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2016年12月09日 平成28年第5回定例会(第5号) 名簿
2016年12月09日 平成28年第5回定例会(第5号) 本文

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  1. 宇佐市議会 2016-12-09
    2016年12月09日 平成28年第5回定例会(第5号) 本文


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    2016年12月09日:平成28年第5回定例会(第5号) 本文 (322発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (五日目)           開議 午前十時〇二分 ◯議長(中島孝行君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十四名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  平成二十八年十二月第五回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、昨日に引き続き、市政一般に対する質問となっております。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(中島孝行君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告に従い、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(平成二十八年十二月九日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十番    │一、高齢者福祉について          │是永市長  ┃ ┃今石靖代さん│ (1)四月からの新総合事業の進捗状況はど  │      ┃
    ┃      │  うか。高齢者のニーズに対応したサー  │      ┃ ┃      │  ビスの拡充につながっているか。    │      ┃ ┃      │ (2)ふれあいサロンや認知症予防教室、体  │      ┃ ┃      │  操教室などの役割と今後の展望は。   │      ┃ ┃      │  補助金のあり方を見直し拡充してほし  │      ┃ ┃      │  いという声が大きいが、どう検討して  │      ┃ ┃      │  いるか。               │      ┃ ┃      │ (3)高齢者の免許証返還を推進しているが、 │      ┃ ┃      │  その意味でも公共交通の整備は喫緊の  │      ┃ ┃      │  課題。市内循環バスを拡充し、安心し  │      ┃ ┃      │  て暮らせる町づくりを。        │      ┃ ┃      │二、こどもの権利条約の立場から      │      ┃ ┃      │ (1)子どもの医療費無料は十八歳まで拡充  │      ┃ ┃      │  を。全国七四%を超える自治体が実施  │      ┃ ┃      │  している(平成二十七年度四月厚生労  │      ┃ ┃      │  働省調査)中学卒業までの無料化を、  │      ┃ ┃      │  来年度から実施すべきでないか。中津  │      ┃ ┃      │  市民病院の小児救急医療体制について、 │      ┃ ┃      │  宇佐市としての強化策はどう検討して  │      ┃ ┃      │  いるのか。              │      ┃ ┃      │ (2)子どもの成長発達を支援しようと、全  │      ┃ ┃      │  国で「子ども食堂」の取り組みが広が  │      ┃ ┃      │  っている。子どもの食事調査(三食食  │      ┃ ┃      │  べられているか、何を、どんな環境で  │      ┃ ┃      │  食べているかなど)を行い、必要な支  │      ┃ ┃      │  援を検討すべきでないか。       │      ┃ ┃      │三、学校で行うフッ化物洗口について、教  │      ┃ ┃      │  育現場や保護者から心配の声が上がっ  │      ┃ ┃      │  ている。取り扱いの不安や、教師の負  │      ┃ ┃      │  担も大きいことなど慎重な協議が必要  │      ┃ ┃      │  でないか。              │      ┃ ┃      │四、総務省は「住民税特別徴収通知書」に  │      ┃ ┃      │  従業員のマイナンバーを記載して事業  │      ┃ ┃      │  主に送付するよう自治体に通知してい  │      ┃ ┃      │  る。従業員の個人番号が強制的に事業  │      ┃ ┃      │  主に提供され、郵便物の紛失や誤配送  │      ┃ ┃      │  などによって個人番号が漏えいする危  │      ┃ ┃      │  険性が高まる。総務省に記載を不要と  │      ┃ ┃      │  するように要望、制度改正を申し入れ  │      ┃ ┃      │  ている自治体もあるが、宇佐市の見解  │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃二番    │一、地域のために             │市長および ┃ ┃川谷光紹君 │ (1)官庁街の上田と中心市街地の四日市を  │担当部課長 ┃ ┃      │  結ぶ、重要な都市発展軸となる市道上  │      ┃ ┃      │  田・四日市線の現在の進捗状況は。   │      ┃ ┃      │ (2)平成二十七年九月議会の市政に対する  │      ┃ ┃      │  一般質問で、避難所のLPガス設備の  │      ┃ ┃      │  設置状況について議論を行った。まっ  │      ┃ ┃      │  たくLPガスの設備のない避難所につ  │      ┃ ┃      │  いては災害対応型LPガスバルクの設  │      ┃ ┃      │  置を検討するとの回答をいただいた   │      ┃ ┃      │  が、その後の検討の結果は。      │      ┃ ┃      │ (3)平成二十八年三月議会の市政に対する  │      ┃ ┃      │  一般質問で、コミュニティバス利用者  │      ┃ ┃      │  の少ない路線や、運転免許証の自主返  │      ┃ ┃      │  納をさらに推進していくために、乗り  │      ┃ ┃      │  合いタクシーの検討をしてはどうかと  │      ┃ ┃      │  議論を行った。高齢者の交通事故が課  │      ┃ ┃      │  題となると共に、周辺地域の方々の交  │      ┃ ┃      │  通手段の確保として、乗り合いタクシ  │      ┃ ┃      │  ー(オンデマンドタクシー)の必要性  │      ┃ ┃      │  が増していると感じるが、宇佐市では  │      ┃ ┃      │  どのように考えているか。       │      ┃ ┃      │ (4)昨年の全国門前町サミット in 宇佐を  │      ┃ ┃      │  契機として、四日市でしか体験するこ  │      ┃ ┃      │  とのできない「寺泊」を企画・実行し  │      ┃ ┃      │  た。グリーンツーリズム・ブルーツー  │      ┃ ┃      │  リズムに続く、宇佐市の新たなツーリ  │      ┃ ┃      │  ズムへと育つことを願っている。これ  │      ┃ ┃      │  らのツーリズムや宇佐市ならではのイ  │      ┃ ┃      │  ベントにAPUやNBUの留学生を招  │      ┃ ┃      │  待し、学生たちにSNSを通じて体験  │      ┃ ┃      │  や感動を発信してもらうことで、宇佐  │      ┃ ┃      │  市への外国人観光客の増加につなげる  │      ┃ ┃      │  ことはできないか。          │      ┃ ┃      │ (5)昨年度より、各小学校区で開催されて  │      ┃ ┃      │  いる「まちづくり懇話会」で勉強させ  │      ┃ ┃      │  ていただくなかで、市道の管理、特に  │      ┃ ┃      │  雑草や草刈りについての要望を多く聴  │      ┃ ┃      │  いた。市道の草刈り等の作業を複数年  │      ┃ ┃      │  で契約することで、防草シートや除草  │      ┃ ┃      │  剤の効果的な使用、まちづくり協議会  │      ┃ ┃      │  での取り組みなど、今までにない市道  │      ┃ ┃      │  の管理ができると思うが検討してみて  │      ┃ ┃      │  はどうか。              │      ┃ ┃      │二、子どもたちのために          │      ┃ ┃      │ (1)四日市・駅川など市内中心部で放課後  │      ┃ ┃      │  こども教室を開催し、地域の高齢者(特 │      ┃ ┃      │  に独居老人)と共に料理教室を行うな  │      ┃ ┃      │  かで、子どもたちの食育や、高齢者の  │      ┃ ┃      │  食事・栄養指導を併せて行うことはで  │      ┃ ┃      │  きないか。              │      ┃ ┃      │ (2)本年から宇佐市の英断により、園則等  │      ┃ ┃      │  に定めることで、災害等の発生時に保  │      ┃ ┃      │  育園・認定こども園を園長の判断によ  │      ┃ ┃      │  り市の責任において休園することがで  │      ┃ ┃      │  きるようになった。しかしその一方で、 │      ┃ ┃      │  両親が公務員だったり、医療関係者だ  │      ┃ ┃      │  ったりした場合に、災害発生時に子ど  │      ┃
    ┃      │  もを預けられないことが想定される。  │      ┃ ┃      │  幼稚園・保育園の耐震化も順次進めて  │      ┃ ┃      │  いくと共に、災害等の発生時に子ども  │      ┃ ┃      │  を預けることのできない家庭を事前に  │      ┃ ┃      │  把握し、必要に応じて耐震改修工事の  │      ┃ ┃      │  終了している避難所でもある小学校に  │      ┃ ┃      │  各園から保育士を派遣することで、子  │      ┃ ┃      │  どもを預かることはできないか。    │      ┃ ┃      │ (3)子ども子育て支援新制度への積極的な  │      ┃ ┃      │  取り組みや、うさここ ハッピーフェ   │      ┃ ┃      │  スタや幼児音楽祭など、宇佐市の子育  │      ┃ ┃      │  て支援は他市と比べても非常に充実し  │      ┃ ┃      │  てきていると感じる。「子育てするな  │      ┃ ┃      │  ら宇佐市!」というイメージ戦略のた  │      ┃ ┃      │  めにも、今後も各種イベントへの積極  │      ┃ ┃      │  的な取り組みをするべきだと思うが、  │      ┃ ┃      │  宇佐市はどのように考えているか。   │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃五番    │一、市有財産の賃貸借契約、指定管理に関  │市長    ┃ ┃後藤竜也君 │  して                 │担当部課長 ┃ ┃      │ (1)適正管理が行われているか、どのよう  │      ┃ ┃      │  にチェックしているのか。       │      ┃ ┃      │ (2)苦情等の窓口はどこか。        │      ┃ ┃      │二、都市計画に関して           │市長    ┃ ┃      │ (1)柳ヶ浦駅周辺整備基本計画が策定され  │担当部課長 ┃ ┃      │  ようとしており、推進を期待している  │      ┃ ┃      │  が、県道整備に合わせて、駅南側に関  │      ┃ ┃      │  しても方向性を示すべき時期が来てい  │      ┃ ┃      │  るのではないか。           │      ┃ ┃      │ (2)国の方針で、用途地域の変更、拡大は  │      ┃ ┃      │  難しいとのことだが、宇佐市の事情を  │      ┃ ┃      │  鑑み、今後の街づくりを考えれば避け  │      ┃ ┃      │  ては通れないのではないか。強く働き  │      ┃ ┃      │  かけていくべきでないか。       │      ┃ ┃      │ (3)下水道整備事業の進捗状況について。  │      ┃ ┃      │三、防災、減災への意識向上に向けて    │市長    ┃ ┃      │ (1)災害時に備え、自助、公助、共助につ  │担当部課長 ┃ ┃      │  いて役割分担、共通認識を発信すべき  │      ┃ ┃      │  だが。                │      ┃ ┃      │ (2)自主防災組織の状況について、各自治  │      ┃ ┃      │  区でどの程度進んでいるのか。     │      ┃ ┃      │ (3)要支援者の避難等について、市と施設、 │      ┃ ┃      │  自治区との連携確認やマニュアルは出  │      ┃ ┃      │  来ているのか。            │      ┃ ┃      │四、水産資源の保全に向けて        │市長    ┃ ┃      │ (1)河川でのカワウ被害をどのように捉え、 │担当部課長 ┃ ┃      │  対応しているか。           │      ┃ ┃      │ (2)貝類やクルマエビ等の資源回復状況は。 │      ┃ ┃      │ (3)放流事業と資源回復状況の分析は。   │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃七番    │一、子どもの貧困対策と子ども食堂の現状  │市長・教育長┃ ┃河野康臣君 │  について               │及び    ┃ ┃      │ (1)本市のこどもの貧困の現状はどうか。  │担当次課長 ┃ ┃      │ (2)子ども食堂についての本市の考え方は。 │      ┃ ┃      │二、教職員の多忙化と健康状態について   │      ┃ ┃      │ (1)時間外勤務の実態は。         │      ┃ ┃      │ (2)現職死亡・病休者の現状は。      │      ┃ ┃      │三、色弱児童生徒とその対応について    │      ┃ ┃      │  色弱の進学や就職への影響については  │      ┃ ┃      │  どのように認識しているか。      │      ┃ ┃      │四、フッ素化合物口内洗浄について     │      ┃ ┃      │ (1)県の方から、市教委に対し、学校現場  │      ┃ ┃      │  導入の働きかけはあったか。      │      ┃ ┃      │ (2)再度、市教委としての学校への導入に  │      ┃ ┃      │  ついての見解を問う。         │      ┃ ┃      │五、ゴミ収集車のボディ部分へのペイント  │      ┃ ┃      │  について               │      ┃ ┃      │  宇佐市名物(宇佐神宮、石橋、鏝絵、  │      ┃ ┃      │  双葉山、からあげ、マチュピチュ、各  │      ┃ ┃      │  種滝等)のペイントをパッカー車に施  │      ┃ ┃      │  してはどうか。            │      ┃ ┃      │六、JR電車の遅延周知対策について    │      ┃ ┃      │  通学生等にいかにして、電車の遅延を  │      ┃ ┃      │  伝えるかについてのJRへの働きかけ  │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯議長(中島孝行君)まず、十番 今石羅靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)おはようございます。十番 日本共産党の今石靖代です。四項目について一般質問いたします。  一項目めは高齢者福祉についてです。  一点目は、四月から始まりました新総合事業の進捗状況はどうか。高齢者のニーズに対応したサービスの拡充につながっているのか。  二点目は、ふれあいサロンや認知症予防教室、体操教室などの役割と今後の展望は。補助金のあり方の見直しをして、拡充してほしいという声が大きいが、どう検討しているか。  三点目は、高齢者の免許証返還を推進しているが、その意味でも公共交通の整備は喫緊の課題。市内循環バスを拡充し、安心して暮らせるまちづくりを目指すべきですが、見解を伺います。  二項目めは、子どもの権利条約の立場から。  一点目は、子供の医療費無料は十八歳まで拡充を。全国の七四%を超える自治体が実施している中学卒業までの無料化を来年度から実施すべきでないか。中津市民病院の小児救急医療体制について、宇佐市としての強化策はどう検討しているのか。  二点目は、子供の成長発達を支援しようと、全国で子ども食堂の取り組みが広がっている。子供の食事調査、三食食べられているか、何をどんな環境で食べているかなどを行い、必要な支援を検討すべきでないか、質問いたします。  三項目めは、学校で行うフッ化物洗口について、教育現場や保護者から心配の声が上がっている。取り扱いの不安や教師の不安も大きいことなど、慎重な協議が必要ではないか、見解を伺います。  最後に、総務省は、住民税特別徴収通知書に従業員のマイナンバーを記載して事業主に送付するよう自治体に通知している。従業員の個人番号が強制的に事業主に提供され、郵便物の紛失や誤配送などによって個人番号が漏えいする危険性が高まる。総務省に記載を不要とするよう要望、制度改正を申し入れている自治体もあるが、宇佐市の見解について伺います。  以上について、市民にわかりやすく誠意ある答弁を求めます。 ◯議長(中島孝行君)それでは、今石靖代議員の一般質問に対する、執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。十番 今石議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、高齢者福祉についての一点目、新総合事業の進捗状況はについてでありますが、新総合事業は、介護保険制度の改正により、予防給付として提供されている全国一律の介護予防訪問介護及び通所介護について、市町村が取り組む地域支援事業の介護予防日常生活支援総合事業に移行され、本市では本年四月から実施をいたしております。  新総合事業の通所については、自立支援通所事業(現行型)及び生活応援通所事業(緩和型)を実施しており、平成二十八年八月の利用分で見ますと、自立支援通所事業が百七十三人、生活応援通所事業が三十七人となっております。また、訪問については、自立支援訪問事業(現行型)及び生活応援訪問事業(緩和型)を実施いたしておりまして、平成二十八年八月利用分で見ますと、自立支援訪問事業が七十七人、生活応援訪問事業が二十五人となっております。  通所型、訪問型いずれのサービスについても、それぞれ自立支援通所事業の現行型及び生活応援通所事業の緩和型を実施いたしておりまして、利用者においては、サービスの選択肢が増えることにより、サービスの拡充につながっていると考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、三項目めの学校で行うフッ化物洗口についてを、教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)皆さん、おはようございます。教育長の近藤でございます。十番 今石議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、学校で行うフッ化物洗口について、取り扱いの不安や教師の負担も多いことなど、慎重な協議が必要ではについてですが、県では、平成二十五年十二月に大分県歯と口腔の健康づくり推進条例を制定し、フッ化物洗口を含む歯と口腔の健康づくりを推進しております。  しかしながら、大分県は依然として全国的にも虫歯本数が多い現状の中、県教育委員会は、平成二十七年十二月に学校におけるフッ化物洗口導入の手引を作成し、これによりフッ化物洗口の有効性と安全性を明確にいたしました。これを受け、市教育委員会としましては、市内の十二歳児の虫歯保有状況を踏まえ、学校教育におけるフッ化物洗口の導入について、不安や混乱が生じないよう、保護者や学校現場、また、関係機関とも連携しながら、協議を重ねているところであります。
     以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの高齢者福祉についての二と、二項目めの子どもの権利条約の立場からについてを、福祉保健部長 土居秀徳君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)皆さん、おはようございます。福祉保健部長の土居でございます。十番 今石議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、高齢者福祉についての二点目、ふれあいサロンや認知症予防教室、体操教室などの役割と今後の展望についてですが、現在、市内では、高齢者ふれあいサロンが百二カ所で開設され、地域に根差した介護予防教室は百三十九カ所、認知症予防教室は二十カ所で取り組みが行われております。いずれの教室についても、高齢者の引きこもり防止、孤立感や不安感の解消とともに、介護予防や認知症予防などの効果があることから、本市の要介護認定率の抑制に寄与しているものと考えており、今後も市内各地域での開設、継続に向けた支援を行ってまいります。  各教室への補助金につきましては、運営費というよりも、市内で各教室を新設する際の開設準備金という位置づけで、新設した団体に初年度十万円、二年目と三年目には各五万円、三年間で二十万円を助成しております。このうち、高齢者ふれあいサロンについては、発足当初から継続して社会福祉協議会が二万円を交付しておりますが、その他の教室についても継続した支援の要望があることから、今後の補助金のあり方について調査研究してまいります。  二項目め、子どもの権利条約の立場からの一点目の前段、子供の医療費無料は十八歳まで拡充を。中学校卒業までの無料化を来年度から実施すべきではないかについてでございますが、子供の医療費の助成は、子供の健やかな成長と保護者の経済的負担を軽減する重要な施策と考えております。しかしながら、対象拡大により小児科医の疲弊や小児救急医療体制の崩壊が危惧されるため、小児救急医療体制を維持することを前提に、医療機関の負担を増やさないような制度設計について、継続して近隣市や医師会と協議を行っているところであります。  次に、後段の、中津市民病院の小児救急医療体制についての宇佐市の強化策についてでございますが、定住自立圏内におきます大分、福岡両県の自治体にとって、中津市民病院の小児救急医療体制の充実は、二十四時間三百六十五日、子供の安全・安心を確保するために必要なことと考えております。中津市民病院の小児救急医療体制については、市単独の強化策というよりも、中津市民病院と定住自立圏内における大分、福岡両県の自治体と共同で協議する必要があることから、現在中津市民病院を中心として、関係自治体と協議を行っているところであります。  二点目、子供の食事調査を行い、必要な支援を検討すべきではないかについてですが、子ども食堂とは、経済的な事情だけでなく、仕事の都合などで食事を用意する時間がない御家庭や、一人で御飯を食べることが多い子供に対し、安価で食事を提供し、社会的なつながりと子供の居場所を作ることを本来の目的としたボランティア活動であります。これまで子ども食堂は、大分県内では、民間の方が本市の一カ所を含めて六カ所で開設されており、うち一カ所は自治体が人件費相当額を補助しております。さらに、平成二十八年度の県補助事業として、社会福祉施設で三カ所が実施していることから、県内では合計九カ所となっております。  議員御質問の子供の食事調査については、保育施設や小中学校などでなければ把握することが困難だと考えますので、調査の課題や問題点、把握方法などについて関係機関と協議してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、一項目めの高齢者福祉についての三と四項目めのマイナンバー制度の見解についてを、総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)皆さん、おはようございます。総務部長の永野でございます。十番 今石議員の一般質問にお答えします。  一項目め、高齢者福祉についての三点目、公共交通の整備、市内循環バスの拡充についてですが、市内循環バスは、平成二十五年度に実施した公共交通調査事業によるデータの活用、また、市内高等学校のヒアリングによる需要等を基本に、運行ルート、時刻を調整し、本年一月から二月までの間、宇佐駅と柳ヶ浦駅を結び、市内主要施設を時計回り、反時計回りの二方向で、日曜日を除く一日六便で実証運行・調査を行いました。また、本年度におきましても、前回の運行結果を踏まえ、十月から十一月の二カ月間、市内循環バスの実証運行を実施したところです。  一方、路線バスについては、県が主体となり、地域公共交通の維持を目的とした大分県北部圏地域公共交通再編実施計画を策定し、十月より路線バスのダイヤ改正を行っています。  今後、市内循環バスの常設については、民間路線バスと競合するルートも含まれており、民業を圧迫することとなるため、今回の実証運行の結果も含め、運行事業者と協議をしながら調査研究を行ってまいりたいと考えています。  次に、四項目め、総務省は住民税特別徴収通知書に従業員のマイナンバーを記載し、事業主に送付するよう自治体に通知している。総務省に記載を不要とするよう要望、制度改正を申し入れている自治体があるが、宇佐市の見解はについてですが、マイナンバー制度につきましては、国の制度に係る内容であり、市としては、国の制度に従い、法律に基づき対応していくものと考えておりますが、個人情報の流出等不安があるのも事実です。国家の情報基盤を作るものですので、国でしっかりと対応し、円滑に運用できるよう、今後とも市長会等を通じて要望してまいりたいと思います。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十番 今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)十番 今石です。再質問いたします。  四項目めからいたしまして、順次一項目めというふうに行きたいと思いますので。 ◯議長(中島孝行君)四項目めが最初で、あとは順次ですか。 ◯十番(今石靖代さん)はい、順次。お願いします。  マイナンバー制度についてです。  赤ちゃんからお年寄りまで全ての人に十二桁の番号をつけて、個人情報を国が一元的に集め、利用しようとするマイナンバー制度が、今年の一月一日から運用が始まりました。いずれは預金口座にも個人番号をひもづけして、国民の所得や資産を把握し、税金や社会保険料を確実に徴収するとともに、社会保障の給付を抑制することが本当の狙いだというふうに言われています。政府は、セキュリティー対策はしっかりしていると言いますが、年金情報が流出したように、人が扱うものであり、とても危険だというふうに考えます。  こんな中で、来年度の各事業者宛てに送られます住民税特別徴収通知書というものに、従業員の個人番号を全て記載をするようにということが、総務省のほうから指示をされています。このような指示がいつ来て、市としてはどう検討したのか、まず質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)税務課長。 ◯税務課長(荒牧 巌君)税務課長の荒牧です。再質問にお答えします。  特別徴収額の通知書の記載についてはですね、地方自治法の施行規則の様式の改正によってですね、個人番号の記載欄が設置され、それに伴い、二十七年度の、議員の質問の中にあるように、通知があってですね、地方税分野における個人番号、法人番号の利用についてという中の別添書類の中に記載ということになっておりますので、記載する予定で思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)何が問題なのかということについてですが、今は個人番号を提供するかどうかというのは個人の自由というふうにされています。国税庁は、確定申告などに番号が記載されてなくても受け取るし、不利益もないというふうに答えています。ブラック企業などに所属する場合とか、番号を提供したくない従業員もいるかもしれない、こんな状況の中で、全ての番号を自治体が付して送付するっていうのは、重大な人権侵害ではないかというふうに思うんですけれども、これについてはどうお考えですか。 ◯議長(中島孝行君)税務課長。 ◯税務課長(荒牧 巌君)税務課長の荒牧です。再質問にお答えします。  確かにですね、申告等の個人から出る分については、マイナンバー、いわゆる個人番号ですね、それについては、記載しなくても受け付けてするということになっていますけど、うちから通知する分についてはですね、先ほど申したように、法律の中で決まっているので、出していきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)このマイナンバーについては、とても厳しい決まり事もありまして、事業所には特定の実務者を決めて、個人番号の管理を厳しく行うように義務づけられて、もしも漏れた場合は、最長四年以下の懲役もしくは二百万円以下の罰金が科せられるというふうに法律でなっています。事業所にはこんな厳しい管理を義務づけながら、今回は郵送でこの番号全てを送りつけるというのは、誰が受け取るかもわからない、このような状況の方法というのは、誰が責任を持つんでしょうか、質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)税務課長。 ◯税務課長(荒牧 巌君)税務課長の荒牧です。お答えします。  郵送ということなんですけど、市のほうもですね、できる限りの、今の状況の中で、そういうことが起こらないようにということで、郵送じゃなくて簡易書留ということで、配付する予定にしています。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)普通郵便で送るというようなところもあるようなので、簡易書留ということは、少しでも防げるのかなというふうに思いますけれども、これは絶対的に安全という方法でもございません。本当、誰が受け取るかもわからない、誰が開くかもわからない、そういう手段でマイナンバー送るというのは、とても問題があるというふうに思います。  市としては、市長会などを通じて要望してまいりたいというふうな御回答ではございましたが、具体的にはどういう問題があって、総務省に対して、この問題について、こういう安易な方法で送るとかいうことは問題だというようなことをきちんと伝えていただけるんでしょうか、質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)税務課長。 ◯税務課長(荒牧 巌君)お答えします。  先ほどですね、簡易書留で送ると言ったんですけど、私どものほうも、封筒の中にですね、給与取扱担当者とか、そういうことを入れたり、給与取扱担当者が開封してくださいとか、そういうことをですね、つけて送ろうと思いますけど、税務課のほうでですね、大分県都市税務協議会というのがありますんで、そこにですね、そういう不安とか、そういうのがあればですね、そこを通して、総務省自治税務局のほうに要望していきたいと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)最善の努力を求めたいというふうに思います。  次に、一項目めの高齢者福祉について、再質問いたします。一点目から順次質問いたします。  二〇一四年に成立をしました医療介護一体改革の法律に基づく介護保険の改革が、二〇一五年四月、去年の四月から始まっています。今までの介護保険では、四つ特徴があるんですけれども、要支援一からでも在宅サービスは使える。二つ目に、要介護一以上であれば特別養護老人ホーム入所申し込みをして待つことができる。三つ目に、介護サービス利用料は、所得に関係なく一割負担。四つ目に、低所得者は入所施設の食費、部屋代の補助がある。こういう四つの特徴がありました。昨年以降の制度改定では、これを全て悪く変える、四つの改悪が強行されています。  一つ目、要支援一、二のホームヘルパーとデイサービスは保険から外され、市町村の行う総合事業へ移行する。  二つ目は、特別養護老人ホームの新規入所は、要介護一、二は原則として対象外とされ、締め出される。  三つ目は、年金収入が二百八十万円以上の方の利用料が二割に引き上げられる。  四つ目は、非課税世帯でも配偶者が住民税課税であったり、預貯金が一千万円あれば、施設費の食費や部屋代補助は打ち切りという内容であります。  本当に次々と改悪が進んでいるわけですけれども、この一年半、市民への影響はどうか、まず質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(麻生公一君)介護保険課長の麻生でございます。今石議員の再質問にお答えいたします。  まず、一点目の、要支援一、二の方が給付から総合事業に移行されるちゅうことで、宇佐市では今年度四月から取り組んでいるわけですが、一回目の答弁でもございましたように、サービスの利用についてはですね、現行相当のサービスを利用できるということと、一つは緩和したサービスの御利用もできるということで、サービスの選択肢が増えたものというふうにこちらは捉えておりますし、利用者からの苦情等も聞いておりませんので、スムーズに移行はできたものというふうに考えております。  二点目の、特養についてですね、介護一から介護三以上でないと入所できないというふうな改正になったわけですけど、これにつきましても、原則三以上ということでございまして、特殊な事情がある場合、例えば、認知症の方とか虐待を受けている方とか、そういった方については、それぞれ施設の入所判定審査会においてですね、適切に判断して、入所が、介護一、二でもですね、適切にできるものというふうに考えております。  それから、サービス利用料二割負担につきましてもですね、年金の生活者でありましても、プラス所得が多い方については、一割が二割になるということでございますけど、この辺につきましても、介護保険の持続性を鑑みた場合ですね、必要な措置かなというふうに考えております。  最後に、施設入所者の低所得者に対する補助ですけど、議員おっしゃられるように、本人は年金のみでありましても、配偶者に所得があれば補助が受けられなくなるとか、あと預貯金の調査等を含めて大分厳しくなっているわけではございますけど、宇佐市では、年間七、八百件の申請ございまして、非該当という方も以前に比べて若干増えておりますけど、そんなに影響は出てないのかなというふうに捉えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)今日も、後期高齢者の保険料が大きく上がるというようなことが報道されていましたけれども、さらにですね、二〇一五年六月に閣議決定をされた骨太の方針二〇一五では、社会保障費の自然増を三年間で九千億円から一兆五千億円も削減するという内容が示されています。  介護保険についても、要介護一、二に対するサービスの見直しと市町村事業への移行の検討──今、要支援一、二が移行しましたけれども、要介護一、二も市町村事業へ移行を検討するということを明記しています。  さらに、軽度の人が多く利用する生活援助と福祉用具、住宅改修については、保険給付からも市町村事業からも除外して、原則、自己負担というようなことも検討されています。  さらに、利用負担もマイナンバーを利用することで、金融資産の保有状況を考慮に入れた負担を求める仕組みを検討と明記して、医療の患者負担のように、所得条件を外して全て二割負担にしようと、こういうことも明記されています。  どんどんサービスは受けにくく、負担は重くなる方向です。市民の介護サービスをこれ以上悪くさせない立場から国に対して改悪ストップの声を宇佐市としても伝えるべきですが、どうですか。 ◯議長(中島孝行君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(麻生公一君)お答えいたします。  二〇一八年の介護保険制度改正に向けてですね、政府がサービスの見直しをしているということは、今、議員がおっしゃられたとおりだとは思っております。  介護サービスを利用した際の自己負担が二割になる層の拡大であったり、ケアプラン料の有料化とかですね、比較的介護度の必要度が低い要介護一、二の方向けの訪問介護サービスである生活援助の部分を介護保険から切り離すなど、いろいろな議論がされているようでございますけど、しかしながら、重度化が進展して、結果としてですね、保険給付が増大するおそれがあるという意見もあるようなので、社会保障審議会、厚生労働省の諮問機関ですけど、介護保険部会においてもですね、反対や慎重さを求める意見も出されているようでございますので、今後の動向を注視していきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)動向を注視していては、もう決まってしまってからでは遅いと思いますので、ぜひ機会あるごとに反対の声を伝えていただきたいというふうに思います。  四月から宇佐市が始めました総合事業についてでございますが、この総合事業というのは、ここ二年は特例措置で、予算的には保障されているものですけれども、この二年を過ぎると予算に枠ができるというふうにお聞きしていますけれども、予算の枠内で行うとなれば、安上がりなサービスへ業者を移行させていくというような可能性がないかなという不安を持っていますが、その辺はいかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(麻生公一君)お答えいたします。  総合事業の上限のことだと思いますけど、予防給付から総合事業に移行するサービスに要する費用が賄えるようにということで、従前の費用実績を勘案して上限が設定をされております。  総合事業への移行後は、年度ごとに七十五歳以上の高齢者の伸び率に乗じて、限度額を管理していくということになっておりますけど、宇佐市についてはですね、移行期間における一〇%の特例ということで、事業開始年度の費用額に一〇%の額を乗じた範囲内で上限設定をしておりますので、それにプラスして予防給付から総合事業への移行率等もありますが、そういうのを勘案しても十分範囲内で事業がやっていけるというような額を設定しております。それが二十七年度から二十九年度まででございまして、三十年度以降についてはですね、まだ国から何ら通知なり指導等がございませんので、若干、先行き不明なところはございますが、現状では以上のようなところでございます。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)緩和されたサービスが新たに創設をされて、ホームヘルパー、また、デイサービス、それぞれ数人の方が移行されていますけれども、このサービスの内容ですね、専門的な見地とか本当にその方の状態にあった十分なサービが提供できているのかどうか、その辺についてはどうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(麻生公一君)お答えいたします。  必要なサービスの考え方でございますけど、訪問系、通所系、それぞれ現行相当と緩和したサービス二種類で、今、運用をしております。いずれのサービスについてもですね、その人の身体の状態に合ったサービスの提供、支援を行うということが一番重要だと思っております。サービスを緩和型とか従来型、現行型に振りかえるときに、ケアマネジメントを行う上でそれが一番重要な部分だと思います。  この総合事業導入に当たってはですね、地域包括支援センターや保健所と何度も協議を重ねて、サービスの振り分け、サービスのあり方については、勉強会を重ねてきた上で本年四月に臨んでおりますので、利用者からサービス云々について苦情があったりすることは今のとろございませんし、うまくいっているんではないかというふうに感じております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)うまくいっているということでありますので、本人の意向とかですね、やっぱりその方の状況、状態を十分に検討した上でのサービスの提供というふうに心がけてほしいというふうに思います。  申請時の認定調査においても新たにチェックリストが入ってございます。チェックリストではなくて、より本人の状態が適切に判断できる介護認定調査を進めるべきというふうに思うのですが、窓口の対応はどう指導しているのか質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(麻生公一君)お答えします。  新規、更新を含めてですけど、本当に軽度者であって、訪問介護、それから通所介護のみのサービスが必要な方については、介護認定の申請をしなくても、チェックリストをやっていただいて、該当すれば事業対象者としてサービスを受けられることになりますよということで、包括支援センター、それから窓口では説明をさせていただいております。  その結果ですね、要支援一、二の方が、四月当初から比べるとですね、百四、五十人減って、その分、チェックリストでの事業該当者が百五十人ほど増えているという格好で、プラスマイナスゼロのような格好ですけど、決して、こちらといたしましては、認定申請の抑制等を行っているわけではございませんで、その点のところは御理解いただきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)利用者は制度のことがわからないと思うんですね、そのときにやっぱり説明がとても重要だというふうに思います。簡易なチェックリストが本当にいいのかどうか、本来その人の状態をきちんと調査するには支援調査が必要だというふうに思いますので、まずは、そちらをお勧めして、そこにも該当しないような場合がチェックリストにつながるのかなというふうに思いますので、その辺のところを、再度、そういう考え方でいいのか質問いたします。
    ◯議長(中島孝行君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(麻生公一君)お答えします。  議員さんおっしゃられるようにですね、決して、こちらが安易な認定抑制の誘導を行っているわけではございません。制度のことを十分説明してですね、御利用者がチェックリストでもいいというようであればですね、そちらに対応させていただきますが、まずは、窓口に来るお客さんについてはですね、その方がどういう状態かわかりませんので、介護の話をされますと、認定の申請ということで、まずスタートはさせていただいております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)来年度からは、全国ですけれども、総合事業が本格的な実施というふうになります。市の独自な取り組みということで、市の裁量がとても問われるところだというふうに思います。利用者のサービスの低下につながらないような、拡充につながるような、そういう対策を考えてほしいというふうに求めます。  次に、ふれあいサロンについて再質問いたします。  宇佐市には、地域の集まりで、みんなで知恵を出し合って健康を維持していこう、高齢者の見守りをしていこう、温かい栄養のあるものをたまにはワイワイみんなで食べて元気になろう、そういうようなさまざまな集まりですけれども、二百を超えて、あります。そこが、ここ数年あちこちで聞かれているのが、補助金が一年目は十万円あるけれども、二年目は五万円、だんだん減らされて、活動がとても厳しい、そういう声なんですね。  市として、このサロンなどの役割についてですね、どう考え、どう捉えているのか、答弁もありましたけれど、再質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(麻生公一君)お答えします。  一回目の答弁にもございましたけど、サロン、それから各種教室についてはですね、高齢者の引きこもり防止、孤立感、不安感の解消、引いては認知症予防に効果があることから、介護認定率の抑制に寄与しているような状況で、二十七年度の給付費についてもですね、こちらが推計した額より約一億六千万円ほど下回っておる現状もあります。これは、介護報酬の引き下げ改定によるところが大きいとは思いますけど、このサロンを含めた各種教室の介護予防の効果があらわれているものではないかと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)今回、私が調査しましたのは、ふれあいサロンの実績報告書を閲覧させていただきました。本当にいろんな活動をされています。体操やレクリエーション、食事づくり、手芸、工芸など、地域ごとに本当に特色があると思いますけれど、限られた予算の中で工夫して、一生懸命、活動を組み立てていることがわかりました。  ゆっくり見れてないんですが、豊川地区大塚のほほ笑みふれあいサロンというところがあるようですけれども、二十一人が登録をされて、二十七年度の補助額は二万円でした。年に数回の食事づくりをされているようで、焼きそば材料二千六百四十円、だんご汁二千八百八十九円、ちらしずし二千五百九十七円とあり、予算が少ないので半額のものを買っているというふうに書いてありました。二十一人の食事を作るのに、その日来た方が十人かもしれませんけれど、それにしても、皆さんが持ち寄ったものなども利用しながら、少ない予算の中で努力しているんだなということがうかがえました。  まちづくり協議会や自治体、自治区から補助金をもらっているところもありましたが、多くの地域は苦労をしていることが本当にうかがえました。反省を書く欄がございまして、送迎も支援するようになりましたとか、男性の参加が少なく、働きかけをしているとか、参加してない方に呼びかけたいなど、そういう声はたくさん書いてありました。地域でも見守り活動を広げようとしていることもわかりました。  ふれあいサロンが始まりまして七年目になりますけれども、現在、百二カ所に増えています。スタートからの推移を見ますと、やめたところが六カ所ありました。主な理由は何なんでしょうか。質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(麻生公一君)お答えします。  やめたところの理由ですけど、やはり会員の高齢化によって、人が集まらなくなったとかですね、あとはもう助成金が、サロンについては社協さんがずっと二万円は継続して支援していただいているんですけど、やはり活動費がなかなか集まらないとか、そういった問題があるのかなというふうには感じております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)やっぱり経済的な理由もあるようで、何とか改善できないかなというふうに思います。  今年度は十万円の補助金で運営を始めたところが七カ所あります。二年目もしくは三年目で五万円で運営しているところが二十六カ所あります。これは、開設補助だということなので、運営費ではないという位置づけではありますが、その他はサロンについては全て二万円の運営費です。  地域の取り組みではありますけれども、認知症予防教室というのは、専門家を派遣して、かなり内容についても指導するというようなこともされています。ふれあいサロンについても、ケアマネとか地域の包括なんかが指導しているところもあるのかなというふうに思いますけれども、そういうものをもっと充実させて、活動を充実させるということと、補助金については、答弁の中で、サロン以外について、その他の教室についても継続した支援の要望があることからというふうな答弁ではありましたけど、サロンのこの二万円も果たして適切なのかどうかことも含めてですね、高齢者が元気になる、本当に大事な活動という位置づけから、もっと増額していいのではないかというふうに思います。予防ができれば、先ほど経済的な効果もあるというような内容もございました、多くの方が望んでいることだとも思いますので、もっと予算を増額に向けて検討するべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(麻生公一君)お答えします。  サロンの活動の充実ということですけど、議員さんおっしゃられるように、サロン百カ所近くで運営しております。全てのサロンに同時にケアマネなり、包括なり、市の職員を派遣することはできませんけど、常時どこか一カ所は、包括なり、市の職員なり、社協さんなり行ってですね、御指導させていただくような取り組みを今考えておりますし、そういった方向になっておると思います。  また、社協の事務局長さんは、毎週一カ所か二カ所、出向いて行ってですね、制度の話をしたり、認知症の話をしたりですね、サロンの意見を聞いたりですね、意見交換の場を作っているようでございますので、市といたしましてもですね、そういう方向で取り組んでいきたいと思っております。  補助金についてはですね、サロンについては、ほかの教室に先行して、二十二年度から、社協さんと市、二万円ずつでスタートさせていただいて、あと、介護予防教室、それから認知症予防教室にも補助、助成の要望が強いということから、二十六年から十万円、五万円、五万円というふうに始めさせていただいておりまして、介護予防教室、認知症予防教室については今年度五万円で、来年度以降ですね、現状のままでは助成が切れるというような現状でございます。各種教室、いろんな方から十万円、五万円、五万円の助成が切れた後もですね、何らかの助成をしてほしいという声は聞いておりますので、幾らの助成ができるかというのは、具体的には現時点では申し上げられませんが、できる限り助成できる方向で、こちらも、今、調査研究しているところでございますので、もうしばらく時間をいただけたらと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)地域の声をしっかり聞いていただきたいというふうに思います。来年度ぐらいから、きちんと対応ができるように検討してもらいたい。  それと、毎月、食事を作っているようなところもあり、そういうところでは食材費二千円ぐらいでやりくりをしていて、やめるかどうかみたいな悩みもあるようなんですね。それか負担を求めるか。でも、負担を求めると来られなくなる方もいるかなとか、いろんな悩みもありつつ頑張っておられるところはたくさんあると思いますので、声を聞いていただきたいというふうに思います。  三点目の公共交通について再質問いたします。  循環バスについての質問でございますが、昨日はコミュニティバスや路線バスのことがございました。循環バスというのは、どのバスになるんでしょうか。別のものなんでしょうか。済いません、基本的なことを教えてください。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)今石議員の再質問にお答えをいたします。  循環バスについては、幅広に皆さんに告知したつもりでございますが、本年の一月と二月、さらに、十月と十一月、この四カ月におきましてですね、二次交通対策として宇佐駅、柳ヶ浦駅、市内の観光施設拠点である宇佐神宮等を結ぶ通勤、買い物、通院をターゲットにした市内中心部を周遊するという十人乗りの乗り合いタクシーを、時計回り、反対回り、一日七便で運行したという内容でございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)昨日、路線バスが減ったことによって、コミュニティバスを見直す計画があるというような内容がございましたけれども、循環バスというのは、また別のものになるんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)再質問にお答えをいたします。  先ほど答弁で申し上げましたとおり、柳ヶ浦駅、宇佐駅から中心部に向かう交通アクセスっていうのが、路線バスじゃ便数が少ないっていう部分とか、コミュニティバスであれば週二便であるとかいうことで、なかなか使い勝手が悪いということで、試験的にですね、どのぐらいのニーズがあるのかとか、利便性があるのかとかですね、バス停に危険性がないのかっていうことで、今後どうするかということで、試験的に運行させたっていう、中心部をぐるぐる回るっていう周遊のジャンボタクシーです。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)試験運行をして、実績が二人とか何人とかで少ないというような。違いますか。試験運行の結果はどうだったか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)実績につきましてはですね、一月、二月では六百十二人、一台当たりの利用者数は二・一人でございます。十月から十一月で実施した四十九日間の間では、ちょっと今、直近で上がってきた粗数字でございますが、八百九人ということで、一便当たり二・四人ということでございます。  この実証実験でですね、やっぱり時間帯によって多い少ないとかいう部分がありますので、その辺今後どうするかという部分はまた庁内で、交通事業者とあわせて十分議論してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)私は知らなかったんですけれども、利用された方からすごくいいバスが走っているっていう声をお聞きしまして、彼女はシルバーカーを使っている方なんですけど、バス停が近くにあるので、もうシルバーカーは要らないというようなことも言われていました。買い物にも行けるし、病院にも行けるし、市役所にも行けると。とてもいいバスで、ぜひこれを継続してほしいというふうに懇願されたんですけれども、ただ、まだまだ知らない人が多くて残念だというふうに言われていましたので、この結果にもそういう内容も考慮した上で、またこれからの計画を立ててほしいなというふう思いました。  やっぱり大きな団地があるところになるべく行けるような編成ができないのかなと。それは循環バスに限らないことですけれども、今、高齢者が多くなっておりますので、とても団地の中ではそういう声を聞きます。路線バスのバス停が近いがために、中に入ってもらうことができなくって利用できない。そこのバス停までは行けないけど、バス停が団地の中にあれば乗りたいっていう方なんかの声を聞くので、そういうことも検討してほしいというふうに思います。  どこに住んでいても、病院に行く、買い物をする、役所に行くっていう、これは安心して暮らすためには不可欠だなというふうに思いますので、その辺を要望しておきたいと思います。  次に、子どもの権利条約の立場から、子供の医療費無料化について再質問をいたします。  宇佐市としても医療費助成制度スタートしたのが、多分、私が子育てしているころには始まっていましたので、三十年くらい前から、三歳までから始まって、今では入院費は中学卒業まで、通院費は小学校就学前まで窓口負担なし、完全無料という内容で進んできました。先日行われました、横山校区の市長のおでかけトークの中で、子供の医療費無料化について市長が御答弁をされまして、私もやりたいと思っている、財政の理由ということではなくて、市民病院の体制が整わないのでということで、副市長をされていた経験などについても詳しく説明をされていました。九月議会で、市民病院の体制が通常の体制に戻ったこと、市内の小児科についても、患者数が減って、無料化への対応は可能という確認なども行いました。  それでもまだ、なかなか協議が整わないということでございますけれども、宇佐市としては、子供の医療費無料化についてどうしたいのか。六月議会の答弁の中に、自治体で小児医療助成の拡大を図る場合は、中津市民病院や中津市地域医療対策課に事前協議していただきたいというようなことが言われているというふうにありました。宇佐市としての意思を示すことが必要だと考えますけれども、市長がやりたいと思われていることはどういう内容で、宇佐市としての意思を示されているのか質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)福祉保健部長。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)福祉保健部長土居でございます。再質問にお答えいたします。  これまでも再三、答弁の中で申してまいりましたが、市としては、この子ども医療費の助成ということは、非常に子育ての観点からは重要な施策であるということは十分認識をしております。  ただ、もろもろのそうした医療体制等の問題、あるいは、本市だけで片づかないような問題も含めまして、これから関係団体等と協議していかなければならないし、現在、実際検討しているというところであります。そうした中で、本市としてどうしたいか、基本的にそうした部分は、議員が常々御指摘のようにですね、全国的にも広まっていることでございますし、非常に宇佐市としての大きな子育ての重要な部分であるということは十分認識はしております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)宇佐市としても、十分、全国がやっている中学卒業まで無料にしたいということなんだというふうに思いますけれども、今回の答弁の中でも、医療機関の負担を増やさないような制度設計について継続して協議をしているということですが、医療機関の負担を増やさないような制度設計についてというのは具体的にどういうことをいうんですか、質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)子育て支援課長の松木でございます。再質問にお答えをいたします。  医療機関の負担を増やさないということで、今までも回答申し上げましたが、主に県北地区にあります、やはり中津市民病院の小児緊急医療の医療体制っていうことが重要になるかと思っております。県北地区にこの小児救急医療体制があるっていうことが、大変重要な役割を担っていただいておりますし、重要な位置にあると思っております。  主にはこの中津市民病院の救急医療体制を安定的に維持できるということが前提になっておりますので、安定的な医師の確保だとか、運営だとか、そういうことも考えまして、子ども医療費助成の制度の導入に対応できる体制を維持するということが大きな課題だと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)でありましたら、医師の確保について、今、増やすという協議を行っていたり、運営についてはどうなのか、その辺について伺います。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)健康課長の祥雲でございます。今石議員の再質問にお答えをいたします。  中津市民病院の小児救急センターにつきましては、先ほど安定した財政運営ということでございますけども、財政に関しましては、現在、定住自立圏の市町村で負担金をそれぞれ払っているのが現状でございますので、そのあたりの協議であるとか、また、安定した医師の確保につきましては、これはなかなか繊細な部分でございますので、現在、中津市民病院を中心として、安定した医師が確保できるよう、再度また調整等を行っていただいているというようなところでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)負担金についての協議などもされているということで、負担金を増やして医師をもっと確保しやすいようにするとかですね、できることは、いろんな努力をしていただきたいなというふうに思います。  医療の現場でございますが、やはり外科とか、皮膚科とか、歯科とかにも、今回、先生にお話も伺ってまいりまして、特に歯科などは、小学生になるとほとんど受診しなくなると。医療費の問題だけではないのかもしれませんけれども、緊急性がない部分については後回しにされて、悪化して駆け込むケースが多いというようなお話なども伺いました。外科や皮膚科についても、無料化して困るようなことは全くなくって、そういうのは、ぜひ皮膚科や医師の立場からは進めてほしいというような御意見も伺ってまいりました。  去年の四月時点で、中学校卒業までは自己負担あったり、それはいろいろありますけれども、七四%の自治体が無料化に向けての助成を実施しています。小学校卒業までは八一%の自治体がもう実施をしているということです。近隣では、長崎県では二十八年度から十二の自治体が対象を広げて、そのうち八市町村が中学校卒業までに対象を広げている。本当に、今、全国的に子供の健康を考える医療費の無料化の取り組みが進んでいるということでございますので、経済的に困窮している家庭が増える中で、全ての子供が安心して医療にかかれる制度は待ったなし、本当に早急な実現を求めたいというふうに思います。  二番目の、子ども食堂の実現について再質問をいたします。  全国で子ども食堂、大きな広がりを見せています。温かい食事をおなかいっぱい食べられるようにと、地域のボランティアの皆さんが腕を振るって食事を作っています。残念ながら宇佐市では、単発で実現したりとか、週に一度実施していたところは、今、休止しているような状況で、身近にないのが残念なんですけれども、これからどんどん必要性が高まっていくのかなというふうに思っています。  加藤少子化担当大臣が国会答弁の中で言われているのが、貧困の状況にある子供の困難やニーズはさまざまであり、貧困であるということがなかなか表に出てこない、実態がわかりにくいということで、行政の支援が必ずしも手が届くということには限らず、こうした子ども食堂のように、草の根の皆さん方が子供たちに寄り添って、細かな支援をするということは、とても重要なことではないかと思いますというふうに言われています。  今、地域子どもの未来応援交付金というのがあって、貧困の実態を把握するとか、計画を策定するとか、それを支える人のネットワークを作るとか、地域の取り組みを応援していくとかいうことについても国の交付金があるということなので、こういうのを利用して、宇佐市の子供たちがどうなのか実態調査をすべきだと思いますので、よろしくお願いします。  以上で終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で今石靖代議員の一般質問を終結いたします。  次に、二番 川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)皆さん、改めまして、おはようございます。二番愁山会、川谷光紹です。お忙しい中、傍聴に来ていただき、大変ありがとうございます。  毎年この時期になりますとよくニュースをにぎわせているのが、今年をあらわす漢字一文字だったりしますけれど、今年も、朝、報道の中で、どんな漢字がなるのかなという予想を皆さんがしているのを報道されていました。私がですね、議員になってから心にしみる漢字が二つあります。一つがですね、「忙」っていう字で、もう一つがですね、「忘」っていう字です。ともにですね、「心を亡くす」です。  議員として心をなくすという漢字が刻まれるってどうなのかなと思いますけれど、つい心がまだ横にあってなくすときには、りっしんべんに亡くすで「忙」しいですが、そういうときにはつい、今までありがとう言っていたのに、まだできんのかという言葉に変わってしまったように反省するときがあります。  また、心がさらに後ろに行くと、皆さんから頼まれていたことをついつい後回しにしてしまい、周りの皆さんからしてみたら「忘」れられているんじゃないかと思われていたりするんじゃないかと思っていますが、常に最後のところの市民の皆さんに寄り添うという気持ちを忘れることなく、この十二月の一般質問に向かっていきたいと思います。  また、今日の夜と明日の夜、四日市の門前町広場で、お取り越しにちなんでカキ焼きが行われます。また、毎年、市役所の有志の方々によって灯明の設置が行われております。今年はポケモンGOにちなんでピカチュウを設置してくれるということなので、多くの子供たちの心に、思い出に残るような四日市の行事にもなっていけばうれしいなと思うところです。市の職員様方、お手伝いしてくださっている方々、大変ありがとうございます。  それでは、通告に従い質問をいたします。  一項目め、地域のために。  一点目、官庁街の上田と中心市街地の四日市を結ぶ重要な都市発展軸となる市道上田四日市線の現在の進捗状況は。  二点目、平成二十七年九月議会の市政に対する一般質問で、避難所のLPガス設備の設置状況について議論を行った。全くLPガスの設備のない避難所については、災害対応型LPガスバルクの設置を検討するとの回答をいただいたが、その後の検討の結果は。  三点目、平成二十八年三月議会の市政に対する一般質問で、コミュニティバス利用者の少ない路線や、運転免許証の自主返納をさらに推進していくために、乗り合いタクシーの検討をしてはどうかと議論を行った。高齢者の交通事故が課題となるとともに、周辺地域の方々の交通手段の確保として、乗り合いタクシー、デマンド型タクシーの必要性が増していると感じるが、宇佐市ではどのように考えているか。  四点目、昨年の「全国門前町サミット in 宇佐」を契機として、四日市でしか体験することのできない寺泊を企画・実行した。グリーンツーリズム、ブルーツーリズムに続く宇佐市の新たなツーリズムへと育つことを願っている。これらのツーリズムや宇佐市ならではイベントにAPUやNBUの留学生を招待し、学生たちにSNSを通じて体験や感動を発信してもらうことで、宇佐市への外国人観光客の増加につなげることはできないか。
     五点目、昨年度より各小学校区で開催されているまちづくり懇話会で勉強させていただく中で、市道の管理、特に雑草や草刈りについての要望を多く聞いた。市道の草刈り等の作業を複数年で契約することで、防草シートや除草剤の効果的な使用、まちづくり協議会での取り組みなど、今までにない市道の管理ができると思うが、検討してみてはどうか。  二項目め、子供たちのためにの一点目、四日市、駅川など市内中心部で放課後こども教室を開催し、地域の高齢者、特に独居老人とともに料理教室を行う中で、子供たちの食育や高齢者の食事・栄養指導をあわせて行うことはできないか。  二点目、本年から、宇佐市の英断により、園則等に定めることで、災害等の発生時に保育園、認定こども園を園長の判断により、市の責任において休園することができるようになった。  しかし、その一方で、両親が公務員であったり、医療関係者だったりした場合に、災害発生時に子供を預けられないことが想定される。  幼稚園、保育園の耐震化も順次進めていくとともに、災害等の発生時に子供を預けることのできない家庭を事前に把握し、必要に応じて、耐震改修工事の終了をしている避難所でもある小学校に、各園から保育士を派遣することで、子供を預かることはできないか。  三点目、子ども子育て支援新制度への積極的な取り組みや「うさここ ハッピーフェスタ」や幼児音楽祭など、宇佐市の子育て支援は、他市と比べても非常に充実してきていると感じる。「子育てするなら宇佐市」というイメージ戦略のためにも、今後も各種イベントへの積極的な取り組みをするべきだと思うが、宇佐市はどのように考えているか。  以上、一回目の質問を終わります。答弁をお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)それでは、川谷光紹議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。二番 川谷議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、地域のためにの一点目、市道上田四日市線の現在の進捗状況はについてでありますが、都市計画道路上田四日市線は、宇佐市中心市街地の東側に位置する官公庁街から、中型店舗の出店や住宅地開発が相次ぐ葛原地区を通り、宇佐市中心市街地の西側に位置する一級市道八幡四日市線を結ぶ東西方向の市道で、同じく東西方向に延びる国道十号線を補完する役割を持つ重要な路線に位置づけられております。  本路線は、平成七年に都市計画決定をされ、平成十六年に東側の八百三十メートル区間が供用開始されておりますが、一部供用開始から十二年が経過をし、現在、国道十号線は飽和状態。また、商業施設進出による辛島交差点の混雑など、交通量が非常に多く、加えて、生活道路に入り込む車両により歩行者や自転車の利用者が大変危険な状態に置かれております。  このような状況の解消に向け、平成二十七年度より宇佐商工会議所前の道路から四日市郵便局前の道路千七十メートル区間について事業着手をいたしました。平成二十七年度は、道路の線形を決める路線測量と地質調査を実施。今年度は、道路詳細設計、用地測量及び一部の物件補償費の算定を業務委託いたしております。国費の確保が厳しい状況にはありますが、早期の工事着手を目指していきたいと思います。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの地域のためにについての二、三を、総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。二番 川谷議員の一般質問にお答えします。  一項目め、地域のためにについての二点目、避難所の災害対応型LPガスバルクの設置の検討結果についてですが、災害に強い独立型分散エネルギーである、ガスの貯槽ユニットと発電機などの消費設備をセットにしたLPガスバルクは、災害時の電気などライフラインが寸断された状態においても、エネルギー供給が安全かつ迅速に行われるシステムであり、その有効性は認識しています。  しかし、避難所の中心となる学校施設につきましては、既に建てかえや改修工事が完了しているため、現時点において、据えつけ型のガスバルクを早期に導入することは困難な状況です。  そこで、当面は、熊本地震の検証結果を踏まえ、地域防災計画の見直しを行う中で、LPガスを使用する移動式災害時対応ユニット等の導入について、調査研究してまいりたいと思います。  なお、今後、指定避難所または指定避難所になり得る公共施設の新築、大規模改修が計画された際には、当該施設にふさわしいエネルギーシステムについて、あらかじめ担当部署と協議、調整をしてまいりたいと考えています。  三点目、乗り合いタクシーの必要性が増していると感じるが、宇佐市ではどのように考えているかについてですが、現在、本市におきましては、市内タクシー事業者三社で組織されている宇佐市タクシー協会が、コミュニティバスの一部を分担して平時定路線形で運行しております。一方で、事前予約制で利用できる乗り合い型のデマンドタクシーにつきましては、これまでも調査研究を続けておりますが、利便性と財政コストを両立できるような制度の導入には至っておりません。  デマンドタクシー導入における課題といたしましては、利用時間の制限を一定程度設けないと交通事業者の車両を確保できないこと、高度なデマンドシステムの導入には数千万円単位の費用がかかるケースなどがあり、結果的に利用運賃にコストがはね返るおそれが見込まれること等が考えられます。  今後も宇佐市地域公共交通総合連携計画の推進に向け、地域の実態把握に努め、利用者目線に立った運行のあり方を調査研究してまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの地域のためにについての四を、経済部長 山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)経済部長の山本でございます。二番 川谷議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、地域のためにの四点目、ツーリズムや宇佐市ならではのイベントにAPUやNBUの留学生を招待し、SNSを通じて発信してもらうことで、外国人観光客の増加につながることはできないかについてでございますが、市が留学生を招待することは困難でございますが、友好交流に関する協定書を締結しているAPUなどに対して、市内イベントへの参加者募集などの観光交流に関する情報提供を行うことは可能でございます。県内の他の大学の留学生に対しましても、同様の情報提供を行えると思いますので、今後のインバウンド対策における有効な手段として実施を考えてまいります。  また、十一月三日、四日に四日市門前町まちづくり推進協議会の主催で寺泊が行われましたが、計画及びPRのおくれにより十分な取り組みができなかったとの報告を受けています。来年度も計画するとお聞きしておりますので、市といたしましても、留学生への情報提供を含めたPR強化への協力を行いたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの、地域のためにについての五を、建設水道部長 原田雅且君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)おはようございます。建設水道部長の原田です。二番 川谷議員の一般質問にお答えします。  一項目め、地域のためにの五点目、市道の管理、特に雑草や草刈りについて、作業を複数年で契約し、防草シート、除草剤の効果的な使用やまちづくり協議会で取り組むなど、今までにない管理ができると思うがについてですが、現在、草刈りは、幹線道路については市で行っており、生活道路は各集落にお願いしているところです。幹線道路につきましては、本庁で二十二路線、延長約三十五キロメートルを年二、三回の草刈り業務委託を建設業者に、安心院・院内両地域につきましては、各地区まちづくり協議会及び各自治区に業務委託しています。平成二十七年度は、市内全域で約一千六百万円の委託経費を要しています。しかし、夏場は草の成長が早く、伸びている状況が見受けられます。  今後の道路管理につきましては、議員御提案の複数年契約、まちづくり協議会との契約などや、他市で行っている作業員の雇用による管理方法などを調査研究してみたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めの子供たちのためにについての一を、教育次長 高月晴彦君。 ◯教育次長兼教育総務課長(高月晴彦君)皆さん、おはようございます。教育次長の高月です。二番 川谷議員の一般質問にお答えします。  二項目め、子供たちのためにの一点目、市内中心部で放課後子ども教室を開催し、地域の高齢者とともに料理教室を行い、子供たちの食育や高齢者の食事・栄養指導をあわせて行うことはできないかについてですが、議員お尋ねの放課後子ども教室は、現在、学びの教室とあわせて、放課後チャレンジ教室として実施しております。当該事業は、子供の学習意欲の向上、地域の教育力の再生などを目的に、国・県の補助を受けて、現在、市内の七小学校区で実施しております。県の補助要綱では、年間の活動時間の五割以上を宿題等の補充学習とし、他の時間にさまざまな体験を実施するよう定められております。また、教育活動推進員等を配置し、年間四十日の開催を標準としています。  国・県の補助金につきましては、一教室当たり五十四万円の上限があり、また、教育活動推進員等の謝金、消耗品費など補助対象経費にも制限があり、材料費は補助対象外経費であります。  現在、四日市、駅川など市内中心部において、放課後チャレンジ教室は実施されていませんが、今後、実施されることになりましても、当該教室は、年間四十日の開催日の中で補充学習を含む幅広い体験活動が求められていることから、当該事業の中での実施は困難となりますが、他の事業と連携した取り組みの可能性について関係機関などと協議してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、二項目めの子供たちのためにについての二と三を、福祉保健部長 土居秀徳君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)福祉保健部長 土居です。二番 川谷議員の一般質問にお答えします。  二項目め、子供たちのためにの二点目、災害などの発生時に子供を預けることのできない家庭を事前に把握し、必要に応じて避難所でもある小学校に各園から保育士を派遣し、子どもを預かることはできないかについてですが、災害発生時に、保護者の就労状況によっては、子どもを保育園などに預けなければならないケースがあり、何らかの対応が必要であると思われます。しかしながら、災害の程度やそのときの家庭の状況などによって対応が異なりますので、事前に必要数を把握することや避難所などへの保育士の派遣を想定することは、現時点においては大変難しい課題であると認識しております。  このため、今後、宇佐市認可保育園・認定こども園協議会と、災害発生時の子供の受け入れや避難所などでの預かりなどの対策について、可能かどうか協議をしていきたいと考えております。  三点目、「子育てするなら宇佐市」というイメージ戦略のためにも、今後も各種イベントへの積極的な取り組みをするべきだと思うが、どのように考えているかについてでございますが、「うさここ ハッピーフェスタ」は、地域で支え合い、安心して子育てができる環境づくりと、心豊かな子供の育成を目的として十一月に開催されました。当日は、地域の方々や市内の子育て支援を行っている多くの団体の御協力により、会場では子供たちや保護者など三千二百人の方々がさまざまな催しをにぎやかに楽しんでいただけたものと思います。  宇佐市幼児音楽祭は、市内の保育所や認定こども園に通う園児たちの日ごろ園で行っている音楽活動の発表の場として開催され、市内の保育所、認定こども園十六園の園児三百五名が出場し、約千八百名の来場者がありました。  このほか市内のさまざまな団体が子供や子育て家庭を対象としたイベントを開催しています。  今後も、関係団体との情報共有や連携をして、充実した内容の子育てイベントを開催していきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二番 川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)答弁ありがとうございます。それでは、順次、再質問を行っていきたいと思います。  まず一項目めの一点目、市道上田四日市線の現在の進捗状況はという点についてですが、私がお聞きしているところは、今回、平成七年の都市計画の中で決定されて、実行されているということですが、自分の先輩方、父親、また、おじいちゃん、おばあちゃんの年齢になると、あれは旧宇佐市が四町合併したときからの悲願なんだぞというふうに伺っております。その悲願がついにかなうのかな、それも先日亡くなられました時枝前市長の今までの行財政改革への真剣な取り組みの成果もあり、また、私の地元四日市の先輩になりますが、木下議員のいろんな働きかけもあってのことなのかなというふうに感じているところです。  このようやくできた悲願ですが、今までずっと要望がありました。特に私が感心したのは、高校生議会の中で、宇佐高校の生徒たちが、上田交差点への信号機設置について質問をされました。  そのときの回答によるとですね、宇佐商工会議所北側の道路の幅員が狭く、停車スペースが確保できないために困難であるが、上田四日市線の整備により信号が設置できるように道路形状を整えて、公安委員会に信号機設置を要望していきたいとのことでありました。  皆さんお気づきだと思いますが、上田交差点に信号が設置されました。ここに信号が設置されたということは、何らか、上田交差点から都市計画道路上田四日市線の道路の進捗状況が進んだのかなということで再質問させていただいたわけですが、今後、上田交差点のあたりはどのような道路形状に変えていく予定なのか。特に宇佐商工会議所北側の道路が気にはなっているんですが、どのようにしていく予定なのかをお聞かせください。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)建設水道部長兼都市計画課長の原田です。川谷議員の再質問にお答えいたします。  高校生議会のときには、あそこの信号につきましては、まだ公安委員会が設置するという情報が入っておりませんでしたので、都市計画道路の整備、ドラッグストアモリさんの用地を一部いただきまして、今の上田四日市線を真っすぐ伸ばして、それから信号をつけたいと、そのように考えての答弁でございましたが、その後、公安委員会のほうで信号を設置して、現在、点滅状況ですね。これが三月ぐらいには稼働するということでございます。  私どもとしましては、あくまで都市計画道路上田四日市線をあの先を真っすぐ延長いたしまして、それで信号を、今つけているのを若干また動かしまして、新たな交差点を設置したいと。それで、議員がおっしゃられました商工会議所の北側の道路、これについては、都市計画道路ができましたら、通行どめというような形をとりたいと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)ということは、信号が来年の三月から稼働するということ……。何月からでしたか。済みません、もう一度、大変申しわけない。お願いします。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)私も聞いた情報ではございますが、今、点滅で、三月か、四月かよくわかりませんが、どこかそのあたりから信号がちゃんと稼働すると。ちゃんと稼働するという言い方おかしいですね。赤、青、黄色になるそうです。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)ありがとうございます。じゃあ、三月もしくは四月の段階で正式に信号として稼働したときには、市役所北側の道路は交差点内なのか、交差点外なのか。要は信号の停止線の内側になるのか、それとも辛島交差点側になるのかという点について、もし今わかる状況があれば、情報があれば教えてください。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)お答えいたします。  なぜ今すぐに点滅じゃないのかということからなんですが、まだ住民に周知できていないということで、今、点滅をしているそうです。  あそこは、どうしても交差点内に入りますんで、何と言うんですかね、商工会議所の中の北側の道路に入っていく車が、向こうから一台来ておったらもう入れないということで、一方通行にしたいというふうに聞いております。その周知期間のための点滅だと、今、聞いております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)一方通行にするということですが、私、よくあの通りを通るんですけれど、特に多いのが、この市役所側から交差点を斜めに横断して、商工会議所の北側の道路に入っていく、要は辛島の交差点の渋滞を避けたいという中で、そういう道路を通る方が多いように思いますが、今後そういった使い方ができなくなるということでよろしいでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)お答えいたします。  確かに一方通行になりますと、もうそういう感じになろうかと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)利便性としては、確かに落ちるところはあるのかなと思いますが、やっぱり交通安全というか、市民の安心・安全のためを思えば、いた仕方のない処置なのかなと思いますけれども、まず地域住民の方々にしっかりと説明を行っていただきたいな、周知徹底を行っていただきたいなと思うところです。これはあくまで要望で結構です。  今後、私が懸念しているところはですね、今現在、抜け道として、あそこを西側に、上田の交差点から西側に抜けていく、要は、今現在、商工会議所の北側の道路を西側に進んでいく車が多いわけですが、あの上田交差点ができて、市道がさらに四日市側に延びて、宇水園の前の通りまでつながったときに、辛島交差点の渋滞を避けるために、宇水園側に回る車が非常に多くなると思うんです。そのときに、宇水園側をさらに南側にいきますと、スーパーバリューというのがあるんですが、その交差点から、今度、十号線に行く方が増えてくるのかなというふうに思います。  これは公安委員会の所管のところですので、明快な答弁がもしできればというところで構いませんが、もし開通した際には、あの信号が感知式で、大変長い時間待たなければならないので、スーパーバリューの前にある信号についての時間の検討を公安委員会にお願いしていただくことはできるでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)お答えいたします。  都市計画サイドといたしましても、議員さん言われましたように、とりあえず宇水園の前の道路、ここまでを早くつなげて、信号の形状をよくしたい、そして先ほどの一方通行を解消したいと思っております。そうなると、議員おっしゃられたようにですね、スーパーの横の道路に抜ける車が多いと思いますので、公安委員会のほうに、また、この信号の時間等につきましても協議していくことになろうかと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。  さらに、最終的に上田四日市線が、今現在の四日市郵便局の付近までつながったときのことを考えてみたいと思うんですが、今現在、朝や夕方の要は通勤時間帯、車の通行量が多い時間帯には、大変、宇佐四日市交差点から四日市郵便局付近まで車がつながって、信号を三、四回ほど待たなければならないような状況になっています。  ぜひ改善してほしいということで、以前お願いにも伺ったんですが、今現在、横が私有地なので、道路の拡幅、右折レーンを確保するのが難しいということでしたが、上田四日市線が開通した際には、さらに交通量が増えることが予測されます。  ぜひ宇佐市四日市交差点の交通量を調査していただきまして、右折レーンの設置などについて、研究ではなくてもいいと思います、将来の計画の中に盛り込んでいただければと思うんですが、いかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)お答えいたします。  議員がおっしゃられる四日市交差点っていうのは、都市計画道路四日市中央線ということで、一応、都市計画決定はされております。この路線の交通量、上田四日市線がつながると、当然増えるものと思われますので、またつながった際にですね、整備後の交通量とか、その辺の状況を調査して、検討していきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)実際できてからでないと調査が難しいところもあるかもしれませんので、それで結構ですが、ぜひ右折レーンの設置というのは頭の中に入れておいていただければなと思うところです。  市長はかねてより、今現在の都市計画は人口十万人を想定して作られたものなので、今現在の宇佐市に合った都市計画をやっていかなければならないというふうに、かねがねいろんな機会で言われていますが、今後どのタイミングで見直す予定なのか、今現在答えられる範囲で結構です、もし思いがあれば、教えていただければと思います。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。
    ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)都市計画というのは、基本的には百年計画といいますか、簡単に変えるものではないと、私自身は思っておるんですけど、とはいえですね、議員おっしゃるように、現状というか、将来都市像とだんだん合ってないのも確かでございます。  現在、都市計画としては、都市計画マスタープランを平成二十二年度に策定いたしまして、目標年度は平成四十二年となっております。で、その中間年度が平成三十二年になりますので、ここが一つの見直しの時期ではないかと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)それでは、平成三十二年を一つの契機として、もう一度見直していただければなと思うところです。冷静に考えてみますと、今から百年前と考えたら、まだ馬車というか人力車で、大八車というんですか、あれが活躍していた時代だと思うんですが、じゃあ、今後百年間を考えたときに、今の計画でいいわけでは当然ないと思います。また、将来、自動運転等も開発されて、より周辺地域の高齢者の方々も安全・安心の中で活動できるような世の中になっていくかもしれませんので、ぜひその点は、百年計画の中で時折見直しながら、見直す機会を作っていただければなと思うところです。  それでは、二点目に移っていきたいと思います。  二点目です。地域のためにの中の、LPガスバルクの設置検討はということでした。これ、前回申したのは、新築された校舎の家庭科室がIH化されているためにですね、災害による停電時に炊き出しができないのではないのかということで質問させていただいたわけです。  今回、回答いただきました。回答としては、もう既に建てかえや改修工事が完了しているため難しいと。今後、指定避難所または指定避難所となり得る公共施設の新築大規模改修が計画された際には、当該施設にふさわしいエネルギーシステムについて、あらかじめ各担当部署と協議・調整をしてまいりたいと考えていますとのことです。  それでは、避難所となる小学校、中学校の改修や建てかえの際に危機管理課との協議等は行われましたか。その辺を質問させてください。 ◯議長(中島孝行君)教育次長。 ◯教育次長兼教育総務課長(高月晴彦君)教育次長兼教育総務課長の高月です。川谷議員の再質問にお答えいたします。  校舎、体育館の建てかえにつきましては、昨年度で耐震化が完了しまして、今段階での校舎建てかえという計画は立っておりませんが、昨年度、議員からの御質問のときにですね、それを受けまして、今後教育委員会としましては、災害時の分散型エネルギーということも十分考慮してですね、その改築等のときには、危機管理課とも協議していきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)先ほどの質問の趣旨はですね、避難所の中心となる学校施設において、建てかえや改修をするときに、その避難所の運営管理を実際に行っていくであろう危機管理課と連携がとれていたかという質問をしたかったので、その点について回答をお願いします。 ◯議長(中島孝行君)教育次長。 ◯教育次長兼教育総務課長(高月晴彦君)お答えいたします。  過去の分については、危機管理課とその辺についての協議は詰まってなかったものと考えております。  今後については、その辺は十分考慮していきたいと考えています。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)今後、公共施設の長寿命化であったり、公共施設等の数の問題等も宇佐市でもあると思いますが、その際には、一つの施設が一つの目的で建てられるのではなくて、一つの施設がさまざまな目的で使われていくように留意をしていただきまして、ぜひ小学校でもそうですが、ほかの公民館等を建てるときも、さまざまな目的が達成できるように、各課横断をして協力して、ぜひ設置検討をしていっていただきたいなと思うところです。  それを思うのがですね、ちょっと余談にはなるんですが、先日、子供がですね、職場から帰っているときに、「お父さん、空を見て」と言ったんです。空を見たら渡り鳥がね、渡っていってました。たくさんの鳥が集団で渡っていってるのを見て、子供は何あれと思ったみたいです。「あれはね、先頭が交代で飛ぶことで、みんなが、あの鳥たちは今から外国に行くんよ。」って。「えっ、海越えられるの、あの鳥たちが。」って言ってびっくりしていました。一羽じゃ越えられないけどね、みんなで協力したら越えていけるんだよという話をしました。  そのときにふと思ったんですね、やはり各課各課の仕事は確かにあるかもしれませんし、そうでなければどこに責任があるのかというのも不明確にはなると思います。ただ、宇佐市全体を考えて、市民の安心・安全という一つの目標に立ったときには、各課が連携をして、避難所の運営等、ぜひ協力してやっていただければなと願うところです。  LPガスバルクの設置についてですが、市長が今回の十二月議会の中でも答弁しましたように、今後二期目の中での課題と捉えているのが南海トラフへの対応ということでした。確かに、今このように地震が頻発する中で、いつ南海トラフ地震が起きてもおかしくない状況だと思っております。ですので、今後、設置検討していきますというのでは私は遅いのではないか、そういうふうに思うんですね。  しかも、LPガスバルクは、たしか五月から六月に毎年、国からの補助があって、安く設置ができたのではないかなと思うのですが、そういった補助金等の設備については、危機管理課等は把握されていますか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。川谷議員の再質問にお答えします。  分散型エネルギーLPガスバルクシステムについての補助金等の説明をLPガス協会のほうから受けて、承知はしております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)ぜひですね、前回の議会で質問しましたように、八幡小学校と我が小学校には、現在、IH化が進んでいて、緊急のときの炊き出しができないそうなので、ぜひ分散型エネルギーであるLPガスバルクの設置をですね、今後も設置検討のお願いをしていただきたいなと。でなければ、八幡小学校区の方々が炊き出しができないときに、「何をしていたのか、宇佐市は。」と言われかねませんので、ぜひですね、そのためにもまず、今現在、LPガスの設備がない学校において、優先的に検討していただきたいと思います。  またですね、災害時の炊き出し等、よく問題にはなるんですが、今回ちょっと通告はしていませんので回答は必要ありませけれど、災害時の炊き出しっていうのは、実は自分たち普段からしているんですね。例えば各小学校のバザーであったり模擬店であったり、幼稚園、保育園での模擬店であったりバザーであったり等で、また、四日市商店街なんかは、すごく炊き出し早いと思います。おいしいものを避難してきた方々にすぐ提供できると思います。ふだんから、イベントをすることで、たくさんの何千人、四日市の七夕まつりにおいては、万を超えるような人数の方たちの食事を提供しますので。  ああいったイベント等や、また、学校行事等で、十分ふだんからの炊き出しの訓練をしていると、そういうふうにもまた捉えながらやっていただければなと思いますので、ぜひLPガス設備のない学校においては、緊急にガスバルクの設置を希望するところです。  それでは、よろしいでしょうか。もし、あれば。ありますか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。再質問にお答えします。  済みません。議員さん、市内に指定避難が百三カ所ございます。その中でガス設備が設置されてない避難所が現在三カ所ございます。旧麻生小学校、それから和間小学校と高並体育館というように。前回、八幡小学校というふうに、私、答えていたと思うんですけど、済みませんが、その分訂正をいただければと思います。済みません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)よかったです。でも、まだあと三カ所、麻生と和間と高並の方々と、それぞれの議員さん方の顔が思い浮かびますが、ぜひ皆さんが安心して避難所に行けるように、ぜひ各地域の議員さん方にも頑張っていただきたいなと思うところです。先輩方よろしくお願いします。  それでは、三点目に移らせてください。  平成二十八年三月議会の中で、コミュニティバスの利用者の少ない路線を乗り合い型タクシーにしてはどうかと。また、あわせて、できれば運転免許者の自主返納もこれによって進んでいくことができればなと願いながら提案させていただいたわけですが、これ、よく調べてみたらですね、宇佐市は大変すばらしい計画を作っていたことを今さらながら私は知ることができました。平成二十五年三月に策定された第二次宇佐市地域交通計画を引き継いだ宇佐市地域公共交通総合連携計画に基づいて、今現在行われているということです。  この計画の中で行われているアンケートと、また、その中でしっかりと課題も把握されていて、大変感服したところですけれども、その前にですね、その会議の中で利用者代表と識見者が参加するということになっていますが、これは今現在どなたが参加されているのか教えていただけますか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口でございます。川谷議員の再質問にお答えをいたします。  まず、公共交通会議の委員会の構成でございますが、トップが副市長でございます。で、十六名、行政、有識者、交通事業者、利用者という四ブロックで分かれております。例えば、行政であったら、大分運輸局、北部振興局、宇佐警察署、土木事務所。有識者であれば、大分大学の交通専門の先生。交通事業者であれば、バス協会、タクシー協会、北部バス、宇佐市のタクシー協会、JR、中津、さらに観光協会、利用者代表は宇佐、安心院、院内の自治委員の代表の方ということで、先ほど申し上げましたとおり、十六名で構成されている委員会でございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)三名以内の自治委員さんが、今、利用者代表ということで入られているという答弁をいただきました。個別の名前をこの議会で出すことはふさわしくないと思いますので、大まかな地域で結構ですが、例えば、周辺地域の自治委員さんなのか、それとも中心市街地の自治委員さんなのか、その程度を教えていただければと思います。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)再質問にお答えをいたします。  宇佐、安心院、旧宇佐市ですね、の代表の自治委員さんということでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)自治委員さん方は、それぞれ校区ごとに自治委員さんたちの会があると思いますけれども、そういった会の中では、どなたがこの交通総合連携計画に基づく宇佐市地域公共交通会議に出席されているかというのは、それぞれの自治委員さんたちが把握していると思ってよろしいでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)自治委員、各地、旧市町村の代表の自治委員さんの方に代表者を出してくだいっていうことで、出てきていただいているんですが、その分についてはしっかり持ち帰って、徹底はしているというふうに思っております。  さらに、地域地域で問題が発生する交通事情につきましては、うちの担当のほうから、小まめに地域に行って、地元の自治委員さんと協議しながら問題解決しているという状況になっています。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)それぞれの地域に出かけて事情も把握しながら、利用者代表として地区の区長さん方、自治委員さんたちに入っていただいていると。二重に意見を聞く機会ができて大変よいのかなと思います。ぜひ今後もですね、利用者の必要に沿った運営ができるといいなというふうに願っているところです。  その連携計画の中になんですが、その当時、平成二十五年時点ではありましたが、国の動向として、市町村主体の協議会の取り組み支援の中に、デマンド交通等の確保、維持。そして、県の動向として、平成二十五年時点で、一片道当たり乗車一名以上の利用者から、将来的には一片道当たり乗車三名以上の利用者のいる路線を対象とするというふうに書かれていましたが、要は、将来的には乗車の平均が三名以上なければ、廃止の検討に入っていくというふうに私は捉えたんですが、現状の基準はどうなっていますでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)再質問にお答えをいたします。  補助金を廃止するっていう問題は、再編計画の中でまた議論していく問題でございます。今、人数の基準で説明をしますと、国交省からもらえる補助金があります。これは、直接、北部代行バス、事業者のほうに、会社のほうに行くわけなんですけど、それが、今、議員さんが言っている、例えば、地域公共交通形成計画、さらに、実施計画を作ってないと、一日十五人以上ないと、もう足切りするよ、補助金カットしますよというルールが、その計画を作ると、一日三人まででいいよということで、一日三人でも補助金を支給しますっていうふうに大幅に緩和されます。そういった運用を今後図っていきますよっていうルールでございます。  さらに、今度、市が行っておりますコミュニティバス、タクシー協会に委託している部分でございますが、ここは生活交通路線支援事業という県からの補助金がございます。ここの最近の動きとして、議員さんがおっしゃるように、一日一人基準を将来は三人基準にするよということでですね、今、内部で協議をしているというような状況でございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)特に横山や麻生の方々、地元の方々から話を聞くのがですね、コミュニティバスをぜひ維持してほしいという願いを聞くんです。そのとき私、言うようにしているんですね。ぜひ乗ってくださいと。ぜひ乗っていただくことで、一番それが市へのメッセージになりますから、必要となっている路線はなくしませんからということで、そういうふうにお願いをしているところです。  ただ、乗りたいんだけどねって、特に横山から麻生までの間は、自由に乗り降りができるフリゾーン区間ですので、家の近くの道路まで出れば、どうにか乗ることはできるんですが、その道路までが遠いのよと言われるわけです。確かに最長で、自分がちょっと測ったところでいくと、その方の家からその路線までは二キロほど、二キロまではなかったですけれど、ありました。確かに、高齢者の方が二キロ近くの道、特に山道をですね、歩いて道路まで行く、出る、またさらに、帰りのときは荷物を持って帰ると。そこまでを考えたときには、今後コミュニティバスを維持するという点において、また何らかの変化が必要となってくるのかなと思います。  一片道当たりの乗車人数の少ない路線を今後どのように維持していくのかと考えたときには、またさらにですね、運行コストも抑えながら、さらにその中で利便性も高めていかなければならないという点を考えたときに、幾つか考えていかなければならない課題があるのかなというふうに思うところです。  時間もなくなってきましたので、宇佐市地域公共交通相互連携計画の中で、私が一番すばらしいなと感じたところがですね、単純に路線廃止をすれば財政負担が減るという考え方は、長期的に見たときには大きなマイナスになるんだと。結局、利用者が少ないからということで路線の廃止にしたら、その路線の方々が出かけなくなって、家に引きこもりがちになって、健康状態が悪くなることで、通院や入院等の費用がかかって医療費がかかっていくだろうと。実は、医療費の増大に比べると、コミュニティバスの路線を維持していくほうがはるかに安いコストなんだと。今後、通院、買い物、レジャーに加えて、予防のニーズの掘り起こしにも注目したいと。平成二十五年段階でそう書かれておりましたが、今現在、それに対してどのような、例えば健康づくり事業等々連携がとれているか、もしくは、そういった予防のニーズに応じたコミュニティバスの運用ができているか、教えてください。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)再質問にお答えをいたします。  現在、コミュニティバスの考え方というのは、議員御指摘のとおりですね、利便性の向上、運行コストの抑制、さらに、持続性、この三本柱でですね、細かく考えております。今、具体的にどういうことをやっているかというところでございますけど、まずもらえる補助金をしっかりもらっていこうということ。それとか、フリー区間の見直しとか民間路線バスの連携強化に努めていこうっていうふうな形でですね、本当に、きめ細かく担当の方が地域に足を運んで、本当に、ちょっと不自由な乗車、バス停をちょっと延長してくれんかとかですね、そういった部分については、きめ細かく相談に乗っているという状況であります。  今、健康づくり等々の連携ということで、本当に、総合戦略を作りまして長寿社会の実現っていうことを目指すためには、健康づくりという部分も必要な施策だと考えております。ただ、コミュニティバスの充実だけでは解決できない問題でもございますので、例えば、まちづくり協議会との連携であったりとか、高齢者の健康増進とか、そういったあらゆる施策をですね、投入しまして、総合的にやっていって、どういったコミュニティバスの形態がいいのかという部分をまた十分議論してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)市としても、十分コミュニティバス等、また将来にわたってはデマンド型の交通について検討していく必要があるというふうに私は認識しておりますので、この質問については最後になりますが、総務委員会で新発田市に行政視察に行ったときに、やっぱり地方の交通という点において勉強させていただくことができました。その場で総務部長が大変感服というか、感動していた部分を感じましたので、もし思いがありましたら、伝えてもらえればなと思います。お願いします。 ◯議長(中島孝行君)総務部長。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。川谷議員の再質問にお答えをいたします。  総務常任委員会の行政視察で、九月二十八日からでしたかね、二泊三日で新潟県の新発田市、それから山形県の酒田市を行政視察しました。その中で、デマンドタクシーの部分については、酒田市のほうだったと思います。酒田市は、人口がたしか十一万人、そして面積が六百平方キロだったですかね、人口規模でいきますと、宇佐市の二倍、そして面積ですと宇佐市のおおむね一・五倍というような状況であります。こういった中で、酒田市が現在運行している市営バスの乗車率の低いところ、いわゆる郊外のほうの市営バスを廃止したと。そして、そのかわりとしてデマンドタクシーを配置したと。週三回、路線バスのように時間を決めてですね、走らせているというような状況を検証さしていただきました。あくまでデマンドタクシーですから、予約制ということでの説明でありました。  こういったことを考えると、周辺部の方々にとっては、やっぱり非常に貴重な利便性の高い足、交通用具というふうになっているというふうに、私は非常に感銘をしたところであります。  今回視察したことでですね、宇佐市に置きかえての課題ということで、私もちょっと考えてみたんですけど、そうしたときに、果たして宇佐市でタクシーの台数が確保できるのかとか、運転手は確保できるのかとか、そしてまた、予約センターですね、これが必要になってきます。こういった部分で本当に実現可能なのかなということが、一つ私の中で課題として残りました。  そして、財政面ですけど、これは当然のことですけど、費用対効果を考えていては、この制度はスタートはできないというふうな印象を受けました。酒田市もかなりの一般財源の持ち出しをしているというような御説明を受けたところであります。  そのような私は感想を持ったんですけど、今期は、議会で、多くの議員の皆さん方から公共交通のあり方について問題提起をいただきました。我々としても今のコミュニティバスのあり方を含めてですね、今後の公共交通のあり方、早急にいろんな対策を講じていかなければいけないということを本定例会で痛感したところであります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。 ◯二番(川谷光紹君)ありがとうございます。ぜひその思いを大事に今後も取り組んでいただければ、市民にとって幸せな社会の実現となっていくと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、四点目の各ツーリズムや宇佐市ならではのイベントに留学生を招待し、学生たちにSNSを通じて体験や感動を外国へ発信してもらえないかということでしました。  今回、全国門前町サミットを受けまして、四日市の方々が、またさらに、四日市の魅力に改めて気づくことができたという点で、大変感謝しているところです。  今現在、寺泊、門泊であったりと言いますが、今後は寺泊に統一していこうということで今話し合っているところですけれども、その中で極楽鍋というものを作って、ぜひこれを来ていただいた方に食べていただこうと。この極楽鍋というのが、味一ねぎ、クロダマル、鱧、そして相撲鶏、ユズ、この五つの材料を使った鍋をぜひ宿泊した方に食べていただいて、宇佐の味も満喫して帰っていただこうというところで取り組んだところです。  また、今度、十二月十二日に台湾から高校生が二十数名来ることになります。四日市にですね。四日市に来てくれるということで、大変うれしくて。また、その時期がちょうどおとりこしの時期ですので、ぜひおとりこしをお寺で、日本ならではの体験をしていただければなければなと思います。  そのきっかけとなったものの一つにですね、宇佐市が行った台湾プロモーションがあると思いますが、この台湾プロモーションでは、著名なブロガーを招待したと報告書の中でありました。何名を呼び、どの程度の人がブログ等を目にしたのか、今現在わかれば、教えていただければと思います。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)観光まちづくり課長の河野でございます。川谷議員の再質問にお答えいたします。  ブロガーの招待者は十名でございました。特に影響のある方をパワーブロガーというらしくて、そういった方でございまして、フォロワー数は、約五十万九千件ということで、これは、フェイスブックの「いいね」という部分でございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)川谷光紹君。
    ◯二番(川谷光紹君)今回の台湾プロモーションはさまざまな効果があったというふうに私は聞いております。実際、四日市商店街でも、商店街の組合員でカンパをして副理事長を送り出すことができました。その副理事長が先日、台湾プロモーションに行っての報告と、今後、台湾の人たちが来たときにどのような対応をしたらいいのか、それも味つけであったりとか、どういったところに関心を持っているのかというのを四日市商店街に報告をしてくれました。その中で取り組んでいこうということで、その話の中でですね、ブロガーの方たちが出てきたんです。これ、十名呼ぶだけで、もう五十万九千人の方にお知らせをすることができる、影響を与えることができる、これは本当にここに着目したのがすばらしいところだなと思います。  ですので、あわせてですね、今後、直接招待することは難しいということですが、今後、そういった市内の各種イベントに、大学等に参加者募集などの観光交流に関する情報を提供していただけるということですので、また、協力もしていただけるというふうに回答いただきましたので、ぜひ今後ともよろしくお願いしたいと思います。  それでは、五点目なんですけれども、テーマとしてはですね、いつでもきれいな市道の管理ができないかということについて、質問させていただいたわけです。大変時間がなくなってきたので、また三月議会でもあわせてやれればなと思っていますが、簡単に申しますと、年間の契約を複数年の契約とする中で、防草シートやまた茅の発生を抑えるような薬剤の使用、縁石と路面の間の隙間を埋めるコーキング等を行うことで、最初は予算がかかるんだけど、二年目、三年目等はお金がかからないということでやってはどうかということです。  ちょっともう先に、回答いただく前に、もうそれ以降の二項目めにつきましては、今回さまざまな議員さん方がしますので、再質問は控えたいと思います。それでは、市道の複数年管理について回答お願いします。 ◯議長(中島孝行君)土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)土木課長の山崎です。川谷議員さんの再質問にお答えいたします。  おっしゃるように、市道につきましては、私ども幹線道路について、年二、三回草刈りをしているんですけども、なかなか夏場等には追いつかない状況にあります。さっき提案いただきましたようなこととかを……。 ◯議長(中島孝行君)簡潔にしてください。 ◯土木課長(山崎哲義君)それを含めてですね、調査研究させていただきます。  以上です。 ◯二番(川谷光紹君)ありがとうございました。終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で川谷光紹議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで昼食のため、暫時休憩をいたします。なお、再開は十三時十分といたします。  休憩いたします。                  休憩 午後零時十一分                ──────────────                  再開 午後一時十分 ◯議長(中島孝行君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。  五番 後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)皆さん、こんにちは。議席番号五番の後藤竜也でございます。議長の許可をいただきましたので、一般質問をさせていただきたいと思いますが、最近はもうそのまま、すぐ質問に入ってたんですけれども、一言、二言、三言、お話をしたいと思います。  まずは、先日亡くなられました時枝前市長、私は直接の面識はないんですけれども、合併という大事業をなし遂げられ、また、行財政改革をなし遂げられた前市長に対しまして、心から哀悼の意を表したいと思います。  また、同時にですね、同僚の議員でございました広崎議員、そして相良議員が亡くなられたことに対しても、深く哀悼の意を表したいと思います。二人におきましても大変お世話になりまして、広崎議員とは同期で、徳田前議長のもとで一緒に活動させていただきました。また、会派は違いましたけれども、相良議員には、駅のエレベーターのこととか、そういったことで大変お力添えをいただいて、代議士を紹介していただいたりとか、大変なお力添えをいただきまして、感謝をしております。  大変寂しい思いをしておりますが、また、そういった方々の思いを受け継いで、しっかりと頑張ってまいりたいなというふうに思っております。  話は変わりますが、私、社会人になってからすぐに教えてもらったことで、言いにくいことほど先に言いなさいということを教えていただきました。言いにくいことというのは、言ったほうがいいけれども、何か、言うにはちょっと勇気が要るとか、摩擦があるんじゃないかとか、気恥ずかしさがあるんじゃないかとか、そういったことだと思うんですけれども、それを先延ばしにすると、後々より大きな問題になったりすることがあるということで、先に言ったほうがいいということでありました。  この「言いにくいこと」というのは、最近、報道等でもなかなか言いにくいことがより言いにくくなってるような気がいたします。例えば、それが正論であり、また、筋が通ったことであっても、言葉を選ばなければ不適切な表現というふうになりまして、その不適切な表現をすればネットで炎上し、また、たたかれると。  昔では、国政の大臣あたりが失言をすればニュースになってましたけれども、今は地方議会の委員会の中で言った言葉であっても、それがネットに取り上げられ、全国に広まって、大変な問題になるというような時代になりました。大変言葉を選ばなければならないなというふうに思っております。  例えば、同じ意味でも、現状、今、問題となってるような出生率が低い、出生率を上げなければならないと。この言葉はオッケーだったとしても、例えば、直接的に、子供を産んでほしいとか、そういったことは不適切ということになるわけです。また、医療費の増大は大変な問題であるいうことは言っても、もちろん問題ないということなんですけれども、ただ、これに踏み込んで、やはりこれは削減していかなければならないというふうに言えば、少しどうなのかというような議論も起きます。大変難しいなというふうに思っております。  ただ、今、アメリカのトランプ現象と言われるように、トランプ次期大統領は、言いにくいことを、時に、不適切だろうと皆が思うようなことも、歯に衣着せぬ発言で言ってまいりました。それが結果的に、隠れトランプ支持者という方々のおかげというか、そういった方々の票が入ったことで大統領になったと。これは、本当はそう思ってるんだけどなかなか言えないということを彼が言ってくれたというふうに思った方々も多くいた証拠だというふうに思います。  また、同時に、イギリスがEUを離脱したり、また、先日はイタリアのほうでも、結局は移民容認のほうが勝ちましたけれども、ほとんど二分されてるような状態でありました。移民に関しても、人道的にいえば移民は受け入れなければならないと。受け入れないと言えば、まるで非道のような感じがするので、そういうふうに言わざるを得ないような状況がありますが、もう一つの側面としては、移民を受け入れた地域は治安が悪くなったとか、もしくは、税金が自分たちだけではなくて違う方向に使われて負担が大きくなったとか、そういった問題もあります。  なかなか、表と裏というのがありまして、大変、問題はシンプルで答えもシンプルなんですけど、その過程を気をつけて、いい方向に持っていかなければならないというのが、私たち地方議会であってもそうではないかなというふうに思っているところであります。  今、報道を見ると、まるで日本は悪い国のような報道をされるようなこともあります。先日は、流行語大賞にノミネートされた中で、「保育園落ちた 日本死ね」などという、私からすれば大変不見識なことがノミネートされたんですけれども、そういった方々もいらっしゃるとは思うんですけれども、実際に相対的に見たら、日本ほどいい国はないんじゃないかなと思うわけです。実際にほかの国と比べて、日本よりこの国がいいって言っても、詳細にわたって対比させてみたら、私、日本ほどいい国はないんじゃないかなと思うわけです。  同時に、大分県も、またこの宇佐市も、こんなにいい市はないなというふうに思っております。  ただ、宇佐市はすばらしい、いいというふうにずっと言ってしまいますと、一般質問もすることがなくなってしまいますので、よりよくなるという視点に立って一般質問をさせていただきたいと思います。  それでは、一点目からまいります。市有財産の賃貸借契約、指定管理に関してです。  一点目、適正管理が行われているか。どのようにチェックをしているのか。  二点目、苦情等の窓口はどこか。  大きな二点目、都市計画に関しての一点目、柳ヶ浦駅周辺整備基本計画が策定されようとしており、推進を期待しているが、県道整備にあわせて駅南側に関しても方向性を示すべき時期が来ているのではないか。  二点目、国の方針で用途地域の変更、拡大は難しいとのことだが、宇佐市の事情を鑑み、今後のまちづくりを考えれば、避けては通れないのではないか。強く働きかけていくべきではないか。  三点目、下水道整備事業の進捗状況についてお伺いいたします。  大きな三点目、防災、減災への意識向上に向けて。  一点目、災害時に備え、自助、公助、共助について、役割分担、共通認識を発信すべきではないか。  二点目、自主防災組織の状況について、各自治区でどの程度進んでいるのかお伺いいたします。  三点目が要支援者の避難等について、市と施設、自治会との連携確認やマニュアルはできているのか。  大きな四点目、水産資源の保全に向けての一点目、河川でのカワウ被害をどのように捉え、対応しているか。  二点目、貝類やクルマエビ等の資源回復状況はどうか。  三点目が、放流事業と資源回復状況の分析についてお伺いいたします。  以上で一回目の質問を終わります。明瞭簡潔な答弁、よろしくお願いします。 ◯議長(中島孝行君)それでは、後藤竜也議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。五番 後藤議員の一般質問にお答えをいたします。  三項目め、防災、減災への意識向上に向けての三点目、要支援者の避難等について、市と施設、自治区との連携確認やマニュアルは出来ているのかについてでありますが、平成二十二年に策定した避難行動要支援者計画によりますと、まず、支援が必要な方について、市が指定する体育館や公民館等の一次避難所に避難をしていただきます。  その後、一次避難所では生活に支障を来すなど、特別な配慮が必要と判断される障害者や高齢者等の把握を行い、福祉避難所として市と協定を結んでいる二十六カ所の施設に移送を行うこととしております。  また、自治区等との連携につきましては、区長及び民生委員・児童委員と担当地域の災害時における要支援者名簿の情報を共有することで、地域での見守りを希望する方などの現状把握を行っております。  また、高齢者安心ネットワークの活用や、現在、市内各地域で順次開催をしております認知症高齢者徘徊捜索模擬訓練などを通じまして、自治会や各種団体との連携に努めているところであります。  なお、実際の災害時においては、地域における要支援者を対象とした避難訓練等が重要になってきます。これまでも、天津校区や長洲校区において避難訓練を実施しておりますが、今後もマニュアル化も含めて福祉施設や自治区と連携をしながら、災害時の要支援者避難行動の充実に努めてまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁は終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁をいたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの市有財産の賃貸借契約、指定管理に関してと、三項目めの防災、減災への意識向上に向けての一、二を、総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。五番 後藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、市有財産の賃貸借契約、指定管理に関しての一点目、適正管理が行われているか、どのようにチェックをしているのかについてですが、まず、市有財産の賃貸借契約については、民法に基づき、公有財産貸付契約を締結します。本市の契約書には、施設の維持保全義務や維持補修について借り主の義務を定めております。  契約によれば、定期的に管理に関してチェックを行うこととなっておりませんが、これは、あくまで本契約がアパートの賃貸借のように民法と司法に基づくものであり、行政処分に基づく指定管理と比べ、関与できる度合いが低いためです。  なお、契約であっても、必要に応じ、実地検査や報告を求めることができる旨を規定しております。  次に、指定管理に関しては、総括を企画財政課、直接の担当を施設所管課が行っております。  企画財政課では、管理運営に関し、モニタリングチェックマニュアルを作成しており、所管課は、当マニュアル及び仕様書等に基づき、年次報告、月次報告の収受や、施設ごとに管理業務仕様書に基づき作成したチェックリストによる確認を行っております。  また、年一回以上、実地調査を行い、施設の管理状況や書類の確認及び指導等を適宜適正に行い、効果的な活用に努めています。  二点目、苦情等の窓口はどこかについてですが、施設所管課が窓口となっております。苦情等があった場合は、指定管理者にその状況を聴取し、協議及び指導を行ってまいります。  次に、三項目、防災、減災への意識向上についての一点目、自助、公助、共助の役割分担と共通認識の発信についてですが、熊本地震における避難行動等を省みても、自助、共助、公助に対する認識不足は災害に強いまちづくりを推進する上で大きな課題になっていることは否めません。大規模災害に対しては、個人や家族、地域、そして、行政が三位一体となってそれぞれの役割を十分果たすことで、初めて最大限の防災、減災をなし得ることが可能となります。  本年は、熊本地震を受け、早速、広報うさ七月号で防災に関する特集記事を組みましたが、今後も広報やホームページなどの媒体を積極的に活用するとともに、各地区で開催される防災訓練や学習会において、自助、共助、公助の役割分担の重要性を訴えていきたいと考えています。  二点目、自主防災組織の状況についてですが、全三百四十六自治区のうち、台帳上は三百三十の自治区で結成されており、組織率は自治区ベースで約九五%、世帯数ベースで約九二%となっています。  各組織の活動状況につきましては、備蓄品の整備や定期的な避難訓練の実施に取り組んでいる組織が存在する一方で、実質的な活動がほとんど行われていない組織も存在すると認識しています。  今後は、さらに防災活動への助成を初めとした各種支援制度の周知を図り、自主防災組織の一層の活性化に取り組んでまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めの都市計画に関してを、建設水道部長 原田雅且君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)建設水道部長の原田です。五番 後藤議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、都市計画に関しての一点目、柳ヶ浦駅周辺整備基本計画が策定されようとしており、県道整備にあわせて、駅南側に関しても方向性を示すべき時期が来ているのではないかについてですが、JR柳ヶ浦駅の周辺整備に向けて、平成二十六年度より基本構想の策定に着手し、各種団体の代表者五十一名を対象にした市民ヒアリングや、学識経験者、鉄道事業者、関係行政機関の代表者で構成するJR柳ヶ浦駅周辺デザイン検討会議での審議を経て、本年三月に取りまとめることができました。  基本構想では、将来のまちづくり像として、安全に集い、安心して憩い、地域を思う町の結び目の創出としており、将来的には、駅南北エリアの一体的整備によって、宇佐市の玄関口と賑わい交流拠点をつくり出していくこととしています。  しかしながら、周辺道路ネットワークの形成時期、土地利用等のあり方や事業規模等を勘案すると、一時期に全体整備を進めることは困難でありますので、整備手法としましては、おおむね三段階による整備の方向性で進めていく考えです。  まず、第一段階で駅前広場などの北側整備を行い、第二段階で南側への民間施設誘致、第三段階で自由通路などによる南北の一体化を目指すこことしています。  そのため、駅南側に関する方向性については、現在、基本計画を策定しております第一段階の北側整備や、今後予定されている都市計画道路黒川松崎線の事業進捗とあわせ方向性をお示ししたいと考えています。  二点目の、国の方針で用途地域の変更、拡大は難しいとのことだが、今後のまちづくりを考えれば避けては通れないのではないか。強く働きかけていくべきでないかについてですが、本市は、県内最大の穀倉地帯であり、法に基づいて農業振興地域の指定、農業振興地域整備計画の策定が行われ、総合的かつ計画的な農業振興が進められています。  一方で、本市の都市計画では、市全体における適正な土地利用を推進するため、市の都市構造の中心的な役割を担う四日市、駅川、長洲、柳ヶ浦、宇佐地区の一部を用途地域として定めるとともに、都市計画道路や都市計画公園、下水道施設などの都市施設の配置を定めることにより、用途地域内に商業や居住等を誘導しています。  しかしながら、加速する人口減少や市街地拡大による低密度で非効率な町の形成が進む中で、その土地利用のあり方については、農業振興地域も含め、本市の将来都市構造における整備、開発、または保全の方針など、今後、見直す必要があると感じています。  そのようなことを踏まえ、国全体の流れからは用途地域の拡大は困難と考えますが、都市計画マスタープランの見直し時期など、市全体の都市構造のあり方を見直す際に、用途地域の見直し等についても調査研究してまいりたいと考えています。  次に、二項目め、都市計画に関しての三点目、下水道整備事業の進捗状況についてですが、市の公共下水道事業は、旧宇佐市の四日市、駅川、柳ヶ浦、長洲、宇佐の市街地を中心に整備を行うことを目的に、昭和五十九年度から四日市・駅川処理区六百十ヘクタールの整備をし、区域内はほぼ終了となりました。  未着手となっていました柳ヶ浦・長洲・宇佐処理区の五百三ヘクタールについては、平成二十九年度から着手、平成三十四年の供用開始を目指し、現在、関係自治区との公害防止協定締結に向けての協議及び都市計画法上の事業説明などを行っています。  それらを踏まえて、柳ヶ浦地区の二百十二ヘクタールのうち、県道中津高田線より南側の九十六ヘクタールの都市計画決定及び事業認可を本年度内に取得する予定であります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、四項目めの、水産資源の保全に向けてを、経済部長 山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)経済部長の山本でございます。五番 後藤議員の一般質問にお答えいたします。  四項目め、水産資源の保全に向けての一点目、河川でのカワウ被害をどのように捉え、対応しているのかについてでございますが、市内のカワウ生息状況は、駅館川の桜づつみ公園がねぐらで、安心院の黒木池がコロニー、繁殖地となっており、両場所を中心に生息数が増加しているために、漁業被害も拡大傾向にあると捉えています。  現在、河川漁業協同組合が、国の健全な内水面生態系復元等推進事業を活用し、県内水面チームの助言・指導のもと、カワウの追い払いや卵の手捕りを行っています。  今後、専門家等による個体数管理のための駆除について、県や河川漁業協同組合及び関係自治体と連携しながら対策を行い、漁業被害の縮小を図りたいと考えています。  二点目、貝類やクルマエビ等の資源回復状況はと、三点目、放流事業と資源回復状況の分析はについてでございますが、関連がありますので一括してお答えいたします。  まず、大分県農林水産統計年報により、宇佐市の貝類、クルマエビと魚類の漁獲量を平成二十年と二十六年とで比較してみますと、貝類につきましては、平成二十年、八トンが、平成二十六年、十九トンで、約二・四倍に増加しています。  クルマエビにつきましては、平成二十年、四十八トンが、平成二十六年、五トンと、劇的に減少しています。  また、魚類につきましても、平成二十年、七百十六トンが、平成二十六年、四百十四トンと減少しており、全ての魚種を合わせた本市の漁獲量の全体は、平成二十年、三千四十六トンが、平成二十六年、八百七トンと、大幅に減少しています。  減少の原因といたしましては、漁業者の減少や、魚介類の生息環境の悪化につながるさまざまな要因が影響していると考えています。  これまで、アサリにつきましては母貝放流を、クルマエビ、ガザミにつきましては種苗放流を毎年実施していますが、統計上では、エビ類とカニ類の漁獲量の増加にはつながっていません。  しかし、この継続的なクルマエビ等の種苗放流で、現状の漁獲が維持できていると考えています。  また、県とともに、水産環境整備事業で高家地区地先に藻場造成や海底清掃、耕うん等を実施し、資源の保護、回復に取り組んでいます。  今後も、県漁協等、関係機関と連携を図りながら、継続して放流事業等を実施し、水産資源の回復に努めていきたいと考えています。
     以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  五番 後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)議長、まず、再質問順番なんですけれども、二項目めから先に行かせていただいて、最後に一項目めを再質問させていただければ。 ◯議長(中島孝行君)はい。 ◯五番(後藤竜也君)ありがとうございます。  では、都市計画に関しての柳ヶ浦駅周辺整備の件でお伺いをいたします。  この件はもう、二議会に一回ずつくらい、もうほとんど毎回のようにやってるわけなんですけれども、答えに関しても大体想定の範囲内であります。  今回ですね、また質問させていただいたのは、今、北側のほうでですね、基本計画を立てるということで、周辺に説明をして意見を聞いたりとか、前向きに今、進んでいるんですけれども、実際、地域の方々の意見としてですね、私なんかは、直接、市から説明を受けて、今回本当にやるんだなというふうに感じてるんですけれども、地域の方々からすれば、二十年前も同じことを言ってたと。二十年前も同じ絵が出てきて、二十年前も本気でやると言ってたと。今回も本気って言うけど、本気の度合いが本当なのかというところをですね、私もよく聞かれるわけなんです。  まず、今回の件に関しては、もうあれだけが絵ができて、こういう計画でやっていくんだというところなんですけれども、まず、北側をやるに当たって、この公の場でですね、ここは絶対やっていくんだというのを部長の口から伺いたいなと思いまして。いかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)建設水道部長の原田です。後藤議員の再質問にお答えいたします。  今回、基本構想、そして、基本計画の策定をやっておりますが、後藤議員が言われたように、柳ヶ浦駅前の構想というのは過去何回か出ております。  ただ今回はですね、今回はというのもあれですが、JRとの協議を何度も重ねておりまして、実際、具体的なところまで結構踏み込んで話をしておりますし、都市再生整備計画の採択を受けて、事業費も、そっちの補助も受けようという話も進めておりますので、本気度というと何かちょっと変ですけど、実現性に向けてかなり前進していると思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)柳ヶ浦駅は、市の基本方針で玄関駅に位置づけるということでありますけれども、これは今後も変わらずというか、玄関駅、中心駅として整備していくということでよろしいですね。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)お答えいたします。  これは、市の総合計画で定められていることでございますので、方針はぶれておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)柳ヶ浦駅は、今、玄関駅ということになってるんですけれども、そういうふうに私も聞いておりますが、実際の扱いというか、としてはですね、例えば先日、NHKの「あさイチ」という番組で宇佐が紹介されて、いろんな地域が映りました。ただ、その中には玄関駅は映らないんです。また、今日も七時半からNHKで、また、宇佐の紹介があるかと思います。玄関駅というからには、やはり玄関にふさわしいですね、駅舎、駅前、そして、宇佐となったときにそこがやっぱり映るような駅前、駅にしていかなければならないんじゃないかなと思うわけです。  今はですね、玄関駅と言ってても、場所は四日市も近い、市役所にも近い、利便性から考えたら玄関駅という形になってるんですけど、例えば、インターネットでウィキペディアを見たらですね、宇佐の中心駅は宇佐駅になってるわけですね。その中に出てくる写真も宇佐駅の写真が出てくるわけなんです。JTBの時刻表の中でも宇佐駅になってるんです。市が言ってることと実際の現実がですね、ちょっと乖離してるところがあります。  宇佐だ、柳ヶ浦だで引っ張り合いをするということではなくてですね、やはり玄関駅として定めてるのであれば、玄関駅にふさわしい、やはり整備を進めていくべきであるし、また、テレビ局とのやりとりもどうかわかりませんけれども、全く扱いがなくて、玄関駅ではなくてまるで勝手口のようなですね、感じになってるような気がしてます。そういうふうに、実際に感じている方も多くいらっしゃるみたいです。  ですので、せっかくこういうふうに整備計画を立てて、玄関駅としてやっていくということであれば、それにふさわしいことを期待しております。  それにあわせてですね、以前も言いましたけれども、名前ですね、駅名のことに関して。この際、駅舎をさわり、駅周辺整備を進めていくに当たっては、名前も一新していくべきではないかという提案をいたしました。  このことに関しては、柳ヶ浦駅という名前に愛着がある方もたくさんいらっしゃる。実際に、柳ヶ浦という地名が残ったのが、駅とか郵便局とか小学校とか限られたところにしかなくなってきてるので、確かにそういう意見も私も理解できますし、実際に愛着もありますけれども、ただ、玄関駅となっていく、宇佐市の中心駅となっていくということになれば、やはり対外的に見たときに、玄関駅と市の名前とが違うというのも、やはり玄関駅なのかなと思わせるようなところもあると思いますし、また、名は体を表すというか、変えていくこと、せっかく駅舎も変えて玄関駅にするんだから、これを機に変えていきましょうということで提案をぜひしていっていただきたいなというふうに思うわけであります。  今ですね、慎重な意見が多いというふうに言いますけれども、現状の駅のまんまで名前を変えようというふうにした場合は、それは変える必要ないんじゃないかなると思うんですけど、地域の方に、これから本当に整備して中心駅となっていくんで、駅舎も変える、駅周辺も整備していく、新しいまちづくりをしていくんだから、ぜひこの名前で新しくスタートしたいというふうにお話すればですね、大抵の方が御理解していただけるんではないかなというふうに思うわけですけれども、そのあたりは検討に入ってるんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)まず、中心駅としてなんでございますが、現在の駅前広場、ちょっと狭いということもございまして、広げようと思っております。それで、タクシーのプールができたり、バスも今は乗り降りは別々の箇所を使っております。こういうところが一体的にバスが回れるような形で同じところで乗り降りができる。こういった駅広の機能を高めていきたいというのが一つと、それに合わせた駅舎の改築。駅舎も皆さん言われるように、確かにちょっと見た目が余りよくないんでですね、中心駅にふさわしいような駅舎に変えていきたいと思っております。  それと、駅広、駅舎だけではなくて、その前にですね、交流施設っていうか、そういった、例えばですけど、コンテナショップみたいなものを置いたらどうかとか、ここ辺はまだいろんな意見が出ているところでございますので、そういったものも含めまして、中心駅にふさわしいような駅にしていきたいと思っております。  その中で、市民の皆さんにいろいろ意見は聞いておるんですが、駅名の改称につきましては、そこまで積極的にうちのほうは、今のところ動いておりません。駅名についてのアンケート等は余りとっておりませんので、これからの市民の盛り上がりとか、そこ辺がございましたら検討していきたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)駅名に関しては、市の職員の方のアイデアを一つ聞いたんで言わせてもらうと、例えば、英語で表記するとかですね、USAにしたら珍しいということで鉄道ファンが来るんじゃないかとか、いいインパクトになるんじゃないかとかいうような案もありました。  やっぱり名前というのは大変大きなインパクトがある。ありきたりの名前だったらインパクトはないんですが、そういった案は大変検討に値するいい案だなというふうに思いますので、そういった何か際立つようなですね、ことをぜひやっていただきたいなと思います。  また、こちらに書いてるですね、駅南側のことなんですけれども、三段階に分けてやっていきたいということですけれども、もう平成三十一年には柳ヶ浦上拝田線が完成の予定となって、南北軸が完成をするわけであります。それとあわせて、黒川松崎線も、その完成と同時に着工をしたいというような方向で進んでいるという、完全な事業認可されてはないと思うんですけど、そういう方向で進んでいきたいというふうに聞いております。  ということは、もう、まさにこの駅の南側が交通の結節点になるということであります。その南側、南北の軸はでき、東西の軸が、時間はかかるんでしょうけれども、できていくというところになって、やっぱり南側の方向も、これから下水道を整備していくとか考えた場合にですね、方向性を示してまちづくりをしていくのを示していかなければならないんじゃないかなと思うわけなんです。  今からすぐやろうと、これからやろうとしても、やはりどんなに早くても十年かかると思うんです。それが、今もう、流れに任せてみたいなことになればですね、十年経ち、二十年経ち、結果的に必要なくなるんじゃないか、まちづくりが結局できないまま終わってしまうんじゃないかというふうな懸念もしているわけであります。  ここでですね、もう道もできると。駅も整備する。だから、もう南側もやっていくんだと。農振の除外に関しても、駅から数百メートル、病院から数百メートル、いろんな条件、下水道から上水道からいろんな条件があると思うんですけれども、それをクリアすれば除外もできるというふうに聞いておりますので、ここはもう、この地域は開発していくんだというふうな方向性をですね、民間任せじゃなくて、民間ももちろん、力を借りなければできないと思うんですけれども、市もですね、何度も言って難しいという答えも想定してるんですけど、ここはもうぜひ、都市計画としてですね、やっていただきたいと、強く願うところなんですけれども、いかがでしょう。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)お答えいたします。  駅の南側については、今、基本構想はできております。ここに、南側のポテンシャルを生かすために民間活力を積極的に誘致し、多様な交流を促進するというような方向で、南側につきましては民間活力の導入というんですかね、そういったゾーンを予定しております。  民間活力をいつから誘致するかということだと思うんですが、市といたしましては、北側のまず駅前広場、これに全力を注ぎたいと思っております。駅前広場がですね、現在の予定では工事完了が平成三十四年になろうかと思います。この後から、実際、南側に入るのか、民間ですので、ある程度構想は先に作っておっても、南側の開発が進んでいくのか、ここ辺をまたちょっと、基本計画ができておりませんので何とも言えないところではございます。  先ほど言われました黒川松崎線、これにつきましては、市のほうは柳ヶ浦上拝田線ができ次第、次にかかってほしいということで県のほうにお願いをしているところでございますが、県としてはまだこれをやるということには決定しておりません。地元の熱意が欲しいっていうかですね、区長さんとか地区の方からそういう盛り上がりの声をいただいて、宇佐市民が望んでいる路線であると、そういう意見をもって土木事務所としては県のほうに予算要求していきたいというような話は伺っております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)南側の、民間を誘致するということなんですけれども、民間がですね、一番そこに進出するかどうかの大きなポイントの一つがですね、下水道があるかどうかということだと思うんです。下水道があれば大きな施設も来やすくなると。ただ、都市計画というか、それが今、現状ではできてない中で、地域によってはですね、他市の例で言えば、事前に農振除外できるようなところに最初から管を通しておくと。開発するときにはそこに接続すればできるようになるというような計画というか、進出してくるならこういうインフラの整備が準備できてますよっていう状態にしておかないと、なかなかですね、進出もしにくいんじゃないかなと思うんです。  民間も来たい、でもそのためには条件がそろわなければならない。民間が来たいからというから条件を整備するのは、卵が先か鶏が先かになりますけど、やはりですね、先にある程度の整備をした上で、基本方針を示した上でないと、なかなか、来ようとするところが多ければやりますよっていうところだったらですね、なかなかちょっと難しいんじゃないかなと思うんです。物を買いに行ってもですね、この商品、注文がたくさん来るから仕入れますじゃなくてですね、こんなにたくさんメニューがあるからそのお店に行きますっていうようなもんだと思うんですね。  なので、やはり重要な部分に関しては、例えば黒川松崎線の、あそこを拡幅するときにですね、下水の管を通すとか通さないとか、そういったことももう議論してですね、計画に入れるかどうかというところまでしっかりと話し込んでいかなければならない時期がもう来てるんじゃないかな思うんですけど、いかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)議員おっしゃるとおりだと思います。駅南側につきましても、先ほどの答弁で下水のところでちょっと申しましたが、平成三十四年までには供用開始できると思いますので、その前にですね、今、議員言われたように、駅の南側についても駅広をどの位置に持ってくるとか、そこ辺の構想あって、下水管は通しておくべきだと思います。  ホテルとか、何が来るかわからないんですけど、そういった大型施設が入るにはやっぱり下水道がないと、建物の建設というのは考えられないと思っておりますので、そういう計画は事前に作っていきたいし、管も入れていくべきだと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)二点目の、用途地域の変更、もう拡大は難しいということは何度も聞いております。ただ、今後のまちづくりを考えていく上でですね、先ほど何度も言っておりますけれども、やはり、駅のほうから南北軸の柳ヶ浦上拝田線、この幹線にかけてはですね、以前からも話があるように、その周辺に関しては農振除外をしていくべきじゃないか。用途地域に関しても、拡大は難しいと言ってるんですけど、今後のまちづくりを考える上で、もうそこしかですね、宇佐市のまちづくりをしていくところがないんじゃないかなと思うわけです。  柳ヶ浦周辺、地元の私がこれを言うと、我田引水的に聞こえるかもしれないんですけれども、全体を考えても、やはり宇佐は中心部と駅が離れてると。その中心部と駅を結ぶ幹線とその周辺がですね、やはり整備されていかないと、今後の交通体系も考えてもですね、二次交通のことを考えたりしても、そこのあたりのまちのつくり方、整備の仕方を、難しいとは思うんですけど、ここもぜひ、国の方針が違うとは、宇佐市の場合はこういう事情があるんだということでですね、そういう方向性を持って進めていっていただきたいと思います。これに関しては答えは、今、どうこうと答えられるようなことじゃないと思うんですけど、こういうふうな方向でぜひ進めていただきたいという強い思いでありますので、ぜひ酌んでいただければと思います。  次の、少し関連するんですけど、下水道整備事業の進捗状況についてお伺いをいたしました。  これに関してですね、下水道はもう、都市計画上も進めていくべきものだというふうに当然思ってるんですけれども、同時にですね、各地域と、今、説明会や合意を受けての覚書等の作成等進めてることだと思うんですけれども、ここはですね、大筋合意した前提がそういう、各地域との合意のもとが前提があるということを十分に認識をしていただいて、そこはしっかりと進めていただきたいなと思うわけです。  といいますのが、今ですね、現実、地域で大筋合意をしたと。ただ、まだ覚書が結ばれてない。この回答ではですね、本年度中に認可をもらう予定であるということになってるので、大筋合意をした、進めていく、ただ、その合意内容に関しては、はっきり決まらないまんま、半分ぐらいして後はなあなあじゃ困るわけなんですね。  やはり、要望を出したことに関して、例えば、一つ例を出せば、五百羅漢前の舗装のこととかですね、何年までにやるとかいうふうに決めてるようなことはですね、しっかりやっていただきたい。歩道とか車道とか、そういういろんな整備に関して、一個一個つまびらかにすつもりはありませんけれども、そういったことに関しては、合意したことは必ずやると。非公式な場というか、一対一の場、区長さん対市との場では聞いてるんですけれども、やはりこの公の場でですね、しっかりやるということでぜひ明言していただけないですかね。私、用心深いんです。 ◯議長(中島孝行君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(野村庄司君)上下水道課長の野村でございます。後藤議員の再質問にお答えいたします。  先ほど言われてましたように、地元との合意を、今、図っておる途中でございます。地元の合意というのが、要望が出てきた分について、全てできるという話はしておりませんし、その分で地元の方も一部納得していただいてはおります。  あと、その分中で、いろんな要望出ております。その分について、市としてできるものとしてずっと列記をしております。その分について、全項目に対して、市の考え方を入れた中での覚書、協定書、そこ辺のところを結んでいくと思っております。  その中には、例えば、道路であれば何年ぐらいにかかりますとか、そこ辺のところの大まかの年度は入れていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)いや、私が言ってるのは、要望が出て、市から回答があって、やりますということに関して必ずやっていただきたいということなんです。できないことまでやってくれということじゃなくてですね、やりますって言ったことが、それぞれ年度が入ってるものもあれば年度が入ってないものもあるんですけど、ここに関しては前向きに進めていきますみたいな、ちょっと濁したような感じでですね。こちらが受けたニュアンスとしては、やるということなのに、そこはやる方向でみたいな、ぼやかした感じでですね、それが十年後になるか二十年後になるかわからないじゃ困るわけなんですね。だから、やると言ったことに関しては、ぜひやっていただきたい。いいですね。 ◯議長(中島孝行君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(野村庄司君)お答えいたします。  今、言われたように、やることに関してはもちろんやるんですが、その分ということは地元と確認をはっきりとって、後々に残りがないように伝えていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)今、各区と話をされておりますけれども、ぜひ早目に、合意というか覚書を結んでいただいて、進めていただきたいと思います。  次に参ります。防災、減災への意識向上に向けてなんですけれども、今回ですね、質問させていただいた背景は、実は、先々月に別府市の長野市長と少しお話しする機会がありまして、そのときに、熊本・大分地震のときの対応のお話もしていただきました。それで、簡単にですね、パワーポイントでまとめたような、こういう資料もいただきました。  その中でですね、実際に災害を経験した市長として、もちろん是永市長もお話を伺われてると思うんですけれども、やはり、先ほど私、冒頭で言ったような、言いにくいこともはっきり言うということが大切だということをおっしゃっておりました。  というのが、実際、災害が起きたときに、市民の市に対する期待というのが、例えばこれぐらい大きいわけなんです。これぐらい大きいんですけれども、実際にできることというのはこれぐらいの大きさしかできない。今、実際に災害が起きてないので、期待をどれだけ持たれても、起きなければどこまでできるかできないかわからないので、今は何も問題がないわけなんですけど、実際、別府のように起きた場合ですね、期待が余りにも、市が全部してくれるんじゃないか、こういったこともしてくるんじゃないかっていうところがあってもですね、実際にできるところというのは本当に限られてるんだというようなお話でありました。  その中で、自助、公助の分でですね、例えば、別府市においては公助で人を助けるということにおいては、いわゆる、要支援者の方々だけを助けるのでも大変な困難があったというお話を伺いました。聴覚障害を持った方、身体的な障害がある方、もしくは、認知症がある方、いろんな方のですね、支援をするだけでも大変な苦労があって、そういった方だけでも網羅はできなかったというようなお話がありました。  ですので、こういう災害が起きたときにですね、例えば、心身的に何の問題もない五体満足な方に関しては、自助の部分でですね、自らの命は自分で守ってくださいと。この部分をもうはっきりとですね、言うべきじゃないかなと思います。  この後に自主防災組織等も書いておりますけれども、先にですね、ルールを定めるべきだと思うんです。こういった災害が起きたときは、例えば、区の自主防災組織がこういう行動をする。自分のことは基本的には自分でしていただくとかですね。そういったものを最初に明確にしておかないとですね、混乱が起きたときには、期待が大きい方はこれもしてくれ、これもしてくれ、これもしてくれ。でも、混乱してるんで、結局それもできない。もう大変な混乱が生じると思います。  ですので、今、何もないときに、自主防災組織のことを伺ったのも、やはり全体的に、今、この数字を見ると九五%ぐらいできているということなんですけど、実際にじゃあこれが九五%稼働するのかといったら多分難しい。多分というか、恐らくできないんじゃないかなと思うんです。一部のところはできたとしてもですね。  ですので、協定を結ぶ、マニュアルを作るということを、今、何もないときに、宇佐は災害が少ない地域ですけれども、まずそれをやるというのはいかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。後藤議員の再質問にお答えします。  熊本地震等で大きな災害を受けたとき、避難所等の運営と自主防災組織のそういったマニュアルづくりということで、現在、自主防災組織には、一応、規約というものがあります。その中で、自主防災組織には、一応、規約として、行動とか要支援者の避難誘導とかいうのも含まれております。  けれど、先ほど議員おっしゃったとおり、なかなか、災害起きてないんで、本当の活動ができているのかというのは、できてないというふうには認識しております。  今後また、防災訓練等を通じて、自助、共助、公助の必要性を強く訴えていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)自主防災組織は、今、九五%組織されて、三百三十地域でできておるということなんですけれども、このリーダーは各区長さんになるんですかね。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)質問にお答えします。  一応、区長のほうがリーダーというふうになっております。その中には防災士がおれば防災士を入れてもらって、そういうふうな規約を作っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)ここの自主防災組織もですね、リーダーが各区長様にしていただいてですね、あと、その組織固めというか、各区長様におかれましては、高齢の方もたくさんいらっしゃるということもありますので、そこの組織も、何かあったときにはどういう連携でやってくのかと。もちろん、リーダーは決まって、防災士がいてとかいうふうになってるかもしれないんですけれども、そのとき、誰がどういう役割を果たすのかというところまではっきり決まってないと思うんですね。それを明確にして備えるということが大切であると思いますので、今、何もない時だからこそ、ちょっと詰めてですね、やっていただきたいなと思います。これ、ぜひ進めていただけると。よろしくお願いいたします。  次にですね、水産資源のことに関してです。カワウ被害をどのように捉えてるかというところで、今は桜づつみ公園がねぐらであって、安心院の黒木池がコロニーであるというところを把握されてる。  昨日、大隈議員からも質問がありまして、助成は駅館川漁協に出ているということ等で伺っておりますが、実際、カワウの被害というのは大体何年ぐらい前から言われるようになったんでしょうか。
    ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(樋田義弘君)林業水産課長の樋田でございます。後藤議員の再質問にお答えします。  はっきり現場の確認とか、そういうふうなコロニー、それから、ねぐらのですね、状況を見に行くとかいうようなことについては、去年ぐらいからというふうに認識しております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)私が実際に漁業者の方からもお話聞くとですね、特にここ二、三年激しいと。四、五年ぐらい前から大分被害が出てきたというような話を聞きました。  先日、資料請求しまして、宇佐だけは出ないということだったんですが、大分県全体の資料、これで推測するしかないんですけれども、例えば、鮎においても平成二十二年からしたら、もう七分の一ぐらいまでに漁獲高が激減をしております。  また、この資料にないんですけれども、私が聞いた話では、先ほど高橋議員からも聞いたんですけど、モクズガニ、ツガニが捕れなくなってきてると。これも、稚魚、小さいとき、アユも含めて、カワウに全部やられてしまうんだというような話を聞きました。  この対策として、今、市は花火は支給してるということなんですけれども、その花火の効果というのは、どのように考えられてるんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(樋田義弘君)お答えいたします。  花火の効果につきましては、昨年から花火を使いまして、小さい花火と大きな花火があるとお伺いしております。それで、一定、桜づつみ公園でのねぐらの追い払いに効果があったというふうに聞いております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)昨日のお話の中で、例えば、鉄砲で追い払ったらほかのところに行ってしまうかもしれないと。駅館川だけじゃなくて、県内でも五十キロぐらい飛んでいく可能性があるとか、そういう話を伺いましたけれども、結局、花火というのは動物、カワウからしたら、鉄砲と勘違いするということですよね。撃たれたんじゃないかというふうに。結局、花火をすることと鉄砲で撃つことというのは、動物にとっては余り変わらないというかですね、脅されて逃げるということになるので。それだったらですね、花火の対策を現実に今してるのであれば、駆除でですね、猟友会にお願いをして実際に撃ってもらうことはできないんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(樋田義弘君)お答えいたします。  今年いたしました駆除なんですが、駅館川河川漁協組合に対しまして、猟期外の捕獲許可を出しまして、内容につきましては、卵の手捕り、ひなの手捕りというような内容でございまして、何匹とってもいいという内容で許可出しまして、それを漁協が中心になって、市のほうもちょっと助けまして、現場で行ったというような、個体数減少の、これはコロニーですね。黒木池で実施しております。  これについては、なかなか効果があったと。現在のところでは、昨年と比べて同時期でかなり減ってるんではないかというような評価を得ております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)今、鉄砲じゃなくて卵を捕ったということなんですけど、今、二十九年度に向けて県も今、対策を練ってるというふうに、昨日の大隈議員の質問で聞いたんですけれども、予算が、今、実際に駅館川漁協に出てると。これは、駅館川漁協に対して全部出てるんですかね。それとも、それ以外のところにも行ってるんですかね。どうなんですかね。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(樋田義弘君)お答えいたします。  私の知ってる範囲内では、予算化して実施してるのは駅館川漁協だけだと思います。ほかの漁協については、問題であるという認識があるんですが、まだ予算化して行動を大きく起こしてはないというような感じでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)これ、合ってるかどうかわかりませんが、私が聞いた話では、漁協に対して出てるんだけど、それは猟友会に対して行ってるとかいう話も聞いたんですが、それは事実と違いますか。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(樋田義弘君)お答えいたします。  私は、漁協に補助金はいってるというふうに理解しております。  猟友会に対しましては、捕獲報償金とかで、一羽当たり何円とかいうような設定を市が決めまして、実施した場合については捕獲報償金というような予算が出動することになるんですが、そのことはまだ決定しておりません。猟期につきまして、自由に撃てる状態というような理解でございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)今、現状で禁漁区になってる川周辺のところですね。そこは申請をすれば撃てるようになるんですか。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(樋田義弘君)お答えいたします。  コロニーの黒木池につきましては、住宅が少しあるというようにお伺いしておりますので、たとえできたとしても、その住宅への配慮が十分必要だろうというようなことで、ちょっとちゅうちょされるような状況だと聞いております。  ねぐらにつきましては、住宅街ですので、もう無理だろうというような判断でございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)今後、カワウの対策は来年度に向けて強化していくというふうに聞きましたので、そこはもうぜひ進めていただきたいなと。漁獲高もこれだけも減ってるわけですので、ぜひ進めていただきたいと思います。  あと、時間も少ないんですけど、回答の中でですね、貝類が増えてるんですが、内訳はわかりますか。 ◯議長(中島孝行君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(樋田義弘君)お示ししました資料の貝類につきましては、内訳がございません。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)後藤竜也君。 ◯五番(後藤竜也君)今、アサリが減ってるということなんですけど、貝が二・四倍に増加してるということは、マテが増えてるのか、何かほかの貝が増えてるのかわからないんですけど、現状でも全体的に減少してるということでありますので、また、種苗の放流に関しても、聞くところによれば、こちらで放流したのが、香々地とか真玉のほうにガザミとか行ってるとかですね、そういう話もありますので、今後また、調査研究していただいて、こちらで放流したものはこちらで捕れるようなですね……。 ◯議長(中島孝行君)終わりました。 ◯五番(後藤竜也君)はい。ありがとうございました。 ◯議長(中島孝行君)以上で後藤竜也議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで暫時休憩をいたします。再開は十四時二十五分といたします。休憩します。                  休憩 午後二時十五分                ───────────────                  再開 午後二時二十八分 ◯議長(中島孝行君)休憩前に引き続き一般質問を続行します。  七番 河野康臣君。 ◯七番(河野康臣君)皆さん、こんにちは。しんがり、大トリを務めます議席番号七番 河野康臣でございます。  昨日は十二月八日。七十五年前に真珠湾攻撃が行われた日でもありました。少しインターネットで調べてみました。日清・日露の戦争からベトナム戦争まで、トータルで、亡くなられた方が六千八百三十一万一千人となっております。もちろんこれはネットの情報ですので、かなりアバウトな数字かと思いますが、多くの方々が亡くなられたことに対して、平和の尊さ、それから戦争の悲惨さについて改めて考えたわけでございます。  先ほど後藤議員のほうから、相良公治議員、広崎譲二議員についての哀悼の意をお聞きいたしましたけれども、私も、相良議員、広崎議員と、夜、四日市の市場調査等を行ってまいりました。本当にお世話になりましたし、本当に有能な議員の方を亡くしたことに対して心痛む思いがあります。  それでは、一般質問に入りたいと思います。発言通告に従いまして、一項目めから六項目め、読み上げて通告をいたします。  大きな一項目め、子供の貧困対策と子ども食堂の現状について。  その一点目、本市の子供の貧困の現状はどうか。  二点目、子ども食堂についての本市の考え方は。  大きな二項目め、教職員の多忙化と健康状態について。  一点目、時間外勤務の実態は。  二点目、現職死亡、病休者の現状はどうなっているか。  大きな三項目め、色弱児童生徒、その対応についてでございます。視覚異常者の進学や就職への影響について、どのように認識しているか。  大きな四項目め、フッ素化合物口内洗浄についてですが、一点目、県教委のほうから市への導入への働きかけはあったかどうか。  二点目、再度、市教委としての学校への導入についての見解を問うものです。  大きな五項目め、ごみ収集車のボディ部分へのペイントについてですが、宇佐市の名物、あるいは、文化財でありますが、宇佐神宮、石橋、鏝絵、双葉山、空揚げ、マチュピチュ、各種滝等のペイントをパッカー車に施してはどうか。  最後でございますが、六点目、JR電車の遅延周知対策についてでございます。電車通学生徒にいかにして電車の遅延を伝えるかについて、JRへの働きかけをできないかということでございます。  以上、六項目につきまして、第一回目の質問を終わります。 ◯議長(中島孝行君)それでは、河野康臣議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。七番 河野議員の一般質問にお答えをいたします。  五項目め、宇佐市名物、宇佐神宮、石橋、鏝絵、双葉山、空揚げ、マチュピチュ、各種滝等のペイントをパッカー車に施してはどうかについてでありますが、宇佐市では一般廃棄物、家庭ごみ収集・運搬十業務を九業者に委託をいたしております。パッカー車の登録台数は十二台で、各業務でパッカー車の色を指定しておりますが、塗装に係る費用は受託者の負担となっております。  議員御提案の宇佐市名物のペイントにつきましては、宇佐市の宣伝効果だけでなくて、ごみに対する市民の意識、マナー向上にもつながると考えられますが、今年が五年に一度の一般廃棄物、家庭ごみ収集運搬委託業務の見直しの時期に当たり、十月に入札は執行済みとなっております。  そのため、現在、各受託者がパッカー車を指定色で発注を行っており、現時点においては宇佐市名物のペイントを施すことは物理的に困難な状況であります。  ただ、ペイント以外にも宣伝効果が期待できる手法も考えられますので、今後、業務受託者の協力も得ながら、調査研究をしていきたいと考えております。  以上で私からの答弁は終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めの、教職員の多忙化と健康状態についてを、教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)教育長の近藤でございます。七番 河野議員の一般質問にお答えいたします。  二項目の、教職員の多忙化と健康状態についての一点目、時間外勤務の実態はと、二点目、現職死亡、病休者の状況はは関連がありますので、一括してお答えいたします。  各小中学校では、毎年四月に、勤務実態改善計画を策定するとともに、校内安全衛生委員会を開催し、教職員の適切な勤務体制について協議し、具体的な改善策を講じております。  六月に実施した実態調査では、市内全ての学校において勤務実態改善計画は策定されているものの、校内安全衛生委員会の中で各学校が設定したノー残業デーの実施率は全体の六七%にとどまっております。  時間外勤務の超過時間調査は、例年一月に行い、第二回宇佐市立学校総括安全衛生委員会にて協議する予定であります。  なお、現職死亡は過去三年間ございません。また、十一月現在、病休者は四名であります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの、子供の貧困対策と子ども食堂の現状についてを、福祉保健部長 土居秀徳君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)福祉保健部長の土居です。七番 河野議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、子供の貧困対策と子ども食堂の現状についての一点目、本市の子供の貧困の状況はについてでございますが、厚生労働省の平成二十五年度の国民生活基礎調査において、我が国の子供の貧困率は一六・三%であるという調査結果が発表されました。  ここで言う貧困率とは、相対的貧困率であり、相対的貧困率を算出する調査は、これ以外にも、総務省の全国消費実態調査があり、その貧困率は約一〇%となっています。  両調査においては、調査対象、抽出方法も異なるため、その調査結果の数値も異なっておりますし、市町村ごとの調査結果は公表されておりません。  また、本市の子供の貧困の状況を把握する指標としては、生活保護世帯の子供や児童扶養手当受給世帯の子供並びに就学援助を受けている子供の数等が参考になると考えております。  なお、市の就学援助を受けている子供の割合は、平成二十五年度において一六・三%と、国民生活基礎調査の貧困率と同率となっていることから、本市の子供の貧困率も全国平均並みの状況にあると捉えております。  二点目、子ども食堂について本市の考え方はについてですが、本市においても、民間の方が平成二十七年から子ども食堂を週一回開催されておりますが、近年では経済的問題だけでなく、仕事の事情などで親と一緒に食事ができない子供が増えていると言われております。  このため、子ども食堂は、単に食事の提供を行うだけでなく、子供の居場所づくりや健全育成にも役立つものと考えており、市としては、県のモデル事業などの先進事例などを参考に、子ども食堂に取り組んでいただけるようなNPO、ボランティア、社会福祉法人等の支援を行っていきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、三項目めの、色弱児童生徒とその対応についてと、四項目めの、フッ素化合物口内洗浄についてを、教育次長 高月晴彦君。
    ◯教育次長兼教育総務課長(高月晴彦君)教育次長の高月です。七番 河野議員の一般質問にお答えします。  三項目の、色弱児童生徒とその対応についてですが、子供たちの進学については、特定の職業である警察、航空関係や調理師等の専門学校への入学に関しては制限がある場合がありますが、これらに関わる全ての学校で制限があるわけではありません。  また、就職に関して、厚生労働省は、色覚異常によって業務に重大な支障を来す心配がない場合は採用制限を行わないようにと指導しております。  市教育委員会としましては、各学校現場において教職員が色覚に対する正確な知識を持ち、色弱等の児童生徒が在籍する場合は、保護者と連携しながら、ユニバーサルデザインの視点に基づいた教育的配慮が必要であると考えております。  次に、四項目め、フッ素化合物口内洗浄についての一点目、県のほうから市教委に対し、学校現場導入の働きかけはと、二点目、再度、市教委としての学校への導入についての見解については関連がありますので、一括してお答えいたします。  県では、平成二十五年十二月に、大分県歯と口腔の健康づくり推進条例を制定し、フッ化物洗口を含む歯と口腔の健康作りを推進しております。  しかしながら、大分県は依然として全国的にも虫歯本数が多い現況の中、県教育委員会は平成二十七年十二月に、学校におけるフッ化物洗口導入の手引を作成し、これによりフッ化物洗口の有効性と安全性を明確に示しました。  これを受け、市教育委員会としましては、市内の十二歳児の虫歯保有状況を踏まえ、学校教育におけるフッ化物洗口の導入について不安や混乱が生じないよう、保護者や学校現場、また、関係機関とも連携しながら協議を重ねているところであります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、六項目めの、JR電車の遅延周知対策についてを、総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。七番 河野議員の一般質問にお答えします。  六項目め、JR電車の遅延周知対策についてですが、JR九州によりますと、ダイヤに遅延が発生した際の通学生等への周知手段は、駅員が配置されている業務委託駅では、営業時間内は駅員が利用者へ直接周知しています。  営業時間外並びに無人駅については、その都度、管理駅による駅構内放送により、周知を行っているとのことであります。  また、本年三月に無人化となった豊前善光寺駅につきましては、駅入り口に、列車位置情報案内システムを導入し、遅延状況が常に把握できるよう掲示が行われていますが、システムのないその他の無人駅につきましては、地元の声を伺いながらJR九州へシステムの導入を要望してまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  七番 河野康臣君。 ◯七番(河野康臣君)それでは、一項目めから順次、再質問をさせていただきます。  子供の貧困率については、六人に一人が相対的貧困であるというようなデータが示されており、それに基づいてですね、教育委員会のほうからもそういう答弁がございました。この貧困率の定義といったものが、もう一度、どういうものであるか、確認の意味で質問をいたします。 ◯議長(中島孝行君)福祉課長。 ◯福祉課長(松吉 剛君)福祉課長の松吉です。河野議員の再質問にお答えします。  貧困率の定義でございますが、その場合、相対的貧困率というものを採用して、相対的貧困率の算出方法といたしましては、収入から税金、社会保険料などを引いた全世帯の可処分所得を一人当たりに換算して、低い順に並べて、中央の額の半分を貧困線と呼びます。それ以下の可処分所得で暮らす人の割合を相対的貧困率といいます。  子供の貧困率とは、子供全体に占める貧困線に満たない子供の割合となります。  ちなみに、平成二十五年発表数値におけるこの貧困線は、百二十二万円となっております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)河野康臣君。 ◯七番(河野康臣君)ありがとうございました。  要するに、収入から必要経費を引いて、それを人数で割ると。そして一人当たりの平均を下回る人たちについては貧困であるいうことで、具体的には百二十二万円以下ということになるようでございます。  現実問題として、さまざまな家庭の環境があってですね、貯蓄のある方もあれば、収入のみならず、あるいはまた、負債といいますか、借金を抱えた方もいるでしょうし、一概に収入の相対がイコール貧困であるかどうかということの算定は難しいと思うんですけれども、ただしかし、今の保護者といいますと、労働者の低賃金、それから、有期雇用であったり、そして非正規雇用であったりですね、約二千万人の方が非正規労働者として働いてるというような現状を考えたときにですね、やはりどうしても親の貧困の問題を考えなければですね、子供だけの貧困の問題にはならないんではないかなということであります。  私が子供のころ、昭和二十七年生まれですので、六年生のころが昭和三十九年でした。そのころはまだ本当に、米麦収入と、それから、牛馬を飼った家畜の収入、農耕はですね、牛馬で行われておりましたし、リヤカー、それから自転車等ですね、そういった貧困状態がかなり進んでいたんですが、しかし、必要経費のほうは逆にかからなかったということもあります。  貧乏から脱出していくには、生活の途中で、学生であればですね、子供であれば、勉強して学校に行って、そして、大きな企業に勤めるというのが一つのステータスであったわけでございます。  ところがですね、最近、製造業や金融の世界的展開といいますか、グローバリズムの中で、宇佐市もそうですけれども、大手製造業が出ていってしまったりとか、本当に今、そういう意味での労働者の実態が厳しくなっているというふうに私は思うわけでございます。  そういう意味で、この景気の問題も含めましてですね、今の経済をどう立て直していくのか、そういう視点に立って、国家公務員でありました経済部長のほうに一言示唆を願えればと思います。 ◯議長(中島孝行君)経済部長。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)経済部長の山本でございます。河野康臣議員の再質問にお答えします。  ちょっと、御質問の内容的に私がお答えしていいものかどうか、迷うところがあります。  それとですね、私、宇佐市に出向するに当たって、国家公務員の立場を捨てて、特にですね、私の若いころからの仕事っぷりを見てこられた上司の方に、あんまり自分の主義主張を申すなと言われた手前ですね、ここでちょっと発言するのもどうかと思うところがあるんですけれども、せっかく御指名をいただいたので、若干、私見でありますが述べさせていただきます。  議員が言われるようにですね、確かに、農業の機械化が進んでですね、その余剰労働力が高度経済成長期の製造業を引っ張ったという事実はあると思います。  その後ですね、もう私の子供のころから見てもですね、世の中に、例えば、三十年前になかった仕事が、今、実際あるとかいう状況の変化もありますし、議員が言われるように、製造業の労働力の海外移転等もありましたし、また、最近特に思うのは、規制緩和によりまして、一番わかりやすい例がガソリンスタンド、これは従業員が入れるんじゃなくてセルフになって、そこの就職先が減ってるという状況もございます。  それはそれで、悪い面もありますし、例えば、企業で言うと、大体三十年が一つの企業の寿命だと言われる中で、海外にその市場を広げていったというグローバル化のいい面もあると思います。  これは、私が農林水産省に入る一番の理由だったんですけども、例えば、今年で言いますと、北海道で災害があって野菜が非常に高騰しているという状況で、いろいろ消費者から、かねてから文句を言われてきたんですが、そこで思うのは、経済学ってどうなのかなっていうのがずっと思ってまして。例えば、生きていくために必要でないもの、何万円もかけて、例えば高級バッグとかですね、買う人が、野菜が百円、二百上がっただけで大騒ぎしてるような状況があって、そのあたりは経済学が提唱してきたマクロ経済で、今成り立っている世の中の構造がどうかという面はあるかとは思います。  その中で、私の子供のころと比べて、貧困の幅がですね、増えているという認識はしておりますが、それに対して何か私ができるかというところもなかなか難しい問題ではありますが、私としては、自分の選んだ職業であります農業という産業を支えていくための一助になればというふうに考えて日々努力しているところでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)河野康臣君。 ◯七番(河野康臣君)大変すばらしい私見をいただきました。ありがとうございました。参考にさせていただきたいと思います。  自由貿易協定とか、それからTPPもそうなんですけれども、市場経済のグローバリズムが進むにつれてですね、発展途上国等の農業の破壊であるとか、そういうことの報告がですね、なされております。  確かに、いい面と悪い面と両方あると思いますけれども、私はちょっと古い考え方かもしれませんが、国内の産業を活性化して国内の消費を増やし、そして国内で需要を高めていくと。そして労働力も労働も確保していくということは、現段階においては一番求められるんじゃないかなというふうに思います。  トランプ大統領の失言もそうなんですけれども、イタリア国民のEUの離脱の意思の表示であったり、イギリスのですね、EUの離脱もですね、あながち他人ごととは言えないんではないかな、やはり、そこに学ぶべきものもあるんじゃないかというふうに私は思うんです。  もちろん、それだけではなくて、今の現政権が進めようとしてるTPPがですね、いわば東アジアの繁栄をもたらすという、そういう意味でのグローバリズムもあろうかと思いますが、現実問題として、私はそういった保護政策も一つの、規制緩和だけではなくて、規制をかけていくことも大変重要ではないかなというふうに考えているところでございます。  国会論戦ではございませんので、ちょっとこの辺でやめますけれども。  それでですね、先ほどの子ども食堂のこと、もちろん貧困だけではないというものの、やはり今、子供たちが、物質的な貧困だけじゃなくて、心の貧困、それから、なかなか子供たち同士の触れ合いがないという少子化の中で、子ども食堂について先ほどお話をいただきましたが、全くそのとおりだと思います。  先ほどの答弁の中にありましたように、NPO、ボランティア、そして社会福祉法人等の支援をしていきたいというふうに考えているということで、全く賛同することでございますので、これから子ども食堂については、まだまだ発展的な過程でございますので、一緒に考えていきたいというふうに思います。  そこでですね、私、宇佐市の上庄にあるんですけれども、退職された女性の先生と話しておりましたら、子ども食堂は宇佐市にあったでということだったので、ちょっと食堂のほうを尋ねてみました。確かに上庄のほうに、らんぷの木という食堂がございまして、その日は休みだったんですけれども、そのオーナーの方に、女性の方ですが、電話で事情をお伺いしました。御本人の名前は出しませんけれども、らんぷの木という名称については出していいという了解をいただきましたので、今、話をしているところでございますが。  その方が電話口で言われたのは、野菜の持ち込み等はいただいたが、全て自分の収入の中で賄ったと。他市のような公的サポートがあればよいと思ったこともあったが、余り強くは意識していなかったと。今の孤立した子供たちの状況、あるいは保護者が、親が夜おそくまで働くという状況の中で、自分自身もですね、その方自身も裕福ではない家庭に育ったので、誰かのために作ること、自分で作ることの大切さも伝えてあげたいと。できれば、ニンジン一本でも持ってきていただいて、子供の家族の方とですね、一緒に作るような子ども食堂をやりたいというようなことをおっしゃっていました。都合で今、お休みはしてるんですけれども、来年の一月に再開をしたいとのことでありますので、大変期待をしているところであります。  宇佐市の子ども食堂の現状について、このような情報をですね、提供をしておきたいというふうに思うわけです。インターネットのほうでホームページも出されておりますので、ぜひとも関心をいただいてですね、我々も一緒に、野菜であるとか、お米であるとか、そういうのを持ち寄って、地域の中で子供たちの支援ができたらいいのかなというふうに感じたところであります。  ちなみに、県下にはですね、子ども食堂が、ちょっと資料は見つかりませんが、かなりの数ありまして、隣の中津市ではですね、市議の方が子ども食堂をやっているようでありますし、我々も子ども食堂についてですね、興味・関心を持っていきたいということを述べまして次に移りたいと思います。  二項目めでございます。教職員の多忙化と健康状態について再質問をさせていただきます。  文科省の調査でもですね、小学校で二・三時間、中学校で二・七時間の超過勤務の実態が発表されておりまして、主なものとして部活動であったり、これは生徒指導も兼ねるわけでございますが、あるいは、集金事務、給食費の事務等々が挙げられております。  最近のある学校の調査でございますが、これは一週間分の調査なんですが、一週間、五日間でありますけれども、一週間にですね、平均で二十五時間の超勤の結果が出ております。一カ月に換算しまして、単純に四倍すれば約百時間ということになります。年々増加する時間外勤務でございますけれども、回答のほうにもありましたけれども、労働安全衛生委員会を中心としながらでありますが、それ以外にですね、服務監督権者、市教委としてどのような時間外の解消を図ろうとしているのか、ほかにありましたら御回答願います。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。再質問にお答えいたします。  超勤、多忙化についてですけれども、現在の学校現場は○○教育という名のもとに、あれもこれもと、いろんなものをするべきものがたくさんあるのが現状であると捉えています。つまり、教育活動におけるスクラップアンドビルド機能が十分に発揮されず、職員によっては飽和状態であるというふうに捉えております。  服務監督権者であります市教育委員会のなすべきことは、市内の教職員の実態を正確に捉えるとともに、やはり、市の、これから、職員が健康で生き生きと業務を力いっぱい発揮できるようにするための方向性を示すことが市教委としての使命であると考えております。  具体的には、各学校現場において対策組織を構築したり、年間の指導計画を立てさせたり、それをもとにPDCAの運用していきながら、教育委員会として指導していきます。市教育委員会としましても、正確な実態把握をしながら、各学校現場を支援していきたいと思います。  特に今年度からは、校務支援ソフトを三十一校全ての学校に市単費で取り入れること、導入、運用することができましたので、現実的な事務処理時間の縮減を図ることができていると思っています。少しずつですが、前向きに進めていきたいと考えます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)河野康臣君。 ◯七番(河野康臣君)先ほど言いましたように、月平均約百時間と。これは、厚生労働省が示しております、過労死ラインが月八十時間となっておりましてですね、市教委としての努力が大変重要なことでありますと同時に、私はやっぱり、先生方一人一人がですね、自分の意識として、自分の生命と自分の命と健康を守るですね、そういう捉え方をやっていかないと、本当に教育とか、保育という仕事はここまでであるという際限がありませんし、七時、八時ごろですね、保護者の方から電話が学校のほうにかかってきてもですね、出ないわけにはいきませんので、どうしても遅くなってしまうと。  私が一緒に勤めてた方でありますけれども、大体、保護者の家に行って帰ってくるのが夜の十一時ぐらいです。その方を私も学校で待ってまして、一緒にちょっと、勇気づけで飯食い行ったんですけれども。そういった方やら、用松議員がちょっと触れましたけれども、北部中学校の人権集会の取り組みで、私の子供がちょうど生徒会の仕事をしてまして、彼女が帰ってくるのが十時、十一時と。そこまで先生がいるというのが実態なんです。  ですから、これをどこで切るかというのは本当に難しいんですけれども、最終的にはですね、私は、一人一人の先生方の意識改革をどのように進めていくのか。つまり、制度としての労働安全衛生委員会でなくて、先生方一人一人への聞き取り調査なり、その思いのことをですね。なかなか、頑張らないということを宣言するのは難しいんですよね。ついつい頑張ってしまうので、頑張らない先生になろうよみたいなことで、その意識改革について、もし学校教育課長、考えがあれば、お聞きしたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  働く人たち、働く教職員の意識改革ということでありますけれども、宇佐市も、市教育委員会がそれぞれの学校長、それから教職員代表、管理医等を集めて、年に二回、宇佐市立学校総括安全衛生委員会というのを開き、今の教職員の働き方、働く方向はこれでよいのか、次にどうあるべきなのかということを、いろんな方面からいろんな声を聞かせていただいております。  その中に、やはり、今、議員がおっしゃったように、教職員自身がやはりどこまでやるのか。ここまできちっとやる、手を抜くというわけではないんですけれども、やるべきことはやり、やはり毎年時代はどんどん変わっておりますので、新たにするべきことが増えてきます。ということは一方で、言葉は少し変ですけれども、やめていく、やめなければならないことも当然あるわけです。  しかし、先ほども申し上げましたが、なかなか教職員は、これもしなくては、これもしなくてはと増える一方で、なかなかやめることができない。やはりこれは、学校が組織的に、学校長を中心としながら、スクラップアンドビルドを図りながら、きちっと、今、子供たちを中心に置いてするべきことは何か、直近の課題は何かを見据えていくためにも、今申し上げました、市の方向性として、市の総括安全衛生委員会で多くの意見を出しながら、各学校へと伝えていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)河野康臣君。 ◯七番(河野康臣君)総括安全衛生委員会の中でですね、やっぱり先生方の声をですね、率直な声、できるとか、もう早く帰りますとか、そういう声じゃなくて、なかなか休めないんですよという声をぜひとも拾い上げてですね、そのことを学校の中で議論をしていただきたいなというふうに思います。  現職死亡の方は出ておらないということで、非常に安心をしておりますが、国東市の話ですけれども、一昨年、四十七歳の方がですね、教室で倒れて亡くなったという事例もございますし、最近で言えば、電通の社員の方が自死をするという報道もされております。最後に、お母さんにメールが来まして、仕事も人生もとてもつらいと。今までありがとう。二〇一五年十二月二十五日、クリスマスの朝、メールを出したそうです。で、お母さんのほうからは、死んだらだめよというふうに電話をして、余り大きな声ではなかったんですが、うんうんとうなずいて、その数時間後に亡くなられたということであります。お母さんのほうもですね、残念なのは、それだけのSOSを発信していたのに誰も気づかずに見過ごされてしまったことだと。もし誰かが気づいていたら、心療内科などへの受診を勧めて、何らかの対応をとることができたのかもしれないというふうに、娘さんの自死に対して記者会見をされております。  こういうことが起こらないように、本当に私たちが、まず自助だと思うんですね、自助、共助、公助とありますが、自らの命は自ら守るということ。それから、共助で、ともに支え合いながら、お互いに命を守っていく。そしてあとは、教育委員会等ですね、使用者側、当局の側もきちんと責任をとっていくということだと思いますので、そのことを提案をしまして、次の項目に移りたいと思います。  次の項目は、色弱児童生徒の、その対応についてということであります。答弁書のほうにもありますように、進学、就職についてですね、かなり緩和された部分は最近あると思いますけれども、ちょっと私ごとで大変恐縮なんですが、私も先天性の視覚異常でございました。私が異変に気づいたのは、小学校一年生か二年生のころの図画の授業でありました。地面を私が緑色──緑色って本当の色はわかりませんけれども、緑色なるもので塗って、松の幹を茶色なる色で塗ったんですね。そしたら先生から、それおかしいよと言われまして、えっ、そういうふうに見えるんだけどなと思ったんですが、そのままで終わっておりました。  その後ですね、やっぱり実際、学校に進学するとなると、かなり進路が狭められまして、中津市にある実業系の高校に進学しようというふうに思ったんですが、その当時ですね、昭和四十二年ぐらいですか、願書をですね、受理されませんでした。それで、自分で自転車に乗って、昔、内申書はなかったんで、先生に願書書いてもらって、地元の普通科高校に持っていたんですけれども。  そういうことで、かなり進路が狭められましたし、芸術関係であるとか、医療関係、薬剤関係、それから、理工学部、技術者等々ですね、教育のほうもそうだったんですが、最初からはねつけられるんですね。しようがないので、しようがないというか、進学はしたんですけれども。高等学校の教員の免許も取りまして、高等学校の教員の採用試験も受けましたんですが、一次、二次は通ったんですけども、健康診断で結局はねられてしまったという。  もうどうしようもないんですね、このことはどうしようもないことなんけれども、そういう経験を持っておりますので、やっぱりそういう子供たちが学校にいるときですね、現状をきちっと正確に伝えてやることが本当に大事ではないかなと。  色覚検査といいましてもですね、当時でも一から百ぐらいまで種類がありましてですね、事細かい検査をしておりました。ですので、色弱の子供たちがいたときにですね、教委として、学校への指導としてですね、現実の実態を学ばせるというか、その子だけじゃなくてですね、これはプライバシーとかいう問題でないと思います。社会的な問題だと思いますので、その辺は学校教育課長のほうで何か答弁があれば、よろしくお願いします。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  学校の中における先天性の色覚異常ということでありますけれども、統計によりますと、先天性色覚異常は男性の約五%、女性の〇・二%にいるというふうに言われているということです。といいますと、学校の中の、通常四十人学級で考えますと、四十人の中に一人はそういう色覚に特性を持った方がいるということになると思います。  私も議員のおっしゃるように、このことについては、過去の経緯も踏まえて、市教育委員会としてもっともっと学習・啓発をしていくべきだと考えます。そのためには、まず、教職員自身が、正しい色覚の特性についての知識を持つことであろうというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)河野康臣君。 ◯七番(河野康臣君)それと同時に、配慮をですね。例えば、黒板の色を青は使わないとかですね、色をつけるときは黄色で書くとか。赤と青がすごく見にくいんですね。特に、赤緑色弱なもんですから、紅葉という、もみじの赤の色が見えません。山の中に溶け込んでしまっているんですね。それから、曼珠沙華の色が見えない。緑の中に溶け込んでますので。黄色と青の配色であれば非常にばっちり入ってくるんですが。そういう授業での配慮等々ですね。  先ほど後藤議員言いましたけども、言いたいことを言うというとことだと思うんですね。何というんですね、言いたいことを言うことが大事じゃなくて、言いたいことを言える人間関係づくりをしていく。自分の弱さも含めてですね、言えるような。つまり、自分の欠点だと思うんですよね。自分が色弱であることが非常に負い目に思ってて、自分の中でいつもひっかかってると、それが人格形成に影響していくみたいな感じがありましたので、そういうことじゃなくて、自分の本当のところを出していけるような学校の子供たちの関係づくりをぜひともお願いしたいなということをお願い申し上げまして、次の項目に移ります。  フッ素化合物の件でございます。フッ素化合物につきましては、この間、何回か一般質問させていただきましたし、私のほうで確認してきましたし、執行部のほうからも答弁いただいたのは、学校での一斉の指導といいますか、それと医療的な行為についてはいかがなものかということの答弁もいただきましたし、私もそう思っております。  フッ素につきましては、かなり毒性の強い化学物質だというふうに一般的には言われてますし、フッ素を塗布したところでですね、ほとんど効果がないというような報告もございます。  そこでですね、本市以外でフッ素化合物の口内洗浄をほとんどの学校でしているというふうに、そういう情報を聞いたんですけれども、それは事実でしょうか。わかる範囲で結構です。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  現在、県下の約三分の二の市町村で学校現場におけるフッ化物洗口が行われております。それ以外の市町村におきましては、今年度、または来年度中に何らかの動きがあるというふうに捉えております。  以上です。
    ◯議長(中島孝行君)河野康臣君。 ◯七番(河野康臣君)フッ化物洗口の導入にかかわって、よく言われる議論として、虫歯の本数が多いということを言われます。これもわかればの範囲でいいんですけれども、例えばですね、大分が低いほうにあるというんですけれども、全国の平均値が大体、虫歯の数が何本かなということを。大体でいいです。それから、一番いい、虫歯が少ないと言われる県の本数ですね。わかればで結構なんですが。もしわからなければ、後でまた資料等をいただきたいんですけれども。  私が、はっきりした数値ではないんですが、グラフ上に見たら、ほとんど〇・〇何本の世界なんですよね、上と下のあれが。ですから、その辺が市教委としてどのような認識があるかということが。もしわかればでいいです。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  国の調査では、十二歳児の、いわゆる中学一年生の四月における、その人が持っている虫歯の本数という調査を行います。誤解があったらいけないんですけど、国が調査している虫歯の調査というのは、過去に治療があっても、治療をしても一本と。一回虫歯になれば一本と数えますので、現在、虫歯が〇本の人でも三本治療していれば三本というふうに捉えていきます。ですから、一回虫歯ができたらその数は減ることはありません。  話を戻しまして、十二歳児の一人当たり平均の虫歯の本数、全国の平均は〇・八九本であります。大分県は一・五八本。平成二十七年度、昨年度のものですけど、全国ワースト二位です。  ちなみに、先ほど言われました一番いい県は新潟県でありますけれども、平均が〇・八九に対して新潟県は約〇・四本というふうな結果が出ております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)河野康臣君。 ◯七番(河野康臣君)ということはですね、平均が〇・八九本と。つまり、一本以下であるということと、大分県は一・五八本ですから二本にはいっていないと。それから、新潟が〇・四本ですから、一本の半分ぐらい。差し引きますと、新潟と大分の差が一本ぐらい虫歯があるかないか。  と同時に、治療してる歯についても虫歯とカウントすると。それとあと、もう一個あったのが、C〇からC四ちゅうんですかね、ちょっと危ない、虫歯にはなってないんですが、治療を要するよりも、ちょっと観察が必要だみたいな、虫歯でない歯も一本に数える歯科医さんもいるというようなこともお聞きしましたので、現実そういうものであるということですので、やっぱり、フッ素の持つ危険性ですね、そういったところはきちんと保護者に、危険性というか、いいところばかりでなくて、そういう保護者に対する説明については市のほうはどのような見解をお持ちでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  今回、宇佐市教委が導入に際して協議の必要性を、今、個別に協議させていただいているところなんですけれども、議員がおっしゃる危険性というところの前に、県の教育委員会は安全宣言をしております。その安全宣言でどういう言葉が使われてるかというと、五つあります。  一つは、フッ化物はどこでもある普通の物質です。  二点目は、五十年以上、国際的な保健機関により証明されています。  三点目に、国内においても過去四十年以上、学校管理下でフッ化物の安全性は確保されています。フッ化物洗口液を飲み込んでも心配ありません。これまで誤飲による急性中毒が起こったという報告はありません。というような安全宣言をしています。  しかしながら、議員がおっしゃるように、一部の専門家の方は問題点を指摘しておりますし、保護者の中にも、やはり安全性に疑問を持っている方はいらっしゃるという認識は市教委としてもしています。  市が今後、協議をしていき、導入する際には、説明会等を当然開いて、じっくり説明する機会、周知の機会を得るとともに、大原則として個々の同意のもとというところで進めていきたいと考えています。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)河野康臣君。 ◯七番(河野康臣君)大変よくわかりました。  例えば、急性中毒は起こさないにしてもですね、慢性的な体内への取り込み、そのことによって遺伝子等のですね、破壊というか、ということも大いに考えられますし、そういった危険性を含んでるということを、やっぱり保護者の方にですね、きちっと説明しながら、子どもの権利条約にありますように、子供の責任者はですね、子供に対して全責任を負っているのは保護者であるということでありますので、保護者の同意のもとにですね、進めていっていただきたいということをお願い申し上げ、次の項目に移ります。  次は、ごみ収集車のボディ部分のペイントでございます。市長のほうから丁寧な御説明がございまして、ちょっと時間的にですね、少し残念ではあったんですけれども。  杵築市のパッカー車を見ますと、後ろが描かれてあったり、非常にカラフルでですね、市民が親しみやすいというか、そういう感じを受けました。ぜひとも、これはもちろん、委託業者のお考えもありましょうし、市だけで独断でやるわけにはいかないと思うんですけれども、江口課長のほうで、それに替わるですね、当面かわる何かペインティング等々、あるいはマーキングの妙案がございましたら、お考えをお聞かせください。 ◯議長(中島孝行君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)生活環境課長の江口でございます。河野議員の再質問にお答えをいたします。  杵築市のパッカー車にペインティングを施されているというふうにお聞きしましたので、杵築市に問い合わせをいたしましたところ、収集業者が自主的に杵築城の写真をラッピングしているとのことでございます。  現在、宇佐市が委託をしているパッカー車十二台が、一年間に合計約三十万キロ走行をしておりますので、名物や観光名所、ペインティング、または、ラッピングすることにより、先ほども答弁いたしましたように、ごみに対する意識やマナーの向上、それから宇佐市の観光宣伝にも役立つと考えられますので、写真のラッピングであれば可能ではないかと思われますので、詳しく調査をいたしまして、受託業者の協力も得られるよう協議を行いたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)河野康臣君。 ◯七番(河野康臣君)心強い御答弁ありがとうございました。うさからくんとかをですね、それから、からあげ合衆国の大統領も現存しておられますので、ラッピングの──これはさまざまな肖像権の問題等もありましょうけれども、ぜひとも御活用いただいですね、広く市民、県民んお皆さんに宇佐市をアピールしていただければ幸いかなと思います。  最後の項目になります。JR電車の遅延周知対策でございます。  いつか、西大分駅でですね、人身事故がありまして、かなり遅れましてですね、ある方からの連絡で、一時間か二時間ぐらい遅れて途方に暮れたというようなお話も聞きましたのでですね、特に通学をしている子供さんからですね、そういう声をお聞きしました。もちろん、宇佐市内の駅でございます。善光寺駅にもですね、駐輪場に八十台ぐらいの自転車が停まっておりますし、長洲、柳、そして天津等々ですね、多くの自転車が停まっている現状でございます。  先ほど御答弁いただきましたように、善光寺駅にはですね、JR九州の配慮によりまして、無人化駅の施設としては最新の設備をですね、作っていただきまして、大変感謝もしているところでありますけれども、ぜひともですね、御答弁の中にもありましたけれども、地元からの声をですね、聞いていただいて、そして何らかの形で、もちろん、中津駅が管理駅になりますので、何らかの形で目で確認できるような形でですね、遅延の情報を提供していただくとありがたいかなと思いますで、その点、もう一度お願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口でございます。河野議員の再質問にお答えをいたします。  一般質問の回答書でですね、列車位置情報案内システムというふうにお答えをしたんですが、具体的にどんなものかというとですね、二十一型のテレビぐらいの大きさのディスプレイに、当駅を中心に上り下りの駅が表示されて、現在どこを上りと下りの電車が通過してるのかという位置情報が画面に表示されて、それが定時に走っているのかとか、遅れた場合は何分遅れとかを表示する機械がですね、無人化に伴って、全国的に今、設置されてるということで、非常に今、わかりやすいことになっております。  今、議員が言われるように、こういった遅延が時々あるんで、こういった部分を働きかけろということでありますので、JR大分のほうにも行く予定もありますし、また、日豊本線高速・複線化大分県期成同盟会という日豊本線沿線の市町村と商工会議所と県とですね、JRの本店に行く機会もありますので、ぜひそういうところから要望してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)河野康臣君。 ◯七番(河野康臣君)じゃあ、よろしくお願いいたします。  以上をもちまして私の一般質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。 ◯議長(中島孝行君)以上で本日の日程は全て終了いたしました。  次の本会議は、十三日午前十時から再開し、議案に対する質疑並びに委員会付託を行います。  それでは、本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり御苦労さまでございました。                     散会 午後三時二十八分 宇佐市議会...