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  1. 豊後大野市議会 2020-03-19
    03月19日-05号


    取得元: 豊後大野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-13
    令和2年  3月 定例会(第1回)       令和2年第1回豊後大野市議会定例会会議録議事日程(第5号)                  令和2年3月19日(木曜日)午前10時開議日程第1 第1号議案 豊後大野市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部改正について日程第2 第2号議案 豊後大野ふるさと応援基金条例の一部改正について日程第3 第3号議案 豊後大野定住促進に係る持家取得の助成に関する条例及び豊後大野定住促進に係る空き家改修の補助に関する条例の一部改正について日程第4 第11号議案 豊後大野選挙公報の発行に関する条例の一部改正について日程第5 第13号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野サイクリングハブ施設)日程第6 第19号議案 他の普通地方公共団体の公の施設を豊後大野市の住民の利用に供させることに関する協議について日程第7 第4号議案 豊後大野印鑑条例の一部改正について日程第8 第5号議案 豊後大野電気事業の設置等に関する条例の一部改正について日程第9 第6号議案 豊後大野災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について日程第10 第12号議案 豊後大野病院事業の設置等に関する条例の一部改正について日程第11 第7号議案 豊後大野奥嶽川自然公園井崎河川公園キャンプ場条例の一部改正について日程第12 第8号議案 豊後大野市営住宅条例の一部改正について日程第13 第9号議案 豊後大野特定公共賃貸住宅条例の一部改正について日程第14 第10号議案 豊後大野水道事業の設置等に関する条例の一部改正について日程第15 第14号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野三重農村環境改善センター)日程第16 第15号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野千歳特産物直売所)日程第17 第16号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野市俚楽の郷伝承体験館)日程第18 第17号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野奥嶽川自然公園井崎河川公園キャンプ場)日程第19 第18号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野祖母山麓尾平青少年旅行村)日程第20 第20号議案 市道路線の廃止について日程第21 第21号議案 市道路線の認定について日程第22 第29号議案 令和2年度豊後大野一般会計予算日程第23 第30号議案 令和2年度豊後大野国民健康保険特別会計予算日程第24 第31号議案 令和2年度豊後大野後期高齢者医療特別会計予算日程第25 第32号議案 令和2年度豊後大野介護保険特別会計予算日程第26 第33号議案 令和2年度豊後大野農業集落排水特別会計予算日程第27 第34号議案 令和2年度豊後大野浄化槽施設特別会計予算日程第28 第35号議案 令和2年度豊後大野電気事業特別会計予算日程第29 第36号議案 令和2年度豊後大野市上水道特別会計予算日程第30 第37号議案 令和2年度豊後大野公共下水道特別会計予算日程第31 第38号議案 令和2年度豊後大野病院事業特別会計予算日程第32 議員派遣の件---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1から日程第32まで議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(17名)     1番  後藤雅克君      2番  嶺 英治君     3番  吉藤里美君      4番  穴見眞児君     5番  田嶋栄一君      6番  川野優治君     7番  赤峰映洋君      8番  内田俊和君     9番  神志那文寛君    10番  沓掛義範君    11番  小野順一君     12番  小野泰秀君    13番  衞藤正宏君     14番  首藤正光君    15番  佐藤辰己君     16番  宮成昭義君    17番  衞藤竜哉君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長      川野文敏君   副市長     石井聖治君                 総務企画統括 教育長     下田 博君           神田聖弘君                 理事 総務課長    城井達也君   財政課長    金山英三君                 まちづくり 税務課長    麻生和男君           堀 誉裕君                 推進課長 生活福祉統括         後藤貴子君   市民生活課長  隈田原勇次君 理事                 人権・部落 環境衛生課長  波津久郁生君  差別解消推進  廣瀬宏一君                 課長                 子育て支援 社会福祉課長  朝倉誠一君           高野辰代君                 課長 高齢者福祉           産業建設統括         板井逸朗君           赤峯 浩君 課長              理事 農業振興課長  志賀 正君   農林整備課長  衞藤好夫君 商工観光課長  安藤久美子君  建設課長    玉ノ井浩司君 上下水道課長  仙波浩二君   教育次長    衛本浩二君 学校教育課長  内野宮俊介君  社会教育課長  深田宏文君 豊後大野市民          監査事務局長         伊東一也君   兼選挙管理委  足立建士君 病院事務長           員会事務局長                 農業委員会 会計管理者   丹生真二君           衞藤成史君                 事務局長 消防長     廣瀬哲治君---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長    新宮幸治    総括主幹    後藤文生 主幹      後藤慎太郎   主幹      後藤泰幸          開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(衞藤竜哉君) 本日の出席議員は全員であります。 それでは、本日の会議を開きます。---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(衞藤竜哉君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △発言訂正について ○議長(衞藤竜哉君) ここで、3月4日の14番、首藤正光議員一般質問における答弁の中で、その一部を訂正したいとの申出が執行部よりありましたので、発言を許可します。 衛本教育次長。     〔教育次長 衛本浩二君登壇〕 ◎教育次長衛本浩二君) 議会最終日の貴重な時間をいただきまして、誠にありがとうございます。 それでは、私から、3月4日に行われました一般質問において、14番、首藤正光議員教育支援センターかじかについてのご質問に対する答弁の中で、2点間違いがございましたので、訂正させていただきます。 まず、1点目は、昨年5月の大雨で床下浸水した日を5月8日と答弁申し上げましたが、その日はシロアリを確認した日であり、浸水したのは5月20日でございました。 2点目は、かじかの移転先をすずかけ寮以外の物件にしなかったことについて、その理由を求められた際、耐震性に関する明確な根拠を持たないにもかかわらず、耐震性の有無に関わる発言をいたしました。 これらの発言は、私の確認・認識不足によるものであり、議員はもとより、関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを深く反省いたしますとともに、心から深くおわび申し上げます。このたびは誠に申し訳ありませんでした。     〔教育次長 衛本浩二君降壇〕--------------------------------------- △第1号議案~第3号議案、第11号議案、第13号議案、第19号議案の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(衞藤竜哉君) それでは、日程第1、第1号議案 豊後大野市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部改正についてから日程第6、第19号議案 他の普通地方公共団体の公の施設を豊後大野市の住民の利用に供させることに関する協議についてまでの6案件を一括議題とします。 本6案件は、総務常任委員会に付託してありましたので、総務常任委員会委員長の報告を求めます。 総務常任委員会委員長田嶋栄一君。     〔総務常任委員会委員長 田嶋栄一君登壇〕 ◆総務常任委員会委員長田嶋栄一君) それでは、総務常任委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託された議案6件について、3月10日に委員会を開催し、委員全員出席の下、審査を行いましたので、経過と結果を報告します。 まず、第1号議案 豊後大野市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部改正についてであります。 執行部から、こちらの議案については、令和2年度から導入される会計年度任用職員に関するもので、第1条では、豊後大野市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正です。第2条については、豊後大野市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正で、補償基礎額を整備しました。第3条では、豊後大野市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の整備で、今回は別表のところを修正していますとの説明がありました。 委員から、第1条の服務の宣誓についての質疑については、この改正で具体的に想定しています会計年度任用職員は、外国語指導助手国際交流員の2つの職種ですとの答弁がありました。 また、委員から、第3条について、交通指導員などは今までと同じように公務災害の補償があるのかとの質疑があり、現在のところ調べておりませんが、特別職から外れることになりますから、そこを留意し、有利な保険等があれば対応したいと考えておりますとの答弁がありました。 慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第2号議案 豊後大野ふるさと応援基金条例の一部改正についてであります。 執行部から、ふるさと応援寄附金の一部を当該年度の返礼品等に要する経費に充当することにより、安定的な財政運営を行うため、基金の積立額を当該寄附金に相当する額のうち、予算で定める額としたいので、この案を提出したところですとの説明がありました。 委員から、寄附金の年間の総額が見えにくくなるのではとの質疑があり、寄附金の総額は歳入のほうで全て受け入れますので、歳入の決算額で把握はできると思いますとの答弁がありました。 慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第3号議案 豊後大野定住促進に係る持家取得の助成に関する条例及び豊後大野定住促進に係る空き家改修の補助に関する条例の一部改正についてであります。 執行部から、本市が実施しているインキュベーションファーム事業の研修生、そのほか県の研修等もありますが、そうした研修生が本市へ移住、定住することを円滑に進めるために、当該研修生に対する補助金の助成対象条件を見直す形で、条例の規定を整備するものですとの説明がありました。 委員から、今までの規定が障害となった事例があるのかとの質疑があり、市の研修については、市長の特に認める場合という形で運用してきたので支障はありませんでしたが、大分県の研修などについてはそれができませんでしたので、この改正によって適用の対象になっていくと考えますとの答弁がありました。 慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第11号議案 豊後大野選挙公報の発行に関する条例の一部改正についてであります。 執行部から、公職選挙法の一部改正により、選挙公報の掲載文を電磁的記録により提出することが可能とされたことに伴い、一部改正を行うものですとの説明がありました。 委員から、電子データで提出が可能ということだが、媒体は何でもいいのかという質疑があり、現段階で国が取り扱ったものとしては、フォトショップやイラストレーターによるもので、PDFファイルやCD等で提出していただく形となっております。立候補の事前説明会の段階で、詳細な説明をしていきたいと考えておりますとの答弁がありました。 慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第13号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野サイクリングハブ施設)であります。 執行部から、豊後大野市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例の規定によりまして、株式会社グッドスタッフ指定管理候補者として選定しましたとの説明がありました。 委員から、会社の概要と指定管理料についての質疑があり、所在地が熊本県大津町です。主な業務内容は、他の自治体での指定管理業務ビルメンテナンス事業、飲食関連のアウトソーシング事業農業生産事業などを手がけており、これまで、熊本県南関町や福岡県大牟田市の道の駅、鹿児島県南九州市の温泉センター指定管理などを受託している会社です。指定管理料については、人件費、竹チップのボイラーの搬入の委託料、光熱費等で、約630万円の予定ですとの答弁がありました。 また、委員から、株式会社グッドスタッフから出た事業の提案内容についての質疑があり、サイクリングハブにおける利用者に対するサービスの提供を継続していくこと、情報発信としてホームページの作成、休憩コーナーではコミュニティボードの設置や飲食の提供も提案されておりますとの答弁がありました。 委員から、道の駅おおのとの競合関係についての質疑があり、株式会社グッドスタッフは、指定管理の選定に参加するに当たり、事前に道の駅等も訪問しております。競合しないように配慮していくということは確認しておりますとの答弁がありました。 慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 最後に、第19号議案 他の普通地方公共団体の公の施設を豊後大野市の住民の利用に供させることに関する協議についてであります。 執行部から、大分都市広域圏を形成しております大分市の施設、大分市大洲総合体育館豊後大野市の住民の利用に供させるために、地方自治法の規定に基づき大分市との間で協議することについて、同じく地方自治法の規定によりまして、議会の議決をお願いするものですとの説明がありました。 慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 以上で、総務常任委員会に付託された案件の審査について、その経過と結果の報告を終わります。     〔総務常任委員会委員長 田嶋栄一君降壇〕 ○議長(衞藤竜哉君) 総務常任委員会委員長の報告が終わりました。 これから委員長報告に対する一括質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 まず、第1号議案 豊後大野市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第1号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第1号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第1号議案 豊後大野市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第2号議案 豊後大野ふるさと応援基金条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第2号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第2号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第2号議案 豊後大野ふるさと応援基金条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第3号議案 豊後大野定住促進に係る持家取得の助成に関する条例及び豊後大野定住促進に係る空き家改修の補助に関する条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第3号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第3号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第3号議案 豊後大野定住促進に係る持家取得の助成に関する条例及び豊後大野定住促進に係る空き家改修の補助に関する条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第11号議案 豊後大野選挙公報の発行に関する条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第11号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第11号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立
    ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第11号議案 豊後大野選挙公報の発行に関する条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第13号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野サイクリングハブ施設)の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第13号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第13号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第13号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野サイクリングハブ施設)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第19号議案 他の普通地方公共団体の公の施設を豊後大野市の住民の利用に供させることに関する協議についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第19号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第19号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第19号議案 他の普通地方公共団体の公の施設を豊後大野市の住民の利用に供させることに関する協議については、委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △第4号議案~第6号議案、第12号議案の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(衞藤竜哉君) 日程第7、第4号議案 豊後大野印鑑条例の一部改正についてから日程第10、第12号議案 豊後大野病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてまでの4案件を一括議題とします。 本4件は、厚生文教常任委員会に付託してありましたので、厚生文教常任委員会委員長の報告を求めます。 厚生文教常任委員会委員長後藤雅克君。     〔厚生文教常任委員会委員長 後藤雅克君登壇〕 ◆厚生文教常任委員会委員長後藤雅克君) それでは、私のほうから厚生文教常任委員会委員長報告をいたします。 本委員会に付託された案件は議案4件で、3月10日に委員全員出席の下、委員会を開催し、慎重に審査しましたので、その審査の経過と結果を報告します。 まず、第4号議案 豊後大野印鑑条例の一部改正についてであります。 執行部より、印鑑の登録を受けることができない者の中に成年被後見人という項目がありますが、これを意思能力を有しない者と改正するものです。また、印鑑登録の証明において、今までは男女の別を記載していたものを削除するものですとの説明がありました。 委員からは、意思能力を有しない者についての判断を窓口でどうやってするのかとの質疑があり、それに対し、執行部から、総務省から助言があり、成年被後見人の方が、法定代理人が同行しており、かつその被後見人ご本人による申請または届出があるときは、意思能力を有する者として受け付けることができるとなっていますとの答弁がありました。 慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第5号議案 豊後大野電気事業の設置等に関する条例の一部改正についてであります。 まず、執行部から、平成27年度の国の通知により、本電気事業においても平成31年度から地方公営企業法の法適化を行うということで方針を定め、今年度より公営企業会計としたところです。平成31年度の公営企業会計への移行についての条例整備は、当然適用事業、全部適用事業の概念により条例を整備したところですが、総務省への照会により、当然適用事業、全部適用事業には該当しない。よって、経営する企業に法律の全部または一部を選択することができる旨の回答を受けたことから、今回改めて条例の整備を行うものです。また、第8条につきましては、地方自治法改正に基づく改正ですとの説明がありました。 委員からは、第3条の部分は、本来であれば昨年度あたりにきちんと早く改正しておくべきではなかったのかとの質疑があり、それに対しては、第3条については、全部適用の概念で条例をつくっていました。しかしながら、総務省への照会等により一部適用でいいということになりましたので、今回、条例の改正をお願いしたところですとの答弁がありました。 慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第6号議案 豊後大野災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてであります。 まず、執行部からは、国は災害援護資金の貸付けを受けた者が置かれている状況等に鑑み、償還金の支払い猶予償還免除対象範囲の拡大、償還免除の特例、市町村における合議制の機関の設置、制度の周知徹底等について必要な措置を講じるため、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部を改正する法律を令和元年6月7日に公布しました。また、改正災害弔慰金の施行に伴い、災害弔慰金の支給等に関する法律、施行例を一部改正し、令和元年7月19日に公布しました。この改正に伴い、今回、豊後大野災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正するものです。改正内容は、条例の第15条第3項を、3、償還金の支払い猶予償還免除、報告等、一時償還及び違約金については、法第13条、第14条第1項及び第16条並びに令第8条、第9条及び第12条の規定によるものとすると改めるものです。この条例の一部改正により、償還金の支払い猶予償還免除対象範囲の拡大、償還免除の特例について必要な措置を講じることができるようになりますとの説明がありました。 委員からは、市内の対象者を問う質疑や給付制度の現状を問う質疑がありました。 慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決しました。 最後に、第12号議案 豊後大野病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてであります。 まず、執行部から、地方自治法の第243条の2第8項が、第243条の2の2第8項に改められたことにより規定を整備する必要があるので、この案を提出するものですとの説明がありました。 委員からの地方自治法の改正内容を問う質疑に対しては、もともと地方自治法第243条の2というものがありましたが、その上に地方自治法第243条の2というものが新たに規定されたことにより、現行のものが条ずれした形になっていますとの答弁がありました。 慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で、厚生文教常任委員会委員長報告を終わります。     〔厚生文教常任委員会委員長 後藤雅克君降壇〕 ○議長(衞藤竜哉君) 厚生文教常任委員会委員長の報告が終わりました。 これから委員長報告に対する一括質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 まず、第4号議案 豊後大野印鑑条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第4号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第4号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第4号議案 豊後大野印鑑条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第5号議案 豊後大野電気事業の設置等に関する条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第5号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第5号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第5号議案 豊後大野電気事業の設置等に関する条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第6号議案 豊後大野災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第6号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第6号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第6号議案 豊後大野災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第12号議案 豊後大野病院事業の設置等に関する条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第12号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第12号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第12号議案 豊後大野病院事業の設置等に関する条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △第7号議案~第10号議案、第14号議案~第18号議案、第20号議案、第21号議案の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(衞藤竜哉君) 日程第11、第7号議案 豊後大野奥嶽川自然公園井崎河川公園キャンプ場条例の一部改正についてから日程第21、第21号議案 市道路線の認定についてまでの11案件を議題とします。 本11案件は、産業建設常任委員会に付託してありましたので、産業建設常任委員会委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員会委員長、赤峰映洋君。     〔産業建設常任委員会委員長 赤峰映洋君登壇〕 ◆産業建設常任委員会委員長(赤峰映洋君) それでは、産業建設常任委員会委員長報告を行います。 さきの本会議において付託された案件は議案11件であり、3月10日に委員会を開催し、審査を行いました。 まず、第7号議案 豊後大野奥嶽川自然公園井崎河川公園キャンプ場条例の一部改正についてであります。 執行部より、井崎河川公園キャンプ場の有効な活用及び効率的な運営を図るため、指定管理者が定める利用料金の範囲等を拡大したいので、本条例の一部改正についての議決をお願いするものです。今回の見直しについては、これまでロッジ清川は宿泊料金を年間を通して一律としておりましたが、閑散期と繁忙期を考慮した季節変動料金制を導入し、1年間の宿泊者数を平準化することで、経営の安定を図ることが目的ですとの説明がありました。 委員からは、料金体系を季節変動料金制に変更した場合、宿泊者数としてはどのくらいを見込んでいるのかとの質問に対し、執行部からは、想定としては年間500人程度の宿泊者数を見込んでいますとの答弁がありました。 第7号議案について、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第8号議案 豊後大野市営住宅条例の一部改正についてであります。 執行部より、豊後大野市営住宅条例の一部改正については、民法等の一部改正に伴い、入居手続の負担を軽減するため連帯保証人の人数の見直しを行い、また、入居者が収入の申告をすること等が困難と認められる場合に、市長が把握した収入に基づき当該入居者の家賃を決定することができること等としたいので、この案を提出するものですとの説明がありました。 委員からは、空き家が結構多いと聞くので、定住促進のため入居しやすい状況をつくっていただくことを期待するとの意見に対し、執行部からは、古い住宅に空きが多いので、今後は戸建てとかも検討しながら、これからの住宅政策を進めていきたいと考えていますとの答弁がありました。 第8号議案について、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第9号議案 豊後大野特定公共賃貸住宅条例の一部改正についてであります。 執行部より、豊後大野特定公共賃貸住宅条例の一部改正については、民法の一部改正に伴い、市営住宅の敷金の充当に係る取扱いを明確にするとともに、入居手続の負担を軽減するため連帯保証人の人数の見直し等を行いたいので、この案を提出するものですとの説明がありました。 委員からは、債務保証会社についての質疑がありました。 第9号議案について、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第10号議案 豊後大野水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてであります。 執行部より、地方自治法に新たに第243条の2というものが追加され、それによって地方自治法に条ずれが生じ、議会の同意を要する賠償責任の免除について、第243の2の2第8項となったことにより一部改正を行うものですとの説明がありました。 第10号議案について、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第14号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野三重農村環境改善センター)であります。 執行部より、公の施設の指定管理については、豊後大野三重農村環境改善センター指定管理者を指定することについて、豊後大野市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第5条第1項第3号の規定により、社会福祉法人豊後大野市社会福祉協議会を指定管理候補者として指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決をお願いするものですとの説明がありました。 第14号議案について、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第15号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野千歳特産物直売所)であります。 執行部より、公の施設の指定管理者の指定については、豊後大野千歳特産物直売所指定管理者を指定することについて、豊後大野市の公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第5条第1項第3号の規定により、千歳特産物出荷者協議会を指定管理候補者として選定したので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決をお願いするものですとの説明がありました。 委員からは、直売所の営業状況や生産者は何名ぐらいいるのかとの質問に対し、執行部からは、経営状況については平成29年度、平成30年度と赤字になっており、出荷協議会の会員数は令和元年で125名ですとの答弁がありました。 第15号議案について、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第16号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野市俚楽の郷伝承体験館)であります。 執行部より、豊後大野市俚楽の郷伝承体験館指定管理者をNPO法人おくぶんごツーリズム研究所を指定管理候補者として指定したいので、この案を提出するものです。本施設につきましては、平成29年度から現在まで、この施設を当該指定管理候補者指定管理者として指定してきておりましたが、これまでの実績や経験を評価し、引き続き3年間指定したいので、提案するものですとの説明がありました。 委員からは、俚楽の郷にある絹さん人形をどういう位置づけで見ているのかとの質問に対し、執行部からは、絹さん人形は歴史を表す大事な形として考えていきたいと思っていますし、保存方法については、今後、歴史民俗資料館等と協議を重ねながら、適したところに展示できればと考えていますとの答弁がありました。 第16号議案について、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第17号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野奥嶽川自然公園井崎河川公園キャンプ場)であります。 執行部より、豊後大野奥嶽川自然公園井崎河川公園キャンプ場指定管理者をJOY VILLAGE株式会社を指定管理候補者として選定したいので、この案を提出するものです。本施設につきましては、前指定管理者の指定期間満了に伴い、公募を行い、選定した結果、当該指定管理候補者指定管理者として、令和2年4月1日から令和5年3月31日までの期間、指定をしたいので、提案するものですとの説明がありました。 第17号議案について、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第18号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野祖母山麓尾平青少年旅行村)であります。 執行部より、豊後大野祖母山麓尾平青少年旅行村の指定管理者を株式会社LIGを指定管理候補者として選定したいので、この案を提出するものです。本施設については、平成29年度から現在まで、当該指定管理候補者指定管理者として指定してきました。これまでの実績や経験を評価し、引き続き3年間の指定を提案するものですとの説明がありました。 委員からは、青少年旅行村も冬場は利用者が減少すると思われるが、季節変動料金制は導入しないのかとの質問に対し、執行部からは、青少年旅行村については、冬季の間は道路が凍結したりするおそれがあり、閉館していますので、季節変動料金制の導入予定はありませんとの答弁がありました。 第18号議案について、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第20号議案 市道路線の廃止についてであります。 執行部より、市道路線の廃止については、道路法第10条第3項の規定により、市道下赤区画6号線を廃止することについて提案するものです。廃止理由については、当該路線の隣接地の利用計画の見直しによるものですとの説明がありました。 第20号議案について、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 最後に、第21号議案 市道路線の認定についてであります。 執行部より、市道路線の認定については、道路法第8条第2項の規定により、市道2路線を認定することについて提案するものです。 嶋先三本松2号線は、大分県の中山間地域総合整備事業の事業実施により、県から譲与を受けたことに伴い、新たに市道として認定するものです。また、松原線は県道三重野津原線の改良事業の実施に伴い、大分県より移管を受ける旧道部分を新たに市道として認定するものですとの説明がありました。 委員からは、県から移管を受ける道路は、管理面も含めて全て市道として認定する必要はあるのかとの意見に対し、執行部からは、県から移管を受ける市道の認定については、今後の管理面も含めて事前に県と極力協議させていただきたいと考えていますとの答弁がありました。 第21号議案について、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 以上で、産業建設常任委員会に付託された案件の審査経過と結果の報告を終わります。     〔産業建設常任委員会委員長 赤峰映洋君降壇〕 ○議長(衞藤竜哉君) 産業建設常任委員会委員長の報告は終わりました。 これから委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 第7号議案 豊後大野奥嶽川自然公園井崎河川公園キャンプ場条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第7号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第7号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第7号議案 豊後大野奥嶽川自然公園井崎河川公園キャンプ場条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第8号議案 豊後大野市営住宅条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第8号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第8号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第8号議案 豊後大野市営住宅条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第9号議案 豊後大野特定公共賃貸住宅条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第9号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第9号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第9号議案 豊後大野特定公共賃貸住宅条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第10号議案 豊後大野水道事業の設置等に関する条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第10号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第10号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第10号議案 豊後大野水道事業の設置等に関する条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第14号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野三重農村環境改善センター)の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第14号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第14号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第14号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野三重農村環境改善センター)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第15号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野千歳特産物直売所)の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第15号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第15号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第15号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野千歳特産物直売所)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第16号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野市俚楽の郷伝承体験館)の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第16号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第16号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第16号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野市俚楽の郷伝承体験館)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第17号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野奥嶽川自然公園井崎河川公園キャンプ場)の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第17号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第17号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第17号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野奥嶽川自然公園井崎河川公園キャンプ場)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第18号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野祖母山麓尾平青少年旅行村)の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第18号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第18号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第18号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野祖母山麓尾平青少年旅行村)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第20号議案 市道路線の廃止についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第20号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第20号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第20号議案 市道路線の廃止については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第21号議案 市道路線の認定についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第21号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第21号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第21号議案 市道路線の認定については、委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △第29号議案~第38号議案の討論、採決 ○議長(衞藤竜哉君) 日程第22、第29号議案 令和2年度豊後大野市一般会計予算から日程第31、第38号議案 令和2年度豊後大野病院事業特別会計予算までの10案件を一括議題とします。 お諮りします。 本10案件については、議長を除く16名の議員で構成する予算特別委員会に付託してありましたので、会議規則第39条第3項の規定により委員長報告は省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 異議なしと認めます。 よって、委員長報告は省略することに決定しました。 まず、第29号議案 令和2年度豊後大野市一般会計予算の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 9番、神志那文寛君。 ◆9番(神志那文寛君) 第29号議案 令和2年度豊後大野市一般会計予算について反対いたします。 新年度の予算は、前年度当初と比較して5億8,800万円、2%増加の297億2,000万円でありますが、全てについて反対するものではありません。 金額の大きなものから幾つか申し上げますが、まず支所、公民館の新築・改修事業に24億1,479万3,000円、これは耐震化を行い、各町における防災の拠点に耐え得るものが必要であると私も考えます。新図書館・資料館建設事業については15億2,768万1,000円、市民の生涯学習の拠点施設である図書館と歴史民俗資料館が建設され、各町の公民館図書室とも連携することで、市内隅々の住民までその効果が届くよう運用されることを期待するものです。さらに、防災行政無線整備事業7億510万円、市内どこにいても防災情報がひとしく速やかに住民に届くことを期待いたします。 ほかにも、地元要望による市道の修繕、路面・側溝清掃などの単独維持補修事業は1億5,172万円増額しての3億6,625万円、2021年度供用開始を目指す市道牛首線道路改良や2020年度に歩道の完成を目指す市道大原三重ノ原線道路改良などの道路橋梁新設事業は総額5億4,790万円、有害鳥獣被害防止対策で、今年度から支柱にも補助を始めたワイヤーメッシュ柵は500枚分を増額して6,000枚分、市営住宅の共用部分における電灯のLED化の開始、豊後大野市の観光振興ビジョンの実現に向けた諸施策など、市民の安全・安心な暮らしの予算、市民の要望に応えた予算、暮らしを支えるための予算など、こうしたものには反対するものではありませんが、主に次の2点において、認めるわけにはいきません。 1点目は、マイナンバー制度関係システム改修524万6,000円であります。これは、マイナンバー制度において、2017年11月から情報連携の本格運用が開始し、その後も情報連携の可能な事務手続が増えており、その都度システム改修しているとのことです。新年度においては、個人住民税、国民健康保険、介護保険、児童手当の業務において、情報連携を可能とするシステム変更、情報連携の拡大が行われるとのことです。 これまでも申し上げてきたとおり、日本のマイナンバー制度は世界に類を見ない問題のある制度です。税や社会保障などそれぞれで異なる番号を使うことで安全性を確保するのが世界の趨勢でありますが、日本では一つの番号に全てをひもづけし管理する形になっており、このような問題のあるマイナンバー制度は即時に廃止すべきと考えます。 2点目は、部落差別解消を冠して行われる事業予算や運動団体への補助金等に反対するものです。 いわゆる部落差別解消推進法は、2016年12月16日施行でありますが、「部落差別解消」を部の名前やの名前に冠している自治体は少数であります。予算特別委員会では、かつて被差別部落であったことをオープンにしてまちづくりを行う地域を持つ自治体の例を紹介しましたが、その自治体の部の名前、の名前、事業の名称には、部落差別解消はもちろん同和対策の文字もありません。部落差別問題をはじめなどと特別扱いすることなく、啓発などの事業を行うことを検討していただきたいと考えます。 主に2点の反対点を述べて、以上、反対討論といたします。 ○議長(衞藤竜哉君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 14番、首藤正光君。 ◆14番(首藤正光君) 第29号議案 令和2年度豊後大野市一般会計予算について、原案に賛成の立場から討論を行います。 本予算案につきましては、川野市長にとって1期4年の最後の年となる予算編成であります。言うなれば、川野市長1期目の集大成予算でもあります。市長は、平成29年に就任して以降、これまで3年間、人口減少や少子高齢化が進むこの豊後大野市を次の世代へとつないでいく持続可能なまちづくりを実現するために、働く場の確保、子育て支援の充実、学校教育の充実の3つの柱を中心とした様々な施策を実行し、多くの成果を残してきたことは、周知のとおりでございます。 私は、平成30年度一般会計予算の議案に対して賛成討論をしたときも述べましたように、このまちを子や孫、そして、その先の世代に引き継ぐために、今を生きる私たちが何をするべきかということを考えると、それはやはり市の経済の活性化や地域の活力を高める原動力となる若者をいかに定住へと結びつけていくかが重大であると思います。市長が基本政策としている3本柱をうまく循環させていくことで持続可能なまちづくりを実現するという考えは、今でも共感するところでございます。 我が豊後大野市は、平成17年に合併以降、人口減少が続き、そして少子高齢化が進んでいます。これは豊後大野市だけが抱える問題ではなく、全国のほとんどの自治体が抱える問題であります。そのため、こうした問題は一朝一夕に解決できるものではなく、実効性のある施策をしっかりと積み上げていくことが重要だと考えております。 このような状況の中で、市長が示した来年度予算の施策方針の下で編成された令和2年の当初予算の予算規模は297億2,000万円で、本年度予算当初と比べ2%増となっておりますが、この増額の主な原因は、防災行政無線整備事業や本年度から建設にかかる新図書館・資料館の建設事業など、いずれも必ず実施しなければならないものであります。また、この事業に対して、有利な起債や基金等を積極的に活用するなど効率的かつ効果的な財政運営に努め、選択と集中による持続可能な予算編成であると思っております。 中でも、来年度は、市長の基本政策のうち、特に学校教育の充実に力を入れるということであります。これらの取組は、下田教育長の下で進めている教育ビジョンの実現を大きく前進させるもので、将来の豊後大野市を担う若者を育てていく上でも非常に重要なことだと思っております。 私が、今定例会での一般質問で、教育支援センターかじかのことを取り上げたのも、子供たちがよりよい環境の中で安心して教育を受けることを願っているものであり、決して市長が示す学校教育の充実の方向性を否定するものではありません。厳しい財政状況の中で、最少の経費で最大の効果を得られるよう、今後も引き続き教育環境の充実に努めていただくことを強く要望するものでございます。 川野市長におきましては、来年度から普通市として市政運営のかじ取りを担うことになりますが、今後とも市民の先頭に立って持続可能な豊後大野市づくりの実現に向けて、立ち止まることなく、しっかりと歩み続けていくことをお願いいたしまして、私の賛成討論といたします。 ○議長(衞藤竜哉君) 次に、原案に反対者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 12番、小野泰秀君。 ◆12番(小野泰秀君) 第29号議案 令和2年度豊後大野市一般会計予算について、賛成の立場で討論いたします。 令和2年度の一般会計予算につきましては、前年度の予算額と比較して2%増の297億2,000万円となり、過去最高額となりました。伸び率の主な要因は、支所・公民館整備事業、新図書館・資料館建設事業、三重町駅周辺整備事業及び防災行政情報伝達手段の多重化事業などの実施によるものであります。 こうした大型事業実施により、市債は前年度比14.7%の増額の55億6,570万円で、前年度に引き続き償還金を超える市債の発行となっており、地方債残高の累計が令和2年度末では約260億8,000万円になることなど、非常に気になるところであります。 さらには、平成27年度から始まった合併による普通交付税優遇措置の段階的な縮減が終了し、一般算定となる普通市の初年度となり、普通交付税が平成26年度の約122億円から約96億7,000万円と約25億3,000万円減少することなど、非常に厳しい財政運営を強いられております。 そうした状況の中、川野市政は任期4年の最終年度となり、これまで基本政策である働く場の確保、子育て支援の充実、学校教育の充実の3つの柱を中心に様々な施策も進めております。また、本予算においても、医療、福祉、教育といった市民の生活に密着する部分には、これまで同様に配慮された予算であることが見受けられます。 しかしながら、今後の財政運営に当たっては、財源不足を補うため、財政調整基金などの取崩しや早期に収支の均衡を図り、事業の優先順位、事業の効率化など、聖域のない改革をスピード感を持って取り組み、市債残高や償還額の推移については、将来世代と現役世代との負担バランスに配慮しつつ、投資的事業の重点化、平準化を図ることも必要であると考えます。 いずれにしましても、適正な基金の管理、事業の推進、市債の発行について、今まで以上に慎重な分析と判断力を行使し、中長期を見据えた財政運営に努めていただくよう要望いたします。 終わりになりますが、本市において今後のまちづくりは、あらゆる施策を少子高齢化、人口減少という状況下で進めなければなりません。持続可能な強い経済力を持ったまちづくりを行うためには、明確な戦略をもって自主財源の確保をはじめとした財政基盤の確立が急務であり、施策や事業の推進に当たっては、地域資源の優位性を生かした市民協働によるまちづくりが不可欠であります。 とはいえ、これまでの3年間の厳しい財政状況の下、川野市政の方向性や施策事業も着実に実施されており、本予算が次につながるものと期待を込めて、賛成討論といたします。 ○議長(衞藤竜哉君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第29号議案を採決します。 第29号議案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立多数です。 したがって、第29号議案 令和2年度豊後大野市一般会計予算は、原案のとおり可決されました。 会議の途中ですが、ここで11時20分まで休憩します。          休憩 午前11時06分          再開 午前11時20分 ○議長(衞藤竜哉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、第30号議案 令和2年度豊後大野市国民健康保険特別会計予算の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 9番、神志那文寛君。 ◆9番(神志那文寛君) 第30号議案 令和2年度国民健康保険特別会計予算に反対いたします。 国民健康保険の保険税は、今年度、所得割の引下げを行いました。そして、新年度については、この税額については変更しないとのことでありました。引下げを検討したときの考え方は、今年度から2023年度までの推計を行い、健全な財政運営が維持できるような範囲での引下げとのことでありました。これは、言い換えれば、2023年度まではさらなる引下げは行わないということでしょうか。 国民健康保険は、他の被用者保険と違い、保険料に事業主負担がないため、国保加入世帯の負担が高額となっています。この点が他の被用者保険と比較して不公平な制度となっています。国保加入者の負担軽減のため、保険税の引下げは常に検討していただきたいと考えます。 また、国保の運営が、いわゆる都道府県単位化され、県が各自治体の標準保険税率を算定したところ、豊後大野市においては市が定める保険税率・額よりも県が示す標準保険税率のほうが上回る項目が多くなっています。今後、保険税率の県下での統一があった場合、豊後大野市国保の加入世帯は保険税が上がることが懸念されます。現在は、市が独自に保険税を定めることができています。県で統一した保険税に移行することなく、現在の状態を維持するよう努力していただきたいと考えます。 現在の高過ぎる国保税を被用者保険並みに一気に引き下げることは、国からの負担金の大幅な増額が必要ですが、せめて子供の均等割、子供1人増えれば3万2,600円の増額となりますが、これを子育て支援の充実の立場から免除することを引き続き検討していただきたいと考えます。本年度の18歳未満は598人分、1,367万円とのことでありました。同じ人数で10年間実施しても1億3,670万円にすぎません。 サラリーマン、公務員等が加入する被用者保険は、子供が増えても保険料は上がりません。国保加入世帯の子供の均等割を免除して初めて子供に係る保険税が国保とそれ以外とで公平となるのです。全国市長会を通しての国への要望は引き続き行っていただきたいですが、子供の均等割免除は独自で行っている自治体もあります。本市においてもぜひ検討していただきたいと考えます。 最後に、2021年3月からマイナンバーカードを保険証として利用できるようになると、今、宣伝されていますが、新年度予算にマイナンバーカードの保険証利用と連動したオンライン資格確認の導入のためのシステム改修費203万円がありますが、この予算についても反対するものです。 以上、申し上げて、反対の討論といたします。 ○議長(衞藤竜哉君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 12番、小野泰秀君。 ◆12番(小野泰秀君) 第30号議案 令和2年度豊後大野市国民健康保険特別会計予算について、賛成の立場で討論いたします。 医療保険の最後のとりで、セーフティーネットと言われる国民健康保険ですが、保険財政は危機的な状況が続いております。国民健康保険が平成30年度から市町村から都道府県へ移行され、国からの公費が拡充されていますが、構造的な問題として、豊後大野市では少子高齢化が進み、国保の加入者の年齢構成は年々上昇しております。そのため、医療費の支出が高く、低所得者の人が多い状況は、依然として解決されておらず、国民健康保険をめぐる状況は依然として厳しいと言わざるを得ません。 しかしながら、国民健康保険制度は国民皆保険の基盤をなす社会保障制度として、将来にわたって継続していかなければならない大切な制度であります。このため、定期的な財源確保は重要なことであり、一般被保険者の場合、国、県、市、公費負担割合が5割、受益者である被保険者の保険税負担が5割と定められており、国保の事業運営は、国保税を主たる財源として加入者がお互いを助け合う相互扶助の制度であることから、独立採算で運営することが基本であります。 とはいえ、市町村は制度を維持するためには、加入者の負担を上げるか、一般会計から国保会計へ繰り入れるかでありますが、一般会計からの法定外繰入れは、国保加入者以外の市民に負担をかけることになり、税負担の公正、公平の観点から見ても、できるだけ避けなければなりません。そのためには、国保広域化により拡充されている国庫支出金等を継続し、団塊の世代が高齢受給者に差しかかり、医療費が増え続ける構造的な問題から抜け出せない状況から見ても、国庫負担の抜本的な増額が不可欠であり、国に対する要請を強めていただきたいと思います。 また、市民の健康寿命を延ばすことが保険事業者の本来の目的であり、健康診査や健康相談を行い、早期発見、早期治療にも力を入れており、保険事業に対する積極的な取組がなされております。今後、さらなる健康増進、予防事業に尽力いただき、医療費の抑制、市民の負担軽減につなげていってほしいと強く願っているところであります。 一方、滞納世帯数や収納率においても厳しい数字が出されており、収納対策に当たる職員のご苦労は十分承知しておりますが、収納率の向上対策は国民健康保険特別会計の根幹に関わるものであります。 以上のことから、豊後大野市国民健康保険特別会計が大変厳しい状況に置かれている中で、国や県の補助金や各種交付金を適切に活用し、被保険者の負担軽減を可能な限り図りながら、国民健康保険税の収納にも努められ、国民健康保険の安定的な運営と経営健全化、さらには市民の健康増進に向けたなお一層の努力と効果を期待し、賛成討論といたします。 ○議長(衞藤竜哉君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第30号議案を採決します。 第30号議案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立多数です。 したがって、第30号議案 令和2年度豊後大野市国民健康保険特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第31号議案 令和2年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計予算の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 9番、神志那文寛君。 ◆9番(神志那文寛君) 第31号議案 令和2年度後期高齢者医療特別会計予算に反対いたします。 後期高齢者医療制度の保険料は2年ごとに改定され、来年度、2020年度がその改定の年に当たりますが、来年度と再来年度の保険料は、今年度までと同じ均等割額が4万7,000円、所得割率が9.06%となりました。保険料については変更がないものの、被保険者の負担増につながる改定があります。 1つは、軽減特例の見直しによる負担増で97名、2,226万円の増額、そして、もう一つは、賦課限度額が62万円から64万円の引上げによる負担増で、若干名の方に影響するとのことであります。 こうした後期高齢者へ負担の増加となる制度の改悪は認めるわけにはいきませんので、反対をいたします。 ○議長(衞藤竜哉君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 12番、小野泰秀君。 ◆12番(小野泰秀君) 第31号議案 令和2年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計予算について、賛成の立場から討論いたします。 後期高齢者医療制度は、平成18年6月、健康保険法等の一部を改正する法律により、老人保健法が改正され、平成20年4月から新たに創設されました。後期高齢者医療制度は、老人医療費が増大する中、現役世代と高齢者世代の負担を明確化し、高齢者が安心できる適切な医療の確保のために、公平で分かりやすい制度となりました。 後期高齢者制度では、世代間で負担能力に応じて公平に負担するため、国、都道府県、市町村で5割、74歳までの各医療保険の被保険者からの後期高齢者支援金が約4割、75歳以上の高齢者から1割の保険料を徴収いたします。 また、運営を都道府県単位とすることで、市町村間の保険給付費あるいは税負担の格差を解消し、広域で支えることで安定的な運営が可能になりました。 さて、令和2年度予算の歳入では、後期高齢者医療保険料が3億9,273万8,000円で、一般会計からの繰入金1億9,104万円、一方、歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金5億7,870万8,000円で、総務費が6,570万円など、歳入歳出合計は5億8,752万5,000円となっております。本予算は、後期高齢者医療制度の中で、市が担う事務である保険料徴収や資格管理、給付などに要する費用について予算計上されたものであり、広域連合組織の加入団体として大分県後期高齢者医療広域連合及び関係団体等との議論を踏まえた上の妥当な予算であると判断いたします。 後期高齢者医療制度及び本特別会計は、高齢者医療を支える重要な柱であり、これまでと変わることなく、高齢者の皆様に制度の周知やご理解をいただくため、丁寧な説明ときめ細やかな対応をしていただくとともに、制度の安定のためにさらなるご努力をお願いし、賛成討論といたします。 ○議長(衞藤竜哉君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第31号議案を採決します。 第31号議案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立多数です。 したがって、第31号議案 令和2年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第32号議案 令和2年度豊後大野市介護保険特別会計予算の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 9番、神志那文寛君。 ◆9番(神志那文寛君) 第32号議案 令和2年度介護保険特別会計予算に反対いたします。 第7期の3年目となる来年度、2020年度の介護保険特別会計の予算は64億3,348万5,000円という額であり、これは前年度と比べて72万7,000円の増額、ほぼ横ばいの規模となっていますが、そのうち保険給付費については、前年度より1,000万円減少して59億4,000万円であります。 要支援・要介護認定者数が増えている中で、会計全体は横ばい、保険給付費は減少というのは幸いでありますが、この5年間を調べてみると、要介護1の認定者数が127%と突出した伸びとなっており、ほかに伸びているのは要介護5で101%、そのほか、要支援1、2、要介護2、3、4については若干減少しています。 新年度の歳出が大きく伸びていないのは、重度の認定者数がほぼ横ばいで推移している状況が反映したものと思いますが、要支援・要介護の認定や更新に当たっては、介護サービス利用者やその家族が納得できるものとなるよう、引き続きお願いいたします。 全体としては、ほぼ横ばいの新年度予算ではありますが、その歳入には基金からの繰入れ9,506万円が予定されています。現在の第7期の介護保険料月額基準額が、その前の第6期と同じ6,250円に抑えることができているのは、この基金から繰入れが行えるからでありますが、来年度末の基金残高見込みは3億8,939万円であり、その先4年程度分しかありません。 介護保険制度の根本的問題点は、サービス利用者が増えれば、その負担が被保険者に跳ね返ってくる仕組みにあります。このような仕組みになっている介護保険制度に反対するものです。 基金に頼らなくてよい安定した介護保険制度の運営を行うためには、介護保険制度は抜本的な見直しを行うこと、受益者負担の考えも改めること、国の負担割合を大幅に増額することなどが必要であります。これらについては、予算特別委員会での答弁のとおり、国に対して引き続き機会あるたび要請をしていただくよう重ねてお願い申し上げ、反対の討論といたします。 ○議長(衞藤竜哉君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 12番、小野泰秀君。 ◆12番(小野泰秀君) 第32号議案 令和2年度豊後大野市介護保険特別会計予算について賛成の立場から討論いたします。 介護保険制度は、介護を国民皆で支え合う仕組みとして創設され、平成12年4月から施行され、被保険者は市町村の住民のうち40歳以上の者でありますが、保険給付の範囲、保険料の算定の考え方や徴収方法の違いにより、65歳以上の第1号被保険者と40歳以上65歳未満の医療保険者の加入者である第2号保険者に区分されており、40歳以上の全ての国民全体で介護が必要な方を支援する相互の精神で定められていることは承知のとおりであります。 今や高齢者を支える社会保障制度の中核として機能し、再度の定着とともにサービス利用が伸び、介護費用が増加している状況にあります。本市における介護保険事業については、介護保険の財源は公費が50%、65歳以上の方の保険料が23%、40歳から64歳までの方の保険料が27%充当されており、社会全体で支え負担する相互扶助となっております。 さて、第7期豊後大野市介護保険事業計画の最終年度となる当該予算は、歳入が対前年度比72万7,000円増の64億3,348万5,000円で計上されております。歳入の面では、介護保険料を抑えるために一般会計からの繰入れや基金からの取崩しを行い、1号被保険者の基準介護保険料は月額6,250円と算定しております。歳出の面では、今後の給付費を推計し、ますます高齢化が進む中で、必要額を適切に見積もっているものと思います。 一部事業の内容を見てみますと、高齢者の方々が介護を必要とする状況にならないようにするための介護予防事業・生活支援サービス事業費として、元気クラブ事業に2,189万円、これは各町の公民館など公共施設を利用して体操やストレッチ指導を行ったりします。また、生活援助サポーター事業、これはいきいき生活応援隊員が掃除や洗濯物干し、買物などの生活支援をしております。さらには一般介護予防事業費として、認知症予防事業に124万8,000円、介護予防健診事業に283万4,000円など、住居サービスや施設サービスの充実にも取り組んでおります。 また、たとえ介護認定を受けたとしても、症状改善に取り組む保険給付事業として様々な介護サービスを展開する予算編成となっており、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるための仕組みづくりがさらに前進することを願っております。 今後は、団塊世代が高齢期を迎えるため、介護を必要とする方々の増加が予想されるなど、引き続き住民ニーズの把握に努められ、サービスの充実と多様化に向け、速やかに対応できる体制を構築するとともに、各事業の効率的かつ安定的な運営に期待し、賛成討論といたします。 ○議長(衞藤竜哉君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第32号議案を採決します。 第32号議案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立多数です。 したがって、第32号議案 令和2年度豊後大野市介護保険特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第33号議案 令和2年度豊後大野市農業集落排水特別会計予算の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第33号議案を採決します。 第33号議案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第33号議案 令和2年度豊後大野市農業集落排水特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第34号議案 令和2年度豊後大野市浄化槽施設特別会計予算の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第34号議案を採決します。 第34号議案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第34号議案 令和2年度豊後大野市浄化槽施設特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第35号議案 令和2年度豊後大野電気事業特別会計予算の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第35号議案を採決します。 第35号議案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第35号議案 令和2年度豊後大野電気事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第36号議案 令和2年度豊後大野市上水道特別会計予算の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第36号議案を採決します。 第36号議案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第36号議案 令和2年度豊後大野市上水道特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第37号議案 令和2年度豊後大野市公共下水道特別会計予算の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第37号議案を採決します。 第37号議案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第37号議案 令和2年度豊後大野市公共下水道特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第38号議案 令和2年度豊後大野病院事業特別会計予算の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第38号議案を採決します。 第38号議案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第38号議案 令和2年度豊後大野病院事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議員派遣の件 ○議長(衞藤竜哉君) 日程第32、議員派遣の件を議題とします。 お諮りします。 議員派遣の件については、別紙のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 異議なしと認めます。 したがって、議員派遣の件については、別紙のとおり決定しました。     (巻末216ページに掲載)--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(衞藤竜哉君) これで、本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 これをもって、令和2年第1回豊後大野市議会定例会を閉会します。          閉会 午前11時47分会議の経過を記載して、その相違がないことを証するため、ここに署名する。 令和  年  月  日         議長      衞藤竜哉         署名議員    嶺 英治         署名議員    吉藤里美...