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2022年12月08日 令和4年第6回定例会(第4号) 名簿
2022年12月08日 令和4年第6回定例会(第4号) 本文

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  1. 宇佐市議会 2022-12-08
    2022年12月08日 令和4年第6回定例会(第4号) 本文


    取得元: 宇佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    2022年12月08日:令和4年第6回定例会(第4号) 本文 (390発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (四日目)           開議 午前十時〇〇分 ◯議長(衛藤博幸君)皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は二十名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  令和四年十二月第六回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、昨日に引き続き市政一般に対する質問となっております。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(衛藤博幸君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(令和四年十二月八日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃四番    │一、少子化対策を含めた給食費の無償化に  │市長、教育長┃ ┃若山雅敏君 │ ついて                 │および   ┃
    ┃      │ (1)コロナ禍での経済対策や物価高騰対策  │担当部課長 ┃ ┃      │  により、本市では、これまで期限を設  │      ┃ ┃      │  けて給食費の無償化に取り組んできた  │      ┃ ┃      │  が、コロナ禍や物価高騰の状況は現在  │      ┃ ┃      │  も変わっていない。さらに、少子化対  │      ┃ ┃      │  策の一つとしても、保護者の子育てに  │      ┃ ┃      │  対する経済的負担軽減を図るため給食  │      ┃ ┃      │  費の無償化を行うべきではないか。   │      ┃ ┃      │ (2)財源については、ふるさと納税の一部  │      ┃ ┃      │  を充当することにより、保護者を含め  │      ┃ ┃      │  てふるさと納税への市民の関心も高ま  │      ┃ ┃      │  り、より市民等と一体で取り組んでい  │      ┃ ┃      │  けるのではないか。          │      ┃ ┃      │二、指定ゴミ袋(可燃・不燃)の値下げの  │      ┃ ┃      │ ための支援を、物価高騰対策も含め少な  │      ┃ ┃      │ くとも、広域ごみ処理施設供用開始に伴  │      ┃ ┃      │ う、三市のごみ袋も含んだ協議がすむま  │      ┃ ┃      │ では継続すべきと考えるが、市の認識   │      ┃ ┃      │ は。                  │      ┃ ┃      │三、農業関係について、物価上昇による肥  │      ┃ ┃      │ 料等の経費に対しての助成は行われるこ  │      ┃ ┃      │ とであるが、昨年と同様にコロナ禍の影  │      ┃ ┃      │ 響を受け続け、下落したままの米価によ  │      ┃ ┃      │ り農家は悲鳴を上げている。その減収対  │      ┃ ┃      │ 策としても、昨年同様の支援を行うべき  │      ┃ ┃      │ ではないか。              │      ┃ ┃      │四、郵便局との包括的連携に関する協定を  │      ┃ ┃      │ 締結している自治体において、新たな観  │      ┃ ┃      │ 光資源(観光スポット)や地域の活性化  │      ┃ ┃      │ (PR)として、地域の特色を生かした  │      ┃ ┃      │ ラッピングポスト設置に取り組んでいる  │      ┃ ┃      │ 事例が全国各地にある。郵便局と各個別  │      ┃ ┃      │ の協定を締結している本市も、包括的連  │      ┃ ┃      │ 携の協定を締結し、観光振興等も含め   │      ┃ ┃      │ 様々な分野での活用を図ってはどうか。  │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十三番   │一、地域と暮らしを守る。         │市長および ┃ ┃辛島光司君 │ (1)宇佐市民が収めた市税は全体の収入の  │担当部課長 ┃ ┃      │  何%か。また、どのように使われてい  │      ┃ ┃      │  るのか。               │      ┃ ┃      │ (2)宇佐市の観光戦略について、他市が真  │      ┃ ┃      │  似できない宇佐市の特色は、『歴史・  │      ┃ ┃      │  文化・伝統』と『農業・食』です。こ  │      ┃ ┃      │  れをシェイプしてブラッシュアップし  │      ┃ ┃      │  ていくことが、当市の観光戦略の土台  │      ┃ ┃      │  ではないか。それぞれの体験メニュー  │      ┃ ┃      │  の充実を目的としたスタートアップの  │      ┃ ┃      │  支援をするべきでは。また、空きアパ  │      ┃ ┃      │  ートを観光客の簡易宿泊施設(コンド  │      ┃ ┃      │  ミニアム利用)として活用できない   │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │ (3)先の臨時議会で肥料高騰への支援とし  │      ┃ ┃      │  て稲作農家に対して給付されるように  │      ┃ ┃      │  なった。県の推進品目を栽培している  │      ┃ ┃      │  園芸農家に対しても肥料高騰に対して  │      ┃ ┃      │  の支援が必要と考える。市の考え方、  │      ┃ ┃      │  県との協議は。            │      ┃ ┃      │ (4)市内で信号機のない横断歩道で、街灯  │      ┃ ┃      │  がない、交通量が多い通学路など危険  │      ┃ ┃      │  な横断歩道の把握は。四車線化が進ん  │      ┃ ┃      │  でいる柳ヶ浦下拝田線の柳ヶ浦高校前  │      ┃ ┃      │  には三つの横断歩道があるが、夜は暗  │      ┃ ┃      │  くて大変危険。緊急的には街灯が必要  │      ┃ ┃      │  だと思うが、横断者や交通量の増大に  │      ┃ ┃      │  対して今後は信号機の設置が必要では  │      ┃ ┃      │  ないか。               │      ┃ ┃      │ (5)市民講座の講師の情報が担当課ごとで  │      ┃ ┃      │  の把握となっているようだ。一元的に  │      ┃ ┃      │  資料としてまとめたものがあれば市民  │      ┃ ┃      │  や利用したい各団体に分かりやすく、  │      ┃ ┃      │  依頼しやすくなるのでは。       │      ┃ ┃      │二、子どもたちの未来を守る。       │      ┃ ┃      │ (1)小学校ごとに総合運動場・図書館・児  │      ┃ ┃      │  童館の利用状況を把握してはどうか。  │      ┃ ┃      │  利用状況に格差が生じた場合の市の対  │      ┃ ┃      │  応策は。               │      ┃ ┃      │ (2)西大堀の都市公園は、子どもから大人  │      ┃ ┃      │  までが楽しく集える場所となるように  │      ┃ ┃      │  求めてきた。周辺に住む子どもたちを  │      ┃ ┃      │  ワクワクさせるような公園となるよう  │      ┃ ┃      │  に、市はどのように考えているのか。  │      ┃ ┃      │  また、公園内はもとより行き帰りの安  │      ┃ ┃      │  全対策はどのように考えているのか。  │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃八番    │一、コロナ、インフル感染症予防について  │市長および ┃ ┃多田羅純一君│ (1)コロナワクチンの接種状況はどの様な  │担当部課長 ┃ ┃      │  状況か                │      ┃ ┃      │ (2)インフルエンザとの同時流行に備えた  │      ┃ ┃      │  対応はどの様に考えているか      │      ┃ ┃      │二、通学路の安全対策について       │      ┃ ┃      │ (1)柳ケ浦駅から柳ケ浦高校までの区間   │      ┃ ┃      │  で、暗い中を生徒達が下校しており、  │      ┃ ┃      │  防犯や安全確保の為にも街灯の増設は  │      ┃ ┃      │  検討できないか            │      ┃ ┃      │ (2)柳ケ浦高校正門前の四車線道路に横断  │      ┃ ┃      │  歩道があるが、生徒の安全を考え信号  │      ┃ ┃      │  機の設置は要望できないか       │      ┃ ┃      │三、高齢者雇用支援について        │      ┃ ┃      │ (1)市内における高齢者雇用の状況はどの  │      ┃ ┃      │  様な状況か              │      ┃
    ┃      │ (2)厚生労働省が進める処遇改善・職場環  │      ┃ ┃      │  境整備を促す仕組みや、助成金等はど  │      ┃ ┃      │  の様に周知されているか        │      ┃ ┃      │ (3)高齢者が働きやすい職場を認証する制  │      ┃ ┃      │  度は創設できないか          │      ┃ ┃      │四、未来の水道事業について        │      ┃ ┃      │ (1)水道管の更新や修繕等の業務を民間に  │      ┃ ┃      │  発注しているが、数十年先には人手不  │      ┃ ┃      │  足により技術者確保が厳しく水道管等  │      ┃ ┃      │  の更新時期に対応できる労力が不足す  │      ┃ ┃      │  る事が懸念されるが、市はどの様に考  │      ┃ ┃      │  えているのか伺う           │      ┃ ┃      │ (2)民間業者の次世代育成に向けた取り組  │      ┃ ┃      │  みを進められないか          │      ┃ ┃      │五、河川の浚渫について          │      ┃ ┃      │  寄藻川の河口から和間神社付近にかけ  │      ┃ ┃      │ て、泥・土砂等が堆積しており「浚渫を  │      ┃ ┃      │ もっと進めてほしい」との声があるが今  │      ┃ ┃      │ 後の計画について伺う          │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃二十番   │一、大分県は、一・二級河川の長期整備計  │市長    ┃ ┃永松 郁君 │ 画「川ビジョンおおいた二〇二一」をま  │      ┃ ┃      │ とめた。優先度を設け計画的な整備を進  │      ┃ ┃      │ めていく考えである。長期整備では、十  │      ┃ ┃      │ 三河川で寄藻川などが対象である。県と  │      ┃ ┃      │ どう連携し進めていくのか伺う。     │      ┃ ┃      │二、価格と技術力を評価し総合的に優れた  │      ┃ ┃      │ 調達を行う為、総合評価落札方式を進め  │      ┃ ┃      │ ていくとの事だが、今年度は未だ行われ  │      ┃ ┃      │ ていない。宇佐市の考えを伺う。     │      ┃ ┃      │三、徳島県板野町道の駅「いたの」(二〇  │      ┃ ┃      │ 二一年四月一日オープン)へ会派研修を  │      ┃ ┃      │ 行った。道の駅の基本構想として「休   │      ┃ ┃      │ 憩・情報発信・地域連携」+「防災」と   │      ┃ ┃      │ 地域活性化の核として活用し、避難所兼  │      ┃ ┃      │ 備蓄倉庫を併設している。市の構想とし  │      ┃ ┃      │ ては。また、本市の国道沿線地域複合施  │      ┃ ┃      │ 設の全体スケジュールについて伺う。   │      ┃ ┃      │四、若年性アルツハイマーの宇佐市の支援  │      ┃ ┃      │ 等について伺う。            │      ┃ ┃      │五、土木技術者不足は宇佐市、市内企業等  │      ┃ ┃      │ において大変深刻な状況となっている。  │      ┃ ┃      │ 市の見解を伺う。            │      ┃ ┃      │六、宇佐・高田・国東広域事務組合の、広  │      ┃ ┃      │ 域ごみ処理施設の焼却棟の入札を終え、  │      ┃ ┃      │ 令和七年七月の供用開始を迎える。昨年  │      ┃ ┃      │ は誘引送風機インペラー大破により、三  │      ┃ ┃      │ カ月の休炉となった。供用開始までの整  │      ┃ ┃      │ 備をどう進めるのか伺う。        │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯議長(衛藤博幸君)まず、四番 若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)皆さん、おはようございます。議席番号四番 市民れんごうの若山雅敏です。  それでは、通告に沿って、市政一般に関する質問を行わせていただきます。  まず、一項目め、少子化対策を含めた給食費の無償化についてです。  一点目として、コロナ禍での経済対策や物価高騰対策により、本市では、これまで期限を設けて給食費の無償化に取り組んできています。  しかし、コロナ禍や物価高騰の状況は現在もあまり変わっていません。さらに、年間の出生数が激減している状況の中、少子化対策の柱の一つとしても、保護者の子育てに対する経済的負担軽減を図り、少子化に歯止めをかけていくために、給食費の無償化を行うべきではないでしょうか。  二点目として、財源については、ふるさと納税の一部を充当することにより、保護者を含めてふるさと納税への市民の関心も高まり、より市と市民等とで一体的に取り組んでいけるのではないでしょうか。  二項目めは、指定ごみ袋の値下げ支援についてです。  一点目として、現在、指定ごみ袋、可燃、不燃の値下げのための支援を市が取り組んでおり、今議会にも一年間の延長を行うとの条例案も提出されています。また、現在進んでいる広域ごみ処理施設の供用開始に向けても、様々な協議が関係三市で行われていると思います。  そこで、物価高騰対策も含め、少なくとも広域ごみ処理施設供用開始に伴う三市のごみ袋も含んだ協議が済むまでは、指定ごみ袋の値下げのための支援を継続すべきと考えますが、市の認識はどうかを伺います。  三項目めは、農業関係についてです。  物価上昇による肥料等の経費に対しての助成は行われるということでありますが、それ以前に、米価については、昨年と同様にコロナ禍の影響を受け続け、下落したままであり、農家は悲鳴を上げております。その減収対策としても、昨年同様の支援を行うべきではないかと思いますが、市の認識を伺います。  最後に、四項目めは、郵便局との包括的連携の協定締結と、その観光面等も含めた活用方法についてです。  郵便局との包括的連携に関する協定を締結している自治体において、新たな観光資源、観光スポットや地域の活性化、PRとして、地域の特色を活かしたラッピングポスト設置に取り組んでいる事例が全国各地にもあります。郵便局と各個別の協定をしている本市も、包括的連携の協定を締結し、観光振興等も含め、様々な分野での活用を図ってはどうでしょうか。  以上、四項目五点についてです。簡潔明瞭な答弁をお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、若山雅敏議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。四番 若山議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、指定ごみ袋の値下げのための支援を三市のごみ袋も含んだ協議が済むまでは継続すべきと考えるが、市の認識はについてでありますが、家庭廃棄物処理手数料である指定ごみ袋の販売価格については、六月議会で御承認をいただき、本年十月一日から令和五年三月三十一日までの期間限定で、一枚につき四十五リットルを三十円から二十二円へ、二十リットルを二十二円から十円に値下げをいたしております。  しかしながら、物価高騰が長期化する中、その影響を受ける生活者に対して継続的に負担軽減を図る必要があると考え、今議会に、減額期間を令和六年三月末まで一年間延長する条例の改正案を提出したところであります。  一方、宇佐・高田・国東広域事務組合が進めている広域ごみ処理施設は、令和七年七月の供用開始を予定しており、現在、構成三市で収集する家庭廃棄物に係る諸課題の協議を行っております。  議員お尋ねの指定ごみ袋値下げの継続につきましては、経済情勢等に伴う市民への影響やごみの排出量の推移、各市の状況等を踏まえ、検討してまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目め、少子化対策を含めた給食費の無償化についてを、教育次長 末宗勇治君。 ◯教育次長兼教育総務課長(末宗勇治君)皆さん、おはようございます。教育次長の末宗でございます。四番 若山議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、少子化対策を含めた給食費の無償化についての一点目、保護者の子育てに対する経済的負担軽減を図るため給食費の無償化を行うべきではないかと、二点目、ふるさと納税の一部を無償化の財源に充当してはについては、関連がございますので一括してお答えをいたします。  学校給食法では、義務教育諸学校の設置者は学校給食が実施されるように努めなければならず、学校給食の実施に必要な施設及び設備に要する経費並びに学校給食の運営に要する経費を負担するとされております。  本市におきましても、これに沿って、食材料費のみを給食費として、保護者に負担いただいているところでございます。  また、生活保護受給世帯やそれに準ずる世帯の方々につきましては、既に給食費が全額助成されております。  本市では、昨年度の二学期の給食費並びに今年度二、三学期の給食費については国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、全額免除としております。  議員お尋ねの給食費無償化につきましては、国に対して、全国市長会を通じて、学校給食の基礎的経費である学校給食費については、保護者への給食費負担軽減のため、公費負担を念頭に置いた財政措置を講じることの要望を行っているところでございますが、物価高騰による影響が続いている現状を踏まえ、市長部局と協議をしてまいりたいと考えております。  また、ふるさと納税の財源充当につきましては、ふるさと応援基金は貴重な自主財源であり、効果的な活用を図る必要があることから、基金運用事業全体の枠組みの中での検討課題と捉えており、無償化と併せ、市長部局と協議をしてまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、三項目め、農家の減収に対する支援についてを、経済部長 出口忠則君。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)皆さん、おはようございます。経済部長の出口でございます。四番 若山議員の一般質問にお答えします。  三項目め、農業関係について、下落したままの米価により、農家は悲鳴を上げている。その減収対策としても昨年同様の支援を行うべきではないかについてですが、今年度は、高騰する農業生産資材等で経営負担増となっている農家に対して、次期作に向け、一反当たり千五百円の支援を行うこととしたところです。また、JAが示した令和四年産の宇佐産米の概算価格は据え置かれ、依然厳しい状況であることは認識しておりますが、農林水産省発表の令和四年産米十月相対取引価格で、大分県産ヒノヒカリは令和三年産と比較し四%の上昇であり、今後の精算金の追加支払いが期待されているところです。  今後も、水田農業の構造改革を促進するため、県や農協など関係機関と連携し、農地の集積や集約化による低コスト化を図るとともに、令和五年産に向けて高収益作物の作付推進により、水田をフルに活用しながら、需要に応じた生産と農業経営の安定化に努めてまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、四項目め、郵便局との包括的連携に関する協定についてを、総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)皆さん、おはようございます。総務部長の祥雲でございます。四番 若山議員の一般質問にお答えをいたします。  四項目め、郵便局との包括的連携に関する協定を締結し、様々な分野での活用を図ってはについてですが、現在、本市では、郵便局と個別協定として、宇佐市内郵便局との地域における協力に関する協定、地方公共団体の特定の事務の郵便局の取扱いに関する宇佐市と郵便局株式会社との協定、災害時における宇佐市と宇佐市内郵便局の協力に関する協定の三協定を締結し、高齢者や障害者等の異変に気づいた場合の連絡、道路の異常や不法投棄を発見した場合の連絡、郵便局での住民票等各種証明書の交付事務、災害時における職員の応援や物資集積場所の相互利用等を行っております。  これらの個別協定を一本化するとともに、本市と日本郵便が一体となり、地域の課題解決に向けた活動を行うことで、地域の活性化に資することを目的とした包括連携協定の締結に向けた協議を重ねているところでございます。その協議において、議員御提案の地域の特色を活かしたラッピングポストなど全国各地の事例を参考に、郵便局のネットワークを活用した具体的な取組を検討しております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  四番 若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)それでは、順次再質問をさせていただきます。  まず、一項目めの給食費の無償化についてでありますが、現在、市の取組として、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用しての無償化を行っているところでありますが、この施策についても賛同する方の声を多く聞きます。保護者からもですね、いい施策をやっとっていただいたと。これをぜひ続けてくれないか。そういった思いで今回の質問に立ったわけでございます。  現在、人口減少という部分では、少子化のほうも進んでいるというふうに思いますけど、実際、ここ数年、そして今現在、宇佐市の出生率、出生数等はどうなっているんでしょうか。お分かりであればお尋ねします。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。
    ◯子育て支援課長(西田洋子さん)子育て支援課長の西田でございます。若山議員の再質問にお答えいたします。  本市の出生につきましては、令和元年度までは三百人を超えておりましたが、令和二年度、三年度と、コロナ禍におきまして、令和二年度が二百七十人、令和三年度が二百九十人と減少している状況でございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)すみません、資料も頂いているんですけど、今年についてもですね、やっぱり減少傾向はそのままだという部分でありまして、コロナ禍ということもあるのかとは思いますが、ここ数年、やっぱり平成三十年、それ以前からしてもですね、減少しているというふうな傾向にあると思います。  人口減少を高齢化、地域の活力再生等々踏まえまして、少子化対策というのも全てに通じる対策の大きなものだというふうに思います。子どもが増えれば地域活力は上がってきますし、やっぱり高齢者の方も子どもの声を聞くと元気になるという声も多く聞くところでありますし、何より、五万人を切る状況の中、四万五千人を維持していく、そういった大きな施策の中で、少子化対策は避けて通れない問題だというふうにも思っております。  そこで、やはり子育てに対する保護者の経済的負担、そういったものを軽減するためには、給食費の無償化、先ほど申しましたように、多くの保護者から賛同の声が上がっている今の取組、これを継続というか、もうそのまま制度として無償化していただきたいと思っているんですが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(新納孝明君)学校給食課長 新納でございます。若山議員の再質問にお答えいたします。  昨年度及び今年度の二、三学期分の給食費無償化につきましては、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時金を活用した部分がございますので、限定的なものと考えておりますが、先ほども答弁にありましたように、物価高騰による影響が続いているのは十分承知しておりますので、今後、無償化を含めまして支援策が何かできないかということにつきましては、市長部局のほうと協議してまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)ちょうど昨日の朝日新聞だったんですが、小中の給食、広がる完全無償化という記事が載っておりました。今年の九月から十月、朝日新聞が四十七都道府県の教育委員会等に取材をしたところ、二百以上の市町村が無償化をしたというふうな記事が載っていました。  これの財源は、やはり本市と同じように臨時交付金を使って、限定的なもので、全体的として、その財源がなくなればストップするという心配もあるということでありました。  財源についてなんですが、提案というか、質問もさせていただいているんですが、ふるさと納税、ここ数年、市の取組によって、大きく、額は目標よりも上回るような状況でございます。そういったふるさと納税の一部を活用して、その財源に充てていただいてはいかがかなというふうにも思っております。  ふるさと納税、答弁にもありましたように、できるだけ幅広い部分での活用、そして効果的な活用というふうに言われておりましたけど、それを合わせるとですね、市民に対して、何に使っているのか。こういったものに使って市民に還元している。そういったアピールをすることも、また、市民にとって、ああ、ならふるさと納税に応援しよう、取り組もうという機運も高まって、また目標額に近づいていく、そういった観点もあると思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(時枝直美さん)まちづくり推進課長の時枝でございます。若山議員の再質問にお答えいたします。  ふるさと納税の活用につきましては、寄附をしていただくときに、こういった事業に応援したいということで項目を設けておりまして、それに沿って事業に充当をしていただいているところではありますが、寄附者の理解を得やすい事業に充当するということがですね、より寄附の拡大につながっていくというふうに考えております。  ふるさと応援基金を活用して実施する事業に市民のメリットがあるということを自覚していただくということで、市民自らが呼びかけを行うような事業展開を図ってまいりたいというふうに考えております。  そして、今年度より、ふるさと応援基金活用事業募集要項というものを定めまして、基金の活用の事業提案を各課から募集をいたしまして、市民ニーズに即した事業であるか、寄附者への理解度や、市を応援する意欲向上につながる事業かなどを審査をしまして、関係課へ提言を行ったところであります。  基金を活用していることを実感できる事業や寄附者にも理解を得やすい事業へ活用することが、さらにふるさと納税の拡大につながるということを考えて、今後も取組を行ってまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)まさにその考えに合致した部分がですね、給食費の無償化ではないだろうかと。市の施策、少子化に対する訴えも、こういった政策を取って少子化に歯止めをかけるんだ。そういった市のスタンス、そして、保護者を含めた市民への、少子化対策のこういった部分にふるさと納税を充てている。だから、皆さんも御協力願えないか。  そういった市民に対するアピール、そして、また市民についても、そういった意識を醸成していただいて、一緒になってふるさと納税に取り組んでいただく。そういった部分につながるのではないかというふうに考えているところでございます。  確かに、財源がなければいろんな事業ができません。また、ふるさと納税をそれだけに充てるということも、他の事業に支障が出てはいけませんが、支障の出ない範囲の中でぜひとも考えていただきたい事業だというふうに思っております。  給食法の中で、答弁の中にもありましたように、本来、保護者負担という部分で定められているところでありますが、先ほど申しましたように、二百以上の自治体がやはり少子化対策の一つとして取り組んでいる、保護者負担軽減の策として取り組んでいるところ、そして、また、これまで保育料の支援や子どもの医療費助成等、子育て支援について、県のトップクラスの取組を行い、全体的なものに広げてきた当市としてもですね、また、この施策を通じて県のトップを走っていただきたい。そして、それを広げていただきたい。  私も給食費の無償化は、市長が市長会でずっと要請しているように国の政策で行うべきものというふうにも思いますが、そのための牽引役として、これまで同様に子育て支援の先導役を担っていただき、子育ての経済負担を軽減させてですね、市の出生率向上を図るべきだというふうに思っております。  もう少子化対策待ったなしの状況だというふうにも思っております。ぜひ、この無償化について前向きな御検討とこれからの協議をお願いしたいところですが、いかがでしょうか。市長、いかがでしょう。 ◯議長(衛藤博幸君)宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)若山議員の再質問にお答えいたします。  少子化対策の一環として、ふるさと納税を活用して給食費を無償化できないかということでございますけども、給食費を無償化するには、御案内のとおり多額の予算を必要といたします。そして、一度制度化しますと、引き続きですね、継続することが望ましいということになりますと、安定的な財源の確保というのがですね、もう必須条件になってまいります。  そのような中、現在、来年度当初予算を今編成中でありますけども、全体の財源を見極める、まず必要がありますけども、ふるさと納税が堅調であるということは一ついい材料となってございます。物価高騰も続いておりまして、私としましては、何らかの形で子育て世帯の負担軽減が図られるように検討してまいりたいと考えてございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)ぜひ給食費の無償化等含めてですね、子育て施策について、少子化対策、大きな柱でありますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございます。  それでは、二項目めについてでありますが、指定ごみ袋の値下げ支援について、もう今、三市の中でのごみ袋の協議、ごみ袋だけではないと思いますが、いろんな協議があると思いますけど、そういったごみ袋についての協議も行われているということでよろしいんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)生活環境課長の河合でございます。若山議員の再質問にお答えいたします。  現在ですね、広域ごみ処理施設の供用開始に伴いまして、構成三市、豊後高田市、国東市さんと、今年の八月から家庭ごみの収集運搬に関する協議を始めたところでございます。いろいろ諸課題はございますが、ごみ袋も一つの課題というふうには解釈しております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)回答の中にも、一年間の延長する条例の改正案を提出し、その延長等々についても検討してまいりたい、各市の状況等を踏まえて検討してまいりたいということでありますが、それまで、協議が済むまで、この値下げを継続していくというお考えはないでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)生活環境課長の河合でございます。再質問にお答えいたします。  ごみ袋の問題なんですけれども、今、各構成三市のごみ袋に関しまして、種類に対しても、宇佐市が二種類、豊後高田市が三種類、国東市が二種類、容量もまちまちでございます。金額もまちまち。表示方法についても、私どもが燃やせるごみと言っているものは、豊後高田市では燃えないごみ、国東では可燃ごみというふうな形で、各市様々な、ごみ袋によっても相違点がございます。  その辺の相違点をですね、どこまで近づけるかというふうなところがありまして、その協議の動向もあると思うんですけど、まずは経済情勢を踏まえて、今後、ごみ袋の価格がどうあるべきかというふうなところも踏まえて考えていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)私が協議が整うまでという部分で質問したのは、当然、ごみ袋の大きさとかですね、そういった部分もこれからの協議でいろいろ変わってくるのかなという思いがあって、ずっとずっと値下げということではなくて、そこについては、その時点でどの値段が妥当だろうという部分も決定してくると思いますが、少なくとも小さな袋がないような、他市と比べてですね、ないような状況の中であれば、そこまでの間、値下げ支援をということの思いでもあったわけなんですが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)値下げの分に関しては、また、値下げというかごみ袋の価格に関しては、また三市の構成市の中でも議題として取り上げて、今後協議に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)そこまでは分かるんです。ですから、その協議が整うまでの間、今の値下げ支援を続けてはどうかという思いなんですが。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)現在のところ、一年間というふうに今議会で提案をしております。その期間の中で、今後どうあるべきかというふうな、若山議員の協議というふうなことも分かるんですけれども、その期間の中で、どう三者の中で意見調整ができていくのかというところを踏まえて考えていきたいというふうに考えます。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)広域ごみ処理施設が供用開始すれば、それは三市の合意でいいんでしょうけど、今の値下げは、宇佐市で独自で行っている部分ではないんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)そのとおり、宇佐市独自で行っております。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)ですから、その三市の合意が終わって供用開始をするまでの間、値下げ支援を続けてはどうかという意見なんですが。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)お答えします。  その点も踏まえて検討してまいりたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)ぜひ、よろしくお願いいたします。  それでは、三項目めの農業関係に移りたいと思います。  前回の臨時議会で、肥料等の高騰による支援、来年度作の主食米に対する支援を取っていただいた、大変ありがたい部分ではございますが、先ほど述べましたように、米価自体としてはですね、昨年度と同様の低い水準と変わらないという部分であります。その下落した米価自体に対する支援というものは、今年は昨年同様行っていただけないかということでありますが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)農政課長の久保でございます。再質問にお答えいたします。  昨年来の一反当たり四千円の主食用水稲に対する作付に対する助成ですが、昨年は令和二年産に比べて非常に激甚的な米価低下をもたらしておりますので、緊急的な措置として市として取り組んだものでございますので、今年産につきましては、今後の価格動向の推移を見守りたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)答弁の中にも、今後の精算金の追加支払いが期待されているという部分でありますが、その部分を踏まえて、その時点で再検討、再検討というか、その時点で考えていただくということでよろしいんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)当然、価格動向につきましては、令和五年の三月が精算時期となっておりますので、価格動向については、先ほど申しましたように注視する必要はありますが、基本的には、今後とも米価の下落傾向、要は世界情勢、それから食の多様化等と、お米を食べる量が一人当たり一俵を切るような状況が続いておりますので、当然、米価の下落傾向は今後とも続くものと思われますので、まずは低コスト化による足腰の強い農業形態、そういった水田農業の農業経営を今後とも図っていきたいと考えておりますので、まずは激甚的な米価下落がない場合は、そういった足腰の強い水田農業の取組を今後とも続けていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)昨年度は激甚的なというか、そういった部分での下落だったんだと思いますが、それで対策を打っていただいた。昨年度と変わらないという部分であれば、減った部分は、昨年度と変わらないんで減っていないんですが、以前と比べれば、やっぱり今年も激震的に押しているというふうな思いがございます。  低コスト化を図るとかいろんな部分がありますが、宇佐市はいわゆる水田地帯、米の生産等々含めて、農業に携わっている方、専業農家ではない、兼業農家の方もいろんな形で米作りに関わって田を守っている。また、耕作田を守っている。それがゆえに、いろんな部分で放棄された田んぼが、まだ今の段階で維持できている。そういった農地も含めてですね、兼業農家の方々も大きな力を発揮している部分であります。  そういった方に低コスト化等々を求めてもですね、なかなか一気に進むということはない。なら、その方たちも含めた、やはり主要米、米の部分としての安定的な生産できる体制をつくるべきだというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)お答えします。  議員御指摘のとおり、市の農業を支えていただいている方々は、大多数が中小の兼業農家の方々というところは認識しております。ですから、現在までも進めてきておりますが、そういった中小の農業者が集落営農組織の組織化とか、また、その組織を法人化するとか、中山間直払い、また多面的機能交付金支払い制度等、日本型直払いの活用や、そういった点で、地域の担い手の方々を支える土台となっていただき、地域として、またその担い手の方々が農地の集積をし、大規模化、また高収益作物、麦大豆の作付推進等々を行っていただきながら、そして、また、さらには収入保険制度への加入を図っていくこと、そういったような地域ぐるみ、そういったことで中小兼業農家の方々を支援するとともに集落営農を図っていっていただきたいなと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)確かに課長おっしゃるように、集落営農の部分で皆で支える形をつくるという部分も大事だと思うんですが、そういった営農組織が持続できないといった状況も昨今聞くところでございます。そういった対策も含めてですね、農業に対しては、やはり細かい部分まで目を光らせて、届かせていただきながらですね、様々な施策を取っていただきたいというふうに思っております。  精算金の追加支払い、その部分でどうなるのか、推移を見ながらですね、ぜひとも、そこで期待に見合ったような精算金が支払いできなければ、また、そこで、ぜひ検討をお願いしたいということを要望して、この質問を上げたいと思います。  最後に、四項目めの郵便局との包括的連携の協定締結についてであります。  もう現在、包括的連携に対する検討を行っているという答弁でありましたが、それでよろしいんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(後藤 優君)総務課長の後藤です。再質問にお答えいたします。  本年の九月だったと思います。郵便局と今現在、包括連携に向けて協議をしている状況です。  その内容としましては、現在、御紹介のとおり三協定、今結んでいますけども、その検証を行う中で、地域の課題解決や市民サービスにつながるような、発展的な包括連携協定ができないかということで協議をしているところです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)観光面というか、私の質問しましたラッピングポスト、隣の中津のほうでも目にしたところでありますが、そういった取組も含めて、観光面だけではなく、いろんな部分で、やはり郵便局、地域に根差した部分と言えば、行政と一番連携しやすい、また行政が連携していただきたいところだというふうにも思っております。
     そういった部分で、ぜひとも前向きに進んでいただきたいと思いますし、ラッピングポストの部分については、そういった思いというのは、ラッピングポストだけじゃなくて、観光面に対して、また、ほかの分野に関して考えている部分があればお示し願いたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(後藤 優君)お答えいたします。  議員御紹介いただいたラッピングポストについても、検討、協議内容の一つとして今考えているところであります。  そのほか、それぞれの課に郵便局と連携してやれることがないかということで、今、照会をかけているところでありますので、その集計結果を基に、また郵便局と協議して、今後、連携協定に向けた内容の精査を今からやっていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)すみません、ラッピングポストの説明がなかなか不十分だったのかなというふうにも思いますけど、執行部の方は十分分かっていると思いますけど、ポストなりにシールで、その観光名所であったり、キャラクターであったり、いろんな市の特色を、また地域の特色を活かしたシールを作ってですね、それでポストに貼るといった部分で、予算的にも安価な部分でできるというふうにも思いますし、観光地が点在する中でですね、そこに向かっていく観光客のためにも、どこかにそういった部分、つなぐ目玉として、できたらキャラクター、宇佐の場合でいうと、ポケモンの作画者が、姫野さんがいるわけですが、なかなかその辺は、著作権じゃないですけど難しいのかなと思いますけど、そういったキャラクター等々も考えられるのではないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光・ブランド課長。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)観光・ブランド課長の出口でございます。若山議員の再質問にお答えします。  御質問いただきまして、郵便局との包括連携ということが主題でありますけども、観光面の観光資源ということでの活用をちょっと検討させていただきました。  まず、ラッピングポストとは何かという、今、御説明がありましたけども、調べさせていただきまして、中津で、今ありましたように渋沢栄一と福澤諭吉のコラボですね。お聞きしますと、渋沢栄一の埼玉県の深谷市、こちらがデザインをして、そこから、ですから、そのデザインの委託料でありますけども、そういったものは一切かからずに、中津としましては一基つけたということで聞きました。費用は六万円だったということを聞いております。郵便局でしていただいたと。  その反響はどうなのでしょうってお聞きしますと、やっぱり一基でありますし、特にその中津がコラボ、独自でやったものじゃないんですけども、地域の事業者さんからですね、このデザインを使わせてくれんかとか、そういった問合せはあったというふうに聞いております。  ほかのところもちょっと調べてみますと、東広島市の西条ですかね。酒蔵通りにそこのPRをするということで、これもやっぱり一基で、これはデザインとかを含めてもう全部郵便局がしてくれたと。包括連携協定の中でしてくれたんだろうと思いますけど、二十万円だったということで聞いております。  宇佐市で当てはめてどうかなというふうにもちょっと観光として考えたんですけども、ラッピングポストが観光資源の単体としてそれで誘客というのはなかなか厳しい。それを見に来ていただくというのは厳しいのかなというふうに思っていまして、話題性としてはあると思いますので、例えば、その市のPRなんか、事業としてやっていくときのこの市民の機運醸成でありますとか、PR的なところでは活用の方法があるのかなというふうに考えたところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)私もラッピングポストだけで誘客ができるというふうにも思っていませんで、何か所かに、やっぱり一か所だけじゃどうしようもないだろうなと。何か所かに設置して、スタンプラリー形式じゃないですけど、観光地の部分に設置をしながら、そこでも楽しんでいただけるようなことになればなと。  あくまでもラッピングポストという部分での提案をさせていただいて、いろんな部分で活用が広がるのかなというふうな思いで、これを機にじゃないですけど、もう個別協定じゃなくて、包括的連携の部分で郵便局と締結をお願いして、様々な分野でですね、観光に特化した部分ではなく、様々な部分、今までやっていました災害の部分とか、見守りの部分、道路の見守りとかですね、いろんな形で連携をしていただきたいというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(後藤 優君)お答えいたします。  議員が言われるとおり、そういった目的で、今、包括連携協定についての協議を進めていますので、また期待に沿えるような内容にしていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)すみません、一点目から、農業問題を除いて、農業問題はまだまだ検討していただきたいという思いがあるんですが、ほか三点については前向きな答弁がありましたので、ちょっと時間が余ってしまいまして。  もっともっと私の思いを伝えながら言うべき部分を想定していたんでありますが、やはり市長はじめ、部課長含めてすぐに取り組んでいただけたということについては感謝を申し上げます。特に市長については、給食費の無償化という部分に特化したわけではないですけど、子育てのための政策にちょっと取り組んでいただけるという答弁でありましたので、大変ありがたく思っております。ぜひ、これからもそういった思いで取り組んでいただきたい。  また、私も、もっと次は難しい問題も含めてですね、一般質問していきたいというふうに思っております。  以上で、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、若山雅敏議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩いたします。なお、再開は十一時五分といたします。  暫時休憩します。                 休憩 午前十時五十三分               ───────────────                 再開 午前十一時〇五分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行します。  十三番 辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)皆さん、こんにちは。議席番号十三番、求道会の辛島光司です。  議員の皆さん、後ろを御覧ください。本日、宇佐市議会の傍聴に、和間小学校六年生、すてきな六年生たちが来てくれました。風そよぎ、大地は広く、稲の穂の。和間小六年生の皆さん、ようこそ宇佐市議会へ。これからの時代をつくっていく子どもが市民の思いを形にしていく場を見学することは、きっと自分の生き方を深く考え、社会に主体的に関わろうとするきっかけになってほしい。そのような担任の須藤先生の願いで、六年生の本日議会傍聴が実現いたしました。宇佐市にとっても、宇佐市議会にとっても大変意義のあることだと思っています。  今回、事前にどんな宇佐市にしたいか、六年生に聞いていただきました。歩道を整備してほしい。子どもでも乗れるバスが欲しい。お年寄りや障害を持っている人が安心して暮らせる宇佐市にしてほしい。一度に買物が済むようなお店が欲しい。宇佐神宮をもっとアピールするといいのでは。伝統が続いていくまちになってほしいなどなど、子どもたちの思いをいただきました。しっかり子どもたちながらにも、地域のこと、宇佐市のことを考えているのだなと、改めて思いました。  私自身も引き続きしっかりそういった思いに応えられるように頑張っていきたいと、心新たにした次第でございます。  間もなく三年にわたろうとしているコロナ禍による影響は、子どもたちの生活に暗い影を落としました。このたび、今困っていることを聞いたところ、コロナにより学校行事が減っていて、やりたいことがやれない。給食中に友達と楽しくお話がしたいなど、まさしくコロナ禍ならではの答えが返ってきました。  これからの時代をつくっていく子どもたちのために、今、これから何ができるのか。宇佐市が、我々大人が子どもたちに何をしてやれるのか、どんな未来を子どもたちに引き渡すのか、真剣に考えていかなければなりません。  本日の一般質問が、子どもたちの未来によい影響を与えるものと、また、子どもたちの思いを形にしていくものと信じて一般質問を行いたいと思います。  執行部の皆様、いつにも増して簡潔で分かりやすい答弁をよろしくお願いいたします。と、私もいつもと違って大変緊張しております。一般質問の原稿をここに持っておりません。少々お待ちください。すみません。  すみません、いつもと違う段取りと準備で大変緊張しております。こういうこともありますので、以後、よろしくお願いいたします。  それでは、一般質問に入りたいと思います。  一項目め、地域と暮らしを守る。  一点目、宇佐市民が納めた市税は全体の収入の何%か。また、どのように使われているのか。  二点目、宇佐市の観光戦略について、他市がまねできない宇佐市の特色は、歴史・文化・伝統と、農業・食だと思います。これをシェイプしてブラッシュアップしていくことが当市の観光戦略の土台ではないか。それぞれの体験メニューの充実を目的としたスタートアップ支援をするべきでは。また、空きアパートを観光客の簡易宿泊施設、コンドミニアム利用として活用できないか、お尋ねいたします。  三点目、さきの臨時議会で、肥料高騰への支援として稲作農家に対して給付されるようになりました。県の推進品目を栽培している園芸農家に対しても肥料高騰に対しての支援が必要と考える。市の考え方、県との協議についてお聞きいたします。  四点目、市内で信号機のない横断歩道、街灯がない、交通量が多い通学路など、危険な横断歩道の箇所の把握はどうなっているのか、お聞きします。四車線化が進んでいる柳ヶ浦下拝田線の柳ヶ浦高校前には、百メートルほどの間に三つの横断歩道がありますが、夜は暗くて大変危険であります。緊急的には街灯が必要だと思いますが、横断者や交通量の増大に対して、今後は信号機の設置が必要となるのではないか、お尋ねいたします。  五点目、市民講座の講師の情報が担当課ごとでの把握となっているようだ。一元的に資料などとしてまとめたものがあれば、市民や利用したい各団体に分かりやすく、依頼しやすくなるのではないか、お尋ねいたします。  二項目め、子どもたちの未来を守る。  一点目、小学校ごとに総合運動場や図書館や児童館の利用状況を把握してはどうか。利用状況に格差が生じた場合の市の対応をお尋ねいたします。  二点目、西大堀の都市公園は、子どもから大人までが、高齢者まで楽しく集える場所となるように求めてきました。周辺に住む子どもたちをわくわくさせるような公園となるように、市はどのように考えているのか。また、公園内はもとより、行き帰りの安全対策はどのように考えているのか、お尋ねいたします。  一回目の質問です。簡潔明瞭な御答弁、よろしくお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、辛島光司議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十三番 辛島議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、子どもたちの未来を守るについての二点目、子どもたちをわくわくさせるような公園となるように市はどのように考えているのか。また、公園内や行き帰りの安全対策はについてでありますが、西大堀地区公園は、約三万一千平方メートルの敷地内に管理運動施設、屋外運動施設、芝生広場の整備を予定しております。  管理運動施設内には、各種マシンを配置したトレーニングルームと隣接した焼却施設の余熱を利用した温水の歩行者用プールを設けます。また、屋外運動施設としては、県内でも数少ない十面のテニスコートを配し、大きな大会の開催可能な施設といたします。  さらに防災機能を併せ持った芝生広場には、遊戯施設として空気膜トランポリン等を配置するとともに、中央に傾斜をつけた丘を整備することで、子どもたちが想像を膨らませ、自身で遊びを考え、走ったり、滑ったりできる設計といたしております。  公園内外の安全対策についてでありますが、遊具等の施設は、十分に安全が確保されるよう最新の都市公園技術標準解説書に基づいて設計いたしております。また、公園の出入口や周辺道路に注意喚起の表示等を設置することといたしております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目め、地域と暮らしを守るの一点目及び四点目を、総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)総務部長の祥雲でございます。十三番 辛島議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、地域と暮らしを守るについての一点目、宇佐市民が納めた市税は全体の収入の何%か。また、どのように使われているのかについてですが、令和三年度決算における市税は、六十億八千二百万円で、歳入全体の約一七%を占めております。  市税には使途が特定される目的税と、特定されない普通税があります。本市における目的税は都市計画税で、それ以外は普通税となっております。そのため、都市計画税は、都市計画道路上田四日市線整備事業などの都市計画事業に係る借入れの償還などに充当しております。一方、普通税の使途については、目的税ではないため、その使い道は特定されておりませんが、市の経常的な一般財源となっていることから、子育て支援や高齢者福祉などの社会保障関連経費、教育環境整備や、生活インフラなどの日常生活に欠かすことのできない様々な施策に幅広く活用されております。  四点目、危険な横断歩道の把握は、柳ヶ浦高校前の横断歩道に信号機の設置が必要ではないかについてですが、宇佐警察署地域交通課にお聞きしたところ、宇佐署管内で横断歩道は五百六十九か所に設置され、そのうち車道を規制する信号機がある横断歩道は百三十六か所、押しボタン式信号機がある横断歩道は三十一か所で、残りの四百二か所は信号機がない横断歩道とのことでした。  本市では、地元からの要望や通学路点検の際に把握された危険な横断歩道について、警察や道路管理者へ改善の要望を伝えるとともに、季節ごとの交通安全運動において、ドライバーと歩行者相互の横断歩道でのマナーアップや、夕暮れ時と夜間の交通事故防止の取組を展開し、交通事故の未然防止に努めております。  また、街灯の設置について、道路管理者である宇佐土木事務所に確認したところ、柳ヶ浦高校先の交差点に道路照明として八灯設置する計画はあるものの、直線道路部の道路照明は計画していないとのことでした。  この直線道路部の照明については、みまもり灯や防犯灯の設置に対する市の補助制度がありますので、相談いただきたいと考えております。  なお、信号機の設置については、道路整備に伴い、地元からの要望もあったことから、宇佐警察署を通じ、県公安委員会に上申を行っているとのことです。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目め、地域と暮らしを守るの二点目及び三点目と、二項目め、子どもたちの未来を守るの一点目を、経済部長 出口忠則君。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)経済部長の出口でございます。十三番 辛島議員の一般質問にお答えします。  一項目め、地域と暮らしを守るについての二点目、宇佐市の特色である、歴史・文化・伝統と、農業・食をブラッシュアップし、それぞれの体験メニューの充実を目的としたスタートアップの支援をするべきでは。また、空きアパートを観光客の簡易宿泊施設として活用できないかについてですが、国内外の旅行商談会やイベントにおいては、本市の特色である宇佐神宮をはじめとした歴史、神楽や石橋などの伝統・文化、世界農業遺産・グリーンツーリズムなどを活用した農業と食などのコンテンツを積極的にPRしているところでございます。  あわせて、石橋や鏝絵をイーバイクでめぐる里山ライドや酒造り、草木染め体験等、宇佐に来なくてはできない特色ある体験型コンテンツの造成とPRを、千年ロマン観光圏や市観光協会、地域観光施設等と連携し、実施しております。  また、空きアパートの観光客の簡易宿泊施設としての利用ですが、旅館業を経営するためには、旅館業法等の構造基準に適合した施設を整備の上、県知事の許可を受ける必要があります。民泊新法施行後、この件についての問合せ等、民間の動きは聞いておりませんが、本市としましては、まずは現在ある宿泊施設やキャンプ場などを整備し、活用してまいりたいと考えております。  三点目、県の推進品目を栽培している園芸農家に対しても肥料高騰に対しての支援が必要と考える。市の考え方、県との協議はについてですが、肥料高騰対策は、国では肥料価格高騰対策事業が実施され、令和四年六月から令和五年五月に購入した肥料を対象に、化学肥料低減の取組を行った上で、前年度から増加した肥料費の七割を交付することとなっており、園芸作物も対象となっています。  また、県では、地域資源である畜産肥料を活用する耕畜連携堆肥活用推進事業で、肥料価格高騰の影響を受けにくい生産体制を構築するモデルケースづくりに取り組んでおり、本市ではネギ類を対象に実施されています。  本市においては、農業資材等の高騰による園芸農家の経営負担を軽減するため、昨年度、百二十万円以上売上げのあった園芸農家に対し、五万円、一千万円以上では十万円を支給する市園芸作物資材購入等補助事業を実施しております。  今後とも、県と連携し、園芸農家の営農意欲の向上及び園芸農業の振興を図るため、各種制度や支援事業推進について、情報共有を図りながら実施してまいりたいと考えております。  次に、二項目め、子どもたちの未来を守るについての一点目、小学校ごとに総合運動場、図書館、児童館の利用状況を把握し、利用状況に格差が生じた場合の市の対応策はについてですが、総合運動場等のスポーツ施設では、小学校単位での利用申請はほとんどなく、申請書には児童生徒の区別しかないため、小学校ごとの利用状況は把握できておりません。  市民図書館では、本館、安心院分館、院内分館、自動車図書館での小学校への巡回、団体貸出し等で児童向けサービスを行っており、自動車図書館や団体貸出しについては、学校ごとの利用状況は把握しております。また、個人貸出しについては、学校ごとの利用状況は把握しておりませんが、児童の居住地別利用の把握をしております。  その他にも、新一年生を対象とした利用案内や、自動車図書館による市内全域サービス、団体貸出しの利用促進をはじめ、積極的にリクエストに応えることなどにより、学校間による情報格差が生じないよう、利用環境の整備と充実に努めております。  安心院児童館及び宇佐児童館では、利用受付時に学校名を記入することで利用者を把握しております。  今後も施設の利用状況の把握や分析をすることで、施設の有効活用や利用者の利便性の向上に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、一項目め、地域と暮らしを守るの五点目を、教育次長 末宗勇治君。 ◯教育次長兼教育総務課長(末宗勇治君)教育次長の末宗でございます。十三番 辛島議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、地域と暮らしを守るについての五点目、市民講座の講師の情報が担当課ごとの把握となっている。一元的にまとめると、市民や各団体に分かりやすく、依頼しやすくなるのではについてでございますが、各種団体等が講座等を主催する場合の講師派遣の依頼については、必要に応じて県教育委員会等と連携を図り、それぞれのニーズに応じた講師やテーマ選定に努めながら講師の紹介を行っているところでございます。  議員御指摘の一元化資料の作成につきましては、社会教育関係だけでなく、医療、介護、子育て、まちづくり、起業等、分野が多岐にわたり、それぞれの専門性が関わってくるものもあると考えております。  今後、市民の学習環境の充実の面から、講師の情報把握や可能な限りの集約に努めますが、専門性や個人情報等の課題がございますので、庁内関係課と十分な協議が必要と考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十三番 辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)答弁ありがとうございました。構成上、ちょっと順番を入れ替えて再質問したいと思います。  まず、一項目の一点目、そして二項目の一点、二点、そして、一項目の二、四、三、五と、再質問を行いたいと思います。よろしくお願いいたします。
     それでは、まず、一項目、一点目、市税についてでございますけども、現在何世帯から頂いているのか。また、平均額等分かれば教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)行財政経営課長。 ◯行財政経営課長(岩男博文君)行財政経営課長の岩男です。再質問にお答えします。  今年度の分で言いますと、世帯数の分は把握できておりませんが、今年度、四年度の課税状況で、課税者数で御説明させていただきますと、約二万五千人が課税者数になっておりまして、それからして平均が約八万五千円ということの状況になっています。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)二万五千人の八万五千円、で、これを積み上げ、全部足したものが六十億八千万円ということだと思います。この市税を含めた一般財源のところで、子どもたちの教育関連についての、幾らぐらい予算として使っているのか、お聞きします。 ◯議長(衛藤博幸君)行財政経営課長。 ◯行財政経営課長(岩男博文君)お答えします。  子どもたち、教育関係ということで、三年度決算につきまして、教育費が歳出全体の約八%で、金額が約二十九億円となっています。こちらは小中学校、また社会教育関係の公民館であったり、文化財関連も含んでいるところでございます。  具体的には、小中学校の学校施設の整備、改修であったり、遊具の整備、で、今一人一台、タブレットを整備いたしましたところですが、積極的に活用するためのICT支援員であったり、GIGAスクールサポーター等による環境支援、授業支援、各種指導員の配置などに活用しているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)各課にわたると思うんですけども、子ども・子育てに関する施策全般、足したら幾らぐらいというのが分かれば教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)行財政経営課長。 ◯行財政経営課長(岩男博文君)お答えします。  今の質問にあったとおり、民生費の分はなかなかすみ分けが難しいので、概算でいきますと、教育費含め子ども・子育てに係る分としましては、三年度決算で約八十二億円ほどになります。  教育費の活用については、先ほど御説明したとおりなんですけど、子ども・子育て施策としましては、小学校、中学校、高校時に、入学時に祝い金を支給します、すくすく子育て祝い金事業であったり、未就学児から高校生までを対象とします子ども医療費助成事業、また、民間保育所の改修であったり、保育士等の確保対策、児童クラブの建て替えなどの支援を行っているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)分かりました。  それでは、二項目めの一点目、総合運動場、図書館、児童館などについてに移りたいと思います。  まず、それぞれの施設に、子どもたちは自転車で行くことと、両親に連れていってもらうことがあろうかと思いますけども、自転車でそれぞれ行ける小学校というのは把握できているんでしょうか。というのが、校区外に小学生だけで自転車で行けないという校則等も関係するのかなと思うんですけども、その辺の把握はどうなっておりますでしょうか。  まず、校則から聞きましょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(都 昌子さん)学校教育課長の都でございます。再質問にお答えします。  校則ということでございますけれども、それぞれの学校には、学校の決まりという形で、自転車に関するようなことも安全指導の一環としては決めていることがございます。それぞれの学校の自転車の使用の仕方、それから徒歩で行く範囲、そういうものに関しましては、学校ごとに決めているような状況でございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)恐らく、そういった決まり等も各学校であって、子どもたちが勝手に子どもたちだけで行けない、距離の遠ければ行けないですけども、また、近い、校区内にあれば当然行けるんだと思うんです。そういったことによって、図書館や児童館、総合運動場もそうですけども、休みの日、特に長期休暇ですね、夏休み、春休み、冬休み、平日、親御さん、両親もお仕事でいないというふうになると、なかなか子どもたちだけでは利用できないということでございます。  先ほど、どんな宇佐市にしたいかの中でも、子どもも乗れるバスが欲しいと。当然これは決まり事も関わってくることだと思います。小学生だけでバスに乗ってどっかに出かけるということになればですね。その辺を含めて、コミュニティバスの利用を、コミュニティバスに乗れないか、乗りやすくできないかということをこれまでも議論、お願いもしてきました。  こういったことを含めて、総合的に、夏休み、冬休み、春休みなど、図書館に子どもたちだけで行けるように、児童館、総合運動場にも行けるようにできないかと。これには、先ほど言った校則、決まり事だとか、様々なPTAと保護者等も含めた議論が必要だと思いますけども、これを子どもたちの利便性を考えた上で、どのような方向性で考えていこうとしているのか、お尋ねしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)総合政策課長の本浪です。再質問にお答えします。  昨日の少し一般質問でも述べさせていただきましたが、これまでですね、コミュニティバス、地域、公共交通というものが、少し、高齢者に向けた内容にですね、ちょっと傾いていたかなという部分はございます。今新たな公共交通計画つくる中ではですね、ちょっとその辺をフラットにしてですね、交通資源に対してどういう需要があるのかというところをしっかり把握して、新しいネットワークをつくりたいと思っています。  昨日も述べましたが、今アンケート調査をですね、ちょっと予定しています。まず、高齢者向けのアンケートを紙ベースでちょっと先行しましたが、今月中旬にはですね、ちょっとウェブ形式で、子育て世帯に対してそういう新たなコース設定とかに対する要望もですね、広くお伺いする段取りにしておりますので、そういう中で、状況を把握して、計画の中に活かせる部分は活かしていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)市内の主だった箇所ですね、市役所、駅、主だった公共施設を周遊バスで結ぶ。そして、そこに各地域からのコミュニティバスが接続する。いろんな方策があろうかと思います。オンデマンドもそうですしね。  今後、高齢者、そして子どもたちのことを考えると、交通網の整備というのは必至だと思います。そして、今後、恐らく二十年後には、その周遊バス等は、無人バスとかが走っているような状況になってくるのかなと、私、想像しているんですけども。そういったことを見据えて、今のうちに周遊ルート、そしてコミュニティバスの連結、今後、そういった技術革新の下で、無人バス等のことも今からある程度は考えながら進めていかなきゃいけないのかなと思っております。  施設を増やすということはもうなかなかですね、今の時代、厳しい、宇佐市においても、四十年後に向けて二五%、公共施設を削減していくということでございますので、一昔前ですと、各地域にという議論が成り立ったんですけども、今後はますますそういった議論にはならないと思いますので、いかにそこに人に来てもらえるかという動線を整備していくということが、高齢者対策、そして子どもたちに向けても必要だと思っておりますので、その観点から、アンケート結果も十分参考にしながら進めていっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  それでは、二項目めの二点目、子どもから高齢者まで誰もが集えるすてきな場所となるように、完成後、公園等を使ってのイベントなどの開催とかということを考えているのか、お聞きいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)都市計画課長の大木でございます。辛島議員の再質問にお答えいたします。  公園につきましては、イベント等については今のところ考えておりません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)民間、市民の中でもいろいろイベントを使いたいということ、話が出てこようかと想像できます。そういったときの対応はどのように考えていらっしゃいますか。 ◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)お答えします。  新たにできる西大堀の地区公園につきましては、中央に芝生広場、広いのを設けますので、ここをイベント広場として活用はできるというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)今日、傍聴に来ている子どもたちも大変楽しみにしております。どんな公園になるのかなと、わくわくしていることだと思います。  令和七年の七月が、一応目標、完成時期ということでございます。今の六年生が中学三年生ですかね、三年後ですからね。部活でテニスをするようになる子どもたちもいるかもしれませんし、友達同士で公園に行って遊べるように、楽しめるような場所になってほしいという願いを持っていると思います。  これから私もいろんな様々なことを提案していきたいと思います。いい公園にぜひするようにお互い努力して、目指していきましょう。よろしくお願いいたします。  そして、その小学校、中学校、高校生もそうですけども、恐らくあそこの場所には、周辺、長洲小学校、和間小学校、宇佐小学校の人も、高森も隣接していますので、恐らく自転車で行く学生の人たちも多いと思います。  そうなったときに、御存じのように、周辺は田畑や雑木林で、田畑との段差等もあります。まず、その田んぼの域沿いの道なんかは真っ暗に、恐らく今の時期ですと、五時半には真っ暗になろうかと思います。大変今のままでは危険、明らかに危険だと思いますので、その辺のことは地域の方たちと話し合うということでしたけども、今どこが危険なのかとかということの話合いがどこまで進んでいるのか。そして、安全にするためにどういったことが整備する必要があるのか、今現在分かっている範囲を教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)お答えします。  まず、周辺道路につきまして、地域から、改修、改良の要望書が出されているところでございますので、まず地区の方々とよく相談しながら、安全対策等を考えていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)その地域の方々、今のところ、恐らく区長さん中心だと思うんです。今言ったように、子どもたち、学生がしようってなると、今度学生の目線、どこからどういうふうに学生が自転車で来るのかということの視点が必要になると思います。その辺は、どういった話合いというか、どういったところと話をしていこうというふうに考えていますか。 ◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)利用者がどちらから来るのかというのは、現在のところまだ把握ができておりませんけども、周辺にできますごみ焼却施設等がありますので、ここについてはごみ収集車等の出入り等がありますので、いろんなところと新たなルールづくりをしていかなければいけないなというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)ぜひその学生の、子どもたちの視線での整備、やっぱり大人は車で行く、歩いて行く方もいらっしゃるかもしれませんけども、ほとんどが車でしょう。もちろん車、道路の幅だとか、歩道だとか、車を利用する側からの意見というのも当然多く出てこようと思いますけども、そこに自転車で行く学生たちの目線での整備ということが必要になってこようかと思います。  私もその辺の地域の、学生の意見というものにもしっかり気をつけて聞いていきたいと思いますので、一緒になって子どもたちの目線でも安全安心な公園、事故がないような周辺整備をよろしくお願いしたいと思います。  それでは、一項目めの二点目、体験型についてなんですけども、酒造りや草木染め体験等ということで例は挙がっているんですけども、今現在、その体験型って言われる、分類にできるものというのは幾つぐらいあるんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光・ブランド課長。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)観光・ブランド課長の出口でございます。辛島議員の再質問にお答えします。  体験型のコンテンツ造成、今、市の観光協会、それから広域で取り組んでおります千年ロマン観光圏、こういったところで幾つかの商品として上がっております。  全部御紹介すると結構な数になるんですが、観光協会の分でいきますとですね、今、うさコレという冊子を、これは春バージョン、夏バージョン、秋バージョン、こういったところで体験型コンテンツを載せております。  その中で言いますと、そうですね、春十四本、夏七本、秋も十四本といった、中身で言いますと、戦争遺構巡りのサイクリングであったりとかですね、宇佐飴作りであったりとか、石橋を巡るフットパスであったりとか、それとか、答弁で申しましたような草木染めでありますとか、イーバイクで巡る分でありますとかですね、いろんな種類がございます。そういった部分を季節ごとに、うさコレという中でまとめております。  千年ロマンの観光圏で言いますと、広域連携になりますが、一日目は宇佐に来て、一日目、二日目、三日目はまたほかのところに行くとか、行こうってなりますけども、宇佐で言えば、辛島虚空乃蔵の酒造体験でありますとか、こういった部分の商品がございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)そうですね、今おっしゃったようなことも全て体験と言えば体験になると、大きく分ければ体験だと思います。アクティビティと、私が言う体験というのは、何か学ぶとか、そういったことをですね、習得するとか、何か作るとか、そういった体験型のことの充実を、私が充実するべきじゃないかと求めたいと思っています。  というのが、ここでも言ったように、宇佐市といえば、歴史・文化・伝統、そして農業と食、幾つか知っている体験型もありますけども、質問の中でシェイプとブラッシュアップという言葉を使いました。シェイプというのが、シェイプアップのシェイプじゃなくて、シェイプというのは、とがらすとか、形をつける、宇佐市独特の形の体験型という意味のシェイプで、それをいかに磨き上げていくかという意味で使ったんですけども。  やっぱりほかの都市でやれるようなことの体験型を増やしても、それはあんまり、それはシェイプであり、ブラッシュアップにはなかなかならない。特色ある、他市がまねできないような体験型の、何ですかね、メニューを増やしていくことがやはり必要なのかなと思っております。  やっぱり宇佐神宮は宇佐神宮で、たくさんの方が、観光客がいらっしゃいますけども、やはり宇佐市でしか体験できないことというのを今から増やしていくことが、もちろん情報発信と関連して必要なことだと思っています。  そういったことをスタート、これはまちづくり協議会等とも恐らく関連してくるんだと思うんですね。そこの部分だけ特化して、新しい体験メニュー、そういったものをスタートさせるに当たっての推進策を、ぜひしっかり協議をしながら考えていってほしいと思っておりますけども、どうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光・ブランド課長。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)新しい体験メニューの支援ということだと思います。そういったまちづくり協議会でありますとか、地域でこういったことを取り組みたいという部分に関しまして、広くでは、ほかの議員さんからもいただいております、例えば頑張る団体でこういったことを取り組みたいんだというのに支援するとかですね。それぞれの課の事業メニューでも、またマッチする部分があろうかと思います。  例えば、文化、伝統を継承していくという中身であれば、また、そういった事業メニューとか、あるいは当課の観光・ブランド課でいえば、世界農業遺産の関係で何かこういうことができるんだということであれば、そういった事業メニューとか、個別のメニューはございますけども、広く言えば、がんばる団体でありますとか、それとか、県の補助金とかもございますので、そういったところと連携して、どういった支援ができるかというのは考えていきたいかなというふうに思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)宿泊施設やキャンプ場などがあるということです。今、家族やグループで泊まれる部屋数というんですかね。大体どのくらいあるか、把握できていますか。できていたら教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)観光・ブランド課長。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)申し訳ございません、家族で泊まる部屋数の資料は用意してございません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)海外の有名な観光地、御存じのようにハワイなんかではですね、町部にもう何十年も前からアパートみたいなところに家族で泊まるコンドミニアム形式の宿泊施設というものがたくさんございます。学生の旅行や家族の旅行などでは、そういったところに一週間単位で借りて住むとかということ、宿泊するとかということですね、そういったことがもう何十年も前から広まっております。  宇佐市においてもアパート、空きアパートは結構あると思うんですね。それが、そういった方向に使えれば、随分、インバウンド、外国からのグループでの旅行だとかに使えるのかなと、私なりに思っていましたので。  なかなか、今、福岡辺り、町部の中でもコンドミニアム形式というものが増えてきております。これは簡易宿泊所という形式になろうかと思いますので、恐らく政府もオリンピックに向けてそういった制度を緩和してきたと思います。  宇佐市においても、今後、もちろんこれは民間のアパートの経営者等との話にもなろうかと思いますけども、こういった可能性というか方向性を宇佐市としても推進していけば、そこにビジネスとしてもやってみようかなという方が出てくるかもしれませんので、こういったことは、すぐにできる、できないは別として、今後、コロナ禍が収まれば、そして、コロナが五類に落ちていけば、海外からの観光客も増えると思いますので、こういったことも視野には入れておいて検討していっていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。  それでは、一項目の四点目、昨今、道路の事故ですね、横断歩道もそうですし、道路の横断をしている等での事故が結構あります。ザ・ドリフターズの仲本工事さんも、悲しい出来事で、横断中に事故に遭いました。  宇佐市においても、暗い横断歩道というのが随分あって、夜、ここ、急に人が渡っていたら、事故っていつでも起きるよなって思う、はっとする瞬間が多くあるんですね。やはりそこで待っている人たちも、暗いところで、電柱があったりするとなおさら、立って待っている人というのは気づかなかったりするんですよね。
     だから、その辺、地域と話し合って、渡る場所にありそうな横断歩道等のまず把握をして、地域に、そこに、今LED照明ですね。そういったものでもというようなことを今後地域と話し合っていただきたいなと思うんですけども、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。辛島議員の再質問にお答えいたします。  議員おっしゃるように、まず、横断歩道の場合には、横断歩道に人が立っていたら車両は必ず止まらないといけない。で、渡ろうとする人は、必ず車を確認しながら、車が止まったのを確認して渡っていただくといったことが非常に重要でございます。その際に、ドライバーがしっかり歩行者がそこに立っているということが認識できないと、車は止まらなくて行ってしまうので、非常に危険であります。  ですから、おっしゃいますように、今回、質問にあります、柳ヶ浦高校の前には三つの横断歩道がございまして、現在そこには一灯だけ、横断歩道のマークがついている照明つきの横断歩道表示というのがございます。そういったものが今まだ二か所ございませんので、県のほうにもですね、そういった照明つきの横断歩道表示ができないかという話も、また地域からの要望等も上がっておりますので、今、そちらのほうを上申しているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)各地域の危険な横断歩道の把握と、柳ヶ浦高校の前については、あそこを三つですかね、今横断歩道があって、それぞれで人が渡れば、せっかく二車線にして利便性が向上したと思ったら、時間帯によっては度々止まらなきゃいけないということにもなりかねません。もちろん、駅に行く人、時間を気にしながら行く人も出てくると思いますので、緊急的には、明るく、街灯、もしくはみまもり灯、防犯灯ですかね、で対応ということは必要だと思いますし、公安に上申を行っているということですので、県としっかり協議しながら、一つの押しボタンでもなれば、それはそれでいいのかなと。どれが正解かはよく私も分からないんですけども、地域と学園さんとまたよく話し合いながら、公安にもしっかり対策をお願いしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  それでは、続きまして、一項目めの三点目ですけども、現在、先般の議会で給付が決定した支援金、園芸農家に対する支援金、申請状況を教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)農政課長の久保でございます。再質問にお答えいたします。  今年度、市のほうで実施しております園芸作物資材購入等補助事業ですが、一応、十一月末を申請締切りとしておりました。申請状況につきましては、私どもの農家戸数、それから予算額等に対しまして、約三割弱程度の申請で、一応十一月末の締めを一度切ったところです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)恐らくこれはね、給付支援金、給付金ですので、支援していただけることが分かれば、恐らく誰も申請すると思うんですね。ですので、今後も周知を徹底して、申請していただくようにしっかり取り組んでいただきたいと思います。  そして、今後も値上げが続く可能性がございます。来年の春、夏に向けてですね。また、しっかり見守りながら対応していただきたいと思います。というのも、やはり推進品目で挑戦しようと、そちらに作物を切り替えてやろうとしている人たち、ましてや推進しているので、それに対してしっかり見守って後押しができるように、宇佐市、県も含めて対応していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  五点目、市民講座の講師等についてでございますけども、無償の講師等という把握はできているのでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)社会教育課長の〆野です。再質問にお答えいたします。  無償の講師等になりますと、全部を把握できていないんですが、人権等の講師等につきましては県の制度等もございますので、そういった中では可能な講師もございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)宇佐市内においても、恐らくパン作りでも、例えばですよ、パン作り、何かをちょこっと、匠の会もありますね。ちょっとしたことを、自分の仕事に関することを、ちょっとしたこととかを何かの機会でも教えてあげるよと、体験させてあげるよとかという方々っていっぱい潜在的にはいらっしゃると思うんですね。そういった方々を、やはり一回募集して、そういった方々をいろんな子ども会だとか婦人会、いろんなところに呼んで、お話ができたり、体験できたり、そういったことができればなと思うんですね。  有償の方、なかなか呼べる団体というのが限られてくるので、生涯学習のこれが極みであると思います。市民の生活の中からちょっとしたことを教えられる、体験させてやることができるような、そんな方々を広く募って、その方々を広く、また子どもたちや、経験したことない人たちへ伝えていくということが私はできたらなという思いで今回取り上げたんで、今後、何かその点について、課長、お願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)先ほど、講師ということでちょっと高いレベルの方を想像して答えたんですが、地域学校協働活動推進員ということで、小学校のほうにですね、ボランティアで、ちょっとした技術を持っている方とか、アイロンができる、ミシンができるとか、そういった形で、無償で行ってもらう方の名簿は作ってありまして、大体四百名以上の登録がございます。ただ、いろんな種類が重なっておりますけど、もうそういった方を把握はしております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)そういったものがなかなかホームページ上とかからぱっと行き届かないんで、私も中身も分からないんですけども、そういったものがパンフレット化されて、各団体にそれが行き渡ると、ちょっとしたことで、夏休みの指導だとかでお声かけして来てもらったりということもできるかと思います。  生涯学習って大変重要なことだと思いますので、もっと言えば、商工会議所だとかいろんなところとも連携しながら、それぞれのお仕事で何か教えられること、経験させることができること、これはキャリア教育ともつながってきます。そこをどんどん光を当てて使いやすく、利用しやすくしていただきたいと思っております。また、いろいろ提案していきますので、よろしくお願いいたします。  時間が迫りました。最後に、和間出身の是永市長に、今日傍聴にいらしている子どもたちに未来に対するメッセージも兼ねて一言いただければと思います。よろしくお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)議事進行で議長にお尋ねしたいと思います。  傍聴席に直接、私が話しかけることがいいかどうか、ちょっと私、判断つきませんので、議長の御許可というか、判断いただきたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、別の場でということでお願いしたいと思います。  辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)それでは、ちょっと角度を変えます。宇佐市の未来について、市長の思いを最後に聞かせていただきたいと思います。よろしくお願いします。この一般質問を受けてです。 ◯議長(衛藤博幸君)宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)辛島議員の再質問にお答えいたします。  今日はですね、議員が和間小学校の皆さんを傍聴にお連れをして、和間小学校の皆さんの御意見も踏まえながらの質問ということですね、大変私も参考になったところであります。  特に和間小学校の皆さんには、放生会の道行きばやしですとか、今年は、また人権の花の取組もしていただいておりまして、本当にですね、感謝を申し上げたいというふうに思います。  小学校の皆さんは、本日の傍聴は貴重な経験になったかと思います。これからの、それぞれのですね、夢や希望がしっかりと果たせられるように羽ばたくことを期待をしたいと思いますし、そうした皆さんの夢がかなうような市政に取り組んでまいりたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、辛島光司議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで昼食のため、暫時休憩いたします。  なお、再開は十三時ちょうどといたします。  それでは、暫時休憩します。                 休憩 午後零時〇五分               ──────────────                 再開 午後一時〇〇分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行します。  八番 多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)皆さん、こんにちは。議席番号八番、市民れんごうの多田羅純一でございます。  傍聴に来ていただいた皆様、お忙しい中、本当にありがとうございます。今年はですね、数年ぶりに行政視察に行けるようになりまして、かなり元に戻りつつあるのかなというふうに思うところではございます。  やはりですね、現場で実際に見て、宇佐市とどう違うのか。こんなよいところは宇佐市に持って帰ってうまくできないんだろうかという視点でですね、現地を見てくるとですね、大変勉強になります。今後もですね、他市のよい点をですね、一つでも多く持ち帰れるように努力して、他市に負けない、さらに住みやすい宇佐市になるよう努めていきたいというふうに思っております。あまり面白くないですけど。  それでは、事前通告に従い、一般質問に入らさせていただきますが、今回は、五項目十点の質問をさせていただきます。  一項目め、コロナウイルス感染予防についてです。  一点目、コロナワクチンの接種状況はどのような状況なのか。  二点目、インフルエンザとの同時流行に備えた対応はどのように考えていますか。  二項目め、通学路の安全対策についてです。  一点目、柳ヶ浦駅から柳ヶ浦高校までの区間で、暗い中、生徒たちが下校しており、防犯や安全確保のためにも、街灯の増設は検討できませんでしょうか。  二点目、柳ヶ浦高校正門前の四車線道路に歩道があります。生徒の安全を考え、信号機の設置の要望はできないでしょうか。  三項目め、高齢者雇用支援についてです。  一点目、市内における高齢者雇用の状況はどのような状況なのか。  二点目、厚生労働省が進める、処遇改善、職場環境改善を促す仕組みや補助金等はどのように通知されていますでしょうか。  三点目、高齢者が働きやすい職場を認証する制度は創設できませんでしょうか。  四項目め、未来の水道事業についてです。  一点目、水道管の更新や修繕の業務を民間に委託のほうをしておりますが、十数年先には、人手不足により、技術者確保が難しく、水道管等の更新時期に迎える対応できる労力が不足することが懸念されます。市はどのように考えているのか、伺います。  二点目、民間業者の次世代育成に向けた取組を進められないか、伺います。  五項目め、河川のしゅんせつについてです。  一点目、寄藻川の河口から和間神社付近にかけて、泥、土砂等が堆積しており、しゅんせつをもっと進めてほしいという声があります。今後の計画について伺います。  以上で一回目の質問を終わらせていただきます。よろしくお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、多田羅純一議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。八番 多田羅議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、コロナ、インフル感染症予防についての一点目、コロナワクチンの接種状況についてでありますが、接種間隔の短縮に伴い、十一月から五回目の接種が始まっております。十一月末時点の接種率は、一回目、八三・六%、二回目、八三・二%、三回目、六九・七%、四回目、四五・七%、五回目、四・六%となっております。六十五歳以上の三回目接種は九二・四%となっておりますが、二十代は五四・九%、三十代は五四・一%にとどまっております。  二点目、インフルエンザとの同時流行に備えた対応についてでありますが、市民一人一人が小まめな換気や室内でのマスク着用など基本的な感染対策に取り組むことや、コロナウイルスのワクチン接種に加え、早めにインフルエンザの予防接種を受けることが重要であります。また、同時流行時は、発熱外来などが逼迫する可能性がありますので、発熱などの体調不良時に備えて、検査キットや解熱剤などを準備しておくことも大切であります。  市としましては、ホームページ等を通じて、感染予防対策の徹底や、ワクチンの接種、検査キットの購入等についてお願いするとともに、商工会議所等にチラシを配布する等の普及啓発を行っているところであります。  なお、県は、同時流行した場合の一日当たりの県内の感染者数を最大で、新型コロナ三千五百人、季節性インフルエンザ三千五百人の計七千人に達する見通しを示しており、発熱外来の診療時間や検査機関を拡大し、平日に一万人程度の診療に対応できる体制を整えると聞いております。市内では、現在でも三十か所の医療機関が対応しておりますが、感染状況に応じて検査体制を強化する予定とのことであります。  今後とも、市民への周知や啓発を行うとともに、市医師会、県、北部保健所等の関係機関との連携に努めてまいります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁をいたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目め、通学路の安全対策について、四項目め、未来の水道事業について及び五項目め、河川のしゅんせつについてを、建設水道部長 大木敏之君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)皆さん、こんにちは。建設水道部長の大木です。八番 多田羅議員の一般質問にお答えします。  二項目め、通学路の安全対策についての一点目、柳ヶ浦駅から柳ヶ浦高校までの区間に街灯の増設はできないかについてですが、現在、県事業にて、宇佐本耶馬渓線柳ヶ浦工区九百十五メーター区間において四車線化が実施されており、令和五年度完成を目指しているとのことです。  道路管理者が行う道路照明は、主要な橋梁、トンネル、交差点などですか、県にお聞きしたところ、施工中の宇佐本耶馬渓線では、県道和気佐野線との交差点に八灯設置する計画で、高校前の道路照明の計画はないとのことでした。  本市の施工となる自動車整備工場の信号機から航空隊踏切を渡り県道中津高田線までの区間については、航空隊踏切部への照明は設置しますが、県と同じく、その他の道路照明は計画しておりません。  ただし、本市では、みまもり灯の設置や防犯灯の設置に対する補助制度がありますので、要望により、必要となる箇所がありましたら、地域と協議を行ってまいります。  二点目、柳ヶ浦高校正門前の横断歩道に信号機の設置は要望できないかについてですが、県によると、本年八月に地元も要望が出ているので、再度、県公安委員会へ要望を行っているとのことです。  次に、四項目め、未来の水道事業についての一点目、水道管等の更新時期に対応できる労力が不足することが懸念されるが、市の考えはと、二点目、民間業者の次世代育成に向けた取組を進められないかについては、関連がありますので、一括してお答えします。  本市の給水区域内で給水装置の工事が行える市水道事業指定給水装置工事事業者には百六十社が指定を受けています。このうち、市内の事業者で構成する市管工事協同組合及び宇佐両院水道工事協同組合には五十社が加入しており、技術の改善、向上に努めているとのことです。  本市としましては、平成二十六年度から老朽管の更新工事を計画的に行っており、漏水管の修繕や漏水調査を両工事組合に発注することで、より多くの業者に人材育成や技術の継承を行う機会を増やすとともに、安全・安心な水道水の供給に努めています。  また、今後、労力不足や次世代育成に向け、人工衛星を活用した漏水調査など、新たな技術への取組も行う予定です。  次に、五項目め、河川しゅんせつについて、寄藻川河口から和間神社付近のしゅんせつを進めてほしいが、今後の計画はについてですが、河川管理者である県宇佐土木事務所へお聞きしたところ、近年五か年の実績として、北鶴田新田付近で令和元年に河床掘削を二千六百立方メートル、同年に伐木を六千二百平方メートル実施しているとのことでした。また、平成三十年度には、上流の矢部、小向野地区の河床掘削を実施しており、今後も緊急度を考慮し、計画的な河川管理を行っていくとのことでした。  本市としては、市町村が管理する河川の維持管理に対し、全国市長会からの要望により創設された有利な起債事業である緊急浚渫推進事業を活用し、集落付近の河床掘削及び伐木を実施しているところです。  今後も地元の要望を聞きながら、計画的な河川管理に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、三項目め、高齢者雇用支援についてを、経済部長 出口忠則君。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)経済部長の出口でございます。八番 多田羅議員の一般質問にお答えします。  三項目め、高齢者雇用支援についての一点目、高齢者雇用の状況はについてですが、改正高年齢者雇用安定法の施行に伴う定年年齢の引上げ等により、六十五歳以上の常用有効求人倍率は、本年八月現在で〇・三と、他の年齢層と比較して低い水準で推移しています。
     二点目、厚生労働省が進める処遇改善・職場環境整備を促す仕組みや助成金等の周知についてですが、人生百年時代と言われる高年齢化社会の到来や今後の人口構造の変化を見据え、労働力確保の観点から、国においても、雇用推進助成金の創設や事業主に対する相談対応などで支援が行われている状況です。  本市としましても、顕在化する人手不足の解消等に向け、関係機関と連携して、各種支援制度の周知に努めてまいります。  三点目、高齢者が働きやすい職場を認証する制度は創設できないかについてですが、厚生労働省においては、高年齢者雇用の重要性について、国民や企業などの理解の促進を目的に、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構との共催により、毎年、高年齢者活用企業コンテストを実施し、入賞企業を表彰しております。  本市におきましても、今後の高齢者雇用に関する諸課題の整理と併せて制度設計等について調査研究してまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  八番 多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)それではですね、順次、再質問をしていきたいと思います。  一項目めのコロナ、インフルの感染症予防についてということで、一点目の接種状況をですね、回答いただきました。今現在ですね、四回目、五回目を接種している方々が大半なんかなというふうに思いますけども、中には接種していない方、また、感染して予防接種を控えている方、様々いると思います。  一回目、二回目の接種率はですね、八割を超えて、三回目は約七割、四回目が四割ちょっとということで、予防接種が進んでいるのか遅れているのか、ちょっと分かりづらいかなというふうに感じております。  また、時期的にあまり気にしない時期に来ているんかなというのも思うんですけども、宇佐市と他市を比べて接種率がどうなのか、分かればお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(瀧口広子さん)健康課長の瀧口です。再質問にお答えします。  まず、コロナワクチンの接種率は、回数ごとに見てみますと、どれも県平均と比較してそれぞれ超えている状況です。五回目の接種率は県平均ぐらいとありますが、十二月に入りましては、特にまた接種率はそれぞれ上昇している状況です。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)県平均を超えているということは、感染リスクがちょっと抑えられつつあるのかなというふうに感じております。私も十一月末に四回目接種をしましたけども、予約をする際にですね、空きがあんまりなかったんですが、予約が取りづらい現状がですね、現在も続いているのか、伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(瀧口広子さん)お答えします。  十二月に入りまして、個別に接種できる医療機関だけでなく、市役所での集団接種枠を設けまして、実際は接種できる機会が増やされております。そうすると、十一月に比べると予約が取りやすくなっておりますし、今時点もまだ空きがあります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)分かりました、集団接種もやっていただけるということで了解しました。  それでは、ワクチンの供給状況については問題ないのか、伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(瀧口広子さん)お答えします。  十二月に入りまして、ファイザー社だけでなく、モデルナ社のBA・四─五のオミクロン株対応二箇ワクチンも供給されています。なので、問題はありません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)この一般質問の締切りがですね、十一月の二十二日だったということで、通告するに当たって、前日の状況としましては、県内で約四百名弱ぐらいだったんですけども、昨日のデータでいうと、大体千三百人弱ぐらい、どんどんちょっと右肩上がりには増えている状況ではございます。  今、現在のほうについては、重篤化する方々はほとんどいないというふうに聞いておりますし、決して楽観はできないというふうに思いますけども、ある程度、しっかり接種率を上げていくのが重要なんじゃないかなというふうに思います。  二点目のインフルエンザとの同時流行の対応のほうについてですけども、今回インフルエンザがですね、流行するのかしないのかというのは、ちょっと分からない、不安なところはあります。  あるお医者さんのほうにお話を聞いたんですけども、半年前にですね、南半球のオーストラリアやニュージーランドなどでの感染状況が次の冬場の日本の感染状況につながるというふうに聞いていまして、今年の日本の夏場の時期にですけども、オーストラリア、ニュージーランドでは冬場になりますが、そういったときの状況としては、過去五年で一番感染者が多くてですね、インフルエンザが大変はやったというふうに聞いております。  国内でも、現在インフルエンザによる学級閉鎖がですね、ぽつぽつあるみたいですが、インフルエンザの予防接種の接種率をですね、過去五年のデータを事前の資料として頂きました。見比べてみますと、コロナ前の四、五年前と見比べても、接種率がほとんど変動がなくですね、例年どおり、市民の皆さんがしっかり予防をしていただいているんかなというふうに受け止めることができました。  子どもの接種率というのはちょっと入っていなかったんですけど、分かりますでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(西田洋子さん)子育て支援課長の西田です。再質問にお答えいたします。  子どもの接種率につきましても、大人のインフルエンザの接種率と同じように大きな変動はなく、令和三年度の接種率は四三・二%と、コロナ前の四、五年前とほぼ同じ状況となっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)分かりました。  インフルエンザと同時に、同時の流行に備えた対応として、国のほうではですね、九十万人の診療体制を整えたという報道が先日ありました。また、医療現場のほうでは大変悲鳴を上げているというふうにも聞きましたけども、市内の診療体制は整っているのか、お伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(瀧口広子さん)お答えします。  市内医療機関は現在三十か所で、もちろん土日も対応しております。市医師会のほうに確認しましたら、感染状況に応じては、また、強化することも可能ということで、今時点は整っていると認識しております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)分かりました。  続いて、啓発のほうについてはどのように行っているのか、伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(瀧口広子さん)お答えします。  特に感染対策の徹底、それからワクチン接種、そして発熱時の受診方法などは、市ホームページ等に掲載し、常時、必要項目については、更新するようにしております。また、チラシにつきましては、商工会議所を通じて事業所等や、それから検診会場や、それから健康教室でもこういうチラシは配っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)先ほどオーストラリアやニュージーランドの話をさせていただいたんですが、そちらの国と比べるとですね、生活習慣が異なることや、日本人がいまだ警戒してしっかりマスクの着用をしているだとか、手洗いしているとかというところがありますので、同時流行にはなかなかなりづらいのかなというふうに思いますけども、決して楽観することはできないというふうに感じています。  インフルエンザはですね、これまで、子どもが感染すると、今までのように子どもから大人へ、学校から家庭、家庭からまた職場へというふうに完成拡大するルートがですね、考えられますので、やはりですね、手洗い、うがいなどは再啓発をしっかりしていただいて、感染防止につなげていただきたいというふうに思います。  続いて、二項目めの通学路の安全対策についてということで、先ほど午前中の最後に辛島議員のほうが質問していたんですけども、もうちょっと深掘りしたいんで、しっかりいきたいと思います。  取りあえず、この街灯のほうについては、以前にも取り上げられて、踏切から南側に二灯設置されたというふうに聞いておりますが、まだまだ足りないんじゃないかなというふうに感じている次第でございます。  夏場のほうは日が落ちるのも早く、足場がよく見えないんじゃないかなというふうに、夏場じゃない、冬場はですね、よく見えないんじゃないかなというふうに思いますし、特に踏切から駅の間については、ほとんど街灯がないんじゃないかなというふうに思いますが、市の見解を伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  確かに議員おっしゃるようにですね、宇佐航空隊踏切には照明灯がついておりまして、その南側に二灯、地元と協力をし合ってですね、設置させていただきました。ただ、柳ヶ浦駅に向かっては、確かに暗い部分が数か所ございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)あわせてですね、都市計画の完成予想図を頂きました。回答のほうにもあったんですけど、計画がないというところなんで、今後、いろいろ市の防犯灯に対する補助制度を使って増やしていくみたいなイメージにはなるとは思うんですけども、やっぱりそういった大きな工事をされた際にですね、街灯とか、最終的に、あるべき姿の完成に向けてですね、しっかり計画をつくっていただきたいなというふうに思いますので、ここのところはこの辺でしときたいと思います。  続いて、信号機のほうです。  辛島議員も話していたんですが、ここはですね、かなり道幅が広く、片側二車線ということで、横断歩道が長くなったということで、渡りかけているのか渡らないのかというのが、大変運転者側からしてみればね、判断がつきにくい場合があります。  こういった判断が鈍るようなですね、横断歩道はですね、危険が潜んでいるというふうに考えられますし、ましてや正門の前となると、登下校時はですね、大変危険ではないかなというふうに思います。  完成後というか、令和五年に完成するということなんですけども、車両の速度制限は幾らぐらいに設定、今しているんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  今、県が整備しております四車線化の宇佐本耶馬渓線につきましては、設計速度六十キロで、宇佐インターから市役所前を通過しまして、国東半島に向かってですね、高速化を目指している事業ということをお伺いしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)六十キロの制限速度、だから、七十キロぐらい出ていても問題ないぐらいの速度であそこを通っていて、横断歩道に人がいるかいないか、どうなんだろうというところが、横断歩道がですね、二つも三つも並んでいたら、大変運転している際に判断が鈍るんじゃないかなというふうに思いますけど、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  議員おっしゃるように、三か所も近いところに横断歩道が設置されているということで、部分部分で横断しようとする際には常に停止をしないといけないということになろうかと思います。  その点も踏まえまして、地元からの信号機の設置要望についても、三つについて、統合していくのか、それとも、今後そういった利用状況、そこの横断をするのが三つも要るのか、二つにするのか、一つに統合できるか、そして信号機が必要かといったところは、県と公安委員会のほうへ伝えておりますので、今後、そういった要望を踏まえた、信号機の設置の調査研究をしていただきたいというふうに要望しております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)続いて、市内の四車線道路でですね、三八七か、山下から中津に向けて行くバイパスのところぐらいだというふうに思いますけど、信号がないところもあります。ないところはですね、今現状では、通行人の数が少ないんじゃないかなというふうに思いますし、そういったところはすぐ判断できるので、すぐ止まって安全なんかなというふうには思いますけども、やっぱり人通りが多いところは必要ではないかなというふうに思いますし、車の通行量ってどれぐらいあるのか分かりますか。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  平成二十七年に交通センサスで交通量調査を行っておりまして、柳ヶ浦高校前の路線につきましては、一日当たりですね、九千六百台ほどというふうにお伺いしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)それでは、信号機の設置基準はどのように聞いているのか、伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)信号機の設置基準につきましては、信号機にもいろいろ種類がございますが、その中で、設置基準につきましては、一時間当たりの交通量が三百台以上でありまして、そして、当然、信号機が設置ができるスペース、それと、あとは小中学校、または幼稚園、こども園、保育所、病院、老人ホーム、そういった方の利用があるところで横断するのに必要となるところというふうになっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)それでは、今までの質問を踏まえると、信号機が設置していないといけないんじゃないんですかね。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  先ほど言いました九千台を超えておりますので、時間に換算しますと約四百台、時間当たり通っておりますので、基準には達しておりますが、交通量だけではなく、先ほど言いました、そういった関連の、また利用者、そういったものも踏まえたもので設置をするようになっておりまして、これは、設置に関しては公安委員会のほうが設置をしますので、全てにクリアしたからといって全部できるというものではないというふうにお伺いしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)これまで信号機が追加されてきたところはですね、多分、私が聞くところによると、事故があったりだとか、死亡事故があったとかいうところが大半っていいますか、事後対応に対する設置が多いんかなというふうに思います。  事故が起きる前にしっかりとですね、県のほうに要望していただいて、対応をしっかり図っていただきたいというふうに強くお願いして、次のほうに行かさせていただきます。
     続いて、高齢者の雇用支援のほうでございます。  一点目の市内の状況についてということで、少子高齢化のほうが進んでですね、市内でも労働者の人口が低下して、今現在では外国人労働者に頼る企業も増えてくる中、定年が延長されているとはいえですね、高齢者の処遇改善が全然進んでいない企業も多いんじゃないかなというふうに思います。  昨年、高齢者雇用の安定に関する法律の一部、改正がされまして、現行法で定められている六十五歳までの雇用確保義務に加えて、七十歳までの就業確保措置を取ることが義務と、追加されております。  ちょっと質問に入りますけども、六十五歳以上の求職者の数はどれぐらいいるのか、伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(中園浩一君)商工振興課長の中園です。お答えをいたします。  六十五歳以上の求職者につきましては、令和三年度末現在で、宇佐公共職業安定所管内でありますけども、六百三十八人となってございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)そのうちの再就職者は何名いますか。分かれば教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(中園浩一君)お答えいたします。  こちらにつきましても、令和三年度末現在でございますが、宇佐公共職業安定所管内で二百八人となってございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)どちらも増加傾向にあるというのはですね、法律のほうが改正されて、七十歳までの就業確保措置を取ることが努力義務になったことが要因に当たるのか、当たらないのか、伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(中園浩一君)お答えいたします。  御指摘のとおり、昨年四月から七十歳までの就業確保措置が努力義務化されたところでありますけども、令和四年のこれまでの推移につきましても、年度途中ではありますが、昨年の同時期と比較をいたしまして、求職者、再就職者ともに増加している傾向には変わりはありません。  このような状況から、六十五歳までのこれまでの雇用確保義務に加え、昨年四月から、七十歳までの就業確保措置が努力義務化されたことも大きく影響しているものと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)この質問はですね、昨年の二月ぐらいに和気議員が質問されておりまして、その際にですけども、課長の答弁の中で、今後の中で、企業就職説明会などを通じた、求人側と求職側のマッチングについてやっていくという話だったんですけど、その状況については、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(中園浩一君)お答えいたします。  雇用に関する事業につきましては、宇佐市雇用創造協議会におきまして企業説明会等を行っているところでございます。  このうち高齢者雇用につきましては、実際就職につながった方などのデータはちょっと把握をしておりませんが、今後もこういった機会を通じて情報提供等に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)高齢者雇用というと、どうしてもシルバーのほうがイメージされやすいんですけども、シルバー人材センターへの会員増強への勧誘などは力を入れているのか、伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(中園浩一君)お答えいたします。  直接、会員の勧誘に関することはございませんけども、例えば会員の確保につながるようなですね、剪定などの作業に関する講習会等の御案内についてはですね、広報誌等で周知を行っている状況でございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)分かりました。  続いて、二点目の厚生労働省が進める処遇改善、職場環境整備を促す仕組みはというところですけども、企業への発信はどのようにされているのか、伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(中園浩一君)お答えいたします。  御指摘の助成金制度につきましては、定年引上げ等や雇用環境の整備等に取り組む事業者に対する助成ということで認識をしておりますが、現在のところ、市からの情報提供は特に行っていない状況でございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)分かりました。  あと、生涯現役促進地域連携事業というのがあるんですけども、実施地域としましては、今現在、国内では四十三都道府県が実施地域となっておりますけども、大分県では、大分県シニア雇用推進協議会があります。そういったところの協議会とはどのような連携をされているのか、伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(中園浩一君)お答えいたします。  御質問の大分県シニア雇用推進協議会におきましては、シニア世代を対象といたしました合同企業説明会やセミナーのほか、啓発活動に取り組まれていると承知をしております。  現在のところ、直接的な連携はございませんけども、今後は、高齢者雇用の推進のため、連携を図ってまいりたいと考えているところであります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)分かりました。  続いて、高齢者が働きやすい職場を認証する制度ということで、国内でこういった働きやすい職場を認証する制度を創出している自治体があるのかないのか、伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(中園浩一君)お答えいたします。  御質問の認証制度につきましては、調査をしてみましたけども、現在のところ事例がない状況にございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)私も調べたんですけど、なかなかないなというふうに思いました。  ちょっと今回質問させていただいたのは、宇佐市子育て応援企業認証制度の高齢者雇用版というイメージでちょっと質問させていただいたんですが、そういったのをやったらちょっと簡単に、簡単にじゃないですけど、ちょっと考えやすいというか、方向性が分かりやすいかなというふうに思いますけど、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(中園浩一君)お答えいたします。  宇佐市子育て応援企業認証制度の高齢者版ということで、こちらの高齢者版の認証制度につきましては、当該企業がですね、社会的に評価される仕組みの構築など、今後、制度設計等についてですね、調査研究をしてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)経済社会の活力を維持するためにですね、働く意欲のある高齢者がその能力を十分に発揮できるよう、また、高齢者の方々がですね、活躍できる環境整備を他市に負けないように進めていただきたいなというふうに思います。  続きますけど、四項目めの未来の水道事業についてでございます。  今回、水道事業の話を取り上げさせていただいた経緯としましては、九月の終わりに、産業建設常任委員会で石川県のかほく市のほうに行ってですね、上下水道の包括的民間委託についてということで勉強させていただく機会をいただきました。  飲み水の大切さを十分勉強してきたというところと、今年ですね、千葉のほうで四月に設備の老朽化で一万一千戸の断水や、八月には大雨の影響でですね、水道管が破裂した等々、報道がありました。  市内における老朽管の更新状況のほうについては、どのような状況なのか、伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(土居 徹君)上下水道課長の土居でございます。再質問にお答えいたします。  現在、市内には、更新対象となる設置後四十年が経過した、口径百ミリ以上、二百ミリ未満の水道、塩化ビニール管が約三十キロほどございます。現在、こういった老朽管の更新工事を、年間約一キロ程度をめどに更新工事を行っているところでございまして、今年度末で約八・五キロメートルの更新が終了する予定となっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)年間一キロということで、四十年を超える配管、三十キロということは、三十年もかかるんかなというふうにも思いますし、計画どおりには進めているとは思うんですが、めどが立ってないんかなというふうにも感じられるのと、どこかで追いつかなくなって、千葉のようにですね、老朽化が原因で断水するんじゃないかなというふうに思いますけども、リスクは検討されておりますか、伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(土居 徹君)老朽管の漏水調査を毎年行っておりまして、その中で、優先順位をつけることによって、早期に更新したほうがいいような管については、順番を繰り上げてでもやっているような状況でございます。  もし、漏水が発生、漏水といいますか、管が破損した場合には、平成二十八年度に、水道管や下水道管の工事が発生した場合に備えて、水道工事協同組合や下水道工事組合と非常災害発生時における上下水道施設の復旧作業等に関する協定を締結いたしまして、早期の復旧を図るように努めているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)現在労働人口のほうもですね、下降気味でございます。現在と同等の工事をですね、数十年後に、先にですね、行える保障はないんじゃないかなというふうに思います。少しでも前倒しすることとかですね、あと二点目のほうにも質問を上げていますけども、技術をしっかり伝承させる施策をですね、進めるべきだというふうに考えますが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(土居 徹君)お答えいたします。  先ほどもお答えしましたけど、更新工事をするに当たりまして、区域内の漏水調査を行って、優先順位をつけながら、計画的に予算の中で進めているところでございます。  また、技術の継承につきましては、緊急の漏水修繕や漏水調査を多くの事業者が行えるように、受注機会を増やすことによって、人材の育成、技術の継承が行われているものと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)民間の工場では、自動化、IT化を進めて、今現在生産性向上活動を行っております。人手不足を解消するために、水道業者へのAIやICTの事業を進めるに当たっての助成など、そういった後押しできるような施策は検討されないのか、伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(土居 徹君)お答えいたします。  議員御指摘のとおり、現在、建設業界のほうでも、そういったAIやICT化による取組が行われつつあると思っております。しかし、水道事業につきましては、既設の水道管を活かしながら切替え工事を行うというものでありまして、地中で様々な埋設管がある中で、そういった自動化というのは難しい面もあろうかとは思っておりますので、現段階でのそういった取組はなかなか困難であると考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)続いて、次世代育成に向けた取組はということですけども、生活していく上でですね、必要な地域の電気、ガス、水道のインフラ整備はですね、個人の生活に直結するものでございます。数十年先にですね、安心して暮らせるまちを考えるとですね、早期に手を打たなければならないというふうに考えておりますけども、こういった民間業者への次世代育成に向けた取組はですね、現在どのように行われているのか、伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(土居 徹君)お答えいたします。  最初の答弁でも回答いたしましたが、今年度、人工衛星等を活用した漏水調査のデータを、実際に現場で探査を行っております管工事組合の青年部に提供して、漏水の箇所の調査を上げるといったような新たな取組も行おうと考えております。そういった新技術を導入した講習会などを開催することによって、次世代へつなげていくことができるかと考えておりますので、また、管工事組合とも協議してまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)今話しされていました管工事組合の方々とですね、意見交換とか情報交換とかはですね、定期的に行われているのか、伺います。
    ◯議長(衛藤博幸君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(土居 徹君)お答えいたします。  不定期ではございますが、年二回ほど、管工事組合との意見交換の場を持ちまして、お互いの問題点や課題点などについて協議を行っているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)極論のほうになりますけども、電気は九電のほうが国とかが何とかしてくれると思いますし、なくても、数日ならですね、生きていけると思います。ですが、水がないと人は生きていけないというふうに思いますし、災害時の備蓄が必要なのはですね、水の量として、大人一人当たり三リットル、三日分というふうに言われています。飲料用と食事用なので、最低限のレベルだというふうに思いますけれども、この飲料用の水がですね、毎日、安心して安全に安定して水が使えるようにですね、今後もしっかり維持継続できるようにいろいろ連携を図っていただいてしていただくということでお願いして、次のほうに行きます。  最後の河川のしゅんせつのところでございますけども、これまでの集積実績を確認させていただきました。二千六百立米を上げていただいたということなんですけども、現状、すぐ戻っているようなちょっと気がしております。  河川のしゅんせつはこれまでも何度も質問があったというふうに思っておりますし、土砂や泥はですね、年々堆積のほうをされております。  私が子どもの頃からですね、寄藻川のほうに泥とかは、もう四十年ぐらいになるんですけど、数メートルぐらい上がってきているんじゃないかなというふうに感じているところでございます。  また、放生会が今年あったんですけども、そういったときにも船が短時間しか出せないだと、満潮のときしかですね、水深がなくて動けないという話もちらっとは聞いております。  今後、継続したしゅんせつのほうはですね、行われるのか、ちょっと伺いたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊野御堂です。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  寄藻川につきまして、また、県のほうへお伺いしましたところ、県は計画的に河川のしゅんせつ等を今後も行っていくというふうにお伺いしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)川なんで、やっぱり流れがあって、一部分だけやっても、ちょっとすぐ元に戻っちゃうというところもありますし、下のほうからしっかり掘削していかないと、なかなか効果につながらないんかなというふうにも感じております。  この寄藻川の泥とかですね、土砂を掘削した際に出る泥、砂なんですけども、そういったやつの有効活用は検討されているのか、最後に伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(井元誠二君)耕地課長の井元です。多田羅議員の再質問にお答えします。  寄藻川の河口の付近の土砂ということで、そういった海水を含んだですね、海岸部のしゅんせつ土を使って、農業振興の一環としてですね、水田畑地化の客土として利用ができないか。特に基幹品目とされています白ネギには砂質土は有効ということで、県の振興局のほうでですね、海砂ですので塩分を含んでいますので、その除塩ですね、塩抜きですね、塩抜きの実証実験を行っているというふうに聞いております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)そうなんですよね。畑に持っていけば、畑地化を進めることもできますし、うまく海で活用できればですね、アサリ貝の稚貝の育成にもつながるかもしれませんので、そこはしっかり後の活用を含めて、しゅんせつ計画をしっかり進めていっていただきたいなというふうに思います。  あと五分ありますけど、以上で終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、多田羅純一議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩いたします。なお、再開は十四時五分といたします。  暫時休憩します。                 休憩 午後一時五十五分               ───────────────                 再開 午後二時〇五分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行します。  二十番 永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)皆さん、こんにちは。三日目の一番最後の一般質問となりました。  昨日は、日本国民に感動と勇気を与えていただきました、ワールドカップの代表チームが帰国をいたしました。私も、眠たい目をこすりながら、全試合観戦もさせていただきましたし、昨日、中本議員の一般質問で岩田選手のことが出ておりました。私は、ワールドカップの中でですね、三苫選手が大分県出身ということで、三苫選手を注目しながらワールドカップを観戦させていただきました。惜しくもベストエイトの目標は達成できませんでしたが、次回、アメリカ、カナダ、メキシコ、三か国合同開催ということで、そのときには、日本の夢でありますベストエイトに日本のチームを進出してくれるのではなかろうかなと思っております。  また、年末になりますと、いつも今年の十大ニュース、多分、宇佐市も、そして議会も十大ニュース等、年末に発表するのではなかろうかなと思っております。  私自身が、こう思って、私の十大ニュースとは何なのかなとかいろんなことを考えてみました。議会ソフトボールの中止とかですね、いろんなこともございました。  そんな中で、私は、ちょっと連れ合いが大きな病気をいたしましたが、家族の絆というかですね、それで妻の病気が治ったんじゃなかろうかなと、それが今年一年間の一番大きな思い出、ニュースじゃなかったかなと思っております。  それでは、通告により、一般質問に入らさせていただきます。  一項目め、大分県は一、二級河川の長期整備計画、川ビジョン二〇二一をまとめました。優先度を設け、計画的な整備を進めていく考えである。長期整備では、十三河川で、寄藻川などが対象であります。県とどう連携し、整備を進めていくか、お伺いいたします。  二項目め、価格と技術力を評価し、総合的に優れた調達を行うため、総合評価落札方式を進めていくとのことだが、今年度はいまだに行われておりません。宇佐市の考えをお伺いいたします。  三項目め、徳島県板野町の道の駅いたの、二〇二一年四月一日オープンいたしました、へ会派研修を行ってまいりました。道の駅の基本構想として、休息、情報発信、地域連携、そして、防災と地域活性化の核として活用し、避難所兼備蓄倉庫も併設しております。市の構想としては、また、本市の国道沿線複合施設の全体スケジュールについてお伺いいたします。  四項目め、若年性アルツハイマーの宇佐市の支援等についてお伺いいたします。  五項目め、土木技術者不足は、宇佐市、そして、市内の建設業においても大変な深刻な状況となっております。市の見解をお伺いしたいと思います。  最後、六項目め、宇佐・高田・国東広域事務組合の広域ごみ処理施設の焼却棟の入札を終え、令和七年七月の供用開始を迎える。昨年度は、宇佐市の清掃工場において、誘引送風機のインペラー大破により、三か月休炉となりました。供用開始までの間の整備をどのように進めていくのか、お伺いいたします。  まず、一回目の質問をさせていただきます。明朗簡潔な答弁をよろしくお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、永松 郁議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。二十番 永松議員の一般質問にお答えをいたします。  四項目め、若年性アルツハイマーの宇佐市の支援等についてでありますが、若年性認知症とは、十八歳から六十五歳未満に発症した認知症を指し、その半数以上がアルツハイマー型認知症であると言われております。  市では、年齢を問わず、認知症のおそれがある方の相談窓口として、市社会福祉協議会に認知症初期集中支援チームを設置しております。支援チームでは、看護師や社会福祉士が、認知症サポート医の指導の下、早期に関係機関との連携を図り、認知症になった方やその家族の支援を行っております。しかし、啓発はしているものの、若年性認知症の場合、多くの負担を家族が担う傾向があり、当事者が直接窓口へ相談に来る状況はありませんでした。  そのような中、相談窓口に限らず、いろいろな機関から相談支援につながる認知症支援のネットワークづくりを目的として、本年九月、在宅医療・介護連携多職種研修会において、若年性認知症の方の現状と支援についての研修会を開催いたしました。  長年医療や介護に従事していても、若年性認知症の方の支援の経験は少ないため、高齢者の認知症とは違う、若年性認知症特有の経済的困窮や深刻な家族介護者の状況、その支援の在り方について学び、連携を深めたところであります。  今後も多くの医療、介護従事者が認知症支援に関する知識を身につけ、連携を図り、早期の支援につながるよう努めてまいります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目め、河川の長期整備計画についてと、三項目め、国道沿線地域複合施設についてを、建設水道部長 大木敏之君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)建設水道部長の大木です。 二十番 永松議員の一般質問にお答えします。  一項目め、県は川ビジョンおおいた二〇二一をまとめた。計画的な整備を県とどう連携して進めていくのかについてですか、近年、全国各地で水害のリスクが高まっており、防災減災対策の強化が求められています。県北部地域内の河川においても、台風などによる家屋浸水等大きな被害を受けてきました。  こうした被害を防止または軽減するため、県は、河床掘削工事や水位計八か所、河川カメラ九か所の設置、ハザードマップ作成等による対策を進めてまいりましたが、さらなるリスク軽減を図るため、国、自治体等との連携による広域的な取組を行う流域治水プロジェクトを策定し、公表しているところです。  こうした状況を踏まえ、県河川管理者が行う治水対策の充実、強化を図るため、河川の整備における長期計画として、川ビジョンおおいた二〇二一を策定したとのことです。  県によると、五年計画の短期及び十年計画の中期計画では、河川改修事業の推進を図る河川として、駅館川の土砂や支障木等の障害防止に着手しているとのことでした。  十年以降の長期整備計画では、寄藻川及び向野川など、順次対策を講じることで、気象変動による水害リスクの増大に備えつつ、地域の実情や浸水被害の状況を踏まえ、家屋浸水被害の防止、または軽減に向けた検討を進めるとのことです。  本市としても、地域の要望を踏まえ、県等と連携を図りながら、市管理河川においても計画的な事業を実施し、防災減災に努めてまいります。  次に、三項目め、国道沿線地域複合施設、本市の構想及び全体スケジュールはについてですが、本市では、平成二十九年に国道沿線地域複合施設整備構想を策定し、休憩機能として二十四時間利用可能なトイレ及び駐車場の整備、情報発信機能として観光案内施設の設置やデジタルサイネージの設置、地域連携機能として、農水産品、六次産品等を販売する直売所やフードコート、イベントスペースの設置等を整備する計画としています。  また、防災機能、環境保全機能として、大規模災害時における防災拠点としての活用や、非常用食料、水等を備蓄できる防災倉庫の整備、EV車のための充電設備やLED照明の設置等を計画しています。  次に、全体スケジュールについてですが、本市が整備する地域連携施設については、現在、造成工事に着手しており、本年度末の完成を予定しています。  なお、同施設の建築工事については、国が行う国道十号岩崎交差点の改良工事及び駐車場、防災エリア等の造成工事との協議調整を行い、開駅に向け、整備を進めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目め、総合評価落札方式についてと、五項目め、土木技術者不足に対する市の見解についてを、総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)総務部長の祥雲でございます。二十番 永松議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、総合評価落札方式による発注が今年度は行われていない。宇佐市の考えはについてですが、総合評価落札方式は、価格だけで評価する入札方式と異なり、価格に加えて、価格以外の要素である技術力等を総合的に評価する入札方式で、平成十九年度にスタートし、令和二年度に新たにガイドラインを整備し、取り組んでおります。  その効果としては、発注側は、価格と技術的要素を評価することにより、総合的に優れた調達ができるほか、地元企業の育成等にも資することができ、受注側は、技術力向上に対する意欲の向上が図られるものと考えております。  今年度の発注につきましては、当初は一件を予定しておりましたが、設計を見直す必要が生じ、日数を要したことから、年度内に工事完了が困難となったため、総合評価落札方式による発注を見送ったところでございます。  今後も引き続き、高度な技術力が求められる工事等において、総合評価落札方式による発注を行ってまいります。  次に、五項目め、土木技術者不足は、宇佐市、市内企業等において大変深刻な状況となっている。市の見解はについてですが、現在の建設産業の喫緊の課題としては、県内の建設業就労人口が、平成十二年から令和二年の二十年間で約四割減少することや、年齢構成割合の高齢化、若年層割合の低下に加え、今後の人口減少でさらに人材不足が深刻化することと考えております。  本市といたしましては、担い手の確保対策として、本年度より週休二日施工工事や、工事書類の簡素化等に取り組んでおります。  このような中、県が主体となり、市、県建設業協会などで構成される県建設人材育成連絡会が十一月に発足し、人材育成に係るニーズ、課題等を共有の上、共同解決を図る協議を行う予定となっております。  本市といたしましては、当連絡会と連携しながら課題に対応する取組を行ってまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、六項目め、ごみ処理施設の整備についてを、市民生活部長 久保文典君。 ◯市民生活部長兼市民課長(久保文典君)皆さん、こんにちは。市民生活部長の久保でございます。二十番 永松議員の一般質問にお答えします。  六項目め、宇佐・高田・国東広域事務組合の広域ごみ処理施設は、令和七年七月に供用開始を迎える。昨年故障が発生した誘引送風機等、供用開始までの整備をどう進めるのかについてですが、本施設は昭和五十七年より供用開始をしており、現在四十年が経過し、老朽化が著しい施設です。  本施設の主要設備である燃焼設備と排ガス高度処理設備については、毎年一月から三月に、築炉設備は十月から十二月にかけて定期整備を実施しています。来年度以降の定期整備についても本年度と同様に実施を予定しています。  今後も、広域ごみ処理施設の供用開始までの間、市民生活に支障が生じないよう、施設運転委託業者及び整備事業者等と連携し、故障箇所等の早期発見に努め、必要に応じた整備を実施したいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二十番 永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)それでは、順次、一項目めより再質問させていただきたいと思います。  川ビジョンおおいた二〇二一が策定される前というのはですね、河川法に基づき、個別の河川ごとに整備計画や整備方針を立ててきたのか、一点、お伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。永松議員の再質問にお答えいたします。  今までの計画をお伺いしますと、やはり県であれば、被災があったり災害があったりしたときに、その河川に対してどういった対策をしていくかということで、河川ごとの個別の計画といった形になっていたというふうにお伺いしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)それが全体を、各土木事務所が県管理の一、二級河川、その辺のところを管理して、災害等で、今回は県全体で災害に対応するような川ビジョンを策定したというような考えでよろしいですね。  それで、ハード面では、短期、中期、長期とございます。短期が五年、中期が五年から十年、長期が十年というような計画でよろしゅうございますでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。
     議員おっしゃるように、計画では、短期、中期、長期といった形で、早くするところから、長期計画で行うものまでというふうにつくっているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)その中で、寄藻川の長期計画に分類されるということでございますが、私どもも、地元で寄藻川、よく小さな頃から遊んだりもしたようなところでございますが、昔からですね、大分よくはなったんですけど、寄藻川の増水というのは、大雨が降ると、駅館川とかほかの川に比べてすごく増水の速度が速いというような認識を私自身思っていますが、その原因は何か、もし、思いつくところがあれば、課長、お伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  寄藻川は、宇佐市内の河川でも、西側からいきますと、伊呂波川、そして黒川、そして駅館川、そして寄藻川という大きな川がありますけども、どちらかというと、寄藻川は大きくうねって、河口に近づいては広がっております。ただ、河口には、豊後高田市から流れる桂川や田笛川、そういったものも入っておりますので、やはりよそと違うのは、非常に流れている砂が、細かい砂が多くて、ヨシが生えたり、そういった河川断面を阻害しているところが多いというふうに考えられますので、そういったことから、やはり増水したときに流れが非常にたまってしまうといったことが考えられると思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)それでは、内容等についてお伺いしたいと思います。  寄藻川の長期整備計画についてお伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)寄藻川につきまして、県の計画によりましては長期計画の中に入っております。宇佐市では駅館川が短期、中期で行うと。長期計画の中に、先ほど申しました寄藻川、そして向野川等が分類されておりまして、将来的に浸水被害が懸念される河川と位置づけられておりますので、そういった中にあります、土砂除去、支障木の撤去、そういったものを計画しているというふうになっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)気候変動の影響も考慮しつつ、今後想定される水害を少しでも軽減させる必要があると思いますが、県のほうとの連携しながらですが、課長のほう、答弁があればお伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  議員おっしゃるように、非常に寄藻川については多くの方からそういった心配の声をお伺いしております。そういった内容も踏まえまして、県のほうに、新たにですね、また再度、長期計画の中でも、速やかにできるところについては、県の事業の中で撤去、土砂除去等をやっていただきたい。  そして、宇佐市におきましても、有利な起債事業を国のほうがつくっていただきましたので、そういったものを活用して、支流から流れる河川、そういったところの分岐点を除去することによって、バックウォーターといいまして、水が逆さまに上がってこないような対策を取っております。  そういったところから、今、市の事業としても計画的に県と調整を図りながら一緒にやっていこうというふうにしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)おおいた二〇二一ではですね、一時間当たり五十ミリの流下能力が確保できていないところとかいうのは、宇佐市のほうで確認というか、把握はできているのかどうか、一点お伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  まず、それぞれに河川には降水量に伴う計画というのをつくっております。例えば、寄藻川によりましては、五十年に一度の降水量に対して耐え得る護岸を造るということで改修をしております。ただ、ついこの前、両戒橋が落ちましたが、そちらの上流部については、まだ河川改修が終わっていない箇所があるということはお伺いしております。  宇佐市内においては、主に駅館川の河川改修を行っておりまして、全体的にはほぼ整備が終わっているというふうなお話はお伺いしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)私も、向野川と寄藻川も一体的なところで考えてしまいまして、そのような状況ではございます。  その中ですね、気候変動による水害リスクの増に備え、流域治水プロジェクトを策定しているようではございますが、その辺について何か分かればお伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  今現在、流域プロジェクト、治水プロジェクトというのを公表させていただいている中で、まず、先ほど、一番当初申しましたように、それぞれ河川で計画を立てるのではなく、一つの河川には、宇佐市だけではない豊後高田市から流れる、そういったところの関連性があるので、それぞれの河川をお互いに共有しながら、今後一緒に河川改修、そして、減災防災対策、そういったものを一緒に取り組んでいこうというのが、今回、川ビジョンおおいた二〇二一の、そして治水プロジェクトというふうになっております。  その中で、うちの市長も入っておりますけど、それぞれの豊後高田市、そして、宇佐市、そして国、県、そして気象台、そういったところとの連携を図ってですね、今後、対策をしていく、ハード面、ソフト面で取り組んでいくといった形の計画をつくっているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)今般はですね、異常気象というより、本当にどのような水害というか、その辺のところが起こってくるかも分かりませんし、やはり必要なのは、河川のだけではなく、流域のダムとか、治水ダムとか、その辺のところの放水なんかも必要になってこようかと思います。  その辺、県と連携しながらですね、住民が、そして市民が安全で暮らせるまちづくりを目指して努めていってもらいたいと思いますし、その辺のところを、宇佐市と県の連携が密になってこようかと思います。よろしくお願いしたいと思います。  最後になりますが、ハード面だけ聞いてきたところがございます。ソフト面に対しての対策、施策等があれば、最後にお伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  ハード面だけではなくて、先ほども申しましたようにソフト面もございます。  主に言いますと、河川の情報ですね、そういったものの提供をするために、視覚情報として、危機管理型の雨水カメラの設置、百五十一基、そして簡易型河川監視カメラも設置していくということで、大分県全体でですね、そういった数を設置、増設していくと。  そしてまた、県のホームページや防災アプリ等を通じた視覚の情報発信をやっていく。そういったところ。また、当然、水防啓発、そして防災教育等の取組、そういったもの、防災士の育成研修、そういったものを取り組んでいくというふうになっております。  また、要配慮者利用施設における避難体制、そういったものも含めて強化していくというふうな取組をしているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)今日、一般質問でそのようなところも聞かさせていただきましたし、市管理の河川もあろうかと思います。この辺を参考にしながら、また市の河川管理の中にも活用して活かしていただきたいと、これは要望で結構でございます。  それでは、二項目めの総合評価落札方式、今年度、一件、発注をする予定であったが、年度内工事が困難なため見送ったということでございます。  今年度、ちょっと調べてみますと、五千万円以上の宇佐市の発注工事で、九件ほど出ております。国土交通省等は全ての工事が総合評価落札方式でございます。大分県も五千万円以上は全ての工事が総合評価落札方式でございます。  五千万円以上の工事を対象、一件もできなかったというのは、やっぱり少し問題があるんじゃなかろうかなと思いますが、担当課の所見をお聞きしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)行財政経営課長。 ◯行財政経営課長(岩男博文君)行財政経営課の岩男です。再質問にお答えします。  御指摘ありました工事の発注につきましては、新年度始まる前にですね、発注見通しを各課から上げられていまして、土木工事で予定価格四千万円以上、建築工事で予定価格六千万円以上というところで、その中で、技術的工夫を要する工事について、おおむね年間二件を想定しながら予定しているんですけど、その中で、そういった工事に該当するのが中止になった一件だけだったということで、答弁にありまして、設計への見直し、また、その予算のほうが現年と繰越しが混ざったような工事になりまして、年度内完了が整わないということで見送ったところですけど、そのようなことは、ちょっと、慎重には選定はしているんですけど、今年度に限ってはそのような結果になったということでこちらも残念に思っていますし、今後、引き続きですね、答弁にありましたけど、総合評価落札方式のメリットを活かしながらの工事発注に努めてまいりたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)回答の中にもございますように、総合評価落札方式を採用することによってですね、受注者側の技術力というのもすごく向上していくわけですね。  これ、令和三年度に東上田・城井線の総合評価の項目をプリントアウトして持ってまいりました。技術提案が、作業時及び作業時間外の歩行者の安全対策についての適切な工夫、五項目ほどを挙げて五点ほど評価されます。  そして、また課題二として、現場周辺の騒音、振動、粉じん対策と、五項目挙げて五点評価されます。  企業の施工能力の中でも、企業の技術、工事成績評定点、その辺のところで評価されたり、ほかにもいろいろございまして、SDGsに対する取組、ISO一四〇〇一を取得しているかとかですね、企業の評価価値も変わるし、受注者側のその辺の努力をするところもあろうかと思います。そして、それにより、技術力が高まることにより企業力も高まる。そして、また行政もそれに対して対応していくことが必要だろうと思います。  ぜひですね、今後は、年に一回、一件とは言わず、もう少し前向きに取り組んでいく必要があるのではなかろうかと思いますが、宇佐市の見解をお伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)行財政経営課長。 ◯行財政経営課長(岩男博文君)お答えします。  今、議員のほうからお話がありました企業側の自主的なその環境経営に向けたISOの取得であったり、総合評価落札方式につきましては配置予定技術者の配置等ですね、企業が努力する部分が多々ございます。そういったところで発注をかけておりますので、引き続き、そういった技術力向上と、企業側のほうがですね。それと、総合的に優れた工事の施工ということで、発注側にもメリットがございます。ひいては、また、その総合評価落札方式の評定によって優良表彰というところで、また総合評価落札方式の中では加点される部分があって、相乗効果があると思っていますので、今後も引き続きですね、基本的には二件ほどの発注を選定しながら進めていきたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)次年度以降、やはり一件と言わず、積極的に取り入れてもらうことをお願いいたしまして、三項目めの道の駅のほうに移ってまいりたいと思います。  ちょうど徳島県の板野町、二〇二一年の四月にオープンした道の駅に会派研修、行かさせていただきました。そこはですね、訪れたときに、道の駅と防災基地が合併したようなところで、プラスされたようなところでございます。  その中に避難所兼備蓄倉庫というのが併設されておりました。併せてヘリポート、そして、耐震性飲料水兼用貯水槽、埋設型で六十立米入る。そのような施設が埋設、併設されておりまして、本当に防災という観点から力を入れている施設だなというところを感じたような次第ではございますが、宇佐市の道の駅について、そのようなところをどのような考えなのか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。永松議員の再質問にお答えいたします。  議員おっしゃるように、今回質問をいただきまして、板野町を、資料等を参考にさせていただきました。  宇佐市が今計画している道の駅、国道沿線地域複合施設につきまして、同じく、防災エリアについては、今現在、国のほうがですね、施工していただいていくといった形になっております。その中には、防災トイレ、そして備蓄倉庫、そういったものをその中に、国が設置する施設内に提供させていただいて、そういった取組を一緒にやっていこうというふうに考えております。  また、水につきましても、飲む飲料水、当然そういったものもストックできるようにしたり、また発電施設、そういったものもその中に収納できるような形の協議もさせていただいておりますし、また、受水槽を設置しますので、そういった中での水の供給等も可能かと思われますので、そういった取組を宇佐市も行おうというふうに計画しております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)板野町では災害用ヘリポート及びドクターヘリも着陸可能なヘリポートもございました。  その研修でお伺いしたときには、近い将来、発生が危惧されている南海トラフ巨大地震など大規模な災害が発生したときに備え、避難所や物資輸送拠点、そしてまた災害支援物資の受入れ基地となるべく活用できるように、そのようなところも加味しながら建設を進めてきたようでもございます。  宇佐市のほうも自家発電装置、その辺等もございます。前、課長にお伺いしたとき、国東半島エリアの災害が起こったときに、道の駅が、自衛隊等の災害復旧部隊の活動拠点や、そして、また物資の中継地点、そのような役割も担うというようなことでもございます。  ぜひ、国土交通省のほうにもですね、その辺を働きかけながら、避難所兼備蓄倉庫も建設できるようにお願いしたいと思いますが、その点についてお伺いします。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  議員おっしゃるようにですね、道の駅ができてからは約三十年弱、もう全国で約千百九十八駅、もう八月で登録ができております。その中で、国はですね、第三ステージの中で、やはり新潟中越地震、そして東北の震災、そして熊本の震災、そして豪雨、そういったものの際に一番活躍したのは道の駅。公共施設となる、そして、主要な道路に一番隣接して広いスペースが取れる、そういったところでの活躍ができる場としてですね、当初から、国東半島のまず付け根でもあります当岩崎エリアでの国道沿線地域複合施設をですね、そういった活用ができるのではないかということで、国のほうがですね、若干地盤を上げたり、そういった浸水に耐えれるような高さに持っていこうということで、今、計画の見直し等も行っているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)ぜひ、その辺のところも、宇佐市挙げて、国交省のほうに要望していただきたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。  それから、宇佐市発注分の造成工事も、工事がもう進んでおります。L型擁壁等も入り、工事も大分進んできました。  残りの避難施設のほう、国交省の発注見通しでも、今年度発注の二億円から三億円程度の発注見通しになっているようでもございますし、今年度ということで、国交省発注分はいつぐらいに発注できるのか、もし分かれば、担当課長にお伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)国との今調整を行っている中で、国が今年度、先ほど申しましたように予算化ができております。国のほうにお伺いしたときには、十一月、十二月頃に発注したいということでございましたが、先ほど申しましたように、やはり地盤の見直し等も、今、国のほうが行っておりまして、今年度中には発注したいということはお伺いしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)ぜひですね、国の、国交省のほうにも働きかけて、そのような。  素人考えというか、今、宇佐市分が発注されておりまして、今年度末ぐらいに国交省分が。全体スケジュールでは、それから物産館、フードスペース、そして非常用発電とか、もろもろ、トイレとか、建築工事も入ってこようかと思います。スケジュール的に見ると、令和五年末に供用開始となっておりますが、そのスケジュールで、私は間に合うような感じは、半分、建築のほうも少しかじっておりますので、その供用開始に間に合うのかどうなのかというのがすごく不安を感じておりますが、いろんなところもございましょうが、答えられる範囲でお聞きしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  回答書のほうにも書かせていただいておりますが、今現在、国のほうと調整を行っております。市の発注分については計画の予定でですね、発注をして、今、来年度二月には造成工事が終わり、県の完了検査を受ける予定でございました。  ただ、国の分については、交差点の大きな改良工事等も一緒に行うということでありまして、若干計画のほうが変更が生じているというところでございますので、今後、詳しいまたスケジュール調整等を行いまして、また具体的なスケジュールが決まりましたら、何らかの形で報告させていただければと思います。
     以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)スケジュールが遅れた場合はですね、地元とか、いろんなところに、分かり次第で結構でございますので、早めの情報提供をしていただくというお願いをしておきたいと思います。  それでは、三項目め、若年性アルツハイマーについて質問をさせていただきました。この項目を取り上げたというのは、私の知り合いが二人ほどかかっておりまして、一人は同級生の女の子です。そして、もう一人はですね、今、五十七歳なんですけど、私の家内の友人の旦那さんでございます。正確には五十二歳で発症をしたと言っておりましたが、五十歳ぐらいからそのような症状がございました。  今、ちょっと内容等を、彼の症状等を言わさせて、報告させていただきますと、彼はもともと沖縄県出身で、板前さんで、それから、兄弟と大分市のほうで店等も経営していたそうです。五十歳ぐらいから少しこう物忘れ、奥さんの話だと物忘れが激しくなったなということで。五十二歳ですから、今、彼が五十七歳です。もう、今では階段が降りられない。食事の仕方が分からない。食べてと言っても、そういうことが分からないわけですね。以前は徘回することもあり、外に鍵をかけないといられないというような、そんな状況だったらしいです。  ほんで、事あって、親の介護も必要になり、大分市から宇佐市に帰ってきたわけですね。彼と両親の介護で、本人も何かすごく将来に対する不安があるようでございます。  そんな中、課長に先般ヒアリングでお伺いしたときに、アルツハイマーに対する学習会というかがあったというように後藤課長からお聞きしました。その学習会の内容等、分かればお聞かせ願いたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(後藤由紀子さん)介護保険課長の後藤です。再質問にお答えいたします。  若年性認知症の症例自体が、令和二年の日本医療研究開発機構の発表なんですけれども、有病率が十万人に五十人程度ということで、なかなか、医療従事者、介護従事者でもですね、支援に当たらせていただくというケースが少なかったのが現状でございます。  そこで、いろいろなところで気づきができるようにということで、宇佐市の医療介護連携支援センター、それから、認知症の初期集中チームとお話をしたところ、その中で多職種研修会を実施しようということで、本年の九月に初めて実施をいたしました。百二十人ほどの参加者がございまして、第一部が終わったところでございます。  また、その反響を受けてですね、ぜひ知りたいという、若年性認知症の対応について知りたい、実情を知りたい、生活困窮、経済的困窮であったりとか、配偶者、それからお子様もそうなんですけれども、家族の方みんなの支援ができるのではないかということで、第二回目も年明けですね、に予定をして、研修を進めていこうとしているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)学習会等、職員等がその辺のところを認識するということもすごく必要なことだろうと思います。  彼も、若年性認知症のデイサービスは大分市しかないわけですね、課長、大分市ということでよろしゅうございますでしょうか。県北からは、高田の方と、彼と、山香の方、三人行っている、通所、デイに通っているらしいんですけど、その中で、やはりかけていくと、送迎等が難しくなる。奥さんとしては、その辺のところがもうデイサービスに通えなくなるんじゃないかとか、それの不安のところがすごくあるわけですが、その辺の対策とかいうのは何か宇佐市として考えられるんでしょうか。お伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(後藤由紀子さん)お答えいたします。  第一回の研修会でも、その県内に唯一、一か所でございます。若年性認知症の方対応のデイサービスということで、現在、週三回大分市から迎えに来ていただいております。送迎つきということで、その経営を維持するのもどうしていったらいいんだろうというところもありまして、その多職種連携というのが、医療、介護、それから、いろいろな職種の方が参加しているんですけれども、ぜひ運営についてもお伺いしたいということで、年明けの研修会では、運営主体の方にも、どういうふうにその運営を維持していけるのかというところも含めてお伺いしていこうというふうには思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)彼自身が、今、障害者年金、二か月で二十六万円ほど、それで、家庭、今こうやりくり、宇佐市からの支援とかいうのも大変こう、そういうところは厳しいかと思います。やはり支えている奥さんが、精神的にも参らないというか、そんなところで、家族会とかいうのが、何かこう連絡会みたいなのがあるんでしょうか。一点お伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(後藤由紀子さん)お答えいたします。  家族会、認知症の方と家族の会、それから、オレンジカフェ、認知症カフェですね。議員おっしゃっている方についても、両方の会に御案内をさせていただいたり、それから、実際に認知症の方を介護された方とのマッチング、相談相手をつくるということで、寄り添っていけるようにということで、今、フォローさせていただいている状況でございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)ぜひですね、その辺のこう、もし分かれば、課長なんかももう御存じでしょうから、その辺のところ、情報とかも発信しながらですね、ぜひやってほしいなと思います。なかなか支援等は厳しいとは思いますけど、きめ細かな指導等をですね、やっていきながら、もらいたいなという思いでいっぱいでございます。よろしくお願いしたいと思います。  それでは、次の項目に入らさせていただきます。  土木技術者不足についてということで、市役所の一般の土木技術者はどのような形なんでしょうか。一回、お伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(後藤 優君)総務課長の後藤です。再質問にお答えいたします。  市のほうも土木技術者の採用に大変苦慮している状況であります。ここ数年、なかなか採用ができていないという状況で、今年度につきましては、土木技術者、職場の要求に対して、四名不足している状況であります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)宇佐市のほうも土木技術者、そして、また市内企業だけではないと思います。大分県、そしてまた全国見ても、若い土木技術者というのはどうしても、今、不足傾向にございます。  やはり国も国土強靱化、そして県も県土強靱、そして宇佐市版、市の強靱化、どうしても土木技術者の力が必要になってこようと思いますし、その辺のところを、市だけじゃなく、やっぱりいろんなところに出向きながら、一つのあれが、やはり以前は宇佐産業科学に、この広大な宇佐平野がございまして、農業土木課もございました。それが廃止になったのも一つの経緯では、要因ではなかろうかと思います。  ただ、宇佐市だけで考えるんじゃなく、いろんなところとタイアップしながらですね、宇佐市、そして、また建設業の技術者不足の解消に向けて努力していただきたいと思います。あと、これは要望で結構でございますので、総務課長の努力に期待したいと思います。よろしくお願いいたします。  最後、六項目めに入らさせていただきます。  宇佐・高田・国東広域事務組合の焼却棟の入札工事も無事終えました。令和七年の七月より供用開始ということになっております。昨年度、三か月の休炉というような状況もございました。  課長にお伺いしたいと思います。大きな誘引送風機の事故を踏まえ、日常のメンテナンスをどのように行っているのか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)清掃事業局業務第二課長。 ◯清掃事業局業務第二課長(川上公平君)清掃事業局業務第二課の川上です。永松議員の再質問にお答えします。  日常のメンテナンスにつきましては、施設運転委託業者により、毎日三回、各機器の点検を目視及び触診により行っております。また、点検において、劣化した部品や故障した部品等が確認されれば、職員と協議の上、随時交換を行っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)その辺のところを職員と行っているということで、ぜひですね、その辺のところ、残された期間、努力していただきたいと思いますし、今年度の点検の費用についてお伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)清掃事業局業務第二課長。 ◯清掃事業局業務第二課長(川上公平君)お答えいたします。  今年度の定期整備の費用につきましては五千三百四十万円を予算の確保をしております。  主な内容といたしましては、燃焼設備整備、一千五百四十万円、排ガス処理設備整備、一千四百六十三万円、築炉関係整備におきまして、一千六百五十万円となっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)大体分かりました。  それでは、来年度の定期点検の費用はどれぐらいになるのか。大方で結構でございますので。 ◯議長(衛藤博幸君)清掃事業局業務第二課長。 ◯清掃事業局業務第二課長(川上公平君)お答えいたします。  来年度の定期整備の費用につきましては、本年度より若干少なく、四千六百九十万円程度を予定しております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)焼却場の耐用年数というのは大体二十年から二十五年と言われております。宇佐市の場合はもう四十年経過しているわけでございますし、どんな、ストーカの駆動部とか、耐火レンガの崩落とか、いろんなところ、大きな事故も想定されます。そんな中、やはり供用改修までの間、いかに費用をかけなくてですね、そして市民生活を安定させて、送らせることができるか、日々の点検にかかっていようかと思います。  そして、令和七年の七月供用開始に向け、最後までの努力をお願いいたしまして、私の一般質問を終結させていただきたいと思います。どうもありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、永松郁議員の一般質問を終結いたします。  ただいま、市政一般に対する質問の途中ではありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は、明日九日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、本日はこれにて散会いたします。  長時間にわたり、御苦労でございました。                      散会 午後三時〇五分 宇佐市議会...