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2017年12月06日 平成29年第6回定例会(第3号) 本文
2017年12月06日 平成29年第6回定例会(第3号) 名簿

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  1. 宇佐市議会 2017-12-06
    2017年12月06日 平成29年第6回定例会(第3号) 本文


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    2017年12月06日:平成29年第6回定例会(第3号) 本文 (382発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (三日目)           開議 午前十時〇〇分 ◯議長(佐田則昭君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十二名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  平成二十九年十二月第六回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、昨日に引き続き、市政一般に対する質問となっております。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(佐田則昭君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告に従い、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(平成二十九年十二月六日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃二番    │一、地域のために             │市長および ┃ ┃川谷光紹君 │ (1)市内で、高齢や障がいが理由で自宅に  │担当部課長 ┃
    ┃      │  ゴミが溜まっている家屋(通称:ゴミ  │      ┃ ┃      │  屋敷)はどの程度あるのか。また、ど  │      ┃ ┃      │  のような対応をしているのか。     │      ┃ ┃      │ (2)市役所の職員提案による宇佐市独自の  │      ┃ ┃      │  事業には、どのようなものがあるか。  │      ┃ ┃      │ (3)各課がもっている広報の予算を、秘書  │      ┃ ┃      │  広報課に一元化することで、宇佐市の  │      ┃ ┃      │  イメージをより一層統一するととも   │      ┃ ┃      │  に、戦略的に広報活動してはどうか。  │      ┃ ┃      │ (4)サンリブ四日市店の閉店による跡地の  │      ┃ ┃      │  活用は、今後の宇佐市の商業の発展を  │      ┃ ┃      │  考えた時、将来をおおきく左右すると  │      ┃ ┃      │  思われる。宇佐市都市計画マスタープ  │      ┃ ┃      │  ランでは、四日市・駅川両地区を核と  │      ┃ ┃      │  して、その周辺を含めて「都心」を形  │      ┃ ┃      │  成するとあるが、その方針に変更はな  │      ┃ ┃      │  いか再確認したい。          │      ┃ ┃      │二、子どもたちのために          │      ┃ ┃      │  放課後児童クラブでは、小学校に通う  │      ┃ ┃      │ ことのできる子どもたちを全ての児童ク  │      ┃ ┃      │ ラブで受け入れることができなければな  │      ┃ ┃      │ らないと考えるが、放課後児童支援員の  │      ┃ ┃      │ 多くはパート職員であり、専門性の高い  │      ┃ ┃      │ 支援が必要な児童に対して十分な対応が  │      ┃ ┃      │ できないため受け入れが難しい場合があ  │      ┃ ┃      │ る。また、保育園やこども園での園長の  │      ┃ ┃      │ ように、各児童クラブに責任者としての  │      ┃ ┃      │ 常勤職員を配置するべきだと思うが、市  │      ┃ ┃      │ の考えは。               │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十六番   │一、中江鶴岡線の個人名義の敷地などに関  │宇佐市長  ┃ ┃衛藤正明君 │ わる裁判所の聞き取り調査が終わり、宇  │担当部課長 ┃ ┃      │ 佐市に対して、十一月中に調査の結果報  │      ┃ ┃      │ 告があると聞いているが、あったならば  │      ┃ ┃      │ その内容について、伺う。        │      ┃ ┃      │二、日出生台演習場に隣接する宇佐市の安  │      ┃ ┃      │ 全安心について             │      ┃ ┃      │ (1)防音対策などについて福岡防衛施設局  │      ┃ ┃      │  に要望を重ねてきたが、その対策の現  │      ┃ ┃      │  状について伺う。           │      ┃ ┃      │ (2)『日出生台演習場の使用等に関する協  │      ┃ ┃      │  定』の更新が陸上自衛隊西部方面総監  │      ┃ ┃      │  部と四者協との間で行われたが、宇佐  │      ┃ ┃      │  市に対して内容等についての回答があ  │      ┃ ┃      │  ったのか。更新について、宇佐市はど  │      ┃ ┃      │  のように受け止めているのか、伺う。  │      ┃ ┃      │三、下恵良若者定住促進住宅の入居現状に  │      ┃ ┃      │ ついて、伺う。             │      ┃ ┃      │四、地籍調査の現状と今後の調査計画につ  │      ┃ ┃      │ いて、伺う。また、年間調査範囲の拡大  │      ┃ ┃      │ することは出来ないのか。        │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃五番    │一、柳ヶ浦駅周辺整備について       │市長    ┃ ┃後藤竜也君 │ (1)柳ヶ浦‐上拝田線の進捗状況と開通見  │担当部課長 ┃ ┃      │  通しについて。            │      ┃ ┃      │ (2)黒川‐松崎線の進捗状況について。   │      ┃ ┃      │ (3)柳ヶ浦駅北側広場整備の今後の見通し  │      ┃ ┃      │  について。              │      ┃ ┃      │ (4)JRが進める駅の無人化に対して、今  │      ┃ ┃      │  後の見通しと、市の見解について。   │      ┃ ┃      │二、シティプロモーションについて     │市長    ┃ ┃      │ (1)宇佐市も積極的に市のPRに励んでい  │担当部課長 ┃ ┃      │  るが、今後の取組みについて。     │      ┃ ┃      │ (2)友好都市との連携を強めてはどうか。  │      ┃ ┃      │ (3)SNSの活用を今以上に進めていくべ  │      ┃ ┃      │  きではないか。            │      ┃ ┃      │三、交通政策について           │市長    ┃ ┃      │ (1)高齢者の免許返納を進めるには交通体  │担当部課長 ┃ ┃      │  系の整備が欠かせない。今後の市の取  │      ┃ ┃      │  組みは。               │      ┃ ┃      │ (2)通学路の安全対策、交差点のガードレ  │      ┃ ┃      │  ール設置等は進んでいるか。      │      ┃ ┃      │四、子育てについて            │市長    ┃ ┃      │ (1)学校給食費について、来春から口座振  │担当部課長 ┃ ┃      │  替になると聞いているが、未収対策に  │      ┃ ┃      │  ついてはどのように考えているのか。  │      ┃ ┃      │ (2)こども園の入所受付に於いて、四月一  │      ┃ ┃      │  日時点での一号、二号それぞれの定員  │      ┃ ┃      │  に対して、多少の柔軟性を持たせるこ  │      ┃ ┃      │  とは出来ないか。           │      ┃ ┃      │五、少子高齢化、過疎化による戸数減少等  │市長    ┃ ┃      │ で、今後、自治区の再編については避け  │担当部課長 ┃ ┃      │ て通れないのではないか。市の見解は。  │      ┃ ┃      │六、宇佐市に於ける、たばこ税の税収とそ  │市長    ┃ ┃      │ の使途について。            │担当部課長 ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃三番    │一、企業誘致について           │市長    ┃ ┃和気伸哉君 │  本市は、今年度までに新規進出企業十  │担当部課長 ┃ ┃      │ 一社、施設増設企業十六社の誘致を成功  │      ┃ ┃      │ させ、これまでに、雇用の状況や、人口  │      ┃ ┃      │ 増減、また地域の活性化や、市の財政に  │      ┃ ┃      │ 対してどのような効果が出ているか。   │      ┃ ┃      │二、道の駅(宇佐)の開設について     │市長    ┃ ┃      │  平成二十七年五月に宇佐市自治会連合  │担当部課長 ┃ ┃      │ 会北馬城校区から、同年六月には宇佐商  │      ┃ ┃      │ 工会議所より「道の駅」の新設要望が提  │      ┃ ┃      │ 出され、本市もすぐに庁内検討委員会が  │      ┃ ┃      │ 立ち上がり様々な議論が行われてきたと  │      ┃ ┃      │ 思いますが、現在の状況をお知らせくだ  │      ┃ ┃      │ さい。                 │      ┃
    ┃      │三、中学生のヘルメット着用について    │市長    ┃ ┃      │  大分県内において、中学生の登下校時  │担当部課長 ┃ ┃      │ にヘルメット着用を義務付けていない市  │      ┃ ┃      │ 町村は本市だけである。判断は宇佐市教  │      ┃ ┃      │ 育委員会なのか、学校なのかわからない  │      ┃ ┃      │ が、いずれにしても命を守ることを思え  │      ┃ ┃      │ ば、成長段階にある中学生にヘルメット  │      ┃ ┃      │ 着用を義務付けるべきと考えるが、宇佐  │      ┃ ┃      │ 市教育委員会の見解をお尋ねしたい。   │      ┃ ┃      │四、ふるさと納税制度について       │市長    ┃ ┃      │  平成二十年度の税制改正によって、導  │担当部課長 ┃ ┃      │ 入されたふるさと納税は、寄付金の一部  │      ┃ ┃      │ が住民税や所得税の一部から還付・控除  │      ┃ ┃      │ されるだけではなく、寄付先の自治体か  │      ┃ ┃      │ ら特産品などが送られてくるなどの特典  │      ┃ ┃      │ もあり、納税者にとってメリットの大き  │      ┃ ┃      │ い納税方法です。本市も、納税額が増加  │      ┃ ┃      │ 傾向にある中で、今までどのような事業  │      ┃ ┃      │ に使われているのか。また、納税者から  │      ┃ ┃      │ 事業指定がなかった場合の使われ方につ  │      ┃ ┃      │ いてもお聞きします。          │      ┃ ┃      │五、宇佐市のPRについて         │市長    ┃ ┃      │  近年では、全国の市町村において、自  │担当部課長 ┃ ┃      │ 治体観光・移住PR動画などを作成して  │      ┃ ┃      │ テレビCMや、YouTube、SNS  │      ┃ ┃      │ 等を利用してアピール合戦を繰り広げて  │      ┃ ┃      │ います。これは、単なる宣伝効果だけで  │      ┃ ┃      │ はなく、希望や記憶に繋がる、マインド  │      ┃ ┃      │ 効果が期待できます。市民がふるさとを  │      ┃ ┃      │ 自慢できる、PR動画を本市も企画して  │      ┃ ┃      │ みませんか。              │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯議長(佐田則昭君)まず、二番 川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)皆さん、おはようございます。二番 愁山会 川谷光紹です。  今日というか、昨日の夜から、ずっと今日の朝、何をお話しすることができればいいかなと思いながら考えてはいたんですが、その場に立って一番心に思うことから話ができればなと思い、今日この場に立たせていただきました。  もう早いもので、今年ももう十二月議会です。今年は終わります。この平成二十九年、振り返ったときに、私の中で一番心に残る出来事というか、事件でしたがそれは、それを通してわかったことが、多くの方に本当に助けていただいた一年だったなと、多くの方々や団体そしていつ何どき突如として事故や事件に私たちが巻き込まれるかわからない、病気になるかもしれない。ある日突然ということが起きたときに、それでも安心安全で皆さんが暮らしていける、それこそが行政にかかわる私たちが最もしなければならないことなのかなというふうに思いました。  ちょっと心に残る九月というか、秋の出来事を三つほど申すことができればなと思うんですけれども、一点目は、うさここハッピーフェスタというイベントがありました。宇佐市の子育て支援課が中心になって、宇佐市の子育てがどのように行われているかというのを、産前からおなかの中に赤ちゃんがいるときから、そして放課後児童クラブ、小学校を卒業するまで、また児童館もかかわってますので、中学生まで、宇佐市の子育て支援がこのように行われているんだよ、ぜひ皆さん安心して宇佐で子育てをしてくださいねというメッセージにもなったのかなと思います。  また、今年は特に参加される方が非常に多くて驚きました。こうやって積み重ねていくことが一つ一つの成長につながっていくんだなと、そして宇佐市の子育て支援のあり方というのを、また皆さんに知っていただく機会になるのかなというふうに思いました。  また、私、PTAのほうにかかわらせていただいてるんですけれども、九州のPTAの大会がこの大分県でありました。第二分科会がこのウサノピアで開かれたわけですが、こうやって親として、子供が生まれることで私たちは親になったわけですが、最初から親になるわけではなくて、こうやって皆さんと子育ての悩みや、そして教育に対しての思い等を一緒に考えて、そして勉強していく中で、一つ一つ私たちも親になっていくんだなというのを実感させていただきました。  そして、三つ目ということなんですけれども、先日奈良県の神輿フェスタに行きました。神輿フェスタに行ったときにですね、一番感じたのが、やはり宇佐の歴史的な重さ、そして地域の方々から宇佐の方々、特にその宇佐地域の方々が、いかにこうやって大事に地域の伝統を守ってこられたのか、またそういった伝統行事というのがそれぞれの地区にもあると思いますので、そういったものをこうやって支えていくのも、また行政の一つの仕事なんだろうなというふうに感じた次第です。  それでは、ちょっと話が長くなって大変申しわけありませんでしたが、通告に従い一般質問を行います。  一項目め、地域のためにの一点目、市内で高齢や障害が理由で自宅にごみがたまっている家屋はどの程度あるのか。また、どのような対応をしているのか。  二点目、市役所の職員提案による宇佐市独自の事業には、どのようなものがあるか。  三点目、各課が持っている広報の予算を秘書広報課に一元化することで、宇佐市のイメージをより一層統一するとともに、戦略的に広報活動をしてはどうか。  四点目、サンリブ四日市店の閉店による跡地の活用は、今後の宇佐市の商業の発展を考えたとき、将来を大きく左右すると思われる。宇佐市都市計画マスタープランでは、四日市、駅川両地区を核としてその周辺を含めて都心を形成するとあるが、その方針に変更はないか再確認したい。  二項目め、子供たちのために。  放課後児童クラブでは小学校に通うことのできる子供たちを全ての児童クラブで受け入れることができなければならないと考えるが、放課後児童支援員の多くはパート職員であり、専門性の高い支援が必要な児童に対して十分な対応ができないため、受け入れが難しい場合がある。  また、保育園やこども園での園長のように、各児童クラブに責任者としての常勤職員を配置するべきだと思うが、市の考えは。  以上です。  先日の一般質問の中に、教育長が自信を持って答弁をしていきますというような発言がありましたが、それは議員の質問に対してですが、私自身は自信を持ってというのは確かにそのとおりなんですけれども、一つ一つこれでいいのか、これで正しいのか、そういった確認をしながら進めていくということもとても大切だと思います。  で、ちょっとこの場をかりて一点申し上げたいんですけれども、新しく見えた竹内教育長は、就任されてから全ての運動会に来ていただきました。四日市南小学校の学習発表会にまで来てくださいました。  こうやって、不安だからこそ一つ一つの小学校の現場を見てまわり、そして子供たちは学校だけでなくて放課後児童クラブ、放課後そして地域、そういったところで過ごしているのでその全てを私は見てまわりたいんです。放課後児童クラブもいつか見せてくださいと言われたときに喜んでと申しました。  このような丁寧な活動をされている、そういった不安な気持ち、確かにあろうかと思います。しかし、その気持ちの中で一つ一つ積み重ねていったものが、ようやく市民の願いが届いた形になるのかと思いますので、ぜひ今日のこの私の一般質問のときには、皆さんこれでいいのかと私と一緒に考えていただきながら、皆さんで考えられるようなこの宇佐市議会であっていただきたいなと願いながら、最初の通告を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)それでは、川谷光紹議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。二番 川谷議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、地域のためにの三点目、各課が持っている広報の予算を秘書広報課に一元化することで、宇佐市のイメージをより一層統一するとともに、戦略的に広報活動してはどうかについてでありますが、本市では広報活動の一つとして、毎月一回定例記者会見を開催し、新聞やテレビ等の報道機関に対し、市の重要施策やイベント情報などを提供の上、取材していただけるよう働きかけを行っております。  また、一部の関係部署では、観光やイベント情報などを有料で新聞やテレビ、ラジオを活用した広報活動も行っております。  議員御指摘の、予算を一元化し情報発信することは、デザインや市のブランドイメージなどが統一され、見る側に早急性を持たせる効果があると思われますが、そのためには高い戦略性と周到な準備が必要になります。  まずは、関係課の意見も聞きながら、他市の先進事例等を調査研究してまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの地域のためにの一を市民生活部長 江口弘和君。 ◯市民生活部長兼税務課長(江口弘和君)皆さん、おはようございます。市民生活部長の江口でございます。二番 川谷議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、地域のためについての一点目、市内で高齢や障害の理由で自宅にごみがたまっている家屋、通称ごみ屋敷はどの程度あるのか、また、どのような対応をしているのかについてですが、市内の状況につきましては、居住者のいる住居でいわゆるごみ屋敷についての相談・苦情等の案件は受けておりません。  現在、高齢者の方につきましては、地域包括支援センターによる地域で気になる高齢者宅への訪問や、ひとり暮らし等の要介護認定者等で生活援助サービスを必要とする方につきましては、介護保険のホームヘルプサービスを提供することで、高齢者の生活を支援しています。  次に、障害者の方につきましては、障害福祉サービス提供の前に、相談支援事業所などで居宅等の調査を行い、居宅介護サービスが必要であれば清掃などのサービスを提供して、ごみ屋敷を未然に防ぐ対応をしているとこでございます。  今後、このような事案が発生した場合につきましては、関係各課と連携を図りながら、適宜適切に対応してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの地域のためにの二を総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)皆さん、おはようございます。総務部長の永野でございます。二番 川谷議員の一般質問にお答えします。  一項目め、地域のためにについての二点目、市役所の職員提案による独自の事業にはどのようなものがあるかについてですが、職員提案につきましては、宇佐市業務改善奨励要綱に基づき、業務及び作業の能率向上に役立つことや市民サービスの向上に役立つことなどを提案する制度があります。  これまでの具体的な提案例では、学校給食による食育の推進や地元の豊かな食材を最大限活用した地産地消を推進するための宇佐学校給食フェスタ事業などがあります。  また、市民サービスにつながるものでは、受付窓口のローカウンターや、プライバシー配慮のための仕切り板などの改善について多く採用をしています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの地域のためにの四を建設水道部長 原田雅且君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)皆さん、おはようございます。建設水道部長の原田でございます。二番 川谷議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、地域のためにについての四点目、宇佐市都市計画マスタープランでは、四日市・駅川両地区を核としてその周辺を含めて都心を形成するとあるが、その方針に変更はないかについてですが、まちづくりの方針を定めている宇佐市都市計画マスタープランは、平成七年度に策定され、平成二十二年度に見直しを行い現在に至っております。  その中で、四日市・駅川中心市街地につきましては、地域づくりの目標を、四日市・駅川両地区を核としてその周辺を含めて都心を形成と定めており、これまでも道路、下水道などの都市基盤整備を初め、平成十三年度に策定された宇佐市中心市街地活性化基本計画により街なみ環境整備事業を導入し、歴史的な町並みの整備と住民や観光客が歩いて回れるまちづくりを目指し、整備を行ってきたところでございます。  今後も引き続き、都心としての目標達成を目指し、地域の特色を生かしたまちづくりを行っていきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)最後に、二項目めの子供たちのためにを福祉保健部長 松木美恵子さん。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(松木美恵子さん)皆さん、おはようございます。福祉保健部長の松木でございます。二番 川谷議員の一般質問にお答えします。  二項目め、放課後児童クラブに責任者としての常勤職員を配置すべきだと思うが市の考えはについてですが、放課後児童クラブは昼間保護者のいない家庭の小学生の安全と健全育成を図るもので、運営は市が委託し、現在二十二カ所で実施しております。  放課後児童クラブは、学校や地域と連携し利用者の支援に当たる必要があり、質の向上という意味でも常勤職員の配置の重要性は理解しております。  今のところ、常勤職員を要望する声は、各放課後児童クラブからはお聞きしておりません。常勤職員の配置につきましては、今後、宇佐市放課後児童クラブ連絡協議会で、各クラブの声を聞きながら支援員の職務内容や運営方法とあわせて協議してまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二番 川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)それでは、通告に従って順次再質問を行っていきたいと思います。  一点目と二点目は、関連性が私の中で質問の趣旨としてはありますので、何といいますか、項目をまたいでの質問になり、わかりにくい点もあるかもしれませんが、そのときは言っていただければと思います。  で、この一、地域のためにの一点目のごみ屋敷の問題と、市役所の職員提案による事業というのは、先日行政視察に伺いました東京都の練馬区の中での取り組みが大変すばらしいなと思いましたので、一般質問の中で取り上げさせていただいたということです。  ちょっと一般質問の趣旨とは異なるんですけれども、近年ですね、政務活動費の取り扱いというか報告についてというのが各議会で議論されていますが、領収書等ホームページで公開する、しないとか等ありますけれども、私たち議員がこうやって行政視察で学んできたことを、宇佐市の活動にどのように議会で生かしていくのかというふうな報告もまた必要なのかなというふうには私自身思っておりますので、私個人の見解として、この行政視察で学んだことを議会を通して宇佐市の執行部の皆さん方と、また市民の皆さん方と共有できればなというふうに願っております。  ごみ屋敷の、宇佐市では今現在、相談・苦情等は受けておりませんということでした。その前に、すばらしいなと思ったんですが、相談支援事業所などで居宅等の調査を行い、居宅介護サービスが必要であれば清掃などのサービスを提供してごみ屋敷化を未然に防ぐ対応しているところですと。  これ、未然に防ぐ対応をしているというのは大変すばらしいなと思ったんですが、この事業の概要について、もしお聞きすることが今可能でしたらお伺いしたいと思うんですけれども、できる方、いらっしゃいますでしょうか。よろしいでしょうか。それではお願いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)福祉課長。 ◯福祉課長(垣添隆幸君)福祉課長の垣添です。再質問にお答えいたします。  私ども福祉課といたしましては、障害者の福祉サービスを提供する際に、実際に相談支援事業所また市の担当職員が障害を持たれてる方の御自宅に御訪問させていただいて、実際に見させていただいております。  その際、本人さんの希望で清掃をしてほしいということがあれば清掃を行いますし、あと、大掃除みたいなやつはサービス提供にならないので、その辺は私ども市の職員と相談支援事業所とか支援する方でお手伝いをする事例は過去にはございました。  以上です。
    ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)その居宅等にお伺いをするということですけれども、それは事前に連絡をして、相手側から利用の申請があるということでよろしいでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)福祉課長。 ◯福祉課長(垣添隆幸君)私ども訪問する際、御自宅に連絡をとっていきます。実際の御本人さんのニーズと、こうしたほうがいいよという提案もあわせてさせていただきますので、御本人さんがここはいいですというところはあんまり無理強いはしませんけども、衛生面を含めてこうしたほうがよろしいんではないでしょうかちゅう提案をさせていただいて、サービス提供に関しては必ず本人さんの同意をいただいてから提供させていただきます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)例えばなんですけれども、本人がやはり汚れている家を見られたくないというのもあったり、特に女性は多いのかなと思うんですけれど、高齢者でごみ出しがなかなかしにくくて、高齢者のひとり暮らしでなかなかごみを捨てにゴミステーションまで持っていくのも大変だと、そういうことでごみがたまってしまったり、またひょっとしたら、ふだんは出してるかもしれないけれど、病気で寝込んでしまったりしたときにごみがたまってしまったと。  そういったときに、例えば自治委委員さんや民生委員さんが、ちょっと何々さんのお宅が大変そうなんだけれど、ちょっと行ってみてくれないかというような形での相談があったときというのは、またこの相談支援事業所で伺うこともできるんでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(麻生公一君)介護保険課長の麻生でございます。川谷議員の再質問にお答えいたします。  高齢者宅でそういったごみが出せないとかですね、病気等である、そういう相談を、高齢者の場合は地域包括支援センターが主な相談窓口になってくるんですけど、そこから相談があったりですね、区長さんや民生委員さんから新規相談があったりはいたしております。  その場合、要介護認定を持っておればですね、ごみ出し等の生活援助については訪問介護、ヘルパーさんのサービスが御利用できるので、そういった指導をさせていただいておりますし、ちょっとしたことであれば、包括支援センターの職員がごみ出しのちょっと手伝いをしたりですね、市が訪問する中でそういったことがあれば、市の職員も若干の手伝い等はさせていただいてるような状況はあります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)若干のというところで、皆さんが思いの中でそういった活動支援をされてるというのを聞いて、すごく安心しました。これは、私たちの仕事ではないとか、私たちの課ではこの対応ですと言うのではなくて、そうやって見た方が気になって、できる範囲ですがということで協力できるというのが、本当に福祉というか、やっぱり行政の一番の目標って何なのかなと思うんですけど、市民をひとりにしないことなのかなと、いつでも最後は行政が必ずそばに寄り添ってますよと、あなたをひとりにはしませんよというようなところが私は一番大事なところかなというふうに思っています。  これは私たちの仕事ではない、これはこの課ではないから私たちはできませんと言ってごみをそのままにしていくのではなくて、できる範囲だけのお手伝いですがということでできるというのは、大変すばらしいなというふうに感じました。  ただ、ちょっと先ほどの答弁の中で気になったのが、要介護認定をいただいてる方に対しては公的なサービスを利用できるということでしたが、例えば高齢者の方が急に病気で入院をしたとか、例えばですけれど自分が入院することになった、老々介護になったときに、ふだんは私のほうがお世話できてるんだけれども、ちょっと心配だな、ごみがたまってしまうんじゃないのかといったときに、要介護認定を受けてない方に対しての支援は何らかできるものでしょうか。もしできるのであれば、回答いただければと思います。 ◯議長(佐田則昭君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(麻生公一君)お答えします。  公的な支援は、議員さんも今おっしゃられたように介護保険のサービスを御利用することである程度解決できるのかなと思っております。あと、公的サービス以外ではですね、先ほども御答弁しましたけど、地域包括支援センターによる高齢者宅の見守り、実態把握、訪問等行っておりますので、その中でですね、そういった事例があればですね、そのまま市に報告するだけではなくて、やはりセンターの職員がですね、どこまでの支援ができるかわかりませんけど、そのまま見過ごすというようなことはありませんので。  で、本当にひどい状況であれば市に報告がありますので、そのときは市と包括支援センターとかですね、区長さんとか民生委員さん、一緒になってですね、どうしたら解決できるかというような方策も検討しておりますので、見捨てるというところまではなっておりません。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)ありがとうございます。  先だっての九月議会のときには、困ったときには秘書広報課ということで確認がとれてますので、こうやって困ってることがあるんだけれど、どこに電話していいかわからないので秘書広報課に電話しましたといったときには、そうやってまた取り次いでいただいて、こういった支援があるんだよということでやっていただければなと願っています。  また、介護認定を受けてない方からそうやって相談があって、ちょっとこれは早急にしなければならないだろう、対応しなければならないだろう、このままでは人間的な生活といいますか、日本国憲法で定められているところですので、そこを守るためには緊急の清掃が必要だというときに、ぜひ私、一番人情深いと思ってます生活環境課長に、もしそういった相談があったときにはどう対応していただけるか、その場その場でのやっぱり個別の対応になると思いますので、ここでこうします、ああしますとは言えないとは思うんですけれども、もしそういった相談があったときに、どの程度まで対応が可能であると今のところ考えてるかというところで、もしありましたら返答をお願いします。 ◯議長(佐田則昭君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)生活環境課長の江口でございます。川谷議員の再質問にお答えをいたします。  平成二十六年度現在で、全国の自治体で約二三%に当たる自治体が普通ごみそれから資源ごみ、粗大ごみのいずれかの収集についての支援制度を適用しております。  で、主に九割近くが都市部の運用状況になっておりますけれども、時々都会に住む子供さんから、ごみ出しの支援制度はないのかと、またその制度への要望がございます。  で、私どもが将来的に考えてるのは、支援制度には大きく分けて二つあるというふうに考えております。  一つは、我々生活環境部局が運営主体となり、現在市の委託業者に収集をしてもらう、また声かけなども含めながら市の職員が直接収集をする、もう一つは、福祉部局と連携をとりながら、自治会、社会福祉協議会、シルバーセンターなど、NPO法人等が運営実施してごみ出し支援活動をする中で、その組織に金銭的なバックアップを行うコミュニティ支援型というふうな、直接支援型ともう一つコミュニティ支援型の運用があるというふうに考えております。  しかしながら、それは先ほど福祉・介護のほうから申し上げたように、あくまでも公的なサービスによるものということでありますけれども、我々今現状で、先ほど申し上げたように、そういう相談があるということもありますので、今後市の一般廃棄物登録業者と連携をとりながら、統計的によりますと全国的に見ると八九・四%が無料でいい、それから四・六%が有料でも構わないんじゃないかというようなアンケート結果も出ておりますし、一回の収集が五十円から百五十円、それから月五百円から八百円というような調査結果も出ておりますけども、そういう民間の活力を活用しながら、今後きめ細かい収集体制を作っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)回答を聞きながら、本当に心底今感動したというか、ここまで考えてくださってるんだなというふうに。ぜひその思いを今この議場で確認できたかと思います。ですので、市長を初め、総務部も初め、特に企画財政課は大変だと思うんですけれども、そういった意味でぜひこういった職員の皆さん方が考えている事業、こうあるべきだと思っているような事業がぜひ少しでも前に進むように皆さんで取り組んで、議会も一緒にですね、取り組んでいくことができればいいのかなというふうに思っています。  また、先ほどこの質問をするに当たって、四課の方々と今かかわりを持つことができました。ということは、一つの課で一つの問題を解決するのではなくて、やっぱり一つの高齢者の支援というのがまたいろんな課にまたがっていくんだと、そしてその課同士で協力をしていくことがまた一つの大切なことかと思いますので、ぜひ引き続き行っていただければなと願うところです。  例えばですが、東京都練馬区に視察に行ったときにはですね、ごみ出し支援をする事業に対して三つの部がかかわってました。課ではなくて部単位で動いていました。そこは福祉部と健康部と環境部、この三つの部でかかわっていました。特に一番心に残ったのがですね、こうやってごみ出しを支援して、サービスというか、ごみを出していただいてきれいな部屋になった方が言った言葉が、これで新しいもう一つの人生をもう一回リスタートできますと、きれいになったこの部屋の中で、もう一回私は人生をやり直し、もう一回スタートができると、こうやって市が支援をすることで、その人の人生がごみに埋もれていくのではなくて、もう一回きれいなところで一緒に頑張りましょうねということで、その方が今度次は福祉に対しての相談もすごくしやすくなったというのと同時に、また就労に向けての動きもまた出てくるようになったということで、結局支援としては確かにお金がかかるかもしれません、事業としてはお金がかかるかもしれませんが、その人が例えば生活保護を受けたりとか、それは生活保護必要なんですよ、必要なんですけれども、そこからもう一回スタートして納税者へ変わっていく、こういった一つの取り組みにもなるのかなと。  また、皆さんが安心して声かけをしていくことで、都会の中で人のつながりで生きていくことができる、やっぱり人とのつながりの中で生きることができるということが最大の幸せなことなのかなと思いますので。  特に、宇佐市の周辺地域、町部でもそうなんですけれども、老々介護や高齢者の独居家庭というのが大変増えています。ですので、そういった方々の支援を各課を通してどのようにできるのかというのをまた考えていっていただければなと願うところです。  また、その中ではその課単独ではできないこともあるかと思います。そのときは、ぜひほかの課に相談をしていってほしいなと思ったのが、この二点目の質問です。  また、市役所の職員提案による宇佐市独自の事業ではということで、宇佐学校給食フェスタ、また受付窓口のローカウンターやプライバシー配慮の仕切り板、本当に市民の皆さん方、相談に来る方の気持ちを考えての職員の対応だと思います。その点について、大変すばらしいなと思います。  また、今回質問するに当たって、総務課のほうから資料をいただきました。市職員提案による事業の一覧と主な取り組み内容についてわかるものをお願いしますということでお願いをしたんですけれども、さまざまな事業がありました。  その中で、特に自分が関心したなというか、ああすばらしいアイデアだな、お金もかけずに気持ちだけあればできるなと思ったのが、職員お助けバンクなんですが、職員お助けバンクという制度については、もう職員の皆さん方は御存じかもしれませんけれど、宇佐市ではこんな取り組みをしてるんだよということがYouTubeやUstreamを通して、またこの議場にいる皆さん方に共通の認識として知っていただきたいなと思いますので、ぜひこの職員お助けバンクについての説明をお願いできればと思います。 ◯議長(佐田則昭君)総務課長。 ◯総務課長(久保桂一君)総務課長 久保です。川谷議員の再質問にお答えをいたします。  職員のお助けバンクでございますが、これにつきましては、職員が持っている技能、知識あるいは資格、こういったものが生かせる部署に全ての職員が配属されているわけではございません。じゃ、例えば外国語、例えば英語ができる職員が窓口に英語しかしゃべれない市民の方が来られたと、そういったときに通訳ではないですけども、どういったことがしたいのかといったものを、担当の職員との間の橋渡しをするようなことをやったりとか、何かのイベントといいますか、市のイベントの中での総合司会者の役割を担ったりとか、そういうことで専属の職員を採用するのではなくて、職員全体の中でポイントポイントでそこの部署の事務事業の応援ができるような体制を組んでいる、そういった職員の登録制度を持っているというのがこの制度でございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)ぜひ、そういったシステムがあるということですので、今後ともさらに活用していただいてですね、皆さんが協力しやすいような、お互い職員同士で協力して宇佐市の発展につながるように、今後とも取り組んでいただければなと思うところです。  ちょっとここからは大変心苦しいところで、質問しにくいところでもあるんですけれど、この平成十八年からの資料をいただいたんですが、職員提案による事業が平成十八年が十件、平成十九年が十五件、平成二十年が十二件と、平成二十年まで見ますと合わせて三十七件あるわけです。  で、平成二十一年以降見てみますと、平成二十三年度が九件、平成二十八年度が三件の十二件と、約三分の一ほどということになっています。  以前、職員提案による事業というのが活発に行われていたにもかかわらず、この平成二十一年以降にはそれが三分の一程度に減少してしまった主な理由がありましたら教えていただければと思います。 ◯議長(佐田則昭君)総務課長。 ◯総務課長(久保桂一君)お答えをいたします。  近年の提案の減少でございますが、まず一つ一番大きな点は、行財政改革の行革プランを実行していたとき、市の財政を何とかしなきゃいけない、そのためには職員もみずから知恵と汗とをかいて頑張っているといったところからこの提案制度、少しでも市の財政のためになることをというところを主眼に、どんどんどんどん提案が実際上がってまいっておりました。全てが全て採用できたわけではありませんけども、こういった行革プランを実行している状況と、これまで二十一年以降の状況は若干変わってきたといったところが一つ大きい数の上での大きな変化かなと。  それから、やはりどうしてもサービス提供面、それから財政面を見ていったときに、提案が少し出尽くしてきた感が若干あるのかなと、それもあります。  それと、こういった反省に基づいてですね、近年では期間を限定しまして、例えば六月は提案月ですよと。何月はこういったのを出してくださいねといったようなことも取り組んでいるところでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)大きな原因としては二つあって、一つは行財政改革に非常に厳しく取り組んでいた時期で、たくさん職員からの提案があったというふうに自分は理解しましたが、それでよろしいでしょうか、一つは。  で、二つ目が、ある程度職員の皆さん方でさまざまな意見が出てきたので、まずはこの事業についてちゃんと取り組んでいくことが重要なので、これ以上の事業というのはなかなか考えにくいと、現状から考えにくいというふうに理解しましたが、よろしいでしょうか。はい。  で、その点についてなんですが、二点目の事業がある程度出尽くしたので、まずは今ある事業について取り組んでいきたいというのは、私は否定するものではありませんが、このあたりについてはまた後日、多田羅議員が一般質問でされるみたいですので、やはり民間の会社の事業改善の取り組みの仕方というのはまたこういったところで多くの議員さんから学んでいくというのも一つですので。  私がよく聞いているのは、改善に終わりなしと。常に改善というのは進めていかなければならないんだというふうに聞いていますが、そこは現場の議員さんにぜひ質問していただければなというふうに思っています。  ただ、最初のほうで回答いただいた行財政改革に大変厳しく取り組んでいたので、たくさん職員方から意見が出てきたということですが、その当時と比べて今宇佐市の財政というのはかなり健全に推移をしているというふうに私は理解しています。  しかし、今後人口減少が進んでいって地方交付税の分母が少なくなっていく中で、公的扶助費が増えていくという中では大変厳しい今後も財政経営が市に求められてくると思うんですが、そういった点でまた今後市の職員さん方から、職員レベルでの財政健全化に対してのアイデアや意見、取り組みというのも必要かと思います。  ぜひこの辺について、より一層活力というか、市では先日資料をいただいたんですけれども、宇佐市業務改善奨励要綱というのがあるそうですので、ぜひこの要綱に従って職員の皆さん方に声かけをしていただきたいと思います。これは要望で構いません。  それでは、次に進んでいきたいと思います。  三点目、各課が持っている広報の予算を秘書広報課に一元化することで宇佐市のイメージを統一してはどうですかというふうに質問させていただきました。  もう、これ回答で、一元化し情報発信することはデザインや市のブランドイメージなどが統一され、見る側に訴求性を持たせる効果があると思われますというふうに回答をいただきました。まさに私がこの質問をするに当たっての趣旨はそこにあるわけで、これも埼玉県飯能市に行政視察に伺ったときに学んだことの一つです。  そこで、今まで各課がばらばらに持っていた広報に関する予算をもう秘書広報課に一元化することで、予算としては約一千万円程度の予算ができたそうです。で、要は市の全体としては予算枠は変わってないわけです。広報に係る予算というのは変わっていない。それで、そのできた一千万円で、例えば各課からの広報の依頼があればその広報に対しての統一したブランドイメージで行っていくというのと、また一つですね、大変戦略的に行われているというふうに理解もしました。  例えばですけれど、市の広報からいろんな行事のポスター、そして各いろんなPRに対して全て飯能市のブランドイメージとして統一したデザインを採用していました。  埼玉県飯能市は、池袋からちょうど電車で四十分、五十分ぐらいのところでしたが、田園風景の広がる大変すばらしい住みやすそうなまちでした。逆に言うと、都心から一時間以内で電車乗り継ぎもなしで一本で行けるのになぜ発展していないんだろうというか、というふうにも逆に思ったわけです。  で、消滅地方都市になるのではないかと言われたところで、市として取り組みをする中で、まずは市のPRをしていこう、飯能市のPRをしていこうということで、シティプロモーション事業というのを行ったということでした。  で、その中で、そうやって事業をする中で統一したイメージですので、例えばそこは飯能市と「半農」、半分農業、半分都会で働いて、半分は田舎で農業をしながらゆっくりとしたスローライフを送りませんかというような提案というか、イメージをするようなものでした。ですので、当然雑誌でそういったスローライフを取り扱ったような雑誌であったりとか、園芸や農業に関するような雑誌、そういったものであったり、若い人たちが田舎暮らしに憧れているような、そういったある程度あちこちにPRするのではなくて、この飯能市が今ここにPRしたいんだというところに集中的にPRをしていました。  で、そこのページもそうなんですけど、それとあわせてですね、すばらしいなと思ったのが、ふるさと納税についてもそういった関心を多く持った人がふるさと納税でしてもらうためにですね、そういった雑誌でふるさと納税のお願いというか、広報のページも広報課のほうで取り扱っていました。  で、実際にその雑誌に出すことで、どの程度ふるさと納税が増えたのかというのも戦略的にしっかりと把握しているようでした。  例えば、今現在、宇佐市はふるさと納税に対してさまざまなPR活動、ホームページを通して等行っているとは思うんですけれども、そのPR活動に対してどの程度ふるさと納税が増えたのかというふうなところは理解しているでしょうか。数字等のデータはとっているでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(末宗勇治君)観光まちづくり課長の末宗でございます。川谷議員の再質問にお答えをいたします。  ふるさと納税に関するPRということで、こちらにつきましては、都市部でやってる移住の相談会でふるさと納税のPRをしたりとか、それとか今年も東京のほうで東京湾大感謝祭というのがありました。そこでふるさと納税のブースを出展しまして、宇佐市のふるさと納税をアピールしております。  それとか、ふるさと納税サイトのふるさとチョイスですかね、そういったサイトに掲載をさせていただいたり、そういったところでPR活動はやっておりますが、具体的にそれをすることによって、どのくらいふるさと納税が増額したかという金額的なものについては把握はしておりません。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)例えば雑誌にですね、飯能市では雑誌に広告としてふるさと納税のPRを出したときに、その広告料とふるさと納税で入ってきた金額、また単純な金額だけではなくて、どういった層にPRできたのかというところも加味をしながら、しっかりとした戦略的な取り組みをしていたなというのが実感でした。  今、たくさんこうやって活動されてるということでしたので、その活動自体は継続していただいて、その事業を行った結果、どのような宇佐市にとってメリットがあったのかというのを確認していくのが今現在宇佐市の行政の中で行われているPDCAだと思いますので、ぜひ今後そういった統計等もとっていただきたいなというふうに願うところです。  またなんですが、先日、ちょっと話がまた元に戻るんですけれど、神輿フェスタが行われました、奈良の東大寺でですね。たくさんの方々が足をとめて、その神輿フェスタの様子をごらんになられてたなというふうに思いました。  その中では、私が知る中では観光まちづくり課や秘書広報課の方々が見えてたように思いますが、市の職員さん方が神輿フェスタに行かれて、その中でどのような行動というか、どのような手伝い、仕事をしたのかというのがもしわかりましたら、これちょっと通告してませんのでわかる範囲で結構です。なので、教えていただければと思います。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(末宗勇治君)再質問にお答えします。  神輿フェスタにつきましては、まずもってですね、神輿フェスタに参加していただいた方、御協力をしていただいた方、多くの関係者の皆様に御尽力いただきまして無事終えることができましたことを、この場をおかりしましてお礼申し上げます。  神輿フェスタに今職員がどのような形でかかわったかということでございます。まず、神輿フェスタ実行委員会を、これ外部の組織も含めてなんですが、立ち上げまして、その中で市の担当部局が観光まちづくり課になりますので、委員として参画をして、実行委員会を開催まで十四、五回ほど実施をしていきました。その中で、どういった神輿フェスタの作り込みができるかというところで企画立案等、市のかかわりは障害という部分でかかわってまいりました。  それと、当日につきましては、この神輿フェスタが来年度大分県で開催されます国民文化祭のプレイベントということで、今年が奈良県で国民文化祭が開催されるということで、文化振興の担当課のほうが国民文化祭の担当課でございますので、そちらに文化振興の職員がかかわりながら、神輿フェスタのほうもですね、一緒にお手伝いをしていただきました。  それと、広報のほうの担当が記録ということで動画の撮影、写真撮影等でかかわっていただいたというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)それでは、秘書広報課の方も来ていただいてたようですが、記録を主にされてたということで、もう事前のところから始まる前からよく動画であったり写真であったり撮られているのを拝見しました。  奈良市の東大寺に見えている観光客の方々に、この宇佐をPRする絶好の機会だったかのように思いますが、秘書広報課としては何らかの取り組みはされたかどうか、もしわかればお聞きしたいと思います。 ◯議長(佐田則昭君)秘書広報課長。 ◯秘書広報課長(祥雲弘一君)秘書広報課長の祥雲でございます。川谷議員の再質問にお答えをいたします。
     秘書広報課としましては、先ほど観光まちづくり課長が言いましたとおりに、職員も撮影のメンバーの一人として同行しました。その際に、旅行客といいましょうか、人たちに対するアピールという点では私どものほうは特にしたということではありません。その後、動画もしくは写真等をホームページでアップするとか、そういうふうな作業は私どもが行っております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)まさに観光まちづくり課はその事業自体に取り組む、実行委員会と一緒になって取り組んでいったので、なかなかお見えになっている観光客の方々に対してのPRというところまではなかなか考えというか、余裕もなかっただろうというふうに思います。  そういったときに、やはり秘書広報課が宇佐市をPRするんだという常に中心というか芯を持っていれば、こうやって多くの、あのときは本当に何百人という人数ではない方々が集まっていたように思います。たくさんの方が足をとめて見てくださいました。  そして、今からここで何があるのかというのをよく聞かれました。特に外国人の方によく聞かれたように思いますが、みこしが来るんですよと。何で宇佐からみこしが来るのかといったところで説明をするわけですけれども、この多くの方が見えたときに東大寺と宇佐神宮のかかわり、また奈良と宇佐が友好都市であること、またさらにひいては今度国民文化祭が何かの御縁でこういったつながりがあってできるんですよ、ぜひ来年国民文化祭で大分にお越しの際には宇佐神宮にもお見えくださいというようなところまでいけると、一つの宇佐市を年商三百億の企業として考えたときに、その企業のPRとして考えたときにはそういったちょっと貪欲というか、少しでも宇佐市のことを知っていただきたいというような姿勢も一つ大事なのかなというふうには思いました。  また、こうやって広報の予算を一元化して、広報に特化していくことで、さらにですね、せっかく宇佐市、たくさん有益な事業等されていますので、そういったところが統一されてやっていくのかなと。  で、各課が持っている広報であったりPRポスターで「うさからくん」であったりとか、「ラッキーウサ」であったりとか、そういったところをまた活用して、宇佐市の人たちに対しても周知を広めていくというのも一つの手なのかなと思います。  今後のですね、宇佐市の発展を考えたときには、秘書広報課が果たす役割というのは大きい、重要だと思っています。ですので、ぜひ重点的に取り組んでいただければなと思います。  というのもですね、先日子供のインフルエンザの予防接種に連れていったときにですね、市内の小児科に行ったわけなんですけれども、市内の小児科にいろんなパンフレットが並んでいる中に、豊後高田市に移住しませんかというパンフレットがありました。宇佐市内の小児科に、豊後高田市に移住しませんかというパンフレットがあって、そこにはたくさんの子育て支援政策がずらずらずらっと書いてあるのを見ました。  もうまさに自治体間での競争が始まっていて、もう隣の高田市は右肩下がりで急激に人口が減ってますので、よりせっぱ詰まった問題として、もう遠くの人よりもまず高田に興味を持って住んでくれる方ということで、真剣に取り組んでいるんだなというか、本当に自治体の生き残りをかけた広報を行っているんだなというふうに感じました。  ぜひですね、高田からとれ、中津からとれとは申しませんが、こうやってもともと宇佐市に御縁のあった方々、宇佐市に生まれ育った方々がもし高田や中津に住んでいるのであれば、また近隣、帰ってこれるところ、別府等住んでいるのであれば、そういった声かけができるぐらいの秘書広報であってもいいのかなというふうに思いますし、せっかく周辺地域でもさまざまな取り組みもしてます。子育て支援住宅等もしてますので、そういったところが今できましたよと、住みませんかという案内も、秘書広報課を通してやっていただけたらなというふうに思うところです。  ちょっと一般質問の範囲を越えてしまったように思います。大変心苦しいですが、一項目めの四点目に入りたいと思います。  サンリブ四日市店の閉店というのは、この四日市に住む私たちにとって、特に子供のころからなれ親しんできたこのサンリブがなくなるというのは、すごく大きな衝撃を持って捉えたわけです。今現在というか、もう今閉店して解体工事に入ってますが、できたのが昭和五十七年ということで、私がちょうど小学校一年生、二年生のころにサンリブができて、そのときは本当にそこでプロレスがあったりとか、トライアルというんですか、バイクの協議があったりとかで、本当に今でいうゆめタウンやイオン三光のような、そういったイメージでサンリブができたのを大変今でも覚えています。その前は、マルショクという形で、本当に地域のスーパーであったわけなんですけれども、そういったサンリブが閉店して今後の四日市の、特にまちの中心部に大きな空洞ができるといったときに、四日市の方々は大変危惧をしているわけです。  何を危惧をしているかというと、今現在、商業の中心地がだんだんとですね、商工会議所が面した通りに移動していってるんではないか、コメリであったりドラモリであったり、ダイレックスであったりと、さまざまな会社が進出する中で、だんだん四日市の果たす役割が変わっていくのかなというふうに、今改めてこれは一つの分岐点として、四日市の商店街の皆さんは捉えていて、これを商業というのをしっかり据えながらも観光にも力を入れていこう、観光に力を入れてまた皆さんがサンリブがなくなったことで常徳や上町の方々というのがなかなか今度歩いて買い物に行ける場所がなくなってしまったということで、歩きやすいまちづくりというのもまた今目指しているところです。  ですが、市の中心部としてとか、商業の発展の中心がだんだんと駅川地区というか駅館地区に移ってきたなというのは否めないところでして、都市計画のマスタープランが果たす役割についてちょっとお伺いしたいんですけれど、この四日市、駅川両地区を核として、その周辺を含めての「周辺」というところで、今現在のまちが発展していってるのかという点についてお伺いしたいんですけれども、よろしいでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)都市計画課長の原田でございます。川谷議員の再質問にお答えいたします。  四日市、駅川の中心市街地は、言わずと知れた住宅が密集しているところでございますが、住宅、事務所等ですね。議員がおっしゃるように、最近は上田葛原地区の、都市計画の用途地域というのがございます、それは商業なら商業、住宅なら住宅を誘導する、そういった規制をかけるための地域でございますが、これに該当してないところに今商工会議所から北側ですかね、あの辺に確かに今店舗等が進出してきておるのが実態でございます。  都市計画のプランといたしましては、現在用途地域の面積が七百九十ヘクタールぐらい約ございまして、これ以上広げるのは同等規模の市町村と比較しましても困難な状況でございますので、この地区を新たに商業地区とか等に入れる予定はございません。  ただ、必然的にと申しますか、下水道は通っている、農振は外れていっている、そういった状況で、そこが周辺地区として商業棟が集まっているんではないかと思っております。  ちょっと質問の趣旨が……。 ◯二番(川谷光紹君)ああ、もういいです。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)説明ありがとうございます。  例えば、農振を外すに当たって、都市計画のマスタープランというのは参考にされているのかどうかという点を、例えば商業施設が出店をしていきたいというときに、宇佐市の都市計画ではこの地域を商業地域として定めているので、この地域を中心に出店をと考えていただくのか、それとも単純にその企業の財政力というか、そういうのをバックにして、自由に用途外であれば、農振が外れれば開発していけるのか、それであったら都市計画のマスタープランが果たす役割は何なのかという点についてお伺いしたいと思います。 ◯議長(佐田則昭君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)まず、都市計画マスタープランでございますが、これは都市計画法によって都市の基本的な方針を決めなさいということが定められております。で、マスタープランが宇佐市の概要を決めるのではなくて、上位計画というのがございまして、宇佐市には宇佐市総合計画、それから宇佐市の国土利用計画、こういったものが上位に来ます。  それらの方針を参考にしながら、またあるいは県の都市計画プラン、これも上位計画になります、相互の関係なんですけど、こういった上位計画を参考にしたり、例えばですけどそれ以外の市の関連計画、農振の計画であったり、そういったものとの調整を図りながら決めていくのが都市計画のマスタープランでございます。 ◯議長(佐田則昭君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)上位計画等あるということですので、その計画等に従って宇佐市の計画的な都市づくり、計画的な発展というのをぜひお願いしたいなというふうに、まあ今されてるということですが、商業の中心としての四日市、駅川地区の旧商業地域の縛りというのもまた大事にしていただければなというふうに願います。  最後になりますが、もう残りわずかですけれども、二点目、子供たちのためにの、放課後児童クラブの常勤職員についてなんですが、ちょっとこれ、回答の中で、私の中で大変違和感を感じたのが一点だけありますので、その一点だけ。  それ以外は放課後児童クラブ連絡協議会で担当課の方に皆さん来ていただいて一緒に協議を進めていってるので、そのまま続けていただきたいなと思うんですけれど、常勤職員を要望する声は各放課後児童クラブからお聞きしておりませんということですが、話すのと届くのは別なのだなというふうに感じました。  実際、聞いていないのかどうかというのを確認させてください。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(加来幹子さん)子育て支援課長の加来でございます。川谷議員の再質問にお答えいたします。  常勤職員の考え方なんですが、国が示す常勤職員と多分川谷議員さんがおっしゃってる常勤職員というのの基準が多少違うんじゃないかなと思いますが……。 ◯議長(佐田則昭君)時間になっておりますので、簡潔に。 ◯子育て支援課長(加来幹子さん)で、常勤職員としてこちらが把握しているのは十八施設あるんですけれども、川谷議員さんが言われるのは月給制ということの常勤職員じゃないかと思いますが、そちらとしては数施設でおられるんですけれども、母体の福祉法人とかでということで、放課後児童クラブとしてはお聞きしてないというところです。  以上です。 ◯二番(川谷光紹君)ありがとうございます。終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で川谷光紹議員の一般質問を終結いたします。  それでは、五分間休憩をとります。                 休憩 午前十一時〇六分               ───────────────                 再開 午前十一時十一分 ◯議長(佐田則昭君)議会を再開いたします。  次に、十六番 衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)皆さん、おはようございます。十六番 政友会の衛藤正明でございます。議長の許可をいただきましたので、今回、四項目、五点について一般質問を行いたいと思います。  まず、一項目めの、中江鶴岡線の個人名義の敷地などにかかわる裁判所の審理が終わり、宇佐市に対して十一月中に結果報告があると聞いているが、あったならばその内容をお伺いいたします。  次に、二項目めの、日出生台演習場に隣接する宇佐市の安全安心についての一点目でございますが、防音対策など要望を九州防衛局に重ねてきましたが、その対策の現状についてお伺いいたします。  二点目として、日出生台演習場の使用等に関する協定の更新が陸上自衛隊西部方面総監部と四者協の間で交わされたが、宇佐市に対して内容等についての回答があったのか、また更新について宇佐市はどのように受けとめているのか伺います。  次に、三項目めの、下恵良若者定住促進住宅の入居の現状についてお伺いいたします。  最後に、四項目めの、地籍調査の現状と今後の調査計画について、また、年間調査範囲を拡大することはできないのか伺いまして、一回目の質問を終わります。  答弁のほど、よろしくお願いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)それでは、衛藤正明議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十六番 衛藤議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、日出生台演習場に隣接する宇佐市の安全安心についての一点目、防音対策など国への要望活動に対する現状についてでありますが、平成二十三年に安心院及び院内地域の自治区から提出された日出生台演習場周辺住宅防音工事対象区域の見直しに関する請願書が市議会で採択されたことを契機といたしまして、九州防衛局に対し、市長及び市議会議長の連名で要望活動を続けてまいりました。  その結果、本年度より見直し検討に向けた自動騒音測定器の設置事業が開始されることとなり、既に七月中旬には設置予定箇所の地権者との協議、現地確認が、十一月末には測定器の入札が行われたとの報告を受けております。  なお、測定器は今年度末までに設置され、来年度より実際に測定が行われる予定となっております。  二点目、日出生台演習場の使用等に関する協定の更新に係る本市への回答、本市の受けとめ方についてでありますが、更新に際し四者協を構成する県及び由布市、九重町、玖珠町が陸上自衛隊西部方面総監に対して行った要望及びその回答につきましては、関係機関への情報収集を通じて、オスプレイ対策に関する内容や、有害鳥獣対策の拡大などであったと把握しております。  市では、大分県基地周辺整備対策協会や、日出生台演習場周辺施設整備期成会の一員として、四者協とは常に一体的な要望活動を展開いたしております。  今回の合意事項には、これまで要望を行ってきた内容も含まれており、市民にとって不安解消につながる内容であったと捉えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの中江鶴岡線にかかわる裁判所の聞き取り調査結果についてを院内支所長 安部真知子さん。 ◯院内支所長兼院内支所地域振興課長(安部真知子さん)皆さん、おはようございます。院内支所長の安部でございます。十六番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、中江鶴岡線の個人名義の敷地などにかかわる裁判所の結果報告の内容についてですが、市道中江鶴岡線は旧院内町が認定した道路ですが、敷地の一部に個人名義の土地があります。  このような中、市道上にカラーコーン等を置き、一般の通行に支障を来す状況が発生したことから、関係者と協議を重ねてきましたが、御理解をいただけずやむを得ず大分地方裁判所中津支部に妨害物除去を求める仮処分の申し立てを行いました。  これまで、関係者から四回の審尋と十月三十一日の審問を経て結審となり、十一月三十日付で現状道路敷地は一般通行の用に供されており、市が民法上の占有権を有していることが裁判所から認められました。  なお、通行の妨げとなるカラーコーンの設置等につきましては、関係者は今後は行うことはないと審問の中で言明しております。  個人名義の土地等の対応につきましては、今後円満に解決できるよう関係者と協議を進めていきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)最後に、三項目めの下恵良の若者定住促進住宅の入居状況についてと、四項目めの地籍調査の現状と今後の調査計画についてを、経済部長 前田和弘君。 ◯経済部長兼耕地課長(前田和弘君)皆さん、おはようございます。経済部長の前田でございます。十六番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  三項目め、下恵良若者定住促進住宅の入居現状についてですが、若者定住促進住宅は若者の定住促進、学童・児童数の増加など、過疎地域の活性化を目的として、平成二十四年度に深見地区に二棟、平成二十六年度に南院内地区に三棟を整備し、今年度津房地区に三棟整備中であります。  南院内地区の下恵良若者定住促進住宅の入居状況は、今年十月に一世帯が退去したため、三棟中一棟が空室となったことから、現在一世帯の入居者を募集しているところであります。  次に、四項目め、地籍調査の現状と今後の調査計画について伺う、また年間調査範囲を拡大することはできないのかについてですが、地籍調査の成果は土地に関するあらゆる施策の基礎資料として利活用でき、公共事業、土地取引、災害復旧事業や土地トラブルの未然防止、課税の適正化等さまざまな効果が見込まれることです。  本市では、平成二十年度から平成二十二年度まで休止をしておりましたが、土地所有者の高齢化や山林の荒廃等も進み、境界確認が困難となることが予想されることから、平成二十三年度より事業を再開しました。  平成二十八年度末進捗状況は一四・〇四%で、本年度は赤尾地区〇・九五平方キロメートル、月俣地区〇・九四平方キロメートル、村部地区一・二八平方キロメートルの三地区、計三・一七平方キロメートルを調査中です。今後の計画は、現在実施中の平成三十一年度までの第六次国土調査十カ年計画に沿って、山間部を中心に行う予定です。  また、年間調査範囲の拡大につきましては、人員及び予算の確保が必要となりますので、国や県、関係課と調整をして事業推進に取り組んでまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十六番 衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)中江鶴岡線についての聞き取り調査といいますか、審問というか審理というか、終わられたということで、この回答によりますと円満解決に向けて関係者と協議をしているというようなことでございます。  で、私、これにつきまして、ちょっと確認したいことがございます、よくわからないというのが。個人の名義の土地があると、そして民法上によると占有権を有しているということを裁判所から認められたというようなことでございますけど、個人の所有する土地については、審理は占有権はないということでよろしいんですかね。 ◯議長(佐田則昭君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。衛藤議員の再質問にお答えいたします。  先ほど言いました市道内に個人の土地が入っているとしたときに、その分には道路法上でいいますと、そこには公道としての、市の道路としての占用はあるということなんですが、個人の方の名義としてはそのまま残りますので、その方がその土地をもし転売をするとか名義変更するとかいうことは可能なんですが、そこに物を置いたりとかいうそういったことの占有はできないということでございます。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)答弁者によると、物を置くとかいう、カラーコーン等設置していたそのことに対して、市のほうが申し立てをして、今後置くことはないと明言してるというから、それはそれで解決しとるわけじゃないかと思うんですが、私がお聞きしてるのは、個人の名義ちゅうか、そういう、これは宇佐市のほうが認められたからこういうありますということになると思うんです。その土地について、個人名義の土地について、宇佐市の占有権はないんですねちゅうとを確認したいと、その一部の部分、個人名義の分。 ◯議長(佐田則昭君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)再質問にお答えいたします。  市の占有権というのは、その道路にはあって、その道路は道路としてうちのほうで管理をしていく、占有していくということでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)同じことを繰り返すごたるけど、この個人の土地も今は市道として使われているわけですわね、今は、現在は。だけども、宇佐市としては個人名義の土地はあるということは認められてるわけでしょう。だから、その個人の土地の一部の部分については、その部分については、宇佐市には占有権はあるんですか、ないんですか、ないんですね。そのことです。 ◯議長(佐田則昭君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)再質問にお答えいたします。
     占有権はございます。その道路として使うということでの占有権はあるということでございます。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)そういうことになるわけですか。個人の土地ではあるけども、それを市道として認定されているから、それを利用するための権利としてあるということなんですかね。  そうすると、これまで個人の方は自分の個人名義でありながら、納税もしながら、そしてずっと管理をされてきたということを主張されてきたかと思うんですよね。  それではですね、そういうことであるということになるんなら、円満解決て、これまでお互いに主張してきたことがまだ現在隔たって続いていくんかなというような考え方になるわけですけど、この個人名義の土地の中の一部を市道認定をされる前に造設をされたということをお聞きしてるんです。そして、それから管理をされてきたちゅうことをお聞きをしてるんですけども、それも前の六月議会のときにお尋ねしたかなと思うけど、今回の回答には触れてないんですけど、それについての審理はなかったわけですか。 ◯議長(佐田則昭君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(野村庄司君)院内支所産業建設課長の野村でございます。衛藤議員の再質問にお答えいたします。  今回の審問、審理の中でその部分の主張もされておりましたけど、その分を含めた中で今回の裁定、結審という話になっておりますので、その分を含めた中での今回占有権が認められたものであるというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)いや、内容として造設をしたそのもの、造設したそのものについて誰がしたのか、宇佐市が造設したのかとか、誰がやったものか、そしてその管理はどうしてきたかと、そういった審理はなかったのかということをお聞きしてます。 ◯議長(佐田則昭君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(野村庄司君)お答えいたします。  その中での話といたしまして、地権者の方は自分がつくったのであるということで主張しておりました。その分が幾分にも昔の話なもので、どちらの分に対しても証拠的なものは本人が主張する分だけでありましたけれど、現況の道路の形としてちゅうことで、最終的には図面等作成いたしまして、その分で裁判所に提出させていただいて、その分で今ある分の中の道路として占有権があるというふうに認めていただいたものと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)それでは、個人の方が主張をこれまでもされていたろうと思うんですけど、私がお聞きした範囲では。それでは、先ほどと同じことの繰り返しになるかもわかりませんけど、造設それから今日までにわたっての市道認定をされて造設された部分についての管理等については、審理といいますか審問は、ここの回答で言うと、それについては聞き取りはなかったということですかね。  今の課長のお話では、現状の市道として認定されているもの、全体的な中でというような、私はその造設した区分け区分、そのことについての聞き取りはなかったのかということをお聞きしてる。 ◯議長(佐田則昭君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(野村庄司君)お答えいたします。  その分につきましても、最終的な分の話の中では維持管理の分ということの中で、当方も維持管理、道路の中に水道管が入っておる分とかそういうところの分も含めまして、当方の分の主張が認められたものと、造設した分についてもちゅうのが、今ある現状の道路ですね、その分についてはもう占有権があるというふうな判断だというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)いや、そのことは理解できます、わかります。そういう判断が下されたということ。だけど、今言う造設したものは誰がしたのかとか、その造設した部分について誰が管理してきたかということは、その審理の中ではなかったのか、あったのかちゅうことをお聞きしたんです。 ◯議長(佐田則昭君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(野村庄司君)先ほどお話ししましたけど、その分につきましても、一応審理の対象となっております。その分で、地権者の方も道路をつくったのは自分であると、造設したのは自分であるというふうに主張されております。  その分につきまして、先ほど言いましたように、古い話なのでつくったという地権者の方の申し立てだけであって、市のほうにそういう記録的なものはございませんでしたので、その分についての反論という形はしてはおりません。  ただ、今現在の維持管理の中で、もちろん地権者の方も維持管理をやっているよと、市のほうといたしましても水道管を入れたりというようなことをしておりますということで、その時点で申し述べております。  以上であります。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)何度もくどいようであるけど、個人の方は自分がつくった、造設したものであると主張していたけども、市としてはそれを個人の方が造設したものであるということを認めたりとか、それのみについては宇佐市としては、個人の方は述べていたけども認めるというようなことはなかったというふうに捉えてよいんですかね。  また、それについての裁判所の審理については、ここの回答に出てきてないからですね。その聞き取りは何もなかったですよというのならもうそれまでなんですけど、個人の方がそういう主張をされていたから、それについては宇佐市はどういう回答といいますか、受け取ったか、そのことです。 ◯議長(佐田則昭君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(野村庄司君)お答えをいたします。  ちょっと私の認識不足があるかもしれないんですけど、先ほど説明させていただいた分というものが、現在コンクリート舗装をしておる分ですね、その分だけで話をしております。で、造設されたというのはちょっと私、中身を勘違いしておった分があるかと思うんですが、昨年来横に広げられた分ですか、その分に関しては今回のこの話の中には入ってはございません。その分は対象外として、うちといたしますと、現在コンクリート舗装をして通られておった分ですね、その分についてのみの占有権という形で主張しております。ですから、その分については地権者の方も言われておりますが、自分がつくったという部分も言っておられますが、その分については今回は入っておりません。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)私が理解をしきらないのでしょうか。  今現在、中江鶴岡線として全線についての占有権についての話がありました。で、その中に、個人名義の土地があるということは宇佐市が認められて明言されています。そこを通行しながら市道とする占有権はあるんだということです。その個人名義の土地について、その個人の方は私が造設して私がずっと管理してきましたですよということを主張をずっとされてきたと思うんですよね。その部分のことを言いよるんです。  宇佐市の占有権を有している中の個人の土地の、その点について何かありましたかと。で、課長がおっしゃったのは、その個人の方は自分がつくったのだということを主張してたと先ほど答弁いただいたと思うんですけども、それについて宇佐はどんなふうに回答というか、審理の中で進められてきたのですかちゅうことです。 ◯議長(佐田則昭君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(野村庄司君)お答えいたします。  先ほど来、言わせていただいております。道路台帳として当方が図面を所管しておる分がございます。その分の区域に限っての市道認定をしておるということの中に、地権者の方が一部土地を所有しておるということで、六月の定例会のときにも申し上げましたように、その分については個人の土地であるということは市も認識しておりますし、そういうことでお話を進めさせていただいております。  ただ、その土地の上に通行妨害をする分としてカラーコーン等置かれたということの中で、除去の申し立てをさせていただきまして、要は個人の土地の分だということで主張されておった分と、その分について、市は一般の通行の障害があるということで仮処分の申し立てをさせていただきました。  で、その分についていろいろお話しさせていただいた分ですが、つくったものについては所有者の方が、地権者の方が自分がつくった分であるという主張をされておりましたし、その分について市のこの道については水道管等入れておったと、維持管理をしておったということで主張させていただきまして、今回の結審の中で一応一般交通の用に供しておると。ですから、地権者の名義の分はあるんですが、道路としての、市道としての占有権があるというような判決になった分というふうに思っております。  その中で、お互いに主張してきたわけですが、そういうことの中で今回は民法上の占有権はあるけど、市のほうに占有権があるというような回答をいただいたものというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)はい、わかりました。個人の人が造設したものであれ何であれ、現状としてその権利を主張されているその土地にかかわるものについても、道路上になっているから占有権があるということが認められたということですから、個人の土地の上に誰がそこを通行できるように造設したとか、何といいますか、そういった部分については、もう別になくして、今現状の上の道路上のことについての市道としてのということだけで審理をされてというたふうに認識、個人は言ってたけど、そういうふうに市としては認識してるということですね。はい、わかりました。  それじゃ、そういうことになると、個人の方はあくまでも自分の個人の名義の土地があるし、自分がそうしてつくってこられたということですから、どういうふうに個人の方は受けとめていかれるんかどうかなと思うけど、六月にも市長のほうでこの件について円満解決をというようなことでしたけど、やはり審理中はずっと今日まで続いてきて、十月にやっと結審されたというようなことになるわけですけども。  それで、円満解決について、個人の方とのこの裁判所のこの結果についてのことを踏まえながら、円満解決に向かってどういう形でという部分はまだお持ちになってない、お持ちになって、もし聞かされるものならと思いますけどね。 ◯議長(佐田則昭君)市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)衛藤議員の再質問にお答えをいたします。  まずもう一回、今回のですね、判決というんですか、それを整理いたしますと、今回市が申し立てを行ったのは、市が管理している道路の上に妨害物がある、その妨害物を除去してくださいという仮処分を裁判所に申請、申し立てをしたという案件なわけです。したがって、その法的関係を全てですね、審理したというものじゃありませんで、そこの道路の上にカラーコーンがあって、その分があるがゆえに一般の方が、不特定多数の方が普通に通行するのに支障を来しているので、それを除去してくれませんかと。  それと、もう一つは、木が覆い茂って上に出っ張ってるから、それも切ってくれませんかという、市としてはAさんとBさん、二つの妨害物を除去してくださいという仮申し立て、あくまでも仮申し立てをしたということであります。  そこでですね、Aさんもいやいや、自分はここに道路敷地があって自分がずっと管理してきたんだという御主張をされて、で、Bさんのほうもいろいろと御主張されて、うちも道路法上で旧院内町がこうこうこういう形で道路認定をしてこうしましたよという主張をずっとしてきたわけです。  で、裁判所の判断は、現状の道路敷地が一般の用に供されており不特定多数が通行することが予定されて、市は市が管理する水道管を布設しているほか、一般交通の用に供するよう維持管理をずっとしてきて、道路として機能していると。社会通念上、市が管理していると客観的に認められますよと。  そこで、裁判所としては、道路法上の公法上の適法な道路管理権を有するか否か、ここは判断しませんでした。そして、その敷地の一部が第三者の所有に帰するかどうかにもかかわらず、民法上の占有権がありますよという判断です。つまり道路法上の占有権があるという判断までは踏み込まなかったわけです。民法上の占有権がありますので、仮処分の妨害物除去は民法の占有権に基づいて妨害物を除去してくださいねという話だった。  ところが、Aさんはみずからもうそれを、もうのけましたから、のけたから市としてはそこはもう要りませんよねという判断なんです。したがって、Aさんにカラーコーンをのけなさいという判断ではなくて、もう既にAさんがのけて、もう既にそうすることは必要ありませんという判断がまず一つ。  で、Bさんについては、木が出っ張ってる分は切ってくださいねと。で、Bさんがやらなけりゃ強制執行しますよと、つまり執行官が行ってしますよという判断なんです。それが今回の一連の結果です。  したがって、そこに道路敷地が依然としてあります。Aさん所有の敷地が当然ありますので、民法上の占有権は、仮処分ですから認められて、今Aさんも自主的にもう既にカラーコーンは引いておりますので、そこはもう特段、妨害物をもう除去しなさいという判断をするまでもなく、もうそれは申し立てを取り下げようという形で決着しているわけです。  したがって、あとは敷地をどうするかという議論につきましては、当然敷地があるちゅうのはもう双方共通認識ですので、そこを適正な価格で市が道路敷地として買うか、またそこはAさんとですね、きちっと議論をして、どういうふうにしていくのが一番双方の納得いく着地点かというのを今からやっていくという形です。  これ、ついこの間判決が出たばかりですので、またAさん方とですね、じっくりと話をして、円満に解決をしたいというのが先ほどの回答でございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)はい、わかりました。いずれにしても、Aさんというか、個人の方が主張されるのはこれからの中で市の受けとめ方の中でもって、円満解決の方向にということに進まれるのかなと思うんですけど、これもう一年ちょっとぐらいなりますし、早いうちにそういった個人の土地についてのこと、それから主張されたことについてもちょっとありながらですけども、市としてはもう最大限誠心誠意を持ってですね、交渉というか、円満解決に向かって努力をしていただきたいと、そんなふうに思います。よろしくお願いします。  それでは、一項目めについては終わって、次に二項目めの日出生台演習場の今回変更された件についてでございます。  その前に、これまで要望を重ねてこられた防音の関係につきましては、今回防音のほうで測定器の設置が、七月中に設定箇所を地権者と協議して、十一月に入札されたというのは、これ何カ所最終的には設置されるごと、宇佐市はなったんでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)危機管理課長の加来です。再質問にお答えをいたします。  今回、自動騒音測定器が設置をされましたけども、今回の設置は一台であります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)八月の十七日でしたか、市そして私どもの両院の議員団といいますか、九州防衛施設局に要望に皆さんと行かれたときに、議員の皆さん方もやはり宇佐市の実情の中から、複数の何カ所か多く測定をして調査していただきたいというようなお願い、要望が、口頭ではありましたけども、皆さんから出されて何してきたんですけども、それが現状、実情なんですけど、そういったことにつきましては、今回一カ所ということであるんならば、複数についてはお願いしていかなければならんと思っているわけですけど、それについては市としてはどういう形の中で要望をしていくというようなお考えがありましたらお聞かせ願いたいと思います。 ◯議長(佐田則昭君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)危機管理課長の加来です。再質問にお答えします。  先ほど議員さんがおっしゃられましたように、八月の宇佐市の独自要望のときにも、まずは自動測定器が設置されたことのお礼と、それから今回が一カ所でありますので今後の複数台の設置を早期に要望いたしました。それと、今回設置をされます測定器によって、早く結論を出してもらって拡大に向けてほしいと、そういった要望もいたしました。  で、今後もまた来年、再来年と要望活動する際には、継続して要望していきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)その要望した要望先といいますか、そこは周辺対策の整備の期成会の中に要望をしていってるということでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)再質問にお答えします。  今年の八月に宇佐市の独自要望で行ったときに、そういった要望をいたしました。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)私は、要望に行ったとき、行った皆さん方から、議員さん方とかそういった要望が、複数の箇所で調査していただきたいといった意見、要望等が出たから、それについての話じゃけ、それ以降の話はどういう形で要望活動を進めていかれるんでしょうかということをお聞きしたいんです。 ◯議長(佐田則昭君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)再質問にお答えいたします。  要望活動につきましては、また来年以降も期成会と一緒に要望活動があります。また、宇佐市独自としても要望活動をしていきますので、そういった場面で引き続き複数台というようなふうで要望していきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)わかりました。  先般、資料をいただいたこの二十九年度の期成会の通常総会ですけど、構成員が私どもの議会も議長が入られていまして、私も議長の代理でこの期成会に参加したことがあるわけですけども、そこの期成会の総会のとこでは、なかなか要望等もできてましてですね、そしてそれに沿っての方向についての説明でありながらというような総会であるわけですけど、ここに評議委員会がありまして、評議委員会には宇佐市の課長さんなんかが入られてるんですけど、そういった場の中で強く宇佐市の立場からという部分を要望していっていただきたいと思うんですよね。年二回、評議委員会があるようになってますからですね、そういった部分を強く宇佐市からの立場の中をお願いしたいなと、こんなふうに思います。  それはそういう要望でお願いしまして、先ほどのこの回答ですけども、ここでオスプレイの対策に関する内容や、有害鳥獣対策拡大などについて把握をしていると出ているんですけど、この有害鳥獣対策の今回の更新については、これまで以上に春も実施するようにしたというような部分が更新内容の中に出てるから理解できるんですけども、このオスプレイの対策に関する内容を把握しているという回答に対して、この中の内容をどんなふうに把握してるのか、ちょっとお聞きします。 ◯議長(佐田則昭君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)再質問にお答えいたします。  オスプレイのことでありますけども、直接宇佐市には回答書はいただいておりません。県を通じてこんな回答があったということの概要をいただいております。その中に、そういうオスプレイということがあるんですけども、県民に安全運航等について大きな懸念があることから、県民の納得が得られるよう十分な説明をという要望に対して、運用計画がある場合は事前に県民に十分な説明を実施するとの回答の内容であると思っております。  現時点で日出生台でオスプレイがとか、そういうことは全く聞いておりません。  以上です。
    ◯議長(佐田則昭君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)私が、どのような回答があったのかでしょうかということをお聞きしたのは、宇佐市においては四者協に準ずる扱いといいますか、ということが宇佐市にはいただいておるんです。これ、四者協に準ずるちゅうのは、県がそういった内容になってるか、どこかの期成会がなっとるんかわかりませんけども、だから当然更新があることについては、宇佐市にもやっぱそういった回答が、こういう部分がというのが九月十七日か、知事がされたあの会見以降に当然あると思うんです。  宇佐市は、四者協に準ずる扱いをするという窓口は、それはどこなんですかね。 ◯議長(佐田則昭君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)再質問にお答えいたします。  四者協の窓口というのは、私もちょっとはっきりはしておりませんけども、県と玖珠町、九重町、由布市で四者協のメンバーでありますので、その方々の中だと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)四社協と宇佐市を準じた扱いをしますよというのは、どこが言ってるんですかち言うんです。 ◯議長(佐田則昭君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)危機管理課長の加来です……。 ◯十六番(衛藤正明君)ちょっと待って、間違えた……。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)今ちょっと間違ったかもしれん。  宇佐市は、四者協に準じる扱いをしますということになってるんですわね。それは、どこが準じる扱いをすると言ってるんですかという話なんですけど、前のときもそんなふうに宇佐市は四者協に準ずる扱いをするんだということを言ってるんです。それ、言ってるのは県が言ってるんですか、どこが言ってるんですか、九州防衛施設局が言ってるんですか、それとも西部方面総監のほうが言ってるんですか、どこが言ってるんですか。 ◯議長(佐田則昭君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)危機管理課長の加来です。再質問にお答えいたします。  ちょっと準ずると言った文書がどこに載ってるかというのは私今ちょっと持っておりませんので、ちょっとはっきりとはわかりません。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)そのことをまたちょっと確認していただいてですね、そしてそういったことが確認できてないから宇佐市に対しての、防衛費で演習を周辺で行われるですね、情報が流れてこないんじゃないかと思うわけです。  過去にも私どもの近くの自治体のほうでもって、横で演習をされている、期間も決まっている、米軍の演習の中でもって夜間、着弾点が間違ったんじゃないかと、私どもの自治区に着弾したんじゃないかというようなことがありましたから、それを自治委員が宇佐市に問い合わせたんですね。そして、問い合わせたんだけども、そのときの宇佐市の回答がここにあるんですけど、なかなか米軍等からの情報を得にくいち、流れてこないというような回答をされてるんですね。  実情として厳しい、難しい、だから自治委員に説明ができなかったということを、過去に宇佐市の危機管理課が言ってるんです。で、そのことについて、それからそれについての回答があるかなと思うたら全然ないんです。今現在もそういう状況にそれじゃああるんでしょう、恐らく。  で、私が回答があったのかというのは、宇佐市が四者協に準じるんなら当然あってしかりだなと思ってるからこういう質問をしよるわけです。過去のことも踏まえてですね。そして、このオスプレイが自衛隊、演習場にまるでこの更新から見たら、私からすれば、もう大分県は容認しながら宇佐市も容認してるんかなちゅうような感覚なんだけど、そういう捉え方の思いをしてみればですね、安心院の上の立石山、それから院内の小平の上、自衛隊と演習するあたりには、ヘリコプターが常に演習場と民間の堺におりながら滞空ちゅうかとまってこうやってるんですよね。  それから、また空挺隊が年に何回か日出生台演習場に入ってくるわけですけど、それもそちらの塚原、あちらのほうから入ってくる、そしてするんですけど、オスプレイがあれだけ事故が多い、あれがそういった形でもって入ってくるのがずっとあるとすれば、それを考えただけでも大変不安なんですよね。  現状、今言う空挺隊が上空を出入りしてるわけ。それは年に何回ですけど。ヘリコプターは常時、防衛と宇佐市の隣接する付近に停滞しながら演習訓練をやってるんですね。そういうことを考えてみたら、やはり今回の更新の中にオスプレイ問題がある、情報を早目にいただきたいというようなことを言ってるわけですわね。そのことについて、危機管理課はどんなふうに捉えてるんだろうかなという思いの中でこういうのをちょっとお聞きしたわけなんですけど、それも先ほど話した件についても、やはり宇佐市が四者協に準ずる扱いをしていただいとるんなら、当然回答があってしかりと思います。  先ほどのこの回答書によると、関係機関への情報収集を通じてオスプレイ対策に関する内容や、有害鳥獣のことを把握してるんです。課長が聞いて、これ初めてわかったんでしょう。同じ扱いを受けて情報が流れてきよるわけじゃないんでしょう。そういう部分をどんなふうに捉えとるだろうかということです。 ◯議長(佐田則昭君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)危機管理課長の加来です。  先ほどの四者協からの回答を情報収集と通じてというところでありますけども、四者協、大分県、由布市、九重町、玖珠町がこの更新に際して要望書を陸上自衛隊の西部方面総監に出しました。で、陸上自衛隊のほうからその四つの県市町に対して正式に回答文書が行っております。で、宇佐市はその四者協のメンバーではありませんし、要望書を出しておりませんので、陸上自衛隊のほうからは正式なそういった回答はもらっておりません。  ただ、県のほうからこういった回答がありましたよということで後日、これが九月十九日ですけども、後日県のほうからこんな内容であったよということで概要をもらったということであります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)県のほうからそれじゃ得られるということですかね。それじゃ、今回もこの更新について、県のほうから県の危機管理課かどうか知りませんが、当然宇佐市にあってしかりですね。更新の件の中にオスプレイの問題が盛り込まれてるんですよね。もういつ来るかわからんけど、来るときは事前に説明をするようにという要望をしてるんです。そうでしょう。その要望、これ何項目かあるんじゃけど、そのことについて宇佐市がどんなふうに捉えてるか、しっかり捉えて情報をいただいておらなければ、先ほど言ったような宇佐市の状況、空挺隊が出入りする、それからヘリコプターの堺に何といいますか、停滞しながら演習訓練やってる、あのような状況が生まれたときはもう大変な宇佐市としてのやっぱ不安がですね、市民に対してあると思うんですよ。  そういった部分につきながらの情報は、常に得られるというようなことに努めていくべきだと思うんですよね。それがためには、やはり四者協に宇佐市が参画できるごと、大分県に働きかけをするのが一番大事じゃないかち思うんです。やっぱ、それがないから、そこに入ってればこういった今回の更新内容についてやら、全てがそこで網羅でけて、宇佐市の立場の中からお聞きすることもできるわけですから。扱いは準じると言うけど、こういったことについては扱いは全然受けてないということになると思うけど、そういった部分について、ひとつ県にお願いしながら、もっと情報を得られるように、宇佐市のほうから聞いて、初めてどうですよと流れて聞くんじゃなくして。  それも前もってしとればいいけど、これ、恐らく私が通告してから県のほうの関連のとこにお聞きした内容がこの答弁じゃないんだろうかなち私は思うんですけど。そうじゃなくして、やはりそういった更新がある、じゃけん更新をするごとなったとか、こうですよという部分の、やっぱ情報をいただきながら、宇佐の立場の中の安全安心について、やっぱ努めていっていただきたいと、そういう思いですけど。 ◯議長(佐田則昭君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)危機管理課長の加来です。再質問にお答えいたします。  県から情報をもらった、概要をもらったということは、実際に回答があったのが九月十七日で、県からもらいましたのが九月十九日の日付でもらっております。ですから、自衛隊のほうから四社協に回答があって、二日後に概要をまとめていただいて宇佐市のほうに文書でもらっている現実があります。  で、今後につきましても、いろんな市民の不安解消のためにも、今後も宇佐市としてもいろんな要望活動、独自要望、それから期成会の要望活動にも今後も力を入れていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)情報収集についてですね、それが一番大事になってくるかと思いますので、県のほうとも協議をしていただいて。私もこの周辺整備期成会に行って三つの首長さんともお話をしながら、お願いをしながら、理事さんにもお願いしながら話をしてみると、宇佐市も当然やっぱそういった航空関係とかも含めながら四者協にやはり入っての中の、やっぱ宇佐市の立場というのを話される、そういったことが一番やっぱ大事だと思うということを首長さん方も理解していただくような話をすることがあるんです。  だから、そういったことを踏まえて県のほうに要望していったら、四社協の中に加えていかれるんじゃないかち思うんですね。どういうあれになってるか、どういう方向に行くのか知らんけど、そういう方向で加えていただけるような要望も県のほうにお願いを話していっていただきたいと、こんなふうに思います。そういうことで終わります。  次に、三項目めに移りますけども、この定住促進住宅についてですけども、このとき四日まで募集をされていたんですけど、入る人がなかったようなんですけども、今後の見通しというのはさらに追加してされてるけど、見通しちゅうのはないんでしょうね。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(末宗勇治君)観光まちづくり課長の末宗でございます。衛藤議員の再質問にお答えいたします。  募集期間につきましては、本年九月の十五日から十二月の四日までということでございました。で、現在、津房のほうで三世帯、下恵良で一世帯ということで募集をかけておるような状況でございますが、津房の住宅で一世帯申し込みがございました。  仮にもし今後もですね、空きの状態が続くようであれば、当然のことながら募集期間を延長してやっていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)この定住促進住宅の入居の資格についてでございますけども、将来にわたって宇佐市に定住し、市の発展に寄与する意思がある方というようなことで、市外からの方ということであろうなと思うんですけど、下恵良、南院内校区にしてみたら、今大変急激に子供たちが少子化の中で減ってしまって、保育園、小学校の維持も難しくなってるんですよね。  で、これが本来の目的の、答弁の中にありました地域の活性化、児童数の減少とかそういった部分についての本来の目的であるとするならば、その校区にとってみれば市外からじゃなくして市内からでも来て、そこの保育園であったりとか小学校に入っていただければ、そこの校区として捉えた場合には、それでよいとは言わないけど、いやそれは市外からじゃなきゃ絶対だめなんだよというふうになったら、なかなかこれ厳しいんかなというような思いがしてるけど、その点どうでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(末宗勇治君)お答えいたします。  現状の基準でございますが、これはあくまでも内規ということで運用させていただいております。まずは、議員さんおっしゃられるとおり市外居住の方が優先と、その次に市内の中心部の方を優先すると。で、最終的に対象区域の小学校区以外の方を対象とするということで、基本的には市内の中心部もしくは対象の住宅がある小学校区以外の周辺部の方の入居も対象としているというような状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)それでは、私がどこかで拾い落としをしとるんですけど、校区外であればよいというようなことを掲載されてるんですかね、今現在。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(末宗勇治君)お答えいたします。  まず、基本的には市外の方ということで募集をかけております。で、状況に応じてそういった形で市内に対象を絞り込んで募集をしていくというような方向で考えております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤正明君。 ◯十六番(衛藤正明君)ぜひ、子供がもう少なくなっている校区にしては、そういったあれをしていただきたいと思います。 ◯議長(佐田則昭君)時間です。 ◯十六番(衛藤正明君)よろしくお願いいたします。四項目めが残りましたけど。 ◯議長(佐田則昭君)以上で衛藤正明議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで昼食のため暫時休憩をいたします。なお、再開は十三時十五分といたします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午後零時十五分               ──────────────                 再開 午後一時十五分 ◯議長(佐田則昭君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。  五番 後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)皆さん、こんにちは。議席番号五番の後藤竜也でございます。議長のお許しをいただきましたので、市政一般に関する質問をさせていただきます。  それに先立ちまして、最近感じることを少しお話をいたしたいと思います。  常々ですね、私をよく指導してくださる方から、何か見解の異なる事柄があった場合には、必ず双方の意見を聞いた上で判断しなさいということを言われておりまして、私もそのように努めているところでございます。  最近ではですね、例えば大相撲の問題もありますけれども、一方の意見ばかり聞いても真相は見えてこないのではないかなと思いますし、また昨日の一般質問でも取り上げられました村八分の件に関しても双方の意見を聞かなければ正しい判断というのはできないのではないかなと思います。  また、少し前になりますと、森友・加計問題もありましたけれども、これも双方の意見をですね、しっかりと聞かなければ真相は見えてこないと思います。  市政においてもですね、執行部側から見る見解と市民の方々が見る見解は大いに違うと思いますので、またそれを両方聞いてですね、しっかりと双方に説明ができるように努めていかなければならないと思うわけでございます。  新聞もですね、いろんな論調の新聞があります。自分が好ましいと思う論調の新聞もあれば、全くそうでないと思う新聞もありますが、私は努めて見解の異なる新聞も読もうと思い読んでおります。  そう思っていたところにですね、つい先日尊敬する用松議員からですね、赤旗を読んだらどうかというふうに薦められまして赤旗を読むことにいたしまして、今は幅広く意見を伺って、そういった幅広い見識の中でですね、努めていきたいというふうに思っているところでございます。  それでは、大きく六項目にわたりまして質問をさせていただきます。  まず一点目が、柳ヶ浦駅周辺整備についてでございます。  一点目の一、柳ヶ浦上拝田線の進捗状況と開通見通しについて。  二点目が、黒川松崎線の進捗状況について。  三点目が、柳ヶ浦駅北側広場整備の今後の見通しについて。  四点目が、JRが進める駅の無人化に対して、今後の見通しと市の見解について。  大きな二点目の一点目、シティプロモーションについてですが、一点目が宇佐市も積極的に市のPRに励んでいるが、今後の取り組みについて。  二点目が、友好都市との連携を強めてはどうかというところです。  三点目が、SNS、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの活用を今以上に進めていくべきではないかという点に関して。  大きな三点目、交通政策について。  一つ目が、高齢者の免許返納を進めるには、交通体系の整備が欠かせない。今後の市の取り組みはについて。  二点目が、通学路の安全対策、交差点のガードレール設置等は進んでいるかについて。  大きな四点目、子育てについて。  まず、学校給食費について、来春から口座振替になると聞いているが、未収対策についてはどのように考えているのか。  次に、こども園の入所受付において、四月一日時点での一号、二号、それぞれの定員に対して、多少の柔軟性を持たせることはできないか。  大きな五点目が、少子高齢化、過疎化による戸数減少等で、今後自治区の再編については避けて通れないのではないか。市の見解を伺う。  六点目が、宇佐市におけるたばこ税の税収とその使途についてをお伺いいたします。
     以上、一回目の質問でございます。簡潔、明瞭な答弁、よろしくお願いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)それでは、後藤竜也議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。五番 後藤議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、柳ヶ浦駅周辺整備についての一点目、柳ヶ浦上拝田線の進捗状況と開通の見通しについてでありますが、都市計画道路柳ヶ浦上拝田線につきましては、江須賀にある宇佐空の郷の交差点から北側にある自動車整備工場の交差点までの九百十五メートル間を県が整備いたしております。  また、市道柳ヶ浦中央線として、自動車整備工場の交差点から県道中津高田線までの六百二十メートル間を市が整備しているところであります。  柳ヶ浦上拝田線について、県にお聞きをいたしましたところ、現在用地買収の進捗率は約八〇%で、今年度末に一部工事に着工するものの、開通の見通しについてはいまだ用地取得はできていない箇所等もあり、当面は宇佐空の郷の交差点から柳ヶ浦高校正門付近までの三百メートル区間の開通を、平成三十一年度までに目指しているとのことでありました。  市が整備する柳ヶ浦中央線につきましては、用地の取得率が現在約七一%で、本年度排水路の末端部より工事着手を予定しております。開通の見通しについては、用地買収の進捗状況等にもよりますが、県と歩調を合わせていきたいと考えております。  二点目、黒川松崎線の進捗状況についてでありますが、都市計画道路黒川松崎線は県道中津高田線のバイパスとして今年度から事業化されております。事業主体である県に進捗状況をお聞きしたところ、平成二十九年度は測量、調査、設計業務を行っており、平成三十年度は用地測量や都市計画変更手続に入りたいとのことでありました。  三点目、柳ヶ浦駅北側広場整備の今後の見通しについてでありますが、JR柳ヶ浦駅周辺整備は、学識経験者や関係機関の代表者で構成するJR柳ヶ浦駅周辺デザイン検討会議の審議を経て、平成二十七年度に基本構想を取りまとめ、平成二十八年度は北口駅前広場の基本計画を策定したところであります。  今年度は、国の補助金を受けるための都市再生整備計画を策定し、年度内に国の認可が得られるよう全力を尽くしているところであります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(佐田則昭君)次に、四項目めの子育てについての一を教育長 竹内 新君。 ◯教育長(竹内 新君)皆さん、こんにちは。教育長の竹内でございます。五番 後藤議員の一般質問にお答えいたします。  四項目め、子育てについての一点目、学校給食費について来春から口座振替になると聞いているが、未収対策についてはどのように考えているのかについてですが、宇佐学校給食センター運営委員会及び南部学校給食センター運営委員会において、給食費の納付方法を平成三十年四月から口座振替に変更することが決定いたしました。  口座振替の要望に関しましては、以前より各方面から上がっておりましたけれども、口座振替に変更することにより徴収率の低下や保護者組織の連携低下などが危惧されることを理由に、両運営委員会では保護者組織での徴収をお願いをしてまいりました。  しかし、近隣市町村に再度聞き取りを行ったところ、徴収率については一時的には残高不足などで低下が懸念されるが、ある程度の周知期間で徹底していけばもとに戻るとのアドバイスをいただき、平成三十年度からの実施に向け、現在口座振替移行の事務手続などを行っているところでございます。  未収対策につきましては、両運営委員会より平成二十九年十月上旬に全保護者に宛て給食費に関するお知らせを行い、指定口座の残高確認とあわせて納入のお願いを行ったところでございます。  今後も、先行する自治体での取り組みを研究するとともに、学校やPTAなどと連携を図りながら、万全の体制を構築していきたいと考えております。以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの柳ヶ浦駅周辺整備についての四と、二項目めのシティプロモーションについての一、三と、五項目めの少子高齢化、過疎化に伴う自治区再編についてと、六項目めのたばこ税の税収とその使途について、失礼、追加、三項目めの交通対策についての一をお願いします。総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。後藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、柳ヶ浦駅周辺整備についての四点目、JRが進める駅の無人化に対して今後の見通しと市の見解についてですが、市内では平成二十八年三月にダイヤ改正に合わせて豊前善光寺駅の営業体制が変更され無人駅となりました。また、JR九州の県内の駅の無人化については、大分市内の日豊本線、豊肥本線の計八駅が来年四月からの無人化への対象として検討されていることが報道されています。  JR九州が進める駅の無人化の今後の見通しにつきましては、具体的に無人化を行う駅は示されておりませんが、人口減少や少子高齢化などにより、鉄道を取り巻く環境は厳しい状況にあるため、駅の利用者数と定期券利用率に一定の基準を設け、駅舎を含めた運営のあり方を検討し、鉄道事業の収支改善を図るものと聞いております。  市としましては、駅員の継続的な配置及び無人駅の解消や無人化する場合は事前に地元協議をしていただくとともに、列車接近装置や防犯カメラの設置など、安全面に配慮することについて、県と日豊本線沿線市町村で構成する日豊本線高速・複線化大分県期成同盟会を通じて、JR九州及び国へ要望しています。  また、柳ヶ浦周辺整備計画に沿った駅のあり方、周辺のにぎわいの創出につきましても、今後JR九州と協議しながら事業を推進してまいります。  次に、二項目め、シティプロモーションについての一点目、宇佐市も積極的に市のPRに励んでいるが今後の取り組みについてと、三点目、SNSの活用を今以上に進めていくべきではないかについては、関連がありますので一括してお答えします。  本市では、近年市民ニーズの多様化や情報通信技術の発展に伴い、効果的・効率的な広報活動を展開し、全国へ魅力を発信するための指針として、本年四月に新宇佐市広報戦略プランを策定し、「広報うさ」、ホームページ、SNS、ラジオCM、インターネット放送局など、さまざまな媒体を活用した広報活動を行っています。  特に、近年のスマートフォンやタブレット端末の急速な普及により、フェイスブック、ツイッター、ラインを活用してのタイムリーな情報発信にも取り組んでいます。  また、現在、若者や海外の旅行者にも注目されているインスタグラムの導入についても、より多くの観光客の誘致にもつながる可能性が高いので、調査研究してまいります。  今後も、情報発信については各課と連携し、より効果的な広報活動が展開できるよう努力をしてまいります。  三項目め、交通政策についての一点目、高齢者の免許返納を進めるには交通体系の整備は欠かせない。今後の市の取り組みはについてですが、本市では平成二十八年四月一日から、同年一月一日以降に運転免許証を自主的に返納された満七十歳以上の方を対象に、合計一万円相当の市内を走行するタクシー、民間路線バス及び市コミュニティバスの回数券を交付しているところですが、議員御指摘のとおり、高齢者の免許返納を推進するに当たっては、交通体系の整備が不可欠であると考えています。  現在、公共交通は市内に六駅ある鉄道や路線バス、そして路線バスの補完的役割として市が主体となって運行するコミュニティバスで構築されており、路線バスとコミュニティバスについては市内のほぼ全域を網羅し、路線拡大については一定のめどがつきつつあります。  一方で、運行時間の変更や祝日運行の要望のほか、高齢の利用者からバス停まで移動することが困難との声もあり、今後については利用者のニーズに沿ったダイヤや、路線の見直し等による乗車率向上に取り組むとともに、高齢化社会に対応した交通体系の整備について、どういった方法が地域の実情に合うのかなど、利用者の声や宇佐市地域公共交通会議の御意見を聞きながら、交通施策の充実を図っていきたいと考えております。  五項目め、少子高齢化、過疎化による戸数減少等で今後自治区の再編について避けて通れないのではないか、市の見解はについてですが、現在本市には三百四十六自治区があり、そのうち二十九自治区が十世帯未満となっています。  議員御指摘のとおり、少子高齢化、過疎化により世帯の減少が続けば、単独で地域のコミュニティ活動や相互扶助などの自治区機能を維持することが困難となることは十分に考えられます。  各自治区は、独自の歴史や伝統文化、財産を持ち、その地域に居住する住民によって形成された相互扶助を原則とする地縁に基づく自主的な住民自治組織であり、地方自治法に基づき認可された法人格を有す団体と任意団体との二種類が存在します。  市としましては、認可地縁団体への移行と自治区の合併が図られればと考えており、自治区合併奨励補助金制度を設け、自治区の再編を進めているところであります。これまでこの制度を使い、六自治区が二自治区に再編をされています。  また、現在、宇佐市自治会連合会においても、自治区のあり方特別委員会を設置し、小規模自治区のあり方を中心に議論、検討しているところでありますので、自治会連合会と自治区の自主性を尊重し、十分意見を伺いながら連携して取り組んでまいりたいと考えています。  六項目め、宇佐市におけるたばこ税の税収とその使途についてですが、地方税には使途が特定される目的税と特定されない普通税があります。  市たばこ税は、地方税法及び地方自治法等に基づき、製造たばこの製造者などが市内の小売販売業者に売り渡したたばこに対して課税されるもので、普通税に当たります。  本市における税収は、平成二十八年度決算で約三億九千五百五十万円と、市税全体の約六・五%を占めており、貴重な財源となっております。  また、たばこ税の使途につきましては、目的税ではないため、その使い道は特定されておりませんが、市の経常的な一般財源となっていることから、社会保障関連経費を初めとした日常生活に欠かすことができないさまざまな施策に幅広く活用されております。以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、二項目めのシティプロモーションについての二を経済部長 前田和弘君。 ◯経済部長兼耕地課長(前田和弘君)経済部長の前田です。五番 後藤議員の一般質問にお答えします。  二項目め、シティプロモーションについての二点目、友好都市との連携を強めてはどうかについてですが、本市は韓国の慶州市、岡山県和気町、奈良県奈良市、大阪府八尾市、熊本県長洲町と姉妹都市や友好都市等を締結しています。  こうした中、先般友好都市である奈良市の東大寺で宇佐神輿フェスタを十五年ぶりに実施し、本市から二百名近くの方が参加していただき、成功裏に終えることができました。  また、奈良市は年間約千五百万人の観光客が訪れる国内有数の観光地で、当日も東大寺には多くの観光客が訪れており、みこし発祥の地である宇佐を大いにアピールできたと思います。  そのほか、毎年奈良市においては姉妹友好都市物産フェアに、八尾市では八尾河内音頭まつり、和気町では和文字焼きまつり、長洲町では火の国長洲金魚まつり等で、観光・物産ブース等を出店しており、市内外から訪れる多くの観光局に宇佐市をアピールしています。  また、慶州市とは隔年で文化交流事業を実施しています。  なお、姉妹都市等の相互間でそれぞれのホームページにリンクを張るなど、連携して情報発信に努めているところであります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、三項目めの交通制策についての二を建設水道部長 原田雅且君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)建設水道部長の原田でございます。五番 後藤議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、交通政策についての二点目、通学路の安全対策、交差点のガードレールの設置等は進んでいるかについてですが、通学路の安全対策につきましては、平成二十四年度から毎年国土交通省、県宇佐土木事務所、宇佐警察署、市教育委員会、市土木課で通学路の合同安全点検を行い、危険箇所の改善計画を作成しています。  その内容につきましては、道路の改良、舗装の改善、信号機の設置、ガードレールの設置、グリーンベルトの設置などとなっています。  現在、二百三十五の危険箇所のうち、対策済み及び対策中が百五十一カ所となっておりますが、毎年行う点検では歩道拡幅や横断歩道、信号機などへの要望が年々増加しております。  特に、市道に係る要望箇所には費用的・用地的に課題のある案件も多くあることから、計画的に整備を進めているところであります。  また、通学路に関するガードレール設置要望につきましては、新設要望八カ所、修繕一カ所があり、延長の短い箇所は今年度設置を行っております。  今後も通学路を初めとする道路の交通安全や、道路交通環境の整備につきましては、関係機関や地域住民と連携してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)最後に、四項目めの子育てについての二を福祉保健部長 松木美恵子さん。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(松木美恵子さん)福祉保健部長の松木でございます。五番 後藤橋議員の一般質問にお答えします。  四項目め、子育てについての二点目、こども園の入所受付において四月一日時点での一号、二号それぞれの定員に対して、多少の柔軟性を持たせることはできないかについてですが、本市では平成二十七年四月から子ども・子育て支援新制度に移行し、子ども・子育て支援事業計画の中で、認可保育所や認定こども園などの利用定員を宇佐、安心院、院内の地域ごとに、また教育を必要とする一号、保育を必要とする三歳以上の二号、三歳未満の三号の区分ごとに分けて定めています。  平成二十九年四月からの利用定員につきましては、平成二十八年度中に全ての施設から利用定員変更の意向を伺い、宇佐市認可保育園・認定こども園協議会との協議の上、利用定員の見直しを行いました。  入所に関しましては、利用定員の範囲内での受け入れが原則となりますが、年度途中での利用希望者の増加等により、定員を超えて受け入れすることも可能とされています。  したがいまして、年度当初は子ども・子育て支援事業計画に沿う形で定員の範囲内で入所を受け入れ、五月からは定員の一二〇%を上限に入所ができるよう、弾力的な運用に努めています。  今後も、引き続き利用者のニーズと教育・保育の量の確保について、宇佐市認可保育園・認定こども園協議会と協議を行う中で、柔軟な対応を行ってまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  五番 後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)それでは、順次再質問をさせていただきます。  議長、一点目の駅周辺整備と三点目の交通政策については、若干関連を持って再質問いたしたいと思います。よろしいでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)はい。 ◯五番(後藤竜也君)まずですね、柳ヶ浦上拝田線の進捗状況を伺いましたら、平成三十一年度までに正門付近までの区間を目指しているということでございますが、当初県の事業と決まったときにですね、当初の予定では何年での全ての開通を目指していたのかお伺いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。後藤議員の再質問にお答えいたします。  柳ヶ浦上拝田線の完成年度は、平成三十一年度をめどに開通したいというふうにお伺いをしておりました。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)私も同じように、平成三十一年度で中津高田線まで接続をしたいということで当初話を伺っておりました。と、いたしましたら、現状の回答では、当然これは市だけもしくは県だけでできる事業ではないということは、もう重々承知の上なんですけれども、当初の予定からするともう大幅におくれているという状況であると思います。  柳ヶ浦高校正門前までが平成三十一年度ということは、全体の開通の見通しというのは今どのようになってるんでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)再質問にお答えいたします。  柳ヶ浦の宇佐空の郷から柳ヶ浦高校の前の自動車整備工場さん、あそこまでを大分県の宇佐土木事務所さんが整備をしております。で、自動車整備工場から踏切を渡って中津高田線までを、市のほうで今させていただいております。  で、大分県の宇佐土木事務所さんにお尋ねしましたところ、用地等の買収そして補償等、そして国の予算等の財源確保等に時間が確かにかかって少し延びているという実態がございます。  で、完成年度については、難所でありました補償関係、柳ヶ浦高校前まで、市につきましても大きな自動車整備工場さん等の用地とか補償がもう終わりましたので、今後についてはスムーズにいくのではということではあるんですが、最終的な年度ははっきり決まっていないということで、できる限り早期に完成をしたいということで、県とはお話をさせていただいているところでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)今、難所のところの話が大分進んできたというところでございますが、大事なのはですね、私、幾つかまだ難しいというところの話も少しは伺ってるんですけれども、話ができた上で、あと大事なのは予算がつくかどうかというところでございますが、長洲自動車のところから先は市がやるということで、基本的には同時に着工するということなんですが、着工をするのは県道の工事がどの程度まで進んだら着工するのかという見通しはどのようになってますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  県につきましても、今年度の予算で一部工事を着手したいということでございます。また、市につきましても、踏切の手前の水路の改修工事を今年度に着手をしたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)この柳ヶ浦上拝田線に関しては、宇佐市の重要な縦軸になると思ってます。これがですね、少しずつ完成の時期がおくれてくると、その分これはただ単に道路ができるのがおくれるということではなくて、交通体系の整備にもですね、大きく影響してくるのではないかなと。また、駅前周辺整備とのリンクも考えるとですね、これは早目に進めていかなければならない事業ではないかなというふうに思うわけでございます。  大変また心配してるのがですね、この竣工の時期がおくれると、この事業効果自体もですね、効果が薄くなってしまうんじゃないかという大変心配があります。これがおくれてくると、そこまでする必要があるのかとかですね、またもう一つ心配してるのが宇佐市の財政の問題なんですけれども、これから大型事業が大変多く控えているという中で、平成三十年度からは歳入を歳出が上回っているというところで、おくれていくとそれが滞りなく事業は完成できるのかなと大変心配をしているところでございます。  そのあたりは、企画財政課長、どのようにお考えかお伺いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長の出口でございます。後藤議員の再質問にお答えします。  おっしゃるとおり、平成三十、三十一年度、合併特例債の活用で今大型事業が集中しているとこでございます。それ以降につきましては、合併特例債は期限が終わりますけども、他の優良、具体的には過疎債になりますけども、こういったのを協議をして財源確保に努めてまいりたいというふうに思っております。
    ◯議長(佐田則昭君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)先日、勉強会でですね、財政のことをお伺いしたときに、今後の見通しも示していただきました。  その中で、その見通しというのはあくまでも現状の計画がうまくいったというふうに仮定した上での予測だと思います。これが、例えばですね、ごみ処理の問題が特例債が間に合わなくなってくるんだとか、もしくは用地交渉がおくれてその事業費や補償の問題がかさんでくるとか、いろんな問題があるというふうに思いますので、ここはですね、今後選択と集中というのがですね、大変重要になってくるかと思います。  そういったときに、この柳ヶ浦上拝田線の重要性というのがですね、十分認識はしていただいてると思うんですけれども、ここはですね、何とか選択、集中していただいて進めていただきたいと願うわけでございます。  この柳ヶ浦上拝田線が完成することによって、また駅の北側広場の整備が行われることによって、私はですね、交通体系の整備がここから基点となってできるのではないかと思っているわけであります。  三十一年度に市の庁舎ができて、市の庁舎も拠点となった、柳ヶ浦駅が拠点となったと。で、柳ヶ浦上拝田線を通じてですね、駅川地区からそしてまた安心院、院内のほうに縦軸が延びていくと。これを、交通体系を整備することがですね、交通政策にとっても大変重要であると私は思うわけであります。  現状では、安心院、院内から直接市役所のほうになかなか来る便がないと、また直接柳ヶ浦駅に行く便がなかったと思います。これがですね、しっかりつながればですね、高齢者が免許を返納したときにも、そのまま市の中心部にも行ける、また公共交通も使えるというふうになると思いますので、この整備は必ず早目に前倒しでやっていただきたい、それぐらいの意気込みを持ってやっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)再質問にお答えいたします。  議員おっしゃるとおり、私たちはいろいろ予算を計画的に積み上げて、国のほうに対して要望はしていっております。また、道路に関しましては拡幅等をしますので、地権者そしてそういった補償問題等もありまして、対市民との交渉等にも時間を要しているのが実態でございますけども、なるべく早く整備ができるように予算の確保と交渉等も全力を尽くしていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)今ですね、JR柳ヶ浦駅の北側の広場の整備に関して、国に計画書を提出をして予算を獲得をしようとしているというふうに聞いておりますが、仮にですね、今年度中に計画が認められた場合は、駅前広場の整備は来年度から始まるというふうに考えてよろしいんでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)都市計画課長の原田でございます。後藤議員の再質問にお答えします。  今年度まず事業認可をとるように今全力を挙げているということでございますが、それで予算が認められますと、来年度以降すぐに工事に入るわけではなくてですね、これがまた用地測量から用地取得、そして詳細設計に入りまして、それから工事ということになりますけど、順次やっていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)この駅の広場の整備、また駅舎の再整備も今あわせて計画をされていて、地区でもですね、ワークショップ等開いて大変いい話ができてるというふうに聞いております。  これからもう間違いなくそういう公共交通の拠点になっていくところだろうと思っているところなんですが、今ですね、JRは全体的にもう駅の無人化を進めていて、大変危惧しているとこであります。大分市内で乗降客が柳ヶ浦駅よりもはるかに多いところをですね、無人化にするという計画があり、また今災害等で断線している区間に関しても、もうJR単独ではしないんだというような話でもあります。これが民営化すると、メリット、デメリットあるんでしょうけど、デメリットの一部なのかなというふうに思っているところであります。  結果的にですね、今無人化にすることに対して大分市のほうで反対の陳情を出したり、意見を出していますけれども、恐らくそれが覆るのは難しいんじゃないかなと思います。つまり、JRがもう決めたことを自治体に通知した時点では、もう計画を変えるというのはですね、恐らく相当難しいんだと思います。  ですので、今後JRがどう考えているかということも含めてですね、市が先手を打ってこういう計画をしてるので、JRさん、ここはぜひ御理解いただきたいというようなですね、先手を打った方針を示していくというか、例えば今後懸念されるのは、宇佐の玄関駅である柳ヶ浦駅が無人化になってしまわないかどうか、ただでさえ今直轄駅ではなくなってるというところもあります。  また、特急の停車に関しても、これ大変心配をしてます。現状、二本に一本は今特急がとまらなくなっているというところであります。これが仮にですね、もう柳ヶ浦駅にとまらない、全て中津の次は別府なんだとなったらですね、もう駅の玄関口として、またこの柳ヶ浦駅自体がですね、もう本当死んでしまうと思うんです。これだけはもう絶対に避けていかなければならない、何としても宇佐市に必ず一つは特急をとめていかなければならない。  例えば、今二駅とまってますけど、一駅にしても全部とめてほしいとかですね、そういった思い切った提案を今後行政側が、向こうが考える前に先にしていってですね、必ず確保するんだというような方針を示していただけないかなと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長の出口でございます。JRの無人化について、柳ヶ浦駅の特急の便も含めての活用ということでお答えしたいと思います。  まず、無人化についてですけども、おっしゃるとおり大分駅で日豊本線、豊肥本線で六駅……、八駅でしたか、SSSということであっております。もちろんおっしゃったとおり、柳ヶ浦駅よりも乗降客数がはるかに多い駅でございます。で、この報道が出たその日に、JR大分の支社のほうに電話して、どういう考え方か、ほかのとこはどうなのかということを問い合わせいたしました。で、その時点で、今検討しているとこが報道である部分だけであるというふうには聞きました。  その後、先日、十二月の二日ですか、第一回の大分の地域の説明会が鶴崎でありました。私、そこにちょっと行ってまいりました。で、そのときに各参加者、例えば聴覚障害者の代表の方とかいろんな御意見がありました。で、私も直接伺ったんですけども、考え方として一駅一駅の乗降客数ではなくてエリア、つまりSSSの投資に見合う乗降客がいないと考えられると。それも一駅だけでは投資できないので、そのエリアで一定程度の乗降客がおるエリアについては拠点のところに監視センターを設けて、その複数の駅を監視する、そういったシステムですので、そういった考え方からすると、柳ヶ浦駅であるとか例えば宇佐駅であるとかが該当するとは今考えておりません。  無人化につきましては、もちろん善光寺駅とかもあったんですけど、そのときの考え方としては、今のスマートサポートステーションとは別に単独駅の乗降客数が五百人とかですね、そういった考え方だったと思いますので、これも該当しないのかというふうに今は思っております。  それと、先手を打って市のほうで考えたらどうかということなんですが、無人化につきましてずっとこの議会でも答弁させていただいておりますけども、日豊本線の高速・複線化大分県期成同盟会で要望活動を行っております。これも、十一月、先月の七日に運輸局とそれからJR九州の本社に行ってまいりました。で、県として沿線自治体としての要望ももちろん行ったんですけども、そのときにフリーで話す機会をいただきましたので、私もお話をさせていただきました。  そのときに、今おっしゃいましたように、柳ヶ浦駅は市としては周辺整備の計画がありますと。で、これは従来から要望していることなんですけども、中津駅と同数の特急の停車をお願いできないだろうかと、それとあわせて学生の利用の利便性も図るため、普通駅も同じように増やしていただけないだろうかということは、県全体の要望とは別にですね、話をさせていただきました。  こういったことを今後も継続していきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)ぜひ、先手先手でですね、向こうから話があった場合は、既にもうJRの中でもう十分練った上で話をするようになれば覆るのは難しいので、こちらから先手を打ってですね、今お話ししていただいたというふうに、大変頼もしく感じたんですけれども、守るべきところはですね、守るような先手を打っていただきたいと切に願います。  また、JRの利用者数もですね、少子化、高齢化に伴って減ることも予想されますけれども、交通体系が整備されてですね、電車の時間とバスの時間が合うものになったりとか、またその縦軸がしっかりと機能するようになればですね、また観光の面も含めたり、もしくは平和ミュージアムも今後でき上がってきたりとかですね、そういうことを考えると、まだまだですね、乗降客数を増やす余地は十分にあると思います。  増やすことができればですね、JRとの話もまたしやすくなるのかなと思うところでありますので、ぜひ進めていただきたいと思います。  地区地区でですね、全てのものを欲張ってですね、することはできないと思うんですね。これからはもう、それぞれの地区がそれぞれの特徴を生かして、それぞれの拠点があるというような形が好ましいんだろうなと思うわけなんですけれども、柳ヶ浦に関しては公共交通の結節点、拠点というふうにぜひ捉えていただきたいなと、それが宇佐市全体のためになると私は強く信じておりますので、今後宇佐地区に関しては道の駅ができると、道路交通の大変な拠点ができる、これは道の駅が宇佐にできるからいいな、これを柳ヶ浦にといっても十号線がないわけですから、これはもう全くそぐわないわけであります。  ただ、柳ヶ浦に関しては、そういう縦軸の一番の起点になるのか終点になるかわかりませんけれども、そういった地理的なものもありますので、ぜひこれは進めていただきたいと切に願います。  この件に関して市長はどのようにお考えか、なかなか全体のことを市長の場合考えなければなりませんから、なかなかコメントは難しいかもしれないんですけど、どのようにお考えか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(佐田則昭君)市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)後藤議員の再質問にお答えをいたします。  議員御提案のですね、柳ヶ浦駅一本に絞って特急駅を全て停車をさせて、宇佐駅はパスさせようというような提案をしたらどうかというような御提案だったかと思いますけども、現在柳ヶ浦駅と宇佐駅の乗降客数を見ると、そんなに柳ヶ浦駅が突出して多いわけではなくて、宇佐駅が一日で千人弱、柳ヶ浦駅が千三百人ぐらいということで、そんなに多くはないと。  で、宇佐駅を仮にパスさせた場合に、柳ヶ浦駅に今宇佐駅で待っている方が全部シフトするかと、これはほとんど考えにくいと、つまり、宇佐駅で今乗り降りされてる方の中には、もちろん宇佐市内の方もいらっしゃいますけども、高田方面からそこから通勤をするという方もかなりいらっしゃる、で、向こうのほうは高田を中心とした国東半島の玄関口でもあるということで、ここは非常に難しい状況、地理的条件から利用者の状況から見て、難しいとこがあろうかと思います。  いずれにしてもですね、まずは乗降客がずっと微減状態になってますから、それを上げていく対策を打っていかないと難しいと思います。現時点ではですね、柳ヶ浦駅に集中させて特急駅を全部して宇佐駅をパスするという提案には現時点では私は乗れないというようなことで思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)私が申し上げたのはですね、宇佐駅をとって柳ヶ浦駅だけにという、それは今後最終的に特急がとまらなくなった場合の提案として今申し上げただけで、現時点で全部こっちだというわけではないです、御理解いただきたいのが。ただ、二つとまっているものに対してJRが今二本に一本、もう中津の次はもう別府だというふうになってる状況で、それが全ての特急がもしなる可能性が出た場合ですね、それはどちらにしても必ずとめてもらいたいというところでありますので、また駅の周辺整備をするということからですね、私が言うのは最終的な提案として、そうなった場合はそうしていただきたいというところでございますので、ぜひそのあたりは勘案していただきたいと思います。  では、そのまま次に参ります。  シティプロモーションについてであります。シティプロモーションに関してですね、先日、先ほど川谷議員もおっしゃってましたけれども、飯能市に行ってまいりまして、飯能市の取り組みがですね、大変すばらしいなと感じたわけであります。いろんな資料もいただいてきたんですけれども、大変統一性があるということ、またいろんなメディアにですね、取り上げてもらってるというところ、これ、予算どれぐらいかかってるのかなと聞いてみましたら、全ての予算合わせて一千万ぐらいですというような話をしておりました。  これだけ取り上げてもらって一千万なんですかと驚いたわけなんですけれども、それはもうSNSを活用したり、また統一感を持ってするもの、デザイナーの方とも契約をされてるそうなんですけれども、いかに予算をかけずに飯能市をアピールするかということに対して大変勉強されておりました。これに関してはぜひ参考にしていただきたいなというふうに思うところであります。  その飯能市の活用の中で、SNSの活用がありまして、それで宇佐市も当然SNSを活用されていることを私も承知しているんですけれども、先日ですね、例えばフェイスブック等であればどれぐらい「いいね」がついてるのかとか、どれぐらいの人がフォローしてるのかということが、その情報が拡散することの一つの目安になるのではないかなと思うところなんですが、先日調べたところ、宇佐市の場合はですね、フェイスブックで図書館を四百三十六人が「いいね」をしてると。観光まちづくり課が一番多くですね、二千百十九人。で、市役所自体は五十六人、うさここが百八人。ラインが、千五百七十九人が宇佐市をフォローしてまして、ツイッターは四百二十一人という形になっております。  これはですね、観光まちづくり課に関しては圧倒的に「いいね」というかフォローされている方が多いわけなんですけれども、それ以外に関して、例えば宇佐市の職員の数よりも少ない、「いいね」がいってないというところがありますので、これはまた職員の方にもですね、呼びかけて、一人の方が「いいね」をすればその周りの友達がその情報をたくさん見るということでありますので、ここは努めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)秘書課長。 ◯秘書広報課長(祥雲弘一君)秘書広報課の祥雲でございます。後藤議員の再質問にお答えをいたします。  確かに、今現在、フェイスブックの「いいね」というところは、確かに公式の部分については少ないと。ただ、今現在私どももラインのほうをメインとして今やっておりまして、千五百八十人程度のフォロー者がおるということでございますが、拡散という面ではやはりフェイスブックなりツイッターのほうが非常に効果があるんだろうというふうに思っておりますので、そのあたりは職員を含めて拡散に努めてまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)ぜひ広めていただきたいなと思います。今、ラインを中心にされてるということなんですけれども、投稿内容に関してはですね、大きくわたることなく、同じ内容でもそれぞれのSNSに載せることができますので、そう大きな負担になるものではないと思いますので、そこはぜひ拡散をしていただきたいと思います。  それとですね、友好都市との連携の件に関して、大変画期的だなと思ったのがですね、飯能市のふるさと納税のカタログの中で、驚いたのは、これは横浜市中区と友好を結んでいるそうなんですが、横浜の特産品を返戻品の中に載せてるんですね。  通常であれば、ふるさと納税といえば自分の地域だけのものをふるさと納税の返戻品として送るということなんですけれども、ここは友好都市の分まで載せてると。普通に考えればですね、自分の都市のものばかりを宣伝したいところなんですけど、友好都市を載せれば当然ページ数というか取り扱いが減りますから、そうしたいところなんですけど、ここは逆転の発想だなと思って。  逆にそこに自分の地域のものを載せることによって、バーターではないですけど、そちらの地域にも自分の地域のものを載せていただくということで、広がりが望めるのではないかなと思うわけです。  宇佐市の友好都市に関しては、宇佐市よりも人口の多い例えば奈良市とかですね、八尾市も多いと思いますけども、そういったところに宇佐市にとってもメリットが十分考えられるのではないかなと思いますが、当然市と市のお互いが了承しなければできないことですけれども、この考えについてどう思われますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(末宗勇治君)観光まちづくり課長の末宗でございます。後藤議員の再質問にお答えをいたします。  先ほど後藤議員からお話がありました友好都市、姉妹都市間でふるさと納税の返戻品を掲げてるという事例については承知はしておりました。  宇佐市の場合ですね、姉妹都市として岡山県の和気町、友好都市で奈良市、それから交流都市で大阪の八尾市と熊本県の長洲町ということで提携をそれぞれしております。  で、当然、先ほど議員からお話がございましたとおり、先方の事情もございますので、可能性を含めてですね、今後協議をしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)ぜひまた参考にしていただいて、取り入れられるところはですね、取り入れていただければと思います。  次にですね、高齢者の免許返納に関して交通体系の整備が欠かせないというとこですが、ここに関してはですね、返納して一万円分のチケットをいただけるということで、これは当然ありがたいことではあると思うんですけれども、ただ返納というのは永続的に続くものですから、交通体系が整備されてなければですね、なかなか返納というふうにはなかなか至らないんではないかなと思うところであります。  ここに関して、例えば他市がですね、やってるようないわゆるパス、返納した方にですね、もう百円でバスは乗れますよというようなですね、そういう形はとれないのかどうか、現状でも赤字路線に関しては市が補填して年間数千万円、三千万円だったか、それぐらいの補填をしてるかと思うんですけれども、もう既にそういう補填をしているのであればですね、そういうパス等で逆に利用者数を増やすというような考え方はないのかどうかお伺いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長の出口でございます。再質問にお答えします。  免許返納という部分といいますか、高齢者の公共交通の対策としてですね、昨年の三月議会でまた同じ御質問をいただいたかというふうに思います。そのときに、たしかタクシー助成のお話だったかと思います。  で、おっしゃるように、今、この公共交通の問題に関しましては、高齢者の問題、多くの議員さんから御質問をいただいておりまして、最初の回答にもありますけども、タクシー助成がいいのか、デマンドがいいのか、いろんな方法を今検討しております。その中で、これ時間かかるもので、ちょっと今かかっておりますけども、このままの状況ではなくて一歩踏み込んだ対策を何か考えるべきだというふうに思っております。  そして、今御質問がありました単発の支援ではなくて、継続したパス等はできないかと、こういった部分で一つの方法としては今お配りしているコミュニティバス、タクシーの共通券ですか、こういった部分を交付して、利用客数も増やしながら利便性もあわせていく、そういったのも一つの方法かなと、選択肢の一つかなというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)時間の関係上、次に移ります。  学校給食についてなんですけれども、私、以前質問したときにですね、徴収率が落ちるから保護者に徴収をしてもらってるという話でありました。そのときは、口座振替にしてはどうかという視点での質問だったんですが、今回このように変わって、恐らくですね、想定されるのは、徴収率が落ちるのではないかというふうに考えるわけなんですが、そのあたりはどの程度まで落ちるとか、どの程度の徴収率になるか想定されているのかどうかお伺いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(吉武裕子さん)学校給食課長の吉武でございます。後藤議員の再質問にお答えいたします。  徴収率につきましてですが、近隣の市町村に調査をいたしました。近隣の市町村が一、二年はやはり落ちるそうです。ただ、周知期間を徹底していけばということで、中津市のほうでは九九・四四%まで回復したと、豊後高田につきましては九九・八%まで回復したということを聞いております。  宇佐市のほうと余り遜色ないような形でございますので、こちらも周知徹底していけば、ある程度徴収率については回復できるのではないかというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)ありがとうございます。  次に参ります。こども園の入所受付に関してなんですが、一号、二号、それぞれの定員に対して多少の柔軟性を持たせることはできないかという質問の意図はですね、現状利用定員の申し出に対して、例えば百人のところであればですね、一号をわかりやすく言えば五十人、二号を五十人というふうに想定をして提出したと。実際に申し込みがあったのが一号が三十人で二号が五十人で、実際は総枠に対しては二十人余っているにもかかわらず、二号の申し込みは多くてこれ以上受け付けることはできないという場合に、これは全体の総枠から考えてですね、年度ごとに多少の変更はあるんでしょうけど、実際のところ枠が余ってるのに受け入れられないというのが大変はがゆいという話も聞いておりますが、そのあたりの考えは、どうでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(加来幹子さん)子育て支援課長の加来でございます。後藤議員の再質問にお答えいたします。  先ほどの一号、二号の考え方なんですが、一号は教育が必要な方の定員、で、二号は保育が必要な方の定員ということで、子ども・子育て支援計画の中でその枠での定員の量を決めておりますので、その間のやりとりというのは常時その園だけでやっていただくということは難しいと考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)もちろん、それぞれ考え方が違うのは十分わかった上でですね、質問させていただいてるんですけど、ただそれは定員を変えるときにはあくまでもどうなるかわからないけど、大体これぐらいかなという形でしか定員の申し込みができないと、実際のところはもっとそれが、定員に対しての数に近づけばいいんですけど、そのあたりの難しいところがあるので、今後またぜひ相談をさせていただきたいと思います。  次にですね、少子高齢化、過疎化による自治区の再編についてなんですけれども、これはですね、一つは昨日の話にもありましたが、自治区に、昨日のお話の場合は入りたいけど入れないというような状況でありましたけれども、私がよく聞くもっと多い意見は、入ってほしいんだけど入らないと、自治会に入らない方が多いという話もよく聞きます。  それで、そのときに市報の取り扱いとかですね、そういった問題で苦慮している話をよく聞いたりすることもあります。  また、実際に自治区でもですね、多いところは六百戸以上超えるような自治区もあれば、回答にもありましたように十戸に満たないところもあると。ここを、今自治会での話し合いに委ねているというところですけれども、ここはですね、なかなか組織が違いますから強制もできないし、伝えるのも難しいところがあるんですけど、ある程度の案というかですね、考え方を市があくまでも提案するという形でできないものかと思いますがいかがでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)総務課長。
    ◯総務課長(久保桂一君)後藤議員の再質問にお答えいたします。総務課長 久保です。  市側からの提案ということでございますが、一応今自治区の区長さん方は、市からの委任の区長さんではなくて、地域の代表という形で決まっております。  そういったことから、対等な立場といったようなところはございますが、自治会連合会の事務局は総務課で持っておりますので、この中で自治者側と素案を練りながらですね、今話し合いを進めていっているという実情でございますので、この辺は御理解いただければと思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)またよろしくお願いいたします。  最後にですね、このたばこ税のことに関して質問いたしましたのは、回答にもありましたように大変多くの税収があるということをぜひ知らしめていただきたいというような要望がありまして、たばこを吸ってる方はですね、税金をたくさん納めてるのに大変端に追いやられてるんだという、でもこれぐらいですね、宇佐市に対して貢献してるんだということをぜひ伝えていただきたいということから最後質問を入れさせていただきました。  以上であります。ありがとうございました。 ◯議長(佐田則昭君)以上で後藤達也議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで暫時休憩をいたします。  なお、再開は十四時三十分にします。  暫時休憩します。                 休憩 午後二時二十分               ───────────────                 再開 午後二時三十一分 ◯議長(佐田則昭君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。  三番 和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)皆さん、こんにちは。本日最後の質問者となりました。議席番号三番 USA絆の会所属、和気伸哉です。早いもので、今年ももうあと一月弱という形で十二月に入りました。慌ただしく過ぎた一年だったなというような感じもしますが、先日ユーキャン主催の新語・流行語大賞というものが発表され、国会でも議論を醸した「忖度」というような言葉が大賞に選ばれてました。  そこで、受賞者はどなたなのかなというふうに見たところ、今年最初に「忖度」という言葉を使った森友学園の理事長である籠池さんということが発表されたんですが、現在勾留中ということで、どなたが授賞式に出席されるかということで、また楽しみにしてたんですけれども、大阪にあります「忖度まんじゅう」を作った社長さんが来られてました。  インタビューのときに、売れましたかというようなことを聞かれていましたので答えを聞いてみたら、売れに売れまくったというような答えでした。どこにビジネスチャンスがあるのかわからないなと思って、執行もそうですけれども、私たち議員も今日の一般質問の中でもさまざまなですね、議員の皆さんがアイデアを出して、視察研修に行った様子だとか、そういった参考になる事例、そしてまた執行に対しての提案もですね、すごくいいアイデアが出たんじゃないかなというふうに思いました。  で、余談ですけど、その「忖度まんじゅう」は、お茶と一緒に食べないでくださいというようなことも言ってました。何でかなと思ったらお茶を濁すということで、食べないほうがいいだろうというような話でございました。  それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に従い一般質問を行いたいと思います。  一項目め、企業誘致について。  本市は今年度までに、新規進出企業十一社、施設増設企業十六社の誘致を成功させ、これまでに雇用の状況や人口増減、また地域の活性化や市の財政に対してどのような効果が出ているのでしょうか。  二項目め、道の駅(宇佐)の開設について。  平成二十七年五月に、宇佐市自治会連合会北馬城校区から、また同年六月には宇佐商工会議所より道の駅の新設要望が提出され、本市もすぐに庁内検討委員会が立ち上がり、さまざまな議論が行われてきたと思いますが、現在の状況をお知らせください。  三項目め、中学生のヘルメット着用について。  大分県内において中学生の登下校時にヘルメット着用を義務づけていない市町村は本市だけである。この判断は、宇佐市教育委員会なのかそれとも学校側なのかはわかりませんが、いずれにしても命を守ることを思えば成長段階にある中学生にヘルメット着用を義務づけるべきと考えますが、宇佐市教育委員会の見解をお尋ねいたします。  四項目、ふるさと納税制度について。  平成二十年度の税制改正によって導入されたふるさと納税は、寄附金の一部が住民税や所得税の一部から還付・控除されるだけでなく、寄附先の自治体から特産品などが送られてくるなどの特典もあり、納税者にとってメリットの大きい納税方法です。本市も、納税額が増加傾向にある中で、今までどのような事業に使われているのか、また納税者から事業指定がなかった場合の使われ方についてもお聞きいたします。  五項目め、宇佐市のPRについて。  近年では全国の市町村において、自治体観光、移住PR動画などを作成して、テレビCMやYouTube、SNS等を利用してアピール合戦を繰り広げています。これは単なる宣伝効果だけではなく、希望や記憶につながるマインド効果が期待できます。市民がふるさとを自慢できるPR動画を本市も企画してみませか。  以上、初回の質問を終わります。簡潔明瞭な答えを希望いたします。 ◯議長(佐田則昭君)それでは、和気伸哉議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。三番 和気議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、企業誘致について、今年度までに新規進出企業十一社、施設増設企業十六社の誘致を成功させ、雇用の状況や人口増減、また地域の活性化や市の財政に対してどのような効果が出ているかについてでありますが、企業の誘致は雇用や地域経済への波及効果が高いことから、各自治体による積極的な取り組みが加速をしております。  そのような中で、十月十日にはプラスチック加工の三光合成株式会社による天津上庄の工業用地への進出が大分県庁において表明されるなど、本市の企業誘致は堅調な動きとなっております。  平成二十二年度以降の新たな企業の進出や増設に伴う人口の増減や市の財政、地域の活性化についての直接的な数値はつかめておりませんが、雇用面では三百人を超える新たな雇用が創出をされ、有効求人倍率も一・五を超えております。  また人口面では、社会増減が平成二十七年が三百十七人の転出超過であったものが、平成二十八年では九十三人にとどまるなど、大幅に改善をいたしております。  このほか、固定資産税や法人市民税等の税収確保につながっており、着実に効果が出ているものと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)次に、三項目めの中学生のヘルメット着用についてを教育長 竹内新君。 ◯教育長(竹内 新君)教育長の竹内でございます。三番 和気議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、中学生のヘルメット着用について、命を守るため中学生にヘルメット着用を義務づけるべきと考えるが、市教育委員会の見解はについてですが、現在市内の中学校において、宇佐中学校、安心院中学校、院内中学校の三校がヘルメット着用を義務づけております。一方、他の四中学校では、ヘルメット着用の奨励にとどまっております。着用の判断は、各学校が保護者の協力のもとに行っておるところです。  市教育委員会といたしましては、生徒の命を守る及び規則による義務化と指導等の視点から、保護者と生徒、そして学校とが同じ目線で着用に向けて取り組めるよう、現在中学校校長会それから市PTA連合会とで協議を進めているところでございます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、二項目めの道の駅(宇佐)の開設についてを建設水道部長 原田雅且君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)建設水道部長の原田でございます。三番 和気議員の一般質問にお答えします。  二項目め、道の駅の現在の状況についてですが、市では自治会や商工会議所などからの要望などもあり、道の駅登録を見据えた国道沿線地域複合施設整備構想の協議を重ねてきたところであります。  これまで、国土交通省や関係機関などとの調整、及び七回の庁内検討委員会を実施する中で、地域複合施設の位置、規模、整備手法などを検討・協議した結果、先般庁議にて基本構想が決定されたところでございます。  今後は、国土交通省との一体型での整備により、スムーズな事業化と経費の軽減に向けた取り組みを図るとともに、計画を具体化するため、各種団体や観光協会並びに近隣市町村等との調整を行ってまいりたいと考えております。  国道沿線地域複合施設整備構想の内容等につきましては、本定例会終了後に時間をいただき、議員の皆様に御報告させていただきます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、四項目めのふるさと納税制度についてを経済部長 前田和弘君。 ◯経済部長兼耕地課長(前田和弘君)経済部長の前田です。三番 和気議員の一般質問にお答えします。  四項目め、ふるさと納税制度について今までどのような事業に使われているのか、また納税者から事業指定がなかった場合の使われ方についてですが、まず、本市へのふるさと応援寄附金は平成二十八年度末までは大きく四つの使い道が選択できました。  平成二十年度の制度開始から二十八年度末までの受納した寄附金の使途についてですが、自然と文化を守る事業にあっては約二千八百万円、人材を育成する事業にあっては約二千万円、定住と交流を促進する事業にあっては約七百万円、コミュニティ組織を応援する事業にあっては約二千八百万円となっており、その他市長が必要と認める事業に約三千万円を活用させていただきました。  具体的な使途につきましては、主に小学校の遊具更新事業、小中学校図書購入事業、宇佐学顕彰事業、地域コミュニティ組織運営交付金などに活用しています。  また、指定がない寄附に当たるその他市長が必要と認める事業については、平成二十七年度、二十八年度は小中学校図書購入事業に充当しています。  さらに、平成二十九年度からは、新たに平和ミュージアム(仮称)を推進する事業への寄附項目を追加したところです。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)最後に、五項目めの宇佐市のPRについてを総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。三番 和気議員の一般質問にお答えします。  五項目め、宇佐市のPRについて、市民がふるさとを自慢できるPR動画を本市も企画してみてはについてですが、本市のPRについてはこれまでも市ホームページ、ラジオCM、SNSなどを活用しながら、毎月行っている定例記者会見などで報道機関へニュースリースを行うなど、さまざまな広報媒体の特性を生かした展開を図っています。  また、市ホームページのインターネット放送局USAチャンネルの中では、観光、歴史情報、イベント情報、宇佐の情報、グルメ情報、IラブUSAの五チャンネルにより、宇佐市のPR動画を配信し、YouTubeでも視聴できるようになっています。  また、最近のおんせん県おおいたの「シンフロ」や別府市の「湯~園地」など、PR動画に見られるような対外的な認知度を高めるため、インパクトのある動画制作については、自治体の魅力発信、イメージ向上などに効果があるものと認識をしております。  しかしながら、SNSでシェアされることを前提としたコンテンツを作成することは、専門業者に制作を委託するなど多額な費用も必要となることが想定されることから、費用対効果を含めた調査研究が必要であると考えております。  今後も担当課と連携し、より効果的なPR活動が展開できるよう努力してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  三番 和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)答弁、ありがとうございました。それでは、順次再質問させていただきます。  まず一項目めの企業誘致について再質問いたします。  企業誘致はですね、これから考えていかなければいけない人口減少に対し、または税収低下そういったものも含めてですね、やはり人口を増やすために結婚してもらい、子供を産んでもらうということが非常に困難な時代になってきてるのではないかなというふうにも感じています。  その中で、やはり、諦めずこつこつと続けていかなければならない施策の一つだと企業誘致は考えていますが、本市の企業誘致活動の内容をお聞かせいただけますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。和気議員の再質問にお答えいたします。  本市の企業誘致につきましては、まず新しい企業を呼び込むという誘致活動と、進出企業の定着に向けたアフターフォローという両面でですね、企業誘致を進めております。  そういった中で、議員御承知のとおり、この宇佐市というのは北部九州ということで、自動車メーカーが集積してるということで、現在自動車産業を中心とした企業誘致となっております。  そういった中で、市長による日産九州株式会社の社長訪問であったり、ダイハツ九州株式会社の社長訪問とか、そういった形でのトップセールスを行う一方でですね、進出企業のほうにも回るといった中での情報収集、そしてまた、ほかのいろんなチャンネルを使ってのトップセールスを行ってるというのが一つの動きでございます。  それと、あわせて今現在、宇佐市に進出している企業様のほうと東京、大阪のほうで情報交換交流会というものをやっています。そういった中でですね、トップセールスを行いながら情報を収集しているということと、我々企業立地サイドといたしましてはそういった優遇制度とあわせて受け皿づくりという部分での空き工場であったりあきの用地であったり、そういったものの収集に今努めているというような状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)市長のトップセールスということが欠かせない活動だと私も認識しております。ただ、市長のトップセールスだけではまたなかなかいろんな情報がつかめない部分もございますので、担当課の取り組みは必要になってくるのではないかなというところが大きな要因だと思います。  その中でですね、企業誘致をする際に、そのような進出してみたいというような企業情報というのはどのようなとこから取り入れていらっしゃるんでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)お答えいたします。  先ほど申し上げた誘致活動とあわせましてですね、企業誘致の県全体の窓口というのが企業立地推進課ということになっておりますので、その課との今連携を高めてるということで、県のほうとしては東京事務所であり大阪事務所であり、そういったところの担当のほうがですね、足で稼いだ情報を各市に寄せてくるという中で、うちとしては寄せられた情報に対しては必ずお答えしながらですね、呼び込みができるような動きをやってるというような状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)それでは、県のですね、連携した情報の中から、こういった企業がありますよというような情報が入ってくると思うんですけれども、市がそれからどのような活動に出てるんでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)お答えいたします。  県のほうからですね、情報が寄せられて、宇佐市のほうに興味を示したものもありますし、県全体で見るというパターンもございます。そういった中で、うちとしてはまず企業が求めてるような情報、まず土地であり建屋であったりですね、空き工場であったり、そういった情報を含めてですね、お見せしながら、まずその中で現地を見に来られますので、そのときに十分私たちサイドとしてアピールを行っていき、優遇制度の説明であったりですね、あとうちでできるサポートのことを全面的にですね、そこでお示ししていくというふうに努めております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)そういう形で営業活動というかアピール活動に努めていってるとは思うんですけれども、その中で企業がですね、求めてることっていうのが、今少しお話の中にもありましたけど、土地とか建屋ですね、そういった以外にも全体的にですね、企業の職種によっても違うかもしれませんが、企業が行政に対して求めてることっていうのが何かありますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)今、議員がおっしゃられたとおりですね、業種によってやっぱりさまざま違います。
     そういった中で、やはり、より立地のよい場所、交通アクセスのよい場所の土地をお求めになる企業と、そんなに場所は求めないという企業もいらっしゃいますので、そういった中でのうちの紹介といたしましては、まず大きなものとしては場所をお示しすることと、その中で企業によっては優遇制度ということについて、大きな企業については後回しになってきますけど、やはり規模の小さな企業は優遇制度ということについてはかなり興味を示されます。  それとあわせまして、進出に際してのですね、中で、どのくらいサポートしてくれるかというところで、市と県とのサポートですね、地元対策であったり、いろんな法規制であったり、そういったことの手続を含めてですね、そういったことのサポートについて、進出した企業は特にそのあたりのサポートを喜ばれているなというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)そのときにですね、優遇制度もそうなんですけど、いろんな面、今おっしゃられた場所や、優遇やサポートというものを求めているのであれば、市がどのようにセールスポイントとして企業に訴えていますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)お答えいたします。  まず、これは統計上とっていることではないんですけど、やはり宇佐市という場所が地域柄、災害が少ないということはですね、私たちとしてもやっぱり最初のうたい文句はですね、そのあたりをお示しするということと、やはり先ほど少し申し上げたんですけど、東京、大阪で今進出してる企業さんとですね、情報交換、交流会をやっているんですけど、そういった中でですね、皆さん方、議会と経済界と行政が一体になってですね、スクラムを組んで企業誘致に取り組んでいるということをですね、そういったことも企業さんのほうにアピールしてますし、これは誘致をやってる県のほうが、宇佐市さんのほうは議会を含めてですね、皆さんが一体になってくれてるということをですね、誘致を進める窓口の県に対してもですね、すごく大きなアピールになってるなと思ってますので、そういった形での市を挙げての取り組みだというふうに私たちも、特に企業に対してはですね、PRしています。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)市長、先日、視察研修で和歌山県の橋本市のほうにお伺いしてきました。そのときに、和歌山県は全国で用地立地について全国二十選に選ばれた市でもあります。宇佐市と比較しても、人口もそんなに変わりありません。  その中で、企業誘致を非常に頑張っている行政でして、私も同じ質問をですね、研修に行ったときにしてきたんですが、企業が求めていることは一番は立地だということで、沿岸部より内陸部を求めてきてますというようなお話をおっしゃってました。その中で、さらに言えば、行政でBCPが作られているところが非常に安心感があるというような話もお答えの中でいただきました。  今、担当課長が災害に強いというようなこともお話の中にもありましたので、ぜひこれからはですね、もうされてるとは思うんですけれども、市長がトップセールスをする中でそのような災害のこと、BCPのこと、そういったことをアピールをもっともっとしてですね、宇佐に興味を抱いていただけるような企業さんが出てくればと思いますので、これからも市長に、トップセールスで苦労はかけますけれども、ぜひそのような形でいろんな交流会にも顔を出したときにぜひ情報収集をしてアピールしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)和気議員の再質問にお答えをいたします。  企業誘致につきまして、議員のほうからですね、和歌山県のある市の市長みずからトップセールスが尋常でないというんですか、何百社、何千社というですね、トップセールスを行った結果、全国でもトップクラスの企業誘致を誇っているというようなお話を伺いました。  私もトップセールスは機会を見つけてできる限りやっているところでありますけども、そういう年間何百社とかなると、ちょっと桁が違うというような状況でございまして、本当にすごい市長さんがいるんだなというふうに改めて思ったとこであります。  企業が宇佐市を選んでいただいて、ここでビジネスをしようというふうに決めるにはですね、先ほどの立地上の問題ですとか、サポート体制ですとか優遇措置だとかいろいろありますけども、一つ大きな問題としては災害リスクが少ない、そして仮に災害が起こったときでも非常に最小限の被害で済むというところもですね、昨今の大規模な自然災害が多発している状況から見ると、非常に大きな要因ではないかなというふうに思います。  私ども、首都圏と今関西圏で、隔年で立地企業さんとの情報交換会をしておりますけども、そこの企業さんも口々に宇佐が立地している企業は本当に災害が少なかったと、昨年では熊本地震もあったし、今回北部豪雨もあったけどもほとんどなかった、台風被害もほとんどなかったということで、本当に災害リスクに強い土地柄だなというふうに口々に皆さん申しておりまして、それを起業のパンフに堂々とうたい込めるかどうかというのはちょっとまたいろいろと検討の余地もあろうかと思いますので、そういうとここそ口コミでですね、広がるようなところではないかなというふうに思ってるとこであります。  BCPにつきましては、私どものほうがBCPも作って、そういうふうに災害が起こったときに、特に大規模に起こったときにもこういう対応をきちんと作っていますよということはですね、余りアピールはしてなかったような私の印象ですので、これから災害リスクが少ないところとあわせてBCPもですね、PRしていきたいと思います。  今後ともまたいろいろと御提案をお願いしたいと思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)市長、ありがとうございました。  優遇策について、一つ質問したいと思います。他市と比較しては本市はいかがでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)再質問にお答えいたします。  優遇制度につきましては、県内でいけばですね、間違いなくトップだと思っております。というのが、他市がうちのほうにですね、かなり研究されてですね、近づいております。具体的に言うと、この周辺の市町さんがほぼうちに近いという中で、その中でまだ特出しているものというのは、例えば住民の環境に配慮した環境配慮設備の奨励金であったり、あと従業員さんの福利厚生施設の奨励金だとか、そういったものをほかが持ってない特色のある優遇制度も持ってますので、総合的にはやっぱりうちが秀でてるというふうに自負しているとこではございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)その橋本市もですね、企業が求めているものは用地、土地ですね。土地、水、そして雇用ですね、人間ですね、人です。それと、優遇制度というふうなこともおっしゃってました。この三つを全て加味するのはなかなか難しいかもしれませんけれども、企業が求めているのはそういうものだということを頭に入れていただきながら、最後にですね、これからの企業誘致の取り組みで何か考えていることがあれば教えてください。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)お答えいたします。  これからの取り組みといたしましては、本当に今までやってることを地道にですね、取り組むことが第一歩だと思っておりますが、やはり今後自動車だけではなく、やっぱり時代に合った企業誘致という部分もですね、視野に入れていかないといけないというふうに思ってますので、これは県当局とですね、連携を密にしていきたいなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)それでは、次の二項目に移りたいと思います。  道の駅についてです。  答弁の中にもございましたが、議会最終日に全員協議会で発表するという話がございましたけれども、一般質問に上げた後にそれを伺ったものですから質問に上げさせていただきました。冒頭におわび申し上げたいと思います。  せっかくですので少し質問させていただきたいと思います。  道の駅のコンセプト等、考えてることがわかれば教えてください。 ◯議長(佐田則昭君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。和気議員の再質問にお答えいたします。  道の駅のコンセプトでございますが、コンセプトのタイトルとしましては、「神と仏が誘う宇佐の価値と出会える駅」というタイトルで、伝える、食べる、憩う、助け合う、つながるといった内容について、それぞれにうたっております。また、時間等もありますが、最終日に詳しくは説明をさせていただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)最終日にまたお伺いしたいと思います。  後藤議員のほうもですね、先ほどの一般質問の中で大型事業がこれから控えていますというような一般質問の内容がございました。やはり私も、道の駅ができることは非常にうれしく楽しみでもあるんですけれども、それと同時にですね、財政が気になります。  その辺について何かお答えできることがあればお願いしたいと思います。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長の出口でございます。再質問にお答えいたします。  御心配いただいているように、大型事業それから社会保障関連経費などの増、それから交付税の低減、決して明るい見通しが開ける状況ではないのは事実でございますけれども、先ほどの後藤議員の御質問の中にもありましたように、選択と集中、これがやっぱり大事だと思っております。  やらなければいけないことは、この合併特例債等活用してですね、集中してやっていく、そして一方、行財政改革の道筋もつけていかないといけない、この選択と集中が大事だということで、合併特例債終了以降もですね、持続可能な集中ができるような財源の確保に努めてまいりたいというふうに思っております。以上です。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)今の答弁は、財源確保は大丈夫だというような答弁の理解でよろしかったでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)お答えします。  まだ正確な全ての事業費を積み上げて申し上げてるわけではございませんので、そういう方向で努めてまいります。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)わかりました。  それでは、地元との協議がこれからですね、この後進んでいくとは思うんですけれども、地元に対して何か協力することとか、地元が協力できることとかいうものの事例があれば教えてください。 ◯議長(佐田則昭君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)再質問にお答えいたします。  地元の北馬城校区より要望がございまして、現在構想では岩崎交差点周辺で計画をさせていただいております。  構想につきまして、今国土交通省と協議をさせていただいてる中で、実は国土交通省は岩崎交差点が非常に鋭角で危険だということで、以前より改修をしたいという計画がございました。あそこの交差点改修に当たっては、少し国道十号線に曲がるよりも二百十三号線、高田に行くほうが線が真っすぐで、そちらに行く車がスピードを出し過ぎると。  本来交差点は、九十度もしくは七十五度未満で交差するように計画されるべき、事故防止等を含めた計画が通常でございますが、そういった内容であそこの交差点改良を国土交通省が一緒にやりたいと、そうしたときに、一緒に道の駅構想を踏まえて整備をすることによる国の助成補助等も活用しやすくなりますので、そういったところも考えながら、一体型での整備をやりたいと。  そうしたときに必要になるのが、地域の方の協力としましては、交差点改良に伴う用地交渉とか、そういったところが入ってきますので、早速構想ができましたので、計画に当たって交差点改良を踏まえて一緒にやっていきたいと。そのためにも、早期に国交省と一緒に地元に入っていきたいというふうに考えておりますので、また地域の方の御協力もいただきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)ありがとうございます。今議会が終了してですね、早速また地元との協議が始まるかと思いますけれども、なるべくですね、丁寧にわかりやすく説明をしていきながらですね、進めていっていただきたいなというふうに重ねてお願い申し上げます。  それと最後に、せっかく作る大型な道の駅になるかと思います。これがですね、願えばお客様がたくさん訪れていただいてですね、六郷満山から宇佐神宮に向けていろんな観光を楽しんでいただきたいとは思ってるんですけれども、これが何年かたって負のレガシーにならないようにですね、しっかりその辺のことも考えながら取り組んでいただきたいなというふうに思います。  それでは、次の質問に移りたいと思います。  三項目めの中学生のヘルメット着用についてでございます。  まず、最初にお尋ねしておきますが、なぜですね、宇佐市は、答弁にございましたように三中学校だけがヘルメットを着用して、四中学校が義務化ができてないんでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。再質問にお答えいたします。  宇佐市では、三中学校はヘルメットを義務化しておりますけども、四中学校は奨励にとどまっております。これは、市P連と校長会との協議会の中でも確認を今しているところなんですけれども、以前今奨励にとどまっている四中学校の中でも、多くの学校は以前は中学生の登下校時のヘルメット着用は義務化、条件つきで許可制をしておりました。許可して自転車通学をしておる状態であったんですけれども、なかなか多様な価値観の中で、地域と保護者と学校が一つの方向、一つのベクトルでヘルメット着用というのがなかなか難しい状況にあり、今言われております学校の教職員が本来向かうべき、本来学校としてしなければならない時間以外の生徒指導のほうにそちらの大半を使うようになってしまうという、やはり保護者、地域、子供たちの中で温度差が大変広まったことにより、現状では四中学校ではヘルメットの奨励というところにとどまっているというところであります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)わかりました。まずそこを確認したかったので最初に質問させていただきました。  それでは、着用している学校についてお伺いをいたします。ヘルメット着用についてはですね、これは校則で決められているんでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えいたします。  校則か校則でないかという部分は明確ではありませんけれども、各学校の中には許可をする中で、保護者の同意のもと自転車通学をする際に同意書をとって、ヘルメット着用をするのであれば登下校時に自転車通学を許可しますという同意書を出していただいて、許可制にしているというところであります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)わかりました。  それでは、入学時のときに自転車通学対象生徒保護者に対してですね、説明があり、同意書を書いていただくというようなことの答弁でしたけれども、そのときに何か保護者のほうから不満の声などがありますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えします。  現状の三中学校の中では特に問題もなく、例年のように、一方ヘルメットをかぶるのが文化といえば文化なんですけれども、その学校の文化・伝統として、ヘルメットはそのまま何事もなく新入生もかぶっているということをお聞きしております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)わかりました。  また、ヘルメットの購入についてですが、これは全額保護者負担なのでしょうか。それとも行政から補助が何か出てますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えします。  遠距離通学の補助をしている部分はありますけれども、三中学校ほとんどの子供たちは保護者負担でヘルメットを購入していただいております。  以上です。
    ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)さらにお聞きいたします。  自転車通学者は、損害賠償保険の加入などはどのような状況でしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えいたします。  年度当初に県のPTA連合会が自転車における加害者となった場合の傷害保険等の加入は、千二百円程度であったかと思いますけれども、各学校を通じて保護者に勧誘をしているところです。現状は、年々その加入は増えているというところでありますが、多いという部分ではないというところであります。現状では、少しずつ増えているというところであります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)全員ではないということですね。また、義務化もされてないということでよろしいでしょうか。はい、わかりました。  次に、着用していない学校についてお伺いいたします。現在までヘルメット着用についての話し合いなどはですね、今まで出たことはありますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えいたします。  ヘルメットをかぶってない学校だけの話し合いではないんですけれども、回答書にも書いておりますけれども、PTA連合会と七つの中学校長会が集まりまして、やはり県下の中で宇佐市の四中学校だけがヘルメットをかぶってないという現状がありますので、この点についてどう考えるかということで協議は今進めているところであります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)その協議が行われている中の質問をいたします。ヘルメット着用に今まで至らなかった理由などがあれば教えてください。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えいたします。  先ほども少し申し上げましたけれども、以前着用していた学校はなかなか保護者の中でヘルメット着用について同意がなかなか得られずに、温度差がある部分がありましたので、生徒指導の観点から、言葉をかえれば断念をし、奨励に至ったという学校がありますし、一方、今まで一度もヘルメット着用をしたことがないという学校も中にはございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)ヘルメットをかぶらなかった理由がいまいちちょっとわからないんですが、同意に至らなかったということで、今後ですね、冒頭でも申し上げましたが、課長の御答弁の中にもございましたけれども、県内では本市だけなんですね。これはちょっと私もですね、調べて、ああそうなんだという形でちょっとびっくりしたんですが、十八市町村のうち十七市町村は全て義務化されてますね、ヘルメットを。  その中で、津久見市や佐伯市などは全額補助になってます。これ、なぜ全額補助なんですかと質問したら、やはり事故があったそうです。それから全額補助をしてますというような話です。  そして、臼杵市におかれましては半額の補助が適用されています。姫島村とかですね、千円補助とかございますけれども、国東市もそうです、千円補助が出てます。  本市でもですね、中学校の入学祝い金というのが昨年度からですかね、適用されて中学校入学祝い金が七万円支給されております。ヘルメットの代金は幾らかかっているのか教えてください。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えいたします。  現状では三千五百円前後だというふうに捉えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)その三千五百円が七万円の中からですね、うまく活用できればなという考えが個人的にはあるんですけれども、ちょっと例を出すとですね、鹿児島県が今年の三月、自転車が関係する交通事故防止と、安全で適正な利用の推進を目的として、鹿児島自転車条例というのを施行されております。  そして、本年十月からはですね、中学生以下のヘルメット着用と利用者の損害保険加入が義務化されたということで条例が改正されています。  県などの関係機関は、子供の命を守り万一の重大事故に備えるという意図を理解し、義務を果たしてほしいと呼びかけているそうです。  警察庁の統計によれば、二〇一六年度の自転車乗車中の事故死者は全国で五百九人、うち頭部損傷が致命傷となったのは三百四人と、亡くなった方のおよそ六割を占めておるというデータが出ています。これを考えてみても、ヘルメットの着用の重要性は明らかだと思っています。  そして、最後にお伺いします。この提案をですね、どのように市教委は取り扱っていくのかお伺いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えします。  この後、市教委としてどう扱っていくかを述べる前に、市の七つの校長会と市P連の代表者が多くの時間をかけて話し合った部分を少しお話ししなければ最終的に市教委の方向性が少し述べにくい部分があるんですが、お話しさせてください。  校長先生方のお話の中では、保護者の同意があり、保護者のバックアップがあれば、ぜひともそれは進めていきたいと。しかし、多様な価値観の中で難しい部分があるんではないでしょうかということでありました。  市P連の代表者も、子供たちの命を守ることは当たり前のことなので、親として、市の全額補助なんかは求めない、自分の子供の命を三千五百円ぐらいで守れるのであれば親として当たり前だから、自分たちで買うべきだという意見さえ出たところであります。  しかしながら、一方で話を進める中で、なぜここで中学生の登下校時だけにヘルメットの論議をするのかというのが出ました。宇佐市の自転車の文化、自転車を安全に乗る文化として出た意見は、今は一部のすごく先進的な考えで一部の方は子供も大人もヘルメットをかぶっている方を最近見かけるようになりましたが、大半というところで、大半の小中学生はふだんヘルメットをかぶっていません。もちろん、高校生も通学のときにはヘルメットをかぶっていません。義務化もしていません。もちろん、大人もかぶっていませんし、お年寄りもかぶっていないと。  その中で、なぜ中学生だけを強制的にかぶれ、かぶれ、かぶれと全県的にし、残った市町村の中で中学生だけをそうやってするのかと。宇佐市には安全に自転車に乗るためのヘルメットをかぶるという文化の定着がまだまだ足りないのではないかという意見も大きな意見として出たわけです。  ですから、市教委としましては、その意見も十分鑑みてですね、今後、中高の校長・会長会や青少年健全育成会とも広く協議しながらですね、教育委員会また市PTA連合会、校長会等からですね、この自転車に安全に乗るための文化という部分で、ヘルメットの着用という観点から一点情報発信をさせて、十分論議を進めていきたいというのが市教委の考えであります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)わかりました。今までその議論がなかったのがちょっと寂しい思いもしますけれども、これをきっかけにぜひ議論を前向きに進めていっていただいて、やはり子供たちの命を守るという観点、または自転車というのをやはり自動車の一部、仲間と、軽車両に関連する乗り物なのだということをやはり子供たちに教育していくことも大事かなというふうに思っています。  これからの市教育委員会の活動に期待をして、次の質問に移りたいと思います。  次に、ふるさと納税制度について再質問いたします。  ふるさと納税、本市で言えば宇佐市ふるさと応援寄附金ですけれども、応援したい自治体に寄附すれば、原則二千円を差し引いた額だけ住民税や所得税が軽くなる仕組みだと思っています。  そこで、寄附金の使い道はですね、ほとんどが自治体任せで、選べても大まかに、例えば子育て、福祉などというようなことが多いと思うんですけれども、本市に関してもやはり同様でしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(末宗勇治君)観光まちづくり課長の末宗でございます。和気議員の再質問にお答えをいたします。  本市のふるさと応援寄附金につきましては、使途を大きく四つに分けております。  まず一つ目が、ふるさと宇佐の自然と文化を守る事業、それから二つ目がふるさと宇佐の人材を育成する事業、三つ目がふるさと宇佐の定住と交流を促進する事業、四つ目がふるさと宇佐のコミュニティ組織、まちづくり協議会を指すわけでございますが、を応援する事業、この四つ、及びその他市長が認める事業ということで選択肢を提示して募集をしているとこでございます。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)そうですね、リーフレットを先日課長にいただいて、私も中を確認して、使い方が指定できるというお話も聞きましたものですから、どこにその使い方を書けばいいのかなと思って中を見たら、リーフレットの中に払い込み取扱票というのが入ってますね。その払込票はゆうちょ銀行または郵便局で払い込みができて、その中身の内容が今課長が紹介してくれた内容だと思います。  その中に、最初の答弁の中にもあったんですけれども、六番目にですね、これ六項目書いているですね。四項目が今話した中身で、五項目がまちづくり協議会関係に対して、どこどこのまちづくり協議会に対して寄附しますというのが入っております。  済みません、それが四項目めですね。五項目めにその他市長が求める事業という形で、六項目めに判こが押されていますね、新しく。この判こはですね、宇佐市平和ミュージアムを推進する事業と、これだけ特化してるんです。これ、どうしてですか。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(末宗勇治君)お答えいたします。  平和ミュージアムの推進事業、宇佐市の目玉の事業でございますし、こういったものに事業を特化して募集をかけるとかなりの金額がですね、財源として確保できるんではなかろうかなというところで、二十九年度から、先ほど答弁に漏れましたが、新たに平和ミュージアムを推進する事業ということで選択肢を加えました。  で、それぞれ自治体に応じてですね、自治体のクラウドファンディングということで、資金の確保ということで、ある程度細かい事業に特化して募集をかけてその財源に充当していくという手法も結構他市ではとられておりますし、今後はそういった形である程度事業を特化したクラウドファンディングの方法もふるさと納税として考えていく必要があるというふうには思っております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)今、課長が説明していただいたのは、多分ガバメントクラウドファンディングのことだと思うんですけれども、ここ一、二年でネットでですね、ネットを使ってふるさと納税ができるというようなやり方で、今政策中心の、政策に対しての納税制度というのが今ホームページでも検索ができます。まさに今説明したのがガバメントクラウドファンディング、その話だったんですけれども、ただ、宇佐市の場合は、今一つだけなんですね、特化されてるのが。宇佐市平和ミュージアムを推進する事業、これだけしかできないと。  例えばですね、自治区がですね、戸数が少なくなっていって、本当は集会所を建て直したいんだと、でも子供さんやそこの出身者の人たちが遠くに出てて、その地域を応援したい、集会所を建てかえるならそれに財源を充ててくれというようなものができれば一番地域の人もありがたいことなんじゃないかなというふうにも感じるんですが、そのような使われ方は可能なのでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(末宗勇治君)お答えします。  先ほども申しましたが、使途の一つとして地域コミュニティ組織、まちづくり協議会を応援する事業ということで選択肢がございます。で、寄附をされる方が何々まちづくり協議会にということであれば、その金額は丸々とですね、その協議会に交付金として市のほうから交付をするという形になっておりますので、そのまちづくり協議会の中でどういった形で使途をするかというのはもうそれぞれの協議会に委ねておりますので、公民館の建設の積立金に充てたいというようなことであれば、それぞれの協議会で検討していただいて、そういう取り扱いは可能だというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)それは、まちづくり協議会が存在している地域になると思うんですけれども、まちづくり協議会がまだというか、でき上がってない地域もあると思うんですが、そこの地域の方が集会所を建設したい、そこの集会所を建設するに当たって、ふるさと応援基金を使いたいんだという形でその財源を使うのは可能でしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(末宗勇治君)お答えします。  今、市ではですね、積極的に周辺部の地域について、まちづくり協議会の組織の立ち上げを進めているところでございます。  現状、それ以外の地域の方が、地区の公民館の建設をしたいので、ふるさと応援寄附金をしたいというふうな申し出が仮にあった場合については、現状の制度の中では困難な状況だというふうには認識しております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)困難ですか。 ◯観光まちづくり課長(末宗勇治君)議員、ちょっと確認をさせていただきたいのですが、周辺地域のまちづくり協議会がないところで、自治区の集会所を建設する場合の財源に寄附をしたいという申し出でございましょうか。 ◯三番(和気伸哉君)そうです。 ◯観光まちづくり課長(末宗勇治君)であれば、今の制度の中ではあくまでも選択肢としましては、定住と交流を促進する事業というようなくくりはございますが、あくまでも地域の自治区の公民館というのは、その地区の財産になりますので、その建設費をこの制度を利用して財源を市が交付するというのは、現状困難だというふうには認識をしております。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)わかりました。それでは、基本的にはまちづくり協議会を通してという形の事業という形の一つと捉えてよろしいでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(末宗勇治君)はい、そういうふうに私どもは認識をしているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)わかりました。また、詳しく後ほど聞きたいと思います。  最後にですね、宇佐市のPRについて質問をしたいと思います。  よく市民の皆さんからもですね、宇佐市はPR不足じゃないか、PRが足りないんじゃないのというようなことをよく私も耳にするんですが、先ほど部長の答弁にもありましたけれども、いろんなことをやってると思います。  一つですね、先ほども言われてましたけど、インパクトのあるものというのが大事じゃないかなというふうに私自身感じてます。例えば、動画にしても、台湾プロモーションのときに作られた動画があると思うんですけれども、非常におしゃれでイメージ的な宇佐がよく伝わる動画だと私も感じています。ただ、長いですね、最後まで見るにはかなり長いです。十五秒ぐらいでですね、テレビCMに載せるようなぐらいの十五秒で宇佐市をテーマごとに作られていくような動画を配信すると、かなりインパクトがあって宇佐の魅力が伝わっていくのではないかなというふうに感じています。  今、画像ではなく動画配信するのが非常にブームというか、わかりやすいというか、伝わりやすいというような形で私自身も思うんですけれども、答弁書の中には専門業者に制作を委託すると多額な経費がかかるというふうに書かれてますけど、多額な経費をかける必要はないと思うんですね。  一般の方でも、動画作成は今はやっていてすごく取り組んでいる方も多いですし、公募したりするとおもしろいんじゃないかなというふうにも思うんですが、または、インターネット放送局USAチャンネルさんも宇佐市は契約しております。  そこで、十五秒ごとの動画をいろんなテーマを作っていただけませんかというと、その予算の範囲内でできるんじゃないかなとは思うんですが、その辺についていかがでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)秘書広報課長。 ◯秘書広報課長(祥雲弘一君)秘書広報課長の祥雲でございます。和気議員の再質問にお答えをいたします。  確かに、先ほどおっしゃられましたインターネット放送局の部分では、確かに基本は私どもが作っております。その中で、一部業者に委託をするというような内容もございますので、できないことはないとは思います。  ただ、先ほど来、川谷議員さんそれから後藤議員さんからもございましたように、飯能市でしょうか、飯能市でお金をかけずにPRをしているというような事例も聞いておりますので、そのような事例も参考にしながらですね、PR動画についても考えていきたいとは思っております。
     以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)和気伸哉君。 ◯三番(和気伸哉君)SNSを使ったりですね、YouTubeを使ったり、動画を配信していくことは非常にすばらしいと思いますし、全世界に拡散していく媒体でもございますので、どこからどう広がっていくかわからない可能性を秘めています。それについては、私も大賛成です。  ただですね、最近、私、テレビをつけていてよく思うのは、臼杵市さんの十五秒CMがあるんです。もうしょっちゅう見ます。それがテーマごとに分かれてますね。フグであったり石仏であったりですね。そういったものってすごくインパクトがあって記憶に残るし、すごく宣伝効果も高いんじゃないかなというふうに思ってます。  ただ、テレビCMになるともちろん経費がかかるんですけれども、インパクトはあるんじゃないかなというふうに思います。インターネットを扱わない人たちもいますので、その辺も含めて今後ですね、秘書広報課じゃないかもしれませんけど、要望で結構です、そのような形でもっともっと宇佐の魅力をですね、どんどん伝えていっていただきたいなと思います。 ◯議長(佐田則昭君)時間です。 ◯三番(和気伸哉君)はい、済みません。  以上、一般質問を終わります。ありがとうございました。 ◯議長(佐田則昭君)以上で、和気伸哉議員の一般質問を終結いたします。  ただいま、日程第一、市政一般に対する質問の途中でありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は、八日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり御苦労でございました。                     散会 午後三時三十五分 宇佐市議会...