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  1. 宇佐市議会 2017-06-02
    2017年06月02日 平成29年第3回定例会(第1号) 本文


    取得元: 宇佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    2017年06月02日:平成29年第3回定例会(第1号) 本文 (22発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (一日目)           開議 午前十時〇〇分 ◯議長(佐田則昭君)おはようございます。  開会に先立ちまして、五月二十四日に開催されました全国市議会議長会において、本市議会より二名の議員が表彰を受けられましたので、ただいまから、伝達式を行います。  事務局長より、名前を読み上げます。  議会事務局長 高月晴彦君。 ◯議会事務局長(高月晴彦君)おはようございます。議会事務局長の高月でございます。  第九十三回全国市議会議長会総会において、本市議会から二名の方が永年表彰を受賞されました。お名前を読み上げます。十五年表彰、筌口 孝議員。十年表彰、辛島光司議員。以上の方々でございます。前のほうへお進みください。  ただいまから、佐田議長より二名の議員へ表彰の伝達を行います。 ◯議長(佐田則昭君)表彰状、宇佐市筌口 孝殿。あなたは、市議会議員として十五年市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第九十三回定期総会に当たり、本会表彰規定により表彰いたします。平成二十九年五月二十四日、全国市議会議長会会長、山田一仁、代読。おめでとうございます。  表彰状、宇佐市辛島光司殿。あなたは市議会議員として、十年市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありましたので、第九十三回定期総会に当たり、本会表彰規定により表彰いたします。平成二十九年五月二十四日、全国市議会議長会会長、山田一仁、代読。おめでとうございます。  二名の議員の皆さん、おめでとうございました。  それでは、ただいま出席議員は二十三名で、地方自治法第百十三条の定足数に達していますので、議会は成立いたしました。  これより、本日をもって招集されました平成二十九年六月第三回宇佐市議会定例会を開会いたします。  これより本日の会議を開きます。  議会運営委員会の結果について報告を求めます。  議会運営委員長 辛島光司君。 ◯議会運営委員長(辛島光司君)皆さん、おはようございます。議会運営委員長の辛島光司でございます。議会運営委員会の結果について御報告いたします。  平成二十九年六月第三回宇佐市議会定例会の議会運営について、去る五月二十六日に議会運営委員会を開催し、執行部より提出議案等の概要説明を受けた後、協議した結果、会期は本日六月二日から六月二十八日までの二十七日間と決定いたしました。
     なお、本会議の議事日程及び各常任委員会開催場所等につきましては、お手元に印刷配付のとおりでございます。  次に、特別委員会の設置について協議いたしました結果、十名の議員をもって構成する議員定数に関する調査特別委員会と、九名の委員をもって構成するはちまんの郷宇佐に関する調査特別委員会を設置することに決定いたしました。  なお、それぞれの特別委員会議員の選任方法につきましては、印刷配付のとおりでございます。  また、議第四十六号 一般会計補正予算の議案質疑、選挙管理委員会委員同補充員の選挙など、議会運営委員会で協議いたしました結果につきましては、本日の本会議終了後の全員協議会で詳細説明をさせていただきたいと思います。  以上で議会運営委員会の報告を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)議事日程は印刷配付のとおりでありますので、御了承願います。    平成二十九年六月第三回                会期及び議事日程表    宇佐市議会(定例会) ┏━━━━━┯━━━━┯━┯━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 日次  │ 月日 │曜│開議時刻│         議事日程         ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃     │    │ │    │○開 会                  ┃ ┃     │    │ │    │日程第一 会議録署名議員の指名       ┃ ┃     │    │ │    │日程第二 会期の決定            ┃ ┃     │    │ │    │日程第三 市長の施政方針          ┃ ┃第  一日│六月二日│金│午前十時│日程第四 諸報告              ┃ ┃     │    │ │    │日程第五 議案等一括上程(議第四十六号   ┃ ┃     │    │ │    │     ~議第五十二号、報告三件)    ┃ ┃     │    │ │    │日程第六 提案理由並びに議案等の説明    ┃ ┃     │    │ │    │日程第七 特別委員会の設置         ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第  二日│  三日│土│ ─  │                      ┃ ┠─────┼────┼─┼────┤休日のため休会               ┃ ┃第  三日│  四日│日│ ─  │                      ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第  四日│  五日│月│ ─  │                      ┃ ┠─────┼────┼─┼────┤                      ┃ ┃第  五日│  六日│火│ ─  │                      ┃ ┠─────┼────┼─┼────┤                      ┃ ┃第  六日│  七日│水│ ─  │議案調査のため休会             ┃ ┠─────┼────┼─┼────┤                      ┃ ┃第  七日│  八日│木│ ─  │                      ┃ ┠─────┼────┼─┼────┤                      ┃ ┃第  八日│  九日│金│ ─  │                      ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第  九日│  十日│土│ ─  │                      ┃ ┠─────┼────┼─┼────┤休日のため休会               ┃ ┃第  十日│ 十一日│日│ ─  │                      ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第 十一日│ 十二日│月│ ─  │議案調査のため休会             ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第 十二日│ 十三日│火│午前十時│日程第一 市政一般に対する質問       ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第 十三日│ 十四日│水│午前十時│日程第一 市政一般に対する質問       ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第 十四日│ 十五日│木│午前十時│日程第一 市政一般に対する質問       ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第 十五日│ 十六日│金│午前十時│日程第一 市政一般に対する質問       ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第 十六日│ 十七日│土│ ─  │                      ┃ ┠─────┼────┼─┼────┤休日のため休会               ┃ ┃第 十七日│ 十八日│日│ ─  │                      ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第 十八日│ 十九日│月│ ─  │議案調査のため休会             ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃     │    │ │    │日程第一 議案等に対する質疑        ┃ ┃第 十九日│ 二十日│火│午前十時│日程第二 委員会付託            ┃ ┃     │    │ │    │日程第三 選挙管理委員会委員及び同補充   ┃ ┃     │    │ │    │     員の選挙             ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃     │    │ │    │常任委員会                 ┃ ┃第 二十日│二十一日│水│ ─  │文教福祉(開催場所 議会棟第二委員会室)   ┃ ┃     │    │ │    │産業建設(開催場所 議会棟第三委員会室)   ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第二十一日│二十二日│木│ ─  │常任委員会                 ┃ ┃     │    │ │    │総  務(開催場所 議会棟第二委員会室)   ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第二十二日│二十三日│金│ ─  │予備日                   ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第二十三日│二十四日│土│ ─  │                      ┃ ┠─────┼────┼─┼────┤休日のため休会               ┃ ┃第二十四日│二十五日│日│ ─  │                      ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃第二十五日│二十六日│月│ ─  │                      ┃ ┠─────┼────┼─┼────┤考案日                   ┃ ┃第二十六日│二十七日│火│ ─  │                      ┃ ┠─────┼────┼─┼────┼──────────────────────┨ ┃     │    │ │    │日程第一 委員長報告            ┃ ┃     │    │ │    │日程第二 委員長報告に対する質疑、討    ┃ ┃第二十七日│二十八日│水│午前十時│     論、採決             ┃ ┃     │    │ │    │日程第三 閉会中の継続審査及び調査     ┃ ┃     │    │ │    │日程第四 特別委員会委員の選任       ┃ ┃     │    │ │    │○閉 会                  ┃ ┗━━━━━┷━━━━┷━┷━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛   ~ 日程第一 会議録署名議員の指名 ~ ◯議長(佐田則昭君)日程第一、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第八十八条の規定により、議長において、  一番 中本 毅君  二番 川谷光紹君  を指名いたします。   ~ 日程第二 会期の決定 ~ ◯議長(佐田則昭君)日程第二、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日六月二日から六月二十八日までの二十七日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)御異議なしと認めます。
     よって、会期は本日六月二日より六月二十八日までの二十七日間と決定いたしました。   ~ 日程第三 市長の施政方針 ~ ◯議長(佐田則昭君)日程第三、市長の施政方針についてを、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。  施政方針に先立ちまして、先ほど御披露のありました筌口 孝議員、辛島光司議員の各位におかれましては、全国市議会議長会表彰の受賞、まことにおめでとうございます。心よりお喜びを申し上げますとともに、これからのさらなる御活躍を御祈念申し上げます。  それでは、施政方針の説明に入らしていただきます。  本日、平成二十九年第三回宇佐市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、公私とも御多用の中、御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。  本定例会におきまして、関係議案等の御審議をお願いするに当たり、平成二十九年度市政運営方針を申し述べ、議員各位並びに市民の皆様方の御理解、御協力を賜りたいと存じます。  私は、さきの市長選挙で、市民の皆様からの御信任をいただき、引き続き宇佐市政三期目のかじ取り役を担わしていただくこととなりました。改めまして、その職責の重さを痛感いたしますとともに、皆様方からの御期待に応えられますよう、決意を新たにしているところであります。  本市では、これまで、定住満足度日本一交流満足度日本一のまちを目指し、全力を尽くしてきましたが、地方を取り巻く環境は、本格的な人口減少社会を迎えるなど、大変厳しい状況にあります。現在、宇佐市版の地方創生総合戦略に基づき、人口減少に歯どめをかける取り組みを推進しているところでありますが、さらに強化する必要があります。  また、熊本・大分地震を踏まえ、南海トラフ地震など大規模な自然災害等へ備えるとともに、地域ごとの特色を生かしたまちづくりも必要であります。そのため、これまでの取り組みを継続、進化させ、新たな課題に対しても積極的に挑戦してまいる所存であります。  実施に当たりましては、これまで同様、議員各位並びに市民の皆様の声を十分お聞きしながら、全庁一丸となって、誠心誠意取り組んでまいります。  次に、予算編成と予算規模について御説明をいたします。  国においては、引き続き、経済再生なくして財政健全化なしを基本方針とし、成長に資する構造改革を加速するとともに、経済・財政再生計画の枠組みのもと、ニッポン一億総活躍プラン等を踏まえた諸課題について予算の重点化を図るなど、よりめり張りをきかせることとしております。  本市におきましても、このような国の動きに歩調を合わせ、地方創生に関連した農業振興や移住促進対策など、平成二十八年度三月補正予算に前倒しした予算とあわせ、十三カ月予算として、切れ目ない事業実施に努めているところであります。  今回の肉づけ予算の編成に当たりましては、国民文化祭等を見据えた各種イベントなどの地方創生関連事業、学校・児童福祉施設の防犯対策などの安心確保対策、さらに、岳切渓谷キャンプ場整備街並み環境整備など、地域の特色を生かしたまちづくりに重点を置き、編成したところであります。  これらを踏まえた平成二十九年度の一般会計肉づけ予算の規模は、二十七億三千三百三十万円で、骨格予算として編成をいたしました当初予算と合わせますと、三百九億七千六百三十万円となり、前年度当初予算と比較して、約二十億五千五百三十万円、七・一%の増額となっております。  さらに、平成二十八年度三月補正予算に前倒しした経費を合わせますと、約三百十一億四千五百三十万円で、約二十二億二千四百三十万円、七・七%増の積極型予算となっております。  一方で、本庁舎建設など大型事業が本格的に始動し、加えて合併特例措置の終了に伴い、段階的に普通交付税が逓減していくことから、引き続き行財政改革に取り組み、健全財政の枠組みを維持する中で、各種事業を戦略的に進めてまいることといたしております。  次に、平成二十九年度の主要施策とその考え方について、肉づけ予算を中心に、骨格分もあわせて御説明をいたします。  まず、総務費についてですが、周辺部及び小規模集落対策につきましては、市内十六地区に設立されました地域コミュニティ組織の活動を支援するとともに、宇佐地域での設立をさらに推進いたします。また、周辺地域元気づくり応援事業などの継続実施に加え、地域コミュニティの拠点となる自治区集会所の建設・修繕を支援いたします。  定住促進対策につきましては、引き続き、うさ暮らし移住満足度一〇〇%事業や、家族支え合い住宅建設奨励金事業を実施するとともに、空き家改修補助事業や都市圏から人材確保を図る地域おこし協力隊活用事業などに積極的に取り組みます。また、若者の出会いの場の創出に努めるとともに、低所得者の新婚家庭を対象に、家賃等の一部を助成いたします。  公共交通対策につきましては、宇佐市地域公共交通網形成計画に基づき、交通空白地域解消と交通弱者の足を確保するとともに、利用促進に向けた環境整備を図ります。  広報・広聴関係では、行政情報を提供する基本的媒体となる広報うさや市ホームページはもとより、急速な普及を見せているSNSなどを活用した即時性のある情報発信に努めます。また、昨年導入したドローンについても、広報や観光PR等に加え、災害や防災等への活用を図ってまいります。さらに、引き続き、市民からの意見や要望に対し、きめ細かな対応ができるよう、市長おでかけトークや小学校区単位でのまちづくり懇話会を開催をいたします。  地域情報化の推進では、光伝送路設備の管理体制を強化し、光インターネットの加入促進に努めるとともに、講習会等を通して、インターネット活用能力の向上を図ります。  市役所本町庁舎につきましては、今年度、基本計画に基づく実施設計を行い、大規模な地震に対しても十分な耐震性を確保するとともに、市民にとって利用しやすく親しみやすい庁舎の建設に着手してまいります。また、安心院地域複合支所についても、来年度の完成を目指して整備に取り組んでまいります。  地域の安全に関しましては、安全安心パトロール車の巡回による防犯啓発や不審者監視不法投棄監視、高齢者や児童などの交通安全啓発を図るとともに、運転免許証を返納した高齢者に対し、バスやタクシーの回数券を交付いたします。また、LED防犯灯の設置・切りかえや自主防災組織の訓練・研修、資機材の整備経費を支援いたします。  また、国際化社会を担う豊かな国際感覚を身につけた人材を育成するため、引き続き高校生短期留学事業に取り組みます。  次に、民生費についてでありますが、障害者福祉関係では、本年度、第三次障がい者計画並びに第五期障がい福祉計画、第一期障がい児福祉計画を策定し、障がいのある方が住みなれた地域で尊厳を持って自立した生活が送れるような環境整備と相談・支援体制の強化に努めます。  児童母子福祉関係では、子ども・子育て支援事業計画中間見直しを行い、多様なニーズに対応した教育保育サービスの充実、民間保育所の改修や保育士等の確保対策、研修支援など、教育保育の充実に努めます。また、多子世帯に対する保育料軽減やすくすく子育て祝い金の支給を継続するとともに、子育てを応援する企業に対し、認証制度や助成制度を推進いたします。さらに、保育所、認定こども園放課後児童クラブ等、施設の防犯・安全対策を強化するため、非常通報装置防犯カメラ設置等に要する経費を支援いたします。  生活保護制度関係では、被保護世帯が増加する中、制度の適正実施と被保護者の自立に向けた就労支援や生活保護に至る前の段階の生活困窮者に対する自立相談支援事業の充実を図ります。  高齢者福祉関係では、高齢者が健康で生き生きとした暮らしが送れるように、老人クラブ等と連携し、生きがい対策の充実を図るとともに、高齢者向けの住宅改造を支援することにより、住環境の整備に努めます。  次に、衛生費についてですが、保健事業関係では、今年度で六年目を迎える健康づくり事業の見直しを行い、健康チャレンジの充実などの取り組みに加え、新たに糖尿病や腎臓病等の重症化予防対策ピロリ菌検査費の助成などのがん予防対策を推進いたします。また、従来の減塩キャンペーンとともに、糖尿病予防としてバランスのとれた食事を推進する適糖キャンペーンを実施することで、食育の面からも市民の健康増進を図ります。さらに、高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種費用の一部助成並びに骨髄バンク事業のドナーとドナーが従事する事業所に対する助成を継続して実施いたします。  母子保健関係では、新たに乳児に対するロタウイルスワクチン予防接種の費用助成を開始するとともに、中学生以下の子供に対するインフルエンザ予防接種の市外での接種についても助成をし、事業の充実に努めます。さらに、子ども医療費妊婦乳児健康診査費不妊治療費、産前産後支援ヘルパー費用の助成事業を継続するとともに、各種子育て教室や健診、乳児家庭全戸訪問事業など、母子保健事業の充実を図り、妊娠・出産・子育て期の切れ目ない支援に努めてまいります。  生活環境関係では、市民一人当たりのごみ減量に努めるため、電気式生ごみ処理機、コンポストの補助購入費を増額するとともに、ごみのリサイクルや減量、環境に関する宇佐市環境リサイクルフェアを開催いたします。また、低炭素社会の実現により、市民の暮らしを守り、持続可能な宇佐市を目指し、総合的かつ計画的に取り組む、宇佐市地球温暖化対策実行計画の策定に着手をいたします。  次に、労働費についてですが、雇用拡大推進員を引き続き配置をし、企業合同面接会の開催や市内企業見学バスツアーの造成など、人材のUIターンを推進するとともに、中小企業の高度技術化を支援いたします。また、高齢者等宅配サービス事業による中山間地域での買い物弱者対策を継続いたします。  次に、農林水産業費のうち、農業関係につきましては、農業の競争力強化を図るため、国の経営所得安定対策農地中間管理事業を活用しながら、農地集積の推進や耕作放棄地の解消等を図ります。また、新規就農者の育成など、人・農地プランの着実な実行を図るとともに、意欲ある認定農業者の育成、集落営農組織の法人化、企業の農業参入を促進することにより、担い手の確保を図ります。  生産基盤の整備では、活力あふれる園芸産地整備事業などにより、小ネギ、白ネギ、ブドウ、イチゴ、トマト、茶についての面積拡大と施設・機械の整備、攻めの水田農業構造改革事業などにより、担い手への機械導入を図るとともに、繁殖雌牛導入支援事業などにより、畜産の経営安定を目指します。  また、圃場の大区画化や乾田化、農業水利施設の機能診断を推進するとともに、安心院地域の国営緊急農地再編整備事業の円滑な推進に向けて、関係機関一体となって取り組みます。世界農業遺産関連では、両合棚田の再生事業やコミュニティビジネス創出推進事業の取り組みを推進いたします。  さらに、地域の共同活動や営農活動に対して支援する中山間地域等直接支払交付金、多面的機能支払交付金などの日本型直接支払制度を推進いたします。農・商・工連携による六次産業化では、宇佐ブランドの海外輸出も含めた販路拡大を図るとともに、お歳暮ギフトの販売促進など、日本一長い条例に基づく地産地消運動を推進いたします。  林業関係では、市産材の利用促進を図るため、公共建築物などへの市産材利用を促進するとともに市産材を使った木造住宅建築への助成を継続いたします。また、有害鳥獣対策では、集落ぐるみの取り組み強化や防護柵等の設置を拡充させるとともに、捕獲圧を高め、鹿・イノシシの個体数管理を積極的に進めることで、農林産物の被害軽減を目指します。さらに、大分干しシイタケの生産拡大を図るため、種駒への助成や散水施設、原木確保のための簡易作業路の整備を進めます。  水産関係では、第三期漁業再生プロジェクトによる生産基盤整備及び流通対策を支援するとともに、漁場環境改善や資源保護育成のための藻場造成に取り組みます。また、クルマエビやワタリガニ、アサリ等の資源回復に努めるとともに、長洲漁協の改修や漁業集落環境整備事業の早期完成を目指します。  次に、商工費についてですが、創業・起業対策として、引き続き専門コーディネーターを配置し、家賃や設備費等に対して助成するとともに、街並み環境整備地区空き家・空き店舗対策事業のエリアを拡充いたします。また、宇佐市中小企業・小規模事業者振興条例の制定を目指すとともに、宇佐商工会議所などと連携をし、市内企業の異業種間交流や大学等との産学交流、人材育成などを積極的に行い、中小企業や商店街の活性化を進めます。  消費者行政対策では、高齢者に対する悪質商法やインターネットトラブルが増加傾向にあることから、消費生活センターでの啓発・相談事業を充実いたします。  企業誘致では、投資及び雇用拡大奨励金制度を活用し、進出企業・大分県との連携を深めながら、トップセールスによる誘致活動を積極的に展開をいたします。また、一定所得以下のUIターン者を対象とした奨学金返還支援事業の活用を図り、地元企業への就職を促進します。  観光関係では、第二次宇佐市観光交流ビジョンに基づき、情報発信、受け入れ体制、資源活用、人材組織の四つの強化を図ります。具体的には、平成三十年度に実施される国民文化祭や六郷満山開山千三百年誘客キャンペーン事業の一環として、東大寺において神輿フェスタを開催するなど、来年度に予定している東大寺サミット開催に向けた機運の醸成を図ります。また、外国人観光客のさらなる誘客を図るため、インバウンド対策を促進するとともに、観光周遊バスの運行やツアー造成補助などにより、観光客の増加に努めます。さらに、双葉山五十回忌の取り組みを支援するなど、双葉山や双葉の里PRを強化いたします。  岳切渓谷キャンプ場につきましては、宿泊エリアである森の広場の造成工事及び宿泊施設としてのコテージの新築工事等を実施いたします。  次に、土木費についてでありますが、都市計画道路では、市道柳ヶ浦中央線の用地買収等を引き続き進めるとともに、上田・四日市線については、詳細設計や用地測量を終え、不動産鑑定後、用地買収に着手いたします。  市道では、福貴野・枝郷線の拡幅工事、田所・岳切線の用地買収に着手するとともに、通学路点検による学校周辺の舗装補修として、尾永井・江須賀線などを実施するほか、通学路の安全を確保する事業として継続中である豊川小学校前の通学路整備ほか四路線の事業実施に着手をいたします。また、橋梁点検結果に基づいて、順次橋梁の補修工事及び継続中であります谷山橋ほか四橋のかけかえ工事を実施いたします。  さらに、国道沿線における地域複合施設整備構想の推進に向け、道路管理者である国土交通省など関係機関との調整を図るほか、通行に支障がある支障木の撤去や草刈り業務等の実施を行うなど、通行の安全性の確保と道路美化の推進を図ります。  都市計画事業では、JR柳ヶ浦駅周辺整備事業の基本計画の策定を終え、事業着手に向けた調整を行うとともに、宇佐神宮周辺地区街なみ環境整備事業では、勅使街道の無電柱化整備事業に本格的に取り組んでまいります。  住宅関連では、宇佐市公営住宅等長寿命化計画に基づき、市営住宅の居住環境の向上に努めるとともに、建てかえ中の市営中須賀団地の整備を継続して行います。また、過疎地域の定住促進対策として、安心院町の津房地区に若者定住促進住宅を建設いたします。  次に、消防費につきましては、消防力の充実と強化を図るため、耐震性貯水槽を設置し、消防団においては老朽化した消防格納庫や消防団ポンプ自動車等を計画的に整備するとともに、消防団員の安全装備などの拡充を図ります。  常備消防においても、救急業務の高度化及び多様化に対応するため、救急救命士の新規養成など、消防職員の資質向上に努めるとともに、救急救命講習会の開催や、火災予防の啓発活動を積極的に行い、市民の安全安心の確保に努めます。さらに、市民への災害情報の的確な情報伝達手段を確保するため、防災行政無線のデジタル化基本構想を策定いたします。  次に、教育費についてですが、学校教育施設では、第三次宇佐市立学校教育施設整備計画に基づき、学校教育施設のエアコン等の整備に取り組むとともに、宇佐中学校のプール施設を改修いたします。また、引き続き、危険遊具の撤去及び新設を行うほか、防犯用具を配置するなど、児童の安全確保に努めます。  学校教育では、土曜授業や中学生短期留学事業を引き続き実施するとともに、小学校には複式授業改善や多人数学級支援のための指導教員、中学校には習熟度別学習指導教員を配置いたします。また、特別な支援を必要とする幼児・児童・生徒には、特別支援教育支援員を配置し、さらに、不登校を初め、子供たちの置かれている環境に対して、具体的な支援をするため、学校と家庭・地域・関係機関等との連絡調整を行うスクールソーシャルワーカーを週四日、各学校に派遣をいたします。  生涯学習では、公民館、社会教育集会所で学び育つ各世代への学習支援に努めるとともに、学校・家庭・地域の連携と協働を推進し、青少年健全育成や地域の協育力の向上、さらに家庭教育の充実に努めます。  スポーツ振興では、宇佐市スポーツ推進計画に基づき、平成の森公園の整備を行うとともに、各種大会や総合型スポーツクラブを支援いたします。また、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックの開催を見据え、事前キャンプ誘致活動に取り組みます。  文化振興では、第三十三回国民文化祭・第十八回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会の開催に向け、プレイベントとして各種文化事業を行い、開催機運の醸成を図るとともに、地域伝承文化の掘り起こし活動に対し助成をいたします。文化財保護では、貴重な文化財の保存と活用を図るため、法鏡寺廃寺跡保存整備事業、天然記念物宇佐神宮社叢緊急調査事業及び市内遺跡発掘調査事業に取り組みます。また、文化財愛護の啓発と普及を図るため、宇佐の歴史や文化財について学ぶ宇佐学講座事業を開催いたします。  平和ミュージアム(仮称)建設においては、建設用地の造成を行うとともに、資料館本体の建築や展示の実施設計に取り組みます。また、宇佐海軍航空隊跡保存整備事業に取り組み、戦争遺構の保存と整備を図ります。  市民図書館では、一般資料や郷土資料、視聴覚資料などの収集・整理に努めるとともに、宇佐学顕彰事業として自由民権運動をリードした政治家、大井憲太郎を取り上げるほか、施設機能を活用した展示会、講演会などを開催いたします。さらにネットワーク機能、分館、自動車図書館活動の充実を図り、市民の書斎、情報センターとしての図書館づくりに努めます。  学校給食では、学校給食衛生管理基準に基づき、調理上の衛生管理を徹底するとともに、本年度から国の基準及び食物アレルギー対応指針に則った食物アレルギー対応食を提供いたします。また、献立では、毎月ふるさと給食の日を設け、県内産の食材を用いた給食を提供いたします。  次に、特別会計について御説明をいたします。  国民健康保険制度関係では、特定健診・保健指導の充実により、疾病の早期発見・早期治療を推進するとともに、保健事業を円滑に実施することで、国保被保険者の健康の保持増進、ひいては医療費の適正化に努めます。また、平成三十年度の国民健康保険財政の県単位化に備え、県や他市町村との協議を進めるほか、後期高齢者医療制度関係では、現行制度の円滑な実施に努めます。  介護保険制度関係では、住みなれた地域で安心して自分らしい暮らしを続けられる体制の充実に向けて、第七期介護保険事業計画・高齢者福祉計画を策定いたします。認知症対策では、認知症の早期発見、早期対応を図るため、医療・介護の専門職からなる認知症初期集中支援チームの体制づくりなど、各種施策に取り組んでまいります。  上水道関係では、老朽管の更新に係る調査・検討を行うとともに、長洲・糸口・八幡・宇佐地区の一部において配水管の更新を行います。また、旧簡易水道関係では、尾立地区老朽管更新の着手を初め、院内地区第一水源改良の促進や、各地域の老朽化施設の改修を順次行います。  生活排水関係では、公共下水道四日市・駅川処理区については、四日市・駅川浄化センター施設の長寿命化を図るとともに、未整備である柳ヶ浦・長洲・宇佐処理区については、柳ヶ浦地区への区域拡大に着手をいたします。農業集落排水区域については、加入率の向上を図るとともに、老朽化施設の改修に着手をいたします。さらに、合併処理浄化槽整備区域内については、改修分の補助金上乗せによるさらなる普及促進を図ります。  以上、平成二十九年度における私の市政運営に対する基本的な考え方や主要な施策を申し述べ、施政方針といたします。実施に当たりましては、議員各位並びに市民の皆様方の御理解、御協力を重ねてお願いを申し上げます。  以上でございます。   ~ 日程第四 諸般の報告 ~ ◯議長(佐田則昭君)日程第四、諸般の報告をいたします。  まず、四日市こども園における不審者侵入事件についてを、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。議長のお許しをいただきましたので、四日市こども園における不審者侵入事件について、御報告をいたします。  報道等で御案内のとおり、去る三月三十一日、十五時二十分ごろ、四日市こども園の施設内に刃物を持った不審者が侵入し、放課後児童クラブ利用児童一名と保育士二名の計三名が負傷、病院に搬送されるという事件が発生いたしました。このような事件が身近なこども園で発生したことは、大変遺憾であるとともに、心が痛む思いでございます。  幸いにもけがは軽傷で済み、また犯人もすぐに逮捕されました。  宇佐警察署にお伺いをいたしましたところ、児童の安全を最優先とし、的確に近隣の福祉施設や民家に避難をさせたこと、日ごろから地域と密着した施設運営が行われており、地域の方々からの協力が得られたことなどが要因として挙げられるとのことでありました。  市といたしましては、被害に遭われた児童やその保護者、職員の心のケアが急務と考え、直ちに大分県こころの緊急支援活動チームの派遣を要請し、四月一日から三日間、御支援をいただきました。その後は、市の保健師や家庭児童相談員がケアを引き継ぎ、現在は落ちつきを取り戻しております。  また、他の施設におきましても、関係機関等連携をしながら、外部からの不審者の侵入防止のための措置や訓練を実施するとともに、不測の事態に備えたマニュアル作り等、各施設における防犯・安全対策の取り組みや支援を強化しているところであります。  なお、放課後児童クラブ、子育て支援拠点、保育所・認定こども園等施設の防犯、安全対策を強化するため、非常通報装置や防犯カメラの設置、また防犯用品の購入などを支援するための予算を今議会に提案をさせていただいているところであります。  以上で報告を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、宇佐・高田・国東広域事務組合議会の報告を、十七番 高橋宜宏君。 ◯十七番(高橋宜宏君)皆さん、おはようございます。十七番の高橋宜宏です。宇佐・高田・国東広域事務組合議会の報告をいたします。  平成二十九年第二回臨時会が、五月二十三日午後二時から、宇佐市議会議事堂で開かれました。なお、会期は一日でありました。  まず、副議長の選挙が指名推選の方法により行われ、宇佐市議会選出の私、高橋宜宏が推選され、当選をいたしました。  続いて、岡部事務局長から諸報告があり、その後、是永管理者から、議第三号の専決処分の承認を求めることについての提案理由の説明がありました。本件は、平成二十八年度宇佐・高田・国東広域事務組合会計補正予算(第四号)を、地方自治法第百七十九条第一項の規定により専決処分したので、同条第三項の規定に基づいて報告し、その承認を求めるためのものでありました。  補正予算は、繰越明許費の追加で、宇佐・高田・国東広域ごみ処理施設整備・運営事業に係る入札手続の一時停止によるアドバイザリー業務のおくれに伴うものとのことでした。  本件の議案質疑では、宇佐市議会選出の議員から、専決処分の中身である事業者アドバイザリー業務委託費の繰越額五百三十六万六千円の内訳及び業務を委託しているコンサルタントの役割についてなどの質問がありました。  執行側からは、繰越額は、アドバイザリー支援業務のうち、現在事業者との契約に至っていない状況から、事業者の評価・選定及び公表に係る支援、事業者との協定及び契約の締結に係る支援業務等の委託料である。本業務は、宇佐・高田・国東広域ごみ処理施設整備・運営事業を公設民営方式、いわゆるDBO方式で実施する上で、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律等に基づき、手続を進めることにおいて必要とされるアドバイザリー業務の委託であり、その性格や内容が多岐にわたり専門性を有する関係から、専門的な助言を得るため、コンサルタントへ委託を行っているなどの答弁がありました。  慎重審議の結果、議第三号につきましては、原案のとおり承認されました。  以上で、宇佐・高田・国東広域事務組合議会の報告を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)最後に、議会事務報告及び議案等の報告を、議会事務局長 高月晴彦君。 ◯議会事務局長(高月晴彦君)議会事務局長の高月でございます。議会事務報告及び議案等の報告をいたします。  まず、平成二十九年三月定例会より、今期定例会までの事務報告は、お手元に印刷配付しておりますので、それにより御了承願います。             事 務 報 告                   平成二十九年六月二日
                      第三回宇佐市議会(定例会) 平成二十九年三月定例会より今期定例会における間の事務について、次のとおり報告いたします。                記 三月二十四日 行財政改革推進特別委員会を開催した。 四月 十二日 企業誘致推進特別委員会を開催した。    十九日 ごみ処理対策調査特別委員会を開催した。        議会活性化特別委員会を開催した。   二十一日 大分県市議会議長会、第一回臨時理事会、第百三回定期        総会に出席した。(杵築市)   二十六日 議会運営委員会を開催した。   二十七日 第九十二回九州市議会議長会定期総会(熊本市)に出席        した。   二十八日 新庁舎建設に関する調査特別委員会を開催した。 五月  十日 第二回宇佐市議会臨時会を開催した。   二十三日 宇佐・高田・国東広域事務組合議会第二回臨時会が開催        された。        国会議員と県下十四市議会議長との意見交換会に出席し        た。(東京都)   二十四日 全国市議会議長会第九十三回定期総会に出席した。(東        京都)   二十六日 議会運営委員会を開催した。  次に、今期定例会に市長から提出されました議案等は、議第四十六号から議第五十二号までの七件で、予算案二件、条例案五件で、そのほか報告が三件であります。  また、本日までに受理いたしました請願はございません。  以上で報告を終わります。   ~ 日程第五 議案等一括上程(議第四十六号~議第五十二号、報告第八号~報告第十号) ~ ◯議長(佐田則昭君)日程第五、議第四十六号から議第五十二号までの七件と報告三件を一括上程し、議題といたします。   ~ 日程第六 提案理由並びに議案の説明について ~ ◯議長(佐田則昭君)日程第六、提案理由並びに議案等の内容についての説明を求めます。宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  提案理由について御説明をいたします。  議第四十六号は、平成二十九年度宇佐市一般会計補正予算(第一号)案でございますが、今回の補正額は二十七億三千三百三十万円の増額で、骨格予算として編成した平成二十九年度当初予算と合わせますと三百九億七千六百三十万円となり、前年度当初予算と比較しますと、二十億五千五百三十万円の増額となっております。  さらに、平成二十八年度第二次補正予算に伴い、前年度に前倒しした事業と合わせますと、約三百十一億四千五百三十万円となり、国・県支出金及び交付税措置の有利な地方債などを活用した積極型予算となっております。  今回の補正予算の編成に当たりましては、人口ビジョンの実現に向けた宇佐市版総合戦略に位置づけられた事業を中心に展開をしてきた施策を継続し、進化させるとともに、新たな政策課題に対しても積極的に挑戦をしていくため、より一層の事業の重点化を進めて編成をいたしました。  主な歳出補正の内容につきましては、総務費で、合併特例債を活用した地域振興基金積立金などにより、二千六百三万五千円の増額、民生費で、保育所緊急整備事業や児童福祉施設の防犯対策強化事業、すくすく子育て祝い金事業の拡充などにより、三億二千八十八万三千円の増額となっております。  次に、農林水産業費で、農業の企業参入及び生産技術高度化を推進する強い農業づくり交付金事業、両合棚田の保全などに取り組む世界農業遺産推進事業などにより、一億八千四百十六万八千円の増額となっており、商工費で岳切渓谷キャンプ場整備事業、周遊観光や情報発信の充実を図る観光戦略総合対策事業、国民文化祭のプレイベントとして神輿フェスタの開催支援などにより、四億百十万六千円の増額となっております。  また、土木費で、宇佐神宮周辺の街並み環境整備事業や社会資本整備総合交付金事業、定住促進住宅建設事業などにより、六億六千九百四万一千円の増額となっており、消防費で、防災行政無線デジタル化基本構想策定事業などにより、四百七十八万三千円の増額となっております。  さらに、教育費では、平成の森におけるスポーツ施設拠点整備事業や、小学校エアコン整備事業、中学校プール施設改修事業などにより、十一億二千六百四十九万五千円の増額となっております。  主な歳入補正につきましては、地方創生推進交付金、社会資本整備総合交付金などの増に伴う国庫支出金四億八千百十二万六千円の増額、市債でスポーツ施設拠点整備事業など合併特例債の増に伴い、十四億二千二百五十万円の増額、財政調整基金や減債基金、公共施設整備基金などの取り崩しによる繰入金四億七千六百五十八万円の増額などにより、財源の確保を図ったところであります。  議第四十七号は、平成二十九年度宇佐市公共下水道事業特別会計補正予算(第一号)案でございますが、今回の補正額は二億三千二百八十万円の増額で、累計予算額は十五億九千四十万円となります。  補正内容につきましては、歳出で新終末処理場区域拡大事業費の増額、歳入で事業費の増額に伴う国庫支出金及び市債の増額を行うものであります。  議第四十八号は、宇佐市いじめ問題対策連絡協議会等条例の制定についての件でございますが、これはいじめ防止対策推進法の規定に基づき、いじめの防止等の対策に関し、市の対策の基本的な事項を定めることにより、いじめの防止等のための対策を推進することを目的に、条例を制定するものであります。  議第四十九号は、宇佐市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についての件でございますが、これは大分県がスクールソーシャルワーカーの報酬について増額する見直しをしたことに伴い、本市に配置するスクールソーシャルワーカーの報酬を増額するため、改正を行うものであります。  議第五十号 宇佐市税条例の一部改正について、議第五十一号 宇佐市都市計画税条例の一部改正についての件でございますが、これは地方税法等の改正に伴い、課税標準額の特例割合について、新たな対象資産の導入を行うため、改正を行うものであります。  議第五十二号は、宇佐市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についての件でございますが、これは個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部を改正する法律の改正に伴い、引用部分に号ずれが生じるため、改正を行うものであります。  以上をもちまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願いをいたします。  続きまして、報告について御説明をいたします。  報告第八号は、平成二十八年度宇佐市一般会計繰越明許費繰越計算書についての件でございますが、これは平成二十八年度宇佐市一般会計補正予算(第三号、第四号、第六号)で計上いたしました繰越明許費のうち、国の二次補正に伴う経済対策臨時福祉給付金事業や、学校施設環境改善交付金を活用したエアコン整備事業(小学校)、社会資本整備総合交付金事業など全二十八事業、総額十一億四千五百七十一万四千円について、いずれも当該年度内に事業が完了しないことから、その翌年度執行に係る事業費の繰越計算書を調製いたしましたので、地方自治法施行令第百四十六条第二項の規定により報告をするものであります。  報告第九号は、平成二十八年度宇佐市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書についての件でございますが、これは平成二十八年度宇佐市公共下水道事業特別会計補正予算(第四号)に係る繰越明許費の公共下水道建設事業ほか一件を翌年度に繰り越しましたので、地方自治法施行令第百四十六条第二項の規定により報告をするものであります。  報告第十号は、専決処分の報告についての件でございますが、これは地方自治法第百八十条第一項の規定による市長の専決処分指定事項の規定により、指定をされました事項について専決処分をいたしましたので、地方自治法第百八十条第二項の規定により報告するものであります。  以上をもちまして報告の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)以上で提案理由並びに議案等の内容についての説明を終わります。   ~ 日程第七 特別委員会の設置について ~ ◯議長(佐田則昭君)日程第七、特別委員会の設置についてを議題といたします。  お諮りいたします。  お手元に印刷配付の特別委員会設置案のとおり、議員定数等に関する調査・研究については、十人の委員をもって構成する議員定数に関する調査特別委員会を、はちまんの郷宇佐の管理運営等に関する調査・研究については、九人の委員をもって構成するはちまんの郷宇佐に関する調査特別委員会をそれぞれ設置し、これに付託の上、調査終了まで閉会中の継続審査及び調査とすることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(佐田則昭君)御異議なしと認めます。  よって、議員定数等に関する調査・研究については、議員定数に関する調査特別委員会を、はちまんの郷宇佐の管理運営等に関する調査・研究については、はちまんの郷宇佐に関する調査特別委員会をそれぞれ設置し、これに付託の上、調査終了まで閉会中の継続審査及び調査とすることに決定いたしました。  なお、委員の選任については、二十一日から予定されております各常任委員会で選出していただき、今定例会の最終日に特別委員会委員の選任を行います。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  明日三日から十二日までは、議案調査のために本会議を休会いたします。  休会明けの本会議は、十三日午前十時から再開し、市政一般に対する質問を行います。  本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。  なお、この後全員協議会を開催いたしますので、議員控室にお集まりください。                     散会 午前十時五十一分 宇佐市議会...