宇佐市議会 2022-02-25
2022年02月25日 令和4年第2回定例会(第3号) 本文
2022年02月25日:令和4年第2回定例会(第3号) 本文 (347発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード ○ 会 議 の 経 過 (三日目)
開議 午前十時〇〇分
◯議長(衛藤博幸君)皆さん、おはようございます。
ただいま出席議員は二十一名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。
令和四年三月第二回宇佐市議会定例会を再開いたします。
これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、昨日に引き続き、市政一般に対する質問となっております。
新型コロナウイルス感染症対策として、シフト表二のとおり、議員の皆さんの御移動をお願いいたします。
~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~
◯議長(衛藤博幸君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。
通告がありますので、順次発言を許します。
市政一般に対する質問一覧表(令和四年二月二十五日)
┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓
┃ 発言者 │ 発言の要旨 │ 答弁を求 ┃
┃ │ │ める者 ┃
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┃二番 │一、漁業関係について │市長、教育長┃
┃吉田泰秀君 │ (1)新型コロナウイルス第六波の影響で大 │および ┃
┃ │ 分県も蔓延防止になるなど今までにな │担当部課長 ┃
┃ │ い状況にあるので、今後も魚価の低下 │ ┃
┃ │ や魚が売れないなどの影響が想定され │ ┃
┃ │ るが漁業者の生活を守るために
長期的 │ ┃
┃ │ な支援が出来ないか。 │ ┃
┃ │ (2)漁業者の高齢化が目立つが
後継者育成 │ ┃
┃ │ や新たに漁師になる人のための支援が │ ┃
┃ │ 出来ないか。 │ ┃
┃ │二、宇佐市の新庁舎に関して │ ┃
┃ │ (1)宇佐市役所が建て替わり、旧庁舎と新 │ ┃
┃ │ 庁舎での水道光熱費などの違いは。 │ ┃
┃ │ (2)安心院複合支所の水道光熱費などの違 │ ┃
┃ │ いは。 │ ┃
┃ │ (3)新庁舎になってからの各部署の節約に │ ┃
┃ │ 関しての取り組みはあるか。 │ ┃
┃ │三、都市公園に関して │ ┃
┃ │ (1)今、宇佐市にいくつの都市公園がある │ ┃
┃ │ か。 │ ┃
┃ │ (2)都市公園に関しての管理状況はどうな │ ┃
┃ │ っているか。 │ ┃
┃ │ (3)身近な都市公園を利用して、小学校の │ ┃
┃ │ 学年別で課外授業に活用出来ないか。 │ ┃
┃ │四、安心院の家族旅行村に関して │ ┃
┃ │ (1)安心院にとって家族旅行村はなくてはな │ ┃
┃ │ らない施設だと思う。中でも温泉施設は │ ┃
┃ │ 利用客が大変多い。その温泉施設が老朽 │ ┃
┃ │ 化や温泉の湯量に問題があるため、利用 │ ┃
┃ │ 者の低下につながっている。このような │ ┃
┃ │ 問題に関してどのように捉えているか。 │ ┃
┃ │ また、建て替えなど今後の計画はある │ ┃
┃ │ か。 │ ┃
┃ │ (2)家族旅行村を利用して、安心院の観光 │ ┃
┃ │ 拠点に出来ないか。 │ ┃
┠──────┼─────────────────────┼──────┨
┃一番 │一、SNSを活用した災害情報発信につい │市長、教育長┃
┃河野健治朗君│ て │および ┃
┃ │ (1)近年、自治体からホームページや
SN │担当部課長 ┃
┃ │ S等で災害情報を発信することが多く │ ┃
┃ │ なっている。本市においても
公式SN │ ┃
┃ │ Sの積極的活用が行われているが、災 │ ┃
┃ │ 害情報の発信や収集はどのように行っ │ ┃
┃ │ ているか。 │ ┃
┃ │ (2)本年一月二十二日の日向灘地震の際は │ ┃
┃ │ どのような対応を行ったか。 │ ┃
┃ │ (3)正確な最新情報がどのページに反映さ │ ┃
┃ │ れているか、市民に分かりやすく周知 │ ┃
┃ │ するべきと思うが市の見解は。 │ ┃
┃ │二、空き家対策について │ ┃
┃ │ (1)高齢化が進み、独居老人や高齢世帯が │ ┃
┃ │ 増加している中、空き家発生の要因は │ ┃
┃ │ 所有者死亡が最も多く、別の住宅や老 │ ┃
┃ │ 人福祉施設への転居がこれに次いでい │ ┃
┃ │ ると言われている。今後、高齢化が更 │ ┃
┃ │ に進むことにより、空き家の数はさら │ ┃
┃ │ に増えていくことが予想されるが、本 │ ┃
┃ │ 市の現状と課題をどのように分析して │ ┃
┃ │ いるか。 │ ┃
┃ │ (2)空き家対策として、まずは発生を予防 │ ┃
┃ │ することが必要だと思うが市の
対応 │ ┃
┃ │ は。 │ ┃
┃ │ (3)今後の対策として、宇佐市
空家等対策 │ ┃
┃ │ 計画の周知を積極的に行い、相談会や │ ┃
┃ │ 講演会を開催して管理不全の解消へ向 │ ┃
┃ │ けた取り組みを検討できないか。 │ ┃
┃ │三、駅館川左岸河川敷駐車場の今後につい │ ┃
┃ │ て │ ┃
┃ │ (1)新庁舎が完成し、河川敷駐車場の使用 │ ┃
┃ │ も少なくなっている。今後の
使用方針 │ ┃
┃ │ についてどのような計画があるか。 │ ┃
┃ │ (2)この際、東京二〇二〇オリンピックで │ ┃
┃ │ 新競技に採用された
アーバンスポーツ │ ┃
┃ │ に着目し、それらの競技ができるスポ │ ┃
┃ │ ーツパークを計画して、
スポーツツー │ ┃
┃ │ リズムの推進に取り組んでみては。 │ ┃
┃ │四、内水氾濫の防止対策を求めて │ ┃
┃ │ (1)閤地区雨水排水路整備は、平成三十年 │ ┃
┃ │ 着手より四年経過したが現在の
進捗状 │ ┃
┃ │ 況と今後の計画は。 │ ┃
┃ │ (2)県道四十四
号宇佐本耶馬溪線宇佐合同 │ ┃
┃ │ 庁舎付近において、豪雨時、用水路に │ ┃
┃ │ 大量に雨水が流れる影響で、空き地の │ ┃
┃ │ 水没や水路の氾濫が発生している。住 │ ┃
┃ │ 宅地の増加による影響も考えられるが │ ┃
┃ │ 市の対応は。 │ ┃
┃ │五、豊川小学校増築計画について │ ┃
┃ │ (1)現在までの進捗状況は。 │ ┃
┃ │ (2)今後、学校・保護者・地域に対して説 │ ┃
┃ │ 明会などの計画があるか。 │ ┃
┠──────┼─────────────────────┼──────┨
┃八番 │一、新型コロナウイルス感染症について │市長および ┃
┃多田羅純一君│ (1)三回目接種(追加接種)の接種状況は │担当部課長 ┃
┃ │ 順調か。 │ ┃
┃ │ (2)国では五歳~十二歳未満の子ども迄、 │ ┃
┃ │ ワクチン接種の対象が拡大されたが効 │ ┃
┃ │ 果や安全性はどう考えているか。 │ ┃
┃ │二、和間海浜公園について │ ┃
┃ │ (1)管理棟にある漁業に関する様々な展示 │ ┃
┃ │ 品や資料等が眠っている。今後、市と │ ┃
┃ │ してどの様に生かしていくのか。 │ ┃
┃ │ (2)管理棟の建物は老朽化が進んでいるが │ ┃
┃ │ 建て替え等は検討されているのか。 │ ┃
┃ │ (3)公園内でマムシが多いと聞く。駆除す │ ┃
┃ │ る事は出来ないか。 │ ┃
┃ │ (4)盗難による被害も発生している。
公園 │ ┃
┃ │ 内に防犯カメラは設置出来ないか。 │ ┃
┃ │三、都市公園トイレの管理について │ ┃
┃ │ (1)トイレ洋式化の推進は検討されている │ ┃
┃ │ のか。 │ ┃
┃ │ (2)子どもが使いやすい様、
子ども用補助 │ ┃
┃ │ 便座等は検討出来ないか。 │ ┃
┃ │四、
UIターン者等奨学金返還支援事業に │ ┃
┃ │ ついて │ ┃
┃ │ 対象が市内在住者に拡大されたが今後 │ ┃
┃ │ の周知はどの様に考えているか。 │ ┃
┃ │五、急速充電器拡充について │ ┃
┃ │ 県内の市役所では初と思われる急速充 │ ┃
┃ │ 電器が宇佐市役所に設置された。今後更 │ ┃
┃ │ なる普及促進の為、公共施設やその他観 │ ┃
┃ │ 光地等に設置は検討出来ないか。 │ ┃
┃ │六、田舎暮らし「住みたい
田舎ベストラン │ ┃
┃ │ キング」について │ ┃
┃ │ 二〇二二年度版人口五万人以上二十万 │ ┃
┃ │ 人未満のまち三部門ランキングが発表さ │ ┃
┃ │ れた。子育て世代、シニア世代が住みた │ ┃
┃ │ いまちの二部門「三位」と若者世代・単 │ ┃
┃ │ 身者が住みたいまち「七位」についてど │ ┃
┃ │ う捉えているか。 │ ┃
┠──────┼─────────────────────┼──────┨
┃二十番 │一、新型コロナウイルスの第六波に歯止め │市長および ┃
┃永松 郁君 │ をかける切り札として期待される
ワクチ │担当部課長 ┃
┃ │ ンの三回目接種の宇佐市の接種率につい │ ┃
┃ │ て伺う。 │ ┃
┃ │二、宇佐高田医師会病院・
地域成人病検診 │ ┃
┃ │ センター建替えに向けた、
建設基本計画 │ ┃
┃ │ が策定された。スケジュール等について │ ┃
┃ │ 伺う。 │ ┃
┃ │三、高温に強い水稲の新品種、
なつほのか │ ┃
┃ │ の実証栽培で収量、品質とも主力のヒノ │ ┃
┃ │ ヒカリを上回る好成績が出た。県は令和 │ ┃
┃ │ 四年度千ヘクタール作付を進めるが、宇 │ ┃
┃ │ 佐市の作付面積は。 │ ┃
┃ │四、生活を支える水道をめぐる事故が全国 │ ┃
┃ │ で相次いでいる。宇佐市の古い水道管の │ ┃
┃ │ 更新、耐震化をどの様に進めていくのか │ ┃
┃ │ 伺う。 │ ┃
┃ │五、宇佐本耶馬渓線の四車線化が完成す │ ┃
┃ │ る。国道十号線の渋滞解消に向け、県道 │ ┃
┃ │ 和気佐野線の四車線化に向け大分県に働 │ ┃
┃ │ きかけては。 │ ┃
┃ │六、NEXCO西日本が宇佐IC~院内I │ ┃
┃ │ Cの四車線化工事に着手した。
高速道等 │ ┃
┃ │ は、災害時には、う回路移動手段として │ ┃
┃ │ 有効である。又、事故防止につながる。 │ ┃
┃ │ 四車線工事に合わせ院内ICの
上りIC │ ┃
┃ │ 開設に向けNEXCO等に働きかけは行 │ ┃
┃ │ っているのか伺う。 │ ┃
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◯議長(衛藤博幸君)二番 吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)皆さん、おはようございます。本日、トップバッターを務めます議席番号二番、求道会の吉田でございます。
前回十二月議会のときにですね、高橋議員より、私と河野健治朗君、「あの大きい体といかつい顔」という発言がありました。そのときですね、聞いてて、こんなにかわいらしい顔をした私たちに何を言ってるのかなという思いで聞いてたんですけど、何期も務められたベテラン議員さんがですね、最後に私たちに嫉妬したという言葉を聞いて、少しは頑張りが認められつつあるのかなという、うれしい思いもいたしました。
それでですね、今日は、この高橋議員が言う「政治には大きな体といかつい顔は必要だ」ということなので、この顔にすごみを増してですね、一般質問をしていきたいと思います。
何の縁かですね、今日私の後に河野健治朗議員が一般質問しますので、いかつい顔二連発ということで、御了承願えればうれしいと思います。では、よろしくお願いします。
では、通告に従って一般質問に入ります。
一項目め、漁業関係について。
一点目、新型コロナウイルス第六波の影響で、大分県も蔓延防止になるなど、今までにない状況にあるので、今後も魚価の低下や魚が売れないなどの影響が想定されるが、漁業者の生活を守るために長期的な支援ができないか。
二点目、漁業者の高齢化が目立つが、後継者育成や新たに漁師になる人のために支援ができないか。
二項目め、宇佐市の新庁舎に関して。
一点目、宇佐市役所が建て替わり、旧庁舎と新庁舎での水道光熱費などの違いは。
二点目、安心院複合支所での水道光熱費などの違いについてお伺いします。
三点目、新庁舎になってからの各部署の節約に関しての取組があるか。
三項目め、都市公園に関して。
一点目、今、宇佐市に幾つの都市公園があるか。
二点目、都市公園に関して管理状況はどうなっているか。
三点目、身近な都市公園を利用して、小学校の学年別で課外授業に活用できないか。
四項目め、安心院の家族旅行村に関して。
一点目、安心院にとって家族旅行村はなくてはならない施設だと思う。中でも温泉施設は利用客が大変多い。その温泉施設が、老朽化や温泉の湯量に問題があるため、利用者の低下につながっている。このような問題に関してどのように捉えているか。また、建て替えなど今後の計画はあるか。
二点目、家族旅行村を利用して、安心院の観光拠点にできないか。
以上で、一回目の質問を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)それでは、吉田泰秀議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。
まず、宇佐市長 是永修治君。
◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えをいたします。
一項目め、漁業関係についての二点目、後継者育成や新たに漁師になる人のための支援ができないかについてでありますが、議員御指摘のとおり、漁業者の高齢化が目立っており、後継者育成や新規就業者への支援は重要な課題と認識をしております。
そのような状況を踏まえ、県と市が連携をして、漁業就業希望者が経験ゼロからでも円滑に就業できるよう、漁業学校研修制度、大分県漁業マイスター制度があります。
現在、市内では一名が研修中であり、研修生には大分県青年就業準備給付金事業によりまして、県七十五万円、市七十五万円の最大百五十万円の支援があります。
また、漁業学校研修後に漁業就業した場合には、大分県青年就業給付金事業によりまして、親元就業であれば県百万円、市百万円の計二百万円、独立経営であれば県百五十万円、市百五十万円の計三百万円の支援が受けられます。
今後も県と連携した支援等を行い、新規就業者や後継者の育成に努めてまいります。
以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。
◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの漁業関係についての一点目を、経済部長 出口忠則君。
◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)皆さん、おはようございます。経済部長の出口でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えします。
一項目め、漁業関係についての一点目、漁業者の生活を守るために長期的な支援ができないかについてですが、本年度、
新型コロナウイルス感染拡大の影響による経営支援として燃油代の補助を行い、漁業者の負担軽減を図ったところであります。
水産業の振興対策としましては、長洲漁港の流通基盤整備や、高津漁港のしゅんせつ、稚魚の育成場となる藻場造成、資源回復のための種苗放流などを継続的に実施しているところでございます。
今後も魚価の低下などで厳しい魚価経営に対して、どのような支援ができるか調査研究をしてまいりたいというふうに考えております。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの宇佐市の新庁舎に関してについてを、総務部長 祥雲弘一君。
◯総務部長(祥雲弘一君)皆さん、おはようございます。総務部長の祥雲でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えをいたします。
二項目め、新庁舎についての一点目、旧庁舎と新庁舎の水道光熱費の違いはについてですが、新庁舎は本館、別館、議会棟、議会委員会棟、新別館、県別館、教育委員会棟と七つの建物に分かれていた機能を集約し、令和二年一月から供用開始しております。
新旧庁舎の光熱水費を比較すると、旧庁舎の最後の一年間である平成三十一年一月から令和元年十二月までは約二千四百三十万円でしたが、令和三年の一年間は約千九百七十万円で、約四百六十万円の削減となっております。
これは、旧庁舎において、それぞれの施設・設備で電気、ガス、灯油、重油等の光熱水費が発生していた非効率な状況が解消されたことに加え、環境に配慮した技術を導入した結果だと考えております。
二点目、安心院複合支所の水道光熱費などの違いはについてですが、安心院地域複合支所は、安心院支所と安心院中央公民館の機能に加えて、安心院土地改良区、あじむ農業公社、宇佐市観光協会、
安心院地区まちづくり協議会の各種団体が事務所としても使用する複合施設として、令和二年三月二十三日から供用開始しております。
新旧庁舎の光熱水費を比較すると、旧庁舎の最後の一年間である平成三十一年四月から令和二年三月までは約四百九十七万円でしたが、令和二年度の一年間は安心院支所管理部門で約二百三十六万円で、約二百六十一万円の削減となっております。
これは、旧庁舎において冷温水式空調設備に水道及び灯油の光熱水費が発生していましたが、新庁舎はオール電化と照明のLED化及び太陽光発電設備を備えた結果だと考えております。
三点目、新庁舎の各部署の節約に関しての取組についてですが、新庁舎には人感センサーによる照明制御など、環境に配慮した技術を導入しており、各部署における取組に限界がありますが、昼休みの自動消灯や空調の節電などに取り組んでいるところでございます。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)次に、三項目めの都市公園に関しての一点目及び二点目を、建設水道部長 城 隆弘君。
◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)皆さん、おはようございます。建設水道部長の城でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えいたします。
三項目め、都市公園についての一点目、市内の都市公園数と、二点目、管理状況はについては、関連がありますので一括してお答えいたします。
現在、市内には都市公園を十か所に設置しており、主に利用者が多く規模の大きな妙見池近隣公園、響山地区公園及び鷹居地区公園の三公園については、除草やトイレ清掃等を市内の事業者に委託し、維持管理に努めております。
また、ほかの七公園につきましては、周辺地域の憩いの場としての役割も大きいことなどから、地元住民の御理解、御協力の下、清掃管理を地元自治区に委託しています。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)次に、三項目めの都市公園に関しての三点目を、教育次長 上田誠之君。
◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)皆さん、おはようございます。教育次長の上田でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えします。
三項目め、都市公園についての三点目、身近な都市公園を利用して、小学校の学年別で課外授業に活用できないかについてですが、校区に都市公園がある学校では、お迎え遠足などの学校行事や、生活科・理科の自然観察、総合的な学習の時間での地域学習等で利用することがあります。
学校から公園までの距離や公園の整備状況等により、利活用度に違いはありますが、今後も公園に限らず地域の中の公共施設等を積極的に活用し、多様な学びの機会と探求的な学習活動の充実を図ります。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)最後に、四項目めの安心院家族旅行村に関してについてを、安心院支所長 吉武裕子さん。
◯安心院支所長兼安心院支所地域振興課長(吉武裕子さん)皆様、おはようございます。安心院支所支所長の吉武でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えします。
四項目め、安心院の家族旅行村についての一点目、温泉施設の老朽化や湯量に問題がある、どのように捉えているか、また、建て替えなど今後の計画はあるかについてですが、家族旅行村「安心院」は、昭和五十六年に安心院地域の観光拠点施設として開設され、年間約十三万人の方々に利用されています。
とりわけ安心院温泉センターについては、市民や隣接するホテルの利用者、観光客などを中心に、年間約八万人の方に利用していただいていますが、令和二年度は新型コロナウイルスの緊急事態宣言等もあり、利用者が例年の約七〇%近くまで減少しています。
温泉施設については、家族旅行村と同じ時期に開設され、築四十年を迎え、老朽化による故障等が増加しているとともに、湯量も営業を休止するまでの低下はないものの、時期によっては不安定な状況が見受けられます。現在は、定期的な点検結果に基づき、緊急性や優先度が高いものから順次修繕等を行っているところです。
今後は、根本的な利用者増加に向け、家族旅行村全体のリニューアルと併せ、温泉施設の大規模改修または建て替え等について、機能面や利用者ニーズ等の把握、国、県などの動向も注視しながら、調査研究してまいります。
二点目、家族旅行村を利用して安心院の観光拠点にできないかについてですが、家族旅行村「安心院」は複合レジャー施設として、キャンプ場、ログハウスなどの宿泊施設や、B&G海洋センターのスポーツ施設、温泉センターやパークゴルフ場などがあり、様々な体験ができることから、開設以降多くの観光客等に利用され、安心院地域の観光施設としての役割を担ってきました。
今後、さらに魅力ある観光拠点施設としての機能強化を図るため、市として何ができるか調査研究してまいりたいと思っております。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。
二番 吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。じゃ、順次再質問させていただきます。
一項目めの一点目なんですけど、前回ですね、燃料費の長期的な支援ができないかというお願いをしたんですけど、そのときの答弁でですね、漁業セーフティネットワークを活用していただきたいという話だったんですけど、ちょっと改めてまた漁業セーフティネットワークとはどういうものなのか御説明してもらってもよろしいですか。
◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。
◯林業水産課長(木下富喜君)林業水産課長の木下です。吉田議員の再質問にお答えいたします。
漁業経営セーフティネットにつきましては、燃油の価格が上昇した場合にその影響を緩和する措置として、漁業者の加入により、燃油が上がった場合に補填金を交付する制度となっております。
具体的に言いますと、直近七年間のうち、高値の十二か月分と安い価格の十二か月分を引いた五年間分、六十か月分の平均値が現在の価格と比較して超えている分を補填するというような制度となっております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)では、通常、普通で言う保険みたいな感じなんでしょうか。加入しないと頂けないということだったんですけど。分かる範囲で、例えば加入するのに幾らぐらい月にかかるとか、費用面とか分かりますでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。
◯林業水産課長(木下富喜君)お答えします。
これ、加入制度になりますので、県漁協宇佐支店に聞きますと、宇佐市の漁業者はほぼ全員加入してるということになっております。
そして、金額につきましては、人それぞれが使う燃油の量が違いますので、燃油の使う量に応じた掛金となっているというふうにお聞きしております。実際、掛金が幾らかというのは、そこまではお聞きしていません。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。全員が加入しているということで一つ安心したんですけど、今回第六波で尋常じゃない感染者の数とですね、想像を超えるような経済への影響というのが見えてくるんですけど、やっぱその中でですね、自分は一般質問するときにいつも漁師さんの問題を上げるんですけど、長洲だからというのもないことはないんですけど、やっぱ幼少期からですね、魚にずっと漁師さんたちと触れ合ってですね、おいしい魚を食べてきた人間としてですね、こんなに大きな港を持つ漁業町をなくすわけにはいかないなという切なる思いで毎回訴えかけさせてもらってます。
木下課長はですね、結構漁業者に寄り添ったというかですね、今の困っている状況とかすごく把握されて、私もそういう面では安心しているところであります。それでも先が見えない今のこの状況ですので、しっかり現状をまた把握してですね、支援をいろいろと考えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
それでは、次に参ります。後継者問題です。
私が聞いたところ、今期もですね、八名の漁師さんが組合員から辞められるという話を聞いてですね、若手はもうほんの一握り、高齢の方が一生懸命頑張って支えているという状況です。で、新規の漁師さんとか後継者に関しての支援は、自分もちょっと調べて、これすごく大きい支援だなと思ったんですけど、過去長洲地区で今一名というのがありますけど、何名ぐらい利用された実績がありますでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。
◯林業水産課長(木下富喜君)過去にですね、今学校に行っている方以外にですね、過去一名の方が利用されたことがあります。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)この支援自体は、大体どのくらいぐらい前からあるものなんでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。
◯林業水産課長(木下富喜君)市の事業としましては、昨年から実施してるんですけど、県の単独事業とすれば、実際の開始時期は把握してないんですけど、五年ぐらい前からあるというふうに把握しております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)これに関しても、ちょっと自分、聞いた話なんですけど、結局県の支援が受けられる人数というのは大分県下で何人とかいう、そういうくくりがあるんでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。
◯林業水産課長(木下富喜君)お答えします。
特に人数制限があるというふうには聞いておりません。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。五年といったらですね、そんなに前じゃないし、要は漁師さんたちが高齢化で漁に行く人が減っていって、その数字が見えたときに支援をしていくというのはちょっと遅いんじゃないかなという考えがあるんでですね、こういう漁師さんだけじゃないです、今後ものづくりに関しても、企業さん等いろいろあるんですけど、その中でもやっぱ後継者問題というのはすごく大事な問題と思いますので、やっぱそこら辺も漁業に関してですね、ちょっとアンテナを張っていただき、こういう支援があるよというのを周知していただきたいなと思います。
長洲の地区にある漁民住宅ですかね、あれに関しても当時できたときはですね、皆さん「大変助かった」「あれがあったから漁が続けられた」という声は聞いたんですけど、今もうかなりの老朽化とですね、数名の方しか住んでいない状況で、もうあそこがもう崩壊状態というか、野良猫とかがかなり住み就いてですね、危険な部分もあるんですけど、あれ自体何年ぐらい前にできたものなんですか。
◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。
◯建築住宅課長(畑迫智統君)建築住宅課長の畑迫です。吉田議員の再質問にお答えします。
漁民住宅は、いわゆる中浜住宅というのが正式な名称なんですが、昭和四十二年から四十四年度に簡易耐火二階建てで、四棟二十一戸が建設されております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)危険家屋に対して、できればですね、結構あそこは危ないから取り崩してほしいじゃないですけど、そういう声も聞いてます。立地条件が堤防の下で、台風とか大雨のとき、あそこの前の水路が水を噴いてですね、床上浸水とかをかなり経験されている方もいるんですよね。長洲に新しい道が通ったのもあるんですけど、あっちの海岸周辺に関しては、やっぱりどうしても道が狭いのと駐車場がなかなかないという多くの声を聞いています。
そういう意味でも、現状をちょっと見ていただいて、取り崩すというかですね、あそこを更地にして駐車場にするのが一番みんなが望んでいることじゃないかなという話も聞いてます。
そういう検討はできるでしょうか、今後は。
◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。
◯建築住宅課長(畑迫智統君)吉田議員の再質問にお答えいたします。
中浜住宅は、耐用年数も過ぎておりますし、一応政策空家というふうな位置づけになっております。現在、入居者の方が七世帯入居しておりますが、その入居者の方がいなくなった時点で用途廃止をして取り壊す予定にはなっております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。水産と、要は横のつながりでですね、後継者に何でそれが出てくるかというのは、後継者の今子育て世代の人がですね、やっぱ高い家賃を払って一軒家を借りて生活してる状態があるんですよね。
そういう意味でも、漁民住宅じゃないですけど、今埋立地の中で空き地が結構あるのでですね、そこを整備というか、そういう漁師の後継者の人たちが格安で利用できるような建物を造っていくというのは難しいことなんでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。
◯建築住宅課長(畑迫智統君)一応市営住宅のほうはですね、今のところはあそこに建て替える予定とかはないですけれども、今後跡地利用についてはまた調査研究してまいりたいというふうに考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)林業水産課と横のつながりじゃないですけど、漁師さんの支援になるためだったら、ぜひそこは努力していただきたいなと思います。
それでは、次に参ります。新庁舎に関してです。
課長、これは例えば照明がLEDになったとか、機器が省エネ対応になったからという単純な減額なんでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)総務課長。
◯総務課長(後藤 優君)総務課長の後藤です。再質問にお答えいたします。
答弁にもありましたけども、環境に配慮した設備を入れたというのは大きな理由の一つになっています。あと、本庁舎に関しましては、これも答弁にありましたけども、七つの建物を一つの建物に集約したということで機能面も上がり、また経費も格段に下がってきているというふうな認識を持っています。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。年間四百六十万円、これは大きい数字やなと思いました。
あのですね、今回単純に一点目、二点目はそういう数字的なものを知りたかったんで質問したんですけど、自分の中で一番大事というか、三点目ですね、答弁の中にもあります昼休みの自動消灯や空調の節約に取り組んでいるということなんですけど、ちょっと自分がですね、用があって、昼間に購買部に行ったときに、二階に上がったときに二階フロアが真っ暗な状態で皆さん昼食を取られてたというのを見てですね、驚きました、正直なところですね。
節約に関しての努力はすごく認めます。ただ、必要以上の節約をしてまでですね、することが必要なのかなと思ってですね、自分の思いの中で、やっぱ昼御飯は昼からのエネルギーを補給するために大事なところと思うんですよね。逆に言ったら、お昼御飯の内容でも、例えば奥さんが作ってくれた弁当とか、お母さんが作ってくれた弁当、業者さんから寄せた弁当、それぞれあると思います。でも、作り手はですね、まず食は目で見て楽しむというとこから、彩りをいろいろと考えてですね、作っている、それを暗やみの中で食べたら彩りも何もない、ましてや昼食を取るのが作業の一つになってしまうというのが自分の中では一番心配してます。
今、コロナ禍の中なんで、黙食は当然なんでしょうけど、ふだんやっぱりですね、会話をしながら楽しく御飯を食べる、これがね、基本だと思ってます。それを、節約に配慮したというかですね、そういう意味でお昼の自動消灯というのは自分的にはやめてほしいなと。職員の、昨日若山さんが一般質問した働き方改革じゃないですけど、自分は逆に大事なとこやないかなと。それ以外に、年間四百万円を超えるような節約ができてるのでですね、働く環境づくりというほうに、自分は目を向けてほしいと思うんですけど、いかがでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)総務課長。
◯総務課長(後藤 優君)お答えいたします。
昼休みの消灯につきましては、節電または節約意識の醸成という意味もありますが、勤務時間と昼休みのめり張りをつけるというような形でも実施しているような状況ではあります。しかしながら、来庁者の多い一階フロアは休み時間帯でも消灯はしていない状況でありますし、また天気の悪い日なども消灯はしていない状況でもあります。
議員言われる食ということでなかなかそこ辺は考えていませんでしたので、また今日いただいた意見を参考にしてみたいなというふうに思っております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。今日一般質問の冒頭で言ったんですけど、この大きな体を維持するには食は大事なんですよね。そういう意味でも、やっぱ食は一日の中のすごい楽しみのウエート、まあ個人差はいろいろあるでしょうけど、そのくらい食は大事と思ってますので、今後とも必要以上な節約はやめていただきたいというか、職員の健康等をあたる環境を第一に考えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
それでは次に行きます。都市公園に関してです。
都市公園に関して、若い子育て世代の親から、長洲の方ですけど話を聞くんですけど、都市公園に行っても遊ぶ場所がない、要は管理がそこまでされてないという話を聞きます。大きい三公園については業者に委託しているということなんですけど、これは年間どのぐらい除草作業とかを踏まえたところで清掃等されてますでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。
◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)都市計画課長の城でございます。吉田議員の再質問にお答えいたします。
都市公園につきましては、年間三回のですね、除草作業、回答の中にありました三か所については年三回で、トイレのほうが月二回というような形の清掃をやってます。
また、あと、地元に管理していただいている街区公園というものにつきましては、地元の方が除草作業については三回ということになって委託しているんですが、そこは地元の皆様方が使ってるということで、そこは結構地元の御厚意で除草作業のほうもしっかりされているというふうに理解しております。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)やっぱ小さい子供だけに、草むらとかあれば、そこから虫が出てきたりとか、草等に負けてかぶれたりとか、そういうのがあるんでですね、そこを皆さん言ってます。
イメージ的に、要は都市公園、都市の公園ですよ。私も都市公園と聞いて、イメージはですね、すごい都会、近未来じゃないですけど近代的なちゃんと整備されたような公園というイメージがあります。今、現状というかですね、それ都市公園の名にふさわしいような公園ち、この十か所の中に本当にあるのかなという疑問を抱いてます。
先ほど言われた大きい三公園と、あと自治区管理の七公園、七公園に関してもですね、今フラワーロードの花壇の土の入替え等をしてますけど、例えば何年間に一回かそうやってプロの人が根から掘り起こすというか、そういうちゃんとした除草作業をしていくというのはどうでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。
◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)再質問にお答えいたします。
今までの中では、今議員が提案いただいたような何年かに一度そういった大がかりな手入れをするということは特に行ってはおりません。今、現在やっているのは、剪定作業であったり、先ほど申し上げた春、夏、秋という形での除草作業をやってるということにはなるんですが、今議員から言われたとおり、確かにうちの都市公園については、これまでの維持管理方法でずっと維持管理を行っているので、十分かと言われると予算も当然伴うことで、私たち担当としてもまだまだ十分ではないというふうに理解はしておるとこではございますが、その辺の今後の手の入れ方を含めてですね、他市も含めて状況を確認していきたいと思いますが、私たちとしても遊具を替えたり、できることは精いっぱい担当としてはやっているというふうに理解しているとこでございます。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。
部長、例えばですね、都市公園に関して、都市公園と言われるような公園はこれをしなければいけないとか、そういう定義というかルール的なものはあるんでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。
◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)お答えいたします。
特に都市公園法で定められ、そしてまたこういった遊具とかそういった長寿命化計画を立てるということで、遊具とか例えば大きな二ヘクタール以上の公園については、例えばトイレであったりパーゴラだったり、いろんな遊歩道とか、そういった補助対象が利くというのが長寿命化計画を立てる効果があるんですが、〇・二五ヘクタールとかの街区公園とかになると、もう遊具しかそういった該当の起債が利かないとかいうものがございます。
ですから、そういったことで我々としても大きな公園については手を入れやすいんですが、なかなか街区については遊具でとどまっているというところはあってですね、議員がおっしゃられることについて、私たちも十分理解しておりますので、今年はもう当初予算を組みながらやっていますけど、今後についてはですね、その辺りは検討してまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)では、もう一つ聞きたいんですけど、この十か所ある都市公園に関して、全てに街灯等はついているんでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。
◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)お答えいたします。
街灯については、ついていると私は理解をしております。十か所について、何点かちょっと私の中にちょっと不明なところがありますが、大変不明確な回答で申し訳ございませんが、ほぼついているというふうに私は今理解しております。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)すいません、城さん。自分が話を聞くのが、都市公園には赤々としたような街灯、それと地域に関して、その公園で遊ぶ子供たちに関しても、防犯の意味でも防犯カメラ、これをつけられないかというような話を聞いてですね、宇佐市に十か所あるこの都市公園に防犯カメラを置くだけでも結構な効力があると思うんですよね。
今、このコロナで不景気なせいか分からないですけど、一時期もう長洲地区はすごく空き巣がでてですね、自分の知り合いの人も何件も空き巣被害にあったという話を聞いてます。でも、結局、防犯カメラ等がないがゆえに、やっぱ犯罪の抑止にもなってないと思うんですよね。
そういう意味で、都市公園にそういう防犯カメラを設置していくというのは不可能なんでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。
◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)お答えいたします。
都市公園の中に設置していくということについては、私の中で今ちょっと想定しておりませんでしたので、この辺りは調査研究させていただきたいと思います。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。
では、城部長、最後に。もう退職されます。長い間お疲れ様でした。城部長とはですね、昔から剣道を通じてすごく知ってました。私が若いとき少年剣道を指導しているときも、剣道談義で夜遅く、明け方までですね、いろいろ議論を重ねたんですけど、城さんは今の総理大臣やないですけど、人の話をしっかり聞ける人やなという印象を受けました。自分の話をしっかり聞いてですね、あやふやな返事じゃない、できることはできる、できんことはできんという、すっぱり言われる頑固なところもありました。
都市計画という一番というかですね、難しいポジションにいながら大変御苦労もあったと思いますけど、要は上に立つ人がぶれていくと、やっぱ都市計画とかはできていかないと思うんですよね。そういう意味では、後継の人にしっかり伝えていっていただきたいんですけど、そこら辺は城部長、いかがでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。
◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)お答えいたします。
大変、議員からお褒めの言葉をいただいて、本当に恥ずかしいばかりでございますが、今言われたように、都市計画というのは本当に私も来てみて難しいなというふうに思っておりますので、今議員から言われたことについては、ちゃんと引き継いでまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございました。お疲れさまでした。
では、次に行きます。この都市公園を利用して、小学校の課外授業はできないかということなんですけど、先ほども言ったですね、授業もそうですけど、給食時間も全員が前を向いて黙食ですよね。やっぱりですね、第六波の影響でグラウンドが使えない、クラブ活動ができない等で、やっぱ家でテレビを見る、ゲームをする時間がすごく増えてます。うちの子供もそうです。
その中で、やはりですね、自分は教育の中で、心が通う授業というのが一番大事やないかなと思ってます。そういう中でも、今コロナのこの中だから、例えば近くの公園なり屋外で、学年別というのが大規模じゃなくて小規模でですね、例えば公園の中で生徒が円を組んで丸くなって、中心に先生がおって、例えば授業をする、課外授業とか。そしたら、発言する人の子供の顔が見れるわけですよ、みんなの生徒が。分かりますか。だけん、そういうね、人の目を見て話す、目は口ほどに物を言うというぐらいやっぱ人の表情というのは大事と思うんですよね。だけん、そういう意味でも、この質問を上げさせてもらいました。
先ほど城部長からあったんですけど、要は公園の整備状況等によりというのが一番大事やなと思ってるんで、都市公園だけではなくて屋外の授業に関しても、いろいろですね、子供たちのために今何が必要なのかとかいう知恵を絞っていただいてですね、そういう外でお迎え遠足とかではなくて、そういう課外授業も踏まえたところで今後できないかなという質問です。課長、そこら辺はいかがでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。
◯学校教育課長(上田 積君)学校教育課長の上田です。吉田議員の再質問にお答えします。
公園の学校からの距離等ですね、安全面を確保できるかというところもありますが、基本的にですね、このコロナの状況でやはり人との触れ合いもそうですが、自然との関わりという部分もですね、やはりこれから先も大事にしていきたいと思っております。
学校の状況にもよりますし、その都市公園の状況にもよりますが、できるだけですね、そういう公園等も活用しながらですね、これからも積極的に自然観察やですね、集団遊びの場を設定できればなと思っております。以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。このコロナの影響で、子供たちもいろいろ規制があってですね、最近特に思うのが、コロナの影響かどうか分からないんですけど、ちょっと挨拶をする子が少なくなったなという印象をすごく受けてます。
そういう意味でも、しゃべるときは人の目を見てしゃべる大切さとかですね、そういう挨拶面とかいうのも、教育していっていただきたいと思うんですけど、そこら辺はいかがでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。
◯学校教育課長(上田 積君)お答えします。
挨拶に関しましても、やはり今、人との会話をするというところがですね、ちょっとやっぱ制限をしている中から、どうしても声が小さいというようなお話も聞いております。
公園の活用もそうですけど、やはり地域に出向いていく、で、地域の方と接したりとかですね、公共施設等を活用する中で、人とのつながりを大切にするというところが、各学校の狙いにも合った教育内容のほうはですね、これから先もしっかり充実させていきたいなと思っております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。明るい未来の子供たちのためにですね、いろいろ知恵を振り絞ってですね、頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。
では、最後、次に行きます。家族旅行村に関してです。
やっぱり、安心院地域の観光拠点として開設され、年間十三万人の人が訪れる、そのうちの八万人がお風呂を利用するという答弁だったんですけど、やっぱものすごい数だなと自分は印象づけさせられました。
この十三万人の方々をですね、生かすも殺すもこの施設次第と思うんですよね。今回、今コロナでなかなか厳しい状況にはあるんですけど、自分もあそこの旅行村のお風呂は大好きでよく行くんですけど、やっぱり窓から眺める安心院盆地、夜になると月明かりとかも照らされてですね、温泉の湯の質も大変すばらしいものだと思ってます。
ただですね、やはりお風呂は清潔できれいなところが誰でもいいと望んでいます。心身ともにリラックスしてきれいになりに行くところが印象的に汚かったら、よそから来てですね、今の状況を見たら、また行こうという気にはなかなかならないんじゃないかなという思いで質問をさせてもらいました。
やっぱり、隣接するホテルもお風呂を利用してる。宿泊者に関しても、やっぱり食と風呂と温泉ですよね、というのは楽しみの一個だなと思ってます。
そうですね、今あの現状、築四十年を超えて老朽化によって危険な箇所等もある中で、早期というか、建て替えの計画等は全然白紙というか、なされてないんでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)安心院支所産業建設課長。
◯安心院支所産業建設課長(福原重幸君)安心院支所産業建設課長の福原です。吉田議員の再質問にお答えいたします。
現在、リニューアルに向けた具体的な作業スケジュールというのは、実際には決まっておりません。今後、旅行村安心院運営委員会等を交えながらですね、旅行村全体の施設整備の方向性などを審議しながら、今後の建て替え等を含めて進めてまいりたいというふうに考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)先ほど課長が言うたその会議にですね、自分も出席させていただいてですね、議長をはじめとする新開議員、赤野議員、地元安心院の議員さんたちの話もいろいろ聞きました。やはりですね、改めて、やっぱ安心院にこの家族旅行村という施設は必要なんだなと、絶対なくしちゃいけないという皆さんの熱い思いを受けてですね、自分はこの今回一般質問をするんですけど、二点目も同時進行で行きたいんですけど、観光の拠点でもあり人を集めれる場所としてはもうここ以外ないなという思いで質問に上げさせてもらいました。
風呂だけではなくて、風呂に隣接したというか、風呂の休憩所でもそうですけど、例えば安心院のいいものを物産なり集めて、販売するというのも一個でしょうし、安心院の中にブドウ園とかところどころあるんですけど、取りあえず観光客が安心院旅行村に行ったら安心院のいいもの全てがそこで見れる、それをチョイスしていくのはお客さんだと思うんですよね。
でも、要は携帯とかそういうのを調べながら行くちなると、そこの一点で終わるわけですよ。だけん、そういう意味でも安心院旅行村を核として、そこから安心院地区に広げていく、そこから宇佐神宮とか宇佐市全体に広げていくという中でも大事なことやなと。安心院まで、車で行ったら別府から三十分の距離なんで、十分観光地としても成り立ってると私は思ってます。
今後、調査研究していくということなんですけど、そういうことをですね、ちょっと早めにというか、これがなくなると安心院は終わるぐらいの思いで取り組んでいただきたいと思います。
吉武支所長にお伺いしたいんですけど、吉武支所長とはですね、長洲のアーバンとか、いろいろ長洲弁ラジオ体操とかでですね、一緒に長洲の地区を盛り上げるためにやってきました。吉武支所長の第一印象としてはですね、この人不思議な人やなという印象がすごくあります。これもう、何でかというとですね、やはりやろうということに対して、まずできないほうを考えるんじゃなくて、どうやったらできるんだ、それに対して行動を起こすその行動力、実践力はすごく私も勉強になりました。
やっぱり、どうやったらできるんだち考えていくんと、これはどうやってもできないんだって考えていく考えの違いち、すごく大きいと思うんですよね。だき、大きなことをなすためには、やはりそういう可能性が一%でもあれば、その可能性を求めていくというのが大事だと思うんですけど、支所長になられてそんな長い期間なかったんで、なかなかその手腕を発揮する場も少なかったと思うんですけど、そういう吉武さんの前向きな姿勢というかですね、それを今後この家族旅行村に関して後継者にしっかり伝えていってほしいと思うんですけど、いかがでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)安心院支所長。
◯安心院支所長兼安心院支所地域振興課長(吉武裕子さん)安心院支所長の吉武でございます。吉田議員の再質問にお答えします。
身に余るお言葉、恐縮至極でございます。まず、旅行村をということで、十一か月間、今十か月ですね、本当に議員言われるように、安心院の核となる施設でなくしてはいけないものというふうに思っております。
指定管理者から毎月月次報告が上がってくるんですけれども、その中で当然コロナ禍なのでお客様はすごく減ってるんですけれども、先週上がってきた先月分を見ると、約五五%の方がオートキャンプ場、花の広場にある自主事業でやってる、オートキャンプ場の利用者であったと。で、ログハウスとかの利用の方は、昨年比五・五倍増えてるというような報告を受けています。
いろいろなコロナ禍の制限を受けた中で、観光客減ってる中で、そういう自然であったりとか、そういうニーズとかいうのは、確かに皆さんにあるんだろうというふうに思っております。
先ほど課長の福原のほうが答えたように、家族旅行村「安心院」の運営委員会ですね、そういうところでもちろん協議をしていくんですけれども、そういう今の時代に合ったニーズというのも生かしながらですね、いろんな方のお声を聞きながら、もちろん産業建設課も知恵を働かせながらやっていくと思いますので、今後もどうぞよろしくお願いいたします。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。吉武さんが持てる能力を全てですね、引き継いでいただくというか、今時代に合ったという、その時代の流れもありますので、そこはしっかり安心院支所で協議していただいてですね、どのようにしたら旅行村を立て直していけるのかというのをしっかり議論していただきたいと思います。支所長、大変お疲れ様でした。
最後にですね、是永市長に聞きたいんですけど、こんなに年間十三万人も、お風呂の利用客八万人もいるような大きい施設です。宇佐の観光の核となるような施設なんですけど、今後これの建て替えというかですね、これの維持管理も踏まえて、どのようなお考えがあるかお聞かせ願えますでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)市長 是永修治君。
◯市長(是永修治君)吉田議員の再質問にお答えをいたします。
家族旅行村がですね、宇佐市になくてはならない重要な観光拠点だということは承知をしてございます。
その上で、安心院地域でいろいろ整備をしていく際に、どうしても優先度が高かったのは、今の支所庁舎と公民館の複合施設ということで、そちらにエネルギーを今までずっとある程度集中してきたところであります。
家族旅行村につきましてもですね、必要なところはきちっと手当てしてるんです。例えばあそこの、今のAZホテルがですね、一時撤退のおそれがございましたので、一億円以上投入してあそこをリニューアルして今の状態を維持して。今の温泉施設にしても、最初に私が来たとき、すぐ水中ポンプがおかしいということで、お湯が上がらないという話なんで、一千万円近くかけて水中ポンプを入れ換えて、あと修繕をかけて今に至っていると。
あと、あそこの三和酒類さんところのワイナリーからこちらのほうは、もう原野だったんですけど、今は立派なブドウ園にしてますし、朝霧の庄も必要に応じて修繕・改築をしたり、バスの運転手さんの休憩室もちゃんと造っていたりとか、いろんな形で手当てをしておりますけども、抜本的にどうするかというところがなかなか今まだ手がつけられていないというところでありますので、先ほど担当課長からも申し上げましたとおり、旅行村全体の整備など運営委員会がありますので、そちらでですね、またお知恵を出していただきながらですね、今後の方向性を探ってまいりたいと思います。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。
◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございました。是永市長、今後ともよろしくお願いします。
それでは、私の一般質問をこれで終わります。ありがとうございました。
◯議長(衛藤博幸君)以上で、吉田泰秀議員の一般質問を終結いたします。
ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩いたします。
なお、再開は十一時十分といたします。
暫時休憩します。
休憩 午前十時五十九分
───────────────
再開 午前十一時十分
◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。
一番 河野健治朗君。
◯一番(河野健治朗君)皆さん、改めましてこんにちは。議席番号一番 政友会の河野健治朗でございます。議長の許可をいただきましたので、発言をさせていただきます。
まずは、先ほどバトンを受けましたことについて発言をさせていただきますが、私、この一般質問が一番緊張する舞台ですので、どのように答えようかなと先ほど来、考えていました。気になる方は、この前にありました吉田議員の発言を見ていただければ分かると思います。
私、この体格とこの顔つきでですね、四十八年間生きてまいりました。そんな中で、これを活用した場をこういったところで発揮できるというのはですね、本当にうれしく思っております。
そんな中、今回この三月の議会をもって退職されます執行及び職員の皆様方にはですね、本当に短い期間だったんですけども、いろいろと教えていただきましたし、その協力もいただきました。大変感謝をしております。長い間、お疲れさまでございました。今後はですね、立場が変わるかもしれませんけども、そういった中でも、宇佐市そしてまたその議会に対してですね、御協力をいただければなというふうに思っております。
本日、一般質問をするに当たりまして、やはりいつもと変わらないこの緊張感の中でどのような質問をしていけばいいのか、そしてどういうふうに一般質問に向き合えばいいのか、本当に悩んでいるのが現実でございます。
私、この一般質問、とても難しいと思っているんです。理由は皆さん同じかもしれませんが、やっぱり切り口が大き過ぎるなと、そういった中で市政一般に対する質問を準備するというのは、我々にとっては、どういったことから課題に向かっていくのか考えなければいけないというふうに常々思っております。
先輩議員から、何でも自分が質問したいことを言えばいいんだよと言われたこともありました。私が考えるに、やっぱり市民の声を正しく伝えるべき仕事があるのかなというふうに思っています。
行政は市長をはじめ皆さん方で、市政に対するプロフェッショナルであって、そして我々は先ほど言うように、市民の声を正しく伝えることを準備する、そういったプロフェッショナルでなければならないというふうな気持ちで、本日の一般質問を始めたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
一項目め、SNSを活用した災害情報発信について。
一点目、近年自治体からホームページやSNSなどで災害情報を発信することが多くなってきています。本市においても公式SNSの積極的活用が行われていますが、災害情報の発信や収集はどのように行っているかお聞きいたします。
二点目、本年一月二十二日の日向灘地震の際は、どのような対応を行ったかお聞きいたします。
三点目、正確な最新情報がどのページに反映されているか市民に分かりやすく周知すべきと思うが、市の見解はいかがでしょうか。
二項目め、空き家対策についての一点目、高齢化が進み、独居老人や高齢世帯が増加している中、空き家発生の要因は所有者死亡が最も多く、別の住宅や老人施設への転居がこれに次いでいると言われています。今後、高齢化がさらに進むことにより、空き家の数はさらに増えていくことが予想されるが、本市の現状と課題をどのように分析しているのかお聞きいたします。
二点目、空き家対策として、まずは発生を予防することが必要だと思うが、市の対応はいかがでしょうか。
三点目、今後の対策として、宇佐市空家等対策計画の周知を積極的に行い、相談会や講演会を開催して、管理不足の解消に向けた取組を検討できないかお聞きいたします。
三項目め、駅館川左岸河川敷駐車場の今後についての一点目、新庁舎が完成し、河川敷駐車場の使用も少なくなってきています。今後の使用方針について、どのような計画があるかお聞きいたします。
二点目、この際、東京二〇二〇オリンピックで新競技に採用されたアーバンスポーツに着目し、それらの競技ができるスポーツパークを計画して、スポーツツーリズムの推進に取り組んでみてはいかがでしょうか。
四項目め、内水氾濫の防止を求めての一点目、閤地区雨水排水路整備は、平成三十年着手より四年経過したが、現在の進捗状況と今後の計画をお聞きいたします。
二点目、県道四十四号宇佐本耶馬渓線、宇佐合同庁舎付近において、豪雨時、用水路に大量の雨水が流れる影響で、空き地の水没や水路の氾濫が発生しているようです。住宅地の増加による影響も考えられますが、市の対応はいかがでしょうか。
五項目め、豊川小学校増築計画についての一点目、現在までの進捗状況をお尋ねいたします。
二点目、今後、学校・保護者・地域に対して説明会などの計画があるかをお聞きいたします。
以上、どうぞよろしくお願いいたします。
◯議長(衛藤博幸君)それでは、河野健治朗議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。
まず、宇佐市長 是永修治君。
◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。一番 河野議員の一般質問にお答えをいたします。
二項目め、空き家対策についての一点目、空き家の本市の現状と課題をどのように分析しているかについてでありますが、令和元年度に本市が行った空き家実態調査では、空き家総数は三千六百五十五件で、令和四年一月末では三千三百四十六件となっております。
しかしながら、新たに空き家となった家屋の把握が困難なことや、高齢化が進み、独居老人や高齢世帯が増加している現状を見ますと、調査数値に反映されてない空き家も多数存在しているものと見込んでおります。
このような空き家の増加により、景観や生活環境の悪化対策、防犯対策、有効活用対策などが課題となっております。そのため、老朽家屋空家等除却補助金制度や空き家バンク制度の充実を図りながら、空き家対策を講じているところであります。
二点目、空き家対策として、まずは発生を予防することが必要だと思うが、市の対応はについてでありますが、空き家になることが見込まれる住宅の所有者や、既に空き家になっている住宅の所有者への意識づけを図るため、「広報うさ」やホームページで空き家の適正管理について啓発を行っているところであります。
また、空き家バンクや補助金の活用など、市外の空き家所有者に対しても固定資産税の通知にチラシを同封するなどして周知に努めており、空き家バンク物件の成約数では、「住みたい田舎ベストランキング」の小さな市、これは人口十万人未満ですが、の中で、成約数の多い自治体として、平成三十年度は全国で第二位、令和二年度は全国第三位となっております。
以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。
◯議長(衛藤博幸君)次に、五項目めの豊川小学校増築計画についてを、教育長 高月晴彦君。
◯教育長(高月晴彦君)皆さん、こんにちは。教育長の高月でございます。一番 河野議員の一般質問にお答えします。
五項目め、豊川小学校増築計画についての一点目、現在までの進捗状況はについてですが、豊川小学校増築事業については、今年度事業着手し、増築事業に伴う対象用地の調査測量及び地籍更正等の表示に関する図面の作成や、登記に関する業務を行う嘱託登記業務委託と、購入予定地の用地不動産鑑定評価及び用地補償業務委託を行っているところであります。
調査測量において、境界確認に期間を要したことと、補償業務において物件を撤去した後に補償費の支払いとなるため、今年度予算の翌年度への繰越しの提案を行っているところであります。
今後の予定としましては、令和四年度に開発行為の手続を行いながら基本設計及び実施設計を行い、令和五年度に校舎増築工事を発注、令和六年度末の完成を目指したいと考えております。
二点目、今後、学校・保護者・地域に対して説明会などの計画はあるかについてですが、校長、教頭、PTA関係者、教育委員会職員で構成する豊川小学校増築検討委員会を一月下旬に計画しておりましたが、
新型コロナウイルス感染拡大のため延期しております。
検討委員会では、既存校舎も含めた学校施設の全体計画と、増築部分の面積などを検討する予定であります。今後は、新型コロナウイルス感染症の状況を判断しながら開催する予定です。また、地域関係者へは、基本設計の素案がまとまった段階での説明を考えております。
子供たちにより良好な教育環境を提供できるよう、早期完成に努めてまいります。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めのSNSを活用した災害情報発信についてを、総務部長 祥雲弘一君。
◯総務部長(祥雲弘一君)総務部長の祥雲でございます。一番 河野議員の一般質問にお答えをいたします。
一項目め、SNSを活用した災害情報発信についての一点目、本市における災害情報の発信や収集はについてですが、本市では異常気象に係る警戒や避難所の開設、早期避難に関する情報を防災行政無線で放送するとともに、ホームページや公式SNSのほか、県の防災アプリとも連動して情報を発信しております。
また、市民生活に大きな影響を及ぼすような災害が発生した場合には、定期的に情報発信するほか、被害情報収集への協力要請も発信してまいります。
二点目、日向灘地震の際の対応についてですが、本年一月二十二日午前一時八分に地震が発生し、本市の震度は四と発表されたため、市地域防災計画に基づき危機管理課をはじめ災害担当課の職員が直ちに参集し、危機管理第一次体制として災害対策連絡室を立ち上げ、情報収集と被害への対応を開始いたしました。深夜でもあり、津波の危険もなかったことから、緊急情報の発信は行っておりません。
その際、県や警察、消防とも連携し被害情報の収集を行い、安心院の一部地区で簡易水道の水源に濁りが生じたため飲用水の配給を実施したほか、民家のブロック塀が倒壊しサッシが割れた被害のみで人的被害はなかったため、午前十一時三十分をもって災害対策連絡室を解散いたしました。
三点目、正確な最新情報がどのページに反映されているか、市民に分かりやすく周知するべきについてですが、他市において過去に大規模な災害が発生した際などは、様々な情報があふれ、混乱した例が多く見受けられます。本市では、大規模災害時には不正確な情報による混乱を防止するため、ホームページや公式SNSなどを通じ、定期的に情報発信を行うこととしております。
しかしながら、議員御指摘のとおり、災害時における正しい情報がどこにあるかや、市からの情報発信を受けるための方法などを平常時から御理解いただいていることが市民生活の安心につながることと考えますので、今後より一層の周知に努めてまいります。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)最後に、二項目めの空き家対策についての三点目と、三項目めの駅館川左岸河川敷駐車場の今後についてと、四項目めの内水氾濫の防止対策を求めてについてを、建設水道部長 城 隆弘君。
◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)建設水道部長の城でございます。一番 河野議員の一般質問にお答えいたします。
二項目め、空き家対策についての三点目、宇佐市空家等対策計画の積極的な周知、相談会や講演会を開催して、管理不全の解消へ向けた取組を検討できないかについてですが、来年度、市空家等対策計画の計画期間の最終年を迎えることから、今までの経験の蓄積や反省などを踏まえた見直しを行い、改めて計画の周知を行います。
また、空き家の相談は常時行っておりますので、相談窓口の利用促進に向けて、「広報うさ」やホームページなどを通じて積極的な周知を行うとともに、相談会等については今後、他市の事例や効果などを調査研究し取り組んでまいります。
次に、三項目め、駅館川左岸河川敷駐車場の今後についての一点目、河川敷駐車場の今後の使用方針についてですが、平成元年度より本市が計画していた駅館川リバーノピア計画に基づき、駅館川の堤防敷をサイクリングロードや桜づつみ公園として整備し、自然景観を生かした人々の出会いの場の提供を目的に、河川管理者であります県の使用許可を受けています。
庁舎前の河川敷については、過去にテニスコートやゲートボール場の整備を行ってまいりましたが、台風や豪雨等により河川の増水により施設が数度流出したことから、再整備については見合わせていました。その後、市町合併などにより市役所駐車場に不足が生じたため、河川敷地内の約二万一千平方メートルに河川公園及び駐車場を整備し、新庁舎が完成するまでの間を条件に県の使用許可を受けていました。
今後の使用方針につきましては、河川公園は引き続き自然景観を生かした人々の出会いの場として使用許可を受ける予定ですが、駐車場は新庁舎の建設及び宇佐文化会館南駐車場の整備が完了していることから、返還が前提となるものの、各種団体や関係機関等の意見を伺いながら、河川管理者と取扱い方法など協議していきたいと考えております。
二点目、アーバンスポーツに着目し、それらの競技ができるスポーツパークを計画してスポーツツーリズムの推進に取り組んではについてですが、アーバンスポーツは公園や路地裏などで楽しむ遊びとして、気楽に始められるのが魅力の都市型スポーツで、ボルダリングやスケートボード、BMX、バスケットボール三×三、パルクールなどがあります。
東京オリンピック・パラリンピックでは四種目が採用され、これを契機に大きく注目を集めた人気のスポーツとなっており、今後は若者を中心に競技人口の増加が見込まれ、ほかのツーリズムとの連携により地域振興にも寄与できるものと考えられます。
しかし、アーバンスポーツはストリートスポーツとも言われ、危険性も高い競技のため、普及を進めるにはルールづくりや法規制、指導者育成など様々な課題があるため、騒音、安全対策を確保できる場所の提供等も踏まえ、県内で既に設置している施設の利用状況等を調査研究するとともに、市内の競技人口やニーズの把握に努めてまいります。
続きまして、四項目め、内水氾濫の防止対策についての一点目、閤地区雨水排水路整備の現在の進捗状況と今後の計画はについてですが、現在市では浸水被害が懸念される四日市地区及び閤地区の二地区において、雨水対策事業を実施しております。
閤地区の雨水排水路整備につきましては、整備計画延長四百メートルのうち六十メートルが整備済みで、来年度国道十号までの十五メートル間の整備を予定しております。残りの整備区間につきましては、用地取得等の課題もありますが、計画的に整備を行い、浸水被害の軽減を図ってまいります。
二点目、県道四十四号宇佐本耶馬渓線宇佐合同庁舎付近において、豪雨時、空き地の水没や水路の氾濫が発生しているが、市の対応はについてですが、現地を確認すると、県道宇佐本耶馬渓線の側溝と関係があると考えられることから、県宇佐土木事務所に状況を確認したところ、二年前の豪雨で県道の側溝があふれ、近くの事業所内に流入する事態となり、当時の対応としては県と事業所で土のうを並べ、その後は県による側溝等の定期的な清掃維持管理を行っているとのことでした。
市といたしましては、県道側溝の適切な維持管理をお願いするとともに、集落内においては道路側溝及び用排水路等様々な水路が通っているため、宇佐土地改良区等関係機関と協議を行い、宅地開発等を見極めながら、今後の方向性を定めてまいります。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。
一番 河野健治朗君。
◯一番(河野健治朗君)それでは、順次再質問を行わせていただきます。
まず、SNSに特化して質問をした理由と思いなんですけども、よい悪いは一応置いといてですね、SNSで公表していることとホームページで公表していることとかですね、その同じ情報が同じタイミングで並んでいるというのは、通常の皆さんの使っているSNSの環境だと違和感だというふうに思ってほしいなと思っているんですね。
本来、タイムリーに情報が入ってくる、迅速な情報のやり取りができるツールであって、またそこに同じく会員として登録している者同士が情報交換ができるツールなのに、そこに同じ情報が上がっているというのは、私から見ると、せっかくコミュニケーションが取れるツールを使っているのに、なぜそういうふうなやり方しかできないのかなというふうに思ってしまったのです。
今回、地震という災害というか、そういう事由がありましたから、どのようにするんだろうなというふうに興味深く見ていましたが、夜中の一時ということもあって、いろいろと控えるべきことは控えたんだろうなというふうに思ったんですけども、全く情報が見えてこないということに、すごく不安を感じました。
そういうふうに思った方がたくさんいるんじゃないかなとは思うんですけども、きっと身近にある情報はあまり必要なくて、例えば自分の実家の付近はどうだろうとか、他県に住む誰々さんはどういうふうな状況なんだろうということを確認するためのツールとしてSNSは活用されていると思うんですね、個人間であれば。
であるのに、市が、宇佐市だけじゃないと思うんですけども、自治体が行うSNSの在り方として、今回のようなこと、豪雨のときでも同じかもしれません、今後そういう災害があったときに、どのようにして使っていけばいいかというふうなことを考えるべきではないかなと思うんですが、そういう検討はされているんでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。
◯危機管理課長(久井田 裕君)危機管理課長の久井田でございます。河野議員の再質問にお答えします。
議員おっしゃられたとおり、災害時のSNSの活用につきましては、当市では公式SNSという形でホームページや防災行政無線などの様々な情報とリンクした形での同時発信という形での運用を進めております。しかしながら、そういった細やかなニーズに応じられるという可能性も秘めているツールであります。
どのような情報をどのようなタイミングで流していくのかというのは、頻度によってまた受け手に不快感を与えるおそれもありますので、その辺のバランス等にですね、注意しながら、どのような形で発信していくのがいいかということは、今後また調査研究して、より市民の安全安心につながるような情報発信に努めてまいりたいというふうに考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。
◯一番(河野健治朗君)そうですね、そういった会議というか、検討委員会みたいなのを開いていっていただければいいなというふうに思っております。
他市の例というのはなかなか拾いにくいんですけども、数年前の西日本豪雨の際でのSNSの活用というのが、よくホームページでも拾われていることだというふうに思います。
以前、別の講演会で聞いたときにですね、なぜか大分県はそのときよかったよという話を聞きました。大分県の対応として、SNSによって西日本豪雨の際に特別チームというかSNS対応班をつくっていて、そこで出てくる情報を収集して、それで判断をする際に、十数件直接県の担当窓口がやり取りをして、それで救助につながったとか、被害状況の確認につながったという例を取り上げている講演会がありました。
そういったことを考えると、いざこのSNSを使おうとしたときに、その手法がなければ、宇佐市は何のためにこのSNSを今まで情報発信しよったかなというような市民も、少なからず出てくるだろうなと思うんですね。
そこで、また新たにというか、そういう行為ができるような準備が整ったというお知らせが行けば、もっと登録者も増えるだろうし、活用につながってくると思うんですね。これはもう災害だけじゃなくて、いろんな面で使えるツールがどんどんどんどん生かされていくんじゃないかなというふうに私は感じております。
今回、地震の際も震度四ということで、皆さんが集まられて対策室をつくったということだったんですけども、こういった情報も実は我々としては欲しい情報で、何時何分対策室ができましたとか、何時にこういう状況なので解散しましたというようなことが欲しかったんですけども、これは発信しなかった理由は何なんですか。
◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。
◯危機管理課長(久井田 裕君)今回の地震に際しましては、震度四ということで、第一次体制の災害対策連絡室という形で要員を集めております。で、対応をしたんですけども、通常そういった体制を設けましたという部分につきましては、市民向けの発信をしていなかったというのが現状でございます。そういったことも安心につながるという御意見として今回、受け止めております。
また、先ほど言われたような、県が活用したようなSNSに上げているような情報を情報収集するというようなこともですね、今後研究課題の一つであるなというふうには考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。
◯一番(河野健治朗君)ぜひお願いしたいなというふうに思います。
今回、このSNSと災害というのをいかにくっつけて考えていただけるかということが、私にとっての大きな宿題だったんですけども、これをうまく活用することというのは皆さんやっぱり模索をずっと続けていると思うんです。でも、実はよく考えて見ると、我々の身の周りにこのSNSというのが現れてもう数年たつわけですね。それで、当初はコミュニケーションツールとはいいながら、こういった使い方をすると相手を傷つけるだとか、悪質なことに使われるとかですね、デマ情報が流れるとか、そういった怖さを皆さん、よく言ってたと思うんですけども、今そこから少し進歩して、これは危ないものなんだ、危ないツールなんだよと、また、そういったことはこういうふうに使わなければいけないよというようなネットリテラシーという部分は、深く浸透し始めている頃だというふうに思うんです。
なので、全てが駄目ということではなくて、使っている人たちが、もう既にそういう、これは大丈夫かどうかを調べようとする時代に入ってきてると思うので、情報収集の素早さと、それとその中で精査をする、これは正しいか正しくないかということも、自治体の中で、行政の中で、やっていかなければならないなというふうなところが感じられるんですけども、そういった手はずというか、AI使うとか、何かいろいろ調べているでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。
◯危機管理課長(久井田 裕君)危機管理課長の久井田でございます。再質問にお答えします。
そういったネット上にあふれる個人発信の様々な情報のですね、その真偽とかそういったところについての検証とかを行う部分で、市の情報収集というのは大切になってきているというふうには感じております。
先ほどから出ております情報の自動収集ですけども、国の情報通信研究機構というところが公開しているツールで、そういった対災害SNS情報分析システムというものもございます。こういったものを無料で使えますので、そういったものの活用も今後、視野に入れて研究していきたいと思っております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。
◯一番(河野健治朗君)それがいいと思います。もっと言うならば、宇佐市は宇佐市ですので、市独自でですね、そういった経験の中から、やっぱりこういうふうなことを言ったほうがいいんじゃないかとか、こういったところに情報が足りないなとか、収集ができにくいなというようなことも考えられますので、できればなんですけども、今後災害だけではなく、全体的にそういったSNSの情報発信をしてくれる仲間ですよね、信頼できるパートナーを各地につくっていくことが必要となるのではないかなというふうに思います。
特に信頼できるパートナーとしては、きっと皆さん方のOBであったり先輩方のほうがですね、各地で活躍していただけるとすごくいいなというふうには思いますので、ぜひですね、そういった目線からも情報収集の方法、そしてその情報の精査についてですね、いろいろと検討していただければなというふうに思っております。
SNSと災害については以上で終わりたいと思いますが、この件について最後にですね、先日の爆弾撤去の際のSNSの活用についてですね、何か工夫をした点があれば、またどういうふうなことをしたかをですね、お知らせいただきたいと思います。
◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。
◯危機管理課長(久井田 裕君)危機管理課長の久井田でございます。
先日の不発弾の処理についてのSNSの活用でございますが、当然立入り規制等ですね、住民の方に様々な不便をおかけするような内容となっておりましたので、そういった情報について事前の周知、そして当日の規制開始や作業の進行状況、そして収容の状況ですね、そういったところを発信すべきであるというふうに考えて、今回はそのような発信を行ったところでございます。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。
◯一番(河野健治朗君)ありがとうございます。ぜひですね、今後ともそういう取組についてはですね、アンテナを高くしていただきまして、一つ注文をつけるとするならば、今後はですね、そういった場所であったりエリアというのは、地図をよく使ってとか、何々マップでもいいんですけども、そういう携帯で確認する人たちのためにですね、地点を教えてあげるということの努力が必要になってくると思います。
災害についてはそういったことで、地図を活用している例もありますので、研究してみたらいかがかなというふうに思っております。これは意見です。
以上で、SNSに関する質問を閉じさせていただきます。
次に、空き家対策についてですが、これはもう私の質問の目的としては、これから増えにくくするためにはどうするかということが大きな課題ではないかなというふうに思っておりますが、どうしたら増えないかということを知らない所有者また御家族の方というのが多いのかなというふうにも思っています。
それで、今回の質問の中にあるように、これからどういうふうにして予防するか、予防のための行為を考えていただきたいなというふうに思っているんですが、現時点で何か方向があれば教えてください。
◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。
◯建築住宅課長(畑迫智統君)建築住宅課長の畑迫です。再質問にお答えいたします。
現時点で、予防に関することはですね、回答にもあったように、固定資産税納付書の中にチラシを同封したりだとか、それからNPO法人等と連携して、そういった空き家に対する考え方であるだとか、近隣にかける迷惑のことだとかいうことを周知はしております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。
◯一番(河野健治朗君)その中には、成年後見人制度のことについてとかいう説明はありますか。
◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。
◯建築住宅課長(畑迫智統君)すみません、もう一回質問をお願いいたします。
◯一番(河野健治朗君)成年後見人制度をですね、ごめんなさい。
◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。
◯一番(河野健治朗君)成人後見人制度を活用するとかですね、そういった使用の方法もあるということをお伝えするということは考えていますか。
◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。
◯建築住宅課長(畑迫智統君)建築住宅課長の畑迫です。
後見人制度については、制度があるということは周知はしておりますけれども、実際に相談に乗っていく中でこういうことがありますよということを口頭でお話しする程度にはしております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。
◯一番(河野健治朗君)空き家についてはですね、いろいろな課題があると思います。それはもう、皆さんそれぞれが持つ意見も違うでしょうし、捉え方も違うと思います。
私の中では大きくは空き家になってしまう原因がそのときにしか分からないというか、前もって空き家になる予定で建てている家はないという概念がそもそもあると思うんですね。で、結果的に御家族の都合とか、周りの環境の都合で、やむを得ず空き家にするしかない、空き家のままでこのままずろうとかですね、何年かこのままでいいんじゃないかというようなことが起きているのが現状なのかなというふうに思っております。なので、そういったことのもともとの事柄の精査というのを、そろそろやっておかなければならないのかなというふうに思っているんですね。
それで、空き家があるといけないというわけではないんですけども、空き家をきっかけにいろいろな犯罪の温床であったりとか、様々な皆さんが思うようなことが起きてしまっているのが現状でもあるという中で、取組を前に出していくことは、そろそろ必要なことではないかなというふうに思っています。
そこで、空き家になったものに対して、もう少し形を変えた助成金制度のようなものが必要なのかなというふうに思うので、特定空家ではない、老朽化して崩れそうな空き家ではないんですけども、もう長年空き家になっているものを解体しようとか整理しようということに対して、補助を出していただけるかどうかということを聞きたいんですが、そういった計画や議論はありましたか。
◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。
◯建築住宅課長(畑迫智統君)建築住宅課長の畑迫です。
当課といたしましては、今補助をしてるのが、老朽空家に対する解体の補助のほうをしております。その分は、今、周知もなかなかできてですね、件数も毎年伸びているような状況です。今のところはこの制度のほうをうちのほうでは充実していきたいというふうに考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。
◯一番(河野健治朗君)答弁ありがとうございました。後々の事でも構いませんので、ぜひですね、議論の中には入れていただきたいなというふうに思います。
それで、またちょっと話は変わるんですけども、空き家は取り壊して更地にして新たなものを建てていくということと、空き家とはいえですね、とても立派な家もあるわけですね。そういったものの活用ということで、宇佐市は空き家バンクに力を入れているというふうに私は思っておりますけども、今現在どういうふうな動き、また状況なのか、分かる範囲で構いません。教えていただきたいと思います。
◯議長(衛藤博幸君)まちづくり推進課長。
◯まちづくり推進課長(尾方勇司君)まちづくり推進課長の尾方です。再質問にお答えいたします。
空き家バンクの利用状況ということで、本年一月末現在の状況を説明させていただきます。
まず、新規の物件登録が五十三件、新規利用者登録が百三件、そして成約が五十二件となっております。成約数につきましては、前年度の五十一件、年間ですね、これを既に上回っている状況であります。また、成約内容といたしましては、空き家の賃貸が十七件、空き家売買が三十三件、空き地、宅地ですね、が二件となっております。
近年の特徴でございますが、十二月期のデータで比較をして説明をいたしますと、市外の利用が前年度同期比で一八九%、それと空き家の売買が前年度同期比で一三〇%と、こういったところが増加しているというところに特徴がございます。ただ、案内件数のほうなんですが、こういったコロナ禍の状況でございますので、こちらのほうは若干減っているというようなところでございます。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。
◯一番(河野健治朗君)とても多いなというふうにイメージをしました。
私、空き家バンクについてはですね、もう多分今のホームページの前からよく見ているんですけども、見ている理由はですね、やっぱり私の実家のほうなんですけど、院内地区の家がどういうふうなところが空いて、どういうふうに活用されてるのかなということが気になるからなんですけども、これすいません、ちょっとメインの質問と大分というか少しそれてしまうんですけども、空き家バンクに登録されて、また利用されたですね、利活用された結果をですね、私知りたいなと思ってるんです。
今のホームページでも前のホームページでもそうですけど、成約済ということで終わってしまうので、空き家を今から増やさない努力、また出てきた空き家を取り扱って、それをこういうふうに活用して移住されてますであったり、お店を開かれてますであったり、そういったことをですね、お知らせする特集なんか組んでみたらどうかなというふうに思うんですけども、今までそういう計画はなかったですか。
◯議長(衛藤博幸君)まちづくり推進課長。
◯まちづくり推進課長(尾方勇司君)まちづくり推進課長の尾方でございます。再質問にお答えいたします。
当課では、ホームページの移住安心ガイドで、空き家また空き店舗を活用して起業されていらっしゃる方等の御紹介もさせていただいております。もちろん物件ごとの取引状態も、契約が済みましたとかですね、まだ交渉中であるとか、そういった状況までお知らせをしているという状況でございます。
また、ガイドブックにしましては、本年度ですね、ハンドバックに入るぐらいのサイズにしまして、市民課前のロビーにも配置してですね、皆さんの目に触れるようにもしております。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。
◯一番(河野健治朗君)ぜひその成果についてはですね、もっと目につくようにしていただけると、もっと活用しようかなとか、そういう制度があるんだなということの気づきになるかなというふうに思いますので、ぜひよろしくお願いします。
空き家はですね、私、それを活用することのほうがものすごくニーズがあるのかなというふうにも思いますし、発展的なのかなというふうにも思っています。ですので、以前から言っているコワーキングスペースであったりサテライトオフィスにつながるようなことであったり、そういった移住につながることであったり、プラスの面をですね、いかに見せていって、そういったことに困っている人たちを吸い出していくかということが、今後大切になってくるかなというふうに思いますので、これもやっぱり宇佐市特有の宇佐市らしいやり方が見えてくるといいなというふうに思っておりますので、今後ともぜひよろしくお願いいたします。
それでは、次に行きます。河川敷駐車場の今後についてです。
今回、アーバンスポーツに着目をということを申し上げさせていただきたいのは、まずはこの駐車場を今後どうするんだろうということからいろいろ話を聞く中でですね、まずそこを聞いてみようと思っていたんですけども、先ほどの答弁の中にありましたとおり、返還が前提となるもののということなんですけども、これもし返還するとなったらどういうふうな返還になるんですか。金額というか、内容を教えてください。
◯議長(衛藤博幸君)土木課長。
◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。河野議員の再質問にお答えいたします。
今、河川敷につきましては、大分県の宇佐土木事務所のほうが管理をしておりまして、その河川敷の中の高水敷といいます広場があります。そこのエリアについて、私ども土木課のほうで一部河川公園を造って占用をさせていただいているといった形になっております。で、来年度いっぱいまでお借りをするように、今申請を出しているといったところでございます。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。
◯一番(河野健治朗君)では、もし返還ということになった場合は、河川公園はそのままで、こちら側の駐車場の部分がそのまま使わないということになるだけということですか。
◯議長(衛藤博幸君)土木課長。
◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。
今議員がおっしゃるように、河川公園はそのままで、駐車場についてはこちらの新庁舎ができるまでの間ということで、河川の使用許可というか占用をさせていただいてたということでありますので、今現時点では期限が来ますとお返しをするといった形にしております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。
◯一番(河野健治朗君)その返還のことなんですけども、返還するとなると今のままなんですか、それとも駐車場のアスファルトは全部どけて土にして返すってことですか、どちらなんですか。
◯議長(衛藤博幸君)土木課長。
◯土木課長(熊埜御堂峰一君)その内容につきましては、今まさしく県と協議をしておりまして、県のほうから占用許可の条件で補装させていただいておりますので、撤去をしろと言われれば撤去をしていかないといけないといった形になります。今後の協議の内容になっていこうかと思います。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。
◯一番(河野健治朗君)大変よく分かりました。私、その撤去が必ずというか、絶対条件であるのかなというふうにも思っていましたが、そういうことであればですね、なおさらですね、そこを整備していくことが地域にとっても宇佐市にとっても望ましいのかなというふうに思っています。
今回、アーバンスポーツというふうに書きましたけども、要はこういったスポーツに着目をするということは、まず今の段階では新しい取組というふうに見えてくると思うんですね。オリンピック、見てのとおりです。今回も冬季オリンピックの後、九重のスキー場がもういっぱいになる人気になっていたというような報道もあります。
そしてまた、若年層、小学校、中学校ぐらいまでですかね、この新たなスポーツに取り組もうというふうに夢を抱いている市民もいることも、これも現実にあっています。
そういったことを考えるとですね、どうしてもこの競技のプロ選手というか、よく名前の出てくる選手方の発言を見ていると、練習場がない、足りない、国内に少ない、そういったことをバックアップしてくれたから、私はここまでこれたという方がほとんどでした。
宇佐市にないといけないということではないんですけども、そういった競技の場を提供していく、与えていくということは、大きい、小さいは別としてですね、そういったものに取り組んでいこう、進んでいこうとする気持ちの醸成にはつながっていく、そしてまたアーバンスポーツということにまだ新しいうちに取り組んでいるということは、また注目を浴びるのかなというふうに思っております。
この答弁の中にもありました、やっぱ危険性があるということで、なかなか取り組みにくいということもあると思うんですけども、御存じかもしれませんけど、現時点でですね、やっぱりこう、もっと前から、前からなんですよね、前からそういった施設を運営している市がですね、やっぱ数件あります。
特に興味があって連絡をしてみたのが飯塚市なんですけども、似たようにですね、二級河川の河川敷に造っているんですね。これは、平成十三年に建設をしているようです。そこは、電話での話だけだったんですけども、青少年の健全育成を目的としてということで、子育て支援課がこれ担当しているとかですね、隣の県ですけども、もう一個あるのが、椎田アグリパークは農業公園ですね、農業公園の中に建設していると、これも平成六年から運営をしているよというようなことでした。
早ければ早いほうがいいということではないんですけども、これをどうしようという検討をするときにですね、いろんな題材を並べて検討していくべきかなというふうに思っております。そして、また、水で流されてしまうということも解消できるコンクリート製の施設というふうになればですね、そういう可能性としては広がるのかなというふうに思いましたので、今回こういったふうな考え方はないのかということで、そういう目的で質問をさせていただきました。
ぜひですね、着目としては一つの案として考えていただければいいなというふうに思っておりますので、この件はこの程度で締めさせていただきたいと思います。
次に、内水氾濫のことについてなんですが、これ一番聞きたいのは、合同庁舎前を見に行っていかがだったでしょうか。現地はいかがだったでしょう。
◯議長(衛藤博幸君)上下水道課長。
◯上下水道課長(土居 徹君)上下水道課長の土居です。再質問にお答えします。
現地を確認いたしましたら、あそこはやはり県道を広げて整備する際に、旧道の部分、旧道路だったところがかなり広く残っております。そこが今、歩道的な役割で残っておりまして、そういったところの面積の水が全て側溝に流れてくるということで、道路を整備する折には側溝等の断面の計算をやるわけですが、それで整備した側溝ではあるんでしょうけど、どうしても途中の管理等で堆積物等があれば、流れにくくなって水があふれるというようなことがあると考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。
◯一番(河野健治朗君)この件についてはですね、以前から言っている内水氾濫を起こしている原因を突き止めるということと、それだけでは多分逃げていかないだろうなというような道筋をですね、ある程度把握してほしいなと思うんですね。
で、話をさせていただいたときに、申し上げさせていただきましたけども、どの水路が誰のどういう管理でどこの管理下にあるのかというのが分かりにくい地域になっているというのも現状なんでですね、その辺を分かりやすく説明できるように調査をしていただけたらなというふうに思っています。
合同庁舎前については今後だと思いますので、これはこれで締めさせていただきますが、閤地区の箇所についてはですね、今後の方針というのは以前も言いましたが、やはりどこまでどういうふうにするという具体的な計画と提案をですね、細かくといっても、そんなに細かくやり過ぎるとまた混乱するかもしれませんけども、ある程度ですね、お伝えいただいたほうがいいなというふうに思うんです。
地域の方々が皆さん興味を持っているというか、いつどうなるんだろうということがですね、忘れ去られてしまうようでは、やっぱり計画にはならないと思うんです。なので、こういったところも少し気にかけていただければなというふうに思いますので、これは今後ともまたよろしくお願いしたいというふうに思います。
最後になりますが、豊川小学校についてですが、これはもう再質問はありませんけども、現在の状況はよく分かりました。
それで一点だけ、学校の関係の皆さん方にいろいろとヒアリングするというのは、もちろん当然のことだと思うんですけども、地域の方へは基本設計がまとまった段階で説明するということなんですよね、今のところ。ですけども、地域の人ほどものすごく興味を持っているというのは捉えていてほしいんです。
というのも、PTAにしてもそうですけども、先生方にちょっと言い方は失礼かもしれませんが、建設後はいないかもしれない、建設中でもですね。できた後はいないかもしれませんが、地域の人にとってみれば、それはずっとそこにあるものなので、地域の皆さんがどういうふうに感じているのか、思っているのかということはですね、できる限り情報として捉えていただければいいなというふうに思っております。
これはもう要望ですので、はい。ぜひ今後ともよろしくお願いしたいと思います。
以上で、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
◯議長(衛藤博幸君)以上で、河野健治朗議員の一般質問を終結いたします。
ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで昼食のため暫時休憩いたします。
なお、再開は十三時五分といたします。
休憩明けの配席は、シフト表一のとおりですので、よろしくお願いをいたします。
それでは、暫時休憩します。
休憩 午後零時〇五分
──────────────
再開 午後一時〇五分
◯議長(衛藤博幸君)それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。
八番 多田羅純一君。
◯八番(多田羅純一君)皆さん、お疲れさまです。議席番号八番 市民れんごうの多田羅純一でございます。
まず、本議会をもってですね、勇退される執行部の部課長の皆様、本当にお世話になりました。答弁を通じて数多くのアドバイスをいただき、本当にありがとうございました。これからも、しっかりと一般質問を行ってまいりたいと思います。
本日朝から、吉田議員の面白い話で始まりましたが、私はそういうの全くできませんし、こわもてでもございませんので、速やかに一般質問のほうに入らせていただきます。
一項目め、新型コロナウイルス感染症についてです。
一点目、三回目接種(追加接種)の接種状況は順調か伺います。
二点目、国では五歳から十二歳未満の子供まで、ワクチン接種の対象が拡大されたが、効果や安全性はどう考えていますでしょうか。
二項目め、和間海浜公園についてです。
一点目、管理棟にある漁業に関する様々な展示品や資料等が眠っております。今後、市としてどのように生かしていくのかお伺いいたします。
二点目、管理棟の建物は老朽化が進んでおります。建て替え等は検討されているのでしょうか。
三点目、公園内でマムシが多いと聞いています。駆除することはできませんでしょうか。
四点目、盗難による被害も発生しております。公園内に防犯カメラは設置できませんでしょうか。
三項目め、都市公園トイレの管理についてです。
一点目、トイレ洋式化の推進は検討されていますでしょうか。
二点目、子供が使いやすいよう、子供用補助便座等は検討できないか。
四項目め、
UIターン者等奨学金返還支援事業についてです。
対象が市内在住者に拡大されました。今後の周知はどのように考えていますか。
五項目め、急速充電器拡充についてです。
県内の市役所では初と思われる急速充電器が宇佐市役所に設置されました。今後、さらなる普及促進のため、公共施設やその他観光地等に設置はできないかお伺いいたします。
六項目め、田舎暮らし「住みたい田舎ベストランキング」についてです。
二〇二二年度版人口五万人以上二十万人未満のまち三部門ランキングが発表されました。子育て世代、シニア世代が住みたいまちの二部門三位と、若者世代・単身者が住みたいまち七位について、どう捉えているか伺います。
以上です。一回目の質問を終わらせていただきます。よろしくお願いします。
◯議長(衛藤博幸君)それでは、多田羅純一議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。
まず、宇佐市長 是永修治君。
◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。八番 多田羅議員の一般質問にお答えをいたします。
六項目め、田舎暮らし「住みたい田舎ベストランキング」について、人口五万人以上二十万人未満のまち三部門ランキングについてどう捉えているかについてでありますが、今回の二〇二二年版には、七百五十一自治体が参加をし、人口規模で一万人、三万人、五万人、二十万人を区切りに五グループに分けられ、総合部門を廃して、世代別の三部門に集約をされております。
本市は、人口五万人以上二十万人未満のまちの百七十三自治体の中で、若者世代・単身者部門で七位、子育て世代とシニア世代の二部門で三位にランクづけされたところであります。
また、グループ内の総点数を見てみますと、本市は愛媛県の二市に次ぐ三位で、県内では一位となっております。
市としましては、移住者に対する県下トップクラスの居住支援をはじめ、子育てや教育、就業などの支援、移住者数、オンラインを含めた移住相談対応などの各種取組が高い評価をいただいたものと捉えております。
今後とも、一人でも多くの方に住みたいまち、住み続けたいまちとして選んでいただけるよう、移住・定住の促進に努めてまいります。
以上で、私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。
◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの新型コロナウイルス感染症についてを、福祉保健部長 岡部輝明君。
◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(岡部輝明君)皆様、こんにちは。福祉保健部長の岡部です。八番 多田羅議員の一般質問にお答えいたします。
一項目め、新型コロナウイルス感染症についての一点目、三回目接種の状況は順調かについてですが、本市では医療従事者、高齢者施設の入所者及び従事者の接種は完了し、高齢者は一月二十六日から、教職員や保育士等の優先接種が二月十二日から始まっており、二月二十三日時点で接種人数は約一万二千人、接種率二二%で、このうち六十五歳以上の高齢者の接種率は、四三%となっています。
今後、十八歳以上の方には、三月から二回目接種完了からの間隔を、七か月から六か月に短縮し、接種できる体制を整えます。
このように、国の方針が変更になるたびに、医師会と市とのワクチン接種専門委員会において協議しながら、個別接種、集団接種ともに体制を整えているところです。
二点目、国では五歳から十二歳未満の子供までワクチン接種の対象が拡大されたが、効果や安全性はどう考えているかについてですが、五歳から十二歳未満の子供の接種について厚生労働省はワクチンの有効性や安全性が確認できたとして、一月二十一日にファイザー社からの申請を正式に承認したことにより、三月から接種が始まります。
本市においては、他の小児用ワクチンとの接種間隔を空ける必要があることから、安心して受けられるよう、小児科において接種を行う体制を整えています。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの和間海浜公園についてと、四項目めの
UIターン者等奨学金返還支援事業についてを、経済部長 出口忠則君。
◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)経済部長の出口でございます。八番 多田羅議員の一般質問にお答えします。
二項目め、和間海浜公園についての一点目、管理棟にある展示品や資料を今後どのように生かしていくのかについてですが、和間海浜公園の資料研修棟には、アサリの生態やノリ養殖の製造過程の紹介パネルなどの漁業に関する資料があります。それらは、開園時に作成された資料で、劣化しているものもあり、全てが活用できるものではない状況です。
当時の地元漁業の状況を記した貴重な資料もありますので、展示場所も含めて活用方法については関係部署と協議していきたいと考えています。
二点目、建て替え等は検討されているのかについてですが、平成二年の開園から三十年経過しており、管理棟、特産品販売所、資料研修棟については、シロアリ被害や経年による劣化などの不良箇所の補修等を行っているところです。
今後は、公共施設等総合管理計画に基づき、施設の安全性や利用状況の調査を行い、改修や撤去などの方向性について、関係団体なども含めて協議をしていきたいと考えています。
三点目、マムシを駆除することはできないかについてですが、公園内においてマムシが出ることについては、管理を委託している漁協などから聞いております。草刈り作業中に発見されることもあり、その都度駆除していただいていますが、大雨時に近くの用水路などから侵入してくると考えられるため、なかなか減らない状況です。
対策としましては、マムシの活動期に適切な草刈りや忌避剤の散布を実施するとともに、公園内に注意看板を設置しています。
なお、来年度は、マムシが繁殖・生息しやすい場所についてはコンクリート舗装を行い、生息しにくい環境にしていく予定であります。
四点目、公園内に防犯カメラは設置できないかについてですが、令和元年に資料研修棟において、機材の盗難や窓ガラスの破損などが発生しています。そのため、建物が見やすいように、周辺の樹木を伐採いたしました。また、市の防犯パトロールの巡回強化をお願いしています。
今後、他の公共施設の防犯カメラの設置状況、効果等を調査し、管理委託者や地域などと協議していきたいと考えています。
次に、四項目め、
UIターン者等奨学金返還支援事業について、拡大した事業の今後の周知方法についてですが、本事業は企業の人材不足を解消するとともに、大学、短大に進学したUIターン者の定住促進につなげることを目的として、県内市町村に先駆けて奨学金の返還支援事業を平成二十八年度から実施し、平成三十一年度からは収入要件を撤廃して取り組んでまいりました。
令和二年度までの実績は、平成二十八年度が五名、二十九年度が六名、三十年度が十二名、令和元年度が二十五名、二年度は三十四名と年々増加傾向にあります。
また、これまで議会及び関係者の皆様から御意見をいただく中で、今年から定住者も補助対象とするとともに、対象奨学金も県母子・父子寡婦福祉資金貸付金と、技能者育成資金融資制度による融資を追加しました。あわせて、市内企業の人材不足の状況から、新規申請については市内企業で働く奨学金返還者を補助対象とする改正を行ったところです。
今後の周知につきましては、市として奨学金返還者の情報が把握できていないため、引き続き転入者に対して市民課の窓口での周知チラシの配布や、成人式でのチラシ配布、「広報うさ」、ホームページ及びSNSの活用、市内高等学校や企業を訪問してのPRのほか、市地域雇用創造協議会と連携し関東や関西、福岡で開催される移住フェアの活用、県内外の大学等への情報提供など、積極的な周知に努めてまいります。
また、企業においても、本事業を人材確保のためのアイテムとして活用していただき、情報発信の一翼を担ってもらうよう、周知を行っていきたいと考えています。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)次に、三項目めの都市公園トイレの管理についてを、建設水道部長 城 隆弘君。
◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)建設水道部長の城でございます。八番 多田羅議員の一般質問にお答えいたします。
三項目め、都市公園トイレの管理についての一点目、トイレ洋式化についてですが、市内の都市公園には九か所でトイレを設けています。その中で、洋式便座がある公園は、響山地区公園、鷹居地区公園、坂ノ上街区公園となっています。残りの公園につきましては、利用者などの意見も伺いながら、設置の方向性について調査研究してまいります。
二点目、子供用補助便座等の検討についてですが、子供用補助便座は小さな子供が安心してトイレを使用することができるなど、その利便性について承知しています。
設置に向けては、繰り返し使用することによる汚れも懸念されることから、維持管理方法等について調査研究を行ってまいります。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)最後に、五項目めの急速充電器拡充についてを、市民生活部長 加来 定君。
◯市民生活部長兼市民課長(加来 定君)皆さん、こんにちは。市民生活部長の加来でございます。八番 多田羅議員の一般質問にお答えします。
五項目め、急速充電器拡充について、市役所に設置されたが、今後さらなる普及促進のため、公共施設やその他観光地等に設置の検討はできないかについてですが、本市では既に設置している道の駅いんないに加えて、ゼロカーボンシティ達成に向け、電気自動車等の普及促進を目的として、昨年十二月に市役所駐車場では県内初となる急速充電器を設置しました。
さらに、安心院地域複合支所にも急速充電器を設置し、本年四月から利用できるよう進めているところです。
なお、現在計画中の国道沿線地域複合施設についても急速充電器の設置を計画しており、今後も個人、法人向けの充電設備設置補助金と併せて引き続きインフラ整備を進め、さらなる普及促進に努めてまいります。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。
八番 多田羅純一君。
◯八番(多田羅純一君)それでは、順次質問を行います。
一項目めの、三回目の接種についてですけども、二〇二二年に入ってですね、県内で感染者が発生して、二月二十八日には県下最大で感染者が五百二十三人になりました。
今現在では、かなり下がっているところではございますが、答弁であったように接種率、二月二十二日の時点で二二%ということで、かなり県よりも進んでいるということで順調と判断して、二点目の子供のワクチンのほうに入りたいと思います。
ここはですね、ワクチンを接種するかしないかというのは、保護者と本人の意思でありまして、強制ではございませんが、現在ネット社会ではですね、かなり情報が多くて判断に迷う場面が多々あると。子供のワクチン接種についても同様で、何が本当なのかと保護者の方もきっと迷ってるんじゃないかなというふうに考えられます。
正しい情報をですね、保護者のほうが知っていくためには、どのようなことを考えているのかお伺いいたします。
◯議長(衛藤博幸君)健康課長。
◯健康課長(出口昭子さん)健康課長の出口でございます。再質問にお答えいたします。
小児のワクチンの接種については、国が小児の新型コロナウイルス感染症の動向やワクチンの有効性、安全性、そして諸外国の対応状況、そして国がアンケートを取っておりますけれども、子供や保護者の新型コロナワクチンに対する考え等を踏まえ、小児のワクチンをファイザー社のワクチンを特例臨時接種と位置づけ、一月に承認しております。
国の説明によりますと、小児のワクチンの効果については、オミクロン株以前の臨床試験になりますけれども、二回目接種後七日以降の発症予防効果は九〇・七%と報告されております。
そして、二点目の安全性に関しては、ワクチンを受けた後、数日以内に現れる症状としては、注射した部分の痛みが七割と一番多く、次に三十八度以上の発熱は一回目が二・五%、二回目が六・五%でほとんどの場合軽度であり、短期間で症状が収まっているということであります。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。
◯八番(多田羅純一君)予防する効果が期待できるのと、あと、結果として同居する家族等に感染を広げる可能性を減らすことがですね、子供たちが安心して日常生活を送るのにつながるのではないかというふうに思います。
続いて、接種予約はですね、今、接種予約センターで電話の受付というふうになっておりますけども、現在の受付状況についてお伺いいたします。
◯議長(衛藤博幸君)健康課長。
◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。
子供のワクチンの接種の予約ということでよろしいでしょうか。
本日ですね、三月に誕生日を迎える十一歳の方に接種券を送っております。そして二十八日に五歳から十一歳までの方に接種券を送る予定となっておりますので、予約に関しては今後予約が入っていくものと考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。
◯八番(多田羅純一君)ちょっと早かったですね。今からということで理解しました。
これ、子供の全て接種の質問をさせていただくんですけど、対象となる医療機関は小児科ということで、市内ではくまのみどう小児科と佐藤第二病院の二か所のみというふうになっております。負担増や医師の疲弊等が考えられますけど、市はどのように捉えているのかお伺いいたします。
◯議長(衛藤博幸君)健康課長。
◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。
市と医師会とのワクチン接種専門委員会において、小児科において接種する方向ということは決定しておりまして、二つの小児科と協議して現在接種体制を整えております。
どれぐらいの方が接種を希望するかというところは、まだ予測できておりませんけれども、二つの医療機関の要望をお聞きして、負担ができるだけかからないように、一つの医療機関についてなんですが市のコールセンターで予約を受けるということで、負担軽減を考えながら努めております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。
◯八番(多田羅純一君)小児科のインフルエンザの予防接種はですね、市内十五か所で接種できると思います。今後、いろいろなケース・バイ・ケースがあるとは思うんですが、医療機関等は増やせないのかお伺いいたします。
◯議長(衛藤博幸君)健康課長。
◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。
確かに市内には二つの小児科しかありませんけれども、基礎疾患があるお子さんなどは、新型コロナウイルスに感染すると重症化するリスクが高くなると言われております。症状のことをよく分かっていらっしゃるかかりつけの先生にワクチンを接種していただくことや、コロナワクチンと他のワクチンとの間隔を十三日間空けることなどから考えて、いつも接種を行っている医療機関での接種が安全であると考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。
◯八番(多田羅純一君)分かりました。それでは、今後スムーズな接種体制を望んで、次のほうに行かせていただきます。
二項目めの、和間海浜公園でございます。
先ほど答弁でもあったんですけど、ガザミやクルマエビの大きくなる過程からですね、放流やハマグリ、アサリなどの種苗生産過程などが掲示されております。
また、和間地区で当時栄えましたノリの生産などが分かりやすく掲示されておりまして、大変貴重な道具やマサ網の模型などがありました。展示品や資料品の作製はですね、いつ頃なのか聞こうと思ったんですけど、答弁で開園時ということだったんで、ここは質問しないんですけども、私、昔からよく和間公園のほうには足を運んでいるんですけど、こういう相談を受けるまではですね、こういった立派な資料があるということも全く知りませんでしたし、拝見させていただいて大変懐かしく思えることもありました。
今後ですね、掲示のほうについても協議していきたいというふうに考えているという答弁いただいたんですけど、どういったところを掲示していくかという、何かありましたら答弁をお願いします。
◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。
◯林業水産課長(木下富喜君)林業水産課長の木下です。再質問にお答えいたします。
議員言われたとおり、貴重な展示品等々がございますので、学校も含め、新しくできる長洲の公民館、施設等にもですね、どこが一番利活用できるか、展示で活用できるかも含めてですね、協議してまいりたいというふうに考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。
◯八番(多田羅純一君)この資料はですね、和間地区だけではなく、宇佐市の漁業の歴史だというふうに私は思います。活かさないともったいないので、前向きに今後も検討していただきたいなというふうに思います。
二点目の、管理棟の老朽化の件でございますけども、管理棟の外観を見ていただければですね、分かると思うんですが、棟がもう下がっているというか、危険な状態です。瓦のほうもくぼんでいるように見えますし、中にはシロアリの死骸がたくさんあってですね、かなりシロアリのほうにやられているのではないかというふうに思います。
で、築は三十年でよろしいんですかね。
◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。
◯林業水産課長(木下富喜君)林業水産課長 木下です。再質問にお答えします。
資料・研修棟につきましては、平成三年度の建築になりますので、ちょうど三十年越えている分というような形になります。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。
◯八番(多田羅純一君)売店も同じ時期だと思います。トイレ以外はですね、全て老朽化している感じがしております。
あと、駐車場のほうにあった大きな掲示板というか看板もですね、今も何も書かれてない状況となっておりますけども、これも何か直す予定があるのでしょうか、伺います。
◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。
◯林業水産課長(木下富喜君)林業水産課長の木下です。再質問にお答えします。
昨年度の台風でですね、看板のほうが破損しましたので、書いていた部分については今取り外している状態になっています。枠組みについては、鉄骨でできておりますので、まだ十分使えるというふうに認識しておりますので、また新たな看板のほうを設置したいというふうに考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。
◯八番(多田羅純一君)あと、管理棟のほうはですね、木材をかなりちょっと使っていますということで、昨日若山議員の質問でもありましたが、例えば管理棟に手を加えるという場合にですね、森林環境譲与税が使えるのか使えないのかお伺いいたします。
◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。
◯林業水産課長(木下富喜君)林業水産課長の木下です。再質問にお答えいたします。
森林環境譲与税につきましては、公共施設で木造の場合ですね、活用できるというふうになっておりますので、活用できるものというふうに考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。
◯八番(多田羅純一君)和間海浜公園のところの話で、以前にも温水シャワーの設置の件もお願いしていたんですけど、ぜひともですね、地元の皆さんの意見を取り入れていただいて、使いやすい管理棟、売店のほうに手を加えていただきたいというふうに思います。
三点目のマムシの件です。
答弁でもあったんですけど、毎年草刈りするときに約二十匹ぐらいは処分していると。草刈機の歯に絡まってマムシが飛んでくるという生の声を聞いてます。実際にですね、かまれた方もいるというふうに聞いてますので、これは早急な対応が必要じゃないかなというふうに思います。
また、マムシの習性としましては、出現が四月から十一月、生息環境としては山林内やその他周辺、田畑に多く、特に水辺や湿ったところを好むというふうにありました。
海浜公園の公園開きもですね、三月終わりから始まりますので、マムシが出てくる出現時期とですね、かなりかぶってくることから、公園内の湿った好む場所ですね、そういったところの整備をしっかりやっていかないと、いつまでたってもマムシが出るんじゃないかなというふうに思います。
答弁のほうでも、コンクリート舗装を行って生息しにくい環境にしていく予定というふうにあったんですが、これはいつ頃完成予定なのかお伺いいたします。
◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。
◯林業水産課長(木下富喜君)林業水産課長の木下です。再質問にお答えします。
議員言われるとおり、早急に対応する必要があるというふうに考えております。来年度予算のほうに計上しておりますので、議決がいただければ、来年度当初、できるだけ早い段階でですね、工事のほうをしたいというふうに考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。
◯八番(多田羅純一君)よろしくお願いします。毎年、全国で推定値になりますけども、三千人以上の方がマムシにかまれる、かまれても数人重症化例があるというふうに聞いています。子供たちが遊ぶ場所でもありますので、安心して遊べるように対応をお願いしたいと思います。
四点目の、防犯カメラの件でございます。答弁のほうにもガラスが割られてというふうに書いてたんですけど、私が聞いた話だと、草刈り機が四台盗まれたというふうに聞いております。管理棟が見やすいように、大きな前の木を切ったということで、道からはよく見えるようにはなったんですが、どうしてもやっぱ人がいない、人目につきにくいというところでですね、防犯がちょっと低いんかなというふうに思いますので、今後駐車場を含むですね、公園内の犯罪を防止するためにもですね、必要だというふうに考えますが、いかがでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。
◯林業水産課長(木下富喜君)林業水産課長の木下です。再質問にお答えします。
今、議員言われるとおり、夜とか冬場とか特にですね、管理する人がいないので、なかなか防犯面では厳しい面があるのではないかというふうに考えております。
今後につきましては、管理している人であったりとか、地域の方ともですね、協議してまいりたいというふうに考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。
◯八番(多田羅純一君)安全で安心できる海浜公園にですね、しっかり整備していただいて、今後においても貝堀りやキャンプ、マリンスポーツで多くの方に来ていただけるような海浜公園になっていくことを願って、次のほうに入らせていただきます。
続いて、都市公園のトイレのところでございます。
今回、公園に着目を置いたんですが、種類もですね、様々あったということで、都市公園、農村公園、海浜公園など、担当課もそれぞれ変わるということと、あと都市計画関連の公園、ここには九か所って書いているんですけど、関連でいうと十二か所あってですね、全ての公園を確認してまいりました。
印象としましてはですね、かなり遊具が更新されてて、古くてさびている危険な遊具はですね、一つもございませんでした。表示とかもされてて、かなり使いやすくなっているなというふうに感じたところでございます。
その中で、トイレが設置されている九か所については、きれいなところもあれば汚れてるところもあったというところもあるんですが、特に気になったのが、ごみ箱が設置されている公園と設置されてない公園がありました。ごみがやっぱ散乱しているところは、やっぱ捨てる場所がないから拾う人もいないんかなというふうにちょっと思ったんですが、そういったところのごみ箱を設置するというのは可能なのでしょうか、伺います。
◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。
◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)都市計画課長の城でございます。多田羅議員の再質問にお答えいたします。
今、議員がおっしゃったごみ箱につきましては、都市公園の中に、私が把握しているのは一か所ぐらいたしか把握してるというふうに認識しておりますが、どうしても常駐してない都市公園の中にごみ箱を設置すると、不法投棄であったりそういったことにもつながることと、あと、ごみ箱の中がたまったときの管理方法とかが、今の中ではなかなか厳しいのかなということでですね、今地区に管理いただいている公園については、地区の方がですね、しっかりと管理していただいているところには、そういった設置という形でなっていると思っておりますが、今後についての設置ということについては、先ほど申し上げたようなことを兼ね合わせると、ちょっと厳しいのかなというふうに私自身は思っております。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。
◯八番(多田羅純一君)分かりました。自分が思った感想なんで、次に行きます。
ちょっと質問のほうに入ります。洋式化に対して、国や県などの補助事業が何かないかなと思うところでございます。訪日外国人、旅行者が利用しやすい観光地の公衆トイレの整備の経費等の一部について支援する訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業というのが観光庁の事業なんですけど、そういった補助事業があったんですけど、こういった国の事業だとか、何らかの支援事業はないのか伺います。
◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。
◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)お答えいたします。
都市公園に限って申し上げますと、先ほど吉田議員の一般質問の中で少しお答えさせていただいたんですが、規模の小さい公園については、遊具以外に補助メニューというのがなかなかないというのが現状でございます。
ですから、トイレの改修とかになると、都市公園の中での長寿命化の補助金というものがありますが、それに該当しないという状況で、もし該当させていくとすると、公共施設等の適正管理推進事業債という起債メニューという形で設けていくという形はあろうかと思います。
それと、今年のコロナの臨時交付金とか、そういったものが適宜あればですね、そういったものについては、今後アンテナを立てていきたいなというふうに考えております。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。
◯八番(多田羅純一君)洋式トイレのですね、普及率、ちょっと調べてみました。国内では約九割普及しているということもありますし、和式より洋式のほうが汚れにくいのではないかというふうに思いますので、今後何らかの補助事業を使って検討していただきたいなというふうに思います。
二点目の、子供用の補助便座等の話でございますけども、やはり公園ですので、子供たちが主役だというふうに思います。市内で子供用の便座が設置されているのはですね、総合運動場、古代ふれあい広場のトイレしか私は知りませんけども、ほかにも多く必要だというふうに思いますが、いかがでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。
◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)お答えいたします。
今、議員おっしゃったとおり、古代ふれあい広場付近のトイレについては、たしか昨年ぐらいにですね、設置したというふうに認識しておりますが、確かに子供たちにとっては通常のトイレというのは大き過ぎて使いにくいということは承知しておりますので、そういった設置することによって、そのニーズというのは高いだろうというふうに考えております。
そういった中で、設置に向けては、先ほど回答の中にもございましたけど、維持管理というか、きれいにいつも清掃しておかないと、議員がおっしゃるような利用率の向上とか活用が図られにくいのかなと思っておりますので、都市公園に限らずですね、やっぱり設置する際には、やっぱり常駐しているような施設というところに設置すると、私もすごく利用率が高まるし、子供さんが集まるようなそういったところに設置することは、大変有効だろうなというふうに考えております。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。
◯八番(多田羅純一君)そういうことですね。清掃頻度を増やしてもらったらということもあります。まあ、いいんですけど、子供が多く集まる場所はですね、都市公園だけにとどまらず、ほかの公園、施設などを市内全域に広げることで、宇佐市は子育てしやすいと市民はもとよりですね、他市の方々にも知っていただくことが子育てしやすい環境整備だというふうに考えていますので、ぜひ検討をよろしくお願いします。
続いて、
UIターン者等奨学金返還支援事業についてでございます。
今年度の募集はですね、来週の月曜日、二月二十八日で締切りなので、まだ確定はしておりませんが、今年度のUIターン者等奨学金返還支援見込みとして、何人を見込んでいるのかお伺いいたします。
◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。
◯商工振興課長(末宗勇治君)商工振興課長の末宗でございます。多田羅議員の再質問にお答えをいたします。
先ほどございましたが、今年度のこの補助金の申請期間の受付の締切りが二月の二十八日ということで、若干まだあと何日かあるわけでございますが、今年度新たにですね、新規申請が今のところ十六名で、前年度以前からの継続申請が三十四名ということで、約五十名程度ぐらいになるのではなかろうかなというふうに見込んでおります。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。
◯八番(多田羅純一君)十六名という話だったんですが、そのうち在住者に拡大された人数が十六名ということでよろしいんでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。
◯商工振興課長(末宗勇治君)お答えいたします。
市内にですね、居住しながら大学へ通学し、その後就職をして奨学金の返還をしている方の新規の申請というのはございませんが、これまでの制度であれば、この制度がスタートした時点は、平成二十八年にスタートしたわけでございますが、平成二十八年三月一日以降に移住されてきた、新たに宇佐市に来られた方が対象で、それ以前から宇佐市に住まわれていた方というのは対象でなかったということでございますが、今回、平成二十八年二月二十八日以前から宇佐市に住まわれている方も対象といたしましたので、その方がですね、今回十六名中五名、新たに申請があったというような状況でございます。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。
◯八番(多田羅純一君)まだまだいると私は思います。現に、日本学生支援機構の令和二年度学生生活調査によりますと、大学で四九・六%と過半数の学生が奨学金を活用しているということで、まだまだ市内にいるんじゃないかなというふうに思います。
それでは、本事業の目的をまずちょっと確認させていただきますけども、
UIターン者等奨学金返還支援事業は、就職支援及び定住促進を図るため、新たに宇佐市に転入し企業で働き始めた方に対して、奨学金返還の一部について補助金を交付していると思いますけども、市内在住に広げると、本来の事業目的と項目が少しずれているような気がするんですが、いかがでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。
◯商工振興課長(末宗勇治君)お答えをいたします。
確かにですね、この制度を導入した当時は、新たにUIターンなどで宇佐市に移住される方、流入人口を増やすということが目的として制度設計されたわけでございますが、していくうちにですね、宇佐市に在住しながら、市外の大学等、短大等に通われて、そのまま宇佐市に居住して企業に勤めてられている方、そういった方の声でありますとか、県下他市でこういう同じような制度を導入している自治体等の内容等もですね、鑑みながら、宇佐市に定住されている方の若者の人口の流出を防ぐということもございますので、今回新たに定住者につきましても対象とさせていただいたというような状況でございます。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。
◯八番(多田羅純一君)支援事業のですね、要綱がよくなったということで、なかなか市民の方に浸透しにくいのではないかなというふうに思ってます。今回、要綱拡大に向けて、どのような周知宣伝、アピールをされたのか伺います。
◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。
◯商工振興課長(末宗勇治君)お答えをいたします。
初回の答弁でも申し上げましたが、基本的に潜在的にですね、この奨学金を返還されている方がどのくらいいらっしゃるかという具体的な数字でありますとか、個別具体的な情報を把握しておりませんので、個別に通知を差し上げるということはもう当然不可能でございます。
そうしたことからですね、まずは今回でありますと、「広報うさ」の一月号、十二月の終わりに配布されるわけでございますが、その辺に記載をして周知をした、あるいはホームページとSNSの活用、それからですね、直接市内の高等学校あるいは企業さんのほうにですね、出向いて、今回の制度改正についてですね、お知らせをしていくなどのPR活動を実施してきております。
今後につきましてもですね、より効果的な周知に努めていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。
◯八番(多田羅純一君)こんなにいい制度拡充ですので、大変もったいないなというふうに思います。新規事業のほうが分かりやすいんじゃないかなと、また、奨学金支援のですね、インパクトがあったんじゃないかなというふうに思っています。
続いてですね、先ほども話があったんですけど、平成二十八年度から始まってということで、もうはや六年が経過いたします。県内では、まだ助成してない市もありますけども、一番助成額が高いところでは二百二十万円ということで出している市もあります。
今回、他市を調べていく中で、追いつかれているどころか追い越されていることにですね、気がついたということで、他市に負けないUIターン者等奨学金支援をやらなければ人材確保につながらないと思いますので、そろそろ助成額の増額を検討したほうがいいと思いますが、いかがでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。
◯商工振興課長(末宗勇治君)お答えをいたします。
まず、本市の補助金の内容でございますが、前年の奨学金の返還額の二分の一を補助し、それから補助金の累計額が百万円を上限、そして交付回数については十回を上限とするという内容でございます。
現在、県下他市でですね、この同様の制度を導入しているのが五市二町だというふうに把握をしております。内容を見ますとですね、確かに宇佐市よりも補助金額でありますとか、補助率が高い自治体もございますが、一方でですね、対象となる奨学金が極めて限定されているとか、一回に交付される人数が制限されているというようなところもございますので、一概に比較は難しいのかなというふうには思っております。
当然ですね、議員さん言われるとおり、補助金の見直しについてはですね、他市の状況を見ながらやっていく必要があろうかなというふうには思っておりますが、現状他市と比較して本市の内容はですね、見劣りするというところまでの認識はございませんので、まずはこの制度自体のですね、周知を徹底しながら、効果的な運用に努めていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。
◯八番(多田羅純一君)見劣りしないというか、いいことをしているんで全然いいんですけど、やっぱりもう六年経過しているというところを踏まえてですね、検討していただきたいなというふうに思います。
日本学生支援機構がですね、これちょっと古いデータになるんですけど、平成二十九年度末に調査を行ったときに、奨学金の返済を一日以上延滞した人は三十三万六千人、全体の八%いると。で、延滞者のうち四六・七%が三か月以上の長期で延滞しているということで、延滞者の厳しい返済状況がうかがえます。市内在住者に広げることはですね、市内で奨学金を返しながら働く若者世代、苦しんでいる方々に対して、大変いいことだと思います。
また、さらに周知を広くしていただきたいのと、さらなる人材確保のためにですね、助成額の増額を検討していただきたいというふうに思います。
続いて、急速充電設備の件でございます。
二〇二一年度八月より、大分県下初、再生可能エネルギー利用及び設備導入を積極的に支援するため、脱炭素の促進グリーン環境で設備費の助成を行うようになり、上限五十万円の補助ができるようになりましたけども、現段階で申請者数、申請事業所は幾つぐらいあったのか伺います。
◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。
◯生活環境課長(河合長彦君)生活環境課長の河合でございます。多田羅議員の再質問にお答えします。
先ほど言われた急速充電器の設置の補助金の申請件数でございますが、ただいまのところはございません。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。
◯八番(多田羅純一君)申請がないのは、何か要因は捉えられていますでしょうか、伺います。
◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。
◯生活環境課長(河合長彦君)再質問にお答えいたします。
理由でございますが、急速充電器の設備自体が高額であるというところと、保守などのランニングコストがかさんでいるということで、利用者が少ない状況では設備の新設が進まない状況というふうに考えております。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。
◯八番(多田羅純一君)そうですね、設置に至っては高額であまり儲からないだとか、ボランティア的なところもあるようで、全国的に見ても二〇二〇年度末の時点で記録ある十二月以降初めて減少したということで、採算が合わなかったり、設置契約の満期に伴って撤去するケースが多かったというふうな記事もうかがえました。
市内においても、今後同様な減少になるんじゃないかなと懸念するところはございますけども、今後さらに電気自動車が増えてきますので、前進するのみだというふうに思います。
以前にも、宇佐八幡駐車場への設置はできないのかというふうに質問させていただきました。その際はですね、まだまだ電気自動車の普及が進んでないという答弁をいただいたんですが、あれから五年経過しましたので、以前よりはかなり普及が進んでおります。
宇佐八幡駐車場への設置はできないのか、伺います。
◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。
◯生活環境課長(河合長彦君)再質問にお答えいたします。
宇佐八幡駐車場に関してでございますが、それのEVの急速充電器の設置についてでございますが、昨年度私どものほうでEVの急速充電器の補助金を新たに新設しました。そのことも踏まえて、八幡駐車場のほうに御相談して働きかけをかけてきたところでございますが、先ほど言いましたが、充電器の設備自体が高額であること、ランニングコスト等がネックになって、さらにですね、コロナ禍で利用者が少ないというふうで、現状好転する見込みがまだ見えないというところで、設置が困難というところでございました。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。
◯八番(多田羅純一君)今後、カーボンニュートラルが加速する中ですね、政府からは国内の急速充電器を二〇三〇年度までに三万基設置する目標も掲げられております。二〇二〇年五月の時点では七千七百基ということで、現状よりも四倍多くなる計算というふうになっています。
現在、ネットで宇佐市急速充電器と検索するとですね、十四基というふうになっておりますので、まだまだ少ないんかなというふうに思っています。
今後も未来のインフラ整備としてですね、さらなる充電スポットと急速充電器の設備の普及を推進して、次のほうに入らせていただきます。
最後です。田舎暮らし「住みたい田舎ベストランキング」についてでございます。
毎年三月議会でこの田舎暮らしの本の記事をですね、参考にさせていただきながら質問させていただいておりまして、今回は人口規模に応じて一万人未満から二十万人以上というふうな五ランクに分けられての評価というふうになっております。答弁のほうでも市長のほうから何度かあったので、かなり高評価を受けておりまして、全国的にも大分県は高い評価なんかなというふうに思ってます。
その中で、やっぱり若者世代、単身者が住みたい町の項目がですね、ちょっとほかのやつに比べて低いというふうに思いますので、今年度を上回る施策はですね、どのように考えているのか、時間はいっぱいありますのでよろしくお願いします。
◯議長(衛藤博幸君)まちづくり推進課長。
◯まちづくり推進課長(尾方勇司君)まちづくり推進課長の尾方でございます。再質問にお答えいたします。
来年度に向けては、大きく四点ほど考えております。
一点目は、県下トップクラスの住宅取得支援等の継続と、新たな支援制度の創設であります。今後とも、子育て世帯の移住にですね、重点を置きまして、子育て世帯の中古住宅等の購入時の改修も支援を拡充いたしまして、新築の場合、また購入と改修を合わせた場合もですね、県外移住者は最大二百万円、市外移住者は最大百五十万円とする県下トップクラスの住宅取得支援を継続していきたいと思います。
また、新たな支援として、県外の移住希望者や空き家提供者がお試し滞在する際の市内宿泊料につきまして、一人一泊につき四千円、最大七泊まで補助するということ、それから県外移住者のペーパードライバー教習受講に、一人一日一回につき六千円、最大二回までの補助、また、県外移住の子育て世帯のマイカー取得につき、一世帯一台に限って四分の一以内で最大百万円まで補助する制度を設けましたので、こういった制度の周知を徹底していきたいということです。
それから二点目で、点数がつかない項目の精査をしまして、関係部署と検討してまいるということです。
三点目が、上位の自治体の取組の調査研究であります。
四点目といたしまして、相談窓口の対応強化ということであります。ホームページであったり、案内対応などを強化していきたいというふうに考えております。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。
◯八番(多田羅純一君)ありがとうございました。豊後高田市に負けないように、ぜひとも頑張っていただきたいというふうに思います。
これは、他県他市にですね、アピールできる絶好のチャンスであります。様々な世代にですね、宇佐市の記事を読んでいただいて本当に住みたい田舎というふうに、市民から言われるように、さらなる上を目指して頑張っていただきたいというふうに思います。
以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。
◯議長(衛藤博幸君)以上で多田羅純一議員の一般質問を終結いたします。
ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩いたします。
なお、再開は十四時十五分といたします。
暫時休憩します。
休憩 午後二時〇四分
──────────────
再開 午後二時十五分
◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。
一般質問を続行します。
二十番 永松 郁君。
◯二十番(永松 郁君)皆さん、こんにちは。本日の最終バッターとなりました。午前中は、吉田議員、河野健治朗議員とこわもてがお二人続きました。私は、多田羅議員に続いておっとりした二人でございますので、二人で午後は進めてまいりたいと思います。
三月になります。ちょうど私、若いときスキーをよくやっておりまして、競技スキー等も出ておりました。北京オリンピックを見ておりましてですね、久々にまたスキーがしたいなとか思っておる次第でございます。
その中でも、カーリングのロコソラーレの選手たちを見ておりました。どんなつらいときでもですね、笑顔を絶やさず、そして四人でコミュニケーションを取りながら戦っていく、そんな姿に感動を受けた次第でございます。
また、三月をもって退職されます部課長そして職員の皆様方、大変お疲れさまでございました。役所の中で学んだこと、そして経験を、これからの人生にも、そして宇佐市のためにも生かしていただきたいと思います。
それでは、通告に従い六項目について質問をさせていただきます。
一項目め、新型コロナウイルス第六波に歯止めをかける切り札として期待されるワクチンの三回目接種の宇佐市の接種率についてお伺いいたします。
二項目め、宇佐高田医師会病院・地域成人病検診センター建て替えに向けた建設基本計画が策定されました。スケジュール等についてお伺いいたします。
三項目め、高温に強い水稲の新品種なつほのかの実証栽培で、収量、品質とも主力のヒノヒカリを上回る好成績が出たそうでございます。県は令和四年度、千ヘクタールの作付を進めるが、宇佐市の作付面積についてお伺いいたします。
四項目め、生活を支える水道管をめぐる事故が全国各地で相次いでおります。宇佐市の古い水道管の更新、耐震化をどのように進めていくのかお伺いいたします。
五項目めでございます。宇佐本耶馬渓線の四車線化がほぼ完成をいたします。国道十号線の渋滞解消に向け、県道和気佐野線の四車線化に向けて大分県に働きかけてはと思いますが、どのような考えでしょうか。
最後、六項目め、NEXCO西日本が、宇佐インター~院内インターチェンジの四車線化工事に着工いたしました。高速道路は、災害時には迂回路等の移動手段として有効であります。また、四車線化工事により事故防止等にもつながります。
四車線化工事に併せ、院内インターチェンジの上りインターチェンジ開設に向け、NEXCO等に働きかけは行っているのか、お伺いいたします。
以上、六項目について質問させていただきます。明快な答弁をよろしくお願いいたします。
◯議長(衛藤博幸君)それでは、永松 郁議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。
まず、宇佐市長 是永修治君。
◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。二十番 永松議員の一般質問にお答えをいたします。
三項目め、高温に強い水稲の新品種なつほのかについて、県は令和四年度千ヘクタール作付を進めるが、宇佐市の作付面積はについてでありますが、県内で広く栽培されておりますヒノヒカリは、高温に弱く、温暖化による近年の気象条件下においては適さなくなってきております。そのため、生産側と流通側の双方から、ヒノヒカリに代わる新品種の導入の要望が高まり、本年度新たな奨励品種として、なつほのかが採用されたところであります。
本年度は、県内五ヘクタールのうち、市内では宇佐地域で八十アール、安心院地域で九十アールの実証圃で試験的に作付をされ、ほぼ全ての実証圃で、収量・品質共にヒノヒカリを上回る良好な結果が得られたと聞いております。
また、作付を行った農業者においても、栽培しやすく、収量・品質は勝り、収穫時期が早く作期分散ができるため、作業面でも適期作業が行われたと好意的に受け止められております。
なつほのかは、来年度から本格的な導入が始まり、県内で約千ヘクタール、宇佐市では約百四十ヘクタールの圃場で作付される予定であります。
また、令和六年度には、県下三千ヘクタール以上まで拡大する見通しとなっておりますので、本市においても本格導入を推進し、水稲の収量と品質の安定により、生産者の所得向上を図りたいと考えております。
以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。
◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めのワクチンの三回目接種の宇佐市接種率についてと、二項目めの宇佐高田医師会病院・地域成人病検診センターの建て替えについてを、福祉保健部長 岡部輝明君。
◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(岡部輝明君)皆様、おはようございます。福祉保健部長の岡部です。二十番 永松議員の一般質問にお答えいたします。
一項目め、新型コロナウイルスワクチンの三回目接種率はについてですが、本市では高齢者は一月二十六日から、教職員や保育士等の優先接種は二月十二日から始まっており、二月二十三日時点での接種人数は約一万二千人、接種率二二%で、このうち六十五歳以上の高齢者の接種率は四三%となっています。
今後、十八歳以上の方には三月から、二回目接種完了からの間隔を七か月から六か月に短縮し、接種できる体制を整えます。
次に、二項目め、宇佐高田医師会病院・地域成人病検診センター建て替えに向けた建設基本計画のスケジュール等はについてですが、宇佐市医師会により、これまで八回の宇佐高田医師会病院・地域成人病検診センター拡大建設準備委員会が開催され、昨年十一月に建設基本計画が策定されました。
その計画によりますと、新医師会病院の目指す病院像は、開放型病院として地域医療機関からの紹介患者を中心に、第二次救急指定医療機関や僻地医療拠点病院、災害拠点病院、第二種感染症指定医療機関など、多岐にわたっています。
また、新病院の施設規模は、急性期の一般病床が百床と感染症病床四床を配置し、延べ床面積六千三百平方メートル、RC造の四階建てとし、構造に関しては大規模災害時にも診療機能を継続できるように免震構造を導入するとしており、様々な利用者に対応できる施設を整備し、急性期の基幹病院として地域医療に貢献することとなっております。
なお、整備スケジュールに関しては、令和四年、五年度に基本設計、実施設計、その後令和六年からの二年間で本体工事、附帯工事、外構工事を予定し、開院を令和八年度中となっています。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)最後に、四項目めの古い水道管の更新、耐震化についてから、六項目めの院内の上りインターチェンジ開設に向けた働きかけについてまでを、建設水道部長 城 隆弘君。
◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)建設水道部長の城でございます。二十番 永松議員の一般質問にお答えいたします。
四項目め、宇佐市の古い水道管の更新、耐震化をどのように進めていくのかについてですが、市内に布設されている水道管の総延長は約七百四十七キロメートルとなっています。そのうち、更新対象となる設置後四十年以上が経過した硬質塩化ビニル管の口径百ミリメートル以上二百ミリメートル未満の水道管は、約三十キロメートルあります。
このため、平成二十六年度より、これらの老朽管を耐震性に優れた高密度ポリエチレンパイプに更新する工事を計画的に実施しており、今年度末までに約七・五キロメートルの耐震化が完了する予定です。
現在、給水区域内で地区別に漏水調査を行う中で優先順位を見直しながら、今後も計画的に老朽管を更新してまいります。
次に、五項目め、国道十号の渋滞解消に向け、県道和気佐野線の四車線化を県に働きかけてはについてですが、国道十号は市内中心部を東西に横断する主要な幹線道路であり、法鏡寺交差点付近においては、平成二十七年の道路交通センサスにて日交通量が約一万九千台と多く、朝夕の渋滞発生状況は十分認識しているところです。
そこで、市では渋滞緩和を図ることを目的に、国道十号を補完する幹線道路整備事業として、平成二十八年度より国道十号と並走する都市計画道路である上田四日市線を、宇佐フラワーロード二号線から八幡・四日市線までの延長千七十メートル整備しており、令和五年度の完成を目指しております。
続きまして、六項目め、NEXCO西日本が宇佐インターチェンジから院内インターチェンジの四車線化工事に着手した。四車線化工事に併せ、院内インターチェンジの上りインターチェンジ開設に向け、NEXCO等に働きかけは行っているのかについてですが、東九州自動車道宇佐院内インターチェンジ間四・六キロメートルは、NEXCO西日本により昨年八月から四車線化工事に着手しており、二月下旬から香下トンネルの本格的な掘削工事を予定しているとお聞きしております。
市では、これまでの市議会等の経緯を踏まえ、院内インターチェンジの上りインターチェンジ開設によるフルインター化の必要性は十分認識しております。
四車線化の事業決定並びに工事着手等の状況変化に伴い、改めて関係機関に対し、フルインター化の必要性や重要性を訴えるとともに、現在インターチェンジへのアクセス形状等構造検討を関係機関の助言もいただきながら行っていますので、その後、NEXCO西日本と実現の可能性等について協議してまいります。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。
二十番 永松 郁君。
◯二十番(永松 郁君)それでは、順次再質問をさせていただきたいと思いますし、まず一項目め、多田羅議員も同じ質問をしておりましたので、私がこの質問を出そうと思ったときに、やはり教職員そしてまたこども園関係者等の早めの接種が必要だという思いもございました。宇佐市のほうでも二月十二日から教職員、保育施設の接種も始まったところでございますし、早い対応をしていただき、誠にありがとうございました。
この接種が進むことによってですね、第六波のコロナが少しでも落ち着き、そしてまた宇佐市の経済が回復することを願う一人でもございますし、健康課長、相当の激務だろうと思います。今後もですね、三回目接種、全ての方が終わるように、私も昨日接種券が届きました。早めに三回目の接種を終えたいと思いますし、今後とも頑張っていただきたいと思いますので、一項目めはこれで質問を終わらせていただきます。
続きまして、二項目めの質問、医師会病院の。私も基本計画を拝見させていただきました。その中で、新しいセンターはですね、答弁書でもございましたが、令和四年、五年に実施設計、そして令和六年度から二年間で本体工事、そして令和八年度に開院というようなスケジュールを立てているようでございます。
そんな中、新しい施設はRC四階建て六千三百平方メートル、そしてまた検診センターの複合棟はS造二階建てで千八百平方メートルというようなところになっております。その中で、基本計画書の中で見る中で、やはり医師会のほうが出している基本計画の中は、今ございますグリーンパークホテルの空き地というか、その施設を利用してというような計画が示されておりました。
宇佐市議会でもですね、跡地建設委員会、跡地利用の特別委員会が設置されておりますし、医師会のほうにもですね、議会の意見も尊重するように要望していくことが必要だろうと思いますが、その辺の答弁を一点お願いしたいと思います。
◯議長(衛藤博幸君)健康課長。
◯健康課長(出口昭子さん)健康課の出口でございます。再質問にお答えいたします。
計画の中で、移転先に既存の建物を活用する場合は、活用も視野に入れて検討するということを入れております。特別委員会の中で、グリーンパークホテルうさから検診センターへの転用については了解をいただいたと聞いております。今後、宇佐市医師会は建設委員会を設置し、建設基本計画に沿った形で計画を進めていくと聞いております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。
◯二十番(永松 郁君)そのようにぜひお願いしたいと思いますし、医師会病院の総事業費は五十億円というふうにお伺いしております。設計監理に二億四千万円、本体工事に三十六億円、そしてまた建設工事費に三十八億三千万円ですか、医療機器整備に九億三千万円、総額五十億円というような総事業費になろうかと思います。そんな中、やはり宇佐高田医師会病院というのはですね、宇佐高田の中核医療をなす中で、やはり市民にとってもそして必要な、私自身は必要な施設だろうと思っております。どのような形で宇佐市民の健康、安全を守っていくかというようなところもございますし、本当に中核病院の必要なところでございます。
宇佐市としてですね、このような中でどのような補助というか、その辺ができるとお考えなのか、もしあればお伺いしたいと思います。
◯議長(衛藤博幸君)健康課長。
◯健康課長(出口昭子さん)再質問にお答えいたします。
国、県については、きちっと補助金要綱がございまして、市には今のところ補助金要綱等はございません。ですが、宇佐高田医師会病院は北部医療圏唯一の感染症指定医療機関そして地域医療機関からの紹介患者を中心に第二次救急指定医療機関やへき地医療拠点病院そして災害拠点病院など、多岐にわたって公的部分を担っております。
そういう観点からは、支援の必要があると考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。
◯二十番(永松 郁君)指定医療機関等でございますので、やはり私自身も宇佐市等の支援は必要になってくるんではなかろうかなと思っております。建設までには幾らかの猶予もございますし、その辺のところも検討しながら、そしてまた随時議会にも報告をしていただきたいと思います。要望で結構でございますので、よろしくお願いしたいと思います。
それでは、続きまして、三項目めに入らせていただきます。
私も幾らか農業をしておりまして、水稲、いつもヒノヒカリを植付けをしております。そんな中で、なつほのかということが取り沙汰されております。本当に今までヒノヒカリ、私自身はすごくおいしい、食味も高くておいしい米だなと思っておりますが、来年度より千ヘクタールということで、宇佐市では百四十ヘクタールの圃場で作付される予定だと答弁がございました。
もう百四十ヘクタールはお決まりなのかどうなのかというのを。
◯議長(衛藤博幸君)農政課長。
◯農政課長(久保嘉久君)農政課長の久保です。再質問にお答えいたします。
令和四年度につきましては、種子の確保状況等ありますので、宇佐地域において約九十七ヘクタール、百ヘクタール弱、それから安心院地域におきまして約四十ヘクタール弱、そういった種子量の確保をしておるところで、計百四十ヘクタールの作付推進を図る予定としているところです。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。
◯二十番(永松 郁君)来年度千ヘクタール、また令和五年度には二千ヘクタールそしてまた令和六年度には三千ヘクタールまで大分県全体として作付を増やしていくというような方向でもございますし、その中で農家さんのその辺の徹底とかいうのは農政課でその辺のところ、普及とかその辺のところは考えているのかを一点お伺いしたいと思います。
◯議長(衛藤博幸君)農政課長。
◯農政課長(久保嘉久君)お答えいたします。
なつほのかの、先ほど申しましたように推進に関しましては、なつほのかはわせの品種になります。現在、市内において栽培等されております極わせのつや姫、それから当然なかてのヒノヒカリの間に成熟期を迎えるものと考えております。
推進に当たりましては、地域の担い手農家を中心に、標高や成熟期に応じて複数品種を植え付けることで、収穫などの作業も分散できることに加え、病害虫や台風などの自然災害によるリスクも軽減できるメリットを私ども市それから県、農協等と紹介しながら、災害面積の拡大を図りたいと考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。
◯二十番(永松 郁君)ぜひですね、その辺のところが必要になってこようかと思います。
ちょっと戻りますけど、なつほのかは十アール当たりの収穫量が六百八十四キロというような実証実験、で、ヒノヒカリが六百十五キロ、やはり収量も多いわけでございますし、やはりこれからの水稲としてやはり進めていく必要があろうかと思います。
今までヒノヒカリを作ってきた人間として、なかなか農家さんというのは、なかなか難しいところがあろうかと思いますし、その辺のところは農政課がやはり県等と同一歩調を取ってですね、推進について進めていってもらいたいと思いますが、その辺のお考えは。
◯議長(衛藤博幸君)農政課長。
◯農政課長(久保嘉久君)お答えします。
御指摘のとおり、今までもそういった長らく作られておりますヒノヒカリに替わる品種としての新品種の導入作付推進等々何品種かありましたが、やはり皆様、作りやすいヒノヒカリということで、ヒノヒカリが市内においても約七〇%、そういった作付状態になっております。昨今の気象状況等を鑑みまして、農業者の方からも、そういった新たな品種を求める声が大変多く上がっておりますので、私ども市も農協それから県と共に、地域の担い手さんを中心に推進を図っていきたいと考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。
◯二十番(永松 郁君)やはり、今年度も米価の下落、そしてまた以前等見れば被害等で収穫が減ったとき、やはり主力米でございます安定的に作れる、そしてまた熟成期が一週間程度ヒノヒカリより違うというようなことで、その辺のところをですね、広くアピールしていただいて、やはり宇佐市の主要米となれるようなそんなところを目指していってほしいと思います。
そして、一つ今後について、どうしても農家さんというのは早めに種子等を頼みます。今年度の作付分はもう頼んでるとかいうような農家さんもたくさんいますし、なつほのかが主流になってきたときのその辺の対策とかいうのは、農政課でも考えているような状況でしょうか、もしあればお伺いしたいと思います。
◯議長(衛藤博幸君)農政課長。
◯農政課長(久保嘉久君)お答えいたします。
特に種子更新につきましては、品種転換の初期段階では非常に重要なことだと考えておりますので、この点につきましても農協さんを中心として管内の農業者に周知を図っているところです。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。
◯二十番(永松 郁君)そのような形で、やはり農政課だけではなく、県、JAさん、いろんなとことタッグを組みながら、本当にすばらしい作付ができるように努力していってもらいたいと思いますし、私も何年か後には自分の水田でなつほのかを植えてみたいと思いますので、またそのときは御指導をよろしくお願いしたいと思います。
それでは、四点目に移らせていただきます。
ちょうど和歌山県のとこで大きな水道橋の事故というか、報道等で見させていただきました。水道事業というのは独立採算制もございますが、市民の安定供給を、生活していく上で必要なツールの一つでもございますし、水道管の法定耐用年数というのは四十年というふうにお聞きしておりますし、宇佐市の場合で四十年を超えた水道管の割合等について、もし分かればお伺いしたいと思います。
◯議長(衛藤博幸君)上下水道課長。
◯上下水道課長(土居 徹君)上下水道課長の土居でございます。再質問にお答えいたします。
四十年を超えた水道管の割合ということでございますが、市内の水道管は、答弁でもありますように七百四十七キロございます。このうち、二百ミリ以上の口径の管につきましては、ダクタイル鋳鉄管という鋳鉄の材料を使っております。で、二百ミリ未満の管につきましては、硬質塩化ビニル管を使っておりまして、この耐用年数が一般的に四十年と言われているものでございます。
本市の場合には、四十年に当たる百ミリから二百ミリ未満の水道管が現在三十キロあるわけでございますが、これは百三十五キロ布設しているうちの四十年を超えた分が三十キロということで、約二二%の割合となっております。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。
◯二十番(永松 郁君)二二%ということですね。答弁にもございます、平成二十六年からずっとやっているということですから、なるべくですね、事業費もかかることではございますが、計画的に進めていっていただきたいと思います。
それでは、続きまして、耐震化を終えた水道管の割合というのは何割か。
◯議長(衛藤博幸君)上下水道課長。
◯上下水道課長(土居 徹君)お答えいたします。
現在、更新は、耐震化がなされた管に替えておりますので、今終わっている延長が七・五キロ、約百三十五キロのうち七・五キロということで、二五%が完了したようになっております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)上下水道課長。
◯上下水道課長(土居 徹君)すいません、百三十五キロは、四十年を超えてないのも含めておりますので、四十年を超えた三十キロのうち七・五キロが完了済みということで、二五%でございます。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。
◯二十番(永松 郁君)ありがとうございます。
それでは、最後になりますが、水道管の年間の更新率について、年間どれぐらい、年度で違うと思いますが、その辺について一点お伺いしたいと思います。
◯議長(衛藤博幸君)上下水道課長。
◯上下水道課長(土居 徹君)お答えいたします。
どうしても議員御指摘のように、水道事業は企業会計でございます。そういった中で、収支を見ての更新事業となっておりますので、水道事業会計を圧迫しないよう、年間約一キロ程度の工事を予定しております。
といいましても、市民のライフラインの確保ということは努めていかなければならないことでもありますので、そこら辺、断水のないように計画を立てているところでございます。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。
◯二十番(永松 郁君)水道事業が独立企業ということでございます。課長からもございましたが、やはり古い水道管もございますが、本当に市民のライフラインを守る意味でもですね、可能な限り年度計画を立てて進めていってもらいたいと思います。
以上で、四項目めの質問を終わらせていただきます。
続きまして、五項目めに移らせていただきます。
◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。
◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)都市計画課長の城でございます。
先ほど私が答弁した中で、最後の部分がすっぽり答弁漏れがありましたので、再度ここで回答させていただいてよろしいでしょうか。大変すみません。
読み上げさせていただきます。最後の部分になります。
また、県道和気佐野線の四車線化について、県に確認したところ、交通量等考慮し、優先的に同路線の海側に並行する県道中津高田線において、県道宇佐本耶馬渓線と接続する都市計画道路黒川松崎線を、平成二十九年度に事業化し、柳ヶ浦金屋間のバイパス事業に着手しているとのことでした。
市といたしましては、主要路線の交通量や利用状況を考慮し、まずは事業中の路線についてしっかり進めていただき、県道和気佐野線の四車線化につきましても、地域の状況や交通量等を踏まえ、要望していきたいと考えております。
大変申し訳ございませんでした。
◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。
◯二十番(永松 郁君)忘れてたなと思いながら、先ほどの答弁を聞いておりました。
そうですね、宇佐本耶馬渓線が完了しましたら、県事業として小松橋のバイパス的な要素を含めて黒川松崎線を県のほうは計画しておりますし、もう多分用地測量とかその辺のところも入っているんだろうと思っております。
そんな中、答弁にもございました。国交省の交通量調査ではございますが、国道十号を見てみますと、二十四時間で大体一万九千台ぐらいと、一日の。で、昼間の交通量はちょっと下がりますけど、十号線は一万九千台ぐらい。で、県道和気佐野線についても、県の交通量調査等で、ちょっとそちらは古いんですけど、二十四時間で県道和気佐野線も一万二千二百九十八台、二十四時間で。十二時間でも一万台強の車が県道和気佐野線は通行しております。
十号線を見たときにですね、やはり用地の関係等で四車線化はすごく厳しかろうと思いますし、やはり交通量というのも課長、結構ございますね、十号線。何かあったときには本当に渋滞というような状況もございます。
インフラ整備等も考えていく中で、本当に縦軸というのが、宇佐本耶馬渓線も完成しますし、横軸の整備というのもやはり私は必要になってくるんではなかろうかと思います。併せてその辺のところの課長のお考えをお伺いしたいと思います。
◯議長(衛藤博幸君)土木課長。
◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。永松議員の再質問にお答えいたします。
議員おっしゃるように、国道十号は非常に渋滞をする率が高いところでございます。宇佐市を少しイメージしていただきまして、宇佐市には横向きに横断している十号線、そして県道和気佐野線、そして海岸に中津高田線というのがございます。それぞれの宇佐本耶馬渓線に近いところの交通量を見させていただきましたら、先ほど議員がおっしゃるように、法鏡寺の交差点は約一万九千台で、柳ヶ浦の交差点、県道和気佐野線と本耶馬渓線の交差点が約一万二千台、そして小松橋のところにつきましても約一万二千台といった形です。
一番大事なのは、旅行速度というのがございまして、この旅行速度というのはあまり聞き慣れないかもしれませんが、車の平均速度と思っていただいていいと思います。法鏡寺は二十キロを切る、要は速度が二十キロ前後ぐらいで、柳ヶ浦の先ほど言いました交差点は四十キロ、そして小松橋のところは約二十キロといった形で、やはり中津高田線と国道十号が非常に速度が遅い、渋滞する率が高いということで、そちらのバイパスとして今十号線のバイパスとして上田四日市線、そして中津高田線のバイパスとして県のほうが黒川松崎線といった形で今取り組んでおりますので、県もしっかり黒川松崎線をやりながら、今後県道和気佐野線の交通量とか渋滞状況を見ながら協議していきますという返答をいただいておりますので、今後もまた協議をさせていただければと思います。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。
◯二十番(永松 郁君)そうですね、黒川松崎線がもう事業化が、県のほうは決定しました。私が何でこのように取り上げたかというと、やはり長いスパンで県のほうにお願いしていくという、その姿勢も必要だろうと思うんですよね。
黒川松崎線が事業認可されて、それをやっぱり黒川松崎線を行っていく中で、次に宇佐市のメイン道路である和気佐野線を、その辺のところを単発だけではなく、長いスパンでやはり要望していくことが必要ではなかろうかと思いまして、この質問を取り上げさせていただきましたし、宇佐市だけの力ではできないかもしれませんけど、地元の宇佐市からやはり要望していくことが必要だろうと思いますが、土木課長の見解をお伺いしたいと思います。
◯議長(衛藤博幸君)土木課長。
◯土木課長(熊埜御堂峰一君)再質問にお答えいたします。
議員おっしゃるように、やはり急に言ってできるものではございませんので、また交通センサスを今年度やっております。まだ結果は出ておりませんが、またそういった数値も見ながら、また状況も聞きながら、地域の声も聞きながら、また県のほうへ必要があれば要望していきたいと思っております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。
◯二十番(永松 郁君)たしか県の交通量調査、今年十二月ぐらいか、一月ぐらいか、多分行ったと思っております。また、今課長が言われたようにですね、その結果も出てきますし、本当にやはり必要なところを少しずつお願いしていくことを要望して、この項目を終わらせていただきたいと思います。
それでは、最後の質問になりました。宇佐そしてまた院内インター間の四車線化が事業採択され、現在事業が進んでいるところでもございますし、以前開通した時期には、香下トンネルがあって上り車線ができないというようなところも直接NEXCOから聞いたわけではございませんが、そのような話も私たちのほうに。
しかし、いろんな生活をしていく中、そしてまた土木技術も向上しておりますし、その辺のところも必要ではなかろうかと思っておりますが、NEXCOにはお願いに何回か行ってるのかどうなのか、お伺いしたいと思います。
◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。
◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)都市計画課長の城でございます。永松議員の再質問にお答えいたします。
以前、議員がおっしゃられたとおり、工事前につきましては、道路構造令であったりNEXCOの設計要領とか、いろんな高さ制限とか、いろんなことがあって難しいということで今までなっていたんですけど、四車線化になった中でそういった方向性も考えられるというようなお声も聞いたので、市長を含めながらNEXCOに対してもですね、今までもそういった声も上げておりますし、今回回答の中に書いているとおりですね、やはりそういった今の設計的なものが本当に可能なのかという今構造計算的なものをですね、かけながら、そういったものがある程度出てくれば、またNEXCOに正式に要請をしてまいりたいなというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。
◯二十番(永松 郁君)やはり見たときに、院内インターだけフルインターチェンジ化されておりませんし、NEXCO自体も福岡県のほうへ行くともう四車線化が始まっております。多分、院内インターから速見インターチェンジまでの四車線化も随時事業採択されていくんではなかろうかと思っておりますし、やはり先ほど和気佐野線のときにも申したとおり、早めのやっぱり動きが、設計が全てできてしまってからではもう遅いと思うんですよね。ですから、早めのNEXCO等に働きかけ、やっぱり市長と一緒になってですね、働きかけていくことが私は必要だと思いますが、部長、答弁があれば。
◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。
◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)今、議員がおっしゃられたとおりですね、これまで市長もNEXCOに行く際とかですね、要望しておりますし、そういった形で今回こういった、皆さん関係機関の御助言もいただいてですね、今の構造的なものの形を、今設計とかですね、そういった概算的なものを調べているという状況でございますので、ただしやはり費用負担というものがかなりかかってくるだろうということは今回の調査とかする中でですね、出ておりますので、そういったものと、あと構造的に本当に可能なのかというところをですね、併せ持ったところで、また今後要望という形でですね、やってまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)永松 郁君。
◯二十番(永松 郁君)費用的なところもございましょう。しかしながら、やはり災害時等にも必要な施設、山国川の災害のときに日田中津道路の一部がやはり使用されて、相当の効果を出した等もございます。そんな中、フル四車線化になったときに向けてですね、NEXCOのほうにもぜひフルインターチェンジ化の要望を随時していっていただきたいと思います。
時間は十分ほど残しましたが、これで私の一般質問を終わらせていただきたいと思います。どうもありがとうございます。
◯議長(衛藤博幸君)以上で、永松 郁議員の一般質問を終結いたします。
傍聴席の議員の皆さん、大変お疲れでした。自席のほうへお戻りください。
ただいま、市政一般に対する質問の途中でありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。
次の本会議は、二十八日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。
それでは、ここで議会事務局長より発言の申出がありますので、許可します。
議会事務局長 河野洋一君。
◯議会事務局長(河野洋一君)皆さん、お疲れさまです。議会事務局長の河野でございます。
議案質疑について、お知らせいたします。
議案質疑の通告は、二月二十八日の午前十時までとなっております。議案質疑は、通告なしでも行うことは可能でございますが、的確な説明をさせていただくため、議案等に対する質疑がありましたら、できるだけ事前通告をお願いいたします。
なお、自己所属の常任委員会に関する議案につきましては質疑を控えると内規及び先例に規定しておりますので、御注意ください。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)それでは、本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり御苦労でございました。
散会 午後三時〇五分
宇佐市議会...