宇佐市議会 2019-09-03
2019年09月03日 令和元年第4回定例会(第1号) 本文
報告第十一号
宇佐市土地開発公社の経営状況について、
報告第十二号 一般財団法人
宇佐勤労者福祉協会の経営状況について、
報告第十三号 株式会社
宇佐八幡駐車場の経営状況について、
報告第十四号 公益社団法人あじむ農業公社の経営状況についての件でございますが、これは
地方自治法第二百四十三条の三第二項の
規定により、市が出資設立している法人の経営状況を
報告するものであります。
報告第十五号及び
報告第十六号は、債権放棄の
報告についての件でございますが、これは
宇佐市債権管理条例第七条第一項の
規定により債権放棄をいたしましたので、同条第二項の
規定により
報告するものであります。
報告第十七号及び
報告第十八号は、専決処分の
報告についての件でございますが、これは
地方自治法第百八十条第一項の
規定による
市長の専決処分指定事項の
規定により指定された事項について専決処分をいたしましたので、
地方自治法第百八十条第二項の
規定により
報告するものであります。
以上をもちまして、
報告の
説明を終わらせていただきます。
最後に、
追加議案の
提案理由について御
説明をいたします。
議第七十六号は、
工事請負契約の変更についての件でございますが、これは平成三十年六月第二回
定例会において議決を経た
宇佐市安心院地域複合支所建築主体工事の請負契約について、木工事等の追加や
宇佐市公共
工事請負契約約款第二十五条第六項(インフレスライド条項)の
規定に基づき、
工事請負契約を
増額変更する必要が生じたことから、工事請負変更契約を締結したいので、
宇佐市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第二条の
規定により、
議会の議決を求めるものであります。
議第七十七号は、
工事請負契約の変更についての件でございますが、これは平成三十年六月第二回
定例会において議決を経た
宇佐市安心院地域複合支所電気設備工事の請負契約について、電話・情報通信設備に関連する追加工事等により工事請負金額を
増額変更する必要が生じたことから、工事請負変更契約を締結したいので、
宇佐市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第二条の
規定により、
議会の議決を求めるものであります。
以上をもちまして、
追加議案の
提案理由の
説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願いをいたします。
◯議長(
衛藤博幸君)以上で
提案理由並びに
議案等の
内容についての
説明を終わります。
引き続き、監査委員に監査結果の
報告を求めます。
代表監査委員 佐藤博美君。
◯代表監査委員(佐藤博美君)
皆さん、おはようございます。代表監査委員の佐藤でございます。
私から、平成三十
年度宇佐市水道事業会計
決算審査の結果につきまして
報告いたします。
地方公営企業法第三十条第二項の
規定により、当会計の
決算が審査に付されましたので、
決算書及び財務関係諸表等につきまして、所管課長を初め担当職員から
説明を受けるとともに、事情聴取を行い、審査したところであります。
その結果、関係書類は地方公営企業法、その他関係法令に基づいて作成されており、
決算書及びその他関係諸帳簿は関係書類と符合し適正に
事務処理されているものと認めました。審査の結果につきましては、お手元に配付しております審査意見書の中で、各項目別に前年度と比較しながら意見を付しておりますが、本年度の経営活動等、主要なものにつきましてその概要を
説明いたします。
予算の執行状況につきましては、収益的収入及び支出の収支差し引きは四千五百六十一万三千円の黒字で、資本的収入及び支出における収支差し引きは五億三千七百十七万一千円の不足となっておりますが、過年度損益勘定留保資金、減債積立金及び消費税資本的収支調整額で補填されております。
経営成績につきましては、簡易水道事業との統合の影響もあり営業利益が昨年度初めて赤字となり、本年度も営業利益は一億九千九百五十五万六千円の赤字で、前年度と比べると一千百七十一万三千円、六・二ポイント赤字幅が拡大しています。主な原因としては、給水人口の減少に伴い営業収益が減少したにもかかわらず、漏水による工事量の増により営業費用が増加したことによるものです。しかしながら、昨年度同様、営業外収益の資本費繰入収益などにより純利益は黒字を確保しております。
給水原価・供給単価については、有収水量一立方メートルにつき四十円九十九銭の原価割れ、料金回収率は七九・一五%となっています。この赤字供給の要因の一つは有収率の低下であります。有収率の向上は収益改善に直結するものと考えられます。現在も七十五ミリ以上の老朽管については、予防保全の観点から計画的な布設がえ工事の施工を実施しています。ほかにも、地下漏水の早期発見のため、漏水
調査を実施しています。年度ごとに六地区を選定し、年間十カ所程度の漏水箇所の発見及び補修をし、有収率の向上を図っていることは評価に値するものであります。今後も計画的に事業を進め有収率の向上を図ることは極めて重要と思われます。
水道事業を取り巻く経営環境は、人口減少等による料金収入の減少や、施設管路等の老朽化に伴う更新投資の増大により、その厳しさが増すことが見込まれます。今後は、これらの影響を考慮した上で、将来的な老朽化対策や耐震化を見込んだ投資、効率的な維持管理などを検討し、投資に比べ財源が少ない場合には、料金体系等の見直しについて検討を行うことを要望します。
水道は市民生活や経済、産業に必要不可欠な公益性の高い重要なライフラインです。旧簡易水道事業は、地形的な問題などにより採算性の低い経営基盤ですが、今後、公営企業として中長期的に持続可能な経営を行っていくことを前提に考えれば、財政状態、経営成績の的確な把握は不可欠と考えられます。旧簡易水道事業との統合から二年を経過し、統合により見えてきた課題を明確に捉え、現状分析と評価を繰り返しながら、将来的な水需要に沿った持続可能な事業経営に向けた経営計画が策定されることを強く希望します。
安心で安定的な持続性のある水の供給を実現するために、経営の健全化と効率的な事業運営になお一層尽力されるよう望み、
決算審査の
報告といたします。
以上で
報告を終わります。
~ 日程第七
特別委員会の設置について
~
◯議長(
衛藤博幸君)
日程第七、
特別委員会の設置についてを議題といたします。
お諮りいたします。
お手元に
印刷配付の
特別委員会設置案のとおり、
宇佐市の行財政改革の推進等に関する
調査・研究につきましては、七人の委員をもって構成する
行財政改革推進特別委員会を、
宇佐市の
企業誘致の推進等に関する
調査・研究につきましても、同じく七人の委員をもって構成する
企業誘致推進特別委員会をそれぞれ設置し、これに付託の上、
調査終了まで、閉会中の
継続審査及び
調査とすることにいたしたいと思いますが、これに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」との声あり)
◯議長(
衛藤博幸君)御
異議なしと認めます。
よって、本案につきましては、それぞれ七人の委員をもって構成する
行財政改革推進特別委員会及び
企業誘致推進特別委員会を設置し、
調査終了まで、閉会中の
継続審査及び
調査とすることに決定いたしました。
なお、委員の選任については、十九日から予定されております各
常任委員会で選出していただき、今
定例会の最終日に
特別委員会委員の選任を行います。
以上で本日の
日程は全て終了いたしました。
明日、四日から九日までは、
議案調査のために本
会議を休会いたします。
休会明けの本
会議は、九月十日午前十時から再開し、
市政一般に対する質問を行います。
本日はこれにて散会いたします。御苦労でございました。
なお、この後、全員協
議会を
開催しますので、議員控室にお集まりをお願いしたいと思います。
散会 午前十時三十九分
宇佐市議会...