宇佐市議会 2018-06-26
2018年06月26日 平成30年第2回定例会(第7号) 本文
2018年06月26日:平成30年第2回定例会(第7号) 本文 (109発言中0件ヒット) ▼最初の
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開議 午前十時〇四分
◯議長(佐田則昭君)皆さん、おはようございます。
会議に先立ち、市長より、市の小中学校及び公共施設における
ブロック塀の緊急点検について報告の申し出がありましたので、これを許します。
宇佐市長 是永修治君。
◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。
議長のお許しをいただきましたので、市の小中学校及び公共施設における
ブロック塀の緊急点検について、御報告をいたします。
六月十八日、大阪北部を震源とする地震が発生し、五名の尊い命が犠牲となりました。そのうち、九歳の女子児童と八十歳の男性が倒れた
ブロック塀に巻き込まれております。謹んで哀悼の意をあらわすとともに、けがをされた方や今なお避難されている方々に対し、お見舞いを申し上げる次第であります。
今回の災害を受け、市では、当日から市内の小中学校及び公共施設に設置されている
ブロック塀の緊急点検を実施いたしました。
まず、小中学校についてですが、三十二校全てを調査いたしました結果、
ブロック塀が設置されている学校が九校、うち四校について危険な
ブロック塀と判断させていただきました。
そのうち三校──
長峰小学校、
深見小学校、
安心院中学校については緊急な対応が必要であり、二十三日から撤去工事に着手したところであります。
さらに、一校──
四日市北小学校につきましては、改修・改築等が必要であると判断いたしまして、当面、応急処置を講じるとともに、今後、全面改修に向けて取り組んでまいります。
また、市の公共施設につきましても調査を行ったところ、
宇佐公民館の
ブロック塀を危険と判断し、本日より撤去することといたしております。その他の施設につきましては、現時点で危険と判断される
ブロック塀はありませんでした。
なお、今回の災害を受けて、危険な
ブロック塀撤去の促進を図るため、
建築住宅課内に相談窓口を設置するとともに、宇佐市
老朽危険家屋等除却促進事業補助金交付要綱の見直しを行い、撤去費用の一部助成をすることといたしております。
今後とも、市民の安全・安心に向けた取り組みを進めてまいります。
以上で、報告を終わります。
◯議長(佐田則昭君)ただいま出席議員は二十三名で、
地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。
平成三十年六月第二回
宇佐市議会定例会を再開いたします。
これより本日の会議を開きます。
議会運営委員会の結果について報告を求めます。
議会運営委員長 辛島光司君。
◯議会運営委員長(辛島光司君)皆様、おはようございます。
議会運営委員長の辛島光司でございます。
議会運営委員会の結果について、御報告いたします。
本日、
議会運営委員会を開催し、本日の議事日程の追加について協議いたしました結果、執行部より提出のありました追加議案、議第七十八号 宇佐市
固定資産評価員の選任についてを本日の日程に追加すべきものと決定いたしました。
次に、請願第二号 発言の禁止および削除の中止を求める請願について協議いたしました結果、
用松律夫議員が除斥となりますので、別途、議事日程に追加すべきものと決定いたしました。
次に、
衛藤博幸議員ほか八名より提出のありました
議員提出議案第二号
宇佐市議会議員の定数に関する条例の一部改正についても協議いたしました結果、本日の日程に追加すべきものと決定いたしました。
次に、
文教福祉常任委員会より提出のありました意見書案第二号 精神障がい者に対する
公共交通機関の運賃割引の適用を求める意見書及び意見書案第三号 「少
人数学級実現」、「
義務教育費国庫負担制度堅持・
教育予算拡充」を求める意見書の二件についても協議いたしました結果、本日の日程に追加すべきものと決定いたしました。
なお、変更後の議事日程につきましては、お手元に印刷配付のとおりであります。
以上で、
議会運営委員会の報告を終わります。
◯議長(佐田則昭君)本日の議事日程は
委員長報告の後、
委員長報告に対する質疑、討論、採決ほかとなっておりますが、ここで議事日程の追加についてお諮りいたします。
ただいま市長から印刷配付の
追加議案書のとおり、議第七十八号 宇佐市
固定資産評価員の選任についてが提出されました。
この際、議第七十八号を本日の日程に追加したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)御異議なしと認めます。
よって、議第七十八号を本日の日程に追加することに決しました。
続いて、お諮りいたします。
請願第二号 発言の禁止および削除の中止を求める請願については、
用松律夫議員が除斥となりますので、別に議事日程とし、
委員長報告、
委員長報告に対する質疑、討論、採決をしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)御異議なしと認めます。
よって、請願第二号については別に議事日程とし、
委員長報告、
委員長報告に対する質疑、討論、採決をすることに決しました。
続いて、お諮りいたします。
議員提出議案として
衛藤博幸議員ほか八名より
議員提出議案第二号
宇佐市議会議員の定数に関する条例の一部改正についてが提出されました。
この際、
議員提出議案第二号を本日の日程に追加したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)御異議なしと認めます。
よって、
議員提出議案第二号を本日の日程に追加することに決しました。
続いて、お諮りいたします。
意見書案として、
文教福祉常任委員会より意見書案第二号 精神障がい者に対する
公共交通機関の運賃割引の適用を求める意見書及び意見書案第三号 「少
人数学級実現」、「
義務教育費国庫負担制度堅持・
教育予算拡充」を求める意見書の二件が提出されました。
この際、意見書案第二号及び第三号の二件を本日の日程に追加したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)御異議なしと認めます。
よって、意見書案第二号及び第三号の二件を本日の日程に追加することに決しました。
なお、変更後の議事日程は配付のとおりです。
~ 日程第一
委員長報告 ~
◯議長(佐田則昭君)日程第一、議第六十三号から議第七十七号までの十五件と、請願第一号及び請願第三号、請願第四号の三件を一括議題とし、各委員長に審査結果について報告を求めます。
まず、
総務常任委員長 斉藤文博君。
◯総務常任委員長(斉藤文博君)皆さん、おはようございます。二十一番、
総務常任委員長の斉藤でございます。
委員会の審査報告を行います。
平成三十年六月第二回
宇佐市議会定例会において、当委員会に付託された議案十件、請願一件について、去る六月二十日、第二委員会室において委員会を開催し、
所管部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました。その経過と結果について御報告申し上げます。
まず、議第六十三号 平成三十年度宇佐市
一般会計補正予算(第一号)ですが、本委員会に係る今回の補正については、
土砂災害防止法に基づく県が指定する
土砂災害警戒区域において、早期整備が求められる避難場所や避難経路を記した
土砂災害ハザードマップを作成し、円滑な
警戒避難体制の確保を図るための
土砂災害ハザードマップ作製事業に一千三百十万円の増額。また、公共施設の空調などを一括改修することにより省コスト化・低炭素化を図る
バルクリースを活用した低
炭素設備導入支援事業に係るリース料について、
債務負担行為を追加するものであるとの説明がありました。
当委員会で審査した結果、本案の当
委員会所管分は必要な補正と認め、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議第六十四号 専決処分の承認を求めることについて(宇佐市税条例等の一部改正)ですが、これは
地方税法等の改正に伴い、
個人住民税の働き方改革を後押しする制度の見直し、
たばこ税率の引き上げ、
固定資産税の
負担軽減措置等について改正を行うため、宇佐市税条例等の一部改正を専決処分したので、報告し、承認を求めるものであるとの説明がありました。
委員より、
高額所得者であっても、負担が増えることは納得がいかないので不同意だという反対討論がありました。
当委員会で審査した結果、本案は、賛成多数で原案のとおり承認すべきものと決定いたしました。
次に、議第六十五号 専決処分の承認を求めることについて(宇佐市
都市計画税条例の一部改正)についてですが、これは
地方税法等の改正に伴い、
都市計画税の
負担調整措置の継続や、税額減額の特例措置を講ずるため、宇佐市
都市計画税条例の一部改正を専決処分したので、報告し、承認を求めるものであるとの説明がありました。
当委員会で審査した結果、本案は、異議なく原案のとおり承認すべきものと決定いたしました。
次に、議第六十七号 宇佐市
犯罪被害者等支援条例の制定についてですが、これは
犯罪被害者等の支援に関し、基本理念を定め、並びに市及び市民等の責務を明らかにするとともに、
犯罪被害者等の支援の基本となる事項を定めることにより、
犯罪被害者等の支援を総合的に推進し、もって
犯罪被害者等が受けた被害の早期の回復及び軽減を図ることを目的に条例を制定するものであるとの説明がありました。
当委員会で審査した結果、本案は、異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議第六十九号 宇佐市税条例等の一部改正についてですが、これは、
地方税法等の改正に伴い、中小企業の一定の設備投資について
固定資産税の課税標準の特例措置を講ずるための改正及びその他所要の改正を行うものであるとの説明がありました。
当委員会で審査した結果、本案は異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議第七十号 宇佐市
都市計画税条例の一部改正についてですが、これは、
地方税法等の改正に伴い、
立地誘導促進施設協定に定められた
立地誘導促進施設の用に供する固定資産に対して課する
都市計画税の課税標準の特例措置を講ずるため、改正を行うものであるとの説明がありました。
当委員会で審査した結果、本案は、異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議第七十一号 宇佐市
税特別措置条例の一部改正についてですが、これは
地域再生法第十七条の六の
地方公共団体等を定める省令の改正により、
固定資産税の不均一課税に関する措置の適用期限が延長されたことに伴い、条例上の期限を延長するため、改正を行うものであるとの説明がありました。
当委員会で審査した結果、本案は、異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議第七十五号
工事請負契約の締結についてですが、これは宇佐市
安心院地域複合支所建築主体工事を行うため
一般競争入札を実施したので、
宇佐市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第二条の規定により、議会の議決を求めるものであるとの説明がありました。
委員より、九九・七%という高落札率であること及び辞退をしている状況もあるので不同意だという反対討論がありました。
当委員会で審査した結果、本案は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議第七十六号
工事請負契約の締結についてですが、これは、宇佐市
安心院地域複合支所機械設備工事を行うため、
一般競争入札を実施したので、
宇佐市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第二条の規定により、議会の議決を求めるものであるとの説明がありました。
当委員会で審査した結果、本案は、異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議第七十七号
工事請負契約の締結についてですが、これは、宇佐市
安心院地域複合支所電気設備工事を行うため、
一般競争入札を実施したので、
宇佐市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第二条の規定により、議会の議決を求めるものであるとの説明がありました。
当委員会で審査した結果、本案は、異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
最後に、請願第四号
日出生台演習場での
日米共同訓練に関する請願書ですが、本請願は、国に
日出生台演習場での
日米共同訓練に関する意見書の提出を求めるものです。
当委員会で審査した結果、さらに調査・研究の必要があり、慎重に審査すべきであるとして、継続審査と決定いたしました。
以上で、
総務常任委員会の審査報告を終わります。
◯議長(佐田則昭君)次に、
文教福祉常任委員長 中本 毅君。
◯文教福祉常任委員長(中本 毅君)おはようございます。議席番号一番、中本 毅でございます。
平成三十年六月第二回
宇佐市議会定例会におきまして、本委員会に付託されました議案五件及び請願二件について、去る六月十九日に
文教福祉常任委員会において慎重に審査いたしましたので、その経過並びに結果を報告いたします。
まず、議第六十三号 平成三十年度宇佐市
一般会計補正予算(第一号)でございますが、本委員会の所管に係る歳出補正の主なものは、
民生費関係では、
生活保護基準改正に伴う
生活保護支給システムの
改修委託料として、補正額六十九万一千円の増額。
次に、
教育費関係では、
宇佐海軍航空隊跡の遺構群の整備に当たり、隣接地との境界及び面積が確定した半
地下式コンクリート造建物及び
落下傘整備所の要地取得を行うための
宇佐海軍航空隊跡保存整備事業として、補正額六百六十一万八千円の増額。
また、本年度から三十一年度までの二カ年において、宇佐市
平和ミュージアム(仮称)
展示製作業務委託事業として
債務負担行為を追加するものであるとの説明がありました。
委員より、
生活保護基準改正について、五年前に削減が行われ、格差と貧困が広がる中、今回、さらなる削減という国の行う
引き下げそのものに反対、また、
平和ミュージアム展示製作委託について、
大型戦闘機の経費のかけ方が大きいので反対という反対討論がありました。
当委員会で審査の結果、本案は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議第六十六号 専決処分の承認を求めることについて(宇佐市
国民健康保険税条例の一部改正)でございますが、これは、地方税法の改正に伴い、
国民健康保険税に係る
基礎課税額の限度額及び
軽減判定所得基準額を引き上げる改正を行うため、宇佐市
国民健康保険税条例の一部改正を専決処分したので、報告し、承認を求めるものであるとの説明がありました。
委員より、「負担の上限額が上がることで、さらに負担が重くなる引き上げについては反対です」という反対討論がありました。
当委員会で審査した結果、本案は、賛成多数で原案のとおり承認すべきものと決定いたしました。
次に、議第六十八号 宇佐市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてでございますが、これは、
宇佐市立学校運営協議会委員の報酬を定めるため改正を行うものであるとの説明でありました。
審査の結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議第七十二号 宇佐市
社会教育集会所条例の一部改正についてでございますが、これは、宇佐市
社会教育集会所から
長洲集会所の規定を削除するため改正を行うものであるとの説明がありました。
審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議第七十三号 市有財産の無償譲渡についてでございますが、これは昭和五十一年度
社会教育施設整備費補助金等により建設した
長洲集会所について、坂の上区自治会から譲渡申請があり、
関係法令等による基準に適合するため、これを無償譲渡したいので議会の議決を求めるものであるとの説明でありました。
審査の結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、請願第一号 精神障がい者に対する
公共交通機関の運賃割引の適用を求める意見書に関する請願書でございますが、これは
精神障害者の自立や社会参加を促進し、共生社会を実現するため、
公共交通機関の割引制度について、
身体障害者及び
知的障害者と同様に、
精神障害者も適用対象とすることについて、国へ意見書の提出を求めるものであります。
本委員会で審査した結果、異議なく、採択すべきものと決定いたしました。
最後に、請願第三号 「少
人数学級実現」、「
義務教育費国庫負担制度堅持・
教育予算拡充」を求める
意見書採択の請願書でございますが、これは、子供たちに豊かな教育を保障するため、
義務教育費国庫負担制度の
国負担割合を二分の一に復元するとともに、きめ細かな教育を保障するために三十人以下学級や少人数学級を実現することについて、国へ意見書の提出を求めるものであります。
本委員会で審査した結果、異議なく、採択すべきものと決定いたしました。
以上で、報告を終わります。
◯議長(佐田則昭君)次に、
産業建設常任委員長 後藤竜也君。
◯産業建設常任委員長(後藤竜也君)皆様、おはようございます。
産業建設常任委員会委員長の後藤竜也でございます。
委員会審査結果について報告いたします。
平成三十年六月第二回
宇佐市議会定例会において付託された議案二件について、去る六月十九日に委員会を開催し、
担当部課長の
説明員出席をいただき、慎重に審査した結果、次のとおり決定したので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、議第六十三号 平成三十年度宇佐市
一般会計補正予算(第一号)ですが、本委員会に係る今回の補正の主なものは、
一般社団法人自治総合センターより採択を受けた青森自治区の
コミュニティセンター建設に対し助成を行う自治区
コミュニティセンター建設助成事業に一千五百万円の増額。
中心経営体として位置づけられている畜産農家を対象に、豊後牛の飼養頭数の拡大を図るため、
畜舎整備等の経費を助成する畜産・
酪農収益力強化整備事業に四百七十三万九千円の増額。人・農地プランに
中心経営体として位置づけられた地域の担い手の
作業性向上と
経営力強化のため、
営農用機械等を導入する場合の経費の一部を助成する
経営体育成支援事業に、県補助金の内示に伴い、百二十一万一千円の増額などとなっている内容について、課別の詳細な説明がありました。
審査の結果、本案の当
委員会所管分は必要な補正と認め、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議第七十四号 訴え提起前の和解についてですが、これは、
宇佐水再生プラザ建設用地として取得しようとする土地について、所有権の保存登記を行うため、訴え提起前の和解をしたいので議会の議決を求めるものとの説明がありました。
審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で、
産業建設常任委員会の審査報告を終わります。
◯議長(佐田則昭君)以上で、各委員長の報告を終わります。
~ 日程第二
委員長報告に対する質疑、討論、採決 ~
◯議長(佐田則昭君)日程第二、これより、
委員長報告に対する質疑、討論、採決に入ります。
まず、議第六十三号 平成三十年度宇佐市
一般会計補正予算(第一号)を議題といたします。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。
質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
十四番 用松律夫君。
◯十四番(用松律夫君)皆さん、おはようございます。十四番 日本共産党の用松でございます。
議第六十三号 平成三十年度宇佐市
一般会計補正予算(第一号)に不同意の立場で討論を行います。
もとより、補正予算には、
ハザードマップ作成事業や
コミュニティ助成事業等々、市民の安全と暮らしの向上に資する予算には、当然、賛意を表明するものであります。
反対理由の第一は、
債務負担行為で、
宇佐平和ミュージアム(仮称)に展示することを目的に、現在、保有する桜花の改修費用とともに、形状が若干違うということで、新たに桜花を製作する。そして、もう一つは九七式
艦上攻撃機も製作する。その費用として七千万円を計上している点であります。この七千万円にも上る額について、市民生活が困窮している中、市民の納得が得られるものではありません。
第二点は、
生活保護費の
改修システムの費用六十九万一千円が計上されている点であります。宇佐市は級地の関係で保護費が上がる階層が大部分だと言われています。そのことに反対するものではありません。問題は、国が
社会保障削減の一環として、
生活保護費を国費分として百六十億円削減するものであります。
日本の貧困率は、平成二十六年度で九・九%で、貧困ラインが下がり続けているのはOECD諸国の中で日本だけであります。こうした中、全国的に見て、この削減によって、システム上あるいは級地の関係で、上がる世帯は二六%、変わらない世帯は八%、下がる世帯は六七%。約七割が削減される。削減が目的であることは明らかであります。したがって、こうした全国的な保護費の削減につながるシステムの改修には同意できません。
以上であります。
◯議長(佐田則昭君)ほかに討論はありませんか。
一番 中本 毅君。
◯一番(中本 毅君)議席番号一番 知新会の中本 毅でございます。
議第六十三号 平成三十年度宇佐市
一般会計補正予算(第一号)について、賛成の立場で討論いたします。
今回、補正の予算額は四千八百七十万円、累計で三百二十一億二千三百七十万円となるものです。
主な事業としては、青森自治区コミュニティセンターの建設に係る自治区
コミュニティセンター建設助成事業に一千五百万円。避難場所や避難経路を記した
土砂災害ハザードマップの早期整備に一千三百十万円などです。また、
平和ミュージアム(仮称)資料館展示物作成のうち、製作期間が二カ年にわたるものについて、
債務負担行為の設定を行うことなどが、今回の補正に盛り込まれています。
人口の急激な減少により、地方を取り巻く環境が大変厳しい中、まちの賑わいや活力を維持し、市民の皆様の暮らしや仕事を支えていくために、引き続き積極的な取り組みを市政に期待しております。執行機関におかれましては、公平公正な職務の遂行をお願いいたします。
以上のような観点で、慎重に予算案を審査した結果、賛成の意向を表明いたしまして、私の討論といたします。
◯議長(佐田則昭君)ほかに討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、議第六十三号の採決をいたします。
本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。
お諮りいたします。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
◯議長(佐田則昭君)起立多数であります。
よって、議第六十三号は原案のとおり可決されました。
次に、議第六十四号 専決処分の承認を求めることについて(宇佐市税条例等の一部改正)を議題といたします。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。
質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
◯議長(佐田則昭君)十四番 用松律夫君。
◯十四番(用松律夫君)十四番 日本共産党の用松です。
議第六十四号 宇佐市税条例の一部改正の専決処分について、一部、同意できる点がありますけれども、問題点を指摘して、反対の立場から討論を行います。
反対の理由の第一点は、給与所得額控除額の上限を一千万円から八百五十万円に引き下げるものであります。これによって二百万円の控除が、十万円削られ、百九十五万円になることであります。したがって、八百五十万以上の方々、約三百人前後の階層の人たちが百九十五万円の控除で打ち切られる点であります。
第二点は、宇佐市には対象が少ないと言われておりますけれども、公的年金等の収入が一千万円超の場合、控除額が上限として百九十五万五千円が設定されることになります。また、公的年金収入以外の収入が一千万円超の控除額をさらに十万円、二千万円の場合は二十万円引き下げられることになる。こうした勤労者や年金生活者の税負担の増加が消費をさらに冷え込ませ、老後の生活をますます不安な状態に追い込むことになり、その懸念が心配される点であります。
以上で、反対討論を終わります。
◯議長(佐田則昭君)ほかに討論はありませんか。
一番 中本 毅君。
◯一番(中本 毅君)一番 知新会の中本 毅でございます。
議第六十四号 専決処分の承認を求めることについて(宇佐市税条例等の一部改正について)賛成の立場で討論いたします。
本件は、
地方税法等の改正に伴い、市として
個人住民税の働き方改革を後押しする制度の見直し、
たばこ税率の引き上げ、
固定資産税の
負担軽減措置等について改正を行うため、宇佐市税条例等の一部改正を専決処分されたものです。
法令に沿って整合的に行われた措置であり、この専決処分の報告に賛成、承認の立場を表明いたします。
◯議長(佐田則昭君)ほかに討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、議第六十四号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は承認すべきものであります。
お諮りいたします。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
◯議長(佐田則昭君)起立多数であります。
よって、議第六十四号は原案のとおり承認されました。
次に、議第六十五号 専決処分の承認を求めることについて(宇佐市
都市計画税条例の一部改正)を議題といたします。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。
質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、議第六十五号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は承認すべきものであります。
お諮りいたします。
本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)異議なしと認めます。
よって、議第六十五号は原案のとおり承認されました。
次に、議第六十六号 専決処分の承認を求めることについて(宇佐市
国民健康保険税条例の一部改正)を議題といたします。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。
質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
十番 今石靖代さん。
◯十番(今石靖代さん)皆さん、おはようございます。十番 日本共産党の今石靖代です。
議第六十六号 専決処分の承認を求めることについての、宇佐市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論いたします。
理由は、改正の内容に、国保税の医療分の最高限度額五十四万円を五十八万円に引き上げるという内容が含まれているからです。今回の改正による影響は、推計では百十七世帯に及びます。一世帯当たり、平均で約三万七千六百円の負担増となり、総額で約四百万円負担が増えることになります。
国保世帯のうち、比較的所得が高いといっても、四人家族のモデル世帯で試算すると、夫婦合わせた総所得金額が約五百五十三万円を超える世帯への増税であり、その国保税は年額で九十万円にもなります。所得の一六%から一七%にもなる負担はかなり重いものであり、決して余裕のある生活とは言えない世帯へのさらなる負担となり、賛成できるものではありません。
以上の理由で反対いたします。
◯議長(佐田則昭君)ほかに討論はありませんか。
二十番 永松 郁君。
◯二十番(永松 郁君)おはようございます。二十番の永松でございます。
議第六十六号 専決処分の承認を求めることについて(宇佐市
国民健康保険税条例の一部改正)について賛成の立場で討論をさせていただきます。
皆さんも御存じのとおり、国民健康保険は加入者の支え合いで成り立っております。また、四月からは国保会計が大分県に一本化されました。今回、五割、二割の法定軽減の所得基準の改正につきましては、これまでに実施してきた景気対策等に伴う物価上昇の影響で改正されます。五割軽減、二割軽減の対象者が基準から外れないように配置されたものです。
国保税を算定する要素のうちに、所得割、均等割、平等割というのがあり、その所得割については所得によって計算をされるため、いわゆる高所得者には高額に、低所得者には低額になるようになっております。今回、四万円上がるということについては、実際の対象者は七月に本算定を行って決まるとのことです。宇佐市では、百十七世帯が想定されています。しかしながら、軽減の対象者も広がるようになり、負担軽減につながっていくものと考えられます。
以上のことにより、宇佐市
国民健康保険税条例の一部改正について、賛成の立場で討論させていただきます。
以上で、賛成討論を終わります。
◯議長(佐田則昭君)ほかに討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、議第六十六号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は承認すべきものであります。
お諮りいたします。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
◯議長(佐田則昭君)起立多数であります。
よって、議第六十六号は原案のとおり承認されました。
次に、議第六十七号 宇佐市
犯罪被害者等支援条例の制定についてを議題といたします。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。
質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、議第六十七号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。
お諮りいたします。
本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)御異議なしと認めます。
よって、議第六十七号は原案のとおり可決されました。
次に、議第六十八号から議第七十二号までの五件を一括して議題といたします。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。
質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、議第六十八号から議第七十二号までの五件を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。
お諮りいたします。
本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)御異議なしと認めます。
よって、議第六十八号から議第七十二号までの五件は、原案のとおり可決されました。
次に、議第七十三号及び議第七十四号の二件を一括して議題といたします。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。
質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、議第七十三号及び議第七十四号の二件を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。
お諮りいたします。
本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)異議なしと認めます。
よって、議第七十三号及び議第七十四号の二件は、原案のとおり可決されました。
次に、議第七十五号
工事請負契約の締結についてを議題といたします。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。
質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、議第七十五号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。
お諮りいたします。
本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)御異議なしと認めます。
よって、議第七十五号は原案のとおり可決されました。
議第七十六号
工事請負契約の締結についてを議題といたします。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。
質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、議第七十六号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。
お諮りいたします。
本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)御異議なしと認めます。
よって、議第七十六号は、原案のとおり可決されました。
最後に、議第七十七号
工事請負契約の締結についてを議題といたします。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。
質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、議第七十七号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。
お諮りいたします。
本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)御異議なしと認めます。
よって、議第七十七号は、原案のとおり可決されました。
続いて、請願に移ります。
請願第一号 精神障がい者に対する
公共交通機関の運賃割引の適用を求める意見書に関する請願を議題といたします。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。
質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、請願第一号を採決いたします。
本請願に対する委員長の報告は採択すべきものであります。
お諮りいたします。
本請願は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)御異議なしと認めます。
よって、請願第一号は、採択と決定いたしました。
次に、請願第三号 「少
人数学級実現」、「
義務教育費国庫負担制度堅持・教育予算の拡充」を求める
意見書採択の請願を議題といたします。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。
質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、請願第三号を採決いたします。
本請願に対する委員長の報告は採択すべきものであります。
お諮りいたします。
本請願は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)異議なしと認めます。
よって、請願第三号は、採択と決定いたしました。
~ 日程第三
委員長報告(請願第二号)・
委員長報告に対する質疑、討論、採決 ~
◯議長(佐田則昭君)日程第三、請願第二号 発言の禁止および削除の中止を求める請願を議題といたします。
地方自治法百十七条の規定により、
用松律夫議員の退席を求めます。
(十四番
用松律夫議員 退席)
◯議長(佐田則昭君)それでは、
議会運営委員長に、審査結果の報告を求めます。
議会運営委員長 辛島光司君。
◯議会運営委員長(辛島光司君)それでは、
議会運営委員会の審査の報告をいたします。
平成三十年六月第二回
宇佐市議会定例会において付託された平成三十年請願第二号 発言の禁止および削減の中止を求める請願について、去る六月十八日、第二委員会室において委員会を開催し、慎重に審査した結果、次のように決定いたしましたので、経過及び結果について報告いたします。
暮らしと民主主義を守る市民有志の会から提出されました本請願につきましては、これまでの削除した部分についての見直しや、
地方自治法に基づく発言の自由を保障し、発言の禁止及び議事録からの削除を中止を求める請願でありました。
削除した不穏当発言の部分につきましては、宇佐市の議会としての良識、品位が問われる内容でありました。
宇佐市議会におきましては、
地方自治法や会議規則に則り、その都度、
議会運営委員会で審議し、決定してきたところであります。今後も、
地方自治法、会議規則に則り審議してまいります。
次に、発言の自由を保障し、発言の禁止及び議事録からの削除を中止についてですが、議員としての発言の自由は当然の権利であり、保障されるべきものです。しかし、議員としての品位を重んじることや、
地方自治法第百二十九条や会議規則第五十五条第二項に則り、
宇佐市議会としての一定のルールに従うこと、また、
地方自治法第百二十九条での議長による議場での秩序維持を遵守するなど、議会においての守るべき秩序を重んじることは当然のことであり、今後も発言の留保宣告がありましたら、
議会運営委員会にて慎重に審議してまいります。
委員からは、議員の発言は自由だからといって、何を言っても議事録からの削除を中止してくださいというのはあり得ないと思うや、例えば、車で走る自由があるからといっても、道路には道路交通法というものがあり、これを必要以上のスピードを出したり、遅く走ったりするのはルール違反であり、その範囲内でやるべきだ。それと同様に、議会においても規則がある以上それを守るのが道理だと思うといった意見や、会議録の削除については、できるだけ限定的に行い、後世の人が見たときに、何らかの問題があったと認識できるようにする必要があるといった意見もありました。
討論では、議会が行ってきたことは、
地方自治法等に則り行ってきたことであり、今回は全く論議に値しない内容である。これは完全に不採択にするべきだといった反対討論がありました。
採決の結果、賛成少数により、不採択とすべきものと決定しました。
以上で、
議会運営委員会の審査報告を終わります。
◯議長(佐田則昭君)ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。
質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
委員長報告は、採択とすべきものであります。
まず、本請願に対して賛成討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)ほかに討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、請願第二号を採決いたします。
本請願に対する委員長の報告は不採択とすべきものでありますので、本請願を採択と決することについてお諮りいたします。
本請願を採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
◯議長(佐田則昭君)起立なしでございます。
よって、請願は不採択と決定いたしました。
用松律夫議員の入室を許可します。
(十四番
用松律夫議員 入室)
~ 日程第四 閉会中の継続審査及び調査 ~
◯議長(佐田則昭君)日程第四、議会閉会中の継続審査及び調査の件を議題といたします。
議会運営委員長及び各常任委員長から会議規則第百十一条の規定により、お手元に印刷配付のとおり閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。
平成三十年六月二十六日
宇佐市議会
議長 佐 田 則 昭 様
議会運営委員会
委員長 辛 島 光 司
閉会中の継続審査及び調査の申し出について
本委員会は、審査中の下記事件について閉会中もなお、継続審査及び
調査を要するものと決定致しましたので、会議規則第百十一条の規定に
より申し出ます。
記
事件
一.議会の運営に関する事項について
二.議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項について
三.議長の諮問に関する事項について
理由
調査・研究のため
平成三十年六月二十六日
宇佐市議会
議長 佐 田 則 昭 様
総務常任委員会
委員長 斉 藤 文 博
閉会中の継続審査及び調査の申し出について
本委員会は、審査中の下記事件について閉会中もなお、継続審査及び
調査を要するものと決定致しましたので、会議規則第百十一条の規定に
より申し出ます。
記
事件
一.市政の総合企画について
二.行政機構の改善について
三.予算及び出納について
四.市税の賦課徴収について
五.市有財産の管理及び取得並びに処分について
六.職員の定数及び勤務条件について
七.消防、防災について
八.自治振興について
九.市政の広報公聴及び統計について
十.人権啓発について
十一.情報公開について
十二.国民年金について
十三.地域情報化の推進について
十四.交通安全対策について
十五.清掃行政、公害対策及びリサイクルについて
十六.葬斎場について
十七.請願第四号
日出生台演習場での「
日米共同訓練」に関する請願
理由
調査・研究のため
平成三十年六月二十六日
宇佐市議会
議長 佐 田 則 昭 様
文教福祉常任委員会
委員長 中 本 毅
閉会中の継続審査及び調査の申し出について
本委員会は、審査中の下記事件について閉会中もなお、継続審査及び
調査を要するものと決定致しましたので、会議規則第百十一条の規定に
より申し出ます。
記
事件
一.社会福祉、児童福祉、母子及び寡婦福祉、高齢者福祉、災害援
護について
二.介護保険について
三.国民健康保険について
四.保健及び予防衛生について
五.文化財保護等について
六.給食センターについて
七.小中学校、幼稚園、保育園の施設管理及び整備について
八.教育財産について
九.社会教育について
十.図書館について
理由
調査・研究のため
平成三十年六月二十六日
宇佐市議会
議長 佐 田 則 昭 様
産業建設常任委員会
委員長 後 藤 竜 也
閉会中の継続審査及び調査の申し出について
本委員会は、審査中の下記事件について閉会中もなお、継続審査及び
調査を要するものと決定致しましたので、会議規則第百十一条の規定に
より申し出ます。
記
事件
一.農林水産業及び園芸畜産の振興対策について
二.商工業の振興対策について
三.観光施設の整備及び観光客の導入について
四.まちづくり、地域コミュニティに関すること
五.文化行政及び国際交流について
六.スポーツ振興について
七.
農道、林道の整備について
八.農地及び漁港の災害復旧について
九.水産加工業の振興について
十.祭り・行事等について
十一.都市計画事業及び公園の整備管理について
十二.道路、橋りょうの新設及び維持管理について
十三.河川、港湾の整備及び維持管理について
十四.公営住宅の建設及び維持管理について
十五.建築指導審査及び施設整備に関することについて
十六.下水道について
十七.上水道及び簡易水道について
十八.道路、橋りょう、河川及び海岸の災害復旧について
理由
調査・研究のため
◯議長(佐田則昭君)お諮りいたします。
各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)御異議なしと認めます。
よって、各委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査及び調査に付することに決定しました。
~ 日程第五 追加議案の上程(議第七十八号)・提案理由の説明、質疑、討論、採決 ~
◯議長(佐田則昭君)日程第五、議第七十八号 宇佐市
固定資産評価員の選任についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
宇佐市長 是永修治君。
◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。
追加議案の提案理由について、御説明をいたします。
議第七十八号は、宇佐市
固定資産評価員の選任についての件でございますが、本市の
固定資産評価員として、荒牧 巌氏を選任したいので、地方税法第四百四条第二項の規定により、議会の同意を求めるものであります。
以上をもちまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。
◯議長(佐田則昭君)これより本案に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。
質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案は、会議規則第三十七条第三項の規定により、この際、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)御異議なしと認めます。
よって、委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、議第七十八号を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)御異議なしと認めます。
よって、議第七十八号は原案のとおり同意されました。
~ 日程第六 追加議案の上程(
議員提出議案第二号)・提案理由の説明、質疑、討論、採決 ~
◯議長(佐田則昭君)日程第六、
議員提出議案第二号
宇佐市議会議員の定数に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
二十三番 衛藤博幸君。
◯二十三番(衛藤博幸君)二十三番 衛藤博幸でございます。
提案理由について、御説明をいたします。
議員提出議案第二号は、
宇佐市議会議員の定数に関する条例の一部改正についての件でございますが、これは本市の議員の定数を二十四人から二十三人に改めるものです。
議会としても、行財政改革を推進する立場から、議会改革の取り組みとして、議員定数を見直す問題は避けて通れない情勢にあることから、平成二十九年六月第三回定例会において議員定数に関する調査特別委員会を設置し、これまで十回にわたって慎重かつ真剣に調査・研究を行ってまいりました。
本特別委員会としましては、県内及び全国類似団体の人口や面積に占める議員定数や、一般会計に占める議会費の割合などの状況を調査し、適正な議員定数について議論を行いました。
定数が削減されれば、チェック機能が低下することや、民意が十分に反映できにくくなるなどの意見もありましたが、自治会連合会会長から提示をされた議員定数削減に関する請願や、自治委員との意見交換の内容等も真摯に受けとめながら、議会みずから行財政改革の範を示し、本市の行財政改革の一層の促進を期するとともに、より効率的な議会運営を図ることを目的に検討を重ねた結果、一名削減することの結論を得ましたので提案するものであります。
どうかよろしく御審議のほどお願いいたします。
◯議長(佐田則昭君)これより、本案に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。
質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案は、会議規則第三十七条第三項の規定により、この際、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)御異議なしと認めます。
よって、委員会付託を省略することに決しました。
これより、討論に入ります。
討論はありませんか。
十番 今石靖代さん。
◯十番(今石靖代さん)十番 今石靖代です。
議員提出議案第二号
宇佐市議会議員の定数に関する条例の一部改正について、日本共産党を代表し、反対の立場で討論いたします。
定数削減の内容は、現行の二十四人の定数を一人削減して二十三人にする改正です。議員定数削減については、大きく二つの問題があると考えています。
わずか七十一年前まで私たちは主権者でなく、権力は一部の者に独占されていました。そして、権力の暴走は日本国民とアジア諸国民に多大な犠牲を強いる過ちを犯しました。この反省から誕生したのが、国民主権に基づく現憲法であり、地方自治、住民自治の規定です。そのかなめは、国民、住民が権力の暴走に歯どめをかけ、国民の自由と権利を保障するよう権力を統制するという大原則、立憲主義にあります。
同時に、現憲法は、地方自治の規定を新たに設けました。憲法九十二条は、地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基づいて法律でこれを定めるとしています。この地方自治の本旨とは、住民が主権者という住民自治と、国から独立しているという団体自治の二つの面から成り立っています。
地方自治の規定も、国家を総動員して進められた軍国主義の過ちを二度と繰り返さないという反省の上に立ったもので、地方自治体は国の下請け機関ではないことをあらわしています。
しかも、こうした権利、規定の獲得は、先人たちの幾多の苦労、犠牲の上に獲得されてきたものであることを忘れてはならないと思います。
自由と権利を保障するよう、権力を統制する仕組みは、地方自治においてより徹底しています。ともに住民から選ばれた首長と議会が対等、平等、チェックアンドバランスによって地方自治と民主主義を保持する二元代表制です。
とりわけ、予算の編成権、公的施設の統廃合件、専決権など、強大な権限を有する首長、多くの専門職員を配した執行部に対して、議会は少数者を初め、住民の多様な意見が反映されているか、無駄な事業はないかなど、住民の代表としてチェックするとともに、必要な政策提言を行う任務を持っています。この議会の機能は、地方自治体の守備範囲が拡大するとともに、価値観が多様化し、施策がより専門的で複雑化する中で、強化こそが求められており、不断に高める努力が必要だと考えます。
議会は地域における政治の機関であり、行政体制の一部ではありません。したがって、議員定数の問題は、単に行政改革の問題ではありません。議員定数は、議会の審議能力、住民意思の適正な反映を確保することを基本とすべきであり、議会の役割がますます重要になっている現状においては、単純な定数削減論は適切ではありません。
また、競って定数削減を行うことは、地域における少数意見を排除することにもなりかねません。
いま一度、住民自治の観点から、議会の本来の役割を考えてみる必要があるのではないでしょうか。
二つ目に、住民の代表である議会が、住民から見て、みずからの代表と実感できていない状況が少なからずあることです。しかし、その根本的な解決は、本来、住民みずからの権能である議会の力を縮小することでなく、住民の代表にふさわしい役割を発揮する議員が多くなり、その内実を高めることではないでしょうか。
かつては、
地方自治法で議員定数の上限が定められていました。五~十万人の市は三十人です。二〇一一年の
地方自治法改正により上限枠が撤廃され、現行は既に二十四名となっており、これ以上の削減は住民の多様な意見を反映する点でも、執行部をチェックするための力量を保持する点でも問題です。
また、若者、女性の議会参加の道を広げることは極めて大切なことであり、この道にも逆行することにつながります。
市議会が住民の代表機関としてその力が発揮できるよう、力量アップと議会改革に力を尽くすことを表明し、反対討論といたします。
◯議長(佐田則昭君)ほかに討論はありませんか。
一番 中本 毅君。
◯一番(中本 毅君)一番 中本 毅でございます。
議員提出議案第二号
宇佐市議会議員の定数に関する条例の一部改正についての件について、賛成の立場を表明いたします。
定数二十三を支持する理由は三点あります。
第一に、人口の急激な減少が進む中で議員の定数はそのまま維持ということではなくて、議員の定数も減少させるのが整合的な措置ではないかと思います。
第二に、自治会連合会から関連する定数減の請願が提出され、意見交換も行いました。真摯に請願の趣旨をくみ取り、定数減の方向性を支持します。しかしながら、現行二十四議席から二十議席へと急減することで、特に人口の少ない地域の声が市政に届きにくくなるのではないかと危惧しております。
第三に、定数二十三を支持する理由は、意欲ある挑戦者を迎えるためです。前回の市議会議員選挙では、全国的にはなり手不足と言われますけれども、
宇佐市議会においては二十四議席に対して、二十八の立候補がありました。次回、来年四月にありますけれども、そこでも複数の新人が取り沙汰されています。意欲ある挑戦者を迎えて、議会活性化につなげるためにも、ドアはなるべく大きく開いておくべきではないかというふうに私は思います。
以上、総合的に勘案しますと、定数減、そして二十三議席というのは、適切な着地点であり、賛成であると表明いたします。
◯議長(佐田則昭君)ほかに討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、
議員提出議案第二号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、提案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
◯議長(佐田則昭君)起立多数であります。
よって、
議員提出議案第二号は原案のとおり可決されました。
~ 日程第七 意見書案上程(意見書案第二号)・提案理由の説明、質疑、討論、採決 ~
◯議長(佐田則昭君)日程第七、意見書案第二号 精神障がい者に対する
公共交通機関の運賃割引の適用を求める意見書を議題といたします。
意見書案第二号は、お手元に配付しておりますので、朗読を省略いたします。
精神障がい者に対する
公共交通機関の運賃割引の適用を求める意見書
(案)
「障害者基本法」は、障がいの有無によって分け隔てられることなく、
相互に人格と個性を尊重しあいながら共生する社会の実現をめざし、障
がい者の自立及び社会参加の支援等に向けた基本理念を定めている。
また、「障害者の権利に関する条例」が批准され、共生社会の実現に
向け、障がいを理由とする差別の解消を社会において推進することを目
的とした「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が平成二
十八年四月一日に施行された。
本県においても、障がいのある人に対する県民の理解を深め、障がい
を理由とする差別の解消を図るため、「障がいのある人もない人も心豊
かに暮らせる大分県づくり条例」が制定、施行された。
さらに別府市においても、平成二十五年に「別府市障害のある人もな
い人も安心して安全に暮らせる条例」が制定、施行されている。
しかしながら、鉄道、タクシーをはじめとする
公共交通機関において
は、身体障がい者及び知的障がい者に対する運賃割引制度が設けられて
いるにもかかわらず、精神障がい者は対象となっておらず、他障がいと
の間で大きな格差が生じている。
精神障がい者の自立や社会参加を促進し、共生社会を実現するために
は、
公共交通機関などの移動手段の確保が必要不可欠である。
ついては、国会及び政府におかれては、
公共交通機関の運賃割引制度
について、交通事業者に対し、身体障がい者及び知的障がい者と同様に、
精神障がい者も適用対象とすることを働きかけるよう要望する。
以上、
地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。
平成三十年六月二十六日
大分県
宇佐市議会
衆議院議長 殿
参議院議長 殿
内閣総理大臣 殿
総務大臣 殿
厚生労働大臣 殿
国土交通大臣 殿
◯議長(佐田則昭君)提案者の説明を求めます。
文教福祉常任委員長 中本 毅君。
◯文教福祉常任委員長(中本 毅君)
文教福祉常任委員会委員長の中本でございます。
意見書案第二号 精神障がい者に対する
公共交通機関の運賃割引の適用を求める意見書についての件でございますが、県において、障がいを理由とする差別の解消を図るため、障がいのある人もない人も心豊かに暮らせる大分県づくり条例が制定、施行されました。
しかしながら、鉄道、タクシーをはじめとする
公共交通機関においては、身体障がい者及び知的障がい者に対する運賃割引制度が設けられているにもかかわらず、精神障がい者は対象となっていません。精神障がい者の自立や社会参加を促進し、共生社会を実現するためには、
公共交通機関などの移動手段の確保が必要不可欠です。
以上のことから、
公共交通機関の運賃割引制度について、交通事業者に対し、身体障がい者及び知的障がい者と同様に、精神障がい者も適用対象とすることを働きかけるよう国に要望するものです。
なお、提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、厚生労働大臣、国土交通大臣であります。
よろしく御審議くださいますよう、お願いいたします。
◯議長(佐田則昭君)これより意見書案第二号に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。
質疑を終結いたします。
本案は、会議規則第三十七条第二項の規定により、直ちに討論、採決いたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、意見書案第二号を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)御異議なしと認めます。
よって、意見書案第二号は原案のとおり可決されました。
~ 日程第八 意見書案上程(意見書案第三号)・提案理由の説明、質疑、討論、採決 ~
◯議長(佐田則昭君)日程第八、意見書案第三号 「少
人数学級実現」、「
義務教育費国庫負担制度の堅持・
教育予算拡充」を求める意見書を議題といたします。
意見書案第三号は、お手元に配付いたしておりますので、朗読を省略いたします。
「少
人数学級実現」、「
義務教育費国庫負担制度堅持・
教育予算拡充」
を求める意見書(案)
学校現場における課題が複雑化・困難化する中で子どもたちのゆたか
な学びを実現するためには、教材研究や授業準備の時間を十分に確保す
ることが不可欠です。特に小学校においては、十八年度から新学習指導
要領の移行期間に入るため、外国語教育実施のための対応に苦慮する状
況となっています。明日の日本を担う子どもたちを育む学校現場におい
て、ゆたかな学びを実現するためには、教職員定数改善などの施策が最
重要課題です。また、教職員が人間らしく働き続けるためには長時間労
働是正が必要であり、そのための教職員定数改善も欠かせません。
大分県においては、厳しい財政状況の中、独自財源による小学校一・
二年生、中学校一年生の三十人以下学級の定数措置が行われています。
しかしながら、第七次教職員定数改善計画の完成後十年もの間、国によ
る改善計画のない状況が続いています。自治体が見通しを持って安定的
に教職員を配置するためには、国段階での国庫負担に裏付けされた定数
改善計画の策定が必要です。一人ひとりの子どもたちへのきめ細かな対
応や学びの質を高めるための教育環境を実現するためには、国の施策と
して定数改善にむけた財源保障をすべきです。
平成十八年の三位一体改革により、
義務教育費国庫負担制度の負担割
合が二分の一から三分の一に引き下げられました。その結果、自治体財
政が圧迫され文教関係予算も厳しい内容となっています。子どもたちが
全国どこに住んでいても、一定水準の教育を受けられることが、義務教
育無償の原則及び教育の機会均等の理念を謳った憲法上の要請です。
子どもの学ぶ意欲・主体的なとりくみを引き出す教育の役割は重要で
あり、そのための条件整備が不可欠です。こうした観点から、二〇一九
年度政府予算編成において下記事項が実現されるよう要望します。
記
一.要望事項
(一)少人数学級を推進すること。具体的学級規模は、OECD諸国
並みのゆたかな教育環境を整備するため、三十人以下学級とす
ること。
(二)教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため、義務教育費国
庫負担制度の
国負担割合を二分の一に復元するとともに、制度
の拡充をはかること。
以上、
地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出します。
平成三十年六月二十六日
大分県
宇佐市議会
内閣総理大臣 安倍 晋三 殿
衆議院議長 大島 理森 殿
参議院議長 伊達 忠一 殿
内閣官房長官 菅 義偉 殿
文部科学大臣 林 芳正 殿
財務大臣 麻生 太郎 殿
総務大臣 野田 聖子 殿
◯議長(佐田則昭君)提案者の説明を求めます。
文教福祉常任委員長 中本 毅君。
◯文教福祉常任委員長(中本 毅君)
文教福祉常任委員会委員長の中本でございます。
意見書案第三号 「少
人数学級実現」、「
義務教育費国庫負担制度堅持・
教育予算拡充」を求める意見書についての件でございますが、学校現場における課題が複雑化する中で、きめ細かな対応や学びの質を高めるための教育環境を実現するためには、国の施策として財源保障をするべきです。平成十八年の三位一体改革により、国庫負担割合が引き下げられ、自治体財政が圧迫され文教関係予算も厳しい内容となっています。子どもの学ぶ意欲・主体的な取り組みを引き出す教育の役割は重要であり、そのための条件整備が不可欠です。こうした観点から二〇一八年度政府予算編成において
1)少人数学級を推進すること。具体的学級規模は、OECD諸国並みのゆたかな教育環境を整備するため、三十人以下学級とすること。
2)教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、
義務教育費国庫負担制度の負担割合を二分の一に復元するとともに、制度の拡充を図ること。
以上二点が実現されるよう、国に要望するものです。
なお、提出先は内閣総理大臣、衆議院議長、参議院議長、内閣官房長官、文部科学大臣、財務大臣、総務大臣であります。
よろしく御審議くださいますよう、お願いいたします。
◯議長(佐田則昭君)これより意見書案第三号に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。
質疑を終結いたします。
本案は、会議規則第三十七条第二項の規定により、直ちに討論、採決いたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、意見書案第三号を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(佐田則昭君)御異議なしと認めます。
よって、意見書案第三号は原案のとおり可決されました。
以上をもちまして今期定例会に提出されました議案等の審議を全て終了いたしましたので、平成三十年六月第二回
宇佐市議会定例会閉じ、閉会いたします。御苦労でございました。
閉会 午前十一時二十六分
○右、会議の経過を記録して、事実と相違ないことを証するため、ここに署名する。
平成三十年六月二十六日
宇佐市議会議長 佐 田 則 昭
署 名 議 員 新 開 洋 一
署 名 議 員 林 寛
署 名 議 員 用 松 律 夫
宇佐市議会...