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2017年02月28日 平成29年第1回定例会(第3号) 本文
2017年02月28日 平成29年第1回定例会(第3号) 名簿

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  1. 宇佐市議会 2017-02-28
    2017年02月28日 平成29年第1回定例会(第3号) 本文


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    最終取得日: 2023-03-29
    2017年02月28日:平成29年第1回定例会(第3号) 本文 (449発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (三日目)           開議 午前十時〇一分 ◯議長(中島孝行君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十三名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  平成二十九年三月第一回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、昨日に引き続き、市政一般に対する質問となっております。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(中島孝行君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告に従い、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(平成二十九年二月二十八日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃五番    │一、はちまんの郷に関して         │市長    ┃ ┃後藤竜也君 │ (1)宇佐市が取得し、平成二十七年度より  │担当部・課長┃
    ┃      │  現・運営会社と契約をして、まもなく  │      ┃ ┃      │  丸二年を迎える。これまでの業績はど  │      ┃ ┃      │  うか。売上、利用者数等、どのように  │      ┃ ┃      │  推移してきたのか。          │      ┃ ┃      │ (2)問い合わせ、苦情等、多く受けてい   │      ┃ ┃      │  る。市民からの声をどのように受け止  │      ┃ ┃      │  めているか。             │      ┃ ┃      │ (3)二年間の実績を基にした報告書はいつ  │      ┃ ┃      │  出せるのか。来年度、契約満了を迎え  │      ┃ ┃      │  るにあたり、早めに議論を開始すべき  │      ┃ ┃      │  だが。                │      ┃ ┃      │ (4)今後の方針について。         │      ┃ ┃      │二、教育に関して             │市長    ┃ ┃      │ (1)現状で標準授業時間数は確保出来てい  │担当部・課長┃ ┃      │  るか。                │      ┃ ┃      │ (2)学習指導要領改訂に伴い標準授業時間  │      ┃ ┃      │  数が増加するが、どのように対応する  │      ┃ ┃      │  のか。                │      ┃ ┃      │ (3)平成三十年度から道徳が教科化される。 │      ┃ ┃      │  現在は道徳の時間にきちんと道徳授業  │      ┃ ┃      │  は行われているのか。道徳教育推進教  │      ┃ ┃      │  師はどのように役割を果たしているの  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │ (4)いじめが社会問題となっているが、解  │      ┃ ┃      │  決への一つの手段として、道徳教育の  │      ┃ ┃      │  有効性を市教委としてどのように考え  │      ┃ ┃      │  ているか見解を問う。         │      ┃ ┃      │ (5)NIE(Newspaper In Education 教   │      ┃ ┃      │  育に新聞を)を推進していくとの方針  │      ┃ ┃      │  だが、新聞や題材の選定は慎重でなけ  │      ┃ ┃      │  ればならない。どのように進めていく  │      ┃ ┃      │  方針か。               │      ┃ ┃      │三、地域医療について           │市長    ┃ ┃      │  今後、一極集中や少子化による過疎   │担当部・課長┃ ┃      │  化、高齢化が進み、医師不足と医療を  │      ┃ ┃      │  必要とする方の増加が同時に進むこと  │      ┃ ┃      │  が予想される。先日の中津市民病院の  │      ┃ ┃      │  夜間小児外来の件も含め、医師の確保  │      ┃ ┃      │  が重要な課題である。         │      ┃ ┃      │ (1)夜間医療の体制再編の議論は進んでい  │      ┃ ┃      │  るか。                │      ┃ ┃      │ (2)即効性はないが、将来に備えるという  │      ┃ ┃      │  意味や、進学支援という意味で、卒業  │      ┃ ┃      │  後、宇佐市内の病院に勤務すること等  │      ┃ ┃      │  の条件を課したうえで、医学生への奨  │      ┃ ┃      │  学金等の創設を検討できないか。    │      ┃ ┃      │四、市内の移動手段について        │市長    ┃ ┃      │  高齢者の免許返納や交通弱者対策とし  │担当部・課長┃ ┃      │  て、交通体系再編の必要がある。現状  │      ┃ ┃      │  の路線バス、コミュニティバスに加   │      ┃ ┃      │  え、循環バスや、デマンドタクシー、  │      ┃ ┃      │  タクシー補助等、考えていかなければ  │      ┃ ┃      │  ならないが、市の考えはどうか。    │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十三番   │一、ごみ処理施設の建設問題について    │市長および ┃ ┃用松律夫君 │ (1)落札者選定基準書の六項に入札の中止  │担当部課長 ┃ ┃      │  または取り消す場合、応募者は損害賠  │      ┃ ┃      │  償請求などはできないと定めているの  │      ┃ ┃      │  になぜか、その恐れがあるとして、入  │      ┃ ┃      │  札を継続した理由に挙げている。この  │      ┃ ┃      │  点は、どのような報告を受けているか。 │      ┃ ┃      │ (2)焼却炉とリサイクル施設の建設費が別  │      ┃ ┃      │  府市などに比べて異常に高いという市  │      ┃ ┃      │  民の批判についてどう報告を受けてい  │      ┃ ┃      │  るか。                │      ┃ ┃      │ (3)ごみ減量に逆行する規模という市民の  │      ┃ ┃      │  批判についてどう報告を受けているか。 │      ┃ ┃      │ (4)竹田、日田、中津などの最近の可燃可  │      ┃ ┃      │  能な自然災害廃棄物の排出量と一日七  │      ┃ ┃      │  トンとの整合性についてどのような報  │      ┃ ┃      │  告を受けているか。          │      ┃ ┃      │ (5)辞退を余儀なくされた会社の代表の「● │      ┃ ┃      │  ●(人物名)は●●(企業名)が受注  │      ┃ ┃      │  できるよう情報を流した」という証言  │      ┃ ┃      │  の中の人物は、誰のことで、その人物  │      ┃ ┃      │  に事実関係を行ったかどうか、どのよ  │      ┃ ┃      │  うな報告を受けているか。       │      ┃ ┃      │ (6)また上記の会社の代表は、「官製談合  │      ┃ ┃      │  があったと考えている」かとの質問に  │      ┃ ┃      │  「その通り」と答えているが、この点  │      ┃ ┃      │  はどのように報告を受けているか。   │      ┃ ┃      │二、部落差別解消推進法の参院の付帯決議  │      ┃ ┃      │  について               │      ┃ ┃      │ (1)過去の民間運動団体の行き過ぎた言動  │      ┃ ┃      │  とはどの団体を差し、どんな内容か。  │      ┃ ┃      │ (2)部落差別の解消を阻害していた要因と  │      ┃ ┃      │  は何か。               │      ┃ ┃      │ (3)「新たな差別を生むことがないよう」  │      ┃ ┃      │  とはどのようなことを想定してのこと  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │ (4)運動団体の要求に「調査の必要性は強  │      ┃ ┃      │  く感じている」と回答しているが、新  │      ┃ ┃      │  たな差別の掘り起こしと拡大につなが  │      ┃ ┃      │  らないか。              │      ┃ ┃      │ (5)心理的差別があるから同和行政が必要  │      ┃ ┃      │  というのは、多数の市民一般が差別の  │      ┃ ┃      │  考えを持っているとの前提に立ったも  │      ┃ ┃      │  のであり、差別解消に有効ではないの  │      ┃ ┃      │  ではないか。             │      ┃ ┃      │三、市長らの退職金を検討する審議会はい  │      ┃
    ┃      │  つ開かれ、どのような方向を検討する  │      ┃ ┃      │  お考えか。              │      ┃ ┃      │四、平和ミュージアムで戦争の被害ととも  │      ┃ ┃      │  に、加害の事実はどう伝えるのか。   │      ┃ ┃      │五、市営住宅の保証人について       │      ┃ ┃      │ (1)窓口で保証人が六十歳以下でないと入  │      ┃ ┃      │  居できないと説明している職員がいる、 │      ┃ ┃      │  是正を。               │      ┃ ┃      │ (2)生保の世帯は保証人の免除制度を導入  │      ┃ ┃      │  すべきではないか。          │      ┃ ┃      │六、入学祝い金の支給を四月中に実施する  │      ┃ ┃      │  ための課題と取り組みは。       │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃四番    │一、子ども医療について          │市長および ┃ ┃多田羅純一君│ (1)中津市民病院の小児救急センターの夜  │担当部課長 ┃ ┃      │  間診療取りやめが四月より決定したが  │      ┃ ┃      │  宇佐市の子どもが急病になった時の夜  │      ┃ ┃      │  間救急窓口はどこか。         │      ┃ ┃      │ (2)この医療体制は更に悪くなる恐れが有  │      ┃ ┃      │  るのか。               │      ┃ ┃      │ (3)市民への周知は具体的にどの様に行う  │      ┃ ┃      │  のか。                │      ┃ ┃      │ (4)宇佐独自で人材確保に向けた取り組み  │      ┃ ┃      │  は出来ないか。            │      ┃ ┃      │二、東九州自動車道、宇佐SA(サービス  │      ┃ ┃      │  エリア)設置について         │      ┃ ┃      │ (1)宇佐IC~院内IC間に宇佐SAを作  │      ┃ ┃      │  り、郷土料理や六次産品の販売や宇佐  │      ┃ ┃      │  の田園風景を観光にしてはどうか。   │      ┃ ┃      │ (2)院内ICは院内方面から中津方面のぼ  │      ┃ ┃      │  り車線がないのでスマートインターを  │      ┃ ┃      │  作り中津方面へつなげる様にしてはど  │      ┃ ┃      │  うか。                │      ┃ ┃      │三、高齢者による交通事故低減対策につい  │      ┃ ┃      │  て                  │      ┃ ┃      │ (1)昨年、市内に於いて高齢者の事故は何  │      ┃ ┃      │  件発生しているのか。         │      ┃ ┃      │ (2)高齢者限定で先進安全自動車購入時の  │      ┃ ┃      │  補助はできないか。          │      ┃ ┃      │ (3)急発進防止装置等の補助はできないか。 │      ┃ ┃      │四、宇佐八幡駐車場について        │      ┃ ┃      │ (1)駐車場の改善計画はどの様に進んでい  │      ┃ ┃      │  るのか。               │      ┃ ┃      │ (2)急速充電設備は付けられないか。    │      ┃ ┃      │五、田舎暮らしの「二〇一七年版 住みた  │      ┃ ┃      │  い田舎ベストランキング 五位」につ  │      ┃ ┃      │  いて                 │      ┃ ┃      │ (1)今回の評価点と宇佐市の現状について  │      ┃ ┃      │  どう捉えているか。          │      ┃ ┃      │ (2)次年度に向けて特に力を入れる施策は  │      ┃ ┃      │  あるか。               │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃一番    │一、女性副市長ポストの創設について    │市長および ┃ ┃中本 毅君 │ (1)部長級、課長級および総括級におい   │担当部課長 ┃ ┃      │  て、女性職員の比率および活躍実態は。 │      ┃ ┃      │ (2)女性の副市長ポストを創設し、常勤特  │      ┃ ┃      │  別職の立場からも、女性の感覚や発想  │      ┃ ┃      │  を市政に反映しては。         │      ┃ ┃      │二、「日本のUSA(宇佐)」を活用した  │      ┃ ┃      │  地域おこしについて          │      ┃ ┃      │ (1)本年一月二十一日にJR宇佐駅周辺で  │      ┃ ┃      │  民間五団体によって行われた「宇佐ア  │      ┃ ┃      │  メリカン駅」のイベントには、初開催  │      ┃ ┃      │  にもかかわらず三千もの人出があり、  │      ┃ ┃      │  大盛況となった。国内外のテレビ・ラ  │      ┃ ┃      │  ジオ・新聞・雑誌・インターネット上  │      ┃ ┃      │  で紹介され、「日本のUSA(宇佐)」 │      ┃ ┃      │  の知名度向上に絶大な貢献を果たした。 │      ┃ ┃      │  これを、市はどのように評価している  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │ (2)「日本のUSA(宇佐)」のPRに関  │      ┃ ┃      │  する民間の取り組みに対して、市は今  │      ┃ ┃      │  後、人的な面においても積極的に協力  │      ┃ ┃      │  していくべきではないか。       │      ┃ ┃      │ (3)市長は「地域に飛び出す公務員を応援  │      ┃ ┃      │  する首長連合」に参加しては。     │      ┃ ┃      │ (4)米国大統領の宇佐市訪問について、民  │      ┃ ┃      │  間ルートで市に打診があったと聞く   │      ┃ ┃      │  が、事実関係は。市は積極的な対応を  │      ┃ ┃      │  行ったか。              │      ┃ ┃      │ (5)もし仮に米国大統領の来訪が実現すれ  │      ┃ ┃      │  ば、宇佐市の活性化において過去に例  │      ┃ ┃      │  のない、非常に大きなニュースとなる。 │      ┃ ┃      │  米国のホワイトハウスがすでに「日本  │      ┃ ┃      │  のUSA」を認識しているという情報  │      ┃ ┃      │  もある。宇佐市としても、外務省北米  │      ┃ ┃      │  課などと連絡を取って、「日本のUS  │      ┃ ┃      │  A」を外交筋にPRし、大統領の来訪  │      ┃ ┃      │  を呼びかけては。           │      ┃ ┃      │ (6)本市で「インバウンド対策交流会」が  │      ┃ ┃      │  好評実施されているが、これを今後も  │      ┃ ┃      │  発展的に実施し、その中で「日本のU  │      ┃ ┃      │  SA(宇佐)」の話題も扱っては。   │      ┃ ┃      │三、夜十時から翌朝までの小児医療につい  │      ┃ ┃      │  て                  │      ┃ ┃      │  中津市民病院小児救急センターの二十  │      ┃ ┃      │  四時間診療中止を受けて、宇佐市の対  │      ┃ ┃      │  応は。                │      ┃ ┃      │四、市民図書館に新設された喫茶スペース  │      ┃ ┃      │  について               │      ┃
    ┃      │ (1)「としょかんカフェ」が好評であると  │      ┃ ┃      │  聞くが、実態は。           │      ┃ ┃      │ (2)次世代型カップ自販による「キャラ  │      ┃ ┃      │  メルマキアート」などの飲み物も好評  │      ┃ ┃      │  と聞く。本庁舎のロビーやその他の場  │      ┃ ┃      │  所にも、次世代型カップ自販を設置  │      ┃ ┃      │  しては。               │      ┃ ┃      │五、消防団へのオートマ車導入について   │      ┃ ┃      │ (1)団員の募集推進状況は。        │      ┃ ┃      │ (2)団員がより活動しやすいよう、オート  │      ┃ ┃      │  マチック車両を導入推進しては。    │      ┃ ┃      │六、有効求人倍率一・七八について     │      ┃ ┃      │  ハローワーク宇佐管内有効求人倍率  │      ┃ ┃      │  が昨年十二月に一・七八倍という高水  │      ┃ ┃      │  準を記録したが、雇用や就労をめぐる  │      ┃ ┃      │  本市の課題と対策は。         │      ┃ ┃      │七、四日市のまちづくりについて      │      ┃ ┃      │ (1)永岡鮮魚店からサンリブ四日市店にか  │      ┃ ┃      │  けての道路整備状況は。        │      ┃ ┃      │ (2)サンリブ四日市店が今秋に撤退を予定  │      ┃ ┃      │  していることが、各方面に周知されて  │      ┃ ┃      │  いる。仮に、週末に利用者が多いサン  │      ┃ ┃      │  リブ駐車場が閉鎖されると、東新町周  │      ┃ ┃      │  辺の飲食店に与える影響は大きく、地  │      ┃ ┃      │  域経済への打撃も懸念される。市は跡  │      ┃ ┃      │  地利用をどのように考えているか。   │      ┃ ┃      │八、「市民」という用語定義の複雑さにつ  │      ┃ ┃      │  いて                 │      ┃ ┃      │  「市民」といえば基本的に「住民」を  │      ┃ ┃      │  指すよう、自治基本条例の一部を改正  │      ┃ ┃      │  しては。               │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯議長(中島孝行君)まず五番 後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)皆さん、おはようございます。議席番号五番の後藤竜也でございます。  議長の許可をいただきましたので、市政一般に対する質問をさせていただきます。  まず質問に先立ちまして、本年をもちまして退職される部課長の皆様方に、心より今までの御礼と、またこれからの御指導をお願いしたいと思っております。今まで本当にお疲れさまでございました。  今、公務員の定年のお話がよくございます。以前、私もよくお話をしたことがございました。私のような若輩が言うのも大変僭越なんではありますけれども、六十歳が大変若過ぎるんじゃないかなと本当に思うわけであります。  国家公務員でも一時期、六十五歳を定年にしてはどうかという話があって、いろいろ議論されましたが、結果的には再任用で充当していくということになったそうであります。しかしながら、職種によっては六十歳に限ってはおりません。例えば、研究所の所長とか、医師の方であれば六十五歳、裁判官であれば七十歳、また一般事務においては、事務次官においては六十二歳ということであります。  例えばなんですけれども、宇佐市において部長職の方は、宇佐市の事務次官ではないかなと思うわけです。ですので、これからの検討課題の一つとして、条例によって変えることができるというふうに理解をしておりますので、また検討課題の一つとしていただきたいなと思います。  他市に先がけてするというのは、なかなかやりにくいところもあるかもしれないんですけれども、何か一つ、私はいいことだと思っていますので、いいことはやっていくのもいいんではないかなと思います。  最近の車のCMのキャッチコピーで大変感銘を受けた言葉がありまして、「すぐ普通になる。今は特別」。こういったことも、もしかしたらすぐ普通になるかもしれませんので、検討をしていただきたいと思います。  それでは、通告に従いまして、四項目にわたりまして質問をさせていただきます。まず一点目が、はちまんの郷に関してです。  宇佐市が取得いたしまして、平成二十七年度より現運営会社と契約をし、まもなく丸二年を迎えます。これまでの業績はどうか。売り上げ、利用者数等、どのように推移してきたのかお伺いをいたします。  次に問い合わせ、苦情等、多く受けております。市民からの声をどのように執行は受けとめているのかお伺いいたします。  三点目が、二年間の実績をもとにした報告書はいつ出せるのか。来年度、契約満了を迎えるに当たり、早目に議論を開始すべきだと思いますが、いかがでしょうか。  四点目が、今後の方針についてお伺いいたします。  次に、教育に関してでございます。現状で標準授業時間数は確保できているのか。  次に、学習指導要領改訂に伴い、標準授業時間数が増加しますが、どのように対応していくのかお伺いいたします。平成三十年度から道徳が教科化されます。現在は道徳の時間にきちんと道徳授業は行われているのか、また、道徳教育推進教師はどのように役割を果たしているのかお伺いいたします。  次に、いじめが社会問題となっていますが、解決への一つの手段として、道徳教育の有効性を市教委としてどのように考えているか見解を伺います。  五点目が、NIEを推進していくとの方針でありますけれども、新聞や題材の選定は慎重でなければならないと思います。どのように進めていく方針かお伺いいたします。  三点目が、地域医療についてです。今後、一極集中や少子化による過疎化、高齢化が進み、医師不足と同時に、医療を必要とする方の増加が予想されます。先日の中津市民病院の夜間小児外来の件も含め、医師の確保が重要な課題であります。  一点目が、夜間医療の体制再編の議論は進んでいるのかお伺いいたします。次に、即効性はありませんが、将来に備えるという意味や、進学支援という意味で、卒業後、宇佐市内の病院に勤務すること等の条件を課した上で、医学生の奨学金等の創設を検討できないかお伺いいたします。  四点目が、市内の移動手段についてであります。高齢者の免許返納や交通弱者対策として、交通体系再編の必要があると感じております。現状の路線バス、コミュニティバスに加え、循環バスやデマンドタクシー、タクシー補助等を考えていかなければならないと思いますが、市の考えはどうかお伺いいたします。  以上で一回目の質問を終わります。簡潔明瞭な答弁をよろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)それでは、後藤竜也議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。五番 後藤議員の一般質問にお答えをいたします。  三項目め、地域医療についての一点目、夜間医療の体制再編の議論は進んでいるかについてでありますが、現在、市の夜間医療につきましては、宇佐高田医師会病院が夜間の救急対応を行っております。体制といたしましては、常勤の医師九名が交代で当直に当たっておりますが、当直医師の専門科目でない場合は、担当医師を呼び出して対応しているとのことでありました。  そこで、医師会病院自体の安定的な休日・夜間を含めた救急医療体制を確保するため、昨年八月、宇佐医師会の会長、宇佐高田医師会病院の院長とともに、県及び大分大学に出向き、医師確保の要請書を提出したところであります。  その結果、現時点での医師派遣は困難だが、将来的には検討したい旨の回答をいただいたところであり、今後も医師会、医師会病院とともに地域医療体制の充実について連携を強化してまいりたいと考えております。  二点目、医学生への奨学金等の創設を検討できないかについてですが、県では地域医療を担う医師の確保を図ることを目的に、大分大学の卒業後は、県内で働くことを条件とした地域枠制度を創設するとともに、医師就学資金貸与の制度を設けております。  市町村レベルでは、市直営の病院等の勤務を条件に、奨学金制度を導入している自治体があります。奨学金制度は、進学支援や医師確保の一つの手段であるとは考えますが、不足する診療科に偏りがあるため、効果的な奨学金制度のあり方を調査研究する必要があるものと考えます。  市といたしましては、地域医療の充実と確保を図るための環境整備等について協議をするため、医師会などの医療関係者、自治会連合会などの市民の代表者、保健所や市の行政などから構成される宇佐市地域医療推進協議会(仮称)を新たに設置したいと考えております。  その中で、今年度から医師として現場に出始めました地域枠制度の活用、奨学金制度のあり方等を調査研究し、医師の確保を含めた地域医療の充実に向けて努力をしていきたいと考えております。  以上で私からの答弁は終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めの教育に関しての一、二を、教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)皆さん、おはようございます。教育長の近藤でございます。五番 後藤議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、教育に関しての一点目、現状で標準授業時間数は確保できているのかと、二点目、学習指導要領改訂に伴い、標準授業時間数が増加するが、どのように対応するのかについては関連がありますので、一括してお答えいたします。  小中学校で実施されております授業は、文部科学省が定めた学習指導要領の内容を、各学校が作成する教科の年間計画である教育課程に沿って実施されます。  各学年の各教科、活動における授業時数、並びにこれらの総授業時数は、学校教育法施行規則に、その標準が定められております。  市内各学校での教育課程の実施状況は、全ての小学校において標準授業時数を十分上回っており、学習時間の確保はできていると捉えております。また、昨年度から土曜日授業を実施したことで、授業時数はさらに上乗せできております。  平成三十二年度から小学校で実施される新学習指導要領では、三、四年生で外国語活動が導入され、五、六年生で英語が教科化されることに伴い、授業は週当たり一コマ、年間三十五コマ増加することになります。  市教育委員会といたしましては、現在、実施しております土曜授業による授業時数の確保を基盤にして、個々に応じた確かな学力の育成がさらに推進できるよう、準備対応してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に一項目めの、はちまんの郷に関してと、四項目めの、市内の移動手段についてを総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)皆さん、おはようございます。総務部長の永野でございます。五番 後藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、はちまんの郷に関しての一点目、運営会社のこれまでの業績、売り上げ、利用者数など、どのように推移してきたのかについてですが、本市が施設を取得した平成二十七年度の宿泊客数は、かんぽの名称が使えなくなることで、宿泊客の減少が懸念されたため、客離れを防止するため、格安プランの実施により、年間二万一千人、入浴客数は宿泊を含め約六万四千人、うち約六六%が日帰り利用となっています。  また、売り上げ額は約二億九千万円、業績は三百七十万円の経常利益となっております。なお、今年度は、四月の熊本地震の影響などによる宿泊客のキャンセルが相次ぎ発生したものの、国・県が発行した旅行クーポン九州ふっこう割の効果により若干持ち直してきましたが、大幅な減収見込みと伺っております。  二点目、問い合わせ、苦情など多い。市民からの声をどのように受けとめているのかについてですが、宿泊・日帰り入浴に関する苦情等については、市にも直接問い合わせがあり、運営会社とその都度協議をしてきました。施設本体にかかわるもので、定期建物賃貸借契約等に基づき、市が修繕すべきものは実施するとともに、サービスに関するものは、改善について協議してきたところです。  なお、運営会社では経営改善計画策定に当たって、先行的な取り組みとして、接客サービスの向上、収支改善のためホスピタリティー業の運営、管理体制の確立に向けた専門人材を、現場に総括する総支配人として昨年十月から配置しています。  三点目、二年間の実績をもとにした報告書はいつ出せるのか。来年度契約満了を迎えるに当たり、早期に議論を開始すべきと、四点目、今後の方針については関連がありますので、一括してお答えします。  来年度、賃貸借契約が最終年度となります。今年度の施設評価、調査の結果等を取りまとめ分析を行い、早期に今後の施設のあり方について、方向性をまとめたいと考えています。  次に四項目め、市内の移動手段について、現状の路線バス、コミュニティバスに加え、循環バスやデマンドタクシー、タクシー補助等考えていかなければならないが、市の考えはについてですが、現在、コミュニティバスについては、路線バスが撤退した市内の公共交通空白地を中心に二十六路線、三十二系統で運行し、地域の足として重要な役割を担っております。  路線バスについては、採算のとれない路線の運行に係る赤字額を、バス運行事業者に補助し、路線維持を図っております。市内公共交通維持に当たっては、コミュニティバス運行委託費、路線バス赤字補填費、循環バス実証運行費など、約五千万円を要しております。  また、市内循環バスにつきましては、平成二十五年度に実施した公共交通調査事業によるデータの活用と地域の要望を基本に、運行ルート時刻を調整し、昨年一月から二月、及び十月から十一月の合計四カ月で宇佐駅と柳ヶ浦駅を結び、市内主要施設を時計回り、反時計回りの二方向で実証運行調査を行いました。平均乗車率は、一月から二月は二・一四人、十月から十一月は二・三六人と、利用状況は決して高いとは言えない結果でありました。  今後、市内循環バスの常設やデマンドタクシー、タクシー利用補助制度の導入については、多額の財政支出を必要とし、またバス運行事業者との十分な協議も必要なため、今回の巡回バス実証運行の結果も含めて、限られた財源の中で、交通空白地対策、交通弱者対策に向けて調査研究を行ってまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、二項目めの教育に関しての三、四、五を教育次長 高月晴彦君。 ◯教育次長兼教育総務課長(高月晴彦君)皆さん、おはようございます。教育次長の高月です。五番 後藤議員の一般質問にお答えします。  二項目め、教育に関しての三点目、平成三十年度から道徳が教科化される。現在は道徳の時間に、きちんと道徳授業は行われているのか。道徳教育推進教師はどのように役割を果たしているのかと、四点目、いじめが社会問題となっているが、解決への一つの手段として、道徳教育の有効性を、市教委としてどのように考えているか見解を問うについても、関連がありますので、一括してお答えいたします。  道徳の授業は教育基本法、学習指導要領に則り、年間計画である教育課程に沿って、文部科学省より配付される「私たちの道徳」などの教材を用いて、考え、議論する道徳科の授業を週一コマ、年間三十五コマ展開しております。  道徳教育推進教師は、児童生徒、職員、地域の実態を考えながら、道徳教育の目標実現に向けて、道徳の時間を初め、学校の教育活動全般にわたって、その活動が充実するように、全体計画を立てるとともに、確実に自校の教育課程が実施できるよう推進していく立場にあります。  また、教科化に向けての移行期間である現在、各学校において職員研修を組み、全教職員に新教科としての力点等を周知、実践する役割も担っております。  社会問題になっているいじめについても、いじめそのものの行為についての指導とあわせて、相手の気持ちを考えるような、いじめをしない、許さない資質を育てる指導において、地域の講師を招聘して、その方の生きざま、考え方を学習するなど工夫し、さらに道徳教育を充実させていかなければならないと考えております。  五点目、NIEを推進していくとの方針だが、新聞や題材の選定は慎重でなければならない。どのように進めていく方針かについてですが、多種多様な情報の中から自分に必要な情報を選択するための読む力、整理する力、分析する力、そして自分の考えを持つ力が、今、求められております。そのために、学校教育の中に新聞を取り入れ活用していくことは効果的であると考えております。  市教育委員会としましては、学校の中で新聞に触れ親しむ環境の整備を目指し、全ての小中学校に一般の新聞と小中学生向けの新聞を配備し、日常生活の一部として位置づけるように指導しているところであります。NIEでは、新聞や題材の選定について、児童生徒の発達段階に応じた、つけたい力や目指す姿を考えた上で、適した新聞記事を選ぶことが重要と考えております。特に、時事社会問題においては、事実を多方面から捉えていくよう注意が必要であります。  今後も、新聞を学校生活で広く活用していく取り組みを各小中学校で推進してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。五番 後藤竜也君。
    ◯五番(後藤竜也君)それでは、順次、再質問させていただきます。  まず、はちまんの郷に関してからです。はちまんの郷に関しての質問がですね、私がここ一年で三回目です。定例会四回中三回。何でこんな三回もするのかというとですね、多くの方から言ってくれ、言ってくれと、市議は何をやっているんだというふうに言われるからでございます。  といいますのが、特にはちまんの郷の利用に関して、市内の方が利用するとすれば、ほとんどが日帰りの入浴になるんですけれども、現状、今、旧宇佐市内では、入浴施設が限られていることもあって、また、はちまんの郷の温泉というのが代表的なところであって、非常に目につくところではないのかなというふうに思うわけでございます。  そういうこともあって、質問をしてきたんですけれども、昨年の六月議会、そして十二月議会、で、今三月議会になるんですが、私が質問するたびにですね、よくなってくれたらいいんですけれども、市民の方が言われるのが、おまえが質問するたびにどんどん悪うなっていくなと言われるんです。まず六月にですね、質問した後に、施設の利用ポイントが廃止をされました。そして十二月に質問した後に、入浴の回数券がなくなりました。サービスという面では、よくなるというよりは、経営面にとってはどうかわかりませんが、ただ市民サービスという面では、サービスが悪くなったというふうに捉えている方々が大変多いのではないかなと思うわけでございます。  これは私一人だけではなくてですね、以前、永松議員も質問されたこともございました。また、一般質問されていなくても、多くの議員の方がそういった御意見を聞いていると。直接、市に言われた方もいらっしゃれば、施設に言われた方もいらっしゃるということであります。  この現運営会社がどうとか、この会社がどうとかということではなくてですね、まず市民の関心事は、市が買ったんだから、市民に対してサービスを充実させるべきではないかというのが一番の根本であります。どこの会社であってもいいんです。市民にとって目に見える形で、宇佐市が買ったんだからよくなったというふうに言ってもらえることが大切ではないかと思いますが、現状のそういった声を聞かれた上で、どのようにお考えかまずお伺いいたします。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口でございます。後藤議員の再質問にお答えをいたします。  サービスの充実ということで何度も一般質問いただきました。本当に我々も現場を直視して、今後どうしていくかという部分で、かなりはちまんの郷と協議してまいりました。  まず大分銀行の傘下である、シンクタンクであります大分ベンチャーキャピタルという、経営を分析する会社にですね、委託しまして、事業、財務、不動産というデューデリジェンスを、今、実施してきたというところであります。本当に、いわゆるサービスと経営という部分が両方比例して伸びていけばいいんですけど、なかなかやっぱり状況としては厳しい状況になっているのかなという部分は認識しております。  議員御指摘のように、やっぱり大きく分けてですね、やっぱり人の改善と経営の改善っていう部分が必要になってくるんじゃないかなと思っています。  短期的には、そういった職員の接遇とか経費の削減とか収益性の高い商品を売っていくという部分と、しっかりやっぱり施設を保管していくという部分が重要じゃないかなと思っています。長期的には、経営改善計画という部分を策定しまして、今後どうしていくかという部分を今まさにやっているという状況です。  その都度、苦情等ありましたら、はちまんの郷のほうに、管理者のほうに報告をして、直せる分、大家がちゃんと処理する分、整備する分という部分は、しっかり我々も受けとめて、今、実施しているという状況であります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)はちまんの郷の経営に関してですね、鶏が先か卵が先かの話なんですけど、経営がよくなったから、いいサービスができるようになるのか、逆にいいサービスを提供するようになったから、来客者数が増えて、よりよい経営になっていくのか、どちらかということでありますけれども、市民の立場からしたら、まずサービスをよくしてほしいと。よく言われるのがですね、今、入浴料が高いと。これが少しでも、近隣と比べて同じようなものになれば、利用者数は間違いなく増えるよということを、よく耳にいたします。実際そうではないかなと思います。  実際、施設の内容を見たときにですね、最新鋭の立派な設備であればですね、まだ高い料金でも納得されるかと思うんですけれども、もう御存じのように二十年以上たって老朽化もしてきており、また施設の改修の部分に関しては、運営会社ではなくて、この宇佐市の責任になるかと思うんですけど、例えば扉が壊れたとか、漏電していて外の風呂が使えないとか、ウォータークーラーが故障したとか、そういったことがありますので、そこをまずやっぱりですね、よくしていくのが大切なんではないかなと思うんです。  現状では、土地・建物の賃貸借契約ということで、宇佐市が株主になっているとはいえ、なかなか経営には関与しづらいような状況でありますけれども、契約の中でですね、三年目を迎えたときに、どうなるかわかりませんけど、今後、特別委員会が設置されて、詳しい議論はですね、そういった中で、会社の売り上げとかサービスとかは特別委員会で議論されるものとして、大きな意味で、今日は質問してるんですけれども、そういう目に見える形での改善というのを、やはりそれは大家として、契約をする立場にありますから、契約の時点で項目を入れればですね、そういったことも対応できると思いますので、そのあたりは、もう一度どのようにお考えかお伺いいたします。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)再質問にお答えをいたします。  議員御指摘のとおりですね、レジャー施設を兼ね備えた宿泊施設ということで、本当に本市においても拠点施設というふうに認識をしております。  そういったサービス面の向上という部分で、入浴の料金が高い、回数券が廃止されたという声を聞きましたので、まずは回数券どうかならんかという話を施設側と相談をいたしまして、三月、四月にですね、販売をまた開始するというようなお話も聞いてますし、料金設定につきましても、今後、経営改善計画を図る上で、含めてですね、十分に議論してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)前向きな答弁ありがとうございます。  あと、このホテルとですね、関連の施設で体育館も一緒に管理をされているわけなんですけれども、今後の方針として、宿泊、外来の温泉の利用に特化していくのか、また今後も体育館もプールも同時に運用していくのか、これもまたどのような判断をされていくのかというのが、ポイントではないかなと思うわけでございます。  体育施設に関しては、利益が出るものでもないと思いますし、レクリエーション的なものに関して、実際どうなのかなと思うところもありますので、ここのあたりはどう考えておられるのか。分割して、指定管理に例えば出していくとかですね、今後も一緒にやっていくとか、どのように考えているのか、お伺いいたします。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)再質問にお答えをいたします。  今の状況というのが、郵政から購入をしたままの状態で、今、はちまんの郷に運営していただいているというが現状であります。今回の調査によりましてですね、体育館部分、プール部分、ホテル部分といった、それぞれの施設の収支状況も出てきましたので、どういった形で切り離すのかとか、どういった形で経営を行っていくのかという部分はですね、今後、そういう調査結果を見た上でですね、多角的に議論していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)はちまんの郷に関してはですね、いずれにいたしましても宇佐市にとっては間違いなく必要な施設であると思います。  宇佐市はよく通過型の観光地というふうによく言われますけれども、その宿泊施設がですね、充実をすれば、宇佐市にも滞在してもらえる。また、滞在してもらえれば、そちらでまた経済的な効果も増えてくるのではないかなと思うわけであります。  ただ、現状が、宇佐市が持っているけれども、市民がそれほど宇佐市が持っていてもメリットを感じないという、問題というか、そういう意識がありますので、市民の方にとっても、やっぱりはちまんの郷はあってよかった、宇佐市が買ってよかったというふうに進めていくのが、宇佐市の責務ではないかと思うわけでございます。  今後ですね、どのようになっていくかというのは、今後の委員会での議論や、また執行の考えもあるかと思いますけれども、大きな方針としては、はちまんの郷をしっかりと維持して、サービスを充実させていくことが肝要であると思いますので、そこはぜひ、もちろんそれはもう十分認識されていると思うんですけれども、市民の意識を、民意を反映した上で、ぜひ進めていただきたいと願います。  もし、そのあたりで市長でも副市長でも、お考えがあれば。これからの方針について、いかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)後藤議員の再質問にお答えいたします。  はちまんの郷に関してのですね、さまざまな御指摘を今いただきまして、私もですね、同じような指摘があることは十分、承知をしております。  そこで、今、財務面ですとかサービス面ですとかいろいろな形で、先ほどの管理運営の、施設の体育館、プールも含めたですね、トータルいろいろな、実態調査、そして分析を今しているところでございますので、今、議員御指摘のあったようなところも含めましてですね、今後、早急に方向性を見出していって、そしてまた早期にですね、そういう執行側が考えている今後の方向性については、またお示しをしたいというふうに思っています。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)ありがとうございます。  この件に関しては前向きに進めていただきたいと思います。はちまんの郷に関しては、以上で閉じたいと思います。  次に、教育に関してでありますが、標準授業時間数は確保、十分できているという回答でありました。これをちょっとお伺いしたいんですけれども、標準授業時間数というのは、今年は特にですね、台風でお休みが数日あったりとか、インフルエンザで休校があったりとかしました。そういった場合を想定した上で、授業を組んでいるということなんでしょうか、どうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。後藤議員の再質問にお答えいたします。  十分、確保できているという部分につきましては、先ほどのインフルエンザ等の欠席等も含めてですね、数字上では各学校、週二十八コマで回しているんですけれども、現状では二十九コマで回してございます。教育課程は二十八コマで回すようになっていますが、各学校では、現実、二十九コマで回しております。  それに加えて、宇佐市では土曜授業を年八回ではありますけれども、実施しておりますので、今年度のインフルエンザ等で学校を休校した分を含めても、十分確保できているというふうに捉えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)標準授業時間数というのは、最低限確保しなければいけない授業時間ということで、通常、例えばインフルエンザや休校、台風とかなければ、それ以上の授業時間数が確保できるということですね。といいましたら、宇佐市においては、土曜授業を実施しているということで、二十八コマ、二十九コマ、確保できているということなんですが、例えば他市においてですね、私の肌感覚で言えば、入学式が早い県とか市とかですね、夏休みや冬休み、特に夏休みですかね、夏休みが短いところとかがあったりするんですけど、そういったところは、より宇佐市以上に標準授業時間数が確保できているということなんでしょうか。どうなんでしょう。土曜授業の兼ね合いもあると思うんですけど。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  昨年度より、土曜授業の導入に関しましては、一番の目的は、子供たち一人一人の個に応じた学習内容、習熟を確保するということで、より十分な学習時間を確保するということで導入してまいりました。  その結果、市の学力等についても、着実な右肩上がりで成果を出しているんですけれども、他市におきましても、宇佐市を初め、個に応じた授業の質の向上というのが大前提になっていますので、他の市町村におきましても、土曜授業を初め、夏休みを短縮したりという部分で対応していっておりますが、一番大きな短縮の目的は、今後、平成三十二年度導入予定であります外国語活動、英語の教科化というところを、三十五コマをいかに確保するかというところで、他市では土曜授業等で対応する市町村、また、夏休みを短縮して対応する市町村、また、それぞれの授業の間の、帯の時間というんですけれども、朝の十五分とか、お昼の十五分をつないでいって、三つを一コマにして四十五分を確保していく方法と、さまざまな方法で確保しているというところが現状であります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)今度、学習指導要領が三十二年度、改訂をされるということで、三十五コマ増えるということであります。これに関してですね、現状では余裕があるということなんですけど、新しく英語、外国語が入ってくる、またそれの習熟度に応じてまた対応していかなければならないということになれば、今よりは余裕がなくなっていくと思いますので、そのあたりは、今後、例えば授業時間数の確保をどのように考えているのかお伺いいたします。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  基盤としましては、午前中ではありますが、年間八回の土曜授業を基盤として授業数を確保していきますが、今、私も申し上げましたように、個に応じた習熟の現状を確保していくためには、若干の工夫が必要であると考えております。これに関しましては、文科省は現状のコマ数を削らないという方向性を出し、それは県、市町村、またそれぞれの学校に任せるという方向性が出ておりますので、県の教育委員会と連携しながら、導入までの三年間の中でじっくり授業数の確保をしていくために、土曜授業を基盤としながら、どのように対応していくかは調査研究していきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)この後の道徳のところにもちょっと関連するんですけれども、道徳の授業のときにですね、必ずしも道徳が行われてはいないのではないかという声を聞いております。恐らく教育委員会には、当然、道徳の時間は道徳を行っているという報告がなされていると思うんですけれども、実際のところ、現場ではそうではないのではないかという声を聞いております。  どこの学校かとかいうことは、特定は避けたいと思いますが、そういったことが現場であるのは、認識はされていますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  今、議員質問の道徳の授業に関しては、小学校一年生から中学三年生まで、毎週一時間、年間三十五コマ授業をするようになっております。今、宇佐市教委のほうの報告では、議員おっしゃったようにですね、教務主任、学校長を通じて、きちんと年間、現状でも行われているという報告を受けていますので、現状の市教委としては、今、議員おっしゃるような道徳授業が行われていない学校、または学級があるという報告は、現状では認識しておりません。  以上です。 ◯五番(後藤竜也君)ここで、道徳教育推進教師はどのように役割を果たしているのかという質問を入れているのはですね、実際にそれが行われているかどうかというのは、現場の先生でないとなかなか認識をしづらいのではないかなと思います。  課長、実際はですね、行われていない学校、クラスがあるんです。ですので、それをですね、特定してするのではなくて、まずですね、こういったことが議会で取り上げられたということで、教育委員会から再度ですね、きちんとやっているのかということで、ぜひまた通達、指導をしていただきたいと思います。  これから教科化もされるということになり、そしてまた教科化される前に、いじめの問題の解決の一つとしてですね、取り組んでいくべきだということで、前倒しをしてやっている学校もあるというふうに聞いております。これを年間三十五コマの中で、やはりきっちりと三十五コマこなしていくことが、子供たちの心の教育については大変重要ではないかと思いますので、そこはまずしっかりと、もう一度通達を出して指導をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  道徳の授業というのは、これまでのお話にもありましたように、教科となっていません。ということは教科書が、この教科書を使って授業を行わなければならないという部分ではありません。今、文科省から出されている「私たちの道徳」という教材をメーンにしながら年間三十五コマ各学校で行っていると捉えておりますけれども、やはり学校実態、学級実態、地域の実態に応じて、この教材よりももっと違う教材、例えば地域の方の声、生きざま等、生きてきた地域のおじいちゃん、おばあちゃん、いろいろな方の生きざま等の中で、私はこうやって生きてきたというのを道徳の教材として扱ったと。学校としては、これを道徳の授業として扱ったんだというふうに数字的に意識していたとしても、子供にとって、これは道徳というふうに捉えていないということも考えられると思います。  ただ、これを道徳と捉えていないということは、大変重要なことでありますので、きちんと道徳という授業として位置づけるように、また、そういう行き違いがないように、市教委としてもしっかり、校長会等を通じて、そのことを今回、議会でも御質問があったということをしっかり伝えていきたいと思っております。  以上であります。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)子供の認識の面ももちろんあるかと思います。また同時にですね、私が聞いているのは、全く違うことをやっていたと。道徳に全く関係のないこと、私が最初に標準時間数を確保できているのかと質問を入れたのはですね、そのときにできなかったものを、そこで充てているのではないかというふうに思ったから、関連するというふうに言ったわけでありますので、そこはそこでですね、しっかりとチェックをしていただきたいと思います。  次に、NIEに関してであります。次期の学習指導要領においても、新聞を積極的に使っていきなさいということであります。実際にまた、新聞の業界からも、ぜひ使ってほしいということで、推進の大会も去年ですね、大分でも開かれたと思います。  私は大変、新聞を読むということはいいことであると思いますし、ぜひ積極的に活用していただきたいと思うところではあるんですけれども、こちらの回答にもあります時事問題等ですね、意見の分かれるところに関しては、やはり慎重に扱わなければいけない。潜在的に意識を植え込むようなことがあってはいけないというふうに思います。  そこで、新聞によっては、新聞というのは放送法みたいなものがありませんので、いろいろな書き方があります。新聞によっては同じ問題を扱うにしても、もう対極的な論説があるんですけれども、一方のですね、新聞だけを読むと、やはり子供なんか素直ですから、新聞が言っていることは正しいんだと思ってしまいますので、その新聞を読んだと同時に、この考えが正しいというふうに自然と思ってしまうのではないかなと思います。  現状、学校で今、取り扱われているのはやはり地元紙の大分合同新聞が一番多いと思います。地元のことに密接にかかわっていてですね、私も大変いい新聞だと思っておりますが、ただ、社会問題の面に関しては、いろいろな議論がありますので、大手紙で言いましたら、例えば毎日新聞があり朝日新聞があり、読売があり産経があります。  まさに朝日新聞と産経新聞なんかは全く対極の論説でありますので、そういったときはですね、類似したものを幾つか見せるというよりは、全く対極のものを見せなければ意味がないんじゃないかなと思うんです。同じ論説のもの、例えば毎日新聞と朝日新聞を見せて、二紙見せましたとなってもですね、対極の論説ではありませんので、二つとも新聞が同じことを言っているなと。これはこっちの意見が正しいんだというふうに誘導してしまいかねないんじゃないかなと思うわけであります。  ですので、そのあたりは慎重に、対極の新聞をですね、ぜひ子供に見せていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  市教委としましても、今、議員のおっしゃるとおりだと思っております。特に、学校で記事を扱う場合でも、時事問題、社会問題を扱う場合は、しっかりと対極した部分を入れながら、多様な考え方の中から、自分に合った考え方を子供たちが取捨選択しながら、自分の考えを確立していくというのが、新聞を活用するための、一番大きな目的でありますので、議員おっしゃるように、いろいろな考え方の記事を用いながら、特に対極的な記事も用いながら、十分配慮しながら、授業で扱う場合には取り扱いをしていきたいというふうに市教委としても考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)その指導に関しても、ぜひ現場にですね、しっかりチェックをしていただきたいなと思います。  今はないと思いますが、以前、子供がですね、衆議院選挙が終わった後に「戦争するほうが勝ったんやろ」というようなことを言っていた子供がいたそうです。また、憲法問題に関しても、「仲よくしようという憲法を変えようとしている人がいるんだ」ということも聞いたというようなこともあります。  これに関しては、今の憲法がいいと思われる方もいらっしゃれば、いやいや、変えていかなければならないと思う方もいるわけで、そういった問題、安保法制のこともそうなんですけれども、そういった問題は、必ずですね、対極にある論説を見てもらい、聞いてもらい、そしてその上で判断する力を養っていくということをぜひ重点に置いていただいて、それも現場任せではなくてですね、もちろん、現場の先生を信頼することは大切なんですけれども、市教委としても、そのあたりはちゃんとできているのかとチェックをしていただきたいと思います。ぜひよろしくお願いいたします。  次に、地域医療についてであります。宇佐市においてはですね、今回、中津市民病院の夜間診療が縮小されたとかありますけれども、比較的ですね、まだ恵まれているんではないかなと思います、医療体制においては。特に、全国的にはですね、産婦人科とか小児科に関しては特に医師不足が深刻だと。特に訴訟リスクのある診療科においては医師が敬遠をしがちだということで、大変難しい状況になっているというふうに聞いておりますが、比較的まだ宇佐市においては、切迫していないと言えば語弊がありますけれども、まだ他市に比べたら比較的いいほうなのかなと思います。  ただ、今回、そういったことを受けてですね、今後は医師の減少も懸念されておりますし、また、医師の派遣を依頼しても、現状ではなかなか応えられないということもありますので、これからは備えていくこと、切迫した状況、もう危機的状況になって対応しようとしても、なかなか難しいので、今まだ、切迫はしているのかもしれないですけれども、まだ今の現状の段階で早目、早目に取り組んでいくことが大切ではないかと思うわけであります。  奨学金制度のことに関しては、今後、調査研究していくということであります。もちろん、診療科においても差はあると思いますし、議論も必要なことであると思いますが、これはぜひですね、前向きに、医療という面と、それと宇佐市から優秀な学生を支援していくというようなですね、そういった面も含めて、すぐに結論が出なくても前向きにですね、ぜひ議論を進めていただきたいと思います。  いかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。
    ◯健康課長(祥雲弘一君)健康課の祥雲でございます。後藤議員の再質問にお答えをいたします。  奨学金制度につきましては、確かに進学の支援であるとか医師の確保対策につきましては、非常に効果があるものだろうというふうには思っておりますけれども、他市の状況等も含めまして考えた場合に、なかなか難しいというところも、他市の状況ではいろいろ聞いておるところもございますので、その辺を含めまして、本年度予定をしております宇佐市地域医療推進協議会、仮称でございますけれども、その中で、医師会等を含めた関係者で構成するメンバーとまた協議してまいりたいというふうには考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)医療に関しては、特に身近な問題であります。病院が近くにあるというのは、ふだん病気をしない方でもやはり安心感があります。  何かあったときには、ここに頼れるというのは大切な問題でありますので、そのことに関しては、今、現状では難しいということでありましたけれども、今後ですね、前向きにまた議論していただいて、奨学金とかに限らずですね、医師の確保、医師会への要請であったり、どういうふうにやったら宇佐市の医療体制が充実していくのかということを、今後、前向きに議論していただきたいと思います。  次に参ります。市内の移動手段についてであります。先日ですね、担当課のほうにいろいろ試算をしていただきました。コミュニティバスとか、また提案があって、例えばタクシーを補助した場合は、幾らぐらいの予算になるんだろうかとか、そういったことも試算をしていただきました。  現状ですね、循環バスを二カ月間運行して、利用者が二・数人と少なかったということなんですけれども、この移動手段に関してはですね、いろいろな議論があって、循環バスでくまなく回っていたんだけれども、結局バス停というか、バスがとまってくれるところに行くまでが、なかなか難しいと。それは、旧宇佐市内、例えばこの四日市であっても、長洲であっても、柳ヶ浦であってもですね、比較的に市内では交通の便がいいと言われているところにおいても、そういった声が聞かれます。  それはなぜかと聞くとですね、やはり五十メートル、百メートルだったら歩けるとか、二百メートル、三百メートルになったら歩けないと言われるわけであります。私もですね、まだ若いんですけど、一回、腰を悪くしたことがあって、そのときですね、やっぱり百メートル、二百メートル、なかなか歩けなかったんですね。それが年配の方になれば、私はおかげさまですっかりよくなったんですけど、歩く距離というのがあると、ふだんバスが多く通っている地域に住んでいようが中山間地にいようが関係ないんだ、バス停に行くまでが大変なんだという声があります。  そういった意味で、循環バスはあったほうが便利なんだけれども、そこになかなか行き着かない。そういったことで、タクシーの利用を考えてはどうかということでありました。  ただ、回答にもありましたように予算には限りがあります。年間約五千万ぐらいで推移していて、先日、試算をしていただきましたけれども、年間一人一万円補助したとして、高齢者の方に、三割の方が利用したとしたら、幾らでしたかね、七千万ぐらいでしたかね。いかがでしょう。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口でございます。後藤議員の再質問にお答えをいたします。  七十五歳以上の人口三割が、約三千百四十人ぐらいおりますので、二千円の月のタクシーの補助、助成をした場合は、七千五百万円。一万円を補助した場合は、三千百万円ということになります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)今、課長が言われたことは理解しました。月に二千円と、あと年間一万円の違いですね。月に二千円でしたら、年間二万四千円ということで、七千数百万ということで伺いました。  実際ですね、今からは、特に今年、今年度問題になった、その免許返納のこと。高齢者の事故が多いということで、今年度の当初予算でも、免許を返納した方にはタクシー、またバスの利用券を一万円配付するということになっております。  ただ、これが毎年だったら、返納の一つの動機にもなるかもしれないんですけれども、やっぱり一年限りだとですね、そのときはいただけるけれども、その後の年月のほうが当然、長くなるわけですので、なかなかその返納のきっかけになりにくいんじゃないかなと思うわけです。  ただ、これは予算の問題がありますので、私もなかなか強く言えないところもあるんですけれども、これは例えば現状、五千万円のところで、タクシーの補助を出したとしたら、例えば月二千円の、三割の方が利用していただいたら、プラス七千万だから、一億二千万、三千万になると思うんですけど、現状では捻出が難しいということでもありますけれども、ただ今後、市内で事故が起こったりとか、そういったときに失われる、受ける被害というのは、もっと大きいのではないかなと思うわけであります。  現状では、とてもその予算をとれるところではないかもしれないんですが、今後、例えば医療費のことに関しても、いわゆる社会保障費に関しては、年々、年々増えてきているわけであります。  この交通費に関してもですね、これはもうある意味では社会福祉費というか、そうなんだろうと思いますけれども、そこの予算として今後、考えていく必要があるのではないかなと思うわけであります。  循環バスに関しても、一カ月に約二百万程度かかって、年間すれば二千四百万ぐらいかかるというふうに聞いておりますので、弾力的にですね、コミュニティバスとか路線バスの兼ね合いもあると思うんですけど、今後、デマンドタクシーのこととか、タクシーの補助に関して、考えていかなければならないと思いますが、いかがお考えでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)後藤議員の再質問にお答えをいたします。  現在今、御指摘のとおり、市内の公共交通計画につきましては、地域公共交通網計画という計画をですね、新たに今、策定をしていると。そこで具体的にどういった形で作っていくのかというと、例えば利便性の向上であったりとか、運行コストの抑制であったりとか、持続性と、そういった面から今、計画を本格的に作っておる状況でありますので、十分、そういった声も反映しながらですね、計画に盛り込んでいきたいというふうに考えています。  免許返納につきましては、助成制度という部分は、県内でも本市は先進、進んでいるんではないかなという状況であります。今、本当に御指摘のとおり、高齢者の誤作動による事故という部分も多発しておりますので、県ともですね、連携をしながら、県のほうにも、こういった状況がある、声があるということを十分お伝えしてですね、どういった対策がいいのかという部分は、今後、考えていきたいというふうに考えております。  ちなみに、市内の太陽交通さんが、返納した場合は一〇%オフ、一割安くしますよというふうな制度も導入しておりますので、その辺もタクシー業界とも議論しながらですね、取り組んでいきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)今、前向きに御答弁いただきました。先日お伺いしたときも、タクシー会社がそのような取り組みを今後されるというふうに伺いましたので、そういったところとも連携すればですね、財政的にも有利になるのかなと思いますので、そういった選択肢も含めて、ぜひ前向きに今後も議論していただければと願います。  以上で終わります。ありがとうございました。 ◯議長(中島孝行君)以上で後藤竜也議員の一般質問を終結いたします。  次に、十三番 用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)皆さん、おはようございます。傍聴者の皆さん、ありがとうございます。十三番、日本共産党の用松です。通告に従って質問をいたします。  第一点は、ごみ処理場の建設の問題について、落札者の選定基準書の六項目の項に、入札を中止または取り消す場合、応募者は損害賠償などはできないと定めているのに、なぜリスクがあると言って、入札を継続したのか。その理由について、どのような報告を受けているのか。  二つ目は、焼却炉とリサイクル施設の建設費が近隣の別府市に比べても非常に高いというマスコミの指摘もあり市民の声もあるわけですけれども、この点について、どのような報告を受けているのか。  第三点は、ごみの減量化に逆行するという市民の批判について、どのような報告を受けているのか。  四番目に、竹田や中津、日田などの、最近の河川の氾濫に伴う自然災害、危険物の排出量と、広域圏が指定している七トンとの整合性について、どのような報告を受けているのか。  五点目に、辞退を余儀なくされたM建設の代表は、公正入札調査報告書、これが内部資料ですね、これが公にした資料。この内部資料によっても明らかなように、十月二十日の公正入札委員会の事情聴取に対して、M建設の社長はA人物、AはBが受注できるよう情報を流したが、それでもAの受注が危ういので、最後の手段として、暴力団を使ってCを脅させたのではないかという証言のことについて、どのような事実関係の確認を行い、これを不正の事実はない、暴力団の介在の事実はないとしたことについて、どのような報告を受けているのか。  また、この報告書の中にありますように、M社長は官製談合があったかと、こういう公正調査委員会の質問に対して「そのとおり」と答えているけれども、この点について、どのような報告を受けているのか。  二点目は、部落差別解消推進法。我々は部落差別固定化拡大法、部落差別推進法だというふうに言っているわけですけれども、この附帯決議の中に、過去の民間運動団体の行き過ぎた言動について言及をしているんですけれども、その内容は何なのか。  二項目めの二つ目は、部落差別の解消を阻害した要因とは何なのか。二項目めの三点は、附帯決議では新たな差別を生むことがないようにという文言が明記をされていますけれども、このことは何を指すのか。  四点目に、解放同盟が一月二十日に二十人、宇佐市に来まして、全部課長、市長を先頭に話し合いをしている、交渉をしていると。その要求の回答書の中に、調査の必要は強く感じているという回答をしているということですけれども、部落の規模とか人数とか、世帯とか生活保護とか収入とか、学歴とか、八項目について調査せよと。これに対して調査の必要性は強く感じていると。県にも働きかけていきたいと。まさに新たな差別の掘り起こしと拡大につながらないか。この点の見解を問うものであります。  二項目めの五点目は、心理的差別があるから、同和行政が必要というのは、あたかも市民一般の中に差別を持っている考えの方がいると。だからということで、結局、市民をそういうふうに見てやること自体が、差別解消に有効ではないのではないかという点について、見解を求めるものであります。  三点目は、市長が前向きに答弁し、これまでどなたが市長になっても退職金は一五%削減するということで、今度は新たに条例として退職金を報酬審議会の対象にしたと。このことについて、どのような審議会を開き、どのような方向で検討するお考えなのか。  四点目は、平和ミュージアムの戦争の被害。確かに、空襲で畑田がやられたと、各地でやられたというのは非常に大事なこと。同時に、二千万人のアジア諸国民の命を奪った加害の責任はどのように伝えていくのか。  五点目は、市営住宅の入居者の保証人について。一つは、いまだに窓口で六十歳以下でないと入居できないと説明している人がおると。また、生活保護家庭は、六十歳以下の保証人になるリストを作ってきなさいと。これは佐藤課長自身がやり過ぎだということで是正を求めているんですけれども、きちんとした職員への対応を求めたいと。  これまでも六十歳以上の方でしか保証人がいない場合でも、断った例は一つもないと。どうしても保証人がない場合でも、三十九人の人が入居できていると。そういう弾力的な運用でですね、住宅に困窮している人をきちっと入れるべきだと。その点で、生保を離脱すればまた別ですけれども、生保の間は保証人制度を免除するべきではないかと。  最後の六点目は、入学祝い金ですね。せっかくいい制度、小学校で三万円、中学校で五万円。画期的な制度、それが十一月しか支給できないと。議会でたびたび取り上げて、七月までは努力しようと。あと三カ月早める努力はできないかということについて、見解を問うものであります。  以上で、第一回終わります。 ◯議長(中島孝行君)それでは、用松律夫君の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十三番 用松議員の一般質問にお答えをいたします。  三項目め、市長らの退職金を検討する審議会はいつ開かれ、どのような方向を検討するお考えかということについてでありますが、現在の市長、副市長、教育長の退職手当につきましては、昨年三月の市議会定例会において、支給率を一五%削減する改正に承認をいただいたところであります。  また、退職手当に対するさまざまな意見をいただいたことから、今議会に市長、副市長、教育長の退職手当を特別職報酬等審議会の審議対象に加えるための、条例改正案を提案いたしております。条例の改正が承認されましたなら、市長選後、特別職報酬等審議会で審議されるものと考えております。  以上で私からの答弁は終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めのごみ処理施設の建設問題についてを、市民生活部長 田口憲明君。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)皆さん、おはようございます。市民生活部長の田口でございます。十三番 用松議員の一般質問にお答えします。  一項目め、ごみ処理施設の建設問題についての一点目、入札を継続した理由についてですが、宇佐高田国東広域事務組合からは、応募者が発注先の対応等により、応募者の受忍限度を超えると判断した場合は、応募者が裁判を起こすこともできますので、その訴訟リスクを考慮したとの報告を受けております。  二点目、焼却炉等リサイクル施設の建設費についてですが、広域事務組合からは、別府市にある別杵速見地域広域市町村圏事務組合の藤ケ谷清掃センターは、平成二十一年に入札が行われているが、その後、平成二十三年三月の東日本大震災による復興事業や、平成二十五年九月の東京オリンピックの開催決定による建設需要により、建築資材や労務費が高騰しており、平成二十一年度の建設費と現在の建設費を単純に比較することは困難であるとの報告を受けております。  また、他自治体の同時期、同規模程度の施設の建設実績等については、今後、広域事務組合議会に示す予定であるとの報告を受けております。  三点目、ごみの減量についてですが、平成二十七年十一月に、広域事務組合が策定した一般廃棄物ごみ処理基本計画によりますと、平成三十一年度において推計された構成各市のごみ排出量に対し一〇%削減を目標値として設定した上で、ごみ処理施設の規模を決定しているとの報告を受けております。  四点目、最近の可燃可能な自然災害廃棄物の排出量と、一日七トンとの整合性についてですが、三点目でお答えしました一般廃棄物ごみ処理基本計画によりますと、南海トラフの巨大地震を対象とした被害を想定し、災害廃棄物発生量を算出した結果、五千九百トンの可燃物が発生し、三年間で処分する場合、一日の処理量は七トンと算定されるとの報告を受けております。  五点目、辞退を余儀なくされた会社の代表の証言の中の人物は誰のことで、その人物に事実確認を行ったかと、六点目、上記の会社の代表は官製談合があったと考えているかについては、関連がありますので、一括してお答えいたします。  広域事務組合からは、公正入札調査委員会が調査したところ、不正を指摘する情報は複数あったものの、いずれも事実を示す具体的な物証、または証言は得られず、談合等の存在は認められないとの調査報告だったとの回答がありました。なお、この調査報告書は広域事務組合のホームページに掲載しているとのことでした。  以上で、答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、三項目めの部落差別解消推進法の参院の附帯決議について、総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。十三番 用松議員の一般質問にお答えします。  二項目め、部落差別解消推進法の参院附帯決議についてですが、一点目から三点目につきましては関連がありますので、一括してお答えします。  部落差別の解消の推進に関する法律は、昨年十二月十六日に公布、施行されました。その目的として、現在もなお部落差別が存在するとともに、情報化の進展に伴って、部落差別に関する状況の変化が生じていることを踏まえ、全ての国民に基本的人権の共有を保障する日本国憲法の理念に則り、部落差別は許されないものであるとの認識のもと、これを解消することが重要な課題であることに鑑み、部落差別の解消に関し、基本理念を定めています。  さらに、国及び地方公共団体の責務を明らかにするとともに、相談体制の充実について定めることにより、部落差別の解消を推進し、もって部落差別のない社会を実現することとしています。  また、国と地方公共団体の責務として、部落差別の解消に関し、国及び他の地方公共団体との連携を図りつつ、その地域の実情に応じた施策を講ずるよう努めるものとするとしています。  さらには、相談体制の充実、教育及び啓発、部落差別の実態に係る調査を行うものとするとされております。  そして、この法律が可決される際にあわせて、衆議院、参議院の両法務委員会で附帯決議がされました。議員御指摘の参議院附帯決議は、施策を実施するに当たり、過去の民間運動団体の行き過ぎた言動と、部落差別の解消を阻害していた要因を踏まえること。教育及び啓発や実態に係る調査を実施するに当たっては、新たな差別を生むことがないように留意しつつ、それが真に部落差別の開放に資するものとなるよう、その内容・手法等について慎重に検討することが盛り込まれています。  この法律や附帯決議につきましては、国会において時間をかけ、さまざまな議論を踏まえ、慎重かつ十分な審議が尽くされたものと思っています。本市にとりましても、法律や附帯決議の趣旨を十分踏まえ、施策を進めてまいります。  四点目、調査は新たな差別の掘り起こしと拡大につながらないかについてですが、この法律では、部落差別の実態に係る調査は、国が地方公共団体の協力を得て行うものとされております。附帯決議でも調査を実施するに当たっては、新たな差別を生むことがないように留意することとなっており、その内容・手法については、慎重に検討するものと思われます。  五点目、多数の市民が差別の考えを持っているとの前提は、差別解消に有効ではないについてですが、この法律には、現在もなお部落差別が存在すると記され、差別の解消に関する施策を講じるよう努めるものとされています。  今後も、市の責務として、人権意識の高揚に努め、部落差別を初めとするあらゆる人権課題の解消に向けて、啓発、学習、調査研修などの取り組みを引き続き行ってまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、四項目めの、平和ミュージアムにおける戦争被害等の伝え方について、教育次長 高月晴彦君。 ◯教育次長兼教育総務課長(高月晴彦君)教育次長の高月でございます。十三番 用松議員の一般質問にお答えします。  四項目め、平和ミュージアムで戦争被害とともに加害の事実はどう伝えるのかについてですが、宇佐市平和ミュージアム(仮称)は、資料館と遺構群で構成されます。資料館では、宇佐海軍航空隊を中心とした戦争の歴史を、収集してきたさまざまな資料や体験者の証言などによって、わかりやすく公開することで、平和の大切さと命の尊さについて考えてもらうことを展示の方針として掲げています。  特に、宇佐海軍航空隊の歴史を紹介する展示の構成上、真珠湾攻撃に関する項目を計画しています。その中では、宇佐海軍航空隊の関係者や、ここで訓練を終えた隊員も参加したことを伝えていくことになります。また、滑走路づくりや駅館川沿いの横穴ごうづくりには多くの朝鮮半島出身者がかかわったことを示す資料がありますので、このような実物資料を展示する予定にしています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、五項目めの、市営住宅の保証人についてを建設水道部長 原田雅且君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)皆さん、おはようございます。建設水道部長の原田です。十三番 用松議員の一般質問にお答えします。  五項目め、市営住宅の保証人についての一点目、窓口で保証人が六十歳以下でないと入居できないと説明している、是正をについてですが、市営住居入居に伴う連帯保証人につきましては、宇佐市市営住宅条例第十一条第一項第一号で、市内に居住し、独立の生計を営み、かつ入居決定者と同程度以上の収入を有する者で、市長が適当と認める連帯保証人二人の連署する請書を提出することと規定されております。  市営住宅の入居説明をする中で、まず市内在住者で、できるだけ高齢者でなく、資力が十分な方を連帯保証人にされるようお願いしておりますが、市内居住者等の要件の方が見つからない場合などがあり、それぞれの事情を含めて状況を確認させていただくために、再度の来庁をお願いしております。  そのような中、相談に来庁された方から、保証人が六十歳以下でないと入居できないと説明しているという御指摘があるということは、対応した職員の説明不足や、意思疎通が不十分なために誤解が生じていると思われますので、今後このようなことがないよう徹底してまいります。  二点目、生保の世帯は、保証人の免除制度を導入すべきではないかについてですが、連帯保証人の免除については、宇佐市市営住宅条例第十一条第三項で、市長が特別な事情があると認める者に対しては、同条第一項第一号の規定による請書に、連帯保証人の連署を必要としないこととすることができると規定されております。  現在、市営住宅への入居を希望する生活保護世帯につきましては、連帯保証人を見つけることが困難な方が多いと思われますが、緊急時の連絡先を確保するという意味合いからも、連帯保証人を探していただいております。しかし、生活困窮者など、真にやむを得ない事情がある場合は、連帯保証人免除制度を活用するなど、柔軟な対応を図ってまいりたいと考えます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、六項目めの、入学祝い金の課題と取り組みについてを福祉保健部長 土居秀徳君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)福祉保健部長の土居でございます。十三番 用松議員の一般質問にお答えいたします。  六項目め、入学祝い金の支給を四月中に実施するための課題と取り組みはについてでございますが、平成二十八年度より、宇佐市すくすく子育て祝い金事業の中で、小中学校入学祝い金を支給しております。これは、子供の健やかな成長を喜び、子育て世帯の経済的負担を軽減し、子育て支援の充実を図ることを目的としております。  入学祝い金の支給要件については、入学年度の四月一日を基準日とし、六カ月以上継続して宇佐市に住民票がある児童と保護者を対象としております。今年度は小学生四百七十八人、中学生四百八十七人、計九百六十五人に対して、十一月に支給いたしました。  四月中の支給についてですが、支給要件である基準日の四月一日に住民票があることの確認が必要であり、住民票に関する転出入の届け出が十四日以内に行うこととなっておるため、対象者の確定が四月十五日以降になること、また、対象者確定後に申請書を送付することなどから、実務上、四月中の支給は困難であります。  しかし、入学祝い金の本来の趣旨から、支給時期が遅いとの御意見をいただいておりますので、現在、事業の効果を見きわめながら、交付要件や支給時期等について、調査研究を行っているところでございます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。十三番 用松律夫君。
    ◯十三番(用松律夫君)ごみ問題から、若干前後しますけれども、やっていきます。  先ほどの答弁の中で、受忍限度を超えると。総務部長にお聞きしますけれども、この六項目は、法的にどのような拘束力を持つとお考えですか。 ◯議長(中島孝行君)市民生活部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)市民生活部長の田口でございます。用松議員の再質問にお答えいたします。  この六項目めにつきましては、法的には受忍限度を超えた場合は、応募者が訴訟に訴えることについて問題はないものと考えております。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)市民生活部長は広域圏ということで答えにくいので、総務部長、受忍限度の範囲というのは、どのようなことを一般論では当たるんですか。総務部長、ぜひ。 ◯議長(中島孝行君)市民生活部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)市民生活部長の田口でございます。これは、応募者が判断することでございますので、私どもが言うことはございませんが、今回のケースにつきましては、応募するに当たりまして、それなりの期間と人件費をかけておりますので、そのことについて、損害賠償をするというようなことだと思います。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)ちゃんとね、損害賠償はできないということは、応募者が了解の上ね、出しているわけですから、そんな理屈は通らないということを指摘して、重要な問題がありますので、次に移ります。  市民からの指摘等々で、十八年三月に完成をした城南衛生組合が、百十五トンと。しかも、日立造船がやっている会社なんですけれども、ここの技術水準書と成果品が全くうり二つだという疑惑については、広域からどのような報告を受けていますか。 ◯議長(中島孝行君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)生活環境課長の江口でございます。用松議員の再質問にお答えをいたします。  今回ですね、広域事務組合が建設予定しております施設についてはですね、他の同様の施設等を鑑みて計画をしているというふうに聞いております。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)全く答えになっていない。城南衛生組合が百十五トンで、九十一億円で、ストーカー方式で日立造船がやったと。もう既に完成しているわけですから。それとうり二つの完成品、うり二つの要求水準書が出されていると。この疑惑について全く答えていない。  調査するお考えはありませんか。 ◯議長(中島孝行君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)そのようなことについての報告は受けておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)議場で指摘されたわけやから、議場で言われたことが事実かどうか確認すべきじゃないですか。  じゃあ、次。一社によって継続ということになるわけですけれども、総務部長にお聞きしますが、総合評価方式でやる場合、私も弁護士にも相談したんですけど、一社でも総合評価方式が理論的にも実践的にも成り立つというお考えですか。一般論でいいですよ。どうぞ。 ◯議長(中島孝行君)市民生活部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)市民生活部長の田口でございます。  一社でもですね、総合評価方式で成り立つという、一般論で、そういうことになっております。と申しますのは、応募する段階で、そういう力があるかどうかというのが、ある程度ふるいにかけられますので、一社でも可能だということでございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)これはね、国交省が独占資本のもうけを保証するために、価格と技術の両方から、実際は価格が高くても技術がよければいいという恣意的な判断で、独占資本に奉仕するという政策のもとで、これをやられたということを指摘して、この要求水準書は、三百六ページにのぼるわけですけれども、市長ごらんになったかと思うんですが、この中で、実に千七百二十四の項目が全く何も書いてないんですね。  例えば重要なごみクレーンの仕様については、容量は○○○立法メートル、それから車輪はどうだ、バケットはどうだと、これ全く書いておらん。あるいは、住民に関わる排水処理についても、処理方式も書いていないと。焼却等の生活排水が○○立法メートル/日ですね。こういうふうに千七百二十四項目の、私は数えたんで、一、二の数え違いあるかもしれませんけれども、うそと思うなら数えてほしいんですが、こういう空白のある技術水準書が、総務部長、通用するんですか。 ◯議長(中島孝行君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)用松議員の再質問にお答えをいたします。  宇佐高田広域事務組合の今回の処理施設は、まず設計、建設、運営を一括して行う、いわゆるDBO方式でございますので、そういう空白もあると考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)じゃあ、総務部長、答えてくださいよ。何遍も指名している。国会でも首相はすぐ答えるんですよ。軽視しているんですか、議員の質問を。  それで、総務部長、今、私は生活環境課長のあれに納得できない。一般論で、千七百二十四項目も空白があっても、通用するかと聞いているんですよ。一般論で答えてください。  総務部長、答えさせてください。議長、たまには私の言うことも聞いてくださいよ。 ◯議長(中島孝行君)市民生活部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)市民生活部長の田口でございます。  それは、発注者側で判断することでございますので、具体的なことについては、この場では答弁を差し控えさせていただきます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)じゃあ、それが望ましいことではない、ふさわしくないと。できれば、きちっと書いてほしいという認識は持っているんですか。どうぞ。  具体的な答弁せんと意味がないですよ。 ◯議長(中島孝行君)市民生活部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)与えられた項目については、できるだけ回答を出していただくというのが基本的なところだとは、思ってはおります。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)特に排水とか市民生活にかかわる問題のところが空白なんか、あり得ないんですよ。  じゃあ、要求水準書を望ましくないという答弁が出されたので、この要求水準書をちゃんと書き直させるという約束はできますか。 ◯議長(中島孝行君)市民生活部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)先ほどまで私が述べたのは、議員のほうから一般論ということで言われたので一般論を述べただけで、具体的なことについてはこの場で議論するべきものではないと思います。新しいクリーンセンターにつきましては、広域事務組合のほうで行っておりますし、広域事務組合には、それを議論する場であります議会がありますので、この場での答弁は差し控えさせていただきます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)じゃあ、しっかり広域で議論して、その議論した結果をちゃんと報告してください。いいですかね。  じゃあ、次の問題。  まあ高過ぎるという批判もあるんですけれども、確かに私も別府の広域圏の枷田事務局長にも、お会いして話をしたんですけれども、別府の場合は、御存じのように二百三十五トンで、九十八億七千万と。宇佐市は百十五トンで百四十一億一千三百万と。今、確かにこの五年間、全国のトン当たり七千七百万ということで高騰はしていると。一五三%。それを考慮してもなお、別府に比較しても、五千二百万高いと、トン当たりでですね。  その中で、宇佐の場合は、多目的広場があれに入っていると。多目的広場は、土木課長、このぐらいの規模、三・四ヘクタールの多目的広場を、トイレだけは、あずまやも作るかどうか知りませんけれども、それを入れたら、一般論として多目的広場、どのくらいこの規模でかかるんですか。土木課長。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)クリーンセンター横の公園の件でしたら、私のところが担当でございます。クリーンセンターと公園はちょっと別物と考えておりますので、そこら辺のところはちょっとわかりません。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)それはちょっと部長、考え違い。私は確認したんですよ。百四十一億一千三百万円の中に多目的広場のお金が入っていると言うから、多目的広場はそのうち幾らぐらいかと聞いているんですよ。はっきり答えてください。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)どちらから聞かれたのかわかりませんが、公園は公園で作りますので、お金は入っていないと思っております。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)ちょっと今度は議長、休憩して岡部局長を呼んでくださいよ。都市公園は確かに別なんですよ。それは百も承知。焼却施設のすぐ横にある多目的広場は、百四十一億一千三百万。うそと思うなら、ちょっと議長、呼んできて。私の言うことが間違えかどうか、確認させてください。 ◯議長(中島孝行君)進行は私が決定します。  建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)申しわけありません、私の勘違い。私は横の都市公園のことだと思っておりましたので。 ◯十三番(用松律夫君)いえいえ、多目的広場です。で、何ぼかかるんですか。ちょっと休憩して土木課長、呼んでください。何ぼぐらいかかるか。お願いします、議長。 ◯議長(中島孝行君)ちょっと待ってください。これは、ちょっと確認したいんですけれども、広域事務組合の範囲内ではないという考えなんですが。 ◯十三番(用松律夫君)いや、それは事務局長が言うただけで、範囲内ですよ。 ◯議長(中島孝行君)いやいや、関係あるんですか。 ◯十三番(用松律夫君)多目的広場が高くないと言っているから、その根拠を聞いて、何で関係ないことはないですよ。高くないと言っているんでしょう、他都市と比べて。だから、そういう答弁にかみ合った、的を射た質問をしているんです。 ◯議長(中島孝行君)ちょっと、とめちょんな。用松議員、広域の範囲内に入り込んだらいかんわけですよ。報告は、どう報告を受けたかということを、おたくは質問なんですから。  用松議員。 ◯十三番(用松律夫君)じゃあ、多目的広場はどのくらい費用がかかると報告を受けていますか。 ◯議長(中島孝行君)市民生活部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)生活部長の田口でございます。  工事費の内訳等については、まだ入札等もございますし、詳しい報告は受けておりません。全体の金額だけでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)もう時間の節約。ぜひね、百四十一億一千三百万円の中に、このお金が入っているんで、聞いてきちんと報告してください。  じゃあ、次。  辞退を余儀なくされた、さっき言ったM建設。これは、どのような形で暴力団の介在の事実はないという。調査の方法はどういうふうに調査したち報告を受けているんですか。 ◯議長(中島孝行君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)再質問にお答えをいたします。  先ほど答弁した以上の報告は受けておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)それは不十分だということで、時間の関係で次に行きます。絶対に納得いかない。  M代表は、官製談合があったと。そのとおりと答えていますけど、職員への事情聴取をどのように行って、どういう結果が出たと報告を受けていますか。 ◯議長(中島孝行君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)再質問にお答えをいたします。  それについてはですね、公正入札調査委員会の公正入札調査報告書に記載されているとおりでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)私もマル秘じゃないけど、公表用と内部資料があって、内部資料をつぶさに読んだんですけど、職員への談合、いわゆる官製談合への聴取がないんですよ。  聴取を求める考えはないんですか。 ◯議長(中島孝行君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)先ほども申し上げましたように、報告書にはそういうことは書かれておりませんし、これ以上の回答もできません。
     以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)じゃあ、課長ね。じゃあ、もう職員を敵視しているわけじゃ決してないんですよ。ただ、市民の誤解を解いて、職員の潔白も証明せな悪いという立場から言っているんで。そういう官製談合があったということについて、いわゆる事情聴取をしなかった理由については、どのような報告を受けていますか。 ◯議長(中島孝行君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)先ほども申し上げましたように、報告書のとおりでございます。 ◯十三番(用松律夫君)報告書にないから聞いているんです。なぜしなかったかと。市民生活部長、答えてくださいよ。 ◯議長(中島孝行君)市民生活部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)先ほども申し上げましたとおり、広域事務組合は独立した組織でございます。その組織の中で公正入札調査委員会を設置し、その中でしたことでございますので、構成市であります宇佐市のほうで、それについて現在まだ進行中のところもございますので、特に現在のところで申し上げるつもりはございません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)ここで、市長に登場していただくんですけれども、正管理者で、文字どおり鶴の一声で決まるぐらい絶大な権力を持っていると。確かにこれは市民から批判を受けると、誤解があったら悪いと再公告に動いていたのに、報道によると、十月十六日ですかね。そんなことをしたら、訴訟も含めて断固たる措置と言われて、くしゅんとなって、一社になったんですけど。  そういう経過について、市長、慙愧に耐えない、残念だ、不本意だというお考え持っていますか。市長、お答えを。市長しか答えられない、心の中ですから。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)ただいまの用松議員の質問について、要旨等について確認したいので、反問の許可をお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)じゃあ、反問の許可を。どの範囲内での。 ◯市長(是永修治君)要旨。 ◯議長(中島孝行君)要旨ですね。宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)用松議員の質問につきましては、広域事務組合の管理者としてではなくて宇佐市長の答弁という理解でよろしいですか。 ◯十三番(用松律夫君)反問権のときはとめちょくんかね。 ◯議長(中島孝行君)いや、とめてない、そのままですよ。 ◯十三番(用松律夫君)じゃあ、なるべく簡単に。やるんですか、反問へ。 ◯議長(中島孝行君)お答えください。 ◯十三番(用松律夫君)はい。私は当然、市議会の場に出ているわけですから、両方の顔を持っていると。市長としてちょっとお答えをいただきたいと。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)それでは、宇佐市長として答弁させていただきます。  先ほどですね、議員からごみ処理施設建設問題について質問を受けて、市民生活部長以下ですね、答弁したとおりでございます。  市長といたしましては、これ先ほど来、市民生活部長が答弁しているとおり、一部事務組合ですので、ごみ処理建設に係る事務につきましては、その広域事務組合のほうで執行も議会もあって、そちらで議論をされております。  市長といたしましては、そちらの議論が定まれば、そちらの議論に沿って、必要な例えば予算等の措置について対応していく、そういうことでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)百三十億の、大体二百六十七億の半分の百三十億近くを市民の血税で、もちろん交付税いろいろあるけれども、基本的には税金ですからね、税金で賄う、そういう事業なのに、ここでは答えない、広域圏でやるというのは、絶対市民が納得いかないと。  私は改めて、規模、内容、そして総合評価方式そのものも、弁護士が言っているように、相手社がいなければ成り立たないということを指摘して、次の問題に移ります。  二点目の同和問題について、過去の行き過ぎた言動というのは、一つは八鹿高校事件が挙げられるんですけれども、これはどのように認識をされていますか。 ◯議長(中島孝行君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(秋野孝志君)用松議員の再質問にお答えいたします。  今回の法案は、国会議員の議員立法によってできた法律でございますし、附帯決議のほうも……。 ◯十三番(用松律夫君)八鹿事件について聞いているんですよ。 ◯人権同和啓発課長(秋野孝志君)ですから、附帯決議について行き過ぎた言動と質問ございましたけれども、国のほうで決めた法律なんで、臆測で一自治体の課長が物を言うわけにはいかないと。国のほうで、十分審議されて決められた法案なんで、その経緯、いきさつについての詳しいことは存じ上げておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)実際、事実関係を聞いているので、知らなければ申し上げるんですけど。  一九七四年、兵庫県の八鹿高校で、解放同盟の教育介入に反対していた六十名の教職員を、白昼、体育館に連れ込んで、集団のリンチを加えて、負傷者五十八名と。そのうち十三名が肋骨を折ると。これは当時の三木内閣のときに、我が党の当時の村上委員長が国会でるる述べて、その議事録もあるわけですけれども、そういう事実。しかも、五千人の警察官が動員されて、四名しか逮捕しないと。もちろん逮捕された人間は有罪判決が下ったわけですけれども。  そういうことが、課長ね、知らなかったらぜひ、失礼ですけど、勉強してほしいんですが。  それで、宇佐市においてですね、過去のそういう運動団体の行き過ぎた言動ちゅうのはあったんですか。 ◯議長(中島孝行君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(秋野孝志君)宇佐市において行き過ぎたというのは、どういうのが行き過ぎたというか、そういう定義もございませんし、私が就任してからは、そういうことは報告なり一切聞いておりませんし、存じ上げておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)もう余り過去のことは問いませんけど、灰皿が飛んだり、トイレに行かせんでバケツに用を足させたり、いろいろな、旧課長からね、聞いているんですよ。豊後高田市の当時の佐々木市長は、椅子を投げられてけがしたというようなことも全部聞いているん、これ以上は、事実だけ確認して。  じゃあ、差別の解消を阻害したと。その要因については、もう総務部長。課長かわいそうですから、総務部長、今まで部落差別の解消を阻害していた要因とは、どんなことを指しているんですか。総務部長、答えてください。 ◯議長(中島孝行君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(秋野孝志君)これも附帯決議の中の一部でございます。 ◯十三番(用松律夫君)内容を言うてくださいと。あなたが認識している。 ◯人権同和啓発課長(秋野孝志君)私の私見でよければ、申し上げてよろしいでしょうか、議長。議長のお許しを得てから。私見でよろしいですか。 ◯議長(中島孝行君)いいですよ。 ◯十三番(用松律夫君)じゃあ、お答えします。  これは先ほどの「行き過ぎた言動等」と同じようなことかもしれませんけれども、当時は同和事業を利用したえせ同和、そういうふうな、利権に群がるような、そういうふうな団体もあったかと認識しておりますし、そういうふうな方々が市民の誤解を受けた、そういうふうな認識でおります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松議員、ちょっと待ってください。  今、私見で言いましたけど、これは法律上の問題ですからね。それがどうあるかということは、一々、地方の議会でね、聞いたってどうしようもないことだから、その辺をわきまえて質問をお願いします。 ◯十三番(用松律夫君)だからね、議長、今後、同和行政の責任者として、そういう行政の主体性を失わせるようなことがないように注意してほしいという激励の意味で言っているんで、了解を。 ◯議長(中島孝行君)そうはとれませんので、ひとつそういうことをわきまえてお願いします。どうぞ。 ◯十三番(用松律夫君)全国的な、総務省大臣官房の室長が、当時、終結に当たって、戦後の同和行政は、民間運動団体の極めて強力な行政闘争の中で進められ、行政の主体性が確立していなかったことに最大の要因があるということをちょっと申し上げて、地対協の具申ですね、地対協の具申も、一九八六年に、こういう行き過ぎた言動、あるいは強力な行政闘争について、四つの点を総括しているんですけれども、その点は何と何と何ですか。 ◯議長(中島孝行君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(秋野孝志君)地対協の意見具申は何回か出てると思うんですけど、いつの分の意見具申ですか。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)わかりました。もう私が紹介します。  一九八六年に地対協の意見具申の到達点。  一つは、民間団体の威圧的な態度に押し切られて、不適切な行政運営を行うという、行政の主体性の欠如。  二つ目は、特に個人給付的施策の安易な適用や、同和関係者を過度に優遇するような施策の実施は、むしろ同和関係者の自立、向上を阻害するとともに、国民に不公平感を招来している。  三つ、何らかの利権を得るため、同和問題を口実にして、企業、行政機関への不当な圧力をかける、えせ同和行為は、同和問題は怖いという問題、避けたほうがいいという誤った認識を植えつけ、差別解消に逆行する。新たな差別意識を生む要因になっていると。  四つ目、二〇一七年の解放同盟の運動方針でも、確認・糾弾闘争の強化がうたわれておりますけれども、ここでも確認・糾弾を核にした民間運動団体の行き過ぎた言動が、同和問題に対する自由な意見交換を阻害している大きな要因となっている。  課長、もう答弁要りませんから、この地対協の意見具申に沿ってやっていただきたいということを述べて、次の質問に入ります。  市長の退職金については、もう議案が出ていますので、そこで思う存分やりたいと思いますので、次の平和ミュージアム。あとちょっと抜けた部分は、後で継ぎ足すかもしれませんけれども、平和ミュージアムのことについてお伺いをしたいんですけど、立命館大学のアジアの留学生は何人ですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。用松議員の再質問にお答えいたします。  立命館大学の留学生ということですが、留学生総数としましては、二千三百七十九名でございます。これは平成二十七年度の調査結果でございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)私の調査では、県内の在日外国人の約八割が韓国、中国系、そういうところですね、立命館アジア太平洋大学のほうに直接聞いたら、三千二百八十人の留学生のうち、八九%の二千九百四十人が中国、韓国、台湾、ベトナム、タイ等々が主流で、そういう点でですね、昨日、議論にもなりましたように、やっぱり多くの方に来館していただくというためにもですね、戦争の加害ですね、やっぱりアジアの人たちが宇佐に来て、本当にあの博物館は歴史上の真実を学ぶことができる、被害の実態がよくわかると。同時に、やっぱりアジアの植民地、村山談話で示された「国策の誤りにより、植民地支配と侵略によって塗炭の苦しみに陥れられた」と。二千万人の方が亡くなったと。  アジアの方々がさっき言ったように、何回も来てくれる、あるいは自分が行って、あそこの資料館に行ってください、非常にいいですよ、よくわかりますよと、そういうふうな情報の発信をしないと悪いんですけれども、解説はするということは、今まで私の質問に対して答えるんですけど、具体的に、加害の実態についてはどのような展示を考えているんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)現在ですね、展示計画、基本計画を策定中でございまして、本年度中にその計画ができ上がるということになっておりますが、具体的にですね、戦争そのものを展示する施設ではございませんので、あくまでもですね、宇佐の近現代史ですね、宇佐海軍航空隊の歴史を通して、宇佐であった戦争の歴史というのを伝えるための施設でございますので、具体的にですね、そういった加害の部分については、展示する計画はございません。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)それではね、本当に、昨日、誰かが言いよったけど、閑古鳥が鳴くということになりますよ。国際的な、いわゆるグローバルの時代ですから、国際的にも注目されて、さっき言ったように、あそこに行ってみようとアジアの方々が言える博物館にしてほしいということを申し上げたいんですけど。  ただ単に、戦争の事実を、戦争がありましたと。百五十四名の若い命が亡くなりましたと。なぜ戦争が起きたのか、なぜ若い命が南の空に命を投じざるを得ない事態になったのか。こういうことを訴えなければ意味がないんですよ。  その点で、この前、TPの、プロジェクトTのときに、トータルメディアが、神武天皇から歴史を起こしたような表を作っていて、さすが元総務部長の小倉さんが、それはおかしいということで訂正するようになったんですけど、正式に訂正はできるんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)お答えいたします。  今現在、TP会議、あるいは建設準備委員会ですね、そういったところで最終的な計画をまとめるために協議をしておるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)同じトータルメディアの構想の中でですね、海軍の将校服を用意して、その将校服を来館者に来てもらって、記念撮影すると。これも小倉氏が、それは行き過ぎだということで訂正を要求したんですけど、これも訂正することになったんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)先ほども言いましたとおり、まだ協議中でございまして、最終的な結論にはまだ達しておりません。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)課長、協議中と言わんで、平和の尊さ、戦争の悲惨さを伝えるときに、軍服を着て記念写真を撮る、神武天皇から歴史を起こす。これは平和にマッチしているとお考えですか、あなた自身、もう人任せでしょう。あなた自身はこういう軍服を着させて、証明とったり記念写真撮ったりすることが、いいことと思うんですか、悪いことと思うんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。
    ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)お答えいたします。  私見ということでは答えられませんので、ただいま、そういったことにつきましても建設準備委員会等で協議をしているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)私見とかやなくて、担当する最高の責任者がね、そういう事態が進んでいることに対して心を痛めないのはなぜですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)建設準備委員会等はですね、最終的に展示計画、建築も含めてですけれども、そういったところの議論を、御意見をいただいて、平和ミュージアム(仮称)を建設していくための御意見を聞く場でございますので、そういったところを尊重していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)やっぱりね、そういう平和ミュージアムの本来のね、趣旨を踏まえてやる必要があると。特に私も指摘して、四も一億円もかけて戦闘を買うのはおかしいということで一応三にすると。あと一のスペースは確保するけれども、そこはワークショップか何か作るということですけど、依然として、多額の税金をかけて模型を買うお考えですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)ただいまですね、その件に関しましても、議論をしているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)課長ね、議論、議論っちゅうけど、あなた自身は好ましい事態が進行していると思うのか。それとも、平和ミュージアムの本来の趣旨に沿って、非常に憂うべき事態が進行していると思うのか。イエスかノーか、どっちですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)我々事務局としましては、プロジェクトチーム会議、あるいは建設準備委員会のほうに意見を聞きながらですね、そういったところに意見を求めているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)市長ね、最高責任者で、約二十億の市民の税金を使う、補助金もあるけれども、国民の税金を使うわけですから、今のやりとりを聞いてですね、そういう方向に、軍服を着せたり、神武天皇から始まったり、四も、三やろうけども、お金を使って模型を作る。そういう方向について、最高責任者としてどんな御感想をお持ちですか。どうぞ、市長。  市長に聞いているんですよ。あなた、まだ市長になっていないじゃない。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)お答えいたします。  全てですね、プロジェクトチーム会議と建設準備委員会のほうで御意見をいただきながらですね、最終的な計画を作っていくということでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)担当課長の権限があって答えないなら、教育長。市長が答えんから、教育長、今の私の指摘に対して、憂うべき事態ですか。どう思いますか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯十三番(用松律夫君)いや、教育長も答えないというのは、おかしいやないですか。 ◯議長(中島孝行君)指定権は私にありますので。 ◯十三番(用松律夫君)みんなが持っちょんやん。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  全て繰り返しになりますけれども、建設準備委員会等で結論を出していくということでございます。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)聞いている人がね、やっぱり非常に危うい事態が進行しているということで、受けとめていただいたと思うんで、議員の皆さんもね、党派を超えてそういう感想を持たれたというふうに思いますので、次に行きます。  市営住宅の問題について。誤解が生じた、説明不足ということですけど、きちっとね、職員に対して文書なり、この件に関して研修の場をね、三十分でも二十分でもいいですけど、持って徹底するというお考えはありますか。 ◯議長(中島孝行君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(佐藤 久君)建築住宅課長の佐藤でございます。再質問にお答えします。  職員のほうに常々言っておるわけなんですけども、市民の方が見えられたら、その方の話をよく聞いて、そして丁寧な説明をして、誤解等が生じないようというようなことで、今後も徹底させたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)だからね、あくまでも当選して、そしてもちろん六十歳以下が望ましいと。いなければ六十歳以上でもいいですよと。なおさら、どうしてもなければ免除規定がありますよと。そういう規定を説明した上でね、しないと、もう私の知り合いは二人ほど、住宅課に行ったけど、もう最初から六十歳以上の人いますかと。あるいは、ある課も、名前を言いませんけれども、六十歳以下の保証人になりそうな人のリストを用意してきなさいと。  これ是正しますか、はっきり。課長、答えてください。どっちでもいいですよ。 ◯議長(中島孝行君)福祉課長。 ◯福祉課長(松吉 剛君)福祉課長の松吉です。用松議員の再質問にお答えします。  現在、生活保護世帯に対して、事前に、六十歳以下の保証人リストの提出は、現在も求めていないということなんですが、あらかじめですね、保証人になれそうな方は探しておくようにというような説明はしております。  今後も、先ほど部長が答弁したような取り扱いにして、誤解が生じないように取り扱っていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)課長ね、課長は非常によくしてくれるんですけども、私はね、勝手にでっち上げて言ってないですよ。担当者本人、職員本人から、あらかじめ六十歳以下のリストを用意するように、私、言いましたと。そういう事実を踏まえてね、言っているんで、そういうことがないようにお願いして。  入学祝い金の支給時期について、担当者はね、七月中に実施ということで取り組みを進めているんですけど、一番、最大限努力して、七月何日ごろ、あるいは六月ぐらいになるんですかね。見通しを。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)子育て支援課長の松木でございます。再質問にお答えをいたします。  具体的な月とかいうのは今のところまだお答えはできません。ただ、なるべく事業の趣旨からして、早目に支給できるようにということで、今、考えて調査研究しているところでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)課長ね、一生懸命頑張っているんですけれども、じゃあ、心の中では、七月をめどに実施したいという決意はお持ちですか。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)繰り返しになりますが、なるべく早い時期に支給できないかということで、今、検討しているところでございますので。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)毎年ね、去年が十六人か、一旦入校して取りやめられたという事例もあるんですけども、仮に一旦支給しとっても、きちっとしたほかの制度もあるように、ちゃんと返還請求をすれば戻ってくるということは間違いないですか、制度的に。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  今のところ、事業の要件としましては、六カ月継続していることとなっております。この要綱に関して、違反といいますか、したときには返していただくというようなことを要綱にも定めております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)用松律夫君。 ◯十三番(用松律夫君)じゃあ、少しでも早めると。最大限、課長、七月中で努力しているということをおっしゃっていたんですけれども、要綱はいつごろ検討ができるんですかね、その要綱を早める……。 ◯議長(中島孝行君)終わります。ちょうど切りがいいからね。 ◯十三番(用松律夫君)どうもありがとうございました。 ◯議長(中島孝行君)以上で用松律夫議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで昼食のため暫時休憩をいたします。なお、再開は十三時十五分といたします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午後零時十一分               ──────────────                 再開 午後一時十六分 ◯議長(中島孝行君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。  四番 多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)皆さん、こんにちは。議席番号四番 市民連合の多田羅純一でございます。  傍聴に来られた皆様、お忙しい中、本当にありがとうございます。本日午後一番でありますが、眠たくならないように頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  皆さん、三現主義という言葉は聞いたことがあるでしょうか。三現主義とは、現場で、現物を見て、現実的、この三つの現をまとめた言葉でありまして、社内で使っていた言葉でございますけども、生産現場において、不具合品が見つかったときに、机上で話だけ聞いて対策をとっても間違った対策になるというふうに言われておりました。実際、現場に行って、品物を見るだけで、聞いた話とはかなりのギャップがあることも多々あるかと思います。また、現実的に対策を打たないと、早期の解決はできないと思っております。  会社で生産業務をしていたときは、すぐに現場に足を運んでいたことを思い出しながら、また、今回の質問は何点かそんなギャップを感じながら作成いたしました。やはり生産現場だけではなく、今の活動におきましても、三現主義は不可欠であることを再認識いたしました。  それでは、一般質問のほうに入らせていただきますが、今回、五項目十三点の質問をさせていただきます。  一項目め、子ども医療についてです。  一点目、中津市民病院の小児救急センターの夜間診療が取りやめが四月より決定したが、宇佐市の子供が急病になったときの夜間救急窓口はどこか。  二点目、この医療体制はさらに悪くなるおそれがあるのか。  三点目、市民への周知は具体的にどのように行うのか。  四点目、宇佐独自で人材確保に向けた取り組みはできないか。  二項目め、東九州自動車道、宇佐サービスエリアの設置についてです。  宇佐インターチェンジから院内インターチェンジ間に宇佐サービスエリアを作り、郷土料理や六次産品の販売や宇佐の田園風景を観光にしてはどうか。  二点目、院内インターチェンジは、院内方向から中津方面上り車線がないので、スマートインターを作り、中津方面へつなげるようにしてはどうかです。  三項目め、高齢者による交通事故低減対策についてです。  一点目、昨年、市内において高齢者の事故は何件発生しているのか。  二点目、高齢者限定で先進安全自動車の購入時の助成はできないか。  三点目、急発進防止装置等の補助はできないかです。  四項目め、宇佐八幡駐車場についてです。  一点目、駐車場の改善計画はどのように進んでいるのか。  二点目、急速充電設備はつけられないのか。  五項目め、田舎暮らしの「二〇一七年度版 住みたい田舎ベストランキング五位」についてです。  一点目、今回の評価点と宇佐の現状についてどう捉えているのか。  二点目、次年度に向けて、特に力を入れている施策はあるのか。
     以上です。一回目の質問を終わらさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)それでは、多田羅純一議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。四番 多田羅議員の一般質問にお答えをいたします。  五項目め、田舎暮らしの二〇一七年版住みたい田舎ベストランキング五位についての一点目、今回の評価点と宇佐市の現状についてどう捉えているかについてでありますが、住みたい田舎ベストランキングは、宝島社発行の田舎暮らしの本で、二〇一三年から始まった企画であり、宝島社のアンケート調査に参加自治体が回答し、アンケート調査のチェック項目数が多いほど、住みやすい田舎、移住政策に積極的な自治体と判断され、上位にランキングされる仕組みとなっております。  出版社も、ランキングの変動を期待してか、アンケート項目数を増やすとともに、内容も毎年変更いたしております。第四回の昨年は、五百七十四市町村がエントリーし、総合三位でした。第五回の本年は、参加自治体が五百市町村とやや減少したものの、総合五位となり、昨年と同程度の高い評価を獲得することができたものと考えております。  二点目、次年度に向けて特に力を入れる施策はあるかについてですが、今議会に国の地方創生拠点整備交付金を活用した補正予算案を提案しているところであります。具体的には、安心院町龍王の市指定文化財である古民家を、おためし移住体験施設に改修するとともに、子育て世帯の移住希望者に短期滞在体験プログラムを提供し、住まい・仕事・教育・地域情報など、安心と魅力を伝えることで、周辺地域への子育て世帯の移住につなげてまいりたいと考えております。  今後とも、どのようなアンケート項目になろうとも、常にトップクラスを維持できるよう、施策の充実を図ってまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの子ども医療についてを、福祉保健部長 土居秀徳君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)福祉保健部長の土居でございます。四番 多田羅議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、子ども医療についての一点目、中津市民病院の小児救急センターの夜間診療取りやめが決定したが、宇佐市の子供が急病になったときの夜間救急窓口はどこかについてですが、夜間救急の窓口は中津市立小児救急センターと中津市民病院となります。  四月からの小児救急医療体制は、中津市民病院と小児救急センターを別組織とし、新たに中津市立小児救急センターとして、大学病院や医師会、近隣の病院の協力により、平日十九時から二十二時まで、土日・祝日は九時から二十二時までの運営となります。二十二時以降は中津市民病院が救急電話相談を設け、小児科看護師による急病時の電話相談で、診察が必要と判断された場合は、中津市民病院が救急対応を行います。  なお、救急車などによる重症な救急患者に対しては、中津市民病院で常時対応することとなっております。  二点目、この医療体制はさらに悪くなるおそれがあるのかについてでございますが、この体制は地域の小児科医師等の協力のもとにスタートさせるもので、現時点で今後を推測することは難しいところですが、圏域自治体と連携しながら、可能な限り、新体制を維持できるよう努力してまいります。  三点目、市民への周知は具体的にどのように行うのかについてでございますが、今回、体制が固まったことを受けまして、広報での周知の準備を行っておりますが、早速、子育て支援サイト「うさここ」へ掲載するとともに、保育所、認定こども園、幼稚園、地域子育て支援拠点、児童館、学校などに御協力をいただき、保護者へチラシの配布と母子保健事業の子育て教室、育児相談、健診、乳児家庭訪問、窓口での子ども医療費助成手続などの場で、保護者へ直接チラシを使っての説明を行い、保護者の不安を解消し、適正な受診や対処ができるよう、周知に努めたいと考えております。  四点目、宇佐独自で人材確保に向けた取り組みはできないかについてでございますが、小児救急医療制度の拡充を図るためには、まず、小児科医師の確保が必要となりますが、全国的にも小児科医師の不足が問題となっている中、一市での取り組みで人材確保を行うことは大変厳しい状況でございます。  引き続き、中津市民病院、小児救急センター及び定住自立圏内の七市町とが連携を図りながら、県や大学病院などに医師確保の要請を行うとともに、夜間・休日の受診モラルを啓発しつつ、大学病院や医師会、近隣の病院の協力を得ながら、二次医療圏の基幹病院である中津市民病院の小児救急医療システムの継続を支援していきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目の東九州自動車道での宇佐サービスエリア設置についてを建設水道部長 原田雅且君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)建設水道部長の原田です。四番 多田羅議員の一般質問にお答えします。  二項目め、東九州自動車道、宇佐サービスエリア設置についての一点目、宇佐インターチェンジ~院内インターチェンジ間に宇佐サービスエリアを作り、郷土料理や六次産品の販売や宇佐の田園風景を観光にしてはについてですが、東九州自動車道は、一昨年三月の県内全線開通、昨年四月の椎田南インターチェンジ~豊前インターチェンジ間の開通により、北九州~大分~宮崎間が全線開通し、九州を一体化する高速交通ネットワークが形成されたことにより、企業進出や観光振興などの効果があらわれ始めています。また、将来発生が予想されている南海トラフ地震の際にも、救援・救命活動や被災地の復旧・復興に大きな役割を果たす重要な路線と認識しています。  宇佐インターチェンジ~院内インターチェンジ間のサービスエリア設置についてですが、西日本高速道路株式会社に設置の可能性について問い合わせたところ、当初計画にない箇所での設置は国土交通省の認可取得が必要になるとともに、設置スペースの確保や、福岡県上毛町にはスマートインターチェンジを併設した上毛パーキングエリアが設置されていること、また、別府湾サービスエリアから近く、高速道路における休憩施設の設置間隔五十キロメートルに満たないなどの課題があることから、現時点ではサービスエリアを設置することは困難な状況にあるとの回答がありました。  二点目、院内インターチェンジにスマートインターを作り、中津方面へつなげるようにしてはについてですが、以前、関係機関と協議した経過から、事業認可や地形的条件から広範囲な用地の確保、難易度の高い工事が求められること、また、市内に農業文化公園インターチェンジを含め、四カ所のインターチェンジが設置されているなど、事業化するためにクリアしなければならないハードルがかなり高く、現状での事業化は困難な状況と聞いています。  しかしながら、議員ご指摘のとおり、必要性については認識していますので、今後も利用状況等を見ながら、関係機関に働きかけを行ってまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、三項目めの高齢者による交通事故低減対策についてを総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。四番 多田羅議員の一般質問にお答えします。  三項目め、高齢者による交通事故低減対策についての一点目、昨年の市内の高齢者の事故の発生件数についてですが、昨年一年間の市内の人身交通事故発生件数は、二百三十七件となっております。そのうち、高齢者が関係する交通事故は百四件となっており、全体の約四四%を占めています。  二点目、高齢者限定で先進安全自動車購入時の補助と、三点目、急発進防止装置等の補助については関連がありますので、一括してお答えします。  高齢者の交通事故が多発している現状において、その原因が、ブレーキとアクセルの踏み間違えや運動機能の低下に伴う要因が大きくなっています。このような中で、先進安全自動車及び急発進防止装置等は、高齢者の事故を減少させるために非常に有効な手段と考えています。  今後、全国的な動向を含めて、調査研究してまいりたいと思います。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、四項目めの宇佐八幡駐車場についてを経済部長 山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)経済部長の山本でございます。四番 多田羅議員の一般質問にお答えいたします。  四項目め、宇佐八幡駐車場についての一点目、駐車場の改善計画はどのように進んでいるかについてでございますが、株式会社宇佐八幡駐車場に確認したところ、今年度は駐車場出入口のゲートと精算を更新しています。  来年度は、駐車場内の老朽化した給水塔が電柱がわりとして残されたままとなっているため、これを撤去し、新たな電柱を建て、電線の張りかえを行う予定とのことでございます。さらに、周囲の錆びついたフェンスや電灯、輪どめの補修を行う予定と伺っています。  二点目、急速充電設備はつけられないかについてでございますが、株式会社宇佐八幡駐車場としましては、電気自動車の普及が進み、需要が増えれば検討していくが、現状では考えていないとの回答でございました。市としましては、道の駅いんないでの設置実績もあることから、情報を提供しながら、設置に向けた協議を行いたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。 ◯議長(中島孝行君)四番 多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)それでは、順次質問をさせていただきます。  まず、子ども医療についてということでですね、中津市民病院の件ですけれども、宇佐市の子供が急病になったときの夜間窓口はどこかということで、これは新聞でですね、大きく報道されて、夜間の取りやめという字が大きかったというのもありまして、子育て世代の親御さんは大変心配しているんではないかなというふうに思っておりました。私も、これの前ですけども、もともと子どもの医療で無料化になりませんかというちょっと質問を考えていたんですけども、そんな質問をしている場合じゃないよなということで、この質問にかえさせていただきました。  昨日より答弁で聞いているんですけれども、本当に緊急の場合ですね、何かあったときというのは、中津の市民病院でちゃんと診察していただけるというのは、間違いなかったんですよね。済みません、再確認でお願いします。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)健康課長の祥雲です。多田羅議員の再質問にお答えをいたします。  緊急時の対応につきましては、まずは、二十二時以降の対応につきましては、中津市民病院が緊急電話相談を設けます。その中で、小児科の看護師が緊急時の電話相談を受け付けまして、必要であれば、中津市民病院の本体のほうで対応を行うということでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)ちなみにですけども、中津の市民病院のほうにはですね、宇佐の患者さんが大体何人くらいお世話になっているかというのは、わかりますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)再質問にお答えをいたします。  平成二十七年度でございますけども、小児救急センターの休日夜間での宇佐市の患者数につきましては、千四百四十八名で、全体の一九・二%というふうに聞いております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)実はですね、斉藤議員のお話もあったと思うんですけども、斉藤さんのお知り合いからですね、御紹介いただきまして、中津の市民病院の院長先生に、ちょっとお話を聞くことができました。将来安定した小児救急医療体制を確保するために、機能を分担して、二次医療センターとして、しっかりやっていくと。また、この体制が地域で根づかせる最善のパターンであり、決して奇抜な考えではないということも理解していただきたいというふうにおっしゃってましたんで、こういったところについては、市も同じ認識でよろしいんでしょうね。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)今後とも、小児救急体制の維持については、中津市民病院とまた協力しながら、同じ考えでやっていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)続いて、この医療体制がさらに悪くなるおそれがあるのかというところについてですけども、小児科の先生もですね、今回八名から五名に減ったというふうに聞いてますけども、今後は大丈夫なのかという質問であります。よろしくお願いします。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)再質問にお答えをいたします。  現時点で、これ以上悪くなるかという点につきましては、なかなか言えませんけども、現時点では最低限の医療制度は確保しているものというふうに思っております。  ただ、御案内のとおり、十九時から二十二時までの診療につきましては、近隣のお医者さんの協力、それから、大学病院の協力等で成り立っておりますので、通常、そのような医師は、通常どおりの仕事をした後に駆けつけて、十九時から二十二時までの時間帯を診療を行いますので、大変負担は大きいものというふうに思っております。  ですので、医師の疲弊は心配でございますけども、市民の皆様方にも、今後とも適切な受診をお願いしたいというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)院長先生から聞いたときもですね、連続で三十何時間という勤務体制もあったということですし、これ、製造業というか、会社やったら、めちゃくちゃブラックやなというふうに思っております。  今後ですね、市民の方々、受ける側もですね、気をつけていかなければならないという事項があったら、ちょっと紹介のほうをよろしくお願いします。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)これにつきましても、今までもお願いをしてるとおりなんですけども、軽症の場合であるとか、受診すべきかどうか迷ったときには、市が発行しております小児救急ハンドブックであるとか、県の子ども救急電話相談で#八〇〇〇というのがございますけども、そのようなものを活用しながら、いわゆるコンビニ受診をしないことや、通常の診療時間内にかかりつけ医に診断していただくというような感じで、緊急、やむを得ない場合を除きまして、時間外の診療を控えていただくというような御注意をいただければ、ありがたいなというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)続いてですけど、予防接種のほうも助成をどんどんやっていただいてということで、先生たちの疲弊低減になるというふうにも思っておりますし、予防接種のほうは、予防接種したからということで絶対かからないというわけでもありませんけども、重症化せず、比較的軽い症状で済むというのが予防接種の利点だと思っております。  これからさらに検討しています任意予防接種等がありましたら、紹介をよろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)子育て支援課長の松木でございます。再質問にお答えをいたします。  今年から、おたふく風邪の予防接種の助成を始めております。それから、今回、議会のほうに提案させていただいております当初予算のほうで、来年度からロタウイルスのワクチンの助成をということで、議会に御審議をいだくよう提出をしております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)続いて三点目、周知は具体的にどのように行うのかということで、「うさここ」等へ掲載するとともに、チラシの配布だとかというふうな答弁ではあったんですけども、先ほども説明あったとおり、#八〇〇〇番とですね、今回、市民病院の救急センターの新たな電話番号というふうに聞いたんですけど、それというのもあわせて載ってるんですかね。別ですか、電話番号は。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  中津市民病院の小児緊急の電話相談が、別に専用の電話番号とかがあります。また、これについても同じように、広報等でも、先ほど言いましたような手段のときに周知をしたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)市民の方々が不安にならないように、いろいろな手段を使ってですね、周知を広げていただきたいというふうに思っております。  次の、人材確保に向けた取り組みはできないかということで、かなり厳しいというのはわかります。あと、奨学金とかで学んでいただいても、契約期間が満了になれば、いなくなくなってしまうと、あとが困るというのもありますし、また、魅力のある、地元愛を持つ医師でなければ、なかなか戻ってこないんじゃないかなというふうに思っております。  先生たちのお話の中では、先進的な技術が学べるところや、有給がしっかりとれるという環境も大変必要だというふうな形でも言ってましたんで、こういったところは、今後の中でぜひ、市にお願いするところではないと思うんですけども、こういった環境も踏まえた中で、いい先生たちが戻ってくるのを期待してですね、また、県北地区というのが、二十四万人いて、中津の市民病院ばっかりに頼っているというところもありますけども、今後の医療体制の確立とですね、先生たちの職場の環境改善等、少し先になるかと思いますけども、子供の医療の無料化をですね、実現をお願いして、次に行きたいと思います。  二項目めの東九州自動車道のサービスエリアの設置についてでございます。  今、現状は、先ほど、答弁書にもあったんですけども、上から下ってくると上毛町が一番最後で、その後、別府のサービスエリアという形で、ずっとパーキングエリアもないしサービスエリアもないなというふうに思ってました。東九州自動車道でサービスエリアを検索というか、調べてみると、現状では別府のサービスエリアしかありません。  そこで、ぜひ宇佐市にできたらいいなという思いとですね、あと、ちょうど上毛町と別府の間ぐらいが宇佐ぐらいだったんで、ぜひこの宇佐の何もない田園風景をですね、お客さんに見てもらって、観光になればなというふうに思ってですね、今回ちょっと質問させていただきました。  この答弁書の中にもあったんですけども、当初、計画にない箇所でというふうな形で答弁があったんですが、ちょっと先輩議員のほうからですね、ちょっといい話を聞きまして、平成四年か五年ぐらいですけど、山本のほうにパーキングエリアを作る構想があったというふうに聞いたんですが、そういったのはわかりますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)建設水道部長兼都市計画課長の原田です。多田羅議員の再質問にお答えします。  まず、先ほど答弁の中で申しましたけど、サービスエリアは一応、基準は五十キロ以内、それから、パーキングについては、サービスエリア、もしくはパーキングエリアから十五キロぐらい離れていることが条件です。当初に設定する段階ではです。そういう回答をいただいております。  それで、別府湾サービスエリアから宇佐インターチェンジまでが二十八キロ、上毛から宇佐インターチェンジまでが十六キロというような距離でございます。  それで、ネクスコのほうに、その件でちょっと問い合わせをしたところですね、それはあくまで規定であって、勝手に作るならどうぞと、そういう言い方をされたので、どういうことですかとちょっと念を押したら、市のほうがお金を負担するなら協議には乗りますと、そういう回答でございました。  お尋ねの、山本にですかパーキングエリアをという話を、私、今初めて聞いて、申しわけないです知りませんでした。
     以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)ありがとうございます。宇佐市の中で、宿泊施設も余りないということでありますし、宇佐市の中に少しでも多くのお客さんが来ていただくことがですね、一番お金が落ちることにもつながるんではないかなというふうに思っております。ただ広いだけのサービスエリアだとか、パーキングエリアですね、こういったのを作ることだけでも、キャンピングカーや一般車のほうが来てですね、車中泊というのも今はやっておりますんで、できればですね、観光客がもっと来てくれるのではないかなって思いますけども、そういうのはどう思いますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)先ほどの答弁と重なりますけど、私も車中泊で、よくパーキングエリアとかに泊まって、あっちこっち回ってますんで、気持ちもよくわかりますし、こういうのを作っていけたらいいなと思っております。  それで、ネクスコのほうの話にまた戻るんですけど、やっぱり利用者の声とか交通状況ですかね、ここ辺が大きな問題になってくるということが設置の条件であるということでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)車中泊の全国のベストランキングというのもありますんで、ぜひちょっと検討していただきたいなというふうに思います。通りすがりのまち宇佐市と言われないようにですね、ぜひ宇佐市の中で足をとめていただいて、少しでも宇佐市にお金が落とせるようになればチャンスだと考えますんで、多額な費用がかかりますけども、また、違う面でもいろいろ検討していただきたいと思います。  二点目のスマートインターチェンジの件につきましては、昨年ですけども、大隈議員のほうが、院内のところから上り車線がないというふうに言ってましたんで、こういったスマートインターチェンジみたいなんを作ればという、また違う発想というんですかね、そういう観点からですね、少しでも便利になればいいなというふうに思っておりましたんで、これもちょっと多額な費用がかかるということにはなりますけども、ぜひちょっと検討、考えていただきたいなというふうに思います。  続いて、三項目めに移ります。高齢者による交通事故の削減の件になりますけども、答弁書のほうでありましたとおり、事故は二百三十七件で、高齢者の方が百四件ということで、全体の約四四%も占めているというふうに、答弁ではありました。多いですよね。  近年ではですね、高齢者のアクセルとブレーキペダルのですね、踏み間違えによる悲惨な事故というのも、全国的なテレビとか新聞とかでも報道されておりますし、高齢者の方は早目に、今の運転免許証の自主返納制度を使ってですね、免許を返納したりということで、苦労していると聞いております。また、余り乗らないようにしている方もいるというふうに聞いていますけども、免許を返納することで、生活環境がですね、著しく激変するというふうにも聞いております。  一方、高齢者本人のほうについては、認知症の発症だとかの自覚がない場合、免許の自主返納が思うようにできないということで、大きな事故を起こす前に、少しでも早く免許を返納したい、戻してもらいたいという、家族の方々も大変苦労しているというふうに聞いておりますけども、今、免許の自主返納をさらに返納しやすいように、何か取り組んでいる内容がありましたら説明をお願いします。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。議員の再質問にお答えします。  昨年四月からですね、高齢者運転免許自主返納支援事業を開始してから、本年一月末現在で、約百三十二名の方から申請をいただいているというような状況でございます。取り組みといたしましては、高齢者を対象とした夜間体験型講習であったり、危険予測トレーニングやドライビングシミュレーターを使ったいきいき交通安全体験講座等を開催しております。  そういった中で、本事業の内容について、また説明をしてですね、また、さらなる自主返納の推進に努めていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)それでは、次に行きますけども、高齢者限定で、先進安全自動車の購入時の補助はできないかということで、余り先進安全自動車という言葉を聞いた方も少ないかもしれませんので、ちょっと説明させていただきます。  先進安全自動車とはですね、衝突被害軽減ブレーキ、レーンキープアシスト、車線逸脱警報装置や、先行車との車間距離を一定に保つ、ACC──アダプティブ・クルーズ・コントロールなどの装置を、要は、前もって走る車との車間距離を一定に保ってくれるので、前が減速すれば、自分の車も減速するという装置であります。ブレーキ操作も自動で行っている装置でありまして、あと、ふらつき注意喚起装置等、いろいろあるみたいですけども。こういった安全措置もですね、新車購入時はまだまだオプションでの販売が多いというふうに聞いております。中にはですね、標準装備されている車も今どんどん増えてきておりますけども、国土交通省のほうの調査によりますと、二〇一五年度に生産された新車で、四五・四%に現在搭載されているというふうに聞いています。  ただ、搭載は任意ということでありますので、全車に投入されるまでにはですね、まだまだ先の話になるとは思いますけども、これがですね、やっと全車のほうに搭載されて、全て標準装備になったというふうになってもですね、実際、宇佐市の中で走っている全車両が、安全装置が搭載された車に入れかわるまでには、かなりの年数がたつと考えられます。  高齢者のですね、悲惨な事故を軽減していくためにはですね、少しでもこういった早い段階での着手が大変必要だとは思いますけども、そういう考えについてはどう思いますか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。議員の再質問にお答えします。  議員、今、御提案の先進安全自動車等につきましては、高齢者の運動機能の低下をサポートするシステムではないかというふうに認識はしております。高齢者事故を減少させるために有効な手段と考えていますので、全国的な動向を見ながら考えていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)ちなみにですけども、今、補助している自治体、関係部署、関係団体等ありまして、今、国土交通省のほうでは、事業用の車両、バス等では追突被害軽減ブレーキがついていれば、上限十万から十五万円の補助があります。香川県のほうでは、香川県高齢者ASV購入補助金として、平成二十八年度内に、満六十五歳以上になられる方を対象として、実施のほうをされております。  また、市のほうでは、トヨタのお膝元であります豊田市がですね、補助額上限三万円で補助しているというところもあります。九州では、まだ助成しているところはないと思いますので、高齢者に優しい補助制度をですね、ぜひ市長、よろしくお願いしたいと思います。  次に行かせていただきます。  三点目の急発進防止装置の補助についてですけども、これは先ほどと似たような質問だなというふうに思うかもしれませんが、先ほどの質問はですね、あくまでも新車購入のときの話であります。この急発進防止装置の話はですね、今乗っておられます車にですね、後からつけられる装置を購入して、装置を後からつけられるやつに対して補助はできないかというお話になりますんで、ちょっとよろしくお願いしたいと思います。  この急発進防止装置というのは、ブレーキペダルを踏もうとして、誤ってアクセルペダルをですね、強く踏んでしまったときに、車両側の車速、ブレーキ信号を感知して、アクセルを全開、アクセルペダルを踏み込んだ量を電気的にですけども、制御して、誤発信を防止する装置というふうなのがあります。  これは、あるメーカーから昨年の十二月に販売が開始されたということで、これは取りつけ料込みでですけども、約四万円で購入できます。その取り扱い説明書のほうには、今、百車種のほうに対応しているというふうに聞いてます。今後もですね、こういった類似製品もどんどん出てくるんやないかなというふうに思っておりますけども、高齢者はそんな装置があることも知らないと思いますし、また、高齢者の家族の方々もですね、少しはですね、安心できるんやないかなというふうに思いますんで、ぜひ九州で先駆けてですね、宇佐市の安全を発信してはどうでしょうかということで、お願いします。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。議員の再質問にお答えします。  近年の高齢者の交通事故状況を見ていますと、先ほど議員さんが言われたとおり、運転の誤操作による原因が多いというふうに私も考えております。先ほどの議員さんのお話の中で、新車購入時には国のほうが補助を行っているということでありますので、今後また、国の動向等を見てですね、全国的な市町村の取り組み等も調査研究しながら、宇佐市の安心安全な交通環境の推進に努めていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)財源があっての話になると思います。余り無理は言えないというふうにも思っておりますが、ここで話すことで多くの方が、こういった装置がある、こういった設備というんですかね、装置があるというのを知っていただくとともに、高齢者の事故がですね、少しでも減ることを願ってですね、この項目を取り上げさせていただきました。  また、原因のほうについては、高齢者のドライバーによる事故は、注意力の低下や認知症等々いろいろ原因はありますけども、今後、自動車のほうは、操作や判断力が一歩間違えると大きな事故につながってしまいますんで、運転能力低下や誤操作を行う事故の技術もさらにどんどん進化、発展のほうをして来ております。安全装置のさらなる普及に向けてですね、また、高齢者の悲惨な事故がない社会を願って、次に行かせていただきたいと思います。  続いて、四項目めの八幡の駐車場についてでございます。  駐車場の改善計画はどのように進んでいるのかということで、ずっと給水塔が電線がわりとして残されたままになっているためということで、新たな電柱を立てて、電線の張りかえを行う予定ですということで、答弁があったんですけど、これは私も実際見て確認しました。  まずですね、初めにちょっと言わしていただきたいのが、私は決して、駐車場で管理しておられます方々にですね、もっと八幡の駐車場をきれいにしてくれというふうに言ってるわけではありません。現在の経営の中でですけども、そこまで改善要求するというのは厳しいんではないかなというふうなのを思いまして、ぜひちょっと市のほうに力をかしていただけないかなというお願いであります。  市民のほうからは、宇佐八幡、昔に比べて大分きれいになったねというふうに、声も聞くんですけども、これ私も先日、八幡の駐車場の管理人の方々とちょっとお話をさせていただきました。駐車場のクレームはほとんどないというふうにも聞いてますし、黒字になっているから、決して楽ではないというふうにも聞いてます。入場料四百円で、その積み重ねというふうなのもありますし、大変厳しい状況で運営してるっていうことでもありました。  あと、年間の予算もですね、しっかり決めて、改善してるんですけども、次から次へと悪くなって、なかなか追いついていかない。もっときれいにしたいという思いはですね、持ってるということで、その辺の業務に対する真剣さというのは、手にとるようにわかりました。  そこでですね、先ほどもありましたけれども、機関車付近の劣化した鉄塔、この水槽をですね、これだけでも、この撤去費用というんですかね。これだけでも、ちょっと何とか応援してやれんのですかという相談であります。よろしくお願いします。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)観光まちづくり課長の河野でございます。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  今、議員がおっしゃる給水塔の電柱がわりに使用している部分の撤去とか、そういったものを市で負担してやれないのかという話でございますけれども、宇佐神宮駐車場自体が株式会社ということで、御存じと思いますけれども、市と大分交通が出資した会社でございます。その中で、年間、利益も出しておりますし、その利益の余剰金についても積み立てされてるということでございますので、まずはその余剰金の中で対応するということが本来であろうと考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)八幡駐車場の利益の中で改善していくというのは、一般的にも本来の姿であるということは理解しておりますけども、今後、来てくれるお客さんに対してですね、スピードを上げて行っていかないと、ずっと先の話になるんではないかなというふうに思います。一旦、別な財源から投資して、一度レベルを上げる方策を講じほうがいいんじゃないかなというふうに思いますけども、その見解については、どう思いますか。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)お答えいたします。  改修等のレベル上げろというお話でございますが、駐車場のほうと我々も協議をした中で、来年度に電柱がわりにしている部分を撤去して、電線の張りかえを行うということになっておりますので、実際に、来年度、平成二十九年度には取りかかれるということでございます。  また、さらに、私もその駐車場を見たわけですけど、やはり改善しなきゃならない点という目で駐車場を見たときには、非常にたくさんの改善点が目に入りました。例えば、輪どめがないということも確かでございますので、本当にお客様の安全確保につながるようなものについては、優先順位を早めてでも取り組むように意見をしてまいりたいと思います。  ですから、あくまでも株式会社神宮駐車場としての経営の中でですね、早急に取り組むべきものを取り組んでいくということの進言をしたいと考えているところでございます。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)私もこの前、八幡様のほうに見にいってきました。課長のほうも見ていただいたとおり、よその駐車場というか、普通の観光してるところの駐車場というんですかね。日本の中で、宇佐八幡といったら、一つしかない、一番ですね、八幡様の総本部と言われるぐらいの神宮の駐車場に対して、ちょっとレベルが低いといったら運営している方々にちょっと大分失礼かとは思うんですけども、いろいろなところの老朽化というのもありますし、もともとの構造上、先ほど輪どめの話もあったんですけど、輪どめのところをつけなくて、歩道で輪どめにしてるところというのもあります。これ、今の車で、バックしてとめると、泥除けがぶつかるんじゃないかなというふうに、私は思います。ぶつけるほうも悪いんですけど、何と言うんですかね。だから、そういう自分でぶつけたんで、なかなかその駐車場のところには文句を言いに行かないというのもあるんやないかなというふうに、私は思います。  今後ですね、観光庁から出てます「豊の国千年ロマン」の観光圏としてですね、宇佐神宮を中心とした観光もどんどん発信されてきている中ですけども、せっかく来てもらって、つまらない思いをしてですね、帰っていかれると、また次、宇佐神宮に行こうかなというふうにならないと思うんで、来てよかったなというふうに思っていただけるような御配慮というか、おもてなしをしていってあげてほしいなというふうな思いでですね、次に行かさせていただきます。  続いて、急速充電設備の話になりますけども、私がですね、十五年九月に急速充電設備をお願いしたときは、まだ市内のほうに、コンビニと日産プリンスの二カ所しかなかったんですけども、現在、宇佐市のEVのスタンドのところをネットで検索すると、今、何件出ますか。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)済みません、その件数は把握できておりません。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)今、十五件ヒットします。現在、中津のほうについては十五件、豊後高田市四件、宇佐市十五件ということで、民間の会社がですね、どんどん設置していただいて、今や、中津市と並ぶ設置台数となっていることに対しましては、大変喜ばしいことであると思っております。また、電気自動車のユーザーにとってもですね、インフラを開放していただいて、大変便利になってきたというふうに思っておりますけども、観光地として、宇佐八幡の総本宮、宇佐八幡の駐車場にはですね、何かつけられない理由があるんかなというふうにお伺いします。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)お答えいたします。  つけられない理由は、特にはないと認識しております。しかしながら、まだ電気自動車自体の普及というのがまだ進んでいないというような認識が駐車場サイドのほうにございますので、市としましては、道の駅につけた実績がありますので、そういった管理運営等も含めて御提案を宇佐八幡駐車場のほうにはしてまいりたいと考えているところでございます。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)できるだけ八幡の駐車場のほうの管理者の方々に負担がかからないように検討していただくとともにですけれども、答弁の中で、考えてないという形があったんですけど、私が話をしたときは、ただでつけてもらえるんやったら喜んでという話でしたんで、ぜひ、院内の道の駅同様にですね、つけられるように前向きに検討をお願いしたいと思います。  これは以前にもちょっとお話しさせていただいたんですけども、観光地・施設など環境改善、交通インフラ、顧客誘致、連携という四つのキーワードから、充電器の運用法、活用法なども紹介して、さらなる普及のため、充電インフラ整備に積極的に取り組んでいる行政もありますんで、最近も大分電気自動車のほうも増えてきております。トヨタのほうも本腰入れてやっていくというふうに話してましたんで、ぜひ有名な観光地のほうについては、今後、レンタカーでですね、電気自動車で観光する時代が来るというふうに思ってますんで、ぜひちょっと前向きに検討していただきたいと思います。  続いて、五項目めに入ります。田舎暮らしのベストランキングのほうになりますけども、答弁であったとおり、前回の自治体が五百七十四から五百ということで、アンケートの項目もですね、十ジャンルの百六項目から、十ジャンル八十二項目と、世代別アンケートの七十九項目が加わったということで、全てのアンケート項目としては百六十一項目と、かなり増加した結果となっています。  特に、若者世代、十代から三十代の単身者で十九項目、子育て世代で三十七項目、シニア、五十歳以上で二十三項目増えていまして、総合結果では、若者世代で十四位、子育て世代で四位、シニアでは六位と、かない高い成績だと私は思います。  また、九州だけで見てみますと、北九州エリアでは、若者世代のところについては四位、子育てのところについては第一位、シニアが住みたい田舎は三位ということで、これもかなり九州の中でも高いレベルではないかなというふうに思っております。  個別ランキングをですね、大きく上げるためには、点差の開いたところの若者世代にターゲットを絞って、何か検討されている項目はありますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)観光まちづくり課長の河野でございます。再質問にお答えいたします。  今回ですね、総合部門と子育て部門、シニア部門と、それぞれ質問項目が増えているんですけども、総合部門の順位には、子育てとかシニア世代部門ごとの点数は加われられてないわけです。  ですから、総合部門で何点とれたかということと、あとは、支援制度を利用して移住してきた方の数をポイント制でプラスされたものが、総合点になります。  今、議員の御質問によるところの子育て世代はどうするかということでございますけれども、総合点には関係ないとしましても、市としては、来年度ですね、お試し体験施設を安心院のほうで建設して、そこについては、若者・子育て世代を中心に移住者を募ろうという計画をしておりますので、そういった施設を建設しながら、若い世代の移住促進を図りたいという計画が来年度はございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)続いて、シニアのほうにつきましても、全国トップがですね、何と豊後高田市のほうになりますけども、大変比較しやすいんじゃないかなというふうに思います。シニアの世代に的を絞った方策等はありますか。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)お答えいたします。  シニア世代に的を絞ったものということは特にないわけでありますけれども、例えば、豊後高田のほうは、ペーパードライバーの方に再度、自動車学校に行っていただいて、講習を受けてもらう。そういう支援等をしているところから、やはりシニア世代の点数が高まってるというふうに分析しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)これは、他県のほうにアピールする絶好のチャンスでありまして、いろいろな方々に宇佐市の記事を読んでもらって、気に入ってもらえれば住んでいただける最大のチャンスだと思っております。  また、現状、宇佐市のほうに住んでる方々も満足しないとですね、せっかく市外から来ても、がっかりするのでは余りいい方策ではないというふうに思っておりますんで、次年度においても、好位を維持していただけるように、また、しっかり分析のほうをしていただく、そういったところをお願いして、次に行きたいと思います。  最後の二点目、次年度に向けた取り組み、施策はあるのかというところですけども、川谷議員もちょっと説明したんですが、この前、会派のほうで、東京のおんせんけん大分東京事務所のほうに行ってまいりました。主に、その中では、観光誘致や企業誘致について御尽力いただいているということで、宇佐市に対しても意見を聞いてまいりました。  その際にですけども、ベストランキングの順位表を持ってですね、説明をお伺いしたんですけども、企業誘致課というふうに言ってたんですけど、商工振興だと思います。特にUターン、Iターンのほうに力を入れておって、トップクラスであり、誘致した企業に対してアフターフォローがしっかりできてるというふうに、お褒めの言葉をいただいております。  逆に不足している点はないかということでお伺いしたんですけども、これは宇佐市に限らず、大分県全体でですけども、人がいない、用地の手はずが遅いというふうに言われていました。  あと、観光資源のブラッシュアップとですね、パンフレットのデザインの見直しをやってほしいなというふうに言ってたんで、ちょっと私もいろいろ調べさせていただいたんですけども、観光に来た方が市内に入って、宇佐神宮の雰囲気をさらに感じていただきたいというところをですね、もっとよくしてもらいたいというのと、あと観光パンフレットの配布数が何か少ないというふうにあったんで、そういったところの増加等に力を入れていただきたいというところがありましたんで、ぜひ御検討お願いしたいと思います。  最後に、働きながら子育てしやすい環境を広げ、子供たちが安心して暮らせるまちづくりのさらなる推進をお願いしまして、一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ◯議長(中島孝行君)以上で多田羅純一議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで暫時休憩をいたします。再開は、十四時三十分といたします。  休憩します。                 休憩 午後二時十九分
                  ───────────────                 再開 午後二時三十一分 ◯議長(中島孝行君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。  一番 中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)皆さん、こんにちは。議席番号一番、中本毅でございます。傍聴にお越しいただいてる方々、皆様におかれましては、平日の日中という大変……、ちょっと写真を撮りますね。平日の日中という大変お忙しい時間帯にもかかわらず、足を運んでいただき、まことにありがとうございます。  私は常々思うのですが、この平日の日中、宇佐市にお住まいの皆様におかれましては、さまざまなことに取り組んでおられます。お仕事に励まれている方々、介護や子育て、家事に忙しく取り組まれている方々、地域活動に精を出されている方々、引退後の余暇を充実してお過ごしの方々、病院を御利用になる方々、学習に集中しておられる方々などなど、さまざまな住民の皆様がおられます。  多くの方々が、この日々のお暮らし、お仕事の中で、政治、行政に対して、さまざまな思いをお持ちになっています。  しかし、平日の日中、忙しい、大変である。そして、市政に対してお声を届ける場面が少ないという実態があるのではないでしょうか。政治学的に言えばサイレントマジョリティー、つまり声の小さな多数派の方々がいらっしゃいます。我々、市政に携わる者は、このサイレントマジョリティー、声の小さな多数派の方々に対して、声なき声にしっかりと想像力を働かせ、充実したお暮らしやお仕事を進めていただけるように取り組んでいかなければなりません。  傍聴に足を運んでくださっている方々におかれましては、本当にありがとうございます。一方で、この議場にいらっしゃらない住民の皆様に対しても、私は思いをめぐらし、三十三歳の市議会議員として、新しい市政を目指して、しっかりと働いてまいりますことをここでお約束申し上げます。  議会の皆様、市役所の皆様におかれましては、本日もどうぞよろしくお願い申し上げます。三月で御退職される市職員の方々におかれましては、三十三歳の私が生まれる以前から、旧市・旧町で御尽力をなさってこられました。深く敬意をあらわし、厚く御礼を申し上げます。  最後に、私が常々思っていることをもう一つ、妻への感謝を表明したいと思います。私が、端くれながらも政治にかかわっているために、三人の乳幼児を抱える妻にも絶えず苦労をかけていると思います。必要以上に苦労をかけていると言っても過言ではありません。反省と感謝の気持ちをあらわし、それでは本日の質問に入ってまいります。  一項目め、女性副市長ポストの創設についてお尋ねします。  一点目、部長級、課長級及び総括級において、女性職員の比率及び活躍実態はいかがでしょうか。  二点目、女性の副市長ポストを創設し、常勤特別職の立場からも、女性の感覚や発想を市政に反映してはいかがでしょうか。  二項目め、日本のUSA(宇佐)を活用した地域おこしについてお尋ねします。  一点目、本年一月二十一日に、JR宇佐駅周辺で民間五団体によって行われた宇佐アメリカン駅のイベントには、初開催にもかかわらず、三千もの人出があり、大盛況となりました。国内外のテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インターネット上で紹介され、日本のUSA(宇佐)の知名度向上に絶大な貢献を果たしました。これを市はどのように評価していますでしょうか。  二点目、日本のUSA(宇佐)のPRに関する民間の取り組みに対して、市は今後、人的な面においても積極的に協力していくべきではないでしょうか。  三点目、市長は地域に飛び出す公務員を応援する首長連合に参加してはいかがでしょうか。  四点目、米国大統領の宇佐市訪問について、民間ルートで市に打診があったと聞きますが、事実関係はいかがでしょうか。市は積極的な対応を行いましたでしょうか。  五点目、もし仮に、米国大統領の来訪が実現すれば、宇佐市の活性化において、過去に例のない、非常に大きなニュースとなります。米国のホワイトハウスが既に日本のUSAを認識しているという情報もあります。宇佐市としても、外務省北米課などと連絡をとって、日本のUSAを外交筋にPRし、大統領の来訪を呼びかけてはいかがでしょうか。  六点目、本市で、インバウンド対策交流会が好評実施されていますが、これを今後も発展的に実施し、その中で、日本のUSA(宇佐)の話題も扱ってはいかがでしょうか。  三項目め、夜十時から翌朝までの小児医療についてお尋ねします。中津市民病院小児救急センターの二十四時間診療中止を受けて、宇佐市の対応はいかがでしょうか。  四項目め、市民図書館に新設された喫茶スペースについてお尋ねします。  一点目、としょかんカフェが好評であると聞きますが、実態はいかがでしょうか。  二点目、次世代型カップ自販によるキャラメルマキアートなどの飲み物も好評と聞きます。本庁舎のロビーやその他の場所にも、次世代型カップ自販を設置してはいかがでしょうか。  五項目め、消防団へのオートマ車導入についてお尋ねします。  一点目、団員の募集推進状況はいかがでしょうか。  二点目、団員がより活動しやすいよう、オートマチック車両を導入推進してはいかがでしょうか。  六項目め、有効求人倍率一・七八についてお尋ねします。  ハローワーク宇佐管内の有効求人倍率が昨年十二月に一・七八倍という高水準を記録しましたが、雇用や就労をめぐる本市の課題と対策はいかがでしょうか。  七項目め、四日市のまちづくりについてお尋ねします。  一点目、永岡鮮魚店からサンリブ四日市店にかけての道路整備状況はいかがでしょうか。  二点目、サンリブ四日市店が今秋に撤退を予定していることが各方面に周知されています。仮に、週末に利用者が多いサンリブ駐車場が閉鎖されると、東新町周辺の飲食店に与える影響は大きく、地域経済への打撃も懸念されます。市は跡地利用をどのように考えていますでしょうか。  八項目め、「市民」という用語定義の複雑さについてお尋ねします。  「市民」といえば、基本的に「住民」を指すよう、自治基本条例の一部を改正してはいかがでしょうか。  以上、最初の質問です。 ◯議長(中島孝行君)それでは、中本毅議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。一番 中本議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、女性副市長ポストの創設についての一点目、部長級、課長級及び総括級の、女性職員の比率と活躍実態についてでありますが、平成二十八年四月一日現在で、職員全体に占める女性の比率は、部長級で九・一%、課長級で八・七%、総括級で一八・二%となっており、消防職員を除いた場合は、部長級一〇・〇%、課長級九・五%、総括級二二・七%となっております。  また、活躍実態についてでありますが、女性の役職者は、現在、市民と直接接する窓口部門や、きめ細やかなサービスが求められる福祉、保健部門並びに教育部門等さまざまな部署に配置をされており、それぞれの部署で市民サービスの向上に努めております。  二点目、女性の副市長ポストを創設し、常勤特別職の立場からも、女性の感覚や発想を市政に反映してはについてでありますが、地方分権の進展により、市が担う行政機能が増大する中、多様化・複雑化する市民ニーズにきめ細かく迅速に対応するためには、市長を補佐するトップマネージメント機能の強化が必要であります。そのため、副市長を中心に、幹部職員が企画立案した政策を練り上げるとともに、部局間調整等を行いながら、各種施策を推進しているところであります。  このような中、近年では女性幹部職員の登用率が上がり、さまざまな分野において、女性の感覚や発想が市政に反映されるようになったと感じております。宇佐市副市長定数条例では、定数を二人とするとなっておりますが、現在のところ一人体制で十分機能しており、議員御提案の女性副市長ポストの創設については、将来的な検討課題としたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、そのほかの質問については担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めの、日本のUSA(宇佐)を活用した地域おこしについての一、三、四、五と、四項目めの市民図書館に新設された喫茶スペースについての二と、八項目めの「市民」という用語の定義の複雑さについてを総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。一番 中本議員の一般質問にお答えします。  二項目め、日本のUSA(宇佐)を活用した地域おこしについての一点目、宇佐アメリカン駅のイベントについては市はどのように評価しているかについてですが、このイベントは市内を活動拠点とする五団体で構成された日本のusa─宇佐でアメリカ大統領の就任を盛大に祝う会が、宇佐駅を積極的に活用することで、宇佐地域の発展に寄与し、地域の結束力を強くするという目的で実施した事業です。  開催に当たっては、宇佐市を全国的に発信するいい機会になったのではないかとの声もありましたが、一方で、アメリカ合衆国のトランプ政権を支持するのはいかがなものかとの批判的な意見もございましたので、市としての評価は定まっておりません。  三点目、市長は、地域に飛び出す公務員を応援する首長連合に参加してはについてですが、地域に飛び出す公務員を応援する首長連合は、公務とは別に一市民として役所を飛び出し、地域で活動を行う公務員を応援することを掲げている全国の首長六十七名で構成された団体であると認識しております。  公務員が地域社会の活動に参画することは、住民目線で行政を推進すると同時に、公務員の使命を再確認し、行政のあり方を住民本位に変えていくため極めて有効であると考えております。庁内におきましても、トリプルA、トリプルS運動による意識改革により、既に地域で活躍している職員も多数いることも事実でありますので、加入については現在のところ考えていません。  四点目、米国大統領の宇佐市訪問について、民間ルートで市に打診があったと聞くが、事実関係は。市は積極的な対応を行ったかと、五点目、宇佐市としても、外務省北米課などと連絡を取って、大統領の来訪を呼びかけてはについては関連がありますので、一括してお答えします。  市に対し、一月のテレビ番組において、政治学博士で元米海兵隊政務外交部の方が、米国アジア担当に、大統領の来日と、大分県宇佐市に訪問を提言している旨の報道がなされたとの情報提供がありました。しかしながら、本市としては直接、事実関係について把握はしていません。  一国の大統領の来訪やその日程等は、極めて重要な外交事項であり、国の専管事項であります。市としましては、相手国や日本政府に働きかける予定はありませんが、今後の動静を見守りたいと思います。  次に、四項目め、市民図書館に設置された喫茶スペースについての二点目、本庁舎のロビーやその他の場所にも次世代型カップ自販を設置してはについてですが、議員御提案の次世代型カップ自販は、今年一月に、としょかんカフェ内に設置され、従来型自販と違い、挽きたて、淹れたてのコーヒーが低価格で利用できることから、一月分の利用件数が六百六十二件にのぼり、来館者に好評だと聞いております。  県内他市の設置状況については、大分市を初め七市については、次世代型カップ自販を設置しており、津久見市、日田市については、以前は設置していたが、一定の喫茶スペースが備わっていないと利用しにくいとの理由から、現在は従来型の自販に設置がえをしているとのことであります。  次世代型カップ自販の設置については、設置スペースや設備配管、また、喫茶スペース等必要なことから、今後、新庁舎建設に合わせて考えてまいりたいと思います。  次に、八項目め、「市民」という用語定義の複雑さについて、「市民」といえば、基本的に「住民」を指すように、自治基本条例の一部を改正してはについてですが、宇佐市自治基本条例は、自治の基本理念・基本原則や、市民参画、まちづくりの推進等のルールを定めるものです。市民が幸せに暮らせるまちを作るためには、自治の基本理念や基本原則等の共通認識を持ち、どのようにまちづくりを進めていくのかなどを明らかにすることが肝要であります。  人口減少が進展する本市では、自治やまちづくりにかかわる活動は、市内住民だけでなく、通勤、通学者、事業者、あるいは、まちづくり等の活動を行う方々の協力が必要不可欠となっています。  今後、地域における活動を推進していく上では、本市のまちづくりを担うこれら全ての方々が行う活動がますます重要になります。そのため、本市に住んでいる方も、市内で活動されている方も、みんなで力を合わせ、よりよいまちづくりを目指して、ともに考え、協力し合っていただくため、市民の範囲を広くしています。  以上で答弁終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めの日本のUSA(宇佐)を活用した地域おこしについての二、六と、六項目めの有効求人倍率一・七八%についてと、七項目めの四日市のまちづくりについての二を経済部長 山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)経済部長の山本でございます。一番 中本議員の一般質問にお答えします。  二項目め、日本のUSA(宇佐)を活用した地域おこしについての二点目、日本のUSA(宇佐)のPRに関する民間の取り組みに対して、人的な面においても積極的に協力していくべきではないかについてでございますが、今回、宇佐駅で実施されたイベントにつきましては、北馬城地区まちづくり協議会からの依頼があり、地域おこし協力隊員が参加・協力いたしました。  民間の活動には、さまざまな内容と規模があり、一概に判断できませんが、その活動内容が市の補助対象となり、市民全体に関わるものなどであれば、人的支援も考える必要があると思います。  六点目、インバウンド対策交流会を今後も発展的に実施し、その中で「日本のUSA(宇佐)」の話題も扱ってはについてでございますが、このインバウンド交流会は、地域おこし協力隊員が企画したもので、海外からの観光客をどのように受け入れたらよいかを、勉強会として開催しながら、参加者同士の交流も深めていこうとする取り組みでございます。今年度は四回の交流会を実施し、三月には研修したことをまとめたインバウンド対応のマニュアル本を完成させる予定でございます。  今のところ、日本のUSA(宇佐)の話題を扱うという研修計画はございませんが、外国から多くの観光客を受け入れるための市民を対象とした交流勉強会でございますので、来年度もスキルアップを目指して実施してまいりたいと考えています。  次に、六点目、ハローワーク宇佐管内の有効求人倍率が昨年十二月に一・七八倍という高水準を記録したが、雇用や就労をめぐる本市の課題と対策はについてでございますが、ハローワーク宇佐管内の直近の公表数値であります十二月末の有効求人倍率は、過去最高の一・七八倍となるなど、求職者にとって追い風が続く中、企業にとっては慢性的な人手不足に苦慮している状況となっています。  有効求人倍率が高止まりする一方で、業種別有効求人倍率には、ばらつきがあるなど、求人側と求職者にミスマッチが続いていることも大きな課題であると認識しております。  市といたしましては、平成二十八年二月に、大分労働局と宇佐市雇用対策協定を締結し、ハローワークとの連携を密にした雇用対策を講ずることとしています。  また、市に雇用拡大推進員を配置し、継続的な市内企業合同就職面接会の開催や今年度初めてとなる医療・介護事業所を対象といたしました、企業合同就職面接会を開催し、雇用のミスマッチ解消に取り組んだところでございます。  加えまして、市内の各経済団体やハローワーク宇佐と連携して、市内の企業を訪問するなど、雇用の拡大や採用時の公正選考等について、要請活動を継続しているところでございます。  続きまして、七項目め、四日市のまちづくりについての二点目、サンリブ四日市が今秋に撤退を予定している。市は跡地利用をどのように考えているかについてでございますが、サンリブ四日市が今秋をもって閉店するとの情報を入手したことから、直ちに市長が宇佐商工会議所会頭とともに、株式会社マルショク本社を訪問し、事実の確認とあわせまして、店舗の存続と雇用の確保について、強く社長に要請いたしました。  この協議におきまして、株式会社マルショクの社長から、熊本地震による被害が多大で、やむを得ず本年十月末日をもって閉店せざるを得ないとの意向が示されています。  サンリブ四日市は、昭和三十八年十二月に、前身となるマルショク四日市店として進出以来、四日市商店街の顔となる老舗スーパーとして中心的な役割を果たしており、その撤退は地域経済に影響があるものと認識しております。  今後につきましては、跡地利用や店舗撤退に伴う懸案事項について、宇佐商工会議所や四日市商店街振興組合等、関係団体及び関係者を中心とした対策連絡会議等で協議の上、状況を見きわめながら、適宜適切に対応を考えてまいります。  以上で答弁終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、三項目めの中津市民病院の小児医療についてを、福祉保健部長 土居秀徳君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)福祉保健部長の土居です。一番 中本議員の一般質問にお答いたします。  三項目め、夜十時から翌朝までの小児医療について、中津市民病院小児救急センターの二十四時間診療中止を受け、市の対応はについてでございますが、四月からの小児救急医療体制は、中津市民病院と小児救急センターを別組織とし、新たに中津市立小児救急センターとして、大学病院や医師会、近隣の病院の協力により、平日十九時から二十二時まで、土日・祝日は九時から二十二時までの運営となります。二十二時以降は中津市民病院が救急電話相談を設け、小児科看護師による急病時の電話相談で診察が必要と判断された場合は、中津市民病院が救急対応を行います。  なお、救急車などによる重症な救急患者に対しては、中津市民病院で常時対応することとなっております。  今回、体制が固まったことを受けまして、まずは、早急に周知に取り組み、夜間・休日の受診モラルを啓発しつつ、今後とも、中津市民病院、小児救急センター及び定住自立圏内の七市町村とで連携を図りながら、小児救急医療の維持・発展に努力してまいります。  以上で答弁終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、四項目めの市民図書館の喫茶スペースについての一を、教育次長 高月晴彦君。 ◯教育次長兼教育総務課長(高月晴彦君)教育次長の高月でございます。一番 中本議員の一般質問にお答えいたします。  四項目め、市民図書館に新設された喫茶スペースについての一点目、「としょかんカフェ」が好評であると聞くが実態はについてですが、図書館の入り口右側に、今年一月七日から飲食スペースとしょかんカフェを設置して一月半余りが経過いたしました。かねてより要望が多かったコーナーだけに、設置したその日から、毎日、多くの来館者にご利用いただいております。  来館者のうち、としょかんカフェを利用された方の人数だけを把握することはできませんが、増設した自動販売の一月分の利用件数は六百六十二件にのぼっております。また、利用された方からは、おしゃれでとても使いやすいとの御意見をいただいております。  としょかんカフェの設置につきましては、現在、図書館のホームページやフェイスブックでPRをしているほか、「広報うさ」三月号や図書館だより「みんと」にも紹介記事を掲載する予定です。  今後とも、より多くの皆さまに知っていただき、来館していただく努力を続けてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、五項目めの消防団へのオートマ車導入についてを、消防長 奥 秀則君。 ◯消防長(奥 秀則君)消防長の奥でございます。一番 中本議員の一般質問にお答えいたします。  五項目め、消防団へのオートマ車導入についての一点目、団員の募集推進状況はについてでございますが、本市消防団の条例定数は千百六十三名で、本年二月現在の消防団員の実員は千九十五名であり、充足率は九四・二%となっています。なお、この条例定数は、平成十七年の三市町合併時の定数を堅持しています。平成二十五年十二月に施行された消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律において、国及び地方公共団体は、消防団への積極的な加入が促進されるよう必要な措置を講ずるものとされており、本市においても、平成二十七年に本市への通学者も入団できるよう、条例を改正し、入団要件を拡大したところです。  今後も、制度の周知とともに、今年度から始まった消防団応援の店の推進など、消防団の魅力を広報紙やホームページなどを通じて発信し、消防団員の加入促進に積極的に取り組んでまいります。  二点目、団員がより活動しやすいようオートマチック車両を導入推進してはについてでございますが、本市では、消防団幹部会議において、冬季の凍結や大規模災害の対応に強い四輪駆動車の導入が要望され、平成二十六年度より、一トン級の四輪駆動の消防積載車を導入しています。  議員ご提案のオートマチック車両についてですが、積載車の艤装メーカーに確認したところ、現在、オートマチック車両については、本市が導入している一トン級の車両では、四輪駆動の生産はしていないとの回答を得ました。  今後、若年層の団員はマニュアル免許の取得率が低下してくることが予想されることから、消防団幹部会議に諮りながら、オートマチック車両の導入についても調査研究していきたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、七項目めの四日市のまちづくりについての一を建設水道部長 原田雅且君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)建設水道部長の原田です。一番 中本議員の一般質問にお答えいたします。  七項目め、四日市のまちづくりについての一点目、永岡鮮魚店からサンリブ四日市店にかけての道路整備状況はについてですが、議員御質問の道路は、市道四日市角ノ木・平原線です。近年、この市道沿線にアパートなどの宅地開発が行われ、舗装の劣化や路面の凹凸などにより、通行に支障を来しているため、地元より改修の要望が出されていました。
     本路線は施工延長も長く、工事費用も大きいことから、国の補助事業を活用した舗装補修工事を行うため、路面調査などの点検を行い、国の承認を得て、本年度より事業化することとなりました。  施工区間は、サンリブ南側の元田中温泉から市営プール前を過ぎた交差点までの約三百メートルで、工事期間は三月初旬から五月初旬の間を予定しており、現在、工事契約の手続きを行っています。  残る永岡鮮魚店までの約二百八十メートルにつきましては、本年度、三カ所の部分補修を行っていますが、路面調査等により今後も全体的な舗装補修工事を行っていく予定でございます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  一番 中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)御答弁、ありがとうございました。順次、再質問をさせていただきます。  まず、一項目め、女性副市長ポストの創設について、関連する質問をさせていただきたいと思います。  まず、本市におきましては、部長級にですね、女性の方が誕生して、前向きなこう取り組みが進んでいるというふうに基本的には思っているんですけれども、例えば、部長級の職員が、今、十一名いらっしゃると。その中で女性が一名、完全に男性社会にですね、女性が入っていっていると。なかなか自分を出しにくいとこだと思うんですね。  執行部の皆さん、男性の方が多いと思うんですけども、十人の女子会にですね、自分が入っていって、一緒にぺちゃくちゃしゃべる状況をですね、想像していただきたいんですよ。そこで、しっかりと自分を出し切れるかというのをですね、想像していただきたいなというふうに思います。  ここで十一人いる部長級の中に、例えば女性がですね、二人になっても三人になっても、やはりマイノリティー、少数派であることに変わりがないと思うんですよ。積極的に女性の割合を増やしていくということは進めていかれると思うんですけれども、それでもやっぱり足りないということが起きると思います。  そうした中で、常勤の特別職、市長、副市長、また、教育長といらっしゃいますけれども、そこにですね、今、女性の感覚、発想が生かされていないと私は認識しております。一段高い位置に女性を置いていただいて、また、部長級よりも高い位置に女性を置いていただくということで、市政全体に対してですね、女性の感覚や発想が生かされやすくなるのではないかと思うんですけれども、市の考えはいかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(久保桂一君)総務課長 久保でございます。中本議員の再質問にお答えをいたします。  確かに、今現在、市職員の中で、議員おっしゃるように、幹部クラスの中には、女性の割合というのは少のうございます。ただ、職員全体を見たときには、三五%の方が女性職員となっております。三人に一人は女性職員という状況でございます。  市のいろんな施策を作っていく、検討していく中に、当然こういった中に女性職員も入ってまいります。下からどんどん積み上げていって上に上げていく、また上から下におろしていくと。こういったことで、市の政策を作ってまいって、また、実行してまいっております。  こういった関係から、現在では、女性の意見もかなり中には浸透して、取り上げられていっているという状況もあると認識はしております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)一番 中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)常勤の特別職にですね、女性がいらっしゃらないということについて、どのようにお考えであるということをお聞かせいただけますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(久保桂一君)常勤特別職、副市長ポストに今いないことでございますけども、これにつきましては、確かに女性目線と言われる部分もあろうかとは思いますが、今、定数が二人まで定められております、条例の中には。ただ、二人と定めている分につきましては、行財政改革プランを着実に実行していく上での二人体制を置くんだというふうに認識をしております。  そういった時代時代の要請といったものもございますので、女性がポストとしているべきかどうかといったところとは、また少しニュアンスが違うのかなと。いること、いないこと、これはその時々の社会情勢、市の求められている方針、決定、意思決定、そういったところのものにも、かなり大きな影響を受けるものというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)条例でですね、副市長、二人まで置けるという状態になっている中で、行財政改革を進めるということで、一名になっているという経緯もあると思うんですけども、副市長をですね、もう一人増やしたときに、市としてどのぐらいの経費がですね、年間かかるのかというところをお聞かせいただけますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(久保桂一君)副市長の給料月額、それから、期末手当等が入ってまいりますので、ちょっと、今、頭の中に詳しい数字が入っておりませんが、それなりのものが新たにまた発生してくるということでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)数千万円台だということだと思うんですよね。一億円までは行かないと思います。行財政改革が非常に進んでですね、是永市長のですね、二期八年の最大の業績ではないかというふうに、私は思っておるんですけども、財政がすごくよくなっていると。調整基金ですね。貯金も百億円たまっているという中でですね、もう一人増やしてもいいんじゃないかなというふうに個人的には思っております。  消防についてちょっとお尋ねしたいんですけれども、消防職員がですね、女性が一名しかいません。一般職の方ですけれども。やっぱり世間的に消防は男性の仕事みたいなですね、固定観念を引きずっている部分があるのかないのか。今後については、どういうふうにお考えになっているのかというところをお聞かせいただけますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)消防本部総務課長。 ◯消防本部総務課長(加来 定君)消防本部総務課長の加来です。お答えをいたします。  女性の消防士というのは、消防組織にとりましては、女性を含めた多様な経験を有する職員がサービスを提供できるということで、子供や高齢者、災害時の要支援者など、さまざまな状況にある多様な市民への対応が向上し、市民サービスの向上が図られると思っておりますので、一人ではなくて、複数名いたほうがいいと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)前向きにですね、考えておられるということがわかりました。当初の御答弁の中でですね、女性副市長ポストの創設については、将来的な検討課題としたいと考えているという内容が含まれていたと思います。そういう意味ではですね、積極的な御答弁をいただいてると。将来的な検討課題ということなので、私の意見としては、それが一日も早くですね、訪れるようにしていただきたいなというところでございます。  そうした中でですね、女性の副市長を将来的に検討するというときにですね、特別職ですので、市役所の内部からも外部からも登用することが可能です。仮にですね、内部から登用するケースですけれども、私がですね、聞き及んでいる現在の市役所のですね、管理職の方々の活躍状況を聞き及んでいる限りですね、現在、部課長を務めておられるような方はみんな十分な資質を有しているというふうに思っておるんですが、市の考えはいかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(久保桂一君)お答えをいたします。  現在、部課長に任命している女性職員につきましては、議員おっしゃるように、それなりに資質、考え方なり、優秀な職員として任用している状況がございます。それが、その先の、議員おっしゃられるところの副市長への任用ポストにつながっていくかどうかという点につきましては、ちょっと、今ここでは申し上げるべきではないかなというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)ぜひですね、さらに上を目指して、リーダーとなっていただくことをですね、私は願っております。宇佐市民ですけれども、女性のほうが三千人ぐらい多いんですね。ですので、女性のほうが上に立つべきじゃないかなというふうに、私は、冗談じゃなくてですね、思っております。  また、外部から登用するケースもあると思います。従来の考え方であれば、やっぱり職歴って、介護とか子育てで空白ができるみたいな固定観念があると思うんですね。私は政治や行政に携わっていく人には、身内の介護をやってきたとか、子育てをしっかりやってきたとか、その間、例えば企業勤め、会社勤めはしていなかったとかですね、そういう一般的には職歴の空白と言われる期間も、介護も子育てもですね、立派なキャリアだというふうに思います。皆さんがですね、もし女性の副市長を外から考えられるというときはですね、そういう御経験がある方もですね、しっかりとそれを評価してですね、検討されたらいいなというふうに思います。  介護や子育ても立派なキャリアだという考え方については、市はどのようにお考えでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(久保桂一君)お答えをいたします。  議員おっしゃられるように、子育て、それから、介護、重要な仕事の一つだというふうに認識しております。  市の職員につきましても、育児休業もございますし、介護休暇もございます。こういったところは、じゃあ、次に復帰するときに、どういう配慮が必要なのかとか、あるいは、休暇期間中に、市の今の取り組みであったり、職員が携わっていた業務に対する情報提供なり、こういったところもしているところでございます。  こういった経験を積むことによって、さらに、次のステップアップにつながっていくといったことも、十分、我々としても認識をしているところです。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)最近、今、市長をしている是永修治さんですね、政治ビラを入手したんですけれども、ここに、継続・進化・挑戦プラン三十パート二というのがあってですね、その地方創生プラン十六というところに、いじめ防止、男女共同参画、部落差別解消など、人権尊重の社会づくりに努めますというふうに書いてあるんですね。いろいろ列記されているんですけれども、この中で太字で書いてあるものは、挑戦項目ですということが隅っこのほうに書いてあるんですね。  ちなみに、この男女共同参画は太字で書いてないと。本当にやる気があるのかということを私は申し上げたいんですけども、男女共同参画に挑戦する気があるのかないか、お聞かせいただけますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)中本議員の再質問にお答えをいたします。  後援会が発行している私のですね、リーフレットをお読みいただいて、ありがとうございます。その中で、十六番に男女共同参画を入れておりますけども、これは二期目のときも入れてあるんです。というのは、そのときに、男女共同参画条例というのをですね、私たちが提案をして、そこで議決をいただいております。以来、今の女性の登用率が上がっているのも、その一角なわけです。  したがって、これを新たに挑戦するわけじゃなくて、もう既にやっている。つまり継続・進化の中ということで太字にしていないということございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)御説明ありがとうございます。その継続・進化ということですけど、進化については、何を考えておられるかということを、もしよければですね、お聞かせいただけたらと思います。 ◯議長(中島孝行君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(秋野孝志君)人権同和啓発課長の秋野です。中本議員の再質問にお答えいたします。  進化ということですが、常々、市長のほうから、この時期、年度末、年度初めになりますと、地方自治法に基づく審議会の女性の参画数、特に、市で一番最初にできることというとこういうことになるんですけども、それを増やせという指示をいただきまして、毎年、少しずつではありますが、いろいろ市の政策を決める審議会の場に、女性の参画が確実に増えております。  また、第二次男女共同参画プランを作りまして、そこではいろんなことを書いてるんですけども、その中で、六月の男女共同参画週間では、市内四カ所で街頭啓発を進めたり、市の商工振興課、また、人権擁護委員さんらと市内の企業を回ってですね、パンフレットを持って、ぜひ市でも進めております男女共同参画よろしくお願いしますということで、企業まわりも毎年しております。  また、せんだっての広報では、ここにごらんいただけますように、チラシ四枚、四ページの、これは男女共同参画という言葉自体が難しいんじゃないかなということで、入門編のチラシを作って、これは広報と一緒に全戸配布をしております。  また、来年度の予算案で上げておりますけども、男女共同参画の今度初めての講演会を実施しようと。そういうふうな計画も着々とできる。なかなか遅々として、これは企業の皆さんとか、地域の自治体とか、全ての方の御協力をいただかないと進まない問題なんですが、市でやれることはやろうということで進めております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)女性のですね、参画の職員に関してもですね、比率が徐々に高まっておられるとか、部長が誕生しておられるとかですね。また、当初の答弁で、女性副市長ポストの創設については、将来的な検討課題としたいというふうにですね、御答弁いただいているので、基本的なですね、路線については、私もですね、十分に、何と申しますか、評価させていただいているというかですね、そういう認識ですので、ぜひともですね、さらに女性の活躍推進がですね、進むように御要望を申し上げて、次の質問に入りたいと思います。  第二項目め、日本のUSA(宇佐)を活用した地域おこしについて再質問をさせていただきます。  市としてのですね、このイベントに関する評価が定まっていないというような御答弁がありました。  新聞やですね、テレビ等で、かなりですね、報道されて、非常に注目が集まったと。テレビに関しては、全般的に好意的なものが多かったと思います。新聞に関しては、内容は好意的なものが多くて、見出しが否定的というですね、そういうものが多かったと思います。見出しが否定的になる背景には、記者ではなくて、デスクのところで、見出しだけ変えるのかなという邪推をしたりとかですね。私としては、そういうふうに思っております。  市に届いた意見については、新聞ではですね、否定的な見出しが一部出たんですけれども、実際に市に届いている意見というのは、肯定的なもの、頑張れというようなですね、いいんじゃないかというような意見も多かったというふうに聞いておるんですけども、実際はいかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)秘書広報課長。 ◯秘書広報課長(若山雅敏君)秘書広報課長の若山です。中本議員の再質問にお答えいたします。  広報広聴係のほうで取りまとめた把握している状況についてでよろしいでしょうか。肯定的なものにつきましては七件でございまして、否定的なものについては三十一件ということで、都合三十八件についての意見をいただいております。  ただし、肯定的なもの、否定的なもの三十一対七ということではございますが、いわゆる最初のほうには否定的な部分がほとんどでありましたが、新聞報道等の後はほぼ同数程度の御意見であったというふうに認識しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)そうした意見を届けられた方はですね、直接、宇佐市に足を運ぶことのない外部の方も多かったというふうに聞いておるんですけれども、それは差し置いてですね、実際、三千の方が、この地域に足を運ばれると。ふだん、一日のですね、平均乗客数が四百人程度の駅に三千人の人が訪れるという大事件なんですよ。  この三千人の方が実際に足を囲んで楽しまれたという事実に対して、市の評価はいかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口でございます。一番 中本議員の再質問にお答えをいたします。  確かに、市内を活動拠点として頑張っている五団体が、違う団体同時が共通の目的で、地域の特色を生かしながら、共同でまちづくりやイベントをやったという部分につきましては、非常に積極的にうまく展開をしているなというふうに思っています。  ただ、その評価については、回答で申し上げたとおり、市としては定まっていないという状況でございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)今後、人的なですね、支援もという点について、再質問させていただきたいんですけども、活動内容が市の補助対象となり、市民全体にかかわるものなどであれば、人的支援も考える必要があるということですが、今後ですね、例えば、挨拶に、市長、副市長、どなたか出ていただけるとかですね、そういったことについては、どのようにお考えでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)観光まちづくり課長の河野でございます。再質問にお答えいたします。  今後、そういうイベントに市長や副市長が挨拶にということでございますが、その活動自体がやはりその地域で理解されて、また、今回、その補助金も交付しております関係で、市として応援すべきものについてはですね、やはり協働という観点からも、そういう挨拶に行ったりとか、事業内容によっては市が人的な支援をするということはあり得ると考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)全体的に、姿勢がですね、及び腰だと思うんですよね。三千人の人が来てると。そういう中でですね、その人たちをさし置いてですね、挨拶にも出ないと。そういう意見がですね、やっぱりありました。そういうところをですね、例えば、苦情が何十件来てますと、声の大きな少数派だと私は思いますよ。そういう中で、積極的に応援している人は応援しているということを声に出さないかもしれないですよ。でも三千が足を運ぶわけですよ。そういうところをですね、しっかりと見て、対応していくのが行政のあるべき姿ではないかなというふうに思っております。いかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)お答えいたします。  今回の件につきましては、当時はその予定でございました。しかし、いろんな横やりが入ったことは議員も御存じないのかもしれませんけれども、そういった中で、主催する側のトップの方とも協議し、今回は出席を控えたという経緯がございますので、及び腰になったというわけではない、そこだけは御理解いただきたいと思います。
    ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)では、この項目について再質問をさせていただきたいと思います。  イベントが終わったから何もなくなったということではなくて、つい先週末もですね、全国ネットワークのですね、テレビ番組がこの件に関してですね、取材をしに来ているようなことがございました。日本のUSAという、一つのテーマとしてですね、やっぱり注目を集めるということだと思うんですけども、市として、そのことを認識しておられますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)お答えいたします。  以前の回答でも申し上げましたが、宇佐市がですね、USAという言葉での活用といいますか、遊び心を持って、日本のUSAという呼び方をしたりしておりますけれども、特にアメリカを意識したまちづくりや観光地づくりをするわけではありません。  ただ、今回、民間の方がそういうUSAという部分でイベントを行うことで、PRになるということで、市は支援してきたわけであります。ですから、これを非常に力入れてやろうとは思っておりません。  また、日本のUSAという呼び名自体も、市が台湾や海外でPRする上において、日本のUSAだという呼び方をしたところが始まりでございますので、その辺を含めて、今後は日本のUSAという使い方も気をつけなきゃならないんですけれども、インバウンド的に使っていきたいというふうには考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)積極的にやる気はありませんというような御答弁だと思うんですけれども、その点を改めていただきたいという要望を申し上げて、次に行きたいと思います。  民間ルートで、市に打診があったということでですね、広告代理店から観光まちづくり課にですね、訪問があったと思うんですけれども、その点について、直接、事実関係は承知していないというような話やったと思います。ちょっとルートがオフィシャルな感じではないので、その点はしようがないかなという、私も気がしています。  今後、仮にですね、例えば、内閣官房であるとか、外務省であるとか、大分県みたいにですね、そういった行政ルートでですね、市に対して協力を求められるというようなことがあれば、積極的に協力していくという意思はお持ちでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)総務課長。 ◯総務課長(久保桂一君)総務課長 久保です。お答えをいたします。  議員おっしゃられるように、先ほど御質問の件につきましては、民間からの情報提供ということで、我々もその事実はなかなか確認できなかったといったところでございます。  ただ、議員おっしゃられるように、今後の動向を注視する中で、国県の動きも十分に把握をしながら、対応すべきところは対応していく必要があるというふうには理解をしております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)今日は厳し目な感じで、大変恐縮なんですけれども、そうですね、恐縮です。  では、次の項目に行かせていただきたいと思います。三項目め、夜十時から翌朝までの小児医療について、再質問をさせていただきます。  議員ですね、各位が御質問されているので、深くお聞きすることもないんですけれども、先ほど、多田羅さんがですね、市民病院の院長さんとお話しされたというような話をされていました。私も実際にですね、市民病院で、小児医療センターでですね、の内部の方とですね、ヒアリングをさせていただいたりしました。医師にとっても、大変な苛酷な労働環境でですね、非常に一生懸命頑張っておられたというのはですね、内部の方から、去っていかれるですね、医師の方たちに対する感謝のお話もお聞きしました。  諸事情でですね、福岡大学の医局の方たちがお帰りになるということだと思うんですけれども、今後、大分大学のですね、医局との連携拡大といったところが、私としては重要なんじゃないかなというふうに思っております。  今朝の市長の御答弁の中でも、そういった言及があったというふうに理解しておるんですけども、大分大のですね、医局との連携強化については、市はどのような情報を把握しておられますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)健康課長の祥雲でございます。中本議員の再質問にお答えをいたします。  大分大学の医局との関係でございますけども、今回、中津市民病院の関係につきましては、以前、八名の福岡大学からの派遣が、大分大学からは三名、それから、自治医科大学からは一名、あと残りの副院長につきましては以前どおりということで、合わせて五名体制でやっていくということでございます。  今後とも、大分大学との連携を深めながらやっていきたいということは、市民病院のほうからは聞いております。よろしくお願いします。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)わかりました。ありがとうございます。  では、四項目め、市民図書館に新設された喫茶スペースについて、再質問をさせていただきます。  一月にですね、利用者が六百名超あったということなんですけれども、これ本当はもっと利用したかった方もいらっしゃるんじゃないかなというふうに思うんですね。といいますのは、私もですね、さっき、また、お昼に飲みに行ったんですけど、カフェオレをいただきました。なぜカフェオレをいただいたかと申しますと、本当はカフェラテを飲みたかったんですけど、売り切れだったと。あとですね、キャラメルマキアートととですね、カフェモカも売り切れでした。このように大人気なわけですね。  そういったことで、もっと利用ニーズがあるんじゃないかなというふうに思うんですけれども、潜在的には、どの程度ですね、利用人数が、本当は飲みたかった人も入れるとですね、どのぐらいあるというふうにお考えでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)図書館長。 ◯図書館長(畑迫敏恵さん)図書館長 畑迫でございます。中本議員の再質問にお答えします。  大変残念なんですが、図書館の入り口には、自動の人数を数えるセンサーが設置されておりませんので、実際のところ何人御利用があったかということは、実数はつかめておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)本当は千人以上伸びたぐらいかなというような、私としての推測を申し上げたいと思います。非常にですね、としょかんカフェ対するすばらしい評判を聞いておりますので、すばらしいなという、何というか、感想をですね、申し述べさせていただきたいと思います。  また、今後、としょかんカフェがどういうふうに発展していくかということをお伺いしたいんですけども、例えば、WiFi、電波ですね、を提供したりとか、電源を提供して、ビジネスパーソンであるとか、資料作成をですね、そこでされたいというような方の利便性を高めていくというような方針はございますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)図書館長。 ◯図書館長(畑迫敏恵さん)図書館長 畑迫でございます。再質問にお答えします。  現時点では、まだ、そこに、その考えまでには至っておりませんが、将来的には、何らかの方向性が示せるように、市民の皆様の、御利用者の皆様の御意見を聞きながら、調査研究してまいりたいと考えております。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)ありがとうございます。ちょっと時間がなくなってまいりましたので、あと五分ですので、次の項目に行かせていただきます。  五項目めですね。消防団へのオートマ車導入についてですけれども、近年ですね、普通の運転免許を取得される方の過半数が、オートマ免許に、限定免許なっていますね。特に、女性に関しては、約八割がですね、オートマ限定ということになってると。  そういった社会情勢をですね、見据えますと、消防団に入っても、運転できる車、車を運転できる人が、これからは半数を切ることになっていくんですね。特に、女性が消防団に入ってほしいというPRもしてますけれども、入って見ると、八割の人はオートマ限定免許なんで、車を運転できないという状況になってしまうんですね。  ですので、この点について、メーカーのほうで、その一トン級のですね、四輪駆動でオートマの設定が、今のところないということなので、やむを得ない状況なんですけれども、メーカーに対して、こういう社会情勢だし、お願いしますというような意見を届けていってはいかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)消防本部総務課長。 ◯消防本部総務課長(加来 定君)議員の御指摘をお伺いをいたしまして、今、消防本部のほうで、一トン級の車体というのは、五人乗車可能とか、必要資機材を詰めるとかでしております。今後もそういう御指摘がありますので、車両の技術革新も著しいことがありますから、幹部会議などで協議しながら、検討していきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)ありがとうございます。ちょっと時間がないので、駆け足で行きたいと思います。  六項目め、有効求人倍率一・七八についてですけれども、移住を受け入れる地域として宇佐市を捉えたときですね、全国的な傾向ですけれども、都会から田舎のほうに移り住むと、子育て環境、何というか、また住居の環境というのは飛躍的によくなると。例えば、保育所の待機児童問題なんかも市全体ではないという、非常に住みやすくて、子育てしやすいという状況が、都心から郊外に移られる場合のメリットだと思うんですね。  ただし、地方に行くと、仕事がないということがよくネックになると思います。そうした中で、宇佐市は仕事があると。これを積極的にPRしていくことが、もっと積極的にですね、PRしていくことが重要と思いますけれども、市のお考えはいかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。中本議員の再質問にお答えいたします。  商工振興でですね、先ほどの一・七八という求人倍率含めてですね、今、議員が言われたことにつきましては、職は一を超えてるということは、宇佐市内の職は満たしてると。十分、求職者に対してはあるということでございますが、先ほどの回答の中にございましたように、ばらつきがあるということでございますので、外から入られる方がですね、何をどういった職種を求められるか、そこで違ってくるんじゃないかいうふうに思っております。例えば、事務職をお求めになられるんであれば、全国的含めてですね、なかなか結びつきにくいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)では、次の項目、四日市のまちづくりについて再質問したいと考えます。  先ほどの政治ビラですけど、まちづくりプランで、二十五番四日市のところにいろいろ書いてあるんですけど、これは私も応援していますので、意見を申し上げて、再質問をしたいと思います。  関係者等と協議をですね、跡地利用に関して進められるということなんですけれども、そこに東新町の零細・小規模事業者、飲食店、料飲店を営まれる方たちが余り入ってないんじゃないかなというふうに思うんですよ。その人たちの意向のくみ取り方については、市はどのように考えているのかというのをお聞かせいただけますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。再質問にお答えいたします。  先ほど、今、申された部分なんですが、連絡会議の中では、四日市商店街振興組合が入っておりますので、そういった方も網羅しているというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)中本 毅君。 ◯一番(中本 毅君)ありがとうございました。 ◯議長(中島孝行君)以上で中本毅議員の一般質問を終結いたします。  ただいま日程第一、市政一般に対する質問の途中でありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は、明日三月一日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり御苦労さまでございました。                     散会 午後三時三十七分 宇佐市議会...