宇佐市議会 > 2017-09-08 >
2017年09月08日 平成29年第5回定例会(第5号) 名簿
2017年09月08日 平成29年第5回定例会(第5号) 本文

ツイート シェア
  1. 宇佐市議会 2017-09-08
    2017年09月08日 平成29年第5回定例会(第5号) 本文


    取得元: 宇佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    2017年09月08日:平成29年第5回定例会(第5号) 本文 (268発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (五日目)           開議 午前十時〇〇分 ◯議長(佐田則昭君)皆さん、おはようございます。  会議に先立ち、本日、教育長に就任いたしました竹内 新君より、就任の挨拶をお願いいたします。  教育長 竹内 新君。 ◯教育長(竹内 新君)ただいま議長から発言のお許しをいただきましたので、一言申し上げさせていただきます。  皆様、初めまして。本日付で教育長に着任いたしました竹内 新と申します。  まず、七月の九州北部豪雨につきまして、東京のほうで災害報道に接しており、大変心配をしておりました。宇佐市のほうでは、大きな被害状況ではないということを伺い、安堵をしております。  それから、一カ月前の八月八日、宇佐市議会におきまして、私に関する人事案に同意いただきましてありがとうございました。宇佐市におきましては、新たな教育委員会制度での初めての教育長ということで、重責を感じながら真剣に取り組み、また、必要に応じて市長部局とも連携をしていく所存でございます。  私としましては、子供たちの一層の学力向上を初め、知、徳、体のバランスのとれた人間形成に取り組もうと考えております。そして、大人になってからもそうなんですけれども、特に子供たちが、少しずつでもさまざまな経験ができるよう機会の充実を図ってまいりたいと、そう思っております。  また、赴任するに当たりまして、宇佐市にすばらしい歴史や文化、豊かな自然があることを知りました。この恵まれた環境の中で、子供たち、それから市民の皆様が宇佐市を愛し、誇りと自信を持てるよう、教育長として子供たちのため、地域のための教育というようなことを念頭に置きつつ、着実に教育委員会の業務を進めてまいりたいと考えております。そのため、私自身も、この御縁をいただきました宇佐市のことをよく知り、皆様のように宇佐市を愛せるよう努力してまいりたいと思っております。  以上、簡単ではございますけれども、私からの挨拶とさせていただきます。これからどうぞよろしくお願いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)ただいま出席議員は二十三名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  平成二十九年九月第五回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、昨日に引き続き、市政一般に対する質問となっております。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(佐田則昭君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。
     通告に従い、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(平成二十九年九月八日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃一番    │一、教育および文化について        │市長、教育長┃ ┃中本 毅君 │ (1)近藤教育長を始め教育行政関係者や教  │および   ┃ ┃      │  職員各位の功績であり、何より子供た  │担当部課長 ┃ ┃      │  ち自身や保護者各位の努力の賜物でも  │      ┃ ┃      │  あるが、宇佐市の小中学生の学力が大  │      ┃ ┃      │  分県下でトップクラスに位置している。 │      ┃ ┃      │  先日の会議で、県教育委員も兼任され  │      ┃ ┃      │  ている松田順子先生が「宇佐市の小学  │      ┃ ┃      │  生は県内で学力トップクラス」と発言  │      ┃ ┃      │  されていた。また、本年七月二十六日  │      ┃ ┃      │  の大分合同新聞朝刊に県学力テスト(四 │      ┃ ┃      │  月実施)の結果速報が出ていたが、「中 │      ┃ ┃      │  学校は宇佐市だけが全教科で全国平均  │      ┃ ┃      │  を上回った」と書かれていた。ついて  │      ┃ ┃      │  は、「大分県下において、宇佐市は公  │      ┃ ┃      │  教育での学力保証がしっかりしている」 │      ┃ ┃      │  と、住民および潜在的な移住希望者の  │      ┃ ┃      │  皆様に対して、もっと周知していくと  │      ┃ ┃      │  喜ばれるのではないか。        │      ┃ ┃      │ (2)本年九月八日就任の竹内教育長の教育  │      ┃ ┃      │  理念は。               │      ┃ ┃      │ (3)駅川中学校において前年度、県教委指  │      ┃ ┃      │  定の「新しい運動機会の創設に取り組  │      ┃ ┃      │  む」モデル校として、放課後ダンス教  │      ┃ ┃      │  室が行われた。中学校としては県内初  │      ┃ ┃      │  の取り組みであった。参加した生徒や  │      ┃ ┃      │  その保護者から好評を聞いている。つ  │      ┃ ┃      │  いては、外部講師によるダンス教室を  │      ┃ ┃      │  市内で今後も積極的に実施しては。   │      ┃ ┃      │ (4)東上田を、宇佐小学校および宇佐中学  │      ┃ ┃      │  校の通学区域に変更して欲しいとの声  │      ┃ ┃      │  があるが、当局の考えは。       │      ┃ ┃      │ (5)生涯学習を推進する文脈において、大  │      ┃ ┃      │  分学習センター宇佐分室もある放送大  │      ┃ ┃      │  学の活用を積極的に検討しては。    │      ┃ ┃      │ (6)長洲の初盆行事が、記録作成等の措置  │      ┃ ┃      │  を講ずべき無形の民俗文化財として、  │      ┃ ┃      │  文化庁により昨年選定されている。そ  │      ┃ ┃      │  うした中で、御殿燈籠を作成する技能  │      ┃ ┃      │  の継承についても、市当局が積極的に  │      ┃ ┃      │  支援しては。             │      ┃ ┃      │ (7)市内各地の盆踊り保存会による記録な  │      ┃ ┃      │  どを統合して、踊り方の記録化に努め  │      ┃ ┃      │  ては。「マッカセ」と名の付く踊りだ  │      ┃ ┃      │  けでも、各地で多種多様である。また、 │      ┃ ┃      │  世界農業遺産と宇佐市の農村のお祭り  │      ┃ ┃      │  を結び付けて、観光客に積極的に周知  │      ┃ ┃      │  しては。               │      ┃ ┃      │ (8)市民図書館に個別学習席を設けて欲し  │      ┃ ┃      │  いとの声を聞くが、当局の考えは。   │      ┃ ┃      │二、福祉および保健について        │      ┃ ┃      │ (1)たんの吸引や胃に穴を開けて栄養を取  │      ┃ ┃      │  る胃ろうなど、「医療的ケア」が必要  │      ┃ ┃      │  な子供の保育所受け入れに関する推進  │      ┃ ┃      │  状況は。家族の負担も大きく、就労が  │      ┃ ┃      │  難しいとされるが、家族の就労支援に  │      ┃ ┃      │  積極的に取り組んでは。        │      ┃ ┃      │ (2)うさ児童館において、人気の高いおも  │      ┃ ┃      │  ちゃについては、子供たちの取り合い  │      ┃ ┃      │  が発生しないよう複数置いては。    │      ┃ ┃      │ (3)障害者福祉係の業務内容は特に複雑か  │      ┃ ┃      │  つ多岐にわたる。当係を福祉課から独  │      ┃ ┃      │  立させて一つの課として運営すること  │      ┃ ┃      │  で、市民ニーズにさらに応える行政運  │      ┃ ┃      │  営ができるのではないか。       │      ┃ ┃      │ (4)減塩キャンペーンの適切な実施を図っ  │      ┃ ┃      │  ては。行き過ぎると、多種多様な養分  │      ┃ ┃      │  を含む「良塩」さえ否定するニュアン  │      ┃ ┃      │  スがあり、逆に健康を害するのではな  │      ┃ ┃      │  いかと指摘する声がある。       │      ┃ ┃      │三、まちづくりについて          │      ┃ ┃      │ (1)院内町の両合棚田の再生においても、  │      ┃ ┃      │  APU立命館アジア太平洋大学)の  │      ┃ ┃      │  在校生や卒業生が活躍していると聞く。 │      ┃ ┃      │  このような市民とAPU関係者との直  │      ┃ ┃      │  接的な交流を、積極的に支援しては。  │      ┃ ┃      │  APUとの市民交流の件数が増えてい  │      ┃ ┃      │  ると聞くが実態は。          │      ┃ ┃      │ (2)山口県周南市にある道の駅「ソレーネ  │      ┃ ┃      │  周南」では、ETC二・〇を活用して、 │      ┃ ┃      │  山陽自動車道の徳山西ICから一回降  │      ┃ ┃      │  りても、一時間以内なら高速料金その  │      ┃ ┃      │  ままの仕組みがある。高速道路が開通  │      ┃ ┃      │  しても、まちを素通りされない工夫と  │      ┃ ┃      │  して、宇佐市も参考にしては。     │      ┃ ┃      │ (3)「USAフェス」の長期的な育成を市  │      ┃ ┃      │  として積極的に検討しては。      │      ┃ ┃      │ (4)上拝田地区から相談のあった往還の補  │      ┃ ┃      │  修整備状況は。            │      ┃ ┃      │ (5)鷹栖観音「鬼絵」の際に下って川へ入  │      ┃ ┃      │  る道を、安全および観光振興の観点か  │      ┃ ┃      │  ら整備しては。            │      ┃ ┃      │ (6)四日市本町の道路補修について、土木  │      ┃
    ┃      │  課の対応を称賛する住民の声を聞く。  │      ┃ ┃      │  どのような対応を行ったのか。     │      ┃ ┃      │四、スポーツについて           │      ┃ ┃      │ (1)トレーニングルーム、つまり公共スポ  │      ┃ ┃      │  ーツジムの設置検討状況は。      │      ┃ ┃      │ (2)BMX(バイシクル・モトクロス)、  │      ┃ ┃      │  インラインスケートおよびスケートボ  │      ┃ ┃      │  ード向けのパーク設置を検討しては。  │      ┃ ┃      │  院内支所、安心院B&G、または西大  │      ┃ ┃      │  堀に建設予定のクリーンセンターの敷  │      ┃ ┃      │  地内にパーク設置しては。近隣自治体  │      ┃ ┃      │  の例では、日田市が大原公園スケート  │      ┃ ┃      │  ボード場を設置している。また福岡県  │      ┃ ┃      │  築上町が椎田アグリパークにスケート  │      ┃ ┃      │  ボード場を設置している。       │      ┃ ┃      │五、市民の安全について          │      ┃ ┃      │ (1)北朝鮮の弾道ミサイルやその破片が飛  │      ┃ ┃      │  来する場合、または爆風が届く場合を  │      ┃ ┃      │  想定して、避難訓練を宇佐市において  │      ┃ ┃      │  も早急に実施する必要がある。市民の  │      ┃ ┃      │  生命を守ることは最も基本的かつ大切  │      ┃ ┃      │  なことだからである。ついては、訓練  │      ┃ ┃      │  はごく短時間で終わるものと聞くが、  │      ┃ ┃      │  市内の他の行事において、一部の時間  │      ┃ ┃      │  を割いて実施しては。         │      ┃ ┃      │ (2)市内の認定こども園や保育園において、 │      ┃ ┃      │  ごく一部の園であるが、園長や副園長  │      ┃ ┃      │  が開園時間帯に頻繁に不在にしており、 │      ┃ ┃      │  特に防犯の観点から不安であるとの意  │      ┃ ┃      │  見を複数の保護者から聞いている。不  │      ┃ ┃      │  在の理由は、園の運営と直接関係しな  │      ┃ ┃      │  いボランティアや地域活動、または私  │      ┃ ┃      │  用であると保護者は認識している。つ  │      ┃ ┃      │  いては一般的に、園の運営と密接に関  │      ┃ ┃      │  連する業務を行う方の勤怠状況につい  │      ┃ ┃      │  て、その方の所在を含め、市は適切に  │      ┃ ┃      │  把握しているか。           │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十四番   │一、ごみ処理施設の建設問題について    │市長・教育長┃ ┃用松律夫君 │ (1)十七日の正副管理者会議で合意に至ら  │担当部課長 ┃ ┃      │  なかった理由についてどのような報告  │      ┃ ┃      │  を受けているか。また、正副管理者の  │      ┃ ┃      │  合議条件はどうなっていると報告を受  │      ┃ ┃      │  けているか。             │      ┃ ┃      │ (2)仮に合意が至らない場合は、宇佐市単  │      ┃ ┃      │  独でも充当率九五%の起債が、高田、  │      ┃ ┃      │  国東では充当率九〇の起債の交付条件  │      ┃ ┃      │  に該当するが、こうした場合も検討さ  │      ┃ ┃      │  れていると報告を受けているか。    │      ┃ ┃      │ (3)削除                 │      ┃ ┃      │ (4)宇佐・高田・国東広域事務組合事務局  │      ┃ ┃      │  長が私に警察への告発を迫る発言を執  │      ┃ ┃      │  拗に行っているが、管理者からその理  │      ┃ ┃      │  由についてどのように報告を受けてい  │      ┃ ┃      │  るか。                │      ┃ ┃      │ (5)公務員は不正の防止に全力を傾注する  │      ┃ ┃      │  義務とともに、刑事訴訟法第二百三十  │      ┃ ┃      │  九条で不正が思料される場合は、告発  │      ┃ ┃      │  の義務を負っているが、この点につい  │      ┃ ┃      │  てどう検討されていると報告を受けて  │      ┃ ┃      │  いるか。               │      ┃ ┃      │ (6)宇佐・高田・国東広域事務組合事務局  │      ┃ ┃      │  長の暴言に対し「懲戒処分に関する指  │      ┃ ┃      │  針を準用して対処する」と回答された  │      ┃ ┃      │  が、管理者の責任を含めどう対処する  │      ┃ ┃      │  と報告を受けているか。        │      ┃ ┃      │ (7)今後のスケジュールについてどのよう  │      ┃ ┃      │  な報告を受けているか。        │      ┃ ┃      │二、部落差別解消推進法の参院の付帯決議  │      ┃ ┃      │  の遵守について            │      ┃ ┃      │ (1)七月十九日人権講演会の講師に部落解  │      ┃ ┃      │  放同盟の理論的指導者である奥田氏を  │      ┃ ┃      │  講師としたことは公正さに欠けるので  │      ┃ ┃      │  はないか。              │      ┃ ┃      │ (2)講演会で、奥田氏が附帯決議に一切触  │      ┃ ┃      │  れなかったことをどう考えておられる  │      ┃ ┃      │  のか。                │      ┃ ┃      │ (3)八月十八日開催された解放同盟との交  │      ┃ ┃      │  渉でどのような回答を行ったのか。   │      ┃ ┃      │ (4)削除                 │      ┃ ┃      │三、新教育長の教科書や村山談話、九条、  │      ┃ ┃      │  教育現場でのスタンス、同和教育など  │      ┃ ┃      │  についての見解は。          │      ┃ ┃      │四、給食費の助成を含め子育て支援の拡充  │      ┃ ┃      │  策をどうお考えか。          │      ┃ ┃      │五、宇佐市は非核・平和自治体宣言を行い、 │      ┃ ┃      │  日本非核宣言自治体協議会にも加入し  │      ┃ ┃      │  ているが、核兵器禁止条約に日本政府  │      ┃ ┃      │  が不参加の事態について、宣言都市と  │      ┃ ┃      │  してどうお考えか。          │      ┃ ┃      │六、八月二十三日に開催された特別職の報  │      ┃ ┃      │  酬審議会において、市長の退職金はど  │      ┃ ┃      │  のように審議されたのか。       │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯議長(佐田則昭君)まず、一番 中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)皆さん、おはようございます。  傍聴にお越しいただいてる方々、ありがとうございます。私は議席番号一番 知新会の中本 毅でございます。  冒頭の挨拶としまして、今日は宇佐市の日本一について考えてみたいと思います。会派としての意見ではなくて、私個人の考えとして述べさせていただきたいと思います。  うそや偽りのない、一点の曇りもない日本一であるかということについて考えてみたいと思います。宇佐市議会において、昨年十二月の定例会で、地産地消を促進する四十七文字の条例が全会一致で可決されました。地産地消を促進する、すばらしい目的の条例でございます。いわゆる題名が日本一長いという間違ったPRがなされている条例です。
     当時の本会議において、誰一人として日本一長いという言葉を発しておらず、日本一長い件について全く審議がなされていない、つまり、議会として公式決定がなされていないにもかかわらず、この条例は、日本一長い条例として大々的にPRが行われることになりました。  要は宇佐市議会においては、地産地消条例が可決されたのであって、日本一長いという点は、一言も審議されていないのです。結果として、条例制定の直後から、「日本一長い」というのは事実に反するとの指摘を受けることになりました。  本会議で審議、決定された公式な事項ではありませんから、議会全体として責任のあることではないにもかかわらず、残念な結果です。私も外部の方から指摘を受けて調べたところ、宇佐市には、つい数年前に、七十九文字の介護予防条例が成立していることがわかりました。日本一長いとされる四十七文字の条例よりも、もっと長い七十九文字の条例が同じ宇佐市にあるというのは不自然なことであり、私は本年一月六日に、メールと電話で当局に連絡を入れています。  どのような経緯かわかりませんが、その後、日本一長い条例と書かれた垂れ幕が市役所に掲げられたり、缶バッジが作られたりしています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  宇佐市政としては、当初の日本一長いという説明を変えて、法律に基づくものを除く議員提案の御当地条例の中で日本一長いという説明に変えています。この点については、大手メディアである毎日新聞、共同通信や産経ニュースなどで大きく報じられています。共同通信の加盟新聞社により、北は北海道から、南は沖縄まで報じられてしまいました。  私の意見でございますけれども、条例全体の中で恐らく〇・一%にも満たない中で、日本一というふうに言いわけめいた主張を続けることに、どんな価値があるというのでしょうか。また、それさえ日本全体の条例を調べたわけでもなく、確証もないことのようです。そもそも、十二月の本会議において、日本一長いと一言でも主張されていれば、より議会として充実した審議が行われていたかもしれず、その点も遺憾です。  宇佐市には、本物の日本一があります。八幡総本宮、双葉山の連勝記録、麦焼酎の生産量、石橋、鏝絵など本物の日本一を抱える宇佐市として、定住満足度日本一、交流満足度日本一の町を目指して、一点の曇りもない、本物の日本一を主張していくべきだと思います。  では、前置きが少し長くなりましたが、本日の質問に入ります。  一項目め、教育及び文化についてお尋ねします。  一点目、近藤教育長初め教育行政関係者や教職員各位の功績であり、何より、子供たち自身や保護者各位の努力のたまものでもありますが、宇佐市の小中学生の学力が、大分県下でトップクラスに位置しています。先日の会議で、県教育委員も兼任されている松田順子先生が、宇佐市の小学生は県内で学力トップクラスと発言されていました。また、本年七月二十六日の大分合同新聞朝刊に県学力テスト四月実施の結果速報が出ていましたが、中学校は、宇佐市だけが全教科で全国平均を上回ったと書かれていました。ついては、大分県下において宇佐市は公教育での学力保証がしっかりしていると、住民及び潜在的な移住希望者の皆様に対して、もっと周知していくと喜ばれるのではないでしょうか。  二点目、本年九月八日、本日就任の竹内教育長の教育理念はいかがでしょうか。  三点目、駅川中学校において、前年度、県教委指定の新しい運動機会の創設に取り組むモデル校として、放課後ダンス教室が行われました。中学校としては、県内初の取り組みでありました。参加した生徒やその保護者から好評を聞いています。ついては、外部講師によるダンス教室を、市内で今後も積極的に実施してはいかがでしょうか。  四点目、東上田を宇佐小学校及び宇佐中学校の通学区域に変更してほしいとの声がありますが、当局の考えはいかがでしょうか。  五点目、生涯学習を推進する文脈において、大分学習センター宇佐分室もある放送大学の活用を積極的に検討してはいかがでしょうか。  六点目、長洲の初盆行事が、記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財として、文化庁により昨年選定されています。そうした中で、御殿灯籠を作製する技能の継承についても、市当局が積極的に支援してはいかがでしょうか。  七点目、市内各地の盆踊り保存会による記録などを統合して、踊り方の記録化に努めてはいかがでしょうか。「マッカセ」と名のつく踊りだけでも、各地で多種多様であります。また、世界農業遺産と宇佐市の農村のお祭りを結びつけて、観光客に積極的に周知してはいかがでしょうか。  八点目、市民図書館に個別学習席を設けてほしいとの声を聞きますが、当局の考えはいかがでしょうか。  二項目め、福祉及び保健についてお尋ねします。  一点目、たんの吸引や胃に穴をあけて栄養をとる胃ろうなど、医療的ケアが必要な子供の保育所受け入れに関する推進状況はいかがでしょうか。家族の負担も大きく、就労が難しいとされますが、家族の就労支援に積極的に取り組んではいかがでしょうか。  二点目、宇佐児童館において、人気の高いおもちゃについては、子供たちの取り合いが発生しないよう、複数置いてはいかがでしょうか。  三点目、障害者福祉係の業務内容は、特に複雑かつ多岐にわたります。当係を福祉課から独立させて一つの課として運営することで、市民ニーズにさらに答える行政運営ができるのではないでしょうか。  四点目、減塩キャンペーンの適切な実施を図ってはいかがでしょうか。行き過ぎると、多種多様な養分を含む良塩さえ否定するニュアンスがあり、逆に健康を害するのではないかと指摘する声があります。  三項目め、まちづくりについてお尋ねします。  一点目、院内町の両合棚田の再生においても、APU(立命館アジア太平洋大学)の在校生や卒業生が活躍していると聞きます。このような市民とAPU関係者との直接的な交流を積極的に支援してはいかがでしょうか。APUとの市民交流の件数が増えていると聞きますが、実態はいかがでしょうか。  二点目、山口県周南市にある道の駅「ソレーネ周南」では、ETC二・〇を活用して、山陽自動車道の徳山西インターチェンジから一回降りても、一時間以内なら高速料金そのままの仕組みがあります。高速道路が開通しても町を素通りされない工夫として、宇佐市も参考にしてはいかがでしょうか。  三点目、「USAフェス」の長期的な育成を市として積極的に検討してはいかがでしょうか。  四点目、上拝田地区から相談のあった、往還の補修整備状況はいかがでしょうか。  五点目、鷹栖観音鬼会の際に下って川へ入る道を、安全及び観光振興の観点から整備してはいかがでしょうか。  六点目、四日市本町の道路補修について、土木課の対応を称賛する住民の声を聞きます。どのような対応を行ったのでしょうか。  四項目め、スポーツについてお尋ねします。  一点目、トレーニングルーム、つまり公共スポーツジムの設置検討状況はいかがでしょうか。  二点目、BMX(バイシクル・モトクロス)、インラインスケート及びスケートボード向けのパーク設置を検討してはいかがでしょうか。院内支所、安心院B&G、または西大堀に建設予定のクリーンセンターの敷地内に、パーク設置してはいかがでしょうか。近隣自治体の例では、日田市が大原公園スケートボード場を設置しています。また、福岡県築上町が、椎田アグリパークにスケートボード場を設置しています。  五項目め、市民の安全についてお尋ねします。  一点目、北朝鮮の弾道ミサイルやその破片が飛来する場合、または爆風が届く場合を想定して、避難訓練を宇佐市においても早急に実施する必要があります。市民の生命を守ることは、最も基本的かつ大切なことだからです。ついては、訓練はごく短時間で終わるものと聞きますが、市内のほかの行事において、一部の時間を割いて実施してはいかがでしょうか。  二点目、市内の認定子ども園や保育園において、ごく一部の園でありますが、園長や副園長が開園時間帯に頻繁に不在にしており、特に防犯の観点から不安であるとの意見を複数の保護者から聞いています。不在の理由は、園の運営と直接関係していないボランティアや地域活動、または私用であると保護者は認識しています。ついては、一般的に、園の運営と密接に関連する業務を行う方の勤怠状況について、その方の所在を含め、市は適切に把握していますでしょうか。  以上で、私の当初の質問を終えます。 ◯議長(佐田則昭君)それでは、中本 毅議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。一番 中本議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、福祉及び保健についての一点目の前段、医療的ケアが必要な子供の保育所受け入れに関する進捗状況はについてでありますが、医療的ケアとは、たんの吸引や鼻などから管を通して栄養剤を入れる経管栄養など、在宅で家族が日常的に行っている医療的介助行為のことを言い、医師法上の医療行為と区別して医療的ケアと言います。  本市の医療的ケアが必要な子供につきましては、医療機関や保健所等からの連絡で把握しており、保護者への面接で困り事や相談等をお聞きしておりますが、現在、保育所への入所を希望する方はおりません。  次に、後段の家族の就労支援に積極的に取り組んではについてでありますが、平成二十五年五月に、保護者の要望を受け、介護事業所、保健所など関係機関で医療的ケア検討会議を設置し、定期的に会議を開催しております。その議論を踏まえ、医療的ケアの必要な子供へのサービスの提供や保護者への介護休息の支援を行っております。また、サービス提供時や個別支援会議開催時には、保護者の意向も十分に聞き及んでおり、今後も、就労支援を含め必要とされる支援に取り組んでいきたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの教育及び文化についての二を、教育長 竹内 新君。 ◯教育長(竹内 新君)教育長の竹内でございます。一番 中本議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、教育及び文化についての二点目、本日就任した教育長の教育理念についてでございますが、私は、人は生涯にわたって学習をするものであると捉えております。私の家庭は転勤が多く、自分でふるさとと思える土地を持つことがこれまでできませんでした。今回御縁をいただきました宇佐市におきまして、自分のこととしてふるさとを大切に思う教育行政を行えればと思っております。そのため、地域の方々との出会いを大切にするとともに、宇佐市の豊かな歴史や文化、そして自然などの恵まれた環境の中で、全ての市民が学ぶ宇佐らしい教育の推進を目指してまいりたいと、そのように考えております。中でも学校教育におきましては、子供のころにさまざまな体験を重ねることが将来のために大変有意義であり、夢を持てるものと考えておりますので、そのような機会が増やせるよう学習機会の充実に取り組んでまいります。  また、宇佐市総合教育会議で協議した結果、平成二十七年三月に策定した宇佐市教育振興基本計画が、宇佐市教育行政の大綱と位置づけられております。計画では、宇佐市が目指す教育を実現していくため、三つのビジョン、十の取り組みの方向、三十の重点施策が体系的に整理されておりますので、しっかりと引き継ぎながら実現に向け、全力を尽くしてまいる所存でございます。  推進に当たりましては、学校、家庭、地域等との相互の連携を図るとともに、できるだけ現場に足を運び、対話と協働の精神で職務を進めてまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの教育及び文化についての一と三から八を、教育次長 若山雅敏君。 ◯教育次長兼教育総務課長(若山雅敏君)皆さん、おはようございます。教育次長の若山でございます。一番 中本議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、教育及び文化についての一点目、宇佐市は公教育での学力保証がしっかりしていると、住民及び潜在的な移住希望者の皆様に対してもっと周知していくと喜ばれるのではについてですが、本年度四月に実施された、小学校五年生及び中学校二年生を対象とした大分県学力定着状況調査では、小中学校ともに、全ての教科における知識及び活用の両面において、偏差値五十を上回る結果となっております。組織的な事業改善により、小学校ではここ数年、安定した学力の定着に加えて、中学校では大きな成果があらわれてきていると捉えております。現在、市内全ての学校での学力向上会議の開催や学校長作成の学校便りの配布、また、市教育委員会や各学校のホームページの公開等の中で、学力の結果、分析、対策を保護者、地域の方へ周知しているところであります。  市教育委員会としましては、今後とも、子供たちの着実な学力向上に向け十分説明責任を果たし、広く御意見をいただきながら、笑顔あふれる宇佐っ子の育成を図ってまいりたいと考えております。  三点目、外部講師によるダンス教室を市内で積極的に実施してはについてですが、平成二十年の学習指導要領の改訂により、平成二十四年度より、中学校の武道及びダンスの授業が必修となりました。現在、各中学校において特色ある授業が実施されております。議員御指摘の駅川中学校でのダンス教室は、県教育委員会の事業を活用し、運動部に所属していない生徒も参加できる、楽しく、有意義な取り組みであったと報告を受けております。今後もこのような事業が県教委より通知されれば、学校現場と連携を取りながら、積極的に実施してまいりたいと考えております。  四点目、東上田を宇佐小学校及び宇佐中学校の通学区域に変更してほしいとの声があるが、当局の考えはについてでありますが、児童、生徒の就学区域は、宇佐市立学校の通学区域に関する規則により定められており、現在、東上田地区は、小学校は駅館小、中学校は駅川中への通学区域となっております。通学区域の変更につきましては、地区の方々の御意見もお聞きしながら、慎重に対応してまいりたいと考えております。  五点目、大分学習センター宇佐分室もある放送大学の活用の積極的検討についてでありますが、放送大学は、放送大学学園法に基づき放送大学学園が設置する大学で、BSテレビやインターネット等を利用して授業を行う通信大学です。授業の内容につきましては、心理学、福祉、経済、歴史、文学、自然科学など約三百科目の中から希望科目を学ぶことができるものであります。なお、私立学校法に規定する学校法人であることから、入学料や科目ごとの授業料が必要となります。  議員御提案の放送大学大分学習センター宇佐分室につきましては、平成十一年に、市内高森にある別府大学教育研究センター内に開設されており、現在、三名の方が学んでおります。働きながら学び資格を取得したい、また学びを楽しみたいなど、さまざまな目的で幅広い世代が学べるシステムであることから、市教育委員会では、生涯学習の推進を図るため、学生募集のポスターやチラシを公民館等に掲示するとともに、年二回、広報うさにも掲載し、周知に努めているところでございます。  六点目、昨年、長洲の初盆行事が、記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財として国の選択を受けたが、御殿灯籠を作製する技能の継承についても市が積極的に支援してはについてですが、長洲の御殿灯籠は、本来、据え灯籠といい、京都の浄土真宗系寺院で盆に造花を奉納した風習が長洲に伝わり、近代になって現在の御殿灯籠の原型ができ上がったと考えられております。また、昭和三十年代には、旧長洲町で取り組まれた精霊送りの観光化に伴って御殿灯籠の名称が生まれました。灯籠作りには本来、専業の職人はおらず、長洲の漁師さんの休漁期の副業として発達、伝承されてきました。かつては多くの人が灯籠作りをしておりましたが、灯籠の大型化に伴い専業化され、さらに高齢化による後継者不足などで、現在は専業者が一名となっております。  そのような中、長洲の初盆行事が特異な風俗として、昨年、記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財として国の選択を受けましたので、灯籠作りに関しましても、県立歴史博物館などと連携して現状調査を行うとともに、技能を継承するための方策について関係者と協議してまいりたいと考えております。  七点目の前段、市内各地の盆踊り保存会による記録などを統合して、踊り方の記録化に努めてはについてでありますが、宇佐の盆踊りは、地区ごとに踊りの所作、口説きの節回し、太鼓の打ち方などに違いがある点が特徴と言われております。盆踊りを初めとする民俗調査については、これまではほとんど行っていないため、保存や継承を図る上でも基礎的な調査が必要であり、各地区の保存会等が収録した記録を収集するなどして、民俗事例として有効に活用していくことが今後の課題と考えております。  後段の世界農業遺産と宇佐市の農村のお祭りを結びつけて観光客へ周知してはにつきましては、今後、世界農業遺産と神楽などの農村の祭りを結びつけるようなイベントが開催されれば、観光資源として、ホームページやSNS等を通じて情報発信をしてまいりたいと思います。  八点目、市民図書館に個別学習席を設けてはについてですが、市民図書館では、閲覧席を、図書館資料を読んだり、図書館資料で調べものをするための席と考え、持ち込み学習につきましては遠慮をしていただく対応をしてまいりました。しかしながら、開館当初から学習席に対する要望があったため、利用者が特に集中する夏休み期間中は、二階の閲覧ラウンジのソファーを撤去して、持ち込み学習専用の席を設けて対応しております。昨年までは二人用の長いすで対応しておりましたが、本年は学習に集中していただけるよう一人用の机を十二席設け、既存の席と合わせて二十四席を七月十五日から八月三十日まで設置いたしました。  今後は、一年間を通じて利用してもらえるような常設の学習席について調査・研究してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、二項目めの福祉及び保健についての二、四と五項目めの市民の安全についての二を福祉保健部長 松木美恵子さん。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(松木美恵子さん)皆さん、おはようございます。福祉保健部長の松木でございます。一番 中本議員の一般質問にお答えします。  二項目め、福祉及び保健についての二点目、宇佐児童館において人気の高いおもちゃは複数置いてはについてですが、宇佐児童館は、平成二十九年度から宇佐市社会福祉協議会が指定管理者として管理、運営を行っています。宇佐児童館に確認しましたところ、おもちゃの取り合いなど小さなトラブルは時々あるとのことですが、子供に我慢する気持ちや譲り合う気持ちが育つよう声かけ等を行い、大きなトラブルにはなっていないということでした。今後も、児童館での子供たちの遊びの現状や対応を把握しながら、人気の高いおもちゃは可能であれば複数用意する、また、取り合いのときのルール決めなど管理者に指導、助言してまいりたいと思います。  四点目、減塩キャンペーンの適切な実施を図ってはについてですが、本市で実施しております減塩キャンペーンは、有病者数が最も多い高血圧の発生予防、重症化防止のため、減塩を中心とした食生活の改善を目的として取り組んでいるものです。厚生労働省の日本人の食事摂取基準では、食塩の一日当たりの平均摂取目標量は、男性八グラム未満、女性七グラム未満とされておりますが、平成二十八年度に県が実施した県民健康意識行動調査では、本市の一日当たりの平均食塩摂取量は、男性十五・一グラム、女性十一・三グラムと大幅に摂取目標量を上回っています。  塩分は、特に脱水症状や食欲不振を予防するために、状況に応じた適切な摂取が大切であり、さまざまな養分を含む塩についても適度に摂取することが必要です。このようなことを踏まえながら、本市の現状から、減塩の普及啓発に努めているところですが、今後も正しい知識を普及しつつ市民の健康作り推進のため、減塩キャンペーンに取り組んでまいります。  次に五項目め、市民の安全についての二点目、市内の認定こども園や保育園において、園の運営と密接に関係する業務を行う方の勤怠状況について、その所在を含め市は適切に把握しているかについてですが、市内には認定こども園が十二園、保育所が公立を含め二十一園あります。市としましては、各園の園長、副園長の所在を常に把握はしておりませんが、各園ともに、園の行事や関連団体や行政機関などが開催する各種会議や研修会への参加、地域との交流などにも率先して参加しており、不在の時間もあると認識しております。  そのほかの私事によるものにつきましては、休暇をとって対処するよう指導しており、就業規則に基づき、適切に事務手続が行われ、不在のときの対応につきましても、業務文章で定められております。しかし、防犯などの観点から保護者が不安に感じているとのことですので、不在時の対応の徹底など保護者の不安解消を図っていただけるよう、宇佐市認可保育園、認定こども園協議会を通じて要請してまいりたいと思います。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、二項目めの福祉及び保健についての三と五項目めの市民の安全についての一を、総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)皆さん、おはようございます。総務部長の永野でございます。一番 中本議員の一般質問にお答えします。  二項目め、福祉及び保健についての三点目、障害者福祉係を福祉課から独立させて、一つの課として運営することで市民ニーズにさらに答える行政運営ができるのではについてですが、障害者福祉係については、新たな行政課題や市民ニーズに対応すべく、これまで必要に応じて職員を増員し、障害者福祉の増進に努めてきたところです。また、その他の部署においても少子高齢化や情報化の進展などにより、社会経済情勢が変化する中で生じてきた行政課題や複雑化、多様化する市民ニーズに的確に対応できるよう、体制に努めてまいりました。  今後も、最小の経費で最大の効果が得られるよう、また、市民満足度のより高い行政を目指していきたいと考えています。  次に、五項目め、市民の安全についての一点目、弾道ミサイルやその破片が飛来する場合などを想定して、避難訓練を市内で開催される行事等の一部の時間を割いて実施してはについてですが、弾道ミサイルが日本に飛来する等の有事への対応については、その理解の促進が重要と考えています。  現在、イベントや防災講習会などで、ミサイル落下時の行動に関するチラシ等による広報活動や、国、県、市のホームページにおいて、その対応方法等をお知らせしています。一方、避難訓練を実施することも重要であると考えており、現在、秋に防災訓練を予定している校区の代表者と、弾道ミサイルに関する避難訓練をメニューに取り入れる方向で調整を行っています。実施後は、避難状況や検証結果などをホームページ等に掲載し、避難行動の参考にしていただこうと考えています。今後も、地域や各種団体の防災訓練等においても、同様の訓練が実施できるように啓発を行っていきたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、三項目めのまちづくりについての一、三、五と四項目めのスポーツについてを、経済部長 前田和弘君。 ◯経済部長兼耕地課長(前田和弘君)皆さん、おはようございます。経済部長の前田です。一番 中本議員の一般質問にお答えします。  三項目め、まちづくりについての一点目、市民とAPU関係者との直接的な交流を積極的に支援しては、APUとの市民交流の件数が増えていると聞くが実態はについてですが、まず、APUと市民の交流は、昨年度、深見地区まちづくり協議会が二回、本年度、両合棚田再生協議会が一回、また、九月以降も佐田小学校や四日市門前町推進協議会が交流予定で、増加傾向であります。今後も、APUを含めた県下で協定を締結している大分大学、別府大学との市民交流を推進していきます。  三点目、USAフェスの長期的な育成を市として積極的に検討してはについてですが、USAフェスは、フリーマーケットやマルシェを中心としたイベントです。平成二十六、二十七年度に周辺地域元気づくり応援事業補助金で財政支援を行ったほか、平成二十八年度もイベント開催時の後援を行うなど支援を行っています。  この補助制度は、基本的には事業の立ち上げ段階等の二年間に限り交付するものであり、その後は自主運営に移行していただきたいと考えています。  五点目、鷹栖観音鬼会の際に、川へ入る道を安全及び観光振興の観点から整備してはについてですが、鷹栖観音の鬼会は、毎年一月四日の夜に開催され、数十名の参加者が締め込み姿で、極寒の駅館川を長さ二メートルのたいまつを掲げて渡り、観音様に無病息災と五穀豊穣を祈願する伝統行事です。多くの見学者も訪れますが、夜に行われる行事ですので、市としましては、御指摘の川に入る道路からではなく、鷹栖つり橋公園側からごらんいただくようにお願いしたいと思います。  この道路は市が管理する里道であり、また、河川敷部分は県宇佐土木事務所の管理となっています。今のところ、地元から道路整備の要望は出ていませんが、路面が傷んでいる部分もあり、安全性が確保できないと認められれば、関係機関と協議していきたいと考えています。  次に四項目め、スポーツについての一点目、トレーニングルーム、つまり公共スポーツジムの設置検討状況はについてですが、市のスポーツ振興の各種施策については、スポーツ推進計画及びスポーツ施設整備計画に沿って、計画的に取り組んでいるところです。健康増進や体力向上のためのトレーニングルーム設置の要望、意見等については認識しており、平成二十七年九月に策定したスポーツ施設整備計画の中にも、設置検討が必要な施設としてトレーニングルームの新設を計画しているところです。現在は、スポーツ施設整備計画に沿って、まず、スポーツ拠点施設整備事業の一期工事として、平成の森公園の大規模改修工事に取り組んでおりますので、今後、トレーニングルームの新設についても計画的に取り組んでまいります。  二点目、BMX(バイシクル・モトクロス)、インラインスケート及びスケートボード向けのパーク設置を検討してはについてですが、BMX(バイシクル・モトクロス)、インラインスケート及びスケートボード向けのパーク設置については、これまで要望や意見等はいただいていません。また、市に競技団体の登録がないため、市内にそれぞれの競技者がどれほどいるのか把握できていません。今後、設置の必要性などについて、既に設置している日田市や築上町にも利用状況等調査しながら、市内のそれぞれの競技者数や市民のニーズの把握に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)最後に、三項目めのまちづくりについての二、四、六を建設水道部長 原田雅且君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)皆さん、おはようござます。建設水道部長の原田でございます。一番 中本議員の一般質問にお答えします。  三項目め、まちづくりについての二点目、ETC二・〇を活用して、一回降りても一時間以内なら高速料金そのままの仕組みがある、町を素通りされない工夫として宇佐市も参考にしてはについてですが、国土交通省及び西日本高速道路株式会社では、高速道路ネットワークを賢く使う取り組みの一環として、休憩施設の不足に対応し良好な運転環境を実現するため、高速道路からの一時退出を可能とする「賢い料金」の施行を道の駅「ソレーネ周南」において、七月十五日より開始しています。  利用条件としましては、一、ETC二・〇搭載車、二、同一インターチェンジでの乗り直しかつ順方向への利用、三、道の駅に必ず立ち寄る、四、一時間以内に再流入などがありますが、高速道路からの乗り入れを自由とし、道の駅への立ち寄りを可能とすることで、高速道路利用者が休憩や食事、EVの充電などのサービス利用が可能となり、また、道の駅についても利用者増加による地域活性化を期待するものとなっています。  現在は実験段階であり、一時退出の明確な条件が示されていませんが、制度が整い次第、本市においても利用が可能かどうか調査、研究してまいりたいと思います。  四点目、上拝田地区から相談のあった往還の補修整備状況はについてですが、議員御質問の道路につきましては、市道上拝田白岩線のことと思われます。本路線につきましては、昨年六月の豪雨により道路の路肩が一部崩壊したものの、軽微なのり面崩壊であり通行に支障がなかったため、危険性が低く、経過観察を行っておりました。しかし、本年七月の九州北部豪雨により被災箇所が拡大したため、八月の臨時議会において、単独費での予算が認められました。  復旧時期につきましては、早急に着工する予定でありましたが、路肩下に用水路が通っており、復旧工事の際に支障を来すおそれがあるため、用水路の通水が終了後、速やかに工事を行いたいと考えています。  六点目、四日市本町の道路補修についての土木課対応についてですが、住民より、市道と水路の間に段差があり、歩行者や自転車の通行に支障があるので早急に対応してもらいたいとの相談を受けました。当日、直接住民より現地の実情を伺ったところ、緊急な対応の必要性があったため、その場で補修対応を行いました。市道の維持管理につきましては、市道の異常がないか、職員による巡回、または地域住民からの通報などを受け、異常箇所の現地確認を行い、極力、当日に維持補修を完了するよう心がけています。しかし、規模の大きな段差や陥没などにより応急対応ができない場合については、通行人や車に対する安全対策を行い、早急な工事対応にて安全な市道管理を努めているところでございます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問が……。(「議長、議事進行」と発言する者あり)  九番 辛島光司君。
    ◯九番(辛島光司君)九番 辛島です。ただいまの中本議員による一回目の質問、答弁におきまして、適切ではない箇所があると思われますので、議事録を精査の上、議長において適切な処置をとられるよう要求いたします。 ◯議長(佐田則昭君)場所を……。 ◯一番(中本 毅君)不適切な箇所について指摘をしていただくようにお願いします。 ◯議長(佐田則昭君)ちょっと待ってください。中本議員、待ってください。  辛島議員、場所はどこですか。 ◯九番(辛島光司君)箇所といたしましては、中本議員の刑法に関する場所、それともう一つ、確認したいところがございます。それは、教育長が最初に中本議員に対しての、名前の後につけた言葉を確認したいと思います。  その二点でございます。 ◯議長(佐田則昭君)ただいまの辛島議員からの発言は、中本議員の発言について、不穏当な発言があったと思われますので、議長において適切な措置をとられたいと要求がありました。議長において、後刻、記録を調査の上、措置することにいたします。  審議は、一般質問を続行いたします。 ◯一番(中本 毅君)それでは、順次、再質問をさせていただきます……。 ◯議長(佐田則昭君)ちょっと待って。(「じゃあ止めてください」と呼ぶ者あり)止めちょって。(「議事進行」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)はい。大隈議員から議事進行の御意見がございました。(「議長、暫時休憩を求めます」と呼ぶ者あり)  暫時、ちょっと休憩します。                 休憩 午前十時五十三分               ────────────────                 再開 午前十一時四十五分 ◯議長(佐田則昭君)皆さん、お待たせしました。再開します。  休憩中に、辛島議員、大隈副議長からの議事進行発言で御指摘のあった中本 毅議員が発言されました内容について、正副議長、正副議運委員長で記録を確認したところ、議会運営委員会で協議していただくことに決定いたしました。ただし、ただいま一般質問の途中であり、本件に関しては、本日、本会議終了後、議会運営委員会を開催して記録を確認の上、協議したほうがよいとの結論に至りました。  このまま会議を続行します。  以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  一番 中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)それでは、休憩前に引き続いてですね、順次、再質問をさせていただきます。  一項目め、教育及び文化についての二点目、竹内 新新教育長の教育理念についての関連質問をさせていただきたいと思います。本日就任されたということでですね、丁重な御挨拶も差し上げないままにですね、こうして何と申しますか、ぶしつけにですね、質問させていただいて大変恐縮なんですけども、一点のみですね、再質問をさせていただきたいと思います。  私は、これからの生きる力を養う教育としまして、三点、重要なポイントがあると思います。一つは、論理的思考力、創造性の育成、つまり自分で考える力を養う教育です。二点目は、ICTの活用です。三点目は、外国語力の強化です。これについて、新教育長はどのようなお考えをお持ちでしょうか。お伺いします。 ◯議長(佐田則昭君)竹内教育長。 ◯教育長(竹内 新君)失礼いたします。教育長 竹内でございます。  今、再質問いただきました論理的な思考力、創造性、それからICT活用、それから外国語力の強化と、そういった事柄が生きる力にとって大事であるということでございますけれども、私も、三点とも、この三月に告示をされました新しい学習指導要領とかかわりのある事柄だと思っておりまして、すなわち、いわゆるアクティブラーニング、それから指導要領上、プログラミング学習ということが新たにつけ加わってまいりました。それから、小学校におきましては、五、六年生からの外国語が教科化されると。それに伴いまして、三、四年に外国語教育が前倒しになってまいるということでございますので、私としても、これから新しい学習指導要領に対応していく上でも大切なことだと考えております。  答弁、以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)丁重な御答弁ありがとうございます。承知しました。  さっき、私ちゃんと聞いてなかったのでよくわからないんですけど、もしかしたら、中本君と呼ばれたかもしれないんですけど、議会と執行のやりとりというのはあると思うんですけど、別に、皆さん、人生の先輩ですので、中本君と呼んでいただいてもですね、一向に構いませんので、その点ちょっと、申し上げておきたいと思います。  では、次の点にまいりたいと思います。  一項目めの三点目、外部講師によるダンス教室を、市内で今後も積極的に実施してはという点について、再質問をさせていただきます。  こちら、県の財源で賄われているというふうに聞いております。その金額がですね、単位時間当たり幾ら幾らということで、また、交通費なしということでですね、外部で活躍されている、もっとレートの高いと申しますかね、そういった外部講師の方が、プロの方が活躍、指導されるに当たっては、ちょっと金額的に十分ではないのではないかというようなですね、見方もあるんですよ。その点について、市として、例えば上乗せを検討したりとか、そういったことはございませんでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。再質問にお答えいたします。  もう議員も御存じのように、今回のダンスによる授業は県教育委員会の事業であり、県教育委員会が予算を組んでいるものであります。議員御指摘のように、外部講師を地域の中でもしいい方がおれば、この事業により、県教育委員会の設定した予算の中で活用しても構わない、どうぞ活用していかないかという事業なわけなんですけども、議員御指摘のように、プロの、いわゆる専門的なダンスの先生にとっては、この賃金、この経費がどうであるかという部分は、やはりその先生、外部講師の経験等により、かなり差があるのではないかと考えます。  県教委の事業でありますので、その点につきまして、来年度につきましては、もう県教委、この方向で一つ出ておりますので、今後、いろんな機会で調整、お話をする機会があると思いますので、その場の中で出していきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)承知しました。プロのですね、外部講師の方に学ぶ機会っていうのは、生徒たちにとってもですね、貴重な機会であると思いますので、そういった点も含めてですね、今後、検討課題の一つとして考えていただけたらと思います。  では、次にまいります。  一項目めの四点目、東上田を宇佐小及び宇佐中の通学区域に変更してほしいとの声があるがというところなんですけれども、この背景としまして、昨今ですね、駅館小学校であるとか、駅川中学校への生徒児童の集中っていうのが進む傾向にあると思います。保護者の方たちの間では、駅川中学校であるとか駅館小学校が、宇佐市教育委員会付属学校なのではないかと、そこにばかり関心が向いているんじゃないというようなですね、心配を口にされる方もいます。  それから、事実かどうかっていうのは、ちょっとこう、あると思うんですけれども、宇佐市全ての小中学校がですね、また各種学校がですね、全ての学校がやはり、宇佐市教育委員会の付属学校というふうにみなされて、等しくすばらしい教育が受けられないといけないというふうに、こういう意見があります。その点について、受けとめ方を御教授いただけますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。お答えいたします。  市教育委員会としましては、市内にある小中学校全て三十一校、分校含めて三十二校を支える立場で運用、動いていきたいと考えておりますので、特定の学校だけに力を入れるということは一切考えておりません。その上で、駅館小学校も宇佐小学校も三十一校全て、子供たちが笑顔で学校に行きたいというようになるように努力してまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)承知しました。またですね、同じ点ですけれども、一部の小学校、中学校では、生徒数、児童数が増えることによって、校舎をですね、増設したりもしていると思います。そこで増設するというのも一つのやり方だと思うんですけれども、そういうときに、通学区域を調整して分散を図るというような考え方はおありではないでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)お答えいたします。  回答にもありますけれども、宇佐市の教育理念として、地域の子供は地域で育てるというものがあります。その大もとになっている部分で、宇佐市立学校の通学区域に関する規則という部分で、子供たちの学区、この地区に住む子供たちはこの学校に行きますという決まりを作っているわけであります。一つの学校が大きいから、一つの学校が小さくなったからといって、そこを安易に変更することはできませんし、そこの地区に住む方の思いというのもあろうかと思いますので、多くの方の御意見を聞きながら、この規則がこのままでよいのか、また、新たに改訂していくべきかというのも含めて、多くの方の意見を聞きながら、市教委としても取り組んでまいりたいと考えます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)おっしゃる趣旨は理解できますので、ぜひ、多くの方の意見を聞いて、必ずしも固まってしまうのではなくてですね、柔軟に検討していっていただけたらというふうに思います。  それでは、次の再質問に入らせていただきます。  一項目めの五点目、放送大学についてなんですけれども、放送大学っていうのはですね、講師力がすごいんですね。学会の重鎮と言われるような、東京大学の名誉教授クラスがですね、もうごろごろ在籍しておられて、そういった方たちが教授をされているというようなところでもあります。そういった講師力の高さというか、すごさというかですね、そういった点をもっと周知してはいかがというふうに思うんですけども、市当局のお考えはいかがでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。中本議員の再質問にお答えいたします。  講師陣が、非常にすぐれた講師が豊富に存在してるということでございますが、何分、放送大学につきましては、議員御承知のとおり、入学料が必要であったりとか一科目ごとに授業料が必要であったりとかですね、いたしますので、社会教育課としましては、こういった制度があるということは公民館等にですね、チラシ、ポスターを張っていったりとか、広報でも年二回、お知らせをしたりとかしているところでございまして、今後もそういった形でですね、市民の方に周知をしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)承知しました。  では、次の六点目、長洲の初盆行事の関連について再質問をさせていただきます。  これをですね、御殿灯籠を作製する技能の継承については、私は一定のですね、担保がなされているというふうに、勉強する中で感じているんですよ。そうした中で、継承する一部の取り組みとしまして、例えば今、小中学生であるとか、そういったところが、子供たちがですね、これを作る作業にかかわってみるっていうようなですね、取り組みをされてもいいのではないかというふうに感じました。また、それについてやるのであれば、財源をつけることも必要だと思います。この点に関して、市のお考えをお聞かせいただけますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  御殿灯籠につきましては、確かに継承者といいますか、が少なくなってきているという現状がございます。御殿灯籠自体がですね、もとを正せばですね、明治時代ぐらいからですね、形がちょっと変わってきておりまして、それから昭和にかけてですね、大型化していっております。定型化されたものではなくてですね、これといった、要するに型があるわけではありませんので、こういった作製現場を子供たちに見せてですね、関心を持ってもらうというようなことは、十分社会教育課のほうでも可能かなとは思っておりますので、できるだけこういう機会が作れるようにですね、今後も考えてみたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)承知しました。学校教育課長が手を挙げておられたので、ぜひお考えを伺いたいところなんですけれども、済みません、ちょっと私がいつも多すぎて時間がないのでですね、次に行かせていただきます。  八点目ですね、市民図書館に個別学習席を設けてほしいとの趣旨なんですけれども、これをやるのであればですね、やっぱり予算が必要だと思います。本当にこう、私も先ほど申しましたけど、個別学習によって自分で考える力が、アクティブにですね、養われるという観点もあると思います。そういった重要なことだと思いますので、ぜひ、高い予算面での優先づけをですね、していただきたいんですけども、財政当局のですね、お考えを聞かせていただけますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長の出口でございます。再質問にお答えいたします。  この、おっしゃる分をやろうと思えば、財源、当然必要だろうと思います。一つ一つの、ピンポイントでこの財源をどうするかというのはちょっとお答えはなかなか難しいんですけども、全体の中で調整してまいりたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)承知しました。ありがとうございます。  では、どんどん行かせていただきます。  二項目め、福祉及び保健についての一点目、医療的ケアが必要な子供の保育状況に関する推進状況並びに家族の就労支援について、市長に御答弁いただきました。極めて少数派の方たちではあるんですよ。なんですけれども、こういった方たちも生き生きとですね、暮らしていただけて、家族の御負担も減らせるように、温かいですね、こういった極めて少数派の人たちにも光の当たる行政運営を行っていただきたいということを、いつも肝に銘じて取り組んでおられると思います。というところで、今後の方針について、もうちょっと詳しく聞かせていただけますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)福祉課長。 ◯福祉課長(垣添隆幸君)福祉課 垣添です。中本議員の再質問にお答えいたします。  私ども福祉課といたしまして、医療的ケアの必要なお子様は、病院から地元に帰るというとこから初めて情報が伝わっておると思います。私どもとしては、お子さん、障害があろうとなかろうが、宇佐市民の宝でございますので、私どもは支援会議等行って、子供さんがいかにサービス提供が必要なのか、また、御家族の介護の疲れをどうやってケアできるのかということで努めてまいっておりますので、今後とも、質問の中にありました就労の関係も、十分私ども把握はしております。ですから、今後の課題としては、保健師なり介護士がいないところに私どものほうで派遣ができないかどうかというのを今後、検討してまいりたいと思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)承知しました。ありがとうございます。  適切に進めていただけたらと思います。  それでは三項目め、まちづくりについての二点目に関しまして、高速道路が開通しても町を素通りされない工夫として参考にしてはということに関連して、再質問をさせていただきます。  先日、永松議員のですね、一般質問で、道の駅の話が出てきたんですけれども、個人的にはですね、永松議員にはいつも御迷惑をおかけしてて大変恐縮なんですけども、申しわけないんですけれども、国交省との一体型道の駅とあわせて、こういった取り組みもですね、何か可能性がないかということを教えていただけますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。中本議員の再質問にお答えいたします。  先日お答えしましたように、一体型での道の駅の構想について、今、検討している中で、中本議員が言われますように、ETC二・〇というビッグデータを活用したいろんなサービスができるということで、そういったものも含めて今、検討させていただいているところでございます。  ビッグデータを活用すると、どういったメリットがあるかということだけ簡単にちょっと説明をさせていただきますと、今回は全国で三カ所だけ、高速道路から降りて道の駅のサービスを受けて一時間以内に同じ箇所に戻れば、料金が継続していけるというサービスは全国で三カ所やっているんですが、それ以外に、ETC二・〇は、高速道路の情報だけではなくて、地震があったりした場合の情報を流していただけたり、交通渋滞情報を即時に流していただける。また、それ以外に、高速道路を逆走して入っていく事故が最近多いんですが、そうしたときにすぐ警報がなるような、そういった装置もついております。いろんなサービスがありますので、そういったことも検討していきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)ありがとうございます。  私よりもですね、皆さんのほうが各分野についてお詳しいのでですね、ぜひいろんな可能性があると思いますので、積極的に御検討なさって進めていただけたらと思います。  では、ちょっと長時間になりましたけれども、私の質問はこれで終わりにさせていただきたいと思います。  皆さん、ありがとうございました。
    ◯議長(佐田則昭君)以上で中本 毅議員の一般質問を終結いたします。  議会の途中でございますけれども、昼食のため、暫時休憩をいたします。再開は十三時十分といたします。                 休憩 午後零時〇六分               ──────────────                 再開 午後一時十分 ◯議長(佐田則昭君)休憩前に引き続き会議を開きます。それでは一般質問を続行します。  次に、十四番 用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)皆さん、こんにちは。傍聴者の皆さん、午前中から本当にありがとうございます。ただいまから一般質問を行います。  十四番 日本共産党の用松です。  まず初めに、北朝鮮が国際社会の自制を求める声に真っ向から挑戦し、たび重なるミサイル、今年だけでも十三回目を数える。しかも、九月三日には六度目の核実験を強行したことに、満身の怒りを込めて糾弾、抗議するものであります。我が党は、米朝が直ちに直接対話に乗り出して、戦争の危機を回避するよう求めて、全力を挙げて頑張る決意でございます。  さて、質問の第一のごみ処理建設の問題について、十七日に正副管理者会議で合意にいたらなかった理由について、そしてまた、今後の合議条件について問うものであります。  第二点は、合意にいたらない場合、宇佐市単独でも充当率九五%、国東、高田でそれぞれやっても九〇%の起債率の交付条件に該当するというふうに聞いているですけども、この点の内容について、どのように検討を行っているのか。  第三点は、時間の関係で次回に回しますので議場の答弁は要りません。  第四点は、岡部広域圏事務局長が私に、盛んに警察へ告発せよということを迫っておるわけですけども、管理者からその理由について、どのような報告を受けているのか。  第五点は、公務員は不正の防止に全力を挙げる。もし、不正が思料される場合は、刑法第二百三十九条で告発の義務を負っているわけですが、この点についてどのような報告を受けているのか。  第六点は、岡部局長の暴言に対して、管理者である是永市長は、懲戒処分に関する指針に準用して対処すると回答されたわけですが、どのような報告を受けているのか。  第七点は、今後のスケジュールについて。  次に、同和問題の第一は、七月十九日に、人権講演会の講師に、部落解放同盟の理論的指導者である奥田氏を講師にしたことは公正さに欠けるのではないか。  第二点は、奥田氏がこの講演会の中で、全く附帯決議のふの字も触れない、この点についてどう考えられておるのか。  第三点は、八月十八日に、十八人の交渉団と部課長、市長以下合わせて二時間にわたって、解放同盟との交渉が行われたと聞き及んでいるけれども、どのような回答を行ったのか。  第四点は、国に確認しましたけども、何の問い合わせもないということですので省略をいたします。  三項目めの教育長の認識についてを問うものであります。教科書問題や村山談話、九条、教育現場でのスタンス、同和教育などについての見解を伺いたいと思います。  第四項目は、一貫して取り上げてきた給食費の無償化の質問であります。  第五点は、核兵器禁止条約について、宇佐市は非核平和自治体宣言を行い、首長会議にも加入をしていると。この核兵器禁止条約について、日本政府が不参加の態度を取り続けることについて、宣言都市としてどうお考えになるのか。  最後に、八月二十三日に開催された特別職の報酬審議会において、市長はどのような諮問を行ったのか。  以上で、第一回終わります。 ◯議長(佐田則昭君)それでは、用松律夫議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十四番 用松議員の一般質問にお答えをいたします。  五項目め、宇佐市は非核平和自治体宣言を行い、日本非核宣言自治体協議会にも加入しているが、核兵器禁止条約に日本政府が不参加の事態について、宣言都市としてどう考えているかについてでありますが、御案内のとおり、平成十八年三月に議会決議により、非核平和自治体を宣言し、平成二十年五月に日本非核宣言自治体協議会に加入いたしております。  本市といたしましては、人類不変の願いである世界の恒久平和の実現のため、あらゆる国の核兵器の廃絶を目指し、核戦争の防止を強く訴えているところであります。これまで述べていますように、国際協調のもと、一日でも早い核兵器の廃絶と世界平和の実現を願っており、日本非核宣言自治体協議会の加盟自治体とともに取り組んでいきたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(佐田則昭君)次に、三項目めの新教育長の教育諸問題の見解についてを、教育長 竹内 新君。 ◯教育長(竹内 新君)教育長の竹内でございます。十四番 用松議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、新教育長の教科書や村山談話、九条、教育現場でのスタンス、同和教育などについて見解はについてでございますけれども、宇佐市で使用する教科書につきましては、児童生徒、地域の実態により即した教科書で学べるように義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律に基づき、宇佐高田採択地区協議会の協議により選定し、宇佐市教育委員会にて採択をしております。  また、教科書検定につきましては、国において法令等に従って適切に行われているものと把握しております。本市の教育は、宇佐市学校教育方針にもありますように、地域の子供は地域で育てることを基本スタンスとし、学校、家庭、地域の三者が一体となった学校教育の推進を図っております。  それから同和教育に関しましては、昨年十二月に施行されました部落差別の解消の推進に関する法律により、現在もなお、部落差別が存在することが明記されました。また、部落差別を解消することは、国や地方公共団体の責務であることも明確に示されました。したがいまして、部落解放に関する教育や保護者等への啓発は学校教育の責務であり、今後も部落差別を初め、全ての差別解消に向けて一層の取り組みの充実を図ってまいりたいと考えております。  村山談話及び憲法第九条につきましては、地方自治法では、国際社会における国家としての存立にかかわる事務は、国が本来果たすべき役割と定められております。この件につきましては、国の専管事項でありますため、見解を述べることは差し控えさせていただきたいと思います。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めのごみ処理施設の建設問題についてを、市民生活部長 江口弘和君。 ◯市民生活部長兼税務課長(江口弘和君)皆さん、こんにちは。市民生活部長の江口でございます。十四番 用松議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、ごみ処理施設の建設問題については、宇佐・高田・国東広域事務組合からの報告及び説明をもとにお答えをいたしてまいります。  まず一点目、八月十七日の正副管理者会議で合意にいたらなかった理由、正副管理者の合議条件はどうなっているのかについてですが、正副管理者会議は、継続協議になったとの報告を受けております。また、広域事務組合の規約では、合議を明示してないとのことでございます。  二点目、仮に合意にいたらなかった場合の起債の交付条件についてですが、現在、宇佐・高田・国東広域事務組合の正副管理者による協議が行われているところであり、協議を見守りたいと考えております。現時点では、合併特例債の期限に間に合わない場合は、交付税の参入率の低い地方債を活用せざるを得ないというふうに考えております。  三点目を飛ばしまして、四点目、広域事務組合事務局長が、私に警察への告発を迫る発言を執拗に行っているが、管理者からその理由についてどのように報告を受けているかについてですが、宇佐・高田・国東広域事務組合及び組合管理者からの報告は受けておりません。  五点目、公務員は刑事訴訟法第二百三十九条で、不正が思料される場合は告発の義務を負っているが、この点についてどう検討されているのかについてですが、外部有識者による公正入札調査委員会の結果は、不正の存在は認められないとの報告がなされており、告発の必要はないとの報告を受けております。  六点目、宇佐・高田・国東広域事務組合事務局長の暴言に対し、懲戒処分に関する指針を準用して対処すると回答されたが、管理者の責任を含めどう対処するのかについてですが、宇佐・高田・国東広域事務組合は、別組織であり、質問の回答は差し控えさせていただきます。  最後に七点目、今後のスケジュールについてどのような報告を受けているかについてですが、ごみ処理施設整備運営事業の落札者が決定されていないことから、未定であるとの報告を受けております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、二項目めの部落差別解消推進法の参院の附帯決議の遵守についてと、六項目めの報酬審議会における市長の退職金の審査についてを総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。十四番 用松議員の一般質問にお答えします。  二項目め、部落差別解消推進法の参院の附帯決議の遵守についての一点目、奥田氏を講師としたことは公正さに欠けるのではと、二点目、附帯決議に一切触れなかったことをどう考えているかについては、関連がありますので一括してお答えします。  議員御指摘の講演会は、あらゆる差別の撤廃、人権擁護のための啓発の推進を図る取り組みの一環として、毎年、宇佐市人権啓発推進協議会が行っているものです。今回は、昨年施行された部落差別の解消の推進に関する法律についての周知を図るため、奥田 均氏を招いて実施されており、講師の人選につきましては、宇佐市人権啓発推進協議会理事会で決定されています。奥田 均氏は近畿大学人権問題研究所教授として教鞭をとられており、そのほかに一般財団法人大阪府人権協会理事、一般社団法人部落解放人権研究所代表理事など、多くの役職を務めております。部落差別問題やあらゆる人権問題に関して、幅広い知識を持たれた方と推察され、大分市を初め県下の市町村でも講演を行っており、講師としての実績を備えてる方だと伺っています。  なお、講演会で附帯決議に触れなかったことにつきましては、限られた時間でもあり、附帯決議には及ばなかったものと思われます。  三点目、八月十八日に開催された解放同盟との交渉で、どのような回答を行ったのかについてですが、主に、部落差別解消の推進に関する法律について基本的な認識、周知・啓発の推進、相談体制の充実、部落差別の実態に係る調査について、市としての考え方や対応について回答いたしました。  次に六項目め、八月二十三日に開催された特別職の報酬審議会において、市長の退職金はどのように審議されたかについてですが、八月二十三日に、第一回宇佐市特別職報酬審議会を開催いたしました。この審議会では、委員の任命の後に会長を選出し、事務局より宇佐市特別職の給料並びに退職手当の現在の状況を説明しました。今後は現状を踏まえ、審議会を重ねていく予定としております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)最後に、四項目めの給食費の助成を含めた子育て支援の拡充策についてを、福祉保健部長 松木美恵子さん。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(松木美恵子さん)福祉保健部長の松木でございます。十四番 用松議員の一般質問にお答えします。  四項目め、給食費の助成を含め子育て支援の拡充策についてですが、市では、平成二十七年十月に策定した宇佐市まち・ひと・しごと創生総合戦略の中で、子育てしやすい環境作りに取り組んでいます。平成二十九年度には、新たに、任意接種である乳児に対するロタウイルスワクチンの予防接種費用の助成を開始し、中学生以下の子供に対するインフルエンザ予防接種についても、市外で摂取した場合にも償還払いで助成を行うこととし、今議会の補正予算に計上しております。  また、昨年度開始しましたすくすく子育て祝金につきましては、今年度から、六カ月以上継続して市の住民基本台帳に記載されているという要件をなくし、出生時または当該年度の四月一日に住民基本台帳に記載されていることと変更し、支給月を早めております。  学校給食費につきましては、学校給食法では、義務教育諸学校の設置者は、学校給食が実施されるように努めなければならず、学校給食の実施に必要な施設及び設備に要する経費並びに学校給食の運営に要する経費を負担するとされています。しかし、それ以外に要する経費は、学校給食を受ける児童または生徒の保護者の負担とされています。  学校給食費の助成につきましては、既に国に対して、九州市長会を通じて、学校教育の基礎的経費である学校給食費については、保護者への給食費負担軽減のため公費負担を念頭に置いた財政措置を講じることという要望を行っているところであります。今後は、今年度行う予定の子ども・子育て支援計画の中間見直しの中で、市民ニーズ調査を実施し、さらに子育て支援として何が必要かを子ども・子育て会議や関係各課等と協議していきたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十四番 用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)最初に、北朝鮮による重大な戦争の脅威が迫る中、事の重大性を鑑みて、核兵器禁止条約に関する質問を第一回再質問やって、あと、順次ということで行きたいと思います。  まず初めに、宇佐市長がこれまで一貫して、大分県でただ一人、原水爆世界大会に核兵器の廃絶の願いを込めてメッセージを送られたことに心から敬意を表し、本当にすばらしいことだというふうに高く評価するものであります。同時に、その立場を堅持し貫くという点から見れば、市長がぜひですね、今、国際ヒバクシャ署名は、全世界で四百万を超えていると。これに賛同する自治体は、八月二十四日現在で十五の知事を含む八百二十八町村の首長が賛同署名に署名をされているということですので、市長のすばらしい、そういう核兵器廃絶の願いを、この市長として、この場で被爆署名に賛同の表明をするお考えはありませんか、市長。  これは市長しか答えられないですよ、市長がメッセージを送っているんで。市長、答えてくださいよ。高く評価してるんで、それは。 ◯議長(佐田則昭君)是永市長。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えをいたします。  これまでの議会で申し上げてますように、地方自治法では、国際社会における国家としての存立にかかわる事務は、国が本来果たすべき役割と定めております。外交や防衛に関する事項につきましては、国の専管事項であるため議会においては、本市としての見解を述べることは差し控えさせていただきます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)せっかく最大限高く評価したのに、それはすりかえですよ。市長自身が、本気で核廃絶の願いを、メッセージを込めたわけですから、当然、市長として党派にかかわらず、さっき言った十五の知事と八百二十八の首長がね、署名してるんですけど、賛同するお考えないんですか、賛同の。お答えを。 ◯議長(佐田則昭君)是永市長。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えをいたします。  先ほども申し上げましたとおり、外交や防衛っていうのは国の専管事項ですよね。議員がいろんな国際情勢をるる説明されてるわけですけども、まさに、そこにどう対処するかというのが、非常に国の専管事項であると思うんですね。したがいまして、私としての見解を述べることは差し控えたいと思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)せめてね、市長が本気なら、日本政府に参加を希望すると、あるいは日本政府が参加しないことに憂慮と懸念を表明すると、そのくらいの決意はできないんですか。 ◯議長(佐田則昭君)総務課長。 ◯総務課長(久保桂一君)総務課長 久保です。お答えをいたします。  宇佐市が加盟をしております非核宣言自治体協議会、それから市長が加盟をしております平和首長会議、この二つの団体がございます。この二つの団体とも、本年の総会で議決文書を採択し……。(「もうわかりました、それは」と呼ぶ者あり)この辺につきましては、本年、この議決文書それから特別議決、これを内閣総理大臣それから外務大臣宛てに送付をしているところでありますし、日本国内の大使館や国連本部などにも送付をしているというふうに確認をしております。  また、平和首長会議におきましては、(「もういい」と呼ぶ者あり)特別議決を外務大臣へ手渡し、総理大臣宛ての文書とともに手渡したと。こういった行動も起こしているところでございますので、市といたしまして、特に一つの団体として行動するというよりは、こういう協議会なり団体の、一つの大きな動きの中の一員として、行動をともにしているという状況は御理解いただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)せめてものお願いなんですけど、愛知県津島市では、公共施設にこの国際被爆署名を置いてるんですけど、宇佐市では、公共施設、市役所の待合室とかですね、そういうとこに置くお考えはありませんか。 ◯議長(佐田則昭君)総務課長。 ◯総務課長(久保桂一君)お答えをいたします。  特に、今現在、市としてそういう取り組みを行うというところは考えてはおりません。(「検討をしてください」と呼ぶ者あり)そういう行動をされているということも、今、議員からお話を初めてお伺いしたところでございますので、各市の状況を調査したいと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)もう、時間の関係で次、移りますけども、せめてね、市長がやっぱり署名してるわけですけど、本気になってね、言行一致ということでやってもらいたいということを強く要望して、次のごみ処理問題に移ります。  まず、合議制は定めてないというんですけど、朝日新聞の記事によりますと、多数決はとらないと、一致して進めたいと、この立場は変わりないんですか。 ◯議長(佐田則昭君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)生活環境課長の江口でございます。用松議員の再質問にお答えをいたします。  新聞報道でいろいろ、正副管理者協議の報告はなされておりますけども、今、用松議員のおっしゃるとおり、その方向で今、協議を進めているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。
    ◯十四番(用松律夫君)高田の市長が就任したのが四月二十三日と。選定委員会が、日立造船一社で開札したのが四月二十七日ということですけども、副管理者である、もちろん三河副市長もそうですけど、宇佐市長も、この開札額を知った上で反対してるというふうに理解していいですか。 ◯議長(佐田則昭君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)正副管理者協議の内容は、一切報告は受けておりません。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)そんなことで仕事が全うできるかと言いたいんですけど、もう時間の関係で、論争する時間よりも内容を重視したいということで先に行きますけど、合意にいたらない場合は、出口財政課長にお聞きしますけども、人口五万人、面積四百平方キロメートルということなら、当然、宇佐市も該当するんですけど、もし宇佐だけに限っていえば、宇佐でそういう同じ条件、いわゆるエネルギー回収型廃棄物整備交付金、二分の一の交付率ですけど、この条件が適応できると、財政の分野から確認できますか。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)単独で実施した場合のことをおっしゃってるのかと思うんですが、それは想定しておりませんし、そういった場合の財政措置も検討している状況ではございません。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)そうやないんですよ、課長。もし、する、せんは別なんですけど、宇佐市の規模でいくと、人口五万人を超えてると。面積四百平方キロメートルを超えてるから、この条件でいけば、同じ広域でやってる条件と同じ二分の一でできるかという財政論で言ってるんですよ。  どうぞ。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)二分の一という部分がよくちょっと理解できないんですけども、財政論の、財政措置という部分で言いますと、合併特例債を活用していくことになると思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)ちゃんとね、関係省庁にも確認をしてるんで、もし宇佐で単独でやっても当然、これは該当するという回答を得てるんで、念のため財政課長に確認の意味ですけども。  大体、三市のごみの焼却施設のごみ量が二万九千四十八トン、年で。このうち宇佐市が一万五千三百五十五トン、年ですね。理論上の問題として、約半分で済むわけですね、もし単独でやった場合。そういうことについて、広域に対して、何か宇佐市から市民負担の軽減をする上で、そういうこともやったらどうかという提案は宇佐市としてしてるんですか。 ◯議長(佐田則昭君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)用松議員の再質問にお答えをいたします。  先ほども申し上げましたように、現時点では正副管理者の協議を見守っているところでございます。ですから、そういう協議、申し込みはしておりません。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)市長が常々ね、市民の幸福と市民の負担の軽減を願ってるという、住みやすい、日本一ということですけど、市長ね、もし宇佐で、一市でやった場合、建設費が六十五億四千七百四十八万円かかるうち約半分と。運転費が五十九億四千七百七十九万円かかるうち約半分。年間、それでも二億九千七百三十万円かかるんですけども、こういう負担軽減っちゅうことで、宇佐市の市民のことを考えたら、そういうことも宇佐市長として、選択肢に、頭の中ありますか。  どうぞ。 ◯議長(佐田則昭君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えいたします。  今、宇佐市が単独でした場合っていうのを試算しておりませんので、具体的にどういうふうに、比較したときに、どちらかに有利だとかいうデータというんですか、そういった情報を持ち合わせておりません。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)私は情報を聞いてきましたので、それを参考にしてください。今、言ったように二万九千四十八トンで、宇佐市単独では一万五千三百五十五トンの処理ができればいいと。国の算式に当てはめてるから、我々から見るとそれもちょっとおかしいと思うんですけども。国の言うとおりにしても、大体今の規模の五二・八六%できると。したがって今、建設費あるいは運転費についても約半分だということで、ぜひ検討もしていただきたいと。  時間の関係で次に移ります。  岡部局長がですね、たびたび私に、なんで警察に言わんのかということを迫ってるんですけども、今の答弁では告発するようなことはないと。ないのになぜ言ってることを、管理者として、市長として、お聞きしてるんですかね。 ◯議長(佐田則昭君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)再質問にお答えをいたします。  先ほどお答えいたしましたとおりでございます。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)先ほど答えてないって。  市長自身ですね、岡部局長が私に対してそういうことを言ってるっちゅうことは、管理者として報告を、上司として当然受けてるんですかね。受けてないんですかね。知ってるんですか、知らないんですか。 ◯議長(佐田則昭君)生活環境課長。(「市長に聞いてるんですよ」と呼ぶ者あり) ◯生活環境課長(江口誠治君)再質問にお答えをいたします。  私ども事務サイドでも、そういう報告は受けておりません。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、市長もそういうことをやられてるっちゅうことを、岡部局長がそういうこと言ってるっちゅうこと知らないっちゅう理解ですね。 ◯議長(佐田則昭君)是永市長。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えいたします。  広域事務組合は一部事務組合ですので、そちらでもちゃんと執行と議会がやってございます。議員のおっしゃるような質問が広域議員から出れば、その場できちんとお答えしたいと思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ宇佐市長としてですね、お答えをいただきたいんですけども、市長として、そういうことが事実であれば好ましくないという認識は持ってるんですかね。もう告発する理由がないという、あなたたち自身が答えたわけですから、その矛盾を説明しないと市民は納得できないと思うんですけど、どうぞ。(「ちょっととめちょって、答弁を」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)再質問にお答えをいたします。  先ほども申し上げましたように、宇佐・高田・国東広域組合は、別組織であり、広域事務組合がございますので、この宇佐市議会で回答すべきではないというふうに考えております。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)全く市民は納得しない。じゃあ市長、もう一度聞きますけど、岡部局長は私に何て言ったかと、ちゃんとテープにとってます。告発してもらったほうがいいと、早く告発してくださいと、告発しないと事態はどんどん進んで終わってしまいますよと。こういうことを岡部局長言ってることは報告受けてますか。  いや、市長に聞いてるんですよ。あなた管理者やないでしょ。 ◯議長(佐田則昭君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)生活環境課長の江口でございます。  先ほども申し上げましたように、この宇佐市議会で回答するべきではないというふうに考えております。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)あくまでも隠蔽をするということで。後で市長ですね、ぜひ確認しちょってください。  時間の配分の関係で、まず信國副市長にお聞きしますが、信國副市長は、毎日新聞の報道では、七月二十六日、森田氏から抗議を受けたというふうに報道されてるんですけど、どんな抗議を受け、どんな答えをされたんですか。 ◯議長(佐田則昭君)生活環境課長……。 ◯十四番(用松律夫君)課長。ちょっといいかげんにしてよ。副市長と、あなた、一緒に同席したんですか、森田建設の抗議に対して。 ◯議長(佐田則昭君)生活環境課長。 ◯十四番(用松律夫君)議長、だめですよ。ちゃんと……。 ◯生活環境課長(江口誠治君)生活環境課長の江口でございます。  私は同席はしておりません。  以上でございます。 ◯十四番(用松律夫君)してないでどうして答えられるの。副市長、ちょっと答えてくださいよ、事実を。 ◯議長(佐田則昭君)信國副市長。 ◯副市長(信國和徳君)副市長の信國です。用松議員の質問にお答えいたします。  企業のほうからですね、用松議員さんの出された新聞の内容について、抗議がございました。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、そのときに、私の新聞記事を、ニュースかなんか見て持っていって、わしが金渡すわけねえじゃねえかと、こういうふうに言ったと思うんですけど、それに対して信國副市長はどうお答えになったんですか。 ◯議長(佐田則昭君)信國副市長。 ◯副市長(信國和徳君)副市長の信國でございます。用松議員の質問にお答えします。  内容についてですね、そこまで深くは話をしておりません。向こうのほうにもお聞きしていただければわかると思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ次。岡部局長は、毎日新聞の記事に対して、市議への疑惑は晴れてないと。公の報道機関にこのような発言をしてることについて、人権侵害、名誉毀損だと思いますけど、市長として、市の職員がそういう答えをしてることについては、どんな御見解ですか。 ◯議長(佐田則昭君)市民生活部長。 ◯市民生活部長兼税務課長(江口弘和君)市民生活部長の江口でございます。用松議員の再質問にお答えをいたします。  宇佐・高田・国東広域事務組合の権限に介入すると。また、同議会を軽視するということになりますので、回答は差し控えさせていただきます。  以上です。 ◯十四番(用松律夫君)そんな答弁が許せると思ったら大間違いで、ほんなら市長、ちょっとお聞きしますがね……。 ◯議長(佐田則昭君)用松議員さん、指名をしてから発言してください。  用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)市長、もしあなたがですね、公職にある者から市長自身が金もらったと。あるいは、マスコミの方が市長のとこに取材に行ったら、疑惑を持ってると言われて、市長自身がそういうふうに社会的に報道されたときには、どういう反応をしますかね。頭に来るでしょ。どうぞ。市長、そういうふうに疑われたらどうするんですか。答えてくださいよ。 ◯議長(佐田則昭君)是永市長。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えします。  そういった、何ですかね、仮定の話っていうのは、についてお答えすることは差し控えたいと思いますけども、一般論として、どなたが来ようと、その管理職の立場にある方が不愉快な思いをさせるような言動があったということがあればですね、そういったことがないように、職員の服務規律を徹底したいと思います。  以上です。 ◯十四番(用松律夫君)あればというのは、市長自身が……。 ◯議長(佐田則昭君)ちょっと、用松議員。さっきから言よるが、指名させて。  用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)市長自身がですね、確かに管理者としての手紙っちゅうか回答を寄せて、岡部局長には懲戒処分に関する指針に準用して対処するというふうに回答を寄せてるんですから、人間が同じで、今日は市長ですけど、市長としてそういう回答も寄せたということを含めてですね、この処分は、四段階あるわけですね、御承知のように。で、懲戒に当たらない場合も、訓告、厳重注意ってある。あるいはそれに加重の負担もかかるということですけど。市長がふさわしくないと、思慮に欠けるというふうに処分の方針を明らかにしたんですけども、これはどういうふうに処分をするお考えですか。
    ◯議長(佐田則昭君)是永市長。 ◯市長(是永修治君)質問の趣旨についてお答えしたいので、反問の許可をお願いいたします。(「どうぞ」「あなたが許可するんじゃない」「うん、わかってる」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)許可します。 ◯市長(是永修治君)ただいまの質問につきましては、広域管理者、つまり宇佐・高田・国東広域管理者として処分をいかにするのかという質問でございますか。 ◯議長(佐田則昭君)用松議員。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、管理者やなくて、市長として市の職員がそういうことをしてる、で、準用して処分するとき、市長としてはどういうお考えですか。 ◯議長(佐田則昭君)用松議員。一部事務組合の職員のことですから、その点はちょっと……。 ◯十四番(用松律夫君)重々承知した上で、人権にかかわるんです。なら、職員が質問、一般市民の人権、蹂躙していいんですか。金もらったとか、疑惑が……、そんなことは許されない。 ◯議長(佐田則昭君)いや、一部事務組合の件は、一部事務組合の議会がございますので、次の議題に移ってください。 ◯十四番(用松律夫君)いや、議長。 ◯議長(佐田則昭君)用松君……。 ◯十四番(用松律夫君)私の名誉と私の人権が蹂躙されてるんですよ。何で広域圏が関係あるんですか。私が名誉毀損をされてるんですよ。それに対して当然、必要な見解を述べるのは当たり前やないですか。  議長、あなたがね、企業から金もらったとか言われてどうしますか。 ◯議長(佐田則昭君)用松議員。この議会は、私に権限があります。だから、さっきから一部事務組合の職員の話ばっかりですから、次の議題に移ってください。  用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)議長、そしたらね、この場でも時間のもったいないんで、私の名誉毀損、私の人権侵害についてはきちっと広域で対応するっちゅうことは約束できますか。  そんなん言うても絶対許せんよ。人が金もらったとか言われて。 ◯議長(佐田則昭君)さっき言ったように、次の議題に移ってください。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ議長、広域圏できちっとしてください。それだけは伝えてください、広域圏に。  伝えてくれるっちゅう約束すれば、次に行きます。そういう意見が出たっちゅうこと伝えるなら。いいですか。 ◯議長(佐田則昭君)私がそれ、言う必要はございません。  用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ市長、伝えてくれますか。同じ人間ですけど。伝えてくれますか、こういう名誉毀損、人権侵害の意見が出たっちゅうことで。広域しか論議できないんでしょ。(「議長、議事進行」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)議事進行。  九番 辛島議員。 ◯九番(辛島光司君)先ほどからやりとりを聞いて思いますけど、堂々巡りになっております。再度、議長より注意していただき、適切に議事運営が進むように処置をしていただきたいと思います。  以上です。 ◯十四番(用松律夫君)はい、議長。いいですか、議長。 ◯議長(佐田則昭君)ちょっと待ってください。先ほどから言っておりますように、一部事務組合の件は、この議上で議論せんでいただきたいと。次の項目に移っていただきたいと。  用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)私としては、強くね、市長にくれぐれもお願いしときます。きちっと私に対する名誉毀損、人権侵害について、しかるべき措置をとってもらいたいっちゅう。私はそれがなければ、当然、名誉毀損で民事調停の裁判を起こす準備もしておりますので、そのことを申し添えておきます。  じゃあ、次に行きます。同和問題についてですね、奥田氏がどういうことをおっしゃったか。差別を認めるかどうかじゃなく、法律を認めるか、否定するかと。こういう考えですけど、これは市も同じ考えと受けとめていいんですか。 ◯議長(佐田則昭君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(荒牧 巌君)人権同和啓発課課長の荒牧ですけど、奥田先生の講演の中でですね、そのような発言があったっちゅうことについてですね、ちょっと私、今、聞いたんですけど、そこについてはちょっと考えがなかったんで、そういうことがあれば奥田先生の主義と思いますんで、そこはちょっと、答え、控えさせていただきたいと思います。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)市と同じ考えではないということを表明されたんですね。  次に、ヘイトスピーチと障害者スピーチと部落差別を同列したんですけど、これも市も同じ考えですか。 ◯議長(佐田則昭君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(荒牧 巌君)平成二十八年にですね、個別法として成立されたということでございます。その差別、それぞれにはですね、いろいろなやっぱり重みがあると思うんで、一緒というふうには考えておりません。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)ありがとうございました。  人権推進協議会の運営費三百七十八万円は、全部市民の税金と。そして、講師には十万円の講師料を払ってると。そういうことからすればですね、附帯決議を、あれだけ国が強調し、今回チラシに折り込んだんですけど、触れなかったことに、ただ時間が足らなかったということで済ませていいのかどうか。 ◯議長(佐田則昭君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(荒牧 巌君)お答えします。  この前のですね、講演会においては、附帯決議については触れなかったということで、答弁しましたけど、時間的なもんがあったんかなと思うんですけど。  ただ、ほかのですね、市町村、大分とか竹田とかいろいろしてますけど、この前、八月二十八日にですね、行われた大分県県民講座、大分県が主催した中には、そういう附帯決議の説明もしたということでございますので、宇佐の場合は、そういう時間的な制限があったのかなと考えているような次第です。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)附帯決議には、新たな差別を生むことがないようにと、あるいは過去の民間運動団体の行き過ぎた言動に対策を講じると。こういうことが書いてるけん、触れたくなかったけど、世論に押されて大分県講座では触れたと思うんで、後ほど県民講座のテープをとって確認しますけど、きちっとね、今後いかなる事態であろうとも、附帯決議は触れさせるというようにさしていただきたいと思います。  解同との話し合いで最も重大なことは、あくまでも第六条に基づく調査は国の仕事。一月に私も政府交渉に行って、森本加奈人権擁護局課長がですね、あくまで主語は国ですよと。にもかかわらず、回答書の中を見ると、宇佐市だけで独自に調査を行うと。こういうことをやろうとしてる。これは推進法の観点から逸脱するんじゃないですか。 ◯議長(佐田則昭君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(荒牧 巌君)お答えします。  用松議員のおっしゃるとおりですね、附帯決議っちゅうか、本法の第六条にはですね、国がということがあります。宇佐市が独自で行うっちゅうことは、今、どのとこから来てるか、ちょっと私、今、理解できないんですけど、この前の交渉においてはですね、法務省の人権擁護局のほうで、今、そういう方法とか内容を検討してるんで、調査研究してるんでですね、それに基づいてうちはそれを待ってですね、その法律のとおり協力していくというスタンスで、私は考えてますけど。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)課長、それはね、これよく読み込んだらわかるように、回答書の中に書いてんですよ。独自でやると。ということで、今、課長はそれはないっちゅうことですから、きちっと訂正しちょってください。いいですか。 ◯議長(佐田則昭君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(荒牧 巌君)お答えします。  今年のですね、回答書にそういうとこがあればですね、ちょっと、私のほうが今、わからないんですけど、一応、回答書の資料は渡してるんで、どの、何項目めかなっちゅうのが、ちょっとわからないんですけど。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)あとでもうこれを見せてしますから、確認したら訂正するっちゅうことで、いいですね。  次に進みます。 ◯議長(佐田則昭君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(荒牧 巌君)お答えします。  確認できれば、ちょっとそこは検討っちゅうかですね。(「訂正」と呼ぶ者あり)訂正っちゅうか、ちょっと考えたいと思います。そういうとこがあれば。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)あれば見直すっちゅうことで。  もう一つ重大なことは、九月十五日付かね、市報と一緒に入ったこの中で、被差別地区など、今、一切ないんですよ。ないのに、被差別地区出身者とわかった場合、どうするかと。そういうアンケートやって、それをさっき言ったように、今度の調査に盛り込む考えかどうか。一切そういうことは盛り込まないということを約束できますか。 ◯議長(佐田則昭君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(荒牧 巌君)チラシについてはですね、今度、部落差別者解消推進法ができたんでですね、そういう被差別地区というかですね、そういうとこについてですね、の記載もあったと思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)だって、この前、課長、被差別地区は宇佐市はないと答えたでしょう。ないんでしょう。確認を。 ◯議長(佐田則昭君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(荒牧 巌君)お答えします。  被差別地区というのはですね、同和地区ということで、同和地区というのは行政用語でずっと使われてきたわけなんですけど、今度、部落差別解消法できたこともありまして、被差別地区という言葉が出てきたんですけど、同和地区というのはですね、昭和四十年、一九六五年でしたかね、同対審の答申の中にですね、同和地区という言葉が出たことが初めと思います。  その後ですね、昭和四十四年、一九六九年ですかね、同和対策特別措置法が出たということで、その中で同和地区を指定して事業を行ったと。その事業を選定するに当たって、同和地区の指定を行ったということで、そういうことで同和地区と呼ばれるようになったんですけど、ただ二〇〇二年、平成十四年ですね、そういう特別法が失効したんでですね、そういう法律が切れたということを考えますと、同和地区がなくなったという解釈もできますけど、昔、同和地区事業を行ったということで言いますと、同和地区イコール被差別部落と、そういうような認識もあると思いますけど。法律的には、今、失効したんで、ないということであると思います。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)被差別地区があるなんぞ、それこそ重大な差別発言でね、撤回してもらいたいんですけど、先ほど課長、十ページにですね、調査を行う予定ですと。また、この法律でいう調査は別ですと。これ、ちゃんと書いてるんで確認して。  で、ちょっと新教育長にお聞きしますけど、この同和教育に対する解同への回答は、ひどい内容になってるんですね。小中学校の中で、何百年も、まあ、何千年っちゃ言わんけども、前の、中世や近世の賤民史を近代の部落差別とつなげると回答すると。これはどういう意味ですか、教育長。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。再質問にお答えいたします。  小中学校で同和教育解消に向けての取り組みをする場合、小中学生、児童生徒には、その時代の背景等がわかりませんので、できる限り、背景がわかった上で部落差別の問題点等を明確にするために、時代背景をきちっと子供たちに理解していく上で、そういう賤民史等を活用しながら説明をしていくという趣旨であると理解しております。  以上であります。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)全くでたらめな答弁でね、賤民史をひもとくことが、逆に差別の解消と新たな差別の拡大につながるということを指摘して、次に移ります。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯十四番(用松律夫君)もう、いいっちゃ。次に移るっち言うたんやから。はい、いいです、議長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  部落差別の解消の推進に関する法律には、現在もなお部落差別が存在するとありますので、学校教育の中においても、教育、保護者への啓発等において、責務としてやっていかなければならないと認識しておりますので、その点については御理解をいただきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)もう答えんでいいっちゅうに答えるから、なお時間がもったいないんですけど。ただ、もう指摘だけします。今まで、私の毎回の答弁の中で、宇佐市には政治的に差別されたり、経済的に差別されたり、地域的に差別されたり、教育的に差別されたり、社会的に差別されたりすることはないと、若干、インターネットの書き込みがね、二件あったけど、それも同和問題でないと答えてるんで、事実と違う答弁は後で訂正をしてもらいたいと。  次に行きます。  新教育長にお伺いしますけど、新教育長が勤務された二〇一三年に、戦争を肯定、美化する、「つくる会」系の教科書が検定に合格したんですけども、また来年の小学生に義務付けられる道徳教育で、パン屋を和菓子屋にかえると。こういう教科書の変遷について、どういうお立場でお仕事をされたですか。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。(「いや、教育長に聞きよんですよ」と呼ぶ者あり) ◯学校教育課長(川島数志君)お答えします。
     教科書検定につきましては、国の機関におきまして法令等に沿って、適切に行われていると把握しております。  以上であります。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)せっかく教育長が今日見えたんですから、教育長、感想。どういう立場でお仕事されたか。ぜひ、答弁を拒否しないで。 ◯議長(佐田則昭君)竹内教育長。 ◯教育長(竹内 新君)再質問にお答えいたします。  先ほども私から申し上げましたとおり、国において、教科書検定は、法令等に従いまして、適切に行われているというふうに考えております。  個別の検定の事柄につきましては、それは国でやっておることでございますので、今、私がこの場で申し上げることは差し控えたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)文科省にはね、前川さんみたいな立派な方がおられるんで、心ならずもそういう答弁をされてると思うけどね、心の中では、やっぱり戦争美化はおかしいというふうに思ってるっちゅうことは、ここで表明できますか。 ◯議長(佐田則昭君)竹内教育長。 ◯教育長(竹内 新君)再質問にお答えいたします。  もちろん教科書検定におきましても、戦争を美化するというような、そういう検定はしておらんとは思っております。  私も、教科書検定の事務に携わっていたころにつきましては、組織の一員としてやっておりましたので、それについて私個人の見解というのは、特段ここでは申し上げる必要はないと思っております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)教育長ね、非常に優秀な教育長で、教科書畑を歩いてこられたと思うんですけども、臨時議会で総務部長は、教育長は、ただ事務的な連絡担当だけだということですけど、そうやなくて、教科書の調整官、検定官されたわけですから、ただ事務連絡調整係じゃなくて、それなりにいろんな意見を聴取し、折衷すると。そういう役割を果たしてこられたという理解していいですか。 ◯議長(佐田則昭君)竹内教育長。 ◯教育長(竹内 新君)お答えいたします。  私としましては、先ほども申し上げましたように、教科書検定の事務に関する業務を行ってまいりました。それから、役職、ポジションによりますけれども、やっておったことにつきましては、例えば、検定の内容を後日ホームページで公開をすると。それから、これは地方に出て、資料を公開するという趣旨ですけれども、教科書検定結果の公開という業務に携わっておりました。  それから、教科書検定調整専門官という話もございましたけれども、それにつきましては、これは各教科でいろいろ考え方ありますので、いろいろな教科ごとの話を聞いて、連絡調整、そういったことをしていたというものでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ時間の関係で……。(「議長、よろしいですか」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)総務部長。 ◯十四番(用松律夫君)もういいです、あなたは。 ◯議長(佐田則昭君)総務部長。 ◯総務部長(永野直行君)用松議員の、今の再質問の中で、臨時議会の中で、教育長が事務連絡係のみの仕事をしてたみたいな表現をされましたけど、私は、教科書検定にかかわる事務、それから連絡調整、そういった業務をやってたというふうに説明をしました。そこ辺は異論ないように、皆さん方に、聞いてる人にきちっとお伝えをしていただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ確認してみます。  次に、四分しかないんでね。給食費の無料化については、給食法第十一条では、文科省の見解でも、助成や負担軽減を禁止するものではないということを明確に述べられてるんですけども、全国的な流れとして、百八十一市町村が何らかの助成と、六十二市町村が、若干増えたと思うんですけど、全額助成ということで。そういう全国的な流れの中で、教育長、給食費の無償化を早期に実現することが望ましいというお考えですか。教育長、どうぞ。 ◯議長(佐田則昭君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(吉武裕子さん)学校給食課長の吉武でございます。用松議員の再質問にお答えいたします。  用松議員も御承知のとおり、学校給食の無償化には多額の予算を必要といたします。今後も国や県の動向、それから他市町村の動向などを注視しながら、アンテナを高くし、状況の推移を見守りたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)国も、今年度全国調査をやると、小中学校ですね。見守りたいと言ったが、どういう立場で見守るのか。早くね、実現したいっちゅう立場で見守るんでしょ。見守りの立場。 ◯議長(佐田則昭君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(吉武裕子さん)お答えいたします。  国や県の動向、繰り返しになりますけれども、多くの市町村が市長会等を通じて要望を出しておりますので、そういう動向を、あくまでも注視しながら、ほかの市町村の動向とかも含めて、見守っていきたいということでございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)当然ね、要望を出してるわけですから、要望が早く実現してほしいっち願うのは当たり前ですから、その立場を堅持してほしいと思うんですけども。  最後に、市長の退職金ですけども、市議会の規則第一条では、市長は諮問を行うというふうになってるんですけど、第一回では、どういう、市長、諮問を行ったんですか。 ◯議長(佐田則昭君)総務課長。 ◯総務課長(久保桂一君)総務課長 久保です。再質問にお答えをいたします。  今回の特別職報酬審議会におきましては、これまで特別職の報酬は、行財政改革、それからその都度、その都度の社会情勢等におきまして、数%ずつのカット等を実施してきております。こういったところをつぶさに説明をしながら、市長、副市長、教育長の給料月額並びに退職手当について、県内他市、あるいは九州の類似団体との比較をしながら、(「わかった。わかりました」と呼ぶ者あり)御説明をしてまいっております。これが適切かどうかという視点で御審議をいただきたいというふうにお願いをしております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあね、総務課長。市長が高すぎるっちゅうね、市民の意識を勘案してですね、誰が市長になっても一五%カットしたんですけども、市役所を四十年勤務した方と市長の退職金、それぞれ平均で比較したら、幾らと幾らになるんですか。 ◯議長(佐田則昭君)総務課長。 ◯総務課長(久保桂一君)市長の退職金と我々一般職員の退職金の比較ということでございますが、これがどういった意味があるのかちょっとわかりませんけども、市長の退職金、それと職員の退職金、これ、比較すれば、当然、計算期間等が異なってまいりますので……。(「いや、金額言ってください。大体」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)総務課長、時間です。  用松議員、時間です。  以上で用松律夫議員の一般質問を終結いたします。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  次の本会議は、十二日午前十時から再開し、議案等に対する質疑並びに委員会付託等を行います。  それでは、本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり御苦労でございました。  なお、この後、議会運営委員会を第二委員会室で再開いたします。委員の方は御参集願います。                      散会 午後二時十四分 宇佐市議会...