宇佐市議会 > 2018-02-28 >
2018年02月28日 平成30年第1回定例会(第2号) 本文
2018年02月28日 平成30年第1回定例会(第2号) 名簿

  • 施工不良(/)
ツイート シェア
  1. 宇佐市議会 2018-02-28
    2018年02月28日 平成30年第1回定例会(第2号) 本文


    取得元: 宇佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    2018年02月28日:平成30年第1回定例会(第2号) 本文 (359発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (二日目)           開議 午前十時〇〇分 ◯議長(佐田則昭君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十三名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  平成三十年三月第一回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(佐田則昭君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(平成三十年二月二十八日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃二十一番  │一、施政方針より             │市長及び  ┃ ┃斉藤文博君 │ (1)総務費                │担当部課長 ┃ ┃      │  1)地域コミュニティの新たな「まちづ  │      ┃
    ┃      │   くり計画」の策定・推進の支援とあ  │      ┃ ┃      │   るが、これまでの成果と課題はどう  │      ┃ ┃      │   報告されたのか。          │      ┃ ┃      │  2)運転免許証を返納した高齢者に対し  │      ┃ ┃      │   てバスやタクシーの回数券を交付し  │      ┃ ┃      │   ているが、申請している割合は。ま  │      ┃ ┃      │   た、成果についてどう評価している  │      ┃ ┃      │   のか。               │      ┃ ┃      │ (2)民生費                │      ┃ ┃      │  1)重度障がい者に対し、社会参加や活  │      ┃ ┃      │   動範囲の拡大支援とあるが、具体的  │      ┃ ┃      │   にはどのようなことなのか。     │      ┃ ┃      │  2)児童母子福祉関係で子どもの生活実  │      ┃ ┃      │   態調査を行うとあるが、どのような  │      ┃ ┃      │   方法で行うのか。          │      ┃ ┃      │ (3)農林水産業費             │      ┃ ┃      │  1)認定農業者の育成、集落営農組織の  │      ┃ ┃      │   法人化、企業の農業参入を促進とあ  │      ┃ ┃      │   るが、現状と課題は。        │      ┃ ┃      │  2)水田畑地化を踏まえた水田農業の方  │      ┃ ┃      │   向性を検討とあるが、具体的にはど  │      ┃ ┃      │   ういった検討方法なのか。      │      ┃ ┃      │二、農政問題について           │      ┃ ┃      │ (1)国の予算規模で七百十三億円のあま   │      ┃ ┃      │  りの米の直接支払交付金が廃止され、  │      ┃ ┃      │  水田活用の直接支払交付金と畑作物の  │      ┃ ┃      │  直接支払交付金がかなりの増額になっ  │      ┃ ┃      │  ているが、宇佐市の農業所得にどう反  │      ┃ ┃      │  映されるのか。            │      ┃ ┃      │ (2)収入保険制度が予算化された。具体的  │      ┃ ┃      │  な実施要綱はいつごろ示されるのか。  │      ┃ ┃      │ (3)農地の畦畔率の見直しを行っているが、 │      ┃ ┃      │  目的と実施方法は。          │      ┃ ┃      │ (4)農業委員会制度はどのように変わった  │      ┃ ┃      │  のか。                │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃一番    │一、子供の貧困について          │市長、教育長┃ ┃中本 毅君 │ (1)本年二月二日に県主催で宇佐市役所に  │担当部課長 ┃ ┃      │  て開催されたセミナーの資料によれば、 │      ┃ ┃      │  子供の七人に一人が相対的貧困の状況  │      ┃ ┃      │  にある。「学校給食が一日で唯一の食  │      ┃ ┃      │  事」という子もいる。夏休みなど長期  │      ┃ ┃      │  休みで給食のない期間について、特に  │      ┃ ┃      │  積極的な公的支援の仕組みを整える必  │      ┃ ┃      │  要がある。市の考えは。        │      ┃ ┃      │ (2)「かしいはま こどもの家 ぽてとは  │      ┃ ┃      │  うす」の担当者や、小学生に朝食を無  │      ┃ ┃      │  料提供する広島県のモデル事業の担当  │      ┃ ┃      │  者などにヒアリングをお願いし、専門  │      ┃ ┃      │  的な知見を参考にしては。       │      ┃ ┃      │ (3)偏見がなく、かつ効果的な子供食堂の  │      ┃ ┃      │  あり方について、市の考えは。     │      ┃ ┃      │二、救急医療搬送の体制について      │      ┃ ┃      │  予備救急車を市外搬送用に設定して、  │      ┃ ┃      │ 救急医療搬送を四台体制に拡充しては。  │      ┃ ┃      │ 一般論であるが、市外搬送に往復三時間  │      ┃ ┃      │ かかる間に輻輳が起こると、体制が手薄  │      ┃ ┃      │ になる懸念がある。救急搬送は一分、一  │      ┃ ┃      │ 秒が大切であり、万全の備えが必要であ  │      ┃ ┃      │ る。なお、そのために消防本部の人員は  │      ┃ ┃      │ 不足していないか。           │      ┃ ┃      │三、生活道路の補修について        │      ┃ ┃      │  四日市の市道小峰団地北線について土  │      ┃ ┃      │ 木課に確認を入れた際、「現在、四年前  │      ┃ ┃      │ の各地区要望に対応して着工しているよ  │      ┃ ┃      │ うな状況であり、仮に対応するとなれば  │      ┃ ┃      │ 四、五年先になるのでは」とのお話があ  │      ┃ ┃      │ った。全体的に、生活道路を補修する予  │      ┃ ┃      │ 算や人手に、もっと厚みが必要ではない  │      ┃ ┃      │ か。財政当局の考えは。         │      ┃ ┃      │四、霞が関との連携強化について      │      ┃ ┃      │  竹内新教育長の経験や人脈をさらに活  │      ┃ ┃      │ かし、宇佐市に還元して頂くため、教育  │      ┃ ┃      │ 長は他の職員とともに東京の霞が関へと  │      ┃ ┃      │ 積極的に足を運ぶべきである。そのため  │      ┃ ┃      │ に必要な予算は十分な手当てがなされる  │      ┃ ┃      │ べきだ。電話やメールのやり取りでは限  │      ┃ ┃      │ 界がある。府省を歩き回り、先方と会話  │      ┃ ┃      │ することにより、効果的に事業を生み出  │      ┃ ┃      │ し、育てていくべきだ。また、他の職員  │      ┃ ┃      │ にも霞が関との関係拡大に取り組んで頂  │      ┃ ┃      │ きたい。市の考えは。          │      ┃ ┃      │五、手話言語条例について         │      ┃ ┃      │  手話言語や点字等に関する条例案を歓  │      ┃ ┃      │ 迎したい。手話通訳者のさらなる育成が  │      ┃ ┃      │ 課題だと認識しているが、市の方針は。  │      ┃ ┃      │六、地方創生について           │      ┃ ┃      │  「宇佐市まち・ひと・しごと創生総合  │      ┃ ┃      │ 戦略」については中間地点であるが、七  │      ┃ ┃      │ 十項目の指標をみると、おおむね堅調に  │      ┃ ┃      │ 推移しているようにみえる。堅調な推移  │      ┃ ┃      │ を適切に評価した上で、達成できている  │      ┃ ┃      │ 項目については目標数値を上方修正し、  │      ┃ ┃      │ 地方創生に弾みをつけては。       │      ┃ ┃      │七、史跡法鏡寺廃寺跡の保存整備について  │      ┃ ┃      │  排水に関する地元住民の不安を解消し、 │      ┃ ┃      │ その上で引き続き積極的に推進しては。  │      ┃ ┃      │八、市税や公共料金の徴収について     │      ┃ ┃      │ (1)市税や公共料金の滞納率・金額・件数  │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃
    ┃      │ (2)公平な負担となっているか。徴収の継  │      ┃ ┃      │  続性はあるか。市の徴収姿勢は。    │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃九番    │一、平成の森スポーツ公園について     │市長及び  ┃ ┃辛島光司君 │  人口芝グラウンドの使用における手続  │担当部課長 ┃ ┃      │ きや優先使用条件は。          │      ┃ ┃      │二、国民文化祭について          │      ┃ ┃      │  宇佐市としては、どのような取り組み  │      ┃ ┃      │ を考えているのか。           │      ┃ ┃      │三、焼却場・し尿処理施設等の公共施設に  │      ┃ ┃      │ ついて                 │      ┃ ┃      │ (1)高家ごみ焼却場は、当初、何年間の使  │      ┃ ┃      │  用予定だったのか。また、近年五年間  │      ┃ ┃      │  の主だった修繕費やメンテナンス費は。 │      ┃ ┃      │ (2)上記の公共施設については、立地予定  │      ┃ ┃      │  地域・隣接地域の民意が市民の声とし  │      ┃ ┃      │  ても最も優先、または尊重されるべき  │      ┃ ┃      │  だと思うが、どうか。         │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃二番    │一、地域のために             │市長および ┃ ┃川谷光紹君 │ (1)活力あふれる園芸産地整備事業、水田  │担当部課長 ┃ ┃      │  畑地化集積協力金交付事業企業等農  │      ┃ ┃      │  業参入推進事業などにより、水田を畑  │      ┃ ┃      │  地に転換し高収益品目に取り組むとと  │      ┃ ┃      │  もに、新規就農者や参入企業等の多様  │      ┃ ┃      │  な担い手を確保する狙いは理解できる。 │      ┃ ┃      │  その一方で、宇佐市の土地がもつチカ  │      ┃ ┃      │  ラを、未来の大人たちにどのように渡  │      ┃ ┃      │  したいと考えているのか。市の方針に  │      ┃ ┃      │  ついて伺う。             │      ┃ ┃      │ (2)都市計画道路上田・四日市線の計画を  │      ┃ ┃      │  進めていくにあたり、上下水道の整備  │      ┃ ┃      │  も併せておこなってはどうか。     │      ┃ ┃      │ (3)防災行政無線のデジタル化に際し、ス  │      ┃ ┃      │  ピーカーの設置位置や方向などをどの  │      ┃ ┃      │  ように検討してきたのか。各自治区の  │      ┃ ┃      │  班長にアンケートをとるなどして、広  │      ┃ ┃      │  く意見を募ってはどうか。       │      ┃ ┃      │二、子どもたちのために          │      ┃ ┃      │ (1)平成二十九年五月三十日より個人情報  │      ┃ ┃      │  保護法が改正となり、自治会・同窓会・ │      ┃ ┃      │  PTAなどの非営利組織も適用の対象  │      ┃ ┃      │  となった。ある企業(NECネクサソ  │      ┃ ┃      │  リューションズ)の個人情報保護法対  │      ┃ ┃      │  策室のホームページによると、「漏えい │      ┃ ┃      │  した個人情報の本人から、漏えいによ  │      ┃ ┃      │  る被害や、実被害が無くても、漏えい  │      ┃ ┃      │  したという事実による損害賠償民事訴  │      ┃ ┃      │  訟のリスクが発生します。」とある。  │      ┃ ┃      │  今まで、小中学校によっては、保護者  │      ┃ ┃      │  が作成した連絡網を活用して緊急連絡  │      ┃ ┃      │  を行っている場合もあったが、今後、  │      ┃ ┃      │  緊急連絡網はどのように整備するのか。 │      ┃ ┃      │  また、厳密に個人情報を管理・保護す  │      ┃ ┃      │  るためにもメールの一斉送信サービス  │      ┃ ┃      │  を活用してはどうか。         │      ┃ ┃      │ (2)昨年の九月議会で、周辺地域の保育に  │      ┃ ┃      │  ついて質問したが、子ども子育て会議  │      ┃ ┃      │  のなかで、どのような議論がなされた  │      ┃ ┃      │  か。また、周辺地域の保育園とはどの  │      ┃ ┃      │  ような協議をおこなってきたか。今後、 │      ┃ ┃      │  小規模保育事業や家庭的保育など、地  │      ┃ ┃      │  域型保育の導入を検討してはどうか。  │      ┃ ┃      │ (3)放課後児童クラブの支援員の資質向上、 │      ┃ ┃      │  及び緊急時に対応する責任者として、  │      ┃ ┃      │  保育園やこども園の園長のように、各  │      ┃ ┃      │  児童クラブ放課後児童支援員等処遇  │      ┃ ┃      │  改善等事業による常勤放課後児童支援  │      ┃ ┃      │  員を配置するべきだと思うが、市の考  │      ┃ ┃      │  えは。                │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯議長(佐田則昭君)まず、二十一番 斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)皆さん、おはようございます。久々に一番くじを引き当てました。二十一番 斉藤文博です。  今、国会では、働き方改革というのが非常に問題になっております。総理大臣が経営者に向けて三%の賃上げ、三十年前まではまさに考えられないような状況であります。そして、働き方改革の中でデータが間違ってたといういろんな部分で問題になってます。  法律を作る上では非常に問題だと思うんですが、私は法律ができて施行された後の問題のほうが大きいんじゃないかと思います。現状の労働基準法、それに基づいた就業規則、その存在さえ知らない労働者が八割から九割いる、従業員が閲覧できる就業規則が会社の声により閲覧できない状況が生まれていることも、どれだけの国会議員がわかってるのか、私は甚だ疑問であります。  それでは、通告に従いまして質問を開始します。  一項目めは、施政方針より、一項目め、総務費についてです。  一点目、地域コミュニティの新たなまちづくり計画の策定・推進の支援とあるが、これまでの成果と課題はどう報告されたのか。  二点目、運転免許証を返納した高齢者に対して、バスやタクシーの回数券を交付しているが、申請している割合は。また成果についてどう評価しているのか。  二項目め、民生費の一点目。重度障害者に対し、社会参加や活動範囲の拡大支援とあるが、具体的にはどのようなことなのか。  二点目、児童母子福祉関係で、子供の生活実態調査を行うとあるが、どのような方法で行うのか。  三項目め、農林水産業費についての一点目、認定農業者の育成、集落営農組織の法人化、企業の農業参入を促進とあるが、現状と課題について。  二点目、水田畑地化を踏まえた水田農業の方向性を検討とあるが、具体的にはどういった検討方法なのか。  大きな二項目め、農政問題についてであります。  一点目、国の予算規模で七百十三億円余りの米の直接支払交付金が廃止され、水田活用の直接支払交付金と畑作物の直接支払交付金がかなりの増額になっていますが、宇佐市の農業所得にどう反映されるのか。  二点目、収入保険制度が予算化され、いよいよ平成三十一年度から具体的な実施が始まるそうですが、その要綱はいつごろ示されるのか。  三点目、農地の畦畔率の見直しを行っているが、その目的と実施方法をお伺いします。  四点目、農業委員会制度はどのように変わったのか。  以上で初回質問を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)それでは、斉藤文博議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、施政方針よりの二点目、民生費のその一、重度障害者に対する社会参加や活動範囲の拡大支援についてでありますが、重度障害のある方は日常的な移動をタクシーに頼らざるを得ないことから、その経済的負担も大きな状況があります。  そこで、重度障害のある方の日常生活の利便性の向上や社会参加の機会の拡大を図るため、重度障害者タクシー料金助成事業の予算を本議会に提案いたしております。  具体的な内容についてですが、まず助成の対象者については、身体障害者手帳の場合は視覚障害一、二級、または下肢、体幹に限る肢体不自由一、二級の方、療育手帳の場合はA一、A二の方、精神障害者保健福祉手帳の場合は一級の方といたしております。  次に、対象者全員に通知をした後、対象者からの申請に基づき、タクシー券五百円券二十四枚、一万二千円分を交付いたします。タクシー券の利用は、対象者本人が手帳を提示の上、一回の乗車につき五百円券を最大四枚まで使用することができるものといたしております。  なお、平成三十年度につきましては、七月からの事業開始を予定していることから、タクシー券の交付枚数は九カ月分の十八枚を予定いたしております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの施政方針についての一点目、総務費のその一についてと、三点目の農林水産費についてと、二項目めの農政問題についてを、経済部長 前田和弘君。
    ◯経済部長兼耕地課長(前田和弘君)皆さんおはようございます。経済部長の前田です。二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、施政方針についての一点目、総務費のその一、地域コミュニティの新たなまちづくり計画の策定・推進の支援とあるが、これまでの成果と課題はどう報告されたのかについてですが、市内でモデル地区として先陣を切って設立し、十年目を迎えた佐田地区まちづくり協議会と南院内さとづくり協議会では、今年度県や大分大学経済学部の支援をいただき、十年間の成果と課題を検証し、今後十年間の活動指針となる新たなまちづくり計画を策定しました。  この計画書の中で、これまでの成果として、支え合いによる安全安心なまちづくりの推進、地域資源を活用した交流人口の増加、ふるさと納税の呼びかけによる応援者の確保などが挙げられています。  また、課題としては、地域住民への当事者意識を広げるための組織の構成や役員体制の見直し、地域を維持・活性化していくための人口維持対策や自主財源確保が挙げられ、これらの課題に対する改善策や新たな取り組み内容が盛り込まれています。  三点目、農林水産業費のその一、認定農業者の育成、集落営農組織の法人化、企業の農業参入を促進とあるが、現状と課題はについてですが、現在の市内の認定農業者数は六百九十九経営体となっています。認定農業者については、地域が抱える人と農地の問題の解決を図るために作成する人・農地プランの中心経営体となっていただくことが重要です。人・農地プランにより、農地集積のプロセスが明確になるため、中心経営体への農地集積は円滑に進むものと見込まれます。  これらのことから、中心経営体となり得る認定農業者の育成と、人・農地プランの策定と見直しを推進してまいります。  集落営農組織の法人化については、現在、法人組織が四十六法人、任意組織が三十二組織となっています。任意組織では、資産を所有できないことから、利益の内部留保ができず、組織の安定的運営が困難になることや、農地の取得や利用権設定ができないため、圃場が分散し計画的な生産が図れないなどのデメリットがあります。  現状では、組織の構成員の高齢化や組織をまとめる人材がいないなどの理由により、法人化に至っていない組織があることから、今後も県とともに研修を行い、法人化を進めてまいりたいと考えています。  企業の農業参入については、県が本格的に取り組みを始めた平成十九年度以降、市内外の二十二社が農業参入しています。作目については、野菜、イチゴ、茶、ブドウなど、多様な経営を展開している状況ですが、参入計画に沿った農地の確保などの課題もあります。農地を守る新たな担い手としての期待が持てることから、引き続き支援してまいります。  その二、水田畑地化を踏まえた水田農業の方向性の具体的な検討方法はについてですが、水田農業を取り巻く環境は大きく変化し、米の消費量や米価低迷に加え、米政策の見直しにより米生産による所得確保が厳しさを増しています。また、麦、大豆は水田の排水不良や適期作業のおくれによる単収、品質の低下が課題となっています。  このような状況下において、持続的に水田農業の経営を行うには、さらなる水田農業の低コスト化及び適期管理や圃場の排水改善による生産性向上を図ることが重要となっています。  一方、米、麦、大豆に依存している生産構造を見直し、園芸品目等の高収益作物への転換を国、県ともに推進しています。市においても、水田畑地化に伴う園芸作物の導入に適した農地の確保を行い、既存園芸農家の規模拡大や新規就農者による水田への園芸作物の導入などを推進してまいりたいと考えています。  次に、二項目め、農政問題についての一点目、米の直接支払交付金が廃止され、水田活用の直接支払交付金と畑作物の直接支払交付金が増額になっているが、市の農業所得にどう反映されるのかについてですが、主食用米の需要が毎年八万トン減少傾向にある一方、転作面積は増加傾向であるため、それにより水田活用の直接支払交付金、畑作物の直接支払交付金が増額されたことや、産地交付金に転換作物拡大、米の新市場開拓、畑地化のメニューが新設されたことから、予算額が増額となったものであります。  経営体ごとの転作面積や作物により交付金の額が変動するため、交付金がもたらす農業所得への影響については一概には言えない状況ですが、本市においても全体的な転作率は年々増加していることから、水田活用及び畑作物の直接支払い交付金も増額するものと予測されます。  二点目、収入保険制度の実施要綱はいつ頃示されるのかについてですが、収入保険制度については、本人意思による任意加入で、本年十月から加入受け付けが開始され、平成三十一年一月一日以降に保健機関が開始するものから適用されます。  制度の実施団体は、農業共済組合が新たに設立した全国農業共済組合連合会が担うこととなっています。具体的な実施要綱は、全国農業共済組合連合会が現在作成中とのことであります。  三点目、農地の畦畔率見直しの目的と実施方法はについてですが、平成二十六年一月に実施された会計実地検査において、旧宇佐市の水田の本地面積については畦畔率一%と過小であり、その設定根拠も不明瞭であることから、平成三十年度までに改善を求めるとの指導を受けました。  実施方法については、経営安定対策等に係る交付対象水田を調査圃場として抽出しました。交付対象水田の抽出に当たっては、地域の水田特性を考慮するとともに、旧市全体を網羅するため、交付対象水田が一定以上ある地区から一枚を抽出し、さらに各地区の水田面積に応じて抽出圃場を加算することとしました。  その上で、各地区の農業推進委員より推薦を受けた圃場から優先抽出し、合計百五十カ所を市の農業再生協議会事務局職員が実測しました。この実測により求めた平均畦畔率を、平野部、中山間部、山間部のブロックごとに適用するように是正しました。  なお、この是正方法や是正結果については、適正であるとの判断を国からもいただいたところであります。  四点目、農業委員会制度はどのように変わったのかについてですが、平成二十八年四月一日に農業委員会等に関する法律が一部改正され、主な改正点として三つあります。  一つ目は、従来の農地法等に基づく許認可事務に加え、担い手への農地の集積・集約化や遊休農地の発生防止・解消などの農地等の利用の最適化の推進が農業委員会の必須事務となり、最も重要な事務であると位置づけられたこと。  二つ目は、農業委員の選出方法が、公職選挙法に基づく公選制や議会や農業関係団体からの推薦による選任制の併用制から、市長が議会の同意を得て任命する方法に変わったこと。  三つ目は、現場活動を積極的に行うため、主に合議体としての意思決定を行う農業委員とは別に、各地域において農地利用の最適化を推進する農地利用最適化推進委員が新設されたことの三つが主な改正点であります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの施政方針についての一点目、総務費のその二についてを、総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)皆さん、おはようございます。総務部長の永野でございます。二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、施政方針についての一点目、総務費のその二、運転免許証を返納した高齢者に対して、バスやタクシーの回数券を交付しているが申請している割合は、また成果についてどう評価しているのかについてですが、平成二十九年四月一日時点の市内の七十歳以上の運転免許証保有者数は六千六百七十四人であり、平成二十九年の一年間に運転免許証を自主返納し、バスやタクシーの回数券などを申請した方は二百二十七人で、割合は三・四%、また宇佐警察署へ運転免許証を返納した方は二百五十五人ですので、申請した割合は八九%となっています。  この高齢者運転免許証自主返納支援事業は、高齢者による交通事故の減少を図るために、運転免許証を返納した七十歳以上の高齢者に一万円相当のコミュニティバスやタクシーの回数券などを交付する事業です。  この事業を開始した平成二十八年四月からこれまで、少しずつ自主返納者の数が増加しており、市民にも浸透してきているものと考えています。また、申請した方からも、少しでも助成があることにより、買い物や病院に行くのに非常に助かるなどの評価の言葉もいただいています。  今後も、この事業を継続するとともに、警察と連携して高齢者の交通安全への各種啓発事業にも積極的に取り組み、高齢者の交通事故を減少させ、安全で安心な宇佐市の実現に取り組んでいきたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)最後に、一項目めの施政方針についての二点目、民生費のその二についてを福祉保健部長 松木美恵子さん。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(松木美恵子さん)皆さん、おはようございます。福祉保健部長の松木でございます。二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、施政方針についての二点目、民生費のその二、児童母子福祉関係で子供の生活実態調査を行うとあるが、どのような方法で行うのかについてですが、子どもの貧困対策に取り組む地方自治体による地域における実態調査、地域ネットワークの形成などの取り組みを包括的に支援することを目的とした国の地域子供の未来応援交付金を活用し、来年度子供の生活実態調査を行うこととしており、関係予算を今議会に提案しているところであります。  調査方法としましては、既にこの交付金を活用して実態調査を行っている自治体を参考に、市内の小学五年生及び中学二年生の全員とその保護者を対象として、おおむね二千人にアンケート調査を行う予定です。  具体的な調査内容等につきましては、教育、福祉の分野を初め、関係各課と連携・協力しながら決定し生活実態調査を行い、その結果に基づき支援が必要な対象者の状況やどのようなニーズがあるのかを把握し、行政として支援できることは何か等を協議していく予定としております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二十一番 斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)順次再質問をさせていただきます。順番は通告に従ってです。  総務費の地域コミュニティの新たなまちづくり計画とありますけれども、最初の計画段階で策定に携わった年齢層とメンバー、これは復習になるかと思うんですが、わかればどういったメンバーで年齢的なものもちょっと教えていただきたいと思います。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(末宗勇治君)観光まちづくり課長の末宗でございます。  当初のということですかね。当初の具体的なメンバーについては、恐らく今度改定したときのメンバーとほぼ変わらないのではないかなというふうに思っております。区長会の会長でありますとか老人会、それから女性部、PTA、消防団、そういった方々が当初もかかわったのではないかと思います。  で、年齢につきましては、当然高齢化も進んでおりますし、かなりの年齢、当初の策定時のメンバーよりも高齢の方が策定をされたのではないかなというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)反省点の中でるる述べられてると思いますけども、最初の策定段階ではいろんなこれまでの経験とかが生かされると思うんですけども、まちづくりの基本的な考え方は今後どうするかということが中心だと思うんですよ。  で、この中に新たなメンバーをね、いわゆる年齢的には高かったということがあれば、今回の見直しについては若年層の団体、そういったことには考慮しなかったわけですか。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(末宗勇治君)再質問にお答えします。  当然策定時のメンバーそれから更新時のメンバーの高齢化も進んでいるかと思います。  やはりですね、若い方に参画をしていただいて、今後十年なり二十年のですね、地域をどういうふうに維持していくかというふうな新しい発想も必要であろうかと思いますので、当然若い方もですね、参画していただいているのではないかというふうには認識をしております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)新たに見直すんだから、そこらあたりはね、反省点の中で一つは考えるべきだと思うんです。策定に当たって、「だろう」じゃなくて考えていくべきなんですよね。若者は、どの辺程度を若者と言うか、私は位置づけはわからないんですが、例えば親子関係であれば、私と息子の関係であれば、考え方が全然違うんですよ。で、違う中に、若者たちのワーキンググループというか、その世代世代にね、まちづくりの中に、こういう世代の考え方が欲しいんだと、そういう部分の意見を取り入れていかないと、幾ら策定を見直ししたってね、新たな考え方は生まれてこないと思うんですよね。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(末宗勇治君)お答えします。  策定に当たってですね、大分大学の経済学部のゼミ生もアンケートそれからワークショップ等にもですね、参画をいただいて、そういったこれからの時代を担う若者の視点もですね、注入をしながら、新たな計画書を策定したというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)そういった若者という視点で捉えればいいけど、一番大事なことはそこに住んで暮らしている若者の世代だと私は思います。今後、ぜひですね、今日私が言ったことを参考にされて、地域に求めていく若者とはどういうものかというのをぜひ参考にして、今後の課題にしていただきたいなと思います。  二点目です。運転免許証を返納した部分について、回数券は極めて好評であるということですが、私はここでやりとりするのは二回目だと思うんですが、運転免許証の自主返納というのは、最大の目的は交通事故を減らすということなんですよね。確かに免許証を返納した方々が喜ぶちゅうのは当然のことなんだけど、ちょっと国家資格なんで失礼なことは言えないんですけど、仮に僕らは二十代で免許を取りますよね。今から僕は七十代になっていくんだけど、基本的に自分でも技術が衰えてる、車庫入れ一つにしてもそう、農機具にしてもですね、使いながら下手くそになっていくっていう部分があるんです。  その視点に向けて、必ず免許証が必要だという人たちの支援をどうしていくか、そこらあたりをね、関係機関とどういうふうな会話をされたのかちょっとお聞きします。 ◯議長(佐田則昭君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)おはようございます。危機管理課長の加来です。斉藤議員の再質問にお答えをいたします。  私どもの交通安全に対する啓発といたしまして、高齢者の方々に体験型の講習などもしていただいております。具体的に言いますと、ドライビングシュミレーターを使ったりとか、危険予測トレーニングの機械を使ったりとか、歩行者環境シミュレーションという、そういった機械もあります。県警のほうから持ってきていただく分ですけども、そういった機械を使いながら高齢者学級であるとか、地区地区でお年寄りに集まってもらって、そういった講習会を年間数回開いております。  それから、それとは別にまた夜間講習としまして、夜間の人の見え方、ライトを上げたとき、下げたとき、服装の明るい暗い、そういった見え方も実際に体験をしてもらってこうなんですよと、そういったところからも体験型の講習会も積極的に取り入れているところであります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)そういった新たな取り組みをやられてるということがありますけども、実際今報道で事故なんかを見ると、ノークラッチでアクセルとブレーキの踏み間違いというのは主に高齢者なんですよね。  そういったところに視点を当てて、今後またさらなるですね、協議の場面があれば、減らす方向でするにはもう少しね、言い方は悪いけど厳しいやっぱりノルマと、これは国が考えることなんでしょうけど、地域でそういった取り組みをしないといけないと。  というのは、都会より田舎のほうがもう免許を放せない実情ってあるわけですよね。そこらあたりの地域独自の取り組みっていうのは必ず私は必要だと思うんです。目的ね、事故を減らすための。  そこらあたりを、実際に更新されない方の意見も、なぜ更新されないか、そこらあたりもやっぱ、返納した方以外、されない方の意見を、何で必要なのかと。足が必要であればどういったことが取り組みとしてできるのか、そこまで掘り下げてですね、機会があればぜひ協議をしていただきたいと思います。  二項目めの民生費に入ります。  重度障害者に対しての社会参加の活動の範囲、タクシーの支援事業と言いましたけども、宇佐市には今福祉タクシーと呼ばれるタクシーが何台ぐらい所有されてるか、ちょっとわかれば教えていただきたいと思います。 ◯議長(佐田則昭君)福祉課長。 ◯福祉課長(垣添隆幸君)福祉課長の垣添です。おはようございます。斉藤議員の再質問にお答えします。  福祉タクシーの業者、大体三業者か四業者あったと思いますが、具体的な正式な数は現在把握しておりませんので、また後日調査をしたいと思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)この事業を実施するには、そういうところの介護タクシーとか、障害者の種類にもよるんですけど、このタクシーの補助ということは体が不自由だという前提の方が多いと思うんで、介護タクシーの数でそのサービスに応えられるのかどうか、そこらあたりの検討をぜひやっていただきたいというふうに思います。  二点目の、生活実態調査で主にアンケートということでありますが、実態調査といううたい文句からすれば、アンケートで本当の実態調査ができるのかどうかというのは少し私は疑問に思うんですけど、そこらあたりの考え方はどうですか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(加来幹子さん)子育て支援課長の加来でございます。斉藤議員の再質問にお答えいたします。  このアンケート調査ですが、現在この議会に関係予算を提出しているところですけれども、今後関係各課と協議をする場を設ける予定にしております。その中で、アンケートだけでよいのか、それからいろんな聞き取りとか必要なのか、そういうことも含めまして、今後の方向を議論していく予定になっております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)六人に一人は貧困家庭と言われますけど、私たち側から見てですね、実際に六人の子供、複数子供がいて何十人といたら、六分の一やったら六人に一人という感覚なんですよね。プライベートのこととか個人情報の関係がありますけど、本当にやるんであれば、本当の実態調査が必要だと思うんです。  事業として行うんだから、ぜひですね、本当の実態調査をして、それを明らかにするんじゃなくて、その人のために何ができるのか、そこをですね、掘り下げてぜひやっていただきたいと思いますけど。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  この調査の国の交付金の中にも、この実態調査がアンケートにしても回収率がいい方法をとること、それからきちんとそれを分析することというふうなことはうたわれておるところであります。  そういうのも参考にしながら、今後実施していきたいと思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)次に行きます。  農林水産業費の認定農業者の育成と集落営農組織の法人化でありますけども、認定農業者は宇佐市の取り組みとして、集落営農が法人化できない部分として今後増やすというのはわかるんですけども、現在集落営農組織の法人化というのは過去三年ぐらいにさかのぼってですけども、実際増えてるんか減ってるんか、そこらあたりをちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。
    ◯農政課長(河野洋一君)農政課長の河野でございます。斉藤議員の再質問にお答えいたします。  集落営農法人は増えているのかという御質問でございますけれども、ここ三年で見た場合になりますけれども、三年間で四組織増えております。しかしながら、任意組織のほうがですね、三年間で八組織解散してるということもございまして、やはり原因は高齢化に伴う作業員の不足とか、中心的担い手がいなくなったとかいうようなことが原因だろうと考えています。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)増えてるところもあれば減ってるとこもあると。実際私も、その法人化の組合員の一人なんですけど、今課長が言われた後継者不足、この議場でも私、何度も言ったんですけど、法人化をする上でですね、宇佐市が言えることは、法人化の中での後継者の育成というところのね、やっぱ一つの努力目標を、法人化に向けて発信していただきたい、共通の目標としてですね、そこらあたりの具体的に宇佐市から発信することによって、かなりウエートが重みを感じるんじゃないかと。  そこにもしですね、市長、補助がね、まあ補助制度がいいって言うんじゃないんですけど、法人化の中で若い後継者を見つけたら、何らかの形で支援するとか、そういった形まで今後考えられないか、ちょっと再質問の一点目として。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)斉藤議員の再質問にお答えいたします。  法人化に向けた補助金等でございますけど、これ現在ございまして、法人化を目指す組織に対して、例えば登記費用とかそういったものを最大四十万円まで補助しますという制度がございますので、こういったものを周知しながら法人化へ向けた取り組みというものを県とともにですね、研修等しながら増やしていきたいと、こう考えているとこでございます。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)新たな農業参入ということについては、今課長の言われた補助制度というのがあるんですけども、実際に組織されてしまった法人化の中の後継者ですね、もし新たな会員として三十代、四十代の若者が増えた場合には、なかなか支援事業というのは私自身は知らないんですけども、今農政課長が言われた事業は、法人化をされた中でもその事業は生きてくるんですか。後継者が生まれれば、その法人に向けての支援は可能なんですかね。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)お答えいたします。  今、私が申し上げた補助金は、任意組織が法人化するときの費用ということでございまして、法人化の中でもっともっと後継者を育成するというようなものには使われるものではございません。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)今後、法人組織を、今ある組織、今からでくる組織をですね、守るためには、後継者の課題というのを共通認識で、ぜひですね、行政のほうから言っていただければ、また変わってくるのかと思います。  二点目の、水田の畑地化の問題ですけども、いろいろ県のあった事業を市が今度新たに取り組んだということで、今回は川谷議員のほうも質問通告されてますので、多くの再質疑は川谷議員のほうにお任せしますが、私のほうとしては一点、水田の畑地化の主な研修といいますか、どういったことの目標から、一番の水田から畑地化にするための主な産品といいますか、そこらあたりをどういうふうに考えているのか、一点だけ。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)お答えいたします。  主な産品ということでございますが、今現在、耕地課サイドそれから農政サイド、一緒に県も含めてですけれども、計画しているものはですね、例えば和間地区等における白ネギ、こういったものを普及拡大していく、そのためには基盤の整備とかそういったものも要りますし、集落内での同意もいただかなきゃいけんということで、その辺から取りかかろうというのが今計画しているところでございます。以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)あとは川谷議員のほうにお任せします。  大きな二項目めもやはり農政問題なんですが、今回で直接保障の質問は最後になろうかと思うんですが、これ、前田部長にですね、もう今回で最後ですので。  実務者に基づいた直接支払金というのはもうこれが最後ですよね。いろんな方々からこの直接支払交付金のコメントがあるし、疑問の声もあれば当然だという声もあるんですけども、まだ廃止が始まって初めてなんですね。これからですね、声が上がると思うんですよ。宇佐市の米農家からね、上がると思うんですが。そういったことに対して、部長はいないんですが、今後のためにどういった対処を考えてるのか、今現在。 ◯議長(佐田則昭君)経済部長。 ◯経済部長兼耕地課長(前田和弘君)経済部長の前田でございます。斉藤議員の再質問にお答えをいたします。  御質問の内容は、平成三十年度から米の直接支払交付金がなくなると、現在十アール七千五百円ということで、これは平成二十一年米モデルの民主党政権になってから始まった制度で、一万五千円当初あって、現在七千五百円ということで変わってきたところでございます。これがなくなるということでございまして、これの条件が、今年度平成二十九年度まで七千五百円交付されてたんですけど、この条件が生産調整を達成した形態ということが条件でございまして、これが平成三十年度なくなると。  本年、平成二十九年度まで、宇佐市内にこの米の直接支払交付金が交付された金額が再生協議会でまとめた中で約二億円強ということで、これは従来から御報告しているところでございます。  これが実際になくなるということで、今後これをどういうふうに市として考えていくかということでございますけれども、質問の中にありましたように、継承とか安定対策の中で、いろんな水田活用の交付金等直接交付されるいわゆる定作作物に対する交付金というのが厚くなったと。それから、新たな新規需要を求める、例えば海外輸出をするような方については、またそれに交付金が厚くなった、いろんな交付金がそこでまた別の交付金になってますので、今後はこの広大な宇佐市の農業の中で、この米ということはですね、将来にわたってもなくなるものではございませんので、今度はそういった形でですね、新たなというか担い手の方々が、そういった米の販路開拓とか、そういったことにですね、交付金が厚くなってますので、市としてもそういったものに市とあわせて支援ができればというふうには考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)三月発効と書いてますけど、農業委員会だよりの中にたまたま会長さんがコメントされて、五十年間続いた国指導流の米の減反政策も終了しているとあるわけですが、「今後の国による米の政策に注視していかなければならない」という文言があるんですけど、米の政策は廃止されたと私は実質思っちょるんですね。  その中で懸念されるのが、市場の混乱や生産者の経営悪化につながるおそれがあるということは、もうおそれがあるということは、既に危機的な状況だと思うんですね。  そこで、初年度の中で、これから農政課長に質問するわけですが、全国的に見れば減反政策が廃止されたとはいえ、自主的に減反を目標にされて、全国的には減反と呼ぶんですかね、減反って。呼ぶのかもしれないが、米を作らない面積がほぼ昨年と同じちゅうふうに農業新聞に載ったんですが、大分県内も県の指導によりそういうことが報じられてますけど、宇佐市はどうなのか把握されてますか。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)斉藤議員のお答えいたします。  宇佐市につきましても、昨年と同様の数値ということでございます。転作率でいけばですね、三九・一%ということで、昨年と変わらないということです。  しかしながら、実際に宇佐市では平成二十九年度、四八%の転作をしているということなので、年々転作率は増えている、米を作る方は減っているという状況であります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)当初予算を見ると、転作に向けての大豆の支援もですね、引き続いて行われていますけども、大豆一つとってみても、国内産の需要が非常に高いで一時期値上がりしたけども、最近、経済部長、見てますよね、新聞。大豆は値上がりしないんですよね。そういった部分についても課題かなと思うんですけど、今の制度が宇佐市が大豆の支援をすることによって、面積が保たれる要因に私はなると思うので、ぜひ今の制度をですね、守っていただきたいというふうに思います。  次に、収入保険制度なんですけども、これは具体的なまだ要綱は示されていないんですけど、農業の青色申告が条件の一つだというふうに伝え聞いているんですよ。これは事実なんですかね。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)斉藤議員の再質問にお答えいたします。  議員おっしゃるとおりでございまして、青色申告を行っている農業者が対象ということになっております。以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)今からいろいろ言ってもなんですけども、青色申告が条件といってもいろいろ課題があるわけです。米一つとってみても、国の政策の中で収入が把握されてる部分、今も大体価格とか出荷先とかがわかるから、青色申告を頼りにすればいいんですけど、これから米の値段もまちまちだと思うんですよね。そういった部分の課題をちょっと私は、米だけではないんですけども、農産物が売られて、生産者の申告が果たしてどこまで把握できるのかなという課題を投げかけて、ここは質疑は終わりますけど、そういった問題が数多くあるんじゃないかなと思うので、農政課の職員も大変な作業があるんかなと思うんですけど。  その農政課が把握できるだけの資料というのは、どういうものが、今の制度の中で生産者が収入を上げるんですよね。だけえ、自家の消費も収入に上がってくると思うんですよね、そうなると。そういったところで、この収入保険の課題というのは、私が述べた以外に何か考えられますかね。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)お答えいたします。  収入保険につきましては、先ほどの答弁にもありましたように、全国農業共済組合連合会ですから、宇佐の共済組合が主担当にはなるわけであります。議員が一番心配しているように、国費を投入してですね、収入原資を補填するという制度ですから、収入を把握する正確性というものが一番やっぱり懸念されるとこでございますけれども、共済組合連合会にしてもですね、やはり青色申告者を対象とすることで、在庫とですね、照合でき、不正が起こりにくいというようなことでありますので、我々としてはですね、資料がどうというよりも、そういう青色申告、まだ今してなくて今からしようという方も、一年すればこの収入保険制度に加入できるということでございますので、そういった部分での青色申告への移行の指導というものは考えていきたいと思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)この件は、これで質問してもですね、なかなか前に進まないと思いますので、三点目の農地の畦畔率の件についてですが、答弁の中ではよくわからなかったんですが、畦畔率を見直せと会計検査から指摘されたという、この主な理由として再度答弁を願いたいと思います。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)斉藤議員の再質問にお答えさせていただきます。  先ほどの答弁にございましたように、平成二十六年一月にですね、会計検査が実施されました。その折に、旧宇佐市でございます、安心院院内を除く旧宇佐市群の水田については、畦畔率平野部について一%だということなので、九九%を本地面積、水張り面積として捉えられていると。これは、全国的に見ても非常に畦畔率が低いと。  その根拠はということを、当時会計検査院から指摘されたんでしょうけども、その根拠は明確ではない、一律に畦畔率で平野部は一%ということでしているというようなことでしたので、それはもうちょっとおかしいんだと。不明瞭であれば、平成三十年までに改善を求めるんだというふうなことを会計検査院から指摘を受けですね、今回の結果になったということでございます。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)経過についてはわかったんですが、会計検査院が指摘したね、目的がまだ今わからないんですよ。検査員が指摘するちゅうことは、国からおりてきてる予算とかがどういった形で、不正に利用されたとか、そういう見直しの目的がまだちょっと今の答弁だとわからないですね。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)再質問にお答えします。  見直しの目的は、面積によって交付金がおりておりますので、本地面積が大きければ大きいほど交付金額も大きくなると。実際は小さいんではないかということなので、それを正確にしろという指導でございます。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)実務者は、田植えをすれば一番実面積がわかりやすいですね。例えば、同じ三反の面積でも、苗が余るんですよね。これは経済部長、それはわかると思う。いっそ、実面積をはかり直すのであれば、全ての耕地面積を私ははかり直すべきだと思うんですけど、会計検査院の指摘が見直しで提案をしたときに合格したということなんですけど、これでは全ての実面積はまだ把握できないという、こういう認識でいいんですかね。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)再質問にお答えいたします。  全てを実測するというのが理想ではございます。しかし、旧宇佐市の水田はですね、二万八千枚あるということで、現実的に予算的にも時間的にもですね、全てを一律にはかっていくということは困難であろうということであります。  それで、旧宇佐市はですね、以前から平均畦畔率というものを採用してたわけです。でありますので、今になって実測というのも、これはまた農家の混乱を招き、一軒一軒違う面積になるわけでございますから、やはり抽出した百五十枚、地域のことを考慮しながら抽出したんですけど、百五十枚の平均で平均畦畔率を出して、全てに適用するというやり方にしようと。  ただし、平野部、中山間部、山間部というふうに、畦畔率は変えていくというやり方でやっていくということで、これは宇佐市のみならず、豊後高田市それから中津市、そういったところもこれを採用しているということで、国からも農政局からも適切であるという結果を受けているということでございます。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)私も九割方が小作をしてて、同じ三反を借りてても多少の誤差はあるにしてもですね、小作料を払う段階でそう金額は変わらないと思うんですけど。会検から指摘されて合格したと言えばそれでいいんかなと思うんだけど、農家からそういった、いっそ実測するんであれば全部するべきじゃねえかという声を受けてですね、私今回質問通告した次第であります。  次に行きます。最後に、農業委員会制度でありますけど、この前全員協議会で説明されました。私、通告を考えたときに、まだ全員協議会で説明があるふうに聞いてなかったんですが、説明だけ受けたんで、その中で若干の疑問点をここで再質問として出したいと思います。  今回、大幅に制度が変わって、制度の中身もわかったんですが、一番最終日に提案されるわけですが、人選で苦労されたというところはどこらあたりですかね。 ◯議長(佐田則昭君)農業委員会事務局長。 ◯農業委員会事務局長(倉田秀隆君)農業委員会事務局長の倉田でございます。二十一番 斉藤議員の再質問にお答えいたします。  一番応募に対して苦労した点ということでございますが、当初ですね、十一月の六日から約一カ月間募集をいたしましたが、なかなか応募者がございませんでした。そして、延長という形をとりまして、定員十九名のところに二十三名の応募があったようなことでですね、応募に対して人選が少なかったという点が一番の苦労した点でございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)いろいろ中身について質疑したいんですが、立派な方々が人選されたと思うんで、最後に一点だけ。  前回までですね、女性の枠をという、今回はそれを入れたら、強制的に入れたらだめですよという国からの指針があったと聞くんですけども、私たちが議会推薦枠を、女性委員を入れるという前提ですよ、前提では、公選で女性委員の希望者もあると。その中で女性を入れたいから入れて、要するに形を整えたという。で、今回ですね、多分この前の説明じゃ、女性の登用はゼロというふうに聞いたんですけども、ここらあたりの説明ね、私はどうしてもつかないと思うんですよ。  仕事の内容としてはね、私はあえて女性ということに限定する必要はないんですが、これは男女共同参画のことからも来たんでしょうけど、そこらあたりの見解をどういうふうに受けとめてますか。 ◯議長(佐田則昭君)農業委員会事務局長。 ◯農業委員会事務局長(倉田秀隆君)再質問にお答えいたします。  国のほうの選出の主な基本的な考えで、年齢に偏らない、性別に偏らないようにというふうな指導はございました。それを受けまして、農業委員会事務局も応募期間中に女性の応募が少ないということでですね、現役の農業委員やほかの団体層にですね、推薦等を行った経緯がございますが、最終的には応募に至らなかったというところが現状でございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)今回の農業委員会だよりに、田畑の賃借料情報というのを出されてですね、以前私が提案したことはあるんですけど、昔農地、水田のABCランクをつけて、ここらあたりの金額だったら大体何ぼですよと。新たな農業委員の皆さんはね、やっぱそこらあたりのことまで、次回の農業委員会だよりにはそういったとこまでね、まあ難しい問題なんですけど、今農地の売買というのが、結構地主がですね、手放したい方がいるんですよ。だけども、今の段階ではもうこれ以上買えないという、売りたい買いたいのところでね、これは小作料ですけど、そういった目安というのは非常に今後のね、宇佐市の農業にとって大事なことだと思うので、これは最後、提案で終わります。答弁するのは、局長がちょっと、しづらい部分があると思いますので。  以上で終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で斉藤文博議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩をいたします。なお、再開は十一時十分といたします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午前十一時〇一分               ───────────────                 再開 午前十一時十分 ◯議長(佐田則昭君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。  一番 中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)皆さん、こんにちは。議席番号一番 中本 毅でございます。  傍聴にお越しいただいている方、御多用の中、ありがとうございます。インターネットで御視聴されている方々、たくさんいらっしゃると思いますけれども、まことにありがとうございます。
     さて、質問に先立ち、今期で退職される職員の方々へ、永年の御尽力に深く感謝を申し上げたいと思います。そして、議員の皆様、職員の皆様におかれましては、日ごろの御尽力に改めて敬意をあらわします。  ところで、私が世間を見ていて近ごろ思いますのは、信念やそれに基づく行動がぶれないことの重要性です。多少なりとも人生経験を重ねた方々は、日和見というものを直感で見抜きますし、ぶれない、曲げない、くじけない気骨のある人物は本当に希少であり、そういう方に対してはたとえ立場や考え方が異なっていても尊敬の念が生まれてくるものです。  政治行政というのは、現実と対峙しているわけですから、当たりさわりのないことや理想主義的なことばかり言っていては、いつか現実でつまずいてしまいます。  もちろん現実というのは、今日の現実もあれば、あすの現実もあります。また、十年後、五十年後、百年後の現実もあります。人口動態やさまざまな指標を見ながら、既に見えている未来の問題に対しては、今現実的に対処しておかなければなりません。百年後も明るい豊かな宇佐市を残していきたいと考えると、日々進むべき進路というものは割と明確になってきます。  百年後というと、私を含めほとんどの方は生存していない可能性が高いですが、あえてそこに明るい豊かな宇佐市を残そうと欲すれば、指針を離れたよい方針が生まれてくるのではないかと思うのです。  とりとめのないお話になってしまいましたので、より現実的なお話をしておきたいと思います。  今月十六日に、宇佐市と宇佐商工会議所の交流会があり、そこで敬愛してやまない是永市長の市政報告を途中までですが拝聴しました。その中で気になった点についてコメントをしておきます。  第一に、市長が有効求人倍率について言及されていた点です。ハローワーク宇佐管内では、昨年十二月の有効求人倍率が一・九四倍を記録しています。これは統計のある一九六三年以降で初めてのことです。大分県北部は、自動車産業関連や医療・福祉の雇用が充実していることが要因の一つであります。  私も個人的に人材探しを時々頼まれますが、人手不足感が物すごく、困難に感じています。UIターンによる雇用・定住を促進する観点では、職種の多様化も地方の課題です。少子化や人口減少のトレンドを踏まえると、有効求人倍率は中長期的にさらに上昇する可能性もあります。  求職者にとっては、仕事を見つけやすい状況ですが、事業者にとっては人材確保が非常に大変で、人手不足で営業を一時休止するお店や事業所もこの宇佐市内にあることを、ここで明らかにしておきたいと思います。  第二に、奨学金返還支援事業についても市長が言及しておられました。宇佐市にUIターンで就職すると、何と最大百万円も奨学金の返還支援を受けられます。企業の人材不足解消と定住促進を目的とする施策でありますが、なかなか大胆であり、私はこの事業を高く評価しています。  そこで、この事業を地元出身者にも適用するか否かという論点がありますが、私は奨学金返還支援を地元出身者にも適用していただきたいと考えています。  宇佐市内には、一般的な大学がありませんので、宇佐市から大学に進学する場合、自宅から通えるケースというのは極めて限られてきます。そのため、市内に大学を有する自治体と比較すると、宇佐市からの進学は下宿費用など追加的な負担が必要となってくるのです。  地元出身者にも奨学金返還支援を適用するということは、進学の希望をかなえ、そして高度な知識や技能を備えた人材となって、宇佐市に帰ってきていただくことでもあるのです。  もし地元出身者には返還支援を適用できないということであれば、極論かもしれませんが、宇佐市内に大学を誘致していただきたいと思います。  第三に、商工会議所会員の方がおっしゃっていたことでありますが、宇佐市においてはこれから大型建設事業が複数あります。そうした中で、外部からの建設作業員の方なども多数宇佐市に滞在されると思います。その際に、民泊、グリーンツーリズムが積極的に活用されることを私も期待しています。  では、余談が長くなりましたので、本題の質問に入ります。  一項目め、子どもの貧困についてお尋ねします。  一点目、本年二月二日に県主催で宇佐市役所にて開催されたセミナーの資料によれば、子供の七人に一人が相対的貧困の状況にあります。学校給食が一日で唯一の食事という子もいます。夏休みなど、長期休みで給食のない期間について、特に積極的な公的支援の仕組みを整える必要があります。市の考えはいかがでしょうか。  二点目、「かしいはま子どもの家 ぽてとはうす」の担当者や、小学生に朝食を無料提供する広島県のモデル事業の担当者などにヒアリングをお願いし、専門的な知見を参考にしてはいかがでしょうか。  三点目、偏見がなく、かつ効果的な子ども食堂のあり方について、市の考えはいかがでしょうか。  二項目め、救急医療搬送の体制についてお尋ねします。  予備救急車を市外搬送用に設定して、救急医療搬送を四台体制に拡充してはいかがでしょうか。一般論でありますが、市外搬送に往復三時間かかる間にふくそうが起こりますと、体制が手薄になる懸念があります。救急搬送は、一分一秒が大切であり、万全の備えが必要です。なお、そのために消防本部の人員は不足していないでしょうか。  三項目め、生活道路の補修についてお尋ねします。  四日市の市道小峰団地北線について土木課に確認を入れた際、現在四年前の各地区要望に対応して着工しているような状況であり、仮に対応するとなれば四、五年先になるのではとのお話がありました。全体的に生活道路を補修する予算や人手に、もっと厚みが必要ではないでしょうか。財政当局の考えはいかがでしょうか。  四項目め、霞が関との連携強化についてお尋ねします。  竹内新教育長の経験や人脈をさらに生かし、宇佐市に還元していただくため、教育長はほかの職員とともに東京の霞が関へと積極的に足を運ぶべきであります。そのために必要な予算は、十分な手当てがなされるべきです。電話やメールのやりとりは限界があります。府省を歩き回り、先方と会話することによって、効果的に事業を生み出し育てていくべきです。  また、ほかの職員にも霞が関との関係拡大に取り組んでいただきたいです。市の考えはいかがでしょうか。  五項目め、手話言語条例についてお尋ねします。  手話言語や点字等に関する条例案を歓迎します。手話通訳者のさらなる育成が課題だと認識していますが、市の方針はいかがでしょうか。  六項目め、地方創生についてお尋ねします。  宇佐市まち・ひと・しごと創生総合戦略につきましては中間地点でありますが、七十項目の指標を見ますと、おおむね堅調に推移しているように見えます。堅調な推移を適切に評価した上で、達成できている項目については目標数値を上方修正し、地方創生に弾みをつけてはいかがでしょうか。  七項目め、史跡法鏡寺廃寺跡の保存整備についてお尋ねします。  排水に関する地元住民の不安を解消し、その上で引き続き積極的に推進してはいかがでしょうか。  八項目め、市税や公共料金の徴収についてお尋ねします。  一点目、市税や公共料金の滞納率、金額、件数はいかがでしょうか。  二点目、公平な負担となっていますでしょうか。徴収の継続性はありますでしょうか。市の徴収姿勢は。  以上、当初の質問でございます。 ◯議長(佐田則昭君)それでは、中本 毅議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。一番 中本議員の一般質問にお答えをいたします。  六項目め、地方創生について、宇佐市まち・ひと・しごと創生総合戦略の指標が達成できている項目は目標数値を上方修正し、地方創生に弾みをつけてはについてでありますが、総合戦略の重要業績評価指標(KPI)の目標については、第二次宇佐市総合計画前期基本計画の指標と整合性を保ちながら、雇用の確保、UIターンの促進、交流人口の増加、子育て支援など、七十項目設定いたしております。  これまでの取り組みにより、五十三項目が六〇%以上を達成しており、施策の効果が着実に数値にあらわれてきていると考えております。  一方で、熊本地震の影響等により苦戦している項目もあり、全ての目標が達成できるよう全力を尽くしているところであります。目標数値の修正につきましては、今年度の実績等を検証の上、宇佐市まち・ひと・しごと創生有識者会議へ図っていきたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(佐田則昭君)次に、七項目めの史跡法鏡寺廃寺跡の保存整備についてを教育長 竹内 新君。 ◯教育長(竹内 新君)皆さん、おはようございます。教育長の竹内でございます。一番 中本議員の一般質問にお答えをいたします。  七項目め、史跡法鏡寺廃寺跡の保存整備につきまして、排水に関する地元住民の不安を解消した上で、引き続き積極的に推進してはについてですが、過去にあった大雨で史跡からの雨水があふれ、水田のみならず、市道法鏡寺・上田線やそれに隣接する民家の庭に越流するという事案がございました。  このことから、地元の法鏡寺地区からは、史跡公園整備にあわせて排水路整備の要望が上がっており、基本構想や基本計画及び実施設計等の策定におきましては、地元代表として区長を委員に委嘱するとともに、地区説明会等も開催しながら計画を進めてきているところでございます。  実施する公園整備工事におきましては、公園内からの雨水や土砂等の流出に対する不安を解消するため、一時貯留池の造成とともに、公園内からの排水がスムーズになるような計画としております。  今後、地元の御理解をいただいた上で、早期に工事が着手できるよう取り組んでまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの子どもの貧困についてと、五項目めの手話言語条例についてを、福祉保健部長 松木美恵子さん。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(松木美恵子さん)福祉保健部長の松木でございます。一番 中本議員の一般質問にお答えします。  一項目め、子どもの貧困についての一点目、夏休みなど長期休みで給食のない期間について、特に積極的な公的支援の仕組みを整える必要がある。市の考えはについてと、二点目、モデル事業の担当者などの専門的な知見を参考にしてはは、関連がありますので一括してお答えいたします。  二月二日に開催された県主催のセミナーは、県の子どもの貧困対策推進体制整備事業として、宇佐市と豊後高田市の社会福祉協議会、民生委員、PTA連合会、自治会、行政などの代表者が参加し、スクールソーシャルワーカーや、月一回誰でも安価に食事ができる「四日市まちん中サロン」の取り組み等が紹介され、その後地域でできることはないかというテーマで意見交換がなされたものです。  市としましては、来年度、国の地域子供の未来応援交付金を活用し、支援が必要な対象者の状況や、どのようなニーズがあるかを把握するため、子どもの生活実態調査を行うこととしており、関係予算を今議会に提案しているところであります。  その上で、地域や行政として取り組めることは何か等、関係機関や関係各課と協議していきたいと考えています。  三点目、偏見がなくかつ効果的な子ども食堂のあり方についてですが、最近は子ども食堂という名称ではなく、「寄り合い食堂」などの名称で、子供だけでなく高齢者や地域の人が誰でも集える場所として開設しているところが多いようです。  今後も、生活実態調査の結果を踏まえ、先進地の事例等を参考にしながら、行政が支援できるところは何か調査・研究を行ってまいります。  次に、五項目め、手話言語条例について、手話通訳者のさらなる育成が課題だと認識しているが、市の方針はについてですが、近年障害者の権利に関する条約や障害者基本法において、手話が言語として位置づけられたことから、聾者が手話を使って安心して暮らすことができる地域社会を構築していくことが求められています。  現在、市内で手話通訳者として活躍されている方は四名で、おのおの講演会等における手話通訳や、聴覚障害のある方の日常生活の支援活動等を行っています。  また、このうち二名は、市福祉課に週四日勤務しており、聴覚障害のある方への窓口応対等に従事しています。  市としましては、現在の手話通訳者の数は絶対的に不足しており、さらに高齢化しつつある中、今後担っていく手話通訳者の育成は喫緊の課題であることから、現在養成事業を行っているところではありますが、受講者数が少ない状況であります。  このような中、今議会に提案しております条例案が承認されれば、市民の皆さんに手話等意思疎通手段の必要性や、手話通訳者等の活動について理解を深めていただくとともに、手話等の学習機会の提供等の取り組みを進めていきたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、二項目めの救急医療搬送の体制についてを、消防庁 和氣久義君。 ◯消防長(和氣久義君)皆さん、おはようございます。消防長の和氣です。一番 中本議員の一般質問にお答えをします。  二項目め、救急医療搬送の体制について、予備救急車を市外搬送用に設定して、救急医療搬送を四台体制に拡充しては。市外搬送の間にふくそうが起こると、体制が手薄になる懸念がある。そのために、消防本部の人員は不足していないかについてですが、現在、市消防本部では、国の消防力の整備指針に基づき、高規格救急自動車三台を三消防署所に配備しており、さらに宇佐消防署には予備救急車として高規格救急自動車一台を配備しております。  議員御提案の、救急自動車四台体制につきましては、救急事案がふくそうした場合に、四台目の予備救急車を臨時編成により救急出動を行っております。  また、市外搬送につきましては、現場から直接管外の医療機関に搬送する場合や、市内の医療機関から管外の医療機関への転院搬送が増加をしております。  国は、平成二十八年三月三十一日付で消防庁、厚生労働省の連名で日本医師会会長宛てに転院搬送における救急車の適正利用の推進についてを要請しており、本市においても昨年十二月に宇佐市医師会会長に対して、同様のお願いをしたところです。  このようなことから、救急活動を行う人員については、現在のところ問題ないと考えていますが、今後国の推計では平成三十五年から平成三十六年に救急件数がピークを迎えることから、全国的な動向を注視していきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、三項目めの生活道路の補修についてを、建設水道部長 原田雅且君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)皆さん、おはようございます。建設水道部長の原田でございます。一番 中本議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、生活道路の補修について、全体的に生活道路を補修する予算や人手にもっと厚みが必要ではについてですが、市道の整備につきましては、国、県の補助事業の活用と市単独費での整備により、年間七十路線程度の道路整備を行っております。  また、市道の維持補修につきましては、地区からの要望などにより、段差や穴埋めなどの対応を数多く行っておりますが、地区からの要望は道路補修を含め、数多く寄せられております。  市としましては、多くの要望箇所の中から緊急性や地域性などを考慮しながら、予算の範囲内で早急な対応が必要な箇所より整理をしておりますが、予算が不足する場合には補正予算を要求し、予算の確保に努めているところでございます。  なお、地区からの要望の中には、緊急性の低い路線や用地調査などに時間を要する内容の案件があり、複数年待っていただいているケースもございます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、四項目めの霞が関との連携強化についてを、教育次長 若山雅敏君。 ◯教育次長兼教育総務課長(若山雅敏君)皆さん、おはようございます。教育次長の若山でございます。一番 中本議員の一般質問にお答えいたします。  四項目め、霞が関との連携強化について、教育長は経験や人脈をさらに生かし、霞が関の府省へと積極的に足を運びながら先方と会話し、効果的に事業を生み出し育てていき、職員も同行しながら関係拡大に取り組んでは。そのために必要な予算は、十分な手当てがなされるべきではについてですが、現在教育長は文部科学省等と積極的に随時電話やメールにおいて情報収集等を行っております。  また、事業担当課からの要請に応じた出張の中で、日程を調整し、可能な限り連携強化や情報収集を行っているところであり、同行職員がいた場合には関係拡大も図っているところでございます。  さらに、来年度の予算について、文部科学省等との連携強化及び情報収集を図ることも目的の一つとし、新たに二回分の東京出張旅費を当初予算に計上し、今議会に提案しているところでございます。  また、事業担当課の事業に関する出張におきましても、今後とも動向職員も関係性を深めるべく、対応してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)最後に、八項目めの市税や公共料金の徴収についてを、市民生活部長 江口弘和君。 ◯市民生活部長兼税務課長(江口弘和君)皆さん、おはようございます。市民生活部長の江口でございます。一番 中本議員の一般質問にお答えをいたします。  八項目め、市税や公共料金の徴収についての一点目、市税や公共料金の滞納率、金額、件数はについてですが、平成二十八年度決算ベースでの市税の滞納率は、現年で〇・六%、過年八一・七%、全体で三・二%、約一万七千件の二億円の滞納額となっております。  代表的な公共料金のうち、住宅使用料の滞納率は現年で〇・二%、過年九五・三%、全体で二六・八%、約七千件の七千九百万円の滞納額となっております。  また、水道料金の滞納率は、現年で一・三%、過年五四・九%、全体で四・二%、約八千件の二千五百万円の滞納額となっています。  次に、公共下水道使用料の滞納率は、現年で二・二%、過年八二・三%、全体で一〇・三%、約一万件の三千三百万円の滞納額となっております。  二点目の前段、公平な負担となっているかについてですが、市税の公平な負担につきましては、地方税法や宇佐市税条例等に基づき、課税客体の的確な把握に努め、租税法律主義に基づき課税・徴収の事務の適正化に努めております。  また、使用料、手数料、分担金等につきましては、宇佐市補助金使用料検討委員会において、利用料金等の審査・検討を行っております。  後段の、徴収の継続性及び市の徴収姿勢につきましては、副市長をトップとする宇佐市収納促進委員会や宇佐市債権管理委員会において、関係各課と徴収及び債権管理状況や租税負担の調査・研究を行っております。  加えて、適正に納税していただいている市民の皆さん、いわゆるサイレントマジョリティを意識し、常に公平・公正性が確保できているか、さらに納税意識の向上と徴収率アップを勘案しながら、職員一丸となって徴収事務に取り組んでいるとこであります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。
     一番 中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)御答弁ありがとうございました。  それでは、順次再質問をさせていただきます。  では、まず一項目め、子どもの貧困について再質問をさせていただきます。一点目から三点目、総合的にというところでございますけれども、子供を取り巻く環境にはさまざまな問題があると言われています。  例えば、子どもの貧困、児童虐待、育児放棄、ネグレクトですね、ヤングケアラー、子供が世話役になっているということなど、子供を取り巻く環境には、さまざまな問題があると言われています。また、児童虐待を行う大人は、小さなころ虐待を受けていたケースがあるなど、世代間の連鎖も起こり得ると言われています。  共通する背景として、子供の居場所がなく、子供の居場所づくりが必要と言われています。子どもの居場所づくりについては、具体的にどのようなこと考えていらっしゃいますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(加来幹子さん)子育て支援課長の加来でございます。中本議員の再質問にお答えいたします。  子供の居場所づくりということですが、その点に関しましても先ほどお話ししました子供の実態調査の中で調査をいたしまして、その結果に基づいて関係各課とこれから協議をしていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)ふだんから積極的にされていると思いますので、ぜひですね、積極的に取り組んでいただけたらと思います。  関連して同じ項目で、二点目について再質問をいたします。  「かしいはま子どもの家 ぽてとはうす」について、福岡市東区のウエブページによりますと、「ぽてとはうす」は香椎浜西公園集会所旧老人憩の家で毎週土曜、日曜日と、学校の長期休暇期間の平日一日の午後一時から四時に開設されています。食事やおやつを食べながら、自由に遊べる場所です。地域のボランティア、公民館、自治協議会、社会福祉協議会などが協力し運営されています。食材は、運営資金で購入するほか、有志からの寄附やグリーンコープ、フードバンクから提供を受けています。  私もちょっとだけ「ぽてとはうす」を見学させていただきました。神は細部に宿ると言いますけれども、自然に運営されているようで、お話を聞いてみると、細部にわたるまで考え抜いて運営がなされています。  また、宇佐市出身の方が「ぽてとはうす」で活躍されているということもあります。ぜひ、先進地事例としてお話を聞いてみてはいかがかと思いますが、お考えはいかがでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  今回、この質問をいただいて、私たちも「かしいはま子どもの家 ぽてとはうす」を調べさせていただきました。福岡市の社会福祉協議会が全面的に支援をしているということもお聞きしておりますが、先ほどの子どもの居場所やこういう関係は、先進地ではやはりNPOやボランティアなどの活用が多くあるようです。  そういうところも含めまして、今度の調査の後、いろんな先進地の事例も調査していきたいと思います。ありがとうございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)子ども食堂について再質問させていただきたいんですけれども、私が考えるのは、おっしゃるように子ども食堂という名称は、何というかレッテルを張られがちというかですね、よくない部分もあるなというふうに思うんですね。  また、例えば大人にとって安価、二百円で例えば御飯が食べられるといっても、貧困の子供たちが二百円じゃあ持ってそこに行くかというと、二百円持っていかないと思うんですね。ですので、そこは無料であることが望ましいというふうに思います。  また、距離的にもやっぱり歩いていけるぐらいの距離でなければ、なかなか子どもが足を運ぶこともないと思います。また、本当にそれを必要としている子たちが、その場所があるっていうことを知っているのかというですね、その子たちに届くような周知の仕方もされなければならないと思います。  そういったことをですね、私の意見も踏まえまして、今後そのあり方をどういうふうに考えていかれるか、もう一度御答弁をいただけますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  食事の提供に関しましては、子どもの貧困対策の一環であるというふうに考えておりますが、子どもの貧困対策の中で最も力を入れなければならないのは、貧困の連鎖を断つというところにあると考えております。  それも踏まえまして、包括的な支援はどのようなことができるのかというのを考えていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)ありがとうございます。承知しました。  関連してですね、ちょっと学校教育課にお伺いしてみたいんですけども、学校教育課が担当になるかどうか、ちょっとわかんないですけれども、特に夏休みなどですね、冬休みなど、長期休みで給食のない期間について、学校当局はどういうことをしているかという質問を、セミナーでちょっと私がちょっとしたことがあるんですけども、まず積極的に家庭訪問をするようにしているというような話を、学校教育課からではないですけれども、そういう話を耳にしたんですよ。  ただ、教員の方たちもですね、非常に多忙な環境だと思うので、そんな本当に夏休みの間、心配な子供たちに何回もですね、家庭訪問を行うようなことが現実的にできるのかできないのかというところを教えていただけますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。お答えいたします。  夏休み、冬休み等の長期休業につきましては、教職員は今議員御指摘のように、家庭訪問等しながらそれぞれの学期をつなぐ、またスムーズに進めていくための準備等をしながら、子供たちを支えているわけであります。  この長期休業につきましては、学校教育というよりも家庭教育といかにつないでいくかということで取り組んでまいりますので、この家庭訪問というのが教職員がどこまで家庭に入り込むかという部分はあろうかと思うんですけれども、やはり子供たちにとって一番身近な指導をする立場にある者とすれば、家庭教育、学校教育というのはつながりが深いものでありますから、家庭訪問を通じて保護者との関係を作り、また学校教育の中で生かせる人間関係等を構築していき、次の学期につないでいくという取り組みをしているところでありますので、御理解をいただきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)承知しました。引き続きですね、学校教育課のほうでも、子どもの貧困対策についてですね、関心を持って一緒に勉強を進めていっていただけたらというふうに思います。  では、二項目めの再質問をさせていただきます。  救急医療搬送の体制について御質問させていただきました。素人のですね、私なりに、四台体制ということで御提案申し上げたんですけれども、御回答によりますと救急事案がふくそうした場合には四台目の予備救急車を臨時編成により救急出動を既に行っているというふうな御回答でした。  やっぱり内部のことは内部の方が一番よくわかっててですね、改善活動を積み重ねておられますので、非常に積極的にされていてですね、非常に僭越ながら高く評価したいなというところでございます。  最後にですね、全国的な動向を注視していきたいという、国の推計では平成三十五年から平成三十六年に救急件数がピークを迎えることから、全国的な動向を注視していきたいというご回答なんですけれども、人員についてはですね、長期的にどのようなことをお考えになってるのかというのをお聞かせいただけますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)消防本部警防課長。 ◯消防本部警防課長(新貝浩二君)中本議員の質問にお答えします。  現在、消防職員の人員についてですけど、消防職員総数については消防車両を常時運用する者、いわゆる救急隊とか消防隊、救助隊、指揮隊など、または通信隊員の数とか、そういうのを合算した数を基準として、あとは勤務体制や業務の執行体制、年次休暇及び協議訓練の日数を勘案した数ということになっております。  現在、当消防本部においては、消防隊、救急隊の実働隊員が七十七名、あと総務等の事務を行っている者が十四名で、総員九十一名となっております。現在のところはこの九十一名体制となっており、人員については問題ないとは考えております。  平成三十四年から五年にかけて救急件数がピークになるということで、この人員で対応していきたいとは考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)承知しました。私も関心を持っておりますけれども、ぜひですね、内部のほうでも引き続き積極的に検討していっていただけたらと思います。  では、三項目めの生活道路の補修について再質問をさせていただきます。  まず、ちょっと私、財政当局のお考えをお聞きしたんですけども、建設水道部門のほうからですね、御答弁があったと思います。宇佐市においては、財政当局というのは建設水道部門なのかという点を、まずお聞かせいただけますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)宇佐市において財政当局といえば企画財政課が該当するというふうに認識しております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)ちょっと無礼を申し上げたかもしれないですけれども。その企画財政課のほうでは、生活道路を補修する予算や人手に、全体的にですね、もっと厚みが必要ではないかという私の意見ですけれども、これをどのようにお考えになっているかお聞かせいただけますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長の出口です。中本議員の再質問にお答えいたします。  御指摘のように、市民の生活に密接する生活道路の補修につきましては、安心・安全の確保という面からもですね、非常に大切な部分だというふうに思っております。  予算の当局財政としましても、必要な部分については当然予算確保をしてまいりたいと思いますけども、限られた財源ですので、その中でやはり国の交付金それから起債等も活用しながら、全体の中で調整していきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)承知しました。ありがとうございます。  あと、ちょっと関連してですね、土木課の職員の方たちが道路補修なんかを結構緊急でやってくださったりするんですけれども、結構夜中までというか、晩まで働いているようなですね、忙しいときもあるみたいなんですね。何というか、現場としてはちょっと人員的にどうなのかと、外から見るとちょっと忙しいんじゃないかと思うときがあるんですけども、内部の方はどのように思ってるのかっていうのをお聞かせいただけますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。中本議員の再質問にお答えいたします。  現在、市道の補修につきましては、本庁では道路維持係の五人の職員が対応しております。その五人で行っています年間の補修が約三千カ所ぐらい年間で、穴埋め、ポットウオールと言うんですけども、そういったものや段差の改修、そういったものを職員で対応または地区の自治委員さんがですね、協力していただいて、一緒に補修をしたりとかしております。  で、夜間とか休日、そういったときには、年間の管理委託業務を建設会社と契約をしておりまして、そういったときには緊急性を要する場合には電話をして、業者のほうに年間維持補修を約一千万円ほどで契約してますけども、そちらの業者に頼んで補修をしていただいてると。  通常は職員で早急に対応するといった形で行っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)承知しました。年間三千件というのは非常に驚きのある数字というかですね、市民の皆さんもちょっとびっくりされるんじゃないかなというふうに思いますけれども、現場も大変かもしれないですけど、ぜひですね、今後ともお願いしたいなというところでございます。  では、次の再質問に進めさせていただきます。  四項目め、霞が関との連携強化について再質問をいたします。  御回答の中で、最後のほうですね、事業担当課の事業に関する出張においては、今後とも動向職員も関係性を深めるべく対応してまいるというような内容をいただいております。  来年度の予算において、文部科学省等との連携強化及び情報収集を図ることも目的の一つとして、新たに二回分の東京出張旅費を当初予算に計上している案があるということに加えて、事業担当課の事業に関する出張も対応してまいるという、非常に積極的な御答弁だと思うんですけれども、具体的にどのような事業の担当課で、こういう出張の必要性が生じてくると思われるかお聞かせいただけますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)教育総務課長。 ◯教育次長兼教育総務課長(若山雅敏君)教育総務課長の若山です。中本議員の再質問にお答えいたします。  実際、この答弁にもございましたように、今年度事業担当課として同行した課といたしましては、文化財関係の事業がありまして、そこで同行したということでございまして、社会教育課のほうがそういった事業での同行をいたしているところでございます。  また、三月にも社会教育課関係での同行を予定しております。  また、安心院支所関係になりますが、産業建設課のほうでB&Gの総会に向けての出張もございまして、そこは同行職員はおりませんが、答弁にもありましたように日程が可能な限り教育長には府省のほうに足を運んでいただいて、さまざまなお話、情報収集を行っていただいたという経過でございます。  来年度も同じような形での出張の計画と、先ほども申しました二回分の新たな旅費を計上しているところでございます。また、今議会で了承していただければ、そういった取り組みを積極的に行っていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)承知しました。当初の質問で申し上げたんですけども、電話やメールないし郵便のやりとりではですね、やっぱり限界があると思いますし、顔と顔を合わせてですね、話し合うことによって、新たにいろんな種が生まれてくると思います。  また、例えば要件があってこの部署に行って、行ったついでに廊下を歩いているとほかのものが目に入ったりとかですね、そこを訪ねて会話をしてみると、新たな種が生まれてみたりとかですね、いろんなことが起きてくると思いますので、そこがですね、私は重要なことだと思いますので、積極的にですね、出張していただきたいという、霞が関へ足を運んでいただきたいということを申し上げたいと思います。  この重要性について、再度確認のため、御答弁をいただけますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)教育総務課長。 ◯教育次長兼教育総務課長(若山雅敏君)お答えいたします。  さまざまな関係性の中で、今先ほど答弁したことももとより、宇佐市の事例をまた教育長を通じてとかそういった場面で、事例発表ができるような部分、そしてそこでまた宇佐市の実情に応じたような事業展開ができることもあろうかということも期待をしているところであります。  そういった部分を探りながらですね、積極的にやっていきたいというふうには思っております。なかなか難しい部分も存じておりますけど、積極的に対応してまいりたいと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)再質問を終わろうかと思ってたんですけど、なかなか難しいという部分というのはどういうことでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)教育総務課長。
    ◯教育次長兼教育総務課長(若山雅敏君)回答いたします。  難しい部分というのは、日程的な部分で、教育長はいつも行けるような状況ではございません。御案内のとおり、市内でのさまざまな行事、いろんな日程で土日も埋まっているようなところもございますので、そういった日程調整等々につきましても行っていかなければなりませんので、そういった部分で可能な限り積極的に行っていきたいということでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)承知しました。御尽力いただければと思います。  では、次の再質問に進みたいと思います。  五項目め、手話言語条例、点字等につきましてですけれども、条例案が承認されて、今後具体的にどんなことをですね、していきたいと、承認されたらですけども、承認していきたいとお考えになっているか、もう少し具体的に教えていただけますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)福祉課長。 ◯福祉課長(垣添隆幸君)中本議員の再質問にお答えいたします。  今回、条例案を制定することによって、市民の方に手話や点字の重要性というのを再認識していただくことが大前提でございまして、それに向かった講習会、啓発活動等、イベント、さまざまなものを開催する予定にしております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)条例案をですね、歓迎するとともに、積極的に私も見守って、風を送っていきたいと思いますので、お願いいたします。  では、次の再質問に移ります。  六項目め、地方創生について再質問をさせていただきます。  まず、確認なんですけれども、御回答内容の中で、最後のほうですね、目標数値の修正については、今年度の実績等を検証の上、宇佐市まち・ひと・しごと創生有識者会議へ諮っていきたいというふうにいただいてるんですけども、目標数値の修正というのが、私は上方修正と、上のほうにもっと高く修正するっていうことを申し上げてるんですけども、上方という、上のほうにという言葉が抜けてるんですね。これは場合によっては下方修正する可能性もあるというニュアンスでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長の出口です。中本議員の再質問にお答えします。  まず、御指摘の目標達成項目ですけども、先日の全員協議会での御報告のとおりなんですけども、達成が十六項目ほどございます。この一つ一つ、内容ももちろん性質が違うんですけども、上方の修正をするかどうかも含めて、有識者会議のほうにいくと思います。  その中で、上方修正はあって下方修正はないのかという部分もございますけども、それも含めてですね、意見をいただけたらというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)何と申しますか、民間の感覚だと下方修正というのはあり得ないというのが基本あると思うので、そのあたりは私の意見でございますけれども、お含みおきいただけたらと思います。  そして、この点についてまた再質問させていただきたいんですけれども、この七十項目のですね、指標をそれぞれ達成することは重要なんですけれども、それによって出生数が増加していくことや、流入人口が増えていくことがもっと重要であると。項目の中にもそれは含まれているかもしれないですけれども。そして出生数や流入人口の増加によって、人口五万人を維持していくことが本当にできるのかと、この状況をお聞かせいただきたいと思います。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長の出口です。再質問にお答えします。  まず、出生数につきましては、今直近の数字ですけども、これは十月から九月までの一年のサイクルでの数字ですけども、宇佐市では昨年四百二十七人で、平成二十八年が三百七十六人と減少ということになっております。ただ、合計特殊出生率のほうが伸びておりまして、これを二つ考えますと、多子世帯の子供さんが増えているのかなというふうには感じております。  それから、今社会増減も含めまして、いろんな今施策を打っているとこですけども、答弁にもありましたように、少しずつ堅調な兆しがありますので、今段階で五万人の達成が云々ということはちょっとまずできませんけども、これから努力してその目標に近づけていくということでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)承知しました。ですので、七十項目もそれぞれ重要なんですけども、出生数の増加とか、流入人口の増加が最終的に重要なんだというところで改めて御意見を申し上げてですね、次の再質問にいきたいと思います。ですので、堅調な推移というのは評価しておりますので、それが本当に出生数や流入人口の増加につながっていくことが重要だという趣旨でございます。  では、七項目めの、史跡法鏡寺廃寺跡の保存整備について再質問にをさせていただきたいと思います。  御回答いただいている中で、今後地元の御理解をいただいた上で、早期に工事が着手できるよう取り組んでまいるという内容なんですけれども、地元の御理解は具体的に何をしてどのように理解をいただくのかという部分について、もう少し具体的にお聞かせいただけますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。中本議員の再質問にお答えいたします。  具体的にということでございます。実は今年度の事業で、整備工事の実施設計に取り組んでおりまして、間もなく完成というところまで来ております。地元の皆さんに御理解をいただいた上で完成を見ないといけませんので、来週ですね、六日の日に地元で説明会をしたいと思っております。で、それは主には、議員御指摘の排水工事ですね、来年度事業としまして、来年度の後半に工事着手になろうかと思いますけども、来年度事業としまして排水工事をですね、補助事業によって予定をしております。  そういったことで、まず工事設計が地元の方たちに認めてもらえるかどうかというところで地元説明会を開催する予定でございます。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)承知しました。規格を満たしているかという部分と、感情的に満足していただけるかという部分は、ちょっとレベルが違っていると思っていてですね。  よく安全・安心という言葉があるんですけども、安全というのはある程度物理的に仕様を満たしていると達成できると思うんですけれども、それによって人が安心までするかというとですね、それはちょっとまた別の問題だと思うんですね。  感情的にですね、納得していただけるように、地元の御理解が重要だと思うんですけれども、その点についてはどのようにお考えでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  一回目の回答の中にもありましたとおりですね、大雨が仮に降ったときの対応としましてですね、一時貯留池というのを二カ所ほどですね、設計の中に入れております。で、一挙に公園内からの水が集中しないようにですね、そういった工夫もしておりますし、一応規格内の排水の規模ということにはなりますけども、その辺につきましては地元の方たちに丁寧にですね、説明をしながら、御理解を得たいというふうに考えております。  で、実際、今年度ですね、補足調査として法鏡寺廃寺跡の遺跡の調査をしました。以前はですね、公有化をするまでは水田だったんですけども、今はですね、畑地にもう既になっておりまして、非常に透水率がいいといいますか、吸収がいいんですね。ですから、遺跡を発掘しておりましたけども、水が遺跡内にたまるということがありませんでしたので、その辺についてはですね、その辺も説明しながらですね、御理解を得ていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)ただいまの御説明で、地元の方が納得するかどうかっていうのは、地元の方の感覚だと思うんですね。ある人は納得するかもしれないし、ある人は納得しないかもしれないということですね。納得が得られるまで丁寧な御説明をしていただきたいということを申し上げたいと思います。  では、この件は以上で、次の再質問に進みたいと思います。  八項目め、市税や公共料金の徴収について再質問をいたします。  最後にですね、回答の内容の中で、適正に納税していただいている市民の皆さん、いわゆるサイレントマジョリティ、静かな多数派ということですね、を意識し、常に公平・公正性が確保できているか、さらに納税意識の向上と徴収率アップを勘案しながら、職員一丸となって徴収事務に取り組んでいるところであると。  これは、よい状況ではないかと思いますので、引き続きこの姿勢で取り組んでいただきたいと思います。よければ意気込みを一言お聞かせいただけますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)税務課長。 ◯市民生活部長兼税務課長(江口弘和君)市民生活部長の江口でございます。中本議員の一般質問にお答えをいたします。  答弁でも申し上げましたように、ここに書いているとおりでございます。まさに、地域住民の福祉の維持向上、市民サービスを図るというための経費というのは地域住民が負担するというのが地方自治における基本原則であるというふうに考えています。しっかり徴収した財源をしっかり市民に還元していくということで、納税者に信頼をいただけるような徴収を務めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)わかりました。  皆様、御答弁まことにありがとうございました。  では、以上で私の質問を終了します。 ◯議長(佐田則昭君)以上で、中本 毅議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで昼食のため、暫時休憩をいたします。再開は十三時十分でお願いします。                 休憩 午後零時十四分               ──────────────                 再開 午後一時十分 ◯議長(佐田則昭君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。  九番 辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)皆さん、こんにちは。九番 辛島光司です。  定例会において一般質問を行いたいと思います。  まず冒頭に、私が昨今感じたことで、国民栄誉賞、囲碁、将棋のそれぞれ、第一人者、羽生さんと井山さんですね、が、国民栄誉賞をとりました。私が、将棋は余りしないんですけども、囲碁を少々たしなみますもので、井山さんについて大変興味がありまして、YouTubeでも井山さんのさまざまなトーナメントも拝見いたしましたし、全七冠を同時に保持という偉業を達成しての国民栄誉賞ということで、これはとてつもない記録だと認識しております。  また、タイトル戦も宇佐神宮でも二回ほど行われましたし、奥深い囲碁というゲームを改めて私も楽しんでいる次第でございます。  そうこうしているときに、書店に入りますと井山さんの本がありまして、おもむろに手にとって購入いたしました。家でじっくり楽しみながら読んでいますと、二十まだ五、六歳でしたかね、ですけども、そこに至るまでの過程、幼少期から囲碁の世界に入り、高校に行かずにもうプロの世界に飛び込んでと、さまざまな御苦労も記されておりました。  その中で、井山さんが強く書いてたことはですね、最年少にタイトルに挑戦したとき、それに勝てば最年少でのタイトル保持という記録がかかった決戦の最後の最後、七戦あるうちの三勝三敗で迎えた最後の戦いで敗れたと、そして最年少記録をつくることはできなかったんだけれども、そのときに最後に負けたときの自分の手が、最後の局面は優勢だったそうです。自分が優勢なときに、大丈夫だろうと少し譲歩した手というか、安全策というか、そういう手を選んで打ったそうです。  そうすると、やはりタイトルを保持している人ですね、その緩んだ手を見逃さなかったと。そこで、優勢だった碁はちょっと緩んだばっかりに押し切られて逆転負けをしたと。それでやはり、少し若いながらに考えたということで、それ以後井山さんは自分に課したこととして、優勢の局面においても自分が思う最善手を指し続けると、その強い意志を持っていまだに臨んでると。  で、時々優勢のときに厳しい手、もちろん厳しい手ということはリスクのある手ということになります、をもって負けることもあるけども、その負けは本人にとっては悔いの残らない負けであると。緩んで負けたときの悔しさを、二度とその悔しさを味わないために、いまだに常に最善手を目指して戦ってきた結果が、七冠保持につながったということでありました。  その一番最初に挑戦したときが、まだ二十歳前後のときだったかと思います。そこからそのような精神力で今に至ったわけでございますけども、私は楽しむ程度の囲碁なのですけども、やっぱり国民栄誉賞をいただくような人の生きざまに、それで全てが理解できたわけじゃございませんけども、大変参考にもなりましたし、それ以後、またYouTubeで井山さんのトーナメントを見たりすると、なお一層囲碁が楽しくなったような気がしております。  そして、余談ですけども、最後、プロフィールを見ると、ちょっとうれしいことに誕生日が一緒だったんですね。その本を買った満足度が二割増しになったような気分でございました。また、今後も、宇佐においてもまた囲碁が盛り上がればなという思いとともに、私も少しずつ奥深さに触れていきたいなと思った次第でございます。  それでは、一般質問に入りたいと思います。  一項目め、平成の森スポーツ公園について。人工芝グラウンドの使用における手続や優先使用条件は。  二項目め、国民文化祭について。宇佐市としてはどのような取り組みを現時点で考えているのか。  三項目め、焼却場・し尿処理施設等の公共施設について。  一点目、高家ごみ焼却場は当初、何年間の使用予定だったのか。また、近年五年間の主だった修繕費やメンテナンス費は。  二点目、上記の公共施設については、立地予定地域、隣接地域等の民意が市民の声としても最も優先または尊重されるべきだと思うがどうかをお聞きします。  以上、第一回目を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)それでは、辛島光司議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。九番 辛島議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、国民文化祭について宇佐市としてどのような取り組みを考えているのかについてでありますが、本年十月より開催されます国民文化祭は、「おおいた大茶会」をテーマに障害者芸術・文化祭と一体的に開催をされ、子供からお年寄りまで、また、障害のある方もない方も誰もが参加し楽しむことができる文化のお祭りとして実施する文化の祭典でございます。  県では、市町村を五つのゾーンに分け、六郷満山にゆかりのある県北地域の六市町村は「祈りの谷」として、神仏集合発祥の地をテーマにさまざまな事業に取り組むことといたしております。  宇佐市におきましては、まずリーディング事業として神と仏の祭典を開催し、宇佐神宮を会場とした東大寺サミットを初め、雅楽、伝統芸能、ダンスといった文化芸能の披露や光のイベントも企画いたしております。  また、分野別事業として、いんない石橋の郷コンサート、横光利一俳句大会、幼児音楽祭や障害者アート作品展などを行うきらめきフェスティバルに取り組みます。加えて、芸術文化団体との共催事業として、全国から大正琴の愛好者が集う大正琴の祭典も開催いたします。  さらに開催期間中は、六郷満山開山千三百年誘客キャンペーン事業の一つとして、宇佐神宮で法華八講の取り組みも行われるなど、相乗効果も期待できることから、関係団体等と連携・協働を図りながら、全国から訪れる多くの方々に、宇佐市が誇る文化、食、観光など、広くPRしていきたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの平成の森スポーツ公園についてを経済部長 前田和弘君。 ◯経済部長兼耕地課長(前田和弘君)経済部長の前田です。九番 辛島議員の一般質問にお答えします。  一項目め、平成の森スポーツ公園について、人工芝グラウンドを使用手続や優先使用条件はについてですが、平成の森公園などのスポーツ施設につきましては、管理棟において利用申請書に必要事項を記載の上、利用料金を支払って利用することになり、人工芝を備えた陸上競技場の使用についても同様です。  平成の森公園陸上競技場の優先使用条件につきましては、市や市教育委員会、市体育協会を初め、宇佐高田サッカー協会、大分陸上競技協会、大分県高等学校体育連盟等の主催事業や農村交流センターの合宿者、参加者が百名を超えるスポーツ大会を優先します。  次に、総合型地域スポーツクラブやスポーツ協定を締結しました専門学校、九州総合スポーツカレッジ、その次に市内居住者、最後に市外居住者という優先使用順序となります。  なお、平成の森公園陸上競技場については、現在利用希望者が多いことから、当分の間土日や祝日の利用については、公式試合のみに限定した運用を行っていきます。
     以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)最後に、三項目めの焼却場・し尿処理施設等の公共施設についてを、市民生活部長 江口弘和君。 ◯市民生活部長兼税務課長(江口弘和君)市民生活部長江口でございます。九番 辛島議員の一般質問にお答えをいたします。  三項目め、焼却場・し尿処理施設等の公共施設についての一点目の前段、高家ごみ焼却場は当初何年間の使用予定だったのかについてですが、本施設は昭和五十七年から操業を開始し、現在三十六年目を迎えております。  ごみ焼却施設の一般的な耐用年数は、改修を行わなければ十五年、改修を行った場合はその改修内容により二十年から三十年程度とプラントメーカーから聞いております。既に耐用年数を過ぎている状況であります。  後段、近年五年間の主だった修繕費やメンテナンスはについてですが、通常整備年七千万円程度に加えて、延命化整備としてダイオキシンの除去のためのバグフィルター設備整備やクレーンの整備など、近年は平均で年間二千万円から三千万円程度の経費を別途要しているとこであります。  次に、二点目、焼却場・し尿処理施設等の公共施設については、立地予定地域・隣接地域の民意が市民の声として最も優先、また尊重されるべきについてですが、議員御指摘のとおり、ごみ処理施設などの建設に当たっては、地元住民の皆さんの御理解と御協力が最優先であり、あわせて地域住民の皆さんの合意形成が肝要であります。  今後、地元及び周辺住民の皆さんの安全・安心の確保を図りながら、地域がより活性化するよう市民の皆さんの御協力をいただき。共存共栄を図ることが重要であると考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。九番 辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)それでは、順次再質問を行ってまいります。  まず一項目めでございますけども、例えば平日の練習とかですね、人工芝のグラウンドというのは宇佐市は初めてでございますので、使用したい方とか、放課後も含めて平日の夕方ですね、いらっしゃった場合とか、例えば片面の使用だとか、二時間ごとだとか、そういったことまで想定はされてるんでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(井上涼治君)文化・スポーツ振興課長の井上です。辛島議員の再質問にお答えいたします。  使用料金の区分に関しまして、半面使用、施設全面使用、またフィールド内の使用等の区分をしておりますので、時間に分けて利用できるというふうになっております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)そうであれば、例えば重なったときとか、当初借りたときに全面使えるような話になってたけども、ほかのところとかの話で片面に後でとか、調整が必要になってくる場面もあろうかなと思うんですけども、その辺は例えば受け付けをして一定期間、最終決定するまでというか、その期間というものは幾らか余裕を持って受け付けをされるようになってるんでしょうか、お聞きします。 ◯議長(佐田則昭君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(井上涼治君)再質問にお答えいたします。  先ほども回答にありましたように、優先予約ということで受け付けを開始するようにしております。先ほど言いました、市及び教育委員会または体育協会、宇佐高田サッカー協会と陸上競技協会、その他の分につきましては使用の十二カ月前、一年前から予約をできるようにしております。  また、総合型スポーツクラブがする事業、宇佐市とスポーツ協定を結んだ者が使用する場合は六カ月前、半年前から予約ができると。  市内在住者につきましては二カ月前、市外居住者につきましては一カ月前の使用の受付を開始するようにしておりますので、そこで調整をしていただいて、まず大きな大会から使用していただいて、最終的には市外居住者があいておればそこに入るというような形で調整をさせていただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)大きい大会というのはもう前年度から日程を決めていきますので、確かにそういった決め方、日程的なものと、例えば大会の大きさだとかですね、その辺は規定しやすいとは思うんです。  私が心配してるというか、想定がなければないでいいんですが、平日の練習で一面を使って練習したいという申し込みをして、例えば一時間後でもいいです、片面使いたいというのが来た場合に、最初に一面使いたいと言ったところにお話を「どうやろか、片面でできんでしょうか」という話とか、その辺の調整のことが必要になってくるんじゃないかなということをお聞きしてます。  大会は割とその辺は優先順位を含めて規定しやすいと思うんですけども、そういった練習とかで使う部分の市内在住者同士でも、その日のうちにあったときに若干調整が必要になってくる場合もあろうかなと思うんですね。その辺のことをどういうふうに時間的に、例えば一日閉まるまで一面を確保はできないというふうにしてるのか、その辺のことをお聞きしたいなと思います。 ◯議長(佐田則昭君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(井上涼治君)再質問にお答えします。  利用につきましては、やはり最初に利用申し込みをしたチームが優先でありますので、今ここは施設管理公社に管理の委託をしておりますけど、間に入って調整をするということは現在行っておりません。  しかしながら、当事者同士もし知り合いであれば、半面を貸してくださいというようなことは当事者同士でやられているケースも見受けられますので、そういうことでやっているというのが日常であります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)要は、穏便に当事者同士でですね、一番いいのはもちろんお話しできて、それをやんわりと仲介できるような形が一番よかろうと思いますし、みんながなるべくトラブルが発生しないように見守りながら、せっかくいい施設ができますので、運営のほうも、さまざまな例えば不具合とかトラブルとかあろうかと思います。また、都度いろんなものを改善しながらですね、やっていってほしいなと思います。  二項目めについてですけども、楽しみないろんなイベントが列挙されておりました。これは、今現在はそれぞれが具体的に行うこの形、フェスティバル等とかですね、コンサートも含めて、今から詰めていくというところなのかどうかという、今の進捗をちょっとお聞きしたいと思いますけど、わかる範囲で結構です。 ◯議長(佐田則昭君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(井上涼治君)再質問にお答えします。  現在の進捗状況でありますけど、実行委員会を開催して、事業計画等を決めているところであります。先ほど申し上げました各種リーディング事業、部門別の事業は、実行委員会にかけて、まだ最終決定ではありませんが、この方向でいくということで実行委員さんに御了解を得てる状況にあります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)関連することになります。これ、質問にはしませんのであれですけども、大きなイベントで当然この事業、国民文化祭を宇佐市においても大成功させるために、ぜひ情報発信もですね、そこもされてると思いますけども、しっかりタッグを組んでですね、費用対効果、大きな効果が出るように情報発信にも力を入れて、さまざまな角度から検討していってほしいなと。  もちろん、一個一個のイベント、事業をしっかり成功させること、そして宇佐市において全体として成功させること、それをうまくどういう切り口で発信していくかということ等含めて、客観的な目ですね、情報発信というのは発信したい人たちが出す情報じゃなくて、受け手がどういうふうな観点から宇佐市と国民文化祭を見たときに、宇佐市のよさに気づいていただけるかという外からの観点を、またしっかり持って情報発信とうまく連動してほしいなと思っております。これは、もう要望ですので、よろしくお願いいたします。  それでは、三項目め、焼却場・し尿処理施設等の公共施設という、いわゆる一般的に迷惑施設と呼ばれているようなものになろうかと思っておりますけども、まず柳ヶ浦に予定されているし尿処理場、これは地元や周辺地区の環境や施設に対して不安な声など、そういったものはどのようなものがあるのかお聞かせ願えますか。 ◯議長(佐田則昭君)清掃事業局長。 ◯清掃事業局長兼業務第一課長(秋野孝志君)清掃事業局長の秋野です。辛島議員にお答えします。  現在、予定されているということで、終末処理場のこと、現在の施設のことなのか、新しくできる分なのか、もう一度質問をお願いできますか。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)予定されてる、新しくするほうですね。 ◯議長(佐田則昭君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(大木敏之君)上下水道課の大木です。辛島議員の再質問にお答えします。  現在、公共下水道の終末処理場として柳ヶ浦一区に、現在のし尿処理場の横に併設する形で、公共下水道の終末処理場の建設を予定しております。  この建設にかかわりまして、平成二十七年から地元に説明を数度行っております。特に、柳ヶ浦一区については直接の地元になりますので、二度の総会と一度の臨時総会を開いていただきまして、事業概要の説明、そして公害防止協定に至るまでの経過等々を地元に十分説明をしてきております。  また、柳ヶ浦三区、四区につきましても、放流先となります弁財川に隣接する自治区となりますので、ここについても総会等で覚書の締結に至る説明等をさせていただいております。  懸念される事項でありますけども、柳ヶ浦一区につきましては、直接に建設されるということで臭気及び工事にかかわるときの工事用車両等の部分について、御質問と要望をいただいたところであります。  また、柳ヶ浦三区、四区につきましては、放流される水による弁財川の水位の上昇等について、地元の御心配もありましたので、その解決に向けてという形で事業説明をさせていただいております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)それでは、現在の処理場については、不満の声とか不安の声とか、そういったものはどのように聞かれていますか。 ◯議長(佐田則昭君)清掃事業局長。 ◯清掃事業局長兼業務第一課長(秋野孝志君)再質問にお答えいたします。  現在のところはもうできて数十年たちます。ですから、不満の声、そういういろんな苦情というのはあっておりません。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)それでは、高家の焼却場のほうに戻りたいと思いますけども、昭和五十年からの操業で現在三十六年目、この耐用年数は改修を行わなければ十五年ということです。ということは、改修を行った場合にはその内容により二十年から三十年程度、これは大規模な改修という意味合いですかね、十年、三十年もたせるということは。 ◯議長(佐田則昭君)業務第二課長。 ◯清掃事業局業務第二課長(井上健一君)辛島議員の再質問にお答えいたします。  改修の度合いは規模によりますが、うちのほうでも計画的に改修を実施しております。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)高家を平成十一年に断念してから、要は宇佐市としても新しいものを建てかえるということで、何年間かもたせるような改修を何回かやったという認識でよろしいですか。 ◯議長(佐田則昭君)業務第二課長。 ◯清掃事業局業務第二課長(井上健一君)再質問にお答えいたします。  改修事業ですが、平成二十一年度より可燃物処理施設改修事業としてですね、延命化の整備を計画的に行っております。毎年二千万円程度から多い年度で五千万円を超える金額をかけて改修を行ってきております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)私の認識では、高家がそこに建てられないということになって、次に立石というというお話になりました。そこまでは何としても安全にもたせなきゃいけないということで、そこまでもたせるような改修を都度都度やってきたという認識なんですね。で、立石をまた断念したと。それで乙女までの期間ですね、とりあえず早く新しいものを建てたいということで常に毎年取り組んできたと思うんですけど。  で、その次の乙女まで、毎年毎年、早く決まれば莫大な改修をしても無駄になる可能性があるわけですよね。なので、先が見えない中で毎年度毎年度もたせるような改修をしてきたという、私は認識なんですけど、そういったことでよかったですかね。 ◯議長(佐田則昭君)業務第二課長。 ◯清掃事業局業務第二課長(井上健一君)再質問にお答えいたします。  辛島議員さんのおっしゃったような認識のとおりでございます。延命化の事業としてですね、やっぱり特殊な製品が多いものですから、製作に数カ月を要するものもありますので、そういうものを中心にですね、施設が維持できるように改修を実施してきております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)高家の現在の箇所での建てかえを断念して以降、先が見えない中で毎年やってきたと思うんですけども、かといって過剰な改修もできないと。とりあえず新しいものを作るという前提で進んできてますので、そういった中で大変苦しい改修をしてきたんだろうなと思っております。  それを踏まえて、今現時点でわかればで結構です。あんまり専門的なことを言われてもあれなんですけども、当面改修が必要だろうと思われるような箇所があれば、箇所というか心配、危惧されるところが現場の課長としてあれば教えてください。 ◯議長(佐田則昭君)業務第二課長。 ◯清掃事業局業務第二課長(井上健一君)再質問にお答えいたします。  議員の御指摘のように、平成三十二年度には施設ができるということで計画してまいりましたので、今のところどういう整備をということは具体的な計画がない状況ですので、これからちょっとまたプラントメーカーの意見を聞きながら、計画を今から作っていこうという形です。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)そうですね。ごみは毎日私たちも出してるわけですし、宇佐市でも大量なごみが出てるかと思います。これが万が一があればですね、市民生活に重大な混乱を巻き起こしますし、先が見えない中で今までもやってこられたということで、だけども市民生活に重要な施設でございますので、その都度最善を尽くされてきて、大きな事故がなく今に至ってるものだと思っております。  そこには当然ながら単費が随分入っていくんだと思うんですけども、当面平成三十二年度までということでしたけども、そういう状況じゃなくなったので、また早急にですね、その辺万が一がないように、考えられる範囲というのもわからない部分も随分あろうかと思いますけども、何とかその辺は市民生活に重大な問題ですので、課長も大変でしょうけど、早目にその辺はまた洗い出して。  かといって、過剰設備もなかなか難しいんでしょう、もちろん周辺も含めて取りかえるものを大幅に取りかえられれば憂いも随分取り除かれるんだと思うんですけども、そうもなかなかいかないと思いますので、その辺はまたメーカーさんともよく協議しながら、限られた予算の中で最善を尽くしていただきたいなと思っております。  そして確認ですけど、年間二、三千万円ですね、整備。これは、ほぼ単費という認識でよかったですかね。 ◯議長(佐田則昭君)業務第二課長。 ◯清掃事業局業務第二課長(井上健一君)そのとおりでございます。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)お金もかかりますし、ただやっぱり安全・安心で絶対必要な施設ですので、その辺は再度お願いして。  このいわゆる迷惑施設というものに関しまして、何よりさまざまな御意見がある中で各地、各場所、柳ヶ浦もそうですし、最終処分場がある安心院の下毛地区もそうでしょうし、和間の西大堀もそうですけども、それぞれ建設に当たってはさまざまな意見がある中で苦渋の決断を受け入れていただいているということだと思います。  地元周辺、隣接地区を最大限尊重し、まずは不安が広がらないこと、そういった隣接地区、周辺地区に寄り添うこと、そして寄り添い続けることが、執行部はもとより私たちも心の真ん中に、肝に銘じていかなければいけないと私も思っております。  そういった中で、答弁にもありましたけども、基本的に今まで地元周辺地区とも説明、約束してきたこと等をしっかり履行していく、守っていくという強い姿勢が今後も必要だと思いますけれども、それに関して御確認したいのでよろしくお願いします。
    ◯議長(佐田則昭君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)生活環境課長の江口でございます。辛島議員の再質問にお答えいたします。  まず、ごみ処理施設につきましては、地元それから地域周辺の住民の皆様のお気持ち、そういうものを最大限に尊重しながら、それぞれ地元及び周辺地域から出された要望等、それから環境整備等の事業は、しっかり進めてまいっているところでございますし、今後の計画につきましては、正副管理者で協議を行っていくと宇佐高田国東広域事務組合から伺っております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)ありがとうございます。  全般的に、これまでもそうですけど、今後も含めまして、迷惑施設と一般的に言われているものに関しまして、新設または改修も含めてですね、その時々のやはり最新技術、これ日進月歩で技術は進んでいると思います。その時々の最新技術を導入して、環境に対してや安全に対して県内最高基準といったものをしっかり約束して守っていっていただきたいと、これこそがまず不安が広がらない第一歩だと思っております。  その辺について、見解をお願いします。 ◯議長(佐田則昭君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)再質問にお答えをいたします。  今後の計画につきましては、正副管理者で協議を行っていくと宇佐高田国東広域事務組合から伺っております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)こういった施設は、やはり地元周辺、隣接を含めて、そこの大きな反対や不安がある中ではなかなか前に進めない事業だとも思います。  今後についても、切りかえ時期も含めていろんな施設がそういった状況に直面するかと思いますけども、柳ヶ浦もそうです、安心院もそうですけども、常にやっぱりその時々最新なものを導入してですね、地域住民の、そこの地元周辺・近隣に不安が広がらないように、そして苦渋の選択を受け入れていただくわけですから、まずはそこのところが安心して生活が守られるようにということを、何回も繰り返しになりますけども、こういった施設は一番大事だと思いますので、その辺についてよろしくお願いします。 ◯議長(佐田則昭君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)今後の計画につきましては、正副管理者で協議を行っていくと宇佐高田国東広域事務組合から伺っております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)課長の力強い言葉で少し私も安心できたような気がします。  やはりですね、不安は若干広がっておりますので、安全、環境に関して市当局としてもしっかり最新のものを導入して、最大限尊重してやっていくという強い宣言にも似た答弁をいただきましたので、それを信じて、また私もそのように説明してまいりたいと思いますし、少しでも不安が広がらないように私も常に前向きに協力していきたいと思います。  また、繰り返しになりますけど、要望といたしまして、私の一般質問とさせていただきます。 ◯議長(佐田則昭君)以上で辛島光司議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで暫時休憩をいたします。なお、再開は十四時十分といたします。暫時休憩します。                 休憩 午後一時五十三分               ───────────────                 再開 午後二時十分 ◯議長(佐田則昭君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行いたします。  ちょっと待ってください。先ほどの辛島議員の一般質問への答弁について、生活環境課長より発言の訂正の申し出がありましたので許可します。  生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)生活環境課長の江口でございます。議長のお許しをいただきましたので、先ほどの辛島議員の再質問にお答えをした内容について、訂正をさせていただきます。  今後の計画につきましては、正副管理者で協議を行っていくと宇佐高田国東広域事務組合から伺っておりますというふうにおわびを申し上げ、訂正をさせていただきたいと思います。 ◯議長(佐田則昭君)暫時休憩します。済みません、機械の調整をしますので。                 休憩 午後二時十二分               ───────────────                 再開 午後二時二十五分 ◯議長(佐田則昭君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。  二番 川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)気持ちを入れかえまして、改めましてこんにちは。二番 愁山会 川谷光紹です。  新しい出会いのための別れの季節となりました。長年にわたり公職された退職される職員の皆さん、大変ありがとうございました。市民の一人としても御礼申し上げます。  さて、私の子供が通う四日市南小学校では、読み聞かせグループのマザーグースが卒業生に送る伝統の歌があります。「ゆずり葉」という歌です。一部のみ引用させていただきます。  「子供たちよ これは譲り葉の木です この譲り葉は 新しい葉が出来ると 入り代わってふるい葉が落ちてしまうのです こんなに厚い葉 こんなに大きい葉でも 新しい葉が出来ると無造作に落ちる 新しい葉にいのちを譲って」  退職される職員の皆様方への感謝の気持ちと、またそこに新しく生まれてくる職員さん方の気持ちを考えながら、一般質問に入っていきたいと思います。  今まで先代がこの宇佐市を残してくださったように、私たちも子供たちにこの大切なかけがえのない宇佐市を残してあげたいものだと思います。  それでは、地域のためにの一点目、活力あふれる園芸産地整備事業、水田畑地化集積協力金交付事業、企業等農業参入推進事業などにより、水田を畑地に転換し高収益品目に取り組むとともに、新規就農者や参入企業等の多様な担い手を確保する狙いは理解できる。その一方で、宇佐市の土地が持つ力を未来の大人たちにどのように渡したいと考えているのか、市の方針について伺う。  二項目め、都市計画道路上田・四日市線の計画を進めていくに当たり、上下水道の整備もあわせて行ってはどうか。  三項目め、防災行政無線のデジタル化に際し、スピーカーの設置位置や方向などをどのように検討してきたのか。各自治区の班長にアンケートをとるなどして、広く意見を募ってはどうか。  子供たちのためにの一点目、平成二十九年五月三十日より、個人情報保護法が改正となり、自治会、同窓会、PTAなどの非営利組織も適用の対象となった。ある企業の個人情報保護法対策室のホームページによると、「漏えいした個人情報の本人から漏えいによる被害や実被害がなくても、漏えいしたという事実による損害賠償民事訴訟のリスクが発生します」とある。今まで小中学校によっては、保護者が作成した連絡網を活用して緊急連絡を行っている場合もあったが、今後緊急連絡網はどのように整備するのか。また、厳密に個人情報を管理・保護するためにも、メールの一斉送信サービスを活用してはどうか。  二点目、昨年の九月議会で、周辺地域の保育について質問したが、子ども・子育て会議の中でどのような議論がなされたか。また、周辺地域の保育園とはどのような協議を行ってきたか。今後、小規模保育事業や家庭的保育など、地域型保育の導入を検討してはどうか。  三点目、放課後児童クラブの支援員の資質向上、及び緊急時に対応する責任者として、保育園やこども園の園長のように各児童クラブに放課後児童支援員等処遇改善等事業による常勤放課後児童支援員を配置するべきだと思うが市の考えは。  以上、回答をお願いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)それでは、川谷光紹議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。二番 川谷議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、地域のためにの一点目、宇佐市の土地の持つ力を未来の大人たちにどのように渡したいと考えているのかについてでありますが、本市は広大な平野部から中山間地域に至るまで、豊かな自然を生かし、多様な農作物の栽培に恵まれた県下最大の農業地域を形成しています。  この魅力あふれる宇佐の農地をどのように守り、将来につなげていくかなどの地域農業の将来像につきましては、地域・集落とともに検討していくことが必要であり、市では現在人と農地の問題を解決するための未来設計図である人・農地プランの作成を推進しております。  その取り組みの中で、中心経営体である担い手への農地の集積・集約を進め、経営の大規模化を図ることなどにより優良農地を守るとともに、地域ぐるみの農地保全活動による集落機能の維持や、耕作放棄地の未然防止に努めていきたいと考えております。  今後とも、農業情勢の変化を踏まえつつ、地域ごとの農業形態に対応した人・農地プランの作成・見直しの推進を図りながら、特色ある宇佐の農地を未来へとつなげたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問については担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目め地域のためにの二を建設水道部長 原田雅且君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)建設水道部長の原田でございます。二番 川谷議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め地域のためにについての二点目、都市計画道路上田・四日市線の計画を進めていくに当たり、上下水道の整備もあわせて行ってはについてですが、上水道施設につきましては、道路改良工事にあわせて施工を行うこととしています。  また、公共下水道施設につきましても、道路の新設により下水管渠の布設がえが必要な区間については、道路改良工事にあわせて施工していきたいと考えておりますが、沿線には農地などで下水道事業計画区域に含まれていない区域が多く、計画区域を拡大するためには終末処理場の能力や土地の利用形態などの課題があることから、これらの課題解決に向けて検討してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの地域のためにの三を総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。二番 川谷議員の一般質問にお答えします。  一項目め、地域のためにについての三点目、防災行政無線のデジタル化に際して、スピーカーの設置位置等について広く意見を募ってはについてですが、老朽化した防災行政無線のデジタル化に関しましては、現在導入するシステムの選定を柱とした基本構想の策定に取り組んでいます。  スピーカを取りつける屋外拡声子局の設置位置などにつきましては、市民の方からスピーカーの声が聞き取りにくいなどの意見をいただいていますので、平成三十年度に予定する基本計画の策定段階において、市民の方々の意見を伺いたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、二項目めの子供たちのためにの一を教育次長 若山雅敏君。 ◯教育次長兼教育総務課長(若山雅敏君)教育次長の若山でございます。二番 川谷議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、子供たちのためにについての一点目、個人情報保護法が改正となり、今後小中学校の緊急連絡網はどのように整備するのか。また、厳密に個人情報を管理保護するためにも、メールの一斉送信サービスを活用してはについてですが、個人情報保護法の改正により、各小学校が作成する個人情報を含む全ての名簿等は本法の適用となっております。  議員御指摘の、緊急時における保護者連絡網も該当するため、市教育委員会では連絡網の作成時には各保護者の同意のもとにその利用目的を周知すること、また、配布時には名簿の掲示や保管場所等の注意喚起を初め、児童等への指導や目的外使用をしないなど、漏えい防止の措置を図るよう各学校に指導してまいりました。  学校からのメール配信は有効な手段ではありますが、現時点では緊急連絡の補完的手段と捉えざるを得ません。今後は個人情報漏えい防止のための適切な取り扱いとその重要性等を、今まで以上保護者に情報発信し、健全な学校運営には保護者連絡網は現状欠かせないものであるとの御理解と御協力をお願いするとともに、本課題を学校と保護者と地域の共有課題として協議してまいりたいと考えます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)最後に、二項目めの子供たちのためにの二、三を福祉保健部長 松木美恵子さん。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(松木美恵子さん)福祉保健部長の松木でございます。二番 川谷議員の一般質問にお答えします。  二項目め、子供たちのためにについての二点目の前段、周辺地域の保育について、子ども・子育て会議の中でどのような議論がなされたか。また、周辺地域の保育園とはどのような協議を行ってきたかについてですが、平成二十七年三月に策定した子ども・子育て支援事業計画の中間見直しの時期となる今年度、子ども・子育て会議では宇佐、安心院、院内の各地域ごとの教育・保育の必要量の見込みと、その確保策について協議を行いました。  その結果、教育・保育の必要量につきまして、教育を必要とする一号、保育を必要とする三歳以上の二号、三歳未満の三号ごとに現在の利用状況から見込みを出し、今後の年齢ごとの定員の変更を行うことで必要量の確保ができました。  また、周辺地域の保育園との協議につきましては、市内私立全園の園長で構成される宇佐市認可保育園・認定こども園協議会と、定員及び入所児童数の協議を行いました。  その結果、来年度から安心院・院内地域全園及び宇佐地域の定員三十人以下の園で、四月からの定員を減少させる園につきましては、四月当初から減少させた定員の一二〇%までの入所を可能とすることにしました。  次に、後段の、今後小規模保育事業や家庭的保育など、地域型保育の導入を検討してはどうかについてですが、小規模保育事業は六人以上十九人以下で保育を行うもので、家庭的保育事業は五人以下で、家庭的保育者の居宅またはその他の場所で保育を行うものです。  両者ともに三歳未満児のみの受け入れとなっており、保育の量が確保されている本市として必要な仕組みかどうかなど、国の動向なども注視し、また宇佐市認可保育園・認定こども園協議会とも協議していく中で慎重に判断していきたいと考えます。  次に、三点目、放課後児童クラブに責任者としての常勤職員を配置すべきだと思うが市の考えはについてですが、放課後児童クラブは昼間保護者のいない家庭の小学生の安全と健全育成を図るもので、運営は市が委託し、現在二十二カ所で実施しております。  放課後児童クラブは、学校や地域と連携し、利用者の支援に当たる必要があり、質の向上という意味でも常勤職員の配置の重要性は理解しておりますが、今のところ具体的な常勤職員の要望は伺っておりません。  各放課後児童クラブから具体的な配置要望がありましたら、宇佐市放課後児童クラブ連絡協議会で各クラブの声を聞きながら、支援員の職務内容や運営方法とあわせて協議してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二番 川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)それでは、順次再質問を行っていきたいと思います。  午前中、斉藤議員から託された一点目、農地について。全く正直申しまして、一応登録上は農家の一人ではあるのはあるんですが、実際はもう小作に出してますので、私の父は家庭菜園的なものはしてますけれど、私は全く農業に携わっていません。  そういった中で、素人で大変質問するのもどこから手をつけていいのかわからずに、いろいろ勉強させていただいたわけですが、すればするほどより複雑に、よりわかりにくく。  で、五人の方々からお話を聞くことができましたが、そのうち一人の方から「生半可な知識で一般質問をすると、逆に農業の足を引っ張る可能性もあるんだよ」と言われまして、今順次進んでいるのでありましたら、そうならないように。まず大きな一歩目として質問をさせていただければいいかなと思います。今日よちよち歩きで今から農業について始まっていきますので、温かく見守っていただければなと思います。  先ほど斉藤議員の質問を伺っていまして、やはり後継者という問題が大きいのかなというふうに思うところでした。後継者だけではなくて、従事者も減っているということで、大変大きな課題なのかなと。  その中で、園芸産目であったり、畑地化をして農家の方の収入を上げて後継者というか、今後とも十分な経営規模で行っていける農業にしていきたいというのは大変よくわかるところですが、昨日ですね、県の農地課の友人がいまして、その友人と電話をした後で会いに行って結局話をしたんですけれども、わかりやすい説明があったのでちょっと引用させてもらえればなと思います。  例えば、農業従事者一人で水田であったらはがき一枚分ができるとすると、それを畑地化をする、さらにビニールハウスにする、小ネギさらにイチゴになればなるほどどんどん小さくなっていって、例えば小ネギやイチゴであったら一人当たりの面積が、水田であればはがきとすれば、小ネギ、イチゴであれば切手ぐらいの大きさですということなんですよね。  ということは、農業の後継者が不足している中で、今後畑地化、または園芸作物、特に小ネギ、イチゴというのが特に大分県は産地として有力なところなので、今後伸ばしていく、成長させていく必要があるとは思うんですが、農地を守るためにというのを考えたときには、かなり厳しいのかなと、より多くの農業従事者が必要なのかなというふうに思います。  それに対して、何らかの対策等は考えられていますか、質問させてください。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)農政課長の河野でございます。川谷議員の再質問にお答えいたします。
     水田農業と違い、施設園芸では非常に面積が小さい、しかし小さいながら高収益を上げられるというものでございますので、基本は宇佐は水田で今までずっとやってきたところでございますけれども、中に例えば水田の耕作ができないというときにはですね、例えば新規就農の方であるとか、後継者の方にそういうイチゴや小ネギ等のですね、施設園芸を行わないかというような投げかけのもとにですね、高収益に取り組んでいただくという取り組みは必要なことだろうと思っておりますので、大規模にできないかもしれませんけれども、それは企業参入であるとか、またそういったところは担っていただけるのではないか。  要は、耕作放棄をしない土地が増えていくということをやっぱり防ぐということが一番だろうと考えておりますので、新たな担い手確保というものを重点的に考えていきたいと考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)ぜひ新たな担い手の確保を行っていただきたいなと思うところですが、それに対して今市で行われている活動として、やはりブドウや小ネギのトレーニングファームがあるというふうにお伺いをしています。そのブドウや小ネギのトレーニングファームというのは、また単純に後継者や耕作放棄地を再活用したりするだけではなくて、その制度を利用して移住者もまた市外からの移住者という面でプラス面もあるかなと思いますけれど、そのような理解でよろしいでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)お答えいたします。  新規に入っていただく方、またそれはIターンであったりUターンであったりするわけでございますけれども、農地を守ることプラスですね、定住また地域の人口、まちづくり、そういった部分を維持するという役目もあるので、議員の御理解のとおりでよろしいかと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)大分県のほうでは、今計画の策定段階ということではありますが、将来的には五百ヘクタールを畑地化していこうということで計画を立てて動いているそうです。今のところは計画のための調査段階ということですが、例えばなんですが畑地化をする、ビニールハウスでこの宇佐市言えば主なものは小ネギでイチゴであったりになると思うんですけれども、その場合、新規就農の方は大体五十アール程度の面積規模から始めることが多いというふうにお伺いをしています。  ということは、百アールで一ヘクタールですので、二人で一ヘクタールということになるよね、ということは二人掛ける五百ヘクタールで、まあ多い県全体として千人新しく就農、大分県外からも呼びたいと、そういうことで移住を進めていきたいということだと思っています。  大変話の大きいことでいいことだなと思ってはいたんですけれど、実際そのための活動をされていてどうですかというふうにお伺いしたところ、大体毎年夏休みに、夏の時期に大分のホルトホールで新規就農の説明会をされているということですが、宇佐市は参加されているかどうか、回答をお願いします。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)大分市で説明会があるとすればですね、最近はそこには出席しておりません。ただ、東京、福岡、大阪、そういったところで県主催である、そういった就農説明会にはですね、参加して、実際にブドウの学校や小ネギの学校に入ってきた方という方々もそこでのきっかけということでございますので、そういうことには積極的に参加するようにしているところでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)近年、大分のほうは参加されてないということでしたが、その参加されない理由等ありましたら教えてください。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)県内というよりも、やはり福岡というところに目を向けてたのかもしれませんし、それが有効であり就農につながっているということであればですね、情報を仕入れてですね、参加してみたいと考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)宇佐市はじゃあ、大分のほうには参加されてないということですが、大体参加された方というか、かかわった方から聞くと、例年大体百五十名程度の参加者、要は説明を受けに来る方が百五十名程度いらっしゃったそうですが、昨年は急に減って五十名程度しか来なかったと。で、それが全国の分は何だったかちょっと覚えませんが、福岡や大阪、東京、仙台、札幌等でも開催されているということでしたが、そういったところでも減っているというふうに聞いていますが、その実態は宇佐市として参加されてどのように感じてますか。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)確かに時期によって、また会場によって参加する方の数はまちまちでございますけれども、議員言われたように若干減っているという、まあPRも足りてないのかなという気もしますけれども、そういう状況にあるというのは最近聞いているところでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)これほど今求人倍率が高い状況が続いて、宇佐市で言えば一・九倍を超えているというような状況であれば、なかなか農業のほうの説明会に足を向けてくださるのが難しいのかなというふうに思いますが、やっぱり根強い活動というか、継続的な活動というのが必要だと思いますので、ぜひやっていただきたい半面ですね、やはり小ネギやイチゴ等の農家で希望してくださる方が確保できない中で、この宇佐平野の広い農地を子供たちに残していってあげたいと思ったときには、やはり水田にも力を入れていかないといけないんだなというふうには、私としては今思っているところです。それについては、また後日勉強していきたいと思います。  大体農業というのは国の基幹産業というか、本当に大事な国の政策、国策なんだなというふうに話を聞いてて思いました。宇佐市が実際に農業の中で何ができるのかなと考えたときに、私の中で思ったのは四点でした。  一点目が、先ほど言われたように、移住政策としての耕作放棄地であったりとか、ブドウや小ネギのトレーニングファームといったところであったり、新規就農された方が経営が安定するまでの、今回も予算で出されてますが、そういった生活面の支援であったりとか、そういったところが市でできるところなのかなというふうに思います。  で、二点目なんですが、先ほど斉藤議員が言われたように、集落営農が新設、新規がこの三年で四つあったと。で、その一方で解散が八組あると。こういったように、集落営農法人についての課題も今大きいのかなというふうに思っているところですが、これも調べてみるとですね、島根県というのはもうさらに深刻な状況のようで、島根県では集落営農法人自体が広域圏の中でお互いに助け合いながら取り組みをされていると。農地を守る活動、またさらに法人として若い人たちを採用するような活動を行っているということだったので、ぜひこういったことについても研究していきたいなと、私個人としても研究していきたいなと思うんですが、集落営農が例えば広域化していく中で、要は旧宇佐市であったりとか安心院、院内両院地域であったりとかで、集落営農の法人自体がお互い協力しながらやっていくということが、まず可能なのかどうかというのを大前提として教えていただきたいと思います。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)再質問にお答えいたします。  集落営農、基本的には集落で一つになって営農しているわけでございまして、それが隣の集落と隣の集落が一つになってやろうかという話し合いができれば可能だろうと考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)解散していく集落営農が八組あったと、八団体あったということは、やはり恐らくですが同じような悩みを抱えているところ、今後も解散を考えているようなところもあろうかと思います。  そういったところが、今一生懸命守っている農地をお互い法人同士で助け合いながらやっていく方法を解決、人と人、法人と法人をつなげていくことは、これは市ではできることなのかなというふうに考えていますので、ぜひそういった点についても研究していただければなと思うところです。  で、市ができるかなと思ったこの四つのうちの三点目なんですけれども、これは多面的機能交付金についてなんですけれども、この多面的機能交付金こそが、先ほど回答にありました地域ぐるみの農地保全活動による集落機能の維持や、耕作放棄地の未然防止につながっていくものなのかと思っています。  この中でですね、私が大切だなと思ったのが、子供たち、まだ小さいうちに農地、田んぼや畑に一緒に行って、そうやって農地を守るというよりもまずその土地を愛する、ふるさとを愛するような気持ちを醸成していくことから子供たちがこの地域を守らなきゃいけない、ここが私の生まれ育った場所なんだ、ここが私の原点なんだというような思いを持つためにも、ぜひ子供たちと一緒に活動を、多面的機能交付金の中で、例えば子ども会が入るとか、それが可能なのかどうか、PTAが例えば入ってみたりとか、そういったのは多面的機能交付金の中で可能なのかどうか教えていただければと思います。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)お答えいたします。  多面的機能交付金の中の活用で、子供たちを巻き込んで一緒に活動するというのは余り聞いてはおりません。ただ、それぞれ今学校教育の食育の中でですね、地域のそういう農業者を交えて農業を勉強したり、体験するという取り組みは行っているところでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)南小学校でも大先輩の木下議員前職が、子供たち五年生のためにモチ米を作ってくださっています。子供たちが一緒に泥だらけで入って、写真を見ると一番喜んでるのは木下さんだなと思いながらいつも見てるんですけれども。  その中で、四年生の社会科の中で水田に関するところ、農業に関するところ、また水田というのは単純にお米を作るだけではなくて、ダムの役割も果たすんだよ、防災上も大変有益なものなんだよというのを四年生の社会科で教えていると伺っています。  その中で、宇佐市の土地改良区の方が出前講座として、授業の外部指導員、先生として、北小学校、長洲小学校、天津小学校で行っているというふうにお伺いしましたが、そのような実態はありますか。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。  その部分については、市教育委員会としては把握しておりません。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)例えば、四年生の社会科で水田の部分について、そういった方に授業をしていただいた分も、きちんと社会科の授業として認められるかどうかとかは確認できますか。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えいたします。  学習指導要領の中で、社会科の目的等がありますので、その趣旨に沿うのであればですね、問題なく外部講師等来ていただきながら現実的に進めることは十分可能であろうと考えます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)来年度からの学習指導要領が前倒しになって、小学校でも英語が始まるということなので、なかなか授業時間数の確保も大変だろうなと。  その中で新しい、例えば外部講師として農業についてというのを教えていただくというのは、その時間を作ることすら難しいだろうなと思ってたんですが、もし社会科の授業の一時間として、しっかりその授業内容を、趣旨、狙いに沿ったものでしていただけるのであれば、授業時間になるというふうに今私は理解しましたので、ぜひ土地改良区の方々が、呼んでくれたらいつでも出前講座にいきますよということですので、ぜひ活用していただければなというふうに思います。  最後なんですけれども、やはり宇佐市でできる、ここが一番大きくなるのかなと思うんですが、農作物のブランド化を図っていくというのが、市でできる一番の取り組みかなというふうに思います。  宇佐市では、それこそ宇佐認証ブランドということで、六次産業に取り組んでいるわけですが、今取り組んで何年目なのか、そしてまた、取り組みだしてから売上高は大体どのように推移していったのかというのを教えていただければと思います。わかる範囲で結構です。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)お答えいたします。  宇佐ブランド認証制度を取り組み始めて五年目と思います。  推移ですけれども、毎年一回ですね、実績数値はまとめておりますが、これはブランド認証品の場合、焼酎の売り上げが非常に左右するというところがございますので、把握した中では十五億円から二十億円だと考えております。それは変動はございますけれども。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)焼酎の売り上げに大変左右されるということですので、ぜひふるさと返戻品も活用していただいて、宇佐市の焼酎をたくさん多くの日本の方々、また世界の方々に飲んでいただきたいなと思います。  せんだって、宇佐市と宇佐商工会議所の意見交換会がありました。そのときに、私の中で一番印象的だったのが、当時観光協会の会長ということで紹介されましたので、観光協会の会長ということで申しますが、言われたのがお酒を飲んでくださいと。お米や麦をそのまま輸出するのは難しいけれど、それをお酒にかえて価値を高めて輸出することは大変有意義で、そうなったときには今のお米の量や麦の量では足りなくなると。  なので、さらにそういったブランド戦略というのをしっかりと持って、今後とも米と麦とを守るような宇佐市の農業でやってほしいなと。もちろん、畑地化であったり、園芸産品であったりで、市外からの方の交流人口を増やしていく、また移住者を増やしていくという政策についても十分理解できますので、ぜひそういったふうで活用していただければなと思います。  また、ブランド化するに当たっては、例えばなんですが、工業製品であればISOがありますが、農業で同じような取り組みでGAPというのがあるというふうにお伺いしました。GAPについてわかりましたら説明をお願いします。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)再質問にお答えいたします。  GAP、ここ二、三年そういった説明会も開催されているようで、GAPとは農業生産工程管理ということでして、例えば農業の生産活動を持続していくためには、食品の安全性とか環境保全とか、そこで働いている人の安全面とか、いろんな法令を遵守するための点検項目を定めているようであります。  それを実施して記録し、点検し評価する、それを繰り返していって生産工程の管理や改善を行う取り組みのことをですね、GAPというらしいんですけど、特にこれは最近東京オリンピック・パラリンピックの開催をきっかけにGAP認証を受けた品物じゃなければ選手村で食品を使わないとか、そういうことを示されたことによって、非常に最近注目されているものだと、そういう意味合いでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)実は大分県はGAPについての取り組みというのは大変先進的に取り組まれてて、それであるけれどもまだまだ普及が進んでいない、日本ではトップランナーで走っているんだけれども、先頭集団を走っているけれども、それでもまだまだ周知が十分にされていないと。  しかし、世界ではもうそれが当たり前で、特にオリンピックなどで使われる、先日ソチオリンピックがあって日本人が大活躍をしましたが、今度東京で行われます。その中で……、ああ平昌ですよね、ありがとうございます。さすがスポーツの和気議員です。  で、平昌オリンピックで大変日本人が活躍しましたが、今度東京で行われて、その行われる選手村で提供される食材では、このGAPに適合したものしか提供ができないと。しかも、日本全国でこのGAPに取り組んでいる農家、農業者数というのは、まだ今現在のところ一%にも満たしていないと。  ということは、今全国で、こういう言い方をすると余りよくないかもしれないですけれど、全国で有名な産地ってありますよね。ブドウであったりお米でもそうですし、いろんな有名な農作物の産地というのがあると思うんですけれども、そこがどれだけ有名であろうと、おいしかろうと、選手村に提供することはできないということです。世界のそこから発信することはできないということですよね。  逆に、GAPの認証までには半年から一年かかるそうなので、今、二〇一八年にもし宇佐市の農家でGAPに取り組めば、ほかのところよりもという言い方をしたら悪いですね、農産地としてはまだ有名なところはあるんだけれども、この宇佐の農産物しか使えないような、そういった産品、食材というのが提供できるのではないかと。そうなったときに、オリンピックが終わった後で、これは東京オリンピックで出された基準の野菜ですよと、出された基準のお米ですよというふうに売り出せば、これは世界に輸出できるかもしれない。  もっと言えば、お米の安全性であったりきちんとした品質管理であったりでは、実は大分、特に宇佐がトップらしいよというふうに持っていくチャンスではないかなというふうに思いますが、何せ期限がもうあと二年しかありません。  で、これ認証されるまでに半年から一年ほどなので、もう今すぐ始めるしかない中で、問題が予算、お金がかかるということですよね。しかし、例えば個人で出すと十万円から五十五万円程度個人の農家で取ろうと思ったらかかるそうです。しかし、複数の農家で集まって団体で取れば、もし五十名の場合であれば一名当たり二万円から十一万円で済むと。  しかし、それをすることによって農作物が高く売れるわけではありませんので、あくまで品質の保証ですので、それが高く売れるわけではないんですが、二万円から十一万円という農家にとっては大きなお金を、まず東京オリンピックを目指して宇佐市で補助していくのもまた一つの手なのかなというふうに考えているところです。  これはもう通告していませんので、あくまで要望というか、私の考え方ということでやってもらえればいいかなと思います。  特に、宇佐神宮はもともとは勝負の神ですから、そこで例えば世界農業遺産のシイタケを宇佐神宮で祈祷していただいて、お坊さんの私がいうのも何ですが、それを東京オリンピックの選手村に行って、金メダルをとろうでもしたら、選手が「宇佐神宮のシイタケで勝った」とでも言ったら、もうこれは大変な騒ぎが起きるんじゃないのかなと。  それぐらいメディアであったり、オリンピックまた世界が注目するまたとない機会で、そこに提供するためには日本全国有名な生産地でも一%しかまだ取り組んでいないということは、まだまだ宇佐市にはチャンスの可能性があるんじゃないのかなと思いながら、農業の仕事の話ですが、今後勉強していきたいというふうに思っております。  それでは、ちょっと長くなってしまいましたが、次の質問に入っていきたいと思います。  一項目め、地域のためにの二点目です。  都市計画道路についてですが、都市計画道路そのものの意味というか、都市計画道路とはそもそも何なのかというのについて説明をしていただければと思います。 ◯議長(佐田則昭君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)都市計画課長の原田でございます。  都市計画道路というのは、本来都市の軸となる幹線道路、簡単に言えばそういうことで、これが用途地域と用途地域を結ぶ、もしくは用途地域内の幹線、補助幹線の役目をする、その道路の役目は異なっておりますけど、そういったものでございます。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)それでは、上田・四日市線は補助幹線的な役割を今のところ担っているということでよろしいでしょうか。十号線の補助幹線的な役割ということでよろしいですか。はい。  今回の質問をしたきっかけはですね、せんだって十二月議会のときに、この上田地区が開発されたのも、そもそも開発計画があったわけではなくて、フラワーロード沿いに上下水道が整備されていて、民間企業の自由な経済活動を阻止することはできないというところから、今あのように発展をしていったんだ、商業施設が出ていったんだという説明と私は理解しましたが、それでよろしいでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)都市計画課長。
    ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)もう一回お願いします。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)わかりやすく言いましょう。前回、十二月議会のときにお伺いしました。なぜ、こんなに上田の周りに新しくお店が出店してきたのかということでしたが、当初あそこは都市計画には入ってなかったけれども、上下水道がそこに整備されていたので、ああやってお店が出てきましたと。で、お店が出店するに当たっては、自由な経済活動を阻害することはできないし、適正な手続に則ってやれば十分開発できるので、今のようになりましたというふうに理解していますが、いかがでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)はい、そのとおりでございます。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)はい、ありがとうございます。ぜひ、上田と宇佐市の商業の中心地である四日市を結ぶこの上田・四日市線沿いに商業地域がさらに広がって宇佐市の商業が発展するように、ぜひとも上下水道の整備を、今後ともさまざまな補助事業を使いながら行っていただきたいなと願っているところです。  あわせてですが、なかなか国の予算のつき方が、この上田・四日市線に対しては厳しいというふうにお伺いしてます。その中で、宇佐市はさまざまな工夫をしながら、どうにか着工に向けて完成に向けての取り組みをされてるということでしたが、その取り組みの内容について、もしわかるところがあれば教えてください。 ◯議長(佐田則昭君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)道路予算に限っての話でございますけど、通学路であったら予算がつきやすいとかいろいろございますので、そこは都市計画と土木課とで協議しながらですね、この路線は重要なのでちょっと重点的に予算を回してほしいとか、そういった調整はしております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)ぜひ各課で連携をしながら、お互い効率のいい、出やすい補助金を使いながら、早急に完成を目指していただければなと願うところです。  ちなみにですが、新鮮市場の裏、すぐ真裏は葛原になります。駅館小学校が目の前に見えているにもかかわらず、四日市北小学校に通わなければなりません。ですので、ぜひその子供たちが安全に通えるように通学路という意味でも、またそこの子供たちはすぐ近くの駅川中学校ではなくて西部中学校まで自転車で通うことになりますので、ぜひ通学路の整備という点でも、ぜひ上田・四日市線の早期完成を願っています。  それでは、次の三点目に移ります。  防災行政無線のデジタル化に際してですが、私がですね、アンケートをぜひとって、地域住民の方々の意見を伺ってみてはどうですかと、確かにいろんな調査をしてくれる会社であったりとか、コンサルに出すのも大変いいことだとは思うんですけれども、コンサルに出すに当たっても、その前の段階の資料として、基本構想のためにアンケートが必要だと私は思っています。  まず、基本構想をするためにアンケートがあって、それがあって初めてこの地域はこういうふうに聞こえない、だからこういう電波を選ばなきゃいけないという基本構想が進んでいくと思うので、ぜひアンケートをとっていただきたいなというふうに思っていますが、そのあたりはいかがお考えでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)危機管理課長の加来です。川谷議員の再質問にお答えをいたします。  基本構想の段階でアンケートをということでありますけども、今現在基本構想を策定中であります。その基本構想の内容といいますのが、宇佐市に最適なシステムはどういうシステムかというところ、もっと極端にいいますと何メガヘルツの電波を使うのかというところの絞り込みを行っております。で、実際に宇佐市にこれがふさわしいとか、物理的にこれは宇佐市には無理だとか、そういう中での宇佐市の最適なシステムの絞り込みを行っておりますので、実際に広く市民の方の意見を聞こうというのは、今後のシステムが決まった後の基本構想であるとか、その段階からだと今のところ考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)今までどおりホームページ等に掲載をして、広く市民の皆さん方から意見を募るという方法もあるでしょうし、また高齢者の方々は、なかなかホームページでの意見は言いにくいというのであれば、今市報であったり議会報であったり、配るためのシステムが各地区地区でできてるかと思います、区長さんから班長さんに行ってと。  班長さんまでは今経路がありますので、班長程度にとどめて、それぞれの班長さんまでアンケートを回して、そこから戻ってまた班長、区長、そしてまた市民ということで戻ってくることができれば、市報とか議会報とか配るときに一緒にアンケートを配ればいいので、後でアンケートをまとめる労力は大変なことかと思いますけれど、配るためまた回収のための労力は少ないのかなというふうに思います。  周波数について基本構想で策定していってるということですので、理解がその点についてはできました。  今回の予算でも出てるんですけど、戸別受信機というのが今後重要な役割を果たしていくのかなというふうに思っていますが、今後策定されていく中で、特に有料でも構わないと思うんです。ある程度の負担金があってもいいと思うんです、戸別受信機を希望する家庭にはですね。  例えば、その家が土砂災害警戒区域であったりとか、風水害の浸水する可能性の高い区域であったりとか、そういった市としてそこに住んでいる人を守らなければならない、そのために戸別受信機が必要であれば、その方には当然無償もしくはですね、無償に近い形で配る必要、また設置する必要があろうかと思います。  しかし、それ以外のところでも、防災行政無線の個別受信機を強く要望しているところがあります。それはどこかというとですね、社会福祉施設ですね、老人ホームとまた高齢者が住まれてるマンションであったりとか。そういったところというのは、防災行政無線がなるたびに、従業員さん、職員さん方が、窓をあけてスピーカーのほうに耳を傾け一生懸命聞き取ろうとしていますが、それでも聞き取れないことが多いということで、ぜひそういったところ、また特に避難に時間がかかるであろう保育園やこども園、また多くの方がいるであろうスーパーや遊戯場等、そういったところには戸別受信機等を設置して、明瞭な音声を届ける必要があると思っていますが、そういった受信機の配置方法は今後検討していっていただくことはできますか。 ◯議長(佐田則昭君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)再質問にお答えいたします。  防災行政無線の屋外拡声器による防災無線を基本とはしております。ただ、その補完機能といたしまして、大分県の安心・安全メールであるとか緊急エリアメール、今市のSNSとかさまざまな防災アプリがあります。そういう補完機能の中にも、戸別受信機という役割もあるかと思います。  今現在、資料によりますと、スマホとか携帯とかの世帯での保有率が九五%ぐらい、それからスマホの個人の保有率も五七%ぐらいとかなりの保有率がありますので、そういったスマホ、携帯なども活用しながら、補完機能の充実をまた考えていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)ぜひ、また市報等を通じてですね、そういった知る方法がありますよというのを、またお知らせいただければなというふうに思っています。  それでは、次の二項目め、子供たちのためにの一点目です。時間が余るだろうなと思ったら時間が全くなくなってしまって、いつものとおりになってしまったなと思いながら。大変皆さんには御迷惑をおかけします。  二項目めの一点目ですが、もうこれは詳しくは申しませんけれども、二点だけお伺いさせてください。そもそも学校からの緊急連絡を使えるための名簿、連絡網は誰が作成するものですか、お願いします。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  今の現状では、保護者と学校とが共有するものでありますので、共同して作るものであろうと思いますが、やはり作る主体は現状では学校が主体となって作らざるを得ないとありますけれども、学校によっては過去の流れからいいますと保護者が作っているという学校もございますので、そこは地域性で、学校でなければならない、保護者でなければならないということは限定しておりません。  以上であります。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)学校なり保護者なりということで、おそらく学校と保護者ということはPTAということになると思うんですけれど、南小学校とか近隣の小学校でいろいろ聞いてみたら、やはり学校が作ってくださるところと保護者が作ってくださるところ、それぞれかなと。  今まで取り立ててそれほど大きな問題はなかったので、まず個人情報を集めるに当たっての使用目的とまた配布する範囲等を明確にした上でですれば、きちんと法に則ってすれば、あんまり心配する必要もないのかなというふうには思っているところです。  ただですね、先ほども最初の質問でしたとおり、被害に遭わなくても漏れたと思った段階で、もう相手方を訴えることができるということで、日本PTA全国協議会から保険の案内が届いたんですけれども、PTA会長が訴えられますよと、学校二百人規模でいくと、大体七百万円の損害が想像されますよという。なので、保険に入りませんかというものが回ってきたんですが、そもそもそういった学校、PTAで作った名簿が誰か第三者とか、まあ父兄ですけれど、ほかのPTA会長以外の方から出回った場合というときの責任の所在というのはどなたになりますか。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  今年度の五月の末にできた法律でありますので、市教育委員会としましても宇佐市の顧問弁護士にこの件については確認をさせていただきました。  顧問弁護士が申し上げるところによりますと、回答書にもありますけれども、合意した範囲内で使うということがこの法律の一番の趣旨でありますので、利用目的と利用方法、学校等であればその保護者に管理のあり方等を、この三点をしっかり同意を得ておれば問題はないというところであります。  もちろん、先ほどありましたように、訴訟のリスク、訴訟というのは原告が誰を訴えても構わないというものがありますから、この場合は市が被告になる可能性はあるということであるが、その三点をしっかり暗黙の合意というとこで逃れることもできるかもしれないが、そういうところに頼るのではなく、きちっと利用目的、そして利用方法、管理の仕方をきちっと押さえていれば心配することはないというふうに心強い返事を今いただいているところでありますので、ぜひとも保護者の皆様にも御協力を得て、来年度も進めていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)どういったらいいんでしょう。保護者と先生の信頼関係ってすごく大きくて、保護者間同士のつながりもすごく強いので、恐らく簡単には名簿は出さないだろうという信頼のもとで行っていると思うんですけれど、そうじゃない場合ですよね、そうじゃない方が出た場合どうなりますかという責任の所在を求めたかったんですが、それであれば恐らくこれからは学校に作ってください、PTAでは名簿は作れません、何かあったら市の責任で市を相手に訴訟してくださいというふうになるのかなというふうに、今答弁を聞いてて心配をしたところですが、そうならないように注意喚起をまず行っていきたいなというふうには思っています。  それでは、ちょっともう残り時間が少なくなってきましたので、本来ここを大事にしたかったんですけれど、子供たちのためにの二点目に移っていきたいと思います。  実は、加来課長は私にとって大変思い出深い方でして、私がパパママ学級に初めて行ったときに担当してくださいました。担当していただいた保健師で、まだまだ当時も太ってましたけれど、思い出深い方だなというふうに思っているところです。  質問をさせてください。周辺地域、今日皆さんの机上に資料を配付しました。これを見られて、議員の多くの皆さん方が衝撃的な数字を見たんじゃないのかなというふうに私は思います。  基本的には、保育園は二十名という定員が最小の規模ですので、ここで言うと封戸小学校区です、封戸は公立ですけれど。西馬城で言えば明和ですかね、で、南院内保育園ですね、佐田は佐田保育園で、深見が十九名、深見はしろばと保育園になるんですかね、あそこは、十七名ということですが、今後こうなったときに、多くの保育園が将来的に経営していくことが大変厳しい状況が想定されるなと。  これ言ったら、平成二十四年度五歳児だとすれば、平成二十五年度が四歳児で、五、四、三、二、一、ゼロと、まさにこども園、保育園の人数そのものなんですよね。全員その地区の子供がそこに行ったとしてこの人数なんですよね。  そして、私の中ですごく衝撃的だったのが、津房小学校区が二十六人いると。でも、この三月末で津房保育園は大変残念ながら閉園の決断をされたと。ここに至った原因はどこにあると思いますか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(加来幹子さん)子育て支援課長の加来でございます。川谷議員の再質問にお答えいたします。  原因をということですが、大変難しいところですが、子供の数が少ないというところが、やはり一番の大きな原因だと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)例えば、津房でいくと二十六人今現在いるわけですよね。津房校区にいる子供は二十六人なんです。でも、津房保育園はこの三月末で閉園を考えているということは、これは保護者のニーズと保育の供給サービスが見合ってないのかなというふうに思ってはいるんですが、その点はどのように理解されているか、答弁をお願いします。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  まず、この二十六名ですが、保護者の方が働いておられない方もいらっしゃいますので、全てが保育所に入所の対象ということではないというのもあります。  もう一つは、保護者の方から私たちの耳に入っているのは、やはり保育園で集団の保育を希望したい、一人、二人とかではなく、人数が多いところで保育をしたいというような御希望も伺っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)この数字を見てもらったらわかるように、地域の保育はこのままではなくなってしまいますので、守っていくためにも、保育園、幼稚園がなくなれば小学校がなくなっていくということですので、そのためにも今後とも研究していきたいな、勉強していきたいなと思います。  最後に、三点目ですけれども、ちょっとここだけさせてください。放課後児童クラブ支援員の昨日勉強会があったんですが、私たちは誰に雇われているのかわからないという方々が多くいました。ということは、どういうことなんでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  放課後児童クラブは、市が運営に関しては全て委託をしておりまして、全て民営となっておりますが、建物は公立であるんですけれども、民営の場合は運営委員会の長がPTA会長……。 ◯議長(佐田則昭君)時間が来ましたので簡潔に。 ◯子育て支援課長(加来幹子さん)はい。……となっているところが多いので、その辺がなかなか理解が難しいところかとも思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)以上で川谷光紹議員の一般質問を終結いたします。  ただいま、日程第一、市政一般に対する質問の途中でありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は、明日、三月一日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり御苦労でございました。  なお、この後執行部より安心院支所の件でお時間をいただきたいとの申し入れがありましたので、議員の皆さんは議員控室にお集まりください。                     散会 午後三時二十九分 宇佐市議会...