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2017年02月27日 平成29年第1回定例会(第2号) 本文
2017年02月27日 平成29年第1回定例会(第2号) 名簿

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  1. 宇佐市議会 2017-02-27
    2017年02月27日 平成29年第1回定例会(第2号) 本文


    取得元: 宇佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    2017年02月27日:平成29年第1回定例会(第2号) 本文 (358発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (二日目)           開議 午前十時〇一分 ◯議長(中島孝行君)皆さん、おはようございます。  ただいま、出席議員は二十二名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  平成二十九年三月第一回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(中島孝行君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(平成二十九年二月二十七日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃六番    │一、災害対策について           │市長・教育長┃ ┃衛藤義弘君 │ (1)災害発生時の避難所運営の流れはどの  │及び担当部 ┃ ┃      │  ようになっているのか。        │課長    ┃
    ┃      │ (2)避難所設営の訓練の実施状況はどうな  │      ┃ ┃      │  っているのか。            │      ┃ ┃      │ (3)災害発生時における避難所運営につい  │      ┃ ┃      │  てですが、市町村の避難所関係職員以  │      ┃ ┃      │  外の者でも避難所を立ち上げることが  │      ┃ ┃      │  出来るよう分かりやすいマニュアルの  │      ┃ ┃      │  整備が必要と考えますがどうでしょう  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │ (4)避難所誘導マップ(できるだけ多く作  │      ┃ ┃      │  成)など避難場所ごとに作成し、個人  │      ┃ ┃      │  宅の外壁や公民館など目に付きやすい  │      ┃ ┃      │  場所に貼り、できるだけ多くの市民が  │      ┃ ┃      │  日頃から意識をするような対策はどう  │      ┃ ┃      │  でしょうか。             │      ┃ ┃      │ (5)他の自治体によっては「我が家の防災  │      ┃ ┃      │  マニュアル」を作成し、日頃から意識  │      ┃ ┃      │  の高揚を図っていますが、本市でも必  │      ┃ ┃      │  要性があるのではないでしょうか。   │      ┃ ┃      │二、市民の安全対策について        │      ┃ ┃      │ (1)ドローンを飛ばすときの法的規制は。  │      ┃ ┃      │  また、運行訓練と管理などルールはど  │      ┃ ┃      │  うなっているのか。          │      ┃ ┃      │ (2)ドローンは、行方不明者や徘徊者、災  │      ┃ ┃      │  害時の行方不明者の捜索や映像、観光  │      ┃ ┃      │  戦略など多岐に効果を発揮すると思わ  │      ┃ ┃      │  れますが、どのような利用を考えてい  │      ┃ ┃      │  るのでしょうか。           │      ┃ ┃      │ (3)オレオレ詐欺や還付金詐欺などを防ぐ  │      ┃ ┃      │  ために、効果を上げている自治体があ  │      ┃ ┃      │  ります。いつも使うトイレットペーパ  │      ┃ ┃      │  ーや軍手(だまし文句や手口を記載)  │      ┃ ┃      │  などに注意書きを記載し、昨年はゼロ  │      ┃ ┃      │  の成果を挙げている。そこで、一例で  │      ┃ ┃      │  すが受話器の横に「卓上ミニのぼり旗」 │      ┃ ┃      │  などその場の注意喚起を促すのは効果  │      ┃ ┃      │  があるのではないでしょうか。     │      ┃ ┃      │三、人口減少対策について         │      ┃ ┃      │ (1)将来に向け歳入と歳出のシュミレーシ  │      ┃ ┃      │  ョンを行っておくことは重要と思われ  │      ┃ ┃      │  ますがどうでしょうか。        │      ┃ ┃      │ (2)人口減少対策(二〇四〇年五万人将来  │      ┃ ┃      │  人口目標)は容易ではないと考えます。 │      ┃ ┃      │  そこで、人口対策プロジェクトチーム  │      ┃ ┃      │  などの設置は不可欠と思いますがどう  │      ┃ ┃      │  でしょうか。             │      ┃ ┃      │四、給食の異物混入の再発防止策について  │      ┃ ┃      │ (1)近年、給食に異物混入の報道があとを  │      ┃ ┃      │  絶ちません。宇佐市でもこの限りでは  │      ┃ ┃      │  ありません。そこで、本市がとった再  │      ┃ ┃      │  発防止策をお聞きします。納入業者や  │      ┃ ┃      │  調理中の対策、学校など改善策はどう  │      ┃ ┃      │  でしょうか。             │      ┃ ┃      │ (2)防止策は極めて難しいと考えます。そ  │      ┃ ┃      │  こで、金属探知機や検査員の導入はい  │      ┃ ┃      │  かがでしょうか。           │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃二十一番  │一、安全・安心のまちづくりについて    │市長及び  ┃ ┃斉藤文博君 │ (1)防災、災害対策            │担当部課長 ┃ ┃      │  1)消防団員の高齢化や補充団員が課題  │      ┃ ┃      │   となっている。地域全体で対策を考  │      ┃ ┃      │   える必要があるのではないか。    │      ┃ ┃      │  2)渇水期の火災では水源が問題となる。 │      ┃ ┃      │   現状の課題と今後の対策は。     │      ┃ ┃      │  3)住宅火災警報器の設置状況をどの程  │      ┃ ┃      │   度把握しているのか。また、今後の  │      ┃ ┃      │   取り組みは。            │      ┃ ┃      │  4)空き家は防災面からも重要な問題、  │      ┃ ┃      │   抜本的な対策が必要ではないのか。  │      ┃ ┃      │  5)自主防災組織の現状と今後の取り組  │      ┃ ┃      │   みは。               │      ┃ ┃      │  6)災害時の備蓄倉庫の現状は。また、  │      ┃ ┃      │   西大堀地区に建設する防災機能を備  │      ┃ ┃      │   えた都市公園に備蓄倉庫建設を検討  │      ┃ ┃      │   してはどうか。           │      ┃ ┃      │ (2)交通安全対策             │      ┃ ┃      │  1)高齢者の免許証自主返納者支援事業  │      ┃ ┃      │   は有効な手段のひとつと思うが、運  │      ┃ ┃      │   転を継続する高齢者に自動車学校を  │      ┃ ┃      │   利用した運転指導支援事業(仮称)  │      ┃ ┃      │   を考えてはどうか。         │      ┃ ┃      │  2)自転車や歩行者に対して夜間の反射  │      ┃ ┃      │   材使用促進の取り組みは行われてい  │      ┃ ┃      │   るのか。              │      ┃ ┃      │  3)信号機のLED化や道路標示の改修  │      ┃ ┃      │   工事は計画していると思うが、どの  │      ┃ ┃      │   ように実施計画がたてられているの  │      ┃ ┃      │   か。                │      ┃ ┃      │二、財政面からみた大型事業計画について  │      ┃ ┃      │ (1)計画の進んでいる「平和ミュージアム」 │      ┃ ┃      │  について               │      ┃ ┃      │  1)総事業費見込み、返済計画、運営計  │      ┃ ┃      │   画、事業開始後のランニングコスト  │      ┃ ┃      │   は。                │      ┃ ┃      │  2)三月定例会で条例の制定提案されて  │      ┃ ┃      │   いる「宇佐市宇佐空の郷」の運営計  │      ┃ ┃      │   画は。また、「平和ミュージアム」  │      ┃ ┃      │   建設の中でどう位置付けていくのか。 │      ┃ ┃      │ (2)「道の駅」構想について        │      ┃ ┃      │  1)建設計画にむけて調査、研究はどの  │      ┃ ┃      │   程度進んでいるのか。        │      ┃
    ┃      │  2)総事業費見込み、返済計画、運営方  │      ┃ ┃      │   法はどのように考えているのか。   │      ┃ ┃      │ (3)新庁舎改築、安心院地域複合支所、広  │      ┃ ┃      │  域ごみ処理施設建設宇佐市負担分、現  │      ┃ ┃      │  状での総予算見込みと返済計画は。   │      ┃ ┃      │ (4)今後の大型事業の計画はあるのか。   │      ┃ ┃      │三、アメリカのTPP離脱は国レベルの問  │      ┃ ┃      │  題と考えるが、宇佐市への影響はどう  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃九番    │一、『街の元気アップ!』 ~市のビジョ  │市長及び  ┃ ┃辛島光司君 │  ンや街づくりについて~        │担当部課長 ┃ ┃      │ (1)『はちまんの郷』の様々な設備改修が  │      ┃ ┃      │  大きな課題だが、どの程度の規模の改  │      ┃ ┃      │  修が必要なのか。市の財産である以上、 │      ┃ ┃      │  温泉利用者や宿泊客に不便が生じない  │      ┃ ┃      │  ように早急な改善策が求められるので  │      ┃ ┃      │  はないか。              │      ┃ ┃      │ (2)観光立国を目指す国の政策に歩調を合  │      ┃ ┃      │  わせ、宇佐市の観光政策を強力に推進  │      ┃ ┃      │  する必要がある。その点において、最  │      ┃ ┃      │  重要施策や取り組みは。        │      ┃ ┃      │ (3)柳ヶ浦三区の防犯灯は、各班ごとの管  │      ┃ ┃      │  理となっている。そのために、LED  │      ┃ ┃      │  防犯灯への切り替えが全く進んでいな  │      ┃ ┃      │  い。班ごとの取りまとめで申請・設置  │      ┃ ┃      │  は可能か。              │      ┃ ┃      │ (4)周辺部において、畑の耕作放棄地が増  │      ┃ ┃      │  えていく事態が想定・懸念されている。 │      ┃ ┃      │  放棄地となってしまう前に集積を促す  │      ┃ ┃      │  などの誘導政策が必要なのではないか。 │      ┃ ┃      │二、『人の元気アップ!』 ~市民生活の  │市長及び  ┃ ┃      │  向上や課題について~         │担当部課長 ┃ ┃      │ (1)毎年この時期「なぜ、希望の保育園に  │      ┃ ┃      │  入れなかったのか。」と保護者からの  │      ┃ ┃      │  問い合わせがある。どのような基準で  │      ┃ ┃      │  選定されているのか。         │      ┃ ┃      │ (2)平成二十四年度以降、太陽光事業(再  │      ┃ ┃      │  生可能エネルギー固定価格買い取り  │      ┃ ┃      │  制度)により設置された箇所の数と固  │      ┃ ┃      │  定資産税額の推移は。         │      ┃ ┃      │ (3)消防格納庫の水道料金について、旧安  │      ┃ ┃      │  心院町では減免していると聞くが、旧  │      ┃ ┃      │  院内町、旧宇佐市の現状は。      │      ┃ ┃      │ (4)公立幼稚園について、設置の目的と役  │      ┃ ┃      │  割、近年(五年)の定員に対する園児  │      ┃ ┃      │  数の推移と公立幼稚園に係る年間費用  │      ┃ ┃      │  の推移は。              │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃二番    │一、地域のために             │市長および ┃ ┃川谷光紹君 │ (1)平成二十八年十二月議会のなかで、   │部課長   ┃ ┃      │  「防災行政無線を平成三十四年十一月  │      ┃ ┃      │  までにデジタル化し、防災行政無線を  │      ┃ ┃      │  補完するものとして戸別受信機のよう  │      ┃ ┃      │  なものを設置していきたい。」との答  │      ┃ ┃      │  弁があったが、現在戸別受信機が設置  │      ┃ ┃      │  されている地域のみだけで検討してい  │      ┃ ┃      │  るのか。それとも、麻生・横山校区と  │      ┃ ┃      │  いった山間部も検討の地域に入ってい  │      ┃ ┃      │  るのか。また、戸別受信機を設置する  │      ┃ ┃      │  にあたっては膨大な費用が想定される  │      ┃ ┃      │  とともに、屋外にいる時は全く役を果  │      ┃ ┃      │  たさないと思われる。大分県警察が行  │      ┃ ┃      │  っている「まもめーる」のように、携  │      ┃ ┃      │  帯電話やスマートフォンを活用したシ  │      ┃ ┃      │  ステムを検討してはどうか。      │      ┃ ┃      │ (2)京都府亀岡市で、「セーフコミュニテ  │      ┃ ┃      │  ィ事業」について学んだ。事故やケガ  │      ┃ ┃      │  は偶然に起こるものではなく、予防で  │      ┃ ┃      │  きるという理念のもとに「まちづくり」 │      ┃ ┃      │  を行うものであった。データをもとに、 │      ┃ ┃      │  事故がどのように発生したのかを調査  │      ┃ ┃      │  し、対策に反映し、効果を検証したう  │      ┃ ┃      │  えで評価を行うことが大きな特徴であ  │      ┃ ┃      │  った。現在の宇佐市の各まちづくり協  │      ┃ ┃      │  議会でも取り組むことができるよう   │      ┃ ┃      │  に、地域おこし協力隊の方々などにノ  │      ┃ ┃      │  ウハウを学んでいただき、それぞれの  │      ┃ ┃      │  地域で事故やケガ、ひいては病気の予  │      ┃ ┃      │  防まで取り組みを行ってはどうか。   │      ┃ ┃      │ (3)平成二十八年四月二十二日付けで、   │      ┃ ┃      │  「豊の国千年ロマン観光圏」は観光庁  │      ┃ ┃      │  において創設された制度を受けて、   │      ┃ ┃      │  『日本版DMO候補法人』に登録され  │      ┃ ┃      │  た。また、宇佐市観光協会が平成二十  │      ┃ ┃      │  九年度より法人化されるとのことを聞  │      ┃ ┃      │  いた。この二点は、まちづくりや教育・ │      ┃ ┃      │  医療・福祉まで含めて宇佐市の発展に  │      ┃ ┃      │  どのような期待をもたらすのか。    │      ┃ ┃      │ (4)「宇佐市街なみ環境整備地区空き家空  │      ┃ ┃      │  き店舗対策事業補助金」は、四日市・  │      ┃ ┃      │  宇佐地区において、たいへん有意義な  │      ┃ ┃      │  補助金だと理解しているが、申請者が  │      ┃ ┃      │  とても少ないように感じている。より  │      ┃ ┃      │  活用しやすいものとなるように、PD  │      ┃ ┃      │  CAに基づいてどのように改善するべ  │      ┃ ┃      │  きと考えているか。          │      ┃ ┃      │ (5)平成二十七年十二月に、あくまで技術  │      ┃ ┃      │  的な代替可能性としながらも、十年後  │      ┃ ┃      │  から二十年後に、日本で働く人の約半  │      ┃
    ┃      │  数の仕事が機械やAI(人工知能)に  │      ┃ ┃      │  よって代替することが可能だと、野村  │      ┃ ┃      │  総合研究所とオックスフォード大学の  │      ┃ ┃      │  オズボーン准教授らとの共同研究によ  │      ┃ ┃      │  り発表された。今後の工場誘致におい  │      ┃ ┃      │  ても産業の集積は重要だと思われるが、 │      ┃ ┃      │  今はベンチャー企業とよばれるような  │      ┃ ┃      │  企業にも調査研究したうえで、積極的  │      ┃ ┃      │  な誘致をおこなってはどうか。また、  │      ┃ ┃      │  現在の進出企業が新たな事業に挑戦す  │      ┃ ┃      │  る際に、宇佐市として支援を考えてい  │      ┃ ┃      │  るか。                │      ┃ ┃      │ (6)宇佐市と宇佐商工会議所の交流会に参  │      ┃ ┃      │  加させていただいた折に、宇佐商工会  │      ┃ ┃      │  議所からの要望で、各地域の住民の   │      ┃ ┃      │  方々の健康と交流の場として、ウォー  │      ┃ ┃      │  キングコースの整備があげられていた。 │      ┃ ┃      │  また、四日市地区から、響山公園及び  │      ┃ ┃      │  小菊の池周辺の市道を整備してほしい  │      ┃ ┃      │  との声を耳にすることが多い。以前に  │      ┃ ┃      │  比べ、響山公園はよく整備されている  │      ┃ ┃      │  と感じているが、市道については支障  │      ┃ ┃      │  木があるだけでなく、路肩も崩壊して  │      ┃ ┃      │  いる箇所がある。響山では四日市ライ  │      ┃ ┃      │  オンズクラブがあじさいガーデンの取  │      ┃ ┃      │  り組みを、千財農園では藤園と薔薇園  │      ┃ ┃      │  の取り組みをしていただいているおか  │      ┃ ┃      │  げで、多くの観光客が訪れるようにな  │      ┃ ┃      │  った。ぜひ地域住民の方だけでなく、  │      ┃ ┃      │  観光客の方にも非日常のゆっくりとし  │      ┃ ┃      │  た時間を楽しめるように、小菊の池周  │      ┃ ┃      │  辺の市道を整備してはどうか。     │      ┃ ┃      │二、子どもたちのために          │      ┃ ┃      │ (1)奨学金返還支援事業により、一度宇佐  │      ┃ ┃      │  市から転出した若い世代が宇佐市に転  │      ┃ ┃      │  入する一つの理由がつくられたことは  │      ┃ ┃      │  大変に有意義なことである。しかし、  │      ┃ ┃      │  その一方で、宇佐市から市外の学校へ  │      ┃ ┃      │  通う生徒は、その恩恵を受けることは  │      ┃ ┃      │  できない。また、実業系の高校に通う  │      ┃ ┃      │  生徒たちで、奨学金を受けながら地元  │      ┃ ┃      │  に就職した子どもたちも恩恵を受ける  │      ┃ ┃      │  ことはできない。同じ、この宇佐で働  │      ┃ ┃      │  く若者たちを平等に支援することはで  │      ┃ ┃      │  きないか。              │      ┃ ┃      │ (2)先日、宇佐高校の生徒会役員と同窓会  │      ┃ ┃      │  の役員が懇談会を行った。そのなかで、 │      ┃ ┃      │  「海外留学の機会を用意して下さりと  │      ┃ ┃      │  てもありがたい。」との意見をいただ  │      ┃ ┃      │  いた。それと同時に、宇佐高校で台湾  │      ┃ ┃      │  からの留学生を受け入れた時に、文化  │      ┃ ┃      │  や考え方の違いに触れることができた  │      ┃ ┃      │  ので、もっと機会を増やして欲しいと  │      ┃ ┃      │  の要望もいただいた。県立高校なので、 │      ┃ ┃      │  宇佐市から直接依頼することは難しい  │      ┃ ┃      │  かもしれないが、交流満足度日本一の  │      ┃ ┃      │  指針の一つとして取り組んではどうか。 │      ┃ ┃      │ (3)公立幼稚園の今後の動向について、宇  │      ┃ ┃      │  佐市ではどのように考えているのか。  │      ┃ ┃      │ (4)平成二十九年度より、中津市民病院で  │      ┃ ┃      │  の小児科の医療体制が変更される。小  │      ┃ ┃      │  児科医療を維持していくために最善を  │      ┃ ┃      │  尽くした結果だと理解している。保護  │      ┃ ┃      │  者の不安を解消するために、どのよう  │      ┃ ┃      │  な広報を考えているか。        │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯議長(中島孝行君)まず、六番 衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)皆さん、おはようございます。くじでトップバッターになりまして、三振をしないように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。  六番 公明党の衛藤義弘です。今回は、四項目について第一回目の質問をさせていただきます。  まず、一項目め、災害対策について。  一点目、災害発生時の避難所運営の流れはどのようになっているのか。  二点目、避難所設営の訓練の実施状況はどうなっているのか。  三点目、災害発生時における避難所運営についてですが、市町村の避難所関係職員以外の者でも避難所を立ち上げることができるよう、わかりやすいマニュアルの整備が必要と考えますが、どうでしょうか。  四点目、避難所誘導マップ(できるだけ多く作成)など、避難場所ごとに作成し、個人宅の外壁や公民館など目につきやすい場所に張り、できるだけ多くの市民が、日ごろから意識をするような対策はどうでしょうか。  五点目、他の自治体によっては、我が家の防災マニュアルを作成し、日ごろから意識の高揚を図っていますが、本市でも必要性があるのではないでしょうか。  二項目め、市民の安全対策について。  一点目、ドローンを飛ばすときの法的規制は。また、運行訓練と管理などルールはどうなっているのか。  二点目、ドローンは、行方不明者や徘徊者、災害時の行方不明者の捜索や映像、観光戦略など多岐に効果を発揮すると思われますが、どのような利用を考えているのでしょうか。  三点目、オレオレ詐欺や還付金詐欺などを防ぐために効果を上げている自治体があります。いつも使うトイレットペーパーや軍手(だまし文句や手口などを記載)などに注意書きを記載し、昨年はゼロの成果を上げている自治体があります。そこで一例ですが、受話器の横に卓上ミニのぼり旗など、その場の注意喚起を促すのは効果があるのではないでしょうか。  三項目め、人口減少対策について。  一点目、将来に向け、歳入と歳出のシミュレーションを行っておくことは重要と思われますが、どうでしょうか。  二点目、人口減少対策。本市では、二〇四〇年、五万人の将来人口目標を掲げていますが、この目標は容易ではないと考えます。そこで、人口対策プロジェクトチームなどの設置は不可欠と思いますが、どうでしょうか。  四項目め、給食の再発防止策について。  一点目、近年、給食に異物混入の報道が後を絶ちません。宇佐市でもこの限りではありません。そこで、本市がとった再発防止策をお聞きします。納入業者や調理中の対策、学校など改善策はどうでしょうか。  二点目、防止策は極めて難しいと考えます。そこで、金属探知機や検査員の導入はいかがでしょうか。  以上、第一回目の質問を終わります。 ◯議長(中島孝行君)それでは、衛藤義弘議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。六番 衛藤議員の一般質問にお答えをいたします。  三項目め、人口減少対策についての一点目、将来に向けた歳入と歳出のシミュレーションについてでありますが、現在、国の地方財政計画等をベースとした中期財政計画を毎年策定いたしております。この中期財政計画は、国から示された経済成長率等の指標に基づき、税収や地方交付税等の推計を行うとともに、市の人件費や事業費等の推移をもとに、翌年度以降五カ年についての財政収支の推計を行うものであります。  本年度の推計によりますと、平成二十九年度以降、五カ年については、合併特例債や基金等の活用により財源確保ができるものと見込まれております。五年を超える長期的な推計については、国の地方財政対策の動向や経済情勢の見通しが不透明なことから数値化することは困難でありますが、歳入面では、市税及び地方交付税等の増が期待できない中、歳出面では少子高齢化の進行による社会保障関係費の増嵩を初め、公共施設の老朽化に伴う負担増などが見込まれるところであります。引き続き、国県の動向や社会経済情勢を見きわめながら、健全な行財政運営に努めてまいりたいと考えております。  二点目、人口対策プロジェクトチームなどの設置についてでありますが、平成二十七年度に策定をいたしました宇佐市人口ビジョンでは、宇佐市の将来人口を五万人と定め、宇佐市まち・ひと・しごと創生総合戦略の基本目標として、安定した雇用を創出する、新しい人の流れをつくる、結婚・出産・子育ての希望をかなえる、地域をつくり、地域と地域を連携するの四つの目標を掲げたところであります。  また、今年度当初予算を宇佐市創生重点化予算と位置づけるとともに、国の地方創生推進交付金等を活用し、人口の自然増減と社会増減の両面から本格的に取り組みを進めているところであります。人口ビジョンの目標達成に向けては、宇佐市総合計画と、まち・ひと・しごと創生総合戦略との整合性を図りながら効率的に推進する必要があるため、市長をトップとする宇佐市まち・ひと・しごと創生本部を設置し、本部の事務局を総合計画及び総合戦略の主管課である企画財政課に置き、関係各課と連携しながら進めているところであります。  人口減少対策は全庁挙げて取り組むべき課題であり、議員御提案の人口対策プロジェクトチームなどの役割は、創生本部が果たしているものと考えております。今後も総合戦略に掲げたあらゆる施策を総動員し、人口減少に歯どめをかけてまいります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの災害対策についてと二項目めの市民の安全対策についての一、二を、総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)皆さん、おはようございます。総務部長の永野でございます。六番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、災害対策についての一点目、災害発生時の避難所運営の流れについてですが、災害発生時には、状況に応じた危機管理体制を速やかに構築し、情報収集や避難所開設などの災害対応を行うこととしています。特に、市指定避難所につきましては、市において開設し、運営を行っています。また、地区の集会所などを自主避難所として開設いただけるように、自治区を単位とした自主防災組織の活性化にも取り組んでいます。  二点目、避難所設営の訓練の実施状況についてと、三点目、避難所運営に関するわかりやすいマニュアル整備については、関連がありますので一括してお答えします。
     このたび、県において、熊本地震の検証結果を踏まえ、ペット同伴者への対応や、避難所外避難者に対する支援などの項目を新たに追加した避難所運営マニュアル策定のための基本指針の改定が行われましたので、新年度から宇佐市避難所運営マニュアルの策定作業を行い、訓練の実施につなげていきたいと考えています。  四点目、避難所誘導マップの作成・掲示と、五点目の我が家の防災マニュアルの作成については、関連がありますので、一括してお答えします。  市では、新年度において、県が開発した土砂災害ハザードマップ作成支援システムの導入を予定していますので、まずは、土砂災害警戒区域が存在する自治区を対象に、避難所誘導などを盛り込んだハザードマップの作成に取り組んでいく予定です。  また、その作成方法を生かして、防災マニュアルなどの新たな防災啓発媒体や市全域における避難所誘導マップの作成を目指したいと考えています。  次に二項目め、市民の安全対策についての一点目、ドローンを飛ばすときの法規制は、また、運行訓練と管理などルールについてですが、市では、広報活動を利用するため、大きさ六十センチ角の汎用的なドローンを本年一月に購入したところです。ドローンを飛行させるに当たっては、航空法及びドローンやラジコン機等の無人航空機の安全な飛行のためのガイドラインに定められている空港の周辺、人口集中地区の上空や百五十メートル以上の高さの空域、そしてイベント会場の上空などの飛行禁止空域等の規制を遵守し、第三者に迷惑をかけることなく、安全に飛行させるよう運用してまいります。  運行訓練につきましては、防災警備などへの活用も広く考えられるため、秘書広報課のみならず、危機管理課や消防本部など関係各課に呼びかけ、専門機関による航空法及び機器の操作に関する講習を行いました。今後も操作技能の向上を目的とした講習はもとより、ドローンの活用指針や活用運営方法など明確なルールを作り、対物、対人の保険を含め、安全性を十分確保した上で、本格的な運用が行われるよう準備を進めています。  二点目、ドローンは、行方不明者や徘徊者、災害の捜索及び映像、観光戦略など多岐に効果を発揮すると思われるが、どのような利用を考えているのかについてですが、観光誘客を目的とした観光スポットなどの撮影のほか、さまざまな用途に活用できると思われます。試験的に火災現場や文化財の調査に利用しましたが、十分活用できるのではないかと感じており、今後、防災、環境、農林業、観光、建設など各部門においても安全かつ有効な活用について考えてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目の市民の安全についての三を、経済部長 山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)おはようございます。経済部長の山本でございます。六番 衛藤議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、市民の安全対策についての三点目、オレオレ詐欺や還付金詐欺などを防ぐために、受話器の横に卓上ミニのぼり旗など、その場の注意喚起を促すのは効果があるのではについてでございますが、平成二十三年十一月に宇佐市消費生活センターを開設いたしました。以来、消費生活悪質商法被害等についての相談業務を行っており、これまで多くの方に御利用いただくなど年々センターの存在意義は浸透しつつあります。  同センターでは、啓発活動の一環として、各地域に出向く出前講座やメモ帳等の各種啓発物及び公募した消費者川柳やポスターを掲載したチラシの配布などさまざまな啓発活動を行っております。議員御提案の卓上ミニのぼり旗などについても、新たな啓発グッズの作成の際に、候補の一つとして検討をしてまいりたいと考えております。  以上で答弁終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、四項目めの給食の異物混入の再発防止策についてを教育次長 高月晴彦君。 ◯教育次長兼教育総務課長(高月晴彦君)皆さん、おはようございます。教育次長の高月です。六番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  四項目め、給食の異物混入の再発防止策についての一点目、給食の異物混入の再発防止策と改善策についてですが、本市では、平成二十六年十二月に策定した宇佐市学校給食衛生管理基準ガイドラインに則り異物混入の再発防止に努めています。  学校給食センターでは、食材の納入時は二名で検収し、野菜など下処理が必要なものは水槽を分け、三段階で洗浄するなど、食材からの異物混入の防止を徹底しています。  加えて、調理時の異物混入を防ぐために、調理員は被服点検を徹底し、調理器具のねじ等の欠落がないよう、毎日、使用前、使用後の点検を実施しています。さらに、配缶時には複数名による目視での確認を行い、安心安全な給食の提供を心がけています。  また、各学校では、給食担当職員が、給食配送時の立ち会いや児童生徒への配膳時の確認など、各過程においてガイドラインに沿ったチェックを行うことで、異物混入の防止に努めています。  なお、納入業者には、納入した食材に異物混入が疑われる場合は調査を依頼し、原因が納入した食材にあった場合は、原因究明と改善に向けた報告書の提出を求めています。  二点目、金属探知機や検査員の導入についてですが、学校給食センターに納入する食材には、加工業者などにおいて金属探知機で既に検査済みのものも多いのですが、食材の種類や状態、異物の形状によっては正常に感知しないこともあると聞いています。また、調理後の金属探知機による検査は、金属による反応が生じるため、専用の食缶でないと検査できないなど課題も多く、現在のところ金属探知機の導入については考えておりません。  検査員については、現在、異物混入対策として職員二名を配置していますので、今後も徹底した目視等による異物混入の防止に努めてまいります。  以上で答弁終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁が終わりましたが、再質問があれば許します。  六番 衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)それでは、順次再質問を行わせていただきます。  まず最初に、斉藤議員、ありがとうございます。斉藤議員のほうからですね、大分合同新聞の二月二十二日の新聞で、「避難所運営マニュアル 住民とともに策定を」ということで、二十一日、大分市で県内十八市町村の担当職員らを対象にした説明会が開かれたとありますが、宇佐市は参加をされたかどうか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。  宇佐市のほうも担当のほうが行って、会議には参加をしております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)参加をされて、具体的にはどういった内容のお話だったのかお聞かせください。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。再質問にお答えします。  避難所運営マニュアルの策定について、内容等につきましては、熊本地震の検証結果を踏まえてですね、そういった避難所運営に対するマニュアルの作成というような説明を受けております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)それではですね、宇佐市のですね、宇佐市業務継続計画、いわゆるBCPが作成されました。非常時の優先業務が特定されて、各課の役割や職員の役割分担が決められて、担当課だけではなく全庁体制で取り組み、いざとなったときに備える必要があると思われます。非常時優先業務の中に、市民の生命・身体を守るための初動体制の確立、市役所機能の維持・復旧、避難所開設・運営にかかわる業務とあります。非常に重要なポイントではないかと思います。  熊本地震や昨年夏場の台風災害では、一部の自治体の避難所運営に自治体職員がかかわったことにより、災害対応に支障を来すケースが見られています。そこで、国や県との連携や対抗支援、対抗とは一対一という意味合いがありますが、の受け入れ等に、職員は、特に初動期においては非常に多忙を極めるということです。被災者救助や災害復旧に重要な影響を及ぼすことにもなります。  そこで、内閣府が、初動期の避難所には地元住民の避難者が大半であることから、その中から代表者を選び、避難所運営組織をつくるとありますが、宇佐市の場合もそういったことが必要ではないかと思いますが、その点について質問します。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)再質問にお答えします。  今後、先ほど議員さんの言われたとおり、BCP計画を策定しております。最低限の優先業務を定めて、BCPの計画は策定をしております。今後ですね、避難所運営マニュアルを策定していく段階においてですね、先ほど言われたとおり、自主防災組織であったり、防災士会等、それから地区の代表者等、施設管理者等と協議していきながらですね、避難所運営マニュアル等の作成に取り組んでいきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)一番最初に避難をされるのは住民の方ですから、その住民の中で代表者等をしっかり決めていただいて、初動が一番大事だろうと思うんで、そういったマニュアルをですね、是非、早急に作っていただきたいなと思っております。  熊本地震ではですね、最大一日千四百名を超える他の自治体職員の派遣が、宇佐からも派遣されていると思いますが、それを受け入れられています。避難所運営等の基本方針、これは内閣府の分ですが、避難者のニーズの把握や自治体の派遣者の応援調整、ボランティア等の応援体制の調整など避難所支援班を組織するとありますが、これはどのような組織であり、災害時にはどのような動きをとるのか質問をします。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)避難所運営の組織委員ということでございますが、避難所運営マニュアルを作成していく上でですね、そういった地区の代表者であったり、そういった方、それと自主防災組織等とですね、連携をして避難所の運営を担ってもらうというようなことで認識をしております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)避難所支援班ということで、組織化をして、初動期にすぐその方たちが受け入れ体制をしっかりとっていくというような、そういう組織になろうかと思います。  台風十号で被災した岩泉町では、避難所運営マニュアルが整備をされていたのにもかかわらず、役場の職員が初動期に避難所運営にかかわってしまったということで、円滑な災害対応に影響を及ぼす結果となったということがあります。これはやはり日ごろからの訓練が必要になってくると思いますが、その点はどうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)再質問にお答えします。  今後、避難所運営マニュアルを早急にですね、策定して、策定が終われば、そういった避難所開設についての訓練等も実施していきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)是非、よろしくお願いします。  それからですね、大規模災害が起きたときに、どういった想定が考えられるか。例えば、停電が起きたり、水道管が破裂したりとかそういうことがあろうかと思うんですが、その辺はどうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)大規模災害を想定してということで、南海トラフであったり、そういったことを想定すれば、先ほど議員が言われたように、ライフラインの途絶とかというのも一応想定に入れて考えていきたいというふうに思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)そこでですね、停電をちょっと想定したいと思うんです。熊本地震でも停電が発生して、あたり一面が真っ暗で、身動きがとれない状況が発生したということでお聞きをしています。  そこで、やはり備えが重要になってくると思うんですが、一人でも多くの市民を助けるために、先ほど停電を想定しての提案をしましたが、常日ごろから宇佐市が指定した避難所に、状況を見ていち早く逃げることが最重要と考えます。  あたり一面が真っ暗になると、これも想定外ということなんですが、誰もがやっぱり不安や恐怖に陥るのが常なのかなと思っています。そこで、光は非常に希望を与えるし勇気を与えてくれるということで、この事態を防ぐためにですね、先ほど私の提案をさせていただいた部分、外壁とか公民館にということもあるんですが、こういう提案もあるんですよ。  実は、日中、太陽の光を浴びて、暗くなると光るシステムがあります。これを屋外専用蓄光製品、LED併用型無電源路面用誘導システムといいます。特許を取得しており、いろんな製品が幾つもあるんですが、その中で私が提案させていただきたいのは、屋外用のシリコーン樹脂でできている蓄光を路面に設置すれば、日中は太陽を浴びて、夜は光ると。それが誘導にもなるし、またこれはある程度明るさがあるんで、街灯の役目にもなるものです。  そこで、土木課のほうにお聞きいたしますが、例えば、この蓄光を路面に設置したときの市道や市の歩道、国道・県道やその歩道に設置するとしたら許可のみでいいのかどうかをお聞きします。 ◯議長(中島孝行君)土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)土木課長の山崎です。衛藤議員の再質問にお答えをいたします。  国道とか県道につきましては、それぞれ国県の所管となりますので、もし設置するようになれば、そこで申請をして許可するかどうかというのは、それぞれの道路を持っている所管のほうがすると思います。私のところは市道を管理しておりますので、市道について答弁させていただきたいと思うんですけども、道路で交通安全とか、通行に支障がないことは当然必要でありますんで、設置する場所とかを考慮して、そういう通行に支障がなければ、当然、住民の安全を守るためということであれば許可できるんではないかと考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)ありがとうございます。  多分、特に問題はないのかなと思っています。やはり停電を想定したときに、この蓄光はですね、災害時には欠かせない威力を発揮するんじゃないかと思っております。路面に埋め込むことで、日ごろ暗いところの街灯の役目にもなって、歩行者や自転車などの運行にも役立つということで、どうでしょうか、試験的にある一部分のそういったところに導入をして、効果が期待できればね、徐々に増やしていくという。一基当たりの単価はそんなに安いものじゃないんですが、一万円から二万円ぐらいの単位なのかなとは想定しているんですが、そういった形で、緊急時には何が想定されるかわからないということで、やはり地震であれば自宅である程度待機して、落ちついた段階で避難をするという形だろうと思うんですが、そのときに真っ暗になっていればどこにも行けないというような不安感が想定されるということで、こういった蓄光も試験的に導入してもいいのかなと思うんですが、その点はどうですか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。再質問にお答えします。  先ほど議員さん言われたとおり、大規模災害が発生して停電が発生した場合に、住民等避難する場合には不安を感じるというふうなことは認識をしております。蓄光板のそういったものにつきましては、長洲小学校であったり、平成の森のほうには寄附をいただいて有効活用させていただいております。そういったものを今後したらどうかということにつきまして、大分市のほうがですね、導入予定という事例も聞いておりますんで、またそういったところを参考にしてですね、今後進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)試験的にね、できる想定はあるのかなと思っていますんで、是非、市民の災害時の命を守るという観点から、ひとつお願いをしたいと思います。  それから、先ほどの我が家の防災マニュアル、先ほど答弁していただいています。防災マニュアルなどの新たな防災啓発媒体や、市全域に避難所誘導マップの作成を目指したいということでお話があっております。やはり、日ごろから意識を高める意味で、余りがたがた多いと肝心なことが抜けてしまったりする可能性もあるんで、できるだけわかりやすいですね、我が家の防災マニュアル的な部分をね、作っていただいて、全市民がやっぱり手にとって、日ごろから防災意識を高めていただくということでさせていただいています。その点どうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)再質問にお答えします。  現在ですね、大分市と別府市のほうから現物の防災マニュアル等を取り寄せてですね、調査研究をしております。議員さん言われたとおり、全市を入れると相当なボリュームになりますので、災害別であったり地区別であったり、そういったところで分けてですね、今後作成に考えていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)よろしくお願いします。  次の再質問に移ります。  それでは、次ですね、ドローンの関係なんですが、一月に導入したばかりで、今、試験的運行等を行っていると思います。やはりこれはですね、電波法や空港法とか気象などに影響を及ぼしやすいということで、操縦の技能がやっぱり重要となっていますが、今、各自治体では、このドローンを活用して、空の産業革命とも言われていますが、その辺で、今はどういった研修に行かれて、それを活用しているような状況なんでしょうか。ちょっとその辺がわかりませんので。 ◯議長(中島孝行君)秘書広報課長。 ◯秘書広報課長(若山雅敏君)秘書広報課長の若山です。衛藤議員の再質問にお答えします。  議員おっしゃられましたように、一月に購入をいたしまして、最初の答弁でお答えいたしましたように、関係各課等に呼びかけながら講習を行ってきたところでございます。今、当課のほうで、職員が操作方法を練習しながら要請のあった課のほうに出向いて、撮影等を行っているという状況でございますが、まだまだ訓練段階でございまして、十分な活用には至っていないところでございます。試験的に、文化財の撮影、あるいは災害、火災のですね、現場等の撮影を行ってきたところでございます。  この前のマスコミ報道にもありましたように、国土交通省のほうから、一定技量を持った操縦者を増やすという方針も示されておりますので、そういった講習にも積極的に参加しながら対応していきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)プロを目指すというのはないんですかね。プロ養成ということで、ドローン操縦士養成スクールということで、ちょっと費用かかるんですよ。三十万円かかったり十万円かかったり、いろいろその内容によって違うんですけど、やはり飛ばす安全面とか飛ばす技術とか、そういったのは、プロに近い方じゃないとなかなか広範囲に、いろんな政策に使っていけないような感じがするんですが、その辺はどうですか。 ◯議長(中島孝行君)秘書広報課長。
    ◯秘書広報課長(若山雅敏君)お答えします。  現在のところ、プロを目指すという部分では考えてはいないところでございますが、そういった特殊な撮影等になれば、委託をするという部分で考えております。今まだ、先ほど申しましたように、技能習得中でございまして、今、ドローンのほうもなかなか性能のいいのができておりまして、最初に初心者設定というか初級設定をしておりますと、余りスピードが出たりとか、そういう制限が、もう航空法、百五十メートル以上は上がらないとか、そういった設定もできておりますので、その中で技術を習得中でございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)先ほどの答弁の中にも防災、環境、農林、観光、建設等幅広く使えるようになっています。今、結構各自治体が力を入れていまして、やっぱり操縦するのはね、プロ意識がないと、なかなか広範囲にうまくそれを、せっかく導入したのに、それが中途半端に終わってしまうというような状況で終わらせないようにするためには、やっぱりそういったプロ意識を持つ養成所等で研修を受けてもらうというのは大事なことなのかなと思うんですが、再度、かたい決心のもとでお願いしたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)秘書広報課長。 ◯秘書広報課長(若山雅敏君)お答えいたします。  まだ、先ほども申し上げましたように技術取得の段階でございまして、まだまだ十分な操縦ができていない、操縦技術に至っていないところも事実でございます。今後、災害等の遭難された方の捜索とか、そういった部分であれば、細かい技術も必要になってくるとは思いますが、今の段階では、そこまでのことは考えていないという状況でございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)今後、幅広く活用していくためにも、今後ですね、まだ初期段階なんでそういった形でも構わないかもしれませんが、今後それを有効活用していくというためには、やはりそういうことも研究していただきたいなと思っています。  次に移ります。詐欺関係なんですが、日本国中でこんな悲惨な詐欺事件が起きています。私も元銀行員として非常にいたたまれない状況でございます。  昨年の大分県の被害が、四十九件の四千万円以上の被害があっているということで、最近は、還付金詐欺が非常に横行してきています。そこで、一生懸命貯めたお金が一瞬にして奪われる、こういったことが許されていいものではないと思っていますし、そこで、自分が被害に遭ったことを想定して、答弁をお願いします。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。衛藤議員の再質問にお答えいたします。  今おっしゃられた内容でですね、自分に置きかえてということでございますので、やはり高齢者の方であったり、最近、今議員が言われたとおりですね、先週の新聞等でですね、還付詐欺であったり、あとアルミニウムのそういった特殊被害であったり、そういったことがかなり出ております。そして、その中でかなり多額の金額をだまされたということで、私がもしそういったことになれば大変だろうなというふうに十分認識しておりますので、だまされやすいということじゃないんですが、やはり高齢者が多いということでございますので、現在、啓発活動として、そういった老人学級であったり、そういったところに出向いてですね、啓発を、今後も今以上にですね、行っていかないといけないなというふうに感じております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)一応、参考に、愛知県の田原市、人口が約六万人で四人に一人が高齢者ということで、特殊詐欺と見られる被害が昨年五十件あったんですが、住民が気づいて被害をゼロに抑えたということで報道になっていますが、問題は気がつくことが大事だろうと思うんですよ。  私が一応こういうことで提案をさせていただいたのは、費用対効果から見ても効果は十分あるのかなと思って質問をさせていただきました。答弁の中では、新たな啓発グッズの作成の際に、候補の一つということで検討してまいるということなんで、その辺もとにかく気づいてもらう事が第一だろうと思います。その辺でどうか検討の中に加えていただいて、効果が出る方法としてよろしくお願いをしまして、次の質問に移ります。  今度は人口減少関係なんですが、先ほどの答弁の中では、数値化するのは非常に困難ということの回答がございました。まず、人口減少はどういった影響が起こるのかというと、個人消費や労働力の低下を招いて経済の発展を阻害し、年金や医療、介護など社会保障制度の基盤を揺るがすおそれがあると。人口減少が社会活力を奪ってさらなる人口減少が進むといった悪循環を生み出すということで、歳入歳出ともに拡大し交付税に依存をすると、収支は悪化をすると言われております。  そこで、宇佐市の人口がですね、二〇一六年一月一日から二〇一七年一月一日、一年間を見ましたら、五百二十九件減少しております。これを二〇四〇年まで残り二十四年間掛けるとですね、人口問題研究所が発表した人数にほぼ合致いたします。そういうことで、この数値は間違いないのかなという気持ちがします。やはり深刻な状況になるのは間違いないですね。そこで、結婚人口を増やしたり、出産率を上げたり、移住者を増やしたりなど、いろいろ対策を今後考えていかないと悪いんですが、現実を直視することは大事だろうと思うんです。そこで、私は先ほどシミュレーションということでさせていただきました。  これがですね、大阪大学の、この人は経済学が専門で、学位を取得している赤井伸郎教授、この方は、このほかにも政策研究大学院大学、地方財政の経営分析、地方行財政など数多くの研究論文や履歴をお持ちです。この人が、人口減少によって算出方法をもとにシミュレーションを行っていまして最終的に結論を導き出しておるんですが、それがですね、結論としてですね、いろんな分析をされています。よくこんなにできたなちゅうぐらい、すごいシミュレーションをされて、シミュレーションの方法等もあります。  結論から言えば、人口減少により歳入歳出ともに大きな拡大となる。歳出の拡大に伴い歳入も拡大するが、その背景として交付税が大きく増加しており、収支も交付税に大きく依存すると。交付税総額にも限界が当然ありますよね。全体的に全て人口が減れば交付税が厳しくなるのは当然であろうし、制限を想定するとさらに収支が悪化すると、交付税総額に制限を加えると、特に人口規模の小さい市町村は大きな影響を受けるということで、提言としてですね、全体として今後の財政運営は大変厳しいと。地域、規模によって受ける影響に差が出る。今後の財政運営においては、このような長期的なシミュレーションを多面的に行い、将来の姿を定めるとともに、この課題に耐え得る財政構造をあらかじめ作り上げておかねばならないということで、こういう最終的な提言をされているんですけど、その辺、先ほど非常に厳しいということであったんですが、参考になればと思ってちょっとお話をさせていただいたんで、その辺はどうでしょう。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口でございます。六番 衛藤議員の再質問にお答えをいたします。  御指摘のとおりですね、三十一年、三十二年度以降ですね、財政状況は厳しいものかなと。回答でも申し上げましたとおり、地財計画をベースにですね、毎年五カ年計画で中期財政計画というのを策定しております。そこで税であったりとか地方交付税の推計、さらに人件費とか、各施策をおいてですね、収支をやっているんですけど、やはり、大型事業がピークとなる三十一年ぐらいが一番しんどいのかなと思っています。  平成二十九年度、本年度の交付税につきましてもですね、ちょうど二十七年から始まった交付税の低減ということで、二十九年度五割カットで、約四億五千万円ぐらいの影響がある、削減されているのかなという非常に厳しい状況がありますので、やはり歳入と歳出のバランス、選択と集中いうところでめり張りをつけながらですね、健全財政の枠組みの中でしっかりとやっていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)歳入歳出に影響があるというのは、多分わかっている状況だろうと思います。今後、いろんな対策をとりながらやっていくというのは当然やることなんですが、なかなか厳しい現状があろうかと思います。それから、当然、歳入が少なくなれば歳出を減らす等も長期的には考えていかないと悪い。戦略としては、人口が増える戦略に特化をしていくというのも非常に重要な部分だろうと思っていますので、御努力をしていただいて、次の質問に移ります。  先ほどもプロジェクトチームというか、もう既にそういった内容の取り組みをやっているということで、創生本部がその役割を兼ねているということで、若干ちょっと違うんですけど、やはり特化する部分については、何が今後将来的に向けて大事なのかなと思うと、やはりそういった、プロ集団まではなれないけど、そういったチームというのは絶対必要になってくるのかなと思っているんですよ。そういったところの知恵とかアイデアを生かしながら戦略を練っていくというのも一つの大事な部分だと思うんですが、その辺はどうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口でございます。再質問にお答えをいたします。  議員御指摘のとおりですね、本当に庁内でプロジェクトチームを作って本格的にやっていくというのが、一番スピード感もあっていいと思うんですが、今うちは、答弁でも申し上げましたとおり、総合計画ですとか総合戦略版を策定した企画の中で関係各課と連携をとっていくと。特にうちの場合、関係各課の壁を取り除いて連携を密にするという部分の施策がやっぱり必要になってくるのかなと考えております。地方創生につきましても、今目標に掲げたのが七十項目ぐらいありますので、その辺も適宜連携をとりながら検証していって、また次の戦略を練っていくという形で、限られた人材の中でやりくりしているという状況で、今後も頑張っていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)それでは、よろしくお願いします。選択と集中じゃないんですけど、やっぱり切り捨てていく部分というか、やっぱりその辺、大事なところなのかなと思っています。やはり、そこを行っていかないと、将来的に非常に厳しくなるという状況も想定されるんで、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  それでは、最後の質問に入ります。先ほどの部分で、異物混入が最近、大分県だけじゃないんですけど、日本国内で発生をして、対策って、どういった形で対策とればそれが防げるのかなと実際には思っているんですけど、そういう中で、一番、体の中に入る分で金属片っていうのはやっぱり恐ろしいということで、私が一応、金属探知機を使ってということで。結構自治体によっては、多く使っているところがあるんですけど、さっきの答弁では、何かあんまり効果が出ないというか、何かちょっとそういうことでの答弁だったんですけど、その辺、いろんな努力はされていると思うんです。なかなか、でも、実際に起こってしまうと、また同じマニュアルを作り上げてきちっと……。検査員を二人導入しているというのは、非常に大事なことなのかなと思います。ただ、金属探知機の効果があんまり発揮できないというのは、ちょっと私も……。その辺はどういったケースなんですかね、金属探知機の効果がない。 ◯議長(中島孝行君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(吉武裕子さん)学校給食課長の吉武でございます。六番 衛藤議員の再質問にお答えいたします。  金属探知機、金属検出機なんですけれども、今導入されている市町村等にも問い合わせをしたんですけれども、水分、それから塩分、それから熱に対して反応してしまうということもありまして、今導入している市町村についても、でき上がったものについては使えないということで使っていないと。導入している市町村はですね、納入時の検収のところで使っているというところがほとんどでございました。  それと、簡易型のを入れている富山県の氷見市なんですけれども、二年前、二〇一三年の十月に購入して、使ってみたけれども、いろいろなものに反応してしまって現在は使っていないという状況、それから、金属検出器を使っている香川県の丸亀市では、金属探知機はいろいろなものに反応してしまうので、納入しているもので金属探知機を使わないもの、例えば豆腐とかちくわとかそういうものに限って使用していると。リースをしている長野県長野市では、納入時とカット後の野菜のみに使用している、皆さんそういうような状況でした。  それと、今年の二月にですね、山口県下松市でいろいろな機器等を検討したんですけれども、先ほど言いましたように検査時にいろいろなものに反応してしまうので見送りをしたということを聞いております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)いろんなものに反応するということで逆に効果を発揮できないということなんですが、検査員が二名ということで配置されているということで、それを継続していただいて、とにかく子供たちの安全を守っていただきたいと思います。  以上で再質問を終わらせていただきます。 ◯議長(中島孝行君)以上で、衛藤義弘議員の一般質問を終結いたします。  次に、二十一番 斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)皆さん、改めましておはようございます。二十一番 斉藤です。平成二十九年三月第一回宇佐市議会定例会、通告に従いまして一般質問を行います。  まず、一項目め、安全・安心のまちづくりについてです。  先ほど、衛藤議員からも災害対策についてという部分と市民の安全対策についてということで、私自身も市長八年目の総括として、定住満足度を提唱するに当たって、一番基本的な部分だろうと思います。  三月いっぱいで、四十年に在籍した消防団員を退団予定であります。既に後任も決まっております。消防団では最高決議機関である分団長会議に出席していましたので質問を控えてきましたけども、この四十年の一番の感想は、朝起きて夜寝て、働いて、余暇の利用をする、普通に暮らすということがいかに人間にとって幸せなのか、このことだけが私の感想であります。それについては、今後も議員といたしましても、一市民としましても、防災、災害について関心を持って取り組んでいく必要があると認識をしております。  一項目め、安全・安心のまちづくりについての(一)防災、災害対策、その1)消防団員の高齢化や補充団員が課題となっている。地域全体で対策を考える必要があるのではないかということであります。この質問は今回、昨年ですかね、入団した中本議員からも出されています。  一つは、宇佐市の方針として、定足数に足りてなくても市の条例定数を変えないという部分については、十分評価に値するものだと思います。ただ、その募集に当たってですね、消防団だけでは限界があると。それぞれ地域によって、入団についての対策は差があるわけですが、地元全体を含めてですね、考えていかなければならない問題であると認識しています。  2)です。渇水期の火災では水源が問題となっています。現状の課題と今後の対策はについてです。水田を有する宇佐市では、要は農業用水が通っているときなら、その農業用水が火災についての水源ということになっていますが、今現在、この冬の時期は、渇水期では、非常に水源が問題になっています。大きな火災がないという裏づけでもあるわけですが、この辺についてもお答えをいただきたいと思います。  3)については、住宅火災警報器の設置状況等をどの程度把握しているのか、また今後の取り組みはについてです。十二月の定例会から今回定例会まで、全国的には新発田市の大火災、ここ最近では別府市の火災の中で、一つは弱者というか、特に高齢者が被災する場合が多いわけですね。  やっぱり火災の場合は、どうしても必然的に不注意から火災が起こる。一番大事なことは、人命尊重の意味から人災がないことが最大の目的だと。防災の意味で。そういった意味ではですね、住宅火災警報器、私どもの家について、この問題があってからも一回点検したわけですが、大きな意味があると思います。法律で義務づけられているというものの、その後についてですね、どういった状況にあるのかお聞かせいただきたいと思います。  次は、防災面から見た空き家についてです。これも今回の別府の火災で、老朽化した建物の中で、最近、宇佐市では安心院の大きな火災がありました。その空き家問題が火災の大きな課題になっている、抜本的な対策が必要ではないかというふうに思っております。  5)自主防災組織の現状と今後の取り組みはですね、項目別に課長の答弁としてこういった質問を出したわけですが、一番今課題になっているのが自主防災組織であります。全ての地域の災害の拠点というふうに今後考えていくべきだと思います。今の取り組みについてお聞かせをいただきたいと思います。  6)災害時に備蓄倉庫の現状は。また西大堀地区に建設する防災機能を備えた都市公園に備蓄倉庫の建設を検討してはどうかということであります。前回の広域事務組合でも、ごみ処理施設クリーンセンターの附属施設として、三市で広域でという提案をしました。答弁の考えでは、ここの是永市長と管理者は同じでありますが、中身はそっけない答弁でありました。その根拠はですね、伊方原発の問題が今、新聞で話題になっていますけども、万が一、伊方原発で災害が起こった場合、豊後高田、国東市はですね、その影響を受ける範囲になっているわけですね。そういった意味からも、特に今回のごみ処理施設の予定建設地区、あの辺は災害に遭いにくいという面から、それとごみ処理施設は発電が義務づけられている。水がある、電気がある、そして土地があるという意味からでもですね、防災の機能としては整った地域だというふうに考えております。  (二)交通安全対策について。  1)高齢者の免許証自主返納者支援事業は有効な手段の一つと思うが、運転を継続する高齢者に、自動車学校を利用した運転指導支援事業、仮称でありますが、そういったことを考えてはどうか。これまでの高齢者の免許自主返納事業については免許を返すということが支援の目的であったと思いますが、どうしても運転せざるを得ないという方面から考えた質問であります。  2)自転車の歩行者に対しての夜間の反射材使用促進の取り組みは行われているのか。私は、最近はしませんけど、よく柳ヶ浦高校グラウンドの周辺を散歩しているわけですが、最近ですね、あそこでサッカー選手、野球選手がランニング、もしくは徒歩で歩いている姿を見たわけです。今はですね、義務づけされているのか、車が通れば反射材の有効性というのを本当によく感じました。自分が運転していても、私たちが散歩して歩いているときもですね、非常に安全の取り組みについて有効な手段と考えています。そのような取り組みをどのように行われているのか答弁をお願いします。  3)信号機のLED化、道路標示の改修工事は計画していると思うが、どのような実施計画が立てられているのか。この問題は、私は前回質問したわけですが、信号機の感知の問題、信号機の入れかえ、道路標示の問題は、ほとんどと言っていいほど進んでいる状況がないんですよね。特に夜間の場合は、白線などが見にくくて、いつも通っている道であってもですね、危険を感じるときがあります。そういった意味から質問をしました。  二項目め、財政面から見た大型事業の計画についてです。  (一)計画の進んでいる平和ミュージアムについて。  1)総事業費見込み返済計画、運営計画、事業開始後のランニングコストは。この問題も前回、さきにしたことがありますけども、特に今回は、財政面から見た事業について質問をしています。  2)三月定例会で条例の制定が提案されている今議会ですけれども、宇佐市宇佐空の郷の運営計画、また、平和ミュージアムの建設の中でどう位置づけていくのか。  (二)道の駅の構想についてです。  1)建設計画に向けて、調査研究はどの程度進んでいるのか。  2)総事業費見込み返済計画、運営方法はどのように考えているのか。平和ミュージアムと同じような質疑になると思いますが、答弁をお願いします。  (三)新庁舎改築、安心院地域複合支所、広域ごみ処理施設建設の宇佐市の負担分、現状での総予算見込みと返済計画をお聞かせください。  (四)今後の大型事業計画についてお聞かせを願います。  三項目め、アメリカのTPP離脱は国レベルの問題と考えていますが、宇佐市への影響はどうか。この項目も質問をしたことがありますけれども、これまで質問をしたのはTPP導入についての対策でありました。今回、アメリカの大統領トランプさんが、TPP離脱を表明して安倍首相と会談をしたわけですが、あれだけTPPに自信を持っていた安倍さんが、トップ会談でTPPについては報道されていない。せめて遺憾の意を表明したぐらいなことは言うべきだろうと思います。  私もこの議場でTPPについて質問しましたが、反対と言ったことは多分ないと思います。農業新聞を見てもですね、TPPの導入までは各諸団体が反対という表明をしていましたが、アメリカが離脱を決めてからですね、よかったという報道が全くなされていないんですね。特に宇佐市の場合、農業問題、自動車関係について影響が今後出てくるというふうに思います。いわゆるアメリカとの二国間交渉のほうは、TPPよりももっと難しい問題になるのではないかと思います。国レベルの問題でありますが、宇佐市への影響をどう考えるか、お聞かせを願います。  これで初回質問を終わります。 ◯議長(中島孝行君)それでは、斉藤文博議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、財政面から見た大型事業計画についての三点目、新庁舎改築、安心院地域複合支所、広域ごみ処理施設建設宇佐市負担分の現状での総予算見込みと返済計画はについてでありますが、現状での総事業費につきましては、新庁舎が約五十七億円、安心院地域複合支所が約十億円、広域ごみ処理施設本体工事に係る宇佐市負担分が約四十七億円と見込んでおります。  当面の大型事業については、平和ミュージアム(仮称)分を含め、約百三十億円の事業費が見込まれますが、合併特例債約百億円を活用するとともに、残る約三十億円につきましては、公共施設整備基金等の充当により対応できるものと考えております。このうち合併特例債につきましては、金利負担分を含めて七〇%は地方交付税の基準財政需要額に算入されますので、三〇%相当分が市の実質的な負担額となります。一般的な返済計画の十五年で試算した場合、毎年度七億円程度の元利償還が見込まれますが、実質的な負担額については二億円程度となります。  四点目、今後の大型事業の計画はあるのかについてですが、先ほど答弁した事業以外に多額の事業費が見込まれるプロジェクトとして、道の駅構想などがあります。市としましては、当面現在進行中の大型事業を優先的に進め、事業が特定年度に偏らないよう努めていきたいと考えております。  いずれにいたしましても、国県の補助金や基金、地方交付税措置のある有利な起債等の活用はもとより、民間資金の活用等も検討しながら、健全財政の枠組みの中で事業を進めてまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めの財政面から見た大型事業計画についての一を教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)皆さん、おはようございます。教育長の近藤でございます。二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えします。  二項目め、財政面から見た大型事業計画についての一点目、計画の進んでいる平和ミュージアムについてのその一、総事業費見込み、返済計画、運営計画、事業開始後のランニングコストはについてですが、平和ミュージアム(仮称)構想の資料館建設に係る総事業費見込みにつきましては、現在のところ造成工事を含めた建設用地費に約二億二千五百万円、建築や展示の基本設計、実施設計業務が約七千七百万円、建築工事や外構工事が約十三億円と試算しています。これに、展示工事費、工事管理費や備品購入費等を含めたものが総事業費となりますが、今後は費用対効果の観点からも十分精査して取り組んでまいります。  次に、返済計画につきましては、事業費の財源には、地方創生交付金の活用や宇佐市航空隊史跡等保存事業基金、さらに、財政支援のある合併特例債等を活用するよう計画いたしております。この起債については返済が伴いますので、借入時において返済年数、利率等を含めた償還計画を策定することといたしております。  また、運営計画は、平和ミュージアム(仮称)の諸活動を円滑に推進させ、利用者の満足度を高められる施設となるよう取り組んでまいります。  最後に、ランニングコストにつきましては、設備概要が決定していない現段階ですので明確な数値の提示ができませんが、設備設計の方針としては、地熱利用や太陽光発電等により、ランニングコスト低減に向けて、機能的で長寿命化の図れる設計を計画いたしております。また、平和ミュージアム(仮称)の利用料収入を維持管理費に充当し、市の財政負担を軽減します。  その二の前段、宇佐市宇佐空の郷の運営計画についてでありますが、当該施設は宇佐市海軍航空隊正門跡に位置し、我がまちも戦場であった歴史を知るための学習施設であると同時に、大型バスや車の駐車場、レンタル自転車置き場、トイレ、休憩所などが整備された遺構めぐり拠点であります。また、この施設には、市内外からの訪問者との交流が求められるところであり、管理については、地域住民が主体となった団体が携わることが望ましいと考えております。  次に、後段の平和ミュージアム建設の中での位置づけについてですが、宇佐市宇佐空の郷は、海軍航空隊正門跡に建築したものであり、施設内に市の登録有形文化財である正門門柱を設置するなど、航空隊を象徴するシンボリックな場所となります。宇佐市平和ミュージアム(仮称)構想は、資料館と遺構群が一体となった宇佐ならではのフィールドミュージアム構想として取り組んでいるものであり、この施設は、点在する遺構群を有効的につなぐフィールドの中核施設として位置づけております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの安全・安心のまちづくりについての一点目、防災、災害対策の一、二、三を消防長 奥 秀則君。 ◯消防長(奥 秀則君)皆さん、おはようございます。消防長の奥でございます。二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、安全・安心のまちづくりについての一点目、防災、災害対策のその一、消防団員の高齢化や補充団員が課題となっているが、地域全体で対策を考える必要があるのではについてでございますが、平成二十五年十二月に施行された消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律において、国及び地方公共団体は、消防団への積極的な加入が促進されるよう、必要な措置を講ずるものとされており、本年度も一月から三月まで間、国において消防団加入促進キャンペーンが実施されています。その取り組み事項は、学生の加入促進、被用者の加入促進、女性の加入促進などで、本市においても平成二十七年に条例を改正し、本市への通学者も入団できるよう、要件を拡大したところです。  なお、消防団は、郷土愛護の精神で、地域に最も密着した防災団体であることから、自治会連合会などにも地域住民の消防団への入団促進の働きかけをお願いし、団員の確保に努めていきたいと考えています。  その二、渇水期の火災では水源が問題となるが、現状の課題と今後の対策はについてでございますが、本市では、宇佐市総合計画及び消防力整備計画で年間三基の耐震性貯水槽を設置しています。消火栓や防火水槽などが十分でない地域では、河川や池などの自然水利が最も有効な消防水利となります。消防本部では、消防自動車で給水可能な自然水利を把握していますが、地域の自然水利に詳しい地元消防団と情報を共有しながら、有効な消防水利を使用したいと考えています。また、流水量の少ない河川などで給水できる消防資機材などを活用し、かつさまざまな消防戦術を研究しながら、火災の際に万全を期したいと考えています。
     その三、住宅用火災警報器の設置状況をどの程度把握しているのか、また今後の取り組みはについてでございますが、平成二十三年六月一日からの住宅用火災警報器の設置義務化以降、本市の設置率はおおむね八〇%前後で推移しています。今後の取り組みといたしましては、これまでと同様に、火災予防運動中に設置状況の調査や多数の人が出入りする場所での設置普及の広報を引き続き実施してまいります。また、法改正後十年が経過し、初期に設置した住宅用火災警報機が交換の時期を迎えているため、機器の交換などの周知を行ってまいります。  なお、本年二月の深夜、市内で発生した住宅火災において、住宅用火災警報機が作動したことによって家族全員が無事に逃げ出した事例もあり、今後も未設置世帯に対する働きかけを図ってまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの安全・安心のまちづくりについての一点目、防災、災害対策の四、五、六と二点目の交通安全対策を総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、安全・安心のまちづくりについての一点目、防災、災害対策のその四、空き家は防災面からも重要な問題、抜本的な対策が必要ではについてですが、現在市では、平成二十五年に調査を行った際に判明した危険度の高い空き家や、市民の皆様から寄せられた相談により判明した空き家について、空き家等対策の推進に関する特別措置法に基づき現地調査を行い、税情報や登記情報により所有者または相続関係人を特定し、適正管理を依頼しています。今後も現地調査を速やかに行い、所有者に対して適正管理の依頼を積極的に行っていきます。  その五、自主防災組織の現状と今後の取り組みはについてですが、本市の自主防災組織の組織率は約九二%と、県全体の平均値とほぼ同じ水準ですが、中には十分活動が行われていない組織も存在すると思われます。そこで、市では人的・財政的な支援を柱とした自主防災組織の活性化事業を推進するとともに、今後も組織率一〇〇%達成に向け、継続的に取り組んでいきたいと考えています。  その六の前段、災害時の備蓄倉庫の現状はについてですが、現在、市本庁舎には一階に備蓄倉庫があるほか、屋外にもプレハブ式備蓄倉庫を保有しています。また、支所や消防本部においても、それぞれ備蓄倉庫または備蓄スペースを確保しています。  後段の西大堀に建設する防災機能を備えた都市公園に備蓄倉庫を検討してはについてですが、現在取りまとめをしている西大堀都市公園の基本構想の柱となる三つの方針の一つに、防災機能を持った公園施設を掲げていますので、備蓄倉庫につきましては、市全体でのバランス、必要容量などを考慮しながら、配置の検討を行っていきたいと考えています。  次に二点目、交通安全対策についてのその一、高齢者の交通事故防止対策として自動車学校を利用した運転指導支援事業を考えてはについてですが、本年度市では、県や県警察本部等と協力して、危険予測トレーニングや歩行環境シミュレーター、ドライビングシミュレーターを利用したいきいき交通安全体験講座を糸口で実施いたしました。  また、七十歳以上の高齢者には、免許更新時に高齢者講習が義務づけられており、同講習においては、指定自動車教習所のコースで実際に車を運転し、指導員から助言を受けるとともに、各種検査を受けて免許が更新されます。今後も関係機関と連携を図り、高齢者の交通安全対策に努めてまいります。  その二、自転車や歩行者に対して、夜間の反射材使用促進の取り組みはについてですが、毎年度、小中学校及び高校の新入生や各交通安全教室、交通安全総決起大会参加された方に対し、反射たすき等の配布を行っています。また、反射材の着用については、夜間体験型講習でその効果を実際に体験してもらい、着用の徹底をお願いするとともに、夕暮れが早まる十一月には、市内小中学校及び高校に対して反射材着用の徹底を文書をもってお願いしています。さらに、交通安全教室や四季の交通安全運動期間中には、防災行政無線を利用するなどし、反射材着用の徹底をお願いしております。  その三、信号機のLED化や道路標示の改修工事の実施計画は立てられているのかについてですが、信号機や停止線等の規制に関するものについては県公安委員会が改修工事を行っており、市では市民の皆様から要望のあった場合は、速やかに警察に情報提供を行っています。その他、中央線や外側線等規制のないものについては、各道路管理者が改修工事を行っています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めの財政面から見た大型事業計画についての二を、建設水道部長 原田雅且君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)おはようございます。建設水道部長の原田です。二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えします。  二項目め、財政面から見た大型事業計画についての二点目、道の駅構想のその一、建設計画に向けて調査研究はどの程度進んでいるのかについてですが、もともとドライバーの休憩施設として生まれた道の駅は、町の特産品や観光資源を生かして人を呼び、地域に仕事を生み出す核として、休憩機能、情報発信機能、地域連携機能、防災機能、そして環境保全機能の五つの機能を有した地方創生の拠点となり得る施設として進化し、平成二十八年十月時点では、全国に千百七駅登録されているところでございます。  現在宇佐市においても、地域並びに商工会議所からの要望があり、道の駅の制度概要を踏まえ、国道十号沿線における道の駅構想の調査・検討を行っているところです。内容につきましては、交通量及び周辺施設調査や地域資源など立地状況の基礎調査に基づき、五つの機能に応じた導入施設の規模や管理等について調査を行ってまいりました。進捗状況につきましては、基礎調査が終わり、関係機関及び関係部署との協議を行っているところでございます。  その二、総事業費見込み、返済計画、運営方法はどのように考えているのかについてですが、国道十号沿線における道の駅については国土交通省とともに設置する一体型を考えており、国が整備する駐車場及びトイレ休憩施設などの配置計画により費用負担が変わるため、事業費等につきましても現在、国土交通省と協議中です。また、管理運営につきましては、民間活力などを利用したコスト縮減とサービス向上などを図っていきたいと考えているところでございます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、三項目めの米国のTPP離脱の影響についてを、経済部長 山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)経済部長の山本でございます。二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、アメリカのTPP離脱は国レベルの問題と考えるが、宇佐市への影響はどうかについてでございますが、農業関連では、農林水産省は、総合的なTPP関連政策大綱の検討継続項目のうち、同省において検討を進めることとされました九項目を含めた生産資材価格の引き下げや、農産物の流通、加工構造の改革など十三項目についての農業競争力強化プログラムが昨年の十一月に公表し、さらなる農業の競争力強化を実現することとしています。現時点では、TPPが発行されていないこともあり、アメリカTPP離脱による本市への影響はないものと考えております。  一方、自動車関連では、現時点での影響ははっきりいたしませんが、九州内の日産九州やトヨタ自動車九州など自動車メーカーにおきましては、アメリカへの輸出依存度が近年高まっていることから、影響を受ける可能性が懸念されるところでございます。今後の動向につきましては、県と連携し、注視してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二十一番 斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)再質問の順番ですが、二項目、三項目、一項目という順番にやりたいと思います。(「お願いします」と呼ぶ者あり)  二項目めの財政面から見た平和ミュージアムについてですけども、その前に(三)の新庁舎改築、安心院地域複合支所、ごみ処理施設建設、この件については、市長から詳しくありました分については再質問はありません。  まず、平和ミュージアムについてですが、私たち会派で、広島県呉市の大和ミュージアムに視察に行ってきました。私自身、多分三回目になるんですけども、執行は大和ミュージアムに研修に行かれましたか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。斉藤議員の再質問にお答えいたします。  私自身も三度ほどを行っております。担当の部署の職員についても行っております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)いわゆる運営費ですよね。年間の運営費については研修されましたか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  運営状況等は視察の中でお話を聞きましたが、具体的なですね、どれぐらいランニングコスト等かかっているかとかということについては、資料をいただいてはおりません。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)そのほか九州では大刀洗、大きなところでは鹿児島の知覧特攻会館ありますけども、そういった部分についても調査しているんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  知覧あるいは太刀洗につきましても、現地に赴きまして、いろんな施設の概要ですとか、そういったものについては研修をしてございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)比較する施設がないからっていうんですけども、答弁には、コストの中でいわゆる利用料、来館者ですよね、そういった部分をどの程度見込んでいるか、試算があればお聞かせいただきたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)お答えいたします。  知覧あるいは太刀洗等につきましては、大人が入館料が五百円、中学生、高校生については、若干施設によって違うんですけども、三百円とかですね、小学生は無料とか、そういったことになっております。今度、本市が計画しておりますミュージアムにつきましても、基本構想、基本計画の中で、入館者数を約十八万人ということで考えております。単純に五百円掛ける十八万人ということになりますと九千万円と。ただ、無料だったりとか、団体で割引とかですね、いろんなケースがございますので、三百円という形で計算したときには、五千四百万円ですかね、といったことになろうかと思います。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)いわゆるできてないものに対して予想というのは無理なんですけど、そういった来る人数の予想っていうのは、どういった形で検討されているんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)基本構想、基本計画を作る際に、まず参考にしたのが大刀洗の資料館でございます。太刀洗の資料館のおよそ一・五倍、面積であったりとかですね、建築コストであったりとか、そういったものを約一・五倍というふうな形で試算をしてまいりました。入館者数についての想定ですけども、宇佐神宮にですね、年間百五十万から百八十万人が来られていると。もちろんその中の正月三が日といいますか、正月が非常に多いわけですけども、そういったことからしましても、一応、目標は十八万人という形で設定をしておりますが、努力次第ではですね、そのうちの何分の一かに回ってもらえるような工夫といいますか、そういったことをすればですね、目標を上回ることもできるんじゃないかというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)大和ミュージアムの中で、運営費について詳しく説明があったわけですよね。いわゆる入場者数の問題でもあったと。運営費の中で、できたてところは、施設はどこも同じだと思うんですよね。黒字になった、一般財源に振り込んだというのが一年ぐらいあったと、それ以外は、ランニングコストを捻出するのに苦労していたという部分から見ればですね、この十八万人の予想来館者というのは、かなりですね、無謀ではないかと私は思うんですよ。これ以上ここで言うつもりはないんですけども、十八万人逆に来なければ、平和ミュージアムの運営がですね、なかなかランニングコストとして捻出できないというふうに考えてもいいんですか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  確かに十八万人という設定ですけども、先ほど答弁いたしましたとおりですね、年間百五十から百八十万人、宇佐神宮に参拝者があるということになっておりますので、例えばそのうちの五分の一とかですね。十八万人ということになると、百八十万人の十分の一ということでございますので、あとは仕組みを作るということでですね、十八万人も達成できない数字ではないというふうに考えております。  あとは施設をですね、先ほど答弁しましたとおり、太陽光発電でありましたりとか、地中熱でありましたりとか、そういうことでランニングコストの低減ということに努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)この十八万人についてですね、今後ですね、やっぱりどこで十八万って算出したんかって先ほど答弁あったんですが、観光客とかいう部分があったけど、第三者的に、例えばいろいろ知識のある大学教授とかに言ってですね、この十八万人ちゅう数字は、今議事録に残るわけですから、これはかなりの執行側の責任問題になるんで、議会のチェックとしてはですね、やはり建てた後のランニングコストっていうのを私は一番言いたいんで、そこらあたりのことは今後十分に……。  変化があるものと考えます、この来館者。佐伯にも平和資料館がありますけども、私、一回行ってみたんですけど、言い方はちょっと悪いけど、閑古鳥が鳴いているような状況ですね。だから、最初は珍しくて来るかもしれないけども、なかなかリピートいう部分については来ないと。  例えば、大和ミュージアムで私が一番感心したのは、大和ミュージアムを発信する分についてはいろいろありますよね、平和の問題とか戦争の問題。それよりも戦艦大和がどういうふうに作られたかという構造的な問題で、要するに工学部系の大学生も来ると。そういった発信の魅力っていうのがあるんですが、この宇佐市の平和ミュージアムは、平和とか戦争とかいう部分以外にですね、何か魅力あるものというのは考えていますか。最後に。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  大和ミュージアムにつきましては歴史科学館というようなことで、今、議員おっしゃったとおりですね、科学技術の粋というのをメーンに据えているとこでございます。宇佐市につきましては、そういった、例えば、航空技術とか、戦艦、船の技術とかですね、そういったことはありませんけども、ここにはですね、他にない、誇れる、例えば宇佐神宮でありましたりとか、もちろんミュージアム構想の中で資料館と遺構群ということで、他にないフィールドミュージアム構想という中で取り組んできておりますので、そういったものと宇佐神宮、あるいは国東半島とかですね、そういったものを一体としてですね、来てもらえるようなことを考えております。  それと、来年度から、今議会に当初予算で盛り込んでいるところですけども、PR活動をやっていこうと考えています。昨年、一昨年ですか、県内の小中学にですね、今、四日市のほうにあります平和資料館のPRパンフレットを発送しました。そうしましたところ、その反響がありまして、県内、県外も含めてですけども、小学校のですね、社会見学等で訪れる学校が非常に最近多くなってきております。そういったことでですね、団体客といいますかね、小中学校の修学旅行とか社会見学とか、そういったもの、それからあとは、旅行会社等にですね、誘客を呼びかけるキャンペーンといいますか、そういったことを今後さらにですね、加速していきたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)今の再質問は、ちょっと答弁が食い違ってた。発信する魅力はほかに考えているかという問題でね、ということは、今これですよというものはなかなか考えられないと。まあ、期間がありますので。  特に大和ミュージアムへ行ったときに、資料はですね、要望があれば貸し出しますといった部分で、やっぱり太刀洗とか知覧とかいう、そういった相互の魅力を引き出すための活力というか、平和ミュージアムは、展示物とかいろいろやっぱりそういったことも含めて、リピート客が来るという前提をですね、もうちょっと考えないと、平和ミュージアム自体が、構想が、建設されて事業開始後の三年後、五年後を見たときにですね、非常に不安があるということを申し上げて、次は道の駅にいきます。  道の駅の部分で、特に交通量と今の予定地は、大体前回は和気議員の質問に答えていたと思うんですが、そういった地域性とか交通量をどの程度調査されているんですか。 ◯議長(中島孝行君)土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)土木課長の山崎です。  交通量につきましては、国交省さんのほうで、先ほど答弁でありましたように、うちの道の駅は、国交省さんとの一体型の道の駅を作ろうとしております。国交省さんのほうで、十号線について交通量の調査をしていただきまして、それで、駐車場に車が何台とまるとか、大型車が何台とか、そういうふうなものを今調査をしていただいております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)ちょっと質問とずれてる。交通量の調査ですよね。調査の中で多分一番大事なことは車の量だと思うんですけども、その交通量についての調査の実績あるのかという。 ◯議長(中島孝行君)土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)再質問にお答えいたします。  交通量、今五年ごとに大体交通量センサスで調査しておりますので、本年度、新しい交通量をセンサスで調査しております。それに基づいて、今調査をしているところであります。国交省さんはもう交通量の何台というのは把握しているんですけど、まだちょっとうちのほうまではきておりませんけども、そういう交通量調査も含めて今やっております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)まだちょっとぴんとこないです。交通量の調査っていうのは、要するに当然そこに施設を作るわけですから、増えているのか減っているのか、その辺のところぐらいはわかるんじゃないですか。 ◯議長(中島孝行君)土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)済みません、今言いましたように、ちょうど五年ごとに調査をしてまして、ちょうど今年が、昨年でしたか、五年で、昨年調査をいたしました。それで、今、その調査をもとに、推定数量を計算して、その台数自体がまだ表に出ていないということです。増えているかどうかちょっと把握できていません。済みません。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)次の質問に行けないんでですね。ここ最近の調査結果っていうのは出ないということなんで、何か前回の答弁ではね、交通量はかなり増えているというふうに私は受けとめていたんで、当然具体的な数が出るんかなと思って。言いたかったのは、交通量というのは、観光面で交通量が増えているのと、普通に通勤で増えているのは量が違いますよということを言いたかったんですけど、今、ちょっと答弁では、前回の答弁よりかなりおくれたような答弁なんですよね。道の駅の目的ということについて、基本的なところから質問を。再質問。 ◯議長(中島孝行君)土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)再質問にお答えいたします。  先ほど答弁しましたように、当然自動車交通者がそこで休憩をする、トイレに行ったりとかするということがあります。そして、そこの地域の情報とかをその道の駅で仕入れて、その地域の観光に生かす。そしてまた物産館等を利用しまして、そこのおいしいものや情報、お土産等を買っていただくと。農産物等も買っていただく。そして、また今では、災害等あったときにはですね、やっぱり災害の拠点としてそこがなっていくとそういうことであります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)担当課が国交省ということでありますけども、最後にね、一個だけ。答弁の中で、千百七駅が全国で登録されていると言いましたけど、ここ二、三年でね、新たに道の駅ができたというそういう資料はありますか。年度別に。 ◯議長(中島孝行君)土木課長。
    ◯土木課長(山崎哲義君)お答えいたします。  今、年度別の資料は持ち合わせておりませんけども、近くでは、玖珠の先の何とかの滝とかいう、二一〇号線のところにあるのができておりますし、この近所ではそこだと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)今、答弁やっている中身は、調査・研究段階にしてはですね、お粗末な答弁だなと思っております。私は、かなりですね、地元も構想に向けて基本計画か何かができる段階じゃないかと。  部長にお伺いします。この道の駅に関しての調査・研究、そして実施計画に向けてやるんですけど、全ての調査・研究が終わるのはいつごろをめどにやっているんですか。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)お答えいたします。  全てのというかですね、内容を一点ずつ詰めてまいりますんで、そこで了解がとれないと次の段階で進めないというので、いつまでに作れるという回答はちょっとこの場ではできません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)何度も申しますけど、道の駅構想ていう、前回のですね、和気議員の質問の答弁とはですね、かなりおくれたような気がします。何年ちめどがついていないと、議会側としてもですね、市民に発信のしようがないわけですよね。地域で盛り上がっているから、地域の皆さんにもそういった説明しかできないとなると、かなりおくれた形で、住民とは反対のようになりますんで、この項目はこれ以上ですね、質疑しても前に進みませんので、これで何か答弁ありますか。あるなら。 ◯議長(中島孝行君)土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)土木課長の山崎です。大変申しわけありません。  道の駅構想につきましては、現在コンサルに、内部検討委員会を通してですね、今、道の駅の構想を作っております。それが、今、道の駅のそれぞれの施設の規模とか、場所というか、規模とかをですね、今、大方決めております。それで、国交省さんのところと、国交省さんのところがどの程度の面積が要るのかとか、当然、国交省さんのほうが作るので、それはこの四月ごろまでには決定をしているということであります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)財政面から見たら、平和ミュージアムと道の駅についてですね、道の駅はちょっと期待どおりの答弁がなかったんで大変残念ですけども、コンサルに頼んどったら、いつごろまでという答弁があってもよさそうなのに、部長はね、そういったことなかった。ちょっとちぐはぐでね。  それを指摘して質問を終わりますけど、市長ね、私が言いたいのは、やはり先ほど言ったように、新庁舎とか安心院の複合施設とかごみ処理というのは、これは市民に必要な施設で、当然それを作っただけで市民に還元と。耐震問題で小中学校の建設、そういった部分でね、大型事業がずっと目白押しできたわけですよね。議会側としては、当然、財政で、現在、財政調整基金等があるわけですが、今後の財政計画についてはですね、大隈議員が質問を入れているんで言いませんけど、やっぱり議会側のチェック機能として、こういった平和ミュージアム、道の駅構想という部分については、やはり、行政のやることであってもね、利益、少なくとももうけるという部分の観点も十分今からの事業は視野に入れないといけないと。そういった部分を私は申したくて質問に上げたんです。  市長、ちょっとお考えがあれば。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)斉藤議員の一般質問にお答えをいたします。  先ほど私がですね、答弁いたしましたとおり、大型事業がたくさんございますので、とりあえず、今現在進行中の大型事業をまずはしっかりやって、特定の年度にたくさん事業費が重ならないように、平準化を図っていきたいと思っています。そうした中で、平和ミュージアムにつきましては、いわゆる有料施設ですので、ランニングコストの分については、有料施設としての収入、そしてまた、どうせ施設運営していかなきゃいけませんので、そのあたりで、できるだけ市の負担が少ないようなことを考えていきたいというふうに思います。  道の駅につきましては今まだ構想段階ということで、まだはっきりと、こうやりますという段階には至っていないわけですけれども、道の駅につきましても、ドライバーが入ってきて休憩をする、これが当然の原理原則の施設ですけども、その後に、例えば情報発信しましょうとか、地域活性化のいろんな物販の施設を作りましょうとかいうところは、非常に民間活力を利用できる部分ですので、今そのあたりで、先ほどの議論ではありませんけど、ランニングコストをどういうふうに軽減していくか、一般会計からの負担を少なくしていくかというところで、まだもうちょっと詰めるべき課題がありまして、今そういったところで時間を要しているところでございます。もちろん、そういうことが固まりせんと、全体の施設の規模や大きさ、そして駐車場の台数とか固まりませんので、そういったところを含めてですね、国交省さんと合わせて、協議に時間を要しているということでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)三項目めはTPPの関係で、宇佐市には影響ないと言いましたけども、私一般質問の前段で述べました。多分質問が来るだろうと思って、目を合わせてくれない経済部長ですね、宇佐市には影響なくてもですね、二国間交渉でこれから、特に農業問題に絞って言えば、米の問題、輸入作物、大豆あたりの問題がありますよね。こういった影響で、今のTPP導入に対して国がとっている農業政策、これがどのように変わっていくか、私見で結構ですので、経済部長の考えをお聞かせください。 ◯議長(中島孝行君)経済部長。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)経済部長の山本でございます。  私見も何もないんですけども。まだ決まってないことに対して、どうかというのはなかなか答えるのが難しいんですけれども、基本、二国間の協議になったとしても、TPPでの妥結案というのが基本になって、それをもとに作った、今やられている競争力強化プログラム、あるいは、今後ですね、経営所得安定対策がどうを変わっていくのかというところはまだちょっと決まってないところがございますけども、その線で、米ではなくて、米以外の物を重点化していくような政策に変わっていくではなかろうかというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)TPPが導入されても、今回のようにアメリカに離脱されても政策としては余り変化がないというふうに受けとめて、私もそういうふうに思っていますけど、そのときの流れによって、今日の新聞にも載せていましたけども、米の裏作で麦を作れば一万五千円、この金額も県の段階で変えてもいいという国の方針が出されましたですね。こういった個々の政策で、かなり二国間の交渉の中で、米に限って言えば、かなり厳しい状況に私はなるんじゃないかなと思って、そういった米の減反政策というものがまた復活するんかなという気がしています。そういった部分については敏感にですね、宇佐市としましても、今後、重点的に早目に情報を入手すべきだというふうに思っております。  それでは、一項目めの問題で、(二)高齢者の免許の返納の部分についてです。今回、多田羅議員が、自動車の性能の部分で言っています、私が一番言いたいのは、私も六十過ぎて、特に農機具なんかも乗ってですね、大型農機具に乗ると操作を忘れるときあるんですね。そういった部分で特に運転する側からの支援事業、この項目はまた新たに次の議会でも述べたいと思います。  このままいけば無投票で是永市長が再選するわけですから、そういった安全・安心のまちづくり、今後も提起していきたいと思います。  以上で質問を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で斉藤文博議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで昼食のため、暫時休憩をいたします。なお再開は十三時十五分といたします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午後零時十分               ──────────────                 再開 午後一時十五分 ◯議長(中島孝行君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。  九番 辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)皆さん、こんにちは。一般質問、初日、三番手、午後一番、いましばらくおつき合いいただきたいと思います。  今回、二項目、八点について質問を行います。  まず、一項目め、「街の元気アップ!」市のビジョンや街づくりについて。  一、はちまんの郷のさまざまな設備改修が大きな課題でありますが、どの程度の規模の改修が必要なのか、市の財産である以上、温泉利用者や宿泊客に不便が生じないように、早急な改善策が求められるのではないか、質問いたします。  二点目、観光立国を目指す国の政策に歩調を合わせ、宇佐市の観光政策を強力に推進する必要がある。その点において、最重要施策や取り組みなどについてお伺いいたします。  三点目、柳ヶ浦三区において防犯灯は各班ごとの管理となっているために、LED防犯灯への切りかえが全く進んでいない状況であります。班ごとの取りまとめでどのような形の申請、設置への方向性が可能かどうかも含めて質問いたします。  四点目、周辺部において、畑の耕作放棄地が増えていく事態が現実に想定、懸念されています。放棄地となってしまう前に集積を促すなどの誘導政策が必要ではないか、お伺いいたしたいと思います。  二項目め、「人の元気アップ!」市民生活の向上や課題についてでございます。  一点目、毎年この時期、なぜ希望の保育園に入れなかったのかと保護者からの問い合わせが毎年のようにあります。どのような基準で選定されているのかお伺いいたします。  二点目、平成二十四年度以降、太陽光事業(再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度)により設置された箇所数と固定資産税額の推移をお伺いいたします。  三点目、消防格納庫の水道料金について、旧安心院町では減免していると聞いておりますけども、旧院内町、旧宇佐市の現状をお尋ねいたします。  四点目、公立幼稚園について、設置の目的と役割、近年過去五年の定員に対する園児数の推移と公立幼稚園に係る年間費用の推移をお伺いいたします。  以上、一回目の質問を終わります。 ◯議長(中島孝行君)それでは、辛島光司議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。九番 辛島議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、「街の元気アップ!」についての四点目、周辺部において畑の耕作放棄地が増えていく事態が想定、懸念をされている。放棄地となってしまう前に集積を促すなどの誘導政策が必要なのではについてでありますが、議員御指摘のとおり、高齢化、人口減少、担い手不足などにより周辺部を中心に今後ますます耕作放棄地が増えることが懸念をされております。  こうした中、市では、耕作放棄地を未然に防ぐ対策の一つとして、地域内に存在する担い手、機械、技術、知識等の資源を結集し、地域全体で活用する集落と担い手間の調整や、担い手間の調整・連携など、調整機能と連携機能をあわせ持つ農業経営をサポートする組織づくりを検討いたしております。現在、公益社団法人あじむ農業公社が農作業の受委託や農地の利用調整などの業務を行っておりますので、同公社を核として新たなサポート組織が立ち上がるよう、県、JA等と協議を重ねているところであります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めの「人の元気アップ!」についての四を、教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)教育長の近藤でございます。九番 辛島議員の一般質問にお答えします。  二項目め「人の元気アップ!」についての四点目、公立幼稚園について、設置の目的と役割、近年の定員に対する園児数の推移と年間費用の推移はについてですが、設置の目的は、宇佐市立幼稚園条例において、義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとして、幼児を保育し、幼児の健やかな成長のために適当な環境を与えて、その心身の発達を助長すると位置づけております。また、本市の公立幼稚園は小学校の敷地内に設置されていることから、合同授業の実施により小学校と密接なつながりを持つことができ、小一プロブレムの解消等に向けた大きな役割も担っております。  次に、四日市・長洲の両幼稚園とも定員は六十名で、近年五年間の園児数の推移は、四日市幼稚園では、平成二十三年度三十四人、二十四年度十九人、二十五年度二十二人、二十六年度二十一人、二十七年度十一人であります。  長洲幼稚園では、平成二十三年度四人、二十四年度九人、二十五年度七人、二十六年度六人、二十七年度七人であります。  年間費用につきましては、年度によっては耐震設計や耐震工事を含んでおりますが、歳出は両幼稚園合算で平成二十三年度約三千四百万円、二十四年度約三千三百万円、二十五年度約二千八百万円、二十六年度約三千四百万円、二十七年度約七千百万円と推移いたしております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの「街の元気アップ!」についての一、三を総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。九番 辛島議員の一般質問にお答えします。  一項目め「街の元気アップ!」についての一点目、はちまんの郷の設備改修は、どの程度の規模の改修が必要なのか。温泉利用者や宿泊客に不便が生じないように早急な改善策が求められるのではについてですが、はちまんの郷宇佐は、平成七年十一月にスポーツ・レジャー施設を兼ね備えた宿泊施設かんぽの郷宇佐としてオープンしました。  その後、所有者の日本郵政株式会社が本施設を売却するとの情報を入手し、同社と交渉を重ねた結果、平成二十七年三月三十一日に土地・建物を市が普通財産として購入すると同時に、株式会社サン・グリーン宇佐と三年間の定期建物賃貸借契約を締結し、この契約に基づき管理運営されています。  本施設は建設から二十年以上が経過し、施設の老朽化が進んでいます。そのため今年度は、運営のあり方や維持・補修方針等の見通しを図るため、施設経営による事業収益性と施設維持費のバランスを総合的に評価し、今後の施設運営、経営計画を検討するための調査を実施しました。  これまでの施設改修等には、宿泊施設の空調改修や体育館のフロア改修等で約三千五百万円を費やしています。現段階で今後の宿泊施設等の具体的な改修計画はありませんが、調査結果に基づき改修等のあり方について方向性をまとめていきたいと考えています。  三点目、LED防犯灯への切りかえは、班ごとの取りまとめで申請・設置は可能かについてですが、市では、平成二十四年四月から、安全安心まちづくり事業の一環として自治区が設置するLED型防犯灯に係る設置費用のうち、一基につき三分の二、上限二万円の補助金を交付し、市内の自治区が管理する防犯灯のLED化に取り組んでいるところです。  申請者は各自治区の区長に限定されていますが、各班が管理しているものであっても、区長が取りまとめて補助金交付申請をしていただき、補助交付の決定を受けた後に、設置が可能となります。  今後も、本事業を推進し、安全で安心な宇佐市の実現に向け、取り組んでまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの「街の元気アップ!」についての二を経済部長 山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)経済部長の山本でございます。九番 辛島議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、「街の元気アップ!」についての二点目、市の観光政策を強力に推進する必要があるが、最重要施策や取り組みはについてでございますが、国は、観光立国推進基本法のもと、世界の観光需要を取り組むことにより、地域活性化、雇用機会の増大など効果が期待できるとしています。  本市におきましても、平成二十七年度に第二次宇佐市観光・交流ビジョンを策定し、観光と地域づくりを一体的に進めるツーリズム立市をめざし、情報発信、受け入れ体制、資源活用、人材・組織の四つの強化を柱に、施策を展開しているところでございます。また、平成二十八年度からは、インバウンド対策を重要施策として位置づけ、まずは多国語に対応できる地域おこし協力隊員の任命や市単独での台湾プロモーションの実施、インバウンド交流会や免税店研修会などを行ってまいりました。  来年度は、これを足がかりとして受け入れ体制の整備に努め、台湾を中心とした外国人観光客数の増加につなげる取り組みを強化するとともに、引き続き国や県の方向性を見据えながら積極的な観光戦略を進めていきたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めの「人の元気アップ!」についての一を福祉保健部長 土居秀徳君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)福祉保健部長の土居でございます。九番 辛島議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め「人の元気アップ!」についての一点目、保育園の入園はどのような基準で選定されているのかについてでございますが、平成二十九年度の保育所、認定こども園の新規入所者募集については、一次受け付けを十二月一日から十二月二十八日まで、二次受け付けを二月一日から二月十日までの間で実施し、満三歳以上で教育を希望する一号認定については各施設で受け付けを行い、保育を必要とする二・三号認定については市子育て支援課で受け付けを行いました。  一号認定の入所の決定につきましては各施設で行っていることから、どのような基準で実施しているのかは確認をしていませんが、ほとんどの施設では受け付け順で入所決定をしていると伺っております。  また、二・三号認定につきましては、市が受け付けの際に入所申込書と合わせて提出された「保育を必要とする事由」に該当する就労証明書や病気、出産、介護等証明書などに記載された内容により、入所希望児童ごとに点数による客観的な審査を行っております。その点数の高い児童の第一希望から順に入所調整を行い、第一希望に決定できなかった場合は、第二希望、第三希望の順に入所調整を行いながら決定していきます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めの「人の元気アップ!」についての二を市民生活部長 田口憲明君。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)市民生活部長の田口でございます。九番 辛島議員の一般質問にお答えします。  二項目め「人の元気アップ!」についての二点目、平成二十四年度以降、太陽光事業により設置された箇所の数と固定資産税額の推移はについてですが、太陽光発電設備は個別に評価して課税するのではなく、事業の用に供することができる資産として毎年一月一日に所有する方から償却資産として申告していただき、固定資産税として課税しております。申告する方により、記載項目がさまざまであることや太陽光発電設備とその他資産が混在していることなどから、太陽光発電設備に限った箇所数や税額については正確な把握が困難です。  平成二十八年三月三十一日までに取得された太陽光発電設備のうち、経済産業省による固定買い取り制度の認定を受け、設置された設備については、三年間に限り固定資産税課税標準額の三分の一が減額されている特例措置があります。太陽光発電設備の箇所数は把握できておりませんが、特例措置の対象件数と税収額は、平成二十四年度は五件で約十八万円、平成二十五年度は十二件で約四百万円、平成二十六年度は四十五件で約二千五百万円、平成二十七年度は百二十二件で約六千七百万円、平成二十八年度は百四十六件で約九千百四十万円となっております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、二項目めの「人の元気アップ!」についての三を建設水道部長 原田雅且君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)建設水道部長の原田です。九番 辛島議員の一般質問にお答えします。  二項目め、「人の元気アップ!」についての三点目、消防格納庫の水道料金の現状についてですが、旧安心院町では議員御指摘のとおり全額免除の措置がとられています。一方、旧院内町については、施設の機能、利用状況などを考慮し、年一回の基本料金のみとした減免措置がなされており、旧宇佐市については、条例に基づく料金を徴収するなど、合併以降、旧市町ごとに異なる水道料金となっております。
     以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁が終わりましたが、再質問があれば許します。  九番 辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)それでは、順次再質問を行ってまいります。  まず、一項目めの一点、はちまんの郷の設備改修についてでございます。老朽化が進んでいると、市民、宿泊客からもさまざまな苦情、要望等も寄せられるかと思います。簡単に、代表的なもので把握できているところですね、改修箇所というか、必要だろうと思われるようなところを、現段階でわかる範囲で、大まかな主だったとこだけでも結構ですので教えてください。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口でございます。辛島議員の再質問にお答えをいたします。  今まで改修した部分でございますが、平成二十七年度で約三千万円改修しております。給水式の冷温水器であったりとか温泉ポンプの入れかえ等々をやっております。二十八年度につきましては、予算計上四百六十万円ほど計上して、井戸ポンプの取りかえ等々を行っているという状況であります。  確かに四十億円規模の施設で年数もたっているということで、非常に老朽化、修繕等々が発生しているということで、とにかく来館者、また市民が来たときに、やはり安心安全に使われる施設を補完していこうということで、その辺はまず安全面を優先に、修繕を今、はちまんの郷と協議しながらやっているという状況です。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)まず、経営上、大変厳しいということをお聞きしておりますけれども、もちろん経営の内容等、設備の老朽化等、いろんなことが課題点としてあるんだと思うんですけれども、私自身は、もちろん市民サービスも含めてですね、賃料との関係もあるんだろうという捉え方をしています。当然、賃料が安ければ経営の改善にもなりますし、強いては市民サービスにつながると。私、当初からそういう考え方なんですけど、財産としては市の財産であるから、賃料を安くしてでも、市民サービス、設備改修も含めて利用者に還元できるようなシステムにするべきだろうという、当初から考え方なんですけども、経営との関係、どこまで公表できるのかどうかわかりませんけれども、その辺の総合的な御意見等あればお聞きしたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)再質問にお答えをいたします。  以前、はちまんの郷については、各議員さんからですね、いろんな御指摘も受けていろんな御質問も受けたところでございます。  繰り返しになりますけど、現在、事業、財務、不動産等のデューデリジェデンスをやってるということで、ほぼこの報告がまとまりつつあってですね、今後、経営健全化計画を今策定中でございます。  まず、今の施設が、かんぽの郷時代からそのまま受け継がれて、体育館もあるプールなどの施設もあるということで、どういった形で切り分けたらいいのかとか、どういった運営の仕方がいいのかとか、さらに料金体制はどうなのかとか、そういったところを踏まえてですね、ちょっと今、内部で多角的にですね、議論してるところで、ある程度二十九年度は方向性も出さなければなりませんので、五月、六月早々にですね、議会のほうにも、特別委員会等を設けてですね、御議論を持ちながらですね、今後のあり方というのを検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)確かに議会も特別調査委員会も作ってかかわってますので、もちろん執行だけの責任でもありませんし、議会もその分責任は重くあると思うんですけれども、運営しているところの株主自体が市と県と民間銀行ですね、が二社ということで、市からは副市長が入ってるということだと思います。  宇佐市だけの賃料じゃなくて、結局その分、経営的に厳しい状況が推察されていたんだけど、そうなってくると株主たち、市がそこにも入っているという状況なんで、またちょっといろいろ難しいところがあると思うんですけども、結局、その株主たちには不利益になっていると。経営が厳しいということでですね。その経営が厳しい中でいろんなことを望んでもなかなか改善しませんよね。財政的に厳しい状況であればですね。  その辺も踏まえて、今難しい協議を内部でもされているんだと思うんですけども、要は、市が買って市の財産になった、市民はそう思ってます。もう市の持ち物になったと思ってます、財産になったと思ってますので、宿泊施設ですので、温泉の市民利用も含めて観光政策ともかかわってきますので、宿泊者等も含めたところの利便性とか、施設利用者の十分な、不便が生じないようなですね、対策をこれからもしっかりと考えていかざるを得ない。いってくれてると思うんですけれども、それをしっかり、なるべく早いに越したことはないので、当然、財政的な裏打ちも必要ですけれども、その辺を後押しする意味で今回取り上げたつもりでございますので、なるべく早く取りまとめていただいて、市民、利用者に対して胸を張れるような施設に早く運営も施設面も含めて、してほしいなと要望しておきます。以上です。  次の二点目にいきたいと思います。  観光立国を目指す点において、市もさまざまな政策に取り組んで幅広くやられて着々と効果は出ていると私も感じております。あとは、いい悪いは別として、別府もですね、すごく、別府の市長を初め、とがった政策で観光面をアピールしてますけれども、今からの観光、恐らく観光庁の指針もそうでしょうけども、各地方自治体においても、とがった観光ということが一つのテーマになろうかと思います。  そういった点においてはやはり、行政がそれが得意かというとそうじゃない。やっぱりどっちかというと幅広く地域バランス、いろんなものを含めて。底上げとかですね、ブラシアップとかそういうのは、市が、また地方自治体が得意としてやらなきゃいけないところだと思うんですけども、とがらせる部分においてはやがて民間に走ってもらう、それを後押しするというのが主な枠組みとしていいんじゃないかなと。  そういったことで、DMOっていうことが今取り組まれているんだと思いますけれども、その点についての現状というか、それと先に進める道筋的なものがあれば教えていただきたいなと思います。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)観光まちづくり課長の河野でございます。再質問にお答えいたします。  今、議員がおっしゃられたとおりでございまして、とがった観光といいますか、思い切った観光についてはやはり民間の力が必要だと思っております。今までは観光を語るときに、観光行政があって、観光協会があって、民間もしくは住民という、この三つの中でやってきたんですけれども、やはり観光協会の役割というものが今から非常に重要視されるだろうと思っております。  宇佐市においては、議員、動きは御存じかもしれませんが、来年の四月から一般社団法人格を取ってですね、もうけられるもうけにつながるような観光をやっていこうということで、観光協会も取り組んでいるところでございますので、行政としてはそこにどうかかわっていくか、今まで以上の連携のもとに宇佐市としてもうかる観光につなげていく組織を支援していくという形で、観光協会の後押しをしていきたいと考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)あるお話によると、別府市がそういった意味で補助金等に関することで国に申請したら断られたと。その理由が、行政がかかわり過ぎているということも一つの大きな理由だったということで、やはり国もオリンピック等を目指して、その後の観光政策、観光立国を目指す上において、今までとまた違った、一味違った方向、展開を期待しているということでございますので、その辺うまく民間に走らせながら後押しできるものは、行政、執行も議会も含めて後押しをするというようなですね、その辺も含めて、課長がよくその辺御存じだと思いますので、国の政策にも合わせる形でしつこく頑張っていってほしいなという思いであります。以上です。  三点目に移らせていただきます。  防犯灯、確認しておきます。大体約五十班前後ありましてですね、それを誰が取りまとめるとかっていうことは毎回、地域でも議論になってですね、班長も毎年かわりますので、順番でかわりますので、取りまとめといってもなかなか、誰がどうしてどうすべきというのがわかんない状態のままになっておりまして、私は昨年度そこの班長をしてましたんで、よく状況がわかるんですけれども。  ですので、要は、管理者が班長さんなんで、その年度ごとに班長さんが取りつけをする。地図上に落としたりしなきゃいけないんですよね。電気店とかそういったところに連絡をとって、工事店か電気店かにとって、まず班の中の確認をして、それを区長さんに持っていって、区長さんの判こ、区が何とかの班、年度ごとに持ってきてもらって、まとまったものを提出してもらうというような流れでいいんですかね。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。再質問にお答えします。  申請につきましては、一応区長さんというふうになっておりますので、各班の班長さんであったり、そういった取りまとめをしていただいてですね、区長のほうに言って申請をしてもらうというような流れになります。先ほど言われたとおり、設置前の写真と設置後の写真を添付して、最終的に補助金の決定、交付を行っていくというような流れになっております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)ということは、結局やっぱり最初に班長さんと、写真を撮る電気店か工事店の見積もりを出すところが、まずはその班の中のを把握して、写真とかを撮って書類を作って、それを取りまとめて持っていくというような流れですね、手順としては。そうですね。  その手順の確認でやっぱり、皆さんが班長になっているんで、その流れできっちりした手順とかの説明がですね、今まで私もどうやればいいのかわからなかったので、その辺がこういった機会を通じて班長さんたちもわかっていただけて、そこは子供たちも多いですし、防犯灯を新設で望む箇所もありますので、その辺も含めて、こういった手順とかの説明ができればですね、少しは進むのかなという思いでありますので、またその辺、相談等ありましたら前向きに対応していただきたいなと思います。よろしくお願いします。  それでは、二項目めに移りたいと思います。  二項目めの一点目、これも毎年のようにこのような相談がこの時期に寄せられてですね、私も毎年同じような一応問い合わせをさせていただいて、毎年同じように御理解くださいという説明をしております。全く私としてはこのように決めているんだろうなとは説明を受けて毎年思っているですけれども、これ大体どうですか、直接恐らく問い合わせとかも市にもあってると思うんですけれども、どのような状況ですか。その問い合わせ状況、こういったことに関して。件数でも結構ですし、毎年どんな感じで問い合わせがあっているのか教えていただければ。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)子育て支援課長の松木でございます。再質問にお答えをいたします。  問い合わせということでございますが、一次受け付けをしまして、その後、一次の利用調整をして内定を決めるところで、そこで内定が決まらなかったという方々にはこちらから連絡をしております。で、一次の申請で御希望のところに入れなかったんですけど、この後どうされますかというようなことで、御相談を受けてしております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)直接市の担当課のほうからなぜっていうことは言われないんですか。「なぜそこで私のところは内定があそこにできなかったんでしょうか」という理由はお尋ねされませんか。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  そうですね、具体的にはなぜというところまでは特にお問い合せというか、お尋ねはありません。こちらからの説明としましては、先ほど申したとおり、必要によって点数化をして、その順番でしております、その結果ということで御説明をしております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)恐らくそういう説明でどこか釈然としないところがありつつ、こちらにそういう相談が来たりするんだと思うんですね。恐らくそういった構図だと思います。  私も毎年のようにこういったことを聞かれてですね、私はしっかりやっていただいていると思っているんですけれども、ただ、なかなかその説明だけでは伝わってないと。何でかなと。やっぱり、内定が決まらなかった人に関していえば釈然としない気持ちを持ったままなんで、何とか、個人情報等ありますけども、第三者にちゃんと計算がまず合ってる、で、計算が合ったものがこういった当てはめ方で何人の希望者に対してこの点数でいって何人の人があふれたと、決まった過程か何かをですね、第三者にチェックしてもらうような、そういった体制を作れないものかなと。  どうもやっぱり、説明はしていただいてるんだけれども、やっぱりその過程がブラックボックスになっているので、こちらが一生懸命説明しても、「そんなことはないと思うよ」と、こっちも「思うよ」としか言えないんですけどね。「そんなことないです」って言うんですけども、そうかな、そうかなということで、こっちもいたたまれない気持ちになりますので、何かその辺が客観的にですね、その第三者にチェックしていただけるような形がとれないかなと思ってですね。その辺はどうでしょうね。ちょっと何か御意見等があれば。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  申請者の方には、点数化するというお話は説明させていただいておりまして、その点数化する項目についてはですね、一応御説明はしております。  議員おっしゃる外部の方にということですが、おっしゃるとおり点数化して順番を決めるところに関しては、たくさんの個人情報が、家族の構成や就労や収入や税の情報だとか、それからマイナンバーの件もありまして、大変大きな個人情報が入っておりますので、その辺につきまして、どのように外部の方に選んでということで、どのような方が適任なのかというところで、市内の方がいいのかとか、例えば全く関係のない市外の方がいいのかとか、いろんなことを考えてしておりますが、その進め方なども、ちょっと今のところではちょっと判断が難しいなというふうに課としては思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)こういった意見が出て、考えていただければと思います。  担当の方も職員の人もちゃんと真面目にやっていると思うんですけれども、その納得いかない人からしたら何かあるんじゃないか、何か別の理由で自分のところが行けんかったんやないかということを言われるんですね。歯がゆい思いをしますし、それがちゃんとしっかりやってる人にそう思われるというのは、労働意欲も含めて、市への信頼感、子供・子育てに関して幅広くさまざまなことをやっていただいているのに、そんなまともにやってることでそうやって思われるのはどうも私もしっくりいかないし、「いや、やってるよ」と伝えたいんですけど、言いたいんですけど、やっぱり猜疑心が一度生まれてしまうと、なかなかまたそれを人に言って、こうだ、こうだとその人の思いで言ってしまいますので、何らかの方法で、もちろん個人情報なんで、すごく大事なところがありますので、そこは最大限の考慮はしつつ、何か働く方のためにも市のためにも、そういった客観的な審査機関等ができればなという私の一応思いでありますので、可能かどうかも含めて、今後また検討していただきたいなと思います。  それでは、次に移ります。  二項目めの二点目、太陽光ですね。  二十八年度、わかってる範囲の数字にこれはなっているんだと思います。特例措置されてる部分ということですので、特例措置になっていない付随したりしている施設が、これに含まれない数字も若干ではあるのかなと。ですので、わかっている範囲で二十八年度で九千百四十万円、太陽光に関連した税収が上がってるということでございます。  これは、いわゆる太陽の恵みによって、これはある程度期間がありますんで、今から十五年ぐらいの太陽の恵みのボーナスが宇佐市に降り注いでいるというような捉え方もできるんじゃないかなと思っているんですけれども、私がこれを取り上げた経緯、経緯というか、目的はですね、太陽の恵み、これは今から十五年間ぐらい大体この九千万円……。今度大きなゴルフ場のところが今話が進んでいると。あれがうまくいけば、最低でもあそこだけで五千万円ぐらいからにはなるのかなと勝手に私は推測しているんですけれども、そういった宇佐市に十五年間ぐらいある程度そうやって一応五千万円ぐらいのボーナスが十五年間ぐらい降り注いでくるということであります。  こういったものをですね、納税者意識の向上等も含めて、特定財源化というとちょっと極端ですけれども、太陽の恵みで税収が上がった、ある一定期間のボーナスみたいな、税収ですけどね、これを子供・子育てのほうの社会への恵み、子供たちのために、その部分をある程度目に見える形で使えないかと。特定の目的に資する、要は基金に積み立てるとかっていうことですね。そういった納税者にも見える形。  税の見える化というのもありますよね。納税意識を高めるとか、規範意識を高めるとかあります。そういった意味で、全部が一般財源に入って何に使われているかわかんないっていうよりも、可能であれば可能な範囲で、都市計画税もそうでしょう、その納めたものがどこに使われているか見えるということはいいことじゃないかなと思います。  そういったことで、ばかな一本覚えで、ずっと子供・子育てのことをここ数年言っておりますけれども、こういった太陽の恵みをそういった財源に持っていくことができないかという質問をしたくて、この太陽光を取り上げたわけであります。その点について、ちょっと御意見をいただければなと思います。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口でございます。辛島議員の再質問にお答えをいたします。  御指摘の税につきましては、財政上のルールは一般財源ということで、国県の補助金、支出金みたいに使途が決められた特定財源にはなっておりません。ほぼ原資としては税を積み立てるようになるのかなとは思いますけど、二十七年度に子ども・子育て応援基金ということで、本当に総合戦略版をやっぱりしっかり、子供・子育てにしっかり取り組んでいこうということで基金を創設をしました。  で、当初三億円積み立ててですね、今、すくすく子育て祝い金事業等々にですね、積極的に事業展開をしているという状況で、基金に積み立ててやっぱり有効に使っていく、目的に沿って使っていくというのは、これは言うまでもございませんので、今後もですね、積極的に財源確保をしながら、子供・子育ての事業につきましては重点的に展開していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)本当、結論は一緒なんでしょうけど、この部分を固定資産税のこの部分が一般財源に入って、一般財源の中から基金に積み立てる。それだとどの税金、納税者に対してもどの部分がどういったという意識は全然ないわけですよね。それを目的税化ということで、この部分のこの部分からこうしましたよというふうにすると、そこの税を納めた人たちは、社会の役に立ってるんだなという自覚が生まれるということが税の見える化の一つの功罪だというふうに捉えられていると思いますので、そのやり方だとは思うんですけれども、その辺も含めて、一意見です、太陽の恵みが宇佐市の子供たちの恵みになったなと思ってもらえればいいのかなと、環境問題に対してもすごく理解も得られるのかなと思って、一つの思いつきと思っていただいても結構ですので、そういったことで頭に入れて、また今後も考えていただきたいなと思います。  それでは、二項目めの三点目に移ります。  これ、要は旧安心院、旧院内町、旧宇佐市と今全部ばらばらということで、その辺のばらばら、不均衡だということにおいて現状では何か取り組みだとか、何か今調整してるとかということがあれば教えてください。 ◯議長(中島孝行君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(野村庄司君)上下水道課長の野村でございます。再質問にお答えいたします。  平成十七年に合併をいたしまして、それから五年以内に料金を統一するというような大きな項目がございましたけど、そこそこの料金表というのが、基本があってそういう料金表になっておるということで、なかなか料金の統一ができていない状況でありました。今議会にも提案させていただいております簡易水道の上水道への統合ということの中で、料金統一というのが一つの国との約束事の中で、とりあえず今回その中で、一般家庭の分だけの料金の統一を今目指して一応やっております。  その中で、うちの中での議論もありましたが、その分について近い将来に、一般家庭の分だけじゃなくて、その他の分の全体の分の見直しが必要であるというふうには認識をしております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)どこの消防団もですね、恐らく市民の安心安全を守るために同じ意識で同じように皆さん頑張られておられると思いますし、市の水道料金の不均衡の是正という問題の影響で、その辺の減免措置に関しても不均衡が生じているということであれば、どこから直していくのかは別としてですね、同じような対応で考えていってほしいなと思っております。その辺は課題意識としては十分に承知されていると思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは最後の二項目め四点目ですね。  これは二十七年度だけですが、耐震のあれが入っててだと思います。そのほかは平均すると約三千万円前後で推移しております。これはちなみに私立幼稚園のへの公的なお金というのは把握できるんですか。できるんですか。把握してますか、その数字は。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島でございます。再質問にお答えいたします。  私立幼稚園の経費等については把握することはできません。よろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)市の補助、市から出てる分ということですね。税金が出てる分ということですが、それも把握できないんですか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  平成二十八年度から新制度に宇佐市も移行しましたので、これにつきましては市立保育園も公立幼稚園も同じ部分であろうというふうに認識しております。
     以上です。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)同じ部分というと、一校当たりに公金を出している部分が同じということですか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  新制度に伴う保育料等の規定が、一号認定等におきましては第一階層から第五階層までありますので、これはきちんと、公立幼稚園であろうと私立のこども園であろうと、一定の金額、保育料は決められているという意味であります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)それは保育料の部分ですよね、きっとね。運営に関しての、ここでいえば歳出部分ですね、そういった部分のお金、全体的な公金のお金の部分なんですか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  いわゆる議員おっしゃる補助という部分でありますと、今は新制度に入りましたので補助はありません。  以上であります。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)どうですかね。目的、小学校の敷地内に設置され、合同授業等の実施において、小学校と密接なつながりを持つことができて、小一プロブレムの解消等に向けた大きな役割を担っておると。これはニーズがある役割ということですか。目的ですか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  目的につきましては規約の中に今出てるとおりなんですけども、公立幼稚園の役割としましては、ここに今出させていただいております、小一プロブレム等の解消に向けた方法等を広く就学前教育に対してアピールまたは情報発信していくという役割や、就学前教育の受け皿的役割を今、公立幼稚園としては、役割としては持っているというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)これの解消等に向けた、これは大きな問題でもあるのかどうかも含めてですけど、まあいいです、とりあえずそういう役割を持っているということは持っているでいいんですけれども、その役割とか目的が、定員を見るとかなりの減少傾向。金額も前は安くて、新制度になると、利用者側からすると一番役割として、目的として、一番そこを選ぶ理由として大きかったところがなくなったと。利用状況の部分ですね、経済的な面のところが、そこが新制度になって一緒になったんで少なくなったんじゃないかなということも推察されるんですけどね。  で、民間の幼稚園自体の定員というのは把握されてますか。定員に対して入ってる園児数、割合ですね。要は空きがあるかないかということですね。民間の。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)再質問にお答えをいたします。  私立ということで、認定こども園の一号認定の方ということでよろしいですかね。利用の定員と今現在の利用ニーズはこちらで把握できております。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)大体九〇%前後ではなかったかなと思うんですけどね、たしか。そちらもまだありますし、ということで、この役割と目的を、ニーズがある役割と目的で利用されていけば、当然結構なことですし、定員増に向かっていくのであれば大変有意義なことだと思うんですね。そういった問題意識があって、その問題を解消するためにこういう目的・役割があってやっていると。で、それは民間が担えないものでやっていくということで。  今日も午前中、費用対効果の話も出ましたけども、その辺も含めてニーズ、民間がどうなのかという状況を踏まえた、総合的な観点から問題提起を今回はしたかっただけで、私自身は全ての幼稚園の中身のことをわかってるわけでもございませんし、私が結論めいたことを言える立場でもないとは思いますけれども、客観的に見える部分からの私は論点整理をしたいだけでですね、今回取り上げたのであります。  そういった意味で、今年度、今現在の園児数もちょっと教えていただけたらなと思います。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  今年度の人数は両幼稚園合わせて十五人であります。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)やっぱり減少傾向ということでございます。両方合わせる……、ああ、ともに定員は六十名だから、定員百二十に対して、両方合わせて十五名と。そこに対して大体年間運営費として両方で三千万円前後かってるという認識だと思います。  その辺の客観的なところは把握されていると思いますので、これからもニーズのあるものはどんどん、すばらしい目的と役割に沿ってニーズがあって進めていけるものは進めていくべきだと思いますし、その辺、私だけの判断ではなくて、総合的なさまざまな方の御意見もありましょうし、今後も市政運営に関して幅広い議論で結論を少しずつ出していってほしいなと思っております。  以上で、一般質問……。 ◯議長(中島孝行君)「街の元気アップ!」の四項目めはよろしいんですか。耕作放棄地の集積。 ◯九番(辛島光司君)済みません。抜けてました。済みません。じゃあ、いいですか。 ◯議長(中島孝行君)どうぞ。 ◯九番(辛島光司君)済みません、御指摘ありがとうございます。課長、済みません、準備していただいて。  耕作放棄地、畑作を今回取り上げたんですけれども、やはり皆さんの実家の周りでもそうでしょうけども、実家の周り、生活道路とか家庭、家とかにくっついてるのは畑作が多いんですね。そういったところが放棄地になると荒れて雑種地になって、もちろん後継者がいなかったところでそうなっていくんですけどね、そうなっていくとそこは通学路でもあり、子供たちが遊んだり不法投棄の現場になったりという、過去もそういった経緯がやっぱりあるんですね、周辺部は特に。  ですので、もちろん今、国は水田から今度は畑作に推進をするということもありますし、今ある放棄地をどうするかという問題、それぞれのまた別の問題です。で、今からも畑作、家、実家だとか通学路、生活範囲の中にある畑作が後継者問題等で放棄地にならないようにということで、この三点が大体放棄地に関して、それぞれの取り組みが必要なのかなと思っております。  一番水際がその後継者等を含めたところの一番最初、今まだ畑でやってるところが次どうなっていくかというところを注視して、またそこで集積のほうに積極的に組み込めるようにですね、政策をしてほしいなという思いで取り上げたのであります。その辺の考え方と何か取りまとめ、せっかくですので一言。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)農政課長の岸田でございます。辛島議員の再質問にお答えいたします。  答弁でもお答えしましたように、サポート機構というものを、そういった担い手がいない、もう本当にいない集落とかいうものもどんどん増えてきておりますので、そういったところをその集落だけではやっぱり守っていけないということで、広域的にそういった担い手を、あっせんじゃないですけど、回したりといった部分を、機構としてサポート機構というのを平成三十年に立ち上げたいということで、今、一生懸命、県とJAとあじむ公社で協議を重ねているところでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)恐らくその方向でそうやっていただけるんでしょう。あとは大きな箱を今作ろうとしているんですが、その前段があってもいいのかなと私なりには思います。その地域地域でやってる人たちにまずは集積させる等ですね、その辺との絡みもあると思いますけど、何らかの方法で、水際で放棄地へ一歩進まないところでですね、取り組みをまた市としても考えていってほしいなと。これもお願いでとどめておきますので、よろしくお願いいたします。  済みません、ありがとうございました。以上で終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で、辛島光司議員の一般質問を終結いたします。  ただいま、一般質問の途中でありますが、ここで暫時休憩をいたします。  再開は十四時三十分といたします。休憩します。                 休憩 午後二時十六分               ──────────────                 再開 午後二時三十分 ◯議長(中島孝行君)休憩前に引き続き一般質問を続行します。  二番 川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)皆さん、改めましてこんにちは。二番 愁山会、川谷光紹です。初日の一番最後になりましたけれど、ちょうどまぶたが重い時間帯とは思いますが、最後までおつき合いいただければなと思います。  また、この三月をもちまして退職される部課長さん方におかれましては、長きにわたり市政への御貢献、大変な御苦労もあったかと思います。大変お疲れさまでございました。感謝申し上げたいと思います。  また、変わるといえば、サンリブについてなんですけども、前回、商工会議所の代表の方と四日市町・門前町まちづくり協議会と、あと四日市商店街振興組合、またそして所管する商工振興課で前回協議を行いました。そういった中で、まだ今後については全く未確定ではあるんですが、閉店が確定した今となってはですね、跡地利用ではなくて、跡地活用となるような今後の宇佐市の商店街、中心商業地域の発展のために中心となるような政策を行っていただければと思います。  大変、今、四日市ではその点において危惧しているところでして、逆に、今、皆さんがまとまっているなって感じるところでもあります。中には、市役所が今度新しく建てかわるのならば、サンリブの跡地に持ってきたらどうかと、それぐらいの勢いで言われるほどであります。でも、それぐらい危機感を持って今まで周辺地域の方々、特に議員さん方は取り組んでこられたんだなというのを今身をもって感じているところでもあります。  先日、土曜日に、四日市ではひな祭りが行われまして、たくさんの子供たち、幼稚園児や小学生たちが四日市のまちをにぎわせてくれました。今後とも、官民あわせた一緒に行政のまちづくりを四日市でも行えればなと願っておりますので、どうぞ皆さん方、議会からの議論や支援をいただきながら発展させていただくことができればなと願っております。  それでは長くなりましたが、通告に従いまして質問を行います。  一、「地域のために」の一点目、平成二十八年十二月議会の中で、防災行政無線を平成三十四年十一月までにデジタル化し、防災行政無線を補完するものとして戸別受信機のようなものを設置していきたいとの答弁があったが、現在、戸別受信機が設置されている地域のみだけで検討しているのか。それとも、麻生・横山校区といった山間部も検討の地域に入っているのか。  また、戸別受信機を設置するに当たっては膨大な費用が想定されるとともに、屋外にいるときは全く役を果たさないと思われる。大分県警察が行っている「まもめーる」のように携帯電話やスマートフォンを活用したシステムを検討してはどうか。  二点目、京都府亀岡市で、セーフコミュニティ事業について学んだ。事故やけがは偶然に起こるものではなく、予防できるという理念のもとにまちづくりを行うものであった。データをもとに事故がどのように発生したのかを調査し、対策に反映し、効果を検証した上で評価を行うことが大きな特徴であった。  現在の宇佐市の各まちづくり協議会でも取り組むことができるように、地域おこし協力隊の方々などにノウハウを学んでいただき、それぞれの地域で事故やけがひいては病気の予防まで取り組みを行ってはどうか。  三点目、平成二十八年四月二十二日付で、豊の国千年ロマン観光圏は、観光庁において創設された制度を受けて日本版DMO候補法人に登録された。また、宇佐市観光協会が平成二十九年度より法人化されるとのことを聞いた。この二点は、まちづくりや教育、医療、福祉まで含めて宇佐市の発展にどのような期待をもたらすのか。  四点目、宇佐市街なみ環境整備地区空き家空き店舗対策事業補助金は、四日市・宇佐地区において大変有意義な補助金だと理解しているが、申請者がとても少ないように感じている。より活用しやすいものとなるようにPDCAに基づいてどのように改善すべきと考えているか。  五点目、平成二十七年十二月に、あくまで技術的な代替可能性としながらも、十年後から二十年後に日本で働く人の約半数の仕事が機械やAIによって代替することが可能だと野村総合研究所とオックスフォード大学のオズボーン准教授らとの共同研究により発表された。今後の工場誘致においても産業の集積は重要だと思われるが、今はベンチャー企業と呼ばれるような企業にも調査・研究した上で、積極的な誘致を行ってはどうか。また、現在の進出企業が新たな事業に挑戦する際に、宇佐市として支援を考えているか。  六点目、宇佐市と宇佐商工会議所の交流会に参加させていただいた折に、宇佐商工会議所からの要望で、各地域の住民の方々の健康と交流の場としてウォーキングコースの整備が上げられていた。また、四日市地区から響山公園及び小菊の池周辺の市道を整備してほしいとの声を耳にすることが多い。  以前に比べ響山公園はよく整備されていると感じているが、市道については支障木があるだけでなく、路肩も崩壊している箇所がある。響山では四日市ライオンズクラブがアジサイガーデンの取り組みを、千財農園では藤園とバラ園の取り組みをしていただいているおかげで、多くの観光客が訪れるようになった。ぜひ、地域住民の方だけでなく、観光客の方にも非日常のゆっくりとした時間を楽しめるように、小菊の池周辺の市道を整備してはどうか。  二項目め、「子供たちのために」の一点目、奨学金返還支援事業により、一度宇佐市から転出した若い世代が宇佐市に転入する一つの理由が作られたことは、大変に有意義なことである。しかし、その一方で、宇佐市から市外の学校へ通う生徒はその恩恵を受けることはできない。また、実業系の高校に通う生徒たちで奨学金を受けながら地元に就職した子供たちも恩恵を受けることはできない。同じこの宇佐で働く若者たちを平等に支援することはできないか。  二点目、先日、宇佐高校の生徒会役員と同窓会の役員が懇談会を行った。その中で海外留学の機会を用意してくださり、とてもありがたいとの意見をいただいた。  それと同時に、宇佐高校で台湾からの留学生を受け入れたときに、文化や考え方の違いに触れることができたので、もっと機会を増やしてほしいとの要望もいただいた。県立高校なので宇佐市から直接依頼することは難しいかもしれないが、交流満足度日本一の指針の一つとして取り組んではどうか。  三点目、公立幼稚園の今後の動向について、宇佐市ではどのように考えているのか。  四点目、平成二十九年度より、中津市民病院での小児科の医療体制が変更される。小児科医療を維持していくために最善を尽くした結果だと理解している。保護者の不安を解消するためにどのような方法を考えているか。  以上、一回目の質問を終わります。 ◯議長(中島孝行君)それでは、川谷光紹議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  二番 川谷議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め「子どもたちのために」についての四点目、平成二十九年度より、中津市民病院での小児科の医療体制が変更される。保護者の不安を解消するために、どのような広報を考えているかについてでありますが、中津市民病院では、平成二十四年に、小児救急センターを開設し、大学医局から派遣された小児科医師が、夜間・休日の小児救急診療を行ってきましたが、平成二十九年四月から大学医局からの派遣が困難となりました。  そのため、四月からの小児救急医療体制は中津市民病院と小児救急センターを別組織とし、中津市立小児救急センターとして大学病院や医師会、近隣の病院の協力により平日十九時から二十二時まで、土・日・祝日は九時から二十二時までで運営することとなりました。また、二十二時以降は中津市民病院が救急電話相談を設け、小児科看護師が急病時の電話相談を受けて、診察が必要と判断された場合は中津市民病院で救急対応を行います。  なお、救急診療などの重症な患者に対しましては、今までどおり、中津市民病院で常時対応をすることとなっております。  今回の改編により、二十四時間での小児救急医療体制は縮小されることとなりましたが、最小限の影響にとどめることができたものと考えております。体制が確定したことを受けて、現在、広報紙での周知の準備を行っており、子育て支援サイト「うさここ」へ掲載するとともに、保育所、認定こども園、幼稚園、地域子育て支援拠点、児童館、学校等の協力のもと、保護者へチラシの配布や母子保健事業の子育て教室、育児相談、健診、乳児家庭訪問、子ども医療費助成手続等の場で、直接チラシを使っての説明を行っているところであります。今後とも保護者の不安を解消し、適正な受診や対処ができるよう周知に努めてまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますのでよろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの「地域のために」についての一と二項目めの「子供たちのために」についての二を総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。二番 川谷議員の一般質問にお答えします。  一項目め「地域のために」ついての一点目、防災無線についてですが、地域の地形など特殊な事情がある場合、いわゆる難聴地域については、戸別受信機もしくは戸別受信機と同等の機能を有する防災ラジオなどの屋内受信機の設置を検討しています。また、近年発生した大規模災害の検証結果などから、戸別に情報を届けることの有効性は認識していますので、その他の地域においても設置を希望する世帯に対しては、防災行政無線の補完機能の充実を目指したいと考えています。  なお、戸別受信機等の各世帯への配置については、導入するシステムにより事業費に大きな差が生じます。しかし、いずれにしても多額の費用を要することとなりますので、防災無線の補完機能の充実に関しては、普及率が高いスマートフォン等の活用についても調査・研究を行ってまいりたいと考えています。  次に、二項目め「子どもたちのために」についての二点目、県立高校で海外留学生を受け入れ、文化や考え方の違いに触れる機会をつくることを、交流満足度日本一の指針の一つとして取り組んではどうかについてですが、平成二十七年度に策定した「宇佐市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の中で、高等学校教育の充実に取り組むこととしており、諸課題については県や関係機関に要望しながら地域に根ざした高校を作ることとしています。そのため、昨年度より市内高等学校長と市長の懇談会を開催し、市内高等学校の要望・課題などについて協議する場を設けております。  その取り組みの一つとして、国際化社会を担う豊かな国際感覚を身につけた人材を育成するために、宇佐市高校生短期留学事業が宇佐市高等学校PTA連合会などで組織された宇佐市高校生短期留学実行委員会により実施され、今年度、十七名がハワイへの短期留学に参加しています。当面は、この宇佐市高校生短期留学事業を着実に取り組んでまいりますが、議員御提案の機会の増大については調査・研究してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの「地域のために」についての二を福祉保健部長 土居秀徳君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)福祉保健部長の土居でございます。二番 川谷議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め「地域のために」についての二点目、セーフコミュニティ事業を宇佐市のまちづくり協議会でも取り組むことができるよう、地域おこし協力隊にノウハウを学ばせ、それぞれの地域で事故やけが、病気の予防の取り組みを行ってはどうかについてでございますが、セーフコミュニティ事業とは、犯罪や事故は偶然の結果ではなく、原因を調べ、対策を行うことで予防できるという考えのもと、安全安心なまちづくりを目指し、市民や地域の企業・団体等が行政と一体となって地域の安全の向上に取り組むコミュニティ活動のことで、安全が健康に影響を与えることに着目したWHO(世界保健機関)により国際認証制度が開始された取り組みであります。  この活動は、火災や救急搬送、労働災害、国保や介護等、行政機関、警察、消防等の統計データを活用して、地域住民や企業、団体、行政機関の連携で犯罪や暴力の防止、防災活動、交通安全、子供や高齢者の見守りなどを行うものであります。  衰退する地域コミュニティの再生や安全安心のまちづくりへの対応が期待できることから、現在、国内では京都府亀岡市を初めとした十数自治体で国際認証の取得が行われ、地域住民や地域企業との連携による取り組みが行われております。
     国際認証の取得は相当ハードルが高いと思われますが、本市でも同様な取り組みとして、自主防災組織の取り組みや自治会などによる認知症高齢者の徘徊捜索模擬訓練、郵便局との連携協定など、内容的には一部同様の取り組みが行われております。  議員御質問の地域おこし協力隊が今後どのように生かせるかにつきましては、調査・研究してまいりたいと思います。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの「地域のために」についての三、四、五と、二項目めの「子どもたちのために」についての一を経済部長 山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)経済部長の山本でございます。二番 川谷議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め「地域のために」についての三点目、豊の国千年ロマン観光圏の日本版DMO候補法人登録や宇佐市観光協会の法人化が、宇佐市の発展にどのような期待をもたらすかについてでございますが、DMOとは、デスティネーション・マーケティング/マネージメント・オーガニゼーションの略で、地域全体の観光マネジメントを一体化する、着地型観光の横断的連携組織を指します。  豊の国千年ロマン観光圏は、平成二十九年度にはDMO法人に認定される予定でございます。これにより、商工業や農林漁業など多様な関係者との連携を図り、地域が一体となった観光地域づくりを行うかじ取り役となります。また、利益を追求した経済活動も可能になり、各市町村間の連携型観光の強力な推進役を担います。市にとっては、圏域周遊による観光客の増加により、地域経済の発展につながることが期待されています。  さらに、市観光協会におきましては、平成二十九年四月三日に法人化される見込みでございます。法人化により、国の交付金等を活用した基盤固めやツーリズム戦略組織の立ち上げによる市民の観光に対する意見の集約など、市とタイアップしていきたいという意向でございます。  土産販売や宿泊施設の強化とともに全盲の方へのガイドや子どもガイドの育成など、福祉や教育とのつながりも視野に入れた観光ガイドの強化など、さまざまな分野とかかわった事業も展開したいと考えているようでございます。  市といたしましても、二つの組織と綿密な連携を図りながら、地域一体の魅力的な観光地域づくりに努めてまいります。  次に四点目、宇佐市街なみ環境整備地区空き家空き店舗補助金の改善についてでございますが、本補助金は四日市地区及び宇佐地区の街なみ環境整備促進区域内の活性化を目的に、両促進区域内への新規出店者を対象に家賃を補助するもので、補助率は賃料の二分の一以内、店舗においては月額五万円、家屋については月額三万円を上限とし、期間は最大十二カ月でございます。  平成二十八年四月に策定して以来、制度内容等について問い合わせが多かったものの、現在までのところ一件の利用にとどまっております。  議員御指摘のように、利用率が低迷している主な原因といたしましては、街なみ環境整備地区に範囲を限定していることが考えられるため、今後、対象地域の拡大などを検討してまいります。  続きまして五点目、ベンチャー企業の支援策についてでございますが、本市ではこれまで北部九州に集積している自動車関連企業を中心に企業誘致を推進してきております。  現在、県は人工知能、ロボット、ビックデータなど成長分野の企業誘致にも力を入れていることから、県との連携を密にし、ベンチャー企業も含めた新たな分野の企業誘致にも取り組んでまいります。また、既進出企業の新たな事業への挑戦に際しましては、当市の優遇制度や国県の補助制度の活用に対する助言並びに側面的な支援に努めてまいります。  続きまして、二項目め「子どもたちのために」についての一点目、奨学金返還支援制度をこの宇佐で働く若者たちに平等に支援することはできないかについてでございますが、この制度は今年度から開始されたもので、大学・短大等在学中に日本学生支援機構から貸与を受けた、年収三百万円未満のUIターン者を対象に、奨学金年間返済金額の二分の一、総額百万円を限度に支給するもので、申請件数は六件となっております。  本制度は、UIターン者の就職を促進し、市外からの転入による定住人口の増加を目的に奨学金の返還を支援するもので、議員御提案の点につきましては、今後、当該制度の効果を検証するとともに、対象者拡大の必要性について調査・研究してまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの「地域のために」についての六を建設水道部長 原田雅且君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)建設水道部長の原田です。二番 川谷議員の一般質問にお答えします。  一項目め「地域のために」についての六点目、地域の住民の方々の健康と交流の場として、ウオーキングコースの整備が上げられている。響山公園及び小菊の池周辺の市道を整備し、非日常のゆっくりした時間を楽しめるようにしてはについてですが、御指摘の池周辺の市道響山公園線は現在、公園駐車場への進入路として利用されているほか、池での魚釣りや池のほとりにある墓地へのお参りに訪れる方が利用されている状況です。その先の池の西側では通行車両は少なく、周辺の樹木は覆い茂り、路面には枯葉等が散乱している状態です。  今後の整備については、議員御指摘の路肩崩壊を確認しましたので早急に補修したいと思います。また、車両の通行に支障のある枝は区長と協議しながら伐採を考えたいと思います。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、二項目めの「子どもたちのために」についての三を教育次長 高月晴彦君。 ◯教育次長兼教育総務課長(高月晴彦君)教育次長の高月です。二番 川谷議員の一般質問にお答えします。  二項目め「子どもたちのために」の三点目「公立幼稚園の今後の動向について、宇佐市ではどのように考えているのか」についてですが、公立幼稚園は学校施設としての位置づけで小学校の敷地内に設置されていることから、合同授業等の実施により小学校と密接なつながりを持つことができ、小一プロブレムの解消等に向けた大きな役割を担っております。  しかし、今年度の園児数は、四日市、長洲の両幼稚園合わせて十五名であり減少傾向にありますが、四歳児、五歳児が有するさまざまな課題に対して、小学校や他のこども園、保育園と連携して、宇佐市幼保小連携研修会等を充実させながら、魅力ある公立幼稚園教育の創造に向けて、今後さらに努力していきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。二番 川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)それでは、通告に従いまして、順次再質問を行っていきたいと思います。  まず、一点目。一項目め「地域のために」の一点目で、デジタル化無線についてですが、大変うれしかったのは、その他の地域においても設置を希望する世帯に対しては防災行政無線の補完機能の充実を目指したいと考えていますということで、本当に防災行政無線が聞き取りにくい地域の方々が希望すれば、それも利用できるような制度をぜひ目指していっていただければなと願うところです。  この中で、回答の中で大変興味深かったのが、防災ラジオについてですが、この戸別受信機と同等の機能を有する防災ラジオについて、もし説明ができましたらお願いをしたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。  この中で、防災ラジオというような名前を出しておりますが、これにつきましては、昔のポケベル波を使った二百八十メガヘルツ帯の防災行政無線というのがあります。その分について、防災ラジオというような名前で戸別受信機の屋内受信機というふうな感じになっております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)その際に、放送局というか、発信は比較的容易にできるものなのでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩です。再質問にお答えいたします。  ポケベル波を使ってということなんで、基地局につきましては、東京テレメッセージさんといって東京のほうにあります。そちらのほうが基地局になって本市ではパソコンだけ置いて向こうから情報発信をいただくというような形のシステムでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)先ほど伺った範囲では、東京テレメッセージが被災さえしていなければ非常に簡易的でまた効率的に設置ができるのかなと判断したところですが、そういった判断でよろしいでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)再質問にお答えします。  いろんなシステムがございます。そういったものをいろいろですね、今後検討していってですね、防災行政無線の整備の中で検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)ぜひ、さまざまなシステムがあると思いますので、検討を重ねていっていただければなと思いますが、期限が何せ迫っているかと思います。早急な検討、調査が必要かと思いますので、迅速に取り組んでいただければなと願うところです。  また、その検討に当たってはですね、以前は戸別受信機を設置するしか方法がなかったのかと思うんです。ですが、今は高齢者の方々もらくらくフォンであったり等のスマートフォンの活用も増えていますし、スマートフォンでなくても携帯電話でもショートメッセージ等を利用してという情報の発信もできているようです。  また、大分県警察がまもめーる等を行っていますが、そういったところを活用していただければ、比較的安価で、しかも今すぐにでも取り組みができるかと思います。  かといって、周辺地域にはまだ携帯電話等を持たれてる方もいらっしゃるかもしれませんので、一概に戸別受信機をゼロにするというのは難しい話かと思いますが、今後、携帯電話やメールアドレスを登録することに対して市として懸念すること等はありますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。再質問にお答えします。  メール登録をしていただくことに関しては、そういう危機感等はございませんが、加入率が低いんではないかというふうな認識は持っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)加入率が低くなるということは、恐らく必要性をそれほどまだ感じてないから加入率が低くなるのかなと思いますので。ただ、そういったシステムを用意しておくということは、もし何らかの例えば災害が起きたときに、宇佐市もそういった制度があれば、今のうちに登録しておこう等の啓発・啓蒙活動もできるかと思いますので、比較的、もし検討されて費用がかからないというのであれば、ぜひ検討を行っていただきたいと思います。  それでは、次の二点目に進みたいと思います。  なかなか、セーフコミュニティ事業についてですが、大変新しい事業であるというか、そう多く広く知られた事業ではありませんので、大きなイメージとしては難しいところもあるかと思います。執行の方々も恐らく答弁には苦慮されるだろうなと思いながら質問させていただいたんですが、簡単に言うとですね、例えば、工場やサービスであったり等で、ISOという世界基準があります。市民が生活するに当たって、どのような基準で安心安全を提供しているかという認証制度がセーフコミュニティだと思っております。要は、宇佐市として何をもって安心安全と言っているかという基準作りだと思っています。  その安心安全の基準においては、さまざまな交通事故であったり、また高齢者の認知症の徘回であったり、また高血圧、宇佐市は減塩キャンペーン等を行っていますが、そういったさまざまな取り組みが考えられるかと思います。もちろん学校現場においてのけがの発生状況等も含めてということになりますが、まず一点、健康課が答えて、土居部長のほうが答えていただきましたので、健康課のほうにもし質問できればなと思うんですが、今、減塩キャンペーンが行われていますが、地域別にですね、例えば高血圧者等の傾向を見ることはできますか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)健康課長の祥雲です。川谷議員の再質問にお答えをいたします。  今、健康課サイドでは健康づくりということで、減塩キャンペーン等を行っております。その評価の方法といたしましては、有病率というところで判断をしております。高血圧の有病率ということで判断しております。これにつきましては宇佐市全体で評価をしておりまして、仮に小さい行政区というふうになりますと、やはりデータとしては個体数が少なければそれだけ信頼性が少なくなろうかと思いますので、今現在は、宇佐市全体の部分での評価を行っております。  また、それ以外にも地域ごと、中学校区であるとか、そういうふうなところで評価ができるものはほかにもあろうかと思いますが、その辺はまた洗い出していきたいというふうには思っております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)学校ごと、校区ごと、まちづくり協議会ごとにある程度の有病率の把握はできるということですので、もしそれぞれのまちづくり協議会が減塩キャンペーンにもっと積極的に取り組みたいといったときには、そこの有病率を今現在のところを教えてあげて、それに向かって指導をしていくというか、改善を図っていくということは可能かどうかお聞きしたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)先ほどの減塩キャンペーンの部分に関しましては、基本的には先ほど申しましたように宇佐市全体でのデータでしか今見ておりませんので、それが細かく地域ごとにできるかというと、減塩キャンペーンの有病率に関しては難しいだろうというふうに思いますが、ただ、その他の事業につきましても、特定健診であるとかそういうものに関しましては、地域ごとにそれはできるようになっておりますので、地域におろせる部分に関しましてはおろしていきたいというふうには思っております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)特定健診の地域ごとの受診者率というのはわかるんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)それは小学校区ごとにわかるようになっております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)例えばじゃあ、宇佐市としてどのように健康で安全に暮らせるまちづくりを行っていくかといったときには、そういった特定健診を受ける受診率を校区ごとに高めていきましょうという取り組みを、もし、まちづくり協議会でできればなと思うんです。そのときには、今現在の宇佐市の目標値であったり、その校区の今現在の数値といったところをまちづくり協議会に提示するといったことは可能ですか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)お答えをします。  可能であります。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)ぜひ、それぞれまちづくり協議会、地域の方々が自分たちの健康は自分たちで気を使っていこう、大事にしていこうという意識を高めるためにも、そういった取り組みを今後広めていっていただければなと願っております。  また、セーフコミュニティ事業は福祉だけではなくて、例えば、交通事故等も、例えば、亀岡市でセーフコミュニティ事業が始まったきっかけは、大変残念なことではあるんですが、通学路に一斉で登校していた登校班のところに車が突入をしてというか、事故を起こして全国的なニュースになったのは、皆さんの記憶にあるかと思います。それをきっかけとして作られたそうです。  その際に、交通事故ということについて、まず一番最初に亀岡市ではセーフティコミュニティに取り組むきっかけとなったそうなんですが、宇佐市特有の交通事故等はありますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。再質問にお答えします。  宇佐市で特有な交通事故といたしまして関係機関のほうに警察のほうに確認したところ、宇佐市には田んぼが多い。田んぼの中の大きい道路の直線道路の交差点で相手の車がとまったように見える、コリジョンコース現象といいますか、そういった現象があって、田んぼの中の大きな道の交差点が多いというような報告をいただいております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)私も通勤途中、自宅から職場までの間なんですけれども、田んぼの中の一本道が十字になっているところがありまして、実はそこが非常に交通事故が多いところでして、なぜこんな見通しのいいところで直線でと思うんですが、相手方の距離がはかれなくなってしまうという今、理由を聞きました。それに対しての対策等は今現在宇佐市では行っていますか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩です。再質問にお答えします。  宇佐市のほうで対策等は行っておりませんが、警察のほうでですね、そういった交差点に印をつけて交通事故を減らすというような対策を行っているというふうに聞いております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)その対策によって効果は見られているかどうかというのは把握されているでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。
    ◯危機管理課長(須摩政昭君)効果があるというふうに報告は聞いております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)ぜひ効果が見られる取り組みということですので、宇佐市内は大変直線、農道も多くて、一直線の道でまた追突事故等も多いと聞きます。ぜひ、そういった対策を今後もしていただければなと願っております。  それでは次の三点目に進みたいと思います。  豊の国千年ロマン観光圏の日本版DMO候補法人登録と今回四月からですが、宇佐市観光協会が法人化されるそうです。それによって宇佐市が今後どのように発展されるのかという点について、ぜひ皆さんと情報を共有したいなと思いまして、今回、この一般質問を行わせていただきました。  今回、このDMO法人に認定される予定であるのは、これは広域圏と、例えば、これは宇佐市だけではなくて、周辺の高田であったり、別府であったり、国東であったりと、広い範囲の中での広域圏です。  また、それと同じように、先ほど言ったのは地域連携DMOというそうですが、今現在は八市町村で行われていると。それと同時にですね、地域版DMOというのは、一つの自治体が複数登録することもできるそうです。地域連携DMOに入っているから地域DMOには入れませんよということはないそうです。  この地域DMOというのは、原則として基本自治体である単独の市町村の区域を一体とした観光地域として、観光地域作りを行う組織ということですので、特に、今回の豊の国千年ロマン観光圏は宇佐神宮を中心としてこの観光圏が形成されていったというふうにお伺いしております。その中心にある宇佐市ですので、ぜひこの地域DMOについても、積極的に取り組んでいただけるように、観光協会とより綿密な連携をとっていただければと思うところです。  ちなみにですが、そのDMOを核とする観光地域づくりというのが認められますと、さまざまな支援事業を観光庁から受けることができます。その事業は約四十四にのぼりますが、そのうち八つは今ぜひ宇佐市でも使ったらいいなというものがありましたので、八を全てすることは難しいかもしれませんけれども、少し概略的にすることができればなと思います。  例えばなんですが、今回、ちょっと今、担当課長さんがいらっしゃいませんので控えますが、先進コンテンツ技術による地域活性化促進事業という事業を利用しますと、AR技術、今回、平和ミュージアムで取り組むAR技術の観光についても支援が受けられるそうです。  続きまして、スポーツによる地域活性化推進事業というこれに取り組みますと、地域スポーツコミッション支援事業といいまして、スポーツツーリズム、イベント開催、大会や合宿の誘致などによる地域活性化に取り組む組織である地域スポーツコミッションの活動に対して支援を行い、スポーツを観光資源とした地域活性化の促進を図ることができるようになるそうです。  ということは、今まさに、院内の平成の森公園がスポーツによる交流の満足度を上げようとスポーツによる交流を目指しているところですが、こういったところの点の事業をぜひ活用していただければなと願うところです。  また、さまざまな地方連携事業であったり等があるんですが、ぜひこれを宇佐市に取り組んでいただきたいなというのがですね、地域公共交通確保維持改善事業というものがあります。その前にちょっと聞きたいんですが、今コミュニティバスが運行されていますが、コミュニティバスの財源についてはどうなっていますか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口でございます。川谷議員の再質問にお答えをいたします。  コミュニティバスにつきましては県の補助をもらっています。赤字路線バスについては、国の維持補修の国交省の補助金をもらっているという状況であります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)県の補助と、また赤字路線については国の補助があるということですけれども、ぜひ、この宇佐地域においては交通の二次確保、観光による二次交通の確保というのが今課題になっておりますので、ぜひ、そういった新しい新規路線であったり、今現在取り組んでいる地域内交通の運行、ここに書いてあるのは、過疎地域等においてコミュニティバス、デマンドタクシー等の地域内交通の運行や車両購入等を支援とありますので、ぜひ、こういった事業を活用していただきまして、より地域公共交通、コミュニティバスについても、観光という側面から、観光の二次交通を充実するという側面からも取り組んでいっていただければなと思うところです。  こういった形で観光はDMOの候補でありますが、これが確定をしまして、そしてその事業が認められると、大変さまざまな宇佐市の単独の事業にも取り組むことができますので、ぜひ活用していただければなと思うところです。  あわせてですが、今現在、こういった活用、取り組みについて宇佐市の観光協会との連携というのは図れていますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)観光まちづくり課長の河野でございます。再質問にお答えいたします。  今、観光協会との関係は非常にスムーズにいっておりまして、しかしながら、財源的なもので見たときに、やはり市からの委託料であったり補助金の上で成り立っている組織でありますので、非常に強いとは言えない。そこで、先ほど辛島議員からの御質問にもあったように、法人格を取ることによって、DMOに向かう第一歩だと思っておりますので、収益事業も行う、また、それを担う人材の確保等についても行政とともに検討していくということで、法人化してDM化を目指すにしても、連携の中で進めていくべき課題だと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)ぜひ、今後のまちづくりのハード事業、またソフト事業に対しても観光をまた資源としてより深く連携をとっていただきまして、頑張っていただければなと願います。  それでは四点目です。宇佐市街なみ環境整備地区空き家空き店舗対策事業についての補助金ですが、これは自分の想定していた以上の回答をいただきまして、今後、地域を拡大していこうということで答えをいただきましたので、再質問する必要もないのかなと思うぐらいではありますが、ちょっと誤解をされてる方々が新規出店されたいと願う方にいらっしゃいますので、ちょっと説明をいただければなと思うんですけれども。  この街なみ環境の整備地区の空き家空き店舗を活用する際には、誤解をしている方の多くはですね、商工会議所の開催している創造事業ですかね、新規出店するための創造事業を受けなければ、この空き家空き店舗の事業を受けられないんじゃないのかと思っている方もいらっしゃるそうです。そのあたりについて詳しく説明をしていただければなと願います。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。川谷議員の再質問にお答えいたします。  今、議員がおっしゃられた点につきましては、この空き家空き店舗の補助金とですね、創業・起業支援補助金という二つの補助金があってですね、昨年ちょうど四月に同時期にスタートさせたということで、今、議員がおっしゃられた点の誤解という点は多分、今、創業・起業の講座というのが、これは市のほうが今主催してですね、年二回ほど創業支援講座というものを開いております。その講座を受けた方が対象だということを両方ともというふうに、多分誤解されているんだなと。  私も、今の議員の御指摘いただいてですね、やはりPRが足らなかったんだなということをちょっと痛感しているんですが、その点につきましては、空き家空き店舗については、創業事業の講座を受ける必要がないんですよ。創業支援補助金のほうはその講座を受けなければ対象になりませんということがございますが、空き家空き店舗については、その講座を受ける必要がないということが、我々としても同時期にスタートしたということで、皆さん誤解してるんだなということをちょっと今、御指摘いただきましてですね、今後、もう少し積極的にこのあたりをPRしてまいりたいと思いますので。大変御貴重な意見、ありがとうございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)実は、最初、当初のころは自分も勘違いしてまして、同じちょうど時期に始まってしかも同じ対象、同じ一つのことをすることに対しての補助が二つあったので、大変勘違いしていたところですが、じゃあ念のために確認をしたいんですが、空き家空き店舗を活用したいときには、申請をしてそれが認められれば支払われると、最大十二カ月間にわたって支払われるという理解でよろしでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。お答えいたします。  そのとおりでございます。ただし、空き家空き店舗の対象になるものも、契約をする前にうちのほうに申請をいただくということが条件になります。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)契約をする前にということですので、よく子育て住宅というか、Uターンした方々が自分の親の近くに家を建てるといただける補助金がありますけれども、そういったのも周知がなかなかできてなかったりするのか、周知は十分しているんでしょうが、その方が目をみはらしていなかったのかで、申請が後になって補助金がいただけなかったという話も聞いたりしますので、ぜひ、商店街に対して今後、PRをしていただければなと思います。  五点目なんですけれども、ベンチャー企業の支援策という点を自分がですね、上げたのは、前回、また行政視察になるんですけれども、大分県の東京事務所に行きました。大分県の東京事務所に行ったときにですね、「宇佐市の企業誘致のすばらしいところは何ですか」とほかの議員さんが質問してくださったときに、回答がですね、すぐ出てきたのがですね、アフターフォローがすごいですと、アフターフォローが宇佐市は特にすぐれたところですと。これで、ほかの地域との差別化ができているんだなというふうに、すぐ回答が出たからですね、皆さん、そういうふうに認識されているんだなというのを感じているところです。  ちなみになんですが、そのときどういったアフターフォローをされているかどうかまでは聞くことができなかったんですけれども、工場を誘致されて進出された企業に対して、どのようなアフターフォローを行っているのか、PRも兼ねて行っていただければなと思います。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。再質問にお答えいたします。  アフターフォローにつきましてはですね、まず、市長を先頭にですね、私たち共有地サイドとしてですね、まず、日々の企業さん回りを入念にやっているということと、ほかと差異があるということは、特にあるのは、例えば、進出企業に対しての大阪、東京、議長にも入っていただきましたが、そういった全市を上げての議会も経済界も上げてのそういったその東京、大阪での情報交換会をやるとかですね、他市とは違った形での、いろんな形での、あと優遇制度も含めてですね、そういった対応がそう言っていただいたのかなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)さらに深く聞いて、通告から外れて回答が難しければ構いませんけれども、その意見交換会というのは、宇佐市に進出をしている企業の方々が皆さん一堂に会するのか、それとも議長、市長また担当課とある特定の企業だけが意見交換会をするのか、どちらでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)お答えいたします。  一堂に会すということで、東京、大阪のホテルでですね、そこを借りての進出企業、関東は十四社、十五社だと思います。関西は七社、八社が一堂に社長クラスが集まるというような会でございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)ぜひ、今後もその取り組みを推進していただいて、そこでベンチャー企業というか、今ある企業が今度こういった取り組みをしたいんだけどと言ったときに、ほかの企業がですね、また新しいアイデアだったり違う見方、切り口を出してくれるかもしれませんので、ぜひ、そういった取り組みは今後もアフターフォローとしてやっていただければなと願うところです。  なぜそれを出したかというとですね、ある別の先ほどの意見交換会のようなところで、私の隣に座った方がですね、車のマフラーを製造する会社の社長さんでした。その方と話をしていたら、「今後はどうですか。自動車産業はどんどん成長してますね。今後の見通しは明るいですか」と聞いたときにですね、「暗いんですよ」と。「なぜ暗いんですか」と聞いたら、「車からマフラーがなくなっていくんです」と。産業が変わって技術が高度化していって社会が変わるということは、ある産業がなくなっていくということの裏返しでもあります。ですので、今、その社長さんにですね、「じゃあ、今度はどういったところに取り組んでいくつもりですか」と言うと、詳しくは言えないんだけれど、今、溶接技術を生かしてですね、宇宙産業に取り組みをしているところですと。  今後、そういった推進をしていただきまして、今後、新たな事業に取り組みたいという会社があったら、宇佐市に進出したらそれで終わりじゃないよ、人の輪ができるよ、市長も議会もまた担当課も市民も皆で挙げてその進出した企業を応援していくんだよと、そういった取り組みが今後もできればいいなと願います。  それでは、順次進んでいきたいと思います。  それでは、地域のためにの六点目ですが、これは早急に小菊の池周辺の市道については路肩を改修していただけるということですし、支障木の伐採もしていただけるということなので、再質問する必要もこれもないなと思ったんですが、せっかく山崎課長が来てくださっていますので、大変お世話になっている山崎課長にこの場をかりて敬意を表して質問をしたいと思います。  この支障木伐採事業によってですね、地域の方々が今期待しているのが、池側の支障木を伐採することで見通しがよくなって、より遊歩道として活用ができて、そのときには地権者の方々と協議して、周りに季節の花を植えたいねと、そういった観光を皆さんに楽しんでもらえるウオーキングコースにしたいねとありますが、支障木の伐採事業では大体市道から何メートル範囲ぐらいまですることができるんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)土木課長の山崎です。再質問にお答えしたいと思います。土木課の場合の市道の管理としましては、やはり通行の支障がない程度にということで、車が通れる範囲ということになっております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)今後、その支障木、現在は支障木ではないにしろ、市道のすぐ近くにあって、やがてすぐ枝が伸びるであろうと想定される場合に、そういった木を切ることもできますか。 ◯議長(中島孝行君)土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)再質問にお答えいたします。  そうですね、土木課としてはですね、今言われたように一般の道路と生活道路と同じように余り池の中までとか道のほうまでというのはなかなか難しいんですけれども、その道路を、先ほど言いましたように、公園と一体として考えていくとなれば、少し今、公園管理をしてます都市計画課とか地域の方とかと相談しながらやっぱりやっていかなければならないかなとは思いますんで、そこら辺はまた今からお互いの協議になろうかと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)ぜひ、地域の方々や今、大変響山をきれいにしていただいております四日市ライオンズクラブの方々に協力をいただきまして、ぜひ宇佐市の中心となるような、自然を楽しめるような遊歩道に整備していただければなと願います。  それでは、次に進んでいきたいと思いますけれども、二項目め「子どもたちのために」の一点目です。奨学金の返還事業ですが、この奨学金の返還事業は、商工振興会が担っているというのは、自分すごく理解できたなというのが、実際今年私、保育士を採用するに当たってですね、県外の専門学校や短期大学に募集要項と同時にこの奨学金の支援制度がありますよというのを送ったところ、すごく反応があったんです。反応があったんです。ただ、その方が残念ながらどこの園に行かれたかわかりませんけれども、なので、宇佐市に帰ってくるという点においては、すごくこの奨学金は効果があったなと思います。  ただ、今、宇佐市内にいる子供たち、宇佐市から通っている、例えば、別府あたりの短期大学や専門学校、大分あたりの大学や専門学校であったらですね、比較的自宅から通っている子供たちもいるのは確かなんですね。また、北九州もそうなんですけれど。そういった子供たちや学生をですね、支援することができれば、地域に残る若者を定住させるという意味においては、同じ効果を発揮することができるのかなと。出ていったものを帰すのも一つだと思います。ただ、出ていかないようにするというのも一つの策だと思います。そういった点において今後検討していただきたいと思いますが、そういった観点というのは可能でしょうか。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。川谷議員の再質問にお答えいたします。  おっしゃられるとおりですね、入ってくる方といらっしゃる方を守るということが大きな定住政策の一つだと思います。今回のUIターンのこの奨励金につきましては、UIターン者向けということにしておりましたので、今後につきましては……、ただ、地元の方、いらっしゃる方の対象というのがかなり広くなるだろうなということなので、作り方として、もし今後練っていくには、その対象の絞り方も含めてですね調査・研究しないといけないかなと思っております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)今ハローワークの求人倍率が一・七倍を超えているということは、宇佐市は労働者が足りないということですので、そういった高校生を、実業系の高校に行っている、すぐに戦力になるような子供たちが、この宇佐に残って、宇佐で仕事をしていけるように、ぜひ検討していただければなと願います。  それでは、次の二点目に進みたいと思います。  宇佐高校の生徒会の役員さんと先日ですね、懇談会を行う中で、大変海外留学については感謝をしていると。で、それに伴って、先日、台湾からの留学生を受け入れたときに、多くの高校生たちがその影響を受けることができた、なので、ぜひ、こういった機会を増やしてほしいということですが、また今後、高校生からもいろんな意見を聞く機会が議会でも設けられるかと思いますので、そういったところで、高校生たちの生の声としてこれを上げていっていただきたいと思っております。なので、今回は再質問は控えたいと思います。  それでは、次の三点目に続きたいと思います。  公立幼稚園の今後の動向というのがですね、すごく非常に私としては気になるところです。公立幼稚園が持つ重要性というのは大変私も把握しているところですが、今後、宇佐市幼保小連携研修会が、今後行われるということでよろしいでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。再質問にお答えいたします。  議案にあります宇佐市幼保小連携研修会は昨年度より始まっておりますので、今年度も継続していきたいと思っているところであります。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)昨年度、私も参加させていただきました。その中で、辛島議員の給食の話も一部出たのかなと思っていますが、その際に、公立幼稚園の先生がいらっしゃらなかったように思うんですが、そのあたりちょっと私の記憶が確かでなかったら申しわけありません、教えてください。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  その場に公立幼稚園の先生方、私はいたと思っていますし、いるべきだとも思っています。済みません、私は今、出ているものと確認しておりますので、再度確認をしてみたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)その辺あたり、今後ですね、地域教育、幼稚園としての機能だけではなくて、周りの保育園や幼稚園も統括していくような研修機関の一部としての位置づけで意味を持って取り組んでいっていただかなければ、この三千四百万円ほどの予算というのが無駄になってしまいますので、ぜひ、ちょっと今後、幼稚園のあり方については、ぜひまた検討していただければなと願います。  最後にですが、中津市民病院の取り組みについては、このとおり行っていただきまして、直接チラシを使って説明を行っていただけるということですので、さまざまな機会を使ってチラシを配って終わりではなくて、配って説明をしていただくという点で理解をしてくれればなと思います。そういった取り組みをしていただけますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)子育て支援課長の松木でございます。チラシを使って保護者の方への説明を行い、不安の解消に努めたいと思います。  以上です。 ◯二番(川谷光紹君)ありがとうございました。終わります。
    ◯議長(中島孝行君)以上で川谷光紹議員の一般質問を終結いたします。  ただいま日程第一、市政一般に対する質問の途中でありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は、明日二十八日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり御苦労さまでございました。                     散会 午後三時三十六分 宇佐市議会...