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2017年12月08日 平成29年第6回定例会(第4号) 本文
2017年12月08日 平成29年第6回定例会(第4号) 名簿

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  1. 宇佐市議会 2017-12-08
    2017年12月08日 平成29年第6回定例会(第4号) 本文


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    2017年12月08日:平成29年第6回定例会(第4号) 本文 (320発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (四日目)           開議 午前十時〇〇分 ◯議長(佐田則昭君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十三名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  平成二十九年十二月第六回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、昨日に引き続き、市政一般に対する質問となっております。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(佐田則昭君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(平成二十九年十二月八日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃四番    │一、学童保育所について          │市長及び  ┃ ┃多田羅純一君│ (1)平成三十二年度迄に一クラスおおむね  │担当部課長 ┃
    ┃      │  四十名にする計画の進捗は順調か。   │      ┃ ┃      │ (2)来年度以降の学童利用数は把握してい  │      ┃ ┃      │  るか。                │      ┃ ┃      │ (3)放課後児童支援員は不足していないの  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │二、学童保育所の要望について       │      ┃ ┃      │ (1)夏休み等長期連休に子どもを預けられ  │      ┃ ┃      │  る学童施設は出来ないか。       │      ┃ ┃      │ (2)アレルギーを持つ子ども達の受け入れ  │      ┃ ┃      │  も可能か。              │      ┃ ┃      │三、病児保育事業について         │      ┃ ┃      │  市内で一ヶ所のみであるが事業拡大は  │      ┃ ┃      │ 検討されているか。           │      ┃ ┃      │四、中小企業の人手不足について      │      ┃ ┃      │ (1)市内の状況はどのように把握している  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │ (2)高卒の市外流出防止対策は検討されて  │      ┃ ┃      │  いるか。               │      ┃ ┃      │五、市職員提案制度について        │      ┃ ┃      │ (1)職員提案での採用した事業や事例はな  │      ┃ ┃      │  いか。                │      ┃ ┃      │ (2)良い褒める制度はないのか。      │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃九番    │一、幼児の弱視、早期発見の重要性につい  │市長・教育長┃ ┃辛島光司君 │ て                   │及び    ┃ ┃      │ (1)視力と学力の関係性について、教育委  │担当部課長 ┃ ┃      │  員会としてどのように捉えているのか。 │      ┃ ┃      │ (2)三歳児健診において、早期発見を目的  │      ┃ ┃      │  とした市の取り組みと成果、課題は。  │      ┃ ┃      │ (3)県内外他市において、三歳児健診時に  │      ┃ ┃      │  眼科医や視能訓練士等専門家参加状  │      ┃ ┃      │  況等、どのように把握しているのか。  │      ┃ ┃      │二、周辺部対策について          │      ┃ ┃      │ (1)子育て世代の周辺部へのUターン支援  │      ┃ ┃      │  策は。                │      ┃ ┃      │ (2)各小学校区において、民間アパートも  │      ┃ ┃      │  しくは入居可能な市営住宅等の無い校  │      ┃ ┃      │  区は。                │      ┃ ┃      │三、法隆寺系と朝鮮・百済系の瓦が発見さ  │      ┃ ┃      │ れた法鏡寺廃寺跡の市民公園整備事業  │      ┃ ┃      │ ついて                 │      ┃ ┃      │ (1)計画の進捗状況と今後の見通しは。   │      ┃ ┃      │ (2)歴史が学べ、子どもが遊べる公園とし  │      ┃ ┃      │  て、具体的な構想などはあるのか。ま  │      ┃ ┃      │  た、今後どのように市民からの意見や  │      ┃ ┃      │  要望を取り込んでいくのか。      │      ┃ ┃      │四、公立幼稚園について          │      ┃ ┃      │ (1)各園の今年度の利用者状況と新規の取  │      ┃ ┃      │  り組みは。              │      ┃ ┃      │ (2)PDCAに照らし合わせた近年の分析  │      ┃ ┃      │  結果は。               │      ┃ ┃      │ (3)公立の在り方として、特定の目的の為  │      ┃ ┃      │  か民間で担うべきではない、もしくは  │      ┃ ┃      │  十分に担えていない等、明確な指針が  │      ┃ ┃      │  必要だと思うが。           │      ┃ ┃      │五、放課後児童クラブについて       │      ┃ ┃      │  平成三十二年度から現行制度の完全実  │      ┃ ┃      │ 施が求められているが、進捗状況及び今  │      ┃ ┃      │ 後の見通しは。             │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃二十一番  │一、西大堀地区都市公園計画について    │市長及び  ┃ ┃斉藤文博君 │ (1)広域ごみ処理施設クリーンセンター(仮 │担当部課長 ┃ ┃      │  称)の計画が遅れているが、都市公園  │      ┃ ┃      │  の計画に変更はないのか。       │      ┃ ┃      │ (2)公園の雨水等の排水計画はどのように  │      ┃ ┃      │  考えているのか。           │      ┃ ┃      │二、宇佐市社会福祉協議会を中心に災害ボ  │市長及び  ┃ ┃      │ ランティアネットワークづくりを進め  │担当部課長 ┃ ┃      │ ているが、宇佐市はどのように関わって  │      ┃ ┃      │ いくのか。               │      ┃ ┃      │三、今年の大雨時、河川の災害が心配され  │市長及び  ┃ ┃      │ た。堆積物や草木等の除去は計画的に進  │担当部課長 ┃ ┃      │ めていると聞くが、計画をもっとはやめ  │      ┃ ┃      │ るべきではないか。           │      ┃ ┃      │四、決算特別委員会で平成二十八年度の経  │市長及び  ┃ ┃      │ 常収支比率が悪化していると報告があっ  │担当部課長 ┃ ┃      │ た。単年度に限ってと説明されたが、今  │      ┃ ┃      │ 後の見通しと対策については。      │      ┃ ┃      │五、九月定例会に続いて米の直接支払い制  │市長及び  ┃ ┃      │ 度廃止対策について、質問に対して詳   │担当部課長 ┃ ┃      │ 細に回答をされたが、依然として農家の  │      ┃ ┃      │ 不安は解消されていない。すでに、転作  │      ┃ ┃      │ 目標を自主的に定め来年度にむけて水田  │      ┃ ┃      │ 計画が進められているようだが、具体的  │      ┃ ┃      │ にはどのように進められているのか。周  │      ┃ ┃      │ 知の時期について来年二月から三月と回  │      ┃ ┃      │ 答されたが、一日もはやい情報発信が必  │      ┃ ┃      │ 要ではないか。             │      ┃ ┃      │六、多面的機能支払交付金事業は農村にと  │市長及び  ┃ ┃      │ って良い事業と認識している。事務手続  │担当部課長 ┃ ┃      │ きで取り組みにくいという声を聞くが、  │      ┃ ┃      │ どのようなことなのか。         │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯議長(佐田則昭君)まず、四番 多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)皆さん、おはようございます。議席番号四番 市民連合の多田羅純一でございます。  お忙しい中、傍聴に来てくださった皆様、本当にありがとうございます。  本日はですね、一般質問三日目、私、九番目になりますけども、昨日休会だったということもあったので、今日一番目のトップバッターみたいな気分でですね、ここに立っております。さらに、気を引き締めて頑張っていきたいと思っております。  また、この一年を振り返ってみると、あっという間の一年だったなというふうに感じております。記憶に新しいのが、津久見のほうのところに、和気さんとですね、二人でボランティアに行ったのを、ついこの前のような形で思い出しております。北部豪雨でですね、津久見の町もセメントとミカンの町ということで売り出してたんですけど、実際行ったときにはほこりとセメントみたいな形でですね、もう、あらゆるところが砂ぼこりですごい状況になっているなというのを改めて感じております。  防災のほうについては、日ごろの備えがですね、しっかりやっていかないと不足するなというのは身にしみて、改めて感じております。
     また、今日はですね、傍聴のほうに、うちの娘が初めて見に来ました。かなり緊張はしておりますけども、結構、帰ったら、「お父さん、いつも何しよんの」ちゅうふうに言われているんですけども、こういった形で一生懸命頑張っておりますので、よろしくお願いしたいというふうに考えております。  それではですね、事前通告に従いまして、一般質問のほうに入らせていただきますけども、今回は五項目、十点の質問をいたします。  一項目め、学童保育所についてでございます。  一点目、平成三十二年度までに、一クラスおおむね四十名にする計画の進捗は順調なのかお伺いします。  二点目、来年度以降の学童利用数は把握しているのかお伺いします。  三点目、放課後児童支援員は不足してないのかです。  二項目め、学童保育所の要望についてでございます。  一点目、夏休み等長期連休に子供を預けられる学童はできないのか。  二点目、アレルギーを持つ子供たちの受け入れも可能なのかお伺いします。  三項目め、病児保育事業についてでございます。  一点目、市内に現在一カ所のみでありますけども、さらなる事業拡大に向けたところについて検討はされているのか、お伺いいたします。  四項目め、中小企業の人手不足についてです。  一点目、市内の状況はどのように把握しているのかお伺いします。  二点目、高卒の市外流出防止対策は検討されているのか。  五項目め、市職員提案制度についてでございます。  一点目、職員提案の採用した事業や事例はないのかです。  二点目、よい提案を褒める制度はないのかということで、以上、一回目の質問を終わらせていただきます。  どうぞよろしくお願いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)それでは、多田羅純一議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。四番 多田羅議員の一般質問にお答えをいたします。  四項目め、中小企業の人手不足についての一点目、市内の状況はどのように把握しているかについてでありますが、直近のハローワーク宇佐管内の有効求人倍率、一・五六の数値が示すとおり、各企業において人材の確保が切実な問題となっていると把握いたしております。  このうち、景気回復による生産活動の活発化に伴い、事業拡大を進める各事業所では、企業内保育所の開設や働き方改革への取り組み、外国人技能実習生の受け入れを増やすなどの対策を講じているようであります。また、医療福祉、建設分野では、慢性的な人手不足が継続している状況となっております。  二点目、高卒の市外流出防止対策は検討されているかについてですが、大学生やUIターン者等向けには、企業合同就職面接会市内企業見学バスツアー奨学金返済助成企業合同就職面接会参加交通費助成など各種メニューを用意しておりますが、これまで高校生に対する具体的な取り組みはなされておりません。多くが、就職を希望する実業系の高校に通う生徒は、即戦力として企業からのニーズが高く、地元就職・定住を促すことが重要となります。  そのため、市内各高校の進路担当の先生を訪問し、市内事業所の情報を提供するとともに、地元就職に向けた課題等の情報収集に努めているところであります。また、来年度の取り組みとして、高校生の資格取得助成制度市内企業見学バスツアーの実施について検討しているところであります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの学童保育所についてと、二項目めの学童保育所の要望についてと、三項目めの病児保育事業についてを福祉保健部長 松木美恵子さん。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(松木美恵子さん)皆さん、おはようございます。福祉保健部長の松木でございます。四番 多田羅議員の一般質問にお答えします。  一項目め、学童保育所についての一点目、平成三十二年度までに一クラスおおむね四十名にする計画の進捗は順調かについてですが、平成二十六年四月に、支援の目的、設備、職員、集団の規模、開設日数、開設時間等についての放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準が国から示されました。市はそれに基づき、平成二十六年九月、宇佐市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例を定めましたが、早急に改善できない設備、集団の規模につきましては、平成三十二年三月三十一日までの経過措置を設けています。現在、この基準に沿えるよう、それぞれの児童クラブごとに課題や解決策を出し合い、運営委員会で協議を進めているところです。  二点目、来年度以降の学童利用数は把握しているかについてですが、現在、各学校の就学時健診で、新一年生の保護者に対して、各放課後児童クラブが事業内容の説明を行ったところです。今後、具体的に利用申請を受けることになっておりますので、来年度の利用人数が把握できるのはもう少し先になると思います。  三点目、放課後児童支援員は不足していないのかについてですが、放課後児童支援員は、一クラブごとに最低二人配置することになっておりますが、現時点で、全ての放課後児童クラブでそれ以上の配置がされており、不足しているという声はお聞きしておりません。  次に、二項目め、学童保育所の要望についての一点目、長期休暇に子供を預けられる学童施設はできないかについてですが、長期休暇中だけ利用したい保護者が増加しているという声は、各放課後児童クラブから聞いております。長期休暇中だけの開設には、場所、支援員の確保等課題も多く、今後の課題として、宇佐市放課後児童クラブ連絡協議会等で協議していきたいと考えています。  二点目、アレルギーを持つ子供の受け入れについてですが、アレルギーを持つお子さんは、それぞれ個々に状態や対処方法が異なります。子育て支援課で保護者の相談にも応じておりますが、各放課後児童クラブでの受け入れ体制にもよりますので、保護者と放課後児童クラブとで具体的な話をしていただき、利用の決定をしています。  次に三項目め、病児保育事業について、市内一カ所のみであるが、事業拡大は検討されているかについてですが、病児保育事業は、ゼロ歳から小学校六年生までの子供が病気にかかり、保護者が仕事などの理由で昼間保育ができない場合に専用室で預かり、保護者の子育てと就労の両立を支援することを目的とした事業で、現在、くまのみどう小児科へ委託し、一カ所で実施しております。  宇佐市子ども・子育て支援事業計画においては二カ所での実施を目指しており、医師会、関係機関と協議を重ねていますが、実現に至っていないため、一カ所での受け入れ定員を増やすという方法で対応してまいりました。今後も、必要としている方がいつでも利用できるよう、事業拡大に向けて、関係機関と協議してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)最後に、五項目めの市職員提案制度についてを総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)皆さん、おはようございます。総務部長の永野でございます。四番 多田羅議員の一般質問にお答えします。  五項目め、市職員提案制度についての一点目、職員提案での採用した事業や事例はないかと二点目、よい褒める制度はないのかについては、関連がありますので一括してお答えします。  職員提案につきましては、宇佐市業務改善奨励要綱に基づき、業務及び作業の能率向上に役立つことや市民サービスの向上に役立つことなどを提案する制度があります。提案され、採用した具体的な例として、市民サービスの向上のため、本庁舎では階層や執務室などがわかりにくいため、床面に階層や執務室までの矢印などの案内整備を行っています。  また、職員個人が有する資格や得意分野を各種業務でサポートできるよう、職員お助けバンク制度の創設のほか、広報うさでの広告掲載など新たな収入の確保、コピー用紙の両面使用など経費削減につながる提案は多く実施をしております。提案の褒賞制度としては、要綱において、褒賞することができるとしており、その効果の大小、実施の難易、創意の程度等、基準として行わなければならないとしておりますが、これまで特に褒賞は行っておりません。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  四番 多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)それでは、順次質問をさせていただきます。  一項目めの学童保育所についてでございますけども、四十名にする計画の進捗はということでお伺いいたしました。今のところ協議を進めているということでございますけれども、全国の動向でも待機児童が右上がりに増加をしております。  現在、宇佐市におきまして、学童の待機児童は、今、何名か把握していますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長◯子育て支援課長(加来幹子さん)子育て支援課長の加来でございます。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  学童保育の待機児童ですが、児童クラブの受け入れに関しましては、各放課後児童クラブに委託をしておりますが、年度当初、受け入れができないというお子さんは、高学年が多いかと思うんですけれども、その後、祖父母や地域の方の御協力等ということで、待機児童とはなっていないというふうに聞いております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)じゃあ、ゼロということでよろしいんでしょうか。はい。  続いて、近年ですね、施設の増設ということで、今までなかった学童を新たにつくってということで利用者が増えてきていて、その分で余りいないのかなというふうにも思われるんですけれども、あと二年間で平成三十二年になってしまいますんで、そういった学童の機能を備えた施設の増設見込みといいますか、今後、不足すると思われるという校区は、把握していたらお願いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  一施設の集団の規模はおおむね四十人以下とされているんですけれども、県に確認いたしましたところ、おおむね四十人の範囲は、一応四十五人程度とお答えをいただきました。年度当初定員を超えているところも夏休みを越えると減ってきまして、年間の利用実績は多少減少いたします。現時点で、年度を通して四十五人を超える実績となりそうなところは一カ所です。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)済みません、それはどこでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長◯子育て支援課長(加来幹子さん)豊川児童クラブです。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)前回もですね、この一般質問のほうで確認させていただいた際に、平成三十二年度三月三十一日までに解消するというふうに答弁がありました。もし、解消できない場合はですね、働くお母さんたちが今やっている仕事が継続できなくなるということでですね、厚生労働省が発表した国民生活基礎調査では、子供の貧困率も今一三・九%ということで、七人に一人が貧困ということで言われております。預けられない、見てくれる人がいない、働けないと負のスパイラルがですね、回って、若者世代のお母さんたちも経済的に大変苦しくなるということで言われております。  また、OECへの統計によりますと、シングルマザーなどのひとり親家庭を取り巻く環境も大変厳しいというふうに言われておりまして、世帯類型別では、大人一人で子供を育てる世帯の貧困率は五四・六%と大変極めて高く、世界の中でも日本は最も高いというふうに言われておりますけども、この宇佐市において、ひとり親家庭のほうの学童の入所については優遇されているのでしょうか。ちょっとお伺いします。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  受け入れに関しましては、定員を上回る場合は、個々の御家庭の状況をお聞きしながら受け入れを決定させていただいているんですが、低学年やひとり親の方は優先しているところが多いようです。  また、利用料に関しましても減免制度の対象となっております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)答弁書のほうにもありましたけれども、それぞれの児童クラブに課題や解決策案を出してもらって、協議のほうを進めているというふうにあったんですけども、現時点での課題はどういったことがあるんでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  今まで多いところは、第二児童クラブを設置するということで解消してきたところなんですが、特に多いところほど場所の確保が厳しいという実情があります。今後、第二、第三の放課後児童クラブを設置するということは大変難しい状況となっています。  今後の課題としましては、皆さん方に御理解いただける受け入れの基準といいますか、優先順位といいますか、そういうことも考えていかなければならないと考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)大変厳しいことは重々承知ではありますけども、またちょっと後で質問したいと思うんですけど、平等な対策が必要じゃないかなというふうに私は思います。  子育て世代のお母さんたちはですね、本当に言いたいのは、育児をする期間というのは、本当何年かのうちだけなんですよね。その期間だけがしっかり子育てできる環境を、自分たちでいうとサポートしていかんといけんのんかなというふうに思っておりますし、出産する前の職場にですね、なかなか戻れなかったりする現状があって、大変苦しい思いをしているんじゃないかなというふうに思っております。  今までのようにですね、制度が変わらんやったりしたら、やっぱりこういった少子化対策のほうにもつながらないんじゃないかなというふうにも考えておりますし、今現在の人口を維持するためには、二・〇七以上の目標を立てて今やっていますし、大分県のほうは特殊出生率一・六一で、宇佐市は一・八三ということで、かなり高い状況にもあるんで、どんどん新たな制度をというか、働きやすい環境が大変必要じゃないんかなというふうに思っています。また、他市に負けちゃうとそっちのほうに全部流れてしまいますんで、早期の対応が必要じゃないかなというふうに思っております。  ちょっと続いて、二件目のほうに行きますけれども、把握されてるんでしょうかというところについては、長期休暇期間中だけ利用したい保護者が増加しているということをわかっていただいているとは思うんですけども、アンケートとかやって、今後の動向だとか調査とかというのはやっていかないんでしょうか。利用人数です。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長◯子育て支援課長(加来幹子さん)利用人数につきましては、小学校に入るお子さんがどれぐらいいるかというところで、一応推測という形をとらせていただいております。  アンケートに関しましては、今回、子ども・子育て支援計画の中での調査が中間見直しということで入っておりますが、ニーズ調査という形ではなく、満足度の調査という形になっておりますので、そこの自由意見の中でどの程度出てくるかということで、多少は把握できるかと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)それでは、児童の増減について、今どのような推移をしているのかお伺いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  学童ということで捉えますと、宇佐市全体で見ますと、児童の数はほぼ横ばいから減少というふうな形で見ております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)今年の五月ごろの報道ではですね、共稼ぎやひとり親家庭の小学生が放課後過ごす学童ですね、なかなか利用を申し込んでも入れない、待機児童が、これは全国になりますけど、五月一日時点で一万六千八百三十二人いたということが、民間団体の全国学童保育連絡会の調査で判明したということで、増えているというのは間違いないとは思うんですけど、そういったところ、宇佐市は横ばいということなんですけども、今後のアンケートをしっかりとって、二、三年、だけん来年ちゅうか次の年のことだけじゃなくて、もっと先のことも考えて、やっぱり先手先手を打っていかないと、なかなか対策も追いつかないと思うんですけど、いかがでしょう。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  現在の出生数から、今、放課後児童クラブで大変多い地域が、今後どのぐらいの小学校の人数になるかという試算はしてみたところなんですが、あくまで現時点での地域にお住まいの方ということなんですが、駅館が全校児童数のピークが平成三十三年あたり、そして預けたいお子さんが一番多い三年生までのピークが来年となっております。それから、豊川地域は全校の児童数のピークが平成三十一年、三年生のピークは今年度でした。四日市は、南北合わせますと全校のピークが平成三十四、五年、三年生までが三十二年となっておりまして、今後移動がありますのであくまで現時点ですが、ここ数年間が何とか乗り切っていきたいというようなところで、児童数に準じた利用数ということで推計をしているところです。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。
    ◯四番(多田羅純一君)二〇一五年四月に本格的にスタートしました子ども・子育て支援制度によってですね、市町村に整備計画の施策が求められてきました。加えて、これは何度も繰り返しになるんですけども、小学校四年生になると、放課後児童クラブの利用ができなくなる小四の壁というのの解消の観点から、対象年齢がおおむね十歳未満の小学生から小学生に拡大されということで、高学年の入所も増えてきている現状に対してですね、結果的に運営委員会や保護者の方々のいろいろな調整だとかの行為によって、大変無理を言っているんじゃないでしょうかということで、お伺いしたいと思います。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  預けたいと考える方全てのお子さんの受け入れができることが、理想であるとは考えております。ただ、放課後児童クラブは学校に近いことが望まれまして、場所の確保が、現在一番の課題となっております。第二、第三クラブをつくることが難しい地域が大変多くございますので、利用者が多い放課後児童クラブでは、祖父母の協力が得られないか等十分に面談をさせていただき、御理解をいただきながら受け入れの決定をさせていただいているところです。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)全国的にも、高学年を受け入れずに、低学年のみを受け入れて対応しているところがあるというふうに聞いております。私はですね、おかしいんじゃないんかなというふうに思います。  六年生まで対象が広がってですね、高学年の入所が可能になってるにもかかわらず入れないというのは、どうなんかなというふうに思いますし、安心して預けられる環境がしっかり整ったというか、法律がですね、整ったのかなというふうにも思っておりましたけども、全国ではかなり大変厳しいかもしれないんですけども、宇佐市においては、希望される全ての方がですね、利用できるように、また改善することが本当の子育て支援になり、少子化対策のほうにもつながるんではないかなというふうにも考えております。  市内でもですけども、駅館児童クラブは低学年を受け入れるために高学年は受け入れないように調整しているというふうにお伺いしたんですけども、把握してますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  駅館児童クラブでは、来年度、一年生が六十人入られるということで、今年度並みにその半数が児童クラブを希望しますと、高学年の受け入れが難しくなるという相談がありました。そこで、緊急な運営委員会が開かれまして、そこで話し合いを行いました。その話し合いの中で、保護者会やPTA等からも今後第三児童クラブをつくることは現実的には難しいなという意見が出されまして、保護者の理解を得ながら優先順位的なことで対応していこうということになりました。  実際には、五、六年生の利用というのは、ほとんどないところなんですけれども、四年生以上は全員受け入れないと決まったわけではなく、定員の状況を見ながら受け入れをしていき、その基準を運営委員会で確認したものです。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)希望があるということは、多分御両親は共稼ぎで働いてて見れないんやないかなというふうに思いますし、兄弟おればいいんですけど、一人っ子だとか、居場所がなくなるとか、ひとりぼっちになるというのは、できるだけ避けていただきたいなというふうに思います。  私も、小学校のときは学童のほうに入っていたんですけど、一年、二年のときだったんですけど、そのときは友達がいっぱいおって、そういう思いは余りしなかったんですけど、少しでもですね、そういう思いをさせないような対策をしていただきたいなというふうに思います。  今、学童クラブの実施場所というのが、学校の余裕教室だとか敷地内につくって対応されている方々が過半数、学校敷地内で実施されてるということもありますけども、何とか今後の中でですね、施設を増やせとは言いませんけれども、そういった施設機能を増やす必要があるんじゃないかなというふうに思いますけど、いかがでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  宇佐市の放課後児童クラブは、最初はPTAの相互の支え合いとしてとか、それから民間の保育所のサービス事業として始まったというふうに認識していますが、保護者のニーズが急激に高まって市の事業として実施するようになって、最近は急激に増えて、一気に増加してまいったところです。  今後は、議員さんが言われました新しい考え方等も入れていく必要があるのかもしれないと思っております。他市町村の放課後児童クラブに、今、先進的な取り組みがないか等調査・研究しながら、放課後児童クラブ連絡協議会とも連携をとって、今後どうあるべきか等協議を続けていきたいと思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)特に駅館児童クラブと豊川のほうについては、もう増加が見込まれるということなんで、増設というか、そういった機能をしっかり増やしていく必要があるんじゃないかなというふうに私は思います。つくっても、移動できるように工夫するのもありかなというふうに思いますし、皆さんでいろいろ知恵を出し合ったら、うまくなるんかなというふうに思います。  三点目のほうに入らせていただきますけれども、今までずっと施設ばっかりの話をさせていただいていたので、施設ができても支援員の方々がいないと回らないんじゃないかなというふうに思いまして、今回質問をさせていただきました。今のところ、具体的な話はたしか聞いておりませんという話だったんですけども、そういった、支援員の方々の満足度というか、困ったことを聞くような機会というか、そういうのってあるんでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  児童クラブの支援員さんの声を聞く機会というのが、運営委員会が年に一回ありますので、そちらのほうに市の担当課の職員も含めて行かせていただいております。  それから、今年度から、放課後児童クラブの連絡協議会のほうが、学習部会、研修部会というのを開いていただくようになりました。その中にも、市の職員として参加させていただき、お声を聞いたり、また、お伝えすることをお伝えさせていただいたりしております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)なら、今のところ足りているということで、今後不足するであろうという、人員確保に向けた取り組みだとか活動というのは、特にやってないんでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  今は、各児童クラブのほうで支援員の確保をしていただいております。皆さんの努力で、いろんな方に声をかけながら支援員を確保していただいているんですが、支援員の確保でどうしても不足するというような相談があった場合は、市のほうでも退職した学校の先生方や保育士の免許を持った方等を中心に、各方面にお声かけをして、御協力をさせていただくようにしております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)現在の支援員の不足ということは、全国においては結構問題視されておりますけども、処遇に対しての改善もなかなかされてないというところもありますので、支援員の処遇改善のほうについてもね、あわせてしっかり改善していっていただきたいなというふうに思います。  続いて、二項目めの学童保育の要望についてでございますけども、夏休み中等の長期連休に子供を預けられる学童施設はできないかということで、答弁のほうには、期間中だけ利用したい保護者が増加しているという声は聞いていただいているということでもあるんですけども、これも全国的な話になるんですけど、やっぱり七月、八月の利用数が多いということで、そのために申請して、実際、年間通して利用したい児童が入れないというふうにも聞いております。  放課後にですね、学校の教室を使うと回避できるんじゃないかなという声もあるんですけども、放課後もしくは夏休み等の長期連休中に学校の教室を使うとですね、学校教育または学校運営上、何か支障が出たりするのか、お伺いいたします。  これは済みません、教育委員会のほうにお願いします。 ◯議長(佐田則昭君)教育次長。 ◯教育次長兼教育総務課長(若山雅敏君)教育総務課長の若山でございます。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  先ほど議員からもありましたように、学校運営に支障がない範囲で利用することは可能でございます。そういった形の貸し出しというか、お貸しすることはできるという形でございます。  まず、そのために当課のほうに、申請あるいは相談、まず、相談に来ていただいて、当課のほうで学校のほうと調整をしながら、またお答えするという形になると思いますが、あくまでも運営主体、申請者のほうがきちっと運営をしていただくとかそういった部分が大前提になるわけでございますが、学校運営に支障がないという部分でございますれば、貸すことは可能というふうに思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)支障が出るか出ないかというのは、学校長が判断するということでよろしいんでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)教育次長。 ◯教育次長兼教育総務課長(若山雅敏君)お答えいたします。  最終的な判断というのは、施設を貸す我が担当課のほうになるわけですが、それには当然、学校の判断というか御意見をいただきながらの判断という形になります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)それでは、学校が判断というか、学校が意見を述べて、教育委員会で判断するということでいいんですよね。 ◯議長(佐田則昭君)教育次長。 ◯教育次長兼教育総務課長(若山雅敏君)お答えいたします。  最終的な判断は教育総務課という形になります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)もし支障が出ず、学校の教室が使えるというふうになったときにですね、どういった教室を開放できるのか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ◯議長(佐田則昭君)教育次長。 ◯教育次長兼教育総務課長(若山雅敏君)お答えいたします。  どういった教室かというのも学校に確認をしてみないと、今の段階でどういった教室ということの答弁は難しいとは思いますが、利用できる教室であれば可能かというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)私、この質問というか、前回も一回させていただいたんですけども、前回お伺いしたときは教育次長が答弁していただいたんですけども、小学校については、複式学級の解消や習熟別の少人数学級などで有効活用しているということで、現段階では空きが全くないというふうに答弁いただきました。  私はですね、一つ疑問に思うことがありまして、今の時代と自分たちが育った時代を比べてみますとですね、児童の数というのは激減していて、学校施設としては、そんなに変わってないんかなというふうに思っています。何校かは廃校になったというのは理解してるんですけども、それでも教室が足りないとか、そういう問題が結構あるというのは、ちょっとどうなんかなというふうに、うまく使うために広げ過ぎちょんのかなというふうに思っています。  生産性向上の観点からもですね、こういった問題とか目標達成するためにですね、子供たちへの有効活用をするためには、寄せて上げるというのも大事なんかなというふうにも思いますし、現時点の調査でですけども、調査も不足している中、箱物をどんどんつくって後で使わなくなったら無駄だと思いますし、必要なら早急にそういった、先ほどの質問のあれに戻るんですけど、建てるべきやなというふうにも思っているんですけど、工夫してそういう箱物をつくらないでいいというのが、一番ベストなんじゃないんかなというふうに私は思います。  子供たちからすればですね、日中使える校舎が放課後使えないというのもどうなんかなというふうに思いますし、そういうルールをしっかり決めてうまく使えばですね、全然いいんやないかなというふうに思います。また、もっと柔軟に、子供たちの視点で学校施設を使いやすいようにしたらどうなんかなというふうに思いますけど、いかがでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。質問にお答えいたします。  議員の御指摘の部分、十分理解をしたいと思います。ただ、先ほど次長が申し上げたのは、学校運営に支障がない限りという部分につきましては、今、少子化で子供の数はもちろん減っているんですけれども、文部科学省が進めています個に応じた学力を保障していく部分、また、習熟の程度に応じた学力を保障していくということを考えたり、また、小さい学校、複式をする学校では、例えば二、三年、四、五年生が複式で、教室は一つなんですけれども、地域の要望等もあり市の単費で複式授業、授業の改善教員というのを派遣しており、例えば算数と国語は二年、三年別々で、教室で授業をしたりしておりますので、いわゆる昼間の時間は教室をほとんど使っているというのが現状であります。  しかしながら、議員おっしゃるように時間の差を考えた場合、例えば通常の教室の部分の中には、子供たちの個人の持ち物等をいっぱい置いていますので、そこの管理等も含めたりすると、いわゆる習熟等で使う教室はある程度荷物がないですので、あとは管理上とか運用上とかの部分で十分工夫をしたりですね、いろんな施設の施錠等の部分とかの約束事項、工夫ができれば、時間差をもってすれば工夫次第では利用というのは、学校運営上支障のない限りというのは、枠は広がってくるというふうに学校教育課としては考えます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)そうですね。ぜひ工夫をしていただいて、無駄な税金を使わないような形でお願いしたいなというふうに思います。  また、文科省のというところもですね、市長の采配で全体最適を見た中で、どこが一番無駄なく皆さんに喜んでいただけるかというのを、やっぱり市長が一番上なので、そこを、前回もちょっと言わせていただいたんですけど、全体最適を見た中で、一番いい方策を宇佐市独自でやればいいんやないかなというふうに思います。全国でもやってますしね。そういうのは、いいところはどんどんまねしていただきたいなというふうにも思いますし、学童保育のメリットは小さな子供が一人でいる時間が減らせる安心なシステムでもあると思っておりますし、お母さんたちも生計を立てるために一生懸命働いております。そういった中で預ける場所がないだとか、子供たちの安全がしっかり守れないというところになってくるとは思いますけども、そういった安心して働ける環境をですね、しっかり作っていただきたいなというふうにお願いして、次のほうに行きたいと思います。  次が、二点目のアレルギーを持つ子供の受け入れのほうになりますけれども、アレルギーといってもさまざまなものがあって、ここで説明したらかなり時間をとられますんで、ちょっと割愛させていただきたいとは思いますけれども、医療的なケアが必要な子供は保育園においては対応されているとは思いますけども、小学校に上がって学童に入ろうとするときにですね、厳しいというふうに聞いております。  教育委員会と学童クラブのですね、連携というのはどのようにされているんでしょうか。お伺いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  放課後児童クラブの利用に関しましては、就学時健診のときにお話をさせていただいております。その後に利用の申し込み等があるわけですが、その中でアレルギーのあるお子さん等ありましたら、学校と協議をしながらというところで対応させていただいております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)もしですね、一月末とかに学童に入れないというふうに断られたときは、どこに相談すればよろしいでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長◯子育て支援課長(加来幹子さん)実際には、学校に受け入れができているお子さんに関しては、放課後児童クラブには受け入れができる体制がとれることが理想とは思っているんですけれども、議員さんがおっしゃいましたように、それぞれ個々の状態が違いますので、お子さんの安全を第一に考えると慎重な判断をせざるを得ないということは、放課後児童クラブで実際にあります。  ただ、アレルギーがあるから全てだめということではありませんので、御相談をお受けしているんですが、その場合は、子育て支援課のほうで対応させていただいております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)先日の話じゃないんですけど、最終的に困ったら秘書広報課でもいいんかなというふうに聞きたかったんですけど、そこはいいです。  アレルギーを持つ子供がですね、少しでも早く完治するのと、また、これからの学校生活、学童での生活がですね、少しでも楽しく過ごせることを願って、次のほうに行きたいと思います。  三項目めの病児保育の事業についてでございますけども、子供の病気はですね、働いている親にとって最大の難関ではないでしょうかということで、病気の間、子供は保育所に預けることができませんし、市内でも三十七・五度以上の発熱があった場合は預かってもらえないという場合がほとんどだというふうに聞いております。病気がですね、治るまでは、子供のそばで看病しなければなりませんし、共働きやったら最悪、交代でもとることはできますけども、どっちかというと、やっぱりお母さんのほうが対応するんではないかなというふうに思います。  私も経験ありますけれども、子供の看病というのは、父親にとっては大変つらいものがありました。こういったお母さん方々がですね、小さいときには病気が続いて、あっという間に有給休暇がなくなったという声も聞いておりますけども、現在、市内のほうでは一施設、定員八名、見てもらえるところがですね、一カ所しかないということで、私も議員になるまでは、こういうのがよくわかんなかったんですけども、あんまり知られてないんじゃないかなというふうにちょっと思っています。今どういった啓発活動をやっているのかというか、周知の活動についてお伺いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  病児・病後児保育につきましては、出生時にチラシで個々に説明をさせていただいております。それから、健康カレンダーやうさここサイトに掲載させていただいているんですが、保育所等にも、この制度があるということを通知申し上げております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。
    ◯四番(多田羅純一君)保育所のところでも啓発されているということなんですけど、一つ、自分だけかもしれないんですけど、そういった関連の保育所とかでも申請書があって、わざわざ市役所に来んでも手続できたら、もっと周知がしやすいんかなというふうに思います。  こういった医師が少ない中でですね、そういった機能をどんどん増やしてというのも大変難しいかもしれませんけれども、ニーズとしてはかなりあるんじゃないかなというふうに私は思っておりますので、そういった環境の推進をですね、お願いして、次に行きたいと思います。  四項目めの中小企業の人手対策についてでございますけれども、市内の状況について把握してるのかという形で質問させていただきました。答弁のほうには、医療福祉、建設分野で慢性的な人手不足が継続されている状況になっているということで、これは、我が社のほうについても人手不足がかなり発生しております。  実際、人手不足で倒産につながったというところがですね、広がりつつあるという実際でですね、人手不足が原因で倒産した件数が、四年前のところに比べて、今二・九倍増加しているという話もあります。派遣社員もですね、実際集まらない状況でありまして、どこの企業も今、御挨拶行ったときに、人おらんかなというふうに話を聞いております。  こういったことに対しまして、市の見解はということで、何かありますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  今、議員がおっしゃったとおりですね、私たちも、企業訪問を通した中でですね、人手が足りないということはもう十分把握しております。そういった中で、先ほど市長答弁の中にございましたとおり、対策としては、いろんな就職面接会であったり、新たな取り組みとしては、潜在求職者ということで、そのあたりの掘り起こしが大切だということで、ハローワークさんのほうもいろんなパンフレットを電話ボックスの横に置いたりとかですね、そういったことも含めて、うちのほうとしても、働きたい女性の再就職セミナーをやったりですね、そういったこととかを新たに取り組んでいき、潜在求職者という部分を掘り起こすということが重要だと思っております。  ただ、今回ですね、先月と今月のハローワークさん管内の新たな求職者数は、初めて二カ月連続で前年を上回ったということもございますので、そういったことも少し明るい兆しかなとは思っております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)そうですね、なかなか厳しい状況が続いている中でですね、宇佐市においても今、外国人の労働者をですね、かなり見かけるようになりました。私もスーパーで普通に買い物するんですけども、ダイソーとかでもかなり多くの方を見かけるようになりました。今後、企業においても競争力がさらに増すんじゃないかなというのと、さらに厳しくなるなというのを痛感している次第でございます。  対策案としましてですけども、次の二点目になります。  高卒の市外の流出防止対策は検討されてますかということで、市としては具体的な取り組みはなされておりませんということではありますけども、前回もちょっとこういった話をさせていただいたんですけども、宇佐市の魅力ある制度といいますか、流出防止対策というのは、何か検討されてないんでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)再質問にお答えいたします。高校生の流出対策ということでの回答でよろしいでしょうか。  先ほどの回答の中にもございましたが、今まで、高校生についてはですね、本当にぽっかり対策としてはなかったんです。それで、今までは大学生であったり、UIターン者であったり、そういった一般求職者向けの対策を講じておりましたが、議員おっしゃるとおりですね、高校生の就職であり、定住ということが、一番直結するということでですね、ここについては来年度含めてですね、対策を練らないといけないということで、今年度から、先ほどの市長答弁と重なってしまうんですけど、高校のほうに私たちが出向いておりますので、そういった中で、今年度は五月、六月というところで、企業説明会が高校であった中に私たちを入れていただいたり、六月は先輩を囲む会とかそういったところでですね、私たちが出向いて、市の考え方というか高校生に対する定住についてですね、私たちの市の思いをですね、熱く語っております。また、先生から、来年の二月にもぜひ来てほしいということで、そういった中で、まず、高校生に対して訴えていきたいというのが一つのことと、先ほどの回答の中にありましたとおり、来年はバスツアーであったり、あと資格をですね、取得した場合の補助制度ということ、まだ内容まで詰まっておりませんけど、そういった形で、少しでも高校生にメリットのある制度にしたいなというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)そうですね、資格制度、ぜひ取り入れていただきたいなというふうに思います。宇佐市の若者が定住するためというか、市外に出ていかないような方策が重要じゃないかなというふうに思いますし、また、人口減少に歯どめをかけるためにはということで、二十年後の先を見た中で、しっかり雇用の確保等を行っていかなければならないんじゃないかなというふうに思っております。  ちょっと、余り時間がないんで、次に行きます。  最後の市の提案制度についてでございますけれども、昨日、川谷さんのほうからいろいろお話があった内容とほぼかぶるんですけども、私たちも前回視察に行ったときに、いい事例を拝見させていただいたな、勉強させていただいたなということで今回質問させていただこうと思って、取り上げさせていただきました。  職員提案が事業化された内容が、我が市ではどうなのかなというのと、また、部門間の壁を超えて一緒にやっているというところが大変共感されたというか、大変いいなというふうに思ってですね、質問しようと思ったんですけど、先日の中で大方質問の回答をいただきましたので、私は制度について質問したいなというふうに考えております。  民間ではですね、QCストーリーに基づいた改善活動というのが盛んに行われております。ちょっと余り聞いたことがないかもしれませんけども、QCストーリーというのは、QCの七つ道具を使ってですね、問題解決型手法によって小集団でやる活動を行っています。業務上の問題点を解決するための手段でありまして、こういった問題解決ツールというのは、市で何か使ってますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)総務課長。 ◯総務課長(久保桂一君)総務課長の久保です。お答えをいたします。  QC活動に使われているような七つ道具は、私もちょっと勉強させていただきましたけれども、これに相当するものとしては、特に具体的に市の中ではございません。ただ、各職場の中で、日ごろから疑問に思う点については、個人であり、グループであり、話し合っていくといった姿勢をとっております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)続いて、QCサークルがですね、発表できるQC大会というのも社内のほうでやっています。これ、発表会というのがありまして、社内から社外までいろいろなところで活用されているようですけども、ちょっと時間がないんで紹介だけにさせていただきます。  全国都市改善改革実践事例発表会というのが全国の自治体で実施されていてですね、大分県では大分市が参加されていたので、宇佐市もぜひ業務改善の活動を推進してはどうでしょうかというのをちょっと聞こうと思ったんですけど、もうこれはいいです。  続いて、国家資格としてですね、QC検定というのもあります。品質管理のほうが主になるんですけども、統計的手法からQCサークルまで試験問題のほうに出てきますんで、こういったのも勉強してはどうでしょうかというふうに聞こうと思ったんですけど、時間がないんで割愛させていただきます。  民間と行政は違うというふうに、かなり自分のほうは耳にするんですけど、そういったことで一言で言ってしまうと終わってしまいますけども、目標達成させるためにはですね、改善するというのは、どういった職場というか、民間も行政も一緒じゃないんかなというふうに思っておりますんで、こういった小改善の積み重ねですね、これが最終的には生産性向上につながるというふうに思っていますんで、少しずつですけど、私のほうから今後の中で提言させていただきたいと思います。  褒める制度はないのかということで、あと一分ぐらいしかないんであれですけども、自分たちではですね、いろいろ制度があって、まず市長のほうにお願いというか、もっとどんどん褒めて従業員、従業員というか市職員のモチベーションを上げてはどうでしょうかという質問をですね、ちょっとしたいと思います。時間がないんでお願いします。 ◯議長(佐田則昭君)総務課長。 ◯総務課長(久保桂一君)総務課長の久保です。お答えをいたします。 ◯議長(佐田則昭君)時間が来ておりますので、簡潔に。 ◯総務課長(久保桂一君)褒める制度でございますが、現実問題としては、褒める制度は運用しておりません。ただ、有用な提案につきましては、実践をして各職場に広めていると。その提案者も含めてですね、紹介していく。こういったことを今後、考えていきたいというふうに思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)以上で多田羅純一議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩をいたします。なお、再開は十一時十分。  暫時休憩します。                 休憩 午前十一時〇五分               ───────────────                 再開 午前十一時十分 ◯議長(佐田則昭君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。  次に九番 辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)皆さん、こんにちは。九番 USA絆の会、辛島光司です。議長の許可をいただき、一般質問を行いたいと思います。  先般、前宇佐市長の時枝前市長の蔵書の配付がありました。希望者の方に配付ということで、私のうちにも何冊かいただいてきております。それを、全部まだ読んでいないんですけれども、ページをめくりながら、時枝前市長、赤ペンでいろんな箇所に多数、詳しくは引いてないんですけど、単語だったり、ポイントポイント、各ページに何カ所かずつぐらい引いておりました。それを追いかけながら読むという読み方ですけども、そうしながら、多忙な中でもこういう本を読みながらこういうことを考えていたんだなと。こういうところに注視していたんだなということをいろいろ感じながら、いただいた本のページをめくっております。なかなか時間がとれないので、合間合間になりますけども、そういったことを思いながら、思いをはせたりもしました。  私も、お亡くなりになる前年度に健康診断で医師会に行ったときにですね、たまたま触診をしていただいたのが、亡くなる前年度の時枝市長でございまして、やわらかく温かい手で触診をしていただいた思い出とともに、さまざまな、私も失礼、御無礼が多々あったかと思います。私が当選したころの市長でしたので、さまざまな私の自責の念も踏まえながら、思いをはせる日が何日かありました。まだ全て読み終えてないので、いただいた本をまた少しずつ楽しみに、ページをめくっていきたいなと思います。  私事ではございましたけども、お時間をとらせていただきました。これから、一般質問に入りたいと思います。  一項目め、幼児の弱視、早期発見の重要性について。  一点目、視力と学力の関係性について、教育委員会としてはどのように捉えているのかお聞きします。  二点目、三歳半児健診において早期発見を目的とした市の取り組みと成果、課題は。お聞きします。  三点目、県内外他市において、三歳半児健診時に、眼科医や視能訓練士等専門家の参加状況をどのように把握しているのかお聞きします。  二項目め、周辺部対策について。  一点目、子育て世代の周辺部へのUターン支援策についてお聞きします。  二点目、各小学校区において、民間アパートもしくは入居可能な市営住宅等のない校区はについてお聞きします。  三項目め、法隆寺系と朝鮮・百済系の瓦が発見された法鏡寺廃寺跡の市民公園整備事業について。  一点目、計画の進捗状況と今後の見通しについてお聞きします。  二点目、歴史が学べ、子供が遊べる公園として具体的な構想などあるのか。また、今後どのように市民からの意見や要望を取り込んでいくのかお聞きします。  四項目め、公立幼稚園について。  一点目、各園の今年度の利用者状況と新規の取り組みがあれば、お聞きします。  二点目、PDCAに照らし合わせた近年の状況の分析結果についてお聞きします。  三点目、公立のあり方として、特定の目的のためもしくは民間で担うべきではない、もしくは十分に担えていない等公立のあり方として明確な指針が必要だと思うが。お聞きいたします。  五項目め、放課後児童クラブについて。平成三十二年度から現行制度の完全実施が求められていますが、進捗状況及び今後の見通しについてお聞きします。  第一回目を以上で終わります。 ◯議長(佐田則昭君)それでは、辛島光司議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。九番 辛島議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、周辺部対策についての一点目、子育て世代の周辺部へのUターン支援策はについてでありますが、周辺部に限定したUターン支援策は、周辺地域若者定住奨励金と若者定住促進住宅の二つの制度があります。  一つ目の周辺地域若者定住奨励金は、周辺地域に住宅を新築または購入した場合に最大二十万円を助成する制度で、これまで十七件の実績を数えております。二つ目の若者定住促進住宅制度は、子供の年齢や人数により家賃の減額制度があるもので、現在、深見地区に二棟、南院内地区に三棟あり、今年度、津房地区に三棟建設中であります。  なお、周辺地域限定ではありませんが、UIターン者移住支援事業や家族支え合い住宅建設奨励金事業で子育て世帯への優遇制度を設けております。  二点目、各小学校区において、民間アパートもしくは入居可能な市営住宅等のない校区はについてでありますが、市内には二十四小学校区あり、市営住宅は全部で千六百三十七戸ありますが、入居可能な民間アパートもしくは市営住宅等のない校区は、西馬城小学校区のみとなっております。  以上で私からの答弁は終わりますが、その他の質問につきましては教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(佐田則昭君)次に、四項目めの公立幼稚園についてを教育長 竹内 新君。 ◯教育長(竹内 新君)皆さん、おはようございます。教育長 竹内でございます。九番 辛島議員の一般質問にお答えいたします。  四項目め、公立幼稚園についての一点目、各園の今年度の利用者状況と新規の取り組みはと、二点目、PDCAに照らし合わせた近年の状況の分析結果はについては関連がありますので、一括してお答えをいたします。  平成二十九年度の利用者数は、四日市幼稚園九名、長洲幼稚園五名でございます。近年の園児減少の課題を踏まえまして、平成二十八年度より給食費の引き下げや教育時間の延長等を行い、保護者のニーズに応える対策を行ってまいりました。また、宇佐市公立学校適正規模及び適正配置等検討委員会の助言をいただきながら、平成三十年四月からは預かり保育を実施いたします。今後も環境面の整備や教育内容の質の向上に努めてまいりたいと考えております。  三点目、公立のあり方として明確な指針が必要だと思うがについてでございますけれども、公立幼稚園は小学校の敷地内に設置されていることから、合同授業等の実施によりまして、小学校と密接なつながりを持つことができる環境下にございます。そのため、小一プロブレムの解消を初めとする就学前教育における地域課題の克服や新たな教育方法等について、授業公開や研究会の開催を通して情報発信をしていく幼児教育のセンター的役割を担っていく必要があるものと考えてございます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの幼児の弱視早期発見の重要性についての一と三項目めの法鏡寺廃寺跡の市民公園整備事業についてを教育次長 若山雅敏君。 ◯教育次長兼教育総務課長(若山雅敏君)皆さん、おはようございます。教育次長の若山でございます。九番 辛島議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、幼児の弱視、早期発見の重要性についての一点目、視力と学力の関係性について、教育委員会としてどのように捉えているのかについてでございますが、学力の基礎となる十分な睡眠時間や食生活、影響を及ぼすであろうテレビの視聴時間及びゲームやスマホをする時間などの基本的な生活習慣の確立は、視力維持の重要な要素でもあると言えます。市教育委員会といたしましても、子供たち一人一人の確かな学力を保障していくためにも、各家庭や地域ごとに生活規律の小中連携を行いながら、子供たちを取り巻く環境の見直しを進めていくことが大切であると考えております。  次に、三項目め、法隆寺系と朝鮮・百済系の瓦が発見された法鏡寺廃寺跡の市民公園整備事業についての一点目、計画の進捗状況と今後の見通しはと、二点目、歴史が学べ、子供が遊べる公園として具体的な構想などはあるのか、また、今後どのように市民からの意見や要望を取り込んでいくのかは関連がございますので、一括してお答えいたします。  現在、国指定史跡法鏡寺廃寺跡の指定地であります二万八千四百七十八平方メートルのうち、約八八%に当たる面積の公有化が完了しております。整備事業といたしましては、公有化が完了した範囲を第一期整備といたしまして、未買収部分や周辺整備については、史跡の公有化が完了した後に第二期整備として実施する計画でございます。本年は、第一期整備に当たる国史跡内の遺構整備に着手するため、埋蔵文化財の補足調査を実施しており、今後はその成果をもとにした実施設計と遺構保護のための盛り土工事を実施することにいたしております。  この事業は、国や県の補助事業として実施されるものであり、事業費の配分等により当初の計画に変更が生じており、現時点での完成は平成三十二年度となる見込みであります。  次に、史跡公園の整備内容につきましては、中心市街地にあることから公園的な整備を考慮に入れると同時に、官公庁が集まる場所でもあるため、緊急災害時における避難場所等の機能も期待されると考えております。具体的には、史跡外の周辺整備においては遊具を設置したり、史跡内であっても、イベントで活用できる多機能な用途を想定した整備とすることなど、都市型の史跡公園として整備することを考えているところでございます。  また、このようなことが盛り込まれた基本構想や基本計画の策定に当たりましては、地元を初め市民から幅広く意見を聞くため、平成二十二年度に史跡法鏡寺廃寺跡保存整備計画検討委員会を設置し、また、地元関係者への説明会も開催したところでございます。  さらに、平成二十八年度から着手した整備事業につきましては、学識経験者や市議会代表、自治区代表などから成る史跡法鏡寺廃寺跡整備委員会を設置して取り組んでいるところであり、今後、本格的な整備工事が始まる際には、地元説明会などを開催する計画でございます。  以上で、答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)最後に、二項目めの幼児弱視、早期発見の重要性についての二、三と、五項目めの放課後児童クラブについてを福祉保健部長 松木美恵子さん。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(松木美恵子さん)福祉保健部長の松木でございます。九番 辛島議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、幼児の弱視早期発見の重要性についての二点目、三歳児健診において、早期発見を目的とした市の取り組みと成果・課題はについてですが、市は、三歳六カ月児健診として、輪の一カ所が切れたランドルト環という指標を用いて家庭で簡易検査を行ってもらい、見えないと答えた子供や検査ができなかった子供については、会場で再度保健師が検査を行い、その結果によって精密検査や治療につなげています。三歳六カ月健診の視覚検査では、毎年、受診者の五%程度が要精密検査となり、受診者の二%程度が遠視や乱視の治療が必要という結果になっています。  課題としましては、問診からの聞き取りの精度向上と精密検査となった方が確実に専門機関へ受診していただく支援、そして、まず三歳六カ月健診自体の未受診の方の対応と考えています。  三点目、県内外他市において、三歳児健診時に眼科医や視能訓練士等専門家の参加状況等どのように把握しているかについてですが、県内では、三歳児健診に眼科医の参加はありませんが、大分市、別府市、佐伯市、臼杵市、国東市が、視能訓練士による視覚検査を実施しています。県外の状況については把握しておりません。  次に五項目め、放課後児童クラブについて、平成三十二年度からの現行制度完全実施への進捗状況及び今後の見通しについてですが、平成二十六年四月に支援の目的、設備、職員、集団の規模、開所日数、開所時間等についての放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準が国から示されました。市は、それに基づき、平成二十六年九月、宇佐市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例を定めましたが、早急に改善できない設備や集団の規模につきましては、平成三十二年三月三十一日までの経過措置を設けています。  現在、この基準に沿えるよう、それぞれの児童クラブごとに課題や解決策を出し合い、運営委員会でその協議を進めているところです。今後も運営につきまして、宇佐市放課後児童クラブ連絡協議会とも連携をとりながら、協議を重ねてまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。
     九番 辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)それでは、順次、再質問を行いたいと思います。よろしくお願いいたします。  まず、一項目めですけども、視力と学力の関係性について、るる答弁いただきました。一般的に、視力が悪い、目が見えないということになりますと、やはり不安ということもありますし、落ちつきがない等に結びつくということも言われております。ということで、発達障害等も含めてですね、見えない、目が悪いということで、授業に集中できないということにも結びついてきております。そこに、視力が悪くなる要因として、いろいろありますよね。確かに、生活習慣、先天的な目が悪いということもありますけども、そういったことからも、小学生でも眼鏡をかけていらっしゃる子供、結構いますし、小学校に入ったときには、目がいいにこしたことは当然ありませんのでね、そういった観点から、この一項目めの質問をしたわけでございます。  まず、御存じの方も多いかと思いますけれども、視力というのは、子供が一歳のときには〇・一で、六歳までに大体一・〇ということで、ほぼ視力に関しての機能は六歳までに完成するんですよね。ということは、六歳までに治療を完了しなければ、あとは、治療においても、治療が大変長くなったり、治療の完了自体が難しくなるということになりますので、先般から質問いたしておりますけども、就学時健診だともう六歳直前といったことになりますので、やはり、視覚検査に関しては、三歳半のときに、どれだけ多くの弱視、乱視も含めてですね、特に弱視です。これは治りますんで、治る可能性がすごく高いので、三歳半健診のときの発見率をいかに上げるかということが、もう、それしかないんです、基本的には。  健康診断の中での、るる質問もしていきますけども。ですので、就学前でわかって、それから治療するということは時間もかかりますし、治らない可能性もすごく高くなってくるということを念頭に置いて、三歳半の健診についての質問を行っていきたいと思いますけれども、説明ありましたように、家庭でランドルト環等をやりまして、健診会場で再検査がということになって、保育士さん等が見ていると。その再検査に私の娘もなりました。しかし、そこでは問題ないねということになって、で、五歳のときにたまたま検査してもらったら、弱視ですねと。だからやっぱり、全国的にも、この三歳半健診の専門性を持った人がいないところでの漏れ症状というんですかね、漏れの事態というのは、もう随分前から、これは、健康診断に眼科健診が組み込まれたのは一九九〇年代だったと思うんですけども、その後、二〇〇〇年に入ってからも、さまざまな、医師会等も含めて眼科さんのところでも、そういったことは議論されてきておりまして、やはり、そこで漏れた中で多いのが片目の弱視ということなんですね。片眼弱視というんですかね、それがほとんどを占めるということなので、そういったことを三歳半健診のときに的確に発見をするということに主眼を置いて、視能訓練士等を導入されている自治体が少しずつ増えてきているというのが昨今の現状だと思います。  そういった意味では、繰り返しになりますけれども、弱視の治療で有効なのは治療用眼鏡をかけることで、見る機能が発達する六歳ごろまでに治療用眼鏡をかけ、ピントの合った像を映すことで見る力がつき、矯正視力が向上すると。治療用眼鏡をかけて視力が一・〇以上であれば弱視は治ったことになると。これは、三歳半で発見できれば、六歳までに治療が完了する可能性がすごく高まるということでもありますので、そういった意味でこの質問をしておりますけども、県内でも五市ですか、大分、別府、佐伯、臼杵、国東の五市が導入されているということですけれども、そこの現況も含めては把握されておりますか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長◯子育て支援課長(加来幹子さん)子育て支援課長の加来でございます。辛島議員の再質問にお答えいたします。  県内の五市ですが、確認をさせていただきました。視能訓練士の派遣があっているんですが、全て眼科医から派遣をしていただいてるという状況でございました。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)日本視能訓練士協会というのもありまして、そちらに問い合わせていただければ、さまざま全国の状況等も入手できるのかなと思っておりますし、そういったことで、今後、恐らく検討もしていただけると思いますけれども、有益性等も含めて、その辺をまた、発見率等も含めてですね、いろいろ聞いていただければなと思います。  ランドルト環で漏れるんじゃないかということもあって、全国では絵視標での検査を導入しているところもあるそうなんですね。絵だそうです。ランドルト環、輪じゃなくてですね。そういった意味で、早期発見につなげよう、漏れをなくそうという取り組みがさまざまございますので、もっと言えば、健康診断と眼科健診を別にしているところもございます、極端な話ですね。それは、早期発見したほうが、普通の病気と違って六歳までに治る可能性が高いので、いかに早期発見をするか、これ、年齢が決まっている早期発見をするかということだと思いますので、その辺も各市、実用性も含めてですね、検討していただきたいなと思います。どうでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  視能訓練士の件ですが、市内四カ所、眼科があるんですが、そちらのほうにも確認させていただいたんですが、確認できたところ、宇佐市では一医療機関にお一人のみが視能訓練士の人数ということで把握ができました。それから、視能訓練士協会があるということで、そちらのほうも調べさせていただいたんですが、大分の視能訓練士協会のほうは、申しわけないんですけど、余り機能されてないような状況ということがうかがえました。  また、そういう段階で集団健診のほうに視能訓練士が派遣できるかというところは、今後の課題となってくるかと思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)直接、市内にある眼科さん、そういった方々と協議をしていくほうが近道のような形ですね。そういったことで、もちろん、体制上可能じゃなければどうしようもありませんけども、その努力をしていただきたいなと思います。  医療費の問題等も先般から言っておりますけども、今現状では小学校になると医療費がということになりますので、早期発見して、就学前までに利用が可能なお子さんは弱視においても完了すると。そういったことが、大変私は望ましいと思いますので、まず可能な状況になるようなところからだと思いますけども、少しずつ前向きに検討していただきたいなと思っております。  そしてですね、さっきもちょっと言いましたけど、片眼弱視ということで、これは注意喚起と啓発も含めて、市では片眼弱視、片方は見えてますよ、片方は弱視で見えない可能性があるんで、家庭でランドルト環を使用してやるときに気をつけてくださいみたいなことは、ちなみにやっていらっしゃるんですかね。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  ランドルト環の視力検査は、片方ずつ別々にやるような形になっております。仕方に関しましても、説明書等で説明させていただいておりますし、それから片眼がある方は、どうしてもテレビを見るときに片方を傾けて見るだとか、首をかしげて見るだとか、そういうところも日常生活のところで多少あることがあると聞いております。その辺も問診等、それから三歳健診以外のいろいろな教室やほかの集いの場所でも、そういうところがあればというようなことは保健師のほうから話をさせていただいております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)私も、家でランドルト環の検査をやったりしていますので、その辺の、今まで大まかに注意喚起されているところは把握しているんですけども、両方見えなきゃもう見えないんで、違和感ってすごく出やすいんですよね。片方見えるほうでやると、大体子供って何となく覚えたり、両方で見たりしますので、片方が弱視になっているところを、要はしっかり保護者にも注意喚起をしていただいてですね、その可能性がありますよと。だから、片方見えて、どっちか見えないほうは片目でのぞいている可能性もありますので、それが一番漏れ症状につながっていると思いますので、その辺の注意喚起も十分していただきたいなと思っております。よろしくお願いします。  それでは、二項目めに移りたいと思います。これは先般、ほかの議員さんからもありましたように、市内の中心部から周辺部に、周辺部出身の子供を持ったお父さん、お母さん方が市の街部に住んでいて、子供も小学校に入るんで周辺部に帰ろうかなといったときに、なかなか住環境がですね……、ということがありまして、今回、このような質問にしたんですけども、今、周辺部は、まちづくり協議会も発足して空き家対策等もいろいろございます。そういうのも含めてうまく連動させていただきたいなというのが今回の趣旨でございまして、その辺、まちづくり協議会等で、空き家対策、外からのUターンだとかIターン、田舎暮らしだとかそういった方向に、もちろん趣旨はそっちで結構なんですけども、市内の中のそういった周辺部に移って住んでいただく人たちへの喚起も含めてうまい連携ができないのかなと思いまして、その辺、何か策等、現状やられてること等ありましたら教えていただきたいなと思います。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(末宗勇治君)観光まちづくり課長の末宗でございます。辛島議員の再質問にお答えをいたします。  周辺部対策への市内中心部から周辺部への移住につきましては、先ほどの答弁でも申し上げましたとおり、若者定住促進住宅、それから周辺地域若者定住促進奨励金等、そういったハード・ソフト面での整備というところを実施しているところでございます。  それとあわせてですね、まちづくり協議会との連動ということで、これもですね、UIターン者の受け入れ地域支援事業奨励金ということで、まちづくり協議会で、その区域内の空き家を活用して、その空き家に移住されている方を積極的にですね、そういった空き家の掘り起こしでありましたり、入居時の面談でありましたり、それとかですね、入居後、地域に安心して溶け込むことができるようなですね、取り組みをしているまちづくり協議会に対しての奨励金の交付、そういった制度もございます。  実績としましては、一昨年度から始まっておるんですが、一昨年が十件、昨年が十三件ということで、昨年は安心院で三件、深見で一件、佐田で二件、院内で一件、高並で一件、天津で一件、麻生まちづくり協議会で四件というような形でですね、まちづくり協議会も積極的にそういった形で、地域のにぎわい作りでありますとか、そういった取り組みをしていただいているというような状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)さまざまな努力をされている結果だと思います。今おっしゃった数字は、市内の中心部等からの周辺部の出身地だとかそういったところに対する数字ですかね。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(末宗勇治君)お答えします。  基本的には市外の方を区域内の空き家バンク等に入居していただくというような奨励金でございます。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)それはそれで大変必要な施策で、また今後も頑張っていただきたいんですけど、市内中心部にいて周辺部に戻るときに、少し前までは周辺部の児童クラブがないんです、そちらに戻りたくても戻れないという御意見等もいただいていたんですけども、周辺部に戻るときに、住環境ですね。住む民間のアパートの空き具合等もありますし、家賃等もいろいろございます。そういったときに、空き家をうまく使えないかという、そういった施策、市内の中での移動です。そういったことを何かうまく連動。当然、市外からのも必要ですけどもね。その辺の連動を、今後いろいろ進めていただきたいなという趣旨なので、その辺もまちづくり協議会等も含めて、今後の課題の一つとして進めていっていただきたいなと。なかなか民間のアパートも周辺部、今から増えていくとは思えませんので、空き家があるんであれば、空き家の活用を、市内のUターンと言ったらおかしいんですけど、市内の中心部から周辺部にという、出身でもある周辺部等に引っ越すことの支援ということを今後、また考えていっていただきたいなと思っております。  これはもう、意見を申し述べることで、お願いをしておきます。  三項目め、これは、平成二十二年度に一度ヒアリングをしたということでよかったんですかね。ということは、これは完成するときは十年ぐらいたつわけですよね。ですので、このときにヒアリングしたのはもちろんいいことなんですけど、またこうやって計画等も踏まえて、今後、公園整備に関しての機能面も含めて、ヒアリング等を考えているのかどうかお聞かせください。 ◯議長(佐田則昭君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。辛島議員の再質問にお答えいたします。  ヒアリング等を考えているかということでございますが、現在ですね、基本構想、基本計画ができ上がりまして、整備に先立つ実施設計に取り組もうとしているところでございます。  これから造成工事とかですね、いろんな工事に入ってまいりますので、その際にはですね、地元関係者、特に法鏡寺地区、上田地区が隣接地ということになりますので、そういったところのですね、地区の皆さん方には説明会を開催していこうというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)そうですね、もちろん地区の人もそうですし、目的が都市型史跡公園。遊具を設置したりということになりますと、子育て世代も含めてですね、地域の防災等の兼ね合いもありますので、それはそれでそういった対象者、遊具等に関係あるようなところで、また何かお話等を聞く予定はございますか。 ◯議長(佐田則昭君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  地区のそういう子育て世帯の皆さん方にはもちろんのことですが、平和ミュージアムのときにもですね、市民説明会というようなことで、昼間、それから夜間というふうにですね、実施した経過がありますので、そういった同じような形のですね、市民説明会というような形も今後考えていかないといけないかなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)ちなみに、構想図というか、絵みたいなのは今あるんですかね。 ◯議長(佐田則昭君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)基本設計書ができておりまして、その中にですね、法鏡寺廃寺跡の鳥瞰図というような形でですね、九月でしたですか、新聞等でも報道されましたけれども、そういった完成予想図といいますか、そういったものはでき上がっております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)当然、もちろんそれは決定でもないでしょうし、また説明会等を踏まえて微調整等も加わってくるんだと思いますけど、やはりこれは地域の人も含めて期待されている方もいらっしゃいますんで、うまく情報を出しながら、意見を取り込んでですね、歴史的にも価値のあるものですので、さまざまな価値が生まれることだろうと期待しておりますので、慎重に意見を聞きながら、取り込みながら前向きに、早目に、国との関係もございましょうけども、進めていっていただきたいと思います。お願いいたします。  それでは四項目め。ちなみに、今年度の入園者数をそれぞれ教えていただけますか。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。再質問にお答えいたします。  平成二十九年度の四日市幼稚園の利用者、入園児は九名、長洲幼稚園は五名であります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)全体では何名なんですか。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  宇佐市の公立幼稚園、四日市幼稚園と長洲幼稚園の二園でありますので、公立幼稚園の全体の園児数は合わせて十四名であります。  以上であります。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)今年、平成二十九年度に入った新入園児の数を最初に聞いていると思うんですけどね。それを教えてください。今年度新しく入園された園児ということです。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  公立幼稚園は、四歳児と五歳児を入園させておりますので、今年度新たに入園ということであれば、四歳児ということで理解するのであれば、四日市幼稚園は四名、長洲幼稚園はゼロであります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)全体としても、平成二十八年度からも一減ということでもあります。この目的等が答弁等でもありましたけども、小一プロブレムの解消、これは公立じゃなきゃできないということなんですかね。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  小一プロブレムは、小学校に入ったときの、子供たちがスムーズに小学校生活を送れないという障害でありますから、それに対して就学前にどのような取り組みをしていけば円滑な接続ができるかという課題でありますので、これが、今うちが言っているのは、全ての就学前の子供たちにとって、公立幼稚園が小一プロブレム等の対応策または指導方法についていい方法を提起していく、提案していく、推進していくという役割を担っているというところで答弁させていただきました。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)ということは、民間の幼稚園等から、ぜひ公立でそれを進めてほしいと、大変有意義だという結果等も含めて取り組んでいるという認識でいいんでしょうかね。どうでしょう。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  回答書にも書いておりますけれども、就学前の子供たち全ての教育の質の向上を目指していくために、公立幼稚園として宇佐市全体の就学前教育の向上、質の向上を目指したセンター的機能を果たしていきたいというところであります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)どうなんですかね。十分満たしていれば増えていくんじゃないかなと私は思っているんですけども、増えていかないところに、目指すものはいいんですけどね、それが求められているものなのかどうか。それが評価されているのかどうかというのが、結果にあらわれるもんだと思っております。  情報発信していく幼児教育のセンター的役割も含めてですね、そういったものが子供のために有意義に生かされているということであれば利用者が増えていくべきものなんじゃないかなと私は思っておりますし、民間が担っていければ、民間のほうがもちろん入園者も増えていくんでしょうし、その辺、目的は目的として、民間の幼稚園は幼稚園で目的は目的として、それぞれ目的を掲げてやっているところだと思います。それがどう選ばれているか、どう支持されているかというものが入園者数、利用者数にあらわれるものだと思っております。  ちなみに、今年度、双方の確認ですけど、予算は幾らでしたかね。ちょっと教えてください。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  まず一つ目の、保護者のニーズに応えられていないから公立幼稚園の人数が少ないのではないかというふうに捉えさせていただきましたけれども、御案内のように、公立幼稚園は平成二十八年度より、他の保育園と同じように保育料を全て市内全部同一条件で徴収するようにし、近隣市はまだまだ国の政策に乗っていない旧来の保育料で行っているんですけれども、宇佐市は大分市ともども国の政策に乗って、同じ土俵で料金を設定してまいりました。その結果、保護者のニーズにまだまだ十分捉えられていない部分がある。具体的には、この中にも書いておりますが、預かり保育等の部分も、これを今度クローズアップされるようになりましたので、料金が同じならば預かり保育等をしていただけないか、また、給食費もちょっと高いのではないか、英語教育も少し取り入れてくれたらどうなのかというさまざまな教育ニーズがありましたので、今後はそれに応えていくようにすれば、この人数というのは自然と増えていくものというふうに捉えております。  ちなみに最後の質問でありますが、今年度かかった費用というのは、平成二十八年度は約三千四百万円であります。
     以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)もちろん、今からの取り組みも含めてですね、これでまたどうなっていくのかも含めてでしょうけども、今の数字というのは、今までの結果という捉え方だということだと思います。そういったことも含めて、私は、保護者のニーズに応えられていないんじゃなくて、こういった公立幼稚園としての目的が、本当に保護者と目的意識を共有して、それを求められて、期待されていれば多いはずなんですよね。小一プロブレムに対してもセンター的役割、最先端を行っているとかそういったことであれば、そちらに皆さん、それを求めて行くんでしょうけども、そういったものが認識されてないのか、それぞれの我が子にとって魅力を感じないと、問題意識として魅力を感じていないという結果が今の数字だと、私は捉えております。  評価というのは自分の評価じゃないんでですね、客観的な評価、PDCAもそうでしょうけど、客観的な評価をもとに計画等も含めてやっていかないといけません。それは数字がやっぱり必要になってくると思います。その辺も含めて、何をもって客観的な評価とするのかといったところが重要になってくるのかなと思っておりますので、この辺は、私だけが客観的な意見かどうかわかりませんけども、そのうちの一つとして感じ取っていただきたいなと思っております。  これは、もちろん市の財政にも関係あることでしょうから、もっと幅広い意味でもそうでしょう。だから、本来これは、費用対効果も含めてPDCAの中でどのように客観的に、財政的見地からも評価しているのか等を突っ込んで私も聞きたいところではございますけども、それをするとすごく入り込んでいくような気もしますので、その辺は今日はしませんけども、そういった評価というのは、外部のさまざまな観点からしていかないと正しい姿、正しい方向性が見えないのかなと。自分がこうしたいからこうしている、それを理解されないからもっと理解されるようにすると。それもそれで、もちろん大事なことでもあるんでしょうけども、それだけで進めるのはどうなのかなという気持ちもありまして、その辺は、重々課長も御理解いただいていると思いますので、今後、あり方も含めて、改善できること、保護者の見地からの評価を真摯に行っていっていただきたいと思います。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)先ほどの議員の御意見等をお聞きしまして、お答えをしたいと思います。  客観的な評価というところであろうかと思います。もちろん、市教育委員会としましても、現状の取り組みについて客観的な評価をいただくために、例年、宇佐市の適正規模適正配置検討委員会という協議会を持ちまして、多くの方から現状の取り組みについて、今後の取り組みについての御意見を客観的見地から御指導・御助言をいただいているところです。先日の会議の中でいただいた部分につきましては、人数の減少については、変わってきている現状の中で、親のニーズに沿った条件整備、環境整備等をしていく必要が今後あると。それによって、人数確保を十分していかなければならないのではないかという御助言もいただいておりますし、センター的機能についても、就学前教育のことを考えると、やはり宇佐市全体の子供たちの牽引的立場になって、公立幼稚園がその情報発信をしていく必要性は大変大きいということで、今後、魅力ある就学前教育の創造に向けて、もっともっと努力していかなければなりませんよと。重要な期間でありますから、もっと努力をして、さまざまなところに対応していってほしいという御助言をいただいておりますので、これをもって客観的な評価をし、今後努力してまいりたいと考えているところであります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)それでは、財政的見地からも含めて、客観的な評価も加えて行ってほしいと思っております。ということは、定員いっぱいまで目指していくと、もちろん民間の幼稚園が随分定員割れすると。それを目指すということでよろしいんですかね。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えいたします。  今、四日市幼稚園、長洲幼稚園、それぞれ定員が六十名であり、この少子化の現状を考えると、定員いっぱいになるということ、また、宇佐市の保育園数または子ども園数を考えると、公立幼稚園が六十人、六十人で定員いっぱいになるということは到底考えられません。ですから、ここも環境面ということで、さまざまな客観的な御意見をいただきながら、定数のあり方等も含めて、今後、調査・研究して努力してまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)それでは、最後の五項目めに移ります。  これは平成三十二年度に、今もいろいろ毎年ですね、細かい変更点も含めて、大きな、抜本的な考え方の変更点を踏まえて進んでおりますけども、会計制度ですね、各園にとっても、項目も含めて使い方、質に関しても違います。これは、各園自体もいろいろ相談しながらやっているのが現状でございまして、会計のチェックが今後いつ入るかわからないとなったときに、市としても統一性も含めて、推奨するようなひな形等、何かそういうものがあると運営も少し楽になるのかなと思うんですけども、その辺の現状認識と今後に対することをどう考えているかお聞きします。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  会計のことに関しましては、運営委員会でも会計報告等をしていただく中で見させていただいているんですが、議員さんのおっしゃるとおり、以前PTAの支え合いで始まったところの会計のままの状況でという放課後児童クラブもございます。その辺は、放課後児童クラブ連絡協議会の中の学習会の中でも取り上げていただき、今、担当者が入った中で統一したことができるのかというのを協議中ということで、今後もまた、皆さんと協議を続けていきたいと思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)さまざまな生い立ちを持って、各児童クラブがそれぞれ運営委員会、支援員さん等も含めて、いまだに手探りでね、やっているというのが現状だと思います。制度も平成三十二年度に向けてある程度大きな方向性が出されましたので、それに向けて、現場としたら支援員の確保から始まって、子供とのかかわり方、もちろんお金の使い方を含めて、どの児童クラブさんも四苦八苦しながら一生懸命前に、平成三十二年度に向けてやっているのが現状だと思いますので、できるフォローをしていただきながら、やはり市として、ある程度の推奨の会計制度も含めてですね、これはこうあるべきだという大枠ですね、あとはそれぞれ委託されていますので、それぞれの運営委員会で方向性を打ち出して努力されていくというのが一義的な考え方だと思いますので、その辺は共通な部分が必要だというところは、ある程度、市としても示していくようにしていただきたいなと思っております。  これは、各クラブによって諸課題、問題もさまざまで、いろんなことが挙がってきていると思いますけども、今の現状では各クラブの自主性で運営されておりますので、そこはしっかり課題に関してはフォローしていただきながら、今後も、みんな不安ながらも運営しているのが現状だと思いますので、市としてもしっかりとフォローをお願いをして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ◯議長(佐田則昭君)以上で、辛島光司議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで昼食のため、暫時休憩をいたします。なお、再開は十三時十五分といたします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午後零時〇九分               ──────────────                 再開 午後一時十五分 ◯議長(佐田則昭君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。  二十一番 斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)皆さん、こんにちは。二十一番の斉藤です。前置きはございません。  質問の一項目めです。西大堀地区に建設予定の都市公園の計画について。  一点目、広域ごみ処理施設クリーンセンターが、諸事情によって計画がかなりおくれています。都市公園は併設されるわけですが、その計画に変更はないのか。  二点目、公園の雨水等の排水計画はどのように考えているのか。  二項目め、宇佐市社会福祉協議会を中心に、災害ボランティアのネットワーク作りを進めているが、宇佐市はどのようにかかわっていこうと思っているのか。  三項目め、今年の大雨のときですね、河川の災害が各地区で心配されました。堆積物や草木等の除去が最大の原因と言われていますけども、宇佐市も計画的に進めていると聞いていますが、もっと早めてやるべきではないかという提案であります。  四項目め、さきの決算特別委員会で、平成二十八年度の経常収支比率が悪化していると報告がありました。大型事業を抱え、単年度に限って収支がいわゆる悪化という説明をされましたが、今後の見通しについてとその対策についてお聞きします。  五項目めは、九月定例会に続いての米の直接支払い制度廃止の対策についてです。質問に対して詳細に回答されましたが、私の質問と答弁に食い違いがあり、その後の農業新聞を見てもですね、依然として農家の不安は解消されていません。既に転作目標を自主的に定め、うちの地区もそうなんですが、来年度に向けた水田計画が進められているようですけれども、具体的にはどのように進められているのか。周知の時期については来年二月から三月と回答されましたが、今、持ち得た情報をいち早く少しでも情報発信するべきではないかというふうに思います。  六項目めは、多面的機能支払いの交付金事業は、農村によって大変よい事業と認識している人が大勢だというふうに思います。事務手続の取り組みにくいという声を聞きますが、どのようなことなのか、どう把握されているのか。  以上で初回の質問は終わります。 ◯議長(佐田則昭君)それでは、斉藤文博議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えをいたします。  四項目め、平成二十八年度の経常収支比率の悪化について、今後の見通しと対策についてでありますが、経常収支比率は、地方公共団体の財政構造の弾力性を判断するための指標で、人件費、扶助費など、毎年度、経常的に支出される経費に充当された一般財源の額が、地方税、普通交付税を中心とする、毎年度、経常的に収入される財源の合計額に占める割合となっております。この比率が高いほど財政構造の硬直化が進んでいることを示すものであります。  議員御指摘のとおり、平成二十八年度決算における経常収支比率は九二・五%で、前年度決算と比較して六・六ポイントの増加となりました。主な増加要因といたしましては、経常的収入で、合併特例措置の終了による普通交付税の低減や臨時財政対策債の減少に加え、経常的経費で、生活保護費などの扶助費の増加や人件費が増加したことなどによるものであります。  今後の経常収支比率の見通しにつきましては、主な経常的収入であります普通交付税が、合併特例措置終了により平成三十一年度まで低減することや、社会保障、福祉関連経費の伸びなどから、今後も増加傾向が続くものの、平成三十二年度以降はほぼ横ばいで推移するものと見込んでおり、前年度決算で見られたような大幅な増加にはつながらないものと考えております。  今後も引き続き、市税など自主財源の確保や、国・県支出金を積極的に活用するとともに、経費節減や事業の選択と集中を厳格に進め、健全な財政運営に努めていきたいと考えております。  以上で私からの答弁は終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの西大堀地区の都市公園計画についてと三項目めの河川の堆積物、草木等の除去についてを建設水道部長 原田雅且君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)皆さん、こんにちは。建設水道部長の原田でございます。二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、西大堀地区都市公園計画についての一点目、都市公園の計画に変更はないのかについてですが、西大堀都市公園については、現在、基本構想が策定されているところでございます。今後の基本計画の策定については、広域ごみ処理施設クリーンセンターの施設規模により都市公園で利用できる余熱の量や建設スケジュールに左右されるため、これに合わせた計画策定となります。  二点目、公園の雨水等の排水計画はどのように考えているのかについてですが、現在はクリーンセンターの施設規模が未定のため、公園の詳細設計を作成していない関係から、雨水等の排水計画も作成しておりません。計画作成の際には、適正な雨水排水計画を立て、流末水路に影響を及ぼさないよう留意しながら計画策定に努めてまいりたいと考えております。  次に、三項目め、今年の大雨時、河川の災害が心配された。堆積物や草木などの除去は計画的に進めていると聞くが、計画を早めるべきではについてですが、市内の主要河川につきましては、県・宇佐土木事務所が維持管理を行っており、河川内の堆積物や草木などの除去につきましては緊急河床掘削事業などを活用し、平成二十五年度より計画的に行っております。また、市が維持管理を行っております準用河川及び普通河川につきましても、本年度より地元要望があった箇所より緊急性などを考慮し、土砂除去の工事など対策に取り組んでいるところであります。  しかし、河川の維持管理につきましては、河川延長が長く、広範囲であり、多額な経費と長い年月が必要となります。今後も引き続き、県管理河川につきましては、地元要望をしっかり県に伝え、早期の整備をお願いするとともに、市管理河川につきましても、大規模災害の要因にならないよう緊急性などを考慮しながら関係機関とともに計画的な河川整備に努めていきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、二項目めの災害ボランティアのネットワーク作りへのかかわりについてを総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えします。  二項目め、宇佐市社会福祉協議会を中心に災害ボランティアネットワーク作りを進めているが、宇佐市はどのようにかかわっていくのかについてですが、災害ボランティアのネットワーク構築に関しましては、大規模災害の発災後に速やかに災害ボランティアセンターを設置・運営できるように、宇佐市社会福祉協議会が十月上旬に発足準備会を開催するなど、準備を進めています。  市としましては、地域防災計画の中で災害ボランティアセンターについての位置づけを行っているものの、ボランティア受け入れの具体的な対応方法などにつきましては、今後、策定予定の受援計画の中で明確にしていく必要がありますので、社会福祉協議会と歩調を合わせて災害ボランティアの受け入れ体制の構築に取り組んでまいりたいと考えています。  このようなことから、十一月中旬には市と社会福祉協議会や宇佐市防災士会などとともに、九州北部豪雨で大きな被害を受けた日田市への合同研修を実施するなど、災害対応のあり方等について調査・研究を行ってまいりました。  今後も、関係機関・団体と連携強化を図りながら、災害ボランティアネットワークの早期発足に向けた取り組みを進めていきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)最後に、五項目めの米の直接支払制度廃止への対策についてと六項目めの多面的機能支払交付金事業についてを経済部長 前田和弘君。 ◯経済部長兼耕地課長(前田和弘君)皆さん、こんにちは。経済部長の前田です。二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えします。  五項目め、来年度に向けた水田計画について、具体的にどのように進められているのか、また、周知の時期についても早い情報発信が必要ではないかについてですが、県、市レベルにおいては、国が示す主食用米の需給見通し等の情報をもとに、収益性の高い園芸品目等への転換を促進する観点から、独自の目標配分を目安として行う予定です。  十二月一日に都道府県再生協議会を集めた全国会議が開催されましたので、これを受け県では、十二月中旬に県再生協議会臨時総会を開催し、地域再生協議会への主食用米の生産数量目標の配分方針、配分数量を決定します。その後、地域再生協議会において、農業者への主食用米の生産数量目標の配分方針、配分数量を目安として決定する予定です。  農業者の方へ具体的な数量の目安値をお示しできるのは、地域再生協議会の臨時総会後となりますが、できる限り早期の周知に努めてまいります。  次に六項目め、多面的機能支払交付金事業は事務手続で取り組みにくいというが、どのようなことかについてですが、多面的機能支払交付金事業は、農業・農村の有する多面的な機能の維持、発揮を図るための地域の共同活動に係る支援を行い、地域資源の適切な保全・管理を推進することを目的とし、主に集落単位で組織を作り、活動を行ってもらう事業です。地域全体で農業用資源の保全を行う意欲となり、地域コミュニティの強化につながるなど、農村にとって有効な事業であると認識しています。  その一方、活動記録、作業写真の整理や領収書、金銭出納簿の管理、総会資料、申請、実績報告書類の作成等の事務処理が煩雑であるとの声をよく聞きます。特に高齢化・過疎化が進んでいる地域では、パソコンを扱える人も少なく、事務処理が原因で活動をやめたいというような組織も見受けられます。  市としましては、今後、民間企業などに事務処理の外部委託を行うことが可能であることから、その周知を図りながら事業面積を拡大していきたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。二十一番 斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)順次、再質問をいたします。  まず一項目めから。都市公園の利用、余熱の量や建設スケジュールに左右されて、これに合わせた計画策定となりますっちゅうことは、私の趣旨の、直接的な部分に触れてないが、おくれが生じるっちゅう認識でよろしいんですか。 ◯議長(佐田則昭君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)都市計画課長の原田でございます。  済みません、答弁まずかったですけど。クリーンセンターの熱量等によってうちのほうが計画を決めていきますので、当然、クリーンセンターがおくれれば、西大堀都市公園の建設もおくれることになります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)計画のときに、個人的な話も含めてですけども、公園の計画のね、まず整地について。今回も除草されたと思うんですが、草刈りをされたと思うんですけれども、あの草刈りは大体予算幾らぐらいなんですか。 ◯議長(佐田則昭君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)お答えいたします。  予算につきましてはちょっと覚えてないんですけど、入札をかけまして、昨年度が七十万円弱ぐらいだったと思います。今年は三十数万円でできました。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)これも、私、指摘してあったと思うんですが、要するに広域から出る排水路を改修したわけですけれども、あの排水路の流れる間に大雨が降れば、ここは土砂が崩れますよと。案の定、崩れてるんですよね。その現状認識と対策についてお伺いします。 ◯議長(佐田則昭君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)お答えいたします。  たしか台風十八号の大雨で鉄塔の近くの土手っちゅうか、のり面が崩れました。現場を見て、当初はちょっとのり面を緩くやりかえようかなと思ったんですが、今のままでも、放っておいても、このまま崩れることはまずないんではないかという判断で、現在はそのまま様子を見ることにしております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)以前より長く崩れて、その土砂流入によって、合流河川のところに若干の土砂堆積があります。これ、二点目の質問とダブるわけですが、流末水路に影響を及ぼさないように留意するという水路の計画なんですけど、今年、大雨が降ったときに、あの用水路との合流地点ですよね、この流末っていうのは、新しく排水路をつくったとこの末端の部分を指してたと思うんですが、あそこはもともとの農業用水より排水が多いんで、その農業用水を食いとめて、大幅に増水して、あそこから二百メートル下流の次の水田の左側に、要するに、水が水田の中に、かなり高いんですけどね、流れ込んだっちゅうことは把握されてますか。 ◯議長(佐田則昭君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)私どもはですね、広域事務組合のほうから、あの水路をつくるときに、広域クリーンセンターとあの都市公園の分、この雨水が全部処理できるものと聞いております。それで、今回のような大雨が今後降ることも予想されますし、実際、公園をつくる段階では、先ほど答弁いたしましたように、再度、水量計算いたしまして、場合によっては、ふるさと農道の東部線ですかね、あちらのほうに排水を一部持っていくようなことも考えられるのではないかと思っております。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)以前、私、この議会で申し上げましたけども、今度はつくった排水路のね、西側、広瀬に末端水路が来てるわけです。あれを四カ所、西大堀だけで上げる予定を、工事の関係で、一億円かけて一カ所から上げるんです。その工事のときにですね、ちょうど一番そこの吹き上げ口のときにうちの田んぼがあるんで、私も立ち会ったんです。  県の設計者、女性の方が来てて、大変失礼ですけども、要するに農業排水、六月十八日の夜間ちうちの場合決まってるんですが、その状況を見に来られたことがありますかって。何かちょっと笑いながら、「いや、ありませんけど、机上の論理じゃこの用水のマックスで三分の二ですよ」と、ちょっとばかにされたような言い方されたんですね。ところが、いざ広瀬の水が流れてきて、一晩のうちに要するにオーバーホールして、うちの田んぼにずっと流れんでね、やり直した。これが机上の論理ですよと言っても、すぐ担当者いなくなったんですよね。笑いごとじゃないんですよ。今回の排水路も、先ほど落とすという、水路の確認しましたか。どこにどう流れるかっていう。確認してますか、この答弁書くときに。
    ◯議長(佐田則昭君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)水路沿いに白宇津球場あたりまでずっと行ってみたんですが、確かに何ていうんですかね、U字溝の上にコンクリートを打って、護岸を守ってるというか、そういう工事をされてるなとは思ったんですけど……。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)ちょっと質問の趣旨が。この都市公園の排水計画を聞いてるんですね。この排水は、場合によってはどこどこに流し込むっていう、その流し込みの排水路をどういう水路かっていうことを確認してますか。その末端がどこに行くか。 ◯議長(佐田則昭君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)確認しておりません。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)非常に大きな問題なんですよ。これ、だから机上の論理っていうんですよ。同じなんです。今、道路を拡張してますよね、広域が。あの流し込みと、上井手と下井手があるんですけど、両方しても最後は松崎川で合流してるんですよね。その水路の確認をなくして、この答弁書けないんですよ。ほんで、私が言いたいのは、この広域を今、コンクリ張りしてない、整地だけして、今度の大雨でもう既に田んぼに流入したわけですよね。仮に都市公園を整備して、そちらだけに水を流したら、どういう計画になるんか、これもう非常に心配なんですよ。心配していたことが起こったわけだから、早急に対策をすべきじゃないか。本当に誰が設計して、誰が責任を持つか、その辺の所在はわかってますか。 ◯議長(佐田則昭君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)公園部分の雨水等につきましては、市の責任であると思っております。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)だから、私の言ってるのは、広域事務組合のと一緒に排水するわけでしょう。その計画で、どちらの流量が多いとかないわけですか。計画は、今まだ整地されてない状態だから、吸い込む水量っちゃかなり多いと思うんですよね。計画した段階で、これ、でき上がった段階のことの設計は誰が考えて、どういう形で工事を発注したのか、それを聞いてるんです。 ◯議長(佐田則昭君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)排水路の設計工事等は、広域のほうでやったと思っております。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)だから、都市公園をつくるときに広域がしたんであれば、当然、市と連動してやらないといけないんですよ。その量を考えないと、何であげなんをつくったかなと。私も、つくった末路の白宇津までの分はね、あれだけの高さだからっていう素人感覚じゃ、全くあれから水がオーバーホールするっていうのは考えられない。私ども素人じゃ。実際に、でもあの分が、あの田んぼの高さに流入しちゃうわけですよ。その現状をね、今のまんまの認識じゃ、私はちょっと甘過ぎると思いますよ。だけん、早速対策を立ててると言うんならまだ話はわかるんですけども、どこに原因があったのかね、草木がかなり用水の中に詰まってて、あれは排水路兼末端に行ったら用水路になるわけですね。そういった水路の形状も考えなくて設計をして、その結果が今の結果なんですよね。  これから先、クリーンセンターも含めて都市公園も思いやられるわけですよ。一番大事な部分で災害を出して、しかも防災機能を備えた公園が災害を出しちゃいけないわけなんですよ。そこらあたりを、もっと深刻に考えないと。これはもう市長、答弁要りませんけど、今回初めて私、言われたんで、多分農政課にも水が出たと言いました、見に来てくれと。その時点で、今日の答弁を僕は引き出そうと思ったんです。僕は全然安心してなくて、こうやれば、執行のいじめになるかもしれないけど、実際ね、来年も同じようなことが起こりますよ。これは、本当深刻な問題なんです。蛇堀池に流しても、オーバーホールしたやつは松崎川に流れて、私たちの用水路とめるわけなんですよね、農業用水を。で、上井手と下井手があって、今度は末端の用水路がオーバーホールするわけなんです。そこらあたりの設計をね、全く考えないで排水つくってると私は思う。  だから、そこらあたりの責任を明確にして、私たちに説明できるような形でやっていただきたい。たまたま私は地元のすぐそばで、田んぼを二、三枚つくってるんでわかったんですけど、農地の地主っちゅうか耕作者にしてはみたら大変な問題なんですよね。そういったところを再度調査して。原田部長だけに責任を押しつけたりしません。土木課とかに相談い行ってですね、水量とか、現場で確認していないっちゅうのが一番重症だと思うんです。  そこはどうですか。 ◯議長(佐田則昭君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)議員の御意見賜りました。この件につきましては、広域のほうとも協議をしてみたいと思っております。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)広域に行けば「市の管轄」、市に行けば「広域」というね。今の時点でもう少し連携のとれたね、密な事業計画を立てないと、お互いの責任にしておいたって、こういう一例挙げてもですね、大変な問題になると思います。  次にね、もう一つだけ。今の指摘で、これは土木課が今かかってるわけですが、広域の部分で、道路の形状で、今、拡幅工事やってますよね。仮にこれ、都市公園が並行して進んでいれば、あの部分は、さらに西大堀側に延長されて同時発注できる工事やなかったんですかね。 ◯議長(佐田則昭君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。斉藤議員の再質問にお答えいたします。  今回、工事をさせていただいております交差点改良工事につきましては、広域ができる関係上、あそこの交差点を通過する、例えば農業の方、宇佐からそちらの松崎のほうへ向かう方たちが横断しやすくするための道路改良工事をさせていただいております。都市公園ができるようになりましたら、都市公園までのアクセス道路としての拡幅等がセットでできるようになりますが、今回は、あくまであそこの交差点改良、通過しやすい角度変更をしたということでございます。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)いや、私が言いたいのは、コストの問題もあるんですけど、本当に併設してやる意思があればね、少なくとも家や会社を含めて三軒あるんだけど、都市公園の予定地までね、拡幅してやれば、コストも下がるんじゃないかと、そういうふうに言いたかったんですね。 ◯議長(佐田則昭君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  議員言われるとおり、一緒にしたほうが経費も安くなった可能性はあろうかと思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)そこらあたりもね、一つの弊害かなと思います。  これの項目、最後の質問になるわけですけども、原田部長ね、除草も含めて早急にね、必要な部分は予算として取り組まないと、本当に崩れてしまったら、来年は、あの水系で、農業用水からの部分については、作付されるわけですよ。今年は大堀から流れる用水路をとめてしまったんで、あの排水は全然使っていません。でもね、かなりの水が、水量が多くなれば、あの中にもう農業用水が流れていくわけですから。  それと最後に、今まで荒れたまましてるわけですけども、もし一年工期が延びれば余分な予算っていうか、除草も含めて補正でどれぐらいの予算を組まなくてはいけないのか。全体でどれぐらい見込んでいますか。 ◯議長(佐田則昭君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)草刈りだけですんで、これが幾らで落札されるかによって予算違ってくるんですが、設計額としては一回百万円近い、それぐらいの金額になるんではなかったかと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)今年は一年でしましたけど、大体、農作業から考えたらね、あの程度の草は年三回ぐらい刈る必要があるんかなと私は思います。  二項目め、災害ボランティアについては前向きな回答が。一番最初の打ち合わせのときに、宇佐市から参加がなかったんで、協議会の会長から「宇佐市はどうしたんですか」と私のほうに向けて言われたんで、次は来ると思いますと言えば、今日はすばらしい回答が出ました。  それで、再質問なんですけども、宇佐市の危機管理課が多分かかわってくると思いますが、今でさえ危機管理の仕事が多いと思うんですが、職員担当を加えた場合、職員の負担というのはどの程度を考えていますか。 ◯議長(佐田則昭君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)危機管理課長の加来です。斉藤議員の再質問にお答えいたします。  今後の市のかかわり方でありますけども、社会福祉協議会と数回協議をいたしました。市としましては、大規模災害が発生したときに、市外から応援部隊の受け入れや救援物資、食料とか資材、そういった受け入れ、それを円滑に被災地に効果的に送り届けるための、要は市の受援計画が必要と思っております。社会福祉協議会のそういう動きもありますので、市のほうもそういった受援計画を早急に立てて、社会福祉協議会と歩調を合わせながら、それぞれ連携をしていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)もう一点ですね、協議会の中に、今日、消防長お見えなんで、ほかの自治体も勉強されたと思うんですが、受援体制のとき、消防本部としての位置づけはどういった形になるんですかね。 ◯議長(佐田則昭君)消防長。 ◯消防長(和氣久義君)斉藤議員の一般質問にお答えします。消防長の和氣です。  現在ですね、消防に関しましても、消防の中で受援計画の改正ということで、今、検討しております。例えば、消防の受援計画というとどういうことかといいますと、緊急消防援助隊というのが全国組織であります。それが、全国から終結して、その隊に対しての支援ということで、受援側の消防本部が各隊の道案内、それから災害地点への誘導、そういうようないろいろな、消防の中でも業務がございます。  また、一番災害時に必要になるのは、やはり防災ボランティアということで質問が出ておりますけども、宇佐市におきましても、他市におきましても同じと思うんですが、消防団の力が最大限必要ではないかと考えておりますので、そういうような大災害が来た場合には、地域と消防団と連携して、また、ボランティアとも協力して対応していきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)災害ボランティアのネットワークっていうのは、究極であれば計画倒れに終わるのが一番いいんですよね、使わないのが一番いいんだけど、北部豪雨のときに、朝倉市、日田とかは受援体制が整ってなかったということで、計画段階でぴしゃっとした計画があれば、ある程度の受援体制、スムーズな支援が受けられるんではないかというふうに思ってます。トップは市長になると思うんです。インフラの整備、土木課に係ることではあるんですけども。人命になれば、先ほどの消防本部の関係も全て動員してやらなければいけないという、人命尊重の立場から、今後ですね、私も防災士会としても携わっていきたいんで、知恵を出し合いながら、万が一のときのネットワーク作りをと。  というのは、一つは、宇佐市全体が抱えることじゃなくて、市が一つの発信することによって、七団体あれば七分の一になる。そういう肩の荷を降ろすという言い方は、ちょっと行政マンに失礼かなと思うんですけど、一つを発信することによって、七つに分割されると思えば、市のかかわり方っていうのもおのずと遠慮なしに、そういった協議会の中で発信をしていくという立場で進めていっていただきたいというふうに思います。  三項目めに移ります。先ほど計画どおりにやってると。この趣旨の質問は、二項目めの災害の部分に入るんですけども、災害が起こったときの災害復旧費のことを考えればですね、この予算っていうのは前倒し予算で十分、今の時代通ると思うんですよ。ここ最近、災害が、特に大雨のときの災害が起こるわけですが、そういった部分についての予算の配分というのは、国・県の方向性として何か示された部分はありますかね。 ◯議長(佐田則昭君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)斉藤議員の再質問にお答えいたします。  災害につきましては、国からの予算といいますのは、災害が起きた場合にその現場で報告を受けたものを設計して、国のほうからの査定といった形で国のほうが現場に来て、設計書を審査して予算をつけていただけるといったことでございます。当初から災害予算として確保してるものではございません。ただ、こちらに書いてますように、災害が起きる前の、未然に防ぐための予算として土砂除去としての予算等を確保して、それは市の単独費でございますが、そちらの予算で市のほうでは賄っている、計画しているということでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)市の単独予算であれば、県知事もですね、災害も部分の予算を十分とるって言ったんで、前倒しの予算であれば、災害が起きたときの予算に比べれば非常にコストも安く済むわけですから。私が一番、地元で、寄藻川で記憶してるのは、たしか寄藻川の橋の上をちょっとさらえたことがあるんですよね。同じ位置にまた堆積するんですよね。あの川の流れとかいうのも調査されてるんですかね。 ◯議長(佐田則昭君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)再質問にお答えいたします。  寄藻川につきましては、大分県宇佐土木事務所が管理しておりまして、県に確認をしました。そうしましたら、寄藻川については、現在ずっとパトロールはしていただいてますが、今のところ、下の下流域の土砂については計画はないと。ただし、断面等については、幅員が広く余裕がありますということで回答はいただいてますが、やはりこのまま置いていきますと、ヨシが生えたり、そういったことになりますので、また地域の方等、要望等があれば計画に折り込んでいくという返事をいただいております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)今回、今年度なんですけど、大雨が降って警戒が出されたときに、私はもう消防団やめたわけですけど、一応見にいきました。宇佐市の鷹栖のつり橋に流木がひっかかった、あのときの水害に比べればですね、かなり水位が低かった。この議場で話したことがあると思うんですが、私も消防団で一回、土嚢を積みに行った時、足が震えたときがあったんです。そのときに、土砂の堆積物が問題になったんです。寄藻川は比較的流木がっちゅうか、木が余りないんですよね。でも、この市役所の隣の駅館川見てみると、ああいった形の分がかなり水量の歯どめになってるっちゅうか、悪い部分であるんかなと思うんで、そこらあたりの調査は市のほうから県に上げてるわけですか。 ◯議長(佐田則昭君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  駅館川につきましても、県のほうへは要望・要請をしております。また、大分県は現在、全部で、河川がですね、支流を含めまして三十六河川で、距離が二百五十一キロメートル、これを県が管理しております。その中で、今のところうちのほうから要請をして対応していただいてるのが駅館川を含めて九河川で、これを県のほうで浚渫工事等していただいております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)四項目めの財政について再質問いたします。  決算特別委員会で、唯一私は、宇佐空の郷を取り上げて、執行のほうにかみついたわけですが、その後ですね、若山教育次長から、議会にちゃんと説明しましたと、資料までもらってお叱りを受けたわけですけども、ということは、議会サイドの責任もかなり多いのかなというふうに思うわけです。  財政の問題は、今後、喫緊の課題というふうに、皆さん、全議員も執行のほうも思っているわけですけども、一番問題なのは、交付税が下がるというところで再質問いたします。当然行われていると思うんですが、市長会とかいう部分でね、どんな取り組みが行われているかわかればお聞かせいただきたいと思います。市長がもし、答えられれば。大事な問題なんで。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長の出口でございます。  交付税の制度につきましては、市長会等の問題ではなくて全国的な問題なんですけども、市長会等では、例えば医療費の助成でありますとか、そういった部分の公費の助成、そういった部分は上げていってるとこでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)合併特例債がなくなるって大きな話題になってますけども、もともと合併特例債に乗せられる事業とかいう部分があると思うんですが、起債が始まった場合に交付税措置で戻ってくるときに、仕分けっていうか、この交付税はこうですよという部分については、何種類ぐらい交付税、大ざっぱでいいんですけど、いわゆる交付税として中身のわかる交付税措置っていうのはされてるのかどうか。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)お答えいたします。  起債の償還に関する交付税措置は、全て事業ごとに、この起債が何%、この起債が何%というのがありまして、その事業費を交付税でいいますと基準財政需要額というんですけども、どれぐらいかかるかという分に実際の償還額を上げていっておりますので、事業ごとにわかるものでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)例えば、小中学校の耐震建てかえが終わったわけですけど、その交付税措置っていうのはどういう名目で返ってくるんですか。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)小学校の耐震化につきましては、国費以外の一般財源部分に合併特例債を充てました。交付税措置は、その合併特例債の償還に対して交付税措置が入ってまいります。制度的には償還額の七割という形で需要額に算入しております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)今の部分で、加えてですね、今度は庁舎の建てかえ、安心院の建てかえがありますよね。そういった部分については、交付税措置がされたときに、名目で説明書がついてくる、そういう仕組みになってるんですか。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)お答えいたします。  交付税は説明書とかいうものはございません。交付税措置の普通交付税、起債だけではありませんけども、いろんな、土木でありますとか福祉経費でありますとか、教育のいろいろございますけども、建設事業につきましては、そこに充てた起債の償還額、これに対して例えば合併特例債でありましたら、これだけ充当しましたというのを需要額というのに上げます。需要額で起債の償還額以外にもいろいろ費目があるわけですけども、それを全部合算して収入を差し引いてくるという形ですので、それぞれが幾らですよ、これが幾らですよという説明がついてくるものではございません。
     以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)この項目、最後の質問になるわけですが、宇佐空の郷で、認めた以上、議会側の責任もあるわけですけども、非常に先行きが、私ははっきり言って不安です。今もとおるたんびに見るわけですが、平和ミュージアムができてない時期にこういうことは先走りかなと思うんですけども、仮にできたとしても、あそこの位置づけがかなり僕は弱くなるんではないかと。じゃき、これから有効利用するためには、議会のほうも知恵を出していかないといけないんですけども、今後の問題としてね、やっぱり議会にもさらなる予算チェックが必要だと、今まで以上に思うんですが、緊縮財政になったときに。だから一つは、事業の細分化、チェックの細分化をするために、執行にこれ、お願いなんですけど、一つの事業が完成する、箱ものが主なわけですが、議会提案をしなくてもより詳細に、全ての議員にわかりやすい説明、いわゆる議会の議案ではありませんけどという前提のね、事業精査というのが、私たちの責任があるわけで、三委員会に分かれてますんで、委員会同士の責任を持ちたくないんですよね。全ての議員に発信できる機会っていうか、そういう機会をぜひ設けていただきたいと。これは通告の中に入っていませんけど、そういった部分について総括的に市長、ぜひお願いしたいんですよ。 ◯議長(佐田則昭君)市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)斉藤議員の再質問にお答えをいたします。  まず最初に、市長会として一般財源をどう確保してるんかというようなお話があったかと思いますけども、市長会といたしましては、その千七百幾つある地方公共団体がオールジャパンで必要な一般財源の総額、それを地方財政計画といいますけども、その総額をまず、きちんと昨年度並みに確保することというですね、大きな枠を要求しております。  そのときに、税収等がですね、上がっている状況が若干ございます、今、地方税。そうすると、総枠が変わらないということになると、税収が上がった分、交付税でいただく分が減ると。そういった状況になっておりますけども、その税収プラス交付税プラス臨時財政対策債という交付税の不足している分を合わせて総額幾らというふうになってるんです。一応、それはずっと確保していただいてるわけですけども、トータル十五兆円ぐらいになるんですが、その話で言いますと、税収が全体的に好調な状態があるんですけども、宇佐市がそしたら税収が増えてますかっていう話になると、宇佐市は増えないんです、そんなに。そうしますと、税収が増えてるところは非常にいいんだけども、宇佐市のように税収が余り増えないと、交付税の総額が減ってますんで、なかなかですね、思うような一般財源の確保につながっていないというのが一つ。これはもう、団体間のアンバラが若干あるというようなことが一つあると思います。  もう一つ、合併をしていわゆる合併特例ということで、旧宇佐市、旧安心院、旧院内が三つあるという前提で交付税を十年間もらってきました。そして今から五年間、それがだんだん一本算定に向けて落ちてきます。落ちてくるときに、従来ですと十三億円ぐらい落ちるんじゃないかというふうに言われてたのが、合併したところについては、急激に落ちますので、それと、広いエリアを構えておりますので、行政需要があるんじゃないかという説明を随分しまして、例えば合併したところに残している支所の人件費、例えば安心院に三十人ぐらい、院内に二十人ぐらい置いてますけど、そのような人件費や維持費の分はプラスアルファで認めましょうと。あと、宇佐市ぐらいの人口規模になりますと、本所以外に消防の支所は一カ所しか認めませんよというのをですね、これも、合併したところはもう一カ所、つまり今、長洲の出張所がありますけども、そういったところも認めましょうという話になって、その分が少し増えまして、十三億円減るところが九億円ぐらいまで圧縮をされたというんですかね、そういった努力をしてきたという形でございます。あわせて合併特例債も、十年までしか充当できなかったのが、十五年まで延びたというようなところでですね、努力をしてるところであります。  それと、今後の大型事業がですね、ずっと進んでくるということで、どうするのかという話なんですけども、これも従来から御説明してますとおり、今ある基金そして合併特例債で、マクロで見ていきますと、十分対応できる財政能力はあろうかというふうに思っておりますけども、特定の年度に集中していきますと、非常に財政運営上、支障を来すとこもありますので、できれば年度間である程度バランスがとれるような状況が望ましいのかなというふうに思います。  そうした年度間調整という考え方はですね、あろうかと思いますけど、いずれにしても、健全財政の枠組みの中でこういった事業もですね、取り組んでいきたいと思いますので、経費の節減や事業の選択と集中というようなことはですね、これまで以上に厳格にやっていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)市長に答弁されたんで、ある程度のことはわかりましたけど、今後もまた、財政は最重要課題ですんで、ほかの議員からも質問が出ると思いますんで、よろしくお願いします。  次に、九月の定例会についての米の直接補償の分であります。農政課長にちょっと恨まれるかもしれませんけど、多分三月に続けてやるんかなというふうに思ってます。それが、今の直接支払いの記事だけで、これ、農業新聞、十一月二十三日の新聞の中で紙面に表紙合わせて四カ所載ってるんですね。それで、私が言う制度の確認を九月定例会でやったときに、七千五百円の直接支払いの対策として今までやられてきた分で、直接支払いの分は今年度は上乗せと考えていいのかという部分については、今の段階ではそうだという認識だったと思うんですが、政府はまだ直接に七千五百円の分の財源確保には触れていませんけども、農業関係者といわゆる自民・公明の与党の対策会議の中では、七千五百円の財源について議論してる。ということは、七千五百円は廃止になるけども、その財源は残ってるという感覚、この認識はどちらが正しいんですかね。これからの七千五百円は他の用途に使うという、これ、経済部長でよろしいんですが、どちらのことが正しいのか。今まで行われてきた政策は、この七千五百円を解消するための上乗せ予算だという部分に、私は確認したと思うんですが、この七千五百円の直接支払いの財源は、これから残っていくという認識でよろしいんですか。どちらが正しいんですかね。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)農政課長の河野でございます。斉藤議員の再質問にお答えいたします。  七千五百円の財源、ということは、七百十四億円が財源として残っているのかということでございますが、基本的に国の施策の中で、今までの情報や記事を見ていく中では、この七千五百円分はですね、今までの水田農業に対する交付金の中に上乗せで含まれてきている、そしてまた、これをですね、一対一の関係で、この七百億円がなくなったからこの事業で七百億円補填しますよ、補充しますよというようなものではない。全体の枠の中で今年度も一一五%という農業予算、満額での予算要求を国がしてるようでございますので、そういった部分含めればですね、七千五百円、国の予算で言えば七百十四億円失われた分は、既に含まれている。これは残ってないというような認識をしております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)国の政策をね、ここで議論してもしようがないんですが、一番もとになるわけですから、その見解の違いっちゃ大きいもんがあると思うんですよね。具体的に米だけの問題ととられると、市長が最後に答弁したように消費量の低下、これは認めます。民主党が出した直接支払いが、農業者以外に受けないと。これはちょっと農業者としては認めづらいんですが、そういった批判もあることは認識しています。ただ私は、今は生産者ですけども、自分は今のところ、自分の後継者はいませんので、やっぱり宇佐市の農地を守るという観点が一番質問の趣旨なんですね。特に、この七千五百円の直接補償がなくなることによって、ほかの普通の新聞にも書かれてるのは、今のいわゆる農地集積という事業を進めていますけども、これ、七千五百円の直接支払いの廃止について一番打撃を受けるのは大型農家だと。この認識は、どの新聞も同じことを書いてるんですがね、この認識については、経済部長、間違いありませんか。 ◯議長(佐田則昭君)経済部長。 ◯経済部長兼耕地課長(前田和弘君)斉藤議員の再質問にお答えをいたします。  その認識といいますか、それにつきましては、九月の一般質問のときにも一番大きな打撃を受けるというのは確かに大規模農家のほうが大きいというふうにお答えしたというふうには思っております。  その七千五百円でございますけれども、この中身はですね、前回も言ったと思うんですが、いわゆる生産調整を達成した人の米にかかる部分での七千五百円でありますから、一ヘクタール経営してた方が、一ヘクタール全部に七千五百円かかるというわけではないということは御説明したというふうに思っております。ですから、確かに大規模農家については、当然、面積が広くなればなるほど、米の作付が広くなればなるほど打撃を受けますけれども、四割の生産調整というのが宇佐市にはありますんで、その四割の生産が非常に重要になりますから、その四割については、国がですね、水田活用の直接支払交付金ということで、大豆には三万五千円、新規需要米である飼料米には八万円というような交付金をその四割の部分については確保してるわけですから、そこのほうのトータルとしてですね、収入、経営ということで捉えていただければいいのかなというふうに思います。  そういう意味ではですね、今、大区画も、つくりながらですね、大規模農家のコスト低減にはですね、やはり取り組みを、あわせてやっていくというのが必要だろうというふうに思ってます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)具体的な対策として、九月の大分県の農政の問題について、具体的に出たのは、水田から畑に地目変更という部分の事業を県が推進してるということは、当然、農政課、御存じだと思うんですが、宇佐市の現状と今後の見通しについて。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)お答えいたします。  議員おっしゃるとおり、県は高収益が得られる畑地化というようなことで事業推進しておりますし、宇佐としましては、白ネギでありますとか味一ネギ、こういったものを推進していくという方向でですね、検討してるところでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)もう一つ対策として、今、はやりのWCSと飼料米という部分については、私もまだ、耕作するまでは同じ認識やったんだけども、WCSは需要を満たしてると。ただ、飼料米と呼ばれるものについてはね、まだ半分以上の需要があると。こういうところも、今後、指導の対象になるわけですけども、市は認識してますかね。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)お答えいたします。  WCSにつきましては、特別な機械も要るということで、なかなか拡大については調整が難しいであろうと。しかしながら、飼料用米については、今、主食用米からの切りかえという部分からすればですね、従来の機械も使えるわけでございますから、そういったものについては需要も増えるし、また、契約先として農協等を通じてですね、枠はあるということでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)生産者需要じゃなくて、いわゆる受け型の需要だと僕は思ってますので、WCSは限界かなというふうに思ってます。通告しましたけど、三月定例会でまた、具体的な案が出たときに、その政策についてお伺いするかと思いますが、この項目最後の質問を終わります。  六項目めの多面的機能の支払交付金事業、これは農地・水・環境の振興型の事業だと思うんです。私も事業が立ち上がったときに、うちの区長にいい事業ですよと事業を推進して、まず地域からストップかかったわけです。取り組むという段階になって、水土里ネットですね、いわゆる土地改良区の事業が、この事業の主幹だから、手数料がかかっても事務手続が楽になるという認識だったんですが、事業名が変わっても、水土里ネットが受け皿になれば一番事業がしやすくなると、こういう認識でよろしいんですかね。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)斉藤議員の再質問にお答えいたします。  この交付金については、やろうとする集落というのは増えてるところでございますけれども、若干、事務的な煩雑さがあると。何が一番望ましいかというのはまだわかりませんけども、土地改良区、また他の団体への事務的な部分の委託であるとか、例えば隣の集落で活動組織があれば、そこにはめ込んで一緒にやるとかですね、そういった考えでやっていくという方法はあろうかと思います。何が一番いいというのは、今、段階では申し上げられません。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)今後、この事業を推進するに当たって、農政課の窓口で聞かれれば、手数料を取られても、水土里ネットですね、委託するか相談するかと、そういう部分でね、予算を取っていくという方向性について、最後、確認をいたします。 ◯議長(佐田則昭君)農政課長。 ◯農政課長(河野洋一君)土地改良区に事務的な委託というか、広域化という考え方の中で、安心院においてはですね、そういうスタイルで進んでいるところでございます。ただ、旧宇佐市につきましては、そういう投げかけは行っているところでございますけど、今現在、難航していると。しかしながら、平成三十年度で最初の契約関係が一度終わりますので、その後のやり方として、やはり宇佐市の土地改良区なりを窓口に広域化でやるという方法は、市としては進めていきたいというふうに考えているところでございます。  以上です。 ◯二十一番(斉藤文博君)終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で斉藤文博議員の一般質問を終結いたします。  ただいま、日程第一、市政一般に対する質問の途中でありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は、十一日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、ここで議会事務局長より発言の申し出がありますので、許可します。  議会事務局長 高月晴彦君。 ◯議会事務局長(高月晴彦君)皆さん、お疲れさまです。事務局長の高月でございます。  議案質疑についてお知らせいたします。  議案質疑の通告は十二月十一日の午前十時までとなっております。議案質疑は通告なしでもすることは可能でありますが、的確な説明をさせていただくために、議案に対する質疑がありましたら、できるだけ事前通告をお願いいたします。  なお、自己所属の常任委員会に関する議案につきましては質疑は控えると、内規及び先例に規定しておりますので、御注意ください。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)それでは、本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり御苦労でございました。                     散会 午後二時二十一分 宇佐市議会...