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  1. 豊後大野市議会 2015-03-24
    03月24日-06号


    取得元: 豊後大野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-13
    平成27年  3月 定例会(第1回)          平成27年第1回豊後大野市議会定例会会議録議事日程(第6号)               平成27年3月24日(火曜日)午後1時30分開議日程第1 第1号議案 豊後大野市行政組織条例の一部改正について日程第2 第2号議案 豊後大野市職員の給与に関する条例等の一部改正について日程第3 第3号議案 豊後大野市職員等の旅費に関する条例の一部改正について日程第4 第4号議案 豊後大野市行政手続条例の一部改正について日程第5 第5号議案 豊後大野市情報公開条例及び豊後大野市個人情報保護条例の一部改正について日程第6 第6号議案 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴う関係条例の整備について日程第7 第7号議案 豊後大野市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について日程第8 第8号議案 豊後大野市総合計画策定審議会条例の一部改正について日程第9 第9号議案 豊後大野市徳田白楊記念館条例の廃止について日程第10 第31号議案 大野郡5町2村合併後の新市まちづくり計画の一部変更について日程第11 第32号議案 豊後大野市過疎地域自立促進計画の一部変更について日程第12 第34号議案 財産の無償譲渡について日程第13 第10号議案 豊後大野市緒方すこやかセンター条例の廃止について日程第14 第11号議案 豊後大野市千歳集会所条例の廃止について日程第15 第12号議案 豊後大野市幼保連携型認定こども園条例の制定について日程第16 第13号議案 豊後大野市保育所における保育に関する条例の廃止について日程第17 第14号議案 豊後大野市子ども・子育て支援法に基づく過料に関する条例の制定について日程第18 第15号議案 豊後大野市介護保険条例の一部改正について日程第19 第16号議案 豊後大野市指定介護予防支援の事業に係る申請者の要件並びに人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定について日程第20 第17号議案 豊後大野市地域包括支援センターの職員に係る基準及び当該職員の員数等を定める条例の制定について日程第21 第18号議案 豊後大野市指定地域密着型サービスの事業に係る申請者の要件並びに人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について日程第22 第19号議案 豊後大野市指定地域密着型介護予防サービスの事業に係る申請者の要件並びに人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について日程第23 第20号議案 豊後大野市介護予防拠点施設条例の一部改正について日程第24 第26号議案 豊後大野市教育委員会教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例の制定について日程第25 第27号議案 豊後大野市公民館条例の一部改正について日程第26 第28号議案 豊後大野市体育施設条例の一部改正について日程第27 第29号議案 豊後大野市職員定数条例の一部改正について日程第28 第30号議案 豊後大野市民病院看護師修学資金貸与条例の一部改正について日程第29 第33号議案 豊後高田市と豊後大野市との証明書等の交付等に係る事務の委託について日程第30 第35号議案 財産の無償譲渡について日程第31 第37号議案 公の施設の指定管理者の指定について日程第32 第38号議案 公の施設の指定管理者の指定について日程第33 第21号議案 豊後大野市清川木炭生産施設条例の廃止について日程第34 第22号議案 豊後大野市清川木工芸品等加工販売施設条例の廃止について日程第35 第24号議案 豊後大野市ふるさと体験村条例の廃止について日程第36 第25号議案 豊後大野市道路占用料徴収条例の一部改正について日程第37 第36号議案 財産の無償譲渡について日程第38 第39号議案 公の施設の指定管理者の指定について日程第39 第40号議案 公の施設の指定管理者の指定について日程第40 第41号議案 公の施設の指定管理者の指定について日程第41 第42号議案 公の施設の指定管理者の指定について日程第42 第49号議案 平成27年度豊後大野市一般会計予算日程第43 第50号議案 平成27年度豊後大野市国民健康保険特別会計予算日程第44 第51号議案 平成27年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計予算日程第45 第52号議案 平成27年度豊後大野市介護保険特別会計予算日程第46 第53号議案 平成27年度豊後大野市農業集落排水特別会計予算日程第47 第54号議案 平成27年度豊後大野市公共下水道特別会計予算日程第48 第55号議案 平成27年度豊後大野市浄化槽施設特別会計予算日程第49 第56号議案 平成27年度豊後大野市簡易水道特別会計予算日程第50 第57号議案 平成27年度豊後大野市太陽光発電事業特別会計予算日程第51 第58号議案 平成27年度豊後大野市上水道特別会計予算日程第52 第59号議案 平成27年度豊後大野市病院事業特別会計予算日程第53 議会活性化委員会報告---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1から日程第53まで議事日程に同じ 追加日程第1 発議第1号 豊後大野市議会基本条例の一部改正について 追加日程第2 発議第2号 豊後大野市議会委員会条例の一部改正について---------------------------------------出席議員(22名)     1番  工藤友生君      2番  川野優治君     3番  赤峰映洋君      4番  小野勇治君     5番  内田俊和君      6番  朝倉秀康君     7番  神志那文寛君     8番  沓掛義範君     9番  衞藤竜哉君     10番  佐藤辰己君    11番  恵藤千代子君    12番  長野健児君    13番  佐藤徳宣君     14番  高山豊吉君    15番  宮成寿男君     16番  衞藤正宏君    17番  生野照雄君     18番  宮成昭義君    19番  首藤正光君     20番  渡辺一文君    21番  小野順一君     22番  小野泰秀君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長      橋本祐輔君   副市長     赤嶺謙二君                 総務課長兼選 教育長     久保田正治君  挙管理委員会  佐保正幸君                 事務局長 財政課長    佐藤文夫君   税務課長    加藤利隆君 まちづくり         藤元蔦夫君   情報推進課長  左右知新一君 推進課長 市民生活課長  多田尚三君   環境衛生課長  細井克久君 人権推進同和         渡邊久洋君   社会福祉課長  羽田勲誠君 対策課長 高齢者福祉         後藤和吉君   農業振興課長  伊東克芳君 課長 農林整備課長  羽田野房徳君  商工観光課長  大野真寛君 建設課長    衞藤一郎君   上下水道課長  難波純司君 教育総務課長  真部直廣君   学校教育課長  朝倉和秀君 社会教育課長  赤嶺且治君   清川支所長   野仲郁美君 緒方支所長   足立哲啓君   朝地支所長   原田重信君 大野支所長   豊田克憲君   千歳支所長   三宮政廣君                 病院事業 犬飼支所長   小野敏広君   管理者兼    木下忠彦君                 市民病院長 豊後大野市民         田北厚生君   監査事務局長  佐保基春君 病院事務長                 農業委員会 会計管理者   甲斐けい子君          中嶋明光君                 事務局長 消防長     麻生純二君---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長    高山義邦    総括主幹    太田基一 副主幹     難波陽一    副主任     小代洋介          開議 午後1時30分 △開議の宣告 ○議長(小野泰秀君) 本日の出席議員は全員であります。 それでは、本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(小野泰秀君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △第1号議案~第9号議案、第31号議案及び第32号議案、第34号議案の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(小野泰秀君) 日程第1、第1号議案 豊後大野市行政組織条例の一部改正についてから日程第12、第34号議案 財産の無償譲渡についてまでの12案件を一括議題とします。 本12案件は総務常任委員会に付託してありましたので、総務常任委員長の報告を求めます。 総務常任委員長、佐藤辰己君。     〔総務常任委員会委員長 佐藤辰己君登壇〕 ◆総務常任委員会委員長(佐藤辰己君) それでは、総務常任委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託された議案12件について、3月16日に委員会を開催し、委員全員出席のもと、審査を行いました。 まず、第1号議案 豊後大野市行政組織条例の一部改正についてであります。 執行部から、この条例改正は、まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定等に係る事務の部分について、現行のまちづくり推進課の事務分掌の一部を持つ課として、平成27年度、新たに地域創生課を設置することと、まちづくり推進課に所管している男女共同参画に関する事務を人権推進同和対策課に移行するというものです。男女共同参画については、原課の意向として、基本となる男女共同参画社会基本法や豊後大野市男女共同参画推進条例の考え方に立ち返ったほうがいいのではないか、この部分の事業展開が不足していたのではないかという分析をしております。したがって、人権意識の高揚がないと男女共同参画社会への実現はないだろうということですとの説明がありました。 委員から、男女共同参画都市宣言をした市にふさわしい事業展開をしていただきたいと思うが、これまでのように係2名を配置して行えるのかとの質疑があり、考え方としては、事務事業見直しをしながら、それぞれの行政課題に的確に対応していく組織体制は必要不可欠ですし、適材適所で配置して行わなければならないというものであります。男女共同参画についてこれまでの成果もありますし、まちづくりの視点という部分もあります。2名の配置は行い、さらに人権部分の考え方も取り入れながら、後退することのないように、しっかり取り組んでまいりたいと思いますとの答弁がありました。 また、男女共同参画係、人権推進同和対策課とどういう協議をしたのかとの質疑があり、毎年、行政組織再編に取り組む際は、各課にヒアリングを行っておりますが、今回、まちづくり推進課から意見がありましたので、そこで議論し、判断しました。人権推進同和対策課の協議については、その方針を踏まえて課長に相談し、課内で議論を行ったところです。まちづくりの視点でやった部分と、その課題についての説明を明確にしていく必要があるだろうということです。 また、まちづくり推進課では、伸び悩んでいる課題についていろんな協議をし、もう少し地道な活動をするべきではないか、人権の中で意識改革からやっていく方向もいいのではないかという話をしてまいりましたとの答弁がありました。 採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第2号議案 豊後大野市職員の給与に関する条例等の一部改正についてであります。 執行部から、この条例改正は、平成26年度の人事院勧告、それから大分県人事委員会勧告に基づいた変更に伴う分について、情勢適用の原則、均衡の原則により、また国、県、他市を参考にし、本市においても給与制度の見直しをするものです。中身については、平成27年4月1日から通勤手当の引き上げ、管理職員特別勤務手当の支給範囲の拡充、そして行政職給料表の引き下げでありますとの説明がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第3号議案 豊後大野市職員等の旅費に関する条例の一部改正についてであります。 執行部から、この条例改正は、当分の間、原則として県内隣接地以外の市町村への旅行についても、日当を支給しないこととする特例を定めるものですとの説明がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第4号議案 豊後大野市行政手続条例の一部改正についてであります。 執行部から、この条例改正は、行政手続法の一部を改正する法律による行政手続法の一部改正が行われ、行政指導の方式、行政指導の中止等の求め及び処分等の求めに関する規定が整備されたことに伴い、法の規定により、必要な措置を講ずるよう地方公共団体に努力義務が課されていることから、法の適用除外となっている地方公共団体の機関がする処分や行政指導等について、法と同様の対応を図る必要があるので、条例の一部改正を行うものですとの説明がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第5号議案 豊後大野市情報公開条例及び豊後大野市個人情報保護条例の一部改正についてであります。 執行部から、この条例改正は、独立行政法人通則法の一部を改正する法律による独立行政法人通則法の一部改正により、特定独立行政法人が廃止され、そのかわりに行政執行法人の分類が定められること等に伴い、この部分が引用されている条例の一部改正をするものですとの説明がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第6号議案 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴う関係条例の整備についてであります。 執行部から、これは、教育委員会委員長を廃止すること、教育長が常勤の特別職とされたこと、教育長及び4人の委員で教育委員会を組織すること等、教育委員会制度が大きく変わることに伴い、関係条例の整備をするものですとの説明がありました。 採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第7号議案 豊後大野市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてであります。 執行部から、この条例改正は、まちづくり委員会について、合併時に設置されて10年が経過し、3月31日をもって設置期間が満了することにより削除するものと、就学指導委員会について、名称が就学支援委員会に変更することに伴うものですとの説明がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第8号議案 豊後大野市総合計画策定審議会条例の一部改正についてであります。 執行部から、この条例改正は、旧大野郡の旧野津町を除く7つの町村の廃置分合に伴う地域審議会の設置に関する協議書により設置した豊後大野市まちづくり委員会の設置期間が平成27年3月31日をもって満了することから、本条例の当該委員会に関する規定について改正するものです。なお、総合計画策定審議会に在任するまちづくり委員会の委員については、総合計画ができ上がるまでの間、引き続き在任するというものですとの説明がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第9号議案 豊後大野市徳田白楊記念館条例の廃止についてと第34号議案 財産の無償譲渡について(旧徳田白楊記念館)であります。 本2案件は、内容に関連がありますので、会議規則第96条に基づき一括議題として審査を行いました。 執行部から、第9号議案については、公共施設の見直しに関する指針に基づき、徳田白楊記念館の管理運営について関係団体と協議を行った結果、指定管理者による管理運営は困難であると判断し、地元団体に無償譲渡するため、条例を廃止するものです。 第34号議案については、第9号議案の提案に基づき、廃止後の徳田白楊記念館の建物及び当該敷地を、今後も継続的に文化振興を目的として利用できる地元の認可地縁団体である上緒方振興協議会に無償譲渡するものですとの説明がありました。 第9号議案について採決した結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 続いて、第34号議案について採決した結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第31号議案 大野郡5町2村合併後の新市まちづくり計画の一部変更についてであります。 執行部から、これは東日本大震災に伴う合併市町村に係る地方債の特例に関する法律の施行により、当該計画に基づく合併特例債を起債することができる期間が5年間に延長されたことに伴い、計画期間の延長等をしたいので、議会の議決をお願いするものであります。今回、特に変更となるのは、人口、公共施設の統合整備、財政計画の部分ですとの説明がありました。 委員から、活用できない空き施設を安易に取り壊すようなことになるのではないかとの質疑があり、協議して、地元としては利活用できない、さらに競売等もできないという中で方向が出てくるので、取り壊しは最終段階と思っておりますとの答弁がありました。 採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 最後に、第32号議案 豊後大野市過疎地域自立促進計画の一部変更についてであります。 執行部から、大分県畜産公社新施設整備建設費補助金及び小中学校臨時講師確保対策事業を豊後大野市過疎地域自立促進計画に追加するものです。大分県畜産公社新施設整備については、事業費が51億円、豊後大野市の補助金が3,324万円とのことです。また、小中学校臨時講師確保対策事業については、12名の嘱託職員を配置するとのことですとの説明がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 以上で、総務常任委員会に付託された12案件の審査経過と結果の報告を終わります。     〔総務常任委員会委員長 佐藤辰己君降壇〕 ○議長(小野泰秀君) 総務常任委員長の報告が終わりました。 これから委員長報告に対する一括質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 まず、第1号議案 豊後大野市行政組織条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第1号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第1号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第1号議案 豊後大野市行政組織条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第2号議案 豊後大野市職員の給与に関する条例等の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第2号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第2号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第2号議案 豊後大野市職員の給与に関する条例等の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第3号議案 豊後大野市職員等の旅費に関する条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第3号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第3号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第3号議案 豊後大野市職員等の旅費に関する条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第4号議案 豊後大野市行政手続条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第4号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第4号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第4号議案 豊後大野市行政手続条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第5号議案 豊後大野市情報公開条例及び豊後大野市個人情報保護条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第5号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第5号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第5号議案 豊後大野市情報公開条例及び豊後大野市個人情報保護条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第6号議案 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴う関係条例の整備についての討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 7番、神志那文寛君。
    ◆7番(神志那文寛君) 私は、第6号議案に反対いたします。 第6号議案は、昨年6月13日に国会で、自民党、公明党、生活の党のみの賛成で成立した、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律に基づくものですが、この法改正は安倍政権による教育委員会制度を改悪するものであります。 その内容は、教育行政の責任の明確化と称して、教育委員長と教育長を一本化し、首長が直接任命する新教育長を教育委員会のトップにするものです。教育委員会の教育長に対する指揮監督権は奪われます。 また、地方自治体の教育政策の方針となる大綱を首長が決定するとしています。しかも、この大綱は、政府の教育振興基本計画の基本的な方針を参酌してつくることが求められています。要するに、国の方針をもとに首長が大綱を決め、その大綱を教育委員会に具体化させようというものです。これでは、教育委員会が住民から選出され、首長から独立させた行政委員会としての機能を失うことになりますし、教育行政への国や首長の介入に道を開くものです。 そもそも、教育は子供の成長・発達のための文化的な営みです。教育は、教員と子供との人間的な触れ合いを通じて行われるもので、自由や自主性が欠かせません。何をどう教えるかは、関係する学問や教育学に基づく必要があります。だからこそ、戦前の教訓も踏まえて、日本国憲法のもとで政治権力による教育内容への介入・支配は厳しく戒められているのです。 本議案による関係条例の整備については、本市教育委員会の独立性を奪い、国や首長が教育内容に介入する仕組みをつくり、憲法が保障する教育の自由と自主性を侵害することにつながるものでありますので、容認できません。 以上、反対討論といたします。 ○議長(小野泰秀君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第6号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第6号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立多数です。 したがって、第6号議案 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴う関係条例の整備については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第7号議案 豊後大野市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第7号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第7号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第7号議案 豊後大野市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第8号議案 豊後大野市総合計画策定審議会条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第8号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第8号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第8号議案 豊後大野市総合計画策定審議会条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第9号議案 豊後大野市徳田白楊記念館条例の廃止についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第9号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第9号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第9号議案 豊後大野市徳田白楊記念館条例の廃止については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第31号議案 大野郡5町2村合併後の新市まちづくり計画の一部変更についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第31号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第31号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第31号議案 大野郡5町2村合併後の新市まちづくり計画の一部変更については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第32号議案 豊後大野市過疎地域自立促進計画の一部変更についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第32号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第32号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第32号議案 豊後大野市過疎地域自立促進計画の一部変更については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第34号議案 財産の無償譲渡についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第34号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第34号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第34号議案 財産の無償譲渡については、委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △第10号議案~第20号議案、第26号議案~第30号議案、第33号議案、第35号議案、第37号議案及び第38号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(小野泰秀君) 日程第13、第10号議案 豊後大野市緒方すこやかセンター条例の廃止についてから日程第32、第38号議案 公の施設の指定管理者の指定についてまでの20案件を一括議題とします。 本20案件は、厚生文教常任委員会に付託してありましたので、厚生文教常任委員長の報告を求めます。 厚生文教常任委員長、宮成昭義君。     〔厚生文教常任委員会委員長 宮成昭義君登壇〕 ◆厚生文教常任委員会委員長(宮成昭義君) 厚生文教常任委員会の委員長報告を行います。 3月13日に本委員会に付託された案件は20件であり、委員7人全員出席のもと、3月16日に委員会を開催し、慎重に審査しました。 それでは、厚生文教常任委員会における審査の経過と結果を報告します。 まず、第10号議案 豊後大野市緒方すこやかセンター条例の廃止についてであります。 この条例の廃止については、市民病院のリハビリテーション機能の充実や病院機能の強化に伴い、市民病院に隣接する緒方すこやかセンターの施設を緒方支所に移転させるものであります。 慎重審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものとして決しました。 次に、第11号議案 豊後大野市千歳集会所条例の廃止についてであります。 この条例の廃止については、昭和58年に千歳村営新殿住宅の集会施設として建築された千歳集会所を、公共施設の見直しに伴い、施設を廃止するものであります。 委員から廃止後の状況について質疑がなされ、説明員からは、取り壊しを考えているとの答弁がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第12号議案 豊後大野市幼保連携型認定こども園条例の制定についてであります。 この条例の制定については、緒方保育園を子ども子育て新制度により、幼保連携型認定こども園として設置するために条例を定めるものであります。 委員からは、豊後大野市内で、この幼保連携型に移行する保育園はどれくらいかとの質疑がなされ、私立10園のうち、7園が認定こども園への移行を予定しているとの答弁がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものとして決しました。 次に、第13号議案 豊後大野市保育所における保育に関する条例の廃止についてであります。 この条例の廃止については、これまで条例で定められていた保育に関する基準について、上位法である政令で定められることになったため、今回条例を廃止するものであります。 慎重審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものとして決しました。 次に、第14号議案 豊後大野市子ども・子育て支援法に基づく過料に関する条例の制定についてであります。 この条例の制定については、子ども・子育て支援法第87条の規定に基づき、条例で規定すれば過料を科すことができるというものであります。 委員からは、過料を科す具体例はとの質疑がなされ、保護者に関しては、例えば勤務の状況を偽って報告した場合などで、また保育施設においては過大請求などを行っている場合などに、市が資料の提出を命じたにもかかわらず、提出に応じない場合などが考えられるとの答弁がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものとして決しました。 次に、第15号議案 豊後大野市介護保険条例の一部改正についてであります。 この条例の一部改正については、保険料の基準額の変更はないが、現行の6段階から9段階へと多段階化するもので、また低所得者の負担の軽減のために、新第1段階に公費を投入するものであります。 委員からは、介護予防・日常生活支援総合事業について、平成27年度は行わずと記されているが、どのような意味なのかとの質疑がなされ、今般の介護保険の改正で、市町村が事業主体となり介護予防を進める地域支援事業が導入され、この事業は、介護予防・日常生活支援総合事業、在宅医療・介護連携推進事業、生活支援体制整備事業及び認知症総合支援事業の4つの事業からなり、平成27年、平成28年、平成29年の3カ年のいずれかで開始しなければならず、平成27年度から始めないのであれば、そのことを条例に明記せねばならないとの答弁がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものとして決しました。 次に、第16号議案 豊後大野市指定介護予防支援の事業に係る申請者の要件並びに人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定についてであります。 この条例の制定については、介護保険法の一部改正及び地域主権改革に伴い、これまで政令で定められていた地域包括支援センターの設置者が遵守しなければならない包括的支援事業を実施するために必要な基準を市の条例で定めるものであります。 慎重審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものとして決しました。 次に、第17号議案 豊後大野市地域包括支援センターの職員に係る基準及び当該職員の員数等を定める条例の制定についてであります。 この条例の制定についても、第16号議案と同様、地域主権一括法により一部改正された介護保険法により、これまで政令で定められていた地域包括支援センターの基準等の内容を、条例で定めることになるものであります。 委員からは、先ほどの議案で答弁したように、市の事務量がふえるのかとの質疑がなされ、これまで県に委ねていたことについて、市が専門的な部門を強化しなければならない。事務量は変わらないが、本質的な部分、制度の熟知度をさらに高めなければいけなくなるとの答弁がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものとして決しました。 次に、第18号議案 豊後大野市指定地域密着型サービスの事業に係る申請者の要件並びに人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正についてであります。 この条例の一部改正は、介護保険法施行規則が改正され、市の条例で定める従うべき基準等の変更がなされたことに伴うものであります。 慎重審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものとして決しました。 次に、第19号議案 豊後大野市指定地域密着型介護予防サービスの事業に係る申請者の要件並びに人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正についてであります。 この条例の一部改正も、介護保険法施行規則が改正され、市の条例で定める従うべき基準等の変更がなされたことに伴うものであります。 慎重審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものとして決しました。 次に、第20号議案 豊後大野市介護予防拠点施設条例の一部改正についてであります。 この条例の一部改正については、平成27年3月31日をもって清川の介護予防拠点センターを廃止するものであります。 委員からは、土地も含まれているのかとの質疑があり、土地を含めて無償譲渡であるとの答弁がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものとして決しました。 次に、第26号議案 豊後大野市教育委員会教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例の制定についてであります。 この条例の制定については、4月から施行される新しい教育委員会制度に伴うもので、教育長が常勤の特別職となり、職員と同様に午前8時半から午後5時までの勤務体系となります。そのため、職務に専念する義務を免除する場合は、条例で定める必要が生じたためであります。 委員からは、イベント等の出席について、今までより制約されるのかとの質疑があり、特別職になったことで、改めて別に条例を制定するもので、内容は現状と全く変わらないものであるとの答弁がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものとして決しました。 次に、第27号議案 豊後大野市公民館条例の一部改正についてであります。 この条例の一部改正については、公共施設の見直しに伴い、中央公民館の分館である菅尾地区公民館と白山地区公民館、それと緒方にある小富士地区公民館と上緒方地区公民館を廃止し、あわせて旧中央公民館の体育室を廃止するものであります。 慎重審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものとして決しました。 次に、第28号議案 豊後大野市体育施設条例の一部改正についてであります。 この条例の一部改正についても、公共施設の見直しに伴うもので、三重弓道場、三重馬術場、緒方体育館等を廃止するものであります。 委員からは、今後は使用貸借契約を締結するということだが、金銭が伴うものなのかとの質疑がなされ、契約期間は1年間とし、維持管理については、それぞれの団体が対応するとの答弁がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものとして決しました。 次に、第29号議案 豊後大野市職員定数条例の一部改正についてであります。 この条例の一部改正については、市民病院に関するものであります。当委員会では、2月10日に閉会中の所管事務調査で、市民病院の経営状況並びに経営方針等を調査しておりましたが、さらに詳しい説明を求めました。 説明員からは、弾力的かつ効率的な病院運営を図り、もって収益増等に資するため、病院企業職員の定数を増加するものであるとの説明がなされました。 委員からは、弾力的かつ効果的な病院運営についての質疑がなされ、医療の施設基準が変わってきている。そのため、現在はリハ職員の増を図っており、2年前には4人であったが、4月には19人となる。一方高齢者がふえており、リハビリといえば整形外科のイメージがあるが、嚥下、飲み込み、食事についてもリハビリの分野となっているとの答弁がありました。 また、これからは、病院と病院、病院と介護施設の連携を担っていかなければならない。今後注目される地域医療連携室。そこに必要となるのが社会福祉士である。そういう状況を見据えて、職員を採用したいとの答弁がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものとして決しました。 次に、第30号議案 豊後大野市民病院看護師修学資金貸与条例の一部改正についてであります。 この条例の一部改正については、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律により、保健師助産師看護師法の一部が改正され、平成27年4月から看護師養成所の指定の権限が厚生労働大臣から都道府県知事へ変更されることに伴い、条例を改正するものであります。 慎重審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものとして決しました。 次に、第33号議案 豊後高田市と豊後大野市との証明書等の交付等に係る事務の委託についてであります。 大分広域窓口サービス事業に新たに豊後高田市が加盟することに伴う議案であり、平成18年度に始まったこの事業に豊後大野市は平成23年に佐伯市とともに加盟しており、今回の豊後高田市の加盟により、残りは日田市と姫島村のみになるものであります。 慎重審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものとして決しました。 次に、第35号議案 財産の無償譲渡について(旧清川介護予防拠点センター)であります。 この議案については、第20号議案と関連するもので、施設を地元の宇田枝区に無償譲渡するものであります。 委員からは、施設が老朽化した場合の修理の対応などについての話はしたのかとの質疑がなされ、譲渡先の所有になるので、譲渡先の取り扱いということで契約を結んでいるとの答弁がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものとして決しました。 次に、第37号議案 公の施設の指定管理者の指定について(清川高齢者生活福祉センターみつば苑、デイサービスセンターみつば苑、清川在宅介護支援センター)であります。 この議案については、指定管理の期間が今月末で切れることから、事前に1月22日に、閉会中の所管事務調査として、現地調査をしたところであり、期間としては今後1年間の指定管理期間とし、他の朝地、千歳及び犬飼の3つの生活支援ハウスの指定管理期間と合わせるものであります。 慎重審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものとして決しました。 最後に、第38号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野市犬飼ふれあいセンター、豊後大野市犬飼ふれあい児童館)であります。 この施設についても、指定管理の期間が今月末で切れることから、1月22日に、閉会中の所管事務調査として、現地調査をしたところであり、今後3年間、特定非営利法人元気・なかまを指定管理者として指定するものであります。 慎重審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものとして決しました。 以上で、厚生文教常任委員会に付託された案件の審査について、その経過と結果の報告を終わります。     〔厚生文教常任委員会委員長 宮成昭義君降壇〕 ○議長(小野泰秀君) 厚生文教常任委員長報告が終わりました。 これから委員長報告に対する一括質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 まず、第10号議案 豊後大野市緒方すこやかセンター条例の廃止についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第10号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第10号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第10号議案 豊後大野市緒方すこやかセンター条例の廃止については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第11号議案 豊後大野市千歳集会所条例の廃止についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第11号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第11号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第11号議案 豊後大野市千歳集会所条例の廃止については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第12号議案 豊後大野市幼保連携型認定こども園条例の制定についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第12号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第12号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第12号議案 豊後大野市幼保連携型認定こども園条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第13号議案 豊後大野市保育所における保育に関する条例の廃止についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第13号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第13号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第13号議案 豊後大野市保育所における保育に関する条例の廃止については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第14号議案 豊後大野市子ども・子育て支援法に基づく過料に関する条例の制定についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第14号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第14号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第14号議案 豊後大野市子ども・子育て支援法に基づく過料に関する条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第15号議案 豊後大野市介護保険条例の一部改正についての討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 7番、神志那文寛君。 ◆7番(神志那文寛君) 私は、第15号議案、介護保険条例の一部改正に賛成の立場で討論いたします。 この条例は、来年度からの第6期における第1号被保険者の保険料率について定めておりますが、これについては基準額の変更はなく月額6,250円とのことであります。引き下げに至らないのは残念でありますが、引き上げを行うことなく推移できることの背景には、2011年度末に一般会計から介護保険の基金へ繰り出した4億5,000万円があります。この基金が、今年度末見込みでは4億1,000万円近くあり、引き続きこの基金の取り崩しも行うことで月額基準額6,250円を維持するとのことです。 一般会計から4億5,000万円を繰り入れたときは、ご法度、禁じ手などとも評されましたが、違法行為ではありません。そもそも、税制度の役割は、能力に応じて負担していただいたものを、それを社会保障などで再分配するのが目的であります。一般会計からの繰り入れを求めてきた立場から、この繰り入れには賛成しましたし、その基金をもって保険料額を維持するとのことでありますので、今回は賛成をいたします。 しかしながら、今回、同時に現在の6段階から9段階へと改定されます。これについては、新7段階、新9段階で合計910万円の保険料の引き上げになる一方で、住民税非課税世帯への別枠公費投入による引き下げが、消費税の10%への引き上げを1年半延期したことを理由に実施されませんでした。この低所得者への軽減については、独自の施策を実施する自治体もありますが、本市で行う場合は新たに9,500万円が必要とのことであります。このように、現在の介護保険制度は被保険者のみならず自治体財政も圧迫するものとなっています。 介護保険制度については、抜本的な改革を行い国の負担を大幅に引き上げるよう、引き続き要請することを要望するものであります。 最後に、2016年4月1日から実施するとしている介護予防・日常生活支援総合事業については、意図的な介護サービス外しとなってはならないことを重ねて申し上げておきます。 以上、賛成討論といたします。 ○議長(小野泰秀君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第15号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第15号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第15号議案 豊後大野市介護保険条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第16号議案 豊後大野市指定介護予防支援の事業に係る申請者の要件並びに人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第16号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第16号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第16号議案 豊後大野市指定介護予防支援の事業に係る申請者の要件並びに人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第17号議案 豊後大野市地域包括支援センターの職員に係る基準及び当該職員の員数等を定める条例の制定についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第17号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第17号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第17号議案 豊後大野市地域包括支援センターの職員に係る基準及び当該職員の員数等を定める条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第18号議案 豊後大野市指定地域密着型サービスの事業に係る申請者の要件並びに人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第18号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第18号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第18号議案 豊後大野市指定地域密着型サービスの事業に係る申請者の要件並びに人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第19号議案 豊後大野市指定地域密着型介護予防サービスの事業に係る申請者の要件並びに人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第19号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第19号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第19号議案 豊後大野市指定地域密着型介護予防サービスの事業に係る申請者の要件並びに人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第20号議案 豊後大野市介護予防拠点施設条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第20号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第20号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第20号議案 豊後大野市介護予防拠点施設条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第26号議案 豊後大野市教育委員会教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例の制定についての討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 7番、神志那文寛君。 ◆7番(神志那文寛君) 私は、第26号議案につきまして反対いたします。 先ほど第6号議案で述べました、教育委員会制度改革と一体のものであります。したがいまして、第26号議案の反対理由につきましては、先ほど第6号議案で述べたものと同じでありますので、内容については繰り返しません。 以上、反対討論といたします。 ○議長(小野泰秀君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第26号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第26号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立多数です。 したがって、第26号議案 豊後大野市教育委員会教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第27号議案 豊後大野市公民館条例の一部改正についての討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 7番、神志那文寛君。 ◆7番(神志那文寛君) 私は、第27号議案、公民館条例の一部改正について賛成の立場で討論いたします。 これは、菅尾地区公民館、白山地区公民館、上緒方地区公民館、小富士地区公民館の4つの分館を廃止するものであります。 過疎地域、周辺地域において、これまでどおり住民が生涯学習を続けられる環境を維持するためには、分館の役割はむしろ充実させるべきではないかとの思いもありますので、積極的賛成ではありません。 しかしながら、例えば白山公民館については、旧清川東小学校を利用して引き続き地域の方々がグループ活動などを継続できる環境づくりが進められていること、菅尾地区公民館についても、この建物については引き続き菅尾地域交流センターとして維持され、これまで同様に住民が利用できることなど、それぞれ地域の皆さんが継続して活動を行う環境づくりに尽力しているようでありますので、そのことを前提に賛成するものであります。 また、これまでは公民館であったことから配置されていた職員が、公民館の廃止によって不在となります。このことによって、地域の皆さんの活動に支障を来すことがないように尽力していただくことを前提に賛成といたします。 以上です。 ○議長(小野泰秀君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第27号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第27号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第27号議案 豊後大野市公民館条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第28号議案 豊後大野市体育施設条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第28号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第28号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第28号議案 豊後大野市体育施設条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第29号議案 豊後大野市職員定数条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第29号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第29号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第29号議案 豊後大野市職員定数条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第30号議案 豊後大野市民病院看護師修学資金貸与条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第30号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第30号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第30号議案 豊後大野市民病院看護師修学資金貸与条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第33号議案 豊後高田市と豊後大野市との証明書等の交付等に係る事務の委託についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第33号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第33号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第33号議案 豊後高田市と豊後大野市との証明書等の交付等に係る事務の委託については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第35号議案 財産の無償譲渡についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第35号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第35号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第35号議案 財産の無償譲渡については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第37号議案 公の施設の指定管理者の指定についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第37号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第37号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第37号議案 公の施設の指定管理者の指定については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第38号議案 公の施設の指定管理者の指定についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第38号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第38号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第38号議案 公の施設の指定管理者の指定については、委員長報告のとおり可決されました。 ここで、午後2時55分まで休憩します。          休憩 午後2時38分          再開 午後2時55分 ○議長(小野泰秀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △第21号議案及び第22号議案、第24号議案及び第25号議案、第36号議案、第39号議案~第42号議案の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(小野泰秀君) 日程第33、第21号議案 豊後大野市清川木炭生産施設条例の廃止についてから日程第41、第42号議案 公の施設の指定管理者の指定についてまでの9案件を一括議題とします。 本9案件は、産業建設常任委員会に付託してありましたので、産業建設常任委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員長、沓掛義範君。     〔産業建設常任委員会委員長 沓掛義範君登壇〕 ◆産業建設常任委員会委員長(沓掛義範君) それでは、産業建設常任委員会委員長報告を行います。 さきの本会議において付託された案件は議案9件であり、3月16日に現地調査を行い、委員会を開催し、審査を行いました。 まず、第21号議案 豊後大野市清川木炭生産施設条例の廃止についてであります。 執行部より、公共施設の見直しに伴い、今後の施設の利用状況、維持管理その他状況等総合的に判断し、豊後大野市清川木炭生産施設を廃止するものですとの説明がありました。 委員より、当該施設は誰でも入室できる可能性があるので、管理をしっかりとお願いしますとの意見や、合併して1回も使ったことがなく、利用状況が悪いという問題ではない。即、廃止するべきだったと思うなどの意見がありました。 また、各委員から廃止後の当該施設の使用方法についての質疑があり、執行部より、現状では神楽の舞台の保管場所としても視野に入れているが、廃止、取り壊しの方向でも、考えているところですとの答弁がありました。 第21号議案について、採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第22号議案 豊後大野市清川木工芸品等加工販売施設条例の廃止についてであります。 執行部より、公共施設の見直しに伴い、今後の施設の利用状況、維持管理費その他状況等総合的に判断し、当該施設を平成27年3月31日をもって廃止するものですとの説明がありました。 委員より、今まで廃止できなかった理由はとの質疑があり、執行部より、当該施設は平成5年に建設され、耐用年数が県、国の考えでは24年ということで、平成21年と平成22年に県、国に廃止の要望を行いましたが、受領されず、昨年もう一度、建物台帳の確認をしたところ、耐用年数が15年でしたので、県に事前協議書という形で、耐用年数が過ぎているということで上げたところです。 また、底地に条件がついていたため、地元に譲渡が難しく、今年まで延びましたとの答弁がありました。 さらに、なぜ地元に譲渡が難しいのかとの質疑があり、当初、個人から購入していますが、登記上名前が変わっておらず、転売が難しいということですとの答弁がありました。 また、土地等の諸問題については、今後管財等と協議し、解決していただくことを申し添えるものであります。 第22号議案について、採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第24号議案 豊後大野市ふるさと体験村条例の廃止についてであります。 執行部より、公共施設の見直しに伴い、地元の土師振興協議会に譲渡するため、平成27年3月31日をもって廃止するものですとの説明がありました。 第24号議案について、採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第25号議案 豊後大野市道路占用料徴収条例の一部改正についてであります。 執行部より、道路法施行令別表の改正により、国道の指定区間等に係る道路占用料が改定されたことに伴い、九州沖縄8県において組織する九州沖縄地区道路占用料改定検討会において統一単価が決定されたため、これに準拠し、平成27年4月から道路占用料の額を改正するものですとの説明がありました。 第25号議案について、採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第36号議案 財産の無償譲渡について(旧ふるさと体験村)であります。 執行部より、地元で組織する土師振興協議会と協議が調いましたので、この団体に建物を無償譲渡するものですとの説明がありました。 委員より、土地はどうなるのかとの質疑があり、執行部より、地元には土地と建物について譲渡の話をしましたが、土地の購入は難しいということですので、貸し付けの形で話を進めていますとの答弁がありました。 第36号議案について、採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第39号議案 公の施設の指定管理者の指定について(豊後大野市奥嶽川自然公園井崎河川公園キャンプ場)であります。 これは、一般社団法人ぶんご大野里の旅公社に平成27年4月1日から平成29年3月31日までの2年間、指定管理の選定をするものであります。 委員より、里の旅公社による事業計画について質疑があり、執行部より、営業期間については通年で活用したいということで年間10カ月程度運営予定です。施設改修では、ベッドを入れてグレードアップする予定で、客単価については、現在1棟幾らという施設貸しですが、客1人に対し3,000円程度という案があります。また、改修が順調に進んだ場合、7月終わりから営業開始し、初年度約6,000人の集客と、1,800万円程度の収入を想定しています。以後、5年間にわたり、毎年5%ずつの売り上げ向上を目指す積算をしていますとの答弁がありました。 第39号議案について、採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第40号議案 公の施設の指定管理者の指定について(道の駅みえ)であります。 これは、指定期間の終了に伴い、平成27年4月1日から平成30年3月31日の3年間の指定管理を有限会社道の駅みえに引き続き選定するものであります。 委員より、これまで開発されたオリジナル商品や四季のイベントについての質疑があり、執行部より、オリジナル商品では、地元のカンショを用いた江内戸ポテトや、ジャム、ブルーベリーソフト、出荷協議会の協力による酒まんじゅう、地元業者による加工品等です。四季のイベントとして春祭り、秋祭りを開催、地元の方々による手づくりのひな飾りの展示、夏祭りでの生産者の方々による演奏会や浴衣デー、ゴールデンウイークには新茶の試飲、新茶の試食販売会などがありますとの答弁がありました。 第40号議案について、採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第41号議案 公の施設の指定管理者の指定について(道の駅原尻の滝)であります。 これは、指定期間の終了に伴い、平成27年4月1日から平成30年3月31日までの3年間の指定管理を株式会社道の駅原尻の滝に引き続き選定するものであります。 委員より、その地域の景観にそぐわない看板があると耳にしたが、チェックする必要があるのではとの質疑があり、執行部より、施設と連携をとりながら景観等についても、意見を出し合えるような場をつくっていきたいと考えますとの答弁がありました。 第41号議案について、採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 最後に、第42号議案 公の施設の指定管理者の指定について(道の駅おおの)であります。 これは、指定期間の終了に伴い、平成27年4月1日から平成30年3月31日の3年間の指定管理を株式会社道の駅おおのに引き続き選定するものであります。 委員より、特産品を生かした商品や、生産者と連携したイベントについての質疑があり、執行部より、特産品を生かした商品は、総菜、芋焼酎、豊のしゃも、カンショ、里芋のほかに、レストランで豊のしゃものメニューを販売しています。生産者と連携したイベントは、11月に芋祭り、餅つきを年に4回、それから、ぼたん桜祭りに合わせた売り出しも行っていますとの答弁がありました。 第42号議案について、採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 以上で、産業建設常任委員会に付託された案件の審査経過と結果の報告を終わります。     〔産業建設常任委員会委員長 沓掛義範君降壇〕 ○議長(小野泰秀君) 産業建設常任委員長の報告が終わりました。 これから委員長報告に対する一括質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 まず、第21号議案 豊後大野市清川木炭生産施設条例の廃止についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第21号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第21号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第21号議案 豊後大野市清川木炭生産施設条例の廃止については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第22号議案 豊後大野市清川木工芸品等加工販売施設条例の廃止についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第22号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第22号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第22号議案 豊後大野市清川木工芸品等加工販売施設条例の廃止については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第24号議案 豊後大野市ふるさと体験村条例の廃止についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第24号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第24号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第24号議案 豊後大野市ふるさと体験村条例の廃止については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第25号議案 豊後大野市道路占用料徴収条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第25号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第25号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第25号議案 豊後大野市道路占用料徴収条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第36号議案 財産の無償譲渡についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第36号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第36号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第36号議案 財産の無償譲渡については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第39号議案 公の施設の指定管理者の指定についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第39号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第39号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第39号議案 公の施設の指定管理者の指定については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第40号議案 公の施設の指定管理者の指定についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第40号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第40号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第40号議案 公の施設の指定管理者の指定については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第41号議案 公の施設の指定管理者の指定についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第41号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第41号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第41号議案 公の施設の指定管理者の指定については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第42号議案 公の施設の指定管理者の指定についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第42号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第42号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第42号議案 公の施設の指定管理者の指定については、委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △第49号議案~第59号議案の討論、採決 ○議長(小野泰秀君) 日程第42、第49号議案 平成27年度豊後大野市一般会計予算から日程第52、第59号議案 平成27年度豊後大野市病院事業特別会計予算までの11案件を一括議題とします。 お諮りします。 本11案件については、議長を除く21名の議員で構成する予算特別委員会に付託してありましたので、会議規則第39条第3項の規定により委員長報告は省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 異議なしと認めます。 よって、委員長報告は省略することに決定しました。 それでは、これから討論を行います。 まず、第49号議案 平成27年度豊後大野市一般会計予算の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 7番、神志那文寛君。 ◆7番(神志那文寛君) 私は、49号議案 平成27年度一般会計予算について反対いたします。 新年度予算の総額は244億2,000万円もの額であり、住民の暮らしや福祉、教育など、重要なものが大半であり、全てについて反対するものではありません。 反対する予算について2点を述べたいと思います。 1点目は、人権推進同和対策の中で、特に部落の解放という目的に措置している費用であります。 同和対策事業特別措置法は、その経過措置もさまざまありましたが、2002年(平成14年)には、これらの対策は終結しており、それ以来、全国では同和対策を終結する自治体が相次いでいます。 時代も変わり、住民の入れかわりも進んでいます。きっぱりと同和地区は存在しないとの立場に立ち、同和問題についての終結宣言を行い、同和対策に係る事業費、部落解放同盟連絡協議会への補助金は廃止すべきであります。部落解放第49回全国研究集会への負担金についても認められません。 続いて、2点目であります。マイナンバー制度へ対応するために、主には情報推進課で6,500万円余りが計上されていることに反対します。 マイナンバー制度は、赤ちゃんからお年寄りまで生涯変わらない番号を割り振り、年金、医療、介護、雇用の情報や納税、給与などの個人の情報をひもづけしますから、マイナンバーが大量の個人情報の固まりになると言えます。マイナンバーが流出し、さまざまな個人情報が芋づる式に引き出される、このような制度はつくるべきではありません。 既に、社会保障番号を導入しているアメリカでは個人情報の大量流出、不正使用が大問題になっています。政府は、この制度導入の口実に、行政の効率化と国民の利便性向上を上げていますが、役立つと思われるケースが行政事務のうち0.01%しかないことが国会論戦で明らかになっています。住民のプライバシーを危うくする仕組みづくりに反対するものです。 反対とするものは以上2点であります。ほかには、大半の予算は賛成するのでありますが、特に、次に3点要望を述べておきたいと思います。 1点目は、旧庁舎跡地を駐車場へと改修するに伴い、各種宣言の碑が一時的に撤去されています。その中でも、特に非核平和都市宣言の碑について設置時期をお尋ねしましたら、7月末までに設置するとのことでありました。ことしは終戦70周年であります。必ず期日内に設置するよう要望しておきます。 2点目です。高齢者安心住まい改修支援事業、子育て世帯リフォーム支援事業には、それぞれ60万円が措置されていますが、これは上限いっぱいの補助のときには、それぞれ2件分にしか相当しません。子育て世帯リフォーム支援事業については、今年度の実績は今のところゼロ件とのことであります。要件を一般化し、使いやすい制度へ変更することを県に要望していただきたい。加えて、一般的な住宅リフォームについて、1割、2割と助成をする住宅リフォーム助成制度が全国で広がっています。地域経済の活性化を目的に、この制度の検討も行うことを要望しておきます。 3点目です。中学卒業まで医療費を無料にしている子ども医療費助成制度についてです。 本市は入院時食事療養費も含めて完全無料化をしており、県下で先進の取り組みを行っていることについては大変ありがたいことです。しかしながら、小・中学生の通院など、県が助成を行っていない部分については現物給付ではなく、償還払いとなっていますので、県に対して、子ども医療費の助成を拡大するよう要望していただきたい。 これについては、委員会質疑でも、子育て環境の充実のために、事あるごとに要望していきたいとの答弁でありましたので期待をいたします。 以上、述べまして、反対の討論といたします。 ○議長(小野泰秀君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 1番、工藤友生君。 ◆1番(工藤友生君) 第49号議案、平成27年度豊後大野市一般会計予算に賛成の立場で討論いたします。 平成27年度豊後大野市一般会計予算は前年比6.4%、額にして16億6,000万円の削減がされた244億2,000万円となっています。 歳入を見てみますと、普通交付税は合併特例の10割保障が終了し、いよいよ縮減が始まりますが、依然として依存財源比率が高く、自主財源の確保については新たな取り組みの検討も含め、さらなる取り組みの充実についての必要性があることを改めて言及させていただきたいと思います。 一方、歳出を見てみますと、商工費が3億6,204万5,000円となっており、前年比1億1,603万1,000円の減額ではありますが、平成26年度は木質バイオマス発電所用地造成事業の1億9,060万円があったことを考慮すると、平成27年度のぶんご大野里の旅公社やデスティネーションキャンペーンなどに向けた投資的な経費の増加は、選択と集中があらわれている点だと思っております。 また、地方創生に向けた取り組みについても、今後、さらなる期待をしております。 本市も合併してから10年が経過しようとしていますが、これまでの公債費の減少と基金の増加は評価すべきものであり、さらなる行財政改革の推進に取り組み、予算の執行に当たっては効率的な運営を図っていただくとともに、今後も市民が実感できるような成果を上げていただくことを強く要望し、賛成討論といたします。 ○議長(小野泰秀君) 次に、原案に反対者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(小野泰秀君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 4番、小野勇治君。 ◆4番(小野勇治君) 本案件に賛成の立場で討論に参加いたします。 基本的には賛成しつつ、何点か課題について申し上げたいと思います。 平成27年度予算の特徴は、これまでにない観光関連予算の大幅増であります。平成27年度当初観光振興予算は、昨年度の予算に対して、率にして2.4倍であります。ぶんご大野里の旅公社の発足、大型観光デスティネーションキャンペーンへの対応が、より予算を大きくしておりますが、今定例会でも最も議論された部分であります。 ただ、その中身は内容に乏しく、明確な説明がされていません。公社への補助金依存から自立するという5年後への年度ごとの道筋が示されていない。最新の新市まちづくり計画の変更には平成32年交流人口400万人が示されておりますが、具体的に事業の成果、交流人口、経済効果を年次ごとに指標を定めることができていない現状では、観光事業の展開に期待をしながらも大きな不安があるわけです。何をもって評価するかは、より具体的な根拠を示す数値を早く市民に公表することであります。 ユネスコエコパークの登録及びそれに関する生物多様性戦略についても、事業そのものの市民の関心度は極めて低い現状を鑑みてどう展開するのか、金を注ぎ込むだけの結果とならないように、ここもしっかりとした戦略、少なくとも市民に説明できる経済性などの数値を示すべきであります。この事業は認定されても本体のユネスコからはもちろん、国、県から予算がつくわけではありません。全て自前でありますから。 また、自主財源確保については、税や使用料の未収額は、平成25年度では一般会計、特別会計で7億3,800万円。不納欠損6,200万円に上り、右肩上がりが続いております。改善が全く見られません。このような現象は全国的にも同様なことであるという市長の肯定するような発言と意識があるようですが、税の確保は、その平等性から豊後大野市まちづくり基本条例が納税の義務の附帯決議がついて制定されたのが3年前であります。新年度には、行政サービスの制限に係る条例を制定し、納税対策に取り組むということですが、その場しのぎでなく、実効性を発揮し、また、その検証も必要であります。 また、観光に注目が行きますが、何といいましても農業の振興こそが豊後大野市の生命線であります。特に、米価格の下落は農家にとって厳しい現実があります。平成26年から始まった新農業政策である農地中間管理機構、所得安定対策--通称ナラシなどの所得保障対策への取り組みが進んでいるとは言えません。中山間地域という本市の特徴から、さまざまな課題はあろうと思いますが、米所得の向上のための取り組みを期待するものであります。 ピーマン、カンショ、里芋、白ネギなどの戦略4品目は、関係者の方々の努力によって販売額はそれぞれ増額となり成果は上がっておりますが、さらなる面積の拡大、新規栽培者の確保と戸数の拡大、高齢化による廃作対策など、当面の課題も多く存在しております。 このようなときに、地方創生先行として5億3,000万円の補正予算が組まれました。この執行については、スピード感を持って早期の実行と検証を行い、あわせて平成26年度繰り越しの事業も8億円に及びますから、本予算の執行のおくれがないように、影響が出ないように努めていただきたいと思います。 地方創生に伴う機構改革も行われました。強く私が指摘したいのは、課題、情報の共有が相変わらず議会とされていないということであります。まちづくりを行う上で支所機能の維持には議論を重ね合わせた経緯があり、現在も続いているのではないでしょうか。 ところが、21日付の新聞報道に発表されました今回の人事異動について、各支所の産業建設係を初め、職員3名もの人員が削減されております。このことについては、議会や市民は全く説明を聞いておりません。「議員全体への説明が必要なことは、丁寧に説明し、継続することで地域課題の解決につなげる」と言ったのは、先日の代表質問の答弁であります。地方創生は、地域の課題克服の大きな観点であり、その中でも農業に対する施策は豊後大野市の最重点として新農業施策に取り組む必要がある、この時期であります。 折しも、私は今朝、これから農業法人に移行しようとする関係者から不安の訴えもありました。支所機能の充実は、多くの同僚議員が質問してきた重要な課題であります。このような中、市の周辺地の課題を克服する方策も示さないまま、周辺農業の振興策、方向性も示さないまま、その中核の産業建設部門を引き上げる人員削減を行うことに大きな懸念があります。 このように、納得いかない点はありますが、市民生活に直結する平成27年度一般会計予算の執行の停滞は許されません。福祉向上、地域農業の振興、活性化に十分反映されるよう要望して、賛成討論とします。 ○議長(小野泰秀君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第49号議案を採決します。 第49号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立多数です。 したがって、第49号議案 平成27年度豊後大野市一般会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第50号議案 平成27年度豊後大野市国民健康保険特別会計予算の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 7番、神志那文寛君。 ◆7番(神志那文寛君) 第50号議案 平成27年度豊後大野市国民健康保険特別会計予算に反対いたします。 国民健康保険は、その第1条で「社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的」としており、国民に医療を保障する制度です。したがって、保険税については社会保障にふさわしく、能力に応じて負担が可能な税額に設定すべきでありますが、平成24年度に大幅な税率の引き上げが行われたまま変わっておりません。 その水準は、例えば40歳以上の夫婦と子供2人の4人家族で収入が400万円の場合は、税額が57万1,400円となり、実に14%の負担率であります。 同じ収入でも会社員などが加入する協会けんぽとの比較を行った場合、本人の負担は約24万円で、国保の約半分となっており、国保がいかに高く負担させられているかがわかります。 このように、高額の税額を課していることに異を唱えて、反対いたします。 ○議長(小野泰秀君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 11番、恵藤千代子君。 ◆11番(恵藤千代子君) 私は第50号議案 平成27年度豊後大野市国民健康保険特別会計予算について、賛成の立場から討論を行います。 国民健康保険制度は、ご承知のとおり、万一の病気やけがに備えて、加入者の皆さんが国保税を出し合い、安心して医療が受けられるよう、みんなで助け合おうという相互扶助の制度でございます。 また、国におきまして、国保事業の安定的な財政運営や効率的な事業運営の確保等を目指して、平成30年度から、保険者が市町村から都道府県へと移行するなどの大きな制度改正がなされようとしております。 こうした状況のもと、平成27年度の国民健康保険特別会計予算は、被保険者数の減少により国保税が減収する一方で、1人当たりの医療費が増加するという傾向が続き、国保財政を取り巻く環境が厳しさを増している中で、本年度に引き続き、税率を据え置いた予算となっております。 今後は、さらに厳しい財政運営を強いられることが予想されますが、本市国保事業の長期安定化及び健全化のため、引き続き、医療費の適正化と保健事業の充実強化を図るとともに、国保税の収納率の向上による歳入の確保に努めるなど、より一層の経営努力を重ねていただくことを要望いたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(小野泰秀君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第50号議案を採決します。 第50号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立多数です。 したがって、第50号議案 平成27年度豊後大野市国民健康保険特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第51号議案 平成27年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計予算の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 7番、神志那文寛君。 ◆7番(神志那文寛君) 第51号議案 平成27年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計予算に反対いたします。 後期高齢者医療制度の最大の問題点は、75歳で年齢を区切って保険制度を別建てにして囲い込んでいるため、75歳以上の高齢者がふえて、医療給付がふえれば保険料も上がり続けているということであります。 この保険制度を別建てにしている後期高齢者医療制度は速やかに廃止し、一旦、老人保健制度に戻し、新しい医療制度をどうつくるかの議論をやり直すことが必要だと考えます。 後期高齢者は、もとの健保、国保に再加入させると同時に、保険料の負担増が生じないよう、国民健康保険への国庫負担金をふやすことなど、財政措置を行うことが必要です。 後期高齢者医療制度は速やかに廃止すべきとの考えを申し上げ、反対討論といたします。 ○議長(小野泰秀君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 1番、工藤友生君。 ◆1番(工藤友生君) 第51号議案 平成27年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計予算について、賛成の立場から討論を行います。 後期高齢者医療制度は、国民健康保険制度と同様に、病気やけがをしたときに、安心して治療が受けられるよう加入者の皆さんで保険料を出し合う相互扶助を目的に、75歳以上の方を対象とした医療保険制度で、国民健康保険のように市町村ではなく後期高齢者医療広域連合が保険者となっております。 後期高齢者医療は、全国的に年々増加する医療費が大きな問題となっており、持続可能な医療制度のあり方を国において議論されているところではありますが、現行制度のもと、平成27年度の後期高齢者医療特別会計は本年度と同率の保険料での予算編成がなされ、さらに平成27年度から保険料の軽減対象を拡大し、低所得者への配慮もなされております。 今後におきましても、高齢者が安心して医療を受けられるための円滑な事業運営の取り組みをさらに推進していただくことをお願いいたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(小野泰秀君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第51号議案を採決します。 第51号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立多数です。 したがって、第51号議案 平成27年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第52号議案 平成27年度豊後大野市介護保険特別会計予算の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第52号議案を採決します。 第52号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第52号議案 平成27年度豊後大野市介護保険特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第53号議案 平成27年度豊後大野市農業集落排水特別会計予算の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第53議案を採決します。 第53号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第53号議案 平成27年度豊後大野市農業集落排水特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第54号議案 平成27年度豊後大野市公共下水道特別会計予算の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第54議案を採決します。 第54号議案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第54号議案 平成27年度豊後大野市公共下水道特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第55号議案 平成27年度豊後大野市浄化槽施設特別会計予算の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第55議案を採決します。 第55号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第55号議案 平成27年度豊後大野市浄化槽施設特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第56号議案 平成27年度豊後大野市簡易水道特別会計予算の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第56議案を採決します。 第56号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第56号議案 平成27年度豊後大野市簡易水道特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第57号議案 平成27年度豊後大野市太陽光発電事業特別会計予算の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第57議案を採決します。 第57号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第57号議案 平成27年度豊後大野市太陽光発電事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第58号議案 平成27年度豊後大野市上水道特別会計予算の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第58号議案を採決します。 第58号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第58号議案 平成27年度豊後大野市上水道特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第59号議案 平成27年度豊後大野市病院事業特別会計予算の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第59議案を採決します。 第59号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、第59号議案 平成27年度豊後大野市病院事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 ○議長(小野泰秀君) 休憩します。          休憩 午後3時42分          再開 午後3時44分 ○議長(小野泰秀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(小野泰秀君) お諮りします。 ただいま、議会運営委員長から発議第1号及び発議第2号が提出されました。 これを日程に追加し、追加日程第1及び第2として日程の順序を変更し、直ちに議題にしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 異議なしと認めます。 したがって、発議第1号及び発議第2号を日程に追加し、追加日程第1及び第2として日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに決定しました。--------------------------------------- △発議第1号、発議第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小野泰秀君) 追加日程第1、発議第1号 豊後大野市議会基本条例の一部改正について及び、追加日程第2 発議第2号 豊後大野市議会委員会条例の一部改正についての2案件を一括議題とします。 本2案件について、提出者より趣旨説明を求めます。 議会運営委員長、生野照雄君。     〔議会運営委員会委員長 生野照雄君登壇〕 ◆議会運営委員会委員長(生野照雄君) 発議第1号及び発議第2号について、一括して趣旨説明を行います。 まず、発議第1号 豊後大野市議会基本条例の一部改正についてでありますが、豊後大野市議会の円滑で効率的な議会運営を行うため、豊後大野市議会基本条例第2条第3号の条文中、「申合せ事項は」の次に「おおむね2年ごとにその内容等について検証を行うほか」という語句を新たに加えるものであります。 次に、発議第2号、豊後大野市議会委員会条例の一部改正についてでありますが、豊後大野市行政組織の一部改正及び、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正等に伴い、本条例の一部を改正し、本年4月1日から施行する必要があるのでこの改正案を提出するものであります。 以上、豊後大野市議会会議規則第14条第2項の規定により本2案件を提出します。慎重審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。     〔議会運営委員会委員長 生野照雄君降壇〕 ○議長(小野泰秀君) 提出者の趣旨説明が終わりました。 本2案件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略し、直ちに審議を行います。 それでは、これから発議第1号について質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから発議第1号について討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから発議第1号を採決します。 発議第1号は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、発議第1号 豊後大野市議会基本条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 次に、発議第2号について質疑を行います。 質疑はありませんか。 7番、神志那文寛君。 ◆7番(神志那文寛君) 1点お尋ねします。 先ほど第1号議案で設置されました地域創生課、これについて総務常任委員会の主管とするというのが入っているわけですが、地域創生にかかわる交付金に基づく事業というものは、全ての分野に及ぶ可能性もあるわけですけれども、それらも全て審査等が必要な場合は総務常任委員会が対応するということでしょうか。 ○議長(小野泰秀君) 生野議会運営委員長。 ◆議会運営委員会委員長(生野照雄君) それにつきましては、必要があればそれは総務常任委員会で対応していきたいと思っているところであります。 ○議長(小野泰秀君) 神志那文寛君。 ◆7番(神志那文寛君) 再度確認ですけれども、必要あればということでいうと、各常任委員会が基本的には担当すると、そちらが基本になるということでよろしいんでしょうか。 ○議長(小野泰秀君) 生野議会運営委員長。 ◆議会運営委員会委員長(生野照雄君) 地方創生というようなことでございますので、それぞれの部署によって対応が私は必要であり、また総務に必要なときは総務で対応するということであろうと思っております。 ○議長(小野泰秀君) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから発議第2号について討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野泰秀君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから発議第2号を採決します。 発議第2号は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野泰秀君) 起立全員です。 したがって、発議第2号 豊後大野市議会委員会条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。---------------------------------------議会活性化委員会の報告 ○議長(小野泰秀君) 日程第53、議会活性化委員会の報告を議題とします。 議会活性化委員会から調査中の事件について報告書の提出がありましたので、議会活性化委員長より報告を求めます。 議会活性化委員長、長野健児君。     〔議会活性化委員会委員長 長野健児君登壇〕 ◆議会活性化委員会委員長(長野健児君) 議会活性化委員会委員長報告を行います。 本委員会は、一昨年5月の委員会設置よりこれまで約2年間、委員会の調査事項であります議会改革と議会の活性化について幅広く調査検討してまいりました。 調査検討内容といたしましては、豊後大野市議会基本条例の趣旨を鑑み、開かれた議会の実現、そして提案する議会を目指し、計61回の委員会を開催し、議会の活性化に関して調査検討を深めてまいりました。 この間、主に2度ほどご提案をさせていただきました。 まず、平成25年9月には、開かれた議会の実現を目指し、①ケーブルテレビで放送する会議の範囲の拡大、②また、傍聴者への議案書等の貸し出し、③そして、議案書のホームページへの掲載であります。 この提案については、平成26年3月定例会から取り組みが実現しております。特に、議案書のホームページへの掲載については、県下で初めての取り組みとなりました。 次に、平成25年12月には、本市議会では委員会中心主義を採用していることから、常任委員会の改革、活性化が議会の改革、活性化に直結するとの考えのもとで、所管事務調査の積極的な活用、そして常任委員会別の意見交換会の開催の2点をご提案申し上げました。 所管事務調査の積極的な活用については、所管する調査事項の全てを閉会中の継続調査事項として議決することにより、常任委員会が閉会中も機動的に機能することになり、通年議会は採用しておりませんが、まさに通年的に活動する委員会、通年的に活動する議会と呼ぶことができ、通年議会の趣旨を実践する取り組みと呼ぶことができます。 また、常任委員会別の意見交換会についても、平成26年1月の総務常任委員会と三重まちづくり委員会との意見交換会を皮切りに、厚生文教常任委員会、そして産業建設常任委員会と全ての常任委員会で積極的に取り組みました。また、本委員会におきましても、市民からの要望に応え、市民団体である市民の集い、そして三重総合高校生徒会との意見交換会を開催しました。 ここで、平成25年5月20日から平成27年3月13日までの計60回の委員会で検討しました、議会活性化委員会の最終的な調査結果として、次の2点を来年度から豊後大野市議会として取り組む必要があるとの結論に至りましたので、ご報告申し上げます。 1つ目に議会版事務事業評価、そして、2つ目に政策提言であります。 豊後大野市議会基本条例が規定する、提案する議会を実現する、この2つの取り組みについて報告させていただきます。 本市議会基本条例第8条には、「議会は、事務の執行の監視及び評価を行うとともに政策立案、政策提言等を通じて、市政の発展に取り組まなければならない。」と規定されております。つまり、事務の執行の評価、並びに政策提言等の取り組みが義務づけられております。 本委員会では、議会基本条例を検証しました。おおむね取り組まれておりましたが、この第8条に基づく取り組みについては、まだ目に見える形で実行されておりませんでした。議員個人としてではなく、議会として事業を評価し、また政策提言等を実施する取り組みがなされておらず、その仕組みもありませんでした。そのため、議会版事務事業評価と政策提言の取り組みを調査検討いたしました。 まず、議会版事務事業評価であります。 ここ数年間、9月定例会において、執行部が実施する事務事業評価について、各常任委員会の所管事務調査として、決算特別委員会とは別に、それぞれ2日間にわたり調査してまいりました。 委員会では、執行部の内部評価に対する質疑や意見が数多く出されました。しかし、この取り組みは議会という機関が能動的に事務事業評価を実施したわけではなく、受動的に、あくまでも執行部が実施した事務事業評価に対して意見するのみで終わっております。 また、各議員から積極的に出された意見は、議員個人としての意見にとどまっており、議会という機関として一致した意見ではありません。そのため、各議員から出された意見が、新年度当初予算の編成や当該事務事業にどのように反映されたのか、また検討結果がどうなったのか、見える形で具体的にうかがい知ることはできません。 一方、事前に常任委員会の所管事務調査で、決算説明書と事務事業評価シートを兼ねた資料で所管ごとに調査しているため、委員会ごとに一部重複する部分もあり、決算特別委員会での審査が、事務事業評価についての所管事務調査の導入前と比べ、若干さま変わりした感があります。 このように、所管事務調査、そして決算特別委員会と延べ9日間も調査及び審査の日程を費やしておりますけれども、その労力等に見合う効果が生じているのか疑問とするところであります。 本委員会では、議会版事務事業評価を調査項目として、平成25年には熊本県合志市議会と大分市議会を視察しました。また、平成26年には徳島県小松島市議会も視察しました。 いずれの市議会も、手法は若干異なりましたが、数年前から決算審査の一環として議会版事務事業評価を実践しており、十分な成果を出しておりました。 拡充、縮小、廃止などの区分で評価された結果は、本会議で報告されるとともに、議長から市長に議会版事務事業評価の結果を送付します。評価結果を受けた執行部は改善策等を検討し、翌年3月定例会において、議会版事務事業評価の結果に対する執行部の対応状況や当初予算編成への反映状況について報告するよう求めております。 このように、議会版事務事業評価を議会という機関の意思として執行部に提案することは、政治的効果を持たせ、非常に有意義なことであり、その提案がどのように対応されたのか報告を求めるということは、議会提案の実効性を高め、ひいては事務事業の質の向上に寄与するものであります。 本委員会では、視察後、2度の委員会で、試行的に先進他市の手法を参考に議会版事務事業評価を実施し、この取り組みが議会の監視機能を高め、事務事業の質の向上に帰する効果的な取り組みであるとの結論に至り、議会として取り組むことが必要であると結論づけました。 次に、政策提言についてであります。 先般の各種団体への議会報告会やこれまでの意見交換会等において、市民の皆様から多数のご意見をいただいております。 議会報告会での質問、意見に対してどう反映したのか見えるものがない、また、市民の意見に対して、どう政策立案、政策決定、政策提案に結びつけているのか、このような意見が市民から出る背景には、まだ議会の活動が市民には十分に見えていないこと、また議事機関、監視機関にとどまらず、市民の意見を政策提言、政策立案に結びつけてほしいと求めているためであろうと考えます。 この政策提言についても先進地研修を実施いたしました。平成25年には岐阜県高山市議会、平成26年には宮崎県延岡市議会を現地視察いたしました。加えて、三重県亀山市議会の取り組みも、書面ではありますが調査研究いたしました。 これらの先進議会の取り組みは、現在の本市議会が積極的に実施している閉会中の委員会活動の延長線上にあり、委員会活動をさらに充実させるものであります。 亀山市議会では、委員会の任期の始めに、年間スケジュールを決定するとともに、市政で課題となっているテーマ、つまり政策課題を設定いたします。そして、そのテーマに基づき、閉会中の所管事務調査の実施、先進地行政視察の実施、そして市民団体等との意見交換会を踏まえて、最終的にテーマに沿った政策提言を行っております。 高山市議会や延岡市議会においても、同様の取り組みを行っており、所管事務調査や意見交換会を有効的に繰り返し、意見交換会で民意を吸収する一方で、委員会で民意を集約し、また委員会でまとめた提言案を意見交換会にフィードバックさせるとともに、先進地行政視察等を有機的に連動させながら取り組んでおり、市民意見等を十分に踏まえるなど、説得力を加えた上で、政策提言を市長に行っておりました。 そもそも、所管事務調査とは、将来政策提言をすることにより、議会がより活発に住民の代表として活動するための発想のものであります。 いずれにしても、所管事務調査や先進地行政視察、意見交換会などを連動させ、それぞれの活動の目的の明確化やその成果の見える化が必要であります。 本市議会では、所管事務調査を機動的に実施することで、通年的に委員会活動を実施しております。この取り組みをさらに充実強化し、所管事務調査等の活動に目に見える成果を持たせ、その実効性を担保させることが求められております。 本市議会では、委員会の任期が2年であります。この春、構成がえが行われますが、2年後の平成29年3月定例会で政策提言できるよう、今後その取り組みを進める必要があると考えます。 一方で、政策提言に寄与するよう、これまで年2回ほど実施しております議員研修会も、政策提言につながる研修内容を設定して実施することも必要であると考えます。 また、議会報告会におけるテーマ設定も、政策提言につながるテーマを設定することが有効だと考えます。 議会基本条例を制定し、条例に沿った議会改革、議会の活性化を実施してまいりました。市民参加の観点から議会報告会を毎年実施しております。また、ケーブルテレビでの議会近況報告等新たな取り組みも実施してきました。 その結果、日本経済新聞社が実施する議会改革度ランキングでは、5年前の287位、3年前の182位、そして、1年前には全国813市中、85位までランキングをアップすることができました。あくまでも一つの物差しでの評価でしかありませんが、ランクを上昇することができたことは、これまでの議会改革の取り組みの方向性が間違っていなかったものであり、今後もさらなる高みを目指し、その取り組みの充実、強化が求められているところであります。 今こそ、議会改革を次のステージに引き上げることが求められています。 議会改革、次のステップへ。 議会基本条例を制定し、いわば器は整いました。また、基本条例に基づく議会報告会の取り組みなどにより、豊後大野市議会という器もさらに大きく広がっております。今後は、その器の中身の充実を図ることが求められております。 議会という機関として、議会版事務事業評価や政策提言を行うことが、二元代表制の一翼を担う議会に今求められており、この2つの取り組みを実施することで、車の両輪として監視機能を高めるとともに、執行部がとり行う事務事業の施策の水準、つまり質を高めることにつながり、ひいては住民福祉の向上に寄与するものと考えます。 以上、この2つの取り組みについて来年度から開始することを、議会活性化委員会における最終的な調査結果としてご提案申し上げます。     〔議会活性化委員会委員長 長野健児君降壇〕 ○議長(小野泰秀君) 議会活性化委員会の報告を終わります。 長野委員長を初め、議会活性化委員の皆様には長期間にわたる調査、大変お疲れさまでした。ありがとうございました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(小野泰秀君) これで本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 これをもって、平成27年第1回豊後大野市議会定例会を閉会します。          閉会 午後4時06分会議の経過を記載して、その相違がないことを証するため、ここに署名する。 平成  年  月  日        議長      小野泰秀        署名議員    長野健児        署名議員    佐藤徳宣...