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2022年09月07日 令和4年第4回定例会(第3号) 本文
2022年09月07日 令和4年第4回定例会(第3号) 名簿

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  1. 宇佐市議会 2022-09-07
    2022年09月07日 令和4年第4回定例会(第3号) 本文


    取得元: 宇佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    2022年09月07日:令和4年第4回定例会(第3号) 本文 (409発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (三日目)           開議 午前十時〇〇分 ◯議長(衛藤博幸君)皆さん、おはようございます。  昨日は大型で強い台風十一号の接近で、大変心配でありましたが、大きな被害がなかったようで、まずは安堵の気持ちであります。議員の皆さんには、一般質問の初日でありましたが、市民の皆さんの安心安全を守ることから、このことが最優先であり、執行職員の皆さんには安全対策に全力を取り組むようお願いをいたしましたところ、先例のない、本会議休会に伴う日程及び質問日時の変更等を余儀なくされましたが、皆さんの御理解をいただきましたことに心から感謝を申し上げます。  ただいまの出席議員は二十名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  令和四年九月第四回宇佐市議会定例会を再開いたします。  開議に先立ち、市長より発言の申出がありますので、これを許可します。  宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)  皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。  議長のお許しをいただきましたので、台風十一号について御報告させていただきます。  台風十一号は、非常に強い勢力を保ったまま、九月五日から六日にかけて九州西方の海上を北上いたしました。予報によりますと、六日の明け方から早朝にかけて大分県に最接近し、暴風域に入る可能性もあったことから、市では五日十四時に宇佐市災害等危機管理第二次体制をしき、警戒準備を始めました。また、早期の避難を呼びかけるため、十七時、市内全域に警戒レベル三、高齢避難を発令し、中学校単位で避難所を開設いたしました。その後、十九時過ぎに暴風警報が発表されましたが、幸い暴風域には入らず、六日午前四時台に庁舎屋上の風力計で観測した風速十二メートルがピークとなりました。  雨につきましては、一時強い雨雲が通過した時間もありましたが、ほぼ降雨の観測はありませんでした。  各避難所へ避難された方は、最大時、三十五世帯四十名ありましたが、六日九時、暴風警報が解除されたことに伴い、警戒レベル三、高齢避難命令を解除するとともに、九時三十分、避難所を閉鎖いたしました。  また、このほかにも、地区の自主防災組織などにより、地区集会所で避難所を開設していただいております。  この台風による市内への影響でありますが、六日朝、天津地区で停電が発生したものの一時間ほどで復旧し、現時点では、人的被害、物的被害ともに報告はありません。  議員の皆様には、一般質問の日程を変更していただくなど御配慮いただきましたことに対しまして、心より感謝を申し上げます。  今後も台風の発生が活発になる時期を迎えますので、国、県、関係団体と連携しながら防災減災対策に万全を期してまいります。  以上でございます。
    ◯議長(衛藤博幸君)これより本日の会議を開きます。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(衛藤博幸君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(令和四年九月七日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ め  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃一番    │一、新しい観光への取り組みについて    │市長、教育長┃ ┃河野健治朗君│  コロナ禍の影響により、今年も様々な  │および   ┃ ┃      │ イベントが中止となり、地域のお祭りや  │担当部課長 ┃ ┃      │ 盆踊り行事なども縮小や中止を余儀なく  │      ┃ ┃      │ された。しかし、いよいよウィズコロナ  │      ┃ ┃      │ に向けて新たな取り組みを始め、疲弊し  │      ┃ ┃      │ た地域経済の再生に向けた取り組みが必  │      ┃ ┃      │ 要。                  │      ┃ ┃      │ (1)市が主催、もしくは関連して行うイベ  │      ┃ ┃      │  ントの計画はあるか          │      ┃ ┃      │ (2)インバウンドの復活も見据えた観光客  │      ┃ ┃      │  に対する医療体制は          │      ┃ ┃      │ (3)サイクルツーリズムの推進に期待をし  │      ┃ ┃      │  ているが、現在までの成果とサイクル  │      ┃ ┃      │  ハブの整備状況は           │      ┃ ┃      │ (4)最近の意識調査では単身でのワーケー  │      ┃ ┃      │  ションの需要が多くなるなど、この数  │      ┃ ┃      │  年で多様な選択ができるようになった  │      ┃ ┃      │  が市の対応は。            │      ┃ ┃      │二、新たな雇用創出を求めて        │      ┃ ┃      │ (1)かねてよりサテライトオフィスの誘致  │      ┃ ┃      │  やコワーキングスペースの施設設置に  │      ┃ ┃      │  ついて質問を行ってきたが、課題も多  │      ┃ ┃      │  く実現できない。問い合わせは多くな  │      ┃ ┃      │  ったという事だが、今後どのように進  │      ┃ ┃      │  めていくのか。            │      ┃ ┃      │ (2)市内の創業・起業向けに令和元年に  │      ┃ ┃      │  創設された「クラウドファンディング  │      ┃ ┃      │  活用事業」の現在までの実績と今後の  │      ┃ ┃      │  課題は。               │      ┃ ┃      │三、市民の命と財産を守るために      │      ┃ ┃      │ (1)全国で豪雨災害が頻発する中、大規模  │      ┃ ┃      │  自然災害への住民意識が向上している  │      ┃ ┃      │  と感じる。今後、宇佐市でも起こりう  │      ┃ ┃      │  る災害に備え、自主防災組織の活性化  │      ┃ ┃      │  や人材育成が必要だと思うが市の取り  │      ┃ ┃      │  組みは。               │      ┃ ┃      │ (2)令和三年五月に災害対策基本法の改正  │      ┃ ┃      │  が行われ、県内においても指定福祉避  │      ┃ ┃      │  難所の整備が進みはじめ、昨年十一月  │      ┃ ┃      │  末までに中津市や杵築市などで計二十  │      ┃ ┃      │  二カ所が指定されたと聞く。本市にお  │      ┃ ┃      │  いても、要配慮から災害時の不安の  │      ┃ ┃      │  声が自立支援協議会へあげられている  │      ┃ ┃      │  が、今後どのような対応を検討してい  │      ┃ ┃      │  るか。                │      ┃ ┃      │四、サイバー犯罪やGPSを悪用した犯罪  │      ┃ ┃      │ が多発する中、小中高生など若年層が被  │      ┃ ┃      │ 害となる事件が多発している。ネット  │      ┃ ┃      │ 犯罪やネットトラブルから子ども達を守  │      ┃ ┃      │ る為に何が必要か真剣に考えなければな  │      ┃ ┃      │ らない。                │      ┃ ┃      │ (1)市内におけるサイバー犯罪の発生状況  │      ┃ ┃      │  や相談件数を把握しているか      │      ┃ ┃      │ (2)その結果に対して対応はどのようにし  │      ┃ ┃      │  ているか               │      ┃ ┃      │ (3)小中学生に対し、専門家によるサイバ  │      ┃ ┃      │  ーセキュリティーセミナーなどネット  │      ┃ ┃      │  リテラシー教育が有効と考えるが市の  │      ┃ ┃      │  見解は                │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十四番   │一、統一協会(世界平和統一家庭連合)問  │市長    ┃ ┃今石靖代さん│ 題への対応について。          │      ┃ ┃      │ (1)統一協会や関連団体の集会やイベント  │      ┃ ┃      │  に、職員の派遣・参加、祝電、メッセ  │      ┃ ┃      │  ージの送付及び後援名義の使用許可な  │      ┃ ┃      │  ど、市との関係は、どうだったのか。  │      ┃ ┃      │  当団体への見解と今後の対応につい   │      ┃ ┃      │  て。                 │      ┃ ┃      │ (2)霊感商法などの被害にあった方々に対  │      ┃ ┃      │  する相談窓口を設置するべきだが。   │      ┃ ┃      │二、今年も連日猛暑が続き、熱中症で搬送  │      ┃ ┃      │ される方が多くみられる。低所得世帯  │      ┃ ┃      │ へのエアコン設置に補助制度を創設する  │      ┃ ┃      │ べきだが。               │      ┃ ┃      │三、ごみの分別収集について。       │      ┃ ┃      │ (1)ごみ袋代の引き下げは反響が大きく、  │      ┃ ┃      │  継続を求める声が多く寄せられてい   │      ┃ ┃      │  る。来年度も継続するべきでないか。  │      ┃ ┃      │ (2)大分市や中津市では、草木や落ち葉   │      ┃ ┃      │  は、燃えるゴミの日に、透明袋に入れ  │      ┃ ┃      │  たものを無料で収集している。野焼き  │      ┃ ┃      │  防止や環境美化のためにも無料にする  │      ┃ ┃      │  べきだが。              │      ┃ ┃      │四、中小業者、農業などを守る立場か   │      ┃ ┃      │ ら。                  │      ┃ ┃      │ (1)来年十月からインボイス制度が実施さ  │      ┃ ┃      │  れようとしている。中小事業地域  │      ┃ ┃      │  経済への影響をどう考えているのか。  │      ┃
    ┃      │  中止を求めるべきでないか。      │      ┃ ┃      │ (2)中小零細業者や農家は、長引くコロナ  │      ┃ ┃      │  禍で、物価高騰の影響も受けて深刻な  │      ┃ ┃      │  営業不振が続いている。支援が途切れ  │      ┃ ┃      │  た状態になっているが、今こそこれま  │      ┃ ┃      │  で実施したような、売上二割減を対象  │      ┃ ┃      │  に上限十万円の給付、固定費や経費の  │      ┃ ┃      │  支援、農業への支援が必要だが。   │      ┃ ┃      │ (3)国保税のコロナ特例減免について、条  │      ┃ ┃      │  件が厳しくて対象が限定されている。  │      ┃ ┃      │  国は、市の判断で、比較する昨年の収  │      ┃ ┃      │  入に、国からの支援金などを含めて比  │      ┃ ┃      │  較できるとしている。高くて負担が重  │      ┃ ┃      │  い国保税を軽減すべきだが。      │      ┃ ┃      │五、肥料代が高騰する中、公共下水やし尿  │      ┃ ┃      │ 処理で発生する汚泥について、袋詰めな  │      ┃ ┃      │ ど市民が使いやすいように提供してほし  │      ┃ ┃      │ いという声があるが、新たな施設改修を  │      ┃ ┃      │ する中で検討できないか。        │      ┃ ┃      │六、子どもが安心して教育を受ける権利を  │      ┃ ┃      │ 保障するために、憲法の原則に照らして  │      ┃ ┃      │ 給食費を無償にするべきだが。まず多子  │      ┃ ┃      │ 世帯の軽減を行ってはどうか。      │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃二番    │一、長洲の港にゴミが流れ込むことに関し  │市長、教育長┃ ┃吉田泰秀君 │ て、流れ込みを止める工事の内容と工期  │および   ┃ ┃      │ はどのようになっているか。       │担当部課長 ┃ ┃      │二、長洲で時を告げるサイレンに関して   │      ┃ ┃      │ (1)かなりの音量の為、サイレンがうるさ  │      ┃ ┃      │  いとの声があるので他の音に変更は出  │      ┃ ┃      │  来ないか。              │      ┃ ┃      │ (2)子育て世代の親より、サイレンの音で  │      ┃ ┃      │  寝かしつけた子供が起きるなどの話を  │      ┃ ┃      │  聞くので、そうした子育ての環境につ  │      ┃ ┃      │  いて配慮してもらえるか。       │      ┃ ┃      │ (3)お昼の十二時と夕方五時に時を告げる  │      ┃ ┃      │  音楽が流れるが、その音楽を宇佐浪漫  │      ┃ ┃      │  の曲に変更は出来ないか。       │      ┃ ┃      │三、JR柳ヶ浦駅について         │      ┃ ┃      │ (1)現在の工事の進捗状況は。       │      ┃ ┃      │ (2)柳ヶ浦駅前広場に飲食店などの出店を  │      ┃ ┃      │  希望する声を多く聞くが、飲食店出店  │      ┃ ┃      │  などの計画はあるか。         │      ┃ ┃      │四、響山公園の駐車場に続く道が狭く、大  │      ┃ ┃      │ 変危険である。紫陽花の時期など多くの  │      ┃ ┃      │ 人が訪れるので安全面を考えて道の整備  │      ┃ ┃      │ は出来ないか。             │      ┃ ┃      │五、フラワーロードの雑草がかなり目立つ  │      ┃ ┃      │ が、今年十月の記念式典に向けて今度ど  │      ┃ ┃      │ のような計画をしているか。       │      ┃ ┃      │六、新型コロナウイルス拡大により、救急  │      ┃ ┃      │ 車の出動回数がかなり増え救急隊員の負  │      ┃ ┃      │ 担が大きくなっている。消防職員の負担  │      ┃ ┃      │ 軽減につながる環境改善の取り組みなど  │      ┃ ┃      │ は行っているか。            │      ┃ ┃      │七、通学路の見直しなどにより新たな危険  │      ┃ ┃      │ 箇所がある場合、注意喚起の立て看板は  │      ┃ ┃      │ 申請したら建ててもらえるのか。     │      ┃ ┃      │八、宇佐高田医師会病院について、豊後高  │      ┃ ┃      │ 田市との連携は取れているのか。     │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃三番    │一、学校現場の生の声に耳を傾けて     │市長    ┃ ┃赤野道和君 │ (1)県費負担教員・市費負担教員の定員確  │      ┃ ┃      │  保ができずに、管理職が担任をした   │      ┃ ┃      │  り、授業を受け持ったりしている学校  │      ┃ ┃      │  もある。教職員確保のために、国・県  │      ┃ ┃      │  へどのような働きかけを行い、市教委  │      ┃ ┃      │  としてどのように努力しているのか。  │      ┃ ┃      │ (2)毎年続く酷暑の中、普通教室にはエア  │      ┃ ┃      │  コンがついて以前と比べて快適になっ  │      ┃ ┃      │  ているが、特別教室の大半にはついて  │      ┃ ┃      │  いない。理科室・音楽室や図工・家庭  │      ┃ ┃      │  の授業などでは、汗だくになる。特別  │      ┃ ┃      │  教室へのエアコン設置をどう計画して  │      ┃ ┃      │  いるのか。              │      ┃ ┃      │ (3)九月二十七日に行われる安倍元首相の  │      ┃ ┃      │  国葬は、法的根拠もなく、憲法十九条  │      ┃ ┃      │  の「国民の思想・良心の自由」をじゅ  │      ┃ ┃      │  うりんするものである。宇佐市教委に  │      ┃ ┃      │  対して、各小中学校に対して弔旗の掲  │      ┃ ┃      │  揚や黙とう等を求める通知を出さない  │      ┃ ┃      │  ように求めるが、いかがか。      │      ┃ ┃      │二、高齢の交通手段の確保を       │      ┃ ┃      │ (1)四月から安心院町津房地区で行われて  │      ┃ ┃      │  いる予約制乗合タクシーと安心院中心  │      ┃ ┃      │  部循環バスの実証運行の成果と課題、  │      ┃ ┃      │  今後の方向性は。           │      ┃ ┃      │ (2)運賃については、コミュニティバスの  │      ┃ ┃      │  現行料金百円から三百円への値上げは  │      ┃ ┃      │  避けるべきと考えるが、いかがか。   │      ┃ ┃      │ (3)将来の、宇佐市全体をみた高齢の交  │      ┃ ┃      │  通手段の確保を、どう展望しているの  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │三、市道の管理について、人口減少・高齢  │      ┃ ┃      │ 化が進み、近くの市道さえ草刈り・枝伐  │      ┃ ┃      │ りなどができない地区も増えている。市  │      ┃ ┃      │ としてどのような対策を講じているの   │      ┃ ┃      │ か。                  │      ┃ ┃      │四、市営住宅等の入居の際に、「連帯保証  │      ┃ ┃      │ 人等の免除」について十分な周知をし、  │      ┃
    ┃      │ 安易に保証業者を斡旋するのではなく、  │      ┃ ┃      │ 住宅に困窮する低額所得に住宅を提供  │      ┃ ┃      │ するといった公営住宅の目的に立ち返る  │      ┃ ┃      │ べきではないか。            │      ┃ ┃      │五、新型コロナ感染から市民の命を守るた  │      ┃ ┃      │ めに                  │      ┃ ┃      │ (1)人口十万人あたりで市町村別にみる   │      ┃ ┃      │  と、八月二十二日時点で宇佐市の感染  │      ┃ ┃      │  数は、県下で五・六番目に多い。県  │      ┃ ┃      │  が実施している無料抗原検査につい   │      ┃ ┃      │  て、平日の開設時間を十九時までに延  │      ┃ ┃      │  長し、土曜の午後・日曜・祭日も行え  │      ┃ ┃      │  るように改善すべきではないか。    │      ┃ ┃      │ (2)安心院・院内や長洲など、周辺地域で  │      ┃ ┃      │  も受けられるように、検査センターを  │      ┃ ┃      │  増設すべきではないか。        │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十番    │一、アフターコロナからの観光振興につい  │市長、教育長┃ ┃衛藤義弘君 │ て                   │および   ┃ ┃      │ (1)アウトドアブームに乗り、宇佐市の大  │担当部課長 ┃ ┃      │  自然を生かし、観光客を呼び込む戦略  │      ┃ ┃      │  を今考えるべきではないでしょうか。  │      ┃ ┃      │  好む場所として絶景が楽しめる、のん  │      ┃ ┃      │  びりリラックスできること、穴場のキ  │      ┃ ┃      │  ャンプ場、農園内のキャンプ場、温泉  │      ┃ ┃      │  付きキャンプ場、家族連れで楽しめる  │      ┃ ┃      │  河川沿いなど特色を生かした場所、山  │      ┃ ┃      │  小屋や古民家風など院内や安心院、麻  │      ┃ ┃      │  生など多くの地域を生き返らせる場所  │      ┃ ┃      │  はあると考えますが執行の答弁を求め  │      ┃ ┃      │  ます。                │      ┃ ┃      │ (2)民間やNPO、企業などへ呼びかけ、  │      ┃ ┃      │  支援金も用意すべきだと考えますが答  │      ┃ ┃      │  弁を求めます。            │      ┃ ┃      │ (3)村まるごとツアー企画を行い体験交流  │      ┃ ┃      │  事業を立ち上げ観光システムを構築   │      ┃ ┃      │  し、宿泊、食、体験満足度を向上させ  │      ┃ ┃      │  る地域づくりを目指したらどうでしょ  │      ┃ ┃      │  うか。                │      ┃ ┃      │二、地方創生臨時交付金の有意義な活用に  │      ┃ ┃      │ ついて                 │      ┃ ┃      │ (1)岸田首相が地方創生臨時交付金の追加  │      ┃ ┃      │  を発表されました。物価高や長期に及  │      ┃ ┃      │  ぶ熱帯気候により電気代が嵩み生活が  │      ┃ ┃      │  厳しい状況が続いてます。世帯所得二  │      ┃ ┃      │  百万円以下の世帯に今こそ現金給付金  │      ┃ ┃      │  を手当てすべきではないでしょうか。  │      ┃ ┃      │ (2)プレミアム商品券の販売が開始されま  │      ┃ ┃      │  す。産業建設常任委員会で、商工会議  │      ┃ ┃      │  所や商工会での手続き作業の負担を考  │      ┃ ┃      │  慮してもらいたい旨質疑しましたがど  │      ┃ ┃      │  うなりましたか。           │      ┃ ┃      │三、子ども食堂とフードバンクについて   │      ┃ ┃      │ (1)宇佐市の子ども食堂は四件ですが、現  │      ┃ ┃      │  在の状況(利用や曜日など)をお聞き  │      ┃ ┃      │  します。               │      ┃ ┃      │ (2)子ども食堂の食材を、農家の商品にな  │      ┃ ┃      │  らない物や誰でも気軽における冷蔵庫  │      ┃ ┃      │  ボックス(外)を設置することは可能  │      ┃ ┃      │  でしょうか。答弁を求めます。     │      ┃ ┃      │四、変異株(オミクロン株)置き換わりに  │      ┃ ┃      │ よる感染拡大について          │      ┃ ┃      │ (1)国立感染症研究所が、変異株(オミク  │      ┃ ┃      │  ロン株)が支配的な状況が世界中に継  │      ┃ ┃      │  続している。             │      ┃ ┃      │   ウイルス株のほぼ全てをオミクロン  │      ┃ ┃      │  株が占め、BA・二系統、BA二・一  │      ┃ ┃      │  二・一系統、BA・四系統、BA・五  │      ┃ ┃      │  系統で、BA・五系統が五三・五九%  │      ┃ ┃      │  占めている。その後BA・五系統へ置  │      ┃ ┃      │  き換わりが進んでいると分析。ほとん  │      ┃ ┃      │  どの形質がまだ明らかでは無く、分類  │      ┃ ┃      │  法も含めて動向を注視するとのコメン  │      ┃ ┃      │  トを出している。政府も基礎疾患や高  │      ┃ ┃      │  齢、障がいなど重症化する国民を  │      ┃ ┃      │  重視する内容も検討に入っている。宇  │      ┃ ┃      │  佐市として今後どのような見解をお持  │      ┃ ┃      │  ちなのか答弁を求めます。       │      ┃ ┃      │ (2)ワクチン接種状況が、年代別に三回   │      ┃ ┃      │  目・四回目の分析結果がどうなってる  │      ┃ ┃      │  のかお聞きします。          │      ┃ ┃      │ (3)宇佐市の病床使用率と重症化人数、死  │      ┃ ┃      │  亡者はいるのかお聞きします。抗原検  │      ┃ ┃      │  査センターでの検査状況はどうか。検  │      ┃ ┃      │  査キットの使用状況もお願いしたい。  │      ┃ ┃      │五、チャイルドシートの貸し出しについて  │      ┃ ┃      │  チャイルドシート貸し出し補助のある  │      ┃ ┃      │ 自治体は、佐伯市、臼杵市、豊後高田   │      ┃ ┃      │ 市、豊後大野市の四市であります。子育  │      ┃ ┃      │ て世代の一助として、取り組むべきでは  │      ┃ ┃      │ ないでしょうか。            │      ┃ ┃      │六、宇佐市の財政状況について       │      ┃ ┃      │  経常収支比率は固定費が嵩むと悪化す  │      ┃ ┃      │ ると思われますが、国の財源を含む場合  │      ┃ ┃      │ と含まない場合の数値をお示し願いたい  │      ┃ ┃      │ のですが答弁を求めます。今後固定費の  │      ┃ ┃      │ 見直しをどのように行っていくのかも答  │      ┃ ┃      │ 弁求めます。              │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛
    ◯議長(衛藤博幸君)まず一番 河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)皆さん、おはようございます。一般質問初日の一番目を務めさせていただきます、議席番号一番の政友会、河野健治朗です。どうぞよろしくお願いいたします。  まずは、傍聴にお越しいただきまして誠にありがとうございます。しっかりと努めたいと思います。  さて、昨今、振り返ってみますと、コロナ禍の影響で世の中が大きく変わってきたなと、社会情勢の変化に驚かされています。  特に感じますのが、デジタル化のことです。そもそもデジタル化が進んできているなというふうに感じておりましたが、このコロナ禍において、デジタル化の遅れに気づいた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。  行政においては、様々な手続において、複雑化していることに気づいたでしょうし、我々の生活においても、職場においても家庭においてもですね、あらゆる面でそういった遅れを感じている中です。  そして、それに対する対応も早かったなというふうに感じております。デジタル化の進化は、皆さんのお手元にあるタブレットも同じ、教育現場での子供たち一人一台のタブレットも同じようにですね、すぐ手元にそのデバイスがある時代がやってまいりました。  こうした変化に対応することは、進化というのを言われますけども、それとはまた違って、この対応力に私は期待をするべきではないかなというふうに思っております。  本議会においても、様々質問ある中で、私は特にこの変化について一般質問を行ってまいりたいというふうに思います。本日もどうぞよろしくお願いいたします。  それでは、一項目め、新しい観光への取組について。  コロナ禍の影響により、今年も様々なイベントが中止になり、地域のお祭りや盆踊り行事なども縮小や中止を余儀なくされました。しかし、いよいよウィズコロナに向けて新たな取組を始め、疲弊した地域経済の再生に向けた取組が必要だと考えております。  そこで、一点目、市が主催、もしくは関連して行うイベントの計画があるか、お聞きいたします。  二点目、インバウンドの復活も見据えた観光客に対する医療体制のことをお聞きします。  三点目、サイクルツーリズムの推進に期待をしていますが、現在までの成果と、サイクルハブの整備状況をお聞きいたします。  四点目、最近の意識調査では、単身でのワーケーションの需要が多くなるなど、この数年で多様な選択ができるようになったが、市の対応はいかがでしょうか。  二項目め、新たな雇用創出を求めての一点目、かねてより、サテライトオフィスの誘致やコワーキングスペースの施設設置について質問を行ってきましたが、課題も多く、実現がなかなかできません。問合せは多くなったということだが、今後どのように進めていくのかお聞きいたします。  二点目、市内の創業・起業向けに令和元年に創設されたクラウドファンディング活用事業の、現在までの実績と今後の課題についてお聞きいたします。  三項目め、市民の命と財産を守るためにの一点目、全国で豪雨災害が頻発する中、大規模自然災害への住民意識が向上していると感じております。今後、宇佐市でも起こり得る災害に備え、自主防災組織の活性化や人材育成が必要だと思いますが、市の取組はいかがでしょうか。  二点目、令和三年五月に災害対策基本法の改正が行われ、県内においても指定福祉避難所の整備が進み始め、昨年十一月末までに、中津市や杵築市などで計二十二か所が指定されたと聞いております。本市においても、要配慮から災害時の不安の声が自立支援協議会へ上げられているようですが、今後どのような対応を検討しているのか、お聞きいたします。  四項目め、サイバー犯罪やGPSを悪用した犯罪が多発する中、小中高生など、若年層が被害となる事件が多発しております。ネット犯罪やネットトラブルから子供たちを守るために何が必要か、真剣に考えなければならない時が来たというふうに思います。  そこで一点目、市内におけるサイバー犯罪の発生状況や相談件数を把握しているか、お聞きいたします。  二点目、その結果に対して、対応はどのようにしているのか、お聞きいたします。  三点目、小中学生に対し、専門家によるサイバーセキュリティセミナーなど、ネットリテラシー教育が有効と考えるが、市の見解はいかがでしょうか。  以上、一回目の質問を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、河野健治朗議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。一番 河野議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、新たな雇用創出を求めてについての一点目、サテライトオフィスの誘致やコワーキングスペースの施設設置について、今後の進め方についてでありますが、サテライトオフィス等の誘致促進を図るため、整備を行う事業等を対象とした補助金を今議会で補正予算として提案させていただいたところであります。  具体的には、サテライトオフィス等の整備費の二分の一、上限が五百万円、備品購入費の二分の一、上限百万円、リース代の二分の一、上限は年五十万円で五年間となっております。  現在数件の問合せもあり、議会の議決が得られましたなら、補助事業の制度周知を図り、積極的に誘致に努めてまいりたいと考えております。  また、コワーキングスペース等の施設設置については、引き続き情報収集しているところであります。  今後とも、新たな雇用創出に努めてまいります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に四項目めのネット犯罪やネットトラブルから子供たちを守るためにの三点目を教育長 高月晴彦君。 ◯教育長(高月晴彦君)皆さん、おはようございます。教育長の高月でございます。一番 河野議員の一般質問にお答えいたします。  四項目め、サイバー犯罪やGPSを悪用した犯罪についての三点目、ネットリテラシー教育が有効と考えるが、市の見解はについてですが、小中学校学習指導要領においては、小中学校を通じて児童生徒の発達段階に応じて情報モラルを身につけさせるよう指導することとされております。  各校においては、GIGAスクール構想による一人一台タブレット配付に伴い、他者や社会と情報をやり取りするに当たり、危険を回避し、責任ある行動ができるようになるために身につける基本的な態度や考え方を学ぶ情報モラル教育を児童生徒の発達段階に応じて行っております。  また、議員御指摘の専門家による学習につきましては、学校において、県教育委員会からの通知を基に、携帯電話各社や、国の主催する出前事業等や、警察署員によるネット犯罪に関する講演等を行っているところであります。  本年度は、十八校がネットリテラシー教育に関する専門家を招聘した学習を実施、または予定しております。  市教育委員会といたしましては、ネット犯罪やネットトラブルは、被害を受けるだけではなく、知らないうちに加害になってしまうケースもあることから、ネットリテラシー教育を通して自分で判断するための知識を身につけることは重要なことであると捉えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に一項目め、新しい観光への取組についてと、二項目め、新たな雇用創出を求めての二点目を経済部長 出口忠則君。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)皆さん、おはようございます。経済部長の出口でございます。一番 河野議員の一般質問にお答えします。  一項目め、新しい観光への取組についての一点目、市が主催、もしくは関連して行うイベントの計画はについてですが、新型コロナウイルス感染症の状況にもよりますが、マルシェなどの食観光イベントやハロウィンなどの季節関連行事、双葉の里など市関連施設での行事を予定しております。  二点目、インバウンドの復活も見据えた観光客に対する医療体制はについてですが、現在、外国人が安心して医療機関を受診できるよう、医師会と連携して、県が実施している二十四時間、十七言語に対応できる無料通話通訳サービス、おんせん県おおいた多言語コールセンターを市内医療機関が利用できる環境を整えております。  また、市内の病院の中には、一部の言語に限りますが、窓口で多言語対応できるスタッフを配置しているところもあります。  そのほか、安心して快適な旅行を楽しんでいただくために、外国人対応を含む観光サービスの品質を第三者が評価するサクラクオリティ制度の推進も行っているところです。  三点目、サイクルツーリズムの推進に期待をしているが、現在までの成果とサイクルハブの整備状況はについてですが、現在、一般社団法人宇佐市観光協会と委託契約し、五か所の既存サイクルハブの整備に加え、新たに九か所のサイクルハブの新設と、十八か所の観光地にサイクルスタンドの設置を行うこととしており、今年度を含め、三か年計画でサイクルツーリズムの推進を行う予定であります。  四点目、最近の意識調査では、単身でのワーケーションの需要が多くなるなど、この数年で多様な選択ができるようになったが、市の対応はについてですが、新型コロナウイルス感染症拡大を受け、テレワークやワーケーションは新しい働き方として定着しつつあります。しかしながら、その対象は、企業向けから、子育て世帯などの家族プランや、議員御指摘の単身プラン、また、施設環境も、ホテル型やキャンプ型、空き家改修など、利用形態は多岐に及んでおります。  市としましても、ワーケーションプランの造成は、ウィズコロナの働き方として魅力あるものと考えていますので、他団体の運用状況や、既存公共施設の活用を含め、調査研究してまいります。  次に、二項目め、新たな雇用創出を求めてについての二点目、クラウドファンディング活用事業の現在までの実績と今後の課題はについてですが、市クラウドファンディング活用事業補助金については、クラウドファンディングを行った際の手数料やリターン費の一部を補助することにより、起業や事業拡大が行いやすい環境を整備することを目的に令和元年度から実施しております。  現在までの実績は、令和三年度に一件、四万円のみとなっております。  課題としましては、本補助金の周知不足のほか、クラウドファンディングに対する理解や認知度の低さが考えられます。  また、本補助金の対象が、目標金額を達成した場合のみプロジェクトが成立するオール・オア・ナッシング型のみとなっており、現在主流の目標金額を達成せずに終了した場合でもプロジェクトが成立するオールイン型が対象外となっていることが大きな要因であると認識しております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、三項目め、市民の命と財産を守るためにの一点目と、四項目め、ネット犯罪やネットトラブルから子供たちを守るためにの一点目及び二点目を総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)皆さん、おはようございます。総務部長の祥雲でございます。一番 河野議員の一般質問にお答えをいたします。  三項目め、市民の命と財産を守るためについての一点目、自主防災組織の活性化や人材育成が必要だと思うが、市の取組はについてですが、令和二年七月豪雨における県内及び隣県の被害状況や、直近では、八月三日からの東北、北陸地方における豪雨による河川氾濫等の被害状況などから、議員御指摘のとおり、市民の大規模自然災害への意識が高まっていると考えております。  本市としても、市民の防災意識の向上に伴い、市内各自治区において、防災の先導的役割を担う防災士養成のため、県と共催により、防災士養成研修や、防災士のスキルアップを図るため、各種研修会を実施しております。  また、地域の自主防災組織においては、その活動の活性化を図るため、自治区等に赴き、防災学習会を開催しているほか、自主防災組織の活動に資する機材や備蓄食糧の購入に対し補助を行っております。  四項目め、サイバー犯罪やGPSを悪用した犯罪についての一点目、市内におけるサイバー犯罪の発生状況や相談件数についてですが、サイバー犯罪は、大きくは、刑法で規定されている電子計算機損壊等業務妨害罪をはじめとした、コンピューター、または電磁的記録を対象としたコンピューター犯罪、コンピューターネットワークをその手段として利用したネットワーク犯罪、不正アクセス禁止法違反の三つに分類される犯罪であります。この中には、公的機関や法人のシステムを標的にしたもののみならず、個人のパソコンやスマホなどのネットワーク利用機器などを通じて、詐欺や脅迫、誹謗中傷など様々な犯罪が含まれております。  市内の状況について、宇佐警察署にお聞きしたところ、今年一月から現時点までに、インターネット利用に係る相談を受け、事件性がないと判断された件数は十九件、事件性があると判断された件数は三十四件ということでございました。  二点目、対応はどのようにしているかについてですが、宇佐警察署では、市防犯協会と連携して、まもめーるでの情報発信や街頭啓発、金融機関の警戒訪問や啓発のための防犯講話を行っております。  また、市では、警察からの情報に基づき、防災行政無線で注意の呼びかけを行っているほか、市防犯協会と相談しながら、パソコンやスマホ使用による特殊詐欺への注意喚起の記事を随時ホームページや広報うさに掲載しております。  今後も、子供たちがサイバー犯罪などの被害に遭わないよう、関係機関と連携してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に三項目め、市民の命と財産を守るためにの二点目を福祉保健部長 垣添隆幸君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(垣添隆幸君)皆さん、おはようございます。福祉保健部長の垣添でございます。一番 河野議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、市民の命と財産を守るためについての二点目、令和三年五月に災害対策基本法の改正が行われ、県内においても指定福祉避難所の整備が進み始めているが、今後、どのような対応を検討しているかについてですが、令和二年十二月に、国の令和元年台風第十六号等を踏まえた、高齢等の避難に関するサブワーキンググループからの提言が取りまとめられました。  課題としましては、障害のある人等については一般避難所への避難が難しい場合があるため、平素から利用している施設へ直接に避難したいとの声があることなどが示されました。  それを受け、令和三年五月に災害対策基本法、災害対策基本法施行規則が改正され、福祉避難所について、あらかじめ受入れ対象を特定し、本人とその家族のみが避難する施設であることを公示する制度が創設されました。  また、本年八月二十六日には、市自立支援協議会から市に対して、指定福祉避難所整備についての要望書が提出されたところです。  市といたしましては、来年度に指定福祉避難所が設置できるよう、現在、設置場所の選定や受入れ対象の把握等を行うとともに、今後さらに関係各課と連携して、災害時の直接避難等を促進し、要配慮の支援強化に努めてまいりたいと思います。  以上で答弁は終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  一番 河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)それでは、順次再質問を行ってまいりたいと思います。  この観光についての質問は、直近、数回させていただいておりまして、やっぱりこのコロナ禍の中でもそういった意欲が上がってきているという社会情勢の中で、受け入れることに対する意識の改革が必要なのかなというふうに感じております。再三質問をして、少し言いづらいなというところはあるんですけども、本日もよろしくお願いしたいと思いますが。  まず、一点目、二点目のところで、先に思いを伝えさせていただきますと、イベントがなくなってきているというふうな印象を受けているということは、皆さん、実感をされていると思うんですね。  その環境の中で、他市を見るとというふうに比較をすると申し訳ないんですが、この夏に関して言いますと、他市でのお祭り、イベントの開催が、コロナ禍の中でも対策をしながら行っていたという、市民の声が多くあります。  それは、皆さんはどういうふうに考えているかにもよると思うんですけども、なくす理由と、続ける勇気というか、方向性というか、真逆にあってはいけないなというふうに思っているんです。イベントを行う側はものすごく責任があると思います。私も主催ないし協力したことがあるので、よくそこを分かっています。その中で、市が先頭を切ってやっていくという事業を組み立てることはもちろん難しいと思うんですけども、今回お聞きしたかったのは、イベントを行うことに対して、市がどういうふうに援助、また援護していくのか。  例えばですけども、主催はしなくても共催という形があったとします。そうした場合に、金銭的な援助、援護だけではなくて、そういったコロナの対策はこうしてほしいであったりとか、こういうふうなところにインフォメーションをかけていこうとかですね、そういった動員に関することは特に気になっているところです。  今回、答弁にありましたマルシェなどの食観光イベント、ハロウィンなどの季節関連行事、双葉の里の市関連行事、こういった関連施設での行事、これはもう既に計画が上がっていると思いますが、これも含めですね、どういった形で動員をかけていく予定にしているのか、これをまずお聞きしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)観光・ブランド課長。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)観光・ブランド課長 出口でございます。再質問にお答えします。  まず、御指摘のとおり、コロナ禍でいろいろ中止と余儀なくされているということで、他市においては開催しているところもあるということでございますけども、市がですね、共催なり、関与している部分、大概、地域イベントにつきましては、実行委員会という組織でやっています。ここら辺で協議されると思うんですけど。そういった中に委員として参画してですね、計画段階から入っているというふうに認識しております。  その中で、私も幾つか入っておりますけども、コロナ禍での対応、例えば、市主催の行事はどうしているのかとか、参考に聞かせてほしいとかですね。市も対策本部で、実行委員会と、対策本部の会議で状況をいろいろ共有しておりますので、県の対応、市の対応、市民に対してのお願い、こういった部分を紹介して、実行委員会で開催する際の参考にしていただいているというところだというふうに思っております。  最終的にはですね、やはり実行委員会の中で決めていただくことですので、市の考え方も含め紹介しながら決定しているというふうに思っております。  動員とおっしゃったでしょうか。先ほど答弁申し上げましたマルシェとかですね、こういった部分につきましては、動員といいますか、もちろんホームページ、SNS、市の公式のアカウントを通じてですね、それから、広報誌も含めて広報し、それで集客をしていくと。その実施体制につきましては、今回御紹介しておりますのは市の職員になりますので、関係課で協力して行っていくということになると思います。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)お答え、ありがとうございました。  動員に関して私がいつも思っていることは、今回のように、こういった何についてイベントをするというふうになった場合、自分がそれに行っていいのかどうかということが分かりにくいということがよくあります。誰でも参加していいという前提の下でそのイベントはつくっていると思うんですけども、最近のイベントの傾向であれば、やっぱり動員をかけにくいであったりとか、どこまでが対象、何人が対象という、よく書かれているケースが多いので、ぜひですね、そういうふうなことが分かる文言、例えば、どなたも参加して構いませんが、そのコロナ対策は御自身でというふうになるのか、この会場ではこういうふうなコロナ対策をしているので、ここを通過して参加してほしいとかですね、そういったことのお手本を示していただいて、それを各イベントの団体に対して指導していくというようなことが今後行われていくのかなというふうに思います。そうすることによって、なるべくなら開催できる事業は行ってほしいというようなことをですね、どうにかして市のほうから情報発信をしていただければいいなというふうに思っております。  それが私の一点目の思いです。  これに対してですね、やっぱりインバウンドというのが必ず引っかかってくると思うんですね。これを開催したならこれも開催できる、これを開催したならここまで広げたいというふうになった場合、外国人の観光客をどこまで安心して受け入れることができるのか、こういったところが二点目の再質の主なところでございます。  今いただいた答弁の中では、ある程度その対応ができるというふうになっていますが、もし過去にですね、そういった受入れの経験があったなら教えてください。なければ、これからの対応の部分で強化している部分で構いません。 ◯議長(衛藤博幸君)観光・ブランド課長。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)外国人の受入れの対応、特にお答えしました医療体制ですね、これにつきましては過去であったかというのは、本市ではございませんけども、すみません、例えば令和三年度の実績で言いますと、先ほど御紹介しましたコールセンターでいきますとですね、これは県のほうで設置しておりますけども、宇佐市という数字ではございませんが、全体で二百十二件のですね、御利用があったということ。これは病院に限らず、ホテルでありますとか、宿泊施設でありますとか、そういったいろんなところなんですけども、そのうち、病院のほうでこれを利用してですね、三通訳をしたとかいう件数が百二十七件というふうに聞いております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。
    ◯一番(河野健治朗君)突然の質問にありがとうございました。  今後は、発熱の際の対応というのが多分一番心配になってくるところだと思います。そういったところも含めですね、やっぱり宇佐市が対応ができるんだということはとても強みになると思いますので、ぜひ整備を進めることができるならば行っていただきたいなというふうに思っております。  それでは、三点目に進みます。  これは今回の肝だったんですけども、サイクルツーリズム、私は、最近何々ツーリズム、よく口にするんですけども、このサイクルツーリズムについては数年前から興味を持っております。というのも、自分の長男が自転車に乗り始めたからなんですけどね。そういったところもありまして、ぜひ大分県内、または宇佐市でもですね、取り組んでいただきたいなというふうに思っていたところ、昨年ぐらいからこの話がどんどんどんどん表に出るようになりましたので、ぜひ今回聞いてみたいなと思いました。  その中で一番気になったのはですね、隣というか他市になってしまうので申し訳ないんですけども、御存じと思います。仁王輪道というのが国東半島を回るルートとして、数年前からこれも活発に行われていますよね。  そこで気になったのはですね、中継地点でもゴール地点にも宇佐市が絡んでいないなというふうなところ。特に宇佐神宮は全然絡まないですよね。六郷満山とかいう言葉が出てくるのにですよ。そういったところは何かあったのかなというふうに思いましたので、これについて、どうして参加ができなかったのか。また、方向性が違うんであれば、お答えいただきたいなというふうに思います。 ◯議長(衛藤博幸君)観光・ブランド課長。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)お答えいたします。  御指摘のとおり、県内ですね、仁王輪道の御指摘がございました。ほかにもですね、中津市のメイプルロードを使った分とかですね、他市でも整備されて、それがマップになっているかと思います。議員も御覧になったからだと思いますけども、宇佐市が接続、そのコースにされていない状況がございます。  これにつきましてはですね、もちろん、今回予算、今回といいますか、今、予算計上させていただいて執行しておりますけども、サイクルハブとかをですね、整備して、そういったコースづくり、つまり、宇佐市もそのコースがないわけではないんですけども、観光協会で作成したコースがございますけども、これは、こういった観光地を巡る、こういった沿線に観光地がありますよといった、そういったルートづくりはしておるんですけども、その中で、やはりそういったコースをきちんとマップにして県内でしていくためには、しっかりとサイクルハブを整備して、あるいは看板であったり、道路状況であったりとかですね、こういった部分を整理して、そして、観光面も、観光地も含めてできると、こういうのが必要だというふうに思っています。  その中で、今、この仁王輪道には接続していないというのは、そういった部分が整備できていないというのがやっぱり大きくあると思います。  今回、そういうのが整備できましたらですね、しっかりとそれを県のほうにも、申請という言い方はどうか分かりませんけども、こういうところにカーブができています、こういったルートをつくりました。そして、県内のそういった各市のルートが接続していけるような、そういったことをしたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)大変期待しているところです。  サイクルツーリズムという大きなくくりで捉えるならば、そういった難しいというか、コース設定をするとか、サイクルハブの計画を立てるとか、そういったことが必要になってくると思うんですけども、三か年計画でこれから行っていくということになれば、これは結構早く進めないと間に合わないのかなというふうに思うんですね。一番大切なのは、実際に自転車に乗る人たちが何を求めてそこに行くかということのお手伝いというか、その情報提供だと思うんです。  今ここに五か所の既存サイクルハブの整備がある、進んでいると。これはできているのかどうかは別としてですね。まずはこういったものがどこにあるのかということをお知らせしてほしいなというふうにも思いますし。  実際に乗る方々のお話を聞くと、ルートは自分たちで決めるんだというのがほとんどだそうですね。そういうモデルルートがあるということはものすごく参考になるんですけども、実際にうちの子は、大学生ですから、大学生のサークル、社会人の若手のサークル、そういったところが、ここからここまで何キロあるうちにどこに寄ろうというのは自分たちでプログラムしていく、それを決めていく。その距離を測るのは、専らグーグルマップに頼っているというのが今の常識になってきているんですね。  ですから、それに当てはまる情報を出すことがまずは第一歩かなというふうに思います。  そして、距離的なものなんですけども、初心の距離が約二十キロ程度と言われています。中級からが百キロを超えてくると。百キロ先の方々が中級以上のターゲットになってくるということが明確になるので、そこに対してどういうアクションを起こしていくかということが、これから調査研究の対象になろうかなというふうに思います。  そしてもう一つが駅の整備です。サイクリングを行った人たちが、その最終地点から電車で帰るということが多くあるそうです。ですので、この宇佐市でいえば、柳ヶ浦駅、宇佐駅にそういった方々がどういうふうにして最終地点として電車に乗るというようなところまでがイメージできるかということも今後の整備の課題になってくるのかなというふうに思いますので、ぜひそういったところもですね、研究しながら、この三か年計画、ものすごく期待していますので、進めていただきたいと思います。  すみません、意見になってしまいました。  最後、観光についての四点目、ワーケーションの件なんですけども、これについては、今まだどこも手探りで行っていることだと思います。これはですね、でも、実際に行っていただきたいなというふうに思っているのは、関係人口の創出であったりとか、地域の活性化には、まず、これはものすごく大きな効果が得られることだというふうに言われています。  この後に続くサテライトオフィス、コワーキングスペースもそうなんですけども、今すぐにでも取りかかれる一つの手がかりとしては、ワーケーションは必要なのかなというふうに思いますが、今後どういうふうに進めていくか、関係人口の点についてお聞きしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)観光・ブランド課長。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)お答えします。  今、手探りといいますか、他市を調べて、先行しているところももちろんございますし、先ほど答弁で申し上げましたように、いろんな形態を使っているというふうに認識しております。もちろん別府、湯布院でありましたら、もう温泉を全面的に出して、旅館を活用したりとかしているところもありますし、ホテルを利用しているところもありますし、古民家を改修して使っているところもあります。また、キャンプ施設、ケビンとかですね、こういった部分を活用しているということもあるようでございます。  ワーケーション、そういった宿泊施設、それから、仕事をするスペース、そして、Wi─Fi環境、そういった、そしてあと、仕事以外のときの体験、地元との体験交流であったりとか、先ほどおっしゃったような関係人口の創出につながるようなですね、こういった部分が要素になってくると思っております。  別府、湯布院みたいな資源があるわけじゃないですけども、新たにですね、そういった宿泊施設とかいうことを整備するのはなかなかハードルが高いので、今、既存のですね、例えば、旅行村であったりとか、もしくは岳切渓谷であったりとか、そして、そういったところに事務スペースがあって、Wi─Fi環境があれば活用できるんじゃないかなと思っておりますので、関係課含めてですね、協議させていただければというふうに思います。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)ありがとうございます。  観光についてですね、ワーケーションが今後必要になってくる大きなそのポイントとしては、施設もそうなんですけども、僕は環境そのものだと思っているんですね。  具体的に言いますと、宇佐市は、別府市から見ても、湯布院から見ても、大体三十分程度の距離に見てほしいなと思える施設がたくさんあるんです。自然環境もそうですけども、ワーケーションを選ぶ人というのは、もちろんバケーションですよね。旅行とか休暇を兼ねて仕事と絡めてその土地に行っているんです。だから、湯布院に泊まっていようが、別府に泊まっていようが、院内、安心院、宇佐市に行こうと思えば行けるという環境なので、そういった宣伝の仕方、インフォメーションの仕方というのを考えていかなければいけないのかなというふうに思っております。  施設整備は本当に難しいことだと思いますので、そういったことと一緒にですね、その関係人口を増やす。大分県内に来た人は皆宇佐市に寄ってもらうんやというような気持ちでですね、広げていっていただければ、少しは課題解決になるのかなというふうに思いますので、観光については以上で締めさせていただきたいと思います。  次に、雇用についてなんですけども、このサテライトオフィス、コワーキングスペースに関する内容については、今回、新たな予算編成をして取り組むということでございました。  問合せがあるというふうに聞きましたけれども、これの業種、また、それに対しての見込みの段階でも構いません。雇用が創出される人数的なものが何となく分かるんであればお答えいただきたいなというふうに思います。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(中園浩一君)商工振興課長の中園でございます。再質問にお答えをいたします。  サテライトオフィスの問合せの業種につきましては、具体的にはまだ協議中でありますので、ちょっと会社名等は申し上げられませんが、大きなくくりで申し上げますと、ITに関連した会社ということでございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)IT関連企業ということでございます。私がサテライトオフィスに関しては、特に要望として、要望というか意見として申し上げてきましたのはですね、やっぱりIT関連企業は、その先に何かこう見えてくるものが、我々でもよく分からないぐらい広い世界を持っていると思うんですね。これと併せてデザイン企業もそうですね。そういったところに夢を持つ子供たちがいるかどうかというよりも、それが一つの選択肢になってきているというのが社会の流れですので、そういったものが近くにあると、都会に行かなくても、チャレンジできるんじゃないか。都会に行かなくても、それと同じような収入を得られるようになるんじゃないか。そういったことでモチベーションというのは上がってくるのかなというふうに思っております。  他市の例を見ても、きっとそういうふうに書かれていることが多かったのかなというふうに思いますが、私、このように予算をつけて受入れを始めるというふうに思っていなかったので、ものすごく期待をしていますので、ぜひこれについてはですね、前向きにというか、もう前向きに動いているんですけども、さらに加速することを期待して、これについては以上で締めさせていただきたいと思います。  順番を間違えたですかね。いや、いいですね。  それでは、雇用創出のクラウドファンディングの件についてでございます。  これについては、答弁でちょっと残念だったのがですね、認知度の低さというのがですね、あまり聞かなくてもよかったかなというふうに思いますが、クラウドファンディング事業そのものがですね、やっぱり国内に蔓延してきているんです。なので、それをチャレンジしようという入り口がまずは必要なのかなというふうに思っています。  なので、市がこういうふうなのを準備しているんだということだけでは、この事業に対してのモチベーション、興味は湧かないというふうに思いますので、これについてですね、これから創業支援、もちろんやっていっていると思うんですけども、クラウドファンディングをやりませんかというようなインフォメーションとか事業計画、そういったのはないでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(中園浩一君)お答えいたします。  クラウドファンディングにつきましては、御指摘のとおり、周知不足ということがございます。これを受けまして、本年十一月からですけども、二回程度、クラウドファンディング活用セミナーを開催することとしております。それと併せて、創業支援講座の受講生の方への周知につきましても、資金調達について有効であるということからですね、この場をお借りして周知を行っているところでございます。  また、今後、クラウドファンディング活用セミナーを開催する中で新たな課題等も見えてこようかと思いますので、そういったことも含めてですね、今後、調査研究してまいりたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)はい、私もそう思います。クラウドファンディングそのものをですね、やっぱり周知するきっかけをつくるのも役目の一つかなというふうに思いますので。そしてまた、せっかくつくった事業なんでですね、やっぱり使ってもらいたいなと思うんです。申請件数もたくさんあっていいなと思うんですね。なので、そういった実績が上がるようにしていただければというふうに思いますので、これはもうこれで締めさせていただきたいと思います。  次に進めます。  三項目めの……。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗議員、ちょっと三項目め、市民の命と財産を守るためにの、入る前に、執行部より訂正の発言がありますので許したいと思います。  福祉保健部長 垣添隆幸君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(垣添隆幸君)議長のお許しをいただきましたので、先ほどの私の発言の中身を訂正させていただきます。  先ほどの回答の中で、私、台風十六号と回答いたしましたけども、十九号の間違いでございましたので、以後、このようなことがないよう十分注意してまいりますので、誠に申し訳ございませんでした。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)以上であります。  河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)それでは、三項目めのことについて、再度、質問をしますが。自主防災組織についてものすごく興味があります。これについてですね、自主防災組織が今どのぐらいあって、どういう活動をしているのか、お聞きしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(久井田 裕君)危機管理課長の久井田でございます。河野議員の再質問にお答えします。  自主防災組織の数ですが、今ですね、市内に自主防災組織、百九十一ございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)自主防災組織、百九十一組織あるということで、課長、いいですか。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(久井田 裕君)再質問にお答えします。  自主防災組織、会として設立されているのは百九十一組織というふうになっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)すみません、私の認識が甘かったですね。もっと少ないのかなというふうに思っておりました。  地域においてですね、災害に対する興味が今湧いているというところで、やっぱり危機感というか、恐怖心が大きくなってきているのではないかなというふうに思います。  実際に届く声としては、どういうふうにその避難をすればいいのかとか、どういうふうなことを守ればいいのかということは、何となく分かるんだけども、それを実践する機会はないということで、それを知っているのは、もしかしたらそういう防災訓練を受けた人とかいう、限られた人が詳しいのではないかなというふうに言われています。  そうした中で、一番それを詳しく思っているのは小学生じゃないのというような声があるんですね。やっぱり小学校では定期的にそういった訓練が行われていて、でも、実際に地域を振り返ってみますと、今日、サイレン鳴るんだっけというようなときに、サイレンを聞いて思い出すというようなことが続いているのかなというふうに思います。  自主防災組織がいいとか悪いとかいう議論ではありませんが、こういったことに対してですね、どういうふうに対応すれば、市民の皆さんが防災に対する意識が上がるのかなということがとても不安に思っているんです。何かこうインフォメーションとかですね、どういうふうにこう、今までと違った声のかけ方を計画しているのであればですね、それを教えていただきたいなというふうに思います。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(久井田 裕君)再質問にお答えします。  議員おっしゃるとおり、地域の避難力ですね、向上のために、そういった率先して避難を呼びかける人、そういった立場の人を養成するのが急務となっております。率先避難者と言うべきような方々ですけども、そういったところにですね、そういった、もうおっしゃるとおり、小中学生、高校生も含めまして災害学習等で意識が高まっている状況であります。そういった子供たちに期待する役割とか行動をですね、ある程度形づけた中で、地域との連携をこれから進めていく必要もあるのかなと。そのためには、どういった形で地域の中で動くことができるのかということを地域の人に広く知ってもらう必要があるので、防災組織の方、区の役員の方々含めて、そういった方々に広く周知をしていく必要があるというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)そうだと思います。地域だけではですね、もう、とてもではないんですけども、手が足りないとか、何ですかね、行動に限界があるというようなことがよく言われているようです。  私、今、小学生というキーワードを出したのはですね、やっぱり一番頼りになるのは、私も含めですけども、子育て世帯を含める、若者と言われる世代だと思うんですね。この世代をうまく使うには、使うにはと言ったらちょっと言葉が悪いかもしれませんが、こういった場合は、やっぱり子供、小学生のことがとても大切になってくると思うんです。子供を守る立場にある我々ですから、子供を守る行動だと、すんなりそこに入っていけると思うんですね。  なので、PTAを活用するとか、学校を活用するとかいうふうになると、組織対組織とかいうふうになってくると思うんですが、やっぱり子供たちがどんな情報を自宅に、家に持って帰って、親とどういうふうな話をするのか、どういったことを持ち帰らせるのかがやっぱり仕掛けの一つだと思うんですね。なので、地域防災組織という、こういう固いというか、どういうところか分からないなというようなことだけではなくて、そういったことから動かしていくというようなことも考えていっていただければなというふうに思います。  やっぱりこれからはですね、そういった教育だけではない、やっぱ実践をする、そしてそれをイメージする、どこにいてもそういう対応ができるというような子供を育てていくということが目的の一つになっていると思うんですね。ですから、その保護、そのおじいちゃん、おばあちゃんも同じ情報を共有することが防災に対しての意識強化につながるというふうに思いますので、これについては以上で終わりたいと思います。どうぞよろしくお願いをいたします。  次の指定福祉避難所についてはですね、これはもう、今後のことですので再質はありませんが、この宇佐市においてもですね、やっぱりなければいけない施設、なければいけない整備はですね、順を追ってですけども、進めていっていただきたいというふうに思いますので、ぜひですね、これがかなうようにお願いをしたいというふうに思います。これについては再質はありません。  最後、教育現場での、ごめんなさい、教育も含めてですね、サイバー犯罪についてですけども、これについてはですね、やっぱりびっくりというか、事件性があると判断された件数、三十四件というのはですね、非常に多いなというふうに私は思いました。  これは、事件性があることについては、警察のほうが動くというか、対応すると思うんですけども、事件性がないと判断された十九件ですが、何となくそういうふうな相談があったということだと思います。これについて、何か情報はないかなというふうに思います。  それと、ごめんなさい、一つ一つだと思うんですけども、なぜかというとですね、これは子供に関することが入っているのかどうか、分かるんやったら教えていただきたいなと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(久井田 裕君)再質問にお答えします。  事件性があると判断された分、また、事件性はないと判断された分も含めまして、警察に相談があった分、これは、大人も子供も含めての件数となっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)そうですか。分かりにくい数字だったということですね。
     それでは、お聞きしますけども、過去にですね、中学生が対象となった事件性のあるサイバー犯罪、携帯を介しての注意喚起なんかがあったと思うんですけども、そういった情報は持っていないんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(久井田 裕君)再質問にお答えします。  宇佐署のほうに聞いてみたんですが、子供間のトラブルとか、あと、ネット利用に関するもので、SNS上でのトラブルに関するものが多いというふうに聞いております。  また、個人の特定につながるので詳しいことは言えないということだったんですが、画像の送信等を求められたというようなケースがあったということで、その辺については、本人の意向もあり、立件はできなかったということで聞いております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)分かりました。これについてですね、このような質問をしたのはですね、防災意識と同じで、そのときが来なければ事の重大性が分からないのが犯罪に巻き込まれた場合だと思います。  スマートフォンになってからだと思うんですけども、携帯を介したそういう犯罪というのは全国的に増えてきている中で、この宇佐市においても中学生がそういう事件に巻き込まれそうになったとかいう話はですね、ちらほらと聞くんです。それはそういう相談に上がっていないのかもしれませんが、そういったことが実際に起きているんだということをですね、知ってもらうにはどうすればいいかなというふうにいつも考えております。  ですので、こういったサイバー犯罪に対する注意喚起もですね、雨が降ったらとか、大洪水のときはと同じように、常に情報として出していくべきではないかなと思います。そして、また、そういう教育も積み重ねていけば、自分で調べることもできるようになるでしょうし、自分で守ることもできるようになると思いますので、何か今後ですね、仕掛けを考えていっていただければなというふうに思います。これは要望になります。  最後、小中高生、特に小中学生にですね、対しての情報リテラシー教育、こういったことに対してですね、やっぱり取組を行っているということはもう十分分かるんですけども、この内容ですね、これが一番大事かなというふうに思っております。  今、十八校がネットリテラシー教育に関する専門家をというふうな答弁をいただきました。具体的にどういった専門家を呼ぼうとしているのか、分かる範囲で構いません、答弁をお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(都 昌子さん)学校教育課の都です。再質問にお答えします。  今、学校のほうでされている具体的なものですけれども、スマホとか携帯のほうのですね、会社のほうから、具体的にどういう映像を上げたら、どのようになって、事件があったりしたというような具体例を挙げてのもの。それから、警察署を呼んだ場合も、同じように、具体例を挙げた、事例を挙げたものというふうに聞いております。それから、県教委のほうがですね、紹介しているところのもので、サイバーセキュリティについての詳しい相談の窓口とかですね、そういうところを紹介しながらの研修というふうに聞いております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)ありがとうございます。十分な情報を得られました。これについてはですね、やっぱりどこに逃げればいいのか、どこに隠れればいいのか。自分が持っているデバイスに対して、自分が使用であって、デバイスから使われているのではなくて、自分が使っているということがよく分かるようにしてあげれば解決するというふうによく言われています。ですので、こういった教育を継続的に行っていただきたいなというふうに思っておりますので、これについてはもう答弁は結構です。期待をしております。  ちょっと盛りだくさんだったんですけども、以上で質問を終わります。ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、河野健治朗議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩をいたします。  なお、再開は十一時十五分といたします。  暫時休憩します。                 休憩 午前十一時〇三分               ───────────────                 再開 午前十一時十五分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。  十四番 今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)十四番 日本共産党の今石靖代です。  六項目について一般質問します。  一項目めは、統一協会(世界平和統一家庭連合)の問題です。日本共産党は、統一協会の表記を、教会ではなく、協力の協を使っています。  統一協会は、二〇一五年に世界基督教統一神霊協会から現在の名称に変更しました。しかし、霊感商法や集団結婚などで社会的批判を浴びてきたカルト集団であることに変わりありません。政府が名称変更を認めたこと自体が不当だと考えるからです。  一点目は、統一協会や関連団体の集会やイベントに、職員の派遣、参加、祝電、メッセージの送付及び後援名義の使用許可など、市との関係はどうだったのか。また、宇佐市としての統一協会への見解と今後の対応について。  二点目は、霊感商法などの被害に遭った方々に対する相談窓口設置について、市の対応を伺います。  二項目めは、今年も連日猛暑が続き、熱中症で搬送される方が多く見られました。低所得世帯へのエアコン設置に補助制度を創設するべきですが、見解を求めます。  三項目めは、ごみの分別収集について。  一点目は、ごみ袋代の引下げは、反響が大きく、継続を求める声が多く寄せられています。来年度の継続を求めます。  二点目は、大分市や中津市、ここ、訂正をお願いします、では、草木や落ち葉は燃えるごみの日に透明袋に入れたものを無料で収集しています。野焼き防止や環境美化のためにも無料にするべきですが、質問いたします。  四項目めは、中小業者、農業などを守る立場から、一点目は、来年十月からインボイス制度が実施されようとしています。中小事業や地域経済への影響をどう考えているのか。中止を求めるべきでないか。  二点目は、中小零細業者や農家は、長引くコロナ禍で物価高騰の影響も受けて、深刻な営業不振が続いています。直接的な支援が途切れた状態になっていますが、今こそ、これまで実施したような、売上げ二割減を対象に上限十万円の給付、固定費や経費の支援、農業への支援が必要でないか。  三点目は、国保税のコロナ特例減免について。条件が厳しくて、対象が限定されています。国は、市の判断で、比較する昨年の収入に、国からの支援金などを含めて比較できるとしています。高くて負担が重い国保税を軽減すべきですが、いかがでしょうか。  五項目めは、肥料代が高騰する中、公共下水やし尿処理で発生する汚泥肥料について、袋詰めなど、市民が使いやすいように提供してほしいという声があります。新たな施設改修をする中で検討できないか、質問します。  最後、六項目めは、子供が安心して教育を受ける権利を保障するために、憲法の原則に照らして、給食費を無償にするべきだが、まず、多子世帯の軽減を行ってはどうか、質問いたします。  以上、市民に分かりやすく、誠実な答弁を求めます。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、今石靖代議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十四番 今石議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、世界平和統一家庭連合問題への対応についての一点目、統一教会や関連団体の集会やイベントに対する市との関係、当団体への見解と今後の対応についてですが、本市が共催や後援を行う場合は、市事業共催及び後援に関する要綱に基づき、市総合計画の施策に合致する事業であって、事業の目的及び内容に公共性があること等を承認の基準としております。  また、特定の政治団体、もしくは宗教団体が主催するもの、政治活動、もしくは宗教活動を目的とするもの、または特定の政治団体もしくは宗教団体に反対することを目的とするもの等については承認しないものと規定しております。  議員お尋ねの、世界平和統一家庭連合や関連団体に対して、職員の派遣、参加、祝電、メッセージの送付及び後援名義の使用許可などの実績はないものと認識しております。  また、当団体への見解についてでありますが、本市は宗教法人関係事務を所管しておらず、政教分離の原則や信教自由の観点から、見解を申し述べる立場にないものと考えております。  今後も法令を遵守し、適切な事業の共催、後援の承認に努めてまいります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目め、統一教会問題についての二点目と四項目め、中小業者、農業などを守る立場からの一点目を経済部長 出口忠則君。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)経済部長の出口でございます。十四番 今石議員の一般質問にお答えします。  一項目め、世界平和統一家庭連合問題への対応についての二点目、霊感商法などの被害に遭った方々に対する相談窓口を設置するべきだがについてですが、マルチ商法、多重債務、インターネット、携帯電話トラブル等の商品や、サービスに関する苦情や、業者とのトラブルの相談、消費生活に関する問合せ窓口として、市消費生活センターを設置しています。  議員御質問の霊感商法につきましても当センターが相談窓口となっておりますが、当センター単独で解決することが困難な案件につきましては、内容に応じて、国民生活センターや県消費生活センター、無料法律相談等につないでおります。  今後も関係機関等と連携を取りながら対応してまいります。  次に、四項目め、中小業者、農業などを守る立場からについての一点目、インボイス制度が実施されることによる中小業者や地域経済への影響と、中止を求めるべきではについてですが、インボイス制度は、平成二十八年度の税制改正により、令和元年十月から実施された消費税が八%の軽減税率と、一〇%の標準税率の複数税率に合わせ、各種取引に関する正確な消費税額と消費税率を把握することを目的に導入されるものです。  本制度は、令和五年十月一日より段階的に実施され、事業に与える影響としては、実施主体である国によると、主に課税事業と免税事業との取引に関し、免税事業からの仕入れについて、原則、税額控除ができなくなることなどと聞いております。  市としましては、市民が支払われた消費税が正確に納付されるよう、また、小規模事業をはじめとする全ての事業がこの制度の円滑な導入が行えるよう、国や県、商工団体と連携し、制度の理解と周知を図るとともに、引き続き、国の動向や事業への影響について注視してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に二項目め、低所得世帯へのエアコン設置補助についてと、四項目め、中小業者、農業などを守る立場からの三点目を福祉保健部長 垣添隆幸君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(垣添隆幸君)福祉保健部長の垣添でございます。十四番 今石議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、低所得世帯へのエアコン設置に補助制度を創設するべきについてですが、平成三十年に生活保護法による保護の実施要領についてが一部改正され、平成三十年四月から、冷房器具については、保護開始時や、単身の被保護世帯で長期入院、入所後に新たに居住を始める場合や転居の場合であって、新旧住居の設備の相違により必要な場合など、熱中症予防が特に必要とされるがいる場合は、各住居費として扶助することができるようになっております。  冷房器具の設置については、新規で申請の相談があった場合には、十分説明し、生活保護法による保護の実施要領の要件に該当しない被保護世帯から相談があった場合は、市社会福祉協議会が窓口になっている生活福祉資金の利用により、冷房器具の設置ができるよう御案内しています。  本市としては、今後も分かりやすい制度説明、周知に努めてまいります。  次に、四項目め、中小業者、農業などを守る立場からについての三点目、国保税のコロナ特例減免について、国は、市の判断で、昨年の収入に国からの支援金などを含めて比較できるとしている。国保税を軽減すべきではについてですが、新型コロナに関する減免は国の財政支援を受けて実施しており、その支援の対象となる要件の一つが、主たる生計維持の事業収入、不動産収入、山林収入、または給与収入のうち、いずれかの減少額の見込みが前年の当該収入額の十分の三以上であることとなっています。この減少額については、保険金、損害賠償などにより補填されるべき金額を考慮した額とされています。  また、国から示された新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険等に係る国民健康保険料(税)の減免等の取扱いに関するQ&Aについてによると、収入に関して、国や都道府県から支給される各種給付金については、事業収入等の計算に含めないこととすると明記され、本市においても同様の取扱いとしております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に三項目め、ごみの分別収集についてと、五項目め、公共下水やし尿処理で発生する汚泥の提供についてを市民生活部長 久保文典君。 ◯市民生活部長兼市民課長(久保文典君)皆さん、こんにちは。市民生活部長の久保でございます。十四番 今石議員の一般質問にお答えします。  三項目め、ごみの分別収集についての一点目、ごみ袋代の引下げを来年度も継続すべきではについてですが、六月議会において承認をいただき、家庭廃棄物処理手数料である指定ごみ袋の販売価格を、現行一枚につき四十五リットルが三十円、二十リットルが二十二円を、本年十月一日から令和五年三月三十一日までに限り、一枚につき四十五リットルを二十二円、二十リットルを十円に減額することとしています。これは、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、コロナ禍における物価高騰の影響を受けている市民への経済的負担軽減を図るものです。今後の継続については、新型コロナウイルス感染状況やこれからの社会経済情勢、ごみの排出量の推移等を踏まえた上で適切に判断してまいります。  二点目、草木や落ち葉は、野焼き防止や環境美化のためにも無料にするべきについてですが、本市では、家庭からの草木、落ち葉につきましては、一度に三袋を目安に、燃やせるごみの指定袋に入れ、集積所に出すか、多量の場合は、直接市ごみ焼却センターへ自己搬入をお願いしています。  なお、自治会やまちづくり協議会等の団体、ボランティアの方の清掃活動や地区の清掃デーに際しては、ごみ袋を提供するとともに、必要に応じてその回収を行っています。  また、家庭廃棄物の排出量を減らす取組として、コンポスト容器等の無料配付を行っており、落ち葉を家庭でも容易に腐葉土にすることができることから好評をいただいているところです。  議員お尋ねの草木や落ち葉の無料収集については、家庭廃棄物の収集運搬に係る経費の一部負担、ごみの減量化、資源化の推進や収集場所の乱雑化を防止する観点から、現時点では考えていません。  今後も野焼き防止等の周知を図るとともに、環境美化の促進、美しいまちづくりの推進に向けて取り組んでいきたいと考えています。  次に、五項目め、汚泥について、袋詰めなど、市民が使いやすいように提供してほしいという声があるが、新たな施設改修をする中で検討できないかについてですが、市内で発生するし尿及び浄化槽汚泥は環境衛生センターで適切に処理されています。そのうち、汚泥については、薬品により凝集された後に脱水機で脱水の上、農林水産大臣の肥料登録を受けた、し尿汚泥肥料として、希望に無償で還元してまいりました。  議員御指摘の汚泥肥料は泥土性状であるため、利用したい方によっては扱いにくい場合も想定できますが、乾燥させて袋詰めを行う新たな施設整備の計画はありません。まずは、環境衛生センターの老朽化が進んでいることから、市民生活に影響が出ないよう、適正な予防保全を行う施設運転管理が重要と考え、今議会に、汚泥脱水機や循環液移送ポンプ等のメンテナンス整備を行うための補正予算を提出しています。  今後も循環型社会の構築に寄与できるよう、広報うさやホームページを活用し、し尿汚泥肥料の利用について周知に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に四項目め、中小業者、農業などを守る立場からの二点目を総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)総務部長の祥雲でございます。十四番 今石議員の一般質問にお答えをいたします。  四項目め、中小業者、農業などを守る立場からについての二点目、長引くコロナ禍で、物価高騰の影響も受けている中小零細業者や農家への支援についてですが、報道によると、先般、政府が開催した物価・賃金・生活総合対策本部の会合において、肥料価格高騰対策や地方創生臨時交付金の増額などが検討されたとのことです。そのうち交付金に関しては、今年度の予算額一兆円のうち、既に八千億円が先行して交付されていますが、今のところ、増額幅などの詳細については、国からの提示がありません。  そのため、現時点において、使途に関する具体的な協議には至っておりませんが、交付決定後、できる限り速やかに追加支援策が構築できるよう、市民や事業ニーズの把握に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、六項目め、給食費の無償化についてを教育次長 末宗勇治君。 ◯教育次長兼教育総務課長(末宗勇治君)教育次長の末宗でございます十四番 今石議員の一般質問にお答えをいたします。  六項目め、給食費を無償にすべきだが、まず多子世帯の軽減を行ってはについてですが、学校給食法では、義務教育諸学校の設置は学校給食が実施されるように努めなければならず、学校給食の実施に必要な施設及び設備に要する経費並びに学校給食の運営に要する経費を負担するとされております。本市においても、これに沿って、食材料費のみを給食費として保護に負担いただいております。  また、生活保護受給世帯やそれに準ずる世帯の方々については、既に給食費の全額が助成されております。  議員お尋ねの多子世帯への軽減及び給食費無償化については多額の財源を必要としますので、国に対して、全国市長会を通じて、学校給食の基礎的経費である学校給食費については、保護への給食費負担軽減のため、公費負担を念頭に置いた財政措置を講じることについて要望を行っているところであり、今後も国の動向等を注意してまいりたいと考えております。  なお、二、三学期の給食費については、国のコロナ禍における原油価格・物価高騰対応分等に係る新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、全額免除としております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。十四番 今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)順次、再質問いたします。  一項目めの統一協会についてです。安倍氏に対する銃撃事件を契機として、統一協会に対して、国民の大きな注目と厳しい批判が起こっています。また、統一協会と一体である国際勝共連合は、手段を選ばない反共謀略活動や憲法改定運動を行ってきました。こうした反社会的集団の広告塔となり、被害を拡大してきた自民党を中心とした政治家の責任が今大きく問われています。この統一協会の活動に、行政が関わり、お墨つきを与えることがあってはならないことです。  全国では、統一協会のダミー団体である天宙平和連合の自転車イベント、ピースロードを後援する事態が相次いでいます。日本共産党の申入れなどを受け、鹿児島県、市、熊本県、香川県などが後援を取り消しました。  統一協会は百を超える団体で活動しているとも言われ、知らないうちに関わっているということもありますので、市としても丁寧な調査が必要です。  日本共産党は、統一協会を反社会的カルト集団としていますが、市として、市長として、この団体についてどのような認識をお持ちなのか、答弁を求めます。
    ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(後藤 優君)総務課長の後藤です。再質問にお答えいたします。  この問題につきましては、国民が注視している状況だということは認知はしております。しかしながら、答弁でも申しましたように、本市が宗教法人関係事務を所轄はしておりませんので、政教分離や信教の自由の観点から、見解は申し述べる立場ではないというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)これだけ全国的にも問題になっている団体に対して、宗教法人だからという理由で、特別に警戒したりとかですね、その関わりについて調査をしたりとかということもしないということでいいんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(後藤 優君)お答えいたします。  市において調査はしていきます。どのような事業で共催、また後援の依頼が来たかということを今回も調査をしたところであります。それに基づいて、今回の答弁であります、今のところ、後援の名義使用を含めて、使用の許可などの実績はないものと認識はしているところであります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)日本共産党は、七月二十一日に統一協会問題追及チームを立ち上げて、日々調査、追及しています。様々なことも明らかになっているわけですが。先日の合同新聞では、大分市長が関連団体で二回講演したと報じられています。是永市長御自身の統一協会に対しての御認識、これまでの関係、今後の対応について伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)是永市長。 ◯市長(是永修治君)今石議員の再質問にお答えいたします。  私自身は旧統一教会との関係は一切ございません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)統一協会に対する見解はいかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)是永修治君。 ◯市長(是永修治君)今石議員の再質問にお答えします。  先ほど答弁したとおりでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)二点目の被害の救済についてですが、宇佐市においても下佐野に世界平和家庭統一連合という看板がいまだにありますので、活動した経緯があると考えられます。  市の頂いた資料によりますと、二〇一二年四月から先月までの間に十七件の霊感商法などの相談があったということを確認をしております。解決に至ったのか、今後についても十分な支援を求めるものですが、質問いたします。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(中園浩一君)商工振興課長の中園でございます。再質問にお答えをいたします。  霊感商法、祈祷等に関する相談でございますけども、こういった件数については、平成二十四年以降、十七件が分類されるのでないかなと考えているところでございます。  対応につきましても、先ほどお答えしたとおり、消費生活センターが窓口となっておりますので、単独で解決が難しい案件については、関係機関等に相談、またはつないでいる状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)市としても被害が広がらないようにですね、しっかりとした対応を求めて、次の質問に移ります。  二項目めです。エアコン設置への補助については、繰り返し質問しております。近年の猛暑は、命に関わるということが繰り返し言われる中、自己の責任に任せるのではなく、やはり少しでも支援をして、エアコンのない世帯をなくしていくというのが行政の仕事だと考えます。  生活保護世帯については、答弁の中でもございましたが、随分と設置が進んでいます。二〇一八年、ない世帯、未設置が八十五世帯でしたが、現在は四十九世帯と減っています。申請した時点でエアコンがない場合は、一定の条件を満たした場合には、五万円の補助と設置費を一時扶助する制度があります。ケースワーカーの丁寧な対応の成果だというふうに思われます。高齢とか病気がちの方が多いと思いますので、生活環境をしっかり見て、今後もエアコン設置が進むよう支援を求めるものですが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。 ◯福祉課長(土岐純哉君)福祉課長の土岐でございます。今石議員の再質問にお答えします。  福祉課としましては、先ほど言われましたように、生活保護制度の中で保護を受けている方に対しましては、一時扶助ということでエアコンの設置に努めてまいりたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)熱中症が年々問題になる中で、本当に深刻に必要だなというふうに思うのは、エアコンのない低所得の高齢に対して五万円の補助ができないかということです。百台補助をして、五百万円です。一度補助すれば、エアコンのない世帯は百世帯減るということにつながります。今のエアコンは省エネ機能ですので、電気代も随分抑えて使うこともできます。検討を求めますが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。 ◯福祉課長(土岐純哉君)お答えします。  あくまで、低所得の世帯と言われますと、かなり多くの世帯になろうかと思います。今のところ、生活保護を受けられている方に対しての分での扶助と考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)あまりもの猛暑で、全国的にもこの補助制度は進んでいるというふうに思います。  八王子市では、省エネエアコンへの買換えに対して二万円の補助をしています。去年からと伺っています。  ゼロカーボンシティを目指す宇佐市としても、省エネを進め、それが熱中症対策につながるという、そういう在り方もあると思うんですけれども、検討を進めてはいかがでしょうか、答弁を求めます。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。 ◯福祉課長(土岐純哉君)福祉課の土岐です。今石議員の再質問にお答えします。  省エネ等の部分も、今石議員の言われるように必要だとは思っておりますが、あくまで福祉課としましては、生活保護の部分での対応とさせていただきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)命に関わる、本当に切実な願いだというふうに思いますので、生活環境課などとも連携をしながら、対応について検討していただきたいと思います。  三項目めのごみの分別収集についてです。六月議会では赤野議員が取上げ、重ねてになりますが、さらに深めたいと思い、質問いたします。  この間、日本共産党は市民アンケートに取り組んでいますが、中でも目立って寄せられる声は、ごみ袋代が安くなるということへの喜びの声です。この値段を今後も続けてほしい。小さい袋でも使いやすくなるので、本当に助かると書かれています。  今後、継続も含めて検討することを強く求めるものですが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)生活環境課長の河合でございます。今石議員の再質問にお答えいたします。  先ほどの答弁にございましたとおり、先だっての六月議会で提案いたしましたごみ袋の値下げにつきましては、あくまでも新型コロナウイルス感染症の対応の地方創生臨時交付金を活用したものでございます。ということなので、その期限が今年度いっぱいというふうなことでございますので、それをめどにというふうなことで考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)今回の引下げは、リットル当たりの単価が〇・五円ということで、小が百円、大が十枚二百十円で、県下でも竹田市に次ぐ安さということで、本当に思い切って引き下げたこと。これまでは、大きい袋の単価が〇・七円で、小さい袋の単価が一・一円ということで、小の割合がかなり割高だった、このことを取り上げたこともございますが、これを単価を同じにしたという点で大きな改善が見られると思います。  ごみの処理費用の負担を公平にする、市民により分かりやすい内容という点で、この考え方を続けて、小を使う方の負担も公平にするというこの考え方の継続を求めるものですが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)お答えいたします。  まずは、先ほどの答弁に言いましたとおり、市民負担を軽減するというふうな目的でございますので、その状況を見極めたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)県下を見ても、処理の量によって単価が同じというようなことで、皆さん、どの自治体もほぼ、ほとんどの自治体が有料袋の設定をしているというふうに思いますので、その辺も含めて検討を求めるものですが、いかがですか。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)お答えいたします。  単価の部分に関しては、他市の状況も踏まえて、今回、六月議会の分で値段設定したものでございますので、先ほど言いましたけれども、今後の経済情勢、ごみの排出量等を踏まえて適正に考えていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)二点目の草木や落ち葉の無料化についてですが、調べてみますと、県内では大分市と中津市のみの実施でございました。大分市になぜ無料にしているのかということを伺いましたら、緑化推進のためと、ボランティアで剪定や草刈りをしている人も多いので、環境保全のためにも無料にしているということでございました。  宇佐市でもボランティアについては無料で回収しているという、先ほどの答弁もございましたが、家庭のものについても、個数に制限を大分も設けているわけですけれども、やはり切実な声はあると思うんですね。環境保全のためにも、家庭ごみについても無料という考え方は適切ではないかというふうに思いますので、宇佐市としても検討をしていただきたいのですが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)今石議員の再質問にお答えいたします。  落ち葉、草木等の無料化についてでございますが、先ほどの答弁にも申し上げましたとおり、家庭廃棄物の収集運搬の経費の問題、それから、ごみの量が増大してくるというふうな問題もございます。  そういった中で、先ほど答弁でも言いましたけれども、そういったところにも、コンポスト等を当市のほうで無料で配付したりとかしております。再資源化というふうなもんでも、そういうふうなところを活用していただいてですね、資源の循環と脱炭素に向けた取組というふうなところで、そういうふうなところを推進していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)なかなか庭木の処理については、皆さん、お困りだというふうに思っています。これにやっぱり有料ってなると、ちょっと気が引けるというか、そういうこともあると思いますので、やはり環境保全のためにもですね、こういう草木や落ち葉については無料化することを求めたいと思います。  四項目めです。  一点目、インボイス制度についてです。  来年十月から、事業が消費税の申告をする場合、新たにインボイス、適格請求書というものを介した取引のみが仕入れ額控除の対象となるという仕組みに変わります。そのため、事業は、課税業者という証明である十三桁の登録番号を受けなければなりません。申請受け付けも始まって、原則として来年三月三十一日までというふうになっているわけですが、市内の事業への周知の状況はどうか、お聞きします。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(中園浩一君)商工振興課長の中園でございます。お答えをいたします。  まず、現在の周知の状況におきましては、関係する各省庁、または関係機関等から、ホームページ等での周知等がなされているような状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)事業任せというふうに聞こえましたけれども、新たな制度の導入ということで、どのように業者たちが取り組んでいるのかとか、困っていることがないのかとかいうことの状況はつかむべきだというふうに思います。  先日、商工会議所にも状況を伺ったわけですけれども、まだまだ周知されていないのが実情だということを言われていました。このこと自体も問題なのですが、特に、今まで消費税が免除されてきていた売上高一千万円以下の中小零細業者やフリーランスに納税義務が課されるという大問題があります。消費税を払うか、取引から排除されるか、死活問題です。  財務省の試算によると、課税事業になれば、年平均十五万四千円の自主的な増税、所得の一か月分の負担となるケースも多く起こるということですが、これについても御存じでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(中園浩一君)お答えいたします。  現在の免税事業への影響につきましては、こちらにつきましては、関係各省庁、財務省等ですけども、御指摘のとおりですね、税額控除ができなくなることということで指摘がされているところでございます。  こちらにつきましては、導入当初の平成二十八年度の税制改正大綱によりますと、制度導入までですね、取引への影響等を検証いたしまして、必要と認められるときは、その結果に基づいて措置を講ずるとされておりますので、今後も、令和五年十月の実施までですね、動向を見極めていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。
    ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)市内の多くの小売店や飲食店、理美容、クリーニング、大工の一人親方、個人タクシー、弁護士、ヤクルトの配達員、ピアノ教室などの講師など多くの事業が対象ということで、本当に長引くコロナ禍で経営状況も大変なところですね、本当に大変な影響になるのではないかというふうに思われます。  もう一つ、深刻な影響になるのが、シルバー人材センターです。松本事務局長のお話を伺ってきましたが、シルバーの会員は請負で現在働いています。現在は収入であるセンターからの配分金が月三万円から四万円と少額なので免税業者の扱いになっているわけですが、これがインボイスが導入された場合、課税業者というふうにはなり得ないので、この負担を全てシルバーが負わなければならなくなるということで試算もされていました。本格実施になる場合では、年額一千二百十八万二千七百円というふうなことで、本当に続けていけるのだろうか。市内、四百人ぐらいの会員を抱えるシルバー人材センターに本当に深刻な問題が起こっていることを知りました。  そういう意味でも、インボイスは中止を求めるべきだと思いますし、国に対しても対策を求めてほしい。市としても何とか解決できるような対策が必要ですが、答弁を求めます。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(中園浩一君)お答えいたします。  御指摘のとおり、シルバー人材センターにおきましても、同様に会員さんが免税事業であることから同様な影響があるというのは認識をしているところでございます。  こちらにつきましても、先ほど、二十八年度税制改正大綱のところで御説明申し上げましたとおり、今後の影響等をですね、検証しまして、必要な措置を講ずるということでされておりますので、こちらの動向を注視するとともにですね、現在のところは、対策等につきましてはちょっとお答えするような状況でありませんけども、こういった動きをですね、注視してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)延期中止を求める地方議会の意見書が七月末で四百二十三件ということで、急増しているという報道もありました。  最後に、市長に、このように地域経済、特に中小業者やシルバー人材センターに深刻な影響をもたらすインボイスの影響についてですね、これ、実施について、市長会などでも延期や中止を求めてほしいというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)今石議員の再質問にお答えをいたします。  インボイス制度の実施についてはですね、先ほど部長、課長から答弁したとおりですね、今後の動向をちょっと注視してまいりたいと考えてございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)二点目です。  一昨日、民主商工会の代表五人が担当課に申入れを行って、同席をしたわけですが、本当に切実な訴えがありました。中国からの仕入れが、石材などだったと思うんですけれども、円安でここまで痛手を受けるのかと実感している。コロナで営業活動ができない。原材料が上がってきて、経費を抑えて抑えて、赤字にならないように何とかしのいでいる。今後倒産も考えなければいけないような状況にある。市の助けが欲しいなどです。  また、これまで市は、元気アップ事業という大きな柱があって、飲食店に対しての家賃の補助とか、売上げが落ちている業者に十万円とかですね、そういうものをきめ細かく組んで助けられたと。これが今切れている状況なので、できるだけ早い時期に直接的な支援をしてほしいという要望でございました。ぜひ、小規模事業の切実な声に応えてほしいと思いますが、答弁を求めます。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(中園浩一君)お答えいたします。  御指摘のとおり、中小業者が長引くそのコロナ禍、また、物価高騰の影響を受けて厳しい状況に置かれているということは十分認識をしてございますので、今後、効果的な支援策等についてですね、調査研究して、模索をしてまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)国待ちではなくて、本当に困っているところには、基金とかですね、そういう財政調整基金なども活用して支援することを求めたいと思います。  三点目の国保税の特例減免についてでございますが、これはコロナ一年目の実施件数は百九件、二年目は二十八件、今年度は八月十日までで八件というふうに激減しているわけです。これは国の制度そのものに問題があるわけですが、収入の中に支援金や協力金を入れるとか入れないとか、そういうことによって比較するときに、三割減になるかどうかというようなことが今大きな問題にはなっているわけですけど、自治体によってはですね、この重い国保税の負担を下げるために、市独自でですね、取扱いをして、減免できるように対象を広げているというところもあるわけです。  国もそういうやり方についてはできるというふうに言っているわけなので、市としても対策を求めるわけですが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(瀧口広子さん)健康課長の瀧口です。再質問にお答えします。  このコロナ減免なんですが、今年度は確かに八月末時点で八件、百五十三万二千百円ということになっております。今回、こういうふうになった方、対象になった方には確かに救われている部分もあるということですが、これについては、国のQ&Aに則りましてしておりまして、今後も国、県の動向を注視して判断していきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)なかなか市独自で支援という姿勢にはなっていないので残念です。  五項目めに移ります。  環境衛生センターでは、資源リサイクルの観点から、汚泥肥料を無料で希望に配付をしています。現物を見に行きましたけれど、臭いもそう気にならず、これが本当に循環型で利用されているということはいいことだなというふうに思います。県下の実施では日田市が販売していますが、ほかはあまりないようでした。大変優れた取組だと思います。  毎年約八百トンを四十件くらいに配付しているということで、日田が袋詰めにされているようなので、今回もアンケートの中でですね、もうちょっと運びやすく、使いやすいようにしていただけないかというような要望が出ました。  より多くの市民に利用が広がると思われますので、検討をしてはいかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)清掃事業局業務第一課長。 ◯清掃事業局業務第一課長(中島慎之君)清掃事業局業務第一課長の中島です。再質問にお答えします。  議員が先ほどおっしゃったように、し尿等、浄化槽汚泥を処理する過程で発生するし尿汚泥肥料を今まで希望に対して全量還元してまいりました。非常に希望されて使っていていただける方には好評と聞いております。  答弁にもございますように、まず、うちの施設も老朽化も進んでおりますので、まずは施設が止まることがないよう、予防保全を行いながら、安定稼働に努めることが大優先だと今考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)例えば、日田市では、十キロの袋詰めをして、一袋手数料として五十円で販売をしています。八百トンであれば、四百万円の収入になります。  例えば、シルバーに委託して事業を行うとかいう方法もあるのかなというふうに思います。今後もですね、より多くの市民に利用が広がるように検討していただきたいというふうに思います。  最後、六項目めの給食費の無償化について、再質問いたします。  義務教育は無償です。政府は既に約七十年前、一九五一年、文部委員会での答弁ですが、義務教育の無償をできるだけ早く広範囲に実現したいとして、学用品、学校給食費などの無償も考えていると答弁をしています。二〇一八年十二月には、共産党の吉良よし子議員が、五十一年当時の認識を政府が継承していることを確認をして、国の責任で学校給食の無料化をと求めました。  今、忙しい生活、加工食品や外食の利用が増えるという食生活の変化が進む中で、成長期の子供たちの健康と人間的発達を保障する学校給食の役割はますます重要で、教育としての給食内容の充実が求められていると思います。  宇佐市として、毎年、地場産品のメニューに約二百万円、今年度は、当初予算で、副食のところで一千万円という予算を組んで、学校給食を大切にしたいという思いは伝わってくるところです。  今年度は二、三学期を無料にしたわけですけれども、保護の受け止めはどうだったでしょうか、質問いたします。 ◯議長(衛藤博幸君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(新納孝明君)学校給食課長の新納でございます。再質問にお答えします。  保護から直接声というのは私たちには届いてはいないんですけども、多分、物価高騰等で、やっぱり生活の中の支援が必要な部分の足しにはなっていると思っておりますので、少しだったかもしれんですけども、影響があったんじゃないかなというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)小学生で年間四万六千二百円、中学生で五万千七百円、これが毎年かかるわけです。これが多子になると、人数分かかるということで、やはり保護の負担は大きいんだなというふうに思います。  アンケートの中でも、給食費を無償化してほしいという声がたくさん寄せられています。  全国を見るとですね、今、この間ですね、千葉県が小中学校の第三子の給食費の無償化を来年一月からスタートさせます。中核市でも、初めてですが、青森市がこの十月から小中学校の給食費を無料にするなど、予算を確保して前進させる自治体が増えています。以前は小さい自治体ばかりだったんですが、大きな自治体も取組が増えています。  六月議会の答弁で、是永市長は、臨時交付金の扱いについてどこに重点的に投入すべきかと判断したときに、やっぱり給食費は二学期、三学期、無償にしようという整理をしたと言われました。さらに、年間無償にするとかなりの財源を要し、全体の予算の中で見極めが必要であり、今後とも検討していきたいとも言われました。  先ほど述べましたが、国会の答弁の中でも、給食費は無償、それを国会の中でも、国としても継承しているという確認もしています。実際に各自治体が給食費無償化が進んでいる中で、これらの事実を市長としてどのように受け止められているのか、宇佐市としても、来年度に向けて検討すべきではないか、質問いたします。いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)今石議員の再質問にお答えいたします。  スタンスとしてはですね、前回お答えしたスタンスに変わりはございません。先ほど議員からも御説明があったとおり、義務教育費を無償化するという考え方であればですね、それは当然、国がきちんと財源措置をすべきなんです。  だから、医療費の無償化の場合でもいつも申し上げていますけども、こういうのが自治体間競争で争うような次元ではないと、私は常に考えているんです。したがって、全国市長会を通じて給食費の財源をきちっと手当てしてくださいよと。こういうのは自治体間で争っていくような問題ではありませんという話は常にしているんです。ただ、現実問題、大変な部分がありますので、今回は交付金というのを使って、二学期、三学期を無償化したということであります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)それは同感です。国が責任を持ってすべきということを思いますので、市長のほうでも声を大きく上げていただきたいというふうに思います。  財源が本当に大変だということでありましたら、まず、中学からとか、第三子からとか、たしか第三子なら予算も百万円ぐらいで実現できると聞いていますので、そのように一歩ずつ前進させるという、そういうやり方もあるのかなというふうに考えます。  どの子も安心して教育を受けられる、そういう支援を求めて、一般質問を終わります。ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、今石靖代議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで昼食のため、暫時休憩いたします。  なお、再開は十三時十分といたします。  暫時休憩します。                 休憩 午後零時十五分               ──────────────                 再開 午後一時十分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行します。  二番 吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)皆さん、こんにちは。議席番号二番 求道会の吉田でございます。  先週の土日に予定されていました議員ソフトボール大会、県体なんですけど、雨で二日とも中止になり、我々宇佐市議会としてはですね、前回優勝チャンピオンチームとして臨むつもりでしたけど、大変残念な思いでした。その大会に臨むに当たってですね、皆さん、けが防止のためやチームの連携を取るために、貴重な時間を割き、一生懸命練習しました。そのときにですね、中村議員さん、今石議員さん、差し入れ、ありがとうございました。そうやってですね、できることをみんながしていくっちゅうのも大切なことやなと、改めて野球ちゅう団体スポーツでですね、この市議会議員、会派等を飛び越えてですね、みんな、気持ち一つになれる、大変すばらしいことやなと思いました。  それとですね、今日、冒頭、議長が言われました、昨日、台風の関係で一般質問が中止になりました。私の予定では昨日だったんですけど、中止になって今日になりました。これも何かちょっと縁を感じてですね。今日九月七日はですね、うちの奥さんの誕生日でございます。結婚当初からですね、うちの嫁さんは、九月七日生まれ、苦がない人やと大変言っていました。ただ、今思い起こせば、苦労の連続でございました。今後はですね、嫁さんとも協力してですね、家庭のことやら盛り上げていっていきたいと思います。  それでは、一般質問に入ります。  一項目め、長洲の港にごみが流れ込むことに関して、流れ込みを止める工事の内容と、工期はどのようになっているか。  二項目め、長洲で時を告げるサイレンに関して、一点目、かなりの音量のためサイレンがうるさいとの声があるので、ほかの音に変更はできないか。  二点目、子育て世代の親より、サイレンの音で寝かしつけた子供が起きるなどの話を聞くので、そうした子供の子育ての環境について配慮してもらえないか。  三点目、お昼の十二時と夕方五時に時を告げる音楽が流れるが、その音楽を宇佐浪漫の曲に変更はできないか。  三項目め、JR柳ヶ浦駅について。  一点目、現在の工事の進捗状況は。  二点目、柳ヶ浦駅前広場に飲食店などの出店を希望する声を大きく聞くが、飲食店出店などの計画はあるか。  四点目、響山公園の駐車場に続く道が狭く、大変危険である。アジサイの時期など多くの人が訪れるので、安全面を考えて道の整備ができないか。  五点目、フラワーロードの雑草がかなり目立つが、今年十月の記念式典に向けて、今後どのような計画をしているか。  六点目、新型コロナウイルス拡大により、救急車の出動回数がかなり増え、救急隊員の負担が大きくなっている。消防職員の負担軽減につながる環境改善の取組などは行っているか。  七点目、通学路の見直しなどにより、新たな危険箇所がある場合、注意喚起の立て看版は、申請したら立ててもらえるのか。  八点目、宇佐高田医師会病院について、豊後高田市との連携は取れているのか。  以上、一回目の質問を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、吉田泰秀議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えをいたします。
     一項目め、長洲の港へのごみの流れ込みを止める工事内容や工期についてでありますが、大雨や台風時に河川から流木などの漂流物が漁港内へ大量に流れ込むと、天候が回復しても出漁ができないなど、漁業活動に大きな影響があります。そのため、これまでも、漁業などからの要請に応じて、漁港管理である県へ抜本的な対応をお願いしてまいりました。  県に伺ったところ、水産基盤整備事業において、長洲漁港の出入口に浮体式導流堤を設置することにより、大雨や台風時に漁港出入口を閉鎖し、流木などの流入を防ぐ計画をしているとのことであります。今年度は長洲漁港の三つの港の測量設計を行い、令和五年度に新港への浮体式導流堤設置を予定するとともに、新港以外の二つの港についても、漁協等と協議を行いながら進めていきたいとのことでありました。  この流木対策により、大雨や台風時に漁港に流入していた流木やごみの流入を防ぎ、出漁機会の増加及び航行時の安全性の向上が図れるものと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に二項目め、長洲で時を告げるサイレンに関してを、総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)総務部長の祥雲でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、長洲で時を告げるサイレンに関してについての一点目、サイレンの音を変更できないかと、二点目、子育ての環境に配慮できないかについては、関連がありますので一括してお答えをいたします。  議員御指摘のサイレンは、長洲地区において、毎日六時、八時、二十一時の三回吹鳴しているサイレンの音と思われます。このサイレンは、旧長洲町時代から鳴らされていたと推測され、平成元年の長洲出張所の建て替えに伴い、宇佐消防署長洲出張所に設置したもので、長洲地区の火災発生時には、消防団関係や地域住民に火災発生を周知する役割を担うとともに、海で漁をしている方にも時刻が分かるなど、これまでの長い歴史において長洲地区の方々の生活に密着しているものと認識しております。  しかしながら、サイレンの機器は旧式のため、昔ながらのサイレン音は変更できず、音量の調整や子育て世帯などへの個別対応も困難な状況です。  このような中、防災行政無線のデジタル化に伴い、火災発生時の吹鳴は廃止されましたので、定時のサイレン吹鳴の必要性について、関係団体の意見を伺いながら検討してまいります。  三点目、十二時と夕方五時に時を告げる音楽を宇佐浪漫の曲に変更できないかについてですが、本市では、現在、十二時に恋はみずいろ、十七時に夕焼小焼を放送しております。これは、防災行政無線の正常作動を確認するため、保守の一環として行っているものです。  防災行政無線の運用に関しては、その頻度や放送内容について市民から様々な意見が寄せられております。中には、時報自体も不要との意見もございました。  議員御指摘の宇佐浪漫の曲に変更できないかについてですが、本市としては、なじみの深い楽曲を使用することで、できる限り市民の安寧を乱すことなく、時報放送による正常作動の確認を継続したいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、三項目め、JR柳ヶ浦駅についてから、五項目め、フラワーロードの記念式典に向けてまでと、七項目め、通学路に関する注意喚起の立て看版についてを、建設水道部長 大木敏之君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)皆さん、こんにちは。建設水道部長の大木でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えします。  三項目め、JR柳ヶ浦駅についての一点目、現在の工事の進捗状況はについてですが、JR柳ヶ浦駅の駅舎を含めた北口駅前広場周辺整備は、駅を中心に各種生活サービス機能が集約したコンパクトな拠点形成を展開するために、平成三十年度に工事着手し、令和五年度の事業完了を目指しています。  これまでに、駅舎の改修や市営駐車場整備、駅前道路の改良工事等が終了し、今年度は、駅前広場、通路用シェルター工事に加え、駐輪場や一般車待機スペースの整備を行っています。  最終年度となる来年度は、市民活動が行える憩いの広場と、バスやタクシーなど公共交通が通行、待機するロータリーを確保するため、駅前広場の整備を行い、北口駅前広場周辺整備は全て完了する見込みです。  事業実施に当たっては、複数の工事が同時進行しているため、各工事の施工業者との調整を図りながら、駅利用の利便性と安全確保のために、横看板の設置や市ホームページ等で工事内容や進捗状況などの事前周知に努めています。  二点目、駅前広場に飲食店出店などの計画はあるかについてですが、近年、柳ヶ浦駅周辺においては空き地や空き家等が見受けられ、閑散としていることから、周辺地域におけるにぎわいを取り戻すことを目的に、駅舎や駅前広場など、北口駅前広場周辺整備に取り組んでいるところです。  現時点で、駅前周辺に飲食店出店などの希望や計画は聞いていませんが、本市としては、駅前広場整備後、広場や駅舎を活用したイベント等を定期的に開催し、駅前空間ににぎわいを創出することで、民間活力の誘致に結びつけていきたいと考えています。  四項目め、響山公園の駐車場に続く道が狭く、大変危険である。安全面を考え、道の整備ができないかについてですが、響山地区公園には、アジサイを、四日市・大分ライオンズクラブが平成十五年から公園東側斜面を中心に植栽、育成に努め、約二千平方メートルに三千本を超えるアジサイが色鮮やかに咲き誇り、市内外を問わず、多くの方々が鑑賞に訪れる公園となっています。  駐車場に続く道は市道響山公園線で、県道宇佐本耶馬渓線から小菊の池を囲む全長九百六十六メーターで、ウオーキング等にも利用されている道路です。  県道より駐車場までは約三百六十メーターあり、県道からの入り口付近が狭く、離合が困難でしたが、平成二十四年に、小菊の池堰堤部の改修と併せ、拡幅工事を行いました。  また、公園の鳥居より駐車場までは、舗装幅員が四メーターあり、普通車での離合は可能ですが、池側の民地より樹木等が茂り、通行に支障が生じることがあるため、所有や関係との調整により、支障木の伐採を行い、通行に支障が生じないよう維持管理を行っているところです。  今後も、利用状況等を踏まえ、安全対策など関係機関との連携を図り、公園の景観及び公園利用の利便性の向上に努めてまいります。  五項目め、フラワーロードの雑草がかなり目立つが、記念式典に向けて計画はについてですが、市民参加型の宇佐市花いっぱい運動は、今年で三十回目の活動を迎え、十月三十日に記念行事として、コスモスか咲き誇る通りを使って、農業トレーニングセンターを起終点とした、五キロメーターと八キロメーターの二コースのウオーキング大会を主とした催しを計画しています。  ウオーキング大会の際に見頃を迎えるように、八月初旬に参加団体によるコスモスの種まきを行っていただき、定期的に水やりや除草などの管理をお願いしているところです。  宇佐市花いっぱい運動は、県道和気佐野線の両側にある植栽帯を使って行っていますが、本年度から、参加団体の減少により散在化した管理地をエリア別に集約し、一部の管理を宇佐土木事務所に返還しています。管理団体のいない植栽帯は宇佐土木事務所が管理し、本年二度目の除草作業を、ウオーキング大会を念頭に、十月中旬から下旬の間に行う計画であると伺っております。  本市としても、参加団体や関係機関と連携して、宇佐市花いっぱい運動記念行事が成功し、訪れる方々をはじめ、市民の皆様の心をコスモスの花で和ませられるよう努めてまいります。  七項目め、通学路の危険箇所がある場合、注意喚起の立て看板は申請したら立ててもらえるのかについてですが、小中学校からの要望により、学校関係、公安委員会及び道路管理による通学路点検を年二回実施しています。危険箇所への安全対策については、内容により協議し、関係機関が対応可能な方法にて対策を講じているところです。  道路管理が行う注意喚起の看板では、通学路を示す三角形やひし形など、青や黄色の児童を描いてある道路標識の設置となります。  近年では、地域やまちづくり協議会などから飛び出し注意の看板を設置したいと相談を受け、通行に支障が生じない範囲にて、市道での設置及び使用許可を出しています。  また、危険箇所での注意喚起としては、看板以外にも、路面標示やハンプなど、現場に応じた安全対策が有効と考えていますので、今後も関係機関との連携により、事故のない安全安心なまちづくりに努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、六項目め、新型コロナウイルス拡大による救急隊員の負担についてを、消防長 須摩政昭君。 ◯消防長(須摩政昭君)皆さん、こんにちは。消防長の須摩でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えします。  六項目め、新型コロナウイルス拡大により、消防職員の負担軽減につながる環境改善の取組などは行っているかについてですが、議員御指摘のように、新型コロナウイルス感染症は、第七波に入り、コロナ関連の救急出動件数は急増しております。  このような中、消防職員の負担軽減につながる環境改善については、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等を活用し、施設面では、当直仮眠室の老朽化したエアコンの交換、トイレの自動洗浄化及び洋式化等を実施をしました。また、装備面では、感染症患者搬送装置や自動心肺蘇生器、感染防止衣等の整備を行い、環境改善に取り組んできたところです。  今後も、コロナ禍における消防職員の執務環境の改善に努めてまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、八項目め、宇佐高田医師会病院に関する豊後高田市との連携についてを、福祉保健部長 垣添隆幸君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(垣添隆幸君)福祉保健部長の垣添でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えいたします。  八項目め、宇佐高田医師会病院について、豊後高田市との連携は取れているのかについてですが、宇佐市医師会にお聞きしたところによると、宇佐高田医師会病院は、昭和五十六年四月に宇佐郡市医師会が、宇佐市、宇佐郡、豊後高田市、西国東郡地域の地域医療の拠点病院として、宇佐郡市医師会病院という名称で開院し、第二次救急医療機関、僻地中核病院、開放型病院の指定を受け、宇佐高田医師会病院と名称変更しております。  運営主体は、宇佐郡市医師会から宇佐市医師会に引き継がれております。  また、第二種感染症指定医療機関としても指定されており、新型コロナウイルス感染症患者専用の病床を確保し、対応しています。  これらの公的な医療施策については、県が示す北部医療圏として果たす役割を、宇佐市、豊後高田市と宇佐高田医師会病院が十分連携の上、展開しているものと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。二番 吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。では、一項目めから順次再質問していきたいと思います。  この長洲の港のごみの流出を止める工事に関しては、自分も県の方と一緒に長洲の組合長さんなどとお話を聞きました。漁師さんたちいわく、長年の苦労の元だったわけですよね。台風と大雨もそうなんですけど、接近に伴い、もう何日前からか漁に出れない。台風接近、一番近づいたとき、当日もそうなんですけど、その台風が過ぎ去った後も、この港にごみがいっぱい入って漁に出れない。だから、その数日間ですよね。一日、二日じゃない数日間を、もう漁ができない、仕事ができない状況に取られてしまうということで、すごく大変だという話は聞いています。  そして、何よりも大変なのがですね、港に入ったごみを撤去することが大変だと伺っています。やはり高齢化などによりですね、協力は求めるんですけど、なかなか、ごみ出し、ごみ撤去に参加できない漁師さんたちもおる中で、もう、これに関したら、台風の時期になったら諦めないといけないかなというのと、やっぱり若手もそういうのを長年見てきて、親の話とか聞いてきてですね、これに関したら、もう自分たちが受け入れないといけないかなというところで、この工事をしていただけるという話で大喜びしていました。  この工事内容に関してですね、例えば施策的にというところなんですけど、新港にまず一つ造ってということなんですけど、これに関して、出来上がったときに、漁師さんたちも言われていました。ごみが入るのを防ぐために、深さの問題だとか、やはり大水が出たときに水量が半端じゃないんで、ある程度深さがないとそれをくぐって下から入ってくるんじゃないかとかいう質問等もいっぱい出ていました。  試作的に造ったときに、そういう、このままではごみが入ってくるなというのが分かったら、また、その改良とかはしていただけるものなんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課水産係総括。 ◯林業水産課主幹(総括)水産係担当(矢野貴晃君)林業水産課水産係総括の矢野でございます。吉田議員の再質問にお答えいたします。  来年設置予定の浮体式導流堤の、下からごみが入った場合につきましては、また、大雨や台風時に設置して、流木等が大量に入ってきた場合につきましては、管理である県や漁協などと、対策に向けた協議を行っていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)せっかくですね、皆さん、期待以上のものを求めていると思います。やっぱりごみが入らないというのが一番なんでですね、そこら辺もしっかり漁協さんたちに話を聞くなりですね、県のほうに話を持っていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。  それでは、次に行きます。  時を告げるサイレンに関してなんですけど、サイレンが鳴る場所からうちの家まで、大体、直線で七百メーター、八百メーターぐらいあるんですけど、やっぱり窓を閉め切って家の中でテレビをつけていても結構な音で聞こえるわけですよね。  長洲の出張所のところにあるんですけど、やはりこの近くで自分たちが長洲振興会とかの会議をするときに、やはり九時になるとですね、もう地鳴りがするようなというか、すごい音だなという印象で、隣で話していても話し声が聞こえないぐらいの音になっています。  一番、この質問を聞きたかったのは、二点目のことなんですけど、子育て世代の人がですね、やっと子供を寝かしつけて、九時になって、あの大きいサイレンの音、地鳴りがするようなサイレンの音を聞いて、寝かしつけた子供が起きると。やはり、奥さんにしてもそうですけど、やっと寝かしつけて、今から家事、家のことができるというときに、また子供が起きて、びっくりして起きるわけだから、寝かしつけるまで時間がかかるわけですよね。それに関しても大変だと。  そういう意見がある一方ですね、私も物心つくとこから、朝六時、八時、十二時のサイレンをずっと生活の一環として耳にしています。夜になってサイレンが鳴ったら、もう今九時だなと。当時、親からよく言われていたのが、もう九時にサイレンが鳴ったけん、寝らなよと。そういう役割もいまだにしているのはやっぱり確かです。  でも、どっちを取るとか、これはなかなか難しい問題だと思うんですけど、そこの中で、ちょっと一点、子育て支援課に聞きたいんですけど、やっぱり子供の睡眠不足というかですね、寝かしつけてびっくりして、毎日とは言いませんけど、その時間帯によったら起きるんで、その子供に対する影響というのはどういうものがあるというか、もし分かりましたら教えてもらえますでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(西田洋子さん)子育て支援課長の西田です。再質問にお答えいたします。  サイレンの音につきましては、子供がですね、サイレンの音を生活音として受け入れることができれば影響は少ないと思いますが、一般的にですね、音量や頻度によっては影響が出る場合があると考えられております。  今のお話でしたら、もう一つ気になりましたのは、寝かしつけた子供が起きることで、親の心配やいらいらが募ってですね、子供への影響が出るのではないかということが考えられます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)それと、もう一点なんですけど、さっき地鳴りがするようなという、その子育て世代の家はサイレンのところから、直線でいうたら、百メーター、百五十メーターぐらいのところですかね、にあるんですけど、たまたまかもしれないんですけど、そのサイレンの音というか振動で家の鏡が壁から落ちたという話も聞いています。  課長が言われる、やっぱり子育てのいらいらとかもあって、たまたま起きたことに関して、やっぱりそういう思いでいる親も実際おるわけですよね。でも、片や、さっき言うた、もう昔からですね、生活の一つとしてそのサイレンを受け入れている環境というものもあるんでですね、関係団体の意見を伺いながらという話ですけど、これはどういうところの団体さんとお話をしていくんですかね。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(後藤 優君)総務課長の後藤です。再質問にお答えいたします。  議員が言われるように、本当にもう長い歴史の中で生活に密着してきている部分があると思っております。それらを総括的に聞いていく部分としては、まずは、長洲地域の自治会連合会等にお聞きはしたいなと思っております。また、一方で、やっぱり漁師とかのためにあったのではないかというようなお話も聞いておりますので、漁協等の意見も伺っていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)課長、できれば、それにPTAとかじゃないですけど、そういう、今回自分が質問したような子育て世代とか、そういう意見もちょっと盛り込んでですね、話していっていただければと思います。よろしくお願いします。  それでは、次に行きます。  お昼の十二時と五時に時を告げる音楽が流れる、これに関してなんですけど、これは、今、十二時と五時に違う音楽が流れるんですけど、これをもともと採用した基準とか、そういうのもあるんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(久井田 裕君)危機管理課長の久井田でございます。再質問にお答えします。  現在、十二時と十七時に放送されている曲を選定した基準とか経過ですが、特にこういった曲であるという基準とかいうのは法的には定められておりません。合併前の一市二町においてもそれぞれ防災行政無線の設備がございまして、それぞれ建設する中で、建設の段階で選曲がなされたものというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)それでは、もう一点聞きたいんですけど、これを変更することは可能なのでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(久井田 裕君)再質問にお答えします。  曲の変更ということは技術的には可能なものです。ただ、いろんな困難な問題がありまして、新たな曲を付け加えるとなると、著作権の承諾の問題とか、その曲をまたそのメロディーチャイムに合わせて編曲を行うとかですね、そうした音源の作成に係る費用をどうするのかとか、そういった様々な問題が生じるものと思います。また、そこの曲の選定に関しましても、多くの方々の意見を聞く必要があるというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。変更することが可能ということなので、ここからですね、この質問を上げたのは、要は、自分はもう、出口部長、観光に関してなんですよ。六月議会でも質問したんですけど、その六月議会の質問のときに、出口部長がですね、知っている人は知っている、知らない人は知らない。郷土愛の醸成には向いているという話を聞いてですね、自分はひらめきました。やはり、地元の人が知らないと、外に発信しても意味がない。  それで、十二時と五時と二回あるわけですよね。だけん、お昼十二時のときに宇佐市のイメージソングの未来色の風ですかね、を流して、五時に宇佐浪漫というのは、自分はちょっと考えていたんですけど。その知らない曲が流れてきたら、まず、市民の皆さんは、これは何の曲やろと思うと思うんですよ。思えば調べるわけですよね。これが宇佐の曲ってなるとですね、そこから宇佐神宮を題材とした曲で、それを基に、宇佐神宮を宇佐市民の人がみんなが調べていただいて、よそから観光に見えられた人に関して、道を尋ねるとか、そういうのでもいいんですけど、それでも宇佐神宮の魅力とかを発信できるような市にしていきたいなと思ってこの質問を上げさせてもらったんですけど、出口部長、そこら辺はいかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光・ブランド課長。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)観光・ブランド課長 出口でございます。再質問にお答えいたします。  六月議会でも御質問いただきまして、郷土愛の醸成というふうにお答えしました。そう申しましたのは、もう議員の詳しいことですけども、歌詞の中にですね、千年ロマンの宇佐神宮であるとか、ロマンと神のまち、宇佐のまちが出てきますですね。神と仏に出会うまちとか、そういった部分が出てくるんでですね。これは、どうしてこういう歌詞かというのは、私が、知っている人は知っている、知らない人は知らないというのは、その裏のですね、背景を知らないと、この言葉だけ聞いてもという思いがあったので、そういう意味で郷土愛の醸成とかいう部分にはいいのかなと思ってお答えしたところです。  一方ですね、観光面ということでいきますとですね、やはり外部に情報発信していくものですので、少しそぐわないといいますか、その場面場面で、どちらかといいますと、郷土愛の醸成という部分でいきますとですね、やはり、例えば、地域のイベントとかで活用していただくとかですね、そういった部分は大いに、これは何かなという部分、議員がおっしゃるとおり、いいのかなというふうに思うんですけども、申し訳ございません、その観光面で、例えば外向きに発信していくというのはちょっと難しいかなと。これは六月議会でもお答えしたのと同じですけども、そういうふうに思っております。
     以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)観光につなげるということで、地元の宇佐市民が宇佐神宮のことをよりよく知っていただけるきっかけになるのではないかなと。  それでですね、部長、一つの例としてですね、私の息子が通っている長洲小学校なんですけど、授業が始まる始業のチャイムの十五分前に未来色の風の曲を流すらしいんですよね。したら、グラウンドで遊びよった子供たちが、その曲を聞いたら自然ともう教室に足を向けて、トイレを済ませたり、授業に向かう姿勢、準備ができているわけですよ。チャイムとともに授業が始められるという話を校長先生に聞きました。  これをね、毎日流して、週五回、毎日毎回聞くんですけど、やはりね、無意識の中でも子供っち覚えているわけですよ、うちの子供は小学校三年生ですけど、校長先生に言われたのはですね、吉田さん、家で携帯でもいいから、未来色の風ですかね、の曲を流してみてと。息子さん、絶対歌えますからっちいって、やってみたら、歌うわけですよ、歌詞もないのに。そのくらいね、前回は動画でした。今回は曲ですよ、部長。このぐらい、もう意識の中に浸透していくというのも大事じゃないかなって思うんですけど。  そういう意味も込めてですね、ちょっと時を告げるサイレン、音に関して協議していただけないかなというとこなんですけど、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光・ブランド課長。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)お答えいたします。  おっしゃることはよく分かりました。私、観光・ブランド課長としましてですね、これを学校の分とか、例えばそのサイレンとかで流すことがいいのかって、ちょっとなかなかそういう立場ではないんですけども、先ほど申しましたように、イベントとか出かけていただいて、その中でみんなが聞くようになったらいいのかなというのは思ってございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。前向きに検討をよろしくお願いします。  それでは、次に行きます。  JR駅なんですけど、私も柳ヶ浦駅前をよく通るんですけど、大分工事が進んできているなという印象はすごく受けています。今回この、進捗状況は順調に進んでいるということなんですけど、要は、飲食店ですよね。あそこ、柳ヶ浦駅からいうたら買物するのに、信号機のあるドラッグストアまで行かないけんとかあるんで、あそこの電車を待つ時間を潰したりとかですね、高校生が通学に使う、時間待ちのときに、例えば小腹がすいたら、ちょっとサンドイッチでも食べれるようなこじゃれたような喫茶店とかできないかとかいう話を聞いて、今回質問を上げさせてもらいました。  そうですね、そういう意味で、柳ヶ浦駅前広場と飲食店を連動させてやっていくということは難しいことなんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)都市計画課長の大木です。吉田議員の再質問にお答えします。  駅舎の改修がもうかなり進んでおりまして、待合室や多目的広場がもう完成しております。今年の秋以降にテーブル等をまた設置をして、使い勝手のいいように設備を整えていきたいというふうに思っているんですけども、現在はその待合室、多目的広場を管理するがおりません。今、多目的室に関しては、ギャラリーとして無料で貸出し等をしておりますけども、そこについては、物産の販売だとか、そういうできるスペースにしたいなというふうに思って、今年度、少し手を入れていきたいというふうに思っております。  完成後なんですけども、多目的広場が完成しますので、ここについては、キッチンカーであったりとか、トラックの物販だとか、そういうことができるスペースを考えておりますので、来年度完成しますので、それに向けて、関係団体と、協議をしていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)そうですね、あそこがですね、よくなって、前は待合室のところに、小さいキオスクではないんですけど、そういう売店みたいのがあったんですけど、今、今後整備されて、そこの売店なりそういうところの利用というのは考えていますでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)お答えします。  市直営ではですね、なかなか販売等は難しいと思いますので、管理団体を公募した上で、そこに委託等を考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)そうですよね、宇佐の、要は、JRを使って、電車を使って来る入り口なんでですね、先ほど言った宇佐の物産じゃないですけど、お土産の一つも買えるような、飲食店を踏まえた、そういうスペースができればいいかなと。  部長、先ほどおっしゃったキッチンカーも、もう自分はその視野の一つだと思っていますので、早めの声かけというかですね、そういう計画をいろいろ立てていただいてですね、やはり、もう整備した以上、あそこがにぎわいを取り戻すというかですね、市外から見えられたお客さんに対して、一番インパクトを与えるところが駅だと思うんですよね。だけん、そういう意味でもしっかり整備していっていただきたいと思います。よろしくお願いします。  それでは、次に行きます。  響山公園なんですけど、やはりですね、自分も……。ちょっと待ってください。ちょっと機械の不具合で。これ、どうやったっけ。すみません、不慣れなもので。  部長、実際にこのアジサイの時期に響山公園、あそこに行かれましたでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)お答えします。  今年の六月には会場を見に行きました。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)私もですね、大分合同新聞に取り上げられて見に行ったんですけど、それはものすごい人だったです。  それでですね、ここの答弁にあります、鳥居より駐車場まで、舗装幅が四メーターあり、普通車での離合は可能ですとありますけど、とてもじゃない、可能ではないです。すごい、駐車場もいっぱいで、駐車場に続く道も渋滞していました。駐車場から出てくる車に関したら、左側ががけになっているんで、なかなか進まないんですよね。ましてや、がけと反対べたに関したら、歩行がいっぱい歩いているわけですよ。  自分も駐車場の手前で、車を動かさないといけないんで、車から降りれなかったんですけど、そこに観光に来られた人でしょう。ボランティアで車の整理をしていました。それの時点でもう大変危険やなというのを感じたんですけど。  この響山公園に関したらですね、都市公園の中でも特別というか、ほかとは違うなという印象を受けています。あそこまで整備された都市公園は、響山公園以外に自分は知りません。  それと、四日市・大分ライオンズクラブさんが植樹も行っているという、その地区の方もそうですけど、みんなが手をかけてつくり上げた公園だなというイメージがあります。  観光の場所として、一つ大きく利用できるところだと思うんですけど、今、四メーターと、そういう状況なんで、その道に関して、まだ安全にですね、人が行き来できるというか、例えば、さっき言うた車の横を駐車場からアジサイを見に行く人が歩いていく、歩道もないわけですよね。  そういう意味でも早急な整備が必要だと思うんですけど、そこら辺はいかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。吉田議員の再質問にお答えいたします。  議員、私も今年六月に行かせていただきました。非常に多く、たくさんいらっしゃいまして。四メーターというのは、一応道路法で言いますと、基準がございまして、日交通量が五百台未満であれば四メーター確保しなさいということで、その分については十分取れているんですが、やはり議員がおっしゃるように、左というか池側のほうは民地の土地がございまして、過去に私も調査しまして、地権に当たりました。相続の関係等で難しいということで、過去に頓挫をした。少しでも広くならないかということと、あと、樹木が非常に張り出していまして、そういったところで暗くて、また、道が狭く感じるということで、そういったので伐採のお願い等をしたんですけども、なかなか難しかったので、市のほうで、今、対策をしたり、あと地域の区長会と商工会等の協力を得ながら、今、伐採等をしています。  拡幅については、今現時点では、用地の関係が必要ですので、すぐに対応というのは困難ですけども、公園等の土地もございます。また、利用状況も見ながら、駐車場が足りないのか、それとも道路自体が広がればそれで十分なのか、いろいろ調査しないといけないと思いますので、今後そういった都市計画との調整を図りながら協議してまいりたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)課長、自分は個人的に思うところなんですけど、両方足りないと思います。駐車場も道幅もですね。  それで、駐車場から真っすぐ池のほうに抜けれる道があるじゃないですか。あれを、自分はナビを使ってあれを抜けたんですけど、例えばあそこを一方通行にしてしまうとか、そうですね、三百六十メートル、長いですよね、距離的には。だから、どっかで離合する場所をつくって、工事中の信号じゃないけど、あれで行き来をさせるとか、手はいろいろあると思うんで、早急にですね、そういう仮というか、安全対策を先に取っていただきたいと思うんですけど、そこら辺はいかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  議員がおっしゃるように非常にいい名案だと思います、例えば、その時期だけ一方通行でですね、駐車場から約六百メーターほどぐるっと回れば、県道にまた出ますので、そこは今現在、幅員が三メーターというふうになっています。  ただ、一方通行であれば問題ないと思いますので、そこの利用状況等も考えながら、また、そういうボランティアの方たちの駐車場に協力していただいている方たちとお話ができればと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。やはり、皆さんに見ていただくために、その公園整備、アジサイなり、皆さんが苦労されてしていると思いますので、もし事故があったりとかしたら、これはやっぱり大変なことにつながりますので、そういう人たちの思いも含めてですね、ちょっと安全面を検討していっていただきたいと思います。よろしくお願いします。  それでは、次に行きます。  フラワーロードに関してですけど、部長、十月に向けて草刈り等をしていくということなんですけど、すごいやっぱり草が生えている場所が目立ちますよね。前回の工事で、草が生えにくい土っちゅうか、の工事をしたと思うんですけど、すごいそこも草が生えていますよね。  そうですね、やっぱりあそこを通りよってですね、天津の方たちがすごい距離、花壇を整備されています。あの続くフラワーロード、だからフラワーロードなんかなと。皆さん、結構、草の手入れやら。花の管理は大変な中、一生懸命してくれている。でも、ところどころにあんなに、背丈とは言いませんけど、大人の胸丈ぐらいの草が生えとったら、周りが全て台なしになるわけですよね。  そういうところで、今回ウオーキングの企画ですけど、そのウオーキングのコースが二種類ありますよね。そのコースのところだけでも整備していく、続けてですよ、ずっと、というのはできないでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)都市計画課長の大木です。  まず、現在の草についてですけども、かなり草が生い茂っているところというのは、実は昨年まで市というか、各団体が管理していたところが多くてですね、とても土壌が肥えているところが多くて、かなり草が茂っているというふうに認識しています。  その前、それ以前に、ずっと土木事務所が管理しているところについては、真砂土等の舗装によって、草が生えないような施策を幾つか取っていただいているところもありますけども、まだそこは返したばかりのところで間に合っていないというところがあります。そこについては宇佐土木事務所が管理ということになっていますので、年二回草刈りをお願いしているところです。先ほど答弁で言ったように、植栽、フラワーロードのウオーキングまではきれいにしていただきたいというふうにお願いをしているところです。  二つ目のウオーキングコースについて、連続してということでありますけども、やはり管理団体は減ってきているというのもありますし、それを見込んで、今年度、ブロック別に集約をして、できるだけ花が連続するように、各管理団体さんの位置を移動していただいているところもありますので、少し様子を見させていただきたいなというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)部長、フラワーロード、皆さん、そうです、管理が大変な中、やっていただいているのはですね、やはり、あの通りを通る人の要は和みですよね。きれいな花が咲いてというのを心に秘めてやっているところがあると思います。  ただ、市民の皆さんからして、見て、やはり自分たち議員のところの花壇、あとは市職員さんたちの各課の花壇をやっぱりよく見られています。看板が立っているからですね。議員の中で、うちが、産建が、産業建設がこれなんで、うちの多田羅副委員長がすごく管理してくれています。草取りとかですね。だから、やっぱりみんなに発信できるわけですよね。整備していこうと。  最近とかじゃないですけど、部長のところは、常にというかですね、担当課なんで一番きれいになっていないといけないところと思うんですけど、なかなかそこは見えないんですよね。  そういう意味で、やっぱりしっかり発信していくのも、自分たちがやるからできると思うんですよ。もう本当にあそこの通り、フラワーロードの名にふさわしい通りに自分もなっていただきたいと思うんで、今後、そこら辺も頑張ってですね、やっていただいて、周りに声かけをしていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。  それでは、次に行きます。  消防に関してですけど、もう救急隊員、いつも救急車の出動とか、すごく見ています。多いな、大変だな。ましてやコロナ患者を搬送するときとか、すごく気を遣ったり、後の消毒とかですね、今までにない業務がすごく増えています。  最終的に言いたいのは、やはり今の施設では、職員さんの健康面とかですね、負担軽減等、限界があると思うんですよね。そういうことも踏まえて、早期に建て替えができないかというところも視野に入れてやっていますので、宇佐市民の安全を守る意味でもすごく大事なところなんでですね、早期にというか、いろいろ順番等もある中で、是永市長、いかがでしょうか。消防署の建て替えに関してですね、ちょっとそこは答弁いただきたいかなと思うんですけど。 ◯議長(衛藤博幸君)消防本部総務課長。 ◯消防本部総務課長(飯田修一君)消防本部総務課長の飯田でございます。再質問にお答えいたします。  議員のおっしゃるとおり、消防本部庁舎につきましては、老朽化、または設備等の故障も著しく、災害の拠点である宇佐消防署の建て替えは重要な課題と認識しております。  また、回答書にありますとおり、施設面や装備面での改善を図ってきましたが、ちょっと根本的な改善には課題があると考えております。今現在、市、関係部局と庁舎の建設に向けて協議を開始したところでございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)是永市長、今後ともよろしくお願いします。  よろしくお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)吉田議員の再質問にお答えします。  質問につきましては、川谷議員から質問が出ていますので、そのときにきちんとお答えしたいというふうに思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。それでは、次に行きます。  小学校の通学路に関してなんですけど、長洲に新しい道ができてですね、道ができた当初は、やはり周りから何が出てくるか、子供が出てくるかとかいう不安もあるんで、当初はゆっくりやっぱり走られていたわけですよね。でも、できて数年たつと、もう慣れですよね。ふだん、子供が出てこなくなったり、飛び出しがなかったら、やはりスピードを増してというかですね、朝の通勤時間帯とかは、車が通るんで、近くの子供たちの通学を見守っているおじいちゃん、おばあちゃんたちからですね、すごく危険なんやという話を聞いてですね。新しい道ができて路地から子供が出てくるんで、想定するところじゃないんですよね。こういう安全、子供の通学路ですよとか、子供の飛び出し注意じゃないですけど、そういう看板を自分の敷地内に立ててもいいからできないかという話なんですけど。  この答弁にあります路面標示等に関して、自分がちょっと思ったのが、通学路というのは数年に一回変わるわけじゃないですか。見直されたりして。道路に書いてしまうと、道が一本違うと、意味をなさないんかなって初め思ったんですけど、あの通り自体を減速させるという意味での路面標示とか、そういうのというのは何かいい方法があるんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。吉田議員の再質問にお答えいたします。  議員がおっしゃるように、路面標示、物理的デバイスといいますか、そういった形で、今現在はそういった取組のほうが減速をさせるためには非常に効果的ということで、例えば、ハンプ、今、四日市でつくっています、ああいったハンプをしたり、わざと道路を狭く見せるように、シケインと、曲げたりとか、そういった路面標示である、または、路面にこの前、長洲でしました、「ぼっ!」という、ああいった路面標示のスタンプを貼ったりとか、いろいろ対策がございますので、場所をまた教えていただければ、そういった対策が可能かを、地域の区長さん、または地域の関係、PTA等と協議をさせていただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。まちの交通安全じゃないですけどね、事故を減らすためにもいろいろ工夫していただいてですね、安全に努めていただきたいと思います。  もう最後になります。これはもう再質問はあれなんですけど、皆さんが注目されている宇佐医師会病院です、病院というのは大事なところだなという十分認識がありますので、しっかりとですね、関係団体と協議していただいて進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。
    ◯議長(衛藤博幸君)以上で、吉田泰秀議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩をいたします。  なお、再開は十四時二十分といたします。  暫時休憩します。                 休憩 午後二時十一分               ──────────────                 再開 午後二時二十分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。  三番 赤野道和君。 ◯三番(赤野道和君)改めまして、皆さん、こんにちは。議席番号三番 日本共産党の赤野道和です。  内容が多いので、早速、五項目十点について一般質問を行います。  一項目めは、学校現場の生の声に耳を傾けてです。  一点目、県費負担教員、市費負担教員の定員確保ができずに、管理職が担任をしたり、授業を受け持ったりしている学校もあります。教職員確保のために、国、県へどのような働きかけを行い、市教委としてどのように努力しているのでしょうか。  二点目、毎年続く酷暑の中、普通教室にはエアコンがついて、以前と比べて快適になっていますが、特別教室の大半にはついていません。理科室、音楽室や図工、家庭の授業などでは汗だくになります。特別教室へのエアコン設置をどう計画しているのでしょうか。  三点目、九月二十七日に行われる安倍元首相の国葬は、法的根拠もなく、憲法十九条の国民の思想、良心の自由を蹂躙するものです。宇佐市教委に対して、各小中学校に対して、弔旗の掲揚や黙祷等を求める通知を出さないように求めますが、いかがでしょうか。  二項目めは、高齢の交通手段の確保です。  一点目、四月から安心院町、津房地区で行われている予約制乗り合いタクシーと、安心院中心部循環バスの実証運行の成果と課題、今後の方向性はどうでしょうか。  二点目、運賃については、コミュニティバスの現行料金百円から三百円への値上げは避けるべきと考えますが、いかがでしょうか。  三点目、将来の宇佐市全体を見た高齢の交通手段の確保をどう展望しているのでしょうか。  三項目めです。市道の管理について、人口減少、高齢化が進み、近くの市道さえ、草刈り、枝切りなどができない地区も増えています。市としてどのような対策を講じているのでしょうか。  四項目めです。市営住宅等の入所の際に連帯保証人等の免除について十分な周知をし、安易に保証業者をあっせんするのではなく、住宅に困窮する低額所得に住宅を提供するといった公営住宅の目的に立ち返るべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。  五項目めは、新型コロナ感染から市民の命を守るためにです。  一点目、人口十万人当たりで市町村別に見ると、八月二十二日時点で、宇佐市の感染数は、県下で五、六番目の多さでした。県が実施している無料抗原検査について、平日の開設時間を十九時までに延長し、土曜の午後、日曜、祭日も行えるように改善すべきではないでしょうか。  二点目、安心院、院内や長洲など周辺地域でも受けられるように、検査センターを増設すべきではないでしょうか。  以上で一回目の質問を終わります。再質問の答弁からは、マスクをつけていますので、傍聴されている方やインターネット中継で御覧の方に分かりやすいように大きな声ではっきりとお答えをお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、赤野道和議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。三番 赤野議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、高齢の交通手段の確保についての一点目、津房地区で行われている予約制乗り合いタクシーと、安心院中心部循環バスの成果と課題等についてでありますが、まず、予約制乗り合いタクシーに関しましては、週二日運行のコミュニティバスのうち一日を切り替える形で実施中であり、四月から七月までの利用数は延べ百六十一人となっております。利用からは、家の近くまで送迎してくれるので、バス停まで歩く距離が短くなり、助かっているなどの評価をいただいております。  しかし、まだまだ周知が十分でないとの指摘も受けており、まちづくり協議会の協力をいただきながら、個別訪問等を通じて利用促進を呼びかけているところであります。また、予約制であるため、乗車がない、いわゆる空便運行を大幅に削減できており、運行経費の縮減につながっております。  一方、安心院中心部循環バスの利用は延べ二十人にとどまっており、こちらも周知不足が課題となっております。そこで、七月から運行日を週二日に拡大するとともに、安心院及び院内全域にチラシを配布するなど、てこ入れを図っているところであります。今後は、実証運行の成果と課題を検証しつつ、本格運行を目指していきたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目め、学校現場の生の声に耳を傾けての三点目を教育長 高月晴彦君。 ◯教育長(高月晴彦君)教育長の高月でございます。三番 赤野議員の一般質問にお答えします。  一項目め、学校現場の生の声に耳を傾けてについての三点目、安倍元首相の国葬について、各小中学校に対して、弔旗の掲揚や黙祷等を求める通知を出さないように求めるについてですが、市教育委員会といたしましては、各小中学校に弔旗の掲揚や黙祷等を求める通知を出すことは考えておりません。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目め、学校現場の生の声に耳を傾けての一点目及び二点目を教育次長 末宗勇治君。 ◯教育次長兼教育総務課長(末宗勇治君)教育次長の末宗でございます。三番 赤野議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、学校現場の生の声に耳を傾けてについての一点目、教職員確保のために、国、県へどのように働きかけを行い、市教委としてどのように努力しているのかについてでございますが、現在、学校現場においては、定数の不足に加えて、産休、病休等の代替臨時講師や市費複式授業改善教員等の市費の非常勤講師等にも欠員が生じております。  国に対しての働きかけといたしましては、全国都市教育長協議会におきまして、教員不足解消に向けた教員業務支援員配置の拡充や、教員養成体制の改善等について協議し、人材確保に向けた取組を要望しているところでございます。  また、県につきましては、教員不足は本市だけでなく、全県的な課題でもありますので、県教育長協議会を通して、改善に向けて要望をしております。  加えて、年度当初より、引き続き、県費教職員の配置を県教育委員会に強く要望するとともに、臨時免許状や特別免許状の柔軟な発行等を求めております。  市教育委員会としましては、教員免許保有について、退職等、様々なルートを通じて声かけを行うとともに、学校訪問等により現状を把握し、学校と相談しながら支援についても考えているところでございます。  今後も、欠員解消に向け、国、県に要望を続けるとともに、学校現場の支援につながるような市費職員の配置に努めてまいります。  二点目、特別教室へのエアコンの設置計画についてですが、普通教室の空調設備につきましては、平成二十九年度から平成三十年度にかけて全ての小学校へ、令和元年度には全ての中学校への設置が完了いたしました。特別教室の空調設備については、令和二年度に全ての中学校への設置が完了し、小学校では、令和三年度末現在、六校で全ての特別教室への設置が完了いたしました。  空調設備が未完了の小学校の中には、学校側や教職員の柔軟な授業計画により、特に暑い時期や寒い時期には、普通教室でもできるような内容の授業を行う等、特別教室の効率的な運用を行っているところもあると聞いております。  現時点、未整備教室への具体的な設置計画はございませんが、特別教室の利用実態等を把握するとともに、トイレの洋式化改修やバリアフリー化改修等、優先すべき改修はございますが、限られた財源の中、国の補助金等を活用し、さらなる教育環境の向上に努めてまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの高齢の交通手段の確保についての二点目及び三点目を総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)総務部長の祥雲でございます。三番 赤野議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、高齢の交通手段の確保についての二点目、運賃の値上げについてですが、実証運行中である予約制乗り合いタクシーの運賃は、地域公共交通会議において、運行経費や他自治体での導入事例等を参考に、一回当たり三百円と設定いたしました。ただし、コミュニティバスと並行運行中であることを勘案し、実証運行期間中は、割引チケットを使用することで、コミュニティバスと同額の百円で利用いただけるように運用しております。  なお、コミュニティバスと予約制乗り合いタクシーとでは、サービス内容も必要となる経費も異なるため、運賃の妥当性については、実証期間中に検証を行ってまいります。  三点目、高齢の交通手段確保の展望についてですが、現在、実証運行中の予約制乗り合いタクシーに関しては、今後、対象エリアを徐々に拡大する方向で各地区と協議を進めております。  なお、地域の高齢化やデジタル化が進展する中、移動ニーズや提供可能なサービスも多様化していると認識しておりますので、現在策定中である新たな地域公共交通計画の中で、高齢を含めた交通弱者対策の在り方について調査研究してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、三項目めの市道の管理についてと、四項目め、市民住宅等の連帯保証人等の免除についてを、建設水道部長 大木敏之君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)建設水道部長の大木です。三番 赤野議員の一般質問にお答えします。  三項目め、市道の管理について、草刈り、枝切りなどをできない地区も増えている。市としてどのような対策を講じているのかについてですが、現在、地域では、春、秋の清掃デーなどを活用し、道路の草刈りや道路側溝清掃など、地域の方々の協力を得ながら環境美化に努めているところです。  本市では、春、秋の清掃活動を行う地区の奉仕作業全般に保険対応を行っているほか、側溝蓋上げ機の貸出しをはじめ、暗渠部など、構造上、地元では対応困難な部分の清掃や、堆積土砂を入れる土のう袋の支給、さらに撤去した土砂の廃棄場所が確保できない場合には、土のう袋の回収を行っているところです。  また、交通量が多く主要な幹線道路などでは、民間事業への委託や、地域間道路などでは、ボランティア団体や自治区などの協力により、作業費として一平方メートル当たり八円の草刈り費用などを支給し、環境美化に取り組んでいるところです。  四項目め、連帯保証人の免除について、住宅に困窮する低額所得に住宅を提供するといった公営住宅の目的に立ち返るべきではについてですが、公営住宅への入居の際の保証人の取扱いとして、令和二年四月に、連帯保証人を二名から一名に、また、保証業者と保証委託契約を締結することで連帯保証人に代えることができる規定に改正し、入居の負担の軽減や円滑化を図るとともに、入居の際にも分かりやすく丁寧な説明に努めています。  連帯保証人の免除については、災害等により住宅に困窮する世帯や、DV等で緊急に住宅を確保する必要がある方に住宅を提供する場合には連帯保証人を求めないなど、入居の事情に配慮した対応を行っています。  今後も、福祉部局等の関係機関と連携して、住宅困窮への丁寧な説明及び寄り添った支援を行ってまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に五項目め、新型コロナ感染から市民の命を守るためにを、福祉保健部長 垣添隆幸君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(垣添隆幸君)福祉保健部長の垣添でございます。三番 赤野議員の一般質問にお答えいたします。  五項目め、新型コロナ感染から市民の命を守るためについての一点目、県が実施している無料抗原検査について、平日の開設時間を十九時までに延長し、土曜の午後、日曜、祭日も行えるように改善すべきではと、二点目、安心院、院内や長洲など周辺地域でも受けられるように検査センターを増設すべきではについては、関連がございますので、一括してお答えいたします。  現在、市内の薬局で実施しております無料検査は、県の事業でございます。実施事業は、医療機関や薬局、衛生検査所となっており、県に実施計画書を提出して決定されております。実施箇所は、県内では八十二か所、そのうち土曜日開設は三十か所、日曜日開設は二か所、夜間は五か所となっております。  市内では、薬局一か所で、平日は九時三十分から十七時まで、土曜日は九時三十分から十二時までの対応となっております。八月十三日から十五日の三日間はお盆休みの予定でしたが、感染が多い状況を踏まえ、十三日と十五日は実施したと聞いております。  また、終了時間につきましても、検査結果が陽性の場合は医療機関の受診が必要となりますので、平日は十七時まで、土曜日は十二時までにしているとのことです。  今後の検査体制の在り方につきましては、引き続き、県に要望してまいります。  以上で答弁は終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。三番 赤野道和君。 ◯三番(赤野道和君)それでは、順次再質問して、深めていきたいと思います。  まずは、一点目からです。  事前の資料請求で、県費負担教員と市費負担教員の四月当初と最新の不足数を尋ねました。学校教育課から頂いた資料によると、県費負担教員は、四月当初で定員不足、病休、育休代替などで、計六名分足りず、八月二十五日時点でも二・五名分足りていません。市費負担教員は、四月当初、全ての職種で八十一名必要なところ、六十四名しか配置できず、十七名も不足しています。八月二十五日時点でも十四名足りません。  この教職員不足の主な原因、責任はどこにあると考えていますか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(都 昌子さん)学校教育課の都です。再質問にお答えします。  今、教員不足に関しては、まず、教員免許の保有を私どもも探しているんですけれども、そういうところが不足していることが一番大きいのではないかなと考えています。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)赤野道和君。 ◯三番(赤野道和君)私は、教職員不足の大きな責任は国にあると考えています。  一つ目、教育予算が少なく、教職員増ができていないこと。  二つ目、教員免許更新制により、自分の時間とお金を使って更新させてきたため、免許を更新する人も減ってきたこと。  三つ目、教員給与特別措置法、短くして給特法と呼びますが、給特法により、僅か四%の教職調整額、月二十万円の給与だと八千円です。この八千円を払う代わりに、膨大な超勤に対して残業代を払うこともなく、一九七一年から五十一年もやってきていることにより、本来はやりがいのある仕事がブラックな職場となり、希望が少なくなっていることなどです。  この国の責任とその改善策について、どう考えますか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(都 昌子さん)学校教育課長の都です。お答えします。  今のお話の中ですけれども、まず、免許についてのところなんですけれども、免許に関しても改正をされたところがございますので、今後ですね、免許をですね、更新をするというところがなくなりまして、今まで持っている免許を簡素化した文書により、また、更新せずに使うことができるようになりましたので、その辺りを紹介しながら、今のところを探すという状況で、免許に関してはそのようにしています。  それから、いわゆる給特法についてですが、これは時間外勤務がですね、大きく影響しているところもあるかなというふうに考えますので。今、教員の仕事というのはですね、もう本当に多岐にわたりまして、どうにか業務改善をしながら時間外を減らすということを取り組んでいますけれども、なかなか減りにくいという状況があります。  事態を深刻に見た文部科学省のほうも、その業務についてですね、教職員がするもの、必ずしもしなくてもよいもの、それから負担軽減ができるもの、そういうものについて言及しているところがございますので、関係機関、もしくは関係との連携を図りながらですね、なお一層の業務改善を図る必要があるというふうに考えておりますので、そこについても現場と一緒にですね、取り組んでまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)赤野道和君。 ◯三番(赤野道和君)教員免許更新制は、やっとその害悪が認識されるようになり、廃止されることとなりました。あとは世界で最低クラスの教育予算を増やすことです。  数値は少し古いですが、二〇二〇年九月発表のOECD調査では、国内総生産比で見た各国の教育の公的支出は、平均四・一%に対して、日本は二・九%で、比較可能な三十八か国中三十七位です。  今の岸田政権は、防衛費を増やすことには熱心ですが、教育予算を増やすことには消極的です。教育予算を増やす中で、教職員増を図ることと、問題のある給特法の見直しをすべきです。  給特法は、四%の教職調整額の支給と引換えに、労働基準法第三十七条の割増し賃金の規定を適用除外し、残業代を支給しないとしています。それが時間外労働を規制する手段を奪い、際限のない長時間勤務を引き起こしてきました。  この問題は、先月八月十八日付の合同新聞の一面、二十面、二十二面でも大きく取り上げられていました。このように、特に二十面では、サービス残業改革急務という大見出しでついています。その中で、四%の教職調整額の根拠は、今から五十六年前の残業時間、月八時間とあります。今や、残業時間は月八時間どころではありません。月平均六十時間の時間外労働をしたのに残業代を支払わないのは違法だと訴えた埼玉県の裁判では、地裁判決では、請求を棄却する一方で、給特法はもはや教育現場の実情に適合していないとしてきているのです。時間外勤務を労働時間として認めるなど、給特法を実情に合った法律に見直すべきです。  こうして、学校の異常な長時間労働をなくしていかないと、いつまでたっても教職員不足は解決していかないと考えます。国、県に対する強い要求をお願いします。
     こうした中、宇佐市独自でできることと言えば、市費負担教員の待遇改善だと思います。四月当初、全ての職種で八十一名必要なところ、六十四名しか配置できていません。複式授業改善臨時講師や特別支援教育支援員など、五つの職種を設けて、市費による会計年度任用職員を置こうとする宇佐市のこの姿勢は、前々から私も高く評価しています。ところが、人が集まらない。最初の答弁では、学校現場の支援につながるような市費職員の配置に努めてまいりますという結びでしたが、残念ながら集まっていないんですね。だから、私としては、少しでも人が集まるように待遇改善をしてほしいのです。  この問題は、去年、二〇二一年三月議会でも取り上げました。その後、学校現場で働く会計年度任用職員の月十七日勤務や、報酬について、総務課が仲介して教育委員会との協議などは進めてきているんでしょうか。答弁を求めます。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(後藤 優君)総務課長の後藤です。再質問にお答えいたします。  総務課が仲介してということで、私のほうに答弁ということになりました。この問題につきましては、教育委員会と今後も協議をしていくというような状況であります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)赤野道和君。 ◯三番(赤野道和君)去年三月議会の市長答弁では、任命権の教育委員会の話をよく聞いて相談、検討していきたいとなっています。その後どうなったか、総務課長がそのとき答弁しているわけで、総務課、引き続きどうなっているか、確認してください。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(後藤 優君)お答えいたします。  その後、教育委員会と私が協議をした記憶は今のところありません。今後、協議をしたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)赤野道和君。 ◯三番(赤野道和君)議会答弁を誠実に実行していただきたいと思います。  なぜそれを言うかというとね、この答弁であるように、国、県が今動かないから、宇佐市がせっかくいい制度を持っている。そして、八十一名もの定数があるわけですよ。その八十一名が確保されれば、県費負担教員も助かるわけです。管理職が担任したり、授業に行ったりすることも幾らか減るわけです。そこをもうちょっとやってほしいなと。  もう一回言いますね。せっかく八十一名の定数がありながら、十七名も十四名も足りない現状です。現状改善のために、学校現場で働く会計年度任用職員の勤務形態や報酬などについて、総務課がしっかり音頭を取って具体化していくことを要求しておきます。くれぐれもお願いします。  次に、二点目の特別教室へのエアコン設置です。資料請求で、全ての小中学校の設置数、設置室を出してもらいました。中学校は七校で八十九の設置数があり、各校とも十台から十五台設置され、ほとんどの特別教室へエアコン設置ができているようです。答弁にもありました。  ところが、小学校は二十四校で百十二の設置数なので、平均すると一校当たり四台から五台設置されているようです。図書室、パソコン室、少人数教室が中心です。二十四校あるうちで、図工室にエアコンが設置されているのは五校、理科室は六校、音楽室は七校、家庭科室は八校のみで、ほかの十数校はエアコンのない中での授業です。  あとは小学校の全ての特別教室へのエアコン設置です。教育環境の整備は、教育委員会の任務です。予算の関係もあり、すぐには無理でしょうが、いつまでに各小学校にこの特別教室までは設置したいなどの計画を示すことはできませんか。 ◯議長(衛藤博幸君)教育総務課長。 ◯教育次長兼教育総務課長(末宗勇治君)教育総務課長の末宗でございます。赤野議員の再質問にお答えをいたします。  先ほどの答弁でも申し上げましたが、全ての特別教室に設置をしているのが、令和三年度末、三校ということで、残りの十八校にはまだまだ不足分があるという状況については認識をしております。  そういった中でですね、議員が御質問の、図工室、それから理科室、音楽室と、夏場はですね、かなり厳しい状況にあるというところは、学校のほうに確認して認識をしているところでございます。  教育委員会としましては、学校施設の環境整備ということで、重点的に、今はトイレの洋式化、それからバリアフリー改修等をやっておりますが、当然のことながら、そういった特別教室の環境改善ということもですね、必要になっているというような状況は十分認識をしておりますので、限られた財源でありますが、国と補助金等を活用しながらですね、今後進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)赤野道和君。 ◯三番(赤野道和君)ぜひ教育総務課へ、計画の早急な具体化を要望しておきます。  次に、三点目の国葬問題です。  七月十二日に行われた安倍氏の家族葬に当たって、全国で幾つかの教育委員会が弔意を示す半旗の掲揚を学校に求めたと報じられています。この事態は、国葬に当たり、行政や学校などを通じて、市民に弔意が強要され、基本的人権が侵害されるおそれを抱かせます。この件については、初回の回答にあったように通知を出すことは考えていませんということを確認してよいですね。もう一度お願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)教育総務課長。 ◯教育次長兼教育総務課長(末宗勇治君)教育総務課長の末宗でございます。お答えをいたします。  初回答弁でありましたとおり、市教委としましては、小中学校、各校にですね、弔旗の掲揚、それから黙祷を求める通知は出すことを考えてはおりません。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)赤野道和君。 ◯三番(赤野道和君)一項目めの最後に、教育長へ伺います。  三点とも大事な問題だとは思いますが、特に一点目に関わって、分かりやすく単純化してお聞きします。  今の学校現場は本当に大変です。人は増えない、仕事量は減らない。長時間労働を解決するには、人を増やし、仕事量を減らす必要があります。一朝一夕には解決しない問題ですが、教育長としてはどのようなところから手をつけようと考えますか。 ◯議長(衛藤博幸君)教育長。 ◯教育長(高月晴彦君)教育長の高月でございます。赤野議員の再質問にお答えいたします。  議員が言われたように、今、学校現場は人員不足ということで、大変厳しい状況にあります。最初の答弁でもお答えしましたが、市教委といたしましては、できるところは、先ほどの議員御提案の部分も含めて、今後努力を続けてまいりたいと考えております。しかし、市教委のできるところには限界がございますので、また、教員不足は、宇佐市だけでなく、全県的、全国的な問題でもあります。議員が言われたように制度的な部分もありますので、市として努力を続けていくとともに、国、県にその解消に向けて引き続き強く要望してまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)赤野道和君。 ◯三番(赤野道和君)基本的には、国、県の責任が大きいと私も思います。でも、宇佐市としてできること、待遇改善をして、まずは市費による会計年度任用職員を一〇〇%確保する。そうすることが、県費負担教員の負担軽減につながると思うのです。そのためにも、ぜひ、市教委と総務課を挟んで、市長部局と十分待遇改善の話を進めてほしいと思っています。  そこまでにして、第二項目めの質問に入ります。  私たち日本共産党では、七月末から宇佐市の皆さんの声をお聞きし、市政、国政へ届けるための市民アンケートに取り組んでいます。  私に返信されてきたアンケートで最も多いのが、この高齢の交通手段の確保を求める市民の声です。安心院、院内などの周辺部からの声は当然多いのですが、旧市内からも次のような声が届いています。  宇佐中校区の六十代の方から、いずれ免許返納のときが来たとき、とても不安です。西部中校区の八十代の方から、困っているのは交通の不便です。せめて近くまで年寄り用の車が来ることはできないでしょうか。駅川中校区の八十代の方から、バスの便数は少なく、福祉バスは通らず、移動で苦労しています、などなどです。  まずは一点目からです。安心院の実証実験で四月から六月までの三か月を見ると、週一日を予約型乗り合いタクシーに移行したことで、前年度より、空便運航を二十七便減らすことができたなどの成果がある一方で、電話予約の煩わしさがあるのではという課題も上がっているようです。この課題については、どのように対処していく計画ですか。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)総合政策課長の本浪です。再質問にお答えいたします。  まずはですね、やはり試しに一度使ってもらうということがですね、一番、手っ取り早い方法かなというふうに思っております。そのために、なかなかやはり、高齢にチラシだ、これまで地区ごとの説明会だということをやってまいりましたが、まだまだ十分理解していただいていないというところがありますので、今、地元のまちづくり協議会とですね、連携しまして、ある意味、本当にローラー作戦的にですね、一軒一軒回りながらお声かけして、とにかく一回使ってみたら、こんな程度か、そんなに煩わしくないよねというようなところをですね、理解してもらうというような方策を今打っているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)赤野道和君。 ◯三番(赤野道和君)今後の方向性の詳細ですが、来年一月から、佐田、安心院、深見を含んだ大内・広谷線、松本・上ノ原線、萱籠・筌ノ口線で予約型乗り合いタクシーを利用できるようにして、令和五年度中の本格運行を目指すと。それとともに安心院地区の他の路線についても令和五年度中の実証実験の運行を予定していると、こういうことでよろしいでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)お答えいたします。  まず、今、津房地区でですね、行っております実証運行につきましては、もともと津房から佐田、安心院、もしくは津房から深見を通って安心院というようなですね、路線の一部分を限定して行っておりました。デマンドの効率的な運行という意味でいうと、やはり路線を通してですね、しっかりやることが重要かなというふうに思っておりますので、まずはその路線に関係する沿線のですね、自治区に対して、既に説明会等、入っておりますので、そこをまず優先して、来年の一月を目指していきたいなと思っております。  それ以外の地区につきましては、これは先ほど申し上げましたが、本当に対象となる高齢がほとんど七十歳、八十歳という高齢ですので、かなり時間をかけてですね、丁寧に説明していく必要があるかなと思っておりますので、少し、また、それからさらに半年という時間がかかろうかと思いますが、しっかり時間をかけてですね、周知を図りながら拡大してまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)赤野道和君。 ◯三番(赤野道和君)次に二点目の運賃についてですが、コミュニティバスや予約型乗り合いタクシーを利用する高齢の方のほとんどは国民年金受給です。月に五万円ちょっとの国民年金からは、今の料金の百円が精いっぱいです。三百円に値上げされると、簡単には利用できなくなります。  運賃の在り方については、策定中の地域公共交通計画において検証を行うとのことですが、できる限り長期にわたって百円で継続できるように要望したいのですが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)お答えいたします。  当然、利用料金はですね、安いほうが喜ばれますし、利用も多くなるかなと思っています。ただ一方で、やはりどうしても公共サービスの一つでございますので、まずは金額の妥当性ですね。これはやはり、他のサービスとの比較でありましたり、収支率であったり、他の自治体等の事例も参考にしながらとなろうかと思います。  その中で、金額、このぐらいかなという妥当性の中で、それでゴールではなくてですね、また、そこにいかに政策的な側面を加味して、最終的な金額の在り方ということを、しっかり地元の御意見等を聞きながらですね、調整してまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)赤野道和君。 ◯三番(赤野道和君)最後に宇佐市全体への展望です。すぐには宇佐市全体の計画は無理だとは思いますけども、とても重要な問題です。今後の展望をもう少し具体的にお話し願えませんか。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)お答えいたします。  今、策定作業に入りました新しい地域公共交通計画、一応十年スパンのですね、計画策定を目指しております。その中で、やはり喫緊の課題、そして、ある程度長期展望というところで分類分けするしかないのかなと思っております。  喫緊の課題については、やはり、まずデマンド型ですね。いろんな交通手段がありますが、やはり、いろんな話を聞くとですね、コミュニティ交通、いわゆる乗り合いでみんなでおしゃべりしながら、週一回、買物や病院に通うということがですね、かなり高齢にとって、生きがいであったりとか、健康づくりになっているなというふうに感じておりますので、まず、そこを重要視していきたいなと思っています。  今回、デマンドと循環バスという組合せがですね、かなりモデルケースとしてなり得るかな。うまくいけばですね、これをしっかりと、旧宇佐でいいますと、四日市を含めてですね、町部のほうにも広げていける形になろうかなと思っております。  将来的に関してはですね、最近、私も、大分市でやっているグリーンスローモビリティとかですね、そうしたものも実際に体感しながら将来的な在り方ということを検討しておりますので、そういう二方向でですね、しっかり今後の在り方を検討してまいりたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)赤野道和君。 ◯三番(赤野道和君)安心院町での実証運行を基にして、宇佐市全体の高齢の交通手段への確保へと確実に拡充されることを希望して、三項目めの質問に入ります。  この市道の管理も、私たちが取り組んでいる市民アンケートでたくさんの不安の声が出されている問題です。そもそもこの市道の管理、今年度の予算でいうと、道路橋りょう維持費の委託料の中の道路維持管理委託三千七百十五万二千円の中に含まれると予想するのですが、市道の管理についてはどのような事業にどのくらいの予算がついているのですか。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。赤野議員の再質問にお答えいたします。  今、市道の管理につきましては、草刈り等の清掃の費用、そして、あと支障木等がございます。そういった予算を確保させていただいております。詳しい数字はちょっと手元にございませんので、そういった予算の中で、年間を通じて道路の安全確保に取り組んでいるところです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)赤野道和君。 ◯三番(赤野道和君)その草刈りの費用ですけど、最初の答弁で、交通量が多く主要な幹線道路などではということで一文あって、作業費として一平方メートル当たり八円の草刈り費用などを支給し、この辺のシステムをちょっとお尋ねしたいんですが。  例えば、国東市では、市道草刈り清掃管理報奨金が年間予算で三百万円から四百万円ついておって、大分市では河川道路等草刈りボランティア報償金ということで、市道や河川や農道や林道に申請して出ると、そういう制度があるわけですが、宇佐市のこの似た制度はあるんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)再質問にお答えいたします。  昨年度でございますが、その予算につきましては、草刈り等の委託費として約千六百十七万六千円ほど、使用させていただいております。その中で、地域で、先ほど平米八円等で活用しているもの、また、平米八円ではない取組等もございますが、そういったもので取り組んでいる予算は、二百三十五万円、昨年度は使用させていただいております。  そういった制度についてですけども、宇佐市独自の制度ではございませんが、県がですね、取り組んでおりますリバーフレンド事業というのがございまして、一昨年ほどまでは、河川の草刈りをした場合に平米八円を県のほうが報償費として出しておりました。そういった形を活用して、今、県道も市道も同じく平米八円で、地域の方、また、まちづくり協議会、そういった各種地域の活動等を取り組んでいる団体等への報償費として支払いを出していることはございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)赤野道和君。 ◯三番(赤野道和君)もう少し詳しく聞きますが、例えば旧市内では、ほとんどの地区で清掃デーというのが、春と秋、年に二回ぐらいあるようですけども、その二回は全くのボランティアじゃないかなと思うんですよ。そのほかの草刈りで、多面的な活動で活動費を支払ったりとか、地区によっては土木課と契約したりとかあるんじゃないかなと思うんですが、その年に二回の分も、簡単に手軽に報奨金を出すとか、そういうことはやっぱり厳しいんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)春、秋の清掃の活動についての支払いは、土木課としてはしておりませんけども、やはり年二回については、保険等を市のほうが掛けてですね、地域の共同作業に安全で取り組んでいただくための保険等は掛けさせてもらっていますが、土木課としましては、それとは別に、例えば夏休みの期間、子供たちが安全にまた通れる時期の夏の時間によく、夏によく草等は生えますので、そのときに地域が草を刈りたい。もしくは、地域間の間で、やはりどちらの地域もちょっと手が出しにくいねといったところについては、まち協であったり、地域のそういった自治区の協力を得ながら、そういった費用を出しております。  どうしてもできない場合には、主要な道路については民間の業者に市のほうで取組をしておるところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)赤野道和君。 ◯三番(赤野道和君)時間がないのでこれまでにしますけども、要は市道のね、管理に関してどうも困っている地区が多いと。できる人が少なくなってきている。できる人も、混合油なども高くなって経費がかかっていると。こういった問題に対してね、みんなが宇佐市として具体的にできる手だてがもうちょっとあればなと思うんで、また、ぜひ知恵を出していただきたいなと思います。  続けて、次に行きます。
     六月議会に続いて、再度の質問です。  まず、初めに、国土交通省住宅局住宅総合整備課長による令和二年二月二十日の公共住宅への入居に際しての保証人の取扱いについてという通知を確認します。  まず、一段落目を読みます。保証人の取扱いについては、公営住宅への入居に際しての取扱いについて、平成二十年三月三十日付通知において、保証人の確保を入所の前提とすることから転換すべきとしており、住宅に困窮する低額所得に住宅を提供するといった公営住宅の目的を踏まえると、保証人の確保が困難であることを理由に入所できないといった事態が生じないようにしていくことが必要であると考えていますと。  次に、内容の二つのうちの二つ目の一段落目を読みます。当面、引き続き保証人の確保を入所の要件とする事業主体においても、通知の趣旨を十分踏まえ、入所希望の努力にもかかわらず保証人が見つからない場合には、保証人の免除を行う、緊急連絡先の登録をもって入所を認めるなど、住宅困窮の居住の安定の観点から特段の配慮をお願いいたします。  このように書かれているわけです。この趣旨を宇佐市としてどのように踏まえたのか、説明してください。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(畑迫智統君)建築住宅課長の畑迫です。赤野議員の再質問にお答えいたします。  議員のおっしゃるとおり、令和二年二月二十日に国土総合整備局長通知と、及びその前に平成三十年三月三十日に同じく国土交通省住宅局住宅総合整備課長から、保証人の緩和については通知のほうが来ております。  その内容は、今、議員の指摘にもあったとおり、住宅困窮等の公営住宅への入居に支障が生じることのないよう、地域の実情等を総合的に勘案して適切な対応をお願いするというふうな内容でございました。  この通知を受けて、大分県のほうでは保証人の見直しを行っているところでおります。答弁でもあったとおり、そのときに保証人を二人から一人に、そして、保証人が見つからない方は、保証業者でもいいというふうな通知を、保証人でもいいような協議をいたしまして、県全体で条例改正を行ったところであります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)赤野道和君。 ◯三番(赤野道和君)そこのところ、認識のずれだと思うんですが、保証業者をね、安易にあっせんするというのはどうかなと思うわけですよ。保証業者ってお金がかかるわけで、低額所得の経費削減を図る方向、それならば、まずは連帯保証人の免除、これを優先すると、そういう姿勢を建築住宅課は持っていくべきじゃないかと思うんですが、いかがですか。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(畑迫智統君)再質問にお答えいたします。  一応、連帯保証人のほうは、今、二人から一人のほうに改正をしたところでありますけれども、連帯保証人というのはまだまだ大分県下のほうでもまだ必要であるというような考え方もありますし、そういったところから、連帯保証人を免除するのではなくて、一人は設けてもらう。見つからない方には、保証業者のほうで債務負担していただくというふうなことになっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)赤野道和君。 ◯三番(赤野道和君)六月議会では、生活保護受給のことについて、家賃は保護費の中で保証されるわけですから、連帯保証人等の免除を行って、保証業者を使わないでいいようにするのが道理ではないかと訴えたんですが、その後の検討はありましたか。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(畑迫智統君)再質問にお答えいたします。  六月議会では、県内他市の状況を勘案して調査研究してまいりますという回答を行いました。その後につきましては、保護廃止になったときや死亡になったときの対応等を、今、課内で協議をしているところです。保証人の免除の事例を、調査研究をして要綱等で示していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)赤野道和君。 ◯三番(赤野道和君)再度この制度の見直しを要求して、もう五項目めの質問に移ります。  五項目めの一点目からです。  最初の答弁で時間のことが言われました。終了時間につきましては、陽性の場合、医療機関の受診が必要となるので、平日は十七時まで、土曜は十二時までしているということでしたが、以前、宇佐市独自で四日市に抗原検査センターを開いていたときには、平日十九時まで開いていたと思うんですけども、どうしてそれが十九時、できないのか、もう少し分かるように説明願えませんか。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(瀧口広子さん)健康課長の瀧口です。再質問にお答えします。  実際、検査センター等で陽性になった場合、心配して医療機関にかかります。医療機関でする検査に、実はそこからまた、PCRでしたら、一時間かかると聞いております。そうすると、検査時間を下げることによって、また、その検査自体のさらなる検査の結果のお渡しがさらに時間がかかるということで、今回、県のほうで開設時間については、もう検査センターの事情、対応できる範囲の中で実施できるというふうに聞いております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)赤野道和君。 ◯三番(赤野道和君)最初の答弁でも、文章を何回も読むと、現在、市内の薬局で実施している無料検査は県の事業です。文の最後も、引き続き県に要望してまいります。県、県、県となるわけですね。私はそこがちょっと違うんじゃないかと。  二つ目の質問ですが、周辺地域への検査センターの増設の要求です。市民アンケートでも、四日市まで行かなくてもできるようにしてほしいといった声が寄せられています。宇佐市は面積が広く、この広さで検査センターが四日市に一つだけとは、少な過ぎると思われませんか。宇佐市の面積の約二九%の別府市では、無料検査所は、別府駅前の病院など市内で十か所に増えているそうです。あとは市の姿勢だと私は思います。  私たち日本共産党市議団が八月九日に申し入れた新型コロナウイルスの感染急拡大に対する申入れについての回答でも、県が実施している無料抗原検査についてですが、県によりますと、現在も随時検査機関を募集している状況とのことです。  市としましては、開設時間の延長や検査場所の増設等について県に要望を伝えてまいりますという答えで、傍観的、まるでよそ事です。宇佐市民の命を守るために、宇佐市がどう取り組むのかが問われていると思います。宇佐市が直接検査機関に働きかけて、増やしていくと。検査機関の採算が取れないなら、宇佐市独自で補助するなどして、宇佐市民の増設の要求を実現しようという姿勢に改める気はありませんか。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(瀧口広子さん)お答えします。  この事業につきましては、無症状の方の検査の対応になります。この対応については、医療的な医師の見解も踏まえまして、大分県としっかり協議して、開設等についても情報共有してしている次第です。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)赤野道和君。 ◯三番(赤野道和君)最後です。  この抗原検査の問題では、何度も言いますけども、大分県が実施しているので、点々々という構えではなくて、感染数の多い宇佐市として独自にできることを追求することを強く要望して、私の一般質問を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、赤野道和議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩いたします。  なお、再開は十五時三十分といたします。  暫時休憩します。                 休憩 午後三時二十分               ──────────────                 再開 午後三時三十分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。  十番 衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)すみません。皆さん、お疲れさまです。もう少し、一時間程度我慢していただいて、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、早速始めたいと思います。  一点目、アフターコロナからの観光振興について。  現在、アウトドアブームに乗り、宇佐市の大自然を活かして、観光客を呼び込む戦略を今考えるべきではないでしょうか。この場所として、絶景が楽しめること、のんびりリラックスできること、穴場のキャンプ場や農園内のキャンプ場、温泉つきキャンプ場、家族連れで楽しめる河川沿いなど、特色を活かした場所、山小屋や古民家など、院内、安心院、麻生、宇佐市内もありますが、など多くの地域を生き返らせる場所はあると考えますが、執行部の答弁を求めます。  二点目、民間やNPO企業などへそういう呼びかけを行い、支援金も用意すべきだと考えますが、答弁を求めます。  三点目、村まるごとツアー企画を行い、体験交流事業を立ち上げ、観光システムを構築し、宿泊、食、体験満足度を向上させる地域づくりを目指したらどうでしょうか。  二項目め、地方創生臨時交付金の有意義な活用について。  一点目、岸田首相が地方創生臨時交付金の追加を発表されました。物価高や、長期に及ぶ熱帯気候により電気代がかさみ、生活が厳しい状況が続いております。世帯所得二百万以下の世帯に、今こそ現金給付金を手渡すべきではないでしょうか。  二点目、プレミアム商品券の販売が開始されます。産業建設常任委員会で、商工会議所や商工会での手続作業の負担を考慮してもらいたい旨、質疑しましたが、どうなりましたか。  三項目め、子ども食堂とフードバンクについて。  一点目、宇佐市の子ども食堂は四件ですが、現在の状況、利用や曜日などをお聞きいたします。  二点目、子ども食堂の食材を、農家の商品にならないものや、誰でも気軽に置ける冷蔵庫ボックス、これは外に設置をすることは可能でしょうか、答弁を求めます。  四項目め、変異株(オミクロン株)置き換わりによる感染拡大について。  一点目、国立感染症研究所が、変異株(オミクロン株)が支配的な状況が世界中に継続している。ウイルス株のほぼ全てをオミクロン株が占め、BA・二系統、BA・二・一二・一系統、BA・四系統、BA・五系統で、BA・五系統が五三・五九%を占めている。その後、BA・五系統へ置き換わりが進んでいると分析をいたしています。ほとんどの形質がまだ明らかではなく、分類法も含めて動向を注視するとのコメントを出しています。政府も基礎疾患や高齢、障害など、重症化する国民を重要視する内容も検討に入っています。宇佐市として今後どのような見解をお持ちなのか、答弁を求めます。  二点目、ワクチン接種状況が、年代別に三回目、四回目の分析結果がどうなっているのかお聞きします。  三点目、宇佐市の病床使用率と重症化人数、死亡はいるのかをお聞きいたします。抗原検査センターの検査状況はどうか、検査キットの使用状況もお願いをいたします。  五点目、チャイルドシートの貸出しについて。  一点目、チャイルドシート貸出し補助のある自治体は、佐伯市、臼杵市、豊後高田市、豊後大野市の四市であります。子育て世代の一助として取り組むべきではないでしょうか。  六項目め、宇佐市の財政状況について。経常収支比率は固定費がかさむと悪化すると思われますが、国の財源を含む場合と含まない場合の数値をお示し願いたいのですが、答弁を求めます。今後、固定費の見直しをどのように行っていくのか、答弁を求めます。  以上、六項目、第一回目の質問をさせていただきます。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、衛藤義弘議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十番 衛藤議員の一般質問にお答えをいたします。  四項目め、変異株(オミクロン株)置き換わりによる感染拡大についての一点目、市としての今後の見解についてでありますが、オミクロン株の亜種であるBA・五は、感染力が大変強く、高齢等の重症化予防が課題となっております。  市としましては、BA・五はエアロゾル感染することから、小まめな換気、屋内でのマスクの着用、手洗い、三密の回避といった基本的な感染対策の徹底をお願いするとともに、高齢や基礎疾患のある方、これらの方と日常的に接する方は、人混みなど感染リスクの高い場所への外出は控えるようお願いをしているところであります。  また、ワクチン接種が重症化予防に有効とされておりますので、これまでと同様、宇佐市医師会や医療機関と予防接種体制を整えるとともに、接種券が届いた方には速やかな接種をお願いしております。  加えて、感染連鎖防止対策の啓発、新規感染が確認された事業所を対象とした抗原検査キットの無料配付なども継続して取り組んでおります。  今後とも、国、県や関係機関との連携を図りながら、新型コロナウイルス感染症対策に努めてまいります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に一項目め、アフターコロナからの観光振興についてと、二項目め、地方創生臨時交付金の有意義な活用についての二点目を経済部長 出口忠則君。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)経済部長の出口でございます。十番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、アフターコロナからの観光振興についての一点目、アウトドアブームに乗り、宇佐市の大自然を活かし、観光客を呼び込む戦略を今考えるべきではについてと、二点目、民間やNPO、企業などへ呼びかけ、支援金も用意すべきについては、関連がありますので、一括してお答えします。  現在、コロナ禍で、密を避けられることから、アウトドアブームとなり、大自然の中でのキャンプが注目されており、本市においても、岳切渓谷や安心院家族旅行村のほか、アフリカンサファリ内でのキャンプなど、他とは違うキャンプ場が人気となっています。  また、議員御指摘のとおり、既存のキャンプ場に限らず、地域の特色を活かした特別な体験ができる場所がまだまだ地域に存在しており、まちづくり協議会をはじめとする地域の活動団体には、地域資源を磨き、新たな観光スポットとして人を呼び込む仕掛けを模索している団体が多数あると認識しております。  市としましても、関係施設や地域活動団体などと連携し、国、県の支援事業を紹介するとともに、市単独補助金やふるさと応援寄附金などにより、可能な限り支援してまいりたいと考えています。  三点目、村まるごとツアー企画を行い、体験交流事業を立ち上げ、観光システムを構築し、宿泊、食、体験満足度を向上させる地域づくりを目指してはについてですが、村まるごとツアーについて調べたところ、大自然を活かし、何もないこと、不便さを逆手に取り、農業体験やものづくり体験、カヌーやトレッキングなどの自然体験、農泊体験などを村全体で取り組み、地域づくりにつなげている事例がありました。  本市では、安心院地域で実施しているグリーンツーリズムにおいて、昨年十二月に、大手旅行会社が地区のまちづくり協議会や地域住民と連携して、郷土料理やしめ縄づくり体験、フットパスなどを絡めた一週間のツアー企画等も実施し、参加の満足度も高かったと聞いております。  また、市観光協会による体験型コンテンツの造成、千年ロマン観光圏での体験型ツアー造成などを行っており、村まるごとツアーとはいきませんが、引き続き、本市ならではの体験、食、宿泊などを盛り込んだツアーを地域と連携し、構築していきたいと考えています。  次に、二項目め、地方創生臨時交付金の有意義な活用についての二点目、プレミアム商品券事業における商工会議所や商工会職員の手続作業の負担軽減についてですが、現在、宇佐商工会議所及び宇佐両院商工会で実施しているプレミアム商品券事業につきましては、九月九日が申込み期限となっており、その後、抽せんを経て、九月二十五日から引換え及び利用が開始されます。  今回、宇佐商工会議所及び宇佐両院商工会と、前回商品券事業の課題の洗い出しと解決策について事前協議を行いました。この中で、使用期間について可能な限り延長を図るなど、事務負担の軽減についての課題を共有し、その解消に努めております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目め、地方創生臨時交付金の有意義な活用についての一点目と、六項目め、宇佐市の財政状況についてを、総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)総務部長の祥雲でございます。十番 衛藤議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、地方創生臨時交付金の有意義な活用についての一点目、物価や電気代が高騰する今こそ現金給付をするべきではについてですが、報道によると、先般、政府が開催した物価賃金生活総合対策本部の会合において、肥料価格高騰対策や地方創生臨時交付金の増額などが検討されたとのことです。  そのうち交付金に関しては、今年度の予算額一兆円のうち、既に八千億円が先行して交付されていますが、今のところ、増額幅などの詳細については国から提示がございません。そのため、現時点において、使途に関する具体的な協議には至っておりませんが、交付決定後、できる限り速やかに追加支援策が構築できるように、市民や事業ニーズの把握に努めてまいります。  次に、六項目め、宇佐市の財政状況について、経常収支比率の国の財源を含む場合と含まない場合の数値、今後の固定費の見直しについてですが、経常収支比率は、義務的経費である人件費、扶助費、公債費に加え、物件費など、毎年度経常的に支出される経常経費に充当された一般財源が、地方税、普通交付税を中心とする毎年度経常的に収入される一般財源、減収補填債特例分及び臨時財政対策債の合計に占める割合で、この割合が高いほど、経常的に収入される一般財源に余裕がないことを示しております。  本市の令和二年度の経常収支比率は九五・九%で、直近三か年は、おおむね九六%で推移いたしております。  算定における国の財源についてですが、経常的な扶助費などの各事業に対する国庫支出金は事業に充当すべき財源で、それら以外の国庫支出金については算定に含まれないため、経常収支比率は変わるものではございません。
     また、固定費の見直しについては、今後の医療費、社会福祉費などの扶助費の増嵩が懸念されるため、固定費である公共施設の老朽化に伴う修繕料や維持補修費などの縮減を図る必要があると考えております。  今後も施設の長寿命化計画による計画的な更新、市公共施設等総合管理計画に基づく施設総量の縮減、更新の際の施設の複合化などに引き続き取り組んでまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に三項目め、子ども食堂とフードバンクについてと、四項目め、変異株の置き換わりによる感染拡大についての二点目及び三点目と、五項目め、チャイルドシートの貸出しについてを、福祉保健部長 垣添隆幸君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(垣添隆幸君)福祉保健部長の垣添でございます。十番 衛藤議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、子ども食堂とフードバンクについての一点目、子ども食堂の現在の状況はについてですが、本市が現在把握している子ども食堂は五か所で、今年度中にもう一か所、開設予定となっております。  現在の開催状況については、曜日を決めての月一回開催や不定期開催、二か月に一回の開催、また、夏休みには回数を増やす等、子ども食堂ごとに様々となっております。  また、食事の提供方法についても、子ども食堂での提供や弁当の配達や食品の配布等も各運営に委ねられております。  二点目、子ども食堂の食材として、誰でも気軽に置けるような冷蔵庫ボックスを外に設置することは可能かについてですが、現在フードバンクを運営する市社会福祉協議会にお伺いしたところ、農家などから食材の提供があった場合、各子ども食堂へ連絡し、基本的には対面での受け取りをお願いしているということでした。これは、ほとんどの食材が野菜や生物等、鮮度の高いものが多いため、安全面、防犯面や衛生管理を考慮しての対応とのことでございました。  続きまして、四項目め、変異株(オミクロン株)置き換わりによる感染拡大についての二点目、ワクチン接種状況についてですが、八月末時点の三回目の年代別接種率は、十代、十二歳以上となりますが、これが四三%、二十代が五一%、三十代が五一%、四十代が六四%、五十代が七七%、六十歳から六十四歳が八〇%、六十五歳以上が九一%となっており、若い世代の接種率が約五〇%と低い状況です。  四回目接種の対象は、六十歳以上と、十八歳以上で基礎疾患等がある、医療機関や高齢施設等の従事となっており、八月末日の接種率は、六十歳以上が約五二%、十八歳から五十九歳は千二百九十人が接種しています。  三点目、宇佐市の病床利用率と重症化人数、死亡、抗原センターでの利用状況、検査キットの使用状況についてですが、県によると、病床数は四十九病院、五百二十九床、宿泊療養施設は、十一棟、千三百七十床を確保しています。八月末時点の重症用病床使用率は一四%、病床使用率は五五%、死亡数は二百七十九名となっておりますが、市町村別には公表しないということです。  また、県の無料抗原検査機関ですが、県内では八十二か所あり、市内では一か所の薬局で行っております。利用数については公表されておりません。特に、七月以降はかなり多くの方が利用されているようでございます。  なお、本市で令和三年十一月から、新規感染が確認された事業所に対して抗原検査キットを配付しており、八月末時点で百九十五か所の事業所に五千八百五十三個、配付しております。  次に、五項目め、チャイルドシートの貸出しについて、子育て世代の一助として取り組むべきではについてですが、県内では四市でチャイルドシートの貸出しを実施しております。市が直接貸出ししている臼杵市、民間に委託している豊後高田市、民間が実施している豊後大野市、制度として定めてはいませんが、ニーズに応じて対応している佐伯市と形態は様々となっております。  チャイルドシートの貸出しについては、安全点検、衛生面の管理、保管場所の確保など様々な問題が想定されております。そこで本市では、チャイルドシート等の育児用品に対する保護のニーズは各家庭で異なることから、総合的に判断し、出産、小中高校入学等の祝い金を支給する、すくすく子育て祝金事業を実施しているところでございます。  以上で答弁は終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十番 衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)それでは、順次、再質問を行います。  まず、アフターコロナからの観光振興についてでございます。先ほどキャンプ場についてはお話がございました。今、このアフターコロナの状況の中で、やっぱり屋外ということで、キャンプ場がすごい人気を博しています。  これはちょっと中国なんですけどね、中国はキャンプエコノミー、二〇二一年、七八%成長、三年後は一兆円市場となるような話もございます。  日本でもね、アウトドアの要求が盛り上がりを見せています。メガトレンドマーケットということで、これを今、活かさない方法はないと、私も考えています。  ちょっと参考にですね、アウトドア的な分野から、豊後大野市、現在、人口三万五千人ですけど、その人口の四四%が超高齢化ということで進んでおります。  そこで、いいサウナ研究所というところがありましてね、代表の高橋ケンさんという方が、点ではなく面の戦いを打ち出して、アウトドアサウナ協議会を発足。皆さんも御存じと思いますが、稲積鍾乳洞にテントサウナを設置ができて、鍾乳洞の入り口の水風呂に、サウナ、一時間程度入って、そこがすごいきれいな場所で、泳ぐこともできるし、いろんなことに使われているみたいです。  そういうこともあるし、これも豊後大野市なんですが、河川を利用してのテントサウナとか、そういったことで、すごいアウトドアの戦略を打ち出しています。  まだほかにもたくさん豊後大野市には、いろんな地域でそういった計画で実際にやられています。  そこはですね、豊後大野市のアウトドアサウナが大分県のランキングで全て上位を占めているということです。豊後大野市は、九州のサウナ旅というのがあるんですね。それの王道ルートに入っていて、今現在、客がどんどん入ってきているという状況でございます。  その辺でですね、あとは場所選定や、やり方とか、そういう代表の方からいろんな面で話を聞いたりしてですね、そういう活かす方法があるのではなかろうかと思うんですが、その辺、ちょっと答弁をお願いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)観光・ブランド課長。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)観光・ブランド課長 出口でございます。再質問にお答えします。  御指摘がありましたように、豊後大野市はですね、温泉県大分にありながら温泉がないというようなキャッチフレーズですね、よく、今、メディアとかでも取り上げられていることは承知しております。  おっしゃるようにアウトドアブームでございまして、答弁でも申しましたけども、岳切渓谷、家族旅行村、アフリカンサファリもしかり、そしてよかろうパークとかもありますけども、そういった部分は、観光商談会とかでもですね、取り上げてアピールしているところでございます。  サウナにつきましては、今ちょっと、宇佐市として取り上げて、そこを前面に打ち出していくというやり方は取っておりませんけども、今、議員が御指摘で、そういった仕掛け人の方に情報を聞いたらいかがかというようなことだったかと思うんですけども、サウナに限らずですね、アウトドアに取り組むときに、そういった関係の成功事例を含めて参考に聞かせていただくということをやりたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)ちょっと今、宇佐市内にあるキャンプ場で、どのくらいの人数が来られているのか、ちょっと、もし分かればお聞きしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)観光・ブランド課長。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)お答えしますといいますか、すみません、私のところでその数字を、今、把握、資料を持っておりませんので、お答えできることができなくて申し訳ありません。 ◯議長(衛藤博幸君)いいですか。安心院支所産業建設課長。 ◯安心院支所産業建設課長(福原重幸君)安心院支所産業建設課長の福原です。  家族旅行村には、オートキャンプ場と個人テントでも利用するキャンプ場がございます。こちらのほうの利用状況について、ちょっと報告したいと思います。  一昨年、二年度につきましては千百九十六名、令和三年度につきましては千五百九十六人で、今年、令和四年度につきましては、四月から七月の四か月間ではありますけれども、九百十名と、コロナ禍においても一応右肩上がりの状況であるということは一応把握しております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(佐藤竜二君)院内支所産業建設課長の佐藤です。院内、岳切渓谷キャンプ場について御説明いたします。  岳切渓谷キャンプ場は令和元年にリニューアルしまして、コテージとオートキャンプ場とを設置しております。来場数なんですが、令和二年度になりますと、三万七千六百六十八人の方が来場しております。宿泊につきましては千九十人となっております。昨年の令和三年度につきましては、観光客が二万四千六百十七人、宿泊客が千三百二十六人というふうになっております。  以上であります。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)岳切とかはですね、非常に有名になっているんで、福岡とか、そういったところからもかなりの客が来ているのかなとは想定しています。  結局ですね、この社長、代表が言われているんですけど、この代表がですね、やっぱり高齢化している中で、自分の地域というか、全体ですけど、豊後大野市内をうまく活用しながら、生きた観光客を呼び込む、そういう戦略が功を奏して、だから、そういうことで、点ではない面、面の戦いをということで打ち出しをされています。だから、アイデアと思います。  次にちょっと説明をさせていただきますが、部長以下、職員の皆さん、努力しているとは思いますが、今回、ちょっと次の項目の分でね、まるごとツアーの件をちょっとお話をさせていただきたいと思います。市長、副市長、ぜひ聞いていてください。結構すごい方が登場します。  ちょっとお話をさせていただきます。  実は、山梨県の小菅村、これは都市部から多分車で二時間半ぐらいかかる先なんですね。ここがですね、本当に、もう山、山裾に民家がずっとあるだけの村でした。そこをですね、ある程度はですね、観光客が二千人ぐらい来ていたのが七百人ぐらいになって、地方創生を目指してね、活性化を取り組むまるごとホテルツアー、村ごとツアーということで、ごめんなさい、年間の観光客が、年間八万人が、二〇一四年には八万人、二〇一九年は年間十八万人が訪れる、今も増え続けるんですが。そして、今ではですね、二十二世帯の七十五名の子育て世帯が移住をされているということで、児童数も増えていっています。  新たなベンチャー企業が五社、誕生していまして、これは当時の村長さんの発案で、全国四十九地域で伴走型コンサルティングを展開している地方創生事業会社、株式会社さとゆめ、ここの社長が嶋田俊平さんという方なんですが、ここの会社のメンバーがですね、すごくて、社長が京大出身、東大出身とか、金沢工業大学とか、三菱重工に勤めている方とか、日本大学理工学部とかね、いろんな人材がいます。  そこが地方創生、各地域をよみがえらせるということで、きっかけはそういうことで、役場から連絡が入って、それからその企業が入ってきて。内容はね、百五十年の古民家をホテルに再生しています。村民が全て関わっていて、村民一人一人がホテル運営に関わる、ホテルコンシェルジュ。日替わり客がほとんど村に金が落ちる仕組みをつくっているということで、分数村民制度、村に愛着を持ってくれる人はみんな村民という考え方。送迎も元役場の職員などが行っています。  社長さんいわくですね、計画や戦略だけをつくって、あとは地域に任せるのはむちゃな話、実現するところまでサポートするということです。地域は何もない。何もないからよい。そこからスタートをするということで、社長の一つの戦略です。  九州ではですね、熊本県の五事業を立ち上げています。全部でですね、四十九地域でその活動を行っておりまして、ほとんどの地域が成功しております。そういう事例を差し上げました。  やっぱり行政がするというのが限界があるんですね。多分地方創生、国の地方創生、そういった事業の補助金もあると思います。そういうのを利用していただきながら、その方たちが、例えば宇佐市に入り込んできて、いろんなとこを見ながら、多分そこで、ここはいけるという判断をすれば、そこを再生していくというような流れがありましてね、もう一応部長にはある程度はお話しさせていただいているんですが、ちょっと見解をお願いしたいと。 ◯議長(衛藤博幸君)観光・ブランド課長。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)再質問にお答えします。  村まるごとツアーということで御質問いただき、また、議員のほうからさとゆめのお話を伺いましたので、私も調べてみました。  見解をということですけども、まず、おっしゃるように、いろんなところをですね、手がけて、そこにビジネスを立ち上げ、成功させていると。一番に感じましたのは、観光という枠をもうはるかに超えたですね、地域づくりと、一つの、地方創生とおっしゃっています。もう一つの地域をつくっていくというようなイメージかなというふうに思いました。  内容を見ると、そういったまるごとホテルであったりするところもあるし、特産品の開発であったりとかですね、いろんなことがあって、とにかくそこに新たなビジネスを起こして再生していくんだというような、そんなイメージを持ちました。  議員がおっしゃるように伴走型ということで、そこも特徴として書いておりまして、感じましたのは、例えば、コンサル会社ではありますけども、従来型の行政が何か仕様書をつくって委託します、お願いします。そういった世界ではなくてですね、何といいますか、人から始まっていくといいますか、そこの地域の熱い思いを持った方と一緒になって、ずっと最後までやっていく、そんなイメージの会社かなというふうに思います。  ですので、なかなか、じゃあ、宇佐市もここでこれをお願いしようとか、それがもう、すぐ一朝一夕には難しいなという感じは持ちました。貴重なそういう成功事例もいただきましたので、できる部分ですね、そういったまるごとツアー、まるごと大ホテルとかいうのはちょっと難しいかもしれないんですけども、いろんな宇佐市も、まちづくり協議会とか地域の活動団体で頑張っている方がいらっしゃいますのでですね、そういったヒントにはなればいいかなというふうには思っていますので、そういったときに、そういうところにちょっと相談してみるとかいうのはあるかなというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)こういう企業があったということで、非常に、さっきの観光だけじゃなくて、全て、移住も含めてとか、いろんなやり方、古民家、空き家を利用したとか、非常に宇佐市にも共通する面がたくさんあると思うんで、その辺は積極的に、ひとつ、部長、努力をしていただきたいなと思っていますので、よろしくお願いします。  それでは、次に地方創生臨時交付金、これも、前回も私、質問させていただいています。先般、宇佐市の平均所得が二〇二一年度の平均で二百八十五万四千二百六十円、全国市町村ランキングで九百四十八番目ということで、一世帯当たりの生活できる所得境界値は四百二十七万円ということで、それから比べたらかなり減っているということです。現在は、共働きでやっと生活ができている状況もかなりあると思います。社会人五百人に調査した結果ですね、余裕のない派が七一・二%という、結構高い調査が出ております。  そういうことで、私も、今回、多分政府のほうで、今日の大分合同新聞に出ていたんですが、住民税非課税世帯に一律一人五万円というような話が、記事が出ていました。ちょっとその辺、もう住民税非課税世帯ということで、地方創生臨時交付金は今後どういうふうになるのかちょっと分かりませんが、そういうことで、現実は、そういう住民税非課税世帯の方たちには恩恵は来るけど、それをもう本当超えて、所得の低い貧困って結構おられると思います。その辺のちょっと見解をお聞きしたいなと思っています。 ◯議長(衛藤博幸君)行財政経営課長。 ◯行財政経営課長(岩男博文君)行財政経営課長の岩男です。再質問にお答えします。  本日の新聞報道等に、住民税非課税世帯に五万円給付というところでの、詳しい内容はまだ知る状況ではございません。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金ということでの増額の指示も出ているということで、そこは自由度には使えるとは思うんですけど、一昨年来、場面場面で使い方、使途が指定されていますので、そういった具体的に示された中で、宇佐市の独自施策ですね、については、各課がどういった分野が必要としているのかという事業構築も必要となるとは思いますし、国が直接示すこの五万円の給付という部分については、対象となる方にいち早く届けられるような予算の編成に努めていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)ちょっと政府の動向を見ながら、また、検討できる部分については検討していただきたいなと思っています。  それでは、三点目の子ども食堂とフードバンクについて、子ども食堂へのフードバンクからの、今、支援はどういうふうになっているのか、お聞きしたいなと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(西田洋子さん)子育て支援課長の西田でございます。再質問にお答えいたします。  フードバンクはですね、今、市の社会福祉協議会のほうがされていますが、そちらのほうにですね、食料品等をですね、市民の方から頂いた場合ですね、どういった方にお届けしたらいいですかということで、子ども食堂を指定された場合に、子ども食堂のほうにすぐにお届けしているということです。  お届けしている食材の主なものにつきましては、季節に応じた野菜であったり、果物、お米、菓子類、飲料などとなっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)それで、結構、子ども食堂への支援が、農業関係がですね、非常に取り組んでいる例が多いんですね。  何点かちょっと紹介します。群馬県安中市、ここは寄附に頼らない地元農家からの食材提供とかですね、食材をどうやって確保するのかとかいうことで、共同農園をつくるきっかけ、また、子ども食堂への自立を目指しているということがこの安中市。  東京の足立区は、地域住民や自治体が主体となって、無料や低価格で提供しているということで、五十から六十世帯分、現在支援を拡大しているということで出ています。  宇佐市には農家さん、たくさんおられますし、そういった方たちをどうやって結びつけていくかというのは、行政のほうもできるのではなかろうかと思うんですが、その辺の見解をすみません。 ◯議長(衛藤博幸君)農政課長君。 ◯農政課長(久保嘉久君)農政課長の久保でございます。再質問にお答えします。  子ども食堂での利用やフードバンク等々の利用に関しまして、私どものほうにも農家さんからそういった利用の申込み、また、使い方の要望何なりはあっております。先ほどの答弁でもありましたように、各農家さんの量や、季節的な生鮮食品の扱い方、また、受け入れるところの組織や施設の拡充等々の問題等々もありますので、そこら辺のマッチング、そして農家さんへの情報提供などを今後とも継続的に行っていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)ぜひ、よろしくお願いしたいと思います。  それではですね、ワクチン、オミクロン株の件ですが、先ほどの、一応、年齢別の人数をお聞かせいただきました。やはり若い方たちの、三回目、四回目の接種が進んで、四回目はですね、まだまだ今からだろうと思うんですが、三回目についても、やはり免疫力が半年ぐらいでもう少なくなるということで、その辺がやはり、こういう拡大も進めているのかなという思いがしています。  今後ですね、接種率をどのように上げていくのか、お聞きします。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(瀧口広子さん)健康課長の瀧口です。再質問にお答えします。  まず、受けていない人の対策というと、未接種対策ということになりますが、ちょうど九月に入りまして、新たにワクチン接種でワクチンが薬事承認される流れがございます。それに伴って、対象が十二歳以上で五か月以上たったというふうに拡大される流れがあります。今、その情報が入っておりますので、そうなりますと、五か月たった方に、順次、接種体制を整えて接種券を配送するようになります。それは対象が、初回接種が済んだ方の、その後の接種券の配送ということになりますので、それに合わせて、今受けられていない、既に五か月たって、受けられていない方には、もう接種券が届くという流れになりますので、それと併せて未接種対策に取り組むということになります。  以上です。
    ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)もう、とにかく、やはりワクチンかなという思いはしています。感染は拡大するというのは、免疫力がやっぱり落ちたりしている方から進んでいくのかなと思っていますので、ぜひよろしくお願いをしたいと思います。  それでは、続きまして、もう時間があまりないんで、五点目のチャイルドシートの貸出しで、先ほど説明をしていただきました。特に、私、もう本当、あんまり隣のことは言いたくないんやけど、豊後高田市、もうここはですね、何かジュニアシート、ベビーバス、ベビーチェア、ベビーカー、ベビーラック、ベビーベッド、そしてチャイルドシート、レンタル金額も安価ということで、やはり出生率を上げていく戦略の中で、やっぱりそういった環境づくりは必要になってくるのかなと思いますが、生きた政策をね、しっかりやっていくのも必要ではないかと思うんですが、答弁をお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(西田洋子さん)子育て支援課長の西田です。再質問にお答えいたします。  まず、宇佐市のですね、すくすく子育ての祝金にちょっと触れさせていただきます。  すくすく子育て祝金はですね、平成二十八年度から実施して、出産祝い金として五万円を交付しております。チャイルドシートがですね、新品でも約八千円程度から購入ができるということで、祝い金につきましては、子育て世代の方から御好評をいただいているところでございます。  先ほどですね、貸出しにつきましては、チャイルドシートをですね、義務づけされているのは六歳未満までで、本市では、対象が約千六百人ほどいらっしゃいます。その方々にですね、公的に対応できるようなチャイルドシートの貸出しの数と、また安全点検、衛生面の管理、保管場所等の確保を考慮いたしますと、実施につきましてはなかなか難しいのかなというふうに考えております。  また、これまでにですね、チャイルドシートの貸出しについては、本課に一件、御連絡がございまして、孫がですね、遠方からお盆に帰省するということで、チャイルドシートの御相談がございました。本市につきましてはですね、育児用品につきましてはですね、制度はありませんが、ニーズに応じて対応はしているところです。  そんな中でですね、チャイルドシートにつきましては、市内のですね、民間の助産所やですね、児童福祉施設等でですね、無償譲渡等を行っておりましたり、市内の方が利用できるチャイルドシートのレンタル店などをですね、情報を御案内しているところです。  今後もですね、子育て世代の育児用品の相談につきましてはですね、譲りたい方と譲ってもらいたい方のですね、情報を、子育て支援団体とのネットワークを活かしながらですね、寄り添った支援を心がけていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)西田課長、たくさん答弁していただいてありがとうございますが、時間があんまり、もうなくなりましたので、次、行きます。  宇佐市の財政状況についてです。ちょっと答弁いただきましたが、今後ですね、どういうふうに、常に見直しを図っていかないと悪いと思っているんですが、執行部から、今後のことについてお聞きをしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)行財政経営課長。 ◯行財政経営課長(岩男博文君)行財政経営課長の岩男です。再質問にお答えします。  固定費の見直しということで、例えば、市民に係る費用等につきましては、少子高齢化等による、その行政ニーズの変化等ございますので、当然ながら、見直しながら予算編成が必要だと考えますし、例えば、固定費、市役所の事業運営に係る経費につきましては、業務改善に当たるかと思いますので、業務内容であったり、組織構造の見直し、また、国等も推進しておりますAI、RPA等のICT技術ですね、の活用したところの省力化を推進する必要があるものと考えています。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)ありがとうございます。とにかく常にアンテナを張っていただきながら、改善をしながら、また、見直しもしながら行っていただきたいなと思っています。  やはり、固定費、企業と一緒です。固定費が重なっていけば、やっぱり業績も悪化するという状況がありますので、その辺はよろしくお願いしたいと思います。  それでは、次ですね、クラウドの件で質問をさせていただきます。  ハイブリッドクラウド時代に現在直面をして、IT環境のクラウド化が進んでいきます。今後、そういう市のクラウド予算、各部署ごとにあるのと、統合が図られている部分もあろうかと思うんですが、その辺で、課長のほうからちょっと答弁をお願いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤議員、どの項目でしょうかね。 ◯十番(衛藤義弘君)財政状況です。 ◯議長(衛藤博幸君)財政の関連で、総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)総合政策課長の本浪です。再質問にお答えします。  本市ではですね、平成二十三年度から、県下に先駆けまして、三市でですね、基幹系の情報システムについては自治体クラウドで運用しております。また、最近でいうと、住民票のコンビニ交付ですね、これもクラウドで運用しています。また、庁舎移転に際しまして、サーバー室を設けていますので、健康管理システム等は自社構築のですね、独自サーバーを活用しております。それぞれやはりメリットがありますので、それをうまく組み合わせてですね、ハイブリッド型でですね、効率的な運用を図っているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)情報システム関連で予算がどのぐらい使われているのか、ちょっとお聞きします。 ◯議長(衛藤博幸君)大丈夫ですか。総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)お答えします。  今年度ベースでいきますと、約三億五千万円ほどでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)結構な金額で、各自治体、それぞれ努力をしながら予算を、運用方法を変えたりですね、そういう形をされているところもあります。  これがですね、平成二十三年にですね、システム共同運用負担金というのが県の監査で指摘を受けたことがありました。その中で、その負担金について、例えば……。終わりましたね。失礼しました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、衛藤義弘議員の一般質問を終結いたします。  ただいま市政一般質問に対する質問の途中ではありますが、本日はこの程度にとどめます。  次の本会議は明日八日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、ここで議会事務局長より発言の申出がありますので、許可いたします。  議会事務局長、尾方勇司君。 ◯議会事務局長(尾方勇司君)皆様、お疲れさまでございます。議会事務局長の尾方でございます。  議案質疑についてお知らせいたします。  議案質疑の通告は、九月九日の午前十時までとなっております。  議案質疑は通告なしでも行うことは可能でありますが、的確な答弁説明を求めるため、議案等に対する質疑がありましたら、できるだけ事前通告をお願いいたします。  なお、自己所属の常任委員会に関する議案につきましては、質疑は控えると内規及び先例に規定しておりますので、御注意ください。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、本日はこれにて散会いたします。  長時間にわたり、御苦労でございました。                     散会 午後四時三十二分 宇佐市議会...