宇佐市議会 2022-12-09
2022年12月09日 令和4年第6回定例会(第5号) 本文
2022年12月09日:令和4年第6回定例会(第5号) 本文 (205発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード ○ 会 議 の 経 過 (五日目)
開議 午前十時〇〇分
◯議長(衛藤博幸君)皆さん、おはようございます。
ただいまの出席議員は二十名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。
令和四年十二月第六回
宇佐市議会定例会を再開いたします。
これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、昨日に引き続き市政一般に対する質問となっております。
~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~
◯議長(衛藤博幸君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。
通告がありますので、順次発言を許します。
市政一般に対する質問一覧表(令和四年十二月九日)
┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓
┃ 発言者 │ 発言の要旨 │ 答弁を求 ┃
┃ │ │ める者 ┃
┠──────┼─────────────────────┼──────┨
┃十番 │一、
救急医療体制の再構築について
│市長、教育長┃
┃衛藤義弘君 │ (1)ある宇佐市の病院のスタッフから意見 │および ┃
┃ │ で、分かりやすいよう看板を建てること
│ ┃
┃ │ はできないか。
│ ┃
┃ │五、宇佐市の観光について、宇佐市の海の
│ ┃
┃ │ 幸、山の幸を活かした食材を観光と
コラ │ ┃
┃ │ ボさせ、四季を通じて宇佐市の魅力を
発 │ ┃
┃ │ 信することはできないか。
│ ┃
┃ │六、南一郎平の市民演劇について
│ ┃
┃ │ (1)十一月二十日にウサノピアで南一郎平
│ ┃
┃ │ の演劇を観させてもらったが、
大変素 │ ┃
┃ │ 晴らしいものであった。今後の
公演予 │ ┃
┃ │ 定は。
│ ┃
┃ │ (2)この市民演劇を宇佐市の小学生対象に
│ ┃
┃ │ 観せることはできないか。
│ ┃
┠──────┼─────────────────────┼──────┨
┃十七番 │一、
森林環境譲与税について
│市長 ┃
┃大隈尚人君 │ (1)現在、市は
森林環境譲与税をどのよう
│ ┃
┃ │ に使っているか。
│ ┃
┃ │ (2)今後の取り組みについてどのように
考 │ ┃
┃ │ えているのか。
│ ┃
┃ │二、院内ICから
北九州乗り入れについて
│ ┃
┃ │ 現在、四車線化の工事をしているが
院 │ ┃
┃ │ 内ICから
北九州乗り入れはできるの
│ ┃
┃ │ か。
│ ┃
┃ │三、WCS用稲の交付金について
│ ┃
┃ │ 十a当たり一万三千円が一万円に決ま
│ ┃
┃ │ り、差額の三千円は生産者が畜産業者に
│ ┃
┃ │ 支払いをするのはなぜか。
│ ┃
┃ │四、急傾斜対策の緩和について
│ ┃
┃ │ 最近、各地で今までに経験したことの
│ ┃
┃ │ ない災害が起きている。過疎地において
│ ┃
┃ │ は五件以上の条件緩和はできないか。
│ ┃
┃ │五、鳥獣対策について
│ ┃
┃ │ (1)猟師がいなくなり、猪、鹿の被害が著
│ ┃
┃ │ しく増大しているが、その対策は。
│ ┃
┃ │ (2)個人で鳥獣防止柵を設置する場合の助
│ ┃
┃ │ 成はできないか。
│ ┃
┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛
◯議長(衛藤博幸君)まず、十番 衛藤義弘君。
◯十番(衛藤義弘君)皆さん、おはようございます。十番 公明党の衛藤義弘と申します。本日、よろしくお願いいたします。
もう早速質問に入りたいと思います。
一点目、
救急医療体制の再構築について。
一点目、ある宇佐市の病院のスタッフから意見を頂戴いたしました。そこの病院は、夜間など救急車の受入れを二十四時間体制で行っているとのこと。なぜ、宇佐市のその他の病院は、夜間の救急車の受入れを行わないのか疑問と言われています。
地域医療支援病院として、宇佐市
医師会理事会へ訴えられないのかを答弁を求めます。
二点目、少し調べさせていただきましたが、大分県下の一次
救急医療機関(軽症・初期救急・休日夜間急患)は五十か所で、佐藤第一病院と
黒田整形外科です。二次
救急医療機関(中等症~重症)は三十六か所で、
宇佐高田医師会病院です。三次
救急医療機関は、県下では四か所です。
以前から疑問に思っていたのですが、病院の使命は一刻も早く患者を診て治療を行う、救急車の出動は早いのですが、救急隊員が到着し病院を探して三〇分以上待機している状況をよく聞きますし、現場を見たこともあります。
そこで、消防署へお聞きします。分かれば、平均の待機時間をお聞きします。また、そのときの隊員の心理状態と御苦労、それから医療機関の対応・限界などについてお聞きいたします。
三点目、大分県の
救急指定病院は、宇佐市は佐藤第一病院のみ、中津市が七か所、豊後高田市一か所、大分市十七か所、別府市七か所、国東市が二か所、杵築市二か所、日出町二か所、日田市四か所、由布市二か所、豊後大野市が三か所、佐伯市五か所、竹田市が二か所となっております。人口割合からすれば、宇佐市は少な過ぎると思います。県知事の認可が必要ですが、認可申請はできないのか。
二項目め、清潔で美しいまちづくりについて。
宇佐市
空き缶等ポイ捨て防止条例が制定をされました。その後の対応についてお聞きします。また、条例制定に伴い提案をいたします。条例に基づく看板をつくり各自治区へ配布し、捨てられやすい場所や田畑などへ立て、市民の動機づけを行ってはどうでしょうか。
三項目め、鬱病に対する対策について。
一点目、鬱病に対する正しい知識が普及していないため、適切な治療が受けられず、発見・治療が遅れている現状があります。本市の現状と課題についてお聞きします。
二点目、鬱病(心の病気)で苦しむ本人や家族の現状から、病気の理解と心理的問題を解決する手段として、詳しい専門家の講習会などを開催すべきではないでしょうか。
四項目め、学校トイレの洋式化と
学校施設長寿命化計画について。
一点目、小中学校のトイレの洋式化率と今後の進捗状況をお聞きします。
二点目、
学校施設長寿命化計画では、児童生徒の健康や衛生面に配慮した環境づくりのために、トイレの洋式化はもちろん、手洗いの自動水栓化や小便器の改修・整備など計画に盛り込んでいると思うが、大規模災害時での避難場所でもある体育館に隣接している学校施設に、
トイレ内環境整備は重要でございます。教育委員会の今後の見通しと見解についてお聞きします。
五点目、子育て応援について。
二〇二一年の出生率数が過去最少を記録するなど、七年程度早く少子化が進んでいます。
ライフステージや子どもの年齢に応じた切れ目のない支援の充実を図っていく必要があります。誰もが安心して子どもを産み育てられる環境の整備が必要です。公明党は、
子育て応援トータルプランを発表、少子化克服へ具体策を提示いたしました。
一点目、そこで妊娠・出産・産後の過程で取り組んでいる内容をお聞きいたします。
二点目、母親不安解消のために、「出産後ブックレット」の配布を計画してみてはどうでしょうか。
以上、一回目の質問を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)それでは、衛藤義弘議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。
まず、宇佐市長 是永修治君。
◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。十番 衛藤議員の一般質問にお答えをいたします。
一項目め、
救急医療体制の再構築についての一点目、ある病院は夜間など救急車の受入れを二十四時間体制で行っている。なぜ他の病院は受け入れないのか。
宇佐医師会理事会へ訴えられないのかと、三点目、大分県の
救急指定病院は、人口割合からすれば宇佐市は少な過ぎる。県知事の認可が必要ですが、認可申請はできないのかは、関連がありますので一括してお答えをいたします。
救急医療体制は、各市町村の医療機関の救急医療の実情を踏まえ、十医療圏を基本に県が整備しております。本市は、
宇佐豊後高田圏域でありますが、中津圏域とも連携することとなっております。
このうち本市の
救急医療体制として、県の認定を受けている医療機関は、
救急告示病院として佐藤第一病院、二十四時間体制で救急搬送を受け入れる二次
救急医療機関として
宇佐高田医師会病院があります。
二次
救急医療機関で対応できない重篤な場合は、三次医療機関である大分県立病院や、
大分大学附属病院等で対応することとなっております。
救急告示病院は、医療機関からの申出に基づいて、知事が認定し告示することとなっておりますが、認定されるためには厚生省令の基準を満たす必要があります。具体的には、救急医療についての相当の知識及び経験を有する医師が常時診療に従事していることや、X線装置、心電図、輸血及び輸液のための設備を有することなどが挙げられております。
議員お尋ねの、
救急医療体制の拡充につきましては、県や市で開催する会議の中で、
宇佐高田医師会病院や市医師会と協議を重ねておりますが、市内に受入れできる医療機関がないのが実情であります。
市としましては、今後も県や
宇佐高田医師会病院、市医師会と連携しながら、救急医療の課題解決を図ってまいりたいと思います。
以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。
◯議長(衛藤博幸君)次に、四項目め、学校トイレの洋式化と
学校施設長寿命化計画についてを、教育長 高月晴彦君。
◯教育長(高月晴彦君)皆さん、おはようございます。教育長の高月でございます。十番 衛藤議員の一般質問にお答えをいたします。
四項目め、学校トイレの洋式化と
学校施設長寿命化計画についての一点目、小中学校のトイレの洋式化率と今後の進捗状況についてですが、本市の小中学校の
トイレ洋式化率は、令和四年三月末時点では六三%でしたが、本年度に入り
既存洋式トイレ一基に対しての児童生徒数が多い長峰小、糸口小、四日市北小、長洲小、駅館小、四日市南小の小学校六校と、長洲中、駅川中の中学校二校で改修工事を行い、現時点での洋式化率は六六%となっております。
市教育振興基本計画において、トイレの環境改善としての便器の洋式化を指標に掲げ、令和六年度の指標を六五%以上としておりますが、既に指標をクリアしている状況でございます。
今後も、
長寿命化改修事業や国の有利な交付金を活用して、トイレの洋式化率の向上に努め、教育環境の改善に取り組んでまいります。
二点目、
学校施設長寿命化計画におけるトイレの洋式化等の計画について、避難場所でもある体育館に隣接している学校施設の
トイレ内環境整備の今後の見通しと見解についてですが、本市の小中学校三十一校のうち二十四校では、屋内運動場の内部にトイレが整備されており、それ以外の七校においても
外トイレ兼用として隣接した場所に整備されております。また、屋内運動場の内部、及び隣接した
外トイレ兼用を合わせた現時点での洋式化率は、五五%となっております。
今後、学校施設の
長寿命化改修を行うに当たっては、
学校施設長寿命化計画に基づき、機能性や快適性等、学校生活の場として必要な環境の確保・維持や、必要な社会ニーズに応じた機能付加等を十分検討し、児童生徒の健康や衛生面に配慮して、トイレ環境の整備に取り組んでまいります。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目め、
救急医療体制の再構築についての二点目を、消防長 須摩政昭君。
◯消防長(須摩政昭君)皆さん、おはようございます。消防長の須摩でございます。十番 衛藤議員の一般質問にお答えします。
一項目め、
救急医療体制の再構築についての二点目、救急現場における平均待機時間と、救急隊員の心理状態と苦労及び医療機関の対応・限界についてですが、令和三年中の救急要請から現場に到着するまでの平均所要時間は九・一分で、現場滞在時間は十五・四分となっております。
救急隊は、活動中医療機関に対し救急搬送依頼を行いますが、すぐに搬送先医療機関が決まらず、傷病者等に不安を与えることがあります。
医療機関については、傷病者の容態によってかかりつけ医に搬送することもありますが、治療の専門性から市内では対応できず、市外の医療機関に直接搬送することもあります。
また、夜間や休日では、搬送できる医療機関が限られている状況となっております。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目め、清潔で美しいまちづくりについてを、市民生活部長 久保文典君。
◯市民生活部長兼市民課長(久保文典君)皆さん、おはようございます。市民生活部長の久保でございます。十番 衛藤議員の一般質問にお答えします。
二項目め、清潔で美しいまちづくりについて、
空き缶等ポイ捨て防止条例制定後の対応や、条例に基づく看板の作成、各自治区へ配布についてですが、
空き缶等ポイ捨て防止条例については、市、市民及び事業者等が一体となって、空き缶等のポイ捨て及び飼い犬等のふんの散乱を防止し、地域における環境美化の促進を図り、清潔で美しいまちづくりを目指すことを目的に、本年四月一日から施行しています。
現在、本市では、青パトによる巡回や監視カメラの貸出しを行いながら、ポイ捨てや不法投棄の防止に努めています。また、ポイ捨てから生じるごみを収集するボランティアの方や団体に対し、ごみ袋を提供するとともに、必要に応じてその回収を行っています。
看板については、不法投棄防止等の看板の設置を希望する自治区等への配布を昨年度は百五十三件、今年度は十一月末現在百三十五件行っており、これからも継続したいと考えています。
今後も、広報、ホームページ、SNS等を活用し、ポイ捨て防止条例制定の意義を周知するとともに、市民の環境美化に関する意識の醸成を図ってまいりたいと考えています。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)最後に、三項目め、鬱病対策についてと、五項目め、子育て応援についてを、福祉保健部長 垣添隆幸君。
◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(垣添隆幸君)皆さん、おはようございます。福祉保健部長の垣添でございます。十番 衛藤議員の一般質問にお答えいたします。
三項目め、鬱病に対する対策についての一点目、本市の現状と課題についてですが、本市の鬱病の患者数は把握はできませんが、厚生労働省によると、百人に約六人の方が生涯のうちに鬱病を経験すると言われています。また、鬱病の原因は、環境の変化やストレスなどと言われていますが、早期発見、早期治療することが重要と言われております。
本市では、自分のストレス状態を把握できる「こころの体温計」をホームページに掲載しており、ストレス時の対策方法や相談先なども紹介しております。
また、平成三十年度に実施した「こころの健康についての宇佐市民意識行動計画調査」では、自分自身の鬱病を疑う際に気づいたときの行動として、約八割が「何らかの機関に相談する」、約二割が「相談しない」と回答していますので、本市としては鬱病などの正しい知識の普及を図るとともに、本人だけでなく家族や周りの人が相談しやすいような体制づくりや、関係機関と連携して支援が受けられるようにすることが重要と考えております。
二点目、詳しい専門家の講演会などを開催すべきではについてですが、まず周知活動として、毎年「広報うさ」九月号に、心の病や鬱病、自殺予防に関する特集記事並びに心の病に対する相談窓口情報を掲載しております。
また、公開講座として心の健康講座を開催し、鬱病やストレスとの付き合い方などをテーマに、正しい知識の普及を図っております。今年度は九月に、「こころの免疫力を高めよう」という心の健康講座を開催しました。
さらに、本人だけでなく家族も相談できる相談窓口として、保健所が主催する専門医による精神保健福祉相談や、市が主催する臨床心理士による「思春期こころの相談」などの相談会を定期的に開催している状況でございます。
次に、五項目め、子育て応援についての一点目、妊娠・出産・産後の過程で取り組んでいる内容はについてですが、本市では令和二年四月に、子育て世代包括支援センターを設置し、妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援を行っております。
具体的には、母子健康手帳の交付、妊産婦健康診査費用の助成、妊婦教室や両親学校の開催、乳児家庭全戸訪問、産後ケア事業、子育てにおける各種相談会や教室の開催等、様々な事業を実施しております。
これにより、妊娠・出産・子育ての各段階やそれぞれのニーズに応じ、あらゆる機会を通して母子の健康の確保と、妊娠中から子育てにおける知識の普及を行い、子育ての不安感や負担感、孤立感の軽減を図り、安心して子育てできる環境整備に努めております。
二点目、母親不安解消のために、「出産後ブックレット」の配布を計画してみてはについてですが、現在、母子健康手帳の交付時に、妊娠・出産・子育て期の過ごし方、パパに知っておいてもらいたい内容をまとめた小冊子や、市の子育てサービスや制度をまとめた「うさここブック」等を配布し、窓口や訪問等で説明や紹介をしております。また、子育て支援サイト「うさここ」や母子健康手帳アプリから、先輩ママの妊娠・出産体験等も情報提供しております。
今後も、より活用してもらえる情報を提供できるよう、調査研究してまいります。
以上で答弁は終わります。
◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。
十番 衛藤義弘君。
◯十番(衛藤義弘君)それでは、順次再質問をさせていただきます。
まずはですね、消防署にお聞きをいたします。消防隊員は人命優先で取り組んでおり、現在救急救命士が二十九名と県下でも上位を占めていますとお聞きをしました。また、実技に合わせた訓練も常時行っているということです。
そこで、夜間や深夜、土日・祭日など、救急患者の家族から通報を受けた場合、現場に到着して、一次救急患者、二次救急患者、三次救急患者に対してどのような初期対応を行っているのかお聞きいたします。
◯議長(衛藤博幸君)消防本部警防課長。
◯消防本部予防課長兼警防課長(安倍昌一君)消防本部警防課長の安倍です。再質問にお答えします。
救急隊は、三名で行動し傷病者の観察を行い、息苦しいときは酸素吸入、出血等があればガーゼとか包帯で止血をし、病態を総合的に判断して隊長が医療機関に搬送依頼を行います。
脳の病気であれば佐藤第一病院、心臓の病気であれば医師会病院などに依頼を行います。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。
◯十番(衛藤義弘君)分かりました。
それからですね、救急車の年間の病院への搬送について、市内の病院と市外の病院への搬送件数についてお聞きいたします。
◯議長(衛藤博幸君)消防本部警防課長。
◯消防本部予防課長兼警防課長(安倍昌一君)再質問にお答えします。
令和三年、市内市外の搬送割合は、市内は五八%、千五百三十九件、市外は四二%、千百二十三件を搬送しています。市外の病院で多いのは、中津市民病院に搬送をしています。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。
◯十番(衛藤義弘君)今、お聞きした数字なんですが、これは夜間、深夜と土日・祭日の件数ということでいいんですか。もし違っておれば、その割合をお聞きします。
◯議長(衛藤博幸君)消防本部警防課長。
◯消防本部予防課長兼警防課長(安倍昌一君)再質問にお答えします。
この件数は、夜間、平日全部をトータルで入れた件数です。
◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。
◯十番(衛藤義弘君)もし割合が分かれば、深夜、夜間、土日・祭日の件数が大方分かれば割合だけでもお願いします。
◯議長(衛藤博幸君)消防本部警防課長。
◯消防本部予防課長兼警防課長(安倍昌一君)再質問にお答えします。
夜間と普通の時間の割合はちょっと分かりませんが、土曜・日曜と平日の分は、土曜日と日曜は約八百件の搬送を行っています。
以上。
◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。
◯十番(衛藤義弘君)私も、隊員さんというか、救急救命士等の方からいろいろ話を聞かせていただきました。非常にですね、特に高齢者が救急車を呼ぶ場合に、やっぱり夜間とか深夜が非常に多くて、よく例えば三十分以上とか、激しいときは一時間以上待って、多分そのときの御家族の感情とかね、そういうのを聞いたり見たりしたときに、なぜ市内の病院、先ほどちょっと市長からも答弁いただきましたが、何でこんなに搬送が遅れたり、それとか市外に出たり、これ非常に疑問に私、ずっと思っていました。
先ほど市長の答弁ではですね、それだけのしっかりした設備等が整っていない病院が多いということ、ただそれでもですね、一か所だけは二十四時間体制で、先ほど私にお話をしていただいたところの病院はね、二十四時間体制で救急車の受入れをしていると。多分、それからまた次の搬送先に移すまでの間の、例えば救急車に患者を乗せて、その時間帯がすごい長くなったりする。これ、本当に人命を守るための市内の病院がですね、そういう状況でいいのかなと思って私、今回こういう質問をさせていただきました。
先ほど、救急車それから救急救命士の対応についてはね、すごい不安を持ちながら仕事に従事をしていただいていることも分かりましたし、それが何でこんなに病院があって、受入れ体制が悪いのかなあという思いがしてならなかったんですね。
そういうことでですね、その辺で健康課としてですね、今後一刻も早く患者を診てもらうとか、そういった体制づくりというのがね、できてもおかしくないのかなという疑問が残っているんですが、その辺ちょっとお聞かせ願いたいと思います。
◯議長(衛藤博幸君)健康課長。
◯健康課長(瀧口広子さん)健康課長の瀧口です。再質問にお答えします。
議員が心配している点は、先々を考えても健康課としてももちろん持っております。今回、県とか、実際市でやっているこういう救急医療等全て、医療全般を見直すような流れもありますので、その中で特に医師会病院それから市医師会とですね、県と北部保健所を踏まえまして、協議を重ねて、問題解決等に向かって図っていくというところはしていきたいと思っております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。
◯十番(衛藤義弘君)実は今年の、西村宇佐市医師会会長、
宇佐高田医師会病院の理事長が年頭の挨拶の中で、宇佐市及び豊後高田市の医師会員が運営する医療機関を御利用いただいている皆さんが、より高度な医療設備と看護体制の整った病院での診療・治療が必要になったときに、別府市や大分市や中津市や北九州市など、自宅から遠く離れた病院に入院された場合、患者さん本人はもちろんのこと、付き添われる御家族にも計り知れない負担が生じていると思いますと。当医師会病院は、そのような患者さんや御家族のために、地元の
地域医療支援病院としてお役に立ちたいと思っていますということで述べているんですね。
こういうことで、健康課の課長からもいろいろお聞きしています。医師不足とか設備等について、やっぱり厳しい部分があるということでですね。
そこで、宇佐市の主な病院の医師の適正人数と、現在の医師人数をお聞きいたします。主なとこで結構です。
◯議長(衛藤博幸君)健康課長。
◯健康課長(瀧口広子さん)お答えします。
各医療機関の人数は把握しておりませんが、医師の人数では、北部保健所のほうが医療関係従事者調査をしております。
それで見ますと、今宇佐市のほうには医師としては百七名、この数字なんですけど、一般的に人口十万人単位で判断します。そうすると、宇佐市が二百一・八人ということで、実はこの二百一・八という数字では、北部保健所管内の平均が二百二十四・八人とありますので、実際は少ない状況となっております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。
◯十番(衛藤義弘君)分かりました。若干やはり医師不足というのが出ているのかなという部分があります。
ただ、救急患者の受入れに伴って、そういった医療設備で医師不足、重要と思うんですが、救急車が病院へ出動できないリスク、そういうのをですね、健康課としてどのようにお考えか、消防隊員の答弁にもありましたように、対応はすごい対応をしていただいてて、そこで受入れができない状況の中でも、電話等でですね、医師に確認を取って、そこで治療を行ったりということも聞いております。そこではやはり、リスクが発生をすると思うんですが、その辺どのようにお考えですか。
◯議長(衛藤博幸君)健康課長。
◯健康課長(瀧口広子さん)お答えします。
議員さんが心配なさっている点は、もう健康課のほうも切実に感じている次第です。ただ、実態等々、あと先々どんなふうに対策を立てていくかというところで、県のほうはこの話については医療圏単位の整備というところをしておりますが、それと宇佐市の実態とを踏まえて、また協議を重ねていきたいというふうに、そしてできる要望はしていきたいと思っております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。
◯十番(衛藤義弘君)そこで市長、すいません、先ほどですね、市長も連携という言葉が出ました。先ほど、消防隊員や救急救命士の御苦労とか、そういう心理状態とかですね、そういうのをお聞きしたと思うんですが、やはりそこにはリスクがある、地域医療という言葉があるように、地域で何とかこの現状をですね、まあ一〇〇%できるはずはないと思っていますし、その辺市長として地域医療の役割という部分について、どのような見解をお持ちなのか、お願いします。
◯議長(衛藤博幸君)宇佐市長 是永修治君。
◯市長(是永修治君)衛藤議員の再質問にお答えをいたします。
地域医療を充実また確保していくというのは、本当に重要なテーマだというふうに思います。先ほど来、議員から御質問があっています
救急医療体制につきましては、御指摘のとおりですね、宇佐市においては脆弱な部分ではないかなというふうに感じているとこであります。
救急の指定医療機関はですね、今、佐藤第一病院頼みになっていますけども、黒田整形外科さんはついこの間までもう一つあったんですね。で、外科系は
黒田整形外科さんが担っていたんですけども、コロナ禍でいわゆる入院部門をもう閉鎖したということで、
救急指定病院を満たさなくなっているわけです。
したがって、やっぱり救急に指定されるには、常時、救急に対応できるお医者さん、看護婦また何か検査のスタッフの皆さん、そしてまたその設備が整っていないと、実際そこに救急患者が搬送されてもですね、対応できないということになりますので、そうした病院がですね、あればいいんですけども、それがなかなか今、宇佐市内には、それを満たす病院がですね、見当たらないというのが今の状況なんです。一部受け入れていただいている病院はあるんですけども、告示病院にはなっていないということであります。
一つ、考え方としてはですね、今、医師会病院が新しく建て替えようとしておりますので、今その医師会病院の診療科がですね、十診療科ぐらいしかありませんので、そこにある程度お医者さんをもっとたくさん持ってきて診療科を増やせばですね、医師会病院でまず対応なんかをできる範囲が広がっていくわけです。
今、医師会病院で対応できる範囲と、中津市民病院で対応できる範囲は、これ診療科がいろいろ違いますので、診療科によってはですね、中津市民病院に先に搬送したほうが、やっぱり一刻を争いますのでいいと、そういう判断になってきますので、そういったところでですね、まずは今新しく建て替えようとしている宇佐医師会病院のですね、体制を充実強化していくことが当面の方策かなと思います。
そのために、お医者さんを確保しなきゃいけないんですけども、今お医者さんはですね、大分医科大のほうから一定程度来ていただいています。これは、大分医科大学が地域連携の一環でですね、していまして、実を言うと来週その会議がありまして、私も行くんですけども、これはもうずっと前から行ってですね、一人増やしていただいた経緯がございますので、そうした地道な努力をしながらですね、医師をしっかり確保していく、今ある病院の体制を強化していくと、そういったところをですね、しっかりやっていきたいと思います。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。
◯十番(衛藤義弘君)ぜひ期待しております。非常に大変な問題だろうと思いますので、三年後の新医師会が誕生することも、医師の確保や人材とか、そういった部分も含めてよろしくお願いしたいと思います。
じゃあですね、次に、清潔で美しいまちづくりについて、先ほど答弁の中ではですね、不法投棄ということのお話がありましたが、せっかくですね、ポイ捨て条例を制定したわけですから、地域ではですね、既に地区によってはそういったポイ捨ての看板を立てている地域もございます。
そこにやっぱり、条例ができたわけですから、条例という形を含めながら、数に限りはあるとは思うんですが、その辺で担当課、課長のほうからちょっと、できれば前向きな答弁をひとつお願いしたいと思います。
◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。
◯生活環境課長(河合長彦君)生活環境の河合でございます。衛藤議員の再質問にお答えいたします。
現在、衛藤議員が言われたとおり、不法投棄の看板を何種類か私どもで用意しております。
先ほど答弁でありましたように、ある一定程度の枚数は、皆さんに希望しているところにお配りしているところでございますが、先ほど衛藤議員が言われたように、ポイ捨て条例がせっかくできたのですから、今の定型の文章に加えてですね、「ポイ捨て」という言葉を入れたような形で看板ができないか、これ今、県のですね、補助金を使って作成しております。
その辺も含めてですね、今後ですね、どういった形でできるのかということを前向きに検討していきたいというふうに考えております。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。
◯十番(衛藤義弘君)よろしくお願いします。
それでは、三点目の鬱対策についてちょっとお聞きします。
実は、やはりコロナ禍になってですね、鬱病がかなり増えていて、これ二〇一三年の調査から二〇二二年ですから、ちょっと年数がたっているんですけど一七・三%、二・二倍という形で鬱病患者、患っている方が増えているんですね。多分、宇佐市にも置き換えられるのかなと思っております。
実は、コロナ禍になると、やっぱり自宅待機、自宅で過ごす方がかなり増えてきていて、食生活、これ結構重要で、研究者が発表しているんですけど、やはり食生活が変わって、ハンバーガーやドーナツなど高カロリー・高脂肪の食べ過ぎが影響しているということで分析をしております。
肥満や生活習慣病を発症しやすくなるだけではなく、メンタルヘルスの面では鬱病が増え、悪影響が大きいということが明らかになっております。一方で、野菜や果物、魚をよく食べる人については、鬱病のリスクが低下をしていると研究者が指摘をしております。
やはり、生活スタイルがメンタルヘルスに直接影響することを示しているということで、鬱病は食生活が影響していることをチラシや広報とか、そういった面でお知らせするというのは結構効果が出てくるのかなと思っているんですが、その辺、答弁お願いします。
◯議長(衛藤博幸君)健康課長。
◯健康課長(瀧口広子さん)健康課の瀧口です。再質問にお答えします。
議員さんがおっしゃるとおり、まず心の健康というところでは、基礎的なところにもちろん運動もありますが、実はバランスの取れた栄養、それから食生活、意外とここの部分が心の安定には十分関連するというあたりが、実は健康課のほうには栄養士がおりまして踏まえておりますので、基本的な生活習慣の支援の中に心の安定を掛け合わせて、この食生活の改善に向けての提案をですね、随時していっている状況です。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。
◯十番(衛藤義弘君)ぜひ、そういった訴えをしていただきたいなと思っております。
ちょっとあんまり時間がないんですが、一点だけ課長、メンタルヘルス・ファーストエイドというのが、これがですね、五項目から成る、そのときの対応、例えば家族が対応するとか、ちょっと五点だけ言わせていただきます。
一点目は、自傷とか他害のリスクをチェックをしましょうと。
二点目がね、判断・批判せずに話を聞きましょうと。
三点目は、安心と情報を与えましょうと。
四点目は、適切な専門家の下へ行くように伝えましょうと。結構この辺が重要。
自分で対応できる、例えばセルフとかヘルプとかの対処法を勧めましょうという、この五点が、これがですね、オーストラリアの鬱病対策の専門家が提供をされている方法らしいんですよ。
そういったことも健康課のほうである程度知りつつも、発信をしていくような方向性も、やっぱりつくっていただきたいなと思っています。これ、答弁はもう結構です。そういうことで、この内容もですね、中に詳しく書かれています。
実は、自分ところのことを言うのはあんまり好きやないんやけど、実はうちの娘もですね、鬱病になりました。で、病院に行っても駄目でした。実際に、その病院の中には、適切な処置をしてくれる病院もあるのかもしれませんが、なかなか難しいところがあるんですけど、これもう家族でやりました。
で、先ほどこの五点の中を全く知らなかったんですが、その中でこれをずっと見ると、こういったことをやってたんですね、家族で。で、結局それでですね、もう既に完治しまして、子どもも二人授かって、そういう状況でですね、やっぱりその辺が一番重要なのかなと思っています。
病院もなかなかですね、いろんな病院があるんですが、確かに通いました。でも、全然効果はなかったんです、はっきり言うて。そういうこともあるので、ぜひその辺を研究していただきたいなと思っております。よろしくお願いします。
それでは、四点目、学校トイレの洋式化、先ほど答弁いただきまして、割とですね、洋式化は宇佐市は早いのかなという思いはしております。ただ、まだ六六%ですかね、という状況なんですが、残りについても計画の中で組み込んでいただいて、有利な国の資金を出していただいて進めていただきたいと思います。
それとですね、やはり小便器とか手洗い場の環境整備とか、そういった部分も今後その計画の中に入れているのかどうか、お聞きをいたします。
◯議長(衛藤博幸君)教育総務課長。
◯教育次長兼教育総務課長(末宗勇治君)教育総務課長の末宗でございます。衛藤議員の再質問にお答えをいたします。
現在、市教育委員会のほうでは、令和三年三月に策定をいたしました学校施設の長寿命化計画に基づいて、学校の環境整備に取り組んでいるところでございます。
その中でですね、やはり文科省が指針として示している中でですね、トイレの洋式化を優先順位の高いほうでですね、取組を進めるようにということで、市としましては教育振興基本計画の中で、先ほど初回の答弁でも申し上げましたが、洋式化率、令和六年度六五%ということで、目標を掲げて取り組んでいるところでございます。現時点、六六%ということでですね、目標数値は達成をしております。
議員御指摘の、手洗いの自動水洗化についてはですね、この長寿命化計画の中に盛り込んでいるところでございます。トイレ等の大規模改修に合わせてですね、自動水洗化についても改修をしているような状況でございますが、小便器の部分についてはですね、今回の長寿命化計画の中には盛り込まれておりません。まずは、洋式化に向けてですね、一つずつ数字を上積みをしていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。
◯十番(衛藤義弘君)分かりました。前向きにずっと検討をされているみたいなので、今後ともよろしくお願いをしたいと思います。
それでは、最後の五点目になります。先ほど、少子化がもう既に七年遅れている、国が試算した中での遅れということで、先般もですね、「二〇二二年度にも出生数が八十万人割れ」という記事もあります。非常に、この先の少子化の流れがすごい厳しくなってきているという状況があって、今回うちの党で、ゼロ歳児から大学まで行く間の、やはりその流れをつくりながら支援をしていかないと、やっぱり少子化は食い止められないだろうということが基本で、応援トータルプランという形でさせていただいております。
今後、いろんな動きが出てくると思います。もう既に、出産一時金を五十万円にするとかいうことも補正の中に入っておりますし、児童手当をゼロ歳から三歳児までしようというような方向も出ております。そういったことで、将来本当に厳しい状況が続いていくんだろうという思いがしております。やはり私たちは、そういったことを念頭に入れながら、政治の中でやっていくしかないのかなという思いがしています。
そこで、今回の質問の中で、先ほど答弁いただきましたが、宇佐市にですね、産後ケア事業所が何か所あるのか分かりますか。
◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。
◯子育て支援課長(西田洋子さん)子育て支援課長の西田でございます。再質問にお答えいたします。
宇佐市の産後ケア事業につきましては、医療機関とですね、助産所のほうで行っておりまして、機関といたしましては三か所でございます。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。
◯十番(衛藤義弘君)宇佐レディースクリニックと、あとですね、母の家、それから院内のあそしま愛ママサポートルーム、この三か所のようです。結構貴重なんですね、こういうところが。やはり今、生活環境がかなり変わって、出産・育児をする方が非常に悩まれている方って結構多くて、それが逆の方向に行って、命が失われたりということも全国的になっております。
要は、核家族化、地域との希薄化とかですね、そういうのが薄れてきているということがお母さん方にとって孤立を産んでいるということでですね、非常に悩ましいというところなんですが、最後、出産のブックレットについて若干ですね。
ブックレットとは、少ないページ、少ないページなんです、少ないページで構成された冊子で、多くの情報が伝えられているし、多くのページ数を持っていないため、取扱いやすいことがメリットということなんです。
「産後ケア」岩波ブックレット、孤立しがちな出産後の母親たちを心身共に不安定な時期を助産師や保健師、産後ヘルパーさんたちがどう支えるべきかと、多くの現場を取材をしたことによるブックレットということになっているんですよ。
やはり母親の方たち、ぼろぼろの体で、右も左も分からないで泣いている子どもさん、我が子を必死に泣きやませようとするとか、そういったことなど、その支援のためのブックレットということで、ぜひこれはですね、いろんな自治体のブックはあるんですが、いろんなことが多く書き過ぎていて分かりづらい部分もたくさんあると思うんです。
その辺、やっぱりブックレットは、そういう専門家たちが全部中に入っていて、そのことを中心にやっている本ということなんですが、その辺ぜひちょっと今後検討してもらいたいと思うんですが、どうでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。
◯子育て支援課長(西田洋子さん)再質問にお答えいたします。
今ですね、妊娠また出産時にですね、様々な、このようなですね、小冊子のほうを配布させていただいております。その中でですね、若いお母様方ですね、やはり携帯とかアプリを使われますので、ホームページであるとか、母子手帳健康アプリとか、そしてですね、YouTubeなどでお母さん方の子育てを支えていきたいというですね、情報を発信しております。
その中でですね、先輩ママのですね、妊娠出産等の体験記もですね、そういったアプリの中から確認できるようにしておりますので、本もそうなんですけども、そういったSNSを利用して面で支えていきたいと考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)以上で、衛藤義弘議員の一般質問を終結いたします。
ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩をいたします。なお、再開は十一時十分といたします。
暫時休憩します。
休憩 午前十一時二分
──────────────
再開 午前十一時十分
◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。
一般質問を続行します。
二番 吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)皆さん、こんにちは。議席番号二番 求道会の吉田でございます。
本日、一般質問最終日ですけど、正直なところ長かったという印象でございます。それとですね、今回サッカーワールドカップの話をされている議員さん、かなりいましたんですけど、昨日永松議員さんが言われた、全ての試合を観戦したと。私もそれに関して、全ての試合を観戦させてもらいました。
やはり今回の大会、日本代表に対する期待度も高かったんですけど、その中で日本が得点を上げるシーン、ゴール前に近づいたりとかですね、ピンチのシーンになると、手に汗を握って声を出すような場面も多々ありました。その中でですね、日本がゴールを決めると、思わずカズダンスも踊ってしまうような勢いで観戦させてもらいました。
それとですね、放送が結構深夜というか夜遅い時間帯もあり、この時期なんで夜になると冷え込むということがあってですね、うちの奥さんのほうが私の体の心配をしてくれてですね、毎日とは言いませんけど、口うるさく、結構「早く寝なさい」とか言われました。日本代表はですね、世界各国の強豪国と戦う中、私は嫁さんと戦いながら観戦をしたワールドカップでございました。
ただ今回、ワールドカップの結果はですね、目標であるベストエイトには届きませんでしたけど、予選リーグで優勝候補と言われるような強豪国や、決勝トーナメントで前回大会準優勝のチームに先制点を上げるなど、すばらしい大会だったなと。ベスト十六以上、ベストエイト以上の価値があった大会だったなという印象を受けました。今後の日本代表サッカーに期待したいと思います。
それとですね、もう来春、自分も議員になって一期四年が過ぎようとしています。今までに、数多くの議員さんの一般質問等をいろいろ聞いてですね、私が一般質問の中で特にというか印象に残っているのが、私の後、この後行きます大隈議員さんの一般質問です。難しい言葉じゃなくてですね、ふだん使われる言葉ですごく感情を込めて一般質問される人だなと。私も、いつかこのようになりたいなという思いで聞いておりました。
令和四年の最後を締めくくる一般質問、大隈劇場に期待してですね、それに引き継げるよう私も一般質問していきたいと思います。
それでは、通告に従い一回目の質問をします。
一項目め、現在十二月末まで漁業者に燃料支援を行っているが、まだ燃料の高騰や魚価の低下など苦しい状況にある中で、引き続き支援ができないか。
二項目め、
シルバー人材センターについて。
一点目、現在登録者数は。
二点目、仕事を依頼されたときの現場確認や見積りなどはどのようにしているのか。
三項目め、政治に関心を持ってもらうために。
一点目、今年もコロナの関係で高校生議会が中心になったが、今後もこのような取組を積極的に行ってはどうか。
二点目、社会見学として小中学生に議会の傍聴などを取り入れてはどうか。
四項目め、宇佐市火葬場「やすらぎの里」に行く道が分かりにくいという声を聞くので、分かりやすいよう看板を立てることはできないか。
五項目め、宇佐市の観光について。宇佐市の海の幸、山の幸を活かした食材を観光とコラボさせ、四季を通じて宇佐市の魅力を発信することはできないか。
六項目め、南一郎平の市民演劇について。
十一月二十日にウサノピアで南一郎平の演劇を見させてもらったが、大変すばらしいものであった。今後の公演予定は。
二点目、この市民劇を宇佐市の小学生対象に見せることはできないか。
以上で一回目の質問を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)それでは、吉田泰秀議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。
まず、宇佐市長 是永修治君。
◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えをいたします。
六項目め、南一郎平の市民劇についての一点目、今後の公園予定についてと、二点目、小学生への披露については、関連がありますので一括してお答えをいたします。
市民劇「南一郎平」は、昨年末に広瀬井路を含む宇佐のかんがい用水群が世界かんがい施設遺産に登録されたことを記念し創作準備を進めてきたイベントであり、先月盛況裏に終えることができました。
実施主体は、NHK朝ドラ「南一郎平」誘致推進協議会を母体とした実行委員会で、市は事務局として主に運営面の支援を担ってまいりました。
当日のアンケートでは、「大変感動した」「期待以上の出来であった」「時間を忘れて見入った」などの賛辞をいただいており、「南一郎平」の検証や朝ドラ誘致推進などの観点から、大きな成果があったと認識いたしております。
今後の公演予定についてでありますが、六十五名の出演者のうち半数以上が学生であり、学業などとの兼ね合いで残念ながら計画はありませんが、アンケートでも多くの子どもたちに見せたいとの声をいただいておりますので、撮影した映像を活用した上映会の開催等について、今後関係者と協議をしてまいります。
以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。
◯議長(衛藤博幸君)次に、三項目め、政治に関心を持ってもらうためにの二点目を、教育長 高月晴彦君。
◯教育長(高月晴彦君)教育長の高月でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えいたします。
三項目め、政治に関心を持ってもらうためにについての二点目、社会見学として小中学生に議会の傍聴などを取り入れてはどうかについてですが、小中学校において学習指導要領に基づき、主権者として求められる力を育成するために、社会科や家庭科、特別活動等関係する教科等の役割を明確にしながら、各学校の特色を活かした教科横断的な教育課程の編成を図っているところでございます。
例えば、小学校六年の社会科では、国や地方公共団体の政治の仕組みについて理解するとともに、調べたり見学したりする等の体験的な活動を通して、政治と自分たちの生活との関わりが実感できるような学習を行っております。
また、総合的な学習の時間でのふるさと学習を通じて、地域の方の願いや思いと、政治の仕組みをつなげて考えるような学習活動を行っている学校もあります。
現在も、議事堂の見学は多くの学校で行っているところですが、市議会、本議会の傍聴につきましても、国や社会の問題を自分の問題として捉え、自ら考え判断し行動する主権者教育の一環として大切な体験的学習であり、効果的な学習方法であると考えております。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目め、漁業者に対する支援について、二項目め、
シルバー人材センターについて、及び五項目め、宇佐市の食材と観光をコラボした魅力発信についてを、経済部長 出口忠則君。
◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)皆さん、こんにちは。経済部長の出口でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えします。
一項目め、現在十二月末まで漁業者に燃料支援を行っているが、引き続き支援ができないかについてですが、本市では燃油や資材高騰の影響により、漁業経営が厳しい状況にある漁協正組合員に対し、今年七月から十二月までの漁船操業及びノリ製造にかかる燃油代一リットル当たり十五円の補助、漁業行使料の三分の二の補助、及び魚介類の出荷資材費の二分の一の補助を実施し、漁業活動の支援を行っております。
引き続き支援ができないかということですが、燃料費の支援につきましては、燃油価格が上昇した場合に補填金を交付する国の漁業経営セーフティネット構築事業が継続しておりますので、活用していただきたいと考えております。
しかしながら、いまだ燃油価格が高い水準にあることなども認識していますので、今後も魚価の推移や燃油価格などの社会情勢、経済動向に注視してまいります。
次に、二項目め、
シルバー人材センターについての一点目、現在の登録者数についてですが、
シルバー人材センターは原則として市町村ごとに設置され、「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」に基づき、各センターが独立して事業を運営しており、本市においては平成四年に設立されました。
自主・自立、共働・共助を基本理念として、高齢者が仕事を通じて生きがいを得ることや、各種事業を通じて地域社会の活性化に貢献していくことを目的としております。会員数につきましては、本年三月末現在で三百九十二人となっており、定年年齢の引上げ等の影響により減少傾向にあります。
二点目、仕事を依頼されたときの現場確認や見積りなどはどのようにしているのかについてですが、
シルバー人材センターに確認したところ、発注者から依頼があった場合は、まず職員が作業内容の聞き取り及び現地確認後、作業を行う会員立会いの下で再度現地を確認した上で、基準単価、作業条件等を勘案しながら、見積り額を算定しているとのことです。
次に、五項目め、宇佐市の観光について、海の幸、山の幸を活かした食材を観光とコラボさせ、四季を通じて市の魅力を発信することはできないかについてですが、観光誘客において、地元の食材を使ったグルメと観光資源を合わせて発信することは、とても重要であると認識しております。
本市では、からあげやスッポン、どじょう、ネギを四大グルメと位置づけ、これら魅力ある食材とお酒などをワイン祭り等の季節のイベントやマルシェ、SNSを使ったキャンペーン、スタンプラリーを通じて、宇佐ならではの食観光のPRに努めております。直近では、双葉の里秋場所やうさ農業祭など、コロナ禍で中止となっていたイベントも復活し、宇佐の食材をPRしたところです。
また、宇佐の食材を活かした加工品を、毎年新たに宇佐ブランドとして認証し、催事やイベントを通じて積極的にPRするほか、本市の特産品を一つの箱に詰め込んだ「The USA Box」を作製し、イベント等でのPR販売やふるさと納税の返礼品として活用しているところです。
今後も、宇佐の魅力を活かした逸品を観光スポットとともに全国に発信してまいります。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)次に、三項目め、政治に関心を持ってもらうためにの一点目を、総務部長 祥雲弘一君。
◯総務部長(祥雲弘一君)総務部長の祥雲でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えをいたします。
三項目め、政治に関心を持ってもらうためについての一点目、今後も高校生議会を積極的に行ってはについてですが、高校生議会はさきの公職選挙法の改正に伴い、選挙権年齢が十八歳以上に引き下げられたことに起因し、本市の次代を担う高校生が日常生活の中で市政に対して感じた疑問や希望について発言し、市長等と意見交換することにより、住んでいる地域への関心を高め、政治や社会に対する参加意識の向上を図ることを目的として、平成二十八年度から開催しております。
一昨年、昨年の新型コロナウイルス感染症の拡大による中止を挟み、第五回目となる本年度は七月二十九日に開催する計画で、市内四校外国人留学生を含む計十七名の高校生議員から、まちづくり、国際化、財政、福祉、教育等多岐にわたるジャンルから二十四項目の質問通告を受け、回答の準備をしておりましたが、新型コロナウイルス感染症の急拡大のため、やむなく中止となりました。
しかしながら、いただいた質問に対し誠意を持って対応し、その足跡を残す必要があるとの思いから、書面開催の形を取り文書にて回答を差し上げ、その内容を会議録として保存し、再質問にも応じてきたところでございます。
これまで参加していただいた高校生議員からは、「より宇佐市を知ることができた」「もっと前向きに地域について知りたいと感じた」などの声が寄せられるなど好評であり、こうした取組は間違いなく若い世代の方々に、本市への関心や愛着を高めてもらうきっかけづくりになっているものと思われますので、今後も継続して開催したいと考えております。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)最後に、四項目め、火葬場「やすらぎの里」への案内看板についてを、市民生活部長 久保文典君。
◯市民生活部長兼市民課長(久保文典君)市民生活部長の久保でございます。二番、吉田議員の一般質問にお答えします。
四項目め、やすらぎの里に行く道が分かりやすいような看板を立てることはできないかについてですが、現在院内地域の国道三百八十七号沿いに三基、安心院地域の国道五百号沿いに二基の据置き案内板を設置しています。また、死亡届の受付時に葬祭場「やすらぎの里」への案内図を配布しています。
今後、案内板の増設等については、道路管理者など関係者と協議を行うとともに、ホームページに掲載中の案内図を更新するなどして、やすらぎの里の利用者に分かりやすい案内に努めてまいります。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。
二番 吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)では、順次再質問させていただきます。
まず、一項目めからです。答弁にもございましたが、すごく漁師さんたちにですね、支援をしていただいています。すごく助かっているという声も聞いていますけど、課長、漁師さんたちからこの支援に関して何か聞いていることがあれば。
◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。
◯林業水産課長(木下富喜君)林業水産課長の木下です。再質問にお答えいたします。
漁業者の方からは、浜の市等の際にですね、今年度の支援について、燃油代のほか行使料であったり、資材費の補助であったりを行っていることは大変助かっていると。また、実際十二月までですので、実際まだ補助金のほうはお支払いしてないんですけど、この後十二月が終わりまして、漁協のほうでですね、まとめていただいて、市のほうに申請していただき、二月中にお支払いする予定にしていますの。で、ちょうど一月、二月が、業者の方が天候の関係で漁に出る日が少ないこともありまして、二月にそういう支援が交付されると大変助かるというお話のほうも聞いているところです。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)課長、自分も話、聞いた中でですね、長洲の漁師さん、漁師さんの一くくりじゃなくて、漁法も違えば遠くに出る方、近場の方、いろいろございます。それは様々な意見があるんですけど、結構ですね、その意見の中で多かったのが、魚価の底値、魚の底値が安定していれば漁に出やすいのになという声も聞きました。
それとですね、課長言われた、今の時期はしけで行けない、魚価も低下しているということもあるんですけど、年間を通してこの十二月の時期というのは、やっぱり市場の書き入れどきらしいんですよね。
で、今、魚価はふだんよりも低下している中、夏場に向けての時期がなおさら魚が売れない、魚が捕れない、豊漁を祈願してみなと祭りとかいうね、祭りがあるぐらいなんですけど、今後そこの先を見据えたところの支援というのはいかがでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。
◯林業水産課長(木下富喜君)再質問にお答えいたします。
現在のところ、燃油の支援については、今年度十二月ということにしております。今後についても、先ほど議員言われたように、魚価が低迷しています。お話の中では、ある程度魚価のほうは回復してきているんですけど、コロナ前の水準にはまだ追いついてないというお話も聞いておりますので、県、国また他市の状況等もですね、注視していきたいなというふうに考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。課長、年末、年越しに向けてですね、また第八波やインフルエンザ等が言われています。これが重なるとですね、今まで以上のものがある大打撃というかですね、またより一層魚が売れんごとなるんかなという思いもありますので、先ほど言われた浜の市等で漁師さんたちとはしっかり話をしていただける課長なのでですね、また漁師さんたちのそういう話を聞いてですね、できる支援があれば力を注いでいただきたいと思います。よろしくお願いします。
それでは、次に行きます。
シルバー人材センターです。
この質問を上げたのがですね、一点目と二点目、同時に行きたいんですけど、今年の夏、お盆前ですかね、七月の暑い時期だったんですけど、
シルバー人材センターのほうに草むしりの依頼の電話をしたところですね、「今忙しいけん、それどころやない」と、見積りすら来てくれないという話を聞きました。
で、自分が思ったのが、登録者数がかなり激減していて仕事が回らないんかなという思いもあったんですけど、「職員が作業内容の聞き取り及び現地確認で作業を行う立会い、会員立会いの下で再度現地を確認した上で、基準価格、作業条件等を勘案しながら見積りをしている」と書いているんですけど、今その見積りをされる職員さんって何人ぐらいいらっしゃいますか。
◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。
◯商工振興課長(中園浩一君)商工振興課長の中園です。再質問にお答えをいたします。
実際、見積りを行う職員ということですけども、事務局のほうと実際作業を行う会員さんのほうで、基準単価等を参考にしながらですね、見積りをしているということでございます。
具体的なこの人数につきましては、申し訳ありません、ちょっと何人かというのはちょっと把握してない状況でございます。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)それにしても、ちょっと電話の対応がまず過ぎたんじゃないかなとは思ってます。あのですね、仕事が目の前にあるのに、その仕事を取りにいかないというのは、通常では考えられませんよね。
例えば作業員の人数が少ないとか、この暑い時期なんで、例えば午前中しか仕事してないから、今仕事をこなせませんとか。にしても、現場を確認して、見積りをして、例えばここの現場だったら工期が二か月後になりますとか、おおよその予想でもやっぱり言われるべきと思うんですよね。やっぱりその対応をされたら、もうじゃあ、シルバーには頼まないと、すごい不快感で自分は話を聞きました。そういうことにつながっていくので、これは結局、今現在、三百九十人の登録している人のためにもよくないなという印象をすごく受けました。
今後、その電話対応というかですね、そういう仕事はやっていかれますか、どうでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。
◯商工振興課長(中園浩一君)再質問にお答えをいたします。
御指摘の件につきましてはですね、いただいた御意見等につきましては、
シルバー人材センターのほうにしっかり伝えていきたいと思いますし、御指摘どおり、人手不足というものが大きく影響してきていると思われますので、今後もですね、この人手の確保については、同センターや関係機関と連携してですね、解消に努めてまいりたいと考えているところでございます。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)人手不足、無理して仕事をこなしてほしいというわけじゃないんですよね。ただ、頼む人は、例えば遠方から帰ってくる連休、例えば五月のゴールデンウイークとか、盆・正月とか、やっぱりその前によそからお客さんというかですね、身内が帰られるときに向けてきれいにしたいとかいう思いがあるので、その電話口で少々無理を言ったかもしれないんですけど、でもですね、じゃ今回ゴールデンウイークは無理やけど、その三か月先のお盆に向けてはどうですかとかいう話が、その対応がちゃんとしていればできると思うんですよ。
長期間仕事がキープできれば、どう言いますかね、短い期間での仕事を追うていくよりも、先の仕事が確保できてれば、登録されてる人も安心できると思うんですよね。だけん、それも例えば余裕を持って、暑い時期だったら体調不良等、今熱中症等いろいろあるので、そういうところも加味して余裕を持って仕事の時期を、お客さんというかですね、依頼者に伝えるとか、そういう工夫もしていってもらいたいんですけど、そこら辺はいかがでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。
◯商工振興課長(中園浩一君)再質問にお答えをいたします。
今、いただいた御意見等につきましてもですね、今後の
シルバー人材センターの事業展開のためにですね、しっかりお伝えしていきたいと考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)課長、
シルバー人材センターの仕事内容としてはですね、素晴らしく丁寧でよくしてくれるという声を聞きます。だから、なおさらもったいないという思いがあってですね、してますので、今後ともそういうところ、依頼者に関してもそういう、どういいますかね、先ほどの電話の対応とかですね、そこら辺をしっかり気をつけていただきたいと思います。もうそこが窓口なので、窓口で止まったら、これ、仕事が広がらないと思いますので、よろしくお願いします。
それでは、次に行きます。三項目め、高校生議会が中止というのはすごく残念でですね、スケジュール等いろいろある中で大変でしょうけど、例えば延期、何か月先というかですね、今は感染状況がひどいので一か月見送りますとか、二か月先をめどに判断しますとかいう基準というかですね、そういう延期をするという選択肢はなかったんでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)総務課長。
◯総務課長(後藤 優君)総務課長の後藤です。再質問にお答えいたします。
まず、高校生議会につきましては、春先に総務部長のほうから各学校長のほうに目的を伝える中で、まず出席の要請をする状況にあります。それから、各学校にまた集まっていただいて日程調整、それとそこまでに至るまでの、どういった状況で内容が進んでいくかということで、そこに二か月ぐらい要している状況であります。学校としては、七月末が今のところ一番いい開催時期だということで、例年七月末に開催されている状況にあります。
答弁にありましたように、今年度も七月末ということで開催ということで通告もいただいて、回答も当局のほうは準備をしている状況でありました。
そのような状況の中でコロナということで急拡大で、学校によってはやっぱり開催してほしいという学校も確かにありました。ただ、四学校長がいろいろ協議する中で、今回は中止やむなしということを学校のほうから判断されたという認識でもあるところです。
ただ、議員言われますように、質問の状況まで、また回答まで準備した中で、あと本会議を迎えるだけだったということを考えれば、延期ということも選択肢の一つとしてあってもよかったのかなと今思っているところです。また、今後の教訓としたいと思っております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)中止にはなったんですけど書面開催、これもすごくありがたいなと思いました。この高校生議会に関しても、川谷議員が一般質問でも取り上げて、こういう手法もあるんだなというのも思いました。ただですね、ただこの神聖な議場を経験するというのと、川谷議員の口からじゃなくて子どもたちの口からその質問と思い等を発揮する場を、安易な中止じゃなくて延期という形で、どこかでもその場所をつくってあげたかったなという思いがあってですね、この質問を上げさせてもらいました。
学校との関係とかいうのもありますので、今後はですね、そういうところの子どもたちの可能性、子どもたちのチャンスですよ、というのも視野に入れてですね、考えていっていただければと思います。よろしくお願いします。
それでは、次に行きます。社会見学としてということなんですけど、昨日和間小学校の六年生さんが傍聴に見えられました。今回、自分はそれを知らなくて、たまたま質問に上げたところ、昨日見えられたんですけど、やはりですね、ちょっと緊張した趣で目をぎらぎらさせてですね、傍聴されてました。
辛島議員さんのときに傍聴に見えられたんですけど、やっぱり我が母校の子どもたち、後輩たちがですね、傍聴する中で、かなり緊張されたのか、質問書も忘れるような大失態を犯してしまったんですけど。
それも一個と思うんですよ。やっぱ、何期もされたベテラン議員さんが、そういうことをするぐらい緊張されてたということでですね、議員に関しても刺激になると思うしですね、先ほど答弁であった選挙年齢が十八歳以下に引き下げられた、ここが大きいところと思うんですよ。
小学生、中学生のときに傍聴するなり市の執行さんなり議員さんたちと絡む場面をつくって、高校生で高校生議会をすると、そういう流れに持っていくとですね、子ども心にそういう会話とかをした人って、覚えていると思うんですよね。身近に感じると思うんですよ。で、町なかで会ったときでも、例えばここは道が悪いけん困っとるのよとかいう話に発展していくんじゃないかなと。
自分が住んでいるまちというかところの問題点なり、その子どもたちの鋭い目で見ていき、自分たちもその話を聞いてですね、各年代層、高齢者から子どもまでが困っている問題点を解決していけるような宇佐市になればいいかなと思ったんですけど、今回和間小学校の皆さんが傍聴に見えられるに当たって、何かそういう動きというかですね、授業の一環でしょうけど、そういう流れというのはどういうことがあったか説明してもらっていいですか。
◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。
◯学校教育課長(都 昌子さん)学校教育課長の都でございます。再質問にお答えします。
和間小学校の学習につきましては、社会科を中心に総合的な学習の時間等教科横断的な学習をしている取組であります。具体的にはですね、社会科の歴史学習の中で、一人一人の思いや願いというのを大事にしながら、今の民主的な世の中ができてきたことをまず学習をいたしまして、それから公民分野で住民の願いそれから意見が反映されるという政治の仕組みというのを学んでいます。
それと並行してですね、総合的な学習の時間の中でふるさと学習をいたしまして、その流れの中でですね、地域に予定をしているごみ処理場の施設に関するところで、その場所の歴史それから地域の要望として、その場所に造られたこと、そういうふうなところを実際に見たり、それから地域の様々な役割を持つ方にお話を聞いたりして、そういう中でですね、住民の願いが形になっていくんだということが分かって、そしてその願いを反映させる場所としてですね、本議会の傍聴ということで、議員さんとのお話もいろいろあり実現したと、そういうふうな形になっております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)課長、すばらしいストーリーですよね。そういう流れが、政治に関心を持っていくことにつながっていくと思います。
その中でですね、今回和間小学校だけだったんですけど、宇佐市のほかの小学校にもこういう授業というかですね、展開していくというお考えはあるでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。
◯学校教育課長(都 昌子さん)お答えします。
この取組についてはですね、自分たちの思いを地域の中に反映させる一つの手段として議会があること、それからそれを傍聴する中でですね、実際に実感することということで、議事堂の見学については本年度も実践をした学校もあるんですけれども、本議会の傍聴というところはですね、まだ今回初めてということもありましたので、紹介をしながらですね、また今後の学習の一環としてまたつなげていければというふうに考えているところです。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)ぜひですね、今回その一連の流れ等もですね、ほかの小学校にも伝えてというかですね、広めて、こういう学習もあるんですよというのをですね、広めていってほしいと思います。
で、先ほど言うたそれを小中学校の間にして、高校生になって高校生議会で結果を出すというかですね、そういう流れもつくっていただければありがたいと思います。よろしくお願いします。
それでは、次に行きます。四項目めなんですけど、これがですね、今コロナ禍で結構家族葬とかこじんまりした葬儀等があってですね、そんなに昔ほどはないんですけど、昔は火葬場に行くのに車の長い列をつくって火葬場に向かうわけですよ。
で、その中で、やっぱ行く間に信号等があって、そのつながりが切れたりしたときにですね、宇佐市に住まれてる方じゃなく、よそから帰ってきた方、市外にですね、住まれてる方が、やっぱ道に迷う場面っていうのを結構聞いてます。分かりづらいと。で、最後のお別れの時間にすら間に合わないような場面になりかけたと。実際はぎりぎりまで待っていただいたという話を聞いてます。
だき、そういう一番ね、人の生き死にじゃないですけど、大事な最後のお別れの場に間に合わないようなことになると、大変なことやな、寂しいことやなと思ってですね。
例えばですね、課長、病院で言うたらレントゲン室まで廊下の黄色の色をたどったら行けますみたいなのがあるので、曲がる交差点とか要所要所だけ、そういう道路に色を入れるとか、まあ看板も踏まえてですけど、そういうのはできないでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。
◯生活環境課長(河合長彦君)生活環境課長の河合でございます。吉田議員の再質問にお答えいたします。
看板の件でございますが、最初の答弁で答えましたんですけれども、今現在、据置き看板を五か所設置しております。主なところで言いますと、九人ケ峠の二日市の交差点、道の駅いんないの交差点、国道五百号からの今バイパスみたいなのができてますけど、その分かれ道の交差点等々に、平成二十七年に新たに設置して、それまで苦情等があったというお話は聞いてますけれども、それから先はやっぱちょくちょくあるかもしれませんけど、大きな苦情はなくなったというふうには聞いております。
その看板自体がですね、今、ちょっとこじんまりとしたものでありますので、その辺の在り方等をですね、今あるのがいいのが、増設がいいのか、先ほど回答で言いましたとおり、道路管理者とか、今運営している業者さんが直接使用している利用者の御意見等も承っていると思いますので、その辺の意見を踏まえながらどうあるべきかというのを考えていきたいというふうに考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)それとですね、課長、答弁書に死亡届の受付時に案内図を配布していますとあるんですけど、これをですね、例えば各葬祭場さんに協力してもらって常時置いておってもらうとか、分かりますか、そしたら道が分からない人はそれを持っていけば迷わずに行けると思うんですよね。
そういうところの協力依頼というのはいかがでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。
◯生活環境課長(河合長彦君)お答えいたします。
葬儀社の方全部に調査したわけじゃないんですけれども、主だったというか、葬儀社の何社かに聞いたら、自社独自でですね、案内図をつくっているという葬儀社もありました。
必要があればですね、私どもがつくった案内図も置いてもらうようにお願いしたいと思いますし、いろいろ今ある案内図をもっと見やすく分かりやすくしたいというふうには考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)先ほど言うた、最後の大事なお別れのときにですね、立ち会えないという人が出ないように、そこら辺は気をつけていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。
次、行きます。五項目めです。これに関して、答弁書で、からあげやすっぽん、どじょう、ネギを四大グルメと位置づけてあるんですけど、魚がなかったのがちょっと寂しいなという思いがしてるんですけど、部長、この間双葉の里、秋場所ですよね、あそこに自分もちょっと参加させてもらいました。すごく朝から車が多くて、人出が多かったです。
ボランティアの方ですかね、地元の人たちが交通整理等をしてくれてたんですけど、その人たちに話を聞いても過去最大だと、こんなに人が来たことはないということをおっしゃってました。
実際、その会場に行ったらですね、フリーマーケットや食べ物のお店等あったんですけど、やっぱりですね、食べ物のお店には行列がもう朝十時ぐらいかな、からできてました。
その日はちょっと曇り加減、そんな雨までは降らなかったんですけど、曇り加減でだんだんお昼のゴールデン時期を迎える前までに、人出がもうほとんどいなくなったような状態でした。やっぱ、食べ物は改めて人を呼べるなというのを思ってですね、今回双葉の里でちょっと感じたのが、やっぱ駐車場が少ないというのと、駐車場に入るために道路に渋滞していた、その渋滞が原因でもう立ち寄らずに帰ったという話も結構聞いてます。
だから、こういうキャンペーンというかですね、こういうのを例えば市の駐車場でも宇佐神宮でもそういうところ、観光客が集まるところで、秋、春、年二回なり年一回なりできないかな、それも宇佐市の旬の山の幸・海の幸を集めてですね、できないかなという質問なんですけど、そこら辺はいかがでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)観光・ブランド課長。
◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)観光・ブランド課長の出口でございます。再質問にお答えします。
まず、双葉の里の秋の市ですね、御指摘のとおり、もう本当に海の幸も出していただきまして、食がこんなに人を呼ぶんだなという感じは実際、私もしたところでございます。
あのときは、やっぱり雨もあったし、少し気温が寒かったというのもあって、少し後半、議員のおっしゃるとおり減ったわけですけども、御質問は、ほかの市役所であったりとかそういうところで食のイベントということだと思います。
今、当課のほうでこれまでスタンプラリーというのをずっとやっていました。で、今年もやるんですけど、ちょっと手法を変えてスマホを使ったインスタグラムのフォローという形でやるんですけども、これのPRを兼ねてですね、その前にマルシェ、食フェアをやっておりました。去年もそこの庁舎でやって、これは庁舎の記念式典に絡めてやった部分もあったんですけども、大盛況で、こういった部分はですね、継続していきたいと思いますし、また双葉の里と同日でしたけども、農業祭とかも重なってありましたけども、こういった部分もありますので、いろんな食を紹介していく機会はあるのかなというふうに思っております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)やっぱり食のイベントは人を呼べるというのは、もう結果が出ていると思います。
でですね、部長、何回か前の一般質問で、飲食店等にお願いして、地元の魚なり、長洲の魚なりを売込みができないかという質問をしたときに、部長の答弁で、結局市が主導するんじゃなくて、業者さんたちやら飲食店さんたちが力を合わせて発信することが大事ですよという答弁を受けてですね、受けてというわけじゃないんですけど、今長洲のはちまんサワラ、サワラCLUBという自分の同級生の漁師がしてるんですけど、その人が身銭を切ってですね、はちまんサワラというのぼりをつくって市内の飲食店三店舗に協力依頼をして料理を出してもらってます。
その各三店舗の料理屋さんも、趣向を凝らして同じサワラという魚ですけど、味付けも料理の方法も見た目も全然違うもので、どこに行っても楽しめる、今油が乗った旬のサワラをですね、楽しめるという活動をね、身銭を切って労力を使うて頑張っています。で、もうまさに、今がチャンスやないかなと思うんですけど、食を踏まえたまず地元の人に地元のよさを知ってもらわんとという思いで彼は頑張ってるんですけど、そういう動きに関して今後、何かできるコラボというかですね、支援的なものというのはあるんでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)観光・ブランド課長。
◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)再質問にお答えします。
議員おっしゃるように、そういう御質問をいただいた記憶、もちろんあります。津久見とか佐伯とかのああいったフェアのことをおっしゃったかと思います。
ああいう大々的なものじゃなくてもですね、今おっしゃったように小さなとこから始めて大きくしていくというのは大事なことだと思っておりますけども、のぼりのときに活用されたんじゃないかと思うんですが、今宇佐市の地域資源二〇〇%活用補助金事業というのがございます。
それは、まず商品開発であったりとか、パッケージのデザイン委託であったりとかですね、あと販路拡大のための、例えば商談会であったりとか、そういったPR方法、そのようなことも対象にですね、出す補助金がございますので、御相談いただければというふうに思います。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)部長、もう一点あってですね、この双葉の里秋場所のときにですね、先ほど言うたお昼の時間帯に向けて人がもう本当まばらというか、ほとんどいない状態になったときにですね、実証実験じゃないんですけど、ある実験をしました。
長洲のサワラ丼を売るお店でですね、「おさかな天国」という曲をかけたわけですよね。「魚、魚、魚」とスーパーの魚屋さんでよく流れているので、小さい子どもさんたちもよく知ってるんですけど、そしたらどことなくですね、子どもが集まって目の前で歌いながら踊り出したわけですよ。
それでですね、一番重要なのがその次なんですけど、その後に何と「宇佐浪漫」を流したわけですよ。したらですね、「宇佐浪漫」の最後の「我がまち、神のまち、宇佐のまち」そのフレーズを聞いて周りの人たちが「おっ」という反応を見せたんですよ。これだと思いましたね。
前々から言う、歌と動画とという思いで自分はしてるんですけど、今ドローン技術とかもすごく進歩してるので、試しにというかですね、宇佐神宮のPRのために、ドローンで撮影した宇佐神宮に「宇佐浪漫」を入れて、例えばさっき言うたサワラフェアじゃないですけど、そういう飲食店さんとか、そういうイベントごとにそれを流していくと。そしたら、やっぱ人が足を止めて見る機会があるのではないか、宇佐神宮の参拝客も増えるし、「宇佐浪漫」も広がっていくんやないかなと思っての質問ですけど、そこら辺はいかがでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)観光・ブランド課長。
◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)「宇佐浪漫」の御質問、ありがとうございます。
何度か御質問いただくときに、私、観光として使っていくときに、ターゲット層、対象をどういうところに向かっていくかということをお話しさせていただいて、助成とかいうことをして、ミスマッチといいますか、そういった部分等お話しさせてもらって、地域の意識醸成という言葉を使わせていただいたと思います。その部分につきましては、あの歌詞とかですね、私、本当に有効な部分だと思っております。
ですので、そういった例えばイベントとかでかけて、出店者がですね、市として大々的に会場全体というのはちょっとまた考える必要があるかと思うんですけども、それは大変有効なものじゃないかなというふうに思っています。
この前の双葉の里も、我々もまた反省するときにですね、確かにあのときに音楽がですね、ちょっとあったらよかったなという部分もありましたのでですね、それは今後考えていくべきことかなというふうに思っております。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)そうですね、部長、やっぱ音楽とですね、受付というか、入り口のところで受付されて、栗とかくじ引ですかね、されてたんですけど、やはり会場まで声が届かないわけですよね。だき、そこもああちょっともったいないなと思ってですね、それを感じて、さっき言うた音楽を流してみたところ、そういう結果が出ましたので、また今後はそういう、まあ地元発信でもまずはいいと思います。地元の人にやっぱり宇佐神宮のよさを知っていただかないと、外に発信できないと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
では、次に行きます。もうこれは答弁書にもあったようにですね、本当にすばらしいいい出来でした。いい出来というのもあれなんですけど、本当にすばらしかったです。全て終えたときにですね、やっぱ感極まって涙が出るような思いでずっと見させていただきました。
答弁書にもあります、やっぱ多くの子どもたちに見せたいというのを自分はもうすごく感じました。子どもの可能性はすごく無限大と思います。で、こういう本物に触れ合う機会ってなかなかないと思うんですよね。劇にしてもそう、音楽にしてもそう、例えばジャズとかそういうオーケストラとかもそうですし、なかなか機会がない中で、やっぱ市民劇団ですよね、がつくり上げた、これもうまさに子どもたちに見てほしいという思いでこの質問を上げさせてもらいました。
で、南一郎平、朝ドラに向けてですね、されたと思いますけど、結局宇佐市だけでするのはもったいない、外に発信して初めてこれって成立するんやないかなと思ってですね、この質問の一点目を上げさせてもらったんですけど、今後の公演予定はないということなんですけど、例えばこれを、休憩挟んで三時間ぐらいのすごい大作だったんですけど、一時間ぐらいに縮めてか、その前回並みのを、どこか大きい場所でもう一発打つというような今後考えはいかがでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。
◯総合政策課長(本浪 亮君)総合政策課長の本浪です。再質問にお答えします。
今回、本当にかなり大がかりなですね、形になりましたので、この規模でというのはなかなかですね、ちょっと関係者間の話の中で正直厳しいかなという感じがしてます。
ただ本当に、もう既に台本があって音楽があってという中なので、そのレガシーをいかにですね、今後うまく使っていくかというのは、少し議論の余地があるのかなと思っております。
関係者で、どういう形になるか分かりませんけど、できるだけ今回のレガシーをしっかり活用できるようなですね、次の展開を考えていきたいなと思います。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。せっかくのものなのでですね、一回限りというのは本当もったいないし、外に発信できる一個だな、アピールできる、宇佐市をですね。アピールの一個だなと思って質問に上げました。
今後もですね、この撮影した映像等を活用してというのもあるんですけど、やはり二点目もそうなんですけど、生のものを見てほしいという思いで上げさせてもらいました。
二点目に、最後にですね、是永市長にお伺いしたいんですけど、最初から最後まで食い入るように見られていました。この市民劇に対する感想とですね、自分は子どもたちに生のこの絵を見せてあげたい、心を打つものがあるんじゃないかなという思いで質問に上げました。そこら辺に関して答弁できれば、よろしくお願いします。
◯議長(衛藤博幸君)宇佐市長。
◯市長(是永修治君)吉田議員の再質問にお答えいたします。
私もですね、この市民劇はですね、本当に感銘を受けました。皆さんが一生懸命ですね、市民劇に取り組まれておられて、本当にどういう形で演劇されるのかなというふうに私もちょっと不安と期待と入り交じるような思いで見てたんですけども、予想をはるかに上回るですね、すばらしい市民劇だったというふうに思います。本当に、南一郎平のですね、いい検証になったし、NHKの素材に向けてですね、本当にいいPRができたのではないかなと思います。
これをですね、同じような感動をですね、宇佐市の小学生に見せてあげたいという思いは、私も全く同じなんですけども、なかなかあの規模をもう一度ですね、再現していく、またあそこの会場で一緒の空気を吸いながら思いを共有していくというのが、ちょっとなかなか現実的には厳しい状況なので、DVD等にまずはされるというのでですね、そういう撮影会でもかなり思いが伝わるんじゃないかなというふうに思います。
これはちょっと関係者の皆さんとですね、よく話をしながらですね、どういう形がいいかですね、またよく協議をしていきたいというふうに思います。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。やっぱり、映像でもこの劇を見て心を打つ子はいると思います。やっぱりそれがですね、例えば同年代の子がここまでやれるんだというのも、一個すごく大きい力になると思うんです、子どもに関したらですね。だき、教育の一環じゃないですけど、これもうまいこと取り入れてですね、それに共感して、例えば劇団員になりたいという子どものチャンスを広げる一個だと思いますし、せっかくこんなにいいものができたのでですね、今後も映像なり活用して使っていっていただきたいと思います。
それでは、私の一般質問をこれで終わります。
◯議長(衛藤博幸君)以上で吉田泰秀議員の一般質問を終結いたします。
ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで昼食のため暫時休憩をいたします。なお、再開は十三時十分といたします。暫時休憩します。
休憩 午後零時十分
─────────────
再開 午後一時十分
◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。
一般質問を続行します。
十七番 大隈尚人君。
◯十七番(大隈尚人君)皆さん、こんにちは。先ほど吉田議員から、心に余るようなお褒めの言葉をいただいてですね、大変緊張しています。今日は、出がけに家内がちょっといいネクタイをしていけということで、今日はその上に吉田君に褒めていただいてですね、大変緊張しています。
いよいよ十二月議会、最後の一般質問となりました。最後のトリとして、しっかり質問したいと思いますので、最後の最後までよろしくお願いしたいと思います。十七番 大隈でございます。
それでは、先ほど吉田君の中で、ワールドカップのサッカーのことが言われたんですが、その影響を受けてですね、私は今朝、皆さんも聞いたと思うんですが、ダルビッシュ投手そして鈴木選手が、当然大谷選手も日本の今度はワールドの野球に参戦したいということで、これはワールドカップのおかげでの普及だと思っていますので、また、野球のほう、サッカーのほうがますます栄えることを願ってですね、私の一般質問に入ります。
一点目は、
森林環境譲与税についてであります。
現在、市は
森林環境譲与税をどのように使っているのか。
二点目、今後の取組についてどのように考えているのか。
大きく二点目、院内ICから
北九州乗り入れについてであります。現在、四車線化の工事をしているが、院内ICから
北九州乗り入れはできるのか。
三点目、WCS用稲の交付金についてでありますが、十アール当たり一万三千円が一万円になり、差額の三千円を生産者が畜産業者に支払ったのはなぜですかということであります。
四点目は、急傾斜対策の緩和についてであります。最近、各地で今までに経験したことのない災害が起きている。過疎地において、五件以上の条件緩和はできないか。
五点目は、私の十八番であります鳥獣対策であります。
最近、猟師がいなくなり、イノシシ、鹿の被害が著しく増大してきている。その対策は。
二点目は、個人で鳥獣柵を設置する場合助成はできないのかと、その点であります。
全部で五点、簡潔な答弁を願ってですね、一回目の質問を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)それでは、大隈尚人議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。
まず、宇佐市長 是永修治君。
◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十七番 大隈議員の一般質問にお答えをいたします。
一項目め、
森林環境譲与税についての一点目、現在市は
森林環境譲与税をどのように使っているかと、二点目、今後の取組については関連がありますので、一括してお答えをいたします。
森林環境譲与税は、市町村による森林整備の財源として、令和元年度から市町村と都道府県に対して、私有林人工林面積、林業就業者数及び人口による客観的な基準で案分され、本年度本市に約三千六百万円が交付される予定であります。
活用については、森林環境税及び
森林環境譲与税に関する法律に基づき、市町村においては森林整備、人材育成、担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発等に充てることとされております。
本年度は、森林の現況調査や所有者への意向調査を行う森林調査、民有林の下刈りや間伐等を行う民有林造林事業、避難所等につながる配電線にかかる支障木の伐採事業、森林づくりや海岸部の植樹、清掃活動などを行う団体に対する補助など十六事業を実施し、約四千六百万円を活用する予定であります。
今後につきましては、継続が必要な事業については継続しつつ、新たに建設される公共施設等の木質化や、官公造林の持分買取りなどについて、
森林環境譲与税を効果的に活用してまいります。
以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。
◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目め、院内インターチェンジから
北九州乗り入れについてと、四項目め、急傾斜対策の緩和についてを、建設水道部長 大木敏之君。
◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)皆さん、こんにちは。建設水道部長の大木です。十七番 大隈議員の一般質問にお答えします。
二項目め、院内インターチェンジから
北九州乗り入れについてですが、宇佐インターチェンジから院内インターチェンジ間四・六キロの四車線化工事については、西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)が昨年七月に着手した香下トンネル工事を皮切りに、香下大橋などの橋梁区間の工事を順次発注しており、令和六年度末の完成に向けて順調に進んでいるとの報告を受けています。
議員御質問の、院内インターチェンジのフルインター化については、これまでの市議会等の要望も踏まえ、関係機関へ重ねて要望を行ってまいりましたが、現在のところ具体的な方向性は決まっていません。
今後も引き続き、国土交通省や西日本高速道路株式会社などの関係機関と、フルインター化の実現に向けた協議を行ってまいります。
次に、四項目め、急傾斜対策の緩和について、五件以上の条件緩和はできないかについてですが、急傾斜地崩壊対策事業については、大きく二種類に分かれます。
一つは、保全人家戸数が五戸以上ある場合に実施される県営急傾斜地崩壊対策事業で、もう一つは保全人家五戸未満を対象とした市町村営急傾斜地崩壊対策事業です。
県は、急傾斜地法から、急傾斜地崩壊危険区域の指定を保全人家五戸以上として、県事業として対策工事を行っています。また、同法の補助要件を満たさない保全人家五戸未満の対策を進めるため、県補助五割、市負担四割、受益者負担一割にて、市町村営事業の実施を行っているところです。
以上を踏まえ、再度県へ、保全人家五戸以上の見直しを要望しましたが、困難であるとの回答でした。
市事業については、受益者負担金が必要となりますが、事業の多くは要望から施工までの期間が短く早期な対策が可能でありますので、今後も市町村営事業に対し御理解をいただきながら、早期の防災・減災対策に努めてまいります。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)最後に、三項目め、WCS用稲の交付金についてと、五項目め、鳥獣対策についてを経済部長 出口忠則君。
◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)経済部長の出口でございます。十七番 大隈議員の一般質問にお答えします。
三項目め、WCS用稲の交付金についてですが、本制度は県水田収益力強化ビジョンに基づく産地交付金資源循環助成として、WCS用稲生産者と畜産農家等が利用供給協定を結び、WCS用稲を作付した圃場に堆肥を散布した場合に、十アール当たり上限一万三千円がWCS用稲生産者に交付されるものです。交付金額は、令和二年度が一万二千三百二十円で、昨年度は一万円と、取組の定着度に応じた支援単価の見直しが行われています。
議員お尋ねの、生産者による三千円の支払いは、以前から刈取り代や堆肥代、散布作業代として、生産者から畜産農家等に経費として支払われていたものと思われ、交付金の減額が生産者による支払いと捉えられたのではないかと推察されます。
今後も、米の需給見通しを踏まえた飼料用米、麦、大豆など、戦略作物の本作化を進め、水田のフル活用を図ってまいります。
次に、五項目め、鳥獣対策についての一点目、イノシシ、鹿の被害が著しく増大しているがその対策はについてですが、本市では有害鳥獣の生態や被害原因、効果的な防止対策などの知識を集落で共有し実施する集落対策、防止柵を設置し点検管理を行う防止対策、有害鳥獣を捕獲する捕獲対策の三本柱を掲げて、有害鳥獣被害対策に取り組んでいます。
その結果として、被害額は被害作物により若干の増減はありますが、被害面積は減少している状況にあり、捕獲頭数は増加傾向にありますので対策効果はあるものと考えております。
また、捕獲を委託しています猟友会会員につきましては、高齢化の影響等により少しずつ減少していますが、新たに狩猟免許を取得する方を対象に、初心者狩猟講習の費用助成を行い、人材の確保に取り組んでいるところです。
二点目、個人で鳥獣防止柵を設置する場合の助成はできないかについてですが、有害鳥獣被害防止柵等の補助については、国庫補助、県補助、市単独補助の三事業があります。
国庫補助事業は、集落全体の農地を鳥獣被害から守るため、鉄線柵を設置する集落に資材を無償で貸与し、集落が設置管理を行うものです。
県補助事業は、二戸以下の農家で一千メートル以上の鉄線柵を設置する場合や、単独農家で二百メートル以上の電気柵を設置する場合に、資材購入費の三分の二の補助を行うものです。
また、市単独補助事業として、国や県の補助事業で対象にならない単独農家の場合に、資材購入費の三分の二の補助を行っております。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁を終わりましたが、再質問があれば許します。
十七番 大隈尚人君。
◯十七番(大隈尚人君)それでは、順次再質問させていただきます。
実は、私が森林環境税のことを一般質問した後、大分合同新聞しか私は取ってないんですが、さすがだなということで、森林環境税の見直しということで、山間部に配分をするということで、大きくして。
この新聞を課長、見たかちょっと見らんか、そこら辺をちょっと。
◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。
◯林業水産課長(木下富喜君)林業水産課長の木下です。再質問にお答えいたします。
森林環境譲与税の配分の見直しについては、国会等で検討されているということは認識しております。現在、
森林環境譲与税をですね、活用せず、基金に積み立てている実態が多いということで、その部分で県、国のほうがですね、そういう検討をしているということは承知しております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。
◯十七番(大隈尚人君)すいません、聞かんでいいことを聞いたんですが、大分合同を褒める意味でも、そういうことで載ってたよということでお聞きください。
その中にですね、今、私も昔産建におっとった頃、企業誘致をしようということで、あっちの下拝田のほうでなかなかできんで、今、猿渡のほうで工場誘致をしようということで、それも当然大きな設備をしながら、来ていただいたらものすごくやっぱ効果もあるし、雇用もできるということで、私はあえてこの森林環境税、なぜ言うかといいますと、今我々は祖先がつくってくれた木、設備投資をせんでも今目の前にある、これに国が補助金をつけたい、これをやろうという、ここに私は雇用が生まれるし、また、しかも後から出てくる猪・鹿・蝶もかなり追いやるというたらちょっと言葉が過ぎるんですが、その意味でですね、やっぱ今目の前にある設備投資をするということで。
課長、私はこの中でですね、特にお願いをしたいことは、この農業のことでも後取りがいないとか、当然林業についても後取りがいない、これをですね、課長の答弁の中でしっかりここを確認しておきたいんですが、やっぱ担い手をつくろうということも一つの目的の中に、担い手のことはさっき出てこなかったんですが、この担い手ですね、私はここにですね、目の前にある山をあたって、そして生活ができるような状態になるようなそういう担い手ができれば、また院内に帰ろうかとか、宇佐に帰ろうかということになるんですが、この担い手のことについてですね、課長どのように捉えているのか、その辺をちょっと答弁を。
◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。
◯林業水産課長(木下富喜君)再質問にお答えいたします。
林業に関わらずですね、担い手のことについては大変重要だというふうに考えております。林業につきましては、現在林業を担っている企業とか森林組合に対してですね、就労環境の改善という意味でですね、夏場は大変暑かったりしますので、その際のファンつきの作業服であったりとか、ヘルメットであったりとか、森林組合に対しては雇用保険に対する助成というような形で、
森林環境譲与税をですね、活用させていただいて、今支援のほうを行っているところです。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。
◯十七番(大隈尚人君)今、森林組合のように要するに健康関係、命までいかんのですが、そういうものについても出るということで。そこで、私が一番思うのは、今担い手をつくってですね、もし担い手がそういうことで、まあ県の中には普通だったら農業認定者という言葉を使うんですが、林業の場合は認定事業者というような言葉があると思うんですが、そういう認定事業者と市が認める認めんは別として、そういうふうにして今の財産、森林を活かしたい、伐採もしたい、植林もしたい、そういうときに、そういう人が参入したいと、そういうときに、市としてどういう窓口をつくるかは、当然市がこういうのがありますよち言いながら、また逆にそういう担い手として、こういうことに市の中のに入っていきたいという場合のですね、窓口的なことを考えてるか、その辺をちょっと答弁を願います。
◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。
◯林業水産課長(木下富喜君)再質問にお答えいたします。
今、議員が言われた担い手の部分で言いますと、「林業労働力の確保の推進に関する法律」というのがございまして、その中で県が認定する認定林業事業体というのがございます。この事業体に認定されますと、先ほど少し申しましたけど、雇用に関する助成ですね、そのようなのが受けられるという形もあります。
そういう新たに林業のほうを始めたいという方がいらっしゃれば、市の当課のほうに御相談いただくか、また県のほうに森ネットワークということがございますので、県の機関を通じてですね、またそういう林業を始める方について、そちらのほうにもつなげてまいりたいというふうに考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。
◯十七番(大隈尚人君)実は、課長の強い言葉ですね、ちゃんと面倒を見ると、面倒ちゃ、ちょっと言葉が悪いんですが、そういう方がおれば市としては全面にバックアップをしたいと、そういうことでですね、このことについては先ほどの企業誘致なんかも大切なことだと思うんです。でも、今あるものを活かしながら、そうして担い手つくる、そしてそれがひいては宇佐市のためになって、山のためにもいろんな意味でなるということで、私はこのことについて、課長、もう一度ですね、くどいようですが、今言う認定事業者というような形になるか、それは分からんですが、そうしてやりたいという場合にですね、しっかりとした窓口をつくるということで、もう一遍答弁を願いたい、お願いします。
◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。
◯林業水産課長(木下富喜君)再質問にお答えいたします。
そういう事業を始めたいという方がいらっしゃればですね、市のほうにも、御相談にも乗りますし、また県のほうにもですね、そういう事業を進めるに当たって窓口もありますので、そっちのほうにきちんとつなげていきたいというふうに考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。
◯十七番(大隈尚人君)ありがとうございます。実はここに、新聞の中にも出てるんですが、今まで二〇二二年から二〇二三年は全国的には五億円と、そして二〇二四年には一億円積み重ねて六百億円の予算をしてると。特にここの山間部や林業に熱心な自治体に配分と、そういう熱心な自治体という言葉を大分合同さんが書いて、これはうそじゃないと思うんですが、そういう意味でですね、やっぱ市がしっかりこういう窓口をつくりたいと、そしたら今、あらゆる面で雇用もできようし、そういうことでですね、この熱心な自治体というところに私はちょっと黄色い線を入れたんですが、その意味でですね、しっかり市長、この辺も熱心な自治体ということで、ある資源を使ってですね、今市長が今までやってきた企業誘致の、今、猿渡にできて一社ぐらい出てきたと思うんですが、ある資源を使いながらこれができるということをですね、私はこれに雇用を生みながら、是永丸がうまくいくようになるためには、これも一つのですね、小さな小さなことか分からんですが、後継者がいなくて困ってる、この辺にですね、私は力を入れてほしいと思うので、市長のほうから、ちょっとこの件について答弁をお願いします。
◯議長(衛藤博幸君)宇佐市長 是永修治君。
◯市長(是永修治君)大隈議員の再質問にお答えをいたします。
議員おっしゃるとおりですね、企業誘致も大事ですし、今あるものをしっかりと有効利用していくと、これも両方大事だというふうに考えてございます。
森林環境譲与税につきましては、令和元年度から交付が始まったんですけども、今まで元年度、二年、三年度と、どちらかというと頂いた金額よりも使う金額のほうが少なくて、私どもも基金で使ってきたという経緯がありまして、今年度は三千六百万円の今見込みに対して四千六百万円を活用するということで、頂いた金額より一千万円多くですね、使うという、ようやく譲与税の使い方というんですか、使い道をですね、ある程度整理ができたという状況ですので、そういった意味ではさっきの新聞のことから言うと、熱心に使っているというか、有効利用を積極的に行っている市町村というふうに言われるのではないかなと思います。
特に、宇佐市の特徴としましては、電線に引っかかっているような木があるんですけども、それを九州電力とタイアップしまして、そこをですね、伐採しているという事業、これはほかの市町村になかなかないんではないかなというふうに思います。
先般、台風十四号が来たときに、停電がやっぱりかなりあったんですけども、県内のほかの市町村に比べたら割と被害が少なかったかなというふうに思います。で、私ども九州電力の皆さんとお話ししたら、あの事業でもう二か年ですね、七百万円ずつぐらいやってるんですけども、あれで早う切っとってよかったなという話がありました。で、やっぱしその
森林環境譲与税をですね、うまく活用した事例ではないかなというふうに思います。
ほかにもですね、たくさんのメニューに使っていますので、そういったところをですね、またアピールしながら、配分がもし見直されるんであれば、できるだけたくさんもらえるように努力してまいりたいと思います。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。
◯十七番(大隈尚人君)私が偉い大臣だったら、宇佐市にはどんどんやりますので、どうぞよろしくお願いします。
この件で課長、もう答弁は結構なんですが、先ほど市長も前向きに考えているということで、私はある財産を大事に使うというのはものすごくいいことと思いますので、この辺はしっかりやっていただきたいと思います。
次に、少し期待外れだったのが、もうちょっとこれの中で少しがっかり来たのは、これ、河野健治朗議員も院内の出身、河野睦夫議員も院内の出身ということで、できるなという感覚だったんですね、院内から
北九州乗り入れが。今の答弁を聞くと、少しもう平成六年ぐらいにはもう、今四車線化がある程度完成すると、完成してしまったら当然今からまた新たにやろうかなんていう話には、二度手間という言葉があるんですが、それはならんと思うんですが、なぜそんなにできんのか、難しさがあるのか、何かその辺が分かればちょっと答弁を願いたいんですが。
◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。
◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)大隈議員の再質問にお答えします。
まず、フルインター化ですけども、ずっと議会の中でも言われてきてますし、いろいろ機会があるたびに要望をかけております。で、具体的に話が進んでいないという回答をさせていただいたんですけども、現在の四車線化で北九州方面に行こうとすると、香下大橋が今もう工事に着手をされてますけども、この橋がいわゆる合流車線として二車線分の今設計にはなっておりませんので、この橋を使っての合流というのは完全にちょっと難しいかなというふうに思っています。
で、いろいろ費用負担の面であったりとか、コストの面であったりとか、利用者数といういろいろなことでなかなか現実はできてないなというふうに思ってますけども、院内インターより今回北九州方面という形で、今四車線化が進んでおりますので、今回の工事に入れるのはちょっと難しいというふうに認識しております。
で、この工事とは切り離してですね、これからいつ行われるか分かりませんけども、大分側の四車線化の工事等に合わせてですね、要望を強くしていきたいというふうに思っています。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。
◯十七番(大隈尚人君)課長ね、課長は前からの質問はちょっとまだ部長になってなかったと思うんですが、実は今、さかえ亭といって、御存じですかね、おいしいところの。おいしいちゃ書いてない、栄えてるんでしょうが、さかえ亭のところで
事故があってですね、あそこで前後というか、そこで一時間、ずっと続いて櫛野までなったことがあって、これじゃ大変だと、救急車も通れんということで、じゃあ何か迂回路がなかったら、あそこに入っていってしまったらもう横道がない、そしておととしぐらいの質問の中に、現在の沈み橋、最近まで通行止めだったんですが、あそこが一応迂回路でしよったような言い方だったんですが、通行止めになるような沈み橋が迂回路だったら、もしそのときに
事故があった場合、もう全然動かん。
できたら、期待は、四車線化の道がでくるから、そのときに北九州へ乗り入れができるんじゃないかと期待したんですが、今部長の答弁を聞くと、ちょっとなかなか難しいなということで、もし工事をするとなれば、これ地元負担か何か要ると、費用がかかるのは当然かかると思うんですが、その費用については地元負担をせいとかいう何かがあるんですか、その辺が分かれば、答弁できれば。
◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。
◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)お答えします。
基本的に、新たなインターチェンジを造ろうとすれば、料金所までのアクセスの道路については地元の道路管理者が負担だというふうに聞いております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。
◯十七番(大隈尚人君)まあ地元負担があればね、二、三千万円ででくるような話じゃない、億の話だと思うんですが、そうなるとここはもうはっきり言って、この四車線化がもしも六年で終わってしまえばできないような状態になるんですが、そしたらですね、私、前から、市長も御存じだと思うんですよ、沈み橋が迂回路じゃ、なかなか難しいと。そうなったときに、今の国道三八七号を少し広げてするとか、歩道が結構横にありますわね、あの辺をどげかするというような感じの考え方というか、県のほうに話はしたと思うんですが、その辺の見込みはもう全然できないですか、その辺の答弁を願いたいんですが。
◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。
◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)お答えします。
三百八十七号線の改修についてですけども、県にお伺いしたところ、数年前に災害防除でのり面の対策をやっていただいていますし、近年では水路の改修工事をしていただきました。水路の改修については一応一旦切りがついて終わった状態になってるんですけども、現在のところ新たな改修計画はないとのことでした。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。
◯十七番(大隈尚人君)水路には極端に言うと、蓋をかけただけなんですね、本当は。もう部長も知ってのとおりで分かると思う。蓋かけただけで工事をしてないんですよね。ここ辺をですね、これはもう喫緊の課題で、もう特に安心院、院内合併してもう通りが国道十号線よりか三八七号のほうが多いぐらいな感じがあるんですがね。
市長もなかなか、ここを言ってくれたというのは、課長からそんな話で、かなり無理なんだろうなというような話は聞いたんですが、ここを待つよりか、今言う三八七号を何かどげかうまくできるような方法を考えんとですね、もし先ほどの命の問題、要するに何ぼ救急車が来ても動けんじゃったらもう話にならんと思うんですよ。
この辺を、しっかりやっぱ、今後ですね、大きな大きな大課題として市長も頭に置いてもらいたいと思うんですが、もう答弁は結構なんですが、どうかこの辺については、しっかりまた質問もですね、また院内出身の私とまた両河野議員もいますので、また諦めず辛抱強く、勇気と信念を持っていきますので、どうぞよろしくお願いします。
では、次に行きます。WCSについてでありますが、実は先ほど答弁の中にあったんですが、やっぱ三千円を持ってきてくださいよというふうになると、まあ米でせっかく市長の肝煎りで去年は四千円出していただきました。今度は千五百円ということで、せっかく四千円を出していただいたのに、生産者は一緒なんですよね。だから、ここの三千円を持ち出す形を、生産者が畜産業者に払うようなやり方じゃなくて、もしそういうルールでせな悪いというなら、生産者が畜産業者に払うような、そんなルールは変えてほしいんですが、このルールを変えることはできないんですかね。その辺をちょっと答弁を。
◯議長(衛藤博幸君)農政課長。
◯農政課長(久保嘉久君)ルールを変えるということにつきましては、まずはできません。交付金の流れとしまして、この上限一万三千円の資源循環の構築連携の分ですが、まず国のほうから交付はされるんですが、その一万三千円のまたほかにもろもろの取組メニューがあるんですが、そのメニューというものは県の協議会の段階で決定しますので、それも国のお金を使って県がメニューを考えて、それから生産者のほうに交付金は流れるという仕組みが全国的に取られておりますので、そのルールについてはちょっと変更するというところは難しいかと考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。
◯十七番(大隈尚人君)今、ルールは難しいということで、それはもう理解します。ただ、もしそういうふうに生産者が畜産業者に払えという形が出てきたら、事前にしっかり説明はしたと思うんですけど、さあいよいよになって払えち言われたら、何となく、そげん儲かってねえのになというような気になると思うんですよ。
この辺をですね、しっかり私は生産者なり、当然これはある程度、区長さんとかいろんな人に言うんですが、当然WCSをつくってない人には全然当てはまらんのですが、実は私も少しWCSをつくっているんですが、「持ってきてください」ち言われたら、「なしけ持っていかなんか、お前が取り来い」ちぐらい言ったんですが、取りに来てくれたんですが、まあそれは冗談の話になったんですが、やっぱ生産者じゃなくして、畜産業者もその気持ち分かるなと。だから、そこに合うような話がですね、できるような、納得いくような形をですね、今課長が言われたように、もうルール変更はできない、こういうルールになっとるということをしっかり説明してですね、気持ちよう出すような形が。
その代わり、市長ね、千五百円じゃなくて六千円ぐらい上げるような形にしてくれると、そげえ差がねえような気がするんですが、今度のようにやっぱガソリン代、軽油代とか、肥料ですね、こんなに上がると、いろんな意味でかなり対策ということで打っていただいてるんですが、何か農家のことだけじゃなくして、農家がようなりゃ、全体的なパイがよくなってくると思うんですが。
この辺をですね、市長、今後の見通しとして、まあ景気がよくなってガソリンがある程度落ち着くとは思うんですが、コロナも落ち着くと思うんですが、ここを少し、やっぱ生産者の気持ちになってですね、千五百円ということをして上げてくれたなら、先ほど誰かが、私もそれは聞きました。
思い切って上げてくれたなと、四千円のときですね、私は市長に言ったような気がするんですけど、上げてくれた、やっぱ思い切ってやってくれた、市長に対してそういった記憶があるんですが、ここにまた三千円持ってきて、またそういうふうになるから、ガソリンとかいろんな、先ほど吉田議員も、これは漁業の方もそうなんです、やっぱ燃料が上がってですね、普通は物が上がるのに、なぜ米代が下がるんかなというのは、ちょっと今回理解できんものがあるんですが、市長、もう何回言ってもくどいようになるけども、答弁は結構ですけど、この米のこと、今農業のことも漁業のこともですね、やっぱ燃料高騰について、しっかりもうちっと予算をですね、組むような形を考えていただきたいなと思います。これはもう要望で結構ですので、どうぞよろしくお願いします。この項については終わります。
急傾斜については、もうちょっとなかなかこれは難しいという答弁だったんですが、実は課長も私たちの田舎は御存じですね。もう家が五軒固まった集落的になると、はっきり言うて、もう何軒もないような状態です。昔、私が議員になった二十年前ぐらいだったら、まだ五軒ぐらいあったんですが、今はもう五軒を一緒にせいと言っても、今はもうできない状態、ここに県、国の補助金がつけば無償でできるけど、やっぱ今高齢者になって、やっぱ負担をしてくださいというのの、この負担の分ですね、当然一軒でもそれは負担を出せば、地元負担であればできますというんですが、ここをもう一度ですね、もう時は流れました。
もう二十何年議員に私はなるんですが、一緒、一とも変わってない。そして、ここの今のこの災害の激しさというんですかね、もう今までにない、考えられんような災害が来るのに、なぜそこだけ変えんのかなというのが不思議でたまらんですが、これはもう市長も答弁しにくいと思うんです。これは国の政策の中、県の政策の中になるんですが、せめて市の分についてですね、負担をですね、もう少し、一割じゃなくて〇・五割ぐらいにするとか、やっぱりやり方をもう少し、今のこの災害に対してですね、そして過疎化になっていく分については、もう年寄りはしたいけど、裏山が崩れて怖いとかいう、ここの辺をですね、もう時は変わってます。
ここの辺について、やっぱしっかり予算をつけてほしいんですが、どうでしょうか、その件について。
◯議長(衛藤博幸君)土木課長。
◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。大隈議員の再質問にお答えいたします。
まず、急傾斜地につきましてですけども、まずこれは国の法律の中でですね、正式に言いますと、「急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律」というのがございます。その中の第九条にですね、まず、その土地を持っている所有者または占有者に対しては、必ずその土地が壊れないように対策をしないといけないというふうに義務づけされております。
ですから、本来なら所有者がするべきもの、ただその中にやはり都道府県が施工することができるもについて規定されているものが、県が条例で定めている中で、保全人家が五戸以上またはそういう福祉施設であったり病院、集会場、そういったものの場合には五戸以下でも大丈夫なんですが、そういったようにルールづくりができております。
そういった中から、そこから外れる分について宇佐市について、平成十七年以降に市が条例をつくって、負担金を四軒以下についてはですね、一割負担ということでさせていただいております。
そういった条例の中にはですね、相応にですね、やはり利益を受ける者がある場合においては負担金を徴収することというふうに書いておりまして、やはり多くの人家があって、多くというのが五軒というふうに県はもう条例化させていただいています、そういったところのルールづくりの中でさせてもらっていますので、市としては一割は頂いておりますけども、その一割もですね、非常に市が行えば早くでき、また必要な箇所だけで工事ができますので、そういったところも理解していただきながら、今事業も、非常に要望も多くてですね、今、年間五件以上進めるような形で今予算も拡大させていただいて取り組んでいるところでございます。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。
◯十七番(大隈尚人君)課長が答弁していただくごとに、水を飲んで大変恐縮です。もう緊張してますので、何せ吉田君に褒めていただくもので、どげん言おうかということで、それでいっぱいでありますが、課長ね、大体今答弁で分かりましたが、やっぱもう時は流れてます。やっぱこれは強くですね、やっぱ五件も時代の流れがあるということで、しっかりやってほしいと思います。
地元負担の分を、少しまた庁議の中で、いろんな中で、このことも少し前向きに検討していただきたいということで、この件については終わります。
五番の鳥獣対策、いよいよ私の十八番、猪・鹿・蝶という、永松 郁議員が、「大隈さん、猪・鹿・蝶が出たな」と言って励ましていただいたんですが、何となくこれをやると、何か気分が落ち着くんですよね。
何か高揚するんですけど、その答弁を農林水産課長か水産課長か分からんのですが、答弁を願いたいんですが、実は今高並のことだけ言って申し訳ないんですが、高並に六名ぐらい猟師がいたんです。今はもうゼロになりました。ゼロになったらもう、鉄砲は誰でんかんでん撃たれんというのはもう決まり事だと思うんですが、やっぱイノシシも知ってるんですね。猟師がおらんけん出ていいぞち、何かそうなったんじゃないかなという気がするんですが、実は去年、私のさっき言うたWCSをつくったところ、もう早めに植えて早めに刈り取ったときに、水路が八百メートルぐらいあるんですよね。
日頃は出らんところに出て、土こぼしたから、息子に「加勢しい」言うてん加勢んけん、自分で上げたわけなんです、八百メートル。これはもう、腰が萎えて頭に来るんですよね。分かったごつして、土を掘っていって、「ほら見よ、我がはまりよる」ち言わんばっかりに。これね、今年は特別にイノシシが出たんです。これはもう高並の共通の言葉で、イノシシで困る困るというのは、これは高並に来て事情聴取してくれたら分かると思うが、特に今年はすごかったんです。
そこで、私かたの近くに、くくりわな、要するに箱わなをしたんですね。イノシシとか鹿は頭がいいんですね。一回捕れたんです、鹿と。で、どういうたか、その後イノシシが捕れたんです。その後かかったのは、地熊みたいな、そげなんしか捕れんで、もう肝腎なイノシシがうまくよけていくというんですね。もう習性があるんかな、やっぱ最終的にはパーンと撃たんとイノシシも分からんのかなというぐらい、勘がいいなったんですね、偉くなったんですね。
ここで、やっぱもう一度、これは猟友会にお願いしてですね、特にこれは院内だけの問題じゃなくて、当然院内に出て、院内から追われれば宇佐に行きます。根本的に本を正さんと駄目だと私は思うんですが、この辺の猟友会の問題ですね、今先ほど猟友会にもお願いを、宇佐市全体を漏れなくまうような状態をするようなことで、猟友会のほうにですね、この件しっかり要望してほしいんですが、その辺どうでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。
◯林業水産課長(木下富喜君)林業水産課長の木下です。再質問にお答えいたします。
猟友会のほうにはですね、宇佐市のほうから捕獲のほうを委託しているところです。猟友会の会員につきましても、昨年から比べると、昨年度が百七十一名で、今年度が百六十八名、三名ほど減っておる状況です。
先ほど、議員言われたとおり、銃を撃つ方が今どんどん減っていてですね、わなのほうの免許を取る方は結構いらっしゃるんですけど、その辺りで少し議員言われるように、銃を使ってないのでイノシシのほうが減らないというところもあるのかもしれないというふうには思っております。
ただ、猟友会のほうには駆除をしっかり委託しておりますので、今後もですね、捕獲圧のほうはしっかりかけていきたいというふうに思っております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。
◯十七番(大隈尚人君)それで、今ちょっとこの一般質問の中に、イノシシ、鹿という言葉を入れたんですが、少しジビエのことをちょっと課長。
実は昨日、ちょっとある人から言われたんですが、今ジビエをものすごく業者が取ってくれると。だけどが、特に鉄砲とか撃った場合、イノシシがここを撃ってくれち言うて撃ったらいいけど、どこを撃つか分からんから、やっぱ製品にならんということであって、生産者的というか、わなとか鉄砲とかそれなんで捕った人が、もうジビエで取ってくれればものすごく逆にやりがいがあるというか、活かせると。要するに、捕った以上は最終的に処分していくにはそのほうがいいということで、業者が全部引き取れんというので、やっぱ今度は業者が引き取った後、今度は全部取らんで、そういう何というか廃棄せなならん分、この辺をね、どげか業者に対して、廃棄の分について少し助成的にしてすると、捕れたら全部取ってもいいよ、全部ジビエにしていいよというぐらいになると、今度は捕る人も、この循環がよくなると思うんです。
「捕ってもなかなか製品にならんから、ちょっと」ち言われると、なかなか今度は捕ってもそんなとこがうまくいかんから、最終的には処分をする業者に対して多く捕ってくる分については、少しは廃棄物の、猟については行政が助成をしてもいいですよというふうな方向はできないもんか、その辺をちょっと答弁を願いたい。
◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。
◯林業水産課長(木下富喜君)再質問にお答えいたします。
ジビエの処理業者につきましては、廃棄の分についても今一頭につき千円の補助はしているところです。一つ、ジビエの分につきまして、ジビエ料理の分につきますと、銃で撃った分はちょっと食肉用のジビエとしては使えないというような形になっております。どこに銃の弾が入っているかどうか分からないという形で、食肉用については使えないということがありますので、なかなか銃で撃った分を引き取るというのは、処理業者から言わせると難しいというような形になっております。
わなで捕った分に関しては、ジビエ利用のほうが、かなりの量ができるんですけど、銃の分は少し、今現在、ジビエ利用のほうが困難という話を聞いております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。
◯十七番(大隈尚人君)課長ね、鉄砲で捕ってもなかなかうまく捕れん分は、もうジビエとしてならんから、もう返されると。そうじゃなくして、ちった悪いとこがあっても業者が取ってくれて、その引き取ったものに対しての処分については、少し行政から補助ができるような形ができれば、ある程度取ってくれれば、捕る人もしっかり捕るという意味で、いい循環になりゃせんじゃろかという質問なんですが、その辺をちょっと聞きたいんですが。
◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。
◯林業水産課長(木下富喜君)再質問にお答えいたします。
捕獲した方に対しては、捕獲報償金というような形で報償金のほうを今支給しているような形になっております。ジビエ業者に持っていった分に関して、ジビエ業者が利用できないけど引き取って処理した分の補助という形になりますと、新たな補助というような形になりますので、今後その分も含めて調査研究のほうは必要なのかなというふうに思っております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。
◯十七番(大隈尚人君)その辺をちょっとよく勉強していただいてですね、全部引き取るような状態ができれば、またいい循環になると思います。その辺はどうぞよろしくお願いします。
最後の、二点目なんですが、私もちょっと勉強不足で、個人的にもちゃんと申請をすればできますよということで、この辺についてはまた私に尋ねた方にも、ちゃんとこういうのがあるよということで伝えますので、こういう制度があるというのは何もかんも補助金に頼るんじゃなくて、自分たちがやろうということで頑張ってる、特にこのイノシシのことについては、我々特に高並が特別イノシシが多いのかなと、後藤支所長たちのところは出らんのかなと思うので、同じ院内でちょっと違うんじゃねえかなと思うんですが、本当に冗談抜きに今年はもう特別、市長ね、何か知らん、今年は特別多かったんですよ。
よう聞いてみると、やっぱ猟師の人に聞くと、気候なんですね。ぬくいとやっぱ生産力も上がると、生産力が上がるという言葉はおかしいんですが、何かやっぱ子どもを産み育てる環境がやっぱ整うらしいんです。で、もう今は、一回じゃなくて二回ぐらい子どもを産むというんですね。
これもう、イノシシじゃなくて鹿も、イノシシはもう一回に何頭も産むから増えるんで、鹿は一頭ぐらいしか産まないんです。この気候にものすごく左右されると、何もかんもそうなんですが。
このイノシシ、鹿については、今後の宇佐市にとっては大変な課題だと思いますので、この辺課長ね、もう鉄砲、課長に取れなんか、そんな野暮なことは言いませんが、職員の中で若い方で、取ってもいいなという者があれば、また市の中でそういうあっせんもですね、しっかりとですね、イノシシのいない宇佐市にできたらいいなと思ってますので、どうぞ今後ともよろしくお願いして、私の一般質問を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)以上で、大隈尚人夫議員の一般質問を終結いたします。
以上で、本日の日程は終了いたしました。
次の本会議は、十三日午前十時から再開し、議案等に対する質疑並びに委員会付託を行います。
それでは、本日はこれにて散会いたします。
長時間にわたり、御苦労さまでございました。
散会 午後二時〇〇分
宇佐市議会...