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  1. 豊後大野市議会 2017-06-30
    06月30日-06号


    取得元: 豊後大野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-13
    平成29年  6月 定例会(第2回)       平成29年第2回豊後大野市議会定例会会議録議事日程(第6号)                 平成29年6月30日(金曜日)午前10時開議日程第1 第61号議案 豊後大野市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について日程第2 第62号議案 豊後大野市個人情報保護条例の一部改正について日程第3 第66号議案 平成29年度豊後大野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)日程第4 第67号議案 平成29年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第5 第68号議案 平成29年度豊後大野市介護保険特別会計補正予算(第1号)日程第6 請願受理番号2号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2018年度政府予算に係る意見書採択要請日程第7 第63号議案 市道路線の廃止について日程第8 第64号議案 市道路線の認定について日程第9 第69号議案 平成29年度豊後大野市農業集落排水特別会計補正予算(第1号)日程第10 第70号議案 平成29年度豊後大野市簡易水道特別会計補正予算(第1号)日程第11 第65号議案 平成29年度豊後大野市一般会計補正予算(第1号)---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1から日程第11まで議事日程に同じ 追加日程第1 発議第3号 教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書---------------------------------------出席議員(18名)     1番  後藤雅克君      2番  嶺 英治君     3番  吉藤里美君      4番  穴見眞児君     5番  田嶋栄一君      6番  川野優治君     7番  赤峰映洋君      8番  内田俊和君     9番  神志那文寛君    10番  沓掛義範君    11番  小野順一君     12番  小野泰秀君    13番  衞藤正宏君     14番  生野照雄君    15番  宮成昭義君     16番  首藤正光君    17番  衞藤竜哉君     18番  佐藤辰己欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長      川野文敏君   教育長     下田 博君 総務課長兼選 挙管理委員会  左右知新一君  財政課長    田北龍司君 事務局長 税務課長    多田尚三君   地域創生課長  新宮幸治君 まちづくり         堀 誉裕君   情報推進課長  佐藤文紀君 推進課長 市民生活課長  後藤貴子君   環境衛生課長  波津久郁生君 人権推進同和         坂本真一君   社会福祉課長  大野 郁君 対策課長 高齢者福祉         足立建士君   農業振興課長  赤峯 浩君 課長 農林整備課長  衞藤好夫君   商工観光課長  神田聖弘君 建設課長    廣末崇信君   上下水道課長  仙波浩二君 教育総務課長  萩原憲士君   学校教育課長  山田忠司君 社会教育課長  廣瀬宏一君   清川支所長   波多野祐二君 緒方支所長   板井芳朗君   朝地支所長   古澤智孝君 大野支所長   後藤信義君   犬飼支所長   隈田原勇次君 豊後大野市民         板井逸朗君   監査事務局長  難波 宏君 病院事務長 会計管理者兼          農業委員会         芦刈次郎君           衞藤成史君 会計課長            事務局長 消防長     田尻慶博---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長    太田基一    主幹      佐藤 浩 副主幹     後藤慎太郎   主任      小代洋介          開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(佐藤辰己君) 本日の出席議員は全員であります。 それでは、本日の会議を開きます。---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(佐藤辰己君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △第61号議案及び第62号議案委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(佐藤辰己君) 日程第1、第61号議案 豊後大野市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について及び日程第2、第62号議案 豊後大野市個人情報保護条例の一部改正についての2案件を一括議題とします。 本2案件は、総務常任委員会に付託してありましたので、総務常任委員長の報告を求めます。 総務常任委員長生野照雄君。     〔総務常任委員会委員長 生野照雄君登壇〕 ◆総務常任委員会委員長生野照雄君) 総務常任委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託された案件は議案2件で、6月26日に委員会を開催し、委員5人全員出席のもと、慎重に審査しましたので、総務常任委員会における審査の経過と結果を報告します。 まず、第61号議案 豊後大野市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてであります。 執行部より、条例の一部改正については、人事院規則の一部改正に伴い、豊後大野市職員の育児休業等に関する条例を一部改正する必要があるためとの提案理由の説明があり、さらに内容としては、育児休業の取得について、再度取得が認められる及び育児休業期間の再度の延長ができる特別の事情に、育児休業期間終了後に、保育所等に入所するための申し込みを行っているが入所できない場合を明記したものと説明がありました。 委員からは、対象となる職員がいるのか把握できているのかとの質疑があり、それに対し執行部より、過去2名いる。ただし、これまでは理由を特に求めているものではなかったけれども、今回の改正によって保育所等の待機に伴って延長ができるということがはっきり明文化されたものとの答弁がありました。 慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第62号議案 豊後大野市個人情報保護条例の一部改正についてであります。 まず、執行部より、条例の一部改正については、個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部を改正する法律等の施行に伴い条例の一部改正が必要であるためとの説明があり、続けて、改正の趣旨は個人情報の定義の明確化であり、その他の記述等を具体的に明示し、また身体的特徴電算機用に変換した符号や個人に発行されるカード等に記載された番号等個人情報として明確に位置づけるものとの説明がありました。 慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で、総務常任委員会に付託された案件の審査について、その経過と結果の報告を終わります。     〔総務常任委員会委員長 生野照雄君降壇〕 ○議長(佐藤辰己君) 総務常任委員長の報告が終わりました。 これから委員長報告に対する一括質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤辰己君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 まず、第61号議案 豊後大野市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤辰己君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第61号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第61号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤辰己君) 起立全員です。 したがって、第61号議案 豊後大野市職員の育児休業等に関する条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第62号議案 豊後大野市個人情報保護条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤辰己君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第62号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第62号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤辰己君) 起立全員です。 したがって、第62号議案 豊後大野市個人情報保護条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △第66号議案~第68号議案請願受理番号2号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(佐藤辰己君) 日程第3、第66号議案 平成29年度豊後大野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)から日程第6、請願受理番号2号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1の復元をはかるための、2018年度政府予算に係る意見書採択の要請までの4案件を一括議題とします。 本4案件は、厚生文教常任委員会に付託してありましたので、厚生文教常任委員長の報告を求めます。 厚生文教常任委員長宮成昭義君。     〔厚生文教常任委員会委員長 宮成昭義君登壇〕 ◆厚生文教常任委員会委員長宮成昭義君) それでは、厚生文教常任委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託された議案3件、請願1件について、6月26日に委員会を開催し、委員全員出席のもと、審査を行いましたので、その経過と結果を報告します。 まず、第66号議案 平成29年度豊後大野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)であります。 執行部から、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ741万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ60億268万3,000円とするものです。主な理由は、人事異動に伴う職員の減によるものですとの説明がありました。 慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第67号議案 平成29年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)であります。 執行部から、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ133万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億7,966万6,000円とするものです。主な理由は、昨年、厚生労働省が公表した後期高齢者医療制度保険料軽減判定誤りによる保険料の過大・過小徴収における後期高齢者医療保険の還付に伴うものですとの説明がありました。 慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第68号議案 平成29年度豊後大野市介護保険特別会計補正予算(第1号)であります。 執行部から、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,445万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ63億9,340万6,000円とするものです。主な理由は、人事異動に伴うものと介護保険電算システム改修委託料ですとの説明がありました。 慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 最後に、請願受理番号2号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2018年度政府予算に係る意見書採択の要請であります。 本請願について、紹介議員から説明の後、質疑に続いて自由討議を行いました。 委員から、本市は独自で臨時講師を配置するなど努力しているにもかかわらず、この請願の内容では努力していないような印象を受けるという意見があり、確かに本市は市単の先生を配置して少人数学級推進など熱心に取り組んでいる。しかし、これが正しいのではなく、やはり国や県がしっかりと取り組むことが本来のあり方だと思うといった意見のほか、常勤の先生が少なくなり、その分、臨時の先生がふえている。そういった教育現場子供たちを教えている、教えざるを得ない現状がある。この制度は子供たち学校教育のための制度であることを理解してほしいといった意見が出されました。また、一年一年結果が出るものではなく、国に対して、制度の改善や子供たちの教育について意見を続けていくことが必要との意見のほか、子供たちは周りの大人の表情や言葉かけなどで心が豊かになったり、寂しくなったりすると思う。先生の健康や笑顔は子供たちにも影響があるので、余裕を持った人員配置を願っているとの意見が出されました。 慎重審査の結果、全会一致で採択すべきものとして決定しました。 なお、本請願は意見書の提出を求めるものであり、委員会発議で提出することにいたしました。 以上で、厚生文教常任委員会に付託された案件の審査について、その経過と結果の報告を終わります。     〔厚生文教常任委員会委員長 宮成昭義君降壇〕 ○議長(佐藤辰己君) 厚生文教常任委員長の報告が終わりました。 これから委員長報告に対する一括質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤辰己君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 まず、第66号議案 平成29年度豊後大野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤辰己君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第66号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第66号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立
    ○議長(佐藤辰己君) 起立全員です。 したがって、第66号議案 平成29年度豊後大野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第67号議案 平成29年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤辰己君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第67号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第67号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤辰己君) 起立全員です。 したがって、第67号議案 平成29年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第68号議案 平成29年度豊後大野市介護保険特別会計補正予算(第1号)の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤辰己君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第68号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第68号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤辰己君) 起立全員です。 したがって、第68号議案 平成29年度豊後大野市介護保険特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、請願受理番号2号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2018年度政府予算に係る意見書採択の要請についての討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤辰己君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 12番、小野泰秀君。 ◆12番(小野泰秀君) 私は、請願受理番号2号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるため、2018年度政府予算に係る意見書について、賛成の立場から討論いたします。 我が国は、OECD(経済協力開発機構)、現在、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツなど35カ国が加盟しており、その中でGDP(国内総生産)に占める教育費の割合が最下位となっております。 さて、現在、学校を取り巻く環境は、いじめや不登校など困難な問題が山積しており、学校に求められる役割は拡大しており、そうした中で子供たちへのきめの細かな豊かな学びを実現するためには、少人数教育を含む計画的な教員定数改善が重要な政策課題となっております。 また、公益財団法人連合総合生活開発研究所教職員働き方・労働時間に関する報告書では、七、八割の教員が1カ月の時間外労働が80時間となっており、1割が精神疾患にかかっている可能性が高いことなどが明らかにされました。 日本の将来を担う子供たちを育むために、教職員の長時間労働を是正する必要があり、そのための定数改善は不可欠であると考えます。 次に、義務教育国庫負担制度ですが、この制度は、憲法に保障された義務教育無償の原則に基づき、国が義務教育に必要な経費を負担することで、全国どこで学んでもひとしく教育を受けることができ、自治体間における教育水準に格差を生じさせないための制度であります。 ところが、小泉内閣における三位一体改革は、聖域なき構造改革の一環として「地方にできることは地方に、民間にできることは民間に」という小さな政府論を具現化する政策として推進されたものであり、国庫補助金改革税源移譲による地方分権地方交付税の削減による財政再建の3つを一体として行う改革でありました。 例えば、財源が地方に移譲され、一般財源化された場合、これまで義務教育費に用いられていた財源が、それ以外の用途に転用される可能性があります。なぜなら一般財源の使い道には色がついておりません。 私は、三位一体改革を否定するものではありませんが、教育の分野は切り離すべきと考えます。 三位一体改革に基づいて補助率を下げ、税源移譲した場合、普通交付税算定基準は所得や人口によって決まるため、人口増加した都道府県は財源がふえることになりますが、大分県では2010年約119万6,000人あった人口が、今年2017年は約115万3,000人となり、7年間で4万3,000人減少しました。このように人口減少の進む自治体は、交付税の減額となり、自治体の財政が圧迫されていく中で、予算確保は当然難しくなってきております。 平成29年度も豊後大野市としては県費負担教員、いわゆる加配を小学校10校が18名、中学校7校が18名、合計36名をお願いしましたが、要求した人数は確保できず、最終的に認められたのは19名と非常勤1名でありました。 やむなく豊後大野市としましては、きめ細かな指導、豊かな教育を実現するため、少人数学級や少人数指導、小規模における複式学級の解消、特別支援学級の充実を図るために、市単独で4,458万円の予算のもと16名の臨時講師を配置しました。 こうした現象は、国庫負担率の削減から生まれるものであり、この制度を縮小、廃止することは地方財政を圧迫し、義務教育水準の確保、教育の機会均等に影響を及ぼすことになります。 将来を担い、社会の基盤づくりにつながる子供たちへの教育は極めて重要であり、教育は未来への先行投資であります。子供たちに最善の教育環境を提供していくことは、我々の使命であり、社会的責任であります。 今後も国民がひとしく教育を受ける権利が担保されるよう強く要望し、私の賛成討論といたします。 ○議長(佐藤辰己君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤辰己君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから請願受理番号2号を採決します。 本請願に対する委員長の報告は採択です。 請願受理番号2号は、委員長報告のとおり採択することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤辰己君) 起立全員です。 したがって、請願受理番号2号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2018年度政府予算に係る意見書採択の要請は、委員長報告のとおり採択することに決しました。--------------------------------------- △第63号議案及び第64号議案、第69号議案及び第70号議案委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(佐藤辰己君) 日程第7、第63号議案 市道路線の廃止についてから日程第10、第70号議案 平成29年度豊後大野市簡易水道特別会計補正予算(第1号)までの4案件を一括議題とします。 本4案件は、産業建設常任委員会に付託してありましたので、産業建設常任委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員長衞藤正宏君。     〔産業建設常任委員会委員長 衞藤正宏君登壇〕 ◆産業建設常任委員会委員長衞藤正宏君) 産業建設常任委員会委員長報告を行います。 さきの本会議において付託された案件は議案4件であり、6月26日に委員会を開催し、委員全員出席のもと審査を行いました。 まず、第63号議案 市道路線の廃止についてと第64号議案 市道路線の認定についてであります。 本2案件は、内容に関連がありますので、会議規則第96条に基づき一括議題として審査を行いました。 市道路線の廃止は、緒方町の遠野姥社線の1路線について、県の広域営農団地農道整備事業事業完了により、県から譲り受けた農道と現市道部分をあわせて市道認定することから、一旦、現市道部分を廃止し再度認定するものです。 市道路線の認定は2路線であります。 まず、井上上冬原線は、さきの廃止で説明したとおり、県から譲り受けた農道と現市道部分をあわせて、新たに市道認定するものです。 遠野姥社線は、井上上冬原線市道認定に伴い、井上上冬原線の分岐からに起点を変更し、市道認定するものです。 第63号議案について、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 続いて、第64号議案について、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第69号議案 平成29年度豊後大野市農業集落排水特別会計補正予算(第1号)であります。 補正の理由及び内容は、歳出では、消費税更正申告をするための手数料10万円と平成28年度確定消費税申告分と平成29年度中間申告分490万円の合計500万円を増額補正するものです。歳入では、一般会計繰入金250万円及び消費税更正申告に伴う還付金250万円の合計500万円を増額補正するものです。消費税還付金は、平成23年度から平成27年度までの更正申告によるものですとの説明がありました。 委員より、消費税の還付が発生した要因はとの質疑があり、執行部より、地方公営会計消費税は、通常の企業と違い、課税売り上げだけでなく、起債償還等に係る一般会計繰入金補助金等特定収入から課税仕入れを控除して課税されます。今回の更正は、起債償還等に係る一般会計繰入金等特定収入に対する更正申告ですとの答弁がありました。 第69号議案について、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第70号議案 平成29年度豊後大野市簡易水道特別会計補正予算(第1号)であります。 補正の理由及び内容は、歳出では、消費税更正申告の手数料10万円の増額、4月の人事異動に伴う人件費277万5,000円の減額、そして修繕料249万9,000円を増額補正するものです。歳入では、一般会計繰入金277万5,000円の減額、消費税更正申告に伴う還付金259万9,000円を増額補正するものですとの説明がありました。 第70号議案について、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 以上、産業建設常任委員会に付託された案件の審査経過と結果の報告を終わります。     〔産業建設常任委員会委員長 衞藤正宏君降壇〕 ○議長(佐藤辰己君) 産業建設常任委員長の報告が終わりました。 これから委員長報告に対する一括質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤辰己君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 まず、第63号議案 市道路線の廃止についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤辰己君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第63号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第63号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤辰己君) 起立全員です。 したがって、第63号議案 市道路線の廃止については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第64号議案 市道路線の認定についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤辰己君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第64号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第64号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤辰己君) 起立全員です。 したがって、第64号議案 市道路線の認定については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第69号議案 平成29年度豊後大野市農業集落排水特別会計補正予算(第1号)の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤辰己君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第69号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第69号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤辰己君) 起立全員です。 したがって、第69号議案 平成29年度豊後大野市農業集落排水特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第70号議案 平成29年度豊後大野市簡易水道特別会計補正予算(第1号)の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤辰己君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第70号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第70号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤辰己君) 起立全員です。 したがって、第70号議案 平成29年度豊後大野市簡易水道特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △第65号議案の討論、採決 ○議長(佐藤辰己君) 日程第11、第65号議案 平成29年度豊後大野市一般会計補正予算(第1号)を議題とします。 本案については、質疑が終わっておりますので、これから討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤辰己君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 12番、小野泰秀君。 ◆12番(小野泰秀君) 私は、第65号議案 平成29年度豊後大野市一般会計補正予算について賛成の立場から討論を行います。 今回の補正予算は、3月定例会で成立した骨格予算に対して、新川野市長がかかわった初めての肉づけ予算であり、今後の市政運営の方向性を示す大切な補正予算であると思っておりましたが、先般の私の一般質問で、市長就任から今回の補正予算編成まで期間が非常に短く、今回の補正予算に新たな政策に係る予算として反映させる時間的余裕がなかったとのご答弁でありました。 私は、この骨格予算の概念は肉づきのない予算であり、それは新しく選ばれる次期のリーダーに対する礼儀の予算であると理解し、3月議会定例会において、骨格予算に賛成したものであります。 しかしながら、今回の予算編成には、時間的な面から無理であったとのことでありますので、次回以降の議会に提案される新たな政策に期待するものであります。 さて、今回の肉づけ後の予算総額は237億5,195万6,000円で、前年当初予算額240億5,000万円に対し、2億9,804万4,000円、率にしてマイナス1.2%の予算規模となっています。 本市の歳入を見ますと、自主財源の根幹をなす市民税や固定資産税はわずかな伸びを見せているものの、普通交付税は合併特例の段階落ち3年目5割縮減となり、前年度に比べ5億6,000万円程度減額が予想されております。 また、基金繰入金について主なものとして、財政調整基金や公共施設整備基金、地域振興基金など、前年度に比べ46.5%増の約3億6,500万円の増額となっております。 一方、歳出では、主に保育所運営費や生活保護費などにより扶助費が約1億6,800万円の増額、また、減額分では職員給料などの人件費が8,000万円の減額、過疎対策事業債の償還終了により公債費が1億5,600万円の減額となり、おおむね前年度当初並みの予算規模となっております。 今年度の予算編成を見ますと、厳しい財政の中で医療、福祉、教育といった市民生活に密着した部門の予算はこれまで同様に配慮されており、また公債費や人件費など歳出削減に努めたことは一定の評価をするものであります。 しかしながら、今後見込まれる社会保障関係の増や多額の地方債残高の償還、また、中期財政見通しによる平成31年度決算見込みでは、歳出が歳入を上回ると推計されております。さらには、一本算定に向け地方交付税の削減がこれまで1割、3割、今年度が5割、来年度は7割、次の年が9割、そして平成32年度に一本算定となり、市の財政状況は依然として厳しい状況が続くことが予測されております。 そうした中、先般の市長の一般質問の答弁で、事務事業においては、着手済み、または計画済みのものであっても、見直しが必要と判断されるものについては、計画変更または中止等の検討を行い、必要と認められる新たな施策については追加し、市民の暮らしに直結した事務事業については、その内容を精査し、必要と認められる事業については、国・県等の補助金や基金を活用し推進していくと述べておられました。 まさにそのとおりであり、本市の脆弱な財政構造の中で、施策や事業の推進に当たっては、行政の健全化に配慮しながら事業の検証を行い、明確な戦略を持って自主財源の確保を初めとした行財政基盤の確立や実効性のある行財政改革を進めていく必要があります。 そのためには、市民目線に立った広範な議論、提言をいただきながら、総合的な行財政改革プランを策定するとともに、選択と集中、スクラップ・アンド・ビルド等を徹底し、簡素で効率的な組織のあり方、また事務事業の見直し、真に必要な行政サービスの充実を図るため、聖域なき事業仕分けを断行することが求められていると思います。 増加する行政需要に対応できる持続可能な財政基盤の構築には多くの課題があり、一朝一夕には解決できないことは承知しておりますが、市長には市民の要望には真摯に耳を傾けるとともに、リーダーシップのもと市民の先頭に立ち、あすを変えるという強い信念と行動力を持って市政運営に臨んでいただくことを大いに期待し、私の賛成討論といたします。 ○議長(佐藤辰己君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤辰己君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第65号議案を採決します。 第65号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤辰己君) 起立全員です。 したがって、第65号議案 平成29年度豊後大野市一般会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決されました。 休憩します。          休憩 午前10時42分          再開 午前10時45分 ○議長(佐藤辰己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(佐藤辰己君) お諮りします。 ただいま厚生文教常任委員長から発議第3号が提出されました。 これを日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題にしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤辰己君) 異議なしと認めます。 したがって、発議第3号を日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることに決定しました。--------------------------------------- △発議第3号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(佐藤辰己君) 追加日程第1、発議第3号 教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書を議題とします。 本案件について提出者より趣旨説明を求めます。 厚生文教常任委員長宮成昭義君。     〔厚生文教常任委員会委員長 宮成昭義君登壇〕 ◆厚生文教常任委員会委員長宮成昭義君) それでは、発議第3号 教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書について。上記の議案を別紙のとおり、豊後大野市議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。 平成29年6月30日提出。 豊後大野市議会議長、佐藤辰己様。 意見書の内容でありますが、お手元に配付しているとおりでありますし、先ほど委員長報告で申し上げた状況等を踏まえて意見書を作成いたしました。 内容等については、お目通しをいただきたいと思います。 要請項目3項目としております。 1つ目、計画的な教職員定数改善を推進すること。 2つ目、教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の負担割合を2分の1に復元すること。 3つ目、少人数学級を推進すること。 以上3点の要請を強くしていきたいということで、地方自治法第99条の規定によって、意見書を提出するものであります。 提出先については、衆参議長を初め内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣ということで、議長名で意見書を提出したいと思いますので、皆さん方の審議をいただき、賛成をいただく中で提出させていただきたいと思います。     〔厚生文教常任委員会委員長 宮成昭義君降壇〕 ○議長(佐藤辰己君) 提出者の趣旨説明が終わりました。 それでは、これから発議第3号について質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤辰己君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから発議第3号について討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤辰己君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから発議第3号を採決します。 発議第3号は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤辰己君) 起立全員です。 したがって、発議第3号 教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書は、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(佐藤辰己君) これで、本日の日程は全て終了しました。 会議を閉じます。 これをもって、平成29年第2回豊後大野市議会定例会を閉会します。          閉会 午前10時50分会議の経過を記載して、その相違がないことを証するため、ここに署名する。  平成  年  月  日         議長      佐藤辰己         署名議員    田嶋栄一         署名議員    川野優治...