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2019年09月12日 令和元年第4回定例会(第4号) 名簿
2019年09月12日 令和元年第4回定例会(第4号) 本文

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  1. 宇佐市議会 2019-09-12
    2019年09月12日 令和元年第4回定例会(第4号) 本文


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    2019年09月12日:令和元年第4回定例会(第4号) 本文 (292発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (四日目)           開議 午前十時〇〇分 ◯議長(衛藤博幸君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十一名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  令和元年九月第四回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、昨日に引き続き、市政一般に対する質問となっております。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(衛藤博幸君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(令和元年九月十二日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十一番   │一、交通手段の確保対策について      │市長、教育長┃ ┃衛藤義弘君 │  当たり前ですが、高齢者の自動車免許  │および   ┃
    ┃      │ 返納になれば、高齢者の交通事故が減   │担当部課長 ┃ ┃      │ 少、死亡や負傷者が少なくなる。巻き添  │      ┃ ┃      │ えになる方が少なくなる。一方病院や買  │      ┃ ┃      │ い物、役所、行事など行動範囲が縮小、  │      ┃ ┃      │ 経済にも影響。その動きを止めないため  │      ┃ ┃      │ にも交通機関は極めて重要である。移動  │      ┃ ┃      │ 手段としてバス、タクシー、コミュニテ  │      ┃ ┃      │ ィバス、シニアカー、電動アシスト付四  │      ┃ ┃      │ 輪自転車、自転車、歩き、家族の協力な  │      ┃ ┃      │ どである。また、それ以外でも障がい者  │      ┃ ┃      │ の交通の手段、高齢者の引きこもり、観  │      ┃ ┃      │ 光維持など持続可能な行政の実現のた   │      ┃ ┃      │ め、自治体において対策強化が望まれ   │      ┃ ┃      │ る。宇佐市にとっても大きな問題であ   │      ┃ ┃      │ る。多くの市民の声が上がっているのも  │      ┃ ┃      │ 現状である。              │      ┃ ┃      │  そこで、               │      ┃ ┃      │ (1)旧宇佐市・安心院支所・院内支所の交  │      ┃ ┃      │  通現状と市民の声について。      │      ┃ ┃      │ (2)バス会社やタクシー会社との協議会の  │      ┃ ┃      │  現状。                │      ┃ ┃      │ (3)令和元年六月十九日の記事でAIを活  │      ┃ ┃      │  用した交通サービスに向けたモデル事  │      ┃ ┃      │  業スマートモビリティチャレンジ)  │      ┃ ┃      │  大分市や二十八地域を選んだ。選んだ  │      ┃ ┃      │  先と地域性は。            │      ┃ ┃      │ (4)経済産業省・国土交通省など国の支援  │      ┃ ┃      │  の中身は。              │      ┃ ┃      │ (5)市長としての考えは。         │      ┃ ┃      │  以上答弁を求めます。         │      ┃ ┃      │二、人口減少に伴う地域コミュニティ活動  │      ┃ ┃      │ について                │      ┃ ┃      │ (1)人口減少を食い止めることはできない  │      ┃ ┃      │  が、目標を持ち努力することはでき   │      ┃ ┃      │  る。あらゆる施策を駆使して特徴ある  │      ┃ ┃      │  宇佐市を望みます。地域の希薄化・孤  │      ┃ ┃      │  立化が叫ばれる中、地域コミュニティ  │      ┃ ┃      │  活動の推進力は大きなものがある。地  │      ┃ ┃      │  域でできる課題は地域で「自助」、地  │      ┃ ┃      │  域だけではできない課題は市と地域が  │      ┃ ┃      │  共同で「共助」、さらに難しい課題に  │      ┃ ┃      │  ついては市、県に要望する「公助」地  │      ┃ ┃      │  域振興や行政のスリム化で注目を集め  │      ┃ ┃      │  ている。宇佐市も同様で、地域が抱え  │      ┃ ┃      │  る課題(高齢化、重複役員、人材不   │      ┃ ┃      │  足、運営面など)についての解決策は  │      ┃ ┃      │  あるのでしょうか。          │      ┃ ┃      │ (2)組織間の連携、若い人でも参加しやす  │      ┃ ┃      │  い仕組みづくり(青壮年部の設立)な  │      ┃ ┃      │  ど検討したらどうでしょうか。     │      ┃ ┃      │三、学力・学習状況調査の結果について   │      ┃ ┃      │ (1)全国学力・学習状況調査の結果、大分  │      ┃ ┃      │  県独自の学力テスト「県学力定着状況  │      ┃ ┃      │  調査」の結果が公表されました。大分  │      ┃ ┃      │  県の小中学生はほとんどの教科で正答  │      ┃ ┃      │  率が全国平均を超えました。小学校で  │      ┃ ┃      │  十位、中学校で十三位。特に中学校の  │      ┃ ┃      │  順位が大幅に上がった。そこで、市内  │      ┃ ┃      │  の小中学校ではどうであったのか。ま  │      ┃ ┃      │  た、学校での取り組みの変化があった  │      ┃ ┃      │  のか教えてください。         │      ┃ ┃      │ (2)ある学校の校長先生より、市内の小学  │      ┃ ┃      │  校の教職員の定数が基準に達してない  │      ┃ ┃      │  とのお話を聞きましたが現状を教えて  │      ┃ ┃      │  ください。中学校ではどうでしょう   │      ┃ ┃      │  か。県教育委員会が対応すると考えま  │      ┃ ┃      │  すが、宇佐市の対応は。また、教職員  │      ┃ ┃      │  が達していない要因は何でしょうか。  │      ┃ ┃      │ (3)教職員の働き方改革で宇佐市の現状は  │      ┃ ┃      │  どうなっているのか。部門別でお答え  │      ┃ ┃      │  ください。              │      ┃ ┃      │四、AEDの設置場所について       │      ┃ ┃      │ (1)AEDの設置場所は基本的に屋内が中  │      ┃ ┃      │  心ですが、休みの場合や鍵が施錠され  │      ┃ ┃      │  ている場所は緊急の場合AEDが使え  │      ┃ ┃      │  ません。学校・公共施設・人が多く集  │      ┃ ┃      │  まる場所など屋外での設置が急務では  │      ┃ ┃      │  ないでしょうか。現状を踏まえ答弁を  │      ┃ ┃      │  お願いします。            │      ┃ ┃      │五、アセットマネジメントについて     │      ┃ ┃      │ (1)公共施設の利用頻度の低い施設の見直  │      ┃ ┃      │  しや今後利用価値を高める必要性につ  │      ┃ ┃      │  いてお伺いします。また、管理計画に  │      ┃ ┃      │  伴い改善点(事例も含め)は見られた  │      ┃ ┃      │  のでしょうか。            │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十四番   │一、宇佐市の未来に必要な人材、技術職や  │市長    ┃ ┃辛島光司君 │ 資格が必要な専門職について       │および   ┃ ┃      │ (1)今後、人材不足が危惧される専門職   │担当部課長 ┃ ┃      │  は。また、不足するとどのような支障  │      ┃ ┃      │  が想定されるか。           │      ┃ ┃      │ (2)宇佐市において、外国人労働者の現況  │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │ (3)今後、海外からの留学生が増えていく  │      ┃ ┃      │  と、当然の流れとして宇佐市内での就  │      ┃ ┃      │  職も期待される。人材確保の面から、  │      ┃ ┃      │  宇佐市として強く推進していくべきで  │      ┃ ┃      │  はないか。              │      ┃ ┃      │二、平成令和の森スポーツ公園について   │      ┃ ┃      │ (1)各施設、競技場において、利用状況   │      ┃
    ┃      │  (主に市内・市外・県外)は。     │      ┃ ┃      │ (2)利用予約が殺到していることもあると  │      ┃ ┃      │  聞くが、どのような状況なのか。    │      ┃ ┃      │三、“放生会”の世界無形文化遺産登録  │      ┃ ┃      │ の取り組みについて           │      ┃ ┃      │ (1)千三百年祭を含め、現在の取り組み状  │      ┃ ┃      │  況は。                │      ┃ ┃      │ (2)市全体で機運を高めていく必要があ   │      ┃ ┃      │  る。どのような関わり方、盛り上げ方  │      ┃ ┃      │  を考えているのか。          │      ┃ ┃      │四、和間海浜公園について         │      ┃ ┃      │ (1)既存設備の老朽化が見受けられるが、  │      ┃ ┃      │  現状に対しての認識は。        │      ┃ ┃      │ (2)宇佐市に唯一の海浜公園として、今   │      ┃ ┃      │  後、どのように賑わいを創出していく  │      ┃ ┃      │  のか。                │      ┃ ┃      │五、サルの出没について          │      ┃ ┃      │ (1)近年、どのような範囲(地域)や状況  │      ┃ ┃      │  で目撃情報が寄せられているのか。   │      ┃ ┃      │ (2)宇佐市におけるサルの生態は把握でき  │      ┃ ┃      │  ているのか。             │      ┃ ┃      │ (3)有効な対応策と効果は。        │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十八番   │一、高齢者対策について          │市長、教育長┃ ┃大隈尚人君 │ (1)高齢者施設に入居したいが、低所得の  │および   ┃ ┃      │  ために入居が難しいと聞く。また、特  │担当部課長 ┃ ┃      │  養に入居する場合、順番待ちが長く入  │      ┃ ┃      │  居できないと聞く。その対策は。    │      ┃ ┃      │ (2)高齢になると買い物をすることが難し  │      ┃ ┃      │  くなる。そこで、各地区に移動販売で  │      ┃ ┃      │  買い物をしやすくする対策は出来ない  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │二、小中学校に防犯カメラを設置しては   │      ┃ ┃      │  現在、防犯カメラにより、検挙率があ  │      ┃ ┃      │ がったと聞く。安心安全のために、小中  │      ┃ ┃      │ 学校に防犯カメラを設置してはどうか。  │      ┃ ┃      │三、最近、テレビや新聞で、子どもの貧困  │      ┃ ┃      │ の報道を聞くが、宇佐市では子どもの貧  │      ┃ ┃      │ 困対策についてどのように考えている   │      ┃ ┃      │ か。                  │      ┃ ┃      │四、全国大会の助成について        │      ┃ ┃      │  最近、全国大会に出場することが多い  │      ┃ ┃      │ が、全国大会に出場するための助成を今  │      ┃ ┃      │ まで以上に多く増やすことができない   │      ┃ ┃      │ か。                  │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃二番    │一、空き家対策について          │市長    ┃ ┃吉田泰秀君 │ (1)空き家バンクの現状は。        │および   ┃ ┃      │ (2)多くの空き家があるがその対策は。   │担当部課長 ┃ ┃      │二、歩道の除草について          │      ┃ ┃      │ (1)雑草等による危険箇所とその対応は。  │      ┃ ┃      │ (2)今後の歩道の整備についての考えは。  │      ┃ ┃      │三、長洲漁港のゴミ問題について      │      ┃ ┃      │ (1)台風や大雨の際の流木や生活ごみの流  │      ┃ ┃      │  れ込み防止の対策について。      │      ┃ ┃      │ (2)流れ込んだごみの撤去について。    │      ┃ ┃      │四、長洲公民館について          │      ┃ ┃      │ (1)早期の建て替えを望む声が多いが、現  │      ┃ ┃      │  状と今後の予定は。          │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯議長(衛藤博幸君)十一番 衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)皆さん、おはようございます。公明党の衛藤義弘です。  今回は、五項目十二点について、第一回目の質問をさせていただきます。  一項目め、交通手段の確保対策について。  当たり前ですが、高齢者の自動車の免許返納になれば、高齢者の交通事故が減少、死亡や負傷者が少なくなる。巻き添えなる方が少なくなる。一方病院や買い物、役所、行事など、行動範囲が縮小、経済にも影響を及ぼします。その動きをとめないためにも、交通機関は極めて重要であります。  移動手段として、バス、タクシー、コミュニティバス、シニアカー、電動アシストつき四輪自転車、歩き、家族の協力などでございます。  また、それ以外でも障害者の交通の手段、高齢者のひきこもり、観光維持など、持続可能な行政の実現のため、自治体において対策強化が望まれています。宇佐市にとっても大きな問題であり、多くの市民の声が上がっているのも現状でございます。  そこで、一点目、旧宇佐市、安心院支所、院内支所の交通現状と市民の声について。  二点目、バス会社やタクシー会社との協議会の現状。  三点目、令和元年六月十九日の大分合同新聞の記事で、AIを活用した交通サービスに向けたモデル事業に(スマートモビリティチャレンジ)大分市や二十八地域を選んだとあります。選んだ先と地域性は。  四点目、経済産業省、国交省など国の支援の中身についてお聞きします。  五点目、市長としてのお考えをお願いします。以上、答弁を求めます。  二項目め、人口減少に伴う地域コミュニティ活動について。  一点目、人口減少を食いとめることはできないが、目標を持ち努力することはできます。あらゆる施策を駆使して特徴ある宇佐市を望んでいます。地域の希薄化・孤立化が叫ばれる中、地域コミュニティ活動の推進力は大きなものがございます。  地域でできる課題は地域で(自助)、地域だけではできない課題は市と地域が共同で(共助)、さらに難しい課題については市、県に要望する(公助)、地域振興や行政のスリム化で注目を集めているのが現状です。  宇佐市も同様で、地域が抱える課題(高齢化、重複役員、人材不足、運用面など)についての解決策はあるのでしょうか。  二点目、組織間の連携、若い人でも参加しやすい仕組みづくり(青壮年部の設立)など検討したらどうでしょうか。  三項目め、学力・学習状況調査の結果について。  一点目、全国学力・学習状況調査の結果、大分県独自の学力テスト、県学力定着状況調査の結果が公表をされました。大分県の小中学生は、ほとんどの教科で正答率が全国平均を超えました。小学校で十位、中学校で十三位、特に中学の順位が大幅に上がっています。  そこで、市内の小中学校はどうであったのかお聞きします。また、学校での取り組みの変化があったのか教えてください。  二点目、ある学校の校長先生より、市内の小学校の教職員の定数が基準に達していないとのお話をお聞きした現状があります。中学校では現状、どうでしょうか。県教育委員会が対応するとのことですが、宇佐市の対応はどうでしょうか。また、教職員が達していない要因は特に何でしょうか。  三点目、教職員の働き方改革で、宇佐市の現状はどうなっているのか、部門別でお答えください。  四項目、AEDの設置場所について。AEDの設置場所は、基本的に屋内が中心ですが、休みの場合や鍵が施錠されている場所は緊急の場合、AEDは使えません。学校、公共施設、人数が多く集まる場所など、屋外での設置が急務ではないでしょうか。現場を踏まえて答弁をお願いします。  五点目、アセットマネジメントについて。公共施設の利用頻度の低い施設の見直しや、今後利用価値を高める必要性についてお伺いをします。また、管理計画に伴い改善点(事例も含めて)は見られたのでしょうか。  以上、第一回目の質問を終わらせていただきます。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、衛藤義弘議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。十一番 衛藤議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、交通手段の確保対策の五点目、公共交通に対する考えはについてでありますが、人口減少、高齢化が進む中で、地域に合った持続可能な交通手段を確保することは大変重要な課題であると考えております。  今回、路線バスの一部廃止・減便に伴い、市コミュニティバスを拡充することとしており、当面は利用状況を見守りたいと思いますが、廃止・減便理由が赤字補填だけでなく運転士不足にあるなど、より深刻さが増していると考えております。  市としましては、国・県・他市町村の取り組みを参考に、利用者、地域及び運行事業者の意見を踏まえながら、地域の実情に合った公共交通のあり方を考えてまいりたいと思います。  なお、本年六月に閣僚会議で決定された未就学児等及び高齢運転者の交通安全緊急対策、及び令和二年度国の概算要求によりますと、タクシーの相乗り導入に向けたルール整備や自動運転技術など、新たなモビリティサービスの推進などが盛り込まれているようであります。  今後、国の動向等を注視しながら、可能なものについては取り組んでまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁をいたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、三項目めの学力・学習状況調査の結果についての一を、教育長 竹内 新君。 ◯教育長(竹内 新君)皆さん、おはようございます。教育長の竹内でございます。十一番 衛藤議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、学力・学習状況調査の結果についての一点目、市内の小中学校の結果はどうであったか、また取り組みの変化はについてですが、全国・学力学習状況調査は、小学校六年生を対象に国語、算数の二教科、中学校三年生を対象に国語、数学、英語の三教科で実施されている学力調査です。  今年度の本市の状況は、小学校においては国語、算数ともに全国平均正答率を上回りました。中学校においては、国語、数学の二教科は全国平均正答率を上回りましたが、英語は全国平均正答率を下回っていました。  また、県学力定着状況調査は、小学校五年生を対象に国語、算数、理科の三教科、中学校二年生を対象に、国語、社会、数学、理科、英語の五教科で実施されています。
     小学校においては、三教科全てで偏差値五十を上回りました。中学校においては、英語がわずかに偏差値五十に達しなかったものの、他の四教科では偏差値五十を超えました。  これは、各校での児童生徒の実態に応じた習熟度別指導や、個に応じた指導など学習指導法の工夫・改善とともに、小中連携による学力向上会議、市内中学校での合同の教科部会の開催など、校種間・学校間の枠を超えた連携による学力向上の取り組みを継続していることが成果につながっていると考えております。  今後は、現状を維持しながら今求められております主体的、対話的で深い学びの実現に向けて、活用力を今以上に伸ばしていくことが必要であります。  このため、市内各校長のリーダーシップのもと、組織的な事業改善をさらに進めていくよう指導してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの交通手段の確保対策についての一から四と、五項目めのアセットマネジメントについてを、総務部長 久保桂一君。 ◯総務部長(久保桂一君)皆さん、おはようございます。総務部長の久保でございます。十一番 衛藤議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、交通手段の確保対策についての一点目、旧宇佐市、安心院支所、院内支所の交通現状と市民の声についてですが、現在本市の公共交通は、鉄道及び路線バス二十系統と、本市が運営するコミュニティバスが安心院地域九系統、院内地域七系統、宇佐地域十六系統であります。  このうち、本年十月から路線バスの一部廃止と減便が予定されていることから、コミュニティバスの拡充により対応することとしております。  見直しに当たり、実施した利用者アンケートでは、「コミュニティバスの帰り便を早めてほしい」「路線バスとの接続をよくしてほしい」「停留所を増やしてほしい」といった声をいただきました。  この結果を踏まえ、運行時間を通院、買い物に利用しやすい時間帯に変更するとともに、いずれか一方または両方同時に利用される方のニーズに応えるため帰り便を一便増やすほか、院内地域の路線は安心院地域まで延長し、宇佐地域へ向かう路線バスに連結できるようダイヤ改正を行ったところであります。  二点目、バス会社やタクシー会社との協議会の現状についてですが、協議会としてはバス・タクシー運行事業者、運転手代表、JR、地域代表、学識経験者、国・県・市の行政関係者などで構成する宇佐市地域公共交通会議があり、この中で市の公共交通のあり方などの協議を行っております。  そのほか、バス会社、タクシー会社とは必要に応じ案件ごとに個別協議を実施しております。  三点目、スマートモビリティチャレンジについて、選定された二十八地域とその地域性についてですが、スマートモビリティチャレンジとはAIやIOTを活用した新たなモビリティサービスの社会実装を通じ、移動課題の解決や地域活性化を目指す地域・起業の支援を目的とする経済産業省と国土交通省が共同で進めるプロジェクトであります。経済産業省は十三カ所(うち四カ所は国土交通省と共同選定であります)国土交通省は十五カ所が選定されております。  内訳は、経済産業省選定分は人口及び自家用車分担率で四つの都市類型に分かれており、大規模都市型に二カ所、公共交通普及中規模都市型に二カ所、自家用車中心中規模都市型に五カ所、郊外過疎地域型に四カ所が選定されております。  国土交通省分は三つの類型に分かれており、大都市近郊型地方都市型に三カ所、地方公害過疎地型に五カ所、観光地型に七カ所が選定されております。  四点目、経済産業省、国土交通省など、国の支援の中身についてですが、今回の実証実験の結果を踏まえ、選定された自治体が目指す新しいモビリティサービスの将来構想の実現に向けた事業計画策定等の支援が受けられます。  具体的には、地域への経済波及効果の評価や、制度的課題の抽出に必要な分析、地域住民の理解促進を目的とするイベントやアンケート等のサポート、地域の利害関係者の同意を得るために必要な検討会等の運営サポートなどとなっております。  次に、五項目め、アセットマネジメントについて、利用頻度の低い施設の見直しや利用価値を高める必要性、管理計画に伴う改善点についてですが、全国的に自治体の公共施設等の老朽化対策が大きな課題となっており、本市においても昭和四十年代から五十年代にかけて多くの公共施設が整備され、老朽化が進んでいる現状にあります。  こうしたことから、人口減少等により公共施設等の利用需要が変化していくことが予想されることを踏まえ、平成二十八年三月に市公共施設等総合管理計画を策定し、長期的な視点から施設の更新・統廃合・長寿命化や複合化など、効率的・効果的な施設の管理運営方針を定めたところであります。  利用頻度の低い施設の見直しや、利用価値を高める必要性については、施設ごとの現状や課題を検証し、今後の方向性をアクションプランとして策定し、個別計画を実行に移してまいりたいと考えております。  また、管理計画に伴う改善点についてですが、具体的事例としては公営住宅等の長寿命化計画の見直しや、集会所の自治区への譲渡、また院内支所や安心院支所の建設・改修に伴う複合化などによるランニングコストの削減等が挙げられます。  今後も引き続き、公共施設等総合管理計画を実効性のあるものとし、進行管理の徹底を図ってまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの人口減少に伴う地域コミュニティ活動についてを、経済部長 河野洋一君。 ◯経済部長兼農政課長(河野洋一君)おはようございます。経済部長の河野でございます。  十一番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  二項目め、人口減少に伴う地域コミュニティ活動についての一点目、地域が抱える課題の解決策についてと、二点目、組織間の連携、若い人でも参加しやすい仕組みづくりについては、関連がありますので一括してお答えします。  市では現在、人口減少・高齢化が進行している周辺地域において、小学校区単位で地域コミュニティ組織まちづくり協議会を設立して、共同体制で地域課題の解決に取り組んでいます。  運営面の支援として、自立運営やまちづくり計画に沿った実践活動などに対する交付金を交付しています。  また、人的支援として、地域の新たな担い手として地域おこし協力隊員を配置し、各協議会の活動支援を行いながら地域力の維持・強化に努めています。  高齢化や重複役員、若者も参加しやすい仕組みづくりなどは各協議会共通の課題であるため、市地域コミュニティ組織連絡協議会において、各地域コミュニティ組織が連携して共通課題解決に向けた事例研究や情報交換などに取り組んでいます。  今後とも、持続可能な地域づくりが図られるよう、全国の他自治体の事例の調査研究に努め、地域が抱える課題解決に向けた支援をしてまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、三項目めの学力・学習状況調査の結果についての二と三を、教育次長 上田誠之君。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)皆さん、おはようございます。教育次長の上田でございます。十一番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  三項目め、学力・学習状況調査の結果についての二点目、市内の小中学校の教職員の定数の現状と宇佐市の対応、また、教職員が達していない要因についてですが、現在市内において定数または代替の教員が欠員になっている小学校が四校、中学校が一校あります。県教育委員会、市教育委員会でも、人材確保の努力をしているところでありますが、残念ながら解消には至っておりません。  この要因としましては、近年の大量退職や教職員希望者の減少等が考えられます。さらに、昨今の報道のように、教職員の置かれた労働環境は長時間勤務を初めとして厳しいものがあり、加えて教職員に対する要求は高く、その内容は多岐にわたっており、重圧を感じる人も多いのが現状です。  このような状況が全国的な教職員の人材不足に影響していると捉えております。  三点目、教職員の働き方改革の宇佐市の現状はについてですが、本年四月より本市では学校業務改善計画を策定し、時間外勤務の削減、学校完全閉庁日の実施、業務改善と環境整備、適切な部活動の推進、健康管理体制の充実を柱とした教職員の働き方改革を推進しております。  具体的には、ノー残業デーや学校完全閉庁日の実施、適切な部活動の実施の徹底、スクールサポートスタッフや部活動指導員の配置等があります。  また、下校時の見守り等地域保護者の皆さんの御理解と御協力のもと、教職員が本来の業務に専念できる体制づくりも進めております。  国や県の動向、また他市の状況にも注視しながら、時間外勤務の削減や健康管理体制等、今後も働き方改革を進めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、四項目めのAEDの設置場所についてを、消防長 麻生英彦君。 ◯消防長(麻生英彦君)皆さん、おはようございます。消防長の麻生でございます。十一番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  四項目め、AEDの設置場所について、緊急の場合に使用できるようにAEDを屋外に設置することが急務ではについてですが、AEDは救命処置のための医療機器で、早期に使用することで救命や社会復帰の点ですぐれた効果があると認識しております。  現在、市消防本部が把握し、ホームページで掲載している市内のAED設置施設は百七十四カ所で、そのほとんどが屋内に設置している状況でございます。  議員お尋ねのAEDの屋外設置につきましては、維持管理等の課題もあり、他市町村の状況も含め調査研究を行っていきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十一番 衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)それでは、まず交通手段の確保の中で、現場、安心院支所とか院内支所の支所長のほうに、現状をですね、お聞きしたいと思います。市民の声等も含めて、ちょっとお伺いします。 ◯議長(衛藤博幸君)院内支所長。 ◯院内支所長兼院内支所地域振興課長(江口弘和君)おはようございます。院内支所長の江口でございます。衛藤議員の再質問にお答えをいたします。  まず、院内地域の状況という御質問だったんですが、今回十月から減便されるということで、企画財政課のほうが運用を考えたんですけど、実際の声としてやっぱり週二回という部分で便数等も少ないということです。  院内の場合は、谷を中心に枝葉が分かれた谷間ということで、非常に運行するのも非効率でやっぱり経費もかかるということで、運用面とすれば少しでも乗り場が近いところにバス停を設置したり、フリー乗降区間を設けてそこで乗り降りできるというような運用で市民のニーズに応えているというような状況でございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)安心院支所長。 ◯安心院支所長兼安心院支所地域振興課長(大坪一郎君)安心院支所長の大坪でございます。衛藤議員の再質問にお答えします。  安心院地域の現状でございますが、地域の課題の中で高齢者の交通手段というのは一番の喫緊の課題というふうに考えております。  地域の中で、昨日も質問がありましたが、まちづくり協議会のほうがデマンドタクシーの運行をしております。その中で、病院、買い物に使っているわけですが、特に行きの便はいいんですが、帰りについては人それぞれですね、病院にかかる時間、買い物にかかる時間等がありますので、帰りの便の課題等が寄せられておりますので、まずは地域の交通のニーズですね、その辺を踏まえた上で対策をしていただきたいという住民の声があります。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)私もですね、市内のタクシー会社の社長や専務のほうからいろいろ話を聞かせていただいています。現状としては、安心院のほうでは一度一カ月ぐらいやったけど、もう結局採算が合わんから中止したというような話も聞いてます。  市内のタクシー会社、一カ所だけだったんですけど、やはり今後はですね、バス会社とかタクシー会社とか、そういった協議をできれば密にしていただきたいというような話も聞いております。  先ほど市長も、もう本当に地域にとっては近々の課題ということで、今皆さん方もよくご存じと思います。先般の合同新聞のほうにも、大分市を中心に各自治体がデマンド式なのかグリーンスローモビリティなのか、いろんな施策を、もう既に実証実験を行っているところもございます。  私はこの質問を、もう約二年ぐらい前から質問をさせていただいております。なかなか前に進まないというのが現状で、そう思えば各県内の自治体さんは早目にそういったところで国の支援を受けながら施策をね、前に進めていくのが私は第一歩だろうと思います。  これが全域に広まっていく一つのスタートを、今支援を受けながら行っているということで、その実証実験に加わらなかったというか、手を差し伸べなかったというのは、これは国交省と環境省、モビリティの関係で、導入した自治体から応募があったということで、その応募を受けて国が選定を行って、各自治体で実証実験がスタートしたということで、その辺、手を挙げなかった理由というのは何でしょうかね。 ◯議長(衛藤博幸君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長の出口でございます。衛藤議員の再質問にお答えします。  まず、少し今議員のおっしゃられた内容を、こちらからも整理させていただきたいと思うんですけれども、まず国の支援でございます、デマンド型の乗り合いタクシーのことをおっしゃったんだろうと思います。国の支援といいますのは、例えば議員のおっしゃっているグリーンスローモビリティでありますとか、いろんな未来型の、後で説明しますけども、今MaaSという言葉があると思いますが、そういった部分を使ってですね、今後の地域交通のあり方を実証実験するという、そういった場合に支援が出ていると。  ですから、デマンド型乗り合いタクシーをすることについて、財政的支援があるということではなくて、そういったものの今後の方向性を実証実験するという形の支援は今あっておるところでございます。  それから、経産省、国交省との実証実験に手を挙げなかったということでございますけども、これにつきましては回答で説明しましたように、AIでありますとかIOTでありますとか、こういった先進技術を使って自動運転ですとかですね、あるいは先ほどMaaSという言葉を使いましたが、「MaaS」で「Mobility as a Service」といって、よく最近はアルファベットの頭文字を使った言葉が多いんですけども、要はスマホのアプリとかを使いまして、タクシーであったりバスであったり、地域の観光地によってはいろんなケーブルカーであったり、それから商業施設であったり飲食店であったり、そういったのをアプリでうまく連結させて予約して決済までできる、そういったようなアプリシステムを開発するとか、そういった部分だというふうに認識しておりますけども、こういったものを活用して地域をどういうふうに今後の公共交通がうまくいくかということの募集であったというふうに思っておりますので、本市におきましては、いずれといいますか、そういった研究は必要なんですけども、まだそういった、少なくともそういったことをアプリでいろんなのを連結させて開発していくインフラもまだ不足しているというような状況もございますし、それでこういった募集にも手を挙げていないということでございます。  済みません、長くなりましたが以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)私も重々実態は把握しています。いろんな方策がないかということで、いろいろ調べさせていただいてます。  その中でですね、まずですね、私一番はやっぱり交通不便地域の実態調査をやっぱりやっていただきたいなと思ってるんですよ。やっぱり市民がどう考えてるのかということがまず第一で、それにつなげていくために、どういう方法があるのかということで、その地域性によって全てやり方が違うと思うんですね。その辺を課長、どうですか、決断をしていただいて、実態調査をぜひ行っていただきたいと思うんですが。 ◯議長(衛藤博幸君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)再質問にお答えします。  おっしゃるとおりだと思います。実態の把握がまず一番で、その施策を考えていくわけですけど、その点につきまして申し上げますと、前回でいいますと平成二十六年に一度、二千人を対象のアンケートをとっております。今回でいいますと、バス路線の廃止・減便に伴いまして影響のあるところを中心に、いろんなところに出向いていって三百四十人程度の回答をいただいたアンケートを行っております。  その中で、先ほど両支所のほうにも現状ということの質問があったと思うんですが、重複しますけども、コミバスの帰り便の便が悪いので一便増やしてくれないだろうかとかですね、停留所を増やしてくれないだろうかとか、路線バスの接続が悪いとかですね、あるいはクローズド区間があるのでどこでも乗れるようにしてもらえないかとか、そういった声はいただいたところで、それを反映したコミバスの拡充を今回やったところでございます。  そういったことで、今回いろいろ拡充してバス停の整備なんかを今一生懸命進めております。で、現段階としては、この拡充した施策でどういった効果があるのか検証をしてですね、これもすぐ一カ月や二カ月でできるものではございませんけども、そして改めてですね、また必要に応じて今度の拡充策がどうだったのかというのも含めて調べる必要があると思っておりますので、全体的なですね、ニーズ調査というのは少し様子を見てからというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)バスの廃便によって、別府市の小坂地区と大所、それから安心院につながっている便等がですね、デマンド型の乗り合いタクシーを利用してる、それから中津も減便によってデマンドタクシーをもうすぐ実証実験するんですか、そういった形でね、各市町村の結構動きが出てきてるんですね。  御存じのとおり、宇佐市の山間部、メーン道路については特に問題はないんですが、奥まったところの住民は本当に足がなくて困ってるところたくさんあるんですよ。それは、支所長たちはもうよく御存じだろうと思うんですが、そういうことで、それにやっぱり手を差し伸べてあげないと、私はそういった市民の声が多いちゅうのは、やっぱりそういう現実もありますので、ぜひ今後前向きにね、私も今度視察に、十月に行ってきます。  で、ちょうどですね、バス会社がスローモビリティを、地域の足、地域の交通と観光をあわせてやってる日本初のところに行きたかったんですけど、そこはちょっと受け入れができなくて、また別なところでですね、琴平町のほうにグリーンスローモビリティ「コトコト感幸バス」、「カンコウ」は感じる幸せのバス、これはですね、二十キロ未満で走る小型電動自動車、バスです、小っちゃいバス、ちょっと形がいい、運転手を含めて十人ぐらい乗れるということで、三ルートに分けて運行をしています。  非常にモダンで、多分市民の方も非常に乗った感想がいいことと、利便性も本当に助かってるというような声もあるらしいです。ここに行ってきます。行って、いろいろ話を聞かせていただきました。  そういうことで、視察に行って、また十二月議会で私もその話を含めて質問をさせていただきたいと思います。  要は、この交通手段は、だんだん過疎化が進むし、足がなくなって外に出たくても出られない状況とか、そういう方たちがやっぱり観光めぐりもしたいと思う方もおられると思います。買い物とか、やっぱり経済効果にも非常に影響が大きいと思いますので、ぜひとにかく期間を定めてね、対応を、二年間もかかってますから、とにかく決断をしていただいて、市長、決断をひとつよろしくお願いします。  私もできるだけのことはやって、私も公明党のネットワークを使って、いろんな形で国会議員にも話をしてます。そういうことで、何が宇佐市にとって一番いいのかというのも模索していきたいなと思ってます。これはもういいです。 ◯議長(衛藤博幸君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)再質問にお答えします。  まず、これもちょっと整理させていただきたいんですけども、別府市のデマンドの例がございました。二年前からこういう御質問をいただいて、ほかの議員の方にもいただいておりますが、手を差し伸べていないということは少し誤解があると思いますので、ちょっと訂正させていただきたいんですけども、まず別府市が今回の分で、うちの安心院亀川線の分の廃止に伴いましてデマンドを始めました。これは、そこの状況があるんです。私もかねがね申し上げておりますけども、宇佐市でも状況によってはデマンドの乗り合いがふさわしいところも実はあるだろうと思っております。  別府市の場合でいいますと、宇佐市との境で、もう山の急坂のところで一番端っこなんですね。そこにコミュニティバスを通すかということよりも、まず乗るかどうかも時期によってわからない。そして坂道も多い、一番端っこであると、こういったところにやはりデマンドタクシーを使って要求に応じてするという、効率のよさがありますので、そういった部分で導入していると思います。  ですから、そういう状況が宇佐市にもあった場合には、当然考えていく必要があるかというふうに思います。  そして、グリーンスローモビリティのお話が、済みません、ありましたけども、これも議員のほうから以前も御質問いただきました。県内でも姫島と由布市もまたですね、手を挙げてやってると思います。これも、状況によっては活用すればいいものだと思います。観光を主にですね、公共交通というよりも観光面のほうが効果が大きいのかなというふうに考えておりますが、これも研究していくべきだろうというふうに思っています。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。
    ◯十一番(衛藤義弘君)すみません、失礼しました。課長、すごく関心を持っていただいて、それはありがたいと思います。私もできる限りのことはしていきたいなと思ってます。  次に移ります。  地域コミュニティ活動について、まずですね、今自治区のですね、課題として、自治区によっては世帯が多いとこ、少ないところが、私もいろいろ回る中で、自治委員さんからそういう話を聞いて、機能がもうなかなかできないというような話を聞いたりするんですよね。  その辺は、今後どのように考えているのかお聞きしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(末宗勇治君)総務課長の末宗でございます。衛藤議員の再質問にお答えをいたします。  現在、市内にですね、自治区は三百四十六ほどございます。その中で、世帯数がですね、一桁の自治区がですね、三十自治区ほどございます。逆に大きい自治区でいいますと、五百を超えているところでですね、柳ヶ浦三区が五百九十で、上田がですね、六百四十ということでですね、かなり自治区ごとの世帯数、ばらつきがございます。  当然、周辺部に行くとですね、高齢化が進んで、世帯数が減ってくるという中でですね、自治区もさまざまな活動をやっていただいております。集落内の道路・水路の整備でありますとか、地元の伝統の行事の継承、それから防犯・防災、そういった取り組みをする中で、なかなか世帯数が少ない自治区だけではですね、取り組みができないというところから、当然小学校単位で今現在、まちづくり協議会などで活動していただいているというような現状がございますし、自治会連合会のほうもですね、やはり規模が小さい地区については合併、統合をですね、推進をしていこうという動きがございまして、自治会連合会の中に自治区のあり方特別委員会というのを設置をしておりましてですね、実際に地元の声を聞いたりとかですね、そういった活動も進めているところでございます。  加えて、市のほうもですね、やはりそういった自治区についてはなかなか活動がままならないという状況にございますので、平成二十七年度ぐらいだったかと思うんですが、自治区合併奨励金ということをですね、創設をいたしまして、統合した自治区、減じた自治区、一自治区当たり三十万円を交付するというような財政的な支援もやっているところでございますし、市としましてはやはり地域コミュニティの維持というのは重要な課題だというふうに認識をしております。以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)それでは、地域コミュニティのですね、今現在人口減少ということで、中心部以外はほぼ組織ができ上っております。私は、その部分が一番重要な、組織活動をする上でね、基本的には福祉と安全ということで、そういう部分がこの組織のあり方に含まれると思うんですが、今そういったことで、組織自体が人数が少なくて、例えばよその地区と一緒になって活動をする時期に来てるんではないかと思うんですが、その辺はどうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方です。衛藤議員の再質問にお答えいたします。  周辺地域のまちづくり協議会の活動というようなことでよろしいでしょうか。  まず、各まちづくり協議会、こちら現在十七組織ございまして、これは県下でも一番多い数というようなことで、いろんな取り組みをしていただいております。  その中でもですね、ちょっと一例を出させていただきますと、北馬城のほうで「ハッピーチャレンジアイデア部会」という部会がございます。こちらの活動がですね、まち協以外のところからでもですね、その地域、校区のことに関して、やはり幸せと思えるようなまちづくりのアイデア、こういったものを募集して、広くですね、若い人から年配の方まで参加するようなことの取り組みをされてます。まず、熱く語っていこうじゃないかと、みんなでしっかり考えようじゃないかと、その中で出たアイデアをですね、年に二つぐらいを絶対実施していこうとか、そういうような取り組みを持たれているところがございますので、そういった例もですね、各協議会で共有してですね、持続可能な地域づくりをしていただきたいなというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)まさしくそのとおりで、やっぱり若い人たちが入り込んでいく組織も含め、立派な北馬城の事例もありますので、そういったところを共有しながら、各他のコミュニティ組織とつながっていって、その地域の問題点とか課題とかをね、克服していただくのが重要だと思います。これはそれで結構です。ありがとうございます。  続きまして、学校の学力・学習状況の調査の結果で、偏差値が高くて非常に宇佐市内も基本的には学力は上がっていると私は小学校、中学校、思ってます。  で、例えば偏差値に届かなかった児童生徒を、どうやってアップさせていくのかというのは、教育委員会のほうでは、各学校がどういう取り組みをやっているかというのは把握をしていますか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(竹下富美子さん)学校教育課長の竹下です。衛藤議員の再質問にお答えいたします。  今の御質問に対しては、各学校ではやはり基本は毎時間、一時間一時間の授業でありますので、その授業の中でつまづきのある児童生徒に対して、その一時間でどのような支援をしていくか、どのような手だてで理解を図っていくかということを重要視して、それぞれの授業の時間を組み立てております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)勉強できる子は多分勉強できるんですよ。私も勉強は余り得意なほうじゃなかったんですが、基本的にできない児童生徒さんたちをどうやって勉強になじませていくかちゅうか、とにかく好きにさせていくかということが一番だろうと思うんです。  そのために先生方はいろんな形で努力をされていると思うんですが、その辺をね、私は今後強化をしていくことが一番重要だと思うんですね。だから、今回のそういう調査を受けて、そういう子たちも偏差値が上がっている人はまた努力して上げていくと思います。  で、そこまで行ってない人たちをやはりどうやって上げていくかというのは、ぜひ校長先生方にお伝えしていただきたいと思うんですが、どうでしょう。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(竹下富美子さん)お答えします。  それは一時間一時間の授業だけではなく、やはりその授業を支えるのは一つは学級づくりであり、仲間同士の支えというのが非常に大事でありますので、そういった意味で授業の中だけではなく、学校生活全体の中で、やはり児童生徒が学びに向かう意欲、今おっしゃられましたけれども、友達と一緒に勉強して楽しかったな、これがわかってよかったなという授業づくり、それから支え合いの中でしていく学級づくりというのを基盤にしておりますので、そういったところを重要視しながら、学校全体で組織的に学校づくり、学級づくり、授業づくりを進めるようにしておりますので、今後ともそれを継続させていきたいと思っています。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)それでは、教職員の関係なんですが、先ほど小学校で四校、中学校で一校ということで、非常にですね、この辺はすごい難しいところがありまして、国は今財務省と文科省が対立をしててね、少子化が進む中で財務省の言い訳では人口割合が三三%ぐらいあるということで、一方教職員は七%、これを比較するのはどうなのかなと思うんですが、やっぱりそこまでに達してないということで、かなりの対立があってなかなか前に進まないという状況はあるんですが、やはり学生さんたちは教職員になって、自分の生徒さんを育てていきたいという希望もありますよね。  そういう部分では、私は教育は非常に大事な分野であるので、その辺を個人的には違和感が十分あるんですが、ただこれを言ってもしようがないところで、市とか県はね、働き方改革で例えば部活動の外部委託、それから先生方の事務的なことを事務員にしてもらうとか、今パソコンで管理しているから、時間外労働の関係は。だから、その辺をですね、宇佐市の今現状はどうあるのか、ちょっとお聞きしたいんですが。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(竹下富美子さん)お答えします。  人員的な部分ではですね、例えば部活に関しては部活動指導員、昨年まで二名、宇佐市全体でですけれども、二名のところを、三名今年、つまり一名増員をしております。これは県全体の中でのバランスもありますので、こちらが希望したからといってどんどん増やしていけるわけではないのですが、今年度はそういう形で一名増やしております。  それから、スクールソーシャルワーカーという家庭とのつなぎをしていただく専門の職があるんですけれども、スクールソーシャルワーカーも昨年度の二名体制から今年度三名ということで、全体の学校数としては本当に少ないんですけれども、そういうふうな形でできるところから進めているところでありますし、パソコン関係ではインターネットに接続できないようなパソコンになっていたんですが、それも使いづらいところを今整備をしているところで、先生方のパソコンからインターネットを見て、印刷等までできるような、そういったシステムに今変えているところです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)県教委の関係もあるんですが、人材をね、やっぱり増やしていく予算等もなかなか「宇佐市だけどうぞ」ちゅうわけにはいかないところもあるので、とにかく努力していただきたいと思います。  それと、定数割れの件についてはね、県の教育委員会のほうには、私はね、再三でもいいからしつこくやっていただきたいと思います。どうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(竹下富美子さん)お答えします。  しつこく再三にというお言葉でありましたけれども、いつも中津教育事務所のほうと、つまり県にですね、何度もお願いをしておりますし、本当に学校の現場が疲弊をしている、先生たちが疲弊をしている、そしてそれで児童生徒の豊かな学力や生活の保障ができていないということをいつも申しておりますので、なかなかすぐには解決できないのですが、そういう努力を今しております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)それでは、次のAEDに移りたいと思います。皆さんご存じと思いますが、国東市が九月の議会に二百八十万円の屋外設置の、これは二件の事故を受けて行っています。一人は七月に心臓発作で亡くなった関係、それから八月には小学校の児童がプールで意識不明の事故、助かっているんですけど。そういったときに、よく考えれば室外に置けば室内も使える、室外も使える。それで室内に置けば、休みのときは室外で部活とか、特に部活なんかで危険性が高まるという事例もあります。  その辺ですね、私は基本的にはボックス室外、体育館あたりが一番いいのかなと思っているんですが、外にボックスを作って、これは学校の件です、そして室内のやつを室外に持ってくるということで、どこであってもおかしくないので、そのためのAEDなので、誰もがすぐ使って対応ができる方法を、やっぱりとっていくべきだと思うんですが、その辺どうですか。 ◯議長(衛藤博幸君)教育総務課長。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)教育総務課長の上田です。衛藤議員の再質問にお答えします。  学校でのという御質問でありました。現状を申しますと、市内の小中学校全てにAED一台ずつ設置をしております。で、実際には職員室や保健室、来客用の玄関などに設置をしており、室内設置となっております。  学校活動等で、例えば屋外でのプール授業また運動会やマラソンの練習など、屋外活動の場合はAEDを屋外に持ち出しをしていざというときにすぐ使えるような準備をして学校活動をしている状況であります。  議員御指摘のような、鍵がかっているときには使えないという状況でありますが、学校施設については休日や夜間の使用については学校施設使用条例に基づいて学校教育に支障のない範囲でスポーツとかレクレーションをする場合、使用許可をして使っていただいております。  例えば、そういう休日や夜間にそういう緊急時が発生した場合につきましては、今ちょっと考えてるのが、既存のAEDを使用許可申請時に貸し出しをすることができれば使えるのかなというふうに考えておりますので、そこ辺が可能かどうかちょっと判断をしたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤義弘君。 ◯十一番(衛藤義弘君)方法はいろんな形で結構だと思うんです。とにかくそれがいつでも使える状況を作り上げていくというのが一番大事だろうと思います。まず、学校からスタートをしていただいて、あとはいろんな人が集まる公共施設、それから公民館とかね、いろんなところがあると思います。だから、そういうときにすぐ対応がとれるような形を作り上げていくのが大事だろうと思ってます。よろしくお願いします。  それからですね、ボックスの話はないのでいいです。  今、宇佐市に百七十四カ所あって、消防のほうにちょっとお聞きしたいんですけど、いろんなところに回ってAEDの使い方とかいろいろ指導をされていると思うんですが、各例えば自治区……。 ◯議長(衛藤博幸君)衛藤議員、時間が参りましたので。 ◯十一番(衛藤義弘君)済いません、以上で終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、衛藤義弘議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで暫時休憩をいたします。なお、再開は十一時十五分といたします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午前十一時〇五分               ───────────────                 再開 午前十一時十五分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。一般質問を続行します。  十四番 辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)皆さん、こんにちは。十四番 辛島光司です。議長の許可を得て一般質問を行いたいと思います。  今回は、五項目について一般質問をいたします。早速中身に入っていきたいと思います。  一項目め、宇佐市の未来に必要な人材、技術職や資格が必要な専門職について。  今後、人材不足が危惧される専門職は。また、不足するとどのような支障が想定されるのかお聞きいたします。  二点目、宇佐市において外国人労働者の現況についてお伺いいたします。  三点目、今後海外からの留学生が増えていくことが想定されます。当然の流れとして、宇佐市内での就職も期待されるようなことになってこようかと思っておりますけども、人材確保の面から宇佐市として留学生の獲得に向けて強く推進していくべきではないかお聞きいたします。  二項目め、平成令和の森スポーツ公園について。  一点目、各施設、競技場において利用状況(主に市内、市外、県外)からの利用状況についてお聞きしたいと思います。  二点目、利用予約が殺到している時期等もあると聞きますけども、どのような予約の状況なのかお聞きしたいと思います。  三項目め、放生会の世界無形文化遺産登録への取り組みについて。  一点目、千三百年祭を含め、現在の取り組み状況をお聞きいたします。  二点目、市全体で機運を高めていく必要があります。どのようなかかわり方、盛り上げ方を考えているのかお聞きいたします。  四項目め、和間海浜公園について。  一点目、既存設備の老朽化が見受けられますが、現状に対しての認識をお伺いいたします。  二点目、宇佐市に唯一の海浜公園として、今後どのように公園としてのにぎわいを創出していくのかお伺いいたします。  五項目め、猿の出没について。  一点目、近年どのような範囲(地域)や状況で目撃情報が寄せられているのか。  二点目、宇佐市における猿の生態は把握できているのかお聞きします。  三点目、今後有効な対応策と、期待される効果等についてお聞きしたいと思います。  三項目めと五項目めは、さきの議員さんたちからも質問がございました。その答弁も受けて、再質問の中で少し深く踏み込んだり角度を変えて質問を行っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、辛島光司議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十四番 辛島議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、平成令和の森スポーツ公園についての一点目、各施設、競技場における市内、市外、県外の利用状況はについてでありますが、今年度四月から七月まで、四カ月間の施設ごとの利用人数は、石橋童夢が市内千六百十六人、市外五百三十三人の合計二千百四十九人、野球場が市内二千三百八十四人、市外千百五十八人の合計三千五百四十二人、テニスコートが市内千五百八人、市外八百七十五人の合計二千三百八十三人、陸上競技場が市内五千五十五人、市外二千九百三十五人の合計七千九百九十人で、公園全体での利用人数は市内一万五百六十三人、県外利用を含む市外五千五百一人の合計一万六千六十四人となっております。  なお、県外の方の施設利用は、市外県外を分けておらず、把握できておりません。  二点目、利用状況が殺到していることもあると聞くが、どのような状況なのかについてでありますが、公園全体の四月から七月まで、四カ月間の施設全体の利用件数は五百六十件となっております。リニューアル前の平成二十八年度の同時期と比較しますと、石橋童夢等の利用件数は減少しているものの、陸上競技場でのサッカー利用が増え、施設全体で七十五件、千四百三十三人増加しております。  スポーツ公園の改修効果で利用が増えた半面、協議によっては以前より予約しにくい状況になっております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁をいたしますので、よろしくお願いをいたします。
    ◯議長(衛藤博幸君)最後に、一項目めの宇佐市の未来に必要な人材、技術職や資格が必要な専門職についてと、三項目めの放生会の世界無形文化遺産登録への取り組みについてと、四項目めの和間海浜公園についてと、五項目めの猿の出没についてを、経済部長 河野洋一君。 ◯経済部長兼農政課長(河野洋一君)経済部長の河野でございます。十四番 辛島議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、宇佐市の未来に必要な人材、技術職や資格が必要な専門職についての一点目、今後人材不足が危惧される専門職は、また、不足するとどのような支障が想定されるかについてですが、内閣府の発表によりますと、人手不足は全産業において広がっている一方で、その程度については産業・企業規模別にばらつきが見られており、運輸・郵便業、医療・福祉、宿泊・飲食サービス業、建設業などの非製造業や中小企業全般で強くなっています。  また、宇佐公共職業安定所によりますと、本年七月における管内の有効求人倍率は全体で一・三四倍であり、職業別に見ますと介護サービスなどを含むサービス業や土木建築、医療技術者などを含む専門的・技術的職業の求人が際立って多く、その有効求人倍率は二倍程度と人手不足が顕著にあらわれ、現在のところ解決のめどは立ちにくい状況とのことであります。  とりわけ介護職員は、有効求人倍率三・六六倍と著しく不足しており、このような状況が続きますと人手不足による廃業やサービスの低下など、少なからず市民生活へ影響を及ぼすものと思われます。  二点目、宇佐市において外国人労働者の現況についてですが、本市における外国人登録者は平成三十一年三月末現在六百五十九人で、五年前と比較し一・六倍ほど増加しています。  国籍別ではベトナムが最も多く二百九十七人、次いで中国が百十九人、韓国が七十三人となっています。  また、在留資格で見ると、専門的・技術的分野において就労目的で在留が認められている者は六十人、技能実習生は四百十四人となっており全体の六割以上を占め、五年前の二・四倍と増加しています。  三点目、今後海外からの留学生が増えていくと、市内での就職も期待される。市として強く推進していくべきではについてですが、本市の留学生数は平成二十九年三月末の三人に対し、平成三十一年三月末には十一人となっています。  また、本年四月出入国管理及び難民認定法の改正法が施行され、特定技能の在留資格が創設されたことから、留学生を含め外国人住民がさらに増加することが予想されます。  それに伴い、国籍や民族の異なる人々が互いの文化の違いを認め合い、地域社会の構成員としてともに生きていくような多文化共生の地域づくりを推進する必要が生じています。  このような中、本市においても多文化共生の推進に関する指針となる市多文化共生推進プラン、仮称でございますが、を策定し多くの外国の方に住みやすい市、働きやすい市となるよう各種施策を進めていきたいと考えています。  続いて三項目め、放生会の世界無形文化遺産登録への取り組みについての一点目、千三百年祭を含め現在の取り組み状況はについてですが、本年六月宇佐市観光協会の主導で、放生会を多くの方々に周知することなどを目的とした宇佐神宮放生会シンポジウム推進連絡調整会議が開催され、今後の計画などを協議しました。  協議内容は、関係各地に呼びかけ、二〇二〇年秋に和間神社において古式の放生会を再現できるよう民間団体、行政に協力を求める。二〇二〇年以降は市民が広く宇佐放生会の歴史と魅力を知ることができるよう意識を高めていく。本年九月七日には実行委員会の立ち上げと放生会の文化を広めるために、宇佐神宮放生会シンポジウム二〇一九を開催するなどでした。  また、シンポジウムでは、世界無形文化遺産登録に向けた提案もなされたところであります。  二点目、市全体で機運を高めていく必要がある、どのようなかかわり方、盛り上げ形を考えているのかついてですが、放生会は宗教行事であるため、市の直接的な関与は難しいところです。しかし、これまでも頑張る団体応援事業や、県小規模集落支援事業などを活用して支援してきた経緯もあり、観光、まちづくり、文化財保護の観点からの支援は可能だと考えております。  今後も、宇佐神宮発祥と言われる放生会を観光資源として活用するため、参加者が現地に集合し現地で解散するといった地元ならではの体験ができる着地型観光の素材開発など、協力できることがあれば可能な範囲で支援を行いたいと考えております。  続いて四項目め、和間海浜公園についての一点目、既存設備の老朽化が見受けられるが、現状に対しての認識はについてですが、和間海浜公園は平成二年の開園から約二十九年が経過する中で、平成二十七年度にトイレ改修、平成二十八年度に臨時駐車場整備、平成二十九年度に駐車場補修工事、平成三十年度に公園にアクセスする市道の一部拡幅工事を実施しています。  また、遊具についても毎年点検を実施し、補修・修繕を行っていますが、管理棟や資料研修棟の老朽化は認識しているところであります。  そのため、老朽化している施設につきましては、安全性や利用状況を考慮した上で、施設の撤去や改修、またあずまややベンチの設置などを計画していきたいと考えています。  二点目、宇佐市唯一の海浜公園として今後どのようににぎわいを創出していくのかについてですが、開園以来漁協の協力により潮干狩りを実施することができ、毎年多くの方に訪れていただいております。潮干狩り以外でも、海に親しむレクリエーションや余暇の活用として、市内外から多くの御来場をいただいているところです。  今後も、海浜公園の良好な環境を維持することで、潮干狩りや白砂青松の景色を楽しんでいただけるよう取り組んでいきたいと考えています。  五項目め、猿の出没についての一点目、近年どのような範囲(地域)や状況で目撃情報が寄せられているかについてですが、猿は昔から宇佐市内に生息しており、少なくとも十年以上前から短期間の目撃情報があります。今年に入り、二月上旬から現在まで百五十一件の目撃情報が寄せられています。  中学校区別では、駅川中学校区七十一件、宇佐中学校区五十四件、長洲中学校区十六件、西部中学校区十件となっています。  また、猿の目撃情報の状況についてですが、飼い犬の餌を食べに来て犬にかみつく事案や、放置された果樹、家庭菜園の野菜、家庭ごみをあさる等の情報が寄せられています。  宇佐市における猿の生態は把握できているかについてですが、猿が長時間にわたり居座る原因としては、野生の猿が隠れられる空き家ややぶ等がある、人間に対しては安全だと認識している等が考えられますが、一番の原因はペットフードを含め容易に手に入る餌があるため、市内の数カ所を回りながら居座っていると思われます。  三点目、有効な対応策と成果についてですが、現在の対応策として野生鳥獣対応マニュアル作成し、マニュアルに基づきペットフードを含め餌を与えない環境づくりや、猿と出会ったときの注意事項を記載したチラシ配布、警察・青パトによる巡回啓発を行っています。  また、七月下旬に地域住民への威嚇等の事例が発生したため、マニュアルに基づき野生鳥獣対策会議を開催し、猿に対し有害鳥獣として捕獲許可を出し、わな二基により捕獲を行っております。  さらに自治区からの要望も踏まえ、わなの台数を十基程度増やす計画で、できるだけ早く捕獲できるよう努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十四番 辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)それでは、順次再質問を行っていきたいと思います。  まず、一項目め、今後に必要な人材や技術職、資格が必要な専門職についてを取り上げていきたいと思います。  答弁でありましたように、際立っているのが介護サービス、あと土木建築、医療技術者などの専門的・技術的職業の求人が際立って多いと。約二倍程度の求人倍率ということで、人手不足が顕著にあらわれているということでございますけども、現在、この二倍に上がっている求人倍率、これに対して今後もやはり拡大していく見込みなのかどうかというところからまずお聞きしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(後藤 優君)商工振興課長の後藤です。再質問にお答えいたします。  今後の経済情勢というのがとても大きく影響するとは思いますが、拡大とまでは言いませんけども、この状態はしばらく続くのではないかというふうに判断しております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)少子高齢化の中で、やはりそれは避けられない状況だろうと、楽観視できる状況じゃないことは確かだと認識しております。  これをどうしていくかということなんですけども、この質問の中でも出てきますけども、外国人労働者ということで、技能実習生とかという仕組みは国の主導で、国もかかわって今仕組みづくりが各地で行われておりますけども、もう一つ視点を変えると、別府にはAPUがあります。APUを卒業した学生の方が、やはり県内にも多数就職されてると思うんですね。そういった技能実習生で来て働くか、日本に学生のころから来て卒業してそのまま働くか、大きく大別するとこの二つなのかなと思っております。  これ、例えばAPUのデータになろうかと思いますが、APUを卒業して県内に就職された人数だとか、宇佐市に例えば来てそのまま就職された方とかというのは把握はできてますかね。できてなければないで結構です。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(後藤 優君)お答えいたします。  申しわけありません。そのデータは把握しておりません。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)そういった意味で、APUを卒業された方が宇佐市に就職というのは、ゼロじゃないかもしれませんけど、そんなに多くないのかなとは感じております。  そして、最近は吉用学園さんに高校の留学生が少しずつ増えていると、また増やしていこうという意向だとお伺いしております。その学生が、その学生のうちから日本に来たときに、その後卒業して就職するに当たっては、技能実習生との違いが、ビザ等の関係で就労に対しての難しさとか、逆に働きやすい環境になろうかと、私はそう思うんですけども、その辺の違いとか把握されていれば教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(後藤 優君)お答えいたします。  先ほど言われましたように、吉用学園さん、来年度からインターナショナルコースを設置しようということで動いているというようなことはお聞きしております。  ただ、高校段階での資格を取得するということになると、難しい面もあるのかなと思っています。そのまま就職するということであれば、技能実習の可能性が高いのかなというふうに思います。  ただ、あそこにはスポーツカレッジという学校もありますので、そちらのほうでまた新たな資格取得等ができれば、またそのまま就職できるような可能性も出てくるのではないかなというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)これ、国の入国管理局等の制度とかにもなってこようかと思います。大体どこの国も恐らくですけどね、やはり学生から留学してその国に就職しようとすると、すごく敷居が低いんですね。恐らく日本もそういったことだと思います。そういったところがあろうかと思いますので、今から外国人労働者を技能実習生以外でということになると、留学生の促進をして、その方たちが日本で働きたいとまず思ってくれること、で、宇佐市で働きたいと思っていただけることから、就職という観点はそんなに難しいことじゃないと思うんです、留学生としてはですね。留学生が卒業して就職ということはですね。そして、その間にまた資格が取れることと取れないことがあるかと思います。  その辺の道筋は、まだ調査研究も必要だと思いますし、その過程の中で宇佐市として各種介護、土木建設等も含めて、業界との連携のもとで留学生の獲得、拡大そして就職資格取得まで、業者も一体となって今から問題解決等も含めて進めていかなければいけないのかなと思いますけども、可能性がある部分だと思いますので、その辺は今後に対して、もちろん国の規制等もいろいろかかわってきますけども、その辺前向きに今後調査研究からまず始まると思いますけども、できるところからの連携を少しずつでも進めていくべきだと思います。  その点について、今後の見通し等も含めて見解をいただければと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(後藤 優君)お答えいたします。  今後の見通しということも言われました。まずは、各事業所、企業等もみんなやっぱり人員を欲しがっているのはもう間違いない状況であります。  我々につきましても、就職説明会をするなりして、いろいろ就職できるようにという動きは作ってますけども、全国的な流れとして外国人を必要としているのも確かなことだと思っております。  そういった状況であれば、外国人を今後どのようにして助けて、バックアップというようなことも考えていく必要があるというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)この多文化共生推進プランの策定を進めていくと思うんですけども、今の考えの中では宇佐市内の留学生に対する考え方とか、今後各種施策というのは何か、具体的なものは別として考えているのかどうかをお聞きしたいと思いますけど、どうでしょう。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(後藤 優君)お答えいたします。  多文化共生推進プランは、今現在庁内の推進委員会を設置しておりますので、そこでいろいろな議論をしながらまた外部委員会をこしらえて、たたいていきたいというふうに思っております。  多文化共生ということで、市内で働く人に限らずということですので、留学生も含めていろんな国籍の方がいらっしゃると思いますから、皆さんと日本の今まで住んでいる方がいかにうまく共存できるかというようなことで、考えていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)わかりました。さまざまな一般質問を通して、宇佐市の子供が外にはばたくということも推進をするべきだと、それはもう当然のことでありますし、また残る人に対する対応策、推進策、そして今度海外から国の枠を飛び越えて宇佐市にも来ていただける方、そういった人たちとの共生、また宇佐市にとってすばらしいことになるような共生プランになるように、私も期待しておりますし、その辺そういったちょっと少し新しい観点からの話でございましたので、今具体的な方策等も私も持ち合わせていませんけども、また調査研究していただく中で、私も少しずつ相談させていただきながら、状況をつかんでいきながら、留学生の受け入れ、今高校の短期留学で外に行くことはやってますけども、留学生の受け入れというところからの観点でも、また私も取り組みを少しずつしていきたいなと思いますので、まずは調査研究からで結構です、前向きによろしくお願いしたいと思います。  そして二項目め、平成令和の森スポーツ公園についてお伺いいたしたいと思います。  施設全体を通しても、やはりこれ七月までの数字ということで、本格的な八月、夏休みも含めてすごく混雑、にぎわったと思いますけども、数字は別として八月、夏休みの状況を把握している範囲で結構です。どのような感じなのかをちょっとお聞かせいただけたらと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)文化・スポーツ振興課長の香下でございます。再質問にお答えします。  八月の状況ということですが、まだ毎月指定管理を行っている管理公社のほうから、九月にモニタリングをする際にその状況をしていただくようになっているんですが、併設しております合宿施設も宿泊が毎日のようにありまして、三十一日のうちのほとんど、二十一日だったと思うんですが、宿泊があって、昨年の宿泊が四十八日に対して、今年は八月までの宿泊が四十八日と、ほぼ昨年と同じような宿泊になっておりますので、かなり利用実績とかは伸びているというふうに感じております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)その利用状況の詳細ですけども、練習、試合、大会、合宿等あると思うんですけども、その辺の中身について把握されてたら、どのような状況なのか、わかる範囲で結構です、教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)全体を通してですね、週末は宇佐高田サッカー協会、大分市陸上競技会、そういったところが年間を通して先に予約をしておりますので、そういったところが優先的に使っているので、公的な試合を開催していると思われます。  平日についても、市内のサークルとかそういった団体が使っておりますので、多くの利用があるというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)この二点目の答弁の中でもございましたように、石橋童夢等の利用件数は減少しているけども、陸上競技場などのサッカー利用が増え増加していると。そして、利用が増えた半面、競技によっては以前より予約しにくい状況と、今までも予約のところで私、取り上げさせていただきました。  恐らく週末に関しての問題でいくと、大きなところの大会を優先にということで、そんなに大きな衝突はないのかなとは思っております。  平日の利用とそのほかの利用のところで、やはり予約しにくい状況となると、若干調整、例えば半面にするのか時間の調整なのか、合同なのかとか、その辺の調整が今必要なのかどうかわかりません、今後必要になってくるのかもしれませんが、その辺の予約しにくい状況に対しての対応策とか課題とかがあれば教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)数値的に言いますと、サッカーに関する陸上競技場なんですが、平成二十八年度の改修前なんですけども、利用率ですね、利用率は四六・八%です。それに比較して、昨年平成三十年度は八二・八%に上がってます。今年の七月までの利用率ですけども、もう八八・二%というふうになっておりますので、平日もかなり予約しづらいのかなというふうに感じておりますが、そこで利用がどのように難しいのかというのをまだ利用している団体とかのヒアリング等もまだちょっと十分にできてないという状況の中で、使用申し込みをする際の管理公社等に毎月ヒアリングをしておりますので、トラブルとか要望とかないかということを細かに聞きながら対応していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)市がしっかり整備をして、利用者が増えるというのは目的に対してすごく喜ばしいことで、恐らく市内のスポーツ関係者も含めて、皆さんが待ち望んだ設備でもありますし、今からも利用客が恐らく増えていくんだろうと想定しております。  その喜ばしいことの中で、そうやってうれしい悲鳴といいますか、予約に関するところでまた課題、利用者からすると不満みたいなものも出てこようかと思いますけども、またそれはおっしゃったようにヒアリングをしながら、そういった利用者等の意見を聞きながら、調整をしながらということになろうかと思います。その辺をしっかりまた気にかけていただきながら、多くの市民、利用者が安全に活発に利用できるような状況をお願いしたいと思います。  三項目め、昨日多田羅議員の質問もありましたので、重複するようなところは再質問をはしょっていきたいと思います。  まず、実行委員会が立ち上がって、世界無形文化遺産登録に向けて動いていくということでございましたけども、そして世界に登録するためにはまず国の指定が必要になってくるということでございました。  これ、国への無形文化財への申請は、申請者は市がならないといけないんですかね、それとも進めていく実行委員会とか、そういったところになるんでしょうか、どうなんでしょう。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。
    ◯社会教育課長(〆野勝教君)社会教育課長の〆野でございます。辛島議員の再質問にお答えいたします。  国の重要無形文化財に指定ということになりますと、制度的には文化庁のほうから文部科学大臣のほうに具申をいたします。具申をして、それを文化財保護審議会に諮問して、そこで審議が行われると、審議の可否によってよしとなりますと、そこで答申が出まして、そこでよしとなると、それから大臣が決定して、それから官報告示というふうになりまして、官報告示がありましてから正式に国の指定になるというような手順になっております。  で、この指定の名義というか、になりますけど、それは今のところ県の選択無形文化財のほうの選択を受けておりますが、それについては宇佐神宮が所有者と申しますか、所有者的な扱いになっているところが現実でございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)ということは、国の指定に向けては神宮が主体性を持って申請していくと、取り組んでいくということになるわけですかね。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)今のところ、文化財としては宇佐神宮のほうになろうかというふうに思います。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)そういうことですと、今観光協会などが連携して世界無形文化遺産登録を目指すと、その前段でそうやって国の指定が必要になってくると、そういったことで、その辺の情報提供やスムーズな連携に市が協力していくと、そういった大まかな形でよかったですかね。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)国等の指定に向けては、大学等の研究者による調査研究も必要でありますので、それについては市としても積極的に協力していきたいというふうには思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)はい、わかりました。来年が隼人の乱から千三百年ということで、千三百祭ということでございます。  着地型観光の素材開発など、協力できることを支援していくと。少し具体的に、この場合の着地型観光の素材開発などというところは、どういったことを考えられているのかお聞きしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方でございます。再質問にお答えいたします。  この観光の体験型というようなところでございますが、昨年より当市も広域連携を組んでおります豊の国千年ロマン観光圏、こちらのほうでも放生会ウオークとか、そういうような取り組みもしてございます。  いろんな体験型があろうかと思いますが、こういったものもしっかり調査研究して、できるだけ商品として大々的にアピールできるような形になれば、そこをしっかり情報発信なり受け入れをしていきたい、そういようなことを聞いております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)この千三百年、放生会の発信へ向けて、観光協会など九州六県、自治体も協力していくということだと思います。そこの自治体間の協力に対して、宇佐市も恐らく協力をするような形になろうかと思いますけども、今この自治体間の連携の状況等ですね、その辺わかればわかる範囲で今の状況を教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方でございます。  現在のところでございますが、二〇二〇年こちらは観光協会を主に民の連携の中でやっていこうというようなことは聞いております。現段階では行政レベルでの連携・交流というものはございませんが、要請があればどこまで可能であるか、必要な限りは支援と申しますか、そういったことは調査研究していきたいというふうには考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)豊の国と観光協会と行政と、それぞれ大きな知識と見識とを持っているところがございます。ややもすれば船頭が多くなり過ぎてどこがどこまで主導権を持ってやっていくのか、背中を押していくのかということが、なかなかお互いを意識し合ってできない場面も、そういう状況も危惧されるのでですね、市として積極的に後押しを、要は中に入っていってですね、こうしたらどうですかと提案も含めて、どんどん後押しを、要請されたことだけじゃなくて、行政のほうからも押すようなぐらい積極的に今までもやられたとは思いますけども、今後もどんどん背中を押していっていただきたいと思います。どうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方でございます。お答えいたします。  九月七日に実行組織が結成されたようでございます。今後ですね、具体的な計画、支援・協力などのご相談、こういったものがあれば、関係各課または関係機関等とも協議・協力してですね、必要かつ可能な支援を行ってまいりたい、そのように考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)お願いいたします。  それでは四項目め、和間海浜公園についてに行きます。  管理棟や資料研修棟の老朽化を認識しているということでございます。やはりトイレ等新しくなった施設もあって、大変地域の住民もしくは利用者も利便性が上がったということで喜んでおられます。  以前から御指摘をさせていただいてますけども、遊具あと管理棟の建物等でやはり老朽化が見られるものがございます。これは、公園整備との関連性とかということはどうなっているのかお聞きしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(吉武裕子さん)林業水産課長の吉武でございます。再質問にお答えいたします。  関連性はどのようになっているのかということでございます。  まず、平成二十五年度にアンケートをとらせていただきました。その中で、約八割の方が施設とか環境面には満足しているという回答をいただきました。その際、トイレの改修を望む声が約六割、遊具の増設について四割、駐車場の増設を望む方が二割ということで、その結果を受けて平成二十七年度にトイレ改修、平成二十八年度に臨時駐車場を整備したところでございます。  今後もですね、公園の全体的な整備計画を考える中で、関係機関と連携を図りつつ取り組んでまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)今、平成二十五年のアンケート結果からいくと、六割に上った遊具のところがまだということでございますので、少し関連性があろうかと思います。これは質問しませんけども、総合運動場の公園、真夏は炎天下で週末といえども日中はなかなか利用者も少ないというのは健康上の理由からも当然だと思います。  答弁でもありましたが、白砂青松のあそこの遊具がある場所はほぼ陰になりますし、海浜公園でございますので、夏の子供たちの行き場所としても、恐らく公園整備も含めてアナウンスをしていけば、夏休みの期間に子供たちが外で遊べる場所としては、屋外では大変有効な場所にもなろうかと思います。  そういったことで、貝掘りの時期以外の夏休みも、宇佐市の子供たち、親子連れが行ける場所としてにぎわいを創出すればなと、そのことでああいった自然環境の海浜公園が次世代に対して守られていくと私も考えておりますので、関係各位の皆さんと、六割の皆さんが求めたそのところをですね、木の下にあるところなので、そんなに大きくない、どっちかといえばアスレチック型だったり大型遊具というわけじゃないかと思います。下が砂ですので危険性も若干薄くなるでしょうし、そういったことも含めて貝堀り以外の利用促進、そして子供たちの健全育成、いろんなことで有効な公園になろうかなと思っておりますので、その辺を包括的に協議しながら整備を進めていっていただきたいと思います。  いつごろに今後についての計画、次の段階の計画というものは策定していこうというお考えでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(吉武裕子さん)お答えいたします。  計画について、具体的なものについてはまだ計画されておりませんが、関係の各機関と連携しながら、今後また相談をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)それでは、相談・協議の場を早急にですね、作っていただいて、どういった海浜公園としての未来像になるかというものを、少しずつ詰めていっていただきたいと思います。  温暖化の中で、子供たちが夏休みにですね、外でなかなか遊ぶ時間も少なくなっているように思います。そういった中で、貴重な白砂青松の海浜公園だと思います。そこを整備する上で、また後に継承していく意味でも、すばらしい協議になることを私も期待して、またできる協力はしていくことを申し添えて、今回は要望ということでお願いしたいと思います。  それでは、最後の五項目めに移りたいと思います。  猿の出没について、今回この質問が結構多くてですね、さまざまなやりとりの中でありました。答弁にもありますけども、野生の猿は空き家とかやぶとかにいるんじゃないかということでございますけども、やっぱり猿、ああいった生態を調べていくうちに、もちろん当然山にいたんだと思うんですね、ここに来るまでは。ただ、この山からここに来る経路をやはり見つけて、その経路を断つということが必要じゃないかということだと思うんですね。  例えば、今来ている個体が、恐らくその経路つたってまた山にも行くんでしょうし、そこで家族が増えるのか仲間がいるのか知りませんけども、その経路を使ってまたほかの猿も来るということになる可能性があると思うんですけども、まず生態を調べるというのが一番先にしないといけないことなのかなと思いますけども、今それに対しての取り組みをどうしようかと何か考えていることがあれば、生態把握についてですね、教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(吉武裕子さん)林業水産課の吉武でございます。再質問にお答えいたします。  猿の生態についてということでございますが、先般申し上げたとおり、二月から八月下旬まで百五十一件の目撃情報ということで挙がっているんでございますが、その足取りと申しましょうか、目撃情報があったところを地図に落としていったところですね、通り道というものはありそうなんですけれども、それが一頭なのか二頭なのかということはまだはっきりわかっていない状況です。  で、どのような生態で、多分はぐれ猿だと思うんですけれども、宇佐市内を転々としているのか、同じところには居ついていないというような状況でございますので、今後もですね、さらに調査研究ということで、猟友会等、関係機関とも協力しながらですね、今有害鳥獣に指定しておりますので、捕獲に向けてということで取り組んでまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)なかなか大変厳しい道のりだと思います。どこまで把握するかにもよりますけども。  一つの考えとして、空からドローンとかでですね、活動時間帯に動きを捉えるとかということが可能かどうかもわかりませんけども、なかなか人の目で猿の動きを追いかけていって追跡というのは相当厳しいのかなと私も思っておりますし、今目撃された百五十件余りが何頭なのかということも含めてですね、想定しながらもちろん調査を進めていくんだと思うんですけども、なかなか実態把握というのは厳しいのかなと思っております。  ただ、この件で一番危惧されるのは、やはり通学路とか高齢者のひとり住まいの庭だとか、家庭菜園だとか、子供たちとか高齢者と対峙するような場面まで猿が来て目撃されているということで、今大きな事故とかはまだないということなんですけども、通学路だとか高齢者のひとり住まいの庭まで出てくるようになると、その先が心配されますよね。けがもそうですけど。  その辺、通学路での目撃情報とかというのは、学校、PTA、その辺との情報共有等対応策の協議とかというのは進められているのでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(吉武裕子さん)お答えいたします。  関係機関との連携ということでございます。まず目撃情報をいただきましたら、警察や青パトがその地域に急行いたしまして巡回いたします。で、注意喚起を行います。  林業水産課としましては、いただいた情報をもとにその地域の学校やこども園などに情報提供をいたします。もちろん学校やこども園から注意喚起ということで、子供たちに注意を促すような形をとっております。  ただ、注意喚起はもちろんのことなんですけれども、自己防衛というものも非常に大事でございまして、まず猿に会ったら餌をあげないとか取られない、それから猿と出会ったら目を合わせないとかですね、そういう形の自己防衛についても推奨しているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十四番(辛島光司君)なかなか抜本的な対応策というのが今の現時点では考えられなくて、電気柵とか今までありましたイノシシだとかシカのような対応策というのがとりづらい状況でございますし、本当に危惧されるのは人に対する危害が起きなきゃいいなと、そうなってくるとまたもう一段階別の対応策だとかが必要に、どうしてもなろうかと思います。  今、情報発信、情報共有、そして自己防衛を中心に対応策をとっていただくということにならざるを得ないのかもしれませんけども、本当にいつ通学路とかに出てきて、また子供ですからね、目を合わせるな何だとかいうことを言ったとしても、なかなかそのとおりできるかどうかもありますし、地域の目、人の目が必要になってくるのかなとも思います。  実際、私が猿とまだ遭遇してませんので、経験上こうがいい、こうしたらどうなのかなとか、猿のことがよくわかってないのが実情でございますけども、これだけ目撃情報があって今後子供たちや高齢者に対する危害が加わることを皆さん、怖いということで心配してますので、市としてもアナウンスを強めることも含めて、地域と連携しながら、何ができるか模索することが一つの情報発信になっていくと思いますので、業務も多岐にわたって大変でしょうけども、また新たなる鳥獣の中に猿も加わってきましたので、先進地、国・県、いろんなところの連携をもとに、情報をフィードバックしていってほしいなと思っております。  現時点では、子供たちや高齢者にけががないことを、本当に私も信じて祈るしかございません。私も地域でそういった目撃情報があれば、また情報も上げていきたいと思いますし、何か私なりにも調べていきたいと思います。よろしくお願いいたします。  以上で一般質問を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で辛島光司議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩いたします。なお、再開は十三時十分といたします。  暫時休憩します。                 休憩 午後零時十一分               ──────────────                 再開 午後一時十分 ◯副議長(河野康臣君)皆さん、こんにちは。  先ほど都合により、議長より欠席の届け出がありましたので、地方自治法第百六条第一項の規定により、副議長の私が議長の職務を行います。御協力お願い申し上げます。  休憩前に引き続き、会議を開きます。それでは、一般質問を続行します。  十八番 大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)皆さん、こんにちは。十八番 大隈でございます。  特に傍聴の方、こんなに多くの傍聴を本当にありがとうございます。今、事務局がポーズをとれということでありますので、少し甘えさせていただきました。  今、ゲリラ豪雨そして台風と、今千葉のほうでは大変なことになってるということで、災害に遭われた方に心からお見舞い申し上げたいと思います。  そしてまた、今日は二年よこうて六月議会をして、今日が二回目の一般質問なんですが、本当に一期生の皆さんはうまいなと思ってですね、六期生の大隈頑張れということで、しっかり高橋さんから言われました。「頑張れ、ばちっと決めろ」ということでありますので、「ばちっ」とは決まらんけど、「ぱちっ」とは決まると思いますので、頑張ります。よろしくお願いします。  それでは、四点について質問させていただきます。  まず一点目は、高齢者対策についてであります。  高齢者が施設に入居したいが、低所得のために入居が難しい、また特養に入りたいが順番待ちが長いということを聞きます。その対策はということで質問します。  二点目、高齢者になると買い物をしにくくなるが、そこで各地区に移動販売車をするという対策はできないかということであります。
     二項目め、小中学校に防犯カメラを設置しては。現在、防犯カメラでかなりの検挙率が、一般的な話なんですが、検挙率が上がってると。学校に対して安全安心をするためにも、小中学校に防犯カメラをつけてはどうかということであります。  三項目めは、最近テレビ、新聞で、子供の貧困、高齢者の貧困、貧困という報道をよく聞きます。宇佐市では子供の貧困対策についてどのように考えているのか。  四項目め、全国大会の助成についてであります。最近、全国大会に出場することがいいことだと思いますが、全国大会に出場するということで経費がかかるということでありますので、そこで今まで以上に全国大会に出場する場合の助成はできないかということであります。  以上、四点、私も簡潔な質問をしますので、簡潔な答弁をよろしくお願いします。 ◯副議長(河野康臣君)それでは、大隈尚人議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十八番 大隈議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、高齢者対策についての一点目、高齢者施設に入居したいが低所得のために入居が難しい。また、特養に入居する場合、順番待ちが長く入居できないと聞く。その対策はについてでありますが、高齢者施設のうち、介護老人福祉施設等の入所費用の一部、居住費及び食費については、所得により負担が軽くなる場合がございます。なお、有料老人ホームの場合、費用は施設によってさまざまであり、低所得でも入所可能な施設もあります。  また、特別養護老人ホームへの入所につきましては、それぞれの施設が入所審査会を開催の上、より必要性の高い方から決定をしておりますが、施設数や定数が限られており、さらに一人が複数施設に申し込むこともあり、一定の待機者がいると聞いております。  しかし、待機者のほとんどは有料老人ホームなどの他の施設に入所をしているほか、在宅の方につきましては担当ケアマネジャーが家族や本人の相談を受けながらケアプランに反映させ、通所介護や訪問介護、短期入所などの居宅介護サービスを利用している状況にあります。  市としましては、第七期宇佐市介護保険事業計画に基づき、できるだけ高齢者の必要に応じたサービスが提供されるよう努めてまいります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯副議長(河野康臣君)次に、三項目めの子供の貧困対策についてを、教育長 竹内 新君。 ◯教育長(竹内 新君)教育長の竹内でございます。十八番 大隈議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、子供の貧困対策についてどのように考えているかについてですが、学校教育法第十九条において、「経済的理由によって就学困難と認められる学齢児童または学齢生徒の保護者に対しては、市町村は必要な援助を与えなければならない」とされております。  本市においては、小中学校に通学している児童生徒の貧困対策として就学援助規則を設け、生活保護に準ずる経済的に困窮した準要保護世帯に対し、就学援助費を支給しております。  また、各学校では子供が安心して学校生活を送ることができるよう、家庭・地域・関係機関と連携・協働しながら、学校をプラットホームとした子供の貧困対策を行うとともに、教育支援コーディネーターを中心とした児童生徒の状況の把握や、校内における情報共有により、小さなサインを見逃さない取り組みを進めております。  さらに、地域児童生徒支援コーディネーターや、中学校学習支援員の加配、スクールソーシャルワーカー等の活用により、生活背景の把握や実態に応じた学習支援など、総合的な貧困対策を進めているところでございます。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(河野康臣君)次に、一項目めの高齢者対策についての二と、四項目めの全国大会の助成についてを、経済部長 河野洋一君。 ◯経済部長兼農政課長(河野洋一君)経済部長の河野でございます。  十八番 大隈議員の一般質問にお答えします。  一項目め、高齢者対策についての二点目、各地区に移動販売で買い物をしやすくする対策はないかについてですが、食料品等の日常の買い物が困難な状況に置かれているいわゆる買い物弱者に対する支援策として、平成二十一年度から宇佐両院商工会において「愛のおつかい便(高齢者等宅配サービス)」事業を実施しています。  これは、安心院地域、院内地域及び麻生地域を対象に週二回、三台の冷凍庫つき配送車で食料品や日常生活用品等を配達しながら、独居老人等の安否確認を行う事業です。宇佐両院商工会が事業実施することで、買い物支援のみならず、ひとり暮らしの高齢者に対する安否確認も兼ねた総合的な生活支援となっています。  市では、本事業に対し四百四十万円の補助を行う中で、平成三十年度は登録者数六百五十四人、延べ二千五百三十一件の利用をいただいたところです。  しかしながら、利用件数の減少に伴う売り上げ及び手数料収入の減少や、人件費等の経費の増加などの課題もあることから、本年七月から配達手数料を三百円に改定するとともに、チラシを作成し対象地域へ広く周知しながら利用者の拡大を図っていると伺っています。市としましては、補助を継続しながらしばらく推移を見守りたいと考えています。  なお、本市が主催する今年度の創業支援講座において、受講者から移動販売事業を新規ビジネスプランとして検討してみたいとの声もありましたので、市創業・企業支援事業補助金の周知とあわせながら、関係機関と連携して支援していきたいと思っております。  また、他市においては各種団体と連携し買い物弱者対策を行っている事例もありますので、調査研究してまいりたいと考えています。  四項目め、全国大会の助成について、全国大会の出場助成金を今まで以上に多く増やすことはできないかについてですが、中学校体育大会出場補助金を除くスポーツ大会補助金については、昨年度末に全国スポーツ大会出場補助金交付要綱及び体育協会激励金交付要綱を廃止し、本年度から新たにスポーツ大会等出場補助金交付要綱を制定しました。  新要綱では、西日本大会や全国といった大会の区別なく、九州、関東、北海道など開催場所の地方区分に応じて補助金の額を決定します。  以前の補助金や激励金に比べ額が減る場合もありますが、平成二十九年度の支給実績を新要綱の基準で試算したところ、全体では二十四万円増額となっています。  加えて、今回から大会要件を緩和し、対象も全国大会から世界大会にまで広げるなど、これまでの要望を踏まえ利用しやすい補助金となるよう制度設計を行っています。  今後につきましても、市民や各スポーツ団体へ要綱の周知を図り、競技者の大会出場に係る経済的な支援を通じて、スポーツの競技力向上に努めてまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(河野康臣君)最後に、二項目めの小中学校に防犯カメラを設置してはについてを、教育次長 上田誠之君。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)教育次長の上田でございます。十八番 大隈議員の一般質問にお答えします。  二項目め、小中学校に防犯カメラを設置してはについてですが、防犯カメラは外部からの来訪者の確認、見通しが困難な場所の状況確認や死角となる場所の状況把握、不審者の犯意及び侵入の抑制のために一定の効果があると考えています。  現在、学校施設の防犯カメラの設置状況は、小中学校三十一校中二校に設置しています。内訳としましては、津房小学校に二台、西馬城小学校に一台で、西馬城小学校につきましては平成二十九年度にまちづくり協議会が設置をしています。  今後、児童生徒の安心安全のために防犯カメラを含めどのような対策がよいのか学校現場等と協議をし、また他市の状況を注視しながら調査研究を行っていきたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(河野康臣君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十八番 大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)それでは、順次質問をさせていただきたいと思います。特に今日は思慮して、今までにない勉強してきたつもりなのが、肝心な自分が作った文書を忘れてきてですね、もうばらばらな質問になるかわからんですが、その辺は御容赦願いたいと思います。  まず一点目は、市長から答弁いただいたんですが、少し課長にお伺いしたいのは、在宅介護の定義はないということだったんですが、在宅介護というのはどういう人を指すのかなというところで、ここはちょっと難しいかなと思うんですが、ここに在宅介護についてはケアマネジャーがお伺いしてるというのは、どういうことでケアマネジャーが自宅のほうに行くようになるのかなと、その辺をちょっとわかれば。 ◯副議長(河野康臣君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(岡部輝明君)介護保険課の岡部です。大隈議員の再質問にお答えいたします。  介護保険サービスの中で在宅で介護できるという場合は、介護認定を受けていただいて、それに軽いところで要支援一、二、重たくなるにしたがって要介護一から五までありますけども、そのどこかの介護状況に当てはまれば介護保険の在宅介護サービスが受けられるということで、担当のケアマネを指定していただいて、そのケアマネと御家族と御本人と御相談の上、どのようなサービスが本人の自立に役立つか、生活の支援に役立つかということを将来の目的を持って計画すると、それにしたがってサービスを提供するという運びになるということになります。  以上です。 ◯副議長(河野康臣君)大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)今少しわかったような気がするんですが、在宅介護ちゃどういう人を指すのかなということで、簡単に言うと在宅でするからという、そうじゃなくして、要するに家庭に二人おって息子と年とったお母さんがいた場合、そこで見てやるのを在宅介護というのかなと、そうじゃないということで、ちょっと定義が全然違うたんですが、実はこの質問をした理由は、高齢者のお母さんと息子さんがおって、それの介護をするというわけじゃないんですが、なかなか昼間は働きに行って、昼間はお母さん一人になるという場合に、じゃあ介護施設に入れたいんやけどが、そのときに所得の制限があるのじゃなかろうかといういろんなことを想像するわけなんですが、じゃ、今課長が言われたように、もしお母さんと息子さん、まあ娘さんでもいいんですが、おった場合、とりあえず近くのケアマネジャーさんとか、そういう方に相談をするということが第一になるということでよろしいんでしょうか。 ◯副議長(河野康臣君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(岡部輝明君)お答えいたします。  ケアマネに直接いきなりというよりも、在宅介護支援センターや介護保険課の窓口で相談していただいて、まず介護認定を受けていただくということが始まりになります。  それから、ケアマネを指定していただいて、どういうような自宅で介護をするか、あるいは施設の入所に向けてどのようなところで待機していただくかというような計画をお互い相談していくという形になると思います。  以上です。 ◯副議長(河野康臣君)大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)今私の思っていたことが全然違うたんですが、まずは相談をすることが第一だということがはっきりわかりました。  ただ、私たちが、後ろにおられる議員さんもそうなんですけど、やっぱ選挙とかいろんなもんがあると、どげんなっちょるのかなと聞かれたときに、やっぱ即答ができないのは悲しいちゃ悲しいんですが、特に介護のことについて三人から言われたんですが、もう一人の方ちゅうのは名前は出せんのですが、娘さんなんですが、娘さんももう結構年をとってるんですが、お母さんがそういう介護の施設に行きたくないと、そうかちゅうて自分は家で見てあげられない、こういうところにですね、今課長が言われた、やっぱ行ってくださいじゃなくして、そういう把握をですね、難しいと思うんですが、ここはもう高齢者が何人おるとか、独居老人の場合はある程度把握はしやすいと思うんですが、娘さん、息子さんと二人同居しとる、まあ夫婦二人同居しちょるところ辺については、全然そういう、うちの母のことを言って申しわけないが、うちの母は全然介護の認定は受けていませんでした。九十になるんですが。  そういう方が一番いいんですが、そうやなくて少し病気なんやけど、認知症があるじゃけどちゅうたときに、じゃどこに言えばいいのかと、行く施設、どこに言えばいいの前に、やっぱり一番先に来るのは所得の問題で、入れられんのじゃなかろうかと、これは切実な願いだと思うんですよ。  今、課長の話を聞いてですね、私は今度から、こういうことはしっかり相談してほしい、まず相談をしながらどういうふうな方向に行くか。冷たくあしらうんじゃなくて、ちゃんと相談してほしいということで、またそのときはまた岡部課長やらいろんな人に相談します。その辺のときは、また気持ちよくですね、受けてやっていただきたいと。  また、そういうニュースをしっかり。今言う、二人でいろんな不安がある、高齢者を抱えている方の不安があるということで、周知徹底をですね、しっかりやってほしいなというふうに思います。  この辺については、もう答弁は結構ですので、大体そういうことでしっかり連れていきたいと思います。  介護保険のことについてはここで終わりたいと思うんですが、一つだけ、一番心配なのは、地域が今言う高並なら高並に、近くにあるかといったら施設がないときに、足確保とかいうのは、これは迎えに行ったり送ったりというのは、そこはその中の話になると思うんですが、足確保のことが一番難しくなってくるんですが、ここは内容によっては当然送り迎えというのは考えらえるということで理解していいんですか。それは話だと思うんですが、送り迎えも入った介護サービスになるという理解でいいんでしょうか。その辺を。 ◯副議長(河野康臣君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(岡部輝明君)お答えいたします。  居宅介護でもデイサービス等で施設で入浴等のサービスを受けられるというのがありますが、それについては送迎はついております。  前段で、まずは相談してほしいということですが、所得の面でも、所得が低いからもう入られんと諦めるよりも、まずは相談していただいてどういうような方法があるか、最終的には生活保護を検討するしかないということもありますけども、それ以前にこういう制度を使えば安くなる、あるいはこういう施設なら安いよというような情報もありますので、そういうところも含めてご自分で諦めずに外に向かって相談していただきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(河野康臣君)大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)ちょっと聞き損なったんですが、まず課長ですね、昼間働きに出て、昼間お母さんが一人でおって、昼飯とか食べる、食べることがものすごく年寄りになったら楽しみということで、そのときに介護保険の認定はなくしてもデイサービスイコール給食ちゅうか、お弁当とか、そういう配達があると聞くんですが、それは要介護一、二を受けようが関係なく、申し込めば弁当の配達とかいう部分はできるんですかね。その辺を。 ◯副議長(河野康臣君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(岡部輝明君)お答えいたします。  介護保険の認定にかかわらず、食の自立支援事業ということで、安心院、院内については配食サービスも行っております。いろんなサービスを組み合わせながら、食事のことだけではなくて見守りもできるというふうに、全てできるということではありませんが、できる限りそういう体制もとっておりますので、ぜひそういうことも御相談いただきたいというふうに思います。  以上です。 ◯副議長(河野康臣君)大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)課長ね、私たちもちょっと、私が特にそうだったんですが、やっぱりしっかり相談をする窓口があるよということを我々もしっかり言うべきだと思ってですね、相談をまずしよということで、わかりました。  この件については結構です。ありがとうございました。  二番目に、高齢者に対しての、先ほどから質問の中で高齢者の対策は大変だということで「愛のおつかい便」の件についてですが、この件については当然安否確認もできるということで、これはいい制度だと思うんですが、一つですね、高齢者から聞くのに、「愛のおつかい便」はいいし安否確認もできるけど、そのときにスイカを頼んだんだけど、そんときパイナップルも食べたいなというふうに、そんときはもうスイカしか言ってないからパイナップルは食べられないと。そうなったときに、見て買う楽しみ、そうすると、足がないから行けないからちゅうことで、移動販売ということを思いついたわけなんですが、この辺の移動販売のことについてはかなり支援事業として考えていくということなんですが、課長、移動販売のことについてはできそうな形をとれるんですか。見通しをお願いします。 ◯副議長(河野康臣君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(後藤 優君)商工振興課長の後藤です。再質問にお答えいたします。  移動販売につきましては、現在のところ市のほうとしては考えてなく、あくまでも両院商工会がやっていただいています「愛のおつかい便」を今のところは主体として考えています。  ただ、先ほど答弁の中にもありましたように、やっぱり買い物弱者に対する課題というのも持っていますので、市民の中からでもまた起業してみようというような声も上がったし、またそれぞれの地域においても大きな課題として抱えていただいていると思っていますので、そこ辺は今後引き続き研究していきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯副議長(河野康臣君)大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)さっき言ったスイカを頼んだけどパイナップルが食べたいというのは、これは切実な願いなんですが、そういう意味でですね、実は答弁の中にもあったんですが、他市にそういう例があるんじゃなかろうかというような書き方をしていますが、この件は中津でですね、移動販売車二台を購入してですね、地域に任せてるということが新聞報道であったと思うんですが、その件課長は御存じですか。 ◯副議長(河野康臣君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(後藤 優君)お答えいたします。  中津市の取り組みについて、ちょっと紹介という形になりますが、山国地域で移動販売車を運行してます。運行開始が昨年の十一月からになっております。中津市にお伺いしたところ、経緯としまして地元に唯一スーパーがあったのが、平成二十七年ぐらいに閉店されたということで、地元がとてもお店がなくなって困ったということでした。で、コアやまくにの中に、「みんなのお店やまくに」というのを市が委託した形で開店をしたということであります。  そのころはまだ移動販売車は一社あったそうですが、その移動販売車も平成三十年ごろに継続が難しいということで手を引くという話になったそうです。  それを受けて、「みんなのお店やまくに」に移動販売事業も市が委託する形で今行っているというふうに聞いております。  以上です。 ◯副議長(河野康臣君)大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)課長、しっかり調べていただいてありがとうございます。実は、先手を打たれたなちゅうのが本心だったんですが、一番とれというわけではないんですが、先ほど衛藤議員の質問の中に、出口課長もしっかりやりよることはやりよるよと、認めてほしいなということなんですが、かなり我々はできてないとは思わんのですが、やっぱ一番をとれというわけじゃない、やっぱそういうふうにして行政イコール議会が言いよることを先駆けてやっていただいたということになると、ものすごくこれは行政にプラスにもなるし、我々議会としても見える化じゃなくて見えるようなやり方が必要だと。  一つだけ、出口課長の言われたことについて、確かに動いてくれたなちゅうのは、実は出口課長、院内の田所温見線だったか、昼間の廃止をしたということで、そのときは衛藤議員もおられてしっかり二人で出口課長に「勝手なことだけはしちょって、相談してねえじゃねえか、おかしいじゃねえか」ちゅうことで申し上げたところ、出口課長たちが動いてくれてですね、昼間三カ月間の動きをしてくれてですね、業者に申し込んでくれて動いたんですわ。  そのときに、三カ月間延べ人数を計算したら、六人しかならんじゃったと。やっぱ、市民の声を伝えるのは議員だけどが、そこに言う人の利用者が、やっぱそういうふうに行政にお願いしたり議会にお願いしちょるなら、乗る人もね、やっぱ考えてもらわな。このことについては、衛藤議員とですね、「すぐ動いてくれたな、よかったな」と言ったんだけど、これは一つ文句を言うのは誰でもできるけど、それを実行してそれを今度は受ける、市民の皆さんもそげしてくれたちゅうことをお互いに、やってくれたちゅうことをやっぱ言うべきだなということで、先ほど衛藤議員との話の中でそういうのがあったんですが、こういうことをしっかりやりよるちゅうことを、我々もしっかりPRすべきだと思うんで。  私が特に言いたいのは、移動販売を、やっぱり見て買う楽しみ、年とるとなかなか買い物に行きたくてもいけない、見て買う楽しみというのが必要じゃなかろうかというふうに思うわけ。だからこの質問をしたんですが。  この中に、もう少し課長ね、掘り下げて調べてみると、結構特に院内、安心院の郡部には移動販売しよるママさん号ちゅうのが最近あるんですね、まだ。それで、ほかの業者の方もやっぱ。そのかわり、行くところはもう決まってるんですね。だから目につかんけど、やっぱあるんです。  ここ辺ですね、もう一度そういう業者をですね、この答弁の中にもあるんですが、こういう業者をもう一辺一緒に集めて、これは高齢化対策、少子化対策、いろんな意味で高齢者のためにということで、こういう業者を一回集めてやるというようなやり方はどうでしょうか。 ◯副議長(河野康臣君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(後藤 優君)お答えいたします。
     二年前ぐらいに、移動販売をやっている業者にアンケート調査をして、エリア拡大等の思いがないのか、また市に要請したいことはないのかみたいな感じでアンケート調査をした結果があります。鮮魚等に限っている方が多かったみたいで、なかなか住民の方が求める日用品とかそこ辺まで手が回らないという回答もあったそうですが、また改めてそういった要望もあるということですので、移動販売車、実際私たちも特定の方のおうちには行っているよという情報は最近つかめましたので、またそこ辺も調査しながら検討してみたいと思います。  以上です。 ◯副議長(河野康臣君)大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)もう一点ですね、地域に公民館が各地区にあると思うんですが、これは公民館法とかいろいろあって、そこの地域の人が要望して店を出すとか、ちょっとしたテナントを作るとかいう、公民館ではそういうことが難しい、公民館法か何かがあって、そういうのは簡単にできないのかできるのか、その辺ちょっとわかればちょっと。 ◯副議長(河野康臣君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)社会教育課長の〆野でございます。お答えいたします。  公民館につきましては、社会教育法の第二十三条のほうに、公民館は次の行為を行ってはならないということで、もっぱら営利を目的として事業を行い、特定の営利事務に公民館の名称を利用させその他営利事業を援助することはできないというふうになっているところでございます。  以上でございます。 ◯副議長(河野康臣君)大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)わかりました。どこでもあるのが公民館だと思って寄りやすいなという意味で。まあ、難しいということですね。その辺はわかりました。  その意味で課長、難しいちゅうことですので、よろしくお願いします。この件については終わります。  次に、防犯カメラのことについては、昨日和気議員が予算とどこからの補助金があると、あとは教育長や市長の決断でやりましょうと言えば済むような話だと思うんですが、もうしっかり予算化ができてると思うんですが、この件について前向きな検討はできるでしょうか。答弁をお願いします。 ◯副議長(河野康臣君)教育総務課長。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)教育総務課長の上田です。大隈議員の再質問にお答えします。  防犯カメラの設置につきましては、最近の事例といいますか、事業費がどのくらいかかるのかということをちょっと調べさせていただきました。平成二十九年にこども園や保育園などに防犯カメラの設置工事を行いました。そのときの事業費を調べたんですが、カメラと録画機能のレコーダー、モニター、その他一式のセットで、その当時の園でカメラが二台あったり四台だったり、また機種が違ったり機能が違ったりして、一概に言えないところはあるんですが、そのときの事業費を見ますと、平均で一カ所百万円ぐらいかかっているような状況であります。  この設置につきましては、県内の状況などもちょっと調査研究させていただきながら考えていきたいなというふうに思っております。  以上です。 ◯副議長(河野康臣君)大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)この防犯カメラ、和気議員と話し合うてしたわけじゃないんですが、偶然のあれなんですが、実は和気議員も不審者が出たちゅうことが、特に私の北部で白パトとか駐在さんにお願いした経緯があってですね、おかげでやっぱ賑やかくを言うちゅう言葉、田舎言葉で悪いんですが、賑やかくを言って、みんながそういうふうにあるよちゅうのをやると、やっぱり自然とそういう不審者も出ないということで、やっぱりみんなで共有するちゅうことは必要だと思うんです。  そこで一番効果的なのが防犯カメラじゃなかろうかと、一基百万円ぐらいはかかるじゃろうということ。安全安心を買うのに百万円は高いか安いかちゅうとは、あとは市長と教育長の判断だと思いますので、先ほど言ったように和気議員が予算はこういうのがあるよ、補助金はこういうのがあるよということで、もう積み上げた予算ができてると思います。あとは決断だけだと思いますので、どうぞよろしく、答弁は結構ですので、よろしくお願いします。  次に、子供の貧困ということで、かなりこの件についてはデリケートな部分があってですね、ここに大分合同新聞の九月十一日に、子供の貧困把握ちゅうことで県が初めて調査をするということで、小学校五年、中学校二年生、それと保護者に対してアンケートをとったということなんですが。  私がこのことを取り上げたのは、当然学校にも関係あるし、子育て支援課にもあるし、健康課にもあるし、介護保険課にもあると思うんですが、実はこの貧困のことについて、あれはちょうど羽鳥の八時からある番組の中でやっとったんですが、貧困イコール低所得イコール病気、命、これが連鎖してるんじゃなかろうかということなんですが、特に親の後ろ姿を見て、まあ貧困という言葉は余り使いたくないんですが、低所得の方の子供が親の後ろ姿を見ると、やっぱり将来はそういう形になっていくと。  で、その貧困イコール低所得になっていくと、何が一番困るかちゅうと、昨日の質問者が生活保護のことを言われちょったんですが、そういうことに関連してくるんです。所得が低いと病気になる、病気になるちゅうことは病院に行けないんですね。病気になる、病院に行けない、そうすると短命になる、要するに長生きできない、そういうことで、じゃあ、どこにそんな証拠があるのか、そんな証明がどこにあるのかちゅうと、ところの名前が東京都でアンケート調査をとったらしいんですが、まず世田谷区と足立区、そこの世田谷で何歳まで生きられるかちゅうデータを見たら八十二・八歳、足立区が七十九・四歳、そして寿命が短い、要するに長生きできない分の、なぜ長生きができないのかち調べたら、生活保護をもらってる率ですね、世田谷が一・一%、そして足立区が三・六%、なまかた四歳の差が出る。  これが今、親の貧困がそのまま子供に連鎖すれば、当然病気にもなる、そして長生きもできない、こういうデータがあってですね、課長にヒアリングがあったときに言ったんですが、このことを把握しちょるんかと。中身はなかなか、あの子がこうじゃとかいうのは難しいけど、これを把握しちょるかということで質問したかったんですが、課長どうでしょうか、その辺をどうぞ。 ◯副議長(河野康臣君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(竹下富美子さん)学校教育課長の竹下です。大隈議員の再質問にお答えします。  学校では、やはり子供が一日のうちの大部分の時間を過ごすのが学校でありますので、そういった家庭状況等を含め学校の中であらわれている子供自身が発するSOSをしっかりキャッチをすることが大事だというふうに思っております。  子供の状況を見ながら、例えば理由がなく最近休んでいるなとか、ちょっと元気がないなとか、会話の中で朝御飯を食べてない様子がうかがえるなとか、そういったさまざまな子供の状況を把握し、そして全職員でそれを情報共有しながら、やはりまずは家庭と連携をしつながっていくということ、そしてそこから今スクールソーシャルワーカーという、以前はそういったものも全部家庭とのつながりとかも、各機関とかのつながりも全部学校の先生がしておりましたけれども、そうではなくてそこをやはり専門的な知識を持ったスクールソーシャルワーカーというのがおりますので、そういったところで関係機関につないでいく、そういった今支援をしております。  以上です。 ◯副議長(河野康臣君)大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)特に、子育て支援課長、今学校教育課長が言われたように、やっぱお互いに共有していくと。で、当然健康課もこのことについては知るべきだし共有していかないかんと。  最終的にそのテレビの中で言ったことは、子供は絶対教育は均等にさせんといかんと、そしてチャレンジをさせないかん、どんな家庭に生まれようが、どんな形で生まれようが、やっぱ教育は均等にさせていく、そういうふうにやっぱお互いに共有、これは我々大人の仕事だと私はそう思ってます。だから、学校の先生が悪いとか誰が悪いじゃなくして、ここはお互いに、本当に子どもの貧困はひいては体にも関係ある、そしたら長生きもできない、こういうことをですね、やっぱ子育て支援課長、健康課も共有しながらですね、やっぱこういう貧困のことについてはやっていかんと、大変な将来の日本の流れの中で大変になるんじゃなかろうかちゅうて。  特に、これ大分県が出した中に、厚生省が二〇一五年度実施した国民生活基本調査によると、日本の子供の貧困率、平均的な所得の半分を下回る世帯で暮らす割合は一三・九%、七人に一人の子供が貧困と、こういうふうなデータが出てるんですね。七人に一人ですよ。こういうことをですね、やっぱお互いに大人としてやっぱ一緒になってやっていかんと、なかなか今いろんな外国にも、いろんな意味で負ける。まず日本がしっかりやらんとできないということ。子供は宝じゃ、高齢者対策じゃと言いながら、これはもう三十年前から高齢者、貧困、子供の数が少なくなったというのを言ってきたつもりが、今ごろこんなデータが出て初めて動く、そして県が初めて調査しようかと。私はちょっと遅いと思うんですね。  この辺をしっかりですね、お互いに共有しながら、今後の子供のためにですね、しっかりやっていってもらいたいなということで、もう答弁は結構です、よろしくお願いします。  それでは、もう最後になるのかな、これは河野睦夫議員が最後のトリでするということで、私はさらっと言いますので、予算をつけるかつけないかの形を、増やす、増やさんかで答弁願いたいんですが。 ◯副議長(河野康臣君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)文化・スポーツ課長の香下でございます。再質問にお答えします。  こういった文化団体ですね、大隈議員さんはスポーツの補助金は整備をされているけれども、文化のほうは全くそういった補助金がないのではないかということでおっしゃられたと思います。  その点について、うちも他市の状況等を調査しました。その結果、十三市においてこういった文化の団体に補助金等を出してるのは五市ということになっております。その中で、なかなかやっぱり他市の状況、大分市なんかですと、伝承ということで補助金等は出してないというところがほとんどの状況になっております。  市としても、スポーツのほうはそういったことが整備されておりますので、今後他市の状況も注視して、調査研究して文化の向上に努めたいというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(河野康臣君)大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)文化の件については、ちょっと名前出して悪いけど、龍神太鼓が行くという場合、ちょっとつけにくいということで言われたんです。同じスポーツじゃなかろうかなと思うんですが、いや、文化は違うと言われたらそうでしょうが、そうじゃなくして、やっぱり同じ子供が頑張ってることについては、答弁の中に要綱も書いて、かなり手厚くしてるけど、ところによっては低くなる可能性があると。大会によっては大分であることが、大分であればそんなに問題はないので、北海道とか東北のほうであるときは、これはもう当然同じやり方の補助で全国大会に行ってくれと、最終的には親負担になるから、ここは市長の肝いりでこの面については、市長、先ほど答弁をいただいた中に、かなり手厚くしていただいてるんですが、なおかつもう少し肝いりを入れていただいたらですね、そしてまたここに世界大会というのは、今まで世界大会の話なんて、そこまでも含んだ意味で手厚くしてるということは結構なことだと思うんですが、そこの中身をですね、大分である場合、北海道とか東北であるときのそのめり張りをですね、しっかりつけてですね、いただけるということでよろしいですか。その辺で答弁を願います。 ◯副議長(河野康臣君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)めり張り、新しい要綱についてはそういった形で世界まで見据えた補助金を出しておりますので、項目もそういったスポーツ、文化そういったものの向上を図る上でも、こういった補助金は今後も必要というふうに考えておりますので、こちらのほうもいろいろ、他市の状況等を見て考えていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯副議長(河野康臣君)大隈尚人君。 ◯十八番(大隈尚人君)これは河野睦夫議員が、まだ私以上に言葉の連発が出ると、口数の多い方ですので、しっかり詰めると思いますので、その辺でしっかり答弁していただきたいと。口数の少ない私は、今日は十七分を残してですね、終わりたいと思います。  二年ぶり、三年ぶり、久しぶり会うと市長、なかなかこう思ったことが言えんので、大変申しわけないんですが、また勉強してまいりますので。  冗談はさておいて、これで終わります。ありがとうございました。 ◯副議長(河野康臣君)以上で、大隈尚人議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで暫時休憩をいたします。なお、再開は十四時十分といたします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午後一時五十七分               ───────────────                 再開 午後二時〇九分 ◯副議長(河野康臣君)休憩前に引き続き、会議を開きます。一般質問を続行します。  二番 吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)皆さん、こんにちは。議席番号二番 求道会の吉田泰秀です。よろしくお願いします。  当然のことながら、私新人でですね、四月に議員になってから見ること、聞くこと、すること、全てが初めてづくしでですね、逆にそれがプレッシャーになり、何からしていいのか、何をするべきなのか、自分の中でいろいろ考えていくうちに答えは出ず、時間が過ぎ去っていくばかりでございました。  選挙に立ったときに自分の気持ちに決めたように、まずできることをやっていく、市民の皆さんが困っている声をこの議会に拾い上げていく、そこを目指して頑張っていきたいと思いますので、皆様どうかよろしくお願いします。  それでは、市政一般に対する質問に入ります。  一項目め、空き家対策について。  一点目、空き家バンクの現状は。  二点目、多くの空き家があるが、その対策は。  二項目め、歩道の除草について。  雑草等による危険箇所とその対応は。  二点目、今後の歩道の整備についての考えは。  三項目め、長洲漁港のごみ問題について。  一点目、台風や大雨の際の流木や生活ごみの流れ込みの防止の対策について。  二点目、流れ込んだごみの撤去について。  四項目め、長洲公民館について。  一点目、早期の建てかえを望む声が多いが、現状と今後の予定はを聞きたいと思います。  私の一般質問はもう市民の皆さんの代弁と思って、わかりやすい答弁をよろしくお願いします。 ◯副議長(河野康臣君)それでは、吉田泰秀議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、空き家対策についての二点目、多くの空き家があるがその対策はについてでありますが、空き家等につきましては個人の所有物であり、その所有者等の責任において維持保全がされるべきものであります。  しかしながら、近年放置され危険な空き家等が全国的に増加をし、地域の安全性の低下、公衆衛生、景観の悪化など、地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼしております。  市では、平成三十年三月に、宇佐市空き家等対策計画を定め、空家特措法に基づいた空き家等対策を実施をしております。  管理不全による事案が発生した場合、建築住宅課、生活環境課、土木課等の担当職員が現地を確認した後、所有者等に対し文書等により適正管理を促しております。  その後も、所有者等による改善が行われない場合、不動産、建築等の学識経験者等で組織される空き家等対策協議会の承認を得た後に、空家特措法に定める特定空き家等とみなして助言・指導・勧告・命令・代執行などの対応を行うこととなります。  なお、昨年度と本年度の二カ年で市内の空き家を対象にその件数、所在、状態等を把握するための実態調査を行っておりまして、今後空き家等の管理啓発、調査の迅速化、利活用可能な物件の掘り起こし等に活用していく予定であります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては教育長、担当課長から答弁をいたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯副議長(河野康臣君)次に、四項目めの長洲公民館についてを、教育長 竹内 新君。 ◯教育長(竹内 新君)教育長の竹内でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えいたします。  四項目め、長洲公民館について、早期の建てかえを望む声が多いが、現状と今後の予定はについてですが、長洲公民館建設基本構想については、長洲地区の区長や利用者の方々で組織をした長洲公民館建設懇話会の中で、利用しやすい公民館の機能について御協議いただき、市民団体の代表や市の関係課長等で組織をする宇佐市公民館整備計画等検討委員会を開催し、平成二十八年三月に策定をいたしました。  その後、本年二月に長洲中学校区の区長や公民館利用者、PTAの代表など、住民代表の方々に経過と基本計画(案)について説明をし、御意見をいただいたところであります。  現在、基本計画の策定に向けて作業を進めているところでありまして、公民館整備計画等検討委員会に諮りながら、令和二年度に基本設計、実施設計等を行う計画としております。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(河野康臣君)次に、一項目めの空き家対策についての一と、三項目めの長洲漁港のごみ問題についてを、経済部長 河野洋一君。 ◯経済部長兼農政課長(河野洋一君)経済部長の河野でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えします。  一項目め、空き家対策についての一点目、空き家バンクの現状はについてですが、物件登録数については、平成二十九年度の八十四件に対し、平成三十年度は百一件です。  利用者登録数については、平成二十九年度、平成三十年度ともに百六十七件です。  成約数については、平成二十九年度四十八件に対し、平成三十年度は六十一件と実績が上がっています。  また、令和元年度は八月末時点で物件登録数は五十件、利用者登録数は五十八件、成約数は十八件という状況になっています。  空き家利活用においては、一定の成果があるものと考えています。  三項目め、長洲漁港のごみ問題についての一点目、台風や大雨の際の流木や生活ごみの流れ込み防止の対策と、二点目、流れ込んだごみの撤去については、関連がありますので一括してお答えします。  長洲漁港は第二種漁港で、管理者は大分県です。市では、台風や大雨などにより、泊地内に流木やごみの漂着が想定される際、県と連携して漁港の使用主体である県漁協宇佐支店にオイルフェンスを張るなど、事前に流入防止の対応をお願いしているところです。  市内には、長洲、高津、和間の三漁港があり、議員お尋ねの泊地内に流木などのごみの漂着があった場合には、県が国の災害関連事業等を活用し、迅速にごみの撤去を実施しています。
     しかし、漁業者の操業に影響が出るおそれがあるときには、市は漁業者などからの要請に応じて、県へより迅速な対応をお願いしているところです。  引き続き、県や漁協との連携強化を図り、迅速な対応ができるよう、また泊地内に漂着する生活ごみなどの削減が図られるよう関係機関とも協議してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(河野康臣君)最後に、二項目めの歩道の除草についてを、建設水道部長 城 隆弘君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)皆さん、こんにちは。建設水道部長の城でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、歩道の除草についての一点目、雑草等による危険箇所とその対応についてですが、市では雑草等による危険箇所として、葛が多く繁殖している市道USAフラワーロード二号線、三号線のJR日豊本線と立体交差をしている跨線橋が特に危険と認識しており、平成三十年度より草刈り業務委託とは別に、専門業者による繁茂抑制対策を実施しています。  また、歩道の除草は幹線道路については業者へ委託しており、歩道がない生活道路等については、地域へお願いしているとこであります。  内容といたしましては、本庁管内では幹線道路二十二路線、延長約三十五キロメートルを年二、三回発注しており、安心院、院内支所管内はまちづくり協議会及び各自治区等に業務委託をしております。  今後も通行等に支障が生じないよう、適正な維持管理に努めてまいります。  二点目、今後の歩道の整備の考えについてですが、歩道の設置については、道路構造令に規定されており、歩行者の通行が多い道路や交通量が多い道路、また学童、幼稚園児の通学・通園路となる箇所など、歩行者の安全と自動車の円滑な走行を図るため、歩道を設け交通分離を行うこととされています。  ただし、家屋等が密接し、歩道を確保するのに多くの時間と経費が必要な路線では、路側帯に外側線やポール等を設置した歩行空間の確保や、学校周辺ではグリーンベルト等により学校が近くにあることを示すなど、児童が安全に通行できるような安全対策を行っています。  今後も、地域の実情に応じた道路管理者が行える安全対策に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(河野康臣君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二番 吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)じゃ、順次再質問させていただきます。  一項目めの空き家対策についてですけど、空き家バンクの状況でですね、私の知り合いが特にですね、親と同居していて、子供が生まれたので、ちょっと同じ長洲地区に住みたいから、長洲地区の空き家はないかというところで、空き家バンクを市のホームページから調べたんですけど、とても空き家バンクという名前に値するほどの選ぶ材料がないというのを言われてですね、今現在、長洲地区ではないんですけど、宇佐市全体にものすごい数の空き家があるというのを認識してます。  そういうところの空き家の物件に関してですね、この空き家バンクに率先して登録していただけるよう促すとか、そういうところはされているでしょうか、質問します。 ◯副議長(河野康臣君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方でございます。物件登録への取り組みというようなことでお答えをさせていただきます。  まず、現在、市で行っていることを紹介させていただきます。  まず、ホームページ等でも制度の紹介、物件登録の仕方とか、物件登録の仕方とか、そういった紹介もさせていただいております。  また、市内の方につきましては、担当職員のほか、集落定住支援員また定住サポーターも区長さんや地域のまちづくり協議会等を通じて周知のほうを行っております。これはもう、チラシつきでですね、わかりやすくしたものでございます。  そしてまた、市外の方で縁故者等がいらっしゃればですね、毎年固定資産税の納付書にですね、空き家バンクの登録についてのチラシ、これも同封してですね、送らせていただいております。  そしてまた、市民課の固定資産税の窓口等で空き家バンク登録の御相談があった場合は、観光まちづくり課のほうを御紹介いただいて、すぐ御案内していただいたら説明をする、また電話であれば電話でもしっかり説明をする、そのような体制で臨んでおります。  以上でございます。 ◯副議長(河野康臣君)二番 吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)空き家バンクの登録物件にしても、利用者にしても、だんだん伸びていってるというのはわかったんですけど、例えば空き家を見たい、その物件を見たいというときには、どういうところに行ってどういう書類じゃないですけど、そういうもの等が必要な場面というのはあるんでしょうか。 ◯副議長(河野康臣君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方でございます。  ネットでも紹介しておりますが、利用者登録をしていただいたり、あと電話でお問い合わせ等があった場合ですね、その物件を見たいという御連絡がありましたら、先ほど申し上げました集落定住支援員、定住サポーターのほうが所有者の方との面談、こちらのセッティングをいたしまして、直接見ていただいて、所有者の方とお話ができるようにしております。  で、いよいよ入居となればですね、区長さん方との面談、そういった場面も設定しているところでございます。  以上でございます。 ◯副議長(河野康臣君)二番 吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)先ほど言われたいよいよ入居が決定するという場面になってですね、例えば同じ長洲地区でも東ノ東とか、長洲の中でも地区がいろいろあるんですけど、宇佐市外の人が来るときにですね、自分もちょっと聞かれたのは、その地区のルールとか、やらないといけないことちゅうのは、先ほど言われた区長さんとの面談で教えていただけるのか、要はそれがもとでですね、村八じゃないけど、そういうことに遭わないような対策というのはあるんでしょうか。 ◯副議長(河野康臣君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方です。お答えいたします。  先ほど言いましたように、区長さんとの面談で地域のいろんなルール等の説明もいたしますし、事前に利用者登録していただくときにもですね、誓約書のほうでしっかり地域との連携を組むとか、地域の生活文化を学習する、よりよい住民となるというようなことも確約をしていただいて、面談でいろんな確かめを行った上で了承していただいておるというようなところでございます。  以上です。 ◯副議長(河野康臣君)二番 吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。利用される方がですね、利用しやすいような環境等を、今後より一層強めていってほしいと思います。  次に行きます。多くの空き家があるが、その対策はについてですけど、今現在、宇佐市に空き家というのは何件ぐらいあるか、数字がわかれば、おおよそでも。自分が各地区に行くたびにですね、そこの地区の人から、ここの地区だけで十件あるんよとか、七件あるんよとか、かなりの数の空き家を聞いてます。それの実態の把握はできているでしょうか。 ◯副議長(河野康臣君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(松田智弘君)建築住宅課長の松田です。再質問にお答えいたします。  宇佐市内の空き家の数につきましては、一応空き家対策計画の中からになるんですが、これでいけば一番最新が平成二十五年の数字になります。一応これは住宅土地統計調査というものの分から拾ってきている数字です。これにつきましては、国勢調査の中から地区を選択したものからの推計数値になるんですが、一応四千六十件ということで把握しております。  以上です。 ◯副議長(河野康臣君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。ここに、宇佐市空き家対策計画というのがあってですね、今の現状のですね、空き家の実態を調べていく中で、例えばもうこれはこの現状のまま空き家バンクに登録して人が住まれるとか、ここはちょっとリフォームが必要だとか、ここはもう全然人が住めないなというランク分けというかですね、仕分けをした上で調査をされるとか、そういう計画はありますか。 ◯副議長(河野康臣君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(松田智弘君)お答えいたします。  一応空き家の実態調査につきましては、昨年度から実施しております。昨年度は安心院町、院内町について実態調査を行い、この結果空き家件数は九百六十六件で、その内訳としてランクをですね、AからDまで、Aが一番いいランクなんですが、これがいわゆる空き家バンクとして登録できそうなものということです。B、Cはそれに対して修繕が必要という部分で、Dランクというのがちょっと危険なのでとても人が住めるようではないという危険な空き家ということです。  それぞれの件数につきましては、Aが空き家バンクに登録可能であろうというものが五百二件、B、Cは省略いたしますが、ちょっと危険であるというものが百十六件ということで、今のところ把握をしております。  本年度は旧宇佐市の分を今調査しております。調査の方法につきましては、まず区長さんのほうに地図のほうを業者のほうからお渡ししていただきまして、それに空き家と思われるところを丸をして提出していただいております。  その資料などをもとに、委託業者のほうが調査を行い、ランクづけを行うということになっております。  以上です。 ◯副議長(河野康臣君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)仕分けで一番大事なところはですね、住めるところは当然そのまま出せるんですけど、もう人が住めない、倒壊状態にある、そういう空き家をですね、なるべく排除じゃないですけど、処理をしていくというか、結構ですね、そういう空き家に野良犬とか野良猫、鳥獣対策でもあります猿とかアライグマ等が住みついたらですね、まず離れない、そこを解体撤去することによって、その近くのまたほかの家に移っていくだけなので、一度ですね、その町に入れてしまうと、なかなかそこを駆除するのは難しいかなとは自分は考えているんですけど、そのすみかを作らないための対策じゃないですけど、そういう動きをぜひ逆にしていってほしいなとは思ってますけど、それに関していかがでしょうか。 ◯副議長(河野康臣君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(松田智弘君)お答えいたします。  まず、それの対応ですが、空き家等の対策につきましては、先ほどの市長答弁でもありましたように、複数の関係課で対応をしております。当課におきましては、総合窓口として空き家の調査や適切な管理の促進・啓発、そして老朽家屋除去の相談・補助などを行っております。  この老朽家屋と申しますのが、一番今問題になっている分だと思うんですが、この部分につきましては市のほうとしたら補助金の制度があります。で、一応補助率二分の一で補助金五十万円が上限です。で、予算の範囲内ということで、五十万円とした場合に、今年度は六件を上限で募集をかけて、その結果十件の応募があったんですが、抽せんにより六件が決定をしております。  これは、昨年度は予算上半分の三件でしたので、今年度倍額の予算を確保して老朽空き家の除去につきましては行っております。  次にですね、ほかに危機管理課のほうは青パトによる防犯パトロールのほうを行っております。  生活環境課で、庭木の繁茂や害虫発生等を、要するに害虫発生等ですので、先ほどの野良犬そして猿とかその辺も関係してくると思いますが、その部分の相談・対応等を行っております。  あと、土木課のほうでは、道路交通安全確保等措置及び対処をしております。  空き家の管理につきましては、空家特措法のほうで、あくまでも所有者等が管理をするということになっておりますが、市としてはこういう形で啓発等していっております。  以上です。 ◯副議長(河野康臣君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。  結局ですね、倒壊寸前の空き家に対して、近くの子供とかがそこで遊んだりとか、最近もちょっと長洲地区であったんですけど、空き巣が出たらしくて、最近はもう長洲の町の中にパトカーがかなり朝、夕は巡回している状態なんですけど、やっぱりそういう空き家を放置しておくと犯罪面においてもそうですし、子供の遊び場になってしまうとかえって危ないんでですね、立ち入らないようにバリケードなり柵なりをするという対処法とかは考えておられますか。 ◯副議長(河野康臣君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(松田智弘君)お答えいたします。  先ほど答弁いたしましたように、基本的に空き家の管理というものは、所有者等が行うことになっております。当課といたしましても、相談等があった場合、法務局で土地の所有者を確認するとか、いろんな手法により所有者を確定いたしまして、その方に対して文書や口頭等で連絡をいたしまして対応するようにお願いしております。  あくまでも基本的には個人がやるということですが、例外的に市道に影響を及ぼした場合とかで緊急に対応が必要な場合は、土木課のほうで応急措置としてコーン等の設置をして安全対策をすることもあります。ただ、その場合でも、所有者に対しては早急に対策するように指導はしております。  以上です。 ◯副議長(河野康臣君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)今、個人所有なのでそれ以上は立ち入れないということなんですけど、今までにですね、そういう苦情じゃないですけど、そういう案件というのは市のほうに連絡が入ったりしてますか。例えば、ここの空き家が危ないよとか、子供が出入りしてるけん、持ち主にじゃないですけど、そういう連絡をとってくれとか、そういうのはありましたか、今までに。 ◯副議長(河野康臣君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(松田智弘君)お答えいたします。  そういう苦情はあります。当課が把握といいますか、当課が受けた苦情だけであれば、平成三十年度は四十件苦情を受けております。全部が全部そういう苦情というわけではないんですが、苦情総数としてそのくらい受けています。中には、今議員がおっしゃられたような苦情もあります。その場合にはやはり、うちのほうで所有者を探して、指導等を行っております。  以上です。 ◯副議長(河野康臣君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。今後、調査をするに当たってですね、自治区の区長さんとか、そういう子供の安全面とか野良犬等もしっかり話を聞いて進めていって、現状把握をしてほしいと思います。  では、次に行きます。  二項目め、歩道の除草についてですけど、一点目、雑草等による危険箇所とその対応はですけど、結構ですね、歩道に雑草が生えてるところが多くありまして、そこを散歩される高齢の方等からですね、歩道を使えない状況にあるというのをよく聞きます。  それでですね、年二回から三回の除草作業をしてるということなんですけど、時期的なもの等選んでされてますか。 ◯副議長(河野康臣君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。吉田議員の再質問にお答えいたします。  時期につきましては、二回行う箇所につきましては梅雨時期そして秋の年二回と、あと三回行っている箇所につきましては間に夏を挟んでお盆前時期にもう一回の、三回をやっております。  以上です。 ◯副議長(河野康臣君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)自分もちょっと雑草について調べたんですけど、課長がおっしゃる時期はまさに適任でして、六月から七月の夏の時期は雨がよく降るので雑草がよく伸びると、この伸びる前に雑草を刈ってしまうというのが、雑草が伸びるのを防ぐ要因の一個、それと九月から十月の秋口、気温が低くなって植物の生長が鈍くなる時期に刈るというのが一つ、それとですね、全然生長しない時期、冬の十一月から十二月にかけてもう一度刈ってやるとベストですということが書いてるんですけど、除草作業自体がですね、刈って伸びるのを待って、また伸びて刈ってと、もう繰り返しだなと自分はずっと思いよったんですよ。  年に二、三回のこの除草作業に対して大体幾らほど費用というのはかかってるものなんですかね。 ◯副議長(河野康臣君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  費用につきましては、業者に委託している箇所と、地区にお願いしている箇所がございます。それで、業者に委託した場合には、一平米当たり大体二十八円、三十円ほどかかります。で、地区またはボランティア等にお願いしている分につきましては、一平米八円等でお願いをしているというところでございます。  全体の予算につきましては、平成三十年度では約一千五百四十万円ほどの費用をかけて、宇佐市内の道路の管理をさせていただいております。  以上です。 ◯副議長(河野康臣君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)一千五百四十万円って結構な額だなとは、自分思うんですけど、歩道ののり面から生えてくる雑草に関しては、例えば今フラワーロードでされてるコンクリ舗装等の手法がありますけど、あれもまた費用と時間がかかって草刈り等で対応はできると思うんですけど、歩道と車道の縁石の部分とかから結構草が生えている場面を見るんですけど、自分もですね、ちょっとそこに行って見たんですけど、トラック等や農作業者による土がたまっていて、その土から草が生えてる場面が結構あったんですね。で、その土と草が堆積してるので、大雨や台風のときに道路の水が流れない、排水ができてないというとこまでつながってるのかなと。
     だから、そこも業者さんが草刈りされるところは何回も見たんですけど、ただ表づらだけを刈ってるだけで、その下の土からとっていけば、より一層生えづらいのかなとは思ったんですけど、そういう部分に関しても除草作業に関して見直すとかいうところはありますか。 ◯副議長(河野康臣君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  まさしく議員がおっしゃるように、車道と歩道の間にあります縁石、石があったり緑地帯があるんですけど、そういった縁石からも出ております。それはもう、議員おっしゃるように土砂が堆積して。そういったときには、数年に一度土砂ものけてるんですが、なかなか毎年やるとですね、今、宇佐市内に、六十八・五キロ歩道がある道路がございます。また、市道は全部で千二百二十キロございます、約。ですから、そういったところを全部なかなか対応するというのが困難で、定期的な土砂除去と草刈りで対応させていただいているところでございます。  以上です。 ◯副議長(河野康臣君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)それの撤去等につきまして、結局人通りが多いとかそういう面で、優先順位はつけられていますか。 ◯副議長(河野康臣君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  基本的に、議員おっしゃるように、交通量が多い路線、例えばフラワーロード二号線、三号線であったり、また町なかでも交通量が特に多いところ等につきましては、地区ではできないところ等は業者のほうでお願いをしているとこでございます。  以上です。 ◯副議長(河野康臣君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)今回特にですね、舗装の除草が気になったので、ここはですね、なるべく安全に通行できるように対策をしてほしいなと思いました。  それがですね、やはり今健康志向というのもあって、朝夕の御高齢者の散歩等がかなり見られるんですけど、最初から歩道を歩かないで車道を歩いている方もおりますし、自転車に乗ってる人は草が目の前に生えているなと思ったら、急に車道に出てきたりですね、結構ひやっとする場面もありました。  あるご高齢の方に関したら、草がですね、風に揺れてヘビか何か動物が出てくるんじゃないかちゅう恐怖心でこけそうになったとか、安全であるべき歩道が安全ではないという意見をかなり多くもらったんでですね、一年通して安全に使えるように今後とも御尽力してください。よろしくお願いします。  では、次に行きます。長洲漁港のごみ問題についてです。  台風や大雨の際の流木や生活ごみの流れ込みの防止策についてですけど、自分の友達も漁師をしていまして、この前の台風の後にちょっと連絡をいただいて、長洲漁港、一番北側の漁港をちょっと見させてもらったんですけど、もう想像を絶するごみです。流木、生活ごみ、大げさに言うとちゅうか、本当に漁師さんたちが言いよったんですけど、風に吹かれて岸壁のほうに寄せられたごみの上だったら、人が歩いても沈まないと、そのくらいのごみが入ってます。  それでですね、大自然を相手に操業する漁師さん、一年を通してもしけがあれば出られない、その間は収入が得られない、でもどういいますかね、天候がよくて海に出れる状態にあるのに、その流木のおかげで海に漁に出れない、このもどかしさが一番きついと言うわけなんですよね。  で、台風の来る曜日にもよりますけど、例えば土日、行政が休みの日の前日にごみが入ったりしたときは、土日を待って月曜日の対応とか、それか台風が過ぎ去った次の日の朝一でも現場を見て対応とかはされてるでしょうか。 ◯副議長(河野康臣君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(吉武裕子さん)林業水産課長の吉武でございます。  長洲漁港におきましては、県の管理漁港でございます。県のほうも迅速に対応しているということでございますが、市としましても漁業者の方になるべく操業とかに影響が出ないようにという形で県のほうに速やかにということで、迅速に対応してほしいということで要望してまいります。  以上です。 ◯副議長(河野康臣君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)多くの話を聞く限りでは、あそこに今港の工事等をしてる業者さんのほうが、もう四六時中というか、台風が来るちゅう時点で前の日から準備をして、見回りもしてくれてる、それに対して行政は何もしてくれないという、実際そう漁師さんたちは思っている部分があるんでですね、そこの部分のやりとり、例えばもう台風というのはある程度予測ができるものなので、地震等と違ってですね、それに対して準備を県のほうにお願いするとかちゅう動きをするだけでも、お互いの信頼関係はもっと保てるのかなと思ってですね、それのお願いも込めて今回一般質問に上げさせてもらいました。  それでですね、ごみの流れ込みの迅速な対応、何が必要かというのはですね、結局漁に出れないというのも一本なんですけど、海には見えない漂流物がある、台風の後とかですね、あるんですけど、それにペラというんですけど、スクリューに当たってスクリューが変形をして操業できないという状況になったときに、長洲漁港に船揚げ場があるんですけど、そこにごみがすごく堆積して船すら揚げられない、修理すらできない、ごみの撤去をし終わった後に船を揚げて修理をしないといけないから、より一層漁に出れない状況が続くというのが一番困ってたんでですね、そういう話をぜひ県のほうに強く上げて要望していただきたいと思います。よろしくお願いします。  次に行きます。その流れ込んだごみの撤去について聞きたいんですけど、ごみと一緒にですね、山間部から今まで浜部にはいなかった虫、毒を持っている虫も含むんですけど、そういう虫も一緒についてくるという状況が、今すごい長洲の浜部であるみたいで、漁師さんからよく話を聞きます。  で、港から撤去したごみを一度干すのに、その近くの駐車場のところに広げている、その広げている時点で例えば消毒とか、そういう害虫に対して増やさない、入らせないために、何かできないかというのを聞いたんですけど、そういうのも県に要望して何かできることはないでしょうか。 ◯副議長(河野康臣君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(吉武裕子さん)林業水産課長の吉武でございます。再質問にお答えいたします。  流れ込んだ流木に付着してついてくる虫についてということで、そのような際に、乾燥する際に虫が発生するということについて、消毒するということができるかどうか、県のほうでですね、そういうことができるかどうかというのを確認して、県のほうに要望してまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ◯副議長(河野康臣君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)そういうのも踏まえてですね、長洲漁港のごみについては、一番目指すところはやはり港にごみが入らないような対応ができないか、水門を作るなり、長洲に三つ漁港があるうちの一番北側の広い漁港を船の避難場所として充てるために、そういう対策はできないかというのを一番熱望していたんですよね。  ここにあります回答書にオイルフェンス、これはもう全く効果がなくてですね、オイルフェンスの下をくぐってごみが入ってきて、港にたまったごみがオイルフェンスがあるおかげで外に出ない。だけん、もうかえって悪循環ですけど、今のところの対応と対策はこれしかないと。  だけん、完全にシャットアウトするのか、あそこの駅館川から来る流れを変更して、港に入らないようにというのをですね、大学の先生なり等いろいろちょっと聞いてですね、そういう策ができないかというのをまたちょっと県に訴えかけはできないでしょうか。 ◯副議長(河野康臣君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(吉武裕子さん)お答えいたします。  オイルフェンスではなく、ゲートとかを設けて流木が入らないようにするということでございますが、それについてもまた県のほうに、そういうことができないかということをお尋ねさせていただきたいと思っております。  それと、大学の先生とかに潮流の流れ、それから泊地にたまる流木、そういうものについて、どのような傾向があるのかということについて調べていただくということについても、県のほうにそのような要望があったということで伝えさせていただきます。  以上です。 ◯副議長(河野康臣君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。吉武課長も長洲の人なので、直結してるのでよくわかると思いますので、漁師さんの生活が安定できるように御尽力いただければと。よろしくお願いします。  次に行きます。長洲公民館の早期の建てかえの件なんですけど、自分もちょっと商工会議所等の事業で長洲公民館を利用することがあったんですけど、もう廃屋じゃないですけど、まさにお化け屋敷みたいな状況の建物だなというのをものすごく感じてます。奥は暗いしですね。  先ほども言うた、うちの長洲の自治区でしてるんですけど、健康体操とか老人が集まって何かをする教室等も開かれていると思うんですけど、あそこに集いたい、集まりたいというようなものを早期に建てかえていただけないかという声が多く上がっています。  令和二年度に基本設計ができるということなんですけど、逆にですね、いつぐらいの完成を目指して令和二年という数字が出たのか、ちょっとお聞きをしたいです。 ◯副議長(河野康臣君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)社会教育課長の〆野でございます。再質問にお答えいたします。  今計画をしておりますのが、令和二年度に基本設計、実施設計ということで、その後、その次の年に本体工事に入っていこうというふうに思っております。現在、基本計画の案の中でございますが、令和四年度に完成を目指していると計画しているところでございます。  以上でございます。 ◯副議長(河野康臣君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)それで、この答弁の中に、長洲中学校区の区長や公民館利用者、PTA代表、住民代表の方々に経緯と基本計画の説明をしたとありますけど、長洲の町民、あそこを一番利用される方が望むような長洲公民館を建ててほしいという要望があるんですけど、その内容に対して、逆にここはこうしてほしいとか、そういう反対事項みたいな、建物の内容に関してというのはなかったでしょうか。 ◯副議長(河野康臣君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)再質問にお答えいたします。  反対というのは、現在ありますところの公民館について、反対というよりこういうふうにしていただきたいという要望というか、集まる規模、二百人程度が集まるものが欲しいとか、子育てをもうちょっとしやすいような、利用しやすいような、子育て世代が、そういった要望は寄せられておりました。  以上でございます。 ◯副議長(河野康臣君)二番 吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)そういう要望ですよね。それになるべく沿うように計画をしていただきたいと思いますし、長洲公民館はですね、長洲の中心じゃないですけど、みんなが集まりやすいような場所なんでですね、今後長洲地区の交流の場、防災のときの避難場所等を踏まえたところの、みんなが寄りやすい、みんなが集まりやすいような公民館の建設を強く望みます。  多少時間が余りましたけど、わかりやすい答弁で前向きな答弁をいただきましたので、私の一般質問はこれで終わりたいと思います。ありがとうございました。 ◯副議長(河野康臣君)以上で吉田泰秀議員の一般質問を終結いたします。  ただいま、日程第一、市政一般に対する質問の途中ではありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は、明日十三日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、ここで議会事務局長より発言の申し出がありますので、許可します。  議会事務局長 麻生公一君。 ◯議会事務局長(麻生公一君)皆さん、大変お疲れさまでございます。事務局長の麻生でございます。  議案質疑についてお知らせいたします。  議案質疑の通告は、九月十三日の午前十時までとなっております。議案質疑は通告なしでもすることは可能でありますが、的確な説明をさせていただくために、議案に対する質疑がありましたら、できるだけ事前通告をお願いいたします。  なお、自己所属の常任委員会に関する議案につきましては、質疑は控えると内規、先例に規定しておりますので御注意をしてください。  以上でございます。 ◯副議長(河野康臣君)それでは、本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり御苦労さまでございました。                     散会 午後二時五十九分 宇佐市議会...