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2020年03月02日 令和2年第1回定例会(第4号) 本文
2020年03月02日 令和2年第1回定例会(第4号) 名簿

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  1. 宇佐市議会 2020-03-02
    2020年03月02日 令和2年第1回定例会(第4号) 本文


    取得元: 宇佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    2020年03月02日:令和2年第1回定例会(第4号) 本文 (388発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (四日目)           開議 午前十時〇〇分 ◯議長(衛藤博幸君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十三名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  令和二年三月第一回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  議会運営委員会の報告について、報告を求めます。  議会運営委員長 後藤竜也君。 ◯議会運営委員長(後藤竜也君)皆さん、おはようございます。議会運営委員長の後藤達也でございます。議会運営委員会の結果について御報告いたします。  本日、議会運営委員会を開催し、本日の議事日程の追加等について協議いたしました結果、懲罰特別委員会より提出のありました、中本毅議員に対する懲罰の動議の件を、本日の日程に追加すべきものと決定いたしました。  なお変更後の議事日程につきましては、お手元に印刷配付のとおりです。  以上で議会運営委員会の報告を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)本日の議事日程は、市政一般に対する質問となっておりますが、ここで議事日程の追加についてお諮りいたします。  懲罰特別委員会に付託しておりました、中本 毅議員に対する懲罰の動議の件を本日の日程に追加したいと思いますが、これに御異議ありませんか。  (「異議あり」との声あり) ◯議長(衛藤博幸君)御異議がありますので、本件は、表決システムにより採決をいたします。  お諮りいたします。  中本 毅議員に対する懲罰の動議の件を本日の議事に追加することについて、賛成の方は賛成のボタン、反対の方は反対のボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。
     (「なし」との声あり) ◯議長(衛藤博幸君)押し忘れなしと認め、確定いたします。  (表決) ◯議長(衛藤博幸君)賛成多数であります。  よって、中本 毅議員に対する懲罰の動議の件を本件の日程に追加することに決定をいたしました。  なお、変更後の議事日程は、印刷配付のとおりであります。   ~ 日程第一 中本 毅議員に対する懲罰の動議の件 ~ ◯議長(衛藤博幸君)日程第一、中本 毅議員に対する懲罰の動議の件を議題といたします。  中本 毅君の退場を求めます。  (五番 中本 毅議員 退場) ◯議長(衛藤博幸君)本件に対し、委員長の報告を求めます。  懲罰特別委員長 後藤竜也君。 ◯懲罰特別委員長(後藤竜也君)懲罰特別委員会委員長の後藤竜也でございます。  委員会の審査結果について報告いたします。  令和二年三月第一回宇佐市議会定例会において、地方自治法第百三十五条第二項及び宇佐市議会規則第百六十条第一項に基づき提出されました中本 毅議員に対する懲罰の動議により、懲罰特別委員会が設置され、本委員会に付託された審査について、去る二月二十八日、委員会室一において委員会を開催し、慎重に審査した結果、次のように決定いたしましたので、経過及び結果について報告いたします。  まず、本委員会での審査の進め方については、二月十八日に開催された本会議において、中本議員の発言や行為が、地方自治法並びに会議規則に照らして、違反した発言や行為があったかどうかを判断し、違反と判断した場合は、懲罰を科すかどうか、また、科すとした場合、どういう懲罰を科すべきかを、順次、本委員会で決定していくことの確認を行いました。なお、審査を進めるに当たって、中本議員の発言記録及び懲罰に関する資料を参考に審査を行いました。  これは、若山雅敏議員吉田泰秀議員和気伸哉議員の三名から提出された中本 毅議員に対する懲罰の動議については、懲罰の議決に従わなかったこと、議長の秩序保持権に従わなかったことといった内容でありました。若山議員を提出者の代表として委員会に呼び、提出理由について説明を受け、その後、中本議員の弁明を受け、各委員より中本議員に対し質疑をしたところであります。  若山議員からの説明では、「懲罰の動議については、議員必携の第九章、議会の規律、懲罰に記載されている戒告または陳謝の処分を受けた議員が、議長の戒告を受けなかったり、陳謝文を朗読しない場合とあり、これに該当すると思われる。また、議長の秩序保持権についても従わなかったと考えられるので、私を含め三名の議員の連名により動議として提出したものである」との説明を受けました。  中本議員の弁明では、「私が訴え続けていることは、公金支出の適正化であり、それに関して事実や真実と異なる報告がされている」等の内容でありました。  私は委員長として、陳謝という懲罰に従わなかったこと、議長の秩序保持権に従わなかったことに対しての弁明を求めるものであり、その発言は、今回の懲罰とは直接関係のないあなたの主張であり、今回の懲罰事案に対する弁明ではないので、簡潔に整理して述べるよう再三にわたり注意をいたしました。それに対し、注意に従うどころか同様な発言を繰り返し、その上、委員長の私に対し、無礼な言葉を慎めなどといった発言をするなど、到底受け入れることができない不穏当な言動があり、大変遺憾に思った次第であります。  一人の委員から、「本人がそれを弁明というのなら述べてもいいのでは」といった意見がありましたので、それを尊重し、再度、中本議員に発言を許可いたしました。  中本議員の弁明は、「二月十八日の私に対する懲罰動議については極めて遺憾であり、議会が作成した陳謝文については、真実ではない部分を取り除いて朗読した。神聖な議場で事実や真実と異なる文書を読むことはできない。議会の品位を高く保つために、このような対応したことを報告する」といった内容でありました。  質疑では、「懲罰を読み上げる前に、議長の制止に応じなかったがなぜか」に対しては、「神聖な議場で、事実や真実と異なる文書を読むことはできない。議会の品位を高く保つためにした振る舞いである」といった回答でありました。  また、ほかの委員より、「前回の懲罰特別委員会の中で、中本議員に対し、議会の品位とは何ですかと聞いた際、ルールや決まり、法律を守ることと答えたと思う。そのルールや決まりは、議場において議長が有していると思うが、その議長の制止を聞かなかった理由は何か」という質疑に対して、中本議員は、「議長といっても全知全能ではないので、間違いを犯す場面もあると思う。私は神聖な議場で、事実や真実と異なる文書を読むことはできない。それが議会の品位を高く保つことにつながると思う」といった回答でありました。  ほかの委員より、「今回の行動が懲罰に当たることについて、どのように考えているか」の質疑に対して、中本議員は、「繰り返し申し上げているが、不当であり無効だと思う」といった回答でありました。  質疑終了後、各委員からの意見では、「議長の制止を聞かなかったことが問題である。地方自治法にも戒告または陳謝の処分を受けた議員が、議長の戒告を受け入れなかった場合や陳謝文を朗読しない場合は、当然、懲罰の対象になると記されている」といった意見や、「先ほどの弁明の中で、こういうこと自体が、宇佐市議会の品位を落とすと彼は言ったと思うが、懲罰特別委員会で決まったことは守らなければいけない。一体どちらが規律を乱しているというのか。懲罰の重みを感じてほしい」といった意見。「みずからが議会の混乱を招いていることに本人が気づかないというのが一番歯がゆいところだ。議会人として進むべき道をわかってもらうために、新たな懲罰を求めていきたい」といった意見。「議会で決められたことは、議員である以上守るべきであり、中本議員に対しての陳謝の議決がなされ、その議会の議決を守らなかったというのは、議会人としてのあり方を考えると、懲罰を科すべき事案である」といった意見。「我々議員は、公職選挙法というルールの中で選ばれた議員であり、公人でもある。人一倍規範意識を高く持たなければならない。みずからの意に沿わないからといって、ルールを逸脱することは決して許されることではない。ルールより思いが優先されれば、法治国家ではなくなる」といった意見で、大半の委員が、懲罰を科すべきとの意見でありました。一人の意見として、「議員必携に定められた陳謝文をそのまま読むことをしなかった場合とあるが、それはさらに懲罰を科すことが可能というできる規定であって、しなければならないという規定ではない。これ以上懲罰を科すべきではないと考えている」というものもありました。  討論では、「懲罰の議決に従わなかったこと、議長の秩序保持権に従わなかったことは明らかに懲罰対象であり、懲罰を科すべきものと考える」という賛成討論があり、反対討論として、「議会の議決があっても、これ以上の押しつけはやめるべきであり、さらなる懲罰は科すべきではない」といったものもありました。  採決の結果、賛成多数で、中本 毅議員に懲罰を科すと決定いたしました。  次に、懲罰を科すことと決定したことを受け、どの懲罰に科すかどうかについて協議を行いました。委員より、出席停止を科すべきといった意見が出され、採決の結果、賛成多数で、中本 毅議員に出席停止の懲罰を科すことに決定いたしました。  次に、出席停止期間について協議を行いました。委員から、本人が改める期間としては、三日間が妥当ではないかといった意見が出され、大半の委員が賛同しておりました。最小限の日数にすべきという一人からの意見もありました。  採決の結果、賛成多数で、中本 毅議員に三日間出席停止の懲罰を科することを決定いたしました。よって本委員会としては、中本 毅議員に対し、三日間出席停止の懲罰を科すことに決定いたしました。  以上で、懲罰特別委員会に付託された中本 毅議員に対する懲罰の件についての経過並びに審査結果の報告といたします。 ◯議長(衛藤博幸君)ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。  三番 赤野道和君。 ◯三番(赤野道和君)議長、三点ありますが、一点ずつ区切ったほうがいいんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)はい、一点ずつです。 ◯三番(赤野道和君)まず、今回の懲罰の動議は、懲罰の議決に従わなかったからということです。二月十八日、三月議会の開会日、私たち日本共産党は反対しましたが、公開の議場における陳謝という懲罰が決まりました。地方自治法では、本人が陳謝を行わないときは、より重い懲罰の対象になる可能性があるとなっています。そこで今回、出席停止の懲罰を科そうとしているのでしょう。それは一見わかりやすく、道理があるように思います。  しかし、いま一歩振り返って、中本議員に対する懲罰が本当に適切であったか考える必要があると思います。そもそも決議は、議会内のことではないことも対象にしているのです。中本議員は、その決議を出そうとした多田羅議員に対して処分要求を出しました。その処分要求を出したことが、懲罰に値するということで懲罰を決めたのです。  今回の懲罰特別委員会の中で、そもそも論、そもそも、懲罰に値する言動かという論議はしたのでしょうか。それが一点です。 ◯議長(衛藤博幸君)懲罰特別委員長 後藤竜也君。 ◯懲罰特別委員長(後藤竜也君)今、赤野議員からの質問は、そもそも今回の懲罰事案に対しての質問ではありませんので、その件に関してはお答えできません。といいますのが、今回の懲罰に関しては、懲罰の動議にまず従わなかったということ、そして、議長の秩序保持権に従わなかった、この二点でありますので、そのことに関しての懲罰の対象として審査をいたしましたので、その前の前段の意見というか、質問というか、それは、今回のことは議論されておりません。  逆に、このようなことをですね、ルールを守らなかった理由を背景にですね、それを正当化する、もしくは破ってもいいというようなことにすることになればですね、私たちのこの議会のルール自体が一切成り立たないと私は考えてます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)三番 赤野道和君。 ◯三番(赤野道和君)一個目の質問に対してお答えをいただけませんでしたが、ルールを守るということは大切なことだと私も思ってます。ただ、その根本は、決議にあるということで、決議からさかのぼって論議する必要があるということを言ってるわけです。でもここ質疑なので、もういいです。  二つ目の質疑に入ります。  もう一つ、論議したかどうかお尋ねしたいのは、中本議員は十二月議会の一般質問で、出張に対する公金支出のあり方を問題にしています。その捉え方には、私としては、一部誤解も含まれているのではと思いますが、その質問の続きを今日の一番の一般質問でやる予定だった。三日間の出席停止の懲罰を科すと……。 ◯議長(衛藤博幸君)赤野議員、本件に関する質疑にとどめてください。 ◯三番(赤野道和君)はい、今から入ります。質疑です。  その三日間の出席停止の懲罰を科すと、一般質問の権利、あさっての議案質疑の権利も停止することということも、十分論議されてのことでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)懲罰特別委員長 後藤竜也君。 ◯懲罰特別委員長(後藤竜也君)先ほどの回答でも申し上げましたように、今回は、議長の秩序保持権と、懲罰に従わなかったことに関して審査したものでありますから、そのような背景等は一切関係ありません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)三番 赤野道和君。 ◯三番(赤野道和君)では三つ目の質問に入ります。  三月議会の開会日、懲罰を決めるかどうかの採決の前、本人の弁明も認めませんでした。今回は、本会議で弁明を認める方向での論議はあったのでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)懲罰特別委員長 後藤竜也君。 ◯懲罰特別委員長(後藤竜也君)弁明を求めるかどうかについては、委員会内で審査するものでありません。この場で皆様方が判断することであります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)ほかに質疑ありませんか。  (「質疑なし」との声あり) ◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  中本 毅君から、本件について一身上の弁明をしたい旨の申し出があります。  お諮りします。  この際、許すことに御異議ありませんか。  (「異議あり」との声あり) ◯議長(衛藤博幸君)御異議がありますので、表決システムにより採決をいたします。  お諮りします。  中本 毅君の一身上の弁明を許すことに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンをお押しください。  ボタンの押し忘れはありませんか。  (「なし」との声あり) ◯議長(衛藤博幸君)押し忘れなしと認め、確定いたします。  (表決) ◯議長(衛藤博幸君)賛成少数であります。  よって、中本 毅君の一身上の弁明を許さないことに決定をいたしました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。  今石靖代さん。 ◯十五番(今石靖代さん)十五番、日本共産党の今石靖代です。  まず冒頭、今回の懲罰の発端となりました十二月議会の中本 毅議員に対し、議員、議会の品位を重んじるよう警告する決議に、日本共産党として、一旦は署名したこと、採決で棄権という態度をとり、反対しなかったことに対する反省の弁を述べ、中本 毅議員に対する懲罰について、反対の立場で討論いたします。  反省を踏まえて述べさせてもらいます。もともとの発端は、中本 毅議員に対し、議会の品位を重んじるよう警告する決議です。この決議の問題点を述べさせてもらいます。  前回の討論でも述べましたが、議会は言論の府であり、特別に言論を尊重し、その自由を保障しています。決議では、十二月議会での中本 毅議員の一般質問について言及していますが、この一般質問で中本議員は、さらに三月議会で追及したいと述べ、事実、今三月議会でも続きの通告があります。仮に品位を重んじない内容があるとしたら、具体的内容を示すべきであり、監査事務局長が、「議員が言われるような虚偽の報告書の存在は確認されておりません」という回答をもって、中本議員の発言に問題があるとして、警告決議の対象にするというのは行き過ぎだと考えます。議会は政策論争の場であり、自由な意見を十分保障した上で、傍聴者や市民がそれを聞いて、どちらが正しいことを言っているかを判断するものではないでしょうか。  地方自治法百三十二条 議会の品位の保持について、議会の会議または委員会においては、議員は無礼の言葉を使用し、または他人の私生活にわたる言論をしてはならないと定め、今回の一般質問がこれに当たるとは考えられないからです。あわせて、決議は議会外のこと、さらにみずから辞職した改選前の事案にまで言及している点で問題だと考えます。  このような決議に対して、中本 毅議員は反発されています。その後の処分要求は、二件とも感情的で適切だとは思いませんが、この行為に対して、一方のみ懲罰に科すなどの対応は、議会の品位保持につながるとは到底思えません。  次に、二十八日の件です。中本 毅議員は、二十八日に行われた懲罰委員会の弁明において、納得できない一方的な謝罪文を読むことは真理に反すると主張されました。改訂版地方議会実務講座では、懲罰は、議会の秩序維持のために必要な範囲を超えたものであってはならないし、議会外における議員の個人的言動を対象としたものではならないと述べ、懲罰の対象について、人的、場所的、事項的、時間的な制約があると記述しています。その中で、四、事項的な制約において、懲罰の対象とならない例として、一、議員辞職勧告決議を行ったが、当該被勧告議員が何の意思表示もせず、これに応じないような場合、二、懲罰事項に該当しない事由を捉えて、謝罪すべきことを要求する決議をしたが、これに応じない場合、岡山地裁判決、昭和二十四年十一月七日等は、懲罰の対象事項には該当しないと明確に述べています。  改訂版地方議会実務講座ではさらに、議会外の行為を捉え、議会の品位を汚す行為であるとして、懲罰を科す例が見受けられるが、標準会議規則が規定する、議員は議会の品位を重んじなければならないとしている趣旨は、あくまでも本会議、委員会におけるものが対象であり、議員に対して、一般的に常に議員としての品位を重んじることを要求している規定のものではないものと解されるので、議会外において、議会の権威を損なう発言行為が行われても、懲罰の対象とはならないと基本的な考え方を記述しています。  今回の決議に始まり、懲罰に至るまでの一連の経緯から考えて、さらなる懲罰に対しても反対であり、ましてや議員の一般質問の権利をも奪う内容の出席停止に対して、断固反対するものです。  最後に、中本議員の問題です。中本議員も同行していた視察中、つまり公務中での中本 毅議員が行った警察への飲酒運転通報問題は、議会の品位の問題ではなく、中本議員に、本当の勇気があるかどうかの問題だと私は考えています。警察へ通報する勇気なのか、飲酒運転の可能性があるとして、大丈夫かどうかと聞く、もしくは、運転をかわるように注意する勇気なのか等が根本的に問われるのではないでしょうか。理由は、最悪の場合は視察がそこで、完全にとまってしまうだけでなく、新聞に大きく取り上げられてしまう可能性もあります。そういうことにならないためにも、それをとめる本当の勇気が必要だと考えています。  しかし、中本議員は、事実確認をしないまま、警察へ通報されました。結果、飲酒の事実は全くありませんでしたが、私も含めて多くの議員がその行動に反感を持つに至りました。ここで中本議員に問われるのは、警察に通報する勇気なのか、それとも大丈夫かとか運転をかわるように注意する勇気なのかなと考えます。もし、中本議員が、社会的に大問題になること、することを狙っての通報であれば話は別です。そうであれば、まさに中本議員の人間性の問題ということにもなりかねないと思っています。  少し踏み込みましたが、中本議員に問われるのは、議会の品位ではなく、本当の勇気とは何かがわかっているのかどうかということですし、中本議員ではなく、中本氏の人間性の問題なのかと私は考えています。  中本 毅議員においては、ここまでに至った経緯を十分自己分析され、何が問題だったのかを考えていただき、今後の議員活動をしていただきますよう、強く申し上げ反対討論といたします。 ◯議長(衛藤博幸君)ほかに討論はありませんか。  六番 川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)六番、求道会 川谷光紹です。  ただいまの討論のままであると、誤解を受けることが市民の皆さん方にあるとよくないと思いましたので、討論に立たせていただきました。  まずもって最後のところに、大事な文章というのは、最後に持ってくるか、最初に持ってくるかであるわけですが、最後に、中本議員に対しての人間性の問題ということが、討論の中で問われたことは、これは全く本来の議論とは違うところではないかというふうに思っているところです。  また、討論の中にありました飲酒運転の事実に対しての勇気という言い方をしましたが、私もその場に同席しましたが、その該当する方は、ただ体調が悪かったことと、あと、本来魚介類が苦手な方で、私たちが昼食をした場所が、魚介類が主に出てくるところだったので、それをただ苦手な食べ物だったから食べなかっただけであり、そのことについて、この人は昼御飯を食べてないから体調が悪いと誤解をして、警察に飲酒運転、二日酔いじゃないかと連絡をしただけです。これは正直言って、勇気とか人間性の問題ではなくて、まず事実をしっかりと把握して行動する。そして、事実に基づいて判断をするという私たち議員に求められていることが、そもそも求められてるんじゃないのかなというふうに思うところです。  また、先ほど今石議員から反対討論がありましたが、今石議員自身が、懲罰の対象となる点について、開会日のときにおっしゃったように、戒告または陳謝の処分を受けた議員が、議長の戒告を受けなかったり、陳謝文を朗読しない場合には懲罰に当たるんだと。今石議員がおっしゃったとおりのことが起きたわけです。
     先ほども言いました、先ほどの討論にもありましたように、議会の秩序を越えるものであってはならないとおっしゃった、まさに、議会の秩序というのは、議長が持っている秩序保持権であり、それに従わなかったことに対しての懲罰が課せられているわけです。  ですので、今回は、議長の秩序保持権に従わなかったこと、また、陳謝文を朗読しなかったこと、もっと言えば、陳謝文の一部不適切な行動の「不」をとって、適切な行動と発言をして、議場の皆さん方にわからないまま終わらせようとした。そういったちょっと悪質性すら感じるような、陳謝文の朗読しなかったことでありました。なので、議会で懲罰特別委員会を設置して、慎重に議論した結果、三日間の登院停止を科すべきというふうになりましたので、私はそれを支持するところです。  議員というのは議会で決まった以上、法律も、条例等で、罰則規定も作ることができるのがこの地方議会です。例えば市民の皆さん方の健康を守るために、喫煙の条例であったりとか、またごみのポイ捨ての条例であったりとか、それについては罰則規定すら設けることができるわけです。なので、私たち自身が、しっかりと議会で決まったこと、議決されたことを守っていく必要がある。それこそが議会の最低限の品位ではないかと思いますので、中本議員に三日間の出席停止を求める立場で討論を行いました。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)ほかに討論はありませんか。  (「討論なし」との声あり) ◯議長(衛藤博幸君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより、中本 毅議員に対する懲罰の動議の件を表決システムにより採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、中本 毅議員に三日間、出席停止の懲罰を科することであります。  お諮りいたします。  本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンをお押し願います。  ボタンの押し忘れはございませんか。  (「なし」との声あり) ◯議長(衛藤博幸君)押し忘れなしと認めます。確定いたします。  (表決) ◯議長(衛藤博幸君)賛成多数であります。  よって、中本 毅議員に、三日間出席停止の懲罰を科すことは可決されました。  中本 毅君の入場を許します。  (五番 中本 毅議員 入場) ◯議長(衛藤博幸君)ただいまの議決に基づき、これより、中本 毅君に懲罰の宣告を行います。  中本 毅議員に、三日間出席停止の懲罰を科します。  中本 毅議員に退場を命じます。  (五番 中本 毅議員 退場) ◯議長(衛藤博幸君)ここで暫時休憩いたします。  再開は、十時四十五分といたします。  暫時休憩します。                 休憩 午前十時三十四分               ───────────────                 再開 午前十時四十五分   ~ 日程第二 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第二、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(令和二年三月二日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十四番   │一、西大堀地区の都市公園(余熱利用施   │市長、教育長┃ ┃辛島光司君 │ 設)について              │および   ┃ ┃      │ (1)広域事務組合において、正副管理者間  │担当部課長 ┃ ┃      │  で協議事項の合意を受け、クリーンセ  │      ┃ ┃      │  ンター事業が再び動き出すなかで、都  │      ┃ ┃      │  市公園の計画策定に向け、次年度の具  │      ┃ ┃      │  体的な取り組みは。          │      ┃ ┃      │ (2)地元・周辺地区の意向や要望につい   │      ┃ ┃      │  て、あらためて話し合いの場が必要だ  │      ┃ ┃      │  と考えるが、今後、どのように進めて  │      ┃ ┃      │  いく予定なのか。           │      ┃ ┃      │二、長洲複合施設について         │      ┃ ┃      │ (1)基本計画策定に向けた進捗状況は。   │      ┃ ┃      │ (2)図書室、自習室など、子どもたちが集  │      ┃ ┃      │  える場を求められているが、どのよう  │      ┃ ┃      │  に反映させていくのか。        │      ┃ ┃      │ (3)今後のスケジュールは。        │      ┃ ┃      │三、コミュニティーバスの利用について   │      ┃ ┃      │ (1)子どもらの利用は可能か。また、利用  │      ┃ ┃      │  状況は。               │      ┃ ┃      │ (2)運行時間の変更など、運用面での変更  │      ┃ ┃      │  は可能か。              │      ┃ ┃      │ (3)周辺部の子どもが、夏(春冬)休みに  │      ┃ ┃      │  図書館や児童館に行く足としての利用  │      ┃ ┃      │  は想定・検討されてきたのか。     │      ┃ ┃      │四、よりも川の浚渫について        │      ┃ ┃      │ (1)これまでも地域の要望として取り上げ  │      ┃ ┃      │  てきたが、現在の状況は。       │      ┃ ┃      │ (2)防災の観点からも事業の必要性につい  │      ┃ ┃      │  て、市や県の見解は。         │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃七番    │一、市職員の地域活動等の参加について   │市長    ┃ ┃和気伸哉君 │ (1)少子高齢化・人口減少が地域の最大の  │および   ┃ ┃      │  課題に対し、本市も地域共生社会の実  │担当部課長 ┃ ┃      │  現を掲げ総合戦略に組み込まれる中、  │      ┃ ┃      │  地域や各種団体も人手不足に悩んでい  │      ┃ ┃      │  る。本市には、職員の地域貢献活動に  │      ┃ ┃      │  関して基準や方針等の設定はあるか。  │      ┃ ┃      │ (2)保護者としての活動参加は多いと思う  │      ┃ ┃      │  が、例えば自治会活動や、まちづくり  │      ┃ ┃      │  協議会活動、消防団員としての活動等  │      ┃ ┃      │  の実態はどうか。           │      ┃ ┃      │二、外国人材受け入れ拡大について     │      ┃ ┃      │  深刻な人口減少の局面の中、外国人労  │      ┃ ┃      │ 働者の受け入れは、今後も継続・拡大し  │      ┃ ┃      │ ていくと考えられます。その反面、受け  │      ┃ ┃      │ 入れ側の企業は生活支援に頭を悩ませて  │      ┃ ┃      │ います。そこで、市営住宅を活用できれ  │      ┃ ┃      │ ばと思うが、利用規約等は問題ないか。  │      ┃ ┃      │三、窓口一本化の実施について       │      ┃ ┃      │  前回の十二月議会において、死亡後の  │      ┃ ┃      │ 手続きと引きこもり相談の窓口の一本化  │      ┃ ┃      │ について提言いたしましたが、引きこも  │      ┃ ┃      │ りを中心に介護、困窮といった複合的な  │      ┃ ┃      │ 問題を抱えている家庭に対応するため、  │      ┃ ┃      │ 厚生労働省は自治体の体制整備を促し、  │      ┃ ┃      │ 財政面で支援する方針を決めた。早けれ  │      ┃ ┃      │ ば令和三年度から実施となるが、支援の  │      ┃ ┃      │ 人材育成に取り組み事業費が交付できる  │      ┃
    ┃      │ よう計画を立ててみては。        │      ┃ ┃      │四、今後の財政計画について        │      ┃ ┃      │  令和二年度の施政方針でも触れていた  │      ┃ ┃      │ が、普通交付税の合併特例措置の終了   │      ┃ ┃      │ や、社会保障関連経費の増加が見込ま   │      ┃ ┃      │ れ、厳しい財政運営になることは間違い  │      ┃ ┃      │ ない。財政調整基金が底をつくまでに取  │      ┃ ┃      │ り組まなければならないことは。     │      ┃ ┃      │五、新庁舎のこけら落としについて     │      ┃ ┃      │  令和二年から新庁舎が供用開始され、  │      ┃ ┃      │ 宇佐市の新しいランドマークとして動き  │      ┃ ┃      │ 出した。完成後、関係者が出席した完成  │      ┃ ┃      │ 記念式典は行われたが、これから解体工  │      ┃ ┃      │ 事が始まりすべての工事が終了後、市民  │      ┃ ┃      │ 向けの完成披露イベントは計画している  │      ┃ ┃      │ のか。                 │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十一番   │一、行財政改革について          │市長、教育長┃ ┃衛藤義弘君 │ (1)第二次総合計画の前期基本計画終了を  │および   ┃ ┃      │  見据え、政策評価、事務事業評価など  │担当部課長 ┃ ┃      │  反映しながら後期基本計画を作成する  │      ┃ ┃      │  と考えるが、多種多様な行政運営が求  │      ┃ ┃      │  められる中で優先順位を付ける必要が  │      ┃ ┃      │  あると考えるが、執行の考えをお聞き  │      ┃ ┃      │  します。また、個別計画との整合性に  │      ┃ ┃      │  ついてもお聞きします。        │      ┃ ┃      │ (2)少子高齢化が進む上で、行政運営も変  │      ┃ ┃      │  わっていかなくてはいけないと考える  │      ┃ ┃      │  が市長及び執行部の考えはどうなの   │      ┃ ┃      │  か。特に自治区のあり方など市民目線  │      ┃ ┃      │  で執行部の考えをお聞かせ願いたい。  │      ┃ ┃      │ (3)平成二十九年六月議会で、「個別資産  │      ┃ ┃      │  運用・管理で適切な施設配置、効率的  │      ┃ ┃      │  な管理運営を行い、継続・改善・見直  │      ┃ ┃      │  し・廃止など検証を行い、施設配置や  │      ┃ ┃      │  管理運営に努めていく。個別ファイル  │      ┃ ┃      │  化して整理していく」との答弁でした  │      ┃ ┃      │  が、その後どうなったのかお聞きした  │      ┃ ┃      │  い。                 │      ┃ ┃      │二、施設の再利用とスポーツジムについて  │      ┃ ┃      │  中津のダイハツ九州アリーナの中にト  │      ┃ ┃      │ レーニングジム(マシン設備)・豊後高  │      ┃ ┃      │ 田市は健康交流施設「花いろ」の中でも  │      ┃ ┃      │ スポーツエリアのジムが設置されていま  │      ┃ ┃      │ す。若者や健康志向者や高齢者など筋力  │      ┃ ┃      │ トレーニングが実施されています。宇佐  │      ┃ ┃      │ 市には民間以外はありません。多くの若  │      ┃ ┃      │ 者の声がある。定住満足度日本一の市を  │      ┃ ┃      │ 掲げており、若者や定住対策、健康、体  │      ┃ ┃      │ 力増強。また、交流の場、出会いの場と  │      ┃ ┃      │ しても有効です。空き公共施設を利用し  │      ┃ ┃      │ てのスポーツジム設備ほか進めるべきで  │      ┃ ┃      │ は。                  │      ┃ ┃      │三、地方創生につなげる対策について    │      ┃ ┃      │  誰一人取り残さない持続可能な社会の  │      ┃ ┃      │ 実現を目指す。国際社会の共通目標であ  │      ┃ ┃      │ る国連の「持続可能な開発目標(SDG  │      ┃ ┃      │ s)」への取り組みは重要です。先駆的  │      ┃ ┃      │ に取り組み自治体も出ています。事例と  │      ┃ ┃      │ して、北九州市は民間企業と協定を結   │      ┃ ┃      │ び、SDGsの普及啓発を進めつつ、再  │      ┃ ┃      │ 生可能エネルギーの実用化などの強みを  │      ┃ ┃      │ 地域振興につなげようとしている。ま   │      ┃ ┃      │ た、鹿児島県大崎町は行政と企業、住民  │      ┃ ┃      │ の三者協働型で、ごみのリサイクル事業  │      ┃ ┃      │ を実施。リサイクル率八〇%を達成する  │      ┃ ┃      │ など注目を集めている。地方自治体も今  │      ┃ ┃      │ 後一層強化してくると思われる。市とし  │      ┃ ┃      │ ての見解をお聞きします。        │      ┃ ┃      │四、教育改革について           │      ┃ ┃      │  広島県福山市で行っている「イエナ授  │      ┃ ┃      │ 業」勉強嫌いをなくす。不登校をなく   │      ┃ ┃      │ す。が注目を集めている。参考になれば  │      ┃ ┃      │ と思い提言をします。負の連鎖を断ち切  │      ┃ ┃      │ る改革は非常に重要と考えます。教育委  │      ┃ ┃      │ 員会の考えをお聞きします。       │      ┃ ┃      │五、障害者総合支援法について       │      ┃ ┃      │  暗所視支援眼鏡は、小型高感度カメラ  │      ┃ ┃      │ でとらえた景色を明るい映像として眼鏡  │      ┃ ┃      │ のディスプレー上に投影する仕組みで装  │      ┃ ┃      │ 着すれば、薄暗い場所でも自然な明るさ  │      ┃ ┃      │ で見ることができます。しかし価格が三  │      ┃ ┃      │ 十九万五千円と購入費がかかり、個人の  │      ┃ ┃      │ 負担が大きすぎます。暗い所で物が見え  │      ┃ ┃      │ にくくなったり、視野が狭くなったりす  │      ┃ ┃      │ る難病「網膜色素変性症」などに対応す  │      ┃ ┃      │ る「暗所視支援眼鏡」を天草市が全国の  │      ┃ ┃      │ 市町村で初めて、公費助成が受けられる  │      ┃ ┃      │ 「日常生活用具」の対象品目に追加され  │      ┃ ┃      │ た。障害者総合支援法では、障害者の生  │      ┃ ┃      │ 活に必要な用具は「日常生活用具」とし  │      ┃ ┃      │ て対象と認められれば、利用者負担は一  │      ┃ ┃      │ 割程度で済みます。ただ、どの品目を、  │      ┃ ┃      │ どの程度の価格まで認めるかは自治体が  │      ┃ ┃      │ 決めるため、判断が分かれている。天草  │      ┃ ┃      │ 市は国が二分の一、県が二分の一、市が  │      ┃ ┃      │ 四分の一の給付を受けています。助成か  │      ┃ ┃      │ ら三か月間で五人が給付を受けていま   │      ┃ ┃      │ す。宇佐市も公費助成で障害者の手助け  │      ┃ ┃      │ をすべきではないでしょうか。      │      ┃
    ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃九番    │一、介護職の雇用、人材確保対策について  │市長、教育長┃ ┃河野睦夫君 │ (1)全国的に介護現場は人材不足といわ   │および   ┃ ┃      │  れ、人材の継続的な確保は全国的な課  │担当部課長 ┃ ┃      │  題となっており、本市も例外ではない  │      ┃ ┃      │  と思われる。本市の現状は。      │      ┃ ┃      │ (2)団塊の世代が後期高齢者に達する二〇  │      ┃ ┃      │  二五年を目前に、介護サービスを安定  │      ┃ ┃      │  的に提供するためには、介護サービス  │      ┃ ┃      │  の担い手である介護人材の確保は重要  │      ┃ ┃      │  である。介護人材の確保策について現  │      ┃ ┃      │  状と課題、今後の取組みは。      │      ┃ ┃      │二、成人式の在り方について        │      ┃ ┃      │ (1)令和四年四月から成年年齢が、現行の  │      ┃ ┃      │  二十歳から十八歳に引き下げられる   │      ┃ ┃      │  が、成人式の在り方については自治体  │      ┃ ┃      │  の判断となっている。本市の見解は。  │      ┃ ┃      │ (2)人生の節目となる記念すべき成人式   │      ┃ ┃      │  が、新成人が満足できる魅力ある式典  │      ┃ ┃      │  となるため、新成人がどのような形で  │      ┃ ┃      │  企画に関わり、意見が反映されている  │      ┃ ┃      │  のか。                │      ┃ ┃      │ (3)地域を活性化していくには、若者の力  │      ┃ ┃      │  は不可欠である。積極的に若者の意見  │      ┃ ┃      │  を反映し、魅力ある成人式を挙行する  │      ┃ ┃      │  ことで地元への愛着心をはぐくんでい  │      ┃ ┃      │  く必要があると思うが、市の考えは。  │      ┃ ┃      │三、スポーツ施設の環境整備と有効活用に  │      ┃ ┃      │ ついて                 │      ┃ ┃      │ (1)平成令和の森スポーツ公園の改修によ  │      ┃ ┃      │  り、利用者も増加していると思われる  │      ┃ ┃      │  が、改修前と改修後の利用状況は。ま  │      ┃ ┃      │  た、大会等の誘致活動の取り組みは。  │      ┃ ┃      │ (2)平成令和の森スポーツ公園の陸上競技  │      ┃ ┃      │  場は第四種の公認の競技場と位置付け  │      ┃ ┃      │  られている。大会を開催し競技者が公  │      ┃ ┃      │  認の記録を残すには写真判定装置が必  │      ┃ ┃      │  要で、現状では、大会の主催者が機材  │      ┃ ┃      │  をリースして費用負担し開催してい   │      ┃ ┃      │  る。大会誘致するためにも費用の助成  │      ┃ ┃      │  をしてはどうか。           │      ┃ ┃      │ (3)宇佐神宮球場の駐車場が有料となった  │      ┃ ┃      │  が、利用状況はどうか。また、利用者  │      ┃ ┃      │  から駐車料金を負担することへの不満  │      ┃ ┃      │  の声が多く聞かれる。今後、市の対応  │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │ (4)施設の修繕の対応に時間を有すること  │      ┃ ┃      │  がある。安全面等の状況によって優先  │      ┃ ┃      │  順位もあるとは思うが、どのように対  │      ┃ ┃      │  応をしているのか、また、修繕に要す  │      ┃ ┃      │  る予算は確保できているのか。     │      ┃ ┃      │四、スクールバスの運行について      │      ┃ ┃      │ (1)遠距離通学区域の児童・生徒への対応  │      ┃ ┃      │  で、スクールバスを運行しているが、  │      ┃ ┃      │  運行状況と運行の基準は。       │      ┃ ┃      │ (2)基準に当てはまらず、実際困っている  │      ┃ ┃      │  ケースがあるのではないか。あれば、  │      ┃ ┃      │  基準の見直しなど早急な対応が必要で  │      ┃ ┃      │  はないか。              │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯議長(衛藤博幸君)十四番 辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)皆さん、こんにちは。  まず冒頭で、長らく市政発展のために尽力された部課長さん初め、職員の皆様、この三月をもって退職される皆様、大変お疲れさまでした。それぞれの立場はこれから変わっていきますけれども、宇佐市発展のために、地域に戻り、市政発展のために、御協力いただけるものと大きな期待をしております。まずは大変お疲れさまでした。また、私も長きにわたりお世話になりました。さまざまな御指導、御鞭撻もいただき、こうやって今も議員活動ができております。  今回、一般質問に当たりまして、四項目を通告いたしました。新しい議場となり、新しい雰囲気の中で一般質問を行います。見える景色も若干違いますし、一般質問、本日も少し流れが違っておりますので、心を落ちつかせながら、自分の持ち時間、市政一般に対して質問を行いたいと思います。  それでは、まず第一項目め、西大堀地区の都市公園(余熱利用施設)について。  一点目、広域事務組合において、正副管理者間で協議事項の合意を受け、クリーンセンター事業が再び動き出す中で、都市公園の計画策定に向けても動き出すものと思っておりますけども、次年度の具体的な取り組み、計画等お聞きいたします。  二点目、地元周辺地区の意向や要望について、改めて話し合いの場が必要だと考えますが、今後どのように進めていく予定なのか、お伺いいたします。  二項目め、長洲複合施設について。  一点目、基本計画策定に向けた進捗状況をお伺いいたします。  二点目、図書室、自習室など、子供たちが集える場を求められていますけども、どのように計画に反映させていくのか、お伺いいたします。  三点目、今後のスケジュールについてお伺いいたします。  三項目め、コミュニティバスの利用について。  一点目、子供らの利用は可能か、また、子供らの利用状況についてお伺いいたします。  二点目、運行時間の変更など、運用面での変更は可能かどうかをお聞きします。  三点目、周辺部の子供が、夏(春冬)休みに、図書館や児童館への交通手段としての利用は想定検討されてきたものか、お伺いいたします。  四項目め、寄藻川のしゅんせつについて。  一点目、これまでも地域の要望として取り上げてきましたが、現在の状況についてお伺いいたします。  二点目、防災の観点からも事業の必要について、市や県の見解をお伺いします。  まず、四項目をお伺いします。よろしくお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、辛島光司議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。十四番 辛島議員の一般質問にお答えをいたします。  四項目め、寄藻川のしゅんせつについての一点目、地域の要望として取り上げてきたが、現在の状況はと、二点目、防災の観点からも事業の必要性について市や県の見解はについては、関連がありますので一括してお答えをいたします。  寄藻川は県管理の二級河川で、延長は約十七キロメートルあります。各地区より護岸の補強や、堆積土砂の撤去、河川内にある樹木の撤去などの要望が寄せられており、県に対し要望書を進達しているところであります。  現在の整備状況について県にお聞きしましたところ、河川内の堆積土砂が著しい箇所や、繁茂する樹木等を考慮し、優先度を定め、計画的に寄藻川上流の下矢部地区及び蜷木地区の整備を行っているとのことでありました。  寄藻川の河口部のしゅんせつにつきましては、地区からの要望により、必要性は十分認識しているものの、広範囲であり、しゅんせつ土の処理等に調整が必要なため、計画的な整備方針を立て対応したいとのことでありました。市としましては、早急に地域の要望が実現できるよう、関係機関との調整に努めてまいりたいと考えております。  以上で、私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの西大堀地区の都市公園(余熱利用施設)についてを建設水道部長 城 隆弘君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)皆さん、おはようございます。建設水道部長の城でございます。十四番 辛島議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、西大堀地区の都市公園(余熱利用施設)についての一点目、クリーンセンター事業が再び動き出す中で、都市公園の計画策定に向け、次年度の具体的な取り組みはについてですが、次年度は、公園建設に当たって、参考とすべき余熱利用施設等を運営している他市町村の類似施設の調査に取り組むとともに、広域事務組合との連携を密にし、供給可能熱量の把握やスケジュール等の調整に努め、公園整備の方向性を定めてまいります。  二点目、地元周辺地区の意向や要望について、改めて話し合いの場が必要だと考えるが、今後どのように進めていくのかについてですが、過去、和間校区区長会から要望、請願が寄せられておりましたので、昨年末からこれまで、和間校区区長会の代表者等と、地元要望等の意向について協議を重ねてまいりました。  市といたしましては、これまでどおり、地元要望、請願の内容を基本とした基本構想を尊重する考えですので、地元との連携を密にしてまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの長洲複合施設についてを教育次長 上田誠之君。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)皆さん、おはようございます。教育次長の上田でございます。十四番 辛島議員の一般質問にお答えします。  二項目め、長洲複合施設についての一点目、基本計画策定に向けた進捗状況はについてですが、平成二十八年三月に長洲公民館の基本構想を取りまとめたところでしたが、熊本大分地震の影響で、市庁舎の建設が急務となり、大型事業完了後に取りかかるようになりました。庁舎の建設が完了しましたので、来年度より本格的に公民館建設に向けて動き出すようにしているところです。  基本計画の策定については、基本構想策定から数年が経過していますので、改めて住民の代表の方々に説明し、御意見をいただいたところです。今後、宇佐市公民館整備計画等検討委員会などの審議を経て、教育委員会にて基本計画の決定を行いたいと考えております。  二点目、図書室、自習室など、子供たちが集える場を求めているが、どのように反映させさせていくのかについてですが、基本構想策定時に、高齢者から子供まで楽しく集まれる場所にしたいとの要望が、長洲公民館建設懇話会より出されており、親しみやすい施設と基本構想に盛り込んでいます。  現在の公民館が抱える課題として、視聴覚室、相談室など、部屋の用途が限定されているため、利用に不便を感じるとの意見も寄せられていました。このため、基本計画案では、さまざまな学習に対応できるように、多目的に利用できる部屋の配置を考えているところです。施設の建築面積など制限もありますので、できるだけ設計段階で工夫したいと考えております。  三点目、今後のスケジュールはについてですが、来年度中に設計業務を終え、令和三年度着工、四年度完成を目指して計画を進めてまいります。
     以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、三項目めのコミュニティバスの利用についてを総務部長 久保桂一君。 ◯総務部長(久保桂一君)皆さん、おはようございます。総務部長 久保でございます。十四番 辛島議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、コミュニティバスの利用についての一点目、子供らの利用は可能か。また利用状況はと、二点目、運行時間の変更など運用面での変更は可能かと、三点目、周辺部の子供が夏休みなどに、図書館や児童館に行く交通手段としての利用は想定、検討されてきたのかにつきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。  バス交通の現状といたしましては、近年では、利用者数の低迷に加え、運転手不足が大変深刻な問題となっており、令和元年九月末をもって、路線バスの廃止や減便が余儀なくされました。このことによる公共交通空白地域への対応として、主に、高齢者の方が買い物や通院のために利用するコミュニティバスについて、アンケート調査をもとに増便や運行ルート及びダイヤ改正などの拡充を図ったところであります。  バスの利用につきましては、年齢などの制限を設けておりませんが、若い方の利用はほとんどないため、子供を中心とした運行とはなっておりません。なお、このたびのコミュニティバスの拡充により、ほとんどの系統において、各地域の児童館や図書館へ行けるよう運行ルートを変更しておりますので、積極的に御利用いただきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十四番 辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)簡潔明瞭な答弁ありがとうございました。順次、再質問を行っていきたいと思います。  まず、一項目め、西大堀地区の都市公園についてでございますけども、供給可能熱量の把握とありますけども、これが、恐らく規模が縮小したことによって、熱量の供給可能熱量も若干減るんだと思います。それに伴って、当初いろいろ議論されてきた施設、余熱利用施設ですね、これに影響があるのかどうかっていうことをまずはお聞きしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)都市計画課長の城でございます。辛島議員の再質問にお答えいたします。  この余熱施設につきましては、当初、計画していたものが、その規模的なものを含めてですね、まだ、本格計画っていうことではございませんので、今の中では、この供給熱量に応じたものの施設を考えていかないといけないかなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)そういうことは私も想定はしてたんですけども、地元で最初に説明を、住民も含めてしてきたものと、若干、変更が出てくるというような答弁にも捉えられたんですけども、そこで、最後には出てきてますけども、これまでどおり、要望、請願内容を基本とした基本構想、構想はそうでしょう、具体的なことまでまで落とし込んでないと思いますので、これから構想から計画になっていく段階で、さまざまな当初寄せられた要望、請願が具体化、具現化していくんだと思うんです。計画に落とし込む段階でですね。そのときに、そういった規模の縮小も含めて、当初の要望、請願、そしていろんなところにも見学に行きました。さまざまな期待も含めたところがございます。そういったところに対しての影響がどのようにあるのかと、やはり危惧しているところなんですね。そういったものを、そういったところを危惧してる方も実際いらっしゃいますので、その辺について、今のところまだはっきりと出てないと思いますけども、見通しなどをもう少し詳しく、わかる部分で結構ですので教えていただきたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)お答えいたします。  今、議員が言われた過去の規模っていうものがですね、具体的にどの程度をお示したのかっていうのは、ちょっと私、把握ができておりませんが、今の状況といたしましては、当然その五年間たった中で、その後のこれからの効率的な運用を含めてですね、当然その構想に沿った形の、やはり皆様方の期待も当然、今議員言われるとおりですね、おありだと思いますし、そこは、今後の供給熱量も含めて、全体的なバランス見ながらですね、それも考えてまいりたいと思っておりますので、ここで今、規模がどのくらいとか、減るんじゃないかということについては、そこまで具体的にはちょっとまだ計画がありませんので、お答えができないかなと思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)しつこいようですけれど、私も再三再四、このような質問を議会で行っております。地元周辺の当事者として、建設予定地を探すところから地域と一緒に汗をかいてきて、さまざまな住民の説明会にも足を運びながら、御理解を地域住民にもいただいてきた立場として、やはり当初の説明、要望を引き続き私も訴えていく責務があろうかと思っております。  地域としては、やはり、高齢者の方々、ここに至るまでにさまざまな反対や意見もございましたけども、これを地域発展に結びつけたいという思いで、高齢者の福祉増進、そして、子育て世代も含めて若い人たちが、喜ぶって言ったらおかしいかもしれませんけども、今回の地元のそういった決定が、将来にわたってプラスになるようにという思いで、さまざま意見を要望とかっていう形で上げております。  これを、広域には文書としてもあるでしょうけども、当時の思いとか熱意っていうのは、やっぱり職員さんも変わっていきますので、どうしてもその辺が薄れていくのを私も若干危惧しているところでございます。  そういった意味で、再三再四、機会を見て、こうやって質問しながら、ぜひ、地元の苦渋の決断のもと、前向きに進んできたという思いを、しっかり薄れていかないようにという思いでやっておりますので、今後、区長会も含めて地元の方々と、また、丁々発止、侃々諤々、喧々囂々となるかもしれませんけども、その思いがですね、当初からずっとありまして、その辺を十分今後も酌んで、当初の思い以上に応えれるように、何かしら取り組んでいただきたいと強い思いでいます。  地域にとっては、これが二十年、三十年の課題、問題にもなってきますので、推進してきたことが禍根を残すようなことがあってはならないと思っておりますし、今まで以上に愛着を持てる地域に溶け込めるような施設になるように、私も今後、ともに汗をかいていきたいとは思いますけども、そういった意味で、全体的なバランス、行政としては当然そういった考え方、そしてそういうことも当然でしょう。ですけれども、やはり最大のいわゆる迷惑施設と言われているものでございますので、当初説明をして、住民から要望が出て、その思いをどう引き継いでいくかっていうところのほうを重点にですね、今後取り組んでいただきたいと思っております。  そういったのを含めてですね、また、そういったところ、施設をまた見に行くようなことも、書いておられました……調査をすると、類似施設と。これまでも、バスで地元の方々とも見に行ったりしましたけども、ただ、そういったことで、この規模が変わったことによって、ちっちゃい規模のところの類似施設っていう意味の調査を取り組むということですかね。 ◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)再質問にお答えいたします。  この規模っていうことで、議員が言われている部分っていうのは、多分その規模が、当初説明されたものよりちっちゃくなるんじゃないかと今言われるような危惧されてるということなんですが、私たちの認識の中で、どの規模ということはですね、はっきりその計画的なものを出してはないんですけど、ただ、この三つの構想の中にある余熱の利用の施設の中で、どういった施設を今後設けていこうかということと、その規模であったり、供給熱量のものであったり、あと、スポーツ施設については、どういったスポーツ施設がいいのかとか、それを具体的に、やはり今の市の今後の有効的に今議員言われたとおり、市民の皆様方、地域の皆様方が有効活用して、ずっと継続できるような施設をやっぱり、見直すべきだろうというのもありますので、そういったことで今、現実にうまく運用されてる市町村をですね、やっぱり見て、それを研究させていただいてですね、よりよいものを作っていきたいという考えでの調査ということで、御理解いただければと思います。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)私の立場としては、そうならないようにという思いでやってますので、恐らく、前向きに可能な限りのことはやってくれるものと思っております。そこは、私は信頼しておりますけども、耳が痛いことかもしれませんけども、そういった思いがですね、この事業には、声が届いてこない思いも、やはりいっぱいありますので、時々そういった確認をしながらも、今後も私も一緒になってこの事業推進でやってきましたので、汗もかきながらやっていきたいと思います。ただそういった、今後も地域、地元周辺地区も含めた要望等も真摯にですね、捉えていただいて、可能な限りの努力をお願いしたいと思います。  そういったところで、この項目については、再質問、終わりたいと思います。よろしくお願いします。  それでは二項目め、長洲複合施設についてでございます。  来年度より、本格的に建設に向けて動き出すということでございますけども、中の検討委員会等でもさまざまな御意見が出されたと思います。やはり、長洲地区にお年寄りの方から幅広い年代、子供までが集えるようなと、そういった意見も出されているかと思います。具体的に今のところまだ設計にも入ってないですけども、さまざまな学習機会に対応できるようにという文言も入っておりますので、どんな形になるか、具体的なことは別として、何かしらの多目的に利用できる部屋ということですので、期待をしておりますけども、どの程度、どうですかね、学習室っていうことになるのかどうか、多目的っていうと、ほかの用途でも使えるっていうことだと、何ですかね、学習室っていう形にならないのかなとか思うんですけど、その辺のところをもう少し詳しく教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)社会教育課の〆野です。十四番 辛島議員の再質問にお答えいたします。  多目的室っていうことで、今検討しておりまして、学習室また図書室等、限定したものにはしないように一応考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)すると、使途を限定しないということですかね。そういったこと、認識でよろしいですか。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)再質問にお答えいたします。  使途は限定しないで、多目的室ということで今考えておりまして、その他、会議室も大小というような形で今考えておりまして、それも大と小をつなげてできるような、幅広く使えるような施設にしていきたいというふうには思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)恐らく使用目的を想定したときにですね、会議室等だと長机だとか、そういったイメージになろうかと思うんですけども、子供たちも、そうやって学習できるような環境というと、机、個々の机だったり、その配置ですね、その器具だとか配置だとかっていうのは、学習にも向けたような配置と、机も含めて、使用も含めてですね、それは考えているのかどうか、ちょっとお聞きします。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)再質問にお答えいたします。  配置等につきましては、また設計段階でいろんな御意見をいただきながら、そこで考えていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)ぜひ設計の段階で、子供たちが集えるような形の多目室になるように、これもう要望で結構です。会議室等もあるということですので、そういった皆さんが気軽に来て、気軽にその場で過ごせるように、学習できるような、そういった設計になるように私も望んでおります。そういった思いも、もう伝わってると思います。検討委員会でも。ぜひ、そういった思いが生かされるような設計になるように、よろしくお願いいたします。  それでは、三項目めに移りたいと思います。  各地域の児童館や図書館へ行けるよう運行ルートを変更しておるということでございますけども、なぜこの質問を取り上げたかというと、夏休みとかっていうときに、周辺部の、私も周辺部なんですけども、子供が児童館に行きたいってやっぱり言うんですね、児童館とか図書館に行きたいと。でも、なかなか平日、連れていけない人たちもいるんですけども、そういったときに、コミュニティバスを使って行けるのかなあってちょっと調べたら、これ時間的な制約がすごく厳しかったりして、午前中に行っても、恐らく一時間かそこらぐらいしかいれないような、だったと思うんですね。ルートとしては行けるんだと思うんですけども、なかなかその辺の使い勝手の面では、ただ行けるっていうだけのような形だったもので、そもそも、これに子供乗せていいのかなっていうところからの認識が、なかなか幅広く広がってないのかなっていうところから、この質問をいたしました。  これ通常のときは、子供たちを連れて行くのは週末とかなので、親もいるんですけど、夏休みなんかの平日なんかに利用できたらなっていうところからの思いでございます。またそういった声も聞こえましたので取り上げました。今後、ルートはとりあえずあるということで、時間の、例えば、午前中行って、夕方までに帰ってこれるような、例えば時間の変更とか、そういったものは、どのように議論されていくのか教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長の出口でございます。辛島議員の再質問にお答えいたします。  今、ただいまの最初のコミュニティバスは、基本的に、高齢者の方の通院、買い物がもう視点に置いているというところでございます。したがいまして、子供さんが利用する時間帯となかなか合致しない部分はあろうかというふうに思います。基本的な考え方がそういった部分でございますので、そして、子供さんも誰でも乗降可能ですので、高齢者に限らず、子供さんが利用することはもちろん可能なんですけども、今ルートとしましては、全てではありませんけども、図書館、児童館には、最寄りのバス停から行けるとは思います。  時間帯なんですけども、通院、買い物をメーンにしております関係上、着が大体十時前後になるかなというふうに、幅がありますけども、思います。帰りは、議員のおっしゃったように最初、これまでは一便でしたので、一時間程度の、その後が出てましたけども、今度見直しによりまして、二便が出ますので、それが、大まかな見直しですけども十三時前後にはなるかと思います。そこで、三時間ぐらいにはなりますけども、利用する場合は、そういうふうになると思います。  時間の変更は可能かということなんですが、もちろん時間も含め、ルートも含め、いろいろな御要望をいただく中で、できるだけ沿うように地域の御意見も聞きながら、これまでもやってきたところでございますけども、やはり全体の中の利用者の多いところをメーンに持っていかざるを得ない、増便というのはなかなか難しい状況でございますので、まず、どれだけの利用者が、そこの時間帯いるのかということになるかと思いますので、そういった要望についてはまた、地域なりの声を聞いていきたいというふうに思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)そうですね、もう全体の中での運用と、もちろん考えていかなきゃいけないと思います。まず何より、今までの私自身も子を持つ親としても、コミュニティバスを使って、そういったところに夏休みとか行けるっていう感覚が余りなかったもので、そういったことをいろんな機会を捉えて、またお伝えしていけば、地域のコミュニティバスっていうことなんで、お年寄りも一緒に、またね、子供さんたちも乗って、夏休みなんか特に乗って行けるようになれば、地域の公共交通としても発展していくのかなと、利用増も含めてですね、そういった方向に持っていければなという思いもありまして、そうすれば、そういった利用者の意見もまた上がってくると思います。  そういったことで、知らなかった私も悪かったのかもしれませんけども、子供が利用していいっていう認識をこれからも少しずつ広げていきながら、また声を聞いていって、変更できる部分は変更していって、使い勝手のいいものにしていただきたいなと思います。  これは、今まで一応、コミュニティバスについて、子供さんもっていうような情報発信はされてたんですかね。教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)お答えいたします。  あえて子供さんも利用できますよというような発信の仕方はしてございません。基本的に全ての住民の方が対象ということでの情報発信でございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)私もそういった認識で、高齢者の交通の便ということで勝手に思ってたので、何か機会ありましたら、地域の方々、区長会も含めてですね、話す機会ありましたら、そういったことも一言二言、お伝えしていただければなと思います。そういう中で、地域の本当のバスとして、幅広い年代に利用されるように、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、最後の四項目めに移りたいと思います。  昨今、防災減災等の関係で、川については堤防等が盛んにですね、やられておりますけども、そもそも、やはり上流からの土砂等に伴って、河川のかさが上がっていると。そして、一説によれば、堤防を作る、また、何十年があって土砂が出る、それに対応してまた水位が上がってきて、また堤防をと。そういったことで、根本的にはやはりしゅんせつ、防災減災のためにも河川に関してはしゅんせつが有効なんじゃないかという説もありますし、防災減災についての、そういった河川の改修の中でのしゅんせつっていう捉え方について、少しお話をいただければと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。辛島議員の再質問にお答えいたします。  議員おっしゃるように、防災減災の中で、特に今、ゲリラ豪雨等が多いです。で、集中豪雨によって短期間で大雨が降ったときに、やはり河川で、そういった流れが阻害されるようなことがあってはならないということで、国のほうは特別に予算をつけていただいて、急激に、主要河川については、国の予算を活用してしゅんせつ等がどんどん進んでおります。  特に、今回質問がありました寄藻川につきましては、宇佐市内にある河川の中でも、豊後高田市の下流域では、桂川、そして田笛川がきておりまして、要は、合流したときに底に土砂がたまることによって、バックウオーターといって、水が逆に上っていくと、そういったことが起きやすい河川だということで、県もですね、重要視しております。ですから、また今後もですね、計画的に県は進めていくということで、市についても今後も進めていこうとは考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)県の事業をですね、市の担当課がどこまで把握されているのか、私もわかりませんけども、大体ああいった河川、寄藻川河口付近というのは、何メーターぐらいの土砂が堆積されてると推計されてるのか、わかれば教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)済みません。どのぐらい堆積しているかという数字的なものは把握しておりませんけども、昨年二月に、区長会から要望がありました。県とともに現地調査をしまして、河川の中央部ではなくて、両側にかなり堆積しているということで、現在、県としては約三万立米を除去できればということで、今、長期計画になりますが、そういった計画を立てていこうということで協議をしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)地元の要望等も含めて、市と県で前向きにやっていただいているということでございますので、私も安心はしておりますけれども、昨今、大雨、洪水の関係で、他の方の一般質問等でも河川の氾濫というような、やはり取り上げられております。河口付近というのは特にですね、そういったものを、もう長年心配をしているとこでございますので、ぜひ、大きな事業、河川一級は国ですし、二級は県ですし、国県の大きな事業ということになってくるでしょうけれども、そこに住んでる方々はやっぱり宇佐市の人で、こういった意見が市に届けられると思いますので、市としてできることといえば、国県にしっかり要望上げて、訴えていくということになろうかと思いますけども、また引き続き、今後もぜひやっていただきたいんですけども、具体的に今、下矢部地区と蜷木地区の整備を行っていると。どのようなことを行っているのか、教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  矢部につきましては、今、河川内にかなりな土砂、石が多いんですけども、土砂が堆積しているということで、土砂の除去、そして、なおかつ護岸等が設置されてない区間がございました。そういったところについては、護岸の設置をしていくということでございます。そして蜷木につきましても、蜷木のほうはどちらかというと砂気が多いんですけども、土砂等がありますので、そういった土砂を除去して、また繁茂している樹木等も一緒に除去していくということで、矢部につきましては来年度まで、蜷木につきましては寄藻川の河口と合わせて、令和五年度までの長期計画を立てているということでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)今から具体化、具体的なことは今後っていうことですよね。今、計画っていうことでよかったですかね。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  矢部と蜷木については、もう予算化はできております。寄藻川につきましては、河口につきましては、地元の協力が非常にありまして、和間地区の区長会の方が協力をいただきまして、三月に少し前倒しで、試験的にしゅんせつをして、なおかつその土砂が砂質系で、また河口域に近いので、ミネラル分が多いということで、その土砂も有効活用できないかということで、北部振興局とともに調整をしながら、三月に梅雨前発注をしたいということを考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)私も余りこういう河川のしゅんせつ工事についての全体像は詳しくないもので、このしゅんせつ土の処理等の調整が必要ということで、これは河川工事において、すごく課題になる部分であるのでしょうか。
    ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  議員おっしゃるとおり、私たちの市の予算もありますけども、地域の方、また隣接者の方の協力がありまして、例えば遊休地であったり、何も使っていない未利用地、そういったところを御提供とか協力いただければ、しゅんせつした土砂を数キロ先まで持って行かなくていいということで、非常にですね、工事的にはもう重機で動かすだけですので、材料等は要らないんです。ですから、やはり地域の方のそういった協力があると、非常にそういった工事が進んでですね、県としても市としても、非常に地元の対応に早く応えられるといったことがありますので、そういったところも調整等をしていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)ありがとうございます。  やはり行政にお願いするだけじゃなくて、地域の協力も必要に、河川工事だとなるということですね。わかりました。  また、やはり長年にわたり、こういった問題というのは、減災防災の中で、地域の方々も私が議員になったころからそういった声は聞かれておりました。これが少しずつ、そういった区長会等の協力の中で、地域住民の協力の中で調整が進んで、しゅんせつ工事が前向きに進むというのは大変喜ばしいことでございます。市当局としても、またこれまでも御努力いただいたと思いますけども、今後もまた、市の地域との調整の中には市にも入っていくと思いますので、また、今後ともぜひ見守って、少しでも早くいい工事になっていくようによろしくお願いいたしたいと思います。ありがとうございます。  時間は余りましたけれども、以上で、私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で辛島光司議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩をいたします。なお再開は十三時ちょうどといたします。                 休憩 午前十一時二十八分               ────────────────                 再開 午後一時〇〇分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問の順番の変更についてお知らせします。  二月二十八日に延期としました河野睦夫議員の一般質問を、本日の衛藤義弘議員の次に行います。また、赤野道和議員の一般質問は、明日三日、吉田泰秀議員の次に行いますので、よろしくお願いいたします。  一般質問を続行します。  七番 和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)皆さん、こんにちは。議席番号七番 和気伸哉でございます。  まずは、月初の週初め、お忙しい時間にもかかわらず、傍聴にお越しいただきました皆様方に心から感謝を申し上げます。ありがとうございます。  また、今年度をもって退職される部課長初め、職員の皆様に、長い間、宇佐市民のために御尽力いただいたこと、心から敬意と感謝を申し上げさせていただきます。  さて、世界的に猛威を振るう新型コロナウイルスの感染がとまりません。国内での死者は六人、感染者数は二百四十人を超えました。お亡くなりになられた方へお悔やみと、感染された皆様方へお見舞いを申し上げます。  そんな中、本市も本日から小中学校と市民図書館の休業が始まりました。もちろん、感染拡大を防止するため、子供たちを初め、市民の命を守るための対応策だと理解しておりますが、唐突感は否めません。現場の声をしっかり聞き、足りないこと、無理なことの解決策に対して、素早い対応を行政に求めたいと思います。  安倍総理は先日の記者会見で、政治は結果責任で、その責任から逃れるつもりは毛頭ない。首相としての国民の生命と暮らしを守る大きな責任を先頭に立って果たしていく決意に変わりはないと、力強く国民にメッセージを伝えました。  予測不可能なウイルスの収束に向けて、市民の皆様の御理解と御協力を申し上げ、新議場で初めての一般質問を行います。  一項目め、市職員の地域活動等の参加についての一点目、少子高齢化、人口減少が地域の最大の課題に対し、本市も地域共生社会の実現を掲げ、総合戦略に組み込まれている中、地域や各種団体も人手不足に悩んでいます。本市には、職員の地域貢献活動に関して、基準や方針等の設定はあるのでしょうか。  二点目、保護者としての活動参加は多いと思いますが、例えば、自治会活動やまちづくり協議会活動、消防団員としての活動等の実態はどうでしょうか。  二項目め、外国人材受け入れ拡大について。  深刻な人口減少の局面の中、外国人労働者の受け入れは、今後も継続拡大していくと考えられます。その反面、受け入れ側の企業は、生活支援に頭を悩ませています。そこで、市営住宅を活用できればと思うが、利用規約等は問題ありませんでしょうか。  三項目め、窓口一本化の実施について。  前回の十二月議会において、死亡後の手続とひきこもり相談の窓口の一本化について提言いたしましたが、ひきこもりを中心に、介護、困窮といった複合的な問題を抱えている家庭に対応するため、厚生労働省は、自治体の体制整備を促し、財政面で支援する方針を決めた。早ければ令和三年度から実施となるが、支援の人材育成に取り組み、事業費が交付できるよう、計画を立ててみてはいかがでしょうか。  四項目め、今後の財政計画について。  令和二年度の施政方針でも触れましたが、普通交付税の合併特例措置の終了や社会保障関連経費の増加が見込まれ、厳しい財政運営になることは間違いありません。財政調整基金が底をつくまでに取り組まなければならないことは何でしょうか。  五項目め、新庁舎のこけら落としについて。  令和二年から新庁舎が供用開始され、宇佐市の新しいランドマークとして動き出しました。完成後、関係者が出席した完成記念式典は行われましたが、これから解体工事が始まり、全ての工事が終了後、市民向けの完成披露イベントは計画しているのでしょうか。  まず、初回の質問を終わります。簡潔明瞭な答弁をよろしくお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、和気伸哉議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。七番 和気議員の一般質問にお答えをいたします。  五項目め、新庁舎のこけら落としについてでありますが、新庁舎建設事業は、事業の核となる新庁舎が完成をし、現在、教育委員会等の解体工事に着手をしたところであります。今後、新別館の改修や旧庁舎議会棟の解体、さらには駐車場等の外構整備を順次計画的に進め、令和三年度上半期の完成を目標に取り組んでいるところであります。  事業完了後のイベントにつきましては、市民の憩いの場であり、交流の場でもある宇佐ひろばやイベント広場を活用し、多くの市民が参加できるオープニングイベントができればと考えているところであります。  具体的な内容等につきましては、今後、他市の事例や関係者等の意見も参考にしながら、新たなランドマークとして、市民の皆さんに末永く愛される新庁舎にふさわしいイベントを計画していきたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの市職員の地域活動等の参加についてと、四項目めの今後の財政計画についてを総務部長 久保桂一君。 ◯総務部長(久保桂一君)総務部長 久保でございます。七番 和気議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、市職員の地域活動等の参加についての一点目、職員の地域貢献活動に関しての基準や方針等の設定と、二点目、自治会活動やまちづくり協議会活動、消防団員としての活動等の実態につきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。  当市におきましては、職員の地域貢献活動についての行動基準や方針等は設定しておりませんが、市自治基本条例十一条に、職員の責務として、みずからが地域の一員であることを自覚し、市民としての責務を果たすこととありますように、職員は主体的に地域に貢献すべきものと考えております。また、職員の地域における活動等につきましては、その職員の居住地域の実情に応じて、自治会の役員や消防団員として活動している実態もあります。  四項目め、今後の財政計画について、厳しい財政運営が見込まれる中、財政調整基金が底をつくまでに取り組まなければならないことはについてですが、平成三十年度決算の発表以降、県内自治体の厳しい財政状況が報道されているところであります。主な要因として、御指摘のように、合併特例措置の終了による普通交付税の減少、医療、福祉等、社会保障関連費、経費の増嵩などが掲げられますが、これは全国的な共通課題であり、本市においても例外ではありません。加えて大型事業の実施により、本市においては、近年の実質単年度収支が赤字となっております。  しかしながら、十二月定例会でもお答えしたとおり、このことは想定の範囲内で、これらに備えるために基金の積み増しを行ってきたところであります。今後は人口減少などにより、市税や普通交付税などの一般財源が不透明な状況で、厳しい財政運営となることは避けられないため、より一層、経費節減や事業の選択と集中を進めていくとともに、企業版ふるさと納税など、新たな歳入確保対策も必要があると考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの外国人材受け入れ拡大についてを建設水道部長 城 隆弘君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)建設水道部長の城でございます。七番 和気議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、外国人材受け入れ拡大についてですが、外国人の市営住宅の入居申し込み資格につきましては、平成二十四年の国土交通省の通知により、永住許可を受けた者、特別永住者として永住することができる資格を有する者については入居を認め、中長期在留者については、地域実情を勘案の上、可能な限り地域住民と同様の入居申し込み資格を認めることとなっています。  本市においても、この通知に基づき、中長期在留者の方も地域住民と同様の入居申し込み資格を認めております。本市が受け入れている外国人労働者の在留資格の多くを占める技能実習や特定技能等は、中長期在留者に該当しますので、地域住民と同様に、市営住宅条例及び同施行規則等の条件を満たせば入居は可能となります。  なお、県内にも、一部の公営住宅については、外国人労働者を対象としたものではありませんが、国から公営住宅の目的外使用の認定を受けて、公募を行わず入居を認めるなどの優遇措置を導入している事例があります。  目的外使用するためには、本来の入居対象者の入居を阻害せず、公営住宅の適正かつ合理的な管理に支障のない範囲内でという条件もありますので、今後、調査研究してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、三項目めの窓口一本化の実施についてを福祉保健部長 松木美恵子さん。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(松木美恵子さん)福祉保健部長の松木でございます。七番 和気議員の一般質問にお答えします。  三項目め、ひきこもりを中心に、介護、困窮といった複合的な問題を抱えている家庭に対応するため、厚生労働省は、自治体の体制整備を促し、財政面で支援する方針を決めた。支援の人材育成に取り組み、事業費が交付できるように計画を立ててみてはについてですが、昨年十二月に公表された、厚生労働省が設置する有識者による地域共生社会に向けた包括的支援と多様な参加・協働の推進に関する検討会の最終取りまとめによりますと、市町村における地域住民の複合化した支援ニーズに対応する包括的な支援体制の構築を推進するため、断らない相談支援や社会とのつながりを回復する参加支援、孤立を防ぎ、地域における多世代の交流等の地域づくりを一体的に進め、市町村への財政支援を強化し、令和三年度からの事業開始を目指す方針が出されました。  本市におきましても、現在、ひきこもりや、介護、困窮といった複合的な問題を抱える世帯の相談につきましては、福祉課等が、本人、家族、地域の方等からの相談を受け、悩みや困り事の内容により、関係課、関係機関につなぐなどの支援を行っていますが、これには、相談者と世帯の包括的なアセスメントを円滑に行う等のスキルが必要であると考えています。  今後さらに、関係課、関係機関の連携強化や、気軽に相談できる窓口の充実に努めるとともに、国の支援策の動向に注視し、包括的な支援体制の整備について調査研究してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  七番 和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)それでは、順次再質問させていただきます。  まず一項目めの市職員の地域活動等の参加について、お伺いいたします。  答弁の中で、職員が主体的に地域に貢献すべきものというふうに答弁していただきました。まさにそのとおりだと思っています。実情といたしまして、私は、北馬城地区に在住している者ですけれども、やはり、地域の集まりごとに参加してみると、年配者の方が多いですね。高齢者の方が中心的に本当に一生懸命活動していただいているのを目の当たりにしてですね、若い方の参加がもう少し促せればなあというふうに思うことが多々あるわけなんですが、その中で、市の職員の皆様がですね、率先的にその地域に貢献しているのかなっていうふうに、一方、感じた部分もあります。  その中でお聞きしたいのは、地域の担い手不足の問題等の解決策について、市のほうで何か協議されたり考えたり、今後、どのような取り組みを促していけばいいのかというようなことを、考えがあったら教えていただけますでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(末宗勇治君)総務課長の末宗でございます。和気議員の再質問にお答えをいたします。  市の職員、地域の担い手として、どうやっていくかというところで、政策としてですね、具体的に検討なりを加えたことはございませんが、それぞれの地域の実情がございます。で、その地域地域でですね、やはり温度差、濃淡があるの実情で、現実的な問題でありますし、そういった中でですね、先ほど初回の答弁でも申し上げましたが、職員は地域の一員であることを自覚し、市民としての責務を果たすことというふうな形で自治基本条例にもうたわれておりますので、まずは職員にそういった意識づけが必要なのかなというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)七番 和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)意識づけは当然持ってるんじゃないかなと、私思うわけです。そのために、市の職員に皆さんなられて活動していただいてるのが、基本にあるのではないかなあと考えているところでございます。その中で、基本中の基本というかですね、地域の住民としてですね、市の職員である前に地域の住民として、やはり地域の活動というのは非常に大事なことだし、協力していかなければ、今もう、ままならない状態になってるんじゃないかなというふうにも感じています。  その中で、例えば政策としてですね、それを掲げるわけにもいきませんし、強制するわけにもいかないと思うわけです。他の自治体でですね、こういった取り組みの参考事例などあったら、もしわかってるものがあれば、教えていただけますでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(末宗勇治君)お答えをいたします。  県内であればですね、別府市が、平成二十八年ですかね、地域応援隊ということで、なかなか高齢者、そういった担い手不足ということで、地域の祭り、イベントの実施が難しいということで、そういった、これもあくまでもボランティアなんですが、有志を募ってですね、そういったイベントや祭りごとの準備、片づけ、そういったものに取り組んでいるというような先進事例はございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)七番 和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)今紹介していただいた別府市のボランティア組織、地域応援隊というものが二〇一八年に結成されております。応援隊を作った詳しい経緯は私はわかりませんが、やはり、地域の悲痛な叫びだったのではないかなあというふうにも感じています。  その中で、市の職員の皆様がですね、ボランティアの心で、集まれる人は集まろうみたいな形で多分参加して、自主参加をキーワード、それと活動予算ゼロというふうにも聞いております。まさにボランティア精神の思いなんですけれども、これはやはり地域にとってもですね、非常に何ていうか、気持ちが伝わるものじゃないかなというふうに、私感じております。  自治会の声をよく聞くことが大事だと思うんですけれども、そういった声は、今まで市のほうに上げられたことはございませんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(末宗勇治君)お答えをいたします。  当然ですね、やはり、地域が高齢化ということで、人口減少というところでですね、市の職員に求められるという話はですね、私は個人的にいろいろなところからお聞きをしております。で、そういった中で、市の職員がどこまでできるかというふうになるとですね、やはり、これあくまでボランティアということになりますので、それを制度化すると、やはり、やらされ感なりですね、そういったところの部分が出てきますので、最初、私申し上げましたが、議員さんは、当然、職員はそういう意識づけができてるというところのお話いただきました。なおかつですね、やはり、そういったところでの地域の実情の把握であったりとかですね、その地域にどういった形で貢献できるかというところの部分については、やはり、職員が地域活動に交わる中でですね、地域の実態を把握し、そういった形で率先して取り組んでいくというところの、まずは、そういった取り組みが必要ではないかなというふうに認識をしております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)七番 和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)実は地域応援隊の取り組みのきっかけは、市のですね、自治振興課が企画したというふうに聞いています。隊員の募集を始めました。先ほど言ったように、活動予算ゼロ、そして自主参加をキーワードにですね、ボランティアで参加できる方を募集しますという形で募集をしたところ、正規職員九百六十三名のうち、登録したのが百六十五名、約一七%ということでございました。  一方、登録できなかった職員の皆さんも、さまざま理由があると思うんですね。例えば子育てて忙しいと、市外在住で、そういったことに急行できませんというようなことが理由に挙げられてはいるんですけれども、それはそれで構わないと思うんです。ボランティア。ただきっかけづくりをですね、行っていくのが大事なのかなあというふうにも感じています。そのきっかけがもとに、今まで地域でなかなか活動を参加できなかったけれども、市のほうでこういったボランティアを募集してるんであれば、ぜひ、参加したいというようなことで、応募者が出てくるのではないかなというふうにも感じています。  地域住民にとってはですね、一人がすごくうれしいんですね。一人の参加というのが本当にありがたいし、心が伝わりますし、やはり、参加することによって職員の皆様も地域の思いがわかっていただいて、本当に必要な施策が、ボトムアップ型によって、市のほうで反映されていくのではないかなというふうにも、勝手な想像ですが、そのようなほうにも期待をしています。  そういった中でですね、やはり宇佐市としても、一歩前に踏み出して、強制はできないんですよ、市のほうから施策としてはできないんですよっていうようなことばかりではなくて、やはり、そういった形で、応募をちょっととってみようかなと、市長どうでしょうかっていうようなことも、総務課のほうから掲げていってもいいんじゃないかなと思いますが、いかがですか。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(末宗勇治君)お答えをいたします。  県内、別府市等先進事例がございますので、やはり、そういったところを研究していく中でということになろうかと思います。繰り返しになるんですけども、ボランティアということでですね、どういった形での制度設計ができるかというところが、非常に問題があるかなというふうに思っておりますので、まずは先進事例等をですね、調査研究してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)七番 和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)是非、別府市に問い合わせしてみてはいかがでしょうか。もし問題があるようだったら、この地域応援隊は既にもうなくなっていると思いますので、今もなお続いてるんであれば、私は問題ないというふうに解釈をしています。
     済みません。それとですね。まちづくり協議会のことについて少しお伺いしたいと思います。同じようにですね、市の職員の皆様が、まちづくり協議会に参加して活動している実績等はいかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方でございます。再質問にお答えいたします。  市の職員がまちづくり協議会の活動に参加しているような実態、例として、少々述べさせていただきます。まず景勝地や幹線道路周辺の草刈り活動、そして小規模集落の草刈り応援、そして地区民体育大会等の運営補助、また恒例行事の運営の補助、参加、そして伝統行事の参加などの例もございます。また、まちづくり協議会によってはですね、職域選出で、市の職員が部会に入って、部会員としてまた活動されていると、そのような例もございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)まちづくり協議会はですね、宇佐市にとっても目玉施策の一つだと私は思ってます。是永市長が肝いりでまちづくり協議会の結成に向けてですね、今十八団体ですかね、決まっているということで、本当に、県下の中でもまれに見る自治体じゃないかなというふうに私感じています。  その周辺地域から始まってますけど、先日、川谷議員のほうも、中心部のほうにもまちづくり協議会をというお話がございましたが、すごく、そうなってくると本当にオール宇佐市という形で、住民主体のですね、本当の意味の住民主体の施策や事業がこれからできてくるのではないかなというふうに感じているところでもあるんですが、やはり、自治会活動と同様に、まちづくり協議会も、高齢者の方々が本当に中心となって、一生懸命取り組んでいただいております。本当に頭が下がる思いです。その中で、若者の皆様、若い方ですね、それと、やはり私は市職員の皆様にもぜひ参加していただいて、地域おこし協力隊の皆様が、本当に献身的にですね、各まちづくり協議会で活躍されているのを見て、本当にありがたい気持ちでおります。その方たちと同様にですね、やはり自分の住んでいる地域のまちづくり協議会の活動に参加しようと、協議会に顔を出してみようという職員が増えてもいいんじゃないかなというふうに私思うんですけれども、総務課長の答弁と全く同じになると思いますが、やはりそういった流れを作っていくのも、自治体のカラーになっていくのではないかなというふうにも思います。せっかく作っていただいたまちづくり協議会をですね、もっともっと花が咲いて開いていきますように、願いを込めて要望として、この件はお伝えいたしたいと思います。  そして、消防団員のことについても少し触れさせていただきたいと思います。今、宇佐市内においてですね、消防団に入られてる職員の状況はどのような感じか、お伝えいただけますでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)消防本部総務課長。 ◯消防本部次長兼総務課長(新貝浩二君)消防本部総務課長の新貝でございます。質問にお答えいたします。  現在、消防団員は今日現在千五十五名、うち市職員については六十名になっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)その六十名の内訳はわかりますか。 ◯議長(衛藤博幸君)消防本部総務課長。 ◯消防本部次長兼総務課長(新貝浩二君)質問にお答えします。  旧宇佐市四名、旧安心院町三十一名、旧院内町が二十五名となっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)七番 和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)旧宇佐市が一桁ということなんですけど、安心院町、院内町に比べて少ない理由は何かございますでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)消防本部総務課長。 ◯消防本部次長兼総務課長(新貝浩二君)質問にお答えいたします。  旧宇佐市が少ない理由ということなんですけど、現在そういう資料は持ち合わせてはいませんが、平成の合併前、十七年以前なんですけど、旧安心院、院内については、そういう人が、地域の人が募集をしていたということを聞いておりまして、じゃあ、旧宇佐市のほうはしてなかったのかというと、そこんとこはちょっとはっきりわかりませんけど、そういうふうには聞いておりました。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)わかりました。  例えばですね、旧宇佐市の分団長の皆さんとか、地域の皆様が、我が分団にもですね、市の職員の入団を希望しますと要望が出された場合は、どのような形で対応していくんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)消防本部総務課長。 ◯消防本部次長兼総務課長(新貝浩二君)入団の希望があれば、その人の任意であるため、こちらのほうでは受け付けるようにしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)わかりました。  それであれば、例えば、消防団、団員を募集しますというような形で、宇佐市も多分、ホームページ等で出されていると思うんですけれども、市の職員でも構わないということでよろしいでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)消防本部総務課長。 ◯消防本部次長兼総務課長(新貝浩二君)質問にお答えします。  そのとおりです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)七番 和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)消防団員になると、非常勤特別職という形に当たると思うんですが、その辺も問題ないでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)消防本部総務課長。 ◯消防本部次長兼総務課長(新貝浩二君)市職員が消防団に入団するということで、問題はないかということですけど、これは兼務手続をとっていただければというふうには考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)はい、わかりました。そのようなことで理解しておきます。  それと同時にですね、あなたの力を消防団に。あなたも消防団に入りませんかっていう形でホームページに載っています。その中で、入団条件として、年齢が十八歳以上、そして六十歳未満のものというふうに出ておりますが、宇佐市の消防団員さんの定年というか、退任年齢は六十歳でよろしいでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)消防本部総務課長。 ◯消防本部次長兼総務課長(新貝浩二君)質問にお答えします。  六十歳で定年となっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)消防団の人数が先ほど千五十五名というふうにお聞きいたしました。かなり人数が減ってきたのかなあというふうにも思いますが、年齢枠の拡大というものがですね、全国的にも任用時の上限撤廃だとか、定年を六十五歳に拡大するとかそういったものがささやかれたり、実施されたりしている世の中になっております。その辺については、消防としてどのようにお考えでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)消防本部総務課長。 ◯消防本部次長兼総務課長(新貝浩二君)質問にお答えします。  今現在、人口減少とかいろんな問題がありまして、消防団に入る方も少なくなっているというのが実情でございます。ただし、議員さんがおっしゃるとおり、条件を今後変えていくかということは、今後の研究課題にしていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)わかりました。一項目めはこの件で終了させていただきます。  引き続き、二項目め、外国人受け入れ拡大について、再質問いたします。  市営住宅においてはですね、中長期在留者の方も地域住民と同様の入居申し込み資格を認めているという答弁をいただきました。入居できるということなんですが、市営住宅の一室をですね、例えば複数人で利用することは可能なのでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(松田智弘君)建築住宅課長の松田です。再質問にお答えいたします。  市営住宅を複数人での使用ということになりますと、市営住宅につきましては、一応公営住宅法に基づいた管理運営を行っております。そのため、同居の親族要件や公募の原則等の要件があります。平成十六年に国のほうから、地域再生推進のための公営住宅の目的外使用承認の柔軟化についての通知によりまして、目的外使用をする場合は、地域再生計画において、公営住宅の本来の入居対象者の入居を阻害せず、公営住宅の適正かつ合理的な管理に支障のない範囲内で目的外使用することを定め、内閣総理大臣の認定を得る必要があるとされております。  実際、留学生につきましては、平成十七年三月、国のほうから、留学生向け宿舎に係る公営住宅の目的外使用承認の簡素化の通知があります。このため、県内におきましても、留学生につきましては、ルームシェアの認定を受けている市もあるようですが、一応、外国人労働者の分については、今のところちょっと県内等でも例がありませんので、今後、関係課とも連携を図りながら検討していきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)検討をしていくということですので、また、そちらのほうで議論をお願いしたいと思っております。  それと関連なんですが、宇佐市の空き家をですね、外国人労働者にお貸しするということは、宇佐市として可能なのでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方です。再質問にお答えいたします。  外国人労働者の受け入れに、空き家バンクの活用、物件活用をというような御質問と思います。  空き家バンクを初めとしまして、当課の移住支援施策、これは要綱等の規定では定住を前提としております。この定住とは、職務上など一時的転入でないこととしております。  邦人、外国人を問わず、定住を目的とした方でないと現行制度の利用者として扱えないというようなことでございます。労働者の職務上の転入ということであれば、雇用者や御本人様が、不動産業者等が取り扱う空き家、また貸家等を御利用いただくのがいいのかなというふうに思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)例えば雇用者がですね、その空き家を借りて、外国人を住まわせるということは、ちょっとそれはまた、目的と違うということになるんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)先ほども申し上げましたとおり、現行の制度の要綱等でいきますと、やはり定住を目的とされてないと、対象として取り扱うのは難しいというふうに判断しております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)はい。ありがとうございます。わかりました。  最後にですね、商工振興課のほうに確認をいたします。  市営住宅を使って住居の申請をしたり、空き家のほうだと申請ができないということで、基本的にですね、やはり、住居というのは雇用者がまず御用意していただいて、例えば寄宿舎として、制度認定を受けて、そこに複数人住まわせていくというようなことが前提だとは思うんですが、やはりこれ、お金が絡んでくることでもありますし、少々の金額じゃあそういった住居っていうのは、建てられたりもできません。  そういったところで、そこを雇用者のほうに促すにはですね、やはり、市のほうで補助制度を作ったりとか、そういったものが、今後、外国人労働者を拡大していくためには必要になってくるものなのかなというふうにも考えられるんですが、今後宇佐市のプランとしては、どのような形で考えていらっしゃいますでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(後藤 優君)商工振興課長の後藤です。再質問にお答えいたします。  まず、言われましたように、企業によっては自社の社員寮、または民間アパートを借り上げて、外国人の方に住んでいただき、生活の面倒まで見ていただいているというふうにお伺いしております。またそれが多少なりとも負担になっているというのも十分お伺いしているところです。  その中で、例えば社員寮として建てていただければ、うちの企業立地の奨励金のほうで、上限がありますけども、該当すれば、支援ができる可能性があります。また、今、現在作成中の多文化共生国際交流推進プランの中でも、四つの基本プランの中の一つに、生活支援という項目があり、その中で、住宅の確保のための環境整備とか支援のこともうたっていくような予定にしてますので、その中でまた今後の政策を考えていくことになると思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)はい、わかりました。  それでは、三項目めの再質問に移りたいと思います。  窓口一本化について再質問いたします。  答弁の中で、市町村への財政支援を強化し、令和三年度から事業開始を目指す方針が出されたということで、当局のほうも確認がとれてるということでの再質問になるわけですけれども、今回はですね、十二月議会に引き続き、ひきこもりの相談について、専門窓口の設置についてお伺いしたいと思っております。  十二月議会でわかったことをまとめてみますと、県内のひきこもり件数は、内閣府の推計では九千人。最低でも大分県内に六百三十七名の人がいると思いますが、実際は把握できていませんというような答弁をいただきました。同時に宇佐市内では、四百四十名の対象者がいるのではないかというようなこともわかったところでございます。その上で、相談窓口として健康課と福祉課で現在は対応していますと、関係各課、関係機関と連携している状況ですというような答弁を、健康課長から、十二月にいただいたところでございました。  そこで、お伺いしたいのは、相談件数のことです。これも十二月議会で答弁の内容だと、平成三十年から昨年の六月までの間、社会福祉協議会が窓口となっている生活困窮者自立支援事業というところで、五件の相談を受けましたと、そこまでの答弁だったんですが、そこから先ちょっと時間が足りなくて聞けなかった部分があります。この分で間違いないでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。 ◯福祉課長(奥野博文君)福祉課の奥野でございます。再質問にお答えいたします。  十二月議会の際にお答えいたしました、社会福祉協議会で受けておりました、五件、ひきこもり関連の相談件数五件でございまして、現在それから経過しまして、今年の二月にもう一件、増えておりまして、平成三十年度からは、現在までで六件の相談を社会福祉協議会では受けております。  以上です。
    ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)それでは、ここから前回時間が足りなくて、聞けなかった部分をお聞きいたしたいと思います。  平成三十年に初めて県が調査した結果、四十歳以上の中高年層の割合が六四・四%占めていたというようなことでしたが、宇佐市の状況も同じような状況でしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。 ◯福祉課長(奥野博文君)お答えいたします。  ひきこもりの実数そのものを調査したものはございませんが、内閣府調査によります平成三十年の生活状況に関する調査の数値を用いた推計によりますと、先ほど議員さんがおっしゃられたような、全体で四百四十人のひきこもりがいらっしゃるであろうということが、推計されるわけでございます。同じ数字を用いて推計いたしますと、四十歳から六十四歳までの方が、推計では二百五十人程度いらっしゃるんではないかと考えられるという状況でございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)県も市もですね、同じような状況かもしれません。親子で生活に困窮する、八〇五〇問題も顕在しているのではないかなというふうにも考えられます。こうした家庭は、親の介護や病気など、複数の課題を抱えている場合があると思います。相談窓口がですね、そのような場合、分かれていますと、いわゆるたらい回しにされたりですね、担当者間での情報が共有されずに、支援が届かない場合もあるのではないかなというふうにも思います。包括的な対応が必要ではないかなというふうに思っているわけでございますが、先ほど、相談件数を確認したときに、社会福祉協議会の窓口で六件ですね、六件に変わったということでしたけれども、健康課や福祉課への相談は今までないのでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。 ◯福祉課長(奥野博文君)健康課や福祉課での相談件数ということでございます。  健康課におきましては、今年度七件の相談がございました。福祉課につきましてはございません。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)済みません、先ほどの七件っていうのをお伺いしましたね。六件とちょっとダブってごちゃごちゃになってしまいました済みません。  ということは、相談者から市に問い合わせがあった際に、福祉課で対応できるものとそうでないものがあった場合、社会福祉協議会にその案件を促すようなことは、今まであったでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)健康課長の出口でございます。  今年度、健康課で相談を受けたのは七件でございますが、社会福祉協議会から相談が来たものは、四十代の男性でひきこもりの方でございました。その親御さんが働きたいということで、生活困窮として福祉課につないだような状態であります。そのほかは、精神疾患がある方が主でありまして、そういったときには、福祉課や保健所と一緒に情報共有しながら、相談を対応しているような状態であります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)済みません、健康課だったですかね。済みません、申しわけございません、勘違いしてました。  そういった形で相談件数も、もしかしたらこれから増えていく可能性もあります。個人や世帯が抱える生きづらさやリスクがですね、複雑化して多様化しておるわけであります。従来の社会保障のみでの仕組みでは、十分な対応が難しくなってきているのではないかなというふうにも感じています。  就労から居場所までですね、社会とつながる仕組みづくりを進める自治体を財政面で支援する、政府が取り出した施策をこれからまたしっかり計画して、活用していっていただきたいなという要望を申し上げ、次の再質問に移りたいと思います。  四項目め、今後の財政計画についての再質問になりますが、先日、若山議員のほうが、本当に詳しく質問をしていただいて、ほぼ私のほうも把握できたところでございます。想定内とはいえ、やはり、基金の取り崩しや、そういったものが現実的にやっていかなければ、市の運営が難しくなっていく状況だとは感じているところでございます。  その上でですね、選択と集中という言葉がよく出てきます。本当にその選択と集中という言葉の中で、継続していく事業や公共施設、そして、廃止や撤廃していかなければならない事業や公共施設等、これから考えていくのかどうかっていうのをちょっとお伺いしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長の出口でございます。和気議員の再質問にお答えいたします。  まず、答弁でお答えしましたように、議員の御指摘もありましたけども、厳しい財政運営となることは、もう、それは承知しているところでございます。その中で、答弁でも、より一層の選択と集中ということを申し上げました。これにつきましては、事業計画、事業予算化する上でのシステムとしまして、当然、政策評価、事業評価、担当課の評価それから、部課長の評価、市長の評価、そしてそれを重ねた上での政策検討を行って、次の段階でどういうふうに生かしていくかというのを介して、また次の事業計画を作っていくというサイクルを実行しております。  そしてまた、今後の見直しの中でですね、やはり、今、行財政改革ビジョンもございますけども、その見直しを行っていくとなると思いますが、特別委員会等の御意見もいただきながらですね、この硬直化した部分の見直しをどうやっていくかというのは、議論していくということになると思います。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)継続、廃止だけではなくてですね。時代に合った市民ニーズに応えていかなければならない、新しい事業等も組み込んでいかなければならないという、本当に難しい状況になっていくのかなというふうには思っておりますが、ぜひ、市民ニーズに応えた事業を作成していただいて、思い切った英断も必要だと思いますので、その辺の議論もこれから委員会を通して、行っていただきたいと思います。  そして最後にですね、五項目め、新庁舎のこけら落としについて、再質問させていただきます。  これですね、ラグビーワールドカップじゃありませんが、一生に一度じゃないかなあというふうに思っています。市長がこの項目に答弁していただいたことは、本当にうれしかったなあというふうに思ったところでございます。まさにオープニングイベントっていう形でですね、全市民がこれから利活用していただきたい、市庁舎になっていただけるような、イベントを開催していかなければならないのかなというふうにも感じています。  ちょっと、他市の事例を少し紹介させていただきたいのですが、岐阜県の土岐市というところがあります。令和二年二月二日にオープニングイベントを行いました。この際に、先ほどの答弁の中では、宇佐ひろばやイベント広場を活用してというような答弁でございましたけれども、ここの新庁舎は、新庁舎内外にわたって、オープニングイベントのいろんな行事を盛り込んでいます。  例えば、市議会においては、議場でコンサートを市民の方に開いていただきました。この議場開設のときにはですね、コーラス隊の皆さんが来ていただいて、本当にすばらしい歌声を披露していただいて、本当に感動したなあというふうな思いも、自分自身思ったところでございます。そういったことをですね、この議場もフルに活用していただいてて、または餅まきや菓子まき、豆まきっていうようなことも、新庁舎の二階からですね、行ったというようなことも聞いています。  その中で、あとは、子供たちを含めた、市役所内で脱出ゲーム、そういったものも企画しております。子供たちの参加が多かったというふうにお伺いしております。それと、高齢者の皆様に対応した市役所ウオークと。ウオーキングを含めて、市役所ウオークと、隅々まで、市役所を見ていただいけるのじゃないかなというふうに企画がされておりました。  そして、カフェもその中に、臨時的ではございますが、一日だけ、市内の事業者を呼んでですね、カフェを作っていただいておりました。フードエリアっていうのも外に作っています。そういった中でですね、子供から高齢者まで、一日、市役所でゆっくり楽しんでいただくっていうようなことが考えられたイベントだったんじゃないかなあというふうに思っております。チラシでは、議場でコンサート、新庁舎でもち投げというような感じのキャッチフレーズで、市民の皆さんに伝えてたというような実情があります。  宇佐市にはですね、全国に自慢できるものがたくさんあります。例えば、発祥で考えますと、空揚げ店の発祥だったり、例えば、宇佐神宮のみこしの発祥、そういったものもあります。そういったことを子供たちから高齢者までですね、一緒になって、一丸になって、参加していただけるのもいいのではないかなというふうに思います。  市役所敷地内だけではなくて、例えば、県警に御協力をいただいて、市役所の前の道、例えば、ウサノピアからですね、少しちょうど突き当りのカーブになってるとこぐらいまでをみこしパレードを行ってもいいでしょうし、広くなった駐車場で、フードエリアを作ってもいいでしょうし、そういった一日、市民と一緒にですね、市役所が活用できる、そういったイベントを作っていただきたいなと思ってるんですが、これをすぐに計画してできるものでありません。一年前、この時期にですね、私質問で取り上げたのはそういった意味があってのことです。どうか、まだ先は、令和三年の上半期という答弁でございましたけれども、十分間に合うと思いますので、今から計画して、企画していっていただきたいなと思いますがいかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)契約管財課長。 ◯契約管財課長(田中康彦君)契約管財課長の田中です。和気議員の再質問にお答えさせていただきます。  答弁でもさせていただんですけども、全ての工事が完成すれば今後五十年、さらには百年というような、市民の皆さんに末永く愛される新たな市のランドマークとして、まちづくり拠点施設になる本庁舎が誕生するようなことになります。  その誕生記を記念したオープンイベントについては、現段階では、具体的な内容等については、まだ未定な状態ではありますけれども、先ほど議員から御指摘ありましたとおり、子供からお年寄りまで、より多くの方が一緒に参加できて、生涯の思い出になるようなイベント、また、市民の皆さんが改めて宇佐市のすばらしさを感じていただきながら、これからもずっと宇佐市に住み続けていきたいというような気持ちが持てるような、新たなスタートとしてのイベントができれば理想的ではないかというふうに思っております。  また、全ての工事が終わるまでは、まだ多少の時間がありますので、その間、議員からの提案を参考にしながら、今後、内容等については、関係各課とも十分協議をしながら、計画をしていきたいというふうに思っています。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)市長、最後にですね、楽しい、盛り上がるイベントを作っていただきたいと思いますが、いかがですかね。 ◯議長(衛藤博幸君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)和気議員の再質問にお答えいたします。  和気議員からですね、先ほど他市の事例ということで、本当に楽しそうな例を聞くことができました。特に市庁舎の外側だけでなくって、市庁舎の中もうまく活用したらどうかという御提案、そしてまた子供さんから御高齢の方までですね、広く、幅広く使えるような工夫をしたらどうか、いろんなですね、アイデアが詰まったいい情報をお知らせいただいたなっていうふうに思います。  令和三年度の上半期ぐらいまでは工事がかかりますので、それから以降になろうかと思いますけども、既に今もう、いろんな宇佐市内でやってるイベントを、宇佐市の新庁舎が完成した暁にはここでやったらどうだろうかっていう投げかけもいただいてるとこでありますので、そういったものも含めまして、いろいろと、今聞いたようなアイデアをですね、しっかりと受けとめさせていただきながらですね、よりよいものに仕上げていきたいというふうに思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、和気伸哉議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで暫時休憩をいたします。なお、再開は十四時十分といたします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午後一時五十七分               ───────────────                 再開 午後二時十分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。一般質問を続行します。  十一番 衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)皆さん、こんにちは。十一番 公明党の衛藤義弘です。  まず初めに、新型コロナウイルスの感染で亡くなられた方へ御冥福をお祈りいたします。また早期の終結を祈っております。  ここ一、二週間が山との専門家のお話がございます。日本国は、総理の発表で動揺と混迷を抱いています。全ての国民の安全と感染のないよう祈るばかりでございます。  また、三月で退職される皆様、大変に御苦労さまでした。ありがとうございました。十分に今後は健康に留意されて、御活躍をお願いを申し上げます。  質問に入る前に訂正がありますので、御了承願います。  五項目めの下から四行目の、県が「二分の一」を「四分の一」に変更をさせていただきます。  それでは、最初の質問に移ります。  一項目め、行財政改革について一点目。  第二次総合計画の前期基本計画終了を見据え、政策評価、事務事業評価などを反映しながら後期基本計画を作成すると考えますが、多種多様な行政運営が求められる中で優先順位をつける必要があると考えるが、執行の考えをお聞きします。また、個別計画との整合性についてもお聞きします。  二点目。少子高齢化が進む上で、行政運営も変わっていかなくてはいけないと考えるが、市長及び執行部の考えはどうなのか。特に、自治区のあり方など市民目線で執行部の考えをお聞かせ願いたい。  三点目。平成二十九年六月議会で「個別資産運用・管理で適切な施設配置、効率的な管理運営を行い、継続・改善・見直し・廃止などの検証を行い、施設配置や管理運営に努めていく。個別ファイル化して整理していく」との答弁でしたが、その後どうなったのかお聞きいたしたい。  二項目め、施設の再利用とスポーツジムについて。  中津のダイハツ九州アリーナの中にトレーニングジム、豊後高田市は健康交流施設「花いろ」の中でも、スポーツエリアのジムが設置をされています。若者や健康志向者や高齢者など、筋力トレーニングが実施をされています。  宇佐市には民間以外はありません。多くの若者の声がございます。定住満足度日本一の市を掲げており、若者や定住対策、健康、体力増強また交流の場、出会いの場として有効でございます。  空き公共施設を利用してのスポーツジム設備ほか進めるべきではありませんか。  三項目め、地方創生につなげる対策について。  誰一人取り残さない持続可能な社会の実現を目指す。国際社会の共通目標である「国連の持続可能な開発目標(SDGs)」への取り組みは重要です。  先駆的に取り組み実態も出ています。事例として、北九州市は民間企業と協定を結びSDGsの普及啓発を進めつつ、再生可能エネルギーの実用化などの強みを地域振興につなげようとしています。また、鹿児島県大崎町は行政と企業、住民の三者協働型でごみのリサイクル事業を実施しリサイクル率八〇%を達成するなど、目を集めています。  地方自治体も今後一層強化してくると思われる。市としての見解をお聞きします。  四項目め、教育改革について。  広島県福山市で行っているイエナ授業、イエナプラン授業とも言いますが、「勉強嫌いをなくす。不登校をなくす」が注目を集めています。参考になればと思い、提言をいたします。  負の連鎖を断ち切る改革は非常に重要と考えます。教育委員会の考えをお聞きします。  五項目め、障害者総合支援法について。  暗所視支援眼鏡は、小型高感度カメラで捉えた景色が明るい映像として眼鏡のディスプレー上に投影する仕組みで装着すれば、薄暗い場所でも自然な明るさで見ることができます。  しかし、価格が三十九万五千円と購入費がかかり、個人の負担が大き過ぎます。暗いところで物が見えにくくなったり、視野が狭くなったりする難病、網膜色素変性症などに対応する暗所視支援眼鏡を、天草市が全国の市町村で初めて公費助成が受けられる日常生活用品の対象品目に追加されました。  障害者総合支援法では、障害者の生活に必要な用具は、日常生活用具として対象と認められれば利用者負担を一割程度で済みます。ただ、どの品目をどの程度の価格まで認めるかは自治体が決めるため、判断が分かれています。  天草市は、国が二分の一、県が四分の一、市が四分の一の給付を受けております。助成から三カ月間で五人が給付を受けています。宇佐市も公費助成で障害者の手助けをすべきではないでしょうか。  以上、第一回目の質問を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、衛藤義弘議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず最初、是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十一番 衛藤議員の一般質問にお答えをいたします。  五項目め、障害者総合支援法について。  暗所視支援眼鏡を日常生活用具の対象品目に追加し、公費助成で障害者の手助けをすべきではないかについてでありますが、障害者総合支援法に定める日常生活用具給付等事業とは、聴覚、言語機能、音声機能、その他障害のため意思疎通を図ることに支障がある障害者等に対して、日常生活上の便宜を図るための用具等を給付または貸与する事業であります。  その対象品目は、市町村の判断により新たに追加できることとなっておりまして、市ではこれまでも必要な調査を行った上で、対象品目の拡充を行ってきました。  暗所視支援眼鏡は、カメラで捉えた映像を明るい映像として眼鏡型のディスプレーに投影し、暗いところでも対象物を自然な色彩で見ることができるようになる機器で、他市において日常生活用具給付等事業の対象品目に追加されている事例がございます。  市としましては、安全性や実用性、対象者のニーズや他市の状況等を調査研究の上、判断をしてまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁は終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、四項目めの教育改革についてを教育長 竹内 新君。 ◯教育長(竹内 新君)皆さん、こんにちは。教育長の竹内でございます。十一番 衛藤議員の一般質問にお答えいたします。
     四項目め、イエナ授業について教育委員会の考えはについてですが、イエナプランとは、主にオランダなどで普及している教育理念を基盤にしたもので、子供一人一人の発達や個性を大切にしながら、自立と共生を重視する教育と認識をしております。  異年齢の子供同士によるクラス編成、対話、遊び、仕事(学習)、催しの四つの学びを循環させる時間割等により、多様な子供たちが協同して学ぶという特徴があります。  日本では、広島県福山市常石小学校において、公立学校としては全国初となる二〇二二年のイエナプラン教育校開設に向け、来年度より二年間の移行期間とし、一から三年生の異年齢集団による教育活動を実施するということです。また、長野県佐久穂町にはイエナプラン教育を実践する私立の学校もあると聞いております。  本市では、新学習指導要領の理念に沿って、主体的、対話的で深い学びを実現するための授業改善、授業実践を積み重ねております。また、総合的な学習や、安心院、院内地域で研究をしている地球未来科においては、教科横断的な探求学習、協同的な学習の実践を深めております。  現状において、イエナプラン教育そのものを実践することは困難ですが、共通する理念として「学びに向かう意欲、思考力・判断力・表現力、生きて働く知識・技能」の学習指導要領の三つの柱を基盤にした学校教育を目指していきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの行財政改革についてと、三項目めの地方創生につなげる対策についてを総務部長 久保桂一君。 ◯総務部長(久保桂一君)総務部長 久保でございます。十一番 衛藤議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、行財政改革についての一点目、後期基本計画における行財政運営の優先順位の考え方と個別計画との整合性についてと、二点目、少子化が進む上での行政運営と自治区のあり方などの考えについては、関連がありますので一括してお答えいたします。  議員御指摘のとおり、第二次宇佐市総合計画前期基本計画が今年度で終了するため、昨年度より前期基本計画の進捗状況を検証しながら庁内ワーキングチームで素案をまとめ、市総合計画審議会において六回に及ぶ審議をいただくとともに、パブリックコメントを経て今議会に後期基本計画策定について提案しているところであります。  後期基本計画の策定に当たっては、各施策の課題を整理するとともに、加速化する少子高齢化や若者流出による人口減少の波、大規模自然災害や高齢者による交通事故、特殊犯罪対策等安全安心の波、インバウンドや外国人住民の増加等グローバル化の波、急速に進化するICT、AI、ロボット等先端技術を活用した第四次産業革命の波、交付税の減少や社会保障関連経費の増嵩など財政制約の波といった視点を考慮いたしました。  いずれの施策も優先順位をつけることは困難でありますが、時代の要請に応じた見直しを行ったところであり、今後、実施計画の作成、予算化の段階において優先順位をつけていくこととなります。  個別計画との整合性についてですが、法等の定めがない限りは、総合計画は本市の最上位計画に位置づけられているものであり、個別計画とそごが生じないよう、必要に応じて個別計画の見直しと整合性を図る必要があると考えております。  また、現下の少子高齢化社会における行政運営につきましては、行政、自治区などさまざまな団体等が課題を共有し連携を図りながら、課題を解決していくことが求められております。  こうした中、地域コミュニティの維持につきましても、行政や自治区が連携し、課題解決に取り組まなければならないと認識しております。  自治区は任意の団体であり、市がそのあり方を決めていくことはできませんが、自治会連合会も小規模自治区などについて問題意識を持っていることから、連合会と連携を図りながら協議を重ね、継続した支援、対策を行っていきたいと考えております。  三点目、個別資産運用、管理の適正な施設配置、効率的な管理運営についてですが、本市においては、平成二十八年三月に策定した「宇佐市公共施設等総合管理計画」において、将来にわたり持続可能な行政運営と市民サービスの維持向上を図るため、公共施設等の今後のあり方についての基本方針を定めているところであります。  本計画の実施計画に当たる個別施設計画につきまして、継続・改善・見直し・廃止など、今後の方向性を検証しながら令和二年度中の策定に向けた作業を進めているところであります。  次に、三項目め、地方創生につなげる対策について、持続可能な開発目標SDGsへの取り組みについてですが、SDGsは誰一人取り残さない持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現を目指し、先進国と途上国とが一丸となって二〇三〇年までに達成すべき十七項目の国際指標であると認識しております。  国においては、十二月に「SDGsアクションプラン二〇二〇」を定めるとともに、第二期「まち・ひと・しごと総合戦略」にSDGsの達成に向けた取り組みの推進を横断的な目標に掲げ、SDGsの認知度向上と全国の自治体への普及促進を行っております。  本来、自治体の取り組みはその大半がSDGsと関連性が高く、本市における各種施策も何らかの形でSDGsとかかわっていると思われます。  しかしながら、議員御紹介の北九州市や鹿児島県大崎町では、自治体としてSDGs推進宣言を行い、住民に目指すべきゴールを示し、官民一体となって取り組みを進めていくことにより、本来の目的以外の二次的効果も生まれ、ひいては地方創生につなげていくという成功事例だと思います。  御紹介の両自治体には、それぞれに抱えるバックグラウンドがあり、一朝一夕にまねできるものではありませんが、本市においても第二次宇佐市総合計画に掲げる施策をSDGsの十七のゴールに関連性を持たせながら、地域や企業など多様な活動主体に周知、啓発を行うとともに、連携して取り組みを推進していきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、二項目めの施設の再利用とスポーツジムについてを経済部長 河野洋一君。 ◯経済部長兼農政課長(河野洋一君)皆さん、こんにちは。経済部長の河野でございます。十一番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  二項目め、施設の再利用とスポーツジムについて、空き公共施設を利用して整備を進めるべきではについてですが、平成二十七年に策定した市スポーツ施設整備計画において、設置検討が必要な施設としてスポーツジムを位置づけています。また、市スポーツ推進計画の改定を目的に昨年七月に市民を対象に行った意識調査においても、多くの整備要望が寄せられるなど本市に必要な公共施設と考えていますが、具体的な整備計画の策定には至っていません。  今後につきましては、市公共施設等総合管理計画との整合性を図りながら、整備に有利な補助金の調査や中長期的な利用見込みも踏まえた維持管理費の試算など、関係各課と連携して調査研究を行ってまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十一番 衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)それでは、順次、再質問を行います。  まず、一項目めの行財政改革についてですが、十年、二十年先を見通してですね、やはり今後、地方自治体の税収の厳しさや歳出総額に占める公債費の割合、現在では宇佐市は令和元年度予想で八・七二%から二年度の予想が九・九四%と増加をしてきますが、地方交付税も年々減少が予想され、国だけでこれに対応することはできない、今後、状況となっております。こういう中で、今こそ地方分権を推進する好機と捉えて、今後ですね、協働社会を構築しなければいけないと思ってます。  そこで、協働社会をどのように形成していくのかお聞きいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長の出口でございます。衛藤議員の再質問にお答えいたします。  協働社会をどのように構築していくのかという御質問でありますけども、行政、特に行財政運営の協働社会といいますか民間活用、そういった多様な主体による運営という意味でお答えさせていただくとすれば、まず、よく言われておりますアウトソーシング、本市で言えば指定管理者の導入という部分も平成十七年よりさせていただいておりますし、それとPFI、PPPもそうですけども民間活力を活用した事業、本市におきましては現在実績はございませんけれども、そういった方向性もあるというふうに考えてございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)今言われたように、NPMとか指定管理、それからPFIなどいろんな行政が今後取り組んでいく内容があると思います。そこでね、どうしても財政状況について着眼をしないといけないと思ってます。  宇佐市の地方交付税が平成二十五年から平成三十年にかけて約十億八千三百二十三万円減少しております。財政運営がさらに厳しくなると推測されますが、やはりこの経常収支比率の平成二十九年度九三・七%、三十年度が九五・八%。ここ二、三年のうちに九七%台に悪化されるという予想を立てられています。  当然、これは数値化されてます。分母を上げるか分子を下げるか、こういう形になろうかと思いますが、その分母、分子を基準として、今後、シミュレーションを行っていって何か見えるものが出てくるのかなという気がしてるんですが、その点はどうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)再質問にお答えいたします。  経常収支比率のシミュレーション、分子を抑えるのか分母を膨らませるのか。そういった御指摘がございましたけれども、シミュレーションとしましては、議員先ほど御指摘いただきましたように、今後、九五・八から九七%までこの二、三年で上がるという推計はしてございます。ただ、これにつきましても、そこがピークというふうに思っておりますので、今六年まで見込んだ推計をしてございます。  その後、先ほどの質問にもございましたけども、行財政改革ビジョン、それから等の方針を定める中で事業の選択、集中等を行いながらも進めていきたいと思います。  分子、分母の話で申し上げますと、分母の経常的な収入、これも主に税収と交付税がもうメーンでございますけども、これにつきましては残念ながらもう人口は減ってまいりますので、ある程度のもちろん努力はしてまいりますけども、大きくこれが改善するというのは難しいかというふうに思っています。分子部分につきましては、社会保障関連経費、これにつきましても、縮小というのは難しいかなというふうに思っておりますけども、その他の経常経費はですね、事業の見直しを行う中でできる限りの縮減をしてまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)多分、シミュレーションを行う中で、やはり今、現状としては非常に厳しいものがあるんだろうと思うんですが、私も元銀行員として、やっぱりシミュレーションっていう非常に大事なものがあって、どこを当たればどこが利益が上がるとか、いろんな方策を練りながらシミュレーションを行ってきていたもんですから、その辺も、今後、長期的になろうかと思います。そういう意味合いで、ちょっと質問をさせていただきました。  先ほどもですね、課長のほうから、要は最少の経費で最大の効果を上げるっていうのが最大だろうと思うんですよね。その中で、市民満足度の高い行政運営を行っていく。地域の主役である自治区、NPO、ボランティア団体、コミュニティ組織、各種団体や企業、そういった身近なところにあるのがやはり自治体であると思うんですよね。そこではですね、ニューパブリックマネジメント、NPMの手法っていうのがありまして、実態経営に民間企業の経営理念や手法、また成功事例等を行政現場に導入したり、行政の効率化、活性化を図るものという定義があるんですが、この辺も含めてですね、今後、研究をする余地もあるのかなあと思うんですが、その辺についてはどうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)再質問にお答えいたします。  NPM、ニューパブリックマネジメントという言葉ですが、議員おっしゃったように行政運営に民間企業の経営手法を取り入れる、大ざっぱに言えばそういうものだというふうに認識しております。  これも以前から言われておることだというふうに思うんですけども、先ほどもちょっと申し上げましたけども、この考え方としましては指定管理者の導入であったりとか、これも十七年度から導入しておりますけども、もう一つは会計基準もですね、国の指導のもとで公会計という企業会計の手法を取り入れて、ストック部分に着目した財政指標ということで他市との比較可能性も大幅に上がったところでございます。  そのほか、定量的な目標設定と成果主義。これもこのNPMの中にあると思うんですけれども、こういった部分も、例えば総合計画の中に具体的な数字を挙げて目標指標の設定でありますとか、総合戦略につきましてもKPIの設定をしてこれを評価検証しながら、また有識者の会議等にかけながらも実施している。こういった手法も今現在も取り入れているところでございますし、また今後につきましても、そういった方向でやっていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)NPM、一応、参考に話をさせていただきました。それで、いろんな手法があってその中で現状を打破するための施策としての一つの手段としてお話をさせていただきます。  また、PFI、これはですね、平成三十年度に大分市と別府市がこの事業に取り組んでます。  大分市では、小学校の空調設備整備、別府市は別府海浜砂湯改修事業。こういった事業でこのPFI事業に取り組んできております。  国内で三十一年三月三十一日までに七百四十件、平成三十年度だけで七十三件の自治体がこういう形で取り組んできております。  そこで市長に、今後ですね、財政状況とかが厳しくなる中で、やはり民間と一緒になってこういう事業を取り入れながら、少しでも改善を行っていくっていうのも大事な要件だろうと思うんですが、その辺で市長のお考えをお聞かせ願いたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)衛藤議員の再質問にお答えいたします。  行政を運営する上において、やはり基盤となるものはやっぱり財政状況だというふうに承知をしてございます。そのためにですね、健全財政の枠組みを維持しようということで就任以来取り組んできまして、ある意味ではですね、いい姿でずっとこのあたりやってこれましたので、いろんなハード、ソフトを含めて行政施策を展開することができたんではないかというふうに思います。  先ほど議員からいろいろ御指摘ありましたけども、経常収支比率、今は九五までちょっと上がってしまいましたけれども、ずっと八十ポイント台できておりまして、その間にですね、学校施設の耐震化ですとか庁舎も院内も安心院もこちらもやりましたし、今宇佐神宮も街なみ環境整備がほぼ終えつつありますし、柳ヶ浦駅もかかっているということで、従来ですね、構想はあるんだけども取り組めなかったということがたくさんあったわけです。それを私は、基本的には市民の皆さん、議員の皆さんがこうやったらどうかっていうのを可能な限り取り入れようということで、財政運営に配慮しつつ可能な限り取り込んだ姿が今の姿というふうに思ってございます。  そうした中で、これからどうするかというのがですね、シミュレーションにつきましては議員の皆さんにもお示しをしております。  分子、分母の議論がありましたけども、分子のほうで見ますと扶助費と人件費と公債費が三本柱になってくるんですけども、この公債費、人件費はある程度横ばいでずっと抑えてきてるわけです。扶助費だけが一貫してどんどんどんどんこうやって伸びてきてるということで、この辺がですね、分子を極端に抑えていくっていうのがなかなか難しい状況です。  分母のほうは先ほど財政課長が答弁しましたとおり、税収と交付税が持つ。税収につきましては、私が就任したころは五十八億、九億円ぐらいの話ですけど、今六十一億円ぐらいまで上がってきます。わずかではありますけども増えてきてます。交付税のほうといいますと、合併特例措置がありましたんでだんだんだんだん落ちてきて、先ほど議員が話したとおり十億円近く落ちてきてるということで、令和二年度以降はここから横ばいという形になってきますので、分母のほうは下げどまりをしてくる、分子のほうはやや上がってくるということで、若干厳しい経常収支比率を今後見込んでるわけであります。  そうした中で、先ほど民間の活力を利用したところを検討したらいかがかというのは、まさにそのとおりだというふうに私は思います。  これからいろんなプロジェクトを展開する上においてはですね、従来のやり方なんかだけではなくて、民間の活力を利用して先ほどあったPFIですとかNPMですとかそういった新たな手法についても十分比較検討しながらですね、よりよい健全財政に資するようなあり方をですね、検討していきたいというふうに思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)今後の検討課題だろうと思ってますんで、ぜひよろしくお願いします。  それからですね、和気議員の場合は職員の問題での自治区の参加の関係をお話しさせていただいたんですが、私はですね、小世帯の自治区の問題とか世帯の多い自治区の不参加の問題とか区費の問題。自治区が少ないところは区費がたくさん負担をお願いしないと悪い。それから、多いところはそれでもない負担という形でちょっとアンバランスの面がやっぱり出てきてるんですね。こういった面は、今後検討課題だろうと思うんですが、その辺いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(末宗勇治君)総務課長の末宗でございます。衛藤議員の再質問にお答えをいたします。  御指摘のとおりですね、現実的な話として一つの自治区で一桁の件数というところが三十ほどございます。逆に、五百以上の世帯の自治区が五地区ほどございます。そういった形で、かなりアンバランスな状態にあるということはもう十分認識をしております。  一つの自治区で世帯数が減少していく、なかなかその地域、自治区としてのですね、活動が難しいという現実があるというのも認識をしております。そうした中で、自治区を飛び越えて小学校区単位での取り組みということでまちづくり協議会の設置の促進というところでの取り組みを市としてしているところでございます。  自治区のあり方につきましては、自治区はあくまでも任意の団体でございますので、行政が一方的にあり方を決めていくということは非常に難しいという状況でございますので、そういった自治会連合会なりもそういった認識は持っておりますので、自治会連合会と連携をしていきながらですね、よりよいあり方について考えていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)ぜひ連携をとっていただきながら、前に進めていただきたいなと思ってます。  それでは二項目め、施設の再利用とスポーツジムについてですが、先ほど答弁いただきました。要は、今健康志向が高まる中でやっぱりスポーツジムっていうのが両端にあって宇佐市だけないというのも、非常に多分、特に若者にとっては不本意という思いが強いんですね。  民間はあります。ただ、民間のスポーツジム入会費五千五百円とか、月の会費が四千二百円とかね、高額なんですね。中津、豊後高田は、例えば百円とか二百円でジムにおいて健康を高めていってるという状況です。  そこで、やはり宇佐市もその現状を直視しながら、もうその時期に来てるだろうと私も思ってますし、これはですね、交流の場でもあり、若者の交流の場であり、出会いの場でもあるんですね。そういう考えのもとで、ぜひ前向きに進めていただきたいと思うんですが、どうぞ。 ◯議長(衛藤博幸君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)文化・スポーツ振興課長の香下でございます。衛藤議員の再質問にお答えします。  スポーツジムの必要性は、今年度行いましたスポーツ推進計画の中のアンケートでもたくさん寄せられておりますし、市長の意見箱においてもスポーツジムの整備はしてほしいという意見が寄せられているのは十分認識しております。  今の現段階においては、スポーツジムを作りますということははっきり申し上げられませんが、やはりスポーツ推進を底上げする形ではスポーツジムは大切だというふうに考えておりますので、今後のほうは調査研究、その場所においても、その内容においても調査研究をした上で進め、今後考えていく内容だというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)前向きな答弁、よろしくお願いします。  次に三項目め、地方創生につなげる対策についてということで、SDGsはですね、特に私はもう、時間の関係で、特にお願いしたいなあと思っているのが、ごみのリサイクル事業です。ここはですね、大崎町は二十七品目分別リサイクル事業を実施してるということなんですが、十一年連続資源リサイクル率日本一の記録をずっと、これも相当前から行っている事業です。  有限会社そおリサイクルセンターっていうのが四十名の雇用を生み出して、リサイクル製品の原料販売により一億三千万円の売却益を上げておる。利益は自治自治会の活動資金にも還元をしているなど、生ごみの堆肥を地元農業に還元しているとか、経済面とか社会面とか環境面にすごく寄与をされている大崎町なんですが、これは、今後よくリサイクル率、ごみの減量化という問題も今までもずっと取り上げられているんですが、こういった方法も取り入れながらやっぱり先行事例を加味しながら進めていく一つの手ではないかと思うんですが、その辺はどうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(新納孝明君)生活環境課長の新納でございます。衛藤議員の再質問にお答えします。  先ほどの答弁にもありますように、バックグラウンドの違い等がございますので、一朝一夕にまねできるとはなかなか難しい部分がありますが、議員おっしゃるとおり、SDGsは経済・社会・環境の三つの組み合わせでサステナブルなまちづくりを目指すというものであるというふうに認識しております。  環境の施策が経済に、社会にどのようにつなげていくかという部分を、今後の先進地の事例などを参考にですね本市に合った有効な減量施策の調査研究してまいりたいというふうに考えております。
     以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)そこで、「宇佐市まち・ひと・しごと総合戦略でも掲げているSDGsの理念に沿って進め、地方創生を推進する」とあります。具体的に今後どうやっていくのかお聞きいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長の出口でございます。再質問にお答えします。  最初の答弁と少しかぶるかもしれませんが、このSDGsの取り組みはもう御案内のとおり、十七の項目に分かれています。環境であったり、貧困であったり、それから教育であったり、健康であったり。こういった分野は、もうほぼ今、本市の総合計画あるいは総合戦略に目標として上がっているものでございます。それをまた、国のほうの第二期の総合戦略におきましても、先ほど答弁でアクションプランというふうに申し上げましたけども、この中でやはり位置づけて地方自治体も取り組んでくださいねという形で促進しているものでございます。  そういうことで、各施策がもうそれぞれの何らかの形でいろいろな目標にひもづいたものであるというふうに認識しております。もちろん、このSDGsを認識しながら目標達成に向かって取り組んでいくんですけども、議員が御紹介いただきました北九州市でありますとか大崎町でありますとかいったような、やはり北九州市の場合は光化学スモッグ公害を乗り越えた過去の歴史、大崎町にしましてもそうですけども、乗り越えなければならない大きな壁があってそれを全市挙げて、全町挙げてどうにかしていこうという、そういうバックグラウンドがあったというふうに認識しております。  こういった成功事例はもちろん、まねできる部分はやっていきたいというふうに思うんですけども、当面はですね、こういった総合戦略、総合計画に上げている施策を着実に実施してまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)当面はということで、期間もそう長く引きずることもなくって、やはりここ十年とか目標をしっかり決めてですね、計画を立てて行っていただきたいなと思ってますので、よろしくお願いをします。  それでは四項目め、教育改革についてです。  この教育改革は、非常に私もすばらしい取り組みだろうと思ってるんです。ただ、文科省のそういう教育の指針もございます。その中でも、公立の学校がやっぱり取り組んできてる。一部でしょうけど、小規模校からこういった形を取り入れてやってきてると思います。  ちょっと紹介をします。  イエナ授業、イエナプラン教育は、ドイツから始まってスイスで開催された教育系の国際会議で成果発表が行われて知られるようになったということで、オランダの数学者の奥さんが積極的に紹介したことでオランダで何か爆発的に増加したようです。  イエナプラン二十原則っていうのがあって、これ二十見るとすごいすばらしい内容ばかりで、ちょっと時間の関係で多くは紹介できないんですが、一点目「人は、それぞれたった一人しかおらず、異なる価値感を持っている」、二点目「人間は、全ての価値感と尊厳を尊重する社会の実現」、三点目「学校とは、社会に影響を与え、社会から影響を受ける自治組織である」、四点目「学びは、対話、遊び、作業、行事という四つの基本、アクティビティー、活動行動で形成される。学校は、年齢や能力の度合いが異なる子供たちによる混合グループを作る」というものです。  最後にちょっと述べた混合グループを作るということで、六歳から八歳、九歳から十一歳といった区分でグループを組んで、この場合に八歳の子供は翌年には次のグループへ移動し、元のグループには新しく新入生か、六歳になった子供たちが入ってくる。グループの構成員は毎年変化をしていく。  その要点は、年齢、成績、学校経験に差のある子供同士でお互いに助け合うことができる点にある。年少は、年長を手本にする。年少の安心感が生まれる。成績優秀な子は、自分の知識を提供できるし、自分の学習の進度を記し知識を確実にできる。成績のよくない子でも学校経験の少ない子も援助できる。  そういったことで、先ほど御紹介いただいた福山市立常石小学校が二〇二二年再スタートを切るということで、研修に中学校の先生を含め二十人がその授業に参加をしていて、テレビでおなじみの尾木ママさんが、オランダは三周先を見て行っていると絶賛をしております。  そういうことで、今後ですね、やはりこういう現場に行ったりとか視察、研修、そういったことを行うことも大事だと思うんですよ。できるできんというよりは、そういった視察も踏まえながら研究していただきたいと思うんですが、どうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(竹下富美子さん)学校教育課長の竹下です。衛藤議員の再質問にお答えいたします。  今詳しく説明していただきましてありがとうございました。そういった子供一人一人の発達や個性を大事にする教育、それから異年齢の集団の中で一人一人のよさを認め合いながら過ごしていくということは、現在の学校教育の中でも非常に根幹をなす大事なことだというふうに認識をしております。  今おっしゃったように、具体的にできるとかできないとかいうことではなく、やっぱりそういった理念を今の教育現場の中に取り入れながら、やはり多くの人とかかわりながら過ごし学んでいくということは大事であるというふうに思っています。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)ちょっと現場をですね、やっぱり視察に行ったりとかですね、そういうのも一つの勉強だろうと思うんですが、その辺ちょっと答弁なかったんですが、どうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(竹下富美子さん)お答えします。  書籍で調べたりとかいうのも今回勉強させていただきました。そういう機会があれば、積極的に活用していきたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)壁はかなり大きいとは思うんですよ。それはわかります。ただ、実際にやっぱ行って、人材が育っているという内容なんで、その辺も含めてよろしくお願いをしたいと思います。  それでは最後なんですが、五点目、障害者総合支援法について、先ほど、他市の状況を研究していくということですが、これはですね、もう勉強するというより自治体が決めればできる話なんですね。これはね、障害者、宇佐市内にどのくらいの方がおられるかは現時点で私もわかりませんが、制度としてしっかり作っとれば、必ずそういう情報をキャッチした人は使えるんですね。  やはりそういう補助金が大事ではないかと思うんですが、再度、お聞きします。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。 ◯福祉課長(奥野博文君)福祉課長の奥野でございます。衛藤議員の再質問にお答えいたします。  制度としてしっかりと作っておけば使えるということでございます。答弁で申し上げましたように、安全性や実用性等々ですね、これにつきましては、厚生労働省の告示がございまして、障害者総合支援法の規定に基づいて厚生労働大臣が定めております日常生活の便宜を図るための用具ということで、介護訓練支援用具や自立支援用具、在宅療養等支援用具、情報意思疎通用具であって、安全かつ容易に使用でき実用的であるなどの要件、用途及び形状であることを満たした上でということで判断をしていくものでございまして、対象者のニーズ等も勘案して判断していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)ぜひ希望の光を持たしていただきたいと思い、最後の再質問とします。  以上で終わります。ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で衛藤義弘議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで暫時休憩いたします。なお、再開は十五時二十分といたします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午後三時〇七分               ──────────────                 再開 午後三時二十分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。一般質問を続行します。  九番 河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)それでは改めまして、皆さん、こんにちは。九番 河野睦夫です。  本日、午後三番目ということで、聞いてみましたら、しばらく三番目というのがなかったようです。皆さん、ちょうどきつい時間ではありますが、最後までおつき合いをいただきたいと思います。  まず、冒頭に、今年度末をもちまして退職される職員の皆様、長年にわたって市政への御尽力に対しまして心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。と同時に、四月から新採用予定の職員の皆様にはぜひですね、宇佐市のために御尽力いただき、皆様の御活躍を御期待しております。  毎日、新型コロナウイルスの話題がテレビで放映されております。宇佐市においても本日から小中学校、高校、休校ということで、いろいろ保護者の皆様、関係者の皆様、いろんな御尽力をされているところであります。各種イベントも中止になっております。私が携わっております石橋マラソンのほうも中止ということで、参加予定されていました七百二、三十名の方々には大変御迷惑をおかけしますが、また来年度の大会にぜひ参加していただきたいと思っております。赤野さん、よろしくお願いします。  あとですね、またスポーツ少年団の少年野球のほうも本日からしばらくの間活動休止ということで、昨日、保護者の皆様と指導者の皆さんと話す機会があったんですけど、やはり子供たちが学校も休み、活動も休みということでかなりストレスがたまるんじゃないかと、そういう心配をしてました。その辺ですね、やはり行政としてできることがあればしっかり対応していかなければならないんじゃないかなと、そんなふうに感じました。  それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。まず、本日は四項目について質問します。  まず一項目め。介護職の雇用、人材確保対策について。  一点目。全国的に介護現場は人材不足と言われ、人材の継続的な確保は全国的な課題となっております。本市も例外ではないと思われます。本市の現状は。  二点目。団塊の世代が後期高齢者に達する二〇二五年を目前に、介護サービスを安定的に提供するためには、介護サービスの担い手である介護人材の確保は重要であります。介護人材の確保策について、現状と課題、今後の取り組みについてお伺いします。  二項目め。成人式のあり方についてです。  一点目。令和四年四月から成年年齢が現行の二十歳から十八歳に引き下げられます。成人式のあり方については自治体の判断となっています。本市の見解をお伺いします。  二点目。人生の節目となる記念すべき成人式が新成人が満足できる魅力ある式典となるため、新成人がどのような形で企画にかかわり、意見が反映されているのか。  三点目。地域を活性化していくには若者の力は不可欠であります。積極的に若者の意見を反映し、魅力ある成人式を挙行することで、地元への愛着心を育んでいく必要があると思います。市の考えは。  三項目め。スポーツ施設の環境整備と有効活用について。  一点目。平成令和の森スポーツ公園の改修により利用者も増加していると思われる。改修前と改修後の利用状況は。また、大会等の誘致活動の取り組みは。  二点目。平成令和の森スポーツ公園の陸上競技場は第四種の公認の競技場と位置づけられています。大会を開催し競技者が公認の記録を残すには写真判定機が必要で、現状では大会の主催者が機材をリースして費用を負担しています。大会誘致するためにも費用の助成をしてはどうでしょうか。  三点目。宇佐神宮球場の駐車場が有料となったが、利用状況はどうか。また、利用者から駐車料金を負担することへの不満の声が多く聞かれます。今後、市の対応は。  四点目。施設の修繕の対応に時間を有することがあります。安全面等の状況によって優先順位もあると思うが、どのような対応をしているのか。また、修繕に要する予算は確保できているのか。  四項目め。スクールバスの運行について。  一点目。遠距離通学区域の児童生徒への対応でスクールバスを運行しているが、運行状況と運行の基準は。  二。基準に当てはまらず実際困っているケースがあるのではないか。あれば、基準の見直しなど早急な対応が必要ではないか。  以上について、質問いたします。よろしくお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、河野睦夫議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  九番 河野議員の一般質問にお答えをいたします。  三項目め。スポーツ施設の環境整備と有効活用についての一点目。スポーツ公園の改修による利用状況と大会等の誘致活動の取り組みはについてでありますが、平成令和の森スポーツ公園の利用状況について、改修前の平成二十八年度と今年度の利用状況を比較いたしますと、平成二十八年度の四月から一月までの利用件数は千二百二十一件、今年度一月末現在で一千四百五十一件となり、二百三十件増加いたしております。利用者数は、平成二十八年度が四万二千二百六十九人、今年度の一月末現在が四万二千二百四十人で、ほぼ横ばいとなっておりますが、利用料は、平成二十八年度が二百六十七万円、今年度が四百七万円で、百四十万円の増となっております。  スポーツ公園リニューアル後の利用状況としましては、石橋童夢など一部施設によっては利用減少があるものの、サッカーや陸上競技で使われている陸上競技場は、改修前の同時期と比較して、利用件数が二百七件から五百一件、利用者数も一万百五十六人から二万二千三百八十三人と倍増いたしております。  次に、大会等の誘致活動の取り組みについてですが、隣接する合宿施設の農村交流センターとの連携による誘致を初め、各競技団体への声かけや、市スポーツ施設の優先予約に関する要綱に基づき、大規模大会等の一年前からの予約などに取り組んでいるところであります。  今後につきましても、施設を有効活用できるよう大会主催者となる県や競技団体等に対してリニューアル情報の周知に努めるとともに、指定管理者や市内スポーツ団体等と連携した大会の開催誘致に取り組むことで、施設利用の増に努めてまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの成人式のあり方についてを、教育長 竹内 新君。 ◯教育長(竹内 新君)教育長の竹内でございます。九番 河野議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め。成人式のあり方についての一点目。令和四年四月から成年年齢が十八歳に引き下げられるが、成人式のあり方について本市の見解はについてですが、平成三十年六月に成年年齢を十八歳に引き下げる等の改正民法が成立し、令和四年四月から施行されることとなりました。成人式の実施につきましては法律で定められておらず、開催の有無や対象年齢を引き下げるかどうかなどは各自治体の判断に委ねられております。  本市といたしましては、これまでに市社会教育委員会議や市成人式実施委員会において協議する中で、十八歳を対象とした式典を実施する場合、対象者の多くが進学や就職などの進路選択の重要な時期と重なることなど課題が多いとの御意見をいただきました。また、県内で令和四年四月以降の成人式について方針を決定している市が数市あり、いずれも二十歳を対象とし、会の名称を変更して実施するとしております。このような状況を総合的に判断し、本市の成人式につきましても、令和四年度以降も現行どおり二十歳を対象として実施していくように考えております。  二点目。新成人がどのような形で企画にかかわり、意見が反映されているのかについてですが、本市では、平成二十五年度より、新成人による新成人のための成人式を合い言葉に、新成人と事務局が一体となり式の企画や実施を行っております。今年度は、成人式実施委員会に七中学校区の新成人代表七名が委員として参画し、式典の流れやアトラクションの内容について協議を行いました。アトラクションについては抽せん会が提案され実施されました。抽せん会の景品についても新成人の意見を反映して準備をしたところです。また、司会、ピアノ伴奏、受付の一部も新成人が務めております。  三点目。積極的に若者の意見を反映し、地元への愛着心を育んでいく必要があると思うが、市の考えはについてですが、次代を担う若者の力の必要性は十分認識をしております。成人式におきましては、本市の先人の偉業を伝えるため、記念品として毎年、宇佐学漫画シリーズから漫画本を贈呈しております。また、抽せん会の景品も地元の物を中心に提供し、本市の魅力発信に努めております。今後、成年年齢の引き下げに伴い、改めて地元への愛着心を育み、若者が夢を持てるよう、式の内容も見直す必要があると考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの介護職の雇用、人材確保対策についてを福祉保健部長 松木美恵子さん。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(松木美恵子さん)福祉保健部長の松木でございます。九番 河野議員の一般質問にお答えします。  一項目め。介護職の雇用、人材確保対策についての一点目。介護現場の人材不足について本市の現状はについてですが、ハローワーク宇佐管内における介護サービス職業の常勤職員の有効求人倍率は、近年おおむね三倍前後で推移しており、令和元年十二月で見ますと、有効求人数六十九人に対して有効求職者数二十三人と、四十六人もの差がある状況です。本市におきましては、人材不足が一因となり、訪問介護や通所介護、訪問入浴介護事業所等の休止や廃止の例が多々ある現状であります。  二点目。介護人材の確保策について現状と課題、今後の取り組みはについてですが、人材不足の現状の中、国においては、介護職員の処遇改善、多様な人材の確保・育成など、総合的な介護人材対策に取り組むとしており、市といたしましても、介護保険サービス事業所に対して介護職場の環境改善に向けて人材確保対策の好事例等の紹介、各種支援策の情報提供を行っているところであります。さらに、昨年十二月、宇佐市介護職人材確保支援事業を創設し、現在、制度の周知に努めています。今後、要介護認定者数が増加を続ける一方で、高齢者を支える介護職等の人材はさらに不足してくるということが予想されますので、国県との連携のもと、実効ある環境整備が整えられるよう努力していきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、三項目めのスポーツ施設の環境整備と有効活用についての二、三、四を、経済部長 河野洋一君。 ◯経済部長兼農政課長(河野洋一君)経済部長の河野でございます。九番 河野議員の一般質問にお答えします。  三項目め。スポーツ施設の環境整備と有効活用についての二点目。大会主催者が写真判定装置の機材リースの費用負担をしているが、大会誘致のためにも費用の助成をしてはどうかについてですが、平成令和の森スポーツ公園の陸上競技場改修に際して写真判定装置の整備を検討しましたが、数千万円の設備投資費やその後の保守費に見合う効果が不透明なことから整備に至っておりません。  現在、県内小学生を対象として開催している院内ジュニア陸上グランプリについては、市体育協会を通じて運営補助を行っており、主催者が写真判定装置機材をリースして協議会を運営しています。大会にかかる費用助成については、他の競技団体との兼ね合いもありますので、大会規模や費用対効果などを勘案しつつ慎重な判断が必要と考えています。  今後、新たな大会誘致に向けた取り組みや他市での状況について調査研究してまいりたいと考えています。  次に三点目。宇佐神宮球場が有料になったことでの利用状況と市としての対応はについてですが、宇佐神宮外苑駐車場整備後の宇佐神宮球場の利用状況については、宇佐高等学校軟式野球部の休部や少年野球の大会会場の他球場への変更により、昨年度と比較して利用人数は減少しています。  また、令和元年六月に締結した宇佐神宮使用貸借契約の野球関係者への周知が十分にできなかったことや、無料駐車券作成料一枚百十円の現金収受手続等が煩雑であったことなどが球場の利用者が減少した要因と考えているところです。そのため、令和二年度につきましては、当球場を大会で利用する野球チームの選手、監督、審判等が無料駐車券作成料を負担せずに球場利用ができるよう考えてまいります。
     続いて、四点目。スポーツ施設の修繕にかかる予算の確保はできているのかについてですが、スポーツ施設の修繕については、その必要性や緊急性等に基づき個別に対応しているところです。そうした中、スポーツ施設の修繕に関する予算については、落雷などの突発的な不具合も想定されることから修繕費用の適正な見直しには困難が伴いますが、令和二年度については一定の予算は確保できていると考えています。  今後につきましては、限られた財源を有効活用できるよう、市公共施設等総合管理計画に基づき、施設の重要性や利用頻度などを総合的に判断し、中長期的な視点から施設の計画的な維持管理に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、四項目めのスクールバスの運行についてを、教育次長 上田誠之君。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)教育次長の上田でございます。九番 河野議員の一般質問にお答えします。  四項目め。スクールバスの運行についての一点目。スクールバスの運行状況と運行の基準はについてですが、スクールバスの運行は、市スクールバス運行管理規程に基づき、学校の統廃合により通学に支障を来す地域の児童生徒に対し通学を補助する措置としてスクールバスを運行しています。スクールバスを利用できるのは、麻生地区から四日市南小学校及び西部中学校に通学する児童生徒、また、公共交通機関がない地域から市内の小学校に通学する児童で一定の通学距離がある児童、及び深見地区、津房地区、佐田地区のいずれかの地区から安心院中学校に通学する生徒としています。本年度の運行は、四日市南小学校十一人、院内北部小学校十九人、院内中部小学校三人、西部中学校一人、安心院中学校二十五人がスクールバスを利用して通学しています。  二点目。実際困っているケースがあるのでは、基準の見直しなど早急な対応が必要ではないかについてですが、現状では、遠距離から通学する生徒に対し、路線バス定期券と自転車の補助をしています。学校の統廃合によらない遠距離通学生に対してそのほかどのような対応が可能なのか、関係課と協議しながら調査研究してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  九番 河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)それでは、一項目めから再質問をいたします。  答弁の中に、宇佐市の有効求人人数と有効求職者数ということで四十六人もの差があるということで、これは全国的に人材が不足しているという状況なんですが、先ほど訪問介護事業所、それから通所介護事業所等で人材不足が要因で廃止の例が多々あるということで、現状何件ぐらいあったのか。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(岡部輝明君)介護保険課長、岡部です。河野議員の再質問にお答えいたします。  原因についてはそれぞれ人材不足等いろいろ言われておりますが、平成二十七年度以降の介護事業所の休止・廃止についてですが、介護療養型医療施設が三カ所、訪問入浴介護が一カ所、通所介護が六カ所、訪問介護が二カ所というような状況です。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)理由はいろいろあるんでしょうけど、当然介護人材の不足が原因ということも考えられるということで、新規の採用も難しいんですけど、なかなか長期間、長期間といいますか、勤務年数が非常に長くないというか、離職する年数がですね。全国的に見ても平均の就職率、就職率といいますか勤務年数ですね、大体一年未満が四割、大まかに言うと。一年以上三年未満が約二割五分ぐらい。二六%。ということで、三年以内の勤務年数ですね。平均の勤務年数が三年未満が約六割、これは全国的ですけど、その辺、宇佐市の状況というのはわかりますか。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(岡部輝明君)お答えいたします。  平均の在職年数については、宇佐市の調査はございませんで、把握はしておりません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)離職の理由はいろいろあるんですけど、介護保険で処遇改善とかいうのは当然国のほうが取り組んでいるんですけど、これ実際、なかなか個人に反映されにくい。介護報酬をその分上乗せするけど実際働いている人にはなかなか還元されにくい状況にあると。そこで、当然給料の待遇の面で、やはり介護の現場の人というのは、その辺ちょっと、一般的な産業に比べると低いのかなと、そんなふうには感じているんです。  十二月の議会で十二月十八日以降に、先ほど答弁にあった介護人材確保支援事業、新設されましたけど、現状で今何件か上がっているんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(岡部輝明君)お答えいたします。  今日現在、二人の方から申請がありまして、就職奨励金十万円については二件、初任者資格取得報奨金について、これも十万円ですが一件という状況でございます。また、問い合わせ等もいただいておりまして、数件の申請が今後あるというような見込みであります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)十二月以降ということで、まだまだ今から周知、また啓発していかなきゃならないと思うんですが、これは大分県で多分宇佐市が初めての取り組みということで、非常にいい取り組みだなというふうに感じています。  ある市町村、自治体でですね、これは高校生の地元就職とかあと移住者への対応ということで、奨励金プラスですね、新卒者、あと移住者に対してはプラス五万円とかちょっと加算をするような取り組みをしているところがあります。これはできたばっかりのあれなので今すぐということはないんですけど、やっぱり長期的に見て、やはり新卒者の就職を進めるに当たってそういったのも必要じゃないかなというふうに感じているんですけど、その辺、今すぐどうのこうのじゃありませんが、考え方をちょっとお聞きしたいなと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(岡部輝明君)お答えいたします。  今回の介護職人材確保支援事業については、住所要件がありません。したがって、移住者について増額であるとか市外の方については減額であるとかいうこともございません。目的は介護職の人材確保、それから定着のためでございますので、そういった観点から市内の介護事業所に就職していただいて市内の高齢者のお世話をしていただけるという観点で作っておりますので、議員が言われた転入の方については今後の課題というふうにさせていただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)転入それから地元への就職という面からも私は必要じゃないか、必要というかぜひ考えていただきたいと、そんなふうに思っています。  あと、国のほうも、先ほど答弁にもありましたけど、こういった状況の中でですね、介護職員の処遇改善、それから多様な人材の確保、育成、それから離職防止、定着促進、あと介護職の魅力向上といった取り組みをしていこうということで掲げているんですけど、宇佐市として、今介護職の魅力の向上といいますか、啓発の取り組みは何かされているものがありますか。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(岡部輝明君)お答えいたします。  一般の方に対して介護職がこんなに魅力がありますよという取り組みは正直ありませんが、事業者に対して、きちんとした労働環境の中でそこの事業所を選択してもらえるような雇用状況にしてくださいというような研修を行っているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)御存じかどうかわからないですけど、一応、介護の日ということで十一月十一日が介護の日になっているんですけど、御存じでしたか。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(岡部輝明君)お答えいたします。  すっかり知っていませんでした。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)十一月十一日はよくポッキーの日と言われることがあるんですけど、実は、これは昔からあるやつじゃないんですけど、十一月十一日を介護の日と位置づけて、十一月四日から十七日の二週間、福祉人材確保重点実施期間ということでしています。その中で、大分県の社協の介護研修センターではその期間にイベントを開催しています。介護に関する啓発のイベントを開催しています。ですので、そういった意味でも、宇佐市でもそういった、わざわざ開催する必要はないと思うんですけど、何か、例えば社協が福祉フェスタとかをやっていますよね。そういった現場で市のほうも出向いてですね、その辺を啓発したりするのもいいんじゃないかと思うんですけど、ぜひ検討していただけませんか。  あとですね、イベントも大事ですけど、これもよその自治体であった事例です。介護職の魅力の向上の取り組みの一つとして、これは高校生や保護者、あと学校に出向いて進路指導の先生とか、あと出前授業とかいった形で取り組んでいると。これは行政が取り組んでいるというよりは団体が取り組んで、その費用を行政が助成といいますか、しているような事業があるので、地元に高校生ぜひ就職してもらいたいというのもあるんですけど、今はやはり介護現場、かなりですね、人手も不足していますので、ぜひですね、介護の職場に高校生に卒業して地元に残っていただきたいという意味で、そういった取り組みをしていただけないかなというふうに思っているんですが、市長、この辺、何か将来的にどうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)河野議員の再質問にお答えいたします。  介護職のですね、人材不足が顕著であるというのは、もう私どももですね、認識を強くしているところであります。そのため、昨年十二月から介護人材の確保の事業を県内に先駆けて構築を制度化したところでありまして、今、若干引き合いが出ているということで、本当にこの制度が有効に機能し始めているんじゃないかなというふうに思います。  そうした中で、この制度だけでこの介護の人材不足が解消されるわけじゃありません。先ほど言ったように、待遇の改善ですとか、介護の職場を取り巻くいろんなもろもろの課題が解消していかないと、この人材確保の解消がですね、なかなか思うように進まないんではないかなというふうに思います。それには事業所の努力も要るし、私どもの行政側のまたそういう環境整備も要るんだろうというふうに思います。そうしたところも含めてですね、環境整備がより一層充実していくようにしながら、そうしたことをまた地元の就職担当の高校の先生方にですね、お知らせできるようなものになればいいなと思います。  ちなみに言いますと、企業の合同就職説明会のときには介護の皆さんのほうの事業所の方も来ていただいているんです。そして、そこでブースを開きまして募集活動をしております。それは、今は一般のところがメーンだと思います。高校生のところまでやっていたかどうかちょっと担当課長にもう一度確認していただきたいと思いますけれども、そういったこともやっておりまして、できるだけ広くですね、自分のところの介護の職場はこういうお仕事で、こういう環境の中でこういうふうにやるんですよという形でアピールをしているところでありますので、そういった取り組みもですね、今後も充実させていきたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)宇佐市内、結構介護事業所は多いので、やはり積極的に進めていただきたいなと、そんなふうに思います。  それから、次の成人式のあり方についてということで、先ほど答弁があったように、宇佐市としては令和四年度以降も現行どおり二十歳を対象に、会の名前はいろいろあるでしょうけど、再確認の意味で、現状どおり二十歳を対象として実施していくという考えで間違いないでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)社会教育課長の〆野でございます。河野議員の再質問にお答えいたします。  先ほどの答弁にありましたとおり、現状どおり二十歳を対象として実施したいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)これは、改めて何か通知といいますか、表明とかいうことはするんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)再質問にお答えいたします。  広報、ホームページ、また、定例記者会見等で周知していきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)私はこの時期に何で質問したかというと、例えば着物を予約するのに、かなり前から予約をしなきゃいけないという状況もあるらしいので、できるだけ早い段階で、正式にこうこうしますよという発表なり周知が必要かなと思っております。できるだけ早い段階で。  先ほど、実行委員会の中に各中学校区から七名成人の方が参加しているということで、実行委員会に参加した成人の方々の意見というのは、どのような意見があるんかなというのはわかりますかね。実行委員会の中でどんな意見があるか。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)再質問にお答えいたします。  実行委員会の中で成人以外、教育長を含め八名の一般の方、成人者七名ということで、いろんな企画部会というのを成人者で構成しておりまして、その中で、今度行われる成人式、自分たちの成人式について、アトラクション等についてどういうふうにしていくかという意見を取りまとめていくということで、今年度実施しました成人式につきましては、アトラクション部門で抽せん会をしてみんなで盛り上がっていこうという意見がございました。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)ここ五回の成人式の参加人数を見ると、大体八割の後半から九割ということで、非常に参加率としては高いのかなと、そんなふうに感じてます。ということは、やはり地元の成人式に出たいという方々が多いのかなと、そんなふうに思うんですけど、先ほど記念品として宇佐学漫画シリーズから漫画本を贈呈するということで、記念品はその漫画本だけじゃないですよね。ほかに今回は何が。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)再質問にお答えいたします。  今回はボールペンということで、「成人式」というネームの入ったボールペンを贈呈したところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)ボールペンというのは、これは実行委員会の中で決まったことですか。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)企画部会、また実施委員会の中で、企画部会のほうで成人者のほうにどんなものがいいかということで一応お聞きしました。そうしたら、できるだけ手ぶらで帰れるというか、荷物にならないような形でお願いしたいというようなこともございまして、ボールペン等どうかということで意見をいただきましたので、今回そういうふうにした次第でございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)実施委員会の中でそういう話が出たんなら特にいいんですけど、ちょっと雑談の中でですね、議員さんとの雑談の中で、男性やったらネクタイとかね、そういうのもいいんじゃないかという話もありました。女性についてはなかなかちょっとまだ思い浮かばないんですけど。ネクタイならそんなにね、荷物に……。そういった大人の意見も少しは反映していくのも必要かなと思うんですけど。  あとですね、アトラクションである自治体でこういうのを見ました。例えばオープニング、あとアトラクションに地元の小学生、中学生、高校生のいろんな団体ですね、に参加を呼びかけて募集をしたというところもあったんですよ。例えばダンスのチームとか、あとコーラスとか、あと高校でいえば今は書道パフォーマンスとかあります。そういった小中高校生が成人式に参加するということで、結局、自分たちも何年か先には参加するイベントなので、やはりそういった面で、またやっぱり宇佐市の成人式に私も参加したいという気持ちが高くなってくるんじゃないかと思うんですけど、そういったものをやはり実行委員会の中で、成人の方々から意見は出ないかもしれないですけど、やはり何ていうんですかね、ほかのメンバーの皆さんから声を上げてそういった形をとるという方法もあると思うんですけど、その辺はどうでしょう。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)再質問にお答えいたします。  実施委員会の本体自体を開催する前に企画部会等もありますんで、そういった中で他市の状況等、またそういった議員さん御指摘のようなものもあるということで、企画部会のほうに提案していきたいというふうに思います。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)せっかくの成人式でありますので、いろんな方と一緒にね、取り組んでいただいたほうがいいかなと、そんなふうに思っています。  次に、三項目めに参ります。  まず、改修前と改修後、利用者の状況が増えている状況であります。大会等の誘致活動の取り組みということで先ほど話があったんですけど、何かですね、大会、それの開催に特別誘致活動、こういったことをしているというのが具体的にあれば教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)文化・スポーツ振興課長。
    ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)文化・スポーツ振興課長の香下でございます。河野議員の再質問にお答えします。  大会誘致に向けての取り組みですが、大会自体を誘致という取り組みは今のところしておりません。合宿に伴う大会誘致というような形でこの二年間は来ております。そのために、大会誘致して合宿していただけるように合宿施設を安く提供したり、あとたくさん泊まった方にはそういった補助があるといったところのPR、そういった形で大会誘致をしてきたというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)大会だけじゃなく合宿も含めてということで、観光まちづくり課のほうでは何か、当然今まで大会の誘致の補助もあったんですけど、そのほか何か合宿等の誘致で取り組みしていることがあれば。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方です。再質問にお答えいたします。  当課では、昨年度から大分県の事業、ツーリズム大分への委託事業になりますが、文化・スポーツ振興課と連携いたしまして、福岡大学での合宿、研修、ゼミ旅行等のマッチング相談会に赴いております。そこで、当市での助成制度、それから周辺観光地等の説明等々を行っているというような状況でございます。本年度は、年度当初の四月二十四日に行っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)せっかくリニューアルしたので、今後とも有効活用のためにもぜひですね、誘致のほうを進めていっていただきたいと、そんなふうに思います。  またその有効活用の観点から、二点目のですね、陸上競技場の関係です。今、県内に公認の陸上競技場は何カ所ぐらいありますか。 ◯議長(衛藤博幸君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)再質問にお答えします。  大分県の陸上競技場では大分市に第一種公認競技場が一つ、三種の競技場が二つ、済みません、まず二種ですね、二種が二カ所、それと三種に認定されているものが二カ所、そして第四種である宇佐市の平成令和の森スポーツ競技場となっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)六カ所ということですか、六カ所ですね。六カ所ですね。あ、五カ所ですか。 ◯議長(衛藤博幸君)いいですか。文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)公認種別とすれば、六カ所、宇佐市を含めて六カ所ということになっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)当然、平成令和の森には、判定装置は、先ほどお話があったように、費用の面とかいろんな面で設置されてないんですけど、そのほかの施設には当然設置されているということで、先ほどジュニア陸上グランプリは体協からの補助があるということで、その他ですね、今、平成令和の森で開催している大分県小学生記録会、これが三百人から四百人の参加、それから、宇佐市それから宇佐市の中体連の陸上、これはちょっと人数的にはわかりませんが。あと、新たに陸協のほうで県北の選手権とかいう形で計画をしている、これが大体四百人から五百人の参加を見込んでいるということで、こういった分についてはちょっと写真判定機をリースすれば約三十七万円ぐらいかかるということで、主催する団体としては非常に厳しい状況ではあるんですけど、そういった新しい大会を誘致するにも、全額とは言いません。それからある程度基準を設けて、何百人以上参加の大会に限るとかいう設定をして、せめてリース料の一部なり補助するような考えがないかなと思っておりますが。 ◯議長(衛藤博幸君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)お答えいたします。  大会誘致で新規に関してそういった補助をしてはどうかということなんですが、既存の大会もたくさんいろんな競技で行われております。そういったものもどういった参加人数なのかとか集客力がどうなのか、そういったこともまだ全ては把握しておりませんので、今後の大会誘致、大会をどういったものを開けば効果があるのか、そういったものも調査研究した上で、言われるようなことは対応できるかどうかですね、考えていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)いろんな各種種目もいろいろあるので一概にこれだけとは言えないとは思いますが、やはり公認をとっている陸上競技場ですので、より多くの大会を誘致する意味でもそういったことも考えていく必要があるのかなと、そんなふうには感じます。  それから、三点目。宇佐神宮の駐車場の件ですけど、これは、野球チームの選手、監督、審判等が無料駐車券作成料を負担せずに球場利用ができるということで、これは一般の野球の関係者だけというふうに捉えていいんですかね。 ◯議長(衛藤博幸君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)一般というか、宇佐神宮で大会として開く場合ですね、子供たちも含めて、そういった場合は作成料を負担せずに利用していただけるように、今、予算措置を考えているところです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)そうしたらですね、例えば少年野球は基本的に白宇津球場を使う方向では進んいでるんですけど、例えば宇佐神宮を使うように、宇佐神宮球場を使う場合ですね、そういった分も対象になるということでよろしいんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)今、確かに子供たちの試合は白宇津を使っていただいておりましたが、全部ではなくて、今年、今年度も四試合は開かれております。そういった実績もありますので、令和二年度については、子供たちについては保護者の方が来たりとかされると思いますので、その分も考えながら、負担、駐車券のほうですね、の配付については考えたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)再確認します。  とりあえず、じゃあ、宇佐神宮球場で開かれる大会に関しては、選手、監督等の駐車料金は実質無料ということで考えていいんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)練習のほうは、こちらのほうは数に入っておりませんが、大会ということで開かれて、そこで使われる保護者の方とか、観戦者で応援者、おじいちゃん、おばあちゃんまで一人につき三人も四人も来たりとかあると思うんですけども、子供さんにつき一枚というような形であれば、配付は可能かなというふうに考えておりますが、まだ利用がどの程度になるかとかわかりませんので、その辺は意見を聞きながら配付のほうを考えていきたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)わかりました。一応、大会に関しては基本的には無料の方向でということで考えていいですね、はい。  それから四点目。施設の修繕の対応です。例を挙げると、例を挙げるとといいますか、院内の柔剣道場、今回二月に照明の修理をしていただきました。非常に明るくなったということで保護者の皆さんや選手、あと剣道の関係者も喜んで大変ありがたいという話でしたんですが、当初、状況を把握してから実際二月までかなり時間を要したんですけど、その理由というのはどういった理由ですか。 ◯議長(衛藤博幸君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)今回、柔剣道場の照明の件につきましては、本当、利用者の方には時間がかかったことについて、この場をかりて、申しわけなかったなというふうに思っております。なぜそれだけの時間がかかったかということになりますと、柔剣道体育館とかになりますと、照明は高所車が必要であったり足場を組んだりというような状況が必要となっております。ですので、照明が一つ二つ切れてもすぐに対応ということであると、どうしてもその費用を何回も分けて出さないといけない、足場の費用がかなりかかりますので、どうしても、ちょっと様子見という形で待っていただくということもありましたので、今回は少し時間を要しました。全部改修するまでにはお時間をいただいたということです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)ということは、予算の確保はできていたけど、そういった面で期間を要したということでよろしいんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)照明の予算確保というと、当初から修繕費、照明料ということで予算確保は、それは見通しができないので、当初予算で照明費、照明の取りかえとかそういうものは組んでおりませんでした。しかし、切れて、そういった御意見も聞きながら予算については措置をしながらということでしておりましたので、予算がないから時間がかかったということではないというふうにお答えしたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)令和二年度の予算は一定の予算を確保できているということで、今後そういった突発というか、計画的な修繕は別として、突発的な部分に対応できる予算を確保していくという考えでよろしいんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長の出口でございます。再質問にお答えします。  まず、突発的と言ってもいろいろ、例えば落雷とかですね、ありますけども、こういった緊急的なものについては予備費というものがございますので、予算措置するまでもなく、予備費で緊急修繕するということもございます。そして、それ以外の小修繕、議員おっしゃったような計画的な修繕というのは実施計画に上げて年次計画を作っていくんですけども、大規模なものはですね。そういった小修繕につきましては、あるないにかかわらず一定程度の修繕料というのを全施設確保できるのが望ましいんですけれども、これはスポーツ施設に限らず公共施設も多種多様たくさんございますので、少ない金額にはなるとは思いますが、小修繕にすぐ対応可能な分は予算措置しているというふうに思っております。それ以外の分につきましては、また補正なりの要求をしていただくということで、またその中でも特に緊急を要するものがありました場合には、予備費対応というような形で行くことになると思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)いろんな優先順位もあるかと思いますけど、やはりなるべく早い対応ができるような予算確保ができればいいなと、そんなふうに思っています。  では、最後にスクールバスの関係です。先ほど答弁に、それでは、基準に当てはまらずに実際困っているケースというのは、今あるんですか、ないのですか。 ◯議長(衛藤博幸君)答弁を簡潔にお願いします。学校教育課長。 ◯学校教育課長(竹下富美子さん)学校教育課長の竹下です。再質問にお答えします。  このスクールバスの基準によれば、スクールバスの基準には当てはまる方には全てしておりますが、統廃合によらない遠距離の通学の中学生に対しては、今現在、路線バスの定期券代、それから自転車補助、ヘルメット代というのをしております。  ただ今後ですね、一件御相談がございました、年度末にですね、スクールバスを利用できないかということで。ただし、今の規程ではスクールバスの規程では当てはまりませんので、遠距離通学のほうの規程により、路線バスの廃止というのが最近ありますので、そういった部分で見直しが必要かなということは課内でも話しております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)仮に規程を見直すと、どれぐらい期間を要しますか、規程を見直す場合。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(竹下富美子さん)お答えします。  他の課との協議も必要でありますので、来年度からすぐにその見直したものによりできるということはちょっと難しいかなと思いますけれども、早いうちに、なるべく早いうちに出したいというふうに思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)実際当てはまらずに、恐らくバスもない、自転車通学するには遠過ぎる、夜間照明もない、そういったケースもあると思うので、その辺は柔軟に早急な対応を求めて終わりたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございます。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で河野睦夫議員の一般質問を終結いたします。  ただいま、日程第二、市政一般に対する質問の途中ではありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は、明日三日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり御苦労でございました。                      散会 午後四時二十分 宇佐市議会...