宇佐市議会 2021-08-31
2021年08月31日 令和3年第6回定例会(第1号) 本文
2021年08月31日:令和3年第6回
定例会(第1号) 本文 (65発言中0件ヒット) ▼最初の
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開議 午前十時〇〇分
◯議長(
衛藤博幸君)皆さん、おはようございます。
いろいろ心配しておりましたコロナでありますけど、
宇佐市役所内で、市庁舎で拡大ということで本当に心配しております。
クラスターの発生ということでありますので、市民の皆さんも本当に心配しているところであります。
マスクも、私も
通常ウレタンのマスクを使用しておりましたけど、もう最近ですね、病院に行ったらもう不織布じゃないと病院も入れてくれません。そういうような状況に今、非常に周りがもう緊迫している状況で、
コロナ対策、今まで、ずっと我々は対策してきましたが、また原点に返って、それぞれが
自分自身で見直す時期がまた来ているんじゃないかなというふうに思います。一日も早い収束をここで願いまして、ただいまより始めたいと思います。
ただいま出席の議員数は二十名で、
地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。
これより、本日をもって招集されました令和三年九月第六回
宇佐市議会定例会を開会いたします。
開議に先立ち、
議会運営委員会の結果について報告を求めます。
議会運営委員長 浜永義機君。
◯議会運営委員長(
浜永義機君)皆さん、おはようございます。
議会運営委員長の浜永でございます。
議会運営委員会の結果について報告をいたします。
令和三年九月第六回
宇佐市議会定例会の
議会運営について、去る八月二十四日に
議会運営委員会を開催し、執行部より
提出議案等の
概要説明を受けた後、協議した結果、会期は本日八月三十一日から九月二十四日までの二十五日間と決定いたしました。
また、本日提案される議案のうち、議第七十七号 令和三年度宇佐市
一般会計補正予算(第八号)につきましては、緊急を要する事件として、本日審議することに決定をいたしました。
なお、本会議の
議事日程及び各
常任委員会等の
開催場所につきましては、
タブレットに掲載のとおりであります。
以上で
議会運営委員会の報告を終わります。
◯議長(
衛藤博幸君)これより本日の会議を開きます。
議事日程は
タブレットに掲載のとおりでありますので、御了承願います。
令和三年九月第六回
最初に、
新型コロナウイルス感染症の対応についてでありますが、御案内のとおり、現在、第五波が猛威を振るっており、国においては
緊急事態宣言や
まん延防止等重点措置の
対象地域を三十三都道府県まで拡大いたしております。
また、県においても、
飲食店関連や帰省に伴う若い世代の感染が顕著になっているとともに、感染力が強い
デルタ株に置き換わっていることなどから過去最大の感染の波に直面しており、飲食店に対し夜九時までの営業時間の短縮を要請いたしております。
本市におきましても、八月二十一日に過去最多となる二十二名の感染が確認されたほか、市役所からも
クラスターが発生したところであります。事態を重く受け止め、直ちに
関係職場を消毒、
濃厚接触者等を自宅待機させるとともに、必要に応じ
抗原検査を実施したところであります。
また、これ以上の
感染拡大を防ぐため、市職員はもとより、市民や事業者の皆さんへ、これまで以上に
手指消毒、マスクの着用、三密の回避とともに、会食や買物などについては短時間で、また、カラオケの
利用自粛、
不要不急の
外出自粛等についてお願いをいたしました。さらに、今月二十五日に予定していた小中学校の始業式を九月一日に延期するとともに、九月一日から三日までは午前授業といたしたところであります。
次に、
ワクチンの
接種状況については、昨日現在で延べ五万九千人が接種をいたしており、
高齢者及び六十歳から六十四歳の接種をほぼ終え、五十代の一回
目接種率が約七割、四十代の一回
目接種率も四割を超えたところであります。
感染状況から見て、
ワクチン接種による
感染防止効果、
重症化予防効果は明らかであります。市といたしましては、予定を前倒しして、三十代以下の方の予約を受け付けており、できるだけ早期に接種が完了できるよう全力で取り組んでまいります。
なお、
宇佐商工会議所による
職域接種も昨日から始まっており、スピードアップを期待しているところであります。
次に、
うさ抗原検査センターについてですが、八月に入り利用者が急増し、昨日現在の利用者は約一万二千人、陽性者は二十二名となっております。
感染拡大の
早期抑止につながっていることから、本日
専決議案として、同
センターを二か月間延長する
補正予算案を提出いたしているところであります。
市民の皆様、議員の皆様には御心配をおかけいたしますが、国、県、
関係機関との連携を図りながら、これ以上感染が拡大しないよう全力を尽くしてまいります。
次に、
ごみ焼却センターの復旧についてでありますが、今回故障した二
号誘引送風機につきましては、早急に修繕を行う必要があることから、
修理更新費用として三千五百二十万円を
専決処分し、既に発注したところであります。納品までの間に、モーターのオーバーホールや軸の調整等を行い、九月末には復旧できる見通しとなっております。
また、復旧までの間、焼却処分し切れないごみの受入れについては、七月二十六日からの五日間は
民間事業者、八月二日から九月末までは中津市、別
杵速見地域広域市町村圏事務組合、大分市、国東市の御理解と御協力により、全量処理できる見通しとなっております。今後とも
市民生活に影響が出ないよう最善を尽くしてまいります。
最後に、八月
豪雨災害についてですが、
九州北部付近に停滞した前線の影響により、十二日以降、
市内全域で大雨に見舞われました。市といたしましては、
大分地方気象台より大雨・
洪水警報、
土砂災害警戒情報が発令されたことを受け、
市内全域に
警戒レベル三、
高齢者避難等を直ちに発令し、小学校区二十五か所に避難所を開設いたしました。その後、降雨量や
避難者等の状況に応じて、規模の縮小等も行いながら、八日間にわたり避難所を開設し、
土砂災害や洪水に備えてまいりました。
その間、避難された方は最大で七世帯、十一人となっております。また、降雨量は多いところで、累計四百ミリ程度となりましたが、農地等に多少の
被害報告はあったものの、
人的被害や大
規模災害には至りませんでした。
なお、熱海市の大
規模土石流を受けての
盛土調査につきましては、県が抽出した十一か所について、県とともに
現地調査を実施いたしましたが、危険性のある箇所等はありませんでした。
今後も、台風の発生が活発になる時期を迎えますので、国、県、
関係団体と連携しながら、防災・
減災対策に万全を期してまいります。
以上でございます。
◯議長(
衛藤博幸君)次に、大分県
後期高齢者医療広域連合議会の報告を、七番
和気伸哉君。
◯七番(
和気伸哉君)皆さんおはようございます。七番
和気伸哉でございます。大分県
後期高齢者医療広域連合議会の報告をいたします。
去る八月五日、大分市において、令和三年第二回大分県
後期高齢者医療広域連合議会定例会が開催されました。
まず、大分県
後期高齢者医療広域連合議会議長の選挙を行いました。これは、
長田教雄前議長が
任期満了となったことから、議長の選挙を行ったものです。
指名推選による選挙の結果、議長に
仲道俊寿氏が選任されました。
次に、議第六号 大分県
後期高齢者医療広域連合監査委員の選任についてですが、これは去る三月九日をもって
任期満了となりました
大石祥一氏の後任として、新たに
高橋弘巳氏を選任するため、
地方自治法第二百九十二条の規定において準用する、同法第百九十六条第一項及び
広域連合規約第十六条第二項の規定に基づき、議会の同意を行うものであります。
広域連合長から議案の説明があり、質疑、討論、採決を行った結果、同意されました。
次に、予算及び決算に係る三議案並びにその他の一議案が上程されました。
まず、議第七号
専決処分した事件の承認についてですが、これは、
新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正に伴い、大分県
後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部改正を令和三年二月十二日付で
専決処分したので、
地方自治法第百七十九条第三項の規定に基づき、承認を行うものです。
次に、議第八号 令和三年度
一般会計補正予算(第一号)につきましては、補正額は一億三千三百七万二千円の増額で、補正後の
予算総額は十億五千四百二十七万二千円となっております。
補正の内容としましては、歳入は繰越金を一億三千三百七万二千円を増額し、歳出は
財政調整基金費に一億三千三百七万二千円を計上しております。
次に、議第九号 令和三年度
特別会計補正予算(第一号)につきましては、補正額は九十億四千四万四千円の増額となっており、補正後の
予算総額は二千六十一億五千二百四万四千円となっております。
補正の内容としましては、歳入では
国庫支出金に四千六百二十万円、繰越金に八十九億九千三百八十四万四千円増額、歳出では、総務費に四千六百二十万円、償還金及び
還付加算金に九十七億四千九百三十八万四千円をそれぞれ増額し、予備費を七億五千五百五十四万円減額しております。
次に、議第十号 令和二年度大分県
後期高齢者医療広域連合歳入歳出決算につきましては、
地方自治法第二百九十二条の規定により準用する、同法第二百三十三条第三項の規定に基づき、認定を行うものであります。
広域連合長から議案の説明があった後、質疑、討論、採決を行った結果、それぞれ承認、可決、認定されました。
以上で、大分県
後期高齢者医療広域連合議会の報告を終わります。
◯議長(
衛藤博幸君)最後に、
議会事務報告及び
議案等の報告を、
議会事務局長 河野洋一君。
◯議会事務局長(
河野洋一君)皆さん、おはようございます。
議会事務局長の河野でございます。
議会事務報告及び
議案等の報告をいたします。
まず、令和三年六月
定例会より
今期定例会までの
事務報告は、
タブレットに掲載しておりますので、それにより御了承願います。
事 務 報 告
令和三年八月三十一日
第六回
宇佐市議会(
定例会)
令和三年六月
定例会より
今期定例会における間の事務について、次のとおり報告いたします。
記
七月 八日
議会活性化特別委員会を開催
十九日
議会運営委員会を開催
二十七日 令和三年度
中津日田地域高規格道路促進期成会総会を
中津市で開催
二十九日 第五回
宇佐市議会臨時会を開催
二十九日
議会活性化特別委員会を開催
三十日 九七式
艦上攻撃機戦没者献花式
八月 五日 大分県
後期高齢者医療広域連合議会第二回
定例会を大
分市で開催
二十日 大分県
市議会議長会第百七回理事会を別府市で開催
二十四日
議会運営委員会を開催
二十四日
総務常任委員会を開催
二十六日
グリーンパークホテルうさに関する
調査特別委員会
を開催
次に、
今期定例会に市長から提出をされました議案は、議第七十六号から議第九十一号までの十六件で、
専決処分を含む予算案六件と、
決算認定案二件、条例案五件、その他
一般議決案三件のほか、報告が七件の計二十三件であります。
また、本日までに受理いたしました陳情は、
タブレットに掲載のとおり一件で、請願はございません。
以上で報告を終わります。
~ 日程第四
議案等一括上程(議第七十六号~議第九十一号、報告七件) ~
◯議長(
衛藤博幸君)日程第四、議第七十六号から議第九十一号までの十六件と報告七件を一括上程し議題といたします。
~ 日程第五
提案理由並びに
議案等の
説明 ~
◯議長(
衛藤博幸君)日程第五、
提案理由並びに
議案等の内容についての説明を求めます。
まず、
宇佐市長 是永修治君。
◯市長(
是永修治君)市長の是永でございます。
提案理由について御説明をいたします。
議第七十六号は、
専決処分の承認を求めることについての件でございますが、これは、
ごみ焼却センターの
焼却炉修繕に係る費用を追加するため、令和三年度宇佐市
一般会計補正予算(第七号)を
専決処分いたしましたので、報告し承認を求めるものであります。
議第七十七号は、令和三年度宇佐市
一般会計補正予算(第八号)案でございますが、今回の補正額は二千七百三十万円の増額で、累計予算額は三百十二億五千四百六十万円となります。
今回の
補正予算案は、新型コロナウイルス
感染拡大の状況を踏まえ、八月末をもって開設期間が終了する
抗原検査センターの継続設置に係る費用の増額を行うものであります。補正内容につきましては、歳出で新型コロナウイルス検査体制強化事業二千七百三十万円の増額、歳入でふるさと応援基金の繰入金二千七百三十万円の増額となっております。
議第七十八号は、令和三年度宇佐市
一般会計補正予算(第九号)案でございますが、今回の補正額は四億四千三百八十万円の増額で、累計予算額は三百十六億九千八百四十万円となります。
今回の
補正予算案は、大規模自然災害対策として、防災行政無線戸別受信機の設置に係る経費の増額や、県の高潮浸水想定区域の公表に伴う高潮ハザードマップ作成事業の追加を行うとともに、地方創生関連として、定住支援事業補助金の申請件数増に伴う、うさ暮らし移住満足度一〇〇%事業や、大規模圃場及び荒廃樹園地の整備促進による担い手への農地集積関連事業などの増額を行うものであります。
また、特色を活かしたまちづくり関連として、世界かんがい施設遺産登録を見据えた、宇佐のかんがい用水群のPR経費や、全国鏝絵サミットin宇佐開催支援に係る経費などの追加を行うものであります。
主な歳出補正の内容につきましては、大規模自然災害対策として、防災行政無線事業八百四十万円を増額するほか、高潮ハザードマップ作成事業九百六十七万円、
高齢者施設等防災
減災対策事業二千三百九万円を追加するものであります。
次に、地方創生関連として、うさ暮らし移住満足度一〇〇%事業二千二百万円、農地耕作条件改善事業三千三百四十九万円を増額するほか、農業経営継承・発展支援事業二百万円を追加するものであります。
また、特色を活かしたまちづくり関連として、世界かんがい施設遺産推進事業八十一万円、全国鏝絵サミットin宇佐支援事業百四十九万円を追加するものであります。
主な歳入補正の内容につきましては、前年度決算に伴う繰越金二億九千九百七十万円、普通交付税二億三百十七万円、
高齢者施設等防災
減災対策事業などに係る
国庫支出金三千九百九万円などの増額となっております。
議第七十九号は、令和三年度宇佐市国民健康保険
特別会計補正予算(第一号)案でございますが、今回の補正額は三千五百二十九万円の増額で、累計予算額は六十九億二千二百二十九万円となります。
主な補正内容につきましては、歳出で国保市町村事務処理標準システム導入作業委託費の増額、歳入で国庫補助金の増額を行うものであります。
議第八十号は、令和三年度宇佐市介護保険
特別会計補正予算(第一号)案でございますが、今回の補正額は一億七千八百八十九万円の増額で、累計予算額は七十億二千八百八十九万円となります。
主な補正内容につきましては、歳出で前年度精算に伴う国県支出金返還金等の増額、歳入で前年度決算に伴う繰越金の増額により、所要の調整を行うものであります。
議第八十一号は、令和三年度宇佐市水道事業会計補正予算(第二号)案でございますが、今回の補正内容は、山本浄水場運転管理ほか業務委託について、債務負担行為を設定するものであります。
議第八十二号、令和二年度宇佐市水道事業会計決算の認定について、議第八十三号、令和二年度宇佐市下水道事業会計決算の認定についての件でございますが、これらは地方公営企業法第三十条第四項の規定により、監査委員の審査に付した決算を議会の認定に付するものであります。
議第八十四号は、宇佐市個人情報保護条例等の一部改正についての件でございますが、これはいわゆるマイナンバー法の一部改正により、個人番号カードの発行主体が変更されたことに伴い、宇佐市手数料条例に定める同カードの再交付手数料を削除するとともに、同法を引用する条例の規定を整備するため改正を行うものであります。
議第八十五号は、宇佐市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についての件でございますが、これは公職選挙法施行令の一部改正に伴い導入された投票管理者等の交代制に対応するとともに、開票管理者等の報酬金額の適正化を図るため、当該職務に従事する時間に応じて報酬金額の見直しを行うほか、所要の改正を行うものであります。
議第八十六号は、宇佐市税特別措置条例の一部改正についての件でございますが、これは過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の施行及び地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律第二十六条の地方公共団体等を定める省令の一部改正に伴い、固定資産税の課税免除制度を新設し、及び既存の免除制度の適用期限の延長を行うほか、所要の改正を行うものであります。
議第八十七号は、宇佐市工場誘致条例の一部改正についての件でございますが、これは過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の施行に伴い、同条例において引用すべき同法の規定を整備するため改正を行うものであります。
議第八十八号は、宇佐市指定特定非営利活動法人の指定の基準、手続等に関する条例の一部改正についての件でございますが、これは特定非営利活動促進法等の改正により、指定特定非営利活動法人の指定に係る手続が簡略化されたことなどに伴い、所要の改正を行うものであります。
議第八十九号は、宇佐市過疎地域持続的発展計画についての件でございますが、これは過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の施行に伴い、同法第八条第一項の規定に基づき、過疎地域の持続的発展を目的とした宇佐市過疎地域持続的発展計画を策定いたしましたので、同項の規定により議会の議決を求めるものであります。
議第九十号は、不動産の取得についての件でございますが、これは宇佐市土地開発公社が所有する都市計画道路上田四日市線の道路用地を取得することについて、
宇佐市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第三条の規定により議会の議決を求めるものであります。
議第九十一号は、指定管理者の指定期間の変更についてでございますが、こちらは、家族旅行村安心院、宇佐市安心院B&G海洋
センター及び宇佐市安心の里交流施設の指定管理者の指定の期間を変更したいので、
地方自治法第二百四十四条の二第六項の規定により議会の議決を求めるものであります。
以上をもちまして、
提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願いをいたします。
続きまして、報告について御説明をいたします。
報告第九号、宇佐市土地開発公社の経営状況について、報告第十号、一般財団法人宇佐勤労者福祉協会の経営状況について、報告第十一号、株式会社宇佐
八幡駐車場の経営状況について、報告第十二号、公益社団法人あじむ農業公社の経営状況についての件でございますが、これらは
地方自治法第二百四十三条の三第二項の規定により、市が出資設立している法人の経営状況を報告するものであります。
報告第十三号は、債権放棄の報告についての件でございますが、これは宇佐市債権管理条例第七条第一項の規定により債権放棄をいたしましたので、同条第二項の規定により報告するものであります。
報告第十四号及び報告第十五号は、
専決処分の報告についての件でございますが、これは
地方自治法第百八十条第一項の規定による市長の
専決処分指定事項の規定により指定された事項について
専決処分をいたしましたので、
地方自治法第百八十条第二項の規定により報告するものであります。
以上をもちまして、報告の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
◯議長(
衛藤博幸君)次に、監査結果について報告を求めます。
代表監査委員 佐藤博美君。
◯代表監査委員(佐藤博美君)皆さん、おはようございます。代表監査委員の佐藤でございます。
私から、令和二年度宇佐市公営企業会計決算審査の結果につきまして、報告いたします。
地方公営企業法第三十条第二項の規定により、当会計の決算が審査に付されましたので、決算書及び附属書類につきまして、所管課長をはじめ担当職員から説明を受けるとともに事情聴取を行い、審査したところであります。
その結果、関係書類は地方公営企業法その他関係法令に基づいて作成されており、決算書及びその他関係諸帳簿は関係書類と符合し、適正に事務処理されているものと認めました。
審査の結果につきましては、お手元に配付しております審査意見書の中で意見を付しておりますが、その概要を説明いたします。
まず、水道事業会計でございます。
予算の執行状況につきましては、収益的収入及び支出の収支差引きは、五千百十二万四千円の黒字となっております。また、資本的収入及び支出における収支差引きは四億五千二百万九千円の不足となっておりますが、減債積立金、消費税資本的収支調整額及び損益勘定留保資金で補填されております。
経営成績につきましては、本年度の営業利益は二億八千四百八十九万三千円の赤字で、前年度と比べると八千二百六十七万四千円、四〇・九ポイント赤字幅が拡大しています。主な原因としましては、
新型コロナウイルス感染症対策として行った基本料金の減免に伴う営業収益の減少に加え、原水及び浄水費並びに配水及び給水費の修繕料の増加などによる営業費用の増加によるものです。
しかしながら、
新型コロナウイルス感染症対策に伴う基本料金減免分については、営業外収益の他会計繰入金により補填されており、最終的な本年度の純利益は、資本費繰入れ収益などにより黒字を確保しております。
給水原価、供給単価については、有収水量一立方メートルにつき六十一円五十八銭の原価割れ、料金回収率は六八・九%となっております。今年度は特に、
新型コロナウイルス感染症対策に伴う基本料金減免による給水収益の減少が主な原因になっております。
そのほかの要因としては、有収率の低下であります。有収率の向上は収益改善に直結するものと考えられます。現在も七十五ミリ以上の老朽管については、予防保全の観点から計画的に更新を行い、地下漏水の早期発見のため漏水調査を実施しています。年度ごとに六地区を選定し、年間十か所程度の漏水箇所の発見及び補修をし、有収率の向上を図っていることは評価に値するものであります。今後も計画的に事業を進め、有収率の向上を図ることは極めて重要と思われます。
水道事業を取り巻く経営環境は、人口減少などによる料金収入の減少や、施設管路等の更新や耐震化に要する費用の増大になどにより、その厳しさが増すことが見込まれます。しかしながら、水道は
市民生活や経済、産業に必要不可欠な公益性の高い重要なライフラインです。将来的な水需要に沿った持続可能な事業経営に向けた経営ビジョンを早急に策定し、そのビジョンに基づいて計画的な事業運営をされることを望みます。
続きまして、下水道事業会計について説明いたします。
令和二年四月より、公共下水道、農業集落排水事業、特定環境保全公共下水道事業の三つの特別会計が、地方公営企業法の財務規定等を適用する公営企業会計へ下水道事業会計として統合され、移行後初めての決算となっております。そのため、令和二年度決算におきましては、各数値の前年度比較が困難な部分がありますが、法適用化により、下水道事業の経理内容や資産情報等が的確に把握でき、損益計算書や貸借対照表などの財務諸表により、経営成績や財政状況がより明確となり、中長期的な経営計画を策定する上でも重要な取組であり、高く評価されるものであります。
予算の執行状況につきましては、収益的収入及び支出の収支差引きは千五百二十六万五千円の赤字となっております。また、資本的収入及び支出における収支差引きは三億六千四百九十三万四千円の不足となっておりますが、消費税、資本的収支調整額及び損益勘定留保資金で補填されております。
経営成績につきましては、本年度の営業利益は五億九千四百九十六万二千円の赤字となっております。このため早急な黒字化が必要であるので、令和三年三月に策定された宇佐市下水道事業経営戦略に基づき、計画的に企業努力を行うことを要望します。
企業債につきましては、本年度は下水道資本費平準化債の借入れを控えるなど計画的な運用を行ったことにより、年度末残高が八十二億千五百八十八万六千円となり、前年度に比べ三億千四百四十万二千円減少したことは評価に値するものであります。今後、新処理場の建設が進み、多額の設備投資が見込まれることから、今後も長期展望に立った計画的な運用を継続されることを期待いたします。
下水道は、生活排水、産業排水による生活環境の悪化及び公共用水域の汚濁を防止し、公衆衛生を確保する機能を持っており、
市民生活や経済産業に必要不可欠な公益性の高い重要なライフラインです。今後、新処理場の完成に伴う新規加入者の増加及び三つの事業会計統合に伴う料金体制の見直しなどによる使用料等の営業収益の増加など、経営の健全化と効率的な事業運営に向けた計画的な事業運営をされることを望み、決算審査の報告といたします。
以上で報告を終わります。
~ 日程第六 議第七十七号に対する質疑 ~
◯議長(
衛藤博幸君)日程第六、議第七十七号 令和三年度宇佐市
一般会計補正予算(第八号)を議題とし、質疑を行います。
通告はありませんが、質疑はありませんか。
今石靖代さん。
◯十四番(今石靖代さん)十四番 今石です。通告をしていませんが、議案質疑いたします。
四ページの四款一項二目予防費、
抗原検査センター設置運営委託二千七百三十万円についてでございます。
歳入についてですが、これまでと違って、財源がふるさと応援基金ということでございますが、国の交付金がなくなったのか、また、国からの追加があった場合はどういう扱いとなるのか質疑いたします。
◯議長(
衛藤博幸君)答弁を、行財政経営課長。
◯行財政経営課長(岩男博文君)行財政経営課長の岩男でございます。十四番 今石議員の議案質疑にお答えいたします。
財源がふるさと応援基金だが国の交付金が足りなくなったのか、追加があったのかについてですが、
新型コロナウイルス感染症対応事業につきましては、令和二年度は国の一次補正、二次補正、三次補正における
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して事業を実施していまいりました。その一部事業については、令和三年度に事業繰越し、また、さきの七月臨時議会において追加の提案をして議決いただいたところで今、実施しているところでございます。現時点、予算上は使い切っている状況となってございます。
一方で、予算執行状況、決算見込みをしながらというところでございますが、交付金を活用しております事業と事業の間でですね、交付金の充当額が調整できるようになりますので、
抗原検査センターの継続設置に要する費用については、国の交付金が活用できる場合があるものと考えております。
それと最後に、追加についてですが、先立って国のほうから、国が四月に創設しております交付金の事業支援分ということで、追加の上限内示が約六千二百万円、宇佐市のほうに通知がございましたので、現在、庁内に事業提案を呼びかけておりますので、その中でも対応できる事業になっているかなと考えております。
以上です。
◯議長(
衛藤博幸君)今石靖代さん。
◯十四番(今石靖代さん)ふるさと応援基金の中で、コロナ基金ということでございますが、その基金については残りがどのぐらいあるのでしょうか質疑いたします。
◯議長(
衛藤博幸君)行財政経営課長。
◯行財政経営課長(岩男博文君)お答えします。
ふるさと応援基金は昨年度に寄附の項目を見直したところで、昨年度、新型コロナウイルス対応ということでの基金いただいた分が、令和三年度当初で約七千万円ございまして、そのうち約半分を中小企業の資金融資の利子補助に約三千万円ほどを今事業充当してございます。でありますので、二年度にいただいた寄附金の
コロナ対策に関わる分としては約三千五百万円が残っているところでの、今回の七十七号の財源となっています。
また、もう一つの市の単独のコロナ基金としましては、現在、約二千二百万円を財源としてまだ残しているというような状況でございます。
以上です。
◯議長(
衛藤博幸君)今石靖代さん。
◯十四番(今石靖代さん)
抗原検査センターについて伺います。これまで三か月実施しているわけですが、実施状況とその効果の分析について伺います。
◯議長(
衛藤博幸君)健康課長。
◯健康課長(出口昭子さん)十四番 今石議員の質疑にお答えいたします。健康課長の出口でございます。
これまでの実施状況ということですが、五月十六日の開設後、七月末までは一日平均約五十五人でありました。八月に入り、帰省者の方の利用が増えて、一日平均約二百六十人の方の利用がありました。一番多い日については四百九十二件ということでありました。
八月に入り、帰省する方が多くなったのと、県北地域での感染者が増えるのと同時に、受検者の数が急激に多くなっている状況です。また、検査の結果、陽性が確認された方が、現在までに二十二人の方の確認をしております。
効果については、
抗原検査をすることで、感染者の早期発見、そして
感染拡大防止につながり、人との接触が多い飲食店の従業員の方や
高齢者施設の従業員の方、そして営業職などの方など、定期的に検査を行うことで安心につながっているものと考えております。
以上です。
◯議長(
衛藤博幸君)再質疑ありませんか。今石靖代さん。
◯十四番(今石靖代さん)二十二人陽性者ということでございますが、症状のない方を検査しているので、症状のない方が陽性になった方で二十二人いたということだと思うんですけれども、この場合の感染リスクというのはどの程度あるものなのでしょうか質疑いたします。
◯議長(
衛藤博幸君)健康課長。
◯健康課長(出口昭子さん)感染リスクということでありますけれども、その方たちが
抗原検査センターに来られて検査をして、無症状の方で陽性になられたということでありますけれども、その後、必ずPCR検査
センターで検査を行っていただきます。
現在のところ、
抗原検査で陽性になった方は、ほぼ一〇〇%PCR検査でも陽性者になりますので、PCR検査をした後、必ず発生届を保健所に出して、保健所につなげているような状況であります。
以上です。
◯議長(
衛藤博幸君)今石靖代さん。
◯十四番(今石靖代さん)一〇〇%PCR検査で陽性になるということでございますが、別府市とか杵築市などでは自治体が補助する形でPCR検査も並行してやっておりますが、宇佐市は
抗原検査のみということで、その辺の理由について伺います。
◯議長(
衛藤博幸君)健康課長。
◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。
うさ抗原検査センターでは現在、
抗原検査のみとなっております。別府市などはPCR検査を行っておりますけれども、かなり費用がかかるということを聞いております。
抗原検査の十倍ぐらいであろうということでありますので、現在行っている
抗原検査は性能が精緻なものでもありますので、この
抗原検査キットをですね、活用していきたいと思っております。
以上です。
◯議長(
衛藤博幸君)今石靖代さん。
◯十四番(今石靖代さん)今回の補正で十月末まで延長ということでございますが、大分市や別府市では十二月末までということを公表していますけれども、十月末までとした理由について、また、状況に応じたさらなる延長も考えているのかどうか質疑いたします。
◯議長(
衛藤博幸君)健康課長。
◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。
現在行っている
ワクチン接種のめどとして、十一月の最初の土曜日に集団接種の二回目が入っておりますけれども、ほぼ十月末までに八割の方の接種が完了するよう今計画を立てているところであります。
マスクの着用など、まだ基本的な対策は必要かとは思いますけれども、
ワクチンの
感染防止効果も期待できると考えておりますので、現段階ではその先の延長は考えておりません。
以上です。
◯議長(
衛藤博幸君)今石靖代さん。
◯十四番(今石靖代さん)説明の中で、事業所とか、あと福祉施設などでは、定期的な検査を行っているということでございましたが、通うリスクとか手間を考えたらですね、検査キットを必要数配布するというほうが適当かなというふうに思うわけですが、このようなことについても検討しているのかどうか質疑いたします。
◯議長(
衛藤博幸君)商工振興課長。
◯商工振興課長(末宗勇治君)商工振興課長の末宗でございます。十四番 今石議員の議案質疑にお答えをいたします。
現時点ですね、事業所等から
抗原検査キットの現物給付の要望等はいただいてはおりません。したがいまして、現時点では配布の予定はないということでございますが、ただし、この
抗原検査キットをですね、購入される場合につきましては、現在、飛沫感染防止のアクリル板でありますとかCO2の濃度の測定器等、感染防止につながるような資機材を購入される場合については、助成制度であります小規模事業者元気アップ事業の感染防止強化版というのを実施をしておりますので、もしこの抗原キットを購入される場合については、この対象資機材といたしまして、この事業のですね、枠組みの中で考えているというような状況でございます。
以上でございます。
◯議長(
衛藤博幸君)今石靖代さん。
◯十四番(今石靖代さん)それと市内に一か所ということで、
センターから遠方の市民への配慮についてでございますが、例えば支所や出張所で配布できるなどの方策を考えているのかどうか質疑いたします。
◯議長(
衛藤博幸君)健康課長。
◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。
今議員が言われたのは大分市などで取組を行われていることかと思いますけれども、大分市と宇佐市の大きな違いというのが、大分市は保健所を所管しております。そして保健所では、PCR検査や
抗原検査を国の費用で賄う行政検査ができるようになっております。
質疑の、個人に配布するということになる場合、陽性を本人が確認した場合、必ず
抗原検査センターに行って再度検査をするということが徹底できないおそれがあると思っております。状況としては、大分市では
センターで陽性であるという確定診断ができるんでありますけれども、
うさ抗原検査センターでは、検査の後、さらにPCR検査を行わなければなりません。段階を踏まないといけないということでありますので、市としましては、
抗原検査センターが継続している間はそちらを利用していただければと考えております。
以上です。
◯議長(
衛藤博幸君)ほかに質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(
衛藤博幸君)質疑なしと認めます。
本案に対する質疑を終結いたします。
~ 日程第七 議第七十七号の
委員会付託 ~
◯議長(
衛藤博幸君)日程第七、議第七十七号 令和三年度宇佐市
一般会計補正予算(第八号)の
委員会付託を議題といたします。
本案につきましては、文教福祉常任委員会に付託いたします。
それでは、ここで委員会開催のため休憩をいたします。休憩中に文教福祉常任委員会を会議室でお開きいただき、議案の審査をお願いいたします。
なお、再開時間については総務部長を通じて執行部へ連絡します。
それでは暫時休憩いたします。
休憩 午前十時五十分
────────────────
再開 午前十一時四十五分
◯議長(
衛藤博幸君)休憩前に引き続き会議を開きます。
~ 日程第八 議第七十七号の
委員長報告、質疑、討論、採決 ~
◯議長(
衛藤博幸君)日程第八、議第七十七号 令和三年度宇佐市
一般会計補正予算(第八号)を議題とし、委員長に審査の結果についての報告を求めます。
文教福祉常任委員長 河野健治朗君。
◯文教福祉常任委員長(河野健治朗君)文教福祉常任委員長の河野健治朗でございます。
委員会報告を行います。
令和三年九月第六回
宇佐市議会定例会において付託された議案一件について、本日、委員会を開催し、担当部課長の説明を求め、慎重に審査した結果、次のとおり決定したので、その経過及び結果について報告いたします。
議第七十七号 令和三年度宇佐市
一般会計補正予算(第八号)ですが、これは新型コロナウイルスの
感染拡大の状況を踏まえ、八月末をもって開設期間が終了する
抗原検査センターを十月三十一日まで延長するため、継続設置に係る費用として、新型コロナウイルス検査体制強化事業に二千七百三十万円の増額を行うものとの説明がありました。
審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で文教福祉常任委員会の報告を終わります。
◯議長(
衛藤博幸君)ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(
衛藤博幸君)質疑なしと認めます。
質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
通告はありませんが、討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(
衛藤博幸君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、議第七十七号を採決いたします。
本件に対する
委員長報告は可決すべきものであります。
お諮りいたします。
議第七十七号は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(
衛藤博幸君)御異議なしと認めます。
よって、議第七十七号は原案のとおり可決されました。
~ 日程第九
継続審査、調査となっている付託事件の
報告 ~
◯議長(
衛藤博幸君)日程第九、
継続審査、調査となっている付託事件を議題とし、報告を求めます。
まず、総務常任委員長 川谷光紹君。
◯総務常任委員長(川谷光紹君)
総務常任委員会委員長の川谷光紹です。
令和三年六月第四回
宇佐市議会定例会において、当委員会に付託され、
継続審査となった請願一件について、去る八月二十四日、議事堂会議室において委員会を開催し、慎重に審査した結果、次のとおり決定したので、その経過と結果について報告申し上げます。
請願第二号 日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書提出の請願についてですが、本請願は、国に核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書の提出を求めるものです。
委員からは、全国的な世論調査において、日本も核兵器禁止条約へ参加すべきとの意見が七割を超えている。地方議会からの意見書提出も三三%を超えている。核兵器廃絶が被爆者の願いであり、人類の願い。唯一の被爆国である日本政府が本条約へ参加し、世界に発信していくことが、核廃絶の流れを進める上で最重要であるとの意見や、本条約に署名・批准することによって日本国民の財産・生命が守られるという確信が持てないため、実効性において疑問が残る。既に加盟している核拡散防止条約の中で、核軍縮や不拡散に対してリーダーシップを取ることを日本政府に求めていくことが現実的である。署名・批准する環境が整えば国の判断で参加するものと考えるとの意見のほか、意見書提出は県下でも三市だけ。本件に関しては慎重な立場が多い。引き続き調査・研究が必要ではないかという意見。県、ほかの自治体の動向は参考程度にすぎない。宇佐市としての結論を出すべき。それから先は、国が決めることであるなどの意見が出されました。
当委員会で審査した結果、さらに調査研究を深めた上で慎重に審査すべきであるとして、
継続審査と決定いたしました。
以上で
総務常任委員会の審査報告を終わります。
◯議長(
衛藤博幸君)次に、
グリーンパークホテルうさに関する調査特別委員長
和気伸哉君。
◯
グリーンパークホテルうさに関する調査特別委員長(
和気伸哉君)皆さんこんにちは。
グリーンパークホテルうさに関する調査特別委員長の和気です。
委員会報告を行います。
グリーンパークホテルうさに関する
調査特別委員会に付託されました
グリーンパークホテルうさに関する調査・研究について、去る令和三年八月二十六日に、議会会議室において委員会を開催し、次のように調査いたしましたので御報告いたします。
委員会の開催に当たっては、総務部長、総合政策課長に説明員として出席をいただきました。
まず、前回五月に行いました委員会では、本年九月を目標に、ホテル建物のあらゆる活用方策を検討するという執行部の方針に了承しており、現在までの状況を説明していただきました。
執行部では、ホテル建物はもとより、はちまんの郷エリアの今後の在り方について、観光や商工、スポーツなど庁内の関係課を交え協議を行ったことや、方針決定の検討材料として、過去からの経緯等を熟知する業者に観光業を取り巻く外部環境等に関する調査委託を行った旨の報告がありました。
なお、この調査結果については、株式会社
グリーンパークホテルうさの運営主体である株式会社F&Tホールディングスと情報共有を図り、双方において、それぞれホテル建物の在り方について検討を行ったとのことでありました。
その結果、市としては、調査結果に基づき、コロナ禍における現在の経済動向をはじめとした外的要因や建物の老朽化、損益分岐点などの内的な要因などから総合的に判断し、これ以上ホテルの継続を模索することは極めて困難な状況にあり、ほかの業態への転用を検討せざるを得ないとの結論に至ったとの説明がありました。
具体策としては、複数の選択肢の中から、医師会による要望が上がっている検診
センターへの転用を最優先に調整を図るべきとのまとめがなされたようであります。
その後、八月十八日に開催されました株式会社
グリーンパークホテルうさ臨時株主総会では、F&Tホールディングスより建物の活用先として、検診
センターへの転用を目指したいとの提案がなされ、株主及び土地所有者という市の立場として、検診
センターへの転用が最適な案として捉えている旨の意見を述べたようです。他の株主からの意見はなく、今後、秋をめどに詳細を詰めていくとの前提の下、全会一致で検診
センターへの転用を目指すとの方針を決定したようです。
また、臨時総会では、昨年の閉館以降の九月一日から本年五月までの財務状況として、水道光熱費の支出が約三百三十万円、保守管理費の支出が約二百八十万円などや、冬季の実質的な純損益は約千万円で、五月末時点での負債合計は約四億円、債務超過額は約千二百万円となっているとの報告がありました。
執行部からの説明の後、委員から多くの質疑や要望が出されましたが、検診
センターへの転用の方向性については、委員会としては理解をしたところです。しかし、検診
センターへの転用といいましても、建物を賃貸するのか、売却か、株式譲渡かや、また、そもそも株式会社
グリーンパークホテルうさの負債の清算など、多くの課題が残っております。
さらに今後、検診
センターへの転用をするということを前提としたスキームの作成に着手をしていくとの説明がありましたので、当委員会としても、引き続き調査をしてまいりたいと考えています。
以上で
グリーンパークホテルうさに関する
調査特別委員会の中間報告を終わります。
◯議長(
衛藤博幸君)以上で各委員長の報告を終わります。
ここで、
議事日程の変更についてお諮りいたします。
本日の
議事日程の日程第十は、
委員長報告に対する質疑等の採決となっておりますが、先ほど総務常任委員長から報告があったとおり、請願第二号 日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書提出の請願は、
継続審査となっております。
お諮りいたします。
本日の
議事日程から日程第十を日程から削除し、日程第九までとすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(
衛藤博幸君)御異議なしと認めます。
よって、本日の
議事日程は、日程第九までとすることに決しました。
以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
明日九月一日から六日までは議案調査のため本会議を休会いたします。
休会明けの本会議は、九月七日午前十時から再開し、
市政一般に対する質問を行います。
本日はこれにて散会いたします。
御苦労でございました。
なお、この後、
議会活性化特別委員会を会議室で行いますので、委員の皆さんは御参集をお願いします。
散会します。
散会 午前十一時五十八分
宇佐市議会...