのシステム整備となります。 2つ目が、ウェブ会議ができる環境への整備でございます。外部との会議や研究会等に出張することなく参加できるウェブ会議ができる環境の整備でございます。新たな機器としまして、会議用のモニター、カメラ、スピーカー、そしてプロジェクター等の購入を計画しております。 3つ目として、リモートワーク機器の整備でございます。Wi-Fi環境等を利用しまして、モバイル端末、タブレットの購入を考えております。庁舎内はもちろんのこと、職員が外出した際に、外出先で市庁舎の情報システムに接続できる端末を購入するものでございます。 タブレットにつきましては、今回200台の購入を考えております。その配付は特別職と管理職、そして市議会議員の皆様と考えておりまして、これが約80台、そして職員用として120台を用意しまして、各課が自由に利用、持ち出しできる台数として考えたところであります。 ○議長(衞藤竜哉君) 8番、神志那文寛君。 ◆8番(神志那文寛君) 2点目、お尋ねしますが、新たな機器の導入、これは具体的には特別職、管理職、議員で80台、職員120台といった端末のことについてでありますが、こうしたものを導入することで、我々に配られる資料もそうですが、紙資源の節約になるという側面はありますが、一方で、新たな仕事の流れをつくらないといけない、新たな機器の操作などを覚えないといけない、必要になるということになり、そういったものが仕事の負荷やストレスにもつながったりもします。 現在の仕事の流れとか使用機器、今皆さんがお使いのパソコンとか、そういうものから新しいものへと継ぎ目なく移行できるものが必要と考えます。あるいは、デスクから外に出て業務をするときに、では持ち出すモバイル端末は、やっぱりデスクにあるものが同じイメージで出ていくほうがいいわけなんですけれども、その点でいいますと、iOSやアンドロイドなどの簡易なタブレットというのは不向きと考えるわけなんですが、この選定はどのように考えているのかお尋ねします。 ○議長(衞藤竜哉君) 城井総務課長。 ◎総務課長(城井達也君) タブレットを購入するに当たりまして、利用する職員が新たな機械操作、学習することが負荷になったり、ストレスを感じたりすることがあると思いますが、そういうことになるべくならないように、職員がこれまで利用しているパソコンの環境やソフトウエアが使えるウインドウズOSモデルを導入しようと考えております。 ○議長(衞藤竜哉君) 8番、神志那文寛君。 ◆8番(神志那文寛君) 分かりました。ぜひ、先ほどのGIGAスクールの話もそうなんですけれども、流行とかブームでの選択ではなくて、本当に新たな負荷というのは最小限で業務の効率は上げるものの選定をお願いします。 今の点は、以上で結構です。 次は、5ページ、7款1項2目の商工業推進事業、感染症金融対策基金積立金1,000万8,000円であります。先ほど条例のところでもありましたが、この1,000万8,000円という、何を根拠にこの金額を積み上げたのかお尋ねします。 ○議長(衞藤竜哉君) 安藤商工観光課長。 ◎商工観光課長安藤久美子君) この基金の積立ての根拠となる算定でございますが、まず今年度の融資の状況から説明させていただきたいと思います。 今年度の特別資金の利子補給補助金の状況でございますが、10月末時点で24事業者の方が利用されております。そして、その後の利用の見込みにつきましては、金融機関等に問い合わせたところ、相談や申込みが15件あったということで、まず今年度は40件の利用者があると想定しているところでございます。 先ほど申しました24件の既に利用されている方の利子補給額が、今年度は132万8,325円であります。その後の想定している16件の見込みの金額を1件当たり、今年も融資を受けている方の一番高い利子が9万2,000円でございましたので、一番高い9万2,000円の16件分で147万2,000円としており、今年度、令和2年度の利子補給額は、確定額と今の見込みを足して280万325円と考えております。それを基本に令和3年度から令和5年度の基金の積立金を計算したところでありまして、令和3年度は確定している24件の利子補給額が224万1,906円で、見込み16件の1件当たりをその中で一番の最高額の13万円としております。予定の方の16件分が208万円とし、その合計を432万1,906円としております。 令和4年度は、確定している分の24件の額が202万8,965円で、見込み16件の1件当たりを12万8,000円として204万8,000円で、その合計が407万6,965円です。 同じように、令和5年度が確定している分で64万8,831円で、見込み分が96万円とし、その合計として160万8,831円で、その3年度分の合計が1,000万7,702円となりますことから、予算額1,000万8,000円を計上させていただいているところでございます。 ○議長(衞藤竜哉君) 8番、神志那文寛君。 ◆8番(神志那文寛君) いずれにしても、今年度分というのは第1号の補正予算で520万円と計上がありました。今年度分、280万円はもう確定ですか。これが根拠で、それの積み上げで来年からの3年分と理解してよろしいんですね。 では、それならそれで結構なんですが、想定を超えた件数があった場合、基金の1,000万8,000円は増額をする予定はあるんでしょうか。 ○議長(衞藤竜哉君) 安藤商工観光課長。 ◎商工観光課長安藤久美子君) 今年度の見込みが、今申しました当初予算では520万円で現時点で確定と、その後の予定で280万円ということで基金を積み立てるようにしておりますが、想定を超えた場合は補正等で対応はできるものと考えております。 ○議長(衞藤竜哉君) 8番、神志那文寛君。 ◆8番(神志那文寛君) 先ほどの質疑でもありましたとおり、こういったものはぜひどんどん利用していただきたいし、市としては、行政側としては助けていただきたいと思います。 それで、今回の1,000万8,000円については臨時交付金の財源の掲載があるわけなんですけれども、第1号補正での520万円については財源と内訳が分からなかったんですが、この520万円には臨時交付金が財源として入っているのか、入っていればどのぐらい入っているのかお尋ねします。 ○議長(衞藤竜哉君) 安藤商工観光課長。 ◎商工観光課長安藤久美子君) 第1号補正の今年度の520万円につきましては、地方創生臨時交付金が全額入っております。 ○議長(衞藤竜哉君) 8番、神志那文寛君。 ◆8番(神志那文寛君) 第1号補正の520万円は全額交付金だということですね。分かりました。ぜひアナウンス等も広く行って有効な使い方ができるようにお願いしたいと思います。 ○議長(衞藤竜哉君) 次に、10番、小野泰秀君。 ◆10番(小野泰秀君) 別冊2、一般会計補正予算書の22ページ、4款の衛生費、2項の清掃費、3目の清掃センター費です。一般廃棄物処理事業の需用費の修繕料ですけれども、2,359万5,000円。これは、清掃センターの焼却施設の臨時点検のときに緊急的な措置ということで上げられたと思うんですけれども、では緊急的ですから、今度は本格的に改修ということになればどのくらいになるのかお尋ねします。 ○議長(衞藤竜哉君) 川野環境衛生課長。 ◎環境衛生課長(川野寿洋君) ごみ処理施設の信頼性及び安全性を維持するために、設備・機器の適正な保全及び管理を行い、ごみ処理に支障を来すことなく、安定的かつ継続的な業務推進を図るために、毎年9月に本点検、2月に中間点検を行っております。 点検・修繕を行う際においては、焼却炉を停止する必要があることから、9月に実施する本点検では、当初予算にて予定した修繕を同時に行うこととしております。この本点検において、機器の破損や裂傷等が新たに発見された場合、このままの状態では他の機器にも影響を与えると判断されることから、この本点検の時点で応急処置を行います。そして、2月の中間点検の際に正式に修繕を行うこととしております。 本点検で見つかった修繕が必要な箇所については、本来は早急な対応を行いたいところでありますが、建設から20年を経過し、ほとんどの部品が生産中止や特注品であるため、発注から1から2か月の納期を有するものばかりであることから、2月の中間点検での修繕対応となります。 ご質問内容の緊急的というのは、いわゆる応急処置ではなく、しっかりとした修繕になるのですが、先ほど申しましたように、20年を経過した施設でありますので、なかなか劣化が激しく、修繕がかさんでいるところであります。 ○議長(衞藤竜哉君) 10番、小野泰秀君。 ◆10番(小野泰秀君) 今、緊急的とはいえ本格的な修繕をしたということのようでございます。 詳しいことを聞いても私は分からないと思うんですけれども、この2,359万5,000円、結構な値段なんですけれども、刃を替えたとか何かあると思うんですけれども、これはどういう部分を変えたのでしょうか。 ○議長(衞藤竜哉君) 川野環境衛生課長。 ◎環境衛生課長(川野寿洋君) 今回の修繕につきましては、9月の本点検で見つかった内容ということになるんですが、焼却炉が2つございまして、実は本点検を実施する項目というのが、おのおの40項目近くございます。 まず、ご存じのとおり、ごみを最初に燃やします。燃やしたガスが二次燃焼室ということで、もう少し丁寧に燃やされていきます。このガスが今度は高温になっていますので、ガス冷却室というところに入りまして、ここで水をかけて冷やすということになるんですけれども、この中が高温から温度が下がったり、あと焼却施設が8時間2交代でやっておりますので、残り8時間は停止します。そうしますと、高温のガス冷却室が一気に冷えていくということで、金属劣化が非常に激しい場所になります。 新品の施設の場合は物もちがいいんですが、20年経過して周りの金属等が弱ってきております。この中にエアカーテンというものがございまして、ここに入ってくる灰を滞留しないように、高温の中ではあるんですが、エアを吹き出して灰を飛ばせるというか、回すような装置がございます。このガス冷却室のエアカーテンというものが、とにかくよく劣化して、ぼろぼろになって交換ということになってきます。 今回の修繕で一番大きいエアカーテンの修繕が、単独で部品材料代として税込みで153万4,500円ということになるんですが、ほかの項目と、あと修繕費という作業工賃等々を含めますと、今回の補正予算の2,359万5,000円になるんですが、作業工賃の修繕費というものが1,892万2,000円で、税込みで2,081万4,200円ということになって、作業工賃代が非常に高うございます。 ちなみに、先ほどのエアカーテンの部分の交換だけを見ますと、1号炉だけでいいますと51万3,000円ですので、約100万円ちょっとかかるという状況になっております。 ○議長(衞藤竜哉君) 10番、小野泰秀君。 ◆10番(小野泰秀君) 詳しい説明をありがとうございました。 これは随意契約でやっているのかお尋ねします。 ○議長(衞藤竜哉君) 川野環境衛生課長。 ◎環境衛生課長(川野寿洋君) 全て随意契約になりまして、プラントメーカーである三菱パワーインダストリーから見積りを取って、当然こちらで点検しておりますので、こちらの対応ということであります。 ○議長(衞藤竜哉君) 10番、小野泰秀君。 ◆10番(小野泰秀君) 多分特殊なあれですから、随意契約であろうと思うわけですけれども、随意契約というのは競争性がなくて金額が高止まりで通るというデメリットもあるわけです。どれだけ日本にそういう対象となる会社があるのか分かれば教えていただきたいし、随意契約にした根拠をお知らせください。 ○議長(衞藤竜哉君) 川野環境衛生課長。 ◎環境衛生課長(川野寿洋君) 随意契約にした根拠ということでございますが、一部の部品で、例えば三菱なり他のメーカーのものであっても、支障がない部位については、いろいろなメーカー、地元の業者でできるものとかを模索しながらしておるんですが、さすがに専門的な部位につきましては、やはりプラントメーカーしかできないということで、いろいろな装置の特異性と、あと認証の関係等ありますので、結果的にはプラントメーカーにお願いするという形に中身の話では現在なっております。 ただ、先ほども申しましたように、外回りの部品とか支障のない部分は、地元のメーカーなり、あと職員が対応できる部分は職員が対応するということで、ご覧のとおり非常にお金のかかる施設でありますので、できるだけ手当てをしながらやっているというのが実情のところでございます。 ○議長(衞藤竜哉君) 10番、小野泰秀君。 ◆10番(小野泰秀君) 分かりました。これは一般財源から約2,000万円、その他で320万円出ているわけですが、その他というのは基金か何かを崩したのかな。その他の部分をお教えください。 ○議長(衞藤竜哉君) 川野環境衛生課長。 ◎環境衛生課長(川野寿洋君) その他の部分につきましては、旧大野郡で稼働を開始しておりますので、臼杵市野津町の負担分になります。 ○議長(衞藤竜哉君) 10番、小野泰秀君。
    ◆10番(小野泰秀君) それでは、引き続きまして別冊2、一般会計補正予算書の9款の消防費です。それで27ページの災害に強いまちづくり推進事業1億3,628万4,000円でありますが、これは建築費になるわけですけれども、その中に新型コロナウイルス感染対策として購入した衛生用品を入れるんでしょう。あるいは、災害時の防災用品などを入れるということのようでありますが、もうこれは既にどこかで準備されているものか、改めて予算を立てて購入するものなのかお尋ねします。 ○議長(衞藤竜哉君) 赤峯総務企画統括理事。 ◎総務企画統括理事(赤峯浩君) 今回、防災備蓄倉庫を建築予定しているわけですけれども、この中に入れる品物につきましては、先ほど議員がおっしゃいましたように防災備蓄関係、そしてまた感染症に対応する衛生関係用品を入れる予定でございます。 その数量につきましては、防災の部分につきましては、備蓄計画を策定しまして、そこにまた目標数量、それから種類等が載っておりますので、その数につきましては、現在、今年の補正予算等の中で購入させていただいて、目標数量の確保はできているということでございます。それを今点在している倉庫等になっている部分を一つにまとめていこうという考え方でございます。 ○議長(衞藤竜哉君) 10番、小野泰秀君。 ◆10番(小野泰秀君) 大野町の南部小学校ですか、あそこにも防災用品は多分あると思うんですけれども、そういうものもこっちに持っていくということになるんですか。 ○議長(衞藤竜哉君) 赤峯総務企画統括理事。 ◎総務企画統括理事(赤峯浩君) 今回新設する防災備蓄倉庫に備蓄するものにつきましては、先ほど言いましたけれども、既に現在、各支所や指定避難所があるわけですけれども、そこに今回小型の倉庫も配置させていただきましたが、その中に既に緊急対応用の備蓄品等も入れておりますし、それ以外のまだ南部小学校とかにある部分、それから今回、段ボールベッド、間仕切り等のセットの部分がかなり量を取りますので、その辺の部分を新しい新築倉庫に入れていきたいと思っております。 ○議長(衞藤竜哉君) 10番、小野泰秀君。 ◆10番(小野泰秀君) 分かりました。 先般、先月の24日の説明会のときに言った説明と、30日の本会議のときに差し替えが3冊来たわけですけれども、私がどこが変わって差し替えがあったのかという質問をしたわけですけれども、明確なご答弁がなかったわけです。恐らくこの部分が全て差し替えになったんだろうと。24日の説明会では1億1,925万6,000円だったんです。6日たって30日の本会議で、1億3,628万4,000円、つまり1,702万8,000円の差が出ており、恐らくその違いで差し替えになったんだろうと思うわけですけれども、6日間で約1,700万円の違いが出たというのは、どういうプロセスを踏んで、そういう金額になったのか、その辺をお聞きします。 ○議長(衞藤竜哉君) 赤峯総務企画統括理事。 ◎総務企画統括理事(赤峯浩君) その内容につきましてですが、防災備蓄倉庫の実施設計業務を委託しておりまして、設計事務所に発注しておりまして、当初、最初の補正予算の入力作業のときに、工事費を算定しまして計上していましたけれども、その後、後半になって設計金額の変更が生じてきまして、議会直前の修正とさせていただいたところでございます。 変更内容につきましては、建物構造が鉄骨造平屋建て、あるいは一部2階建てなんですけれども、それに伴う鉄骨造の構造計算の結果、最終的にその建物の基礎部分が想定したよりも少し大きく頑丈なものにしなければいけないということになったことが主な原因で、その積算から設計金額が変動したものでございます。 最終的には、当初の補正予算計上時にタイムリーにこの金額を計上できなかったこと、それから当初設計の精査が少し足りなかったこと等、反省をしているところでございますし、以後このようなことのないように、私ども事業担当課と建設サイドであります設計担当課の打合せを密にしまして、心がけていきたいと思っております。 このたびは議員の皆様に多大なご迷惑をおかけしたことに対しまして、深くおわびを申し上げる次第でございます。大変申し訳ございませんでした。 ○議長(衞藤竜哉君) 10番、小野泰秀君。 ◆10番(小野泰秀君) もう今謝罪があったので、あえていろいろ言うことはないんですけれども、これは24日の我々への説明会、私はきちっと書いてあるんですけれども、やはり少なくともそういうものに間に合うくらいの準備といいますか、先ほどもあったわけですけれども、きちっとそういうことはしていただきたいなという思いがいたします。それでないと、やっぱり公共施設整備基金にしても2,000万円ほど増やすわけですから、いろんな中で違ってきますので、ひとつその辺はよろしくお願いいたします。 ○議長(衞藤竜哉君) 会議の途中ですが、ここで11時20分まで休憩します。          休憩 午前11時05分          再開 午前11時20分 ○議長(衞藤竜哉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 引き続き、第107号議案について、質疑の通告がありますので、発言を許します。 3番、吉藤里美君。 ◆3番(吉藤里美君) 別冊2、一般会計補正予算書の13ページをお願いします。 歳入でありますが、総務雑入に定住促進空き家対策事業補助金等返還金があります。16万3,000円ですけれども、これはどういう経緯で返還になったのか説明をお願いします。 ○議長(衞藤竜哉君) 小野まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(小野律雄君) 議員ご質問の件につきましては、定住促進空き家対策事業補助金を受けた者が補助金等で定住を定める期間内、具体的には10年間以内に転出したため補助金の返還を求めたものでございます。 返還金16万3,000円の内訳につきましては、不動産契約仲介手数料補助金2万2,000円、引越費用補助金4万1,000円、移住奨励金10万円でございます。 また、対象は1件で、対象者の転出理由につきましては、自己都合によるものでございます。 ○議長(衞藤竜哉君) 3番、吉藤里美君。 ◆3番(吉藤里美君) 16万3,000円については理解しました。今までこういう例は何件かありましたか。 ○議長(衞藤竜哉君) 小野まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(小野律雄君) 件数につきましては、令和元年度が1件、令和2年度が今件で2件目となり計3件でございます。 ○議長(衞藤竜哉君) 3番、吉藤里美君。 ◆3番(吉藤里美君) 分かりました。ちょっと残念ですけれども、自己都合ということで致し方ないと思います。 2点目ですけれども、別冊2、一般会計補正予算書の17ページです。2款1項12目のケーブルテレビ運営業務委託料でございます。1,259万7,000円の増額補正です。これにつきましては、当初予算が9,708万3,000円ということで、1割以上の増額補正となっております。説明書にはインターネット契約が増えたということと、台風被害等によるということが書かれておりますが、その内容について説明をお願いします。 ○議長(衞藤竜哉君) 城井総務課長。 ◎総務課長(城井達也君) まず、インターネット契約の状況でございますが、最近のデータで申しますと、平成30年7月時点でありますが、5,230件、令和元年度が5,379件で、前年に比べますと149件の増、本年7月現在では5,680件で、前年と比べますと301件の増加となります。 次に、補正の積算でございますが、委託事業にはケーブルテレビの引込み工事、それから伝送路工事、それから一度契約したもので、さらに追加契約をしたり、移設、それから撤去工事もあります。そのほかにも支障木になるものの除去作業等もこの工事にありますが、当初予算では789件ほど積算しておりましたが、上半期の9月時点で既に545件執行しておりまして、金額的には62%執行している状況になりました。 補正予算の増額につきましては、前期の件数と金額を基にしまして、年間の件数を160件増の905件を見込みまして、その金額を算出したところであります。それによって1,259万7,000円の追加補正ということにしております。 ○議長(衞藤竜哉君) 3番、吉藤里美君。 ◆3番(吉藤里美君) 分かりました。説明のところにインターネット契約の増加とあったので、インターネットを引き込むときに利用者が工事費等を負担すると思うんですけれども、やっぱり市が負担する分もあるということでよろしいんですか。 ○議長(衞藤竜哉君) 城井総務課長。 ◎総務課長(城井達也君) まず、ケーブルテレビ契約をされていまして、インターネットの追加契約の方が多ございまして、これを今年で見ますと、当初は83件ぐらいだろうとしておりましたが、現在の伸びからしまして当初に比べて、74件増の150件を超す件数というように見込みました。インターネットを申し込む際は、ルーターとかD-ONUとか、そういう機器の設置もしなければなりませんので、その部分についてはこの経費の中に含んでおります。 ○議長(衞藤竜哉君) 3番、吉藤里美君。 ◆3番(吉藤里美君) 個人が負担する分もあるので、市が出しているとか、インターネットの利用料とかも自己負担であるので、その金額で解決できているのかなとも思ったので、お聞きしました。 ○議長(衞藤竜哉君) ほかに質疑の通告がありませんので、第107号議案の質疑を終わります。--------------------------------------- △第109号議案、第111号議案、第113号議案、第115号議案、第117号議案の質疑 ○議長(衞藤竜哉君) 日程第11、第109号議案 令和2年度豊後大野国民健康保険特別会計補正予算(第4号)から日程第15、第117号議案 令和2年度豊後大野公共下水道特別会計補正予算(第2号)までの5案件を一括議題とします。 本5案件について、これから質疑を行います。 第109号議案から第117号議案までの5案件については、質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。--------------------------------------- △第97号議案~第105号議案、第109号議案、第111号議案、第113号議案、第115号議案、第117号議案の委員会付託 ○議長(衞藤竜哉君) お諮りします。 第107号議案を除く第97議案から第117号議案までの14案件は、お手元に配付しております議案付託表のとおり各常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 異議なしと認めます。 したがって、ただいま申し上げた14案件は、議案付託表のとおり各常任委員会に付託することに決定しました。     (巻末157ページに掲載)--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(衞藤竜哉君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日は、これで散会します。 次の開議は12月18日午前10時とします。          散会 午前11時28分...