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2020年06月18日 令和2年第3回定例会(第4号) 本文
2020年06月18日 令和2年第3回定例会(第4号) 名簿

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  1. 宇佐市議会 2020-06-18
    2020年06月18日 令和2年第3回定例会(第4号) 本文


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    2020年06月18日:令和2年第3回定例会(第4号) 本文 (226発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (四日目)           開議 午前十時〇〇分 ◯議長(衛藤博幸君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十二名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  令和二年六月第三回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、昨日に引き続き市政一般に対する質問となっております。議場議員席シフト表二に該当する議員の皆さん、傍聴席へ移動をお願いいたします。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(衛藤博幸君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(令和二年六月十八日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十三番   │一、「第二次宇佐市総合計画」について市  │市長    ┃ ┃井本裕明君 │ 長に問う                │および   ┃
    ┃      │ (1)前期基本計画では、宇佐神宮周辺の街  │担当部課長 ┃ ┃      │  なみ景観整備など社会資本の整備を始  │      ┃ ┃      │  め、あらゆる施策がかなり進んだと思  │      ┃ ┃      │  うが、これまでの成果を問う。     │      ┃ ┃      │ (2)後期基本計画を推し進める上での行政  │      ┃ ┃      │  運営の基本的な考え方と抱負について  │      ┃ ┃      │  伺う。                │      ┃ ┃      │二、宇佐神宮周辺景観整備完了後の観光振  │      ┃ ┃      │ 興について               │      ┃ ┃      │ (1)国指定史跡宇佐神宮境内弥勒寺跡保  │      ┃ ┃      │  存整備と活用について。        │      ┃ ┃      │三、市内危険溜池について         │      ┃ ┃      │ (1)現状と今後の取り組みについて。    │      ┃ ┃      │ (2)立石地区魚ヶ鼻池の現状と今後の取り  │      ┃ ┃      │  組みについて。            │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃六番    │一、地域のために             │市長、教育長┃ ┃川谷光紹君 │ (1)小規模事業者や個人の生活が困窮して  │および   ┃ ┃      │  いると聞くが、国の令和二年度第二次  │担当部課長 ┃ ┃      │  補正予算が成立したのちに、通常の市  │      ┃ ┃      │  報とは別に、事業主や個人が活用でき  │      ┃ ┃      │  る便覧を作成し配布しては。      │      ┃ ┃      │ (2)新型コロナウイルス感染者が宇佐市で  │      ┃ ┃      │  発生したときに、感染者が誹謗中傷な  │      ┃ ┃      │  どによって二次被害を受けることのな  │      ┃ ┃      │  いように、人権の意識をたかめる活動  │      ┃ ┃      │  をしてはどうか。           │      ┃ ┃      │二、子どもたちのために          │      ┃ ┃      │ (1)三月の小中高校の一斉休校と、四月の  │      ┃ ┃      │  緊急事態宣言をうけての休校につい   │      ┃ ┃      │  て、どのような振り返りを行い今後に  │      ┃ ┃      │  つなげるのか。            │      ┃ ┃      │  1)放課後児童クラブでの課題と今後に  │      ┃ ┃      │   ついて。              │      ┃ ┃      │  2)小・中学校での授業時間数確保につ  │      ┃ ┃      │   いて。               │      ┃ ┃      │  3)登下校時、教育活動時の熱中症対策  │      ┃ ┃      │   について。             │      ┃ ┃      │ (2)宇佐高校へ通学するためのコミュニテ  │      ┃ ┃      │  ィバスの利用者が多く、立ち席になる  │      ┃ ┃      │  ときもあると聞く。新型コロナウイル  │      ┃ ┃      │  スの感染拡大が心配される期間だけで  │      ┃ ┃      │  も良いので、大型のバスに変更するこ  │      ┃ ┃      │  とはできないか。           │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十番    │一、教育について             │市長    ┃ ┃後藤竜也君 │ (1)年度末から年度初めにかけて学校の休  │および   ┃ ┃      │  業が続き、学習の遅れが懸念される   │担当部課長 ┃ ┃      │  が、本年度中に後れを取り戻すべく、  │      ┃ ┃      │  どのような対策を取るのか。      │      ┃ ┃      │ (2)タブレット端末の配布予定時期とオン  │      ┃ ┃      │  ライン授業の対応について。      │      ┃ ┃      │二、事業者支援について          │      ┃ ┃      │ (1)特定の業種に限らず、多くの事業者に  │      ┃ ┃      │  甚大な影響が出ているが、追加の独自  │      ┃ ┃      │  支援は検討しているのか。       │      ┃ ┃      │ (2)国の二次補正では農業に対して事業支  │      ┃ ┃      │  援が盛り込まれるようだが、漁業には  │      ┃ ┃      │  触れていない。国に支援を求めると共  │      ┃ ┃      │  に、市独自で何らかの支援は出来ない  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │三、アフターコロナについて        │      ┃ ┃      │ (1)リモートワークの導入や仕事観の変化  │      ┃ ┃      │  で、必ずしも都市部に住む必要性がな  │      ┃ ┃      │  くなる時代が来る。移住促進はもとよ  │      ┃ ┃      │  り、当市出身者へのUターン施策を強  │      ┃ ┃      │  化していくべきではないか。      │      ┃ ┃      │ (2)政治的リスクや今回のコロナに関連し  │      ┃ ┃      │  て、大手企業の国内回帰の機運が高ま  │      ┃ ┃      │  っている。企業誘致としては、独自に  │      ┃ ┃      │  候補企業をリストアップして誘致推進  │      ┃ ┃      │  に努めてみてはどうか。        │      ┃ ┃      │ (3)郷土の偉人、南一郎平のNHK朝ドラ  │      ┃ ┃      │  化を目指してはどうか。        │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十一番   │一、新型コロナウイルス感染症の支援につ  │市長、教育長┃ ┃衛藤義弘君 │ いて                  │および   ┃ ┃      │ (1)給付金制度について          │担当部課長 ┃ ┃      │  1)特別定額給付金の対象世帯と申請状  │      ┃ ┃      │   況及び給付状況。DVなどの対応、  │      ┃ ┃      │   障害者などへの対応、高齢者施設な  │      ┃ ┃      │   どへの対応をお聞きします。     │      ┃ ┃      │  2)給付金などの一時所得は税金の対象  │      ┃ ┃      │   になるのか。            │      ┃ ┃      │  3)特別定額給付金では生活保護世帯に  │      ┃ ┃      │   は収入認定をしなかったが、年金生  │      ┃ ┃      │   活者支援給付金制度での住民税非課  │      ┃ ┃      │   税世帯の上限六万円の給付に対して  │      ┃ ┃      │   は影響はないのか。         │      ┃ ┃      │ (2)危機管理体制について         │      ┃ ┃      │  1)市の職員が感染した場合に、機能が  │      ┃ ┃      │   失われる危険性があるが、ガイドラ  │      ┃ ┃      │   インを作っておく必要があるので   │      ┃ ┃      │   は。(大規模災害時でも使える)   │      ┃ ┃      │  2)この間雨季に入る。集中豪雨やゲリ  │      ┃ ┃      │   ラ豪雨も予想される。また、台風も  │      ┃ ┃      │   想定されるため避難所に設置される  │      ┃ ┃      │   体育館や公民館の三密を警戒し、事  │      ┃ ┃      │   前に宿泊施設の利用を検討し宿泊料  │      ┃ ┃      │   の支援も行うべきではないか。    │      ┃
    ┃      │ (3)国の新型コロナウイルス感染症地方創  │      ┃ ┃      │  生臨時交付金は単独事業ですが、活用  │      ┃ ┃      │  方法により事業として制度化できてい  │      ┃ ┃      │  るものとできていないものがあるが、  │      ┃ ┃      │  大分県より各市町村に配布されている  │      ┃ ┃      │  と思いますが、宇佐市での活用事業が  │      ┃ ┃      │  あると考えられますがどうでしょう   │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │ (4)経済対策について           │      ┃ ┃      │  1)持続化給付金の受付状況と給付状   │      ┃ ┃      │   況。対象は売上(収入)の半減とあ  │      ┃ ┃      │   るが具体的にお聞きします。宇佐市  │      ┃ ┃      │   も中小企業・個人事業主のネット支  │      ┃ ┃      │   援を行っていますが、順調に進んで  │      ┃ ┃      │   いるのかお聞きします。       │      ┃ ┃      │  2)宇佐市独自事業の事業継続支援金と  │      ┃ ┃      │   宿泊施設事業継続支援補助金申請  │      ┃ ┃      │   状況と給付状況はどうなのか。    │      ┃ ┃      │  3)長期戦になる現状で、守りの事業は  │      ┃ ┃      │   ありがたいが、攻めの事業も今後は  │      ┃ ┃      │   必要になる。宇佐市内のホテルや宿  │      ┃ ┃      │   泊施設などへ大分県内クーポン券   │      ┃ ┃      │   (初日で完売)など考える必要があ  │      ┃ ┃      │   るのでは。             │      ┃ ┃      │  4)宇佐市でも経済活性化や消費の喚起  │      ┃ ┃      │   のため、地元事業者支援を行うプレ  │      ┃ ┃      │   ミアム商品券が発行されるが、対象  │      ┃ ┃      │   範囲や購入限度など具体的に教えて  │      ┃ ┃      │   下さい。(行き届く内容か)     │      ┃ ┃      │ (5)小中学校について           │      ┃ ┃      │  1)宇佐市も六月議会定例会で議案にあ  │      ┃ ┃      │   る学校や家庭などへのオンライン授  │      ┃ ┃      │   業が整備をされます。具体的にいつ  │      ┃ ┃      │   から導入され授業で活用されるの   │      ┃ ┃      │   か。                │      ┃ ┃      │  2)六月一日から一斉登校が始まりまし  │      ┃ ┃      │   たが、猛暑での対応が求められま   │      ┃ ┃      │   す。冷房と換気、マスク対応になる  │      ┃ ┃      │   と考えられますが、熱中症への対応  │      ┃ ┃      │   はどのように考えられているのか。  │      ┃ ┃      │   学校での給食の配膳対応はどうする  │      ┃ ┃      │   のか。               │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯議長(衛藤博幸君)十三番 井本裕明君。 ◯十三番(井本裕明君)皆さん、おはようございます。三日目でお疲れだと思いますが、どうかよろしくお願いいたします。一三番 求道会 井本でございます。新しい議場でですね、いささか緊張しております。見晴らしはいいですね。  初めにですね、宇佐市においてですね、新型コロナウイルスに関しましてですね、万全な体制でですね、臨んでいます市長はじめ三役の方々、並びに執行部の部課長さんと職員の皆様方に感謝申し上げます。そしてまた、現場では、医療関係者、教員の皆さん、保育士、児童クラブの職員の皆様方には、併せて感謝申し上げる次第であります。皆様には、いつこの状態が収束を迎えるか分からない状態を常に緊張感を持ち続けてですね、いかなければならないという大変さが身にしみて分かります。どうか健康に留意していただき、私も、微力ではございますが皆さんと一緒に闘ってまいる所存であります。どうか頑張ってください。  それでは、質問のほうに入らせていただきます。  一項目め、第二次宇佐市総合計画について市長に問うことです。  その一、前期基本計画では、宇佐神宮周辺の町並み景観整備が整いつつあります、などの社会資本の整備をはじめ、あらゆる施策がかなり進んだと思うが、これまでの成果を伺います。  その二、これから後期基本計画を推し進める上で、行政運営の基本的な考え方と抱負について伺います。  二項目めは、宇佐神宮周辺景観整備完成を見るに当たり、たまたま、私の知り合いが宇佐神宮に参拝した帰り、夕方の勅使街道を輝き照らしている夕日を目の当たりにして感動をしたとお聞きしたことです。それが、昨年の五月でした。光の道を発見されまして、そのことを皆さんも本年御存じと思いますが、つい先ほど大分合同新聞の記者の方が記事にしていただきまして、皆さん御存じと思います。ありがとうございました。私も、協議会会長と今年はぜひとも見たくて、何度も訪れ、いい瞬間の光の道を拝み感動いたしました次第でございます。これは、ぜひとも観光振興につながるものではないかと思い、光の道の先は呉橋弥勒寺跡であり、保存整備と活用についてをお尋ねする次第でございます。  そしてまた、三項目めは、市内危険ため池についてでございます。  その一、現状と今後の取組について伺います。  その二、立石地区での魚ヶ鼻、通称大池の現状と今後の取組についてを伺いたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。  以上、初回の質問を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、井本裕明議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。十三番 井本議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、第二次宇佐市総合計画についての一点目、前期基本計画におけるこれまでの成果についてでありますが、本市では、総合計画に基づき実施する各事業につきましては、毎年度、実施計画を策定し、優先順位や地域ごとの事業バランス等について調整を行っています。また、実施計画の策定に先立ち、各施策の進捗状況や事業効果などについて施策評価を実施することで、PDCAにより効果的な執行を図っております。  その結果、宇佐神宮周辺の街なみ環境整備や学校の耐震化などの主要な取組については、おおむね事業を完了することができました。また、防災無線のデジタル化や国営緊急農地再編整備事業、放課後児童クラブの設置などについても、計画どおり事業が進んでいるところであります。昨年度実施した施策評価においても、「成果が出ている」「おおむね成果が出ている」と評した主要施策は九四・七%に達しているなど、本市のまちづくりは、定住満足度日本一、交流満足度日本一のまちの実現に向け、着実に進展しているものと考えております。  二点目、後期基本計画を推し進める上での基本的な考え方、抱負についてでありますが、後期基本計画では、グローバリズムや第四次産業革命の波をはじめとした五つの時代の潮流を踏まえつつ、各種施策を再構築したところであり、従来の取組の成果をベースに、その確実な執行を目指す必要があります。  しかしながら、新型コロナウイルス感染症を契機に、基本構想を作成した当初とは大きく異なる環境の変化も生じております。時代の要請や喫緊の課題に、臨機応変にかつスピード感を持って対応し、住んでよし訪れてよしのまちづくりをより一層推進していきたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁をいたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの宇佐神宮周辺景観整備完了後の観光振興についてを教育長 高月晴彦君。 ◯教育長(高月晴彦君)皆さん、おはようございます。教育長の高月でございます。十三番 井本議員の一般質問にお答えします。  二項目め、宇佐神宮周辺景観整備完了後の観光振興、国指定史跡宇佐神宮境内弥勒寺跡の保存整備と活用についてですが、弥勒寺跡につきましては、昭和六十三年までに数次にわたり発掘調査が行われています。  その結果、今から約千二百五十年前の奈良時代に建立され、塔を東西に二つ持つ薬師寺式伽藍配置の寺院であることが判明し、平成元年に調査報告書が発行されています。神社の境内に寺院が建てられた神宮寺としては、国内最古の事例の一つではないか、また神仏習合の発祥地とも言われております。  現在は、金堂・講堂跡に礎石が点々と残っており、宇佐神宮による日常的な維持管理や有志による草刈り等が行われ、金堂跡東側に説明板、西参道沿いに弥勒寺跡の標柱が設置されております。  史跡宇佐神宮境内の保存整備につきましては、平成四年に保存管理計画を策定し、計画に基づき、本殿をはじめ境内各所の修理が実施されてきました。  しかし、計画策定から二十五年余りが経過し、この間、文化財を取り巻く状況も変化したことから、本市では、平成三十年度より、学識経験者、宇佐神宮、地元区長等で組織する史跡宇佐神宮境内及び天然記念物宇佐神宮社叢保存活用計画策定委員会を設置し、宇佐神宮全体の保存活用や整備方針等を協議しているところです。その中で、弥勒寺跡の保存活用や整備方針等についても議論を深めていきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、三項目めの市内危険ため池についてを経済部長 河野洋一君。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(河野洋一君)皆さん、おはようございます。経済部長の河野でございます。十三番 井本議員の一般質問にお答えします。  三項目め、市内危険ため池についての一点目、現状と今後の取組についてですが、昨年七月に制定された農業用ため池の管理及び保全に関する法律により、農業用ため池の所有者または管理者は県知事への届出が必要となりました。これにより、現在、本市では三百二十三池が届け出されています。このうち、県営危険ため池緊急整備事業を三池、県営ため池群整備事業を二地区四池で、現在実施しています。  今後、危険ため池緊急整備事業で十池、ため池群整備事業で二地区を予定しており、現在整備中のため池が完了し次第、順次整備を行っていきたいと考えています。  二点目、立石地区魚ヶ鼻池の現状と今後の取組についてですが、長年にわたる漏水の多さやため池のみを用水とし営農がなされている実態、また被災想定区域内には国道二百十三号及び保育園が存在していることなどから、早急な実態把握の上、堤体の補強などを含んだ改修について、平成二十九年三月に、地元区長、魚ヶ鼻水利組合長より、要望書を受けています。  貯水量十六万トン、受益面積六十八・五ヘクタールという施設規模のため、県に対し事業化の申請を行い、平成三十年度からの基礎調査を経て、昨年度事業採択されました。整備期間は令和二年度から令和七年度を予定しており、今年度は、測量、地質調査、設計を行い、来年度から整備工事に順次着手していく予定です。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十三番 井本裕明君。 ◯十三番(井本裕明君)それでは、順次ですね、再質問をさせていただきます。  最初の一項目めにつきましては、回答でよく理解できましたので、再質問のほうは取りやめます。今から一番大事なのは新型コロナウイルスの対策と思いますので、よろしくお願いいたします。  では、二項目めに移りたいと思います。  先ほども、最初の答弁で言いましたが、本当の光の道ができてですね、今度、整備をした中を皆さんが散策していただくことになろうと思います。そんな中でですね、勅使街道から呉橋を渡ってですね、弥勒寺を見た場合ですね、今、本当に皆さんが散策できるかなという不信感を持っていましたので、質問させていただきました。  自分が調べた中でですね、宇佐・国東の歴史と文化財という本の中でですね、書いていたのを読みますとですね、宇佐神宮はですね、神仏習合の発祥の地ということで、宇佐には発祥の地が数多くあるんですが、その中でもやはり神仏習合と。各宇佐の家々にはですね、神様とですね、仏様がですね、相まってお祭りされておりまして、そしてまた、正月はですね、宇佐神宮へ参拝、そしてまた、お盆にはですね、お寺なりお墓にお参りするという風習で、神仏習合が根強くですね、あるんじゃないかなという感じで思っています。  その中で、史跡宇佐神宮境内としてのですね、国の指定を受けております。明治時代の神仏分離施策によってですね、宇佐神宮境内から仏教色を一掃されですね、太平洋戦争時代には昭和の大蔵会という、これによってですね、神仏習合時代のですね、史跡景観が大きく変わりました。古文書や絵図によってですね、往時を想像するしかないと聞いております。  しかしですね、寄藻川に面した西側の一角には、弥勒寺の金堂や講堂跡を中心にですね、基壇や礎石の幾つかを地表で確認できるのを、この本でも確認させていただいています。  そして、その頃ですね、弥勒寺の発掘をした際ですね、私たちの会長がですね、わざわざ、弥勒寺のことを言うんであれば、平成十一年二月九日にですね、弥勒寺の跡で瓦が出土し、そしてまた窯焼き跡が見つかったと新聞に報じたものを頂きました。  そうした中でですね、その東側に隣接して、弥勒寺の文殊神を祭る八坂神社があります。八坂神社の一年に一回お祭りがですね、ありましてですね、その折にですね、自分たちのまちづくりの協議会の面々で、そしてまた竹明かりをこよなく親しむ会のメンバーあたりと一緒にですね、毎年二月十三日にですね、八坂神社の鎮疫祭に際して、来る人に明かりをという感じで竹灯篭を毎年飾っております。この祭りはですね、昔はですね、御心経会と呼ばれておりました。これが、神仏習合の名残じゃないかなという感じで思われます。僧侶が神前でですね、般若心経を唱えて、一年の無病息災を祈り、まさに神仏習合の祭礼ではないでしょうか。  この祭礼をしていて思うのですが、多くの参拝者が訪れる場所にもかかわらずですね、弥勒寺の跡のですね、重要性について、何か説明が乏しいのではないかなという感じで思う次第でございます。以前は、聞いたところですね、ロープ等を用いてですね、礎石の配置関係を示したり、木の丸太を立ててですね、建物の規模を示していたとお聞きしています。そしてまた、建物の名称や大きさを記した説明板をそばに置きですね、見学者がですね、分かりやすいような、伽藍配置などを理解できるような形で配慮をしていたと聞いております。  今は、その頃の教育委員会が設置した、先ほど言われました陶製の解説盤が一基設置されているだけでですね、雑草の中に礎石が点在しております。神仏習合発祥の聖地とは思えない場所となっております。  そこで、史跡宇佐神宮境内の保存管理は宇佐市が行っているようですが、宗教法人宇佐神宮が宗教活動を行う境内と史跡の境内との関係はどのようになっているのでしょうか。お聞きします。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)社会教育課長の〆野でございます。再質問にお答えいたします。  今、宇佐神宮境内ということで史跡に指定されているわけなんですけれども、所有者はあくまで宇佐神宮ということで、宇佐市が管理者ということで今なっているところでございます。ですから、草刈り等につきましては、神宮のほうでやっていただくのと、年に一回、二回というような形で有志の方々により、夏越の祭りの前にあの周辺の草刈りを行っているという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)井本裕明君。 ◯十三番(井本裕明君)そうですね。自分たちも、若宮神輿かつごう会のメンバーが主体となってですね、声をかけてですね、夏越前に、皆さんに神宮の清掃をですね。夏越に来られた方々がですね、本当に気持ちよく帰っていただくような形で、清掃奉仕をしております。その中に、草刈りの奉仕をしている文化財の面々の方々とも一緒にですね、お会いしですね、頑張っているなという感じで思っておりました。  今は、ちょっとですね、草刈りの奉仕が滞っているような気がしまして、本当に草がぼうぼうとなってですね、あそこを歩けないような感じになっておりますので、どうとか草刈りをできないものかなという感じで思うんですが、教育委員会としてはどんな感じでしょうか。
    ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)お答えいたします。  あくまで所有者が宇佐神宮となっておりますので、こちらから……。非常に大切なところというものは教育委員会としても認識はしておりますので、今後、神宮とも協議をしていきながら観光協会等を交えた形で、また、今、史跡の関係で保存活用の計画策定委員会も開かれておりますので、そういった中で議論をしていければというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)井本裕明君。 ◯十三番(井本裕明君)何とかですね、神宮さんにも声をかけていただき。今、本当、神宮さんの境内もですね、結構、奉仕者を募ってですね、きれいに周りができていますので、何で弥勒寺をこうしてくれないのかなという感じで思うところがちょっとあります。だけん、神宮さんのほうにもですね、声をかけていただき、極力ですね。勅使街道もきれいになりましたし、その分含めてですね、強く草刈りの要請をお願いしていただければありがたいかなという感じで、よろしくお願いいたします。  それでですね、あと、大分県を中心としてですね、宇佐神宮・国東半島を世界遺産にする会という取組が出されたときにですね、中野幡能博士さん、私たちも東大寺に行くときにお世話になった方なんですが、弥勒寺の跡にですね、塔があればですね、本当に一つでもあれば、すぐに世界遺産に登録できたのになという感じをお聞きしました。それは本当に悔やまれてなりませんという形で中野先生も言っていたような気がします。そういったことでですね、塔の再建のほうはですね、お金がかかり難しい面が多々あろうかなという感じで思います。  でも、先ほどの草刈りをしてですね、伽藍の配置とかが分かりやすいような形の整備をすることはですね、そんなに費用もかからないのじゃないかなという感じで思われますので、神宮境内のですね、今度、講堂や塔などの基盤の整備をしていただきですね、全国にも誇れる神宮寺跡が、皆さんに訪れて分かるような形の整備をしていただければ、観光客の方々、参拝客の方々がですね、宇佐を訪れるのが多くなりですね、そしてまた、費用対効果の面からもですね、魅力的な流れになろうかなという感じで、どうか、そういった事業をですね、考えていただければありがたいと思うんですが、どうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)お答えいたします。  塔の跡等、現地に復元するというのは文化庁の許可等もあり、非常に難しい面もあるのかなというふうには思います。  ただ、今、コンピューターグラフィックで再現するということをあちこちでやられているところもございます。そういった面で、幸いに、宇佐神宮にはいろんな古絵図が残っておりまして、応永の一四一八年だったと思いますけど、そういった頃の絵図がありますので、そういったところを基にしながら、コンピューターグラフィック等を使いながらするというのは可能だと思いますが、それにも結構お金がかかるというところもございますので、そういった点についてもですね、今度の活用計画の策定委員会の中で議論を深めていきたいなというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)井本裕明君。 ◯十三番(井本裕明君)どうか、前向きに協議会のほうにも働きかけていただいて、どうかよろしくお願いいたします。  そこでですね、自分たちも二〇〇二年にですね、神輿を持って東大寺を参拝しております。三年前にはですね、是永市長様にも御同行いただいて再現ができました。その部分含めて、多くの宇佐市民の方々がそのことを強く感じているのではないかなという感じで思います。  そこで、市長さんに一つですね、弥勒寺跡の整備計画の部分で、何か夢がありましたらお答えしていただきたいなという感じで思うんですが、どうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)井本議員の再質問にお答えいたします。  弥勒寺の跡がですね、今、非常に管理が不十分ではないかという御指摘でありました。先ほど社会教育課長からも答弁したとおりですね、また神宮さんのほうともお話をしたいというふうに思います。  弥勒寺がですね、どんな姿であっただろうかというのが、私が今市報にコラムを書いてございますけれども、ちょうど幕末に、蓑虫山人がこちらに三か月ほど逗留をしていろいろなところを見ているんですけれども、そこで彼が絵を描いてございます。そのときは、見事なですね、七堂伽藍の絵を描いてあるんです。こういう姿だったんだろうなというのがですね、私も改めてですね、私が想像する以上に立派な構えをしていたんだなというふうに思ってございます。  そしてまた、今現在、学識経験者や関係者でですね、神宮全体の保存活用・整備方針を協議しているという教育長さんの答弁にあったとおりでございますので、そうした中でですね、弥勒寺の、例えばCGグラフィックである程度そういうのを見せられないかとかですね、そういったところも検討してみたいというふうに思っております。  併せて、先ほど議員からあった光の道ですね。これは、非常に有力な観光資源になり得るというふうに考えます。これから、アフターコロナの後の観光はどうあるべきかというのはみんなで模索しなきゃいけないところですけども、こういった光の道があって、そこにですね、自然と人が造った造営物の融合関係があるということは、非常にですね、ほかにない宇佐ならではの観光資源になると思いますので、何か、また皆さんと一緒にですね、知恵を絞りながら、そういったところからもですね、観光振興も図っていきたいというふうに思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)井本裕明君。 ◯十三番(井本裕明君)是永市長、夢をありがとうございました。自分たちもまちづくり協議会もですね、この光の道をどうにか前向きに捉えてですね、皆さんにPRしてですね、観光振興につなげていきたいなと感じておりますので、一緒に頑張っていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。  それでは、二項目めは一応終わりまして、三項目めのですね、ため池の分に入らせていただきます。  説明いただいたんですが、一番ですね、困っているのはですね、工事期間中のですね、利水機能の期間なんですが、それを再確認したいんですが、どうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(石川竜三君)耕地課長の石川です。井本議員の再質問にお答えいたします。  整備期間の詳細についてをまずお答えいたします。整備期間につきましては、令和二年度から令和七年度と先ほど答弁したとおりの内容でございます。その詳細につきましては、今年度計画しています用地測量、地質調査、設計業務につきましては、いずれも今月十二日には入札の公告を行っており、その後、用地買収など必要な諸準備を整え、現地での工事につきましては令和三年度から工事着手する工程で進んでいる旨、事業実施主体の大分県より報告を受けているところでございます。  以上であります。 ◯議長(衛藤博幸君)井本裕明君。 ◯十三番(井本裕明君)工事期間が一年では終わらないと思いますので、水田ができない時期があろうと思います。その時期はいつでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(石川竜三君)お答えいたします。  今、議員御指摘のとおり、ため池の改修については一定程度の期間を要する事業となってございます。ため池の改修とは、密度が高く防水性に優れた良質土で池の堤を強固なものに成型することを基本としているところでございます。事業主体の県に詳細な内容を確認したところによりますと、本年度から先ほど申し上げました各種調査・設計の業務に入り、令和三年度までの間に諸準備を整え、令和三年度の稲刈り後から令和五年度の田植までの期間につきましては、今申し上げました工事の主たる部分の堤体工を行う予定であります。この工事工程は、水を落とした状態でなければ施工ができません。そのため、令和四年度の水田の一作につきましては、最低でも一年の一作につきましては水稲の作付を休耕いただきたい旨、計画策定段階から、地元説明会で周知を行ってきているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)井本裕明君。 ◯十三番(井本裕明君)それでは、耕作者のほうはその期間等ですね、どうせないかんかという部分は分かっておられるところですね。  そうしたら、一番ですね、心配なのは、一年が二年になるような形になったときが、一番本当にどうしようもならない状態が起こるということでですね、聞いておりますので、どうか一年の間にですね、修復工事が終わり、五年のですね、作付ができるような形で、動いていただければありがたいかなということで、県のほうに強くですね、要望していただければありがたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。  それとですね、休耕中ですね、一応、この大池が水利がなくなったときには、西木とか横田地区の方々はですね、広瀬井手が来ていますので、ほとんど休耕しないでですね、作付ができると聞いております。でも、立石地区はですね、全休耕になります。そしてまた、四地区でもう一つ、高田の楢林という地区も関わってきますので、だから、立石地区だけで耕作している方が何人かおられるみたいですから、年数をまたがっていった場合にはですね、本当に小作料も払えない状態ができるという形で心配をしておりますのでですね、どうかよろしくお願いいたします。  それとですね、一番、工事中にですね、災害を恐れておるみたいです。あそこは、山から下ってきた川をせき止めてですね、ため池にしておりますので、その分含めて、雨とかが多いときにはですね、大変な量が流れてくるような形で聞いておりますので、そのほうの対策も完全にしていただければありがたいと思うんですが、そういったのはどんな感じでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(石川竜三君)再質問にお答えいたします。  先ほど答弁いたしましたように、改修工事中は一定期間水をためることができなくなります。このため、農業用ため池としての機能と合わせた一定貯留機能、調整池としての役割を果たすこともできなくなるわけですが、この場合、ため池下流の配水流路の豪雨の際に瞬時に負荷がかかることが、最も避けなければならないことだと考えています。そのため、現地に応じた形での状況をしっかりと踏まえた中で、必要に応じての仮設流路であるとか仮堤体であるとか、現場での工夫をしながら必要な施設を設けることによって、設計基準に沿った現地特性に十分配慮した改修工事を行っていっていただくよう、大分県に対しても工事監理を安全配慮をもって行っていただけるよう、市としても、現場状況を踏まえた内容で努めていただけますように申し上げていきたいと考えています。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)井本裕明君。 ◯十三番(井本裕明君)本当に、自然災害がないでですね、工事期間中は何かあったときには人災になりますので、人災にならないような形のですね、手配を万全を期してですね、保育園も下にありますので、どうかよろしくお願いいたします。  以上で私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、井本裕明議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで暫時休憩をいたします。なお、再開は十時五十五分といたします。暫時休憩します。                 休憩 午前十時四十三分               ───────────────                 再開 午前十時五十五分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行します。  六番 川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)皆さん、こんにちは。六番 求道会 川谷光紹です。この議会から求道会に心強いメンバーが一人加わりまして、和気議員とともに、これからも五人で力を合わせて進んでいきたいというふうに思っているところです。  まず、最初の一般質問に当たり、お礼の言葉を一言言わせていただければなというふうに思っております。  今現在、私は、大分県放課後児童クラブ連絡協議会で副会長兼事務局長ということで、県内の児童クラブへの今回のコロナウイルスの感染対策に一緒に当たらせていただきました。その中で、多くの企業の皆様方、牛丼の吉野家さんであったり、オートバックスさんであったり、それ以外にもカップラーメンであったりお菓子であったり、たくさんのところからの励ましの支援を頂きました。やはり、これから求められている社会は、競争の時代から協力の時代、お互いに理解し力を合わせていく、そういった時代に変わっていったんだなというふうにすごく実感したところです。  その中でも、宇佐市、特に子育て支援課をはじめとした皆様方には、子育て支援政策に伴ってのこども園・保育園、そして児童クラブ、様々な御尽力を頂きました。給食センター、市民図書館の皆さん方にも、たくさんのお力を頂きました。併せて御礼申し上げます。ありがとうございました。  今、日本に求められている言葉は「大丈夫」という言葉のように思います。不安をあおるのではなく、「大丈夫だよ」という声かけが広がっていくことを願いながら、一般質問を行っていきたいというふうに思います。  それでは、一項目め、地域のためにの一点目、小規模事業者や個人の生活が困窮していると聞くが、国の令和二年度第二次補正予算が成立した後に、これは、実際はもう成立し国会も閉会しましたが、通常の市報とは別に事業主や個人が活用できる便覧を作成し配付しては。  二点目、新型コロナウイルス感染者が宇佐市で発生したときに、感染者が誹謗中傷などによって二次被害を受けることのないように、人権の意識を高める活動をしてはどうか。  二項目め、子供たちのためにの一点目、三月の小中高校の一斉休校と四月の緊急事態宣言を受けての休校について、どのような振り返りを行い今後につなげるのか。  そのうちの一点目、放課後児童クラブでの課題と今後については。  二点目、小中学校での授業時間数確保については。  三点目、登下校時、教育活動時の熱中症対策については、どうなっているか伺います。  二点目、宇佐高校へ通学するためのコミュニティバスの利用者が多く、立ち席になるときもあると聞く。新型コロナウイルスの感染拡大が心配される期間だけでもよいので、大型のバスに変更することはできないか。  以上、一回目の質問を終わります。明瞭簡潔な答弁をお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、川谷光紹議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、地域のためにについての二点目、新型コロナウイルス感染者が誹謗中傷など二次被害を受けることのないよう、人権の意識を高める活動をしてはどうかについでありますが、国内では、新型コロナウイルスによる医療関係者や感染者、その家族等に対し、不当な差別やSNS等における根拠のない差別的な書き込み事象が発生をしております。  市といたしましては、新型コロナウイルスによる感染症等への誹謗中傷などは重要な人権問題であるという認識の下、現在、市ホームページでの掲載、毎月発行している隣保館だより、ポスターの作成・配布などの啓発活動に取り組んでいるところであります。  また、今後、全戸ビラの配付なども予定しており、さらなる市民の人権意識の高揚に努めてまいります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの子供たちのためにの一のその二と三を、教育長 高月晴彦君。 ◯教育長(高月晴彦君)教育長の高月でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えします。  二項目め、子供たちのためにについての一点目、三月の小中高校の一斉休校と四月の緊急事態宣言を受けての休校について、どのような振り返りを行い今後につなげるのかのその二、小中学校での授業時間数確保についてですが、臨時休業による学習の遅れについては、全国的な課題でもあり、文部科学省の通知では、臨時休業による児童生徒の学習に著しい遅れや先々の学習への影響等がないように、必要な措置を講じることが明記されております。  市教育委員会としましては、夏季休業日の短縮や市教委主催の行事などの精選も行うこととしています。各校においても、行事等の精選、学習指導の方法の工夫などにより、授業時数を確保し、児童生徒への学力補償を行っていきます。  その三、登下校時、教育活動時の熱中症対策についてですが、登下校時には、帽子をかぶることや小まめな水分補給など児童生徒への指導を行っています。教育活動時においても、水分補給や休養を取るなどの予防や児童生徒の体調の把握に努めています。また、新型コロナウイルス感染症対策により、小まめな換気も必要なこととなることから、今年度、エアコンの設定温度を下げることとしています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの地域のためにの一と二項目めの子供たちのためにの一のその一を福祉保健部長 岡部輝明君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(岡部輝明君)皆様、おはようございます。福祉保健部長の岡部でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えします。  一項目め、地域のためにについての一点目、国の令和二年度第二次補正予算が成立した後に、事業主や個人が活用できる便覧を作成し配付してはについてですが、現在、新型コロナウイルス感染症に伴う経済支援の情報を市のホームページで紹介しており、新たな追加情報についてはタイムリーに更新しております。  また、広報うさ六月号とともに、主な支援情報一覧表を全戸配付いたしました。今回作成したものは、支援策以外に市民への周知を図るため、新しい生活様式の実践例や新型コロナウイルスの感染が疑われた場合の医療機関へのかかり方を掲載するとともに、新型コロナに負けずに働いている方々への応援メッセージも併せて募集しております。  国の第二次補正予算の成立を受け、ホームページで取りまとめている情報を更新し、必要に応じて広報やチラシ等を活用し、周知したいと考えております。  次に、二項目め、子供たちのためについての一点目、三月の小中高校の一斉休校と四月の緊急事態宣言を受けての休校について、どのような振り返りを行い今後につなげるのかについてのその一、放課後児童クラブでの課題と今後はについてですが、小中学校の臨時休業は三月二日から三月二十六日までの間と四月二十日から五月十五日までの間で、分散登校は五月十八日から五月二十九日の間に行われました。  その際の児童クラブの対応ですが、三月の臨時休業に伴う対応については、支援員等の確保が難しい児童クラブにおいては、市教育委員会との連携の下、各学校に配置されている特別支援教育支援員を活用しながら、長期休暇と同様に午前中から開所し対応したところです。  また、四月から五月までの臨時休業の際の対応につきましては、支援員等の確保と負担を減らすことが課題であると考え、市教育委員会と協議した結果、午前八時半から午後一時までは学校で児童の見守りを行い、午後一時以降については児童クラブで対応することとなりました。これにより支援員等の仕事量や感染症対策への不安が解消できたことは、大変意義深いことであったと考えています。  さらに、支援員等への負担や不安を減らす目的で、県と協議の上、四月十七日から五月三十一日までの間、保護者に対し、家庭で子供の見守りが可能な場合は通所の自粛をお願いしたところです。これにより多くの保護者の理解と協力を得ることができ、三月の臨時休業時点では登録児童の約四六%の利用であったものが、例年利用児童が多い四月、五月につきましても約三八%の利用にとどまり、支援員等の負担軽減につながったものと考えています。  今後とも、市放課後児童連絡協議会や市教育委員会と連携を取りながら、対応してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、二項目めの子供たちのためにの二を総務部長 久保桂一君。 ◯総務部長(久保桂一君)皆さん、おはようございます。総務部長 久保でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、子供たちのためにについての二点目、宇佐高校へ通学するためのコミュニティバスを新型コロナウイルス対策として大型化できないかについてですが、県立高校が通常授業となった六月以降の平均乗車人数は二十四・三人で、定員未満ではあるものの、二十三席という座席数を考慮すると、確かに密と呼ばれる状態が生じていると認識しております。  大型バスへの変更等ができないか、委託先であります大分北部バスに確認したところ、コミュニティバスを路線の合間を埋める形で運行しており、大型化した場合、幅員が狭い他の路線を運行できなくなるなどの影響があること、また運転手不足が深刻な問題となっていることから、早急な変更や増便は困難であるとのことでありました。  そこで、宇佐高校と調整を行い、六月十五日から当面、高校が所有するバスを通学用に運行させることで、密の解消を図ることといたしました。
     以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  六番 川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)回答ありがとうございました。それでは、順次、一点目より再質問を行っていきたいと思います。  先日の広報で入れていただいた、こちらのチラシですよね。これ、とても分かりやすくて、主な支援策というのが明記されていて、まず、支援策を知っていただいてということに関しては、本当にすばらしいものだなというふうに理解しております。  今度、国の第二次補正が決まりまして新たなメニューができましたので、そちらも併せて迅速に広報等していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)健康課長の出口でございます。再質問にお答えいたします。  現在、コロナ関連情報というのは、毎日更新されております。昨日の情報が今日は変わっているということがしばしばありまして、最新の情報をタイムリーにお伝えするというのは、ホームページとかSNSであろうかとは思いますが、そういった点ではチラシにもちょっと課題がありまして、情報が落ち着いた時点でということと広報配付時に合わせるとなると、情報の新旧という点で窮するところがあります。また、高齢者の方に関しては、紙ベースでのお知らせがよいと思っております。  二次補正に関して、また新たな情報を市民の方々にお伝えする必要はあると思っておりますので、その形を市報で行うのかチラシで行うのか、また検討してまいりたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)六番 川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)ありがとうございます。確かにそのとおりで、子育て支援のほうに関わっている者ですが、本当に、最初、国から来る通達は五行、六行程度の一文の簡単なもので、確かに事業が始まることは確定はしているんだけれども、それをどのように実施していったらいいのか、どういった受付体制をしたらいいのかというのが、分かりにくいだろうなというふうに思います。先ほど言われたように、確定した後での情報でもいいと思いますので、正しい情報を出していただければというふうに願っています。  ここから要望になるんですが、主な支援策としてしていただく分には、こちらのチラシが早いし、費用的な面でも安く済むんだろうなというふうに思うところです。今回、これに載っているメニューが二十三のメニューが載っています。ただ、議員が持っているタブレットに今回送っていただいているコロナウイルス対策の資料の中で、令和二年四月三十日付の新型コロナウイルス感染拡大防止に係る対応の中での、新型コロナウイルスに係る支援情報では、十ページにわたって四十一項目のメニューが書かれているわけです。ということは、この漏れている十八項目のメニューが市民の皆さん方の目に届かなければ、そこにあったとしても、なかったことと同じようになってしまいます。大切なものが目の前にあっても、それを見ようとしなければ、見ることができなければ、それはないことと同じになってしまうので、実は、ここは健康課ではなくて、できれば秘書広報課に一緒に協力していただいて頑張っていただきたいというふうに思っているわけですが、秘書広報課として、多くの支援メニューをしていただくような取組が可能かどうか、一言頂ければと思います。お願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)秘書広報課長。 ◯秘書広報課長(河合長彦君)川谷議員の再質問にお答えします。秘書広報課長の河合です。  現在、秘書広報課では、新たな取組としてですね、特定給付金の決定通知の際に、LINEの登録のチラシを新たに入れました。それでですね、三月時点から約二千件、倍まではいかないですけど、倍近くの登録件数となって増加が見込めるところでございます。LINEを使ってですね、適時、コロナ情報、もしくはまた災害等の情報にですね、タイムリーに情報を伝えていければというふうに思っております。高齢者の方とかいろいろな方の課題はございますが、まずは、タイムリーに伝えることを中心に考えていきたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)ありがとうございます。タイムリーな広報活動となれば、やはりどうしてもSNS等を通じてということになるんですが、今回、密を避けるためであったりとか感染拡大防止のために、インターネットを利用しての情報の掲示がとても多いと思います。ただ、高齢者の方々であったり目が不自由な方であったり、そういった方々にはなかなか届きにくいところもあるかと思いますので、ぜひ紙媒体も活用していただいて、広報周知をお願いしたいと思います。  あと、よく、先日来より皆さん方の一般質問の中で、飲食業であったり、そういった業種に対しての支援というのがあったわけですけれども、やはりお店の方々としては、安心してお客さんに来ていただいて安心して食べていただく、まずはお客さんが戻ってくることによって経済が回っていく、上向いていくというのが、一番大事だと思いますので、大分県では、そこで、「安心はおいしい」という取組をしております。もし、このことについて、健康課が御存じでしたら説明をお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  大分県のホームページの中に、自己診断ツールということで、お店がそれぞれ自分のところの感染防止対策ができているところにチェックを入れていくようになっておりまして、そのチェックが終わると、最後にポスターが出てくるような形になります。そういったものをお店で貼っていただく、そして、ここのお店は感染防止対策ができているという形のものであると思っております。議員がおっしゃる、そういう自己診断ツールみたいなものを県のホームページ等で活用してだければと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)ぜひ、そういった取組をすることで、お店の方々自身もどこに注意したらいいのかが再確認できると思いますし、客である私たちもどういった観点でお店を選んでいいのかというのが明確になると思いますので、ぜひ、そういったことについても周知を広げていっていただければというふうに願っています。  それでは、次の一項目めの二点目、新型コロナウイルスの感染者に対しての人権的配慮ということですが、見ていて、回答にもありましたけれど、感染された方というのは非難されたり誹謗中傷を受ける対象ではなくて、悪いのはコロナウイルスが悪いのであって、人が悪いわけではないです。  そこで、本来は応援されるべき励まされるべき存在だと思うんです、感染者の方々って。そういったことに対しての担当課の見解をお伺いできればと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)人権啓発・部落差別解消推進課長。 ◯人権啓発・部落差別解消推進課長(垣添隆幸君)人権啓発・部落差別解消推進課の垣添です。川谷議員の再質問にお答えいたします。  今回のコロナウイルスの関係、宇佐市ではそういう問題はありませんでしたが、全国的に感染者が誹謗中傷されると。これは、過去に日本国内では、エイズの問題であったり、ハンセン病の問題であったり、本来はウイルスが悪いのに、その人やその家族が悪い。だから、そういう形で、日本人としての忌避意識みたいなのが発生して差別的なものが起こった現状がございます。  私ども、ハンセン病の取組をやっておりますので、コロナウイルスを安易に考えず、やっぱりその家族も分断されたりするおそれもあるんではなかろうかという形で、今回は、差別をする根底は同じだよというところで、また啓発活動を進めていきたいと思っています。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)人が人として大切にされるものとして、今後ともぜひ啓発活動を行っていただきたいというふうに思っています。感染者の方がいてくれるからこそ、治療法が進んだりですね、薬の開発が進むわけですし、感染された方々が元気に社会復帰されることで、私がもし感染をしても、こうやって治療して治って、また社会の中で復帰できるんだという希望の光ですよね。なので、決して感染者の方々や感染を起こした施設、また地域、そういったところが、差別や誹謗中傷を受けることなく周りの皆さんから励まされるような、今後とも啓発を引き続き行っていただければというふうに願っております。  それでは、二点目の子供たちのためにの一点目ですね、放課後児童クラブについてですが、今回、回答にもありましたように、四月の緊急事態宣言の後での対応では、教育委員会と子育て支援課がお互いに協議を十分にしてくださったおかげで、半日開所となることができました。これも、宇佐市の放課後児童クラブ連絡協議会で、会長が直接子育て支援課長のもとを訪れてお願いをして、そこから始まったことだなというふうに思っています。というのも、やはり分からない状態、どのタイミングで感染するか分からない、そして支援員も高齢の方々が多い、特にまたパートで来ている職員、時給で働いている職員さんが多い中で、支援員の方々になかなか負担を強いにくい、勤務してもらいにくいということがあって、その中での切実な願いでした。  先日、大分県の放課後児童クラブ連絡協議会でアンケートを取ったところ、県内八百名以上の方々から回答を頂きました。その中で、一日開所した児童クラブと半日開所した児童クラブで大きな差が出ました。というのも、「もう辞めたい」「これ以上働けない」「つらい」といった回答が、半日開所の場合は、一日開所と比べて約三分の一でした。今後とも、市内の感染状況によるとは思うんですが、また学校が臨時休校等になる場合は同じような対策を取っていただきたいと思うんですが、担当課の見解をお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(祥雲弘一君)子育て支援課長の祥雲でございます。川谷議員の再質問にお答えをいたします。  今後、第二波、第三波というような事態が起こりまして、学校が休業になった際につきましては、今まで同様、市の教育委員会と協議をしながら連携して対応してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)同じ宇佐市の子供です。小学校に行っている間も児童クラブに行っている間も地域にいる間も、全ての時間を大切な存在として、守られるべき存在として、皆さん方で協力していっていただければというふうに願っています。  併せてなんですが、その中で、支援員さん方の長時間勤務ということと、それによってですね、支援員さん方が収入、要は所得が増えて、百三十万円の壁の中で働かなければならないということを今意識しています。それによって、支援員不足と支援員のシフトが組めないような状況が続いているわけなんですけれども、これに対して、国からの通知が来ていると思うんですが、担当課、もし分かれば回答をお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(祥雲弘一君)再質問にお答えをします。  今、議員がおっしゃるのは、恐らく厚労省からの全国健康保険協会宛てに発出した、被扶養者の収入の確認における留意点についてのことだというふうに思っております。主な内容につきましては、かいつまんで申し上げますと、今回のコロナの影響によりまして一時的に勤務時間の増加に伴って収入が増えた場合、結果的に年間百三十万円となった場合においても、原則として被扶養者認定を遡って取り消さないというような内容だったと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)一般的に年収には、百三万円の壁、百六万円の壁、百三十万円の壁、百五十万円の壁と四つの壁があると言われています。その中でも一番大きいのが百三十万円の壁で、この壁を超えることで社会保険の扶養から外れて、年金や健康保険に各自が入らなければならなくなるわけです。この百三十万円を超えても、社会保険の判断において配慮をしてくださいということで、そこが配慮されるのであれば、今の段階でいくと、もし百三十万円を超えるとですね、国民年金や国民健康保険に加入しなければならなくなって、それによって、年収が百八十万円を超えなければ逆に手取りが減ってしまうというような状況になります。多く働けば働くほど、大変無理をしながら働けば働くほど、収入が減ってしまうという状況にもなりかねませんので、この百三十万円の、一時的に収入が増えた分に対しての扶養の配慮については、児童クラブの皆さん方に対しても周知をぜひお願いしたいというふうに思います。  あとですね、昨日、久しぶりに、宇佐市の放課後児童クラブ連絡協議会の役員会を午前中九時三十分から行いました。その中で、ここだけはひとつ市に聞いていただけないかと。で、市としては答えができないだろうから、市長として全国市長会等で確認等でもいいしお願いができないかという要望が一つ上がってきましたので、お伝えをしたいというふうに思っております。  一つはですね、今まで、児童クラブは、予算は登録児童数でやっておりました。一年間の予算をするのは登録児童数で予算が組まれるわけです。ただ、決算においては、利用児童数で決算をされます。  これ、例年どおりの利用児童数の決算でいくと、四月、五月の間、皆さんが自粛をしていただいたおかげで、利用児童数は今すごく少ない状況になります。そうなるとですね、児童クラブによっては、一年間が終わって例年どおり利用児童数での決算となった場合には、お金を返さなければならなくなります。その金額が、百万円、二百万円といった金額の返還になりますので、児童クラブは経営的に脆弱なクラブが多いので、そこの負担に耐え切れるかどうか、そしてまた、支援員さん方の勤務が長時間化する中での人件費の高騰に伴ってお金を返せるかどうかというところで、今すごく不安に感じているクラブがあるということです。  なので、ぜひ、今年度に限っては決算においても登録児童数で判断していただけないかというふうに要望が上がってきているんですが、これ、答えようがないところかなと思うんですが、もしあれば、担当課、お願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(祥雲弘一君)再質問にお答えをします。  確かに、決算時には最終的な利用人数というふうに今までなっておりますけども、今、私どもが聞き及んでいるところによりますと、今回のコロナの影響で自粛をした場合に関しましても、もう登録児童数でやるというような話はたしか聞いていたというふうに思っておりますので、再度また、その辺は確認をさせていただきたいというふうに思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)確かに、四半期ごとに支払われるので、四月、五月、六月の分は減額はされていないんですが、一年間をトータルで振り返ったときの最終的な決算ですね、のときに、これは全国の児童クラブで関わることだと思いますので、もし調査研究していただいて、市長会のほうで必要とあれば提案していただきたいと思うんですが、市長から一言頂けたらと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)川谷議員の再質問にお答えをいたします。  今回の新型コロナウイルスに関連してですね、先般六月三日に行われました全国市長会議、これはもう全員が集まるということはできませんでしたので、役員を中心にオンライン会議で決議をしたわけですけども、その中にある程度盛り込まれてはいます。いますが、今回の議会でも説明したとおり、保育所やですね、そういう児童クラブ等に対する医療者やいわゆる介護等の不均衡が慰労金等で見られるということについては盛り込まれておりませんので、新たに追加要請をしたいと思います。  今の話につきましてはですね、学校の休業に伴い生じた児童クラブや学校教室を利用した子供の預かり授業に係る職員等の長時間勤務に対する時間外勤務手当とか、利用料の減免に対する経費等についてはやってくれというような文言があるんですけども、ちょっとこれでははっきりしませんので、もう一度、私どもも、その意図するところを再度確認をしてみてですね、もし、今のようなところが不足するようなことであればですね、私どもも、また声を挙げていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)公務が多忙の中と思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。  続いて、二点目の小中学校での授業時間数の確保についてなんですが、よろしいでしょうか。  今回、宇佐市、大分県全下でそうなんですけれども、プールの利用について中止という措置が取られました。決断については、ほかの方々が評価するべきものではないとは思っていて、やはり責任者の方の決断を大事にするべきだなというふうには思っています。  ただ、どういった経緯でプールの利用が中止になったのかだけは、主な要点だけで結構です、説明をお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(上田 積君)学校教育課長 上田です。川谷議員の再質問にお答えします。  プールの中止につきましては、例えば、更衣室での密状態というところと、あとは実際健康診断がですね、一学期中にできていないというところ、そしてプールサイド等のですね、プールの中では大丈夫なのかもしれないんですけど、そこもですね、はっきりとした例がありませんので、そういうところを踏まえて総合的に判断しました。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)特に健康診断の部分も大きいなというふうに感じますので、そこは、今、こども園や保育園も健康診断が本来六月にするべきところがまだできてないところも多いので、同じような思いだなというふうに感じました。  続いてなんですが、ほかの市町村においてはですね、授業時間数を確保するためというのが、様々な理由があるとは思うんですが、そのために、運動会が市を挙げて中止になったような市町村もあるというふうに伺っているところです。  運動会の開催についての教育課長の思いというか意義というか、そこについて伺わせていただければと思います。お願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(上田 積君)お答えします。  運動会につきましては、例えば、一人一人の頑張る姿等はもちろんですけど、団体競技やリレー、応援など、皆で力を合わせてやり遂げるというですね、達成感等を味わったり、上級生にとってはですね、ここで培われるリーダー性等もですね、大事かなと思っておりますので、何とか子供たちのためにも各学校、現在ですね、不安な中ではありますが、運動会の実施に向けて計画をしているところです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)そういった狙いをですね、皆さん方に、この議会を通じてというのもありますが、していただくことで不安であったりとか誹謗中傷とか。健康課には、今回、どこどこのお店が開いているとかどこどこの観光地が営業しているとかの苦情の電話がたくさん届いたというふうに伺っていますが、運動会の開催の意義であったり、子供たちの成長の姿というのを、多くの皆さん方に知っていただくことで、運動会を行った学校、先生や子供たち、保護者の方々というのが、非難の対象にならないようにですね、十分にこの意義を皆さん方に周知をまた改めてしていただければなというふうに願っています。  また、授業時間数確保の中で、今月の五日だったと思うんですが、新型コロナウイルスによる休校長期化で生じた学習の遅れを取り戻すため、再開後の小中学校では授業時間の二〇%程度を補習や家庭学習で補うことが可能とする通知を、全国の教育委員会に出されたということですが、これに対しての宇佐市の教育委員会の見解をお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(上田 積君)お答えします。  文部科学省のほうから六月五日付で、学校の授業における学習活動の重点化に係る留意事項ということでですね、通知が来ております。これには、学校の授業でしかできないこと、例えば、集団での学び合いであったり、教具が必要な実技とか実習であったりというところ、そして学校の授業以外で可能な学習ということで、もちろん家庭学習等が含まれると思いますが、これを仕分がなされています。  ただ、これが単純に分けられるものかどうかというのはですね、なかなか難しいところがありますので、しっかり精査をしていく必要があろうかと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)これも、昨日の夕方ですが、市の連絡協議会の、児童クラブの事務局から電話があって、今日こういった内容での協議がありましたという報告があったんですが、子供たちが今宿題に手間取っているというふうな意見が出されたそうです。宿題に時間がかかる、手間を取っている、自分ですることができないということは、授業に対しての理解が深まってない中での宿題なのかなというふうにも取られかねませんので、ぜひ、そのあたりも、子供たちの進度・理解度というのに十分な配慮をしていただいて、今後とも教育活動を進めていっていただければというふうに思います。  また、併せてなんですが、三点目の登下校時、教育活動時の熱中症対策ということについてなんですが、今回は、換気に気をつけながら冷房の温度を下げるということでの対応ということですが、ほかに換気で気をつけるところと考えたときにですね、すごくトイレ周りが心配だなというふうに思っています。特にトイレは、学校の奥であったりとか、廊下の端のほうであったりとか、空気の流れの悪いところであったりしますし、もともと、防犯上の理由とかもあると思うんですけれど、窓の開閉の割合も少ないですよね。というので、トイレ辺りの換気が気になっているんですが、そのあたりに留意されたりはしていますか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(上田 積君)お答えします。  国のほうからも、清掃等につきましては換気を十分するという形でですね、通知が来ております。確かに、トイレ等はですね、十分な換気ができない状況もあろうかと思いますので、でもできるだけ、本当に可能な限りという形にはなりますが、そういうところで対応しておるところです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)ぜひ、トイレの入り口側から外の窓に向けての、扇風機で空気の流れをつくるなどして、換気に気をつけていただけたらなというふうに思います。
     ただ、北九州でクラスターとして小学校で発生しましたが、そこでも、学校での友達との会話であったり、登下校中に感染したんじゃないのかとかいうふうに、クラスター対策班からの報告があったみたいですけれど、子供たちって密な状態で育つものです。正直言って。だからいいとは言えないんですけれど。この公の場でですね。ただ、今まで、子供たちが、肌のぬくもりの中で、肌と肌が触れ合う中で成長してきたということは、やはりとても大切なことだったなというのは改めて考えさせられますし、新しい生活様式に沿った学校の運営の仕方というのを考えるのはとても大変なことだと思いますが、ぜひ、換気についても気をつけていただければと思います。  昨日の河野健治朗議員の中でも、置き勉についての話がありました。こんなに重い荷物を子供たちは持っていっているんだなというふうに感じています。置き勉の推進を今後とも進めていっていただきたいというふうに。それは、各学校の配慮になるとは思うんですが、していただきたいなというふうに願っているところです。  その中でですね、今回、別の見方からするとですね、熱中症対策の中で一番大事なのがやはり食べ物だと思うんですよね。学校給食の中では、今回、今まで学校が長期休暇だった間も開くわけで、夏休み期間中、この暑い時期の給食のメニューについての取組方、例えば、塩分を少し高めにするとか、子供たちが熱い中夏ばてした中でも食べやすいように喉越しがいい物にするとか、そういったところのメニューの取組方について配慮されているかどうか、お伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(新納孝明君)学校給食課長の新納でございます。川谷議員の再質問にお答えします。  学校給食のエネルギーや栄養素の摂取量は、文部科学省が学校給食摂取基準を定めております。なので、この時期に塩分等を増やしたりはしておりません。  熱中症の予防には、栄養バランスのよい給食の提供で、体調を管理しながら体を丈夫に保つことが大切と考えております。給食センターでは、この時期の献立としましては、夏を元気に乗り切れるように、細胞を正常状態に保つ作用があるタウリンが豊富なタコやビタミンCが豊富なレモン、ビタミンB1が多く含まれている豚肉、またビタミンB1と結びつくと体の疲れを回復させる効果があるといわれますニンニクを使った献立や、体を冷やす作用があり暑い時期の水分補給にも役立つ、夏野菜の代表格でありますキュウリなど、栄養のバランスを考えながら、多様な食品を適切に組み合わせて給食の提供を行っているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)ぜひ、そのように取り組んでいただけたら十分ですので、給食センターの方々、やはり専門の管理栄養士の方々と、知恵を合わせながら取り組んでいただけたらというふうに思います。特に給食センターの方々には、三月の一斉休校のときには児童クラブに給食を配布してくださって、あの給食がどれだけ子供たちを勇気づけてくださったか、また家庭の負担を減らしてくださったか、そういった取組をしていただいたことに本当に感謝いたします。ありがとうございました。  で、これ、熱中症に対して、最後、希望、意見としてで構わないんですけれど、特段、給食では塩分を増やさないということでしたが、やはり大量に汗をかく時期でもあります。水分だけの補給では熱中症対策には十分とは言えませんので、もし各家庭で。塩分チャージタブレットみたいなのがあります。塩分を取るためのタブレットであったりあめであったり塩あめであったりとか、そういったものを本来学校には持たせるべきではないとは思うんですけれど、そういったものを心配だから。もし帰り道……、周辺地域の子供たちって一人で歩いて帰る時間が長いんですよね。その一人で歩いて帰る長い時間の中で、急に気分が悪くなったとか、そういったときに子供が自分でまず命を守れるように、そういった塩あめであったり塩分を取るためのタブレットであったり、また、うちわとか扇子とかそういった物を持ったりとか、また、パンとたたくことで急速に冷えるような使い捨ての保冷剤みたいなのがありますが、そういった物をぜひ学校に持ってきてもとがめないようにしていただけたらなというふうに。まず子供が下校中に一人で自分の命を自分で守る、そういった行動が取れるように、家庭で取り組んだときには、ぜひ、そこは理解を学校としてもしていただけたらなというふうに校長会でもお願いをしていただきたいと思います。よろしくお願いします。  これで、最後の二点目なんですけれども、宇佐高校へ通学するコミュニティバスですが、早々な対応を本当にありがとうございました。これは、もう感謝の言葉しかありません。  回答の中にありましたように、定員を少し超えるような人数ということだったんですが、実際はですね、やはり、座席数分しっかり座ってしまうと子供が肩と肩が触れ合ってしまうので、立っていた子供たちも多いというのが実際のところのようです。子供たちは、そういった不安を抱えながら学校に行かなければならないということで行っていたのを、今回の迅速な対応で、今、安心して通えるようになりました。そのことで、今日バス停に子供を送っていったときにも、利用者が二人ほど、いつも見ない顔の子が二人増えていましたので。  宇佐高校の課題、地元の高校に通うというのは、やはり、それぞれの地域が一つ、宇佐市として、それぞれの中学校区のブロックの地域が宇佐市という一つの地域にまとまるために、市内の高校は大切なんだなというふうに私は感じています。宇佐市の高校に通うことで、それぞれの中学校区が一つに地域としてまとまっていくんだろうなと思いますので。  現在、それで宇佐高校が改善されたという話を聞いたらですね、今度、安心院高校に通っている生徒が実は多いんですね。旧宇佐市から。今、安心院高校がとても評判がよくて、先生方が熱心に指導してくださるということで、安心院高校に通う子供たちも非常に多いそうです。  最後が、小学生、中学生たちも利用するんですかね、安心院高校への通学バスをですね。なので、とても密な状態になってしまっているということですので、ぜひ、宇佐高校に協力いただいたように安心院高校にも御協力いただいて、全ての宇佐市内の高校生、小学生、中学生が安心して通学できる体制を整えていただきたいというふうに思っていますが、もし担当課から何かありましたら、一言お願いできないかと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)総合政策課長の本浪です。  今回、宇佐高の件に関しましてはですね、あくまで臨時的な措置ではございますが、高校側の協力等を頂きまして、迅速な対応ができまして本当に安堵しております。  安心院高校に関してもですね、情報が入っておりまして、実際、状況も調査はしております。この件に関しては、まず県の教育委員会のほうにですね、宇佐市では駅からですね、臨時のバス等を出しておりますので、同じような対応が取れないかとかいうことをですね、お願いしているところではありますし、また引き続き注視してですね、対応を検討してまいりたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)ぜひ、よろしくお願いします。  これから、先ほど冒頭の挨拶でも申しましたが、競争の時代から協力の時代へと変わっていくときだからこそ、皆さん、大変な思いを今されているんだというふうに思います。その中でのキーワードは、自分は「大丈夫」という言葉だなというふうに思います。皆さん方に、「大丈夫だよ」という声かけができるような市政を執行と議会とまた民間の皆さん方と共につくっていけたらと願いながら、一般質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、川谷光紹議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩をいたします。なお、再開は十三時ちょうどといたします。なお、休憩明けの配席は議席議員席シフト表三のとおり、現在議員席の方は傍聴席へ、傍聴席の方は議員席へと変更になります。  では、暫時休憩します。                 休憩 午前十一時四十七分               ────────────────                 再開 午後一時〇〇分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行します。  十番 後藤竜也君。 ◯十番(後藤竜也君)皆様、こんにちは。議席番号十番 政友会の後藤竜也でございます。議長のお許しを頂きましたので、市政一般について質問をさせていただきます。  まず冒頭に、今回のコロナウイルスに関連して、闘っている全ての皆様、医療従事者の皆様、市の職員の皆様、またコロナ不況によって大変苦境に陥っております商工業者もしくは農林水産業の皆様、そしてまた家庭を守る家族の皆様、全ての方に敬意を表したいと思います。  今回は、コロナに関連した質問をさせていただきたいと思います。極力コンパクトにまとめようと思いまして、大きく三項目に分けて質問をさせていただきます。  まず、一点目、教育についての(一)、年度末から年度初めにかけて学校の休業が続き学習の遅れが懸念されるが、本年度中に遅れを取り戻すべく、どのような対策を取るのか、お伺いいたします。  次に、議案にも出ておりますけれども、タブレット端末の確保をして配付をするということでございますが、その配付予定時期とオンライン授業の対応についてをお伺いいたします。  大きな二点目、事業者支援について。  まず、特定の業種に限らず多くの事業者に甚大な影響が出ておりますが、追加の独自支援は検討しているのか、お伺いいたします。  次に、国の二次補正では農業に対して事業支援が盛り込まれるようですが、漁業に関しては触れておりません。国に支援を求めるとともに市独自で何らかの支援はできないか、お伺いいたします。  大きな三点目、アフターコロナについて。  リモートワークの導入や仕事観の変化で、必ずしも都市部に住む必要性がなくなる時代が来ていると思います。移住促進はもとより、当市出身者へのUターン施策を強化していくべきではないでしょうか。  二点目、政治的リスクや今回のコロナに関連して、大手企業の国内回帰の機運が高まっております。企業誘致として、独自に候補企業をリストアップして誘致推進に努めてみてはどうでしょうか。  三点目、これは、今後の観光振興という意味も含めての提案でございます。郷土の偉人、南一郎平のNHK朝ドラ化を目指してはどうか。  以上、大きく三点、一回目の質問を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、後藤竜也議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十番 後藤議員の一般質問にお答えをいたします。  三項目め、アフターコロナについての三点目、郷土の偉人、南一郎平のNHK朝ドラ化を目指してはについてでありますが、南一郎平は、日本三大疎水の父と呼ばれる、まさに郷土の偉人であり、全国に広く発信するにふさわしい業績や何事にも屈しない強い精神力などを兼ね備えた人物であります。  御提案のNHK朝ドラ化が実現をすれば、経済や観光への波及効果は計り知れないものがあると思われます。また、誘致成功の可否にかかわらず、市民が一つの目標に向かって一体となって取り組むことは、地域の活性化に大きな効果があると考えられます。誘致活動につきましては、全国で同様の動きがあり、実現は容易ではないと思いますが、現在放映中の「エール」の主人公である、昭和の大作曲家古関裕而氏の地元福島市で展開された誘致活動などを参考に、調査研究してまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁は終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの教育についての二を教育長 高月晴彦君。 ◯教育長(高月晴彦君)教育長の高月でございます。十番 後藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、教育についての二点目、タブレット端末の配付予定時期とオンライン授業の対応についてですが、配付時期については、本議会で議決いただければ速やかに整備を進めていきますが、今回は、県の共同調達であり、県で現在調整中のため納入時期については現時点では決まっていません。  オンライン授業の対応については、児童生徒への一人一台端末整備をはじめ、どの家庭でもインターネットが利用できるように通信機器を貸し出すなどの環境整備を進めていきます。また、今後、再び臨時休業になることも想定し、教職員及び児童生徒のICT活用能力の向上、情報モラル教育の推進、情報セキュリティー対策を進めていく必要があります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの教育についての一を教育次長 上田誠之君。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)皆さん、こんにちは。教育次長の上田でございます。十番 後藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、教育についての一点目、年度末から年度初めにかけて学校の休業が続き学習の遅れが懸念されるが、本年度中に遅れを取り戻すべく、どのような対策を取るのかについてですが、義務教育におきましては、学習指導要領に則った学習活動が実施されるようになっています。文部科学省の通知では、臨時休業による児童生徒の学習に著しい遅れや先々の学習への影響等がないように、必要な措置を講じることが明記されています。  市教育委員会としましては、夏季休業日の短縮や市教委主催の行事等の精選も行うこととしています。各学校においても、行事等の精選、学習指導の内容や指導方法の工夫などにより、授業時数を確保し児童生徒への学習補償を行っていきます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの事業者支援についてと三項目めのアフターコロナについての二を経済部長 河野洋一君。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(河野洋一君)経済部長の河野でございます。十番 後藤議員の一般質問にお答えします。  二項目め、事業者支援についての一点目、追加の独自支援についてですが、新型コロナウイルス感染拡大防止対策の一環として、大規模イベントや不要不急の外出自粛要請により、観光・飲食業関連の売上げは大きく減少したことから、その支援策として、当初は家賃補助や特定業種に限定した補助金等の検討を行いました。  しかし、経済状況は刻々と変化しており、支援が必要な業種は製造業や運送業、卸売業を含め、ほとんどの業種に広がりを見せているとの判断から、幅広い事業者に対応できるよう、小規模事業者等事業継続支援事業を実施し、使途を限らず支援を行っております。  今後の追加支援としましては、地域の消費を喚起し地元事業者の支援に結びつけようと、宇佐んみせ応援プレミアム商品券事業に係る補正予算案を本定例会に提案しています。なお、国の第二次補正予算の中には、テナント事業者に対する家賃支援給付金や資金繰り支援などが盛り込まれています。今後も、国や県の動向を捉え、必要な独自支援策を検討してまいります。  また、観光においては、新型コロナウイルス感染症拡大期に、宿泊施設の予約キャンセルに伴う売上高等の減少に対して補助金を交付しているところですが、今後の収束期にかけては、観光事業の復活に向けた攻めの対策を行う必要があると考えています。県では県民向け旅館・ホテル応援割などを実施、国ではGoToキャンペーンを予定しており、全国的に旅行需要の増加が見込まれております。  市としましては、宇佐市に訪れてもらう好機と捉え、今後予定されている国や県の事業の活用と合わせて、市独自の誘客キャンペーンも検討しながら、自然景観や歴史文化、食文化などの魅力を発信し、観光産業の活性化に努めてまいります。  二点目、漁業に対する事業支援を国に求めるとともに市独自で何らかの支援はできないかについてですが、新型コロナウイルス関連の国の二次補正では、水産業の支援策として、収入安定対策の拡充や資金繰り対策の強化、経営継続のための支援措置などが示されています。引き続き、国や県の支援策の情報収集を行い、本市の漁業に活用できる支援策を県漁協宇佐支店や漁業者などに伝えていきたいと考えています。  また、六月四日に、県漁協宇佐支店より漁業経営への支援について要望書が提出されており、現在、どのような支援ができるのか検討をしているところです。  次に、三項目め、アフターコロナについての二点目、企業誘致の推進についてですが、連日報道がなされているように、多くの大企業が新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で部品などを調達できず、海外依存度の高い生産体制のリスクが浮き彫りとなっている状況であり、今後は、東京一極集中の是正やリスク分散の考え方がより強まってくるものと考えております。このような中、国及び県においては、サプライチェーンの国内回避に取り組む企業の誘致に向けた支援策を拡充しているところです。  本市としましても、地理的優位性を生かし、九州北部に集積する自動車メーカーの部品製造業者を中心に、県と連携を図りながら、積極的に誘致活動を行ってきました。現段階で、自動車産業回復の見通しは立っていない状況ですが、製造業だけでなくIT関連企業のサテライトオフィスの誘致の研究も行いながら、収束後の企業活動の活性化及び現地調達化に対応できる受皿づくりを進めてまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、三項目めのアフターコロナについての一を総務部長 久保桂一君。 ◯総務部長(久保桂一君)総務部長 久保でございます。十番 後藤議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、アフターコロナについての一点目、移住促進はもとより当市出身者へのUターン施策を強化していくべきではについてですが、市では、移住・定住促進事業を実施する機関として、宇佐市ふるさと回帰支援センターを設置し、移住希望者へ空き家バンク物件の案内や移住相談・支援事業の説明などを行いながら、市内各地域の移住・定住のサポートをしております。また、新型コロナウイルス感染症対策による移動制限により、県外の移住希望者向けの窓口といたしまして、インターネットを活用したオンライン相談窓口も五月七日に開設したところであります。  議員御指摘のとおり、従来提唱されてきた働き方改革に加え、新型コロナウイルス感染症によりリモートワークや在宅勤務などが求められ、国全体で働き方が大きく変化しようとしております。今後の新たな感染症などのリスク回避や豊かな自然環境の中での生活を目指して、都市部から地方へ人が流れる可能性がさらに高まると認識しております。  市といたしましても、今後は、本市出身者もターゲットに定め、相応の物件を準備したり、主要都市部での移住相談会をはじめ各地の県人会などにもさらに拡充した市の移住支援制度などを積極的に発信しながら、一人でも多くUターンにつなげられるよう工夫してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十番 後藤竜也君。 ◯十番(後藤竜也君)それでは、順次、再質問をさせていただきます。  再質問をするに当たってですね、再質問の中に、今なかなか答弁が難しいと思われるところもあるかもしれませんけれども、それを承知の上でですね、質問をさせていただきたいと思います。  まず、一点目の学習の遅れについてであります。  この件に関しては、授業時数を確保しやっていくということの答弁でありましたけれども、当市では、夏休みの期間が十七日間ということで大幅に短縮はされたわけですが、これによって遅れは解消されるということでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(上田 積君)学校教育課長の上田です。後藤議員の再質問にお答えします。  実質のですね、休業期間はまだ多い状況ではあるんですけど、それをですね、単純に、その分夏休みを短縮したということではございません。昨年度の授業時数調査とか、今後のですね、行事の精選等ですね、いろんなことを踏まえて総合的にこの十七日間という判断をいたしたわけでありますが、各学校でですね、行事等の内容等も様々ですので、各学校でも工夫しながらですね、というところを踏まえて、この時数で大丈夫だと判断しております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)後藤竜也君。 ◯十番(後藤竜也君)今までの各学校の状況も判断しながらということでありますが、これは、これから先、今年の冬も含めて、休業はないという前提での設定でしょうか。それとも、あっても対応できるということでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(上田 積君)お答えします。  今のところは、今後、臨時休業がないという形でですね。若干余裕は持っているつもりでありますが、今後の状況によってはまた変わる可能性もあります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)後藤竜也君。 ◯十番(後藤竜也君)今後の状況によって、新型コロナのですね、感染状況、第二波といわれているものが起こるのかどうなのかということで、また状況は変わってくるのではないかなと思いますが、これはですね、常に、やはり最悪の事態を想定した上で動かなければならないんではないかなと思うわけであります。  といいますのが、この後のオンラインのことにも関わってくるんですけれども、恐らく、第二波というものは十一月もしくは十二月、来る可能性が高いんではないかと思われます。といいますのが、新型コロナに限らずですね、寒くなってくると、インフルエンザであったりとか、通常の風邪であったりとか、そういったものが出てきます。
     ここで、私が考えるのはですね、これ、人それぞれ考えはあると思いますけれども、私は、PCR検査の拡大に関しては絶対反対であります。といいますのが、それは、ひとえにですね、PCR検査の精度の問題でありまして、医療関係者の話によるとですね、インフルエンザでもPCR検査で拾う可能性があると。普通の風邪でも拾う可能性があると。実際の精度自体が、陽性率といいますか、感度でいうと、よくて七〇%というようなことであります。十人、新型コロナに感染した人がいたとして、七人しか正確には検出できないと。三人は検出できない。  また、一番問題なのは、陰性率といいますか、特異度。新型コロナにかかっていない方が新型コロナにかかっていないと判定する角度が、九九%ということであります。ということは、百人に一人は、新型コロナにかかっていなくても新型コロナと陽性が出るということだと思います。となるとですね、宇佐市が、仮に五万人というふうに分かりやすく設定すると、その一%、仮に一人も新型コロナに感染している人がいなかったとしても、一%の確率で誤差が出るというのであれば、五百人の陽性者が出ると。全くいなかったとしてもですね、その誤差で五百人出るということになれば、宇佐市の市政また経済全てが機能停止してしまうんじゃないかなと思うわけでございます。  ですので、これは、今までどおり、医療関係者が推奨してきたように、絞ってですね、検査をしていくのが私は正しい方向ではないかなと思います。  その中で、十一月、十二月になると、インフルエンザや風邪が出てくる中で、もともと、風邪も新型というくらいですから既存のコロナもあるわけで、四種類くらいもともと風邪の原因になるコロナがあって、それも検出するということであれば、本当の新型コロナじゃなくても陽性が出ると。そういった場合、一人、一つの学校から陽性者が出た場合は、学校の対応というのはどうなるんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(上田 積君)お答えします。  市内の学校から感染者が出た場合につきましては、もちろん保健所等の調査がですね、入ると思いますので、そこの意見や方向をですね、踏まえての判断となろうかと思います。他市におきましては、以前は市内一斉に休業という形が多かったんですけど、北九州の例とかをですね、見ますと、その学校だけということも考えられると思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)後藤竜也君。 ◯十番(後藤竜也君)今、そういったことを考えるとですね、一つの学校が休業になるかもしれないという状況が、この冬に十分想定されるわけでございます。  その中で、この二点目のオンラインの授業の対応についてでありますけれども、県との共同事業なので、今のところ端末の配付の時期はまだ未定であるということでございますが、これが、端末が仮に配付されたとしてもですね、実際の通信環境を整えることであったりとか、また、教員の方々がオンラインでの授業を仮にするとなった場合の研修をどのようにやっていくのか、また、市内一斉にやっていくということになれば、同時にかなりの情報量で負荷がかかりますので、通信の状況はストップしてしまうんじゃないかとかですね、そういったことも大いに想定されるわけでありますけれども、現時点で、端末が配付されてからそれを実施するのか、もしくは、もう今から。私は、もう来週から、もしくは来月からでも、すぐに、端末が届く前までに完全に準備を整えた上でやっていくべきだと思いますが、そのあたりはいかがなんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(上田 積君)お答えします。  今すぐにというところはなかなか正直難しい部分もありますが、実質、現在、昨年度末に導入された各学校へですね、タブレット等を使いまして、五月末からのですね、授業再開の中でタブレットを使ったですね、子供たちへの学習とか教職員の研修は以前からやっているところですので、そういうところにプラスで今後のオンライン授業でですね、どういうことができるのかというところ、ただ配ればいいという形ではなくて何ができるのか、そのためにはどういう環境整備が必要なのかというところを、現在、検証しているところであります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)後藤竜也君。 ◯十番(後藤竜也君)先日、市内で通信環境の調査をされたと思うんですけれども、現状、その調査の結果は出ましたでしょうか。どういった状況になっていますか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(上田 積君)お答えします。  現在、整理中ではありますが、今のところ、市内のですね、Wi‐Fi環境がないという部分はおよそ四%くらいというふうに捉えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)後藤竜也君。 ◯十番(後藤竜也君)現状四%ということであります。  ただ、これをですね、実際にオンラインで運用するということになった場合にですね、現状でWi‐Fi環境があるというところも、例えば、その時期に、家族の方がテレワークでWi‐Fiを利用する、またほかの兄弟も利用するとなった場合にですね、Wi‐Fiの容量の問題で通信が大変遅くなってしまうとかいう状況も十分考えられると思うんです。また、通信環境がない方に対してはモバイルWi‐Fiを供与するということになりましても、長い時間になりましたら通信量の制限もあるでしょうし。  難しい問題はですね、これから実際に始まってみて、十分対策を整えたつもりでも後からまた問題が出てくることがですね、十分想定されるので、これ、今、そういったオンラインをしなければならないという状況になる前に、どこか一つの学校もしくは一つのクラスでもですね、モデルケースとして社会的実験としてですね、まずは、この夏の時期にやってみてはどうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(上田 積君)お答えします。  現在、ICT等にですね、詳しい教職員等もですね、おりますので、そういう方の協力もですね、得ながら、いろんなこと、どんな状況が可能かというところをですね、模索しているところでありますので、すぐにというのはなかなか難しいかもしれませんけど、これから、できるだけですね、早く準備をしていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)後藤竜也君。 ◯十番(後藤竜也君)この件に関して、何度も今再質問をしたわけですけれども、なぜこう言うかというと、実際、この準備が整わなければ、既に、四月、五月の段階で授業が遅れていた状況で、また冬に休業となった場合にですね、特に六年生また中学三年生が、授業の進度が結局追いつかなかった、もしくは入試のときに内容が追いつかなかった、オンラインのタブレットの配付が整ったはいいけど年度末にしか整わなかったという状況になると、実際に卒業される方々に対してですね、大変な、今後、負荷をかけてしまうということになるんだと思います。  実際に、九月入学のことに関してはもう恐らく事実上消滅したというふうに認識しておりますけれども、今後、そういった環境の整備でですね。今、同じ市内であれば状況的には変わらないと思うんですけれども、これから、高校受験になれば市外の方とも競争にもなります。また、大学受験という土俵になればですね、同じ土俵の中でですね、そういう状況が整わない中でも戦わなければならない。  だから、それをいかに公平な状況で戦わせるためには、宇佐市でもそういった状況を何とか努力して。これは、子供たちにとって切実な問題だと思うんです。人生がかかっている問題だと思いますので、冒頭に申し上げたように、難しいということは、もうですね、時間的にも承知の上で申し上げています。宇佐市では、地元の子供は地元で育てるというですね、スローガンがあります。これは、ある意味では、地元の子供は地元に行かなきゃいけないという同調圧力ではなくてですね、地元にいるだけでもう十分な環境を整えるというですね、責任が伴うんじゃないかなと思うわけでございます。  冒頭の夏休みのことに関しても、市外の学校とかですね、また私学に関しては、夏休みが三日、四日というところもあるそうです。授業の進度に関しても、かなり早く進んでいたりとかですね。県内でも、これは県立の中高一貫ですけど、豊府とかに関してはオンラインの状況が完全に整っているという状況でありますので、この宇佐からですね、そういった不利が出ないように。もちろん、端末の配付に関しては県と共同なんでしょうけど、ソフトの部分でうまく整えていただけるように切に願いたいと思うわけでございます。いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(上田 積君)議員のおっしゃるとおり、やはり、どの子にも同じ条件を整えていくというのがですね、市の責務だと思っておりますので、今後、できるだけ早急にですね、対応していきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)後藤竜也君。 ◯十番(後藤竜也君)ぜひ、そのあたりは対応よろしくお願いいたします。  また、学校といえば、授業だけではなくて、先ほど川谷議員も質問の中でおっしゃっていたように、運動会とかですね、またほかの行事に関しても、とても子供たちの心に残るというか、成長過程で必要不可欠なものが多々あると思いますので、そこもできる限りですね。どちらかといえば、中止にするとか延期にするとか、この御時世だから難しいということでいえば、ある意味では、そのほうが感染者も出さなくて楽なのかもしれません。ただ、それをできる範囲でですね、やっていくということが子供たちの……。私自身もですね、小学校のときの思い出はと言われたら、修学旅行に行ったなとか、運動会あったなとかですね、そういったことが思い出になったり友達との絆になったりすることもありますので、ぜひ、そこも、先ほどから前向きにというお話を頂いていますので、ぜひ進めていただきたいと願って、この項目は閉じたいと思います。  次にですね、事業者支援に関してでございます。  特定の業種に限らず多くの事業者に甚大な影響が出ておりまして、市としてもですね、多くの対策を取っていただいております。市が各事業者にですね、十万円の支援金をされておりますけれども、実際、用意した額の今のところ半分程度ということでございますが、これは、恐らく四号に該当するかしないかとかですね、そういったところで誤解があったりとか周知されてない部分があると思うんですけれども、一か月延びたことによって、それをできる限り多くの方に広めていただけるように願いますが、そのあたりはどのように今されているんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(後藤 優君)商工振興課長の後藤です。再質問にお答えいたします。  事業継続支援事業につきましては、先日から質問を頂いているところでありますが、六月末までが一応期限となっておりますので、それまでの間、また商工団体等と協力しながら、周知に努めてまいりたいと考えているところです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)後藤竜也君。 ◯十番(後藤竜也君)この支援策に関してはですね、国の二次補正も出てきて、家賃補助等もあります。この件に関しては、やはり財源の背景があるところであるのが一番大事なところなんだろうと思います。当然、市自体がですね、独自に支援策を拡充できれば一番いいんでしょうけど、それであまりにも大きな予算を独自で使ってしまうと今後の財政状況にも大きな影響を及ぼすというところで、国の財源がある中でやっていくというのが一番なんだとは思います。  しかし、今、現状でも取り組んでいただいておりますけれども、今後、もしまた大きな波が来たときに、この第一弾だけではなくてですね、次に起きたときは、また第二弾もぜひ検討していただきたいと願っております。  その中で、今回はプレミアム商品券も発行するということでございますけれども、プレミアム商品券事業に関しては、これは、宇佐市が商工会議所もしくは商工会に対して提案したものなのか、もしくは、商工会、商工会議所、市、三者で協議したものなのか。それは、どうなんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(後藤 優君)お答えいたします。  四月に、商工団体のほうから、中小企業がみんな困っているよということで、何らかの支援策をやってほしいという要望書を頂いております。その中で継続的な協議をするところで、先ほどの継続支援事業、そして、次はということで、今回のプレミアム商品券事業の提案になったという経緯でございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)後藤竜也君。 ◯十番(後藤竜也君)この件に関してですね、プレミアム商品券をやるということに関して、当然、商工業者、商工会議所、商工会、大変ありがたい事業だと思っていると思います。  ただ、同時にですね、これを行うに当たって、もう少し緊密な協議をしたかったという声も聞いておりますので、これから、そのような事業を行うときは、緊密にまた話をしてよりよい形でですね、発行できるように努めていただければと願っております。  この商品券の手数料に関して、国が主導したプレミアム商品券に関しては手数料分も含まれているということですが、今回の分に関しては、手数料はどうなっているんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(後藤 優君)お答えいたします。  議員お尋ねの件は、換金手数料等のことだというふうに認識をしております。今回は、商工団体のほうが実施主体ということで、そちらのほうで今協議をしているところでありますが、聞き及んでいるところによりますと、何らかの手数料は頂くような方向では進んでいると。また、その理由としまして、今回は、商工団体の会員以外の方も、非会員の方も店舗としては認定していくことになりますので、その辺の差もつける必要があるのではないかというような議論で、今、手数料の議論をしているというところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)後藤竜也君。 ◯十番(後藤竜也君)ということは、手数料に関しては受益者が負担すると。国主導のものであれば、国から手数料の分まで商工会もしくは商工会議所に出ているというふうに聞いているんですけど、今回は、そうではないということなんですかね。市のほうからそれは出ないと。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(後藤 優君)お答えいたします。  手数料につきましては事業者の負担ということで、今、話は進んでいます。市のほうとしましては、今回発行する商品券の印刷費用、それと、できるだけ多くの場所で商品券を買うことができるような仕組みにしようと今考えていますので、郵便局を活用できればなというふうに今協議を進めているところです。その辺の販売手数料を市のほうで補助できればなということで、今、協議をしているところです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)後藤竜也君。 ◯十番(後藤竜也君)ありがとうございます。  あとはですね、この事業者支援ということに言うとですね、これは、一番大きな支援は何かというと、私たちが宇佐の飲食店・商工業者の方々のところを訪れる、消費するというのが、一番の支援ではないかなと思うわけであります。それを、応援するためにですね、市のほうでも部課長会とかあと共済組合のほうもその券を作ったというふうに聞いております。  ただ、今のところですね、公的には、休業要請が解除されたりとか、また自粛要請が解除されて、現状では、県のほうも接待を伴う飲食店を含めても対策がなされていれば問題ないという判断でありますが、雰囲気的にまだ何か行きにくいような、家族では行っても職場で行きにくいような雰囲気があるんではないかなと思うわけであります。  宇佐市においてはですね、市役所を企業と捉えるのであれば、宇佐市の中で市役所が一番の大きな企業ではないかなと思うんです。また、消防もあれば警察もあれば、ほかの大手の企業もありますけれども、そういった方々が宇佐市内の飲食店を利用するということが、一番の支援であると思います。  ただ、一時期、自粛警察というような言葉も出ましたけれども、そういった雰囲気の中で、市の職員の方々が四日市のまちに出るとか飲食店に行くとなると、なかなか批判の声もあるということも聞いております。  そういった場合にですね、市役所の職員皆さんが飲食店に行こうという、市長も号令をかけるというのはなかなか難しいことではないかなと思うんですけれども、そこはですね、やはり、行くには大義名分というか錦の御旗というか、何かないと難しいということだと思いますので、例えばですね、号令ではなくても、庁議などで部内、課内、もしくは係内で、懇親会を少人数でとか気をつけて行う分には妨げるものではないとかですね、そういった何か決め事なりがあれば、仮に批判されたとしても指摘されたとしても、いや、宇佐市としては地元の商工業者を応援する立場なんだと。十分気をつけてやっていますという何かあればですね、皆さんも大手を振って行くことができるのではないかと。それが、一番の支援になるんではないかと私は思いますので、そのあたりは、ぜひ、なかなか、これ、返答は難しいところだと思うんですけれども、また検討していただきたいと思います。  続きまして、漁業支援の件に関してであります。  漁業支援に関しては、明日、吉田議員も質問をされます。また、漁業に関しては、浜永議員もまた中村議員も強い関心を大変持っております。宇佐市にとってもですね、基幹産業、一次産業の中でいわゆる宇佐の名物の一つではないかなと思うわけなんです、長洲の漁業というのは。  ただ、今回の国の二次補正においては、農業に関しては触れられていないと。実際に、農水省や水産庁の統計を見るとですね、従事者数に関しても農業の十分の一ということもあります。それも関係しているんだと思います。  しかしながら、今の状況を聞くとですね、大変、このまま漁業が存続していくには難しい状況だなというふうに伺っております。四月から、私が聞いた六月二日の段階で、漁に五日しか出れてないという状況であります。これは、漁に出ても、燃料を賄うことができない、魚価が低迷していると。今の時期であればハモが捕れる。これから夏にかけて、本来であれば、関西方面等でですね、ハモの魚価が高くて十分に見合うと。もしくは、ほかの高級魚が捕れたとしてもですね、福岡や大分市内のところに競りにかけてもですね、値段がつかずに。それは、やはり料亭が休んでいたり、また旅館が休んでいたりすることもあるんでしょう。そういったことで、大変苦境にあえいでいるところでございます。  ここで、先日六月四日に、市長に対して要望が出たと思います。その中で、燃油の支援を求めるものであったり、賦課金の支援を求めるものもあるんじゃないかなと思うわけなんですけれども、この件に関して、長洲の漁業という面に関しては、市長も、以前から熊本県の長洲町とのやり取り等も含めて、アサリの回復とかですね、そういったことも含めて、大変関心があると思いますので、このあたり、ぜひ宇佐市独自のですね、支援を求めたいと思いますが、市長、そのあたりいかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)後藤議員の再質問にお答えします。  先般、六月四日に漁協の宇佐支店のほうからですね、要望を頂きました。大変、今、議員がおっしゃられたように、厳しい状況に追い込まれているというようなお話でありました。その中で、種苗の放流事業の負担金、そして賦課金・行使料についての御支援、燃油代についての御支援、流通についての御支援ということで、四つですね、要望がありました。  市としてもですね、そうした今の状況に鑑みて、何らかの支援を検討したいということで申し上げております。具体にどのような支援が今の状況に一番ふさわしいかということをですね、漁協のほうとも今相談させていただいているところでございますので、また、まとまりましたら、いろんなやり方があるんですけれども、工夫してですね、できるだけ早く御支援になるようにしたいと考えてございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)後藤竜也君。 ◯十番(後藤竜也君)前向きな御答弁、ありがとうございます。  その調整等、吉武課長、同じ漁業者の間でも意見が違っていたりとか、漁協等でもですね、意見が違う部分があるというふうにも伝え聞いておりますけれども、そのあたりの調整等含めてまたお願いしたいと思いますが、今、現状いかがですか。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(吉武裕子さん)林業水産課長の吉武でございます。後藤議員の再質問にお答えいたします。  議員言われるように、非常に厳しい状況というふうに感じております。三月くらいから、魚が売れなくなったということを聞いておりましたが、今のところ、長洲魚市場だけで、四月が八割程度、五月が七割程度というような形で、漁獲量それから金額ともに減っている状況です。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)後藤竜也君。 ◯十番(後藤竜也君)大変厳しい状況をですね、市長、またぜひよろしくお願いいたします。  次に、アフターコロナについてであります。  リモートワークの導入等で移住促進を強化したらどうかということで、実際ですね、しばらくの間、四月五月と、都市部においても、ステイホームというようなことで自宅からなかなか出にくい状況があったんだろうと思います。そういったときにですね、やはり、同じステイホームをするのでも、都会の都市部の中にいるのとですね、また、こういった自然豊かな環境の中でいるのとでは、大きく違うということを多くの方々も実感されたんではないかなと思うわけであります。  実際に通勤をしなくてテレワーク等でですね、仕事ができるという状況が全てではないですけれども、一部の業種ではテレワークで十分だというような状況もありますので、ここは、ある意味ではチャンスではないかなと思いますので、このように答弁にありますように、ぜひ前向きに進めていただきたいと思います。  そういった中で、オンラインでまた移住の相談等も行うようになったということでありますが、今ですね、よく言われるのが、これは、民間の不動産業者等でですね、内見するときに写真だけではなくて三百六十度カメラとか、実際に動画みたいな形でですね、まるで自分がそこに行っているかのように状況が分かるというようなサービスをやっているところがございます。  公的機関がそれをするのはどうかということはさておいてですね、より分かりやすく、より来ていただきやすくするためには、何か一つのいい案ではないかなと思いますが、これからの取組について、何か考えていることがあれば教えていただければと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)まちづくり推進課長。
    ◯まちづくり推進課長(尾方勇司君)まちづくり推進課長の尾方でございます。再質問にお答えいたします。  当市の移住の相談窓口のふるさと回帰支援センターの職員や定住支援員、これは、県外からの移住者でありまして、移住者目線でこれまでも様々な配慮・工夫をして相談や案内を行っておりまして、今後に向けてはですね、物件の、現地に行ってタブレットを使用したモバイルでの相談であったりとかですね、本市出身者向けに校区別の物件資料、整理したものを紹介するとか、そういった具体的な協議をしてございます。  議員さんの御指摘等もございますが、当課といたしましてもですね、他市や民間事業者でやられているような見せ方などもしっかり調査研究しまして、移住検討者をより多く誘引できますように、相談対応等も含めてさらに工夫してまいりたい、そのように考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)後藤竜也君。 ◯十番(後藤竜也君)既にいろいろなことをやっていると。また、より一層スピードアップしていくという前向きな御答弁、ありがとうございました。これを機にですね、また宇佐出身の方、もしくはJターンでもですね、当然Iターンもあったらいいんでしょうけど、多くの移住の方に来ていただくことを望んで、これは閉じたいと思います。  次に、企業の誘致に関してですけれども、これはまた、宇佐市独自でというのもなかなか、単独はなかなか難しい部分もあるかもしれないんですけれども、県と連携もしつつ、また独自にですね、リストアップも今後していくということですが、課長、そのあたり、今後の進め方はいかがなんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(後藤 優君)商工振興課長の後藤です。再質問にお答えいたします。  議員言われるように、サプライチェーンのリスク分担の考え方とか、また、新興国の所得上昇によって現地生産のうまみが減少したので国内生産でコストの削減のほうが有利だというような考え方が、企業の中で広がっているというふうに認識をしております。  なかなか、企業情報というのは厳重かつ慎重に扱われることが多いので、難しいところもありますけれども、市のほうで、一生懸命情報収集をしながら機会あるごとに地理的優位性などをアピールしていきたいというふうに考えているところです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)後藤竜也君。 ◯十番(後藤竜也君)ぜひ、前向きに進めていただきたいなと思います。当然、実業といいますか、自動車産業関連含め、また前回の議会のときも提案いたしましたIT関連企業、これは、最初の教育に関してもそうなんですけれども、オンラインとか遠隔でのテレワークとか成り立つ前提としては、通信環境が整っているということが最低限の状況であると思いますので。当然、宇佐市内にも光通信のものはあると思いますけれども、今後より一層ですね、まだ整っていない地域も市内でもありますので、特にまた大容量の情報量が必要なところに関してはそういった対応ができるようにですね、また前向きに取り組んでいただきたいなと思います。  次に、最後に、郷土の偉人、南一郎平のNHK朝ドラ化を目指してはどうかということに関してですが、ちょうど今、中津市もですね、朝ドラ化を目指して活動をしているということであります。福沢諭吉のお母さん、お順さんを朝ドラにということで、協議会があって、また、先月でしたかね、市長がNHKに要望に行ったというような報道もございました。幸いというか、今、NHKの会長がお隣の中津市出身の前田会長ということで、大分県にとっては大変チャンスではないかなと思っております。中津の場合は、以前、軍師官兵衛のときにですね、ほかの姫路や福岡と連携して勝ち取ったということもございますが、大変ハードルは高いと思うんですけれども、大河は年に一回ということを考えれば、朝ドラは年に二回ですから。  数年先まで決まっているという話ですけれども、今後の観光振興を考える上で、これは、ぜひ目指していくべきではないかなと強く思います。回答のほうも前向きな回答を頂いておりますので、これをやることによってですね、この回答にもありますように、一体となって取り組むことは大きな効果があるということでもありますし、もし仮に、これが成功した場合はですね、とてつもなく大きな観光の波及効果になると思いますので、今後、宇佐でその会も立ち上がってくるんであろうと思います。  そういったときに、当然、この会を活動するためには予算が必要になってきて、例えば、頑張る団体であればですね、予算的には十万円というようなことであればちょっと予算的に厳しいものがあると思いますので、観光振興の一環として、これがもし前向きになるようであればですね、ぜひ、市としても、予算を組んでいただいて何とか宇佐から朝ドラをというようなですね、大変、宇佐市にとって誇るべき偉人のことですから、これは、ぜひやっていただきたいなと思いますが、そのあたりいかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)総合政策課長の本浪です。再質問にお答えします。  私もですね、実はもう二十年以上前になるんですが、実際に、安積疎水とか那須疎水を訪ねたことがあります。そのときに、本当に、日本三大疎水と呼ばれるそういう巨大な事業にですね、郷土の先達が関わっていたということにすごく感銘を受けたことを覚えております。  議員おっしゃるとおり、これが成功すればですね、本当にすばらしいことでありますし、また本当に市にとって夢がある事業じゃないかなというふうに思います。先進事例を見ましても、行政主導というよりはですね、やはり官民一体となってですね、取り組んでいくことじゃないかなというふうに思いますので、また、地元の検証団体としっかり連携を図りながら取り組んでいきたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)後藤竜也君。 ◯十番(後藤竜也君)この件に関しては、アフターコロナで項目として合うのかどうかということは迷ったんですけれども、観光振興ということで、ぜひやっていただきたいと。また、併せて、子供たち、また地元の方への、郷土の偉人の顕彰という意味を含めてですね、教育の意味も含めて。今、漫画なども出て広まっているわけなんですけれども、これも、ぜひそういった意味も含めてやっていただければと願って、質問を終えたいと思います。  ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、後藤竜也議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩をいたします。なお、再開は十四時五分といたします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午後一時五十四分               ───────────────                 再開 午後二時〇五分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行します。  十一番 衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)皆様、こんにちは。十一番 公明党の衛藤義弘です。  まず初めに、新型コロナウイルス感染症の影響で全国に緊急事態宣言が発令され、三密により営業と外出自粛等大きな打撃を受けた市民の皆様、個人事業主の皆様、中小企業の皆様、高齢者施設の皆様、障害者施設の皆様、学校関係者の皆様、こども園や幼稚園・児童クラブの関係者の皆様など、全ての皆様に、この場をお借りして敬意と感謝を申し上げます。イベントや地域行事、学校行事など、大きな影響を受け、さらには経済活動に大打撃を受けました。この間、市長はじめ副市長、教育長、部課長、職員の皆様、商工会議所、両院商工会、社会福祉協議会の皆様方には、感染症と闘い宇佐市民を支えていただき感謝と御礼を申し上げます。先が見えない中、今後ともよろしくお願いを申し上げます。  大変なときこそ大きく変わるときと信じ、コロナ感染症一本に絞り、今回、質問をさせていただきます。今回、多くの議員の皆様がコロナ感染症の質問をされ、重なる内容がありますが御容赦願います。  一項目め、新型コロナウイルス感染症の対策支援について。  一点目、給付金制度について。  1)、特別定額給付金の対象世帯と申請状況及び給付状況。DVなどの方への対応、障害者などの対応、高齢者施設などへの対応をお聞きします。  2)、給付金などの一時所得は税金の対象になるのか、質問します。  3)、特別定額給付金では生活保護世帯には収入認定をしなかったが、年金生活者支援給付金制度での住民税非課税世帯の上限六万円の給付に対しての影響はないのか。  二点目、危機管理体制について。  1)、市の職員が感染した場合に機能が失われる危険性がありますが、ガイドラインをつくっておく必要があるのでは。さらには、大規模災害にも使える。  2)、この間、雨季に入る。集中豪雨やゲリラ豪雨も予想される。また台風も想定されるため、避難所に設置される体育館や公民館の三密を警戒し、事前に宿舎施設の利用を検討して、宿泊料の支援も行うべきではないか。  三点目、国の新型コロナウイルス感染症地方創生臨時交付金は、コロナ単独事業ですが、活用方法により事業として制度化できているものとできてないものがあるが、大分県より各市町村に配付されていると思いますが、宇佐市での活用事業があると考えられますがどうでしょうか。  四点目、経済対策について。  1)、持続化給付金の受付状況と給付状況。対象は売上げ(収入)の半減とありますが、具体的にお聞きします。宇佐市も、中小企業・個人事業主のネット支援を行っていますが、順調に進んでいるのかお聞きします。  2)、宇佐市独自事業の事業継続支援金と宿泊施設事業継続支援補助金の申請状況と給付状況はどうなのか。  3)、長期戦になる現状で、守りの事業はありがたいが攻めの事業も今後は必要になる。宇佐市内のホテルや宿泊施設などへ大分県内クーポン券(初日で完売、第二弾を発売)等と考えるが、必要ではないか。  4)、宇佐市でも、経済活性化や消費の喚起のため地元事業者支援を行うプレミアム商品券が発行されるが、対象範囲や購入限度など具体的に教えていただきたい。行き届く内容になっているのか。  五点目、小中学校について。  1)、宇佐市も、六月議会定例会で議案にある、学校や家庭などへのオンライン授業が整備をされます。具体的に、いつから導入され授業で活用されるのか。  2)、六月一日から一斉登校が始まりましたが、猛暑での対応が求められます。冷房と換気、マスク対応になると考えられますが、熱中症への対応はどのように考えているのか。学校での給食の配膳対応はどうするのか。  以上、初回の質問をさせていただきます。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、衛藤義弘議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十一番 衛藤議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、新型コロナウイルス感染症についての三点目、地方創生臨時交付金の活用事業についてでありますが、国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策において、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するとともに、感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活を支援し地方創生を図ることを目的に、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が五月に創設をされました。  この交付金の対象事業は大きく二つに分けられ、一つ目は目的に沿った地方の単独事業、二つ目は緊急経済対策として実施される国庫補助事業の地方負担額等を、対象とするものであります。  地方単独事業分として各地方公共団体へ交付される臨時交付金は、人口規模、財政力指数、感染者数などにより算定をされ、本市の交付限度額は約二億四千万円となっております。  本市の臨時交付金活用事業としましては、四月の臨時会で議決を頂いた小規模事業者等事業継続支援事業や小中学校、図書館、指定避難所の感染予防対策事業を実施しております。さらには、今議会に提案しております、地域経済の活性化を目的に市内消費を喚起し地元事業者を支援する宇佐んみせ応援プレミアム商品券事業や、小中学校のタブレット整備をはじめ、通信環境未整備家庭の学習環境整備を行う校内通信ネットワーク整備事業を予定しております。  先日、国の第二次補正予算が成立し、臨時交付金の追加交付が予定をされているところであります。今後も、臨時交付金を最大限活用しながら、有効かつ効率的な支援となるように努めてまいります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの新型コロナウイルス感染症の支援についての五のその二を、教育長 高月晴彦君。 ◯教育長(高月晴彦君)教育長の高月でございます。十一番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、新型コロナウイルス感染症の支援についての五点目、小中学校についてのその二、熱中症への対応はどのように考えているか、学校での給食の配膳対応はどうするのかについてですが、熱中症の対応については、水分補給や休憩を取るなどにより予防に努めています。  また、新型コロナウイルス感染防止の観点から、授業中はマスクの着用を励行していますが、体育の授業や中学校の運動部活動時などについては、児童生徒の間隔を十分に確保するなど感染リスクを回避した上でマスクは着用しないなど、熱中症対策も含めた対策を講じることとしています。室内でも感染防止のために小まめな換気が必要となることから、今年度、エアコンの設定温度を下げることとしています。  学校での給食の配膳対応については、給食の準備・片づけ時にコンテナ室が密になることを防ぐために、時間や人数を制限するなどの対策を講じています。配膳時には、普通教室以外の部屋で教職員がつぎ分け等の準備をし、児童生徒が自分の給食を取りに来る、いわゆるセルフサービス形式で感染リスクを回避する対策を講じている学校もあります。学校規模の違いもありますので、各校でそれぞれ状況に応じて工夫をしています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの新型コロナウイルス感染症の支援についての一のその一と二を総務部長 久保桂一君。 ◯総務部長(久保桂一君)総務部長 久保でございます。十一番 衛藤議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、新型コロナウイルス感染症の支援についての一点目、給付金制度についてのその一、特別定額給付金の給付状況等と高齢者施設等への対応についてですが、六月十五日現在で、支給対象の二万六千百二十四世帯のうち、九六・七%に当たる二万五千二百六十一世帯から申請を頂いております。書類の不備で確認作業中の世帯を除く二万四千六百五十四世帯、九七・六%に対して、給付が終了しております。なお、対象世帯に対する給付率は九四・四%となっております。  DV被害者、障害者、施設入所者などへの対応につきましては、国が定めた事務処理自治体向けQ&Aに基づき、担当部署と連携を図りながら適切な対応に努めているところであります。  具体的には、DV被害者に関しましては、県からの情報提供に基づき、本市に住民登録がない方であっても本市に避難している方には、同伴者とともに支給を行っております。また、障害者や高齢者を対象とした入居施設や相談支援事業所等に対し、申請に係る協力要請を行ったほか、自治会連合会や民生委員児童委員協議会と声かけ等に関する協定を締結するなど、在宅の方を含めたサポート体制の充実に取り組んでいるところであります。  二点目、危機管理体制についてのその一、市の職員が感染した場合のガイドライン作成の必要性についてですが、本市において新型コロナウイルス感染症が発生した場合に備え、行政機能が低下することを想定し、市民の生命を守るための対策業務やライフラインの維持管理などの生活に重大な影響を与える業務について、優先的に実施すべき業務を特定するとともに、業務の執行体制や対応手順、継続に必要な資源の確保を図るため、業務継続計画、BCPを本年四月に作成いたしました。  その中で、職員が感染者もしくは濃厚接触者となった場合も想定しており、取るべき措置を明確にするとともに、庁舎等の消毒作業についても、従事者及び作業内容、準備物等について確認したところであります。  その二、避難所の三密を警戒し、事前に宿泊施設の利用を検討し宿泊料の支援も行うべきではないかについてですが、議員御指摘のとおり、避難所での新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、三密の回避や衛生対策の徹底などに万全を期す必要があると考えております。  このため、当初予算及び補正予算第二号で御承認いただいた非接触型体温計や消毒を行うための物品などの整備を行っているほか、今回、補正予算第四号(案)に避難所での密集を防ぐための間仕切りの追加整備費用を計上しているところでございます。さらに、避難者同士の密集を回避し、避難者の受入れを可能な限り多く確保するため、居宅内の安全な場所での在宅避難、親戚・知人宅等への避難など、避難の分散化についてホームページでの周知を行うとともに、広報うさ七月号の特集記事でも避難行動の備えについて掲載する予定であります。  また、避難勧告を発した際、感染した場合に重篤化するリスクが高い方々の避難につきましては、県が県旅館ホテル生活衛生同業組合と合意をした協定に基づき、本市でも災害時の受入れについて組合との協議を進めているところであります。組合との協議が整い、避難者の受入れを要請した場合の宿泊費につきましては、県が創設した避難所感染症対策支援事業を活用し、市と県が宿泊費の二分の一ずつを負担することとなっております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの新型コロナウイルス感染症の支援についての一のその二と三を市民生活部長 加来 定君。 ◯市民生活部長兼税務課長(加来 定君)市民生活部長の加来でございます。十一番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、新型コロナウイルス感染症の支援についての一点目、給付金制度についてのその二、給付金などの一時所得は税金の対象になるのかについてですが、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、国や地方公共団体等が給付する給付金や助成金等の取扱いについては、その対象や目的、法律等での規定の有無などにより、課税関係が異なります。  例えば、一人当たり一律十万円が給付される特別定額給付金や、子育て世帯への支援策として児童手当を受給する世帯に対して給付される子育て世帯への臨時特別給付金については、いわゆる新型コロナ税特法により非課税と規定されています。このほかにも、学資として支給される金品など所得税法に規定されているものも非課税となります。  一方、営業自粛等により特に大きな影響を受ける事業者に対して給付される持続化給付金や、従業員を休業させる必要があった場合等に支給される雇用調整助成金、小学校等が臨時休業した場合等にその小学校等に通う子の保護者である労働者の休暇に伴う賃金相当額を助成する小学校休業等対応助成金については、事業所得等に区分されるため課税対象となります。  その三、年金生活者支援給付金制度での住民税非課税世帯の上限六万円の給付に対して影響はないのかについてですが、この給付金は、年金を含めても所得が一定基準額以下の方の生活を支援するため、昨年十月の消費税率引上げ分を活用して創設されたもので、年金に上乗せして支給されるものです。この給付金については、年金生活者支援給付金の支給に関する法律により、課税されないと規定されています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの新型コロナウイルス感染症の支援についての四を経済部長 河野洋一君。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(河野洋一君)経済部長の河野でございます。十一番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、新型コロナウイルス感染症の支援についての四点目、経済対策についてのその一、持続化給付金についてですが、持続化給付金は、感染症拡大により特に大きな影響を受けている事業者に対して、事業の継続を支え再起の糧となる給付金として、国が実施しています。農業、漁業、製造業、飲食業、小売業、作家・俳優業など、幅広い業種において事業収入を得ている法人または個人事業者で、今年の一月から十二月のうち、月間事業収入が一月でも前年同月比五〇%以下となる方が対象となります。  給付額の算定方法は、前年度の年間事業収入から、前年同月比五〇%以下となった一月の収入に十二を乗じて得た額を差し引いた額となり、その上限額は、法人が二百万円、個人事業者が百万円です。  五月一日から申請の受付が始まりましたが、電子申請のため、手続が難しい、ネット環境が整っていないなどの声を受け、宇佐商工会議所に申請サポート会場を設置し対応しています。感染予防のため完全予約制ではありますが、申請登録完了まで丁寧に対応しており、実際に電子申請の手続サポートを受けた方には好評を頂いています。  なお、給付金の受付状況と給付状況につきましては、公表されていません。  今後も、より多くの方に給付金を活用いただくため、申請サポート会場活用の周知に努め、事業者の事業継続支援に努めてまいります。  その二、宇佐市独自事業の事業継続支援金と宿泊施設事業継続支援補助金の状況についてですが、小規模事業者等事業継続支援事業は、二月から四月までのいずれか一月の売上高が前年同月比二〇%以上減少した中小企業・小規模事業者に対する支援として、一律十万円を給付する事業で、宇佐商工会議所、宇佐両院商工会と共同で実施しています。共同実施により、感染のリスク回避が図れるとともに、口座振替ではなく小切手による給付が可能となり、最も早い方は受付開始日に給付を受けています。  申請・給付状況は、六月五日時点で、申請七百十四件、給付六百二十七件です。  本事業は、国の持続化給付金につなげることで小規模事業者等の事業継続を支援していく目的から、短期間の事業設定とし、申請期限を六月十二日としていましたが、商工団体と協議し、六月末まで期限を延長するとともに、比較対象月を二月から五月までのいずれか一月と拡充しています。  宿泊施設事業継続支援補助金については、二月から四月までの宿泊予約キャンセル数に宿泊料金を乗じて得た額の三分の一以内とし、一施設につき二百万円を上限に補助するもので、国、県の誘客キャンペーンまでの緊急的支援として実施しているものです。  申請・給付状況は、六月五日時点で、対象十四施設中、申請十一施設、給付済み九施設となっています。
     その三、守りの事業はありがたいが攻めの事業も今後は必要になる。宇佐市内のホテルや宿泊施設などへ大分県内クーポン券など考える必要があるのではについてですが、新型コロナウイルス感染症の影響で、観光業界全体が大きな損失を受けています。特に宿泊施設のキャンセルは、飲食業や販売業など様々な関連事業者へ大きく影響しています。四月に市内の宿泊施設を調査したところ、二月から四月の宿泊キャンセル数が五千人を超えていたことから、国、県の誘客キャンペーンまでの緊急的な支援として、宿泊施設の予約キャンセルに伴う売上高等の減少に対して補助金を交付しているところですが、今後の収束期にかけては、観光需要の回復に向けた攻めの対策を行う必要があると考えています。  議員御指摘のとおり、県では県民向け旅館ホテル応援割を実施、国ではGoToキャンペーンを予定しており、全国的に旅行需要の増加が見込まれています。市としましても、宇佐市に訪れてもらう好機と捉え、市独自の誘客キャンペーンも検討しながら、自然景観や歴史文化、食文化などの魅力を発信し、観光産業の活性化に努めたいと考えています。  その四、プレミアム商品券事業についてですが、市独自の新型コロナウイルス感染症経済支援策の第四弾として、市民の生活安定と市内消費の喚起による地元事業者の支援に役立てることを目的とした、宇佐んみせ応援プレミアム商品券事業を計画しています。  実施主体は宇佐商工会議所と宇佐両院商工会であり、その事業費を本定例会に補正予算第四号(案)として提案しています。事業概要は、プレミアム率二〇%、発行総額六億円、うちプレミアム分が一億円となっており、使用期間は八月から来年一月を予定しています。販売方法や対象範囲、購入限度額などの詳細につきましては、事業主体において細部を調整中ですが、広く市民を対象とし、商品券取扱店舗は商工団体会員に限らず募集します。また、コロナ感染のリスク回避のため、市民が購入場所に集中しないよう郵便局など購入箇所を増やす予定です。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、一項目めの新型コロナウイルス感染症の支援についての五のその一を教育次長 上田誠之君。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)教育次長の上田でございます。十一番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、新型コロナウイルス感染症の支援についての五点目、小中学校についてのその一、学校や家庭などへのオンライン授業の整備は具体的にいつから導入され授業で活用されるのかについてですが、現在、文部科学省、GIGAスクール構想の早期実現の方針を受け、児童生徒一人一台端末及び校内通信ネットワーク環境の整備を進めているところです。  本議会で提案している予算案を議決いただければ、速やかに整備を進めていきますが、今回は、県による共同調達で現在調整中のため、納入時期については現時点では決まっていません。授業での活用については、まだ一人一台ではありませんが、昨年導入したタブレット端末を用いて学習を進めています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十一番 衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)ポイントを絞ってさせていただきます。  第二次補正予算が決まり、今から、各地方公共団体のほうにもいろんな施策が流れてくると思います。大変でしょうが、ひとつよろしくお願いします。  それでは、二点目の危機管理体制の2)、コロナと災害を想定し、避難所への移動時、例えば検温の実施とか、例えば体調不良の方が来られたときとかですね、そういったときの医師の手配とか、事前にですね、そういうところは分離体制などの確保、そういうのを想定して早めの対応を取っておく必要があるんではなかろうかと思うんですが、その点どうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(久井田 裕君)危機管理課長の久井田です。衛藤議員の再質問にお答えします。  今おっしゃられたような避難時に際しての体調不良者の受入れに関することですが、一般的には、避難所の受付で検温等の健康把握を行っていくようにしております。避難される前に問合せがありました際には、必要な案内を差し上げて、分離されたスペースもしくは別の避難所に案内するように今計画をしているところでございます。  避難所での体調悪化につきましては、また随時健康把握を行う中で、その必要が生じた際に、速やかに医療機関等への引き受けができるように計画をしているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)どういう方が来られるか分かんないんで、前もって準備をしておくというのが非常に重要なことなんで、ひとつよろしくお願いをします。  それから、次は、三点目のコロナ感染症地方創生臨時交付金、一次補正で一兆円、二次補正で二兆円の増額が想定をされています。地方公共団体ごとの実施計画の提出が通知されます。今後、通知をされるんですが、今のうちから、宇佐市にあったコロナ感染症施策を早期に交付できるよう準備を進めておく必要があろうかと思うんですが、その点をお聞きします。 ◯議長(衛藤博幸君)行財政経営課長。 ◯行財政経営課長(田中康彦君)行財政経営課長の田中でございます。衛藤議員の再質問にお答えいたします。  先ほど答弁をさせていただきましたけれども、一次補正の分での地方臨時交付金、こちらについては、うちのほうに二億四千万円ということで限度額の交付が来ております。五月一日にすぐに来ました。これにつきましては、五月末までに計画を出すようにということで、うちのほうも既に国のほうに提出をしております。  二次のほう、今度成立した第二次補正予算につきましては、再度、国のほうで全国に二兆円の増額ということで、そちらのほうについては決定をしております。それにつきましては、こちらのほうにいまだちょっと……、額の確定等はまだ手元に届いていません。当然、そちらが来ればですね、今後、いろいろなコロナ対策の財源として有効に活用したいと思いますので、またそれが来ればですね、早急に対応していきたいというふうに考えています。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)通知が来るのが、期間がどのあたりに来るのか分かんないんですが、一兆円のときは二億四千万円か、倍になるんで、その辺、ある程度の想定ができるのかなと思っているんで、そういう想定の下で、早めに手を打って早めに資金を頂いて実行するというような方向性を持っていたほうがいいと思いますんで、検討のほう、ひとつよろしくお願いします。  それでは、次が四点目、経済対策の3)の観光への、先般、入込み客が前年比八〇%のキャンセル五千人ということで、非常に関連事業者は厳しい悲鳴を上げている状況だろうと思います。とにかく、大分県が第二弾を、クーポン券を発行しました。これもすぐ完売するんではなかろうかと思うんですが、宇佐市も独自の考え方をお持ちのような答弁でしたので、その中で、当然、おもてなしの応援クーポン券とかいろいろな名称があろうかと思いますが、そういったクーポン券の発行とですね、今、携帯が普及されています。その携帯での購入とかいうことも検討して。本当にできるのかできないのかはちょっと分かんないんですが、そういう形でできれば、数多くの方が宇佐市に来ていただいて宿泊したり食事をしたり、飲みに出る方もおられる、そういう想定の下で、幅広くですね、そういうのを生かすような支援を取っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光・ブランド課長。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(河野洋一君)観光・ブランド課長の河野でございます。衛藤議員の再質問にお答えいたします。  衛藤議員のおっしゃるような宿泊クーポン券でございますけれども、市としましては、国、県、これを有効に使っていく。宿泊していただけることがまず第一なんですが、例えば、立寄りであってもですね、やはり宇佐を選んでいただくというための情報発信はしていこうと思っております。  その中で、議員のおっしゃるような、プラスして宿泊クーポン券、または宿泊された方に何らかのクーポン券を差し上げるとか、そういった取組に併せて、やはり、安心して来られる宇佐市であるというような感染予防対策、それから元気を取り戻すための効果的な情報発信、そういったものをですね、総合的に考えた中で、宇佐にふさわしい観光支援策というものをですね、今後検討してまいりたいと考えているところでございます。そういった中で、先ほどいったような携帯を使った、お客様を集めるとかですね、そういう方法ができれば、それも研究していきたいと考えているところです。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)とにかく、宇佐市に今までにない観光客が来ていただいて、三密はありますが、徐々に回復基調になっています。東京とか大阪ではもうある程度の方が、若干の感染が出ていますが、宇佐市がそういうふうにならないように、当然、商売をされる方もそういうことには気を配って三密にならないような対策も取ってきていると思います。そういうことで、その努力に報いていただきたいという思いで質問をさせていただきました。  それでは、次に五点目、小中学校の対応の分で1)、オンライン授業の整備で、後藤議員の質問にも出ていました。ネット環境が取られてない地域、これはですね、Wi‐Fiモバイルルーターの検討というのがされているかどうかをお聞きしたいんですが。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(上田 積君)学校教育課長の上田です。衛藤議員の再質問にお答えします。  現在、ネット環境の調査をしておりまして、そこに対応できるようにですね、今後考えていく予定となっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)Wi‐Fiモバイルルーター、何か貸出し等が行えるルーターだろうと思うんですが、そういった形を取れば可能であるというような方向性があるんで、その辺もひとつ検討していただきたいと思っています。よろしくお願いします。  それから、最後、2)でですね、当然、三密になるんですが。学校関係はですね。ただ、そういきましても、エアコンの温度を下げたり、外気を入れたり、当然授業中はマスクをしたりします。で、やっぱり、私は、水分補給は大事だろうと思うんですよ。授業中でも水分補給ができるような体制を取ってもいいのかなと。昼休み等はもうマスクなしで外に出ますが、ぜひ、ミストを全小中学校に配備されていると思うんで、そのミストを使ったり、運動の場合はそのミストを使うというような対策を取っていただきたいんですが、どうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(上田 積君)お答えします。  基本的には、各小中学校ともですね、授業四十五分、五十分、その間に休憩時間等をですね、入れまして水分補給を行っていることが多かろうと思いますが、暑さの状況にもよりますし、特に外での活動のときにはですね、途中で休憩を入れたりして水分等を補給していると聞いております。  ミストに関しましては、熱中症対策にですね、とても有効なものでありますので、運動会前とかもですね、使っているところではあるんですけど、暑さもこれからですね、強くなってきますので、今後活用が増えてくると思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)今から第二次補正、私は、この国の予算を、すごく複雑です、いっぱいあります、それをやっぱり有効活用していただきたいと思います。せっかくなので市単独よりも、単独というか、国の資金をしっかり取り入れるということが一番大事だろうと思います。市は、その分蓄えをすればいい話なんで、ぜひそういう方向で。これは、何十年か何百年かに一回、過去にもスペイン風邪とかいろんなので死者が多く出ている状況もありますんで、今は、国に頼るしかないのかなというような思いがしますんで、ぜひ、大変でしょうけど、よろしくお願いを申し上げて、終わりとします。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、衛藤義弘議員の一般質問を終結いたします。  それでは、傍聴席に移動の議員の皆さん、大変お疲れでした。自席のほうへお戻りください。  ただいま、日程第一、市政一般に対する質問の途中ではありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は、明日十九日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり御苦労でございました。                     散会 午後二時五十一分 宇佐市議会...