まず、平成三十年六月定例会より
今期定例会までの事務報告は、お手元に
印刷配付いたしておりますので、それにより御了承願います。
事 務 報 告
平成三十年九月四日
第三回
宇佐市議会定例会
平成三十年六月定例会より
今期定例会における間の事務について、次のとおり報告いたします。
記
七月 五日 大分県
市議会議長会の第二回
事務局長会議が国東市で開催。
十日 第百五十回
全国市議会議長会地方行政委員会に出席した。
(東京都)
十三日
議会活性化特別委員会を開催。
十七日
議会運営委員会の
先進地研修を実施。
(大阪府泉大津市、大阪府八尾市) ~十九日
十九日
全国森林環境税創設促進議員連盟の第二十五回提起総会に
出席。(埼玉県秩父市) ~二十日
二十四日
中津日田間地域高規格道路促進期成会の総会が中津市で
開催。
二十五日 大分県
市議会議長会第一回臨時総会が中津市で開催。
二十七日
議会活性化特別委員会を開催。
三十日 第三回宇佐市
高校生議会を開催。
三十一日 大分県
東九州新幹線整備推進期成会総会が大分市で開催。
八月 六日 大分県
後期高齢者医療広域連合議会第二回定例会を
大分市で開催。
二十日 大分県
市議会議長会第百一回理事会が大分市で開催。
二十二日
日出生台演習場周辺防音対策に関する
福岡防衛局への
要望活動に出席
二十七日 中津港
利用促進振興協議会定期総会が中津市で開催。
二十八日
議会運営委員会を開催。
総務常任委員会を開催。
次に、
今期定例会に市長から提出されました議案は、議第七十九号から議第九十四号までの十六件で、予算案六件、
決算認定案一件、条例案四件、その他
一般議決案五件のほか、報告が七件の計二十三件であります。また、本日までに受理いたしました請願・陳情はお手元に
印刷配付のとおり請願一件、陳情一件であります。
以上で報告を終わります。
◯議長(
佐田則昭君)ただいま
議会事務局長が報告いたしました請願につきましては、
請願文書表のとおり、
所管常任委員会に付託いたします。
~ 日程第四
議案一括上程(議第七十九号から議第九十四号、報告第十四号~報告第二十号) ~
◯議長(
佐田則昭君)日程第四、議第七十九号から議第九十四号までの十六件と報告七件を一括上程し、議題といたします。
~ 日程第五
提案理由並びに議案等の説明について ~
◯議長(
佐田則昭君)日程第五、
提案理由並びに議案等の内容についての説明を求めます。宇佐市長 是永修治君。
◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。
提案理由について御説明をいたします。
議第七十九号は、平成三十年度宇佐市
一般会計補正予算(第三号)案でございますが、補正額は八億三千四百六十万円の増額で、
累計予算額は三百二十九億九千八百三十万円となります。
今回の
補正予算案は、
国県補助金の
追加内示に伴い、ため池や農道・水路整備などの
農業農村整備事業を初め、
都市計画道路事業などの増額を行うとともに、
学校施設の
ブロック塀撤去に伴う
フェンス等の設置や家族支え合い
住宅建設奨励金事業の増額に必要な経費を計上するほか、新規事業として集落間の安心安全みまもり
灯設置事業を追加するものであります。
また、さきの
梅雨前線豪雨による道路や農地・
農業用施設等の
災害復旧費の一部を追加するとともに、新庁舎建設や地方創生に係る
子育て支援施策などの後年度負担に備えるため、
公共施設整備基金などの
基金積立金を計上いたしております。
主な
歳出補正につきましては、
地方創生関連として、
国県補助金の
追加内示に伴い
県営土地改良事業負担金が三千五百二万三千円の増額、
集落営農構造改革対策事業六百四十二万四千円を新たに追加するほか、家族支え合い
住宅建設奨励金事業が一千四百六十万七千円などの増額となっています。
次に、
安心安全確保対策として、夜間通行の安全確保として集落間などの街灯設置を推進する安心安全みまもり
灯設置事業百八十万円を新たに追加するほか、
危険ブロック塀対策に関連した撤去費用の一部助成や
学校施設の
フェンス等設置事業が二千二十万八千円、特色を活かした
まちづくりとして、
国県補助金の
追加内示に伴い
鳥居橋駐車場トイレ改築事業が一千百五十万円、
都市計画道路など
社会資本整備総合交付金関連事業が六千八百二十四万五千円などの増額となっております。
さらに、
災害復旧事業については、主に
国県補助対象分を追加するとともに、後年度の財源確保を見据えて、
公共施設整備基金、子ども・
子育て応援基金積立金に合わせて四億七千二百五十万円を計上いたしております。
主な
歳入補正につきましては、前年度決算に伴う繰越金が五億三千五百五十一万三千円、
都市計画道路事業などに係る市債が八千九百十一万三千円などの増額となっております。
議第八十号から議第八十四号までは、宇佐市
介護保険特別会計など五
特別会計の
補正予算でありまして、以下、
補正予算の主な内容について順を追って御説明いたします。
議第八十号は、平成三十年度宇佐市
介護保険特別会計補正予算(第一号)案でございますが、今回の補正額は一億七千百九十五万二千円の増額で、
累計予算額は六十四億七千六百八十五万二千円となります。
主な
補正内容につきましては、歳出で前年度精算に伴う
国県支出金返還金等の増額、歳入で前年度決算に伴う繰越金及び
支払基金交付金の増額など、所要の調整を行うものであります。
議第八十一号は、平成三十年度宇佐市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第一号)案でございますが、今回の補正額は二百八十万円の増額で、
累計予算額は二億八千六百九十万円となります。
補正内容につきましては、歳出で
施設修繕料などの増額、歳入で前年度決算に伴う繰越金と
一般会計繰入金の
財源調整を行うものであります。
議第八十二号は、平成三十年度宇佐市
公共下水道事業特別会計補正予算(第一号)案でございますが、今回の
補正内容につきましては、歳出で
料金システム等の費用に係る組みかえ、歳入で前年度決算に伴う繰越金と
一般会計繰入金の
財源調整を行うほか、
建設事業費などに係る
繰越明許費を計上するものであり、
累計予算額に変更はありません。
議第八十三号は、平成三十年度宇佐市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第一号)案でございますが、今回の補正額は二百八十万八千円の増額で、
累計予算額は七億六千百六十万八千円となります。
主な
補正内容につきましては、歳出で
システム改修費の増額、歳入で前年度決算に伴う繰越金と
一般会計繰入金の
財源調整を行うものであります。
議第八十四号は、平成三十年度宇佐市
水道事業会計補正予算(第一号)案でございますが、今回の
補正内容は、
収益的収支予算及び
資本的収支予算で、
収益的収支予算につきましては、支出が営業費用四十万円の減額、特別損失四十万円の増額で、
累計予算額に変更はありません。
資本的収支予算につきましては、収入が企業債一億二千二百万円の減額、
国庫補助金二千七十七万五千円の増額で、
累計予算額は二億三千百万円であり、支出が
建設改良費九百万円の増額で、
累計予算額は八億七千三百二十三万一千円となります。
資本的支出に対する
資本的収入の不足額六億四千二百二十三万一千円は、
減債積立金七千八百七十六万六千円、
当年度消費税資本的収支調整額三千九百二十七万五千円、
過年度損益勘定留保資金五億二千四百十九万円で補填するものであります。
特別会計の主な
補正内容は以上でございます。
続きまして、議第八十五号は、平成二十九年度宇佐市
水道事業会計決算の認定についての件でございますが、これは
地方公営企業法第三十条第四項の規定により、
監査委員の審査に付した決算を議会の認定に付するものであります。
議第八十六号は、
宇佐市立和間小学校岩男次江寄附基金条例の制定についての件でございますが、これは故岩男次江氏からの寄附金を原資として、その趣旨に沿い、
宇佐市立和間小学校の児童の健全育成並びに教育の推進及び発展に資する事業の財源に充てるための基金を設置するため、条例を制定するものであります。
議第八十七号は、宇佐市
手数料条例の一部改正についての件でございますが、これは
建築基準法の改正に伴い、新たに同法第四十三条第二項第一号の規定に基づく建築物の敷地と道路との関係の
建築認定申請手数料及び同法第八十五条第六項の規定に基づく
仮設建築物建築許可申請手数料を定めるため、改正を行うものであります。
議第八十八号は、宇佐市
税特別措置条例の一部改正についての件でございますが、これは
地域再生法の改正に伴い、
地方活力向上地域内に
特定業務施設の用に供する
減価償却資産を新設し、または増設した者に対する
固定資産税の課税免除の措置を講ずるため、改正を行うものであります。
議第八十九号は、宇佐市
子ども医療費の助成に関する条例の一部改正についての件でございますが、これは平成三十一年七月一日から
子ども医療費の助成の対象を小中学生の通院に係る保険給付まで拡大し、保護者の負担軽減と疾病の早期発見、治療による医療費の軽減を図るため、改正を行うものであります。
議第九十号は、訴えの提起についての件でございますが、これは
所有権移転登記手続を行うように求めることについて訴えを提起するため、議会の議決を求めるものであります。
議第九十一号は、
損害賠償の額の決定についての件でございますが、これは
介護施設管理上の瑕疵による事故に係る
損害賠償の額の決定について、議会の議決を求めるものであります。
議第九十二号は、
損害賠償の額の決定についての件でございますが、これはさきの
梅雨前線豪雨により発生した
車両水没事故に係る
損害賠償の額の決定について、議会の議決を求めるものであります。
議第九十三号は、字の区域の変更についての件でございますが、これは
県営集落基盤整備事業に伴う圃場整備により、字の区域を変更したいので、議会の議決を求めるものであります。
議第九十四号は、専決処分の承認を求めることについての件でございますが、これは平成三十年度宇佐市
一般会計補正予算(第二号)の専決処分をいたしましたので、報告し、承認を求めるもので、今回の補正の内容は、さきの
梅雨前線豪雨で被災した農地・農業用施設及び公共土木施設などの早期復旧を図るため、所要の予算を追加するものであります。
以上をもちまして、
提案理由の説明を終わらせていただきます。
よろしく御審議のほどお願いをいたします。
続きまして、報告について御説明をいたします。
報告第十四号 宇佐市土地開発公社の経営状況について、報告第十五号 一般財団法人宇佐勤労者福祉協会の経営状況について、報告第十六号 株式会社宇佐八幡駐車場の経営状況について、報告第十七号 公益社団法人あじむ農業公社の経営状況についての件でございますが、これは
地方自治法第二百四十三条の三第二項の規定により市が出資設立している法人の経営状況を報告するものであります。
報告第十八号及び報告第十九号は、債権放棄の報告についての件でございますが、これは宇佐市債権管理条例第七条第一項の規定により債権放棄をいたしましたので、同条第二項の規定により報告するものであります。
報告第二十号は、専決処分の報告についての件でございますが、これは
地方自治法第百八十条第一項の規定による市長の専決処分指定事項の規定により指定された事項について専決処分をいたしましたので、
地方自治法第百八十条第二項の規定により報告するものであります。
以上をもちまして、報告の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
◯議長(
佐田則昭君)以上で
提案理由並びに議案等の内容についての説明を終わります。
引き続き、監査委員に監査結果の報告を求めます。
代表
監査委員、佐藤博美君。
◯代表
監査委員(佐藤博美君)皆さん、おはようございます。代表
監査委員の佐藤でございます。
私から、平成二十九年度宇佐市
水道事業会計決算審査の結果につきまして御報告いたします。
地方公営企業法第三十条第二項の規定により、当会計の決算が審査に付されましたので、決算書及び財務関係諸表等につきまして、所管課長を初め、担当職員から説明を受けるとともに、事情聴取を行い、審査したところであります。
その結果、関係書類は
地方公営企業法、その他関係法令に基づいて作成されており、事業の財政状態及び経営成績は、適正に表示され、計数も正確であると認めました。
平成二十九年四月一日より水道事業と簡易水道事業が事業統合し、給水人口は四万九十人、前年度より一万八百九十八人増加し、天津・北馬城・麻生・安心院・院内も給水対象区域となりました。事業統合後、最初の決算に対する審査の結果につきましては、お手元に配付しております審査意見書の中で、各項目別に前年度と比較しながら意見を付しておりますが、本年度の経営活動等主要なものにつきまして、その概要を説明いたします。
予算の執行状況につきましては、収益的収入及び支出の収支差し引きは四千七百六十一万六千円の黒字で、
資本的収入及び支出における収支差し引きは五億一千二十九万円の不足となっておりますが、過年度分損益勘定留保資金、
減債積立金取り崩し及び消費税資本的収支調整額で補填しております。
経営面につきましては、営業活動を示す営業利益は一億八千七百八十四万三千円の赤字となっております。これは、有収水量一立方メートルにつき三十八円七十二銭の原価割れのため、営業費用が営業収益を上回ることによるものです。しかしながら、営業外収支等を含めた当年度の純利益は千六百二十三万四千円で黒字となっております。これは、営業外収益が簡易水道事業との統合により他会計繰入金、資本費繰入収益及び長期前受け金戻し入れが大幅に増加したことによるものです。今後は、事務の効率化や統廃合による人件費の削減と水道料金体系の見直しを検討し、他会計に依存しない経営基盤の構築を図る必要があると思われます。
効率性では、年間総配水量は五百二十六万三千九百六十七立方メートルで前年度より百三十三万七千八百七十立方メートルの増加に対し、有収水量は四百三十万四千六百九立方メートルで前年度より九十万四千二十六立方メートルの増加にとどまり、年間総配水量のうち料金徴収の対象となった有収水量との割合を表す有収率は八一・八%となっており、前年度より四・八ポイント下降しています。有収率の向上は経営改善に大きな比重を占めることから、漏水の早期発見、早期修理に努め、有収率の向上に努められるよう要望します。
収益性では、資本に対する利益の程度を示す最も基本的な比率の総資本利益率は〇・二%で、この数値が高いほど良好とされています。平成二十八年度の類似団体の数値〇・九四%と比較すると〇・七四ポイント低い数値となっています。経常利益については重ねて、費用の削減と収益の増加を図られたい。
企業の安全性では、流動負債に対する現金預金の割合を示す現金預金比率は、四六八・六%で前年度に比べ五一八・四ポイント下降しているものの、この数値は二〇〇%以上であれば良好とされていることから、短期の債務に対する支払い能力については健全な状態といえます。
次に、企業財政の長期の健全化を見る比率として、まず自己資本構成比率は六〇・七%で前年度に比べ四・一ポイント上昇しています。この数値が高いほど経営は安定しているとされるが、類似団体の数値六三・九六%と比較すると三・二六ポイント低い数値となっており、企業債に依存する傾向であることがわかります。
次に、固定資産対長期資本比率は、固定資産の調達が長期資本の範囲で行われているかを示す比率で、一〇〇%以下であることが望ましいとされています。本年度は八七・九%で前年度に比べ一二・〇ポイント上昇しているものの、類似団体の数値八九・三一%と比較すると一・四一ポイント低い数値であり健全な状態といえます。
水道料金の収納状況については、平成三十年三月三十一日現在の未収額は一億一千四百五十五万四千円で、収納率は八六・五%となっており、その内訳は上水道分が七千二百三十三万一千円で、収納率は八九・一%、簡易水道分が四千二百二十二万三千円で、収納率は七七・六%となっています。納期内に収めている者との公平性・平等性の観点からも、さらなる徴収強化に努めるよう要望します。
本年度の決算審査の概要は以上のとおりでありますが、今後の事業運営につきましては、人口減少等による料金収入の減少や、施設、管路等の老朽化に伴う更新投資の増大により厳しさが増すことが見込まれます。
また、旧簡易水道事業は地形的な問題などにより採算性の低い経営基盤ですが、今後公営企業として中長期的に持続可能な経営を行っていくことを前提に考えれば、財政状態、経営成績の的確な把握は不可欠と考えられます。事業運営に当たっては、長期的視野に立った計画により事業を継続し、環境整備に努めることを期待し、安心で安定的な持続性のある水の供給を実現するために、経営の健全化と効率的な事業運営になお一層努力されるよう要望して、決算審査の報告といたします。
以上で報告を終わります。
~ 日程第六 議会閉会中の継続審査、調査となっている付託事件の報告 ~
◯議長(
佐田則昭君)日程第六、議会閉会中の継続審査、調査となっています付託事件について報告を求めます。
総務常任委員長 斉藤文博君。
◯総務常任委員長(斉藤文博君)皆さん、おはようございます。二十一番の斉藤です。委員会の審査報告を行います。
平成三十年六月第二回
宇佐市議会定例会において、当委員会に付託され、継続審査となっていた請願一件について、去る八月二十八日、第二
委員会室において委員会を開催し、危機管理課長に出席及び現在までの状況について報告を求め、慎重に審査いたしました。
その経過と結果について報告申し上げます。
請願第四号 日出生台演習場での日米共同訓練に関する請願書ですが、本請願は国に日出生台演習場での日米共同訓練に関する意見書の提出を求めるものです。
当委員会で審査した結果、前回に引き続き各委員より活発な意見が出され、本会で採決を求める意見もありましたが、さらに調査研究の必要があり、慎重に審査すべきであるとして、継続審査と決定いたしました。
以上で、
総務常任委員会の審査報告を終わります。
◯議長(
佐田則昭君)ここで、
議事日程の変更についてお諮りいたします。
本日の
議事日程の日程第七は
委員長報告に対する質疑、討論、採決となっておりますが、総務常任委員長の報告のとおり請願第四号は継続審査となっております。
お諮りいたします。
本日の
議事日程から日程第七、
委員長報告に対する質疑、討論、採決を削除し、日程第六までと変更することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(
佐田則昭君)御異議なしと認めます。
よって、日程第七、
委員長報告に対する質疑、討論、採決を削除し、日程第六までとすることに決定いたしました。
以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
明日、五日から十日までは、議案調査のために本会議を休会いたします。
休会明けの本会議は、九月十一日午前十時から再開し、
市政一般に対する質問を行います。
本日はこれにて散会いたします。
御苦労でございました。
なお、この後、全員協議会を開催しますので、議員控室にお集まり願います。
散会 午前十時三十三分
宇佐市議会...