宇佐市議会 > 2020-02-28 >
2020年02月28日 令和2年第1回定例会(第3号) 本文
2020年02月28日 令和2年第1回定例会(第3号) 名簿

  • 無償化(/)
ツイート シェア
  1. 宇佐市議会 2020-02-28
    2020年02月28日 令和2年第1回定例会(第3号) 本文


    取得元: 宇佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    2020年02月28日:令和2年第1回定例会(第3号) 本文 (107発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (三日目)           開議 午前十時二十五分 ◯議長(衛藤博幸君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十三名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  令和二年三月第一回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、昨日に引き続き、市政一般に対する質問となっております。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(衛藤博幸君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告に従い、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(令和二年二月二十八日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十八番   │一、院内町白岩付近の国道三百八十七号線  │市長、教育長┃ ┃大隈尚人君 │ の迂回路について            │および   ┃
    ┃      │  以前、国道三百八十七号線白岩付近で  │担当部課長 ┃ ┃      │ 事故があった。さらに、今年の一月にも  │      ┃ ┃      │ 近くの場所で事故があり、一時間程上下  │      ┃ ┃      │ 線ともに通行止めになった。迂回路を設  │      ┃ ┃      │ 置してはどうか。            │      ┃ ┃      │二、プレミアム商品券について       │      ┃ ┃      │  今回のプレミアム商品券については、  │      ┃ ┃      │ 利用者が少ないと聞くが、その理由と今  │      ┃ ┃      │ 後の改善についてどのように考えている  │      ┃ ┃      │ か。                  │      ┃ ┃      │三、平成・令和の森公園について      │      ┃ ┃      │  公園の利用者が多く合宿所の利用者も  │      ┃ ┃      │ 増えてきているが、風呂が狭いと聞く。  │      ┃ ┃      │ 改善すべきではないか。         │      ┃ ┃      │四、合併後の人口推移について       │      ┃ ┃      │ (1)合併して十五年になるが、旧宇佐市、  │      ┃ ┃      │  旧院内町、旧安心院町のこれまでの五  │      ┃ ┃      │  年毎の人口推移とこれから先十五年間  │      ┃ ┃      │  の五年毎の人口の概算推移を提示して  │      ┃ ┃      │  ほしい。               │      ┃ ┃      │ (2)人口減少に対する対策をどのように考  │      ┃ ┃      │  えているか。             │      ┃ ┃      │五、全国学力・学習状況調査について    │      ┃ ┃      │  大分合同新聞に「文部科学省が、二〇  │      ┃ ┃      │ 二三年度をめどに出題も解答もパソコン  │      ┃ ┃      │ で行う方式へ全面移行する方針を固め   │      ┃ ┃      │ た」と載っていた。二〇二三年度までに  │      ┃ ┃      │ 実施するための体制はできるのか。    │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃六番    │一、地域のために、ハザードマップ改定  │市長、教育長┃ ┃川谷光紹君 │ を活かした取り組みを          │および   ┃ ┃      │ (1)令和二年一月二十七日に、佐伯市で最  │担当部課長 ┃ ┃      │  大十分間降水量三十四mm、最大一時間  │      ┃ ┃      │  降水量百十七・五mmを記録し、一月の  │      ┃ ┃      │  日本最高記録を更新し、午後七時二十  │      ┃ ┃      │  分時点で人口の八割近い五万七千五百  │      ┃ ┃      │  七十七人が避難勧告の対象になった。  │      ┃ ┃      │  このような状況下では、防災無線を聞  │      ┃ ┃      │  き取ることは難しかったと思われる。  │      ┃ ┃      │  新たなハザードマップでは、豊川・駅  │      ┃ ┃      │  館柳ヶ浦小学校区で浸水が想定され  │      ┃ ┃      │  ているが、高所への避難を促すサイレ  │      ┃ ┃      │  ンを市民に周知すべきでは。      │      ┃ ┃      │ (2)市役所本庁舎が浸水被害にあった際の  │      ┃ ┃      │  危機管理体制は。           │      ┃ ┃      │二、地域のために、まちづくり協議会拡  │      ┃ ┃      │ 充とさらなる発展を           │      ┃ ┃      │ (1)まちづくり協議会は地域にとってたい  │      ┃ ┃      │  へん重要な組織であり、宇佐市の宝の  │      ┃ ┃      │  一つだと感じている。周辺地域の整備  │      ┃ ┃      │  も進んだが、今後市の中心部でも整備  │      ┃ ┃      │  していくべきでは。          │      ┃ ┃      │ (2)高齢者の在宅生活を支えていくために  │      ┃ ┃      │  は、介護保険をはじめとする公的なサ  │      ┃ ┃      │  ービスだけでは難しいのではないか。  │      ┃ ┃      │  様々な日常生活の支援であったり住民  │      ┃ ┃      │  相互の助け合いのために、作業療法士  │      ┃ ┃      │  など様々な専門職を活用しては。    │      ┃ ┃      │三、地域のために、再犯防止の取り組みを  │      ┃ ┃      │ (1)平成三十一年三月に大分県再犯防止推  │      ┃ ┃      │  進計画が策定されたが、これを受けて  │      ┃ ┃      │  宇佐市での再犯防止の取り組みの現状  │      ┃ ┃      │  と今後の方針及び課題は。       │      ┃ ┃      │ (2)不登校やいじめへの対策として、放課  │      ┃ ┃      │  チャレンジ教室放課後児童クラブ  │      ┃ ┃      │  などでピアサポートの研修を行っては  │      ┃ ┃      │  どうか。               │      ┃ ┃      │四、地域のために、宇佐市平和ミュージア  │      ┃ ┃      │ ム(仮称)への取り組みの現状と、今後  │      ┃ ┃      │ の方針についての説明を         │      ┃ ┃      │五、子どもたちのために、多様な経験のな  │      ┃ ┃      │ かで成長できる環境づくり       │      ┃ ┃      │ (1)授業時間数の確保を目的として、土曜  │      ┃ ┃      │  授業夏休み期間について検討された  │      ┃ ┃      │  と聞くが、PDCAにもとづいた検証  │      ┃ ┃      │  と今後の取り組みは。         │      ┃ ┃      │ (2)標準教育時間を大幅に超える授業時間  │      ┃ ┃      │  数のなかで、授業時間が不足している  │      ┃ ┃      │  要因は何か。             │      ┃ ┃      │ (3)四日市の市民プールについての現状と  │      ┃ ┃      │  今後の方針については。        │      ┃ ┃      │六、子どもたちのために、宇佐市で安心し  │      ┃ ┃      │ て学び続けられる環境整備を       │      ┃ ┃      │ (1)内閣府による「地域子供の未来応援交  │      ┃ ┃      │  付金」を活用した取り組みは実施され  │      ┃ ┃      │  ているか。              │      ┃ ┃      │ (2)高校生が、家庭環境に関わらず安心し  │      ┃ ┃      │  て市内の高校に通える公共交通の整備  │      ┃ ┃      │  はできているか。           │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯議長(衛藤博幸君)十八番 大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)皆さん、おはようございます。済いません、私は田舎に住んでてですね、花粉症になって五年目なんです。ものすごくきついんですが、若山議員が昨日言いよったんですけれども、せきをすると何か疑われるし、くしゃみをすればまた何か言われそうな気がします。声が、普通はいいんですが、ちょっとお聞き苦しいと思いますけれども、よろしくお願いします。  十八番、大隈尚人でございます。  まず最初に、今回三月で勇退される部課長の皆さん、大変長い間お疲れさまでした。また地域に帰って、今、特に地域が疲弊してます。地域でいろんな意味で活躍を期待してですね、今までしていただいた厚意に心から感謝し、頑張っていただきたいということをお願いしてですね、私の一般質問に入ります。  四点について質問させていただきます。  まず、一点目は、院内町の白岩付近の国道三百八十七号線の迂回路についてであります。  以前、国道三百八十七号線白岩付近で事故があった。また、今年の一月早々、同じところで事故がありまして、一時間ほど上下線で通行ができなかったということであります。  そこで、迂回路を考えてはどうかという質問であります。  二点目は、プレミアム商品券についてであります。
     今回のプレミアム商品券については、利用者が少ないと聞くが、その理由と、今後の改善についてどのように考えているのか。  三点目は、平成令和の森公園についてであります。  公園の利用者が多く、合宿所の利用者も増えてきている。  そこで、お風呂が狭い、部屋が狭いということで、改善すべきではないか。  四点目、合併後の人口推移についてであります。  合併して十五年になります。旧宇佐市、旧院内町、旧安心院町のこれまでの五年ごとの人口推移と、これから十五年の五年ごとの人口の推移を示していただきたい。  二点目に、人口減少に対してどのような対策を考えているのか。  五点目は、全国学力・学習状況調査についてであります。  新聞に、文部科学省が二〇三〇年をめどに出題も解答もパソコンで行う方式に全面移行するということが載っておりました。二〇三〇年までに実施するためには、どのような体制を考えているのか質問させていただきます。  簡潔な答弁を願います。一回目の質問を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、大隈尚人議員一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。十八番 大隈議員の一般質問にお答えをいたします。  四項目め、合併後の人口推移についての一点目、旧宇佐市、旧院内町、旧安心院町のこれまでの五年ごとの人口推移と、これから十五年間の五年ごとの人口推計についてでありますが、まず、平成十七年から五年ごとの市総人口につきましては、六万八百九人、五万九千八人、五万六千二百五十八人で、昨年十月時点は五万三千八百二十七人となってございます。  そのうち旧宇佐市は、平成十七年から四万八千四百九十人、四万七千五百五十人、四万五千九百八十二人で、昨年十月時点は四万四千七百二十七人であります。  旧院内町は、平成十七年から四千六百九十三人、四千三百十八人、三千九百十六人で、昨年十月時点は三千四百六十三人となってございます。  旧安心院町は、平成十七年から七千六百二十六人、七千百四十人、六千三百六十人で、昨年十月時点は五千六百三十七人となっております。  この十七年から昨年までの十四年間の減少率で見ますと、総人口が約八九%、旧宇佐市が約九二%、旧院内町が約七四%、旧安心院町も同じく約七四%となっております。  今後、十五年間の五年ごとの推計につきましては、国立社会保障人口問題研究所が平成三十年に推計した数値により試算いたしますと、市総人口は令和二年から約五万三千百人、五万人、四万六千八百、令和十七年時点では四万三千七百人となってございます。  そのうち旧宇佐市は、令和二年から約四万四千百人、四万一千五百人、三万八千九百人、令和十七年時点は三万六千三百人であります。  旧院内町は、令和二年から約三千四百人、三千二百人、三千人、令和十七年時点は二千八百人であります。  旧安心院町は、令和二年から約五千六百人、五千三百人、四千九百人、令和十七年時点が四千六百人で、今後十五年間で約一八%の人口が減少するという推計となっております。  二点目、人口減少に対する対策をどのように考えているかについてでありますが、平成二十七年より国を挙げて進めてきた、まち・ひと・しごと創生総合戦略につきましては、国の目標に反しまして、東京一極集中に歯どめがかからず、本市の第一期の総合戦略につきましても、目標指標に対して一定の成果はあったものの、全体的には人口減少に歯どめがかからない状況となってございます。  当面は人口減少が続くことは避けては通れませんが、減少スピードを緩めるとともに、長期的には一定の人口維持を目指し、第二期戦略に掲げた結婚・出産・子育て支援UIターン移住支援などを着実に実施しなければなりません。  また、公共施設等を拠点としたコンパクトなまちづくりと、それぞれを結ぶ交通ネットワークの充実や、地域コミュニティ組織の活動支援などにより、人口減少時代に対応した行政運営も並行して取り組む必要があると考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの院内町白岩付近の国道三百八十七号線の迂回路についてを建設水道部長 城 隆弘君。 ◯建設水道部長都市計画課長(城 隆弘君)皆さん、おはようございます。建設水道部長の城でございます。十八番 大隈議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、国道三百八十七号白岩付近で事故があり、一時間程度上下線ともに通行どめになった。迂回路を設置してはどうかについてですが、議員御指摘の場所は背後に山地が迫り、近接する駅館川と並行に進む路線です。  この交通事故は、一月十五日昼ごろ、宇佐方面に向かう軽自動車が反対車線に飛び出し、対向車の軽四トラックと正面衝突した交通事故で、通行どめが発生したと聞いています。  道路管理者である県へ迂回路設置についてお聞きしたところ、これまで、道路斜面からの落石や土砂災害等による通行どめを未然に防ぐための対策工事として、落石防護や側溝整備による拡幅を行っておりますが、大規模な拡幅や迂回路となるバイパス工事は地形的な面から困難とのことでした。  現在、国道三百八十七号の白岩周辺での有事の際に緊急車両が通行可能なルートとしては、三又地区の恵良川と津房川の合流地点にかかる新洞橋を渡り、市道上拝田拝田新洞線を通り、国道三百八十七号に出る道路があります。  また、大型車両が通行可能な迂回路として考えられるのは、院内インターチェンジ東九州自動車道に乗り、安心院インターチェンジで乗りかえ、宇佐インターチェンジまで行くルートと、もう一つは、県道山香院内線で佐田を経由し、県道佐田駅川線を利用するルートとなりますが、どのルートにおいても遠回りとなることから、市といたしましても、引き続き、地域の意見をお聞きしながら関係機関に対し要望してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めのプレミアム商品券についてと、三項目めの平成令和の森公園についてを経済部長 河野洋一君。 ◯経済部長兼農政課長(河野洋一君)皆様、おはようございます。経済部長の河野でございます。十八番 大隈議員の一般質問にお答えします。  二項目め、今回のプレミアム商品券の利用者が少ない理由と今後の改善についてですが、プレミアム付商品券事業は、消費税、地方消費税率の引き上げが低所得者、子育て世帯の消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起、下支えする目的で、国が定めた実施要項に基づき実施しています。  商品券の購入対象者は、子育て世帯には、住民基本台帳に基づき購入引換券を交付するのに対し、低所得者は事前に申請書を提出し、扶養外住民税非課税者と認められた方に引換券を交付することとなっています。  事業途中において非課税者からの申請が思うように伸びなかったことから、未申請者に対して利用可能店舗一覧表を添付して再度申請を促す通知を送付するとともに、受け付け終了期限を今年一月末までに延長するなどの対策を講じてきましたが、最終申請率は三六・三%でした。  その理由は、申請手続の煩わしさや、購入代金が必要となること、商品券を使用できる店舗が少ないことなどと思われます。  市としましては、制度上、制約がない事項である登録店の募集や商品券の販売などは、宇佐商工会議所及び宇佐両院商工会と連携し、随時対応してきましたが、申請率の低さは全国的な傾向であり、事業完了後、国の総括を踏まえて関係課と検証し、その結果を今後の事業に生かしてまいります。  次に、三項目め、平成令和の森公園について、合宿施設の利用者も増え風呂場が狭いと聞くが、改修すべきではについてですが、今年度の合宿施設の宿泊人数は、昨年度一月末と今年度の同時期までとを比較すると、平成三十年度で延べ千百二十一人に対し千六百七十三人と、大幅に増加しています。  合宿所の浴場は、合宿施設を含む平成令和の森スポーツ公園施設全体での水量確保が不透明であったため、多人数で同時入浴可能な浴室整備に至らず、十二人程度が利用できる大浴場と一人用のユニットバスの浴室を整備しました。そのため、宿泊者が多い場合は、代表者の方へ入浴時間の設定をお願いし、利用いただいていますが、宿泊者全員の入浴が終了するまでかなりの時間を要することもあり、風呂が狭いといった御意見につながっていると考えています。  現在、多人数での宿泊がある場合は、近隣温泉施設を紹介することで、入浴時間の緩和にご協力いただいているところです。  今後は、宿泊者が多い場合の浴室利用の周知や事前の説明はもとより、近隣温泉施設との連携に引き続き努め、施設全体での使用水量の現状や実現可能な対策について、調査研究してまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、五項目めの全国学力・学習状況調査についてを教育次長 上田誠之君。 ◯教育次長教育総務課長(上田誠之君)皆さん、おはようございます。教育次長の上田でございます。十八番 大隈議員の一般質問にお答えします。  五項目め、全国学力・学習状況調査について、文部科学省が二〇二三年度をめどに出題も解答もパソコンで行う方式へ全面移行する方針を固めたというが、二〇二三年度までに実施するための体制はできるのかについてですが、本件については、新聞報道の後、文部科学省から、「一部報道において、令和五年度をめどに従来の紙による方式からパソコンで行う方式へ全面移行する方針を固めたとの記事がありましたが、これらの報道は事実と異なっており、期限を定めて全面移行する方針を固めたとの事実はありません」との事務連絡がありました。  国の方針としては、全国学力・学習状況調査については、今後進めようとしている一人一台情報端末等の整備を踏まえ、また、学校における働き方改革の観点からも、早期にコンピューターを利用した調査を行う必要があるということはかねてから考えているということですが、具体的な実施のためには十分な検討が必要とのことであります。  市教育委員会としましても、国の教育のICTに向けた環境整備五カ年計画及びGIGAスクール構想に基づき、学校のICT環境の整備を行っていく計画であり、今議会において、国の補助金を利用して、校内通信ネットワーク整備事業補正予算案を提出しているところであります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十八番 大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)それでは、順次再質問をさせていただきます。  まず一点目の白岩付近の事故、これは四年前と、また最近起きたということで答弁があったんですが、実は課長、迂回路にけさ行ってまいりました。私の車は大きいんですが、なかなか離合が難しいですね。  それと、一番気になったのは沈み橋ですね。雨が降って水が出たとき一〇〇%通行できない。  そういうことを考えたときに、迂回路になるのかなということをですね、答弁の中にそういうルートがあるよということで、今答弁があったんですが、この院内町の白岩のあそこは、ちょうど宇佐市から来て、院内から来て、安心院から来て、真ん中辺になって、とまったらもう動けない状態なんです。  そこで、課長も現地を見てわかったと思うんですが、どうしたら迂回路が一番いいかなということで、今、沈み橋の話が出たと思うんですけれども、課長、まずね、沈み橋が本当に迂回路になるか、その辺をちょっと聞かしてほしいんですが。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。大隈議員の再質問にお答えいたします。  議員おっしゃるように、現在、拝田新洞のところにかかっております新洞橋につきましては、幅員が三メートル、そして延長が五十一・五メートルであります。沈み橋でありますので、大雨が降ると、浸かって通行ができません。昨年、一昨年と合わせまして、年間ですけども、約十回ほど通行どめをさせていただきました。  市としましても、この橋については、河川を管理している大分県と協議をしましたところ、本来であれば、余り、河川に支障があるのでなくしたいという声もあるんですけども、この橋梁につきましては、拝田新洞地区に住まれてる住民の方がどうしても必要な橋梁でございます。そして、もう一つあります上拝田拝田新洞線、こちらが約三キロある道ですけども、こちらについても、平成二十七年度に一度のり面が崩壊しまして、通行が危ないということで、緊急的に拡幅をして、新たなルートを作りました。  やはり、奥で救急車等を利用されている方が、高齢者の方がいるという情報もありましたので、そちらのルートもあわせて、孤立集落にならないようにということで、常時通れる道と沈み橋を併用して使うということです。  沈み橋につきましては、年間十回の通行どめがありますけども、緊急車両が通る道としては有効な道路と思っておりますので、消防とも協議しながら、点検はさせていただいてですね、通行ができるということで、うちのほうも、郵便の方たちの点検等の情報を聞きながら、支障のないように、注視した路線ではありますので、今後も維持管理を徹底していきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)確かに沈み橋は横が川でものすごく、ちょっと車が大きいと違和感があって、ここ落ちるんじゃないかっていうような心配があるんですが、まして緊急車両なんて、私は消防車の運転手の技術がいいのかなと思うんですが、なかなかやっぱり違和感があるんじゃなかろうかなという気がします。  そこで、それは一つ認めたとして、じゃあ、あそこの今の三百八十七の白岩付近の改良工事をするということは全然頭にないのか、その辺をちょっと。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  今、三百八十七線、国道ですけども、大分県のほうが管理をしております。県にお聞きしましたところ、以前、平成二十七年に、同じ、大隈議員の質問がございました。その際に、地元からの要望が二回ほど出まして、拡幅してほしい、それとあと、のり面が危ないという要望がありましたので、その要望がありました後に、県のほうがのり面対策、そして横にある側溝にふたをかけた、余り大きくはないんですけども、若干の拡幅工事をさせていただきました。  やはり、地元の声を聞きながら、県としても対策はしていただいてるんですけども、大きな改良工事は、なかなか難所であり、難しいということで、そういう報告を受けております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)今、側溝ぶたで、かなり幅が広がったんですが、あそこに反射灯を立てているから、結局、向こうには行けないということでね、全然広がったような感じにならんのですが、もしよかったら、あれを取ってですね、いっぱいいっぱいまで行けるような状態にしたら、ちょっと違うとは思います。  今話を聞くと、かなり工事はやったということで、なかなか県も、それ以上はというような言い方で言うんですが、そしたらやっぱり、もう少しね、迂回路の分の、今言う沈み橋の分の、ちょっと今日行ったんですが、確かにきれいにアスファルトもコンクリも打っているんですけれども、やっぱりちょっと、普通車同士の離合ちゅうのは、何回か離合所があるんですが、緊急車両が急ぐ場合、緊急の人を乗せていく場合、あそこはやっぱり通る道では、私はないと思うんです。それこそ、急げば逆に事故になって、事故が事故を呼ぶような状態になるのではと。  ただ、今の話を聞いて、なかなか難しいと思うんですが、何かの形でですね、せんとですね、これはもう院内から宇佐に来る大きな生活道路の一番、三百八十七は国道ということでですね、主要幹線ということで、迂回路がないということ自体が考えられんのです。  その辺をですね、また部長と、県に相談をしてですね、この辺をもう少し、いい回答が、十二月議会に言うか、何議会にいくかわからんですが、そのときはまたいい答弁を願っています。勉強していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  それでは、二点目のプレミアム商品券について、これは、議事録をちょっと調べたら、今石議員が十二月議会で言っているんですが、今石議員に言われたような答弁しかないんですけれども、ここで一番心配なのが、まあ、今石議員も質問の中で言っておったんですけれども、低所得の高齢者は、足の確保がないから、当然、市役所にも支所にも行けん。それと今度は、プレミアム商品券が買えるとしても、院内の安心院の商工会しか行けない、宇佐じゃったら商工会議所しか行けないということで、足の確保とか、そういうもんを全然頭に置いてないのかなと思うんです。  この辺は、国からの指示みたいな形でおりてきて、市が実施したような形なんですが、その辺は市の意見が通ることとか、そういうのはあるかないか、その辺をちょっと。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(後藤 優君)商工振興課長の後藤です。再質問にお答えいたします。  商品券の販売所につきましては、市の判断で決定することができるような状況になってます。今回、商工会議所等にお願いしましたのは、これまでの商工会議所が築いてきたプレミアム商品券事業のノウハウを活用したいということで実施してきたところであります。  高齢者等の行き先への運転等、そこ辺も配慮しまして、代理人でも申請が可能とか、そういったことには対応してきているつもりであります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)今、何とか変えてくれるような形なんですが、まずちょっと最初に聞かないけなかったんですけれども、今年でこれはもう、今回で終わりということでよろしいんですかね。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(後藤 優君)お答えいたします。  今回の事業は、御存じのとおり、消費税率の引き上げに伴う措置としてされました。新年度につきましては、今のところされるかどうかは承知していない状況であります。  また、以前までやってた商工会議所等のプレミアム商品券につきましては、また今後、商工団体から要望等が出ましたら、そのときの景気の動向などを見ながら判断していくことになると思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)ちょっと、もう一遍、課長、確認したいんですが、国のほうから、来年度も引き続きやるという報告は何も聞いてないということですか。はい、わかりました。  それでは今回、まあもう今年になったんですが、プレミアム商品券について、市としては今回、前と違う形で、今までどおりよりか少しリニューアルしたような形で、何か考えながらプレミアム商品券については商工会と今後論議していくということでよろしいですかね。その辺をちょっと答弁を。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(後藤 優君)お答えいたします。  まずは、商工団体のほうがどういった考えであるかということをお聞きしながら、またその上で、先ほど申しましたように、景気の動向等見ながらやっていきたいと思っております。  以上です。
    ◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)もう課長の答弁で結構、前向きな答弁と私は理解するんですが、これは結構、今年の分については人気がなかったんですけれども、今までの経過を見るとなかなかいいという声があったんですね。ぜひまた、そういう面で、宇佐市の独自の、市民のためになるような形でですね、プレミアム商品券というのをまた発行していただきたいということで、よろしくお願いします。  次に、三点目の平成令和の森公園についてでありますが、今、部長の答弁の中に、水量の問題もあって、お風呂とか、そういう形はなかなか難しいと言うんですが、まずちょっと、私、質問の中に入れ損のうたんですけれども、お風呂とイコール、宿舎がですね、狭いと。監督部屋もないし、選手と監督が一緒なってするのでなかなかと。監督と分けたほうがいいというような意見もあるということを聞いたんですが、その辺でですね、お風呂のことはちょっと後で聞きますけれども、まず合宿所を増築するとか、そういう考えはないか、その辺をちょっとお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)文化・スポーツ振興課長の香下でございます。大隈議員の今質問のありました宿泊所のほうはですね、今、二段ベッドが七十人分セットされてます。それとは別に、大人の方が泊まれるような個室、三人ぐらい泊まれる部屋が二部屋整備されてます。  人数が多い場合とか、監督さんというか大人が多い場合は、そういった二段ベッドも利用していただくということもありますが、今そこを増設して、たくさん、広いですね、シングルベッドを置いたりとか、そういったことで対応するっていうことは、今のところ考えておりませんので、現状で様子を──まだ二年目ですので、今後、利用者のニーズも聞いていかないといけないというふうに考えておりますから、現段階では、今のままでしばらく様子を見たいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)当然、またよくしたら、少なくなったっていうことにはならんと思うんですが、まあ様子を見たいということでは理解しました。  もう一点はお風呂の件なんですが、今、部長の答弁の中に、近くの温泉に行けばいいというような感じだったと思うんですが、やっぱり疲れてよそに行くのは大変だと思うんですけれども、一番、汗をかいてゆっくりしたいのはお風呂だと思うんです。そのお風呂を、まずそこ辺を改造する気はないのか、あるのか、その辺の答弁を。 ◯議長(衛藤博幸君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)お答えします。  改良についてはまだ、先ほど答弁にありましたように、水量調査ができていないという件があります。また、合宿場の水については、そこだけが使うんではなくて、あそこにあります平成令和の森スポーツ公園全体の水を賄っているということもありまして、その水量がまだ、どれぐらい年間使われるのかというのがはっきり把握できておりません。  また、クロスカントリー等も整備されまして、水が今後、必要というふうには考えております。  ですので、そういった今後の宿泊人数とか水量とか、そういったことの見きわめをしながら、お風呂場を増設したほうがいいのか、そういったところも考えていかないといけないと思っております。  先ほど答弁しました近隣施設の御案内ということで、温泉施設を御案内してるところなんですが、やはり、せっかく大分県に来たんであれば温泉に入りたい、そういった御意見も聞いておりましたので、院内には何カ所か、そういった温泉がありますから、そういったところを喜んで使っていただいてるというふうに伺っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)実は課長、前ですね、野球場の芝生が枯れたという件があったのを覚えてますかね。何で枯れたかちゅうのはもう原因はわかっています、水不足なんです。  それからこんなに人が増えてですね、しかも、今聞くと、ものすごく地域の人が作ってくれる昼飯とか朝飯がおいしいと。そういう評判もいいのに、これ、水量の問題は、今日、明日の問題じゃないんですよね。もうずっと前からこれは課題になっちょったんですよ。  それで途中で一回ポンプアップして、かえたんです。それで原因は何であったかということは、水不足で、やっぱり水をまけなかった。人間さえ飲めないときがあって、なかなか水不足が続いたんです。  それからこんなにですね、改造していって、水量が足りてないというのに、私は疑問を投げかけるんですが、その辺どう考えてますか。 ◯議長(衛藤博幸君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)以前芝生をかえたということは伺っておりますが、今は人工芝のほうにかわりまして、前ほどの水量は必要なくなっているというふうに考えております。  水量についても、今、宿泊人数なんですが、今年の実績で行きますと、最大に泊まったときに七十人です。そういったときにやはり、まあ水不足とはそのときには言われなかったんですが、お風呂が狭いといった意見につながったのかなというふうに思うんですけれども、年間通して一日の宿泊人数は二十五、六人というふうに、昨年、今年ともほとんど変わっておりません。そういった中で、宿泊で水が、今、不足してるという状況ではないんですが、今後も動向を見ながら、水量については考えていきたいと思いますし、不足するようなことが、そういった事態が発生しないように、こちらも注視していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)課長、ちょっと聞くんですが、クロスカントリーが作った、できたということで、きれいになってます。あれは人工芝なんですかね。普通の芝ですか。そこら辺を。 ◯議長(衛藤博幸君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)人工芝ではなく、野芝を使っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)それだったら、やっぱりある程度、天気の、上から降ってくる雨だけでいいということなんですか。別に水は打たんでもいいということなんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)九月から開放しておりますが、昨年については、クロスカントリーの整備においては水を使ったりもしましたけども、そのときの不足は──まだ半年しかちょっと動向がわからないんですが、不足ということはなかったと聞いております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)どっちみちというか、高温が続くと、また予想では今年は夏は暑いということが、天気予報で予想されてるんですが、その意味でですね、やっぱり水量ですね。せっかくこんなに人が集まってくれるようになった平成森公園ですね、その意味でも、水でお客さんが少なくなるようなことにならんようにですね、また今後これも課題だと思いますので、どうぞこの件もよろしくお願いします。  次に、四点目の合併後の人口推移でありますが、今、市長から、数をいろいろ言われたんですけれども、なぜ私が、安心院、院内、宇佐と分けて数を示したらいいんじゃなかろうかと質問したのか。そしたら、ちょうど私がその質問書を作った後に、この宇佐市の人口ビジョンが出た、ある程度数字が出てきているんですが、見たらもう、よくなることは全然書いてなくて、減っていくことしか書いてない。よくなって、増えていくという予想はせんのですか。まずそこを。 ◯議長(衛藤博幸君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長の出口でございます。大隈議員の再質問にお答えします。  人口ビジョンは、今お配りしている次期の総合戦略とあわせまして、パブリックコメントを実施しているところでございます。  その人口ビジョンの推計ですけども、御存じのとおり、第一期におきましては、将来人口五万人ということで進めてきたところでございますけれども、この前提としまして国・県の施策というものがございます。  国においては、年間十万人を東京圏から地方に移すんだということで、二〇二〇年までに均衡をするという、この前提で入っておったわけですけども、結果としましては、御存じのとおり、逆に人口流入が進んでる、年間十四万の、最終的には、直近で十四万を超えたと思いますけども、進んでいるということがございました。  そういった部分もありまして、今回の人口ビジョンを策定するに当たりまして、そういったことも考慮しまして、また、国立の社会保障・人口問題研究所の推計もございます。これが、人口が減っていくという推計なんですけども、これをいかに人口減少を緩やかにしていくかと。一定程度まで頑張って、あと、一期のときには五万人でしたけども、そういった前提条件が変わっておりますので、今回のビジョンにつきましては、最終的な将来人口をですね、四万五千ということで、人口ビジョンではさせていただいております。  そして、当面の十年間はですね、今一番頑張らないといけないこの十年間を頑張って、二〇三〇年までには五万人を維持したいというような大きな考え方のもとで、今回推計させていただいているということでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)実は、私が一番言いたいのは、市がどんなふうにやりよんのか、ひと・まち、そういうのは国の施策に則るだけで、市が何をやってるかってさっき言いたかったら、市長がある程度、結婚とか、いろんな意味でかなり施策はしてるけど、なかなか難しいと。やっぱりそう国が言いながら、東京集中は変わってないということなんですね。  だから、何をしたかちゅうのが二番目に出てきたんですけど、どんな対策を考えたかっていうのは、簡単に言うとですね、院内が合併当時が四千六百で、今現在、昨年十月で三千四百。千人、院内だけで減ってるんですね。  調べてみて、ここに出てるんですが、あと四十年先、もう私たちが、この中に残る人はほとんどおらんでしょう。宇佐市全体で二万七千ですね。二万七千といったら、院内・安心院がもう一〇〇%なくなったような状態だと思うんです。この人口推移でですね。  二万七千、今にも四万五千、五万を推移した三十年の目標ということですが、何をやってるんかっていうのが、全然見えてこない。我々の院内を見てもわかるんですが、もう過疎がすごくて、全然歯どめがかかってない。まあ、来年度、市長選もあるから、市長もかなり回って初めてわかると思うんですが、四年後はもう、昔の言葉で「十年一昔」とありますが、今はもう「五年一昔」というぐらいですね、もう十年たったときに、院内の高並、院内谷のほうは、ここにもデータが出てるんですけれども、何百人にしかならんですね。  市長ね、私はお互いにですね、議員さんは特にそう思っていますよ。高橋議員がよく言うんです、「大隈さん、今日はイノシシ・鹿は言わんのか」と。院内・安心院に上って行ったときに言われる言葉は、まずイノシシ・鹿を言われると。イノシシ・鹿が多いちゅうことは、人がいなくなって、荒れ地になってしまうということ。それがもう目に見えてわかっている、イノシシ・鹿が増えたら。昔は増えてなかったんです。そのときは人口が多かったんですね。  その意味でですね、市長ね、もう二番目に行ってしまうんですが、やっぱり市としてね、いろんな政策は打っちょるけど、もう今年、この一年は、これを徹底的にやろうとか、そういうのをですね、集中と何とかと市長は言うんですが、そういうのをやらんとですね、今のこのままじゃったら、もう四十年先──まあまあ我々はもういないんですが、あと十年先、五万を目指したいというんですけれども、今のままであったら絶対できないと思うんです。  少しだけデータを見てみたら、ここにも書いてるんですが、豊川とか駅川、そういうところには集中してですね、郡部には全然住んでない。市長が言う東京集中と一緒なんですね。宇佐市からみたとき、やっぱり豊川とかそういうところが東京と同じような理屈なんで、ここをうまくですね、地域ノリコミをするくらい、やっぱり何かを考えんとですね。  市長ね、その辺でですね、私は市長の決断が必要だと思うんですが、底をもう少しわかりやすく、みんなが、ああそうだなというのをですね、出してほしいと思うんですけれども、市長その辺はどうですか。もう市長答弁をお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)是永修治君。 ◯市長(是永修治君)大隈議員の再質問にお答えをいたします。  人口がですね、思うように、歯どめがかかっていないということはですね、本当にですね、私も忸怩たる思いがあるところであります。  第一期のまち・ひと・しごと創生を国を挙げてという形でやりますということをですね、私たちも大変期待をして、市としてもですね、でき得る限りのですね、対策を打とうということでやってきましたけども、残念ながら、東京一極集中が変わらずにですね、全国的にもですね、地方の都市が厳しい状況にあるというふうに、状況に陥ってます。  ちなみにですね、第二期の国の考え方をざっくり言いますと、二〇六〇年の総人口が九千三百万人ぐらいまで減るだろうと。そして、今が一億二千六百人ぐらいいますので、そこからですね、三千万近く減ると。それで、合計特殊出生率をちょっと上げて、二〇六〇年には約一億人の人口を確保しようと。そして、長期的には九千万人ぐらいで安定的に推移をするように、セットしようという形でございます。  そして東京圏の一極集中というのは、本当は二〇二〇年でプラマイゼロのはずだったのに、今でも十何万人多く東京圏に入ってますけども、地方と東京圏との転入・転出の均衡を二〇二四年度に図ろうというのが、今、国の大きな考え方です。  そして、県のほうの将来人口推計を見ますと、このまま何もしなければ、二一〇〇年には四十五万人ぐらいまで落ちると。今、百十万人いるんですよね。今、百十二、三万人ですかね。それが今世紀末には四十五万人ぐらいになると。  ただ、これは何もしなければということなので、いろんな手を打っていこうということで、将来的には、九十万から百万人ぐらいの人口を維持していこうというのが今の県の考え方です。  それをやるためにどうしたらいいんかっちゅうことなんですけども、まず合計特殊出生率、つまり自然増減と社会増減と二つありますので、自然増減につきましては、合計特殊出生率を国が言う出生率よりも〇・二増やして二、そして将来的には二・三まで上げようと。そして、社会増減については、国が東京圏二〇二四年にプラマイゼロにするというので、二〇二五年に大分県としての社会増減を均衡に持っていこうと。  こういうことをやることによって、将来人口を維持していこうというふうな、九十万人から百万人ぐらいを維持していこうという考え方です。  私どもとしましても、こういう国・県の方針に沿ってですね、今度の二次計画の人口ビジョンも総合戦略も今、立てているところでありますけども、今の状況を言うと、自然増減を言うとですね、今、四百人程度生まれて、八百五十人ぐらい残念ながらお亡くなりになると。その出入りだけで四百五十人ずつ減るんですけども、ここに来て出生数がですね、三百人台に落ちてきてます。というのは、団塊の世代ジュニアの方がもうどんどん出産適齢期を過ぎていって絶対数が少ないということで、今、今の状況から言うと、三百五十人ぐらい生まれて、八百五十人ぐらい亡くなるという状況です。そうすると、単年度で五百人、人口が今減ってるという状況であります。  もう一つ、社会増減の出入りを見ますと、大体、入ってくる人、出ていく人が千七百人前後です、宇佐市の場合は。年間通してですね。そして、出ていく人と入っていく人の差を見ると、百人ぐらい今マイナスです。百人ぐらいマイナスですので、この百人はですね、何とか政策を打てば、プラマイゼロに早く持っていけるんではないかということで、国や県よりも早くですね、均衡に持っていこうというふうに思います。  そして、市として何やってるんかっちゅう話だったんですけども、今、社会増減の話をしましたけど、何か昨日も議論がありましたけども、UIターンで、市の施策を利用して入った方が百人強あります。そうすると、例えば、ここ五年ぐらいで百人強あるということは、六百人近い方は市の制度を利用して入ってきたわけです。やらなかったら、その分が今百人ぐらいのマイナスですけど、その方がやらなければ二百人以上マイナスになっとるというふうに思います。  それと合計特殊出生率もですね、かつて一・五ポイント台あったのが、今、一・七ポイント台まで上がってますので、四百人をずっと維持してきたんですけども、ここに来てがたがたと落ちてきたとき、落ちざるを得ない状況があるんですけども。四百人を維持してきたというのは、ある意味では政策効果が出たんではないかというふうに思います。  何もやらなければ、もっと今落ちていた。何かいろいろやったから、ここでとどまってるというのが私の率直なところです。今回、いろいろ評価あろうと思いますけども、市が何もやっていないということじゃなくて、UIターンも毎年百人前後稼いで、出生数も毎年何十人かはプラスで稼いだというふうな状況にあると思います。  したがって、この今の、ある程度成果が出ているところはしっかりと続けて、ほかにまだ打つ手がないかということをですね、今度の二期計画にはまたいろいろと入れておりまして、当面、十年は五万人はせいぜい頑張っていこうと。今、五万三千人ありますので、ここ十年は何とか五万人台を維持しようと。その後なだらかに減ってはいくんですけども、四万五千人ぐらいでせめて安定させようというのが、二期計画の政治戦略でありますので。また、これは議員さんからもですね、いろいろアイデアいただいて、打てる手はもう全て打っていきたいというふうに考えてございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)市長が長々言うけん、忘れてしまいました。何言っていいか。  そこで一つだけ。昨日の質問の中に、空き家対策で一番増えてるところはどこかって言ったら、やっぱり長洲と四日市なんですね。尾方課長が言っていた。院内、安心院が多いかなと思ったんですが、今年は特に少ない。そうなってくると、今、市長が言われた若者定住をさせても、郡部は、市長が言うのは、パイが何ぼか増えるけどが、全体的なパイは増えない。  やっぱりどうしても郡部が犠牲って言ったら犠牲じゃないんやけど、なかなか住みたくない。東京でそうなら、宇佐でもやっぱりそういう現象があるということなんです。この辺はやっぱり市長ね、もう少し、こう見つめて、住んでくるんなら、院内の大隈方の家の近所がいいとまでは言わんでいいけど、そのぐらいやっぱり限定ぐらいなことをしていかんと、豊川に集中すると思うんです。そこをもう少しこう、地域を乗り越えて、うまく分散していくようなやり方をですね、宇佐市独自でですね、東京がまねするぐらいな宇佐市であってほしいなと思ってですね。  今、市長が言われたように、市が責めるんじゃなくして、こういうビジョンが出たから、どういうふうにやるのかなという数字を見たら、もう、大変減ってるだけかいって。増えてることを書いてくれたら。さっき言ったのはそういう意味で言ったんですが。その意味でですね、これも議会もですね、もうオールワンでですね、やっぱりやっていかないと思うんですが。  昨日の答弁の中で市長も感じたと思うんです。やっぱり増えてるのは宇佐の中で調べて、院内、安心院じゃな。やっぱり最近、院内もコンビニができたんですけどね、なかなか人気がまだ上がらんですが。そんな面も見て、コンビニもない、学校が近いとなると、そういう部分がどうしても郡部が疲弊するという。その辺をですね、市長、今後ですね、しっかりお互いにですね、行政だけの責任じゃなくて、議会も一新一丸となってですね、やっていきたいということで、十分を残してですね、私の質問を終わります。ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、大隈尚人議員一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩をいたします。なお、再開は十一時二十五分といたします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午前十一時十六分               ────────────────                 再開 午前十一時二十五分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。  六番 川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)皆さん、改めましてこんにちは。六番 求道会 川谷光紹です。  一般質問に進んでいきたいわけですが、少し冒頭に話ができればというふうに思います。まずは、今期、今議会で退職される部課長の皆様方、今まで大変ありがとうございました。そして、いろんなことを教えていただきました。感謝申し上げます。ありがとうございます。  特にですが、松木部長とはうちの四日市こども園の事件があったときに、一緒に被害に遭った保護者の家庭も回ってくださったり、子供への支援をともにすぐに対応してくださったり、当時、教育長もすぐに学校に連絡してくださり、校長会を臨時で開いてくださって、学校で子供たちが安心して来られるように受け入れてくださいました。行政の仕事とは何なのか。やはり、最後のセーフティーネットだなというふうに思います。そういったことをしっかりと感じさせていただいた部課長の皆様方には大変感謝の気持ちでいっぱいです。  また今日、皆さん方は昨日の夕方からですね、大きなニュースになっています新型コロナウイルスに伴っての全国的な小中高校の一時休校と、それに伴って、さまざまな今、懸念がされているところです。  私どもの地元の四日市でも、もう今年が十九回になりますが、四日市のひな祭りを行ってきました。その中では宇佐市内に住む年長の子供が、実際におひな様になってひな段に登壇をするという一生に一度の思い出を子供たちに作ってあげようとやってきたわけですが、苦渋の選択で中止をしました。今年、おひな様に選ばれた子供はどんなに楽しみにしていたかと思うと、とても胸はつらいものがあります。  また、卒業式、離任式と、さまざまな式で今後変更が予定されることと思いますが、皆さん方の努力で、子供たちのために精いっぱい頑張っていただければと思います。  最後に私がですが、今、宇佐市の放課後児童クラブ連絡協議会の会長から顧問ということで、顧問を今させていただいております。大分県の放課後児童クラブ連絡協議会で副会長兼事務局長ということで、昨日の夕方から報道以来、ずっと電話が鳴りやまず、その対応に追われてやってまいりました。けさも子育て支援課の皆さん方と連絡協議会の三役で協議をしたところですが、まずは、全ての児童クラブが開所に向けて開けるように、精いっぱいの努力を今鋭意しているところです。  ただ児童クラブはですね、さまざまな問題を抱えています。支援員がまず不足しています。その支援員さん方の多くはパートの方です。百三万円の壁、百三十万円の壁、百六十万円の壁、それぞれの壁を考えながら働いている方がほとんどです。  また、夕方のごくわずかな時間のため、なかなか専門的な学習、研修等を行えていないというのもまた実際です。月に一回の研修を行っていますが、それでは十分なものとは言えないように思います。  専門的な教育課程がないというのがそもそもなんですが、仕事として、常勤職員として働ける状況になかなかないというのが一番大きいように思います。  宇佐市において、今、国においては、各児童クラブに常勤職員を二名配置できるような予算づけをしていますが、県、市ともに予算的に厳しく、それがつけていないために、いざ児童クラブを朝から開いてください、月曜日から開いてくださいと言っても、もう皆さんのボランティアに頼る。子供たちへの思いに頼る。そこで、精いっぱいになってくるかと思います。  また、皆さん方、市民の皆さん方、また、ユーチューブを通して見てくださっている方々にお願いがあります。保育士、支援員は子供たちの命を守るために精いっぱい毎日努力をしています。子供たちが御飯を食べる前、そしてふだんの生活、自分の生活、家に帰った後もウイルスに感染しないように、インフルエンザにならないように精いっぱいの努力をしています。  それでもかかるかもしれません。一人でも、保育士、支援員、また、児童、園児がかかると休園、休所ということになります。そのときに、かかった方を責めないでください。皆さん、一生懸命取り組んだ結果です。悪いのは、人ではありません。コロナウイルスが問題なので、ここはみんなで協力して、国を挙げて取り組んでいきたいと思います。そうでなければ、正確な報告ができずに、逆に感染が蔓延していくことになります。
     なので、皆さん方、市民の皆さん方からの御理解と御協力をいただければというふうに思いますので、それをお願いして一般質問に入りたいと思います。長くなってしまいました。済いませんでした。  それでは一項目め、地域のためにハザードマップの改定を生かした取り組みをの一点目、令和二年一月二十七日に、佐伯市で最大十分間降水量三十四ミリ、最大一時間降水量百十七・五ミリを記録し、一月の日本最高記録を更新し、午後七時二十分時点で人口の八割近い五万七千五百七十七人が避難勧告の対象になった。このような状況下では、防災無線を聞き取ることは難しかったと思われる。新たなハザードマップでは、豊川・駅館・柳ヶ浦小学校区で浸水が想定されているが、高所への避難を促すサイレンを市民に周知すべきでは。  二点目、市役所本庁舎が浸水被害に遭った際の危機管理体制は。  二項目め、地域のために、まちづくり協議会の拡充とさらなる発展をの一点目、まちづくり協議会は地域にとって大変重要な組織であり、宇佐市の宝の一つだと感じている。周辺地域の整備も進んだが、今後、市の中心部でも整備していくべきでは。  二点目、高齢者の在宅生活を支えていくためには、介護保険を初めとする公的なサービスだけでは難しいのではないか。さまざまな日常生活の支援であったり、住民相互の助け合いのために、作業療法士などさまざまな専門職を活用しては。  三項目め、地域のために再犯防止の取り組みをの一点目、平成三十一年三月に大分県再犯防止推進計画が策定されたが、これを受けて宇佐市での再犯防止の取り組みの現状と今後の方針及び課題は。  二点目、不登校やいじめの対策として、放課後チャレンジ教室や放課後児童クラブなどでピアサポートの研修を行ってはどうか。  四項目め、地域のために、宇佐市平和ミュージアム(仮称)への取り組みの現状と今後の方針についての説明を求めます。  五項目め、子供たちのために、多様な経験の中で成長できる環境づくりをの一点目、授業時間数の確保を目的として、土曜授業や夏休み期間について検討されたと聞くが、PDCAに基づいた検証と今後の取り組みは。  二点目、標準教育時間を大幅に超える授業時間数の中で、授業時間が不足している要因は何か。  三点目、四日市の市民プールについての現状と今後の方針については。  六項目め、子供たちのために、宇佐市で安心して学び続けられる環境整備をの一点目、内閣府による「地域子供の未来応援交付金」を活用した取り組みは実施されているか。  二点目、高校生が、家庭教育にかかわらず、安心して市内の高校に通える公共交通の整備はできているか。  以上、一回目の質問を終わります。明瞭簡潔な答弁をお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、川谷光紹議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えをいたします。  三項目め、地域のために再犯防止の取り組みをの一点目、市の再犯防止の取り組みの現状と今後の方針及び課題はについてでありますが、県は平成三十一年三月に、再犯の防止等が犯罪対策において重要であることに鑑み、県民が犯罪による被害を受けることを防止し、安全で安心して暮らせる社会の実現に寄与することを目的とした大分県再犯防止推進計画を策定しております。  計画では、就労、住居の確保、保健医療、福祉サービスの利用の促進、学校等と連携した就学支援及び非行の防止、民間協力者の活動の促進、広報啓発活動の推進、犯罪をした者等の特性に応じた効果的な指導の実施、国、民間団体等との連携強化の六つの重点課題の取り組みが掲げられております。  市といたしましては、宇佐高田保護区保護司会や宇佐市更生保護女性会、自治会連合会、警察署、学校、商工会議所、地域婦人団体連合会、社会福祉協議会等と連携し、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において、安全安心な地域社会を築くための社会を明るくする運動の推進を通じて、再犯防止に取り組んでおります。今後とも関係団体と協働、連携を深め、取り組みを推進してまいります。  また、市の再犯防止推進計画につきましては、再犯防止等推進法により策定に努めることとされており、全国の自治体の動向等を注視してまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますのでよろしくお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの地域のためにハザードマップの改定を生かした取り組みをと、六項目めの子供たちのために宇佐市で安心して学び続けられる環境整備をの二を総務部長 久保桂一君。 ◯総務部長(久保桂一君)皆さん、こんにちは。総務部長 久保でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、地域のために、ハザードマップの改定を生かした取り組みをについての一点目、新たなハザードマップでは、豊川・駅館・柳ヶ浦小学校区で浸水が想定されているが、高所への避難を促すサイレンを市民に周知すべきではについてですが、これまで駅館川では三十年に一度、一時間当たり三十六ミリの雨量を想定しておりました。しかし、水防法の改正により、想定し得る最大規模の降水量が、十二時間雨量で六百九十六ミリと設定されたため、洪水ハザードマップを改定しているものであります。このマップの裏面には、事前の備えや避難時の心構え、情報の伝わり方なども記載することとしております。  また、避難勧告等につきましては防災行政無線を通じて周知しますが、現在、防災行政無線のデジタルを行っており、スピーカーからの放送だけではなく、さまざまな補完機能を整備し、確実な情報伝達ができるように取り組んでおります。サイレン機能もありますので、情報伝達方法につきましては、市民の皆様にしっかり周知してまいりたいと思います。  二点目、本庁舎が浸水被害に遭った際の危機管理体制はについてでありますが、新庁舎における浸水対策につきましては、一階床高を周辺道路より五十センチメートル程度かさ上げするとともに、非常用発電設備を屋上に配置し、七十二時間の発電が可能となっております。  また、地下には非常用発電設備の燃料を備蓄しており、その供給ができれば、その間は発電が可能となっております。さらに、ガスバルク設備もありますので炊き出しも可能と考えております。  なお、万が一、浸水被害等で庁舎が使用不能となった場合には、業務継続計画により、院内支所等の代替の庁舎での業務を行うこととしております。  次に六項目め、子供たちのために、宇佐市で安心して学び続けられる環境の二点目、高校生が安心して市内の高校に通える公共交通の整備についてですが、現在、本市の公共交通は、鉄道及び路線バス十三系統と本市が運営するコミュニティバスが宇佐地域十二系統、安心院地域八系統、院内地域八系統の計二十八系統で運営されております。  令和元年十月から、運転士不足等により路線バスの一部廃止と減便が余儀なくされておりますが、従来から要望がありました宇佐地域に住む安心院高校生の通学手段の改善のため、安心院発四日市行きの最終便の増便を行ったところであります。  そのほか、バス会社が運行するコミュニティバスの空き時間を活用し、朝と夕方に主に高校生を対象としたバスの実証運行を始めており、高校生市外流出防止の一つのツールとして活用できるよう本格運行に向け、取り組んでまいります。  高校生の通学手段は、自転車を中心に公共交通、バイク、保護者の送迎等さまざまでありますが、今後も市長と市内四高等学校の校長との懇談会等で課題を共有するとともに、市教育委員会と中学校の情報を共有しながら、安全安心な通学ができるまちづくりを目指していきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの地域のために、まちづくり協議会の拡充とさらなる発展をの一と、五項目めの子供たちのために多様な経験の中で成長できる環境づくりをの三を経済部長 河野洋一君。 ◯経済部長兼農政課長(河野洋一君)経済部長の河野でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えします。  二項目め、地域のためにまちづくり協議会の拡充とさらなる発展をの一点目、まちづくり協議会を今後、市の中心部でも整備していくべきではについてですが、今年度、八幡地区に協議会が設立され、周辺地域において十八協議会が設立されました。残り、糸口地区と封戸地区の二つの地区での設立に向けて取り組んでいるところです。  宇佐市地域コミュニティビジョンにおいても、将来的には、市内全域に地域コミュニティ組織を形成することを目標としており、市内中心部等においても地域コミュニティ組織は有効だと考えられますので、中心部の実情に応じた組織形成について調査研究を行ってまいります。  次に、五項目め、子供たちのために多様な経験の中で、成長できる環境づくりを三点目、四日市の市民プールの現状と今後の方針についてですが、設置後約五十年が経過した市営四日市プールは、原因不明の漏水が発生するなど施設、設備の老朽が進んでいます。  また、水深が浅いことで水温が上昇しやすく、猛暑時には、主な利用者である子供たちの熱中症対策や、プール利用中止の判断をどのように周知するかなどの対応に苦慮しているところです。  加えて、全国的な人手不足等により、監視員の短期雇用が困難になりつつあり、重大事故につながりかねないさまざまな要因が払拭できていないことから、令和二年度については休止せざるを得ない状況です。  今後につきましては、プール休止に伴うさまざまな御意見・御要望に耳を傾けながら、ハード・ソフト両面における諸課題への対応が可能かなどを慎重に判断した上で対応してまいりたいと考えています。  以上で、答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの地域のために、まちづくり協議会の拡充とさらなる発展をの二と六項目めの子供たちのために、宇佐市で安心して学び続けられる環境整備の一を福祉保健部長松木美恵子さん。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(松木美恵子さん)福祉保健部長の松木でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えします。  二項目め、地域のために、まちづくり協議会の拡充とさらなる発展をの二点目、高齢者の在宅生活を支えていくため、さまざまな日常生活の支援や、住民相互の助け合いのために作業療法士などさまざまな専門職を活用してはについてですが、本市におきましては、平成三十年度より、日常生活上の支援を必要とする高齢者が、住みなれた地域で生きがいを持って自宅生活を継続できるよう、生活支援サービスの提供体制の構築に向けたコーディネート機能を市が委託した宇佐市社会福祉協議会が担い、サービスを提供する事業主体と連携し、充実・強化を図っています。  具体的には、昨年より東院内まちづくり協議会におきまして、生活上の困りごとを有償ボランティアにより支援する体制を整えており、今後、市内各地区への拡大を目指し、区長等へ説明をさせていただく予定にしております。  また、理学療法士、作業療法士、管理栄養士、歯科衛生士など専門職の活用につきましては、地域に根差した介護予防教室の充実のため及び介護サービス事業所職員のスキルアップのため派遣するなど、高齢者の介護予防と自立支援に向けた取り組みを推進しています。  六項目め、子供たちのために宇佐市で安心して学び続けられる環境整備をの一点目、「地域子供の未来応援交付金」を活用した取り組みは実施されているかについてですが、「地域子供の未来応援交付金」は、子供の将来が生まれ育った環境によって左右されることがないよう、また、貧困が世代を超えて連鎖することがないよう、子供の貧困対策に取り組む地方自治体による実態調査、地域ネットワークの形成等の取り組みを包括的に支援することを目的に予算された国の交付金です。  本市では、平成三十年度にこの交付金を活用し、市子ども生活実態調査を実施し、その結果を踏まえ、今年度、関係課と子どもの貧困対策庁内会議を開催し、市における子供の貧困に関する課題と対応をまとめたところであります。  今後の対応につきましては、各課でまとめた取り組みについてできるところから実施するとともに、毎年、子どもの貧困対策庁内会議で進捗状況を確認しながら貧困対策を推進してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、三項目めの地域のために再犯防止の取り組みをの二と、四項目めの地域のために宇佐市平和ミュージアム(仮称)への取り組みの現状と今後の方針についての説明と、五項目めの子供たちのために多様な経験の中で成長できる環境づくりをの一と二を教育次長 上田誠之君。 ◯教育次長教育総務課長(上田誠之君)教育次長の上田でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えします。  三項目め、地域のために再犯防止の取り組みをについての二点目、不登校やいじめへの対策として放課後チャレンジ教室や放課後児童クラブなどで、ピアサポートの研修を行ってはどうかについてですが、ピアサポート活動の「ピア」とは、仲間などを意味する言葉で、ピアサポート活動を通して、上級生が下級生に寄り添い、コミュニケーションをとることで、子供たち自身が人間関係を育むことを狙いの一つとして実施されているものと認識しております。  放課後チャレンジ教室は、夏休み、冬休みを除き、週一回、一回当たり三時間程度、上級生、下級生が一緒にさまざまな体験活動をしております。この教室には、地域の方々が地域活動支援員として子供たちの体験活動を企画し、実施していただいているところであります。  ピアサポート活動の目的と目的等について、支援員などが認識していないと思われますので、今後、関係各所と連携をとり、放課後チャレンジ教室や放課後児童クラブなどの支援に対して周知していきたいと思います。  次に、四項目め、宇佐市平和ミュージアム(仮称)への取り組みの現状と今後の方針についてですが、本市では我が町も戦場であった歴史を後世に伝えていくため、平和の大切さと命の尊さについて考える機会の創出を目指し、平成二十六年度に策定した市平和ミュージアム(仮称)基本構想基本計画に沿って各事業を展開しています。  ソフト面においては、戦争遺構めぐりの満足度の向上に資するガイドの養成講座を開催するとともに、オープン講座や企画展の開催、ふれあい出前講座等で地域に足を運び、宇佐海軍航空隊の歴史を中心とした戦争の歴史を伝えることを初め、全体事業の周知や機運醸成に向けて取り組みを進めています。  一方、ハード面においては、本物が体感できる屋外展示物として落下傘整備所や爆弾池など現存する遺構の整備を計画的に進め、遺構めぐりの拠点施設である宇佐空の郷を平成二十九年度に整備しています。  基幹となる資料館建設に関しては、平成三十年度の建築主体工事の入札不調に伴い、開館時期が未定となっています。今後、入札不調の要因とされる資材の高騰や人材確保等、建設業界の社会経済情勢を注視しつつ、市の財政状況を鑑みながら、工事の発注時期を判断してまいりたいと考えています。  次に、五項目め、子供たちのために多様な経験の中で成長できる環境づくりの一点目、土曜授業や夏休み期間についての検討と今後の取り組みはについてですが、これまでゆとりある授業時数の確保や個に応じた指導の充実、弾力性のある教育課程の実施等を目的として、五年間、土曜事業を実施してまいりました。  個に応じた指導の充実により、結果として、国、県の学力調査では、一定の水準を維持することができ、土曜授業がその成果の一端を担ってきたと捉えております。また、主に土曜授業の前日を五校時にする等、日課表を弾力的に編成することで、ゆとりのある授業時数の確保も可能になりました。  しかしながら、子供たちの家庭における土曜日の過ごし方や、休日の確保、地域や文化、スポーツ行事との日程調整等に課題もあり、土曜授業検討委員会等で協議をし、土曜授業については今年度で終了し、二学期の早期開始をすることといたしました。  二点目、標準教育時間を大幅に超える授業時間数の中で、授業時間が不足している要因は何かについてですが、市内各学校では学習指導要領の狙いを十分に実現するために、個に応じた指導の充実や指導内容の確実な定着を図ることに努めております。現在、授業時数は充足していますが、上回っている時数は学習内容の確実な定着や深い学びの実現に向け、必要な授業時数と捉えております。  以上で、答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  六番 川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)大切なときの大切な時間ですので、もう簡潔に次々いただきたいと思います。御協力をよろしくお願いいたします。  一項目めの一点目についてですが、さまざまな補完機能を整備して確実に情報伝達ができるようにということで、今回、戸別受信機についての取り組みが市で行われていると思いますが、その戸別受信機の取り組みについて、市民の方にわかりやすいように説明を求めます。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)危機管理課長の加来です。川谷議員の再質問にお答えします。  戸別受信機の取り扱いでありますけども、これまでは中山間地域の方々に対しては、希望者に貸与するというふうにしております。中山間地域以外の旧宇佐市内の平野部の方々に対しましては、補助事業を使って希望者にというふうにしておりましたが、昨今の洪水とか、数十年に一度という大規模災害が毎年のように起こっている中では、やはり戸別受信機で情報を伝えるというのは非常に重要と考えておりますので、旧宇佐市内の平野部の方々に対しましても、同様に希望者には貸与するというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)改めての確認ですが、貸与ということは無償の貸与ということでよろしいでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)お答えします。無償で貸与と考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)それでは二点目に入りたいと思いますが、院内支所で何らかの浸水被害があったときには、もう本庁の機能が有しないときには代替を行うということですが、院内支所で代替で業務を行う際への移動経路等については協議されていますか。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)再質問にお答えします。  この院内支所といいますのが、BCP業務継続計画の中で、もしも本庁が使えなくなったときには第一順位として院内支所、第二順位として四日市コミュニティセンターで、両方だめなときは、市のそのほかの公共施設を使うというふうに規定をしております。  今後、安心院支所も新しくなりますので、その中で検討ができると思います。交通手段につきましては、そういったのも含めまして安心院支所にするのか院内支所にするのか、四日市コミュニティセンターにするのか、そのほかの公共施設にするのかなどが、また決まってくると考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)回答ありがとうございます。  それでは、もう二項目めの一点目に進んでいきたいんですが、まちづくり協議会はそれぞれの小学校区の防災、福祉、また、そこだけにとどまらず、観光であったり地域の文化の伝承であったりと、さまざまな機能を有して丁寧に進められていると思いますが、例えばなんですが、市の中心部は将来的な計画ということですけれども、市の中心部の中からもそういった機運が高まったとき、私たち先にやりたいんですけれどと手挙げをした場合、対応が可能かどうか、回答をお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方です。再質問にお答えいたします。  最初に部長が答弁したように、将来的には市内全域に地域コミュニティ組織の形成を目標としておりますが、全ての周辺地域においてコミュニティ組織が形成された後に自治会連合会への皆様、そして、関係各課と協議しながらさまざまな実態を把握しまして、設立までの協議過程、そして支援対策なども順序立てて検討していく必要があろうかと思っております。  その後、中心部における地域の実情に応じた組織形成、そして、必要な調査、協議を行いまして、地域の人口、また、周辺部と同じような対策を講じる必要がある地域などを十分考慮し、基本的に体制が整った地域から手挙げ方式によって、順次設立をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)例えばなんですが四日市へ行くと、住所で言えば大字四日市の地区はすごく自治区が細かく分かれていて、自治区ごとの集落数で言えばとても少ないという状況です。その中で自治区ごとがふだんから地域の行事を通して連携しているので、そういったところに、まずできる事業から市が何らかの補助であったりとか協力ができればいいなと思って、今回の質問をさせていただきました。  もう次へ進んでいきたいと思うんですけれども、高齢者の介護予防等で、今、専門の方々、理学療法士、作業療法士、また管理栄養士、歯科衛生士等の方々が研修に伺っているということですので、ぜひ今後とも進めていただきたいなというふうに思います。  先日、全国地域作業療法研究大会の第二十五回の学術集会in大分というのが開催されました。その中でシンポジストとして呼ばれて、その中で勉強したわけですが、非常に作業療法士の方々が今まちづくりにもかかわっていたり、買い物支援等にかかわることで、介護保険料の抑制が図れるんではないか。また、コミュニティ同士のつながりが強くなっていくような事例も目にしましたので、またそういった専門の方々の協会等と研修、連携等をとっていただければというふうに思います。  もう再犯防止の取り組みについては市長より回答いただきました。ありがとうございます。また、今後とも市町村だけではなく、放課後チャレンジ教室や放課後児童クラブ等での研修の機会も、今後、もしそういったピアサポートを深めていくような団体があったときに、広報等で協力していただきたいと思うんですが、そういった広報等の協力は可能かどうか回答をお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。
    ◯社会教育課長(〆野勝教君)社会教育課長の〆野です。六番 川谷議員の再質問にお答えいたします。  周知ということで、広く市民の皆さん方に知っていただきたいというふうに思いますので、周知については、関係各所、また、関係のある部署等とも一緒に周知していきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)ぜひこういったことは、もちろん市が主導していく部分もあるとは思うんですが、やはり民間であったり、それぞれの団体であったりがそれぞれの理念の活動の中で推し進めていくべきものだと思いますので、そういった支援ができればというふうに思います。  それでは早速ですが四項目め、平和ミュージアムについて移っていきたいと思います。平和ミュージアムについてなんですが、実は、私自身がですね、平和ミュージアムについて、議会で議決されているので、これはもう当然その議決の範囲内であれば建設をするべきであろうというよりも、もう議論は終わっているものだというふうに感じています。ただ、今、予算の関係上で課題が出ていると同時に、そして、時間が長く延びていく中でさまざまな意見がまた聞こえてきたなというふうにも感じていますが。  その中で、私がですね、クリーニング店にクリーニングを出したときですね。まだ包装が終わってないのでと、袋詰めが終わってないのでということで少し時間がありました。ちょうど子供と一緒にとりに行ってたので、前にある宇佐市の平和資料館に伺ったんです。  そのときに、子供がですね、まじまじと映像を見てたんです。言った言葉がですね、すごく衝撃的で「お父さん、宇佐でも戦争があったの」って言ったんですね。  我が子ながら、すごく、ああ、そうだったんだなって。やはり、しっかりと教えて伝えていかないと。実はまだ小さいときにですね、児童クラブの子供たちと一緒にバスに乗って、市内のさまざまな戦争遺跡を、うちの児童クラブはバスがあるので回ったんです。そのときに一緒に乗せていってたので、ああ、知ってるもんだろうなと思ってたのが、やはりきちんとした機会で教えていかないと、これはつながっていかないんだろうな。ただ、やはり予算の関係があって、今生きてる人を優先しているのか、終わったことを優先するのかというような議論も今あるみたいですけれど。  ただ、これからの社会を作っていくための投資、必要なこと、教育と考えたときには、私の中ではやはり必要な施設として、議会で議決されたんだろうなというふうに理解しました。  市の財政状況を鑑みながらということですが、宇佐市の歴史でいくと、戦争があったのはわずか数年、わずかと言ってもその数年は長かったと思います。けれど、宇佐市の魅力っていうのは、そこだけにとどまらないように思うんです。宇佐市の昔からの歴史、宇佐神宮であったり、また、平田水路ですよね。平安時代からあるような水路であったり、それこそ今回、南一郎平が取り上げられましたけれど、そういったさまざまな方々の活動を一斉にそこに展示するような平和ミュージアムとして、平和への取り組みということでやっていくことができたらいいのかなっていうふうには思っているところです。  そこで、実は本当は教育長にですね、宇佐市に来て、どんな歴史的に魅力を感じますかっていう質問をしたかったんですが、今回も残念ながら、緊急の会議ということですので、そこは私の思いだけをとどめて、最後の質問にしたいと思います。  市民プール等についてはもう六月議会でさせてください。準備等してくださったと思うんですが、ありがとうございます。  高校生が家庭環境にかかわらずですね、安心して市内の高校に通えるような公共交通の整備ということで。十分していただいて、さらに安心院から四日市への便が遅くなったことで、今、実はバス一台分ぐらいの子供たちが通ってるんですよね。その子供たちが部活に出られると。部活をすることができるようになったっていうことで、すごく卒園生から喜びの声を聞いています。  その一方で、宇佐高校に朝通う分は問題ないし、部活をしなければ通う分の交通機関はあるけれど、この宇佐高校の子供たち、また、宇佐高校で部活動を推進しているんだけれど、そういった子供たちが帰るときの交通機関が困っている。  ただ、コミュニティバスとして対応するのは時間として遅くなってしまうので難しいというふうに思います。そこでなんですが、公共交通の会議の中で、宇佐高校の生徒たちの部活動に配慮したような、時間帯の運行を求めていくことが可能かどうか、教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長、課長の出口でございます。川谷議員の再質問にお答えします。  宇佐高校、今、実証中のコミュニティバスでございますけども、これは、昨年十月からのバスの路線の減便廃止に伴って、バス会社のほうからですね、コミュニティバスをもう一日借り上げという形にしてほしいという申し出がありました。ということで一日も走ってなくても一日借り上げと、運転手の確保も含めてですね、そういった御相談があって、そういうことになったわけですけれども、一日借り上げになりますと、コミュニティバスが動く時間体が、買い物、通院にあわせて、それに帰りもその便にあわせて時間帯を設定します。そうすると、朝と夕方が空くじゃないかということで、それを活用してさせてもらうということで始めたものでございます。  朝につきましては、高校の始業時間に合わせて運行できるんですけども、ただ、帰り便もバス会社に交渉はしたんですけども、今度はその運転士の拘束時間の問題、それから事務員、当然、事務所の職員の問題、そういった部分が絡んできて、どうしても時間が帰り便は難しいということで、今やっているとこでございます。  ですから、公共交通会議で云々ということよりも、もうバス会社のですね、体制の問題として、現実的にはちょっと難しくなっているということでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)この質問をした一番の意図としては、小学校、中学校の間は教育委員会が地域の子供たちは地域で育てよう、そして、それぞれのまちづくり協議会や、さまざまな団体が地域で子供を育てていこうということで、本当に中学校までは、地域で子供たちが育っているなというふうに思います。  ただ、高校に進学するに当たって、宇佐市を出る子供たちがたくさんいます。その子たちにとっては、地域が中学校区までで終わってしまうんですよね。市内の高校に通って初めて、宇佐市っていう地域を実感するんだと思います。  なので、これから市内の高校に通える子供たちの公共交通機関を整備していく、そして、市内の高校へ通いやすいような体制を作っていく。また、今さまざまな外国への研修、留学等の機会を市内の高校生に限って行っていますが、そういった取り組みをしていくことで、宇佐市への地域愛を子供たちに醸成していっていただけたらなというふうに思うところです。  傍聴にお見えになってくださった方々、そして、また再質問、ヒアリング等で事前に十分な準備をしてくださった部課長さん方には大変申しわけないんですが、さまざまな対応が今後あると思いますので時間を残して終わりたいと思います。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、川谷光紹議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩をいたします。なお、再開は十四時十五分といたします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午後零時十三分               ───────────────                 再開 午後二時四十五分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き会議を開きます。会議に先立ち、新型コロナウイルス感染拡大防止に係る対応について、市長より報告の申し出がありますので、これを許します。  宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。議長のお許しをいただきましたので、新型コロナウイルス感染拡大防止に係る対応について御報告をいたします。  先ほど第二回対策本部を開催し、国、県からの緊急要請に対する対応方針を決定をいたしました。その内容についてお手元の資料に基づき、御説明をいたします。  一点目、市主催行事についてであります。不特定多数の参加が見込まれる屋内での市主催行事につきましては、当分の間、本年三月末をめどといたしますが、原則として、延期または中止をする。ただし、参加者が特定され、かつ実施日の変更や中止が困難なものは、感染予防に必要な対策を講じた上で実施といたします。  二点目、市営施設、指定管理施設を含むの利用制限についてであります。感染症予防対策をまずは徹底する。宇佐市市民図書館、宇佐市平和資料館、宇佐空の郷については当分の間、休館といたします。この当分の間も三月末がめどでございます。その他の施設については現在調整中でございます。  三番、市庁舎について。市庁舎の各入り口に手指消毒薬等の設置及び協力依頼文書の掲示を継続いたします。  四点目、社会経済機能の維持についてであります。各事業所等に対して、感染拡大防止対策を徹底するよう要請をいたします。  一点目、風邪の症状や発熱など感染が疑われる方は出勤しないよう、周知を要請する。  二点目、職場における手洗いや手指消毒の励行及びマスク着用などの周知を要請する。  三点目、休暇の取得や時差出勤等について配慮を要請するものであります。  五点目、保育所や幼稚園等の対応についてであります。一点目、1)、保育所や幼稚園については、保護者の仕事と子育ての両立支援のため、国の方針に基づき引き続き開園をしていただくことといたします。  二点目、施設の利用者や職員が感染者となった場合には、当該施設については、当面十四日間、臨時休園等を要請いたします。感染者が発生した地域の施設等につきましては、臨時休園等を検討といたします。  三点目、放課後児童クラブについては国の方針に基づき、開所する方向で現在調整中であります。  四点目、その他子育て支援施設については現在、調整中でございます。  続きまして、宇佐市教育委員会の対応でございます。別紙をお願いをいたします。  まず一点目、小中学校においては令和二年三月二日月曜日から当分の間、臨時休業といたします。なお、休業期間中の部活動は学校内外を問わず実施しない。公立幼稚園については国の方針に基づき、臨時休業は行わず、引き続き開園といたします。  二点目、小中学校及び公立幼稚園の卒業式及び卒園式につきましては、感染防止措置を徹底し、出席者は卒業生及びその保護者、教職員とし、必要最小限の人数で実施をする。なお、来賓の招待や在校生の卒業式への出席は行わないといたします。  三点目、宇佐市教育委員会が所管する教育センターせせらぎ教室は、令和二年三月二日月曜日から当分の間、閉室といたします。  四点目、先ほども申し上げましたけども、宇佐市教育委員会が所管する宇佐市民図書館、平和資料館、宇佐空の郷は、令和二年三月二日月曜日から当分の間休館といたします。なお、この内容につきましては、午前中開催をされました校長会等で確認をしたとの報告を教育委員会から受けてございます。  以上でございますが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎ、一刻も早く収束させるため、国、県の要請に応じた措置でございます。議員各位におかれましては、何とぞ御理解御協力を賜りますよう申し上げて、御報告とさせていただきます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)ただいま、日程第一、市政一般に対する質問の途中でありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  本日予定しておりました一般質問については、後日といたします。  次の本会議は、三月二日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、ここで議会事務局長より発言の申し出がありますので許可します。議会事務局長 麻生公一君。 ◯議会事務局長(麻生公一君)皆さん、大変お疲れさまでございます。事務局長の麻生でございます。  議案質疑についてお知らせいたします。  議案質疑の通告は、三月二日の午前十時までとなっております。議案質疑は通告なしでもすることは可能ではありますが、的確な説明をさせていただくために、議案に対する質疑がありましたら、できるだけ事前通告をお願いいたします。  なお、自己所属の常任委員会に関する議案につきましては、質疑は控えると、内規及び先例に規定しておりますので御注意願います。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり、御苦労でございました。                     散会 午後二時五十二分 宇佐市議会...