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2021年06月11日 令和3年第4回定例会(第3号) 本文
2021年06月11日 令和3年第4回定例会(第3号) 名簿

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  1. 宇佐市議会 2021-06-11
    2021年06月11日 令和3年第4回定例会(第3号) 本文


    取得元: 宇佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    2021年06月11日:令和3年第4回定例会(第3号) 本文 (334発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (三日目)           開議 午前十時〇〇分 ◯議長(衛藤博幸君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  令和三年六月第四回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、昨日に引き続き市政一般に対する質問となっております。新型コロナウイルス感染症対策として、シフト表二のとおり、議員の皆さんの御移動をお願いいたします。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(衛藤博幸君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(令和三年六月十一日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十三番   │一、コロナ禍での生活と健康について    │市長および ┃ ┃辛島光司君 │ (1)ワクチン接種の予約において、高齢者  │担当部課長 ┃
    ┃      │  の方にとってネット予約は難しいとの  │      ┃ ┃      │  意見が多い。個別接種・集団接種、そ  │      ┃ ┃      │  れぞれ予約の現状と課題点は。     │      ┃ ┃      │ (2)ワクチン接種後、体調不良など副反応  │      ┃ ┃      │  の報告は。              │      ┃ ┃      │ (3)様々なイベントや教室や活動が中止を  │      ┃ ┃      │  余儀なくされている。外出自粛による  │      ┃ ┃      │  運動不足・会話不足など、心身ともに  │      ┃ ┃      │  健康面での現状把握と対策は。     │      ┃ ┃      │ (4)園・小・中学生の子どもたちにおい   │      ┃ ┃      │  て、コロナ禍による影響や課題・問題  │      ┃ ┃      │  点は。                │      ┃ ┃      │ (5)コロナ禍により野外の行き場が求めら  │      ┃ ┃      │  れている。宇佐市の特性を活かしなが  │      ┃ ┃      │  らアスレチック施設や自然を生かした  │      ┃ ┃      │  遊び・憩いの場の計画的な整備が観光  │      ┃ ┃      │  面・交流人口増の面から必要では。   │      ┃ ┃      │二、豪雨・土砂災害について        │      ┃ ┃      │ (1)河川の氾濫により、浸水の危険性のあ  │      ┃ ┃      │  る生活道路は何カ所あるのか。     │      ┃ ┃      │ (2)土砂災害の危険性があり、砂防ダムが  │      ┃ ┃      │  必要な所は何カ所あるのか。      │      ┃ ┃      │ (3)宇佐市のライン登録を高齢者にも積極  │      ┃ ┃      │  的に推進するべきと思うが。      │      ┃ ┃      │三、地籍調査について           │      ┃ ┃      │ (1)第二次宇佐市総合計画「後期基本計   │      ┃ ┃      │  画」において、調査を推進していくと  │      ┃ ┃      │  のことだが近年の調査状況は。     │      ┃ ┃      │ (2)県下各市と比較して、宇佐市の進捗状  │      ┃ ┃      │  況をどのように捉えているか。     │      ┃ ┃      │四、天福寺奥の院について         │      ┃ ┃      │ (1)木彫仏群(もくちょうぶつぐん)の歴  │      ┃ ┃      │  史・文化財的な価値は。        │      ┃ ┃      │ (2)県道六百六十号は地域の生活道路でも  │      ┃ ┃      │  あるが、道幅がとても狭い。県への要  │      ┃ ┃      │  望・協議が必要では。         │      ┃ ┃      │五、三和酒類株式会社さんが来年五月、醸  │      ┃ ┃      │ 造体験施設のオープンを目指すとのこ   │      ┃ ┃      │ と。清酒特区として認定を受けている宇  │      ┃ ┃      │ 佐市として、今後の積極的な支援策や関  │      ┃ ┃      │ わり方は。               │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十番    │一、コロナワクチンの接種状況について   │市長、教育長┃ ┃衛藤義弘君 │ (1)集団接種会場の確保と医療関係者の接  │および   ┃ ┃      │  種会場への確保、及び医療関係者のワ  │担当部課長 ┃ ┃      │  クチン接種状況。地域医師会との連携  │      ┃ ┃      │  強化は。国の負担金・補助金は十分な  │      ┃ ┃      │  のか答弁を求めます。         │      ┃ ┃      │ (2)接種予約がつながらないとの声を多く  │      ┃ ┃      │  聞く。個別会場・コールセンターの現  │      ┃ ┃      │  状をお聞きします。寝たきりや障がい  │      ┃ ┃      │  者など病院や会場に行けない方の接種  │      ┃ ┃      │  はいつ頃からどのように対応するので  │      ┃ ┃      │  しょうか。また、介護従事者や施設入  │      ┃ ┃      │  所の方々の接種はどうなっているの   │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │ (3)予約でどうしても来られない方々の余  │      ┃ ┃      │  ったワクチンの対応はどのように検討  │      ┃ ┃      │  されているのか。           │      ┃ ┃      │二、人権が尊重される地域社会の実現につ  │      ┃ ┃      │ いて                  │      ┃ ┃      │  感染症の拡大に伴い、感染者に対する  │      ┃ ┃      │ 誹謗中傷や差別的な扱いなどが、全国的  │      ┃ ┃      │ に深刻な問題となっています。不当な差  │      ┃ ┃      │ 別などによる社会的な孤立をなくし、市  │      ┃ ┃      │ 民一人ひとりが思いやりの心を持ち、お  │      ┃ ┃      │ 互いに支えあう住みよい地域社会を実現  │      ┃ ┃      │ するために「宇佐市思いやり条例」の施  │      ┃ ┃      │ 行が必要ではないでしょうか。      │      ┃ ┃      │三、環境の配慮について          │      ┃ ┃      │ (1)近年、空き缶、紙くず、プラスチック  │      ┃ ┃      │  ごみ、たばこその他ごみを、回収容器  │      ┃ ┃      │  及び定められた場所以外にみだりに捨  │      ┃ ┃      │  てるいわゆる「ポイ捨て」の問題にお  │      ┃ ┃      │  いて、生活環境の保全や公衆衛生を害  │      ┃ ┃      │  する状況をよくお聞きするし、現場を  │      ┃ ┃      │  見ます。環境省も令和元年度に調査を  │      ┃ ┃      │  全国の市区町村に行なっています。県  │      ┃ ┃      │  下の条例制定は十四、全国では千七十  │      ┃ ┃      │  四市区町村です。罰則規定の有は五百  │      ┃ ┃      │  三十五、無は五百三十九市区町村で   │      ┃ ┃      │  す。「ポイ捨てを禁止する条例」を制  │      ┃ ┃      │  定する必要があるのではないでしょう  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │ (2)宇佐市は猫がフンや尿をする場所を退  │      ┃ ┃      │  治するため、猫を寄せ付けない超音波  │      ┃ ┃      │  機器の貸し出しを行っています。宇佐  │      ┃ ┃      │  市内でハトなどの鳥類がベランダなど  │      ┃ ┃      │  にフンをして布団も干せないで困ると  │      ┃ ┃      │  の苦情が多く寄せられています。そこ  │      ┃ ┃      │  で、現在一か所で猫の超音波機器を設  │      ┃ ┃      │  置し実証実験を行っています。現在の  │      ┃ ┃      │  ところフンが落ちてないし寄りついて  │      ┃ ┃      │  もいない状況です。成功すれば多くの  │      ┃ ┃      │  市民へ貸し出しを行ってもらいたいの  │      ┃ ┃      │  ですが答弁を求めます。        │      ┃ ┃      │四、市民の安全・安心、防犯、災害時につ  │      ┃ ┃      │ いて                  │      ┃ ┃      │ (1)現在宇佐市は、市民の安全・安心のた  │      ┃ ┃      │  めに集落間や民家がない道路などに   │      ┃
    ┃      │  「みまもり灯」設置事業が進められて  │      ┃ ┃      │  います。大変良い事業です。しかし中  │      ┃ ┃      │  には農業に影響が出る、電柱が多くて  │      ┃ ┃      │  災害時や環境に良くないなど地域によ  │      ┃ ┃      │  っては設置できない個所も出てきま   │      ┃ ┃      │  す。現在の設置状況を教えて下さい。  │      ┃ ┃      │  更に課題も教えて下さい。       │      ┃ ┃      │ (2)以前危機管理課へ災害時での暗闇対策  │      ┃ ┃      │  で質問しました。「蓄光」ブロックパ  │      ┃ ┃      │  ネルですが、安価で対策ができ、環境  │      ┃ ┃      │  にもやさしい器材であり、先般県土木  │      ┃ ┃      │  が宇佐市江須賀に蓄光ブロックパネル  │      ┃ ┃      │  三十枚を試験的に設置した記事がでま  │      ┃ ┃      │  した。今後宇佐市でも、児童・生徒・  │      ┃ ┃      │  学生など市民のために暗闇対策として  │      ┃ ┃      │  計画的に設置に向けて予算を確保する  │      ┃ ┃      │  必要があるのではないでしょうか。   │      ┃ ┃      │五、空き家対策の強化について       │      ┃ ┃      │  空き家改修支援事業(空き家バンクに  │      ┃ ┃      │ 登録物件)を宇佐市内転居対象者にも含  │      ┃ ┃      │ めるべきではないでしょうか。      │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃八番    │一、新型コロナウイルス感染症ワクチン接  │市長および ┃ ┃多田羅純一君│ 種について               │担当部課長 ┃ ┃      │ (1)個別接種に於いてかかりつけ医で予約  │      ┃ ┃      │  しても直ぐに接種出来ない等、不安な  │      ┃ ┃      │  声を聞く。現在高齢者の接種が進む   │      ┃ ┃      │  中、課題はあるのか。         │      ┃ ┃      │ (2)今後、集団接種が増加するのでないか  │      ┃ ┃      │  と思われる。現在はどの様な状況か。  │      ┃ ┃      │  又、接種規模の拡大は検討されている  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │ (3)会社員や仕事をしている世代の接種率  │      ┃ ┃      │  を上げる取り組みはどの様に考えてい  │      ┃ ┃      │  るか。                │      ┃ ┃      │二、交通安全啓発について         │      ┃ ┃      │ (1)標識のない狭い市道・規制のない農道  │      ┃ ┃      │  に於いてスピードが出ている車両が見  │      ┃ ┃      │  受けられ、地域から危ないとの声を聞  │      ┃ ┃      │  く。現在どの様な制度があるのか。   │      ┃ ┃      │ (2)市独自の飛び出し注意や速度注意等の  │      ┃ ┃      │  看板を作成し、交通安全啓発をしては  │      ┃ ┃      │  どうか。               │      ┃ ┃      │三、マリンスポーツの推進について     │      ┃ ┃      │  和間海浜公園でカイトボード(カイト  │      ┃ ┃      │ サーフィン)等多くの方々にマリンスポ  │      ┃ ┃      │ ーツを楽しめる様整備をしてはどうか。  │      ┃ ┃      │四、消防団員の人員不足について      │      ┃ ┃      │ (1)地域の防災を守る為、更なる人員不足  │      ┃ ┃      │  解消に向けた取り組みを伺う。     │      ┃ ┃      │ (2)六十歳になると退職される方が多いと  │      ┃ ┃      │  聞くが課題があるのか。        │      ┃ ┃      │五、企業誘致について           │      ┃ ┃      │  工業誘致や商業誘致等、他市に劣らな  │      ┃ ┃      │ い優遇制度はあるか。          │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃六番    │一、地域のために、令和三年度施政方針に  │市長、教育長┃ ┃川谷光紹君 │ ついて伺う。              │および   ┃ ┃      │ (1)アフターコロナを見据え「集中から分  │担当部課長 ┃ ┃      │  散」などの施策を積極的に実施すると  │      ┃ ┃      │  のことだが、具体的な施策について伺  │      ┃ ┃      │  う。                 │      ┃ ┃      │ (2)移住・定住促進対策として、子育て世  │      ┃ ┃      │  帯に重点を置いた住宅取得等の移住支  │      ┃ ┃      │  援とあるが、移住者だけでなく宇佐市  │      ┃ ┃      │  に住み続けている定住者にも支援を行  │      ┃ ┃      │  ってはどうか。            │      ┃ ┃      │ (3)合併処理浄化槽の普及促進を図るとの  │      ┃ ┃      │  ことだが、現在の課題と具体的な普及  │      ┃ ┃      │  のための政策について伺う。      │      ┃ ┃      │ (4)国営かんがい排水事業地区調査事業  │      ┃ ┃      │  採択に向けての現在の取り組み状況   │      ┃ ┃      │  と、予想される課題について伺う。   │      ┃ ┃      │ (5)グリーンツーリズムでは、教育旅行等  │      ┃ ┃      │  の受け入れに向けて関係機関との連携  │      ┃ ┃      │  を図るとのことだが、三WAYツーリ  │      ┃ ┃      │  ズムも含めて、顔の見える関係づくり  │      ┃ ┃      │  を行っていくべきだが市の考えは。ま  │      ┃ ┃      │  た、県内の小中学校では修学旅行を県  │      ┃ ┃      │  内で計画しているところが多いと聞   │      ┃ ┃      │  く。県内の小中学校に対して、グリー  │      ┃ ┃      │  ンツーリズムへの教育旅行を誘致して  │      ┃ ┃      │  はどうか。              │      ┃ ┃      │二、四日市に設置されている、抗原検査セ  │      ┃ ┃      │ ンターの現状は。また、規模を縮小して  │      ┃ ┃      │ でも継続し、お盆での帰省者や成人式へ  │      ┃ ┃      │ の参加者が抗原検査を受けやすい環境を  │      ┃ ┃      │ 維持してはどうか。           │      ┃ ┃      │三、子どもたちのために、令和三年度施政  │      ┃ ┃      │ 方針について伺う。           │      ┃ ┃      │ (1)小中学校において、複式授業改善、多  │      ┃ ┃      │  人数学級支援、習熟度別学習のための  │      ┃ ┃      │  指導教員や、特別支援教育支援員、学  │      ┃ ┃      │  校司書スクールソーシャルワーカー  │      ┃ ┃      │  の派遣だけでなく、スクールサポート  │      ┃ ┃      │  スタッフ、学習指導員及び部活動指導  │      ┃ ┃      │  員の配置をしていくとのことだが、現  │      ┃ ┃      │  在の配置状況と課題は。また、解決策  │      ┃ ┃      │  についてどのように計画しているのか  │      ┃ ┃      │  伺う。                │      ┃
    ┃      │ (2)若者の定住者を維持するためにも、高  │      ┃ ┃      │  校生に対しての支援が必要となってい  │      ┃ ┃      │  るが、四月から行っている高校生への  │      ┃ ┃      │  通学定期券の補助事業の効果と、部活  │      ┃ ┃      │  便を含めた今後の課題は。       │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯議長(衛藤博幸君)十三番 辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)皆さん、おはようございます。十三番 辛島光司でございます。  一般質問に先立ちまして、一言お話をさせていただきたいと思います。さきの四月の市長選で再選されました是永市長、誠におめでとうございます。宇佐市政始まって以来、四期目という再選でございます。市民の期待と市民のこれからの目線が大変重く注がれるものと思っております。市長には、これから市民のため、宇佐市のために、精いっぱい頑張っていただけるものと期待をしております。  ただ、私の心配、一つございます。十二年間是永市長、宇佐市政に向けて先頭に立って邁進してきたと思っております。大変お疲れだと思いますし、十二年前から十二年、年も重ねております。市長選の後、肉付け予算、人事そしてコロナ対応と、大変お忙しい中、責務を果たしていることと思いますけども、またこの夏に向けてしっかり心身共にリフレッシュをされ、頼りになる副市長もいらっしゃいますので、交代交代でも夏休みをしっかり取っていただいて、リフレッシュした心身共に、的確な判断で宇佐市政を引っ張っていただきたいと思っております。これは私からの要望でございますので、市長、副市長よろしくお願いいたします。  昨今コロナの中で、様々な一般質問そして市民の負託も含めてコロナ関連が多くなるのは当然だと思います。私もこのたびの一般質問の一項目めにコロナ、そして今からの梅雨時期、そして夏の台風も含めて、豪雨・土砂災害についてを取り上げさせていただいております。  このたびは五項目にわたって一般質問を行いたいと思います。簡潔明瞭な答弁も、執行部によろしくお願いいたします。  それでは、一般質問に入ります。  一項目め、コロナ禍での生活と健康について。  一点目、ワクチン接種の予約において、高齢者の方にとってネット予約は難しいとの意見が多い。個別接種、集団接種、それぞれ予約の現状と課題点は。  二点目、ワクチン接種後、体調不良など副反応の報告は。  三点目、様々なイベントや教室や活動が中止を余儀なくされている。外出自粛による運動不足、会話不足など、ひきこもりも含めますけども、心身共に健康面での心配がされます。現状把握と対策についてお聞きいたします。  四点目、こども園、小学校、中学生の子供たちにおいて、コロナ禍による影響や課題、問題点などお聞きします。  五点目、コロナ禍により野外の行き場が求められています。宇佐市の特性を生かしながら、アスレチック施設や自然を生かした遊び、憩いの場の計画的な整備が、観光面、交流人口増の観点からも必要では、お聞きいたします。  二項目め、豪雨・土砂災害について。  一点目、河川の氾濫により、浸水の危険性のある生活道路は何か所あるのかお聞きいたします。  二点目、土砂災害の危険性があり、砂防ダムが必要なところは何か所あるのかお聞きいたします。  三点目、宇佐市のLINE登録を高齢者にも積極的に推進するべきだと思うがについてお聞きいたします。  三項目め、地籍調査について。  一点目、第二次宇佐市総合計画後期基本計画において、調査を推進していくとのことだが、近年の調査状況についてお聞きいたします。  二点目、県下各市と比較して、宇佐市の進捗状況をどのように捉えているのかお聞きいたします。  四項目め、天福寺奥の院について。  一点目、木彫物群の歴史・文化財的な価値についてお聞きいたします。  二点目、県道六百六十号は地域の生活道路でもありますけども、道幅がとても狭い。県への要望・協議が必要では、お聞きいたします。  五項目め、三和酒類株式会社さんが、来年五月、醸造体験施設のオープンを目指すとのこと。清酒特区として認定を受けている宇佐市として、今後の積極的な支援策や関わり方についてお聞きいたします。  よろしく答弁のほど、お願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、辛島光司議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。十三番 辛島議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、コロナ禍での生活と健康についての一点目、ワクチン接種の予約において、個別接種・集団接種、それぞれ予約の現状と課題点はについてでありますが、まず本市の接種状況は、医療従事者や高齢者等について、六月六日現在、延べ一万七百十一人の方が接種しております。このうち、高齢者の予約に関しましては電話が中心となっており、一時込み合っておりましたが、現在は落ち着いております。一方、ウェブ予約やLINE予約も行っており、動画での説明のほか、市の相談センターにおいても予約方法を説明するなど、きめ細かな対応を行っております。  次に、個別接種の現状についてですが、ワクチン接種を行う医療機関は市内に三十一施設あり、七月末の高齢者のワクチン接種完了に向けて、予約数をさらに拡大していただくこととしております。  課題点につきましては、通常の診療を行いながらワクチン接種を行うため、業務が過重になっているとお聞きしております。また、集団接種については、五月十五日から始まり、七月十一日までの予約が埋まっている状況であります。  課題としましては、国が示した人員体制を参考に市の接種体制を整えましたが、予定の倍の人数が必要となっている点であります。なお、個別接種・集団接種ともに経費の増加が課題となっており、関連経費を盛り込んだ補正予算案を追加提案したところであります。  二点目、ワクチン接種後、体調不良など副反応の報告はについてでありますが、個別接種では現在十四例報告されており、発熱、接種部位の疼痛、頭痛などとなっております。集団接種では、接種後、動悸が気になる方が一名いましたが、少し休むと回復されました。接種後、気になる症状を認めた場合は、かかりつけ医または県の新型コロナワクチン副反応等相談窓口に相談いただくよう広報しております。  以上で、私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、四項目めの天福寺奥の院についての一点目を、教育長 高月晴彦君。 ◯教育長(高月晴彦君)皆さん、おはようございます。教育長の高月でございます。十三番 辛島議員の一般質問にお答えします。  四項目め、天福寺奥の院についての一点目、木彫物群の歴史・文化的な価値はについてですが、黒地区にある天福寺奥の院には、国指定重要文化財となっている三体の塑像と共に、七十体を超える規模の仏像群が納められておりました。昭和四十八年に東京国立博物館、九州歴史資料館等の研究者により調査が行われた結果、塑像が制作された年代は八世紀後半、木彫物については十一世紀前後のものと考えられてきました。  しかし、平成二十三年に県立歴史博物館が行った理化学分析の結果、木彫物も塑像と同じ八世紀から九世紀にかけて制作されたことが分かり、これだけ多くの古い木彫物が保存されていることは、全国的に見てもまれであることが明らかになりました。  これらの仏像群には、如来型や菩薩型など様々な仏像が含まれており、制作当初より天福寺にあったものだけではなく、同じ谷にある小倉の池廃寺や虚空蔵寺の仏堂が壊れた際、移してお祭りしたものもあったと考えられています。  なお、このうち四十体が昭和五十年三月に県指定有形文化財に指定されており、この四十体と三体の塑像の計四十三体が、県立歴史博物館に収蔵されております。  市教育委員会としましても、宇佐の古代の歴史を考える上で非常に貴重なものであると認識しております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めのコロナ禍での生活と健康についての三点目及び四点目を、福祉保健部長 岡部輝明君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(岡部輝明君)皆さん、おはようございます。福祉保健部長の岡部でございます。十三 辛島議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、コロナ禍での生活と健康についての三点目、外出自粛による運動不足など、健康面での現状把握と対策はについてですが、在宅高齢者の通いの場である高齢者ふれあいサロン、地域に根差した介護予防教室などは、昨年三月から六月にかけて活動を一時休止していただきましたが、自宅でもできる運動、口腔ケア、栄養、認知症予防等の取組を紹介する広報紙の配布や、インターネットによる配信動画の活用により、通いの場の活動ができない間にも、心身機能低下の防止に取り組んでいただきました。  その後、通いの場の再開に向けた感染拡大防止のための留意事項等の説明会を開催し、体制が整ったところから再開していただきましたが、本年五月に入り感染が県内でも急増し、医療提供体制への負荷が高まっているとするステージ三の状態になりました。  そのため、県から高齢者ふれあいサロン等の集まる活動は控えるよう通知があり、これに基づき再度の活動自粛についてのお願いをサロンの代表者宛てに通知し、当面の間休止していいただくこととしております。  これまでの間、通いの場の代表者等に配布していただきました広報紙等の効果もあり、健康面での相談は増えておりませんが、心配な方に対しては、代表者等による安否確認などにより、医療・介護等必要な機関につなげております。今後についても、前回の活動休止時と同様、必要な情報提供を適時に行うとともに、相談体制の整備等により、コロナ禍での健康維持に努めてまいります。  四点目、園・小中学生の子供たちにおいて、コロナ禍による影響や課題・問題点はについてですが、保育所やこども園の子供たちのコロナ禍の影響等について園長会にお伺いしたところ、職員のマスク着用によって表情や口元が隠れることにより、子供たちの言語形成やコミュニケーション能力形成に影響が出るのではないかと危惧しているとのことであります。  また、密を避けるため、各種行事の中止や縮小、行動制限等により、子供たちから貴重な体験の場が奪われるとともに、家庭外での交流の場も減っており、保護者、子供ともにストレスを感じる場面が増えているようであります。  次に、小中学校の子供たちについてですが、感染リスク回避のため、通常なら行われているはずの教育活動が制限されていること、児童生徒、保護者、教職員が不安に感じていることなどが挙げられます。  様々な課題はありますが、児童生徒の学びを保障するため、各校において感染防止対策を講じながら、教育活動を進めているところであります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めのコロナ禍での生活と健康についての五点目と、二点目の豪雨・土砂災害についての三点目を、総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)皆さん、おはようございます。総務部長の祥雲でございます。十三番 辛島議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、コロナ禍での生活と健康についての五点目、コロナ禍により需要が高まる野外の遊び・憩いの場の計画的な整備はについてですが、昨今は三密を避けるため、子育て世帯のお出かけ需要は「安近短」のアウトドア施設へとシフトしていると認識しております。本市にも、総合運動場の古代ふれあい広場をはじめ、人気のスポットはあるものの、周知が十分でなかったり、また設備の老朽化が進んでいたりと、様々な課題を抱えている施設も少なからず存在いたします。  そこで、市総合計画実施計画に基づき、施設の計画的な整備、リニューアルに取り組むとともに、お出かけスポット情報の充実に努めることで、定住満足度及び交流満足度の向上につなげていきたいと考えております。  二項目め、豪雨・土砂災害についての三点目、市のLINE登録を高齢者にも積極的に推進するべきではについてですが、市では豪雨・土砂災害などの防災情報については、防災情報システムの情報を基に、大雨や台風、地震などの情報をより詳しく分かりやすいよう工夫して、ホームページのほかLINEを有効活用しながら、情報を迅速に届けることで、市民の安心・安全に努めているところでございます。  現在、本市におけるLINE登録者は、五月末時点で七千七百五十三人の登録となっており、昨年度各課と連携してLINE登録のチラシを配布した効果もあり、前年同月末時点の登録者数から四千二百六十二人、一二二%の増加となっております。  今後も、より多くの市民の方々に災害情報などを迅速に届けられるよう、LINE登録の拡大に向けて取り組んでいくとともに、情報弱者と言われる高齢者の方々にも、関係各課と連携しながら積極的な登録推進に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの豪雨・土砂災害についての一点目及び二点目と、四項目めの天福寺奥の院についての二点目を、建設水道部長 城 隆弘君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)皆様、おはようございます。建設水道部長の城でございます。十三番 辛島議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、豪雨・土砂災害についての一点目、河川氾濫により浸水の危険性のある生活道は何か所あるのかについてですが、市では令和二年四月より、洪水ハザードマップをホームページにて公開しています。これは、寄藻川、向野側、駅館川、伊呂波川、津房川、深見川が想定し得る最大規模の降雨で、およそ千年に一度程度起こる可能性がある大雨によって増水し、堤防が決壊した場合の浸水予想結果に基づき、浸水する範囲と程度を示しています。その浸水エリアを見ますと、主要な道路及び生活道路の大半は一時的に通行不能となります。  市では、氾濫が想定される非常事態では、まず自分の命を守る行動を早期に判断し行動できるよう、防災情報の確実な伝達が可能となる防災情報システム整備を行っており、ハザードマップ等による洪水避難の心得を示し、早めの避難をお願いしているところでございます。  二点目、土砂災害の危険性があり、砂防ダムの必要なところは何か所あるのかについてですが、砂防ダムは土石流から家屋等を守る施設で、施工及び管理は県が行っております。県にお聞きしたところ、土石流の土砂災害警戒区域に指定された区域は、市内では三百八十五か所あり、そのうち特別警戒区域が三百十七か所あります。  砂防ダムの事業化につきましては、公共施設や福祉施設等保全すべき財産の状況、地域要望等を基に保護すべき対象を計画的に整備しており、現在四基施工中で、一基測量設計中とのことであります。  また、市内では砂防ダム八十四基を維持管理しており、定期的な巡視、出水時・地震時点検等を行い、安全対策に努めているとのことでありました。  四項目め、天福寺奥の院についての二点目、県道六百六十号は道幅がとても狭い。県への要望・協議が必要ではについてですが、議員御指摘の道路は県道山袋久々姥線で、幅員が狭く以前より地域からの要望がある路線であり、市では平成十九年と二十九年に地域からの声を県に対し要望しているところであります。  現在までの進捗状況を県へお聞きしたところ、国道十号から近い山下・元重地区に対し拡幅工事を行っており、用地取得等に時間を要しているとのことでありました。  また、本年四月には、横山校区区長会より県に対し、天福寺奥の院までの県道整備について要望書が出され、県と区長会による立会いを行いましたが、要望路線が長いため緊急性等を考慮し、優先的な場所より計画していくとのことでありました。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、三項目めの地籍調査についてと、五項目めの醸造体験施設との関わり方についてを、経済部長 出口忠則君。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)皆さん、おはようございます。経済部長の出口でございます。十三番 辛島議員の一般質問にお答えします。  三項目め、地籍調査についての一点目、近年の調査状況と、二点目の県下各市と比較して宇佐市の進捗状況はについては、関連がございますので一括してお答えいたします。  地籍調査については、第二次宇佐市総合計画後期基本計画において、令和六年度地籍調査済率一七・〇%を目標に事業を推進しており、令和二年度末では、調査対象面積四百十四・一五平方キロメートルのうち調査済面積は六十五・六八平方キロメートルで、進捗率は一五・九%であります。  県下の状況としては、十八市町村中調査が完了した自治体が五市町村あり、継続中が十三市町村となっています。県全体での進捗率は六三・四九%で、本市の進捗率は十五位となっております。  本市では現在、第七次国土調査事業十か年計画に基づき事業を実施しており、年間調査範囲の拡大等については、人員及び予算の確保が必要で、国や県、関係課においても事務量の増加が伴うことから、調整をしながら継続的な事業の推進に取り組んでいるところでございます。  次に、五項目め、三和酒類株式会社が来年五月オープンを予定している醸造体験施設に対する支援策や関わり方についてですが、昨年三月、宇佐市は国より全国初で「宇佐のうまい酒 製造体験特区」の認定を受けました。これに伴い、三和酒類株式会社が酒造観光館を清酒製造体験できる施設に改修するとともに、新たに発泡酒製造場を新設し、飲食コーナーも備えて「辛島虚空の蔵」としてリニューアルオープンする予定と伺っております。  本市には、七つの清酒・焼酎蔵、二つのワイン蔵のほか、こうじ屋、しょうゆ、漬物製造などの発酵醸造産業とその文化が市民の暮らしに根づいております。  市としては、特区認定を受け、その原料となる豊かな一次産品と結びつけて、地域ブランド価値の向上、交流人口の拡大、にぎわいの創出を図る目的で、「日本初清酒特区のまち発酵・醸造文化推進事業」を実施することとしております。その取組の中で、発酵と醸造をテーマにした体験講座や加工品の販売促進など、三和酒類株式会社をはじめ関係者と連携して事業実施ができるよう協議してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十三番 辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)それでは、再質問を行っていきたいと思います。残り時間は三十分程度なので、効率よくいきたいと思います。  まず、一項目め、現在一万七百十一人の方が接種しているということですけども、今後について予定の倍の人数が必要と、人員に対してですね。これについては、もう手当ができているのかどうかをお聞きしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)健康課長の出口でございます。再質問にお答えいたします。  人員体制の手当ということでございますけれども、今議会のほうにですね、関連経費を盛り込んだ補正予算を組み込んでおります。職員の時間外とか、あといろんな医療機関への追加の協力金などを盛り込んでおります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)個別接種において、当日のキャンセルが出た場合のワクチン、それはキャンセル待ちの人に行っているのか、当日キャンセルが出たときのワクチンの活用はどのようになっているのか教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。
    ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  キャンセル時の対応についてでございますけれども、個別接種と集団接種とございます。個別接種のときには医療機関でそれぞれの判断でしていただいております。ただし、ワクチンを希釈した後にキャンセルが出た場合、六時間しかもちませんので、その際は接種券がなくても接種をしてもよいということになっておりますので、そういった対応をしていただいております。  そして、集団接種の場合は、集団接種の会場にいる職員が医療従事者ということになっておりますので、保健師とか職員に接種をしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)今の話をお聞きしますと、個別接種のときに六時間以内と、希釈した後ですね、急なキャンセルが出た場合ということは六時間以内にほかの方に回す手段がないとなると、それは無駄になっていると。その無駄になっているそれは、件数とかそういったものは把握できるような体制になっているのかどうか、そしてそれを改善する策が協議されているのかどうかお聞きします。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  今のところ、市内の医療機関からも急なキャンセルのときに市のほうに電話があったりとかしておりますので、そのときは医療従事者枠の保健師、職員が対応しております。そして、接種券がない方についても、急な対応でそれぞれの医療機関が対応してくださって、二件ほど接種券がない場合もございました。無駄には今のところなっていないと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)安心しました。というのも、個別接種、病院によってなかなか予約が取りづらいといったところと、割とすぐ取れたところと、かかりつけという認識が市民のほうのかかりつけ、悪くなったときに病院に行くよというのがかかりつけ医だと思って行くと、そうじゃないと。もうちょっと頻繁に定期的に来ている人がかかりつけという認識で、なかなか予約が確定できないといった声を聞いていましたので、そうやってキャンセルが出たときとか、少しでも早くそういった予約待ちをしている方々に回っていくようにという思いで今回取り上げました。  その辺、状況は把握されていると思いますので、予約がなかなか確定しないところ、そしてそういったワクチンのキャンセルもいろんなことに、これもう起きたことに対応していくしかないと思うので、混雑も一時はされていたということなので、その辺はスムーズに、また無駄にならないように今後もやっていただきたいと思います。  そして、副反応ですね、十四例報告されていると。発熱、部位の疼痛、頭痛などということで、これはその後もやり取りをして収まったとか、ちょっとなかなか収まらないとか、その後の把握もできているのかどうかお聞きします。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  副反応が出た場合に、医療機関から医薬品医療機器総合機構というPMDAというところに報告をするようになっております。それは、厚労省の外郭団体になっておりますけれども、そこと厚労省が情報共有した後、写しが県を通じて市のほうに参りますので、それで把握をしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)その引継ぎも含めて、しっかりできて、相談されているという認識でよろしいですね。はい、分かりました。  それでは、副反応とか数年後に人体への影響がとかといった理由で、ワクチン接種をしないという選択をされている方もいるとお聞きしています。その現状と、接種をしない人への啓発とか対応とか、その辺何か課題点も含めてあれば、人体への影響も含めてですね、心配されていることをお聞きしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  今、副反応が起きている方については、医療従事者が主ですけど年齢が若い方、そして女性の方が多く見られます。どうして女性の方が副反応が起きやすいのかという点でありますけれども、ワクチンの中にポリエチレングリコールという成分が含まれておりまして、それが女性が使う化粧品とかヘアケア製品に含まれているということで、そこでアレルギーというか、そういう症状が出るようであります。ですので、そういった形で、今副反応ということでありますけれども、若い方が接種を希望しないということもあり得ますので、このワクチンについては希望する方ということになっておりますので、無理強いはできないかと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)当初から言われてましたね、化粧品が反応するということはですね。その後、先ほど十四件報告されているといったことの後の状況とかも、情報公開も含めて、安心される方も増えるのかなと、ちょっと結果を見ないと分からないんですけども、そういったことも含めて、またしっかり把握した上で、選択する情報としてしっかり発信をまたしていってほしいと思います。  こども園、幼稚園、保育園を含めてですけども、先生等に感染者が出た場合の緊急対応のマニュアル、人員配置とか一時閉園とか、他園への振り分けとか、そういった緊急対応的なマニュアルとかそういったものというのは現在あるのかどうか、なければそういった指示はどこからどういうふうに出るのか、相談も含めてどのような対応するのかについて、現在分かる範囲で教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(西田洋子さん)子育て支援課長の西田でございます。再質問にお答えいたします。  コロナウイルスの感染防止の対策につきましては、県よりそういった指示のですね、書類を頂いております。それをですね、園長会をはじめ様々な子供の関係機関に送付いたしまして、皆さんに周知しております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)私がお聞きしたところ、大まかな指針は出ているということですけども、実際に出たときに休園する、そしたらそのときのお子さんはどこにどう振り分けるかとか、人員配置をどうするかとか、市の連携も含めてその辺がなかなか、本当に一人、二人出たときにどのような状況になってどう対応するのかというところまで、なかなか市との連携も含めてマニュアルできていないような私は認識を受けております。  まずは出ないように防止することが第一の目的ですけども、その辺園長会も通じて少しずつ議論を深めていって、協力体制も含めてですね、恐らく相互協力とかということも必要になってこようかと思います。その辺を国、県の指針に乗った中で、ある程度詰めていっていただきたいと思います。  そして、最後の五点目ですけども、今までの私、野外等のことを言ってきました。で、今回、後日吉田議員も野外活動について触れていますので、私は簡単にいきたいと思いますけども、アスレチック、キャンプ、野外での活動、自然との触れ合い、これアフターコロナの観光を含む交流人口の増として目指すところに関わってくると思います。文化、歴史、自然そして野外体験や活動、こういったことがアフターコロナに求められてくると思います。  現実、子供がいる私としても、このコロナの間というのは子供を連れて行き場所がないんですよね、室内という意味では。今まで室内が多かったです。やっぱり室内という選択肢はなかなか取れないので、室内じゃないところで行けるところというところの選択肢で、それはSNSで探して子供を連れていくということになりますので、そういった意味では聞くところによると、安心院・院内の滝だとか渓谷とかというところはにぎわっていると思います。  恐らくアフターコロナは、キャンプも含めてそういった野外活動が求められてくると思いますので、これは広い意味で宇佐市の観光面の大きな柱として、宇佐市全体の中でのいろんな考え方の中で、アスレチック、野外活動、野外体験ができるところを整備ということを考えていただきたいと思うんですけども、その認識を再度お聞きしたいと思いますけども。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)観光ブランド課の出口でございます。辛島議員の再質問にお答えいたします。  議員おっしゃるとおりアフターコロナと、今コロナ禍においてですね、アウトドア志向、答弁の中で「安近短」とあったと思いますけども、マイクロツーリズムなどという言葉も出ております。本市としましては、御案内のとおり岳切渓谷がリニューアルしましてですね、また家族旅行村等も計画がございますけども、まずアウトドア志向、そしてキャンプのニーズ等も多いというふうに今考えておりますので、今年につきましても熊本で大きなキャンピングのプロモーションイベントがございまして、それに参加する予定でございましたけども、コロナ禍ということで資料提出のみになったわけですけども、こういった部分を今後もですね、積極的に進めていきたいというふうに思っております。  コロナ禍で、今までなかったグランピングという言葉もできて、いろんなニーズができているというふうに思っておりますので、こういう部分には対応してPRしていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)平和ミュージアム等も今後、まだ課題もありますけども、そういった文化、歴史等の観光施設、それと野外と体験、こういったことで宇佐市の交流人口増の柱になってこようかと思います。今後も強力な推進をよろしくお願いしたいと思います。  それでは、二項目め、近年の豪雨等で冠水が確認された箇所を教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。辛島議員の再質問にお答えいたします。  近年の道路冠水状況に関しましては、私どもが把握している中では、通常の台風時でも豪雨の際には沈下橋といいまして沈み橋がございます。それがまず二つありますので、その二か所は必ず浸かりますので通行止めをさせていただいております。  あと、山下のほうで高速道路の下をくぐっているところが、過去そういったところが通行止めになったと。あと、麻生の伊呂波川のところの下麻生集落のところが大雨で浸かったということで、通行不能になったという過去の経緯はございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)そうですね、沈下橋とかほかのとこでも線路の下、排水の関係でそこが低くなっていてなかなか難しいところがあろうかと思います。確認できているこの箇所の分は、また詳しく今後でも教えてください。  そして、砂防ダムでも随分危険箇所としてあるんですけども、今現在国、県に対して要望している箇所は何か所あって、それの採択状況を教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  先ほど答弁にありました特別警戒区域というのが三百十七か所ございます。これが通常家屋または農地等も含めまして、守るべきものがあるエリアについて特別警戒区域というふうに指定されております。  今現在、県が対策をしているもの以外に、地元からの要望等については一件ございましたが、県の砂防については全て用地を買収しまして、そこを県がずっと今後も管理していくという形になっておりまして、その一件だけの要望に対して今協議をしているのみで、ほかには要望はないというふうに聞いております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)箇所としては随分あると。今後、またいろんな災害時に、いろんな危険が迫ってくることも考えられます。課としては大変でしょうけども、恐らく見回りも含めて地域とのやり取りが今後もあろうかと思います。しっかりまた、住民の生命に関わることですので、状況を逐一把握して、適切な対応を国、県に求めていただきたいと思っております。よろしくお願いします。  ここでLINEのあれを入れたんですけども、これは一項目めとも共通するんですけども、こういった情報というものをLINEでお知らせすると。私もLINE登録をしておりますけども、自分の必要な情報を選べて、それが逐一素早く入ってくると、大変有効な情報伝達方式だと思います。これが、今恐らく七千七百五十三ということでしたけども、どちらかといったら若い世代、現役世代だと思います。これからいかにその親の世代に広げていくか、ここが大事だと思っております。  そこで、各教室だとかお出かけのLINE登録の仕方だとか、私もそうですけど、QRコード、LINE登録、ちょっと人に聞きながらじゃないとなかなかできなかったりするので、私より上の世代になると、もうそうだと思います。  そういったお出かけだとか、各教室に出ていって教える、まち協、いろんな場面があろうかと思います、自治会との連携等も含めて。その辺の今後の方策を何か今考えていることがあれば教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)秘書広報課長。 ◯秘書広報課長(田中康彦君)秘書広報課長の田中でございます。辛島議員の再質問にお答えします。  先ほど議員から御指摘のあったとおり、今LINEというのが非常に活用されているというような状況です。皆さん、使っている人が多いということで、非常にメリットがあるという部分でございます。  その中で、高齢者をいかに登録させていくかという部分が課題でございますけども、今年四月にはコロナウイルスのワクチンの接種券と一緒に同封をしまして、LINEからも簡単に手続ができるようなチラシを送付しました。それによって六十五歳以上の方もかなりの登録をしていただいたような状況です。  今後につきましては、高齢者の関係する事業担当課とですね、LINEを使うことによってこんなに便利だよというのをお知らせするなり、会議の場でですね、登録の仕方などを説明するようなことをやりながらですね、登録者増加に取り組んでいきたいというふうに思っています。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)今後、コロナがワクチン接種で落ち着けば、いろんなイベント等もあると思います。そういった先からとか、ちょこっと市として御挨拶できるところがあれば、そこでLINE登録を呼びかけるとか、やはりLINE登録の仕方というのがなかなかですね、難しいと思いますので、有効なことは分かっていてもなかなか登録まで行かないというのが現状だと思います。そこを、今後しっかりやって、この間子供が持ってかえってきたチラシも、ああ絶対親は見るだろうなと思いました。ああいうのも、いろんな努力をされているんだろうなと思いましたし、今後は少しずつ上の世代に向けて、また推進をしていっていただきたいと思っております。  続きまして、地籍調査に関してですけども、これは県内十五位ということで、宇佐市よりも進捗率が悪いのが津久見と別府とかぐらいだったと思うんですけどね。これ、もう完了したところが五市町村あるということですけども、完了したときのメリットとしてはどういったことがございますでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(大木敏之君)耕地課長の大木でございます。辛島議員の再質問にお答えします。  国土調査のメリットということなんですけども、まず四点ほど国は挙げております。公共事業の円滑な推進です。これは、用地買収等のスムーズな取得ということでございます。また、災害時の迅速な境界復旧ということで、土砂災害等起こった場合の原形復旧に役立つということ。それと三点目として固定資産への適正な課税ということ。そしてまた、土地取引の活性化ということで、民間事業の活性化が図られるということで、完了した自治体についてはこういうことが考えられるのではないかなというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)これが、例えば宇佐市は進捗率は決して高いほうじゃないと、低いほうだと。これが遅れていいことって何かございますか。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(大木敏之君)お答えします。  遅れていいというメリットは確かにないというふうに思っておりますので、本課としましても積極的な推進を目指しているところであります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)安心しました。推進していくと。で、課題点が分かっていますので、人員及び予算の確保ということですので、これは関係各課、またしっかり対応していただきたいと。  それで、遅れれば遅れるほど人も高齢者の方がどんどん亡くなっていって、境界に立ち会う人がいないという状況になると。先ほどおっしゃったように、これが終わっているところは恐らく固定資産税が数倍以上に膨れ上がる可能性があるということも聞いておりますし、早く終わらせるに越したことはない事業だと、恐らく国、県もそういった理由からも推進していると思います。これは、都市計画後期基本計画でも推進ということですので、推進できる課題が分かっている以上、その課題をクリアして、さらなる推進を、完了に向けて一刻も早い推進をお願いしたいと。今後も注視していきたいと思いますので、大変なことでしょうけど、よろしくお願いいたします。  次に、四項目め、国指定重要文化財となっていると、木彫物群がですね。四十体が県指定ということでございます。この仏群だけじゃなくてもあの景色とですね、景観と、あそこまで行くトレッキングコースと、素晴らしいものがあるなと思っております。そういった意味で、文化財だけじゃなくて景観も含めて体験もできると、一体化して宇佐市として価値を高めていくということが私は求められているなと、またそれに耐え得る場所だと思っています。そこの包括的な価値の認識を簡単にお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)社会教育課長の〆野でございます。お答えいたします。  国指定の三体の塑像でございますが、非常に価値のあるものということで、先般東京都内の美術館の方もですね、展示させていただきたいということで、そういう評価も受けているということでございます。景観もですね、上から見る景観は非常に素晴らしいというふうに思っております。  地元の方も、いろんな形で、トレッキングコースを造ったり、まち協の方がいろんなことで関わっていきたいという思いは十分分かっておりますので、今後文化財調査委員会等と協議しながら、文化財的な観点、またそういうところも協議し、いろんな形で観光面にも踏み込んでいけたらなというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)私も、家族、子供を連れて登っていきました。大変天候もよくて素晴らしい景色でした。御存じのとおり、課題としては駐車場もなくて、私もどこに止めればいいのかなと、一応草を刈っているところがあったので、ここが一応駐車場なんだなということで、無理やり止めていいのかなというような場所でした。今後の課題としては、そういったことも認識されているということなので。  ちょうどあの区間ですね、前後が、県道六百六十五号が大変狭いと。離合もできないし、生活道路でもあって、救急車両、消防車両がなかなか厳しいと。県に要望して、優先的な場所ということでございますけども、奥の院も含めてあの周辺が優先的ということでよろしいのかどうかをちょっと教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  県のほうにお伺いしまして、国道十号線から今工事をやっておりますが、今回の要望は奥の院の周辺からという要望でしたので、そちらとは違う別メニューの事業を県のほうは考えていただいているようですので、また関係者と協議をしながら、できるところから対応していただきたいという要望をしていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)分かりました。そうですね、山下のほうからやっていくと、あそこまで行くのに随分ありますので、こういった宇佐市としての観点からいくと、上からもやっていってほしいと、狭いですしね。ということで、また県に、今もしっかり要望も含めてお話ししていただいていると私も認識していますけども、地元と一緒になってより一層また推進をよろしくお願いしたいと思います。
     最後に五項目めですけども、清酒特区全国初という事例で、これもまた観光施設の目玉になり得る施設だと私も大変楽しみにしております。三和さんと言えば、宇佐市でもすごく、税収面でも多大な貢献をしていただいている企業さんでございます。ウインウインの関係を強化する意味で、積極的に清酒特区、またこれを生かした観光面でさらなる連携を模索していくということだと思いますけども、これは来年の五月に向けてより具体的に何か一緒になって連携してできることで、具体的に決まっていること、もしくは今話していること等があれば教えてください。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)観光ブランド課長の出口でございます。辛島議員の再質問にお答えいたします。  まだ具体的といいますか、厳密なスケジュールを組んでいるわけではございませんけども、今話し合っている内容としましては、観光面それからもう一つは本市の六次産業化とか、ブランド化とか、こういった面もございますけども、観光面としましては、もちろんそこに寄っていただいてお土産とか買っていただく部分もございますけども、宇佐の歴史と発酵酒蔵を巡るツアー造成とかですね、こういった部分も連携していけたらいいかなというふうに思っております。  そしてまた、回答でもお答えしましたけども、観光面ももちろんあるんですけども、発酵と醸造をテーマとした本市の、先ほど言いましたように一次産物のブランド化と六次産業、これについてもですね、市として事業を組んで連携してやっていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)はい、分かりました。私たちも委員会研修だとか様々な研修で他市に行くと、やっぱりそこの名産、東北に行くと日本酒のそういったお土産屋さんだとか、そういった酒蔵だとか行きますし、全国的にもまた観光面としても市としてしっかり発信していって、これを一つの観光目玉としてしっかり大きなものに育てていただきたいという思いをお伝えして、私の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、辛島光司議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで暫時休憩いたします。  なお、再開は十一時十分といたします。暫時休憩します。                 休憩 午前十一時〇二分               ───────────────                 再開 午前十一時十分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行します。  十番 衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)皆さん、おはようございます。十番 公明党の衛藤義弘です。  実は、河野康臣さんとは、常に議席の横にいまして、よく広いかばんに書物がいっぱい入っていまして、それを熱心に勉強されて、特に歴史とか文化のことを勉強されていたことを思い浮かべながら、非常に無念ですが、お悔やみを申し上げます。  今現在、ワクチンの接種に御尽力をいただいています担当課の皆様、協力をしていただいている他の部署の皆様、また、かかりつけ医を含む市内の病院関係者の皆様、集団接種の担当のスタッフの皆様に、感謝と御礼を申し上げます。ワクチンの接種が進めば進むほど、市民の安心感や事業者の疲労感に安心をお届けすることとなり、元の生活が取り戻せるよう期待が膨らみます。初めての経験で試行錯誤する状況が続きますが、よろしくお願いを申し上げます。  早く新型コロナウイルスの収束を祈りまして、第一回目の質問をさせていただきます。  一項目め、ワクチンの接種状況について。  一点目、集団接種会場の確保と医療関係者の接種会場への確保、及び医療関係者のワクチン接種状況。地域医師会との連携強化は。国の負担金補助金は十分なのか答弁を求めます。  二点目、接種予約がつながらないとの声を多く聞きます。個別会場・コールセンターの状況をお聞きします。寝たきりや障害者など、病院や会場に行けない方の接種はいつ頃からどのように対応するのでしょうか。また、介護従事者や施設入所の方々の接種はどうなっているのか。  三点目、予約でどうしても来られない方々の余ったワクチンの対応はどのように検討されているのかお聞きします。  二項目め、人権が尊重される地域社会の実現について。  感染症の拡大に伴い、感染者に対する誹謗中傷や差別的な扱いが全国的に深刻な問題となっています。不当な差別などによる社会的な孤立をなくし、市民一人一人が思いやりの心を持ち、お互いに支え合う住みよい地域社会を実現するために、宇佐市思いやり条例の施行が必要ではないでしょうか。  三項目め、環境の配慮について。  一点目、近年、空き缶、紙くず、プラスチックごみ、たばこ、その他のごみを回収容器及び定められた場所以外にみだりに捨てているいわゆるポイ捨ての問題において、生活環境の保全や公衆衛生を害する状況をよくお聞きし、現場を見ます。環境省も令和元年度に調査を全国の市町村に行っております。県下の条例制定は十四、全国では千七十四市区町村です。罰則規定のありが五百三十五、ないが五百三十九市区町村です。ポイ捨てを禁止する条例を制定する必要があるのではないでしょうか。  二点目、宇佐市は猫がふんや尿をする場所を退治するため、猫を寄せつけない超音波機器の貸出しを行っております。宇佐市内でハトなどの鳥類がベランダなどにふんをして、布団も干せないで困るとの苦情が多く寄せられています。そこで、現在一か所で、猫の超音波機器を設置し実証実験を行っています。現在のところ、ふんが落ちていないし、寄りついてもいないという状況があります。成功すれば、多くの市民へ貸出しを行ってもらいたいのですが、答弁を求めます。  四項め、市内の安全・安心、防犯、災害時について。  一点目、現在宇佐市は市民の安全・安心のために、集落間や民間がない道路などに、みまもり灯設置事業が進められています。大変よい事業と思います。しかし、中には農業に影響が出る電柱が多くて、災害時や環境によくないなど、地域によっては設置できない箇所も出てきています。現在の設置状況を教えてください。さらに課題も教えてください。  二点目、以前、危機管理課へ災害時の暗闇対策で質問をした経緯があります。蓄光ブロックパネルですが、安価で対策ができ、環境にも優しい器材であり、先般県土木事務所が宇佐市江須賀に蓄光ブロックパネル三十枚を試験的に設置した記事が出ました。今後、宇佐市でも児童生徒、学生など、市民のために暗闇対策として計画的に設置に向けて予算を確保する必要があるのではないでしょうか。  五項目め、空き家対策の強化について。  空き家改修支援事業(空き家バンクに登録物件)を、宇佐市内転居対象者にも含めるべきではないでしょうか。  以上、五項目第一回目の質問を終わります。簡潔明瞭な答弁をよろしくお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、衛藤義弘議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十番 衛藤議員の一般質問にお答えをいたします。  三項目め、環境の配慮についての一点目、ポイ捨てを禁止する条例を制定する必要があるのではについてでありますが、市民と市が協働してポイ捨て対策を行い、清潔で美しいまちづくりに努めることは重要な行政課題であると考えております。  現在、本市では、広報、ホームページ、SNS等でポイ捨て問題について啓発活動を実施するとともに、啓発看板の配布や青パトを巡回することにより、ポイ捨てや不法投棄の防止に努めております。また、ポイ捨てから生じるごみを収集するボランティアの方や団体に対し、ごみ袋を提供するとともに、必要に応じてその回収を行っております。  県内では、環境美化や環境保全に関する条例を制定している自治体は十四あり、そのうち特にポイ捨てを重視した条例を制定しているのは三市となっております。  議員御指摘のポイ捨てを禁止する条例につきましては、市民の環境意識向上に寄与するものと考えられますので、条例制定に向けて調査研究してまいります。  以上で、私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めのコロナワクチンの接種状況についてを、福祉保健部長 岡部輝明君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(岡部輝明君)福祉保健部長の岡部でございます。十番 衛藤議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、コロナワクチンの接種状況についての一点目、集団接種会場の確保と医療関係者の確保及び医療関係者のワクチン接種状況、地域医師会との連携強化、国の負担金・補助金は十分なのかについてですが、まず医療関係者のワクチン接種は、六月上旬に完了する見込みです。  次に、集団接種の会場については、五月から六月の初めの土曜までは三和酒類スポーツセンター、六月十二日、十九日は、市武道場、七、八月は宇佐文化会館小ホールとしており、接種会場の確保には苦慮しているところです。  次に、連携強化については、医師会とワクチン接種専門委員会を組織し、医師、看護師の確保や接種会場での緊急対応について協議を重ねているところです。  また、国の負担金・補助金については、接種費用への時間外・休日加算手当相当分の上乗せや、接種回数の底上げに対する協力金など、個別接種促進や集団接種のための新たな財政支援が国から示され、必要な経費については今議会に追加提案させていただいたところです。  二点目、個別会場、コールセンターの現状等についてですが、集団接種の予約センターについては、予約開始が医療機関よりも早かったため、ゴールデンウイーク前後に予約が集中し、一時つながりにくいときもありました。個別接種の医療機関についても、同時期に予約の電話が殺到したと聞いておりますが、現在は落ち着いている状況です。  また、病院等に行けない寝たきりや障害者の方等の接種については、かかりつけ医の往診で対応することになっています。高齢者施設の入所者やその従事者の接種については四月から始まっており、六月中に二回目の接種を終了する見込みです。  三点目、余ったワクチンの対応はについてですが、接種予約者のキャンセル時における接種順位は、県からの通知を踏まえ、一位は医療従事者、二位は六十五歳以上の高齢者、三位は基礎疾患を有する者、六十歳から六十四歳以下の方等としております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの人権が尊重される地域社会の実現についてと、五項目めの空き家対策の強化についてを、総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)総務部長の祥雲でございます。十番 衛藤議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、人権が尊重される地域社会の実現について、宇佐市思いやり条例の施行が必要ではないかについてですが、本市では、部落差別をはじめ、あらゆる差別の撤廃及び人権擁護に関し必要な事項を定め、もって平和で明るい地域社会の実現に寄与することを目的とした「宇佐市における部落差別等を撤廃し人権を擁護する条例」を制定しております。  この条例では、市の責務、市民の責務、相談体制の充実、教育及び啓発などが規定されており、新型コロナウイルス感染症に関係する人権課題も同条例で対応できるものと考えております。  今後も同条例を活用し、人権が尊重される地域社会の実現に向け、各種施策を推進してまいります。  次に、五項目め、空き家対策の強化について、空き家改修支援事業を市内転居対象者にも含めるべきではについてですが、本市の空き家バンク制度においては、利用登録対象に市内在住者を含めており、空き家と空き地の有効利用につなげております。昨年度の実績は、成約件数は五十一件で、そのうち約三割に当たる十五件は市内在住者であり、賃貸八件、売買七件に利用されております。  空き家改修支援事業は、本市への移住・定住の促進を図ることを目的としていることから、県外や市外からの移住者を対象としており、昨年度の実績は十四件の利用で二十六人の方が移住されております。  議員御指摘の空き家の有効的な利活用を図る観点から、空き家改修支援事業の支援対象に市内在住者を含めて拡大することについては、施策の目的や効果、他市の状況などを含めて調査研究してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、三項目めの環境の配慮についての二点目を、市民生活部長 加来 定君。 ◯市民生活部長兼市民課長(加来 定君)皆さん、おはようございます。市民生活部長の加来でございます。十番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  三項目め、環境の配慮についての二点目、超音波機器の貸出しについてですが、市では野良猫等のふん尿被害対策として、猫よけの超音波機器を六台保有し、二週間を限度として貸出しを行っています。この機器については、住環境により効果が異なり、また不快音を発生させるため、設置には近隣の方の御理解も必要となります。そこで、その効果が見込まれ、設置が可能かどうかを実証していただくため貸出しを行い、お試しいただいているものです。その結果、効果が見込まれる場合には、各自で必要台数を御購入いただいています。  ハトの対策についても、対策用品として超音波機器、鳥よけネット、剣山、忌避剤等多くの対策用品が市販されています。しかし、確実に実証された対策がないことから、現在は繰り返し清掃をしていただくことや、それぞれ対応策の中で最適な鳥害対策を行っていただくようお願いしている状況です。  今回、お試しをいただいている超音波機器については、保有台数の関係から長期の貸出しは困難ですが、今後は追加購入等も行いながら引き続き貸出しをして、効果的な対策発見の一助となればと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、四項目めの市民の安全・安心、防犯、災害時についてを、建設水道部長 城 隆弘君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)建設水道部長の城でございます。十番 衛藤議員の一般質問にお答えいたします。  四項目め、市民の安全・安心、防犯、災害時についての一点目、みまもり灯の設置状況及び課題についてですが、みまもり灯設置事業は、平成三十年十月に開始し、令和二年度末までに九十八基を設置しています。LED灯は虫が寄りにくく、農作物への光害は少ないのですが、設置に際し電柱及び電灯設置への隣接耕作者などの理解が得られにくいことや、地区外からの要望に対し、設置自治区などの合意が得られないことなどが課題となっています。  二点目、災害時での暗闇対策で、安価で環境にも優しい蓄光ブロックパネルを計画的に設置する予算を確保してはについてですが、現在市では交通安全施策費を活用し、通学路点検での危険箇所や地域要望箇所などに蓄光材を加工した市オリジナルの足型ストップマークを試験的に六か所設置しています。  蓄光材は夕方から浮き出るように発光し、加工も容易なことから、道路利用者からも好評でありますので、今後検証結果を踏まえ、蓄光材を活用した安全対策を講じたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十番 衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)それでは、順次再質問を行います。  コロナワクチン接種でですね、部長、課長及び担当課の皆様方、大変御苦労さまでございます。初めてのことで、戸惑うこともたくさんあろうかと思いますが、一点だけちょっと気になった点がありますのでお聞きします。  宇佐市内に居住されている外国人の接種がどのようになっているのかお聞きします。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)健康課長の出口でございます。再質問にお答えいたします。  外国人の方ですけれども、宇佐商工会議所のほうとですね、協議をしながら、事業所のほうの方と集まっていただいて、そこで説明をしながら進めてまいりたいと思っております。そして、接種券を送る際には、チラシとか予診票などに母国語表記のものを入れながら、なるべく皆さんが分かりやすくなるように努めたいと思っております。  そして、もしその方たちが集団接種にいらっしゃったときには、通訳機などを用いて対応したいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)ありがとうございます。かなり宇佐市内にも外国人の方がお見えになってますので、同様にひとつよろしくお願いをしたいと思います。  もう一点ですね、例えば外国人が一時的に宇佐市に帰国とかしたときの接種等はどういう対応をするのかお聞きします。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  住民登録がある方には接種券が送られますので、一時的というのはどういった状態かちょっとその辺が登録等にもよると思います。登録をされれば、新たに接種券をお作りしますので、そういった対応をしたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)その辺は、ちょっと検討をですね、していただいて、多分日本国籍じゃない外国登録とかいう方で、また一時的に来られている方たち、ちょっと把握はなかなか難しいのかも分かりませんが、その辺の対応もひとつよろしくお願いします。  そして、コロナウイルスの今、たくさんの経験をされていると思うんですが、収束後なんですが、世界でウイルスがいつどのような形で発生するか分からないので、そういう経験値を踏まえてマニュアルをね、しっかり作っておくというのが、次の段階へのステップになろうかと思うんですけど、その辺はどのようにお考えか、ちょっとお聞きします。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  マニュアルの件でありますけれども、集団接種の場合のマニュアル等は現在作成をしております。そして、国がですね、インフルエンザのときもきちんとマニュアル化しておりましたので、そういったものが順次出てくると思いますので、そういったものを活用していきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)国内全てそういう形がなかなか取れないこともあるので、私としては宇佐市でそういう、やっぱり経験値って一番大事なことで、問題点とかいろんな部分が出てくると思うので、そういうのはマニュアル化しておくのが大事なのかなという思いで質問しました。
     それでは、次に、人権が尊重される地域社会の実現についてということで、先ほどですね、若干ですね、私も部落差別をはじめあらゆる差別の撤廃という形で「部落差別等の撤廃し人権を擁護する条例」という形で制定をされていると思うんですが、若干ちょっと違うような気もするんですよ。やっぱり、何かちょっと硬いんですよ。その辺も踏まえて、当然そういう思いやりの心が若干欠如してきているような思いがするんですよね。やっぱりそういうことが、どこでもこの条例はあると思うんですよ。あるんですが、別に今回そういう差別扱いをした、コロナ専用なのかも分かりませんが、昨年の十月までに二十都県市が条例を制定しております。  一つ、白河市の思いやり条例、これを若干読ませていただきます。目的としては、新型コロナウイルス感染症(これは新型インフルエンザ等対策特別措置法の第一項に規定する新型コロナウイルス感染症)をはじめとする疾病、障害、性別等を理由とした誹謗中傷または偏見に基づく差別的な言動による社会的な孤立をなくし、市民一人一人が思いやりの心を持ち、互いに支え合う住みよい社会を実現することを目的とすると。  市の責務として、市は不当な差別等の原因となる偏見や誤解をなくすため、正確な情報を収集及び整理するとともに、これを市民に対し速やかに伝達するものとする。  市は不当な差別等を防止するため、正しい知識に基づく広報や教育活動など、必要な政策を継続的に行うものとすると。  三点目が、市は不当な差別等を受けた市民に対し、適切な支援及び助言を行うものとすると。  市民の責務として、市民は互いに思いやりの心を持って不当な差別等を行わないよう努めるとともに、これをなくすため市及び関係機関等の施策に協力するものとする。  委任として、この条例に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定めるということで、二十都県市が条例制定を行っているということで、そういう条例をつくっている内容なんですが、それについて担当課としてどのようにお考えなのか。 ◯議長(衛藤博幸君)人権啓発・部落差別解消推進課長。 ◯人権啓発・部落差別解消推進課長(垣添隆幸君)人権啓発・部落差別解消推進課長の垣添です。再質問にお答えいたします。  議員のおっしゃったように、私どもの現行の条例で、当然対応はできるんですけども、意味的には広義的な条例かなとは思っております。私どものほうも、私が赴任してから、条例をいろいろほかの市町村を確認させていただきまして、コロナの発生する以前の関係で、東京都の国立市が持っているような条例、ちゃんと市民の方に分かりやすいように外国人差別とはこんなものだよ、LGBTに関してはこんなものだよという形の定義をやっていって分かりやすい条例をつくっているところもあるので、今後の課題なのかなとは私は考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)課題ということでね、よりすばらしい条例等ができればですね、越したことはないので、よろしくお願いします。  続きまして、環境の配慮について、実はこれ、市民の方からですね、長洲の大分県漁業協同組合宇佐支店の周辺に大量のごみやプラスチックが散乱をしていまして、私も現地に行きました。それ以外でも、市内全域でポイ捨て状況を私も確認をしています。取れるものは取っています。また、今現在、市の清掃デーに空き缶やごみを清掃していますが、毎回ごみの数は尽きません。自治区どこでも一緒だと思います。また、高齢化が進む中でですね、各地域では草刈りや清掃デーも厳しい状況になってきているのが現状だと思います。  多くの自治体が条例制定をしていますが、宇佐市はどうしてこの条例をつくらなかったのかお聞きします。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)生活環境課長の河合でございます。衛藤議員の再質問にお答えします。  ポイ捨て条例というふうな形で、もう一つ不法投棄とポイ捨てといろいろ環境美化に関する捉え方はあると思うんですけれども、私どもが考えているところで、不法投棄に関しては罰則があって、その辺のところを重視しているというところもあったかと思います。  議員御指摘のようにですね、ポイ捨てという気軽な気持ちでごみが散乱するというところもですね、大変重要な問題であるというふうに私どもも認識しておりますので、先ほど回答があったとおりですね、市民の意識の醸成を図る意味でも、条例制定ということは大変重要だと思っていますので、私どもといたしましても、制定に向けて調査研究をしてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)ありがとうございます。前向きに検討していただけるということなんですが、中には罰則規定を設けているところがあるんですが、罰則ちゅうか助言とか指導とかですね、それとか過料とか調査、勧告、命令とかいう形を設定しているところもあるんですけど、そこまでする必要があるのかどうかというのは私の段階ではちょっと分かりませんが、あんまり市民に負担をかけないような状況での条例等も必要なのかなとは思っています。  それで、条例を施行していない中でも効果があったというのは、やっぱり看板の設置が一番多いみたいですね。看板の設置をしているところで効果が出ているというところが一番具体的に多いということになっていますので、その辺も含めて今後ひとつしっかり調査していただきたいなと思っています。  では、次に行きます。  先ほど、一応ハトの件はですね、使えないかということで私がちょっと相談を受けた中で、使ってみたら割と効果が出たんですね。約一か月間借りました。ちょっと延ばしていただいて、検証した結果が、一応ふんが落ちていないということで、止まってもすぐ逃げていったとかいう話を聞いております。だから、専門家、業者のほうに、いい形での検証ができれば一番効果があるし、また結構ハトの、私ももう市内をぐるぐる回っている中でね、結構止まっています。アパートとかビル等にね、止まっているので、そういうことを考えれば、効果が期待できるのかなと思っていますので、ひとつ取組のほうをよろしくお願いします。  それでは、次に行きます。  市民の安全・安心、防犯、災害時ということで、今みまもり灯の設置事業の費用がどのくらい、電柱の数や距離にも関係があるんでしょうけど、その辺を答弁お願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。衛藤議員の再質問にお答えいたします。  費用につきましては、みまもり灯設置事業を年間三百万円ほど予定させていただいております。その中で、一基当たり、既設の電柱があるものに設置をするだけでありましたら約三万円前後ほどで設置できます。ただし、近年では電柱がないところが多いので、そちらには電柱を引っ張ってきて新たに電柱を立てて設置します。電柱設置と共にした場合には、約一か所当たり十万円ほどかかります。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)電柱がないところが結構多くて、十万円かかるということなので。一応ですね、私がこの蓄光の件、一度危機管理課のほうにお尋ねをした経緯があります。それは災害時の逃げるとき、暗闇の中をどうやって逃げるかということで質問をさせていただいて、県土木事務所が江須賀のほうで設置をしています。課長、それ、夜見に行ったことがありますか。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  江須賀で設置した経緯につきまして、少し説明をさせていただきますと、以前吉田議員がそちらの県道和気佐野線、フラワーロードですが、そちらのほうが暗いということで、みまもり灯等設置できないかということで地元とお話をしたときに、集落がないし、地元の人たちだけじゃないのでということで、電気代が難しいということだったんです。  そのときに、道路管理者の土木事務所さんに御相談したときに、土木事務所さんに考えていただきまして、今年の一月ですかね、設置をしていただいたという経緯がございます。  で、私のほうも見にいきまして、ホタルのように光るというか、型が光りますので、非常にこれは面白いというふうには考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)吉田議員、どうもお疲れさまです。私もですね、やっぱり電柱がばあっと立つと心配になる部分もありますよね。地震とか起きて倒れたり、被害が起きたり、そういうことを考えると、蓄光ってすごい環境にもいいし、なじむし、散歩されている方とか自転車で夕方帰っている学生さんとか、結構あります。災害との時もそうなんですよ。そういうときに、段階的に予算を組んで進めていくということは非常に重要なことではないかなと思っているんですが、その辺、課長、再度。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  今現在、議員さんおっしゃるようにですね、急に停電になったときに、蓄光というのは約一時間ぐらいの間はすごく光ります。そして、十時間ぐらいまでは緩く薄くはなるんですが、非常に自分の進むべき道、歩くべきところが分かるといった形になりますので、非常に有効だなというふうに思っております。  また、以前私ども宇佐市ではですね、それより先に昨年の六月に蓄光メーカーとお会いしまして、交差点等で子供が飛び出すということで危ないという情報もいただいておりましたので、足型マークの蓄光材を特別に作っていただきまして、今試験的にやっております。  ただ、蓄光材は本来路面に設置するものではなくて、壁等また建物内等で設置するものであったのを道路にした場合、すり減ったり、あと上にごみが蓄積してそれが光らなくなるといったこともあろうかと思いますので、今現在試験的に試行させていただいておりますので、今後それがどのぐらい耐用年数があるのかを調査して、今後各地でいろいろ試験をやっていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)かなり今進んできていて、やはり災害の意識が高まっていることと、防犯、危険な状況を少しでも回避する、そういう動きが出てきていまして、結構あるんですね、いろんなところで。そういうことで質問をさせていただきました。できるだけですね、今後研究していただいて、効率よくできるような形をですね、取っていただきたいなと思います。  以上です。  それでは最後になります。空き家対策の強化。空き家のことでですね、ホームページを見たことありますか、宇佐市の。宇佐市の空き家のページに入ったことありますか。見たことあるか、ちょっと確認します。 ◯議長(衛藤博幸君)まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(尾方勇司君)まちづくり推進課長の尾方でございます。再質問にお答えいたします。  当課の、空き家ということでいきますと空き家バンク、こちらのほうの情報等当課で発信しておりますので、これは適宜見ております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)実はね、これ、本当に宇佐市、空き家を熱心にやってるんかなち思うのが、ホームページに空き家対策の部分が、宇佐市はですね、何かこう、こういう方じゃないとできませんというのがばあっと、見てわけ分からんのですよ、はっきり言ったら。高田とか中津は、高田はね、やっぱり色付けして、簡単に書いてあるんです。その後にクリックする場所があって、そこをすればそういう内容が書いてるんですね。ぽっと見た感じ、全然違うんですね。やっぱり市外でも県外でもそうなんですが、市内もそうです。その辺がですね、中津も一部宇佐と似ているんですけど、今空き家対策事業、補助金を出している事業がこういうことで出ていますよと、もうその部分だけ一くくりにして、その横にこういう条件、こういう条件と簡単に簡略していると。別に、対象者はこういう人じゃないと悪いちゅうふうに出ているんです。  宇佐市のホームページをぽっと見たとき、もうこれ文書だらけで見づらい。これじゃ、私、はっきり言って、これはもう全然取組の強化にもなっていないし、逆効果になります、これ。その辺がちょっと気になったので、その辺はね、しっかり修正をしていただきたいんですが、どうぞ。 ◯議長(衛藤博幸君)まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(尾方勇司君)まちづくり推進課長の尾方でございます。お答えいたします。  当課の空き家バンクにおいてはですね、かなり詳しくですね、詳細にお伝えしようというようなことで書いているつもりですが、ただ、一般的に見づらいというようなことも今お聞きしましたので、再度他市等と比べましてですね、改善すべきところは改善していきたいなというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)ぜひリニューアルしてください。  実は、宇佐市内に住んでいる方が補助金を使えない部分なんですよね。中の事業、いろんなごみ類とかそういうのは補助金があるんですけど、それ以外の補助金がですね、使えるのが全くない。市内の方も空き家を求めている方ってかなり多いんですよね。多いんですが、実際に見てこんな状況じゃ入れないという方もたくさんおるんですよ。  その辺で、他市でですね、違った事業をやっているとかいうのがあれば、ちょっとお聞きします。 ◯議長(衛藤博幸君)まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(尾方勇司君)まちづくり推進課長の尾方です。お答えいたします。  県下十四市でですね、他の政策目的等も併せ待った施策に取り組まれている代表例というようなことで、二つほど紹介をさせていただきますと、例えば大分市さんですと、福祉文化施設等に転用する場合、二分の一で上限百万円とかですね、あと日田市さんですと、地産材利用でこれが八〇%以上の利用であればポイント制で十五万ポイント、これを日田産材とか家具に交換できますよとか、いろんなですね、施策目的等融合してですね、こういった制度を設けている例はあります。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)市内、市外、県外にかかわらず、宇佐市に住んでいる方もそこに入りたい、でも中をすごくリフォームしないとできないということもあるんですよね。その辺もぜひ検討していただきたいなと思っています。  答弁はよろしいです。よろしく。時間が十分足らずで、すみません。もっと早く終わりたかったんですけど、すみません。  以上で再質問を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で衛藤義弘議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで昼食のため、暫時休憩いたします。なお、再開は十三時十分といたします。  休憩明けの配席は、シフト表一のとおりでよろしくお願いをいたします。それでは、暫時休憩します。                 休憩 午後零時〇〇分               ──────────────                 再開 午後一時〇八分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行します。  八番 多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)皆さん、こんにちは。議席番号八番 市民連合の多田羅純一でございます。  事前通告に従い一般質問のほうに入らせていただきますが、今回、五項目、九点の質問を行います。  一項目め、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種についてです。  一点目、個別接種において、かかりつけ医で予約してもすぐに接種できないなど、不安な声を聞いております。現在、高齢者の接種が進む中、課題はあるのか。  二点目、今後集団接種が増加するのではないかと思われます。現在、どのような状況なのか。また、接種の拡大は検討されているのかお伺いいたします。  三点目、会社員や仕事をしている世代の接種率を上げる取組はどのように考えているのか伺います。  二項目め、交通安全啓発についてです。  一点目、標識のない市道、規制のない農道においてスピードが出ている車両が見受けられ、地域から危ないという声を聞いております。現在、どのような制度があるのかお伺いいたします。  二点目、市独自の飛び出し注意や速度注意等の看板を作成し、交通安全の啓発をしてはどうか。  三項目め、マリンスポーツの推進についてです。  一点目、和間海浜公園でカイトボード、カイトサーフィンとも言います、多くの方々にマリンスポーツを楽しめるよう整備してはいかがでしょうか。  四項目め、消防団員の人員不足についてです。  一点目、地域の防災を守るため、さらなる人員不足解消に向けた取組について伺います。  二点目、六十歳になると退職される方が多いと聞いています。課題はあるのでしょうか。  五項目め、企業誘致についてです。  一点目、工業誘致や商業誘致等、他市に劣らない優遇制度はあるのか伺います。  以上で、一回目の質問を終わらせていただきます。よろしくお願いします。
    ◯議長(衛藤博幸君)それでは、多田羅純一議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。八番 多田羅議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種についての一点目、個別接種の課題はについてでありますが、たくさんの予約を受け付けている医療機関は、日常の診療を続けながらの接種となることや、二回の接種を必要とすることから、時間と人手を要することが課題となっております。  二点目、集団接種の状況は、接種規模の拡大は検討しているかについてでありますが、高齢者優先で五月十五日に始まった集団接種は、毎週土曜日の午後に実施をしております。予約数は、初回が二百十人、次が二百三十人、その次が三百六十人で、それぞれ二回目の接種を今月中に行います。七月は土日の午前午後の週四コマに拡大をいたしまして、一コマ当たり二百四十人の接種を予定しております。  また、一般の方につきましては、個別接種と並行して、八月のお盆前の土日まで、同様の集団接種体制を継続することといたしております。その後につきましても、医師会から医師派遣等の協力をいただきながら、集団接種の追加を検討しているところであります。  三点目、会社員や仕事をしている世代の接種率を上げる取組はどのように考えているかについてでありますが、会社員や仕事をしている方につきましては、業務に支障を来さないよう分散して接種していただくことが望ましいと考えております。そのため、事業所の方には平日の個別接種を進めていただけるよう勤務体制に配慮していただくとともに、平日での接種が難しい方につきましては、休日の集団接種を受けていただくようお願いしたいと考えております。  以上で、私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの交通安全啓発についてを、総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)総務部長の祥雲でございます。八番 多田羅議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、交通安全啓発についての一点目、標識のない狭い市道、規制のない農道において、スピードが出ている車両が見受けられる。現在どのような規制があるのかについてですが、交通事故防止は市民一人一人が交通安全の大切さを絶えず認識しながら取り組まなければならない課題でございます。  市では、交通安全協会をはじめとした関係機関や団体等と連携し、運転者に対する交通安全意識の啓発や、園児・小学生及び高齢者などを対象とした交通安全教室を開催するとともに、警察や道路管理者と連携しながら、カーブミラー、ガードレール等の交通安全施設や交通事故発生現場への看板の設置を行っています。  さらに、青色パトロール車の巡回により、道路交通の安全性の確保に努めているところでございます。  二点目、市独自の飛び出し注意や速度注意等の看板を設置し、交通安全啓発をしてはについてですが、道路標識の設置が容易でない道路には、市民や各種団体が独自に飛び出し注意や速度注意等の看板を設置する例が見受けられます。  議員御指摘のとおり、危険性の周知による運転者への注意喚起は、道路交通の安全性の確保に有効と考えますので、看板の設置に向けて、関係機関や団体等と協議してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、三項目めのマリンスポーツの推進についてと、五項目めの企業誘致についてを、経済部長 出口忠則君。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)経済部長の出口でございます。八番 多田羅議員の一般質問にお答えします。  三項目め、マリンスポーツの推進について、和間海浜公園でカイトボード等、多くの方々にマリンスポーツを楽しめるよう整備をしてはについてですが、現在和間海浜公園は、潮干狩りをはじめとした憩いの場を提供し、市民の余暇の活用及び健康増進に寄与するため、トイレや遊具などの施設を整備し運営をしております。  カイトボードを行うには、浜の広さがある程度必要なことや、風速四メートル程度の安定した風も必要になります。また、マリンスポーツを楽しむためには、海中障害物の除去や更衣室、シャワー室等の施設も整備する必要があります。  市としましても、スポーツ振興や観光振興を含めた海洋性レクリエーション活動の推進に向け、市民ニーズを把握しながら公園施設等の充実を図り、魅力ある海浜公園となるよう調査研究を行ってまいります。  次に、五項目め、企業誘致について、工業誘致や商業誘致等、他市に劣らない優遇制度はについてですが、企業誘致につきましては平成二十一年度以降、これまで十四件の新規立地と延べ四十一社による大型増設の表明をいただいており、現在まで五百名以上の雇用を生み、市の雇用拡大に大きく貢献いただいています。  その中で、本市の優遇制度である工場等設置促進奨励金につきましては、企業のニーズや課題を把握しながら随時拡充を行っており、企業からは設備投資の後押しになると好評の声もいただいています。  現在、県をはじめ県内の多くの自治体で優遇制度を設けており、そのメインは工業誘致が中心で、設備投資額や雇用拡大に応じた補助金となっていますが、本市は同様の内容に加えて環境配慮にかかる費用や、転入者の住宅手当にかかる費用なども補助対象としており、県内ではトップクラスの優遇制度を設けていると考えています。  議員御指摘の商業誘致等に対する優遇制度につきましては、現在本市には設けておりませんので、どの業種に対してどのような支援が必要なのか、市民が期待する商業施設はどういったものなのかなど、調査研究をしてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、四項目めの消防団員の人員不足についてを、消防長 須摩政昭君。 ◯消防長(須摩政昭君)皆さん、こんにちは。消防長の須摩でございます。八番 多田羅議員の一般質問にお答えします。  四項目め、消防団員の人員不足についての一点目、地域の防災を守るため、さらなる人員不足解消に向けた取組はについてですが、本市の消防団員数につきましては、条例定数が千百二十五名で、本年四月一日の団員数は九百九十三名であり、その充足率は八八・三%となっています。  消防団の人員不足解消に向けた取組につきましては、広報紙や市ホームページなど、各種媒体を活用し団員を募集しているほか、団員自らが地域住民に入団の働きかけなども行っています。また、本年三月の定例会において、団員の処遇改善策として報酬増額などの条例改正を行ったところです。  全国的にも消防団員の減少は喫緊の課題であり、今後も消防団員数の人員確保に向けた取組を行ってまいります。  二点目、六十歳になると退職される方が多いと聞くが、課題があるのかについてですが、六十歳以上の団員の方で個人的に体力的な問題や仕事の関係などで退団される方も多く見受けられます。  市消防本部といたしましても、引き続き装備品の充実や処遇の改善などを通じて、消防団活動を長期間安心して続けられるよう取組を進めていきたいと考えています。  なお今議会において、入団要件を十八歳以上六十歳未満の者から、国の条例準則どおり十八歳以上の者に改める条例改正案を提案しており、これにより六十歳以上の方の入団が促進されることが期待されます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  八番 多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)それではですね、順次再質問を行いたいと思います。  一項目めの、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種についてでございますけども、一点目の高齢者の方からいろいろな不安な声を聞いているということで、課題があるのかということで答弁をいただきました。  現在、報道による日々変わる対応についてですね、医療従事者を含めワクチン対応の市の職員の皆様に御尽力いただきまして、深く感謝を申し上げるところではございます。  報道によって、他市では高齢者の一回目の接種率が何%でと接種状況が分かるのですけども、宇佐市が隣市と比べて遅れているのか進んでいるのかというのが大変気になるとこではございます。ホームページのほうでも見たんですけども、二回目の接種が四・六六%ということで、高齢者の一回目の接種率は大体どれぐらい終わっているのかお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)健康課長の出口でございます。再質問にお答えいたします。  六月十日時点、昨日時点で、高齢者一回目の接種が終わっているのが三一・七%となっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)かなり進んできているのかなというふうにちょっと思うんですけども、もともとのワクチンは予定どおり入ってきているのかお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  高齢者分のワクチンは、予定どおり入ってきております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)続いてちょっと気になるのが、対象についてでございますけども、子供の接種の予定については津久見市が十二歳から接種券を配るというふうに、八日の大分合同新聞のほうで掲載されていましたが、宇佐市においては子供の接種は何歳からできるようになるのかお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  今現在のワクチンはファイザーなんですけれども、ファイザーのワクチンは五月三十一日に改訂をされまして、今まで十六歳であったところを十二歳まで引き下げております。  そして、もう一つ承認されているワクチンなんですけれども、これは大規模、職域とかのワクチンになりますけれども、十八歳以上が対象ということであります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)そうですね、なかなか子供に打たせるのは大変不安なところではございますけども、これは厚生労働省のホームページのほうにもちょっと掲載されていたんですが、日本においても海外での臨床結果を踏まえて、令和三年の六月一日からですね、当初は十六歳以上であった接種対象を十二歳まで引き下げるということで、対象者を拡大することになりましたということで記載のほうがありました。宇佐市においてもですね、接種したい方、したくない方、いろいろおられるとは思うんですけども、少しでも接種率が上がればコロナのほうが封じ込められるのかなというふうに感じているところではございます。  高齢者が終わってから、次がですね、高齢者以外の基礎疾患のある方ということで、大体二つのゾーンというか分類でしかなくてですね、若い世代はいつになったら接種できるのかなというふうに思うところでございますので、そこのところをもう少し分かりやすく接種時期をしっかり公表していただきたいなというふうに思っております。  二点目のほうについては、集団接種の件でございますけども、もともと三月補正で予算の組替えを行いまして、当時集団接種が二万一千人の計画だったところを、六千人の接種へということで変更されております。減少している方向にはなるんですけども、集団接種は今後、そういったところは増加を見込まれないのかお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  この時点では、国、県ともに個別接種推しでありました。で、現在、集団接種の設定ができておりますのが、八月のお盆前までの設定となっておりますので、その次、お盆過ぎに関しましては、また医師会とも協議しまして、また集団接種を増やしていく方向で考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)分かりました。  続いて、障害者の接種についてもちょっと確認したくて、どのように考えているのかだけお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  障害者施設の入所者の方と、その従事者の方については、今後接種券を送りたいと思っております。そして、医師の巡回で接種をしていただくような形になります。そして、在宅の障害者の方、こちらは往診とか個別接種に行っていただくような形になります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)分かりました。  では、三点目の、会社員や仕事をしている世代の接種率を上げる取組はということで、政府のほうがワクチン接種を二十一日から職場でも進める方針を示しております。従業員千人以上の大きな企業と限られておりまして、医師の確保や接種場などの課題は大変大きいのかなというふうに思っています。  私が一般質問のこの通告をしたときにはですね、職場接種だとか職域接種とかという話は全くなかったんですけども、今後少しは進みそうな気がしております。  宇佐市の市内において、そんな大きな企業は数社しかないんじゃないかなというふうに思っておりまして、全ての会社員や仕事をされている方で、さらに接種を希望する方々が早々に接種できるようにしていただきたいなというふうに考えているところではございますけども、会社員はですね、一般的に土日が休みということで、平日はなかなか休暇が取りにくいと。土日の接種を希望する方がかなり増えるんじゃないかなというふうに予測できるんですが、土日というふうになればですね、かかりつけ医もお休みになっていますので、集団接種に行かざるを得ないというふうに思っております。早期接種に向けた考えについてお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  全ての企業の方に集団接種というのは、なかなかその規模等ありますので難しいかと思っております。平日の個別接種、企業の方にそういう休暇とかをいただいて、個別接種のほうにも回っていただきたいなと思っております。  先ほど議員がおっしゃった職域接種、こういったことも考えられると思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)それでは、その職域接種の早期接種に向けて、企業に対してどのような条件があるのかお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  実施形態として、企業単独で実施するとか、大学等が実施するとか、そして宇佐市でこういったものに当てはまらないということになれば、中小企業が商工会議所等を通じて共同実施するということになります。  そして、その条件として、自治体による接種に影響を与えないように、会場とか医療従事者等は自ら確保するということが条件となっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)職域接種のほうについては、企業任せといいますか、市の管轄外ということになってしまいますので、大変質問のほうがしづらくなるんですけども、エッセンシャルワーカーと言われる方々ですね、医療従事者の方々はもう接種が終わっていますので、そういった方々が早く打つことで感染リスクが抑えられるのかなというふうに思っておりますし、そういった幾つかの中小企業と協力して小規模単位での職域接種が進めばですね、市の負担もかなり減ってくるんじゃないかなというふうに思われますが、市が思う職域接種として、大体何千、何百人規模を望んでおるのかというところをお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  先ほどの実施形態で中小企業が商工会議所等を通じて共同実施、こういったことで小さい企業の方も取りこぼしがないような形で、できるだけ多くの方に職域接種ということが当てはまればいいかなとは思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)そうですね、なかなか数字までは難しいかもしれませんけども、職域接種にですね、反対するわけではございませんけども、現状今すぐとはなかなかいかないのかなと、時間がちょっとかなりかかるんじゃないかなというふうに思っております。  また、副反応として接種後に、今日午前中にも話がありましたけど、女性の方がなりやすいだとか、発熱、倦怠感、筋肉の痛みだとか寒気などが生じる場合があってということで、また高齢者層より若年層のほうが傾向が出やすいというふうな厚生労働省の発表もありました。  接種後、工場で働く若年層の方々がですね、打った後に体調不良になるとなかなか仕事が成り立たないというか、そういったところで大勢の職場の方々が一遍に打ってしまうと、今度会社として成り立たなくなるということもあるのと、あと企業自ら医療従事者を確保するというのもかなりハードルが高いんじゃないかなというふうに思っておりまして、テレビ等で報道されるように、なかなか宇佐市は進まないんじゃないかなというふうにちょっと感じているところでございます。
     接種率をですね、上げていくのは大変理解はできるんですけども、宇佐市内の人口の何%が接種が完了すれば安心できるのかなというのと、あとそういったところで、データがこれまでないという未知のところもあるので、インフルエンザの接種に置き換えるとですね、インフルエンザの予防接種の接種率として宇佐市で大体何%の方がこれまでされていたのかお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  六十五歳以上の方にはなるんですけれども、昨年度は多くて七〇%ぐらいの方が接種をしておりました。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)これも調べた中身であったんですけども、世界保健機構の専門家の方が言っていたのが、ワクチンによって集団免疫を達成する方法として、六五%から七〇%の接種率を挙げているというところがインフルエンザと同じような形になるのかなというふうに感じております。  コロナ前のインフルエンザと同様の状況に六五%から七〇%ぐらいいけば近づくのかなというふうに思っているところでございますけども、職域接種がですね、進まない場合は会社員とか仕事をしている皆様が進むように、しっかり集団接種を増やしていただいて、集団と個別のバランスを調整しながら、しっかりフォローのほうをお願いしたいなというふうに思っています。  ワクチンは、二回目の接種の一週間後に体内で中和抗体が立ち上がって、二週間後に本格的な効果が出るというふうに言われております。ワクチンを打ったからということで、安心はできるんですけど、過信すべきではなく、効果としてはインフルエンザと同様にかかった際に重篤化を防いだり、軽い症状で収まることがワクチン接種の利点でございます。  接種したからといって絶対かからないわけではございませんので、私自身ちょっといつ接種できるか分かりませんが、接種後も今までどおりの感染予防に努めていきたいというふうに考えています。  この接種のほうについては以上で、次のほうに行きますけども、二項目めの交通安全の啓発でございます。  答弁のほうで、過去に有効と考えているという答弁をいただきましたので、あまり突っ込んだあれはしないんですけども、地域のほうから危ないとかの声や相談等は届いているのでしょうか、伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(久井田 裕君)危機管理課長の久井田でございます。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  地域からの声でございますが、大きな交差点等での渋滞等を避けるために、並行する道路等が集落を走っているような地域から通り抜けする車が多くて危ないというふうな御相談をいただいたことがあります。そういった御相談を受けた場合には、宇佐警察署や道路管理者等と連絡を取り、どういったことが規制等ですね、可能なのかということをすぐに相談するような体制を取っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)市内の交通事故で子供の飛び出しによる人身事故はどのような状況なのか伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(久井田 裕君)再質問にお答えいたします。  人身事故の状況ですが、昨年中、令和二年中ですけども、人身事故が全体で百二十八件ございました。そのうち、小学生以下の子供に関するものが六件、内訳といたしましては小学生が四人、未就学の方が二件ということで、いずれも通学中とかではありませんでした。飛び出しが原因とされたものは、そのうちの一件であります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)昨年三月に駐車場でショートカットしてきた軽トラックに引かれる悲惨な事故がまだ記憶に残っておりますけども、警察庁が二〇二〇年、交通事故死亡者数の統計を発表した中身で、二〇一六年から国の交通事故死亡者数は三千二百十五人となって、四年連続で四千人を下回ったことが判明しております。  交通安全協会の調査によると、その中でも七歳が最も歩行中の死亡者数が多い結果となっておりまして、要因として小学校へ新入学などの活動範囲が広がる一方で、外歩きの経験や交通安全の知識が十分にないことが背景にあると考えられると。  また、交通事故発生場所も約八割が自宅から一キロ以内で事故に遭っており、歩行中に死傷した小学生のうちの半数の児童が何らかの違反が認められ、そのうちの三割が飛び出しが原因だったというふうに言われております。  ちょっとここから質問に行くんですけども、事故が起こってからの対応はどこも早いというふうに感じておりますけども、起こる前の対策としてハンプをつけたり白線などの表示を道につけるなど、車両のスピード規制を行うには大変効果があると思いますが、こういった工期というか、おのおのどれぐらいかかるかだけお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  今現在、国のほうが通学路等を含めまして、生活道での事故が多いということで、私どもが今やっていますハンプといいまして、四日市のほうで今設置しております。ああいったハンプでありますと、工事にはやはり二か月から三か月かかりまして、費用も約七十万円ほど一か所当たりかかります。  あと、「スピード落とせ」とかの路面標示がありますが、白線等、そういったものについては発注をしますと一か月以内には設置できますが、一か所当たり五万円から十万円ほどかかります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)やはり工期も、当然費用もかかるわけでございます。ドライバーの皆さんにはですね、狭い市道、規制のない農道においては速度を控えていただき、急な飛び出しなど危険を予測した運転を行ってもらって、ゆとりある運転等、特に通学の時間帯は子供の飛び出しに注意をしていただきたいなというふうに思います。  二点目の、看板を作製しての交通安全の啓発についてでございますけども、県内で市独自の飛び出し注意や速度注意等の看板を作っている他市の状況についてお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(久井田 裕君)危機管理課長の久井田でございます。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  県内での独自看板の配布等の状況でございますが、大分市が市が作製した看板を、自治会やPTA等の団体に無償で貸与するという方式で配布を行っております。  また、市ではありませんけども、三市においてまちづくり協議会や交通安全推進協議会等が主体となって看板の設置を行っているという事例がありました。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)一般的に飛び出し注意や速度注意等の看板はですね、基本PTAや地区の交通安全協会だったり、個人が作製したりだとか買ったりだとかということで掲示していると思っております。市内においても何か所か見受けられるんですけども、注意喚起の内容や絵のキャラクター等ですね、設置者の思いが籠もった看板は様々でございます。地区や通学路において、子供たちの安全を見守ってきたのかなというふうにも、看板側からしてみれば思いますし、いろいろな種類のやつがありますよね。  個人で啓発看板を設置する際、設置の場合の質問になるんですけど、PTAやまちづくり協議会、また地区交通安全協会などにおいてお願いすると、設置までかなりの時間がかかるというふうに思いますし、一から作るとかなりの労力がかかるというふうに思います。  それで、設置の件でございますけども、こういったルールもいろいろあって、野外広告物条例によってということで、電柱だとか街路灯、歩道柵等にポスターや看板を設置するのは禁止されてはおりますけども、交通安全ののぼりや子供飛び出し注意などの看板の設置は誰でもできるのでしょうか、お伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(久井田 裕君)再質問にお答えいたします。  こういった広告物の関係ですが、こういった交通安全の看板であっても、道路上の工作物等に設置する場合には、設置者に対しての許可の申請が必要になるというふうに認識しております。  ただ、道路に面した個人の敷地内であったり、そういったところに設置する分については、許可等は必要ないというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)宇佐市の中でもですね、犬のふんの迷惑行為を禁止した看板や不法投棄、ごみ捨てるなみたいな看板をですね、生活環境課のほうが配っているとは思うんですけども、そういったちょっと工夫をすれば低予算で、さらに時間をかけずにドライバーの方に早く啓発できるのかなというふうに思ってこの質問を取り上げさせていただきました。  また、こういった看板がですね、ちょっといろいろ調べていくとですね、日本でもいろいろありまして、「飛び出しくん」だとか「飛び出し坊や」だとかというネーミングがついていることが分かりました。  また、そういった本がですね、「日本飛び出しくん図鑑」というのがネットのほうに載っていましたので、私早速書店のほうで購入してですね、今久井田課長の手元のほうにあると思うんですけど、参考にしていただければなというふうに思います。  これを読んでみると、もともと音楽家の方が全国の各地を旅したときにいろいろな「飛び出しくん」を見つけて撮影された写真がですね、掲載されて、年月が過ぎてぼろぼろのものがあったりだとか、意味が分からないものとかも結構載っていました。でも、そういった「飛び出しくん」でですね、観光客が集まるのであれば、宇佐市独自の看板、「うさからくん」は難しいかもしれんのですけど、「うさからくん」だとかの看板を独自で作って啓発したらいいかなと思いますけど、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(久井田 裕君)危機管理課長の久井田でございます。再質問にお答えいたします。  議員おっしゃられたようなオリジナリティーのある看板等をお貸しいただいた本において拝見いたしました。宇佐市においても、そういったものでいろんな効果が見込まれると思います。ただ、費用等いろいろな問題もありますので、在り方についてですね、今後関係団体等と協議しながら、設置の方向で考えていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)最後に、飛び出し等でひやっとしたという声を聞くとですね、私は製造現場におったときの「ヒヤリ・ハット」という言葉を思い出します。一つの重大事故の前に、軽微な事故が二十九件、そして「ヒヤリ・ハット」が三百件あるというふうに言われて、「ヒヤリ・ハット」を早期に対策をすることで重大事故の発生を抑えることができるというふうに製造現場で働いているときに勉強しました。  子供たちの命を守るためにもですね、ぜひとも早期の検討をお願いしたいということで、次のほうに行きます。  三項目めのほうの、マリンスポーツの推進についてでございますけども、一点目のマリンスポーツを楽しめるように整備してはどうかということですけども、再質のほうで、市内で行われておりますマリンスポーツはどのようなものがあるのかお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)文化・スポーツ振興課長の香下でございます。再質問にお答えいたします。  マリンスポーツですが、近隣の国東市の国見海浜公園では、マリンスポーツが楽しめる施設が昨年整備され、最近人気のあるサップやウインドサーフィン、シーカヤックといったマリンスポーツを楽しむ方がいらっしゃることは伺っていたのですが、市内にはこうしたマリンスポーツのための施設がないため、市議お尋ねの市内で行われているマリンスポーツについての把握はできておりません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)では、今回質問しておりますカイトボードというのは御存じでしょうかね。カイトを揚げて風の力を借りて海の上でボードに乗っていろいろ行けるようなスポーツでございます。  二〇二四年には、パリオリンピックの正式種目になるということで、実はカブリナジャパンアンバサダーの方からの御相談で、わざわざ宇佐のほうに来ていただいて話を聞く機会がございました。ぜひとも和間海浜公園をカイトボードのメッカにしてはということでございます。  どうして和間海浜公園がいいのかというと、遠浅で砂浜が広くですね、風がよく吹いて大変条件に恵まれているというふうに聞いておりまして、十年ぐらい前から活動しているということでお伺いしています。ですが、最近ちょっと来る機会が減ったというふうに聞いていますけど、何か思い当たる節はありますでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)市議の御質問にありましたカイトボードですかね、それについてはですね、申し訳ないですが私は初めて聞いたスポーツでして、そういった方たちが和間のほうの海岸に来て楽しんでいるというのを初めて今回お伺いしました。ですので、そういった方がまた最近こちらのほうに来る機会が減ったということは、どういった理由でそういうふうな回数が減ったかということは把握しておりません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)実は、以前はシャワーのほうがついていたんですけども、シャワー施設がなくなって、豊後高田市さんの真玉海岸のほうに行くようになったと。真玉海岸のほうにはシャワーのほうがついているということで聞いておりまして、せっかく他市のほうから来ていただいているのに、シャワーがなくなったことでですね、交流人口が減ったということで、大変もったいなというふうに思います。また、和間出身の辛島議員もそう思うんじゃないかなというふうに思いますけど、どんな感じでしょうかね。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(木下富喜君)林業水産課長の木下です。再質問にお答えします。  議員言われたように、以前のトイレには水のシャワー施設のほうが併設されておりました。平成二十七年度のトイレリニューアルの際に、シャワー施設の利用者、ニーズがないということで、シャワー施設につきましては廃止し、多目的トイレなどのトイレ施設を拡充し、潮干狩りや公園利用者のためにトイレ横にですね、手洗い場、足洗い場を整備させていただいております。  コインシャワーにつきましては、市民ニーズなども含め、今後調査研究のほうを行いたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)コインシャワーでもいいので、ぜひ前向きな設置の検討をお願いしたいなというふうに思いますし、マリンスポーツをする方はですね、アウトドアが結構好きな方が多いんじゃないかなというふうに思いますし、午前中に出口課長のほうからですね、グランピングという言葉も出ておりましたけども、和間海浜公園でグランピングまでとは言いませんけども、キャンプをやっている人が何人か毎年いますので、そういった多くの方が楽しめるように整備していただいて、観光客を取り入れるのも一つのアイデアだというふうに思いますので、ぜひとも周辺整備を行ってシャワーの設置をお願いしたいなというふうに思います。  もう一つですね、問題がありまして、潮が引いたらですね、沖に行くとノリの養殖をしていた残骸といいますか、鉄のくいや竹のくいがまだ見受けられます。これは、水位によって見えない場合があって、大変危険だということで聞いています。よく来る方はあの辺が危ないというふうに分かっているんですけども、初めて来る方はかなり危険だなというふうに感じているところではございます。  使用されていないそういったくいがですね、どれだけあるのかというのが分かりますでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(木下富喜君)お答えいたします。  多くのくいがあるというのは認識しております。くいの設置者であります漁業者、漁協がですね、使われていないくいの調査等を行っていませんので、数については把握しておりません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)ちなみに、ノリの養殖業者は何社ぐらいありますでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(木下富喜君)現在、和間地区には漁協組合員は十二名いらっしゃいます。そのうち、ノリの養殖業を行っている方は一名というふうに認識しております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)私も漁協のある人に確認したら、少しずつは処理をしているというふうに聞いておりまして、養殖業者が減ってからですね、かなりの年月がたっていると思います。そういった状況というのは分かりますでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(木下富喜君)お答えいたします。  過去に多くの漁業者がノリの養殖を行っていたため、現在では利用されていないくいが多く残っているというのが現状です。漁業を行う上で支障がある場合など、設置者であります漁業者や漁協のほうが除去しているというふうにお伺いしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。
    ◯八番(多田羅純一君)先ほど話をしましたカブリナジャパンアンバサダーの方はですね、西日本の担当で、七十名を超える仲間がいるというふうに聞いています。市長、子供の頃をですね、思い出していただいて、貝堀りだけじゃなく、若者があふれるマリンスポーツと白砂青松をですね、西日本に発信してはいかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)是永市長。 ◯市長(是永修治君)多田羅議員の再質問にお答えいたします。  私も、今多田羅議員のカイトボードのやり取りの話を聞いていまして、ほとんど初めてのようなことばかりでして、驚いている状態です。和間の海浜公園がカイトボードにちょうどいい適地だということであればですね、そういった条件整備がですね、どういった形でできるのかですね、ちょっと研究してみたいというふうに思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)あと、海床路もですね、九州に熊本の宇土市の海床路と大分の宇佐にしかないというふうに思っておりまして、かなり熊本のほうが有名でございます。インスタグラムでもっと絶景なポイントを発信すれば、さらに観光客の方に来ていただけると思いますし、温水シャワーの設置と、沖のノリのくいが少しでもなくなれば、カイトボードの試乗会やイベントが開催できるというふうに聞いております。  関係者の多くの方が和間海浜公園に足を運んでいただけるというふうに確信しておりますので、アウトドアやオートキャンプ場もはやってきています。そういったキャンプ場としてもですね、整備していただいて、新たな交流人口を増やすためにもぜひお願いしたいなというふうに思います。  続いて、四項目めの消防団の人員の不足についてでございますけども、宇佐市において今後さらに力を入れようと考えていることがあれば御答弁をお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)消防本部総務課長。 ◯消防本部総務課長(飯田修一君)消防本部総務課長の飯田でございます。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  今後、さらに力を入れようと考えていることでございますが、回答書にありますとおり、全国的に消防団員につきましては年々減少傾向にありまして、消防団員の確保が喫緊の課題というふうに認識しております。まずは、現在の取組を推進いたしまして、議員のおっしゃるとおり、多様な人材の活用も必要であると考えております。  今後はですね、市公式LINEやフェイスブック、YouTubeなどを活用して団員のイメージアップを図り、団員募集につなげていきたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)二点目のほうに入りますけども、各自治体のほうで団員の定年が七十だったり六十五歳だったり、いろいろ違うみたいでございますけども、宇佐市は定年制度、六十歳で定年ですというのはないんですよね。 ◯議長(衛藤博幸君)消防本部総務課長。 ◯消防本部総務課長(飯田修一君)消防本部総務課長の飯田でございます。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  宇佐市の定年制度についてでございますが、本市においては「消防団員の定員、任命、給与に関する条例」の中で、任用条件が設けておりますが、定年につきましては定めておりません。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)大分市の消防団は、平成二十九年度十二月に定年を六十歳から六十五歳へ延長するなど、消防団条例を変更したというふうに聞いておりますけども、県内はどのような状況なのかお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)消防本部総務課長。 ◯消防本部総務課長(飯田修一君)お答えいたします。  定年についての県内の状況でございますが、定年について条例で定めておりますのは、県内では先ほど議員がおっしゃっておりました大分市それと中津市、姫島村の三市町村となっております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)宇佐市においても慣例というふうに聞いていたのですが、そういった定年がないということは皆さんに周知されているのかお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)消防本部総務課長。 ◯消防本部総務課長(飯田修一君)お答えいたします。  定年がないことは周知されているのかについてでございますが、定年がないことにつきましては、正副団長会議などで周知はしていますが、回答書にありますとおり、個人的ないろいろな理由で対談される方もいらっしゃいますので、今後全団員のほうに周知はしていきたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)最後に、六十歳を超えて入団される方はいらっしゃるのか、またその場合ですね、報酬等の条件等がこれまでと変わるのか伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)消防本部総務課長。 ◯消防本部総務課長(飯田修一君)お答えいたします。  現在の任用条件では、六十歳以上の方は入団できませんが、今議会にまた提案させていただいて、条例改正を行うことで今後六十歳以上の方の入団もあろうかと思います。また、その場合の報酬等の条件につきましては、変更はありません。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)地域の防災力を低下させないよう、また魅力ある、やりがいのある活動を推進して、次のほうに行きます。  最後になりますけど、企業誘致についてでございます。  企業誘致の件数はということで、これまで十四件の新規立地と、延べ四十一社による大型施設の表明をいただいているということで答弁をいただきました。市内においては、工業誘致において他市に劣らない大変いい制度があるというふうに思っておりまして、現段階では受皿がないのが問題なのかなというふうに感じているところではございます。  下拝田工場の造成もうまくいかなかったということで、現在糸口地区での造成を進めているというところは理解しているところでございます。  商業誘致のほうになると、トライアルやサンリブといった大型施設が撤退する中、今度トライアル跡地にですね、イオン系のビッグさんが来ていただけるということで大変明るい話題だというふうに思いますけども、こういった商業施設が宇佐に来る情報等々は、今のところあるのかないのかお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(末宗勇治君)商工振興課長の末宗でございます。多田羅議員の再質問にお答えをいたします。  先ほど議員さんがおっしゃられたとおりですね、トライアルの跡地につきましては、今年の一月にですね、開発業者が大規模小売店舗立地法に基づきます届出を県のほうに提出をしました。で、今現在審議会のほうを重ねているような状況で、今後それが許可が下りればですね、開店につながるというところでございます。  それ以外の大規模小売店舗立地法に基づくような商業施設のついての進出についての情報は入っておりません。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)市内の経営でいいますと、五万四千人ほどの人口では厳しいというふうに言われるかもしれませんけども、若い世代の市民の方々からはですね、回転すしが欲しいだとか、子供が遊べるアミューズメントパークが欲しいだとか、そういったいろいろな意見をですね、そういった要望を私は聞きます。  そういったところに対してどう考えているのか、お伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(末宗勇治君)お答えをいたします。  議員おっしゃられるとおりですね、大型の商業施設が来ればですね、やはり地域住民の買物だけではなくてですね、市外からの流入ということで交流人口の増加、にぎわいの創出につながるものというふうに思っております。  しかしながら、そのような商業施設というふうになればですね、商業圏域の人口規模であったりとかですね、その地で開店することによって採算が取れるのか、勝機があるのか、そういったところの判断基準はあくまでも開発業者であったり経営者の判断にゆだねるところであろうかと思いますので、なかなか行政側としてですね、誘導していくというのはやはりハードルがあるのかなというふうに認識をしております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)最後にこれを質問しようと思ったんですけど、宇佐市独自の商業施設の誘致などですね、そういった来やすい優遇制度というのは必要じゃないかなというふうに思います。人口減少に歯止めをかけるためには、やっぱり魅力ある宇佐市でなければならないというふうに思いますし、他市との競争力で負けてしまって、さらに寂れていってしまうのではないかなというふうに懸念をしています。  そうならないためにもですね、今後もそういった提案型でしっかり勉強しながら、質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  私の一般質問は、以上で終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で多田羅純一議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで暫時休憩いたします。  なお、再開は十四時二十分といたします。暫時休憩します。                 休憩 午後二時〇九分               ──────────────                 再開 午後二時十九分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行します。  六番 川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)皆さん、改めましてこんにちは。六番、求道会 川谷光紹です。  一般質問に先立ちまして、まずは四期目の挑戦、市長選に当選されました是永市長、おめでとうございます。十二年間の仕事ぶりが評価されたというのと同時にですね、この十二年間の間で市の職員さん方の取組方が大きく変わってきたんだというのを、選挙の中で聞きました。まず、困ったときにはすぐに現場に来てくれる、そしてまずできるかできないかというのは別として対応を考えてくれる、そういった一つ一つの職員さん方の取組も評価されての当選だというふうに大変感じているところです。それ以上にですね、また議員としての職責も大変さらに感じています。しっかりと市議会で議論ができるように頑張ってまいりたいと思います。  また、せんだって先輩議員である河野康臣議員が亡くなりました。議場だけではなくてですね、議場外でも非常に人生の先輩としてたくさんのことを教えていただきました。  「明日ありと思う我が身の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」と。明日ありと思っている私でも、いつこの命が尽きるのか分からない。常にいつでも今しかないんだなと、いつかいつかではなくて、この議会で解決しなければならない問題はこの議会で解決し、この議会をしっかりと大事に一般質問も行っていきたいというふうに思っております。  それでは、通告に従いまして、一回目の質問を行います。  一点目、地域のために、令和三年度施政方針について伺う。  一点目、アフターコロナを見据え、集中から分散などの施策を積極的に実施するとのことだが、具体的な施策について伺う。  二点目、移住・定住促進対策として、子育て世帯に重点を置いた住宅取得等の移住支援とあるが、移住者だけでなく、宇佐市に住み続けている定住者にも支援を行ってはどうか。  三点目、合併処理浄化槽の普及促進を図るとのことだが、現在の課題と具体的な普及のための政策について伺う。  四点目、国営かんがい排水事業地区調査の事業採択に向けての現在の取組状況と、予想される課題について伺う。  五点目、グリーンツーリズムでは、教育旅行等の受入れに向けて関係機関との連携を図るとのことだが、三WAYツーリズムも含めて顔の見える関係づくりを行っていくべきだが、市の考えは。また、県内の小中学校では、修学旅行を県内で計画しているところが多いと聞く。県内の小中学校に対して、グリーンツーリズムへの教育旅行を誘致してはどうか。  二項目め、四日市に設置されている抗原検査センターの現状は。また、規模を縮小してでも継続し、お盆での帰省者や成人式への参加者が抗原検査を受けやすい環境を維持してはどうか。  三項目め、子供たちのために、令和三年度施政方針について伺うの一点目、小中学校において複式授業改善、多人数学級支援、習熟度別学習のための指導教員や特別支援教育支援員、学校司書、スクールソーシャルワーカーの派遣だけでなく、スクールサポートスタッフ、学習指導員及び部活動指導員の配置をしていくとのことだが、現在の配置状況と課題は。また、解決策についてどのように計画しているのかを伺う。  二点目、若者の定住者を維持するためにも、高校生に対しての支援が必要となっているが、四月から行っている高校生への通学定期券の補助事業の効果と、部活便を含めた今後の課題について伺います。明瞭簡潔な答弁をお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、川谷光紹議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、地域のために、令和三年度施政方針についての一点目、アフターコロナを見据え、集中から分散の観点で実施する具体的な施策はについてでありますが、国が地方創生施策の柱として位置づけてきた、東京一極集中の是正につきましては、これまであまり実績が上がっておりません。しかしながら、昨今はコロナ禍の影響で、都市住民の地方への関心が高まっております。また、企業や自治体のデジタル・トランスフォーメーションの推進が求められている背景もあることから、この機会を逃すことなく、関係人口の創出を図りたいと考えております。  関係人口とは、交流でも移住でもなく、地域と多様に関わる者を指す概念であります。その創出が、地域の担い手不足の解消や、将来の地方移住につながると期待をされ、国も推奨する施策であることから、今回二つの事業を行うこととしております。  一つ目は、ふるさと副業実証試験事業で、デジタル化の進展等で専門的な人材の確保が課題となっている市内の中小企業等と一定のスキルを有する都市居住者とのマッチングを促進するものであります。  二つ目は、「おてつたび商品造成支援事業」で、担い手が不足する農家等と手軽に体験型の旅行を行いたい若者等とのマッチングを図るものであります。大手航空会社とのタイアップにより、ブランド力を高めることで、全国へ宇佐の魅力を発信していきたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの地域のためにの二点目と、三項目めの子供たちのためにの二点目を、総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)総務部長の祥雲でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、地域のために、令和三年度施政方針についての二点目、移住・定住促進対策として、移住者だけではなく宇佐市に住み続けている定住者にも支援を行ってはについてですが、うさ暮らし定住支援事業の住宅取得支援事業では、本市への移住・定住の促進を図ることを目的として、県外や市外からの移住者を対象に、住宅の新築や購入の費用の一部を支援しております。  特に子育て世帯に関しては、移住者数が増加することや定住が期待できることなどから、支援額を拡充した制度としております。  令和二年度における制度利用者は、新築九件、空き家を含む中古住宅購入五件の計十四件で、四十一人の方が移住されております。このうち、子育て世帯は、新築八件、中古住宅購入二件で、三十六人の方が移住されていることから、施策効果が現れていると考えております。  現在、市内在住者に対する住宅取得等の支援としては、空き家バンク制度、子育て世帯や高齢者世帯のリフォーム支援制度などがあります。議員御指摘の、市内定住者にも支援を拡大することについては、市外転出を抑制する施策として、一定の効果は期待できると考えます。  今後も、引き続き関係課と連携を図りながら、現行の支援制度の施策の目的や効果、他市の状況なども含め調査研究を進めてまいります。  次に、三項目め、子供たちのために、令和三年度施政方針についての二点目、高校生通学定期券補助事業の効果と部活便を含めた今後の課題はについてですが、今年度新設した定期券補助制度の申請件数は、五月末現在で五十四件となっており、各方向の関係者及び保護者等より、通学における安全性の確保や経済的な負担軽減等の観点から評価をいただいております。
     そのため、今後市内の中学三年生が進学先を考える際には、選択肢が広がり、高校生の市外流出防止に一定の効果が期待できるものと認識しております。また、路線バス維持の観点からも、プラスに作用するものと考えています。  課題につきましては、復路の増便や停留所の安全確保等が挙げられます。特に、夜七時台に学校付近を出発するいわゆる部活便については、早期の運行開始を求める声が大きいため、六月末に開催予定の地域公共交通会議に、コミュニティバスみらい号の部活便運行に関する議案を提出する予定で準備を進めております。  なお、路線バスにおける部活便の設定につきましては、既に完了している路線もあるものの、未設定の路線については市をまたいだ調整が必要となるため、今秋以降のダイヤ改正時での対応を目指して、現在関係機関と協議中です。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの地域のためにの三点目を、建設水道部長 城 隆弘君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)建設水道部長の城でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、地域のために、令和三年度施政方針についての三点目、合併処理浄化槽の普及促進に係る現在の課題と具体的な普及のための政策はについてですが、浄化槽にはし尿と生活雑排水の両方を処理する合併処理浄化槽と、し尿のみを処理する単独処理浄化槽がありますが、水環境を守るため平成十二年に浄化槽法が改正され、単独処理浄化槽の新設は禁止されました。このため、現在浄化槽の新設は全て合併処理浄化槽となっています。  一方で、市内には平成十二年以前に設置された単独処理浄化槽が多数存在し、その耐用年数はおおむね三十年と言われており、使用できるものも多くあります。これらは、ふだんの生活に支障を来さないため、合併処理浄化槽への転換が進みにくい状況となっています。  このことから、本市では平成二十七年度より、単独処理浄化槽やくみ取便槽から合併処理浄化槽への転換には、浄化槽設置整備事業補助金に上乗せ補助を行っています。さらに、令和二年度からは、単独処理浄化槽の撤去費の補助を追加し、普及促進を図っているところです。  今後も、ホームページ等を活用し、本補助制度を周知することにより、合併処理浄化槽の普及に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの地域のためにの四点目を、経済部長 出口忠則君。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)経済部長の出口でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えします。  一項目め、地域のために、令和三年度施政方針についての四点目、国営かんがい排水事業地区調査の現在の取組状況と予想される課題はについてですが、日出生ダムや山中部導水路といった国営施設の改修を目的とした国営かんがい排水事業地区調査「駅館川地区」は、令和元年度より開始されております。  地区調査を推進するために、県、市土地改良区等の関係機関で構成する推進協議会を令和元年八月に設立し、令和元年度は小学校区ごとに調査内容を周知する事業説明会を実施し、昨年度からは営農振興計画の素案策定のため、集落座談会を逐次開催しております。  また、市の作成する営農振興計画と連動し、九州農政局は農地集積計画、用水計画、施設整備計画の各素案を作成し、それを基に事業計画を取りまとめる予定であります。その事業計画が農林水産省審議を通過した後、関係受益者への事業説明及び事業同意をいただくこととなっております。  予想される課題ですが、国営かんがい排水事業は国営施設の改修のみならず、二十年先の本市農業の在り方を反映した整備を目指すため、国営施設だけでなく、県が実施する県営幹線水路や、圃場等の施設の再整備計画も並行して作成する必要があり、県営等の附帯事業についても地元への説明並びに同意聴取が必要となることから、国、県、市が一体となって事業を実施していくためには、新たな事業推進組織の構築が課題となってまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの地域のためにの五点目を、安心院支所長 吉武裕子さん。 ◯安心院支所長兼安心院支所地域振興課長(吉武裕子さん)皆様、こんにちは。安心院支所支所長の吉武でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えします。  一項目め、地域のために、令和三年度施政方針についての五点目、グリーンツーリズムでは、三WAYツーリズムも含めて顔の見える関係づくりを行っていくべきだか市の考えは、また、県内の小中学校に対して、グリーンツーリズムへの教育旅行を誘致してはについてですが、本市では平成八年に発足したNPO法人安心院町グリーンツーリズム研究会と連携しながら、都市農村交流の代表的な施策であるグリーンツーリズムに取り組んでまいりました。  さらに三WAYツーリズムとして、グリーンツーリズム、ブルーツーリズム、平和ツーリズムの関連する事業間の連携による新たなツーリズム施策を構築し、誘客促進による関係人口の拡大など、各事業の相乗効果を目的として取り組んでおります。  今後も地域のツーリズム関係者や団体、行政が連携して取り組んでまいりたいと考えております。  次に、県内の小中学校に対して教育旅行を誘致してはどうかにつきましては、議員御指摘のとおり、新型コロナウイルスの影響を受け、県内の多くの小中学校が、昨年に続き、本年度の修学旅行の行き先を県内に変更している状況となっています。  本市の修学旅行の受入れについては、昨年度実績で平和学習等を中心に、県内小中学校から百二十校、四千九百十二人の児童生徒を受入れており、今後もNPO法人安心院町グリーンツーリズム研究会と連携し、小中学校の誘致を教育委員会や学校に働きかけるとともに、県教育旅行誘致協議会を通じて、県内小中学校の修学旅行の誘致も進めたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの四日市に設置されている抗原検査センターについてを、福祉保健部長 岡部輝明君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(岡部輝明君)福祉保健部長の岡部でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、抗原検査センターの現状、及びお盆での帰省客や成人式への参加者が、抗原検査を受けやすい環境を維持してはどうかについてですが、現在旧サンリブ四日市店駐車場跡地に、高原検査センターを商工会議所と協働で設置しております。検査センターの利用状況は、六月六日現在で市内の方九百九十五人、市外の方五百二十五人、合計千五百二十人で、陽性者は市外の方三人となっております。  七月以降の検査センターの取扱いについては、六月中旬までの検査センターの利用状況や市内の感染状況等を考慮し、関係機関と協議したいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、三項目めの子供たちのためにの一点目を、教育次長 上田誠之君。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)皆さん、こんにちは。教育次長の上田でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えします。  三項目め、子供たちのために、令和三年度施政方針についての一点目、指導教員などの現在の配置状況と課題は、また、解決策についてどのように計画しているのかについてですが、配置状況につきましては、本来必要な複式授業改善臨時講師、多人数学級支援教員、習熟度別学習指導教員、特別支援教育支援員のうち、十名の配置ができていません。課題としましては、市内はもちろん、全県的にも教員免許保有者が不足していることが挙げられます。現在、ハローワークの求人や退職者等への声かけにより、各職種の募集を行っているところです。  学校司書、スクールソーシャルワーカー、スクールサポートスタッフ、学習指導員及び部活動指導員につきましては、予定された配置ができていますが、スクールサポートスタッフと学習指導員につきましては、今年度国の配置基準が変更されたことから、昨年同様とはいかず、スクールサポートスタッフは十名、学習指導員は四名の配置にとどまっています。  新型コロナウイルス感染症は、いまだに収束のめどが立っておらず、毎日の消毒作業をはじめとする感染防止対策は今後も続くことや、アフターコロナにおいても教職員の業務負担を軽減し、児童生徒と向き合う時間を確保するため、スクールサポートスタッフ、学習指導員の配置事業の継続及び拡大を国や県に要望してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  六番 川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)それでは、一項目めから順次再質問を行っていきたいと思います。  そもそもこれ、施政方針をお伺いしたときに、私のほうが勘違いをしていたのかなというところもありまして、今までは選択から集中と言っていた中で、集中から分散という文言があったので、これは市政においてどういう意味だろうかというふうには感じていたんですが、これは国の事業でいうところの集中から分散というふうに理解ができました。  その中で、これからさらにですね、中央というか、東京であったり大阪であったり、また近隣で言えば福岡であったり、そういったところからの世代を、こちらまた宇佐に関係を持っていただいて、そして宇佐にまた住んでいただきたいということから、事業を二つ行いたいということは分かりました。  まず、一点目のふるさと副業実証試験事業、これとまたせんだっての議会の中で取り上げられていましたサテライトオフィス推進事業、この辺りの関係性と、あと実際の進め方等についてお伺いできればと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)総合政策課長の本浪です。再質問にお答えします。  まず、ふるさと副業実証試験事業でございますが、まずもってその関係人口というのがですね、いわゆる人口という言葉はついていますが、移住人口、定住人口と違いまして、数の理論ではなくてですね、いかにその関係を深めることができるか、また強くすることができるかというところが重要かと言われております。  そういう観点からですね、いきなり移ってきて働くというような雇用を意識するものではなく、ずっとハードルを下げてですね、まず自分のスキルとかを地元に貢献したい、生かしたいというような方々を、宇佐の支持者、ファンとして獲得して、将来的な移住・定住につなげていきたい、また仮に移住・定住がかなわなくてもですね、やはりそういう地域の活性化に御尽力いただくということを目的とした事業でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)そういった思いから実証試験という文言が入っているんだなというのは理解することができたわけですが、やはりそういった高度な専門的なスキルを持った方が、今している仕事をですね、一時中断をして、宇佐の企業との関係をしながらお試しというのは非常にハードルが高いなというふうに思いますので、やはりそこに対しては何らかの優遇措置であったり、市を挙げての協力が必要かというふうに思っていますので、実際の事業に当たってはその辺りに留意しながら進めていただければというふうに思います。  また、サテライトオフィス推進事業については、後日健治朗議員がされるということですので、そこにお任せをしたいというふうに思っております。  その関係人口を増やすための、二つ目の「おてつたび商品造成支援事業」これは昨年の十二月議会で衛藤義弘議員が取り上げていた農業と観光をタイアップしてというところからなったと思うんですが、これはとても面白い取組だなというふうに思っています。詳しい説明をもう少しお願いできますか。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)お答えします。  これはですね、既に「おたつたび」というパッケージがございます。で、主にターゲットとしていますのは、特に若い大学生とかですね、方々がやはりコロナ禍もありますし、旅行はしたいけどなかなか先立つものがないというような方に対して、農家とかでもやはり一定時期どうしても人手不足ということがございますので、そこの需要と供給をマッチングさせてですね、安価に旅行に来て、しかもちょっとお小遣いを頂きながらその地域に触れることができるというような仕組みを構築するものでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)もう今年、このままコロナワクチンの接種が進めば、秋頃からまた旅行がだんだんと徐々にではあろうけれども、再開していくような見通しもあるようなので、そういった流れに沿ってですね、特に若い大学生が希望されることが多いというふうに伺っています。なので、宇佐にですね、そういった若い世代が農業に興味を持って、まずは関係をつくっていただくというのがとても大事だと思うので、ぜひ積極的に進めていってください。  また、大手の航空会社は温泉ガストロノミーウオーキング等の取組で、せんだって四日市の地区でも行っていただきました。非常にですね、観光地の開発というか、観光ブランド化が進んでいったなというふうにこの取組で思います。  その結果として、また各種放送番組でもですね、大分県内の番組等でもたくさん取り上げられるように四日市地区がなっていきましたので、またこういった取組を通して宇佐市の農業に、若い世代に興味を持っていくような情報が発信できたらというふうに思っていますので、ぜひ市の皆さん方での総合的な力での取組をお願いしたいというふうに思っております。  続いて、二点目の移住・定住促進についてはですね、非常に宇佐市は今好調であるというか、担当者の皆さん方の努力のかいもあってだと思いますが、今現在令和二年度については、先ほど説明がありました新築九件と、空き家を含む中古住宅購入五件の計十四件がということでした。  コロナ禍の中でこれだけの数を確保することは大変だったと思いますが、令和三年度のスタート状況も非常に好調だというふうに伺っていますので、説明をお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(尾方勇司君)まちづくり推進課長の尾方です。再質問にお答えいたします。  令和三年度の四月、五月、二か月間の状況でございますが、二十四世帯、五十六人という実績でございまして、昨年度一年間で四十七世帯、百四人でございますので、約半分に当たる数値というふうに大幅に増加傾向にあるという状況でございます。  要因といたしましては、先住の移住者の紹介、また「住みたい田舎ベストランキング」の上位返り咲き情報、また、都市部での移住相談会の参加、オンライン相談の実施、ホームページやガイドブックのリニューアルなど、職員の努力、また工夫等により、本市の支援制度が知れ渡ってきたということが考えられるという状況でございます。以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)こうしてですね、宇佐市に実際に来た方がよかったよと、宇佐市に住んだ方がよかったよと言ってくださることで広がっているというのが一番の着実な成長なんだろうなというふうに思いますし、そのためにはですね、移住政策の担当者だけではなくて、やはり子育て支援策であったり、高齢者の介護サロンであったりとかですね、それから様々な政策、宇佐市の取組が、こうして実を結んでいるんだろうなと、その総合力としての移住者増というふうに捉えているわけです。  ただ、そういった中でですね、特に若い世代、もっと言えば子育て世代に多く移り住んできていただきたいわけですが、宇佐市としてはですね。そのために、宇佐市が今取り組んでいる、さらに県費を足していると思うんですが、詳しく説明お願いしていいですか、新築取得に対しての補助事業等を。 ◯議長(衛藤博幸君)まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(尾方勇司君)まちづくり推進課長の尾方でございます。  令和二年度になってから、従来の施策を見直しを行いまして、特に子育て世帯の移住者に対しては、新築で二百万円、県外移住者ですね。で、市外者は新築百五十万円、それから購入については県外百五十万円、市外が百万円というような支援制度でございます。子育て世帯に重点を置いたリニューアルといいますか、拡充を行ってきたということでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)先ほど、宇佐市の総合力が移住に結びついているというふうに私は申したわけですが、県内他市と比べてもですね、非常に厚い住宅取得に対しての支援があるなというふうには感じているところです。そこも一つの大きなきっかけになっているのではないだろうかと考えたときにですね、やはり市長が今までこの十二年間、そして次の四年間掲げてきた目標というのは、交流満足度日本一、定住満足度日本一というところだったと思います。  そこで、定住満足度という点において、やはり宇佐市に住み続けてくれている、幼少の頃から地元で暮らして、親元で暮らしているそういった方への支援も必要なのではないかと。やはり定住満足度日本一を目指していくこの宇佐市としてはですね、そういった政策も必要だというふうに思います。  かといって、やはりですね、予算も限りがあるわけで、その中でできることといったら何だろうかというふうに考えました。市長選の中でも一つの争点になったわけですが、生まれたときの出産のお祝い金の金額、これ大きくどかんとあげるのか、それとも、生まれたときにおめでとうございますだけ、小学校の入学でおめでとう、中学校の入学でおめでとう、そして今議会では高校生に対してもおめでとうの気持ちを伝えると。特に高校生というのは非常に大きいと思っています。というのも、制服を購入しなければならない、今までは通学でかかっていなかったような費用、例えば定期券の補助も今回出してくださいましたが、当然四万円を超える分は自己負担をしなければならない、教科書も買わなければならない、さらにテスト等のお金もかかるということで、やはり高校生に対しての支援を宇佐市内の高校に通っている、そういった人に支援をするということが非常に重要だというふうに考えています。  そうなったときにですね、その高校生たちにさらに宇佐市に住み続けていただくために、結婚のお祝い金というのはなかなか難しいかもしれないですけれど、例えば新築、家で建てるということはもうこの宇佐市でずっと進んでいこうという決意を持った証として、新築おめでとうと、そういう気持ち、また中古住宅の購入であったとしても、そこでもおめでとうの気持ちで、住宅取得に関してお祝い金程度で結構だと思うんです、この県外から来てくださるような方みたいに、二百万円、百五十万円、百万円といった金額ではなくても、せめてこの宇佐市にずっと今まで住みつき続けてくれた、そしてこれからも住み続けてくれるであろう、そしてまた、ここで出産して子育てをしてくれるであろう、そういった世帯に対してのお祝い金としての住宅取得支援を検討されてはと思いますが、その辺りについてもしお考えがあれば伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(尾方勇司君)まちづくり推進課長の尾方でございます。  議員さんの声、またそれは市民の声だというようなことでお伺いをいたしました。そして、他市の状況等も調べてみますと、新築奨励金ということで、お隣の豊後高田市さんがやっていると。新築や購入支援を杵築市、国東市さん、子育てに特化した支援というのが大分市、竹田市、臼杵市さん等もやられているというようなことでございます。  ただ、市内の新築となりますと、庁内調査でありますと、大体年間二百件から二百五十件ぐらいあるわけでございます。その中でいきますと、やはり子育て世帯とか若い世代に限るとかですね、あと市内市外の施工業者さんの場合で分けるとか、そういった部分は検討すべきかなというふうには思っておりますが、いろいろとですね、施策の目的、効果、また他市の状況等もしっかり調査いたしましてですね、庁内でまた協議は進めていきたいなというふうに思っている次第でございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)予算という都合もありますので、例えばそこにですね、世帯収入を入れるとかですね、そういった若い世代で、特に今コロナで収入が不安定なっている方でも、少しでもお祝いの気持ちでですね、できるといいなというふうに願っていますが、もうここは同僚、同じ会派の和気議員がさらに詳しくしてくださると思いますので、そこに譲りたいというふうに思っております。  次に行きたいと思うんですが、合併浄化槽の推進について、状況は非常によく理解することができました。そして単独浄化槽から合併浄化槽へと替えていかなければならないということもよく分かったわけなんですが、先ほどの説明にもあったように、単独浄化槽でもふだんの生活に支障を来さない中で、合併浄化槽にしていただくための費用であったり金額的な負担が幾らぐらいあるのか、そしてまたですね、それから先の定期的な費用というのも変わってくると思うんですが、そこの辺りについて説明をお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(土居 徹君)上下水道課長の土居でございます。川谷議員の再質問にお答えいたします。  浄化槽の補助でございますが、人槽によって金額は違っております。ただ、設置するための基本金額というのがございます。それが五人槽の場合には三十三万二千円、それに平成二十七年度から市のほうで、県の予算も入りますが、二十万円を上乗せいたしまして、五十三万二千円という補助になっております。昨年度からは、浄化槽の取壊し、これについても九万円の補助を上乗せしているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)自然環境というかですね、水環境を守っていくためには合併浄化槽への推進というのは進めていかなければならないところですので、そこの辺りですね、特に心配なのがですね、単独浄化槽のときは数年に一度のくみ取りでよかったのが、合併浄化槽になると定期的に行けば一年に一回のくみ取りになると、また、その費用の負担は個人の負担になるということで、その辺りの説明を十分に受けてなかった方が、補助金であったり業者の勧めもあって、地域のためにということで合併浄化槽にしたのはいいけれど、くみ取りに来てくれなかったりとか、くみ取りの金額が高かったりということで、非常に困っているということもあるそうなので、十分な説明とですね、理解をしていただいた上で、事業の推進というのをしていかなければならないだろうなというふうに思っているところです。  次にですね、四点目の国営のかんがい事業についてなんですが、この調査、いつまでに調査を完了する予定でしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(大木敏之君)耕地課長の大木でございます。  国営かんがい事業の地区調査については、本年度終了予定で事業を開始したわけですが、昨年度コロナ等の関係で集落座談会等が遅れておりますので、令和五年度を目標としておりましたが、若干遅れてきておりますので、現在のところ正確な終了時期については未定でございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)特にですね、こういった事業に関しては、十分な説明であったりとか、また理解をしていただくために何度も何度もですね、農家の方々であったり土地の所有者を伺わなければならないと思いますし、特に地区全体で集まって話していただくような機会も設けなければならないでしょうから、やはりコロナの今にするというのはとても大変なことだと思います。  けれど、宇佐市にとって一番の土地が持つ力というのはやはりこの宇佐平野です。なので、ぜひですね、農業についてこの国営のかんがい排水事業については、地域の皆さん方と一緒に協力をしていただきながら、未来の宇佐に向けてですね、取り組んでいただきたいというふうに思っております。  ただ、ここでやっぱり課題になってくるのが、二十年先の宇佐の農業を今考えなければならないということで、やはり後継者の問題というのがずっと来るのだろうなというふうに思いますし、そこで整備された圃場についての今後の取扱いというのも課題になってくると思います。
     そういったところについても、農家の方々の不安な思いであったり、心配する気持ちに応えられるように、調査をした後で計画に反映していただきたいというふうに思っていますし、国営のかんがい排水事業だけではなくてですね、様々な農政課が行うような事業で農家の支援等もできると思いますので、そういった総合的な力で、この担当課が誰だからというのではなくて、宇佐市全体のために頑張っていただきたいというふうに思います。  それでは、五点目に移りたいと思います。三WAYツーリズムということで、平和ツーリズムとグリーンツーリズムと、ブルーツーリズムと、この三つのツーリズムを合わせた事業を行えるのは宇佐ならではだなというふうに思っているところです。  今まで、会派の研修で長崎であったり広島であったり、また東京でも遊就館等、そういった平和資料館などの施設をですね、重ねてきました。その中で、重ねるたびにですね、分かったのが、やはり修学旅行生を受け入れるのは難しいなと、正直この宇佐で平和ミュージアムができても、この平和ミュージアムだけでは修学旅行生の誘致をするというのは非常に難しいなというふうに感じました。  というのもですね、やはり多くの修学旅行生を同時に呼ぼうと思ったら、その団体が待つ場所であったり、学ぶ場所であったり、ホール的なものであったりですね、町全体の中にも数か所そういった施設が必要だなというのと、一番のネックは公共交通機関が必要だなというふうに感じました。やはり広島にしろ、長崎にしろ、町に路面電車等があって、非常に子供たちが分かりやすいと。自分たちで修学旅行の中でまちなかを動いて回ることができる、これが非常に強みだなと思いました。  そういう点では、宇佐はこれかなり厳しいなと、たとえ平和ミュージアムができたとしても、そこだけでは修学旅行生を、平和学習だけでは誘致することは難しいのではないかというふうに、会派の研修のたびに思っていたところです。  ただ、今回三WAYツーリズムということで、このグリーンツーリズムとブルーツーリズムを合わせて複合的なことをする取組、さらにですね、昨日吉田議員の一般質問であったように、フォレストアドベンチャーであったりというところで自然環境を学んでいただくと。今グリーンツーリズムは城島高原と提携をしてですね、子供たち修学旅行にさらに有利なようにということでやっていますが、そういった自然環境を学ぶ機会というのをつくっていただければ、さらにいけるでしょうし、特にグリーンツーリズムで農泊体験であったり食育であったりと、そういった総合的な力、全体の宇佐市の力を合わせたところでいけば、これは非常に今の教育旅行にとって魅力的なところではないかと、特にこれから先、持続可能な開発ということで、言われているSDGsに対して一番近い存在、SDGsを教育旅行に取り入れたメッカにこの宇佐市がなる可能性があるんじゃないのかというふうに考えました。  そういったときにはですね、それぞれの関係団体の長が一年に一、二回集まって総会的なものを開いてよろしくお願いしますではなくて、やはりふだんから顔を合わせる関係づくりが必要だと思うんですが、その辺りについて市のお考えをお伺いします。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)社会教育課長の〆野でございます。お答えいたします。  三WAYツーリズムといたしまして、グリーンツーリズム、ブルーツーリズム、平和ツーリズムということで、それぞれの組織があるところもありますし、ないところもあります。また、そういったところをまとめる組織も必要になるのかなというふうに思っております。  これから三WAYツーリズムということで、そういった組織を立ち上げていかなければならないなというふうに思いますし、また、組織の代表だけじゃなく、実務者が集える、そして意見を交換する、そういったところが非常に大切かなというふうに思いますので、実際立ち上げるときには、そういったところに配慮した形でのものを考えていきたいというふうに思います。以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)まさにそのように取り組んでいただけたらと思うところですが、コロナ禍の今だからこそですね、これ今準備期間というか、今力を蓄えるときであって、今だからこそ議論を深めることができるんだと思います。だから、そういった計画を練るためには、今非常にいい時期ではあるので、アフターコロナを見据えて、ぜひ早急に取り組んでいただきたいと思うんですが、今回の中でもですね、そういった協議会的なものをつくっていきたいというふうに言ってくださったわけですが、いつ頃をめどに三WAYツーリズムの実際の動きを始めていくのか、例えばもう今年度中にはもう実際やりたいですといくのか、それとも先々の目標にしていくのか、そこの辺りの回答をお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)お答えいたします。  三WAYツーリズムの仮組織としてですね、今年度中には立ち上げをしたいというふうに思っておりまして、できるだけ早期に組織を設立していただきたいというふうに思っております。以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)ぜひ三WAYツーリズムの設立に至っては行政が中心になって、でも実際の運用であったり始まったら今度民間が中心になって行政は後押しをすると、そういった民間中心の取組で、自由な発想で、そこの自由な発想を実現するために行政が補助をしていくような形でぜひ進めていただきたいというふうに思います。  それでは、二項目めの抗原検査センターについてですが、これはですね、もう早速取組をしてくださいましたので、再質問をするまでもないようには思っているんですが、どなたでも受けられますようということで、市外の方でも受けられますよと、実際に市外にもポスターが貼ってあります、抗原検査センターのですね。さらに、そこで受けに行こうといった方が、市のホームページであったり、知り合いの情報であったり等で、市内の商店というか、市内でのレシートが必要ですよと、必要なものにですね、というふうに書いてありました。  その結果として、感染が不安だからこそ検査に来られる方、特に市外の方、市外から来られた五百名以上の方は、やはり自分が感染している可能性が高いんじゃないかって心配だったんでしょう。それで、家族に移したり、大切な人にうつさないようにということで検査を受けようと思って来てくださったんでしょう。  ただ、そういった真面目な方だからこそ、きちんとホームページや情報を見てですね、来られる方は、レシートが必要と書いてあったので、四日市の商店街等でお買物をしていただいて、レシートを持っていってくれたわけですが、そこから三名の陽性者が発生したということで、やはり商店街の方々からしてみたら、できれば抗原検査を受けて、陰性と分かった後で安心してお買物を楽しんでいただきたいと。陰性か陽性か不安だから受けに来ましたという方が買物をするのではなくて、できれば陰性とはっきり分かった後で、安心して買物を楽しんでほしいというふうな願いがあって、ホームページや今までの告知からですね、必要なものの中からレシートを除いてくださいという一般質問だったんですが、もう実際にはもうホームページ等ではもう今回削除を、ヒアリングの段階ですぐに、早くにということで削除してくださいましたので、もうこの点についてはいいんですけれど、ただやはりですね、お盆とか成人式というのは、やはり家族間のつながりであったり、成人式というのは今度横のつながり、同級生のつながりということで、やはり若い世代に将来宇佐市に帰ってきてもらおうといったときには非常に大事な行事だと思っています。お盆にしろ、成人式にしろ。  そうなったときに、今の規模のまま維持管理できればいいんだけれども、特に夏場になったときには、クーラー等も必要でしょう。そういった中で密閉するわけにはいかないという課題もあるので、例えばドライブスルー方式で、皆さんは涼しい各自の車の中で待っていただいて等のことも考えながら、ぜひ継続をお願いしたいんですが、継続についての市の見解をお伺いします。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)健康課長の出口でございます。  抗原検査センターを設置しました経緯というのは、やはり三月二十一日に県内初の変異株ということで、感染力が強いウイルスが徐々に入ってきたと。そして、ゴールデンウイーク前から五月にかけて、かなりの数になったと。県内でも百二例、過去最多を記録しております。  本市においてもゴールデンウイーク過ぎにですね、五人という最多の感染者が発生しておりましたので、そういった中で抗原検査センターというのが、感染拡大の鍵となるといいますか、そういったものになっていたのではないかと思っております。  今後についてもですね、継続ができればいいなと考えているところであります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)継続に関しては、予算面というですね、非常に大きな課題があるわけですが、どういった形であれば予算をかけずに継続してできるのか、せめて成人式までは、ぜひ帰ってきた成人者というかですね、本来は昨年度が成人だったわけなんですが、そういった方々が周りから「あんた帰ってきたの」と言われるんじゃなくてですね、「よく帰ってきたね」と「成人おめでとう」と、宇佐市のどこでもそういう声が聞こえるように、そのための一つの必要なものだというふうに思いますので、ぜひですね、進めていただきたいというふうに思います。  由布市では、小学校でクラスターが発生をしたことから、児童クラブでもですね、やっぱり感染者が出ました。大分県の中でそういった情報を共有したんですが、由布市ではですね、クラスターの中で、やはり最初になったスポーツ少年団というかスポーツ関連の方々が、すごく心を痛めてたと。でも、その痛めてた心を周りの保護者であったり指導員であったり先生方が、小まめに電話をしたりとか、あと買物が二週間自主待機になるので、要る物ないかと、食べ物は大丈夫かと、例えばトイレットペーパーであったりとか、小さな子がいればおむつであったりミルクであったりとか、そういったものは足りてるか電話して、なければ、「今玄関の前に置いたからね」と言って帰っていったそうです。そういった取組があったそうです。  コロナの犯人捜しはもう終わったなと思います。これからは、コロナの感染者、そういったかかった方がいたら、今度は周りが助けてあげなければならないと、みんなが助けなければならない、そういった時代にようやくなってきてくれたなというふうに感じているところです。  ぜひそれを進めるためにも、宇佐市の抗原検査センターは必要な場所だと思いますので、そういった雰囲気を市全体でも醸成をしながらしていただきたいというふうに願っています。  次に移りたいんですが、教員のですね、採用についてというか、現場で人が足りないというのはもうここ何年、本当にずっと長く続いていて、課題としては大きいんですが、一点だけお伺いします。  昨年度の教員採用試験の採用枠と採用数だけお伺いします。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(上田 積君)学校教育課長の上田です。川谷議員の再質問にお答えします。  昨年度実施された大分県教員採用試験におきましては、小学校は二百七十一名受験中百九十九名合格、一・四倍の倍率となっております。ちなみに一昨年は一・七倍でした。  中学校におきましては、三百九十六人受験のうち、百八人合格の三・七倍で、一昨年は四・〇倍でした。以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)当初の倍率というのもあるんですけれども、採用枠のほうは教えていただけますか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。手短に。 ◯学校教育課長(上田 積君)お答えします。  採用枠は、小学校、中学校という、種別ということだと思いますが、よろしいでしょうか。小学校、中学校、高等学校、栄養教諭、養護教諭、特別支援学校の枠となります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)採用枠の拡大に向けて頑張ってください。  あと、高校生の部活便についてですが、安心院高校で実績があるということですので、ぜひ市内のほかの高校でも採用できるように取組を継続してお願いして、一般質問を終わります。ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、川谷光紹議員の一般質問を終結いたします。  傍聴席の議員の皆さん、大変お疲れでした。自席のほうへお戻りください。  ただいま、市政一般に対する質問の途中ではありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は六月十四日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、ここで議会事務局長より発言の申出がありますので、許可します。  議会事務局長 河野洋一君。 ◯議会事務局長(河野洋一君)皆様、お疲れさまです。議会事務局長の河野でございます。  議案質疑についてお知らせいたします。  議案質疑の通告は、六月十四日の午前十時までとなっております。議案質疑は通告なしで行うことは可能でありますが、的確な説明をさせていただくため、議案等に対する質疑がありましたら、できるだけ事前通告をお願いいたします。  なお、自己所属の常任委員会に関する議案につきましては、質疑は控えると内規及び先例に規定しておりますので御注意ください。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり御苦労でございました。                     散会 午後三時二十二分 宇佐市議会...