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  1. 宇佐市議会 2017-11-28
    2017年11月28日 平成29年第6回定例会(第1号) 本文


    取得元: 宇佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    2017年11月28日:平成29年第6回定例会(第1号) 本文 (59発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (一日目)           開議 午前十時〇五分 ◯議長(佐田則昭君)おはようございます。  ただいま出席議員は二十三名で、地方自治法第百十三条の定足数に達していますので、議会は成立いたしました。  これより、本日をもって招集されました平成二十九年十二月第六回宇佐市議会定例会を開会いたします。  これより本日の会議を開きます。  議会運営委員会の結果について報告を求めます。  議会運営委員長 辛島光司君。 ◯議会運営委員長(辛島光司君)皆さん、おはようございます。議会運営委員長の辛島光司でございます。議会運営委員会の結果について報告いたします。  平成二十九年十二月第六回宇佐市議会定例会の議会運営について、去る十一月二十日に議会運営委員会を開催し、執行部より提出議案等の概要説明を受けた後、協議した結果、会期は本日十一月二十八日から十二月二十一日までの二十四日間と決定いたしました。  なお、本会議の議事日程及び各常任委員会の開催場所等につきましては、お手元に印刷配付のとおりでございます。  また、予算特別委員会、内規・先例の追加変更などについても協議いたしましたので、その決定事項につきましては、本日開催予定であります全員協議会で詳細説明をさせていただきます。  以上で議会運営委員会の報告を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)議事日程は印刷配付のとおりでありますので、御了承願います。    平成二十九年十二月第六回                会期及び議事日程表    宇佐市議会(定例会) ┏━━━━━┯━━━━┯━┯━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    ┃ 日次  │ 月日 │曜│開議時刻│         議事日程         ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃     │    │ │    │○開 会                  ┃ ┃     │    │ │    │日程第一 会議録署名議員の指名       ┃ ┃     │    │ │    │日程第二 会期の決定            ┃ ┃     │    │ │    │日程第三 諸報告              ┃ ┃     │十一月 │ │    │日程第四 議案等一括上程(議第八十一号~  ┃ ┃第  一日│二十八日│火│午前十時│     議第百八号、報告第二十二号)   ┃ ┃     │    │ │    │日程第五 提案理由並びに議案等の説明    ┃ ┃     │    │ │    │日程第六 閉会中の継続審査となっている   ┃ ┃     │    │ │    │     付託事件の報告          ┃ ┃     │    │ │    │日程第七 委員長報告に対する質疑、討論、  ┃ ┃     │    │ │    │     採決               ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第  二日│二十九日│水│ ─  │                      ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第  三日│ 三十日│木│ ─  │                      ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第  四日│十二月 │金│   │議案調査のため休会             ┃ ┃     │  一日│ │    │                      ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第  五日│  二日│土│ ─  │                      ┃ ┠─────┼────┼─┼────┤休日のため休会               ┃ ┃第  六日│  三日│日│ ─  │                      ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第  七日│  四日│月│ ─  │議案調査のため休会             ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第  八日│  五日│火│午前十時│日程第一 市政一般に対する質問       ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第  九日│  六日│水│午前十時│日程第一 市政一般に対する質問       ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第  十日│  七日│木│ ─  │議案調査のため休会             ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第 十一日│  八日│金│午前十時│日程第一 市政一般に対する質問       ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第 十二日│  九日│土│ ─  │                      ┃ ┠─────┼────┼─┼────┤休日のため休会               ┃ ┃第 十三日│  十日│日│ ─  │                      ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第 十四日│ 十一日│月│午前十時│日程第一 市政一般に対する質問       ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第 十五日│ 十二日│火│ ─  │議案調査のため休会             ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第 十六日│ 十三日│水│午前十時│日程第一 議案に対する質疑         ┃ ┃     │    │ │    │日程第二 委員会付託            ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃     │    │ │    │常任委員会                 ┃ ┃第 十七日│ 十四日│木│ ─  │文教福祉(開催場所 議会棟第二委員会室)   ┃ ┃     │    │ │    │産業建設(開催場所 議会棟第三委員会室)   ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第 十八日│ 十五日│金│ ─  │常任委員会                 ┃ ┃     │    │ │    │総  務(開催場所 議会棟第二委員会室)   ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第 十九日│ 十六日│土│ ─  │休日のため休会               ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第 二十日│ 十七日│日│ ─  │休日のため休会               ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第二十一日│ 十八日│月│ ─  │予備日                   ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第二十二日│ 十九日│火│ ─  │予備日                   ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第二十三日│ 二十日│水│ ─  │考案日                   ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃     │    │ │    │日程第一 委員長報告            ┃ ┃     │    │ │    │日程第二 委員長報告に対する質疑、     ┃ ┃第二十四日│二十一日│木│午前十時│     討論、採決            ┃ ┃     │    │ │    │日程第三 閉会中の継続審査及び調査     ┃ ┃     │    │ │    │○閉 会                  ┃ ┗━━━━━┷━━━━┷━┷━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛   ~ 日程第一 会議録署名議員の指名 ~ ◯議長(佐田則昭君)日程第一、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第八十八条の規定により、議長において、  八番 井本裕明君  九番 辛島光司君  を指名いたします。   ~ 日程第二 会期の決定 ~ ◯議長(佐田則昭君)日程第二、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日十一月二十八日から十二月二十一日までの二十四日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)御異議なしと認めます。  よって、会期は本日十一月二十八日から十二月二十一日までの二十四日間と決定いたしました。   ~ 日程第三 諸般の報告 ~ ◯議長(佐田則昭君)日程第三、諸般の報告をいたします。  まず、はちまんの郷宇佐に関する調査特別委員会の報告を、はちまんの郷宇佐に関する調査特別委員長 川谷光紹君。 ◯はちまんの郷宇佐に関する調査特別委員長川谷光紹君)皆さん、おはようございます。はちまんの郷宇佐に関する調査特別委員会委員長の川谷光紹です。  はちまんの郷宇佐に関する調査特別委員会に付託されたはちまんの郷宇佐に関する調査研究について、去る平成二十九年十一月十六日に特別委員会を開催し、調査をいたしましたので、その経過、内容について報告いたします。  特別委員会の開催に当たっては、総務部長、企画財政課長に説明員として出席を求め、まず、はちまんの郷宇佐の今後の運営構造について、現在のサン・グリーン宇佐ではなく、プール、体育館を市直営の行政財産として切り離した上で、株式会社を新たに立ち上げて、リスタートを切る計画であること。  その新法人の出資構成としては、県内企業で、食肉小売・業務用卸、宿泊施設経営、飲食店と、多方面に事業展開を行っている株式会社FTホールディングスが三千万円の出資、地元企業二社からそれぞれ千五百万円ずつの三千万円の出資、そして、宇佐市が建物の現物出資として二千九百八十二万五千円の出資で、資本金総額八千九百八十二万五千円となること。  運営については、宿泊業に実績、ノウハウを持つ株式会社FTホールディングスが行い、収益力の強化、運営体制の整備、財務基盤の強化、設備、施設の改善を計画の骨子とするという説明が執行部よりありました。  委員からは、株式会社FTホールディングスの概要や新法人の運営体制、プール、体育館の取り扱い等についての質問のほか、はちまんの郷は宇佐市の観光拠点であり、そのともしびを消さず、維持していくことが、宇佐市にとって、ひいては市民にとって最大の利益であるということ。さらに、新法人の運営方針等について、現状より市民サービスの低下をしないよう、また、市民の声を反映できるよう、市も出資者であるので、しっかり意見、発言ができるよう努めてほしい等の意見、要望が出されました。  以上で、本特別委員会の調査報告を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、議員定数に関する調査特別委員会の報告を、議員定数に関する調査特別委員長 衛藤博幸君。 ◯議員定数に関する調査特別委員長(衛藤博幸君)皆さん、おはようございます。議員定数に関する調査特別委員会の衛藤博幸でございます。  議員定数に関する調査特別委員会調査について、去る十月十六日、第二委員会室において、議員定数に関する調査特別委員会を開催し、次のように調査いたしましたので報告いたします。  今回の委員会では、全国類似市、県下各市の人口、面積、議員定数、議員報酬、一般会計予算に対する議会費の構成比などの状況と、前任期中の特別委員会の協議経過などについて、改めて担当書記から詳細説明を受けた後、今後、協議に関する方向性などの確認を行いました。  確認した内容については、一、会派において定数に関する検討を行い、十二月二十一日までに、定数(案)、根拠、理由等を報告すること。
     二、各会派は、検討結果を報告した後は、会派内意見を統一すること。  三、各会派の主張、意見はお互いに認め合い、他の会派の批判はしないこと。  四、一月以降に段階的に協議していき、二月中に大筋を決定し、条例改正が必要となった場合、三月定例会で提案することの四項目であります。  以上で、議員定数に関する調査特別委員会の調査報告を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)最後に、議会事務報告及び議案の報告を議会事務局長 高月晴彦君。 ◯議会事務局長(高月晴彦君)皆さん、おはようございます。議会事務局長の高月でございます。  議会事務報告及び議案等の報告をいたします。  まず、平成二十九年九月定例会より今期定例会までの事務報告はお手元に印刷配付しておりますので、それにより御了承願います。             事 務 報 告                   平成二十九年十一月二十八日                   第六回宇佐市議会定例会 平成二十九年九月定例会から今期定例会までの間の事務を下記のとおり報告いたします。                記 十月  三日 大分県市議会議長会議員研修会(大分市)に出席     十日 総務常任委員会の行政視察を実施 ~十二日        (北海道夕張市:財政再生計画、千歳市:防災学習セン        ター)     十日 文教福祉常任委員会の行政視察を実施 ~十二日        (秋田県藤里町:ひきこもり対策、北秋田市:行政と連        携したフリースクール)    十三日 議会活性化特別委員会を開催    十六日 会派代表者会議を開催    十六日 議員定数に関する調査特別委員会を開催    十七日 佐賀県基山町議会の行政視察研修受け入れ   二十四日 産業建設常任委員会の行政視察を実施 ~二十六日        (岩手県二戸市:にのへブランド海外発信事業、岩手県        盛岡市:市営住宅の指定管理)   二十四日 文教福祉常任委員会を開催   二十六日 長崎県対馬市議会の行政視察研修受け入れ    三十日 九州市議会議長会事務局長会議に出席(宮崎市) 十一月 一日 第六十七回西日本市議会職員研修会に出席(広島県東広        島市) ~二日     二日 議会活性化特別委員会を開催     三日 宇佐市合同表彰式に出席     七日 宇佐市内立地企業意見交換会に出席(東京都千代田区)        ~八日     八日 産業建設常任委員会を開催     九日 決算特別委員会を開催 ~十日    十四日 鳥取県智頭町議会の行政視察研修を受け入れ    十六日 出前県議会「議員と語ろうイン北部地域」に出席    二十日 議会運営委員会を開催   二十五日 宇佐神輿フェスタに出席(奈良市)   二十七日 宇佐・高田・国東広域事務組合議会の第三回定例会が宇        佐市議会議事堂で開催  次に、今期定例会に市長から提出されました議案は、議第八十一号から議第百八号までの二十八件で、予算案六件と条例案十五件、その他一般議決案七件のほか、報告が一件の計二十九件であります。また、本日までに受理いたしました請願、陳情はございません。  以上で報告を終わります。   ~ 日程第四 議案等一括上程(議第八十一号~議第百八号、報告第二十二号) ~ ◯議長(佐田則昭君)日程第四、議第八十一号から議第百八号までの二十八件と報告一件を一括上程し、議題といたします。   ~ 日程第五 提案理由並びに議案等の説明について ~ ◯議長(佐田則昭君)日程第五、提案理由並びに議案等の内容についての説明を求めます。宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。  提案理由について御説明をいたします。  議第八十一号は、平成二十九年度宇佐市一般会計補正予算(第五号)案でございますが、補正額は九億四百六十万円の増額で、累計予算額は三百二十五億三千百四十万円となります。今回の補正予算案は、国の単価改正などに伴う保育所措置費の増額や、生活保護費医療扶助費等の増加に対応するための経費を増額するとともに、産地パワーアップ事業など県補助金を活用した農業振興事業の追加や立地企業の規模拡大等を見据えた企業誘致関係奨励金の補助枠拡大などに必要な経費を追加するものであります。  また、平和ミュージアム(仮称)の来年度着工を見据え、建設用地購入費を計上するほか、さきの台風十八号で被災した河川や農地、農業用施設のうち、新たに判明した箇所に係る災害復旧事業費の追加補正を行うものであります。  主な歳出補正の内容につきましては、子育て、社会保障関連として、保育所措置費が一億二千七百六十八万円、生活保護費が一億三千五百三十四万五千円の増額となっております。  次に、地方創生関連や特色あるまちづくりとして、農業の高収益化を支援する産地パワーアップ事業が五百九十九万一千円、企業誘致関係奨励金が六千九百万円、平和ミュージアム(仮称)の用地購入費が二億二千五百万円などの増額となっているほか、台風十八に伴う災害復旧事業費二千八百十万円を追加いたしております。  主な歳入補正につきましては、保育所措置費などの増額に伴い、国庫支出金が一億五千六十九万三千円、市債が二億一千九百万円、地方交付税が三億五千五百五十九万四千円などの増額となっております。  議第八十二号から議第八十六号までは、宇佐市介護保険特別会計など五特別会計の補正予算でありまして、以下、今回の補正予算の主な内容について、順を追って御説明いたします。  議第八十二号は、平成二十九年度宇佐市介護保険特別会計補正予算(第二号)案でございますが、今回の補正額は三百三十四万八千円の増額で、累計予算額は六十四億一千六百七十六万七千円となります。  主な補正内容につきましては、歳出で介護報酬改定などに伴うシステム改修費の増額と介護給付費の組み替え、歳入で一般会計繰入金の増額など、所要の調整を行うものであります。  議第八十三号は、平成二十九年度宇佐市農業集落排水事業特別会計補正予算(第二号)案でございますが、今回の補正額は二百七十万円の増額で、累計予算額は三億二千百七十万円となります。  補正内容につきましては、歳出で施設修繕料などの増額、歳入で一般会計繰入金の財源調整を行うものであります。  議第八十四号は、平成二十九年度宇佐市公共下水道事業特別会計補正予算(第三号)案でございますが、今回の補正額は四百万円の増額で、累計予算額は十五億八千五百四十万円となります。  主な補正内容につきましては、歳出で人件費の増額、歳入で一般会計繰入金の財源調整を行うものであります。  議第八十五号は、平成二十九年度宇佐市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第一号)案でございますが、今回の補正額は百八十万円の増額で、累計予算額は一億六千四百万円となります。  主な補正内容につきましては、歳出で修繕料など維持管理費の増額、歳入で前年度決算に伴う繰越金と一般会計繰入金の財源調整を行うものであります。  議第八十六号は、平成二十九年度宇佐市水道事業会計補正予算(第二号)案でございますが、今回の補正内容は収益的収支予算及び資本的収支予算で、収益的収支予算につきましては、収入が営業外収入六百七万一千円の減額で、累計予算額は十億五千四百三万七千円となり、支出が営業費用六百十万円の減額で、累計予算額は十億三千六十七万円となります。資本的収支予算につきましては、収入が負担金九百三十五万五千円の増額で、累計予算額は一億六千二百八十五万五千円となり、支出が建設改良費五百万円の増額、企業債償還金七十二万円の増額で、累計予算額は六億八千八百九十二万九千円となります。  資本的支出に対する資本的収入の不足額五億二千六百七万四千円は、減債積立金二億五千二百七十万五千円、当年度消費税資本的収支調整額三千三百三十二万一千円、過年度損益勘定留保資金二億四千四万八千円で補填するものであります。  特別会計の主な補正内容は以上でございます。  続きまして、議第八十七号は、宇佐市中小企業・小規模事業者振興基本条例の制定についての件でございますが、これは中小企業・小規模事業者が果たす役割の重要性に鑑み、中小企業・小規模事業者の振興についての基本理念や施策の基本方針などを明確に定め、関係者の役割を明らかにし、中小企業・小規模事業者の振興に関する施策を総合的かつ計画的に推進することを目的に条例を制定するものであります。  議第八十八号は、宇佐市空家等対策条例の制定についての件でございますが、これは空き家等の適切な管理に関し、空家等対策の推進に関する特別措置法に定めるもののほか、必要な事項を定めることにより、市民の生活環境の保全を図るとともに、空き家等の活用を促進することにより、公共の福祉の増進と地域の振興に寄与するため、条例を制定するものであります。  議第八十九号は、宇佐市情報公開条例の一部改正についての件でございますが、これは行政機関の保有する情報の公開に関する法律の一部改正に伴う改正を行うとともに、行政文書の開示請求に係る不開示情報の取り扱いの見直し等を行うため、改正を行うものであります。  議第九十号は、宇佐市個人情報保護条例の一部改正についての件でございますが、これは行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律の一部改正に伴う改正を行うとともに、個人情報の開示請求に係る不開示情報の取り扱いの見直し等を行うため、改正を行うものであります。  議第九十一号は、宇佐市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についての件でございますが、これは雇用保険法等の一部改正に伴い、非常勤職員の育児休業について、特別の事情がある場合には二歳までの再延長を可能とするため、改正を行うものであります。  議第九十二号 宇佐市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、議第九十三号 宇佐市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部改正についての件でございますが、これは人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じて、市議会議員、市長、副市長及び教育長の期末手当の額を改定するため、改正を行うものであります。  議第九十四号は、宇佐市職員の給与に関する条例の一部改正についての件でございますが、これは人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じて、職員の給料及び勤勉手当の額を改定するため、改正を行うものであります。  議第九十五号は、宇佐市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についての件でございますが、これは宇佐市地域おこし協力隊員及び宇佐市集落定住支援員の報酬について改正を行うものであります。  議第九十六号 宇佐市税特別措置条例の一部改正について、議第九十七号 宇佐市工場誘致条例の一部改正についての件でございますが、これは農村地域工業等導入促進法の一部を改正する法律並びに企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正を行うものであります。  議第九十八号は、宇佐市社会体育施設条例の一部改正についての件でございますが、これは平成の森公園の多目的運動広場を陸上競技場として改修することに伴い、施設の名称及び使用料等の見直しを行うため、改正を行うものであります。  議第九十九号は、宇佐市農村交流センター条例の一部改正についての件でございますが、これは宇佐市農村交流センターを宿泊施設として改修することに伴い、施設の区分を追加及び使用料等の見直しを行うため、改正を行うものであります。  議第百号は、宇佐市一般廃棄物処理施設条例の一部改正についての件でございますが、これはごみ焼却センター及び不燃物処理場の維持管理費が増加していることを踏まえ、施設使用料の見直しを行うため、改正を行うものであります。  議第百一号は、宇佐市若者定住促進住宅条例の一部改正についての件でございますが、これは若者定住促進住宅として、津房地区にて平成三十年四月一日から供用開始予定の津房第二団地若者定住促進住宅を追加するため、改正を行うものであります。  議第百二号は、工事請負契約の変更についての件でございますが、これは平成二十八年十二月第五回定例会において議決を経た、宇佐市平成の森公園クラブハウスほか建築主体工事の請負契約について、地業工事における再地盤調査の結果、先行掘削工事が必要となったことなどにより、契約金額を二千六百九十六万九千七百六十円の増額変更をしたいので、宇佐市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第二条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  議第百三号は、工事請負契約の変更についての件でございますが、これは平成二十八年十二月第五回定例会において議決を経た宇佐市平成の森公園陸上競技場改修工事の請負契約について、第四種公認競技場の公認検定基準に基づき、助走路などのウレタン厚の変更が必要となったことなどにより、契約金額を六百三十四万六千八十円の増額変更をしたいので、宇佐市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第二条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  議第百四号は、不動産の取得についての件でございますが、これは大分県土地開発公社が所有する西大堀都市公園整備事業用地の土地を取得することについて、宇佐市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第三条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  議第百五号は、不動産の処分についての件でございますが、これは宇佐市大字上庄の工業用地を進出企業の工場建設用地として売り払うことについて、宇佐市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第三条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  議第百六号は、指定管理者の指定についての件でございますが、これは指定管理候補者として選定した団体に、平成三十年四月一日から公の施設の管理を行わせたいので、指定管理者として指定することについて、議会の議決を求めるものであります。  議第百七号は、市道路線の認定及び変更についての件でございますが、これは市道として新たに二路線を認定し、十路線を変更したいので、議会の議決を求めるものであります。  議第百八号は、専決処分の承認を求めることについての件でございますが、これは平成二十九年度宇佐市一般会計補正予算(第四号)の専決処分をいたしましたので、報告し、承認を求めるもので、今回の補正内容は、衆議院の解散に伴う衆議院議員総選挙に必要な経費に加え、さきの台風十八号で被災した農地、農業用施設及び公共土木施設などの早期復旧を図るため、所要の予算を追加したものであります。  以上をもちまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願いをいたします。
     続きまして、報告について御説明をいたします。  報告第二十二号は、専決処分の報告についての件でございますが、これは地方自治法第百八十条第一項の規定による市長の専決処分指定事項の規定により、指定された事項について専決処分をいたしましたので、地方自治法第百八十条第二項の規定により報告するものであります。  以上をもちまして、報告の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)以上で提案理由並びに議案等の内容についての説明を終わりました。  議会の途中ではありますが、暫時休憩いたします。                 休憩 午前十時三十二分               ───────────────                 再開 午前十時三十三分 ◯議長(佐田則昭君)再開いたします。   ~ 日程第六 閉会中の継続審査となっている付託事項の報告 ~ ◯議長(佐田則昭君)日程第六、議会閉会中の継続審査となっていました付託事件について、審査の結果についての報告を求めます。  まず、文教福祉常任副委員長 衛藤義弘君。 ◯文教福祉常任副委員長(衛藤義弘君)皆様、おはようございます。先ほど議長からもお話がありましたように、文教福祉常任委員長の中本委員長が欠席のため、副委員長の衛藤が委員会審査報告を行いたいと思います。  平成二十九年九月第五回宇佐市議会定例会において本委員会に付託され、継続審査となっていました議案四件について、去る十月二十四日、担当部課長に説明を求め、慎重審査いたしましたので、その経過並びに結果を御報告をいたします。  まず、議第七十号 平成二十八年度宇佐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、歳入は一般被保険者国民健康保険税、国庫支出金、前期高齢者交付金などで八十二億九百八十万九千四百四十円、歳出は被保険者の保険給付費などで八十億五千三百二十七万八千九百四十五円となっています。  討論において、高過ぎる保険税や医療から遠ざける資格証の発行などについて反対であり、もっと一般会計の繰り入れをして保険税の負担を下げるべきである。広域にするための予算が平成二十八年度に含まれている点についても反対という反対討論や、国保会計については、一般会計からの繰り入れ等、行政のほうも努力しており、保険料等についても県下では高い位置にはなっておらず、保険加入者が利用できる形になっているため賛成という賛成討論がありましたが、採決の結果、賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  次に、議第七十一号 平成二十八年度宇佐市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、歳入は保険料、支払基金交付金、国庫支出金、県支出金などで六十一億千八百九十四万六千六百四円、歳出は保険給付費、地域支援事業費などで五十九億二千七百六十五万二千四百二十九円となっています。  討論において、予防の取り組みや保険料の軽減等の努力の姿勢は評価できる部分もあるが、保険料が高過ぎて、減免制度がまだ不十分な点、また、平成二十八年度は国の制度であるが、施設入所者の負担が増えており、二割負担の導入があるなどの改悪があった。また、総合事業が始まったということで、介護保険から外される事業の導入などについても反対という反対討論や、いろいろな地域でも、介護に関する高齢者ふれあいサロンや認知症予防、介護予防教室の開催など地域住民総出で介護にかかわる姿勢があってこそ、宇佐市の介護保険事業も成り立っており、これからも努力して進めてもらいたいため賛成という賛成討論がありましたが、採決の結果、賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  次に、議第七十六号、平成二十八年度宇佐市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、歳入の主なものは、サービス収入などで三億五千七百六十二万六千三百三十四円、歳出の主なものは、総務費、サービス事業費、公債費などで三億四千二十三万二千二百九十七円となっています。  審査の結果、歳入歳出とも適正に処理をされており、異議なく原案のとおり認定すべきものと決定をいたしました。  次に、議第七十七号 平成二十八年度宇佐市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、歳入の主なものは、被保険者からの保険料などで七億四百十五万三千六百二十円、歳出の主なものは、後期高齢者医療広域連合納付金などで七億二百二十三万二千三百七十五円となっています。  討論において、後期高齢者医療制度そのものについて、老人保健に戻すよう反対しており、七十五歳から切り離して医療制度を作ることによって、高齢者に対して医療が抑制されるなど負担がかなり多くなった。今年度は九割軽減もなくなり、年々負担が増えている。そんな中では、高齢者の医療を守っていけないということで反対という反対討論や、後期高齢者医療広域連合の決算については、今後、高齢者も増加し、寿命も延びていく。そういった中では、広域連合の役割は非常に大事な分野に入ってくるかと思われるので、この決算については賛成という賛成討論がありましたが、採決の結果、賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、産業建設常任委員長 後藤竜也君。 ◯産業建設常任委員長(後藤竜也君)皆様、おはようございます。産業建設常任委員会委員長の後藤竜也でございます。  平成二十九年九月第五回宇佐市議会定例会において当委員会に付託され、継続審査となっておりました議案四件について、担当部課長の説明出席を求め、去る十一月八日に審査いたしましたので、その経過と結果について報告いたします。  まず、議第七十二号 平成二十八年度宇佐市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてですが、本会計の決算は、歳入総額二億九千四百三十六万五千二百十八円、歳出総額二億八千七百四万二千百六十一円、差し引き残額七百三十二万三千五十七円です。  歳入の収入未済額四百五十三万八千百円は、一款一項一目の分担金の滞納繰り越し分一万七千円と、二款一項一目の農業集落排水使用料の現年度分と滞納繰り越し分を合わせた四百五十二万一千百円の合計額となっています。不能欠損額四百七十二万四千円は、時効などによるものとの説明がありました。  歳出では、不用額五百三十五万一千八百三十九円の主な理由として、一款一項二目の維持管理費で、需用費の光熱水費、修繕料などは節約によるもの、委託料の窒素・リン計の更新のために点検が不要になったなどの説明がありました。  審査の結果、歳入歳出ともに適正に執行されていると認め、原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  次に、議第七十三号 平成二十八年度宇佐市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてですが、本会計の決算は、歳入総額六億六千百十三万五百五十一円、歳出総額五億八千九百五十三万四千三百七十五円、差し引き残額七千百五十九万六千百七十六円です。  歳入の収入未済額四千三百六十四万七千四百七十円は、二款一項一目の簡易水道使用料で、現年度分と滞納繰り越し分の合計額となっています。  前年度に比べて収納率が低くなったことの理由として、平成二十八年度末で簡易水道事業を水道事業に統合して打ち切り決算をしたので、三月分の使用料などを平成二十九年度の水道事業会計に計上することになったことによるとの説明がありました。  歳出では、不用額八千六百六十四万六百二十五円の主な理由として、二款一項一目の安心院簡易水道建設事業費では、尾立簡易水道の更新事業の一部計画変更により、平成二十九年度での事業対応になったこと、二目の院内簡易水道建設事業費では、予算に比べて最終的に国費のつきがよくなかったことによるなどの説明がありました。  審査の結果、歳入歳出ともに適正に執行されていると認め、原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  次に、議第七十四号 平成二十八年度宇佐市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてですが、本会計の決算は、歳入総額十二億八千七百三十五万二千五百九十八円、歳出総額十二億二千三百三十六万二千八十二円、差し引き残額六千三百九十九万五百十六円です。  歳入の収入未済額四千百八十四万八千六百四十円は、一款一項一目の公共下水道事業受益者負担金で現年度分と滞納繰り越し分を合わせた千四十七万五千九百三十円、二款一項一目の公共下水道使用料で、現年度分と滞納繰り越し分を合わせた三千百三十七万二千七百十円の合計額となっています。  不能欠損額百六十四万六千五百八十四円は、時効によるとの説明がありました。  歳出では、二款一項一目の公共下水道建設事業費の繰越明許費一億九百九万八千円は、四日市駅川浄化センターの長寿命化のため、日本下水道事業団の二カ年にわたる委託のうち、前払いを除いた六千七百万円と下水道管渠工事費四千二百九万八千円である。また、不用額百九十一万二千円の主な理由として、一款一項二目の維持管理費では、需用費の光熱水費と委託料で、接続増加を多目に見込んだことによるもの。二款一項一目の公共下水道建設事業費では、委託料のうち千五百三十五万八千円が浄化センター増設分の発注時の入札残であるなどの説明がありました。  審査の結果、歳入歳出ともに適正に執行されていると認め、原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  次に、議第七十五号 平成二十八年度宇佐市特定環境保全公共下水道建設事業特別会計歳入歳出決算の認定についてですが、本会計の決算は、歳入総額一億五千八百六十七万六千六百二十一円、歳出総額一億五千二百九十六万一千三百二十七円、差し引き残額五百七十一万五千二百九十四円です。  歳入の収入未済額二百十一万四千七百十円は、二款一項一目の使用料の現年度分と過年度分の合計額となっています。  歳出では、一款一項三目の維持管理費、需用費の不用額二十六万六千三百六十六円の主な理由として、光熱水費のうち終末処理場電気代二十一万五千七百一円が経費節減によるものであるなどの説明がありました。  審査の結果、歳入歳出ともに適正に執行されていると認め、原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  以上で、産業建設常任委員会の審査報告を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)最後に、決算特別委員長 和気伸哉君。 ◯決算特別委員長(和気伸哉君)皆さん、おはようございます。決算特別委員会委員長 和気でございます。  委員会審査報告をいたします。  平成二十九年九月第五回宇佐市議会定例会において、本委員会に付託され、継続審査となっておりました議第六十九号 平成二十八年度宇佐市一般会計歳入歳出決算の認定について、佐藤博美代表監査委員、河野康臣監査委員及び担当部課長の出席を求め、去る十一月九日、十日の延べ二日間にわたって審査しましたので、その経過と結果を報告いたします。  審査に当たって、まず執行部を代表して是永市長の挨拶を受け、次の企画財政課長の平成二十八年度宇佐市普通会計決算の概要による総括説明では、平成二十八年度普通会計の歳入総額は二百九十九億五千四百七十四万円、前年度比二・三%の減で、歳出総額は二百八十三億二千五百七十七万七千円、前年度比二・五%の減となっており、決算規模は歳入、歳出とも合併後最大規模となった平成二十七年度決算を下回り、歳入歳出とも減額となった。歳入歳出差し引き額(形式収支)は十六億二千八百九十六万三千円の黒字で、形式収支から翌年度に繰り越すべき財源を控除した実質収支も十三億八千五百九十九万二千円の黒字となったが、単年度収支は実質収支が昨年度を下回ったことから五千四百九十七万四千円の赤字となり、財政調整基金への積み立て、取り崩しを加味した実質単年度収支も八億四千百三十一万三千円の赤字となりました。  また、基金については、財政調整基金、減債基金合わせて十三億六千二百万円を取り崩したが、昨年度の決算剰余金の三分の一以上(五億円)をそれぞれ積み立てたことで、残高合計は三億一千六百十六万八千円の減少にとどまったとの説明がありました。  次に、歳出における性質別決算額の主な増減内容の説明では、義務的経費の人件費については、全体で前年度比五・二%のプラス、二億五千五百四十九万九千円の増で五十一億五千二百五十四万二千円となり、これは退職者数の増により、退職手当が一億七千百三十六万二千円の増となったことや、給与改定による職員給が一億三千二百六十二万四千円の増となったことによるものとの説明がありました。  扶助費については、前年度比一〇・九%のプラス、七億三千八十八万一千円の増で七十四億三千八百四十万八千円となり、これは経済対策臨時福祉給付金の皆増により、臨時福祉給付関連事業が三億八千四百九十五万六千円の増額となったほか、保育所措置費生活保護費などの増額により、大幅な増額となったとの説明がありました。  公債費については、前年度比二・六%のプラス、七千五百五万円の増で二十九億三千二百七十五万九千円となり、償還の一部終了による地方道路等整備事業債、過疎対策事業債などの償還額が減少する一方、合併特例債や普通交付税、財源不足を補う臨時財政対策債などの償還額が大幅増になったことによるものとの説明がありました。  次に、投資的経費については、前年度比四一・二%のマイナス、十九億九千二百三十八万八千円の減で二十八億四千四百三十六万八千円となり、小中学校の校舎及び屋内運動場の改築、耐震補強が終了したことや、公共土木災害、農地農業用施設災害ともに前年度を下回ったために大幅な減額になったとの説明がありました。  次に、その他経費の物件費については、前年度比〇・七%のプラス、二千三百二十一万五千円の増で三十三億三千六百九万三千円となり、社会保障・税番号制度関連事業、合併十周年関連事業などの減額要因はあったものの、放課後児童健全育成事業、固定資産税適正評価事業、複式・多人数学級に係る市単独教員の拡充などの増により、増額となったとの説明がありました。  補助費等については、前年度比一二・一%のプラス、二億一千九百六十八万七千円の増で二十億三千三百九十七万円となり、すくすく子育て祝金事業の創設や、宇佐・高田・国東広域事務組合負担金、企業誘致関係奨励金の制度の拡充などの増により、増額になったとの説明がありました。  積立金については、前年度比三六・五%のプラス、一億七千八百七十五万五千円の増で六億六千八百四十二万五千円となり、後年度の財政負担を考慮した子ども・子育て応援基金や宇佐航空隊跡保存整備基金、廃棄物処理施設整備負担金基金積立金の増額のほか、基金の一括運用及び国債の売却益による運用益の増により、各基金へ積み増しを行ったとの説明がありました。  特別会計に対する繰出金については、前年度比五・〇%のマイナス、一億八千七百十万四千円の減で三十五億七千三百九十万七千円となり、介護保険特別会計繰出金や公共下水道事業繰出金、農業集落排水事業特別会計繰出金が増額となっているものの、国民健康保険特別会計繰出金が前期高齢者交付金の増額などにより減額、簡易水道事業特別会計繰出金が水道事業との会計統合に伴い減額となったため、全体として減額となったとの説明がありました。  次に、財政の弾力性を示す経常収支比率についてですが、九二・五%で、前年度に比べ六・六ポイント増加しています。これは、計算式の分母である歳入経常一般財源総額が、普通交付税の合併特例措置の終了による逓減や臨時財政対策債の減、配分基礎となる国勢調査の人口減などによる地方消費税交付金の減などにより六億六千八百五十二万九千円の減少となる一方、分子となる経常経費充当一般財源総額は、退職者数の増による人件費の増、生活保護費保育所措置費などの扶助費の増、介護保険特別会計など特別会計への繰出金の増などにより五億七百五十四万三千円の増加となったとの説明がありました。  委員より、平成三十三年、三十四年にピークが予想されるが、今後どうしていくのかとの質疑が出され、企画財政課長より、経常収支比率の数値を抑えるために、中期の財政推計を見ながら、今の施策を推し進めると同時に、行財政改革にも取り組んでいきたいとの答弁がありました。  続いて、総務課長から職員給与の説明を受けた後、各課長から担当決算に係る主要事業についての報告や予算の執行状況の説明を受けながら審査を行いました。  審査に当たっては、各課の事業内容と投資効果、委託料、補助金、負担金の使途に関して、市民本位のまちづくりの趣旨に沿ったものとなっているかなどの視点で、質疑、意見が活発に出されました。  討論においては、同和行政で、新たな差別拡大法ができたが、財政措置を伴うものではないにもかかわらず六千二百万円の同和予算が組まれていること、また、教育分野においても、差別に逆行するような集会所事業や人権同和教育指導員の配置等においては不同意だという反対討論や、地方創生のかなめの一つである出生率の向上が見られたのは、子育て支援の事業に限らず、積極的な総合的事業展開によるものということが理解できたし、地方公会計システムの導入や国債の運用及び売却などで他市と連携をしたり、先進地から学んだことを実施することで、宇佐市の会計に有益な取り組みがなされており賛成という賛成討論がありました。  採決の結果、賛成多数で原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  最後に、監査委員の総括意見として、委員は冷静に質疑され、進行もスムーズに行われていた。執行部の説明も簡潔に行われ、わかりやすかった。委員から出された意見等は、今後の政策決定並びに予算執行に取り入れて、議会、執行部が議論と協調を図り、よりよい行財政運営を行っていただくよう希望するとのことでありました。  なお、審査中に各委員から出されました要望等については、これを真摯に受けとめ、今後の行財政運営と予算執行並びに新年度予算編成に生かされるよう要望し、決算特別委員会の審査報告を終わります。   ~ 日程第七 委員長報告に対する質疑、討論、採決 ~ ◯議長(佐田則昭君)日程第七、ただいまの委員長報告に対する質疑、討論、採決を行います。  まず、議第六十九号 平成二十八年度宇佐市一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。  十四番 用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)皆さん、おはようございます。十四番 日本共産党の用松でございます。  議第六十九号 平成二十八年度宇佐市一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論を行います。  決算の認否に当たり、市民の暮らしや福祉を守る諸施策については、積極的に賛成するのは当然であります。例えば、総務部の分野では、新たな定住支援対策の拡充、運転免許証を返納した高齢者に対するバス回数券の交付。  民生、福祉、衛生の分野では、障害者福祉施設の訪問入浴サービスの提供、保育料の軽減策、就学前までの子の拡大、出産祝い金や入学祝い金制度の新設、中学生以下の子供に対するインフルエンザの予防接種と高齢者の肺炎球菌ワクチンの一部助成、ドナー登録の助成、おたふくかぜ予防接種。  生活環境の分野では、リサイクルの向上のための回収場所の増設、スズメバチの駆除経費の助成。  農林水産業の分野では、繁殖雌牛導入支援事業、あるいは藻場の造成と水産物の資源回復策。  商工関係では、空き家店舗対策、UIターン者の奨学金返還支援事業の創設。  教育関係では、学校司書の各学校への派遣など、市民の願いに沿ったこれらの施策について、賛意を表明するとともに、その更なる拡充を求めてまいりたいと思います。  しかしながら、税金の集め方や使い方について、以下の理由で、不同意の立場から討論を行います。  歳入では、住宅新築資金貸付事業の問題です。この事業は、御承知のように、千百三十二人に総額約二十四億九千二百三十一万円が貸し付けられ、約八割の九百二十二人が完済、二百十人が滞納と言われております。未回収の調定額が七億一千八百六十万六千二百三十四円に上っております。二十八年度の回収額は約六百七十六万円にとどまっていることであります。  これまで十億円を超す市民の税金が投入されており、既にこれは国の返還が終了している中、この事業の最大の責任は国にあると言われております。したがって、国の助成制度の拡充を求めるとともに、困窮者の場合を除き、回収を徹底し、市民の負担を軽減すべきであります。  歳出では、第一点は、マイナンバー制度に関する予算が千七十三万四千八百円執行されている点であります。安倍自公政権の際限のない軍事費の膨張と、これを要求する死の商人の求めに応じた過去最高の五兆円を超す軍拡予算、そしてまた、四兆円の大企業への減税の穴埋めとして消費税の増税、年金、介護など社会保障の削減をする、その財源として、マイナンバー制度による国民への管理と監視体制、収奪体制を強化するものであります。  宇佐市の番号通知カードの普及は、二〇一六年度末で四千百五十二人、七・二九%にとどまっております。また、宇佐市でも、今年誤送付事件も起きております。国の施策とはいえ、プライバシーの侵害と国民への収奪を強化する予算執行には同意できません。  第二点は、差別解消に逆行するばかりか、むしろ差別を掘り起こし、拡大するような不公正な同和行政に約六千万円の予算が執行されている点であります。  今日、同和問題を理由に、社会、政治、経済、教育などの分野で差別されたり排除されたり、不公平な扱いを受けるような差別事象は解決をしております。差別に逆行する事業として、総務部の分野では、第一に、他団体と比較しても法外に高額な運動団体への三百五十二万四千円の予算の執行であります。また、その使途についても市民の納得の得られるものでもなく、宇佐市の補助金の支給要綱に照らしても、適切だとは言えない点も多々見受けられる点であります。  第二に、地区集会所条例に、特定の地区名を列記し、同和問題を中心に、公費を使って差別意識を拡大、再生産するような学習が行われている点であります。この学習会の講師の謝金として百三十九万五千円が支出されております。しかも、学習の実態も曖昧な部分が多々見受けられ、時間の関係で省略をしますけれども、決算でも指摘されたところであります。  ただ、私は、狭山裁判は差別裁判ではなく、一般冤罪事件であり、地区学習会のテーマに狭山裁判を取り上げるのは、司法の独立性の観点から、これを是正するよう求めてきました。二〇一六年度からは、この地区の学習会のテーマに、石川さんや狭山裁判に学ぶというテーマは取り上げなくなったことは一歩前進であります。  第三に、隣保館事業では、民間運動団体の役員などが臨時や嘱託職員として長期に雇用されている点であります。例えば、解放同盟の書記次長は、昭和六十二年に雇用され、今年で三十年を経過、解放同盟の議長は九年経過、そのほか運動団体の関係者の一人は三十四年、もう一人は二十七年と、明らかに宇佐市の非常勤あるいは嘱託の任用に関する規定に反していると言わざるを得ません。しかもその活動は、特定の運動団体の広報の宣伝、あるいはその普及、あるいは特定運動団体の部落排外主義に基づく論理を展開する、そういう普及活動の場に転化させられている点であります。  教育委員会の分野では、二〇一六年度から、小学校で三十二万円、中学校で八万円、計四十万円の人権教育研究校の補助金が廃止されたことは、これまた一歩前進であります。  また、人権同和研究協議会の補助金については、二〇一七年には二十四万円を削減していることも評価をいたします。しかしながら、二〇一六年度は、なおかつ県下で最高の二百四万円も支給され、しかも市の補助金がこの団体の収入の約九割を占めるという異常さで、自立のための補助金の趣旨に大きく反するものであります。
     また、人権担当社会教育指導員の報酬として千八十万円が執行されました。二〇一七年度からは、最長五年の任期を超えた七人のうち六人の再雇用は中止しましたが、依然として、安心院を担当している人権担当の指導員は、安心院の時期は通算に入らないという理由で十二年以上雇用しております。しかし、安心院の規則を見ると、旧安心院の規則でも、原則一年、長い場合でも三年というふうになっており、明らかに条例違反を続けていることになります。  第三点は、宇佐・高田・国東広域事業組合の負担金一億九千百十八万九千八百円が執行されている点であります。  一つは、そもそも一般廃棄分については、それぞれの自治体で処理するのが地方自治法の第二条の七に明記をされております。ところが、我が国は、大手焼却炉メーカーの政治献金の見返りに、大型化、広域化を国策として推進して、日本は世界一の焼却炉の普及国になっております。その結果、皆さん、焼却率は八二・九%で、アメリカの一一・七%、ヨーロッパ諸国の二〇%台から三〇%台に比較しても、異常に高いことが浮き彫りになっております。  逆に、リサイクル率では、日本の一五・二%に対し、アメリカの三四・五%、ヨーロッパ諸国の二〇%から四〇%台に比べても、格段にリサイクル率が低いことも浮き彫りになっております。とりわけ、宇佐・高田・国東の三市では、高田が一七・八八%、国東が一八・二三%、その中にあって、宇佐市は何と八・八九%とさらに異常に低い実態が浮かび上がっております。  二つ目に、昨日の広域圏議会で、高橋議員も全面的かつ科学的明晰な能力をもってその問題点を指摘しましたが、総事業費が高過ぎるという批判が強く、副管理者である佐々木市長も、今日の各紙の報道でもなされてますように、現計画に反対をしている。その中で、二百六十七億円を根拠にした市の負担金の支出には同意できません。負担金の基礎となっている建設費、維持費を含め二百六十七億円は、類似施設と比較しても高過ぎるという点であります。昨年の決算の認定に反対する討論では、各施設名前を挙げましたが、時間の関係で割愛をし、省略をします。  建設費全体で見ると、二〇一五年度の全国単価は、トン当たり七千七百万円、これは業界紙の言ってることですからね、なおさら信憑性があると思うんですけれども、宇佐市は消費税を八%で計算しても、単価でトン当たり一億二千二十六万円となります。さらに、業界紙の調査では、確かに二〇一六年度は、トン当たり、先ほどの七千七百万円から九千六百七十七万四千円と高騰しております。それでもこの九千六百七十七万四千円と比較しても、約二千三百五十万円、これに百十五トンを掛ければ、何と総額二億七千万円も高いことになります。  しかも、さらに、宇佐・高田・国東広域のうち国東市は、平成十一年に建設されたと。少なくとも、耐用年数からいっても、あと十九年は可能だと。市民と自治体の負担を軽減するため、広域化そのものを見直すべきであります。  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  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最後に第六点は、後期高齢者医療会計への繰出金であります。年齢によって高齢者を差別する後期高齢者医療制度負担金が計上されている点についても、後ほど今石議員がその討論の中で述べる予定でありますので、そこに譲ります。  以上で討論を終わります。(「議長、議事進行」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。九番。 ◯九番(辛島光司君)ただいまの用松議員の反対討論に対して、二十八年度の決算に対しての討論に対して、範囲として適切ではないかと思われますので、後ほど議長のもと、適切な対応措置をお願いしたいと思います。(「具体的に言わな。妨害しなんな。」「妨害じゃない。終わってから言っている。」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)後刻、協議をいたします。議事録を調べてですね、後で調査をします。(「はい」と呼ぶ者あり)  賛成討論はございませんか。  二番 川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)二番 愁山会 川谷光紹です。  委員長報告に対し、賛成の立場で討論をいたします。  本決算特別委員会は、今まで、平成二十八年度の間、議会、委員会で議論された後に議決された予算に対し、適切な執行が行われているかどうか、そこを審議するものであり、それに対しては適切な執行がなされておりましたので、賛成の立場で討論といたしたいと思います。  また、これは討論でございますので、先ほどの討論に対しまして、最大限の敬意を払って討論をさせていただきます。  マイナンバー制度についてですが、これは国の政策に基づくものであり、全て交付税として市に返ってくるものですので、問題は市としてはないというふうに私は考えております。  また、同和行政について先ほど申されましたが、差別されたり、不公平事象は解決されていると先ほど申されました。このことは、大変、私、よいことだと思います。ただ、もしそうであるとすれば、それは自然となくなったのでしょうか。それとも、多くの方々の汗と涙の結晶としてその差別はなくなったのでしょうか。もし、後者であるとすれば、なくし続ける努力をしなければ、また自然と差別は表に出てくるのではないでしょうか。そういった点でも、今後とも適切に議論がなされ、予算が執行されることを私としては、市民のことを思い、賛成の立場で討論といたします。 ◯議長(佐田則昭君)ほかに討論はありませんか。  (「討論なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第六十九号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。  お諮りいたします。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  (賛成者起立) ◯議長(佐田則昭君)起立多数であります。  よって、議第六十九号は原案のとおり認定されました。  次に、議第七十号 平成二十八年度宇佐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。  十番 今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)十番 日本共産党の今石です。  議第七十号 平成二十八年度宇佐市国民健康保険特別会計歳入歳出の決算の認定について、反対討論を行います。  国保事業は、市民が命と健康を守るための最後のとりで、社会保障制度です。今でも収入に対して負担が重過ぎる、これが多くの声です。  国保事業は、基本的に無理な運営になっていることは繰り返し述べてまいりました。例えば、給与収入四百万円の四人世帯での協会けんぽの計算では、保険料年額は二十四万一千百二十八円で、年収の六%ですが、宇佐市の国保税の場合約五十一万円で、年収の一二・七%にもなります。  また、七十歳から七十四歳の医療費二割負担が実施され二年目となり、市民生活を脅かすものになっており、認めることはできません。担当窓口で丁寧な対応をしている中でも、二〇一六年度は、短期被保険者証が千二十七世帯、資格証明書が百七十六世帯発行され、二〇一六年度の差し押さえ数が百十四件に上っています。これでは、命を守るはずの国保制度が、命を追い詰めるものとなっているのではないでしょうか。  さらに、医療費削減を目的とする国保の都道府県広域化を推進していることに対しても反対です。広域化は、さらなる市民の保健税負担を増やすことになり、市の独自性、柔軟性がなくなること、市の財政圧迫につながります。市として、国民健康保険事業としての責務を果たすために、国に対して国庫負担を増やすことなど要求し、市民の負担を増やさせないこと、社会福祉の増進を目的とする市政運営を行うために、市民の命と健康を守るための法定外繰り入れなど、あらゆる努力を行うことを強く求めて、討論といたします。 ◯議長(佐田則昭君)賛成討論はありませんか。  二十番 永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)二十番の永松でございます。  そもそも、決算の認定についてはですね、予算に対して適正に執行されているか、その後をチェックする機能だろうと私は認識しております。  議第七十号 平成二十八年度宇佐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論をさせていただきます。  決算の認定について、保険税を見ても、軽減措置等があり、保険税も県下で下から二番目、一人当たりの調定額も十万円を切らないようになっています。また、保険税には、一般会計からの繰り入れを行いながら、加入者の負担にならないような配慮も行っているところでございます。また、病院等にかからないといけないときなどは、保険証を発行する限度額認定証も発行をし、評価できるところであります。  また、長年の取り組みにより、健康チャレンジ等を行い、県平均二、三万円高い医療費があったにもかかわらず、現在は県平均より一万円の格差で推移しています。  宇佐市におきましても、国民健康保険制度の安定的な運営を引き続き推進し、市民の方々の安全・安心な生活を支えていかなければなりません。常任委員会での審査でも、本件は適切な決算で執行されておると考えており、さきの委員長報告に対し賛成の意思を表明し、私の賛成討論とさしていただきます。  以上で賛成討論を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)ほかに討論はありませんか。  (「討論なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第七十号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。  お諮りいたします。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  (賛成者起立) ◯議長(佐田則昭君)起立多数であります。  よって、議第七十号は原案のとおり認定されました。  次に、議第七十一号 平成二十八年度宇佐市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。  十番 今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)十番 日本共産党の今石です。  議第七十一号 平成二十八年度宇佐市介護保険特別会計歳入歳出の決算の認定について、反対の立場で討論いたします。  二〇一六年度は、第六期計画の中間年でありました。保険料の基準額が、年額六万二千二百八十円、月額五千百九十円であり、介護保険料が高い、年金からの天引きで生活が大変というのが多くの市民の声です。  介護保険制度については、サービス料が増えれば保険料や利用料が連動して増えるという基本的な矛盾があり、加えて国庫負担割合が制度導入前の二分の一から四分の一へと大幅に引き下げられていることに大きな問題があります。  二〇一六年度は、二〇一四年六月に成立した医療介護総合確保法によって、給付抑制と利用者負担増を内容とする改悪が進行しました。二〇一六年度から、宇佐市でも新しい総合事業が導入され、要支援一、二の方の訪問事業と通所事業が介護保険サービスから離れ、市町村が実施する事業へと変わりました。それにより、二割近い方が緩和されたサービスに移行させられ、利用者への専門性の低下や事業所の経営悪化などが進められました。  国に対して、国庫負担を増やし、抜本的な制度の改善を求めていただくよう申し上げ、反対討論といたします。 ◯議長(佐田則昭君)賛成討論はありませんか。  二十番 永松 郁君。 ◯二十番(永松 郁君)それでは、議第七十一号 平成二十八年度宇佐市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論を行わさせていただきます。  当宇佐市におきましては、介護予防事業、認知予防事業と、いろいろな支援を行っております。介護予防教室には百五十団体、サロン百団体、そういった取り組みにより、要介護認定者数であったり介護給付費の推移であったり、第六期事業計画の計画値と実績値においてを比較した場合は、給付費は五十五億円ぐらいで推移しており、認定者数は三千九百人ぐらいで推移しております。介護予防教室、予防体操の取り組みの成果でもあろうかと思っております。  また、介護保険制度を取り巻く環境といたしまして、平成十二年に国民の協働連帯の理念に基づき創設されてから長年が経過し、その間に、高齢化や高齢者単身夫婦のみの世帯、認知高齢者の増加が進み、介護需要が増大してまいっております。また、全国的にも、介護費用の増大や医療、介護の連携、介護サービスの質の確保等が課題があります。  介護保険制度は、さまざまな改正を通じ、現在に至っており、介護予防の重視、介護予防ケアマネジメント等を行う地域包括支援センターの設置、地域密着型サービスの創設等の改正が行われてまいりました。介護サービス事業者の法令順守等の業務管理の体制の整備の改正等も行っております。  現在は、予防給付から地域支援事業へ移行等も進んでおり、この宇佐市におきましても、高齢者がみずからの意思に基づき、みずから有する能力を最大限に生かし、自立した生活を送ることが必要だろうと思っております。  以上の点をもちまして、賛成の討論にかえさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)ほかに討論はありませんか。  (「討論なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)討論なしと認めます。
     討論を終結いたします。  これより議第七十一号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。  お諮りいたします。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  (賛成者起立) ◯議長(佐田則昭君)起立多数であります。  よって、議第七十一号は原案のとおり認定されました。  次に、議第七十二号から議第七十五号までの四件を一括して議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。  (「討論なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第七十二号から議第七十五号までの四件を採決いたします。  議第七十二号から議第七十五号までの四件に対する委員長の報告は認定すべきものであります。  お諮りいたします。  議第七十二号から議第七十五号までの四件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)御異議なしと認めます。  よって、議第七十二号から議第七十五号までの四件は、原案のとおり認定されました。  次に、議第七十六号 平成二十八年度宇佐市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。  (「討論なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第七十六号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。  お諮りいたします。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)御異議なしと認めます。  よって、議第七十六号は、原案のとおり認定されました。  最後に、議第七十七号 平成二十八年度宇佐市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。  十番 今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)十番 日本共産党の今石です。  議第七十七号 平成二十八年度宇佐市後期高齢者医療特別会計歳入歳出の決算の認定について、反対の立場で討論いたします。  後期高齢者医療制度の最大の問題点は、七十五歳で年齢を区切って、高齢者が増えて医療給付が増えれば保険料も上がり続けるということです。  二〇一六年度は、一人当たりの平均保険料額は三万九千四百七十一円でした。前年度より、約千円負担増です。国は、保険料の軽減特例をなくすことを決め、二〇一七年度から実施しています。さらに負担が増えることになります。  日本共産党は、世界に類のない差別医療は即時廃止しかないと考えています。一旦老人保健制度に戻し、新しい医療制度をどう作るのかの議論をやり直すことが必要だと考えます。  後期高齢者医療制度は、存続すればするほど被害が広がる制度であり、即時廃止すべきとの見解を申し上げ、反対討論といたします。 ◯議長(佐田則昭君)賛成討論はありませんか。  (「討論なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)ほかに討論はありませんか。  (「討論なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第七十七号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。  お諮りいたします。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  (賛成者起立) ◯議長(佐田則昭君)起立多数であります。  よって、議第七十七号は、原案のとおり認定されました。  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  あす二十九日から十二月四日までは議案調査のために本会議を休会いたします。  休会明けの本会議は、十二月五日午前十時から再開し、市政一般に対する質問を行います。  本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。  なお、この後、全員協議会を開催しますので、議員控室にお集まりください。また、議会活性化特別委員会を全員協議会終了後に第一理事者控室で開催しますので、委員会の委員の方はお集まり願います。                    散会 午前十一時四十一分 宇佐市議会...