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2018年09月19日 平成30年第3回定例会(第6号) 名簿
2018年09月19日 平成30年第3回定例会(第6号) 本文

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  1. 宇佐市議会 2018-09-19
    2018年09月19日 平成30年第3回定例会(第6号) 本文


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    2018年09月19日:平成30年第3回定例会(第6号) 本文 (239発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (六日目)           開議 午前十時〇〇分 ◯議長(佐田則昭君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十四名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  平成三十年九月第三回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより、本日の会議を開きます。   ~ 日程第一 議案に対する質疑 ~ ◯議長(佐田則昭君)日程第一、議案等に対する質疑を行います。  まず議第七十九号 平成三十年度宇佐市一般会計補正予算(第三号)を議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  まず、十番 今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)皆さんおはようございます。十番 今石です。  議第七十九号について五点議案質疑いたします。  一点目は十四ページ、二款一項七目十九節 家族支え合い住宅建設奨励金一千四百六十万七千円について、事業スタートからの予算の推移と事業効果について伺います。  二点目は十七ページ、六款一項七目十九節 畜産生産対策事業費補助金二百四十九万七千円について、予算化した経緯と具体的な内容。  三点目は十八ページ、六款一項九目十五節 農業作業道等整備工事六百一万六千円について、内容と効果。  四点目は十九ページ、八款二項三目十九節 街路灯設置工事費百八十万円について、具体的な内容。  五点目は二十ページ、八款五項四目十三節 空き家等実態調査業務委託六百万円について、具体的な内容を伺います。
     以上です。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)観光まちづくり課長の尾方でございます。  十番 今石議員の議案質疑にお答えいたします。  議第七十九号 平成三十年度宇佐市一般会計補正予算(第三号)の一点目、家族支え合い住宅建設奨励金について、事業スタートからの予算の推移と事業効果についてですが、本事業のスタートからの予算の推移については、当初予算ベースで平成二十三年度から二十五年度までは七百万円、平成二十六年度は一千万円、平成二十七年度は一千九百万円、平成二十八年度は一千万円、平成二十九年度及び三十年度は一千五百万円となっております。  本事業の効果につきましては、これまで平成二十三年から二十九年の七年間で百四十八件の活用がありました。この奨励金の交付により、子育て世帯や高齢者世帯が安心して暮らせる同居や近隣居住が進んだほか、市外からの転入も四十二件ありまして、定住促進につながっていると認識しております。  今回の補正は、昨年度認定し、今年度官製による奨励金の交付分及び今年度認定による現年交付分を考慮して、現予算の不足を補うために補正をするものです。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)おはようございます。農政課長の河野でございます。  お答えいたします。  二点目、畜産生産対策事業費補助金について、予算化した経緯と具体的な内容についてですが、畜産生産振興対策事業費補助金とは、畜産関係の協議会や認定農業者及び新規就農者が実施する事業に要する経費に対し、大分県と市町村とが補助する県単事業であります。  今回、大規模経営体育成対策を六百二十一万円減額し、肉用牛経営体確保等を二百四十九万七千円増額補正することとしております。  大規模経営体育成対策につきましては、豊後牛の飼養頭数拡大のため、畜舎の規模拡大に係る施設整備を行う畜産農家に対し補助を行うもので、当初二名の畜産農家に対する補助を計画しておりましたが、補助割合が幾分高い国の直轄事業に採択される見込みとなったことから、予算全額を減額するものであります。  続いて、肉用牛経営体確保等については、本年四月に大分県畜産生産振興対策事業費補助金要綱が改正されまして、追加された事業であります。これについては、新規就農者生産規模拡大を図るための畜舎や堆肥舎等の建設とあわせて省力化機器を導入する経費に対し、補助を行うものであります。  当初、大規模経営体育成対策を活用する予定でありました二名のうちの一名が新規就農者に該当するため、本事業を活用して堆肥舎の新設と分娩監視システムを導入する計画となったため、新たに増額するものであります。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)耕地課長。 ◯耕地課長(土居 徹君)おはようございます。耕地課長の土居でございます。  お答えいたします。  三点目、農作業道等整備工事について、内容と効果についてでありますが、水田地域において高収益品目を導入するために必要な水田の畑地化に係る整備を農業基盤整備促進事業で行うものであります。  具体的には、モデル実証田として白ネギの栽培が盛んな和間地区海岸部の水田一・五ヘクタールに砂を二十センチの厚みで客土することにより、水田の乾田化を図るものです。  効果につきましては、客土を行うことにより水はけがよくなり、白ネギの栽培に適した圃場になるとともに、水田の畑地化に向けた高収益品目への転換の推進につながると考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)土木課長。 ◯土木課長熊埜御堂峰一君)おはようございます。土木課長の熊埜御堂です。  十番 今石議員の議案質疑にお答えいたします。  議第七十九号、九月補正についての四点目、十九ページ、八款二項三目十五節の街路灯設置工事についてですが、本工事につきましては、議会並びに高校生議会等で要望がありました通学路や集落間の道路に地域の防犯灯が設置されてない場所へ新たに市が設置し、安心安全なまちづくりに寄与するため、新たな事業として取り組むものであります。  内容といたしましては、安心安全みまもり灯設置事業として集落間で家屋等の照明がない区間に対し、自治区からの要望を受け、既設の電柱または新たに電柱を設置し、LED照明を設置するものであります。  設置費用は、既設の電柱がある場合は照明灯のみで一灯当たり二万五千円ほどで、新たに電柱及び照明灯を設置する場合は一灯当たり八万円程度を見込んでおります。  また、灯具の取りかえなどについては市が維持管理をし、電気代につきましては年間千五百円ほどで要望自治区へお願いすることとしております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)建築住宅課長◯建築住宅課長(佐藤 久君)建築住宅課長の佐藤でございます。  十番 今石議員の議案質疑にお答えします。  五点目、空き家等実態調査業務委託の具体的な内容についてですが、これは空き家対策の関係で市内の空き家の実態調査を行うため、業者への委託経費として六百万円を計上しているものです。委託する業務概要は、次のとおりでございます。  計画準備、資料収集整理調査対象建築物の抽出、不良土判定表を含む空き家等カルテの作成、現地調査、空き家等データベースの作成、成果品の取りまとめとなっております。  今回の実態調査の範囲は、旧郡部、旧安心院町、旧院内町の空き家実態調査で、空き家数千八百軒を予定しており、同地域の空き家の現状を把握することが目的です。  なお、旧宇佐市の区域については、来年度以降、調査する予定としております。また、調査結果につきましては、所有者を把握し、所有者の意向確認、活用するのか除却するのか等の確認をしてまいります。  また、空き家を適正管理することの重要性を所有者に啓発したり、空き家相談等の業務に活用していくこととしており、そのための基礎資料となるものでございます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)答弁は終わりましたが、再質疑はありませんか。  十番 今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)順次、再質疑いたします。  一点目、家族支え合い住宅についてですが、今年度当初予算が一千五百万円でしたが、倍ですよね。総額で三千万円となるわけですが、このように大きく増えた理由について何か分析をされているのか質疑いたします。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)再質疑にお答えいたします。  前年度、前々年度等の事業費、これを考慮して当初予算を組んでおります。それから、増加の要因でございます。昨今、もともと生まれ育ったふるさと回帰意識が高まっているということ、それから、もともと親のお世話をしたいと思っていた方、これが消費税増税等もそういった環境もございますので、徐々にこういった活用される方が増えていったと、そのように認識しております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)申請に対しては予算枠を設けずに対応するという考え方で行っているのか質疑いたします。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)再質疑にお答えいたします。  交付申請と申しますと、こちらは住宅に住まわれてから三十日を経過した日等々もございますので、認定を工事契約の日等でかなり前からやりますので、そういった模様を見まして予算を組み立てていくということでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)今年度の予算が三千万円ということでございますが、経済波及効果はどのぐらいと見込まれているのか質疑いたします。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長◯観光まちづくり課長(尾方勇司君)工事費等の経費の総合計の資料は持ち合わせてございませんが、経済効果につきましては建築や増改築等になりますと百万円、また、一千万円を超えるものも多いわけでございます。それで建設業界、それから給排水設備、そういった関係の業界、家具、その他の業界の事業者や雇用者など幅広い地域経済への効果が見込まれると、そのように認識しております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)二点目、再質疑いたします。  畜産に関する補助金ということでございますが、新規の方が一件あり、それに対する補助ということでございましたが、地域はどこになるのか質疑いたします。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)お答えいたします。  新規の方、地域はですね、岩崎の方でございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)分娩監視システムということでございましたので、繁殖牛ということなのかなというふうに思いますけれども、現状のですね、畜産業者の全体的な経営状況はどうなっているのか質疑いたします。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)お答えいたします。  今、言われたように、繁殖農家でございます。畜産全体につきまして、今、肉用牛は高価格で取り引きされております。全体的傾向としましては、高齢化により少頭買い、少数買いが減ってきておりますけれども、今言ったような新規就農、また、大規模経営を目指す方というのが逆に増えているという状況でありまして、子牛価格も非常に高値でございますので、肉用牛に関しては非常に今、推進すべきものであるというような傾向でございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)三点目、再質疑いたします。  今回、白ネギということでございますが、水田を畑地に変えるための工事費ということで、モデル実証ということでございますが、白ネギ以外に今後どのような活用を考えられるのか再質疑いたします。 ◯議長(佐田則昭君)耕地課長。 ◯耕地課長(土居 徹君)耕地課長の土居でございます。お答えいたします。  今年度につきましては白ネギの実証田ということでやっておりますが、今、国県は畑地化に向けた取り組みを進めております。そういった中で、じゃあ、宇佐市が白ネギのほかにどういった野菜に取り組めるかということを今、いろんな小ネギの部会とか大豆部会等、ほかの部会についても投げかけをして、面積の拡大を図っているところでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)四点目の街路灯についてです。  これも新規事業ということで、今回、百八十万円の工事費です。集落間や家屋がない道路での設置ということでございます。地域からの要望と学校からの要望というような内容になっているようでございますが、それぞれ件数について伺います。 ◯議長(佐田則昭君)土木課長。 ◯土木課長熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。再質疑にお答えいたします。  現在、ヒアリング等を行いまして、予算通過後は詳しく、また入っていくんですが、現在までには四地区、一協議会からの要望、そして三つの学校からの要望が上がっております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)説明の中では電気代は地元負担ということでございましたけれども、学校からの要望についてはどう考えられているのか質疑いたします。 ◯議長(佐田則昭君)土木課長。 ◯土木課長熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  学校につきましても、地域の方も使う道路でございますので、地域の自治区と相談をさせていただいているところでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)今回新たな取り組みだということではございますけれども、防犯灯も数が増えて、世帯数が減る中でかなり電気代についてもですね、負担が大変ということで設置ができないというような状況もあるのではないかと思うんですが、今回そういうことに電気代についてはどういう検討がされたのか質疑いたします。 ◯議長(佐田則昭君)土木課長。 ◯土木課長熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  電気代等につきましては、自治会連合会の理事会等でヒアリングをさせていただきました。宇佐市の安全安心まちづくり条例の中に自らの地域は自らが守るという理念のもと協議をさせていただきまして、連合会の理事の方たちの御理解をいただいているところでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)今石靖代さん。
    ◯十番(今石靖代さん)今回の対象以外にもですね、かなり必要な箇所はあるのではないかと思われるのですが、今後、この事業は続けていくような計画になっているのか質疑いたします。 ◯議長(佐田則昭君)土木課長。 ◯土木課長熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  今後、継続していきたいと考えております。  以上です。 ◯十番(今石靖代さん)以上です。 ◯議長(佐田則昭君)次に、十四番 用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)皆さん、おはようございます。十四番 日本共産党の用松です。議案質疑を行っていきます。  一点目は六ページと二十五ページの関連もありますけれども、債務負担行為ですね、上田四日市線の二億三千九百万円の内容と事業の進捗状況、今後の見通しについて、二点目は十八ページの農業費六千四百万円の公共施設整備基金について、三点目は同じく十八ページの農林水産事業費の宇佐産材利用促進事業について、四点目は都市計画費用地取得費二千七百三十四万三千円の減の理由について、五点目は老朽危険家屋等除却促進事業補助金百万円の対象箇所と事業のあり方について、六点目は学校管理の小中学校の工事費、同じく二十二ページ、七点目は中学校の工事について。  以上、議案質疑を行います。 ◯議長(佐田則昭君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(麻生公一君)都市計画課長の麻生でございます。  十四番 用松議員の議案質疑にお答えします。  議第七十九号 宇佐市一般会計補正予算(第三号)についての一点目、六ページと二十五ページの債務負担行為について、上田四日市線の二億三千九百万円の内容と事業の進捗状況、今後の見通しについてですが、都市計画道路上田四日市線整備事業は、国の補助メニューである社会資本整備総合交付金を活用して道路事業として実施しているところです。事業に必要な用地取得について宇佐市土地開発公社に委託し、計画的な用地の先行取得に努めるものでございます。これに伴い、公社から市への用地買い戻しについて限度額並びに期間について債務負担行為を設定するものでございます。期間は平成三十年度から三十四年度までの五年間であります。  事業の進捗状況及び今後の見通しについてですが、現在、起点側の一部用地取得が終わっております。今後は用地取得にあわせ、順次改良工事にも着手していきたいと考えております。  次に、四点目、二十ページ、都市計画費用地取得費二千七百三十四万三千円の減の理由についてですが、当初計画では用地の取得を市で行う予定でありましたが、今回、議案の議決をいただければ宇佐市土地開発公社に用地取得の委託をしたいと考えておりますので、減額するものでございます。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)耕地課長。 ◯耕地課長(土居 徹君)耕地課長の土居でございます。  お答えいたします。  二点目、農業費六千四百万円の公共施設整備基金についてですが、平成二十七年度より安心院地域で実施しています国営緊急農地再編整備事業駅館川地区に係る区画整理工事、及び農業用水路やポンプ機械設備の改良更新工事の市費負担金相当額を積み立てるものです。  本事業の総事業費百二十億円のうち、対象事業費は百十五億二千万円で市費負担割合五%相当の五億七千六百万円を平成二十七年度より事業完了予定年度である平成三十四年度の翌年、平成三十五年度までの九年間にわたり年間六千四百万円に基金を積み立て、事業完了後に一括して事業費負担することとしています。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)林業水産課長。 ◯経済部長兼林業水産課長(久保桂一君)おはようございます。経済部長兼林業水産課長の久保でございます。  お答えいたします。  三点目、農林水産業費の宇佐産材利用促進事業費補助金についてでございますけれども、これは、当初予算では新築十八件、また改造五件を対象として予算化しておりましたが、六月末現在で新築十四件、増改築一件の申請があったところであります。  例年に比べまして少し多い申請件数という状況もありますし、過去の七月以降の実績も考慮いたしまして、全体で新築三十件、増築七件に対応できる額として七百六十五万円の増額を計上したところでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)建築住宅課長◯建築住宅課長(佐藤 久君)建築住宅課長の佐藤でございます。  十四番 用松議員の議案質疑にお答えします。  五点目、老朽危険家屋等除却促進事業補助金百万円の対象箇所と事業のあり方についてですが、今回補正する老朽危険家屋等除却促進事業補助金百万円は、危険ブロック塀等の除却する工事を行う場合に、その経費の一部を補助するためのもので、一件当たりの限度額十万円の十件分となります。  宇佐市においても、いつ発生するかわからない地震等の災害時に危険ブロック塀等が倒壊することによる人命への被害や道路を封鎖することによる二次災害を防ぐため、危険ブロック塀等の除却する工事を行う場合に、その経費の一部を補助するものでございます。  対象につきましては、宇佐市内の道路に面し、高さが一メートル以上ある危険ブロック塀が対象で、危険であると判定されたブロック塀を除却する場合に工事費用の二分の一を乗じて得た額以内で十万円を限度に補助します。  なお、この制度は、平成三十年七月一日から施行しており、今回の補正予算議決までに補助金申請をしたものは九月十日現在で三件ございます。これにつきましては予備費対応としております。  また、今回の補正額百万円、十件分でございますが、これにつきましては、議会議決後に補助金申請するものが対象となります。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)教育次長。 ◯教育次長兼教育総務課長(若山雅敏君)教育総務課長の若山です。  用松議員の議案質疑にお答えいたします。  六点目、二十一ページの学校管理費の小学校の工事請負費についてですが、工事請負費二千七百三十九万五千円の増額のうち施設改修工事の九百三十三万七千円は宇佐小学校のプール改修工事にあわせて、ろ過器の交換を行うためのものでございます。  工事の当初予算編成時は、プールのろ過器は既存のものを利用する予定でございましたが、今年の専門業者の点検で、老朽化が進んでおり、取りかえが必要であるという旨の報告もございまして、このプール改修の工事にあわせて行うこととし、増額補正を提案するものでございます。  学校施設補修工事の一千八百五万八千円につきましては、危ないブロック塀の対策についての増額補正の提案でございます。  今年六月の大阪北部地震で倒れたブロック塀により死亡する事故が発生をいたしました。この事案を受け、市教育委員会では、市内の小中学校に設置されているブロック塀の緊急点検の実施を行い、危ないブロック塀として判断され、緊急な対応が必要なものとして長峰小学校、深見小学校に設置されているブロック塀を早急に解体処分を行い、フェンスの設置を行いました。  また、応急的な補修工事が必要なものとして四日市北小学校のブロック塀の補修を行いました。それらは既存予算で対応をしたため、それを復元するための予算計上でございます。  さらにその後、四日市北小学校、長峰小学校につきましては、危ないブロック塀の大規模改修が必要であると判断したところでありまして、その工事費の補正を提案するものでございます。  七点目、二十二ページの学校管理費の中学校の工事請負費についてでございますが、工事請負費六十五万円は小学校と同様に、既存予算で対応した安心院中学校の危険ブロック塀の解体処分とフェンス設置工事の予算を復元するために補正を計上させていただいているものでございます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)答弁は終わりましたが、再質疑があれば許します。  十四番 用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)十四番 用松です。  一点目の上田四日市線の県から事業認定がおりたのは二〇〇五年で間違いないですか。 ◯議長(佐田則昭君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(麻生公一君)お答えします。  上田四日市線については、市役所前から、今、上田のドラッグストアのところまで完成しておりまして、今回整備を予定しているのは、それから市道八幡四日市線までの区間でございますので。済いません、当初認可を受けたのははっきり記憶しておりませんが、そのころだったと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)今まで原田前部長もですね、高齢者の方もおられるとかいうようなことも含めて不安は抱えておられる人が多いということで、トンネル方式を採用してですね、両サイドから可能な限り進めていくというふうなことを言われたんですけど、事業の先行きを不安にしている方々もおられるし、高齢者でそういう要望が出てる方が何人かいらっしゃいますか。 ◯議長(佐田則昭君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(麻生公一君)お答えします。  確かにですね、この計画の終点のほうの方で急いで用地買収をお願いしたいという要望は聞いておりますが、なかなかトンネル方式というのもちょっと難しく思っておりますので、我々としては起点から終点に向けて計画的に、時には臨機応変に用地買収を進めていけたらと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)二億三千万円は先ほどの減との関係でわかったんですけど、これ全て一応用地買収に充てるということでいいんですかね。 ◯議長(佐田則昭君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(麻生公一君)お答えします。  本年度、市が直に用地買収費として上げていた予算でありますので、これを減額して土地開発公社に委託しますので、その分を減額するということでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)この事業でですね、不在者、こちらにいない方で事業の実施状況、進捗状況、例えば荷物を撤去したいとか移動したいとか、そういう要望の場合は予算措置がとれているんですか。 ◯議長(佐田則昭君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(麻生公一君)お答えします。  この事業は、国の交付金を活用して行っている事業で、なかなか市の要望どおりの内示をいただけなくてですね、内示率が低いということもありますので、用地取得について開発公社に委託してですね、先行取得をお願いするということでございますが、先ほどの質問は補償のことと思いますけど、補償についてはですね、市の開発公社とは別に市の予算で交付金の内示率を鑑みながらですね、予算化していきたいと。順次計画して、用地買収にあわせてですね、補償のほうも行っていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)農林水産業の分野の宇佐産でですね、私が三月議会でですね、この事業は約二十億円の経済効果があるということだったんですけれども、今年度から補助額を四割にし、来年度廃止すると。これだけニーズが強くてですね、しかも補正を組まなきゃならんということなんですけど、やっぱり既定どおり来年廃止という方針で取り組んでいるんですか。 ◯議長(佐田則昭君)ちょっと今、三点目ですか。 ◯十四番(用松律夫君)ごめんなさいね。三点目の宇佐産材利用促進事業。 ◯議長(佐田則昭君)林業水産課長。 ◯経済部長兼林業水産課長(久保桂一君)お答えをいたします。  本年三月議会で御説明をしたとおり現在考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)やっぱり重ねてなんですけれども、それだけ補正をね、組まなきゃならんほど需要が高いと、ニーズが高いということで、今後見直しを検討するお考えはないんですか。 ◯議長(佐田則昭君)林業水産課長。 ◯経済部長兼林業水産課長(久保桂一君)お答えをいたします。  今回の補正は、過去四年間の実績に基づいた件数をカバーできるだけの予算確保ということで計上しております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)これ以上言ったら一般質問の内容になるんですけど、ぜひね、見直してほしいということですけど、あと、老朽危険箇所のブロックのことはわかるんですけど、事業のあり方としてですね、実は八月二十二日に安心院のほうで起きた問題ですけれども、二十年間空き家で、しかもイタチやテンやタヌキがすみついて、家ダニがすみついて、除去した後、近所の方がですね、大変な状況で三万五千五百円分もバルサンたくと。治療費だけでも五万円かかっているって、そういう危険箇所を除去する場合のきちっとした補助を出してあるわけですから、そういう除去後の被害が起きないような措置、あり方について考えているんですか。 ◯議長(佐田則昭君)何点目を言いよるんですか。 ◯十四番(用松律夫君)五点目ですけど。 ◯議長(佐田則昭君)五点目っち。建築住宅課長◯建築住宅課長(佐藤 久君)お答えいたします。  今回補正に上げているのは危険ブロック塀の除却の補助金でございます。議員御質問があった件については、建物の除却補助金のことだろうと思います。今後、二次的な災害、被害が及ばないよう、所有者等に工事をする際には注意するようにというような形で通知をしてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯十四番(用松律夫君)終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑はございませんか。  (「質疑なし」との声あり)
    ◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第八十号 平成三十年度宇佐市介護保険特別会計補正予算(第一号)を議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  十四番 用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)十四番 用松です。  介護保険については一般質問を行ったんで、簡単な内容について。今、基金のあり方と基金の活用状況、減免、あるいは引き下げ等の活用に関してどう考えておられるかということを、一般会計の拠出状況についてとりあえず一回。 ◯議長(佐田則昭君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(岡部輝明君)介護保険課長の岡部です。  十四番 用松議員の議案質疑にお答えいたします。  議第八十号 介護保険特別会計についての一点目、介護保険基金についてですが、介護保険基金は、介護保険事業の安定化のため、給付の不足が生じた場合や介護保険料を軽減する際に取り崩しを行うことを目的に、各年度余剰金を積み立てております。平成三十年度は前年度余剰金となる予定の三千八百六十九万円を積み立てるものです。  二点目、一般会計繰出金についてですが、これは平成二十九年度に一般会計繰入金として受け入れた市が負担すべき法定負担分一二・五%の精算に伴う一般会計への返還金として繰り出しを行うものです。平成二十九年度の介護給付費、地域支援事業費、事務費に係る一般会計繰入金八億三千六百三十四万五千円に対し、精算額八億一千八百二十八万五千円であり、その差額一千八百六万一千円を繰り出しするものです。  内訳は、介護給付費分八百九十九万九千円、地域支援事業分六百二十四万六千円、事務費分二百三十八万円、低所得者保険料軽減負担金分四十三万六千円です。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)文教がありますので、一点だけ。  三千八百六十万円、今回、基金ということで、基金総額と使途としてですね、念のため確認ですけど、再度、減免利用料あるいは保険料の減免には充てることはできないかどうか、もう一回、確認の。 ◯議長(佐田則昭君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(岡部輝明君)再質疑にお答えいたします。  平成三十年度から三十二年度の第七期の介護保険計画の中で約二億円の余剰金を全額取り崩して保険料の軽減に充てるというふうにしております。当初予算でその分は措置をしております。  以上です。 ◯十四番(用松律夫君)終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑はございませんか。  (「質疑なし」との声あり) ◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第八十一号から議第八十四号までの四件を一括して議題といたします。  通告はありませんが、質疑はありませんか。  (「質疑なし」との声あり) ◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。  議第八十一号から議第八十四号までの四件に対する質疑を終結いたします。  次に、議第八十五号 平成二十九年度宇佐市水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  まず、十番 今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)十番 今石です。  議第八十五号 水道事業会計決算の認定について、四点質疑いたします。  一点目は給水人口の推移について。  二点目は給水地域拡大の推移について。  三点目は水道料金の設定は適切かどうか。  四点目は給水停止の件数と、その条件、生存権にかかわる停止はなかったかどうか質疑いたします。 ◯議長(佐田則昭君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(大木敏之君)上下水道課長の大木です。  十番 今石議員の議案質疑にお答えいたします。  議第八十五号 水道事業会計決算の認定についての一点目、給水人口の推移についてですが、平成二十九年度は簡易水道と統合したことにより、給水人口は四万九十人となりました。前年比で一万八百九十八人の増加になります。  内訳といたしましては、平成二十八年度末の旧簡易水道給水人口が一万四百三十六人、これに加えて山本浄水場管内で二十九年度に人員が四百八名、旧簡易水道で五十四人増加しております。  給水人口は、特に山本浄水場管内では、近年、人口の減少を続けてまいりましたけれども、アパート等の建設が多かったこともあり、給水戸数の増加に伴い、給水人口が増加しております。  二点目、給水地域拡大の推移についてですが、平成二十四年に山本浄水場が改築され、浄水能力が増えたことで、給水区域を拡大して以来、給水区域を拡大した経過はありません。現在は給水区域内での水道接続の申し込みがあった各地域や各家庭に対しまして、配水管の延長を行っております。  三点目、水道料金の設定は適切かについてですが、簡易水道と統合したことにより、給水単価に対して給水原価が上回る状況となっております。統合により上回った部分につきましては、統合前の旧簡易水道事業と同様に、一般会計からの繰入金によって賄われております。また、現状の水道料金は県下でも平均的な位置にあることから適切だと考えております。  四点目、給水停止の件数と、条件、生存権にかかわる停止はないかについてですが、平成二十九年度の給水停止、事前通知した件数は三百十一件、このうち給水停止をした件数は二十九件です。給水停止の条件といたしましては、滞納者の生活状況、世帯構成等を十分に調査した上で、支払い能力がありながら滞納している悪質滞納者に対して給水停止を行っております。そのため、生存権にかかわる滞納者への給水停止はないものと考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)答弁は終わりましたが、再質疑はありませんか。  十番 今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)今石です。  再質疑いたします。  二十九年度は簡易水道などとの統合が図られていますが、全人口に対する水道の普及率っていうものはどうなっているのでしょうか。質疑いたします。 ◯議長(佐田則昭君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(大木敏之君)水道の普及率ですけれども、給水区域内で九五・七%になっております。市全体では詳しい数字は手元に持っておりません。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)それでは、全人口に対する水道の普及率については資料提供を求めたいと思います。  二点目の給水地域についてでございますが、山本浄水場の改築で給水地域と指定されながら、まだ事業化されていない地域があるというふうに思うのですが、二十九年度はどのような取り組みがされているのか質疑いたします。 ◯議長(佐田則昭君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(大木敏之君)認可拡大された地域は、主に東山下の一部と猿渡の伊呂波川の北側というふうになっております。二十九年度、東山下については、今年度、工事発注はもうしておりますので、ほぼ東山下については管路網の整備を今年度完了する予定であります。  また、猿渡地区に関しましては、現在の給水管が口径が少し小さくて、猿渡地区を網羅することがちょっと難しいので、計画的に管径の拡大、老朽管でありますので管径の拡大を現在行っているところであります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)最後に、給水停止についてでございますが、かなり夏が暑くなって給水を停止することがやっぱり生命にも危険を及ぼすというような状況もあり、電気についても停止する場合は特別の配慮なども、今、行われている時期ではございますけれども、給水停止について生活困窮者への給水停止というものはなされていないのか確認いたします。 ◯議長(佐田則昭君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(大木敏之君)再質疑にお答えします。  最初にお答えしましたように、事前に支払い能力等を調査した上でやっております。その上で悪質滞納者であるとか通知をしても全く反応がない方々については、給水停止をする場合がございますが、生活保護世帯であったりとかいう場合はほぼ給水停止をすることはないというふうに思っております。  以上です。 ◯十番(今石靖代さん)以上です。 ◯議長(佐田則昭君)次に、十四番 用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)十四番 用松です。  水道事業会計決算の認定について、一ページは不用額についてですね。  二点目は若干ダブりますけれども、生活困窮者に対する給水停止はないかということで、歳出で違った角度でちょっと質問します。  三点目は資本的収支の赤字の原因は何か。  四点目は有収水量一立方メートル三十八円七十二銭の原価割れの要因は何か。  五点目は水道料金体制の見直しとはどういうことを想定しているのか。  六点目は有収率の低下の原因と対策について。  七点目は収益性が類似団体より〇・七四ポイント低い要因は何か。  八点目は現金預金比率の低下の要因は何か。また、その対策は。  九点目は自己資本比率が類似団体より低い要因は何か。  最後の十点目は固定資産対長期資本比率が類似団体より低い要因は何か。  以上、十点。 ◯議長(佐田則昭君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(大木敏之君)上下水道課長の大木です。  十四番 用松議員の議案質疑にお答えいたします。  議第八十五号 水道事業会計決算の認定についての一点目、一ページの不用額についてですが、不用額は執行時点において効率化や入札による節減などによって発生しております。不用額の主な部分については、営業費用で修繕費四百八十万円、委託費四百七十六万円、動力費百九十九万円、薬品を含む消耗品費等で二百万円、材料費で百八十九万六千円、その他通信費、補助金、人権費、燃料費、手数料等で六百万円となっております。  二点目、生活困窮者に対する給水停止はないかについてですが、滞納者の生活状況、世帯構成等を十分調査した上で支払い能力がありながら滞納している悪質滞納者に対して給水停止を行っており、生活困窮者に対する給水停止はなかったと考えております。  三点目、資本的収支の赤字の原因は何かですが、赤字の内訳といたしましては、企業債返還が二億五千二百七十万四千円の赤字、建設改良費については二億五千六百六十九万千円の赤字となっております。これら赤字については、特に企業債返還に係る支出に対応する資本的収入がないため、減債積立金、資本的収支調整額、損益勘定留保資金によって財源補填されるようになっております。  四点目、有収水量一立方メートル三十八円七十二銭の原価割れの要因は何かについてですが、簡易水道事業との経営統合によるものであります。給水単価は水道料金のみで構成されるのに対し、給水原価は減価償却を含む経常費用で構成されております。もともと赤字である簡易水道事業と統合し、一般会計繰入金が給水単価に含まれないことから原価割れとなっております。一般会計繰入金を考慮すると、給水単価と給水原価はおおむね均衡するようになっております。  五点目、水道料金体制の見直しとはどういうことを想定しているのかについてですが、現時点では、具体的な方針、想定等は行っておりません。しかしながら、簡易水道企業との統合によって一般会計からの繰入金によって収支が構成されている状況を踏まえますと、独立採算性が求められる公営企業の本旨に則れば、簡易水道に係る赤字部分も含め、繰入金に頼らない体制を目指すことが適当であると思われます。  六点目、有収率の低下の原因と対策はについてですが、周辺部地域の水道管の老朽化に伴う漏水等により、排水量に対して有収水量が低下しております。漏水の発見及び老朽管の適切な更新に努め、有収率の改善を目指していきます。  七点目、収益性が類似団体より〇・七四ポイント低い要因は何かについてですが、宇佐市の簡易水道統合は、比較的に早く、いまだに統合していない団体が多く存在しております。統合前で収益性の高い水道事業単体のみの団体が多く含まれた統計での比較では、宇佐市のような簡易水道統合後の団体はどうしても低くなってしまいます。全国的に簡易水道事業は赤字と思われますので、他団体も簡易水道事業の統合が進めば、この差は改善されるものと思っております。  八点目、現金預金比率の低下の要因は何か、対策はについてですが、現金預金比率は現金預金に対して流動負債を分母としております。簡易水道は現金預金の財産が少なく、負債が相当あったため、前年度と比較して低下しております。しかしながら、水道事業全体としては十分に現金預金を確保しております。  九点目、自己資本比率が類似団体より低い要因は何かについですが、主な工事等の財源が企業債に頼る部分が多いことが要因であり、平成二十四年に山本浄水場を改築したことも一因となっております。年々改善しているのは、企業債を財源に各種設備投資を行い、その設備を有効活用して利益へとつなげているからだと認識しております。今後も改善傾向が続くと思われますので、将来的には類似団体と比較してもよくなると思われます。  十点目、固定資産対長期資本比率が類似団体より低い要因は何かについてですが、当該指標の算定方法が固定資産額を資本及び固定負債で割るものであり、企業債による財源を上回る投資を行うと、数値が高くなるようになっております。いわば、収入財源が伴わない設備投資を行っていくと高くなっていきますので、宇佐市では規模に見合った設備投資を行っていることを示しております。旧簡易水道事業と統合して一時的に数値が上昇しましたが、今後も効率的な経営を目指し、規模に合った設備投資に努めてまいります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)答弁は終わりましたが、再質疑はありませんか。
     十四番 用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)十四番 用松です。  今、不用額については個々の説明があったんですけど、全体としては入札残ということなんですけど、水道事業の関係は随意契約は一切なく全て競争入札をやっているということで理解していいですか。 ◯議長(佐田則昭君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(大木敏之君)小規模な工事につきましては随意契約という形になりますけれども、全て見積価格という形で競争をさせていただいております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、市と同様に百三十万円以上は全て競争入札というふうに理解していいですか。 ◯議長(佐田則昭君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(大木敏之君)お答えします。  そういう認識でいいと思います。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)生活困窮者の問題なんですけれども、平成二十九年が三百十一件、そのうち二十九人が悪質と。この二十九人のうち滞納常習者は何人ですか。 ◯議長(佐田則昭君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(大木敏之君)常習者という定義はちょっと難しいと思うんですが、常に給水停止の事前通知を出される方は数名いらっしゃいます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)事前に収入等、資産等を調査したということなんですけど、じゃあ、一人一人について預貯金があるかどうか、売却可能な財産があるかどうか、あるいは所得の裏づけというか、給与は幾らあるとか、そういうことをきちっと調べたという意味ですか。 ◯議長(佐田則昭君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(大木敏之君)水道料金は市債権であるため、滞納者の所得などの調査については本人の勤務実態や生活状況等の聞き取りにより調査を行っております。  以上です。 ◯十四番(用松律夫君)ちょっと聞こえんやった。済みません、給与。 ◯上下水道課長(大木敏之君)水道料金は市債権であるため、滞納者の所得などの調査については本人の勤務実態や生活状況等の聞き取りにより調査を行っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)給与等については調べていると。全てね、資産、あるいは貯金、生命保険とか全部調べているわけじゃないと思うんですけど、もちろん我々は悪質な滞納者は許さないという基準なんですけど、中にはね、いろんな手違い、あるいはきちっとした調査の不十分とかあって困窮者に対する給水停止のような事態が起きたら悪いんでですね、減免制度ですね。結局、漏水による減免は私、あるというのは知っているんですけど、全国的にやられている生活保護者、あるいは児童扶養手当の受給者、障害者、寝たきり老人などのいる世帯、あるいはひとり親世帯とか、自治体によっては対象が違うんですけど、そういう困窮者に対する停止を避けるような、そういう減免制度というのは今後検討していくんですか。 ◯議長(佐田則昭君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(大木敏之君)水道事業、下水道事業もそうなんですけれども、公営事業については利用者に平等な負担をしていただくというのが基本であると思っておりますので、減免制度等については考えておりません。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)もうこれ以上は一般質問になるんで、要望しておきます。  で、あと、かなり、経営の問題で、確かに簡易水道が統合したということによるさまざまなマイナス要因、マイナスと言ったら失礼ですけど、資産的というか、経営的には若干のあれはあるんですけど、企業債で政府系金融機関、あるいはいろいろな金融機関があると思うんですけど、借りかえとか繰上償還とかいうのは検討できるんですか。 ◯議長(佐田則昭君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(大木敏之君)借りかえ等については常に検討させていただいておりますし、有利な条件で起債等でいきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)先ほどの統合がマイナスというのはとりあえず消しますので、申しわけないです。  これまで実際にですね、借りかえ、あるいは繰上償還の実績はどのくらいですか。 ◯議長(佐田則昭君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(大木敏之君)申しわけありませんが、詳しい数字を、今、持ち合わせておりませんので。 ◯十四番(用松律夫君)後で。 ◯上下水道課長(大木敏之君)はい。 ◯議長(佐田則昭君)資料提供できるんですか。 ◯上下水道課長(大木敏之君)はい。 ◯十四番(用松律夫君)なら、議長、終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑はございませんか。  (「質疑なし」との声あり) ◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第八十六号 宇佐市立和間小学校岩男次江寄附基金条例の制定についてを議題といたします。  通告はありませんが、質疑はありませんか。  (「質疑なし」との声あり) ◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第八十七号 宇佐市手数料条例の一部改正についてを議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  まず、十番 今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)十番 今石です。  議第八十七号について、建築基準法の改正の理由と主な内容、宇佐市への具体的な影響について質疑いたします。 ◯議長(佐田則昭君)建築住宅課長◯建築住宅課長(佐藤 久君)建築住宅課長の佐藤でございます。  十番 今石議員の議案質疑にお答えします。  議第八十七号 建築基準法の改正の理由と主な内容、宇佐市への具体的な影響についてですが、今回の改正点は二つありまして、一つ目の改正は、建築基準法第四十三条で建築物の敷地は、道路に二メートル以上接しなければならない。ただし、特定行政庁が交通上、安全上、防火上及び衛生上支障がないと認めて建築審査会の同意を得て許可したものについては、この限りでないとされ、ただし書きの規定により、敷地が二メートル以上接している場合でも建築基準法上の道路でない場合、例えば都市計画区域内の農道等というような場合は建築審査会の同意を得て許可することになっておりました。  しかしながら、今回の改正で、このただし書き許可を削り、新たに第二項第一号として国土交通省令で定める基準に該当するもの、内容的には都市計画区域内で四メートル以上の舗装された農道等に二メートル以上接している場合は建築審査会の同意は必要としないことが定められました。  このことにより、これまで三万三千円の手数料であったものが、今後は手数料が二万七千円となります。なお、第二項第二号で第一号に該当しないもの、例えば水路等で道路と敷地が分断されている場合等につきましては、今までどおり建築審査会の同意が必要であることが制定されました。この第二号に該当する場合の申請手数料はこれまでの三万三千円のままでございます。  これらに該当する申請は年間十件から十五件程度の申請がございまして、手数料が減額された二万七千円に該当するものについては年間三件から五件程度と考えられております。  また、二つ目の改正は、二年後の東京オリンピックを想定して、国際的規模の協議会等の用に供すること、その他の理由等により、これまで一年以内とされていた仮設建築物は特定行政庁が建築審査会の同意を得て認めた場合に限り、一年を超えることができるようにするために、建築基準法第八十五条に新規定第六項、第七項が追加されました。このことにより関連手数料を新規に定めるものでございます。  この場合の申請手数料は通常の一年以内の仮設建築許可申請手数料十二万円に対して、一年を超える仮設建築許可申請手数料は十六万円となります。この件に該当する申請は、東京オリンピックなどの国際的規模の競技会等を想定した仮設建築物の建築許可申請手数料でございまして、本市における影響はほぼないものと思われます。  なお、今回改正するこれら二つの手数料の金額につきましては、大分県下統一の金額でございます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)答弁は終わりましたが、再質疑はありませんか。 ◯十番(今石靖代さん)ありません。 ◯議長(佐田則昭君)次に、十四番 用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)十四番 用松です。  今の答弁でほぼダブる面がありますので、取り下げます。 ◯議長(佐田則昭君)以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑はありませんか。  (「質疑なし」との声あり) ◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第八十八号 宇佐市税特別措置条例の一部改正についてを議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  十番 今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)十番 今石です。  議第八十八号につきまして、地域再生法の改定の理由と宇佐市への具体的な影響について伺います。 ◯議長(佐田則昭君)税務課長。 ◯市民生活部長兼税務課長(荒牧 巌君)税務課長の荒牧です。  十番 今石議員の議案質疑にお答えします。  議第八十八号 宇佐市税特別措置条例の一部改正についての地域再生法の改正の理由と宇佐市への具体的な影響についてですが、これは地方再生法の一部を改正する法律の施行に伴い、条例を一部改正するものであります。  制度の内容は、東京二十三区から地方へ本社等を移転する移転型事業、または地方にある企業の本社機能を強化する拡充型事業を行う事業者の課税を特例等に支援するものです。  今回の法改正の理由は、東京一極主義を是正し、企業の本社機能移転等の加速を図るため、現行の移転事業について要件緩和と拡充を行うものです。  条例の改正の主な内容は二点あります。まず一点目は、課税の特例等の適用範囲として近畿圏及び中部圏の中心部が追加されたことに伴い規定を改めるものです。二点目は、課税免除を行った場合も地方交付税による減収補填措置の対象が追加されたことにより、固定資産税の特例として不均一課税から課税免除への規定に改めるものです。  なお、今回の条例改定に伴う宇佐市への影響については現時点では該当となる事業者はありません。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)答弁は終わりましたが、再質疑はありませんか。 ◯十番(今石靖代さん)ありません。 ◯議長(佐田則昭君)以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑はありませんか。  (「質疑なし」との声あり) ◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第八十九号 宇佐市子ども医療費の助成に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
     質疑の通告がありますので、発言を許します。  十四番 用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)十四番 用松です。  議第八十九号、一点ですね。自己負担金の制度、これは過剰な受診を抑制するということをたびたび議会で答弁されてきたわけですけれども、無料化を実施している自治体で一部負担金を導入しているのは臼杵市だけということなんですけど、その他の完全無料化の自治体で過剰受診の実態を実際に掌握しているのかどうか。  二つ目は、実施時期を来年七月としているわけですが、来年四月から実施できない理由については一般質問の答弁の中でるる述べたんですけど、科学的な根拠をですね、示していただきたいと。で、県下の自治体で条例から実施までの要した期間が平均どのくらいになっているのか、その点についても加えて質疑をいたします。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(祥雲弘一君)子育て支援課長の祥雲でございます。  十四番 用松議員の議案質疑にお答えいたします。  議第八十九号 宇佐市子ども医療費の助成に関する条例の一部改正についての一点目、完全無料化の市で過剰受診の実態が実際にあるのかについてですが、小中学生の通院費の完全無料化を行った佐伯市に確認をしましたところ、国保医療費ベースで約三割上昇したと聞いております。  また、厚生労働省の子ども医療制度のあり方等に関する検討会の調査結果でも助成が拡大すると医療費の伸びも大きくなる傾向にあると示されております。  さらに、今回の助成拡大に当たり関係機関と協議する中で、医療現場からも医療費無償化による過剰受診を防ぎ、小児科医療体制を維持する必要から、一部負担金の徴収の必要性についての御意見をいただいておりますので、助成拡大を行えば過剰受診につながるものと考えております。  二点目、来年四月から実施できない科学的な理由は何かについてでございますが、子ども医療費の運用につきましてはシステムで管理をしておりますので、助成拡大を行うためにはシステム改修が必要となります。現在、本市では子ども医療を含む保育や児童手当などの福祉総合システムの入れかえを行っております。今回のシステムの入れかえは、委託業者も変わり、全面的な見直しを行うというもので、全く新しいシステムとなります。そのシステムが本番を迎えるのが本年十一月の五日を予定しており、今回の拡大分の改修作業は、業者と協議を行った結果、安定的な運用が確認できた以降の改修となり、おおむね十一月末から三月末までを見込んでいるとのことでございます。  拡大分の改修期間につきましては、現在、四カ月間を予定しておりますが、他市の改修期間と比べて決して長いわけではございません。一旦システムは四月より稼働しますが、その後、拡大部分についての検証や動作環境の確認作業を行い、不具合が発生すればその都度修正していくこととしております。  その後、対象者への受給者証の申請、発行を行うための事務作業が必要となります。具体的には四月中旬から五月中旬までの間に対象者の抽出、受給者証の発行、対象者への通知を行いまして、六月の一カ月間で申請を受け付け、説明及び受給者証の受け渡しを行うことを予定しておりますので、四月からの開始は物理的に困難であります。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)答弁は終わりましたが、再質疑はありませんか。  用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)佐伯市だけ三〇%、その他の自治体は何パーセントだったですか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(祥雲弘一君)お答えをします。  条件がですね、なかなか完全無料化したというところがなかなか、一遍にしたというところが余りなくてですね、一部負担金を取ったとか、そういうような条件がありますので、ほかのところの条件は確認はとれておりませんが、一つ、日田市の例からいたしますと、拡大範囲の変更はございませんけれども、小中学生までの通院を行っておりまして、一部負担金を徴収していたけれども、翌年から無料化したという例がございました。  それを見ますと、支払い方法が変更しただけでもですね、医療費自体は一三%上昇したということですし、受診日数も一八%上昇したという事例がございます。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)詳しいことは文教でやると思うんですけれども、今、言われたように、医師会というかね、医療機関の反対もあると。医療機関が、じゃあ、同意すれば完全無料化というか、一部負担金は導入せんでもいいという、そういう認識でやっているんですか。医療機関が反対しているからということ。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(祥雲弘一君)お答えをします。  今回、私どもが一番考慮したのは地元や近隣の医師の医療現場からの声ということで、やはり実施するに当たり小児医療体制の崩壊ということを危惧する声が多かったものですから、その辺を考慮いたした次第でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、中津や宇佐に関係する医療機関は実施しているところの反対はなくて、中津と宇佐関係の医療機関だけが反対しているということですか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(祥雲弘一君)お答えをします。  市内の医療機関並びに中津市の医師会等でも確認をとっております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)答弁がかみ合っていない。じゃあ、中津、宇佐以外の医療機関は反対していないということでいいんですか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(祥雲弘一君)その辺は確認をしておりません。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)定住満足度日本一ということで、子育て支援に有効だ、有効だとずっと言ってきたんでですね、子育て支援関係で財政的にこれに支援できる今の基金類は幾らで、どんなのがあるんですかね。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫議員。  ちょっと横に外れておるようでございますので。  用松律夫議員。 ◯十四番(用松律夫君)わずかしか外れてないんで、要するに財政的に負担も理由の一つに挙げていたじゃないですか、一般質問の答弁で。だからそういう財政支援の余地はないかどうかですね、基金類等について。全く外れてない。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(祥雲弘一君)お答えをします。  子育ての応援基金というのがございまして、四月現在、確かな数字は今、持っておりませんけれども、四億円程度はあったと思います。それに今回合わせて二億円程度の積み増しを考えております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)あとは常任委員会で詳しく論議させてもらいます。終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑はございませんか。  (「質疑なし」との声あり) ◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第九十号 訴えの提起についてを議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  十番 今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)議第九十号について議案質疑いたします。  三点ございます。  一点目は建設当時の手続に問題があったのか。同様のケースがほかの公共用地にもあるのか。  二点目は、相手方が登記手続をしない理由について。  三点目は解決の見通しについて伺います。 ◯議長(佐田則昭君)契約管財課長。 ◯契約管財課長(田中康彦君)契約管財課長の田中でございます。  十番 今石議員の議案質疑にお答えいたします。  議第九十号 訴えの提起についての一点目、建設当時の手続に問題があったのか。同様のケースが他の公共用地にもあるのかについてですが、本県土地の二筆についても、敷地内にある他の取得用地と同様に売買契約が締結され、代金の支払いを完了していますので、用地交渉は問題なく進められたものと考えています。  登記手続が完了していなかった理由としましては、登記簿上の所有者が死亡してからかなりの時間が経過しており、相続人の多くが遠方に居住していたため、相続関係の確認等の登記手続が難航したことにより完了することができなかったものと推察しています。なお、当課の所管する他の公共用地につきましては、調査を行ったところ、同様の未登記財産はございません。  二点目、相手方が登記手続をしない理由についてですが、所有権移転登記が完了していない事実が判明後、相手方には幾度となく、これまでの経過を説明し、登記手続への協力を依頼してまいりましたが、関東に在住しており、宇佐市には住んだこともなく、自分には関係ないとして協力を拒否されています。  三点目、解決の見通しについてですが、これまで調査した資料をもとにして顧問弁護士に相談を行い、既に用地の取得から五十年近くが経過していることから、時効取得による所有権移転登記により解決できると判断しています。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)答弁は終わりましたが、再質疑はありませんか。 ◯十番(今石靖代さん)ありません。 ◯議長(佐田則昭君)以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑はありませんか。  (「質疑なし」との声あり) ◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第九十一号 損害賠償の額の決定についてを議題といたします。  通告はありませんが、質疑はありませんか。  (「質疑なし」との声あり) ◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第九十二号 損害賠償の額の決定についてを議題といたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  十番 今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)十番 今石です。  議第九十二号、事故発生の原因と責任、今後の解決策について質疑いたします。 ◯議長(佐田則昭君)総務課長。 ◯総務課長(末宗勇治君)総務課長の末宗でございます。  十番、今石議員の議案質疑にお答えをいたします。  議第九十二号 損害賠償の額の決定について、事故発生の原因と責任、今後の解決策についてでございますが、まず、事故の概要につきましては、当日は梅雨前線豪雨に伴い、河川敷駐車場が浸水する可能性があったことから、臨時的に宇佐文化会館駐車場、教育会館駐車場、創価学会宇佐会館駐車場を市が確保し、午前九時三十分ごろ、河川敷駐車場に駐車をしていました職員の車両を混乱を防ぐために課ごとに移動先を割り当て、それぞれの駐車場に移動をさせました。しかしながら、結果的に創価学会、宇佐会館裏側の未舗装の駐車場に駐車していました車両が水没し、全損または一部を損傷いたしました。  市の責任といたしましては、市が指定した当該駐車場の土地の形状等の事前の把握と当日の安全管理が不十分であったため、市の過失割合は一〇〇%と考えております。  宇佐市庁舎駐車場管理運営規程では、災害等不可抗力によって生じた損害については、市は賠償の責を負わないと規定をされておりますが、今回のケースにつきましては、市が臨時的に確保した場所で、しかも未舗装で土地の形状に一部くぼみがあり、駐車場として不的確な土地であるにもかかわらず、強制的に場所を指定し、移動させたことにより発生した事故であり、車両の所有者に過失責任を求めることはできないと判断をいたしました。  新庁舎が完成するまでの間は河川敷駐車場を使用せざるを得ず、今回のような事態が想定される場合は、あらかじめ移動先の駐車場の状況確認や当日の安全管理等を徹底し、今後このようなことがないよう万全を期してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)答弁は終わりましたが、再質疑はありませんか。 ◯十番(今石靖代さん)ありません。 ◯議長(佐田則昭君)以上で通告による質疑は終わりましたが、ほかに質疑はありませんか。  (「質疑なし」との声あり)
    ◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、議第九十三号 字の区域の変更についてを議題といたします。  通告はありませんが、質疑はありませんか。  (「質疑なし」との声あり) ◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  最後に、議第九十四号 専決処分の承認を求めることについて(平成三十年度宇佐市一般会計補正予算(第二号))を議題といたします。  通告はありませんが、質疑はありませんか。  (「質疑なし」との声あり) ◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  続いて、報告に移ります。  まず、報告第十四号 宇佐市土地開発公社の経営状況についてを議題といたします。  通告はありませんが、質疑はありませんか。  (「質疑なし」との声あり) ◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、報告第十五号 一般財団法人宇佐勤労者福祉協会の経営状況についてを議題といたします。  通告はありませんが、質疑はありませんか。  (「質疑なし」との声あり) ◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、報告第十六号 株式会社宇佐八幡駐車場の経営状況についてを議題といたします。  通告はありませんが、質疑はありませんか。  (「質疑なし」との声あり) ◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、報告第十七号 公益社団法人あじむ農業公社の経営状況についてを議題といたします。  通告はありませんが、質疑はありませんか。  (「質疑なし」との声あり) ◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。  本案に対する質疑を終結いたします。  次に、報告第十八号から報告第二十号までの三件を一括して議題といたします。  通告はありませんが、質疑はありませんか。  (「質疑なし」との声あり) ◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。  報告第十八号から報告第二十号までの三件に対する質疑を終結いたします。  以上で全議案に対する質疑を終結いたします。  ここで会期中に請願の提出がありましたので、議会事務局長より報告をさせます。  議会事務局長 高月晴彦君。 ◯議会事務局長(高月晴彦君)事務局長の高月でございます。  会期中に提出のありました請願について報告いたします。  開会日からこれまでに提出のありました請願は、お手元に印刷配付の請願文書表のとおり一件であります。  以上で報告を終わります。   ~ 日程第二 委員会付託 ~ ◯議長(佐田則昭君)日程第二 委員会付託を議題といたします。  議案十六件については、本日の文書をもって通知いたしておりますとおり、所管の常任委員会に付託いたします。  次に、請願につきましても、請願文書表のとおり、所管の委員会に付託いたします。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  次の本会議は、九月二十八日、午前十時から再開いたします。  日程は委員長報告の後、委員長報告に対する質疑、討論、採決ほかとなっております。  本日はこれにて散会いたします。  御苦労でございました。                    散会 午前十一時二十九分 宇佐市議会...