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2019年09月10日 令和元年第4回定例会(第2号) 本文
2019年09月10日 令和元年第4回定例会(第2号) 名簿

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  1. 宇佐市議会 2019-09-10
    2019年09月10日 令和元年第4回定例会(第2号) 本文


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    最終取得日: 2023-03-29
    2019年09月10日:令和元年第4回定例会(第2号) 本文 (387発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (二日目)           開議 午前十時〇〇分 ◯議長(衛藤博幸君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十三名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  令和元年九月第四回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(衛藤博幸君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(令和元年九月十日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十九番   │一、院内町養豚場問題について       │市長、教育長┃ ┃高橋宜宏君 │ (1)八月一日に開催された「養豚場問題に  │および   ┃ ┃      │  係る大分県・宇佐市・東、納持の環境  │担当部課長 ┃
    ┃      │  を守る会合同会議」での話し合いで、  │      ┃ ┃      │  守る会より出された十三項目にわたる  │      ┃ ┃      │  要望について精査した。その後これを  │      ┃ ┃      │  受け八月二十一日に宇佐市と業者とで  │      ┃ ┃      │  話し合いを行ったと聞く。どういう内  │      ┃ ┃      │  容だったのか。また業者の歩み寄りは  │      ┃ ┃      │  あったのか。             │      ┃ ┃      │ (2)六月議会で養豚場の一部豚舎と工作物  │      ┃ ┃      │  (擁壁)は「確認申請が出ておらず、  │      ┃ ┃      │  三月八日付で報告書の提出を求めた」  │      ┃ ┃      │  との答弁だった。しかし八月一日に開  │      ┃ ┃      │  催された「合同会議」での話し合い   │      ┃ ┃      │  で、「報告書はまだ出ていない。提出  │      ┃ ┃      │  を求めている」と担当課長は以前と変  │      ┃ ┃      │  わらない回答だった。宇佐市が一部豚  │      ┃ ┃      │  舎と工作物三基の違法性を認識して五  │      ┃ ┃      │  ヶ月が経過しており、建築確認事務が  │      ┃ ┃      │  全く進んでいない状況に対し、話し合  │      ┃ ┃      │  いは紛糾した。その後、守る会は八月  │      ┃ ┃      │  二十日に市長宛に要望書を提出し、1)  │      ┃ ┃      │  業者に早急に確認文書を出させること  │      ┃ ┃      │  2)工作物の現地を精査し、適切な確認  │      ┃ ┃      │  審査を行うこと。その上で問題があれ  │      ┃ ┃      │  ば3)専門の一級建築士の指導の下、建  │      ┃ ┃      │  設業者による改修工事を実施させ、完  │      ┃ ┃      │  了審査を実施することを求めるようお  │      ┃ ┃      │  願いした。当局の見解と日程を示して  │      ┃ ┃      │  欲しい。               │      ┃ ┃      │二、宇佐神宮との諸問題について      │      ┃ ┃      │ (1)宇佐市と大分交通との第三セクターで  │      ┃ ┃      │  運営している宇佐八幡駐車場。その東  │      ┃ ┃      │  側に宇佐神宮直営の表参道駐車場が開  │      ┃ ┃      │  業したのが一昨年の七月末。さらに今  │      ┃ ┃      │  年になってこれまで八幡駐車場として  │      ┃ ┃      │  賃貸借契約をしていた土地の返却を宇  │      ┃ ┃      │  佐神宮側から求められ、契約解除し、  │      ┃ ┃      │  新たに神宮の直営駐車場として営業し  │      ┃ ┃      │  ている。さらに同神宮は六月からは境  │      ┃ ┃      │  内の神宮球場横の広場も直営の有料駐  │      ┃ ┃      │  車場として営業を開始した。八幡駐車  │      ┃ ┃      │  場の売り上げ状況と三セクとして今後  │      ┃ ┃      │  の八幡駐車場経営をどう考えているの  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │ (2)宇佐市が宇佐神宮から無償で借りてい  │      ┃ ┃      │  た神宮球場は、六月に三年契約で契約  │      ┃ ┃      │  更改の時期になり、神宮より返還の申  │      ┃ ┃      │  し込みがあったと聞いている。その後  │      ┃ ┃      │  協議はどうなったのか。        │      ┃ ┃      │三、文化財保護行政について        │      ┃ ┃      │ (1)六月議会で小部遺跡について「中心部  │      ┃ ┃      │  に大型掘立柱建物が確認された。古墳  │      ┃ ┃      │  時代前期において、全国で数例しかな  │      ┃ ┃      │  い墳墓と豪族居館の関係の分かる集落  │      ┃ ┃      │  遺跡が解明された。また宇佐市最古の  │      ┃ ┃      │  前方後円墳である赤塚古墳、免ケ平古  │      ┃ ┃      │  墳に葬られている人の住居とも考えら  │      ┃ ┃      │  れている」とし、市長の英断で保存を  │      ┃ ┃      │  することを決めた。十二月下旬までに  │      ┃ ┃      │  国指定史跡へ向けて文化庁へ申請をす  │      ┃ ┃      │  るとのことだが、報告書の作成は進ん  │      ┃ ┃      │  でいるのか。また、何か障害はないの  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │ (2)国指定史跡の範囲は環溝遺構の外側ま  │      ┃ ┃      │  でを考えているとの答弁だったが、買  │      ┃ ┃      │  収予定の面積と土地買い上げ等のスケ  │      ┃ ┃      │  ジュールは。             │      ┃ ┃      │四、NPO法人院内活性化協議会不正受給  │      ┃ ┃      │ 事件について              │      ┃ ┃      │ (1)空き家バンク制度の運営を委託されて  │      ┃ ┃      │  いたNPO法人「院内活性化協議会」  │      ┃ ┃      │  の不正受給事件で、宇佐市が協議会の  │      ┃ ┃      │  元会長ら二人に計約七百九十万円の損  │      ┃ ┃      │  害賠償を求めた訴訟で、大分地裁中津  │      ┃ ┃      │  支部は二人に全額の賠償を命じた。ま  │      ┃ ┃      │  た元会長ら二人は有印私文書偽造・同  │      ┃ ┃      │  行使などの罪に問われ、同支部が昨年  │      ┃ ┃      │  二月、それぞれに懲役二年、執行猶予  │      ┃ ┃      │  四年の有罪判決を言い渡し、確定して  │      ┃ ┃      │  いる。この事件の総括と再発防止につ  │      ┃ ┃      │  いて、市当局の見解を伺いたい。    │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃六番    │一、地域のために             │市長、教育長┃ ┃川谷光紹君 │ (1)平成二十八年三月に宇佐市公共施設等  │および   ┃ ┃      │  総合管理計画が策定された。同計画で  │担当部課長 ┃ ┃      │  は更新費用条件を定めているが、1)経  │      ┃ ┃      │  過年数三十一年以上五十年までのもの  │      ┃ ┃      │  の今後大規模改修計画、2)経過年数が  │      ┃ ┃      │  五十一年以上のものの建替え計画、3)  │      ┃ ┃      │  耐用年数が超過しているものの更新計  │      ┃ ┃      │  画は。また、「地域差は考慮せずに更  │      ┃ ┃      │  新を行う」と明記しているが、公営住  │      ┃ ┃      │  宅に関しては耐震性能やユニバーサル  │      ┃ ┃      │  デザインに配慮したり、子育て世代や  │      ┃ ┃      │  高齢者が生活しやすい地域に集約する  │      ┃ ┃      │  など積極的に取り組んではどうか。   │      ┃ ┃      │ (2)宇佐市役所新庁舎・安心院地域複合支  │      ┃ ┃      │  所の完成も間近となった。現在使用さ  │      ┃ ┃      │  れている事務等の備品についてはでき  │      ┃ ┃      │  るだけ活用していく方針と伺ってい   │      ┃ ┃      │  る。また、公民館や集会所、子育て支  │      ┃
    ┃      │  援施設等で会議用の机やイス等が必要  │      ┃ ┃      │  との声も聞く。現在使用されている事  │      ┃ ┃      │  務用の機器や備品のリユース計画は。  │      ┃ ┃      │ (3)災害時に指定される避難所のAED設  │      ┃ ┃      │  置状況は。また、AEDが設置されて  │      ┃ ┃      │  いない避難所に対しては設置するべき  │      ┃ ┃      │  では。                │      ┃ ┃      │ (4)ラグビーワールドカップがいよいよ開  │      ┃ ┃      │  幕する。ラグビーのファンは、その他  │      ┃ ┃      │  のスポーツの世界大会と比べて開催地  │      ┃ ┃      │  での滞在期間が長いことが特徴と聞   │      ┃ ┃      │  く。宇佐市へ観光客を誘致するため   │      ┃ ┃      │  に、どのような取り組みを行ってきた  │      ┃ ┃      │  か。また、豊の国千年ロマン観光圏と  │      ┃ ┃      │  の連携は。              │      ┃ ┃      │ (5)国民健康保険の宇佐市の現状と課題   │      ┃ ┃      │  は。また、国民健康保険税の上昇を抑  │      ┃ ┃      │  えるために、宇佐市で取り組めること  │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │二、子どもたちのために          │      ┃ ┃      │ (1)厚生労働省と文部科学省の連携のも   │      ┃ ┃      │  と、平成三十年九月に通知された    │      ┃ ┃      │  「新・放課後子ども総合プラン」につ  │      ┃ ┃      │  いての通知のなかで、市町村行動計画  │      ┃ ┃      │  等に盛り込むべき内容が示されている  │      ┃ ┃      │  が、宇佐市の行動計画及び現在の進捗  │      ┃ ┃      │  状況並びに課題について説明を求め   │      ┃ ┃      │  る。                 │      ┃ ┃      │ (2)宇佐市での子育て支援において、保健  │      ┃ ┃      │  師が果たしている役割は非常に大きい  │      ┃ ┃      │  と感じている。新庁舎では、福祉保健  │      ┃ ┃      │  部の窓口が一階になるとのこと。一階  │      ┃ ┃      │  には相談室が四ヶ所設けられている   │      ┃ ┃      │  が、そのうち一ヶ所を子ども用の飾り  │      ┃ ┃      │  付けや遊具を常設しておき、保健師が  │      ┃ ┃      │  優先的に使えるようにしては。     │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃七番    │一、野生のサルの出没について       │市長、教育長┃ ┃和気伸哉君 │  今年に入り、市内至る所で野生のサル  │および   ┃ ┃      │ の目撃情報が寄せられているのではない  │担当部課長 ┃ ┃      │ か。サルの数が何頭いるのかわからない  │      ┃ ┃      │ が、農作物被害や動物被害も発生し、人  │      ┃ ┃      │ 的被害に及ぶ前に対策を取らなければな  │      ┃ ┃      │ らないが、どのような対策を計画してい  │      ┃ ┃      │ るのか。                │      ┃ ┃      │二、宇佐神宮の初詣の交通渋滞について   │      ┃ ┃      │  毎年多くの参拝者が、宇佐神宮へ初詣  │      ┃ ┃      │ 参拝に訪れる中で、本市も昨年は、臨時  │      ┃ ┃      │ 駐車場を宇佐市総合運動公園に開設し、  │      ┃ ┃      │ 宇佐八幡バス停留所まで、お一人様片道  │      ┃ ┃      │ 百円のシャトルバスを運行した結果と、  │      ┃ ┃      │ 今年の取り組みは何か考えているか。   │      ┃ ┃      │三、小・中学校のセキュリティについて   │      ┃ ┃      │  学校と保護者や地域の皆さんが、とも  │      ┃ ┃      │ に学校運営に取り組むコミュニティ・ス  │      ┃ ┃      │ クールが行われる一方、不審者等の学校  │      ┃ ┃      │ 施設侵入に対しての安全策は、どのよう  │      ┃ ┃      │ に取り組んでいるのか。         │      ┃ ┃      │四、災害時の避難所保険について      │      ┃ ┃      │  災害時に避難所開設などにかかる費用  │      ┃ ┃      │ を損害保険で賄おうとする市町村が増え  │      ┃ ┃      │ ているが本市は、このような保険に加入  │      ┃ ┃      │ しているか。              │      ┃ ┃      │五、死亡後の手続きについて        │      ┃ ┃      │  市民が死亡した際に、遺族が行う年金  │      ┃ ┃      │ や税関連などの複数の課にまたがる手続  │      ┃ ┃      │ きがあるが、遺族は各自で必要な手続き  │      ┃ ┃      │ を判断し、それぞれの窓口に行かなけれ  │      ┃ ┃      │ ばならない。死亡届に記載された氏名や  │      ┃ ┃      │ 生年月日など市民課が入力したデータを  │      ┃ ┃      │ 各課が共有し、手続きの有無を確認で   │      ┃ ┃      │ き、必要な申請書には氏名などの情報が  │      ┃ ┃      │ 自動で転載することができないのか。   │      ┃ ┃      │六、バリアフリーについて         │      ┃ ┃      │  高齢者、障がい者等の移動等の円滑化  │      ┃ ┃      │ の促進に関する法律(バリアフリー新   │      ┃ ┃      │ 法)施行後十二年が経過したが、本市で  │      ┃ ┃      │ はバリアフリー化が進んでいるのか。今  │      ┃ ┃      │ 後さらに高齢者の増加傾向も踏まえ、公  │      ┃ ┃      │ 共交通機関や建築物等に関するバリアフ  │      ┃ ┃      │ リー化を積極的に取り組んでいくために  │      ┃ ┃      │ バリアフリー方針を定めるマスタープラ  │      ┃ ┃      │ ン制度を創設してみてはどうか。     │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃一番    │一、児童生徒の安全確保にむけて      │市長、教育長┃ ┃河野健治朗君│ (1)不審者情報の共有化について、現在の  │および   ┃ ┃      │  進捗状況は。             │担当部課長 ┃ ┃      │ (2)学校単位での緊急連絡網システムの導  │      ┃ ┃      │  入を検討してはどうか。        │      ┃ ┃      │二、学校教育について           │      ┃ ┃      │  二〇二〇年度より小学校においてプロ  │      ┃ ┃      │ グラミング授業が全面実施となるが、宇  │      ┃ ┃      │ 佐市として具体的な計画があるか。ま   │      ┃ ┃      │ た、民間企業の支援を予定しているか。  │      ┃ ┃      │三、若者単身者の移住・定住促進に向けて  │      ┃ ┃      │ (1)今年度の婚活施策はどのような計画を  │      ┃ ┃      │  実行しているか。           │      ┃ ┃      │ (2)実家暮らしからの自立支援や近隣市か  │      ┃ ┃      │  らの移住促進を目的に、自治会加入や  │      ┃ ┃      │  定住を条件とした住宅政策を検討でき  │      ┃
    ┃      │  ないか。               │      ┃ ┃      │四、「宇佐市まち・ひと・しごと創生総合  │      ┃ ┃      │ 戦略」も最終年度となり、次の中長期計  │      ┃ ┃      │ 画の策定の検討を行っていることと思う  │      ┃ ┃      │ が、これまでの成果をもとに、宇佐市が  │      ┃ ┃      │ 行政としてsociety五・〇という  │      ┃ ┃      │ 大きな流れをどのように意識している   │      ┃ ┃      │ か。                  │      ┃ ┃      │五、いよいよ来月、ラグビーワールドカッ  │      ┃ ┃      │ プが開催され、大分県では五試合が予定  │      ┃ ┃      │ されています。十二月には女子ハンドボ  │      ┃ ┃      │ ール世界選手権大会が熊本で。二〇二〇  │      ┃ ┃      │ 年は東京オリンピック・パラリンピック  │      ┃ ┃      │ の開催。二〇二一年には世界水泳選手権  │      ┃ ┃      │ 大会が福岡で開催されます。近隣県での  │      ┃ ┃      │ 開催のため、当然本市にも多くの訪日外  │      ┃ ┃      │ 国人観光客が訪れることが予想されま   │      ┃ ┃      │ す。そこで、市民一体となって受入環境  │      ┃ ┃      │ を整備し、満足度向上やリピーターの増  │      ┃ ┃      │ 加を目的としてインバウンド講習会を一  │      ┃ ┃      │ 般市民や市主催の海外短期留学を経験し  │      ┃ ┃      │ た中高生に対して勉強会を開催すること  │      ┃ ┃      │ を検討できないか。           │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯議長(衛藤博幸君)まず、十九番 高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)皆さん、おはようございます。傍聴の皆さんも、早朝よりありがとうございます。十九番の高橋宜宏です。久々のトップバッターです。  いつも、私、議会事務局に、順番を決めるくじを引くときに、やはり早く一般質問は終わったほうがいいからですね、できるだけ若いくじをと念じながら引くんですけれども、ここ数年間、最後のほうばかりでした。今回はですね、私、一般質問の準備不足がありまして、どべのほうにと念じたら、一番になりました。本当に人生はままならないですね。  人生がままならないと言った歴史上の人物で有名なのはですね、白河上皇ですね。彼が、人生でままならないものが三つあると。一つは鴨川の水、もう一つはすごろくのさい、最後に山法師がままならないと言ったんですけど、私はそうして考えるとですね、あと二つ、何がままならないかなと昨日思ったんです。うちの女房がままならないし、うちの娘二人がままならないんですね。皆さん方は何かございますでしょうか。  さて、今回は四項目にわたり、宇佐市の市政一般について質問をいたします。  まず第一の質問は、院内町養豚場問題についてです。  去る八月一日に開催された養豚場問題に係る大分県・宇佐市・東、納持の環境を守る会合同会議での話し合いで、守る会より提出された十三項目にわたる要望について精査いたしました。その後、これを受け、八月二十一日に宇佐市と業者とで話し合いを行ったと聞いています。どういう内容だったのか、また、業者の歩み寄りはあったのかをお尋ねいたします。  次に、六月議会で、養豚場の一部豚舎と工作物(擁壁)は確認申請が出ておらず、三月八日付で報告書の提出を求めたとの答弁でした。しかし、八月一日に開催された先ほどの合同会議での話し合いで、報告書はまだ出ていない、提出を求めていると担当課長は以前と変わらない回答でした。  宇佐市が一部豚舎と工作物三基の違法性を認識してはや五カ月が経過しており、建築確認事務が全く進んでいない状況に対し、話し合いは紛糾しました。その後、守る会は八月二十日に市長宛てに要望書を提出し、一、業者に早急に確認文書を出させること、二、工作物の現地を精査し、適切な確認・審査を行うこと、その上で問題があれば、三、専門の一級建築士の指導のもと、建設業者による改修工事を実施させ、完了審査を実施することを求めるようお願いいたしました。当局の見解と日程を示してほしいと思います。  第二の質問は、宇佐神宮との諸問題についてです。  宇佐市と大分交通との第三セクターで運営している宇佐八幡駐車場。その東側に宇佐神宮直営の表参道駐車場が開業したのが一昨年の七月末でした。さらに今年になって、これまで八幡駐車場として賃貸借契約をしていた土地の返却を宇佐神宮側から求められ、契約解除し、新たに神宮の直営駐車場として営業しています。さらに、同神宮は、本年六月からは境内の神宮球場横の広場も、直営の有料駐車場として営業を開始しています。八幡駐車場の売り上げ状況と、三セクとして今後の駐車場経営をどう考えているのかをお尋ねいたします。  次に、宇佐市が宇佐神宮から無償で借りていた神宮球場は、六月に三年契約で契約更改の時期になっており、神宮より返還の申し込みがあったと聞いています。その後、協議はどうなったのかお聞きしたいと思います。  第三の質問は、文化財保護行政についてです。  六月議会で小部遺跡について、中心部に大型掘立柱建物が確認された。古墳時代前期において、全国で数例しかない墳墓と豪族居館の関係のわかる集落遺構が解明された。また、宇佐市最古の前方後円墳である赤塚古墳、免ケ平古墳に葬られている人の住居とも考えられているとし、市長の英断で保存をすることを決めました。十二月下旬までに、国指定史跡へ向けて、文化庁へ申請をするとのことでしたが、報告書の作成は進んでいるのでしょうか。また、国指定史跡に向けて、何か障害はないのでしょうか。  次に、これも六月議会で、国指定史跡の範囲をお聞きしたところ、環溝遺構の外側までを考えているとの答弁でしたが、買収予定の面積と土地、買い上げ等のスケジュールをお尋ねいたします。  第四の質問は、NPO法人院内活性化協議会不正受給事件についてです。  空き家バンク制度の運営を委託されていたNPO法人院内活性化協議会の不正受給事件で、七月十六日、宇佐市が協議会の元会長ら二人に計約七百九十万円の損害賠償を求めた民事訴訟で、大分地裁中津支部は、二人に全額の賠償を命じています。また、この二人は、昨年二月に行われた刑事訴訟の判決においても、有印私文書偽造、同行使などの罪に問われ、同支部がそれぞれに懲役二年執行猶予四年の有罪判決を言い渡し、これも確定しています。この事件の総括と再発防止について、市当局の見解をお伺いしたいと思います。  以上で初回の質問を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、高橋宜宏議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。十九番 高橋議員の一般質問にお答えをいたします。  四項目め、NPO法人院内活性化協議会不正受給事件についてでありますが、刑事事件につきましては、被告二名が宇佐市から受託した業務に関し、平成三十年三月十三日に有印私文書偽造、同行使、詐欺の有罪判決が確定しております。また、民事事件につきましては、被告二名に対して市の損害を請求するもので、市の主張が全面的に認められ、令和元年八月一日に判決が確定しております。  市の委託事業においてこのような事件が起きたことは、まことに遺憾であります。今回の事件を踏まえ、委託事業チェックリストを用いて確認を行うなど再発防止に取り組んでおりますが、委託事業のみならず、全ての事務処理が適正に執行されるよう努めてまいります。  以上で私からの答弁は終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますのでよろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの院内町養豚場問題についての一を、市民生活部長 荒牧 巖君。 ◯市民生活部長兼税務課長(荒牧 巖君)皆さん、おはようございます。市民生活部長の荒牧です。十九番 高橋議員の一般質問にお答えします。  一項目め、院内町養豚場問題についての一点目、守る会より出された十三項目の要望についての業者との話し合いの内容についてですが、この問題につきましては、市院内養豚場周辺環境町内検討委員会を設置して、養豚場に起因する諸課題について論点整理、関係各課と協議を行っています。  現在、八月一日に開催された、養豚場問題に係る大分県・宇佐市・東、納持の環境を守る会合同会議で集約した内容を、八月二十一日の業者・大分県・宇佐市合同会議で業者に具体的にお伝えし、その背景や現状の対策を聴取したところです。  御指摘の合同会議の内容や業者の歩み寄りについてですが、業者も早期の問題解決を望んでおり、速やかに対策ができる事項や時間を要する事項を整理しているところであります。現時点では、県の関係機関と市の関係各課とで調整中であり、諸課題について協議の内容を本検討委員会で十分精査し、守る会に報告したいと考えております。  早急に双方の合意形成を図ることが肝要でありますので、円滑な調整ができるよう、県、関係機関と協議してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの院内町養豚場問題についての二を建設水道部長 城 隆弘君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)皆さん、おはようございます。建設水道部長の城でございます。十九番 高橋議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、院内町養豚場問題についての二点目、六月議会では確認申請が出ておらず、三月八日付で報告書の提出を求めたとの答弁があったが、その後の当局の見解と日程はについてですが、報告書の提出につきましては、当初、二級建築士が対応していましたが、その後、一級建築士が対応することとなり、五月中旬には擁壁形状の計測を実施し、現況調査に取りかかっているとの報告を受けています。  当該一級建築士とは随時協議を行っており、八月二十三日には報告書作成における工程表の提出を受けています。工程表では、今後、現地実測、配置図作成、構造物調査及び構造物実測図作成をすることになっており、現地の状況が建築基準法の規定に適合しているか調査していくことになります。  市としては、工程の詳しい内容を把握するため、各業務内容の詳細を提出するよう求めています。その提出を受け次第、精査した上で報告書の提出期限を設定していきたいと考えています。  今後、報告書を受理した後、内容を審査し、状況に応じて指導等を行ってまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの宇佐神宮との諸問題についてを経済部長 河野洋一君。 ◯経済部長兼農政課長(河野洋一君)おはようございます。経済部長の河野でございます。十九番 高橋議員の一般質問にお答えします。  二項目め、宇佐神宮との諸問題についての一点目、八幡駐車場の売り上げ状況と三セクとして今後の八幡駐車場経営をどう考えているのかについてですが、株式会社宇佐八幡駐車場の駐車場収入につきましては、平成二十八年度が五千三百九十五万三千円、平成二十九年度が五千二百七十九万三千円、平成三十年度が五千六百九十万五千円となっています。  これは、国民文化祭光の祭典の開催や六郷満山関連などの広域連携での誘客施策などが功を奏したと考えられますが、平成三十年度純利益一千百万円を上げており、安定した黒字となっています。  市としましては、今後とも健全経営を行えるよう注視してまいりたいと考えております。  二点目、本年六月に三年契約の更改時期となったが、その後の協議はについてですが、平成三十年一月に当該球場賃貸借条件の変更申し入れを受け、関係者の意見を参考に双方で協議を重ね、令和元年六月五日付で新たに土地使用貸借契約を締結しました。  新たな契約については、令和元年七月一日から令和四年三月三十一日までの二年九カ月の契約期間となっており、球場及び屋外トイレ等の附帯設備の敷地を無償でお借りする内容となっています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、三項目めの文化財保護行政についてを教育次長 上田誠之君。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)皆さん、おはようございます。教育次長の上田でございます。十九番 高橋議員の一般質問にお答えします。  三項目め、文化財保護行政についての一点目、小部遺跡について報告書の作成は進んでいるのか、また、何か障害はないのかと、二点目、買収予定の面積と土地買い上げ等のスケジュールについては、関連がありますので一括してお答えします。  小部遺跡の国指定史跡への準備として、遺跡で出土した土器等の整理作業員賃金や現地の地形測量の費用などの補正予算案を、今議会に提案させていただいております。現在、発見された土器等の実測や図面の製図等の整理作業を行っており、概要報告書を今年度内に作成する予定です。  国指定史跡を目指す範囲としては、登記簿面積で約一万六千五百平方メートルを予定しており、現在所有者に史跡指定の同意を得るための協議を行っているところで、土地所有者が亡くなっている場合、相続人への理解、同意、取得などに時間を要することが考えられます。このため、今後のスケジュールにつきましては、明言することは控えさせていただきます。  市の重要な遺産である小部遺跡については、今後も関係機関と協議を重ねながら、国指定史跡を目指してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十九番 高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)それでは、順次再質問を行いたいと思います。  まず、第一項目の院内町養豚場問題についてです。  八月二十一日の業者との話し合いの内容については、守る会のほうに先に行いたいというようなことでしたけれども、それは順番からすればそうだと思います。ただ、いつごろ説明会を行う予定にしているのか、それは八月一日に行った県・市・守る会合同会議のようなものになるのかをお尋ねいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(新納孝明君)生活環境課長の新納でございます。高橋議員の再質問にお答えします。  先ほどの答弁にもありましたが、八月二十一日に業者・大分県・宇佐市合同会議を行い、速やかに対策ができる事項や時間を要する事項を整理しております。今後、庁内検討委員会、県の関係機関と協議を行った後、守る会との協議を考えております。  日程等につきましてはまだ決定しておりませんが、早急に調整したいというふうに考えております。また、会議の進め方につきましては、基本的には前回と同じように考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)早急にお願いしたいということと、ただ、合同会議をいきなり開いて、守る会の人たちの意見を聞くというのは、ちょっと難しいですね。ですから、事前に概要でもいいですからね、守る会の人たちに知らせておくと。そうすると、守る会の人たちも内部でのコンセンサスを得られると思うんですが、いかがですが。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(新納孝明君)再質問にお答えします。  議員御指摘のように、当日での資料配付では、なかなか守る会の中で意思統一を図るのは難しい部分があったと思います。配慮が足りておりませんでした。  今後は、会議をスムーズに進めるためにも、事前打ち合わせや事前の資料配付など、何らかの方法を考えていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)八月二十一日の県・市・業者の話し合いの後にですね、庁内検討委員会というのがありますけれども、これは開催したんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(新納孝明君)再質問にお答えします。  業者との協議後、検討委員会のほうはまだ開催をしておりません。しかし、庁内検討委員会の関係各課につきましては、県、守る会、業者それぞれの合同会議に参加をしており、内容の把握等はできているとは思いますが、事務局としましては、八月二十一日の業者・大分県・宇佐市合同会議の内容の整理を行い、再度検討委員会を開催し、内容のほうを精査したいというふうに考えております。
     以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)六月の定例会の一般質問で、七月に予定されている第二回の市環境審議会では、規制地域の指定、規制の方法等について審議していただくこととしているとの答弁でしたけれども、その審議内容はどうだったんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(新納孝明君)再質問にお答えします。  七月十二日に開催しました宇佐市環境審議会では、宇佐市全域での臭気指数での規制方法を提案し、審議会の中で審議をしていただきました。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)私、ネットで環境審議会を検索したんですけれども、ほとんど多くの自治体がですね、環境審議会の一部始終をネットで公開していますね。例えば、議題、報告事項、配付資料、議事録、それから答申書等、ほとんど全て開示しています。ただ、委員の発言の委員名は、委員と書いているだけですけれどもね。そういうふうに、これからは審議会の模様を市民とか国民に公開するという時代なので、一回一回、私がここでどうなりましたかと聞かずに、ネットで見られるようにしてもらいたいと思いますが、いかがですか。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(新納孝明君)再質問にお答えします。  他の自治体の状況等の調査は詳しくは行っておりませんが、環境審議会の内容の公開につきましては、審議会の判断になろうかと考えております。また、審議会から答申をお受けする前に、皆様から意見をいただくパブリックコメント等も予定しておりますので、現時点では審議会の内容の公開は、審議の意思決定に支障を生じるおそれがありますので、非開示というふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)そういう考えで、これまではなかなか公開してこなかったと思うんですけれども、時代はね、課長、刻々と変わっていますので、その辺もう一遍ね、審議会の委員さんも含めていろいろ話し合っていただきたいというふうに思います。  臭気の問題は、私、環境審議会の今後の対応に期待しています。  ところで、一時期臭気の測定器が壊れていましたが、その後、修理あるいは新しい測定器の購入はなされたのか。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(新納孝明君)再質問にお答えします。  昨年度五月、守る会のほうから測定の要望があった時点で、前後して故障があったのは事実ですが、現時点では修理のほうができております。  また、現在、審議会等で、悪臭の特定物質の指定から臭気指数の指定の審議をしていただいておりますので、新しい機材の購入のほうは、現時点では避けたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)これを申し上げるのはね、現在でもやはり、耐えがたい臭気が漂うことが多いらしいんですよ。一時期、臭気も、それから水の濁りも少なくなった時期もありますけれども、最近はそんなことはなくて、またもとに戻っているような状況もあるんで、ぜひ調べてもらいたいということなんですが、においが強かったときに、守る会から連絡があり測定に行くというのは当然なんですけれども、県の北部保健所は水質検査を定期的にやっていますよね。宇佐市も臭気測定を、月に一回とかそのレベルで結構なんで、定期的にやるようにお願いしたいと思いますが、いかがですか。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(新納孝明君)再質問にお答えします。  臭気測定器を、本当は守る会の方にお貸しするのが一番いい形かなというふうには思うんですけども、精密機械でありますんで、故障等が考えられますんでお貸しできないというのが現状なんですけれども、八月の守る会との協議の中でもお答えしたと思うんですけども、におい等が感じられれば、私たちが行って測定はするっちゅう回答はしたと思います。  定期調査につきましては、今後、いろいろな部分で協議をしていきたいというふうには考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)定期測定はもう前向きに検討していただきたいと思います。  平成三十年九月定例会での一般質問で、用水路の問題を、私、出しました。用水路への放流許可をとっているかの質問を県北部保健所に確認したところ、設置届の中で処理施設の排水は公共用水域に排出される届け出となっているが、市には放流許可申請は提出されていないとの答弁でした。  勝手に汚水を流すのは、私としては水質汚濁防止法以前の問題と思うんですけれども、許可なく汚水を流すことは問題ないのか。これに対し、業者に対し、市はどう対応したのかお聞きしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(後藤博文君)院内支所産業建設課長の後藤でございます。高橋議員の再質問にお答えします。  放流許可の申請書については、現在は提出をされておりません。申請の提出に当たりましては、養豚場施設の排水施設及び放流の経路について、県、市、それから業者と現地確認を行い、事実確認をした上で精査し、提出について指導をしていきたいと思っております。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)この施設は、もともと汚水を流す施設じゃない、自己完結型の施設だったというふうに聞いているんですけれども、それも含めて調査をしてほしいと思いますけれども、これは最終的には地元の同意も要るというふうに聞いています。  地元の同意がなければどうなるんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(後藤博文君)お答えいたします。  申請書の添付書類といたしまして、位置図であるとか、排水施設の経路であるとか、添付書類が必要になってまいります。あわせて、地元の区長の同意書が必要となっておりますので、申請の時点で必要となってまいります。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)これも、地元の合意をなかなか得ることは困難ですよね。ですから、こういうことも含めて、業者と折衝するときにはね、私は行政の強い指導がそこで必要になってくるんじゃないかなというふうに思っております。  それからですね、大気汚染防止法、水質汚濁防止法では、国が全国一律の排出基準、排水基準を定めていますね。都道府県は、自然的、社会的条件から見て不十分であれば、条例により厳しい基準を定めることができるようになっています。これを通常、上乗せ基準というんですけれども、宇佐市独自の条例で厳しい上乗せ基準を設定することも可能なのかどうか。  私、九月議会で聞いたんですけれども、野村課長が市の環境対策課なり、協議しながらそれが可能であるかどうか研究させていただきたいとの答弁でした。その後、研究結果はどうなりましたか。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(新納孝明君)生活環境課長の新納でございます。高橋議員の再質問にお答えします。  市独自の条例を制定することは可能ですが、排水基準の上乗せについてですが、現在大分県では、水質汚濁防止法の国が定める全国一律の排出基準に、さらに県独自で条例を定め、厳しい基準を設けております。また、昨年の九月議会で、先ほど言われたとおり再質問がありまして、基準の見直しにつきましても、今年度七月より規制されており、現時点でもかなり厳しい基準となっておりますので、市独自の上乗せ基準につきましては、現時点では考えておりません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)私自身もまだ自信がないんです。県のほうに問い合わせても、回答がまちまちですね。それは、法律の範囲内で条例を求めることは可能だという説の方と、それからやっぱり、水質の問題は県が担当しているんで、県の条例以上のものを作ることは不可能だという、二つの意見なんですよ。私は環境省のほうにも問い合わせてみたんですけれども、専門の担当者が出張でいないっていうんで、なかなか今回、この問題についてはっきりしたことが言えないんですけれども、市のほうも、少し研究をしておいていただきたいというふうに思います。  それから、八月二十日に市長宛てに建築確認申請の出されていない一部豚舎と三基の擁壁について要望書を提出した際に、報告書の提出がないので八月二十三日までに、まず工程表の提出を求めたとのことでしたが、工程表の提出はあったんですよね。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(松田智弘君)建築住宅課長の松田です。再質問にお答えいたします。  工程表の提出につきましては、先ほどの答弁にもありましたように、八月二十三日に提出を受けております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)実は、私もこの工程表のコピーをいただいているんですけれども、この工程表には、現地実測を初めとして十月三十日まで構造物実測図作成と書いてあります。十月末日を報告書の期限と考えていいんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)住宅建築課長。 ◯建築住宅課長(松田智弘君)再質問にお答えいたします。  八月二十三日に提出されました報告書作成の工程表の中に記載されている最後の業務内容の構造物実測図作成業務期間が、十月三十日までとなっています。  工程表につきましては、その詳細を建築主と依頼されている建築士に確認を行い、さらに精査の必要があると思われますが、今のところ十月末をめどに報告書の提出期限を設定したいと考えています。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)今、十月末を期限と考えているということですけれども、それでも報告書が提出されなかったときに、どういう対応をするんですか。何かペナルティーを考えるんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(松田智弘君)お答えします。  建築主に対して、期日までに提出できなかったことに対する理由書の提出を求めまして、事情聴取を行い、再度期日を設定した上で早急に報告書を提出するように指導します。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)この例は、全国的に見てもそう多くはないですね。それは、宇佐市の松田課長の苦悩もようわかります。だけどね、これ、明らかに悪質と思われるんですよ。確信犯ですね。悪いと思いながらやってきたんじゃないかなと私は思うんですが、こういうときに、最終的に、これ、前の課長も言っていたけれども、国、県と相談しながらペナルティーも考える、そういうことも頭の中に入れておいていただきたいというふうに思います。  それからですね、報告書が提出された場合、現地に赴き、敷地全体の建物、建築物等が建築基準法関係規定に適合するか調査しなければならないと思うんですけれども、これは誰が調査を行うんですか。素人っぽい質問ですけどね。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(松田智弘君)市の職員が担当いたしまして、建築主、建築士立ち会いのもと、報告内容について説明を受け、調査を行います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)これ、一般論で結構なんですけれども、工作物と報告書に大きなそごがある場合、行政は業者に対してどうしようと考えているんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(松田智弘君)お答えします。  報告書が現地と違っていれば、現地を適法状態にすることに主眼を置き、整合させ、建築主と建築士と協議しながら指導していきます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)いずれにしても、建築確認行政をしっかり行っていただきたいというふうに要望して、次に参ります。  二項目め、宇佐神宮との諸問題について。  今回、神宮へ返した駐車場の面積はどれぐらいあったのか。それは、これまで営業した駐車場の面積の何%ぐらいに当たるのか、わかれば。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方でございます。高橋議員の再質問にお答えいたします。  以前の契約は、千三百三十一・五七平米というようなことで契約をしておりましたが、昨年の九月から、しっかり測量、調査、そして分筆、合筆等いたしまして、宇佐神宮に返還したのは登記面積で千三十九平米というような結果となっております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)初回の答弁では、売り上げはむしろ増えている状況があってですね、私が懸念しているような状況にないということだったんですけれども、しかしですね、まだ表参道駐車場の認知度が高くないですよね。それから、奥のほうにも新たにできました。だから、そういう駐車場の認知度が高まっていけば、プラス材料にはならないというふうに思っているんですけれども、これ市長、市長が社長をなさっている八幡駐車場の役員会で、こういう問題を話し合ったことがございますか。 ◯議長(衛藤博幸君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)市長としての答弁でいいですかね。(「ええ」との声あり)  役員会の中で、表参道駐車場ができていますので、その経営に対する影響度等についての話し合いは当然持ってございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)私は以前、八幡駐車場の無料化について、社長である市長に八幡駐車場の役員会で話し合ってほしいと申し上げたこともございます。というのが、八幡駐車場を、具体的にはまだ言えませんけれども、無料化するような動きが一部であるんですよ。そういう勢力が。だから、一度申し上げたときに、市長、八幡駐車場の役員会で駐車場の無料化について話し合ったことはありますか。 ◯議長(衛藤博幸君)市長。
    ◯市長(是永修治君)高橋議員の再質問にお答えします。  無料化についての話はしたことがございません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)それももう一遍、市長、相手のあることですからね、宇佐市がそう言っても、なかなか応じるかどうかわかりませんけれども、そういう声がちまたにもあるということを、ぜひ説明しながらですね、どう考えるか、一遍八幡駐車場の役員会でも、無料化についてどうするのか、そういう声があるがどうするかという話もしておいていただきたいと思います。  それから、神宮球場は再び無償で借りられるということになったそうで、それはそれでよかったなと思っております。  契約期間等、従前の契約と変更があった箇所はありませんか。 ◯議長(衛藤博幸君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)文化・スポーツ振興課長の香下でございます。再質問にお答えします。  以前と変わった点ということで、駐車場、今まで無料で使わせていただいておりました駐車場は、神宮さんの管理のほうに移りました。神宮球場については、これまでと同じで無料でお借りすることになっております。加えて、駐車場に設備としてありますトイレと宇佐高校の野球部が道具ですね、そういうものを保管しております倉庫について、その面積については無償でお貸しいただくという契約になっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)ただ、横の場所にですね、六月から宇佐神宮直営の有料の駐車場が完成して、営業を開始しておりますよね。神宮球場横の新たな有料駐車場について、神宮と何か話し合ったのか、また、あそこを利用する人たち、今まで無償だったんだけれども、今度有償になりましたよね。何かそういう市民の声は聞いていますか。 ◯議長(衛藤博幸君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)再質問にお答えいたします。  やはり、今まで野球場を使っておりました軟式野球連盟とか、そういった方々からは、有料にすることで使いづらいというお話は伺っておりますが、無料でこれまでどおり球場を使わせていただくことで、大会を開いたりとか、そういうことができるので、有料になったとしても、ここは引き続き使わせていただきたいということは聞いております。  また、神宮のほうでは、表参道の駐車場は有料で、外苑駐車場として整備されましたが、こちらは三百円の有料となっておりますが、軟式野球とかそういった野球関係者が使う場合は百十円で使うようにさせていただいておりますので、その辺も軟式野球連盟と協議の中で決められた金額となりますので、その辺は優遇させていただいております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)それからですね、ちょっと心配事があるんですけれども、宇佐神宮から口頭ですけれども、前の文化・スポーツ振興課長のほうへ国道十号線から、伏田、宮迫へ抜ける市道の拡幅工事、それに伴う末参橋の建てかえの要望があったと私は聞いているんですが、これは本当ですか。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。高橋議員の再質問にお答えいたします。  宇佐神宮からの要望は土木課のほうには受けておりません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)私は、前の文化・スポーツ振興課長からじかにその話は聞きました。やはりこれは、宇佐のまちづくりを考えたときに、大きな問題なんですね。裏から大きな道路ができて、今、有料駐車場もありますけど、そこにどんどん行くようになったら、今の宇佐のまちづくりは成り立たなくなってしまうんじゃないかなと。特に我々仲見世会も強く憂慮をしているんですけれども、宇佐市の見解、難しいですよね、はっきり文書で来ていませんからね、難しいとは思うんですけれども、何か情報とか、考え方はありませんか。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。お答えいたします。  今回言われている道路につきましては、市道宮迫線という名前でございます。また、宮迫線から宇佐神宮の裏を通っております。あれは、宇佐神宮裏線という道路。地元の宮迫地区からは、浸水対策、または橋が古いので老朽化の補修を早くしてほしいという要望、そういったものは挙がっておりました。  地元自治区の前区長さんにもお聞きしたところ、あまり裏に車が多く通ると、今までの環境と変わってしまうので、そこは要望はしないということで、神宮からそういった拡幅の要望があるというのは、地元が知っていたようでございます。逆に地元からは、そういった要望が挙がっていないかということで、逆にうちにも問い合わせがありました。まだ来ていないという回答はしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)宇佐市のまちづくりを二分するような大きな問題なので、私たちはですね、私も仲見世の代表をしていますから、仲見世としては反対だし、市のほうも、地元も拡幅には反対であればですね、ぜひそういう方向でお願いしたいと思います。  三項目めの文化財保護行政についてです。  今定例会に補正予算として国指定史跡に向けた小部遺跡の調査保護事業五百五十四万一千円が計上されていますけれども、この具体的な中身についてお尋ねをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)社会教育課長の〆野です。十九番 高橋議員の再質問にお答えいたします。  今回の発掘調査で出土した土器などの資料を整理するため、作業員賃金、また、遺跡とその周辺の地形測量図作成のための委託料、それと、発掘等のことを文化庁と協議するための旅費などの予算を計上させていただいております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)時間が押していますんで、少しはしょりながら参りますけれども、三月議会で是永市長が保存と活用と言われました。今後の方途と史跡公園化等活用に対するマスタープランをどう考えているのかお尋ねをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)社会教育課長〆野です。お答えいたします。  国指定史跡となれば、保存管理計画を策定しなければなりません。そのため、専門家などによる委員会を設置しまして、計画を策定するようになります。その時点でいろんなアイデアが出ると思いますので、そのときにまた考えていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)今回、発見された豪族居館、これはその豪族居館と豪族が埋葬されたと思われる赤塚・免ケ平古墳との関係ですね。それから、もう一つ考えられるのは、その豪族に従っていた兵士か何かわかりませんけれども、そこに居住していた人たちの居場所が当然あるわけですね。それはまだ発見されておりません。私はこれ、三点セットと呼んでいるんですけれども、これが発見されるというのは、またすごいビッグニュースになると思うんですよ。  ですから、あそこで例えば住宅開発とかさまざまな開発が行われるときには、あの周辺でね、やっぱり必ずチェックをさせてもらうと。調査をさせてもらうというシステムを作ってほしいと思うんですが、いかがですか。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)再質問にお答えいたします。  小部遺跡周辺では、今、高橋議員のほうから御指摘のありましたように、豪族たちを支えた集団の居場所である集落は見つかっておりません。文化財保護法では、周知の埋蔵文化財包蔵地については、届け出等の義務が土地開発者には課せられております。そういうことで把握はでき、調査はすることができるんですが、住宅申請等があった場合、この届け出義務のないところについては難しいというふうに思っております。遺跡の隣接地等につきましては、住宅申請のときに当課のほうに合議が回ってきますので、そういったところでチェックをしながら、遺跡の重要性を事業者に説明して、できるだけ試掘をお願いしたいというふうに思っております。  また、文化財保護法の第九十六条のほうに、遺跡の発見届というのがございますので、そちらでもし土器等の破片等が田んぼの中から見つかったとかいう事例がございましたら、そこでの対応にしたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)過去、宇佐は、前回も申し上げましたけれどもね、東上田遺跡という大変な遺跡を破壊した歴史があります。それから、運動公園、あの付近に川部遺跡というのが発見されて、それも開発を優先してきた、そういう教訓があります。  私は、小部遺跡はぎりぎり、市長の英断で残していただきまして感謝しているんですよ。ただ、何といいますか、こういうものを教訓に、私はもう一度、宇佐市で文化財保護行政の重要さを受け継いでいく体制を作るべきだと。私はね、市長をおだてるわけじゃないけど、市長の時代にぜひやってもらわないと、誰が市長に後になるかわかりませんからね、ぜひそういう確立をしていただきたいというのと、もう一つ、そのためにはですね、私自身もない知恵を絞って考えているんですけれども、大分県下調べてみました。文化財におけるそれぞれがどういう部署にあるのか調べたんです。文化財担当が現在充実しているお隣の中津市は、社会教育課文化財室、これ、課長級がそこにおります。それから国東市、大分市、竹田市、日田市は文化財課として設置をしています。課長級が行っているんですね。  だから、要するに、力を入れる部署というのは人と予算なんですよ。ですから市長ね、市長の考え方もいろいろあろうかと思いますが、やっぱり文化財保護宣言都市を全国に先駆けた市ですからね、文化財係じゃなくて文化財課を早急に設置していただきたいというふうに思っていますが、いかがですか。 ◯議長(衛藤博幸君)これは答弁ないでいいですか。  宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)高橋議員の再質問にお答えをいたします。  組織のあり方についてはですね、それぞれの社会経済情勢の変化に基づきまして、どうやるのが一番ベストかというのは常に見直すべき、考えるべき課題だと思います。  要はそこにある人と予算、議員おっしゃるとおりだと思いますので、総合的に勘案しながらですね、組織については、全体を見ながら考えていきたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)どうぞよろしくお願いいたします。  それから、四項目めのNPO法人院内活性化協議会不正受給事件についてです。  先ほど淡々と説明しておられました。チェックをしていくということも当然重要なんですけれども、まず、やっぱりこの事件の原因究明をやることが重要だと思っています。原因は何だったと思いますか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方でございます。  やはり被告二人が、完全に目的に沿った事業を遂行できなくて、その目的外使用について、それを免れようとしたこと等が原因だと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)そんなことではないと思いますね。というのは、当初から不正をやっていたわけじゃないんです。だんだん委託料をいただいて、それが高額になっていく、しかもチェックが甘い、そういうことです。ほとんどこの事業は丸投げ状態だったわけです、私に言わせればね。それは被告側もですね、口頭弁論でずぶずぶの関係だったというふうに言ったわけです。それがやっぱり原因だったと思いますよ。  ある程度実績があったから……、実績はあったんですよ。あったからね、領収証もおかしいなと思いながらも、それは目をつぶってきたんではありませんかね。  私、ほとんど黒塗りの領収証を公開条例でいただいて、金大分かかりましたけれどもいただいて、それを見ただけでおかしいところがわかりました。だから、これはチェックが甘かったということと、ずぶずぶの関係だった、丸投げをしていたということが大きな原因だったと思います。  私、心配しているのはね、一度、経済部長、農政課長も兼務していますけれども、今、問題なのは、中山間直接支払制度です。その後もね、何カ所、何地域からもね、不正があると、おかしいと言われています。だから、これはね、チェックがこれまで甘かったんですよ。チェックをもう一遍きっちりする体制を作ってほしいと思いますが、いかがでしょうか。中山間だけじゃない、全体なんだけど。 ◯議長(衛藤博幸君)質問を変えてください、方向を。  契約管財課長。 ◯契約管財課長(田中康彦君)契約管財課長の田中でございます。高橋議員の再質問にお答えします。  市の契約事務におきましては、地方自治法を初め、関係諸令、そして宇佐市契約事務規則などに基づき、適正に行われるというのが原則でございます。  今回の事件後、再発防止策といたしまして、改めて契約事務に係る適正な履行の確保や契約確認のための適正な検査について、全職員へ周知徹底をするとともに、国が公表しています委託事業の事務処理マニュアルとチェックリストを改めて全職員に配布しながら、適正な履行、検査を実施するよう努めているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)ぜひチェックを厳しくしてもらいたいと思います。  今回、七月十六日に民事事件の判決がおりまして、約七百九十万円の賠償額、総額が認められたということです。  ところで、このうち弁護士費用は幾らなのかと、それはいつ払うのかをお聞きいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方でございます。再質問にお答えいたします。  このうち弁護士費用につきましては、七十一万八千九百七十三円というふうになっております。それから支払いのほうですが、こちらは確認の上、後ほどお答えさせていただきたいと思います。済みません。 ◯十九番(高橋宜宏君)聞こえなかった。何て。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長尾方でございます。  内部事務を確認の上、後ほどお答えさせていただきたいと思います。大変申しわけございません。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)賠償金額の七百九十万円をどう回収していくのか。その回収計画はあるのか。これはね、判決が出ても回収できなければ絵に描いた餅なんですよ。だから、どう回収するのか。回収しなければ、これは宇佐市の税金からですからね。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方です。高橋議員の再質問にお答えいたします。  八月一日に判決が確定をいたしました。そして、八月十三日が支払い期限ということで請求を行いまして、支払いの意思表示がなかったため、債権差し押さえ命令申し立て、こちらを行いました。まず、債権のほう、預金等そちらのほうを……。 ◯十九番(高橋宜宏君)ちょっといい。最後、締めなきゃならないんで。 ◯議長(衛藤博幸君)簡潔に。
    ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)市といたしましては、全額収納できるように努めてまいりたい、そのように思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十九番(高橋宜宏君)私はね、今議会の冒頭で、総務部長なり市長なり、謝罪があると思っていたんですよ。ところが謝罪がなかった。  さっきの初回の答弁のときにも、謝罪があるのかなと思ったら、なかったんです。この問題は、最初、平成二十七年六月定例会で取り上げて指摘したにもかかわらず、不正はないとの答弁でした。そこで、同年十二月議会で証拠を提示すると、ようやく認めた経緯がある。その後、庁内検討委員会を設置し、平成二十八年三月三十日、調査結果を発表し、そのときの新聞報道によりますと、市長はチェック体制を見直すなどして再発防止に努めたいと陳謝したとあります。それを受けて、六月議会でこの問題を最初に指摘したのは議会だったと、謝罪を求めると言ったらですね、当時の観光まちづくり課長が、今議会で民事訴訟の訴えを提起しているし、場合によってはそれ以上の告訴も考えていると。結論が出た段階でしかるべき対応をすべきと考えているとの答弁でした。  これ、もう刑事、民事とも判決が確定しております。市民と議会に謝罪を求めたいと思いますが、いかがですか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方でございます。お答えいたします。  まず、謝罪ということであれば、謝罪すべきはやっぱり被告の二人であろうと思っております。そして……。 ◯議長(衛藤博幸君)簡潔に。時間がありません。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)市のほうも、被害者の会の方等もございますが、やはり謝罪すべきは、被告二人であろうと思います。報告等も必要かと思いますが、また、上司と相談の上、決めたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で高橋宜宏議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩をいたします。なお、再開は十一時十五分といたします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午前十一時〇三分               ───────────────                 再開 午前十一時十四分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  六番 川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)皆さん、こんにちは。六番 求道会、川谷光紹です。大変多くの方に傍聴にお見えいただき、ありがとうございます。皆様方の思いを市政へとつなげていくためにも、一般質問に取り組んでいきたいと思います。  この一般質問に先立ちまして、また少しお話ができればというふうに思います。先日、私が大学生のとき、貧乏学生だったので寮に入っておりました。その寮長先生が、大学の同窓会主催の講演会で講師をされるということで、しかも、佐伯でされるということで、どうにかほかの仕事の都合をつけてお話を聞きに行きました。  ともに同じ釜の飯を食ったというのもあるのか、二十数年ぶりに会ったにもかかわらず、「川谷君」と。「川谷君の後ろにはバイクの姿が見える」と。そのとき寮の規則でバイクが禁止だったんですが、私がバイクを乗っていたもので。それはサークル活動ということで、そういうサークルに入っていたので、許可を特別にいただいたところなんですが。  その先生が話されていた一つのテーマがありました。テーマは転換というものです。転換というのも、百八十度変わるということです。何かのことをきっかけに全てが百八十度変わって見えるということの話をしてくださいました。例え話が法話の中では多いんですが、その例え話の中で、大きな船に船乗りさんがいました。夜になって、仕事がないので一段落して、甲板で星を眺めていました。いい気持ちだなと思って伸びをした瞬間、その船員は海へ落ちてしまいました。船員は必死にもがきます。助かろう助かろうともがきます。しかし、力尽きて溺れていきます。もう諦めそうになったとき、「力を抜いてごらん、そしてもし上に上がることができたら、ふっと大きなため息をついてごらん」とどこからか声が聞こえてきました。力を抜いたら海なので、当然浮力も強くて、自然と体が浮いて、そして、海面に上がったところでふっと息をして、それで肺に空気が入って、呼吸ができて、ゆっくりと上を見たら変わらぬ星空がありました。  そのときに船員は思いました。ああ、今まで私を支えてくれていたのはこの海だったんだなと。今さっきまでもがき苦しんでいた海が、今度は支えてくれる海に変わる。この転換、百八十度変わって見るということの話をしてくださいました。  その船員が助かったか、助からないかは話の答えにはないわけです。というのも、それは大切なこととはまた一つ違う問題だからです。本当に大切なことは、必ず避けては通れないところに対して、自分が今、どのような気持ちで臨んでいくのかということを教えてくれるお話だったように思います。  今、宇佐市の市政にかかわる者としてさまざまな問題、先ほど高橋議員が一般質問をされたように、さまざまな問題があろうかと思います。しかし、それも一つ変われば、多くの市民を支える問題へと変わっていってくれることを願いながら、一般質問に入りたいと思います。よろしくお願いします。  それでは、一項目め、地域のためにの一点目、平成二十八年三月に、宇佐市公共施設等総合管理計画が策定された。同計画では、更新費用条件を定めているが、一、経過年数三十一年以上五十年までのものの今後大規模改修計画、二、経過年数が五十一年以上のものの建てかえ計画、三、耐用年数が超過しているものの更新計画は。  また、地域差は考慮せずに更新を行うと明記しているが、公営住宅に関しては、耐震性能やユニバーサルデザインに配慮したり、子育て世代や高齢者が生活しやすい地域に集約するなど、積極的に取り組んではどうか。  二点目、宇佐市役所新庁舎、安心院地域複合支所の完成も間近となった。現在、使用されている事務等の備品については、できるだけ活用していく方針と伺っている。また、公民館や集会所、子育て支援施設等で会議用の机や椅子等が必要との声も聞く。現在使用されている事務用の機器や備品のリユース計画は。  三点目、災害時に指定される避難所のAED設置状況は。また、AEDが設置されていない避難所に対しては設置するべきでは。  四点目、ラグビーワールドカップがいよいよ開幕する。ラグビーのファンはその他のスポーツの世界大会と比べて、開催地での滞在期間が長いことが特徴と聞く。宇佐市へ観光客を誘致するためにどのような取り組みを行ってきたか。また、豊の国千年ロマン観光圏との連携は。  五点目、国民健康保険の宇佐市の現状と課題は。また、国民健康保険税の上昇を抑えるために、宇佐市で取り組めることは。  二項目め、子供たちのためにの一点目、厚生労働省と文部科学省の連携のもと、平成三十年九月に通知された新・放課後子ども総合プランについての通知の中で、市町村行動計画等に盛り込むべき内容が示されているが、宇佐市の行動計画及び現在の進捗状況並びに課題について説明を求める。  二点目、宇佐市での子育て支援において、保健師が果たしている役割は非常に大きいと感じている。新庁舎では、福祉保健部の窓口が一階になるとのこと。一階には相談室が四カ所設けられているが、そのうち一カ所に子供用の飾りつけや遊具を常設しておき、保健師が優先的に使えるようにしては。  以上、一回目の質問を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、川谷光紹議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、地域のためにの四点目、ラグビーワールドカップでの観光客誘致の取り組み、豊の国千年ロマン観光圏との連携についてでありますが、議員御指摘のとおり、ラグビーワールドカップで大分県に訪れる観光客の多くは、滞在日数が長く、旅行消費額が多い欧州、豪州からと言われております。市で事前調査を行ったところ、その多くが大分市、別府市、由布市に宿泊することが判明したことから、滞在中に本市に来ていただけるよう、約百七十カ所の宿泊施設に、インバウンド用の観光パンフレット等を配置いたしました。  また、英語版の宇佐市公式フェイスブックを開設し、定期的な情報発信に努めるとともに、八月には外国人ライターに宇佐市を取材いただき、SNSでPRをしたところであります。  今後の取り組みといたしましては、九月に宇佐神宮での特別必勝祈願体験ツアーや観戦チケットを持って参拝した方に勝ちえびのプレゼントを行います。十月には、宇佐神宮や四日市人形の絵つけ体験、安心院ブドウ酒工房をめぐる必勝祈願バスツアーの旅などを予定しております。このほか大会期間中に、大分市のホルトホールで行われる情報発信スペースに十二日間出店し、特産品の紹介やお酒の試飲などを行うこととしております。  豊の国千年ロマン観光圏との連携につきましては、別府市の観光案内所に観光圏共通の看板やパンフレットを設置し、別府市から本市を含む県域の観光案内を連携して行うこととしております。  以上のような取り組みを通じて、可能な限り多くの誘客に努めてまいります。  以上で私からの答弁は終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁をいたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの地域のためにについての一から三と、二項目めの子供たちのためにについての二を総務部長 久保桂一君。 ◯総務部長(久保桂一君)皆さん、こんにちは。総務部長の久保でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、地域のためにの一点目、市公共施設等総合管理計画の前段、一定の年数が経過した耐用年数ごとの更新計画についてですが、本計画におきましては、建築後三十年以上経過している建物は全体の五一%となっており、改修の必要性及び計画について、総合的な視点から公共施設等の効果的・効率的な管理運営を推進するための方針を定めております。  計画の更新費用条件に明記している経過年数が三十一年以上五十年までの大規模改修や、五十一年以上経過の建てかえ計画等につきましては、今後策定を予定しております施設ごとの個別施設計画の中で建てかえや更新、除却などの方針を盛り込むものとしております。  後段の公営住宅に関しましては、市公共施設等総合管理計画の個別計画に位置づけられる市公営住宅等長寿命化計画に基づいて建てかえ、改修等を行っているところであります。耐震性能につきましては、建てかえの際には、建築基準法における新耐震基準を満たす設計を行っており、震度六から震度七程度の地震が起きた場合でも、損傷はするが倒壊または崩壊はしない耐震性のある建物としております。  また、ユニバーサルデザインにつきましては、基本原則の一つであるスペースの確保の観点から、一階の一部の住戸を車椅子の方でも安全、安心に居住できるよう、バリアフリー化に努めて設計を行っております。  集約につきましては、まとまった敷地、戸数を確保することを基本とし、地域によっては公営住宅が借家の主要な役割を担っていることを踏まえた上で行っていきたいと考えています。  二点目、市役所新庁舎等における事務用の機器や備品のリユース計画についてですが、新庁舎におきましては、市民サービス及び業務の効率化を図るため、壁や間仕切りをなくした開放的な執務室に、フリーアドレスデスクやローキャビネットなどを導入いたします。現在使用している事務用機器は、新庁舎においてそのまま使用し、これまで使用してきた机やキャビネットなどで新庁舎で再利用しない備品につきましては、まず市関係部署または市の施設で老朽化した備品との交換や不足している備品として再利用いたします。その他につきましては、市財産の交換、譲与、無償貸し付け等に関する条例並びに市物品管理規則に基づき、適正に再利用または処分をしてまいります。  三点目、指定避難所のAED設置状況と設置されていない避難所への設置についてですが、現在、地域防災計画において、大規模な激甚災害を想定し、市内百五カ所を指定避難所として設定しておりますが、このうち七十八カ所には、主に施設の管理者においてAEDが設置されていると認識しております。また、大規模な災害には至らない想定の避難所開設では、通常小学校区単位で二十五カ所の避難所を運用しておりますが、そのうち二十三カ所について設置されております。残る二カ所の設置につきましては、指定避難所であるという性質上、AEDの必要性は認識しておりますが、設置方法や日ごろの維持管理の課題等を含め、施設の管理者と協議してまいりたいと考えております。  次に二項目め、子供たちのためにの二点目、新庁舎一階の相談室の一つに子供用の飾りつけや遊具を常設し、保健師が優先的に使えるようにしてはについてですが、新庁舎については、利用しやすく、わかりやすく、親しみやすい庁舎、機能的、効率的な庁舎を基本方針に掲げ、市の拠点施設として建設しているところであります。  特に、一階フロアにつきましては、利用者の利便性を考慮し、来庁者の多い市民生活部と福祉保健部をまとめて配置することとしており、ワンフロアでほとんどの手続ができるようにしております。また、各種相談に迅速に対応できるよう、相談室を東西に二カ所ずつ計四カ所配置しております。各会議室や相談室のあり方につきましては、効率的かつ柔軟な利用ができるよう、特定の目的に限定した会議室や相談室とはせずに、状況に応じて利用できるようにしております。  現在の子育てに関する相談の状況は、内容等にもよりますが、窓口カウンターでの相談が多く、子供と一緒に来られた場合、子供は他の保健師等が別に預かり対応しているところであります。保護者も、子供には聞かれたくないなどの事情があることから、子供と一緒に相談室に入ることはまれであります。各課の業務が多様化し、緊急な相談対応が増える中、相談室を効率よく使用するように努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、一項目めの地域のためにについての五と、二項目めの子供たちのためにについての一を、福祉保健部長 松木美恵子さん。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(松木美恵子さん)福祉保健部長の松木でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えします。  一項目め、地域のためにの五点目、国民健康保険の本市の現状と課題は、また、国民健康保険税の上昇を抑えるために取り組めることはについてですが、平成三十年度の国保財政の県単位化により、県が保険給付費相当分を全額負担することとなり、市町村は、その原資の一部となる事業費納付金を県に納める形に変わりました。  その結果、本市としましては、運営において予測が難しく、歳出の約六〇%以上を占めていた保険給付費の増減に左右されることはなくなりました。国民健康保険の被保険者数が毎年五百人前後減少し、国民健康保険税の税収も年々減少する中で、制度施行の初年度でありました平成三十年度は、国民健康保険税率は据え置くこととし、税収、繰越金、基金繰入金、一般会計繰入金等を用いて、約十六億三千七百万円の事業費納付金の財源を確保し、細心の注意を払って運営を行ってまいりました。なお、平成三十年度の事業費納付金における国民健康保険税の占める割合は、約六一%となっています。  また、令和元年度においては、事業費納付金は約十六億九千百万円と増額されましたが、県及び本市の運営状況を見定めるためにも、平成三十年度と同様の方針で運営を行っているところです。急速な高齢化や医療の進歩によって、今後、医療費は右肩上がりで上昇することが予測され、県に納める事業費納付金もそれに伴い上昇することが予測されています。このことから、事業費納付金の財源確保が課題と考えております。  この先、国民健康保険税の上昇を抑えるためには、事業費納付金を抑制する必要があります。そのためには、国保保険事業として、特定健診、特定保健指導等による生活習慣病の罹患予防や重複多受診者への保健指導、ジェネリック医薬品への切りかえ等により、医療費適正化の取り組みを強化していく必要があります。  さらに、本市におきましては、平成二十四年度から健康づくり事業に取り組んでいますが、この事業に引き続き取り組み、強化していくことが、納付金の減少につながっていくと考えます。  次に、二項目め、子供たちのためにについての一点目、本市の行動計画及び現在の進捗状況並びに課題についてですが、国は、平成二十六年七月に、放課後子ども総合プランを策定し、放課後児童クラブと放課後子ども教室の一体的な実施を中心に、両事業の計画的な整備を進めてまいりました。その計画内容については、市町村子ども子育て支援事業計画、または市町村行動計画に盛り込むこととされており、本市では、市子ども子育て支援事業計画に記載しております。  また、平成三十年九月に、新・放課後子ども総合プランが策定され、放課後児童クラブの年度ごとの量の見込み及び目標整備量、一体型の放課後児童クラブ及び放課後子ども教室の二〇二三年度に達成されるべき目標事業量など、十項目を計画に盛り込むべき内容として明記されております。  市では、平成二十七年三月に策定した市子ども子育て支援事業計画が計画年度の五年目となり、今年度、第二期市子ども子育て支援事業計画の策定を行うこととしており、新・放課後子ども総合プランに示されている内容等を含め、本市の子育て支援策等について子ども子育て会議で審議をしているところであります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  六番 川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)それでは、順次再質問を行っていきたいと思いますが、私の中で、今回の一般質問では、この二項目めの一点目、新・放課後子ども総合プランを中心に考えています。なので、ここを最後に持っていきたいと思いますので、回答の順番、最後を二項目めの一点目、そして、その一つ前に二項目めの二点目で再質問をしていきたいと思います。  それでは、まず、一項目め、地域のためにの一点目で質問をさせていただきました、市公共施設等総合管理計画についてですが、これは大変今後の宇佐市の財政状況に影響を与えるものだというふうに考えているところです。  住民一人当たりの全国平均と比べたときに、宇佐市の延べ床面積は、一人当たりが二倍あると。それに伴い、今後四十年間にかかる公共施設等の更新費用が三千二百億円と試算され、年間で八十億円必要と。宇佐市の今の年間の歳出が三百五十億円程度と自分の中では理解しているんですが。これは今、新庁舎であったり、安心院の総合支所であったり等のものですので、実際は三百億円前後ぐらいで推移しているものかと想像しているところです。その中に占める建物、箱物、インフラ施設を維持管理するのが、年間で八十億円かかると。これは非常に大きな課題だなと感じています。それを解決するために、今後四十年間にかけて施設整備の計画を新たに立て直しますということで、この宇佐市公共施設等総合管理計画が作られているものと理解しております。  この中で、四十年間で二五%の縮減が必要だというふうに言われているんですが、この二五%の縮減の方法、どのように持っていこうと計画しているのか、二五%ということは約四分の一ですので、この四分の一の施設をどのように削減しようと考えているのか、大きな方向性で構いません、答えをお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(末宗勇治君)総務課長の末宗でございます。川谷議員の再質問にお答えをいたします。  四十年間で二五%ということで大きな縮減率を掲げているところでございますが、基本的な条件として、大規模改修については、三十年という周期を四十年に持っていきまして、建てかえにつきましては、基本的な六十年というところを八十年の周期に持っていくということで算定した場合、箱物ではございますが、先ほど議員御指摘のありました箱物については、何もしなかった場合、三十八億円というような状況でございます。先ほど申した大規模改修、それから建てかえを先送りするような形で行けば、二十七億円ぐらいに圧縮ができるというところでございます。  そうした中で、縮減率一%で大体一千六百八十万円というところの中から、将来の施設の更新費用と縮減によりまして財源に充てられる費用の均衡点が、大体二五%相当に値するというところから設定をいたしまして、今後、来年度に向けてですね、施設の個別計画を策定いたしますので、その辺の積み上げの中で取り組んでまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)丁寧な回答ありがとうございます。  施設を長寿命化、長く使っていくことで費用を削減していく方針ということですが、私の中では、八十年間もつ建物というものが、公共施設ですね、文化施設は当然長い時間、木造建築だったりして修繕が可能で、八十年を優に超えて存在するものも多数あると思うんですが、公共施設、特にコンクリートで作っているもの、特に戦後作られたものが多いかというふうに思っています。そういった中で作られたものが八十年という計画は、自分の中では厳しいんではないのかなというふうには思っているところですが、一つ一つの建物、公共施設について、今後計画を立てていくのかどうか、お伺いします。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(末宗勇治君)総務課長の末宗でございます。再質問にお答えをいたします。  その前に、先ほどですね、先送りすることによって二十七億円と申し上げました。二十二億円でございますので、訂正しておわびをしたいと思います。  先ほど、六十年を八十年ということでですね、かなり厳しいのではないかという御指摘をいただきましたが、まず、施設の保全という考え方がですね、事後保全と予防保全というのがございます。事後保全につきましては、そういう状況に陥ったときに改修をしていくと。予防保全につきましては、建築物等に不具合が生じる前に、事前に保全をしていくということでございます。  今回は、保全の考え方をですね、予防保全という形で切りかえると、六十年を八十年というスパンで、当然、その施設によってですね、耐用年数は異なるかと思いますが、そういったところで取り組みを考えていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)予防的に前もって取り組んでいくことで、長く使えるだけではなくて、快適に使えるのかなと思いますので、ぜひそのように前向きに取り組んでいただければなと思います。  その中で、先ほどの回答で自分が気になったことが一つあってですね、予防改善をしていくということは、できるだけ深刻化しないうちに、さまざまな公共施設を改修していくというか、修繕を中心にやっていくと思うんですけれども、そうなったときに、四日市のコミュニティセンターのホールなんですけれど、今、実は電球が半分近く切れている状態で、その電球をかえたいんだけれど、その予算すらないような状態で、計画としては確かに予防修繕でやっていくことで、大規模な予算が縮減されていくというふうに考えることはできるんですけれど、今、日々の生活の中で使われている四日市コミュニティセンターの電球すら交換することができないような状態の中で、長期的に活用するための修繕が行われていけるのかどうかというのが心配なんですが、そのあたりの財源や計画等は練られていますか。 ◯議長(衛藤博幸君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長の出口でございます。再質問にお答えします。  通常使われております建物の維持補修につきましては、当然毎回予算の計上をしていただいて、査定しているところでございますけれども、長期的にですね、総合管理計画の分の財源につきましては、まだ個別計画ができておりませんので、具体的に何年にという計画は難しいんですけども、そういった経費が今後発生するということは予測しておりますので、基金の積み立てをしております。目的からいきますと公共施設整備基金になるんですけども、これも繰越金等を含め、三月の財源が出たときには積みはしているところでございますし、また、財政調整基金等も、これは条例で剰余金の三分の一を積み立てるようにしておりますので、どんどん膨らんでいるように見えるんですけれども、実はそういった部分も予定しておりますので、目的がはっきりするように、公共施設整備基金等に移しまして、個別計画に対応していくように作っていきたいというふうに思っております。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)財政について宇佐市は、近隣他市、中津や豊後高田と比べたときに、一人当たりの借金額というか、その市町村が抱えている債を住民一人で割ったときに、一人当たりは中津や高田と比べたら低いものと自分は理解しています。それぐらい、宇佐市は今まで財政に気を使いながら、健全に運営されてきた結果だろうなと理解しているところですが、それでも、平成二十七年度に宇佐市で立てられた中期財政計画の中では、平成三十五年には財政調整基金残高がゼロというふうになっているところです。今議会で特別委員会が設置されることとなりましたが、財政についての課題というのが、本当に大きな市町村なんだなというふうに考えています。  その中で、この計画に基づいて、少しずつですが大きく前進しているような事例もあるなというふうに思います。というのも、この計画の十五ページなんですけれど、本市における有効活用事例という中で、例えば院内支所が平成二十五年四月二日に開所したんですが、そのときは支所機能だけではなく、防災拠点施設、健康福祉、地域コミュニティ活動拠点施設、図書館、生涯学習の拠点施設などの機能をあわせ持つ院内地域の拠点となる複合施設としてというふうに、一つの施設にいろんなものを集約化する中で、十分なニーズとそこに人の交流が生まれると。前向きなことが行われているんだなというふうに思いますし、今まで活用されていた宇佐市勤労青少年ホームや体育館を宇佐児童館に変更することで、今のニーズに合った、今の宇佐市に必要な施設をそういったものに変えていく。そういうことで有効活用していく。そういった例も見ることができます。また、旧小菊寮、養護老人ホームですが、民間移管のため閉所して、その後、障害者福祉施設の用地として活用されていると。  こういったふうに計画ができたからこそ、皆さんで意識を持っているからこそ、一つ一つの施設整備をするときに、どのような視点で行っていくかという統一性が図られている、そういった計画なんだろうなと思っています。
     また、これに基づいて、また別の面もありますが、先ほども質問でありましたが、はちまんの郷がグリーンパークホテルへと。これによっても、公共施設の延べ床面積がかなり削減されたのではないかなということもありますし、ただ単純に削減されるだけではなくて、宇佐市の交流人口増へとつながっていき、さらに魅力のある施設へと変わっていくとてもいい例ではないかなと感じているところです。  また、近年では、安心院支所がもう間もなく完成予定ということですが、安心院支所について建設に当たり、集約した施設や機能等がありましたら教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)安心院支所長。 ◯安心院支所長兼安心院支所地域振興課長(大坪一郎君)安心院支所長の大坪でございます。川谷議員の再質問にお答えします。  安心院支所は複合支所として、支所機能、公民館機能の公共施設に加えまして、観光協会、農業公社、土地改良区などの団体の入居を予定しております。そういう集約的な施設になっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)安心院支所で集約されたことによって、それぞれの団体や課が連携をとりやすくなって、さらに安心院が発展していく一つの中心となっていくんじゃないのかなと考えています。今後、一つ一つの施設整備計画をされていくと思いますが、その課だけで考えるのではなくて、横断的な取り組みの中で計画を今後立てていっていただきたいというふうに思っているところです。  それでは、その中でですね、宇佐市の公営住宅についてなんですが、本当に詳しい資料を用意してくださってありがとうございます。二点だけお伺いいたします。  まず、一点目ですが、皆さんのお手元に資料がないのでわかりにくいかもしれませんが、団地の戸数と世帯数を比べたときに、世帯数が賄えるように団地を集約していってはどうかというふうに思っています。というのも、例えば旧市でいくと、下山団地が下山の第二、第三が合わせて十戸ありますと。そこに住んでいる六戸数と四戸数、合わせて十戸のうち、住んでいるところは六世帯。ということは、これは下山第二だけを残すことができれば、この六戸に集約できるのではないか。  ただ、それに至っては、今まで住みなれたところ、住みなれた部屋から移動するのは大変名残惜しいものも、住まれている方にはあろうかと思います。ですので、大規模なリフォームであったりとか、高齢者へのバリアフリー化であったりとか、子育てがしやすいような環境にしたりとか、そういったものに配慮するというふうにしていくと、かなりの数の戸数、団地が削減されるのではないか。簡単に見たところ、今現在廃止予定のところからさらに八カ所廃止できるのではないかというふうに思いますが、例えばそういった取り組み方ということはできるんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(松田智弘君)建築住宅課長の松田です。再質問にお答えいたします。  団地の集約につきましては、公営住宅長寿命化計画の中で計画をしております。その中で、今、御指摘のありました団地につきましては、特に現在のところ集約の予定はありませんが、ほかの団地につきましては用途廃止等により、集約のほうを考えているものがかなりあります。  御指摘のように、今考えている集約のほかに、さらにそういうものを検討したら増えるのではないかというお話だと思いますので、ただ、この計画につきましては、現在まだ、長寿命化計画、平成三十三年までの計画の中でなっていますので、今後、こういう計画を見直す機会があれば、そういったときに改めて検討のほうはしていきたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)集約していくことで、皆さんが過ごしやすいというのと、これから高齢者の方が増えて、介護保険料とかを抑えるために地域包括ケアが必要になってくると思うんですが、その中心がもし訪問介護だとすれば、集約することによって訪問介護等の介護サービスも受けやすくなると思いますので、一体的に考えていっていただければなと思うところです。  もう一点目なんですが、例えば旧宇佐市でいくと、駅前、森山、上高家、東高家、尾永井、尾永井がもう一つ、下敷田、以上の団地が高家地区、八幡地区に集約されると。小塚平と坂ノ上、中浜、神子山、西浜、この五カ所が長洲地区に集約と。第二号団地は渚団地に集約、封戸は青森団地へ集約、中西は大善寺へ集約と。旧宇佐市でいくと、かなり集約が進んでいく予定になっているふうに思うんですが、その一方で、安心院や院内地域については、地域差は考慮しないという大前提があるにもかかわらず集約が進んでいない理由があれば、集約が検討できない理由があれば教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(松田智弘君)お答えいたします。  旧宇佐につきましては、築年数が古い団地が多いというのもあります。そういった関係で集約等も考えていますが、安心院・院内の分につきましては、旧宇佐に比べますと、まだ築年数が新しいという部分もありますので、そこまでの計画にはなっていないという部分がありますが、将来的に見直す機会があったときには、また検討していきたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)例えば、長寿命化計画であったり、改善であったりという計画の中には、やはり一世帯二人だけが住んでいるとか、言ったら一世帯一人だけのところであったりとか、そういったところまで長寿命化するんであれば、その一人のために長寿命化するよりも、ほかの団地で過ごしやすいような……、なかなか難しいと思います。やはり住みなれた地域、住みなれた家ですので、移ってくださいということはなかなか言いにくいとは思うんですが、今後、長寿命化で修繕をするんであれば、一世帯一人のためにするよりも、その方が今後よりよく暮らしやすいように、どういった暮らしをしたいですかという話から進めていくのも一つなのかなというふうに思っているところです。  ただ、こうやって中のほうまで入ったような細かい質問ができるのも、住宅建築課の方においては、細かい計画をもう立てられているからこそできるのであって、今後、さまざまな施設についても、計画を順次立てていただきたいなというふうに思っているところです。よろしくお願いします。  それでは、引き続き三点目です。  三点目のAEDの設置状況についてですが、二カ所設置がないという答弁でした。その二カ所について教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)危機管理課長の加来です。川谷議員の再質問にお答えします。  ないところの二カ所でありますけども、麻生地区の活性化センターと長峰地区の活性化センターです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)調べるのもなかなか大変だっただろうなと思いますが、ありがとうございます。  麻生地区と長峰地区の両活性化センターにないということですが、長峰地区も当然整備していっていただきたいという思いはあるんですけれど、長峰にはまだ幸い小学校がありますので、小学校にあるAEDを活用することができるのかなというふうに考えています。  その一方で麻生になると、麻生には今、公共施設がありません。あえて言うと、郵便局が唯一あるなというふうに思っているところです。常駐するところの公共施設は麻生活性化センターしかなくて、そこにAEDがないので、麻生の方々がさまざまなイベントであったり、地域の行事をしたり、また、緊急でAEDが必要だというときには、AEDがあれば助かった方も、助からない可能性が出てくるんじゃないかというふうに考えます。  というのも、私の子供が在籍している四日市南小学校で、同じ学校の校区内だからということで、麻生で今年二年目になりますが、キャンプを行いました。今年は地元の方々の協力で、活性化センターで南小学校の子供たちと保護者合わせて七十名、八十名程度の保護者と子供たちで、一日ゆっくりといろんな体験をしながら過ごすことができました。そのときにAEDがないことがわかったので、社会福祉施設からAEDを借りて、そのAEDを持っていって、いざというときには使えるようにしておこうというふうにしたところです。  ですが、やはり常駐のAEDは設置するべきだと思います。中には、麻生地区でこの話をしたときに協力できるよという団体もありましたので、ぜひ今後、麻生地区の方々と協力をしていただいて、設置について前向きに検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)お答えします。  確かに、いろいろ今回調べる中で、麻生地区にはもともと公共施設が少ないというのもありますけども、公共施設にはAEDがありませんでした。近くの民間施設に一カ所だけあったというのが現状であります。  今後につきましては、活性化センターの施設管理者、設置者などとよく協議をして、設置に向けて協議をしていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)ぜひとも前向きに、麻生にAEDが設置されて、麻生の方々がいざというときに活用できる……、あんまり活用する機会がないほうがいいんですが、AEDを設置することで安心するための材料の一つとして活用していただけないかなと思うところです。  それでは次に四点目、ラグビーのワールドカップに関してのところなんですが、インバウンド用の観光パンフレットを百七十カ所に設置しているということでした。まず、このインバウンド用の観光パンフレット、どのような言語に対応しているのか教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方でございます。川谷議員の再質問にお答えいたします。  このインバウンド用の対応言語でございますが、英語、中国語、台湾語、そして韓国語の四言語というようなところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)それではそのままに、ぜひ引き続きパンフレットの配布と周知に頑張ってください。  また、この中でバスツアーを検討されていると。宇佐神宮であったり、四日市人形の絵つけ体験、安心院のブドウ酒工房をめぐる等ですね。近年の観光は、特に体験であったり、経験がここでしかできないもの、今だけ、ここだけ、あなただけというのが観光の三つのテーマだそうなので、ぜひ今後とも力を入れて、さまざまな市内の団体と連携していっていただきたいと思います。よろしくお願いします。  済みません、二項目めを抜かしてしまいました。リユース、新庁舎、安心院地域複合支所について通り越してしまいましたので、ちょっと戻っていいですか。大変申しわけないです。  このリユースに当たって、課題等がありましたら教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)会計課長。 ◯会計課長(畑迫敏恵さん)川谷議員の再質問にお答えいたします。会計課、畑迫でございます。  リユースについての課題ということでございますが、ただいま八月に会計課では、移転等の備品調査を実施いたしまして、備品の配置図や移転に不要となる備品等の把握をしている状況でございます。その状況の把握が完了いたしましたらば、先ほどの答弁にもありましたように、まずは市の関係部署への所管がえの再利用や不足している備品として活用することを第一に考え、そのほかの備品につきましては、宇佐市財産の交換、譲与、無償貸し付け等に関する条例及び宇佐市物品管理規則に基づいて、適正に再利用または処分をしてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)なかなか処分をするにしても、大変なんだなというふうに感じました。宇佐市物品管理規則の第十六条と第二十一条を読ませていただきました。この中で所管がえをしたりや売却に必要な手続をとらねばならないと。やはりどのような物であっても、皆さん方からの税金で買ったものですから、大事に最後まで責任を持って取り扱わなければならないんだろうなと思っているところです。  ただ、これを利用しやすくするためにあるのが、逆に宇佐市財産の交換、譲与、無償貸し付け等に関する条例なのかなというふうに思います。この条例の第六条には、公益上の必要に基づき、他の地方公共団体、その他公共団体、または私人に物品を譲渡するときというふうに、譲渡することもできるとあります。ですので、ぜひ市が所管しているような公民館であったり集会所であったり、また、社会福祉法人であったりNPO法人であったり等に、譲渡を有効的に進めていっていただきたいというふうに思います。  できるだけ正確な物の管理は確かにしたいところでしょうし、しなければならないとは思うんですが、お話をヒアリングの中で伺ったところ、処分しなければならない物をリストアップするために、相当の労力が必要なんじゃないのかなというふうに感じています。今後、捨てるだけでさえお金がかかるのに、その捨てるものの管理をするためにかなりの人件費がかかるとすれば、もう少し単純な方法で、簡単な方法で処分について検討していただきたいというふうに思います。  ここはあえて要望でお願いしたいと思います。  それでは戻らせていただいて、国民健康保険についてです。  国民健康保険について、なかなか市単独で取り組むことはできないというふうに伺いました。今回、国民健康保険の委員になったことで勉強させていただきました。すると、国保税の引き下げというのはかなり難しいことなんだなということも理解できました。  その中で、今現在、宇佐市が取り組むことができるのは、ジェネリック医薬品の推奨であったり、また、さまざまな団体の社会学習というか、地域のサロン等で活動していくことというふうに感じていますが、例えば今後の新たな計画等あれば教えていただけますか。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)健康課、出口でございます。再質問にお答えいたします。  先ほど答弁の中にもあったように、取り組みを進めておりますけれども、特に取り組みを進めたいというのが、特定健診やがん検診などの受診率を上げたいということがあります。そのためには、現在細かくお知らせをしておりまして、地区ごとに区長さんを通じてお知らせをしたりとか、未受診者の方に対して個別通知を出したりであるとか、毎年健診を受けてもらうために、健診の結果の説明をするであるとか、そういう啓発活動に力を入れております。  また、がん検診についても、再検査というか精密検査にひっかかった場合に個別訪問をしたり、電話をしたりして、受診をしていただくよう、早期発見とか早期治療につながるように努めております。このような細かい対応に努めながら、今後も継続して国保事業や健康づくり事業につなげていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)ぜひ啓発活動を前向きに、大変だと思いますが、一人一人への対応になるかと思いますけれど、よろしくお願いします。  私も先日、啓発活動が行われましたので、十二月議会に向けてダイエットをしていきたいなというふうに思っているところです。  それでは、二項目めの二点目についてですが、これについては、答弁の内容で、実際の現状を理解することができました。その現状の中で必要がないのであれば、その形でいいと思いますが、実際に保健師さん方の活用方法として、こういう部屋は必要ありますか、ないですか。あればいいなという。実際、現場でお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(祥雲弘一君)子育て支援課の祥雲でございます。再質問にお答えをいたします。  先ほどの答弁でも申しましたように、通常子連れの保護者の方が見えられたときには、手のあいた保健師が抱っこするとか、そういうような対応をとっておりまして、あえてそのような相談室であるとか、そういうのは、現時点では必要ないかなというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)現場がそのように判断されるんであったら、それでいいのかなというふうに思います。というのもですね、私がこの質問をした背景には、保健師さん方、特に宇佐市の子育て支援課は、妊娠から出産、そして就学前、子育てのサークルであったり、本当に子供たちに熱心にかかわってくださっているなというふうに感じます。さらに、子供が大きくなったときに、家庭の相談であったり育児の相談であったり等まで、保健師さん方が受けている。  女性ってすごいと思うんですよね。女性って、結婚によって、全く自分の地元と違うところに来る方も多くいらっしゃいます。名字まで変わって、そして生活まで全て知らない中で子育てをする中で、いろんなグループづくりができて、気づいたら男性よりも地域のコミュニティが広がっているような。そういった中でも、悩みが、それだからこそ、周りに本当に家族のように相談できる方が、面と向かってできる方がいないからこそ、その役割を保健師さんが実は担ってくれているんじゃないのかなというふうに、私は感じているところです。  本来であれば、子育て支援の施設である保育園や幼稚園、こども園等でそういった相談もできるといいんですが、ふだんから顔を合わせる存在だからこそ相談できないこと、悩んでいること、家庭のことまで、保健師さんが相談に乗ってくださっているというのは、本当にありがたいと思いました。  ぜひ今後とも、そのような活動を続けていっていただきたいと思います。  それでは、最後になります。  二項目めの一点目、新・放課後子ども総合プランについてです。もう残り時間が六分ほどになりましたので、いきなりもう核心から行きたいと思います。  この新・放課後子ども総合プランについてですが、このプランの核心の部分、本当に狙いとしているところはどのように感じているか、ぜひ教育長に答弁を願いたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)教育長。 ◯教育長(竹内 新君)教育長の竹内でございます。川谷議員の再質問にお答えをいたします。  狙いということであります。少し、新・放課後子ども総合プランと離れた格好になりますけれども、来年度より新しい学習指導要領が始まります。そこで、主体的、対話的で深い学びというものが行われるという予定でありますが、何かを考えるにしても、子供が自分で考えるにはそれ相応の知識、それから経験が必要だと。そういう前提があると考えています。そのため、新・放課後子ども総合プランにおいても、全ての児童が多様な体験、活動を行えるようになっているのではないかと、そのように考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)先日ですね、中津市のPTA連合会の指導者研修会に、講師として呼ばれました。その待ち時間の間に、中津の教育長とお話をすることができました。たまたま私の祖母の教え子だったらしくて、ひょっとして統子先生のお孫さんですかということから話が広がったんですが、その中では、新しい学習指導要領に基づいた教科書には、QRコードがたくさんあるんですと。子供たちがみずから学んでいくきっかけとしてのQRコード、ICTの活用なんですと。また、さらに、何かの答えを求めるのに、問題があって答えなのではなくて、子供たち同士がお互いに連携しながら協力して、答えを導き出していくということに重きが置かれているんですというふうにも教えてくださいました。  ただ、現状の宇佐市を考えたときに、タブレットの配布、タブレットを活用して授業をしたりとか、また、集団で学び合うことによってともに答えを出していくような授業がしにくい状況にあるんではないのかなというふうに感じます。  そういったところは、これからの「AIVS.教科書が読めない子どもたち」という本を読ませていただいたんですけれども、この中では、教育が学校の中だけではなくて、社会全体で支えていかなければならない問題というふうに捉えられているように感じました。  また、この新・放課後子ども総合プランの中では、今までになかった言葉なんですけれど、国全体の目標の中の三項目めに、新たに放課後児童クラブまたは放課後子供教室を整備する場合には、学校施設を徹底的に活用することとしと書いてあるんです。新たに開設する放課後児童クラブの約八〇%は、小学校内で実施することというふうに書いています。  この新・放課後子ども総合プランの一番の大きな点は、一番最初の表紙の公印にあるんじゃないのかなというふうに感じているところなんです。というのも、この公印、一番上にあるのが、文部科学省生涯学習政策局長です。その次が、文部科学省初等中等教育局長、その次が文部科学省大臣官房文教施設企画部長です。そして、最後、四点目に、厚生労働省子ども家庭局長という印鑑が押されています。ということは、これ、新・放課後子ども総合プランは、子育て支援課が中心になって考えることではなくて、教育委員会と子育て支援課が、ともに手を取り合って一緒に作り上げていかなければならないプランだというふうに思っています。  今後、そういったふうに活動していっていただきたいと思いますが、それに対しての所見を、できれば教育長、お願いできればと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)教育長。
    ◯教育長(竹内 新君)教育長の竹内でございます。  議員がおっしゃるように、教育委員会単独ということではなく、市長部局とともに、今後そういったことを考えていくことは、大変重要なことだと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯六番(川谷光紹君)終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で川谷光紹議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩いたします。なお、再開は十三時十五分といたします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午後零時十七分               ──────────────                 再開 午後一時十五分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。  七番 和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)皆さん、こんにちは。議席番号七番 桜和会の和気伸哉でございます。  議長にお許しをいただきましたので、市政一般質問に入らせていただきたいと思います。  まず、六月の議会中にですね、議員ソフトボールが行われました。まずは市民の皆様にですね、この議会を通じまして一言御報告をいたしたいと思います。  六年ぶりに宇佐市議会が議員ソフトボールにて、公開競技ではございますが優勝することができました。市民の皆様のお支えと、市長を初め、執行の皆様の応援のおかげだと思っております。何よりも、事務局員の皆様方の日々の練習のおつき合い、そして準備、段取り、それが一つの力となり、大きな結果を生んだことではないかなというふうに思っているところでございます。  今年、先ほど川谷議員のほうからですね、ラグビーワールドカップの御質問がございました。ラグビーって本当に私は素人で何も知らないんですが、今ドラマでですね、「ノーサイドゲーム」というドラマがありまして、それを毎週見ているんですけれども、ラグビーっておもしろいんだなという感じで、涙する場面もあります。  その中で、二ついいことがあるなというふうに感じました。一つはですね、外国人がですね、日本代表という形で母国を捨て日本のために日の丸を背負って戦ってもらっているという、これは非常にいいことじゃないかなと、今後の日本の象徴になるような出来事、そのようなシステムの流れが作れるじゃないかなというふうに思っております。  もう一つはですね、試合終了と同時にホイッスルが鳴り、ノーサイドという形になります。そうするとですね、負けたほうは悔しい、勝ったほうはうれしいと一喜一憂するんだと思うんですが、抱き合って喜ぶんですね。負けたほうと勝ったほうがですね、ハイタッチを行いながら握手をして、負けたほうは勝者をたたえる、勝者はですね、負けたほうをねぎらうというような光景が、テレビの画面上でも映ってきます。そういったところがラグビーのすばらしさじゃないかなというふうに思った次第でございます。  スポーツ全般においてですね、本当に感動する、生きる勇気を与えてくれる、そんなものだと感じております。  どうか、市政を担う執行の皆様方も、ぜひチャレンジしていただきたいと、諦めないでほしいというふうに思った上で、一般質問に取りかかりたいと思います。  それでは、一項目め、野生の猿の出没について質問いたします。  今年に入り、市内至るところで野生の猿の目撃情報が寄せられているのではないでしょうか。猿の数が何頭いるかわかりませんが、農作物被害や動物被害も発生し、人的被害に及ぶ前に対策をとらなければならない、今後どのような対策を計画しているのか。  二項目め、宇佐神宮の初詣での交通渋滞について質問いたします。  毎年多くの参拝者が宇佐神宮へ初詣で参拝に訪れる中で、本市も昨年は臨時駐車場を宇佐市総合運動公園に開設し、宇佐八幡バス停留所まで、お一人様片道百円のシャトルバスを運行したその結果と、今年の取り組みは何か考えているのかお伺いいたします。  三項目め、小中学校のセキュリティについて御質問いたします。  学校と保護者や地域の皆さんが、ともに学校運営に取り組むコミュニティスクールが行われる一方で、不審者等の学校施設侵入に対しての安全策はどのように現在取り組んでいらっしゃるのでしょうか。  四項目め、災害時の避難所保険についてお伺いいたします。  災害時に避難所開設などにかかる費用を損害保険で賄おうとする市町村が増えているが、本市はこのような保険に加入しているのでしょうか。  五項目め、死亡後の手続についてお伺いいたします。  市民が死亡した際に、遺族が行う年金や税関連などの複数の課にまたがる手続があります。御遺族は、各自で必要な手続を判断し、それぞれの窓口に行かなければなりません。死亡届に記載された氏名や生年月日など、市民課が入力したデータを各課が共有し、手続の有無を確認でき、必要な申請書には氏名などの情報を自動で転載することができないのかお伺いいたします。  最後に六項目め、バリアフリーについてお伺いします。  「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」バリアフリー新法施行後、十二年が経過しました。本市では、バリアフリー化が進んでいるのか。また、今後さらに高齢者の増加傾向も踏まえ、公共交通機関や建築物等に関するバリアフリー化を積極的に取り組んでいくために、バリアフリー方針を定めるマスタープラン制度を創設してみてはいかがでしょうか。  一回目の質問を終わります。明瞭な答えをお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、和気伸哉議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。七番 和気議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、野生の猿の出没についてでありますが、猿は以前から宇佐市内に生息していると思われ、少なくとも十年以上前から短期間の目撃情報があります。  特に今年は、二月上旬から現在まで、百五十一件の目撃情報が寄せております。中学校区別では、駅川中学校区七十一件、宇佐中学校区五十四件、長洲中学校区十六件、西部中学校区十件と、旧宇佐市全般にわたっております。  市街地に出没している猿の頭数につきましては把握できませんけども、目撃情報から推測いたしますと、一頭もしくは二頭の猿が同じルートを動き回り、犬の餌を食べに来て犬にかみついたり、家庭菜園の野菜や果実を食べているものと考えております。  長期にわたり市街地に居座る理由としましては、餌が手に入りやすい、空き家・倉庫・竹やぶ等隠れる場所がたくさんある、人間は襲わないから人なれをしている等が考えられますが、一番の原因はやはりおいしく栄養価の高い餌が容易に手に入るからだと思われます。  対策についてでありますが、今年度五月に市街地における野生鳥獣対策マニュアルを作成し、マニュアルに従いペットフード等を含めた餌を与えない環境づくりや、猿と出会ったときの対応として、猿には近づかない、猿と目線を合わせない等の注意を促すチラシの配布や、警察、青パトによる巡回啓発等を行っております。  また、七月下旬には地域住民への威嚇等の事例が発生したため、マニュアルに基づき野生鳥獣対策会議を開催し、猿に対し有害鳥獣として捕獲許可を出しております。  現在、わな二基を設置しておりますが、各自治区からの要望を踏まえ、わなの台数を十基程度増やす計画にしております。  今後とも、できるだけ早く捕獲できるよう全力を尽くしてまいります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの宇佐神宮の初詣での交通渋滞についてを、経済部長 河野洋一君。 ◯経済部長兼農政課長(河野洋一君)経済部長の河野でございます。七番 和気議員の一般質問にお答えします。  二項目め、宇佐神宮の初詣での交通渋滞について、シャトルバスを運行した結果と今年の取り組みについてですが、周辺住民や関係者、警察などと市雑踏防止対策連絡協議会を設置し、年末年始における宇佐神宮に通じる国道並びに周辺の交通渋滞を緩和するための措置を毎年協議しています。  議員お尋ねのシャトル便の運行は、平成二十九年度から行っており、利用者はマイカーを総合運動場駐車場に駐車し、シャトル便に乗車して宇佐神宮との間を往復しています。利用者数は、平成二十九年度が延べ千三百三十三人、平成三十年度が延べ四千二百十人と増加しています。  今後の取り組みについては、宇佐インターチェンジや国道十号からの誘導看板や警備員の配置増加等により、迂回路や臨時駐車場の周知を強化したいと考えています。また、JR等を利用して初詣でに来ていただけるような対策も、あわせて関係機関と協議しながら対応してまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、三項目めの小中学校のセキュリティについてを、教育次長 上田誠之君。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)教育次長の上田でございます。七番 和気議員の一般質問にお答えします。  三項目め、小中学校のセキュリティについて、不審者等の学校施設侵入に対しての安全策はどのように取り組んでいるのかについてですが、学校では授業・学校行事等を公開するとともに、家庭や地域と一体となった取り組みを推進することで、地域に開かれた学校づくりを進める一方で、不審者等の侵入に対しての安全策を講じる必要があります。  平成二十九年度には、不審者対策として各小中学校に刺股、防犯スプレー、防御盾等を配布し、その際宇佐警察署の協力のもと、教職員を対象にした不審者に対する防犯対策講習会を行いました。  また、学校でも毎年避難訓練等を実施し、その中で不審者対応の訓練も行っています。  常日ごろから準備をし、心構えを持つことが必要であり、自治区や地域の見守り活動をされている方ともさらなる情報共有や連携が必要で、安全安心な学校運営に取り組んでまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、四項目めの災害時の避難所保険についてと、五項目めの死亡後の手続についてを、総務部長 久保桂一君。 ◯総務部長(久保桂一君)総務部長の久保でございます。七番 和気議員の一般質問にお答えいたします。  四項目め、災害時の避難所保険への加入についてですが、本市では平成二十九年九月から全国市長会が提供している防災・減債費用保険に加入をしております。  本保険制度は、近年未曽有の自然災害が相次いで発生する中で、住民の生命や身体を保護するために必要な避難勧告等を自治体がちゅうちょなく早期に発令し、未然に被害防止を図るとともに、避難所開設にかかる費用を保険金で賄うことにより、自治体の財政負担を軽減することを目的として、平成二十九年度から創設されたものであります。  ただし支払い対象は、避難勧告以上の発令であり、避難準備・高齢者避難開始の発令では対象の二分の一に減額となるとともに、自主避難については支払い対象外となっております。  また、支払い限度額につきましては、一回につき百五十万円となっております。  なお、本市につきましては、年間保険料約百四十万円に対し、保険金の受領額は平成二十九年度百五十万円、平成三十年度三百万円となっております。  次に、五項目め、死亡後の手続について、市民課が入力したデータを各課が共有し、氏名などの情報を自動転載できないかについてですが、各市町村の役場では行政サービスの種類などにより提供する窓口が異なり、それぞれの窓口でお客様から必要な手続の申請書等に記載をいただいた上、担当課で受け付け処理を行っております。  本市では、死亡後の手続につきまして、市民課窓口で手続が必要と考えられる窓口一覧表をお客様にお渡しし、それぞれの窓口で申請書等を記載していくなどの手続をお願いしているところであります。  議員御提案の各種申請届け出などに伴う手続の簡略化による利便性の向上につきましては、十分認識しているところであり、今後先進事例等を調査研究してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、六項目めのバリアフリーについてを、福祉保健部長 松木美恵子さん。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(松木美恵子さん)福祉保健部長の松木でございます。七番 和気議員の一般質問にお答えします。  六項目め、バリアフリーについて、バリアフリー化の進捗とバリアフリー化方針を定めるマスタープラン制度の創設についてですが、これまで公共施設の改修についてはバリアフリーに対応して実施しています。  また、JR柳ヶ浦駅についても、平成二十六年度にエレベーター、多目的トイレ等の設置が行われたところです。  市では、第三次宇佐市障がい者計画に基づいて、障害のある方が住みやすい地域づくりを目指して、身体、視覚に障害を持つ当事者、家族等支援者、ボランティア等で構成する公共物・公共機関バリアフリー対策検討委員会を設置し、人が集まる施設等が障害のある方でも安心して利用できるものであるか調査を行っています。  また、県の大分バリアフリーマップへ登録することにより、調査結果を住民へ情報提供するとともに、建物設置者等に要望を伝えたり、建物設置者等から相談があった場合には応じる等の取り組みも行っています。  議員御提案のマスタープラン制度につきましては、「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」の一部改正により、市町村によるマスタープランの作成が努力義務となったことを踏まえ、今後市としましても関係課と連携し調査研究してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  七番 和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)それでは、順次再質問させていただきます。  まず、一項目めの野生の猿の出没についてですが、答弁の中で十年以上ですね、前から短期間の目撃情報がありましたということですけれども、今回二月上旬から現在まで百五十一件の目撃情報ということでございました。  目撃された時間帯など、わかれば教えていただきたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(吉武裕子さん)林業水産課長の吉武でございます。再質問にお答えいたします。  目撃された時間でございますが、猿につきましては昼の間に動くということで、それぞれ時間についてはばらつきがありますが、日中の間ということでございます。日没後とか雨の日とかは余り動かないというように感じております。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)そうですね、昼間に、よく日中に行動するということを耳にしました。ということは、やはり子供たちが学校に通っている通学の時間帯ですね、学校にいる時間帯に、猿ももしかしたら学校の周りに出没している可能性が高いと思うんですけれども、学校関係のほうからですね、そのような事例など、目撃とか、子供に被害があったり、給食施設とか、そういったものに対しての被害状況とか、そういった情報はなかったでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(吉武裕子さん)お答えいたします。  学校関係者から林業水産課のほうに出没の目撃情報についてはございましたが、被害というような形では上がってきておりません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)被害がないということであれば一番いいことだと思います。  市のホームページにもですね、いろいろ先ほど市長が答弁していただいた内容がですね、ホームページにも載ってます。しかし、そのホームページの中に、解決策は入っていません。  例えば、「目撃をしたのであれば、市のほうにすぐに連絡をしてください、緊急対策いたします」というようなですね、そのようなことも入ってませんし、例えば目撃して恐怖を感じてですね、どこに相談したらいいんだろう、市が対応してくれるのかなという形で市のほうに、目撃情報が出たので「猿が出てますよ、何とかしてくれませんか」というような思いで電話してくれていると思うんです。  そのときは、どのような対応をされているんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(吉武裕子さん)お答えいたします。  相談窓口といいましょうか、市のほうの連絡窓口については、林業水産課が担っております。警察、消防に連絡があった場合には、林業水産課のほうに回していただくようにしております。連絡をいただいてから、どのような形でということについては、マニュアルに定めております。
     令和元年度五月に、市街地における野生鳥獣対策マニュアルというものを策定いたしました。その中で、市役所では関係する課ですね、危機管理課、生活環境課、学校教育課、子育て支援課、そして林業水産課という形で、それに警察署とそれから県という形で対策会議というものを持っております。  そこで、危険なケースとかがあった場合については、それぞれ話し合いをするということで、まず出没情報が寄せられたときには第一次体制という形で対応しております。  今は、第二次体制という形になっているんですけれども、野生鳥獣対策会議というものを開いております。その内容につきましては、長期にわたり出没情報が寄せられた、または人に危害を与えるおそれがあるということで、二次体制という形をしいております。  皆さんから御相談をいただいたときには、対処の仕方としてどういう形をというようなことにつきましては、電話をいただいた方につきましては、まず宇佐市に来ている猿というのは、ペットフードとかを主に狙ってくるケースが非常に多いので、ペットフードとかを外に置かないでください、放置しないでくださいという形とか、あと果樹とかですね、なったまんまになっているものがあると、それを狙ってくるというケースが考えられますので、まず猿が好む餌を寄せないというか、餌場にしないというような形で、まず自分の家の周りにそういうものを置かないような形にしてくださいということで、電話をいただいた方についてはそういうアドバイスをさせていただいております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)ということは、市も解決策がないんですよね。アドバイスをするだけになるんですよね。例えば、その相談を受けたところに足を運んでですね、「ここはこうしましょう、ああしましょう」と、そういうようなことはないということですね。自助で何とか対応してくださいというような状況になっているわけですね、今現在は。その理解でよろしいですか。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(吉武裕子さん)ちょっと言葉が足りませんでした。  対応していないということではなく、今現在、市長答弁でもお答えしたとおり、二基の箱わなを設置して捕獲に向けて努力をしております。  また、今ここに猿がいるというような連絡をいただいた場合には、職員がたも網を持って捕獲に行くというような形で対応をしております。  対策会議の中で、有害鳥獣指定されておりますので、捕獲に向けての努力という形で対応しているということでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)それでは、「目撃しました、猿が出ました、捕獲に来ていただけるんでしょうか」というような問い合わせでよろしいんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(吉武裕子さん)お答えいたします。  今ここに猿がいるという情報をいただいたときには、市役所としましてももちろん対応いたします。市は林業水産課、危機管理課、生活環境課の三課一緒になって対応するという体制を整えております。たも網とかベストとかも準備しております。で、警察も、電話をいただいたらすぐにパトカーで向かいます。  ただ、今ここにいるという状況じゃない、目撃したとかいう情報をいただいても、行ったときにはもういないというケースがほとんどなので、そういう場合については対応がちょっと難しいということになっております。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)私が相談を受けたところであれば、やはり先ほど課長が答弁していただいた、多分餌だと思うんですね、ペットのですね。例えば犬の餌があった場合に、猿はもう多分その犬というかですね、なれてて、犬の鎖を引っ張るんですね。ぐいぐい、ぐいぐいって、引っ張ったりですね、例えば犬の散歩をしている高齢者の方の後ろをずっととことこ、とことこ、攻撃するわけじゃないんですけど、ずっとついていってるというようなこともお伺いしました。  やはり怖いですよね。そういったときに、市はどういう対応をしていただけるのか。今、例えば電話でですね、携帯電話を持っていれば、「今、後ろをついてきています、何とかしてください」というようなことでもいいのかどうかというのをですね、やはりしっかりと市民の皆さんに周知しておかなければ、やはり宇佐市に電話してもどうにもならないと、相談する場所は宇佐市じゃないんだというようなところがほかにあれば、またそこをしっかり紹介していただきたいと思いますし、なかなか猿というのはですね、捕まえにくい動物でもありますので、その辺はやはりしっかり不安を解消できるようなですね、一〇〇%ではありませんが不安が解消できるような対応をしっかりとっていただきたいなと思います。  最後にですね、例えば被害を受けた場合ですね、何か支援策とかはございますでしょうか。農作物であったり、敷地内のですね、何か物だとかが壊れた場合とか、そういったことの支援策があれば教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(吉武裕子さん)お答えいたします。  支援策という形になるかどうかわからないんですけれども、大分県農業共済組合のほうで、今猿の農業被害がありますかということで問い合わせをしたところ、今のところ農業被害としては上がってきていないということでございました。  鳥獣害全般に関しまして、市としてはそういう調査をしているところでございますが、今のところはないというところでございますので、共済とかそういうものに入っておられる方につきましては、そういうところに届け出をしていただきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)ありがとうございます。猿の出没の項目については、多くの議員さんが今議会で質問を取り上げてますので、この辺にしたいと思います。  次、二項目めの、宇佐神宮の初詣での交通渋滞について再質問させていただきます。  答弁の中でですね、まず順を追って再質問したいと思うんですが、市雑踏防止対策連絡協議会というのがあるそうなんですけれども、この話し合いというのはいつごろ行われてますか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方です。和気議員の再質問にお答えいたします。  私が聞いていますのは秋口というようなことでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)それじゃ、まだ協議会は行われていないということでよろしいでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)お答えいたします。  今年度につきましてはまだです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)この協議会のメンバーの団体とか、そういったことがわかれば教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方です。お答えいたします。  構成メンバーといたしましては、宇佐市観光協会を事務局といたしまして、宇佐神宮、宇佐警察署、地域区長会、八幡駐車場仲見世会、商工会議所、NPO法人USAネットワーク、それからタクシー会社、消防本部、そして宇佐市というような内容になっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)協議会を設置されててですね、すばらしい取り組みだなというふうに感じています。この協議会の中で、例えば渋滞に関してですね、問題点が挙がるとすれば、いつもどのようなことが挙がっておりますでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)ちなみに平成二十九年度からの反省点を申し上げますと、宇佐インターから臨時駐車場への案内を行いましたが、中津方面から国道十号を通ってくるお客様が圧倒的に多かったというようなことで、対策不十分と反省したというようなことも報告があります。  このときには、看板設置など十分な対応をしてたんですが、それを上回るようなお客様がおいでたというようなことでございます。  それから、平成三十年度、こちらにつきましては改善点等で申し上げさせてもらっていいでしょうか。  宇佐インターからは、臨時駐車場への誘導徹底を行ったと。それから、県道六百六十一号、この出口に警備員配置をして臨時駐車場への誘導ができて、すごく緩和につながったとかですね、それから今年ですかね、に入りますと、歴博のほうで正月営業等も重なって、そこの駐車場も使えて非常によかったと、それからシャトル便が効果的につながって大幅な利用増というふうになったというようなところは聞いているところでございます。  ただ、お客様はどんどん増えてきていますので、令和元年度、こちらにつきましてもですね、警備員の増員それからもうちょっと看板の設置等、それと周辺住民の皆様にも周知徹底、これを図っていきたいというようなことになっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)ありがとうございます。  平成二十九年度がシャトル便を利用された方が千三百三十三人、平成三十年度が四千二百十人と大幅増されております。それだけ、先ほど課長の答弁の中にもありましたように、宇佐神宮への初詣での参拝客が増えているというのがよくわかります。  ただ、先ほども答弁の中で、北九州から向かってくる、中津方面から向かってくる渋滞、私はそれだけではないと思うんですね。東九州自動車道が開通され、マイカーでですね、自家用車で公共交通機関を使わずに来る方が来やすくなったという形で、例えば宇佐インター、院内インターで降りられまして、そこから宇佐神宮に向かってくる渋滞、それと安心院方面ですね、安心院というのは佐田のほうですね、佐田地区のほうから来られる、そして矢部、あの地域から今度もう一つショートカットで来る道があります。小向野・瀬割方面に抜けてくる道ですね、あそこの渋滞も問題ではないかなというふうに考えています。  なぜなら、どちらもですね、右折になりますよね。右折というような形で、非常になかなか合流しづらいところもありますので、そこも一つ問題点として取り上げていただきたいなというふうに思っています。  そこの渋滞を緩和していくためには、逆に大分方面からの道路というのが、私も子供のころですね、本当にずっとつながってて、歩いて宇佐神宮へ初詣でに行くというのが常識だったんですけれども、最近はもう近くまでですね、宇佐神宮球場の駐車場を利用できるような状況になってます。反対側のほうの道路に比べると、かなりスムーズに宇佐神宮まで行くことができます。  そうなるとですね、北九州方面から来る車を逆にフラワーロードをずっと終点というか行きどまりまで、宇佐中学校のところまで引っ張っていただいて、そこから右折していくような形であれば、待っている時間の短縮ができるんじゃないかなと。  なおかつ、やはり渋滞でストレスがたまります。一台入ってくるたびに、また今はやりといったらあれですけど、事例が多いあおり運転だったり、本当に接触事故がですね、ちょっとしたことで起こってですね、そこでまた渋滞を生むというような状況も考えられないこともないかなというふうに考えているので、もしも看板をですね、注意喚起で出したり、誘導の人員を増やすのであれば、ひとつ協議会の中でもお話ししていただきたいというところもありまして、今後またその協議会が予定されるのであれば、やはり宇佐中学校まで引っ張っていただいて、そこから右折していくと、時間帯によっては混む場合もありますけれども、北九州方面からの渋滞の長さによれば大分緩和していくのではないかなというふうに思っているところです。  実証実験をぜひしていただきたいなと思います。  それとですね、ちょっと御参考に、宇佐市のほうにお知らせしておきたいなと思うのが、三重県の伊勢神宮の取り組みです。伊勢神宮になると、またちょっと参拝客が何倍も違うところがあるんですけれども、参考程度にお聞きください。  伊勢神宮周辺が取り組む交通渋滞対策の取り組みについてということで、伊勢市がやっております。これは、伊勢市の都市整備部交通政策課というところがございます。そこが取り組んでいることなんですけれども、渋滞対策の取り組みとして、二つ大きいものがあるんですが、パークアンドバスライドというのがあります。  これはですね、今宇佐市が行っているシャトル便のことです。民間やあいてる土地を利用してですね、臨時駐車場を作ります。そこに促して、そこから参拝客を伊勢神宮のほうへピストン輸送していくというふうな形で、これも有効活用されてかなりの効果があってると。宇佐市と同じですね、宇佐市も先ほどそういう報告がありました。  もう一つは、伊勢の地域観光交通対策協議会というのがやはりあるわけです。ここに二十九団体入ってます。ここがちょっと違うのかなというふうに思ってるところですが、実はこれ、国も入っているんですね、やはり伊勢になるとですね。国も入ってきます。そして、三重県の県道路公社、鉄道・バス会社、商工会議所観光協会、隣のですね、隣接市も入っております。そして、もちろん伊勢市ですね。そして地域住民、先ほども宇佐のほうでもございました。それと、伊勢神宮、警察、ネクスコという形で、やはり高速道路、有料道路の関係者も入ってると、そのような大きな協議会を作って渋滞緩和に向けてですね、取り組んでるというような、本当に参考になる事例じゃないかなというふうに思ってます。  ぜひ調べていただいてですね、参考になるところはぜひ実践していただきたいと思っております。  一つはですね、やはり誘導する人員の増なんですね。やはり増やしていかなきゃいけないと、誘導していく人を増やすおかげでですね、トラブルも減ってくるし、ストレスも解消できていくんじゃないかなと思ってるところがあります。  ぜひ今年から実証実験していただきたいなと思いまして、協議会でぜひ発言していただきたいと思います。よろしいでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方でございます。再質問にお答えいたします。  先ほど来、議員さんが前段でおっしゃられていたことは、そういった声があるということは認識しております。また、伊勢の事例等も今教えていただきました。  この雑踏防止対策連絡協議会等の会議にも取り上げて、周辺住民の皆様の御理解・御協力が得られるような形で協議は進めさせていただきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)よろしくお願いしたいと思います。  それでは、三項目めに移らせていただきます。小中学校のセキュリティについて再質問いたします。  先ほど答弁をいただきました。防犯対策と講習会なども行っているということで、セキュリティ対策については十分話し合われていると思います。  ハード面のセキュリティについて、まずお伺いしたいと思います。小中学校でですね、門扉やゲートを設置している学校がございますでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)教育総務課長。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)教育総務課長の上田です。七番 和気議員の再質問にお答えします。  学校施設において、門扉などについては、実際に門扉等を設置している学校はございます。ただ、外出時といいますか、職員がいない時間帯に施錠するとかしてないとか、いろいろありますので、一校一校の把握はできておりませんが、学校敷地内として見れば出入りが自由な状況というのが現状だと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)なかなかハード面についてはですね、今市教委が取り組んでいるコミュニティスクール、地域とですね、保護者、学校が一体となって開かれた教育現場づくりというような形で今取り組んでいる、またその一方ですね、やはり安全対策ということにもですね、しっかりと目を向けていかなければならないのかなというふうに感じております。  田舎の学校のいいところでですね、やはり地域の方が自由に授業参観ができたり、教職員の皆さんが真面目にやってるのかなというふうな形で見に来られることは非常にいいことだなというふうに感じている面があるんですけれども、いつも私、いろんな学校にお邪魔したときにですね、施設というか建物ですね、学校の建物の玄関から入ったときに、誰が入ってきてるかというのが職員室の中からわかるものなのかなというふうに、すごく不安な気持ちにもなります。  だから、入っていくと、「先生こんにちは」という形で職員室に伺って、人が来たというのが初めてわかるというような状況なのかなというふうにも感じているんですけども、その辺についてはいかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)教育総務課長。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)再質問にお答えいたします。  校舎内に入る場合ですけども、今議員に御指摘いただきましたように、基本的にオープンな状態になっておりますので、職員室から侵入が見れればいいんですけども、見えないところも多くあると思います。現実としてはオープンな形になっておりますので、出入りが自由な状況となっているのが現状だと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)そうだなというふうに感じていますし、例えば先生たちが気づかずにですね、教室に侵入者が入っていったと、後に誰が入っていったか調べたいということで、調べる際に何か必要なものというと何があると思いますでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)教育総務課長。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)再質問にお答えします。  侵入時の後で確認するものと言えば、思いつくものとすれば防犯カメラなどが設置されておれば録画をされてる状況のものを後で確認するということは考えられます。  以上です。
    ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)次にですね、施設全般について、グラウンドも含めた、運動場も含めた施設全般についてお伺いしたいと思います。  先ほど門扉やゲートは一部あるとこがあると御回答いただきましたけれども、ないとこも多いですよね。そうすると、学校がまだ運営されている時間帯であれば入ってこないかもしれませんが、逆に夜というか夕方以降、車でグラウンドに入ったり、例えば運動場でですね、何か遊びを行ったりということも考えられると思うんですけれども、それについて例えば何か事故があったりというか、盗難があったり、グラウンドの何かが破壊されてたり、損傷があったりというようなことを後で調べようとすると、何が必要だと思いますか。どのような対策が必要だと思いますか。 ◯議長(衛藤博幸君)教育総務課長。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)再質問にお答えします。  まずは、そういう侵入を防ぐとすれば、敷地内への侵入を門扉等で塞いで侵入ができないようにすることが大事だと思います。それができない場合につきましては、やはり後から確認できる手段としては、先ほど申しましたような防犯カメラの設置などがあれば、後でそういう侵入を確認することができる状況にはなろうと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)過去にですね、何かグラウンドであったり、不審な侵入者であったり、学校の周りでですね、何か不審者情報の目撃情報などがございましたでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)教育総務課長。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)再質問にお答えします。  学校の周辺ということであれば、今警察のほうが「まもめーる」というメール機能がありますけども、そういうもので不審者情報等があった場合に通報がされます。  で、宇佐市内でもそういう学校の周辺等で不審者情報があれば、「まもめーる」を通して連絡が入りますので、実際にそういう「まもめーる」に載った事案というのはございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)そのとおりだと思います。まずは、子供たちのですね、生徒たちの不安な点を取り除き、安全を確保していかなければいけないと思いますが、先ほど次長が答弁されたようにですね、門扉ができれば一番いいし、ゲートがつけば一番いいと、なおかつ防犯カメラがあれば後から確認することができるということで、門扉やゲートはなかなか経費がかさみ、大きな金額が動いたりですね、戸締まりができているのかと、先ほどおっしゃっていたような問題が出てくるんですけれども、防犯カメラについては少し予算が必要になりますけれども、つけられることが可能なのではないかなというふうにも考えております。  これはやっぱり、地域の自治区にとってもですね、大きな抑止力になるし、有効策にもなるのではないかなというふうに考えています。  大分県警で防犯カメラの設置の費用を補助しますというような取り組みがあります。これ、年間に十団体だけなんですけど、募集しております。補助率が二分の一です。  例えば二十万円の防犯カメラの設置を希望すれば、十万円の補助を受けられるというような形のものなんですけれども、今年も四月十五日から募集が始まりましたが、既にもう十団体締め切りが終わっております。そのような形で、やはり人気があるんですね。  早目早目に申しまなきゃいけないということで、また来年に向けて考えていただきたいなとは、この分に関しては思うんですけれども、大分県警に問い合わせをすると、来年するかわかりませんよというようなことを意地悪を言われましたが、大分県警としても年限度額が五十万円なんですね、そんなに大きな予算ではありませんので、続けていただけるんじゃないかなというふうに思っております。  ぜひ、またこれを利用していただきたいと思うことと、私がこの質問を行おうとした前にですね、杵築市議会の議員さんが同じ質問を取り上げてました。  日出町では、これにプラス行政の市の補助が、支援策がありますよということで、杵築市も先般の議会において、この大分県警の補助を使った上で、なおかつ三割補助を市がしますというような答弁を議会でされてました。三割補助しますと。ということは、二割の負担でいいということになります。そういうような対策を、やはり今とっているんですね。学校施設に限らずですけれども。これは自治区に対して大分県警のほうは出すような形をとっております。  ぜひ、まず私が思うのは、やっぱり子供たちの命を守らなければいけない、不安を払拭しなければいけない、安全確保しなければいけないということで、やはり市教委もその辺は取り組んでいくべきではないかなと、まず念頭に思うわけですけれども、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)教育総務課長。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)再質問にお答えします。  今、議員さんに御紹介いただいた補助金等につきましては、自治区とかまちづくり協議会が設置する場合に使える補助かなというふうに思います。  市が単独でつける場合につきましては、その補助は使えないのかなと思っておりますが、市がつける場合にしてもですね、学校の安全面また地域の安全面等もありますので、他市の状況などを調査をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)地域も含めてですね、このような補助を活用していただきたいというふうなことも、一緒に話し合っていけるのではないかなというふうに思っています。  それでは、次の項目に移らせていただきます。災害時の避難所保険についてでございます。  先ほどの答弁で、もう全てわかりました。これは、全国的に増えて、二年で二・七倍という形で読売新聞のほうにも出てましたけれども、宇佐市はもう既に平成二十九年度から入っているということで安心しております。  やはり、避難所を開設するだけで経費がかさみますし、やはりいち早い非難発令、避難勧告・非難指示という形になればですね、本当に多くの方が避難所を訪れるような形になると思います。  そのようなときに、一方ですね、財政負担もあるというところもございますので、こういう保険を活用してはどうかというような提案質問だったんですけれども、これはもう既に行われてますし、結果も出ているということで、再質問は控えさせていただきたいと思います。  今後もまたそのような有効事例があれば、ぜひ取り組んでいっていただきたいと思います。  そして次に、五項目めの死亡後の手続についてでございますが、今市民がですね、死亡した場合、手続には何種類あり、また何箇所の部署を訪れなきゃいけないか、わかれば教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)市民係総括。 ◯市民課主幹(総括)市民係担当(川谷雅彦君)市民係総括の川谷です。御質問にお答えします。  今、市民課のほうで御遺族の方へということで、八課十一係の御案内先を案内させていただいております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)もう十一係と聞いただけですね、うっという形で大変だなという気がいたします。執行の皆さんの中にも、この手続をした方がいらっしゃるかもしれませんが、葬儀の前からですね、看病疲れがあったり、葬儀でまた何日かいろんなお世話や段取り、そういったことで精神的な疲労も抱えたまま、次にこの手続に宇佐市役所へ訪れて、十一カ所回らなければならないというふうなことになればですね、もう本当に大変なことだなというふうにいつも感じているところでございます。  事前にですね、市民課のほうにお伝えいたしましたが、熊本県の菊池市の事例をお知らせいたしました。  市民が死亡した際に遺族が行う年金や税関連などの複数の課にまたがる手続を、「おくやみねっと菊池」という形で遺族は最初に手続をした窓口で必要な手続が全て終わるというふうな、ワンストップ窓口みたいな形なんですけれども、先日ですね、九月七日の大分合同新聞の夕刊にもこのような記事が出ていました。ごらんになられたかと思うんですが、これは島根県の出雲市役所の事例です。  これは、先ほど紹介した菊池市のワンストップだけではなくて、手続にお伺いすると、書類にはもう事前に自分の名前や亡くなられた方の名前、そして住所、生年月日ということがもう最初に印字されてあり、何度も何度も同じ名前を書いたりですね、十一カ所の課を訪れて同じ手続をしなくてもいいということがこんなふうに記事に書かれてます。  本当に大変な作業でもあるし、じゃどのようにワンストップでやってるかというのを御紹介したいと思うんですけれども、一つの受付がありまして、そこにお悔やみコーナーというのがあるんですが、そこで十一カ所分の手続を行うと、簡単に言えばそういうことなんですけれども、じゃ誰が担当で行うか、各課のですね、担当者の方がそこのお悔やみコーナーに来ていただいてるわけです。  市民課の何々係が終われば、次の係の方がそのとこに来てくれて、次の税務関係の係の方が次に来てくれてというふうな形で、もう動く必要がないわけですね、御遺族の方がですね。  そういった施策というのは、非常にこれから大事なことなんじゃないかなというふうにも思いますし、この出雲市の市民課の課長さんはこのようにおっしゃっていましたね。「コーナーを作るのに高額な予算は必要なかったんですよ」というふうにおっしゃっています。「手間をかけることで、家族を亡くした遺族の負担が軽減されればおやすい御用です」というようなことでございます。  ぜひ、宇佐市役所は市民の役に立つところと書きますので、そのような形でソフト的な、自分たちが足を運べばできるサービスに取り組んでいただければなというふうに感じておりますが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)市民係総括。 ◯市民課主幹(総括)市民係担当(川谷雅彦君)御遺族の方に必要な手続について、複数の課にお回りいただくことについて、いろいろ御負担をおかけしていることは認識しております。  今後、参考にさせていただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(末宗勇治君)総務課長の末宗でございます。和気議員の再質問にお答えをいたします。  先ほど菊池市の例や出雲市の例、御紹介いただきました。県内他市でもですね、同様なサービスをやっているところがございます。そういったところ、先進事例をですね、調査研究する中で、私どももそういった市民の方々がですね、窓口に来られていかに手続を簡略化する、御負担を省略化するということはですね、やはり課題だというふうには認識しておりますので、先進事例を調査研究する中でですね、どのような形ができるか、まずは研究させていただきたいというふうに考えています。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)総務課長、答弁ありがとうございます。調査するのにそんなに時間はかからないと思います、この案件はですね。  ちょっと紹介し忘れましたが、二〇一六年から別府市役所が取り組んでいるみたいです。ぜひ、別府に問い合わせをしてですね、お金幾らかかったんですかと、どんな負担があったんですか、職員から不満は出てますかというようなこともぜひ調べていただいて、それがなければ取り組めるんじゃないかなというふうに感じてますから、ぜひ前向きにお願いいたします。  それでは最後に、バリアフリーについて質問いたします。特に、障害者の方たちについてですね、本当に悲痛な、苦痛な、利用するのにもう大変な苦労をされてるのではないかなというふうに感じております。  車椅子でですね、ちょっとした段差、一センチぐらいの段差でもですね、ぐっと体重加減が変わってですね、後ろにひっくり返るような形にもなりかねません。  市内の中で車椅子を利用する方というのは何人ぐらいいるか、わかれば教えていただきたいのですが。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。 ◯福祉課長(奥野博文君)和気議員の再質問にお答えいたします。福祉課長の奥野でございます。  市内の車椅子の利用者の数ということですが、障害者福祉サービスを使っている方という観点からは、七十一人という方が障害者の車椅子の支給台帳等から数えることができます。ただし、御自分で購入されている方については把握できないため、この七十一人よりも増えることも考えられます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)私も市内各地いろんなところにお邪魔させてもらったり、施設を利用したりする一人なんですけれども、実は余り車椅子の方を見ないんですね。余り見る機会がありません。そういったところに出かけられないのかなというふうにも思いますし、例えばスーパーやいろんなところでも、なかなかやはり車椅子の方を見る機会がありません。  施設に入っている方はまた別なんですけれども、ふだんの生活の中で車椅子を利用する方がもっともっと外に外出ができるような、そのようなまちになればなというふうにも感じているところでございます。  やはり安心安全、これが一番のテーマかなというふうにも感じておりますので、ぜひその辺も、特に公共施設に関しては行っていただきたいなというふうに思っています。  それと、もう一つ最後に、これ要望なんですけれども、特に市がかかわってるというか、管理されている施設においては、ハードな面はもちろんなんですが、やはりソフトバリアフリーを心がけていただきたいなと思います。そういう方を見かければすぐに手を差し伸べてあげたりとか、そういうことができればいいかなと思っております。  先日、図書館にお邪魔しました。私も文教福祉の関係に今回配属させていただいているおかげで、図書館はどうなのかなというふうにお邪魔したところ、車椅子に乗ってみてくださいというふうに課長から言われたものですから、課長に私が車椅子に乗って押していただきました。そのときに、車椅子に乗っても手が届くところに本棚があるんですね、上段が。そういったことがあったり、車椅子で通行してても歩行者の方と接触し合わないぐらいの通路の広さを確保してると。ああ、すばらしいなというふうに思いました。  ぜひ、図書館のほうで心がけていること、車椅子の方にとってこういったアドバイスを行っていますと、ソフトバリアフリーについて何か御意見があればこの場でお伺いしたいと思うんですが、よろしいでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)図書館長。 ◯図書館長(松壽 敬君)図書館長の松壽でございます。再質問にお答えいたします。  図書館には、カウンター入り口の近くに先ほど御紹介いただきました車椅子それからベビーカー、それからブックカートというような本をたくさん借りられる方が使う買い物かごのようなものを常備しております。  よく図書館では車椅子をお使いの方、御利用になっている姿をお見かけいたします。常に利用されている方は御自身で館内で本を選んでいらっしゃいますけれども、あるいは介添えの方とお二人で見えることもございますけれども、何か御不便がありそうなときにはすぐに車椅子やベビーカーなどの御利用をガイドするように、カウンターの職員が心がけるようにしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)障害者に優しいですね、施設である、そのような図書館を目指していただきたいと思いますし、ぜひその辺もPRをしてですね、このような図書館で取り組みを行っているというような、図書館だけではありませんけども、そのようなPRを今後もしていただき、優しい施設であっていただきたいなと思っております。  以上で、全ての質問項目を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で和気伸哉議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩いたします。なお、再開は十四時三十分といたします。  暫時休憩します。                 休憩 午後二時十七分               ───────────────                 再開 午後二時二十九分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。一般質問を続行します。  一番 河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)皆さん、改めましてこんにちは。議席番号一番 政友会の河野健治朗でございます。議長の許可をいただきましたので、発言をさせていただきます。  まずは、傍聴にお越しいただきました皆様方、お忙しい中ありがとうございました。  さて、先日高校生議会を傍聴いたしました。そして、大変驚きました。こんなにも宇佐市のことを考えて、そして真剣に検討している姿を見て、私たち大人の責任の大きさを改めて痛感したところでございます。  私は、若い世代の方々に、市政や議会について興味を持ってほしいと願っています。そして、興味を持つということは好きになってほしいということです。このまちに生まれてよかったと思えるまちづくりを行っていかなければいけないなと常々感じております。  子供たちは、進学や就職のタイミングでこのまちを離れていきます。人口減少の中ですが、私はどんどん宇佐市で育った子供たちが羽ばたいていってほしいと願っております。そして、外に出て大いに羽ばたいて、改めて宇佐市のよさや足りないところ感じてほしいなと思っています。  地域に残る私たちは、このまちのことは大丈夫と、行ってこいと背中を押して、そしていつでも帰ってくる、また帰ってきやすいまちづくりを進めることが使命と信じ、一般質問をさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  まず初め、一項目め、児童生徒の安全確保に向けての一番目、不審者情報の共有化について、現在の進捗状況を教えていただきたいと思います。  二点目、学校単位での緊急連絡網システムの導入を検討してはいただけないでしょうか。  二項目め、学校教育について。二〇二〇年度より小学校においてプログラミング授業が全面実施となるが、宇佐市として具体的な計画があるか。また、民間企業の支援を予定しているかを教えていただきたいと思います。  三項目め、若者単身者の移住・定住促進に向けての一番目、今年度の婚活施策はどのような計画を実行しているか。
     二番目、実家暮らしからの自立支援や、近隣市からの移住促進を目的に、自治会加入や定住を条件とした住宅政策を検討できないかお伺いします。  四項目め、宇佐市まち・ひと・しごと創生総合戦略も最終年度となり、次の中長期計画の策定の検討を行っていることと思うが、これまでの成果をもとに宇佐市が行政としてSociety五・〇という大きな流れをどのように意識しているかお伺いします。  五項目め、いよいよ来月ラグビーワールドカップが開催され、大分県では五試合が予定されています。十二月には、女子ハンドボール世界選手権大会が熊本で、二〇二〇年は東京オリンピック・パラリンピックの開催、二〇二一年には世界水泳選手権大会が福岡で開催されます。近隣県での開催のため、当然本市にも多くの訪日外国人観光客が訪れることが予想されます。  そこで、市民一体となって受け入れ環境を整備し、満足度向上やリピーターの増加を目的としてインバウンド講習会を一般市民や市主催の海外短期留学を経験した中高生に対して、勉強会を開催することを検討できないかお伺いいたします。  以上、よろしくお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、河野健治朗議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。一番 河野議員の一般質問にお答えをいたします。  四項目め、Society五・〇をどのように意識しているかについてでありますが、議員御指摘のとおり、市まち・ひと・しごと創生総合戦略も最終年度を迎え、総合戦略で設定したKPI(重要業績評価指標)の進捗状況を勘案しながら、各種取り組みを行っております。  また、今年度は、基本となる第二次市総合計画前期基本計画の最終年度でもあり、次期まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定に先行いたしまして、後期基本計画の策定に取り組んでおります。  現在、国・県の地方創生に向けた取り組み方針を注視するとともに、人口減少の波、安全安心の波、グローバリズムの波、第四次産業革命の波といった時代の潮流を的確に捉えるという方針のもと、総合計画審議会の意見を伺いながら進めているところであります。  その中の、第四次産業革命の波は、国が進めるSociety五・〇と軌を一にするものであります。AI、IOT、ロボット、ビッグデータ等の先端技術をあらゆる産業や社会生活に取り入れ、多様なニーズにきめ細やかに対応した物やサービスを提供し、人口減少等の社会的課題の解決と、地域経済の発展を両立するために不可欠なものと認識をいたしております。  市といたしましても、行政事務への活用や農業、医療・介護、ものづくり等、多方面で新たな価値を見出す取り組みに対し、民間企業との連携など先進事例を注視しながら、どのような支援ができるか調査研究したいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの学校教育についてを、教育長 竹内 新君。 ◯教育長(竹内 新君)皆さん、こんにちは。教育長の竹内でございます。一番 河野議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、二〇二〇年度より全面実施のプログラミング授業の具体的な計画はについてですが、令和二年度より小学校では新学習指導要領が全面実施され、その中でプログラミング教育が必須となります。  市教育委員会としましては、本年度公務支援サポーターを学校に派遣し、プログラミング教育用ソフトウエアを活用してプログラミング教育の目的や授業実践について研修を行っております。  来年度以降も引き続きこの研修を継続しながら、各小学校でプログラミング教育が円滑に実施できるよう努めてまいります。  また、本年度中にタブレットを全小中学校に導入する予定であります。民間企業の支援は、今のところ予定をしておりません。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの児童生徒の安全確保に向けてを、教育次長 上田誠之君。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)教育次長の上田でございます。一番 河野議員の一般質問にお答えします。  一項目め、児童生徒の安全確保に向けてについての一点目、不審者情報の共有化について、現在の進捗状況はについてですが、児童生徒への声かけ事案等が発生した場合は、各学校では事故発生時の対応フローに基づき、警察及び関係機関、近隣小中学校へ迅速に連絡を行っています。  市教育委員会としましても、警察及び関係機関と連携し、迅速かつ正確な情報の収集及び共有をしながら初期対応しているところです。  なお、不審者事案が発生した場所につきましては、安全安心パトロール車や警察車両による通学路及び学校等周辺のパトロール、不審者監視や安全安心パトロール隊への支援を強化していただいております。  また、昨年度より防犯の視点からも、通学路安全点検を行い、その結果をもとに関係機関と協議及び現地での点検を行う等の連携強化を図っております。  今年度も六月に調査を実施した後、宇佐市通学路防犯対策会議を開催し、防犯点検を実施しております。  二点目、学校単位での緊急連絡網システムの導入を検討してはどうかについてですが、緊急連絡網システムは導入時に保護者に御理解をいただく必要はあるものの、声かけ事案や不審者等の情報があった場合に、保護者が外出中や仕事中でも情報をいち早く確認することができ、大きな利便性を持つ機能であると理解しております。  市教育委員会では、緊急を要する連絡では全家庭との確実な情報の伝達、確認を指示しております。今後、学校と家庭とができるだけ顔の見える関係でつながった連絡体制を徹底する中で、保護者と学校とが十分な協議と共通理解を図りながら、よりよい連絡体制にしていくことが望ましいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、三項目めの若者単身者の移住・定住促進に向けてと、五項目めのインバウンド講習会を一般市民や市主催の海外短期留学を経験した中高生に対して開催できないかについてを、経済部長 河野洋一君。 ◯経済部長兼農政課長(河野洋一君)経済部長の河野でございます。一番 河野議員の一般質問にお答えします。  三項目め、若者単身者の移住・定住促進に向けてについての一点目、今年度の婚活施策はどのように計画を実行しているのかについてですが、婚活対策としては、婚活サポーターの養成講座や成婚時の奨励金交付事業と、独身男女の出会いの場を創出する事業を実施する団体に対して、イベント経費の補助金交付事業を計画しています。  また、県の委託事業として、「OITAえんむす部出会いサポートセンター」が本市で出張相談所を開催する際にサポートをしています。  二点目、実家暮らしからの自立支援や近隣市からの移住促進を目的に、自治会加入や定住を条件とした住宅政策を検討できないかついてですが、現在県外の方が市内に新築、新築購入、または空き家バンク登録物件を購入して移住する場合には費用の一部を補助しています。  また、市外の方が空き家バンク登録物件に移住し、家屋を改修する場合には、改修費の一部を補助しています。  本市では、周辺地域、子育て世帯を主にした移住・定住支援を展開していますが、若者単身者の移住・定住については、国・県の補助金制度などを活用しながら関係各課と連携して、より効果的な支援制度の調査研究を行ってまいりたいと考えています。  また、一定期間の定住は現在も支援制度の条件にしていますが、自治会加入については、市は条件といった縛りを設けることができないのが実情です。  しかしながら、地域コミュニティなどの観点からも、自治会加入の必要性について御理解を求めてまいりたいと考えています。  続いて、五項目め、インバウンド講習会を一般市民や市主催の海外短期留学を経験した中高生に対して開催できないかについてですが、市では平成二十九年度からインバウンド対策を強化するため、地域おこし協力隊員を二名雇用し、海外からの観光客に対して外国語表記の観光看板やパンフレットなどの作成を行っています。  さらに、市民を対象にしたインバウンド交流会を年四回開催し、オリジナルの受け入れ対応マニュアルを作成しました。本年度はそのマニュアルを多くの方に活用していただくために、ふれあい出前講座のメニューに「インバウンド対応について」を追加したところです。  また、平成二十五年度から中学生、平成二十七年度からは高校生も対象にした海外短期留学事業を実施していますが、念に数回中学校、高校の依頼により、地域おこし協力隊員を講師派遣してインバウンド対応授業も行っています。  さらに、高校生については、観光やインバウンドに興味を持ってもらうため、高校インバウンドナビゲーター事業を行っています。本年度も、宇佐高校の生徒十八名の協力で、宇佐神宮のインバウンドガイドを行っていただく予定です。  インバウンド対応には、市民の協力と理解が不可欠であり、近隣自治体では初歩的な英会話学級などを主催する公民館の事例もありますので、今後も市主催の勉強会の開催も含め、関係各課、観光協会などとも協議しながら対応してまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  一番 河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)それでは、順次再質問をさせていただきたいと思います。  まず、一項目めの児童生徒の安全確保に向けてですが、これ私、前回も質問をした内容と、今回の答えが重複している点がたくさんありますので、少し私の伝え方が悪かったのかなというふうに反省をしておりますが、今回、前回からの進捗状況をお聞きしたかったというのが本心であります。  ですので、後半にあります今年度六月に調査をした宇佐市通学路防犯対策会議について少しお聞きしたいと思いますが、これには保護者の参加はありましたか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(竹下富美子さん)学校教育課長の竹下です。河野議員の再質問にお答えいたします。  この会議については、保護者の方の参加はございませんでした。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)ありがとうございます。その理由をお聞きしていいですか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(竹下富美子さん)お答えします。これは、定期的に行っているものでありまして、今回参加をしていたのは、学校教育課それから危機管理課、宇佐警察署、土木課の参加であります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)理解いたしました。では、対内的な活動ということで捉えてよろしいでしょうか。  前回からですね、お伝えしているというか、私の質問の中にあることはですね、保護者との連携をいかにとっていっていただけるかなというような期待なんです。  それについてはですね、前回の返答の中ではPTAを通じて危険箇所の調査を行ったということをお聞きしました。それは、各学校単位でどういうふうな取り組みをしているかまではですね、把握できていなかったのではないかなというふうに思います。  その後に、近隣の小中学校に聞きましたら、PTAのほうにも打診がなかったというような答えもいただいてます。ですので、保護者は、前回も言ったように、不信感が募って違う情報、間違った情報を捉えてしまうということになってしまうかもしれません。そうならないうちに、教育委員会なら教育委員会が取り組んでいると、こういうふうにやっているんだよということを開示していただきたいというのが私の期待というか、希望なんですね。  ですので、この対内的に行っている会議の結果とかですね、その会議が行われるという通告があって、オブザーブ参加ができるとか観覧ができるとかいうようなことを期待しているのが本質ではないかなというふうに感じております。  その後に続く、学校単位での緊急連絡網システムの導入というのは、これは市内の一部の小学校、中学校はあるかちょっとわからないんですけども、何校かは取り組んでいるということは先日PTAの関係のほうからもお聞きいたしました。  どうしてばらつきがあるのかなということを少し疑問に思いましたので、何か得ている情報があれば教えていただきたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(竹下富美子さん)お答えいたします。  この緊急メールシステムについてもですね、ばらつきというか、現在導入している学校が八校あって、直近では今年の八月より解消したという学校も聞いておりますし、またそのほか七校については現在学校の中でPTAも交えてですね、検討中であったり、話をしていますが、現在まだ結論に至っていないというようなことを聞いております。  やはり、学校長に話を聞いたところですね、導入している学校においても、確実にそれが伝わったかということがなかなか不安だなという声を出している学校長もおりました。つまり、早くということはできますが、確実にそれが皆さんに伝わっているのかなというところは不安であり、メールで流しながらもやはり従来の連絡網で、先ほど答弁にもありましたように、確実に伝わっているかということをやはり確認をするというような二段構えといいますか、そういうふうにしている学校があるというのも聞いておりますし、任意での登録になりますので、皆さんに登録していただけていない、私が聞いたところでは七〇%、八〇%前後というふうなことも聞いておりますし、そういったところで、一番は特に命にかかわるというか、安全面にかかわることは確実に伝わる、全員に伝わるということが重要でありますので、そういった不安があるという声を聞いております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)ありがとうございます。私も同感です。確実に伝わらなければというところが前回からも同じポイントだと思います。  間違った情報が流れる一番の怖さは、やっぱりネットであったりとかSNSであったりの活用が影響しているということは間違いない事実です。  これをですね、なぜ不安視するかといいますと、ある一定レベルの情報は今緊急連絡網がある学校が優先して情報を得て、それがない保護者は違うネットワークの中でその情報を知るという、SNSの間違った使い方というか、先ほど言ったことになるんですけれども、それが拡散されるスピードがものすごく早いんですね。不安な情報ほどそうなっていくのかなというふうにも思います。  ですので、教育委員会が主体となって全体を運営する、もしくは教育委員会からの発行書類だということがわかるような仕組みができれば、それが正しい情報であって、それ以外のことは正しくないというような認識になるというようなことが、そういうことが可能なのかなと思いましたので質問させていただきました。  今後、教育委員会が主導をすると、リーダーシップをとるという計画はあるかないかだけ教えていただいてよろしいですか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(竹下富美子さん)お答えします。議員のおっしゃることは非常によくわかりました。  他市の状況を見たときに、教育委員会や市で一括して加入というか運営しているというところも幾つか聞いております。ただ、今のところは教育委員会としては考えておりませんが、また今後の状況に応じて協議はしていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)ありがとうございます。いろんな地域というか行政区でこういったことが行われているということは、多分もうたくさんありますので調べられてることだろうなというふうに思います。  そう調べていくと、どれが一番ベストなことなのか、宇佐市に一番向いているのはどれなのかということがわかりにくくなっているのも現状だというふうに思いますので、ぜひですね、ここまで来たら確実に行える仕組みで、十分に時間をとってですね、計画をしていただきたいなというふうに思っております。  しかしながら、なるべく早い解決を求めたいと思いますので、どうぞ要望としてお捉えください。  次の質問に移りたいと思います。  学校教育についてのプログラミング授業ですが、必須ということがどれだけ必要条件として取り組んでいるのか、そのボリュームというか時間というか、そういったものが少し見えないなというふうに思いますので、教えていただければと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(竹下富美子さん)学校教育課長の竹下です。再質問にお答えします。  必須ということで言われておりますが、指導要領の中では扱う教科や時間数などは特に決められているわけではないというところです。実際には、カリキュラム上学習指導要領の中に例示として示されているのは、小学校五年生の算数であったり六年生の理科であったり、それから総合的な学習の中でこの単元でというのが例として示されていますが、後の部分については各教科の特性や児童の発達段階とか、学校の状況によって、それぞれで計画的に実施をすることというふうにされておるところであります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)ありがとうございました。私、これで一番気になっているのが、学校ごとで決められるという返答だったんですけども、その取り組む時間と質についてばらつきが出るんじゃないかなというふうに思っております。  といいますのも、御存じのとおりだと思うんですが、今一般的に皆さんスマホを使われている、そしてまたタブレットも近くにあるという状況があると思います。それは、子供たちも同じでですね、小学生とは言いません、もっと保育園生というか未就学児でも親の携帯を扱って遊んでいたり時間を潰したりとかするのはもう当たり前のような社会になってまいりました。  子供たちにとっては、パソコンであったりコンピューターというものに対して、怖さが今ない状態だと思うんです。で、プログラミング教育をするということになると、人間がプログラムをパソコン側に入力をする、教えることによってパソコンは動いてるんだよ、コンピューターは動いているんだよということを知る機会になるというふうに感じてるんですよ。そこが多分一番大きいことだと思います。  それを、子供たちが取り組む時間と質の内容にばらつきがあった場合、その成長の過程の中で、どこで自分の差に気づくかというと、進学のタイミングだと思うんです。進学をして、他校の生徒と一緒になったときに、「あら、自分はこんなことは知らないんだな」というふうに思ったときに、今までの学びというのが生かされていくのか、それとも追いつかないなと思ってしまうのか、そういったことにつながりはしないかなという不安があります。  それで、教える側といったらおかしいんですけども、民間企業の介入ができないだろうかと、する計画はあるのかなというふうに思ったところです。  子供たちに対しての授業内容までは、私たちがそれを教育する側ではないので知り得ることはないんですけども、どういうふうに子供たちに伝えていくというか、時間をかけてこのプログラミング教育に取り組むということをガイドラインとして持っているか持っていないか、お答えいただけるかなというふうに思います。お願いします。
    ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(竹下富美子さん)お答えします。プログラミング教育の狙いというのが、プログラミング的思考を育むという点、それからプログラムの働きやよさ、情報社会がそういった情報技術に支えられているというのが二つ目、そして三つ目が各教科の学びを補足するというか、確実なものにするという三つの狙いがプログラミング教育の中で出されておりますので、このプログラミング的思考というのをどの教科のどの中で育んでいくかということで、最初の入り口としては、授業の中で学習指導要領に例示として示されているようなところで授業の中で使っていくということが望ましいと思いますし、その中で文部科学省や県の教育委員会からもさまざまな授業例というのも出されています。それから、今答弁の中でもありましたが、市の校務支援サポーターが学校の研修に回っておりますので、そういったさまざまなことを考えながら来年度の実施に向けて今いるところであります。  来年度に向けては、今のところは企業の支援等は予定はしておりませんが、市の校務支援サポーターの研修、それから実際にできる範囲の中で、その授業の中にも入っていくような計画も立てていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)ありがとうございました。三つの柱の件につきましては、私も調べていたところでありました。  最後なんですけども、これは質問ではないんですが、プログラミング教育というもう言葉だけでも本当に難しい内容ではあるんですけども、一つだけお願いしたいこととしてですね、この授業のどこかのタイミングで、情報リテラシーに関する教育というものも取り入れていただきたいなというふうに思います。  情報モラルについては、いろいろな考え方があるんですけども、早くからそういった教育を行うことによって、今社会的にも問題になっているSNSへの問題であったりとか課題に対してですね、子供たちが先手を打ってというわけではないんですけども、しっかりとしたものを持って取り組んでいくことが必要だというふうに捉えられています。  その教育を実践するところが実際にはないので、どうしてもですね、そういった期間の中で行っていくことが必要があるというふうに思いますので、どこかですね、少しの時間でも構いませんので、そういった授業も取り入れていただければなというふうに期待をいたします。  以上で、この質問は締めさせていただきます。  次に、若者単身者のことについてなんですけども、先だって資料を出していただきました。平成二十八年、二十九年、三十年、この三年間の婚活イベントの開催内容についての実績を教えていただきましたが、この事業というか、これについてですね、補助金を活用した実績の中で、反省点というか、これについての報告で気になった点とか活用できるような内容があれば教えていただきたいなというふうに思います。よろしくお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方でございます。  実績は資料でお示ししたとおりでございます。  で、反省と申しますと、やはり、いろんな方からも、こちらからも調査するんですが、カップルができた後のちょっと追跡までがなかなか難しいというようなことはお聞きしているようなところでございます。  それから、やはり募集でどのイベントもすぐに満杯とか、そういうような状況でもないというようなところもお聞きしているようなところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)ありがとうございます。ということは、この補助金事業については、ある一定レベルの成果が上がってやや満足しているというか、よかったなというふうに捉えられているということでよろしいでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方でございます。お答えいたします。  成果は徐々にではございますが、上がっていると認識しております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)ありがとうございます。そして、今年度はこの補助金事業はないという解釈でよろしいでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方でございます。  本年度も予定はしております。ただ、団体からの申請に基づいて行うものでございますので、いろいろ御相談はもう既にあるというような現状でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)ありがとうございました。といいますのも、済いません、私が探せなかったのかもしれませんが、ホームページで募集をしているという検索キーワードに引っかからないので、どういうふうに紹介をしているのかなということが少し不安になったんです。もしお答えいただければお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方でございます。  開催の具体的内容、日時とか場所等、決まればですね、我々も市のホームページのほうにも掲載をしておりますし、県のほうの同じリンクするホームページもございますが、それとこの婚活関係の「えんむす部」等と情報共有いたしまして、広く周知に努めているところでございます。時期時期のものがあるというようなことでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)ありがとうございます。私は、この婚活事業につきましては個人的に大変興味を持っておりまして、各地で行われている内容をよくよく見ていきますと「街コン」であったり宇佐市の場合だったら「寺コン」ですかね、というのが行われたりと、地域の特性を出していろいろと再発見する機会を得ることがある事業だなというふうに思っています。  また、他団体が開催することによって、目的、趣旨というのが同じ方向を向いてるんですけどもいろいろ変えながら開催されるということで、参加する側にとってもメリットがあることなんだというふうに思っています。  そこからカップルが成立して、結婚に至って子供を産むというのは、これはまた違う方向性かなというふうには思っていますが、あくまでも婚活ですから、結婚する活動、就活と同じようなものですよね。ですので、私はこの事業をもっと大々的にと言ったらおかしいんですけども、広く周知をしていく必要があるなというふうに思っております。  また、市内の方々だけではなくですね、市外の方にどういうふうに届けられるかなということを視点に置いてほしいなと思ってます。それは、先ほど言った宇佐市での活動が広く周知されるからだと思ってます。  観光まちづくり課さんのほうでこれに取り組んでいるということで、また期待をしているところなんですけども、宇佐市で体験できる観光とか、散策であったりとか、そういったものはたくさんあって、そういった情報をたくさん持っているのが観光まちづくり課だというふうに認識をしております。  ですから、そういった事業がどんどん開催されることに市が後援している、市が推奨しているという安心がついてくるとですね、またこれも大きな成果につながるのではないかなというふうに思っておりますので、ぜひですね、広く周知をしていただきたいなというふうに思っております。  そしてまた、こういった体験型の交流ができれば、それを今度はインバウンドにもつながるんですけども、観光はこういう観光があるよということにもフィードバックをしていただきたいなというふうに思っておりますので、ぜひこれについては継続して活動を続けていただきたいと思っております。  これに付随してというわけではないんですけども、単身者についてピックアップをさせていただいたのは、単身者というのは独身の方も含めてなんですけども、実家暮らしをされてる方が多いというふうに聞いております。その原因というのはいろいろあると思うんですけども、その方々が自立をしていないということではなくて、そこから一歩先に進んでいくことに対してですね、市が何らかの政策なり、市支援ができないだろうかということを考えていただきたいなというふうに思ったんです。  単身者がどうのこうのということではないんですけども、今UターンであったりIターンであったりと、就職をしていただくということで宇佐市に帰ってくる、宇佐市で勤めようとして期待を持っている若者がですね、その一歩を踏み出す支援策があれば、なおその大きなことに、Uターンするというきっかけ作りになるというふうに私は考えているところなんです。  それについて、先ほど答弁の中にありましたが、自治会に関しては理解しましたので、その分はいいとしてですね、何かこう単身者が新たな一歩を踏み出すための政策というか、仕組みづくりが何か計画されているのであればお聞かせいただきたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方でございます。お答えいたします。  若者単身者への移住支援、特に住宅施策等でございますが、社会通念上の観点、また民業を圧迫しないというような観点、こういったものも考慮しながら施策を進めていかなければなりませんが、冒頭に支援制度は御紹介をさせていただいたところです。県外UIターン者、そして空き家改修等しましたが、そのほかにもですね、周辺地域での空き家を活用して起業する場合、こういった部分での支援等もございます。こちらは、補助率が二分の一で上限五十万円で改修費、設備費の補助、こういった支援は行っております。  また、空き家バンク登録物件での家財処分、こちらも上限十五万円でございますが、五年以上定住される方とか、そういった部分ではございます。  また、そのほかにもですね、他市ではいろんな施策をしているかもしれません。こういった部分につきまして、今後とももっといろんな情報を集めてですね、いろんな研究をしていきたいというふうには思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)ありがとうございました。これにつきましては、市が取り組む内容としてどういったものがあるかを調べていただくということを期待して、質問を締めたいと思います。ありがとうございました。  それでは、四項目めの宇佐市まち・ひと・しごと創生総合戦略の中で、結果に基づいたSociety五・〇という大きな流れについてなんですけども、これについてはお答えいただいたとおりですね、まだまだこれからのことになるかなというふうに思っております。特に、このSociety五・〇というのが日本での表現ということは承知されてるというふうに思います。  それで、私が一番気になっているのは、時代の流れというのは大変早いというのが今の時代でございます。五年後、十年後というよりも、一年後、二年後のことを考えていかなければならないというふうに思いますが、市として何か先手を打つ政策があれば教えていただきたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長の出口でございます。河野議員の再質問にお答えします。  先手を打つということで、すぐ今考えてるものというのをお答えできればいいんですけども、ちょっと回答とは離れるかもしれません。  冒頭でもお話ししましたけども、総合計画、これは議員が今、五年後じゃなくて一年後、二年後というお話ですけども、今後五年間の分を策定しているところでありまして、これでほぼ、これと重なる部分はございますけども、合わせて総合戦略をまた見直していきます。  その中で、当然今このSociety五・〇という表現は違いますけども、第四次産業革命と言ったりしますが、この未来技術を取り入れないという施策の方向はもうないというふうに認識しておりますので、こういった方向を庁内でも打ち出してですね、その計画を進めているところでございます。  具体的に、すぐこの一年、二年ということでございますけども、今こういった部分はいろんな知識不足、マンパワーの不足とか、地方におるほうがいろいろ取り組むのにですね、難しい部分はあるんだろうと思うんですけども、先進事例を研究しながらやはり行くことになろうと思うんですが、県内で言いますと、報道でもありますけども、別府市さんとかがRPAで事務改善をしたりとか、大分県もそうですけども、取り組んでおられますので、そういったところの研究をしながら、宇佐市も進んでいくべきかなというふうに思っています。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)ありがとうございます。私、この件につきまして期待するものといたしましては、何度もキーワードとして入れてるんですけども、若い世代の方々の意見を取り込む小さな会議体でもいいので、そういった次の流れに向かった意見交換ができる仕組みを構築してほしいなというふうに思っているんです。  今までこういった流れというのを大きく感じることというのはなかったと思います。そしてまた、こういうキーワードを瞬時に調べることができる環境もなかったと思うんです。  ということは、若い世代の方々がいつも手に持っているツールでこういったことをすぐ調べることができて、それで我々が住む宇佐市がどういった行動、活動をしているかということも調べられる、そういった環境になったときに、まだホームページ内でも公表されてない、動きがないというようなことでは、それは先進的な方向性を見出しているにもかかわらず、なかなか前に進めていない、足踏みをしているということを公表していることになると思うんです。  若い世代に参加をしていただくということは、それを見ている地域の大人、親であったりおじいちゃんおばあちゃんであったりも含めて、皆さんが見ているということになりますので、ぜひですね、そういった会議体もしくは情報を収集する機関を設けていただきたいなというふうに思っております。  これは、あくまでも私の期待ですので、ぜひ参考にしていただければなというふうに思います。これについては以上で終わりたいと思います。  最後に、インバウンドについての質問ですが、先日外国人観光客受け入れマニュアル、市が発行されたマニュアルだと思いますけども、拝見をさせていただきました。ですが、これがどこに置いているかがですね、どういったところに配布されているかがちょっと私自身わからなかったので、まずはそれをお聞きしたいなというふうに思います。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方でございます。  当課はもちろんのこと、宿泊施設またグリーンツーリズム等の受け入れ家庭等にもこれを配布させていただいておるというような状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)ありがとうございました。この内容は、大変よくできているなというふうに思いましたし、これをですね、広く一般にも周知をするべきツールかなというふうに思っております。これの簡略版でも別に構わないかなというふうに思いますが、これについてはですね、ちょっといい資料だなと思ったので紹介をさせていただきました。  このインバウンドについて、私、先日の高校生議会でも宇佐高生の質問の中にあったことを記憶しております。それで私が本当にそうだなというふうに思った点は、この短期留学を経験した子供たちが、その報告会まではあるとしてですね、その後すぐにその経験を生かせる場というか、そういう事業そのものがですね、そうないのかなというふうに思っていたんです。  今日の答弁の中で、高校インバウンドナビゲーター事業等々ですね、高校生向けにも行っているということで、なるほどなというふうには思ったんですけども、せっかくですね、短期留学という事業を宇佐市がやっているので、そういった点でですね、何かインバウンド交流会、講演会、講習会、何でもいいんですけども絡めることはできないかなというふうに思っていますが、何か計画があればお答えください。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方でございます。  勉強会等の絡めですね。当市では、特にうちの課でございますが、インバウンド専用の地域おこし協力隊員が、学校の要請とかそういったのもありますし、体験談を踏まえた授業なんかも講師として出向いていたりもしますので、そういった部分での活用もあろうかと思います。  それからですね、観光協会が主にインバウンドナビゲーター事業等も宇佐高校とタイアップしてやっておるわけでございますが、中高生また一般の方も含めてですね、市民を対象にしたインバウンドガイド要請なんかも取り組んでいきたいというような考えも持っておりますので、今後とも観光協会等とともにその面も考えていきたいなとは思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)ありがとうございます。これについては、本当に見えないというか、わかりづらい取り組みになろうかなというふうに思いますが、その集約ができるのが行政だというふうに思っております。  今おっしゃられたような観光協会の取り組みであったり、高校生との絡みであったりというものの報告を受けた内容をですね、わかりやすい形で市民に知らせるということが必要なのではないかなというふうに思います。  それこそ、先ほど御紹介いたしましたこの外国人観光客受け入れマニュアルの中に、つらつらと入っております。こういうときはどうしたらいいよという対応・対策をですね、市民ができる目線で書かれていると。なので、これを生かす、そしてそういう場を作っていくというのがこの取り組みの大きなミソになるのではないかなというふうに思っております。  ですので、まずは集約をされたことの報告内容をですね、いかにして開示していくかということだと思うので、今後ホームページがリニューアルされていくというふうに聞いております。何かそういう報告をするページを作る予定がありますか、それとも作ろうというふうな計画がありますか。 ◯議長(衛藤博幸君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方でございます。  受け入れ対応マニュアル、こちらですが、本年度はこのマニュアルを多くの方に活用していただくために、「ふれあい出前講座」というメニューがございます。これは冒頭に答弁しておりますが、この「インバウンド対応について」というようなことを追加しております。こちらの求めがあればですね、ぜひこれを紹介また活用をして広めていきたい、また授業等もございます。先ほど議員さんがおっしゃられていましたが、効果検証をいたしましてですね、いろんなことを周知して、また市民のかたにも御協力いただきたいなとは思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)河野健治朗君。 ◯一番(河野健治朗君)ありがとうございました。全てにおいてなんですが、やはり情報の開示そして情報がどういうふうに集約されてまとめられているかということが市民に広く伝えられるべきことだというふうに思うんです。  今回、難しい内容もありましたが、インバウンドにつきましては訪日外国人観光客です。訪日なんですね。なので、ほとんどの方が日本語を理解してない、日本の文化を理解してない方々の観光であるという点から、いかにですね、宇佐市が持っている体験型であったり、見る観光であったり、体験だけではないよさを発信していくいい機会だと思うんですね。  その発信するツールとしては、人もそうですしメディアもそうです。こういったペーパーもそうだと思います。全てを活用して、この短期間、数年間であらゆるチャンスをものにしていただきたいなというふうに期待をしていますので、ぜひ努力してと言ったらおかしいんですけども、今されてる事業を有効に活用されて、いい結果が出ることを期待しております。  十分時間が残りましたけども、以上で質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、河野健治朗議員の一般質問を終結いたします。  ただいま日程第一、市政一般に対する質問の途中ではありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は明日十一日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり御苦労でございました。
                        散会 午後三時二十三分 宇佐市議会...